Portfolio 2015-2018

Page 1

TOMOYA HORI WORKS 2015 - 2018


CONTENTS 01 本棚の広場 02 03

00

page.01

- 大阪 靱公園における都市公園の一部として振舞う地域図書館 -

- 空間を重ね、アートを奏でる美術館 -

丘のこども園

page. 03-12

page. 13-18

page. 19-24

04 地形に佇むアトリエ

page. 25-30

05 散らばる場

page. 31-37

Contents / Plofile


PLOFILE 1996 . 09 滋賀県大津市瀬田 生まれ 2012 . 04 滋賀県立東大津高校普通科 入学 2015 . 03 滋賀県立東大津高校普通科 卒業 2015 . 04 関西大学環境都市工学部建築学科 入学 2018 . 04 建築環境デザイン研究室 江川直樹ゼミ 配属

Mail : tomoya0912fb@gmail.com TEL : 090-6972-7147

page.02


本棚の広場 - 大阪 靱公園における都市公園の一部として振舞う地域図書館 -

PROJECT / 学部 2 年 春学期後期課題 SITE / 大阪府大阪市西区靱本町 PROGRAM / 地域図書館

01

page.03

Title


LIBRARY


SITE

憩いの場である公園

公園にあるものが生むアクティビティ

イベントに賑わう

大阪府大阪市西区靱本町 靱公園南東部。 公園内にはバラ園、遊具、運動場、ケヤキ並木など、周辺にはオフィス街、幼稚園、マンション、雑貨屋、 カフェなどがあり老若男女が憩いの場としている。 本計画敷地は靱公園のなかでも中高層建築の影となり、靱公園には様々なイベント、人がいるにも関わらず 公園の中でもひとけのない場所である。

Proposal 現在、電子書籍などの普及により実際に本を手に取ることが少なくなってきているように 感じられるが、そのぶん未知な本に偶然的に出会うことが実際に本を手に取ることの魅力的な 要素であると考える。

雑貨屋

地域図書館 四ツ橋筋

植木市

靱会館

そこで、本を手に取ること、本に出会うことを目的とした地域図書館を提案する。 本棚が空間に密接し、見え方や関わり方が変わり、空間が豊かになることで出会うことの出来る 本も豊かになるのではないか。 本棚は公園のイベントや人のアクティビティなどに順応し、本を並べるだけの機能の枠を超え、 様々なものに出会えるきっかけとなる。

バラ祭屋台

運動公園

フォークダンス

遊具 ケヤキ並木

花見 バラ園コンサート

カフェ ・ レストラン

バラ園

えほん picnic

やがて図書館は公園の一部のように振舞われ、地域図書館から本棚の広場へと姿を変えていく。 ケヤキ並木 バラ園 運動公園 テニスコート 遊具

page.05

Site / Proposal / Axonometic drawing


AXONOMETRIC DRAWING

本棚の延長による    ルーバーのトップライト

本棚から伸びる下屋のような屋根

本棚が構造体になる

樹の下に潜るような 屋外空間

真ん中の広場を取り巻く立体的な回廊のように スラブを配置

門のような本棚 余白をもたせた大空間

外部・半屋外部・内部の本棚が密接する

出店にもなる本棚

page.06


SECTION

様々なレベルで交錯する本棚が出会いをうむ

下屋のような空間で憩う

樹木と視界が向き合う

ヒューマンなスケールで 本棚の在り方が変容する

page.07

Section / Diagram


DIAGRAM

+400 +600

+900

+600

外部・内部で本棚の高さが変わる。

本棚のスケールが別の機能に変わる。

門のような本棚をくぐって広場に入る。

外から来る人。中で本を探す人。大人。子ども。

本棚が憩いの場のきっかけをつくる。

広場に舞台性が生まれ中へ引き込まれる。

様々なスケールが本との多様な出会い方をうむ。

+900 +600

背面のない浮いた本棚が、都市↔本棚の広場↔公園を結ぶ。

本棚のぬけにより広場のような空間に目がいく

人の気配が感じられ、人が手に取っていた本が気になったり、 中の空間が気になったりと広場に引き寄せられる。

本棚による分室のような空間

0

1

5

屋外ブースの本棚では公園の様々なイベントと図書館の関係を

本棚やレベル差が空間に差異をつくる。

作り、公園の中の図書館になる。

本棚が開口になり、ぬけをつくる。

10 (m)

page.08


1F PLAN

屋外書架

くつろぎスペース 児童書・雑誌 古本・新聞・雑誌 ▽+300

新刊・人気書架 ( 多世代 )

屋外書架 閉架書架 開架書架 ▽+600

受付 事務室

展示物・展示書架

WC

N

0

page.09

Plan / Diagram

2

6

12

24 (m)


2F PLAN

3F PLAN

▽+3200

テラス

開架書架 ▽+4300

テラス ▽+3500

分室 ▽+3500

PC ルーム

リビングルーム

▽+4300

▽+2600

開架書架

▽+4700 ▽+5000

0

2

6

12 (m)

▽+4700

0

2

6

DIAGRAM

都市に対しては都市の建物の並びに合わせて大きな広場を配置、 公園に対しては角度を振り様相を変えた小さな広場を配置する。

公園のイベントや子供達の遊び場などに合わせて 図書館としての本棚の枠を超えて本棚と空間が変容する。

大きな広場空間に求心性をもたせることにより 図書館が広場としての機能を担い公園、都市に対して発信する。

page.09

12 (m)


PERSPECTIVE

図書館が広場のように使われる

page.11

Scene perspective

本棚と床のレベルが多様な場をつくる


公園の一部として振舞う

page.12


- 空間を重ね、アートを奏でる美術館 -

PROJECT / 学部 3 年 春学期後期課題 SITE / 大阪府大阪市中央区城見 PROGRAM / 現代美術館

02

page.13

Title


MUSEUM


SITE

FACTOR OF TOWN 大川

( 仮 ) 大阪新美術館

大阪市立東洋陶磁美術館

藤田美術館

寝屋川

寝屋川

大阪ビジネスパーク

国立国際美術館 大阪市立科学館

八軒屋浜船着場

クリスタルタワー

第二寝屋川

天満橋筋

大阪城公園

桃園

IMP

鴫野橋 大阪歴史博物館

第二寝屋川

大阪城

大阪府大阪市中央区城見、大阪ビジネスパークのふもとで寝屋川と 第二寝屋川の合流地点の面する敷地となる。 敷地には一般人によって植えられた桜の木群と石畳の階段が存在し、 桃園・鴫野橋越しの大阪城やアクアライナーが見られる。 また近辺には河川沿いに様々な美術館が実在する。

Proposal

アートの抽出と出力

現代の美術館では、様々な分野や文化のものがアートの媒体として 扱われ、企画展やイベントとして催されている。 一方で、従来の美術館の一般化されていたホワイトキューブなどによる 展示・展示空間は、各々や内部と外部を解離させており、ある種の展示だ けを目的とした美術館の利用者が多いと考える。 関わることのなかったアートが、アート・日常生活・他分野・空間などを 重ねていくことにより、新たなアートが生まれ、感性が拡大していくこと を期待したコンテンポラリーアートミュージアムを提案する。

PROCESS

大阪には様々な路が張り巡らされている。都市の中をかい潜るような高速道路。 その下に通る歩道や車道。電車や地下鉄の線路、地下道やその入り口。水路も交わる。 それぞれの路では見える風景も違えば、お互いのミチの見え方も違う。 平面的にも立体的にも交差し、大阪という都市をつくり、大阪の街並みをつくる。 様々なみちが絡み、みちが大阪の景観を形成しているではないだろうか。

コンテンポラリーアートを考えるにあたって、アートに起因するものや

season temperature light place

time

wind weather atomosphere

sculpture media picture movie installation memories

enviroment

permanent collection

art hearing

sound smell life style touch taste

exhibitions

sense

artist-in-residence future

past history

local

urban

tradition

performance workshop

street

アートの触れ方を抽出する。 アートは周囲の環境やバックグランド、感性から構成されているのでは ないかと考える。現代の美術館ではあまり影響を与えなかった天気や季 節、アートの根源ともいえる感性的な音や臭い、色などを存在している アートに重ねることにより、見え方や感じ方も全く別物となり、新たな コンテンポラリーアートとする。 常設展示、企画展示、参加型展示の空間と環境、舞台やインスタレーシ ョンなど様々なものが重なり、アートを奏で空間をより豊かなにする。

- 敷地から空間を形成していく -

現状の敷地 計画敷地の先端には気持ちの良い場所があるにも関わらず、 動線の背後にありあまり見られることがない

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現在、人の流れが大きい場所と 憩いの場としてのポテンシャルを持つ 実在する石畳の階段の場所を結ぶ

様々な方向、人物のアプローチを元に みちのような空間をつくる ( 観光客・ビジネスマン・アクアライアナー・散歩者 etc)

高さ、幅が異なるチューブ状の空間を形成する チューブは絡むような形態になり層の間の空間をつくる

層のように重ねたい空間の面を ガラススキンで形成する

Site / Proposal / Process / Plan / Diagram


PLAN 14 17 12

15

7

7

16

13 3

5

2

11

10

14 5 13

6 7 9

2

4

0

9 8

3 2

N

0

5

15

DIAGRAM

30 (m)

15

1 エントランス 2 チケット売り場・案内所 3 事務所 4 受付 5 常設展示 6 屋外展示 7 企画展示 8 企画展示 ( プロムナード ) 9 屋外展示 ( 芝生 ) 10 屋外展示 ( 庭 ) 11 屋外展示 ( 舞台 ) 12 企画展示 ( 映像室 )

1

4

5

キュレーターやアーティストにより重なりをつくる

イベントや企画展、参加型アートの開催など により変容する

13 ミュージアムショップ・カフェ 14 WC

30 (m) 6

1F Plan

B1F Plan

舞台の使用により連動する

15 バックヤード 16 倉庫 ( 控え室 ) 17 搬入・搬出

- 展示空間の層をつくり重ねる -

常設展示

常設展示

屋外展示 企画展示

常設展示

企画展示

参加型展示 企画展示

企画展示

常設 / 屋外 / 企画 各々空間で展示が完結する。 他の展示を垣間みることができるが相互に関係することはない。

常設展示

常設 / 参加型 / 企画 / ( 常設 ) + 参加型 常設展示と企画展示がそれぞれの空間で催されるが 企画展示の空間を重ねて常設展示を体験できる。

全ての空間を重ねて一つの展示をつくる 常設展示の +α的役割を企画展示の空間が こなす。

全ての空間を重ねて一つの展示をつくる 常設展示の +α的役割を企画展示の空間が こなす。

page.16


SECTION

DIAGRAM - 新しいアートの出力 -

S = 1 : 300

0

0

weather × art

3

18

9

3

18

9

30

30

(m)

(m)

garden × art

sound × art

Section A

METHOD

participation × art

- キューブの形態編成 -

art × art

展示ごとにキューブにおさまり、 各々が解離する

1

連続的になるが各々の展示空間が あいまいになり過ぎてしまう

常設展示と企画展示の共存 / 企画展示が常設展示を重ねる

page.17

くぼみをつけることにより連続した空間に 差異をつける

2

etc

高さ・幅が異なる空間が重なる層は 新たに相互のアートと展示空間の関係を作る

アートとアートが重なり新たなアートが生まれる

3

大空間の展示空間と庭のような屋外展示空間が重なり憩いの空間となる

Section / Diagram / Perspective


SECTION

0

3

9

18

30

(m)

Section B

4

大阪城を背景にアートが生まれる / 目の前のプロムナードからも中が伺える

5

地上内部あるいは外部から徐々に暗くなり暗室展示空間に移り変わる

6

鴫野橋から美術館を眺める / アートがファサードをつくる

page.18


丘のこども園 PROJECT / 学部 3 年 春学期前期課題 SITE / 大阪府吹田市古江台 PROGRAM / こども園

03

page.19

Title


KINDERGARTEN


SITE 千里丘陵 千里ニュータウン開発前は多くの竹林、田、 川に囲まれた丘陵地帯。 現在では開発により土地が掘り返され団地や宅地が見られることが多いが、 丘陵地帯が感じられるような土地も多い。

樫ノ木公園

はぎのき公園

はぎのき公園

池をぐるりと遊歩道が囲む公園。多くの四季折々の自然に囲まれて 野鳥なども見られる。 周辺道路との高低差もあり、小高い丘のような場所もある。

豊中市立第八中学校

古江台稲荷神社 吹田市立古江台小学校

はぎのき公園内の千里ニュータウン開発前から残る。 古くから残るこの公園のシンボルとしては機能していないように思われる。

大阪府古江台はぎのき公園北西部 周辺には小学校、中学校、公園などに囲まれ、千里ニュータウン開発地で あることから団地も多く見られる。

PROCESS

- 敷地の軸を読み、丘を形成する -

Proposal 千里ニュータウンの開発、再開発 ..... とめまぐるしく変わっていく公園周辺の中で、 はぎのき公園とともにあり続けるこども園を目指す。   千里丘陵と高低差のある土地から着想経て、 緑豊かな自然の中の 丘のようなこども園 の提案。 こども時代の走り回った場所の光景は意外と大人になってもどことなく残っているのでは ないだろうか。 丘を駆け上がり公園全体とひっそりと佇む古江台稲荷神社の眺めを心象風景として残す。

口広場 の軸線をひく。

軸線と元の地形をもとに丘をつくる。

公園、丘、こども園、さまざまな

上から池、神社方面を眺める丘とその

動線が絡み合う。

まま公園入り口や遊歩道へ駆け降りる ような丘ができる。

page.21

Site / Proposal / Process / Plan / SCENE

公園・街の動線 丘の動線 こども園の動線


PLAN

SCENE ±0

2F

+500 リビングルーム 4 5歳児コーナー

一時保育室

調理室

2 3歳児コーナー +2500

+2000

+3000

PARTIAL SECTION

事務室

屋根上の園庭

3 4歳児コーナー

+1500 +1000

遊戯室

GL±0

リビングルーム

丘の園庭

+500

0 1歳児コーナー ほふく室

1 2歳児コーナー

土の園庭

ルーフトップから 中が垣間見える

事務室 -500 ハイサイドライトによる採光

-1000

木浴室 調乳室

メインアプローチ

丘を駆け上がる子どもが見えたり 開口が入り口に 子どもだけの空間

0

園児数  : 90 人 ( 各クラス 15 名 ) 教職教員数 : 20 人

3

9

18 (m) N

1F 平面図兼配置図

開演時間 : 8 時 - 19 時      ( 放課後 一部屋上 / 園庭 開放 )

2 3 歳児コーナー

page.22

0

30

90

180 ( ㎜ )


SECTION

page.23

Section / Diagram


DIAGRAM

丘の上で会話

丘をかけあがる

丘の上でくつろぐ

丘が舞台のように

丘が立体的に関係をつくる

0

1

3

page.24

6 (m)


地形に佇むアトリエ PROJECT / 学部 3 年 秋学期前期課題 SITE / 大阪府吹田市千里丘月が丘 PROGRAM / 木造アトリエ ( 学生用製図室 )

04

page.25

Title


ATELIER


SITE

Proposal 敷地の地形を読み、周辺環境に呼応するような木造アトリエを目指す。 1

敷地のコンタラインに対してほぼ平行に配置し造成地を最小限におさえる

2

緑豊かな竹林・樹木に対して少し距離を取り、まちの樹木のように考える

3

路を歩いている人達から見える佇まい方を意識する

敷地における抜けと私的空間・公共空間を考慮した配置、プランを目指す。 1

柱 ( 構造 ) が空間をつくり、コンタラインからの少しのずれが見える景色を変える

2

公共空間と私的空間を配置で分け、テラスや開口を通して繋げる

大阪府吹田市千里丘月が丘 目の前には南北にかけて阪急電鉄の線路が通り、 後ろには竹や樹木が生い茂る傾斜地であり、阪急南千里駅を利用する人の 通行が多い。

METHOD

- 地形と向き合う -

路と傾斜地からの抜け

アトリエ製図室 テラス ラウンジ・交流スペース 線路による抜けた空間

トイレ

・造成地をなるべく少なくした配置 ・線路という VOID による抜け

page.27

・公共空間と私的空間をテラスが縫う

Site / Proposal / Method / Plan


B

PLAN

A

A

N 0

1

5

10

20 (m)

B

2 3 歳児コーナー

page.28

0

30

90

180 ( ㎜ )


ELEVATION

MODELS

周辺環境を考慮した配置計画とボリューム

SECTION

A-A 断面図

0

0

1

5

5

10 (m)

西立面図

10 (m)

坂道から見えるアトリエの佇まい

0

page.29

1

1

5

10 (m)

B-B 断面図

気持ちのいいテラス空間

Elevation / Section / Models


DETAIL SECTION

STRUCTURE MODELS

0

1

3

6 (m)

page.30


散らばる場 PROJECT / 学部 2 年 秋学期前期課題 SITE / 大阪府吹田市関西大学 PROGRAM / 橋 ( 歩行空間 )

05

page.33

Title


BRIDGE


SITE 敷地の構成要素 凛風館屋上

4 学舎教室棟

4 学舎と反対の大階段

大阪府吹田市 関西大学凛風館と 4 学舎教室棟の間

Concept

AXONOMETRIC

関西大学の学生は小さな場所を 見つけ活用する風景がよく見られる。

+6800

凛風館屋上 +6300

+4200

歩いて渡るための橋ではなく、 小さな場が散らばり集まったような橋を 歩行空間として提案する。

+5600

またこの歩行空間は、 あまり使われていないが緑豊かで良好な環境の 凛風館屋上を象徴する 山の連なりのような建築でもある。

+4400

+2800 +1600

凛風館 +800

-1400

13000

4 学者

全体構造 アクソメ

page.34

スキップフロア アクソメ

Site / Concept / Axonometic / Plan / Diagram / Pe


PLAN

SKETCH PERSPECTIVE ⃝ 4 学舎 4 階付近

凛風館屋上

+4800

+5200

歩行空間が 場 として散らばる

+50

+2800

⃝ 歩行空間から凛風館屋上を眺める

+4000

+2200 -800 +1200

4 学舎 凛風館

-3000 -1600

凛風館屋上と空が切り取られる

-1600

⃝ 凛風館 4 階付近 N

0

1

5

10 (m)

DIAGRAM 小さな場の集まりを 飛び石のように配置し、 場と距離を作る

erspective

様々なレベルに スラブを配置し、 不規則に連続する 大屋根が空間を作る

山脈のようなかたちは 新たなシンボルであり、 空を象徴する  2 3 歳児コーナー

page.35

0

180 ( ㎜ ) 30凛風館屋上と空が切り取られる 90


SECTION

page.36

Section / Perspective


MODEL PERSPECTIVE

0

1

5

10 (m)

断面図

page.37


Kanasai University

AUD

Architectural and Urban Enviromental Design Laboratory


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