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FORGIVING AND FORGETTING
ቜ峁峐ພ 島峵 ロザネ・ペレイラ
一番上の姉シェイラは、若かっ た頃の私に大きな影響を与えまし た。愛と希望を歌う素敵な曲をよ く作っており、ギターの弾き方も 教えてくれました。そして、魂の 傷は肌の傷と同じく、自然に癒え る も の だ と い う こ と を、 手 本 に よって示してくれたのです。 それからしばらく経って、私は 人によって傷の癒える速さが違う ことに気づきました。悲しみにし がみつくあまり、それが恨みに変 わってしまうこともあります。悲 しい記憶に身を任せて心くじか れ、生きる喜びを失うのです。そ れは傷ついた箇所に何かをぶつけ 続けているようなもので、傷が癒 えることなどありません。 私にもそんな経験があります。 数週間もの間、ある人に恨みを抱 いていたのですが、ついに友人が、 もう恨みは捨てて、その人のため に祈り始めるよう助言してくれま した。 「彼のために祈るようにす るなら、憤りはすぐにどこかへ消
私は高く、聖なる所に住み 打ち砕かれた人、低められた人と共にいて 低められた人の霊を生き返らせ 打ち砕かれた人の心を生き返らせる。 ― イザヤ 57:15
えてしまうよ」と。その助言に従 神はそれを善に変え、多くの民の うと、果たしてそのとおりになり 命を救うために、今日のようにし ました。誰を恨んでいたのか、そ てくださったのです。」 の人に何をされたのか、まったく 神ご自身も赦して忘れてくだ 覚えていないのですが、友人から さることを、覚えていましょう。 助言されたことは覚えており、そ ヘブライ（ヘブル）8 章12 節には、 れ以来、何度もその助言に従って 「私は彼らの不正を赦し、もはや きました。 彼らの罪を思い起こすことはな 傷が癒えることについて、姉が い」とあります。この原則は、キ 教えてくれたことは正しかったの リスト教メッセージの核心にある ですが、それには一つだけ条件が ものです。そして、それこそ、私 あります。つまり、私たちは、赦 たちの罪のために死ぬべくイエ して忘れなくてはなりません。い スを送ることによって、神が私た つまでもしがみつくのをやめるの ちのためにしてくださったことで です。どんな悪いことが起こった す。もし私たちがイエスの弟子に としても、神を愛して信頼し、神 なりたいと思うなら、イエスの愛 に従っていくなら、神がそこから と赦しを受け取り、さらに、赦し 益をもたらしてくださいます。 て忘れることを学ばなければい 聖書にあるヨセフの話が、それ けません。それは相手のためだけ をよく表しています。彼は、自分 ではなく、自分のためでもあるの を売り飛ばして 13 年間奴隷の身 です。 にした兄弟たちを赦しました。創 世記 50 章 20 節で、ヨセフは兄弟 たちにこう語っています。 「あな （聖書の言葉は、聖書協会共同訳から引用 たがたは私に悪を企てましたが、 されています。）
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Translated from English Activated Magazine Vol.23-2 p13
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