U9008 早稲 田 大学理 工 学 部建 築学科 卒業論文 指 導教授 渡 辺仁 史
国際 花 と緑 の博覧会 観客行動特性 にlXlす る研究 齋藤篤 司
高瀬 大植l
Departmerrt of Architecture,school of Science and Engineering, Wasecla University
1
4‐
t.1.:
花 緑博
平成 二年度卒業論文
国際花 と緑 の博覧会 ‐ 観客行動特性 に関す る研究―
渡辺
G7Dl19
教授
銅畑 棘翻
G7D086
仁史
は じめ に
建築 を計画するにあた り、人間の行動特性 を配慮 することは重要である。 ところが、人間の行動特性 はまだ充分 にわかっておらず、様 々な角度 から 研究が行 なわれている。 特 に、博覧会会場 は、様 々な空間の集約 された一つの現代都市 のようで あ り、行動範囲が限られているため特性 を知 るのに適 した材料 といえる。 今回取 り上げた花博 は、過去 の博覧会 と異な り、エ リア ごとに性質が大 きく違 うので、人間の行動特性 をよ り深 く知 るのに適 していると考 え、分 析す ることに した。
早稲田大学
渡辺仁史研究室
199o年 度卒業論文
目次 [は じめ に]
第 1章
序論
1‐
1
1‐
2
1‐
3
第 2章
集計結果
6
3
考察 行動軌跡 の分析 概要 歩行距離 と滞在時間 回遊 パ ター ン 行動 エ リア と行動範囲
2‐
第 3章 3‐
1
3‐
2
3‐
3
3‐
4
3‐
5
第 4章 4‐
1
4‐
2
4-3
第 6章
3
2
2‐
5‐
2
5
1
5‐
1
ア ンケー ト調査概要
2‐
第 5章
研究 目的 研究背景 研究概要 ア ンケー ト調査
27 31
33
42 46
考察 断面交通量 調査
60
断面交通量調査概要 断面交通量 断面交通量 の偏 り
66 68 83
季節、曜 日に よる行動 の変化 につい て 滞留者数 の変化 91 2 滞在時間の変化 98 1
今後 の展望
100
[参 考文献]
101
[あ
とが き]
102
[付
録]
第 1章 :序
論
研究 目的
大規模博覧会 として、199o年 に行 なわれた「国際花 と緑 の博覧会」 を取 り上げ、会場内で行 なった観客 の行動軌跡、断面交通量、ア ンケー トによ る行動意識調査 の結果 と、会期中の入退場者数 の資料 の整理、分析 を行 な い、今回の博覧会 を考察 し、観客 の行動特性 を探 ることが本研究 の目的で ある。
早稲田大学 渡辺仁史研究室 199o年 度卒薬論文
研究背景
当研究室では、過去大坂 の万国博覧会、筑波の科学万博、そ して昨年 の 横浜博等数 々の博覧会会場 における人間の行動 の研究が行 なわれて きた。 今年 は 日本で四番 目の国際博 である「国際花 と緑 の博覧会」
(以 下「花
博」)が 開催 され大好評を博 した。そ こで、過去の論文 に沿 って花博 を調 査 し、人間の行動 に関するデー タ作 りを目指 した。
早稲 田大学
渡辺仁 史研究室
199o年 度卒業論文 ‐2‐
研究概 要
この研究 は、 199o年 5月 5日 (祝 )に 行 なわれた ア ンケ ー ト調査 ,行 動軌 跡調査 と断面交通量調査 で得 られたデー タと、博覧会協会か ら入手 した入 退場者 の資料 をコンピュー ター によ り集計 ・解析 し、それぞれ別 の角度 か ら会場 内 での人間行動特性 を整理 ・分析 し、 さらに花博 の特徴 に対 す る評 価 を行 なった。
早稲 田大学
渡辺仁史研究室
199o年 度卒業論文 ‐3‐
お “ “ 卜 ヽ● ● い ヽ
︲□ ほЧ口 Ъ は
撻 e ゛c‘
▲︱ い ▲r ●● ,
一
卜 3HC 椰
‐ 4‐
第 2章 :ア ンケー ト調査
ア ンケ ー ト調査概 要
中央、西、北西、北 の四つのダー トで、アンケー ト用紙 を入場時 に配 布 し、退場時に回収 した。
ア ンケ ー ト用紙 はフェイス シー トと行動軌跡記入用 イラス トマ ップか らな り、観客 の属性、会場内 での行動 につい ての設間 と、 自由記述 に よる感想 を求 めた。
アンケー トの設計は「横浜博」のアンケー ト用紙 を基本 とし、用紙 は
A3H教 中折A4で 、必要なデータは中一枚に収 まるようにした。 ア ンケー トは合計30004の 配布 を行 ない、997枚 の有効回答 を得 た。 (回 収率33.2%)
。四つのグー ト及 び入場時間帯 による配分は連 体中の他 日 (4/29)の 入 場者数 を参考 に計画 した。
早稲田大学 渡辺仁史研究室 199o年 度卒業論文 ‐5‐
計結果
5月 5日
に行 なった ア ンケー ト調査 の うち、行動 軌跡調査 と、自由記述 を
除いた全ての設間の結果 を集計 し、主にグラフで表 した。 結果の うち、今回目立 つ ものを過去 の横浜博や筑波博 と比較 し、人 の意 識変化や花博 の問題点な どを明 らかにす る。
早稲 田大学
渡辺仁 史研 究室
199o年 度卒業論文 ‐6‐
■滞 留時間
滞 留 時 間 (h)
0∼
人数
比率
16 21
1
1∼ 2 2∼ 3
49 107 150 123 135 106 93 85
3∼ 4 4∼ 5 5∼ 6 6∼ 7 7∼ 8 8∼ 9 9∼ 10 10∼ 11
1.60% 2.11% 4.91% 10。 73% 15.05% 12.340/a 13.540/0
10.63% 9.33% 8.53% 4.41%
11-12 12∼ 13
13-14 不 明
合計
99つ
│‐
4∼ 5
100.00%
3-6 6∼ 7 7-3 8∼ 9 9∼ 1010∼ ‖ ‖∼:2:2∼ :313∼ 14不 ロ
※平均¨ 6.33hour
‐7‐
■入 場 ゲ ー ト
9。
93% ■ 中央ゲー ト 目 西ゲ ー ト 圏 北西 ゲ ー ト ロ 北ゲー ト
■退 場 ゲ ー ト
8.12% ■ 中央 ゲー ト ロ 西ゲー ト 田
Jヒ
西ゲー ト
□ 北ゲー ト
■入退場 ゲ ー トクロス 圏 北
回
Jヒ
西 日 西
中央ゲー ト 西ゲ ー ト 北西ゲー ト Jヒ
ゲー ト 0 % 5
‐8‐
■ 中央
■回答者性別
■回答者年齢
40.00% 35.00% 30.00% 25.00% 20.00% 15.00% 10.00%
5.00% 0.00% 0∼ 5 6∼ 12 13∼ 18
※平均― 29オ "。
■回答者住所 大阪府 兵庫県 東京都 愛知県 京46F 奈良県 神奈川県 広島県 福岡県 千葉県 静田県 0.∞ %
■大阪府在住 者
19-
24
25∼
(歳 )
30
31-
40
41∼
59
60∼
■ グル ー プ人数
(人 )
4
5∼ 9 10∼ 19 20∼
30.00%
■グルー プ構成
t.otr2.0o.54r
■使用交通機関 地下鉄鶴見爆地線 JR新 大阪駅からシャ トルバス
JR大 阪駅からシャ トルバス JR茨 木駅からシャ トルバ ス 瞑急南茨木駅からシャ トルバ ス 近鉄荒本駅からシャ トルバス 京阪守日市駅からシャ トルバス 大阪国際空港からシャ トルバス 自凛用事 団体バス 路凛バス タクシー バ イタ 自転事 徒歩 0.00■
‐10‐
10.00ら
20.00ら
■ 日程
■ 行程
■宿泊地
■宿泊場所
0.32鴨 3.38“
‐
11
‐
■入場回数
2.12% 4.04%
5。
55%
13.62%
■使用金額
50.00%
40.00%
30.00%
20.00%
10.∞ %
∞
% 4000∼
6000
一 〇
0-2000 2000∼ 4000
。 。 m8
0。
8000∼ 10000∼ 12000∼ 14000∼ 16000∼ 18000∼ 20000∼
10000
12000 (円 )
※平均 -3889.3円
‐ 12‐
14000
16000
18000
20000
■昼 食
■昼食‐ ファース トフー ド
■昼 食‐ 弁当
■ 夕食
■夕食‐ ファース トフー ド
■夕食‐ 弁当
‐13‐
■移動 の しやす さ
■ ■ ■
目的地がす ぐ見 つかる 目的地がす ぐ見 つからな レさ どち らとも言 えない
■移動 のた より 手持 ちの地 図 ・ ガイ ド プ ック 会場 内 の 案 内図 案 内所 映像機 器 による情 報案 内
FM放 送 ciower Station 764) そ の他
0.00%
■場 内の環境音
40.00%
■場内の環境音 の印象
‐ 14‐
60.00%
■情報案内の利用
■
10月1し
た
■ 利用 しなかった
■情報案内を利用 した人 会場案内 イ ベ ン ト・ 見 ど こ ろ 花情報 パ ビ リ オ ンの 待 ち 時 間 など
交通 情報 来場者数 そ の他
0.00%
■情報案内 を利用 しなかった人 知 らなか った
使 う必 要 が なか った
使 う意志 が なか った
そ の他
0.00%
‐15‐
20.00%
40.00%
■ 呼 び 出 し放送 につ い て
■ 特 に不便 はない し静 かで よセヽ ■ 多少不便 だが 静 かで よい 国 不便 だか ら呼 び出 し放送
61.99%
はしたほ うがよい
回 その他
■サー ビス施設の利用
手洗い レス トラン 喫茶 ‐軽食 売店 休憩所 コインロッカー 電話 案内所 。 診療所 応急手当所 忘れ物センター 迷子センター ペ ビーセンター 貸出センター 郵便局 銀行 その他
16‐
■サ ー ビス施設の見 つ けやす さ
■ 見つけにくい ■ 普通
0 0
0 9
0
0
0 6
0
00 5
手洗い レス トラン 喫茶 ‐軽食 赫 休憩所 コインロ ッカー 電話 案内所 診療所 。応急手当所 忘れ物 セ ンター 迷子セ ンター ペ ピーセ ンター 貸出セ ンター 郵便局 銀行 その他
■ 見つけやすい
■サ ー ビス施設の待 ちの状態
■ 待 たなかった ■ 少 し待 つた
■ 待 った
手洗い レス トラン 喫茶 ‐軽食 売店 休憩所 コインロッカー 電話 案内所 診療所 。応急手当所 忘れ物センター 迷子センター ペ ビーセンター 貸出センター 郵便局 銀行 その他 0 0
0 9
0
0
0
17‐
0 6
0 5
0 4
‐
■面 白か ったもの
ひかリファンタジー電力館 咲くやこの花館 1ビ リオン シネラピリンス・ガス′ ふ しぎな森の館・松下饉 政府苑 いちょう館 大きな夢の小 さな街「 ミルクの国」 富士通パビリオン JT館 「ジヨイフルタイムアドベンチャー」 大輪会 水のファンタジアム サントリー館 三菱未来鐘 フローラ ドーム シャロン館「島の王国」 アレフ
EXPO"
三和みとり館 国際展示水の館 日立グループ館
芙容 ミューカル・ シアター いんなあとりっぶ饉
バ ヒ リオ ン名
“
人数
比率
︲ 4 ”
22.99%
贅 ”
11.3“ 10.25%
トピア :空 の筏 のパ ビリオ ン ゴー ル デ ンベ ルバ ビリオ ン グ リー ン ミュー ジアム
3 3 ︲ 3 釦 ∞
9.97% 9.14% 9.14% 8.59% 3.31%
・ 雷神
(ジ
ェッ トコースター)
メイ ンホー ル '90 プー タン
” ”
ネパー ル カナダ
8.31ら 8.03ら
3 2 ν
3.03% 7.7“
オラング
100年 先 の「 の∼んび り村」 l
”
748%
l
3 ︲ l
5 ︲
― ゴ ス ラ ビア
1
ロッコ
1 l ︱ ︲ ︱ ︲
‐18‐
1
361
| ts.zr*
︲
El*!+{
l
住友││
︲
ンド
TM(パ ノラマライナー)
︲ 1
―ス トラ リア
1
ニ ュー カ レ ドニ ア ス リラ ンカ ケニ ア
1
1キ ス タ ン ニ ユー ジー ラ ン ド
1
国際庭国
1
SL義 経 (ド リー ムエ キスプ レス) いのちの海
1
国際展示光 の鮨 マジカル・ ク ロス ダイコタ電機「名 画の庭」
1
︲︲J∃刊︲︲︲引劉︲= 9 9 7 7二 4
9
1
11
1
生命の大樹・ いの ちの塔 花博写真美術館 イこの江戸 東京館 キャンディキャッスル鐘 三井 。東芝館
糊翻期劇
5︲︲4 ︲ 2 ︲ 2 ︲ ︲ ︲ ︲
EXPO" 日立グルー プ館 美容 ミュー カル・ シアター いんなあ と りつぶ鶴
一不動産グループ 花 と緑 。日本画美術館
■印象 に残 ったもの
いちよう館 。 生命の大樹 いのちの搭 ひか リファンタジー勧 館 三菱未来館 日立グルー/At 風神・雷神 (ジ ェッ トコースタ…) マジカル・ クロス ふ しぎな森の館 。松下館
EXPO:90
咲 くやこの花館 ラワーキャビン) シネラピリンス・ガスノ{ピ リオン フローラ ドーム キャンディキャッスル館
ロープウエー
(フ
三和みどり館 政府苑 芙容 ミューカル・シァター サ ントリー館 大きな夢の小 さな街「 ミルクの国」
T館 「ジョイフルタイ冨す雫尖 ラ挙奪Z J
バ ビ リオ ン名
Л
人数
鯛 朝 3 4 ”
3. m % ” 9 8 6 1 ・ ︲
‐ ロープウエー
ラワーキャビン) シネラビリンス・ ガスパ ビリオ ン フロー ラ ドーム (フ
5 ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ 5 2 2 H ﹁ ︲ 0 ︲ 9 9 8 8 8 7 ︲ 7 7 5 ︲ ・ ︲ ︲
キャンディキャッスル館 三和み とり館 鮒 苑 美容 ミューカル・ シアター サン トリー館 大 きな夢の小 さな街「 ミルクの国J 富士通バ ビリオン JT館 「 ジ ョイフル タイムア ドベ ンチャー」 観覧車 ア レフ
ダイコク電機「名日の庭J 胆 国際展示水の館 国際庭口 ブータン 大輪会 水のファンタジアム
EfrF
バ ピ リオ ン名
比 平
比 率
1.49籠
キスプレス)
17.31■
:
1,49■
14.33彙
1.49%
12.34■
lil:::iII:エ
11.04%
│い のちの海
1.19%
9.259
第一不動産グルー プ 花 と緑 。日本画美術館
8.96■
太陽の丘 グー ト 中国 花の谷 シャロン館「島の王国」
7.76啜 7.46籠 5.67鮨
5,37儡
4,78%
国際鰊列館
4.48% 4.48%
住友館 ハー トピア :空 の機のパ ビリオ ン 花の江戸 東京饉 CTM(パ ノラマ ライナー) スリランカ
3.50%
3.50% 3.23%
2."% 2.99ら 2.69ら
2.69% 2.39% 2.39% 2.39ら
1.19% 0.90% 3 3
国際晨示光の鱚 国際晨示大地の角 花機敷 日本庭口 メインホ…ル ヽ
" 100年 先の「の∼んびり 村」 韓国 チベ ッ ト 含II tの べ,
'`iネ
ltr.oos ‐19‐
0.90%
0.90% 0,90%
2
0.“ %
2
0.60%
2
0.“ %
2
0.60% 0.60% 0.60%
2
0.61b%
2
0.60% 0,30%│ 0.309b
L
. │ │
シア 欄
335
人数
17.31■
] ;35(623
185.979
■ 目印になったもの
生命の大泄 。いのちの格 ロープウエー (フ ラワーキャビン) いのちの海 案内板 。所 観覧車 パピリオン ひか リファンタジー電力館 風車 ゲー ト マジカル・ クロス いちよう館 三菱未来館 太陽の丘 咲 くやこの花館 CTM(パ ノラマライナー) メインホール '90
JT館 「ジョイフルタイムア ドベンチャー」 三和みどり館 アレフ 軋府苑
liI舞
iVi9'9営
人数
キ ビ ン ャ )
案内板 ・所 観覧車 バ ビリオ ン ひか リフ ァンタジー 電力舘 風車 ゲー ト マ ジカル・ クロス い ち よう館
8 2 。 。 9 9 4 8 “ 5 4 3 1 ︲
パ ビ リオ ン名
三菱未来錮 太陽の丘 咲 くや この花館 CTM(パ ノラマ ライナー) メイ ンホール '9o
JT館 「 ジ ョィフル タイムア ドベ ンチ ャーJ
0.629
5.88%
0.629 0.62%
38%
5.57% 4.33% 2.79% 2.48儡
2.17% 1.86%
1.86% 1.55% 1.55%
0。
日本庭 国 キャンディキャッスル鋪
0.31儡
フ ロー ラ ドー ム ふ しぎな森の備 。松 下舘 芙容 ミューカル・ シ ァ ター ハー トビア :空 の筏 のパ ビ リオ ン
0.31% 0。
0。
0
E6rF
I J23 I tz.+o*
‐20‐
べ)
31%
0.31% 0.31% 0.31% 0.31% 0.31%
迷子 セ ンター レス トラン (の
31%
0.31%
ウオー ター ライ ド 風神・ 雷神 (ジ ェ ッ トコース ター)
合計
31%
0.31%
祭 りの大通 り
効回答数
629
0.62“
9.29髪
0
政府苑
0.629 0。
13.6291
1
三和 み ど り館 ア レフ
比率
0.93, 0.939
15.48贅
佛協協
︲ ︲ ︲ 9 ♂﹁︲ 7﹁ 6引 ﹁ 引 ﹁ 5= 4 引 ﹁ ︲ 3
14
人数
18.5891
5。
18
バ ピ リオ ン名
比率
45.329 25.399
323(570
176.47%
■パ ビ リオン‐ 以 前入場 したことが あるもの ふ しぎな森の館 。松下釦 国際庭口 日本庭口 政府苑 咲くやこの花館 国際展示光の館 国際展示水の館 マジカル・タロス ひか リファンタジー電力鋼 いちょう館 三菱未米館 花の江戸 東京館 国際展示大地の館 花の谷 大きな夢の小 さな街「ミルクの回」 花機敷
JT館 「ジョイフルタイムアドベンチャー」 大輸会 水のファンタジアム いんなあとりつぶ艶 第一不動産グループ 花 と緑・日本画美all
■パ ビ リオ ン‐ 今 日入場予定だった もの
咲くやこの花館 ひか リファンタジー電力館 いちよう館
JT館 「ジョイフルタイムアドベンチャー」 富士通バビリオン 大輪会 水のファンタジアム 大きな夢の小 さな街「ミルクの回」 三菱未来館 サントリー館 氏府苑 ふ じぎな森の館 。松下館 住友館 日本に日 ロープウエー
(フ
ラワーキャビン) 国際庭口 三和みとり館 マジカル・クロス 花の谷 三井 。東芝館
CTM(パ ノラマライナー
)
‐ 21‐
■ パ ビリオン‐ 今 日入場 したもの
日本に日 国際庭田 ロープウエー
(フ
政府苑 ラワーキャビン) 咲 くやこの花館 花木苑 花桟敷
国際展示水の館 大きな夢の小 さな街「 ミルクの回」 花の谷 マジカル・クロス 花の江戸 東京館 ひか リファンタジー電力鋼 国際展示光の舘 ふ じぎな森の館・松下饉 国際展示大地の館 シャロン館「鳥の王国」 CTM(パ ノラマライナー) ダイコク電機「名画の庭」 アレフ
■ バ ビリオン‐ 今度入場 したいもの
JT館 「ジョイフルタイムアドベンチャー」 咲くやこの花館 ひかリファンタジー電力館 富士通パビリオン 三菱未来鶴 いちよう館 サントリー館 三井 。東芝館 三和みどり鶴 住友館 大輸会 水のファンタジアム 生命の大樹 。いのちの搭 SL義 経 (ド リームエキスプレス) ふ しぎな森の僣 。松下館
100年 先の「の∼んびり村」 いんなあとりつぶ鶴
EXP0 9o 日立グループ館 CTM(パ ノラマライナー )
ぐピリオン シネラビリンス・ガス′ キャンディキャッスル僣
‐22‐
■パ ビリオン
191
115 117
7 0 ︲
167 110 157 103
9 0 ︲
︲ ︲ ︲ 8 7 4 ︲ 3 3調 ︲ ︲ ︲
l
調
淵 Ⅶ
躙
﹁
判
馴 嘲
呵
呵
呵
︲ ︲ ︲ ︲ ︲ 9 7 8 8 4 3 ︲ 5 5 3耐 ︲ ︲ ︲ ︲ ︲
淵
淵
期
躙
Ч
Ч
Ч
嘲
劇
劇
︲ ︲ ︲ ︲ ︲ 7 。 7 7 ︲ 6 。 5 3 4 ︲ 2 1 ︲ ︲
C劉知泌泌箔8 ︲ 29 76 06 8獅6 ︲ 33 93 ︲ 85 32 。63 45 5引︲ 9︲ 3︲ ︲︲ 9i ︲︲ 3 2︲ 4i 。 ︲︲ 3︲ 8 5 8 黎節獅4 。2 7 2﹁﹁判﹁﹃劉州到︲ 3 。 5 2 6 63 2 8 5 9 ︲ 2 0 4 33 23 22 22 29 ︲22 2 2 2 2 2 3 2 2 2 2 3 3 2 122
2i
59
2i
70
72
a 50
3“ 1
53
34
65
61
47
25
42
73
45
53
50 43
31 481
24
24 24
35
33
22
28
19
44
到J ヨ 到 刊 劉 J 到 倒 劉 釧 Л
︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ 3 8 2 6 4 ” 4 8 “ 6 4 5 3 ﹁ 列 ︲7 ︲3 到 ︲ ︲ ︲ 5 ︲ ︲ ︲ ︲倒 司 司 ︲ 7 “ 田 9 8 % “ 5 4 7 5 8 9 5 5 3 7 5 7 3 5 3 7 倒 劇 4 引 劉 劃 到 3 2 5 劃 3 倒 3 到 呵 d
21
テア トル花座 キャンディキャッスル館 フ ロー ラ ドー ム グ リー ンミュー ジァム 100年 先 の「の∼んび り村」 ふ しぎな森の館・松 下館 シネラ ピリンス・ ガス′ヽビリオン
‐23‐
27
9¶ 馴 馴 司 劃 馴 糊 ︲5劃 矧 淵 矧淵司倒矧淵剰︲ 3 4
tz.sz*
|
721
Ef$
│ ダイコク電機「名画の庭」 住友館 大輪会 水のファンタジァム
1
有効回答数
125 124 71
47
28
75
37
74 40
31
回答数 今度入場 した い
今 日入場 した 今 日入場予定 だった 以前入場 した ことが ある パ ビ リオ ン
■今 までに入場 したことの ある博覧会 日本万国博覧会 神戸ポー トアイラン ド博覧会 大阪城博覧会 国際科学技術博覧会 世界デザイン博覧会 横浜博覧会 沖縄国際海洋博覧会 アジア太平洋博覧会 シルクロー ド 宇宙博覧会 海 と島博 岐阜未来博 北海道博覧会 天王寺博 その他 瀬戸内博 シロ トビア 静岡政府博 食博 菓子博
- 24-
757(1650)
比率
0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0. 0 。
甲府博 お もちゃ博 伝統工芸博 合計 (の べ)
︲ ︲︲ % % %% % % % % % 劇 J ﹃ 醐 ﹁ ﹃ 醐 協 ﹁ ﹃ 潮 ﹃ 3 3 3 6 6 3 柳 卿 柳 卿 秘 ﹄ 3 嚇 3 ﹄ ﹄ ] ] 中 ] 柳 ¨ 6 5 5 5 2 2 ︲ ︲ ︲ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 0 0 0 0 0 0
静岡駿府 博 食博 菓子博 歴 史都 市博 彦根古城博 熊本 グ リンピア 夢 工場 あお い博 (岡 崎) 青函博 新潟博 兵庫 。三田の博覧会 サザ ンピア 21
人数
︲︲ 0 5 4 7 7 5 5 4 4 ︲ 4 4 2 ︲2 ︲1 ︲1 = ︱︲ ︱︲ = = 11 J J = J 6 7 5 2 6 4 2 2 ︲ 5 3 ︲ ︲ H Ю
博覧 会名
217.97%
筑波博・横浜博 との比較
花 博 (190)
■ グループ構成
その他 友 人
家族連 れ
その他
筑波博ぐ85)
■ 回答者の住所
横 浜博 (i89) その他
花博 ('90)
横浜博ぐ89)
筑波博('85) 東京都
‐25‐
■ 入場回数二回以上 。 3 5 2 。 2 5 1 Ю 5 0 %
(%)
■ 使用金額 5CXD 4000
卿 脚 。0
3圃
I
a
gtltoatt(R.cn'Bllur
l+#.rfilDfE filstF^
r
。 3
ffrb/J lt'ct;),.
”
ω
。 2
50
5 1
40
Ю
30 20
5
10 0 %
0
(%)
□国 筑波博
躍翻 横浜博
‐26‐
目
花
博
考察
グループ構成 について】 【 二つの博覧会に比べ。家族連れが非常 に多 い。テーマや展示が家族一緒 に行 こうという気持ちにさせるのであろう。 回答者住所】 【 国際博 の割には、大阪の比率が非常 に高い。 これは、他 の二つの博覧会 に比べ近県 からの入場者が少ないことに起因する。 入場回数】 【 始 まって一ヶ月少 々の割 には、二回以上入場 している割合が高い。 これ は、今 までの博覧会 と違 って山のエ リアや野原 のエ リアなどのような、散 策 に適 した所が多 いからであろう。 昼食の弁当の割合】 【 横浜博に比べ、持参弁当の割合が高い。おそらくテーマから、花 々に囲 まれてお弁当を食べ ようという予定できた人が多かったのであろう。また、 家族連れの割合が多 かったの も要因であると思われる。 【 使用金額】 平均 でlooo円 近 く違 う (筑 波博 は10年 前 だか ら、物価 の上昇 を考 えれば かな り低 いこ とがわかる)。 弁当 の割合が高 いこ とが大 きく影響 してい る。 また、関西人 は財布 の紐 が堅 い とい うことか。
目的地のわかりやす さ】 【 横浜博に比べ、「目的地がすぐ見つからない」の割合が高い。花博は、
早稲 田大学 渡辺仁史研 究室
199o年 度卒業論文 ‐27‐
会場が広 いうえに、わか りに くくなっているのは確かである。案内板や、 みち じるべ を増やすなどの工夫ド必要だったのではないか。 【 情報案内】 横浜博から変化がない。利用率 も低 く、もう少 し利用 を促す努力が必要 であろう。
‐28‐
第 3章 :行 動軌跡 の分析
照像 C ︻ いH ︵” ︱ ∞図 ︶
‐29‐
1銀
駐壌
:`:`
ご
鞣‖
711ii揮
411:1lil11111:│:1屁 1:
l砧
摂ぶ き ``臀 ```
t`R`: ``` :::色
OFr
```゛ ``壷
:`:`1(
`
F:1:1:1::ヽ
ゞ`:`:`:Ⅲ l` く 0````````
Юrr ∞rr
専 ::沐
IIヽ 蓬
‐30‐
卜O r
:誕
図 ヘー ト ニ ヽく本ぐ
`````
:`:`1`卜 1.:`:● 1.1`:ご `:`卜 :ぐ
概要
この章では、観客個 々の会場内での行動軌跡 を分析す ることによ り、人 間の行動特性 について考 えてみる。 今回は、人間の属性 (性 別、年令 など)に よってそれぞれの特性が どの ように違うかを花博 の特徴 をもとに様 々な角度 から見 てい く。以下に花博 の特徴 を述べ る。
1.鶴 見地区に設営 され、140haと い う広大な面積 を持 っている。
2.会場 の中心 には湖があ り、回遊式 のプランである。 3。
会場全体 が野原、山、街、そ してマジカル・ ク ロス とい う4つ の エ リアに分けられ、それぞれ異なった性格 を持 っている。
4。
民間パ ビリオンは会場全体 に配置 されるのではな く、 ほとんど が街 のエ リアに集 められている。マジカル・ グロスは大型遊戯施 設のあ る遊園地のようなエ リアである。それに対 し、山、野原 の エ リアは、静かな公園のようなエ リアとなっている。
これらのことを常 に考 えにいれなが ら、「歩行距離 と滞在時間」、「回 遊パ ター ン」 「行動エ リアと行動範囲」 の三つの角度 から人間の行動特性 をまとめてみたい と思 う。
なお、属性 は過去 の論文な どをもとに以下 の
ように分類 した。 1。
男…男性 のみのグループ。年令 は関係無 し。
2.女 …女性のみのグループ。年令 は関係無 し。 3。
若者…24歳 以下 の人 のみのグループ。性別 は関係なし。
早稲田大学
渡辺仁史研 究室
199o年 度卒業論文
-31
-
5。
大人…25歳以上 歳 以下 の人 のみ のグルー プ。性別 は関係 な し。 “ 年輩者 …41歳以上のみ のグルー プ。性別 は関係 な し。
6。
子供連れ…12歳 以下の子供 を含 むグルー プ。ただ し12歳 以下 の
4。
みのグルー プは含 まない。性別 は関係 な し。 グル ー プ分けの性質が違 っているのだが、便宜上 グラフな どはまとめて 表 して い る。
‐32‐
歩行距離 と滞在 時間
属性毎 の歩行距離 と滞在時間のヒス トグラムを作成 し、その分布 と平均 を調べ、 さらに歩行 距離 と滞在時間の相関 を調べ る。 歩行距離 は、会場 ネ ッ トワーク図のノー ド間の距離 をもとにした。
早稲田大学 渡辺仁史研究室 1990年 度卒業綸文
o33・
撃 歩行距離
男
女
若者 0
1
4
4
2
2 2.5km
6 4
7
3
4
3km
5 16
17
G
8
8
5
9
4
8
6
4
3
1
2
4 2
1
0
1.5‐
3.5km 4.5km
6km 6∼ 6。 5km 5.5‐
6.5
合計
2 61
69
‐34‐
4 ´も
5.5km
nフ
5∼
5km
●コ
4.5∼
12
rL
4∼
13
4
4 う∠
3.5'4km
2 5
ρツ
3∼
0
0●
2.5∼
2km
0
rt
0
1 1.5km
子供連 れ
老人
中年 rt
lkm
0 0
0.5‐
Cl
4 4 2
1
2
0
59
52
69
36 53 62 31
32 19
6
12
2
4
0
6
275
14 12 10
人数 (人 )
8
6
4 2
0 0.5
‐
1
1.‐
1.5
1.5
2.…
‐
2
2.5
2.5
‐
3
3.‐
3.5
3.5
4
4.5
‐
4.5
5
5。
‐
5.5
5.5
6.‐
‐ 6
6.5
6.5
(km)
距離
男 グル ー プ
4.‐
‐
サ ンプル数 61
70 (km)
平均 3.
6 4 2 0 8
人数 (人 )
6 4 2 0
0.5
‐
1
1.‐
1.5
1.5
‐
2
2.‐
2.5
2.5
‐
3
3.‐
3.5
‐
3.5
4
4.‐
4.5
4.5
‐
5
‐
5.5
5.5
6.5
6.‐
‐ 6
6.5
‐
(km)
距離
サンプル数 69
女グル ー プ
5。
平均 3.54(km)
70 ω
50 人 数 (人 )40
30 20 10
0 0.5 1.‐
‐
1 1.5
子供連 れ
1.5
‐ 2
2.‐
2.5
2.5
‐ 3
3.‐
3.5
4.‐
3.5
‐ 4
距離
(km)
4.5
サ ンプル数 275 ‐35‐
4.5
‐ 5
5。
‐
5.5
5.5
‐
6
6.‐
6.5
平均 3。
6.5 ‐
38 (km)
18
16 14 12
人 数 (人 )10 8
6
4 2 0 2
2.‐
2.5
2.5
3
3.‐
3.5
3.5
4.‐
‐
4
4.5
5
‐
5.5
6
(km)
距離
サ ンプル数 59
若者
5。 ∼ 5.5
4.5
″
1
1.5
6.
‐
6 6
一 5
0.5
平均 3.70(km)
9 8 7 6 5
人
4
人数
3 2 1 0 ″ 5
0.5 ‐
1
1.5
‐
2
2.‐
2.5
2.5
3.‐
‐
3
3.5
‐
4
3.5
4.5
‐
5
5。
‐
5.5
5.5 ‐
6
6.
6.5
6.5 ・ ・
(km)
距離
サ ンプル数 52
大人
4.5
4.‐
平均 4.12(km)
16 14
12 10 人 数 (人 )8
6
4 2
0 2.‐
2
2.5
2.5
‐ 3
3.
3.5 距離
年輩者
サ ン プ ル数 6 ‐36‐
3.5
‐
4
4.‐
4.5
4.5 ‐ 5
5. 5。 5
5.5 ‐
6
・
‐
5
1.5
6.
1
″ 5
‐
6 6
5
´ 5
0。
(km)
8
平均 3.4
9(km)
滞在時間
男
女
2時 間 2‐ 3時 間
■J
2C
5時 間
15
22
5%時 間
15
16
4‐
00
34時 間
2
0
2 9 14
6
12
7
19
8つ 時 間
8
9
10
10時 間 10 11時 間 H∼ 12時 間 12‐ 13時 間
7
9
6
13
3
21
22
62
8
54 71
10
9
12
9
6 6
9
3
6
5
6
9 5 4 3
5 125
7
1
0
4
102
7Cl
106
430
o 37‐
55 40 3( ﹃‘
97
14 ´も
合計
Cl
4 9 16
Z匈 〓J
6
9∼
5
子供連 れ
7
時間 7″ 8時 間 6η
年輩者
大人
若若
1∼
20 15
人数 (人 )
10 5
0 1‐
2 2 3 3‐ 4 4 5 5 6 6‐ 7 7 3
1 10 n 12‐ 0 11 12 13
9‐
(h)
時間
男 グル ー プ
8 9
サンプル数 9
平均
5。
98時 間
25 20 人 数 (人 )15 10 5
0 1∼
2 2 3 3 4 4‐ 5 5 6 6‐ 7 時間
女 グルー プ
(h)
1
10‐
11
0
サ ンプル数 125
11‐
12
12
13
平均 6.72時 間
。 。 。 0 。 。 8 7 0 5 4 ∞ 2 Ю
人 人数
7‐ 3 8‐ 9 9‐
1‐
2 2‐ 3
3‐
4 4‐ 5 5‐ 6 6‐ 7 7‐ 8 8‐ 9
時 間 (h)
子供連 れ
サ ンプル数 275 ‐38‐
9‐
0
H‐ 12‐ 11 12 13
1 10‐
平均 6。
25時 間
14
12 10 8
人数 (人 )
6
4 2
1‐
2 2‐ 3
3‐
4 4 5 5 6 6 7 時間
若者
サ ンプル数
10
γ h 2
0
8‐
9 9 1 0
10 11
平均
11
12‐
12
13
83時 間
6。
12 10 8 人 数 (人 )6
4 2
0 1‐
2 2‐
3 3 4 4 5 5 6 6‐ 7 7 8 時間
大入
(h)
サ ンプル数 70
8‐
9 9 1
10
0
11
11
12‐
12
13
平均 6.70時 間
25
20 人数 (人 )
15
10 5
0 1‐
2 2‐ 3 3‐ 4 4∼ 5 5‐
6 6 7 7‐ 8 8 9 9‐ 時 間 (h)
年輩者
サ ンプル数 106 ‐39…
0
1
10‐
11
12‐
11
12
13
平均 5。
73時 間
サンプル数70
男 グル ー プ
胸 ロ
♂ 駒
ロ
ロ ﹄ ロ ロロ
ロ ロ
ロ
ロ ロ
ロ ロ ロ ロ ロ ロ
ロ ロ ロ
■
日︶糧田にヽ ︵
ロ ロ
ロ
ロ
ロ
ロ
120180240300360420480540600660720780 滞 在 時 Pll(分 )
サンプル数58
女 グルー プ 8囲 7000 卿 ロ ロ ロ
ロ
ロ
2囲
ロ ロ ロ
ロ
3囲
ロ ロ
4000
日︶縦田t氣 ︵
5囲
14X10
120180240300360420480540600660720780 滞在時間 (分 )
子供連れ
サンプル数 177
8CXX3
側 5CXXD
4000
ロ
日︶縦圏t氣 ︵
ロ ロ ロ ロ
7000
3mI 2囲 1000
120180240300360420480540600660720780 滞在時間 ‐40‐
(分 )
サンプル数43
若者 8CXD
7鰤
4CXXl 3CXXD
︲ 一 ﹁ロロ﹃ ロ
5囲
鴨
日︶糧圏や氣 ︵
馳 ロ 田口 ロロ 口 動 ロ 助 ロ
御
2000 14XXl
120180240300360420480540600660720780 滞在時間 (分 )
サンプル数40
大人 8CXXl 7CXXl ロ
00CD
日︶糧田t熱 ︵
ロ
5000
ロロ
4000 3000
ロ
B
F口 ロ
ロ
ロ
ロ
ロ
ロ
400
。 。 0 5
10CXD
300
ロ
ロ
ロ
ロ ロ
2000
J
ロ ロ ロ ロ 』 ロ ロ Ъロ
600
700
滞在 時 間
年輩者
サンプル数43
8C100 70CXl
aloo
Ъ 助
200D
ロロ
3000
ロン Ъ
4000
ロ
日︶墨圏tヽ ︵
5000
10CXD
120180240300360420480540600660720780 滞在 時 間 (分 )
‐ 41‐
800
回遊 パ ター ン
ア ンケー トの行動軌跡調査 の結果 を、 ノー ド間の移動 に直 し、 さらに、各 ノ ー ドをエ リアに応 じて 1∼ 4の 数字 に 表す ことによって、各観客 のエ リア間 移動 を回遊パ ターンとして表 してみた。
1,大 き く回遊 す るタイ プ どの属性 に も最 も多 い。湖 を中心 にすべ てのエ リアを回る。左 回 りと右回 りがある が、その比率 は 102:43で 左 回 りが多 い。
2,小
さく回遊するタイプ
マジカル・ クロス (大 型遊技施設 の ある区画)に は寄 らず に、湖 を中心 に会場 を一周する。左回 りと右回 りの比率 は、 4
6:23で 左回 りが多 い。
早稲田大学
渡辺仁史研究室
199o年 度卒業論文 ‐42‐
3,山 のエリアには行かないタイプ 山のエ リアには行 かずに、街 のエ リアとマ ジカル・ ク ロスを中心 に回る。 若者,子 供連れ等、パ ビリオ ンや乗 り物 を 目的 としていると思 われるグループに多 い。
4,街 のエリアを中心に回るタイプ 3の 類似型。ただ し山のエ リアにも立ち寄
り、再 び街 のエ リアに引 き返 す。
5,山 のエリアを中心に回るタイプ 3と
4の 反対 のタイプ。 中 にはマ ジカル・
ク ロス や街 のエ リアに立ち寄 る もの もある。 大人 ,年 輩者そ して、子供連 れに多 い。
6,u字 型に回るタイプ 会場へ はい り、街 のエ リアあるいは山のエ リ アに行 き、 い ったん入日付近 まで戻 り、今度 は 反対 のエ リアに行 くタイプ。左 回 りと右回 りの 比率 は、 45:17で 左周 りが 多 い。
‐43‐
回遊 パ ター ン実数
3-3‐ 1) こ
(:き
1-ラ 占 三
ブ 三
右
男
14
4
4
1
3
4 4
女
14
3
9
2
8
6
2
9
8
4
9
4
1
8 12
5
5
4
2
4
3
4
7
6
5
6
37
18
15
7
25
2 10
年輩者 子供連 れ
2‐
右
2‐
3
1-左
1‐
2-左
右
2‐
6-右
7
合計
40
1
46
1
4 5 3 23
15
41 3
39
5
50 156
6
割合 (%)
(表 3-3‐ 2)
rJj
5 6-Z三 n∠
若者 大人
1‐
右
4
3
5
6-ブ
三
6-右
10
10
2.5
7.5
10
5
17.5
2.5
女
35 30。 43
6.52
19.57
4.35
17.39
13.04
4.35
2.17
2.17
若若
21。 95
19.51
76
2.44
21.95
76
2.44
9.76
2.44
大人
20。 5
12.8
12.8
10。 3
10.3
7.7
12.8
7.7
24
8
14
12
10
4
12
11.54
49
16.03
6.41
9.62
6 14.74
lC
23.72
年 1望 者
子供 連 れ
9。
9.62
4。
5。
9。
1
3.85
男 女 若者 大入 年輩者 子供連 れ
0 0
Z圏目
1、
2、
5、
回遊 大 ―左
回遊小―右 山中心
(E]3‐
膠ョ
3‐
1)
□日
Eコ 6、
回遊 大 ―右
1、
3、
囲
山無し
U字 型回遊 ―左
2、
■ 国
6、
回逸小 ―左 4、
U字 型回遊 ―右
回遊 パ ター ンの割合 ‐44‐
街 中心
(%)
3‐
(表
3‐
回遊 パ ター ンに しめ る割合
3)
街 中心 (3.4)
山中心 (5)
若者
31.8
2.4
大人
15。
7.7
年輩者
4 10。 4
合計
57.6
12 22.1
山 中心
街 中心
6 0
■ 若者
(図 3‐
3-2)
(表 3‐
圏日大人
圏
年輩者
回遊 パ ター ンに しめ る割合
3-4)会 場 に入 つてす ぐの行 動
左 (2,街 の エ リア)
右 (4.山 のエ リア)
合計
4C
20
22 26
若者 大人
24
17
41
16
23
年輩者
22
28
39 50
子供 連 れ
66
9C
156
166
206
372
男
18
女
合計
‐45‐
46
(%)
行動 エ リアと行動範囲
ア ンケー トの行動軌跡調査 の結果 をノー ド間の移動 に直 し、 さらに各 ノ ー ドをエ リアに応 じて1∼ 4の 数字 に表す。各 エ リアでの トリップ数が観客 の総 トリツプにしめる割合 から、各属性 が、 どのエ リアで よ り数多 く行動 しているか を「行動 エ リア」 として表 し、各 エ リアの特徴 とい う観点から、 そ してその補足 と して各エ リアのパ ビリオ ンの利用属性 の割合 から、各 エ リア内での行動 の内容 の違 い を見 る。 各属性 ごとの会場内道路 を通過 した割合 を通過率 として表 し、その通過 率 から行動範囲を見た。 以下 に、各エ リアの特徴 を簡単 に説明す る。
1.野 原 のエ リア 会場内 で一番大 きなゲー トである中央ゲー トがある。パ ビリオ ンは、花 の展示 を中心 とした ものが多 く、花桟敷 と花 の谷 とい う 2haも
あ る花壇がある。
2.街 のエ リア 西ゲー トがある。民間パ ビリオ ンが中心で、 ほとんどが ここに 集 まっている。大規模 な花壇や温室などは無 い。 3。
マジカル・ クロス 北西ゲ ー トと北ゲー トがある。パークゾー ン,キ ルメス ゾー ン
と呼ばれる遊園地、ゲームセンターなどがある。また民間パ ビリ オ ンもい くつかある。
早稲田大学
渡辺仁史研究室
199o年 度卒業論文 ‐46‐
4。
山のエ リア ゲー トはない。花木苑、国際庭園などの屋外展示が中心で、 政府苑等 のパ ビリオンもいくつかある。
‐47・
(ラ
各 エ リアで の トリップ数 の 平均
4‐ 1)
野原 の エ リア 街 の エ リア
子供 連 れ(275)
マ ジ カ ル ・ ク ロス
16.7
2 H。 6 10。
11.3 10.9 9.7
山 の エ リア
6.6 6.6
‘罵
男 (61 女 (69 若 者 (59) 大 人 (5 2 i輩 者 (68) η
古 3こ
19.7
20.5
5。
13.2 15。 8
10。
6
10.5
9
7
8。
5
13.3
4
12.2
7.2
8。
7
総 トリ ツプ数 45 43.3 47.2 50.6 40。 3 41.4
男 女 若者 大人 年輩者 子供連 れ
100 ■ 野原のエリア
ロ 街のエリア
(│】 ]3‐
ロ マジカル・クロス
各属性 の行 動 エ リア
4- 1)
-
48-
(",6)
■ 山のエリア
(表 3‐ 4‐
2)
パ ビ リオ ンに しめ る属性 の割合
若者 の割合 の高 いパ ビ リオ ン 住 友館
電力館
大輸 会
(70) (52) 年 輩 者 (64)
0."
若者 大入
13
0。
20
0.13
06
0.08
0.08
0.06
0.02
0.11
0.02
0.02
0.08
0.07
0。
14
0.06
0。
子tt連 れ(252)
0。
酬
大人 の割合 の高 いパ ビリオ ン 政府苑
国際庭 園
(70) 大人 (52) 年輩者 (64) 若者
f‐ り tiEわ し (252)
国際陳列館
0.20
0。
0。
0.31
0.39 “
0。
0.24
ゴ ー ル デ ンベ ル 花博写真美術館
花 の江戸
0."
21
0。
22 0。 23
12
0,03
0。
10
0。
14
12
0。
12
0。
19
0。
0。
0.02
0.06
0。
11
0.08 “
0.04
0.07
0。
10
0。
14
0。
17
年輩者 の割合 の高 いパ ビリオ ン
(70) 大人 (52) 年輩者 (64) 若者
子tlt連 れ(252)
水 の館
咲 くや この花館
0.07
0。
との谷 イ
花桟敷
10
0。
14
日本 庭 園 花木苑 0.13 0.23
0。
10
0.12
0.08
0.08
0。
23
0。
22
0.20
0。
0。
13
0。
13
0。
12
0。
37
17
0.44
0.23
0.10
0.26
0.11
子供連 れの割合 の高 いパ ビリオ ン いち ょう館
(70) (52) 年輩者 (64, 若者 大入
子供連れ(252)
い の ち の塔
0。
0。
"08
0.06 0.12
ミクルの 国
0.04
0.07
0.04
0。
05 0。 08 0。
‐49‐
いん なあ と りつぷ衝
ガスパ ビ リオ ン 0。
0.07
13
0.02 “
0.06
0.06
0.00
0.02
0。
0.08
0。
19
"
花博写真美術館
0。
12
0。
10
電力館
0。
20
0。
16
0。
12
0.08 0.06 0.08
0.“ 0.02
0.04
0.00
0.00
街 の エ リア 花 の谷
咲 くや この花館 22 0。 20 0。
0。
18
0。
16
0。
14
0。
12
0.16 0。 14
0。
10
0。
0。
18
12
0.04
10 0.08 0.06 0.04
0.02
0.02
0.∞
0。
0.08 0。
0。
06
∞
野原 のエ リ ア
(臣
]3‐
4‐
2)
パ ビ リオ ン に よる利用属性 の違 い ‐50‐
国際庭園
フロー ラ ドーム
0.50
40
0。
30
0。
14
0。
12
0。
10
0。
08
0.06
20
0。
0。
0.04 10
0。
0。
0.02
∞
0。
∞
マ ジカル・ クロ ゴー ル デ ンベ ル
0。
12
0。
10
ス
ミクルの国 0.20 0.16
0.08 0。
12
0.06 0.08
0.04
0.04
0.02 0。
∞
0。
∞
山 の エ リア
圏目若 者
(70)
圏田大 人
(図 3‐ 4-2)
(52)
日目年輩者
(64)Eヨ
子供連れ
パ ビ リオ ン に よ る利 用 属 性 の 違 い
‐ 51‐
(252)
︵メ ル φつ 3 め い
冊呵用 C︶Eぶぐ ぶ︲ 寸ハ 図
‐52‐
〇いハ︶ 寸 ︵ ︼ヽ〇¨ 〇一■0一
︵ ︶︻︲
R ‘ ︼︱ ︱ ︱
│IIII
メ ︵ ︶ ︲ 8 ・・・ 〇つ︲ 一〇n 一一一一一一一一 〇い︲ 〇寸 一一一一一一一一 ︹ ¥ヽ〇め ■■■■■■ 〇め︲ 〇い ・︱︱日︱日日 〇゛︲ 〇︻
〇︻︲
︵ ヽ ︱へヽC螢ヽ 欧︶冊呵用展へl やヽ口卜 専寸m図
‐53‐
︵ S︶ ︲ 8 ・・ ・ 〇つ‘ 〇い一 一一一一一一 oい‘寸■■■■■■■ 零 6 め︱ ︱ ︱ 〇めめ い日 ︱︱︱︱日︱ R め ︻︱ ︱ ︱
︵ ト ーヘヽC週ヽ 枢︶絆呵用晨へ l ヽトロト ぶ寸m図
・ 口 ・ ・ ・ ・ 0 ・ 0 0 ・ ︵ ︻︲ ・ ︶
‐54‐
︵ S︶ ︲ 3 ・・ ・ 〇つ︲〇い 一 一一一一一一 〇い︲ 〇寸 ■■■■■■ 〇寸︲ 〇め ■■■■■■ 〇め6 一 日︱︱日日日 ONユυ︻ローーーー日︱ ・ ・oo ・・ ・・ 0・ ・ ︵ ︶[︲ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
ヽ ¨ 一 ● 1 8
・ “ o . ︲
︵ ト ーヘヽC榊撫︶絆呵用晨ヘー ヽトロヽ も︰ 寸 ︷図
一 . .
‐55‐
︵ ド︶ ︲ 3 00︲〇い
︵ ト ーヘヽCくK︶絆呵鯛晨へl ヽトロト ぶ︲ 寸 ハ図
‐56‐
〇い︲〇寸 〇寸,〇“ oめ6 N
︵ ︶ ︻︲
ON︲ 〇 ︻︲IIロローー
lllII
︵ ヽ ︱へヽC榊柵#︶=呵用展ヘー やヽ口卜 “寸m図
︵ S︶ ︲ 8 ・・ ・ 〇つ︲ 〇い一一一一一一一 oいめ寸■■■■■■ 零 め め︱ ︱ ︱ 〇め‘ 0 日︱︱日︱︱︱ ONユ︺︻︱ロロロヨーロ
︵ ︶ ︻︲
‐57‐
︵ S︶ 8 ・・・ , 〇っ︲ 〇い 一 一一一一一一 〇い︲ 〇寸■■■■■■ ? ‘ め︱︱︱︱ 〇“6 一 1日︱︱︱︱︱ 〇一■︺︻
︵ ︶ ︻︲
︵ 黙型き中︶=呵鯛 展へ l やトロト よ寸m図
‐58‐
(表 3‐ 5‐ 亦 行 距 離 (m)
1)
各分析 の平均
パ ビ リオ ン
パ ビ リオ ン(全体
`街 2.8
女
3704 3541
若 者
370Ю
大 人
4119 3487 3381
2.8 2.5
男
年輩者 子供連 れ
2.3
2 2.3
‐59‐
滞在 時 間 t分 , トリ ツ プ数 4.8 359 45 4 403 43.3 4.2 410 47.2 4.7 402 50.6 4 344 40.3 4 375 41.4 )
考察
1。
性 別 に よる行 動 の 特 性 男性 グループ】 【 。回遊 パ ター ンは、大 きな回遊
にU字 型回遊
(パ
ター ン6)が 多 い
(パ
ター ン1)の 比率が非常 に高 く、次
(図 3-3-1)。
・行動範囲は、会場全体 に及 び、全体的 に通過率 が高 い
(図 3‐ 4‐ 4)。
つ
ま り、一人当た りの行動範囲も広 い。 ・滞在時間の割 に歩行距離が長 い
(表 3-5‐ 1)。
女性 グループ】 【 回遊 パ ター ンは、小 さな回遊 (パ ターン2)の 比率 が高 く、街中心 ター ン3,4)も 多 い
(パ
(図 3‐ 3‐ 1)。
・行動範囲は、会場全体 に及 んでいるが、男性 に比べ ると、全体的 に通 過率が低 い
(図 3-4-5)。
つ ま り、一人当た りの行動範囲は狭 い。
・滞在時間の割 に歩行距離が短 い (表 3-5‐ 1)。 二つ の属性 の比較】 【 男性 グループと女性グループを比較 してみると、 どちらも行動範囲の偏 りがな く、行動エ リアにいたっては計 ったかのように似 ていることがわか る。つ ま り、「行動 エ リア」 や、「行動範囲」 は性別 によらない。 しか し、一方で回遊パ ター ンや、歩行距離、会場内道路 の通過率 の違 い などが指摘 で きる。つ ま り、一 グループ当た りの歩行距離が、女性 は男性 に比べ て短 く、あまり歩 き回らない。
早稲 田大学
渡辺仁史研究室
199o年 度卒業論文 ‐60‐
ところが、滞在時間を見 ると、女性 の方が男性 よ りも長 くなっている。 女性 グループのように滞在時間が長 く歩行距離が短 いパ ターンでまず考え られるのは、見学パ ビリオ ンの数が多 い とい うことなのだが、それについ て も逆 に男性 の方 が入 ったパ ビリオ ンの数が多 いこ とがわかる (表 3‐5‐ 1)。 次 に考 えられるのは、歩行速度 や休憩 の回数であ るが、今回の調査 では 調べ られなかった。
2.年 齢 に よる行 動 の特 性 若者 だけのグループ】 【 。回遊 パ ターンは、大 きな回遊
(パ
ター ン1)と 街中心
(パ
ターン3,4)
が多 い。 また、大 きな回遊 も右回 りの割合が高 い (図 313-1)。 さらに、会 場 に入 って真 っ先 に街 のエ リアヘ行 く傾向が強 い。 これは若者 のグループ にだけ見 られた傾向である (表 3‐ 3‐ 4)。 ・行動 エ リアも街 のエ リアが中心 で、山のエ リアは非常 に 少ない
(図 3
‐ 4‐ 1)。 パ ビリオ ンは、街 のエ リアの 非常 に人気 の高 い ものの割合 が高 く なっている。逆に山のエ リアのパ ビリオ ンでは極端 に低 くなっている (表 3-4‐ 2,
D回 3‐4‐ 2)
。
・行動範囲も街 の手 リアが中心 で、特 にパ ビリオ ンが両脇 に 立ち並んで いる「 せせ らぎス トリー ト」 の通過率が非常 に高 く、マ ジカル・ ロスに ク まで及 んでいる。それに対 し、山のエ リアは通過率 も低 いこ とがわかる
‐ 61‐
(E]3-4-6)
。
・以上の ことから、行動 の 目的がパ ビリオ ン
(そ
れも街 のエ リアの人気
の高 い物)や 乗 り物 が 中心 のため、待ち時間や見学時間がかか り、滞在時 間が長い割 に歩行距離が短 いことがわかる (表 3-5-1)。 大人だけのグルー プ】 【 。回遊パ ターンは、ガヽさな回遊 ン6)が 多 い
(パ
ターン2)と U字 型 の回遊
(パ
ター
(図 3-3-1)。
・行動 エ リアは、野原 のエ リアとマジカルク ロスがやや少なく街 のエ リ アが多 いがほぼ平均 している
(図 3‐4‐ 1)。
パ ビ リオンの見学 も多 く、若者
と違 って山のエ リアのパ ビリオ ンで も多 い。ただ し、展示が中心 の比較的 す いているパ ビリオ ンでの割合 が高 い (表 3-4-2,図 3-4-2)。 ・会場内道路の通過率 は全体 に高 く、行動範囲がほぼ会場全体 にわたっ ていること力` わかる。 。以上の ことから、行動目的が会場 を歩 き回 り、かつパ ビリオンに 数多 くはいることで、滞在時間の割 に歩行距離 もパ ビリオン数 も多 く、積極的 に行動 していることがわかる (表 3-5-1)。 年輩者 だけのグル ープ】 【 ・ 回遊パ ターンは/Jヽ さな回遊 い
(E]3‐ 3‐ 1)
(パ
ターン2)と 山中心
(パ
ター ン5)が 多
。
・行動エ リアは野原のエ リアと山のエ リアが多 く、街 のエ リアやマジカ
‐62‐
ル・ ク ロスは非常 に少 ない (図 3-4-1)。 パ ビリオ ン も野原 のエ リア と山の エ リアで の割合 が非常 に高 く、特 に花 の展示 に関す る ものや、花壇 では抜 きんでてい る。一方、街 のエ リアのパ ビ リオ ンではい くつ かを除 いて殆 ど ない と行 つて もよい ぐらいで ある (表 3-4‐ 2,図 3-4-2)。 ・行動範囲 も山 のエ リアが 中心 で、街 のエ リアのマ ジカル・ ロー ドか ら 水辺 の道 にかけての通過率 が高 いが、反対側 のせせ らぎス トリー トの方 は その約半分 であ る。恐 らくマ ジカル・ ロー ド (水 辺 の道)は 山 のエ リアと 野原 のエ リアを結 ぶ ために通過 してい るだけであろ う。 。以上 のことか ら、主 たる行動 エ リアが山のエ リア と 野原 のエ リアに限 られ、見学 す るパ ビ リオ ン も展示中心 なので歩行距離 も滞在時間 も短 い と いえる。 しか し、行動 目的が、花 を鑑賞す ることにあ り、パ ビ リオ ン もそ れを基 準 に選 んで い る。最 も花博 を花博 ととらえてい る といえるであろ う。
子供連れのグループ】 【 ・回遊パ ターンは、街中心 ン6)が 多 い。また、山中心 している
(パ (パ
ター ン3,4)や 、U字 型の回遊
(パ
ター
ターン5)も 年輩者の次 に高い割合 をしめ
(図 3‐ 3-1)が 、少 し違うのは、表や図には表 していないが、街の
エ リアヘ も行 くパ ターンがほとんどであるということである。 ・行動エ リアは街 のエ リアとマジカル・ クロスが多 いことがわかる。逆 に、回遊パ ターンで山中心が多 い割 には山のエ リアでの行動が少 ない 3‐ 4‐
(図
1)。 パ ビリオンは各エ リアに割合 の高いものがい くつかあ り、やは り、
‐63‐
内容が子供 向けの ものが多 い (表 3‐4-2,図 3… 4-2)。 ・行動範囲 は街 のエ リアが 中心 であ るが、他 の属性 に比 べ 、マ ジカル・ クロスの通過率が格段 に高 い。 また、 ロー プウェーの利用 も多 く、 これが トリツプ数 が少ない原 因の一 つ といえ よう (図 3-4-9)。 ・以上 のことか ら、歩行距離 も滞在時間 に比べ短 く、 パ ビ リオ ンや乗 り 物 を利用 している時 間が長 い もの と思 われる (表 3‐5‐ 1)。 行動全体 が若者 の場合 に似 てお り、親 よ り子供が優先 されている。ただ、若者 に比べ 、歩 行距離、 パ ビリオ ン数、滞在時間等 どれをとって も小 さ くな ってい る。
3.花 博 の 特徴 と行 動特 性 今回の花博の特徴 については、 この章の最初 に述べ たが、第一の特徴 は、 山のエ リアや野原 のエ リアといったパ ビリオ ン以外 の花 や緑 と触 れ合 う場 があることであろう。 この山 と野原 のエ リアの利用 とい う点 から若者、大 人、年輩者 の三つの属性 の行動 を考察 してみる。 6つ の回遊パ ターンの うち街 のエ リアを中心 に回るタイプと山のエ リア
を中心 に回 る ものを抜 き出 してみると、図3‐ 3‐ 2の ようになる。 この図は街 中心 の回遊
(パ
ターン3,4)と 山中心 の回遊
(パ
ター ン5)力 ` 各属性 に占
めた割合 を比較 した ものである。 これを見 ると、2つ のパ ター ンが年齢 に よって逆転 していることがわかる。つ ま り、街中心のパ ターンは年齢層 が 上がるに連れて減 り、逆 に山中心 のパ ター ンは増える。
‐64‐
行動エ リアについて も、
(図 3‐ 4‐ 1)を 見 て もわかるとお り、年齢が上が
るに したがって山のエ リアでの割合が増 えている。野原 のエ リアは、年輩 者 の割合が高 いことがわかる。 次 に、各 エ リアの花 の展示 に関するパ ビリオ ンの利用者 の属性 を見 てみ ると、山のエ リアでは年輩者 と大人の利用率 が高 く、若者 は低 い。野原 の エ リアでは、年輩者 の利用度が高 いこ とがわかる。若者 も、花桟敷や花 の 谷 で割合が高 くなっている。 全体的に若者 は山のエ リアや野原 のエ リアを利用 しておらず、ある意味 では花博の意味を理解 していない といえるが、 また別 の意味では、属性 に よつて行動す るエ リアの偏 りが生 じたため、その結果 として会場内の観客 の分布をうまくコン トロールで きたとぃえるのではないだろうか。
‐65‐
第 4章 :断 面交通量調査
断面交通量調査概要 ・ 目視 観測 に よ り各 地点 の断面交通量 の5分 間 の通行人数 をカウン トし て行 なった。 ・調査箇所 は13地 点 で、各地点 ごとに対方向 で1ペ ア とし1時 間 ご とに計 測 した。 ・調査地点 は、図牛1に 示す通 りであ る
早稲田大学 渡辺仁史研究室 199o年 度卒業綸文
‘1 ,
4 κ ●0 ,
卜 いHC 極
4 κ ‘ハセ ︶ 〓 R
‐67‐
長翠細羅嘲用は陣蓋 ︵ H 寺 図︶
お目 ま 卜 ︶ n ● い ヽ
e Fc ニ
ヽ 十 いヽ く t で 、・卜 t i ﹁
高 κ
甲
断面交通量
早稲田大学 渡翠仁史研究童 19oo年 度卒業綸文
‐
63・
︵ 像 いヽく︶嘲鯛尽
1100 1000 900
800 700
600 500 400 300 200 100 0 14:00
16:00
像 いヽく︶嘲鯛尽 ︵
400 300 200 100 0
10100
12:00
14:00
‐69・
18:00
500 400 300 200 100 0
1200
10:00
12:00
14:00
B‐
16:00
1地 点
1100 1∞ 0
900 800 700 600 500 400 300 200 1∞
0
o 70‐
18:00
20:00 .
22:00
300 200 100
0
10:00
12:00
14:00
800 700 000 500
400 300 200
. 1∞
0 16:00
14:00
‐
71‐
18:00
300 200 100 0 10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
20:00
1500 1400 1300 1200 1100 1000 900 800
700 600 500 400 300 200 100 ′
0
_1
:
1
1
1
10:00
12:00
14:00
18:00
‐72‐
22:00
600 500
400 300 200 100 0
16:00
18:00
14:00
16:00
18:00
0 。 。 。 。 0 0 0 。 。 。 。 0 0 0 0 0 0 0 0 8 7 6 珈 4 1 0 9 3 2 1
14:00
0 10:00
12:00
‐73‐
700 600 500
400 300 200 100 0 10:00
12:00
14:00
F‐
16:00
18:00
1地 点
700 600 500
400 300 200 100
0 16:00
F-2地 点
‐74‐
18:00
11∞ 1000
900 800 700 600 500 400 300 200 ∞ 0 10:00
12:00
14:00
16:00
・ 75‐
18:00
考察
A-1地 点】 【 中央ゲー トから山のエ リアに向か う通路 の うちで最 も道幅 の広 い所 であ り、交通量 も多 い地点である。また山のエ リアにはゲー トがな く、中央ゲ ー トに入退場者の7割 が偏 るために、午前中は断面交通量が大 きく偏 って いて中央ゲー トから山のエ リアに向か う a方 向の交通量が多 い。同様 に退 場時 には b方 向の流れが強 くなると考 えられるが、調査結果 には現 われて おらず入場時 にこの地点 を通 り、退場時 には他 の経路 から退場 す るとい う 流れが強 い とい う結果が出 た。 これは、 a方 向の流れは中央ゲー トから山 のエ リアに向か う確 かな方向性があるが、 b方 向 は峠 の辻が、五差路にな っているために方向性 を失 い退場時 に中央ゲー トに向か う流れが少なくな つた現 われであると考 えられる。 B-1地 点】 【 終 日を通 して a方 向の流れが強 い地点である。 これは、 この地点が政府 苑 の入口になっているため a方 向の流れが強 く、逆 に b方 向は峠 の辻から の道幅が狭 くなっているために流れが弱 いからだ と考 えられる。 また b方 向の流れが閉場時 に近づ くにつれて強 くなっていることから、山のエ リア から退場 の経路 になっていると考え られる。 IB‐
2地 点】
先 に述べ たように、B_1地 点 は政府苑 の入口になっているため a方 向の 1地 点 に吸収 されて、 この地点 では a方 向 の流れが弱 くb方 向の 流 れ力ヽ‐
- 76-
流れが強 い。 また13:∞ に b方 向のビークがで きてぃることか らB-1地 点同 様 に山のエ リアからの退場者 の通路 になっているこ とがわかる。 C‐ 2地 点】 【
GMの 街の駅 に近 いために、山のエ リアからc「 Mに よ り街 のエ リアヘ向 か う流れによる b方 向の偏 りが見 られる。αMの 街 の駅 から出 て来 る流れ は、ゲー トまたはマ ジカルクロス、街 のエ リアのパ ビリオ ンに向か うため にこの偏 りがで きている。
D-1地 点】 【 マ ジカルクロス と街 のエ リアを結 ぶ道幅の広 い所 であ り、終 日 a、 b方 向共 に交通量が多 い。18:00以 降も交通量が増え続けるのは、マ ジカルク ロスが 閉場 まで営業 していることと18:∞ 以降 この地点であるマジカル ロ ー ドで ア トラクションを行 な うため人が集 ま り交通量が多 くなると思 われ る。 E‐ 1地 点】 【
マジカルロー ドを通 り山のエ リアヘ向かう一本目の道でありそのため道 幅のわ りに交通量の多い所 である。 a方 向に偏 りが見 られるのは、山すそ の辻からこの地点 に向か う入日がわか りにくいためだと考 えられる。 E-2地 点】 【
マジカルクロスと街のエ リアを結ぶ道幅の広 い地点であ りa、 b方 向共 に交通量が多 い。そのうえ「グリーンミュージァム」、「 loO年 先 の∼
‐77‐
んび り村」 の 2つ のパ ビリオ ンの入口になっている上、三差路 になってい るためパ ビリオ ン待 ちの行列 も多 く人の流 れが悪 い地点である。 F‐ 1地 点】 【
この地点 もc‐ 2地 点同様 にC「 M街 の駅 に近 い所 であることから山のエ リ アから街 のエ リアに抜ける b方 向の流れが強 い と予想 されたが、実際 には この地点 には飲食店が密集 してるために人 の流 れが悪 く大 きな偏 りは見 ら れなからた。 F-2地 点】 【
北ゲー トに近 い地点であるが、北ゲー トからの入場者 はマ ジカルクロス に抜けるパークロー ドに向か うためにこの地点にはあま り流れては来ず、 逆 に山すその辻からの流れが北ゲー トとマジカルクロスに流 れるために b 方向 に偏 っている。 【R地 点】 この断面交通量は ロープウェーの交通量 を計測 したものであ り、 ロープ ウェーの輸送量が決 まっているため a、 b方 向共 にほぼ一定 しているが調 査結果 か ら開場時 と閉場時 に大 きな偏 りがあることがわかる。これはこの ロープウェーが中央ゲー トと山のエ リアを結 んでいるために開場時 に山の エ リアに向か う a方 向が強 く、閉場時 にその逆が起 こるため と考 えられる。
以上が、主な各計測地点 ごとの断面交通量の特徴であり過去の博覧会同
‐78‐
様 に会場 内 の人 の流 れに大 きな影響 を与え る要因 として、グ ー ト、パ ビリ オ ン、飲食店等 の施設 の位置やイベ ン トを催す位置等 が挙 げ られるが、今 回の博覧会 の場合 この ほかの要因 として特色 の大 きく異 なったエ リアの位 置 とい うものが挙 げ られる。山のエ リア には入退場 ゲ ー トが無 く、パ ビリ オ ンや飲 食施設 はマ ジカルク ロス、街 のエ リアに偏 っていることが交通量 に大 きな影響 を与 えた と考 え られる。 次 に、 このこ とをエ リア間の偏 りを調べ さらに考察 してみる。
‐79‐
西北ゲイ ト
西ゲイ ト 野原 エ リア
中央 ゲ イ ト
10:00
11 :00
0‐
1000
1000‐ 2000 2000‐ 3000 3000‐ 4α Ю
12:00
4000‐
断面 交 通量 の偏 り ‐80‐
5圃 休
)
13:00
14:00
15:00
16:00
0‐
1000
1000‐ 2000 2000‐ 3000
300b4000
17:00
4000‐
断面交 通量 の偏 り ‐ 81‐
5000伏 )
18:00
19800
20:00
21 :00
0‐
1000
1000‐ 2000 2000‐ 3000 3000‐ 4000
22:00
40005000体 )
断面交 通量 の偏 り ‐82‐
断面交通量 の偏 り
図 は、会場 内 を以下 の ように 3つ のエ リアに分割 し、調査 した断面交通 量 の a、 b方 向の差 で あ る偏 りを 1時 間 ごとに表 した もので あ る。
1.Areal:マ ジカル ク ロス
2.Area2:街 のエ リア、野原 のエ リア 3。
Area3:山 のエ リア
次 に、それぞれのエ リア間 の偏 りについて考察 してみる。
Areal‐ ハ ゞ ea2:
15:∞ を境 に偏 りが逆転 していることがわかる。 lo:oOか
ら15:00ま では、
Am2か らArealに 向か う偏 りで一定 しているが、15:∞ 以降は逆 にArealか らArea2に 向か う偏 りに一定 している。 これは入退場 の 7割 が 中央ゲー ト に集中するために入場者 のほとん どが、Area2か ら移動 しは じめArealに 移 動するためで、退場者が増えはじめる15:∞ まではArealに 流 れる人が多 く 交通量がその向きに偏 り、退場者がではじめる15:∞ 頃から逆 に退場す る ためにArea2へ もどるか らだと考 えられる。
AEa2‐ Area3:
1)Plに
この流れは、中央ゲ ー トに近 いために最 も偏 りが 大 きい。 す な
わ ち、 中央ゲ ー トの入退者数 に比例 して、15:∞ まではArea2か らArea3に 向 か う偏 りが非常 に大 きく、 15:∞ 以降 はAta3か らたm2に 戻 つて来 る人 の偏
‐ 83
りが大 きく、それが 時間 を追 って増 していることがわかる。
2)p2:Pl地 点 と比 べ て偏 りの向 きが逆転す る時刻 が少 し早 く13:∞ 頃 にある。 これは、 この ポイ ン トが 中央ゲ ー トか ら遠 いため と昼 に山 のエ リ アで弁 当 を食 べ た人が、午後 になってArea2に 集 中 しているパ ビ リオ ンに 向か うためだ と考 え られる。
Area3-Areal:
他 のエ リア間の偏 りに比べ偏 りが少な く、方向 も一定 していない。理由 としては交通量が少ないためとArea3か らはArealを 通 らず に直接Area2に 移 動す る人が多 いためだ と考 えられる。
この ように、今回の博覧会の場合 エ リア間の偏 りが非常 に大 きいこ と がわか り、以上をまとめると15:00を 境 にして会場内の人 の流れは、右図
15:00以 前
の様 に偏 りが池 を中心 に15:∞ 以前は 右 まわ りに15:00以 降 は左 まわ りに変 化 し、池を離 れたマジカルクロスで はその時間 を境 に向きが変 わると考 えられる。 この原因として次 のこと
‐84‐
15:∞ 以 降
が挙 げ られる。 ・ 入場者が、中央ゲー トに集中 している。 ・Au3と Arealを 結 ぶ広 い道がない。 ・パ ビ リオ ンの配置が偏 って ぃる。
‐85o
第 5章 :季 節、曜 日による 行動 の変化 につ いて
Pattem 4
Pattem 3
図 5-2‐ 1: 滞留者数変化 のパ ターン
‐86‐
120000 100000
0
0 6
-
∞
姦榊 即鸞
80∞ 0
5r13 5/14 5715 5716 5717 5/18 5/19
16 17 18 19 20 21 22
図 5‐2-2:曜 日に よる変動
― ― ― ― ―
19 20 21 22
図 5‐2‐ 3:季 節 による変動 ‐87‐
朝 馴 釧 И 田釧
轟撫榊艇
―
100000
21:00/14:∞滞留者数 (%)
‐88‐
︵ ← t 田 ‘冊〓輛榊 翻旋C世 ヽ︱コ ¨寸, 曜崎. Nめ 図
卜︻ つ︻ い︻ 寸︻ 綺 ︼ N“ ︻︻ ︻め oめ ぃ一 ∞d 卜N つい いN ゞα ma NN ︻N O● い︻ ∞︻ Ч O N 〇︼ い ∞ い 0 崎 一 rd浅︲ ﹂
らく, ︻ Om ON ∞べ いN つN りN ゛ ^ ma NN ︻N Od い︻ ∞︻ 卜︻ つ︻ n︼ 寸︻ “︻ N︻ ︻︻ 0︼ Q
目 889RO
RO
889RO
‐89‐
︵ 9 ‡ 匝 ︲冊ミ覇榊翻渋C世ヽ︱コ ¨一o Щ卜. Nめ 図
●﹂︲︻ m Oい 0一 ∞N 卜N つ0 いN ヽN o 一 ︻ N N● ︼ 寸︻ め︻ べ︻ ︻︻ O︻ N ON い“ ∞︻ 卜︻ 0︻ 埼︼ 0 ∞ 卜 つ い 寸 ︹ ︺ N ︼
マN一 目●﹂︲〇“ QN ∞N 卜N 一口N めN NN ︻ いい 一 卜︼ N ON Q“ つ︻ ∞︻ 0︼ Q ∞ 卜 一 い︻ 寸“ め︻ ︺ η 寸 m a ︻ N︻ ︻︻
21:00/14:∞ 滞留者数 (%)
RO
?R883零
RO
R883零
21:00/14:∞ 滞留者数 (%)
‐90‐
︵ 9 ‡ Ш ︲冊〓轟榊田投C営 ヽ︱知 ¨o, Щ o. Nめ 図 ヽ0∽︲ ∞N 卜N つα いN 寸N Oべ Ne ︻N ON い︻ ∞︻ 卜︻ っ ︻ n ︼ 寸︻ 0 め︻ N︻ ︻一 〇︻
“”♯ヽ ・︻ m Oい oN ∞ベ トN っぶい ON 寸a い 一 dN ︻ ∞︻ a ON O﹁ N﹁ 卜︻ つ︻ い︻ ”︻ 一 寸︻ m︻ 〇︼ 0 ∞ 寸 m a い つ い
g3Fg88?Ro
g3Eg88eRo
滞留者数 の変化
滞留者数 と時間 のグラフは、 博覧会 や遊園地等 の過去 の調査 結果 か ら、一般 に右 図の様 に14: ∞前後 に滞留者数 の ビー クがで きた後 、2‐ 3時 間 は急激 に減少 し、そ の後閉場 まで徐 々 に減少 してい く。 14:∞ 前後 が ピーク になるのは、滞留者 の平均滞在時間が5-6時 間であ るためにこの時間 か ら 退場者が増 えは じめるためだ と考 えられる。今回の博覧会 も同 じ様 な形 を とる と予想 されたが 、実際 には季節、曜 日によ り大 きぐ変動 してお り、図 5‐2‐
1の 様 に4つ のパ ターンに分類 で きることがわかった。
1.Patcm l:博 覧会 ,遊 園地等 の滞留者数 の変化 でよ く見 られる形 であ り、 14:∽ 府 近 に ピークをとる。 2.Pat“ m2:Pattm
lと 比較 して、 17:∞ 以 降 の滞留者数 の減少 が少 な
い形。 3.Patじ
m3:昼 の滞留者数 の ビークの他 に、17:∞ 以降 に もう一度 ピ
ー クがで きる形 で、一般 に滞留者数 の変化 が少 ない。 4.Pattem 4:Pattem3の 夜 のビー クが よ り大 きくな った形 で あ り、逆 に
昼 の ビークが少 ない。
早稲 田大学
渡辺仁史研究室
199o年 度卒業論文 ‐ 91‐
この ような 4つ のパ ターンに分類 し滞留者数 の変化 が曜 日、季節 により どのように影響 されるかを考察す る。また、 これ と合 わせて 日ごとに比較 しやす くす るために昼 の滞留者数 のビーク時 の平均時であ る14:∞ の滞留 者数 を1∞ とした夜 のビーク時 の平均 である21:∞ の滞留者数 の比率 を出 し、 会期中 を通 したグラフにし考察す る。
1)曜 日による変化 図5‐ 2‐ 2は 、5月 の祝 日のない一週間の滞留者数変化 のグラフである。 こ のグラフを見 ると5月
13日
から14日 の 日曜 日を含 む平 日が ほぼ一定 の形 を
なしているのに対 して、土曜日である19日 だけ著 しく特異 な形 であること がわかる。平 日は、Patじ mlで あるのに対 して、土曜 日はPattem 3で あ り、 このこ とから一週間で滞留者数 の変化 を見 た場合、土曜 日だけ他曜 日とは 異 なった形が見 られる。 これを図5‐ 2‐ 4、
5、
6の ビーク時 の滞留者数比率 で
見 ると、博覧会の会期中 を通 して一週間 ごとに、土曜日だけ他 に比べ て比 率が高 く同 じことが言えることがわかる。 この原因 としては、次 の二つが 挙げ られる。 まず一つ に考 えられる点 は、土曜日だけ ピーク時 の滞留者数 の比率 が高 くPattern
3、
4で あることか ら、会社員等が、夜間割引券 によ り17:∞ 時以
降入場 したために夜間の滞留者が多 くなったとい うこ とである。同 じこと が、 日曜 日にも考 えられるが実際 の結果 に現 われなっかたのは月曜 日を次 の 日に控えた 日曜日を会社員等 が敬遠 したためだと考 えられる。
‐92‐
もう一つは、逆 に平 日の入場者 に、学生等 の団体 がおおかったためであ ると考 えられる。 この種 の団体 は、行動する時間 を昼間に限定 されかつ土 目を避けるために平 日に偏 り、平 日だけ一定 のPatttm lに なったと考 えら れる。 これ らの二 つ の理 由等 か ら一 日 にお け る滞留 者 数 の変化 は 、曜 日 に よ り 大 き く影響 を受 け、土 曜 日だけ他 の曜 日 とは異 な り滞留 者 が 夜 に偏 る とい う こ とが わ か った。
2)季 節 による変動 会期中である、4月 か ら9月 の季節 による滞留者数 の変化 を調べ る。図5 ‐ 2-3は 、4月 から5月 のそれぞれ月初 めの一 日の滞留者数 グラフであるが、 これを見 ると4月 は Pattem lで あ り、月が進むにつれて徐 々にPatじ mlか らPattem 4に 移行 して いることが見 られる。すなわち、気候が暖か くなる につれて滞留者が夜 に偏 って きていることがわかる。 これを曜 日変動 の時 と同 じように図 5-2‐ 4、
5、
6で 見 てみると確 かに徐 々に比率が高 ま り8月 で
ピークにな り9月 で減少 していることがわかる。4、 滞留者数比率 は60%前 後 であり、 ほぼ Pattem
l、
5月
では、 ピーク時 の
2で あ り、6、
7月
では徐
々 に比率が高 ま りPattem 2か らPattem 3に 移行 し、8月 で比率 が130%前 後 でピークに達 して Pattem 4に 一定 し,9月 には徐 々に比率が低下 し、 Patter n2、
3に 戻 つて きてい る。 このことから、気候すなわち季節 も滞留者数
の変化 に大 きく影響 していると考 えられ、気候 が暖 か くなるにつれて、滞
o 93‐
留者 は夜 に偏 ると考 えられる。
‐94‐
11131517192123252729 日付 (4月
)
滞在 時 間 年 間平均 日曜 日
11 13 15 17 1921 日付 (5月 )
平均 滞在時間 の変動 (4,5月 ‐95‐
)
(h)
9 11131517192123252729 日付 (6月
)
滞在時間 (h) 年間平均 日曜 日
1113151719212325272931 日付 (7月
)
平均滞在 時間 の変動 (6,7月 ・ 96‐
)
9 1113151719212325272931 日付 (8月
)
滞在時間 (h) 年間平均 日曜 日
1311171921 日付 (9月
3252729
)
平均 滞在時 間 の変動 (8,9月 ‐ 97o
)
平均滞在時間の変化
平均滞在時間が曜 日、季節 によ りどの ように影響 を受け るか考察す る。 まず曜 日による変化 で あ るが、 これは、前節 で土 曜 日に、他 の曜 日 と比べ て滞留者 が夜 に偏 るこ とが多 い とい うことから、夜 だけの入場者 が多 く、 そのため平均滞在時間が短 いこ とが予想 される。 実際 に平均滞在時間 のグ ラフを見 てみると、滞留者数比率 のグラフほどはっ きりとは出 ていないが、 確 かに土 曜 日に滞在時 間が長 いこ とはな く、他 の曜 日に比べ て短 いこ とが わかる。 また、6月 と7月 のグラフを見 てみると、月曜 日だけ他 の曜 日に比 べ て平均滞在時間が長 いこ とがわかる。 この原 因 としてはっ きりとした理 由は見 つか らないが、 たぶん訪 れる日にちを決定 してお らず、 かつ博覧会 をゆ っ くり見 て周 わろ う とい う人が、 日にちを決定 す る時 に心理的 に混雑 してい る と思 われる、 日曜 日を避 け、そ の次 の 日で あ る月曜 日を選択す る ことが多 い ためだ と考 え られる。 このよ うに、平均滞在時間のグラフは曜 日に影響 され一週間 を単位 に変 わかる。 化す ることが多 いこ と力` 次 に季節 による変動 であ るが、 まず グラフを通 して見 る と4月 か ら5月 の は じめにか けてと9月 の終 わ りに変動 が大 きく、8月 の終 りに滞在時間が長 くな り、他 はほぼ安定 してい ることがわかる。変動が大 きくなるのは、博 覧会 の開会直後 であ るこ とや、同 じように閉会直前 で あることが大 きく影 響 してい るためだと考 え られる。逆 に、安定 して い る時期 は、それ らの影 響 を受け ないので曜 日な どによる影響 が強 く現 われて くることになる。8
‐98‐
月 の終 リー週間 くらいに滞在時間の長 い期間がで きるのは、夏休みが終 わ りか け る学生が、最後 に博覧会 を汲 まな く見 よう と長 く会場内 に滞在す る ためだ と考 えられる。
以上が、曜日による、滞留者数、平均滞在時間の変動 であるが、結果を まとめると次 のようにになる。 ・ 月曜 日に入場 する観客 は、比較的滞在時間が長 くなる。 ・ 土曜 日は、滞留者が夜 に偏 ることが多 い。 ・季節 が暖か くなるにつれて、観客 は夜遅 くまで滞在するようになる。
‐99‐
第 6章 :今 後 の展望
今後 の展望
今回は、花博 にお いて、色 々な角度 から人間の行動特性 を分析 し、考察 す ることがで きた。 しかし、 これが花博 だけの ものなのか、それとも全 て の博覧会 においてに共通す る特性なのかまでは考察 で きなかった。 細かい ところでは、「老人づれ」 とい う属性 を作 ればよかったとか、 も う少 しパ ビリオンの分類を、 しっか りで きればなど、自分 の不注意 もい く つかあった。 今後 は、各博覧会 ご とではなく、「博覧会」 での行動特性 の体系 だった 整理や博覧会 の規模 と入場者や滞留者数 のモデル作 りなどが可能ではない だろ うか。
早稲 田大学
渡辺仁 史研究室
199o年 度卒業論文 ‐100‐
参考文献 0新 建築学大系
H環 境心理
空間 と人間行動
渡辺 仁史著 ・ 昭和 60年 度版
卒業論文
彰国社刊
TUKUBA EXPO′
85
大野 博之 他著 ・平成元年度版
Yes′ 89 横浜博覧会
卒業論文
木瀬
貫晶
奥村
吾朗
著
・ 国際花 と緑 の博覧会 公式 ガイ ドマ ップ 財団法人
国際花 と緑 の博覧会協会
・ 国際花 と緑 の博覧会 公 式 ガイ ドブック 財団法人
早稲田大学
国際花 と緑 の博覧会協会
199o年 度卒業論文
渡辺仁史研究室
‐
101‐
あ とが き
今回のこの研究 においては、 テーマ決定 の前 に調査 を行 なったので、 ど のような角度 から人間の行動 を探 るかを決 めるのが大変 であった。 しか し、 その調査 の膨大なデー タのおかげで、得 られた結果 はあ る程度正確なもの になったと思 う。 思えば、調査 日の5月 5日 は午後 からは晴れたものの、午前中は大雨 で大 変苦労 した。そういった悪天候 の中、一体 どれだけの ア ンケー トが回収 さ れるか不安 であったが、回収率34.3%と まず まずであ った。 これも調査 を 手伝 って くださった東大 の山田研究室 の方 や、京大生 のアルバ イ トの方 の おかげである。 この場 を借 りておネLを 言 いたい。 最後 に、卒論 の指導 をして くださった渡辺仁史先生、研究室 の諸先輩 の 方 々に感謝 を申 し上げます。そ して、特 に最初 の仕事 であ った「 のは り作 り」 から最後 の校正まで面倒 をみてくだっさた林田、木瀬の両先輩 には重 ねてお礼 を述べて終わ りたい と思 う。
早稲田大 学
渡辺仁 史研究室
199o年 度卒業論文 ‐102‐
付録
・協会の入退場者数資料サ ンプル (7月 7日 分) ・ アンケー ト調査用紙
早稲田大学 渡辺仁史研究室 199o年 度卒業論文
ヽ﹂ヽ. ヽヽ 蝋 日 糞K畷
′ もぺゝ へ ヽ\
ぶ 佃祭 弊善岬 ミ
礎ヽ、N ∝
バ ヽヽ ヽヽ
ミゝ欲しC
\ 。もヽヽ
\ ヽヽ 、失
t、、 句ヽヽ.
鷲ミ
へ∝も、
ヽド ド
ヽ﹃ へは
■ま
洵、わ
らへヽ
2● 0 ベ
ヽ ヽ導 今
、 宍 い の
徽ミ
ヽへ じ
ヽ︹ ︹べ ■ ヽ へ ヽ ももヘ ヘ 一ヽへヽヽ つ ヘ﹄ 収 ﹁ミ “ヽヽい ヽヽ““ヘ ヽ“ヘ ヘ、、 釈っもヽ へo ヽ^ ヽヘ
︻
¨ 卜 ︻
へ 一ヽヘヘゎ
べ何 ∝ヽ
ヽわヽ ヽ
ヽヽヽ釘ヽ
ち3 ミ
︲ 2っへ ︽ ヽ
O O
O O ¨∞ ︻
O O ¨で ︻
︻
も︹ヽ、
O O ¨︻ ︻
菫昔
o ︵ ″は
O ︻ O O “ ヽ
¨ N
ヽヽヽ、
以 sヽヽヽ 一
導 ﹁\
ヽ表
O O ¨ゆ ︻
O O ¨0 [
O O
O O ¨∞ ︻
O O ¨ 0
O O ”O N
O O ¨ ︻ N
O O ¨ N N
か に一 撃
氣 や お 業 o o ¨N N
語 リ ー 響 一
ーーーーーーi41illli14
\ ヾ oへ ∝ 鋼%∝ヽ ヽ
ヽヘヘ ヽ体
い A均
へヽヘ
ヽゝ゛ヘ
もヽ 一ヽへ∝Ъ
榊いく
tゞ へ ヽ ば 、ハ
榊 容颯
ミ″ヽ ハ ハ ヘ 一
榊 寒颯 榊 繁 く
ニー ト
:ヽ 。 ヽ
・
め\ヽぬ物 ×︹へ﹂ ヽヘ
築 製
べ︵ヽゝ 、 ミ OQ Λ ︹
のへ ヽ .ヽ体
は、
ヽヽ ヽ、
ヽ工 ヽちR
Ⅸ 、ヽ へべ
ヽヽ﹄ヽ、 ヽへへヽヽ
つヽヘ “へ、ヘ ヽヽヽ & ミ
ヽヘ
ヽヽヽヽヘ
ヽヽ べヽ” ヽち い︽
“ へ%ヽヽ
0 ︶、﹀
武ミ へ当
ヽベ ト
ヽ 句Sヽ
“ ヽち つはヽへヽ ′
鶴^、入
、 、ヾ 一均 ヽ
ヽ ヽヽヽわ ^ も つヽ、
ヽ劇︶、
。、 ヽヽへ、﹁、 、﹁ わ ヾ ヽ %一 は、、\ ヽよ 、 ︹へヽぃ、 ヽヽへ∝ \ムCく ヽま ミ 味0 は、 、 ヽ 民 撃 ヽミミ ヽ、 \ もヽ﹁∝ η、さ\ ヽ∽ヽ﹁ わo、ヽ 0わo“ ヽ﹁ 駄ヽへS、 ‘ ヽヽ0も、 以 S、 ヽ↓ ヽ \ヽヽヽ へわヽミ 、 ヽ、 q へ、ヽ 、 ヽ ミ ヽきま 匂ヾ ヽ ヽ し、 ヽ ィ ヾ ヽのく 、た わ いわ匈 改 3 、 ﹁ ヽヘ 鋼 ミ っ、 ヽべ﹁ヽ \S ヽヽヽ ∝ ぃ、、キ、 α 島 ヾ ヽよを 、 、 へ≪ヾ¥ ゝ ヽミ 執ま n ヽ場、ヽ ヽ、︵句 ヽさォ 、ゝヽ もヽヽヽっ も ヘ S ヽヽも ヽ∝ ヽ 尋 \%ヽQ、 もミ Υ ﹂ヽ , 粂0粂、
へ獣 S く
ヽへヽ
、﹁ヽ バ﹁
榊 呻 颯 一押 輝 く
ユー ト≪ 〓
︱ ヽゃ 麟恥 即 リ ー ム 騨 話 ボ 画 崎 ヽ コR ム ︰
ニート 日
、
ユート ギ
ゝ ヘ ヾ
ヽ、ヽ
%\ヽS均
︽ 旬う
一﹂ 凛
ユート H ギ
‐ ‐
ヽ、 休 ヽ
、 ヘヘ ^ A
卜 、、
主 脈
榊 雲 く
ヽ、 へヽヽ .
‘ \ヽ^ ヽ 、
榊 螂 颯
Щ
榊 田 表
田
榊 寒く
戻
1
押 雲颯
体
W
ミ
:`
0'90 国際花 と緑 の博覧会 アンケ ー トのお願 い 本 日は、ようこそ国際花 と緑の博覧会 におい で くだ さ いま した 。今後 の博覧会 における施設 計画 ・ 運営計 画 に役立て させてぃた だ きたぃ と思いますの で、お手 数 ですがア ンケー トにご回答 の上 、会場 をお出 になる際 に、出口 の調査 員 にお渡 し下 さるよ うお願 い いた しま す。回答 して下 さった方 には、記念品 をさ しあげます。
花 の百博 財 団 法 人 国 際 花 と緑 の 博 覧 会 協 会 分 分
退場時刻
時 時
入場時刻
1.あ なたの性別 と年齢 をお尋ね します 。 [1.男
2.女
)歳
]
2.会 場 で は 、 あな た を含 め て何 人 で見 て まわ られ ま した か。 (
)人
。い っ しょに見てまわ られた方がある場合には、その 構成 をお答 えください。 あなたのグループは、以下の どれにあてはまりますか。 あてはまるもの一 つに○ をつ けて ください。 1.家 族・親戚 2.友 人 3.近 所の人 4.職 場の人・仕事関係 5.ツ アーの人達 6.そ の他 ( その性別 。年齢構成に ついて、それぞれの人数 をお答 えください。 年齢 (歳 ) 男 女
(人
6へ´ 12
0∼ 5
)
(人 )
19-24
13∼ 18
25-30
31-40
41-59
60∼
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
3.あ なたはどちらにお住 まいですか。 都道府 県 ) 市 町村区 (
:
(
4.あ なたは会場へどうやっていらっしゃいましたか。□に/を つけてください。 花 と 緑 の博 覧 会 会 場
地下鉄鶴見緑地線
JR新 大 阪駅 か らシ ャ トルノ`ス 」 R大 阪駅 か らシャ トルバ ス JR茨 木駅 か らシ ャ トルバ ス 阪急南 茨木 駅 か らシ ャ トルバス 近鉄荒本駅 か らシ ャ トルバ ス 京阪守 口市 駅 か らシ ャ トルバス 大阪国際空港 か らシ ャ トルバ ス
自家用 車 団体 バ ス 路線バ ス タ クシァ ノ`イ ク 自転車 徒歩
5.今 回の全行 程 は何 日間の ご予定です か。 1.日 帰 り
2.(
)日
間
2.と 答 えた方 にお尋 ね します。 ご宿泊 はどち らで したか。 場所 …
1。
大阪市内
その他 施設 … 1.ホ テル 4。
5。
その他
2.大
阪府内
3.京
都府内
( ) 2.民 宿 3.旅 館 4.知 人 ・親類宅 ( )
6.あ なた 自身 が 、国際 花 と緑 の博 覧会 の 会 場 に入 ったの は 、今 日で何 回 目で す か 。 (初 めての方 は 1と お書 き くださぃ。 ) ( )回 目
7.交 通費や入場料 をのぞ き、会場内でお一人当 りい くらぐらいお使 いに なりま したか。
(
-1-
)円
くらい
8。
今 日、会 場 内で食事 は どの よ うにお取 りに な りま した か。 あて は まるものに ○ をつ けて く だ さい 。 昼食 1.食 べ ない 2.レ ス トラン 3。 ファー ス トフー ド (1.店 内 2. テイクア ト ウ ) 4.弁 当 (1.持 参 2.購 入 ) 5.そ の他 ( ) 夕食
1.食 べ ない 2.
レス トラン
3.フ ァー ス トフー ド (1.店 内 2.
4.弁 当 (1.持 参 2.購 入 ) 5。
その他
テイクアウ ト)
(
)
9.会 場 内 で移 動 され る と き、 目的地 は す ぐ見 つ か りま した か。 1.は い 2.ど ちらともい えない 3.い ぃ え また移動 される とき 、何 をた よ りに され ま したか 。 (あ ては まる もの には い つ 、 く で も○ を つ けて くだ さい。 )
1.手 持 ちの地 図 ・ ガイ ドブ ック 4.映 像機器 による情報案内 その他
6。
2.会 場 内の 案 内 図 3.案 内所 5.FM放 送 (Flower Station 764)
(
)
10.国 際花 と緑の博覧 会 では迷 子 な どの 呼 び 出 し放送 が あ りません が、 それ に つい て ど うお 感 じに な りま したか。
1.特 に不便はない し静かでよぃ 2.多 少不便だが静 かでよぃ 3.不 便だから呼び出 し放送はしたほうがよい 4。 その他 (
1 1.
映像機器 による情報案内 を利用 され ま したか。
1.
はい
2. ∠
.
いぃえ
1:::し なたはなぜ利用 されなかったのですか。 l.知 らなか った 3.使 う意志がなかった
2.使 う必要 が なか った 4。
その他
(
あなたは それでどのよ うな情報 を得 られま したか。 1.会 場案内 2.イ ベ ン ト・見 どころ 3.花 情報 4.パ ビリオンの待ち時間など 5。 交通情報 6.来 場者数 7.そ の他 ( )
12.国 際花 と緑 の博覧 会 では音 に よる環境 づ くりの ため 、広場 な ど で音 を鳴 ら してぃる と こ ろがあ ります。 あなたは その音 にお気 づ きにな りま したか。 く三⊇ いた
3.気 づかなかった
1.ま たは 2.と 答 えた方にお尋ね します。あなたはこの音 をどう感 じま したか 。
・
1.快 い
2.普 通
3.不 快
この よ うな試みについ て何 かご意見 が あ りま した ら、 ご 自由にお
、︱︱︱︱︱ノ
-2-
書 き くだ さぃ。
/.ア 踊 1記 念局
右 の記入例 に したが って、あな たの入 り口か ら出口 までの道 の りを、下図のベ ー
- Lr+ z
ジの大 きな図 に
乳ロ
記入 して くだ さぃ。同時 に● と×地 点 ではそ こに到着 した時刻 と出発 した 時刻 を記 入 して くだ さぃ 。
北ゲー
Ft)
ツ
凸 ロ
ゴールデンベル バ ビリオン
旨唖
ェー ロックガーデ
卜花壇・ 短
のエ リ ◇
去 ρ ん瞭
イベ ン トス ト
メタセコイア
ス
いの ちの 海
ロ悧H=月日
街 の エ リア
けや き ス トリー ト
口 :ロ
t t t31V*,i6,t)
祭 りの大通 り
メ イ ンホ ー ル・ 9
道 の り記入例 →
経路
●
立 ち寄 ったパ ビリオ ン、案内所
×
食事 をしたり、お茶 を飲んだり、 休憩 したところ
-3-
-4-
13.以 下の サ ー ビス施 設 で利用 され た ものす べ てに○ を つ けて くだ さい。 また 、利用 され た ものの場所の見つ けやす さ及び待 ちの状 態 につい て も例 に したが ってお答 え くだ さぃ。 サ ー ビス施設
(型
見 つ けや す さ 1見 つttす い
Ω壁
0通
待 ちの状 態
3見 つけにくい ffi:t
2.1r\'ffi.tt: 3.ffit:trh,ct:
1.手 洗 い
1
2
2.レ ス トラ ン
1
2
1
2
1
3.喫 茶・ 軽食 4.売 店
1
5.休 憩所
1
6.コ イ ンロ ッカ ー
1
2
7.電 話
1
2
8.案 内所 9.診 療 所 。応 急手 当所
3
2
1
2
2
3
1
2
3
3
1
2
3
3
1
1
3
1
3
1
3
1
1
10.忘 れ物 セ ン ター
1
11.迷 子 セ ン タ ー
1
12.ベ ビー セ ン ター
1
13.貸 出 セ ン ター
1
2
3
1
14.郵 便局
1
2
3
1
3
1
2
1
3
5.銀 行 6.そ の他
(
)
1
3
1
3
1
1
3
1
` 。上 記のサ ー ビス施 に 設 関 して何 かご意見 があれ ばお書 き くだ さぃ。
14.国 際花 と緑 の博覧会 は花 と緑がテ ーマ に なって い ます。印象 に残 った花 が あった場 所 花の名前 を 3つ までお書 きくだ さぃ。 場所
花の名前
:
:
:
:
15.パ ビ リオンや建物 などに つぃてお尋 ね します。 ・ 展示・催物等の内容の面白かった ものを3つ まであげて くださぃ。
(
)(
)(
・ 形・色等が印象に残 った建物・遊戯物 を3つ まであげて くださぃ。
(
)(
)(
。会場内を移動するとき 目印にされた ものがあれば、 3つ まであげて くださぃ。
(
)(
)(
-5-
16.次 にあ げたパ ビリオンや会場 内交通 シス テムについ て、例 に したが ってあて は まる番 号 に○ をつ けて ください。
以 今今今
(例 )政
前 日日度
入入入入
入 入入入
場場場場
場 場場場
し予 じじ
し予 しし
た定 たた こだ 。い
た定 たた こ だ 。い
とっ・・ がた・ ・
とっ 。・ が た 。・
あ・・・ る 。・・
あ・・ ・ る 。・・
・ ・ ……… ・ ……………… ………… 1⊂ 廼> 府苑
4.キ ャンデ ィキャッスル館 ¨…………… 5.フ ローラ ドーム……………………… 6.グ リーンミュー ジア ム……………… 7. loo年 先の「の∼んびり村」¨…・ 8.ふ しぎな森の館・松下館…………… 9.シ ネラビリンス・ ガスノヽビリオン…
1234 1234 1234 1234 1234 1234 10.ダ イコク電機「名画の庭」… ……… 1234 11.住 友館。………………………………… 1234 12.大 輪会 水 のファンタジアム……… 1234 13.芙 容 ミュージカル・ シア ター……… 1234 14. EXPO・ 90日 立 グリレープ館…… 1234 15。 三 和 みどり館 …………… …………… 1234 16.三 井 。東芝館 ………………………… 1234 17.ハ ー トビア :空 の筏 のパ ビリオン… 1234 18.花 博写真美術館 ……………………… 1234 19.花 の江戸 東京館…………………… 1234 20.ひ かリファンタジー電力館………… 1234 21.三 菱未来館…………………………… 1234 22.富 士通バ ビリオン…………………… 1234 。…… 1234 23.い んなあとりっぶ館 …………・「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1234 24.サ ン トリー館・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ 25。 JT館 「ジョイフルタイムアドベンチャー」 1234
野 原 の エ リア 1.国 際展 示光 の 館 …… ……… … ………… … 1234
2.国 際展示大 地の 館 … ………… ………… … 3.国 際展示水 の 館 ………… …… … ……… … 4.咲 くや この 花館 …… …… …… …………… 5.花 桟敷 …… ……………… …………… …… 6.花 の 谷 …… ………… ………… ………… … 7.ぃ ち ょ う館 … … …… ………… ……… …
・ ・…… …・ ・ ・ ・…・ ・…… ………… … ア レフ…・ 。 9.生 命の大樹 いの ちの塔 …… ………… … 8。
以 今今今
前 日日度
1234 1234 1234 1234 1234 1234 1234 1234
山 の エ リア 1.国 際庭 園 … ……………… …… …… …… … 1234 2。 日本庭 園 … ………… …… …… …… ……… 1234 3.花 木 苑 … … …… ………… …… ………… … 1234 4.政 府苑 ……………… …… ……………… … 1234 5。 大きな夢の小さな街「ミクルの く に」¨。 1234 6.シ ャロン館「鳥の王国」¨………………・ 1234 ア.第 一不動産グループ 花 と緑 。日本画美術館 1234 8。 国際陳 列館 ……… …… … …… …………… 1234 9.ゴ ール デ ンベルバ ビ リオ ン… …… ……… 1234
会場内交通 システム 街 の エ リア 1.マ ジカル・ クロス……… …・・・………… … 1234 2.メ インホ ール・ 90… … …… ………… … 1234
1.SL義 経
(ド
リームエ キスプレス)1234
2.ロ ープウェー (フ ラワーキャビン)1234 3.CTM(パ ノラマライナ ー)。・……。 1234
3.テ ア トル 花座 …………… … … … ………… 1234
-6-
17.国 際花 と緑の博覧 会 は 日本 で 4番 目に開催 される国 際博覧会 で す。 これ までの国際博 と 地 方博 の うちあなたが見たこ との あるもの すべ てに○ をつ けて くだ さい。 1。 日本万国博 覧会 (1970大 阪 ) 2.沖 縄国際海洋博覧会 (1975沖 縄) 3.国 際科学技術博覧会(1985筑 波 4.宇 宙博覧会(1978東 京) )
5.神 戸 ポ ー トア イ ラン ド博 覧会 (1981神 戸 ) 6.北 海道博 覧会 (1982札 幌 7.大 阪城博 覧会 (1983大 阪 8.横 浜博 覧会 (1989横 浜 )
9。
)
10.ア ジア太平洋博 覧会 (1989福 岡
世界デザ イン博 覧会 (1989名 古屋 )
11.そ の他
)
(
)
)
・ 花 と緑 をテーマ に した国際花 と緑の博覧会 と、これまでの他 の博覧会 とを比較 してどの よ う に感 じられま したか。 ご感想又 はご意見 をお書 きくだ さい。
また会場の花 や緑 の展示 、見 せ 方 などに つい てご意見 があればお書 き くだ さい。
18.そ の他 お気 づ きの点 がご ざい ま した らお書 きくだ さい。
ご協力ありがとうございました ご意見 ご質問の ある方 は、各ゲ ー トのア ン ケー ト調査員までお問 い合 わせ ください。 -7-