入札オークション
下見会<京都市勧業館 みやこめっせ・1F>
2024年11月12日● 火
10:00~17:00
11月13日● 水
10:00~16:00
東京下見会<東京プリンスホテル>11Fピオニー・マーガレット
2024年11月16日● 土 12:00~18:00
17日● 日 10:00~16:00
完全予約制(受付は11/12まで) 詳細はお問い合わせください。
京都予約下見<古裂會本社>
2024年10月21日~2024年11月8日まで
(日・祝日は除く)
京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176
最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。
<入札締切>
2024年11月21日(木)必着
カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。
TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854 e-mail:office@kogire-kai.co.jp
目次
公家文華................................................................................2~17 佛教美術..............................................................................18~50 書畫家.................................................................................51~124 藝能 香道 ...................................................................125~137 茶道 華道 138~180
燈火器 文房 提物 181~186
象牙 石造美術 景道 187~190 古窯 新陶藝 明治工藝 191~209
漆藝 木工藝 金工 貨幣 210~221 貴石 宝石 222~225 南蛮 紅毛 江戸の科学 226~228 考古ほか 硝子 染織 229~235
西洋骨董 236~244 史料ほか 245~261
中国美術 朝鮮美術 262~300
規約・参加方法
凡例
巻末
□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。
□記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。
□時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。
□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本(国名)の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。
□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。
□水漏れの表記について
水を溜めて使用する道具類であって、底面ないし器腹に明らかな瑕疵を認める 場合、水が漏れるか事前に確認することがある。確認できた場合はその旨を記 載するが、記載のない作品についての健全性を保証するものではない。
□本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。
□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ(ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ)とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。
□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。
□子供着物の表記について 子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。
□打掛の表記について 小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。
□屏風の表記について 一対のものを一双とし、片双を一隻とした。特記しない場合もある。
□付属箱の表記について 時代箱:古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明/箱:上記に該当しない古箱/ 共箱:作者によって識字された箱 識箱:何人かによって識字された箱/新箱:新造箱 □事象の西暦表記について 和暦と西暦の併記に努め、西暦表記はグレゴリオ暦を採用した。ながら、和暦 西暦間の変換を行った際、若干の誤差を生じている場合がある。
公家文華
し ら 雲 の 春 は か さ ね て た つ た 山 お ぐ ら の 山 に 花 に ほ ふ ら し 『 新 古 今 和 歌 集 』 巻 第 一 春 歌 上 定 家 朝 臣
A-001 後奈良天皇 宸翰幅 ¥350000~ 付識箱(桐)
古筆了悦極札 紙本 菊桐蒔絵軸端 33×15 表具60×118 堀江知彦箱識 後奈良天皇(明応五・1496~弘治三・1557)は後柏原天皇の第二皇子、 諱知仁。
六 句 如 何 案 申 □ 此 次 廣 橋 丞 相 へ □ □ □ 両 句 賢 作 □ □ 仲 冬 八 ( 花 押 ) 左 大 臣 と の へ
A-002 伝後水尾天皇 宸翰懐紙幅 ¥300000~ 付時代箱(桐) 紙本 骨軸端 35×27 表具44×101 スレ
後水尾天皇(慶長元・1596~延宝八・1680)は第百八代の天皇。後陽 成天皇の第三皇子で名は政仁、法名を円浄といい古筆切の蒐集家として も有名で自らも書画、和歌に堪能。(在位:慶長十六・1611~寛永六・ 1629)。
A-003 後土御門天皇 宸翰幅 ¥60000~ 付木箱(杉) 古筆家極札(大破) 紙本 牙軸端 9×17 表具35×141 ヤケ シミ 和歌三首
A-004 紫宸殿画幅 ¥70,000~ 付識箱(杉) 絹本 朱塗軸端 85×58 表具101×161 山口蘭石か
A-005 楊光堂 花菱有職蒔絵冠卓 ¥410,000~ 付共箱(桐) 71×38×45
A-007 木彫男神像 ¥100000~ 総高23 虫喰
A-008 木彫男神像 ¥80000~ 付飾台 総高43 虫喰 ワレ
A-009 木彫神馬 ¥100000~ 102×26×106 虫喰 ワレ 蹄補修、補台
A-010 木彫神馬 ¥100000~ 42×14×47
A-011 軒轅鏡 ¥150,000~ 付時代識箱(桐 虫喰、破損) 15×15×22 「明治紀元戊辰仲冬 松霞老人識」蓋裏 御所とその周辺で用いられた球体の鏡で、軒先に吊して室内から室外 の様子をみたとされるほか、四方を映しだすことから四方から侵入する 邪気を祓う「破邪の鏡」の説も聞く。
A-013 唐桑冠卓 ¥90000~ 付時代識箱(杉) 475×265×24
房二欠
A-015 黒漆塗楾 ¥50000~ 31×22×19
A-012 銅鍍金桜小禽文書鎮 ¥100,000~ 総長20
A-014 桐木地金泥松竹絵香盆 ¥70000~ 付識箱(桐) 35×26×45
A-016 銅蝶番付菊文銚子 ¥50000~ 26×195×21
A-017 唐錦袱紗 二 ¥50000~ 付識箱(杉) 53×53ほか 「昭和四年(1929)伊勢遷宮調度裂」箱識
近衛家
近衞家は、人臣として初めて摂政となった藤原良 房の嫡流であり、五摂家筆頭の公家。宮内の政と文化 を担う中心的存在として君臨し続けた。関連する文 書類は京都陽明文庫に保存される。
A-019 近衛信尹 和歌懐紙幅 ¥200000~ 付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 50×35 表具62×123 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 詠九月十三夜 近衛信尹(永禄八・1565~慶長十九・1614)は公卿。従一位関白太政大臣近衛前久の子。 初名信基、信輔。号三藐院。天正五年(1577)に元服し正五位下、天正十二年(1584)左大臣。 慶長五年(1600)に赦免、慶長十年(1605)関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、 本阿弥光悦らとともに寛永の三筆と称される。
A-022 近衛文麿 竹茶杓
¥150,000~ 付共箱(桐) 共筒 総長185 黒田正玄下削 銘「中海乃晨」 近衛文麿(明治二十四・1891~昭和二 十・1945)政治家。第五代貴族院議長。第三 十四、三十八、三十九代内閣総理大臣。公爵。
A-021 近衛信尹 色紙額 ¥50,000~ 紙本 17×21 額34×38 A-020 近衛信尹 小色紙幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 12×12 表具24×135 ヤケ スレ オレ 「柿衛謹鑑」箱識 小笠原家蔵印紙貼付
A-023 近衛忠煕 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 6×36 表具26×143 ヤケ スレ 「六条」裏面貼紙 近衛忠煕(文化五・1808~明治三十一・1898) は幕末・明治時代の公家、政治家。安政四年左大 臣。五年内覧となるも、安政の大獄に遭い辞職。 六年左大臣を辞し落飾謹慎、翠山と号した。文久 二年復飾。明治十八年勲一等、旭日大綬章。二十 九年旭日桐花大綬章。歿後正一位。
烏丸家
烏丸家は名家の家格を有する公家で、日野資康三男・豊光を祖とする。歌道の家として優れた歌 人を輩出、特に光広は二代の天皇に仕えるなど重きをなした。
A-024 烏丸光広
草花下絵和歌巻物 ¥500000~ 付時代箱(桐 貼札) 目録コピー 紙本 牙軸端 628×29 表具666×29 ヤケ シミ 『展観入札売立会』(東京美術 倶楽部・1974)所載
烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は公卿、歌人。猪熊事件に連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授を受け二 条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知られる。日光東照宮の創建にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集『黄葉和歌集』。
A-025 烏丸光広
和歌懐紙幅 ¥400,000~ 付二重箱(内識桐) 古筆了信極札 紙本 牙軸端 50×36 表具64×122 シミ スレ 竹屋町裂中廻 吉澤義則箱識
A-026 烏丸光広 『金葉和歌集』綴本 ¥180000~ 付識箱(桐) 紙本 18×25×2 ヤケ 堀江知彦箱識
A-028 山王祭礼屏風 中形 六曲 一隻 ¥500,000~ 紙本 274×113 屏風286×122 ヤケ スレ
A-029 土佐光貞 日吉祭礼屏風 本間 六曲 一双 ¥350,000~ 紙本 354×155 屏風370×171
ヤケ シミ 穴 土佐光貞(元文三・1738~文化三・1806)は土佐派の画家。 土佐光芳の次男。幼名は茂松、字士享、初号廷蘭。分家して絵所 預となる。従四位下に叙され、左近衛将監・土佐守に任じられる。 大嘗会・寛政の内裏造営で屏風・障子に彩管を揮った。 祭礼
A-030
神田祭山車雛形 ¥250,000 山車50×28×56 ヤブレ 剥離 「三番神田旅籠町一丁目」 江戸城内に入り将軍の上覧を賜った神田祭の山車は、その高 さ故に山車に昇降機構を設けて城内を潜った。掲出は牛曳三層 構造の山車雛形で、一層目の滑車を回すと三層目の翁人形が上 下し、二層目の幕内に収まる仕組みになっており、豪奢を極め た往時を偲ばせる。
A-031 歌川国丸 版本 山王神田祭礼画 双幅 ¥50000~ 付時代箱(杉 貼札) 紙本 唐木軸端 36×83 表具47×173 ヤケ 表具シミ 文政四年版
A-034 貝桶 一対 ¥50,000~ 30×30×36 ウキ 剥離 虫喰
A-037 奉納色漆塗獅子頭 ¥50,000~ 32×44×17 下顎欠 耳グラツキ 剥離 カケ 「元文五庚申(1740)」裏識
A-033 天児人形史料 ¥120000~ 付時代箱(杉 貼札) 1天児頭(総長13) 2天児衣装(47×41×18) 3黒塗天児台木(総長14) 4犬張子天児の事文書 5天児人形寸法(昭和14,貴子内親王)
A-035 初参人形 ¥50000~ 総高16
A-038 菊紋香合 ¥50,000~ 付合箱(杉) 11×11×4
A-036 瀬戸狛犬 ¥50000~ 像高23 右前脚ワレ接合補修
A-039 御神籤箱 三 ¥50,000~ 18×16×31ほか
A-040 庭田重具 消息幅 ¥90,000~ 付識箱(桐) 紙本
黒塗軸端 53×35 表具56×117 ヤケ シミ スレ 庭田重具(天文十六・1547~慶長三・1598)は公家。庭田重保の子。権 大納言。
本居宣長とその周辺
A-042 高嵩谷 菊慈童画賛幅 ¥50000~ 付木箱(杉)
紙本 黒塗軸端 62×45 表具77×140 ヤケ シミ 表具シミ 本居大平賛 高嵩谷(享保十五・1730~文化元・1804)は江戸の人。本姓高久、名一 雄、字子盈、別号屠竜翁、楽只斎ほか。佐脇嵩之に師事。山水画をよくし、 また中年以後は武者絵に新境地を拓いた。
A-044
素言
七福神画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐)
絹本 黒塗軸端 40×111 表具50×173
大シミ オレ 表具ヤケ 本居宣長賛
A-041 林懐僧都春日詣絵詞写巻物 ¥70,000~
付時代合箱(桐) 紙本 唐木軸端(一欠) 550×37 表具588×37 ヤケ シミ
A-043 井手玉川歌賛幅 ¥50000~
付時代識箱(杉) 絹本 牙軸端 59×45 表具67×134 ヤケ 薄シミ 表具ヤケ、オレ、穴 本居宣長賛 「樂以忘憂」印、不明香炉印 画人未詳
A-045 足代弘訓 書簡巻物 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本 骨軸端 87×16 表具140×22 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ 足代弘訓(天明四・1784~安政三・1856)は伊勢神宮外宮の神官。本姓度会、名弘訓、幼名慶二郎、 号寛居(ユタイ)、通称式部、権太夫。享和元年(1801)に荒木田久老、文化二年(1805)には芝山持豊、 本居大平に入門した。大塩平八郎や吉田松陰とも交友がある。
源氏物語
A-047 源氏絵屏風 本間 六曲 一隻 ¥600000~ 紙本 350×156 屏風370×176 ヤケ スレ
A-048 源氏物語屏風 中形 六曲 一双 ¥540000~ 紙本 272×108 屏風286×122 ヤケ スレ キレ 遠景に月、前景の庭に咲き乱れる四季草花を配した一双屏風で、右隻に「桐 壺」「若紫」「紅葉賀」、左隻に「玉鬘」「梅枝」「関屋」を描く。両隻に捺され た朱印は「長谷川」「等□」とあり、江戸前期頃の長谷川派遺品としても注目 されよう。
A-049 狩野洞元 小野小町画幅 ¥70000~
付時代識箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 62×37 表具75×123 ヤケ 薄シミ 表具アレ 狩野洞元(永禄六・1563~寛永四・1627)は幕府の絵師、素川信政の二男、 名を邦信とし、狩野派から猿屋町一世として独立。
A-050 源氏絵色紙幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 25×27 表具62×124 大ヤケ スレ 「舟中琴」田山方南箱識
A-051 松本楓湖 石山寺紫式部画幅 ¥80000~ 付共箱(桐) 紙本 潤塗軸端 30×119 表具42×197 シミ 松本楓湖(天保十一・ 1840~大正十二・1923)。
A-052 渡辺清 石山寺紫式部画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 34×105 表具46×191 シミ 表具シミ 渡辺清(安永五・1776 ~文久元・1861)。
A-053
岡田為恭
紫式部歌賛幅 ¥50000~
紙本 朱塗軸端 30×129 表具34×209 オレ 薄シミ
A-055 奈良絵巻切貼交衝立 ¥160,000~ 紙本 35×22ほか 全体129×145 ヤケ スレ 背面損傷
A-056 岡部洞水 東下画幅 ¥100000~ 付木箱(桐) 絹本 雑木軸端 29×82 表具35×153 ヤケ 岡部洞水(安永九・1780以前~嘉永三・1850)は土浦藩御用絵師。岡部 家は土浦藩土屋家に五代にわたり仕えた家、洞水はその三代目。駿河台狩 野家の狩野洞白愛信に学んだとみられる。谷文晁などと交流しながら活躍 したことが確認されている。(参考文献『土浦藩絵師岡部洞水―知られざ る狩野派の画人―』土浦市立博物館 2002)
A-057 岡田華郷 枕草子画賛幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 43×139 表具58×225 ヤケ シミ 表具シミ 岡田華郷(明治二十七・1894~昭 和五十六・1981)は東京生まれ、吉 川霊華に師事、帝展入選。
A-058 松原佐久 伊勢物語画幅 ¥50000~
付識箱(桐) 絹本 潤塗軸端 49×37 表具51×114 ヤケ シミ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、 スレ 小林古径箱識 松原佐久は幕末明治に活躍、相沢 石湖に学ぶ。
A-060 柿本人麻呂肖像
画幅 ¥75000~ 付時代識箱(桐・破損 貼札) 紙本 骨軸端(蓋一欠) 38×103 表具53×188 スレ オレ 伝雪舟
A-063 菱川師宣 怒天神画幅 ¥50,000 紙本 牙軸端 35×76 表具55×189 ヤケ スレ オレ 菱川師宣(元和四・1618~元 禄七・1694)は浮世絵師、名吉 兵衛、号友竹。
A-059 三十六歌仙 画貼交屏風 中形 六曲 一双 ¥50000~ 紙本 20×23 屏風334×156 虫穴
A-061 実長 伊勢物語歌賛三幅対 ¥50000~ 付木箱(杉) 絹本 牙貼軸端 37×95 表具51×190 ヤケ シミ オレ 穴 A-062 西山芳園 六歌仙画幅 ¥55,000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本 牙軸端 62×136 表具76×207 オレ 西山芳園(享和三・1803~慶応三・ 1867)。名成章、字子達。
A-064 狩野高信 洛東名所絵双幅 ¥50,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 38×97 表具50×177 ヤケ シミ スレ キレ 方広寺 四条河原 狩野高信(元文五・1740~寛政六・1795)は中 橋狩野家の絵師。号永徳。
A-065 冷泉為恭 院宣画幅 ¥50,000 付時代識箱(桐・蓋ヒビ 貼札) 紙本 黒塗軸端 46×123 表具55×196 ヤケ シミ スレ キレ 冷泉為恭(文政六・1823~元 治元・1863)。
A-066 武者小路実陰 和歌短冊幅 ¥50,000 付時代識箱(桐) 古筆了伴極札 紙本 雑木軸端 6×36 表具29×153 オレ 表具オレ 武者小路実陰(万治三・1660 ~元文三・1738)。
年中行事
A-068 狩野探信 月次詠歌画巻物 ¥50000~ 付溜塗識箱(桐) 絹本 牙軸端 467×27 表具523×27 ヤケ 大シミ 狩野探信(承応二・1653~享保三・1718)は探 幽の長男。名守政、幼名仙千代。通称図書、忠洲。 父の後をついで幕府御用絵師となった。
A-069 中村左洲 神詣画賛幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×27 表具50×116 物語絵 「大正十二年(1923)」箱識 中村左洲(明治六・1873~昭和二十八・1953) は伊勢生まれの画家。本名は左十。四條派の画家 磯部百鱗に師事。鯛の絵を能くした。巽画会会員。
A-070 冷泉為恭 根引松歌賛幅 ¥80000~ 付二重箱(内識桐 外蓋破損) 所載目録コピー 紙本 骨軸端 42×31 表具53×116 オレ 小堀鞘音ほか箱識 『伊藤三餘翁并某舊家所蔵品入札』所載 冷泉為恭(文政六・1823~元治元・1863)は伊 勢守永泰の子。狩野永岳の甥。後に姓を菅原に改 む。正六位下式部大丞。勤皇家。
A-071 競馬画貼交屏風 小形 四曲 一隻 ¥300000~ 付時代箱(杉 蓋欠) 紙本 46×51 屏風240×76 スレ オレ キレ ヨゴレ 大縁アレ 四枚貼
A-072 富岡鉄斎 賀茂競馬画賛幅 ¥350000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 大阪美術倶楽部鑑定証書 水田竹圃識板 絹本 牙軸端 42×126 表具61×212 富岡益太郎箱識 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南 画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、 鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。
A-074 冷泉為恭 七夕画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 逸木盛照折紙 紙本 牙軸端 38×29 表具51×116 薄ヤケ 薄シミ 表具ヤケ、シミ 逸木盛照箱識 冷泉為恭(文政六・1823~元治 元・1863)は伊勢守永泰の子。狩野 永岳の甥。後に姓を菅原に改む。正 六位下式部大丞。勤皇家。
A-073 桧兜
¥100000~ 付白木櫃(脚3欠) 245×20×23 ヒビ
A-075 岡島清曠 武者行列画幅 ¥60,000~ 絹本 牙軸端 48×129 表具63×204 ヤケ オレ 岡島清曠(文政六・1823~明治 十・1877)は近世末期の四条派の画 家。字を素竹、号を士顔、清曠は名。 横山清暉の門人、『平安人物志』慶 応三年版に登載。
A-076
祥雲 相撲 節会屏風 本間 二曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 174×160 屏風188×172 背面損傷
佛教美術
B-002 釈迦三尊画幅 ¥450,000~ 付木箱(桐) 絹本 金軸端 66×109 表具82×199 ヤケ スレ キレ 穴
B-003 愛染明王画幅 ¥280,000~ 付時代箱(桐 虫喰) 絹本 金軸端 37×95 表具52×166 大ヤケ オレ キレ ウキ 表具ヤブレ 「若州岩屋山伝来之什物」貼紙
B-005 鼠心経幅 ¥500000~ 付木箱(杉) 紙本 牙軸端 48×24 表具74×115 ヤケ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ
B-006 弘法大師行状絵巻断簡幅 ¥220000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本 朱塗軸端 50×31 表具64×112 ヤケ シミ スレ 唐より帰朝した空海が伽藍建立のために諸国行脚する中で、狩場明神に遣わされた黒白二頭の犬に先導され、高野山麓天野に至る場面を描く。弘法大師 空海の生涯を事実伝説綯交ぜに描いた伝記は鎌倉中期以降に登場しており、掲出は南北朝期の作とみる。
B-007 銅造菩薩並立掛佛 ¥230000~ 付時代箱(杉) 25×25 掛具欠
B-008 鋳銅薬師如来坐像掛佛 ¥50,000~ 10×10
B-009 両界曼荼羅双幅
B-011 銅都五鈷杵 ¥120,000~ 総長12
B-012 銅鍍金華籠 ¥70,000~ 275×275×3
B-013 乾漆童子立像 ¥200,000~ 像高34 総高41 ヒビ 剥落 木彫台坐
B-014 室町様式銅鰐口 二 ¥80,000~ 14×14×5 13×11×3
B-016 釈迦十六善神画幅 ¥380000~ 付識箱(桐) 太巻 絹本 金軸端 60×124 表具82×210 ヤケ シミ
B-015 銅金剛盤 ¥70,000~ 25×16×32
B-018 木彫千体地蔵 三 ¥100000~ 像高10ほか
B-020 木彫役小角二脇侍像 ¥50,000~ 像高23 全体23×16×33 岩部破損
B-023 木彫歓喜天立像 ¥50,000
付識箱(桐) 像高20 反蓮華カケ
B-019 木彫不動明王立像 ¥70000~ 像高335 総高60 玉眼
B-021 木彫馬頭観音坐像 ¥60000~ 像高14 総高32
B-024 箔押観音立像 ¥50,000
付厨子(9×6×135) 像高6 総高77 「奈良光明寺地蔵菩薩像納入佛 平安時代 観音像 高台座共二寸五分 明治六年三月発見」 貼紙
B-022 木彫釈迦如来坐像 ¥50000~ 付台、黒塗厨子(17×13×32) 像高11 玉眼
B-025 木彫法華系曼荼羅 ¥55,000 付厨子(20×14×31)
B-026 鉄地象嵌如意 ¥250000~ 付木箱(桐 貼札) 総長50
B-027 入峰斧 ¥100,000~ 総長167
B-028 唐木如意 ¥80,000~ 付識箱(桐 貼札) 総長68 似東大寺良弁如意
B-030 明恵高弁 消息幅 ¥190000~ 付二重箱(内時代識桐) 大倉汲水極札 紙本 角軸端 35×24 表具48×105 ヤケ シミ スレ オレ
B-031 寂厳 一行書幅 ¥100,000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 35×110 表具42×187 ヤケ シミ 表具ヤケ 寂厳(元禄十五・1702~明和八・1771)は真言宗の僧。
B-032 慈雲飲光 二字書幅 ¥70,000~ 紙本 朱塗軸端 54×125 表具56×178 ヤケ シミ スレ オレ 表具アレ
B-033 慈雲飲光 一行書幅 ¥480,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 28×121 表具31×212 シミ 藤村密幢箱識 B-034 慈雲飲光 一行書幅 ¥200000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 黒塗軸端 29×115 表具33×195 ヤケ シミ オレ ヨゴレ
B-036 石造宝篋印塔 ¥350000~ 47×46×201 小カケ 石壇後補
「寛永十二年(1635)」刻銘 五部式 ※この作品は下見会へは持参しません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細 お問合せください。Tel:075-254-8851
B-037 鬼瓦 軒平瓦
B-039 二月堂古瓦 二 ¥50000~ 平瓦28×22×7ほか
B-040 新治廃寺鐙瓦 ¥50,000~
B-041 丸瓦
B-042 細字千佛名経幅 ¥50,000~ 紙本 朱塗軸端 64×57 表具79×132 ヤケ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 「未来星宿劫千佛名経 安政四(1857) 桃渓」 書中
B-043 宝剣画幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 41×96 表具54×170 大アレ 表具大シミ、ヤケ
B-045 黄銅密教法具 一口 ¥70,000 五鈷鈴65×65×16ほか 五鈷杵 三鈷杵 独鈷杵 五鈷鈴 錫杖頭 金剛盤 火舎香炉
B-046 五鈷鈴 二 ¥50,000~ 7×7×16ほか
B-048 堂内装厳具 五 ¥50,000~ 37×37×27ほか 吊灯明器(二部式) 香炉 換鐘
B-044 銅風鐸 ¥50,000~ 付木箱(モミ) 12×12×16
B-047 密教法具 四 ¥50,000~ 付合箱(杉) 金剛盤23×16×45ほか 五鈷杵 三鈷杵 独鈷杵
B-049 銅 ¥50,000~ 付獣足台 40×40×29
B-050 梵鐘 ¥50,000~ 30×30×52
B-052 伝高村光雲 阿弥陀如来坐像 ¥350000~ 付識箱(桐) 鋳銅蓮台 像高7 総高15 岸本清賞軒箱識
B-053 太田古朴 木彫十一面観音立像 ¥200,000~ 付共箱(桐) 像高49 総高70 「法隆寺伝来飛鳥古材」箱識 太田古朴(大正三・1914~平成十二・2000)は仏師、仏像研究家。本名 太田亀一。
B-054 木村武山 紺布金泥聖観音画幅 ¥300,000~
付識箱(桐) 絹本 彫漆軸端 42×120 表具59×201 表具虫穴 木村武山(明治九・1876~昭和十七・1942)は茨城県生まれの日本画 家。本名は信太郎。笠間の南画家桜井華陵に手ほどきを受ける。上京し 川端玉章の画塾天真会で学ぶ。東京美術学校卒。日本美術院同人。
B-055 古材厨子 ¥200000~ 31×28×81 背板のみ新材 「古材厨子 此君亭蔵」貼札 此君亭とは竹藝の重要無形文化財保持者・生野祥雲斎(明治三十七・1904 ~昭和四十九・1974)の自宅兼工房。
B-056 木彫大日如来坐像 ¥100,000~ 付金工宝冠 像高41 総高96
B-057 木彫不動明王立像 ¥100,000~ 像高70 総高111
吉川政治(1899-歿年未詳)は彫刻家、東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業。昭和三十年代を中心に、国宝を含む文化財の調 査・修理、摸刻に従事した。また、大坂市立工芸学校で教鞭を執っており、教え子には彫刻家の淀井敏夫(1911-2005)らがある。 以下B-058からB-063までの五点は、吉川とその周辺による事績である。
B-058乾漆断片:夥しい乾漆遺品の過半は、三月堂国宝広目天像の修理時の採取。
B-060長瀬五郎 木彫舞楽面地久雛形:長瀬は吉川の弟子。
B-061石膏弥勒佛坐像:試みの大佛、実物からの型取すら思わせる。
B-063板彫薬師三尊:白鳳期の方形三尊塼佛の摸刻。東大寺湯屋古材を再用。
B-058 乾漆断片 一口 ¥100000~ 付木箱(杉)
B-059 模刻蓮弁 ¥30000~ 27×30×3
B-060 長瀬五郎 木彫舞楽面地久雛形 ¥30,000~ 9×12×5 剥離 背面在銘
B-061 石膏弥勒佛坐像 ¥100,000~ 付木彫蓮台坐 像高40 総高55 手指接合
B-062 木彫聖徳太子 ¥100,000~ 付柄香炉 像高73 総高76 ヒビ
B-063 板彫薬師三尊 ¥50000~ 18×24 全体37×515 虫喰
B-064
熊野湯峯塔光輪残欠 ¥70,000~ 付識箱(桐) 14×14×03
「白鳳時代」川西學猷(法起寺僧)箱識
B-065 木彫漆箔阿弥陀如来立像 ¥300000~ 像高62 総高116 剥離 玉眼 「康雲拜見」 墨識
B-066 木彫漆箔阿弥陀如来坐像 ¥150,000~ 像高21 総高42 「永享三年辛亥(1431)卯月仏子若狭法眼」台坐底墨識
B-067 木彫 阿弥陀如来立像 ¥70000~ 付黒漆厨子 (22×165×63) 像高36 右手指先欠損 玉眼
B-068 阿弥陀三尊来迎画幅 ¥300,000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本 金軸端 39×87 表具55×160 ヤケ シミ スレ
B-069 山越阿弥陀画幅 ¥100000~ 付時代合識箱(桐 虫喰) 絹本 金軸端 26×58 表具41×113 大ヤケ スレ オレ キレ 穴
B-070 木彫定印阿弥陀坐像 ¥55,000~ 像高19 総高42 玉眼
B-071
木彫漆箔阿弥陀如来立像 ¥50000~ 像高33 総高40 付厨子(22×19×50) 箔ウキ 玉眼
B-072 本如 鸚哥画幅 ¥80,000~ 付時代箱(桐 貼札)
絹本 骨軸端 33×25 表具41×125 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ 本如(安永七・1778~文政九・1827)は浄土真宗の僧、西本願寺十九 世宗主。諱は光摂。
B-074 浄土七祖画幅 ¥150,000~ 絹本 金軸端 48×104 表具74×172 大ヤケ シミ オレ
B-073 大田垣蓮月 富士画賛幅 ¥70,000~ 付識箱(桐) 紙本 竹軸端 48×28 表具51×118 ヤケ オレ 表具ヤケ、オレ 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。
B-075 大谷句佛 一行書幅 ¥100000~ 付溜塗箱(桐) 絖本 唐木軸端 56×235 表具71×277 ヤケ シミ 「辛亥(1911)」書中
B-076 大谷句佛 一行書幅 ¥50000~ 付二重箱(内貼札桐) 紙本 牙軸端 31×125 表具43×200 シミ オレ 表具シミ 大谷句佛(明治八・1875~昭和十八・1943)浄土真宗の僧・俳人。東本願 寺第二十三代法主。諱は光演、法名は釈彰如、俳号は春坡、蕪孫、句佛。別に 愚峯、獅子窟主人と号す。明治二十一年得度、四十一年法燈を継ぎ管長とな り、大正十二年伯爵を継ぐ。
B-077 梵鐘 ¥100000~ 37×37×64 「親鸞七百回忌 大遠忌 記念 昭和三十三年」彫銘
B-079 井上円了 三行書幅 ¥70,000~ 付識箱(杉) 紙本 唐木軸端 77×150 表具90×209 シミ オレ 井上円了(安政五・1858~大正八・1919)は明治の 名僧、仏教啓蒙家。新潟県生まれ、号甫水。哲学館創 立者。著書『破唯物論』など。
B-080 山本空外 一行書幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 32×135 表具43×204 山本空外(明治三十五・1902~平成十三・ 2001)は広島県生まれの僧、哲学研究者。名 は幹夫。
B-078 蓮如上人御影道中像 ¥50,000~ 付識箱(桐) 像高26 総高29
B-081 一休宗純 細字幅 ¥700,000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 84×42 表具88×142 ヤケ スレ オレ 虫穴 真巌宗乗ほか箱識 一休宗純(明徳五・1394~文明十三・1481)は室町中期の禅僧。京都生まれ。別号狂雲子ほか。文明六年大徳寺四十七世となるもすぐに退寺。没後大徳 寺に真珠庵が建てられた。
B-082 徹書記 短冊幅 ¥230,000~ 付二重箱(内時代識桐) 所載目録 古筆了佐、大倉汲水極札 紙本 黒塗軸端 5×34 表具32×125 ヤケ スレ 表具ヤケ、スレ 『閑楽庵所蔵品展観目録』(大阪美術倶楽部 昭和十三年)所載 徹書記(永徳元・1381~長禄三・1459)は臨済宗の歌僧。字清巌、庵号招月庵。
B-083 良寛大愚 和歌幅 ¥120,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 27×32 表具38×132 シミ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 安田靫彦箱識 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出 雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。
B-084 天室宗竺 細字幅 ¥150,000~ 付時代箱(桐) 紙本 牙軸端 66×31 表具79×120 ヤケ シミ スレ 天室(慶長十・1605~寛文七・1667)は大徳寺百九十世。諱宗竺、号一 如子、破笠子、雛道人。尾張生まれ。玉室宗珀の法を嗣ぐ。
B-085 沢庵宗彭 一行書幅 ¥500,000~ 付二重箱(内時代黒塗貼札識杉) 紙本 牙軸端 神田道伴、川勝宗久、古筆家極札 25×111 表具27×185 シミ オレ
B-086 沢庵宗彭 達磨画賛幅 ¥390000~
付時代識箱(杉 貼札) 絹本 潤塗軸端 23×44 表具36×114 ヤケ キレ 表具アレ 朱舜水賛
沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五 十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。
B-087 玉舟宗璠 一行書幅 ¥300000~ 付木箱(桐・シミ 貼札) 紙本 黒塗軸端 27×126 表具30×202 スレ 玉舟宗璠(慶長五・1600~寛文八・1668)は臨 済宗の僧、大徳寺百八十五世。京都山城の人。名 を春睡、号を善哉とした。また本山に高林庵を、 和歌山の小泉に慈光院を開創した。
B-088 清巌宗渭 置字幅 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札) 大倉好斎極札(虫喰) 紙本 牙軸端 53×128 表具55×211 スレ オレ 清巌宗渭(天正十六・1588~寛文元・1661)は 近江生まれの臨済宗の僧。大徳寺百七十世。諱は 宗渭、号は弧陋、自笑。大徳寺百三十世の玉甫紹 琮につき出家、賢谷宗良に法嗣。高桐庵三世。
B-089 白隠慧鶴 白衣観音画賛幅 ¥150000~ 付時代箱(桐) 紙本 黒塗軸端 30×70 表具34×148 ヤケ シミ 虫穴 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨 済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くし て独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八 年(1758)には三島に滝沢寺を開き開祖となった。
B-091 佛家書画貼交幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 102×56 表具107×143 ヤケ シミ オレ 伝百拙元養山水 堀南湖四字書 悟心元明後賛
B-093 清庵宗胃 漢詩幅 ¥150000~ 付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 21×56 表具30×125 スレ オレ 「天文二十二年(1553)」書中 円能斎箱書 清庵宗胃(文明十六・1484~永禄五・1562)は 大徳寺九十三世。号啞羊子、一畝子。小渓紹 法嗣。
B-092 江雲宗龍 書横幅 ¥100,000~
付時代識箱(桐・身桟一欠 貼札) 紙本 黒塗軸端 85×28 表具88×115 ヤケ シミ オレ キレ 穴 表具シミ、オレ 江雲宗龍(慶長五・1599~延宝七・1679)は小堀遠州の子。江月宗玩 の法を嗣いだ。大徳寺第百八十四世。
B-094 清巌宗渭 名号幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 清水了因極札 紙本 潤塗軸端 22×73 表具24×147 大シミ キレ 虫穴 表具ヤケ 清巌宗渭(天正十六・1588~寛文元・1661)は 近江生まれの臨済宗の僧。大徳寺百七十世。諱は 宗渭、号は弧陋、自笑。
B-095 白隠慧鶴 達磨画賛幅
¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 25×89 表具31×143 ヤケ シミ オレ 虫穴 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨 済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くし て独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八 年(1758)には三島に滝沢寺を開き開祖となった。
B-096 沢庵宗彭 細字幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 59×29 表具73×122 ヤケ オレ 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済 宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第 百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に流されたが 後帰洛。品川に東海寺を開いた。
B-098 東嶺円慈 人麻呂画賛幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 『東嶺慈和尚年譜』綴本 紙本 唐木軸端 25×60 表具28×132 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ 東嶺円慈(享保六・1721~寛政四・1792)は臨 済宗の僧、白隠慧鶴法嗣。
B-097 江月宗玩 連歌幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐) 古筆了延極札 紙本 牙軸端 49×33 表具52×117 太室宗宸箱識 江月宗玩(天正二・1574~寛永二十・1643)は禅僧、大徳寺百 五十六世。別号欠伸子ほか。津田宗及の子。
B-099 無学宗衍 一行書幅 ¥80000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 彫漆軸端 28×101 表具36×186 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ウキ 無学宗衍(享保六・1721~寛政三・1791)は大 徳寺三百七十八世。龍門宗禹の法を嗣ぎ、玉林院 に住し、明和四年(1767)に大徳寺の住職となり 東海寺の輪番を勤めた。
B-100 清巌宗渭 一行書幅 ¥60000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 28×129 表具31×208 シミ オレ 清巌宗渭(天正十六・1588~寛文元・1661)は 近江生まれの臨済宗の僧。大徳寺百七十世。諱は 宗渭、号は弧陋、自笑。大徳寺百三十世の玉甫紹琮 につき出家、賢谷宗良に法嗣。
B-102 仙厓義梵 観桜狼藉画幅 ¥70,000~ 付木箱(桐)
紙本 骨軸端 55×43 表具65×103 ヤケ シミ オレ 仙厓義梵(寛延三・1750~天保八・1837)は画僧。臨済宗妙心寺派。美 濃武儀郡の人。僧名は義梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持とな る。飄逸な画風で知られる。
B-104 沢庵宗彭 消息幅 ¥50,000 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 43×29 表具48×102 ヤケ スレ オレ 表具ヤケ
B-103 沢庵宗彭 消息幅
¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 43×27 表具46×101 ヤケ シミ オレ 表具オレ、スレ 古筆了雅箱識 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石 の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽 に流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。
B-105 月端 書横幅 ¥50,000
付識箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 47×25 表具48×101 シミ キレ 補墨 天龍寺
B-106 大綱宗彦 円相幅 ¥50,000 付木箱(桐・虫喰 貼札) 紙本 雑木軸端 43×23 表具45×97 シミ オレ 表具シミ 大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は 大徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四 世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、 和歌や茶の湯をよくし書画に優れた。
B-107 翠巌宗珉 一行書幅 ¥50000~ 付時代合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 29×95 表具31×171 シミ オレ 翠巖宗珉(慶長十二・1607~寛文 四・1664)は江月宗玩の甥で大徳寺 百九十五世。字宗珉、号似玉、栖蘆子、 諡法雲大仰禅師。
B-111 仙厓義梵 渡唐天神画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 絹本 骨軸端 27×76 表具30×154 シミ オレ 虫穴 表具シミ、オレ、ウキ 仙厓義梵(寛延三・1750~天保 八・1837)は画僧。臨済宗妙心寺派。
B-108 宙宝宗宇 一行書幅 ¥50000~
付識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 30×123 表具32×196 オレ 表具シミ
B-109 宙宝宗宇 一行書幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 19×64 表具22×140 スレ オレ 表具シミ、オレ 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保九・1838)は臨済宗の僧、大徳寺四百十八 世。塔頭芳春院第十三世住職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。
B-112 大順宗慎 一行書幅 ¥50,000~ 紙本 潤塗軸端 25×107 表具27×184 ヤケ 虫穴 表具オレ、ヤケ、虫穴 大順宗慎(延享四・1747~文政八・ 1825)大徳寺四百七世。
B-113 無学宗衍 竹画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 34×108 表具37×191 ヤケ シミ 無学宗衍(享保六・1721~寛政 三・1791)は大徳寺三百七十八世。
B-110 萬輝宗旭 一行書幅 ¥50000~
付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 27×128 表具29×188 ヤケ シミ 表具ヤケ、虫穴 萬輝宗旭は禅僧、大徳寺第三百七 十世。天渓紹策に法を嗣ぐ。天明三 年(1783)歿。
B-114 倉内松堂 一行書幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 29×103 表具40×185 妙心寺第二十八世管長
B-116 雪窓宗甫 一行書幅 ¥50000~
付木箱(モミ 貼札) 紙本 黒塗軸端(剥離) 31×106 表具33×188 シミ オレ 表具シミ、オレ 雪窓宗甫(明治三十四・1901~昭 和四十一・1966)は大徳寺五百六世 住持。道号雪窓。諱宗甫。室号蔵暉。
福神
B-120
銅造如意持布袋坐像 ¥150000~ 41×30×29
B-117 関精拙 一行書幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 潤塗軸端 31×128 表具34×202 薄ヤケ シミ オレ 表具シミ 関精拙(明治十・1877~昭和二 十・1945)は天龍寺二百四十世元管 長。諱を元浄、峨麓、青峨室、晩年 は峨翁と号した。
B-118 方谷浩明 一行書幅 ¥50000~
付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 27×101 表具30×180 ヤケ シミ
オレ 方谷浩明(大正二・1913~平成七 年・1995) は臨済宗大徳寺五百十 二世。法諱は宗然、桃源と号する。
B-119 伝徳聲 千眼第一祖肖像画賛幅
¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 24×88 表具30×168 シミ オレ キレ 虫穴 「文化六(1809)」画中
B-121 木彫挙印大黒天立像 ¥50000~ 像高31 総高37 スレ
B-122 狩野探幽 寿老鶴画三幅対 ¥120,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 38×98 表具52×194 ヤケ シミ 「六十四歳」画中 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。
B-123 松村景文 光琳筆意お福画三幅対 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 43×101 表具55×193 シミ 左右青紅楓樹 松村景文(安永八・1779~天保十四・1843)は四条派の画家、京都の 人。字士藻、号華渓、通称要人。呉春の異母弟で、呉春に師事。写生画の 花鳥をよくした。軽妙さが特色。兄とともに四条派の隆盛に尽力。
B-124
柳沢淇園 寿老山水 画三幅対 ¥100000~ 付黒塗箱 (杉) 絹本 骨軸端 33×91 表具45×177 ヤケ シミ オレ 表具 オレ、ヤケ
柳沢淇園 (宝永二・ 1705~宝暦 八・1758) は本姓曽根、 字は公美、 通称を柳里 恭、別号に 玉桂、竹溪 ほか。
B-125 風外慧薫 走布袋画賛幅 ¥70000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 25×57 表具28×147 ヤケ シミ スレ オレ キレ 風外慧薫(永禄十一・1568~慶安三・ 1650)は江戸初期の禅僧画家。
B-127
福禄寿画幅 ¥50000~ 付三重箱(内識桐 中溜塗) 紙本 牙軸端 45×114 表具50×207 冠峰内箱識 落款未詳
B-128 秋月等観
寿老画幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 12×67 表具18×142 ヤケ スレ オレ 表具虫穴 秋月は雪舟の弟子の中で最も その画風を受けつぎ著名である。
B-129 狩野栄信 寿老画幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 絹本 牙軸端 53×122 表具68×202 ヤケ シミ ウキ オレ キレ 狩野栄信(安永四・1775~文政十 1828)は木挽町狩野八代。養川院惟 信の長男。号伊川、玄賞斎、幽玄斎。
B-130 古琴
孔子四哲画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 50×144 表具65×205 ヤケ
B-131 狩野尚信 騎牛老子山水画三幅対 ¥50,000~ 付時代箱(桐 身桟一欠) 絹本 牙軸端 32×93 表具47×173 ヤケ シミ 表具オレ 狩野尚信(慶長十二・1607~慶安三・1650)は孝信の 次男、京都の人。木挽町狩野家の祖。号自適斎、通称主馬。 寛永七年(1630)江戸に下り、幕府の御用絵師となる。
B-132 狩野安信 儒聖画三幅対 ¥100000~ 付時代識箱(桐)
絹本 牙軸端 34×95 表具47×180 ヤケ シミ 狩野安信(慶長十八・1613~貞享二・1685)は狩野家八代、中橋狩野家初代。 徳川幕府の奥絵師。孝信の三男、京都の人。名四郎二郎、号永真、牧心斎。寛永、 承応、寛文、延宝の各造営の内裏襖絵制作に参加。寛文二年法眼。画論『画道要 訣』がある。
B-134 伝雪舟
山水画賛断簡幅 ¥90000~
付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 25×38 表具37×123 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、オレ、シミ 林羅山賛
B-133
頼山陽
十行書幅 ¥120000~ 付木箱(桐 桟一欠) 紙本 唐木軸端 84×179 表具98×223 ヤケ ウキ 表具ウキ 頼山陽(安永 九・1781~天 保三・1832)は 儒者。頼春水の 息。幼名久太郎、 諱襄、字子成、 別号に三十六 峯外史。
B-135 頼山陽 三行書幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐) 頼潔折紙 紙本 唐木軸端 30×110 表具47×185 ヤケ オレ 表具シミ、オレ、虫穴 村瀬太乙背面識 江馬天江箱識
B-136 頼山陽 二行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 29×132 表具39×196 ヤケ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ 頼潔箱識
B-138 頼山陽 耶馬渓詩書巻物 ¥80000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 258×28 表具460×30 頼絜箱識 篠崎小竹題 頼山陽(安永九・1781~天保三・1832)は儒者。頼春水の 息。幼名久太郎、諱襄、字子成、別号に三十六峯外史。大阪 に生まれ、まもなく広島に移る。江戸に出て尾藤二洲に経 学・国史を学ぶ。博識で詩文をよく好んだ。京都に書斎「山 紫水明処」を構え、文人と交流。
道教系
B-142 如来荒神画幅
¥80000~ 付時代箱(桐) 紙本 根来塗軸端 40×98 表具54×168 大ヤケ 大シミ オレ キレ
荒 神 信 仰 は 日 本 の 火 の 神 、 竈 の 神 な ど の 民 間 信 仰 の 土 俗 神 に 始 発 し 、 屋 内 に 祀 ら れ る 三 宝 荒 神 系 と 屋 外 の 山 の 神 、 屋 敷 神 な ど に 大 別 さ れ 、 道 教 的 性 格 の 付 与 が 指 摘 さ れ る 。 神 佛 習 合 の な か で 、 修 験 道 を 中 心 に 尊 容 を 整 え 佛 格 を 得 た 。 密 教 儀 軌 に は 該 当 を み な い 。
B-139 頼山陽
三行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 旧箱蓋 湯浅了雅折紙 48×139 表具63×222 薄ヤケ オレ 表具オレ 頼潔箱識
B-140 梁川星巌 四行書幅 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 紙本 唐木軸端 50×132 表具64×195 シミ オレ 表具オレ 「文久四年(1864)」箱識 梁川星巌(寛政元・1789 ~安政五・1858)は漢詩人。 美濃の人。名を孟緯、字を 公図とした。星巌は号。
B-141 皆川淇園 二行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 30×132 表具43×205 皆川淇園(享保十九・ 1734~文化四・1807)は儒 学者、文人画家。京都の人。 名愿、字伯恭、通称文蔵、別 号有斐斎ほか。
書畫家
D-001 秋月等観 松下高士画幅 ¥430,000~ 付二重箱(内時代貼札桐 外溜塗) 所載コピー 絹本 牙軸端 51×104 表具66×203 ヤケ
『山根家某家所蔵品入札』(東京美術倶楽部 昭和11)所載 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子の中では 最もその画風を受けつぎ著名である。
D-002 森東敬 龍画幅 ¥300,000~ 付木箱(桐) 所載本 絹本 唐木軸端 55×127 表具69×191 ヤケ シミ 『高田敬輔と小泉 斐 近江商人が美術史に果たしたある役割』 (滋賀県立近代美術館 平成17)所載 森東敬は江戸中期の絵師。名は宇内、雪洞斎と号す。高田敬輔 の高弟で、18世紀後半に活躍した。
D-004 可翁 布袋画賛幅 ¥300000~
付二重箱(内溜塗識桐 貼札) 中野雅宗添状 不明極札2 所載コピー 紙本 牙軸端 37×91 表具47×167 ヤケ シミ スレ オレ 表具ヤケ、 スレ、シミ、穴 鉄舟徳済賛 『故田村成義氏遺愛品・某家所蔵品入札目録』
(東京美術倶楽部 大正14)所載 可翁宗然(生年未詳~貞和元・1345)は画僧。名宗然、別号良全。元に渡り、 帰国後は筑前崇福寺、万寿寺、のち南禅寺に住した。筑前生。
D-005 鷗斎 芦乗達磨画賛幅 ¥200000~
付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 彫漆軸端 34×93 表具37×174 ヤケ スレ オレ 穴 表具オレ、ヤケ 『本朝画史』に曰く、足利将軍家の同朋衆で阿弥派の祖である能阿 弥(応永四・1397~文明三・1471)が「鷗斎」あるいは「春鷗斎」の 号を用いたと云う。
D-006
高士望遠山水画幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 44×114 表具55×198 ヤケ シミ スレ オレ キレ 穴 剥離
D-007 雲谷等璠 秋草双鹿画幅 ¥50000~ 付時代箱(杉) 絹本 潤塗軸端 38×98 表具45×177 ヤケ キレ 雲谷等璠(寛永十二・1635~享保九・ 1724)は画家。長州生。等益の第四子。通 称竹右衛門、別号文海。雲谷派四代を継ぐ。 法橋のち法眼に叙位された。
D-009 雲谷等顔 達磨画幅 ¥120000~ 付二重箱(内識桐 外不具合) 紙本 骨軸端 35×63 表具38×163 ヤケ シミ スレ オレ 穴 雲谷等顔(天文十六・1547~元和四・1618)は画家、雲谷派の祖。名直 治、通称治兵衛。肥前国に生まれるが、父の討死後、広島城主毛利輝元に 仕え、御抱絵師となる。のち毛利氏の国替と共に萩に移った。雲谷等顔 と称した。慶長十六年法橋。
D-008 曾我蛇足 群鶴画双幅 ¥50000~ 付溜塗箱(桐) 紙本 牙軸端 55×119 表具69×207 ヤケ スレ オレ 曾我蛇足(生歿年未詳)は室町期、曾我派の祖とされる絵師。
D-010 狩野常信 林和靖画大幅 ¥150000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 119×78 表具136×188 ヤケ シミ 表具虫穴 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男、京都の人。 木挽町狩野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟 ほか。
D-012 金地洛東風流踊屏風 小形 六曲 一隻 ¥980,000~ 紙本 252×82 屏風267×97 ヤケ スレ 南蛮人などの仮装に身を包んだ倭人達の風流とその見物人を中心に、相撲や酒宴に興じるなどの賑々しさを描出する。豊国祭礼図の可能性もあるが判然 としない点が多く、表題通りの言に留めた。
D-014 狩野元信 龍虎画双幅 ¥700000~ 付時代溜塗箱(桐 蓋ワレ、身桟二欠) 大倉好斎折紙 絹本 牙軸端(一欠) 79×146 表具99×239 ヤケ カビ オレ 表具ヤケ、シミ 狩野元信(文明八・1476~永禄二・1599)は正信の息。狩野派の確立者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ばれた。京都生まれ。
D-015 狩野玉楽 源信明歌賛幅 ¥350000~ 付二重箱(内時代識桐 外溜塗) 古筆了意極札 紙本 牙軸端 35×51 表具47×140 ヤケ シミ スレ 坊城俊廣賛 狩野玉楽は小田原北條家の絵師、名玉信、字宗祐。珠牧の弟、元信の族姪といわれる説あり。 永禄頃(1558~1569)の人。
D-017 狩野探幽 寒山拾得画双幅
¥200,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 39×87 表具51×171 ヤケ オレ 「六十九歳」画中 古香庵宗養箱識 狩野探幽(慶長七・1602~ 延宝二・1674)は永徳を祖父 に、孝信を父にもつ江戸幕府 を代表する御用絵師。諱は守 信。京都の人、狩野派中興の 祖。
D-016 狩野常信 瀧叭々鳥画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 33×70 表具44×153 ヤケ シミ 表具虫穴 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は 尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。徳川 幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟 ほか。
D-018 狩野探幽 楼閣山水画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 48×108 表具62×205
D-020 狩野探幽 太玄女画三幅対
¥150,000~ 付黒塗箱 (桐 貼札) 大倉好斎極札3 絹本 牙軸端 35×95 表具49×180 ヤケ 表具ヤケ、シミ 狩野探幽(慶長七・ 1602~延宝二・1674) は永徳を祖父に、孝信 を父にもつ江戸幕府を 代表する御用絵師。諱 は守信。
D-022 牧野永昌 郭子儀画三幅対 ¥120000~ 付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 34×99 表具45×193 ヤケ シミ 表具虫穴 牧野永昌(生年未詳 ~文政七・1824)は江 戸後期に活躍した狩野 派画家。法橋。狩野梅 笑・鈴木梅山に師事。 のちに本荘藩六郷家の 絵師となった。
D-021 山口雪渓 童布袋画幅 ¥50000~ 紙本 雑木軸端 33×75 表具46×160 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、スレ、シミ 穴 山口雪渓(正保元・1644~享保十 七・1732)は名を宗雪、字を白隠、 別号を梅菴。
D-023 清原雪信 伊勢観瀑画幅 ¥50,000~ 絹本 牙軸端 34×90 表具45×171 ヤケ シミ 清原雪信(寛永二十・1643~天和 二・1682)は絵師。
D-024 狩野貞信 関公読書画幅 ¥50,000~ 付時代箱(桐 虫喰) 絹本 牙軸端 86×54 表具98×145 ヤケ 大シミ ヨゴレ 表具大シミ 狩野貞信(慶長二・1597~元和九・1623)は狩野派 の絵師。号は梅春。狩野梅栄の子。幕府に仕え、法眼に 叙せられた。
D-025 狩野探信 柳馬画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 68×40 表具83×126 ヤケ シミ 狩野探信(承応二・1653~享保三・1718)は探 幽の長男。名守政、幼名仙千代。通称図書、忠洲。 父の後をついで幕府御用絵師となった。
D-027
鶴澤探山 龍虎画幅 ¥50,000~ 付時代箱(杉 破損) 絹本 角軸端 83×29 表具85×123 ヤケ シミ オレ 鶴澤探山(明暦元・ 1655~享保十四・1729) は狩野派の絵師。名守 見、兼信、別号幽泉。
D-026 清原雪信 富士秋景画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 54×27 表具65×118 ヤケ シミ スレ オレ 大倉好斎箱識 清原雪信(寛永二十・1643~天和二・ 1682)は絵師。名は雪子。狩野探幽の姪であ る国と、久隅守景の子。
D-028 狩野探幽 唐美人縮図幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 塗軸端 11×13 表具26×143 シミ スレ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝 信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。
D-029 英一蝶 琴棋書画縮図屏風 小形 六曲 一双 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 63×27 屏風67×32 シミ 虫穴 英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓翁など。
D-031 狩野探幽 楊柳観音花鳥画三幅対 ¥100000~ 付二重箱(内時代桐) 紙本 牙軸端 43×105 表具56×188 ヤケ 大シミ オレ 表具ヤケ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守 信。京都の人、狩野派中興の祖。
D-032 狩野栄信 郭子儀画幅 ¥55,000 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 65×141 表具80×223 ヤケ スレ オレ ヨゴレ 狩野栄信(安永四・1775~文政十 1828)は木挽町狩野八代。 D-033 鶴澤探鯨 二福神画双幅 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 絹本 P軸端 36×101 表具49×189 薄ヤケ シミ オレ 表具アレ 鶴澤探鯨(貞享四・1687~明和六・1769)は狩野派の画家。名は守美または守実、 別号に幽皓。鶴澤探山の子。禁裏御用絵師をつとめた。法眼。
D-034 狩野探幽 維摩居士画三幅対 ¥50000~ 付二重箱(内時代桐・ 大破) 絹本 牙軸端 46×112 表具59×198 ヤケ シミ オレ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕 府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。
D-035 本阿弥光悦 和歌色紙幅 ¥380000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 朱塗軸端 17×24 表具28×128 ヤケ シミ 表具ヤケ 田山方南箱識 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。 号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひと り。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上 げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導 的役割を果たしたと推測される。
D-036 本阿弥光悦 和歌巻切幅 ¥190000~
付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 32×25 表具41×102 ヤケ 堀江知彦箱識
D-037 本阿弥光悦 消息幅 ¥80,000~ 付木箱(桐) 紙本 竹軸端 31×28 表具34×106 ヤケ シミ オレ
D-038 酒井抱一 梅画幅 ¥180,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 47×91 表具50×181 ヤケ シミ スレ 相見香雨箱識
D-039 尾形光琳 寿老画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内時代桐) 更紗帙 紙本 牙軸端 35×89 表具48×177 シミ スレ 穴埋補修 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、工芸家。琳派の大成 者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器 の絵付けも携わった。
D-040 酒井抱一 朝顔画幅 ¥100,000~ 付識箱(桐)
唐綸子地 黒塗軸端 39×39 表具50×119 ヤケ
田山方南箱識 酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・1828)は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子となる。 書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、『光琳百図』等を出版した。
D-041 住吉広行
松鳩画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 41×99 表具55×192 シミ オレ 表具シミ、オレ 住吉広行(宝暦四・1754~文化 八・1811)は初め新之丞と称し、後 内記と改める。景金園と号す。
D-042 冷泉為恭
吉野山画幅 ¥50,000~
付二重箱(内貼札識桐) 絹本 蒔絵軸端 35×99 表具46×180 薄シミ 表具シミ 冷泉為恭(文政六・1823~元治 元・1863)は伊勢守永泰の子。正六 位下式部大丞。勤皇家。
D-044 英一珪
寿老画幅 ¥50000~ 付木箱(モミ) 絹本 骨軸端 25×84 表具34×157 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ 英一珪(宝暦元・1751~天保十 四・1843)は英派の画家。一舟の 息の養子にあたる。高嵩谷に師事。 名信重、号友松庵。
D-043 土佐光信 秋草鶉画双幅 ¥80,000~ 付木箱(桐)
絹本 骨軸端 42×87 表具53×168 ヤケ シミ 土佐光信(永享五・1433~大永五・1525)は大和絵の絵師で土佐派の第 一人者。中務丞光弘の子で光長、光起と並び称して土佐三筆とわれた。
D-045 土佐光孚
紫式部近江八景画 三幅対 ¥50000~
付木箱(桐) 絹本 牙軸端 32×88 表具46×175 シミ
表具シミ 土佐光孚(安永九・1780 ~嘉永五・1852)は土佐家 の分家光貞の子。幼名虎若 丸、字子正、号鶴皐。従四 位上、土佐守に任ぜられ、 宮廷の絵所預となる。寛政 二年・十歳の時、父光貞と 共に内裏造営時の障壁画 制作に参加。
D-047 原在中 浦島画幅 ¥500,000~ 付木箱(桐) 絹本 潤塗軸端 41×102 表具54×183 ヤケ シミ 「八十二翁」画中 原在中(寛延三・1750~天保八・1837)は京都生まれの絵師。名は致 遠。字は子重。別号に臥遊。京都の酒造家に生まれる。師は円山應挙、ま たは石田幽汀の二説がある。原派の祖。山本探淵の仏画や元明画を独学 し、漢画風の水墨画をよくした。
D-048 月僊 酔仙画双幅 ¥100,000 付二重箱(内識桐 外溜塗)2 絹本 牙軸端 41×104 表具52×192 ヤケ シミ 奥山眉峰箱識、外箱描絵 月僊(寛保元・1741~文化六・1809)は画僧。名を玄瑞、字を玉成、月 僊、寂照主人とし、初め桜井雪館に学び、のち京都の円山應挙について 写実的画風に感化を受けた。また雪舟の筆意を研究して一家をなした。 画料で衰えていた寂照寺を再興、窮民救済にも尽力した。
D-049 武沢楊岸 雪中山水画幅 ¥100,000~ 付識箱(桐) 絹本 雑木軸端 41×100 表具54×167 ヤケ シミ 武沢楊岸(生歿未詳)は京都で 活躍した絵師。字高奏。揚岸とも。 『平安人物誌』により江戸後期に 活躍したと推察される。
D-050 円山応挙 牡丹孔雀画幅 ¥250000~ 付時代識箱(桐) 大倉好斎折紙 絹本 牙軸端 56×133 表具70×204 ヤケ 「安永己亥(1779)初冬」画中 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、 石田幽汀につき狩野派を学ぶ。
D-051 長沢芦雪 宝船画三幅対 ¥135,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 43×124 表具57×181 ヤケ シミ オレ 西園雅集 飲中八仙 長沢芦鳳箱識 長沢芦雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は京都の人。名は政勝、魚、字は 氷計。円山應挙に入門、写生画法を学ぶ。機知に富んだ題材の扱いや奔放な筆墨 による個性的作風で著名。紀州の無量寺・草堂寺などに大作あり。
D-052 横山清暉 巖窟釈尊画幅 ¥100000~ 付共箱(桐) 紙本 金軸端 48×90 表具64×168 シミ オレ 「安政二年乙卯(1855)」箱識 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は京都生まれの四条派の画家。平安 四大家の一。字成文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。呉春、松村景文に師事。青蓮 院宮尊超法親王の寵愛を受けお抱え絵師となる。
D-054 駒井源琦 汀群水禽屏風 小形 四曲 一隻 ¥300,000~ 紙本 278×52 屏風281×55 ヤケ スレ 駒井源琦(寛延二・1749~寛政九・1797)は画家。姓源、駒井、名琦、字 子韞、通称幸之助。根付彫職人の子として京都に生まれる。円山應挙に師 事、應門十哲、應門四天王の一人。唐美人や花鳥をよくした。
D-055 佐久間草偃 柳下双鳩画幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 絹本 朱塗軸端(剥離) 42×109 表具51×174 ヤケ シミ 表具スレ 佐久間草偃(生年未詳~文政 十・1827)は京都の人。名顕、 字叙、雅号富春館。松村景文の 門下。
D-056 柴田義董 渡河大原女画幅 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 36×115 表具48×194 ヤケ 薄シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ 柴田義董(安永九・1780~文 政二・1819)は岡山出身の四条 派の画家。字は威仲。琴緒、琴 海と号す。通称喜太郎。
D-057 横山清暉 秋画貼交屏風 中形 二曲 一隻 ¥50000~ 紙本 53×123 屏風149×155 ヤケ シミ 表具シミ 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は京都生まれの四条派の画家。平安四 大家の一。字成文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。呉春、松村景文に師事。青蓮院宮尊 超法親王の寵愛を受けお抱え絵師となる。安政度御所造営では彩管をふるった。
D-058 岸良 孔雀屏風
本間 六曲 一隻 ¥200,000~ 紙本 358×154 屏風374×171 ヤケ シミ 「弘化歳五戊申(1848)」画中
岸良(寛政十・1798~嘉永五・1852)は京都の画家。岸駒に学び有栖川宮家に仕える。花鳥画・人物画に優れ、南蘋風の写実画もよ くした。
D-059 円山応震 淋池遊鯉画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 55×41 表具66×122 ヤケ 円山応震(寛政二・1790~天保九・1838)は円山派三代目の画人。字 中恭、別号百里、方壺子など。木下応受の子で、伯父の円山応瑞に養子入 りした。
D-060 横山清暉 杜鵑画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 52×35 表具64×130 ヤケ 表具ヤケ 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は京都生まれの四条派の画 家。平安四大家の一。字成文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。呉春、松村景 文に師事。青蓮院宮尊超法親王の寵愛を受けお抱え絵師となる。安政度 御所造営では彩管をふるった。
D-062 浦上玉堂 酔下前渓画幅 ¥750000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 所載コピー 紙本 牙軸端 30×22 表具49×107 ヤケ シミ 川合玉堂箱識 二樂堂貼札 『展観入札売立会』(東京美術倶楽部 昭和40)所載 浦上玉堂(延享二・1745~文政三・1820)は文人画家。名は孝弼、字は君輔、号は玉堂琴士。備前池田侯の支藩鴨方池田家の藩士。陽明学を学び詩や琴 とともに文人画を好んだ。のち脱藩し諸国放浪後、京都に定住。
貼札:二樂堂は岡本春邨の号、谷文晁や渡辺崋山など南画の蒐集家として知られる。
D-063 浦上春琴 山水画巻物 ¥100,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 363×18 表具422×22 ヤケ シミ スレ 浦上春琴(安永八・1779~弘化三・1846)は浦上玉堂 の長男。名選、字伯挙、号睡庵。画は父に学ぶ。花鳥山水 を得意とし、また詩文にも長じ、頼山陽や田能村竹田ら と親交があり京都の文人グループに属した。
D-064 柳沢淇園 蘭亭曲水画幅 ¥200000~ 付二重箱(内時代貼札桐) 古筆了仲折紙 絹本 牙軸端 55×114 表具71×210 ヤケ シミ 柳沢淇園(宝永二・1705~宝暦八・1758)は本 姓曽根、字は公美、通称を柳里恭、別号に玉桂、 竹溪ほか。
D-065 池大雅 蘭亭曲水画賛幅 ¥100000~ 付二重箱(内桐) 絹本 牙軸端 50×128 表具66×206 ヤケ 大シミ 穴 表具大シミ
D-066 池大雅 山水画幅 ¥100000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 51×111 表具65×208 ヤケ スレ オレ 高森碎巌、渡辺華石箱識
池大雅(享保八・1723~安永五・1776)は画家、書家。姓は池野、名勤、無名。字公敏、貸成。号大雅 堂、霞樵、九霞山樵ほか。
D-067 岡田半江 山水画巻物 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 134×27 表具315×30 ヤケ キレ 佐藤海城箱識、巻止識 岡田半江(天明二・1782~弘化三・1846)は文人画家、岡田米山人の 子。大坂の人。名粛、字子羽、別号寒山ほか。通称は宇左衛門、父没後 彦兵衛を襲名。父米山人に学び、伊勢津藩藤堂侯に仕えたが辞し、大坂 に移り、田能村竹田、篠崎小竹ら文人と交友。大坂文人画壇で活躍した。 鮮明な色彩や墨色豊かな画を残した。
D-069 韓天寿 楼閣山水画賛双幅 ¥200,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 50×133 表具65×200 シミ スレ 韓天寿(享保十ニ・1727~寛政七・1795)は姓はもとは青木のち中川、名は天寿、字は大年。 別号酔晋斎。通称長四郎。京都に生まれ、松下烏石に文徴明の書風を学んだ後沢田東江の勧め で王羲之、王献之を研究して一家を為した。
D-070 小田海僊 蘇東坡画三幅対 ¥350,000~
付時代識箱(桐) 所載本 出品票 紙本 唐木軸端 35×135 表具48×190 ヤケ シミ オレ 「田能村竹田先生百年祭協賛會展観會」出品 『竹田先生百卅年祭記念画譜 坤』(昭和40年)所載 田能村竹田左右書 中西耕石箱識 小田海僊(天明五・1785~文久二・1862)は周防生まれの南画家。 名は瀛、字を巨海、通称は良平、別号に百谷、百穀。上洛して呉春に 円山派を学び、浦上春琴・田能村竹田らと交わる。頼山陽に感化され、 文人画に転向。京都住。
D-071
田能村竹田 杏花夜月画賛幅 ¥150,000 付識箱(桐) 水田竹圃書付桐板 出陳票 絹本 牙軸端 32×121 表具46×196 ヤケ シミ 藤本木田箱識 「菅公顕彰文化展」出陳 田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は 文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字 君彜、別号田舎児ほか多数。
D-072 田能村竹田 水仙画賛幅 ¥130,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 30×123 表具43×194 田能村直外箱識
D-073 田能村竹田 秋渓小陰画賛幅 ¥100,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 29×130 表具43×204 薄ヤケ シミ オレ 表具ウキ 「乙酉(1825)秋」画中 田近竹邨箱識
D-074 田能村竹田 月下桐一葉歌賛幅 ¥100,000~ 付二重箱(内時代識桐) 所載目録 紙本 牙貼軸端 28×118 表具39×186 シミ オレ 『大分市(安岡家)百活園愛蔵品展観入札 目録』(昭和10 共樂亭)所載 平野五岳、村田香谷箱識
D-075 高橋草坪 果蔬画巻物 ¥85000~ 付木箱(杉) 紙本 錦包軸端 278×26 表具325×26 大ヤケ シミ スレ 穴 虫穴 高橋草坪(天明元・1801~天保五・1834)は豊後杵築生まれ、名は雨あるいは高雨とされる。字元吉。初め長谷部柳園に、後田能村竹田が杵築を訪れた 際に竹田に弟子入した。また竹田のすすめで大坂に遊学、浦上春琴などの文人と交友を深めたが、大坂天王寺の修学中に病歿した。 田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷文晁 の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。
D-077 与謝蕪村 俳画幅 ¥250,000~ 付二重箱(内時代識桐) 添状 紙本 唐木軸端 24×49 表具26×128 シミ オレ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂津国東成 郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほ か。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創造。池大雅 と並ぶ日本南画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。
D-079 浦上玉堂 山水画扇面幅 ¥80,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 49×16 表具58×109 オレ 西村南岳箱識、折紙 浦上玉堂(延享二・1745~文政三・1820)は文人画家。名は孝弼、字は 君輔、号は玉堂琴士。備前池田侯の支藩鴨方池田家の藩士。
D-078 田能村竹田 紺紙金泥観音画賛帖 二 ¥250,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 22×24 帖26×32×2 二十八図 田能村直入、田近竹邨、田中柏陰、徳富蘇峰箱識 田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の 人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めた が、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作 風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。
D-080 渡辺華山 梅絵扇子 ¥55,000~ 付識箱(桐) 紙本 総長29 ヤケ キレ 大河内夜江箱識
渡辺華山(寛政五・1793~天保十二・1841)は田原藩家老、洋学者、画 家。田原藩の江戸邸内に生まれる。名定静、字伯登、子安、通称登。はじ め華山のちに崋山と号す。別号全楽堂・寓絵堂など。
D-081 高橋草坪 落雁画賛幅 ¥150000~
付二重箱(内鏡識桐) 紙本 牙軸端 27×120 表具42×203 田能村竹田賛 石顛山人箱識 高橋草坪(天明元・1801~天保五・1834)は豊後杵築生まれ、名は雨 あるいは高雨とされる。字元吉。初め長谷部柳園に、後田能村竹田が杵 築を訪れた際に竹田に弟子入した。また竹田のすすめで大坂に遊学、浦 上春琴などの文人と交友を深めたが、大坂天王寺の修学中に病歿した。
D-082 田能村竹田 梅樹画賛幅 ¥80,000~ 付二重箱(内桐) 紙本 牙軸端 29×109 表具42×189 シミ
D-083 田能村竹田 高士渡河画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 34×136 表具48×211 ヤケ シミ オレ 表具シミ 田近竹邨箱識
田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。 名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。
D-084 中林竹洞 山水画幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絹本 牙軸端 51×123 表具66×194 ヤケ オレ 「倣李士達筆意」画中 中林竹洞(安永五・1776~嘉永 六・1853)は南画家。名古屋の医家 に生まれる。名成昌、字伯明、別号 筆樵、東山隠士、沖澹ほか。
D-085 大倉笠山 松林山水画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 雑木軸端(蓋一欠) 38×125 表具50×193 ヤケ シミ オレ 「丙午(1846)仲冬」画中 大倉笠山(天明四・1784~嘉永 三・1850)は日本画家。名穀、字国 寳、別号に笠生、笠山、義邨ほか。
D-087 柳沢淇園 挿花画双幅 ¥80000~ 付木箱(桐) 絹本
骨軸端 49×124 表具63×194 大ヤケ シミ 穴 柳沢淇園(宝永二・1705~宝暦八・1758)は本姓曽根、字は公美、通称を 柳里恭、別号に玉桂、竹溪ほか。大和郡山の家老の次男に生まれ、藩主の柳 沢吉保・吉里に仕えた文武両道の達人。極彩色の着彩画の名品を多く残し た。池大雅の師としても名高い。
D-090 与謝蕪村 仙人画幅 ¥50000~ 紙本 唐木軸端 50×120 表具62×188 ヤケ シミ オレ ヤブレ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳 人・画家。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号 四明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。
D-088 柳沢淇園 東方朔画幅 ¥80000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 41×103 表具53×189 ヤケ シミ 虫穴 表具シミ
D-091 横井金谷 山水画賛幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 唐木軸端 52×127 表具66×199 ヤケ
D-089 柳沢淇園 書幅 ¥50000~ 付黒塗箱(杉) 唐紙 牙軸端 39×101 表具55×198 ヤケ オレ
D-092 横井金谷 山樵画幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 絹本 唐木軸端 32×107 表具44×177 ヤケ オレ 「丙寅(1806)春」画中 横井金谷(宝暦十一・1761~天保三・1832)は画家、陶芸家。大津の人。名妙憧、別号蝙蝠道人。中 年の頃名古屋に居住、時折瀬戸に赴き焼物を製作、金谷焼と呼ばれる。
D-093 山本梅逸 花鳥画幅 ¥85000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 52×126 表具66×212 シミ 野村素軒箱識
D-094 山本梅逸 梅画幅 ¥55000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 28×108 表具42×189 都南箱識
D-095 山本梅逸 三友鶴亀画双幅 ¥50,000~ 付二重箱(内桐) 絹本 牙軸端 40×119 表具54×210 ヤケ シミ
山本梅逸(天明三・1783~安政三・1856)は尾張名古屋藩の御用絵師、名古屋の人。名親亮、字明卿、別号玉禅居士ほか。神谷天遊に師事。師歿後上京、 その後各地を遍歴。艶麗な花鳥画に特色がある。同門の中林竹洞と親交、名声を競う。安政元年帰郷し藩の御用絵師格となった。
D-096 貫名海屋 山水画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 37×114 表具51×190 シミ スレ オレ 細谷立斎箱識 貫名海屋(安永七・1778~文久 三・1863)は儒者、書家、文人画家。
D-097 立原杏所 竹石画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 32×138 表具45×204 ヤケ 小坂芝田箱識 立原杏所(天明五・1785~天保十 1840)。
D-098 山本梅逸 長桑 伝方扁鵲画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 28×134 表具41×197 薄ヤケ シミ オレ 表具オレ 浅井正封賛 山本梅逸(天明三・1783~安政 三・1856)。
D-099 岡田半江 骸骨踊画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 21×119 表具32×175 シミ オレ 岡田半江(天明二・1782~弘化 三・1846)は文人画家、岡田米山人 の子。名粛、字子羽、別号寒山ほか。
D-101 天龍道人 葡萄画賛幅 ¥50,000~ 絹本 P軸端 42×112 表具54×176 ヤケ シミ スレ 黄檗華頂賛 天龍道人(享保三・1718~文 化六・1809)は流浪の南画絵師。
D-105 佐竹永海 花鳥画双幅 ¥100000~ 付時代識箱 (桐 蓋ワレ) 絹本 牙軸端 35×94 表具48×179 ヤケ 佐竹永海(享和二・ 1802~明治七・1874)は 通称衛司、江戸で谷文晁 に学び山水花鳥で一家を なした。号雪村、別号愛 雪樓、九成堂、天水とし、 彦根井伊候に仕えた。奥 州会津の人。
D-102 林百非 梅樹画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 67×77 表具73×182 シミ 林百非(寛政八・1796~嘉永四・ 1851)は萩の南画家。矢野括山門下、田 能村竹田にも学ぶ。
D-103 片山楊谷 虎画幅 ¥50,000~ 付合箱(杉 蓋欠) 紙本 唐木軸端 50×122 表具63×199 ヤケ オレ 穴 片山楊谷(宝暦十・1760~享和 元・1801)。通称宗馬、名を貞雄、号 を楊谷、畫禪窟。
D-104 鶴亭浄光 蘭画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 27×105 表具40×181 シミ スレ オレ 表具ヤケ 鶴亭(享保七・1722~天明五・ 1785)は画僧。
D-106 谷文晁 月下柳鳥 画幅 ¥50000~ 付二重箱(内鏡 識桐) 絹本 牙軸端 28×90 表具42×192 ヤケ オレ 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十 1840)。
D-107 徳真 松上双鶴画幅
¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 33×101 表具45×168 ヤケ オレ 薄シミ 画人未詳
D-110 田能村竹田 四字板額 ¥50000~ 付識箱(桐) 12×40 「庚寅(1830)正月舟中」裏識 田能村竹田(安永六・1777~天保六・ 1835)は文人画家。
D-108 閑斎 蜀三傑画幅
¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 43×112 表具56×203 ヤケ シミ オレ 画人未詳
D-111 為永春水 水仙画賛幅 ¥50000~ 付時代箱(杉) 絹本 唐木軸端 28×89 表具37×167 ヤケ 薄シミ オレ 山東京伝、柳亭種彦賛
D-109 葡萄画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 全体103×182 ヤケ オレ 描表装 款記未詳
D-112 木兎画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 23×83 表具26×165 スレ オレ 大田南畝賛
D-113 大津絵外法梯子剃幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 紙本 雑木軸端 24×57 表具32×123 ヤケ 大シミ 表具シミ
D-115 社頭風俗屏風 小形 六曲 一隻 ¥790,000~ 紙本 270×79 屏風282×92 ヤケ シミ スレ 銀雲取
D-116 農耕風俗屏風 本間 六曲 一双 ¥560,000~ 紙本 378×154 屏風394×173 ヤケ シミ 虫穴 背面損傷
D-118 直文 花鳥画色紙貼交屏風 小形 八曲 一双 ¥190000~ 付木箱(杉) 絹本 36×34 屏風363×55 画人未詳
D-119
観藤花遊宴屏風 中形 二曲 一隻 ¥190,000~ 紙本 214×115
D-120
狩野良彦・玉常
諸画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥70,000~ 紙本 49×118 屏風301×139 ヤケ シミ スレ 表具虫穴 背面損傷
D-121 伝岩佐又兵衛 元禄盆踊画幅 ¥100000~ 付時代識箱(杉 貼札) 絹本 黒塗軸端 86×17 表具92×120 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ
D-123 蹄斎北馬 美人画幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 絹本 唐木軸端 28×98 表具36×169 ヤケ シミ 表具オレ、シミ、ウキ 蹄斎北馬(明和八・1771~弘化 元・1844)は浮世絵師。
D-122 抱亭五清 根引松風俗画幅 ¥50000~ 絹本
潤塗軸端 80×29 表具96×120 大ヤケ 抱亭五清(生年未詳~天保六・1835)は浮世絵師、葛飾北斎門人。姓砂 山、名金蔵。号をはじめ北鵞とし、のち五清、東一など。
D-124 高尾太夫画幅 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 蒔絵軸端 39×65 表具43×141 ヤケ シミ スレ
D-125 立美人犬筥画貼交屏風 中形 二曲 一隻 ¥50000~ 紙本 66×123 屏風155×155 ヤケ スレ 裏面歌留多散(ヤブレ)
D-127 葛飾北斎 雪中狩人画幅 ¥500,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 55×36 表具70×139 シミ 「八十八老人」画中 楢崎宗重箱識 葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永二・1849)は浮世絵師。江戸生まれ。勝川春章に学び、役者絵と相撲絵で頭角を現した。狩野派を勉学。頻繁に画号と住 居を変えつつ、洋風画を含む諸派を摂取。自然と人間の調和や大胆な構成に確かな描写を加えた独自の様式を確立。晩年の作品は花鳥画、測量図、美人画 など。欧州印象派にも影響を及ぼした。代表作「富嶽三十六景」「北斎漫画」ほか。
D-128 葛飾北斎 富士見西行画幅 ¥180,000~
付識箱(桐) 絹本 竹軸端 33×82 表具36×161 ヤケ シミ
D-129 葛飾北斎 牡丹燈籠 未装仮巻 ¥120,000~ 絹本 49×117
葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永二・1849)は浮世絵師。江戸生まれ。勝川春章に学び、役者絵と相撲絵で頭角を現した。狩野派を勉学。頻繁に画号と住 居を変えつつ、洋風画を含む諸派を摂取。自然と人間の調和や大胆な構成に確かな描写を加えた独自の様式を確立。晩年の作品は花鳥画、測量図、美人画 など。欧州印象派にも影響を及ぼした。代表作「富嶽三十六景」「北斎漫画」ほか。
D-130 葛飾北斎 達磨画扇面幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 31×14 表具61×124 ヤケ スレ
D-131 蔬菜魚介画幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 絹本 骨軸端 31×39 表具40×121 ヤケ オレ 「為一」款記
D-132 広重 日本堤画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内貼札杉) 絖本 唐木軸端 33×45 表具36×141 ヤケ
D-134 初代広重 「隅田川雪中の図」三枚繋 ¥900000~ 紙本 72×36 ヤケ 穴 裏打 初代広重(寛政九・1797~安政五・1858)は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十 三次」で一躍風景画家として名を高めた。
D-135 初代広重 縮緬刷「名所江戸百景」 ¥400,000~ 18×25 「真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図」
D-136 初代広重 縮緬刷「名所江戸百景」 ¥180,000~ 18×25 「堀切の花菖蒲」
D-137 初代広重 「深川木場」 ¥280,000~ 紙本 25×36 ヤケ 裏打
D-138 初代広重 「京橋竹ばし」 ¥250,000~ 紙本 25×36 ヤケ 穴 裏打
D-139 初代広重 「鉄炮洲築地門跡」 ¥100,000~ 紙本 25×36 シミ オレ
D-141 国貞 「水無月富士帰夕立」三枚繋 ¥250,000~ 紙本 73×36 シミ スレ 欠損 裏打 初代広重(寛政九・1797~安政五・1858)は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十 三次」で一躍風景画家として名を高めた。
D-140 初代広重 「日本橋江戸ばし」 ¥80,000~ 紙本 25×36 ヤケ シミ 裏打
D-143 「小倉擬百人一首」帖 ¥350000~ 紙本 帖18×24×3 ヤケ シミ 五十図 藤原実方朝臣~順徳院 国芳、広重、豊国
D-145 三代豊国 「いろは誠忠義士伝」 四十一 ¥250,000~ 紙本 25×38 ヤブレ シミ スレ ヨゴレ 不足「い、や、ま、こ、へ、て」「茅野三平藤原常世」のみ別種
D-144 伝国貞 美人版画帖 ¥300000~ 紙本 125×185×2 ヤケ 虫穴 「時世三十六佳撰」十二 「百人美女」三十
D-146 石川屋和助版「都百景」 三十四 未装 ¥150,000~ 紙本 26×19 ヤケ シミ 虫喰 歌川芳豊 梅川東居 四方春翠 三十種(四点重複)
D-147 月岡芳年 「美勇水滸伝」 十五 ¥700,000~ 紙本 18×23 スレ シミ 虫穴 月岡芳年(天保十・1839~明治二十五・1892)は浮世絵師。本名は吉岡米次郎。のちに月岡雪斎の名跡を継ぎ月岡を名乗った。一魁斎芳年、のちに大蘇 芳年と号した。歌川国芳に学び歴史絵や美人画、役者絵を主に手がけたが、のちに血塗絵の作品で異彩を放ち、従来の浮世絵に新風を巻き込んだ。のちに 強度の神経衰弱に陥るが彼の作品の異常さの現れだとされた。その後病気は治り、それ以来、号を大蘇芳年とした。門下に右田年英、山崎年信、水野年方、 稲野年恒などがおり、彼らを芳年門下の四天王という。明治の浮世絵の第一人者。
D-148 楊洲周延 「廿四孝見立画合」 一冊 ¥300,000~ 紙本 25×36×2 シミ スレ 周延(天保九・1838~大正元・1912)は本名橋本直義。越後生まれ。歌川国芳や三 代歌川豊国に学ぶが、師の歿後豊原国周に入門し楊洲周延と号した。
D-149 錦絵帖 ¥150,000~ 付帙 紙本 帖25×37×4 ヨゴレ
豊原国周 楊洲周延 宮川春汀ほか 六十一点百枚
D-151 月岡芳年 縦続錦絵帖 ¥5000000~ 紙本 帖24×35×2 九点貼 「奥州安達がはらひとつ家の図」「浪裡白跳張順黒旋風李逵江中戦図」「松竹梅湯嶋掛額」「俊寛僧都於鬼界嶋遇康頼之赦免羨慕帰都之図」 「羅城門渡辺綱鬼腕斬之図」「魯智深爛醉打懐五臺山金剛神之図」「豹子頭林沖於山神廟前殺陸虞候」「一ノ谷合戦」「芳涼閣両雄動」 月岡芳年(天保十・1839~明治二十五・1892)は浮世絵師。本名は吉岡米次郎。のちに月岡雪斎の名跡を継ぎ月岡を名乗った。一魁斎芳年、のちに大蘇 芳年と号した。歌川国芳に学び歴史絵や美人画、役者絵を主に手がけたが、のちに血塗絵の作品で異彩を放ち、従来の浮世絵に新風を巻き込んだ。のちに 強度の神経衰弱に陥るが彼の作品の異常さの現れだとされた。その後病気は治り、それ以来、号を大蘇芳年とした。門下に右田年英、山崎年信、水野年方、 稲野年恒などがおり、彼らを芳年門下の四天王という。明治の浮世絵の第一人者。
新書畫
D-153 橋本関雪 蓬莱山画幅 ¥500,000~
付二重箱(内識桐 外黒塗) 絹本 牙軸端 44×156 表具60×217 山本紅雲箱識 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945)は神戸生まれの日本画 家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、 他派の作風も吸収、独自の画風を拓いた。詩文にも長じ訪中は三十数回 に及ぶ。昭和十年帝国美術院会員。昭和十二年帝国芸術院会員。
D-154 山元春挙 蓬莱山画幅 ¥200,000~
付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 37×130 表具50×217 ヤケ シミ 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀県生まれ。本名金右 衛門。別号円融斎、一徹居士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞 を重ねる。京都画壇において竹内栖鳳とともに活躍。京都市立絵画専門 学校教諭、帝室技藝員、帝国美術院会員。
D-155 今井景樹 群鯛遊泳画大幅 ¥400000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 115×85 表具142×216 シミ 今井景樹(明治二十四・1891~昭和四十二・1967)は三重県生まれの日本画家。名は康。京都美術専門学校卒業後、円山派 の今尾景年に師事、養子となるが後に復籍。
D-156 谷口香嶠 文王太公望画双幅 ¥150000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 31×59 表具40×141 ヤケ シミ オレ 谷口香嶠(元治元年・1864~大正四・1915)は画家。大阪の人。旧姓辻、本名は雅秀、通称槌之助、 後素斎とも号す。幸野楳嶺に師事、四条派を学ぶ。菊池芳文、竹内栖鳳、都路華香とともに楳嶺門下の 四天王と称された。有職故実に精通し、京都画壇の歴史画の第一人者と目された。
D-157 小早川秋聲 酌談画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 28×128 表具41×198 シミ 小早川秋聲(明治十八・1885~昭和四十九・ 1974)は鳥取県生まれの日本画家。本名は盈麿。 谷口香嶠に師事。中国へ渡り水墨画も学ぶ。
D-159 鈴木松年 松樹小禽画双幅 ¥200,000~ 付時代識箱(桐 桟一欠) 絹本 骨軸端 51×128 表具65×214 ヤケ シミ
D-160 鈴木松年 羅漢画幅 ¥150,000 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 41×113 表具55×203 ヤケ
鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、百年の息。京都生まれ。名賢、字百僊、本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活 躍。豪放な作風で今蕭白と称された。
D-161 川合玉堂 河骨蛍画幅 ¥60,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 24×26 表具38×121 シミ
D-162 川合玉堂 兎画色紙幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 陶磁軸端 23×26 表具43×172 シミ スレ オレ 表具シミ 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957)は通称芳三郎。初め京都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝国美術院会 員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。
D-163 大久保玉珉 出島画幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 55×124 表具70×209 ヤケ 大久保玉珉(明治七・1874~昭和二十四・1949)は長崎県出身の 日本画家。川端玉章に師事。帰郷後は梅香崎女学校で教鞭を執り、 教え子には栗原玉葉らがいる。
D-164 川合玉堂 燕子花画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内共桐) 紙本 潤塗軸端 31×128 表具45×209 シミ 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十 二・1957)。帝国美術院会員、帝室技藝 員、東京美術学校教授。昭和十五年文化 勲章受章。
D-165 土田麦僊 波涛旭日画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 36×126 表具49×200 シミ 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十 1936)は日本画家。大正七年村上華 岳らと国画創作協会設立。昭和九年帝国 美術院会員。
D-166 塩川文麟 篠瀬蛍画幅 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 絹本 牙軸端 35×113 表具50×206 大シミ シミ 表具シミ 「辛未(1871)」画中
D-167 塩川文麟 蛍画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 雑木軸端 49×105 表具62×192 シミ オレ 表具オレ、シミ
D-168 塩川文麟 秋草鮒画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 雑木軸端 36×100 表具47×182 大ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ
塩川文麟(文化五・1808~明治十・1877)は四条派の画家、京都の人。字子温、子文。号文麟、士温、木仏道人ほか。通称図書。岡本豊彦に師事。幕末か ら明治にかけて京都を代表する画家の一人。平安四名家の一人。文人画風を加味した山水画を得意とした。
D-169 中島来章 蓬莱寿老画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 41×112 表具55×207 薄シミ 表具オレ 中島来章(寛政八・1796~明治 四・1871)は近江大津の人。
D-170 寺崎廣業 蓬莱山画幅 ¥50,000~
付木箱(桐) 絹本 牙軸端 51×128 表具67×219 ヤケ シミ オレ 寺崎廣業(慶応二・1866~大正 八・1919)は秋田の人。
D-171 村瀬雙石 月兎画幅 ¥50,000~
付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 43×138 表具57×198 シミ オレ 村瀬雙石(文政六・1823~明治 十・1878)は京都生。名魚、別号彩 雲、通称宗太郎。
D-172 森寛斎 茶摘女画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 紙本 陶磁軸端 25×111 表具29×175 ヤケ オレ 雄山箱識 頼三樹三郎賛 森寛斎(文化十一・1814~明治二 十七・1894)は萩生まれの画家。
D-173 湯川松堂 柳糸照蛍画幅 ¥70,000~ 付識箱(杉) 絹本 黒塗軸端 41×105 表具56×188 シミ 湯川松堂(明治元・1868~昭和三十・1955)。
通称は愛之助、別号に楽寿・昇竜館。
D-176 山元春挙 蓬莱嶋画幅 ¥70000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 42×124 表具57×213 シミ
D-174 三宅呉暁 虎画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 40×100 表具55×180 ヤケ シミ 三宅呉暁(元治元・1864~大正八・1919)は、 四条派画家。名は守広、通称清三郎。別号に水月 庵、心遠斎など。
D-177 山元春挙 寒山孤鹿画幅 ¥60000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 36×128 表具51×192 ヤケ シミ
山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居士。
D-175 渡辺公観 桜下群鳩画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本 不明軸端 41×117 表具55×188 ヤケ シミ 渡辺公観(明治十一・1878~昭和十三・1938)。 本名耕平、別号狂魚洞、遊魚洞。
D-178 中島菜刀 雪中叭々鳥画幅 ¥70000~ 絹本 P軸端 28×112 表具40×196 シミ 表具シミ 中島菜刀(明治三十五・1902~昭和三十・ 1955)。名は益雄、初号は紫翠、溢。
D-180 木島桜谷 静潮画幅 ¥65000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 35×129 表具50×212 薄シミ オレ 表具オレ
D-181 木島桜谷 秋景画幅 ¥65000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 36×127 表具50×219 ヤケ
D-182 木島桜谷 柳塘細雨画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 30×131 表具42×203 オレ
木島桜谷(明治十・1877~昭和十三・1938)は京都生まれ。本名文次郎。十六才で今尾景年門下に入る。明治四十年(1907)第一回文展で二等賞。文展、 帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画専門学校教授として後進の指導にあたった。
D-183 今尾景年 寒牡丹画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐) 紙本 牙軸端 31×121 表具42×173 シミ
D-184 今尾景年 木槿小禽画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 29×132 表具41×225 シミ
今尾景年(弘化二・1845~大正十三・1924)。別号聊自楽、養素斎。幼名 猪三郎、名永勤、字子裕。帝室技藝員、文展審査員、帝国美術院会員。
D-185 木島桜谷
柳燕画幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 骨軸端 31×134 表具43×196 オレ
D-186 木島桜谷
富士画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 31×136 表具45×201 シミ オレ
D-187 橋本関雪 野塘紅雪画幅 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 42×134 表具57×205 シミ
D-188 橋本関雪 舟上談笑画賛幅 ¥60,000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 41×120 表具53×197 シミ 「壬子(1912)」画中 □鳳箱識
D-189 橋本関雪 月下帰帆画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 27×143 表具40×217 シミ
橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945)は神戸生まれの日本画家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、他派の作 風も吸収、独自の画風を拓いた。詩文にも長じ訪中は三十数回に及ぶ。昭和十年帝国美術院会員。昭和十二年帝国芸術院会員。
D-190 三輪晁勢 花鳥画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外朱塗) 絹本 牙軸端 42×129 表具56×223 薄ヤケ 薄シミ 三輪晁勢(明治三十四・1901~昭 和五十八・1983)。
D-191 宇田荻邨 虞美人草画幅 ¥70000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 30×129 表具42×212 シミ オレ 宇田荻邨(明治二十九・1896~昭 和五十五・1980)。
D-192 平福百穂 梅樹画幅 ¥50000~ 付二重箱 (内鏡共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 33×131 表具46×217 シミ 平福百穂(明治十・1877~昭和 八・1933)。
D-193 堂本印象 鴫画短冊幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 太巻 紙本 牙軸端 5×36 表具28×163 大シミ 堂本印象(明治二十四・1891~昭 和五十・1975)。
D-195 上村松園 春豆画幅 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 30×27 表具43×113 上村松園(明治八・1875~昭和二十四・1949)は京都生まれ、名を恒 子とし、画を鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳に学んだ。美人画に工。閨秀 画家の巨匠。帝室技藝員。
D-196 宇田荻邨 池畔画幅
¥120,000~ 付共箱(桐) 絹本 陶磁軸端 51×44 表具65×135 薄ヤケ 薄シミ 宇田荻邨(明治二十九・1896~昭和五十五・1980)は三重県松阪生ま れ、本名善次郎。はじめ中村左洲に学んだ後、大正二年(1913)に京都に 出て菊池芳文、菊池契月に師事した。大正六年(1917)京都市立絵画専門 学校別科卒業し、大正八年(1919)帝展で初入選。大正十五年(1926)帝 展で特選・帝国美術院賞受賞。昭和十一年(1936)京都市立絵画専門学 校教授。戦後は日展で主に活動し、昭和三十六年(1961)日本美術院会員。 翌年、日展理事。昭和四十五年(1970)には京都市文化功労者受章。
D-197 長華崖 花鳥屏風 中形 八曲 一隻 ¥200,000~ 紙本 348×137 屏風352×141 「昭和甲午廿九年(1954)」画中 長華崖(生年未詳、一説に明治十三・1880~昭和四十・1965)は日本画家。鈴木華邨の甥。
D-198 橋本関雪 寿老画幅 ¥70000~ 付二重箱(内共桐) 紙本 牙軸端 51×37 表具64×137 シミ オレ 表具シミ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945) は神戸生まれの日本画家。
D-201 山下関城 松下双鯉画幅 ¥55000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 太巻 紙本 牙軸端 51×45 表具67×145 山下関城は香川県出身の日本画家。明治四十 三年(1910)生。本名関太郎。京都市絵画専門学 校を卒業し、山元春挙らに師事。特に鯉の絵を得 意とした。平成三年(1991)歿。
D-199 金島桂華 柘榴画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 50×36 表具66×132 オレ 金島桂華(明治二十五・1892~昭和四十九・ 1974)は広島県生まれの日本画家。本名政太。平 井直水、竹内栖鳳に師事。
D-202 加納夏雄 富士歌賛幅 ¥60000~ 付識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 49×30 表具57×107 ヤケ オレ 表具シミ 川蔭賛 加納夏雄(文政十一・1828~明治三十一・ 1898)は彫金家。帝室技藝員、東京美術学校教授。
D-200 岡文濤 雪中鴛鴦画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 41×34 表具55×127 シミ 表具シミ 岡文濤(明治九・1876~昭和十八・1943)は本 名濤三、京都市立美術工芸学校絵画科卒業、山元 春挙の門人。文展でも入選を重ねる。
D-203 武者小路実篤 古俑鳥二羽 画賛幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 49×35 表具65×140 ヤケ 武者小路実篤(明治十八・1885~昭和五十一・ 1976)は作家。東京出身。東大中退。志賀直哉ら と雑誌「白樺」創刊。「新しき村」を創設。人道主 義を提唱。
D-205 山口蓬春 深秋画幅 ¥350,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 太巻 絹本 牙軸端 43×125 表具56×220 ヤケ 表具ウキ 山口蓬春(明治二十六・1893~昭和四十六・1971)は北海道に出生し、東京美術学校西洋画科に 入学するが、のち日本画科に再入学し日本画科を主席で卒業した。帝展を中心に活動し、戦後は日 展で重きを成し、日本芸術院会員となり、文化勲章を受章した。
D-206 梥本一洋 熊野画双幅 ¥120000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 37×123 表具50×208 シミ 梥本一洋(明治二十六・1893~昭和二十七・ 1952)は日本画家。京都の染織図案を営む家に生 まれる。山元春挙、川村曼舟に師事。
D-207 梥本一洋 汀渚風景画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 陶磁軸端 51×43 表具65×136
D-208 守住周魚
月流水画幅 ¥70000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 35×113 表具48×193 ヤケ シミ 守住周魚(安政五・1859~大正十 四・1925)は徳島住吉派の画家。守 住貫魚の六女。
D-209 栗田真秀 二人舞画幅 ¥70000~ 付木箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 42×113 表具56×187 ヤケ
D-210 栗田真秀 寿老画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 P軸端 35×108 表具49×192 シミ 有峰箱識
栗田真秀(明治四・1871~昭和十七・1942)は三重県生まれ、土佐派の絵 師。帆山唯念に入門、後に木村金秋に師事。その後京都で活躍。
D-212 松岡映丘 待宵画色紙幅 ¥50,000~ 付共箱(杉) 紙本 牙軸端 24×27 表具32×163 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 松岡映丘(明治十四・1881~昭和十三・1938)は兵庫県生まれの日本 画家。本名は輝夫。初め狩野派の橋本雅邦に、後に住吉派の山名貫義に 学んだ。東京美術学校卒。帝国芸術院会員。
D-211 川辺御楯 大刀洗画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 42×102 表具52×179 ヤケ シミ 川辺御楯(天保九・1838~明治三 十八・1905)は筑後生れ、号花陵、 別号鷺外、墨流亭、後素堂など。
D-213 山口蓬春 秋草画色紙幅 ¥50,000~
付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 26×26 表具65×140 山口蓬春(明治二十六・1893~昭和四十六・1971)は北海道に出生し、 東京美術学校西洋画科に入学するが、のち日本画科に再入学し日本画科 を主席で卒業した。帝展を中心に活動し、戦後は日展で重きを成し、日 本芸術院会員となり、文化勲章を受章した。
D-215 日根対山 別府湾眺望画賛屏風 本間 八曲 一隻 ¥1200000~ 紙本 431×135 屏風452×168 シミ スレ
「……その地は二つの山に挟まれて、竹木が叢茂し、喬松十余株が生えている山頂にゆけば奇巌巨石があり、土地が高いので、しきりに雲霧が去来し、林 間には子規や黄頭鳥が終日鳴き交わし、林のある小山に取り囲まれた家からは田圃や民家その他が一望に収まり、はるか遠く硫黄洋の碧海が見はらす景観 の趣を伝えている。」『帆足万里』(吉川弘文館 1966)
賛文にみる『帆足西崦図記』から、帆足万里の私塾である西崦精舎を描いた作品と知るが、当該の塾は第二扇、三扇の山中に幾分小さく描かれるに留 まっており、西崦精舎を取り囲む山々と別府湾を一望するような構図を採る。その画面は、別府湾に沿って日出(ひじ)方面から別府方面にかけての広範 を眺望する。万里は晩年に約一年(弘化四年~嘉永元年)を京都で過ごしているものの、現在確認できる日記等の文献には、対山との接点を示す記述は見出 せない。が、その名声を対山が耳にしたことは想像に難くない。
西崦精舎を描いた作品は賀来飛霞(1816~1894)等が描く数点を確認できるが、掲出は当該塾を含めた別府湾の眺望を大きく描いている点に魅力がある。
また、対山作の屏風作品において、画題となった国内の場所を特定し得るものは、寡聞にして掲出のほかに知るところではない点も評価したい。
D-218 日根対山
山水画双幅 ¥290000~ 付時代識箱(桐) 所載コピー 絹本 唐木軸端 71×141 表具87×198 ヤケ シミ オレ 「東山雨後」「嵐山 秋色」原題 小林卓蔵箱識 『尾道市帆雨軒所蔵品 入札目録』所載 日根対山(文化十・1813 ~明治二・1869)は南画家。 和泉生まれ。名は盛長、字 は小年、別号茅海・錦林 子・小墨庵など。姓は日根 野とも称した。土佐派、の ち京都で貫名海屋に学ぶ。 南紀を歴遊して画技を磨き、 やがて一家を成した。
D-217 富岡鉄斎 富士山頂画扇面幅
¥500,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 大阪美術倶楽部鑑定証書 正宗薇洲識板 太巻 紙本 牙軸端 53×17 表具74×144 富岡益太郎箱識 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。
帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・ 大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。
D-219 中山霞湖 山水画賛幅 ¥200000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 49×133 表具62×194 ヤケ シミ 中山霞湖(天保十三・1842~歿年未詳)は茨城 県土浦の画家。名政則。南画家の小林寒林に学ぶ。
D-220 内海吉堂 喜寿百齢画幅 ¥150000~ 付共箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×126 表具56×186 ヤケ 「倣沈南蘋百喜図」画中
D-221 内海吉堂 菱潭游鯉画賛幅 ¥120000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 唐木軸端 43×127 表具58×197 ヤケ シミ 「戊申(1908)夏日」画中 内海吉堂(嘉永二・1849~大正十四・1925)は福井(京とも)の人。名鹿六。森寛斎、塩川文麟の門 に学び、のち南宗に転じた。
D-223 小杉放庵 石上独笑画幅 ¥300000~
付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 44×42 表具59×138 小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・1964)は画家。日光出身。本名国太郎。初 号未醒。洋画を五百城文哉に師事。
D-224
鈴木鵞湖 山水画双幅 ¥120,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 角軸端 51×118 表具63×201 シミ
錦山箱識
鈴木鵞湖(文 化十三・1816~ 明治三・1870) は千葉の出身、 谷文晁、相沢石 湖に師事、名は 雄、字は雄飛、幼 名は筆三、通称 は漸造、別号は 一鶯、我古山人、 水雲山房、東台 山麓。
D-225 田能村直入 松陰高士画賛幅 ¥200,000~ 付二重箱(内識桐) 絖本 牙軸端 59×139 表具75×236 甲斐虎山箱識 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は大分 県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と号し、のち直入と 称する。田能村竹田の門下に入り、養子となった。明治元年 (1867)京都に移り、同十三年(1880)京都府画学校設立を 建議、開校にあたり校長となる。富岡鐵斎らと日本南画協 会を設立する等、南画の振興に尽力。
D-226 富岡鉄斎 松野雲泉画賛幅 ¥85,000~ 付共箱(桐 キズ) 紙本 唐木軸端 34×145 表具48×201 ヤケ シミ オレ
D-227 富岡鉄斎 大塔宮舊蹟画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 23×40 表具39×145 シミ 正宗得三郎箱識
富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、 鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。 幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。
D-229 田能村直入 山水画賛幅 ¥100,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 50×130 表具67×201 ヤケ
D-230 田能村直入 清渓隠居画賛幅 ¥70,000~ 付識箱(モミ・破損 貼札) 絖本 唐木軸端 小山九江折紙 52×146 表具68×201 シミ オレ 表具オレ 田近竹邨箱識 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と号 し、のち直入と称する。田能村竹田の門下に入り、養子となった。
D-228 平野五岳 山水画賛幅 ¥80,000~ 付識箱(桐) 絖本 唐木軸端 59×122 表具74×214 ヤケ シミ 「八十四才」画中 平野五岳(文化六・1809~明治二十六・1893) は詩画僧。豊後生。名岳、聞慧、別号古竹園、方 外仙史、古竹村舎。
D-231 村田香谷 高士書屋画賛幅 ¥80,000~ 付木箱(桐 桟破損) 絖本 唐木軸端 53×205 表具68×233 ヤケ 村田香谷(天保元・1830~大正元・1912)は南 画家。福岡県生。名は叙、別に蘭雪・適圃の號あ り。村田東圃の養子。画を日高鐵翁、貫名海屋に 師事し、詩を梁川星巌に学んだ。
D-233 池田桂仙 花鳥画幅 ¥80000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 42×139 表具56×204 シミ 池田桂仙(文久三・1863~昭和六・1931)は伊 勢の南画家池田雲樵の息。名は政昌、通称は勝次 郎。
D-236 田崎草雲 古松群鵲画幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 54×130 表具70×206 ヤケ オレ 小室翠雲ほか箱識 田崎草雲(文化十二・1815~明治 三十一・1898)。
D-234 瀧和亭 秋草鶏画賛幅 ¥70000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 43×128 表具58×207 ヤケ シミ 米山朴庵箱識 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901) は江戸生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭 田。明治二十六年帝室技藝員。
D-237 田能村直入 花鳥画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 破損) 絖本 唐木軸端 42×149 表具57×207 ヤケ オレ 森琴石箱識 田能村直入(文化十一・1814~明 治四十・1907)。
D-235 永瀬雲山 花鳥画幅 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 紙本 骨軸端(一欠) 52×118 表具60×178 ヤケ オレ 穴 永瀬雲山(天保元・1830~明治二十五・1892) は出雲出身の絵師。号陶々斎、耕谷。はじめ堀江 友聲に入門し、のち南画に転じた。
D-238 姫島竹外 名花七香画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 51×126 表具65×212 シミ オレ 姫島竹外(天保十一・1840~昭和 三・1928)。
D-239 渡辺小華 霊石秋草画賛幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 絖本 唐木軸端 35×120 表具51×178 ヤケ 高橋南崖箱識 渡辺小華(天保六・1835~明治二 十・1887)。
D-240 白井烟嵓 山水画幅 ¥50000~ 絹本 骨軸端 36×143 表具51×217 シミ 「昭和癸酉(1933)」画中 白井烟嵓(明治二十七・1894~昭和五十一・ 1976)は日本画家。名は龍。字は瀧司。号ははじ め静古、後烟巌、さらに烟嵓とした。
D-241 細谷立斎 山水画幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 53×144 表具65×210 シミ 平尾竹霞箱識 細谷立斎(天保二・1831~明治四十四・1911) は讃岐生の日本画家。名辰、別号静黙など。貫名海 屋に学び南画を修める。
D-243 田能村直入 山水画賛貼交屏風
本間 六曲 一双 ¥100,000~ 紙本 48×140 屏風346×167 シミ 虫穴 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と 号し、のち直入と称する。田能村竹田の門下に入り、養子となった。
D-242 平野五岳 水墨山水画賛幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絖本 唐木軸端 50×147 表具64×203 大ヤケ ヨゴレ 平野五岳(文化六・1809~明治二十六・1893) は詩画僧。豊後生。名岳、聞慧、別号古竹園、方 外仙史、古竹村舎。
D-244 富岡鉄斎 消息幅 ¥70,000~ 付木箱(桐 シミ) 紙本 黒塗軸端 46×17 表具57×143 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 紀州熊野座神社多村宮司宛
D-246 北村琴浦 金地松林桜楓屏風 本間 六曲 一双 ¥230000~ 紙本 372×172 屏風376×175 ヤケ スレ 虫穴 北村琴浦は四条派の絵師、山元春挙に師事。
D-247 林雲谿 草花屏風 中形 六曲 一双 ¥120000~ 紙本 270×140 屏風274×143 シミ 林雲谿(明治三十六・1903~平成二・1990)は南画家。徳島県出身、本名勇。
D-248 倣彦根屏風 中形 六曲 一双 ¥280000~ 紙本 308×139 屏風334×156 シミ 大縁アレ
D-249 浜松貴人屏風 本間 六曲 一双 ¥250000~ 紙本 333×153 屏風352×171 シミ スレ 表具スレ 背面損傷
D-251 北野恒富 伊豆蔵人形画幅 ¥500,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 71×59 表具89×167 「第一回個展作」箱識 北野恒富(明治十三・1880~昭和二十二・1947)は石川県生まれの日本画家。本名は富太郎。稲野年恒に歌川派の浮世絵を学ぶ。大正美術会、大阪美術 会を創設し、画塾白燿社を主宰。文展・院展に出品を重ねた。日本美術院同人。
D-252 菅楯彦 花見画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 太巻 絹本 牙軸端 24×33 表具40×131 シミ
D-253 菅楯彦 六友相会画幅 ¥100,000~ 付共箱(桐) 紙本 P軸端 55×25 表具66×100 シミ オレ
菅楯彦(明治十一・1878~昭和三十八・1963)は鳥取県生まれの日本画家。号は盛虎、静湖。独学で絵画を研究。歴史画や大阪風俗を手がける。日展に 出品。日本画家として初の日本芸術院賞恩賜賞。大阪市名誉市民。伝統雅楽の保存にも尽力。
D-254 大橋翠石 清流群蛍画幅 ¥140,000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 24×27 表具45×167 ヤケ シミ ウキ 台紙金泥草葉画(秀斎筆) 大橋翠石(慶応元・1865~昭和二十・1945)は岐阜県生。名は宇三郎、 通称宇一郎。郷土の戸田葆堂、京都の天野方壷、上京して渡辺小華に南 画を学ぶ。
D-255 石川晴彦 観音画幅 ¥130,000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×53 表具41×158 シミ 石川瞭二箱識 石川晴彦(明治三十四・1901~昭和五十五・1980)は京都府加悦町出 身、大正八年(1919)に入江波光に師事、大正十四年(1925)に生涯の師 とした村上華岳のアトリエに移住、宗教画を中心に人物花鳥画を多く残 した。
D-257 福田平八郎 夏日小品画幅 ¥130000~ 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 29×125 表具42×197 シミ オレ 福田平八郎(明治二十五・1892~昭和四十九・1974)は大分生ま れ。京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。初め九州、素僊のち平八 郎を雅号とした。写実を元に簡潔な構図と清澄な色彩で表現し、近 代日本画の新境地を開いた。帝展審査委員。昭和三十六年(1961) 文化勲章授章ほか。
D-258 柴田真哉 義経弁慶画幅 ¥50,000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 51×121 表具64×204 ヤケ 表具ウキ 柴田真哉(安政五・1858~明治二十 八・1895)は柴田是真の次男。
D-260 片山牧羊 桐雀画幅 ¥60000~ 付共箱(桐) 出展目録 紙本 牙軸端 33×124 表具46×200 ヤケ シミ 「冬閑」原題 『片山牧羊 その人と芸術』(尾道市立美術館・ 1985)所載 片山牧羊(明治三十三・1900~昭和十 二・1937)は日本画家。
D-259 小沢文隆 常磐御前画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 49×128 表具64×222 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 小沢文隆は幕末明治期の画人、塩川 文鱗門人。
D-261 福田平八郎 梅小禽画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 33×112 表具41×186 ヤケ 平三箱識 福田平八郎(明治二十五・1892~昭和 四十九・1974)は大分生まれ。
D-262 平林清輝 光明皇后画三幅対 ¥60000~ 付共箱(桐 大破) 絹本 金軸端 42×124 表具57×216 ヤケ シミ 平林清輝(明治二十一・1888~昭和三十八・1963)は日本画家。福井県出身、菱川師福の子。
D-264 春湖 四季山水画四幅対 ¥50,000~ 付共箱(桐)4 絹本 骨軸端 36×116 表具49×191 シミ 表具シミ
D-263 長谷川朝風 雨中河童画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本 骨軸端 70×57 表具89×175 ヤケ シミ オレ 表具オレ、シミ 「昭和二十三年(1948)五月」画中 長谷川朝風(明治三十四・1901~昭 和五十二・1977)は岐阜県生まれの日 本画家。本名は慎一。京都市立絵画専 門学校卒。
D-265 岸田劉生 旭日画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 23×25 表具39×118 岸田麗子、横堀角次郎箱識 岸田劉生(明治二十四・1891~昭和 四・1929)洋画家。東京生。
D-267 土田麦僊 舞妓福助画幅 ¥200000~
付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 太巻 36×32 表具51×126 シミ 土田千代箱識 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936)は日本画家。新潟県佐 渡生まれ。本名金二。十六歳で京都に出て、鈴木松年、竹内栖鳳に師事。
明治四十二年(1909)京都市立絵画専門学校入学。大正七年(1918)村上 華岳らと国画創作協会設立。昭和九年(1934)帝国美術院会員。近代的感 覚による清新な様式をつくりあげた。
D-269 大江良起 五節舞画幅 ¥120,000~ 付共箱(桐)
絹本 牙軸端 27×121 表具39×206 シミ 「昭和三年(1928)冬」箱識 大江良起(明治七・1874~歿年未詳)は京都の人。幸野楳嶺の門に学 ぶ。
D-268 伊東深水 美人画幅 ¥250000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 太巻 24×27 表具42×127 「早春」原題 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972)は東京の人。鏑木 清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三年(1958)日本芸術院会員。昭和 四十四年(1969)日展顧問。昭和四十五年(1970)勲三等旭日中綬章を受 章。
D-270 伊東深水 夏美人画幅 ¥120,000~
付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 31×116 表具34×194 ヤケ シミ オレ
D-271 島成園 舞妓画幅 ¥85,000~ 付合箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 27×110 表具40×187 シミ 剥離 島成園(明治二十六・1893~昭和四十五・ 1970)は堺市生まれ。本名は島成栄。父島栄吉、 兄一翠も画家。北野恒富、野田九浦に師事。京都 の上村松園、東京の池田蕉園らとともに、「美人 画の三園」「三都三閨秀画家」と称された。
D-274 益田玉城 美人画幅 ¥50,000 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 42×126 表具56×182 薄ヤケ シミ オレ 表具シミ 益田玉城(明治十四・1881~昭和 三十・1955)宮崎生。本名は珠城。
D-272 小早川清 落花美人画幅 ¥70,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 41×124 表具55×209 ヤケ シミ 小早川清(明治三十二・1899~昭和二十三・ 1948)は福岡県生まれの日本画家。鏑木清方に師 事。帝展などのほか木版画でも活躍した。
D-275 那香林歩 美人画幅 ¥50,000 付木箱(桐) 絹本 竹軸端 40×114 表具55×207 ヤケ オレ 「大正十三年(1924)」画中 略歴未詳
D-273 松村梅叟 美人画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 潤塗軸端 21×126 表具23×209 ヤケ 表具ヤケ、シミ、オレ 松村梅叟(明治十八・1885~昭和九・1934)円 山派の今尾景年に学び、京都市立絵画専門学校 を卒業。文展でたびたび褒状をうける。のち日本 自由画壇の同人。本名は仁一郎。
D-276 躍斎耕玉 蛍狩美人画幅 ¥50,000 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 54×125 表具67×212 ヤケ シミ 画人未詳
D-277 長澤笛畝 骸骨美人画幅 ¥50,000 付木箱(桐) 絹本 骨軸端(蓋両欠) 41×110 表具54×202 シミ 表具シミ
D-278 中村貞以 初夏蛍画幅 ¥94000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 56×48 表具72×145 ヤケ シミ 表具ヤケ 中村貞以(明治三十三・1900~昭和五十七・1982)は日本を代表する 美人画家。
D-280 伊東深水 素描舞妓画額 ¥60,000~ 付浜田台児シール 紙本 27×35 額48×59 ヤケ 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・ 1972)は東京の人。鏑木清方の門人。
D-283 山下保子 少女画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 52×44
額72×65 「ばらの咲く頃」原題 山下保子は日展で活躍する日本画家。昭和二 十一年(1946)生。
D-279 守屋多々志 飛鳥之女画額 ¥100000~
付共シール 紙本 31×39 額49×59
守屋多々志(大正元・1912~平成十五・2003)は大垣市出身の日本画 家。前田青邨に師事し、歴史画を能くした。
D-281 小川雨虹 娘道成寺画額 ¥55,000~ 紙本 32×55 額55×78 小川雨虹(明治四十四・1911~平成十四・ 2002)は栃木県出身。三尾呉石、中村貞以の門下。 日本美術院院友。春泥会会員。
D-284 美人画貼交屏風
本間 二曲 一隻 ¥55,000~ 絹本 52×116 屏風190×175 ヤケ シミ
D-282 宮下柚葵 雪中美人画額 ¥60,000~ 付共シール 紙本 44×52 額67×75 宮下柚葵(昭和三・1928~)は長野県出身の画 家。
D-285 中原淳一 版画 二 ¥50,000~ 紙本 26×195 シミ 「つまびき」「むすび文」 中原淳一(大正二・1913~昭和五十八・1983) は香川県生まれの画家。
D-286 冨田渓仙 骸骨画幅 ¥50,000~ 紙本 黒塗軸端 30×129 表具33×185 ヤケ スレ オレ ヨゴレ 表具ウキ 冨田渓仙(明治十二・1879~昭和 十一・1936)。
D-287 児玉果亭 髑髏画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 23×83 表具29×146 ヤケ 薄シミ オレ 「丙申(1896)」画中 児玉果亭(天保十二・1841~大正 二・1913)。
D-288 寛斎 骸骨画賛幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端 30×89 表具41×173 薄ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ、 シミ、ウキ
D-289 晃道 野晒画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 P軸端 27×90 表具30×178 大シミ 原源照箱識 晃道は肥前大村出身の僧。字是空。 善光寺大勧進を務める。文政四年 (1821)歿。
D-290 巨勢小石 扇面散屏風 本間 四曲 一双 ¥150,000~ 付時代識箱(杉) 紙本 220×167 屏風224×171 ヤケ 巨勢小石(天保十四・1843~大正八・1919)は京都生まれの日本画家。本名は八田金起。巨勢金岡の子孫。代々仏画を業とし、八田久左衛門と称したが、 のち巨勢に復姓した。岸連山、中西耕石に師事。京都府画学校教諭、東京美術学校教授。
D-292 加山又造 月下桜画額 ¥550,000~ 付共シール 絹本 98×80 額122×102 「おぼろ」原題 加山又造(昭和二・1927~平成十六・2004)は画家・版画家。京都市に西陣織の図案家の子として生まれる。京都 市立美術工芸学校、東京美術学校を卒業。山本丘人に師事。創造美術への出品を始め、以後新制作協会、創画会を中 心に活躍。東京芸術大学名誉教授。平成九年文化功労者に選ばれ、十五年文化勲章を受章。
D-293 橋本関雪 富士画額 ¥50000~ 絹本 44×37 額66×58 ヤケ シミ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945) は神戸生まれの日本画家。
D-294 池上秀畝 双鴨画額 ¥60000~ 付池上緑畝識板(桐) 紙本 51×40 額72×62 池上秀畝(明治七・1874~昭和十九・1944)は 長野県出身、名は國次郎。
D-295 榊原紫峰 画額 ¥85000~ 紙本 50×38 額73×62 榊原紫峰(明治二十・1887~昭和四十六・ 1971)は京都生まれ。本名安造。
D-296 篠田桃紅 三字書額 ¥450000~ 付共板 紙本 63×45 額74×73 ヤケ シミ 篠田桃紅(大正二・1913~令和三・2021)は美術家。前衛書道家、随筆家。 本名篠田満洲子。
D-299 棟方志功 柘榴画扇面額 ¥300000~
付棟方巴里爾鑑題シール 紙本 46×13 額63×40 ヤケ 薄シミ 棟方志功(明治三十六・1903~昭和五十・1975)は版画家。青森市生まれ。大正十 三年上京。柳宗悦ら民芸運動家に評価される。板画と称した木版画は世界的に知ら れる。昭和四十五年文化勲章受章。郷里に棟方志功記念館がある。
D-297 大山忠作 鯉画額 ¥180,000~ 付共シール 紙本 59×44 額81×66 シミ 大山忠作(大正十一・1922~平成二十一・2009)は日本画家。
D-298 青木大乗 静物画額 ¥100000~ 付共シール 紙本 53×40 額76×64 青木大乗(明治二十四・1891~昭和五十四・1979)は大阪市 生まれ。本名精一郎、初号は宏峰。
D-300 伊藤晴雨 寿座景観画額 ¥100000~ 絹本 67×49 額93×74 「明治三十一年(1898)」画中 伊藤晴雨(明治十五・1882~昭和三十六・1961)は東京の画家、 風俗考証家。幽霊画や「責め絵」で殊に知られる。
D-302 川瀬巴水 「湖畔の雨」 ¥150000~ 紙本 39×26
D-303 川瀬巴水 「鳴沢之富士」 ¥120000~ 紙本 39×26 オレ 裏打
D-304 内田稲葉 風俗画額 ¥68,000~ 絹本 72×69 額93×90 内田稲葉(明治三十四・1901~昭和五十八・ 1983)は日本画家。菅楯彦に師事。
D-305 奥村厚一 風景画額
¥55,000~ 絹本 49×43 額71×65 シミ 奥村厚一(明治三十七・1904~昭和四十九・ 1974)は京都生まれの日本画家。
D-306 山口長男 果物画額 ¥50,000~ 紙本 24×26 額41×44 シミ 背面損傷 山口長男(明治三十五・1902~昭和五十八・ 1983)は韓国ソウル生まれ。。
D-308 武者小路実篤 薔薇画賛額 ¥50000~ 紙本 30×39 額50×59 シミ 「八十五才」画中 川瀬巴水(明治十六・1883~昭和三十三・1957)は木版画家。東京の人。青柳墨川、荒木寛友に学んだ後、鏑木清方の門を叩くが洋画の道を勧められ、 白馬会に入る。二年後に再度清方に頼み、入門。巴水の号を与えられる。同門の伊東深水の影響で風景版画の道に進み、旅先での写生を原画とした抒情的 な作品を数多く発表。新版画の代表作家の一人に数えられる。
D-307 音丸耕堂 魚介画額 ¥70000~ 紙本 40×31 額60×50 薄シミ 音丸耕堂(明治三十一・1898~平成九・1997) は漆芸家。重要無形文化財保持者(彫漆)。
D-309 武者小路実篤 達磨画賛扇面額 ¥50,000~ 紙本 51×20 額94×42
武者小路実篤(明治十八・1885~昭和五十一・1976)は作家。東京出身。東大中退。志賀直哉らと雑 誌「白樺」創刊。「新しき村」を創設。人道主義を提唱。
D-311 伊東深水ほか 画帳 ¥50000~ 紙本 18×27×4 ヤケ 大シミ
D-313 無地金屏風
本間 六曲 一隻 ¥50,000 紙本 362×172 屏風366×176 D-310 五老井雨生 唐子遊画巻物 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 紙本 骨軸端 400×39 表具430×39 ヤケ シミ オレ
D-314 無地金屏風
本間 二曲 一双 ¥60,000 紙本 132×148 屏風138×152
D-317 無地金風炉先屏風 ¥50,000~ 紙本 162×61 屏風174×73
D-315 無地金屏風 本間 二曲 一隻 ¥50,000 紙本 167×170 屏風171×174 シミ
D-318 銀無地・金銀貼交風炉先 二 ¥50000~ 紙本 銀160×48 金銀158×65
D-312 長谷川玉嶺 虎屏風 中形 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 360×142 屏風364×146 シミ スレ 長谷川玉嶺(明治十年・1877~歿年未 詳)は伊勢松阪出身の日本画家。川端玉 章に学ぶ。
D-316 白無地屏風
本間 二曲 一隻 ¥50,000 紙本 屏風192×174
D-319 葛金銀貼交風炉先 一双 ¥50000~ 紙本 屏風186×53
D-321 東郷青児 素描画額 ¥100000~ 紙本 23×26 額38×42 東郷青児(明治三十・1897~昭和五十 三・1978)は鹿児島県生まれ。
D-323 別府貫一郎 油彩風景画額 ¥55,000~ 52×46 額70×64 カンバス 別府貫一郎(明治三十三・1900~平成四・1992)は佐賀県出身の洋画 家。藤島武二に師事。
D-325 織田広喜 油彩風景画額 ¥50,000~ 36×44 額53×61 板 織田廣喜(大正三・1914~平成二十四・2012) は福岡県生まれの画家。
D-322 平山郁夫 抽象画色紙額 ¥70000~ 紙本 23×26 額41×45
平山郁夫(昭和三・1930~平成二十一・2009)は広島県出身の画家。
D-324 浮田克躬 北欧風景画額 ¥50,000~ 付共シール 44×36 額59×52 カンバス
浮田克躬(昭和五・1930~平成元・1989)は洋画家。一水会、日展で活 躍。
D-326 山谷鍈一 油彩風景画額 ¥50,000~ 45×37 額64×56 カンバス 山谷鍈一(明治四十三・1910~平成十九・2007)は 千葉県出身の洋画家。
D-327 森田沙伊 素描画額
¥50,000~ 付共シール 紙本 17×23 額32×38 森田沙伊(明治三十一・1898~平成五・ 1993)は画家。日展理事ほか。
藝能
E-001 悪尉 ¥80000~ 16×23
E-004 入江美法 孫次郎 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 面袋 13×21 金泥銘
E-007 木彫白天狗掛面 ¥50,000~ 19×25×19 剥離 スレ カケ 「南都人形町」 裏面墨識
E-002 伝入江美法 喝食 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 135×205
E-003 伝入江美法 邯鄲男 ¥50,000~ 付合箱(桐 貼札) 14×19
入江美法(明治二十九・1896~昭和五十・1975)は栃木県出身の能面師。下村観山の兄清時(豊山) に師事し、その娘婿となる。
E-005 伝入江美法 深井 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 面袋 135×21
E-008 木彫神楽鼻高面 ¥50,000~ 19×19×17
E-006 伝入江美法 増女 ¥50000~ 付合箱(桐 貼札) 面袋 135×21
E-009 木彫白狐面 ¥50,000~ 21×21×15
E-010 赤鬼飾面 ¥100000~ 付木箱(桐 貼札) 225×27 ヒビ スレ 破邪面
E-013 網中鱗蒔絵鼓 ¥80000~ 付合箱(桐) 12×12×285 ヒビ
E-012 黒漆塗横笛 ¥50000~ 総長70 両端骨製 E-011 秋草蒔絵鼓 ¥130000~ 付若松蒔絵鼓箱 鼓革 10×10×25 小剥離
E-014 黒漆塗鴉胴小鼓 ¥50000~ 付鼓革 ケース 95×95×24
E-015 青貝鐔蒔絵見台 ¥50000~ 50×34×47 ヒビ 塗改
E-017 芸能衣装 ¥60,000~ 122×125×51 ヤケ キレ 大シミ ホツレ
E-019 梅若六郎氏実 伝書巻物 ¥50000~ 付木箱(モミ) 紙本 唐木軸端 215×15 表具264×19 ヤケ シミ 友松慶蔵宛
E-021 一刀彫後高砂 ¥50,000~ 像高365 扇ワレ補修 スレ 彫銘不読
E-018 朱塗面明り ¥50000~ 総長135(最長240)
E-020 木偶 三 ¥60000~ 付時代識箱(杉) 悪頭17×20×18ほか 胡粉ウキ
E-022 銅鼓形火鉢 ¥50,000~ 29×26×245 翁面耳飾 「とうとうたらり…… 千秋万歳の祝びの舞……」側面刻文
E-023 草花絵舞扇 ¥30,000~ 付木箱(桐) 総長33
E-024 中村道太郎 洗草子画幅 ¥50,000~ 絹本 潤塗軸端 36×130 表具50×210 ヤケ シミ 中村道太郎は京都市出身の日本画家。中村大 三郎(1898~1947)の弟。
E-027 平野千里 木彫彩色熊野 ¥70000~ 付共箱(桐) 総高29 平野千里は彫刻家。1948年東京生。平野富山の 二男。
E-025 山口蓼洲 猩々画幅
¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 陶磁軸端 33×102 表具43×175 ヤケ シミ 表具ヤブレ 山口蓼洲(明治十九・1886~昭和四十一・ 1966)は狂言師・日本画家。京都生。本名は古沢 慶三。大蔵流狂言師の家系に生まれ、のち本願寺 に狂言方としてつかえた山口家の養子となる。 谷口香嶠に絵を学び、能画、狂言画を得意とする。
E-028 市川銕琅 木彫彩色熊野 ¥65000~ 付共箱(桐) 扇子 像高22 総高24 市川銕琅(明治三十四・1901~昭和六十二・ 1987)は彫刻家。東京に生まれ、奈良に住した。 加納鐡哉の最後の弟子。初号銕良。
E-026 文涛 高砂画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 51×127 表具66×218 ヤケ シミ 岡文濤(明治九・1876~昭和十八・1943、山元 春挙門人)か
E-029 牧俊高 木彫彩色弱法師 ¥50000~ 付共箱(桐) 像高30 シミ 「俊高作」台坐刻 牧俊高(明治十二・1879~昭和十七・1940)は 東京の彫刻家。
新作能衣装
E-031 紅白段秋草花束文唐織 ¥700000~ 158×183×57
E-032 紅無秋草文唐織 ¥700,000~ 154×178×57
E-033
紺地亀甲飛雲丸龍輪宝文長厚板 ¥450,000~ 140×177×57
E-034 子方用黒紅段丸龍飛雲文厚板 ¥100000~ 124×120×68
E-035 銀地飛雲唐花文法被 ¥190000~ 200×126×88
E-037 紺地轡立涌菊菱文側次 ¥100,000~ 66×128
E-038 紺地大口 ¥190000~ 78×127 ヨゴレ スレ
E-039 萌黄地大口 ¥190000~ 78×123 スレ 薄シミ
E-040 緋地大口 ¥190000~ 78×123 ヨゴレ スレ
E-041 鬱金地大口 ¥190000~ 78×124
E-042 子方用白地大口 ¥60000~ 63×89 ヨゴレ
E-043 紅唐織紐 二 ¥30000~ 総長288ほか
E-047 太刀紐 二 ¥40,000~ 総長352ほか シテ用1 子方用1
E-051 面紐 三組 ¥30000~ 総長90ほか ヤケ1 香色 紫 黒
E-044 唐織紐 二 ¥30000~ 総長260ほか 茶 紅
E-048 面紐 二組 ¥30,000~ 総長80ほか 赤 紅 帯付
E-052 面紐 三組 ¥30000~ 総長95ほか 鬱金 黒2
E-045 唐織紐 二 ¥30000~ 総長272ほか 紅 萌黄
E-049 面紐 三組 ¥30,000~ 総長87ほか 香色 紅 黒
E-053 面紐 三組 ¥30000~ 総長95ほか 香色 紅 黒
E-046 初冠用紐 二 ¥30000~ 総長264ほか 紫 紅藤
E-050 面紐 三組 ¥30,000~ 総長93ほか 鬱金 紅 黒
E-054 黒面紐 三組 ¥30000~ 総長96ほか ホツレ1
E-056 鶴戴 亀戴 ¥400,000~ 付木箱(桐)4 鶴32×25×18ほか
E-059 飾太刀 ¥190000~ 付錦刀袋 総長78 スレ
E-060 剣 ¥230,000~ 付木箱(桐) 刀袋二 総長86
E-061 大輪冠 ¥150000~ 付木箱(桐・シミ 貼札) 45×16×14
E-062 龍台 ¥130000~ 付木箱(桐・シミ 貼札) 33×14×9
E-064 朱塗柄長刀 ¥140000~ 付替刃 大総長208 小総長197 スレ
E-065 黒塗柄長刀 ¥130000~ 総長198
E-067 羯鼓 ¥190,000~ 付木箱(桐 貼札) 撥二組 18×18×17 E-066 茶塗柄長刀 ¥120,000~ 総長200
E-068 枠裃輪 ¥120000~ 付堅木箱(貼札) 総高47ほか E-069 鬘下掛 六 ¥30000~ 総長154ほか ホツレ1
香道
F-001 古染付六角香炉 ¥300,000~ 付時代溜塗箱(杉 貼札) 鳳凰透銀火舎 13×8×9 虫喰
F-003 蓬莱蒔絵阿古陀香炉 ¥200,000~ 付銅鍍金火舎 10×10×9
F-002 本阿弥光悦 向獅子香炉 ¥120,000~
付二重箱(内時代識桐) 胴9×105×10 頭6×75×4 「光悦(花押)」彫銘 「頭補」慶入箱識 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。 号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひと り。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上 げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導 的役割を果たしたと推測される。
F-004 伝東山御物木胎貝形香合 ¥150,000~
付二重箱(内時代貼札識桐 外溜塗) 仕覆 9×9×2 スレ 剥離 時代漆補修 断文 内黒 模簾貝 「伝東山殿御物貝香合」木札
F-006 源内焼香炉 ¥65,000~ 付時代合箱(杉) 15×12×16 口辺カケ、小ヒビ
F-009 染付牛文香合 ¥50,000~ 付木箱(桐) 仕覆 5×5×45
F-012 御室烏帽子形香合 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札) 5×10×5 松平鎮信箱識
F-015 染付小香炉 ¥50,000 付木箱(桐) 仕覆 4×4×5
F-007 国領寿人 金描菱文香炉 ¥50,000~ 付共箱(桐) 火舎(有印) 12×12×10
F-010 祥瑞香合 ¥50,000~ 付合箱(桐) 5×5×45
F-013 瀬戸亀香合 ¥50000~ 付木箱(桐) 9×6×4 共色補修
F-016 仙川 碁盤香合 ¥90,000 付共箱(桐) 6×6×3 「模松花堂好」箱識
F-008 銅乗ったり香炉 ¥50,000~ 14×11×18
F-011 影青菊香合 ¥50,000~ 付識箱(桐) 仕覆 7×7×3 規方共色補修 藤岡了一箱識
F-014 赤鹿香合 ¥60000~
付識箱(桐) 7×55×5 磁貫 小ソゲ 桂又三郎箱識
F-017 津村亀女 唐銅鶏香合 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐) 45×2×45 「亀女」鋳銘 津村亀女(生年未詳~安永元・1772)は長崎の 人。蝋型鋳物師。鶉の香炉を能くした。
茶道
G-001 熊川茶碗 ¥500,000~ 付時代識箱(桐) 仕覆 13×125×75 ヒビ 磁貫 口縁金補修 銘「岩波」 了々斎箱書 箱書:了々斎宗左(安永四・1775~文政八・1825)は表千家九代。久田家からの婿養子。紀州徳川家に仕えた。
G-002 祥瑞茶碗 ¥350000~ 付時代箱(桐 貼札) 11×105×75 クッツキ 「祥瑞造之」印銘
G-004 御本草花文茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 仕覆 115×11×9 ヒビ
G-003 黄伊羅保茶碗 ¥150000~ 付識箱(桐 破損) 15×15×8 ヒビ 縁金補修 歌銘「八重桜」
G-005 高麗雲鶴筒茶碗 ¥150,000~ 付時代箱(桐 貼札) 105×115×105 高台共色補修 ヒビ 磁貫 「天明元年(1781)」貼札識
G-007 薩摩御庭焼色絵梅雀文茶碗 ¥180,000~ 付木箱(桐 貼札) 仕覆 12×12×9 磁貫
G-008 出雲刷毛目茶碗 ¥180,000~ 付識箱(桐) 15×145×6 磁貫 G-009 萩茶碗 ¥150,000~ 付二重箱(内時代桐) 仕覆
即中斎書付添箱(桐) 135×13×95 磁貫 窯ヒビ 銘「緑蔭」 箱書:即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・1979)は表千家十 三代。十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名覚二郎。号無尽、清友軒。
G-010 萩茶碗 ¥130,000~ 付識箱(桐) 緞子仕覆 14×135×75 大破時代金補修 銘「きりぎりす」 藪内休々斎箱書 箱書:藪内休々斎(天保十一・1840~大正六・1917)は藪内流十代竹翠 紹智。もとは加賀大聖寺藩茶道頭兼典医の福田氏、藪内家に迎えられる。 明治十一年北野大茶湯を再興。
G-011 小代輪花茶碗 ¥100,000~ 付木箱(桐) 155×155×7 『古小代焼讃歌』(河島健二 平成2)所載
G-014 出雲内刷毛目茶碗 ¥90,000~ 付識箱(桐) 仕覆 15×15×7
G-017 御本茶碗 ¥80000~
付木箱(杉) 13×13×85 ヒビ
G-012 黒織部茶碗 ¥80,000~ 付木箱(杉) 145×12×9
G-015 瀬戸天目茶碗 ¥90,000~ 付時代箱(桐) 仕覆 12×12×8 ヒビ 口縁補修
G-018 御本茶碗 ¥70000~
付識箱(杉) 仕覆 13×13×8 磁貫
G-013 薩摩色絵茶碗 ¥70,000~ 付識箱(桐) 115×105×7 磁貫
G-016 刷毛目小服茶碗 ¥80,000~ 付識箱(桐) 135×135×55 ヒビ
G-019 清水文字入茶碗 ¥80000~
付時代箱(桐) 11×11×8 「きよ水」窯印
G-021 本阿弥光佐 赤茶碗 ¥900000~ 付二重箱(内時代識桐) 11×11×9 磁貫 ヒビ金補修 共色補修 銘「翁」 初代川上不白箱書 本阿弥光瑳か。光瑳は祖父・本阿弥光二と同じく片岡家の出身で、光悦の養子と なり家督を継いだ。子に本阿弥空中斎光甫がいる。
G-022 初代川上不白 手捏赤茶碗 ¥700,000~ 付識箱(桐) 12×12×9 小ソゲ 銘「山紅葉」 川上関雪箱書 初代川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如 心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、黙雷庵、円頓斎、 不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称した。
G-024 啄斎 手捏赤黒茶碗 一双 ¥600000~ 付二重箱(内共杉2) 黒12×12×8 赤125×125×8 初代啄元弥介焼成 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は表千家八代。幼名は与太郎。別に件翁の号がある。川上不白らの援助を受け、叔父一燈宗室の指導を仰ぎ 茶湯に励んだ。十四歳で宗左を名乗り八世家元を継承。利休二百回忌の茶会、宗旦百五十回忌などを催す。
G-025 了入 黒平茶碗 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐)
135×135×6 底ヒビ 銘「三光」 淡々斎外箱書
G-026 了入 富士絵黒茶碗 ¥280,000~ 付共箱(桐) 12×12×8 了入隠居印 旦入加箆 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家 中興と称えられる。
G-027 野々村仁清 茶碗 ¥480,000~ 付時代識箱(杉・補字 貼札) 紫縮緬仕覆 16×125×65 ソゲ ヒビ 霊水庵益田栄作蔵印 高台内印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始 者。作風は清純優雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。
G-028 野々村仁清 鉄絵松葉平茶碗 ¥280000~ 付識箱(桐) 14×14×55 磁貫 底印
G-029 仁阿弥道八 長次郎写黒茶碗 ¥250000~ 付共箱(桐) 13×125×7 ヒビ 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。
G-031 惺入 織部釉茶碗 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐)
鵬雲斎書付添箱(桐) 12×12×75 磁貫 ヒビ補修 惺入(明治三・1887~昭和十九・1944)は樂家十三代。十二代弘入の 長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三 代樂吉左衛門を襲名した。
G-033 宗入 赤茶碗 ¥140000~ 付識箱(桐) 13×13×75
磁貫 口縁ソゲ、小ヒビ 旦入箱識 宗入(寛文四・1664~享保元・1716)は京都の陶工。樂五代。尾形光琳 の従兄弟で、四代一入の弟子。初代長次郎への回帰を目指し作陶。「カセ 釉」の技法で知られる。
G-032 玉水一元 赤茶碗
¥250,000~ 付時代識箱(桐) 14×14×75 磁貫 口縁補修 銘「出来介」 直斎箱書 一元(寛文二・1662~享保七・1722)は樂の脇窯玉水焼の初代。樂家 四代一入の子。通称弥兵衛。一入が宗入を養嗣子としたため、一元は樂 家の文書や樂銀印を持って母の生地玉水に開窯した。作品には一入をな らった茶碗が多く、赤楽の光悦写しにも優れていた。
G-034 了入 赤茶碗 ¥120000~ 付共箱(桐) 125×125×8
磁貫 見込印 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。
G-035 後楽園焼赤茶碗 ¥130,000~ 付識箱(杉) 125×125×8 磁貫 「弘化四(1848)」箱識
G-037 惺入 玉水黒茶碗 ¥100,000~ 付共箱(桐) 105×105×7 共色補修 「大福茶碗」箱識 惺入(明治三・1887~昭和十九・1944)は樂家十三代。十二代弘入の 長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三 代樂吉左衛門を襲名した。
G-039 永楽即全 波梅絵茶碗 ¥90,000~ 付共箱(桐) 12×12×8 磁貫
G-036 神楽焼黒茶碗 ¥80,000~ 付識箱(桐) 12×12×85 銘「夜烏」 即中斎箱書
G-038 三浦竹泉 倣祥瑞茶碗 ¥70,000~ 付共識箱(桐) 10×10×75 鵬雲斎箱書 三浦竹泉は京焼の名跡。初代が明治十六年に独立し五条坂に開窯して 以降、五代(昭和九・1934~令和三・2021)まで続いた。
G-040 永楽即全 色絵燈火文茶碗 ¥70,000~ 付共識箱(桐) 11×11×85 切高台 即中斎箱書
永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内に城山窯 築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。
G-042 荒川豊蔵 志野茶碗 ¥1450000~ 付共箱(桐) 仕覆 12×12×9
荒川豊蔵(明治二十七・1894~昭和六十・1985)は岐阜県多治見生まれ、雅号は斗出庵。京都に移り宮永東山(1868~1941)に作陶を学んだ。昭和五年 (1930)に美濃大萱の古窯跡で桃山時代の志野の陶片を発見、これまで志野・瀬戸黒・黄瀬戸が愛知県瀬戸市で焼かれていたという通説を覆した。またそ の陶片を手がかりに桃山陶器の再現に尽力し、昭和三十年(1955)に志野・黄瀬戸で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。昭和四十六年 (1971)文化勲章受章。
G-043 長岡空味 出雲秋草絵茶碗 ¥250,000
付共識箱(桐) 14×14×7 井口海仙箱書
G-044 長岡空味 伊羅保写茶碗 ¥150000~ 付共箱(杉) 13×13×7 「大正天皇御大典記念」箱識
長岡空味(明治七・1874~昭和三十五・1960)は島根県楽山焼の陶工。初代倉崎権兵衛から数えて九代目にして、松平不昧に招聘され楽山焼を再興した 長岡住右衛門の五代目。
G-046 十一代三輪休雪 萩茶碗 ¥120,000~ 付共箱(桐) 紫仕覆 13×125×95 磁貫 G-045 十一代三輪休雪 萩茶碗 ¥180,000~
付共識箱(桐) 仕覆 125×125×9 有隣斎箱書
三輪壽雪(明治四十三・1910~平成二十四・2012)は萩市生まれ。三輪雪堂の三男。本名節夫、初号休、隠居号壽雪。兄の十代休雪に師事。一時期川喜田 半泥子に師事。昭和四十二年長兄の十代休雪が隠居して休和となったため十一代を継ぐ。茶陶酒器を中心に焼き、休雪白と称さる釉に特徴がある。昭和五 十八年重要無形文化財「萩焼」保持者に認定される。平成十五年家督を長男龍作に譲り隠居する。
G-048 永楽善五郎 鴛鴦絵茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 125×125×8 磁貫 河濱支流印 惺斎箱書
G-050 森田十雨 黄伊羅保茶碗 ¥130,000~ 付共箱(桐) 15×14×75 森田十雨(大正十一年・1922~昭和六十年・1985)は陶芸家。名は統。
楠部彌弌に師事する。昭和二十八年(1953)第五回現代日本陶芸展に初 入選。以降数々の工芸展に入選。
G-052 伝出口王仁三郎 茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 125×125×85
出口王仁三郎(明治四・1871~昭和二十三・1948)新宗教「大本」の教 祖。聖師と呼ばれる。
G-049 真葛香斎 草花絵茶碗 ¥130,000~ 付共識箱(桐) 13×13×7 磁貫 ヒビ金補修 即中斎箱書 宮川長造の縁戚が香斎と名乗り作陶。
G-051 矢口永寿 金彩色絵文字入茶碗 ¥100,000~ 付溜塗共箱(桐 貼札) 125×125×8 磁貫 「夢自筆」即中斎書付色紙貼付 初代永寿が明治三十七年(1904)に滝口加全を迎え開窯。染付・赤絵・ 祥瑞・乾山・仁清などを写し、独自の世界を切り開く。当代は四代。
G-053 鈴木爽司 備前金銀彩茶碗 ¥100,000 付共箱(桐) 12×12×9
鈴木爽司(昭和十四・1939~)は陶芸家、鈴木清の長男。富本憲吉に色 絵、染め付け、金銀彩などを学んだ。昭和三十六年(1961)に京都市立美 術大学に入学して人間国宝の近藤悠三の指導を受けた。
G-054 若尾利貞 鼠志野茶碗
¥100,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 13×12×8 磁貫 若尾利貞(昭和八・1933~)は、岐阜県出身。 現代陶芸としての志野の中に琳派的要素をうま く織り交ぜ、素朴にして味わいの深い作品を生 み出す。岐阜県重要無形文化財保持者。
G-057 永楽妙全 富士絵茶碗
¥50000~ 付共箱(桐) 12×12×65 磁貫 妙全(嘉永五・1852~昭和二・1927)は陶家、 土風呂師。十四代得全の妻。名悠、号妙全。得全 没後、十四代永樂を名乗り家業を継続。十六代善 五郎を養育。
G-060 七代高橋道八 仁清写独楽茶碗 ¥60000~ 付共識箱(桐) 11×11×8 即中斎箱書 七代道八(明治四十三・1910~昭和五十八・ 1983)は六代道八の長男。本名光一。京都美術工 芸学校卒。昭和十六年(1941)七代道八を襲名。
G-055 加藤光右衛門 志野茶碗
¥55,000~ 付共識箱(桐) 紫仕覆 12×12×85 磁貫 鵬雲斎箱書
G-056 加藤光右衛門 志野茶碗
¥55,000~ 付共識箱(桐) 13×12×8 鵬雲斎箱書
加藤光右衛門(昭和十二・1937~平成三十・2018)は美濃の陶芸家。名は光男。父である加藤十右 衛門に師事。笠原に山十窯を開く。
G-058 永楽即全 花籠絵茶碗
¥50000~ 付共識箱(桐) 125×125×75 シミ 磁貫 仁清写 即中斎箱書 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。昭和九年襲名。京都伝統陶芸協 会初代会長。
G-061 岡田華渓 紫陽花色絵茶碗
¥50,000~ 付共識箱(桐) 125×125×8 磁貫 鵬雲斎箱書 岡田華渓は女流陶芸家。大正十年生。井上正晴 に日本画を学び、七代岡田暁山に嫁ぎ、茜窯を開 く。
G-059 和田桐山 青楓絵茶碗 ¥50000~ 付共箱(桐) 125×125×8 窯キレ 和田桐山は、初代が明治三十四年(1901)数寄 者窯として西宮に創窯、明治四十三年(1910)尼 崎に移窯して琴浦窯と称した。現在は四代。
G-062 杉田祥平 仁清黒地雪華茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 12×12×75 磁貫 杉田祥平は清閑寺窯の名跡。旧伯爵・清閑寺家 許諾の下、初代菊次郎により築窯。三代目、四代目 (当代)が祥平を名乗る。
G-064 九代大樋長左衛門 茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 12×12×8
十代大樋箱識 鵬雲斎箱書 九代大樋長左衛門(明治三十四・1901~昭和 六十一・1986)。裏千家より淡々斎茶道文化賞を 受賞、昭和五十二年裏千家十五世鵬雲斎家元よ り陶土斎の号を贈られる。
G-067 清水卯一 飴釉茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐 蓋ワレ) 13×13×8 銘「雛の宵」 清水卯一(大正十五・1926~平成十六・2004)。 石黒宗麿に学ぶ。昭和四十五年(1970)滋賀県比 良に蓬莱窯を築く。昭和六十年(1985)には重要 無形文化財「鉄釉陶器」保持者認定。
G-070 二代坂助八 萩茶碗 ¥70000~ 付識箱(桐) 145×14×7 磁貫 切高台 「寛文時代」十一代坂高麗左衛門箱識 二代坂高麗左衛門(元和元・1615~寛文八・ 1668)は松本御用窯二代。通称の助八を名乗る。
G-065 小川長楽 黒茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 12×12×8 磁貫
G-066 小川長楽 赤茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 125×125×75 藪内透月斎箱書
長樂家は樂十一代慶入に仕え、十二代弘入代に別家した大治郎を初代とする。建仁寺黙雷に「長樂」 号を賜わった。
G-068 中村道年 黒茶碗 ¥70,000~ 付共箱(桐) 12×12×8 中村道年は陶工。京都出身の初代が名古屋八 事に窯を開いた。当代は五代目。
G-071 長岡空権 出雲茶碗 ¥60000~ 付識箱(桐) 14×14×65 小堀宗慶竹絵付、箱書 長岡空権(昭和四・1929~)は楽山焼長岡住右 衛門十一代。島根県松江市生。十一代坂高麗左衛 門に師事、昭和四十年(1965)襲名。
G-069 髙橋楽斎 信楽茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 13×13×9 即中斎箱書 髙橋楽斎は信楽焼の名跡。天保年間に活躍した 初代より続き、昭和二十九年(1954)生の五代目に 受継がれる。
G-072 十代三輪休雪 萩茶碗 ¥70000~ 付共識箱(桐) 135×13×75 磁貫 淡々斎箱書 十代三輪休雪(明治二十八・1895~昭和五十 六・1981)は本名邦廣。昭和二年(1927)三輪窯 第十代休雪を襲名。同三十一年(1956)山口県の 指定無形文化財保持者に認定。昭和四十五年 (1970)重要無形文化財「萩焼」保持者に認定。
G-073 萩茶碗 ¥50000~
付時代黒塗識箱(桐) 13×13×7 磁貫 「寛文時代之作」十一世坂高麗左衛門箱識 切高台
G-076 木原茶碗 ¥50,000~ 付識箱(杉 シミ) 125×11×75 口縁金補修 白壁草庵箱識
G-079 瀬戸飴釉沓茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 135×11×7
G-082 高麗象嵌平茶碗 ¥50000~
付木箱(桐) 145×145×5 金補修
G-074 薩摩茶碗 ¥50000~ 付木箱(杉) 12×12×85 磁貫
G-077 新八代狂言袴文茶碗 ¥60,000~ 付識箱(桐 蓋補修) 10×10×7 深津宗味箱書
G-080 天龍寺青磁蓮弁刻茶碗 ¥50000~ 付木箱(桐) 17×17×6 磁貫
G-083 朝鮮平茶碗 ¥50000~
付識箱(桐) 16×16×45 ヒビ 磁貫 「高麗象嵌青磁」淡々斎箱書
G-075 陽炎園 仁清写藤絵茶碗 ¥50000~ 付共識箱(桐) 13×13×6 磁貫 即中斎箱書
G-078 萩茶碗 ¥50,000~
付識箱(桐 蓋ワレ) 仕覆 135×13×8 口辺共色補修 切高台 柳川窯
G-081 李朝茶碗 ¥70,000~
付識箱(桐) 12×12×9 磁貫 鵬雲斎箱書
G-084 華南青磁平茶碗 ¥50000~
付識箱(桐) 165×165×6 ヒビ 磁貫 藤岡了一箱識
G-086 備前緋襷水指 ¥1,000,000~ 付二重箱(内時代識桐) 仕覆 黒塗蓋 15×14×16 ヒビ補修 覚々斎底在判 如心斎箱書
G-087 美濃伊賀耳付水指 ¥250,000~ 付木箱(杉) 黒塗蓋 20×19×17 口辺スレ
G-088 信楽鬼桶水指 ¥150,000~ 付識箱(桐) 黒塗蓋 215×21×175 桂又三郎箱識 G-089 山田宗徧 手捏駅鈴形水指 ¥180000~
付識箱(桐) 共蓋 12×12×16 又玅斎箱書
G-090 瀬戸黒矢筈口水指 ¥150000~ 付時代識箱(桐 蓋桟 一欠) 溜塗蓋 14×135×15 窯キレ共色補修
GG-092 七代中村宗哲 朱手桶水指 ¥150000~ 付共識箱(杉) 共割蓋 255×245×27 即中斎在判、箱書 七代中村宗哲(寛政十一・1799~弘化三・1846)は五代宗哲(明和三・ 1766~文化八・1811)の子、六代(寛政六・1794~天保十・1839)の弟。 俗称は得玄宗哲。裏千家玄々斎と親交を深めた。
G-093 南鐐砂金袋水指 ¥120000~ 付識箱(桐) 溜塗蓋 28×28×13 愈好斎箱書 「元寶堂」箱底印 箱書:愈好斎宗守(明治二十二・1889~昭和二十八・1953)は武者小路 千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗悦の次男。十一世一指斎の養子。大 正十五年(1926)官休庵改築、昭和十五年(1940)弘道庵再建。著作多数、 また月刊誌「武者小路」主宰者。
G-094 尾形乾山 雪景絵水指 ¥120000~
付識箱(桐・補材 貼札) 溜塗蓋(小ソゲ) 15×14×15 「扶桑宝永乙酉(1705)雍州乾山陶隠造之」底銘 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。
G-095 十三代亀井味楽 高取双耳水指 ¥75000~ 付識箱(桐) 鈴木表朔黒塗蓋 18×15×16 十四代亀井味楽、鈴木表朔箱識 鵬雲斎箱書 十三代亀井味楽(明治十六・1883~昭和三十一・1956)は、本名・弥 太郎。市会議員を務めた後に茶陶に専念し、味楽と号して遠州七窯の一 つである高取焼の向上に努めた。昭和十九年には農商務省から技術保存 資格の認定を受ける。
G-096 十五代坂倉新兵衛 萩水指 ¥70,000~ 付共識箱(桐) 萬象作黒塗蓋 14×14×17 鵬雲斎箱書 十五代坂倉新兵衛(昭和二十四・1949~)は萩 焼の作家。長門市出身。名正治。東京芸大彫刻科卒、 十四代に師事。昭和五十三年(1978)十五代を襲名。
G-099 十二代中里太郎右衛門 耳付水指 ¥50,000~ 付共識箱(桐)
黒塗蓋(ソゲ) 20×18×17 淡々斎箱書 十二代中里太郎右衛門(明治二十八・1895~昭 和六十・1985)は本名重雄、号無庵。
G-102 御本堅手水指 ¥60,000~ 付溜塗識箱(桐 貼札) 黒塗蓋(スレ) 15×15×11 縁金補修
G-105 深草山人 菊桐紋水指 ¥50000~ 付黒塗蓋(不具合) 16×16×16 窯キレ 底彫銘
G-097 宮川香雲 染付菱馬写水指 ¥60,000~ 付共識箱(桐) 共蓋 20×18×19 鵬雲斎箱書 宮川香雲は龍谷窯の名跡。初代は三代宮川香 斎の子で、昭和二十年に開窯。現在は三代目。
G-100 杉田祥平 色絵宝尽文水指 ¥50000~ 付共箱(桐) 共蓋 16×16×17 杉田祥平は清閑寺窯の名跡。旧伯爵・清閑寺家 許諾の下、初代菊次郎により築窯。三代目、四代目 (当代)が祥平を名乗る。
G-103 染付花唐草文水指 ¥50,000~ 付黒塗蓋 25×25×11
G-106 備前松葉文縄耳水指
G-098 矢口永寿 赤絵四方花鳥水指 ¥50,000~ 付共箱(桐) 黒塗蓋 15×15×19 窯キレ 初代永寿が明治三十七年(1904)に滝口加全を 迎え開窯。染付・赤絵・祥瑞・乾山・仁清など を写し、独自の世界を切り開く。当代は四代。
G-101 久世久宝 仁清写信楽水指 ¥50000~ 付共識箱(桐) 共蓋 22×14×22 宗昌箱書 久世久宝は京焼の陶芸家。
G-104 南蛮平水指 ¥50,000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋 23×23×13 ヒビ ソゲ
G-107 備前水屋大水指 ¥50000~ 付木箱(モミ) 素木割蓋 24×24×22 口辺ワレ接合補修
G-109 宗伯 黒釉耳付茶入 ¥780,000~ 付二重箱(内識桐) 古筆了伴、藤井長古折紙 仕覆3 牙蓋 6×6×13 口辺補修
G-110 瀬戸耳付花入 ¥350000~ 付時代識箱(桐) 仕覆2 牙蓋 6×6×10 銘「飛雲」 如心斎朱書、在判 啄斎箱書
G-112 備前肩衝茶入 ¥250,000~ 付時代箱(桐 貼札) 桂又三郎折紙 仕覆(ホツレ) 牙蓋 6×6×8
G-111 後楽園焼茶入 ¥290000~ 付二重箱(内識桐) 三ツ葉葵紋金襴仕覆 牙蓋 65×65×75 銘「五月雨」 徳川斉脩内箱識 藪内透月斎外箱書
G-113 野々村仁清 飴釉茶入 ¥280,000~ 付識箱(桐) 紅地金襴仕覆 牙蓋 65×65×75 底印 円能斎箱書 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。
G-115 黒薩摩飾耳茶入 ¥150,000~ 付識箱(桐) 仕覆 牙蓋 6×6×95
G-117 瀬戸肩衝大茶入 ¥90,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 黒塗挽家 ペルシャ錦仕覆 牙蓋 7×7×115 「藤四郎」底彫銘
G-118 丹波耳付茶入 ¥70,000~
付識箱(桐 貼札) 仕覆 牙蓋 7×7×7 淡々斎箱書 「唐物」蓋甲箱識
G-116 瀬戸肩衝茶入 ¥140,000~ 付時代黒塗割付箱(桐) 素木挽家 仕覆5 牙蓋 5×5×75 底穴補修 G-119 備前茶入 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 仕覆 牙蓋 65×65×9
G-120 瀬戸茶入 ¥100,000~ 付識箱(桐) 仕覆3 牙蓋 素木挽家 5×5×9 即中斎箱書 銘「常盤」
G-122 瀬戸瓢箪茶入 ¥90,000~ 付識箱(桐) 緞子仕覆 覚々斎書付挽家(銘「千鳥」、付カピタン仕覆) 牙蓋 伏見屋宗振覚書 7×7×75 口辺共色補修 腹打 挽家ヒビ
G-124 伝仁清 肩衝茶入 ¥80000~ 付時代識箱(桐)
独楽塗挽家(蓋裏不明書付) 仕覆 牙蓋 55×55×85 閑友挽家蓋裏極書
G-121 伝春慶 瀬戸茶入 ¥100,000~ 付時代溜塗識箱(杉)
仕覆 牙蓋 65×65×10 小堀権十郎蓋甲書付(小堀宗達蓋裏極書)
G-123 瀬戸水滴形茶入 ¥80,000~ 付二重箱(内時代識桐) 仕覆 牙蓋 8×8×7 口辺補修 箱削除痕 銘「侘モノ」 内箱蓋裏吸江斎、蓋甲二代住山楊甫箱書 二代真葛香山外箱識
G-125 パルシュス 青禾目釉茶入 ¥65000~ 付牙蓋 5×5×6 底サイン 1950年頃
G-127 赤塚自得 金溜唐花七宝文茶器 ¥700000~
付溜塗共箱(桐) 所載目録コピー 8×8×65 漆薄ヒビ 『有賀家某大家所蔵品入札』(東京美術倶楽部 昭和14)所載 内同塗 赤塚自得(明治四・1871~昭和十一・1936)は蒔絵師、七代目赤塚平左衛門。 漆藝を家業とする家に生まれ、蒔絵を父に、日本画を狩野久信や寺崎広業に、 また白馬会で洋画を学ぶ。帝国美術院会員。
G-128 宗旦在判黒大棗 ¥450,000~ 付二重箱(内識桐) 仕覆3 7×7×73 了々斎箱書
G-129 随流斎在判黒中棗 ¥150000~ 付二重箱(内識桐) 仕覆 65×65×65 底極小ソゲ 又玄斎内箱書 即中斎外箱書
G-130 菊桐秋草蒔絵棗 ¥180000~ 付時代箱(桐) 7×7×7 内黒
G-132 西村松逸 夕顔蒔絵平棗 ¥100,000
付二重箱(内共識桐 外溜塗) 75×75×6 内梨子地 鵬雲斎箱書、在判 西村松逸は蒔絵師。初代(1895~1891)は近田市太郎、津田鉦一郎に師 事。加賀蒔絵の名工として茶道具などを手掛けた。当代は三代目。
G-134 六代中村宗哲 尻張黒棗 ¥80000~ 付共箱(桐) 仕覆 6×6×7 啄斎在判 針銘
G-133 山下甫斎 千鳥蒔絵大棗 ¥70,000
付二重箱(内共識桐 外溜塗) 75×75×7 内梨子地 鵬雲斎箱書、在判 山下甫斎(昭和十九・1944~)は石川県生まれの塗師。父である山下 清峰に師事。独学で下地や蒔絵の技術を習得した。
G-135 六代中村宗哲 溜塗松葉茶器 ¥80000~ 付共箱(桐) 7×7×7 内同 吸江斎在判 針銘
六代中村宗哲(寛政六・1794年~天保十・1839)は五代の長男。号を楪斎、名を八郎兵衛為一。後に 弟に家督を譲り分家して「八郎兵衛宗哲」を名乗った。
G-137 中村宗哲 黒大棗 ¥60,000~ 付識箱(桐) 75×75×75 針銘 直斎在判 有隣斎箱書
G-138 中村宗哲 杵形茶器 ¥65,000~ 付共識箱(桐) 65×65×7 内黒 針銘 淡々斎箱書、在判
中村宗哲は千家十職の一、塗師。初代(元和三・1617~・元禄八・1695)は一翁宗守の息女と家業 を迎えて塗師となる。当代は十三代。
G-136 初瀬川柳庵 松葉蒔絵中棗 ¥75000~ 付識箱(桐) 仕覆 65×65×7 内青漆塗 即中斎箱書、在判 初瀬川柳庵は京都の漆芸家。寛政三年(1791) 創業。当代(昭和二十三・1948~)は本名を博紀。
G-139 前端欣斎 杜鵑蒔絵大棗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 75×75×7 内黒 尋牛斎箱書、在判 前端欣斎は山中塗の塗師。初代前端春斎の二男 で、兄は前端雅峯。
G-140 金溜雲錦蒔絵平棗 ¥80000~ 付時代識箱(桐) 8×8×5 剥離 内同
G-141 御所車紅葉神官蒔絵棗 ¥50000~ 付時代箱(桐 虫喰) 緞子仕覆 65×65×6 内黒
G-142 秋草蒔絵棗 ¥50,000~ 付合箱(桐) 7×7×65 蓋ヒビ スレ 内黒
G-143 千道安 竹花入 ¥450,000~ 付識箱(桐) 10×10×33 ワレ 口縁黒漆剥離 如心斎在判 円能斎箱書 千道安(天文十五・1546~慶長十二・1607)は茶人。初名紹安のちに道安。号眠翁、可休斎、 一咄家斎。千利休の長男。利休とともに豊臣秀吉の茶頭をつとめる。利休自刃後は京都をはなれ 流寓の身となった。道安囲い、道安風炉などすぐれた創意を遺した。
G-145 津田宗及 二本入竹茶杓 ¥880,000~ 付時代識箱(桐) 筒(ワレ) 総長19ほか 銘「五祖」「六祖」 津田宗及(生年未詳~天正十九・1591)は桃山期の茶人。堺の豪商天 王寺屋の津田宗達の子。名助五郎、号天信、幽更斎。
G-146 丿貫 竹茶杓 ¥480,000~ 付五三桐紋蒔絵箱(杉) 共筒(大破) 総長185 丿貫(生歿年未詳)は桃山時代の茶人で、無類の奇行で知られる。利休 を山科の草庵に招いて侘茶をもてなした伝説のほか、北野大茶会で名を 轟かせて有名を掌中したとも聞く。
G-147 上田宗箇 竹茶杓 ¥280000~ 付識箱(桐) 上田安教追筒(鎹補修) 総長18 追銘「千代のすさび」 上田宗箇(永禄六年・1563~慶安三年・1650) は武将であり茶人。幼名佐太郎、後に重安。
G-148 片桐石州 竹茶杓 ¥180000~ 付時代識箱(桐) 共筒 総長18 櫂先ソゲ 大口如翁箱書 銘不読 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・1672)は 大和小泉藩二代藩主。片桐且元の甥。幼名長三郎、 長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を継ぎ、 将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。 石州流茶道の祖。
G-149 玄々斎 竹茶杓 ¥120000~ 付共箱(桐) 共筒 総長185 銘「丹頂千年鶴」 玄々斎(文化七・1810~明治十・1877)は裏千 家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中など。茶箱点 前、立礼式を取り入れた。
G-151 吸江斎 竹茶杓 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐) 共筒 総長185 銘「雪空」 吸江斎宗左(文政元・1818~万延 元・1860)は表千家十代。号は安祥 軒、祥翁、省々など。了々斎の弟の 久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄 斎の養子となり、代を継いだ。紀州 家に仕え、十九歳で治宝卿から台子 真手前の伝授を受ける。この間の後 見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦 と称した。
G-152 淡々斎 竹茶杓
¥80,000~ 付共箱(桐) 共筒 総長19 櫂先小ソゲ 銘「雪空」
G-153 淡々斎 竹茶杓
¥80,000~ 付共箱(桐) 共筒 総長185 銘「太平」
淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三十九・1964)は裏千家十四世。十 三世円能斎の長男。幼名政之輔。号碩叟。大徳寺円山伝衣老師について得度、 無限斎の号を授与。三十歳で家元継承。各宮殿下に茶湯を進める。淡交会、 国際文化茶道協会設立。紺綬、紫綬褒章。勲三等旭日中綬章。また、ブラジ ル国の文化勲章を受けている。
一閑張布貼やんぽ ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 12×12×5
藤田東湖詩(不読)
G-156 家紋蒔絵筒茶箱
G-154 宙宝宗宇 竹茶杓
¥80,000~ 付共箱(桐) 共筒 総長18 銘「好談」 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保 九・1838)は臨済宗の僧、大徳寺四 百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。 号に洛陽人、松月老人、松月叟など。 則道宗軌について法を嗣ぐ。芳春院 内に松月庵を営む。天保七年、仁孝 天皇より天光真照禅師の号を賜る。
G-157
竹一重切掛花入
¥60,000~ 付時代箱(杉) 仕覆 11×10×29 時代鎹補修 ワレ 在判
G-158 一燈 筍形掛花入 ¥50,000~ 付識箱(桐) 11×12×10 銘「曲水」 円能斎箱書
G-159 遠州信楽花入 ¥50,000~ 付木箱(桐) 14×13×23 底窯キレ
G-160 備前舟虫花入 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 15×10×21
G-161 古染付五角台鉢 ¥370,000~ 付時代箱(杉) 195×19×9 窯キレ 虫喰 鳳凰文
G-162 呉須赤絵鉢 ¥250,000~ 付時代溜塗箱(桐 貼札) 20×20×9 虫喰 口縁金補修
G-164 南京染付輪花皿 ¥140,000~ 付識箱(桐) 20×20×4 虫喰 「大明成化年製」銘
G-166 永楽即全 赤絵酒瓶 一対 ¥60,000~ 付共箱(桐) 7×7×17 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。
G-165 祥瑞梅小禽文輪花皿 ¥80,000~ 155×155×25 「大明成化年製」銘
G-167 信楽盃台 ¥50000~ 付識箱(桐) 14×14×5 小ソゲ 共色補修
G-168 呂宋四耳茶壺 ¥90000~ 付木蓋 34×34×38 底花押
G-170 任土斎 灰器 ¥90000~ 付時代識箱(杉) 23×23×8 任土斎(生年未詳~宝暦十三・1763)は玉水焼の三代目。初代玉水一元 の二男で、長男の二代一空の後を継ぐ。
G-169 呉須冠手火入 ¥400,000~ 付識箱(材不詳) 目録コピー 11×10×8 『関戸松下軒所蔵品入札並売立』(名古屋美術倶楽部 昭和八)類品所載 G-171 須田祥豊 灰器 ¥50000~ 付共識箱(桐) 195×195×6 淡々斎箱書 須田祥豊(明治十八・1885~昭和四十九・1974)は京都の陶工。大徳寺 の円山伝衣に参禅。はじめ祥雲と称し茶陶を焼き、のち淡々斎から祥豊の 名を賜る。
G-173 天正与次郎 丸釜 ¥400,000~ 付識箱(杉) 大西浄長折紙 銅蓋 29×25×19 惺斎箱書
G-175 西村善五郎 黒面取土風炉 ¥190,000~
付共箱(杉) 永楽即全書付覆蓋(桐) 36×36×22 ヒビ 剥離 宗全印 善五郎家は土風炉師の家元。はじめ西村姓を名乗り、三代以降は小堀遠 州より受領した宗全印を使用した。十代以降永樂姓を名乗り、茶陶も制作。 現在十七代。
G-174 古材炉縁 ¥190,000~ 付木箱(桐) 425×425×65
G-176 西村道弥 井筒釜 ¥180,000~
付時代識箱(杉 貼札) 大西浄長折紙 銅蓋 19×19×17 西村家は釜師。西村道弥は西村家二代とされる。名は吉利、通称は初 め弥一郎、のち弥三右衛門。千家出入の釜師であった。
G-177 大西五郎左衛門 筒釜 ¥120,000~ 付識箱(杉) 銅蓋 唐銅風炉 16×13×16 網干地文 「享保年時代」大西浄長箱識 大西五郎左衛門は釜師江戸大西家代々の通名。明暦二年 (1656)以来、初代大西定林から三代目まで幕府御用釜師を 務めた。
G-180 角谷與兵衛 平丸釜
¥70,000~ 付共箱(桐) 銅蓋 26×25×18 有隣斎書地文 角谷與兵衛は大阪の釜師。裏千家出入職で、の ち淡々斎より与(與)斎という号を授かる。当代 は三代。
G-183 西村道弥 雲龍釜 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 共蓋 14×12×18
「元禄年時代」大西浄中箱識 西村家は釜師。西村道弥は西村家二代とされ る。名は吉利、通称は初め弥一郎、のち弥三右衛 門。千家出入の釜師であった。
G-178 大西定林 霰車軸釜 ¥100000~ 付識箱(杉) 銅蓋 20×20×20 「元禄年時代」大西浄心箱識 大西定林は江戸時代に活躍した釜師。千家 十職大西家二代浄清の子で江戸大西家の初 代。
G-181 古浄元 茄子耳瓢釜
¥65,000~ 付識箱(杉) 銅蓋 23×22×19 「享保年時代」大西浄長箱識
G-184 名越三昌 尾張釜 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 銅蓋 大西浄長折紙 27×23×20 「恵日山茶堂釜」鋳銘 名越三昌(生年未詳~寛永十五・1638)は名越 家十三代。代々浄味を号するので特に古浄味と いう。
G-179 大西浄元 唐銅風炉
¥80000~ 付時代識箱(杉)2 与次郎作切合釜(付銅蓋) 釜20×20×14ほか 風炉:「天明年時代」大西浄中箱識 釜:「天正年時代」大西浄寿箱識 大西浄元(元禄二・1689~宝暦十二・ 1762)は釜師。京都大西家六代、古浄元とい われる。
G-182 大西浄雪 紫野写釜 ¥50,000~ 付共箱(杉) 銅蓋 28×25×20 大西浄雪(安永五・1776~嘉永五・1852)は釜 師、京都大西家十代。著書に「名物釜由緒聞書伝」 「名物釜記」「釜の図録」など。
G-185 下間庄兵衛 油屋釜 ¥50000~ 付時代箱(杉 破損) 銅蓋 釜鐶 大西浄長折紙 23×23×15 下間家は京名越家の四代三典浄味を師とする 初代庄兵衛から続く釜師の家。
G-186 高台寺蒔絵炉縁 ¥80000~ 付時代識箱(杉) 425×425×7 隅キレ補修
G-187 一后一兆 桐蒔絵炉縁 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 43×43×7 鵬雲斎箱書、在判 一后一兆(明治三十七・1904~平成三・1997) は蒔絵師。輪島塗作家。
G-189 唐物籐組釜敷 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 15×15
G-190 釜鎖 二 ¥50,000~ 付木箱(桐)2 総長214ほか
G-188 中川浄益 灰道具 ¥60000~ 付共箱(モミ) 火箸総長28ほか 火箸2組 灰匙2 名月鐶 中川浄益は千家十職の金物師。代々武具を鋳 造する家であったが、初代紹益(永禄二・1559~ 元和八・1622)が京都に出て利休の茶道具を作 り始めた。以後は浄益を名乗り皆具、水指、建水、 水次薬鑵などを製作。
G-191 銅三人形蓋置 ¥50,000~
付木箱(杉) 55×5×45
G-193 浅尾宗筌 風炉灰形 五 ¥80,000~ 付共箱(杉) 13×13×8ほか ソゲ 浅尾宗筌(1897~1978)は陶芸家。
G-194 露地笠 五 ¥90,000~ 付時代識箱(杉 破損) 68×68×17
G-192 七宝繋文鉄火箸 ¥52,000~ 付木箱(桐) 総長27
G-195 宇治川石茶臼 ¥50,000~ 付木箱(杉 破損) 29×29×15 小カケ 挽手虫喰
G-196 桐唐草地文燗鍋 ¥90,000~ 付時代箱(桐) 七宝蓋 15×13×16 内改修
G-197 竹影堂栄真 南鐐茶巾筒 ¥60,000~ 付共箱(桐) 網 25×25×55 竹影堂栄真は錺匠。初代(天保十五年歿)より京 都で彫金を生業とし、四代目が有栖川宮より当号 を賜る。現在は七代目。
G-199 中村宗哲 誰が袖棚 ¥50000~
付共箱(杉) 485×32×34 柱部黒蒔絵 中村宗哲は千家十職の一、塗師。初代(元和三・1617~・ 元禄八・1695)は一翁宗守の息女と家業を迎えて塗師とな る。当代は十三代。
G-201 中村宗哲 高麗卓 ¥70000~ 付共識箱(杉) 36×36×48 淡々斎箱書、在判
G-198 紫陽花蒔絵二段香合 ¥80,000~ 付二重箱(内識桐) 65×65×6 蓋ワレ補修 内朱 藪内透月斎外箱書
G-200 川端近左 溜塗小袋棚 ¥60000~ 付共識箱(杉) 84×36×25 尋牛斎箱書、在判 川端家は千家塗師。もとは近江の出で初代近左は幕末期に京都で油屋を営み、屋号 を近江屋、名が佐兵衛だった為、雅号を「近左」とした。
G-202 中村宗哲 丹頂棚 ¥60000~ 付共箱(杉) 36×27×36
G-203 中村宗哲 方円棚 ¥50000~ 付共箱(杉) 33×33×395 スレ アタリ
G-205 永楽保全 青磁亀甲香合 ¥150,000~
付共識箱(杉) 仕覆 75×9×2 金森得水箱書 永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1827)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。
G-206 駒澤利斎 五三桐香合 ¥120,000~ 付二重箱(内共識桐) 9×6×25 惺斎箱書、在判 「大坂城内豊公手植桒ヲ以テ」箱識 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。
G-207 松木宗四郎 栗香合 ¥80,000~ 付共箱(桐) 6×55×4 閑事庵宗信好 天下一宗四郎印
G-208 永楽即全 志野梅絵香合 ¥50,000~ 付二重箱(内共識桐 外溜塗) 7×7×25 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。
G-209 河合紀 龍香合 ¥50,000 付二重箱(内共杉) 5×7×35 鵬雲斎外箱書 河合紀(大正十五・1926~平成十四・2002)。 昭和二十一年(1946)京都工芸専門学校窯業科卒 業。紺綬褒章受章、総理大臣盃授与、清水焼団地 協同組合常任理事。
G-210 小堀遠州 消息幅 ¥280,000~ 付時代識箱(杉) 紙本 潤塗軸端 73×15 表具76×107 スレ 表具シミ 安楽庵宛 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優 れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。
G-211 小堀遠州 消息幅 ¥180,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 41×30 表具44×102 ヤケ シミ スレ オレ 表具オレ、ヤケ 東海和尚宛
G-212 針屋宗春 和歌短冊幅 ¥280,000~ 付時代箱(桐) 紙本 黒塗軸端 5×28 表具28×125 スレ 針屋宗春(生歿年未詳)は町人、茶人。利休門下で、半隠斎と号す。
付時代合識箱(杉) 紙本 唐木軸端 32×28 表具35×98 ヤケ オレ 表具オレ、虫穴 松平不昧(宝暦元・1751~文政元・1818)は出雲松江七代藩主。茶人 大名として有名で、自ら不昧流を創った。また美術品の収集や書道、和 歌、俳句などの諸芸にも力を注いだ。
G-217 川上不白 置字幅 ¥80,000~ 付木箱(杉) 紙本 唐木軸端 28×93 表具31×181 シミ スレ オレ 穴 G-214 松平不昧 面壁達磨画賛幅 ¥150,000~
G-216 川上不白 槌歌賛幅 ¥80,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 30×102 表具41×184 シミ オレ 表具ヤケ、ウキ
G-215 小堀宗本 置字幅
¥100,000~ 付木箱(杉) 紙本 雑木軸端(虫喰) 38×29 表具50×110 ヤケ オレ 小堀宗本(文化十・1813~元治元・1864)は茶人、遠州流九世。孤篷庵 にて生まれる。茶法及び書などは父・小堀宗中に学んだ。狩野派を修め、ま た遠州の書風も能くした。
川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。大徳 寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江 戸千家を称した。
安 分 以 養 福
G-218 鵬雲斎 一行書幅 ¥90,000~ 付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 31×115 表具34×191 シミ
G-219 碌々斎 銀地書扇面幅 ¥60000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 太巻 51×19 表具62×130 碌々斎(天保八・1837~明治十三・1910)は表 千家十一代。十代吸江斎の長男。安政二年に吸江 斎が隠居した後、宗左を継いだ。号瑞翁、碧雲軒 など。
G-222 覚々斎 道安花入譲状幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 34×16 表具45×89 ヤケ シミ オレ 覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・1730) は表千家六代。号は原叟、流芳軒。久田宗全の子 で、五代随流斎の養子となって六代を継承。紀州 徳川家、頼方に仕えた。
G-220 白檀塗天目台 ¥250,000~ 付時代合箱(桐) 155×155×10 「龍光」漆書
G-221 二条城天井張偽革紙貼風炉先 ¥150000~ 付時代識箱(桐) 188×60
煎茶
G-223 富岡鉄斎 染付急須 ¥70,000~ 付共箱(桐) 10×9×55 「寅介浩之」蓋裏印 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)。 名百錬、字無僊、別号鐡荘、鐡崖、鐡史がある。
G-224 石井不老 備前宝瓶 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 12×10×85 心経彫 各見政峯箱識 石井不老(明治三十二・1899~昭和三十九・ 1964)は細工物、轆轤の名手。
華道
H-001 池坊専啓 俳句幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 竹軸端 46×33 表具51×126 シミ 池坊専啓(明治二・1869~昭和十九・1944)は池坊家元四十三世、頂法 寺住職。
H-003 銅象耳花入 ¥80,000~ 27×23×34 H-006 備前双耳花入 ¥70,000~ 付時代識箱(桐 補材) 16×145×25
H-002 金屋五郎三郎 金工薄端 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 虫喰) 23×23×26 金谷家は鋳金家。屋号金屋、通称五郎三郎。初代道円は寛永年間、京都 で銅器製造に従事。三代目即円は緋色銅を発明、秘伝とする。明治初年、 金屋を金谷に改姓。
H-004 銅薄端 ¥60,000~ 35×35×35 氷裂梅花銀象嵌 四部式
H-007 南蛮花入 ¥60,000~ 付識箱(桐) 唐木飾台 11×11×26 穴 秦蔵六箱識
H-005 銅梵字刻経筒掛花入 ¥50,000~ 付識箱(桐) 65×65×24 エクボ
H-008 犬山色絵釣瓶形花入 ¥50,000~ 付時代溜塗合箱(桐) 17×16×22 ヒビ
H-009 西洋瓜地瓢蒔絵 掛花入 ¥50000~ 付識箱(モミ) オトシ 12×11×20 スレ 「明治三十八年(1905)」箱識
燈火器
K-001 銅円筒形吊燈籠 ¥200000~ 52×52×62 下台部補修
K-003 鉄唐花菱透吊丸燈籠 ¥90000~ 付木箱(モミ) 22×22×24 オレ 吊手下欠
K-006 鉄鳳凰透吊長丸燈籠 ¥50000~ 付木箱(桐) 17×17×26 ワレ
K-002 鉄唐花菱透吊丸燈籠 ¥150000~ 付木箱(モミ) 37×37×31
K-004 鉄桐鳳凰透吊丸燈籠 ¥90000~ 27×27×29
K-007 鉄唐花菱透吊丸燈籠 ¥90000~ 付木箱(モミ) 27×27×27
K-005 鉄唐花菱透吊丸燈籠 ¥50000~ 付木箱(桐) 19×19×22
K-008 船松明 ¥80000~ 棹総長208
K-010 鋳鉄吊灯籠 ¥100000~ 付木箱(桐) 27×27×32 二部式
文房
L-001 竹雲 陶製墨床 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐) 名硯画賛小幅(絹本 唐木軸端) 55×4×15 磁貫 「直入翁ニ贈リタルモノ」貼札識 山本竹雲か。
K-011 鋳鉄燈籠 ¥70000~ 45×45×63 扉蝶番部破損補修 二部式
K-013 青樂菊燈 一対 ¥50000~ 23×23×53 火皿ソゲ1
L-002 柿右衛門手墨床付筆洗 ¥70000~ 付時代箱(杉) 19×11×5 磁貫 窯キレ
K-012 蔵行燈 ¥50000~ 16×16×33
K-014 松燈蓋 ¥50000~ 31×30×38
L-003 黄銅矢立 ¥60,000~ 総長21 「文化年製」鋳銘
M-001 三友蒔絵五段印籠 ¥200000~ 6×3×115 内梨子地 無銘 珊瑚緒締 象牙根付
M-003 若松蒔絵金銀切箔散三段印籠 ¥180000~ 付印籠箱(桐) 8×2×75 アイヌ玉緒締 象牙翁面根付 内銀溜 「常嘉斎」底銘
M-002 梨子地扇面散蒔絵四段印籠 ¥150000~ 55×15×8 内梨子地 無銘 鹿角緒締
M-004 金唐革一ツ提煙草入 ¥150000~ 付印籠箱(桐) 75×25×9 三ツ葉葵紋前金具 吹寄蒔絵栗根付(ソゲ 「梶川」銘) 鶴天緒締
M-007 巾着一ツ提煙草入 ¥120,000~ 根付6×4×25 象牙蓮乗鬼根付(「岡言」銘) 瑪瑙緒締
M-009 相良刺繍煙草入 ¥60,000~ 18×105×3 雷神前金具
M-008 木地秋草蒔絵三段印籠 ¥80,000~ 6×2×7
M-010 カピタン縞煙草入 ¥50,000~ 13×7×25 赤銅沢瀉前金具(裏面花押 清親か)
小アタリ 極小剥離 内木地 「光玉斎」銘 金工緒締 M-011 煙管 五 ¥50,000~ 総長26ほか 銀:七宝、月夜梟、福尽、風景 黄銅蕪鼠
M-006 革腰差煙草入 二十 ¥400,000~ 付ケース各1 13×7×2ほか
M-016 水牛角猩々蒔絵三段印籠 ¥50,000~ 付木箱(桐) 55×2×6 虫喰 虎目石緒締 赤石勾玉
M-012 鳥蒔絵三段印籠 ¥75000~ 付木箱(桐) 緒締 鏡根付 9×2×8 小アタリ 内黒
M-017 十二支蒔絵四段印籠 ¥50,000~ 付識箱(桐) 4×2×55 最下段不具合 黄硝子緒締 内梨子地
M-013 革根付提煙草入 ¥50000~ 付ケース 13×8×3 黄銅龍前金具 象牙根付 共革煙管筒 煙管
M-014 革根付提煙草入 ¥50000~ 付ケース 14×8×3 腕相撲前金具(「英正」銘) 象牙根付 共革煙管筒 煙管
M-015 黒革根付提煙草入 ¥50000~ 付ケース 12×8×3 色絵龍前金具 象牙根付 黒革煙管筒 煙管
M-018 茶革根付提煙草入 ¥50,000~ 付ケース 12×75×4 黄銅鯉前金具 象牙根付 網代煙管筒 煙管
M-020 木彫蜜柑龍根付 ¥150,000~ 4×4×25
M-022 木彫犬根付 ¥100,000~ 45×45×3
M-024 堂方 象牙弓持紅毛人根付 ¥80000~ 付合識箱(桐) 25×2×85 在銘
M-021 湖月 木彫亀根付 ¥100,000~ 45×25×2 在銘
M-023 仙歩 象牙蓑七亀根付 ¥90,000~ 付合箱(桐) 4×45×15 在銘
M-025 玉虹 象牙亀乗童根付 ¥50000~ 付合箱(桐) 3×15×5 在銘
M-026 象牙お福豆撒根付 ¥50,000~ 付合箱(桐) 3×15×45
M-027 象牙観音頭部 ¥150000~ 付合箱(杉) 飾台 像高30 総高38
M-028 象牙軸端 三十二組 ¥60000~ 25×25×3ほか
M-029 象牙蒔絵扇子 二 ¥50,000~ 総長24ほか キレ 花籠・田植 風俗・花蝶
M-030 象牙風俗人物床飾 ¥50000~ 5×5×6
M-031 吉田芳山 象牙高砂 ¥50000~ 付共箱(桐) 総高125ほか
石造美術
N-001 天龍川石標 ¥480,000~ 地上26×24×213
「天正十二年甲申年(1584)三月□祥□之」刻銘
N-002 六角六地蔵二層石塔 ¥420,000~ 83×78×230 カケ ソゲ 基礎ワレ 七部式
※石造品は下見会へは持参しません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せください。Tel:075-254-8851
※石造品は下見会へは持参しません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せください。Tel:075-254-8851
N-003 六角石燈籠 ¥240000~ 83×74×240 江州石 六部式
N-006 石造燈台 ¥210000~ 地上80×31×198 本鞍馬石
N-004 六角石燈籠 ¥140000~ 85×68×183 六部式
N-007 活込石燈籠 ¥140000~ 地上55×55×152 「愛宕山権現」竿刻銘 「明和五(1768)年二月」刻銘 五部式
N-005 六角石燈籠 ¥200000~ 102×86×240 小カケ ソゲ 関東系 六部式
N-008 雪見燈籠 ¥220000~ 83×70×90 笠小カケ 宇治石 四部式
※石造品は下見会へは持参しません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せください。Tel:075-254-8851
N-010 瀬田真黒石 ¥280,000~ 73×51×87
N-011 仕事石 ¥240,000~ 109×65×33
景道
N-012 石獅子彫蹲 ¥80000~ 93×95×30 改六角燈籠中台
N-013 細石 ¥80,000~ 146×70×67
N-014 松平象嶽 一行書幅 ¥50000~ 絹本 蒔絵軸端 29×115 表具41×192 薄ヤケ シミ オレ 表具オレ 松平象嶽(明治七・1874~昭和十九・ 1944)は貴族院議員、大東文化学院第八 代総長。高松の人。名は頼寿。盆栽界に 大きな影響を与えた。
O-001 備丹大壺 ¥250000~ 33×33×45 口辺共色補修
O-003 丹波大壺 ¥180,000~ 35×35×45 底ヒビ 胴剥落
O-002 信楽大壺 ¥120000~ 39×39×49 ソゲ
O-004 備前鍾馗 ¥180,000~ 像高88 ソゲ 剣後補
O-006 上野割山椒形向付 五 ¥350000~ 付時代箱(杉 貼札) 125×12×8 磁貫 「石橋家所蔵」貼札
O-008 信楽蹲 ¥150,000~ 付木箱(桐) 16×16×17 大破補修 口カケ
O-007 備前木目四方手鉢 ¥170000~ 付識箱(桐) 19×14×7 縁ソゲ、補修 桂又三郎箱識
O-009 備前瓶 ¥100,000~ 付識箱(杉) 14×14×26 桂又三郎箱識
O-010 八代釣瓶形花入 ¥100000~ 付識箱(杉) 215×9×16 縁共色補修
O-012 肥前櫛引文三耳壺 ¥90000~ 付時代溜塗箱(桐) 飾台 20×20×30
口辺共色補修 腹打
O-015 三筋壺 ¥50000~ 18×18×25
O-011 小代鮑形鉢 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 25×21×8
O-013 肥前象嵌鶴文瓶 ¥50000~ 24×24×46 口辺錫補修
O-016 信楽雨垂壺 ¥50000~ 50×50×85 磁貫
O-014 小代瓶 ¥50000~ 16×16×20
O-017 信楽雨垂壺 ¥50000~ 51×51×86 口辺ソゲ ヒッツキ 磁貫
O-022
白釉手付鉢 ¥50000~ 付時代合識箱(杉) 185×18×16 磁貫
O-019 松本萩手付鉢 ¥90000~ 付時代識箱(桐) 23×15×15
O-021 黄瀬戸五弁皿 ¥55000~ 付識箱(桐) 165×155×45 スレ 磁貫 小山冨士夫箱識
O-023 織部向付 五 ¥50000~ 付時代識割付箱(桐・虫喰、蓋ワレ 貼札) 13×11×5
付時代箱(杉)
O-027 野々村仁清 色絵皿 十 ¥200,000~ 付時代溜塗箱(杉) 155×155×3 磁貫 底印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。
O-029 伝奥田頴川 呉須赤絵香炉 ¥80,000~ 付木箱(桐) 唐木飾台 11×11×11 窯キズ 磁貫
O-028 奥田頴川 赤絵挿花文鉢 ¥150,000~
付時代箱(杉) 28×27×7 磁貫 赤絵銘 奥田頴川(宝暦三・1753~文化八・1811)は京都の陶工、京焼の磁祖。 名庸徳、別号陸方山、通称茂右衛門。大質商丸屋で育ち、趣味の作陶が高 じて磁器の焼造に成功した。染付・赤絵の技法を学び、明末の天啓古染 付、古赤絵、呉須赤絵の写を試み、染付磁器に伝世品が多い。門下には木 米・道八・嘉介・亀祐などの名工がいる。
O-030 奥田頴川 赤絵花入 ¥65,000~ 付識箱(桐) 9×9×21 磁貫 永楽妙全箱識
O-031 真葛長造 模交趾荒磯文蓋物 ¥60,000~ 付共箱(桐) 15×15×8 眞葛長造(寛政七・1796~万延元・1860)は陶 工、宮川家十一代。名蝶三郎、号延寿軒、九代茶 碗屋長兵衛、楽長造と称した。
O-032 真葛長造 七宝繋文蓋向付 五 ¥50000~ 付識箱(桐) 9×9×10
O-034 仁阿弥道八 狸香炉 ¥1,500,000~ 付時代箱(杉) 36×36×41 台部ヒビ、スレ 『天才陶工 仁阿弥道八』(20141220 201531 サントリー美術館)類品所載 掲出は香を焚く共の火炉を具えるため表題を香炉としたが、「炉蓋」として紹介される所載作品とは底面の寸法を同じくし、同様の使用を可能とする。 裏を返せば、所載品にも本来火炉が伴っていたことになろう。
二代道八(天明三・1783~安政二・1855)は初代の次男、名光時。松風亭、華中亭、道翁などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」の一字を賜り、 さらに醍醐三宝院より「阿弥」の号を賜り、「土師」の号を許され、以後法橋仁阿弥と称す。
O-035 真葛長造 都鳥香合 ¥100000~ 付共箱(桐) 9×55×35 窯キレ 仁清写 底銘 眞葛長造(寛政七・1796~万延元・1860)は陶工、宮川家十一代。名蝶 三郎、号延寿軒、九代茶碗屋長兵衛、楽長造と称した。青木木米に陶技を 学び、のちに東山真葛原に移窯し作陶する。安井門跡より「真葛」の号を、 華頂宮より「香山」の号を賜る。
O-037 王地山青磁浮文角皿 五 ¥100000~ 付合識段箱(桐) 205×205×2
O-036 尾形乾山 鉄絵長方皿 五 ¥90000~
付時代溜塗合箱(桐 蓋寄) 20×9×2 釉剥離 磁貫
尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。
O-038 源内焼日本地図皿 ¥100000~ 付木箱(桐) 195×195×45 磁貫
O-040 三田青磁人物文小皿 十 ¥50000~ 付木箱(杉) 10×10×25 小ヒビ3
O-039 珉平系松茸文大鉢 ¥75000~ 付識箱(杉 桟一欠) 28×28×4
O-041 不志名桜花亀絵鉢 ¥50,000~ 付時代合識箱(桐 貼札) 195×175×5 磁貫
O-042 王地山染付双耳 花入 ¥50000~ 付木箱(桐) 15×12×26 高台部ヒビ
O-044 柿右衛門 双耳扁壺 ¥300,000~ 付木箱(桐) 15×7×19 磁貫 注口共色補修 窯、胴ヒビ
O-046 藍九谷竹小禽文皿 五 ¥250,000~ 付木箱(桐) 175×175×3
O-045 柿右衛門 草花文向付 十 ¥200,000~ 付時代合箱(杉) 155×155×45
O-047 藍九谷桐文河骨葉形皿 五 ¥200,000 付合箱(桐) 17×13×25
O-048 色絵丸文瓶 一対 ¥250,000~ 付時代溜塗箱(杉) 95×95×205 磁貫 頸元共色補修 古九谷手伊万里
O-050 色絵舟山水文木瓜形皿 ¥150,000~ 付識箱(桐) 175×12×3 古九谷手伊万里
O-049 吉田屋色絵丸三段重 ¥150,000~ 付時代識箱(杉) 黒塗蓋 15×15×19 蓋欠 ヒビ 磁貫 小カケ金補修 O-051 薩摩三彩香炉 ¥150,000~ 付木箱(桐) 銀火舎(純銀刻印) 18×14×11 磁貫 鼈甲釉
O-053 後期鍋島草花文向付 ¥100,000~ 付木箱(桐) 10×10×65
O-055 柿右衛門手菖蒲水鳥文輪花皿 ¥60,000~ 21×21×35
O-058 染付扇面形行基地図皿 ¥70,000~ 43×31×5 窯ワレ 「成化年製」染付銘
O-054 赤絵八角鉢 五 ¥100,000~ 付時代箱(杉 貼札) 15×15×55 スレ 伊万里
O-056 後期鍋島鶺鴒文五寸皿 ¥60,000~ 付識箱(杉) 15×15×4
O-059 天保地図皿 ¥50,000 付木箱(杉 貼札) 28×235×5 角ホツレ2 「天保年製」底銘
O-057 後期鍋島梅樹文大鉢 ¥50,000~ 付時代溜塗識箱(杉) 34×34×11
O-060 染付蛸唐草文扇面皿 ¥50,000~ 27×16×4 「富貴長春」銘
O-061 染付牡丹文七寸皿 ¥50000~ 付木箱(桐) 20×20×2 磁貫 縁紅 伊万里 藍九谷手
O-062 染付花唐草文皿 ¥50000~ 305×305×55
O-065 染付雪輪三友文皿 二十 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 20×20×2 磁貫 ヒビ 伊万里
O-068 染付蕎麦猪口 八 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 85×85×65 ソゲ2 ヒビ1 伊万里
O-072 東山染付三友文瓶
¥80,000~ 付時代識箱(桐) 16×16×22 「東山」染付銘
O-063 染付鳳凰文皿 ¥50000~ 付木箱(桐) 275×275×4
O-066 染付隅切四方皿 八 ¥60,000~ 18×18×35 ワレ接合補修1
O-069 錦手変形皿 ¥50,000~ 付木箱(桐) 24×14×45 古九谷手
O-073 染付草花文瓶
¥50,000~ 付木箱(桐) 14×14×27 磁貫 窯キレ 伊万里
O-064
染付蓮鷺文輪花大鉢 ¥50,000~ 36×36×10 伊万里 化政様式
O-067 印判長皿 五 ¥50,000~ 付合箱(モミ) 175×11×3 蒟蒻判
O-070
染付蛸唐草文壺 ¥50,000~ 23×23×27 伊万里
O-074 染付剣片喰紋瓶 ¥50,000~ 26×26×45 窯キレ 糀屋 伊万里
O-071
染付微塵唐草文壺 ¥50,000~ 22×22×25 伊万里
O-075 平戸慈母観音
¥70,000~ 像高37 釉裏紅
新陶藝
O-077 河井寛次郎 三色扁壺
河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と 制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八 年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。
O-078 河井寛次郎 花文壺 ¥350000~ 付識箱(桐) 18×18×30 河井敏孝箱識
O-079 河井寛次郎 縞碗 ¥200000~ 付共箱(桐) 95×95×8
河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と 制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八 年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。
O-080 バーナード・リーチ 鉄釉風景文鉢 ¥350,000~ 44×44×12 窯印 バーナード・リーチ (明治二十・1887~昭和五十四・1979)はイギリ スの陶芸家。香港生まれ。ロンドン美術学校でエッチングを学んだ後、 明治四十二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、柳宗悦、濱田庄司ら と交流。大正九年帰国、セント・アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイ ギリスの技法を適用、独自の作風を展開した。
O-081 真葛香山 伊賀意花入 ¥200,000~ 付共箱(桐) 22×22×22 磁貫 初代真葛香山(天保十三・1842~大正五・1916)は、横浜の陶家。始め 虫明焼に従事したが、後に横浜で窯を開く。作品の多くは海外に輸出さ れ、高い評価を得た。息子半之助が大正六年に二代目を襲名。
O-083 北大路魯山人 織部鉢 ¥600,000~ 付共箱(桐)
北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超高 級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染付・赤絵と多岐にわ たった。
O-084 北大路魯山人 川海老文鉢 ¥380000~ 付共箱(桐) 215×215×9
O-085 初代諏訪蘇山 青磁観音 ¥350000~ 付共箱(桐) 像高36 磁貫 初代諏訪蘇山(嘉永五・1852~大正十一・1922)は本名好武、金沢に 生まれ、明治八年(1875)に東京に出て陶画を学んだのち、金沢にもどっ て製陶場や教職に就いた。その後京都に移り、明治四十一年(1908)五条 坂で独立。青磁、白磁、彩磁のほか釉薬の研鑽につとめた。帝室技藝員。
O-086 金重陶陽 備前大皿 ¥200000~ 付識箱(桐) 36×36×65 金重道明箱識 黒住宗和「大栄」彫字、箱識 金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・1967)は備前焼初の重要 無形文化財保持者。備前市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風備前を甦らせた。
O-088 高鶴元 彩の碗 ¥100000~ 付共箱(桐) 115×115×85 高鶴元(昭和十三・1938~)は福岡県上野焼の窯元に生まれた。日本 工芸会会員。日本陶磁器協会賞ほか受賞。ハーバード大学客員研究員と して渡米し、のちボストンに築窯。
O-087 北出不二雄 色絵香炉 ¥100000~ 付共箱(桐) 銀火舎(刻印有) 所載本 105×105×7 『富本憲吉名品記念復刻』(北出不二雄監修)所載 富本陶、辻本勇箱識 北出不二雄(大正八・1919~平成二十六・2014)は石川県生まれの陶 芸家。本名藤雄。養父・北出塔次郎に師事。金沢美術工芸専門学校陶磁 器科卒。九谷焼技術保存会顧問。金沢美術工芸大学学長。
O-089 バーナード・リーチ 黒釉鳥文抜絵茶碗 ¥100000~ 付識箱(桐) 12×12×6 浜田晋作箱識 バーナード・リーチ (明治二十・1887~昭和五十四・1979)はイギリ スの陶芸家。香港生まれ。ロンドン美術学校でエッチングを学んだ後、 明治四十二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、柳宗悦、濱田庄司ら と交流。大正九年帰国、セント・アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイ ギリスの技法を適用、独自の作風を展開した。
O-091 金城次郎 抱瓶 ¥100,000~ 付共箱(モミ) 25×12×19 金城次郎(明治四十四・1911~平成十六・2004)は沖縄県生まれの陶 芸家。壺屋に築窯。濱田庄司・柳宗悦らの支持を得て、戦後数々の陶芸 展に出展。昭和六十年重要無形文化財「琉球陶器」保持者に認定。勲六等 瑞宝章。
O-093 富本憲吉 色絵灰皿 一対 ¥60,000~ 付共箱(桐) 85×6×55
O-092 北大路魯山人 魚形箸置 五 ¥80,000 付木箱(桐) 55×4×2 魯印 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名 房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正 十四年超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星 岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染 付・赤絵と多岐にわたった。
O-094 富本憲吉 色絵灰皿 二 ¥60,000~ 8×6×6(付共箱・桐) 8×55×6(付木箱・杉)
富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県の人。明治四十二年東京美術学校図案科卒業後、英国に留学、工芸に対する知見を広 める。帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で楽焼を試みて大正四年本窯を築く。昭和元年、東京祖師谷に窯を移し、国画会に入会。同十九年 東京美術学校教授。戦後は官職を辞し、京都に移り制作に専念。三十年重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。三十六年文化勲章受賞。色絵に金銀彩を 加えた華麗な作風で知られる。
O-095 塚本快示 白磁刻文鉢 ¥80,000~ 付共箱(桐) 195×195×75 磁貫 塚本快示(大正元・1912~平成二・1990)は岐 阜県生まれの陶芸家。本名は快兒。家業の作陶を 行いながら中国陶磁器の研究に励んだ。昭和五 十八年(1983)に「白磁」「青白磁」重要無形文化 財保持者認定。土岐市名誉市民。
O-096 今井政之 長方皿 ¥50,000~ 付共箱(杉) 50×275×7 榊莫山文字 今井政之(昭和五・1930~令和五・2023)は広 島県竹原市出身の陶芸家。象嵌作陶の第一人者。 京都府文化賞功労賞受賞、京都市文化功労者表 彰、日本芸術院賞受賞ほか多数受賞。日展評議員。 日本新工芸家連盟理事。
O-097 永楽 銀彩丸龍文鉢 ¥70,000~ 付木箱(桐) 28×28×95 大日本永楽印
O-098 十三代柿右衛門 錦手花瓶・額皿 ¥50000~
付共箱(桐)2 25×25×2ほか
十三代酒井田柿右衛門(明治三十九・1906~昭和五十七・1982)本名 酒井田渋雄は、父である十二代とともに江戸中期から途絶えていた濁し 手地の復元に成功。昭和三十八年(1963)に十三代を襲名。昭和四十六年 (1971)柿右衛門製陶技術保存会が重要無形文化財の総合指定を受け、 昭和五十一年(1976)には重要無形文化財保持団体に認定。紫綬褒章、昭 勲四等旭日小綬章。
O-100 志野手付鉢 ¥50,000~ 付識箱(桐) 22×20×12 黒田陶々庵箱識
O-103 加藤卓男
青釉金彩花入 ¥60000~
付共箱(桐) 11×11×24
加藤卓男(大正六・1917~平成十 七・2005)は陶芸家。平成七年 (1995)重要無形文化財保持者認定。
O-099 十四代辻常陸 染付蓋付湯呑 五 ¥50000~ 付共箱(桐) 95×95×7 宮内庁御用達
十四代辻常陸(明治四十二・1909~平成十九・2007)は陶芸家。佐賀県 有田の禁裏御用窯元・辻家に生まれる。戦後すぐに十四代を襲名し、宮内 庁御用達として皇室に関わる。
O-101 横浜焼皿 四 ¥50,000~ 205×205×25 「日本横浜井々村造」赤絵銘 釉裏彩に上絵
O-104 藤原雄
備前筒花入 ¥50000~
付共箱(桐) 9×9×26
藤原雄(昭和七・1932~平成十 三・2001)は陶芸家。藤原啓の長男。 平成八年(1996)「備前焼」重要無 形文化財保持者に認定。
O-102 古曽部桃形三重鉢 ¥50,000~ 大22×21×9 小16×16×7ほか 底印
O-105 北郷悟 テラコッタ
¥70,000~ 18×115×21
O-106 北郷悟
テラコッタ ¥70000~ 12×10×475 ソゲ 北郷悟(昭和二十八・1953~)は福島県出身の彫刻家。東京藝術大学名誉 教授、秋田公立美術大学理事長兼学長。
明治工藝
O-108 長崎螺鈿カードケース ¥180000~ 付木箱(杉) 31×25×11
O-110
銅猫浮文花入 ¥90,000~ 付木箱(桐) 14×9×27
O-109 加納晴雲 銅鯉文花瓶 ¥120000~ 付識箱(桐) 唐木飾台 17×17×26 鋳銘
O-111 雪耕 楼閣山水刻文銅壺 ¥50,000~ 21×21×30
O-112 錦手花鳥文花瓶 ¥60000~ 25×25×46 窯キレ 伊万里
O-113 芝山蒔絵花瓶 ¥1,800,000~ 付木箱(桐) 唐木地鉄線蒔絵飾台 20×13×31
漆藝
P-001 牛車蒔絵錫縁硯箱 ¥500000~ 付時代溜塗箱(桐 虫喰) 銀紅葉形水滴 硯石 235×26×6 蓋裏:月下鵜飼蒔絵 内:葛屋蒔絵 P-002 富士蒔絵絵替懐石膳 一口 ¥350,000 付時代溜塗箱(桐)6 椀125×125×10ほか 本膳20 脇膳20 箱膳4 丸盆10 湯桶2 蓋付椀四種各20 杓文字2 補修、キズ数点
P-003 菊花蒔絵錫縁香合 ¥250000~ 付識箱(桐) 仕覆 7×7×3 内同
P-005 光琳蒔絵菓子箪笥 ¥170,000~ 付木箱(桐 虫喰) 16×16×22 引手金具欠失
P-004 伝橘屋友七 蒔絵三重盃 花月台 ¥130000~ 付合箱(桐) 20×20×20 橘屋友七(生年未詳~安政六・1860)は京都生まれの蒔絵師。姓は浅 野。二代長野横笛の門人で、屋号の橘屋を継ぐ。島津家が皇室へ献上し た屏風などに蒔絵を施した。明治五年第一回京都博覧会に漆器を出品、 明治十一年第七回京都博覧会では審査員をつとめた。
P-006 梅蒔絵菓子箪笥 ¥120,000~ 付時代黒塗箱(桐) 17×10×14 銀金具 極小アタリ 総桐溜塗とし、内三段の抽斗を設える。蒔絵意匠は梅で統一され、四側 面と蓋裏に梅樹、天板は梅花を散らす。各稜は金溜塗。金具廻りは全て銀 造とし、座金を梅花に象って「梅尽し」を如実にする。
P-008 橋蒔絵卓 ¥150,000~ 付時代箱(桐 貼札) 42×28×11
P-010 梅鉢紋散蒔絵掛盤 一組 ¥90,000~
付識箱(杉 蓋ワレ) 膳46×46×27ほか 接合補修 スレ ソゲ 隅キレ 色補修
P-012 上藤に大字紋蒔絵三重盃
盃台 ¥50,000~ 付時代箱(桐・虫喰 貼札) 大盃105×105×4ほか 脚ソゲ 小田原大久保家
P-009 桜蒔絵野弁当 ¥100,000~ 付時代溜塗箱(桐) 32×17×29 スレ 小アタリ 塗改 錫徳利ヘコミ
P-011 永田友治 青漆秋海棠蒔絵蓋付椀 五 ¥52,000~ 付木箱(桐 貼札) 12×12×8 貝ウキ 底印 永田友治は京都の蒔絵師。号に方祝、青々子、金書子がある。正徳から 享保にかけて活躍した。
P-013 菊紋団扇蒔絵野弁当 ¥50,000~ 付時代黒塗箱(杉) 31×18×32 スレ ソゲ 色補修 隅キレ
P-014 桜柳蒔絵化粧入 ¥50,000 付木箱(桐) 懸子 8×8×10 蓋ヒビ スレ 内朱 唐花菱紋
P-015 椚蒔絵硯箱 ¥50,000~ 175×21×5
P-018 陸兵衛 流水亀蒔絵広蓋 ¥50000~ 付共識箱(桧) 41×40×6 底面塗補修 「明治八年(1875)」箱識
P-021 漆絵漆器コレクション 七組 ¥50000~ 13×13×8ほか
P-024 根来大盆 ¥50,000~ 51×51×4 スレ 縁小アタリ
P-016 桐紋蒔絵硯箱 ¥50,000~ 付木箱(桐) 16×23×25 小アタリ 硯石 純銀桐紋水滴 蓋裏柿本人麻呂蒔絵
P-019 破笠細工卓 ¥59,000~ 28×16×29
P-022 永久寺宝光院椿皿 二十 ¥50000~ 付時代識箱(杉 破損) 13×13×4 ソゲ
P-025 黒塗丸食籠 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 31×31×23 スレ 色補修 内朱
P-017 青貝梅笹蒔絵文箱 ¥50,000~ 32×41×11 蓋ヒビ、スレ アタリ ハクリ 内黒
P-020 光琳式蒔絵火鉢 ¥50,000~ 35×34×21 淀水車 蛇籠
P-023 色漆塗高台付丸盆 五 ¥50000~ 32×32×5
P-026 青貝田畑文丸盆 ¥50,000~ 付識箱(桐 蓋桟一欠) 18×18×3 カケ
P-028 根来角高杯 ¥320000~ 付木箱(杉) 所載本 325×33×30 天板ワレ ソゲ 『武田家名宝特別展』(日本民族資料館)所載
P-029 獅子牡丹漆絵笈櫃 ¥100,000~ 55×47×70 漆ヒビ ソゲ 剥離
色漆塗傘形酒筒 ¥80000~ 総長77 塗改
P-031 朱塗長箱 ¥80000~ 付飾台 165×38×34 二部式
新漆藝
P-032 玉楮象谷 堆朱菊蝶文香合 ¥400000~ 付識箱(桐) 75×75×25 内茶塗 文綺堂黒斎箱識
玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少より父の教えを受け、塗りと彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野菜、鳥、虫、 などを緻密に彫刻で表現した。また中国、東南アジアの堆朱、堆黒、蒟醤などの技法研究に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆芸の祖。
P-033 二十世堆朱楊成 寿老人文香合 ¥350,000
付木箱(桐) 堆朱鶴子折紙 9×9×3 内黒 底彫銘 堆朱楊成の二十世楊成(明治十三・1880~昭和二十七・1952)は、明 治工芸の漆芸部門にあって、彫刻を石川光明、蒔絵を白山松哉、絵を佐 竹永湖に学び、彫漆に新工夫を加え、今日の彫漆技術発展の端緒を開い たと評価される。
P-034 山下光雪 紅花緑葉瓜虫香合 ¥250,000 付共箱(桐) 8×5×4 内黒 彫銘 山下光雪(は明治二十七・1894~昭和六十二・1987)は漆芸家・京都 鷹峯光悦寺の住職。香川県生まれ。鷹ケ峯塗として茶道具を多く製作し た。
P-036 玉楮象谷 存星蜀葵形香合 ¥180,000 付二重箱(内識桐) 仕覆 85×85×35 内黒 文綺堂黒斎箱識 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少 より父の教えを受け、塗りと彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野 菜、鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。また中国、東南アジアの堆朱、 堆黒、蒟醤などの技法研究に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆 芸の祖。
P-038 一后一兆 金溜塗菊桐香合 ¥100,000~ 付共箱(桐) 8×8×35 内梨子地 一后一兆(明治三十七・1904~平成三・1997)は蒔絵師。輪島塗作家。
P-040 池田遊子 色漆塗大鉢 ¥54,000~ 付共箱(杉) 53×34×8 池田遊子(明治四十二・1909~平成十八・2006)は 広島県生まれの彫刻家。本名は保夫。
P-037 高橋静堂 堆朱香合 ¥150,000~ 付共箱(桐) 9×9×3 内黒
P-039 玉楮象谷 四脚酒盆 ¥60,000~ 付時代識箱(杉 破損) 51×51×14
P-041 倣正倉院螺鈿銀縁文庫 ¥50,000~ 付識箱(モミ) 17×37×13 内黒
P-042 倣東大寺根来油壺 ¥100,000~ 24×24×28
木工藝
P-043 平井汲哉 黄楊彫蓮華如意 ¥200000~
付識箱(桐 貼札) 大総長27ほか 「鉄玄」銘 平井汲哉(明治十二・1879~昭和十三・1938)は大坂生の彫刻師。父・ 半仙に学ぶ。三十六歳まで鉄玄・鉄玄堂と号し、四十九歳から汲斎を名乗 る。パリ万国博覧会で銅賞受賞。
P-045 吉水院伝来脇息 ¥100,000~ 付識箱(杉) 96×24×27
P-044 田中主水 木彫布袋立像 ¥115000~
付共箱(杉) 杖 目録 総高31 彫銘 『第三回根付置物特別展覧会』(大阪市立美術・1941)出陳 田中主水は大坂・四天王寺の佛師職を代々務めた家系。
P-046 池田遊子 孔子立像 ¥100,000~
付共箱(桐) 像高31 総高33 池田遊子(明治四十二・1909 平成十八・2006)は広島県生まれ の彫刻家。本名は保夫。初め宮彫師 だったが、後に前衛的な抽象彫刻 を行った。(財)天門美術館を創設。 関西彫刻家協会委員長。
P-048 田中主水 木彫延年舞 ¥50,000~ 付共箱(桐) 像高23 田中主水は大坂・四天王寺の佛師職を代々務 めた家系。
P-051 長方丸盆 ¥50,000~ 48×33×4
P-054 黒柿煙盆 ¥75,000~ 付木箱(桐) 銀煙管(アタリ) 18×18×22
P-049 茂木弘次 木彫良寛坐像 ¥50,000~ 付共箱(桐) 飾台 像高24
P-052 栃杢盆 ¥50,000~ 42×43×5
P-055 版木火鉢 ¥50,000~ 付陶製五徳 火箸二組 31×31×21
P-050 自在横木 ¥60,000~ 14×9×39 「富貴」彫字
P-053 肥松文机 ¥50,000~ 105×45×26
P-056 木彫獅子頭 ¥50,000~ 付合箱(杉) 23×20×17 下顎欠
Q-001 金屋五郎三郎 金紫銅龍透火舎手焙 ¥230000~
付共箱(桐) 23×21×18
金谷家は鋳金家。屋号金屋、通称五郎三郎。初代道円は寛永年間、京都 で銅器製造に従事。三代目即円は緋色銅を発明、秘伝とする。明治初年、 金屋を金谷に改姓。
Q-003 モール牡丹文盆 ¥120,000~ 付木箱(桐) 33×22×15
Q-002 銅蓮華浮文瓶掛 ¥220000~ 31×27×25
Q-004 銅臥熊 ¥95,000~ 30×19×10
Q-006 金工鏡師唐美人盤 ¥75,000~ 付木箱(桐) 24×24×35
Q-009 銅松下聖人文柄鏡 ¥60,000~ 18×285 「天下一出雲守」銘
Q-012 鉄地素文銚子 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 金溜西洋人蒔絵蓋 175×125×15 銀象嵌把手
Q-007 金工鏡師盤 ¥50,000~ 24×24×3 小ヒビ 裏面貼札
Q-010 銅梅花亀文柄鏡 ¥50,000~ 9×195
Q-013 モール雲龍文三脚鉢 ¥50,000~ 付識箱(杉) 24×24×8
Q-008 銅双鳥文鏡 ¥80,000~ 付木箱(桐 貼札) 135×135×04
Q-011 円鏡 四 ¥50,000~ 付木箱(桐) 7×7ほか
Q-014 銅獣耳壺 ¥50,000 付オトシ 27×245×21
Q-015 銅張良黄石置飾 ¥50,000~ 付合箱(桐) 28×16×37 三部式
Q-016 改鉄吊舟花入行燈 ¥50,000~ 120×30×17
Q-018 鴨政雄 銀胎彫金水指 ¥70000~ 付共箱(桐) 共蓋 所載本 16×16×19 『彫金の世界・蝶と草花 鴨政雄展』(香川県文化会館 平成6)所載
Q-017 金森映井智 象嵌朧銀香合 ¥80,000~ 付共箱(桐) 6×6×5 金森映井智(明治四十一・1908~平成十三・2001)は彫金家。富山県 高岡生。本名栄一。重要無形文化財「彫金」の保持者に認定。
Q-019 鴨政雄 彫金花蝶文菓子器 ¥50000~ 付共箱(桐) 18×18×45
Q-020 鴨政雄 彫金花蝶文額 ¥50000~ 付共シール 25×17 額50×40
鴨政雄(明治三十九・1906~平成十二・2000)は香川県高松出身の彫金作家。東京美術学校金工科を 卒業し、海野清らに師事。日展で活躍。同じく彫金作家の鴨幸太郎は実兄。
Q-021 津字小判 ¥270000~ 付木箱(桐) 35×103 四匁
Q-022 亀山小判 ¥200000~ 4×55 三匁五分
貴石・宝石
R-001 ルビーリング ¥330000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL) 109×88×59mm 10-11号 加熱 充填 5346ct 脇石083ct Pt900
R-003 翡翠リング ¥245,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 153×124×84mm 11号 有色樹脂含浸 1454ct 脇石129ct K18
R-002 ルビーリング ¥180000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL) 129×108×53mm 12-13号 加熱 鉛ガラス含浸 8068ct 148、027刻印 Pt900
R-004 翡翠リング ¥185,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 118×97×58mm 15号 有色樹脂含浸 572ct 脇石038ct Pt900
R-005 珊瑚リング ¥140,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 直径153mm 16号 充填 脇石006ct Pt900
R-008 アレキサンドライトリング
¥115,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 56×39×32mm 10-11号 0619ct 脇石085ct Pt900
R-011 タンザナイトリング
¥75000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 12号 092ct 脇石034ct Pt900
R-006 ブルーサファイアリング
¥130,000~ 付ケース
宝石鑑別書・ソーティングメモ(CGL) 12号 加熱 239ct 脇石086ct Pt900
R-009 珊瑚リング ¥95,000~
付ケース 宝石鑑別書(CGL) 139×100×47mm 14号 518ct 脇石031ct Pt900
R-012 ルビーリング ¥70,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 62×54×21mm 13号 加熱 074ct 脇石032ct Pt900
R-007 翡翠リング ¥135,000~
付ケース 宝石鑑別書(CGL) 154×126×76mm 14-15号 有色樹脂含浸 1335ct 脇石036ct Pt900
R-010 ブラックオパールリング ¥95,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 17号 118ct 脇石050ct Pt900
R-013 タンザナイトリング
¥70000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 12号 081ct 脇石030ct Pt950
R-015 パパラチアサファイア ペンダント ¥140,000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL、NGL) 521×585×251mm 総長39 0764ct 脇石044ct トップPt900 他K18WG
R-018 花珠真珠ネックレス
¥190000~ 付真珠鑑別書(CGL) 真珠鑑別鑑定書(JGL) 直径95-100mm 総長44 SILVER925
R-021 オパールリング ¥65000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 123×87×33mm 16号 重量表示なし Pm
R-016 オパールペンダント
¥100,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ14×30 総長38 835ct 脇石027ct トップK18WG 他Pt850
R-019 真珠ネックレス ¥100000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径90-95mm 総長44 K14
R-022 ファイアオパール リング ¥55,000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL) 78×64×46mm 13号 120ct 脇石032ct Pm900
R-017 ブラックオパールペンダント
¥100,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 122×111×37mm 総長40 317ct 脇石034ct トップPt900 他Pt850
R-020 花珠真珠ネックレス
¥70000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL、GGS) 直径75-80mm 総長43 SILVERTOP ペア珠75mm
R-023 黒蝶真珠リング ¥60000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径94-95mm 10号 Pt900
R-024 翡翠リング ¥50000~ 付宝石鑑別書(CGL) 9号 重量表示なし Pm
R-025 珊瑚ペンダント
¥85,000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL) 110×90×35mm 最長44 307ct
脇石007ct K18WG
R-029 タンザナイト
ペンダント ¥60,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 80×60×32mm 総長40 112ct 脇石045ct トップK18 他Pt850
R-026 珊瑚ペンダント
¥70,000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL)
直径117-117mm 総長40
脇石004ct トップK14WG 他Pt850
R-030 キャッツアイ ペンダント ¥50,000~
付ケース 宝石鑑別書(CGL) 64×65×41mm 総長39 165ct 脇石022ct トップPt900 他Pt850
R-033 枝珊瑚 ペンダントトップ ¥85,000~ 付ケース
宝石鑑別書、ソーティングメ モ(CGL) 35×44 色素残留 K18
R-027 ダイヤモンド ペンダント
¥75,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ16×21 最長44 単一または複数処理 046ct K18WG
R-031 珊瑚ネックレス
¥95,000~ 付ケース
宝石鑑別書(CGL) 直径112-113mm 総長47
色素残留 充填 重量表示なし SILVER
R-028 ダイヤモンド ペンダント
¥70,000~
付ケース 宝石鑑別書(CGL) 08×08 最長48 041ct トップPt900 他Pt850
R-032 エメラルド
ネックレス ¥50,000~
付ケース 宝石鑑別書(CGL)
総長46 透明剤含浸 SILVER
R-034 瑪瑙カメオ ブローチ ¥55,000
付ケース
宝石鑑別書(CGL) 41×51
着色 K18WG
南蛮紅毛
S-001 和装洋婦人画幅 ¥250000~ 付合箱(桐) 絹本 唐木軸端 50×107 表具64×191 ヤケ オレ 無款
S-003 紅毛船画額 ¥100,000~ 紙本 73×53 額94×73 ヤケ シミ
S-002 伝司馬江漢 達磨画賛幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 41×72 表具55×187 シミ オレ キレ S-004 唐船版画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 55×40 表具58×126 ヤケ シミ
S-005
秋草南蛮唐草蒔絵丸四段重 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 11×11×24 最下段ヒビ 蓋ソゲ 内黒
S-006 黒船画賛幅
¥50,000~ 紙本 黒塗軸端 (剥離) 53×123 表具66×187 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ 松平定信賛
江戸の科学 S
S-007 天動説視実等象儀 画幅 ¥50,000~ 紙本 雑木軸端 57×110 表具66×147 ヤケ シミ スレ 穴 ヨゴレ 表具ヨゴレ
S-009 肉筆暗射地球全図 ¥50000~ 紙本 180×101 ヤケ シミ オレ
S-008 動脈一覧画幅 ¥50,000~ 紙本 軸端両欠 70×170 表具74×188 本紙、表具大アレ 版本彩色
S-012 測量機 ¥50,000~ 総高153 S-010 遠眼鏡 ¥70,000~ 付時代合箱(桐) 最大時134 折畳時52 接眼部象牙貼
S-011 針口天秤 ¥50,000~ 付識箱(桐) 錘8 71×26×75
虫喰 紐キレ 「沢瀉ニ次郎左衛門」皿刻印 「加藤正左衛門」皿墨識
考古ほか
T-003
埴輪男子頭部
¥250,000~ 付識箱(桐) 飾台 像高17 伝天神山古墳出土(群馬県)
T-004 発掘鉄刀 ¥100,000~ 付合箱(桐) 総長72
T-006 縄文土器 ¥90,000~ 付識箱(杉) 29×29×32 接合補修
T-005 鍍金辻金物 ¥50,000~ 付木箱(杉 蓋欠) 10×10ほか
T-007 縄文土器 ¥50,000~ 34×34×36 下辺部接合補作
T-008 ペルシャ彫金水注 ¥50,000~ 25×14×38
U-001 ギヤマン鬼霰小鉢 ¥200,000~ 付木箱(桐 貼札) 15×15×8 縁金
U-002 春海商店 硝子鉢 ¥200,000~ 付共箱(杉) 20×20×55
U-003
ギヤマン蓋物 ¥180,000~ 付時代識箱(桐) 10×10×125
U-004 ギヤマン菓子皿 ¥50,000 付合箱(桐) 195×13×4 小ソゲ 縁金
U-006 ガラス徳利 ¥50000~ 6×6×16 U-007 七宝杓立 ¥70000~ 付木箱(桐) 6×6×16 U-008 七宝蓋置 ¥50000~ 付合箱(桐) 6×6×7
染織
V-001 刺子火事装束 ¥70,000~ 123×120×34 ヤケ スレ 木綿 ポンプ
V-004 筒描松鷹家紋布団地 ¥50000~ 124×154 穴 四巾 木綿
V-002 筒描桐鳳凰夜着 ¥50,000~ 140×136×153 穴 穴補修 シミ 木綿
V-005 筒描桐鳳凰家紋布団地 ¥50000~ 148×162 穴補修 五巾 木綿 夜着改
V-003 筒描丸に檜扇紋布団地 ¥50,000~ 220×150 穴 五巾 木綿
V-006 筒描三友布団地 ¥50000~ 160×212 ヤケ 五巾 木綿
V-007 龍村織物 倣名物裂 五 ¥150000~ 61×156
V-009 友禅花鳥幅 ¥50000~
V-008 刺繍君主額 ¥100000~ 18×29 額41×53
V-010 鼈甲青貝折鶴蒔絵帯留 ¥50000~ 付ケース 6×45
V-011 押絵女房風俗衝立 ¥50,000~ 44×132 衝立188×136
V-013 久保田一竹 暈織地文着物 ¥70,000~ 132×154×33 印銘 久保田一竹(大正六・1917~平成十五・2003)は染色 工芸家。早稲田美術専卒。十四歳で友禅師に弟子入り。 シベリア抑留を経て、二十歳のとき「辻が花染」の復元 を決意、昭和五十二年「一竹辻が花」といわれる技法を 創出した。
V-015 型染万祝 ¥50,000~ 130×144×49 スレ
仮仕立 木綿 長栄丸
V-017 西陣織裂帖 ¥50,000~ 26×19ほか 帖31×22×4 金襴、銀襴ほか 220枚貼
V-014 白大島着物 ¥50,000~ 128×164×51
V-016 七条夏袈裟ほか ¥50,000~ 178×97ほか キレ
V-018 酒袋 三十 ¥60,000~ 付革トランク 27×80ほか 穴補修
V-019 房紐 一口 ¥50,000~
V-020 グリンシン布片 ¥70,000~ 75×180 ヤケ 穴補修
V-023 モール布 ¥50000~ 70×310 繕い 小穴 スレ
V-021 ジャワ更紗 ¥50,000~ 90×200
V-024 ジャワ更紗 三 ¥50000~ 30×416ほか ヤケ キレ 小穴 シミ
V-026 モール布 二 ¥50000~ 102×150ほか ヤケ キレ 繕い 内一二枚繋ぎ
V-027 ジャワ更紗 二 ¥50000~ 102×272ほか 小穴 キレ 繕い
V-022 ジャワ更紗 ¥50,000~ 103×260 繕い スレ
V-025 インドネシア浮織布 四 ¥50000~ 107×73ほか
V-028 ジャワ更紗ほか 四 ¥50000~ 103×256ほか ヤケ 小穴
W-004 ガレ マグノリア文花瓶 ¥300000~ 14×14×33
W-005 ドーム 銀装香水壺 ¥190000~ 6×6×18 底サイン二箇所 W-006 銀装ガラス瓶 ¥380000~ 付木箱(桐 シミ)
W-008 ダービー窯
伊万里写皿 ¥100,000~ 付下絵コピー 225×225×25 高台内1887年窯印
W-011 リッジウェイ窯 ウィローパターンカップ&ソーサー 六 ¥50000~ カップ11×85×6 1933年年号印 イギリス
W-014 ミントン
瑠璃金彩花鳥文皿 一対 ¥50,000~ 23×23×25 縁小カケ 窯印 1873年頃 ミントンは1793年創業のイギリス陶磁器メー カー。ボーンチャイナの素地に豪華な金彩を施 した食器を制作。戦後には作風が一変し、「ハド ンホール」など定番品を発表した。
W-009 ミントン
シノワズリカップ&ソーサー
¥50,000~ カップ12×9×55 窯印 カップ1862-1871年 ソーサー 1841-1873年 ミントンは1793年創業のイギリス陶磁器メー カー。ボーンチャイナの素地に豪華な金彩を施 した食器を制作。戦後には作風が一変し、「ハド ンホール」など定番品を発表した。
W-012 オールドノリタケ モザイク文カップ&ソーサー 六 ¥50000~ 付ケース カップ10×75×6 ヤジロベー窯印 1910年頃
W-015 オールドノリタケ
黒地白梅文皿 五 ¥50,000~ 20×20×2 金縁小スレ M-NIPPONグリーン窯印 1911-1921年
W-010 ロイヤルウースター
ジャポニズムカップ&ソーサー 一対
¥50,000~ カップ8×55×55 ヒビ 窯印 1877、1878年 ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器 メーカーにして、英国陶磁器業界において初の ロイヤルの称号を得た名窯である。
W-013 ロイヤルウースター ジャポニズム輪花楕円鉢 ¥50000~ 26×19×4 磁貫 窯印 1880年頃 ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器 メーカーにして、英国陶磁器業界において初の ロイヤルの称号を得た名窯である。
W-016 サンルイ リース文 ゴブレット ¥55,000~ 付飾台 9×9×14 1837年版ロニー・オータン社カタログ所載 (P59No1981) "Verred'eau" 1830年頃
W-018 瑠璃金彩ルイーズ王妃蓋物 ¥50,000~ 85×10×45 フォルクシュテット窯印 A.Becker絵付サイン
W-021 油彩聖画額
¥80000~ 13×16 額22×36 カンバス
W-019 西洋銀水次 ¥50,000~ 16×7×16
W-022 木彫磔刑キリスト像額 ¥50000~ 付大工箱 像高33 額29×39
W-020 デルフト色絵花鳥文 瓢形大花瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐) 17×17×43
W-023 グレゴリオ聖歌譜額 ¥50000~ 27×34 額44×55
W-026 ヘレケ絨毯 ¥50,000~ 61×95 シルク 約100万ノット サマルバング工房 W-024 ペルシャ絨毯 ¥80,000~ 136×207 シルク 約100万ノット 工房サイン
W-025 ペルシャ絨毯 ¥50,000~ 100×146 シルク 約64万ノット マラゲ産 フリンジ不揃
W-034 ペルシャ絨毯 ¥250000~ 240×306 シルク 約64万ノット マラゲ産
史料ほか
Z-001 莞城斎 錦帯橋画幅 ¥400000~ 付木箱(杉) 絹本 竹軸端 85×54 表具95×140 ヤケ オレ 表具スレ
Z-002 航路巻物 ¥150000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 445×53 表具548×57 ヤケ シミ スレ オレ 大坂~長崎
Z-003 蘭岱 林業風景画幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 紙本 骨軸端 95×182 表具99×211 ヤケ シミ オレ 表具大アレ 「明治十丑(1877)」画中 「小坂御料林之内」箱識
Z-005 伝狩野種信 立坊日供御膳図巻物
¥50000~ 紙本 590×28 シミ 虫穴 巻題の「元和三年(1682)二月九日」なる記述により、朝仁親王(東山天 皇)の立坊すなわち立太子に際し用意された昼餉、朝餉の記録と知る。狩 野即誉種信は愛宕下狩野家の祖で、加賀前田家の御用を務めた。
Z-007 河鍋暁斎 鳥羽絵控 未装 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本 423×32 河鍋暁斎(天保二・1831~明治二十二・1889)は下総国古河生まれ。
七歳の時浮世絵を歌川国芳に、狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。安 政五年(1858)独立して本郷で開業。狂斎と号したが、明治三年(1870) 席画がもとで投獄され、以後暁斎と改めた。明治十四年(1881)第二回内 国勧業博覧会において「枯木寒鴉」で受賞。画名を高める。また狂画や諷 刺画も能くした。
Z-009 伝葛飾北斎 下絵綴本 ¥50,000~ 紙本 21×29 シミ 虫穴
Z-006 茶師文書 一口 ¥100000~
Z-008 鈴木其一・円山応挙 巻物 二 ¥50,000~
Z-010 版本手鑑 ¥50,000~ 28×39 「延宝三乙卯年(1675)」跋識 『慶安手鑑』の延宝三年刊行版
付時代溜塗合箱(桐) 紙本 唐木軸端 854×28 表具886×28 ヤケ シミ スレ 虫穴 鈴木其一画稿 円山応挙絵手本 酒井道一跋識 Z-011 『里見八犬伝』第八輯 十 ¥50,000~ 16×23
Z-012 本阿弥光悦 書状幅 ¥220,000~ 付時代箱(桐 虫喰) 紙本
唐木軸端 40×23 表具50×99 大ヤケ シミ スレ 穴 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友 斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。
Z-014 松尾芭蕉 消息幅 ¥80,000~ 付識箱(桐) 紙本
黒塗軸端 31×17 表具42×111 ヤケ シミ 虫穴 表具ヤケ、スレ、シミ 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の 人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。
Z-013 尾形乾山 菊折枝画賛幅 ¥125,000 付時代識箱(桐 蓋寄) 紙本 彫漆軸端 23×47 表具34×126 スレ オレ 表具スレ 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、 画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が 窺える。二代伊八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗った が、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようで ある。六代乾山たる三浦乾也は著名。
Z-015 十返舎一九 書幅 ¥80,000~ 付識箱(杉) 紙本
骨軸端 57×14 表具63×109 スレ オレ 十返舎一九(明和二・1765~天保二・1831)は戯作家。駿府生。本名は 重田貞一、別名は駿河屋藤兵衛、近松与七、別に酔斎などと号した。十返 舎一九と名乗る人物は複数いる。
Z-018 牡丹花肖柏
和歌短冊幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 大倉好斎極札 紙本 牙軸端 5×32 表具34×145 ヤケ スレ 牡丹花肖柏(嘉吉二・1442~大永 七・1527)は連歌師。中院通淳の子。号 は夢庵・牡丹花・弄花老人など。
Z-019 諸家短冊貼交帖 ¥50000~ 紙本 6×36 帖16×41 ヤケ
Z-017 橘曙覧 三行書幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 所載本 紙本 竹軸端 44×131 表具48×200 シミ オレ 『橘曙覧』(昭和四十三)所載 橘曙覧(文化九・1812~慶応四・1868)は歌人。越前の人。名を五三郎 茂時、尚事。京都の児玉三郎の門に学び、また飛騨の田中大秀の門で詩 歌を学んだ。
Z-020
弁慶四文状幅 ¥50,000
付時代識箱
(桐 破損)
紙本 P軸端 43×24
表具62×109 ヤケ スレ オレ
表具大アレ
Z-021 四方佛拓本巻物 ¥50000~ 紙本 紙貼軸端 168×58 表具236×67 シミ
Z-022 田中重久旧蔵拓本 一口 ¥250,000~ 付時代箱(杉) 58×126ほか 中尊寺蔵・孔雀文磬(「重久手拓」朱印) 中尊寺蔵・梵鐘銘文 百草八幡神社蔵・銅造阿弥陀如来坐像背面(「重久手拓」朱印) 妙心寺蔵・梵鐘銘文、幢身 平等院蔵・梵鐘幢身 東大寺法華堂扉落書(一幅、五か所全て一紙に採る) 那須国造碑 (伝)武蔵国分寺宵待庚申碑 不明梵鐘幢身 不明画像塼(伝東大建築教室蔵) 瓦拓本貼交
Z-023 乱版来迎画幅 ¥50,000~ 紙本 雑木軸端 28×51 表具41×116 ヤケ スレ 聖衆来迎寺版摺物を背面に貼付
Z-024 箔押笹龍胆紋纏先端 ¥90,000~ 18×18×28 剥離 ヒビ スレ
Z-026 尾杖 ¥50,000~ 総長95 鉄芯を入れる
Z-025 鬼瓦 ¥50,000~ 34×36 カケ
Z-027 太政官高札 ¥50,000~ 107×48 スレ 「慶応四年(1868)三月」書中 「栗太郡志那村」裏識
Z-029 会津八一 二行書幅 ¥200,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 P軸端 34×137 表具48×211 シミ 宮川寅雄箱識 会津八一(明治十四・1881~昭 和三十一・1956)は新潟生まれの 美術史家、歌人、書家。号渾斎、秋 艸道人。明治三十九年(1906)早稲 田大学文学部卒業後、坪内逍遥に 師事。中学校教師等を歴任後、昭和 六年(1931)早稲田大学教授とし て東洋美術史を講義。昭和二十年 (1945)戦災に遭い郷里に帰る。浪 漫的な和歌を残し、書は清冽な風 で知られた。著書に『南京新唱』 『渾斎随筆』『遊神帖』ほか。歿後、 新潟市に会津八一記念館が設立さ れた。
Z-030 吉川英治 俳句幅 ¥100,000~ 紙本 唐木軸端 30×121 表具43×182 ヨゴレ 吉川英治(明治二十五・1892~昭和三十七・ 1962)は、小説家。
Z-031 鮫島白鶴 三字書幅 ¥100000~ 付合箱(桐) 紙本 雑木軸端 53×135 表具66×199 ヤケ シミ オレ ヤブレ 表具オレ、スレ 鮫島白鶴(安永三・1774~安政六・1859)は書 家。鹿児島藩士。名黄裳。字元吉。通称吉左衛門。
Z-032
吉井勇 晩秋和歌懐紙幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 43×32 表具45×121 シミ 表具オレ、スレ 吉井勇(明治十九・1886~昭和三十 五・1960)は歌人、劇作家、小説家。東京 生まれ。北原白秋・木下杢太郎らと「ス バル」を創刊。耽美的、頽唐的な歌風で 知られる。
Z-034 安岡正篤 書額 ¥50000~ 紙本 14×23 額40×52 安岡正篤(明治三十一・1898~昭和五十八・ 1983)は日本の陽明学者・東洋思想家。大阪出身。
Z-033 川喜田半泥子 二字書幅 ¥65,000 付共識箱(桐) 紙本 瑪瑙軸端 54×34 表具65×105 シミ
坪島土平箱識 川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・1963)は 陶芸家、実業家。
Z-035 村上三島 書扇面額 ¥50000~ 紙本 37×16 額50×50 「献寿書」 村上三島(大正元・1912~平成十七・2005)は 書家。本名は正一。片山萬年、辻本史邑に師事。 上海美術館特別顧問・特別研究員。文化功労者。 文化勲章受賞。全日本書道連盟名誉顧問ほか。
Z-037 岡田茂吉 書横額 ¥50,000~ 紙本 61×27 額87×40 ヤケ 岡田茂吉(明治十五・1882~昭和三十・1955)は東京生まれ の宗教家。世界救世教教祖。号は大樹・自観。大本教に入信する が、大本を離れ大日本観音会を創立し岡田式神霊指圧療法を始 める。昭和五十五年(1980)にMOA(MOKICHIOKADA ASSOCIATION)が発足。箱根・熱海にMOA美術館を創設する。
Z-036 加賀千代女 素月抄巻物 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 ガラス軸端 198×275 表具276×32 加賀千代女(元禄十六・1703~安永四・1775) は女流俳人、加賀の人。千代、千代尼とも。名は つ、号素園、薙髪後法号妙林。画は呉浚明に学ん だ。『千代尼句集』などがある。
Z-038 正岡子規 書状額 ¥50,000~ 紙本 83×18 額107×31 シミ 表具シミ 「明治二十九年(1896)」書中 正岡子規(慶応三・1867~明治三十五・1902)は伊予松山出身の俳人、歌人。 雑誌「ホトトギス」を主導し、写生理論などで俳句の世界に大きな影響を与えた。 短歌改革にも着手。本名を常規、号を獺祭書屋主人、竹の里人など。
Z-040 前田黙鳳 二行書幅 ¥50000~
付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 34×137 表具45×201 シミ オレ 前田黙鳳(嘉永六・1853~大正 七・1918)は播州龍野生の書家。名 は圓、字は士方、別号に龍野人があ る。
Z-041 与謝野晶子 和歌幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 30×140 表具33×198 シミ オレ 与謝野晶子(明治十一・1878~昭 和十七・1942)は歌人・詩人。大阪 の人。明治三十三年(1900)与謝野 鉄幹が創設した新詩社に参加。以降、 明星派歌人として作品を発表し歌 壇に多大な影響を与えた。
アイヌ
Z-042 平櫛田中 一行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 32×129 表具44×195 ヤケ シミ 仁科又亮箱識 平櫛田中(明治五・1872~昭和五 十四・1979)は木彫家。本名倬太郎、 旧姓田中、後平櫛家の養子となる。 明治四十年米原雲海らと日本彫刻 会を結成。東京芸術大学教授、文化 勲章。帝室技藝員。
Z-043 各務鑛三 円空佛画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 34×128 表具46×202 シミ 各務鑛三(明治二十九・1986~昭 和六十・1985)はガラス工芸家。各 務クリスタル製作所を設立。新文展 ほかで審査員をつとめる。日本芸術 院賞ほか受賞。日展評議員、日展参 与を歴任。
Z-044 アイヌ色漆塗拵 ¥80000~ 総長87 剥離
Z-045 種田山頭火 句幅 ¥60,000~ 付識箱(桐) 紙本 瑪瑙軸端 27×58 表具36×125 シミ ヨゴレ 大山澄太箱識 種田山頭火(明治十五・1882~昭 和十五・1940)は俳人。 箱識:大山澄太(明治三十二・ 1899~平成六・1994)。
琉球
Z-046 琉球台脚菓子盆 ¥70000~ 付時代識箱(杉 貼札) 18×18×8 虫喰 スレ
Z-047 松延 大法道徹肖像画賛幅 ¥50,000~ 絹本 雑木軸端 36×94 表具49×174 ヤケ シミ オレ ヨゴレ
Z-050 松永貞徳肖像画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 紙本 潤塗軸端 28×88 表具30×165 ヤケ シミ 山口羅人賛 遠霞文庫主人箱識 山口羅人(元禄十二・1699~宝暦二・1752)俳 人。
Z-048 谷口靄山 井上松濤肖像画賛幅 ¥50,000~
付旧表装背面貼紙 絹本 唐木軸端 33×95 表具44×165 ヤケ 大沼沈山賛 谷口靄山(文化十三・1817~明治三十二・ 1899)は越中国出身の画家。名は貞二、貞。字は 士幹。別号鴨沂水荘。
Z-051 越智通昌肖像画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 27×76 表具38×156 ヤケ シミ 天栄崇勲賛
Z-049 喜多武一 円相肖像画幅 ¥50,000~ 絹本 P軸端 25×53 表具36×150 ヤケ シミ オレ 表具シミ 「弘化三年(1846)」画中 喜多武一(生歿年未詳)は南画家。初代は喜多武 清の子で、文政から弘化年間の作画を確認する。
Z-052 西山梅軒 賢山了貞肖像画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 36×87 表具48×170 ヤケ シミ スレ 虫穴
Z-054 山名八之助肖像系図賛幅
¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 34×111 表具45×189 ヤケ シミ 穴 款記:巖右淵斎一蝶藤房
Z-055 圭岳
中村正次郎夫妻肖像画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 38×106 表具48×165 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、スレ、キレ、穴 「明治十一年(1878)」画中
Z-056 堅山南風 高橋龍太郎夫妻肖像画双幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 素描高橋龍太郎肖像画幅 太巻 紙本 牙軸端 60×96 表具77×194 シミ オレ 表具シミ 堅山南風(明治二十・1887~昭和 五十五・1980)熊本県生。名は熊次。 日展の審査員、参事を務める。日本 芸術院会員。日本美術院常務理事。 文化功労者。文化勲章受章。
Z-057 五姓田義松 太田時敏肖像画幅 ¥100000~
付時代識箱(杉) 絖本 骨軸端(一破損) 46×119 表具57×176 ヤケ 大シミ オレ ヨゴレ 五姓田義松(安政二・1855~大正四・1915)は 洋画家、五姓田芳柳の二男。チャールズ・ワーグ マンらに師事。1878年には明治天皇の御付画家と して御幸に同行。
Z-058 吉原真龍 美人画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 29×116 表具37×188 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ 吉原真龍は岡本豊彦の門人の三畠上龍に師事 した。号臥雲。濃艶な美人画を得意とした。安政 三年(1856)歿。
Z-061 澤田政廣 素描裸婦画額 ¥35000~ 紙本 30×40 額41×53 ヤケ 澤田政廣(明治二十七・1894~昭 和六十三・1988)は彫刻家。本名は 寅吉。旧号は晴彦。文化功労者、文 化勲章受章。
Z-059 龍章 裸婦画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 陶磁軸端 33×46 表具41×132 シミ 「柳斎」朱文丸印 画人未詳
Z-062 桜井陽司
素描裸婦画額 ¥30000~ 紙本 17×25 額31×40 「後ろ向きの裸婦」原題 桜井陽司(1915~2000)は新潟県、 現柏崎市出身の画家。
Z-060 柏堂 裸婦画幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 47×177 表具59×196 シミ オレ 穴 表具シミ、オレ 画人未詳
Z-063 笹川和也
素描裸婦画額 ¥30000~ 紙本 23×35 額41×52 ヤケ スレ 笹川和也(1930~2012)は東京生 の画家。
Z-064 田代素魁 素描裸婦画額 ¥35000~ 紙本 41×64 額67×87 田代素魁(1913~1996)は洋画家、 挿絵画家。東京生、本名友綱。
Z-066 絹谷幸二 素描裸婦画額
¥55,000~ 紙本 46×32 額63×48 ヤケ 絹谷幸二(昭和十八・1943~)は奈良県生ま れ。 昭和四十三年(1968)東京芸術大学油画科 大学院修了。日本芸術院会員。
Z-069 李承哲 裸婦画額 ¥50,000~ 紙本 45×32 額67×54 李承哲は現代水墨画家。
Z-072 菊地辰幸 油彩裸婦画額 ¥30,000~ 37×45 額53×61 「若き白桃の詩」原題 カンバス 菊地辰幸(大正元・1912~平成八・1996)は画 家。国画会会員。
Z-067 荻太郎 素描裸婦画額 ¥50,000~ 紙本 30×18 額46×36 荻太郎(大正四・1915~平成二十一・2009)は 画家、絵本作家。愛知県出身。
Z-070 米良道博 素描裸婦画額 ¥30,000~ 紙本 39×30 額59×49 米良道博(明治三十六・1903~昭和五十八・ 1983)は和歌山県出身の洋画家。一陽会創立。
Z-068 古沢岩美 素描裸婦画額 ¥35,000~ 紙本 52×37 額68×53 古沢岩美(明治四十五・1912~平成十二・ 2000)佐賀県出身の洋画家。
Z-071 藤本直司 裸婦画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 41×31 額62×52 「浅春」原題 藤本直司(昭和二十五・1950~)は京都府生の 日本画家。創画会会友。
Z-073 市村力 油彩裸婦画額 ¥35,000~ 40×31 額60×51 カンバス 市村力は自由美術協会に所属した画家。物故。
Z-074 北郷悟 テラコッタ裸婦像 ¥80,000~ 23×15×105 北郷悟(昭和二十八・1953~)は福島県出身の 彫刻家。東京藝術大学名誉教授、秋田公立美術大 学理事長兼学長。
Z-075 伊藤清永 油彩裸婦画額 ¥350,000~ 付名古屋画廊シール 36×44 額59×66 カンバス 伊藤清永(明治四十四・1911 ~平成十三・2001)は兵庫県生 まれの洋画家。
Z-076 ポール・ギヤマン
油彩裸婦画額 ¥120000~ 53×44 額68×59 カンバス 大阪フォルム画廊扱 ポール・ギヤマン(PaulGuiramand 1926-2007) はフランス出身の画家。パリ国立芸術大学卒。
Z-078 伝長沢芦雪 秘画巻物 ¥200000~ 付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 437×34 表具491×36 ヤケ シミ 九図
Z-079 肉筆秘画巻物 ¥120000~ 付時代溜塗箱(桐) 紙本 雑木軸端 542×27 表具594×32 ヤケ スレ オレ 十二図
Z-080 版本秘画巻物 ¥180,000~ 付木箱(桐) 紙本 錦包軸端 363×23 表具390×23 ヤケ シミ スレ 穴 十図
Z-082 版本秘画帳 三 ¥80000~ 紙本 16×22 ヤケ スレ 「艶本美女久羅部」上中下
Z-084 肉筆秘画巻物 ¥85,000~ 付木箱(桐) 絹本 P軸端 57×34 表具178×38 ヤケ シミ 二図
Z-081 版本秘画 未装 五 ¥200000~ 紙本 39×24ほか シミ スレ 虫穴 裏打
Z-083 版本秘画貼交巻物 ¥55000~ 付木箱(杉) 紙本 骨軸端 87×15 表具350×18 九図
Z-085 肉筆秘画帖 ¥80,000~ 付帙 絹本 19×145 帖17×21×4 ヤケ 十二図
Z-087 肉筆秘画巻物 ¥55000~ 付共箱(桐) 絹本 P軸端 255×18 表具302×38 ヤケ 十二図 画人未詳
Z-089 肉筆秘画巻物 ¥50,000~ 紙本 陶磁軸端 359×26 表具408×31 シミ 九図
Z-091 肉筆秘画帖 ¥50,000~ 絹本 32×26 帖36×30×3 ヤケ シミ 十二図
Z-088 肉筆秘画巻物 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 布貼軸端 354×30 表紙部欠失 ヤケ シミ ウキ 九図
Z-090 肉筆秘画巻物 ¥30,000~ 絹本 骨軸端 326×11 表具399×145 ヤケ シミ 六図
Z-092 肉筆秘画幅 ¥30,000~ 紙本 黒塗軸端 43×28 表具46×114 ヤケ シミ スレ オレ 剥離
Z-093 肉筆秘画帖 ¥50,000~ 絹本 36×26 帖42×32×2 ヤケ シミ 十二図
Z-095 肉筆秘画帖 ¥30000~ 付帙 絹本 18×16 帖22×21×2 ヤケ シミ 十二図
Z-097 肉筆秘画帖 ¥35,000~ 付帙 絹本 27×15 帖30×22×2 ヤケ シミ 十二図
Z-094 肉筆秘画帖 ¥50,000~ 付帙 絹本 22×21 帖27×26×2 ヤケ シミ オゼキレ 十四図 歌舞伎狂言取材
Z-096 肉筆秘画帖 ¥30000~ 絹本 28×23 帖31×26×25 ヤケ シミ 十二図
Z-098 肉筆秘画帖 ¥35,000~ 絹本 20×15 帖26×21×55 ヤケ シミ オゼキレ 十二図
中国美術
漢白玉如来立像
¥700,000~ 付木箱(桐)
総高235
二体は二所から出品され、出品者を異にするが、本来一具を想定されることから、このような解説を付すことになった。最低価 格の違いも夫々の出品者の意思による。
二体を如来像と考定したのは、宝冠の下の螺髪による。二体は両腕の所作の違いと重量差(大日の方が重い)を除けば、総体は極 めて似ており、作調も同じ工房で製作されたことを推定させる。そのようなことから、例えば金剛界五佛のような本来は一具に造 立された可能性も予感されるが、情報が少なく特定には至らない。作期には明代が設定されよう。
CN-002 銅造宝冠如来坐像 ¥500,000~ 総高44 1395g 右手を垂下し、蓮弁状の物を第一指と三指で摘む。左手は第三指と四 指をわずかに曲げて膝前に据える。宝冠を被る如来には、大日を除いて、 宝冠釈迦や阿弥陀佛を知るが、像主の特定には至らない。
CN-003 銅造金剛界大日如来坐像 ¥350,000~ 総高44 1405g
宝冠坐像ともに、袈裟を偏袒に被着し、花文を標した宝冠を被り、耳 飾を垂らし、二の腕に花文の腕釧を巻く。当方は、左手の拳を右手で包 み、両手の第一と二指を立て夫々の指頭を結節させ、胸前に印結する。 金剛界大日如来の智拳印が、左手の第二指を立て、これを右手で掴みこ む定形印をみせるのとは相違するが、掲出の印が、視覚的に智拳印に似 ることから仮に大日如来に比定した。軽傷ながら火傷の痕跡を諸所に見 る。
CN-004 銅鍍金菩薩立像 ¥200000~ 付木箱(桐) 像高11 総高24
CN-005 銅造十一面観音立像 ¥150000~
付黒塗合識箱(杉) 像高21 総高275 CN-006 溜塗龍文拂子 ¥120,000~ 付割竹潤塗長筥 全長76 塵尾
CN-007 青銅 ¥350,000~ 16×16×20
CN-009 青銅 ¥50,000~ 125×125×14
CN-012 人面鎮墓獣 ¥50,000~ 付木箱(杉) 13×16×305 接合補修
CN-008 伝阿房宮古瓦 ¥140,000~ 付時代識箱(杉 大破) 飾金具 35×43×11
CN-010 翡翠小香炉 ¥50,000~ 付木箱(桐) 古作唐木蓋、台(不揃) 6×6×2
CN-013 玉 四 ¥50,000~ 付黒塗三段重 黒塗箱 225×225×08ほか
CN-011 玉 五 ¥70,000~ 付朱塗五段重 163×227×06ほか
CN-014 玉 六 ¥50,000~
CN-016 寿山石鍾離 ¥320,000~ 付唐木箱(貼札) 9×5×5
CN-017
宣徳銅双耳香炉 ¥320,000~ 付玉鈕唐木蓋、飾台 本体18×15×7 「大明宣徳年製」鋳銘
CN-018 寿山石山子飾 ¥320000~ 付唐木箱 唐木飾台 8×6×12
CN-020 総七宝桶 ¥130,000~ 付溜塗箱(桐) 黄銅蓋 24×23×19
CN-019 瑪瑙獅子鈕遊環飾香炉 ¥200000~ 付木箱(桐 貼札) 唐木台 12×9×16
CN-021 銅鼎形算木香炉 ¥200,000~ 25×22×32
CN-023 純銀草花透吊香炉 ¥1,200,000~ 付木箱(桐) 19×21×18
CN-024 霰銀瓶 ¥200000~ 付識箱(桐) 18×15×20
CN-025 銅三足香炉 ¥100000~ 付木箱(桐) 銀火舎(「古市造」刻銘) 13×13×9
CN-026 銀細工 八 ¥100,000~ 大7×7×8ほか
CN-028 白銅銘帯瑞獣大鏡 ¥60000~ 225×225 縁錆
CN-029 銅鍍金香炉 ¥60,000~ 付木箱(桐) 12×12×9 スレ
CN-027 銀瓶 ¥50,000~ 135×11×14
CN-030 花鳥文鉄瓶 ¥50,000~ 付銅蓋 15×15×15
CN-032 白石三足丸硯 ¥320000~ 付玉彫獣鈕唐木蓋、台 15×15×45 スレ 「姚元之」彫銘
CN-034 歙州大硯 ¥150000~ 35×24×9
CN-033 獣鈕水晶印材 三 ¥300000~ 付識箱(桐) 35×35×12ほか
CN-035 端渓竹林賢人硯 ¥150000~ 付唐木ケース 25×18×7
CN-036 端渓竹形硯 ¥80000~
付綴本風箱 堅木ケース 19×12×4
CN-039 端渓硯 ¥50,000 付唐木ケース 285×255×6
CN-042 寿山石印 ¥80000~ 付木箱(桐) 35×2×5
CN-045 赤絵茶缶 ¥50000~ 10×7×12
CN-037 端渓硯 ¥50000~ 付唐木ケース 247×135×31
CN-040 端渓硯 ¥50,000 付唐木ケース(スレ) 29×21×28
CN-043 玉印材 四 ¥60000~ 3×2×7ほか
CN-046 釉彩紫砂茶壺 ¥80000~ 135×135×13
CN-038 端渓小硯 ¥50000~
付唐木蓋 9×55×2 ヒビ 「道光二年(1822)四月製」裏面刻字
CN-041 端渓大硯 ¥50,000~ 34×29×45
CN-044 七宝盃 ¥60000~ 付木箱(桐) 65×65×4
CN-047 急須 ¥50000~ 付合箱(桐) 95×6×6
CN-049 堆黒倶利宝珠香合 ¥480,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 仕覆 7×7×6 内同
CN-050 堆朱唐美人文香合 ¥350,000~ 付時代識箱(桐) 仕覆 85×85×3 ヒビ 内黒
CN-051 唐物青貝掛板 ¥185,000~ 付時代識箱(桐 虫喰) 155×395 剥離 「天保十二辛丑(1841)」箱識 伝福井崇蘭館旧蔵
CN-052 倶利香合 ¥250000~ 付時代箱(桐 貼札) 紫仕覆 75×75×3
CN-054 林則徐 斑竹漢詩彫香筒 ¥90000~ 総長32
「少穆林」彫銘 二十四詩品「雄渾」
CN-057 ¥50,000~ 総長65
CN-053 唐物青貝錫縁香合 ¥150000~ 付時代識箱(桐 貼札) 8×8×25 ヒビ 剥離 小堀政貴蓋甲、久須美疎安箱底書付(大倉信文極紙貼付)
CN-055 青貝人物文香合 ¥50000~ 付識箱(桐) 8×8×25 剥離 内黒
CN-058 青貝平卓 ¥50,000~ 62×42×20 剥離補修
CN-056 唐物彫漆六角盆 ¥60000~ 付時代識箱(桐) 仕覆(破損) 25×18×3 ヒビ
CN-059 鉄胎堆朱楼閣 山水文蓋付壺 ¥70,000~ 付木箱(桐) 14×14×22 補修
CN CN-060 青磁鳳凰耳瓶
¥1,200,000~ 付時代黒塗箱(桐)
仕覆 155×155×295 高台窯キレ
CN-061 砧青磁 算木手香炉 ¥400,000~ 付識箱(桐) 秦蔵六製銀火舎 11×11×7
CN-062 白磁水注 ¥350,000~ 付木箱(桐) 17×13×24
CN-063 何朝宗 徳化窯達磨立像 ¥250,000~ 22×17×52
CN-066 天目茶碗
¥500,000~ 付時代箱(杉) 仕覆 125×125×7 時代銀覆輪
CN-067 梅花天目茶碗 付白檀装根来天目台
¥500000~ 付時代合箱(杉)2 碗125×125×65 台15×15×9 口縁小ソゲ 漆ヒビ
CN-069 古染付海老文皿 ¥350000~ 付時代箱(杉 貼札) 22×22×5 磁貫 虫喰 腹打
CN-071 古染付芙蓉手兜鉢 ¥200000~ 付識箱(桐)
CN-070 古染付乳瓶 ¥300000~ 付合箱(杉) 16×15×19
CN-072 古染付釉裏紅皿 ¥180000~ 付識箱(桐) 185×185×5 虫喰 窯キレ 夏生軒箱識
CN-073 古染付皿 ¥150000~ 付木箱(桐) 215×215×3
虫喰 縁ソゲ補修
CN-076 磁州窯鉄絵花文四耳扁壺 ¥180000~ 付木箱(桐) 23×11×26 耳一補修
CN-074 五彩双龍文台鉢 ¥120000~ 205×205×125 「大清康煕年製」染付銘 CN-075 華南三彩花文輪花皿 ¥190000~ 付合箱(桐) 295×295×6 ヒビ 縁補修
CN-078 天龍寺青磁牡丹透香炉 ¥150,000 付時代合箱(桐) 75×75×6
CN-080 呉須芙蓉手大盤 ¥50,000~ 付時代合識箱(杉) 36×36×6 磁貫 虫喰
CN-079 辰砂武人絵大筆筒 ¥120,000~ 付溜塗合箱(杉) 20×20×27 「大清康煕年製」染付銘
CN-081 呉須芙蓉手盤 ¥60,000~ 付合箱(杉) 33×33×7 スレ 虫喰 窯キレ
CN-082 粉彩四美人文花瓶 ¥50000~ 付木箱(モミ 破損) 19×19×42
CN-083 粉彩剣 ¥50,000~ 総長58
柄接合補修 「大清乾隆年製」銘
CN-084 古染付扇形香合 ¥100,000~ 付識箱(桐) 75×65×3 合口小カケ
CN-086 飛青磁酒会壺 ¥80000~ 付木箱(桐) 6×6×6
CN-088 七官青磁深鉢 ¥50000~ 付合識箱(杉) 18×18×12 磁貫
CN-085 龍泉窯青磁深鉢 ¥100,000~ 付黒塗箱(桐) 仕覆 17×17×9
CN-087 染付薺文煎茶碗 五 ¥80000~ 付木箱(桐) 75×75×4 ヒビ 虫喰 ソゲ
CN-089 南京染付輪花皿 十 ¥50,000~ 付木箱(桐) 135×135×25 極小カケ
CN-090 南京染付小皿 十七 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 8×8×2 虫喰 ソゲ2 虫喰金補修1
CN-093 唐画鶏幅 ¥200,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 43×98 表具56×190 ヤケ オレ 表具オレ、大シミ
CN-094 唐画春秋山水双幅 ¥60,000~ 絹本 黒塗軸端 24×73 表具36×155 ヤケ シミ スレ オレ 表具大シミ、オレ、ヤケ、 穴、ウキ
CN-095 唐画花鳥幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 41×111 表具55×206 ヤケ シミ
CN-096 唐画花鳥幅 ¥50,000~ 絹本 軸端両欠 50×99 表具64×203 ヤケ オレ 「壬子嘉平」画中 款記未詳
CN-098 羅清 牡丹蘭竹画賛幅 ¥400,000
付時代識箱(杉 身一部欠) 紙本 雑木軸端(一欠) 97×180 表具108×222 ヤケ シミ オレ 虫穴 表具アレ 羅清は広東出身の文人画家。号雪谷。明治三年頃自費で来舶し、浅草寺 に寄宿して絵を売った。
CN-099 荘冏生 諸画帖 ¥250,000~ 付識箱(桐) 紙本 11×14 帖14×16×2 ヤケ スレ 虫穴 荘冏生は江蘇武進の進士。順治年間。
CN-100 費丹旭 書画扇子 ¥200,000~ 紙本 総長31 「戊申(1848)冬」画中 費丹旭(1801~1850)は清代の画人。字子 、号暁楼、偶翁ほか。美人 画に秀で、花卉山水も能くした。
CN-101 魯脩 松下双鹿画幅 ¥250,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 35×99 表具48×175 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 画人未詳
CN-102 李用雲 青緑山水画幅 ¥150,000~ 付時代識箱(杉 破損) 絹本 唐木軸端 55×127 表具67×199 ヤケ 李用雲は清の文人画家。字大騰、号随庵。長崎に来舶し、 墨竹を能くした。
CN-103 王時敏 山水画賛幅 ¥200,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 42×138 表具57×208 スレ 王時敏(萬暦二十・1592~康熙十九・ 1680)は江蘇出身、四王呉惲の一。
CN-105 董其昌 書巻物 ¥300000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 255×28 表具516×31 ヤケ 虫穴 「辛酉(1921)」呉昌碩巻頭識 「大正十一年(1922)」富岡鉄斎跋、箱識、題箋 董其昌(嘉靖三十四・1555~崇禎九・1636)は明後期の書家、画家。字玄宰、号思白、香光。華亭(上海市松江)の人。官は礼部尚書兼太子太保に至った。 書は行草を得意とし、画は呉派文人画の正系を継ぎながらも構図法・筆墨法は個性主義的傾向が強い。また画論家として尚南貶北論を展開、南宗画の展 開に影響を与えた。
CN-106 趙子昂 行書帖 ¥180,000~ 絹本 15×24 帖21×34×2 大ヤケ カビ 帖大シミ、カビ、ヨゴレ 趙子昂(宝祐二・1254~至治二・1322)は、元時代の官僚・書画家。子 昂は字。名を趙孟頫とし、松雪道人・甲寅人と号した。浙江省出身で、宋 の太宗十一代の孫にあたる。書画ともに元代随一といわれ、とりわけ書 においては、真・行・草の各書体に通じ、その書風は日本も影響を受け た。
CN-107 王素 菊画幅 ¥100,000~ 付識箱(桐 貼札)
紙本 竹軸端 31×19 表具33×96 薄シミ オレ 表具オレ、シミ 「乙丑(1865)」画中 王素(乾隆五十九・1794~光緒三・1877)字小梅、号遜之。江蘇楊州の 甘泉出身。
CN-108 花鳥画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 41×113 表具54×198 ヤケ 大シミ 表具ヤケ、大シミ 翠厳承堅賛
CN-109 如雪 楼閣山水画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 56×123 表具70×223 シミ スレ 伝相国寺僧(来舶画人) 雪渓箱識
CN-111 董三橋 置字幅 ¥50000~ 付時代合箱(桐 破損) 芭蕉画賛幅(明治七・1874) 紙本 唐木軸端(一欠) 52×129 表具66×202 ヤケ オレ 虫穴 「乾隆乙酉(1765)」書中
CN-110 臥雲 山水画賛幅 ¥50000~ 紙本 雑木軸端 29×59 表具39×122 ヤケ シミ スレ オレ 表具オレ、スレ 董士銓賛
CN-112 董三橋 二行書双幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 紙本 雑木軸端 30×131 表具43×195 ヤケ シミ オレ 穴 来舶画人
CN-114 東皐心越 三聖画賛幅 ¥250,000~ 付木箱(桐) 絹本 石軸端 46×107 表具60×199 ヤケ シミ 表具虫穴 東皐心越(明・崇禎十二・1639~元禄八・1695)は曹洞宗 の渡来僧。諱兆隠、興儔、号東皐。浙江省浦江県生まれ、三十 二歳で杭州永福寺住持、三十七歳のとき日本に来訪し、長崎の 興福寺に住して七弦琴や黄檗文化を広めた。書、画、楽、篆刻 に長じた。水戸光圀に招かれて同地に祇園寺を開山。
CN-115 高泉性 一行書幅 ¥130,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 29×131 表具33×194 ヤケ オレ 表具虫穴 高泉性 (崇禎六・1633~元録 八・1695)中国福建省の人。寛文元 (1661)来日。黄檗山萬福寺五代伝 将。
CN-116 即非如一 細字幅 ¥80,000~ 紙本 黒塗軸端 56×26 表具63×89 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、虫穴 即非如一(明・万暦四十四・1616~寛文十一・ 1671)は清から渡来した黄檗宗の禅僧。即非は字、 俗称林氏。福建省出身。黄檗三筆の一人。明暦三 年(1657)来日、長崎崇福寺の住職となる。
CN-117 書画貼交幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙貼軸端 呂紀26×28ほか 表具59×199 ヤケ シミ スレ オレ
CN-118 鄧石如 二行書双幅 ¥100000~ 紙本 錦包軸端 22×174 表具28×205 シミ オレ 表具シミ、オレ、ウキ、虫穴 「嘉慶九年(1804)」書中
CN-119 張子萬 月下山水画扇面額 ¥80000~ 紙本 42×17 額76×46 ヤケ スレ 「同治壬申(1872)」画中
CN-120 柯良 色紙 大小四 ¥50,000~ 内額装1 紙本 大53×45 小27×24ほか 原名柯良順、中国美術家協会会員。
CN-121 愛新覚羅毓鶴 二字書幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 紙本 翠石軸端 47×96 表具58×179 シミ オレ 表具オレ
CN-123 于右任 二字書額 ¥500000~ 紙本 66×32 額102×43 シミ 額破損 于右任(1879~1964)政治家・書家。陝西省三原生。名は伯循、右任は字。日本に留学中、孫文と会い、以後中国民主革命の先駆者として活 躍した。民国成立後、交通部次長・陜西省靖国軍総指令・国民政府委員を経て、審計院院長・監察院院長を歴任。民国38年国民政府と共に台 湾に移った。詩文を能くした。民国53年(1964)歿、86才。
CN-125 西蔵観音タンカ幅 ¥50,000~ 絹本 雑木軸端 21×31 表具35×63 大ヤケ 表装アレ CN-124 西蔵細密曼荼羅 ¥80,000~ 付布帛 114×135 全体145×194 スレ オレ
(写真部分)
CN-126 西蔵経巻 ¥50,000~ 紙本 675×32 ヤケ スレ
朝鮮美術
KR-001 高麗金字経断簡幅 ¥250000~ 付識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 7×30 表具25×136 三行
KR-002 朝鮮虎画幅 ¥170,000~ 付合箱(桐) 絹本 軸端両欠 28×40 表具38×121 ヤケ シミ スレ 虫穴 表具大アレ
KR-003 地獄絵額 ¥160000~ 絹本 68×129 額80×152 ヤケ スレ
KR-004 李朝民画鶴鹿双幅 ¥200,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 32×147 表具42×200 大ヤケ スレ オレ キレ
KR-005 竹虎画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 58×37 表具75×128 スレ オレ 款記未詳
KR-006 李朝武神画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本 骨軸端 47×108 表具63×194 オレ 表具大アレ
KR-007 葡萄栗鼠画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本 雑木軸端 66×152 表具77×205 大アレ 表具大アレ 款記未詳
KR-008 烙画花鳥貼交屏風 小形 二曲 一隻 ¥120,000~ 紙本 35×61 屏風170×76 ヤケ スレ 穴 背面損傷 烙画とは、鉄筆を熱く焼き、これで紙を焦がして絵筆に代えるもので、烙画のほかに、鉄筆画、焼絵などとも呼ぶ。李朝期に盛行し たことは遺品の多さからも窺い知る。当然のこと、本朝へも作品のみならず、作技も伝播しており、巷間に倭人作の作品も見る。が、 朝鮮と比べると、あくまでも素人芸を思わせるものが少なくない。さすがに本家の朝鮮では、墨画に劣らぬ独特の清澄な画域に迫って、 高い画格を首肯させる。この感想は、掲出の作品に対する偽らざる評価でもある。
KR-009 烙画虎画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 石軸端 53×128 表具67×163 シミ オレ ヨゴレ 表具オレ、ヤケ
KR-010 樵山 烙画 葡萄画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 30×98 表具41×163 シミ オレ
KR-011 李朝文字絵額 二 ¥60,000~ 紙本 38×100 額54×141 ヤケ シミ
KR-013 朝鮮諸雅人書巻物 ¥500,000~ 付時代箱(桐 虫喰) 紙本 雑木軸端 1385×25 表具1413×25 ヤケ スレ オレ
KR-014 大院君 蘭画賛額 ¥100000~ 絖本 40×139 額54×176 ヤケ 大シミ スレ 額穴、背面損傷 李是応(1820~1898)は李氏朝鮮英祖の玄孫、南延君球の四男。高宗の父。全州の人。字は時白、号は石坡。海東居士・老石という大院君(正一位)に叙せ られ、幼少の王を摂政して国政を担った。李朝末期に政治家として手腕を振るう傍ら墨蘭の名手として世に聞こえた。画風は李朝南宗画の新境地を開いた 金正喜(1786~1856)の影響を強く受けていたが、後に独自の画境を開き、閔泳翊と双璧をなす存在となった。
KR-015 梧月 一行書双幅 ¥200000~ 付時代合識箱(桐) 紙本 骨軸端 24×91 表具31×162 ヤケ シミ スレ 表具ヤケ、スレ、シミ 朝鮮王
KR-019 朴泳孝 書 未装 二 ¥50,000~ 絹本119×39ほか ヤケ シミ 絹本1 紙本1 朴泳孝(1861~1939)は政治家。金玉均らと共に開化 党を組織。親日派として日韓併合に協力、要職を歴任。
KR-016 金圭鎮 竹画賛幅 ¥60000~ 絖本 唐木軸端 42×140 表具56×204 ヤケ オレ 金圭鎮(1868~1933)
KR-017 韓文閣 牡丹画賛幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 32×100 表具45×187 シミ 表具シミ 吉田早稲後賛、箱識
KR-018 金秀哲 三字書扁額 ¥80,000~ 79×25
KR-020 聖徳大王神鐘飛天拓本幅 ¥50,000~ 紙本 雑木軸端 64×113 表具78×167 シミ
KR
KR-022 朴泳孝 五行書幅 ¥50000~ 紙本 軸端両欠 65×137 表具79×193 ヤケ シミ 朴泳孝(1861~1939)は政治家。金玉均 らと共に開化党を組織。親日派として日 韓併合に協力、要職を歴任。
KR-026
伝世銅鍍金 如来立像 ¥350000~ 付木箱(杉)
飾台 像高175
KR-023 李次雲 四行書幅 ¥50000~ 絖本 雑木軸端 48×125 表具61×191 ヤケ オレ
KR-024 金憲立 二行書幅 ¥50000~ 紙本 黒塗軸端 33×132 表具45×188 シミ オレ 表具シミ
KR-025 禹範善 三行 書幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 49×116 表具63×196 ヤケ シミ 禹範善(1857~1903)は武官。 開化派として乙未事変に参画。呉 市で暗殺される。
KR-027 高麗青磁象嵌香炉 ¥400000~ 付識箱(桐) 海野清製火舎 11×11×11 磁貫 海野清は「彫金」の重要無形文化財保持者。
KR-028 高麗青磁象嵌四耳瓶 ¥500000~ 付木箱(杉・破損 貼札) 16×16×22
磁貫 ヒビ 耳二、高台金補修
KR-034 会寧壺 ¥50000~ 付黒塗合箱(杉) 15×15×12 磁貫
KR-037 李朝掻落祭器 ¥90,000~ 15×15×19 ワレ銀補修
KR-040 朝鮮古瓦 三 ¥50000~ 14×14×25ほか ヒビ
KR-043 李朝鼓胴 ¥50,000~ 28×28×67 ヒビワレ 補修
KR-035 堅手茶碗 ¥50000~ 付木箱(桐) 13×13×65 小ソゲ トリアシ
KR-038 李朝飴釉瓶 ¥50,000 付時代合箱(杉) 15×15×27 口辺接合補修
KR-041 李朝青貝香合 ¥50000~ 付合箱(桐) 75×75×35 極小ソゲ 剥離 内黒
KR-044 李朝十二角ソバン ¥50,000~ 42×42×27
KR-036 高麗堅手茶碗 ¥50000~ 付識箱(桐) 135×135×8 ヒビ
KR-039 高麗青磁万年青文瓶 ¥50,000~ 付合識箱(桐) 12×12×22 磁貫 釉剥離
KR-042 済州丸盆 ¥50000~ 455×47×5
KR-045 バンダヂ ¥50,000~ 86×47×43
KR-047 青貝大盆 ¥250000~ 付時代挽家 仕覆 39×39×5 カケ ソゲ 青貝剥離
KR-049 李王家工房 青貝ソバン ¥100,000~ 44×35×25 脚部三所補修 「 」印
KR-048 李朝青貝棚 ¥150000~ 36×27×24 剥離補修 三方青貝装
KR-050 石造獅子 一対 ¥200,000~ 37×31×42ほか
ワレ接合補修
※当作品は滋賀県別会場で管理しており、各下見会へは持参しません。 落札後の搬出も同会場からになります。詳細お問合せください。 Tel.075-254-8851
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参考文献一覧
至文堂版「日本の美術」の表記は(日美)とした。
辞典 基本文献
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公家 『有職故実大辞典』鈴木敬三 吉川弘文館 平成8 『公卿辞典』坂本武雄 七丈書院 昭和19 『皇室辞典』井原頼明 富山房 昭和57 『皇位継承儀式宝典』 新人物往来社 1990 『天皇家系譜総覧』 新人物往来社 1990 『日本風俗史事典』日本風俗史学会 弘文館 昭和54 『源氏絵』(日美119)秋山光和 昭和51 『伊勢物語絵』(日美301)千野香織 1991 『垂迩画』(日美274)関口正之 1989 『参詣曼荼羅』(日美331)下坂守 1993 仏家 『望月仏教大辞典』世界聖典刊行協会 昭和47 『日本仏家人名辞典』東京美術 平成4(復刻) 『仏具大事典』岡崎嬢 鎌倉新書 昭和57 『仏像図典』佐和隆研 吉川弘文館 昭和37 『仏教絵画』富山美術館 昭和61 『古写経綜鑒』田中塊堂 昭和17 『虚空蔵菩薩』(日美380) 泉武夫 1998 『浄土教画』(日美43) 岡崎譲治 昭和44 『日本佛塔』石田茂作 講談社 昭和44 『ブッダ釈尊』奈良国立博物館 1984 『日本仏教人名辞典』法蔵館 1992 『密教法具』奈良国立博物館 平成5 『経物遺宝』奈良国立博物館 昭和52
武家 『日本の甲冑武具事典』笹間良彦 柏書房 1994 『日本の合戦武具事典』笹間良彦 柏書房 1999 『日本甲冑図鑑』上中下 笹間良義彦 雄山閣 昭和39 『日本の名兜』上中下 笹間良義彦 雄山閣 昭和47 『刀装金工事典』若山猛 雄山閣 平成8 『金工事典』若山泡沫 刀剣春秋出版社 平成11(改) 『刀工総覧』川口陟 刀剣春秋出版社 平成11 『新甲冑師銘鑑』笹間良彦 里文出版 平成12
書画 『古画総覧』佐々木丞平 正子 国書刊行会 2000 『古画備考』(復刻 吉川弘文館・明治45) 『前賢故実』菊地容斎 天保七 『東洋画題総覧』金井紫雲 平成9(復刻版) 『大日本書画名家大鑑』荒木矩編 第一書房 平成3(復刻) 『日本書画骨董大事典』池田常太郎 聚芳閣 大正15 『書画落款印譜大全』狩野亨吉 岩上方外 1996 『中国書画家印鑑款識』上下 上海博物館 1982 『落款花押大辞典』淡交社 昭和57 『日本南画史』梅沢精一 洛東書院 昭和8 『日本南画史』山内長三 瑠璃書房 昭和56 『近代日本絵画史』河北倫明 南階秀爾 中公 昭和53 『浮世絵事典』吉田暎二 画文堂 昭和46 『版画事典』室伏哲郎 東京書籍 1985 『江戸の狩野派』(日美262) 細野正信 昭和63 『狩野派と福岡展』福岡市美術館 1998 『師宣と初期浮世絵』(日美363) 小林忠 1996 『宋紫石と南蘋派』(日美326) 鶴田武良 1993 『谷文晁』(日美257) 河野元昭 1987 『京の絵師は百花繚乱』 京都文化博物館 1998 『桃山絵画』(日美208) 武田恒夫 昭和58 『初期洋風画』(日美80) 坂本満 至文堂 昭和48 『南蛮美術』(日美19) 岡本良知 平凡社 昭和42 『絵馬』(日美92)河田貞 昭和49 『支那人名辞典』上・中・下 大正15 『書画鑑定法』平渡緒川 大正7 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社 中華民国69
『近代日本美術事典』講談社 1989 『関東水墨画の200年』栃木県立博物館、神奈川県立歴史博物館 1998 『円山応挙』京都国立博物館 平成7 『近世の大坂画壇』大阪市立美術館 昭和56 『京都と近代美術』橋本喜三 京都書院 昭和57 『洋画のあけぼの』京都文化博物館 平成11 『京都画壇100年の名作展』京都市美術館 1979
中国 朝鮮『中国美術家人名辞典』兪剣華編 1987 『中国絵画史事典』王伯敏 雄山閣出版 平成八年 『中国書道史』赤井清美 東京堂出版 昭和54 『中国書道辞典』中西慶爾 木耳社 昭和56 『支那絵画史』内藤湖南 弘文堂 昭和15 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社 民国69 『韓国絵画史』安輝濬 吉川弘文館 昭和62 『朝鮮古書画総覧』李英介 昭和46 『朝鮮書画人物辞典』呉世昌 国書刊行会 平成4 『韓国絵画大観』劉復烈 文教院 1979 『韓国人名字号辞典』李斗煕ほか 啓明文化社 1988 『韓国書画家人名辞典』韓文影 汎友社 2000
書家 『くずし字解読字典』 東陽出版 昭和63 『日本書流全史』上下 小松茂美 講談社 昭和45 『古筆大辞典』 淡交社 昭和54 『俳諧大辞典』伊地知鐵男ほか 明治書院 昭和32
茶道 『原色茶道大辞典』井口海仙ほか 淡交社 昭和51 『現代煎茶道辞典』主婦の友社 昭和56 『茶碗窯別銘款』黒田和哉 グラフィック社 平成10 『茶湯便利帳』宮帯出版〔改訂版〕 平成24
諸器 『平凡社・陶器全集』全32 昭和41 『中世・近世の鏡』(日美394) 久保智康 1999 『和鏡』(日美42) 中野政樹 昭和44 『和鏡』 保坂三郎 昭和48 『柄鏡大鑑』小林達雄監修 平成6 『現代名工・職人人名辞典』日外アソシエーツ 1990 『日本美術家事典』O&M 1998 『遊戯具』(日美32) 関忠夫 昭和43 『古鏡』樋口隆康 新潮社 昭和54 『原色陶器大辞典』加藤唐九郎編 淡交社 昭和17 『陶器大辞典』小野賢一郎 合資会社冨山房 昭和11 染織 『原色染織大辞典』淡交社 昭和52 『染』(日美7) 山辺知行 昭和41 『原色日本服飾史』井筒雅風 平成10 『祇園祭の染織美術』京都書院アーツコレクション167 吉田孝次郎 1998 芸道 『能狂言事典』西野春雄・羽田昶 平凡社 1987 「『能楽蘊奥集』の資料性」伊藤正義 平成8 「世襲面打家の概要-出目家の周辺-」 見市泰男 平成13 「能面考」 見市泰男 (『観世』連載/平成12年1、2、3、4、5、6、7、 9、10、11、12月号) 『能狂言面』(日美108) 金子良運 昭和50
漆芸 『棗』池田巌 淡交社 昭和62 『香合』池田巌 淡交社 平成6 『大和古物散策』 岡本彰夫 ぺりかん社 2000 『大和古物漫遊』 ぺりかん社 2003 『日本の漆芸』全六巻 中央公論社 1991 『朱漆』堺市博物館 1986
諸家 『事物起源辞典』 朝倉治彦ほか 東京堂出版 昭和48 『唐船輸出入品数量一覧』 永積洋子 創文社 昭和62 『日本の意匠事典』 岩崎治子 岩崎美術社 1991 『西洋人名辞典』 岩波書店 昭和31 『守貞言謾稿図版集成』 高橋雅夫 雄山閣 2002 『工芸にみる古典文学意匠』 京都国立博物館 昭和55 新刊紹介(一割引きでお取り次ぎいたします) 閨秀書画家辞典 本体 2,300円
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カタログ発行・下見会・入札受付・入札締切
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オークションで落札されなかった作品及び辞退品は再出品(一定の期間をおいて再度出品)の場合を除き、出品支払日 より30日以内に引き取りを完了してください。ご来社による引き取りを原則といたしますが、宅配便等の手配も承り ます。梱包料・運送保険料は出品者負担。引き取りが所定の期間を過ぎる場合は必ず事前にご相談ください。
出品諸経費
■出品に伴う基本的な経費について
落札の場合
不落札の場合
携敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携 敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵敬
猿撮影料
猿保険料
必要経費
その他 必要に応じて
■保険料
猿出品手数料
猿出品手数料消費税
猿カタログ掲載料
猿撮影料 猿保険料
猿作品宅送料 猿保管資材料(大型・重量品)別途
猿梱包資材料 猿修理代
地震などの自然災害による破損・消滅を除く損害(火災・盗難・破損)を補填します。落札・不落札に関わらず、 出品者の負担となり、料率は最低価格の05%。※作品の移動及び最低価格が未定の作品は対象外。
例)最低価格100万円の場合…5,000円
■掲載写真カット料
1カットにつき1,000円。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。(再出品の場合も同様) 例)①作品 + ②箱書 = 2,000円(2カット使用)
■保管資材料
保管期間中の事故を回避するために、養生箱(紙箱)を個別に作ります。木箱付の場合は不要。
落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。 例)30cm×30cm×30cmの場合…約1,200円/箱 出品作品が、標準的な男性が一人で搬入不可能な作品については、1万円~をご負担いただきます。
■カタログ掲載費用
掲載料 サイズ
30,000円 1ページ
15,000円 1/2ページ
10,000円 1/3ページ
7,500円 1/4ページ
5,000円 1/6ページ
3,500円 1/9ページ
3,000円 1/10ページ
2,500円 1/12ページ
1,500円 1/20ページ 一律 500円 写真なし
※不落札の場合は免除(無料)。
出品手数料
■鑑定費用
専門機関または専門家による鑑定を行います。
著名物故作家 3,000~5,000円/点
30,000~50,000円/点
宝石・貴金属類 3,000円/点 刀剣類
一作品につき、落札価格10万円未満は15%、10万円以上は10%(別途消費税)
■経費の負担例
■不落札品の管理
例)最低価格10万円/落札価格20万円
手数料 20,000円
消費税 2,000円
掲載料(1/6サイズ) 5000円
カット料(1カット) 1,000円
保険料 500円
保管資材料 1100円
出品者受取金額 170,400円
※不落札(仮定)の場合の経費負担 カット料(1カット) 1,000円
保険料 500円
保管資材料 1100円
出品精算日より無償保管期間30日を過ぎますと倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/日の有償となります。保管中 のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品 の処分が弊社に一任されます。
※再出品のための滞留は無償。
TheBiddingProcess
Ifyouwishtoputinabid: Makingabidinvolvesthefollowingprocedure
Pleasefillinallnecessaryitemsonthebidform(enclosedattheendofthiscataloguewithanentry example)andsubmittoKogirekaibypost,e-mail,fax,orinpersonAllentryformsmustreachusno laterthantheclosingdatefortenders.Pleasespecifyamethodofdeliveryontheform.Ifno specificationsaremade,auctionedarticleswillbeshippedroughly10daysafterpaymenthasbeen confirmed
*Alterationsadditionsandcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate
*Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,andcancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationwillnotbeaccepted
*Thespecifiedreturnenvelopestake3to4dayslongerthanordinarypostKeepingthisinmindpleasemailyourbidformin assoonaspossible
*IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimetoparticipateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakeadeposit of30%ofyourbiddingpriceinadvanceWithoutthisdeposityourbidwillremaininvalidIfyouareunsuccessfulinyourbid youwillbefullyrefunded
*Pleasebesuretoreadthetermsofagreementattheendofthiscatalogue
Pleasenotethatwewillbeunabletoissuenotesofconfirmationregardingbidformsthatarrivelessthanthreedayspriortothe closingdate
Uponreceivingyourform,wewillsendyouanoteofconfirmation
Pleasereadyournoteofconfirmationcarefully
Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate
*Ifyoudonotreceiveanoteofconfirmation,pleasecontactKogirekai,asitispossiblethatyourbidformhasnotreachedus
○Preliminaryinspection
PreliminaryinspectioninKyoto
*Wewillbeacceptingbidsoutsidethepreliminaryinspectionperiodaswell Businesshours:10:00~17:00Closed:Sundaysandholidays(However,wewillbeopenonthesedaysduringthepreliminary inspection)Weacceptfaxmessagesatallhours Allarticlesinthiscataloguewillbeexhibitedatthepreliminaryinspection,anopportunitytoexaminetheconditionand colorofarticlesinperson (Allarticlesshowvaryingdegreesofdamageandwearduetoaging)
○ConditionReport
Forthosewhoareunabletoparticipateinthepreliminaryinspectionweprovidereportsontheconditionofeacharticlewith imagesofaspecifiedareaofthearticleWewillrespondtorequestsforconditionreportsintheorderoftheirarrival Dependingonthenumberofrequestswereceive,wemaynotbeabletoprovideallthereportsbeforetheclosingdate
Determinationofsuccessfulbidsandbidders
BidswillbeopenedaftertheclosingdateThehighestbidforeacharticlewillbethesuccessfulbidIfmultiplebidderstieforthe highestbid,thearticlewillbesoldtothebidderwhosebidformarrivedatKogirekaiearliestProcessingthebidswilltakeseveral days
ThemostrecentbidformsentinbytheclosingdatewillbethebiddersfinalsubmissionOncethehighestbidshavebeen determinedbidderswillnotbepermittedtochangetheirbiddingprices
*Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid,regardlessofbiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidshavebeensubmittedtothearticle,however,thearticlewillbeputupforaresale(Pleaserefertothe descriptionbelow.)
Theresultsoftheauctionwillbesentbye-mailorfaxtoallbiddersregardlessoftheirsuccess
<Commission>
Inadditiontothehammerprice,thebuyerwillberequiredtopayacommissionatarateof16.5%of eachlotwhenthehammerpriceislessthan1,000,000yen,and165%upto1,000,000yenand11% thereafterofeachlotwhenthenhammerpriceis1,000,000yenormore
Forexample,whenthehammerpriceis1,200,000yen,thecalculationisasbelow.
1,000,000×165%+200,000×11%=187,000
Theabovecalculationsdonotincludeshippingfees
■Resale
Articlesforwhichnobidshavebeenacceptedwillberesoldatreservepricestothefirstpaymentofferwereceive
(5)Payment
MethodsofpaymentincludethefollowingPleasebesuretomakeyourpaymentbythedeadline
a.Cash
*Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson
b.PostalTransfer
*ApostaltransferformwillbeenclosedintheresultsAlltransferfeeswillbebornebyus(Confirmingpaymentstakesabout4 daysIfyouwishtoreceiveyourarticlesooner,pleasefaxusareceiptconfirmingyourpayment)
cBankTransfer
*AnyensuingtransferfeeswillbebornebythecustomerPleasedepositnecessaryamountintotheaccountspecifiedinthe results
(6)Delivery
Articlesmaybeacquiredafterpaymenthasbeenconfirmed
Ifnomethodofdeliveryhasbeenspecifiedonthebidform,wewillarrangeforauctionedarticlestobepackagedandsent(using methodabelow)about10daysafterwehaveconfirmedyourpayment
aPackagingandshippingbycourierservice
*Shippingfeesmustbebornebysuccessfulbidders(Pleaserefertotheshippingfeechartattheendofthiscatalogue)Your shippingbillwillbeenclosedwiththeauctionedarticle Regardingarticleswhicharedifficulttoship,pleasecontactustoreceiveaquotationoftheshippingcosts
*ShipmentsoutsideJapanwillbemadeafterbiddershaveconfirmedandagreedtothewrittenquotationofshippingfeeswe sendthem.
bRetrieval *Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson Onthespotexchangesofcashandauctionedarticlesarealsopermitted Ifyouhavemadeyourpaymentinadvancehoweverpleasebringthereceipt
Thetermofarticledeliveryislimitedto30daysafterthebiddeadline. Afterthisterm,storageofarticleswillcost¥300perdayperarticle
Forfurtherdetailsontheauction,pleasecontactouroffice: Tel:075-254-8851 E-mail:office@kogire-kaicojp
KogirekaiAuctionTermsofAgreement
Pleasenotethatallsuccessfulbiddersareresponsibleforpaying thehammerpriceandwillbecharged30% oftheirhammer priceinthecaseofcancelation
GeneralClause
1AllKogirekaiauctionsandresaleshallbecarriedoutaccording totheJapanesetermsofagreementpublishedinthemostrecent Kogirekaicatalogue
2Uponregisteringarticlesorenteringabid,sellersandbidderswill beviewedashavingacknowledgedthetermsofagreement
3AnydisputeswhichmayarisefromaKogirekaiauctionshallbe subjecttothejurisdictionoftheKyotoDistrictCourt
4AllrightsarereservedbyKogirekaiCo,Ltd
DetailedClause
A.Cataloguesandpreliminaryinspections
1Kogirekaiauctioncataloguescontainingphotos,descriptions andthereservepriceofarticlesputupforauctioncanbeacquired forafeeincludingconsumptiontaxandshipping
2Descriptionsinthecatalogueincludesuchinformationasthe registrationnumbertitlequantityandmeasurementsofarticlesput upforauction
3Alldescriptionsofarticles,aswellasassessmentsregardingthe timeoftheircreationareinterpretationsmadebyKogirekaiatthe timeofregistrationandareforreferentialpurposesonlyTheyare notguaranteedandareinsufficientasadefinitebasisfor judgmentKogirekaiwillnotcompensateorbearresponsibilityfor anyissueswhichmayariseduetoerroneousdescriptionsinthe auctioncatalogueWewillhowevercorrectanynoticeableerrors upondiscoveryIfthereisacleardiscrepancyinopinionbetween usandasellerregardinganarticleandthelatteropinionisapplied inthecataloguedescription,wewillindicatethatitreflectsthe seller’sstanceattheendofthedescription
4Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,and cancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationandcomplaintsaboutdamagedarticleswillnotbe acceptedoncethesuccessfulbiddershavebeendeterminedAlso pleasenotethatKogirekaidoesnotconfirmorguaranteethe mechanicalperformanceofmachinerysuchaswatches
5Itisuponbidderstoconfirmscratches,stainsandotherdamage ofarticlesinpersonatthepreliminaryinspectionAsanauxiliary means,however,werespondtorequestsforconditionreportsby phone
6Weprovideconditionreportsonlyduringthespecifiedperiod
7Publicpreliminaryinspectionswillbeheldduringthespecified period
B.Enteringbids
1Beforeenteringabid,biddersarerequiredtoregistertheirname andaddressandsubmittheirbankcertificatealongwithcopiesof officialidentificationdocuments(suchastheirdriver’slicense, healthinsurancecardorpassport)Pleasebesuretoreadthe biddingrequirementscarefullyKogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofabidderwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction
2Inordertoenterabid,entertheregistrationnumberofthearticle youwishtopurchaseandyourdesiredbiddingpriceonthe specifiedbidform.Bidsmaybesubmittedbypost(Pleaseusethe specifiedenvelope),faxorinpersonIfthetitleandnumberofan itementeredonabidformdonotcorrespondKogirekaiwilldecide whichtoputthroughwithoutconsultingthebidder 3Bidslowerthanthereservepricewillbeineffective
4IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimeto participateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakea depositof30%ofyourbiddingpricebytheclosingdateWithout thisdeposit,yourbidwillremaininvalidAftertheopeningofthe bids,youwillreceiveafull,promptrefundUponrequest,however, thedepositmayberetainedleavingsuccessfulbidderstobe chargedtheremaining70%oftheirbiddingprice
5Kogirekaidoesnotacceptnegotiationstosellunsoldarticles belowthereservepriceNeitherwillwerespondtorequeststo mediatebetweensellersandsuccessfulbidders
6Biddershavetheoptionoflimitingtheirtotalbiddingpriceby
TheKogirekaiauctiontermsofmanagementconsistofageneral clauseanddetailedclausesA,BandC. ClausesA,BandCeachconcerncataloguesandpreliminary inspectionsenteringbidsandlistingarticlesrespectively
enteringtheirbudgetintherelevantcolumnonthebidform.Ifno prioritysequenceisclarified(Pleasenumberthearticlesoutsideof theframetoclarifytheprioritysequence)andthetotalpriceof successfulbidsexceedstheenteredlimitKogirekaiwillarbitrarily decidewhichsuccessfulbidstoputthrough
7Lotbiddingamethodofbiddingforsimilaritemscollectively requiresconsultationinadvanceInordertomakealotbid,enter thetotalbiddingpriceontheform.Ifthetotalbiddingpriceofalot bidderisthesameasthetotalofallhighestindividualbidsforthe collectionofitems,thelotbiddershalloverruletheindividual bidders
8Bidswillbeacceptedfromthedatethecatalogueisissueduntil thespecifiedtimeoftheclosingdateBidformssubmittedbypost orfaxwillbeeffectiveonlyiftheyreachKogirekaibythespecified timeoftheclosingdate
9Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbidding pricescanbemadeuntiltheclosingdateThemostrecentbidform sentinbeforetheclosingdatewillbethebidder’sfinalsubmission
10Thebidswillbeopenedimmediatelyaftertheclosingdate,and eacharticlewillbesoldtothehighestbidderAfterthesuccessful biddershavebeendeterminedtheresultsoftheauctionwillbe senttoallbiddersInthecaseofdelayedcontactwiththe successfulbidder,wewillrespondappropriatelyThebidopening processwillnotbeopentothepublic
11Foreachauctionedarticle,successfulbidderswillberequired topayacommissionfeewhichpercentagedependsonthetotalbid price,andconsumptiontaxonthecommissioninadditiontotheir hammerprice
12Hammerpriceswillbesenttoallbiddersandpublishedinthe nextKogirekaiauctioncatalogue 13Ifmultiplebidderstieforthehighestbidthearticlewillbesold tothebidderwhoseformarrivedatKogirekaiearliest 14Nosuccessfulbidmaybecanceledaftertheclosingdate Delayedpaymentsandothersuchproblems,however,willbe resolvedwithinaspecifiedperiodbychargingthebiddera cancelationfeeof30%oftheirhammerprice(50%ofthe cancellationfeewillinturnbepaidtotheseller)Ifagreement cannotbereachedthroughnegotiationthematterwillbesubject tothelegalproceedingsoftheKyotoDistrictCourtAlllegal expensesmustbebornebythebidderKogirekaiwillnotdo businesswithsuchbiddersthereafter
1550%ofthecancellationfeewillbepaidtotheseller,unless Kogirekaiisunabletocollectthefeefromthebidder 16Paymentsmustbemadewithinthedeadlinethroughcashor depositsintoaspecifiedbankaccountUnlessthenecessary cancelationprocedurehasbeencompletedbidderswillberequired topayaninterestrateof01%oftheirtotalpaymentforeveryday theyarelateinmakingtheirpayment
17Weareopentorequestsfrompublicinstitutionssuchasart museumsthatwishtoextendtheirpaymentdeadlinebeforehand 18Ifasuccessfulbiddercancelstheirbid,thearticlewillbesoldto thesecondhighestbidderatthebiddingpricetheysubmitted 19Assoonaspaymentforauctionedarticleshasbeenconfirmed successfulbiddersmaycollecttheirarticlesUponrequestwewill alsotakeontheprocedureofpackagingandshippingauctioned articlesatKogirekaiInthiscase,bidderswillbechargeda packagingfeeandmustbearallshippingfeesandpremiumsthat ensueSimilarly,bidderswhocommissionthepackagingofan article(includingbreakablesandnonstandard-sizeobjects)toa shippingcompanywillberequiredtobearallcostsOnemonth afterthepaymentdeadlinestorageofarticleswillcost¥300per dayperarticle
20AsarulebiddersoutsideofJapanwillberequiredtomake theirpaymentsincashtotheKogirekaioffice,andsection19 abovewillbeappliedtotheshippingofarticlesoutsideJapanas well
21Kogirekaiwillnotrespondtoanycomplaintsoncepayments havebeenmadetotheseller
22Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid
regardlessofthebiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidhasbeenacceptedforthearticle,however, thearticlewillberesoldatthereservepricetothefirstpayment offerwereceiveUnsoldarticleswillbeputupforresaleuntila specifieddateaftertheauction
23Paymentsforresoldarticlesmustbemadewithin10daysafter purchasehasbeendeterminedBidderswhocanceltheirpurchase afteraresaletothemhasbeendeterminedwillbechargeda cancelationfeeof30%ofthereserveprice
24Wewillnotrespondtoinquiriesregardingtheauctionresults forthreedaysaftertheclosingdate
25Articleswithpartsmadeofanimalsprotectedbythe WashingtonConvention(suchasivorycoralcrocodileand alligatorskin)cannotbeshippedoutsideofJapan
26Asarule,werequestthatbiddersarrangefortheshippingof articlesdifficulttoshipthemselves(Forexample,over-sizedor heavyarticles)UponrequestofbidderswhowishKogirekaito packageandshiptheirarticles,Kogirekaiwillprovideawritten quotationofallensuingcosts
C.ListingArticles
1AllitemsthatfollowKogirekaistandardsshallbelistedandput upforauctionWeprovidefreeconsultationThecriteriaassessing thesuitabilityofitemsfortheKogirekaiauctionreflectthecurrent stanceofKogirekaiandareliabletochangebasedonour judgmentfrompastexperiencesandothercircumstancesEven articlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmaynolonger qualify
2Inordertoputanitemupforauctionsellersarerequiredto presentofficialidentificationdocuments(suchasadriverslicense healthinsurancecardorpassport)Kogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofasellerwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction
3Thereservepriceofeacharticlemustbenolowerthan¥50,000, andthelistingofcertainarticlesmaybedeniedWeareopento consultationregardingthereserveprice
4Kogirekaimaycancelthelistingofanarticleafterthepublication ofthecatalogueInthiscasethesellermustbearallexpenses exceptforlistingfeeswhichwillbebornebyKogirekai
5Reserveprices(minimumdesiredsellingprices)mustbedecided byKogirekaiandsellersthroughdiscussionandprintedinthe auctioncatalogue
6EvenarticlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmay nolongerqualifyforauctiondependingonthecurrentregulations
7Forfurtherinformationonlistingpricespleaserefertoour separatedocumentonthesubject
8Kogirekaireservesthecopyrightandusagerightsregardingall photostakenbyKogirekaievenaftertheauction
9Ifasellersmakesanyrequestsregardingthephotosoftheir articles(size,thenumberofshotstaken,etc)andKogirekai obliges,theywillbechargedthefulllistingfee,regardlessof whethertheyaresuccessfulinsellingtheirarticleornot
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今後の開催予定と出品締切日
141回 特集 佛教美術
(3月下見会)12月中旬
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発行日 2024年10月21日 issued; 21th Oct. 2024
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