A JOYOUS REUNION
ジョイス・サッティン
私の父は、私が知る誰よりも、死について冗談を言 う人です。今は94歳で、母より30年も長く生きてお り、こんなに長生きするとは夢にも思わなかったと言 いながら、「たぶん、神さまは私のことを忘れている んだろう」とおどけたりします。父に会いに行って一 番嫌なのは、また会えるという保証がないのに、最後 に別れを言わなければならないことです。そんな私と は対照的に、父はとても穏やかで安らかにしています。
私は時々、自分がもっともっと父との時間を過ごした いのだと、しがみついているかのように感じたことが あります。
でも、ある夢を見て、私の考え方は変わりました。
父の居間のソファーで、父との関係について考えてい たら、いつのまにか眠りにつき、私は天国にいたのです。
光あふれる部屋に人々が座っており、すでに天国に召 されていた私の愛する人たちもそこにいて、他の人が
到着する様子を見ています。数分ごとにガラス張りの エレベーターが勢いよく上がってきて、人が降りてく ると、彼らはその人にハグをし、とても嬉しそうに到 着を祝っていました。この世を去った人を出迎えるた
めに、そこで待っていたのです。それを見て、私たち が地上で味わう涙と悲しみのすべては、天国で味わう 喜びによって十分報われるのだと実感しました。
夢の中で一番驚いたのは、愛する人たちがどのよう な待ち方をしていたのかということです。それは、私 が空港やバスターミナルでするように、焦ったり緊張 したりといった待ち方ではありませんでした。すべて は神の完璧な時に起こると知っており、美しく穏やか な待ち方をしていたのです。そして、私は気づきました。
父もその人たちと同じような穏やかな気持ちでいるの だと。
この夢を見て以来、年老いた父と過ごす時間につい て、考え方が変わりました。父と話したり会ったりす るたびに、それは神の恵みであると考えるようになり、 心配するのは止めたのです。父の時は神の御手の内に あるし、父の死は神の時に起こるのであって、向こう の世界では、愛する人たちが父を永遠の家に迎え入れ てくれることを、私は知っています。 1
イエスは、ご自分を信じる者一人ひとりのた めに、場所を用意してくださっています。 2 天 国に行き、先に到着してあなたを待っている 他の信者たちと再会したいと思う方は、次の ように祈って、イエスを救い主として受け入 れてください。
「イエスさま、私のために命を捧げてくださ り、それによって、私が天国で永遠に生きら れるようにしてくださったことを感謝します。 私の心の中にお入りください。そして、私の これまでの過ちを赦し、あなたの聖霊で私を 満たして、永遠の命という贈り物を与えてく ださい。心から感謝します。アーメン。」
1. ジョイスより: この記事を書いて間もなく、父は友人の腕の中 で穏やかに死を迎えました。
2. 参照:ヨハネ14:3