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2016 年(平成 28 年)4 月 7 日 第 38 巻 第 15 号
April 7, 2016
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Published
The Japanese Weekly Newspaper
N D P
︻ ワ シン ト ン 共 同 ︼核
した。核兵器に転用可能なプ
を盛り込んだ共同声明を発表
は1日、日米間の協力強化策
ントンで開幕し、日米両政府
る高濃縮ウランとプルトニウ
オバマ氏は1日の全体会合 で、日本が500キロを超え
する。
ン燃料を撤去し、米国が回収
の核物質保有国となった。
利用を進めた結果、世界有数
を帯びている。日本は原子力
など、核テロの脅威は現実味
ベルギー同時テロで原発を 狙った攻撃の兆しが疑われる
せ、核物質の保有量最小化に
日本政府は、京大原子炉か らの高濃縮ウラン撤去とあわ
らかにした。
前倒しして完了したことを明
移送するための搬出を大幅に
らプルトニウムなどを米国に
ルズさんとのカナダでの生活も描かれている。初めてのウエストバンクー
ウエストバンクーバーで著書の出版記念会に出席したラ ンメル幸さん(左)と夫のチャールズさん。ランメル夫 バーでの出版記念会に対する関心は高く、会場には事前の予想を上回る 妻はスコーミッシュ在住だが、チャールズさんの生まれ 約 60 人の参加者が駆けつけ、幸さんの言葉に熱心に耳を傾けた。 育ったウエストバンクーバーにもなじみが深い
(取材 船山 祐衣)
詳細はパート2、V-16 ページ
メープルロード スカジットバレー・ チューリップフェスティバル 毎春、約百万人の人々が 訪れるという、スカジット
バレー・チューリップフェスティバル。バンクーバーから南へ直 線距離にして約 100 キロ、シアトルに行く途中にあるスカジット バレーで行われる。エリアはチューリップで有名なオランダの土 壌と似ているそうだ。4 月には数百エーカーにわたって、色鮮や かなチューリップのじゅうたんが広がり圧巻だ。
どこまでも続くチューリップ畑
スカジットバレー・チューリップフェスティバルは4月1日から 30 日まで行われ、ことしで 33 回目を迎える。バンクーバーから スカジットバレーまでは「I―5(州間道5号線) 」で約 130 キロ程度なので、日帰りで楽しめる。 チューリップ畑は、 スカジットバレーのハイウェイ20号線とスカジットリバー、 スウィノミッシュチャンネルに囲まれたエリアにある。 (取材 西川 桂子)詳細はパート2、V-14 〜 15 ページ
結を念頭に早期合意を目指す。
テロ阻 止に
ルトニウムや高濃縮ウランと
交渉は、テロ組織の攻撃か ら核関連施設を守ったり、核
幸(さち)さんと夫のチャールズさんが出席した。同書は8歳の時に広島 で被爆した幸さんが、 さまざまな思いを込めて英語で綴った一冊。チャー
セキュリティーへの大きな貢
向けてオバ
ムの撤去計画を進めていると
向けた取り組みをアピール。
Memoirs of a Survivor」の出版記念会が開催され、著者のランメル
献になる﹂と述べた。
マ米大 統 領
いった核物質防護の具体的な
物質の盗難を防いだりするた
詳細はパート1、10 〜 11 ページ
声明はまた、茨城県の高速 炉臨界実験装置︵FCA︶か
が 主 宰 す
し﹁一国からの核物質撤去と
31
(取材 平野 香利)
バー記念図書館で「Hiroshima:
ことしは早めの開花状況
ノウハウなど、秘密情報を共
るようだった。
る 第 4回 核
3月 30 日、ウエストバンクー
それぞれの着物から物語が立ち現れ
核兵器を持つ国を増やさない
ウエストバンクーバーで 和やかに開催
をさっと脱いで肩にかける男性など、
核不拡散の範を示し、国際社
出版記念会
思い起こさせる親子の出演や、羽織
の提供を米側から受けること
「Hiroshima : Memoirs of a Survivor」 色合いの着物がお目見え。七五三を
しては歴史上、最 大 規 模 だ﹂ め、秘匿性の高い技術や情報
ションショー。訪問着から慶事に装 う黒留袖まで、じつに多様な種類と
と称賛した。安倍晋三首相は
ランメル幸さんの
有するための枠組み交渉を開
第2部は、華やかな着物のファッ
始。また、京都大の研究用原
着付けを行なった。
安全保障サ
けデモンストレーションのコーナーでは、エリーサ・マトソンさんをモデルにホーラン文子さんが
ミットが3月
迎えたホールの花道に、現代風着物を着こなしたモデルたちがさっそうと登場した。後半の着付
日米、枠組み交渉開始
会の懸念を払拭する狙いだ。
この日のメインイベントは着物ファッションショー。ショー第1部前半では約 200 人の来場者を
核テロ防止へ情報共有
ント「着物ショー」が 4 月 3 日、日系文化センター・博物館で行われた。
を想定。日米の政府間協定締
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着付けデモンストレーション、ファッションショー、講習会に物品販売…着物の魅力に迫るイベ
日本の核物質撤去について ﹁核
15
日本 の美を再認識 着物ショー 初の決勝、スイスに敗れる
子炉からすべての高濃縮ウラ
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日、 ワ シ
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Every Thursday
ショーの後半に登場したモデルたちが勢揃い
党大会 マルケア党首続投決定か﹂ ……………2〜4 カナダ ﹁ 日本﹁外国人労働者10 0万人へ 介護、家事分野に拡大﹂ ……6 国 際﹁ 中 国 要 請 で 被 爆 の 惨 禍 削 除 ﹂ ……………………………… 7 新報リポート﹁日加ビジネス関係の再燃 第2回日本カナダ商工会議所協議会シンポジウム 後編﹂……… 〜 メープル﹁こ と し は 早 め の 開 花 状 況 スカジットバレー・チューリップフェスティバル﹂…V 〜
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