設計状況に則した画像検索ネットワークシステムの提案Wired CAAD

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thesis for rraster degree

0:は じめに

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注 ∞ /mrm/o1/ol: D口 :.R.と は Design ldea Repositoryの 略。

早稲田大学大学院理 工学研究科建設工 学部門建 築学専門分野建築計画部門渡辺仁史研究室 にて 行 われている 3D建 築 CAD。 情報 ネッ トワー ク・ デ ー タベ ース等 の研究の多 くが属するゼ ミ 若 しくは部署或 いは概念 である。

尚、Repositoryと は「貯蔵庫」の意の他に、 「相談できるひと」という意味もある。


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は じめに

Cotents 研究背景・ 目的・ 方法 2.1:背 景 日早大 CAAD教 育 ‐

2.2:目 的 2.3:方 法 既往研究・ 活動 ‐情報ネ ッ トワークと建築 CAD‐ 3.1:情 報ネ ッ トワーク ロ建築 CADに 対する既往取 り組 み 3.1.1:設 計技能・ 資格 に関する―例・・・ アメ リカ・ カナダにおける建築家登録試験前面電子化 3.1.2:大 手ゼネ コンにお ける開発 ―例

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竹中工務店 Sysc‐ T 3.1.3:情 報ネッ トワー ク上の建築デー タベースの例 紙 のカタ ログか ら Hyper Catalogへ の発展 インフォメーシ ョンロ 建材 ロ サー ビスシス テム (KISS) 3.2:建 築 CAD・ オブジ ェク ト指向 ……W:red CAAD¨ … 4.1:シ ステムについて 4.1.1:シ ステム概要 4.1.2:利 用の様子

4.2:実 装方法 4.2.1:建 築 CADの デー タを分析する 4.2.2:建 築の CADデ ー タか ら情報ネッ トワークヘ 4.2.3:情 報ネ ッ トワー クか ら建築 CADヘ 4.2.4:そ の他 開発情報

5:今 後の展望 6:お わ りに


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7:Append:x 7.1:CALSノ ECノ EDIの 発展 (USA) 7.2:CALS EC/ED:0発 展(Japan) 7.3:Malaysia&Singapore RepOrts 7.4:GDLの コマン ドリス ト (ア ルファベ ッ ト順)

8:参 考・ 引用文献・URL

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2:研 究背景・ 目的 口方法 2.1:背 景 日早大 CAAD教 育 ‐ 初 めから3D建 築 cADを 使 うことで積極的に三次元で考 えてい く。 早大CAAD教 育の最大 の特徴 であるといってよい。また近年の情報ネット ワークの進化に関 しては作品のweb公 開などにはじまり課題 の中でで も積 極的に応用 している。 そうい った一連の研究の中で設計教育 としての コラ ボレーションを情報ネットワークと3D建 築 cADの 両者 を組み合わせる ことで実践 した研究がある。 同研究 (設 計製図における「学生相互啓発」支援環境について)で はこ れまでの早稲田大学のcAAD教 育から成果や問題を分析 しそれらを活用・ 解決する方法論 としで情報ネットワークを活用 した学生達が相互啓発 し設 計能力 を高めていける建築学習支援 システムを、 実際に授業 を受 けた学生 達の報告を元に提案 したのだが、 その研究結果のなかか ら今 回の研究上興 味深 い点が見 られる。

1.従 来 は 3Dの デ ー タ とい って も形 状 と色 と簡単 な構 成 を 扱 うだ けの レベ ルが 、情 報 ネ ッ トワー ク と 3D建 築

CADを

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環境 と した コ ラボ レー シ ョン を通 じて学 生 自 らが 積 極 的 に 状 況 に応 じた建 築 的 な属 性 デー タ を扱 え るよ うに な つた 。 同研究にてはじめて学部生の授業 としては導入 された GRAPHISOFT (導 入当時ヴァージヨン5.0)は

レイヤーに加え、フロアとい う通常のレイ

ヤー機能よりも上位概念のレイヤーに相当する機能を持ち、 複数の人数の モデリングを統合、管理 しやすい。また、作 り込みの割にファイルサイズ カⅥヽさくなるよう設計されてお り、 ネットワーク上での協同作業に向いて いる。 データをどう制御するかという機能が柔軟にあるので若干`貫 れが必 要だったが複数の人間がつ くったデータをまとめてい くのに便利 だという 報告がまずあり、 本格的なモデリングに際して次のような報告へ となって いった。


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学生報告 にみ られる 3DCAD上 におけ る建築的属性利用 ログルニ プモデ リングでの報告 まず、位置の基準となる主要な部分をモデリングする。 ここでは構造体 をなす コンクリー トの壁 を始めに立 ち上 げ、以降のモデ リン グの基準 とした。図面 から寸法 を読 んで主要 中心線 を描 き、これ をもとに壁 (図 02/01/00/ 02/01)を 作 って い く。また画面上の z=0の 標 高 を決め、それに対 する相対的な高 さによっ てォブジェク トを管理する。

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図 02/01rOoro2/01: 壁の作成 モデ リングをい くつかの部分 に分 けて進めてい く

(図 02/01/00/02/02)。 フ ロアを使 い分 ける事によって前の段 階 のモデル を参照 して作業 でき、かつ元デ ータとはフロアで分 け られているのでデータが 混在 したり、ずれて しまったりとい うことが ない。 また次の段 階 でモデル を統合するときには、不 要 なフロアご と削除 してフ

ロア単位 で元データに結合すればよい。 フロア、 レイヤ を用い る事 によって同 じデ ータ上で作業 をすすめることができ、それ によって部品 を出力 して結合するような方法 と違い座標 のズ レ .一 “口  国 m く Z く い く をr  ︼調 ∽o 二 〓

を生 じることな く結合できる。 最終的に各部分のデータをネッ ト上 で受け渡 しして、ベ ースの データに読み込 むことによって一つのデータにする。

図 02/01/00/02/02: 作成分担部分例 ものによっては、ライブラ リファイルの状態 (図 02/01/00/02/03)で 保存 してお くことがある。 これは家具 のよ うに独立 したものや、反復 して用 い られているものなど が挙 げ られるが、繰 り返 し部分 などまとまった 単位 として保存 できるのでファイルサ イズが小 さくなるので、ネ ッ ト上でや り取 りするのに都 合 がよい。

図 02/01rOo/o2/03: ライブラリフアイル状態の例


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02101100103 オフラインでの集合

web、 電子 メール、日 「Pを 利用 した意見交換・ 協同作業

↓ 第

2回

合 い

1つ の 何lelこ ま とめ る 図 02/01/00/03/01: 基本的な流れ


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2.情 報ネッ トワーク をより3D建 築 CAD上 での設計作業 (Design Stage)の 中に取 り入れる ことで一層 の可能性が み られた。 企画や設計計画においても情報の共有ができないだろ うかと考え、 各 自が自分の作 ったモデルのファイルをFTPサ ーバ に置 き、メンバーがダ ウンロー ドできるようにする一方、自分が描 いているイメージを端的に 表 した画像などをwwwサ ーバ に置き、メンバーが閲覧できるようにし た。 ネットワークを使 った協同作業が単なる話 し合い (オ フライン)の 補 完でな くなり、直に建築空間を互いに自由にみることができ、より質の 高い作業を進めることがで きた。これは 2D画 像や 3D情 報を手元で操 作できるからという利点の他に各自が時間をとれるときに思う存分作業 で きるとい う利点 もあったか らだと考えられる。

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図02J01/m/o4/01 図02/01/m/o4/02 図02/01/00r04/03: 共有空間のディテール を 居住者の視点から検討 している例

図02r0170oρ4r03


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2.2:目 的

本研究では、これまでの早大 cAAD教 育で見て取れた 2つ のポイント

1.建 築 的 な属 性 デ ー タ の 利 用 に よ る効 果

2.積 極 的 に 3D建 築

CADに お け る設 計 作 業 (Design

Stage)で 情 報 ネ ッ トワー クか ら画 像 イ メー ジ を得 る効 果 に着 目し、 設計者に対 し3D建 築 cAD上 での作業状況に対応 した画像 を広大な情報 ネットワークから探 しだ し随時提示 してい くことで、 従来 と違 った設計支 援環境を提案することを目的とするc

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02103100101 2.3:方 法

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Panl:属 性 概 念 を持 つた 3D建 築 CADの 利用 に 関す る 研究 当研究室でもcAAD教 育を通 じて上記のような cADを 利用 している。 図 02/03/01/m/ol: (GRAPHISOFTを 利用 した実験が、被験者である学生自ら属性概念 を充 研究分類分け概要図 分に意識している。 )ま た同研究に際し本学以外の機関とも交流を持つに

至っている。これらを通じ属性概念を持った 3D建 築cADの 利用実態を まとめる。(2.1、 3.2参 照)

﹃ヨ ∽o 二 〓

Pan2:属 性概 念 を持 つた 3D建 築 CADの 記述 言 語 に 関す る研 究 上記特性をもった最 も代表的な言語 としてGDLと いうものがある。こ れはもちろん前述のデータ共有に関する研究でも属性概念 を取 り扱って


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お りそ う した規格 IFC(IAI)、 (4.2、

STEPの 内部構 造 に つ い て研 究 す る。

3.2参 照 )

Pan3:属 性 概 念 を持 つた 3D建 築 CADか らの 「 word」

発信 Partl、

Part2を 基に上図のエージェン トに如何に「wOrd」 を送るかを提

起する。その際積極的にArchitecture Repository、 dbNET、 Digital diploma Databaseの ノウハ ウを取 り込む。 (4.21参 照)

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3:既往研究・ 活動 口情報ネッ トワー クと建築 CAD‐ 3.1:情 報ネッ トワークと建築 CADへ の既往取 り組み例 3.1.1:設 計 技 能・ 資格 に 関 す る 一 例 ・ ・・ ア メ リカ・カ ナ ダ に お ける建 築 家登 録 試 験 前 面 電 子 化

アメリカ・カナダにお ける建築家登録試験 (Architect Registration Examination)の 事務局である建築家登録委員会 の全 国評議会 NCARB (National Council of Architectural Registration Board)で

は、1997年 2月

より建築家登録に関するすべての試験を全面的に電子化 した。

これまではアメリカ・カナダにおいて建築家登録試験を受験 しようとする 人は、自分が建築家 として登録 したい州に赴 き、その州のコンベンシ ョン センターで年 に一回、 四日間連続で開催される登録試験を受験する必要が あった。 最初の二 日間で学科 6科 目をマークシー ト形式 にて受験 し、あとの二 日間 で製図試験 3科 目を一 日 12時 間かけて受験 しなければならなかった。 .0 ● 口  国 m く Z く い く ヽ メ   ︼轟 ∽o 二 〓

こう言 った試験制度では、 受験者が在住 している州から登録 したい州まで かなり距離がある場合、その移動に日数がかかる といった問題や、 試験期 間中は事実上 、日常業務がス トップしてしまうといった問題、そ して将来 に向けて従来の紙による図面の作成からCADに よるデザイン・製図スキル が必携になってい くであろうと予測 され、また現在でもcADに よる製図 は多 くの設計事務所で既に導入されてお り、こう言 った時代 の流れに対応 した形でのこの登録試験 の全面電子かがスター トした。

NCAR」 の委員会、及びカナダの州別資格協会は、公衆衛生・安全 性及び福 重要な手段 として建築家 の登録を実施 してる。 祉を保護するために、 個人 であれば誰でも建築家登録 の申請が出来る。 建築家 として登録されるため には、 認定された教育機関における適切な今 日行 くと実務におけるIDPプ


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ロ グラムの実施 を経て試験 の基 準 を満た し、万人 に対 して建築 のサ ー ビス を提供 で きる ことを申請者 は実証 しなけれ ばな らない。そ こで 、

NCARBと (A.R.Eぅ

カナダの建築協会委員会が共 同開発 した建築家登録試験

は、受験者が設計・建築 /建 設 に要求 される様 々な仕 事 を提供す

る能力・技術 。 知識 を評価するための ものであ る。 A.R.E.は

NCARBが提供 してい る唯一の試験 で、建築家登録 に課せ られ

る資格試験 として 55の 各州会員及 びカナダの各州で採用 されてい る。

NCARBは 、建築 /建 設 に関わる特定 の分野 にお ける能力 を評価 す るこ とに加 えて、 設計・建設過程 には称す るほかの業務 をまとめなけれ ばな らない建築家 の責務 を認識 してい るため、 A.R.E試 験 におい ては受験者 の測 定可能 な作業能力だ けではな く、多数 の専 門業者 の仕事 をまとめ る技量 をも評価す る 目的で作成 されてい る。つ ま り、全体 を統括す る 建築業務 を反映する ことが この試験 の 目的である。

この登録試験は下記のような構成で成り立っている。 TAKING THE MULTIPLE― CHOICE DEVISIONS (学 科

;4枝 選 択 )

PRE― DESIGN

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GENERAL STRUCTURES LATERAL FORCES

MECHANICAL&ELECTRICAL SYSTEM MATERIALS&METHODS CONSTRUCTION DOCUMENT&SERVICES TAKING THE GRAPHIC DECISIONS(製

;NCRABオ

レcAD リジ ナ リ

を使 用 )

SITE PLANNING BUILDING PLANNING BJrLDING TECINOLOGγ A.R.E.の 全面電子化に際 し、 NCARBは 受験概要を下記のように変更 し

た。


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1.こ れまで受験者が登録 した い

州 に出 向かなけれ ば受験 で きな かったが、これか らは全 国 214ケ 所 の試験 セ ン タ ー の 中 の最寄 り のセ ン タ ー にて受験 す る ことが 可能になる。 2.月 曜 日か ら土曜 日までの州六

日間、いつ で も受験 す ることが出 来 るようになる。 3.た だ し、一度受験 して不合格

だ った 科 目に つ い て は そ の 後 六 ヶ月 間受験 す る ことが 出来 な

4.試験問題は随時組 み替 えられ、

10人 の受験者 が い れば 10通 りの 問題が存在する。

5.学 科 /製 図両 試験 と も完全

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図 03/01/01r03/01: NCARB試 験用画面

ペーパ レス化 し、学科 は完全にコンピュータによる採点を実施、製図は 現段階ではコンピュータによる評価 のあ と、試験官による評価を行 って いるが将来的に製図に関 しても完全にコンピュータによる評価を実施す る予定である。

NCARBが A.R.E.の 完全電子かを実施 したことにより、登録希望者にとっ ては時間的・距離的な優遇が与えられるが、同時に製図試験 を受験するに 当たって、CADを 使用 した製図スキルが必携条件 となった。これか らは

CADシ ステムを有効 に使 いこなせ無 ければ建築家 としての登録を希望す ることす らできなくなってきた。 欧米では、建築 /建 設業界へ建築家 として就職 しようとするときに「な んの CADが 使えるか ?」 とい う条件が必携項 目になってい る。 日本においてもこうした世界 の動向を見極め、情報化 に対 して敏感にア ンテナを張 り巡らし、柔軟 に対応 してい く時期 に来ているのではないだ ろうか。


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031101102101 3.2.1:大 手 ゼ ネ コ ンに お け る開 発 ― 例 竹 中 工 務 店 Sysc口 T

同取 り組みは「CADに よる業務 プロセスの改革」を目標 に「一 元管理 と情報共有による新 しい建築設計の在 り方」を観点に社内で 既存 に使用 していた CADシ ステム他 と情報ネ ットワークネッ ト ワークを合わせてひとつのシステムとしてい く試みである。以下順 を追って開発背景 も含めて紹介する。

1.同 社 で の 情 報 化 社 会 に対 す る考 え方・ 判 断

:

社会、 顧客ニーズが急速に変化 してい く中で、建築主の要望に応 えて充分満足のい く最良の作品を造 り続けてい く為 にはこの変化に 柔軟 に対応 してい く必要があ り、 建設業は情報の作成、 加工、 保有、

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SISC-T: Syintesized Information & interface System for Construction of Takenaka

伝達を主幹業務 とする情報産業 と認識 している。その情報量 の多い 企業が次世代に生 き残 ってい き、ランクの上位に位置づけされる事 になると判断。 その為 には各部門内及 び部門間の業務プロセス・情報の流れを抜 本的に見直 し、 顧客ニーズ に迅速かつ効率的に対応できるようにし て行 く必要があると考えている。

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2.同 社 の 考 え る従 来 の CADシ

ス テム の 問題 点

部署や職能の違いにより様 々なCADが導入されてお り、 協業や 運動を行 うには各 CAD間 でのデータ変換に膨大な手間を要 してし まう事が多 く、 相互のデータを効率的に利用出来る状況には無かっ た。 設計各職能あるいは施工段階で各々独立 して運用され、 設計段階 で入力 した事 を施工段階で再度入力 した り、 変更等 の意志伝達が不 十分で作業が手戻 りになる、あるいは再入力の際入カ ミスが発生す る等、精度・効率 にの面からして も決 して十分 に抗力を発揮 してい るとはいえない状態にあった。

CADは 専任の操作者の道具 との認識が強 く、担当者自身はほと んど使 ってお らず、現状のシステムについても問題意識が希薄で


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あった。

図 03/01702/02/01: Sysc‐ Tの 概念におけ る業務の流れとデータ の流れ

既存の各システムはそれ毎に豊富な機能を有 していても、 実際 の業務の流れにあわせて利用できないため普及 しにくい状態で あった。初期情報投入量が多 く求められ、実際の業務 では担当者 の思考過程にあわせて情報量が増大 してい くという調 頃から乖離

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して、 川上では労が多い割 には担当者自身にとって比較的メリッ トが少ないという問題点があった。

3.一 貫 CADシ

ス テ ム の構 築

このような問題点を解決す るために同社 は 3年 前 に課題解決 チームを設置 し、主として図面情報を中心 とし、出来るだけ設計 者の思考過程に合わせた情報 の投入によって次のフェーズの検討

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が容易に出来、担当者にメリットを還元できるよう、また川上の データが川下で極力利用で きるシステムとして構築 してきた。 昨年末時点でソフト開発 に関してはほぼ初期の 目的を達 し、C

ADが最 も得意なデータベースの活用による精度の向上 、再発防 止、標準化 はもちろんのこと、プロジェク トに関わる全ての担当


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者がネ ッ トワークを通 してプロジェク トデータベースにア クセス し、 最新 情報 のフィー ドバ ックフィー ドフォワー ドを くり返 しなが ら、 共 同で平行 して業務 を進めることが出来、品質 の向上、コス トの低減 を 目指 した効率 的な業務推進が可 能 になった。

4.CADに よ つて 検 討 の 道 具 が 増 加 CAD恐 怖症の人は CADの 導入 によって鉛筆、 トレーシングペー パー、 模型による検討を制約 されるのではないかと誤解す る人がいる。し モ か しCADは あくまで手段が増 えた と歓迎すべ き事。 類似建築物検索、 デル建物の加工等、短時間に検討 で きる可能性が増 えた。 但 しスタディが終わって次のフェーズ に移行するときはCADに よる データ伝達が義務づ けられる。

CADに より設・構・備の重ねあわせが瞬時に出来るようにな り、総合 図チェックが容易 となった。

5.ス テップ毎の最小限の決まりごとの重視 と、建築主、 設計、構造、設備、施工、協力業者のイ コールパー トナー シップによる作品造 り 今迄各セクションのもやるべき事をしていなかった事の反省から始ま .0 “ 口   国 m く Z く い く ヽ F   ︼目 ∽o 二 〓

る。

フラットな組織 によるリアルタイムの情報共有からは、 今 までとか くあ りがちだった各セクシ ョンの勝手や、 検討不足、 練 り込み不足 による変更 が許 されず、 対等な情報の開示の元の協業の徹底が要求される。当然検討 を加えてい く過程で、 納得ず くでよりよい ものにしてい くための変更は勝 手な変更では無い。 最近医療の世界で注目を集めているインフォーム ドコンセプ トの例でも あるように、 建築主から協力業者まで全員納得づ くで作品づ くりに取 り組 む事が必要である。

6.S:SC‐ 丁 (建 築 生 産 情 報 共 有 シ ス テ ム )プ ロ ジ ェ ク ト チー ム 設 置 同社 では開発 してきたプログラムをより完成されたものにす るための フォローと共 に、 今 まで述べ てきた情報化社会に対応すべ く、 完成 した一


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03101Ю 2104 貫 CADシ ス テ ムを利用 して従来の直列型 の組織か ら、プロジェク ト デ ータベース をもとに並列型のフラツトな業務運営 の検証 を 目的 とし て、東京、大 阪 にプロジェク トチ ーム を設置 し2年 間で検証す る事 に した。

6.考 察 ` 大枠 として現在の企業の多 くが結論として掲 げているものとの差異 はないともい えるが「建設業」=「 情報産業」と考え、建築 cADの も つデータに着 日し更にシステムとして自社 で実行 しつつあるのは興味 深い。 「他の産業 の話 実際には同社が問題点 として認識 している事項は、 題」として片づ けてしまう傾向も水面下で見え隠れするこの業界の中 で、認識 し、解決を試み、更にSysc Tと い う具体的な解決戦術を編 みだ しているのは大いに評価すべ きである。 断ってお くSN社 も同レベルの開発・研究 はなされている。ただ他 二部門間で相互作業がで 社では各部門が未だバ ラバ ラに研究開発 し、 きるかどうか といった段階なので、具体的な名称を全体に対 して与 え、取 り組 んでいる点で若干 リー ドしているともいえる。 しかし現実には概念 としての Sysc‐ Tの 徹底 を優先 してい るのはい .0 “ 口  国 m く Z く い く たr  ¨ヨ ∽o 二 〓

いのだが、解説する方によってかな りの差が出て しまっている。社内 全体に行き渡っている証拠 とも言えるが、 本当に情報が流れているか といえばまだまだ研究開発の余地 もあるのだろ う。 同社に限らず「建設業」=「 情報産業」 と考 えた とき、前述の全体 的な動きと合 わせて、その今後 の動向は注 目に値すべ きである。更に 言えば注目のサイクル も流れの加速化に伴 って短 くなってきていると も言える。


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3.1.1:情報 ネ ッ トワー ク上 の 建 築 デ ー タ ベー スの 例 紙 の カタ ログか ら Hyper Catalogへ の 発 展 コンピュータやネットワークの普及によって一番 ドラステイックな変革を 遂げようとしているのは、建材屋部材 カタログを発給する建材業界ではな いか。 今まで、カタログといえば分厚い冊子をさす ものだった。どこの設計事務 所や工務店 にも描 く建材メーカーなどのカタログが棚 にひしめき合い、重 た く、かさば り探 しづ らい ものとい うイメージが定着 していた。 このカタログがインターネットを介することにより、スマー トに、より使 いやす く、 よ り大衆に開放されたものとして生 まれ変わろうとしている。

97年 に入ってから、大手建材メーカーが、バーチャルシ ョウルーム

(仮

想 ショールーム)を 続々とオープンさせている。 インターネット上で興味のある製品を検索すれば、 その製品の型番 。 金額・ 写真 に限らず、製品を実際に使用 した際の雰囲気 をイメージ写真 で検討 し た り、QTVRの ムービーなどンでその部屋を歩 き回るような体験すること が出来た り、現在 の在庫情報を知ることが出来た り、設計者向けにDXFや 0 “口  国 m く Z く い く ヽ F   ︼ヨ ∽o 〓 〓

DWGな どの中間データをダウンロー ドすることが出来るようになっている サイ トもオープンした。

特記すべ き項 目は、これまでの設計事務所や工務店向けのみだったカタロ グとは違い、その対象を一般 に広 く公表 していることである。 一般消費者が このハイパーカタログから建材製品の情報を知 ることによ り、業者任せだったこれまでの家作 りから製品についての知識を得てより 良い家作 りを検討することが出来る。 これは建材メーカがその価格だけではな く、 製品の内容をもっと知 って も らおうとメーカ独 自に開始 されたものだが、それは業界内でのよい形での 製品競走 を期待できるということで もある。 しか しこのようなハイパーカタログのはその作成 に莫大な費用 と人員が必 現在 は大手の建材 メーカーだけがインターネット上 要 になることもあ り、


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にハ イパーカタログを発表 している状況になっている。 こうしたハ イパーカタログの作成にかか る費用 は、結局製品にフイー ド バ ックされてしまう可能性 もあり、設備投資がままならない中堅の建材 は メーカー対応に苦慮 しているという現状 もあげてお けなければならない。

将来的にはKISS(建 材インフォメーションサービスシステム)の ような一 貫 したデータフォームのハ イパーカタログシステムが各建材 メーカのデー タを集約 し、総合 カタログを形作ってい くことが期待 されている。

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図 03/01/03r02r01: 各種建築データベースの画面

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Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu SAKAI Feb. 1998 thesis

for master degree

建材・イ ンフオメー シ ョン ロ サ ー ビス シス テ ム (KISS) 課題

:

[建 材業界 /住 宅業界 の課題 →住宅 コス ト1/3削 減 (国 内外価格差是

正 )] 1.非 効率 な流通の是正 2.取 引慣行 (材 エー 式 )の 是正 3.品 目数の削減 4.情 報 の標準化 による非効率的な情報化投資 の削 除。

目的

:

1.ユ ーザ ーヘ の情 報 提供 機 能 の 向 上 ・消費者 /建 築主か ら工務店 な どのプロユ ーザ ー までが簡 単 に建材情報 を 入手 し、欲 しい ものを広範な選択肢 の中か ら容易 に選別で きる シス テム。 ・高品質 の建材が手 に入 り、豊かな生活 を提供す るシステム。

2.建 材 産業 の効率化 /ス テ ー タ ス の 向上 。 上記デ ータベースの活用か ら受発注 までを関連 づ け ることに よ り、 生産 。 流通 の合理化 を推奨 し、 コス トダウ ンをはかる。

建材産業 においては、 住宅・建物 などに使用 される建築材両 にかかわるコ .一 “口  国 m く Z く い く をr ︻目 ∽o 二 〓

ス ト低減 と業界全体 の情報化が重要 な課題 となっている。この課題 に取 り 組 むべ く建材 cALS構 築 に向 けて下記 の諸問題 の解決 を目指 して このプロ ジェク トがスター トした。 是 正 す べ き問題 点 1.建 築に関与す る多 くの業務 に見 られる非効率 な業務 の合理化 2.流 通 に関わる コス トの適正化

。少量・多頻度 を要求する輪配送 コス ト増 の是正 。多品種 の品揃 えに起 因する在庫 コス ト、製造 コス ト増 の是正 ・流通 の多層化 に伴 う コス ト増 の是正 3.不 明瞭な商取引慣行 の是正

・非文書取引、材エー 式 の価格体系 の改革 4.利 用者へ の建材製 品情報提供不足 による材料選択幅 の狭少化 の是正 5.情 報化へ の対応


03Ю lЮ 3104

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近年 の情報技術 の革新 により、コンピュータネットワークを活用 して、企 業間の取 り引きや企業同氏 の連携 。 協力が行えるようになってきた。こうし たあ らゆる経済活動 において、電子情報技術の導入 を進めることにより、 従来の産業経済活動を大幅に改革 し、 様 々な産業分野 の生産性・効率 Lの 向 上を実現することが可能になっている。 一方豊かな国民生活の実現 という観点から、 内外価格差是正 に向けた取 り 組みが求 められている。 建材産業は約20兆 円規模 を誇る我が国有数の企業 の一つである。しか し産業構成 として中小企業 も多 く、情報化へ の対応は 遅れている。 一 方 、大企業 の情報化 に対する投 資額 は相当な ものになって い るが 、それ は各企業 ごとの情報化 で あ り、現状 では多端末化 による業務 の煩雑 さ、重 複投資 による コス トアップを招 いてい るとい える。また、デ ー タのフォー マ ッ トは各社 ごとに違ってい ることが 多 く、一元性がない ため情報化 にお い て建材産業 の業務効率化 を妨 げてい る。

KiSSの 目的 と 目標 1.製 品技 術情 報 デ ー タ フ ォー マ ッ ト策 定 及 び ナ ビゲ ー シ ョ ン シ ス テ ム の 開発 と 実 証 実験 .O c口  国 m く Z く い く ヽ F   一コ ∽o 二 目

建材情報提供機能を向上 させるために、インターネットを利用 した建材 の製品技術情報データベースを構築する。このために製品技術情報 の共有 化されたデータフォーマ ットの策定 とナビゲーションシステムの開発を行 い、その実要請を実証実験 している。このデータベースの有効性 は言うま で もな くその内容 と、効率 のよい検索 と、データ作成の容易 さが重要な要 素になる。 そのため実証事件 では、建材製品の情報公開に必要な業界共通の項 目を洗 い出 し、 検索方法や情報の掲載方法などの実験内容をKISSの ホームベージ で広 く公開し、一般の方か らの意見を募 つている。 このデータベースにより多種多様な建材製品の技術情報を一元的にとらえ、 客観的に製品情報を提供 できるようになる。具体的には、従来の企業別カ タログから目的の製品を選択する作業が効率化 され、利用者 自らがカタロ グ情報を管理する作業か らも開放される。


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0lJ AHV

Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu SAKAI Feb. 1998 for master degree

また、 個別 の情報 のメンテナ ンスは各企業 の担当者 によって行 われるため、 そ の内容 は保証 される。 一方、建材 メ ーカー にとって もカタロ グ作成 に関わる コス ト削減 につ な が って くる。 さらに製品の販 売宣伝活動 にコス トをか け られない 中小企業 も、この デ ー タベースに登録する ことで容易 に販売宣伝活動 を行 うことが 出来 る。 利用者 にとっては、製品選択 の幅が拡大する ことが予想 され、従来 の流通 に変化 をもた らす効果 も期待する ことが出来 る。

2.CAD‐ 各 企 業 サ ー バ 結 合 シス テ ム と 卜ED:シ ス テ ム の 構 築

CAD業 務の効率化 CAD業 務 においては、その効率化 に必要な情報 を整理 し、共通化 したデー タフォーマ ットを策定 します。また、各企業間で利用可能なcAD用 データ ベースを構築 し、cAD業 務 の効率化を目指 します。この実証実験が業種間 の情報化促進を促すインセンティブとなることを期待 している。 I―

EDI(多 端末化現象解消に向けて)

現行のEDIの システムで多端末化 を強い られている利用者 はその操作 の煩 雑さから開放 され、メーカーは無駄な等式無 くな リコス トダウンにつ なが る。同時に企業間高度電子商取引実現 の引き金になることが期待 される。 .一 に 日   四 m く Z く い く ≧r  ︼目 ∽o 二 〓

現在 の進捗状 況 KISS推 進協議会では、1997年 9月 に公開実証実験 の公募 を行 い、11月 27日 に実証実験を終了 した。実験参加者は一般か ら広 く公募 され、業界関

係者、一般購買者あわせて 215名 が参加 した。 実験参加企業 は、一般購買者向け、業務担当者向けの実験に合計 92社 が 参加 し、様 々な角度で実験を行った。 実験内容は主にインターフェースの簡便 さを重視 し、 色。 柄・デザインなど の選択方法や、検索のやり直 しの手順、施工擦れ医者新のサイズ など様 々 な事件項 目で利用 しやすい環境を研究 している。 現在 は開発の最終段階には言 ってお り、98年 春 の本格稼働を目指 し、実用 化に向けて最終調整を行 っている。


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03Ю 2100101

3.2:建 築 CAD・ オブジェク ト指向 三 次 元化 が 急速 に 進 み始 めた建 築 系 CAD 今年になって米国、日本などで発表された建築系 cADの 新製品は、オ ブジェクト指向と3次 元化 という二枚看板を立てている製品が目につ く (図 A)。

例えば、米Autodeskの Arch■ ectural

テムズの MicrOStatiOn TriFρ

Desktop、

ベ ン トレー・シス

rmaグ ラフイソフ トジ ャバ ンの

GRAPHISOFT6.0、 NECの NcadArcな どである。 どれもが実際の建築物を構成するオブジェク ト(柱 や壁、建具など)を 最小単位に据え、それを組み合 わせながら建物 ″)3次 元 モデルを構築 して い く設計手法を提案 している。 (図 B) これ まで も、 こ っ した コンセ プ ト を もつ cADが い く つ か あ った 。 しか し、最終成果物 で ある 2次 元 図面 の .つ o口  四 m く Z く い く ヽ メ

作 図機 能 が 貧 弱 だつた りす る一方、 建物 を 3次 元化 す る と膨大 なデ ー タ 量 にな り、 ハ イエ ン ドの ワ ー ク ス テ ー シ ョンな どで

﹃轟 ∽o 〓 〓

ない と処理 しきれ な っ か た り した 。 また 、操作手順 や 設計 の流 れ方 な ど

図03/02/m/01/ol:主 な建築系 CAD製 品の動向


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03Ю lЮ O102

Feb. 1998

thesis for naster degree

が、通常 の二次元

CADと

比べ て 自

由度が少 なかった こと も、ユ ーザ ー に受け入 れ られに くかった理 由の一 つ に挙 げ られ よ う。コンセ プ トは 良か った が、時期 尚早 で あ った。

各社 のオ ブ ジ エ ク ト指 向

:::1:::::1111:

米Autodeskが 98 年 5月 に発表 し た、建 築専用

AutoCADア ケ ー シ

フリ

ョ ン

「 Architectural

.0 に口  四 m く Z く い く ≧″  ︼調 ∽o 二 〓

図 03/02/00/02ノ 01 :

DesktOp(以 下 ADTに 略 )」 。AutOCAD Rli lベ ニ ス に、 建 築車 用 オ ブ ジ ェ ク ト (壁 、窓 、 ドア 、階段 、屋根 、 ス ペ ー ス )を 加 え、 3次 元 的 に 設 計 を支

援する素地を作 った。 これらは「振 る舞い

(ビ ヘ イビア)」

をもたせたォブ

オブジ エク ト指 ジェク トで、 例えば壁の中に窓を挿入すると自動的に開口処理をして窓が埋 向の CADと 非 め込 まれる。窓の大 きさや位置が変更 されて も、その都度開口処理が施 され オブジ エク ト指 向の CADの ち い 力`

るようになった。 日本のオー トデスクは、 ADTの 出荷 についてはノーコメントの立場を表明し ゞ:と い うの も、欧米の建築仕様に てお り日本での発売のめどは立ってぃなし 合 わせたcADに 、日本独自の設計手法を盛 り込むには時間がかか りそ うだか らだ。こうした機能不足 を補うかのように、構造計画研究所や兼松エ レクト ニ クスは、ADTを ベースに したり′ドオ ンソフトをA/E/C SYSTEMS JA―

PAN'98で 参考出品 した。これらのソフ トは、Auto(准 Dア プリケーシ ョンベ ンダーの方向性を示 した。


03Ю 2Ю O103

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ベ ン トレー・システムズ は、建築用の3次 元CADIMicroSta■ on TriFOrma」 を99年 1月 に日本市場に投入 した。米国の出荷から待 つ こと2年 。大物 ニユーカマーを選択肢 の一つに加えられるようになるのだ。TriFOrmaも インテリジェン トな部材オブジェク トを使って、 3次 元設計するためのソ フ ト。ベース となる MicrOStatiOnが ソ リッ ドモデ リングカーネル 「Paras01id」 をサポー トしていたことを受けて、ソリッドならではのモデ リング機能をアピール している。また、レンダリングやアニメーシ ョン 作成機能も備え、建築ユーザー好みのつけを押 さえている。 グラフイソフ トジャパ ンが98年 8月 に発表 したGRAPHISOFT6.0も オ ブジェク ト指向の建築用 3次元 CADだ 。同製品は3次 ソしモデリング機能 を中心に開発を進め られてきた。 しか し、新バージョンでは 2次 元図面 の作図機能強化を図 り、設計実務 で使えるような足場を固めた。これに よつて、親近感を増すユーザーが増 ′みっ エーアン ドエーが販売する「Minic`ヽ │も 以前からオブジェク ト 指向 をうたっていた製│■ ,現 行バージ =` ′´ MhiCAD7で は、2次 元図形や 3 次元図形を個別に扱 うことができるレベルのオブジェク ト指向で、部材 オブジェク トにビヘ イビアをもたせた格好にはなってい ない。 しか し、 新バージ ョンでは、上記 の製品達と同しようなインテリジェント性 のあ る部材 オブジェク トをサポー トする。 イ ン タ ー フ 平― ス と 部 材 オ ブ ジ ェ ク トの 完 成 度 グラフイソフ トジ ャパ ンが 98年

図 03/02/00/03/01:

GRAPHiSoFT6.0の 操作画面

11月 に出荷 を開始 しだ した

図 03/02/mノ 03/02: Sto甫 es機 能を使つた建物モデル


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Takamitsu SAKAI

Feb. 1998

03Ю 2Ю O104 「GRAPHISOFT6.0」

(図 o3/02/00/03/01)は

、オブジ ェク ト指 向cAD

の特徴 をよ く表 している 3次 元 CADで あ り、完成度 の高 い イ ンター フェース を持ってい る。 操作 画面上 には、平面図や立面図、パ ース図などのウイ ン ドウをい くつ か表示 させ られる。平面図上で壁 に窓 を描 き加 えた としよ う。平 面上 で作 図 された窓オブジェク トは、 立 面 図やパ ース 図 などの画面上 で もす ぐに反映 される。 これは、 どの画面上で作 図 して もか まわな

い。つ ま り、平面図上で窓オブジェク トの位置を決め、立面図上で窓 の高さを入力 し、パース図で最終的な位置決めできるのだ。 もちろ ん、パース図上だけで作図することも可能である。 こうした作図段階で便利なコマ ン ドもい くつか盛 り込まれている。 「重力 例えば、

(Gravity)」

と呼ばれる機能がそれだ。部材オブジェク

トの位置を決めるときに、端点や中点、他 のオブジェクトの参照点な どを自動的に表示 して くれるスマー トカ ーソル機能を使 う手もある。 しか し、「柱 や壁は必ず床に接 している」 といった常識を適用で きる ように したのが"重 力"だ 。これを使 うとスラブや地面に、柱や壁な どが必ず密着するようにな り、面倒な位置あわせが不必要になる。 このほか、非常に便利だと感 じられた機能にStOried(階 )と い う機 2面 図をある程度描いた後、 能がある (図 o3/02/00/03/02)。 1階 い ` .つ “口  国 m く Z く い く ヽ メ

このコマン ドを実行すると、1階 にかかれているすべ ての図形を 2階 へ、さらに3階 へ と、レイヤーをコピーするょ に重ね ぅ られる。基本 的な部屋割 りとか建具、階段などを作成 した後に、一気に増殖で きる ‐ ‐ のだ。 また、6.0で 1ま 2次 元図面の作図機能を強化 た点 も触れずにはい t´

られない。Patch(パ ッチ)と 呼ばれる"透 明なシール"を 作成するコ

︻口 ∽o 二 〓

マンドが追加になっている。これ慮部材オブジェクトゃ3次 元モデル 自体に影響 を与えない形一つまリパース画面上に線分としてあらわれ た り、レンダリングしたときにゴミのょ三 ぅに残 ってしまわないよう に、詳細図などに必要な図形を描き力1え られるようにしたコマ ン ド だ。これによって、不得手としていた詳細な2次 元図面をかけるよう になった。


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03102100105

Feb. 1998

thesis for master degree

GRAPHISOFT6.0が あ らか じめ持 ってい る部 材 オブジ ェ ク トには、壁 (直 線 や円弧 な ど 5種 類 )、 柱 (角 E)、

)、

ス ラブ、屋根 、 ドア、窓 、階段 (図

建具、家具類 (机 や椅子、給排水、樹木な ど)、 照明の lo種 類があ

る。これに、日本独 自の仕様 として「通 り芯」が追加 される。 これらのオブジェク トは自分が どういう振る舞いをすればいいのか、 属性情報がある程度た くわえられているため、オブジェク ト同士 を組み 合 わせなが ら作図

(モ

デリング)す るときに非常 に役 に立つ 。例えば、

離れた位置に 窓や ドアは壁の中で しか存在 しないオブジェク トなので、 カーソルを持 って きても、壁の内部でしか、移動・変形な どの操作を加 えられない。 こうした属性情報に一部は、オブジェクトのデータを見ることで理解 できる。部材 オブジェクトの中にある細かい設定項 目は、ユーザ ーが専 用 のカスタマイズ言語「GDL」 を使 って編集で きる。基本的にBasic程 ユーザーガイ ドも製品に添 度 のプログラミング知識が必要なようだが、 付 されてお り、比較的優 しい言語 なので、ベージをめ くりなが らで もカ ス タマイズできる。 GDLを 使 ってオリジナルの部材オブジェク トを作る もよし、面倒ならライブラリ集を買 うとい う選択肢 もある。

オブジェク トCADの 普及とデータ共有新技術「lFC」 .一 ”口  国 m く Z く い く をr  “■ ∽O 〓 〓

完成が長 らく待 たれた新 しいデ ータ共有技術 IFC(Industry Founda‐ tion Classes)が とうとうユーザ ーの手 に届 くところにやって くる。米国

の A/E/C SYSTEMS'98内 で行 われ たデモ ンス トレー シ ョン を大 き く超 える規模 の実証実験 が、9が つ

9∼ 11日 に開催 された展 示 会 A/E/C

SYSTEMSJAPAN'98の IAIブ ース で行 われた。 この実証実験 に参加 したのは 11の 企業 と1つ の大学 で 、2つ の グ ル ー プに分 かれて実験が行 われた 。Aグ ル ー プで は意 匠系 CADに 加 え、構 造 計算 と積算 ソフ トが参加 。Bグ ル ー プ も中心 は意 匠系 CADだ が 、空調設 備 と火災報知器 設備 、プレゼ ンテ ー シ ョンソフ トな どバ ラエ テ イに富 ん だ ソフ トが参加 して い る。 両 グル ー プ と も建築設計上 の正 当性 を失 わな い よ う に、五反地設計事務所 (東 京江東区)の 協 力 を得 て 、正確 な 3次 元 モ デ ルをベー ス に実験 を行 った 。 今 回使用 した のはIFCl.5と 呼 ば れるバ ージ ョンで 、1997年 に規格化


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Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu SAKAI Feb 1998 thesis for master degree

された ものだ。まだ生 まれたて間 もない段 階 のバージ ョンなので、基 本的な部材 オブジェ ク トしか扱 えない。利用 された主 なオブジ ェ ク ト は、壁、柱、部屋

(ス

ペース)、 梁、屋根 、開回、窓、 ドアの 8種 類。

これに加 えて、日本独 自の「通 り芯」をグリッ ドライ ンとい うオブジ ェ ク トに置 き換 えて使用 してい る。 実験 の結果 か らい う と、満足すべ き内容 に仕上が った と言 えよう。 しか し、結果 よ りも賞賛 しなければならない ことがある。それは、実 証実験 のためにライバ ル関係 にあった各CADベ ンダーの技術者が集 ま り、お互 い に綿密 な情報交換 の場 を持 つ ことで、各 cADが 独 りよが り のデ ー タ交換 インタフェースを持 つ ことを抑制で きる。そ のことの方 が、最終的 にはユ ーザ ーヘ のメ リッ トになる。自社 の手 の内をある程 度見 せることを臆 さず、今 回の実験 に参加 した企業 に素直 に拍手 を送 りた い。後 はこの努力 を実際の製品にうま く生か し、本 来 のメリッ ト を享受すべ きユーザ ー に還元す ることを望む。

図03/02r00/06/01: Aグ ループについて

Aグ ループは初の 3階 建てのビルに挑戦 Aグ ルー プは、3階 建 ての ビル デ ィングをお題 に実験 を行 った 。全


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Feb 1998

世界 レベルで見て、IFCの でもで複数階を対象 にしたものは、実 は今回 が初めて。構造上、また、意匠設計を構造計算、積算 とい う設計の上流 階に主眼を置き、各 ソフトがIFCデ ータを順番 に手渡 しす る様子を再現 した。これは、ちょうど実際の設計業務に則 した流れになってお り、そ の有効性を十分 に理解できる。 まず 、「GRAPHISOFT 6.0」

で 、基本 となる建物 モ デ ル を読 み込 む と

こ ろ か ら始 ま る 。 同 ソ フ トで 壁 (間 仕 切 り)と 窓 を追 加 した後 、

「NcadArc」 へ引 き継がれる。NcadArcで は梁 とス ラプを追加 して、構造 計算 ソフト 町Modder/J‐ CASS」 へ手渡される。この段階で、ほとんど の部材オブジェク トの追加が終了 し、後はデータの修正作業に入 る。 J‐

Modeler/」

CASSで は、やって きたIFCデ ータを解析 して、構造上問

「Estimate 題 のある柱 のサイズを変更する。変更 した結果 を積算ソフ ト core」

へ渡される。Esumate coreで は、柱 の数 を集計 して、使用される

コンクリー トや鉄筋 などの量を計算。この時点で、初めて DXFで はな かなか実現 しないデータ連携の強みを実感 で きたことだろう。 柱を柱 と して捉 えてない限り、 構造計算 ソフトや積算 ソフ トでデータを利用で き ないからだ。 次 は「Gaudi」 の 出番 だ 。Gaudiは 、adpack― ADTや 稲 妻 な ど と 同 じよ う に、 AutoCAD Architectural Desktop(ADTに

略 )を ベ ー ス に 開発 さ

.一 “口  国 m く Z く い く たr ︻〓 ∽〇 二 〓

れ た プ ロ トタイ プ ソ フ トだ。Gaudiで は通 り芯 と壁 、 ドアの オ ブジ ェ ク トを追加 。最 後 の「 MALTSCAD‐ 3D」 は 、Gaudiか ら出力 され た デ ー タ を使 って壁 オブ ジ ェ ク トに外壁 タイ ルの テ ク ス チ ャを貼 り付 け る 。そ の 結 果 を レン ダ リ ン グす る。

Bグ ループは応用分野の広さを重視 Bグ ループは、円弧壁などを使 った 1階 建 てに小 さな銀行 をモチ ーフ に実験 を行 った。縦 につ ながるAグ ルー プとは違 い、意匠を中心 に空調 設備、火災報知器設備、プ レゼ ンテーシ ョン (静 上画、動画)と 横 に広 が っているのが特徴 だ。意匠系 cADが 生成 した IFCデ ー タを基点 に幅 広 い ソフ トが利用で きることを示 している。 最初 は 「adpack― ADT」 が基本デ ー タを読 み込 む。adpack‐ ADTも 、 Gaudiと 同様 にADTを ベースに開発 されたアプ リケ ーシ ョンで 、プロ ト

タイプ版だ。adpack― ADTで は、部屋

(ス

ペ ース )に 区域 を決めてか ら、


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Takamitsu

SAKAI

Feb.

1998

is for master degree

壁、開口、屋根 を作成。 これを PersOnalBLDへ IFCデ ー タ として渡す。 personalBLDで は、通 り芯 と柱 、 ドア、窓、天丼 、梁 な どの部材 を一

図03r02/00/08: Bグ ループについ て

気 に作成 して しま う。ここで注 目して欲 しいのだが、PersOnalBLDは 実 は 2次 元 CADな のだ。しか し内部的には 3次 元情報 を格納で きるデ ー タ 構造 になってい るため、IFCの オブジ ェク トデ ニ タをきちん と認識 して い る。た とえ、イ ンター フェースは 2次 元 CADで あ って も、内部的に 3 次元情報 を持つ ことがで きれば、IFCに 十分対応 で きる ことを示 した良

いケースではないだろう か

personalBLDで 作成 した

IFCデ ータを、火災報知器 設備設計 を担当す るIBDS、 パ ー ス 図 を作 成 す る MicroGDS/piranesi、 空調

設備設計 の稲妻、3次 元 CG アニメーシ ョンを作成する MicrOStation TriFormaの 4

ソフ トが共有する。ここで 注 目したいのが、設備設計 の ソフ トと連携 で きた点 だ。 設備系 CADか らすれ ば、意匠系 のCADで 生成 さ れた"生 きたデー タ"を 活 用す ることは有意義 だ。た だ し、IFCl.5で は設備 に関 する項 目が決め られていな いため、設備系 CADで 作成 したIFCデ ー タを他 のソフ トで使 うことがで きない。 この点 に関 しては、IFCの 次 ベージ ョン以降に期待す る。


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4:‐ …‐ Wired CAAD‐ …‐

4.1:シ ス テムについて

4.1由

1:シ ステム概要 Part3

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図 04r01701rolrol: システム概要図

、 、 鶴 瞳

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前章などでも触れたが、 現在建築cADの ひとつの課題 としてデータ (特 に

3Dデ ータ)の 共有化が各方面からのニーズ もあ り重要な課題に

なっている。単 に図形や物体が共有化されても本来その図形 ・物体が もっていた「かたち」以外の情報が失われてしまう。そ こで属性 という 考え方でCAD上 で作 られた全ての情報を共有 していこうとい う流れがあ る。 当然 ソフ トウエ アであるか らプ ロ グラム言語 で記述 されてお り、それ


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04101101102 注 04/01701102r01: 「W:red CAAD」 0 名称について :

インターネ ッ ト対応 の建 築 CADと い ってもいいの だが、それだと「ホーム ベ ー ジがつ くれる」、 「ホームベ ージが見れ る」 類 いの ソフ トウエア と混 同する恐れがあった。今 回はソフ トウエア 自身 が 情報ネ ッ トワークとや り とりできるのであって、 この能力 は従来 のソフ ト では代用できない機能で ある。そ こで「Wired

CAAD」 となったのであ る。

にともない個々の属性そのものも「wOrd」

言葉)で 記述されてい (単 語 。

る。 一 方、インター ネ ッ トに よ り代表 される情報 ネ ッ トワ ー クは現在多種多

様なものがある。しか しいづれも「wOrd」 をもとに関連性をもっている。 本 システムでは、情報ネットワークその ものを直接 3 D CADの イン ターフェースに取 り込む研究の一環 として、 情報ネットワークを設計作業 に有用な情報 (ア イデア)の 宝庫 となるような検索のための新 しい仕組み を 3 D CADに 内在するwOrdに 着 目することで現実化 している。 一連のシステムの全体の流れ 。関係を図解すると図 04/01/01/01/01 のようになる

Panl:属 性概念を持 つた 3D建 築 CADの 利用 に関する研 究 当研究室でも CAAD教 育を通 じて上記のよ うな CADを 利 用 している。また同研究に際 し本学以外の機関とも交流を 持つに至つている。 これ らを通 じ属性概念を持 つた 3D建 築 CADの 利用実態をまとめ参考 にする。(3.2参 照)

.一 ca  国 m く Z く い く ヽ F   ︼目 ∽o 〓 〓

Part2:属 性概念を持 つた 3D建 築 CADの 記述言語に関す る研究 上記特性をもつた最も代表的な言語として GDLと い うもの がある。 これはもちろん前述のデー タ共有に関する研究で も属性概念を取 り扱 つておりそうした規格 :FC(:Al)、 STEPの 内部構造について研究する。 (3.2参 照) Part3:属 性概念を持 つた 3D建 築 CADか らの「word」 の 発信 Partl、 Part2を 基に上国のエー ジ ェン トに如何に「word」 を送るかを提起する。その際積極的に Archnecture RepOsitory、 dbNET、 D:gital diploma Database Oノ ウ ハ ウを取 り込んでいる。(4.2.1参 照)


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Takamitsu

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SAKAI

Feb. lee'

thesis for master degree

4.1.2:利 用 の様子 作業ツールパ レッ ト 詳細 ウイン ドウ

イメージ関連画像

二次元画像 現在位置表示パ レッ ト

.● に日  四 m く Z く い く ヽ メ   ︼コ ∽o 〓 〓

図 04r01/02/01/01: 作業ウイ ン ドウ レ ヾレッ ト、真ん中上詳細ウイン ドウ、二次元画像、平面図、 左か ら作業ツー′ 右にインターネッ トを介 して得られたイメージ関連画像、そ して右は じに平面 図の現在位置表示パ レッ トである。 :


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Takalnitsu SAKAI

04101102102

Fcb. 1998

thesis for master degree

図 04/01/02/02/

01: 1ノ 1000の 縮尺 で作業 している とき

図04r01/02/02/ 02: 100の 縮尺で 作業 していると き 1ノ

利用 の様子 の一例 として、wired cAADに お い て、1/1oooの 図面デイ テールで`鳥 蹴的な作業 を していた状 態か ら、1/1oOの 図面デ イテールで 街角が見 れるスケ ー ルでの作業 に移 った と きそれに応 じて参照用のイ メ ージ を提示 してい る。


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04102101Ю l

Feb. 1998

thesis for master degree

4.2:実 装方法 4.2.1:建 築

CADの デ ー タ を分析 す る

今 回ベース になって い る 3D建 築 cADソ フ トは前述 で も取 り上 げ た「GRAPttISOFT6.0」 (海 外 では「ArchiCAD6.0」 とい う名称 になっ て い る)で あ るが 、 これ を採用 した最大 の理 由 はその建築 設計 を中 心 と した柔軟 なソフ トウエ ア設計 が あ った か らである。その 実 際 の

特徴 は前章「 3.2建 築 cAD。 オブジェク ト指向」を前提 として話 しを進めたい。テクニカルな情報を求めて本論後半部分のみ参照す る場合 で 、GRAPHISOFTを 使 った こ とがない場合 はそ の 点 は留 意 さ れた い 。

「 3.2建 築 cAD。 オブジェク ト指向」では「建築的なオブジェク ト指向」のユーザー (設 計者)サ イ ドに近い ところで解説がなされ ていた。それをもう少 しソフトウエアの内部よ りで考えようとした と き こθ )GRAPHISOFTに は GDL(Geometric Description Language)

というプログラム言語をもっている。プログラム言語というとソフ .● “口  国 m く Z く い く をr  ︼目 ∽o 〓 〓

トウエアを開発するときに耳にする「c++」 などを連想する人が多 かもしれないが、どちらかというとMacromedia社 のオーサリングソ フトDirectorと

Director上

関 係 は 、 GRAPHISOFTと

で稼動するLingoと いう言語、この2者 の GDLの 関 係 に近 い と思 っ て も ら っ て 良 い

だ ろ う。た だ しあ くま で も似 て い る の は 関係 だ け で そ もそ も ソ フ ト ウ エ ア の 目的 か ら違 っ て い る の で

GDLの

GRAPHISOFT上 で 動

く Lingo=

よ う な解 釈 は正 し くな い 。

「 開発」 とい う観点 か ら補足 してお くと GRAPHISOFT上 で も 尚、

C++な どを使 って 開発す る環境 は あ る。もし興 味 を もたれた方が た 「API」・ 「SDK」 といったの もあるとだけここでは記 してお く。 のなら しか し日経CGで 絶賛 された「オブジェク ト指向」の裏にある特徴的 な思想はGDLに あってそ こを上手 く利用で きないのであれば他 のソ フトウエア上で開発するのとなんら変わ りないかもしれないとだけ


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04102101102

SAKAI

Feb. leeE

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述べ てお く。 もう少 し「GDLは 何をやっているのか」 とい う具体的 な点に触れ てみたい。ソフ トウエアに付随するマニュアルからみるか ぎり、 ‐ ―「家具 とか木 とか車 とかの作 り置き」をわ ざわざプログラム言語

GDLで 書 くことで多少 な りとも柔軟性があるパーツになる 一― この ように解釈するだろう。決 して間違いでない。パーツと一口で いって も建築空間に存在する もの全部が対象 となって くるので、 パーツの柔軟性 一つ取 って も技術的な観点だけでも話 はつ きない。 ここでは本題から逸れるので避けるが、もしwwwの 環境があるなら ばGDLや ArchiCADで 検索 をかけてみていただ きたい。全部見切れ ないほどの情報が 日々更新 されている。 単 に 3D形 態を記述する言語はい くらで もあ り、それぞれメリッ トがあるわけだが、ここでは簡単に「GDLの 書 き方」つ ま り表現上 の特徴を述べてお く。 従来 3Dの データの中身は、 「座標 xl,yl,zlか ら座標 x2,y2,z2を 結 んで .… それらを面 として表現 して 中身は空洞 じゃなくて 色はR10%G50%B40%で ,¨

は PIcToolで

テクスチヤ

..」

とい うのが延々と続いていた。が GDLの 場合、 .コ “口  国 m く Z く い く をr  ︼目 ∽o 〓 〓

「ここから△x,△ y,△ z離 れたところに5Mの 柱 を仕上げ 5番 のタイ プで建てろ」といった具合 で書 いているわけである。(蛇 足 だが両者 ともこのような日本語で書いているわけでない。違いがはっきりす るようにこのように簡単 に書いたわけである。 ) つ ま り「方言が建築的なプログラム言語」でありそれ故、建築的な 属性 を取 り扱 うことができるプログラム言語 となっているわけであ る。(上 の例だ と「5番 のタイプで」とかいったところが該当。最近 では「柱を」程度 の指示 は他で も多少の差があって もできる。 )

いままで仮にGARAPHISOFTを 使 っていたとしても「建築を作る ために属性概念を使う」だったところを、本論では「建築を知るた めに属性概念を使 う」となっているといってよい。


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04102101103

Fcb.1998

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「属性 どう しの関係性 を読み解 く作業」これ を「設計者が建築cAD 上 での作業」と連動 し ・ 卜

て 実行 して い るので あ る。 以下実例 と して部屋 の 状 態 を調 べ だ す と

X方角

BE+

Y前

く アーン 名〉

レタ ーサイズ :rrnl

200

測定面積 im21

0.00 0

(1/100の 図面 か 1/

外周壁の長 さ

0 0

500の 図面 か とい う

R0$1JoRl{ERtt .:!

すせ ての角の数

0

R00NJ0],ICAVES

すべ てのヽ こみ角の数

0

意味 の縮尺 )を 読 み解

.!E

ROS,I-WALLS_$JRF

#

外周里の裏面領域

000

R00M-D00RS-WrD

l.c

ドア●組み合わせ帽

0

ROO,I-DOMS_SURF

,4

ドアの裏面積

000

Rofi{-wtNDS_WrD

8...i

志の 3■ み合わせ幅

0

# ['i i.i

忠の表面積

010

フロアレペル

0

サ プフロアの厚き

0 0

AbC

RI]OHJ'IUI'IEER

Abc

Rorlr-AREA )4

R0$1_PER|M

5.?

外周

Roft1JroLESJRt,t

i.f

穴の外周

R00|'1-WALLSJRm h?

R{]0I1-WTNDSJURF

R0S4JASELEV R00I1JL-THICK

R0ft1-JIEIGHT norTE

i

3 3

fontiupe

Pm-Box

E

?

国 国 図

Abc 図 図 図 と Ab●

高さ ゾ→名 の表示 ゾ■番 号の表示 ・ 0表 示 床引フ ・ 床州フ ■,7o表 示

`r■番号

く機 能 を付 加 した樹 木 Season & Scale tree を紹介す る。

あり

あり

角度 フ オント

0.00

あり

MSゴ シ ック 6

cn-:n

"rり 名の表示

なし

Bpots SPREAT

中,心 点の表示

なし

廉_下 地 球_仕 上

床断誅け 書器ダル

巾ホ

せっ器買ダ:囁

= FLR」 I FLR_C

e WT_WD S』 1酬

e WLJ = WL_E ‖ C:

C: r

RD_W 3 0THERS

■高

1000

肇_下 地

木日地

里_仕 上

と、季節 と図面 の縮尺

あり ・ 〉 く麻引フ なし

,イ

)

あり

天丼高の表示 ル」の 表示

・ン・ フ リ・ 版 臓 鵬 術出 術 艤艤 版 艤脳

.一 “口  国 m く Z く い く ヽ F   一調 ∽o 〓 〓

i num i fbor i fbor-f i area i ceili box-U ir/ 3

zone hunter

・ ソ ―ン名 ゾー ン番号

ROM,IJ'IAME

RoolrsrzE #

+

ころ

1000 1000

・ ン ヘ¨ コげ ョ

三井 _下 地

"l曝 金属製下地

三井 _仕 上

和饉

廻 り撮

廻録直付型飾り _

備考

上がりIE

図04/02/01/03/01 Zone Hunterを プ ログラムの中身 を見るために開 い てみた時のメイン 画面。表になつて い るのは

Zone Hunterで 取 り扱 つている各 種 パ ラメタ (建 築 空間 と関係 した属 性)


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04102101104

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以下 Zone_Hunterコ アスクリプ ト !Zone Hunter define sり le

nidestyld:fOnwpe,R00叱 LSIZE,1,1

mu12 A /1000ノ 牡_/1000 style ideЫ りle

eques<‖ Henght o亀 茎yleHノ ideS71e‖ ,Shighり

ff1=agqugs("Zone_caI4of", " ", caf,nulflle, catcode)

Znallle=R00M NAME if cn zllthen Zname〓 catname

!***dsplay categOry Nalne as Zone llallle

if catcode="O BGF‖ then Zna■ le=‖ 合 計 面 積 ‖ !***prilnts‖ BGF‖ to the sttunp !***fomat as set in the Preferences ‖ ...=request(‖ Arettdimellslon‖ ギ ,area fO・ ‐〕 ・

area fomL=[[‖

room area=str(area fOrlll)ROOM AREA) lin forlll―

l:‖

nTfequest cLinea_dimesion‖ ノ‖lin fOran) .一 ca  m m く Z く い く ≧r  ︼調 ∽o E ロ

roolll height=山 r(■ l

fom,R00M_HEIGHT)

room pmIIl=str tlin fOnll,R00M_PERIM)

fot:m = lin_form gosub 1001

lin_unit = unit

form:

area_fonn

gos'nb 1002

!***Unit tings


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SAKAI

Feb. leeE

04102101Ю 5 area umt=umt room area=‖ A:‖ +rooIIl area+area ttumt rooIIl helght=‖ H:“

i***compostte smgs

+rooln hoght+lin unlt

room perim=‖ P:“ +room pen□ 1+lin unit w_roona = (stw (Zname)) * flame !***width of the suttls_o if■ ot displayed * w_roonu = (stw EOOM_NUMBER)+3) num w_floor = (stw (floor_f)+3) * floor w_rooar = (stw (room_area)+3) * atrPJa

w_peri = (stw (roomjerim)+3) f peri w_roohe = (stw (room_height)+3) x ceil_s

man len = rnar( (w_roona, w_roonu, w_peri, w_rooar, w_roohe, w_floor) !xxx width of the stamp marc_h = - (name + num + floo'r +

vlen:

rea+ peri + ceil-s)

- shight

ro€ w add2 -malc_lenlZ, vlen

- max_hD

.一 “口  国 m く Z く い く ヽ F

if name then Text2 O,-vlefl,7name endif

if num then fl=fl*1 vlen:vlen + shight Te:ft2 Z,-vlen, ROOM NUMBER

︻調 ∽o 〓 〓

endif

if floor then $=rl*1 vlen =vlen + shight Text2 2,-vlen, floor endif

if

area then

f

x

shight

!x*x heightof the stamp


04102Ю lЮ 6

Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu SAKAI Feb. 1ee8 thesis for master degree

fl=ll*1 vlen:vlen + shight Text2 2, -vlen, room area peri then fl=t1*1

vlen:vlen + shight Text2 2,-vlen, roomjef,im ceil_s then

tl=ll*1.

vlen:vlen + shight Text2 2,-vlen, room_height

= vlen+shight

hotspot2 g,5hight hotspot2 max len, shight hotspot2 0, max_h + shight hotspot2 ma:r_len, man_h + shight .一 “口  国 m く Z く い く をr  ︼目 ∽O 〓 目

hotspot2 max lenlZ,max_hD + shight hspots then

hotspot2 ma:r lenl2, shight

hotspot2 mair._lenD, max_h + shight hotspot2 0, ma:c_hlZ + shight hotspot2 max len, max hD + shight

box;rr and n then pen Pen_Box

line2 0 ,0,0, -vlen line2 max len ,0, man_len , -vlen for i=0 to n line2 O,-ixshight, max len, -i*shight next

i


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04102101107

SAKAI

Feb. lee8

thesis for master degree

!***0 01 strat***

!vl〓

"‖

!v2=‖

1

!■

=REQUEST(HZOne_categOry‖

,vl,v2)

)‖

,

!chl=OPEN(“

TEXT“ ,vl+v2)‖

SEPARATOR=:¥げ

,MODE=WO‖

)

1

!ch2=OPEN(‖ TEXTH,v2+vl,HSEPARATOR=:¥ザ ,MODE=WO‖

!■

)

=REQUEST(HInternal id‖ ,H‖ ,vl)

,

!chl=OPEN(‖ TEXT‖ ノzOllelist01"+vl,‖ SEPARATOR=:¥ピ ,MODE=WOn) ,

!ch2=OPEN(“ TEXT‖ ,Hzonelist02H+vl,‖ SEPARATOR=1¥ピ ,MODE=WO‖

)

.0 ”口  国 m く Z く い く ヽ F   一目 ∽o 二 〓

chl=OPEN(‖ TEXT“ ,Hzo■ elist01‖ +GLOB_ID,‖ SEPARATOR=:¥ピ ,MODE=WO“ ch2=OPEN(‖ TEXTH,‖ zo■elist02‖ +GLOBゴ

D,‖ SEPARATOR=:¥ピ

OUTUTchl,1,0,‖ ROOM NAME‖ ,R00M NAME OUTUT chl,1,0)‖ R00M_CORNERS‖ ,R00M_CORNERS OUTUT chl)2,0,“ ROOM_CONCAVES“ 〕R00M CONCAVES OUTPUT chl,3,0,‖ R00M_WALLS_SURF",R00M_WALLS_SURF

OUTUTchl,4,0,“ R00M_DOORS_SURF“ ,ROOM DOORS」 URF OUTUTchl)5,0,‖ R00M_Ⅵ IINDS_SURF‖ ,R00M WINDS_SURF OUTPUT chl,6,0,‖ R00M_BASELEY‖ ,R00M_BASELEY OUTUT chl,7,0,“ R00M_HEIGHT‖ ,ROOM_HEIGHT

,MODE=WO‖

)

)


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0410211)l108 roo叱 shape=::::

ifR00M_CONCAVESく >0山 en

gOto 9990001

ifR00M_CORNERS<>4 then gOt0 9990011 room shape=‖ re_le‖

+‖

il+1lsquareli+‖ ‖

+‖ shape“

goto 9990100 9990011:

if R00M_CORNERS<>5 then gOt0 9990012 rooLshape=‖ pentago■ ‖+‖ ‖+‖ shape‖ gOt0 999oloo 9990012:

if R00M CORNERS<>6 then got0 9990013 rooLshape=‖ hexagon‖ +‖ ‖+'icombl'十 ii‖

+“ shape‖

goto 9990100 9990013:

.つ に日  国 m く Z く い く ≧F  ︼調 ∽o 〓 〓

if R00M CORNERSく >7 then gOt0 9990014 roo叩 hape=‖ hep9on‖ +“ '1+"shape:: goto 9990100 9990014:

if R00M CORNERS<>8 then gOt0 9990015 roolll shape=‖ OctagOn‖ +‖

::+l:ocLopusHキ ::::+::shapel:

goto 9990100 9990015: r0011L Shape=‖ PolygOnal‖

goto 9990100

9990001:

ifR00M CONCAVESく >ROOM_CORNERS then goto 9990002

Feb 1998


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04102101109

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‖ +‖ aSteroidea‖ +‖ room shape〓 ‖ star‖ +‖

H

got0 999oloo

rooll_shape=‖ collvex"+“ “+“ hollow‖ +‖ ‖+‖ pOlygonal‖

goto 9990100 9990100:

OUTUT ch2,1,0,room sha2pe CLOSE chl

CLOSE ch2 !***0 01 end***

end

1001:

.O ca  m m く Z く い く ヽ F   一目 ∽o 二 〓

if if if if

!*** Linear unit

strstr (form, "m") then

uldt:

strings

" m"

strstr (form, "cm") then unit = " cfll" strstr (form, "tttm") then unit = " .mm" strstr (forn, "i") or strstr (form, "f") then unif, = ""

1002:

!* * * Area unit strings

if strstr (form, "sqm") then unit : " frZ" if strstr (form, "sqcm") then unit = " cm2" if strstr (form, "sqmm") then unit = " mm?" if strstr (form, "sqmm") then unit = " mtn2" if strstr (form, "sqf") then unit = " sq ff," if strstf (form, "sqi") then unit - " sq inch" rehrnr

DJt.

Zone_Hunter

72 t) A F =7

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04102101110

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図04/02r01ノ 10r01(上 の 図) 図 04/02/01/ 10/02 (下 の図)

1&S由 じ をプ ログラ ムの 中身を

D G H ︰ J

▲▼ ‘▼ ▲ ▲▼ ,

▲▼

さ ▲7 ▲▼ ,

綸高 幹の高さ 幹の直径 業の形 {5/4ノ 5) シダム1=YO=N 業の角度

:早

業の‖オ

』:

業の牧欺

騨:早 と

機の長さ(D=無 )

幹の材料

機の角度

00 0 O 4 。 。 0 0 0 。 。 m . 。 0 。 0 。 。 ︲ 8 4 5出 4 5 3 4 5 1

‘▼ ▲ ,

▲▼

撃:早 臓早 騨:: 語: 図 Δ

見るために 開 いてみた 時 のメイン 画面。表に な つている のは

.● ●口  国 m く Z く い く ﹂ F   ¨目 ∽o 〓 ロ

― &Qttb 図 04/02/01ノ 10/01で 取 り 扱 つている 各種パ ラメ タ (建 築空 間 と関係 し た属性 ) 図 04/02/01ノ 10/02で は 3 Dワ イヤー フレームが 見えている がこのほか 縮尺に応 じ た図面表記 を 2Dで は 見せる。


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04102101111 以下、Season&scale treeコ ア 2Dス クリプ ト !Season&Scale tree !***taka3 001 startl***

me="‖ "eenЯ

if C>8000山 en gOt0 999o010 if C<1700 then gOt0 999ooll treenЯ me=‖ tree

wood‖

gOt0 999oo20 9990010: treenanle〓

"giganttc big tree wood powerful stror="

goto 9990020 9990011:

treenallle=Hshrub thicket low short tree wood weak poor‖ gOt0 999oo20

.O c a  国 m く Z く い く ヽ F   ︼轟 ∽o 〓 〓

9990020: season=‖

if K>20 then goto 999oo21

season="winter cold ■ovember december jalluary‖ gOt0 999oo30 9990021: red=‖

green〓 ‖‖ blue="‖ !n=H“

!red=REQ(“ Red_of lllaterial M) !green=REQ(‖ Green of material M⊃ REQUEST(“ Rgb_Of matmal‖ ,SYMB_MAT,red)green,blue)

Fcb 1998


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04102101112 !REQUEST(‖ Rgb Of matmal",SYMB_MAT,red,green, if red>=green then gOt0 999oo22 if redく green then goto 9990023

9990022: season=‖ fall autuini september‖

goto 9990030 9990023: ‖ season〓 sPang sul■ Iler hoげ

:

gOt0 999oo30

if GLOB_SCALEく 200 then gOt0 999oo01

FRAGMEhlT2 5,0 FRAGMENT2 6,0 .0 付口  国 m く Z く い く ヽ メ   一ヨ ∽o 〓 目

vl〓

‖‖

vl=‖ tree 3D‖

+GLOB ID

chl=open(HTEXT‖ ,vl,‖ SEPARATOR=:¥ザ ,MODE=WO‖ ) Outtut Chl,1,0,treenallle,season)“ broad“

close chl

9990001:

FRAGM呻 4,0 FRAGMENT2 1,0 if GLOB」 CALE<50 then goto 9990003

,“

widell

Feb.1"8


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04102101113 vl=‖

vl=‖ tree 3D‖

+GLOB ID

chl=open(“ TEXT‖ ,vl,‖ SEPARATOR=[¥ぜ ,MODE=WO‖

)

。uりut Chl,1,0,treenalne,seaso■

close chl

goto 9990002 9990003:

vl=ntree 3D‖

+GLOB ID

chl=open(HTEXT‖ ,vl)‖ SEPARATOR=:¥ピ ,MODE〓 WO‖ ) .0 “口  国 m く Z く い く をr  ︼調 ∽o 〓 〓

Oulput Chl,1,0,treename,seaso■ ,Hdaa■ e‖

,‖

subde"

dose chl

!***taka3 001 endl***

以上、Season&scale treeコ ア 2Dス クリプ ト

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04102101114 賜 下、 Season 「

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& scale tree コア 3Dス クリプ ト

!Season & Scale tree !***taka3 001 startl***

if A <200 then gOt0 9990001 9990001: !***餞逮口6

001 endl***

ung=0.3 if s=0」hen 30

e=e*0.5

,********************** material s

cone d,e,e*0.8,90,90

1********************** if pく

=o then 30

.O ca  m m く Z く い く ヽ F   ︼調 ∽o 〓 〓

addz d !************** 1,N

addz― d/3

v‐nd(360) Wヨmd(D

cone pノ 4,e*0.4,e*0.2,90,90 addz pノ 4 v― rnd(360)

w_‐nd(r)

STE

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04102101115 rotz v

r07W cone p/3,e*0.2,e*0.1,90,90

2:

de1 6 3: !************** H !************** 2.N

v=■ nd(360)

w― rnd(r)

rotz v

roty w

cone p/2)e*0.8,e*0.4,90,90

!**************2.1.N addz P/2 addz― pノ 6 .一 “口  国 m く Z く い く ヽ メ   ︼口 ∽o 〓 〓

H劇

(360)

W=■ ■はd(r)

rotz v

rOり

W

cone p/3,e*0.2,e*0.1,90,90

de1 3

!**************2.N

v― rlld(360)

w― rnd(り

Feb. 1998


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04102101116 rotz v

rOW W cone pr4,e*0.4)e*0.2,90,90

addz pメ 4

v― d(360) w― rlld(r)

rotz v

rOty w co■epメ 4,e*0.2)e*0.1,90,90

5:

de1 8

l*xxx****x*)xx** v+nd(360) .O ca  国 m く Z く い く ヽ F   一目 ∽o 〓 〓

1y::6d(1) rof,z

v

foty w co■ ep2)e*0.8,e*0.4,90,90

addz P/2 !************** NH

addz― p/6

v―rnd(360)

W鋼

←)

thesis for master degree

Feb.1998


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04102101117 rotz v

rOり W

cone p/4,e*0.4,e*0.2,90,90

addz Pメ 4

vttnd(360) w― rnd(r)

rotz v

rOげ

W

cone pノ 4,e*0.2,e*0.1,90,90

H

1************** de1 6 1************ネ

*

NH

vflld(360) .O ca  国 m く Z く い く をr  ︼調 ∽o E 〓

w_I‖ d③

rotz v

rOty w

cone P/4)e*0.4,e*0.2,90,90

addz P/4

(360)

W判md(0

Feb 1998


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04102101118 cone p/4,e*0.2,e*0.1)90,90

8:

!************** H

Hnd(360) w― Hld(r)

rotz v

rOty w

cone pメ 4,e*0.4,e*0.2,90,90

addz P/4

vttd(360)

wttndo rotz v .0 に日  国 m く Z く い く をr  一調 ∽o 〓 目

rOty w

cone pノ 4,e*0.2,e*0.1,90,90

30:

,********************** 60:

material m

del top

addz d

muly bノ a

SAKAI

Feb. leeE


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04102101119 1*********************************** Ll T

addz l.5348*(c― d)/4.9171

for Y:1 to kx0.7 z+nd(3.3822)

steP

n:asn(z/3.485)

l=md(180) m=rnd(360) x=3.485xcos(n)

x:x*aJS.79 x:x-O.M*a15.29

if x<jlZ then

110

z:z*(c-d)14.9L71 rotz m addx x .0 “口  国 m く Z く い く ヽ F   一目 ∽o 二 〓

addzz roty 90-n

if ung<>0 then sto+nd(ung) addz -sto

endif

rotzl rotr(

i

gosub 500 de1 6

if ung<>O then del

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Fcb 1998


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Takamitsu SAKAI

04102101120 110:

nexty !*********************************** L2T

for y-lto k*0.25s岬 Z― l■ ld(-1.31(56)

n― asi(zノ

1.3642)

1-rnd(180)

m― rrld(360) x=1.3642*cos(■) x〓 x*a/5.29 x― x+1.2808*a/5.29

Z=Z*(C― d)/4.9171

rotz ln

addx x addz z .一 “口  国 m く Z く い く をr  ︼調 ∽o 〓 〓

rOy 9o_■

if ungく >o then

StO 8:ld(ung) addz― sto endif

rotz l

rotx l

go測b500 de1 6 if ungく >O then del

1

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Feb. 1998


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04102Ю 121

thesis for master degree

if s<>0 then 140 lx*xxxx**x******x*x******r(***x****** del top addz d+ 6.2559 * (c-d)/4 .9 l7

for Y=l to k*0.05 stEP 1 z:rnd(-O.2183) z=z-6.0376 n=acs(zl6.2559)

l:rnd(180) m=md(360)

x:6.2559*sin(n) x:x*a15.29

.0 ” 口  国 m く Z く い く ≧r  嘱調 ∽o 〓 〓

z=z*(c-d)14.9171 rotz,m addx x

addzz

if

ung<>O then

sto=rnd(ung) addz -sw

endif

|

L3T

Feb. 1998


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04102101122

gosub 500

de1 6 if ungく

>0山 en

del

next y

140:

end 500: 1*************************

mulx j/0.2 muly j/o.2

if hく

>l then 510

q=義 1くrndO.99))

。つ “口  国 m く Z く い く F ヽ

goto(530+10*q) 510: r gtt thel1 550

if g-4山 en 540

530:

︻目 ∽o 二 〓

poly 3, 0,0.1,

0.0866,-0.05,

-0.0866,-0.05

goto 560

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SAKAI

Feb. 1ee8


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04102101123

Feb 1998

thesis for master degree

540: poly 4, 0,0.1, 0.1,0, 0,-0.1,

-0.1,0

goto 560 550: poly 5, 0,0.1,

0.0951,0.0309, 0.0588,-0.0809, -0.0588,-0.0809)

-0.0951,0.0309 5 d

山 m

retum .0 “口  国 m く Z く い く をr  ︼目 ∽o 二 〓

以上、Season&scale

treeコ ア 3Dス ク リプ ト

こ こで は これ ら 2つ の タイプの コ ア部分 だ け紹介 した。 細かな表記に関してはソフトのマニュラルではない ので解説は控 えてお く。


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04102102101

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4.2.2:建 築 CADの デ ー タ か ら情 報 ネ ッ トワー ク ヘ 図04/02/02/01/01に おいてPart2、 Part3は 本来開発過程上 の区分け であったが、論文執筆時点で GDLに て直接 wOrld.wideoweb(www)や File Tranfer Protocol(FTP)が 実 行 で きな い 。 そ こで そ れ を補 完 す る た

めにPerlと いうソフトウエアで情報ネットワークとの直接的送受信部分 を新 規 に作 成 し (Net lnterface)、 ● ● ●● ●

0●

・● Part2

● ● ● ● ●

00000●

● ● ●

Part3

GDLに て GRAPHISOFTと

Net lnterface

000

・● ●

:

■■■

`ラ 日 rく `

′ 0 ● ● 0 0 0 ●

f ︲ ︲ 1

タ ー ネ ット

● ● ● ● ● ● ● ● ●

〔 WOrCレ(Dヽ

1

ヽ .一 “口  国 m く Z く い く ヽ F   ︼目 ∽o 〓 〓

r

エ ー 尭

0

0

● ● ●● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●● ●

図 04r02r02/01701: システム概要図 2 点線部 が将 来簡潔に一体化 できる。

のデ ータのや り取 りをテキス トファイルを中間生成物 として行 っている。 ただ し本論 でその可能陛 と重要性 を述べ ているこの新機能などについ て、 先 日GRAPHISOFTの 本国 (ハ ンガ リー)開 発チ ームや現地 の大学研 究機 関 と幅広 くディスカ ッシ ョンを した結果。良好 な対応が 充分期待 で きそ

うなので、遠 くないかなり近い将来 4.2.1、

4.2.2、

4.2.3で 分けて解説 し

ている部分が より簡潔に統合される可能性がある。


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04102102Ю 2

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thesis for master degree

4.2.1に おいて解析過程の一例として挙げた コアスクリプ トの中でも既に

何回か登場 しているが、ここで Perlと GDLの 窓口 となっている部分の

GDL側 の解説として、GDLに おけるファイル1/0の 一部分

(通 常 の場合

はこれでほぼすむ)の 解説を付記する。

GDLに おけるファイル vO・ ・・ テキス ト拡張名 以 下 は、 フ ァイ ル 1/0操 作 の例 として挙 げ られるテキス ト拡張名 のサ ンプルである。 この タイ プの他 の拡張名 は、GraphisO■ そ の他 よ り提供 されてい る。

テキス ト拡張名では、OPEN、 INPUT、 お よびouTPuTコ マン ドのパ ラメータリス ト上の文 「Graphiso■ 字列が解釈 される。

Data F01der」

とい う名前のフォルダがユーザ ー定義 のファイル

として

GRAPⅢ SOFTと ともに存在すると仮定 しる(こ のフォルダの名前は、拡張名 リソースで定義 さ れているので、ローカライズできる このようなフォルダが存在 していない場合、拡張名によう )。

て作成される。フォルダにはサブフォルダを作成 し、そ こから既存 のファイル を検索で きる。テ キス トのファイルは、読み取 りと書 き込みが可能である。

1)チ ヤンネル =OPEN(filteLfilename,paramstring) フイルタ :拡 張名を指定 している。テキス ト拡張名の場合、"TEXT"と 指定 している。 .0 “口

ファイル名 :開 かれるファイルの名前 バ ラメータ文字列 :拡 張名お よびオープニ ングのモー ドの特定の区切 り文字 ファイルを開 く。書

国 m く Z く いく 卜

き込みを行 うファイルが存在 しない場合、そのファイルが作成される。読み取 りを行 うファイル が存在 しない場合、エ ラーメッセージが表示 される。

戻 り値 は正の整数で、これで特定のファイルを識別 している。この値が、ファイルの参照番号 と なる。

︻“ ∽o 二 〓

パ ラメータ文字列 には、以下の情報を入力 で きる。 。 SEPARATOR=引 用符

(")の

間のキーワー ドの後 に、 (読 み取 りと書 き取 り両方 の)テ キス トフアイ

ルで欄 の区切 り文字 として使 う文字を書Jり 当てることがで きる。特殊な場合 として、タプ(")と 改 行(")が ありる。 ・MODE=キ ーワー ドの後、オープニングのモー ドを入力 している。オープニ ングのモー ドは、以


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041070703

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Feb 1998

下 の 3通 りで あ る。

RO(読 み取 り専用

)

WA(書 き込み専用)フ ァイルの最後に追加。 WO(書 き込み専用)フ

ァイル に上書 きします。保存 されたデ ータはすべ て失われる

読 み取 り専用 ファイルと書 き込み専用 ファイルを同時に開 くことはで きない。

SEPARATORと MODE.の 間 には、常 にカ ンマ(,)を 入 れる。 存 在 しない キ ー ワ ー ドを使 った場合 、区切 り文字 が間違 ってい る場合 、パ ラメ ー タ文字列 が空 の場 合 には、拡張 名 はデ フォル トで設 定 される。 SEPARATOR =:',MODE =RO.

:

chl =OPEN ("丁 EXT","filel","SEPARATOR■ '3:, MODE=RO==) ch2 =OPEN (!'TEXT==,“ file2=',"") ch3 =OPEN (!'丁 EXT","file3",WSEPARA丁 OR■ 'I, MODE=W011)

21n=:NPUT(lhannelぶ 罐DR』:D,field:D,va口 LVa口 与・D .・

レコー ドID:列 の数 (数 字または文字列

)

.つ “ 口  m m く Z く い く ヽ F   ︼目 ∽o 〓 〓

フィー ル ドID:夕 1の 中にあ る欄 の数 コマ ン ドは、チ ャネル値で識別 されたファイルの開始位置か ら、パ ラメ ー タとして割 り当 て られた 数 の値 を読み取 とる。パ ラメ ー タリス トには、少 な くとも 1個 の値が存在 してい る必 要があ る。読 み取 られた値 は、関数 によってシーケ ンスのパ ラメータに代入 される。値 は、値 に定義 されたパ ラ メ ー タに関わ らず数値 または文字列 タイプを とることがで きる。ファイ ルの値 の位置 に、数式 また は文字列式を入れ ることがで きる。各式 には、GDL算 術 関数 コールと同様 に、数字 または文字列の 定数が使 われる。各式 は、入力処理 の間に評価 される。例 :テ キス トファイルに以下の式 を入れる。 (区 切

り文字 は ',')1.23,1'2","aaa",2率 SIN(45)+1,S(沢

(3)戻

り値 は、読み取 った値 の個数 となる。ファ

イルの最後 まで達す ると、1と なる。 列 と欄 の数 は、正 の整数 で あ る必要があ る。正 の整数以外 では、エ ラー メ ッセ ージが 表示 される。 列 と欄 の数が間違 っている場合 には、入力 は実行 されない 。 (■ =0)

列 と欄が識別 される と、パ ラメ ータと同じ個数 の値が開始位置か ら入力 される。値 よ りもパ ラメー


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04102Ю 704

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夕の個数が多 い場合、対応す る値 のないパ ラメ ー タは、0に 設定 される。 空 の欄 (2つ の区切 り文字 の 間 に何 もない場合)で は、パ ラメ ー タは 0に 設定 される。 例

:

nr =INPUT (chl,1,1,vl,v2,v3) !最 初 の列の最初の欄か ら 3個 の値を入力 します。

PRINT nr,vl,v2,v3

31 0UTPUT Channe:メ eco■ 洲Dョ field:D,eXpr [,exp鳥 ."] レコー ドID:可 狽ネ場合、出力 された値 の後 に新 しい列が続 く。 フィー ル ドID:必 要 のない場合 、 この値 は使 われない。 指定 された位置か らチャンネル値 によって識別 された ファイルに、定義済 の式 と同 じ個数 の値 を出 力す る。少 な くと も 1個 の式が必要 である。出力値 の タイプは、式のタイプと同様 で ある。 テキス ト拡張名では、 OUTPuTは オープニ ングのモ ー ドに従 って指定 された式 を連続 した位置 に入 れる。 この とき、各式 の間に はファイルの オープニ ング時 に指定 された区切 り文字 を使 い 、上 書 き す るか 、また はファイルに追加する。 この場合、指定位置は解釈 されない。 レコー ドIDは 、出力 で新 しい列 を指 定す るために使 う。 レコー ドIDが 使用 で きる場合 、出力値 の後 に新 しい列が続 きる。使用 で きない場合、最後 の値 の後 に区切 り文字 を入力する。

.一 “口  国 m く Z く い く ヽ メ   一口 ∽o 〓 〓

string =::Date:19.01,1996=:

a =1 .5 0UttPUT ch2,1,0,string !文 字列の後 に新 しい列が続 く文字列の後 に新 しい列が続 く OUTPUT ch2,0,0,a,a +1,a +2

1a+2の 後、区切 り文字が続 く。新 しい列な し。 41 CLOSE channel ファイルの クローズ は、チ ヤ ンネル値 で識別 される。 例

:

GDLオ ブジェク トは “fl・ フ ァイリレの内容を "f2‖ および "f3"フ ァイル にコピーする。 ‖ また、 fl"に 舞 gみ されたす べての値を "fZ"と "f3"の 別 々の列 に書き込む。

chl 却 PEN (!'TEXT!!,:lfl:',='MODE=roli) ch2 =OPEN (° TEXT° ,"f2=',='SEPARATOR■ 1=,MODE〓 悧o=') ch3 =OPEN (!=TEXT=','lf3'!,liSEPARATOR=・・,MODE=Ⅵ o:')


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04102102Ю 5

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i =1

1: n =INPU丁 (chl,i,1,Varl,var2,var3,var4)

I F n く>-1 丁HEN

OUTPUT ch2,1,0,varl,var2,var3,var4 0UTPUtt ch3,1,0,varl,var2,var3,var4

i =i +1 GOT0 1 ELSE GO丁 0

2

ENDIF

2: CLOSE chl CLOSE ch2 CLOSE ch3 END

次 に Penと

GDLの 窓口 となっている部分 の GDL側 の解説 として、Perl

にお けるファイル1/0の 部分 と情報 ネッ トワー ク

(イ

ンターネ ッ ト)へ

の送受信部分 の コアス クリプ トを紹 介す る。

perlに おけるファイル 1/0&イ ンターネッ ト送受信 コアスク

リプ ト (Mac Per:の 場合) 。つ “口  国 m く Z く い く をF  ¨目 ∽o 〓 〓

use FileHondle; use HTTP::Request;

require

LWP:

:UserAgent;

############################ # # Ma■ n routine

# 解

SOUT_FILE_NAME = :=result,html==;

SfileNum = '001:; #¨

¨―¨――――――…――――――――¨――――――――――――――――――――――――――¨¨―――¨ parse

SSEARCH_WORD = =Windowi;

arguments form data


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04102102106

SAKAI

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#---------close $uq

Feb. lee8

do the seqrch

STDERR;

-

new LlllP: :UserAgent;

$seorchURl = "http: //imoge, oltovisto. com,/cgi -bin/avncgi? do=3&verb=no&oshope=r8oonepp=1&oprertsO&query= " ;

$seorchURl

.

:

$SEARCH-WORD.

"&ophoto:on&ocolor=on

";

my $request = HTTP::Request->new(GET => $seorchURL);

$uo->timeout( 360 ); $uo->ogent( 'Mozi11o,/3.04 (Mocintosh; mY

I;

PPC)'

);

$res = $uo->request( $request ); = split( /YxOo./, $res->content );

my @result

#----------

print out the result

FileHondte( "> $0UT-FILE-NAME" r€w FileHondle; $i.mogeFH = $outFH

=

r€vv

);

.● “ 口  国 m く Z く い く ヽ F

foreoch my $li.ne ( @result ) { if ( $li.ne - n,http://imoge.oltovisto. com:8877/inoge/, chomp $li.ne; $line : m, .+o href=1[,r>]+)>.+img src=([^ys]+)ys, ; $outFH->print( $1, "Yt", $2, "Yn" ); $seorchURL

)

= $2;

my $request = HTTP::Request->new(GET => $seorchURl); my $res = $uq->request( $request ); $imogeFH->open(

"> $fileNum" );

$fileNumr+; $imogeFH->print( $res->content ) ; $imogeFH->close;

︻J ∽o 二 〓

] ] $outFH->close();

{


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04102102107

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Feb. 1998

thesis for master degree

尚、 ここで取 り上 げた Perlス クリプ ト (Net lnterface)は Pictureを 探 す エ ンジンと して Altavistaを 呼 び出す タイプの もので ある。

.一 “口  国 m く Z く い く をF  ¨目 ∽o 〓 〓


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Feb 1998

04102Ю 3Ю l 4.2.3:情 報 ネ ッ トワー クか ら建築 CADヘ Pictureを

3D建 築 cAD上 で の作業過程 中に入 り込 ませ る最 後 の段階

として Net lnterfaceが ダウ ンロ ー ドして きた Pictureを

GRAPHISOFT上

で 表示 させ る仕組 み をやは りGDLで 整 える。これ に よ り作 業 中 に表示 で きるばか りでな く、元 来 GDLか パ ー ツ作 成 の用 途があ ったた め 、図面 上

のどこで も好 きなところにPictureを 配することができるとい うメリット も生まれて くる。 Picture‐ importerコ ア ス ク リプ ト

!キ

***Picture_Importer_12jpgs十 ***

picture2 !!001.jpg::,

1.o, 1.5, 5

add2 1.0,0 p■

cture2 =1002.]pgil,

1,0, 1.5, 5

add2 1.0,0 picture2 ::003.jpgi',

1.o, 1.5, 5

add2 1.0,0 picture2 :1004.jpg!!,

1,o, 1.5, 5

add2 1.0,0 picture2 :=005。 jpg:',

1.0, 1.5, 5

addZ l,0,0 p■

cture2 ==006.]pg:1,

1・ 0, 1.5, 5

.0 “ 口  国 m く Z く い く ヽ メ   ︼目 ∽o 〓 〓

add2 1.0,0 de1

6

add2 0,1.5 p■

cture2 :1007.]pgi!,

1・ 0, 1.5, 5

add2 1.0,0 p■

cture2 ::008.]pgil,

1,0, 1.5, 5

add2 1.0,0 p■

cture2 =:009.]pg'',

1・ 0, 1.5, 5

add2 1.0,0 p■

cture2 =]010,]pgil,

1,o, 1.5, 5

add2 1.0,0 p■

cture2 ==011.]pg:1,

1・ 0, 1.5, 5

add2 1.0,0 p■

cture2 ==012.]pg:1,

odd2 1,0,0 de1 7

1・ 0, 1.5, 5


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04107脚 01

Feb. 1998

thesis for maste degree

4.2。

4:そ の他 開発 情 報

GDLで 読み解 くことができる建築的属性及びその関係性のうちプログ ラムコー ド (ス クリプト)そ の ものを追わな くても、比較的直接呼び 出す ことが可能なものの一覧をあげてお く。但 し、従来はご く一部の パ ワーユーザーで しか使 っていなかった部分 ではあ り、真価 を発揮 さ せるためにはGDL全 体的な理解が必要にはなるだろう。しか し空間構 成的な創造力が ものをいうプログラム言語なのでプログラム初心者だ からといって恐れることは全 くな く、逆に一般的な開発言語のパ ワー ユーザーだからといって GDL S痰えるわけではない。

1996年 に早稲 田大学建築学科渡辺研究室で行 った委託研究 として GDLに よる日本用 のパーツ集開発があったが、このとき最終的に使い 物になったか否か と、プログラム経験の量・質 は一切関係なか ったと い う事実がある。残念なことにこのとき参加者が作成 したGDLに よる パーツ

(ラ

イプラリ部品)は 存在するが、同委託研究を何 らかの研究

論文 としてまとめ記録を残 していないので、当時の様子 は最後まで流 れを見ていた数人が内情を知 るのみとなっている。

グ ローバル変数の リス ト .O ca  国 m く Z く い く ≧r  中調 ∽o 〓 〓

グローバル変数 を使 って、モデルの特定の値 を保存 できる。これによって、G DLマ クロの環境 についての GRAPHISOFT上 の情報 を呼 び出す ことができる。 た とえば、壁に適合するよ うに窓 を定義する場合 、壁の パ ラメータを呼 び出すことが可 能である。 グローバル変数は、マ クロコールが行 われている間 は、スタッ クされない。

一般 環 境 情 報

GLOB SCRItt TYPE T∼ 現在のスクリプ トのタイプ 1-特 性スクリプ ト、2-2Dス クリプ ト、3… 3Dス クリプ ト、4-未 使用、5¨ 値 リス ト スクリプ ト、 1-マ スタースクリプ ト

GLOB CONTEXT表 示状況 1-ラ イプラリ部品エディタ、2-平 面図、3-3Dピ ュー、4-断 面 /立 面、5-設 定ダイアログ、 6-リ ス ト


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04102104102

thesis

SAKAI

famasterdegree

GLO口_SCALE A製 ロスケール 現在の ウィン ドウに基 づ く

GLOB_NORTH DlR U∼

投影の北方向 「太陽」ダイア ログでの設定 に従 ったデフォル ト プ ロジェク ト座標系が基準

GLOB DRAWING BGD PEN図 面の背景色のベ ン番号 現在の ウィン ドウの背景色 に最 も合 う現在のパ レッ ト内のペ ン

フ ロア 情 報

GLOB HSTORY ELEV B配 置 フロアの立面図 配置 フロアはオ ブジェク トを配置するフロア

GLOB HSTORY HEIGHT Q

配置 フ ロアの高 さ 配置 フロアはオブジェク トを配置するフ ロア

GLOB CSTORY ELEV Q∼ 現在のフロアの立面図 現在の フロアは「平面図」ウィン ドウに侮ヲされて いるフロア

GLOB CSTORY HttGHT R∼

現在 のフ ロアの高 さ 現在の フロアは「平面図」ウィン ドウに侮ヲされているフロア

GLOB CH STORY DIST S∼

配置フ ロアを基準に した現在のフ ロアの位置 現在の フロアは「平面図」ウィン ドウに侮ヲされて いるフロア .O ca  国 m く Z く い く ヽ F   ︼ヨ ∽o 〓 〓

フ ライ スル ー情 報

GLOB FRAME NR Nア ニ メーシ ョンの現在のフ レーム番号 アニ メーシ ョンのみ に有効、0は 静止画像

GLO■ FIRST_FRAME o_フ ライスルーの最初のフ レームインデ ックスイ ンデ ックス アニ メーシ ョンのみ に有効、0は 静止画像

GLOB LAST FRAME Pフ

ライスルーの最後 のフ レームインデ ックスイ ンデ ックス アニ メーシ ョンのみ に有効、0は 静止画像

GLOB EYEPOS_XK∼

現在 のカメラの位置(x) アニ メー シ ョンと静止画像のパース投影のみで有効

GLOB EYEPOS Y L∼

現在 のカメラの位置(リ アニ メー シ ョンと静止画像のパース投影のみで有効

Feb. 1ee8


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0410704103 GLOB_EYPOS Z M″

for m口 曲r

Feb. 1998

dgree

現 在の カメ ラの 位 置 o

ア ニ メ ー シ ョン と静 止 画 像 の パ ー ス 投 影の み で有 効

GLOB TARGPOS_XN∼

現 在 の 視点 の 位 置

o)

ア ニ メ ー シ ョン と静止 画 像の パ ー ス 投 影の み で有 効

GLOB_TARGPOS_YO∼

現 在 の 視点 の 位 置 c) ニ ー ョン メ シ ア と静 止 画 像 の パ ー ス 投 影の み で有 効

GLOB_TARGPOS_ZP― 現 在 の 視 点 の 位 置

((z)

ア ニ メ ー シ ョン と静止 画 像 の パ ー ス 投 影 の み で有 効

一 般 要 素 バ ラメ ー タ GLOB_LAYER要 素の レイヤ ー 要素 が割 り当て られ る レイヤ ーの名前

GLOB_D要 素の ユーザ ー ID 設定 ダイア ロ グボ ックスで設 定 され て い る D

GLOB_MD要

素の 内部 ID

プ ロ グ ラム で生成 され る任意の 内部

D←

―ザ ーに よる制御 は不可 )

GLOB_ELEVATION亀

要素の ベ ー ス立 面 図 ロ ェ プ ジ ク ト原点 が基 準 ((現 在の設定 に従 った ドア、窓 、下枠の 高 さを除 く

.一 “日  国 m く Z く い く をr  ︼〓 ∽o 二 〓

一 般要 素 パ ラメ ー タ ーリス テ ィング専用 GLOB_ELEM T″ E要 素 の タ イ プ 1オ ブジェク ト、2-ラ ンブ、3窓 、牛 ドア、5-壁 、6柱 、7ス ラブ、8屋根、9塗 りつぶし、10-メ ッシュ

オブジ ェク ト、ランブ、 ドア、窓のパ ラメー タ SYMB_LIN― Eラ イ プ ラ リ部 品の 線 種 2Dシ ンポ ル の デ フ ォル

ト線 種 と して適 用

SYMB_FΠ Iラ イ プ ラ リ部 品の 塗 りつ ぶ しタ イ プ 断 面 ノ立面 ウ イン ドウ内の ライ プ ラ リ部 品の カ ッ H脚 ヽ に適 用

SYMB_FILL PENラ

イプ ラ リ部 品の 塗 りつ ぶ し部分 の ベ ン番 号

│こ 適 用 断 面 ノ立面 ウ イン ドウ内の ライ プ ラ リ部 品の カ ッ H卸 ヽ


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04102104104

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fm master degree

SYMB_FBGD_PENラ

イプ ラ リ部 駒 塗 りつ ぶ し部分 の背 詢 ベ ン番 号 ノ 立 ィン 断面 面ウ ドウ内の ライ プ ラリ部 品の カ ッ ロ脚 ヽ に適用

SYMB_SECyr PEN断 面内の ライプ ラ リ部 品の ベ ン番号 断面 ノ立面 ウ イン ドウの ライ プ ラ リ部品の カ ッ ト楓 ハの輪郭 に適用

SYMB―

PIN Lラ イプ ラ リ部 品の デフ ォル

トベ ン番号 ベ ン番 号

3Dウ ィン ドウ内のすべてのエ ッジと断面 ノ立面ウイン ドウのビユー内のエ ッジに適用

SYMB_MAT Lラ SYMB_POSメ

イ プ ラ リ部 品の デ フ ォル ト材 料

X∼ ライプ ラ リ部 品の 位 置 ①

プ ロ ジ エ ク ト原 点 が基 準 ((ベ ー ス とな る壁の 開始 点 を基 準 に した ドア 、 窓 を除 く)

SYMB POSttY Y″ ライプ ラ リ部 品の 位 置 o) プ ロ ジ ェ ク ト原 点 が基 準 ((ベ ー ス とな る壁 の 開始 点 を基 準 に した ドア 、 窓 を除 く)

SYMB POS_ZZ―

ライプ ラ リ部 品 の位 置 cz)

プ ロ ジ ェ ク ト原 点 が基 準 ((ベ ー ス とな る里の 開始 点 を基 準 に した ドア 、 窓 を除 く)

オブジ ェク ト、ランプのパ ラメータ SYMB_ROTANGLE W″

ライプ ラリ部品の 回転 角度

現在の ア ンカ ー ポイン トを中心 に して 「設定 」ダイア ロ グか ら実行 され る数字 デ ー タに よる回転

SYMB_MIRRORED V∼ .● ca  国 m く Z く い く ≧r ︻J ∽o 〓 〓

ライプ ラ リ部 品の ミラー化 ((ミ ラー は現在の ア ンカ ー ポ イン トを中心 に して実行 )ポ イン トを中心 に して実 行 )

0-ミ ラー な し、 1ミ ラー化

オ ブ ジ ェ ク ト、 ラ ン ブ 、

ドア 、 窓 の パ ラ メ ー タ ーリ ス テ ィ ン グ 専 用

SYMB_A_S7Fラ イプ ラリ部 品の 図回用長 さ ノ幅 オブジ ェ タ トノランプの横長 さ、窓 ノドアの 開口幅 (固 定バ ラメ ー タ)

SYMB_B_Si′ Hラ イプ ラリ部 品の 図面用幅 ′高 さ オブジ ェク トノランプの縦長 さ、窓 ノドアの 開日高 (固 定 バ ラメ ー タ)

オブジ ェク ト、ランプのパ ラメー タ ーリスティング専用 SYMB_Z SI′ Hラ イプ ラリ部 品の 図回用高 さ 最初の ユ ーザ ー バ ラメ ー タが ― yz形 式 で指定 され て いる場合 は、公称 高 さに使用 され 、 それ以外の 場合 は 0


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Takamitsu SAKAI

041070405

Feb.1998

fm naster degree

窓 と ドアの パ ラメ ー タ WIDQREVEAL ON窓

ノドアの抱 きを有効化

0の 場合 は抱 きをオ フ、 1の 場合 は抱 きをオン

WDO_SILL K_窓

/ド アの 下枠

曲線壁の場 合 は公称サ イズの 開 口側 角での半径方 向に一 致

WDO_RIGII「 JAMB B∼ 窓 ノドアの 左側の抱 き 「抱 きの設 定 」 ダイア ロ グボ ックスで設定 され ている とお リボ ックスで設定 され ている とお り

WDO_LEFT JAMB窓 ノドアの 右側の抱 き 「抱 きの設 定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 され て い る とお リボ ックスで設定 され ている とお り WIDO」 IШБ Dm C― 窓 ノドアの下枠 ノ敷居の深 さ 「抱 きの設 定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 され ている とお リボ ックスで設定 され ている とお り

WDO_HEAD_DmD― 窓 ノドアの上額縁の 深 さ 「抱 きの設 定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 され ている とお リボ ックスで設定 され ている とお り WDO_REVEAL SDEE― 抱 きは 開口部の 反対側 1の 場合 は 「は い JOの 場合 は 「いい え」。要素 を配置す る と きの窓のデ フ ォル トは

0、

ドアの

デフォル トは 1

WIDO_FRAME lIICKNS F-2Dに お け る窓 ノドアの 枠の 厚 さ 2D樹 の ドア と窓 を ミラ ー し、 さ らに この 値 に よ って 自動 的 に再 配 置 WDO_POSI「 ION H∼

ドア ノ窓の オ フセ ッ ト

.一 “口  国 m く Z く い く をr  ︼轟 ∽o 二 〓

開 回部 の 軸 と塁の 開始 点 での 法 線 ベ ク トル に よ る 角度 ま た は それ らの 間の 距 離

WDO_ORIEN「 ATЮ N窓 ノドアの 開 口部の 方 向 左 ノ右 ―効 果 的 に動 作す るの は ドア と窓 が ロー カル標 準 に従 っ て作 成 され て い る場合 の み

WDO_MARKER TX「 窓 ノドアの マ ー カ ー テ キ ス ト 「 ドア と窓 の 設 定 Jダ イ ア ロ グの 「 ドア と窓 の 寸法 設定 Jサ ブ ダ イ ア ロ グで 設 定 され て い る とお り WDO_SUBFL THICKNSS下

張 り床の 厚 さ ((下 枠の 修 正 )

「 ドア と窓 の 設 定 Jダ イ ア ロ グの 「 ドア と窓 の 寸法 設定 Jサ ブ ダ イア ロ グで 設 定 され て い る とお り

WIDO PREFⅨ

窓 ノドアの 下 枠 の 高 さの プ レ フ ィクス

「 ドアと窓の設定」ダイアログの 「 ドアと窓の寸法設定」サブダイアログで設定されているとおり

WDO_CUSTOM MARKER窓 ノドアの カスタム マーカー スイ ッチ 自動寸法設定 を行わない場合に 1-の パ ラメー タを 2Dス ク リプ トで使用可能 Par wDO_ORIG DIST R_壁 の終点 ら ローカル原点 までの距離 曲線壁の中心点か らの ロー カル原点までの距離。直線壁の場合は 0


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0410ν

脚06

Takamitsu

SAKAI

Feb. leeE

rlesis for naster degree

ラ ン プ の パ ラ メ ー タ ーリ ス テ ィ ン グ 専 用 LIQザ _N照 明をオン 0の 場合 は光 をオフ、 1の 場合 は光 をオン。「ランプの 設定 Jダ イア ログ ボ ック スで設定 され て いる とお り(固 定バ ラメ ー タ)

LIGHT RED照 明の告ャ要素 と しての赤 「 ランプの 設定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 され て いる とお り ((固 定 バ ラメ ー タ)

LIGHT_GREEN照 明の告ャ要素 としての緑 「 ランプの 設定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 され てい る とお り ((固 定バ ラメ ー タ) LIGI「 _BLUE照 明の告 要素 と しての青 「 ランプの 設定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 され てい る とお り ((固 定 バ ラメ ー タ)

LIGHT NINSrY照 明の 輝度 「 ランプの 設定 Jダ イア ロ グボ ックスで設定 されて いる とお り ((固 定 バ ラメ ー タ) 壁 の パ ラメ ー タ ードア ′窓 のみに使 用 可能 par w組 ム RESOLJ″ 曲り 3Dの みで有効

3D解 像度

WALL THICKNIS C壁 の厚 さ 傾斜 壁の場合 :開 口側の軸 か ら見 た壁の厚 さ(ロ ー カル z軸 )

WALL INCL壁 面の勾配 傾斜壁の 2つ の楓ハで告ャされ る角度 。一般の 直線壁の 場 合は 0

.一 “口  国 m く Z く い く をr  ︼ヨ ∽o 〓 〓

WALL IEIGIrr D_壁 の高 さ

WALL MAT A C_開

回部の反対側の 塁の 材料

同 じ壁 に配置 され た開 口部 ご とに異 な る場合 がある

WALL雌

_BL開

口側の壁の材料

同 じ壁 に配 置 され た開 口部 ご とに異 な る場合 がある

WALL MAT EDGEI_壁 の縁の材料 WALL LINE TYPE塁

り 線種

平面 図 ウ ィン ドウでの輪郭のみ に適用

WALL FttT A― 壁の塗 りつ ぶ しタイプ 塗 りつぶ しイ ンデ ックス ー複合 国「の場合 はその値 が負 に なる

WALL FΠ T_PIN L塁 の 塗 りつ ぶ し部分の ベ ン番号

WALL∞ MPS NAM曜 勤

複合構 造


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04102104107

Feb. 1998

for master degree

複合構造の 名前

WALL SKINS NUMBER複 合壁の外 板数 1∼ 8の 範 囲 .単 一 塗 りつ ぶ しの場合 は 0 WALL SKINS PARAMS複

合壁の外 板の パ ラメ ー タ

6つ の カ ラムがある配列 。塗 りつ ぶ し、厚 さ、ベ ン、塗 りつ ぶ しの ベ ン、塗 りつ ぶ し背景の ベ ン、コアの 状態 。最 大 で 8行 まで

WALL SECr PEN■ 断面内の壁の輪郭 の ベ ン番号 平面 図 ウ ィン ドウ と断面 ノ立面 ウ イン ドウでの壁の カ ッ トmplの 輪郭 に適用

WALL VIEW」 EN 3Dピ ュー上の 壁の 輪郭の ベ ン番号 3Dウ ィン ドウ内のす べ てのエ ッジ と断面 ノ立面 ウ イン ドウ内の可視 エ ッジに適 用

WALL FBGD_PEN壁の塗 りつ ぶ し部 分の 背景の ベ ン番号 WALL DIREC■ ON里 り 方 向 直線 壁の場合 は基 準線の方 向、曲線壁 の場 合は円弧の弦の方 向

WALL_POSI「 ION壁 の 絶対座標 プ ロ ジ ェ ク ト原点 を基準 に した壁 の 開始 点の位置

壁 の パ ラメ ー タ ーリス テ ィング専用 WALL HN引

A基 準 線 側 の 壁 の 長 さ

wAT■ _LNGTH B基

準線 の反対側 の 壁 の 長 さ

。つ “口  国 m く Z く い く ≧r  ︼調 ∽o 〓 〓

WALL SIIRFA呻 基 準 線 側 の 壁 の 表 面 WALL SIIRFACE B基 準 線 の 反 対 側 の 壁 の 表 面 wAT■ _EDGE SIIRF壁 の 縁 の 表 面

WALL VOLUME壁

の 体積

WALL D00R製

壁 の ドア 数

WALL WINDS NR壁

の窓数

WALL HOTtt NR空

の 開 口部 の 数

WALL D00RttStIRF壁

の ドアの 表 面

WALL WINDs SIJRF壁 の 窓 の 表 面 WALL HOTItt SI「RF壁 の 空 の 開 回 部 の 表 面

WALL WINDS WD壁

の 窓 の結 合幅


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041070408 WALL D00RS_WD壁

for master degree

の ドア の 結 合 幅

WALLrOLUMNS NR壁

の柱数

柱 の パ ラメ ー タ ーリステ ィング専用 COLU_CORE芯 ノベ ニ ヤ の 特 性 互 換 性 を確 保 :CPS(COlum ProperLles)フ ァイルの 特 性 ス ク リプ トの み で有 効

COLU_HEIGHT柱 の 高 さ

COLU VENEER WIDm柱

の 薄 板の 厚 さ

COLU_MAT柱 の 材 料 注 :壁 の ラ ップ に よ つ て 、対 象 とな る壁の 材 料 に柱の 材 料 を置 換

COLU_LIN― E柱 の 線 種 平 面 図 ウ ィン ドウ での 輪 郭の み に適 用

COLU COttFLL柱

の 芯 の 塗 りつ ぶ し

COLU VENEER」 LL柱 の 薄 板 の 塗 りつ ぶ し COLU∫ ECr PEN断 面 内 の柱 の 輪 郭 の ベ ン番 号 平面図ウィン ドウと断面 ノ 立面ウイン ドウでのカット楓J10輪 郭に適用

COLU_― 3Dウ ィン

HN 3Dピ

ュ ー 上 の 柱 の ベ ン番 号

ドウ 内 の す べ て の エ ッジ と断 面 ノ立 面 ウ イ ン ドウ で の 可 視 エ ッジ に 適 用

.つ に 口  国 m く Z く い く ≧r  ¨ヨ ∽o 〓 〓

COLU_CORE FLL_PEN柱 COLU_CORE FBGD」

の 芯 の 塗 りつ ぶ し部 分 の ベ ン番 号

園 柱 の 芯 の 塗 りつ ぶ し部 分 の 背 景 の ベ ン 番 号

COLU VENEER_FLL_PEN柱 COLU―

の ベ ニ ヤ の 塗 りつ ぶ し部 分 の ベ ン番 号

ER_FBGD」 EN柱 の ベ ニ ヤ の 塗

COLU CORE SIJRF柱 の 芯 の 表 面

COLU CORE VOL柱

の 芯 の体 積

COLU VENEER_SIJRF柱 の ベ ニ ヤ の 表 面

COLU_VENEER VOL柱

の ベ ニヤ の 体 積

りつ ぶ し部 分 の 背 景 の ベ ン番 号

Feb 1998


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04102104109

Feb. 1998

thesis for master degnee

ス ラプの パ ラメ ー タ ーリス テ ィン グ 専用 SLAB THICKNISス ラプ の 厚 さ SLAB_MAT TOPス

ラプ の 上 面の材 料

SLAB_MAT EDGEス

ラプ の 縁 の材 料

SLAB_MAT BOTrス

ラプ の 下面の 材 料

SLAB_LINETYPEス SLAB_FILLス

ラプ の 線 種

ラプの 塗 りつ ぶ し

塗 りつ ぶ しイ ン デ ック ス ー複 合国「の 場 合 はその 値 が 負 に な る

SLAB_FLL PENス ラプ の 塗 りつ ぶ し部 分の ベ ン番 号 SLAB_FLLBGD_PENス

ラプの塗 りつ ぶ し部 分の 背 景 の ベ ン番号

SLAB_COMPS_NAMEス ラプの複合 構 造 複 合構 造 の 名 前

SLAB_SKIblS blUMBER複 合 ス ラプの 外 板 数 1∼ 8の 範 囲 。単 一 塗 りつ ぶ しの 場合 は 0

SLAB_SKINS PARAMS複 合 ス ラプの 外 板 の パ ラメ ー タ 6つ の カ ラム が あ る配 列 .塗 りつ ぶ し、 厚 さ、 ベ ン 、 塗 りつ ぶ しの ベ ン 、塗 りつ ぶ し背 景 の ベ ン 、塗 りつ ぶ しの ベ ン 、塗 りつ ぶ し背 景 の ベ ン 、 コ アの 状 態 。最大 8行 ま で SLAB_SECr PEN断

面 内 の ス ラプの 輪 郭 の ベ ン番 号

。つ “ 口   国 m く Z く い く ≧ r ︻目 ∽o 〓 〓

平面図ウィン ドウと断面 ノ 立面ウイン ドウでのカット表面の輪郭に適用

SLAB_WEW PENス ラ プ の ベ ン番 号 3Dウ ィン ドウ内のすべてのエ ッジと断面 ノ立面ウイン ドウ内の可視エ ッジに適用 SLABttTOP SURFス

ラプ の 上 面

SLAB_BOT SIIRFス

ラプ の 下 面

SLAB EDG■ StlRFス ラ プ の 縁 の 表 面 SLAB_HRWEttRス SLAB VOLUMEス

ラ プ の 周 囲長

ラプ の 体 積

SLAB_SECMEN「 S NRス ラ プ の セ グ メ ン

ト数

SLAB_HOTい NRス ラプ の 開 口部数 SlAB HOLS AREAス

ラ プ の 開 口部 の 面 積


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041070410

SAKAI

Feb. tee8

for master degree

SLAB_HOT応 _PRMス ラプ の 開 回 部 の 外 周

屋 根の パ ラメ ー タ ーリス テ ィング専用 R00F

ICKNSS屋

R00F ANGLE屋 R00F

根の厚 さ

根の 勾配

ⅣLT」 TOP屋 根 の 上 面 の 材 料

R00F MAT EDGE屋

根 の 緑の 材 料

R00F_MAT B倒 町 屋 根 の R00F_LIN―

卜山 の 材 料

E屋根 の 線 種

平面 図 ウ ィン ドウでの輪郭のみ に適用

R00F_FLL屋 根の 塗 りつぶ し 塗 りつ ぶ しインデ ックス .複 合 国「の場合 はその値が負 に なる R00F_FLL PIN屋 根の 塗 りつ ぶ し部分のベ ン番号

R00F FBGD_HN屋 根の塗 りつ ぶ し部分の背景の ベ ン番号 R00F_COMPS NAME屋 根 の複合 構造 複合構造の 名前

R00F SK…

MBER複 合屋 根の 外板数

1∼ 8の 範 囲。単 一 塗 りつ ぶ しの場 合 は 0 .一 “ 口  国 m く Z く い く ≧r ﹃目 ∽o 二 〓

R00F SKINS PARAMS複 合屋根の 外板の パ ラメ ー タ 6つ のカラムがある配列。塗 りつぶ し、厚さ、ベン、塗 りつぶ しのベン、塗 りつぶし背景のベン、コアの状態。最大 で 8行 まで

R00F_SECr PEN断 面内の屋根の輪郭のベン番号 平面図ウィン ドウと断面 ノ 立面ウイン ドウでの壁のカッ H即 ヽ の輪郭に適用

R00F_WEW INビ ュ ー 上 の 屋 根 の ベ ン 番 号 3Dウ ィン ドウ内のすべてのエ ッジと断面 ノ立面ウイン ドウでの ビユー内のエ ッジに適用

RO曖_30TrOM strRF酔 の下面 R00F TOP SIJRF屋

根 の 」L面

R00F EDGE StIRF屋 根 の 縁 の 表 面 R00F PERIME「 ER屋 根 の 周 囲 長

R00FttVOLUME層 鮒慇Э鯖


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04102104111

thesis fo'r master degnee

R00F SECMEN「 S blR屋 根の セ グ メ ン

ト数

R00F HOTFS NR屋 根の 開 口部 数 R00F_HOLES AREA屋

R00F_H08_PRM屋

根 の 開 口部の 面 積

根 の 開 口部の 周 囲長

塗 りつ ぶ しの パ ラメ ー タ ーリステ ィング専 用 FΠ

I LIbl― E塗 りつ ぶ しの 線 種

FLL FILL塗 りつ ぶ FILL FΠ

し部 分 の 塗 りつ ぶ しタ イ プ

I PEN塗 りつ ぶ し部 分 の 塗

FILL PEN塗

りつ ぶ しの ベ ン 番 号

りつ ぶ しの ベ ン 番 号

FLttFBGD」 EN塗 りつ ぶ し部 分 の 塗 FLLStJRF塗

りつ ぶ しの 背 景 の ベ ン 番 号

りつ ぶ しの 面 積

FLL PERIMEl■ 民 塗

りつ ぶ しの 周 囲 長

FLL SECMEN「 NR塗

りつ ぶ しの 線 分 数

FTII HOHБ NR塗 りつ ぶ しの 開 口 部 数

.● “口  国 m く Z く い く ヽ F   ︼轟 ∽o 二 〓

FLL HOLБ PRM塗 FΠ I HOLS AREA塗

りつ ぶ しの 開 口 部の 周 囲 の 長 さ りつ ぶ しの 開 口 部の 面 積

メ ッシ ュの パ ラメ ー タ ーリステ ィング専 用 MБ H」 TⅥ ンEメ ッシ ュの タ イプ 1閉 じて い る本 体 、 2-上 面 &エ ッジ 、 3-上 面 の み MttH_BASE OFFSETベ ー ス レベ ル に対 す る下 面 の オ フセ ッ ト

Mヽ H US回 嘔 DGE PENメ MESH_TR旧 〕GE PENメ

ッシ ュ の ユ ー ザ ー定 義 破 風 の ベ ン番 号

ッシ ュの 三 角形 分割 エ ッジの ベ ン番 号

MESLSECr PIN断 面 内 の メ ッシ ュの 輪 郭の ベ ン番 号 平 面 図 ウ イン ドウ と断 面 ノ立 面 ウ ィン ドウでの 壁 の カ ッ ト楓 ハの 輪 郭 に適 用

Mい H VIEW PENピ

ュ ー 上 の 輪郭 の ベ ン番 号

3Dウ ィン ドウ内のすべてのエ ッジと断面 ノ立面ウイントウ内の可視エ ッジに適用

Feb. 1998


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041021041鯰 MSH

ⅣhT_TOPメ ッシ ュ の 上 面の 材 料

MttH MAT EDGEメ

ッシ ュの エ ッジの 材 料

MttH_MAT BOTrメ

ッシ ュの 下 面の 材 料

for master degree

_LIN―

Eメ ッシ ユの 線 種

平 面 図 ウ ィン ドウ での 輪 郭 の み に適用

MttH_FLLメ

ッシ ュの 塗 りつ ぶ しタイ プ

MESH_FΠ I PENメ

ッシ ュ の 塗 りつ ぶ し部 分の ベ ン番 号

MESH_FBGD」ENメ

ッシ ュ の 塗 りつ ぶ し部分 の背 景 の ベ ン番 号

MESH_BOTrOM SIIRFメ

MБ H_TOP StJRFメ

ッシ ユの 下 面

ッシ ュの 上 面

MESH_IDGE SURFメ

ッシ ュの 端の 表 面

MSH_PERIMEERメ

ッシ ュの 周 囲の 長 さ

MttH_VOLUMEメ

ッシ ュの 体 積

MttH ttGⅣ ¨

NRメ

MESH_HOTIR IIRメ

ッシ ュの セ グメ ン ト数

ッシ ユの 開 口部 数

MESH_HOT tt AREAメ .一 に口  国 m く Z く い く をr  一〓 ∽o 〓 〓

MSH_HOT罫

ッシ ュの 開 口部 の 面 積 こPRMメ ッシ ュの 開 回部 の 周 囲の 長 さ

フ リーユ ー ザ ー ク ローパ ル 変数 GLOB USER lS GLOB USER 2T CLOB USER 3U GLOB USER 4V GLOB USm 5 W GLOB USttt 6 X

GLOB US□ t7Y GLOB USIIこ 8Z

Feb. 1998


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Takamitsu SAKAI

040210413

for maser degree

GLOB USER 9G― GLOB_USER 101-1∼ 10の フ リ ー

グ ロ ー バ ル 変 数 は デ フ ォル ト値 に 初 期 fヒ

GLOB USER ll GLOB USER 12 GLOB USER 13 GLOB USER 14 GLOB USER 15 GLOB USER 16 GLOB USER 17 GLOB USER 18 GLOB USER 19 GLOB_USER 2011∼ 20の フ リ ー

ユ ー ザ ー グ ロ ー バ ル 変 数 は デ フ ォル ト文

Feb l"8

.つ に日  国 m く Z く い く をr  ︼〓 ∽o 一︼ロ


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040210414

Feb. 1998

thesis for master degree

特殊関数 R E Q oommetetstring) この 関 数 は プ ロ グ ラムの 現 在 の 状 態 を 問 い合わ せ る 。「 問 い 合 わ せ 」の パ ラメ ー タは文 字 列 で あ る 。 GDLイ ン タ プ リタ は 数 値 で答 え る 。「問 い 合 わ せ 」の 内容 が理 解 で きな い ときに は 、 答 えは負 の 数 に な る。 「 問 い 合わ せ Jの リス ト :

GDL Vesion“ “

GDLコ ンパ イ ラ ノイ ン タ プ リタの パ ー ジ ヨン番 号 cGRAPHISOFrの パ ー ジ ヨン と同 じで は な い ) ‖

PrOgmm‖

プ ロ グ ラム の コー ド(1:GRAPHISOFr、 ‖

Serid numbデ

2:LoPCAD、

な ど)

:

キ ー プ ラグの シ リアル 番 号 ‖

Model Size"

現在の 3Dデ ータ国「のパイ ト単位のサイズ ‖

Red of コ田田記rセ ■1【 une"

"Geen of mttdalllame‖ "Bl■

e of¨

al namdi

与えられた材料のカラー成分を0∼ 1の RGB値 で定義。

Redゴ ren index‖ “ Green of⊇ ell index‖ “ ‖ Bl■ e OF⊇m indeX“ 与 え られ た ベ ンの カ ラー成分 を 0∼ 1の ‖

RGB値 で定義 。

Pen ol_RGB rgb"

与えられたカラーに最 も近いベンのインデックスを定義 .定数 rg および bは 、0か ら 1ま での値となる。

.つ ”口  国 m く Z く い く ≧r  ︼目 ∽o 〓 目

REQUEST(queStiOn namelname lindeX,Varl I,var21… …]) 第 1バ ラメ ー タは質問の文字列 を表 し、質問がある場合には第 2バ ラメー タで質問の対象 を表す。バ ラメー タ

‖ は、文字列式で も数式 でもかまわな い。たとえば、質問を Rgbp磐 コは口 "と してその対象を材質の名前 とし ‖ た り、 Rgb_● frm“ としてその対象 をベ ンのインデ ックス とすることがで きる。他の パ ラメータは、戻 り値 ∈ え)を 格納す るための変数名である。関数の戻 り値は答 えの番号 である。質問の形式が間違 っている場合や存在 しない名前 を指定 した場合には、値は 0に なる。

REQUEST(HN8EEle_●

f program‖

moprogm-3me) ,“

指定した変数にたとえば "ArchiCAD"、

"toPCAD"、

などのようなプログラムの名前を返す。

REQUEST(“ Name_of macro‖ ,"mimynanle) REQUEST(“ Name_of mmュ ‖ ",mainmame) これらの関数呼び出しを実行した後、mynme変 数にはマクロ名力Чt入 される。これに対 し、maimameに はメ ,‖

インマ クロの名前が代入される。メインマタロがない場合には、空の文字列が代入される。

REQUEST(“ ID_of main‖ ‖,idstnng) ,‖

平面図に指定されたライプラリ部品に対して、ツールの設定ダイアログボックスに設定 した識別子を idsting 変数に返す。その他の場合には、空の文字列を返す。

REQUEST(“ Name_ol_plan“

ノ“ ・narlle) 指定 され た変数 で現在の プ ロジ エ ク トの名前 を返す 。


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04102104115

Feb.1"8

thesis for master degree

REQUEST(・ StO現 だ ,… ,1■ dex,stor7name) イ ンデ ックス と stognme変 数 で現在の フ ロ アの インデ ックス と名前 を返す 。 REQUEST(mlntemal_id"=mmtid) id変 数 で ライ プ ラ リ部品の 内部

REQUEST(“ Line田「_dimension“ REQUEST("Angul町

Dを 返す 。 ・ ,forma“ Lr)

,‖

_dimensionm,“ “,formats■ )

REQUEST(“ Ang■ 1"_lcng山 _dimensio■ “ノ“,formatstr) REQUEST(“ R3dial_dimelド ユon‖

,H‖

漁,rmatstr)

REQUEST(‖ Level_dimension‖ ="",formatstr) REQUEST(“ Elevttion_dimens10■・

‖ ,“

,formatstr)

REQUEST(‖ WindOw_doo「 _dimension‖ REQUEST(・ Sill_heighLdimensio■

ll ll,formatstr)

‖ メ“,formatsr)

REQUEST(“ Area_dimension"="‖ ,formatstr) これ らの要求 によ って、GRAPHISOFrの オプシ ヨン ノ環境設定 ノ寸法 ダ イア ロ グ ボ ックスに設定 され た寸法 フ ォー マ ッ トを知 る こ とがで きる。 フ ォー マ ッ ト文字列 が返 され 、団眠 o関 数の第 1バ ラメ ー タ として使わ れ る。 例

:

fomat=“ "

num率 0.55 .ρ “口  国 m く Z く い く ﹂ F   ︼目 ∽o 〓 〓

REQUEST(mAngullr_dimension",…

,forlnat)!‖

%.2dd“

TEXT2 0,0,STR(fomat,ユ um)160.55。

REQUEST(“ Clean_intersections‖

,・

“istate)

「オプシ ヨン」メニユーの 「Clean lnters“ 餞 onsJ機 狽フ 状態を返す 。オンの 0を 場合は オフの場合は 返す。 1、

REQUEST(“ ZOne_categOry‖ デ‖,name,code) ソーンの場合は、現在のプーンカテゴリの名前とコー ド文字列を返す。

REQUEST(・ ZOne_relamo■ smi“ “,Catnam c卿 ■ une2,code2,■

e,code,ュ ameinr[,

me2,ar21)

“ 指定 され た変数 で 、 プー ンカテ ゴ リ名 、ソ ー ンカテ ゴ リコー ド、 ソ ー ン名 、および この要求 に関連す る ライプ ラ リ部 品の ソ ー ンの 数 を返返す 。 ドア と窓の 場合 は、2つ までの ソ ー ンが対象 になる。 この 要求の戻 り値 は 、検 出

された値の数に一致。つまり、どのプーンにもライプラリ部品がない場合は、0が 返される。

REQUEST(・ ZOne_c● 1■ s_aream,“ “,area) 面積変数で、現在のソーンに配置されている柱の総面積を返します。有効になるのは Zone S― Psの 場合だけ


Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu SAKAI Feb. 1ee8

04102Ю416

thesis for master degree

REQUEST(・ CuStOm_3utO」 abel‖ “,naEEle) ,‖

名前変数で、ライプ ラリ部品の カス タム自動 ラベルの名前 を返 します 。存在 しない場合は、空の文字列 を返す。

REQUEST(“ Rgb_。 f

matedal“ ,nagne,r,g,b)

REQUEST(‖ Rgb_。 1_pen‖

,penindex,r,g,b)

REQUEST(‖ Pen Of RGB‖

,mr g b“

,penindex)

REQ o関 数と同 じよ うに、(1回 の呼 出 しだけで

)、

材料 とベ ンの告ャ要素

r、

g、

もの値 または値 r、

g、

bに 対応す る

ベ ンの インデ ックスを指定済みの変数に返す。

REQUEST(“ HCighLof sげ le‖ ,nam

e,■ eigit)

メー トル単位で測定 されたスタイル名の高 さを指定済みの変数に返す 。

REQUEST(‖

N8EEle_● f material‖ ,index・ name)

指定 された変数で、インデックス付 きの材料の名前を返す 。

REQUEST(‖ Nanle_o■

fill・

,index,naEEle)

名前変数で、インデ ックス付きの塗 りつぶ しの名前 を返す 。

REQUEST(・ Name_of line_typem,lndex,name) 名前変数で、インデ ックス付きの線 の名前を返す。

REQUEST(mName_o■ style・ lindex,nane) 指定 され た変数 で 、 インデ ックス付 きの スタイルの 名 前 を返す。 インデ ックス く0の 場合 は、GDLス ク リプ トまたは NIIASTER_GDLフ ァイルで定義 され て いる材料 、塗 りつ ぶ

し、線種、またはスタイルを参照 。 インデ ックス 鋤 の要求 コールでは、変数でデフ ォル ト材料 または線種の名 前が返 される。塗 りつぶ しとスタイルの場合は空の文字列が返 され る。 要求の戻 り値は検 出 された値の数 に一致。エ ラーがなけれは 1、 インデ ックスが不正であれば 0が 返 され る。 .一 “口  国 m く Z く い く をr  ¨ヨ ∽o 〓 〓

REQUEST(extensioLname,Pa― Eleter_Smng,vl,v2.… _) 問題が上記のいずれかに該当しない場合は、REQUE3T O関数によって、拡張固有名 として使用。 この拡張名が Add Onsフ ォル ダにある場合は、指定 されている変数名 と同 じ数の値 を取得す るために使用 。バ ラメ ー タ文字列 は拡張名によって解釈 される。

IND(MATERIAL,name_string) IND(FILL,■ ame_string)

IND(LINE_TYPE,ェ

aElle_stnng)

IND(STYLE,name_stting) この関数は、材質 、塗 りつぶ し、線 タイブ、またはスタイル属性の現在の インデ ックスを戻す 。結果の数値は、 主に関数の マクロヘの 変換に使われ る。マクロの属性は、 マタロ呼び出 し時 と同 じである必要がある。一時的な 定義の場合、結果 は負の 値 となる。 グローバル定義の場合 、正の値 とな ります 詳 しくは GRAPHISOFTリ フ ァレ ンスマニユアルの材料、塗 りつぶ し、および線種を参照 )。 第 8章 の「スタ リプ ト内属性定義」 も関連 している項 目。


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05100100101 5:今 後の展望 考察 前章 で も少 し述べ たが 現在 あ る試作 品では残念 なが ら完全 にシ ー ムレス に一連 の動作 は実行 され ず、適宜簡単な指示 (ダ ブルクリックな ど)を す ることで検索・収集す る。 面 白い ことにこれが最大 の問題 になるか と思 えば そ うでは無か った 。 む し ろ完全 自動化 される よ り 現在 のままの方が いい と い う声 もある くらいだっ

大きな保存 図 05/00100/01/01: た。これは被験者のハードウエア環境も影響しているようで、 試作初期段階画面 領域と高速なネットワークを両方持っている場合は自動化を望む傾向が強 い。ただ この点に関しては昨今 のハー ドウエ アの高速化 。高機能化・コス 0 “口  口 m く Z く い く をr  ︼目 ∽O 〓 〓

トダウンを見ているかぎり問題 ないだろう。む しろシステムの特性 とメ リットデメリットをしっか り認識できるか否かで 積極的になるか否か力覇Jれ るようだ。(認 識度 と積極性が比例) もう少 し細か く見てみると

3D建 築 cADを

日常で使 っているか、更には建築的な属性を多 く扱え

るcADを 使 った経験がどの程度あるかで評価 に関しては差異がでて くる ようだ。 やはり両方の観点について熟知 している被験者 になればなるほど 納得 した うえで使いこなせるので期待 も大 きく、実際自分 なりの Design Stageの 分析方法 など考えはじめている。発想 のためのイメージをどのタ

イミングで如何に探させるか健闘しているところをみると、イメージ支援 とい うレベルの狙いまで くんでいるといえる。 いずれか一方の観点 しかなじみのないひとの場合、 画像ががダウンロー ドされるとい う点で評価する傾向にある。(当 然前述の学生達はこの点も


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評価 してい る。 )彼 らの 場合 CADは 使 った経験 が あ るので 、実 は 自分 の欲 しい とす る画像 を 見 つ けだ す こ とが とて も大変だ とい う ことを 知 ってい るか らだ とい

うことだ。ただ常に思 い通 りの画像が手に入 るわけではないのでそ の点は若干不満 だった ようだ。 最後にいずれの もの 図

05/00rm/o2/01: もな じみがない。つ まりCAD自 体あまり使わない ひとだと3D建 築cAD

GRAPHiSOF「 にてその

1

本社

の操作により建物以外 のデータが 日で見て変わってゆくのにはかな り興 「CADの 操作がわからない」とい うことで避けている 味をもった様子だ。 ひとなど、操作 の意味を提示 されるイメージか ら逆に推測 して学習する などの可能性 も見受けられた。

.0 “口  回 m く Z く い く ヽ F   ¨目 ∽o 〓 〓

尚、授業での運用を考えると現在 の試作タイプだ と建築cAD室 のセキュ リ テ イ ー と合 わ な い 可 能 性 が あ る 。こ れ は 母 体 と な る GRAPHISOFTに 問

題があるわけでな く。単に画像 データを意識 しない間に大量 にダウン ロー ドできてしまうので、 HDの 容量を超えて しまう恐れがあるためであ る。最初のうちはそ ういった基本的なファイル管理能力があるメ ンバ ー とい うことで基本製図 2当 りで導入 とい うのがいいだろう。 もっとも ベースとなる建築cAD室 の環境が変わって くれば一年生か ら導入 という の も大変興味深い。

展望 先 日一連のcAAD教 育研究の成果の一環 とで もい うべ きなのか、今回


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05Ю W00103 母体 として使 ったGRAPHISOFTの 本国の開発 。 経営陣、そ して大学研 究機関 と積極的な交流・ディスカッションを行 う機会 を得た。その席 でまだ開発途中であったこのシステムも紹介 したところ大変興味をも ち、前章までで「・・ 。とならば可能」といって きた部分が一挙 に進 展する可能性がでてきた。もちろんこれだけいい手 ごたえを得 られた のは、このシステムのアイデアもさることなが ら研究教育機関 として の我 々に対する評価が予想以上に高かったとい うものある。この論文 を学内提出 した後、更に 動 きがあるのはまちがい ないとだけここでは述べ てお く。 「設計をしているだけで 同時に作業に関係 した画 像 を探 して きて くれる。 しか もこちらが設計 して い る内容 を把握 している ので特別な指示 はい らな い、故に新 しい cADだ 。 」 とい う解釈 は充分 にで き る。しか し、真 に新 しい 。 従来にない部分 とい えば

図 05/00/00r03/01: GRAPHISOFT本 社 にてその 2

「設計 とは結果が表に出ることで自分の周 りとコミュニケーションがと 「設計行為がそのまま、あたか も声 を出して放 して れる」だったのが、 いる会話のように、リアルタイムに伝わる」貝口ち「設計 の結果でな く 設計の過程その ものが周囲 とのコミュニケーシヨンの場 となる」わけ である。近い将来 3 DcADで の創作行為で見知 らぬ土地の見知 らぬひ とと会話が出来るのだろうか。もしできるなら創 る行為ゆえき会話で はできない交流がで きるのだろうか。


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06100100101 6:お わ りに Spec:al Thanks

Takeshi K:MURA ★十★

Hisaoki OBA

Nobuyuk:SEKIGUCHl Youhe:KIMURA

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図 06/mrm/o1/ol: Postcard 画面四隅はハンガリーでのディスカッションの様子。

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7 : Appendix 7.1:CALS/ECノ EDlの 発展 (USA) CALSと はある言葉の頭文字 である。CALSの 意味合 いはこれ まで四回 も変化 してきた。 ・ Computer Alded Logislc Suport コンピュー タ運用による後方支援 (1985) 。Computer― alded Acquisilon and Lo9isiC Supportコ ンピュータによる調達 と後方支援 (1989) 。Conlnuous Acquisition and Life― cycle Suppo咸 継続的な調達 とライフサイクル サポー ト (1993) O Commerece At Light speed 高速商取 ]│(1995) CALSは 、当所ア メリカ国防総省 が軍の必要性 か ら誕生 した言葉であった。。 CALS誕 生の大 きなきっかけとなったのは、1983年 3月 か らレーガン政権下で推進 された SD!(戦 力防衛 構想)で あった。SDIと は、コンピュータを駆使 し、ハ イテク技術 とミサイル を組み合 わせた防衛網 で、 対 ソ連邦用に開発 されたシステムであった。結果 として東西冷戦 を終結 させたのはこの SD:に 大 きな功績 があると言 える。初期 の CALSの 言葉の中に Logislc(兵 靖、後方支援 )と いた ものが入っていることか ら軍事戦力の一つであったことが伺 える。

SD:は ハ イテク技術 をふんだんに駆使 しなければ実現 しない ものであった。多岐にわたって高度化 し、複 雑化 した部分や部品やシステム を開発 してい くはめには、データベ ース を共有 し、同時進行的 に開発 を進 めていか なければならなか ったのである。 この手法 は『 コンカレン ト ・エンジエア リングJと 呼ばれ、 コ ンピュータか らネ ッ トワーク上 でや り取 りをし、データを共有 させよ うとしましたが、当初はうま く行 か な かった。デジタル化 されたデータが、個 々の使用 コンピュー タの違いによリネ ッ トワーク上 でや りとり

O ca  m m く Z く い く ≧r  ︼調 ∽o 〓 〓

しても読 めないとい う事故が続発 したか らである。個 々か ら情報 の交換 における標準的 な企画 を作 り上 げ ることの必要性 が生 まれた。そ してこのシステムが今 日の CALSの 思想のベース となっている。 さらに SDIで は、攻撃 によリー部 が破壊 されたとしてもなお使用が可能 なネッ トワークシステムの構想や それを保証する手法 が必要 になって きた。ネッ トワークに耐破壊性 を持たせる研究 は、現在 のインター ネ ッ トの礎 を築 くもの となりました。

輸鵜轟 鑽驚 `農


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当初軍事産業 か ら成 り立ってきた CALSの 概念は、その後 1993年 にゴア副大統領が打 ち出 した『情報スー パーハイウェイ構想・全米情報基盤構想 NI(Nalond:nformatbn:nfrastructure旭 によって一気 に産業界 ヘ と流れ出 していきました。この N‖ の 5原 貝1は 、 1.N::へ の民間投資 を促進する。 2.競 争 を促進確保する 3.消 費者。 サービス提供者に N‖ のオープンアクセスを提供する。 4.情 報 に打ち手「持 つ もの」 と「持 たざるもの」が生 じるのを避けるために『ユニバーサルサービス (日 本 で言 うところの電話サービス)Jを 確保する。 5.情 報通信分野の技術 。 至上の変化に柔軟 に対応する規制の枠組みを作る。 となっている。 アメリカでは、このインフラの構築によりCALSの 浸透が素早 く行われた。1994年 からは CALSは 新 しく より身近な概念「光速商取引」に変化 した。 これはCALSの 中でも特に コンピュータ通信 を利用 した調達や電子入札などの取 り引きである電子商法 (Electronic Commerce)の 面に重点が置 かれはじめたという背景 を持っている。 現在 の CALSの 概念のゴール としては 1事 務・技術情報データのネッ トワークを介 してやり取 りを可能にする。 2全 産業に対 して、共通のデータを共有 し、産業ごとのクローズ ドなやり取 りではなく、全産業におけるグ

ローバルなデータ交換 ・電子商取了kEC}・ 電子入札を可能にする標準規格を規定する。 発 展 を遂 げる CALSIECノ EDlシ ス テ ム 1994年 9月 に「CALS法 」 が、連邦議会 を通過 した。 これは 1997年

1月 よりすべてのアメリカ政府調達 を 電子取引で行 うとい うもので、この法律 の名 は「連邦調達効率化法」とう。翌 10月 にクリン トン大統領 に よって署名がなされ、実 際 に 1997年 1月 よリア メリカ政府はそのすべ ての調達に関 して電子 か を適用 させ た。 この調達・入札に関する情報 は、米商務省 が 97年 1月 より発行 しているインターネ ッ ト上の 日刊新聞

.一 に日  国 m く Z く い く ≧r  ¨調 ∽o 二 〓

CBDetに よって見 ることが出来 る。 これによ り実際 に CALSに 適合 した世界中の企業が、米政府調達の電子入札 に参加 できるとい うメ リッ ト が生 じたが、同時に情 報化 を取 り入れていかなければならない とい う状態 に なっていきつつ ある。


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電子入札 については、日本でも数 々の取 り組みがなされていますが、一番の懸案事項はそのセキュリ ティに関する問題だと思われる。インターネッ ト上 では決済の「はんこ」 という概念がない。 そこでアメリカでは、建設に限 らず全産業において、取 り扱 う金額や責任法の問題解決のために、CCR (Central cOntractor Registralon)中 央積負業登録 システムによって事前に (CCRで は 98年 3月 を登録の リミッ トとしています)企 業を登録 し、その登録番号 と政府が給付する CAGE Code(暗 号)に よって 企業とその品質を管理 していこうというスタイルをとっている。 これによって、どんな企業でも、登録 をしておかなければ米政府が調達する電子入札 に参加できなくな ると予想される。 電子入札 においては、その関連書類や CADに より作成 された図面、見積書すべて電子 メールにて米政府 の調達管理下へ送付 し、その担当者はそのデータのみを検討 して発注先を決定する。 したがってここに は「系列」や「談合」 と言った仕組みが介入することはまずあり得ない。そ してどんな中小企業でも チャンスは均等に与えられる。ただ し責任問題の分担もはっきりしている。 政 府 管轄 の Small Buigness Adm:面 stralonの サ イ トでは、CALSに 基 づい た ECや EDlシ ステム の導 入 ・ の 方 法 や電子 入札 に参 加 す るために は ど うすれば よい か な ど、中小 企業 向 けのベ ー ジ を解 説 して い る。 ここで は EC/ED!と は何 か とい う基 本的 な情報 か ら、電子 デー タ交 換 や電子 入札 を開始 す るために必 要 な機材 (コ ンピュー タ 。モデム な ど)と 、ED:な らば ANSI X12に 適 合 した ソ フ トウェア と政府 が VAN を用意 してい るこ とな どの インフォ メー シ ョン、匡Cに 関 しては、政 府調達 の入 札 に参加 したい ときに は

必ず CCRに 登録が必要なことが記されている。いずれのインフォメーションにもこの問題に対 してわか らないことがあるときには、コーディネータによるカウンセリングを受けることを進めている。 民間啓蒙団体の Electronic Commerece Resorce Cente〈 ECRC)で は、全米 16ケ 所のインフォメーショ ンセンターにより随時情報 を発信 し、セミナーやカウンセリングを定期的に開催 し、主に中小企業向け の啓蒙活動 を精力的 に行っている。

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& Technology

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米政府は この CALS/EC/ED!を 浸透 させるためにさまざまな活動 を行 っています。現在 はまだ米 政府 が イニ シアチプをもってこのシステム を推進 していますが、近い将来アメ リカにおいては全産業的に電子 発注制度 が浸透 していくであろう。 実際に民間団体 としては N7 「 AMER!CAが 海外調達の場 としてこの C8D Netを 利用 して調達情 報 を発信 している。 Nl 「 は年 間 1億 円に上 る物質 を海外 か ら調達 している。NTT調 達部門のサイ トでは、調達に対 して入札 を行いたいときに必要 な資格や書類・ 入札の方式などを分かりやす く紹介 している。 日本においても、現 在進行 している数 々

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近 い将来、電子商取 引や電子入札 と言 っ たことが全産業 を対 象 に導入 されてい く ことであろ う。建設 省 が6月 に発表 した 『建設 CALS/ECア ク ションプログラム』 などはこういった海 外 の動向を強 く意識 したものと考 え られ る。

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Takalnitsu SAKAI thesis for master degree

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Takami"u SAKAI

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7.2:CALS EC/EDi O発 展(Japan) 最近すっかリー般化 したこの「 CALS/EC」 とい う言葉だが、アメリカに遅れること7、 8年 、日本におけ る高度情報化社会 へのシフ トはその方構成 が具体的 に見 えてきた とい う感 がある。

CALS/ECが社会に注目されている理由としては、この長引 く不況 を乗 り切 るための一つの手段 としてと らえ られていることと規制緩和 への対応 があげらる。それは基本的に、BRP(ビ ジネスプロセス リエン ジ ニア リング)を 先進的な電子技術 を活用 しながら解決 できないかとい う問題意識 か ら出発 している。そ し て、い ままでの 日本の商習慣である系列取引やグループ内の開鎖的 な取引慣行だけに とらわれず、新たな 企業関係 を構築 する ことを目指 している。 背景 としては、米国において日本 よりも早い 1988年 に不況が現 れた。そ して必然的に日本 よ りも早 く高 度情報化社会 へ と移行 していったのである。その時、 日本 ではパ ブル経済のまっただ中で、ビジネスにお ける情報イ し、ダウンサイジングなどを考慮する時間 はなかった。そ して日本においても 1991年 ごろに不 興 に突入 し、これまでに例 をみない長期にわたる不況の波 がやってきた。 この不況の影響 で、日本の設備投資は大幅 にダウン した。特 にその中でも情報化投資の大幅 ダウンは日本 の不況の特色 とも言 える。

94年 か ら本格的 に CALS/ECへ の取 り組 みが始 まった。通商産業省 が 日本の新産業インフラ整備 を検討 し、95年 に「企業間高度電子商取引推進事業」 を提唱 した。その中 か ら情報化に向けた新 しい活動 を支 援 するために数 々の外郭団体や民間団体 が協 力 しあい、21世 紀 に向 けた産業構造改革 、経営改革のため に研究開発・を続 けている。 日本の産業界 が CALS/ECに 期待 することは、情報 の標準化・共有化 を図ることによって、不 要 な コス ト を削減 し、企業内の リエ ンジニア リングを促進 させ、一つの企業体 だけではな く、建築 /建 設産業界、ひ いては 日本の全産業 を網羅 した大 きな共有体 を形作 ることだと言 える。 特に建築 /建 設界 においては、情報の標準化・共有化 とい うことが大 きなテー マ となっている。現在 の建 築 /建 設 CADソ フ トウェアは、建築物のライフサイクルの あらゆる局面で著 しい進化 を遂 げてきま した .一 ca  国 m く Z く い く ≧   ︼〓 ∽o 二 目

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TakaIIlitsu SAKAI

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thesis for master degree

が、まだ製図道具としての域 を超えていない。すなわち、図面作成機としての機能は達成 しているが、そ れはまだ「メディア」にはなっていない。 しかし、CADシ ステムが建築生産のあらゆる局面にインフラとしていき渡るにつれて、これまでの「入 力→処理→出力」のサイクルを続ける連鎖的作業を何 とかしてそのプロセスを短縮 したい、と言う要求が 強 くなってきた。 これまでのシステム化 は、そのほとんどが局所的な効率化 を目指 したものであり、導入されたそれぞれの 部門の成果品を効率良 く作成することには役立ってきたが、その生家品は大半 が「紙」にプリン トされた もので、CADや 構造計算システムを使用 していて設計図書は「紙」、経理システム を使用 していても試算 表や決算書は「紙」 というように局所的なシステム化は「紙」の情報によってそれぞれの業務プロセスを 遂げてきた。 要するにあるプロセスで作成 された情報 は、次のプロセスヘの入力になっており、入力→処理→ 出力→入 力→処理→出力・・・ というプロセスが連綿 と続 いているのが現状である。 しかも、出力と入力の間 は、 人間が介在 して解釈 をしないとつながっていかない。 個 々のプロセスに介在する既存 システムは、自工程の責務である成果品 を作ることに対 して最適化 された システムだが、他工程のシステムのことはほとんど考慮 されていないのである。従って、そのままでは他 のシステムで活用できる入力情報 とはなりえないのである。 また、現在の業務プロセスが「人」 と「紙」の情報インターフェースそのものも、情報化に対するビジネ スルール もあいまいで情報システムで扱える水準に達 していない。 建設における生産プロセスは、プロジェク トごとに生産プロセスの担い手が替わるオープンな生産 システ ム なので、企業内組織間でのルールや標準化が必需対策 となってくるが、それにとどまらず、全産業 に渡 る全企業間・国家間にまたがる情報の標準化・共有化 が必要である。 ここでは 21世 紀 の共生の時代に向けた情報の標準化・共有化とい う大きなテーマの元、日本における電子 データ交換・電子商取引のルールを研究・開発 している数々の団体の中から下記の 4団 体 にスポ ッ トを当て て、その活動概要 とその目標、現在の活動内容などを分かりやすく紹介する。 .一 に日  m m く Z く い く をr  ¨目 ∽〇 二 国

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Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu

SAKAI

Feb. l99E

7.3: Malaysia & Singapore Reports MSC Multimedeia Super Corr:dor(Malaysia) マレー シアの首都 クアラル ンプールか ら来 るまで南 ヘー時間の ところには、広大 なヤシ林に覆 われた穏 やかな丘陵地帯が広がっている。 この縦 50キ ロの、横 15キ ロの地 帯 を先端テクノロジー を集結 したイン テ リジェン トシテ ィに作 り替 えるというのが現在 、マレー シアが国運 をかけて推進 しているマル チメデ ィ ア・スーパー・ コ リ ドー(MSC)で ある。 マル チメデ ィア環境 を整えるために高速 。 大容量 の光通信ケーブル を張 り巡 らし、世界 か ら先端企業、 研究機関 などを誘致する予定である。それによって遠隔医療、遠隔教育 など次世代テクノロジー開発 の拠 点 としてい く。先端技術 を駆使 した行政都市 も新設 する。 この MSCプ ロジェク トをす新するためにマレー シア政府は国際顧問委員会 を設置 した。97年 4月 の委 員会名簿には下記のようなそうそ うたるメンバーが顔 をそろえている。 ゲイツ。 米 マ イクロソフ ト会長 ガースナー・米 iBM会 長 エ リツン ・米 オラクル会長 マ クネ リー ・米サン ・マイクロシステムズ会長 ・米 ヒューレッ トパ ヽ プラ ッ ト ソカー ド会長 バー クスデール・米元ネッ トスケープ会長 ファイファー・米 コンパ ック会長 ピエ ラー。 米 シーメンス会長 出井伸之 。日ツニー会長 孫I霧・日ソフトバン ク社長 マレー シア とい う東南アジアの一国のプロジェク トのためにこれだけのメンバーが集結 したことは驚 く べ きことである。これは自あの有力者 50人 のナンバー 2に も選ばれた マハ ティール首相 の果敢 なセール スの賜物 と言わなければならない 。 この ビッグブロジェク トは今年 に入 り急加速 している。そのわけは来年 マ レーシアで開催 される英連邦競 モンウェルス・ ゲ ーム)と APEC会 議 の開催である。1998年 という年は、マレーシアに とっ てこのプロジェク トの成果 を世界 中 に知 らしめる絶好の舞台が用意 されているわけである。 かつてマ レーシアは、スズや ゴム などの一次参品 の輸出を行 う途上国だった。マ レー、イン ド、中国系 な どそれぞれの民族文化 を融合 しして成 り立 つ多民族国家のマレーシアは、経済格差に端 を発す る民族衝突 などもお こっていた。

技大会

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こ うした時代 を乗 り越え、80年 代後半 には 自ら外資規制 の緩和策 を打 ち出 し、日本 か らの直接投資 を急 増 させた。マハ ティール首相 はマ レーシア を含 む東南アジア経済 の地 位向上 をばねに、欧米先進国支配の 国際秩序の修正 を長期目標 と している。

1991年 には、2020年 までにマレーシアを先進国入 りさせるという長期 ビジョン「 ワワサン2020」 をか かげた。 しか し近年は労働力の不足、ASEAN諸 国の追 い上げなどで海外からの直接投資に陰 りが見え始 め、労働集約 が他産業主体の経済構造を脱するために情報通信産業主体の経済構造への転身を果 たすべ く MSCが 誕生 した。現在 は新空港「 クアラルンプール国際航空(ML:A)」 、「クアラルンプール都市センター (KLCC)」 の建設が進められている。 今年 4月 にマハ ティール首相 が来 日し、アジアの情報化とMSC構 想についての講演を行った。その中で 「デジタル新時代へ向け、私たちが先手 を打 とうとしているのは、西洋だけが電脳空間を選挙す 首相 は、 る恐れがあるからだ」 と述べた。 これは欧米によるいわゆる「サイバ ー植民地」に対する抵抗 を意味 して いる。まさに、産業高度化とい う目の前の課題 と、先進国の産業独占阻止 とい う政治的意思を合せ持つ構 想が MSCで あると言える。


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SAKAI

07103100102

Feb. 1998

MSCに よつて生み出されるもの 総額 20億 ドル を投 じ、5ギ ガビッ トか ら10ギ ガビッ トの高速 かつ大容量の光通信 ケ ーブル網 を張 り巡 ら し、情報通信関連 、 ソフ トウェア開発 、情報通信 ネッ トワークを活用す るサービス産業などを誘致 する。 こ の マル チメデ ィア関連 の事業、研究開発 の拠点 となるのがサイバー ジャヤと呼ばれる地区で、5月 17日 、 盛大に起 工式が行 われた。 この誘致 により、世界 の iTl:nfOrmalon Tecnolog勁 産業 を結集 しようとい うのが マ レー シアのね らいで、企業によっては 98年 後半 にも業務開始 を想定 しているところもあるよ うである。 こ うした情報産業だけではなく、製造・金融 などの様 々 な産業 を取 り込んで、2020年 には参加企業 を 500 社 にすることが 目標 となっている。 また、企業だけではな く、大学や研究開発施設 も建設 が予定 されている。 MSC構 想推進のために設立 されたマルチメデ ィア開発公社の担当者 は次 のように見通 しを立 てている。

「2000年 までに有力企業50社 を誘致し、7つ の基幹応用分野を立ち上げる予定である。その7分 野とは 1.行 政 のベーパ レス化 2.遠 隔医療

3遠 隔教育 4.多 目的カー ド (電 子 マネーやクレジ ッ トカー ド、身分証明書の :Dか ― どなどを一枚のカー ドに したも の)の 開発 と利用 5.研究 開発 6.世 界 を結んだ製造業支援のための通信網 7.国 境 を越 えたマー ケティングセンター

である。 」

.つ に 日   国 m く Z く い く ヽ メ   ︼目 ∽o 〓 〓

MSCに 有力企業を誘致するために、マレーシア政府は大胆な優遇施策をとっている。MSCに 進出しよう とする情報通信分野の先端企業には「MSC資 格」が与えられ、様々な優遇措置が受けられる。 (政 府は、そ の基準として「マルチメディアを含む情報官錬成品の供給気候または技術移転に前向きなサービス提供企業 で、かつ従業員数の 15%以 上が知的労働者であること」などを定めている) 優遇 とは、法人税・所得税が減税されるだけでなく、外国人技術者の雇用の制限がない。また、100%外 国 資本の現地法人も認可 されている。インターネッ ト環境の自由の保証、すなわち「無検閲」の方針も示され ている。 また、マ レー シアの弱点 でもあった多民族国家 もアジア全体 の縮図のように格好のマー ケテ ィングの舞台 となることだろう。そ してアジア民族 を包括 して開発、製造拠点、販売拠点 とを結ぶ中心地 (ハ ブ)と なる のにふ さわ しいのである。 この MSCに 参カロを表明 している企業 は、SunMicrosystems、 NCR、 オラクル 、HP、 ブリティッシュテ レ コム 、シーメンス、 ロイターなど多数の先端企業があり、今や マル チメデ ィア開発公社には MSC資 格 を取 得 しようと各国企業の担当者が押 し寄 せている。現在 、このプロジェク トのインフォメーシ ョンを行 ってい るインターネッ トのサ イ トでは、今年 一 月か らのオープンア クセス件数が 80万 件 に迫 る勢 いである。 日本企業 も積極的に参加 を表明 している。すでに、Nl r、 宮士通、三 菱商事、NEC、 シャープなどが参加 を決定 している。 この うち NT丁 は、サイバー ジャヤの国策デベロッパーであるサイバービュー社 に資本参 加 (株 式 の 15%)を したほか、サイバー ジャヤ内に大研究所 を設立 し、電子政府、遠 隔医療 、多 目的 !C カー ド導入などの各種 マル チメディア応用プロジェク トに参加 してい くとい うこ とである。MSCは 、規制 の多 い 日本 よりも開発 された先端技術 をす ぐに活躍 できる場 として認識 されているようである。

MSC内 に新行政都市 として建設 されるのがプ トラジャヤである。新首都の建設によって、現在の首都であ るクアラルンプールは商業都市に特化 されることになる。 プ トラジャヤか らは、いっさいの「紙」 が無 く なるかもしれない。 そのわけは、新首都が政府への申請手続 きなどをすべて電子化 したペーパーレス政府の実験場 となるから


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Feb. 1998

である。 プ トラジャヤの最終的な完成は 2005年 ですが、来年中に首都府が移転 し、マハ ティール首相 自 らが住人 となる。法的 な整備 も抜 か りな く、マル チメディア産業で生 まれた資産 を保護す る法律や コン

ピュータ犯罪に対応 した法律など「サイバー法」の整備 を進めている。個人の通信 に進入するハ ッカーに 懲役刑 を科すコンピュータ犯罪法や、コンピュータ上で電子サインによる決済 を認めるデジタル署名法、 コンピュータ通信 を利用 した尭聖サービスや遠隔医療 を推進する電子行政法、通信医療法など6つ の法案 を用意 しており、すでに5月 はじめにデジタル署名法がサイバー法第一号として可決 された。

MSCの 南端に位置する新空港「 クアラルンプール国際空港

(KL:A)」 も現在急 ビッチで建設が進め られ べ ハ ている。 この新空港 は、その規模や イテク施設も特筆す きものがあるが、その空港の設計 を手がけて いるのは「共生の思想」を追及 してきた建築家の黒川紀章氏で、彼の思想に基づいた自然とハ イテクの調 和 が試み られている。 マレーシアのみにとどまらず、今 アジアでは各国で新空港 の建設や増設ラッシュが始まっている。21世 紀、世界のどこよりも進んだ都市が、アジアに出現するかもしれない。

S:ngapore‐ one lT2000 00RENET(Singapore)

Mscプ ロジェク トを邁進するマ レーシアに対 し、シンガポールは 1996年 に「 シンガポール・ ワン」 と い うプ ロジェク トを発表 した。 これは家庭 。オフィス・学校・政府機関 を広帯域通信網で結び、広範なマル チメデ ィアサービス を提供す る構想 である。 この抗争 に対 し、97年 の 1月 には NEC、 マ イクロソフ ト、ヤフー、バルームバー グ、SunMicrosystems など海外 14社 が参加 を決定 した。そ して4月 には新にシンガポール・ワンに技術協 力 を行 う内外 17社 。 研 究機関名 が発表 された。 この発表 の 日はマ レーシアのマハテ ィール首相 が MScへ の進出内定企業 を発表 した日でもあり、両国の企業誘致合戦 を物語 っている。 情報通信産業にお いては、数年前 までシンガポールはマレー シアの一歩先 をいっていた。1980年 には

.一 ”口  国 m く Z く い く ヽ メ   ︼コ ∽o 〓 〓

「情報技術 を開発・推進することによって国民生活 を向上 させるための部門」として国家 コンピュータ庁 (NCB)が 設立された。92ね んにはこの NCBが 国家情報基al・ 整備計画「lT2000」 を打 ち上げている。 この 構想は、アメリカの情報ハイウェイ構想のベ ースにもなったといわれる先駆的な構想だった。 この長期構 想の中核 としてシンガポール・ワンは位置 づけられている。 シンガポールが情報化志向を強めてきた背景には、これまで貿易や金融の 自由化 によって海外企業を誘 致 して経済を発展 させてきた反面、賃金の上昇による競争率の低下は避けることの出来ない懸案事項 とな り、このまま経済成長 を続けるためには情報産業分野の優位 を保ってい くことしかないとい うことがあ る。

lT2000の 構想 とは、15年 ですべ ての家庭 、オフィス、学校 、向上 を結ぶネッ トワークを構築、世界最先 端 の承保 国家を目指 すというもの である。 既 にシンガポールでは、80年 代末 までに :SDN(総 合サ ービスデジタル通信網 )が 全土 をカバー した。 シンガポール・テレコムは 94年 9月 に電話回線 を 100%デ ジタル化 した。光 ファイバ ー網 は、既 に全土の 60%を カバー している。97年 内にも敷設率 90%に 達す る予定である。 lT2000で 重視 されているアプリケーション分野では、小売 り、デ ィス トリビューター、建設・不動産、 教育・ トレーニング、財務サービス、政府、医療・健康、情幸晨 産業、製造、メデ ィア・出版・情報サー ビス、


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SAKAI

Feb. 1998

07103100104 旅行 、娯楽、輸送の 11項 目に分類 されて いるが、その中でも教育、建設 、医療の参 項 目が優先 されている。 教育分野 では、既 に 95年 に小、中、高校 にコンピュータ導入資金 として交付する額

イ F) 3酵 1熙 翔 Eヽ ヽ 看 密

をこれまでの倍増 (総 額 4000万 シンガ

ポール ドル・32億 円)と した。NCBの 担 当者は「中学校では、LANで 接続 したパソ コンを教師と生徒 が持ち、教師 がネッ ト ワークを通 して様 々なマルチメディア教材 を引きだ して授業で使用 したり、各生徒と インタラクティブに質問や問題 をやり取り できるようにシステムの構築 を進めてい る。 ここで大切なのは、教材のデータベー ス化 である。既 に教科書や参考文献はもち ろん、スライ ドやビデオなどの画像教材 も すべ てデ ジタル化 されて、どこか らでも自 由にとりだせるようなデータベ ースの構築 :■ 1 │

が始まっている。 」と語っている。 建築 の 現場 でも、 コンピュー タの活用 が進 んでい る 。 シンガポ ール で ビル を建築 する

際 には、 それ が建築基準に適合 するか どうか政府機関の認証が必要になるが、従来 はこの承認作業に最低 3週 間、設計 の変更が必要 な場合 は 6∼ 9ヶ 月もかかっていた。 この承認機関の大幅な削減 を目標 に、 CORЁ NET(建 築・不動産ネ ッ トワーク)と い う、建設・不動産会社 と政府機関 を結ぶネッ トワークが構築 されている。 これはインター ネ ッ ト上で既に公開 されてお り、政府か ら様 々 なインフォメーシ ョンや 、 :S09000を 取得 した建設会社の一覧 を公開 して広 くア ピール している。 .● “口  国 m く Z く い く ヽ F   一〓 ∽o 一﹃〓

医療分野 では、 コン ピュータネ ッ トワー クを駆使 した遠隔医療に力が注がれている。 医療機関の不十分 な山間部や遠隔地において、医療制度 を充実 させるために開発 が行われている。 一般者向 けには「 シンガタッチ」 と呼ばれるキヨスク型のメデ ィアシステムが登場 した。現在 は、空港 、 バス ター ミナル、国立図書館 など主要公共施設に限 られているが、これにより様 々なオンラインサー ビス を受 けることが出来 る。 ・御・デ マ ン ドや電子商取引などに関する技術開発のために、 シンガポール・ヮンに参加す る企業は、ビデオ 1億 シンガポール ドル (80億 円)を 越 える投資 を決めている。パ ナツニ ック ・ シンガポール研究所は、国際 標準 に基 づいた vDOシ ステムのシンガポール・ワン向けのアプ リケーションを開発 する予定である。すで に 300世 帯 で家庭か ら学校 へ のカ リキュラム・デジタル図書館 。 電子商取引・行政サービス などにア クセスす る実験 が開始 されてお り、年末 にはこの数 を5000世 帯 を拡大するということである。 これまでシンガポールは経済開発庁が企業代表者 などの使節団 を組織 して中国、オース トラリア、イギ リ スなどで技術者の採用活動 を行 ってきたが、マ レーシアが Mscを 掲 げて適進する中、今後 は人材確保 の 競争 も激 しさを増 して くるかも しれない。 しか し、もともと情報通信 分野 の発展 は、国境 を意識 しないものであって、相互にネッ トワーク ・イ ンフ ラが整備 されてこそ成 り立つものである。一 国だけが先行 しても周辺国が立 ち遅れていては国境 を越 えた ネッ トワークビジネスの発展 は望めないであろう。 シンガポール とマ レーシアは、互 いに情報通信分野 を 発展 させてい くことによって競争 だけではな く、相互に利益 を教授 してい くことであろ う。


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‖104100101

Takamitsu SAKAI

7.4:GDLの コマ ン ドリス ト (ア ル フ ァベ ッ ト順 ) ABS Ix)

ACS(x)

ADD ADD2 ADDX ADDY ADDZ AND ARC ARC2 ARMC ARME

dx, dy, dz X'Y dx dy dz

r, alpha, beta x, y, r, alpha, beta t1, t 2, l, h, d, alpha

l,rl,r2,h,d

ASNIx) ATN(x)

BASE BINARY BINARYPROP

mode [, sectlonl

BLOCK BODY

arb,c

BPRISM

status topmat, botmat, sldemat, n, h, radius,

xl, yl, masklr...

xtr, yn, maskn

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BREAKPOI NT erpresslon BRICK arbrc

BWALL

leftmat, rightmat, sldemat, helght, x 1, x 2, x 3, x 4 rt, radius, mask 1 , mask 2, mask 3, mask 4, n,

xbeg

1,

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1,

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al,bl,ol,dl, am,bm,cm,dm macro_name_string I.parameteLllstl

macЮ_name=str:ng PARAMETERS Iname l=Value l,ノ

1,

n,


Graduate School of Sience&Tcchnology,Waseda University

Takamitsu SAKAI

御104100102

Feb. 1998

namen=valuenl C:RCLE CIRCLE

r 2x, y, t channel component_name_strlng, quantity, unlt_strlng

CLOSE 00MPONENT CONE h, r 1, 12, alpha 1, alpha2 C00NS n, m, mask, r11 ,y11 ,211 ,...xln,y1n,zln, x21, y 21, 221,. . . x 2n, y 2n, z2n, C00R COS(X) CPRISM

CR00F

x 31 , y 31 , 231 ,. . . x 3 m, y 3 m, z 3 m, x41 ,y41 ,241 ,...x4m,y4m,24m wrap, vert 1, vert 2, verl3, vert 4 topmat, botmat, sldemat, n, h, x 1, y1, mask1 topmat, botmat, sldemat,

r... xD, yn, mask n

n,

x 1, y

1, x2, y 2,

helght, angle,

thickness,

CSLAB CUTPLANE CUTPLANE .つ “口  国 m く Z く い く ヽ F   ︼目 ∽o 〓 目

CUTPOLY

xl, y1, alpha1, mask1,...,x n, y n, alpha n, mask n topmat, botmat, sidemat n, h, x 1 ry 1 rmask1 Jx, y, z [, sldell statementsGUTEND angle statementsGUTEND nrstatusrd, x 1 ,y 1 ,...x tr,y tr,

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. X tr, y n

l,xrYrzl statements

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CUTEND CUTSHAPE

n,status,d, x 1 ,y 1 ,mask 1 ,...x n ,y I,X,Y,7l statements d

statements

r

,mask n

rzn, mask n


Graduate School of Sience&Tech■ ology,Waseda University

Takamitsu SAKAI

Feb. 1998

07104100103 left mat, rlghtmat,sldemat,

helght,x 1 ,x 2,x 3 ,x 4 ,t, mask 1 ,mask 2,mask 3,mask

4,

n,

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l,lower 1,xend l,upper l,framevls 1,

rbeg n,lower n,xend n rupper n,framevis n, m,

a1rb1,c1,d1, amrbmrcmrdm name patl, pat 2, paB, pat4, patS, pat6, pat7, pat8, spaclng,angle,n,

treq 1,dir l,offsetx l,offsety 1,m len 11 ,...len m1

1,

freq n,dlr n,otfsetx n,offsety n,m n, len nl ,...len nm name patl, pat2, pat3, pat4, patS, pat6, pat7, pat8,

DEFINE F:LLA

spaclngx,spaci ngy,angle, n, f reql, doffsetl, d I rl, offsetxl, offsetyl,

m

1,

lenl1,...lenml, .つ に日  国 m く Z く い く ヽ F

freqn,doffsetn,dlrn,offsetxn,offsetyn, mn, lennlr...lennm

DEFINE LINE TYPE

name spacing,n,:en l,...:en n

DEFINE MATERIAL

name type,ml,m2,… ,mn

DEFINE STVLE DEF:NE STYLE DEFINE SttE

name font」 fam‖ y,slze,anchor9 facecode name PLO¬ MAKER,slze,anchor,slant name pLOTTER,size,anchor9 siant

DEFINE TEXTURE DEL n

name,filename,x,y,mask,ang:e

DELTOP

﹃調 ∽o 二 〓

DESCRIPTOR DIM

DO

string Va‖ [dim」 1,Var2 1dim_1lldim_21,…

statements WH:L』:

oondition

DRAWINGDRAWING2DRAWING3 EDGE

vertl,veE2,pgonl,pgon2,status


Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu

0710410W04 ELBOW

SAKAI

thesis for naster degree

‖,alpha,r2

ELuPS

h,『

ENDEXITEXOREXP (X)

EX¬ RUDE

n, dx, dy, dz, mask, x1,

F:LL F:LL

yl, sl, . . . xn, yn, sn

Index name_strlng varnam = Inltlal_value TO end_value ISTEP step_valuel topmat, botmatsldemat, hlllmat, n,thlckness, angle, hill_helght,

FOR FPRISM

xl,y1,maskl, ,'n ,,

FRA

n ,mask n

(X)

FRAGMENT2ALL , use_current_attrl butes_flag plane_index, use_current_attributes_flag FRAGMENT2 GET (n) GOSUB label GOTO labe: HOTSPOT2 x,y IF :abel cond GOSUB IF label cond GOTO IF THEN label cond IF THEN ス テー トメン ト[ELSEス テ ー トメン ト1 *E IF THEN ,F{F .O ca  m m く Z く い く をr ︻ヨ ∽o 一﹁〓

ステー トメン ト

[ELSE ス テ ー トメン ト

ENDIF IND

(F:LL,name_str:ng)

lND lND lND lND

(LINE=WPE,name string) (MATER:AL nameFtring) (STYLE,name_string) (TEXTURE,name=string)

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(channei,record:D,fleld:D,van[,var2,...l

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L:GHT

red,green,biue,shadow, radlus,alpha,beta,angfa‖ o■ d:stl,dist2,dlstfalloff

,

Feb. leeE


Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu

SAKAI

Feb.

07104100105 LIN_ xl,yl,zl,x2,ya Z2 LINE TYPE index 日NE」円PE name=string

uNE2 LOG

xl,yl,x2,y2 (対

MASS

topmat,botmat,sidematn,m,mask,h, Xl ,yl ,21 ,Sl ,

xn,yn,zn,sn, xn+1,yn+1,zn+1,sn+1,

xn+m,yn+m,=口 +m,sn+m MATER:AL MATER:AL

MAX MESH MIN

:ndex name_string

(xl,X2,...,Xn) a,b,m,n,mask,211,212… .21m,Z21,222,… .z2m,… .znm (xl,x2,...,Xn)

MOD MODELSOLID

.つ “口  国 m く Z く い く ヽ F   一調 ∽o 〓 〓

MODELSURFACE MODEEWiRE MUL mx,my,m= MUL2 X,y MULX mx MULY my MULZ mz NEXT varnam NOT (X) NSP NTR () OPEN (■ lteL‖ :ename,paramstttng) OR

OUTPUT channel, rccoldlD, fleldlD, exprl [, expr2,...l PEN n PGON n, lvect, status, edgel, edge2, ...., edgen PI

PICTURE fllename, a, b, mask PICTURE2 expresslon,a,b,mask PIPG filename, a, b, mask, n, lvect, status, edgel, edge4 . . . edgen PLANE n, xl, y1,21,... xn, yn,zn PLANE_ n, x1, y1, 21, maskl, . . . rtr, yn, zn, maskn

1ee8


Graduatc School of Sience dtt Technology,Waseda University

Takamitsu SAKAI

07104100106

Feb 1998

thesis for master degree

POLY n, xl, y1, . .. xn, yn POLY n, x1, yl, maskl... xtr, yn, maskn POLY2 n, frameflll, x1, y1, .... xn, yn POLY2_ n, frameflll, xl, yl, maskl, .... xtr, yn, maskn POLY2_A n,frameflll,flllpen, POLY2 B POSl■ ON

PRINT PRISM PRISM

x 1 ,y 1 ,mask 1 ,...,x n ,y tr ,mask

n

n,framefill,flllpen, flllbkgdpen, x 1 ,y 1 ,mask 1 ,...,x h ,y r ,mask n posltion_keyword [expression] [, expresslonl... n, h, xl, yl, . . . xn, yn n, h, xl, yl, masklr... xtr, yn, maskn prolcode, angle, method expresslon [, expresslon | . . . n, h, mask, xl, yl, sl, . . . xn, yn, sn rmln, rmax

PROJECT2 PUT PYRAMID RAD:uS RECT 3rb RECT2 xl, y1, x1y2 REF COMPONENT code l,num_exprl REF DESCR:PTOR code REPEAT UNT:L

REQ

statements condition (parameter_strlng)

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REQUEST

RESOL

tqueStiOn_name,name lindeX,Varl[,var2,....1)

n

RETURN n,a:pha,『 nask,xl,yl,sl,...xn,yn,sn

REVOLVE

RND ROT ROT2 ROTX

(χ ) x,y,2,a:pha a:phaz alphax

ROTY

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n,mask, u1, vl, s1, . . . un, vn, sn, xlr y1, 21, . .. xn, yn, zn

SET F:LL SET F:LL

inder name_string

SET LINE TYPE

:ndex

SET LINE TYPE

name_stJng


Graduate School of Sience&Technology,Waseda Ulliversity

Takamitsu SAKAI

07104100107 SET MATER:AL SET MATERIAL

sis for master degree

Index name_strlng index name_slring

SET STYE SET STYE SGN

Feb. 1998

(Ж )

SHADOWAUTO SHADOWOFF SHADOWON SIN

SLAB SLAB_ SPHERE SPLINE2 SPLINE2 A

(x)

n,h,xl,yl,21,...xn,yn,zn n,h,xl,yl,21,maSkl,...xn,yn,zn,mask n 『

n,status,xl,yl,angle l,..口 ,xn,yn,angle n n,status, xl,yl,angie l,ienPrev l,lenNext l , Ж n,yn,angle n,lenPrev n,lenNext n

SPL:T

(strlng,format,var 1 [,var 2,...rvar n l) topmat, botmat,sldemat, n,x b,y b,x e,y e,h,angle, xl,y1,mask1r...x n ,y n ,mask n

SPRISM

O c口  口 m く Z く い く ≧r ︻〓 ∽〇 二 目

(x) SQR (numerlc_expresslon, len, frac) STR (formatstrlng, numeric_expresslon) STR (string_exp) STRLEN (strl ng_expl,strlng_exp2) STRSTR (strlng_exp, begpos, nu mchars) STRSUB (string_expresslon) SW STVLE index STYLE name_string SURFACE3D 0 SWEEP n, m, alpha, scale, mask, u1 rv1 rs1 r... unrvnrs[,

TAN TEVE TEXT TEXT TOLER TUBE

x 1 , y 1 ,21, . . . x m , y m , z

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xryrzrurv d, 0, erpresslon X, y, string d n, m, mask,

ul rw1 rs1 r... utrrwnrsn,

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1, . .. x fi , y ffi , zm,

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Graduate School of Sience & Technology , Waseda University Takamitsu SAKAI Feb. 1998

‖104100Ю 8 TUBEA

USE VALUES VECT VERT VOLUME3D WALL「 00LE

thesis for master degree

nrmrmask,

u 1 rw1 rs 1 r...u tr rw n rs n, x 1 ry 1 ,21 r...x r,y m,z m (n)

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a 11 , a12 r a 13, a14, a21 , aU2, a23, a24, a 31 , a32, a ilil , a 34 lettmat, rightmat,sldevmat,sidehmat, helght,x 1 ,x 2,x 3 ,x 4 , y 1 ,y 2,y 3,y 4, t,radlus, reservedlrreselved2, mask 1,mask 2,mask 3,mask

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l,lower 1,xend l,upper l,framevis 1,

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xbeg n,lower n,xend n,upper n,framevis n, m, al ,bl ,cl ,dl ,

am,bm,cm,dm


GraduateSchoolofSierlce&Technology,wasedauniversity

TakamitsuSAKAl thesis for master degree

8:参 考 口引用文献・ uRL A/E/C SYSTEMS」 APAN 知 ってい ます か 7こ こ まで来 てい る建 築 /建 設 の情報化 ∼ A/E/C SYSTEMS」 APAN`97特 男り企画 展 よ り∼ 1997.08、

A/E/C SYSttEMS」

‐海 外 の動 向 。国 内の動 向 ―

APAN組織 委員会事 務局

日本 建築 学会・ 情報 シス テム委員会 第 20回 情 報 システム利 用技術 シンポ ジウム論文集 情報 ネ ッ トワー クを活 用 した共創設計 教育 システム ∼ その試 み と現在 までの 報告 ∼ 1997.12、

早稲 田大学

酒井隆満・ 木 村 謙・ 渡辺 仁史 。他

日本 建築 学会・ 情報 シス テム委員会 第 20回 情 報 システム利 用技術 シンポ ジウム論 文集 ―

上 での建築情報 デ ータベース の 構 築

1997.12、 早 稲 田大 学

木 村謙・ 酒井 隆 満・ 渡辺 仁史 。他

日本 建築 学会・ 情報 シス テム委員会 第 21回 情 報 システム利 用技術 シンポ ジ ウム論 文集

設計製図における「学生相互啓発」支援環境 につぃて 199812、 早稲田大学 酒井隆満・ 木村謙・ 渡辺仁史 。他 日本建築学会 0情 報 システム委員会 第 21回 情報システム利用技術シンポジウム論文集 デザインエ レメン ト/プ ログラム理解におけるデジタル環境の役割 1998.12、

早稲田大学 木村謙・ 酒井隆満・ 渡辺仁史・ 他

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第 26回 建設情報システム研究会講演 予稿集 特別講演 3、 建設業にお ける今後の企業経営と情報化 1998.02、 清水建設 (株 )近 藤―彦

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http://… .aia.org/ 社 団法人 日本 建材産 業協 会

http://_.ikiSS.orip/

(FECMi)の KISS推 進協 議会 のホ ームベ ー ジ

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以上、敬称 略、年代順。 注 1:本 文中で紹介 してある URLな どは省略。 注 2:各 製品名、ブラン ド名、ファイル フォーマ ッ ト名等は一般に各社の商 標又1ま 登録商標。

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