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は じめ に
「 CADの Dは ドラフテ ィングの略 ではないか 」 といったジ ョー ク とも取れない話を良 く耳 に します 。今 日パー ソナルユー ズを始 め様 々な CADシ ステムが出回るようにな りま したが ,そ れ らは出力図面 を成果品 として評価 きれ る事 が多 い ようです 。私 が大手住宅産
業 を見学 した ところ ,CADは 単 に製図 に とどま らず ,企 画・ 基本計画か ら実施設計 に到 るまで設計者 の重要なデザインツー ルに成 りつつあるとい う印象を受け ま した。そ こでは
意 匠・ 構造 0設 備各部門 でデー タ を共用 し ,そ れ らの間 の整合生 をチ ェックす る事 に よ り,設 計 におけるコス トの低下 と作業 のシステム化 が計 られていました。 ところで ,大 手 の企業 では大規模 なシステムで これ らの機能が発揮で き ますが ,住 宅産 業 の大部 分 を占 める中小 の工務店やデ ィベ ロッパー では CADを 始 めコンピュー タの利用 は どうなってい るので しょうか。 また 。そ こには どの ような問題 があるので しょうか 。そ の ような疑問 か らこの研究 を始める事 に な りました。
はじめ に 目次
1 2
研究 目的 調 査内容
2-1 2-2 2-3
3
調査結果
4
試作 システ ム概要
5
調査方法 回答業者 のプ ロフ イー ル 調査用紙
3-1 コンピュー タの導入状況 3-2 現在使用 中のコンピュー タシステ ム 3-3 コンピュー タの利用分 野 3-4 コンピュー タの利用者 3-5 コンピュー タの利用状況 3-6 コンピュータを導入 して いない業者 の意識 3-7 CADシ ステ ム 3-8 CADと 建築業界 3■ 9 コンピュー タ と木造建築業 の将来 3-10調 査 のま とめ 4-1 4-2 . 4-3 4-4 4-5
結論
木造軸組 工法 に求 め られるシステ ム エキスパ ー ト・ システ ムの利用 部材選定 プ ログ ラ ムの 内容 システム 操作方法 試作 システムの位置 ・
終 りに 参考文献 補足
:
補 -1 補 …2
集計結果 ' プ ログラム・ リス ト
2
. :
■
研
究
目
的
建築 の大 きな部分 を占める住宅 は ,今 日 .工 務店や デベ ロッパ ー等 の住宅関連産業 の手 に よって生産 きれ るものが 多 い。木造建築 ,特 に木造在来工法 は従来 システムに乗 りに く い ときれてきた 。 現在 コンピュータは・ あ らゆる産業分野 に利用 されてお り,住 宅産業も また例外 ではな い と思 える。 そ こで本論文 では ,木 造軸組構法 をもつ業者 を中心 に住宅産業 における コンピュー タ利
CAMを 中心 に そ の問題点 を探 る。 きらに ,そ れ らをふ まえ 木造住宅産業 におけるCADの 方向性 を考察す る。 用 の現状 を調査 し,CADや
3
2-■
]日
躍義 フゴ おな
◆調査対象
日本木造住宅産業協会会員 200社 ・ プ レハブ建築協会会員 20社 日本 ツーパイ フ ォー建築協会会員 40社
・ 調査方法
各社 に調査用紙 を郵送 し ,返 却分 を集計
・ 調査期間
昭和 60年
。有効 回答
9月 10日 到着分 まで
日本木造住宅産業協会会員 50社 (回 収率 25%) そ の他 の団体会員 28社 (回 収率 47%)
今
,
2-2
回
答
の
者
ロ
ノ
ノ
Jレ
イ
回 答 者 の 内 容 (業
3
0 1
係
│そ
住協
6
2
4
1木
6
0
6
所属 協 会
)
所属 協会
1木
住協
築
分野別
1全
)
│
体
7 3 5
5
0
2
2
46 9
12 15 4
回 答 者 の 内 容 (社 員 業種
7
鉄骨 そ の他
6
RC
の他
9 3
木 造 在 来 ` ツーハ イフォー
│そ
0
1
11
43 12 21
5
1
円
1
7
3
1
1
30
│
1全 体
の他
回 答 者 の 内 容 (建 分野
6 2 3 5 1
1
1
資本金
3 2
3 3
回 答 者 の 内 容 (資
〓
金 との関
総合建築業 設計事務所 建 材 メーか ` い ゜ テ ィヘ ロッハ い そ の他
〓
本
│
︱
住 協
)
〓
1木
〓
所属 協 会
別
〓 体〓 全〓 ︱〓 〓 他〓 の〓 そ〓
業種
種
所属協 会
1木
住協
7
8
の他 0
16
│そ
1
24
)
1
100人 か ら 999人 ま で 1000人 以 上
との関 係
1
1人 か ら 99人 'ま で
数
1全
体
35 26 15
2-3
調
査
用
紙
―
■
昭 和 60年 7月
日本 木 造 住宅 産 業 協 会 一 種・ 二 種 正 会 員 各 位
日本 木 造 住宅 産 業 協会 技 術 開発 委 員会
木造 軸 組構 法業界 に おけ る CADcamの
拝啓
現状 調査
時 下 益 々ご 清 栄 の 段 お慶 び 申 し上 げ ます。
この たび 日本 木 造 住 宅 産 業 協 会 と早 稲 田 大 学 理 工 学 部建築 学 科 渡辺 仁史 研究 室 で は「 木 造 軸 組構 法 に お け る CADcamの
研究 」 の 一 環 と して アンケ ー ト調 査 を
実 施 す る こ と にな りま した。 こ の 調査 は業 界 に お け る コ ン ピ ュー タの導 入 、 お よび そ の 利 用 の 現状 を明 らか に し1子 来 の 方 向 を探 る こ とが 目的 で あ ります。 つ き ま しては、 ど 多 忙 の 所 、 貴 重 な 時 間 を頂蔵致 し、 誠 に 恐 縮 で すが 、 何卒 趣 旨 を ご 理 解 い た だ きご 協 力 下 さ い ま す よ うお 願 い 申 し上 げ ます。 な お ,ご 回答 い た だ き ま した内 容 は 研 究 の 目的以 外 に は使用 い た しません。 「 ヽ 敬具
*ア
ン ケ ー ト回 答 用 紙 は 協 会 事 務 局 宛 ご 送 付 下 さ い 。
1
東 京 都新 宿 区 大 久 保
3‐ 4‐
1
早 稲 田 大学 理工 学 部 建築学 科 渡 辺 仁 史 研究 室
´担 当
川 口 和英 。加 藤 能 治 03・ 209‐
3211(内 3257)
l・
6 一
杏
調
用
-2
紙
[1]貴 社 の 概 要 に つ い て お尋 ね します 会社名称
1
2
所在地
3
業種
(貴 社の主な業種を選 び 丸を付 けて ください)
_:事 7天 晋 こ11苛 (・ ノ 違 3管 笙 芳 脊 4
・
社員数
社員総数 [ : 名] 事務系社員 敗 [ 木造建築 関係技術系 社員 数 その他技 術系社員敗 [
5 6 7
[
資本金
名] 名] 名]
[ 百万 円]
建築分野 (貴 社の主 な 建築分 野 を選び丸 を付 けて ください) 築 套奪素 奄兵 節青 建設戸数
イフオ
T円 その他
木造住宅 年 間建設戸敗
` バ
建築
繋日 )
[
RC建
築 部門
戸]
アンケ ー ト記入 の 担 当者の氏名 を下 記 に記入 して ください 担 当者名
[
]TEL[
[2]コ ン ピー ター の 導 入状況 につ いて ぉ 同 い します
(該 当する数字 にOを つ ける)
責社では現 在 コ ン ピュー ター を導 入 して い ますか ?
1)は
い
2)い いえ
[3]設
問
A:貴
→
設間
[4]に 進 んで下さい
→
設問
[3]に 進 んで下 さい
[2]で 「 いぃえ」 と答え た方 に質問 します 社 では 現 在 コ ン ピュー ターの 導入の 必 要性 を感 じて いますか ?
1)は い
ピ ■ ― ン ll「 :l[:ξ
2)い
≧ 儡 il露
J
いぇ
で す か 糖 も l
1ギ ]
調
杏
用
紙
-3
C:.ど の様 な作業分野 に導入 した いと考 え ますか (該 当す る項 目に Oを つ けて くだ さい) □ 一 般管理関係 1)一 般事 務 0 2)経 理関係 0 3)そ の 他 [ 日経営管理関係 2)発 注管 理 ・ 2)収 支管理 ・ 4)そ の 他 [ □営業関係 1)採 算計画 。 2)順 客管理 0 3)契 約管理 4)そ の他 [ ] □設計関係 1)基 本 設 計 ・ 2)法 規 チ ェック 0 3)構 造計算 4)日 影 図 作成 0 5)実 施 設計 ・ 6)施 工 図作成 ・ 7)仕 様書 作成 ・ 8)そ の 他 [ ] □演算関係 1)概 算積 算 ・ 2)積 算見積 0 3)単 価管理 □施工 BU係 )工 事 出入 金管理 ・ 2)工 程表 0 3)そ の他 [ □資材関係 )カ タ ロ グ管理 0 2)発 注管 理 0 3)そ の 他 [ □ その 1也 関係 ] )文 書 作成 0 2)そ の他 [
D:
] ]
] ]
現在 コ ン ピュー ター の導 入 を検討 されて いる方 に 質問 します
1:現 在検討中 の 機器 につ いて 記入 して ください メー カー
[
]
機
種
[
]
価
格
[
]
トウ ェアに つい て記入 して くだい 2:コ ンピュー ター導入 時の ソフ ゜ ‐ ム) (フ 0ク ラ イ :ソ フ トウ エアを 自社開発予定 口 :規 存 ソフ トウ エアを購 入又 は リー ス予定 ハ :規 存 ソフ ト1輝 入 と 自社開発 の両方 を検 討
ヽ
3:購 入予定 の ソフ トウ エアに つ いて記入 して くださ い ソ フ トウ エア ー 名 称
[
].
ソ フ トウ ェア会 社名
[
]
ソフ トウ ェア価格
[
]
4:導 入時期 に つ いて記入 して ください 導入 時期
昭和
[
]年 [
]月
ご ろ予定
E:現 在迄 コン ピユー ターの 導 入 を検討 されていな い方 に質問 します 1:現 在迄導 入 を検討 されて いな い理 由をお間 かせ くださ い ・
① 必要性 を感 じない ・ ② 費用 が高過ぎる 00機 種の選定方法が分からない 0ソ フ トの選定方法が分か らない ・ ⑤ 機械の操作法が分からない ] ⑥ その他 [
2:ど の様な条件が揃えば導入 を検討するかお聞かせください ① 費用 が安 くなれば O② 機械の操作法が簡単 になれば ③ その他
[
[設 問 7]に 進んで下 さい 。結構 です.
]
,[設 問 6]ま でのアンケー トには答えていただかなくて
8
調
杏
用
紙
-4
[4]設 間 [2]で 「 はい」 と答 えた方 に 質 問 します A:現 在使用中 の 機器 を下 記 の項 目に沿 つて記入 して ください 分
区
メー カー
種
機
台数
導入時期
記憶容量
コ ン ピ ユー タ… 体
本
デ ィスプ レー
プ リンター
フ ロ ッピー デ ィスクユニ ツ ト
ハー ドデ ィスク ユニッ ト
X― Yプ ロ ッター デ ジ タ イザ ー
ライ トベ ン マ ウス ジ ョイ ス テ ィ ック
B:今 後新 しくどの様な機種 が欲 しいですか具 体的 に記入 して ください 新 規検討機種
[
]
[5]貴 社 の コ ンピュー ター 利用状況 に つ いてお答え くだ さい A:主 に どの様 な 分 野で コン ピュー ター システムを利用 しているかお答 え ください (該 当す るもの に全 て 0を 付けて くだ さい)
ロ ー 般管 理 部 門 1)一 般事務 ・ 2)経 理関係 0 3)そ の他 [ □経営管理部 門 1)発 注管 理 ・ 2)収 支管理 ・ 3)そ の 他 [ □営 業部門 1)採 算 計画 ・ 2)顧 客管理 ・ 3)契 約管理 4)そ の 他 [ ] □設 計部門 1)基 本 計画 ・ 2)基 本設計 0 3)法 規 チ ェック 4)構 造計算 0 5)日 影図作成 .0 6)実 施設計 ・ 7)施 工 図作成 ・ 8)仕 様書 作成 ・ 9)透 視図作成 10)そ の 他 [ ] 口積算 部門 1)概 算In算 ◆ 2)積 算見積 。 3)単 価管理 □施 二 部門 1)工 事 出入金管理 ・ 2)工 程表 ・ 3)そ の他 [ □資材 部門 1)カ タログ管 l■l・ 2)発 注管理 ・ 3)そ の他 [ □ その他部門 [ ]
] ]
] ]
杏
調
用
紙
-5
B:前 間の 回答 の 内利用 頻度 の 高 い もの か ら順 に 3つ 記入 して ください .
[
]
]
[
[
C:コ ンピュー ターの利用形態 につ いて お答 え ください 1)自 社保有 の 大型 コン ピュー ター を コン ピュー ター 専門部署 が使用 2)自 社保有 の大型 コ ン ピュー ターの専用端末機 を各業務部門毎 に使用 3)自 社保有 の 大型 コン ピュー ター と各業務部門 のパー ソナル コン ピュー ター を接続 して使用
4)外 部の 大型 コンピュー・ターの 専用端末 を使用 5)中 型コンピューターを各業務 ll円 毎に使用 6)バ ー ソナル コンピ ュー ター を各業務部門毎 に 使用 7)そ の 他 [ n・
ヽ
D
E
前間で (1)・ 〈2)・ して ください
[
]名
G
その内木造 関係者数
[
]名
千1用 者 の範囲 に つ いて お答 え くださ い
1)社 員 のみの使用 2)社 3)そ の 他 [ l
選定 され た方は簡単 なシステム図 を記載
社内での コン ピユー ター 利用者 は何人 で しょうか ? 利用者数
F
(3)0(4)を
外 に 対 し販売 も しくは リー ス して い る
]
コンピュー ター システムの利用 状態 は平均的 に どの位ですか
1)ほ ぼ毎 日 2)週 に 3-4日 3)週 5)殆 ど利用 しな い
4)週 に 1-2日
に 2-3日
一 日の稼働時間 に つ いてお答 え くだ さい
1)8時 間以上 2)5-8時 5)1時 間以下 [5]現 在 CADシ
3)3-5時
間
4)1-3時
間
ステ ムを導入 中か開発 中 の 方 に質問 します。
A:貴 社 の CADシ
ステ ムの名称 を記入 して ください
システ ム 名称
B:CADシ
間
[
]
ステ ムの開発形態 に つ いてお答 え くださ い
半々 。 1;主 繁冒 f詈 屋 ヤ 議 天 扇 翼 「 露善 鼻≧ 壮零 ] 重 需 i旱 患Iliね 1チ 7)外 部大型 CADシ ステ ムを端フ
10
杏
調
-6
紙
用
ー ー 言 語 を お答 え くだ さ い 自社 で シ ス テ ム 開発 した 時 使 用 した コ ン ピ ユ タ 語
1):舎
:↓
CADシ
D
:::;塁 311RAN03)C]言
ス テム のプ ロ グラ ムの大 きさに
・
プ ロ グラ ム規 模
つ いてお答 え くださ い ・
Kbyte]
[,
開発費用 に つ いてお答 え くださ い
E
円
[
開発費 用
に つ いてお答え くだ 責社 の CADシ ステ ムの対外的 な運用形態
F
1)早 誌程 G
81‐
でのみ使用
2)販
売 して し ∫
│る
今後使用 してみ たいコン ピュー タ ニ 言語 を前間 の 使用 してみ た いコン ピー ター 言語
3)賃
]
さい
し出 して いる
[C]か ら選ん で ください
[
貴社の CADシ ステムの 概要 を簡 単 に 記入 して ください
H
貴社が CADシ ステムを導入 し効果があ つたと思われる事項を選んで ください く該当する上位 3項 目にOを 付 けて ください)
)図 面品質の向上 0 2)省 力化 0 3)設 計工期の短縮 0 4)コ ス トダウン
5)標 準化 の 促進 ・ 6)接 客力 の 強 化 ・ 7)単 純作業か らの解放 8)そ の他 [ ] [6]現 在 CADシ
ステム を検討中の方 に 質 問 します
貴社で CADを 導入 す るとすれば 次 ぎの内 どの方式 ですか ?
A
1) 全 で 自社開発 ・
2)全 て委託 0 3)自 社 と委託の併用 ・ 4)規 存 ソフ ト購入
外 部大 型 CADシ ステ ム を端 末 利 用 ・
5)
6)そ
の 他 ['
責 社 で CADシ ステ ム を導 入 す る と すれ ば 費 用 は どの 位予 定 され ま す か
B
導 入費用
[
Fl
]
賞社が CADシ ステム導入 に 関 し期待 す る事項 を選んで ください (該 当 す る上位 3項 目に○ を つ けて くだ さい) 1 5 8 D
)図 面品質 の 向上 ・ 2)省 力化 0 3)設 計工期の短縮 ・ 4)コ )標 準化の 促進 ・ 6)接 客力 の 強 化 0 7)単 純作業か らの解放 )そ の 他 [
ス トダウン
貴社 が CAD導 入 の 検討 に際 し特 に 考慮 して いる項 目を選ん で くだ さい
1 5
)費 用
・
2)社 員教育 0 3)シ ステ ムの 操作性 ・ 4)作 成 図面精度
)CADの 性llE
0 6)そ のlL[
調
杏
用
紙
-7
[7]CADシ ステム と建築業界 の関わ りに つ いて質問 します A:建 築業界 に CADシ ステムが今 後 普及 して い くと考 え ますか ? 1)は い
B:建 築業界 に CADシ
2)も
ヽもヽえ
ステムが普及 した時業界の構造 に影響があ ると
お考 えですか ?
1)は い
2)い
いえ
.
C:前 問 Bで 「 は い」 と答 えた方 は影 響 があると考 え られ る事項 を ご記入 ください
D:木 造軸組工法への CADシ ステム導入の問題点や特異性 について ご意見をお聞か せ ください
[8]コ ン ピ ュー ター と木造建築業 の11来 の展 望について ご記入 ください A:1■ 来 コ ンピ ュー ター を媒体 と した情 報サー ビスの整備が考え られ て いますが 建築業界 と して どの様 な情報 サ ー ビスを期待 しますか ?
1)建 材カ タ ログ情報 0 2)住 宅 ロー ン等の金融情 報 ・ 3)建 築法規情 IE 4)建 築物 価情 報 , 5)建 築 デザ イン情報 0 6)イ ンテ リア情 報 7)仕 様情報 0 8)そ の他 [ ] B:11来 コンピ ュー ター を媒体 と した情報サー ビスが整備 された とき貴社 は 積極 的 に導入 しますか ?
1)は い
2)い
いえ
C:将 来木造住宅 の施 工 部 門 にコン ピ ュー ター を導入 す るとすれば どの分野 ですか 1)構 造材加工 。2)造 作加 工 。3)そ の 他 [
]
終 わ りに現在実際 に『 CADシ ステ ム」 あるいはなん らかの形で コ ン ピュー ター を業 務 でお使 いの 場合 ,お 手数で す が出力例 (CADの 場合は国面等 )を 添付 して いただけ ると幸 いで す。
12
調
杏
結
果
3-1 コンピュー タの導入状況 3-2 現 在使用中 のコンピュー タシステム 3-3 コンピュー タの利用分野 3-4 コンピュー タの利用者 3-5 コンピュー タの利用状況 3-6 コンピュー タを導入 していない業者 の意識 3-7 CADシ ステム ・ 3-8 CADと 建築業界 3-9 コンピュー タ と木造建築業 の将来 3-10調 査 のま とめ
3-■
コ
ン
ピ
ュ ー
タ
の
導
入
状
況
―
■
0コ ンピュータの普及率
最新建築情報 MAT 建築 アプ リケー シ ョン・ ソフ ト・ カタログ
合建設熱一 :フ % “
(井 上 書院
ul,暴 ―――_:5%
1985年 )
市場調査 [建 築界 のコン ピュー タ利用 ]
設tl菓 ――-20% 住宅関連業-7% 餞ユ 1事 務所 -29%
広島工業大学 の手越義昭氏 らの調査 による と,住 宅設計・ 施工や木材加工業 きらに不動 産業 な どの住宅関連業 にお けるコン ピュー タ の普及率 は 7%と ,他 の業種 に比べ かな り低 くなって いる。
動
ブ臥 無回答
今回 の調査 では ,全 有効 回答中 コン ピュー ター を導入 している業者 は 75%を 占めたが 無 回答未 回収 の部分 に多数 の導入 して いない業者 が含 まれ る事が予想 され ,導 入率 の数字 自体 は業界 の状況 を反映 しているとは思 えない。
1今
:コ ン ピ ュ ーー タ の 導 ス 、イ犬 況
-2
導入1用1(参 照 :表 -2) 却 賜」
40
60
80
1∞
鉢 給 礫 話 晰 却 ナ 翻 メ ゛ ヂパ が い そα 也 響
(%)
層喫駅 槻 電 (参 照 8表 -4)
動
40
60
80
1∞
鉢 木造在来工法 ンド物 ― I法 岬 RC
婦 その他 導解
α)
1
業種別 の "そ の他 "に は設備機器 メー カー・ 住器 メー カー等 が含 まれ る。建築分野別 の "そ の他 "に は工 業化住宅 の 回答 が有 った 。
建材 メーカーや住器 メー カーは ,ほ とん どの業者が コンピュータを導入 している。建築 分野別 の導入率 はやや木造在来工法が低かったが ,あ ま り顕著 な差は無 かった。
lζ
J靭 獣 況 (参 照 :表 ‐3)
勘 1∞
80 60
藝
α) 40
20 0
゛
1人から99人 まて
1∞ 人から剛 人ま
10∞ 人以上
で 融
資稲 溺J導 入状況 (参 照 :表 -5) 1∞
80 60
響
α) 40 20
0 1億 円未満
1億 円―Ю億円
10億 円以上
資本金
木造住宅産業協会を は ,社 員数 1000人 を境 として コンピュー タの導入率 に差 が ある。そ の他 の業者 では ,社 員数 100人 以 上の業者 でほぼ 1∞ %が 導入 しているの に対 して ,100人 未満 の業者 では36%が 導入 しているにす ぎな い。 資本金 と導 入率 の関係 を見 る と,木 造住宅産業協会で は っ資本金 に応 して導入率 が増加 している。 その他 の業 者 で は資本金 1億 円を境 に ,導 入率 にかな りの差が ある。 従 って小規模 の業者 では ,本 造住宅産業協会 に所属 する業者 の導入率 が高 い と言 える。 │`
3-2
在
現
使
用
中
の
コ
ン
ピ
ュ ー
タ
シ
ス
テ
ム
r針 本体 (参 照 8表 -1213)
現在朗 中ぼ 10
15
20
日オ暉肇気
導入業者数
日本IBM 富士通 日立製作所 ー メ デ カ ¬ウ 日,相コヽ 蛇 榊 パ勤 島
コン ピュー ター本体 をメー カー で分類 し ,現 在使用 している業者数 で示 した。 これは導 入台数 とは関係 ない。 日本電気 , IBM,富 士通が圧倒的 なシ ェアを占 めているが ,こ の うち日本電気 は大部分 がパー ソナル コンピュー ター単体 として使用 されていた。
プ ュ十 研 5 10 15
M
(参 照 :表 ‐11)
20
25 30
.
件数
摯
嘲
自利諄稿自倒
を島謂J音 鷹旨 力糊
外部卿 酬
嘲
端末を使 用
を各身罰靡情号毎に酬
自祖聾商自麹
iと 全 じ権姿者F' ル rァ を撰剛
1
三社以 上 の メーカー のコンピュー タ本体を導入 している業者 は約半数有 り,複 数 の形態 を同時 に使用 している業者もあ ったが ,パ ー ソナルコン ピュー ター の利用 が一 番 多 か っ た。 なお , I B M5550の ようなワー クステー シ ョンを "中 型 コンピュー ター "と 答 えた例 ・り適 当でないかも しれな い。 ■ も あ り,こ の分類 はあ ‐
Π﹁
3-3
コ
ン
ピ
ュ ー
タ
の
利
用
分
野
ーを導入 している業者にはその利用分野を 現在 コンピュータ‐ ι 導入びで下II端 こはどの作業分野に導入 したいかをたずねた ,
° 以 ■の利用分野 (参 照 :表 -9) 5 15 25 35 45 「 跡 岬 帥 抑 ¨ 殆 主制 雁 働
辰新建築情報MAT 建築 アプ リケー ション・ ソフ ト・ カタ ログ
鰤 難 管理債 材)
(井 上書院
1985年 )
市場調査 [建 築界 のコンピュー タ利用]
卿
●コンピュ…夕の使用目的
…睡
各業種とも:l:業 務を中心としてのコンピュータ利用を孝えて いることがわかる.=liな 特徴としては、設::卜 J`務 lilFrに おいて rytと │:業 務のみを対 してぃる会社が70%近 くを riめ てぃる のに対し,総 合建設業においては1'務 処理L11で のイ1川 力i30%
単価管理 騰
洒 ‐ 夢乙 鰤韻嘱ト
近い17rを 出していることだろう。(総 合建設業におけるその 他の利用例としては資材のlJllllllな どがあり、1'務 。1細 ‖
構造計算 “
などを含め、トータルなコンピュータ利用環1見 を孝えている)
職 イ 部鱈詐成 細 回
徹 {城 42%
④ 主業務だけに使用 0事 務等にのみ使用
29%
o主 0そ
榮務tt外 で使用 の他
コンピュー ター の主 な利用分野 は管理 。営業部門が圧 倒的 に多 く,そ れに加 え積算兄積 が大 きな割 合 を占める。現在 コンピュー タを導入 していない業者 は ,資 材発注管理 や基本 計画 な どの設計・ 施工 部門での利用 を期待 しているが ,こ れ らは導入中 の業者で │よ あまり 利用頻度 が高 くない。一 方 一般事務や契約管理 は未導入 の業者で のり ‖待 はア ,い が ,導 入中 の業者で の利用頻度 は高 い 。 構造計算 (設 計 )や 工 事費管理 (施 I)lま 木造住宅産業協会での利用 は夫 々 2件・ 5件 と少 なか ったが ,そ の他 の業者では それ ぞれ 10件 012件 であった。 18
22%
3-4
コ
ン
ピ
夕
ュ
澤媚 著鯛
の
,
社 外 に対 し販売 リー ス している
利
用
者
コンピュー タの利用 は殆 どの業者 で社員 のみに限 り
自社 のコンピュー タシステムを社外 に対 して販売 また は │リ ー ス して いる業者 は 3社 のみであった。
社員数 100人 以上の業者で は社員数 の増加 に したが って コンピュー タ利用者も増 える が ,社 員数 100人 未満 では iLbこ の傾向 は明 業者 :こ よリコンピI― ダflJ用 著 あ 率 に差勇
社員 のみの使用
らかで はない。
(参 照 8表 -14)
1側 1000
利用者
1∞
100
1000
働
以・ rミリ‖者中木遇関係者の吉1合 8 7
口軍剛 ‖ :ド ‖ I,ド
6
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01L生生革L生 出竿
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事
=ギ ==」 ==」 40"6070
│■
=4
木巡関係者の1」 合ω
コンピュー タ利用者のなかで木造関係者 の占める割合をみると,20%台 と60%台 に ピークが見 られる。建築分野で木造住宅 の比率が高 い業者 では ,コ ンピュータ利用者 のな かでも木造関係者は約 60%と 高 い割合を占めているのが うかがえる。 lq
3-5
コ
ン
ピ
ュ ー
プ
タ
の 利
用
状
況
参 照 8表 -15)
=■羽鰤働硼ば
1日 =2日 2日 ・ 3日
3日 4日
ほl当 厚日
一週間 あた りのコ ン ピュー タの稼働率をみ ると,全 体 の84.5%の 業者 でほぼ毎 日利用 さ れている。 ほ とん ど利用 しない と答 えた業 者 は無 か った。
プ
1嘲 卍
珊
舛nJH時 間 (参 照 8表 -16)
「
欄
躙
`嘲
1
一 日あた りの利用時間 で は ,8時 間以上 と答 えた業者 が33.9%あ り,3時 間以下 の業者 は12.5%で あった。 稼働率や利用時間 を見 るか ざり,コ ンピュー タは導入 した業者 ではかな り活用 され て い る。
3-6
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タ
を 導
入
"し
て
い
な
い 業
者 の 意
コン ピュー タを導ノ、していない業者 20社 中 ,導 入 の 必要性 を感 じる業者 !ま
16社 有 った。
。 :困 田出諜じない
必標性を感 じる
け る場合の目的 (参 照 :表 -6)
23456789 “ 省力化 l妾
燿務わθ ,議 イヒ
図面品質の向上 標準化の促進 の矧 宿
制
軸 イ 鰈 から海綱茂 製品品質の向上 情報の集中管理 翠げ ウ そ倒 也標 嶼
)
どの よ うな目的で導入 したいか をたずねた ところ,省 力化へ の期待 が多 か った。図面品 質 の向上ゃ製品品質 の向上は ,木 進住宅産業 協会では導入 目的 として上 げ られてい るが ,
モの他 の協会 で lま あまり期待 され い な い ようだ。
酬
3
-7)
4
2
表
軟 を検討しない理由(参 照 鯛 力前
識
ぎる
を感 じない
.″ 卜 の勝む発助:わからない 機種の選定方法がわからない ヽ そalLtll内 的に時期が早し )
現在 のコンピュー ター システムがまだ高価で あるとい う意識 が うかがえる, つ■
__
3-7
CADシ
ス
CADシ
テ
ム
ー
■
ステム導フ、中の業者 には そ の効果 を
・
勧
導フ、を検討中の業者 :二 │ま j響 待事項 をたずl.1た (参 照 8表 -19) ・ 20 15 10 5 0 5 10. 15
ヒ
′ 1
図面品質の向上 諦 Ⅷ 鰤 ‐
標準化の促進 ヒ 接客力の強イ ヽ コげ ウ
倣 単純作業か らの角 その他
省力 化に関 してはCADシ ステム導入中の業者 で最 も効果 のあった事項 であ り,導 入 を 検討中の業者でも最も期待 されている。図面品質 の向上に関 しては導入 を1貪 討中の業者 で の期待 が薄 く,実 際 の業務 に適 した図面 が得 られるのか とい う不安 を反映 し い る。 ,て
C戯 庸 薦 次 の際の 制 諄 頭 (参 照 8表 ‐20) 4 6 8 10 12 14 16 徴
…
CAD嚇 訓
考慮項目
.図
面精度
時 その他
木進住宅産業 協会 の業者 では CAD導 入を検討する際 。操作性・ 性能・ 費用が主 な考慮 項 目 となっている。その他 の業者で は性能・ 1果 作性 の他図面精度が求め られている。
22
CA]D多
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ジ
` ′`
―
‐
CAD名 称
CADの 例
: : 利用業者例 システム本体 8 : 開発形態 : 開発言語 プ ログラム規模 開発費用
:
:
2
CADNET 鉄骨系 D社 磨雪■翼 登H-170F 全部 自社開発
FORTRAN 5 0 0 0 kbyte
3億 円
CADシ ステム概要 ′4冽 げ 認 ス の増 ヤι樹年べ “
卜
ユ 襲l鵠
″
__ダ 誌.F丸務 23
′ ス
CADう
CAD名 称 利用業者例 システム本体 開発形態
シ ステ ム 図
′ ヽ ―-3
ASCAD
: 8
建材 メー カ
:
8 :
開発言語 プ ログラム規模
ラ た
8
(2X4)E社
N E C κOS 430 全部 自社開発 ,既 存 ソフ ト購入
BASIC 2000行
ACOS)77い
CADシ
ジ″フ リ 攀
4う 0
ス テ ム概 要
リフμ
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Ⅳ2.0■ ●ロロИod …
24
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CADう
CADシ
′ ス
ラ ‐
′ ヽ ―-4
CAD名 称
MP-302
利用業者例
ツーバ イフォー P社
システム本体
三 菱 MEL∞ M70-40B
開発形態
委託 と自社 で半 々
開発言語
BASIC,COBOL・
開発費用
l億 円
FORTRAN
ステ ム 概 要
。 F 0 マ ‘ ¨ 。 そ 一 一 ・
― ― ―
― 一
―
一
+
* ---.-----+
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-
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I a,ar.ar.!.n.&t.Ett.Br.btc.{-ql.g.lt-&!.9a.bt.hr.I l..s.w,ar.*r.Da,sr.ga.E €.bt.-
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{.G 4-t, 'lg.csd €.att
3-8
CADと
建
梨
業
界
m醸厠w卿 聾鶴簿和こ1ま及するか 照 8表 -21) (i、 ぇ し
こ影響するか 卿圏冽チ 励 哨堺 の構造ι (参 照 :表 …22)
(参
いいメ L
回答者 の大多数 が CADシ ステムが普及す る と予想 してお り,そ れが建築業界 の構造 に 影響 を与 えると考 えている。
建築業界 に CADシ ステムが普及 した時 の影響 営業活動 の強化
9ク ト
CADの 有無 で会社間 の格差拡大 8件 7件
設計業務 の変 化
部材規1各・ 工芋価格 の標準化 3件 0営 設計 業部 ]間 の連絡 が迅速 に 3件 │‖
3件
流通部門 の変化
CADに
よ り会社 の格差無 くなる
2件
木造軸組 工法 へ の CADシ ステム導入 の問題点や特異性
8件 4件 木造在来工法 の柔軟 生 ・ 本 のお きま りをどう表 現 で きるか 4件 CADは 高価 2子 ト 2イ CADは 操作 が難 しい 部材 の標準化 が必要
11
良 いソフ トが無 く自社開発 は困難・ 2件
住宅産業 では CADを 営業 の一環 と考 える業者が多 い と思 われる。現状 では木造軸組工法 とCA Dは な しみ に くい とい う意見 が 目立 った
26
3-9
コ
ン
ピ
ュ ー
タ
と 木
造
建
築
業
の
将
来
建築業界に期待される情報ビ ス(参 照 :表 …23)
510152025303540 椰 … ¨ 建築rゞ ●情報 脚 ―
帥 ψ
け
脚
¨
その他編熙動削勅
将来 コンピ ュー ター が導入 される木 造住宅施工 部門 の分野 構造材加工 造作加工 積算 発注支払 組 立 ,取 り付け 資材工程 組立 ロボ ッ ト
30 18 4 1 1 1 1
建築業界 として期待 され る情報 サー ビス として ,木 造住宅産業協会会員で は建材 カタロ グ情報 が多数 あがっている。木造在来工法 の木拾 いの難 しきが情報化 の促進 に よって緩和 されるのではないか とい う期待が うかが える。
21
3-■
0調
査
の
ま
と め
住宅関連業者 にコンピュー ター利用 に関す る調査を試 みたが ,木 造軸組 工 法 の業界へ の コンピー タ導入 は必ず しも遅 れているわけではな く,む しろ小規模 の業者 が ここ2年 ほ ど に積極的 に導入す るな ど,コ ンピュー タに対す る高 い意識 が見 られた。そのシステムは ,
パー ソナルコンピュー タ単体を主流 として ,部 門別 にその場 に あったシステムを採用す る な ど,コ ンピュー タを機能的 に使 い分 けて い る例も あった。利用分野 に関 しては ,他 の建 築業界 とは明 らかな違 いが見 られた。本造軸組工法 を持 つ業者 では ,営 業や管理部門を中 心 として積算見積 も りな どに主に利用 されてお り,構 造計算や実施図面作成 での利用 は少 なか った。
CADの 面 では ,木 造軸組工法 の細 かな納 ま りを表現す る図面 を出力す るにはコス トが かか るな どの問題 があるため っ接客 サ ー ビスの一 貫 とした営業的な利用 が 多 い。施 工部門 を中心 とした CAMも ,部 材 の標準化等その実現 には まだ程遠 いいいった意見 があった。 そ こで ,木 造在来 工法業界 の特性 上 CADに は二 つの方向が考 え られる。 まず地域 に密 着 した地場産業 としての住宅産業 では ,設 計部門 が営業 な ど他 の部門 と結 び付 き ,よ り細 かいサ ー ビスを顧客 に提供す る事 が あげ られる。そしても う一 つは経験 に多 くを頼 る木造 在来 工 法 の知識 を コ ンピュー タシステムの中 に構築 し,そ れを設計者 の手元 で効率的 に活 用す る といった形態 で ある。具体的 には ,柱 間等 の条件 に応 してJヽ 屋組を選定 した り,建 材 に関す る情報 を整理 し,従 来木拾 いや積算が難 しかった部門を合理的 に推進す るな どが 考 え られる。 コンピュー タシステムに合 わせて部材を標準化 するとか 。工法 を変革す る事等も行 なわ れているが ,木 造在来 工法 の様 々な長所を生か した CADシ ステムが求 め られて いる。 次章 では木造在来工法向 CADへ の提言 として ,部 材選定 エキスパー トシステムの試作 を試みた。
28
試
作
シ
4-1 4-2 4-3 4-4 4-5
ス
テ
′ヽ
概
要
木遣軸組 工 法 に求 め られ るシ ステム ェ キスパー ト 0シ ステムの利用 部材選定 プ ログラムの内容 システム操作方法 試作システムの位置
21
4-■
冽に進 諄 由糸鳳
│_お 装 しこ も
と め
ら れ
る
シ
ス ラト ′ヽ
今回の調査では ,木 造軸組工法 におけるCADの 問題点 に関 して ,業 か 者 ら貴重 な意見 が得 られ た。先ず ,木 造軸組工法 に CADを 導入す る際 には 部材 の標準化が必 要で あると い う意 見 が最も多か った 。 しか し ,同 時 に伝統的工 の 法 柔軟性 な どの 長所が失 われ る と か ,微 妙 な木 の収 ま りを表現できない等 の指摘も日だった 。 これ ら業者 の声 を聞 くと,現 在 の CADシ ステムは 木材 とい う変化 に富 んだ素材 を生か し得て いない事 に気 が付 く。仮 に ,材 木 に関する知 識 を CADに 組み込 むと膨大 システム とな り,業 者 のも う一 方 の要望で ある手軽 なコンピュー タシステム とは相反する。 そ こで考 え られることは ,従 来 の数値的 処理 に頼 るプ ログラ ミングで な しに ,材 木や在 来工法 に関する知 識を人工知能 ベー スに乗せ ることで ある。ある特定部門 の 問題 を解 決す る際 に ,そ の分野 の専門知識を持 たない非専門家 を問題解決 に導 くのがェキスパ ー ト・ シ ステムである。エ キスパー ト・ システムに よって ,専 門知識を持 っている者 は特定 の問題 を解決 してい くアウ トラ インを作 り出せ る。 従って ,エ キスパー ト ◆システムの利用 に より,コ ンピュータを理解 していない人 に と っても扱 いやすいCADシ ステムが考 えられる。さらι ビ,従 来経験的に獲得 されていた木 造軸組工法 の知識を人工知能に乗せ ,エ キスパー ト ◆システムを構築することによ り,在
来の工法を維持する技能者 の育成 の一助 と成 る可能性も期待 きれる。 これ らの実現 の為 には ,ユ ーザにとって操作が極力手軽なコンピュー タシステムが求め られる。
木造在来工法 の知識
キ スパ ー ト システ ム
造軸組工法用 CADシ ステ
(設 計
)(積 算 )(施 工 )(etc)
30
4
-
:= :+ 7. ts
Z
> 7.V
J-. o>frlJffi
-
l-
AI(人 工 知能 )の 一部 であるエキスパー ト ◆システムも ,最 近 ではパー ソナルコンピ ュー タ上で稼働す るものが幾 つかでて きた。一般 にエキスパー ト・ システムは知識ベー ス と推論制御部 に よって構成 されて いる。推論制御分 に汎用性 をもたせ ,い ろい ろな用途向 に知識ベー スを構築 して ,ユ ーザの用途 に合 わせてエキスパ ー ト・ システムを作成 できる も の を開発 ツー ル と呼ぶ。開発 ツー ルそのものは知識 ベー スを持 たないので ,こ れに対 し て建築 の木造在来 工法 の知識 を持 たせ ,中 小 の住宅産業向 の CADを 援助す るエキスパー ト・ システムを考 えた。 今回 の研究 で用 いた開発 ツー ルは ,米 国 EXSYS社 で開発 された EXSYSで あ り ンタイム ◆プ ログラ IBM PCで 稼働す る。 このシステムは ,EXSYS.EXE(ラ 識 ム),EDITXS.EXE(知 識 ベー ス・ エデ ィタ)。 SHRINKo EXE(知 0シ ステ ベー スの圧縮 お よび再編成 ユーテ ィリテ ィー )に より構成 され るプ ロダクシ ョン ,
ムで・ 主な特徴 は次 の通 りである。 プ ロダタシ ョン・ ルー ルの条件部 には簡単 な文 と式 が書 ける。ルー ルが どの程度 の強 き を持 つか を示す確信度を付加できる。 システム との対話中になぜ システムがそ の質問をす るかを知 らせ るため のWHY機 能を持 つ 。結論 が 出 た ところで ,そ の結論 に到 るまで に使 用 したルー ルを表示す る HOW機 能も ある。知識 ベー スの個 々に重複や矛盾が無 いか どう かを簡単 に検査 す る機能 を備 えている。 ・ システムは ,4ヽ 屋組 の部材選定 を取 り上げた。屋根や天丼等 今回 の試作 エキスパ =卜 の 自重や 。積雪等 の屋根加重 。また梁 のスバ ン等 に応 じて ,適 当な材木 の断面寸法 を提案 す る。本造 は鋼構造 や鉄筋 コンク リー ト構造 に比 べ ,部 材 に強度等 のば らつ きがある上 ,
業者 の材木在庫 に より適用材が左右 され ることもある。 したが って ,部 材 の澪択 に或程度 の巾をも たせ ,そ のなかで最適 なものを "10・・ とし,以 下数字 の高 いも のほ ど部材 とし て適 当である こ とを示す。なお ,材 木 の標準的 な断面寸法 は ,「 木造住宅 の設計法」 (学 芸出版社 )を 参考 に した。 (以 下 の表 )
Jヽ
jヽ
′´
■ ■
リ ス パ
市販 丸 太 ば り 末 □ 寸 法 1001
120180 tfた
ン
135 210 100 240 165
(′
断面寸法 (φ
mml
mml
18∞ ∼ 2∞ 0
末口 120∼ 135
2700-3000
木口 135∼ 165
3600∼ 4000
木 口 150∼ 180
45∞ ∼ 5000
木 口 180∼ 240
樹
種
松組
′ 屋 ば
屋ばりの末口寸法と樹種
小屋 ば りは九太 を用 い ることが多 いが,間 仕切 げた を兼ね る小屋 ば りや妻ば りには,角 材 を用
いる。
2J
_[
ーー ト シ
ス パ
キ
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小屋ば り
(角
ー
itt A`D禾 J用 -2
ばり)・ 妻 ばりの断面寸法と樹種 断面寸法 (祠 105X105, 150, 180
1800∼ 2000
ダ
ち 嘔 卜げ
120, 150
棚}XI猥
晰IXI籍 鶴}XI懇
3600∼ 4000
l
liliサ lげ
120)く
2700--3000
明
樹
4500-5000
断面寸法 にっ いては,屋 根や天丼 の重 さ│に 加え積雪 の有無 を考慮 して決定する。
小屋組の部材断面寸法と樹種
小 屋 束 火打ば り
部材断面寸法 (祠
樹
90(標 準 )
90×
1∞ Xl∞
松 松 栂 杉,米 米
木 本
棟 鵬
105X105,150
屋
松 松 栂 杉,米 米
90(標 準 )
90× 母
1∞ Xl∞
”
X X
0 9
小屋筋かい
5 4
5 4
5 5
∞
0 6
5 7
X
5 7
X
0 9
0 9
∞
た る木
杉細 杉松緯糊
105X105
∞ 5 0
30X90 45X90
松 松 栂 杉,米 米
24X190 たる木掛
32
造
図
(寄 棟)
平た うホ ー I L r 配 付 た うホ ー
105X105 90× 90(標 準) 100X l∞ ,150
構
種
杉組細
部材名称
配 付 た 0本
種
′糊糊 桧松
小屋ば り 。妻ば リスバ ン (`mml
4-3
音 「
選
材
│ │ 1 1 1
定
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ノ
ラ
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の
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一
内 容 ‐│
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│
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知識 とは手当 り次第 に集 め られた事実 の集積 ではなくて ,あ る全体的な構造 をも った事 実 の集積 である。 EXSYSで は ,IF。 。.THENル ールがこの構造 をもた らす。問 題領域 の全ての情報を獲得す るのに用 い られる事実 の集積 を知識ベー スはnowledge base) と呼ぶ。 従来経験的に獲得 きれた木造軸組工法 に関する知識も ,シ ステムに乗 りに くい複雑 な構 造を持つ ように見 えるが 。これ らも簡単 なルー ルに分割できる。 (RULE NUBER l,5参 照)そ れ らを集積 して知識ベースを形成することも可能である。
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日F ttl_lEDEtt H□
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usE言 . P.103
ルー ル 1は ,屋 根や天丼 の 自重 が平常的で積雪 な どの屋根加重が僅かであるな らば ,小 屋 ば りにかかる加重 は標準的 なもので あることを示 している。 またルー ル 5で は ,小 屋 ば りが間仕切げたを兼 ね る場合 は ,小 屋 ば りには丸太 ではな く角材 を用 いる事 を示 して ,参 考 にす る場合 には「 木造住宅 の設計法 」の108ベ ー ジを参照 と述べ てぃ る。。 この ようなルー ルを積 み重ねてJヽ 屋組 の部材 として適当な材木 を提案す るのが ,本 研究 で示 す知識 ベー ス
(W00D)で
ある。
33
音 F材 選
定
ロ グ
プ │
ラ
ム
の
-2
内 容
1
システムか らユーザには幾 うかの質問 が 出 され る。ユーザは質問 に答 えることに より問 題解決 に必要な条件 をシステムに知 らせ る。 システムはそれ ら条件をルー ルに従 い判断 し,回 答 をユーザに示 す。比の場合 の条件 は屋根加重や梁 のスバ ンな どで ,回 答 は部材 の 断面寸法 での可能性 で示 される。 (RULE NUHBER 37。
E
L ︰ i F l ︺ F 脅﹂ T‘
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38参 照 )
EP1 3ア
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量 : 二言
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8
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ルー ル 37で は ,小 屋 ば りにかか る加重が非常 に重 く,か つ小屋 ばりは角材を用 い ,か つ梁 のスバンは45∞ mか ら50∞ EEの 間 であるならば ,小 屋 ば りとしてもちいる角材 のせい は360E■が最適で ,あ るいはあまり望 まし くないが330E日 のもの を用 いるべ きであるといっ ている。ルール 38で も同様 に適当な部材 の断面が提案 きれ ,こ こでは 90m X 90nEが 標 準であると記 きれている。
31
4
ジ スタズ藻梓 方 法
-4
このエキスパー ト・ システ ムの操作 は簡単 である。今回は IBM
IPC XTで
稼働 き
せ た。 ランタイム・ プ ログラムを
MS― DOS上 で "EXSYS''と
呼び出す
リター ンキー をおす
田識 ベ ー ス名 (W00D) オプシ ョン機能 を指定す る
EXSYSの
タイプ
画面指示 に従 いタイプ
キー イ ンする
テ ンキー で選択。何故 システムがその質問 をす るのか尋ね る こともできる
システムか らの質問 に答 える
適 当 な部材 がシステムか ら提案 され る 条件 (質 問 に対 す る答 え)を 変 える事も可能
*出 力例 * □F
し1=IEHT
THE R□ □F
占1lD
THtt EEILIHB Itt U=_lハ L
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5
「
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110 , 100,105 (「
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││:11lil〉
:■ /10
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:2/18
:
__
__ __―
一
屋根及 び天丼 の 自重 が平常 で 。かつ積雪等 の屋根加重 が饉 かで ,か つ小屋 ば りが間仕切 つか は げた とかねて お らず 。かつ 小屋 ば りのスバ ンがη∞ ‐か ら30∞ mの 間 の とき ,Jヽ 屋 と棟木 と母屋 の部材 として は 90m X 90m が最適 で ,小 屋 ば りには末 口135m。 150mm.165 の丸太及 び梁せ い180m,210nn,240mの 角材 の何 れを使用 して よい とい う結果 が 出 た “
35
EIEむ
4-5
試 作 ぜン 3民 テ
′ヽの イ立 置
本論文 でのプ ロ トタイプ は ,従 来 の CADに は無か った木材 に関す る知識を人 工知能 ベースにのせ ,木 造在来工法向けエキスパー ト・ システム開発へ の足掛か りを提案す るも のである。本 システムは次 の図のよ うに位置付け られる。
自然条件 積雪
風雨
地盤
生産
社会条件 流通 コス ト
在来 工法 の部位
試作 システムの位置
大 まかに言 って ,知 識 ベー スのルー ルでは 自然条件 や社会条件 は ''IF"の 部分 に 当た り・ 在来 工法 の部位 は最終的 に適合部材 で示 され るのだか ら "THEN"の 部分 に相 当す る。 よって ,本 システムのルー ルを増や し,上 記 のマ トリックスをカバーす る事も可能 である。 部材選定 プ ログラムは木造軸組 工 法 が求 めるコン ピュー タシステムのサプシステムに過 ぎな い。 しか し木造軸組 工 法 に関 す る知識を人工知能 に構築 した事 に より,本 造軸組 工法 に限 らず 。中小 の住宅産業 における今後 の CADの 方向 に一つの提言 になるのではないだ ろうか。
36
5
結
論
木造軸組 工法 は ,従 来 システ ムに乗 りに く,い ときれ ,部 材 の標準化や工法 の標準化 が叫 ばれて きた。 しか し ,人 工知能 に在来工法 の知識 を のせ ,エ キスパー ト・ システム として 利用す ることによ り,木 造軸組 工法 におけるコンピュー タ利用 の可能性 が広 が る。 今回の調査 では ,中 小 の住宅産業 に とって ,管 理 ◆事務や一 部 の積算見積 の部門 に しか
満足 で きる コンピュー タ利用 はあま りみ られなか った。昨今 CADや CAMが 話題 に登 っ て いるが ,住 宅産業 の大部分 を占める中小企業 の特 に本造軸組 工法をもつ工務店 は ,木 材 や軸組工法 の特性 を いかせ るコンピュー タシステムを待 ち望んでいる。 さらに ,そ れは低 コス トで手軽 に簡単 に扱 えるものでなけれ ばな らな い。 本研究 が 。これ らコンピュー タになじみ の薄 い業者 にも扱 える木造住宅産業向 け CAD を考 える上で何等 かの参考 になれば幸 いである。 今回試作 したエキスパ ー ト・ システムは ,ま だ様 々な問題 をかかえて いるが ,特 に次 の ような点 が課題 となる。 1。
日本語表現 へ の対応
既製 CADシ ステムの利用 3.知 識 ベー スの拡充 に よる適応箇所 の充実 4.設 計 ◆積算 さらに資材発注 な ど施 エシステム との リンク 2。
5 ︵
おわ りに 先生 。調査 に多大な御協力 を頂 いた西武建設 の 大屋旭 氏 ,始 め木造住宅 産業協会 の皆様 ,何 か と御面倒 をおか け した 川 口和英 さん 。渡辺俊 さん ,安 留昌三 きん 。そ の他渡辺仁史研究室 のみな さん ,他 大勢 の方 々 本卒論 の御指導 を して頂 いた
渡辺仁史
に御迷惑 を御掛 しま した 。特 に下記 の会社 の方 々か らは調査 の上で貴重 な御意見 を頂 き有 難 うございました。 ここに厚 く感謝 の意 を表 します。
ュ 蜘ニ 的 蜘 蜘 蜘 蜘 蜘 蜘 蜘 蜘 醐 蜘 鰈 趣 効 動 厳絲 隔 帥 帥 蜘 懇 蜘 輌 ” 細 ” 競 耕 珈 わ 柿 笏 蜘 卸 漑 蹴 . 卜
殊 合 板 (株 ) 設 (株 ) 所 (株 ) 業 (株 ) ` ェーフ 工 業 (株 ) ││ り ハ ウ ス エ 業 (株 ) ホ ー ム (株 ) ニ オ ン ミニュウムエ 業 ―(株 ) 央 住 宅 業 (株 ) ` ` ` ウハ ウ シ ン ク 株 式会 社 ラ タ 野 工 務 店 ホ ー ム ズ (株 ) 設 (株 ) 設 (株 ) レック ホ ーム 本 工 務 店 ン 産 業 (株 ) ル ド エ 業 (株 ) 堀 工 務 店 鉄 工 (株 ) ナ ル 住 宅 産 業 (株 ) 田組 宅 産 業 (株 ) 本 工 務 店 ― ム (株 ) 田工 務 店 宅 産 業 (株 ) 物 (株 ) ― サ ッ シ (株 ) 設 工 業 (株 ) ハ ウ ス (株 ) ウ ス エ 業 (株 ) 下 工 務 店 業 (株 )
△ロ 組
脚 鰤 場 ︲
ム松 市 宅
設 成 銘 設和 平 林 築 宅 建 文 ・ 設 ウ エ 川 淵 キ家 藤 林 城 地 硝 業 ル設 条 設 総 宅 尾 鳥 設 設 動 藤 材 建 化 吉 建 藤 大 建 う 北 K 建 ハ建 屯 岩 ヽ 県 佐 農 茨 団 板 産 マ建 一建 し 住 今 白 建 建 不 伊 木 館 住 と 剌 腱 蜘 酬 蜘 蜘 蜘 報 離 ヽ蜘 閉 議 計 赫 蜘 蜘 行 綱 蜘 耕 蜘 却 琳 練 m 出 輛 副 ︹辮 脚 蜘 酬 諦 酬 一耕 力 第
特 建 地 エ ウ 市 ウ ノ ユ 動 屯 林 ホ ム 小 本 建 建 プ 木 ゼ ビ 岩 田 ヨ友 住 佐 ホ 熊 住 建 ヨ 建 タ ハ木 産 ” 化
敬称 略順不同
゜ ヒ ュアホームスl 学 工 業 (株
38
)
考
参
文
献
手越義昭 ほか 「 建築界 のコンピュータ利用 」 (市 場調査 ) ー 「 建築 MATア プ リケ シ ョンソフ トカタ ログ 」 井 上書院 「建築分野 の有力 CAD」
日経 アー キテクチ ャー編集部 「 日経 アー キテクチ ャー 」
1985 9-23
「 木造住宅 の設計法 」
大庭孝 雄
「 エキスパー トシステムの内部構造 」
ビパ リー 。A・ トムプ ソン他
「 日経 BYTE」 「E X S Y S
学芸 出版社
Sep。 1985
Expert Systen Developnent Package」
nanual
「 デザイ ンプ ロセスヘ のコンピュー タの利用 」 「 システム と制御 」 第 27巻
EXSys lnc.
佐藤啓一 第 8号
C ・ I ・ Yessios Halstead Pc 「 Spatial Synthesis in ConputeF Aided Building Design」
「 For■al Languages for Site Planning」
「 考 える道具 としての LISP入 門」 「 「 IItu L I S P
難波和明 ほか
bit」
Artifitial intell18enCe Develop■ ent Systen For MS―
DOS」
■anual
MICROSO日
31
ネ甫 ―‐ ■
0貴
舅ミ言十糸吉 夢晨 ― ‐ ■
社 で は 現在 コ ン ピュー ター を導 入 して い ます か ? コンヒ゜ューター の 導 入 状 況
-1 表
導 入 I YES I N0 1合 計 1導 入 の 割 合 =:=============:========:================================= 木造住宅産業協会 37 1 13 1 50 .│ 74.00 %│ その他 の協 会 団体 21 1 7 1 28 1 75.00 %│ 所属協会
│
│
1
1
体
I YES 7
〓
1
︱
〓
〓
〓
I N0 17
〓
6
%
3 ● 〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
4 〓
7
︱
〓
〓
8
〓
〓
〓
1
〓
1
〓
〓
1
1全
の他 の 協 会
I YES 11
7
︱
〓
〓
〓
〓
0
〓
〓
1
0 %│
〓
0
〓
│
│
〓
1
表 -2
業種 別
│そ
業協会
I N0
22
2
︱
造住宅
│
〓
〓
建 材 メいか
1
100 %│
9 1
1
` ` ゜ テ ィヘ ロッハ ―
1
I N0 38
1
18
1 1
90 %1
3
lo %│
o
0
︱
6
︱
% 〓
0 〓
20 1
〓
7 1
〓
I YES
I N0
〓
〓
〓
〓
︱
〓
〓
〓
%
0
〓
0 〓
1 〓
〓
〓
〓
︱
5 1
〓
11 1
〓
1
4 1
体
I N0
15
1 66.67 %1 33.33 %1 36.36 %1 63.64 %1 57.14 %1 42.86 1
21
1
5
%1 80。 77 %1 19。 23 0
︱
0 〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
︱
0 〓
〓 〓
0 〓
%
5
1 〓
1
〓
〓
〓
〓
〓
%
︱
〓
︱
〓
0 〓
〓
〓
〓
〓
〓
︱
〓
〓
0 〓
%
0 〓
1 〓
〓
〓
〓
〓
︱
〓
〓
%
0 〓
0
︱
7
︱
0
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
︱
%
︱
0 〓
0 〓
8
〓
〓
〓
〓
〓
1 〓
︱
40
0
10 1 100 %│
75 %1 31.25 %│
︱ 〓
〓
一 一
一 以 一 一 人 一
0 〓 〇
〇 1
上 〓
1 68。
0
ら で
かま
8 1
1全
協会
===============================================
16 1
%
〓
〓
〓
〓
〓
〓
I YES
1
0 〓
︱
〓
〓
% 〓
0
〓
I N0
の他 の
%
表 -3
社 員数 と の関係
│そ
業協会
1
7.69
1 4 1 2 %1 66.67 %1 33.33 % 0
︱
2 0
〓
〓
1
〓
〓
〓
〓
% 〓
〓
〓
〓
ら 99人 ま で
︱
0
==================ヨ
lAか
1 %│
導入状況
造住宅
I YES
導入
0
l
50 %
0 1 12 1 0 %1 92.31 %│
1
100 %│
︱
0
1木
所属 協会
〓
〓
〓
〓
%
︱
〓
〓
︱
0
〓
〓
4 〓
〓
〓
〓
〓
0
︱
1
︱
゜ コンヒ ューター の
0 1 1 1 0%1 50%│
100 %│
1 4 1 2 1 1 66.67 %1 33.33 %│
その他
100人 999人
〓
導入状況
1 66.67 %1 33.33 %1 70.83 %1 29。 17 %1 67.86 %1 32.14 %
設計事務所
社員 数
〓
総合 建築業
8
I YES
導入
〓
業種
〓
1木
〓
所属 協会
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
コンヒ゜ューター の
5
︱
〓 計〓 〓 口 △
│
集
計
結
―
果
コンヒ゜ュータい の
1木
所属 協会 資本金
造住宅
│そ
業 協会
1億 円 以 上
1
10億 円 未 満
1 85。
│
10億 円 以 上 、
I YES
│
5
分野
I YES
導入
木 造在来
│
I N0
7 1 25 1 18 53.85 %1 58.14 %1 41.86 % 0
1
0
1
11
1
1
6
1
1
100 %│
0%│ 91.67 %1 8.33 %
10
1
1
10 100 %│
0%│
1
1
│
│
9.09 %│
゜ コンヒ ュータい の 導 入 状 況
1木
I YES
I N0 %│
体
71 %1 14。 29 %│
1 90.91 %1
所属 協会
1全
の他 の 協 会
11 1 6 1 19 1 1 63.33 %1 36.67 %1 46.15
1億 円 未 満
表 4
資本金 と の関係
導 入状 況
I N0
I YES
導入
-2
│そ
業 協会
造住宅
建築分 野 の他 の
I YES
I N0
28
1
11
1
1
2
1
95。
体
I YES
I N0
1 4.76 % 表・ 5
別
1全
協会
20 1 24 %1
I N0
4
1
3
1
32
3
1
0
1
7
3
1
2
1
1
14
工 法
1 71.79 %1 28.21 %1 57.14 %1 42.86 %1 69.57 %1 30.43 %
゛ ツ¨ハ イフォー エ 法
1
4
1
6 1
RC 鉄 骨
1
その他
1
2
1 1
1 1
71 %1 14.29 %│
1 85。
1
40 %1
3
1
60 %1
2 1
100 %│
0 1
0 %1
60 %│
10
9
所属協会
1
0
100 %1
1
0 %1
4 1
0
1
0%│
100 %│
12
1
6
1
80 %1
100 %1
住協
│そ
の他
6 1
4
7
1
4
2 4
2 0
3
2 5
5
1
0 2
6
4 3
5
2 3
5
4 2
8 3 3 3
│
1全 体 2 1
放 縮解 上 上 理 短 ら進 向 向 化 管 、 の か 促 の の 強 中 期 業 の 質 質 ン の集
化 工作化品品 ﹁力 の他 力業純準 面品 博客 報 の 省作単 標図製 〓接情 そ
1木
2
3 %
1
75 %│
40 %│
0コ ンピューターをどの様な目的で導入したいとお考えですか 目的
1
0 %1 77.78 %1 22.22 %
100 %│
1 66.67 %1 33.33 %│
表 -6
25
3
20 % 0
0
集
計
現 在 ヨ ン ピ 三ニ タ
結
」 果
-3
ニ の 導 入 を検 討 され て い る方 に 質 問 します
0 現 在 検 討 中 の 機 器 に つ い て記入 して くだ さ い
日本 コンピュー ター システム ハ ウェル DPS― jr マイゾ ック マイゾ ックシステム ,ダ イナ ミック建築設計 システム
IBMか FACOM NEC
0ョ ン ピュー ター 導入 時の ソフ トウ ェ アに つ いて記入 して くだ い
1件 自社開発 を予定 既存 ソフ トを購入か リース 6件 両方を検討
6件
0導 入 時期 に つ いて 記 入 して くだ さ い 昭和 60年 10月 , 12月 ,
昭和 61年 4月
,
12月 ,
現在迄 コ ン ピユー ターの 導入 を検 討 されて いな い方 に質問 します
0現
導 入 を検討 されて い な い理 由をお間 かせ ください 表 -7
” つ い い
由
1件
数 2
ら
ヽ
ヽ カ
強ぃ強
ヽ
力
必費機 ”機そ
=迄理
3 1
2 0 1
0ど の 様 な条 件 が 揃 えば導 入 を検 討 す るか お聞 かせ くだ さい 1件
条 件 ===============〓
===========〓
費 用 が安 くな れ ば 1 5 機 械 の操 作法 が簡単 に なれ ば その他 1 1
数
=======
1
2
===================================
42
表 -8
昭和 62年
10月
4
0
0
0
3
2
5
8
0
2
0
27 43 1
6
1 2
9
4 2
0
4
7
2
3
7
0
2
0
3
3
6
5
3
3
2
0
2 0
6 2
6
4
0 1
1
8
2
0
1
0
1
4 1 6
4 5
2
7
2
7
1
9
4
7
4
5
5
6
2
6
2
5
9
1
4
3
9
0
4
1
1 1
7
2
4
4
0 2
7
0
7
4
8
2 1
2
1
4
5
4
0
0
1
5
2 1
4
0
2
3
2
8
1
5
0 2
6
3
5
2 1
2
17
2
0
1
5
2
5
0
0
1
1
3
1
11
理 管 費表他 事程 の 工 工そ
1
1
0
1
1
0
1
8
1
6
8
5
0
1
0
1
0
1
0
0
﹃制 他 ”注 の 沖発 そ
︱
︱
︱
0
︱
5
〓
〓
〓 〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
8
〓
43
3
2
算積理 積 見管 算 算価 概 積単
成 成成成 画 ”算作計作作 作 計 角計 図 設 図 書 図 本 規 造 影 施 工様 視 基 法 構 日実 施 仕 透
│
│
1
0
1
3
0
画 理理 計 管 管他 算客約 の 採顧契 そ
施 工
│ 0 1
その他 │ (文 書 作 成 )1
17 積 算
1
12 40 18 4 4
8
理理 管 管他 理注 支 の 管発収 そ 営 経
資 材
34
設 計
入済 務係 事関他 理般 理 の 管 一経 そ 般 一
営 業
5
3
入済
1未
1導 導入
1未 入 済
1導 利 用 分野
造住 宅 `分
所 属 協会
17 28
導入
1導
1未 体
導入
1全 の他 の
協会
│そ
1木
業協会
し た い 力ヽ) 野 で利 用 よ うな分 合・は ど の
(未
導 入 の場
野 0コ ンヒ゜ュータ¨の 利 ′ 電
4 未 結 計 集
表 -9
1
コンヒ゜■―ターの
撃:-10
0前 間 の 回答 の 内 利 用 頻度 の 高 い もの か ら順 に 3つ 記入 して くだ さ ぃ
一一 >
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
〓 % % % λ % % % % % % % %
ヽ ′ 、
1 ′ t
′︱
l f
ヽ ′ t
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ヽ ′ ヽ ′1
′︱
〓
〓
ヽ
一一
8 6 7 8 4 0l Z 4 2 〓 〓
一 一 〓 5 9 5
〓
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1
1 ‘
7 6 6 4 3 3 1 1 〓 〓 < < < < ‘ < < < 〓
︱
5
6
6
0
8 2
26
6
8
一一 2 ′ ヽ 一一
1 <
:-11 ま
・
一 一 ・¨ 一 一 ヽ・ ・ ¨ 一 一 ・ ・
〓
一一 > > > > > > > > 〓 > > > > 一 ¨ υん れ χ “ ”ん ” % ¨ υん 0カ γ “ ” χ ¨γ ″ ”ん ν ” ”X 〓 一一 , 〓 3 ︲ 8 5 3 8 0 3 0 0 8 3 一 一 2 2 1 ︲
〓606967842242 〓 体 〓221 一 一 全 〓 〓 ︱一 一︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱ 〓 協
<<<<<<<<て<<< ・ 一 一 ・ 一 の一 〓 他 〓987213410031 一 一 の 〓 〓 一 そ十 一 ︱一 一︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱︱ 〓 1 <
一 一 > > > > > > > う > 〓 > > > 一 一 ”ん υ ″ 一 Y一 “ん 一 ツ″ ” X″ ″ん 一 γ″ ”ん一ψん ^ ツヽ ″ん 〓 一一 〓 一 一 5 8 3 0 一一 2 一一 <
協〓 〓
一 一 〓
0コ ンヒ゜ューターの 利 用 形 態
10 15
〓
5
5
9
6
4
2
3
〓 他〓 の〓 そ〓 ︱〓 〓 協〓 住〓 木〓 ︱〓 〓 ︿ ム〓用 用 使 用 用 用 協 〓使 使 続 使 使 使 属 〓が に 接 を に に 所 〓署 円 を 末 毎 毎 〓部 部 ” 端 門 門 〓門 務 り 用 部 部 〓専 業 b 専 務 務 〓を 各 階 の業 業 〓 態〓 形〓 用〓 利〓 〓 〓 〓
葛 短2 1443332一 数一
ニ ュ 一] ] ] 本 坤 ¨ ¨ 一 M 穀 B 日 ︲
一 一 所” 〓 〓気 作ド 機 ム 一 一
一一 〓 一一 ︱ 1 1 1 1 1 1 1 1 〓 ¨一 〓 一” 〓 一一 〓
件〓 〓
︱
か
午
合 計 〓
PC-98XA, ソフ トウエアが充実 した汎用機 PC-9801E・ M, CADoCAMが 利用できる機種 設計 に利用可能 な機種 。 N5200 大型 XYプ ロッター CAD用 機11, IBM S/36. 汎用 CADシ ステム 1液 品プ リンター , FACOM9450 2件 TOSBAC― UX, ワープ ロ, OA-90DX Micro VAX 2
表 -12
0今 後 新 しくどの 様 な機種 が 欲 しいで すか
0現 在 使 用 中 め ヨンビ°ュニタニ 本 体
主
な 利用分野
729754432211 一 住 〓1 一 ︲ 木〓 〓
経理 関係 顧 客管 理 積算 兄 積 一般事 務 契約 管 理 発注管 理 収支管理 基本 計画設計 採算計 画 工程表 工事 出入金管理 実施設 計 (以 下 略 )
│
所 属 協会 分野
-5 集 身 卜糸吉 」 果
集
計
結
―-6
果
今回│口 1答 のあったコ ンピュー タ本 体 lよ 以下 の ように分類 した。 メー カ
7Jヽ
IBM
systom 34-150
ACOS
system 34
3081K, 3083」
FM,F9ピ :50
富 士通
FACCII V, 卜 1150-360
fna-
日立 製 作所
‖ITAC 140
. T) I()
日本 ユニバ ック
js"ricse
HITAC
B
l100
10SBAC 65, DP
: P*S(]PIA i
il.{ulti
三 菱 電機
I
パ ナ フ ァコム
:
その 他
c
}IELCOM 70, 11-3
16
180-280
CanOn ∴ S loo
内田 systomll No T.T DRESS ー ユザ ック 2001 DEC VAXll ータゼ予 ラルHV 日本 ヂ コーRICOl12000 リ
SORD l{2・ 13 i「
卜 IF300
0利 用 者 の 範 囲 に つ い て お答 え くだ さ い 1木
利用者範 囲 社 員 のみ の使用 社 外 に 販 売 リース
│
│
住 協
│そ
36
1
1
1
表 -14
1合
の他
19 2
計
1
55 3
1
ン ピュー ター シ ステ ムの利用状態 は平均的に ど の位ですか 表 -15 木 住協
│そ
の他
1 3
8
2
1 0
3
1
0
0
ど
無 用 利
2
相鋼狙ん ¨ . 叶 日 日 卸 曖 3 2
│
稼 動時間
1全
体
49 3 2
4 0
1
0-日 の 稼働時 間 に つ いて お答 え くださ い 1木
稼動 時間
住協
1全
体
1 0
5
,16 表。
19 16 14 6
5
9
の他 5
11 11
│そ
8
間以上 間 -8時 間 -5時 間 -3時 間以下
問問問
8時 5時 3時 1時 1時
:1
I
東芝
0コ
-13
中型
PC, N5200 5550
日本 f置 気 日本
11
表
1
1
45
集
計
0貴 社 の CADシ
結
-7
」 果
ス テ ム の 名 称 を記 入 して くだ さ い
汎用 二 次元 CADシ ステム
G-710, PC― CAD, COSMOCAD 3件 SCHEME-1。 開発設計・ 営業設計 CAD, ヒュー マンシステム , M一 CAD MP-302, CADAM 2件 D RADIT MTP, CALMA CAPS-1, CADNET, ASCAD, GDS(ARCヤ マギ ワ (株 ))
現 在 CADシ ステ ム を導 入 中 か開 発 中 の 方 に 質 問 します。・ OCADシ ステ ム の 開 発形 態 に つ いて お答 え くだ さ い
°
現在 CADシ ステムを検討中の方 に質問 します
0貴 社で CA` Dを 導入するとすれば次 ぎの内どの方式ですか
1木
△
=
1導
入 中
1全
協会
1未
導 入
1導
体 入 中
│
4 2 4 8 0 1 2
1
1
5
1
4
0
8
1
1
1
1
6
3
0
4
1
9
2
2
1
0
0
1
ステ ム の プ ロ グ ラ ム の 大 きさ に つ い て お答 え くだ さ い
26KB。 800KB,960KB,2000KB,4000KB,5000KB 0開 発 費 用 に つ い て お答 え くだ さ い
200万 円 , 800万 円 , 10000万 円 , 2450万 3000万 円 , 5000万 円 , 1億 円 , 3億 円 0貴 社 の CADシ
円,
ス テ ム の 対 外 的 な運 用 形態 に つ い て お答 え くだ さ い
ICADシ ステム対外運用形態 自社内部で のみ使用 販売 している
18件 1件
(開 発 を完了 した ら販売予定 を含 む)
46
2500万
円
入 〓0 う o 2 2 2 〓 1 1 〓 導 〓
導入
の他 の
一一 一一
1未
│そ
2
山両
末
ム ゛ ア ス シ
D
A 入C
社託 社託珊生
自委 自委”大
部 部 々部 部 存 部
OCADシ
入 中
業 協会
-17 未 〓 〓
1導
発形態
造住宅
表
¨ 一¨ 〓
¨¨ ︱ ︱ 〓 一 一一 , 一
・︱ 一r
〓
一一
1
5
8
2
7
7
1
0
一 一 〓 〓
9
9賞 社 が CAD導 入 の 検討 に 際 し特 に 考 慮 して い る項 目を選ん で くだ さい ・ 表 -20
-19 表
現在 CADシ ステムを検討中の方 に質問します _ __ 0貴 社が CADシ ステム導入に関し期待する事項を選んでください
中 〓67563241 〓 討 〓 ︲︲ .. 〓 検 〓 〓 ︱
〓
〓 中〓 入〓 導〓
0
0
1
1
2
3
5
7
1
3
0
3
5
4
0
7
8
1
1
6
8
0
0
3
4
0
0
1
2
0
4
1
7
5
3
放 解 進化 ら 促強 か
5
1
〓
〓
〓
0
一 一 〓
3
1
一 一 4
1
1
一 ¨ 1
¨ 一
¨一 〓
¨一 〓 ¨ 一 〓
4
8
5
8
2
2
3
1
0
1
0
一 一 〓
0
性能 用度 育他 作性 費精教 の 操 の 面 員 そ
C
私D A 図社
ス シ
41
一可 〓 一一 〇 1 1 4 1 一 T ■ 一¨ ,, ¨一 ■“ 一一 一¨ 一険
〓 〓
================
============〓
その他
住.協
'本
一 一一 〓
0 P 8 S O I C ﹂
3000万 円 , 3000-5000万
体
1全
円 (3件 )
1000万
(4件 )
500万 円 円 , 1億 円
円,
300万 円 , 300-1000万
一︱︱ ¨ 一 1 11 1 11 1 1 1 1 〓 一 一 一 〓 一 一 一 一¨ ・ ” , ■呵 〓 6 6 2 2 0 〓
一一 塁
I N ば S U A O Щ B F
ス テ ム を導 入 す る と す れ ば費 用 は どの 位予定 され ますか
0貴 社 で CADシ
表 -18
一 〓 一 一 用 一 〓 使〓 一 百 1 1 1塁 ︱ 一 一 〓 一 一 一 一 〓 一 一 一 > 〓 一 一 一 む 〓 一 一 一 含 ヽ〓 一 一 一 Nも 〓 AXヽ 〓 一 〓CR I﹂ 彗 一 墨
の短縮
質 期 ン の の業 品 化 工﹁化 力 作 他 面 力 計 博準 客 純 の 図 省 設 瑚標 接 単 そ
の向上
│
討 中
1検 入 中
1導 討 中
1検 入 中
1導 入
CAD導 効果
亀F答
ださい 、 え ・o自 社 で シ ステ ム 開 発 した 時 使用 した コ ン ピュー 今 後 使用 してみ た い コ ン ピユー ;二 翼
協会 業 協 会 ・ │そ の 他 の 木造 住宅 │
所属協会
-8 果 集 :計卜糸吉 」
現在 CADシ ステ ム を導 入 中 か開 発 中 の 方 に質 問 します O貫 社 が CADシ ステ ムを導 入 し効果 が あ つた と思 わ れ る事項 を選 んで くださ い
集
計
0建 築業 界 に CADシ
―
果
結
-9
ステムが今 後普及 して い くと考 え ますか 表 -21
1木
YES N0
1
33
1
1
3
1
│そ
住協
1合
の他
計
24
1
57
1
1
4
YES N0
1 1
1合
の他
21 1 14 1
17
1
8
1
と 一 一 る 一 あ
1木 住 協 │そ
計
38 22 〓
0 〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
6 〓
︱
〓
〓
〓
〓
5
〓
〓
〓
〓
2
︱
一¨ ・ ¨¨
一 一
¨ ¨
・ ︻ ´ 一¨ ︶ . ・ ・ “ ^ ” ︶ 一¨ . ・
一 ¨
一一
¨¨
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● ● ● ● ● ¨ ¨ ,
¨一
¨一
一 ¨ 計〓 〓 △ 口
所属 協会
が 一響 影 ・ ・ に ¨
購 一 5一 2 一 一 ・臓
一邸 一 6一 3
0
黎溝 一一
一 一 翻 一 靭 お
所属協会
0「 は い 」 と答 え た方 は影 響 が あ る と考 え られ る事 項 を ご 記入 くだ さ い 木住協
ドラフ トマ ン不要
そ の他
導入中 小規模 の工 務店 ,大 工 きん の数 は極端 に減少す る。
│
未導
・
CADを 介 しての曲面 ,仕 様書 ,他 の連絡 が増 える
設計業務 において 今 まで『 基本設計』『 実施設計』『積算』等 に区分 されて いた業務が同 一次元 で行 えるよ うにな り,さ らには生産 レベ ルに まで同一 DATAで 行 うことで建築業 界 の人員構造 が基 本的 に変化す る可能性 が ある。
木住協
モ の他 ・ 顧客 か らの企業姿勢 に対す る評価。
総 合 建築 業 ・ 販路 の促進
・ 接客
___」
目
2_
劃誕言十糸吉 _0_―― ■
(D
1,お 客様 に対 するプ レゼ ンテー シ ョンの強化 とス ピーデ ィな対応 に よる営業活動 の変化。
2.新 商品開発設計時 における CADシ
ステムの活用 に より ,開 発期間 の短縮効率化 が図
られ競争力 の変化 が考 え られる
標準化 され たも のは ,個 別 には 図面 を描 かかな い ようにな るので ,設 計 の時間 を「 考 え る」事 に多 く撮 れる。 . 設計業務 が変化 する。 。 すべ てに影響 がでると えます 考 。
・ 下請設計事務所 の利用率 の減少 etc.
・ 企業間格差 の拡大
・ 設計者 の業務 内容 に変化 がある と思 う。
木 住協
その 他
級劇 1.積 算 ―見積 ―発注業務 の迅速化。
2.流 通部門 の再編成 ―需要予測 の精度向 3.部 材 の在庫管理・ 生 産管理 に応用
未導
小規模 の建築業者でも良 い ソフ トが数多 く出て来 る事 に よって ,大 手 ブ レハブメー カー と 同等 の競争力 を持 つ ことがで きる。
窓 としての ソフ トを どう組 み入 れてい くか。 リーダ ー シ ップを とる業者 の影響 は どうか 。
01 ス■
劃護計十糸吉 夢晨 ―― ■ そ の他
木住協
■ ・ 設計プラ ンニ ングの短縮 に よる回転率 の向 上 。
・ 他社 との差 別化 が薄 れてい く傾向 が現 われ る。
o 設計部門 の人員削減 顧客対応 のス ピー ド化
”︱ の ︱︱
︲︲ ︱︲ ︱ ︲ I J 詢﹁ バ
入 導 導 未
・
その他 他
急激 な変化 はない と思 うか っ省人化 ,対 ユー ザーサ ー ビス上 (分 か り易 くす る) 1)業 界規模 の CADシ ステムの構築が必要
2)そ れに伴 う。部材規格 の標準 化 .部 材 ,工 事価格 の標準化 がすす む
(兄 積 り)
。 CADシ ステムを有する住宅供給者 と有す る能力の無 い住宅供給者 との間での社会的信用 度 の較差 が大 きく広 がっていく。それは当然住宅受注力 の差 として顕著に現 れていくだろう
o ・
設計事務所 の役割及 び業務内容・ プ レカッ トエ法 の普及。
設計関係業務 の省力化 に よる事務所 の整理 (倒 産等 ) 資格取得者 (ex― 級建築士 )の 認定 (又 は 申請許可 )の も とにおけるCADの outputは 申 請図面 として認 め られるよ うにな り,設 計外注 の必要性が激 減す る。(設 計事務所 の変革 )
工 業化住宅 (プ レハプ)の 場合 ,見 込 み生産方式 か ら受注生産方式へ の展開 が今後 のニー ズ として具体化 が早急 な課題 とな り,受 注情報 の早期把握 と生産対応 を進 める必要が ある
ため。
(CAD― CAM)
・ 将来建築データベー スとしてのVANと 各社 の結びつきが考 えられる。
50
集
計
結
果
―
■
2
そ の他
お客様 のメ
カー選定方法
流通機構
・ 設計部分 (構 造及 び計算を含 む)
積算
CADの 完成度 に よっても違 いが あろ うカ
・
部門 と建築部門 の 2部 門 とな リサ ー ビス
見積 も り。建築 工事総額 (ロ ー コス ト化 )
現在 の営業 は設計 レベ ルまで高 め られ ,営 業 品質共 に向上す るであろ う
発注形態 まで考慮 したシステム を考 えない と受注促進 に役立っだけで施工及 び顧客管理 サ ー ビスまで役 立 たない。
.
現場施 工 の多 い木造住宅産業 の施 工 品質を アップ しないとCADで 作成 した正確 な図面 の
イメージが普及 しない。
eCADの
有無 に より,他 社 との設計 上の差がでて ,し かも ,営 業 上にも差がで る。
1.中 小設計事務 所 の存在 が脅か され るので はないか 。 個性 のない設計事務所 は存続 が困難 になる様 に思 う。 2.種 々の面 で ,規 格 の統 一化が進 むのではないか と思 う。
・
CADか
らの情報 が CAMへ 正確 に入 れば っ工程 ,品 質・ コス ト.....各 種 の検討 が 出来 る と思 われ る。す なわち ,最 良方法を検討 し,機 械作業 システム等 の発掘 な どが進 め ば ,コ ス ト面 でも ,導 入 した企 業 と,し ない企業で は ,競 争不可能 になるほ ど差が 出て く る と思 われる。
51
舅亀言十率吉 夢罠 ― ‐ ■
3
0
ご意 見 を お聞 か せ くだ さ い 木 住脇
そ の他
総合建築業
0
・
操作性 が悪 い
種 々の納 ま り,平 面 へ め対応。
・ 問題点や特異性 は これ といってないと思 います ・ よくわか りませんね 。 CAD導 入 は感覚的 には好 ましいも の として受 け止めて いますけ
・ フ リープラ ンの比重 が 多 い為 、作図速度 が要求 される。 問取 りを考 えるのは不可能 です が、小屋組 が どれだけ 自動的 に可能 となるか 。 ・ スキップフ ロアー の利用 は可能 となるのか。 ・ 木造軸組工法 は ,工 法 として は標準化 が他 の建築 工法 に比較 し遅 れている分野 であり,そ の意味 でシステムにのせづ らい要素が多 い と考 え られる。 現時点 では ,パ ッケー ジ化 され たソフ トでなければ使 いこなせ ない と思 うが ,将 来 の変化 に対 して対応 できな くなるので はないか 。 また積算 までの 自動化 となると,ル ー ル化せ ざ るをえない と思 う。 自社 でプ ログラム開発 まで出来 るようになれば よいが ,で きた としても ,そ れ までに時間 的 にも ,金 銭的 にも ,相 当の赤字 が予想 されるのでは。 ・
木造 の建物 は手造 り的 な感覚 が残 っている。 CADは あくまで『 つな ぎ』であ り,将 来的 には図面を通 きず ,客 の情報 が 直接現場 に伝 わるよ うなシステムづ くりが必 要 で ある。
現在 の CADは な くな った方 が よい。
木住協
そ の他
・ 結局,専 門職の社員が入力しなければならない。 総合建築業
何故なら,住 宅の場合 ,設 計変更の頻度が高いため
銅≒計十糸吉 果 ‐ ― ■
4
そ の他
木住協 │
建材メーカー │
│
は けない。 ・ 微妙な収まりなどまではCADで 書
1)軸 組 工法 自体 が まだ標準化 されてお らず ,こ の整備 に相当時間 を要す る。
2)CADシ
ステ ムのアウ トプ ツ トを大工職 に理解 させ る表現方法 の開発 。 (図 面等)
・
工法 の問題 (多 数 のパー ツ),工 務店 の体 質等 を考 える と標準化 が しに くい。
・
では ,別 アプ ローチ の い 特異性 は ,再 iこ な い と思 う。 ただし ,木 造特性 を生かす と う意味 要 あ り。
木 住協
そ の他
.
検討中。
ア イ ベ ロ ツパ ・ 費用 が か か りす ぎる。 自社独 自の シ ステ ムにす る まで にか な りの 時 間 がかか る
・ 木造軸組 工法 は ,プ レハプ等 と比較 して ,自 由性 が持味 であるが ,CADシ ステムでは デ ー タ量の関係 で ,標 準化 ,シ ステム化 にすすみ 。自由性 が制限 される懸念 が ある。 ハ ン ドタイプで手軽なシステムを望 む。 (例 えば ,顧 客 の TVを デ ィスプ レー として利用 ,
で きる。) 木住 協
そ の他
2X4と
・
違 い。木拾 いが大変難 しい (又 は標準化 さ
れていない)場 合が 多 く、 その点 が C,ADシ ステム として解決 できた らすば らしぃ.::
・ 高 さ (立 面図)系 の標準化 が鍵。
・ 積算見積 も り,業 務 ,パ ー ス作成 まで 利用 で きる。
,
一 連作業 がメニ ュー方式 で簡単 に操作 で きれば
,
集
計
結
果
一
軸組工法 だけにつぃてぃぇば , 刻 み の精確度 の向上が見 られる。 但 し,木 材 が生 きてぃる事 を コン ピュー ター 自身が把握す る度合が 今後 のカギである と 思 われ る。 ,
・
木造建物 の問取 ,意 匠の 自由性 に対す る制限 ,規 格化 の程度促進 ,プ レカットェ法 の普及 に係 り,部 資材流通形態 め変換。 木住協
その他
・ デザ イン された注文住宅 における設計上 の提案 まで機械で対 で 応 きるか
。
ふ き抜 けな どの精算対応 が 出来 るか 。 どうひ ろえるか 。
・
・
木造軸組工法 は、他 工法 に比べ て使用 され る建築資材 の種類 が 多種多様 なので整理及び簡 略化 しないと、 CADシ ステムの特徴である速攻性 。正確性が生が きれな い。
5社 -6社 で協同 にて使用す るよ うにすれば、 コス トは下 が る。 1社 ではベ イ しないと思
う^.
'当 社 はツーバイフ ォー住宅 ですが ,CAD導 入 に際 し 。種 々の CADソ フ トを調査 いたし ましたが,そ の際,在 来木造住宅用のものも,数 銭目にしましたが,ッ ーバイフォーと比 較 し,そ れ程.問 題点がない様に感 じましたし,ソ フ ト量も最高の様に思いましたが。
導入 には どうしても標準化 が必要 なのでお客様 の要望 にどこまで対応できるかが問題 にな るとおも う。
1
多晟 言十利 早 雫 ■ ― ■│.6
0将 来 コ ン ピュー ター を媒 体 と した情 報 サ ー ビスの 整備 が 考 え られて い ますが :建 築 業界 と して どの様 な情 報 サ ー ビスを期待 しますか ? 表 ‐23 1木
所 属協会
│そ
住協
の他
3
1
0
1
5
1
1 4
13 14 14 12 11
1
7
3
材 宅 築築 築 刃様 の 建 住 建 建 建 ゃ仕 そ
23
7 0
36 10 23 29 25 16 18 1
1
0
│
1全 体
一 中 〓
ヒス サー・
︱ ¨一 ︱
〓
〓
︱
〓
〓
〓
6
〓
〓
〓
〓
〓
〓
一一
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
〓
55
0
︱
つ‘
4
︱
︱
6 〓
〓
一 一 ・・一・・・・
一 “ 一一 “
△口〓
3 〓
〓
〓
〓
︱
〓
一一 ︱
〓
〓
〓
〓
一13 他一 の 〓2 二、〓 ︱ 〓︱︱
│
0
N
〓
〓
一一 S
一一 E 一¨ Y
所属 協会
ド 2 協一 住 〓3 木〓
‐ 将 来 コ ン ピ ュー タ ー を媒 体 と した情 報サ ー ビ スが整 備 された と き貴社 は 積 極 的 に 導 入 し ます か ? : 表 ‐24,
F甫
SuL」
=
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