910:神の光の反射

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THIS LITTLE LIGHT OF MINE ઋ 峘୾峘 ખೝ

デービッド・ボリック

先日、妻と二人で自宅のテラスから夕日を眺めてい 勝手気ままに振る舞い、霊的にダラダラしても構わな ると、やがて星が空に現れました。いつものように、 いということではありませんが、本当の自分ではない 最初に出てきたのは宵の明星です。それから一時間ほ ものに見せようとする必要などないと分かると、心が ど経っても、月のない夜空では、それが最も明るい光 自由になります。 であり、その安定した輝きは、瞬きながら光る他の競 そういったことがあってから、よく知っているあの 争相手に大きな差をつけていました。 聖句が新たな意味を成すようになりました。 「わたした もちろん、他の星を宵の明星と比べるのは不公平と ちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見てい 1 言えます。同じように見えても、宵の明星は実際は恒 る。 」 私はいつもこの聖句を、神や霊的現実に対する 星でなく、金星という名の惑星なのですから。惑星は 私たちの認識のことと考えてきましたが、今では、他 月と同様、自ら光を発することはなく、太陽からの光 の人が私の中に映し出される神をどのように見ている を反射するだけです。 かということにも当てはめられると気づいたのです。 そこで、ふと思いました。月や金星は、自分で光を 惑星や月が自らを恒星に変えることはできないように、 出すどころか、表面が反射しやすいわけでも 私はどんなに努力してみても、自分の性質を ないのに、あれほど明るく輝くことが 変えることができません。神がその光 できるのだから、私は自分がどれ を照らすことによって、私を変え 状 てく ほど神の光を反射しやすい状 てくださいます。私の表面は、 光を輝かせよう 態なのか、自分や他人の目 最も輝きやすく、反射率の 光は物体に反射して初めて見ること から見て、どれほど善良 高い状態だとは言えませ ができますが、どんなに小さなホコリでも、 で信心深いのかといっ んが、神の光は十分に 太陽の光を浴びればダイヤモンドのように輝く たことを、さほど気に 明るいので、私を神の ことができます。そこにホコリがなければ光は見 する必要はないのだ 星の一つにすること と。私がしなければ が できるのです。 えないし、光がなければホコリは見えません。両方 ならないのは、神が が必要なのです。私たちは、被造物が放つ反射の中に 2 私を照らす時、 その 創造主の姿を見ます。 だからこそ、 「あなたがたの光 1. 1 コリント 13 :12 光を反射するために を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたの 2. 参照:ローマ 1: 20 そこにいることだけ よいおこないを見て、天にいますあなたがたの父 3. マタイ 5 :16 3 です。だからといって、 をあがめるようにしなさい」とあるのです。

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Translated from English Activated Magazine Vol.23 -11 p7

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