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サリー・ガルシア
私は、世の中の状況に落胆することがよくありま す。新聞を読み、夕方のニュース番組を見ていると、 時々ただ嫌な気持ちになるのです。なぜ、人はこんな にもぶつかり合うのだろう、どうして、もっと仲良く しようと努められないのか、と考えてしまいます。で も、そうやって人に指をさして非難する時、他の 3 本 の指が自分をさしているという言葉があります。です から私は、こう自問すべきなのでしょう。 「私は今日、 解決の一翼を担うために何をしただろうか。それがた だ、自分の近所でのことだったとしても。 」投げやり になって「何をやっても無駄だ」と考えてしまうのは 敗北主義的であるし、あまり良い人生の送り方ではあ りません。 マーガレットという友人が、彼女のマンションで起 こった出来事について、こう教えてくれました。 「私のマンションでは、居住者向けのチャットグルー プが設けられており、お知らせや売りたいものがある 場合に、また時には不満のはけ口としても、利用され ています。数日前、ある人がチャットで述べた意見に ついて腹を立てた 10 人以上の人が、けんか腰で激し く攻撃的なことを書き込みました。 そのことで私は面食らい、深い悲しみを覚えて、グ ループを退会することも考えました。
でも、そういった反応は間違っていると感じ、普段 はめったにチャットに参加しないけれど、この時は自 分の気持ちを伝えるべきだと思ったのです。 そこで、時々エレベーターで一緒になる程度で、相 手のことを知らないし、誰が誰なのかも分からないけ れど、愛と礼儀を込めて自分の思いを伝えられるよう、 神に祈りました。 私が書いたのは、次のような内容です。 『互いにこ のような接し方をするのは悲しいことだと思います。 街に出れば、暴力的で攻撃的なことがたくさん起こっ ているのですから、せめてここでは互いに親切に接し ませんか。私たちが長い一日を終えて帰宅した時、こ こが優しさに包まれた安らぎの場所であってほしいと 思います。互いに礼儀正しく親切な話し方ができれば、 マンション内に安心安全の雰囲気が生まれるのではな いでしょうか。 』 私の書き込みに対して、意地悪で皮肉なコメントが 殺到することを覚悟していたのですが、何も言わない 人がほとんどで、いくつか「いいね」も付きました。 私はその「いいね」をありがたく思い、何も言わない のは敬意の表れだと受け止めて、この話はこれで終わ りにすることにしました。 私たちの心を修復しようとする神の働きを感じるこ とができます。昨日、私はこのオンライングループで