141th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG

入札オークション

下見会＜京都市勧業館 みやこめっせ・1F＞

2025年3月5日● 水

10:00～17:00

3月6日● 木

10:00～16:00

東京下見会＜東京プリンスホテル＞11Fピオニー 2025年3月9日● 日 　12:00～18:00

10日● 月 　10:00～16:00

完全予約制（受付は3/5まで） 詳細はお問い合わせください。

京都予約下見＜古裂會本社＞

2025年2月20日～2025年2月28日まで

（日・祝日は除く）

京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176

最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。

＜入札締切＞

2025年3月13日（木）必着

カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854 e-mail:office@kogire-kai.co.jp

目次

特集　佛教美術...............................................................2～53

公家文華..............................................................................54～73

武家.......................................................................................74～112 書畫家...............................................................................113～172 藝能　香道 173～183

茶道 184～223

華道　人形 224～225

燈火器　提物　象牙 226～229

石造美術　景道 230～233

古窯　新陶磁　明治工藝 234～269

漆藝　木工　金工 270～287

貴石　宝石 288～292

江戸の科学 293～295 亞細亞美術ほか　考古 296～298

硝子　染織　西洋美術 299～310 史料ほか　三河某家売立 311～347

中国美術　朝鮮美術 348～381

規約・参加方法 巻末

凡例

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。

□記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。

□時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本（国名）の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。

□水漏れの表記について

水を溜めて使用する道具類であって、底面ないし器腹に明らかな瑕疵を認める 場合、水が漏れるか事前に確認することがある。確認できた場合はその旨を記 載するが、記載のない作品についての健全性を保証するものではない。

□本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ（ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ）とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。

□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について 　子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。

□打掛の表記について 　小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について 　一対のものを一双とし、片双を一隻とした。特記しない場合もある。

□付属箱の表記について 　時代箱：古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明／箱：上記に該当しない古箱／ 共箱：作者によって識字された箱 　識箱：何人かによって識字された箱／新箱：新造箱 □事象の西暦表記について 　和暦と西暦の併記に努め、西暦表記はグレゴリオ暦を採用した。ながら、和暦 西暦間の変換を行った際、若干の誤差を生じている場合がある。

特集

佛教美術

B-001　円空　観音菩薩 ¥1800000～ 　付木箱（桐）　所載本　像高9　蓮弁右端カケ 『円空学会だより（第198号）』所載 底部に接着痕をみるが、昭和三十年代の調査における地震 倒壊対策によるものと側聞する。

円空（寛永九・1632～元禄八・1695）は僧。美濃国生にま れ、若くして出家し日本各地を行脚。 近江園城寺の行場で ある大峰山などで修行。仏像を造りながら全国を遊行。神社 仏閣や困窮にあえぐ庶民の救済を念じてさまざまな像を残 した。生涯十二万体の像を作ったとされ、岐阜県、愛知県を 中心に円空佛とよばれる多くの作品が発見されている。

B-003　銅五鈷杵 ¥160,000～　総長155

B-004

木彫不動明王二童子

¥400,000～　付素木厨子 　不動総高52　厨子59×27×89 　不動玉眼

B-005　銅三鈷杵 ¥120,000～　総長15

B-006　木彫毘沙門天 ¥300,000～　像高74　総高87 　宝塔欠損　戟欠失

B-007

木彫漆箔善光寺式阿弥陀三尊 ¥1000000～　本尊像高50　総高96 漆ウキ、剥離　脇侍両手欠損、足先後補

B-008　銅造十一面観音立像 ¥1,000,000～　像高40　頂上佛欠失

B-009

准胝観音二龍王画幅 ¥1000000～　付時代箱（桐）　絹本 　金軸端　48×80　表具63×158 　ヤケ　スレ　キレ

B-011　銅閼伽桶 ¥100,000～　10×10×17（把手込） 　エクボ　ヒビ

B-014

木彫阿弥陀

如来立像

¥280,000～

付黒塗飾台

像高59　総高73

剥離　玉眼

B-012　銅五鈷杵 ¥50000～　付合箱（桐）　総長145

B-013　黄銅都五鈷杵 ¥50,000～　総長165

B-015　木彫箔押聖観音立像 ¥100000～ 　付ガラスケース（35×28×81）　像高54　総高59　頭部ヒビ 　玉眼

B-016　天台大師尊像画幅 ¥380,000～　付時代合箱（桐）

絹本　金軸端　52×100　表具69×186　大ヤケ　スレ　オレ 正面を向いた天台大師と、足元の左右に二名の僧形を脇侍の如く描く。

大師は糞掃衣を被着し、礼盤であろうか屏風様の背板を持つ台盤に単座 する。大師は右手第一指以外の四指を曲げ、五指を伸ばした左手の上に置 いた結印で、向って左の僧形は筥を、右は経巻を捧げ持つ。三尊形式の天 台大師画像としては、西新井大師総持寺（『比叡山と天台の美術』）、大坂施 福寺（『僧侶の肖像』）の二例を知るが、二脇侍について、総持寺本では特 定されず、施福寺本では章安大師と荊渓大師に比定されている。掲出と前 述の二本は、図像的には三尊形式であること以外共通しないため、感得図 的な天台大師信仰を設定する必要があるやもしれない。紬様の粗密著し い絹布を二巾縫合している点や、本像に礼拝像的性格が加味されている 点に鑑み、作期は南北朝から室町期を設定したい。

B-018　木彫箔押宝珠光背 ¥30,000～ 32×44　漆剥離進行

B-019　木彫一木五輪塔 ¥30000～　 6×6×175

B-020　鈴　三　¥30000～ 　鉄65×65×7ほか　鉄1　銅2

B-021　阿弥陀三尊正面来迎画幅 ¥370,000～　付時代識箱（桐） 　景山畊四郎名刺　絹本　金軸端 35×81　表具50×141　大ヤケ スレ　オレ　キレ　伝恵心僧都筆

B-022　金剛盤　独鈷杵　三鈷杵 ¥70000～　盤24×18×4ほか 「證據堂」彫銘（独鈷杵・三鈷杵）

B-023　木造佛花器 ¥80,000～　 20×20×39　スレ　カケ　剥離　三部式

B-024　銅蓮華刻文鈴 ¥80,000～　 9×9×10

B-025　箸屋泥塔　三十二　¥450,000～　付合箱（モミ） 4×35×6ほか

B-026　釈迦三尊画幅 ¥285,000～ 　付木箱（桐）　絹本　金軸端　66×109 　表具82×199　ヤケ　スレ　キレ　穴

B-028　銅三鈷杵 ¥100000～　総長16

B-031　木彫不動明王立像

B-029　銅火舎香炉 ¥30000～　 付合箱（桐） 9×9×7

B-032　木彫菩薩立像

B-033　銅造十一面観音坐像掛佛 ¥120,000～　付木箱（桐）

B-034　銅造薬師如来坐像掛佛 ¥100,000～　付木箱（桐） 　像高55　全体85×11

B-035　宝生寺佛書作法巻物 ¥500,000～　付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　1350×28　表具1492×28　シミ　オレ　虫穴　表具虫穴

B-037　銅造薬師如来坐像掛佛 ¥100,000～　付飾台 像高11　総高14

B-039　蓮池蒔絵文庫

¥350,000～　付木箱（桐） 30×39×11　隅キレほか補修 断文

B-038　銅鍍金坐像掛佛 ¥95,000～　像高4　板15×15

B-040　法隆寺金堂懸魚金具残欠 ¥350,000～　付識箱（桐） 365×24

B-041　二月堂中食机 ¥150,000～　578×350×252

掲出の天板の裏に「お水取り ちょっと拝見」という新聞記事の切抜が貼付されており、この小形の二月堂机の概略を窺うことになった。 記事は経年劣化著しく、新聞社と発行日の特定には至っていないものの、奈良地方に春を告げる「お水取り」を連載する。掲出に酷似する小机を紹介し て曰く、連行衆が中食に用いたものであり、今日の二月堂机の祖形であるとし、作期を鎌倉時代と推定している。

また、表記される寸法ほかに微妙な差異を見るものの、記事の現品と見てよいだろう机が『朱漆「根来」中世に咲いた花』(MIHО MUSEUM.2013 P113 No84) に出展され図録に掲載されている(W578D340H262)。黒漆塗のそれが“根来展”に出品された理由は、所謂根来塗の二月堂練行衆盤の周辺史料としてであ ろうが、ともあれ掲出との相違は、彫銘(二月堂　食堂)と描銘(二月堂)の有無に限られる。銘文欠落の理由を推察するならば、“試作遺品”あたりか。先の 図録では、側面にあった「二月堂」の書付と作期に言及しない。

B-043　改六地蔵幢身水鉢 ¥30,000～　27×27×22

B-044　石造六地蔵幢身 ¥30,000～　25×25×20　頭部破損

B-046　二尊石佛 ¥30,000～ 　地上高48 ※下見会へは持参しません。落札 後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなり ます。詳細お問合せ下さい。

B-045　不動明王二童子画幅 ¥250000～　付時代合箱（桐） 絹本　金軸端　47×97　表具63×175　大ヤケ　オレ　キレ

B-047　小石佛 ¥30,000～　 総高24

B-048　不動明王二童子画幅 ¥250000～　付時代識箱（杉） 絹本　金軸端　38×92　表具57×169　大ヤケ　オレ　表具オレ、ヤケ

B-049　慈雲飲光　一行書幅 ¥300,000～ 　付時代識箱（桐・桟一欠　貼札）　紙本　潤塗軸端　26×121 　表具38×183　ヤケ　シミ　スレ　オレ　表具ヤケ、スレ、シミ

B-050　慈雲飲光　一行書幅 ¥500,000～　付二重箱（内識桐 　外溜塗）　紙本　牙軸端　27×130　表具29×202　シミ　オレ 慈雲（享保三・1718～文化元・1804）は真言宗の僧、名飲光、号葛城山人、大阪中之島生まれ、十三歳で河内の真言宗法薬寺で出家、また伊藤東涯に儒 学を学んだ。後に長栄寺、桂林寺などを歴任、晩年は大阪南河内葛城山中の高貴寺に住した。

B-052　叡尊　断簡幅 ¥190,000～　付識箱（桐　貼札）　紙本 　潤塗軸端　11×22　表具28×118 　シミ　スレ　オレ 「文永十年（1273）」書中 叡尊は鎌倉中期の僧。真言律宗を興し、 戒律の復興に努めた。

B-056　豪潮寛海 瀧見観音画幅 ¥100,000～ 付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本 唐木軸端　80×156　表具96×207 　ヤケ　シミ　表具スレ、シミ、ウキ

B-053　寂厳 一行書幅 ¥70,000～ 付識箱（杉）　紙本　唐木軸端 24×135　表具39×193 　スレ　オレ　皓月箱識 寂厳（元禄十五・1702～明 和八・1771）は真言宗の僧。 備中宝島寺に住す。

B-054　萩之坊乗円 一行書幅 ¥60,000～ 付時代箱（桐　貼札）　紙本 唐木軸端　25×127　表具27×194 　ヤケ　オレ 　表具ヤケ、シミ、オレ 萩之坊乗円（生年未詳～延宝 三・1675）。別号玄々子、玄々翁な ど。

B-057　豪潮寛海 蓮上出山釈迦画賛幅 ¥70,000～　付木箱（杉）　絹本 金軸端　31×82　表具49×171 　スレ　オレ

B-055　豪潮寛海 宝篋印陀羅尼幅 ¥70,000～ 付時代識箱（杉　貼札） 絹本　朱塗軸端　42×124 表具56×210　ヤケ　シミ　オレ 表具アレ 「文政十二（1829）」書中 豪潮寛海（寛延二・1749～天保六・ 1835）は天台宗の僧。

B-058　豪潮寛海 塔風景画賛幅 ¥30,000～ 付識箱（桐　貼札）　吉川弘道折紙 紙本　黒塗軸端　24×92 表具26×174　ヤケ　オレ 　表具ヤケ、シミ

B-059　豪潮寛海 瀧画賛幅 ¥30,000～ 付識箱（杉）　紙本　唐木軸端 39×127　表具41×211 薄シミ　オレ　表具オレ

B-060　銅柄香炉 ¥30,000～　総長31 「施主　林源十」刻銘

B-061　銅柄香炉 ¥30,000～　総長30

B-062　銅鍍金柄香炉 ¥30,000～ 　総長30

B-063　大般若経　一巻　¥1,000,000～　付木箱（桐）　紙本　朱塗軸端　855×25　表具872×25　ヤケ　虫穴　麻紙　大般若波羅密多経第一百廿一

B-065　銅鍍金蓮唐草透六角 吊燈籠 ¥200,000～　36×36×47 「元和五年（1619）」刻銘

B-066　涅槃画幅 ¥200,000 　紙本　金軸端　139×174 　表具160×246　スレ　オレ 　表具アレ、ウキ

B-067　鋳銅十一面観音三尊掛佛 ¥70,000 　付プラスチック飾台　全体26×26

B-070　不動明王二童子画幅 ¥185,000～　付時代箱（桐）

絹本　金軸端　40×95　表具57×184　大ヤケ　オレ　キレ　虫穴

B-068

銅造阿弥陀如来立像 ¥50,000～　像高65　総高9

B-069

銅造阿弥陀如来立像 ¥35,000～　像高10　総高12

B-071　龍猛肖像画賛幅 ¥100,000～　付木箱（桐　貼札）

太巻　絹本　金軸端　33×76　表具50×152　大ヤケ　オレ　キレ 　粗羽二重組織 龍猛は紀元後二世紀から三世紀頃にかけて活躍した南インドの僧で、 金剛頂経を感得して密教を流布する端緒となった人物とされる。真言密 教においては、龍猛を含む七祖に弘法大師を加えた真言八祖の一として 崇敬される。

B-073　木彫箔押多宝塔 ¥100000～　25×25×60　宝鐸欠　剥離 　三部式

B-076　装飾経断簡幅 ¥100,000～ 　付黒塗箱（桐　双幅用ながら1幅のみ）　紙本　金軸端 10×28　表具39×162　ヤケ　表具ヤケ、シミ　金銀切箔散

B-074　中尊寺経断簡幅 ¥70,000～　付識箱（桐）　紙本 　牙軸端　5×26　表具27×132 　表具シミ　銀界 　堀江知彦箱識

B-075　紺紙金泥経断簡額 ¥30,000～　紙本　5×24 　額14×54　虫穴　銀界

B-077　金剛菩薩図像幅 ¥80,000～　付識箱（桐）　太巻　紙本 　牙軸端　14×25　表具29×95　シミ　細見古香庵箱識

B-078

木彫箔押

如来坐像

¥80000～

像高19

総高59

剥離　玉眼

B-080　釈迦十六善神画幅 ¥150000～

付識箱（桐）　絹本　蒔絵軸端　38×100　表具53×186 　ヤケ　キレ　虫穴　「破草鞵印」落款

B-079　木彫尼僧坐像 ¥70000～　付畳台　像高40 牡丹唐草金襴袈裟被着

B-081　涅槃画幅 ¥60,000～　付時代箱（桐） 紙本　金軸端　53×88　表具68×154 　ヤケ　シミ　キレ

B-083　弘法大師行状絵巻断簡幅 ¥120000～

付時代箱（桐　貼札）　紙本　朱塗軸端　50×31　表具64×112 　ヤケ　シミ　スレ 唐より帰朝した空海が伽藍建立のために諸国行脚する中で、狩場明神 に遣わされた黒白二頭の犬に先導され、高野山麓天野に至る場面を描く。

B-085　不動明王画幅 ¥95,000～　付時代識箱（杉）　絹本 　金軸端　35×89　表具51×161　大ヤケ　オレ　キレ　表具虫穴

B-084　紺紙金銀泥観音菩薩経賛額 ¥70000～　絹本　 39×35　額57×53　ヤケ　スレ

B-086

木彫菩薩立像 ¥70000～ 像高32　総高66 　補彩　飾不足 　両足先補修

B-087　経断簡幅 ¥50,000～　紙本　唐木軸端　51×23　表具57×128　ヤケ

B-088　経断簡幅 ¥80000～　付二重箱（内桐　外溜塗）　紙本　牙軸端 41×23　表具52×115　ヤケ　スレ　虫穴

B-089　大般若経断簡幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端　52×24　表具58×111 　ヤケ　シミ　オレ　虫穴

B-090　銅造立像　二　¥50,000～ 　像高85ほか　観音　阿弥陀如来

B-091　銅造誕生佛 ¥30000～ 　像高6　総高7

B-092　銅造誕生佛 ¥70,000～ 　像高22　総高31

B-093　如意輪観音画幅 ¥50,000～　付時代溜塗識箱（桐　 虫喰、蓋一部欠）　絹本　唐木軸端 40×93　表具54×177　ヤケ　スレ 　オレ　虫穴　剥離　表具オレ、 ヤケ、虫穴

B-097　金襴織聖徳太子 孝養像幅 ¥50,000～ 　付蒔絵文箱（桐）　金軸端 12×22　表具17×54　ヤケ　オレ

B-094　中嶋慈誓　阿字幅 ¥30,000～　付時代箱（桐） 絹本　金軸端　29×47 表具44×133　ヤケ　シミ　ヨゴレ

B-098

聖徳太子和歌賛幅 ¥30,000～　絹本　唐木軸端 37×93　表具49×157　ヤケ

B-095　弘覚　阿字幅 ¥30,000～　付木箱（桐）　紙本 　朱塗軸端　31×52　表具39×120 　大ヤケ　シミ　オレ　表具虫穴

B-099

毘沙門天二脇侍画幅 ¥30,000～　付木箱（杉　貼札） 　絹本　潤塗軸端　41×96 　表具57×179　シミ　スレ

B-096　土人形弁財天

¥30,000～

付弁財天慶讃幅（文化十二年） 像高15

B-100　木胎小形百万塔 ¥30,000～　付唐木合台　塔総高115　カケ

B-101　薬師寺東塔 管銘拓本幅 ¥30,000～　付木箱（杉）　紙本 　黒塗軸端　43×53　表具58×136 　大シミ

B-102　木彫彩色

地蔵菩薩立像 ¥60,000～ 付黒塗厨子（6×5×15）　木箱（桐） 　像高9　総高12　剥離 錫杖後補

B-106　木彫千体佛

¥30000～　像高11　総高12

B-110　木彫釈迦如来坐像 ¥30,000～ 付黒塗厨子（剥離　扉欠失） 　像高95　総高23 厨子11×9×26

B-103　木彫十一面千手 観音菩薩立像 ¥60,000～ 像高35　総高44　虫喰　ヒビ 「千」「元亀二歳……」台座墨識

B-107　木彫千体佛

¥30000～　像高12　総高17

B-111　木彫菩薩坐像 ¥30,000～　像高10　総高21　スレ 　銅板透光背補修

B-104　木彫地蔵菩薩立像 ¥60000～　付飾台 　像高185　総高265

B-108　木彫如来立像 ¥30000～ 付無扉式素木八角厨子　像高12 総高14　両手先欠失

B-112　木彫千体佛

¥30,000～　像高125　総高15

B-105　木彫菩薩坐像 ¥30000～　像高20　総高25 　右手先欠失

B-109　木彫漆箔化佛 ¥30000～　付古材背板 　像高85　総高135

B-113　富貴寺古材 ¥50,000～　265×60×3　虫喰 　大ヒビ　ワレ接合補修

B-115　木彫十二神将 ¥55,000～ 　像高52　総高73　諸具欠失　釘止　玉眼

B-118　吉川政治 薬師如来坐像 ¥50000～ 像高21　総高29　右第三指先、 左全指先カケ　二部式 「昭和二十一年　吉川政治造」墨識

B-116　佐藤勝輔　木彫観音立像 ¥80,000～　付共箱（桐）　像高33　総高47

B-119　森大造

木彫神農立像 ¥50000～

付識箱（桐）　総高36 「大造刻」銘

森大造（明治三十三・1900～昭和 六十三・1988）は滋賀県生まれの彫 刻家。

B-117　木彫金泥菩薩立像 ¥70,000～　像高42　総高64

B-120　加納鉄哉

聖徳太子孝養像 ¥30000～　 像高17　全体18×25 加納鉄哉（弘化二・1845～大正十 四・1925）は岐阜出身。

B-121　木彫鬼 ¥30000～　 総高65

B-124　圭月 古材八角香合 ¥30000～ 6×6×3 「圭月刀」底彫銘

B-125　彩色蓮弁 ¥30000～　75×13 B-122　廣銕　木彫誕生佛 ¥30,000～　像高125　総高135 　在銘

B-123　松久朋琳　香合佛 ¥50000～　付共箱（桐） 4×4×15 　帯留工作 松久朋琳（明治三十四・1901～昭和六十二・ 1987）は佛師。佛像彫刻研究所創設。昭和五十 三年京都市文化功労者。

B-126　一石五輪塔 ¥30,000～　総高53 ※下見会には持参しません。落札 後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなり ます。詳細お問合せ下さい。

B-127　一石五輪塔 ¥35,000～　総高61

B-130　銅風鐸 ¥50000～　27×27×43

B-133　木魚 ¥30000～　 34×35×32　小ヒビ

B-137　法螺貝 ¥30,000～　 総長25

B-128　一石五輪塔 ¥30,000～　総高48

B-131　鉄籠目透華籠　三　¥30000～　 28×28ほか

B-134　百万遍数珠 ¥30000～　総長約10m

B-138　鍛鉄鉦架 ¥30000～　総長50　竹柄

B-129　一石五輪塔 ¥30,000～　総高33

B-132　厨子 ¥30000～　36×11×42

虫喰　吊元補材

B-135　薬師寺什器数珠 ¥30000～　付識箱（杉） 　総長約10m 「昭和八年（1933）寄附」箱識

B-139　鋳銅経筒 ¥30000～　付木箱（杉） 12×12×22

B-136　貼堆朱柄拂子 ¥30000～　総長104（紐含まず） 　剥離

B-140　古材結界 ¥30,000～　94×8×11 　不読焼印

B-142　浄土七祖太子孝養画双幅

B-143　伝蓮如　名号幅 ¥30,000～　付合箱（桐）　紙本 　金軸端　44×117　表具62×179 　大ヤケ　ウキ　スレ　オレ 　表具アレ

B-144　木彫彩色蓮如坐像 ¥50,000～　像高33　スレ

B-145　本如　虎画幅 ¥90,000～　付時代識箱（桐）　絹本

牙貼軸端　38×98　表具51×184　ヤケ　シミ　表具ヤケ、スレ 本如（安永七・1778～文政九・1827）は浄土真宗の僧、西本願寺十九世宗 主。諱は光摂。

B-147　大谷光暢　名号幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本 　蒔絵軸端　35×91　表具50×177 　シミ　オレ 大谷光暢（明治三十六・1903～平 成五・1993）は東本願寺第二十四代 法主。真宗大谷派管長。法名闡如。 号愚郊。

B-148　服部月洲　 親鸞石枕画幅 ¥50000～　付共箱（桐） 　絹本　骨軸端　42×123 　表具55×192

B-146　水原慈音　一行書幅 ¥30000～ 付識箱（桐）　紙本　竹軸端　12×129　表具19×195 ヤケ　スレ　オレ 「天満定尊坊住職末孫楠宏英」箱識 水原慈音（天保六・1835～明治四十一・1908）真宗 本願寺派僧｡

B-150　広如　和歌懐紙幅 ¥50,000～ 　付識箱（杉　貼札）　紙本　唐木軸端 48×34　表具60×121

B-149

西光寺袈裟・法服ほか　一口 ¥50000～　法服170×65×72ほか ヤケ　キレ　中啓修補 五条袈裟2　輪袈裟2　濃紺法衣2（内1大破） 　下袴2　七条袈裟1　直綴1　色衣1　中啓2

B-152　大谷句佛 四字書幅 ¥30000～ 付識箱（杉）　絹本　雑木軸端 34×26　表具52×130　ヤケ 大谷句佛（明治八・1875～昭和十 八・1943）浄土真宗の僧・俳人。

B-153　銅五具足ほか　七　¥85,000～　燭台総高19ほか

B-154

黄銅五具足 ¥30000～ 　燭台総高32ほか

B-157　黄銅蓮文御食器 ¥35,000～　 15×15×20 「江州赤ノ井御坊什物」刻銘

こ と の は の 玉 ひ ろ は ば や 秋 の よ の つ き に あ か し の う ら つ た ひ し て

B-158　彩絵華足　一対　¥30,000 　付木箱（杉） 12×13×16　スレ　キレ

B-160　大田垣蓮月 和歌短冊幅 ¥35000～ 付識箱（桐）　紙本　潤塗軸端 6×36　表具27×141 神光院住光圓箱識

B-155

黄銅仏具　一口　 ¥30,000～ 付時代識箱（杉）2 佛花器145×145×20

ほか

輪燈一対　佛花器大小 　香炉　火舎香炉 　佛飯器一対 　塗香器　酒水器 　六器

B-156　木彫蓮台 　二対　¥50,000～ 付渋紙貼箱2（ワレ） 135×135×15ほか 　カケ

B-159　銅兎文小香炉 ¥30,000～　 付鍍銀火舎　85×85×6

B-161　大田垣蓮月

白蔵主画賛幅 ¥50000～ 付時代識箱（杉）　紙本　潤塗軸端 23×99　表具25×178　ヤケ シミ　スレ　表具オレ、ヤケ

大田垣蓮月（寛政三・1791～明治八・1875）は女流歌人。名は誠（のぶ）。 京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。

B-162　山口光円 一行書幅 ¥30000～ 付共箱（杉）　紙本　黒塗軸端 22×102　表具25×184　シミ　オレ 　表具オレ、シミ B-163　山口光円 二行書幅 ¥30000～　紙本 潤塗軸端　31×34　表具36×130 　オレ

山口光円（明治二十四・1891～昭和四十七・1972）は、仏教学者。曼殊院 門跡。号含山山人。

B-164　平井顕斎　日蓮尊像画賛幅 ¥150000～ 付識箱（杉）　絹本　骨軸端　36×87　表具46×166　ヤケ　シミ　オレ 平井顕斎（享和二・1802～安政三・1856）は遠江出身の画家。字は欽 夫、号は顕斎。谷文晁、渡辺崋山門下。

B-166　縫取法華題目幅 ¥30,000～ 　絹本　雑木軸端　22×38　表具30×67　ヤケ 　シミ　表具大アレ　背面補修

B-165　日印　法華曼荼羅幅 ¥100000～　付合箱（杉） 　日辰極紙（寛延二）　紙本　黒塗軸端（ソゲ） 18×33　表具27×83 　大ヤケ　スレ　虫穴　表具アレ　「徳治元年（1306）」書中

B-167　日良　和歌色紙幅 ¥30,000～ 　紙本　雑木軸端　15×16　表具34×97 　ヤケ　オレ　虫穴　表具ヤケ、オレ、スレ

B-168　法華三宝尊 ¥50000～

付黒塗合厨子（スレ　剥離）　総高39 　厨子38×22×47　ソゲ

B-169　木彫日蓮坐像 ¥50,000～ 　付台　像高16　総高23　玉眼 「大正十年（1921）」背面朱識

B-171　出山釈迦画幅 ¥150000～

紙本　骨軸端　55×138　表具67×225　スレ 　オレ　虫穴　表具オレ、大シミ、虫穴

B-172　達磨画幅 ¥70,000～

付識箱（桐　身桟一欠）　紙本　唐木軸端 53×99　表具66×188　ヤケ　スレ　オレ　虫穴 　表具オレ、ヤケ　「墨子」白文方印

B-173　木彫賓頭盧坐像 ¥80000～　 58×40×60　大破　玉眼

B-174　雲谷等顔　朱衣達磨画幅 ¥60000～　付時代識箱（桐）　紙本　骨軸端 44×87　表具55×173　ヤケ　オレ　キレ　穴 雲谷等顔（天文十六・1547～元和四・1618）は 画家、雲谷派の祖。名直治、通称治兵衛。

B-175　木彫彩色達磨坐像 ¥30000～

付識箱（桐）　唐木曲 　像高10　総高19

B-176　石造小羅漢 ¥30000～　総高15

B-177　出山釈迦画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本 　牙軸端　54×122　表具65×214 　スレ　オレ

B-178　狩野常信 岩上観音画幅 ¥50,000～　 付木箱（杉）　絹本　雑木軸端 33×104　表具43×173　ヤケ 　シミ　スレ　オレ 　表具オレ、スレ 狩野常信（寛永十三・1636～ 正徳三・1713）。木挽町狩野家二 代。号養朴、古川叟ほか。

B-181　宙宝宗宇　五字書幅 ¥200000～　付識箱（桐）　紙本 　牙軸端　85×27　表具88×130　オレ　惺斎箱書 宙宝宗宇（宝暦十・1760～天保九・1838）は臨済宗の僧、大徳寺四百 十八世。塔頭芳春院第十三世住職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。 則道宗軌について法を嗣ぐ。芳春院内に松月庵を営む。詩偈、書に優れ、 名筆と称された。また、茶の湯を能くし製陶にも長じた。天保七年、仁孝 天皇より天光真照禅師の号を賜る。

B-179　池田雲樵

寒山拾得画幅 ¥35,000～　紙本 　唐木軸端　64×129　表具80×206 ヤケ　シミ　スレ　オレ 「倣南田老人大筆法歳在辛亥（1851） 菊秋北凌到」 池田雲樵（文政七・1824～明治十九・ 1886）は画家、勢州津藩士。名政敬、字公 維、別号半仙ほか。

B-180　岩井泉流 寒山拾得画賛幅 ¥30,000 　付時代箱（杉）　絹本 唐木軸端　30×101 表具43×181　ヤケ　シミ　スレ 　オレ　圓水賛 岩井泉流（正徳三・1713～明 和九・1772）は狩野派の絵師。 名は貞行、久宗。

B-182　一絲文守　墨蹟幅 ¥120000～　付時代箱（桐　貼札） 　大倉汲水極札　紙本　牙軸端　44×27　表具46×107 　ヤケ　シミ　スレ　オレ 一絲文守（慶長十三・1608～正保三・1646）は岩倉具堯の三男で堺の 南宗寺で澤庵に参じ、法は妙心寺愚堂東寔に嗣ぐ。烏丸光廣、小堀遠州、 松花堂昭乗らと親交厚く、茶の湯書画をよくす。寂室派の本山近江永源 寺を中興、法諱文守、号一絲、桐江庵、勅諡号定慧明光仏頂国師。

B-184　澤庵消息ほか貼交風炉先屏風 ¥100000～　紙本　澤庵宗彭35×14ほか　屏風190×79 ヤケ　スレ

B-186　白隠慧鶴　置字幅 ¥100000～　付木箱（桐）　太巻　 紙本　黒塗軸端　64×37　表具79×136 　大ヤケ　シミ　スレ　虫穴 白隠慧鶴（貞享二・1685～明和五・1768）は臨済宗の禅僧。駿河の人。 多数の著作の他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八 年（1758）には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B-185　東嶺円慈　宝珠画賛幅 ¥100,000～　付識箱（桐） 　紙本　雑木軸端　54×31　表具57×96　シミ　表具シミ 東嶺円慈（享保六・1721～寛政四・1792）は近江生まれの臨済宗の僧。 俗姓は中村。諡号は仏護神照禅師。古月禅材、大道文可、ついで白隠慧鶴 に師事、印可を得た。伊豆三島に龍沢寺を創建。著作に『宗門無尽灯論』 『快馬鞭』など。

B-187　遂翁元盧　寒山拾得画賛幅 ¥100000～

付識箱（杉）　絹本　金軸端　54×39　表具64×124　ヤケ　シミ 　オレ　虫穴　表具オレ、ウキ 遂翁元盧（享保元・1716～寛政元・1789）は臨済宗の僧。駿河松蔭寺二 世。初名慧牧、字遂翁。白隠に師事した。また東嶺の勧めで松蔭寺に住す。

B-188　大燈国師　経断簡幅 ¥80000～　付合箱（桐　蓋桟一欠） 　紙本　彫漆軸端　7×30 　表具24×166　ヤケ　スレ　オレ 　表具アレ　古筆家極札貼込 大燈国師（弘安五・1282～建武四・ 1337）は播磨生まれの臨済宗の僧。諱 は妙超、道号は宗峰、大燈国師は通称。 南浦紹明の法を継ぐ。後醍醐天皇、花 園上皇の帰依を得て大徳寺を開いた。

B-190　一休宗純　鴟鴉乱飛画賛幅 ¥300,000～ 付二重箱（内桐）　紙本　牙軸端　22×94　表具25×163 　シミ　オレ 一休宗純（明徳五・1394～文明十三・1481）は室町中期の禅僧。京都 生まれ。別号狂雲子ほか。文明六年大徳寺四十七世となるもすぐに退寺。 歿後大徳寺に真珠庵が建てられた。

B-189　江月宗玩　消息幅 ¥60,000～　付木箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　37×32　表具48×108　スレ　虫穴　表具スレ 「正月十三日付」書中

江月宗玩（天正二・1574～寛永二十・1643）は禅僧、大徳寺百五十六 世。別号欠伸子ほか。津田宗及の子。笑嶺宗訢のち春屋宗園に師事。方丈 再興等、大徳寺の復興に尽力。また龍光院内に茶室孤篷庵を開く。墨蹟 の鑑定に長じ、『江月和尚墨蹟手写』がある。

B-191　白隠慧鶴　福禄寿画賛幅 ¥250,000～　付識箱（桐） 　紙本　骨軸端　29×91　表具41×173　大ヤケ　スレ　オレ　穴 白隠慧鶴（貞享二・1685～明和五・1768）は臨済宗の禅僧。駿河の人。 多数の著作の他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八 年（1758）には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B-193　玉室宗珀　消息幅 ¥85,000～　付識箱（桐）　紙本 　朱塗軸端　32×14　表具45×103　シミ　スレ　愈好斎箱書

B-194　玉室宗珀　消息幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本 　石目塗軸端　47×29　表具59×111　シミ　スレ　オレ　表具オレ

玉室宗珀（元亀三・1572～寛永十八・1641）は臨済宗の僧。春屋宗園の法嗣。大徳寺第百四十七世。徳川家、前田家の帰依を受け、前田利家（天文七・ 1538～慶長四・1599）の正室・まつ（天文十六・1547～慶長十七・1612）のために大徳寺境内に芳春院を開いた。

B-195　沢庵宗彭　一行書幅 ¥200000～　付時代箱（桐　貼札） 大倉好斎、古筆了意極札　紙本　牙軸端 29×115　表具32×188　ヤケ　シミ　オレ 表具ヤケ 沢庵宗彭（天正一・1573～正保二・1646）は臨 済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大 徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に 流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。

B-196　江雲宗龍　一行書幅 ¥150000～　付二重箱（内時代識桐） 大倉汲水、古筆了意極札　絹本　唐木軸端 30×112　表具33×174　ヤケ　ヨゴレ 　小林太玄箱識 江雲宗龍（慶長五・1599～延宝七・1679）は小 堀遠州の子。江月宗玩の法を嗣いだ。大徳寺第百 八十四世。

B-197　仙厓義梵　一行書幅 ¥150000～　付識箱（桐）　紙本　牙軸端 29×99　表具34×173　シミ　スレ　オレ 　表具シミ　冨田渓仙箱識 仙厓義梵（寛延三・1750～天保八・1837）は画 僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧名は義 梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持とな る。飄逸な画風で知られる。

B-198　月舟宗胡　書　未装　¥100,000～　紙本　46×33 　ヤケ　シミ 月舟宗胡（元和四・1618～元禄九・1696）は曹洞宗の僧。諱宗胡、字月 舟、号可憩斎。肥前国出身。武雄円応寺の華岳宗芸に師事、のち諸寺を遊 学したのち、金沢大乗寺の白峰玄滴に参禅、法嗣。寛文十一年（1671）に は大乗寺二十六世となった。

B-200　春屋宗園　法語幅 ¥150,000～　付木箱（桐　貼札） 紙本　朱塗軸端　35×57　表具51×156　ヤケ　スレ　オレ　虫穴 　表具ヤケ、スレ 春屋宗園（享禄二・1529～慶長十一・1611）は大徳寺百十一世。俗姓 を園部氏、諱を宗園、号を一黙子とした。春屋の法を嗣ぐものに玉室宗 珀、江月宗玩などがおり、また、近衛信尹、信尋は春屋に参禅し、千利休、 古田織部、小堀遠州などはその俗弟子となった。京都の人。

B-199　良寛　絵入消息幅 ¥100,000～　付木箱（杉）　紙本　 黒塗軸端　26×22　表具34×115　ヤケ　スレ　オレ 良寛（宝暦八・1758～天保二・1831）は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出 雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、 脱俗生活を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評価された。

B-201　拙叟宗益　一行書幅 ¥100,000～　付識箱（桐　貼札） 　立花大亀添紙　紙本　陶磁軸端　28×100　表具30×181　シミ 拙叟宗益（安永五・1776～安政六・1859）は美作生まれの臨済宗の僧。 大徳寺四百四十七世。自号は無用子。

B-203　古嶽宗亘　細字幅 ¥40,000～ 　付時代箱（桐）　七代神田道伴極札　紙本 　黒塗軸端　34×23　表具45×103　オレ 　表具オレ　江雪宗立書中極 古嶽宗亘（寛正六・1465～天文十七・1548）は 大徳寺七十六世。

B-206　大綱宗彦 瓢画賛幅 ¥50000～

付識箱（桐）　紙本　雑木軸端 27×99　表具30×176　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ、シミ

宮西玄性箱識

B-204　春沢宗晃　寒山拾得画賛幅 ¥40000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 41×34　表具48×117　ヤケ　シミ　オレ　キレ 　虫穴　表具大アレ 春沢宗晃（慶長十八・1613～元禄七・1694）は 大徳寺二百一世。

B-207　大綱宗彦 瓢画賛幅 ¥50000～ 付識箱（桐）　紙本　黒塗軸端 28×86　表具31×163　ヤケ　シミ 　オレ　立花大亀箱識

B-205　玉舟宗璠　細字幅 ¥40,000～ 　付時代箱（桐）　紙本　黒塗軸端　41×26 表具44×109　スレ　オレ　虫穴 　表具オレ、シミ 玉舟宗璠（慶長五・1600～寛文八・1668）は臨 済宗の僧、大徳寺百八十五世。

春 祝 八 十 四 翁 大 綱 春 の 日 の 長 き が う へ も 長 か れ ど い の る は 君 が 齢 な り け り

B-208　大綱宗彦 鈴画賛幅 ¥50000～ 付木箱（杉　貼札）　紙本 黒塗軸端　27×58　表具30×150 ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、オレ

B-209　大綱宗彦 和歌懐紙幅 ¥30000～

付識箱（杉）　紙本　朱塗軸端 43×31　表具45×113　大シミ 　オレ　穴

大綱宗彦（安永元・1772～安政七年・1860）は大徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、和歌や茶 の湯をよくし書画に優れた。裏千家の玄々斎千宗室や表千家の吸江斎千宗左、武者小路千家の全道宗守らと親交し、茶道界の発展に尽力した。

B-210　無学宗衍 一行書幅 ¥50,000～ 付時代識箱（桐・破損 　貼札）　紙本　雑木軸端　28×106 　表具31×181　ヤケ　シミ　オレ 虫穴　表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 無学宗衍（享保六・1721～寛政 三・1791）は大徳寺三百七十八世。

龍門宗禹の法を継ぎ、玉林院に住し、 明和四年（1767）に大徳寺の住職と なり東海寺の輪番を勤めた。

B-214　有馬頼底 一行書幅 ¥60,000～

付木箱（桐）　紙本　骨軸端 33×67　表具46×151 有馬頼底（昭和八・1933～）。臨 済宗相國寺派七代管長、鹿苑寺金閣、 慈照寺銀閣住職、京都仏教会理事長、 日本文化芸術財団理事。

B-211　宙宝宗宇

寒山画賛幅 ¥30,000～

付木箱（桐　蓋桟一欠）　紙本 雑木軸端　23×93　表具32×176 　ヤケ　シミ　スレ　オレ　キレ 　穴　表具オレ、ヤケ、シミ 宙宝宗宇（宝暦十・1760～天保 九・1838）は臨済宗の僧、大徳寺四 百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。 号に洛陽人、松月老人、松月叟など。

B-215　見性宗般 観音画賛幅 ¥50,000～

付木箱（桐）　紙本　潤塗軸端 25×84　表具27×155　大シミ オレ

B-212　立花大亀 一行書幅 ¥30,000～

付共箱（桐）　紙本　黒塗軸端 28×116　表具31×183　オレ 立花大亀（明治三十二・1899～平 成十七・2005）は大徳寺五百十一世、 大徳寺塔頭徳禅寺長老、如意庵庵主。 花園大学長。堺市生まれ。利休の茶 を愛した。号玄室、浮木道人など。

B-216　見性宗般 鼠画四字賛幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 30×86　表具33×171　ヤケ　オレ

見性宗般（嘉永元・1848～大正十一・1922）は臨済宗の僧。大徳寺四百 八十六世。熊本見性寺、八幡円福寺に住す。

B-213　橋本独山

観音菩薩画賛幅 ¥50,000～　 付二重箱（内識桐）　紙本　牙軸端 39×128　表具53×197　ヤケ 　オレ　香洲箱識 橋本独山（明治元・1868～昭和十 三・1938）は臨済宗の僧。相国寺派 管長。相国寺百二十八世。字天真、 別号南苑。

B-217　英巌通璋 一行書幅 ¥30,000～

付木箱（桐）　絖本　唐木軸端 31×131　表具41×187　ヤケ 　シミ　オレ　表具シミ　黄檗

B-219　鈴木大拙　消息幅 ¥80,000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 44×31　表具56×112 鈴木大拙（明治三・1870～昭和四十一・1966）は仏教哲学者。文化勲章。日本学士院会員。

B-221　丹羽廉芳　円相額 ¥30000～　紙本 45×29　額67×43　シミ 丹羽廉芳（明治三十八・1905～平成五・1993）は曹 洞宗の僧。永平寺第七十七世貫主、曹洞宗管長。

B-222　沢庵宗彭　宗宣幅 ¥30000～ 付木箱（杉）　紙本　骨軸端　38×27　表具59×120 　ヤケ　オレ　表具オレ、ヨゴレ、ヤケ、虫穴 「寛永乙亥（1635）仲冬日」書中 沢庵宗彭（天正一・1573～正保二・1646）は臨済宗 の僧。

B-223　雪尾要道 三字書幅 ¥30000～ 　付共箱（桐）　紙本 黒塗軸端　28×97 表具31×171　シミ 　表具オレ 雪尾要道は禅僧。大正元年 （1912）生。宗鏡禅寺（沢庵寺） 庵主。

B-220　立花大亀　茶碗画賛幅 ¥30000～　付共箱（桐）　紙本　黒塗軸端 57×44　表具68×132　小オレ 立花大亀（明治三十二・1899～平成十七・ 2005）は大徳寺五百十一世、大徳寺塔頭徳禅寺長 老、如意庵庵主。花園大学長。堺市生まれ。利休 の茶を愛した。号玄室、浮木道人など。

B-224 古川大航 二字書幅 ¥30000～ 付木箱（桐）　紙本 P軸端　33×105 表具46×182　ヤケ シミ　オレ 古川大航（明治四・ 1871～昭和四十三・ 1968）は妙心寺元管長。 埼玉県生。

B-225　器外　春屋頂相画賛幅 ¥100,000～　付時代識箱（桐）　絹本　骨軸端 47×102　表具56×186　ヤケ　シミ　松平定賢賛 賛：松平定賢（宝永六・1709～明和七・1770） は越後高田藩五代藩主。従四位下、越中守。

歿後百年中原南天棒（天保十・1839～大正十四・1925）肥前唐津に生まれ、十一歳で平戸の寺にて修行。諱を全忠、字を鄧州、室号 を白崖窟とし、南天棒は別号。羅山老師に印可を得、禅道場を巡って禅匠と法戦を交えた。晩年は禅の指導にあたり、乃木希典や児玉源太郎らも 参禅した。明治二十四年瑞巖寺百二十四世。二十九年仙台大梅寺、白石傑山寺を経て晩年は西宮海清寺に移る。山で切り出した南天の棒を持って 人に接したことから、南天棒と呼ばれた。

B-226　見性宗般　扇面画賛幅 ¥50,000～　付木箱（桐）

紙本　黒塗軸端　48×17　表具59×123　シミ　表具シミ 見性宗般（嘉永元・1848～大正十一・1922）は臨済宗の僧。大徳寺四 百八十六世。熊本見性寺、八幡円福寺に住す。

B-228　中原南天棒 龍杖画賛幅 ¥120,000～ 付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 33×131　表具44×192

B-229　中原南天棒

野晒画賛幅 ¥120,000～　紙本 　唐木軸端　30×133　表具42×193 　シミ　オレ

B-227　中原南天棒　鍬画賛幅 ¥50,000～　付木箱（桐） 　紙本　潤塗軸端　56×35　表具63×140　表具大シミ

B-230　中原南天棒 雪達磨画賛幅 ¥80,000～ 付識箱（桐）　紙本　黒塗軸端 32×125　表具35×200　シミ　オレ 　表具シミ　海清山主箱識

B-231　中原南天棒 富士画賛幅 ¥70,000～　絖本 　潤塗軸端　38×120　表具52×191 　ヤケ　オレ

B-233　中原南天棒 富士牛画賛幅 ¥70000～　 付木箱（桐）　紙本　雑木軸端 31×129　表具43×184　シミ 　オレ

B-237　中原南天棒 　案山子画賛幅 ¥50000～　付木箱（桐） 　紙本　黒塗軸端　32×132 　表具45×189　シミ　オレ

B-234　中原南天棒　 達磨画賛幅 ¥70000～ 付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 29×128　表具38×197 　シミ　表具シミ

B-238　刀画賛幅 ¥50000～　付木箱（杉） 紙本　雑木軸端　21×89 表具27×161　シミ　オレ 　表具シミ 　中原南天棒賛

B-235　中原南天棒

富士画賛幅 ¥60000～ 付共箱（桐）　絹本　唐木軸端 43×123　表具56×197　ヤケ　オレ

B-239　中原南天棒 　馬画賛幅 ¥50000～ 　付木箱（桐）　紙本 牙軸端　33×138 表具45×190　オレ

B-236　中原南天棒 富士画賛幅 ¥60000～　紙本 唐木軸端　67×138　表具80×200　ヤケ 　シミ　オレ　表具穴

B-241　見性宗般　 堪忍袋画賛幅 ¥50000～　紙本　骨軸端 32×124　表具45×184 　ヤケ　シミ　オレ B-240　見性宗般 塞翁馬画賛幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　紙本　竹軸端 31×131　表具35×186　ヤケ シミ　オレ　キレ　表具キレ 見性宗般（嘉永元・1848～大正十一・1922）は臨済宗の僧。 大徳寺四百八十六世。

B-242　自徹　降魔画賛幅 ¥100,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端 66×62　表具81×164　シミ 　外箱須磨藤田家貼札　「撫松庵」朱文印

B-245　木村武山 慈母観音画幅 ¥80000～ 付共箱（桐）　絹本　牙軸端 38×118　表具51×209　ヤケ　シミ 　表具ウキ、ヨゴレ

B-246　木村武山 富士散華画幅 ¥30000～

付合箱（桐）　絹本　牙軸端 27×121　表具40×203　シミ

木村武山（明治九・1876～昭和十七・1942）は茨城県生まれの日本画家。 本名は信太郎。

B-243　河鍋暁斎 芦葉達磨画幅 ¥30,000～

付木箱（桐）　紙本　雑木軸端 26×67　表具29×122　ヤケ　シミ 　オレ 河鍋暁斎（天保二・1831～明治二 十二・1889）は下総国古河生まれ。

B-247　冨田渓仙 不動明王画幅 ¥50000～ 付識箱（桐）　紙本　潤塗軸端 30×84　表具43×161　ヤケ　シミ 　スレ　オレ　表具オレ、ヤケ、 シミ　冨田芳子箱識 冨田渓仙（明治十二・1879～昭和 十一・1936）は福岡県生まれ。

B-244　中村不折 朱達磨画賛幅 ¥30,000～ 付共識箱（桐）　絹本　牙軸端 26×120　表具40×217　ヤケ 薄シミ　表具ヤケ、オレ、シミ 中村不折（慶応二・1866～昭和十 八・1943）は洋画家、書家。

B-248　太田秋民 達磨画幅 ¥50000～ 付共箱（桐）　絹本　牙軸端 42×124　表具56×204　シミ 太田秋民（明治十四・1881～昭和 二十五・1950）は大和絵師。

B-250　清水公照　二字書幅

¥30,000～　付二重箱（内共桐・シミ　外溜塗） 　紙本　根来軸端　52×40　表具54×135 　薄シミ　養心

B-251　清水公照　二字書幅

¥30,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本 　根来軸端　50×40　表具52×135　シミ 　表具シミ　淡味

清水公照（明治四十四・1911～平成十一・1999）は東大寺長老。兵庫県の人。昭和四十九年（1974） 東大寺別当、五十年華厳宗管長、五十六年東大寺長老。文人画､書、陶芸を能くした。

B-252　清水公照絵付　大皿 ¥50,000～　付共箱（桐） 52×52×10 　トリアシ　田中一晃焼成　武雄一位窯

B-254　清水公照　陶製羅漢 ¥50,000～　付識箱（桐）　像高18　清水千深箱識

B-253　清水公照絵付　大壺 ¥50,000～　付共箱（桐） 29×29×295　磁貫 　神楽窯

B-255　銅造二福神　四対　¥50000～ 　大像高8ほか

B-257 清水公照 鶴画賛幅 ¥30000～ 付共箱（桐）　紙本 雑木軸端　29×119 　表具41×197

B-256 清水公照 童子画賛幅 ¥30000～ 付共箱（桐）　紙本 潤塗軸端　34×110 　表具44×195 　シミ　オレ

B-258

清水公照 月光天女画賛幅 ¥30000～ 付共箱（桐）　紙本 牙軸端　32×115 表具43×196　シミ

B-260

木喰正道

名号幅 ¥50000～ 付木箱（杉　桟カケ） 　紙本　雑木軸端 41×62　表具60×132 　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、ヤケ、 キレ

福神

B-262　柳沢淇園 三星画三幅対 ¥100000～ 付二重箱（内識桐　外溜塗） 大倉好斎折紙　絹本　牙軸端 36×101　表具48×183　ヤケ　シミ 柳沢淇園（宝永二・1705～宝暦八・ 1758）は本姓曽根、字は公美、通称を柳 里恭、別号に玉桂、竹溪ほか。大和郡山 の家老の次男に生まれ、藩主の柳沢吉 保・吉里に仕えた文武両道の達人。極 彩色の着彩画の名品を多く残した。池 大雅の師としても名高い。

B-261　圓鍔勝三

木喰五行句賛幅 ¥30,000～ 付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端　29×76 　表具42×161　シミ 圓鍔勝三（明治三十八・1905～平成十 五・2003）は彫刻家。広島県出身。本名勝 二。京都の石割秀光に入門。関西美術院、 日本美術学校彫刻科に学ぶ。第十一回帝 展にて初入選。多摩美術学校で教鞭をと る。日本陶彫会・日本彫塑会会員。第八 回新日展に『旅情』を出品、文部大臣賞・ 日本芸術院賞を受賞。昭和五十一年勲三 等瑞宝章、昭和六十三年文化勲章受章。

B-263　岸連山　七福神画幅 ¥50000～　付識箱（桐・蓋桟一欠　貼札）　絹本 　牙軸端　42×105　表具54×195　薄ヤケ　シミ 岸連山（享和三・1803～安政六・1859）は京都 生まれの画家。別号に文進、萬象楼。

B-264　秋月等観　寿老画幅 ¥130,000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　 57×129　表具76×229　ヤケ　スレ　穴　清水了因箱識 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子の中では最もその画風を受け つぎ著名である。明応五年（1496）遣明使に同行し渡明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子を育てた ことが知られている。

B-266　狩野尚信　福禄寿画三幅対 ¥100000～　付識箱（桐）　大倉好斎折紙　絹本 　牙軸端　35×85ほか　表具49×168　ヤケ　オレ　左右竹鶏 狩野尚信（慶長十二・1607～慶安三・1650）は孝信の次男、京都の人。木挽町狩野家の祖。号自適 斎､通称主馬。寛永七年（1630）江戸に下り、幕府の御用絵師となる。

B-265　酒井抱一　寿老画賛幅 ¥60,000～　付時代箱（桐　貼札）　絹本　骨軸端 29×81　表具39×172　大ヤケ　オレ 　本居宣長賛 酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十一・1828） は琳派の画家。

B-267　英一蝶　布袋画賛幅 ¥50,000～　付時代識箱（杉）　紙本　牙軸端 26×90　表具29×168　ヤケ　シミ　オレ 　虫穴　表具ヤケ、虫穴 英一蝶（承応元・1652～享保九・1724）は京都 の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓 翁など。

B-268　狩野栄信　 寿老画三幅対

¥50,000～ 付時代識箱（桐　貼札） 絹本　唐木軸端　33×90 表具45×181　ヤケ　シミ 　表具オレ、ヤケ、シミ 　旭日鶴　夕日亀 狩野栄信（安永四・1775 ～文政十一・1828）は木挽 町狩野八代｡養川院惟信の長 男、江戸の人。号伊川、玄賞 斎、幽玄斎。享和二年 （1802）法橋伊川院、文化十 三年（1816）法印。

B-269　山雪　 渡河布袋花鳥画

三幅対 ¥50000～ 　紙本　牙軸端 41×91　表具51×170 　ヤケ　オレ　虫穴 　表具オレ、虫穴

B-270　酒井抱一 寿老鶴亀画三幅対 ¥50,000 付二重箱（内共桐）　絹本　牙軸端 20×69　表具22×146　ヤケ　大シミ オレ　風帯一欠

左右：池田孤邨鶴亀画 酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十 1828）は琳派の画家。姫路藩主酒井 忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西 本願寺の文如上人の弟子となる。

B-271 青色大黒画賛幅 ¥30,000～ 付識箱（桐）　紙本 　骨軸端　32×86 　表具43×173　ヤケ 　シミ　オレ 表具ヤケ 　瑞林老比丘運敵賛 B-272　狩野尚信　布袋画幅 ¥50,000～　付木箱（桐　貼札）　紙本　牙軸端 63×32　表具74×113　ヤケ　シミ　スレ 狩野尚信（慶長十二・1607～慶安三・1650）。 木挽町狩野家の祖。号自適斎､通称主馬。

B-273

三井高福　 寿老画賛幅 ¥55,000～ 付木箱（桐） 絹本　陶磁軸端 56×64 表具68×164 ヨゴレ 「明治甲申 （1884）三月」 画中

三井高福（文 化五・1808～明 治十八・1885）。

B-275　高倉観崖　布袋唐子画幅 ¥180,000～ 　付黒塗箱（桐）　絹本　骨軸端　51×146　表具64×209　ヤケ

シミ　ウキ　「昭和庚午（1930）秋日」画中 高倉観崖（明治十七・1884～昭和三十七・1962）大分県生。名 は孫三郎、通称は宏明。京美校卒。竹内栖鳳・菊池芳文・山元春 挙らに師事。俳句も能くした。

B-280

松村梅叟

二福神人形

画幅 ¥50000～ 　付共箱（桐）

絹本　潤塗軸端 36×126 表具49×213

シミ　表具シミ

松村梅叟（明治 十八・1885～昭和 九・1934）円山派 の今尾景年に学び、 京都市立絵画専門 学校を卒業。

B-276

二福神蒔絵椀 　十　¥50,000 135×135×10 　内二身部カケ B-277　木彫二福神 ¥30000～　像高18ほか

B-278　松雲　木彫二福神 ¥30000～　総高24ほか　釣竿欠失 　欅　底銘

B-279　石造布袋 ¥80,000～ 　総高78 ※下見会には持参しません。落札 後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなり ます。詳細お問合せください。

B-281　酒井抱一　寿星鶴画三幅対 ¥50000～

付二重箱（内識桐）　絹本　牙軸端　42×112　表具56×203　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ、ウキ　鈴木其一箱識 酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十一・1828）は琳派の画家。姫路藩主酒井 忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子となる。書、 俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、『光琳百図』等を出版した。

B-282　木彫役小角 ¥80,000～　像高28　総高34　ソゲ

B-284　木彫大権菩薩 ¥65,000～　像高38　剥離

B-285　木彫閻魔坐像 ¥30,000～　総高85　持物欠失　欅

B-286　関帝霊籤 ¥30,000～ 5×5×135　底板後補 「伏魔大帝　梵字（不動明王）」墨識

B-288　寺崎広業　高士画双幅 ¥50000～　付識箱（桐）　絹本　牙軸端 35×124　表具50×216　ヤケ　シミ 　陶淵明・林和清　水上泰生箱識 寺崎広業（慶応二・1866～大正八・1919）は 秋田県生まれの日本画家。字は徳卿、別号に宗 山・騰龍軒・天籟山人など。大正六年（1917） 帝室技藝員。

儒教

B-292　頼山陽 山水画賛幅 ¥50000～ 付木箱（桐・蓋ワレ、シミ　貼札） 　絹本　牙貼軸端　43×117 表具58×194　ヤケ　シミ 　表具ウキ 頼山陽（安永九・1781～天保三・ 1832）は儒者。頼春水の息。

B-289 暘谷 鍾馗鬼相撲画幅 ¥50000～

紙本　雑木軸端　68×138　表具82×189 ヤケ　シミ　オレ 表具オレ、ヤケ、穴、ウキ

B-293　熊沢蕃山 三行書幅 ¥35000～ 付合箱（桐）　紙本　唐木軸端 44×123　表具48×187　ヤケ 大シミ　オレ 熊沢蕃山（元和五・1619～元禄 四・1691）は陽明学者。旧姓は野尻。 名は伯継。字は了介。別号に息游軒 ほか。中江藤樹に師事。

B-290　狩野探雪　 西王母画幅 ¥50000～ 　付木箱（桐）　絹本 骨軸端　39×97 表具52×176　ヤケ　ウキ スレ　オレ 　表具オレ、ウキ 狩野探雪（明暦元・1655 ～正徳四・1714）は探幽の 次男。名守定、通称主殿、号 探雪、孟隣斎。

B-294　頼春風　三行書幅 ¥35,000～　付識箱（杉　貼札） 　紙本　唐木軸端　27×133 表具39×208　ヤケ　オレ 頼潔箱識 頼春風（宝暦三・1753～文政八・ 1825）は広島生まれ。名は惟彊（た だたけ）、字千齢、通称松三郎。

B-291　狩野尭信　 青面金剛画幅 ¥50000～　付木箱（桐） 　太巻　紙本　朱塗軸端 25×55　表具41×144 　大ヤケ　スレ　オレ

B-295　室鳩巣　書簡幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　24×16　表具27×83 　ヤケ　オレ　虫穴　表具オレ 　巻止貼紙 室鳩巣（万治元・1658～享保十 九・1734）は江戸前期の儒学者。名 直清、字師礼、通称新助。

公家文華

A-001　後花園天皇　巻物切幅 ¥250000～　付二重箱（内識桐　外黒塗）　紙本 　牙軸端　15×31　表具42×163　シミ　スレ　古筆了信箱識 後花園天皇（応永二十六・1419～文明二・1471）は第百二代天皇。諱は彦仁。後小松上皇の崩御 したのち三十年あまり親政を行った。禁闕の変、嘉吉の変、長禄の変や土一揆、応仁の乱など、そ の在位期間中は室町後期の激動期であった。詩歌管絃に秀でた。

A-002　御筆色紙短冊帖 ¥120,000～　付識箱（桐）　紙本 　帖56×38　花色紙二　花短冊　色紙四　短冊　懐紙

A-004　和歌短冊貼交幅 ¥50,000～　紙本　黒塗軸端　5×35 表具28×110　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、ヤケ 「□□院宮御筆　冷泉様御筆」背面貼紙

A-005　伏見宮貞成親王　歌切幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　古筆了雪極札　紙本 　黒塗軸端　14×22　表具30×167　ヤケ　オレ 　表具オレ、ヤケ、シミ 伏見宮貞成親王（応安五・1372～康正二・1456） は皇族、追号後崇高院。

A-003

後陽成天皇　宸翰三字書幅 ¥70,000～　付時代識箱（桐） 古筆了任極札　紙本　牙軸端　34×92 　表具37×170　ヤケ　スレ　オレ 後陽成天皇（元亀二・1571～元和三・ 1617）は誠仁親王（正親町天皇の皇子） の第一皇子、名和仁、のち周仁（かたひ と）。細川幽斎に和学を学んだ。天正十 四年（1586）正親町天皇のあとをうけて 即位、慶長十六年（1611）第三皇子政仁 親王（御水尾天皇）に譲位した。第百七 代天皇（在位天正十四・1586～慶長十 六・1611）。

A-006　狩野常信　梅短冊画賛幅 ¥50,000～　付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端 28×86　表具31×150　ヤケ　シミ　表具虫穴 　道晃法親王賛 狩野常信（寛永十三・1636～正徳三・1713）は 尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。 賛：道晃法親王（慶長十七・1612～延宝七・1679） は後陽成天皇の皇子。

A-008　藤原定家　明月記断簡幅 ¥880,000～　付時代識箱（桐　貼札）　古筆了延極札　紙本　牙軸端　24×31　表具43×161　ヤケ　スレ　 表具ヤケ、オレ　猪熊信男箱識 「明月記」の呼称は南北朝期に定着したとされる。当時「日記」とは有職故実の知識諸般を相伝するという性格もあり、定家は日記をつけることで自身子 孫が官僚、政治的要職に就くことを期待したとされる。そうした思惑の有無は別としても、当記の記録は克明であり、史料的価値を確固たるものにしている。 一方その書跡は歌書双方の尊崇を集め、その原本は早くから一部が流出し、断簡として諸家に収蔵されるに至る。

藤原定家（応保二・1162～仁治二・1241）は俊成の子で詩歌にすぐれ、若くよりすでに名高く、その学問的業績も多彩で、文学、歌論、有職故実など現存 する著書も多い。「明月記」は定家の日記で治承四年（1180）十九歳の時より嘉禎元年（1235）七十四歳に至る五十六年間反古の裏に書いたもので、鎌倉初 期の京都側情勢を知る最も重要な史料の一つである。

箱識：猪熊信男（明治十五・1882～昭和三十八・1963）は宮内庁図書寮御用掛、有職家。阿波藩士蜂須賀家の生まれ、国学者猪熊夏樹の養子。宸翰研究家、 鑑定家として知られる。

A-009　藤原俊成　古今集切幅 ¥400,000～　付木箱（桐）　古筆了音極札　藤井隆折紙　紙本　牙軸端　13×16 表具39×133　シミ　「寛平御時」書中 藤原俊成（永久二・1114～元久元・1204）は歌人、藤原定家の父。藤原俊忠の子で歌学を藤原基俊に学んだ。千載和歌集の 撰者で家集『長秋詠藻』、歌論書『古来風躰抄』の作者。

折紙：藤井隆（昭和四・1929～令和二・2020）は国文学者。名古屋大学文学部卒。名古屋市立大学名誉教授、豊橋市美術博物 館館長などを歴任。著書に『日本古典書誌学総説』など。

A-011　中殿御会図断簡幅 ¥180000～　付識箱（桐）　紙本　骨軸端　59×35　表具70×134　ヤケ　シミ　オレ　穴 建保六年（1216）宮中清涼殿で行われた和歌管弦の会の様子を似絵の手法で描写する。居並ぶ公家の中、片隅に見えるのが筆者 に比定される藤原信実である。原本は巻物で、順徳天皇をはじめ公家三十一人を描き、室町時代作の完本（奈良個人蔵）が重要文化 財の摸本として知られる。掲出も同様、後代の精緻な摸本と推察させる。

A-012　伝西園寺兼敦　和漢朗詠巻物 ¥500000～　付時代溜塗識箱（桐　貼札）　所載本　紙本　牙軸端　338×31 表具382×31　ヤケ　スレ　オレ　『過眼墨宝撰集6』（古筆学研究所）所載 手習い手本の用として、『和漢朗詠集』から春夏秋冬と祝の漢詩和歌を各一抄写する。自署こそないが、年齢相応の若さ漂う書風であ ると解説される。

西園寺兼敦（万治四／寛文元・1661～貞享二・1685）は鷹司房輔の二男。幼くして西園寺家の養嗣子となり、二十一歳で権中納言に任 ず。のち名を実輔に改める。発狂を装い早世したと伝わる。

A-013　源氏物語屏風　中形　六曲　一隻　¥150,000～　紙本　 346×124　屏風362×140　ヤケ　スレ　ヤブレ　補彩　オゼ脆弱 「空蝉」「若紫」「葵」ほか

A-015　飛鳥井雅章　和歌懐紙幅 ¥100,000～　付時代識箱（桐　虫喰）

紙本　牙軸端　54×38　表具67×123　オレ　虫穴　表具大シミ 飛鳥井雅章（慶長十五・1610～延宝七・1679）は初名雅昭、雅庸の三男、兄雅宣の順 養子、従一位権大納言。蹴鞠、書にも秀でた。門弟に北村季吟。

A-017

木彫神像 ¥100,000～ 　像高41

A-016　豊原統秋 和歌短冊幅 ¥80000～ 付時代識箱（桐） 大倉好斎極札　紙本　牙軸端 5×35　表具27×152　スレ 　竹屋町裂表装 豊原統秋（宝徳二・1450～大 永四・1524）は楽家。笙を家業 とする家に生まれ、後柏原天皇 に笙を教えた。和歌を三条西実 隆に、連歌を宗長に学んだ文化 人で、雅楽書『體源抄』を著し た。

A-018　木彫随身　一対　¥80000～　付飾台　 像高45ほか　虫喰　欠損　持物、刀欠失

A-019　木彫渡唐天神 ¥62,000～ 　像高53　持物（梅枝）欠失　ヒビ

A-020　木彫稲荷神 ¥50,000～　像高17 　総高20　右手先、持物欠失　台座後部欠損

A-022　原在照　白鬚明神画幅 ¥200000～　付時代箱（桐）

入江右近信厚折紙（萬延元年・神官）　絹本　唐木軸端　36×96　表具49×167 白鬚大明神とは、近江白鬚神社を総本社とする全国各地の白鬚神社の主神。本来は猿田 彦命あるいは比良明神で、長く白い鬚を蓄えた老爺の姿で描かれ、延命長寿の神として崇 敬される。

原在照（文化十・1813～明治四・1871）は原在明の婿養子、原派三代、禁裏御用絵師。 京都生まれ。字子写、号観瀾、南荊、夕鸞。和宮の婚儀の際に屏風を、また慶応三年明治天 皇の即位式に曲水宴の屏風を描いた。

A-021　石造田ノ神 ¥50,000～　 20×17×41

A-025　英一蝶　蟻通社画三幅対 ¥95,000～　付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端　33×93 表具45×179　スレ　穴 英一蝶（承応元・1652～享保九・1724）は京都の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓翁な ど。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事（後に破門）。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。元禄十一年、 将軍徳川綱吉を諷刺した罪で三宅島に流された。後、大赦で江戸に帰り、一蝶と名乗った。江戸の風 俗を軽妙洒脱に描写し人気画家となった。

A-027　春日卓 ¥80000～　付識箱（杉　背ヒビ） 31×24×35 スレ

A-026　八幡山宮曼荼羅幅 ¥50,000～ 　絹本　雑木軸端　57×101　表具68×188 　ヤケ　オレ　虫穴　表具大アレ

A-028　春日卓 ¥65000～　49×30×37　小アタリ

A-029　狩野探幽　藤原成道卿画三幅対 ¥50000～　付時代識箱（桐）　大倉好斎極札各一 　絹本　牙軸端　35×93　表具50×183　ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、オレ、シミ　花海棠鳩　芙蓉蝶 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用 絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

A-031

双鶴吉字文鏡 ¥230,000～　215×215×1

A-030　小堀鞆音 大国主命画幅 ¥50000～　付二重箱 （内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端 42×116　表具57×207　シミ　オレ 表具オレ、シミ 小堀鞆音（文久四・1864～昭和六・ 1931）は歴史画家。下野国生。名桂三郎、別 号弦廼舎。

AA-033　近衛信尹　天神画賛幅 ¥300,000～

付時代溜塗識箱（桐）　朝倉茂入極札　紙本　角軸端　42×121 　表具54×203　ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、シミ 近衛信尹（永禄八・1565～慶長十九・1614）は公卿。従一位関白太政 大臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年（1577）に元服 し正五位下、天正十二年（1584）左大臣。慶長五年（1600）に赦免、慶長 十年（1605）関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦 らとともに寛永の三筆と称される。

A-034　近衛家煕　朗詠集切幅 ¥150,000～

付二重箱（内識桐　外黒塗）　紙本　牙軸端　26×32　表具54×138 　ヤケ　古筆了仲箱金泥識 近衛家煕（寛文七・1667～元文元・1736）は従一位関白内覧太政大臣 近衛基煕の子。母は後水尾天皇の皇女常子内親王。関白（宝永四・1707 ～宝永六・1709）、摂政（宝永六・1709～正徳二・1712）、太政大臣（宝永 七・1710～正徳元・1711）。

A-035　近衛忠煕　和歌懐紙幅 ¥150,000 付二重箱（内時代貼札桐　外黒塗）　紙本　家紋唐草蒔絵軸端 49×35　表具63×129 近衛忠煕（文化五・1808～明治三十一・1898）は幕末・明治時代の公 家、政治家。安政四年左大臣。五年内覧となるも、安政の大獄に遭い辞職。 六年左大臣を辞し落飾謹慎、翠山と号した。文久二年復飾。明治十八年 勲一等、旭日大綬章。二十九年旭日桐花大綬章。歿後正一位。

A-036　烏丸光広　未来記切幅 ¥150000～　付識箱（桐）

紙本　黒塗軸端　7×16　表具34×123　ヤケ　堀江知彦箱識 烏丸光広（天正七・1579～寛永十五・1638）は公卿、歌人。猪熊事件に 連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授 を受け二条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知 られる。日光東照宮の創建にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集 『黄葉和歌集』。

A-037　御下賜菊紋大蓋物 ¥55000～　付時代箱（杉　貼札） 22×22×18 「天皇家御使用遺品」貼札識

A-038　菊盛上硯箱 ¥50,000～　付硯石　水滴　18×24×45

A-039　百人一首　三組　¥50000～　付桐箱2　更紗箱1 6×85ほか

A-040　肉筆百人一首　一組　¥50000～　5×7

A-042　近衛家煕　和漢朗詠切幅 ¥90000～

付黒塗識箱（桐）　紙本　牙軸端　31×29　表具43×111 　シミ　スレ　オレ　猗々斎箱書 近衛家煕（寛文七・1667～元文元・1736）は従一位関白内覧太政大臣 近衛基煕の子。母は後水尾天皇の皇女常子内親王。関白（宝永四・1707 ～宝永六・1709）、摂政（宝永六・1709～正徳二・1712）、太政大臣（宝永 七・1710～正徳元・1711）。

A-045　金工月下波金彩耳付花入 ¥100000～ 　付木箱（杉　貼札） 21×21×38　菊唐草文

A-043　近衛信尹　連歌幅 ¥50,000～　付時代識箱（杉　貼札） 　紙本　黒塗軸端　41×30　表具43×111　ヤケ　スレ　オレ 　表具大アレ 近衛信尹（永禄八・1565～慶長十九・1614）は公卿。従一位関白太政 大臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年（1577）に元服 し正五位下、天正十二年（1584）左大臣。慶長五年（1600）に赦免、慶長 十年（1605）関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦 らとともに寛永の三筆と称される。

A-044　近衛信尹　和漢色紙貼交幅 ¥50000～　 付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　17×19　表具65×133 　二枚貼　福田行雄箱識 箱識：福田行雄は大和絵・古筆研究家。1947年生。大東文化 大学書道研究所客員研究員。

A-046　近衛信尹　和歌色紙幅 ¥50000～　付時代識箱（桐） 　初代川勝宗久極札　紙本　骨軸端　17×19　表具39×100 　大ヤケ　オレ　シミ

A-047　三十六歌仙色紙貼交屏風 本間　六曲　一双　¥100000～　付鶴斎折紙 紙本　175×20ほか　屏風381×1715　ヤケ　シミ 　剥離　住吉広通画　二条綱平ほか和歌

A-048

三十六歌仙色紙貼交屏風 　本間　六曲　一双　¥50,000 　紙本　17×18　屏風352×171 　ヤケ　スレ

A-049　金地六玉川色紙貼交屏風　中形　六曲　一隻　¥50,000～　絵：絹本　歌：紙本 14×17　屏風266×122　ヤケ　各六枚貼

A-051　大正天皇　中山大夫宛書簡巻物 ¥70000～ 　付合箱（桐）　紙本　骨軸端　115×21　表具170×24

A-052　大禮銀挿華　二　¥80,000～　付合板箱　桜橘総高19ほか 　接合補修　桜橘（大正大禮）　竹梅（昭和大禮）

A-053　公卿春秋遊楽屏風　本間　六曲　一双　¥100000～　紙本　348×153　屏風362×171　ヤケ　スレ　穴　背面損傷　不読印

A-054　鬼退治絵巻断簡貼交風炉先屏風 ¥90000～　紙本　33×25ほか　屏風186×60　ヤケ　スレ

A-056　源氏物語画小色紙貼交屏風　小形　六曲　一隻　¥70,000～　紙本　15×16　屏風274×106　桟一欠　27枚貼

A-057　手力小盆　五　¥50,000～ 　付時代箱（杉　蓋欠） 24×24×35　底部ヒビ

A-059　中山愛親　和歌懐紙幅 ¥50000～　付識箱（桐）　紙本　黒塗軸端 54×48　表具66×136　シミ　オレ 中山愛親（寛保元・1741～文化十一・1814）は 公卿。正二位大納言榮親の次男、安永三年 （1774）に權大納言に任ぜられた。号蘭居・蘭 室・惜陰室主人。贈従一位。

A-062

A-060　諸公卿五色和歌色紙　五

¥50000～　付時代識箱（桐）　折紙　紙本 18×21　シミ　虫穴　青：日野資矩 黄：飛鳥井雅光　赤：東園基仲 白：唐橋在経　黒：綾小路俊資

紀貫之和歌切幅 ¥50000～　付識箱（桐）　紙本　牙軸端 7×17　表具36×135　ヤケ 　筆者未詳

A-058　英忠　京張子十二支 ¥55,000～　付共箱（モミ）　巳8×45×2ほか

A-061　六歌仙和歌色紙　六　¥50,000～ 　付時代識箱（桐）　紙本　21×25　虫穴 小町：綾小路有長　業平：萬里小路正房 遍昭：広幡基豊　康秀：五条為定 黒主：鷲尾隆純　喜撰：三条西季知

A-063　奈良絵扇面貼交額 ¥50000～　紙本　40×15 　額105×184　ヤケ　シミ　十枚貼

A-064　黒漆塗桐文脚飾四脚台 ¥50000～　765×465×615　グラツキ　ソゲ 　ワレ接合補修

A-067　士豊

神功皇后画賛幅 ¥50,000～　 付黒塗箱（杉）　絹本　朱塗軸端 33×99　表具41×180　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、虫穴　本居大平賛

A-065　色漆塗獅子頭 ¥50000～　 35×28×29　ヒビ　剝離　ワレ

A-068　東坊城和長 和歌短冊幅 ¥60000～

A-066　社頭力石 ¥50000～ 　力石23×22×33、244kg　台34×32×11、191kg 　二部

A-069　狩野常信　玉津島画幅 ¥50,000～　付時代箱（桐　貼札）　絹本 　牙軸端　64×36　表具75×131　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、オレ、スレ、シミ、虫穴 狩野常信（寛永十三・1636～正徳三・1713）は尚信の長男、京都の人。木挽町狩 野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

付識箱（桐）　紙本　黒塗軸端 5×34　表具26×141　ヤケ　スレ 　穴　表具ヨゴレ 東坊城和長（長禄三・1459～享禄 二・1529）は長清の子、岐翁紹禎に 南坊に就いて戒をうけ、名を宗鳳と 称した。権大納言正二位に至った。

A-070　奈良絵扇面額　二　¥50000～　紙本　48×16 　額66×37　ヤケ　スレ　オレ

A-072　年中風俗画巻物 ¥200,000～　付木箱（桐）　紙本　雑木軸端　1068×28　表具1128×28　ヤケ　シミ　スレ　虫穴

A-073　武部白鳳　立雛画幅 ¥50000～　付識箱（桐　貼札）　絹本　蒔絵軸端 35×110　表具47×199　シミ 武部白鳳（明治四・1871～昭和二・1927）は日 本画家。本名藤太郎。西山完瑛に師事。 上巳節供

A-076　静寿　立雛画幅 ¥30000～ 　紙本　骨軸端　27×97　表具37×166 　ヤケ　シミ　オレ　表具アレ

A-074　土佐光清　立雛画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本　骨軸端　35×98 　表具47×185　ヤケ　シミ 土佐光清（文化元・1804～文久二・1862）は土 佐光孚の子、光文の兄で書法を父に学んだ。従四 位下土佐守。

A-077　小西秀麿　立雛画幅

¥30,000～　付共箱（桐）　絹本　黒地蒔絵軸端 27×109　表具39×190　ヤケ　シミ

A-075　西沢笛畝　鏡雛画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　絹本　七宝軸端 42×113　表具56×207　ヤケ 西沢笛畝（明治二十二・1889～昭和四十・ 1965）は東京生まれの日本画家。

A-078　日美　梅下立雛画幅 ¥50,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　太巻 絹本　陶磁軸端　36×44　表具50×138　薄シミ

A-079　千地養巣　雛画幅 ¥30000～　絹本　黒塗軸端 35×119　表具48×196　ヤケ　シミ 　オレ　虫穴　直衣姿

A-080　大橋曽岸 節供画幅 ¥30,000～ 付木箱（桐）　絹本　黒塗軸端 42×108　表具53×192 　ヤケ　大シミ

端午節供

A-081　木村探元　鍾馗画幅 ¥180,000～　付時代溜塗識箱（桐） 　絹本　牙軸端　71×135　表具85×230　ヤケ　シミ　オレ 木村探元（延宝七・1679～明和四・1767）は薩摩藩の絵師。名守広、時貞、 通称大弐、村右衛門。号探元、三暁庵、静隠、浄徳堂、邨々子、黄端居士ほか。 狩野派の小浜常慶に画を学んだ後、江戸に出、探信守政に入門。

A-082　田能村直入 朱鍾馗画幅 ¥50000～

付木箱（杉）　紙本　唐木軸端 31×71　表具46×127　ヤケ　シミ 　オレ　表具ヤケ、シミ 「天保辛丑（1841）端午」画中 田能村直入（文化十一・1814～明 治四十・1907）は大分県生まれの南 画家。字は顧絶。

A-083

真薬玉画幅 50,000～ 付木箱（桐） 紙本　骨軸端 38×75 表具49×164 田中日華旧蔵

武家

C-002　鉄黒漆塗六枚張筋兜付仙台具足 ¥750,000～　付櫃　「文政元年（1818）八月」胴背朱銘　胴重量1025kg（含草摺）

C-004　鉄五十間筋兜付色々威二枚胴具足 ¥550,000～　付具足櫃（底補修） 板札を鉄切付盛上箔押で統一し、色々に威す。

兜　　鉄錆地五十間筋兜。天辺には鍍金魚子地唐草丸座の金工五段の八幡座を置く。四天鋲と響孔を打ち、笠印付鐶は金銅製。前正中に一本角本を立て 　　　る。当世眉庇は共鉄錆地として三光鋲で留めるが、中央下に塞がれた鋲孔を二点みる。裏朱。吹返は一段、絵韋貼で金銅覆輪し、丸に片喰紋の金 　　　銅据金物を置く。 は五段、上から紅、白、浅葱二段の順で毛引に威す。

面具　鉄錆色漆塗烈勢頬。裏は朱塗で墨書を認めるが不読。耳は六曜透。垂は四段、 と同様に威す。

胴　　前立挙三段、後四、長側五段とし、前後一段目を紅、二段目を白、以降を紺絲で毛引威とした二枚胴。金具廻りは雁木篠、前立挙一段目に唐草透 　　　の入八双金物三を打ち、二段目に両乳鐶、背に総角付鐶を打つ。肩上には亀甲金包の小鰭と満智羅を付す。草摺は練韋七間五段を紺絲で毛引に威 　　　し、最下段のみ紅絲で威す。揺絲は数箇所を修補。

袖　　六段当世袖は と同様に威す。

三具　浅葱の家地を共通する。鉄箔押小篠籠手、小篠佩楯、箔押七本篠臑当。

附属　溜塗具足櫃と毛沓が添う。

C-005　鉄錆色漆塗桃形兜 ¥180,000～　付黄銅一枚笹前立 一枚

C-007　向尾長鳥蒔絵軍陣鞍 ¥250,000～　後蒔絵

C-006　萌黄絲威練韋揺札腹当 ¥150,000～　付専用台

C-008　梨子地家紋蒔絵鐙　一双　¥100,000～　ワレ　漆ウキ

C-010　黒漆塗十二間筋兜 ¥80000～　 アレ

C-011　黒朱段替塗桶側五枚胴 ¥60000～　付具足立 「岩井㐂四郎」朱銘

C-012　鉄扇ほか　四　¥80,000～　総長36ほか　シミ　カケ　虫穴　断裂 鉄扇2　軍扇1　鉄手慣らし1

C-014　桐透轡 ¥90000～　総長55 「越前住馬面作」銘

C-013　武具関係金物　十一　¥50,000～ 　総角金物65×35ほか

C-015　木地鐙　一双　¥60000～

C-016　牡丹花籠銀象嵌鐙　一双　 ¥50,000～　「加州住□左衛門□□定作」銘

C-017　大名草鞋 ¥70,000～　付時代識箱（杉） 9×23

C-019　絵韋貼杏葉　一対　¥50000～　 65×14　覆輪ズレ

C-022　鉄陣笠 ¥60,000～　30×30×11

C-018　箙 ¥70,000～　15×9×36

C-020　逆頬空穂　二　¥80000～ 　総長105ほか　イタミ

C-023　弓　四　¥50,000～　総長214ほか　 黒漆塗3　赤塗1

C-021　黒漆塗日輪文軍配 ¥50000～ 　付木箱（桐　蓋ワレ） 19×52

C-024　弓　三　¥50,000～　総長217ほか

C-026　鉄黒漆髻形兜 ¥600,000～ 付貴重資料認定書（日本甲冑武具 研究保存会：明治以降）

C-027　練韋桃形兜付寄具足 ¥100000～　付櫃（大破）

C-029　頭形兜付新作具足 ¥50,000～ 　付櫃 C-028　新作赤具足 ¥50,000～　付櫃

三ツ葉葵

C-030

三ツ葉葵紋万両箱 ¥500,000～　64×29×32

C-031　三ツ葉葵紋唐草蒔絵飯櫃 ¥90,000～　付木箱（桐） 24×24×12　内朱

C-033　三ツ葉葵紋折松葉蒔絵湯桶 ¥64,000～　付木箱（杉　貼札） 18×15×105 　スレ　虫喰　剥離　補彩

C-032　梨子地三ツ葉葵紋蒔絵蓋物 ¥90,000 　付時代箱（桐） 95×6×3　ソゲ　内朱　総楊枝入か

C-034　三ツ葉葵紋火鉢 ¥50000～　 26×26×155

C-035　三ツ葉葵紋行器 ¥50000～ 　付時代黒塗箱（杉） 34×34×31 　アタリ　漆ヒビ

C-037　水戸住徳兼　刀　付白鞘　¥1000000～　付藍色刀袋　特別保存刀剣鑑定書（日刀保）　長さ720　反り18　目くぎ穴1

鎺元付近棟庵小サビ　白鞘ワレ、小アタリ 　表銘：水戸住徳兼作之　裏銘：文久三年（1863）二月吉日　高知県第22840号　「昭和五拾乙卯年（1975）寒山誌（花押）」鞘識 C-038　無銘「石州貞綱」　太刀

付黒塗鞘半太刀拵　¥760000～　付錦刀袋　特別保存刀剣鑑定書（日刀保）　長さ687　反り22　目くぎ穴3 佩表鎺元付近刃先サビ　佩裏鎺元付近鎬地鍛キズ　改造鎺　合わせ拵（鞘ガタツキ）　柄糸ホツレ、ヨゴレ　新潟県第039891号　鬼切羽

C-040　青貝微塵桜花散鞘脇差拵 ¥500,000～　付緑地桜花散刀袋（房一欠）　総長70　裏瓦付近ワレ　柄糸脆弱 　鉄地幕桜象嵌鐔　赤銅魚子地雉文縁頭・小柄（「後藤廉乗（花押）」縁銘、「石黒政英（花押）」小柄銘）

金無垢霊獣目貫　銅鍍金栗形、裏瓦、鯉口 縁：後藤廉乗（寛政五・1628～宝永五・1708）は後藤宗家十代。幕命により江戸に移住。 小柄：石黒政英は江戸後期の刀装金工師。号に笑寿軒、紅雪斎、寿谷斎。石黒政常の門人。

C-041　平安城吉房　短刀　付三ツ葉葵紋散合口拵　白鞘　¥450000～　付錦刀袋　薄茶刀袋　保存刀剣鑑定書（日刀保）　長さ270　反り02 目くぎ穴2　棟松葉先小サビ　差表裏上部平地小サビ　拵鞘小アタリ　表銘：平安城吉房　東京都第327838号　佐藤寒山鞘識

C-043　備前清光　刀　付白鞘　¥480,000～　付黄褐色刀袋　長さ631　反り17　目くぎ穴2　中程上棟誉れキズ　差表中程平地小肌アレ

表銘：備前國住長舩清光作　裏銘：天文十年（1541）八月吉日　京都府第61348号

C-044　無銘「伝手掻包行」　刀

付白鞘　¥200,000～　付紫刀袋　鑑定書（日本刀剣保存会）　長さ665　反り10　目くぎ穴2 　差裏鎺元刃中・地小サビ　徳島県第25378号　「紀元二千六百年（1940）武道大会出場記念」鞘識 C-045　備州春光　剣

付白鞘　¥200000～　付紫刀袋　長さ239　反りなし　目くぎ穴1　表切先小キズ、中程地小キズ　白鞘鯉口ワレ　 表銘：備州長船住春光　東京都第327262号

C-047　無銘　刀

付白鞘　¥160000～　付香色刀袋（ホツレ）　長さ720　反り19　目くぎ穴1　総体薄サビ　差表切先刃境炭ゴモリ

差裏物打平地小鍛キズ　白鞘鯉口ワレ　静岡教第52476号

C-048　無銘　刀

付白鞘　¥160,000～　付錦刀袋　長さ682　反り15　目くぎ穴3　総体鍛キズ、鍛ワレ方々　静岡教第54733号 C-049　青江氏春　刀　付白鞘　¥150,000～　付折紙　長さ647　反り12　目くぎ穴1　鎺元棟サビ　差表裏切先サビ、鎺元付近刃中薄サビ 　差裏鎺元付近平地ヒケキズ 　表銘：東備岡山住青江氏春　裏銘：明治三年（1870）二月日　岡山県第35990号　「昭和十三年（1938）十月廿日侯爵池田家」折紙

C-051　丹後守兼道　短刀　付白鞘　¥150,000～　付紫刀袋　特別貴重刀剣認定書（日刀保）　長さ300　反りなし　目くぎ穴2

差表裏鎺元サビ　差裏物打平地小サビ、中程棟小サビ　白鞘ガタツキ 表銘：丹後守兼道　東京都第98346号

C-052　吉光（土佐）　短刀

付茶石目地鞘拵　¥140000～　付紫刀袋　保存刀剣鑑定書（日刀保）　差表裏肌アレ　差表切先小キズ　一文字欠 　表銘：吉光　小柄小刀在銘（不読）　東京都第324704号

C-053　兼住　脇差

付変塗腰刻鞘合口拵　¥100,000～　付白刀袋　長さ326　反り06　目くぎ穴1　鞘スレ、小アタリ　柄糸ユルミ 　表銘：兼住　香川県ろ第33170号

C-054　無銘　刀

付白鞘　¥140000～　付薄紫刀袋（ヤケ）　長さ614　反り16　目くぎ穴1　棟サビ 　差裏物打刃境鍛キズ、鎺元刃中サビ、鎺元刃境鍛キズ　白鞘鯉口ワレ　静岡教第58534号

C-055　南紀重國　脇差　付白鞘　¥120000～　付香色刀袋（小孔、小シミ）　長さ400　反り14　目くぎ穴1　総体スレ　物打小刃コボレ 　差表中程平地小肌アレ　白鞘ワレ、小キズ、鳩目一欠　表銘：於南紀重國造之　東京都第125429号 南紀重國は大和国出身の刀工、或いはその一派。初代重國は名を九郎三郎と云い、大和手掻派の末葉と伝える。徳川家康に招聘され駿府に渡り、のち紀 州徳川家祖・頼宣に従い紀州に移った。大和伝、相州伝を能くし名工と謳われた。以降数代に亘り紀州お抱え刀工を務めた。

C-056　入道紀充　脇差

付白鞘　¥100000～　付紫刀袋　長さ一尺一寸九分　反り四分五厘　目くぎ穴一　差表鎺元付近刃中炭ゴモリ 　白鞘小ヨゴレ　表銘：入道紀充（登録証「記充」）　八十三歳（登録証記載漏れ）　兵庫県第13921号

C-057　文珠包定　槍　付鍵槍拵　¥80000～　長さ123　反りなし　目くぎ穴1　サビ身　表裏螻蛄首付近鍛キズ　鞘口ワレ　柄青貝剥離

目くぎ欠　銘：河内守文珠包定　大分県第12587号

C-059　相州吉則　短刀　付白鞘　¥70,000～　付紫刀袋　長さ七寸五分　反りなし 　目くぎ穴一　差表中程刃先付近微細小キズ　表銘：相州住吉則　東京教第88630号

C-060　馬具蒔絵合口拵 ¥60,000～　付鞭文小柄　総長30　スレ

C-061　無銘　脇差　付白鞘　¥50,000～　長さ448　反り15　目くぎ穴2 　鎺元付近棟小キズ　差表中程平地炭ゴモリ　差裏鎺元付近平地小肌アレ　秋田県第26459号

C-062　九曜紋蒔絵刀筒 ¥120,000～ 　総長116　アタリ補修

C-063　銅魚子地五丈原文大小鐔 ¥500,000～　付鐔箱（桐）　大75×81×05　小71×77×05 　大小とも極小アタリ　「江州彦根住　藻柄子入道宗典製」大小銘

C-064　鉄地雲龍文鐔 ¥240,000～　付鐔箱（杉）

特別保存刀装具鑑定書（日刀保） 80×92×04

「崎陽山人若芝　龍雲軒是高（花押）」銘

C-065　鉄地百足文鐔 ¥210,000～　付鐔箱（桐）

特別保存刀装具鑑定書（日刀保） 85×85×06　無銘（信玄）

C-067　金山鐔 ¥170,000～　付鐔箱（桐） 76×76×05

C-069　鉄地茄子透鐔 ¥110000～　付鐔箱（杉）

保存刀装具鑑定書（日刀保） 82×85×05　無銘（庄内）

C-068　鉄地雲龍文鐔 ¥160,000～　付鐔箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保） 85×85×04　象嵌剥離　無銘（肥前）

C-070　山銅石目地松皮菱透鐔 ¥110000～　付鐔箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保） 83×86×03　小アタリ　無銘（古金工）

C-071　黄銅地鷹文鐔 ¥100000～　付鐔箱（桐） 70×74×05 「常重」銘

C-073　鉄地山水人物文鐔 ¥100,000～　付鐔箱（桐）

保存刀装具鑑定書（日刀保） 70×73×04 「長州萩住友幸作」銘

C-075　鉄地花弁象嵌左右海鼠透鐔 ¥85000～　付鐔箱（桐） 85×89×04

C-072　銅地松樹文赤銅覆輪鐔 ¥100000～　付鐔箱（桐） 69×77×04 「内藤直治」銘

C-074　鉄地左右鶴透鐔 ¥100,000～　付鐔箱（桐）

特別貴重小道具認定書（日刀保） 75×75×04　無銘（古赤坂）

C-076　鉄槌目地貝藻文左右海鼠透鐔 ¥70000～ 　付鐔箱（桐）　保存刀装具鑑定書（日刀保） 77×77×04　象嵌剥離 　無銘（平安城象嵌）

C-078　鉄地飛鷺透鐔 ¥70,000～　付鐔箱（桐） 81×81×04

C-080　鉄地菊透鐔 ¥70000～　付鐔箱（桐） 84×84×03

象嵌剥離

C-082　鉄磨地冠透鐔 ¥65,000～　付鐔箱（桐）

保存刀装具鑑定書（日刀保） 73×77×04　無銘（伝節愛）

C-079　鉄地紅葉透鐔 ¥70,000～　付鐔箱（桐） 79×83×04

C-081　鉄地菖蒲透鐔 ¥70000～　付鐔箱（桐） 74×76×05

象嵌剥離

C-083　鉄磨地笹雀透鐔 ¥60,000～　付鐔箱（桐） 76×76×04 「因州住駿河作」銘

C-084　銅地歌留多散鐔 ¥65,000～

付鐔箱（桐） 58×65×05

C-087　鉄地鉄線象嵌透鐔 ¥55,000～

付鐔箱（桐） 81×85×04　象嵌剥離 　平安城象嵌

C-090　鉄地銀覆輪桐透鐔 ¥50,000～ 　付鐔箱（桐） 83×84×04

C-085　赤銅磨地柏葉透鐔 ¥65,000～

付鐔箱（桐）　保存刀装具鑑定書（日刀保） 70×73×04 「江府住赤尾吉次」銘

C-088　鉄地菊唐草象嵌鐔 ¥54,000～　付鐔箱（桐） 特別貴重小道具認定書（日刀保） 84×84×05 　象嵌剥離　深サビ　無銘（与四郎）

C-091　鉄地五輪文鐔 ¥50,000～ 　付鐔箱（桐） 79×85×05

C-086　鉄地笹象嵌鐔 ¥55,000～　 付鐔箱（桐） 79×86×04

C-089　鉄地貝藻象嵌鐔 ¥50,000～　付鐔箱（桐） 73×74×04

C-092　鉄透鐔　五　¥50,000～ 付鐔箱（桐）5 在銘（武州住正克）69×72×04ほか　無銘４

C-094　赤銅魚子地吹寄秋景文小柄 ¥180,000～　付小柄箱（桐　シミ） 　保存刀装具鑑定書（日刀保）　総長95 「後藤光房（花押）」銘 後藤光房（寛文六・1666～宝永六・1709）は演乗の長男、達乗と同人。加賀前田家に出仕。

C-095　笄　二　¥150000～　付木箱（桐）　大総長22　小総長195

C-096　金無垢雀目貫 ¥200,000～ 　付目貫箱（桐）　総長38

C-097　金無垢蟹目貫 ¥120,000～　付目貫箱（桐）　総長22

C-098　赤銅地竹虎文小柄 ¥50,000～　付小柄箱（桐） 　総長95　尻小アタリ 「柳川門人　柳枝軒照眼子　紀府住金原春貞（花押）」銘

C-099　象牙牛車文小柄 ¥50,000～　小柄長95　総長205 　縁鍍金小アタリ　「山城守藤原九道」穂先銘

C-100　縁頭　目貫三組　¥69,000～　付縁頭箱（桐）　目貫箱（桐）3 　縁21×37×10ほか　縁頭：銅地梅　目貫：銅地馬、三番叟、竹笹

C-101　貝藻目貫 ¥50,000～ 　付目貫箱（桐）　総長43

C-102　山銅地菊笄 ¥50,000～　付笄箱（桐）　総長215

C-104　改黄銅小柄カトラリー　五客 ¥50,000～　付木箱（桐）　ナイフ総長215ほか 　ナイフ・フォーク各5

C-105　練韋箔押槍印　三　 ¥50,000～　総長27ほか

C-103　南蛮鉄 ¥60,000～ 　付木箱（杉） 15×45×25 345g

C-106　韋貼弾薬箱 ¥50,000～　48×16×36 スレ

C-110　無銘　管打式銃砲 ¥170,000～　付木箱（桐　貼札） 飾台　全長261　銃身長183　口径11　絡繰可動　象牙握把 　長野県第62336号

C-108　馬上筒

¥200,000

付木箱（桐　貼札） 全長450　銃身長270 　口径14　尾栓開閉可 内絡繰式 台木先端ワレ、ワレ補修、 小キズ 銘：□□□理□□ 　兵庫県第113720号

C-109

無銘　管打式銃砲 ¥180,000～　全長347 　銃身長267　口径11 　引金軽度不具合 　大阪府第130335号

C-111　無銘　管打式銃砲 ¥150,000～　全長253　銃身長151 　口径10　撃鉄ユルミ　銃身裏、側面キズ　滋賀県第16150号

C-112　二段引金式管打式銃砲 ¥150,000～　長さ（銃身長）3尺1寸6分　口径3分5厘　尾栓開閉確認不可　槊杖欠　銘：不明 　長野県第6435号　※登録証は「火縄銃式火器」

C-113　鎖鎌 ¥120,000～ 　付木箱（桐）　全長280 　柄総長38　丸に橘紋

C-114　管打式短銃 ¥100,000～　付大工箱（桐　貼札） 飾台　鉛玉5　全長307　銃身長152 　口径14　尾栓開閉確認不可 絡繰、撃鉄不具合 台木ワレ補修、小キズ 銘：□□住□□□□右□□ 岡山県第129766号 壬申刻印：明治五年（1872）九月 四千五百七十一番岡山縣

C-115　刺股 ¥50,000～　総長223

C-117　源平合戦屏風　本間　六曲　一双　¥680000～　紙本　 348×152　屏風364×170　スレ　補彩　一の谷　屋島

C-118　武田信玄肖像画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本 　雑木軸端　28×49　表具34×120　シミ　スレ　キレ　穴　虫穴 　表具アレ

C-119　住吉広守　武者画幅 ¥50000～ 　付識箱（桐　蓋桟欠）　絹本　牙軸端　43×116　表具54×194 　ヤケ　表具穴

C-121　徳川旗・馬印画幅 ¥50000～ 　紙本　唐木軸端　59×104　表具64×177 　大アレ　表具大アレ

C-122　逆頬空穂職人画幅 ¥50000～ 　絹本　黒塗軸端　39×43　表具56×130 　ヤケ　シミ　スレ　表具穴 C-120　武田信玄二十四将馬印画幅 ¥80,000～　付木箱（桐　破損）　紙本 　朱塗軸端　46×116　表具60×193 　シミ　スレ　穴　表具シミ

C-124　宮本二天　達磨画幅 ¥150000～　付時代箱（桐）　紙本　牙軸端 34×96　表具43×172　ヤケ　シミ　オレ　穴 近接した視点から横向きに達磨の半身を捉え、 速写の手慣れた用筆をみせる。「二天」香炉印の 使用例は少ないが、島田美術館蔵「山水図」など に確認できる。

宮本武蔵（天正十二・1584～正保二・1645） は江戸前期の兵法者。名玄信、号二天。二天流 剣法の始祖で巌流島の決闘は有名。また書画に もすぐれ、減筆体の水墨画を得意とした。

C-125　伝高木雪髯　宮本二天画幅 ¥100,000～　付時代識箱（杉） 　絹本　骨軸端　37×93　表具49×169　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、シミ、オレ 「秀真」款記

C-126　神輿行列画巻物 ¥120000～　付木箱（桐　蓋欠）　紙本　1357×13 　表具1360×13　大アレ

C-127　源平合戦絵貼交屏風　小形　六曲　一隻　¥120000～　付時代箱（杉）　紙本　 32×45　屏風250×85　ヤケ　シミ　スレ　虫穴　背面損傷

C-128　義近　源平合戦絵貼交屏風　小形　六曲　一隻　¥100000～　付時代識箱（杉）　絹本　25×41　屏風333×66 　ヤケ　シミ

C-129　仙台藩武鑑綴本 ¥80,000 245×115

C-131　織田道八　消息幅 ¥680,000～　付識箱（杉）　紙本　黒塗軸端　47×33　表具49×124　ヤケ　スレ　オレ　「卯月六日」書中 織田道八（1582～1620）は豊臣家の家臣たる武将にして、有楽流茶人。諱頼長、通称孫十郎あるいは左門。天正十年、織田有楽斎長益の二男として生ま れる。父と共に豊臣秀頼に仕え、関ケ原合戦では東軍として参戦、大坂城留守居を任される。同戦後は京都で乱行を起こし、猪熊事件（1609）においては 主犯・猪熊教利の逃亡を助けたとして剃髪流罪に処され、長益からも勘当された。大坂冬の陣では大坂城家政を仕切るも、和睦が破談すると大坂を去り 京都に隠棲。道八と号して茶の湯に専念した。元和六年歿。

C-132　伊達政宗　消息　未装　¥350,000～　紙本　51×35　ヤケ　スレ　虫穴 伊達政宗（永禄十・1567～寛永十三・1636）は独眼竜の異名で知られる奥羽の武将。十八歳 で家督を継ぎ、はじめ豊臣秀吉に仕えて小田原攻めに参陣し、関ヶ原の戦いでは徳川家康につ き伊達六十二万石を確定させ大名となった。また初の欧州派遣使節として支倉常長を送るなど 世界に視野を広げ国際的な活動にも努めた。

C-133　山内容堂　書巻物 ¥130,000 　付二重箱（内貼札識桐）　紙本　唐木軸端　130×19 　表具291×23　頼潔序跋、箱識 山内容堂（文政十・1827～明治五・1872）は土佐藩 主、公武合体論者。土佐十二代藩主山内豊資の弟、名 豊信、号容堂、別号鯨海酔侯・九十九洋外史・酔擁美 人楼など。若くで十五代藩主となり、藩政の改革に推 進す。また徳川慶喜に大政奉還をすすめ実現させた。 島津久光、伊達宗城、松平春嶽と並び幕末四賢侯と呼 ばれる。

C-134　徳川義直　圓満院宛消息幅 ¥250,000～　紙本 　唐木軸端　50×20　表具61×117　大シミ　表具ヤケ 徳川義直（慶長五・1600～慶安三・1650）は徳川家康の九男。初代尾 張藩主。

C-135　春日局　歌仙懐紙幅 ¥250000～ 　付黒塗識箱（杉　貼札）　紙本　唐木蒔絵軸端　46×32　表具59×120 　シミ　オレ　表具オレ 春日局（天正七・1579～寛永二十・1643）は三代将軍徳川家光の乳母。 明智光秀の重臣斎藤利三の娘。名は福。丹波生。誠心誠意家光に仕え、家 光の世継決定に大きく影響した。

C-136　島原戦乱文書貼交幅 ¥480,000 　付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　45×113　表具59×194 　大ヤケ　スレ

C-138

細川幽斎　和歌短冊幅 ¥190000～　付時代箱（桐　識削除） 　大倉汲水極札　紙本　牙軸端 5×33　表具32×131　スレ　オレ 細川幽斎（天文三・1534～慶長十 五・1610）、本名藤高、玄旨幽斎と号し た。桃山時代の大名、歌人、茶人、肥後 細川藩の祖。足利将軍家、信長、秀吉、 家康に仕えた。

細川忠興（永禄六・1563～正保三・1646）は安土桃山から江戸前期の 武将、茶人。号三斎。父の細川幽斎と共に信長に仕えた。夫人は明智光秀 の娘玉（ガラシャ）。南蛮趣味をもったことも知られている。

C-141　松永久秀　和歌幅 ¥130,000

付時代識箱（杉　貼札）　紙本　雑木軸端　45×29　表具47×109 　ヤケ　シミ　オレ　坂本周斎箱書 C-139

細川家二代　書幅 三　¥100000～ 付識箱（桐）3　紙本 朱塗軸端ほか 細川忠興　和歌色紙 16×18　表具41×175ほか 　表具オレ、シミ 細川重賢（一行書、三 行書） C-140　堀尾忠氏　消息幅 ¥150,000～　付木箱（杉　貼札） 紙本　潤塗軸端　39×29　表具42×112　薄シミ　オレ 　表具オレ、スレ、シミ　初代出雲藩主

C-142　徳川斉昭　茶碗画短冊掛 ¥100,000～　付木箱（桐）　紙本　角軸端 25×104　全体27×183　シミ　オレ 徳川斉昭（寛政十二・1800～万延元・1860）は 水戸藩九代藩主。

C-143　岡本半助　短冊幅 ¥50000～ 　付時代箱（桐　貼札）　古筆了意極札　紙本 　牙軸端　6×36　表具27×141

C-144　岡本半助　和歌懐紙幅 ¥50000～　付合箱（桐）　紙本　潤塗軸端 37×27　表具48×109　ヤケ　表具大シミ

岡本半助（天正三・1575～明暦三・1657）は江戸初期の兵法家。武田家配下の小幡信貞に仕え、武 田が滅亡したのちは井伊直政に従い彦根に移る。上泉常陸介秀胤より兵法を学び軍師となり、大坂 の陣では二代目直孝の元で活躍、家老を勤める。茶道・和歌に通じ、嵯峨流の書を能くした。

C-145　松平定信　消息幅 ¥50,000～ 　紙本　潤塗軸端　43×31　表具45×115　ヤケ 　大オレ　表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 　山本主計宗鑑極合装 松平定信（宝暦八・1758～文政十二・1829）は、 陸奥白川藩松平家三代当主。

C-147　松浦熈　入木流扁額 ¥50000～　91×36　右下端欠　 「天保五年（1834）六月五日」銘 松浦熈（寛政三・1791～慶応三・1867）は平戸藩十代藩主。

C-146　伝酒井宗雅　二字書幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 45×34　表具55×125　大ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ　巻止貼紙 酒井忠以（宝暦五・1756～寛政二・1790）は姫 路藩二代藩主。号宗雅。

C-148　清心自傳流伝書巻物　二　¥50000～

付時代識箱（杉）二　紙本　唐木軸端　186×17　表具202×17ほか 　シミ　オレ　表具オレ、ヤケ、スレ 「文化三年（1806）」書中

C-150　公文菊僊　龍馬画幅 ¥60000～ 　絹本　唐木軸端　50×126　表具63×188　ヤケ 公文菊僊（明治六・1873～昭和二十・1945）は高知県 生まれ。楠永直衛から西洋画を教えられ、後上京。人物 画の修行を積む。坂本龍馬の銅像が高知に建てられた 昭和三年（1928）頃から起こった龍馬人気に支えられ、 坂本龍馬の肖像画を数多く描いた。

C-152　大久保利通　三行書幅 ¥65,000～　付二重箱（内桐　外蓋欠）　紙本 唐木軸端　41×102　表具54×184　オレ 　表具オレ

C-151　大久保利通　消息双幅 ¥140,000～　付時代箱（杉）　紙本　黒塗軸端 52×19ほか　表具76×117　シミ 大久保利通（文政十三・1830～明治十一・1878）は薩摩藩士、明治維新後は大蔵卿や内 務卿などを歴任。文久元年（1861）の藩政改革後は久光の公武合体運動に尽力。また慶応 二年（1866）には長州の木戸孝允らと薩長連合を結び、岩倉具視に接近するようになり王 政復古を実現、討幕運動で指導的役割を果たした。

C-153　木戸孝允　三行書幅

¥50,000～　付木箱（桐）　絖本　唐木軸端 42×131　表具55×188　ヤケ　オレ 木戸孝允（天保四・1833～明治十・1877）は長 州藩士、政治家。天保十一年（1840）、桂九郎兵衛 の養子となり桂小五郎を名乗った。西郷隆盛、大 久保利通と並び維新の三傑とされた。号は松菊。

C-154　山岡鉄舟　松画賛幅

¥50,000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 34×135　表具47×216　シミ　ヨゴレ 山岡銕舟（天保七・1836～明治二十一・1888） は剣客、政治家｡無刀流の創始者。通称鉄太郎、 諱高歩、字曠野ほか、号銕舟、一楽斎。幕末の三 舟のひとり。

C-155　佐久間象山　稿消息貼交幅 ¥50000～　付木箱（桐） 　紙本　雑木軸端　57×19ほか　表具65×115　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、シミ、オレ　三枚貼 佐久間象山（文化八・1811～元治元・1864）は思想家。信州松代藩士。 名国忠のち啓、通称修理、字子迪、号象山。佐藤一斎に師事するも、師が 陽明学を奉ずる点が不満であったという。蘭学・砲術に通じ、「海防八 策」と呼ばれる説を主張。京都で尊攘派に暗殺された。

C-157　副島種臣　三行書幅

¥70,000～　付木箱（桐）　紙本　骨軸端 46×135　表具57×196

C-156　西郷南洲　述懐書幅 ¥50000～　付識箱（杉）　紙本 　雑木軸端　41×14　表具45×91　シミ　オレ　表具オレ、シミ、虫穴 西郷隆盛（文政十・1827～明治十・1877）は薩摩藩士。通称を吉之助、 号を南洲。薩長同盟の立役者で、戊辰戦争では江戸城の無血開城を実現 させた。明治十年（1877）新政府軍に敗れて鹿児島で自刃。後、罪を許さ れ、正三位を追贈された。

C-158　副島種臣　三行書幅

¥70,000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 46×133　表具59×214　シミ

副島種臣（文政十一・1828～明治三十八・1905）は政治家・能書家・漢詩人。号蒼海、一々学人等。 肥前佐賀出身。

C-159　伊藤博文　二行書幅

¥50,000～　付木箱（桐）　絖本　唐木軸端 39×131　表具55×203　ヤケ　シミ　オレ 伊藤博文（天保十二・1841～明治四十二・ 1909）は政治家、初代内閣総理大臣。維新の功臣。 公爵。幼名利助、のち俊輔、維新後博文。号春畝、 滄浪閣主人。

C-161　山県有朋　和歌懐紙幅 ¥100000～ 付二重箱（内識桐　外黒塗）　太巻 岡山高陰添幅（牙軸端）　紙本　牙軸端

46×34　表具53×127 山県有朋（天保九・1838～大正十一・1922）は軍人・政 治家・元老の筆頭格｡陸軍大将、元帥ほか内相・首相を歴任。 のち枢密院議長。

C-162　山県有朋　 三行書幅 ¥50,000～

付木箱（桐）　絖本 牙貼軸端（ワレ） 51×121 　表具67×211　オレ

C-165　東郷平八郎 二行書幅 ¥70000～　付二重箱 （内識桐・内蓋2　外溜塗）　手紙2 　絹本　牙軸端　43×138 表具58×240　シミ 箱識・手紙：遠山英一、佐藤鉄太郎 C-164　品川弥二郎 二行書幅 ¥50000～　紙本 骨軸端　35×137　表具50×211 　ヤケ　シミ　オレ 品川弥二郎（天保十四・1843～明 治三十三・1900）は幕末の長州藩士。 政治家。名省吾、号扇洲、別称橋本八 郎、松本清熊など。

C-163　従軍画家　於征露陣中幅　二 ¥50000～　付木箱（杉　貼札）　蒔絵軸端 50×117ほか　表具67×185　ヤケ　シミ　オレ 日高東岳筆深夜斥候画賛（絖本　野口坤之詩） 坂本雲谷筆草花蟹画賛（絹本　連戦連勝天下横行） 長山泰春旧蔵

C-166　東郷平八郎 一行書幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　絹本　牙軸端 41×120　表具55×201 　ヤケ　シミ　ヨゴレ 東郷平八郎（弘化四・1848～昭和九・1934）は鹿児島藩士、東郷吉佐衛門 の四男。元帥・海軍大将・従一位大勲位功一級。

C-167　永野修身 二行書幅 ¥70000～ 付木箱（桐）　紙本　骨軸端 35×135　表具47×204　シミ 　海軍元帥

書畫家

D-001　秋月等観　竹林七賢画大幅 ¥480000～　付時代溜塗識箱（杉　貼札）　紙本　牙軸端　173×94　表具198×218 　ヤケ　スレ　オレ　穴 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子の中では最もその画風を受けつぎ著名である。明応五年（1496）遣明使に同行し渡 明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子を育てたことが知られている。

D-002　伝周文　竹林七賢画幅 ¥125000～　付二重箱（内溜塗桐）

野田亀喜折紙　紙本　牙軸端　75×41　表具90×138　大ヤケ　スレ　オレ　穴 周文（生歿年未詳）は室町中期の禅僧、画僧。周文は字で、道号は天章、画号は越渓。相国寺で如拙 に画技を学び、足利将軍家の御用を務める。弟子に雪舟等楊などがおり、室町時代の水墨画確立に大 きく貢献している。その画風は周文様式とも称されるが、その実態は未だ不明瞭である。

D-003　祥啓印　人物画幅 ¥50,000～ 　付時代合箱（杉）　紙本　牙軸端　44×95 　表具56×173　ヤケ　シミ　スレ　オレ　ウキ 　表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 　研鍬人物　啓書記

D-005　秋月等観　松下高士画幅 ¥370,000～ 　付二重箱（内時代貼札桐　外溜塗）　所載コピー　絹本　牙軸端 51×104　表具66×203　ヤケ 『山根家某家所蔵品入札』（東京美術倶楽部・昭和11）所載 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子 の中では最もその画風を受けつぎ著名である。明応五年（1496）遣明使 に同行し渡明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子を育てたことが知られ ている。

D-006　相阿弥　鷹画賛幅

¥160,000～

付二重箱（内時代貼札桐）　紙本　牙軸端　37×98　表具48×178 　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ、ヤケ　雲岳霊圭賛 相阿弥（生年未詳～大永五・1525）は藝阿弥の子、能阿弥の孫。足利義 政の同朋衆。名は眞相、別に松雪斎、鑑岳と號す。父に画を習い、周文、 牧溪の画を慕った。また詩画や茶道にも造詣が深く、鑑識に精通してい た。阿弥派の集大成というべき『君台観左右帳記』『御飾記』を完成させ、 伝承作品は多いが実体は不明な点が少なくない。

D-007　雪舟等楊　芦乗達磨画幅 ¥150,000～ 付二重箱（内桐）　橋本雅邦折紙　紙本　牙軸端　23×51　表具36×135 　スレ　オレ　穴

雪舟等楊（応永二十七・1420～永正三・1506）は室町時代の禅僧画家。 備中の人。諱は等楊。幼少で相国寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。

D-008　雪村周継　破墨山水画幅 ¥100,000～

付時代識箱（桐　身桟一欠）　紙本　牙軸端　35×28　表具49×105 　ヤケ　シミ　スレ　オレ　表具オレ、ヤケ、シミ

D-009　雪村周継　破墨山水画幅 ¥100,000～

付時代箱（杉　貼札）　紙本　牙軸端　74×31　表具88×126 　ヤケ　スレ　オレ　表具アレ

雪村周継（生歿年不明・1500年頃に生まれ、八十余歳まで）は室町時代末から戦国時代にかけての画僧。名は周継、如圭、鶴船翁、検龠齋等の別號あり。 田村平蔵と称す。常陸国の人。はじめ周文の筆意を学ぶ。雪舟に私淑、また中国画にも学び独自の様式を確立。

D-010　雲谷等顔　雪中山水画幅 ¥100,000

付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端　71×27　表具86×126　スレ 　表具オレ　大倉好斎箱識 雲谷等顔（天文十六・1547～元和四・1618）は画家、雲谷派の祖。名直 治、通称治兵衛。肥前国に生まれるが、父の討死後、広島城主毛利輝元に 仕え、御抱絵師となる。のち毛利氏の国替と共に萩に移った。文禄二年 雪舟筆「山水長巻」を模写、雪舟の雲谷庵の復興を許され、雲谷等顔と称 した。慶長十六年法橋。雪舟様の山水をよくしたが、整然とした形式的 な描写が特色。

D-012 唐人春秋耕作屏風

本間　六曲　一双　¥60,000～ 　紙本　363×162　屏風379×175 　ヤケ　スレ　キレ　不読印

D-011　雪舟等楊　破墨山水画幅 ¥80,000 　付木箱（桐　貼札）　紙本　朱塗軸端　48×32　表具57×110 　ヤケ　シミ　スレ　表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 雪舟等楊（応永二十七・1420～永正三・1506）は室町時代の禅僧画家。 備中国の人。諱は等楊。幼少で相国寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。応 仁元（1467）、明に渡り大陸の自然と水墨画を学び帰国。代表作に「山水 長巻」「秋冬山水図」「天橋立図」など。

D-014　山田道安　三茄子画幅 ¥100,000～　付木箱（桐）　紙本　牙軸端 27×40　表具29×119　ヤケ　スレ　オレ 山田道安（生年未詳～天正元・1573）は、名は 順清、通称は太郎左衛門、剃髪して道安と号す。

D-017　可翁　釣人画幅 ¥50,000～　紙本　牙軸端　29×89 　表具41×174　ヤケ　シミ　オレ 　表具キレ 可翁（生歿年未詳）は日本におけ る初期水墨画を代表する画人。託磨 派絵師或いは禅僧であるという二 説をみる。

D-015　水墨山水画幅 ¥100,000 　付時代箱（桐　蓋桟一欠）　紙本　牙軸端 28×49　表具43×141　スレ　オレ 　表具オレ、スレ

D-018　雲谷等源 岩上鷹画幅 ¥50,000～

付時代箱（杉　蓋欠）　紙本 牙貼軸端　36×91　表具50×171 　ヤケ　シミ　スレ

D-016　雪舟等楊　山水画幅 ¥70,000～　付時代箱（桐）　紙本　牙軸端 37×81　表具51×151　ヤケ　シミ　スレ 　オレ　キレ 雪舟等楊（応永二十七・1420～永正三・1506） は室町時代の禅僧画家。備中の人。諱は等楊。

D-019　雪村周継　山水画双幅 ¥50,000～　付溜塗識箱（桐） 紙本　牙軸端　43×117　表具57×203　ヤケ　スレ　オレ　虫穴 　表具ヤケ、虫穴 雪村周継（生歿年不明・1500年頃に生まれ、八十余歳まで）は室町時代末 から戦国時代にかけての画僧。名は周継、如圭、鶴船翁、検龠齋等の別號あ り。田村平蔵と称す。常陸国の人。はじめ周文の筆意を学ぶ。雪舟に私淑、 また中国画にも学び独自の様式を確立。

D-020　狩野探幽　対鏡王昭君画三幅対 ¥800,000～　付二重箱（内時代識杉・蓋ワレ） 　狩野探美折紙　絹本　牙軸端　46×107　表具60×201　ヤケ　シミ　表具ヤケ 「行年七十歳」画中 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱 は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

D-022　狩野松伯　梟土龍鯰画幅 ¥480,000～　付時代箱（杉）　紙本　骨軸端 70×43　表具82×136　ヤケ　大シミ　スレ　オレ　キレ　穴 狩野松伯（生歿年未詳）狩野松栄、狩野長信に師事した。はじめ直木与市と名のり、雪川と号した。法橋 になったとも伝えられる。名は直義。

D-023　鶴澤探索　金地墨絵松鶴屏風　本間　六曲　一双　¥200,000～　紙本 359×154　屏風375×170　スレ　キレ 鶴澤探索守照（生年未詳～寛政九・1797）は京都生まれ。鶴澤探鯨の子。名は守熙。狩野派鶴澤 家三代。法眼に叙せられた。

D-024　狩野探幽　福禄寿画三幅対 ¥50,000～ 　付識箱（桐　貼札）　紙本　牙軸端　28×95　表具32×188　オレ 　表具ヤケ、シミ　左右山水 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-026　探龍　白衣観音画大幅 ¥80,000～　付時代識箱（桐） 　絹本　唐木軸端（小虫喰） 68×123　表具82×209　ヤケ　シミ 　泉山斎箱識　鶴澤探龍（安政二年歿）か

D-025　狩野惟信　鯉画双幅 ¥50,000～　付時代識箱（桐） 絹本　骨軸端　54×114　表具67×211　ヤケ　シミ　オレ 狩野惟信（宝暦三・1753～文化五・1808）は木挽町狩野家七代。江戸 の人。号養川院、玄止斎。

D-027　久隅守景　人物画幅 ¥55,000～ 付二重箱（内時代識桐・イタミ）　紙本　牙軸端　27×89　表具30×161 　ヤケ　シミ　オレ　表具アレ 久隅守景（生歿年未詳）は通称半兵衛、無礙斎、無下斎、号一陳翁。京 都に生まれ、探幽に画を師事した。探幽四天王の一人。

D-029　狩野古信　鯛画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本 　潤塗軸端　67×43　表具80×130 　ヤケ　ヨゴレ　表具ヤケ、シミ 狩野古信（寛文五・1695～享保十 六・1731）は木挽町狩野五代、如川 周信の子で、父の後を継いで幕府の 絵師となった。初名庄三郎、号を栄 川。

D-030　安親　唐人屏風　本間　六曲　一双　¥50,000～　紙本　324×162　屏風340×177 　シミ　スレ　穴　剥離 不明画人

D-031　橋姫伝説屏風　中形　二曲　一隻　¥185,000～　紙本　 166×145　屏風181×162　ヤケ　スレ　キレ　穴　背面損傷

D-032　殿中遊楽巻物画断簡　四　¥120,000～　紙本 32×42ほか　ヤケ　スレ

D-033　本阿弥光悦　消息幅 ¥400,000～　付時代箱（杉） 　紙本　唐木軸端　43×29　表具54×126　大ヤケ　シミ　スレ

山 似 屏 風 江 似 簟 叩 舷 来 往 月 明 時 か み な ひ の 御 室 の き し や く つ る ら ん た つ た の 川 の 水 の に こ れ

D-034　本阿弥光悦　和漢色紙双幅 ¥300,000～ 　付木箱（桐　貼札）　不明極札各一　紙本　黒柿軸端　17×20 　表具31×138　表具ヤケ、スレ

本阿弥光悦（永禄元・1558～寛永十四・1637）は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。

D-035　中村芳中　菊画幅 ¥130,000～　付時代識箱（杉）　紙本　彫漆軸端（剥離） 44×20 　表具47×112　ヤケ　オレ 中村芳中（生年未詳～文政二・1819）は江戸後期の琳派の画家。号温知堂ほか。京都の人。光琳に私 淑、温和かつ装飾的な画風で知られる。著『光琳画譜』。

D-036　酒井抱一　富士田子之浦画幅 ¥60,000～　付二重箱（内時代識桐　外溜塗） 　絹本　牙軸端　57×42　表具73×163　ヤケ 　スレ　極小穴　酒井道一箱識 酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十一・1828） は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生。

D-038　伝尾形光琳　寒山画幅 ¥250000～　付二重箱（内識桐　外黒塗） 紙本　牙軸端　33×76　表具43×155　ヤケ 　シミ　オレ　表具ヤケ　無款 　安田靫彦箱識

尾形光琳（万治元・1658～正徳六・1716） は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商 雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、 伊亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。乾山は 弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器 の絵付けも携わった。

箱識：安田靫彦（明治十七・1884～昭和 五十三・1978）は、日本画家。東京生まれ。 本名新三郎。明治三十一年（1898）小堀鞆音 に入門。財団法人日本美術院理事長。文化 勲章受章。

D-039　酒井道一　四季草花画幅 ¥80000～　付識箱（桐）　絹本　骨軸端 57×117　表具70×203　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ　酒井抱祝箱識 酒井道一（弘化元・1844～大正二・1913） は雨華庵顕眞、光阿といい、山本素堂の次子、 幼少の頃より父や鈴木其一の筆意を学び雨 華庵第四世となり酒井氏を称した。

D-040　酒井抱一 紅葉画色紙賛幅 ¥50000～　付識箱（桐 　貼札）　紙本　牙軸端 28×96　表具30×180 ヤケ　オレ　薄シミ 表具オレ　中野其玉箱識 酒井抱一（宝暦十一・1761 ～文政十一・1828）は琳派の 画家。姫路藩主酒井忠以の弟、 江戸生。

箱識：中野其玉は、明治期 の画家、東京の人、中野其明 の子、画法を父に学んだ。

D-041　鈴木其一 雲月時鳥画双幅 ¥50,000～ 　付識箱（桐）　絹本　唐木軸端 27×107　表具29×191 　ヤケ　シミ 酒井抱祝箱識 鈴木其一（寛政八・1796～安 政五・1858）は琳派の画家。名 は元長、字は子淵、別号必庵、為 三堂、噌々、菁々など。通称為三 郎。江戸の人。酒井抱一の内弟 子として絵を学んだ。同門の鈴 木蠣潭の養子となり鈴木家を継 ぎ、酒井家家臣となり抱一の付 人を務めた。大胆な装飾的画風 が特色。俳諧・諸芸にも通じた。

D-042　冷泉為恭　聖観音画幅 ¥120,000～　付識箱（桐） 　絹本　朱塗軸端　39×83　表具51×182　ヤケ　シミ　表具虫穴

D-043　土佐光起 猿猴鶴画双幅 ¥80,000～ 付二重箱（内時代識桐）　絹本 牙軸端　45×111　表具57×197 　ヤケ　シミ　三幅対ノ内 土佐光起（元和三・1617～元禄 四・1691）は光則の子。土佐派中興 の祖。堺の人。承応三年宮廷の絵所 預となり、内裏造営に参加。延宝九 年剃髪、法名常昭、法橋に叙せられ た。

D-044　花乃舎唯念 春秋画双幅 ¥50,000～ 付時代箱（桐）　絹本　牙軸端 32×97　表具44×178　ヤケ 　大シミ　表具オレ、大シミ、ヤケ 帆山唯念（文政六・1823～明治二 十七・1894）は伊勢生まれの画僧。 真宗輪崇寺住職。伊勢桑名生。初号 は花洞、のち花乃舎と号した。渡辺 清・浮田一蕙について画を学ぶ。

D-045　冷泉為恭　美人画幅 ¥50,000～　付時代識箱（桐） 絹本　若狭塗軸端　70×41　表具84×149　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ 冷泉為恭（文政六・1823～元治元・1864）は復古大和絵派の画家。狩野永泰の三男として京都に生まれた。やまと絵に興味を持ち、古画の模写を大量に 遺した。政治運動に関係し、誤解を受け非業の最期を遂げた。代表作「大樹寺障壁画」。狩野永岳は伯父にあたる。

D-047　円山応挙　夏冬山水画双幅 ¥400,000～　付二重箱（内識桐）　川端玉章折紙 　絹本　牙軸端　34×96　表具48×191　ヤケ　シミ

表具大シミ　村瀬玉田箱識 円山応挙（享保十八・1733～寛政七・1795）は諱 は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通 称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派 を学ぶ。

箱識：村瀬玉田（嘉永五・1852～大正六・1917） は京都出身。本姓榎。名徳温、通称清次郎。村瀬双石 の養子。東京に移住し、皇室御用画を制作。山水、花 鳥画を得意とした。

D-048　長沢芦雪　寿老鶴画三幅対 ¥250,000～　付二重箱（内貼札桐　外溜塗）　絹本　 牙軸端　35×98　表具49×195　ヤケ　シミ

D-049　長沢芦雪　親子犬画幅 ¥170,000～　付時代識箱（桐）　絹本　牙軸端 52×111　表具65×192　ヤケ　シミ　オレ 長沢芦雪（宝暦四・1754～寛政十一・1799）は京都の人。名は政勝、魚、字は氷計。円山應挙に入門、写生画法を学ぶ。機知に富んだ題材の扱いや奔放な 筆墨による個性的作風で著名。紀州の無量寺・草堂寺などに大作あり。

D-050　岡本秋暉　花鳥画幅 ¥150000～　付識箱（桐）　絹本　牙軸端 36×126　表具50×209　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、キレ　渡辺華石箱識 岡本秋暉（天明四・1784～文久二・1862）は江 戸生れの絵師。名隆仙、字柏樹、通称祐之丞、晩 年の号は秋翁。椿椿山らとともに崋山十哲の一。

箱識：渡辺華石（嘉永五・1852～昭和五・ 1930）は幼時に月戴（張月樵の子）に就いて北宗 画を、のち小華に南宗画を学んだ。

D-051　円山応挙　春秋画双幅

¥200000～　付時代黒塗家紋散箱（杉　貼札） 　添状外袋のみ　絹本　牙軸端　55×115　表具72×206　ヤケ　シミ　表具ヤケ 　嵐山　高尾　「安永丁酉（1777）」画中 円山応挙（享保十八・1733～寛政七・1795）は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊 斎。通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

D-052　松村呉春　双孔雀画額 ¥80000～　紙本　147×91　額150×94 　大アレ 松村呉春（宝暦ニ・1752～文化八・1811）は四条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯 望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与謝蕪村に師事。天明元年摂 津池田に住み、同地の古名呉服の里に因み呉春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画 風に転換。軽妙洒脱な新様式を作りだした。

D-054　円山応挙　唐美人侍者画幅 ¥60,000～　付識箱（桐　鼠害）　絹本　唐木軸端 56×125　表具71×193　ヤケ　シミ　スレ　オレ 　白顔料剥離 円山応挙（享保十八・1733～寛政七・1795）は諱は 氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主 水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

D-055　松村呉春　漁樵画幅 ¥50,000～　付木箱（桐　貼札）　絹本　牙軸端 32×98　表具43×182　ヤケ　シミ　表具オレ 松村呉春（宝暦ニ・1752～文化八・1811）は四 条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓 ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の 古名呉服の里に因み呉春と称した。

D-057　円山応挙　宝珠画幅 ¥50,000～　付二重箱（内桐） 紙本　黒塗軸端　45×27　表具61×121　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ 「天明甲辰（1784）正月試毫」画中

D-056　月僊　孔子出関画幅 ¥50,000～　付黒塗箱（桐）　絹本　牙軸端 29×96　表具43×191　ヤケ　シミ 月僊（寛保元・1741～文化六・1809）は画 僧。名を玄瑞、字を玉成、月僊、寂照主人と し、初め桜井雪館に学び、のち京都の円山應 挙について写実的画風に感化を受けた。画料 で衰えていた寂照寺を再興、窮民救済にも尽 力した。

D-058　松村呉春　案山子画賛幅 ¥65,000 　付時代識箱（杉）　絹本　P軸端　60×21　表具68×120　ヤケ　シミ

D-059　松村景文　花鳥画幅 ¥80000～　付二重箱（内貼札桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　50×133　表具65×218　シミ　スレ 松村景文（安永八・1779～天保十四・1843）は 四条派の画家、京都の人。字士藻、号華渓、通称 要人。呉春の異母弟で、呉春に師事。写生画の花 鳥をよくした。軽妙さが特色。兄とともに四条派 の隆盛に尽力。

D-060　西山芳園　正月遊画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 27×105　表具30×182　ヤケ　オレ 西山芳園（享和三・1803～慶応三・1867）は四 条派の画家。名成章、字子達。松村景文に師事。 人物花鳥をよくした。大坂に住した。

D-062　円山応挙　鹿画貼交屏風　本間　二曲　一隻　¥100000～　付時代識箱（杉） 　紙本　56×132　屏風186×173　シミ　スレ　穴　「天明乙巳（1785）」画中

D-061　円山応挙　狗子画幅 ¥50000～　紙本　潤塗軸端　26×88 表具29×168　ヤケ　オレ　表具アレ 「天明壬寅（1782）初春」画中 円山応挙（享保十八・1733～寛政七・1795）は 諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。 通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩 野派を学ぶ。

D-063　名家九亀合筆画幅 ¥50000～ 　付木箱（杉）　絹本　唐木軸端　67×41 　表具78×129　ヤケ　オレ　表具ヤケ、オレ

D-065　与謝蕪村　寒山拾得画双幅 ¥400000～　 付二重箱（内時代識桐）　絹本　牙軸端　40×105　表具55×193

ヤケ　シミ　表具ヤケ　「己卯（1759）」画中

横山清暉箱識　本間美術館旧蔵 与謝蕪村（享保元・1716～天明三・1783）は俳人・画家。摂 津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四 明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、 独自の様式を創造。池大雅と並ぶ日本南画の大成者。俳諧では 蕉風復興を提唱。

箱識：横山清暉（寛政四・1792～元治元・1864）は京都生ま れの四条派の画家。平安四大家の一。字成文、通称主馬ほか、号 吾岳ほか。呉春、松村景文に師事。安政度御所造営では彩管を ふるった。

D-066　池大雅　山水画双幅 ¥350000～ 　付二重箱（内時代識桐）　紙本　牙軸端 46×111　表具63×206　シミ　スレ　穴 　僊山ほか十名箱識 池大雅（享保八・1723～安永五・1776）は画家、書家、 京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の祖」と呼ばれ る。姓は池野、名勤、無名。字公敏、貸成。号大雅堂、霞 樵、九霞山樵ほか。画を祇園南海、柳沢淇園、土佐光芳 に学び、また明・清の筆意を研究し、独自の南画を構築。 書、篆刻もよくした。妻池玉瀾も画家・歌人として著名。

D-067　渡辺華山　于公高門画幅 ¥280,000～　付識箱（桐）　所載コピー　絹本 　唐木軸端　56×162　表具71×204　ヤケ　大シミ 「乙未（1835）」画中　『信州松本藩主戸田子爵家蔵品 入札目録』（昭和五年　大阪美術倶楽部）所載 渡辺華山（寛政五・1793～天保十二・1841）は田原 藩家老、洋学者、画家。田原藩の江戸邸内に生まれる。 名定静、字伯登、子安、通称登。はじめ華山のちに崋山 と号す。別号全楽堂・寓絵堂など。

D-068　椿椿山　草花叭々鳥画幅 ¥150,000～　付二重箱（内共識桐　外蓋欠） 　絹本　牙軸端　33×85　表具46×189 　ヤケ　オレ　「癸丑（1853）」画中 椿椿山（享和元・1801～嘉永七・1854）は文 人画家、江戸の人。名弼、字篤甫、通称忠太、 別号琢華堂ほか。金子金陵、渡辺崋山に師事。 肖像画・花鳥画をよくした。蛮社の獄の際は、 崋山赦免運動を展開。

D-069　韓天寿　山中遊興画賛幅 ¥150,000～　付木箱（桐）　所載コピー　紙本 　唐木軸端　37×99　表具49×172　シミ 　オレ　表具スレ　『三重の美術風土を探る Ⅱ』（三重県立美術館・1992）所載 韓天寿（享保十ニ・1727～寛政七・1795）は 姓はもとは青木のち中川、名は天寿、字は大年。 別号酔晋斎。通称長四郎。京都に生まれ、松下 烏石に文徴明の書風を学んだ後沢田東江の勧 めで王羲之、王献之を研究して一家を為した。

D-071　野呂介石　春秋山水画双幅 ¥100,000～ 　付時代箱（桐　貼札）　絹本　骨軸端　33×136　表具69×203 　ヤケ　シミ 「辛巳（1821）」画中

D-072　野呂介石　山水画幅 ¥80000～　付時代識箱（杉　貼札） 　絹本　唐木軸端　43×119 　表具58×200　ヤケ　オレ　表具シミ 「己巳（1809）」画中

D-073　野呂介石 江山漁船画賛幅 ¥80,000～　 付識箱（桐）　絹本　牙軸端 31×113　表具46×196　ヤケ　シミ 　オレ　森琴石箱識

D-076　与謝蕪村 高士遊興画幅 ¥50,000～　付木箱 （桐・蓋ワレ　貼札）　絹本　牙軸端 42×92　表具54×190　ヤケ 野呂介石（延享四・1747～文政十一・1828）は紀州和歌山生まれの南画家。名を隆年、字を松齢、号を十友、混斎、第五隆、矮梅など。桑山玉洲、池大雅 に師事、のち紀州藩の儒者、伊藤蘭嵎に儒学を学ぶ。長崎派の画家、黄檗鶴亭に画を学び、寛政五年（1793）から紀州藩に仕出し、御用絵師として仕えた。

D-074　谷文晁　山水画幅 ¥95,000～ 　付識箱（杉）　絹本　翠玉軸端　51×132 　表具68×205　ヤケ　シミ 谷文晁（宝暦十三・1763～天保十一・1841）は 画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷 の子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、 画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

D-075　与謝蕪村　山水画双幅 ¥80,000～ 　付識箱（桐）　絹本　牙軸端　40×104　表具53×193 　ヤケ　ウキ　表具オレ、スレ　倣明人画

与謝蕪村（享保元・1716～天明三・1783）は俳人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信 章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創 造。池大雅と並ぶ日本南画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。

D-077　田能村竹田 山水画賛双幅 ¥70,000～　付識箱（桐） 紙本　唐木軸端　25×97　表具36×180　ヤケ 　シミ　穴　表具ヤケ、シミ　田中柏陰箱識 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835） は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、 字君彜、別号田舎児ほか多数。

D-081　皆川淇園　 唐山水画賛幅 ¥50000～ 　付時代識箱（杉　貼札） 　絹本　唐木軸端　40×106 　表具54×164　大ヤケ　キレ 　節斎追賛　富士谷成章箱識 皆川淇園（享保十九・1734～文化 四・1807）は儒学者、文人画家。京都 の人。

D-078　岡田米山人 昆山寿色画幅 ¥50,000～ 付識箱（杉）　紙本 唐木軸端（一欠） 40×111 表具54×185　ヤケ　オレ 表具ヤケ、オレ　「七十二翁」画中 岡田米山人（延享元・1744～文政 三・1820）は文人画家。別号に米翁。

D-082　池大雅　富岳画幅 ¥50,000～　付識箱（桐） 六世大雅堂霞邨鑑定書　紙本 　牙軸端　49×118　表具64×208 　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ 池大雅（享保八・1723～安永五・ 1776）は画家、書家、京都の人。与 謝蕪村とともに「日本南画の祖」と 呼ばれる。

D-079　青木夙夜 利休画賛幅 ¥65,000～ 付時代識箱（桐　貼札）　紙本 牙軸端　27×109　表具29×191 シミ　オレ　表具オレ 平尾竹霞箱識 青木夙夜（生年未詳～享和二・ 1802）は南画家。

D-083　釧雲泉 山水画賛幅 ¥50000～　付識箱 （桐　貼札）　絹本　唐木軸端 41×115　表具55×188　ヤケ　シミ 　田近竹邨箱識 釧雲泉（宝暦九・1759～文化八・ 1811）は通称文平、名を就、字を仲 孚、別号を岱岳、六石、磊落居士と す。

D-080　鏑木雲潭　 牡丹猫蝶画幅 ¥80000～　付木箱（桐） 絹本　骨軸端　39×108 表具50×190　ヤケ　シミ 表具オレ、穴 鏑木雲潭（天明二・1782 ～嘉永五・1853）は南画家。

D-084　小田海僊 花鳥画幅 ¥50000～　付木箱 （桐　桟一欠）　絹本　牙軸端 49×126　表具65×205　ヤケ　ウキ 　オレ　表具オレ、ヤケ 小田海僊（天明五・1785～文久 二・1862）は周防生まれの南画家。 名は瀛、字を巨海、通称は良平、別 号に百谷、百穀。

D-085　貫名海屋　山水画貼交屏風　本間　六曲　一双　¥120000～　紙本 51×139　屏風379×176　ヤケ　シミ　台紙ヨゴレ 貫名海屋（安永七・1778～文久三・1863）は儒者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。徳島県 の人。儒学を中井竹山に学び、京都に須静堂塾を開く。長崎の日高鉄翁に文人画を学ぶ。名苞（しげる）。 字君茂、子善。通称政三郎、のちに省吾、泰次郎と改める。号に海仙、海客、海屋、海叟、摘菘人、摘菘翁、 菘翁ほか。別に方竹山人、須静主人、三緘主人などとも称した。

D-086　田能村竹田　人物風俗画幅 ¥50000～　付木箱（杉　貼札）　牙軸端　31×8　表具34×116　シミ　スレ　オレ 「辛未（1811）夏」画中 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835）は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修 めたが、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

D-087　浦上玉堂　夏山過雨画幅 ¥70,000～

付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　45×32　表具62×114 　シミ　オレ　渡辺華石箱識 浦上玉堂（延享二・1745～文政三・1820）は文人画家。名は孝弼、字は 君輔、号は玉堂琴士。備前池田侯の支藩鴨方池田家の藩士。陽明学を学 び詩や琴とともに文人画を好んだ。のち脱藩し諸国放浪後、京都に定住。

D-088　田能村竹田　画賛帖 ¥50,000～　付帙　紙本 12×16ほか　帖12×18×2　シミ 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835）は文人画家。豊後竹田の 人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めた が、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作 風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

D-089　山本梅逸　花鳥画貼交屏風　中形　二曲　一双　¥100000～　絹本　 53×131　屏風146×159　ヤケ 山本梅逸（天明三・1783～安政三・1856）は尾張名古屋藩の御用絵師、名古屋の人。名親亮、 字明卿、別号玉禅居士ほか。神谷天遊に師事。師歿後上京、その後各地を遍歴。艶麗な花鳥画に 特色がある。同門の中林竹洞と親交、名声を競う。安政元年帰郷し藩の御用絵師格となった。

D-091　張秋穀　墨竹画賛帖 ¥300000～　付時代箱（杉）　絹本 30×23　帖33×27×2　虫穴 張秋穀（生歿年未詳）は来舶清人。名昆のち莘、字秋谷のち秋穀。天明六年に来日し、渡 辺華山や椿椿山に影響を与えた。来舶四大家の一。

D-090　横井金谷　俳仙画貼交三幅対 ¥55,000～　付木箱（モミ・蓋ワレ　貼札）　紙本 　黒塗軸端　17×18　表具36×184　ヤケ　シミ　オレ 　キレ　表具オレ、ヤケ、シミ 横井金谷（宝暦十一・1761～天保三・1832）は画家、 陶芸家。大津の人。名妙憧、別号蝙蝠道人。初め僧とな るが京都に出て修験者となり諸国を行脚。画は与謝蕪 村に学ぶ。山水・人物を能くした。中年の頃名古屋に居 住、時折瀬戸に赴き焼物を製作、金谷焼と呼ばれる。

D-092　諸葛監　叭々鳥画幅 ¥90,000～　付時代箱（桐　貼札）　紙本 唐木軸端　28×95　表具32×173　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ、シミ、虫穴 諸葛監（享保三・1718～寛政二・1790）は南蘋 派絵師。

D-094　春秋風俗屏風　中形　六曲　一双　¥350000～　紙本　268×93　屏風280×106　ヤケ 　屏風ヤケ、シミ

D-095　伝岩佐又兵衛　源氏絵幅 ¥150000～

付時代箱（杉　貼札）　紙本　骨軸端　38×65　表具41×143 　大ヤケ　スレ　穴　表具シミ、虫穴　喜多武清画中極 岩佐勝以（天正六・1578～慶安三・1650）は画家。俗称又兵衛。

D-096　月岡雪鼎　舞踏画双幅 ¥100000～

付時代溜塗箱（杉）　絹本　朱塗軸端　29×102　表具34×158　ヤケ 月岡雪鼎（宝永七・1710～天明六・1787）は上方の浮世絵師。京都の 人。月岡派の祖。美人風俗画に秀でた。

D-097　純信　喫煙美人画幅 ¥100000～　付木箱（杉）　紙本　潤塗軸端 20×83　表具31×166　ヤケ　シミ　オレ　キレ 　表具シミ　画人未詳

D-100　鳥居派太夫立姿画幅 ¥50,000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　28×58　表具40×150　ヤケ　シミ 　オレ　キレ　剥離　表具シミ

D-098　菱川宗理　美人画幅 ¥80000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 48×102　表具62×193　ヤケ　大シミ 　表具ヤケ、シミ、オレ 葛飾北斎の門人。琳斎宗二、三代目俵屋宗理と 号す。他に百琳、巣雲斎などとも号す。

D-101　歌川国久　肉筆蛍狩美人画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　根来塗軸端 30×91　表具42×174　ヤケ　シミ　オレ 歌川国久は江戸後期の浮世絵師。初代歌川豊 国門下。

お い ら ん の 世 話 に な り 平 蜆 と て む か し 男 の ゆ め や み る ら ん

D-099　鳥文斎栄之　蜃気楼画賛幅 ¥70000～　付時代箱（桐）　絹本　朱塗軸端 31×85　表具41×160　ヤケ　オレ 大田蜀山人賛 鳥文斎栄之（宝暦六・1756～文政十二・1829） は浮世絵師。名時富。俗名民之丞、弥三郎。

D-102　亀戸豊国　「誂織時世好」幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本　潤塗軸端 24×70　表具36×150　ヤケ　シミ　スレ　穴 　二枚継 亀戸豊国（天明六・1786～元治元・1865）は二 代豊国を名乗った浮世絵師の一人で、初代歌川国 貞。

D-104　一勇斎国芳 騎馬人物肖像画幅 ¥300000～ 付木箱（桐）　絹本　唐木軸端　36×98 　表具48×161　ヤケ　シミ　オレ 一勇斎国芳（寛政九・1797～文久元1861）は江 戸後期の浮世絵師。初代歌川豊国の門人。号を一 勇斎、朝桜楼。諷刺画、戯画を得意とし、月岡芳 年などの門人に影響を与えた。江戸の人。

D-105　勝川春和　力士画賛幅 ¥150000～　付合箱（桐　身桟二欠）　絹本 　骨軸端　26×66　表具37×150　ヤケ　シミ 　表具オレ、シミ、キレ 二代勝川春亭（生年未詳～安政三・1856）は浮 世絵師。勝川春英門人。はじめ春和と称す。

D-106　鳥文斎栄之　時鳥画賛幅 ¥50000～　付識箱（杉）　紙本　唐木軸端 28×100　表具39×180　シミ　大田蜀山人賛 鳥文斎栄之（宝暦六・1756～文政十二・1829） は浮世絵師。名時富。俗名民之丞、弥三郎。幕府 直参旗本の細田氏五百石の家の出で、父は勘定 奉行。栄之自身も家督を相続して小納戸役など をつとめた。絵を狩野栄川院典信と文竜斎に学 ぶ。初めは鳥居清長の影響を強く受けた美人画 を描いたが、後に独自の画風を確立した。

D-107　秋篤夫ほか　合作花鳥画賛幅 ¥70000～　付二重箱（内貼札桐　外蓋欠、桟一欠） 　絹本　骨軸端　31×82　表具41×166　ヤケ　シミ 　表具シミ　尾藤二洲賛　「乙酉（1765）」画中 賛：尾藤二洲（延享二・1745～文化十・1814）

D-108　肉筆美人画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 40×29　表具53×116　ヤケ　シミ　表具シミ

D-110　錦水　花鳥画大幅 ¥80000～　付時代識箱（杉）　絹本 　骨軸端　94×45　表具102×147　ヤケ　シミ　オレ　虫穴 　表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 　天地小袖裂表装　「文政二年（1819）」箱識 白文印不読　「松斎」朱文印　画人未詳

D-111

宗理　犬子画

未装　¥50000～　 絹本　16×16 　ヤケ　薄シミ

D-109　耳鳥斎　花笠踊画幅 ¥50,000～　付木箱（桐　貼札） 　紙本　牙軸端　48×35　表具64×138　ヤケ　シミ 耳鳥斎（生歿年未詳）は大坂の人。安永年間から天明年間頃の人。本名 松屋平三郎。酒造業のち骨董商を営んだといわれる。画のほか浄瑠璃も 嗜んだ。

D-112　倉屠龍 虎画幅 ¥100000～ 　絹本　骨軸端 35×96　表具46×165 　ヤケ　シミ　虫穴 倉屠龍（生歿年未 詳）は江戸中後期の画 人。薩摩生、京都に住 す。

新 書 畫

D-114　河鍋暁斎　双鴉画幅 ¥300000～　紙本　唐木軸端 59×120　表具76×196　ヤケ　シミ　オレ　ヨゴレ 　表具ヤケ、シミ、オレ 河鍋暁斎（天保二・1831～明治二十二・1889）は下総国古河生まれ。 七歳の時浮世絵を歌川国芳に、狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。安 政五年（1858）独立して本郷で開業。狂斎と号したが、明治三年（1870） 席画がもとで投獄され、以後暁斎と改めた。明治十四年（1881）第二回内 国勧業博覧会において「枯木寒鴉」で受賞。画名を高める。また狂画や諷 刺画も能くした。

D-115

河鍋暁斎　版画額 ¥100000～　紙本 23×69　額35×81 　お福　騎牛大黒 「明治二十二年己丑 （1889）」画中

D-116　橋本雅邦・川端玉章　鶏画双幅 ¥80,000～ 　付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　40×107　表具55×210 　スレ　オレ　橋本秀邦、川端茂章箱識 橋本雅邦（天保六・1835～明治四十一・1908）は江戸木挽町生まれ。 狩野雅信に師事、狩野派の伝統を守りつつ、フェノロサ、岡倉天心らの 鑑画会で日本画の革新に努めた。

川端玉章（天保十三・1842～大正二・1913）は京都生まれ。円山派の 中島来章に師事後、江戸に移り高橋由一に洋画を学ぶ。

D-117　橋本雅邦　雨中山樵画幅

¥60,000～　付共箱（桐）　絹本　牙軸端 40×107　表具54×193　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、シミ 橋本雅邦（天保六・1835～明治四十一・1908） は江戸木挽町生まれ。狩野雅信に師事。明治画壇 の巨匠。

D-120　三井高棟　富士山水画幅 ¥100,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　41×108　表具55×193　ヤケ　シミ 「昭和八年（1933）」箱識 三井高棟（安政四・1857～昭和二十三・1948） は実業家。京都出身。三井総領家十代当主。

D-118　柴田是真　於多福画幅

¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端　27×71 　表具38×155　ヤケ　シミ 柴田是真（文化四・1807～明治二十四・1891） は画家、漆芸家。江戸両国の人。字は 然、号は 令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵は はじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学ん だ。明治二十三年帝室技藝員。

D-121　磯部百鱗　芥子下猫画幅 ¥80,000～　付木箱（桐）　絹本　潤塗軸端 37×103　表具48×184　ヤケ 磯部百鱗（天保六・1835～明治三九・1906）は 宇治今在家町の御師の家に生まれ、神宮に奉仕 する傍ら、林棕山、長谷川玉峰に四条派の画風を 学んだ。

D-119　酒井抱祝　秋草画幅

¥65,000～　付木箱（桐）　絹本　骨軸端 42×114　表具54×187　シミ 　表具ヤケ、シミ 酒井抱祝（明治十一・1878～歿年未詳）は雨華 庵五世。本名唯一。酒井道一（雨華庵四世）の子。 父に光琳派の画を学び、草花画をよくした。

D-122　冨田渓仙　清涼寺画賛幅 ¥80,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　29×123　表具41×210　シミ 冨田渓仙（明治十二・1879～昭和十一・1936） は福岡県生まれ。都路華香に師事。昭和十年帝国 美術院会員。

D-124　鈴木松年　松画大幅 ¥100000～　付識箱（桐）　紙本 　唐木軸端　93×172　表具109×242　大シミ　オレ

D-125　鈴木松年　羅漢画幅

¥120000～　付木箱（桐）　絹本 　牙軸端　41×113　表具55×203　ヤケ

鈴木松年（嘉永元・1848～大正七・1918）は日本画家、百年の息。京都生まれ。名賢、字百僊、本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活 躍。豪放な作風で今蕭白と称された。

D-126　梶野玄山　金地旭日三友屏風　本間　六曲　一双　¥100000～ 　絹本　366×166　屏風370×170　シミ　スレ

梶野玄山（明治元・1868～昭和十四・1939）は石川県出身。名定吉。別号晨英、省 郷。垣内雲嶙、鈴木松年に師事。円山四条派の写生を基本とした色彩豊かな画を描 いた。特に孔雀の絵や青緑山水図を得意とする。京都中学絵画科教授。

D-127　小林古径　杜若画幅 ¥200,000～　付共箱（桐）　紙本　牙軸端 33×132　表具47×223　薄シミ　オレ 小林古径（明治十六・1883～昭和三十二・ 1957）は新潟県生まれの日本画家。本名茂。梶田 半古に師事。紅児会に参加。日本美術院同人。大 正十二年渡欧。新古典的作風を確立。帝室技藝員、 文化勲章ほか。

D-128　山元春挙　蓬莱山画幅

¥150,000～　付二重箱（内桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　37×130　表具50×217　ヤケ　シミ 山元春挙（明治四・1871～昭和八・1933）は滋 賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居 士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞を 重ねる。京都画壇において竹内栖鳳とともに活 躍。京都市立絵画専門学校教諭、帝室技藝員、帝 国美術院会員。

D-129　堂本印象　晩尋塔洛画賛幅 ¥100,000～　付共箱（桐）　紙本　牙軸端 22×63　表具33×128　シミ 堂本印象（明治二十四・1891～昭和五十・ 1975）は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に 学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活 躍した。昭和三十六年（1961）文化勲章受章。文 化功労者。

“衣笠の絵描き村”

D-131　木島桜谷　雨中古狸画幅

¥80,000～　付二重箱（内貼札共桐）　絹本 　牙軸端　34×116　表具47×200　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、シミ

D-132　木島桜谷　秋景画幅

¥75,000～　付共箱（桐）　絹本　牙軸端 41×122　表具55×209　ヤケ　薄シミ 　表具オレ、ヤケ

D-133　木島桜谷　海辺画幅

¥70,000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 43×126　表具56×205　ヤケ　シミ

木島桜谷（明治十・1877～昭和十三・1938）は京都生まれ。本名文次郎。十六才で今尾景年門下に入る。明治四十年（1907）第一回文展で二等賞。文展、 帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画専門学校教授として後進の指導にあたった。

D-134　木島桜谷　江畔春色画幅 ¥65,000～　付二重箱（内共桐）　絹本　牙軸端 41×124　表具55×215　薄シミ　表具シミ

D-135　木島桜谷　蓬莱山画幅

¥50,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　27×130　表具39×218　薄シミ 　表具シミ

D-136　木島桜谷　秋景画幅

¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　P軸端 35×121　表具49×204　ヤケ　シミ

D-137　木島桜谷

月夜画幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　絹本　牙軸端 39×98　表具54×193　ヤケ 　薄シミ　表具ヤケ

D-138　木島桜谷 芦江秋晩画幅 ¥50000～

付共箱（桐）　絹本　牙軸端 42×119　表具57×211　シミ

D-139　山口華楊

菊小禽画幅 ¥60000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　36×129　表具50×212 　シミ　スレ　表具シミ 「秋晴」原題 山口華楊（明治三十二・1899～昭 和五十九・1984）は、本名米次郎。 芸術院会員。文化勲章。

D-141　土田麦僊　果物画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端　36×31 　表具48×121　ヤケ　シミ　表具ヤケ 「甲子（1924）」画中 土田麦僊（明治二十・1887～昭和十一・1936） は日本画家。本名金二。

D-142　金島桂華　小鴨画幅 ¥50,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　51×44　表具65×141　シミ

D-140　金島桂華

梅鶯画幅 ¥50000～ 付二重箱（内共桐・シミ　外朱塗） 　絹本　骨軸端　27×129 表具39×197　ヤケ　薄シミ 金島桂華（明治二十五・1892～昭 和四十九・1974）は広島県生まれの 日本画家。本名政太。

D-143　山口華楊　瑞花芋画幅 ¥100,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　53×44　表具56×138　ヤケ　シミ 　表具オレ、シミ

D-145　森寛斎　双鶴画幅 ¥50,000～ 　付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本　牙軸端 32×103　表具45×188　ヤケ 「明治十一年（1878）」画中　山元春挙箱識 森寛斎（文化十一・1814～明治二十七・1894） は萩生まれの画家。森徹山の養子。名公粛､字子 容、別号桃渓など。明治二十三年帝室技藝員。

D-148　望月玉泉　椿菊小禽画幅 ¥50000～　付識箱（杉）　絹本　牙軸端 34×117　表具47×190　ヤケ　シミ　表具オレ 　望月玉渓箱識 望月玉泉（天保五・1834～大正二・1913）は名 重岑、別号玉渓といい、祖父玉仙、父玉川と共に 望月派を継承。帝室技藝員を拝命。

D-146　小西福年　双鶴画幅 ¥50,000～　付共箱（桐）　絹本　P軸端　42×127 　表具56×218　シミ 小西福年（明治二十・1887～昭和三十四・ 1959）は円山派の画家。名重熙、猶之助、別号芝 生園。鈴木松年に入門し福年の号を受けた。

D-149　庭山耕園　樹鳥画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　絹本　牙軸端 51×126　表具66×219　ヤケ　シミ 「大正元年（1912）」画中 庭山耕園（明治二・1869～昭和十七・1942）は、 兵庫県生まれの画家。本名慶蔵。上田耕冲に師事 し円山派を学ぶ。耕冲死後、鈴木松年に師事。

D-147　竹内栖鳳　鶯画幅 ¥50,000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端 21×68　表具31×151　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ　「春泰」原題 竹内栖鳳（元治元・1864～昭和十七・1942）は 京都生まれの日本画家。初めは棲鳳と号した。土 田英林、幸野楳嶺に師事。昭和十二年（1937）文 化勲章受章。大正二年（1913）帝室技藝員任命。

D-150　林文塘　雪松鴛鴦画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　絹本 牙軸端（蓋両欠） 36×129　表具49×200　シミ 林文塘（明治十五・1882～昭和四十一・1966） は日本画家。本名幸三郎。京都の人。前川文嶺、 山元春挙に学んだ。井口華秋、池田桂仙らと日本 自由画壇を結成。

D-151　原在照　蓮池画幅 ¥50000～ 付時代箱（桐・虫喰　貼札）　紙本 　黒塗軸端　58×129　表具69×220 　表具オレ 原在照（文化十・1813～明治四・ 1871）は原在明の婿養子、原派三代、 禁裏御用絵師。字子写、号観瀾、南 荊、夕鸞。

D-155　鈴木松年 蝦蟇鉄拐画双幅 ¥55000～ 付木箱（杉　貼札）　紙本 　黒塗軸端　31×124 表具44×195　ヤケ　シミ 　オレ 鈴木松年（嘉永元・1848 大正七・1918）は日本画家、 百年の息。京都生まれ。名賢、 字百僊、本名百太郎。父に師 事。国内外の博覧会、絵画共 進会で活躍。豪放な作風で今 蕭白と称された。

D-152　橋本関雪　猫画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本 　骨軸端　29×120　表具43×190 　ヤケ　シミ　オレ 橋本関雪（明治十六・1883～昭和 二十・1945）は神戸生の日本画家。 片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派 を学ぶ。昭和十二年帝国芸術院会員。

D-153　平福穂庵 双牛画幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　紙本　牙軸端 53×131　表具67×210　ヤケ 平福穂庵（弘化元・1844～明治二 十三・1890）は、秋田県生まれ。名 は順蔵、初号は文地。父文浪から絵 を習い、十六歳の時京都に遊学。

D-154　木村杏園　瑞龍画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　紙本 骨軸端　29×146　表具41×210 ヤケ　シミ　スレ　オレ 　表具オレ、スレ 木村杏園（明治十八・1885～昭和三 十二・1957）は石川県生まれの日本画 家。はじめ大西金陽、のち橋本関雪に 学ぶ。

D-156　寺崎広業　夏秋山水画双幅 ¥65,000～　付共箱（桐）　絹本 　牙軸端　41×111　表具56×199　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ、ヤケ、シミ 寺崎広業（慶応二・1866～大正八・1919）は秋田県生まれの日本画家。字は徳卿、別 号に宗山・騰龍軒・天籟山人など。大正六年（1917）帝室技藝員。

D-158　児玉希望　四季山水画四幅対 ¥50,000～ 　付共箱（桐）　紙本　牙軸端　32×124　表具45×208 　シミ　オレ 児玉希望（明治三十一・1898～昭和四十六・1971）は広島 県生まれ。川合玉堂に師事。

D-161　幸野楳嶺　蛇画幅 ¥50,000 　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端　29×113 表具41×189　シミ　キレ 「己巳（1869）試毫」画中 幸野楳嶺（弘化元・1844～明治二十八・1895） は京都の人。名直豊、字思順、号楳嶺、鶯夢ほか。 明治二十六年帝室技藝員。

D-159　寺崎広業　秋江帰帆画幅 ¥50,000～　付二重箱（内識桐）　絹本　牙軸端 48×109　表具64×211　ヤケ　シミ 寺崎広業（慶応二・1866～大正八・1919）は秋 田県生の日本画家。字は徳卿、別号に宗山・騰龍 軒・天籟山人など。大正六年（1917）帝室技藝員。

D-162　山元春挙 四季草花蝶鳥画貼交屏風 本間　二曲　一双　¥50,000～　紙本　69×137 　屏風180×175　ヤケ　シミ　スレ　背面損傷 山元春挙（明治四・1871～昭和八・1933）は滋 賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居 士。野村文挙、森寛斎に師事。帝室技藝員、帝国 美術院会員。

D-160　吉宗耕英 応挙肖像画賛幅 ¥50,000～　 付識箱（桐）　紙本　骨軸端 30×102　表具33×183　ヤケ　オレ 　藤沢南岳賛 吉宗耕英は大坂の閨秀画人。上田 耕冲、後見花蹊に学ぶ。

D-163　木島桜谷　瀑布画額 ¥50,000～　絹本　34×44　額55×67　シミ 木島桜谷（明治十・1877～昭和十三・1938）は 京都生まれ。六才で今尾景年門下に入る。帝展委 員を務める。

D-164　竹内栖鳳　白菜玉葱画幅　¥70,000～　付共箱（桐）

絹本　牙軸端　51×40　表具66×132　ヤケ　シミ 「新菜」原題

D-165　竹内栖鳳　戯画歌賛幅 ¥70,000～　付識箱（桐）

紙本　牙軸端　63×32　表具66×123　シミ　オレ　山本紅雲箱識 「庚子（1900）夏」画中

竹内栖鳳（元治元・1864～昭和十七・1942）は京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法などを 意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画塾竹杖会を主宰。昭和十二年（1937）文化勲章受章。大正二年（1913）帝室技藝員任命。

D-166　川合玉堂　海辺鵜画幅 ¥50000～

付二重箱（内共桐・シミ　外溜塗）　絹本　P軸端　51×42 　表具66×137　ヤケ　シミ　表具オレ、ヤケ、シミ　「海辺巌」原題

D-167　川合玉堂　雪中行路画幅 ¥50000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　34×43　表具47×134 　シミ　表具オレ、シミ　「雪の山路」原題

川合玉堂（明治五・1873～昭和三十二・1957）は通称芳三郎。初め京都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝国美術院会 員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

D-168　中島来章　高砂画幅 ¥65,000～　付共箱（桐） 　所載コピー　絹本　唐木軸端　85×72　表具90×168　ヤケ　オレ 『古畫総覧　円山四条系6』所載 中島来章（寛政八・1796～明治四・1871）は近江大津の人。また幸野 楳嶺、川端玉章らの門人を輩出。横山清暉、岸連山、塩川文麟らとともに 平安四名家で知られる。

D-169　岡本秋暉蛇画幅ほか　二　¥50,000～　付木箱（杉）2 紙本　牙軸端　50×33　表具64×123ほか　シミ　オレ　無款1 岡本秋暉は江戸生まれの絵師。小田原藩主大久保家に仕えた。名隆仙、 字柏樹、通称祐之丞、晩年の号は秋翁。大西圭斎、渡辺崋山に師事、また 南蘋派や円山派の影響も受けた。

D-171　榊原始更　嵯峨野画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　紙本　陶磁軸端 47×42　表具63×136　表具シミ 榊原始更（明治二十八・1895～昭和四十四・ 1969）は京都生まれ。名は捨三。榊原佳山・紫 峰・苔山の弟。

D-174　川端玉章　蝶画色紙幅 ¥50000～　付識箱（桐　貼札）　絹本　牙軸端 21×23　表具42×179　ヤケ　シミ 　表具オレ、ウキ　川端茂章箱識 川端玉章（天保十三・1842～大正二・1913）は 日本画家。京都生まれ。明治二十九年（1896）帝 室技藝員。同四十二年（1909）川端画学校を創立。

D-172　小早川秋聲　高士画賛幅 ¥50000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　53×42　表具66×142　ヤケ　シミ 「八十有八」画中　半魚箱識 小早川秋聲（明治十八・1885～昭和四十九・ 1974）は鳥取県生まれの日本画家。本名は盈麿。 谷口香嶠に師事。

D-175　木本大果　花鳥画幅 ¥50000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　57×48　表具72×160　ヤケ　シミ 木本大果（明治三十四・1901～平成十三・ 2001）は東京生まれの日本画家。本名は晋一。松 本楓湖・荒木十畝に師事。日展会友。

D-173　橋本関雪　晩春画幅 ¥80000～　付共箱（桐）　紙本　牙軸端　51×47 　表具66×153　ヤケ　シミ 橋本関雪（明治十六・1883～昭和二十・1945） は神戸生まれの日本画家。昭和十年帝国美術院 会員。昭和十二年帝国芸術院会員。

D-176　中村大三郎　伊豆蔵人形画幅 ¥50000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　41×33　表具55×121　ヤケ 　中村道太郎箱識 中村大三郎（明治三十一・1898～昭和二十二・ 1947）は京都生の日本画家。

D-177　夜久臥嶠　川中島合戦屏風　本間　六曲　一双　¥250,000～　絹本　372×169　屏風376×173 夜久臥嶠（生歿年未詳）は日本画家。福知山生まれ。谷口香嶠に師事し四條派と歴史画を修得する。歴史人物を得意とした。明治後期から大正年代にか けて活躍。

D-178　草野龍雲　金地足柄山屏風　本間　六曲　一双　 ¥200000～　紙本　362×155　屏風379×172 　シミ　スレ　ウキ　「明治辛亥（1911）」画中 草野龍雲（元治元年・1864～歿年未詳）は京都生まれの日本画家。 本名は寿太郎、別号に常正。岸竹堂に師事。小松宮家の御用絵師と なった。

D-180　池田遥邨　石清水観桜画幅 ¥600,000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　36×127 　表具49×193　シミ 池田遥邨（明治二十八・1895～昭和六十三・1988）は岡山 県生まれ。名は昇一。幼少の頃より画を好み、はじめ大阪に 出て松原三五郎の天彩画塾で洋画を学び、次いで京都にて竹 内栖鳳の竹杖会に入塾。京都絵画専門学校卒業後、小野竹喬、 鹿子木孟郎らと烏城会を、後に上村松篁、山口華楊らと水明 会を結成。勲三等瑞宝章、文化功労賞、文化勲章受章、帝展 推薦。

D-181　池田遥邨　錦帯橋画幅 ¥300000～

付鏡共箱（桐）　絹本　P軸端　43×37　表具56×131 池田遥邨（明治二十八・1895～昭和六十三・1988）は岡 山県生まれ。名は昇一。幼少の頃より画を好み、はじめ大 阪に出て松原三五郎の天彩画塾で洋画を学び、次いで京都 にて竹内栖鳳の竹杖会に入塾。勲三等瑞宝章、文化功労賞、 文化勲章受章、帝展推薦。

D-182　樵谷　牡丹孔雀屏風　本間　二曲 　一隻　¥120000～　紙本　166×132　屏風190×173 　シミ　画人未詳

D-183　前田青邨　万年壺画額 ¥1,300,000～ 付共板　東京美術倶楽部鑑定証書　紙本　509×643　額75×91

前田青邨（明治十八・1885～昭和五十二・1977）は近代日本画の巨 匠。岐阜県中津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。紅児会に参加、 小林古径・安田靫彦らと研鑚を積んだ。大正三年再興第一回院展に出 品、同人。古径・靫彦と院展三羽烏と謳われた。十一年渡欧、翌年帰国。 帝国芸術院会員、帝室技藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。作 域は広いが中でも歴史人物画を得意とした。

D-185　田能村直入　読易画賛幅 ¥300,000～ 　付二重箱（内識桐）　田近竹邨書付中板　絖本　牙軸端　65×158 　表具82×232　ヤケ　野口小蘋内箱、田中柏陰外箱識 「丁卯（1867）」画中 田能村直入（文化十一・1814～明治四十・1907）は大分県生まれの南 画家。字は顧絶。初め小虎と号し、のち直入と称する。田能村竹田の門下 に入り、養子となった。明治元年（1867）京都に移り、同十三年（1880） 京都府画学校設立を建議、開校にあたり校長となる。南画の振興に尽力。

D-186　野口小蕙　春秋花鳥画双幅 ¥180,000～ 付木箱（杉）　絹本　骨軸端　72×141　表具88×209　ヤケ　オレ　シミ 　表具オレ　春景一文字欠 野口小蕙（明治十一・1878～昭和十九・1944）は滋賀県生まれ。本名 郁子。母野口小蘋に南画を学ぶ。日本美術協会、日本画会会員となり、花 鳥人物を得意とした。一時小室翠雲と結婚。

D-187　富岡鉄斎　足柄山画幅 ¥200000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　51×142　表具66×243　ヤケ　大シミ

D-188　富岡鉄斎　社頭杉画賛幅 ¥150000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　36×124　表具49×197　シミ 　表具シミ　「大正三年（1914）」画中

D-189　中山霞湖　山水画賛幅 ¥150000～　付木箱（桐）　絹本　唐木軸端 49×133　表具62×194　ヤケ　シミ 中山霞湖（天保十三・1842～歿年未詳）は茨城 県土浦の画家。名政則。南画家の小林寒林に学ぶ。 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、 鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。 幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を 読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

D-191　帆足杏雨　山水画賛幅 ¥150000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　43×117　表具57×207　ヤケ　シミ 　田近竹邨箱識 帆足杏雨（文化七・1810～明治十七・1884）は 名遠、字到大、幼名熊太郎のち庸平、別号に半農。 豊後生。文政七年（1824）に田能村竹田に入門。

D-192　日根対山　山水画賛幅 ¥100000～　 付識箱（桐）　絹本　牙軸端　73×160　表具90×226 　ヤケ　有秋堂箱識 日根対山（文化十・1813～明治二・1869）は南画家。和 泉生まれ。名は盛長、字は小年、別号茅海・錦林子・小墨 庵など。姓は日根野とも称した。

D-193　小杉放庵 梅花玉笛画賛幅 ¥120000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　36×138　表具50×227 「戊辰（1928）」画中 小杉放庵（明治十四・1881～昭和三十 九・1964）は画家。

D-194　富岡鉄斎　千字文断簡幅 ¥180000～ 　付識箱（モミ）　所載本　紙本　牙軸端　76×33　表具79×129　シミ 　オレ　『随筆書画一如』（小林勇・1972）所載　梅原龍三郎箱識 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の人。名は 百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院 会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔 走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、 「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

D-196　松林桂月　小楼談笑画賛幅 ¥100000～　付二重箱（内共桐）　絹本　牙軸端 41×145　表具56×217　ヤケ　シミ 松林桂月（明治九・1876～昭和三十八・1963） は萩市生まれ。本名は伊藤篤、字は子敬。別号に 香外、玉江漁人。小室翠雲とともに日本南画界の 双璧とされる。

D-195　諸家扇面帖 ¥130000～　付帙　絖本ほか　15×5ほか 帖17×9×2　シミ　虫穴　谷鉄臣序文　三十枚貼 山中信天翁　田能村直入　江馬天江　天野方壺　岡本黄石 谷口藹山　頼支峰　村田香谷　浅井柳塘　池田雲樵 重春塘　姫島竹外　森琴石　寺西易堂　田能村小斎 藤沢南岳　橋本青江　神山鳳陽　濱名白塢　行徳玉江 伊勢華　谷鉄臣　富岡鉄斎　宮原易安　中西耕石　ほか

D-197　内海吉堂　喜寿百齢画幅 ¥100000～　付共箱（桐）　絹本　唐木軸端 42×126　表具56×186　ヤケ 「倣沈南蘋百喜図」画中 内海吉堂（嘉永二・1849～大正十四・1925）は 福井（京とも）の人。名鹿六。森寛斎、塩川文麟 の門に学び、のち南宗に転じた。

D-198　瀧和亭　柳燕画幅 ¥70000～ 　付木箱（桐）　絹本　牙軸端　37×116 　表具50×189　ヤケ　シミ 瀧和亭（文政十三・1830～明治三十四・1901） は江戸生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭 田。明治六年ウィーン万国博覧会出品、内国勧業 博覧会受賞ほか。明治二十六年帝室技藝員。

D-200　田能村直入・谷辰　山水画双幅 ¥80,000 　付時代識箱（桐　蓋桟一欠）　絖本　牙軸端　52×138　表具68×205 　薄ヤケ　シミ　オレ　表具オレ　富岡鉄斎箱識

田能村直入（文化十一・1814～明治四十・1907）は大分県生まれの南画 家。字は顧絶。初め小虎と号し、のち直入と称する。田能村竹田の門下に 入り、養子となった。

D-203　田能村直入　青緑山水画幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　絹本　骨軸端 33×121　表具45×188　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、ヤケ　「辛亥（1851）」画中

D-201　田能村直入 春景山水画賛幅 ¥65,000 　付時代箱（桐）　絖本　唐木軸端 44×136　表具59×215 　ヤケ　オレ

D-204　山中信天翁　山水画賛幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絖本　陶磁軸端 30×69　表具43×152　ヤケ 山中静逸（文政四・1821～明治十八・1885）は 幕末・明治の志士、詩人。名は献、字は子文、別 に信天翁、對嵐山房、二水、月橋の号あり。

D-202　田能村直入 独釣山水画賛幅 ¥50,000 付識箱（杉　身一部欠）　絖本　牙軸端 50×128　表具67×201　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ 「明治三十三年（1900）」画中

D-205　山本琴谷　農耕風俗画幅 ¥70,000～　付識箱（桐）　絹本　牙軸端 56×148　表具69×205　ヤケ　オレ 山本琴谷（文化八・1811～明治六・1873）は幕 末の画家。名謙、字子譲、別号幽谷、衡山、杉亭、 栞谷（栞は琴の通字）など。

D-206　富岡鉄斎　親子亀画賛幅 ¥80000～　付木箱（桐　貼札）　紙本　牙軸端 30×131　表具35×191　シミ　オレ 　大田垣蓮月賛 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は 南画家。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、 鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。

D-209　児玉果亭 若松二猿画賛幅 ¥70000～　 付木箱（桐　貼札）　紙本 唐木軸端　55×135　表具69×218 　シミ　オレ 児玉果亭（天保十二・1841～大正 二・1913）。初号玄山、果生。

D-207　上田耕甫　日輪鶴鹿画幅 ¥55000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 55×119　表具71×211 ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、シミ、オレ 上田耕甫（安政五・1858～昭和十九・1944）は 大阪生まれの南画家。上田耕冲の子。

D-210　堅山南風 梅小禽画幅 ¥50000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　41×126　表具55×212 堅山南風（明治二十・1887～昭 和五十五・1980）熊本県生。名は 熊次。

D-208　尾竹竹坡　江上笛人画幅 ¥50000～　付識箱（桐）　絹本　雑木軸端 41×113　表具55×201　ヤケ　シミ 尾竹竹坡（明治十一・1878～昭和十一・1936） は新潟県生。本名は染吉。兄の越堂、弟の国観と ともに日本画家。

D-211　石川有鄰 松下虎画幅 ¥50000～　付合箱 （杉　身一部欠）　絹本　雑木軸端 57×107　表具68×182　シミ　オレ 　表具シミ、オレ、「臨梅逸」画中 石川有鄰（明治三・1870～昭和二 十七・1952）。

D-212　芳川笛邨 煎茶山水画賛幅 ¥50000～ 　付識箱（桐）　絹本　唐木軸端 56×125　表具74×190　シミ 芳川笛邨（天保十四・1843～大正九・ 1920）は奈良の日本画家。田能村直入 に学ぶ。

D-214　富岡鉄斎　葡萄柘榴画賛扇面幅 ¥100000～

付二重箱（内識桐　外溜塗）　太巻　紙本　牙軸端　52×19 　表具67×117　シミ　表具オレ、シミ 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の人。名は 百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。

D-216　近藤浩一路　秋景画幅 ¥50000～　付共箱（桐）

紙本　牙軸端　69×53　表具83×159　大シミ　表具ヤケ、シミ 近藤浩一路（明治十七・1884～昭和三十七・1962）。

D-218　松林桂月　 牡丹画賛幅 ¥50,000～　付共箱（桐） 絖本　牙貼軸端（蓋一欠） 63×75　表具68×152 ヤケ　シミ 松林桂月（明治九・ 1876～昭和三十八・1963） は萩市生まれ。本名は伊 藤篤、字は子敬。別号に香 外、玉江漁人。帝室技藝員、 日展顧問、芸術院会員、南 画院長など。

D-215　酒井三良子　海風画幅 ¥80000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　51×45　表具65×144 酒井三良（明治三十・1897～昭和四十四・1969）は福島県大沼郡生ま れ、本名三郎、号三良子、坂内青嵐に師事し日本画を学ぶ。大正三年 （1914）頃、上京し梧水という号で活躍。小川芋銭と交流。院展中心に活 動。院展文部大臣賞受賞ほか。

D-217　墨江武禅　山水画幅 ¥70000～　付識箱（桐）　絹本

骨軸端　50×31　表具65×125　ヤケ　シミ　園翁箱識 墨江武禅（享保十九・1734～文化三・1806）、姓は長田、名は道寛、通 称は荘蔵、字は子全、朦朧斎、心月居士などと号す。

D-219　平野五岳　竹画賛竹縁彫扁額 ¥50,000～　83×39 額88×45

平野五岳（文化六・1809～明治二十六・1893）は詩画僧。豊後生。名岳、 聞慧、別号古竹園、方外仙史、古竹村舎。儒者広瀬淡窓の咸宜園に入門、 詩書画に秀で三絶僧と呼ばれた。

D-220　福田平八郎　猫画幅 ¥100,000～　付識箱（杉）　紙本 　竹軸端　34×135　表具47×198　シミ　オレ 福田平八郎（明治二十五・1892～昭和四十九・1974）は大分生まれ。 京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。初め九州、素僊のち平八郎を雅号 とした。写実を元に簡潔な構図と清澄な色彩で表現し、近代日本画の新 境地を開いた。帝展審査委員。昭和三十六年（1961）文化勲章授章ほか。

D-222　池上秀畝

花鳥画幅 ¥50,000

付木箱（桐　貼札）　紙本　牙軸端 32×129　表具44×210　シミ 　オレ　表具オレ、シミ 池上秀畝（明治七・1874～昭和十 九・1944）は長野県出身、名は國次 郎。

D-223　浅尾大岳 牧童画幅 ¥50,000

付木箱（桐）　絹本　陶磁軸端 32×84　表具42×164　ヤケ　シミ 　表具ヤケ 浅尾大岳（生歿年未詳）は尾張の 画人。谷文晁に学ぶ。

D-221　渡辺公観　四季画四幅対 ¥100,000～

付二重箱（内共桐2　外蓋欠）　絹本　牙軸端　42×131　表具54×197 　薄シミ　表具小オレ 渡辺公観（明治十一・1878～昭和十三・1938）は滋賀県生まれ。本名 耕平、別号狂魚洞、遊魚洞。森川曾文に師事。第一回文展に『進言』で入 選。帝展開設により官展から離れ、大正八年（1919）日本自由画壇を結成。 京都市で歿。

D-224　小川千甕 酔李白画賛幅 ¥50,000

付共箱（桐）　紙本　骨軸端 42×132　表具55×197　ヤケ 　シミ　オレ　表具オレ 小川千甕（明治十九・1886～昭和 四十六・1971）は京都生。名は多三 郎。

D-225　菅楯彦　雨夜訪友 画幅 ¥50,000～　付二重箱（内共 桐　外溜塗）　太巻　紙本　牙軸端 21×75　表具39×165 「乙丑（1925）」画中 菅楯彦（明治十一・1878～昭和三 十八・1963）は鳥取県生まれの日本 画家。号は盛虎、静湖。

D-227　高木美石　双虎画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　絹本　牙貼軸端 52×127　表具66×193　ヤケ　シミ 　ヨゴレ　表具シミ 高木美石（明治十九・1886～昭和二十 二・1947）。

D-228　宮田其渓

龍画幅 ¥50000～

付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 39×117　表具52×204　ヤケ シミ　オレ　「壬辰（1892）」画中 宮田其渓は兵庫県龍野の画人。

明治三十五年歿。

D-230　天観　金地四季草花屏風 本間　六曲　一双　¥100,000～　絹本　372×169 　屏風376×173　スレ　不明画人

D-229　岡本一平　漫画幅　二　¥50000～

長閑：付共箱（桐）　絹本　唐木軸端（一欠） 校長：付木箱（桐）　紙本　P軸端 42×128　表具56×192ほか　シミ　オレ　表具オレ 岡本一平（明治十九・1886～昭和二十三・1948）は漫画家。函館生 まれ。明治四十三年東京美術学校西洋画科卒。同年大貫カノ（岡本か の子）と結婚。藤島武二に師事。四十五年東京朝日新聞社に入社、漫画 を描き始める。政治漫画に一時期を画した。芸術家岡本太郎の父。

D-231　秋野不矩　紅梅画扇面額 ¥120000～

付秋野子弦鑑題シール　紙本　47×14　額68×43　薄シミ 秋野不矩（明治四十一・1908～平成十三・2001）は静岡県生まれの日 本画家。名はふく。静岡県女子師範学校卒業。石井林響、西山翠嶂に師事。 京都市立芸大教授。創画会会員。文化勲章。

D-232　小川千甕　白衣観音画賛幅 ¥50,000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　50×66　表具66×157 　ヤケ　シミ　スレ　オレ 小川千甕（明治十九・1886～昭和四十六・1971）は京都生まれ。名は 多三郎。はじめ仏画師の弟子となり、浅井忠に洋画を学ぶ。陶磁器の絵 付も行った。上京し『ホトトギス』などに挿絵、漫画を発表し人気を博す。 欧州遊学後は日本画家として活動、のちに南画も描いた。

D-234　田結荘千里　蜀犬画賛扇面幅 ¥50,000～

付識箱（杉）　紙本　唐木軸端　39×13　表具45×106 ヤケ　シミ　スレ　「丙戌（1886）」画中　「大正十四年（1925）」箱識 田結荘千里（文化十二・1815～明治二十九・1896）は陽明学者、砲術家。 大坂生。絵も能くした。

D-233　藤井達吉　継色紙和歌幅 ¥50,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　太巻　紙本　陶磁軸端　17×22 　表具40×184　オレ　表具オレ、シミ

藤井達吉（明治十四・1881～昭和三十九・1964）は愛知県生まれ。独 学で研究し制作活動を行い、明治四十五年（1912）に国民美術家協会を 創立。また昭和五年（1930）には日本産業協会を創立した。昭和二十年 （1945）に小原村で和紙工芸の指導を始めた。

D-235　桂石　狐望月画幅 ¥50,000～　付合箱（桐）　絹本 　骨軸端　51×34　表具61×118　ヤケ　シミ 「平安桂石」款記　不明画人

D-236　春峰　金地笹屏風　小形　六曲　一双　¥100000～　絹本　378×45　屏風382×49　剥離　春峰を名乗る画家は複数おり特定に至らず

D-238　雑喉紅朝　銀地梅屏風 本間　二曲　一隻　¥70,000～　紙本　186×169 　屏風190×173　スレ 雑喉紅朝（明治三十一・1898～歿年未詳）は日 本画家。西山翠嶂に師事。大正九年帝展初入選後 も入選を重ねる。花鳥画を得意とした。

D-241　磯田又一郎　祇園巽橋画額 ¥50000～　絹本　52×43　額69×63　シミ 　背面損傷 磯田又一郎（明治四十一・1908～平成十・ 1998）は京都生まれ、京美大卒。菊池契月・宇田 荻邨に師事。日展・帝展・文展で受賞。日展会友。 関西美術展審査員。

D-239　大藪春篁　樹々屏風 本間　二曲　一隻　¥50,000～　紙本　184×167 　屏風188×171　ヨゴレ 「晨」原題　共識紙背面貼付 大藪春篁（明治三十四・1901～歿年未詳）は京 都の画人。山元春挙に師事。早苗会会員。

D-242　富取風堂　椿画額 ¥50,000～ 　付共シール　紙本　55×45　額73×65 「春光」原題 富取風堂（明治二十五・1892～昭和五十八・ 1983）は日本画家。松本楓湖に入門、今村紫紅の赤 曜会に加入。同会解散後は院展同人、日本美術院 監事。千葉県文化功労者。

D-240　中島晃璋　白孔雀屏風

中形　二曲　一隻　¥50,000～　紙本 138×137　屏風156×156　ヤケ 中島晃璋（生歿年未詳）は広島県の画人。田中頼 璋門人。

D-243　佐藤空鳴　花雀画　未装　 ¥50000～　絹本　198×171　キレ 佐藤空鳴（明治二十七・1894～昭和十九・1944） は名古屋生の画家。京都絵画専門学校で西山翠嶂 に学ぶ。帝展で活躍。

D-244　金地扇流屏風 　中形　六曲　一双　¥50000～　紙本 248×107　屏風270×121

D-245　桂園　墨絵松林屏風　中形　六曲　一双

¥50000～　紙本　278×117　屏風282×121 ヤケ　シミ　スレ　オゼ脆弱　「昭和十三年（1938）九月」画中 　画人未詳

D-247　武者小路実篤　男神画額 ¥80,000～　付無車会鑑定書　紙本　36×40 　額54×66　シミ 武者小路実篤（明治十八・1885～昭和五十一・ 1976）は作家。東京出身。東大中退。志賀直哉ら と雑誌「白樺」創刊。

D-250　山下関城　群鯉画額 ¥50000～　紙本　61×50　額80×69

D-246　石背隆 年中風俗絵貼交屏風

本間　六曲　一隻　¥50000～　紙本 48×135　屏風382×169　シミ　虫穴 背面損傷 不明画人

D-248　穐月明　野佛画額 ¥50000～ 　付共シール　紙本　30×54　額48×72 穐月明（昭和四・1929～平成二十九・2017）は 和歌山県高野山生まれの画家。

D-251　山下関城　双鯉画額 ¥50000～　付共シール　紙本 43×37　額64×56

D-252　山下関城　松下遊鯉画幅 ¥50000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　太巻 　紙本　牙軸端　52×45　表具67×145 D-249　スケッチブック　二　¥50000～ 　紙本　20×14ほか　ヤブレ　シミ M Kubouchiほか

山下関城は香川県出身の日本画家。明治四十三年（1910）生。本名関太郎。京都市絵画専門学校を卒業し、山元春挙らに師事。師の死後は無所属として 作品を発表。特に鯉の絵を得意とした。平成三年（1991）歿。

D-254　柏堂　緋襦絆美人画幅 ¥150,000～　付合箱（桐） 　絹本　唐木軸端　68×141　表具78×208　ヤケ　オレ 　表具オレ、虫穴　画人未詳

D-255　伊東深水　羽根突美人画幅 ¥120,000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　33×107　表具44×185 　シミ　オレ　表具シミ 伊東深水（明治三十一・1898～昭和四十七・1972）は東京の人。鏑木 清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三年（1958）日本芸術院会員。昭和 四十四年（1969）日展顧問。昭和四十五年（1970）勲三等旭日中綬章を受 章。

D-256　三千彦　舞妓画双幅 ¥50,000～　絹本　P軸端　 31×90　表具41×162　ヤケ　シミ　画人未詳

D-257　梶原緋佐子　美人画幅 ¥100000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　太巻　紙本　牙軸端　45×53 　表具61×148　シミ　「佳き人」原題 梶原緋佐子（明治二十九・1896～ 昭和六十三・1988）は京都生まれの 日本画家。本名は久。菊池契月に師事。木谷千種、和気春光とともに契月 塾の三閨秀と称された。日展参与。京都市文化功労者。

D-259　伊東深水　美人下絵額 ¥80,000～　付伊東みどり鑑定書　紙本　34×44 　額62×81　ヤケ

D-258　守屋多々志　飛鳥乙女画額 ¥80000～　付共シール 　紙本　31×39　額49×59

守屋多々志（大正元・1912～平成十五・2003）は大垣市出身の日本画 家。前田青邨に師事し、歴史画を能くした。

D-260　伊東深水　素描裸婦画額 ¥70,000～　付共シール　紙本　23×33 　額42×51　小シミ　背面損傷

伊東深水（明治三十一・1898～昭和四十七・1972）は東京の人。鏑木清方の門人。此君亭と号す。 昭和三十三年（1958）日本芸術院会員。昭和四十四年（1969）日展顧問。昭和四十五年（1970）勲三等 旭日中綬章を受章。

D-262

渡辺公観　祇園

春画幅 ¥50000～

付共箱（桐）　絹本 　骨軸端　25×26 　表具28×119 ヤケ　シミ 渡辺公観（明治十 1878～昭和十

三・1938）は滋賀県 生。別号狂魚洞、遊魚 洞。

D-261　小川雨虹　詠歌美人画額 ¥70,000～　絹本　56×48　額75×67　シミ 小川雨虹（明治四十四・1911～平成十四・2002） は栃木県出身。三尾呉石、中村貞以の門下。日本美 術院院友。春泥会会員。文楽・時代考証研究家。

D-263　伊藤小坡　虫売画幅 ¥50,000～　付二重箱（内共桐　 外溜塗）　絹本　牙軸端　50×44　表具67×143　ヤケ　オレ　表具シミ 伊藤小坡（明治十・1877～昭和四十三・1968）は名を佐登、旧姓宇治 土公、伊勢の猿田彦神社の宮司の長女。森川曽文、谷口香嶠、竹内栖鳳に 師事。風俗画を得意とし、文展や院展で活躍。画家伊藤鷺城の妻。

D-265　湯原柳畝

浪華艶談画幅 ¥50,000～ 付共箱（桐）　絹本　骨軸端　50×129 　表具64×200　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、虫穴 湯原柳畝（明治十八・1885～歿年未 詳）は山形県の日本画家。荒木十畝に師 事。

D-266　益田玉城

蛍狩双美人画幅 ¥50,000～　 付共箱（桐　身桟一欠）　絹本 　骨軸端　41×125　表具55×214 　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、シミ　風帯一欠 益田玉城（明治十四・1881～昭和 三十・1955）宮崎生。本名は珠城趣 のある美人画には定評がある。

D-269　梶原緋佐子　舞妓画色紙額 ¥50,000～　絹本　23×26　額44×47　ヤケ 　シミ　「月はおぼろに」原題 梶原緋佐子（明治二十九・1896 昭和六十 三・1988）は日本画家。本名は久。菊池契月に師 事。

D-267　鈴木由太郎

雨中美人画幅 ¥50,000～ 付木箱（桐）　絹本　蒔絵軸端 41×124　表具54×215 鈴木由太郎は日本画家。伊東深 水に師事。日展で活躍。大正製薬 「トクホン」の生みの親。

D-270　楊洲周延　夏美人画小色紙 ¥50,000～　絹本　6×9　ヤケ　薄シミ 周延（天保九・1838～大正元・1912）は本名橋 本直義。

D-268　栗原玉葉

少女画幅 ¥50,000～ 付木箱（桐）　紙本　牙軸端 33×120　表具45×197　ヤケ シミ　オレ 　表具オレ、ヤケ、シミ 栗原玉葉（明治十六・1883～大 正十一・1922）は長崎県出身の閨 秀画家。寺崎広業に学ぶ。

D-271　小林秀恒　軍国美人画額 ¥50,000～　紙本　27×40　額44×57 小林秀恒（明治四十一・1908～昭和十七・1942） は挿絵画家。東京出身。池上秀畝、次いで山川秀峰 に師事。

D-272　東郷青児　油彩婦人画額 ¥650000～

付東郷青児鑑定委員会鑑定証　カンバス　243×333　額37×48 東郷青児（明治三十・1897～昭和五十三・1978）は鹿児島県生まれ。本名は鉄 春。大正四年日比谷美術館で個展開催。五年ニ科会展で初入選。有島生馬の知遇 を得る。大正八年渡仏。リヨンの美術学校に学ぶ。戦後は二科会再建に尽力。昭 和三十二年日本芸術院賞受賞。ニ科会会長。文化功労者。

D-274　川瀬巴水　「三保の松原」額 ¥400000～　紙本

25×37　額41×52　シミ　「昭和六年（1931）九月作」 川瀬巴水（明治十六・1883～昭和三十三・1957）は木版画家。東京の 人。青柳墨川、荒木寛友に学んだ後、鏑木清方の門を叩くが洋画の道を 勧められ、白馬会に入る。二年後に再度清方に頼み、入門。巴水の号を与 えられる。同門の伊東深水の影響で風景版画の道に進み、旅先での写生 を原画とした抒情的な作品を数多く発表。新版画の代表作家の一人に数 えられる。

D-275　吉田博　弘前城版画額 ¥180000～　紙本　26×39 額46×58　額縁小ソゲ　1985年後摺 吉田博（明治九・1876～昭和二十五・1950）は福岡県生まれの画家。 画塾不同舎で学ぶ。二十三歳より数度に渡り渡米し、デトロイト美術舘、 シカゴ美術館などで展覧会を開催。太平洋画会や文展、帝展で活躍。洋 画の技法を取り入れた木版画も制作した。

D-276　川瀬巴水　「舟堀の雪」　未装 ¥80,000～　紙本　19×41　シミ 「昭和七年（1932）一月」

D-277　楊洲周延　「十二ひと絵」帖 ¥70000～　 紙本　35×23　帖18×24×2　ヤケ　シミ 周延（天保九・1838～大正元・1912）は本名橋本直義。

D-278　歌川貞秀　版本裏富士額 ¥50000～　紙本　73×37　額81×41 　大ヤケ　スレ　穴

D-279　熊谷守一　揚羽蝶画額 ¥150,000～　付共シール　 紙本　22×27　額48×53　ヤケ　「九十六才」画中

D-280　熊谷守一　いろは短冊額 ¥120,000～ 　付桐共板　鑑定登録証書　紙本　8×36　額23×53

熊谷守一（明治十三・1880～昭和五十二・1977）は岐阜県恵那郡生まれ、明治三十三年（1900）に東京美術学校西洋画科選科に入学し、黒田清輝や藤島 武二に師事。卒業後は二科会や二紀会で活躍したが、昭和二十六年（1951）の二紀会退会後は無所属作家として自由な制作を行った。また七十歳を越えて からは単純化した色と形で独自の画風を貫き、晩年は多くの書も残した。東京で歿。

D-281　竹内浩一　梟画額 ¥150000～　付共シール　紙本 38×41　額56×60 竹内浩一は京都の画家。1941年生。

D-282　棟方志功 小品版画貼交額 ¥180000～ 紙本　裸婦10×85ほか　額44×365 『棟方志功小品集』（昭和29）より八点 棟方志功（明治三十六・1903～昭和 五十・1975）は版画家｡青森市生まれ。 柳宗悦ら民芸運動家に評価される。板 画と称した木版画は世界的に知られる。 昭和四十五年文化勲章受章。

D-284　林武　薔薇画色紙額 ¥300,000～　付共シール

紙本　23×26　額51×54 林武（明治二十九・1896～昭和五十・1975）は東京生まれの洋画家。 本名は武臣。日本美術学校退学。大正十年二科展に初入選、同年樗牛賞 受賞。昭和五年独立美術協会創立会員。昭和九～十年滞欧。二十七～三 十八年東京芸術大学教授。三十四年日本芸術院賞、四十二年文化勲章授 章ほか。フォーヴィスムを基調に独自の構成と量感ある作風を展開した。

D-285　香月泰男　陶板額 ¥350,000～　20×29　額38×48 香月泰男（明治四十四・1911～昭和四十九・1974）は洋画家。山口県 生まれ。川端画学校、東京美術学卒業後は、藤島武二に学ぶ。昭和十八年 に応召し、満州へ配属、敗戦後はシベリアに抑留される。この体験をも とにしたシベリア・シリーズを発表。昭和四十四年第一回芸術大賞受賞。 四十九年の歿後には勲三等瑞宝章受章。

D-286　浅野弥衛 油彩抽象画額 ¥350000～　48×138 　額60×149　カンバス 浅野弥衛（大正三・1914～平成 八・1996）は三重県の抽象画家。

D-287　西山英雄　冬木立画額 ¥100,000～

付共シール　紙本　53×39　額74×62 西山英雄（明治四十四・1911～平成元・1989）は京都生ま れの日本画家。叔父である西山翠嶂の青甲塾に入塾。文展、 日展等で活躍。日本芸術院会員。京都学芸大学教授。日展常 務理事。

D-289　青木大乗　「ハワイの踊り子」画額 ¥100,000～

付共シール　紙本　69×52　額85×70 青木大乗（明治二十四・1891～昭和五十四・1979）は大阪市生まれ。 本名精一郎、初号は宏峰。

D-291　小川博史　油彩ギリシャ風景画額 ¥70,000～　 44×36　額73×65　カンバス 小川博史（大正二・1913～平成二十二・2010）は洋画家。

D-288　中川紀元　油彩芦ノ湖画額 ¥100,000～　46×36 額70×62　カンバス

中川紀元（明治二十五・1892～昭和四十七・1972）は長野県出身の洋画 家。

D-290　林武　素描少女画額 ¥100,000～　付共シール　紙本 29×37　額34×42 林武（明治二十九・1896～昭和五十・1975）は東京生まれの洋画家。 本名は武臣。日本美術学校退学。

D-292　小村雪岱　挿絵原画額 ¥100,000～ 　付所載コピー　紙本　22×15ほか　額54×42 『大正ロマン・昭和モダン展』所載 小村雪岱（明治二十・1887～昭和十五・1940）は埼玉県出 身の日本画家。本名は安並泰輔。旧姓は小松。東京美術学校 卒業。下村観山、のち松岡映丘に画を学び、木版多色摺りに よる挿絵の仕事を多く手がけた。泉鏡花「日本橋」の装丁や 資生堂商品の意匠制作で知られる。古画の模写を行い、時代 考証に定評があった。

D-294　宮崎進　油彩踊り子画額 ¥50,000～　15×22　額30×37　カンバス 　大阪フォルム画廊扱 宮崎進（大正十一・1922～平成三十・2018）は 山口出身の洋画家。日本美術学校卒。日展などで 受賞を重ねる。多摩美術大学教授。

D-297　武本春根

油彩ルツェルンの里画額 ¥50,000～　 17×125　額35×31　カンバス 武本春根は大坂出身の洋画家。1939年生。

D-300　高畠華宵 草花画扇面額 ¥50000～ 紙本　46×14　額93×46 　ヤケ　オレ 高畠華宵（明治二十一・1888～昭 和四十一・1966）は宇和島出身の画 家。本名幸吉。大坂、京都で絵を学 び上京。挿絵の執筆で人気を博し、 挿絵画家として初の叙勲を受けた。

D-295　小出楢重　素描婦人画額 ¥50,000～　付共シール　梅田画廊シール　紙本 10×15　額27×33 小出楢重（明治二十・1887～昭和六・1931）は 大阪生まれの洋画家。『Ｎの家族』で二科賞樗牛 賞。随筆でも知られる。

D-298　小柳省三　画額 ¥50,000 　付共シール　22×22　額32×32　カンバス 「五色羽舞」原題

D-296　平子真理　雨宿画額 ¥50,000～　付共シール　紙本 40×60　額48×67　日本画家、1962年生

D-299　小柳省三　画額 ¥50,000 　付共シール　16×22　額26×33　カンバス 「麝香揚羽」原題

小柳省三は画家。1961年愛知県生。旧日本陶器を退社後、文化財複製師を務める。

D-301　無地金屏風

本間　二曲　一双　¥80,000～ 紙本　184×168　屏風188×172

D-302　無地金屏風

本間　六曲　一双　¥75,000～ 付溜塗箱（杉）　絹本　372×171 　屏風376×175　内一隻桟キズ 　京都岡墨光堂製

D-303　銀地棚下屏風　六曲 　一隻　¥50,000～　紙本　216×50 　屏風220×53

D-304　金銀風炉先屏風 一双　¥50000～　紙本　169×39 　屏風173×42

藝 能

E-001　葡萄蒔絵小鼓 ¥180000～　付朱塗箱　鼓革　調緒　 10×10×25

E-003　道成寺画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本　牙軸端　 26×20　表具38×95　ヤケ　シミ　スレ　オレ　カビ

E-005　牧俊高　木彫彩色龍神 ¥50000～　付識箱（桐）　総高26　在銘 牧俊高（明治十二・1879～昭和十七・1940）は 東京の彫刻家。

E-002　菊流水蒔絵小鼓 ¥160000～　付木箱（桐　大シミ） 　鼓革　調緒　仕覆　10×10×25　小アタリ

E-004　下村観山　能面「鷹」写生画幅 ¥50000～ 　付識箱（桐）　紙本　黒塗軸端　235×32　表具35×148　ヤケ　シミ 　スレ　下村英時箱識 下村観山（明治六・1873～昭和五・1930）は名は睛三郎。狩野芳崖、橋 本雅邦に学ぶ。文部省美術展覧会の審査員。帝室技藝員。

E-006　花田一男　木彫翁 ¥50,000～　 総高34　在銘 花田一男（明治三十七・1904～平成四・1992） は福岡の彫刻家。

E-007　松鶴蒔絵大鼓 ¥50,000～ 　付鼓革　調緒　11×11×28　ヒビ　補彩

E-008　赤地花筏短冊色紙文縫箔 ¥700,000～　152×159×56　小スレ

E-009　紅白段半着附 ¥580000～　150×123×56

E-011　納戸地浜松網干文長絹 ¥420,000～　221×125×80

E-012　紺地亀甲雲版輪宝文袷狩衣 ¥350000～　209×173×83　袖括緒付属せず

E-013　萌黄縞文水衣 ¥100,000～　170×123×81

E-015　浅黄水衣 ¥70000～　165×107×77　小シミ

E-017

赤地金鱗文半着附 ¥190000～　154×111×55 　小スレ

E-014　黒薄墨縞文水衣 ¥90,000～　162×120×81

E-016　白水衣 ¥70000～　170×122×81

E-018　唐冠 ¥250000～　付識箱（杉） 41×17×18

E-020　胴箔枝垂桜文腰帯 ¥70,000～　総長254　スレ

E-024　胴箔五色鱗文腰帯 ¥70000～　総長280

E-027　扇袋　四　¥30,000～ 　総長33ほか

E-021　胴箔菊花文腰帯 ¥70,000～　総長278

E-025　黒浅黄市松文腰帯 ¥40000～　総長280

E-028　扇袋　四　¥30,000～ 　総長34ほか

E-022　胴箔鉄線文腰帯 ¥70,000～　総長276

E-023　胴箔七宝文腰帯 ¥70,000～　総長275

E-026　腰帯　二　¥40000～　総長276ほか　金茶　浅黄緞子

E-029　扇袋　四　¥30,000～ 　総長33ほか

E-030　子方用露　二　 ¥40000～　総長200ほか 　狩衣　長絹

E-031　天女扇 ¥50,000～　紙本　総長35 　十松屋福井扇舗製

E-034　山姥扇 ¥50000～　紙本　総長35 　十松屋福井扇舗製

E-037　勝修羅扇 ¥50,000～　紙本 　総長35　十松屋福井扇舗製

E-032　融扇 ¥50,000～　紙本　総長35 十松屋福井扇舗製

E-035　山伏扇 ¥50000～　紙本　総長35 　十松屋福井扇舗製

E-038　無紅秋草絵扇 ¥50,000～　紙本 　総長35　十松屋福井扇舗製

E-033　童扇 ¥50,000～　紙本　総長35

E-036　阿漕扇 ¥50000～　紙本 　総長335　薄シミ　十松屋福井扇舗製

E-039　墨絵扇 ¥30,000～　紙本　総長35 　スレ　十松屋福井扇舗製

E-041　子方用扇　二　¥50,000～　紙本　 総長33ほか　負修羅　墨絵 　十松屋福井扇舗製

E-044　扇　二　¥30,000～　紙本 　総長35ほか　スレ　ヨゴレ　男扇　鎮扇

E-047　松明 ¥30000～　付大兜巾 　総長58ほか

E-042　扇　二　¥40,000～　紙本 　総長35ほか　墨絵扇　無地金鎮扇

E-045　数珠　二　¥30,000～ 付識箱（桐）2　刺高　水晶

E-048　鹿背杖　二　¥30000～ 　総長128ほか

E-043　扇　二　¥35,000～ 付木箱（桐）2　紙本　総長32ほか 花筏　千羽鶴　十松屋福井扇舗製

E-046　大会用水晶数珠 ¥30,000～ 　付経巻

E-049　杖　七　¥30000～　総長130ほか

E-050　胴箔鉄線文鬘帯 ¥70,000～　総長240　スレ

E-051　胴箔四色菊菱文鬘帯 ¥70,000～　総長241

E-052　日陰糸 ¥30000～　付木綿襷 　総長80ほか

E-053　能小道具　三種　¥30000～ 　付桐箱（数珠）　草紙18×21ほか 　水晶数珠　短冊2　草紙2

E-054　能襟二 楽屋履二 ¥30000～ 　付足袋入　襟58×76ほか　シミ

E-055　能衣装用黒衣桁 ¥60,000～　210×42×167

E-056　彩絵太鼓 ¥50,000～ 55×55×21　剥離

E-057　浮立面 ¥50,000～　 15×265

香道

F-001　香道具　一式　¥400,000～　付時代識箱（桐・虫喰　貼札）　香炉7×7×6ほか 青釉聞香炉一対（付唐木蓋）　黒柿草花蒔絵香符（付香符入一対）　内銀折据十　土佐絵源氏香画帖　 内金折据十（「関」を含む　「四」欠）　金折据九（「八」欠）ほか

F-002　蒔絵香合下絵貼交巻物 ¥50000～　付時代識箱（杉） 　紙本　唐木軸端　16×12ほか　表具448×21 「文化九年（1812）」画中

F-003　源氏香絵巻物 ¥50000～　付時代識箱（杉）　紙本 　錦包軸端　1186×23　表具1206×23　シミ

F-004　菊折枝蒔絵六角香箱 ¥200,000～ 付時代黒塗箱（桐　貼札） 13×145×8　隅一時代補修 　菊葉紐座金　蓋裏桐紋

F-006　銅蟷螂鈕菱形香炉 ¥70,000～　 付合箱（杉） 14×9×9

F-005　銅鍍金獅子鈕香炉 ¥150,000～　付時代箱（杉） 125×11×11

F-007　鳥籠蒔絵丸香合 ¥50,000～ 　付合箱（桐） 55×55×15　スレ　内梨子地

F-008　奥田木白　鹿香合 ¥50,000～　 付木箱（桐） 7×35×45　底銘 奥田木白（寛政十一・1799～明治四・1871）は 奈良赤膚焼の陶工。大和郡山に生まれ、名を武兵 衛、屋号を柏屋といい、柏にちなんで木白とした。 仁清風・高取風・萩風な茶陶から楽焼におよぶ 写し物などが多いが、奈良にちなんで能人形の 佳作が知られ、型物、細工物をよくした。

F-010　香木 ¥220,000～　付合箱（杉）　総長44 511g

F-012　香木　五片　¥70,000～　総長35ほか　計6g F-011　香木 ¥90,000～　総長22 51g

F-013　美曽路焼色絵香合 ¥50,000～　付識箱（桐） 5×5×3 蓋裏窯キレ　磁貫

F-014　銅香立 ¥50,000～　付木箱（桐） 6×6×12

G-001　御本半使茶碗 ¥800,000～　付二重箱（内時代溜塗識桐）　仕覆　135×135×85　銘「多福」　鵬雲斎外箱書（追銘「雲井」） 外箱書：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五世。先代淡々斎の長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心の斎号を受 けた。紫綬褒章、文化勲章ほか受章多数。平成十四年、十六代・坐忘斎宗之に家元を譲る。

G-002　安南絞手草魚文茶碗 ¥390,000～　付木箱（桐　貼札） 12×115×8　磁貫　窯キズ　口辺金補修　切高台

G-004　伊羅保茶碗 ¥290,000～　付時代溜塗箱（桐） 16×15×8

G-003　安南鉄絵茶碗 ¥280,000～　付識箱（桐） 12×12×9 磁貫　ヒビ

G-005　金海堅手茶碗 ¥150,000～　付時代黒塗識箱（杉）　仕覆 135×135×9　ヒビ補修　銘「西王母」

GG-007　蕎麦平茶碗 ¥220,000～　付二重箱（内時代貼札識桐） 鵬雲斎書付添箱（桐）　仕覆　16×16×65　ヒビ　銘「暁天」

G-008　粉引平茶碗 ¥150,000～　付識箱（桐）　仕覆　 185×185×45　銘「山雲」　鵬雲斎箱書

G-009　対州御本茶碗 ¥150,000～　付識箱（桐） 115×11×85

G-010　珠光青磁茶碗 ¥120,000～　145×145×6　磁貫 箱書：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五世。先代淡々斎の長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心の斎号を受け た。紫綬褒章、文化勲章ほか受章多数。平成十四年、十六代・坐忘斎宗之に家元を譲る。

高台窯ヒビ　切高台　銘「山里」　即中斎箱書 箱書：即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和五十四・1979）は表千家十 三代。十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清 友軒。

G-011　御本内刷毛茶碗 ¥90,000～　付識箱（桐）　仕覆　 14×135×75　ヒビ　磁貫　切高台　「釜山窯御本沓形茶碗」箱識

G-013　伊羅保茶碗 ¥80000～　付時代溜塗箱（桐）　仕覆　 15×145×6

G-015　古染付筒茶碗 ¥90,000～　付木箱（杉）　木綿更紗仕覆 95×9×8　ヒビ　口辺カケ　虫喰

G-012　刷毛目茶碗 ¥80,000～　付木箱（桐　貼札） 15×15×65

G-014　粉引平茶碗 ¥70000～　付木箱（桐） 165×165×4 　縁カケ補修

G-016　砂張天目茶碗 ¥90,000～　付合箱（杉） 135×135×55

G-018　道入　黒茶碗 ¥2,900,000～　付二重箱（内時代識桐　外溜塗） 12×11×7　底窯キズ　旦入箱識 道入（慶長四・1599～明暦二・1656）は樂家三代。常慶の長男として生まれる。別名ノンコウと称され、のち樂歴代随一の名工とされる。道入の 作風は、これまでの長次郎茶碗の装飾性を徹底して省いた黒一色の伝統的世界に装飾的な効果を融合させ、個性表現を捨象した長次郎茶碗の重厚 な趣に対して軽やかな個性表現を加えた。

箱識：旦入（寛政七・1795～嘉永七・1854）は樂家十代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-020　道楽　赤茶碗 ¥780,000～　付時代識箱（桐） 14×135×75　磁貫　直斎箱書

道楽（生歿年未詳）は樂家の脇窯の一人。樂家三代道入の弟。本性は田中。名は忠右衛門。放蕩のため家を出、明暦二年（1656）堺に窯を起こした。左書 きの樂の字を印とし、赤樂を多く焼いた。京都の弥兵衛を招いて継がせ、湊焼と称した。

箱書：直斎（享保十・1725～天明二・1782）は武者小路（官休庵）七世で堅叟宗守。官休庵における新しい茶の湯制度（家元制度）を確立。また、如心斎 らと「千家七事式」を制定した。

G-021　旦入　黒茶碗 ¥600000～　付二重箱（内共識桐）　即中斎書付添箱（桐） 11×11×85 「偕楽園製」底印　銘「千歳」　惺斎箱書 旦入（寛政七・1795～嘉永七・1854）は樂家十代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。 箱書：惺斎宗左（慶応元・1865～昭和十二・1937）は表千家十二代。十一代碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。 添箱：即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和五十四・1979）は表千家十三代。十二代惺斎の次男。幼名覚二郎、号無尽・清友軒。

G-022　了入　赤茶碗

¥400,000～　付二重箱（内共桐　外黒塗）　鵬雲斎書付添箱（桐）　仕覆　11×11×8　ヒビ　磁貫　銘「慶雲」 了入（宝暦六・1756～天保五・1834）は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家 中興と称えられる。

添箱：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五世。先代淡々斎の長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心の斎号を受け た。紫綬褒章、文化勲章ほか受章多数。平成十四年、十六代・坐忘斎宗之に家元を譲る。

G-024　了入　玉絵赤黒茶碗　一双　¥350,000～　付共箱（桐） 赤12×12×75　黒115×115×7　磁貫　赤ヒビ 了入（宝暦六・1756～天保五・1834）は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家 督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家中興と称えら れる。

G-025　弘入　赤黒茶碗　一双　¥450,000～　付共識箱（桐）　赤135×135×55　黒11×11×9　銘：黒「千鶴」　赤「萬亀」　碌々斎箱書 弘入（安政四・1857～昭和七・1932）は樂家十二代。十一代慶入の長男。幼名を小三郎のち惣次郎。諱喜長、別号に翫土軒、雪鳥。十五歳で家督を継ぐ。 箱書：碌々斎（天保八・1837～明治十三・1910）は表千家十一代。十代吸江斎の長男。安政二年宗左を継ぐ。号瑞翁、碧雲軒など。

G-026　一指斎　手捏赤茶碗 ¥400,000～　付二重箱（内共桐）

仕覆　12×12×75　磁貫　銘「福牡丹」　不徹斎外箱書 一指斎宗守（嘉永元・1848～明治三十一・1898）は武者小路千家十一 世。表千家十代吸江斎宗左の第二子。茶法は父に学び、十代以心斎の養 子となり、宗守を継いだ。一叟とも称す。

外箱書：不徹斎宗守（昭和二十・1945～）は武者小路千家十四世。有 隣斎徳翁宗守の長男。京都市生。昭和四十九年後嗣号宗屋襲名。平成元 年大徳寺福富雪底より得度し不徹斎の号を受ける。同年宗守襲名。欧米 等を度々訪問、茶の湯紹介に尽力。京都府文化功労賞、帝塚山学院大学 文学部客員教授。著作多数。

G-028　弘入　黒茶碗

¥300000～　付共箱（桐） 12×12×75 　ヒビ 弘入（安政四・1857～昭和七・1932）は 樂家十二代。十一代慶入の長男。幼名を小 三郎のち惣次郎。諱喜長、別号に翫土軒、 雪鳥。十五歳で家督を継ぐ。明治四年襲名。 大正八年に剃髪し弘入と号し、石山に隠居。

G-027　惺入　二見ヶ浦茶碗

¥200,000～　付識箱（桐）

11×11×8　磁貫　鵬雲斎箱書　樂直入箱識 惺入（明治三・1887～昭和十九・1944）は樂家十三代。十二代弘入の 長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三 代樂吉左衛門を襲名した。

箱書：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五世。先代淡々斎 の長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心の 斎号を受けた。紫綬褒章、文化勲章ほか受章多数。平成十四年、十六代・ 坐忘斎宗之に家元を譲る。

G-029　了入　赤茶碗

¥200000～　付共箱（桐） 11×105×8 　磁貫 了入（宝暦六・1756～天保五・1834） は樂家九代。七代長入の二男。明和七年 に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。 紀州御庭焼に従事するなど樂家中興と称 えられる。

G-031　旦入　黒茶碗 ¥150,000～　付共箱（杉） 105×105×75　ヒビ

G-032　旦入　黒茶碗 ¥120,000～　付共箱（桐　蓋ワレ） 115×115×65　見込内印

旦入（寛政七・1795～嘉永七・1854）は樂家十代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-033　九代大樋長左衛門　数印黒茶碗 ¥200,000～

付二重箱（内共識桐） 125×125×8　銘「磯辺」　即中斎箱書 箱書：即中斎（明治三十四・1901～昭和五十四・1979）は表千家十三代。

G-034 九代大樋長左衛門 　茶碗　十二　 ¥400,000 付共箱（桐）各1 泊舟125×125×8ほか 若松、雛、初午、八橋、 花菖蒲（極小釉メクレ）、 菊、雪花、波、鈴、 刷毛目、紅葉 九代大樋長左衛門（明治三十四・1901～昭和六十一・1986）は金沢生まれ。号は陶土斎。父である八代 長左衛門に師事し、昭和二年（1927）の八代歿後に九代を襲名した。

G-035　仁阿弥道八　刷毛目茶碗 ¥300000～　付二重箱（内共桐） 　九世道八書付添箱（桐） 155×15×7

G-036　仁阿弥道八　富士茶碗 ¥100000～ 　付共箱（桐） 12×12×8　ヒビ金補修

二代道八（天明三・1783～安政二・1855）は、初代の次男。名は光時、松風亭、華中亭、道翁などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」の一字を 賜り、さらに醍醐三宝院より「阿弥」の号を賜り、「土師」の号を許され、以後法橋仁阿弥と称す。人物、動物などを得意とし、色絵物に個性を発揮、道八 様式を確立した。

G-037　尾形乾山　椿画賛茶碗 ¥200000～　付時代識箱（桐　貼札）　仕覆　 13×13×6　磁貫 尾形乾山（寛文三・1663～寛保三・1743）は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の 雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉介といった風に代々乾 山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾 山たる三浦乾也は著名。

G-038　平沢九朗　志野写茶碗 ¥100000～ 　付共識箱（桐）　仕覆　13×125×85　銘「羅漢」 即中斎箱書 平沢九朗（安永元・1772～天保十一・1840）は尾張名 古屋藩士。名は一貞。通称は清九朗。茶道を嗜み茶室を 今昔庵と号す。茶器を作陶、九朗焼といわれた。

GG-040　柳原焼茶碗 ¥300,000～　付二重箱（内時代貼札桐） 　仕覆　12×12×8　底印　切高台

G-042　十代三輪休雪　萩茶碗 ¥150,000～　付共箱（桐）

潤塗挽家　紫仕覆　13×13×9 「七十之内」即中斎箱書 十代三輪休雪（明治二十八・1895～昭和五十六・1981）は本名邦廣。 八代雪山､九代雪堂に学び､昭和二年（1927）に萩藩御用窯である三輪窯 第十代休雪を襲名。同三十一年（1956）山口県の指定無形文化財保持者 に認定。同四十二年（1967）に弟の節夫に十一代休雪を譲り｢休和｣と名 乗る。昭和四十五年（1970）重要無形文化財「萩焼」保持者に認定。山口 県文化賞受賞。萩市名誉市民。紫綬褒章受章。

G-041　虫明十二ヶ月茶碗　十二　¥300,000～　付二段箱（杉） 115×115×7ほか　磁貫　窯印　切高台

G-043　加藤孝俊　油滴天目茶碗 ¥150,000～　 付二重箱（内共桐　外溜塗） 13×13×7　銀覆輪

加藤孝俊（大正六・1917～昭和五十六・1981）陶芸家。瀬戸の窯元真 玉園の七代目。釉薬の研究に取り組み、窯の繊細な温度差を使い神秘的 な斑点模様を作り出すことに成功。昭和46年日本伝統工芸展入選。現在 の油滴天目第一人者の一人。

G-044　加田半六　出雲茶碗 ¥80000～ 　付識箱（桐　貼札） 13×13×7　カケ　切高台 「雲州御山二代半六」豹子洞箱識 加田半六（生年未詳～宝永六・1710）は出雲楽山焼の陶工。はじめ坂高 麗左衛門に、のち倉崎権兵衛に学ぶ。権兵衛死後楽山焼の二代目を継ぎ、 以降代々半六を名乗った。

G-046　玄々斎　手捏茶碗 ¥90000～　付識箱（杉） 11×11×75　銘「雲井」　円能斎箱書 玄々斎（文化七・1810～明治十・1877）は裏千家十一世。号虚白斎、不 忘斎、精中など。茶箱点前、立礼式を取り入れた。

箱書：円能斎宗室（明治五・1872～大正十三・1924）は裏千家十三世。 又玅斎の長男。幼名駒吉。別号に対流軒、寒雲、鉄中など。十五歳で家督 を継ぐ。

G-048　中村翠嵐　紫交趾鳳凰文茶碗

G-045　六代坂新兵衛　萩平茶碗 ¥50000～　付識箱（桐） 155×155×5　磁貫　十一代坂高麗左衛門箱識 六代坂新兵衛（元文四・1739～享和三・1803）は本名を忠清。坂家初 代が萩藩御用窯をつとめ、毛利秀就より「高麗左衛門」の名を賜ったが、 「助八」を通称とした。以降、八代までは助八か新兵衛の何れかを名乗っ た。

G-047　豊場惺也　唐津写茶碗 ¥80000～　付識箱（桐） 145×14×8　荒川豊蔵箱識、茶碗添字 豊場惺也（昭和十七・1942～）は岐阜県出身。刀剣鑑定家豊場重春の 四男。名古屋市立工芸高等学校卒業後、荒川豊蔵に師事。昭和四十九年 （1974）には大萱に窯下窯を築いて独立し、国内外で個展を開き活動し ている。

G-049　月次歌賛絵付茶碗　十二　¥50,000～ 　付三段割付箱（桐） 12×12×65ほか　磁貫　切高台

G-051　清水卯一　柚子肌茶碗

¥50,000～　付共箱（桐） 105×105×10　磁貫 清水卯一（大正十五・1926～平成十六・2004） は京都五条坂生まれ。石黒宗麿に学ぶ。昭和四十 五年（1970）滋賀県比良に蓬莱窯を築く。昭和六 十年（1985）には重要無形文化財｢鉄釉陶器｣保持 者認定。青磁・白磁も手掛ける。

G-054　加藤高宏　黒織部茶碗

¥50000～　付共箱（桐） 125×13×105 加藤高宏（昭和四十七・1972～）は愛知県生ま れの陶芸家。加藤唐九郎の孫。名古屋芸術大学入 学。父である加藤重高の工房で作陶を始めた。

G-057　西岡小十　絵唐津茶碗 ¥50000～　付共箱（桐） 13×125×8 西岡小十（大正六・1917～平成十八・2006）は 唐津市に生まれ、昭和二十八年（1953）古唐津焼 再現のために古窯跡の発掘を始めた。昭和四十 六年（1971）割竹式登窯小次郎窯を開窯、昭和五 十六年（1981）絵斑唐津の復元を完成させた。同 年荒川豊蔵命名による登窯小十窯を開窯した。

G-052　楠部彌弌　鈞窯写茶碗

¥50,000～　付共箱（桐） 135×13×75 　高台内印 楠部彌弌（明治三十・1897～昭和五十九・ 1984）は京都生まれ。大正七年赤土社結成に参加。 昭和二年帝展初入選。日本芸術院会員、文化功労 者、文化勲章。

G-055　山田和　志野茶碗 ¥50,000～ 　付共箱（桐） 14×13×95

G-053　大田垣蓮月　詩歌彫茶碗

¥50,000～　付識箱（桐）　仕覆　12×12×75 　磁貫 大田垣蓮月（寛政三・1791～明治八・1875）は 女流歌人。名は誠（のぶ）。京都出身。夫の死後、 剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自詠 の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清 新な歌風で知られる。

G-056　山田和　赫釉織部茶碗 ¥50000～　付共箱（桐） 12×12×8　磁貫

山田和（昭和二十九・1954～）常滑生まれ。大阪芸大卒後、越前に築窯。加藤唐九郎に師事。

G-058　二代小西平内　黒茶碗

¥50000～　付共箱（桐） 125×125×8

二代小西平内（昭和三・1928～平成二十七・ 2015）は平内焼二代目。昭和二十一年叔父の小西 平内に入門。後に川喜田半泥子に学ぶ。三十三年 養子に入り二代目平内を襲名。伊賀茶陶が中心。

G-060　高麗白油手茶碗 ¥90000～ 　付時代識箱（桐） 13×13×8　ヒビ　長入箱識 箱識：長入（正徳四・1714～明和七・1770）は 樂家七代、六代左入の長男。亨保十三年七代吉左 衛門を襲名。宝暦十二年隠居して長入と号した。

G-063　京唐津沓茶碗 ¥90,000～ 付識箱（桐） 16×13×6

G-066　唐津茶碗 ¥50,000～ 付時代箱（杉　貼札） 12×12×75　時代金補修

G-069　銅覆輪禾目天目茶碗 ¥50,000～　付識箱（杉） 13×13×35

G-061　赤膚三島写小服茶碗

¥50000～　付識箱（桐　貼札） 13×13×6 　惺斎箱書 箱識：惺斎宗左（慶応元・1865～昭和十二・ 1937）は表千家十二代。幼名は与太郎、名は宗員 のち宗左。号は惺斎、敬翁。

G-064　膳所梅花天目茶碗 ¥80,000～ 　付時代識箱（杉） 12×12×6　無印　銀覆輪

G-067　瀬戸天目小服茶碗 ¥50,000～ 　付合箱（桐・虫喰　蓋桟一欠　貼札） 10×10×55　口縁金補修

G-070　漳州染付平茶碗 ¥50,000～　 付木箱（桐） 14×14×5　磁貫

G-062　加藤芳右衛門

而妙斎絵付茶碗 ¥50000～　付共箱（桐） 13×13×8 絵付：而妙斎宗左（昭和十三・1938～）は茶道 表千家十四代。幼名岑一郎。大徳寺方谷浩明和尚 より斎号を受け、四十二歳で家督を継ぐ。

G-065　各務周海　志野茶碗 ¥50000～　付共箱（桐） 12×13×9

G-068　餌畚茶碗 ¥50,000～ 　付黒塗箱（桐） 16×16×5　口縁金補修 　胴トリアシ

GG-072　美濃伊賀耳付水指 ¥480000～　付識箱（杉） 鉄釉共蓋（金補修） 19×19×19　ヒビ　ソゲ

G-074　仁清信楽手付水指 ¥300000～　付識箱（桐）　共蓋　 20×19×18　ヒビ補修　粟田印　坐忘斎箱書 箱書：坐忘斎（昭和三十一・1956～）は裏千家十六代家元。

G-073　備前袋形水指 ¥300000～　付時代箱（桐）　仕覆 　黒塗蓋二種（小ソゲ） 18×18×18

G-075　唐津水指 ¥200000～　付識箱（桐）　黒塗蓋　 18×18×15　ヒビ　磁貫

G-076　仁阿弥道八　二見ヶ浦絵水指 ¥250,000～

付共識箱（桐）　黒塗蓋　26×26×13　岡本豊彦絵付　九世道八箱識 二代道八（天明三・1783～安政二・1855）は、初代の次男。名は光時、 松風亭、華中亭、道翁などと号す。

絵付：岡本豊彦（安永二・1773～弘化二・1845）は備中生まれの画家。 字は子彦、号に鯉喬など。黒田綾山、のち京都に出て呉春に師事。

G-078　丹波水指 ¥150000～　付二重箱（内識桐）　黒塗蓋　 19×19×19　惺斎内箱書　宗愚外箱書 内箱書：惺斎宗左（慶応元・1865～昭和十二・1937）は表千家十二代。 十一代碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。

G-077　了入　赤舟引水指 ¥200,000～　付共箱（杉）　共蓋　 19×19×23　蓋、高台窯ヒビ 了入（宝暦六・1756～天保五・1834）は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-079　南蛮水指 ¥100000～　付時代識箱（桐　貼札）　黒塗蓋 　黒塗割蓋　20×20×95　ヒビ　ヒビ補修 　金森宗和箱書　古筆了仲極箱蓋裏貼付 箱書：金森宗和（天正十二・1584～明暦二・1657）は茶匠、宗和流祖。 高山城主可重の長男で名を重近。大徳寺紹印伝双に参禅し剃髪、宗和と 号した。

G-081　美濃伊賀水指 ¥100,000～　付識箱（桐）　黒塗蓋　 19×17×11　窯キズ金補修　黒田陶々庵箱識

G-083　宋胡録鉄絵水指 ¥50000～　 付合箱（桐）　共蓋（接合補修）　黒塗蓋 17×17×175

G-086　永楽和全　染付山水文水指 ¥50000～　付共箱（桐）　共蓋 13×13×17 永樂和全（文政六・1823～明治二十九・1896） は永樂家十二代。十一代永樂保全の長男。仁清の 窯跡を再興し「おむろ」名を使用、慶応年間には 加賀山代窯に滞在、また明治六年は愛知県岡崎 で作陶した。晩年は京都下河原にて菊渓窯を築 窯。

G-082　上野水指 ¥80,000～　付木箱（桐）　黒塗蓋 　カピタン縞仕覆　17×165×16　窯キレ

G-084　常滑水指 ¥50000～

付時代識箱（桐）　黒塗蓋　17×16×18 　口辺補修

G-087　森香洲　虫明管耳水指 ¥60000～　付黒塗箱（桐）　共蓋（共色補修） 17×13×21　磁貫　底印 森香洲（安政二・1855～大正十・1921）は陶工、 虫明焼中興の祖。宮川香山の指導を受ける。廃窯 と再興を数度経て、備前焼陶器株式会社の工場 長に就任。虫明焼の技法は横山香宝や黒井一楽、 岡本英山に受継がれた。

G-085　備前縄耳水指 ¥50000～ 　付時代箱（杉　蓋後補）　共蓋（ソゲ） 19×16×19

G-088　加藤光右衛門 　美濃伊賀双耳水指 ¥50000～

付共箱（桐）　共蓋　19×18×18 加藤光右衛門（昭和十二・1937～平成三十・ 2018）は美濃の陶芸家。名は光男。父である加藤十 右衛門に師事。笠原に山十窯を開く。

G-089　絵織部肩衝茶入 ¥780000～ 　付時代箱（桐・破損　貼札） 　牙蓋　6×6×11

G-090　織田道八　歌入金輪寺茶器 ¥680000～ 　付二重箱（内時代黒塗識桐）　仕覆　65×65×8 「金林寺」片桐石州内箱書　大倉好斎外箱識　内溜 織田道八（1582～1620）は豊臣家の家臣たる武将にして、 有楽流茶人。諱頼長、通称孫十郎あるいは左門。父と共に豊 臣秀頼に仕え、関ケ原合戦では東軍として参戦、大坂城留守 居を任される。同戦後は京都で乱行を起こし、猪熊事件 （1609）においては主犯・猪熊教利の逃亡を助けたとして剃 髪流罪に処され、長益からも勘当された。大坂冬の陣では大 坂城家政を仕切るも、和睦が破談すると大坂を去り京都に隠 棲。道八と号して茶の湯に専念した。元和六年歿。

G-092　備前肩衝茶入 ¥500,000 　付二重箱（内時代貼札識桐）　仕覆3　牙蓋　65×65×8 銘「紅葉山」　鵬雲斎外箱書（追銘「澄心」） 外箱書：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五 世。先代淡々斎の長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管 長梶原逸外老師より虚心の斎号を受けた。紫綬褒章、文化 勲章ほか受章多数。平成十四年、十六代・坐忘斎宗之に家 元を譲る。

G-093　高取瓢形茶入 ¥350000～

付二重箱（内時代識桐）　仕覆2　牙蓋　6×6×9 　小堀宗中内箱書　小堀宗慶外箱極、歌添 内箱書：小堀宗中（天明六・1786～明治元・1868）は武 家、遠州茶道宗家八世。幼名梅之助、名正保、正広その後 政優と改めた。

外箱極：小堀宗慶（大正十二・1923～）。昭和二十五年 音羽護国寺に於いて、遠州公嫡子大膳宗慶公の号を襲名し、 以来茶道界発展に尽力。同三十七年に十二世を継承。

G-094　織部双耳茶入 ¥450,000～　付時代識箱（桐）

時代緞子仕覆　牙蓋　7×6×105　歌銘　初代川上不白箱書

G-096　瀬戸茄子茶入 ¥200000～　付二重箱（内時代識桐）

G-095　丹波茶入 ¥300,000～　付時代識箱（桐）　仕覆　牙蓋　 65×65×8　口辺補修　銘「村雲」　初代川上不白箱書

G-097　織部肩衝茶入 ¥350000～　付木箱（桐）　緞子仕覆 　牙蓋　6×6×11　口辺補修 箱書：川上不白（享保元・1716～文化四・1807）は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、 黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。

唐木挽家　仕覆3　牙蓋　8×8×65　口辺補修 　梶井慈胤法親王内箱、挽家書付　大倉澗水外箱識

G-099　仁清印掛分茶入 ¥70000～ 　付二重箱（内時代貼札識桐）　仕覆　牙蓋 5×5×85

G-102　瀬戸大海茶入 ¥60000～

付木箱（桐）　仕覆2　牙蓋　8×8×6

G-105　淡々斎　巴紋碁笥茶器 ¥50,000～　付共識箱（桐） 7×7×55 蓋裏淡々斎（花押）刻 「鶴岡八幡宮　御鎮座七百六十年祭　献茶式 記念　昭和二十六年（1951）」箱識 淡々斎宗室（明治二十六・1893～昭和三十九・ 1964）は裏千家十四世。十三世円能斎の長男。幼 名政之輔。号碩叟。大徳寺円山伝衣老師について 得度、無限斎の号を授与。三十歳で家元継承。紺 綬、紫綬褒章。勲三等旭日中綬章。

G-100　京焼肩衝茶入 ¥50000～

付木箱（桐）　仕覆3　牙蓋　6×6×8　磁貫

G-103　瀬戸閑人耳茶入 ¥60000～ 　付仕覆　牙蓋　95×8×5　ヒビ 　口辺ワレ接合補修

G-106　堅地屋清兵衛

溜塗金輪寺茶器 ¥60,000～　 付共識箱（桐） 65×65×7 　内黒　円能斎箱書、在判 堅地屋清兵衛は京都の塗師の名跡。江戸前期に 活躍した初代から昭和期まで続いた。

箱書、在判：円能斎宗室（明治五・1872～大正 十三・1924）は裏千家十三世。又玅斎の長男。幼 名駒吉。別号に対流軒、寒雲、鉄中など。十五歳で 家督を継ぐ。

G-101　高取壺形茶入 ¥50000～ 　付木箱（桐）　仕覆　潤塗蓋　8×8×8

G-104　掻合松梅蒔絵棗 ¥90000～ 　付時代識箱（桐　補材） 6×6×8　内黒

G-107　永田習水　青貝鶴亀蒔絵棗 ¥50,000～　付共箱（桐） 7×7×7　内金梨子地 「習水（花押）」底銘 永田習水は禁裏蒔絵常職を務めた蒔絵師。明治 二十八年（1895）歿。孫も習水を名乗る。

G-108　武野紹鷗　竹茶杓 ¥290000～ 　付識箱（桐）　山田宗徧追筒　総長21 　櫂先小ソゲ　山田宗囲箱書 武野紹鷗（文亀二・1502～弘治元・1555）は堺 の富商で茶人。通称新五郎、名仲材、歌道を好み三 条西実隆の門に入門。天文元年に剃髪して紹鷗と 称す。利休の師でもあり珠光・紹鷗・利休の茶道 の樹立を促した。

G-109　一啜斎　竹茶杓 ¥200000～　 付二重箱（内共桐）　共筒　総長185　銘「白龍」 　不徹斎外箱書 一啜斎（宝暦十三・1763～天保九・1838）は武 者小路千家八世休翁宗守。号円明、溪澗。川越兵 庫頭の子、七代堅叟宗守の養子。讃岐高松藩主松 平侯の茶頭。一方庵の復興にあたり、四畳半に改 め半方庵と名付けた。茶通箱点の新手順を考案。

G-110　沢庵宗彭　竹茶杓 ¥250000～ 　付時代箱（桐　貼札）　共筒　古筆了伴極札 　総長185　櫂先ヒビ　銘「うき雲」 沢庵宗彭（天正一・1573～正保二・1646）は臨 済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大 徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に 流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。

G-112　小堀政優　竹茶杓　一対　¥200,000～　付二重箱（内共桐） 　共筒各一　総長17ほか　銘「伏見」「淀」 小堀政優（天明六・1786～慶応三・1867）は遠州流八代家元。改易となってい た小堀家の再興を果たす。

G-114

初代山田宗徧　 竹一重切花入 ¥290000～

付時代箱（桐） 10×10×30 　ヒビ　ワレ　彫銘 山田宗徧（寛永四・ 1627～宝永五・1708） は茶人。宗徧流流祖。

茶号は四方庵、不審庵、 今日庵。

G-113　大西閑斎　竹茶杓　一対　¥100,000～ 　付共箱（桐）　付共箱（桐）　共筒各一　総長18ほか 大西閑斎（正保二・1645～享保二・1717）は茶人。名直堅、別 号瓢々斎ほか。主君の片桐石州に茶湯を学び、師歿後は大西派を 創始。同派は大口樵翁に受継がれた。

G-115　吸江斎 置竹花入 ¥120,000～ 付二重箱（内共桐） 8×7×32　ワレ 十本之内　銘「芝草」 吸江斎宗左（文政 元・1818～万延元・ 1860）は表千家十代。 号は安祥軒、祥翁、 省々など。了々斎の弟 の久田家七代皓々斎の 子。八歳で 啄斎の養 子となり、代を継いだ。 紀州家に仕え、十九歳 で治宝卿から台子真手 前の伝授を受ける。こ の間の後見人は二代住 山楊甫。隠居後は宗旦 と称した。

G-117　片桐貞光　竹茶杓 ¥50000～　付共箱（桐）　共筒 　総長18　銘「断金」

G-116　安原　竹止節茶杓 ¥190,000～　付時代識箱（桐） 　追筒　総長20　今井宗久門人 G-119　西川楳玄　竹茶杓 ¥50,000～　付識箱（桐）　追筒 　総長18　堀内兼中斎箱、筒書 　銘「五節句」

G-118　片桐貞光　竹茶杓 ¥50000～　付共箱（桐）　共筒 総長19　銘「渕博」

G-120　鉄刀木茶杓 ¥80,000～　付識箱（桐　利斎作） 　追筒　総長17　久田宗利箱、筒書

GG-122　吸江斎　竹尺八花入 ¥80000～　付共箱（桐） 8×8×345　ワレ 　銘「白頭」 吸江斎宗左（文政元・1818～万延元・1860）は 表千家十代。号は安祥軒、祥翁、省々など。了々 斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎の 養子となり、代を継いだ。紀州家に仕え、十九歳 で治宝卿から台子真手前の伝授を受ける。この 間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦と称 した。

G-123　清水道観　竹溜塗尺八花入 ¥60000～　付共箱（杉） 4×4×28　八角 清水道観は仙台藩の庭師、俳人。

G-124　十代大樋長左衛門 三彩鳥文細口花入 ¥70000～

付共箱（桐） 7×7×27　磁貫　傘寿記念 大樋年朗（昭和二・1927～）は十代大樋長左衛 門。九代の長男として生れる。東京美術学校工芸 科卒業。楽焼茶陶、日展風創作陶芸、建築陶器に 加えて、中国の古陶への造詣も深く、その解説書 を著す。日本芸術院会員、文化功労者、日展顧問、 文化勲章受章。

G-125　認得斎　竹吊舟花入 ¥60000～　付識箱（桐） 25×10×10　ヒビ 　銘「妻むかへ」直書、在判　又玅斎箱書 認得斎宗室（明和七・1770～文政九・1826）は 裏千家十世。不見斎の長男。 幼名与三郎のち粂 三郎、号栢叟。加賀前田家、伊予久松家に仕えた。 次代の玄々斎の育成に尽力した。

G-126　華龍透水指棚 ¥200,000 　付時代識箱（桐） 51×32×38　天板ヒビ 「孤篷庵伝来　彫物猿棚」箱識 伝来：孤蓬庵は大徳寺塔頭、小堀遠州開基。

G-127　大西浄長　累坐富士釜　鳳凰文風炉 ¥600,000～　付共識箱（桐）2　銅蓋　所載本　釜27×27×16　風炉38×37×21

『歴代家元道具』（主婦の友社・1973）所載　惺斎箱書　傳来累坐富士釜写（如心斎好）　傳来鳳凰風炉写 大西浄長（慶応元・1865～昭和十八・1943）は十三代大西清右衛門。浄典の長男。幼名清三郎、諱孝信。十一代浄寿、玉村徳兵衛に師事。惺斎宗左より浄 長の号を受ける。山元春挙や橋本関雪の下絵を釜に鋳込み新しい京釜の展開を試みた。

G-129

天正元年銘芦屋鰐口釜 ¥440,000～ 付二重箱（内時代貼札識桐） 　共蓋　釜環　28×27×19 名越昌孝箱識

G-130　三代下間庄兵衛　唐銅朝鮮風炉 ¥200000～

付識箱（杉）　切合霰釜（銅蓋） 30×30×20　風炉底ヒビ補修 　釜水漏れ　「天保年時代」大西浄中箱識 三代下間庄兵衛は京都の釜師。名味宣。剃髪して浄汲と号す。文化文 政頃に活躍。

G-131　辻与次郎　大阿弥陀堂釜 ¥190000～

付時代識箱（桐）　銅蓋　27×26×22　鬆孔　下間庄兵衛箱識 辻与次郎は近江国辻村の出身。西村道仁の弟子といわれ、桃山時代に京 三条釜座に住み、天下一を号した。利休好みの阿弥陀堂釜、雲竜釜、四方 釜を作ったとされる。

G-132　慶長与次郎　姥口尾垂釜 ¥110000～

付時代識箱（杉）　銅蓋　26×23×18 「慶長年時代」大西浄雪箱識 箱識：大西浄雪（安永五・1776～嘉永五・1852）は釜師、京都大西家 十代。著書に『名物釜由緒聞書伝』『名物釜記』『釜の図録』など。

G-134

桑団扇絵風炉先

¥190,000～ 　付木箱（杉　大破） 188×61　ウキ 　裏面具足拝領絵

G-133　金盛徳元　釜鎖 ¥190000～　付識箱（桐）　総長224 七宝繋象嵌　大西浄長箱識 金盛徳元は安土桃山期の甲冑師。乱世の収束に即し釜道具を能くした。 箱識：大西浄長（慶応元・1865～昭和十八・1943）は十三代大西清右 衛門。浄典の長男。幼名清三郎、諱孝信。十一代浄寿、玉村徳兵衛に師事。 惺斎宗左より浄長の号を受ける。

G-135　織部敷瓦

¥150,000～　付時代識箱（桐　貼札） 30×32×4　釉メクレ補修　補彩　「寸松庵」貼札

G-137　名越弥五郎　乙御前釜

¥80,000～　付共箱（桐）　唐銅蓋（共蓋欠） 26×26×18　御物写　文政年製 名越弥五郎は京都の釜師。名越家十一代善正 の二男弥五郎家昌が幕府に召され江戸へ行き、 小堀遠州、片桐石州などの好みものを作った。家 昌に始まる家系を江戸名越家といい、代々弥五 郎を通称とする。

G-140　下間庄兵衛　丸釜 ¥50,000～ 　付識箱（杉）　銅蓋　25×22×17 「宝暦年時代」大西浄中箱識 下間家は京名越家の四代三典浄味を師とする 初代庄兵衛から続く釜師の家。

G-143　初代宮崎寒雉　繰口釜

¥65000～　付識箱（桐）　銅蓋（ヒビ、穴） 27×26×18　十三代箱識

G-138　大西浄林　霰棗形釜

¥80,000～　付共箱（桐）　銅蓋　20×18×19 大西浄林（天正十八・1590～寛文三・1663）は、 釜師大西家初代。山城の国・南山城広瀬村の出 身。当時の草庵風の京作とは異なる書院風の独 自の作風を確立した。

G-141　大西浄元　万代屋釜

¥50,000～　付識箱（杉）　銅蓋　27×23×17 　群馬地文　「天明年時代」大西浄長箱識 大西浄元（元禄二・1689～宝暦十二・1762）は 釜師。京都大西家六代、古浄元といわれる。姓は 細野、名は重義、通称は浄元のほか清右衛門。尻 張釜、阿弥陀堂釜を多く作った。

G-144　銭屋宗徳　茶飯釜 ¥50000～ 　付共蓋　24×24×19 「承應二年（1653）　自在菴宗徳」羽鋳銘 「渇来茶、飢来飯」胴鋳銘

G-139　高橋因幡　小霰釜 ¥80,000～

付共箱（杉　蓋ヒビ）　銅蓋　20×18×18 高橋因幡は釜師。高橋家は三代続いたとする 説（閑事庵宗信自記）と七代とする説（鋳家系） がある。

G-142　大西浄雪　肩衝釜 ¥50,000～ 　付時代識箱（杉）　銅蓋　27×23×17 「天保年時代」大西浄長箱識 大西浄雪（安永五・1776～嘉永五・1852）は釜 師、京都大西家十代。著書に『名物釜由緒聞書 伝』『名物釜記』『釜の図録』など。

G-145　鉄鬼面耳大風炉 ¥80000～ 　付木箱（桐） 55×47×38

G-146　祥瑞火入 ¥600000～　付寄木箱（唐木黒柿） 12×12×10

G-147　十一代中村宗哲　黒炉縁 ¥50,000～　付共識箱（桐） 415×415×65 　針銘　鵬雲斎箱書、在判 十一代宗哲（明治三十二・1899～平成五・ 1993）は名忠蔵。号元斎、叩城、九土。九代宗哲 の次男。戦中戦後の多難な時期に多数の名作を 製作。京都府文化功労者。

G-148　粟田元竺　籐編炭斗 ¥50,000～　付共箱（杉・蓋ヒビ　貼札） 29×29×10

G-149　萬古焼風炉灰形　八　¥50,000～ 　付時代二段識箱（桐） 15×15×9 「安政六年（1859）」彫銘　深津宗味箱書 箱書：深津宗味（生歿年未詳）は茶人、玄々斎 門下四天王の一。

G-151　一入

黒獅子香炉 ¥680,000～ 　付識箱（桐） 16×12×14 　蓋補修　無印　弘入箱識 一入（寛永十七・1640～ 元禄九・1696）は樂家四代。 朱釉黒樂茶碗を創始した。

幼名左兵衛、明暦二年 （1656）、四代吉左衛門を襲 名。元禄四年（1691）養子宗 入に家督を譲る。

G-152　一入　瓜香合 ¥180000～　付識箱（桐） 7×10×55

磁貫　了入箱識

一入（寛永十七・1640～元禄九・1696）は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年（1656）、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年（1691）養子宗入に家督を譲る。

G-153　直斎　手捏赤亀香合 ¥150000～　付共箱（桐） 12×10×45　磁貫　蓋縁補修

直斎（享保十・1725～天明二・1782）は武者小路（官休庵）七世で堅叟 宗守。官休庵における新しい茶の湯制度（家元制度）を確立。また、如心

G-154　了入　赤鶴香合 ¥100000～　付識箱（桐） 11×10×3　蓋羽先共色補修 　淡々斎箱書 了入（宝暦六・1756～天保五・1834）は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化 八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家中興と称えられる。 箱書：淡々斎宗室（明治二十六・1893～昭和三十九・1964）は裏千家十四世。十三世円能斎の長男。 幼名政之輔。号碩叟。大徳寺円山伝衣老師について得度、無限斎の号を授与。三十歳で家元継承。各宮 殿下に茶湯を進める。紺綬、紫綬褒章。勲三等旭日中綬章。また、ブラジル国の文化勲章を受けている。

G-156　吉田屋茶巾筒 ¥100,000～ 　付木箱（桐） 35×35×75

G-159　赤地友哉　乾漆七弁花茶台 ¥60,000～　付共箱（桐） 12×12×25

表朱漆　裏青漆 赤地友哉（明治三十九・1906～昭和五十九・ 1984）は金沢出身、「髹漆」の重要無形文化財保持 者。

G-157　南京染付蓋置　二　¥50,000～　 付合箱（桐） 55×5×4ほか　六角補修

G-160　茶臼石 ¥90,000～ 　付時代箱（杉） 36×36×13　宇治石

G-155　七代大樋長左衛門　獅子香炉 ¥50000～　付識箱（桐） 14×10×14 　惺斎箱書 箱書：惺斎宗左（慶応元・1865～昭和十二・ 1937）は表千家十二代。十一代碌々斎の長男。幼 名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。

G-158　山本梅逸彩絵春秋茶通箱 ¥64,000～　付時代合箱（杉） 17×95×125

G-161　平野富山　木彫芭蕉像 ¥50,000～　付共箱（桐）　像高165 平野富山（明治四十四・1911～平成元・1989） は静岡県生まれの彩色木彫家。池野哲仙、斎藤素 巌、平櫛田中に師事。日展評議員。

G-163　金箔押輪花天目台 ¥190,000～　付時代溜塗箱（杉） 15×15×10

G-165　古染付芙蓉手皿　五　¥150,000～　付時代箱（杉） 205×205×3　虫喰

G-164　縁金ガラス四方鉢 ¥200,000～　付木箱（桐） 19×19×10

G-166　永楽保全　交趾三重丼鉢 ¥150,000～　付共箱（杉） 　大20×20×95ほか　黄共色補修 永樂保全（寛政七・1795～安政元・1854）は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年（1817）襲名。文政十年（1827）紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。

G-167　中川浄益・中村宗哲 　南鐐内張糸目盃洗　二　¥70,000 　付共箱（桐） 14×14×8

G-170　永楽正全　染付蓮文鉢

¥50,000～　付共箱（桐） 185×185×85 永樂正全（明治十二・1879～昭和七・1932）は 永樂善五郎十五代。京都生。本名山本治三郎。妙 全の甥。伊賀・信楽の写しを得意とした。

G-173　一閑塗網代四方盆 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 235×235×2

G-168　永楽妙全　仁清写絵替菓子皿 　十　¥50,000～　付共箱（モミ） 115×115×2 　大破補修1 永樂妙全（嘉永五・1852～昭和二・1927）は、 永樂得全（十四代 土風炉師・善五郎）の妻。本名 は悠。善五郎を襲名する事はなかったが、技量に 優れ作品への評価は高い。

G-171　永楽善五郎　信楽写手付鉢 ¥50,000～　付識箱（杉） 18×18×11 「河濱支流」印

G-174　飛来一閑　縁高 ¥60,000～ 　付共箱（杉）　各175×17×6　在判 一閑張の飛来一閑は千家十職の一。初代は中 国明代の人で寛永年間に来日帰化して京都に住 した。千宗旦が作品を賞したことから知られる ようになった。現在は十六代。

G-169　古染付六角平向付　二

¥50,000～　付合板箱 185×16×3ほか

G-172　秦蔵六　純銀青海盆

¥50,000～　付共箱（桐） 24×24×25 272g 「己未」箱識 文久年間（1861～64）に初代蔵六が鉄瓶を製作 する龍文堂に鋳金技術を学んだ後、独立。中国の 青銅器を写した鋳造法による鋳造を手がけ、以 後代々「蔵六」の名で伝統技法を継承する。

G-175　呉須赤絵皿 ¥50,000～ 　付識箱（杉） 235×235×5　磁貫

G-177

南蛮褐釉四耳茶壺 ¥190000～ 付時代識箱（桐） 乾山折紙　仕覆　網 　木蓋　20×20×21 　口辺補修

G-178　茶室庭園図面集巻物 ¥190000～　紙本　骨軸端　 1331×27　表具1417×27　ヤケ　虫穴

G-179　古田織部　書巻物 ¥100000～　付時代識箱（桐）「古田織部巻物天保九年（1838）」紙片　紙本　唐木軸端　300×20　表具357×20 　ヤケ　シミ 古田織部（天文十三・1544～慶長二十・1615）武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、のち豊臣秀吉に仕え、九 州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に工夫をこらし、後の茶道に大きな影響を与える。 大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。

G-180　小堀遠州　連歌巻物 ¥100000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端　424×14　表具442×14　シミ　オレ　虫穴 小堀遠州（天正七・1579～正保四・1647）は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優 れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。

G-181　如心斎　一行書幅 ¥500,000 　付時代識箱（桐　貼札）　古筆了伴正筆札　紙本　黒塗軸端 26×88　表具28×168　ヤケ　シミ　伝三谷宗鎮箱書 如心斎宗左（宝永二・1705～寛延四・1751）は不審菴の七代。六代 覚々斎（久田宗全）の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺 大龍宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。幼くして茶道に通じる傍ら、画や 俳句にも秀で多くの作品をのこした。

G-182　小堀遠州　三十六歌仙和歌切幅 ¥480,000 　付二重箱（内識桐　外溜塗）　太巻　紙本　牙軸端　13×29 　表具30×176　ヤケ　シミ　表具ヤケ、シミ　田中塊堂箱識 小堀遠州（天正七・1579～正保四・1647）は茶人、武将。本名政一。号 狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、 造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。

箱識：田中塊堂（明治二十九・1896～昭和五十一・1976）は岡山県生 まれの書家、古写経研究家。名は英市。大阪貿易語学校英専科卒業。

GG-184　古田織部　消息幅 ¥390,000～　付時代識箱（桐）

紙本　潤塗軸端　41×30　表具43×111　シミ　スレ　オレ 古田織部（天文十三・1544～慶長二十・1615）武将。山城西岡城主。従 五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、のち豊臣秀吉 に仕え、九州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、 キリシタン文様の採用など器物の意匠に工夫をこらし、後の茶道に大き な影響を与える。大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて 自刃する。

G-186　久須美疎安 大津絵鬼の念佛画賛幅 ¥90,000～ 　付時代識箱（桐）　紙本　黒塗軸端　29×78 　表具31×156　ヤケ　オレ 久須美疎安（寛永十三・1636～享保十三・ 1728）は京都の茶人。名は小兵衛。洗竹庵、鷯巣 など号す。元禄十四年には、庸軒が宗旦から聞き 書きした逸話集『茶話指月集』を板行した。

G-185　初代針屋宗春　消息幅 ¥290,000～ 　付時代識箱（桐）　古筆了延極札　紙本　骨軸端 32×15　表具45×97　ヤケ 針屋宗春（生歿年未詳）は京都の町人、茶人。号半隠斎。利休門下。

G-187　即中斎　一行書幅 ¥80,000～

付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端　30×95 　表具33×174　ヤケ　オレ　表具ヤケ、オレ 即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和五十四・ 1979）は表千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和 十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

G-188　松永耳庵　一行書幅 ¥55,000～　付共箱（桐）　紙本　黒塗軸端 26×89　表具44×157 松永耳庵・松永安左ェ門（明治八・1875～昭 和四十六・1971）は電力事業家、数寄者。壱岐島 生まれ。東邦電力社長。政財界に活躍。還暦以後 茶の湯に傾倒、号耳庵。

G-189　小堀遠州　消息幅 ¥100000～

付時代識箱（桐）　川勝宗久極札　紙本　黒塗軸端 49×33　表具51×110　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、シミ　播磨殿宛 小堀遠州（天正七・1579～正保四・1647）は茶人、 武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。

G-191　了々斎　三字書幅 ¥50000～ 　付識箱（杉）　紙本　黒塗軸端　55×23 　表具57×102　スレ　オレ　松寿庵 了々斎宗左（安永四・1775～文政八・1825）は 表千家九代。久田家からの婿養子。紀州徳川家に 仕えた。

煎茶

G-194

金重印　急須 ¥100,000～　付合箱（桐） 115×7×65

G-190　片桐石州　消息幅 ¥80000～

付時代箱（杉）　紙本　雑木軸端　43×29　表具48×109 　シミ　スレ　オレ　表具大アレ 片桐石州（元和元・1605～寛文十二・1672）は大和小泉藩二 代藩主。小堀遠州の跡を継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶 道を完成させた。石州流茶道の祖。

G-192　永楽保全　風炉画賛幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 43×29　表具52×119　ヤケ　シミ　オレ 　虫穴　表具アレ　大綱宗彦賛

G-193　小堀遠州　消息幅 ¥50000～　付時代識箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　27×27　表具29×83 　ヤケ　スレ　オレ　穴　表具ヤケ、 スレ、オレ　「釜　花入之文」箱識

G-195　十三代坂田泥華　萩煎茶揃 ¥50,000～ 　付共箱（桐）　急須11×9×6ほか　煎茶碗六　湯冷　切高台 十三代坂田泥華（大正四・1915～平成二十二・2010）は山口県生まれ の陶芸家。本名は一平。父である十二代に師事。日本工芸会理事。山口県 指定無形文化財。

華道

H-001　蓮田修吾郎　鋳銅寸胴花入 ¥78,000～　付共箱（桐） 11×11×25　修鋳銘 蓮田修吾郎（大正四・1915～平成二十二・ 2010）は鋳金家。金沢市生。東京美術学校卒。高 村豊周に師事。年東京芸術大学教授。日本芸術院 会員。

H-004　銅蟹 ¥50000～　19×12×65

H-005　銅蟹 ¥50,000～　22×13×8

H-002　銅蝉飾花入 ¥66,000～　 13×11×22

H-003　唐津物原手掛花入 ¥50,000～ 　付木箱（桐　貼札） 115×11×16

i-001

古式嵯峨人形福禄寿 ¥150000～　付黒漆塗台 　像高27　ヒビ　剥離 　持物カケ 有職故実に精通し人形の蒐 集家でもあった吉川観方(18941979)には、『観方コレクション・

日本の古人形』の著作(故実研究会出版部・昭和50)があり、古式と呼ぶべき、掲出とほぼ同期作とみ てよい「嵯峨人形・福禄寿」が「舌だし首振り・江戸前期作」として掲載され注目される。掲出は濃彩 色が施されず、舌が可動しない点を前述との相違とする。

i-002　二代平田郷陽　眠童人形 ¥350000～

付二重箱（内共桐）　飾台（虫喰ワレ接合） 23×14×7 「夢」原題 二代平田郷陽（明治三十六・1903～昭和五十六・1981）は東京生まれの 衣裳人形師。本名は恒雄。父である初代に師事し、二代郷陽を襲名。帝展、 文展、日展などで活躍。昭和三十年（1955）に衣裳人形師として最初の重 要無形文化財保持者の認定を受けた。日展審査員。日本工芸会理事。

i-005　十二世伊藤久重　御所人形高丸 ¥130,000～ 　付共箱（桐）　像高33

i-003　御所人形　一対　¥100000～　付木箱（桐）2　像高30ほか

i-004　江戸嵯峨恵比寿 ¥80,000～　付飾台　像高21　総高25 持物欠

i-006　山田団広　源義家戦勝祝賀人形 ¥100,000～ 　付時代箱（桐）　総高5ほか　伝閑院宮家旧蔵　松原米山彩色

燈火器

K-001　伝与次郎　鉄燈籠 ¥150000～　41×41×60　扉部破損　 二部式

K-005　花鳥蒔絵菊燈 ¥50,000～　22×22×79　スレ

K-006　朱塗燈台　一対　 ¥50,000～　16×14×76　鍍金金物

K-002　鉄地秋草蒔絵手燭 ¥90000～　付合箱（杉） 15×28×13

K-003　鉄鳥飾多燈台 ¥50000～　43×27×57　輪台一欠

K-007　黒塗丸行燈　一対　 ¥50,000～　33×33×88

K-004　三徳行燈 ¥50000～ 付時代識箱（杉　貼札） 18×18×57　手持　二部式

K-008　短檠 ¥50,000～ 　付樂油盞、下皿（スレ、剥離 　下瓦欠失） 　時代識箱（杉）　総高53

提物

M-001　梶川　粉溜 扇色紙蒔絵四段印籠 ¥400,000～　付識印籠箱（桐） 5×3×95　珊瑚緒締 　粉溜饅頭根付　内梨子地 「梶川作（朱印）」底銘

M-002　前金具コレクション　六十三　¥300000～　付不精小箪笥　35×2ほか

M-004　大原光廣　象牙唐獅子文緒締 ¥160,000～ 　付識箱（桐） 25×25×2　在銘 大原光廣（文化七・1810～明治六・1873）は尾道出身の根付師。

M-003　緒締　二十七　¥350000～ 25×25×2ほか　象牙1　鹿角6　漆工4 　硝子3　木彫5　七宝4　金工2　破笠細工2

M-005 象牙獅子頭根付 ¥80,000～　45×35×2 「友正」銘　下顎可動

M-006　腰差煙草入 ¥100000～　付銀煙管 12×8　象牙煙管筒 象牙緒締 赤銅地竹虎前金具 印伝袋

M-007　淀水車蒔絵三段四方印籠 ¥50,000～　付識印籠箱（桐） 45×15×6 　ヘコミ　内梨子地　蜻蛉玉緒締　鏡根付

M-008　粉溜桜樹蒔絵四段印籠 ¥50,000～　付木箱（桐） 55×2×85 　内梨子地　珊瑚緒締　木彫虫喰栗根付

M-010　木彫虎根付 ¥70000～　10×6×35

M-013　葛屋流水蒔絵五段印籠 ¥50000～　付合箱（桐） 5×25×95 　内梨子地　角透玉緒締

M-009　松原蒔絵五段印籠 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 5×35×105 　内梨子地　彫漆緒締

M-011　木彫犬根付 ¥70000～　 4×3×3 「一光正克」彫銘

M-012　瀬戸達磨根付 ¥50000～　 35×3×35

M-014　透彫象牙置物 ¥100000～　付飾台　12×115×26 象牙

石造美術

N-001　十三重層塔 ¥650,000～　81×81×491　相輪部接合補修 　江州石　十七部式

N-002　六角大燈籠 ¥280,000～　117×92×301　白川石　六部式

N-003　改石橋柱水鉢 ¥50,000～　42×43×83 「享和……」刻銘

※これらの石造品は下見会へ持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せ下さい。

N-004　西ノ屋燈籠 ¥220,000～　 70×71×203　本御影石　六部式

¥180,000～　108×88×203 　本鞍馬石　六部式

N-005　平等院形石燈籠 ¥200,000～　 83×73×220　奈良石　八部式

N-006　西ノ屋燈籠 ¥180,000～　 73×73×245　七部式

※これらの石造品は下見会へ持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せ下さい。

N-011　橋礎石　一対　¥120,000～　55×55×120　木製橋　江州石

N-014　大水鉢 ¥150,000～　176×80×100　本御影石

N-012　礎石 ¥200,000～　144×62×67　飛鳥石

N-013　真黒石 ¥200,000～　143×87×96

N-015　水鉢 ¥70,000～　 43×43×60　本御影石

N-016　石造小形井筒 ¥50000～　76×76×31　四部式

景道

N-017　東福寺丸形植木鉢 ¥50,000～ 13×13×45 「東福寺」楓印

N-020　東福寺染付鯰文植木鉢 ¥50000～　10×7×6 「東福寺」彫銘

N-023　菊花石 ¥50000～ 　付木箱（桐　貼札）　唐木飾台　10×8×12 　上野国荒船山　銘「咲久華」

N-018　東福寺焼締盆栽豆鉢 ¥50,000～　6×6×35 「東福寺」印

N-021　和楽　黒釉盆石　付青銅蟹　 ¥65000～　付共箱（桐）　盆石19×10×11 　蟹22×11×55

和楽は東山の祇園下河原にある樂焼窯元。文 政頃（1818～1829）から続き、千家をはじめ代々 茶人たちの為に焼造してきた。現在七代。

N-024　水石 ¥50000～　付木箱（桐） 　飾台　14×8×25　観月石

N-019　東福寺焼締盆栽豆鉢 ¥50,000～　5×5×4 「東福寺」印

N-022　水石 ¥50,000～　付黒塗飾台　 47×20×17

N-025　黒漆塗波千鳥蒔絵砂鉢 ¥50,000～　51×34×105　スレ

N-026　銅丸水盤 ¥50000～　30×30×25

古窯

O-004　朝倉山椒壺 ¥400,000～　26×22×30

O-006　丹波大壺 ¥350,000～　付識箱（桐） 所載本 37×37×45　口辺カケ　底、胴ヒビ

O-005　伊賀壺 ¥400,000～　23×23×35

O-007　色絵備前神馬香炉 ¥300,000～　 付時代識箱（桐　貼札） 28×13×29　尻尾接合補修　右前足、肩ヒビ

O-008　丹波瓢形花入 ¥200000～　付識箱（杉） 12×11×29

O-010　伊賀阿蘭陀深鉢 ¥200,000～　付時代識箱（杉） 33×33×11　磁貫　「伊賀国丸柱制」箱識　「伊賀域」、「丸柱」押印

O-009　伝世瀬戸印花文水注 ¥200000～　 付時代箱（桐　貼札） 19×14×16　磁貫　注口部接合補修

O-011　備前管耳花入 ¥120,000～　付時代識箱（桐　貼札） 緞子仕覆　14×105×25　掛花孔埋

O-013　備前四方陶板 ¥150000～　付木箱（桐） 32×30×2

カケ銀補修

O-015　瀬戸灰釉四耳壺　¥80,000～　 19×19×25　口辺共色補修　胴ワレ接合補修

O-018　備前火間壺 ¥50000～　 21×21×23

O-014　備前文殊伏香炉 ¥100000～　付時代識箱（杉） 28×18×23

O-016　備前三耳壺 ¥50,000～ 　付識箱（桐）　桂又三郎折紙　27×27×37 　耳全欠　胴窯ヒビ、ワレ　底共色補修

O-019　越前鉄漿壺 ¥60000～　 13×13×12

O-017　備前旅枕花入 ¥60,000～ 　付識箱（桐　貼札） 9×13×17　ヒビ補修

O-020　上野葉形中皿 ¥50000～ 　付木箱（桐） 28×25×25　窯キレ　底印

O-021　鍋島向付 ¥150,000～　105×105×65　大破金補修

O-023　染付山水文大鉢 ¥120,000～　付時代箱（杉） 41×41×16　伊万里　箱は底を簀子にし、天板を円形に刳貫く

O-022　鍋島青磁獅子置物 ¥100,000～　24×16×17 　耳極小ソゲ

O-024　錦手花入 ¥215,000～　付識箱（杉） 235×235×48 伊万里　永竹威箱識

O-029　色絵山水文輪花皿　五　¥600,000～　付合箱（桐） 135×135×2　極小ソゲ1　小カケ、ヒビ1　古九谷手

O-030　染付芙蓉手皿　十　¥80,000～　 205×205×3　伊万里

O-033　染付葉文皿　五　¥50000～　 18×18×2

O-031　染付芙蓉手皿　十　¥80,000～　 215×215×35　ヒビ1 「大明成化年製」銘

O-034　染付花文皿　五　¥50000～　 18×18×25

O-032　瑠璃金彩皿　五　¥50,000～　 22×18×3　伊万里　隅丸胴張長方皿

O-035　初期色絵撫子文八角皿 ¥55000～　付木箱（桐） 15×15×2 　高台、口辺金補修　見込クッツキ痕

O-040　任田徳次　金彩赤絵皿 ¥100,000～　付木箱（桐） 225×225×3　底銘

O-042　銀彩色絵徳利 ¥50000～　 9×9×16　火傷　釉メクレ

O-045　染付蕎麦猪口　二種十 ¥50000～　付木箱（桐） 8×8×65

O-041　染付梅文手付手焙 ¥75,000～　付時代識箱（桐） 26×25×24 「鍋島」貼札識

O-043　平戸瑠璃漁夫浮文筆筒 ¥50000～　付木箱（桐） 85×85×115

O-046　高取扇面向付　五　¥60000～　 付識箱（桐） 185×8×2　磁貫　内ヶ磯窯

O-044　色絵四方花瓶 ¥50000～ 　付合識箱（桐） 12×12×23

O-047　錦手菊花文三重鉢 ¥50000～ 　大25×25×115ほか　伊万里

O-048　織部手付菓子鉢 ¥90,000～　付木箱（桐　貼札） 20×18×13　磁貫　把手部金蒔絵後補

O-050　平佐鼈甲釉盃 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 75×75×45　磁貫　窯キレ 　金補修

O-053　高松焼鮑鉢 ¥50000～ 　付識箱（桐） 29×27×5　磁貫　釉キレ　無印

O-056　薩摩輪花縁茶碗 ¥50,000～ 　付黒塗箱（桐） 12×12×8　磁貫

O-049　練上飾耳水盤 ¥50,000～　36×34×6　磁貫　ソゲ

O-051　青手輪花鉢 ¥50,000～

付黒塗箱（杉） 14×14×7

O-054　唐津搔手平向付　五　¥50000～ 12×12×4ほか　全点補修

O-057　藍九谷唐草浮文皿 ¥50,000～ 　付合箱（桐） 26×26×4

O-052　平戸細工虎置物 ¥60,000～　 19×12×16

O-055　土谷道仙　黄交趾向付　五　 ¥50000～　付識箱（杉） 21×16×65　ソゲ 　磁貫　口辺金補修　完允箱識　窯印

O-058　陶胎五角皿 ¥50,000～　 23×22×25　スレ　不読窯印

O-061　志野三脚鉢 ¥150000～　付識箱（桐） 17×17×5　磁貫

O-062　源内焼楼閣山水浮文大皿 ¥120000～ 　付時代識箱（杉） 415×415×7　ヒビ補修　トリアシ 「古乾山山水鉢」箱識 O-063　笠原黍絵大平鉢

O-064　珉平三彩亀形酒注 ¥140000～　付木箱（桐）　共蓋　 17×13×13　注口補修

O-066　古清水布袋 ¥250,000～　付木箱（杉） 125×11×11 　磁貫

O-068　御室焼七宝透輪花鉢 ¥190000～　付時代識箱（杉） 25×25×9

O-067　古清水草刈童子香炉 ¥200,000～　付木箱（桐） 　銀火舎（有印） 17×11×10　磁貫

O-069　尾形乾山　百合絵皿　五　¥150000～ 　付時代識箱（桐　蓋反り） 15×15×15　磁貫　窯キレ　鉄絵銘 尾形乾山（寛文三・1663～寛保三・1743）は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O-070

仁清印法螺貝吊花入 ¥100,000～　付時代識箱（杉） 42×22×17　水管溝、内唇共色補修 「弘化三年（1846）」箱識

O-072　錦光山　草花絵替吸物碗　十

¥60000～　付合箱（杉　蓋欠） 8×8×75　磁貫

蓋接合補修　小カケ　蓋裏印 錦光山家は京都粟田口を代表する陶家。

O-075　靹四方徳利 ¥50000～　付木箱（桐） 11×11×22　スレ　磁貫　小釉剝離 　朝鮮通信使詩文

O-071　京焼葛透菓子鉢 ¥90000～　付木箱（杉） 26×24×10

O-073　岩倉山椿絵手塩皿　十七

¥50000～　付識箱二（杉　内一大破） 9×9×25　磁貫

O-076　三田青磁双耳花入 ¥50000～　11×7×20

O-074　辻井播磨　雲華焼手焙 ¥50000～　付時代識箱（桐） 155×155×185　蓋欠失 辻井播磨は山城国の土風炉師。貞享～ 享保年間に活躍。

O-077　南蛮飴釉双耳瓶 ¥50000～　付木箱（桐　貼札） 17×17×33

O-078

源内焼龍浮文掛花入 ¥50000～　9×4×135　磁貫

新陶磁

北大路魯山人（明治十六・1883～昭和三十四・1959）は陶芸家。本名房次郎。京都上賀茂の社家に生まれる。書画、篆刻、漆 芸にもすぐれた。大正十四年（1925）超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志 野、織部、備前、信楽から染付、赤絵と多岐にわたった。北鎌倉で歿。

O-081　北大路魯山人　赤志野ぐい呑 ¥330000～　 付識箱（桐） 55×55×5　黒田陶々庵箱識

O-083　北大路魯山人　信楽徳利 ¥160,000～　付識箱（桐） 9×9×15　黒田陶々庵箱識

O-082　北大路魯山人　志野盃 ¥200,000～　付共箱（桐） 仕覆　6×6×65

O-084　北大路魯山人　色絵筒向付　一対　¥180000～ 　付共箱（桐） 65×65×75　磁貫

O-086　北大路魯山人　金襴手赤鉢 ¥250000～ 　付共箱（桐　ヤケ） 21×21×10　見込菊花

O-088　北大路魯山人　赤呉洲寿字鉢 ¥300,000～　 付識箱（桐） 20×20×10　磁貫　黒田陶々庵箱識

O-087　北大路魯山人　見込海老絵鉢 ¥200000～　 付識箱（桐） 22×22×95　黒田陶々庵箱識

O-089　北大路魯山人　絵瀬戸扁壺 ¥300,000～ 　付識箱（桐） 20×9×21　黒田陶々庵箱識

O-090　北大路魯山人　瀬戸黒耳付花入 ¥300000～

付識箱（桐） 12×115×225　縁共色補修　黒田陶々庵箱識

O-092　初代徳田八十吉　絵替皿　五　¥150,000～ 　付共箱（桐） 215×215×25

O-091　初代徳田八十吉　丸文大花瓶 ¥300000～ 　付共箱（杉） 23×23×45 「古九谷紋意」箱識 徳田八十吉は九谷焼の陶工。初代八十吉（明治六・1873～昭和三十 1956）は号鬼仏。昭和二十八年、九谷焼の無形文化財に認定される。

O-093　二代真葛香山　花瓶 ¥150,000～ 　付木箱（杉） 12×12×14　底銘 二代真葛香山（安政六・1859～昭和十五・1940） は本名半之助、大正六年二代香山を襲名。

河井寬次郎（明治二十三・1890～昭和四十一・1966）は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立 陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの 宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に河井寬次郎記念館が開設された。

O-095　河井寬次郎　二彩印花土瓶 ¥800000～　付二重箱（内識桐）　金工把手　19×15×14　磁貫　窯キレ 鐘谿窯　「大正末期から昭和初期作」川勝堅一内箱識　河井敏孝外箱識

O-098　河井寬次郎　花扁壺 ¥350,000～　付識箱（桐） 115×115×23　磁貫　河井紅葩箱識

O-100　河井寬次郎　草絵壺 ¥300000～　付共箱（桐） 115×115×17　磁貫

O-099　河井寬次郎　花絵壺 ¥300,000～　付共箱（桐）　共蓋 16×16×17　蓋小ソゲ　磁貫

O-101　河井寬次郎　花文壺 ¥300,000～　付識箱（桐） 18×18×30　河井敏孝箱識

O-102　河井寬次郎　辰砂抜蝋文蓋物 ¥400000～　付識箱（桐）

O-106　河井寬次郎　黄釉花文碗 ¥200,000～　付識箱（桐） 13×13×10　河井敏孝箱識

O-108　河井寬次郎　辰砂花入 ¥50,000～　付識箱（桐） 9×9×125　磁貫 　河井つね箱識

O-107　河井寬次郎　呉須香炉 ¥100000～　付識箱（桐） 銀火舎（無刻印） 85×85×65　磁貫　「呉州碗」河井つね箱識

O-109　河井寬次郎　書幅 ¥60,000 　付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　27×92 　表具40×171　シミ　濱田庄司箱識 箱識：濱田庄司（明治二十七・1894～昭和五十 三・1978）は神奈川県生、本名象二。東京高等学 校窯業科で板谷波山に師事。大正九年（1920）バー ナード・リーチと渡英、帰国後は益子に移住して 制作。柳宗悦、河井寬次郎、芹澤銈介とともに民藝 運動の中心人物として活躍。

O-110　バーナード・リーチ 水禽画額 ¥100,000～　紙本　32×23 　額53×42　シミ　「1971」画中 バーナード・リーチ （明治二十・1887～昭和 五十四・1979）はイギリスの陶芸家。香港生まれ。 ロンドン美術学校でエッチングを学んだ後、明 治四十二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、 柳宗悦、濱田庄司らと交流。大正九年帰国、セン ト・アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイギリ スの技法を適用、独自の作風を展開した。

人間国宝

富本憲吉（明治十九・1886～昭和三十八・1963）は陶芸家。奈良県出身。東京美術学校図案科卒。英国に留学し工芸に対する知見を 広める。帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で樂焼を試み大正四年（1925）本窯を築く。昭和元年（1926）、東京祖師谷に移窯。昭和 三十年（1955）重要無形文化財｢色絵磁器｣保持者認定。三十六年（1961）文化勲章受章。

O-111　富本憲吉　 色絵角灰皿　五 ¥200000～　付共箱（杉） 85×65×6

O-113　富本憲吉　染付菓子皿 ¥80,000～　付共箱（杉） 21×21×4 「清水窯ニテ」箱識

O-112　富本憲吉　色絵湯呑 ¥100,000～　付共箱（桐） 6×6×8　磁貫　於九谷 O-114

富本憲吉 染付花字皿額 ¥70,000～ 付増田三男識シール 15×15　額31×31

O-115

富本憲吉 葡萄葉文皿 額 ¥70000～ 付共シール 21×21 額33×30

岡村多聞堂額装 　清水窯

O-117　富本憲吉　白磁八面取香炉 ¥130,000 　付木箱（桐）　黒塗蓋（小スレ、鈕接合補修） 11×11×75 底染付銘

O-119　富本憲吉　梅竹絵湯呑　一対 ¥80,000～　付共箱（桐） 7×7×8 　磁貫　ヒビ金補修

O-118　富本憲吉　色絵角灰皿　二　¥100,000

付共箱（桐） 8×65×55

O-120　富本憲吉　色絵灰皿 ¥50,000～　付共箱（杉） 85×85×6

O-122　近藤悠三　三趣盃 ¥70,000～　付共箱（桐） 　大6×6×3ほか 近藤悠三（明治三十五・1902～昭和六十・1985）は京都市生まれの陶 芸家。本名は雄三。京都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸会 発足と同時に参加した。京都市立芸術大学学長、名誉教授。京都市文化 功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年（1977）染付技法の重要無形文化 財保持者に認定された。

O-121　清水卯一　青磁茶碗 ¥70,000～　付共箱（桐） 135×135×65　磁貫 清水卯一（大正十五・1926～平成十六・2004） は京都五条坂生まれ。石黒宗麿に学ぶ。京都市立 工業試験場窯業部の助手を経て、宇野三吾を中 心とした前衛陶芸団体の四耕会結成に参加、ま た木村盛和らと緑陶会を結成した。昭和四十五 年（1970）滋賀県比良に蓬莱窯を築く。昭和六十 年（1985）には重要無形文化財｢鉄釉陶器｣保持者 認定。青磁・白磁も手掛ける。

O-123　井上萬二　白磁笹陽刻文平茶碗 ¥50,000～

付共箱（桐） 165×165×5

井上萬二（昭和四・1929～）は佐賀県生まれ。十二代柿右衛門に学び、 のち奥川忠右衛門に師事。佐賀県立窯業試験場に入る。磁器轆轤では日 本の第一人者で、昭和四十四年ペンシルバニア州立大の招きで渡米、作 陶を指導。五十四年には「現代の名工」に選ばれる。平成七年には重要無 形文化財「白磁」保持者に認定。日本工芸会参与。有田陶芸協会長。

O-124　近藤悠三　松染付花瓶 ¥200,000～　付共箱（桐）

20×20×26

近藤悠三（明治三十五・1902～昭和六十・1985）は京都市生まれの陶 芸家。本名は雄三。京都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸会 発足と同時に参加した。京都市立芸術大学学長、名誉教授。京都市文化 功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年（1977）染付技法の重要無形文化 財保持者に認定された。

O-126　金重陶陽　備前徳利 ¥150,000～　付共箱（桐） 9×85×125 金重陶陽（明治二十九・1896～昭和四十二・1967）は備前焼初の重要 無形文化財保持者。備前市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風備前を甦らせた。

O-125　井上萬二　青白磁壺 ¥180,000～　付共箱（モミ） 26×26×23

井上萬二（昭和四・1929～）は佐賀県生まれ。十二代柿右衛門に学び、 のち奥川忠右衛門に師事。佐賀県立窯業試験場に入る。磁器轆轤では日 本の第一人者で、昭和四十四年ペンシルバニア州立大の招きで渡米、作 陶を指導。五十四年には「現代の名工」に選ばれる。平成七年には重要無 形文化財「白磁」保持者に認定。日本工芸会参与。有田陶芸協会長。

O-127　三代徳田八十吉　耀彩壺 ¥100,000～ 　付共箱（桐　シミ） 11×11×21　磁貫　底朱銘 三代徳田八十吉（昭和八・1933～平成二十一・2009）は石川県小松市 生まれ。本名正彦。初代、二代に師事。昭和六十三年に三代を襲名。平成 五年紫緩褒章受章。平成九年に重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者に 認定される。伝統的な九谷上絵釉薬の技法をもとに研究を重ね、色釉の グラデーションとコントラストの美しさを表現する、斬新な独自の様式 を確立した。

O-129　十三代酒井田柿右衛門　濁手菊文壺 ¥200000～

付共箱（桐） 16×16×33 十三代酒井田柿右衛門（明治三十九・1906～昭和五十七・1982）本名 酒井田渋雄は、父である十二代とともに江戸中期から途絶えていた濁し 手地の復元に成功。昭和三十八年（1963）に十三代を襲名。昭和四十六年 （1971）柿右衛門製陶技術保存会の「柿右衛門（濁手）」技法が重要無形 文化財の総合指定を受け、昭和五十一年（1976）には重要無形文化財保 持団体に認定。昭和四十七年（1972）に紫綬褒章、昭和五十三年（1978） に勲四等旭日小綬章を受章。

O-131　十三代酒井田柿右衛門　 濁手梅文香炉 ¥140,000～　付共箱（桐） 　共蓋　5×5×7

O-130　十四代酒井田柿右衛門　濁手菖蒲文花入 ¥200000～　付共箱（桐） 10×10×19 十四代酒井田柿右衛門（昭和九・1934～平成二十五・2013）は佐賀県 生まれ。多摩美術大学卒。父である十三代に師事。昭和五十七年（1982） に十四代を襲名。平成十三（2001）に重要無形文化財「色絵磁器」保持者 認定。有田陶芸協会名誉会長、日本工芸会副理事長ほか。

O-132　十四代酒井田柿右衛門　 濁手山躑躅文香炉 ¥140,000～ 　付識箱（桐）　共蓋　65×65×7 　十五代酒井田柿右衛門箱識

O-133　十三代酒井田柿右衛門　濁手三友鳥文皿 ¥200000～　付木箱（桐）　井村欣裕（井村美術館）鑑定書　23×23×4

O-134　十三代酒井田柿右衛門　濁手鶺鴒香合 ¥100000～　付共箱（桐） 95×3×4

O-135　十四代柿右衛門 　濁手花瓶 ¥80,000～ 　付共箱（桐） 8×8×19

O-137　十三代柿右衛門　酒器揃 ¥50,000～ 　付共箱（桐）　銚子14×12×15ほか

O-139　十三代柿右衛門　錦手花瓶 ¥50000～　付共箱（桐） 17×17×22

O-140　十三代柿右衛門 太白猩々置物 ¥60,000～　付共箱（桐） 30×22×13

十三代酒井田柿右衛門（明治三十九・1906～昭和五十七・1982）本名酒井田渋雄は、父である十二代 と共に江戸中期から途絶えていた濁し手地の復元に成功。昭和三十八年（1963）に十三代を襲名。

O-142　松井康成　練上手大皿 ¥50,000～　付共箱（桐） 40×40×5　二河白道 松井康成（昭和二・1927～平成十五・2003）は 長野県生まれの陶芸家。本名は美明。義父の後を 継ぎ月崇寺住職となり、築窯して月崇寺焼を復 興。日本工芸会常任理事。平成五年（1993）に 「練上手」で重要無形文化財保持者に認定。

O-145　藤原雄　備前掛花入　二

¥50,000～　付共箱（桐）二　10×11×13ほか 　窯キレ 藤原雄（昭和七・1932～平成十三・2001）は岡 山県生の陶芸家。藤原啓の長男。昭和五十五年 （1980）岡山県重要無形文化財保持者、平成八年 （1996）「備前焼」重要無形文化財保持者に認定。

O-143　加藤卓男　赤絵酒杯　二　 ¥50,000～　付共箱（桐）二　7×7×3 　加藤卓男（大正六・1917～平成十七・2005）は 陶芸家。日展特選北斗賞、紫綬褒章など受賞。多 治見市無形文化財、岐阜県無形文化財保持者。平 成七年（1995）重要無形文化財保持者認定。

O-146　伊勢崎淳　備前瓶　二

¥50,000～　付共箱（桐）二　9×9×21ほか 伊勢崎淳（昭和十一・1936～）は岡山県生まれ の陶芸家。伊勢崎陽山の次男。岡山大学教育学部 特設美術科卒業。平成十年（1998）に日本工芸会 理事、岡山県重要無形文化財に認定。平成十六 （2004）「備前焼」重要無形文化財保持者認定。

O-141　真葛香山　子犬書鎮 ¥50000～　付木箱（桐） 7×4×4 「四十年記念」印銘　窯印 初代真葛香山（天保十三・1842～大正五・ 1916）は、横浜の陶家。作品の多くは海外に輸出 され、高い評価を得た。息子半之助が大正六年に 二代目を襲名。

O-144　山元春挙　牡鹿絵茶碗 ¥70,000～　付共箱（桐） 115×115×7　磁貫 　銘「妻恋」 山元春挙（明治四・1871～昭和八・1933）は滋 賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居 士。野村文挙、森寛斎に師事。京都画壇において 竹内栖鳳とともに活躍。京都市立絵画専門学校 教諭、帝室技藝員、帝国美術院会員。

O-147　川喜田半泥子　安南手筒杯 ¥80,000～　付識箱（桐） 5×5×85　磁貫 　釉剥離　坪島土平箱識 川喜田半泥子（明治十一・1878～昭和三十八・ 1963）は陶芸家、実業家。三重県の素封家の十六 代。自宅に楽窯を築いた後、大登窯を築窯。晩年 には広永の山中に移窯し弟子を養成。

O-148　山下清　蝸牛絵茶碗 ¥300000～ 　付山下清鑑定会鑑定書　12×12×75 山下清（大正十一・1922～昭和四十六・1971）は 東京生まれの画家。「裸の大将」として親しまれた。

O-150　柿右衛門　染錦柿彫花瓶 ¥50000～　付共箱（桐） 17×17×27

O-153　十四代中里茂右衛門　 龍透香炉　¥50,000～　付共箱（桐） 15×11×21 中里茂右衛門は慶長期より続く平戸焼の名跡。 現在十五代。

O-149　横井米禽　伊賀土耳付花入 ¥180000～ 　付共箱（桐） 12×12×29　掛花孔埋

横井米禽（明治十九・1886～昭和十六・1941）は古美術商、陶芸家。東 雲窯を買い取り、陶業に専念。茶陶の全般を手がけた。

O-151　香蘭社　花瓶 ¥50000～ 　付木箱（杉）　唐木台　19×19×37　底銘

O-154　奥田木白　陶彩勧進帳弁慶 ¥50,000～　付合箱（桐） 15×13×23　ソゲ 　底印 奥田木白（寛政十一・1799～明治四・1871）は 奈良赤膚焼の陶工。大和郡山に生まれ、名を武兵 衛、屋号を柏屋といい、柏にちなんで木白とした。

O-152　上出喜山　七賢人絵大皿 ¥50000～　40×40×5　底赤絵銘 上出喜山は九谷金襴手の名工。皇室御用窯と しても知られる。当代は四代。

O-155　九谷色絵四重鉢 ¥50,000～ 　付時代識箱（杉）　大28×28×8ほか 高砂　足柄山義光

明治工藝

O-157　薩摩金彩大花瓶　一対　¥1,500,000～　付木箱（桐）4 63×48×123　総高153　台座40×40×32　窯キレ補修　耳飾後補　二部式

O-159　加賀象嵌薄端 ¥550,000～　付木箱（桐） 26×26×42　三部式 「加賀國金澤銅器會社　製作人水野源六」底刻銘

O-160

神戸薩摩草花人物文香合 ¥500,000～　付大森一夫鑑定書 95×7×2　磁貫　「介山造」銘

O-161　長崎螺鈿笈櫃形菓子器 ¥100,000～　付識箱（桐　貼札） 17×16×23　内朱

O-162　清水獅子耳花瓶 ¥50000～　8×8×19　磁貫 「京都美賞軒造」銘

O-163　金彩色絵花瓶 ¥50000～　28×28×46　伊万里

漆藝

P-003　渡舟蒔絵錫縁文庫・硯箱 ¥600000～　付時代識箱（桐　貼札）二 　七宝水滴　硯石　硯箱18×24×35　文庫30×38×9　内叢梨子地草花蒔絵

P-004　梨子地松梅蒔絵隅切飾箱 ¥500000～　付時代箱（桐　貼札）

P-005　金溜梅蒔絵銀縁硯箱 ¥400,000～ 　付二重箱（内桐　外黒塗）　太鼓形銀水滴　硯石　22×235×4　小剥離 　蓋裏流水梅花　内梨子地梅花

P-007　誰が袖蒔絵錫縁硯箱 ¥350000～ 　付時代溜塗識箱（桐　貼札）　水滴　硯石　21×23×5　極小アタリ、 剥離　蓋裏松千鳥、内千鳥蒔絵　「光悦誰が袖硯箱」貼札識

P-006　破笠細工牡丹文硯箱 ¥400,000～　付時代識箱（桐） 牡丹形銀水滴　硯石　筆2 23×26×5 　象牙・貝貼　蓋裏牡丹咥獅子　内群蝶

P-008　正光　立雛織目蒔絵硯箱 ¥150000～　付識箱（桐） 　帆船形銀水滴　硯石　刀子　筆2 22×27×5 　内梨子地重色紙蒔絵　蓋裏在銘

P-010　梅鉢唐草蒔絵錫縁香合 ¥255,000～　付識箱（桐） 65×75×35　内梨子地同文

P-013　蒔絵旅持化粧箱 ¥150000～　付時代溜塗箱（桐） 　梨子地鏡台　18×24×16　松枝梅花文

P-011　千鳥蒔絵錫縁香合 ¥185,000～　付木箱（桐） 7×7×4 　内梨子地同文 P-012　山鳥羽根蒔絵小卓 ¥150000～　付時代識箱（桐） 35×27×16　足ワレ2

P-014　菊桐桜蒔絵 丸三段重 ¥190,000

付合箱（杉） 13×13×21 　ヒビ補修　内黒 山道片身替

P-017　瓢胎

曳舟蒔絵三段重 ¥180,000～ 付時代黒塗箱（桐） 20×20×36　ヒビ 　ワレ補修　内黒

P-015　盛阿弥

黒漆籃胎菓子盆　五　¥150000～

付時代識箱（杉　貼札） 20×20×3

盛阿弥は桃山時代の漆工、京都に住した。 利休の塗師、秀吉から天下一の号を受ける。 棗は盛阿弥夏目と称される。三代続いたと される。

P-016　破笠細工絵替菓子器　五　¥100000～

付時代識箱（桐）　仕覆　165×165×15

P-018　唐草蒔絵飯器 ¥100,000～　36×36×31　内朱

P-020　水草蒔絵硯蓋 ¥80000～　付黒塗箱（桐　貼札） 35×35×55

P-022　溜塗茶壺形野弁当

¥90000～　付時代箱（杉） 25×25×33　極小ソゲ　内朱 箔押盃二種（菊流水、龍田川）

P-024　牡丹唐草蒔絵飯器 ¥50,000～　 付同文膳、杓文字　25×25×15 内黒

P-021　山本春正　松蒔絵硯箱 ¥70000～　付硯石　水滴　 23×25×4　隅キレ　小アタリ　蓋側面在銘 山本春正は江戸初期に活躍した初代を祖とする蒔絵師の名跡。初代の 長男・景正が二代目となり、以降、春正塗とも云われる技法を代々受け 継いだ。

P-023

青貝丸四段菓子重 ¥80,000～　付木箱（杉） 11×11×20　剥離補修 　内朱

P-025　丸紋蒔絵四段重 ¥50,000～ 　付時代溜塗箱（桐）　替蓋　25×23×31 　隅キレ　小アタリ　内朱

P-026　牡丹唐草蒔絵野弁当 ¥60000～　33×19×32　重箱隅キレ補修 　錫徳利ヘコミ

P-027　秀衡蓋付椀　大小　¥50,000～　 大125×125×11ほか　塗補修

P-030　表阿弥　掻合塗絵替銘々盆 十　¥50,000～　付共箱（桐） 17×17×25 　長寛写

P-033　鉄線蒔絵手拭掛 ¥50,000～ 　付時代合箱（桐） 69×20×60

P-028　桐鳳凰蒔絵飯器 ¥50,000～　 26×26×16　塗補修　内朱

P-031　源氏香貝合蒔絵広蓋　大小　 ¥50,000～　付木箱（桐）　大29×29×35ほか

P-034　山崎覚太郎　群兎漆絵火鉢 ¥70000～　付五徳　46×46×28 「北堂作」銘 山崎覚太郎（1899～1984）は富山県出身の漆藝 家。

P-029　菊唐草蒔絵三段重 ¥50,000～　 26×26×28　スレ　内梨子地

P-032　菊桐蒔絵台皿 ¥50,000～ 　付識箱（杉） 185×185×5　補修

P-035　黒漆塗大名式火鉢 ¥50,000～　 付銅火舎　57×57×30

P-037　黒漆地赤松文瓶子 ¥80000～　 付木箱（桐　貼札） 26×26×40　小アタリ 　ワレ補修　高台接合補修　ヒビ

P-038　色漆塗丸高杯 ¥50000～　 40×395×305　スレ　ソゲ　ヒビ

P-041　漆絵絵替小盆　五　¥50,000～ 　付時代識箱（桐） 21×21×2　共色補修 松村景文、山口素絢、岡本豊彦ほか

P-043　根来冠卓 ¥50,000～ 59×34×45　スレ　アタリ　ワレ

P-044　朱卓 ¥70,000～　 44×27×50　補修方々

P-039　根来八角足付鉢 ¥50000～　 24×24×15　剥離　キレ　スレ

P-040　型堆朱四方大盆 ¥50000～　付時代箱（桐） 54×54×4　縁部小補修

P-042　朱漆長櫃 ¥50000～　付木製囲枠　106×45×52 　外枠114×52×57　ヒビ　カケ　虫喰

P-045　桑木地蒔絵火鉢 ¥50,000～　 33×33×16　虫喰

P-046　漆匠板 五　¥50000～ 9×88ほか

P-047　黒塗丸食籠 ¥50,000～ 付溜塗箱（杉） 28×28×21　小剥離　内朱

P-048　前大峰　黒漆沈金二段卓 ¥50,000～ 　付共箱（杉） 55×30×21　銀金物　能一地塗 前大峰（明治二十三・1890～昭和五十二・1977）は「沈金」 の重要無形文化財保持者。

P-050　縁南天蒔絵長盆 ¥60000～　付時代溜塗箱（桐） 50×15×8　天叢梨子地

P-052　佐藤幸一　研出桜蒔絵厨子棚 ¥100000～　 114×39×113　無銘　意匠をP-053と同じくする 佐藤幸一は輪島塗師。昭和十年（1935）生。同じく漆藝作家の父貞一に 師事。日展所属。

P-049　木胎花鳥蒔絵花入 ¥50,000～　付識箱（杉　貼札） 16×16×35 「蜂須賀」貼札識

P-051　蒔絵広蓋　二　¥50000～　大25×27×45　小24×255×4 　大松梅　小春草

P-053　佐藤幸一　研出桜蒔絵座卓 ¥50,000～　 152×91×355　在銘

P-054　朽木菓子盆　五　¥50000～　18×18×15

P-056　唐招提寺釘隠香合 ¥300,000～　付識箱（黒柿） 10×10×4

P-059　黒田辰秋　拭漆欅銘々皿　五　¥150,000～　付共箱（桐） 17×17×2

黒田辰秋（明治三十七・1904～昭和五十七・1982）は木工・漆芸作家。京都生まれ。 父亀吉に師事。昭和四年上賀茂民芸協団を組織。九年志賀直哉の推薦で初個展。重厚 な作風を確立。昭和四十五年（1970）重要無形文化財（木工芸）保持者。

P-057　木彫蛇 ¥70000～　15×20×5　舌脱着式

P-058　木彫老女坐像 ¥50,000～　像高25 　素木厨子29×24×51　右手補修 P-060　市川銕琅　木彫福禄寿 ¥58,000～

付共箱（桐）　像高22　シミ 市川銕琅（明治三十四・1901～昭和六十二・1987）は彫 刻家。東京に生まれ、奈良に住した。加納鐡哉の最後の弟子。 初号銕良。銕琅と号してからも六十年に及ぶ作家活動をな し、夥しい作品を残した。昭和十年に紫斑病から耳が不自 由になるも、彫刻に彩色と鉄筆彫りと写実的な丸彫りで独 特の世界観を持った作品を創作した。

P-061　欅大丸盆 ¥50,000～ 57×56×45　縁極小アタリ 「秋政方一作」底貼札

P-064　くろめ鉢 ¥50,000～　 48×46×155　スレ　ソゲ

P-067　木彫竈面 ¥70,000～　35×44×22

P-070　唐桑香狭間透煙草盆　大小　 ¥50000～　付時代識箱（杉　貼札） 　大28×20×10ほか

P-062　矢部盆 ¥50,000～　355×33×7 ワレ　カケ　剥離

P-065　良斎　故材釣瓶花入　一対　 ¥50,000～　付共箱（モミ） 17×17×185 　良斎は伝記未詳。

P-068　鯉横木 ¥60,000～　総長41

P-071　素木菊水透彫人形棚 ¥50000～　付識箱（杉　蓋ワレ） 84×27×29 　ソゲ　二部式

P-063　欅大丸盆 ¥50,000～　64×64×35

P-066　飴屋看板 ¥60,000～　35×47 孝々糖屋

P-069　玉水　木彫鶉　一対　¥50,000～ 　像高9ほか　雄足接合補修　底彫銘

P-072　網代挟箱　一対　¥50000～　付棹 51×33×27

P-074　桑小棚 ¥100,000～　78×29×77 脚部接合補修

P-077　帳場箪笥 ¥65000～　81×36×66

P-080　守重　桑木地唐獅子彫火鉢 ¥50000～　付識箱（杉）　五徳　38×36×18 　ヒビ　在銘

P-075　総桐舟箪笥 ¥50,000～ 　付合箱（杉） 31×45×39 「文政七年甲申（1824）六月吉祥日書之」 内蓋書付

P-078　溜塗二段箪笥 ¥50000～ 97×42×93

P-081　大木臼 ¥50000～　71×71×52

P-076　欅抽斗小箪笥 ¥50,000～　 41×24×33

P-079　箪笥 ¥50000～　94×40×75

P-082　車輪 ¥50000～　90×935×10 　三枚継

金工

Q-001　花鳥蝶文円鏡 ¥150,000～　付木箱（桐　蓋欠） 115×115

Q-003　和鏡　三　¥140,000～ 　付三段箱（桐） 11×11ほか

Q-005　蓬莱鏡　二　¥70,000～　付木箱（桐） 118×118ほか 右：天下一信濃守　左：天下一若狭守

Q-002　藤双鳥文円鏡 ¥150,000～　付木箱（桐　蓋欠） 115×115

Q-004　銅唐鏡 ¥90,000～　 165×165　鳳凰一対

Q-006

古鏡　五　 ¥50000～ 　付木箱（桐） 105×105ほか 　唐鏡4　高麗鏡1

Q-008　天平式四神文鉄瓶掛 ¥300000～　付共箱（杉） 33×33×24　底穴　作者未詳

Q-010　南蛮鉄環耳花入

Q-009　鍛鉄古式海老錠　三　¥150000～　付鍵2（開閉不可） 大総長24ほか　先端部カケ1

Q-011　モール盆 ¥100000～　付時代箱（杉） 22×22×25

Q-012　前田照雲　銅獅子牡丹 ¥50,000～　25×17×22 「照雲」刻銘 前田照雲（明治十二・1879～大正十三・1924） は青森県弘前出身の彫刻家。高村光雲に師事。

Q-013　銅鶴香炉 ¥70000～ 　付識箱（桐） 19×10×19

Q-015　銅矢立　四　¥50,000～　総長24ほか　紙切刀付1

Q-017　鉄錠前 ¥60000～　付鍵　 17×5×12　右開

Q-020　銅獅子金具　二　¥70,000～ 　付合箱（桐） 95×5

Q-014　津村亀女　黄銅鶉香炉　一対 ¥50,000～　付識箱（桐） 65×65×9　底刻銘 津村亀女（生年未詳～安永元・1772）は長崎の 人。蝋型鋳物師。鶉の香炉を能くした。

Q-016　銅水滴　十一　¥50,000～　大75×5×35ほか

Q-018　鉄阿波錠 ¥50000～　付鍵　 185×6×13

Q-021　竹義　銅花入 ¥50,000～ 付木箱（桐） 8×8×185　三越扱 「竹義」器腹印

Q-019　灰ならし　五　¥50000～ 　総長29ほか

Q-022　池上光則　彫銀尾錠 ¥50,000～　付共箱（桐） 6×35×1　金象嵌

Q-024　加納夏雄　金工三段印籠 ¥500,000～　付識箱（桐） 55×25×8 「壬申年仲秋日　秋穂（花押）」箱識 加納夏雄（文政十一・1828～明治三十一・1898）は彫金家。京都の人。 大月派の池田孝寿に入門。安政元年（1854）江戸に移る｡精緻な刀装具他 を製作。明治二年（1869）から十年（1877）新貨幣の原型を製作。帝室技 藝員、東京美術学校教授。

Q-026　金工太鼓形吊香炉 ¥180,000～　付識箱（桐）　鉄吊鎖 10×9×9

Q-025　中川浄益　銀熨斗押 ¥150000～　付二重箱（内共桐） 75×7×14 中川浄益は千家十職の金物師。代々武具を鋳造する家であったが、初 代紹益（永禄二・1559～元和八・1622）が京都に出て利休の茶道具を作 り始めた。以後は浄益を名乗り皆具、水指、建水、水次薬鑵などを製作。

Q-027　銅鍍金四方水次 ¥150,000～　付識箱（桐　貼札） 19×15×25

Q-028　大島如雲　鋳銅蝦蟇仙人 ¥1000000～　付二重箱（内共桐）　証明書　像高21　総高28　底彫銘　銀造蝦蟇

「昭和十三年（1938）」箱識 大島如雲（安政五・1858～昭和十五・1940）は鋳金家。江戸生。父に就いて蝋型、鋳浚を学ぶ。内国勧業博覧会、万国博覧会などに出品、評価を得る。東 京美術大学の教授に就任、後進の育成に当たった。

貴石宝石 R

R-004　ブルーサファイアリング ¥290000～　付ケース　 ソーティングメモ（CGL） 116×90×50mm 13号　加熱　454ct 　脇石152ct Pt900

R-006　翡翠リング ¥260000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 151×123×72mm 18号　有色樹脂含浸　1203ct　脇石063ct Pt900

R-005　ブルーサファイアリング ¥250000～　付ケース　 ソーティングメモ（CGL） 106×79×41mm 13号　加熱　330ct 　脇石097ct Pt900

R-007　タンザナイトリング ¥200000～　付ケース 　ソーティングメモ（CGL） 133×89×75mm 11-12号 670ct　脇石100ct Pt900

R-009　オパールリング ¥180,000～

付ケース　ソーティングメモ（CGL） 131×101×49mm 9-10号　419ct

脇石129ct Pt900

R-011　珊瑚リング ¥120000～

付ケース　ソーティングメモ（CGL） 196×145×81mm 6号　脇石017ct Pt900

R-014　サファイアリング ¥75,000～ 　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 111×90×59mm 16号　541ct 　脇石028ct Pt850

R-010　翡翠リング ¥150,000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） 114×96×48mm 12号　脇石057ct Pt900

R-012　ルビーリング ¥100000～

付ケース　ソーティングメモ（CGL） 60×45×27mm 12号　加熱　071ct 　脇石088ct K18

R-015　ダイヤモンドリング ¥55000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 10号　100ct Pt950

R-013　翡翠リング ¥90000～

付ケース　宝石鑑別書、分析報告書（CGL） 17-18号　重量表示なし　18K刻印

R-016　アメシストリング ¥50,000～ 　付ケース　ソーティングメモ（CGL） 110×90×55mm 11-12号　299ct 　脇石028ct Pt900

R-017　タンザナイトペンダント

¥110,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 90×75×45mm　総長38 204ct　脇石036ct 　トップPt900　他Pt850

R-020　南洋真珠 ペンダント ¥80000～

付ケース　ソーティングメモ （CGL）　直径121-121mm　総長69 　重量表示なし　K18WG

R-024　アメシスト ペンダント ¥50000～ 付ケース ソーティングメモ（CGL） トップ13×27　最長43 1537ct 脇石005ct　トップPt900　他K18WG

R-018　ダイヤモンドペンダント

¥100,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 　トップ08×35　総長39　単一又は複数処理 060ct　トップK18WG　他Pt850

R-021　ダイヤモンド ペンダント ¥70000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） トップ09×31　総長445 075ct K18WG

R-025　真珠ペンダント

¥50,000～　付ケース

真珠鑑別書（CGL）

白珠直径108-113mm　総長395 　脇石004ct K18WG

R-019　ブルーサファイアペンダント

¥95,000～　付ケース

宝石鑑別書（CGL、KGL） 57×50×30mm

総長39 084ct　脇石036ct　トップPt900 　他K18WG　コーンフラワー

R-022　ダイヤモンド ペンダント ¥55000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） トップ14×17　総長39 025ct

脇石012ct 750

R-026 南洋真珠ペンダント ¥50000～　付ケース

真珠鑑別書（CGL） トップ13×13×22　総長39 　脇石008ct K18

R-023　ダイヤモンド ペンダント ¥50000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） トップ20×30　総長39 050ct K18WG

R-027　真珠ネックレス

¥50,000～　付ケース

真珠鑑別書（CGL）　直径90-95mm 　総長42　着色　SILVER

R-029　ダイヤモンドブレスレット ¥55,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 　総長20 054ct K18WG

R-032　ダイヤモンドブレスレット ¥85,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 　総長185 100ct K18

R-035　カメオ　四　¥50,000 　大45×55ほか SILVER900、925、SILVER2点

R-036　銀台装身具　十一　¥50000～　 ブローチ6×6ほか

R-030　ダイヤモンドピアス

¥50,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 04×04　各024ct K18

R-033　ダイヤモンドピアス

¥50,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 05×05　各040ct Pt900

R-031　彫刻珊瑚ペンダントトップ

¥50,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 23×36　色素残留　重量表示なし　K18

R-034　彫刻珊瑚ペンダントトップ

¥70,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 37×55 K18

R-037　水晶玉 ¥400000～　付合箱（桐）　飾台　直径10

江戸の科学

S-001　二挺天符掛和時計 ¥550,000～　付時代識箱（杉） 105×11×305 「元治元年甲子（1864）秋」箱墨識 正確な作動には洗浄と調整を要す

S-004　砲台式日時計 ¥250,000～ 　付時代識箱（杉） 32×23×35　宇和島伊達家家紋

S-003　楢林栄哲高連　医方巻物 ¥500000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端　481×26　表具497×26　シミ　オレ　大虫喰　表具アレ 「文化十二年（1815）孟夏」序識 本紙の損傷著しいが、「峡山楢林栄哲」の款記をみる。楢林家に三名確認できる栄哲のうち、掲出の年記に照らせば、楢林家五代・栄哲高連と考えられる。

楢林家は長崎の通詞職あるいは蘭方医の家系で、楢林鎮山(慶安元・1648～宝永八・1711)を祖とする。鎮山は蘭医書を翻訳し、剃髪して名を栄休と改め て楢林流の外科術を創始。三代目の栄哲豊矩は早世(宝暦八・1758)したが、松浦家からの養子である栄哲高茂(元文二・1737～寛政九・1797)は佐賀藩に招 聘され、長崎屋敷に出仕。跡継の楢林家五代・栄哲高連(宝暦九・1759～歿年未詳)も同様に長崎屋敷に出入りし、享和元年(1801)に正式に藩医となった。ま た、三男の宗建は藩医を継ぎ、長男の栄建も外科医として京都で開業している。

T-004　南伝佛教経　一口　¥60,000～　 付黒塗合箱（桐　剥離）　紙本　54×15 　シミ　キレ　穴　虫穴

T-007　安南蓋物 ¥50000～　 125×125×10

T-010　銅金箔押菩薩立像 ¥50000～　像高28　総高34

T-005　インド公文書 ¥85,000～　紙本　22×51　大アレ

T-006　南方仮面　二　¥50,000～　大30×38ほか

T-008　波斯金工建水 ¥50000～ 　付木箱（桐） 15×15×8

T-011　銅造四臂菩薩立像 ¥50000～　付飾台 　像高21　総高28

T-009　天竺黄銅銀象嵌香箱 ¥50000～　20×95×10

T-012　石造菩薩頭部 ¥50000～　付鉄台　総高34　ワレ

T-013　大理石釈迦坐像 ¥60000～　付合箱（杉）　総高25

T-015　南蛮双耳花入 ¥50000～　 付溜塗識箱（桐　蓋ソゲ）　仕覆 17×12×26　窯キレ　底水止

T-016　インカ遺物　六　¥50000～　付木箱（桐） 45×65ほか

T-017　鳥頭仮面 ¥50000～　27×40 「アフリカ　グロ族」裏貼札

U-001　ガラス盃　三　¥70,000～　55×55×105ほか

U-003　金彩グラス　六　¥50,000～ 　付時代合箱（桐　虫喰） 6×6×17

U-002　紫江戸硝子彩絵朝顔形盃 ¥65,000～　付合箱（桐） 55×55×35

U-004　菊紋飾ガラスシャンデリア　二　¥50,000～ 　帯金45×45×43（燭台式） 54×50×36

U-005　細長硝子瓶 ¥50,000～　 付時代識箱（杉） 8×8×43　口辺ソゲ 「天保十一年（1841）」箱識

U-006　藤田喬平 三彩ガラス花入 ¥50,000～　付共箱（桐） 175×16×31

藤田喬平（大正十・1921～平 成十六・2004）は東京生まれの ガラス工芸家。東京美術学校卒。 国内外で高い評価を受ける。日 本芸術院会員。文化功労者。市 川市名誉市民。文化勲章授章。 宮城県松島町に藤田喬平ガラス 美術館。

染織

V-002　友禅寿老三幅対 ¥100000～　付木箱（桐）　絹本

牙軸端　全体54×212　白顔料剥離　ヤケ　オレ　一軸物

V-004　竹屋町梅花鴛鴦幅 ¥70000～

付二重箱（内桐　外溜塗）　絹本　P軸端　全体35×147 　ヤケ　シミ　一軸物

V-005　臈纈染人物屏風　中形　二曲　一隻

¥50,000～　絹本　116×121　屏風120×125 　シミ　穴　背面損傷

V-003　竹屋町寿老幅

¥50,000～　付太巻　絹本　骨軸端 全体34×141　ヤケ　シミ　スレ 穴　一軸物

V-006　古裂貼交屏風　本間　二曲　一隻

¥50,000～　黒地波刺繍裂31×51ほか　屏風188×173 　ヤケ　シミ　穴　背面損傷　十点貼

V-008　火事羽織　一式　¥100,000～　羽織130×108×55ほか

丸に蔦紋　垂布、胸当、帯、背帯

V-009　赤穂緞通　二　¥100,000～　93×190　シミ

V-010　刺子半纏 ¥50000～　 118×98×32　更紗格子段

V-013 タペストリー ¥50000～ 277×91 安田靫彦「黄瀬川 の陣」 　頼朝像刺繍

V-012　天津緞通 ¥50000～　142×208 V-011　龍村美術織物　敷物 ¥50000～　付共箱（桐） 92×97 「佛宝座」原題

V-014　筥迫ほか　二　¥50000～　 17×8×5ほか

V-015

金唐革覆桑小引出 ¥50000～　25×14×18

金唐革脆弱

V-016　象牙櫛笄 ¥125000～　付木箱（桐）　笄総長16ほか

V-018　ウニコール櫛笄 ¥120,000～　付木箱（桐） 　笄総長18ほか

V-020　銀工粟帯留 ¥120000～　付木箱（桐） 65×25 「正よし」際端銘

V-022　金工蝙蝠帯留 ¥60,000～　付木箱（桐） 4×15 K18 「鈴仙」「よし彦」在銘

V-017　菊草花蒔絵櫛笄 ¥98000～　付木箱（桐） 笄総長22ほか

V-019　髪飾　十八　¥85,000～　総長16ほか　象牙櫛笄2組 　笄5（象牙4、瑪瑙1）　象牙櫛１　簪8

V-021　帯留　三　¥60000～　付木箱（桐） 5×4ほか　 金工　青磁色絵（紅毛船）

V-023　笄・簪 ¥50,000～　牙総長185　鼈甲総長225

西洋美術

Ｗ-001　木彫聖母子像 ¥170,000～

像高31　欠損方々　顔料剥落　1700-1750年頃　東欧 欧州における木彫聖母は、宗教改革を境に彩色の例をみることになる。 掲出の伝来は不明ながら、聖母の頭髪と母子の虹彩の色から、オーストリ ア東部またはボヘミア地方の教会に属したと推察させる。素材の唐檜は 17-18世紀にかけてボヘミア地方が産地として知られた事も考証の一助 となろう。掲出の明るい色調はバロック後期（18世紀前半）の作を推知さ せる。

W-003　金工装彩色小イコン ¥50000～　55×65

W-002　聖母イコン ¥120,000～　22×34×2　虫喰 「オランタ」　ウクライナ

聖母マリアが両の手を軽く掲げて立つ形式は「オランタ」と呼ばれ、ラ テン語で「祈る人」を意味する。画面上部両端のギリシャ文字は「神の母」 を指す略語であり、ビザンティン帝国を経た東方教会のイコンでは必ず 表記される。被着する深緑の衣装は、掲出の出処をウクライナに想定さ せる。

W-005

黄銅聖龕 ¥50,000 閉10×16

W-006　鉄阿波錠 ¥380,000～ 　付キリシタン鍵　185×6×135　クルス銀象嵌

W-007　鋳錫手鏡 ¥50000～　15×25

W-008　錫天使文水注 ¥50000～ 　付大工箱　29×17×24

W-009　和蘭陀唐人文中皿 ¥50000～ 23×23×25　ソゲ　磁貫

W-011　ヴィクトリア女王羊皮紙特許状 ¥100000～　付蝋大封印（16×16×25） 745×51　シミ

W-014　ロイヤルウースター ロイヤルリリー文カップ＆ソーサー　五　¥50000～ 　カップ7×5×5　窯印　1904-1905年

ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器メーカーにして、英国陶 磁器業界において初のロイヤルの称号を得た名窯である。

W-016　ロイヤルウースター ジャポニズム染付皿 ¥50000～　 23×23×3　窯印　1882年 ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器 メーカーにして、英国陶磁器業界において初の ロイヤルの称号を得た名窯である。

W-012 ジョージ二世 羊皮紙特許状 ¥60,000～　 84×72

W-013　ワックス胸像額　八　¥80000～　像高9 　六角額21×24ほか

W-015　アメリカンブリリアントカットガラス皿　六　 ¥50000～　14×14×3 20世紀初頭

W-017　オールドノリタケ 風景文花瓶 ¥50000～　21×13×24

M-NIPPONグリーン窯印　1911-1921年

W-018　色硝子エナメル彩花弁形鉢 ¥50000～　付合箱（桐） 29×28×9

W-019　LEAD社　手廻ミシン ¥50000～　37×27×27　サビ　可動

W-021

AICHI　掛時計

¥50000～　34×18×44

¥50000～　付巻鍵 21×34×8

W-022

柱時計 ¥60,000～ 　総高108

小特集スリップウェア

スリップウェアは近世以前のイギリ スを中心に欧州全土で作られていた陶 器で、日用の食器として用いられた。そ の名は粘土釉（スリップ）で文様を描く ことに由来する。1920年、濱田庄司と バーナード・リーチが渡英してスリッ プウェアの発掘調査及び作品収集を 行ったことで、世界の陶藝・民藝運動に 注目され、河井寬次郎ら日本の民藝家 にも大きな影響を与えることになった。

W-030　スリップウェア鉢 ¥120,000～ 205×205×35　ソゲ　剥離 18世紀末　イギリス南西部

Ｗ-032　スリップウェア平皿

¥55,000～　25×25×45　ワレ接合補修 18世紀末　イギリス南西部 Ｗ-033 スリップウェア幾何学文深鉢 ¥50,000～　24×24×95　ソゲ　南ドイツ Ｗ-031　スリップウェア植物文平鉢 ¥50,000～　275×275×6　ヒビ　ソゲ 　イギリス

Ｗ-034　スリップウェア平鉢　二　 ¥50,000～　18×18×4ほか　ヒビ　口縁小ソゲ 　イギリス　焦茶色釉

Ｗ-035　スリップウェア平鉢　二

¥50,000～　20×20×45ほか　ヒビ補修　カケ 　ソゲ　イギリス　赤茶色釉

Ｗ-036　スリップウェア陶片　一口

¥30,000～　6×35×1ほか

イギリス運河地方に産出するものは赤土では なく白色胎土を使用し、「カナルウェア」とも呼 ばれる。

史料ほか

Z-001　倣餓鬼草子画断簡幅 ¥250,000～　付木箱（桐）　紙本　牙軸端　55×28　表具69×117　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、シミ

Z-002　源応元　富士登山道画三幅対 ¥200000～　付時代識箱（杉）　絹本　唐木軸端 　右幅44×116　表具45×117ほか　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、オレ、シミ、虫穴　「安政六年（1859）」画中

Z-003　鍬形蕙斎　鳥瞰画幅 ¥50000～　 紙本　雑木軸端　56×38　表具62×117 　ヤケ　オレ　表具アレ

Z-004　鍬形蕙斎　鳥瞰画幅 ¥50000～　 付識箱（桐）　紙本　雑木軸端　56×41　表具66×124 　ヤケ　シミ　スレ

Z-006　レザノフ長崎来航巻物 ¥1200000～　付識箱（桐　貼札）

紙本　錦包軸端　381×29　表具402×29　シミ　オレ　表具オレ、穴 「文化甲子元年（1804）」序識

Z-008　片桐石見守宛黒印状　二十二　¥980,000～　付時代識箱（桐　削除痕） 徳川将軍家から大和小泉藩片桐家に宛てた文書群で、節供の祝儀に対する礼状で構成される。その大半は第十代将軍・家治のもので十三通あり、他に 三代家光、五代綱吉、六代家宣、八代吉宗を含む。

Z-009　秀吉公御成之日記巻物 ¥680,000～　付木箱（桐）　紙本　雑木軸端　462×15　表具494×15　虫穴　ヤケ　スレ 　毛利亭御成記　「天正八年（1580）九月十八日」書中　柿衛文庫旧蔵

Z-010　慶長十五年連署状幅 ¥140,000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端　88×30　表具93×99　ヤケ　シミ　スレ 　光右衛門ほか

Z-012　松尾芭蕉　句入消息幅 ¥200,000～　付時代識箱（桐）　半時庵淡々折紙2　紙本　牙軸端　42×15　表具44×89 「元治二年（1865）」箱識 松尾芭蕉（寛永二十一・1644～元禄七・1694）は俳諧師。伊賀上野の人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の 細道』等。門人多数。貞門・談林の句風を止揚し中世的美意識の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。

Z-013　頓阿　和漢朗詠幅 ¥55000～　付時代識箱（桐）

古筆了仲折紙　古筆了意極札　72×26　表具80×115　ヤケ　スレ　穴 　勘兵衛、大倉汲水箱識 頓阿（正応二・1289～応安五・1372）は南北朝時代の歌人。下総守二 階堂光貞の子、俗名二階堂貞宗。二十歳頃出家、比叡山の高野山で修学 したのち京都四条道場金蓮寺の浄阿に入門。また元応二年（1320）には 二条為世から古今伝授を受けたとされ、二条為世門の和歌四天王に数え られる。

Z-015　松尾芭蕉　二句入書状幅 ¥60000～　付時代箱（桐） 　紙本　唐木軸端　26×16　表具40×106　シミ　オレ　表具シミ、穴 　三井寺奉納句

Z-014　狩野探幽　和歌懐紙幅 ¥50000～　付木箱（桐） 　紙本　牙軸端　42×28　表具52×111　ヤケ　スレ　オレ　表具虫穴 「寛文十三（1673）」書中 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

Z-016　丹陽光鶴　松永貞徳伝巻物 ¥50000～　付識箱（桐） 　古筆了博折紙　紙本　黒塗軸端（ソゲ） 735×29　表具769×29　シミ 　キレ　虫穴　表具オレ、キレ、穴 「貞享ニ年十一月貞徳三十三回忌に際し、季吟が詩歌二百篇を募り、 其の序文を東福寺第二四三世丹陽光鶴禅師に乞へり、即ち之れなり。全 巻達筆の草書にして長さ二十五尺あり。」添紙識

Z-017　小林一茶　俳諧扇面双幅 ¥200,000～　付二重箱（内識桐　外溜塗） 　堀江知彦折紙　紙本　竹軸端　42×13　表具54×122　ヤケ　大シミ　表具シミ 　中村白民箱識 小林一茶（宝暦十三・1763～文政十一・1827）は俳人。信濃国柏原生まれ。本名信之、 通称弥太郎、庵号俳諧寺、号一茶、亜道ほか。十五歳で江戸に出る。俳諧を二六庵竹阿に 学ぶ。俗語を使いこなし、主観的・個性的な作風で知られる。

Z-019　賦山何連歌巻物 ¥150,000～　付識箱（桐）　紙本 　牙軸端　417×18　表具454×20　ヤケ　スレ　オレ 　灰屋紹益　里村昌琢　佐川田昌俊ほか

Z-018　与謝蕪村　書簡額 ¥180,000～　紙本 25×16　額47×35　ヤケ　シミ　スレ　樋口道立宛 与謝蕪村（享保元・1716～天明三・1783）は俳人・画家。摂津国東成 郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほ か。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。

Z-020　三吟発句幅 ¥190,000～　付時代識箱（桐　貼札）　紙本 　唐木軸端　14×30　表具24×104　ヤケ　スレ　オレ　小林了可箱識

Z-022　加藤磐斎　歌論巻物 ¥50,000～

付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端　699×27　表具721×27　シミ 加藤磐斎（寛永二・1625～延宝二・1674）は歌人、和学者。

Z-026　松尾芭蕉 句短冊幅 ¥80,000 付時代箱（杉）　大倉好斎極札 　紙本　牙軸端　6×36 表具26×152　オレ　表具オレ、 スレ、ヤブレ 松尾芭蕉（寛永二十一・1644～ 元禄七・1694）は俳諧師。

Z-023　書画貼交屏風

中形　二曲　一隻　¥50,000～　紙本　 35×79ほか　屏風169×133　ヤケ　シミ　スレ　虫穴 市河米庵三行、雛屋立圃賛扇面ほか

Z-024

細川政国求雅称 書幅 ¥100000～　 付木箱（桐）　紙本 　牙軸端　28×31 　表具39×109　ヤケ 　シミ　スレ　オレ 「嘉吉三年（1443）」 書中

Z-027　十時梅崖 和歌短冊幅 ¥50,000 付識箱（桐　貼札）　紙本 牙軸端　5×36　表具27×152 　シミ　スレ　表具シミ 十時梅崖（寛延二・1749～文化 元・1804）は儒者。名は賜、字は 子羽。別号に顧亭、清夢軒ほか。

Z-025　震庵　利休肖像冠題幅 ¥50000～　付合箱（桐）　紙本 　竹軸端　46×28　表具49×105 　ヤケ　スレ　オレ

Z-028　菊池五山　五絶書幅 ¥50,000～　付二重箱（内識桐・シミ）　紙本 角軸端　47×134　表具63×211　ヤケ　シミ オレ　表具ヤケ、シミ　「庚辰（1820）」書中 菊池五山は幕末の漢詩人。

Z-029　藤井竹外　 二行書幅 ¥50,000 付識箱（桐）　紙本 唐木軸端　29×135 表具43×202　シミ　オレ 藤井竹外（文化四・1807 ～慶応二・1866）。

Z-030　肖像画賛幅　二　¥50,000 　付時代識箱（桐）二　41×101　表具54×180ほか ヤケ　シミ　スレ　オレ　表具アレ 　岸岱（璞巌衍曜賛　絹本　牙軸端） 　狩野良信（佐野量丸賛　紙本　唐木軸端）

Z-032　池大雅　般若心経双幅 ¥50000～ 付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　38×104　表具48×193 ヤケ　シミ　オレ　虫穴　表具アレ 池大雅（享保八・1723～安永五・1776）は画家、書家。号大 雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。

Z-031　武田藻江肖像画賛幅ほか　¥50,000 付同装煎茶画賛幅　絹本　唐木軸端　洋更紗表装 肖像画43×84　表具56×161ほか　ヤケ　スレ　オレ 　表具オレ、ヤケ 　小幅：細谷度外画、張滋昉・松原重陽賛、佐藤一斎色紙貼

Z-033　書双幅 ¥50,000～　付識箱（杉）　紙本　唐木軸端 59×130　表具75×177ほか　ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、シミ、オレ 　日下部鳴鶴　市河米庵

Z-035　諸家寄書帳 ¥150000～　付識箱（桐）　折紙5　紙本　 帳295×39×6　薄ヤケ　シミ 　杉浦重剛箱識　徳川慶喜　乃木希典　福沢諭吉ほか　計二十七名

Z-037　牧野富太郎　『アップルと林檎』草稿冊 ¥200000～　紙本　20×26　シミ 牧野富太郎（文久二・1862～昭和三十二・1957）は植物学者。高知県生。 はじめ独学で植物を研究し、のち東京大学理学部植物教室への出入りを 許され、日本における植物分類学の礎を築いた。

Z-036　諸家寄書帳 ¥120000～　付帙　折紙4　紙本 　帳24×33×45　ヤケ　シミ 　三条実美　福沢諭吉　渋沢栄一ほか　計二十三名

Z-038　岡倉天心　書簡額 ¥150000～　紙本　35×25 　額40×31　オレ　キレ　森鴎外宛 　東京芸術大学附属図書館便箋 岡倉天心（文久二・1863～大正二・1913）は神奈川県生まれの思想家、 美術史家。本名は覚三。東京大学卒。アーネスト・フェノロサと日本美 術を調査。東京美術学校の設立に貢献、初代校長となるが、のちに排斥 され辞職。同じく辞職した橋本雅邦らと日本美術院を創設。美術家の養 成、英文著書や講演による日本・東洋文化の紹介、ボストン美術館中 国・日本美術部長など活動は多岐に渡った。著書に『東洋の理想』『日本 の覚醒』『茶の本』など。

Z-039　森鴎外　二字書幅 ¥150,000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 45×18　表具53×95　ヤケ　表具シミ 森鷗外（文久二・1862～大正十一・1922）は石見国に津和野藩典医の家系に生れる。本名は林太郎、 諱は高湛、別に鷗外漁史、千朶山房主人、観潮楼主人、ゆめみるひとなどと号す。明治・大正時代の代 表的な小説家であり、劇作家、評論家、翻訳家、軍医、衛生学者でもあった。東京大学医学部を十九歳 で卒業し、明治十七年から五年間ドイツに留学。その知識活動は幅広く、深く、近代日本の代表的知 識人。

Z-041　富岡鉄斎　消息幅 ¥50000～　付識箱（桐）　紙本　潤塗軸端　64×17

表具67×116　オレ　富岡益太郎箱識　仲西林三郎宛　背面封筒貼付 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、 鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。 幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。

Z-043　種田山頭火　俳句額 ¥100,000～　紙本　24×34　額42×53

Z-044　種田山頭火　短冊額 ¥100,000～　紙本　35×36　額23×61 種田山頭火（明治十五・1882～昭和十五・1940）は俳人、山口の人。荻原井泉水に師事。大正十四年 出家。各地を行脚しながら独自の句作をした漂泊の俳人。晩年に愛媛松山に一草庵を結庵。

Z-040

中林梧竹

書幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 絹本　唐木軸端 50×126 表具64×188　シミ 「八十五」書中 中林梧竹（文政 十・1827～大正 二・1913）は肥前 の人。名は隆経、 字子達、別号剣書 閣主人。

Z-042　河東碧梧桐 　句幅 ¥50,000～ 付木箱（桐　貼札）　紙本 　潤塗軸端　33×131 表具44×200　ヤケ　シミ 　オレ 河東碧梧桐（明治六・ 1873～昭和十二・1937）は 愛媛松山の人、正岡子規に 師事し、その俳風が興隆す ると高浜虚子と並んで派の 双璧となった。

Z-045　柳宗悦　書色紙額 ¥50,000～　 紙本　23×27　額41×45

柳宗悦（明治二十二・1889～昭和三十六・ 1961）は民藝運動の提唱者。宗教哲学者。美術評 論家。東京都出身。東大卒。

Z-047　巌谷一六　三行書貼交屏風　本間　六曲　一隻　 ¥50,000～　紙本　61×146　屏風438×189　シミ　スレ 巌谷一六（天保五・1834～明治三十八・1905）は近江出身の書家、官 僚。能書家として知られ、日下部鳴鶴、中林梧竹とともに「明治の三筆」 に数えられる。

Z-049　岡本黄石　漢詩貼交屏風　本間　六曲　一双

¥50,000～　紙本　52×135　屏風384×175　ヤケ　シミ　スレ　穴 岡本黄石（文化七・1810～明治三十一・1898）は勤王家、彦根藩の老 臣。名宜迪、字吉甫。

Z-051　殿村藍田　書貼交屏風　本間　二曲　一隻 ¥60,000～　紙本　70×141　屏風179×174　シミ　桟剥離　背面損傷 殿村藍田（大正二・1913～平成十ニ・2000）は東京生まれ。本名は喜 代松。東京工業専修学校卒。豊道春海に師事。昭和四十二年（1967）日展 内閣総理大臣賞ほか、受賞多。仮名文字にも定評がある。日展参事。

Z-048　丹波海鶴　漢詩貼交屏風　本間　六曲　一双

¥50,000～　紙本　51×134　屏風346×174　ヤケ　シミ 　背面損傷、ヤブレ

Z-052　殿村藍田　書額 ¥50,000～　紙本　137×67　額166×87 　薄シミ

Z-050　市河家四氏　書扇面双幅 ¥70,000～　付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　48×14 　表具55×137　ヤケ　オレ 　萬庵　米庵　遂庵　得庵 Z-053　柳原白蓮　和歌幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本 　雑木軸端　18×21　表具28×93 　ヤケ　シミ 柳原白蓮（明治十八・1885～昭和 四十二・1967）は、歌人。名は燁子。

Z-054

安土城摠見寺古材 ¥290,000～　35×18×10 隅垂木　後彩絵

Z-055　大坂夏冬戦陣図　二　¥90,000～　紙本 79×82ほか

Z-057　青銅遺物　二十三　¥100,000～　付木箱（桐） 13×35×6ほか　鏡接合補修

Z-056　滋蕙堂　大坂夏冬戦陣図 ¥50,000 　紙本　105×142　ヤケ　虫穴　「万延元年（1860）七月」図中

Z-058　軒丸瓦　五　¥80,000～　14×10×14ほか　金痕瓦2

Z-060　幻灯機 ¥80,000～

付フイルム（箱入8ほか2） 33×14×27

Z-061

芝離宮関東

大震災遺品

¥50,000 付『大正大震 災大火災』（大 正十二年刊） 釘隠し115×10 　背板28×28

Z-062

山頭火墨字 編笠 ¥50,000 61×61×15

Z-063 『暁斎画談内篇』上下　¥80000～ 175×25 「明治二十年（1887）七月」刊

Z-064 『工藝』ほか　十一　¥50000～　 15×22ほか　『工藝』969899100102103 『これくしょん』53-5556575859

Z-065　書票　一口　¥50000～ 10×13ほか

Z-066 鹿角杖　二　 ¥50,000～ 　総長94ほか

Z-067

ステッキ　四　 ¥50,000～ 　総長98ほか

Z-068

杖　五　¥50,000～ 　総長92ほか

Z-069　近藤浩一路 葡萄画幅 ¥130,000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　20×112　表具31×188 　盆31×25×35　ヤケ　オレ 呑六作木彫葡萄盆（付桐共箱） 近藤浩一路（明治十七・1884～ 昭和三十七・1962）は、東京美術 学校西洋画科に在学中の明治四十 年（1907）、第十一回白馬会展に初 入選した。その後も第四回文展、 第七回文展に入選。大正四年 （1915）から珊瑚会に参加、次第に 日本画に転じた。また同十一年 （1922）のフランス留学を機に水 墨画の世界へと入る。

Z-071　節供蒔絵三重盃　付染付銚子　¥80,000～　付識箱（桐） 　大盃125×125×45ほか　銚子16×19×20（付杉箱　水切工作） 　大（五月、七月）　中（正月、九月）　小（正月、七月）

Z-073　歯車石　五　¥60000～　 25×25×41ほか ※下見会には持参しません。落札後の搬出も 琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せくだ さい。TEL：075-254-8851

琉球

Z-072　乃木静子　消息巻物 ¥50,000～　付識箱（桐）　紙本 　骨軸端　106×17　表具153×205　シミ Z-070　蕉風　白鷹酒造画巻物 ¥50,000～ 付木箱（桐）　絹本　朱塗軸端　125×41　表具198×45 　ヤケ　シミ

Z-074　林子平 琉球三省並三十六島之図額 ¥80000～　 紙本　75×52　額95×60 「天明五年（1785）」画中 林子平（元文三・1738～寛政五・1793）は、江 戸後期の経世思想家。

Z-075　琉球存星大盆 ¥50000～　 42×42×35　スレ　ソゲ 春日根来盆を琉球で存星に改めたとみられる

Z-077　肉筆秘画巻物 ¥220,000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端　629×28　表具707×31　ヤケ　シミ　表具ウキ　藍江扉絵　十二図

Z-078　肉筆秘画稿巻物 ¥150,000～　付木箱（桐）　紙本　軸端両欠　188×34　表具265×35　シミ　オレ　表具オレ　首部欠　四図 　画中の屏風に探幽の銘を見る

Z-079　肉筆詞章付秘画巻物 ¥150000～　付木箱（桐）　紙本　骨軸端　909×27　表具970×30　ヤケ　十図

Z-080　肉筆秘画巻物 ¥100,000～　付識箱（桐　貼札） 　紙本　牙軸端　513×34　表具531×34　シミ　オレ　十二図

Z-081　肉筆秘画巻物 ¥100,000～　付合箱（杉）　絹本　牙軸端 638×32　表具680×32　薄シミ　十二図　不読落款

Z-082　肉筆秘画巻物 ¥100000～　紙本　軸端なし　534×32 表具556×32　ヤケ　シミ　オレ　十二図

Z-084　鳥羽絵巻物 ¥80,000～　紙本　骨軸端　775×34 　表具802×34　ヤケ　シミ

Z-083　肉筆秘画　未装　¥100000～　付合箱（桐）　絹本　 242×30　台紙247×33　シミ　オレ　虫穴　六図

Z-085　鳥羽絵巻物 ¥70,000～　付木箱（桐）　紙本 　雑木軸端　414×21　表具437×21　ヤケ　シミ　スレ　オレ

Z-087　肉筆秘画巻物 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本 　ガラス軸端　255×26　表具299×28　オレ　表具オレ　六図

Z-088　肉筆秘画巻物 ¥50000～　紙本　雑木軸端　448×38 　表具488×38　ヤケ　シミ　スレ　オレ　虫穴　九図

Z-089　肉筆秘画貼交巻物 ¥50,000～　付時代箱（桐）　絹本 　骨軸端　58×14ほか　表具488×18　ヤケ

Z-090　武市瑞山　花魁画賛幅 ¥150000～

付識箱（桐　貼札）　紙本　雑木軸端　43×131　表具52×193　ヤケ 　シミ　オレ　穴　虫穴　表具オレ　中岡慎太郎賛 武市瑞山（文政十二・1829～慶応元・1865）は土佐藩郷士。通称は半 平太。武市半平太（たけちはんぺいた）と呼称されることも多い。幼名は 鹿衛。諱は小楯（こたて）。号は瑞山または茗澗。変名は柳川左門。後に 柳川左門と変名した際は雅号を吹山とした。遠縁にあたる坂本龍馬らと 土佐勤王党を結成。八月十八日の政変により投獄、切腹を命じられる。

三河某家 売立

書画を中心とした 蒐集で、不明画家の 多くは三河地方の 画家の作品とみら れる。

Z-102

文殊菩薩山水画三幅対 ¥100000～ 付時代溜塗箱（桐）　紙本 　牙軸端　43×112 　表具55×190　スレ

無款

Z-100　山本探川　三節供画三幅対 ¥100000～　付時代識箱（杉）

絹本　骨軸端　38×91　表具52×178　ヤケ 　西王母（上巳）　薬玉（端午）　菊慈童（重陽） 山本探川（享保六・1721～安永九・1780）は狩野派の絵師。名守業。明和六年 に法眼叙位。

Z-101　天神松梅画三幅対 ¥70,000

付溜塗箱（杉）　絹本　骨軸端　29×86　表具40×167　ヤケ　オレ 　キレ　表具ウキ　「源姓」朱文、「奉教之印」白文方印

Z-103　狩野探林　三聖画三幅対 ¥60,000～　付木箱（桐） 絹本　雑木軸端（虫喰） 38×100　表具49×188　ヤケ　オレ 狩野探林（享保十七・1732～安永六・1777）は鍛冶橋狩野家、名守美。

ZZ-105　一舟　芭蕉涅槃画幅 ¥50,000～　紙本　黒塗軸端　49×128 　表具62×190 　ヤケ　シミ　オレ　表具キレ 「天明戊申（1788）」画中

Z-108　高久隆古　冬松画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 40×117　表具52×196　ヤケ　シミ 　オレ　表具ヤケ 高久隆古（文化七・1810～安政五・ 1858）は大和絵の画家。

Z-106　狩野岑信　仙人画賛幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　骨軸端 29×82　表具40×163　ヤケ　シミ　表具アレ 白痴賛 狩野岑信（寛文二・1662～宝永五・1709）。

Z-109　狩野永叔　松画幅 ¥55000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 41×114　表具54×204　ヤケ　表具スレ 狩野永叔（延宝三・1675～享保九・ 1724）は中橋狩野第九代。

Z-107　楓外慎二　弓神肖像画双幅 ¥50,000～ 付識箱（杉）　絹本　黒塗軸端　42×109　表具53×190 薄ヤケ　八幡大神、日置弾正

Z-110　狩野永隆　鶴画双幅 ¥50000～ 　付時代識箱（桐）　絹本　骨軸端　40×103　表具54×193 　ヤケ　シミ　オレ　表具虫穴 狩野永隆（生歿年未詳）は江戸中期の絵師。名章信。狩野永叔 門人。

Z-111　福田半香

四季山水画四幅対 ¥120000～

付木箱（杉）2　紙本　骨軸端 58×130　表具71×187　シミ　オレ 「己酉（1849）」画中 福田半香（文化元・1804～元治元・ 1864）は遠州見付（現在の磐田市）に生 まれ、字は吉人、号は磐湖のち半香と改 め、暁夢、暁斎とも号した。天保四年 （1833）、渡辺崋山に入門し崋山に大きな 影響を受けた。

Z-113　春木南溟　照雲画三幅対 ¥100,000～　付時代識箱（杉）　絹本　骨軸端 35×97　表具47×182　ヤケ　オレ　キレ 　表具ウキ 春木南溟（寛政六・1794～明治十一・1878）は江 戸の人。父は春木南湖。名秀熙、字敬のち子輯、別号 耕雲漁者。父に師事、また宋元画を模写し、山水人物 花鳥をよくした。三条公、細川侯らの寵愛を受けた。

Z-112　菅井梅関　山水画賛幅 ¥70,000～　付時代識箱（桐）　絖本　唐木軸端 51×164　表具68×213　ヤケ　市河米庵賛 菅井梅関（天明四・1785～天保十五・1844）は 南画家。仙台の人。名岳、通称岳輔、初号東斎、 孝、諱知則。

Z-114　春木南溟　楼閣山水画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　陶磁軸端 51×129　表具65×191　ヤケ　オレ

ZZ-116　宮崎青谷　冬景山水画賛双幅 ¥70000～　付木箱（桐） 　絹本　骨軸端　51×145　表具68×208　ヤケ　シミ　蜀山道 「乙卯（1855）」画中

宮崎青谷（文化八・1811～慶応二・1866）は津藩士、画人。名定憲、字士達。 藤堂家に仕えた斎藤拙堂に漢学を学んだが、のち王建章の画法を得て一家 を成す。

Z-119　田能村竹田　月下談笑画賛幅 ¥60000～　付合箱（桐）　絹本　潤塗軸端 42×127　表具55×186　ヤケ　オレ 　表具大シミ、ウキ 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835）。

Z-117　浮田一蕙 松尾芭蕉画賛幅 ¥60000～　 付識箱（桐）　紙本　牙軸端 28×109　表具40×200　シミ 　香川景樹賛　吉川霊華箱識 浮田一蕙（寛政七年・1795～安政 六年・1859）。

Z-120　貫名海屋　山水画賛幅 ¥50000～　付識箱（桐）　絹本　牙軸端 37×112　表具51×190　ヤケ　オレ 貫名海屋（安永七・1778～文久三・1863）は儒 者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。

Z-118　東東寅 唐人風俗画幅 ¥40000～ 付木箱（杉）　絹本　潤塗軸端 36×97　表具50×191　ヤケ 東東洋の子。名は寅、字は木星、 東寅は号。

Z-121　横山清暉　楓小禽画幅

¥50000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 50×112　表具64×198　ヤケ 横山清暉（寛政四・1792～元治元・1864）は京 都生まれの四条派の画家。平安四大家の一。

Z-122　伊勢関水　日月画双幅 ¥30000～　付共箱（桐）　絹本　黒塗軸端 26×109　表具38×191　ヤケ　シミ 伊勢関水（明治三十二・1899～昭和五十二・ 1977）は尾張の画人。父門水に学び、父と同じく 狂言画を能くした。

Z-126　白井永二 一行書幅 ¥30,000～ 　付識箱（桐）　紙本 唐木軸端　33×114 　表具37×185 豊橋出身の神職

Z-123　宮川春汀 伏見稲荷画幅 ¥30000～　付木箱（桐） 紙本　骨軸端　32×123 表具45×207　ヤケ　シミ 　オレ　表具アレ 宮川春汀は明治大正期の 浮世絵師、三河出身。

Z-127　風外本高 二見ヶ浦富士画幅 ¥40,000～ 　付識箱（桐）　紙本　牙貼軸端 56×133　表具73×198　ヤケ 風外本高（安永八・1779～弘化四・ 1847）伊勢生。

Z-124　真野暁亭 達磨画幅 ¥35000～ 付合箱（桐）　絹本　唐木軸端 40×114　表具52×185 　ヤケ　シミ 真野暁亭（明治七・1874～昭和 九・1934）。

Z-125　狩野探雪 寿老画幅 ¥35000～ 付時代合箱（桐）　絹本　骨軸端 37×100　表具48×178　ヤケ 　大シミ　ウキ　オレ 　表具オレ、大シミ 狩野探雪（明暦元・1655～正徳 四・1714）。

Z-128　鬼頭道周　 観音善財童子画幅 ¥35,000～　付木箱（桐） 　絹本　潤塗軸端　40×126 　表具53×192　シミ 名古屋出身の佛画師 Z-129　寛翠 海老画賛幅 ¥30,000～　付木箱（桐） 　紙本　黒塗軸端 29×97　表具31×166 ヤケ　藤井誡堂賛 Z-130　源平合戦画幅 ¥30,000～ 付二重箱（内桐　外黒塗） 紙本　黒塗軸端　43×117 表具58×207　ヤケ　シミ 　スレ　オレ

Z-132　宮脇有景　七夕画幅 ¥40,000～　付木箱（桐）　絹本　骨軸端 42×101　表具57×186　ヤケ　シミ　オレ 宮脇有景は江戸後期、狩野派の絵師。

Z-135　白雪　鍾馗画幅 ¥30,000～ 　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 57×127　表具74×211

Z-133　谷口月窓　鬼画幅 ¥30,000 　絹本　黒塗軸端　28×26　表具39×126　虫穴 谷口月窓（安永三・1774～慶応元・1865）は伊 勢の画人。月僊に学ぶ。

Z-136　雪江　梅月画幅 ¥30,000～ 　付時代識箱（桐　鼠害）　紙本　骨軸端 56×35　表具69×125　ヤケ　スレ　オレ 　表具ヤケ　「等伯」白文印

Z-137　狩野宗信　宝珠画三幅対 ¥35,000～　付時代箱（桐）　紙本 　骨軸端　42×108　表具52×191 　大ヤケ　シミ　オレ　キレ　表具ヤケ 　右：三友　左：霊芝 狩野宗信（生年未詳～天文十四・1545） は絵師。狩野元信の長男。号は祐雪。通称 は四郎次郎。京都妙心寺霊雲院の障壁画制 作に関わったともいわれる。

Z-134　富岡鉄斎　小品画幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　絖本　唐木軸端 17×11　表具28×92 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は 南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に 鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から 絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神 社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に 転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」とい う理想を実践した。

Z-138　渡辺華山　蜘蛛画扇面幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　絹本　唐木軸端 46×15　表具57×116　ヤケ　シミ 渡辺華山（寛政五・1793～天保十二・1841）は 田原藩家老、洋学者、画家。田原藩の江戸邸内に 生まれる。名定静、字伯登、子安、通称登。はじ め華山のちに崋山と号す。別号全楽堂・寓絵堂 など。画は内職として始め、白川芝山、金子金陵 に師事､文化六年谷文晁門下に入った。西洋画法 も取り入れ、独自の様式を完成。山水・肖像など の写生画をよくした。天保三年家老。天保十年蛮 社の獄で逮捕され、国もとに蟄居、自刃した。

Z-139　川端龍子　鯉画幅 ¥80,000～　付木箱（桐）　絹本

骨軸端　54×45　表具67×138　ヤケ 川端龍子（明治十八・1885～昭和四十一・1966）は日本画家。和歌山 県出身。本名は昇太郎。白馬会洋画研究所、太平洋画会研究所に学ぶ。文 展・院展で活躍。戦前戦後を通じて独創的な作品を描いた。

Z-142　菊池芳文　蝉画扇面幅 ¥40,000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 50×27　表具65×125　ヤケ 菊池芳文（文久二・1862～大正七・1918）は大 阪生れの画家。名は常次郎、字は広紀、旧姓は三 原、のち菊池家の養子となった。幸野楳嶺の門下。 京都絵専教授、帝室技藝員ほか。

Z-140　川合玉堂　海浜画幅 ¥80,000～　付木箱（桐）　絹本 　骨軸端　51×38　表具64×134　ヤケ　シミ 川合玉堂（明治五・1873～昭和三十二・1957）は通称芳三郎。帝国美 術院会員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

Z-141　菊池容斎　小色紙三幅対

¥80000～

付時代識箱（桐）　絹本　牙軸端　17×23　表具27×179　ヤケ 　表具シミ　松本楓湖箱識 　大宰府鶯　考古品　獅子一対 菊池容斎（天明八・1788～明治十一・1878）は江戸生まれの日本画家。 名武保、通称量平。狩野派、土佐派を学び、また有職故実を研究。『前賢 故実』を上梓。第一回内国勧業博覧会で名誉龍紋賞。

Z-143　白井烟嵓　竹林弾琴画賛幅 ¥60,000～　付木箱（杉）　絹本　P軸端 52×42　表具63×140

Z-144　白井烟嵓　雨中山水画幅 ¥35,000～　付共箱（桐）　絹本　骨軸端 51×43　表具67×139　ヤケ　表具シミ 白井烟嵓（明治二十七・1894～昭和五十一・1976）は愛知県生まれの日本画家。名は龍。字は瀧司。 号ははじめ静古、後烟巌、さらに烟嵓とした。一時外海家に養子となっており、外海烟巖と名乗った。 日本南画院理事。著書『東三河画人伝』を遺している。

Z-146　渡辺省亭　松鶴寒牡丹画双幅 ¥80000～　付木箱（桐　貼札） 　絹本　牙貼軸端　41×107　表具53×189　ヤケ　オレ 渡辺省亭（嘉永四・1851～大正七・1918）は江戸神田の人。菊池容斎の門人。花鳥 画を能くす。明治二十一年（1888）にパリ万国博覧会で銅牌をうけ、渡仏後は洋風を いかした花鳥画を描いた。渡辺水巴（俳人）は長男。

Z-148　日根対山 高士山水画賛幅 ¥55000～　 付識箱（桐）　絖本　唐木軸端 52×138　表具64×198 　田近竹邨箱識 日根対山（文化十・1813～明治 二・1869）は南画家。名は盛長、字 は小年、別号茅海・錦林子・小墨庵 など。姓は日根野とも称した。

Z-149　白井烟嵓 雪中読書画賛幅 ¥50000～　 付識箱（桐）　絹本　骨軸端 42×134　表具56×200　ヤケ　シミ 　錦岳箱識

Z-147　早瀬来山　書画双幅 ¥50000～ 　付識箱（桐）　紙本　唐木軸端　28×91　表具42×175 　ヤケ　シミ　オレ　梅荘箱識 早瀬来山（文化五・1808～明治二十三・1890）は越前の絵師。松 村景文、岡本豊彦に学んで四条派を修めたが、南画風も能くした。

Z-150　白井烟嵓 松下農耕画幅 ¥55000～ 付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 33×132　表具47×207　シミ 　表具ウキ

Z-151　北涯

春秋山水画賛双幅 ¥50000～

付木箱（杉）　絹本　唐木軸端 15×138　表具18×195　ヤケ　シミ 白井烟嵓（明治二十七・1894～昭和五十一・1976）は愛知県生まれの日 本画家。名は龍。字は瀧司。号ははじめ静古、後烟巌、さらに烟嵓とした。 一時外海家に養子となっており、外海烟巖と名乗った。日本南画院理事。著 書『東三河画人伝』を遺している。

Z-152　渡辺小華

松鶴画賛幅 ¥35,000～ 付識箱（桐）　小澤香風折紙 紙本　唐木軸端　54×135 表具65×197　スレ　オレ 　小澤香風箱識

Z-153　渡辺小華 　梅菊画賛幅 ¥35,000～ 付合箱（桐）　紙本 唐木軸端　30×130 表具42×194 ヤケ　シミ

Z-154　渡辺小華

歳寒二雅画賛幅 ¥30,000～　付木箱（桐） 　紙本　唐木軸端　54×124 　表具61×208　シミ　オレ

Z-155　渡辺小華 花鳥画賛幅 ¥30,000～　 付木箱（桐）　紙本 唐木軸端　50×120 表具63×183　ヤケ　オレ 　表具スレ

Z-156　渡辺小華　 柳下双鳥画幅 ¥30,000～　付木箱（杉） 絹本　唐木軸端　38×117 　表具51×203　ヤケ 　大シミ　表具大シミ

渡辺小華（天保六・1835～明治二十・1887）は渡辺崋山の次男、江戸生まれ、名は諧。七歳で父崋山と死別の後、崋山の弟子椿椿山に画を学んだ。

Z-157　菅井梅関 山水画幅 ¥35000～ 付木箱（桐）　紙本　P軸端 55×132　表具67×201 　ヤケ　シミ　スレ　穴 菅井梅関（天明四・1785～ 天保十五・1844）。

Z-158　川村雨谷　 山水画幅 ¥30000～　 付木箱（桐）　紙本 唐木軸端　41×152 表具57×211　ヤケ　シミ 　オレ　表具シミ 川村雨谷（天保九・1838 ～明治三十九・1906）。

Z-159　白井烟嵓 帰帆画幅 ¥30000～ 付共箱（桐　蓋カケ）　絹本 P軸端　51×142 表具68×207　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、キレ 白井烟嵓（明治二十七・ 1894～昭和五十一・1976）。

Z-160　早川蓼香　 春景竹林画賛幅 ¥30000～　付合箱（桐） 絹本　唐木軸端　42×131 　表具55×190　ヤケ

Z-161　早川蓼香 　山水画賛幅 ¥30000～　付合箱（桐） 　紙本　唐木軸端 33×135　表具48×197 　ヤケ　オレ 　表具オレ、ヤケ

Z-163　梅嵒　秋冬山水画賛双幅 ¥30,000～　 付共箱（桐）　絹本　唐木軸端　42×124　表具56×184 　ヤケ　シミ　オレ

Z-164　北川金鱗　 山水画幅 ¥35,000～　 付木箱（桐）　絹本　牙軸端 56×167　表具74×224 　シミ　表具ウキ 金沢生、佐竹永湖門人

Z-167　香崖　青緑山水画賛双幅 ¥40,000～　付共箱（桐）　絹本　骨軸端　36×128 　表具50×196　ヤケ　シミ

Z-165　大橋廉堂　 山水画賛幅 ¥30,000～ 　付共箱（桐）　紙本 　唐木軸端　54×130 　表具67×210　オレ

Z-168　陶里散人　 山水画賛幅 ¥30,000～ 　付共箱（桐）　絹本 　唐木軸端　43×142 　表具56×220　ヤケ

Z-166　中島春鴎　 冬景画幅 ¥30,000～　 付共箱（桐）　紙本　骨軸端 30×133　表具41×204 　嵐峡 中島春鴎（明治二十・ 1887～歿年未詳）。

Z-169　前澤紫仙　 山水画幅 ¥30,000～　 付木箱（桐）　絹本　P軸端 35×114　表具49×198 　シミ Z-170　北涯 山水画賛幅 ¥30,000～ 　付木箱（杉）　紙本 　唐木軸端　55×138 　表具57×210

Z-171　山下青厓　 竹鶏画賛幅 ¥35000～ 　付合箱（桐）　絹本 　唐木軸端　33×125 表具43×192　ヤケ　オレ

Z-172　山下青厓　 菊蟹画賛幅 ¥30000～ 　付木箱（桐）　紙本 唐木軸端　34×135 　表具46×201　シミ　オレ

山下青厓（安政五・1858～昭和十七・1942）は浜松生、 名伊太郎、字孝雄、初号龍渓、号に聖崖、青崖、青厓、梧竹 園、碧雲書屋ほか。

Z-176　佐藤紫烟　 草花魚画賛幅 ¥30,000～　付木箱（桐） 絹本　唐木軸端　39×105 表具53×183　シミ　オレ 　表具シミ、ウキ

Z-173　田能村小篁 　紫陽花雀画賛幅 ¥35000～ 付識箱（桐　破損）　絹本 唐木軸端　37×113 表具50×178　ヤケ 田能村小篁（明治十二・ 1879～明治四十三・1910）。

Z-177　穂永華亭

鶏画幅 ¥30,000～ 付木箱（杉）　絹本　骨軸端 42×125　表具57×191 　シミ

Z-174　竹本穂山　 蓮画賛幅 ¥30000～　 付木箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　39×111 表具52×198　ヤケ　シミ 　オレ

Z-178　贄岳川

芦雁画幅 ¥30,000～　 付木箱（桐　破損）　紙本 P軸端　49×131 表具62×194　ヤケ　大シミ 　オレ

Z-175　金原梅僊

花鳥画賛幅 ¥30000～ 　付共箱（桐）　絹本 竹軸端　27×114 　表具30×190　ヤケ　シミ

Z-179　拙堂

樹上猿画幅 ¥30,000～ 　付木箱（桐）　絹本 牙軸端　41×126 表具55×209　ヤケ　大シミ

Z-180　泉僊

雲龍画幅 ¥30,000～　 付木箱（桐）　絹本　骨軸端 34×117　表具49×189

Z-182　竹翠　月下画幅

¥30000～　紙本　雑木軸端 51×111　表具56×185　ヤケ　シミ 　スレ　オレ

Z-186　鈴木挙山　 韓信股潜画幅 ¥30,000～　付識箱（杉） 　紙本　黒塗軸端　46×131 　表具60×197　シミ　オレ 豊橋画人、鈴木鵞湖に師 事

Z-183　美竹　墨竹画幅

¥30000～　付大工箱　紙本 　黒塗軸端　32×131　表具46×194 　ヤケ　シミ

Z-187　西龍堂 橋上美人画幅 ¥35,000～　付合箱（桐） 絹本　唐木軸端　42×109 表具55×187　ヤケ　シミ

Z-184　宅島　秋景画幅

¥30000～　付合箱（桐）　紙本 　牙軸端　48×109　表具59×195 　シミ　オレ

Z-188　春陽 大原女画幅 ¥35,000～ 　付木箱（桐）　絹本 骨軸端　42×111 表具53×190　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、ウキ

Z-185　獨露高上人 蘭蔦画双幅 ¥30,000～ 付木箱（杉）　紙本　唐木軸端 14×126　表具22×198

Z-189　鈴木松年門弟 合作宝珠画幅 ¥35,000～　 付識箱（杉）　紙本　唐木軸端 62×137　表具75×192　シミ 　オレ　表具ウキ 鈴木松年（嘉永元・1848～大 正七・1918）。

Z-190　耕雪 羽衣画幅 ¥30,000～　 絹本　朱塗軸端　36×112 　表具49×176　ヤケ

Z-191　今尾景年　霊芝蝙蝠画幅

¥30000～　付識箱（桐）　紙本　唐木軸端 63×32　表具65×120　オレ　福寿　翠雲箱識 今尾景年（弘化二・1845～大正十三・1924）。

別号聊自楽、養素斎。幼名猪三郎、名永勤、字子 裕。梅川東居、鈴木百年に師事。

Z-194　文晋　富士画幅 ¥30000～

紙本　雑木軸端　57×43　表具70×128 　スレ　オレ

Z-197　近藤浩一路　鵜画扇面幅 ¥35000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　53×20　表具73×145　オレ 近藤浩一路（明治十七・1884～昭和三十七・ 1962）。

Z-192　平井楳仙　秋景山水画幅 ¥30000～　付合箱（桐）　絹本　P軸端　51×38 　表具67×135　ヤケ　シミ　表具ヤケ、シミ 平井楳仙（明治二十二・1889～昭和四十四・ 1969）は京都生まれの日本画家。

Z-195　秋峰　波頭画幅 ¥30000～

付識箱（桐）　紙本　陶磁軸端　44×32 　表具58×134　シミ

Z-198　杉山丈夫　菖蒲画幅 ¥30000～　絹本　P軸端　53×43　表具63×136

Z-193　山下竹斎　田園画幅

¥30000～　付木箱（桐）　絹本　P軸端 57×53　表具72×157 山下竹斎（明治十八・1885～昭和四十八・ 1973）は京都生まれ。名覚太郎。

Z-196　永井繁男　舟画扇面幅 ¥30000～　付共箱（桐）　紙本　骨軸端　50×19 　表具58×128　ヤケ　シミ 豊橋の日本画家、昭和二年生。

Z-199　杉山丈夫　田園画幅 ¥30000～　付共箱（桐）　絹本　P軸端　52×44 　表具64×142　ヤケ　表具ヤケ　ぶんね峠

杉山丈夫（1919～歿年未詳）は日本画家。中村岳陵に師事。白土会会員。

ZZ-201　藤井達吉　 瀧画幅 ¥50,000～ 付共箱（桐）　絹本　牙軸端 42×114　表具56×201 藤井達吉（明治十四・ 1881～昭和三十九・1964）。

Z-202　西郷南洲　四行書幅 ¥80000～　付二重箱（内識杉） 紙本　唐木軸端　56×130 　表具75×184 西郷隆盛（文政十・1827～明治十・ 1877）。

Z-203　一真　名号三幅対 ¥50,000～　付木箱（桐）　絖本　黒塗軸端 35×137　表具47×198　ヤケ　オレ

Z-204　木戸孝允 三行書幅 ¥40000～ 付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 32×129　表具47×204　シミ　オレ 　ヨゴレ　表具シミ 木戸孝允（天保四・1833～明治 十・1877）は長州藩士、政治家。

Z-206　山岡鉄舟 一行書幅 ¥35000～ 付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 30×137　表具43×201　シミ　オレ 山岡銕舟（天保七・1836～明治二 十一・1888）は剣客、政治家｡ Z-205　犬養毅　三行書幅 ¥40000～　付共箱（杉）　絹本 唐木軸端　41×131　表具54×214 　オレ 犬養毅（安政二・1855～昭和七・ 1932）は政治家。岡山藩士の家に生 まれる。号木堂。

Z-207　貫名海屋　書双幅 ¥35000～　付時代識箱（桐） 紙本　牙軸端　14×123 　表具17×183　ヤケ　シミ　オレ 　虫穴　「辛亥（1851）之秋」書中 貫名海屋（安永七・1778～文久 三・1863）は儒者、書家、文人画家。

Z-208　小野湖山 四行書幅 ¥30,000～ 付合箱（桐）　紙本　雑木軸端 55×139　表具64×200　シミ　オレ 「八十一翁」書中

Z-209　小野湖山 二行書幅 ¥30,000～ 付合箱（杉）　紙本　雑木軸端 31×138　表具42×205　シミ　オレ

小野湖山（文化十一・1814～明治四十三・1910）は近江生まれの漢詩人。

Z-212　荒川同楽　俳句幅 ¥30,000～　付木箱（桐）　紙本 　潤塗軸端　22×135　表具26×190 荒川同楽（文久三・1863～昭和三 十二・1957）は岡崎市出身の医師、 俳人。正岡子規に師事。

Z-213　与謝野晶子　歌幅 ¥30,000～　付木箱（桐）　紙本 骨軸端　34×138　表具47×204 　ヤケ　シミ　オレ 与謝野晶子（明治十一・1878～昭 和十七・1942）は歌人・詩人。

Z-210　倉田績　二行書幅 ¥30,000～　付共箱（杉）　紙本 唐木軸端　34×135　表具48×207 シミ　「明治庚子（1900）」書中 倉田績（文政十・1827～大正八・ 1919）は伊勢生まれの漢学者。

Z-214　小野湖山ほか 扇面貼交幅 ¥30,000～ 付木箱（桐）　紙本　牙軸端 47×15　表具63×177　ヤケ

Z-211　佐藤一斎 二行書幅 ¥30,000～ 　紙本　唐木軸端　29×125 　表具43×204　ヤケ　スレ 佐藤一斎（安永元・1772～安政六・ 1859）は儒学者。名は担、通称は捨蔵、 別号に愛日楼。

Z-215　譚鳳儀 蘇東坡画賛幅 ¥30,000～ 紙本　雑木軸端　52×133 表具65×187　ヤケ　大シミ 　表具ヤケ

Z-217　松林桂月　柳蝉画額 ¥30,000～　 紙本　47×14　額72×38　ヤケ　オレ 松林桂月（明治九・1876～昭和三十八・1963）。

Z-220　田中圭一　栗画額 ¥30000～　 紙本　52×39　額71×58　シミ

Z-218　近藤浩一路　胡瓜画扇面額 ¥30,000～　紙本　52×19　額78×40　ヤケ　シミ 近藤浩一路（明治十七・1884～昭和三十七・1962）。

Z-221　田中圭一　風景画額 ¥40000～　紙本　59×44　額78×63

田中圭一は大阪府出身の画家。1959年生。行動美術協会会員。

Z-223　永井繁男　風景画額 ¥30000～　紙本　59×45　額80×66 豊橋の日本画家、昭和二年生。

Z-224　古川明雄　油彩風景画額 ¥30000～　52×44　額67×59　カンバス 古川明雄は兵庫県出身、1932年生。日美絵研会 員。

Z-226　平川敏夫　塔境画額 ¥30000～　 付共シール　紙本　15×22　額37×44

Z-227　黒光茂明　百合花画額 ¥30,000～　紙本　78×44　額95×61

Z-219　入江波光　白蛇画額 ¥35,000～　絹本　49×44　額69×63 　ヤケ　シミ 入江波光（明治二十・1887～昭和二十 三・1948）。

Z-222　倉橋寛 油彩スペイン風景画額 ¥35000～　 52×44　額62×54　カンバス 倉橋寛は東京の洋画家、1927年生。

Z-225　平川敏夫　古木画額 ¥30000～　紙本　32×23　額50×41 平川敏夫（1924～2006）は日本画家。

Z-228　江崎真弓　裸婦画額 ¥30,000～　紙本　40×32　額64×56

Z-229　巻菱湖　漢詩幅 ¥30,000～ 　絹本　黒塗軸端　31×30　表具42×129 巻菱湖（安永六・1777～天保十四・1843）は越 後国生まれの書家。

Z-232　松浦建　油彩静物画額 ¥30,000～　23×40　額42×59　カンバス 　大潮会

Z-230　荒川同楽　蘭画賛幅 ¥30000～　付木箱（桐）　紙本　潤塗軸端 45×32　表具49×115 「九十四才」画中

Z-233　中村仁志 油彩印度少女画額 ¥30000～　39×51 　額59×71 1991年　カンバス

Z-235　京薩摩大名行列文香炉 ¥100000～　付木箱（桐） 15×15×10　磁貫　「龍山」銘

Z-231　荒川同楽　座僧画賛幅 ¥30000～　付木箱（桐）　紙本　潤塗軸端 47×34　表具51×115　シミ

Z-234　雲龍蒔絵薩摩琵琶 ¥50000～　 付撥　飾台　総長93　ヒビ　象牙装

Z-236　梨子地牡丹唐草蒔絵香合 ¥30000～　8×8×6　小ソゲ　錫縁　内梨子地 荒川同楽（文久三・1863～昭和三十二・1957）は岡崎市出身の医師、俳人。正岡子規に師事。

Z-238　雲龍透五彩蓋付壺 ¥100,000 　付木箱（桐）　唐木台　32×32×59　磁貫　ヒビ 　接合補修　台不離

Z-240　色絵沈香壺　大小　¥60,000～　 付雑木箱　19×19×22ほか

Z-243　佐兵衛　尻張釜 ¥80000～ 　付共識箱（桐）　銅蓋　28×25×23 　宙宝宗宇箱識

Z-239　常滑壺 ¥80000～　38×385×52 　カケ　灰降

Z-241　薩摩武将絵花瓶　一対 ¥50,000～　付雑木箱　19×19×31　スレ　磁貫

Z-244　染付十長生文筆筒 ¥50000～　 135×135×12　ヒビ

Z-242　青貝波千鳥蒔絵大名火鉢 ¥50,000～　49×49×25　スレ

Z-245　染付芙蓉手皿 ¥40000～ 　付木箱（桐） 21×21×3　磁貫　初期伊万里

Z-246　色絵寿司鉢　十　¥30,000～ 　付識箱（杉） 22×22×4

Z-247　色絵八角小鉢　五 ¥30,000～　125×125×55

Z-250　信楽中壺 ¥30000～ 25×25×29 Z-251 弓野唐津青釉五耳壺 ¥30000～　付大工箱（杉） 21×21×25　耳一補修

Z-254　縁緑硝子鉢　二　¥40000～　 26×26×125ほか

Z-257　唐木五脚台 ¥30,000～ 38×38×22　天板ヒズミ

Z-248　二代真清水蔵六 染付百唐人鉢 ¥30,000～　 付識箱（桐） 18×18×8 　三代蔵六箱識 二代真清水蔵六（文久元・ 1861～昭和十一・1936）。

Z-252　葡萄文硝子盃洗 ¥30000～　15×15×14

Z-255　縁赤硝子小鉢　三　¥30000～　 15×15×65ほか

Z-258　セス・トーマス 　八角掛時計 ¥50,000～ 44×12×67

Z-249

磁胎九谷色絵寿老人 ¥30,000～ 　付木箱（杉）　像高16

Z-253　ガラス吊ランプ ¥30000～　34×34×52

Z-256　木根花台 ¥30000～　75×45×10 　ワレ

Z-259　置時計 ¥50,000～　付時代合箱（杉） 20×20×29　要修理　琺瑯

Z-260　ソニー マイクロテレビ ¥30,000～ 　付オリジナル紙箱　21×20×12

中国美術

CN-001　銅鍍金立像 ¥350,000～　付識箱（桐）　像高11

CN-003　銅造伏羲女媧像 ¥50,000～　 付木箱（桐）　唐木飾台　75×3×85

CN-002　銅造菩薩立像 ¥280,000～　付木箱（桐　貼札）　飾台 　像高20　足元欠

CN-004　銅造文殊菩薩台坐獅子 ¥50,000～　付木箱（桐） 7×25×55

CN-005　唐木苦行者 ¥50,000～　 16×11×17

CN-010　銅造菩薩坐像 ¥100,000～　総高26

CN-012

鉄銀象嵌九鈷杵 ¥230,000～　総長15

CN-011　唐木彫菩薩坐像 ¥100,000～　付唐木台　像高28

CN-013　西蔵鉄九鈷杵 ¥50,000～　総長21

CN-014

銅喚鐘 ¥50,000～ 15×9×21

CN-015　貴石貼込六曲衝立 ¥300,000～　246×183

CN-019　玉杖頭 ¥120,000～　付飾台　総長17

CN-021　白玉鴛鴦彫書鎮 ¥100000～ 5×35×55

CN-023　白玉彫帽頂飾 ¥50000～ 　付識箱（桐） 45×35×55

CN-020　玉香炉 ¥100,000～　付木箱（桐） 11×11×8 「乾隆年製」刻銘

CN-024　玉帯留 ¥50000～　総長65

CN-022　白玉書鎮 ¥100000～　 付合箱（桐） 6×6×15

CN-025　水牛角爵形飾 ¥80000～ 　付合箱（桐） 3×7×185　ソゲ

CN-026　騎馬人物俑 ¥350,000～　付木箱（桐）　唐木飾台　 21×9×26　頸、馬脚ほか補修

CN-028 アンダーソン壺 ¥150000～ 付識箱（材不明） 36×29×30 「紀元前2500～2300年 放射性炭素年代測定済」箱識

CN-027　唐三彩三脚壺 ¥200,000～　付黒塗合箱（桐） 14×14×10　脚共色補修

CN-029　神獣葡萄鏡 ¥200,000～ 　付木箱（桐） 11×11

CN-031　唐三彩壺 ¥80,000～　付識箱（桐） 20×20×17

小山冨士夫箱識

CN-032　湖州鏡　五　¥100,000～　付木箱（桐　蓋ヒビ） 14×14ほか

CN-033　銅剣 ¥80,000～　付木箱（杉）　総長50

CN-035　銅人物飾斧 ¥50,000～　 付時代合箱（杉） 20×4×26

CN-036　銅鍍金小壺 ¥50,000～　 7×7×65

CN-034　漢緑釉虎犬 ¥50,000 　付木箱（桐　貼札） 62×20×46　磁貫

CN-037　銅獣耳四方花入 ¥50,000～　 付合箱（桐） 11×95×26 「大明宣徳年製」鋳銘

CN-038　漢緑釉 ¥50000～ 　付木箱（桐） 23×23×31　剥離　穀倉

CN-039　加彩西戎俑 ¥50000～ 　像高57

CN-041　銅剣 ¥50,000～　総長51

CN-043　七宝花瓶 ¥50000～ 　付木箱（杉） 22×22×36

CN-040　文字塼 ¥50000～　21×12×43 17kg　カケ　ソゲ　ヒビ 「南昌府提調官通判王武司吏萬宗（程） 新建縣提調官主簿 ……」銘

CN-042　孔雀石香炉 ¥50,000～　付時代識箱（桐）　唐木台　 12×9×9　カケ

CN-044　黒地七宝花鳥文花瓶 ¥70,000～　24×24×38

CN-045　七宝花瓶　三　¥50000～ 6×6×16ほか 　青地藤（「大吉」底銘）　鳳凰　黒地孔雀（付唐木台） CN

CN-047　銅柑子口花入 ¥200000～　付識箱（桐） 唐木台（不具合） 27×27×37　エクボ　穴

CN-049 太湖石 ¥120,000～ 付唐木台 　総高20

CN-048　唐物手付籠花入 ¥150000～　付時代識箱（桐） 仕覆　16×16×20

CN-050　亀文堂　銅猪 ¥120000～　21×7×10　在銘

CN-051　端渓硯 ¥350000～　付時代識箱（桐）　唐木蓋、台　 21×14×45

CN-053

端渓雲龍硯

¥200,000～ 付合箱（杉） 唐木箱 20×13×3 　裏面雲龍彫文

CN-052　白端渓硯 ¥310000～　付唐木箱（王福厂詩文彫） 115×115×5 「樹安」銘

CN-054　松花石硯 ¥150000～　付唐木箱 105×105×2

CN-056　朱泥急須 ¥50000～　付合箱（桐） 11×65×7

CN-057　翠玉急須 ¥50000～ 　付溜塗箱（桐） 105×6×6

CN-058　素文小鉄瓶 ¥50000～ 　付銅蓋（無銘） 13×12×17　底補修

CN-059　南京染付煎茶碗　五　¥60,000 　付木箱（桐）3　錫茶入　茶合　75×75×4

CN-060　翠玉茶器揃　七　¥50,000 　付合箱（桐）　急須14×85×8ほか　湯冷　碗5

CN-061　錫六角茶壺 ¥50,000 17×16×25　アタリ　スレ 「東昌自造」底銘

CN-062　端渓硯 ¥70,000～　付木箱（桐） 33×22×6　カケ

CN-063　硯　五　¥70,000～　16×12×3ほか

CN-064　蓮形筆洗 ¥50,000～ 　付木箱（モミ） 12×9×5

CN-065　堆朱食籠 ¥500,000～　付木箱（桐） 18×18×10　内黒

CN-069　唐物青貝掛板 ¥120,000～　付時代識箱（桐　虫喰） 155×395　剥離 「天保十二辛丑（1841）」箱識 　伝福井崇蘭館旧蔵

CN-070　唐木蘭文彫腕枕 ¥150,000～ 付識箱（桐） 75×20　ヒビ

CN-072　堆朱筆 ¥70,000～　柄長195

CN-075　唐物芦水禽文香合 ¥60,000～ 付時代識箱（桐） 7×7×13　縁補修　剥離 　内黒

CN-073　貼堆朱花入 ¥60,000～　 135×135×35　スレ

CN-076　存星西蔵悉曇文香合 ¥50000～　付木箱（杉） 95×95×3　規方カケ 　内黒

CN-071　斑竹詩彫 香筒 ¥90,000～ 　総長29　在銘

CN-074　堆朱唐子遊文香合 ¥80,000～　付木箱（桐）　仕覆　85×85×3 　内黒

CN-077　漆皮胎黒漆梅形菓子盆 ¥50000～　付時代識箱（桐） 27×27×35 　漆ウキ

CN-078　数珠　七　¥50,000～ 　総長132ほか

CN-079　青貝卓 ¥50,000～　60×39×175 　剥離

CN-081　葉盆 ¥80000～　55×31×2　ワレ

CN-082　唐木地金工縁煎茶盆 ¥50,000～ 32×16×2

CN-083　唐木台　十五　¥50,000～　18×18×5ほか

CN-080　竹細工　二　¥50,000～ 　物入65×35×71　赤子寝台96×34×14

CN-084　七宝飾壺 ¥300,000～　27×27×32

CN-086　古染付柑子口花入 ¥750000～　付木箱（桐） 14×14×305

CN-088　天青釉飾耳花瓶 ¥500000～　付木箱（桐）　唐木台　 23×23×32 「大清雍正年製」銘

CN-090　青磁牡丹唐草文盤 ¥500,000～　付唐木台　37×37×7　ヒビ　磁貫

CN-091　天龍寺青磁香炉

¥250000～　付木箱（桐）　銀火舎　 16×16×125　脚先時代補修　カケ

CN-092　天龍寺青磁酒会壺 ¥250000～　付溜塗箱（桐） 13×13×12 　蓋裏小ソゲ

CN-093　龍泉窯青磁双耳花入 ¥500000～　付時代箱（桐） 115×8×25　磁貫　四方胴

CN-094　青磁獣面飾花入 ¥250000～ 　付時代溜塗箱（桐　虫喰） 95×95×24　磁貫 CN-095　染付八仙文水指

CN-098　越州窯香合 ¥210000～　付識箱（桐） 6×6×25

CN-099　古染付丸橋杭香合 ¥100000～　付木箱（桐　貼札） 35×35×6

CN-100　鈞窯楕円水盤 ¥250,000～　付識箱（杉） 56×40×6　磁貫

CN-101　染付双耳大花瓶 ¥100,000～ 　付時代合箱（杉） 37×37×56

CN-102　青白磁香炉 ¥100,000～　付木箱（材不詳） 白玉鈕唐木蓋　115×115×9

CN-104　柿釉天目茶碗　付天目台　 ¥50000～　碗12×12×5

CN-107　呉須大皿 ¥50,000～　 39×39×8　カケ、ワレ接合銀補修

CN-103　呉須大皿 ¥100,000～　38×39×95　虫喰金補修

CN-105　吉州窯褐釉天目碗 ¥50000～　12×12×6

CN-108　呉須大皿 ¥50,000～　 38×385×9　ワレ接合補修　ヒビ

CN-106　青磁蓮弁刻茶碗 ¥50000～　 13×13×6　スレ

CN-109　葛明祥　水盤 ¥50,000～　 79×50×11　在銘 清朝乾隆嘉慶（1736-1820）頃の宜興窯の名工。 弟の葛源祥とともに海鼠釉の美しい盆器などを 製作。

CN-111　染付小皿　五　¥50,000～ 7×7×2　ソゲ

CN-113　青磁獅子鈕香炉 ¥60,000～　 付木箱（桐　貼札） 7×7×13 　磁貫　身部接合補修

CN-116　青磁刻文鉢 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 24×24×75　磁貫

CN-112　南京染付向付　五　 ¥50000～　付合箱（桐） 12×12×35

CN-114　青磁袴腰香炉 ¥50,000 　付時代識箱（桐）　銀火舎　10×10×9　磁貫

CN-117　柿釉天目茶碗 ¥50,000～ 　付合箱（桐）　黄銅覆輪　仕覆　13×13×7

CN-115　徳化窯白磁双耳香炉 ¥50,000～　付唐木台　玉鈕唐木蓋 17×12×13 「宣徳」底印銘

CN-118　黒釉手付壺 ¥50,000～　 19×17×22

CN-119　磁州窯鯉乗童水滴 ¥50000～　付識箱（桐） 14×5×75 　童頭補修

CN-122　粉彩双耳瓶　一対　¥50,000 　付合箱（桐） 10×9×24

CN-120　徳化窯布袋坐像 ¥50000～　 像高17　右第二指補修

CN-123　青磁蓮池浮彫花瓶 ¥50,000～　付木箱（桐　貼札）　仕覆 　三杉隆敏鑑定書　14×125×27　窯キレ 　李王家工房作か

CN-121　染付高卓 ¥80000～ 　付時代溜塗箱（桐　貼札） 33×33×39 「乾隆年製」銘

CN-124　磁州窯四耳花入 ¥50,000～　 付木箱（桐） 15×15×28　耳元共色補修

CN-125　曹渓六祖源流書巻物 ¥100,000～　付合箱（桐）　紙本　雑木軸端　125×28　表具146×28　オレ　キレ　虫穴　表具キレ、虫穴

CN-127　陸治　花鳥画幅 ¥450,000～　絹本　唐木軸端　 44×116　表具57×245　ヤケ　オレ　キレ補修　表具オレ、シミ 陸治（1496～1576）は呉派の画家。字叔平、号包山子、江蘇省呉県人。 陸銘の子。科挙の試験に失敗し支石形山に隠棲。詩画文をよくし、文徴 明や祝允明と交友す。著に『陸包山遺稿集』がある。

CN-128　李用雲　墨竹画幅 ¥400,000～ 　付二重箱（内時代識桐）　所載コピー　紙本　唐木軸端　38×111 　表具51×192　ヤケ　シミ 　佐野美術館、神奈川県立美術館出品作 李用雲は清の文人画家。字大騰、号随庵。長崎に来舶し、墨竹を能くした。

CN-129

騎馬人物画賛幅 ¥450,000～　付大工箱　太巻 　絹本　牙軸端　54×82 　表具69×179　シミ　オレ 穴　キレ

CN-130　東皐心越　牡丹画賛幅 ¥120,000～ 　付時代識箱（桐　貼札）　紙本　黒塗軸端　52×35　表具57×105 　ヤケ　薄シミ　オレ　虫穴　表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 東皐心越（明・崇禎十二・1639～元禄八・1695）は曹洞宗の渡来僧。 諱兆隠、興儔、号東皐。浙江省浦江県生まれ、三十二歳で杭州永福寺住持、 三十七歳のとき日本に来訪し、長崎の興福寺に住して七弦琴や黄檗文化 を広めた。書、画、楽、篆刻に長じた。水戸光圀に招かれて同地に祇園寺 を開山。

CN-131　柏鳩画幅 ¥70,000～　付木箱（杉　貼札）　絹本 　牙軸端　51×26　表具63×116　ヤケ　スレ　オレ　表具虫穴

CN-133

木庵性瑫　一行書幅 ¥150000～　付時代識箱（桐） 　紙本　骨軸端　26×121 表具29×200　ヤケ　スレ 　オレ

木庵性瑫（万暦三十九・1611 ～天和四・1684）は中国、明末 清初の禅僧で、明暦元年 （1655）来日、宇治の黄檗山萬 福寺に入り、寛文四年（1664） 隠元のあとをうけて黄檗第二 代の住持となり、隠元、即非と ともに黄檗の三筆と称される。

CN-134　木庵性瑫 　一行書額 ¥50000～　紙本 24×66　額37×89　虫穴

CN-135

唐絵草花鴛鴦幅 ¥50000～　 付黒塗箱（桐　貼札）　紙本 　牙軸端　31×88　表具41×172 ヤケ　シミ　スレ　オレ 表具オレ、ヤケ、シミ　竹屋町表装

CN-136　相良刺繍裂貼屏風 中形　二曲　一隻　¥250,000 　屏風148×152　オゼ修理

朝鮮美術

KR-001　朝鮮竹虎画幅 ¥850,000～　付二重箱（内杉）　紙本　錦包軸端 98×105　表具111×264　スレ　オレ　虫穴

KR-003　張承業　松鷹画額 ¥1000000～　紙本 29×121　額49×155　ヤケ　シミ　補彩 　下寛植（小 ）画中極 張承業（チャン・スンオプ、1843～1897）は、李氏朝鮮後期の画家。 字は景猶、号は吾園。檀園・金弘道、蕙園・申潤福とともに「三園」 の一人。

KR-004　大院君　蘭画幅 ¥250,000～　付木箱（桐）　綿布　 唐木軸端　27×113　表具30×177　ヤケ　シミ　スレ　オレ 表具アレ

KR-005　大院君　蘭画幅 ¥250,000～　付合箱（桐）　絹本　 雑木軸端　32×88　表具44×164　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、シミ 李是応（1820-1898）は李氏朝鮮英祖の玄孫、南延君球の四男。高宗の父。全州の人。字は時白、号は石坡。海東居士・老石という大院君（正一位）に叙せ られ、幼少の王を摂政して国政を担った。李朝末期に政治家として手腕を振るう傍ら墨蘭の名手として世に聞こえた。画風は李朝南宗画の新境地を開い た金正喜（1786-1856）の影響を強く受けていたが、後に独自の画境を開き、閔泳翊と双璧をなす存在となった。

KR-009　朝鮮民画蓮池鴨幅 ¥90000～　付識箱（桐）　絹本　黒塗軸端 31×99　表具42×180　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、シミ　唐絹

KR-007　李朝民画　未装　四　¥450000～　絹本　17×30ほか　ヤケ　大シミ　スレ

KR-008　朝鮮民画画賛 未装　三　¥60,000～　紙本 35×103ほか　ヤケ

KR-010　朝鮮民画幅 ¥75000～ 付識箱（桐　シミ）　紙本　雑木軸端　44×119 　表具55×179　大アレ

KR-011　李朝民画椿鶉幅 ¥50000～　 紙本　牙軸端　33×85　表具45×167 　ヤケ　シミ　スレ

KR-012　蕉山

烙画牡丹幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　紙本　雑木軸端 28×100　表具40×183　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ

KR-013　金祖淳　花文字双幅 ¥50,000～　 付時代溜塗箱（桐　貼札）　紙本　錦包軸端　29×124 　表具36×168　ヤケ　シミ　オレ　キレ 　表具オレ、ヤケ、シミ、ウキ

KR-014

円窓花蝶画　未装　 ¥60,000～　絹本 31×31　大ヤケ　スレ 　オレ

KR-015

名士　書　未装　十二 ¥80000～　紙本 27×21ほか　ヤケ 金善臣　柳顯章 舘豹　栗崎元恭 徐荷舟　楊少谿ほか

KR-016　金正喜　二行書幅

¥135,000～　付木箱（桐）　綿布　唐木軸端 40×150　表具55×218　ヤケ　シミ 金正喜（1786～1856）は李朝の官吏、書家。慶 州生。字元春、号秋史、阮堂、礼堂等ほか。書画 を能くし、蘭竹、山水、仏画などを描き、特に蘭 に巧みであった。また聖書と仰がれる。

KR-018　高麗青磁白土象嵌花入 ¥250000～　付合箱（桐） 17×17×32　磁貫

KR-020　青磁四足小壺 ¥280000～　付木箱（桐）　仕覆　牙蓋 85×85×6

KR-019　李朝染付龍文花入 ¥200000～　付木箱（桐） 15×15×27　高台金補修　底トリアシ、ヒビ

KR-021　李朝辰砂壺 ¥200000～ 23×23×19　ヒビ　口辺補修

KR-022　李朝白磁台鉢 ¥150,000～　付木箱（桐） 21×21×10 　窯キレ

KR-024　李朝竹胎紙筒 ¥250,000～ 　付木箱（桐） 21×21×20　ヒビ

KR-023　李朝白磁二条壺 ¥150,000～　付木箱（桐） 25×25×36

KR-025　李朝刺繡布ほか　三　¥250,000～　付木箱（桐　シミ） 215×24ほか

KR-027　高麗青磁徳利 ¥100000～

付時代合箱（桐） 8×8×12　底窯キレ金補修 　口辺窯キズ　磁貫

KR-029　李朝小壺 ¥50,000 　付合箱（桐） 11×11×85　磁貫

KR-032　新羅変形土器 ¥50,000 付合箱（桐）　黒塗台　29×29×20　カケ　底孔 「呈古城」底墨識

KR-028　李朝銀象嵌馬具 ¥50,000～　付木箱（桐） 64×64

KR-030　李朝染付蘭花文壺 ¥50,000 　付木箱（杉・虫喰　合蓋　貼札） 16×16×23 　磁貫　ヒビ

KR-033　銅八花鏡 ¥50,000～　 217×217×05

KR-031　李朝草花文徳利 ¥50,000～　 18×18×28　磁貫

KR-034　銅亀鈕印 ¥70,000～　 85×85×7 「金正喜」印

KR-035　デコイ ¥100,000～　34×11×23

KR-037　鉄風炉 ¥50,000～　付木箱（桐） 45×42×20　改朝鮮鉄火炉

KR-036　李朝紙縒籠 ¥100,000～　29×29×19　黒漆塗

KR-038　李朝ディジュ ¥80,000～　 45×37×45　米櫃

KR-039　李朝トンケ ¥50,000～　 87×43×47

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下見会

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締切翌日より数日間かけて、開札いたします。入札結果は、落札・不落札に拘らず参加者全てに書面で通知いたします。

各作品の一番札（最高額の入札）が落札となり、最高額の入札が複数の場合は、入札の先着順で落札者を決定します。

締切後の遅着入札は、すでに該当作品が落札されている場合は無効、不落札作品の場合は、再販扱いといたします。

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コギレ　タロウ 古裂　太郎

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A-001

B-005

C-010

CN-015

KR-020

YD-025 #030 #100

春日卓

木彫愛染明王坐像

伊予札二枚胴具足

寒山拾得画賛幅

李朝白磁壺

油彩風景画額

茶杓

信楽双耳水指

￥180000 ￥60000

2016年1月1日

AM10：00

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古裂　太郎

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参考文献一覧

至文堂版「日本の美術」の表記は（日美）とした。

辞典 基本文献

『国史大辞典』吉川弘文館　平成2 『廣文庫』昭和4（6版） 『国書総目録』岩波書店　昭和42 『国書人名辞典』岩波書店　1996 『大百科事典』平凡社　昭和8 『世界大百科事典』平凡社　1992 『国宝』毎日新聞社　昭和43 『重要文化財』毎日新聞社　昭和48 『原色日本の美術』小学館　昭和48 『現代日本の美術』小学館　昭和55 『集古十種』（復刻　名著普及会・1980） 『京都大事典』佐和隆研ほか　淡交社　昭和59 『読史備要』東京帝大史料編纂所　昭和10

公家 『有職故実大辞典』鈴木敬三　吉川弘文館　平成8 『公卿辞典』坂本武雄　七丈書院　昭和19 『皇室辞典』井原頼明　富山房　昭和57 『皇位継承儀式宝典』　新人物往来社　1990 『天皇家系譜総覧』　新人物往来社　1990 『日本風俗史事典』日本風俗史学会　弘文館　昭和54 『源氏絵』（日美119）秋山光和　昭和51 『伊勢物語絵』（日美301）千野香織　1991 『垂迩画』（日美274）関口正之　1989 『参詣曼荼羅』（日美331）下坂守　1993 仏家 『望月仏教大辞典』世界聖典刊行協会　昭和47 『日本仏家人名辞典』東京美術　平成4（復刻） 『仏具大事典』岡崎嬢　鎌倉新書　昭和57 『仏像図典』佐和隆研　吉川弘文館　昭和37 『仏教絵画』富山美術館　昭和61 『古写経綜鑒』田中塊堂　昭和17 『虚空蔵菩薩』（日美380）　泉武夫　1998 『浄土教画』（日美43）　岡崎譲治　昭和44 『日本佛塔』石田茂作　講談社　昭和44 『ブッダ釈尊』奈良国立博物館　1984 『日本仏教人名辞典』法蔵館　1992 『密教法具』奈良国立博物館　平成5 『経物遺宝』奈良国立博物館　昭和52

武家 『日本の甲冑武具事典』笹間良彦　柏書房　1994 『日本の合戦武具事典』笹間良彦　柏書房　1999 『日本甲冑図鑑』上中下　笹間良義彦　雄山閣　昭和39 『日本の名兜』上中下　笹間良義彦　雄山閣　昭和47 『刀装金工事典』若山猛　雄山閣　平成8 『金工事典』若山泡沫　刀剣春秋出版社　平成11（改） 『刀工総覧』川口陟　刀剣春秋出版社　平成11 『新甲冑師銘鑑』笹間良彦　里文出版　平成12

書画 『古画総覧』佐々木丞平　正子　国書刊行会　2000 『古画備考』（復刻　吉川弘文館・明治45） 『前賢故実』菊地容斎　天保七 『東洋画題総覧』金井紫雲　平成9（復刻版） 『大日本書画名家大鑑』荒木矩編　第一書房　平成3（復刻） 『日本書画骨董大事典』池田常太郎　聚芳閣　大正15 『書画落款印譜大全』狩野亨吉　岩上方外　1996 『中国書画家印鑑款識』上下　上海博物館　1982 『落款花押大辞典』淡交社　昭和57 『日本南画史』梅沢精一　洛東書院　昭和8 『日本南画史』山内長三　瑠璃書房　昭和56 『近代日本絵画史』河北倫明　南階秀爾　中公　昭和53 『浮世絵事典』吉田暎二　画文堂　昭和46 『版画事典』室伏哲郎　東京書籍　1985 『江戸の狩野派』（日美262）　細野正信　昭和63 『狩野派と福岡展』福岡市美術館　1998 『師宣と初期浮世絵』（日美363）　小林忠　1996 『宋紫石と南蘋派』（日美326）　鶴田武良　1993 『谷文晁』（日美257）　河野元昭　1987 『京の絵師は百花繚乱』　京都文化博物館　1998 『桃山絵画』（日美208）　武田恒夫　昭和58 『初期洋風画』（日美80）　坂本満　至文堂　昭和48 『南蛮美術』（日美19）　岡本良知　平凡社　昭和42 『絵馬』（日美92）河田貞　昭和49 『支那人名辞典』上・中・下　大正15 『書画鑑定法』平渡緒川　大正7 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中華民国69

『近代日本美術事典』講談社　1989 『関東水墨画の200年』栃木県立博物館、神奈川県立歴史博物館 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1998 『円山応挙』京都国立博物館　平成7 『近世の大坂画壇』大阪市立美術館　昭和56 『京都と近代美術』橋本喜三　京都書院　昭和57 『洋画のあけぼの』京都文化博物館　平成11 『京都画壇100年の名作展』京都市美術館　1979

中国　朝鮮『中国美術家人名辞典』兪剣華編　1987 『中国絵画史事典』王伯敏　雄山閣出版　平成八年 『中国書道史』赤井清美　東京堂出版　昭和54 『中国書道辞典』中西慶爾　木耳社　昭和56 『支那絵画史』内藤湖南　弘文堂　昭和15 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社　民国69 『韓国絵画史』安輝濬　吉川弘文館　昭和62 『朝鮮古書画総覧』李英介　昭和46 『朝鮮書画人物辞典』呉世昌　国書刊行会　平成4 『韓国絵画大観』劉復烈　文教院　1979 『韓国人名字号辞典』李斗煕ほか　啓明文化社　1988 『韓国書画家人名辞典』韓文影　汎友社　2000

書家 『くずし字解読字典』　東陽出版　昭和63 『日本書流全史』上下　小松茂美　講談社　昭和45 『古筆大辞典』　淡交社　昭和54 『俳諧大辞典』伊地知鐵男ほか　明治書院　昭和32

茶道 『原色茶道大辞典』井口海仙ほか　淡交社　昭和51 『現代煎茶道辞典』主婦の友社　昭和56 『茶碗窯別銘款』黒田和哉　グラフィック社　平成10 『茶湯便利帳』宮帯出版〔改訂版〕　平成24

諸器 『平凡社・陶器全集』全32　昭和41 『中世・近世の鏡』（日美394）　久保智康　1999 『和鏡』（日美42）　中野政樹　昭和44 『和鏡』　保坂三郎　昭和48 『柄鏡大鑑』小林達雄監修　平成6 『現代名工・職人人名辞典』日外アソシエーツ　1990 『日本美術家事典』O&M　1998 『遊戯具』（日美32）　関忠夫　昭和43 『古鏡』樋口隆康　新潮社　昭和54 『原色陶器大辞典』加藤唐九郎編　淡交社　昭和17 『陶器大辞典』小野賢一郎　合資会社冨山房　昭和11 染織 『原色染織大辞典』淡交社　昭和52 『染』（日美7）　山辺知行　昭和41 『原色日本服飾史』井筒雅風　平成10 『祇園祭の染織美術』京都書院アーツコレクション167 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田孝次郎　1998 芸道 『能狂言事典』西野春雄・羽田昶　平凡社　1987 「『能楽蘊奥集』の資料性」伊藤正義　平成8 「世襲面打家の概要－出目家の周辺－」　見市泰男　平成13 「能面考」　見市泰男　（『観世』連載／平成12年1、2、3、4、5、6、7、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　9、10、11、12月号） 『能狂言面』（日美108）　金子良運　昭和50

漆芸 『棗』池田巌　淡交社　昭和62 『香合』池田巌　淡交社　平成6 『大和古物散策』　岡本彰夫　ぺりかん社　2000 『大和古物漫遊』　ぺりかん社　2003 『日本の漆芸』全六巻　中央公論社　1991 『朱漆』堺市博物館　1986

諸家 『事物起源辞典』　朝倉治彦ほか　東京堂出版　昭和48 『唐船輸出入品数量一覧』　永積洋子　創文社　昭和62 『日本の意匠事典』　岩崎治子　岩崎美術社　1991 『西洋人名辞典』　岩波書店　昭和31 『守貞言謾稿図版集成』　高橋雅夫　雄山閣　2002 『工芸にみる古典文学意匠』　京都国立博物館　昭和55 新刊紹介（一割引きでお取り次ぎいたします） 閨秀書画家辞典　　本体　2,300円

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出品の受付は随時おこなっておりますので、まずは電話・FAX・E-mail等でお気軽にご相談ください。

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作品の移動開始と共に出品契約が始動いたします。出張集荷時には、お預かりの証として手書きの預書を作成しお渡 しいたします。集荷は弊社スタッフか運送業者を派遣いたします。集荷費用（運送費・人件費）は依頼主負担。

査定時に現品をお送り頂いている場合は、正式に作品受付した後に預書を発行いたします。

3)最低価格の決定

最低価格は5万円以上とします。特集については5万円未満の出品も可能ですが、経費の負担率が大きいためお勧めで きません。出品者に希望価格がある場合には、それをもとに合議します。弊社一任の場合は、最低価格を提示いたしま す。

4)カタログ作製

カメラマンによる撮影、作品を分類して編集、その後印刷へと工程を進めます。

最低価格や作品により掲載のカット数や大きさが異なりますが、編集に関しましては弊社一任となります。作品を手 放されたあとでも掲載されたカタログがお手元に残ります。

5)オークション、再販

カタログ発行・下見会・入札受付・入札締切

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で 販売されます。

6)お支払い

オークション終了後、所定の出品支払日（入札締切日より約一ヶ月後）に、売上から出品手数料・諸費用を差し引き、 事前に希望された受取方法（現金・銀行振込）でお支払いをいたします。振込を選択された場合は所定日に、現金を 選択された場合は、所定日以降ご来社前にご連絡ください。落札者からの入金が遅延した場合には入金を確認して後 の決済となります。

・不落札作品について

オークションで落札されなかった作品及び辞退品は再出品（一定の期間をおいて再度出品）の場合を除き、出品支払日 より30日以内に引き取りを完了してください。ご来社による引き取りを原則といたしますが、宅配便等の手配も承り ます。梱包料・運送保険料は出品者負担。引き取りが所定の期間を過ぎる場合は必ず事前にご相談ください。

出品諸経費

■出品に伴う基本的な経費について

落札の場合

不落札の場合

携敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携 敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵敬

猿撮影料

猿保険料

必要経費

その他 必要に応じて

■保険料

猿出品手数料

猿出品手数料消費税

猿カタログ掲載料

猿撮影料 猿保険料

猿作品宅送料　　猿保管資材料（大型・重量品）別途

猿梱包資材料　　猿修理代

地震などの自然災害による破損・消滅を除く損害（火災・盗難・破損）を補填します。落札・不落札に関わらず、 出品者の負担となり、料率は最低価格の05％。※作品の移動及び最低価格が未定の作品は対象外。

例）最低価格100万円の場合…5,000円

■掲載写真カット料

1カットにつき1,000円。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。（再出品の場合も同様） 　例）①作品 ＋ ②箱書 ＝ 2,000円（2カット使用）

■保管資材料

保管期間中の事故を回避するために、養生箱（紙箱）を個別に作ります。木箱付の場合は不要。

落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。 例）30cm×30cm×30cmの場合…約1,200円/箱 　出品作品が、標準的な男性が一人で搬入不可能な作品については、1万円～をご負担いただきます。

■カタログ掲載費用

掲載料 サイズ

30,000円 1ページ

15,000円 1/2ページ

10,000円 1/3ページ

7,500円 1/4ページ

5,000円 1/6ページ

3,500円 1/9ページ

3,000円 1/10ページ

2,500円 1/12ページ

1,500円 1/20ページ 一律 500円 写真なし

※不落札の場合は免除（無料）。

出品手数料

■鑑定費用

専門機関または専門家による鑑定を行います。

著名物故作家 3,000～5,000円/点

30,000～50,000円/点

宝石・貴金属類 3,000円/点 刀剣類

一作品につき、落札価格10万円未満は15％、10万円以上は10％（別途消費税）

■経費の負担例

■不落札品の管理

例）最低価格10万円/落札価格20万円

手数料 20,000円

消費税 2,000円

掲載料（1/6サイズ） 5000円

カット料（1カット） 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品者受取金額 170,400円

※不落札（仮定）の場合の経費負担 　　カット料（1カット） 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品精算日より無償保管期間30日を過ぎますと倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/日の有償となります。保管中 のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品 の処分が弊社に一任されます。

※再出品のための滞留は無償。

TheBiddingProcess

Ifyouwishtoputinabid: Makingabidinvolvesthefollowingprocedure

Pleasefillinallnecessaryitemsonthebidform(enclosedattheendofthiscataloguewithanentry example)andsubmittoKogirekaibypost,e-mail,fax,orinpersonAllentryformsmustreachusno laterthantheclosingdatefortenders.Pleasespecifyamethodofdeliveryontheform.Ifno specificationsaremade,auctionedarticleswillbeshippedroughly10daysafterpaymenthasbeen confirmed

*Alterationsadditionsandcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate

*Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,andcancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationwillnotbeaccepted

*Thespecifiedreturnenvelopestake3to4dayslongerthanordinarypostKeepingthisinmindpleasemailyourbidformin assoonaspossible

*IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimetoparticipateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakeadeposit of30%ofyourbiddingpriceinadvanceWithoutthisdeposityourbidwillremaininvalidIfyouareunsuccessfulinyourbid youwillbefullyrefunded

*Pleasebesuretoreadthetermsofagreementattheendofthiscatalogue

Pleasenotethatwewillbeunabletoissuenotesofconfirmationregardingbidformsthatarrivelessthanthreedayspriortothe closingdate

Uponreceivingyourform,wewillsendyouanoteofconfirmation

Pleasereadyournoteofconfirmationcarefully

Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate

*Ifyoudonotreceiveanoteofconfirmation,pleasecontactKogirekai,asitispossiblethatyourbidformhasnotreachedus

○Preliminaryinspection

PreliminaryinspectioninKyoto

*Wewillbeacceptingbidsoutsidethepreliminaryinspectionperiodaswell Businesshours:10:00～17:00Closed:Sundaysandholidays(However,wewillbeopenonthesedaysduringthepreliminary inspection)Weacceptfaxmessagesatallhours Allarticlesinthiscataloguewillbeexhibitedatthepreliminaryinspection,anopportunitytoexaminetheconditionand colorofarticlesinperson (Allarticlesshowvaryingdegreesofdamageandwearduetoaging)

○ConditionReport

Forthosewhoareunabletoparticipateinthepreliminaryinspectionweprovidereportsontheconditionofeacharticlewith imagesofaspecifiedareaofthearticleWewillrespondtorequestsforconditionreportsintheorderoftheirarrival Dependingonthenumberofrequestswereceive,wemaynotbeabletoprovideallthereportsbeforetheclosingdate

Determinationofsuccessfulbidsandbidders

BidswillbeopenedaftertheclosingdateThehighestbidforeacharticlewillbethesuccessfulbidIfmultiplebidderstieforthe highestbid,thearticlewillbesoldtothebidderwhosebidformarrivedatKogirekaiearliestProcessingthebidswilltakeseveral days

ThemostrecentbidformsentinbytheclosingdatewillbethebiddersfinalsubmissionOncethehighestbidshavebeen determinedbidderswillnotbepermittedtochangetheirbiddingprices

*Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid,regardlessofbiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidshavebeensubmittedtothearticle,however,thearticlewillbeputupforaresale(Pleaserefertothe descriptionbelow.)

Theresultsoftheauctionwillbesentbye-mailorfaxtoallbiddersregardlessoftheirsuccess

＜Commission＞

Inadditiontothehammerprice,thebuyerwillberequiredtopayacommissionatarateof16.5%of eachlotwhenthehammerpriceislessthan1,000,000yen,and165%upto1,000,000yenand11% thereafterofeachlotwhenthenhammerpriceis1,000,000yenormore

Forexample,whenthehammerpriceis1,200,000yen,thecalculationisasbelow.

1,000,000×165%＋200,000×11%=187,000

Theabovecalculationsdonotincludeshippingfees

■Resale

Articlesforwhichnobidshavebeenacceptedwillberesoldatreservepricestothefirstpaymentofferwereceive

(5)Payment

MethodsofpaymentincludethefollowingPleasebesuretomakeyourpaymentbythedeadline

a.Cash

*Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson

b.PostalTransfer

*ApostaltransferformwillbeenclosedintheresultsAlltransferfeeswillbebornebyus(Confirmingpaymentstakesabout4 daysIfyouwishtoreceiveyourarticlesooner,pleasefaxusareceiptconfirmingyourpayment)

cBankTransfer

*AnyensuingtransferfeeswillbebornebythecustomerPleasedepositnecessaryamountintotheaccountspecifiedinthe results

(6)Delivery

Articlesmaybeacquiredafterpaymenthasbeenconfirmed

Ifnomethodofdeliveryhasbeenspecifiedonthebidform,wewillarrangeforauctionedarticlestobepackagedandsent(using methodabelow)about10daysafterwehaveconfirmedyourpayment

aPackagingandshippingbycourierservice

*Shippingfeesmustbebornebysuccessfulbidders(Pleaserefertotheshippingfeechartattheendofthiscatalogue)Your shippingbillwillbeenclosedwiththeauctionedarticle Regardingarticleswhicharedifficulttoship,pleasecontactustoreceiveaquotationoftheshippingcosts

*ShipmentsoutsideJapanwillbemadeafterbiddershaveconfirmedandagreedtothewrittenquotationofshippingfeeswe sendthem.

bRetrieval *Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson Onthespotexchangesofcashandauctionedarticlesarealsopermitted Ifyouhavemadeyourpaymentinadvancehoweverpleasebringthereceipt

Thetermofarticledeliveryislimitedto30daysafterthebiddeadline. Afterthisterm,storageofarticleswillcost¥300perdayperarticle

Forfurtherdetailsontheauction,pleasecontactouroffice: Tel:075-254-8851 E-mail:office@kogire-kaicojp

KogirekaiAuctionTermsofAgreement

Pleasenotethatallsuccessfulbiddersareresponsibleforpaying thehammerpriceandwillbecharged30% oftheirhammer priceinthecaseofcancelation

GeneralClause

1AllKogirekaiauctionsandresaleshallbecarriedoutaccording totheJapanesetermsofagreementpublishedinthemostrecent Kogirekaicatalogue

2Uponregisteringarticlesorenteringabid,sellersandbidderswill beviewedashavingacknowledgedthetermsofagreement

3AnydisputeswhichmayarisefromaKogirekaiauctionshallbe subjecttothejurisdictionoftheKyotoDistrictCourt

4AllrightsarereservedbyKogirekaiCo,Ltd

DetailedClause

A.Cataloguesandpreliminaryinspections

1Kogirekaiauctioncataloguescontainingphotos,descriptions andthereservepriceofarticlesputupforauctioncanbeacquired forafeeincludingconsumptiontaxandshipping

2Descriptionsinthecatalogueincludesuchinformationasthe registrationnumbertitlequantityandmeasurementsofarticlesput upforauction

3Alldescriptionsofarticles,aswellasassessmentsregardingthe timeoftheircreationareinterpretationsmadebyKogirekaiatthe timeofregistrationandareforreferentialpurposesonlyTheyare notguaranteedandareinsufficientasadefinitebasisfor judgmentKogirekaiwillnotcompensateorbearresponsibilityfor anyissueswhichmayariseduetoerroneousdescriptionsinthe auctioncatalogueWewillhowevercorrectanynoticeableerrors upondiscoveryIfthereisacleardiscrepancyinopinionbetween usandasellerregardinganarticleandthelatteropinionisapplied inthecataloguedescription,wewillindicatethatitreflectsthe seller’sstanceattheendofthedescription

4Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,and cancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationandcomplaintsaboutdamagedarticleswillnotbe acceptedoncethesuccessfulbiddershavebeendeterminedAlso pleasenotethatKogirekaidoesnotconfirmorguaranteethe mechanicalperformanceofmachinerysuchaswatches

5Itisuponbidderstoconfirmscratches,stainsandotherdamage ofarticlesinpersonatthepreliminaryinspectionAsanauxiliary means,however,werespondtorequestsforconditionreportsby phone

6Weprovideconditionreportsonlyduringthespecifiedperiod

7Publicpreliminaryinspectionswillbeheldduringthespecified period

B.Enteringbids

1Beforeenteringabid,biddersarerequiredtoregistertheirname andaddressandsubmittheirbankcertificatealongwithcopiesof officialidentificationdocuments(suchastheirdriver’slicense, healthinsurancecardorpassport)Pleasebesuretoreadthe biddingrequirementscarefullyKogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofabidderwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

2Inordertoenterabid,entertheregistrationnumberofthearticle youwishtopurchaseandyourdesiredbiddingpriceonthe specifiedbidform.Bidsmaybesubmittedbypost(Pleaseusethe specifiedenvelope),faxorinpersonIfthetitleandnumberofan itementeredonabidformdonotcorrespondKogirekaiwilldecide whichtoputthroughwithoutconsultingthebidder 3Bidslowerthanthereservepricewillbeineffective

4IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimeto participateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakea depositof30%ofyourbiddingpricebytheclosingdateWithout thisdeposit,yourbidwillremaininvalidAftertheopeningofthe bids,youwillreceiveafull,promptrefundUponrequest,however, thedepositmayberetainedleavingsuccessfulbidderstobe chargedtheremaining70%oftheirbiddingprice

5Kogirekaidoesnotacceptnegotiationstosellunsoldarticles belowthereservepriceNeitherwillwerespondtorequeststo mediatebetweensellersandsuccessfulbidders

6Biddershavetheoptionoflimitingtheirtotalbiddingpriceby

TheKogirekaiauctiontermsofmanagementconsistofageneral clauseanddetailedclausesA,BandC. ClausesA,BandCeachconcerncataloguesandpreliminary inspectionsenteringbidsandlistingarticlesrespectively

enteringtheirbudgetintherelevantcolumnonthebidform.Ifno prioritysequenceisclarified(Pleasenumberthearticlesoutsideof theframetoclarifytheprioritysequence)andthetotalpriceof successfulbidsexceedstheenteredlimitKogirekaiwillarbitrarily decidewhichsuccessfulbidstoputthrough

7Lotbiddingamethodofbiddingforsimilaritemscollectively requiresconsultationinadvanceInordertomakealotbid,enter thetotalbiddingpriceontheform.Ifthetotalbiddingpriceofalot bidderisthesameasthetotalofallhighestindividualbidsforthe collectionofitems,thelotbiddershalloverruletheindividual bidders

8Bidswillbeacceptedfromthedatethecatalogueisissueduntil thespecifiedtimeoftheclosingdateBidformssubmittedbypost orfaxwillbeeffectiveonlyiftheyreachKogirekaibythespecified timeoftheclosingdate

9Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbidding pricescanbemadeuntiltheclosingdateThemostrecentbidform sentinbeforetheclosingdatewillbethebidder’sfinalsubmission

10Thebidswillbeopenedimmediatelyaftertheclosingdate,and eacharticlewillbesoldtothehighestbidderAfterthesuccessful biddershavebeendeterminedtheresultsoftheauctionwillbe senttoallbiddersInthecaseofdelayedcontactwiththe successfulbidder,wewillrespondappropriatelyThebidopening processwillnotbeopentothepublic

11Foreachauctionedarticle,successfulbidderswillberequired topayacommissionfeewhichpercentagedependsonthetotalbid price,andconsumptiontaxonthecommissioninadditiontotheir hammerprice

12Hammerpriceswillbesenttoallbiddersandpublishedinthe nextKogirekaiauctioncatalogue 13Ifmultiplebidderstieforthehighestbidthearticlewillbesold tothebidderwhoseformarrivedatKogirekaiearliest 14Nosuccessfulbidmaybecanceledaftertheclosingdate Delayedpaymentsandothersuchproblems,however,willbe resolvedwithinaspecifiedperiodbychargingthebiddera cancelationfeeof30%oftheirhammerprice(50%ofthe cancellationfeewillinturnbepaidtotheseller)Ifagreement cannotbereachedthroughnegotiationthematterwillbesubject tothelegalproceedingsoftheKyotoDistrictCourtAlllegal expensesmustbebornebythebidderKogirekaiwillnotdo businesswithsuchbiddersthereafter

1550%ofthecancellationfeewillbepaidtotheseller,unless Kogirekaiisunabletocollectthefeefromthebidder 16Paymentsmustbemadewithinthedeadlinethroughcashor depositsintoaspecifiedbankaccountUnlessthenecessary cancelationprocedurehasbeencompletedbidderswillberequired topayaninterestrateof01%oftheirtotalpaymentforeveryday theyarelateinmakingtheirpayment

17Weareopentorequestsfrompublicinstitutionssuchasart museumsthatwishtoextendtheirpaymentdeadlinebeforehand 18Ifasuccessfulbiddercancelstheirbid,thearticlewillbesoldto thesecondhighestbidderatthebiddingpricetheysubmitted 19Assoonaspaymentforauctionedarticleshasbeenconfirmed successfulbiddersmaycollecttheirarticlesUponrequestwewill alsotakeontheprocedureofpackagingandshippingauctioned articlesatKogirekaiInthiscase,bidderswillbechargeda packagingfeeandmustbearallshippingfeesandpremiumsthat ensueSimilarly,bidderswhocommissionthepackagingofan article(includingbreakablesandnonstandard-sizeobjects)toa shippingcompanywillberequiredtobearallcostsOnemonth afterthepaymentdeadlinestorageofarticleswillcost¥300per dayperarticle

20AsarulebiddersoutsideofJapanwillberequiredtomake theirpaymentsincashtotheKogirekaioffice,andsection19 abovewillbeappliedtotheshippingofarticlesoutsideJapanas well

21Kogirekaiwillnotrespondtoanycomplaintsoncepayments havebeenmadetotheseller

22Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid

regardlessofthebiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidhasbeenacceptedforthearticle,however, thearticlewillberesoldatthereservepricetothefirstpayment offerwereceiveUnsoldarticleswillbeputupforresaleuntila specifieddateaftertheauction

23Paymentsforresoldarticlesmustbemadewithin10daysafter purchasehasbeendeterminedBidderswhocanceltheirpurchase afteraresaletothemhasbeendeterminedwillbechargeda cancelationfeeof30%ofthereserveprice

24Wewillnotrespondtoinquiriesregardingtheauctionresults forthreedaysaftertheclosingdate

25Articleswithpartsmadeofanimalsprotectedbythe WashingtonConvention(suchasivorycoralcrocodileand alligatorskin)cannotbeshippedoutsideofJapan

26Asarule,werequestthatbiddersarrangefortheshippingof articlesdifficulttoshipthemselves(Forexample,over-sizedor heavyarticles)UponrequestofbidderswhowishKogirekaito packageandshiptheirarticles,Kogirekaiwillprovideawritten quotationofallensuingcosts

C.ListingArticles

1AllitemsthatfollowKogirekaistandardsshallbelistedandput upforauctionWeprovidefreeconsultationThecriteriaassessing thesuitabilityofitemsfortheKogirekaiauctionreflectthecurrent stanceofKogirekaiandareliabletochangebasedonour judgmentfrompastexperiencesandothercircumstancesEven articlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmaynolonger qualify

2Inordertoputanitemupforauctionsellersarerequiredto presentofficialidentificationdocuments(suchasadriverslicense healthinsurancecardorpassport)Kogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofasellerwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

3Thereservepriceofeacharticlemustbenolowerthan¥50,000, andthelistingofcertainarticlesmaybedeniedWeareopento consultationregardingthereserveprice

4Kogirekaimaycancelthelistingofanarticleafterthepublication ofthecatalogueInthiscasethesellermustbearallexpenses exceptforlistingfeeswhichwillbebornebyKogirekai

5Reserveprices(minimumdesiredsellingprices)mustbedecided byKogirekaiandsellersthroughdiscussionandprintedinthe auctioncatalogue

6EvenarticlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmay nolongerqualifyforauctiondependingonthecurrentregulations

7Forfurtherinformationonlistingpricespleaserefertoour separatedocumentonthesubject

8Kogirekaireservesthecopyrightandusagerightsregardingall photostakenbyKogirekaievenaftertheauction

9Ifasellersmakesanyrequestsregardingthephotosoftheir articles(size,thenumberofshotstaken,etc)andKogirekai obliges,theywillbechargedthefulllistingfee,regardlessof whethertheyaresuccessfulinsellingtheirarticleornot

10Thesellerwillberequiredtopayacommissionatarateof 165%ofeachlotwhenthesellingpriceislessthan100000yen and11%ofeachlotwhenthesellingpriceis100000yenormore

11Sellerswillbeinformedoftheauctionresultsbyaninterim report,tobefollowedbyanofficialreportoncebidders’payments havebeenconfirmed

12Sellerswillbepaidwithin30daysafterthesuccessfulbidder hasbeendeterminedIfthebidderislateinmakingtheirpayment, sellerswillreceivepaymentonlyafterthebidder’spaymenthas beenconfirmed

13Ifarticlesaredamagedorlostinaccidentssuchasfireortheft whileunderourcare,thesellerwillcoverthedamagebypayingan insurancepremiumof05%thereservepriceWhileotherdamage willbecoveredbystandardinsurance,Kogirekaiwillbeexempt frompaymentsof¥50,000orless,andnomorethan80%ofthe reservepricewillbeinsuredDamagecausedbyearthquakes, thunderstormsandothernaturaldisasterswillnotbeinsuredAny

issueswillbesettledaccordingtothetermsoftheinsurancepolicy employedKogirekaiwillnotcompensatearticlesdamagedby conditionsforwhichwebearnoresponsibility(changesinweather indoorenvironmenttemperaturehumidityandsoon)unlessthe articleiscompletelydestroyedinwhichcasethesellerwillreceive upto5%ofthereservepriceIfanarticleisdestroyedbeforea reservepricehasbeenagreedupon,thesellerwillreceiveupto ¥50,000incompensation

14Theinsuranceandcompensationinaboveclause13doesnot coverdamageinflictedonunlistedarticlesduringshipping 15Allpackagingmaterials(paper,woodenboxes)andevaluations ofarticlesbyanappraisermustbepaidforbythesellerForfurther informationpleaserefertoourseparatedocumentonpackaging materialsandexpenses

16Unsoldarticleswillbereturnedtosellersafteracertainamount oftimeThesellermustbearallshippingfeestohaveunsold articlesreturned

17Thecontractcomesintoforceafter5daysoflisting confirmationformispublishedAnycancelationsbysellersafter listingconfirmationformispublishedwillbechargedapenalty Sellerswhocancelthelistingofanarticlepriortothepublicationof thecataloguewillbechargedapenaltyof30%thereservepriceIf thelistingofanarticleiscanceledafterpublication,thesellerwill bechargedvariousexpensesincludingthelistingfee,photography fee,insurance,packingmaterialsandpenaltyof30%thereserve price

18ArticlesbeingtransportedinKogirekaivehiclesareuninsured Sellerswhofeeltheneedtoinsuretheirarticlesshouldmake arrangementspersonally

19ArticlesstoredbyKogirekaiareuninsuredwhilebeing transportedbetweenourfacilitiesusingpublicroads

今後の開催予定と出品締切日

143回 特集 屏風・涼器

（7月下見会）4月中旬

144回 特集 中国・朝鮮美術

（9月下見会）6月中旬

〒604-0811

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176, Kameya-cho, Nakagyo-ku, Kyoto, 604-0811 JAPAN.

発行日　2025年2月19日 issued; 19th Feb 2025

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