140th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG Ⅰ

Page 1


入札オークション

下見会<京都市勧業館 みやこめっせ・1F>

2025年1月15日● 水

10:00~17:00

1月16日● 木

10:00~16:00

東京下見会<東京プリンスホテル>11F高砂・末広

2025年1月19日● 日  12:00~18:00

20日● 月  10:00~16:00

完全予約制(受付は1/16まで) 詳細はお問い合わせください。

京都予約下見<古裂會本社> 2024年12月20日~2025年1月10日まで

(日・祝日は除く)

京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176

最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。

<入札締切>

2025年1月23日(木)必着

カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854 e-mail:office@kogire-kai.co.jp

〈冬季休業について〉

12月28日(土)~1月5日(日)の間、休業いたします。1月6日(月)より通常営業いたします。

目次

特集 有職文華...............................................................2~24 佛教美術..............................................................................25~53 武家..........................................................................................54~99 書畫家...............................................................................100~182 藝能 香道 183~205

茶道 華道 人形 206~271

燈火器 文房 提物 象牙 272~276 景道 石造美術 277~282

古窯 新陶磁 明治工藝 283~306

漆藝 木工 金工 307~322

貴石 宝石 323~326

紅毛 江戸の科学 327~328

亞細亞美術ほか 329~331

考古 硝子 染織 332~337

西洋美術 338~343

史料ほか 備後某家売立 344~359 中国美術 朝鮮美術 360~397

規約・参加方法 巻末

凡例

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。

□記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。

□時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本(国名)の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。

□水漏れの表記について

水を溜めて使用する道具類であって、底面ないし器腹に明らかな瑕疵を認める 場合、水が漏れるか事前に確認することがある。確認できた場合はその旨を記 載するが、記載のない作品についての健全性を保証するものではない。

□本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ(ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ)とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。

□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について  子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。

□打掛の表記について  小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について  一対のものを一双とし、片双を一隻とした。特記しない場合もある。

□付属箱の表記について  時代箱:古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明/箱:上記に該当しない古箱/ 共箱:作者によって識字された箱  識箱:何人かによって識字された箱/新箱:新造箱 □事象の西暦表記について  和暦と西暦の併記に努め、西暦表記はグレゴリオ暦を採用した。ながら、和暦 西暦間の変換を行った際、若干の誤差を生じている場合がある。

A-001 後陽成天皇 宸翰歌切幅 ¥800,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 48×28 表具60×115  薄ヤケ 薄シミ 表具シミ 「古今集巻四之歌 四首一巻之内」田山方南箱識 後陽成天皇(元亀二・1571~元和三・1617)は誠仁親王(正親町天皇の皇子)の第一皇子、名和仁、のち周仁(かたひと)。細川幽 斎に和学を学んだ。天正十四年(1586)正親町天皇のあとをうけて即位、慶長十六年(1611)第三皇子政仁親王(御水尾天皇)に譲 位した。第百七代天皇(在位天正十四・1586~慶長十六・1611)。

A-002 三門跡三親王和歌巻物 ¥150,000~ 付時代黒塗箱(杉 貼札) 古筆極札三 紙本 牙軸端 1425×31 表具1451×31 ヤケ シミ  妙法院宮尭然親王(慶長七・1602~寛文元・1661) 知恩院宮良純親王(慶長八・1604~寛文九・1669) 曼殊院宮良尚親王(元和八・1623~元禄六・1693) 深 草 の さ と の 月 影 さ ひ し さ も す み こ し ま ゝ の 野 へ の 秋 風

A-003 伝道晃法親王 消息幅 ¥150,000~ 付溜塗箱(杉 蓋桟両欠) 紙本 黒塗軸端 97×17 表具101×121  ヤケ スレ 表具オレ 道晃法親王(慶長十七・1612~延宝七・1679)は後陽成天皇の皇子。遍照寺宮と称された。茶道、書道、和歌をよくした。

A-004 後陽成天皇 宸翰三社神号幅 ¥190000~ 付時代識箱(桐)  大倉好斎、古筆了仲極札  紙本 雑木軸端 55×115 表具58×205  本紙、表具大アレ 金銀彩藤花下絵 後陽成天皇(元亀二・1571~元和三・1617)は誠仁親王 (正親町天皇の皇子)の第一皇子、名和仁、のち周仁(かたひ と)。細川幽斎に和学を学んだ。天正十四年(1586)正親町天 皇のあとをうけて即位、慶長十六年(1611)第三皇子政仁親 王(御水尾天皇)に譲位した。第百七代天皇(在位天正十四・ 1586~慶長十六・1611)。

A-005 扁額控巻物 ¥30,000~

紙本 錦包軸端 924×27 表具942×27  ヤケ シミ 虫穴 日光陽明門(後水尾天皇筆) 高尾山仁和寺(覚深法親王筆) 嵯峨釈迦堂楼門(曰嵯峨天皇筆) 仙波東照宮(天海筆)ほか

A-007 藤原定家 歌切幅 ¥290000~ 付時代溜塗箱(桐) 古筆了仲、神田道伴折紙 紙本  牙軸端 18×16 表具39×115 スレ 花五十首の内 藤原定家(1162~1241)は俊成の子で詩歌にすぐれ、若くよりすでに名高く、その学問的業績も多彩で、文学、 歌論、有職故実など現存する著書も多い。「明月記」は定家の日記で治承四年(1180)十九歳の時より嘉禎元年 (1235)七十四歳に至る五十六年間反古の裏に書いたもので、鎌倉初期の京都側情勢を知る最も重要な史料の 一つである。

¥250000~ 付時代識箱(杉) 21×32×15 隅角アタリキズ 内梨子地 輪宝坐金紐金具 「昭憲皇太后御遺物 大正三年(1914)六月九日拝領」箱識

A-009 吉田元陳 礼服被着肖像画幅 ¥200000~

付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 54×124 表具58×199  キレ 虫穴 弘仁十一年(820)の嵯峨天皇から弘化四年(1847)の孝明天皇まで、天 皇は唐国皇帝の朝服に倣った礼服(袞冕十二章)を被着して即位式に臨ん だ。この唐風は明治に廃されて以降は現行の束帯式になるが、明治以前の 天皇の礼服姿の描出は極めて貴重である。筆者である吉田元陳の歿年(寛 政七・1795)をもとに勘案すれば、掲出は光格天皇尊影の可能性が高い。な お、上辺の紺地白抜丸文は、高御座正面の三鏡を意識したものとみられる。

A-010 高御座図額

¥100000~ 紙本 16×26 額24×34  ヤケ スレ

高御座のみを正面から描く。黒塗に彩画(唐獅子牡丹)を施す方形の 台(浜床)と朱塗の欄干の上に褥(赤地有紋)を敷いて八角の高御座を奉 安する。高御座の正面に束帯(黒袍)に整えて即位式に臨む天皇を描く。 徳川光圀が集成した『礼儀類典』における高御座図の系譜を引くとみら れる図様ながら、天皇の姿を描くなど変化が少なくない。

A-011 文安即位諸具画巻物 ¥100,000~ 付木箱(桐 桟欠) 紙本 朱塗軸端 920×28 表具976×34 ヤケ シミ

文安元年正月(1444・藤原光忠) 明和二年(1765・伊勢貞丈) 明和八年(1771・多賀常政) 伊勢貞丈蔵本を明和二年(1765)に多賀常政が書写した経緯を奥書に知る。多賀常政(生歿未詳)は江戸中期に活躍した故実家。

A-013 雨宝童子画幅 ¥80000~ 付溜塗箱(桐 貼札) 絹本  金軸端 46×113 表具62×196 ヤケ オレ キレ  表具オレ、ヤケ、スレ、穴

A-014 土佐光起 天神画幅 ¥130,000

付二重箱(内桐 外黒塗) 西山完瑛折紙 太巻 絹本 牙軸端 34×59 表具46×144 ヤケ シミ 土佐光起(元和三・1617~元禄四・1691)は光則の子。土佐派中興の 祖。堺の人。承応三年宮廷の絵所預となり、内裏造営に参加。延宝九年剃 髪、法名常昭、法橋に叙せられた。鶉図をよくした。

A-015 高野四社明神画幅 ¥180000~  付識箱(桐) 絹本 角軸端 41×98  表具60×163 ヤケ キレ 表具ヤケ、キレ  風帯一欠

A-016 竹内久一 木彫千体天神 二 ¥80,000~ 付厨子(23×23×26) 像高11ほか 顔損傷 一方に「国定教科書共同販売所之属大正三年(1914)十月帝室技芸員正五位勲五等竹内久一刻」の墨 書、一方に「久一」の彫銘をみる。『春城師友録』によると、帝室技芸員である竹内久一が菅公千年忌 (1902)に際し菅公像一千体を制作したとあり、掲出は内の二体となろう。梅鉢紋扉金具を配した天神 厨子付属。

A-018 刺繍松尾大明神幅 ¥50000~  絹本 唐木軸端 22×42 表具34×134  ヤケ シミ 表具スレ、穴

A-019 束帯天神画幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 八角雑木軸端 32×88  表具45×165 シミ

A-017 木彫八幡神像 ¥50,000~  総高26 ヒビ

A-020 三神神号幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 平木清光折紙  紙本 雑木軸端 31×86 表具44×173  大アレ 表具大アレ

A-022

溜塗彩絵扉春日厨子

¥250000~ 40×32×50

A-024 森二鳳 百人一首貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥300000~ 歌仙(絹本) 和歌(紙本) 13×15 屏風376×177

「皇紀弐千五百三十七年(1877) 天覧印」紙中 森二鳳(文政元・1818~明治二十四・1891) A-025 三十六歌仙画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥150000~ 紙本 56×55 屏風381×168 ヤケ シミ スレ キレ 剥離

A-027 橋本公夏 新古今和歌集巻物 ¥300,000~ 付時代識箱(桐 貼札)  古筆了雪極札(本紙貼) 紙本 骨軸端 392×26 表具411×26 ヤケ シミ オレ 虫穴 橋本公夏(享徳三・1454~天文七・1538)は室町時代の公家。西園寺家一門である清水谷家から橋本家に養 子に入った。

A-028 冷泉為村 月次和歌巻物 ¥200000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 571×33 表具594×33 シミ 冷泉為村(正徳二・1712~安永三・1774)は冷泉家十五代、和歌をよくし小沢芦庵をはじめ多くの門弟 を輩出し冷泉家中興の祖と崇められる。

A-030 岸連山

柿本人麻呂画幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 所載目録  絹本 牙軸端 42×105 表具55×190 ヤケ シミ オレ 虫穴 表具オレ、虫穴 『井上大丸所蔵品入札』(昭和17年  京都美術会館)所載 岸連山(享和三・1803~安政六・ 1859)。本姓は青木。名は徳。字は士 道。幼名は徳次郎。

A-029 伝蒲生貞秀 和歌巻物 ¥250,000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 282×24 表具300×24 ヤケ シミ オレ 「知閑和歌」貼札識 蒲生貞秀は室町後期・戦国期の武将。歌人として知られ、宗祇や飛鳥井家、三条西家と交流。家集『蒲生 智閑和歌集』。

A-031 狩野益信

柿本人麻呂歌賛幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 絹本  黒塗軸端 31×74 表具47×154  ヤケ シミ オレ  伝松永貞徳色紙賛 狩野洞雲(寛永二・1625~元禄 七・1694)は駿河台狩野家初代。名 益信。探幽の養子となるがのち別家。 法眼。

A-032 大心義統 柿本人麻呂画賛幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 雑木軸端 26×65 表具28×128 ヤケ シミ オレ 表具オレ、シミ 大心義統(明暦三・1657~享保十 五・1730)は大徳寺二百七十三世。 天倫宗忽の法嗣で、宝永三年 (1706)に奉勅入寺。号を蓮華童子、 巨妙子、金剛童などとした。

A-033 二条基弘 和歌幅 ¥30000~ 付二重箱(内桐)  絹本 黒塗軸端 34×119 表具47×207 ヤケ シミ 二条基弘(安政六・1859~昭和 三・1928)は公卿、公爵。九条尚忠 の八男、二条斉敬の養子。歌・詩を 能くした。宮中顧問官。

A-035 雲金源氏物語屏風 本間 六曲 一双 ¥500,000~ 紙本 354×153 屏風370×169  ヤケ スレ 穴

A-036 源氏物語屏風 本間 六曲 一双 ¥450,000~ 紙本 368×156 屏風382×170 ヤケ スレ

A-038 近衛忠煕 和歌懐紙幅 ¥150,000~ 付木箱(桐)  紙本 黒塗軸端 48×36 表具63×134 近衛忠煕(文化五・1808~明治三十一・1898)は幕末・明治時代の公 家、政治家。翠山と号した。文久二年復飾。明治十八年勲一等、旭日大綬 章。二十九年旭日桐花大綬章。歿後正一位。

A-041 石帯 二 ¥100,000~ 付木箱(桐)二 総長124ほか  剥離

A-039 黒柿双六盤 ¥50000~ 付黒塗箱(杉) 40×27×21

ヒビ 白駒:象牙 黒駒:唐木 各15 振筒 賽子2

A-040 檜扇 ¥40,000~ 付木箱(桐・破損 貼札) 総長37

A-042 装束 一式 ¥100000~ 付木箱(桐)二 194×102×72ほか

A-043 御大典石帯 ¥30,000~ 付合箱(桐) 総長70

A-045 菊紋小蓋物 ¥50,000~  付識箱(桐) 45×45×35

A-048 木賊蒔絵面中次 ¥50,000~  付識箱(桐) 65×65×7 内黒 規方木賊穂先蒔絵

A-051 黒漆塗御所菊鐙 ¥50,000~  総高40

A-044 冠 立烏帽子二 ¥30,000~ 16×26×18ほか 纓欠失

A-046 御下賜小蓋物 二 ¥30,000~  5×5×4 55×55×3

A-049 菊盛上貝香合 ¥30,000~

付識箱(杉 利斎印) 8×4×3 内金箔 元安箱書、在判

A-052 黒地椿蒔絵貝桶 ¥50,000~  付識箱(杉 貼札) 36×36×35 隅キレ  スレ アタリ 内黒

A-047 久邇宮下賜黒塗菊紋筥 ¥30000~ 付識箱(桐) 12×10×4 内黒

A-050 菊桐蒔絵竹合子 ¥30,000~  10×7×75 ヒビ ソゲ 合口不具合 内黒 陶製猿人形を収納

A-053 有職彩絵雛貝桶 一対 ¥40,000~ 付識箱(桐) 11×9×14

A-055 福田眉仙 宇佐神宮神域画幅 ¥35,000~ 付共箱(桐) 紙本 P軸端 44×126 表具58×207 福田眉仙(明治八・1875~昭和三十八・1963) は日本画家。字有慶、号麦僊、菱僊ほか。

A-058 浮田一蕙 神詣画幅 ¥30,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本  牙軸端 35×102 表具47×184 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ 浮田一蕙(寛政七年・1795~安政六年・1859) は復古大和絵派の画家。名公信、のち可為。別号 に昔男精舎。

A-056 英一蝶 絵馬奉納画幅 ¥30,000~ 付時代合箱(杉) 狩野晴川院折紙  紙本 黒塗軸端 42×26 表具50×113  スレ オレ 英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都 の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓 翁など。

A-059 参詣曼荼羅断簡額 ¥30,000  紙本 38×29 額57×47 ヤケ キレ

A-061 参詣曼荼羅断簡額 ¥30,000~  紙本 41×30 額56×44 ヤケ

A-057 蓬莱鏡 ¥30,000~ 12×12×15

A-060 赤地金襴筒守 ¥50,000  付時代溜塗識箱(桐) 総長375  鍍金三友毛彫金具

A-062 北野天満宮土器皿 ¥30,000~  付帯 24×24×5 「人見家伝来 北野天満宮献茶祭供物」袋書付

A-063 御輿 ¥250,000~ 130×130×180 棒総長323

天頂に金色鳳凰を据え、黒漆塗屋根四方に打出線彫の十六菊紋を鋲留めする。堂は朱漆とし、角台輪は 左右に同紋、前後に橘紋を据える。親棒には「文政十年丁亥(1827)……鳥居新兵衛」の墨書を認める。同 一の確証はないが、鳥居新兵衛については「鳥井家文書」(豊岡市指定文化財)内・御輿仕様覚書の作成 者としてその名をみることができる。堂内部には大正元年(1912)に修傷した旨の墨書をみるものの、そ の後の剥離や接合、部材の欠失を見受ける。

A-064 山王祭礼衣装 一口  ¥100,000~ 法被136×114×52ほか

A-065 金銀鉾 ¥50000~ 付飾台 金総長233ほか 剥離

A-067 奈良絵絵巻切貼交屏風 中形 二曲 一隻 ¥200,000~ 紙本

25×17ほか 屏風88×117 スレ 裏綸子地小袖裂貼

A-070 酒呑童子絵巻断簡幅 ¥85,000~ 付合箱(桐) 絹本 雑木軸端 43×22 表具50×117 ヤケ オレ 表具アレ

A-068 源氏物語「鈴虫」画幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 絹本 雑木軸端 84×148 表具98×232 ヤケ 大シミ キレ

A-069 源氏絵扇面幅 ¥50,000  付木箱(桐) 紙本 骨軸端 53×20  表具65×121

A-071 歌仙絵小野小町幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本  唐木軸端 49×38 表具64×121 ヤケ スレ 穴

A-072 朱漆春日卓 ¥100000~ 付木箱(杉) 47×29×28 スレ  剥離

A-075 榊原文翠 六歌仙歌賛帖 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 22×31  オゼキレ 高崎正風 坂正臣 大口鯛二  鎌田正夫 赤松祐次 榊原文翠(文政八・1825~明治四十二・1909) 江戸生。幼名は芳太郎、名は長敏、別に佳友・鶴 松翁・気揚山人と號す。

A-078 伝吉田包春 木地彩絵盆 ¥30,000~ 255×255×15

A-076 住吉社車画巻物 ¥30000~  紙本 軸端欠 89×38 ヤケ シミ オレ  大虫喰

A-079 奈良絵額 ¥30,000~ 紙本  27×34 額40×48 シミ スレ

A-073 根来春日卓 ¥50,000~  41×25×23 スレ ソゲ 脚部接合補修

A-074 黒漆春日平卓 ¥50,000~  61×31×18 スレ 塗改

A-077 黒漆春日卓 二 ¥50,000~  64×30×42ほか スレ

A-080 奈良絵額 ¥30,000~ 紙本  27×34 額40×48 シミ スレ

A-082 本居宣長 扇面「山ざくら」和歌幅 ¥50,000~ 紙本  雑木軸端 43×13 表具65×115 ヤケ シミ

A-083 本居宣長 和歌幅 ¥30000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端 21×28 表具29×149 ヤケ シミ  オレ 穴 表具ヤケ、スレ、穴

本居宣長(享保十五・1730~享和元・1801)は国学者、語学者。伊勢松坂の人。号鈴屋、通称彌四郎。 賀茂真淵に入門、古道研究を志し、『古事記伝』を完成。また「物のあはれを知る」の文学論を主張。

A-085 日野資枝 和歌懐紙幅

¥30,000~ 付木箱(杉) 紙本 潤塗軸端 49×35 表具60×115 スレ ヨゴレ 日野資枝(元文二・1737~ 享和元・1801)は 日野家三十六代当主。烏丸光栄の末子。

A-086 公寿 和歌懐紙幅

¥30,000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 45×35 表具60×131 ヤケ スレ 穴 ヨゴレ

A-088 木彫面型 三 ¥30,000~ 11×16ほか ヒビ 虫喰

A-084 加藤千蔭 和歌懐紙幅 ¥30000~ 付木箱(桐) 紙本 竹軸端 48×35  表具56×119 スレ 加藤千蔭(享保二十・1735~文化五・1808)は 国学者、歌人、書家。父は加藤枝直。姓を橘氏と することから、橘千蔭とも称する。

A-089

嵯峨面 五  ¥30,000~ 16×20ほか   スレ 紙面

月次行事

A-090 狩野探幽 正月節季祝画三幅対 ¥250,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 39×99 表具52×186 薄ヤケ

「六十九歳筆」画中 右:万歳 中:獅子舞 左:節季候 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

A-091 狩野探雪 月次歌画貼交帖 ¥100000~ 付時代箱(桐)  紙本(色紙、短冊) 絹本(画) 色紙29×41ほか 帖39×47×5  ヤケ シミ スレ 聖護院道寛法親王、青蓮院宮尊証法親王、梶井宮盛胤法親王 ほか短冊総数100首 狩野探雪(明暦元・1655~正徳四・1714)は探幽の次男。名守定、通称主殿、号探雪、 孟隣斎。

A-092 十二ヶ月有職画綴帳 ¥30,000~ 紙本 24×165 ヤケ シミ  安井春山か

A 正月飾

A-094 柴田是真 漆絵羽子板 ¥30,000~ 24×605 絵片面のみ 桐板 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891) は画家、漆芸家。明治二十三年帝室技藝員。

A-097 投扇興 ¥30000~ 付合板箱  扇子2 鈴 台13×13×23 圓満院門跡朱印

A-100 雛形几帳 ¥35,000~  付木箱(杉) 58×26

A-095 豊泉 神楽鈴飾 ¥30000~  付共箱(桐) 溜塗天朱飾台22×22×12

A-096 木彫獅子頭 ¥50000~  付木箱(杉) 22×21×23

A-098 木彫漆塗天神坐像 ¥30000~  付木箱(杉) 像高22 総高33

A-101 原在謙 立雛画幅 ¥30,000~  付識箱(桐) 絹本 潤塗軸端 32×86  表具45×173 ヤケ シミ 原在謙(文化十・1813~明治十六・1883)は京 都生まれ、原派(原在中が始祖)の三代目。

A-099 伝丸平 天神人形 ¥30000~  像高355 黒袍脆弱

A-102 練木目込雛 一対 ¥30,000~  付木箱(桐 貼札) 男雛像高15 台51×26×34  太刀柄欠損

A-103 森玉僊 有職雛画双幅 ¥250,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 雑木軸端 35×90  表具48×157 ヤケ 表具オレ、ヤケ 森玉僊(寛政四・1792~元治元・1864)は名古屋出身の浮世絵絵師。大和絵師としては森高雅の 号で知られる。通称右門、蜂助。菊亭、蝦翁と号す。風俗画を得意とした。

A-105 堤人形雛 一対 ¥100,000~ 像高16ほか スレ 両手、太刀欠失

A-104 小川破笠 立雛画幅 ¥65000~ 付木箱(桐) 紙本 朱塗軸端 23×65 表具33×142 ヤケ ウキ オレ  キレ 「行年七十九歳」画中 小川破笠(寛文三・1663~延享四・1747)は漆 芸家、画家、俳人。通称平助、字は尚行、別号に 宗羽、宗宇、笠翁、卯観子、夢中庵ほか。

A-106 桜唐草蒔絵雛道具 四 ¥85,000~  付時代識箱(杉 蓋ワレ補修) 箪笥21×12×22ほか 極小ソゲ  長持 挟箱一対

A-108 河鍋暁翠 鍾馗画幅

¥100,000~ 付共識箱(桐 貼札) 絹本  骨軸端(一欠) 50×112 表具63×198  シミ オレ 表具オレ 河鍋暁翠(明治元・1868~昭和十・1935)は日 本画家、暁斎の娘。

A-111 雲上流久寿玉 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 16×16×16

A-109 岸誠 太刀掛歌賛幅

¥30,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 36×98 表具50×186 千種有功賛 岸誠(文政十・1827~慶応三・1867)は岸派絵 師。字士敬、号三峯。

七月

A-112 前川文嶺 祇園祭礼武者行列画幅 ¥30000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 56×111 表具64×199 ヤケ シミ 前川文嶺(天保八・1837~大正六・1917)は四 條派の画家。字は子緝。父前川五嶺に学ぶ。京都 府画学校教員。

A-110 丸平 五月弓飾 ¥30000~

付共箱(杉) 弓総長72  雲上流有職梶葉 有職人形司「丸平」は創業安永八年(1779)の 京都の老舗人形店で、当主は代々大木平蔵を名 乗る。現在は七代。

A-113 清原雪信 七夕画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 45×99  表具54×173 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ 清原雪信(寛永二十・1643~天和二・1682)は 絵師。名は雪子。狩野探幽の姪である国と、久隅 守景の子。

佛教美術

B-001 木彫不動明王立像 ¥500,000~ 像高58 持物後補  玉眼 寄邪鬼台坐

B-003 銅造馬頭観音坐像 ¥300000~ 像高25 総高38  脇六臂欠 顔胸金箔押 二部式 「中村上新田 大塚兵蔵 作野中 町 前山上左三庵高任 天明五 (1785)」刻銘 B-004 銅箔押誕生佛

B-007 伝菅原道真 紺紙金泥経折本 一冊 ¥800000~ 付時代箱(桐) 太宰府天満宮折紙(享和二・1802) 9×30×3

妙法蓮華経常不輕菩薩品第二十ほか 菅原道真は祖を土師氏とする。渡来系の土師氏は、土木事業に長け、大王の時代の大型古墳の築造を指導するなどして実務方としての地歩を固め、高度 な学問を司って宮廷での信任を高めた。

菅原道真(845-903)は、中流貴族に出自したが、学問だけでなく詩歌に才を発揮して宇多天皇の破格の信任を得、遣唐使を廃するなど政治的に目覚ま しい活躍をなし、醍醐天皇に右大臣に任命され、左大臣(藤原時平)家を脅かす存在になり、時平らの讒言によって大宰府に流され憤死を遂げた。のち、 怨霊となって「みやこ」を脅かし、怨霊慰撫の必要から天神として学問の神として尊崇されることになった。菅公にまつわる伝承遺品の多さも、その熱烈 な信仰によることは言をまたない。

B-009 大般若経巻第一 一巻 ¥800000~ 付時代溜塗箱(桐 蓋破損) 紙本 草染牙軸端 557×25 表具578×25 ヤケ シミ 虫穴 表具シミ

B-010 紺紙

経断簡貼交幅 ¥300,000~ 付識箱(桐) 紙本 骨軸端 23×24ほか

表具48×168 金泥 金銀交書

B-011 紺紙金泥経断簡幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本  金軸端 56×25 表具71×112 虫喰補修 銀界一行十七字

B-012 鍛銅経筒 ¥120,000~ 付時代箱(桐 貼札) 仕覆  9×9×18 蓋欠失

B-014 密教悉曇断簡幅 ¥80000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本  黒塗軸端 57×26 表具67×120  オレ 虫穴

B-015 藤原経断筒 二 ¥50000~ 紙本  85×24ほか 虫穴

B-017 木彫菩薩坐像 ¥100,000~  付黒塗厨子(スレ 剥離 扉金具欠失) 像高21 総高47  厨子33×26×71 剥離 ヒビ 蓮台接合補修 玉眼

B-019

木彫千体地蔵 三 ¥100000~  像高13ほか

B-016 紺紙金泥経小巻物 ¥50000~  紙本 49×6 表具64×9 ウキ 虫穴 表具虫穴 「在賀州大乗護国禅寺拝書 文尺拝持」跋識

B-018 木彫八臂弁財天坐像一童子 ¥70,000~ 付厨子  像高20 厨子21×16×29

B-020

木彫定印 阿弥陀坐像 ¥80000~ 付木製飾台 像高28  厨子佛か

B-025 黒漆経机 ¥200,000~ 43×27×23

総体は小形で、天板の黒漆は塗改められており、一部に深い黒色を呈する本来をみる。脚には低位置に各面四点の丸鋲を厳しく打ち、定法では二本の四 角部材を引廻して固定するところを、塔の裳階のようにも見える二段の工作を採用する。管見ながら、掲出の手法は他に例を知るところではない。四脚の 取付け部分は損傷が著しく補強痕をみる。天板背面に以下の朱漆銘文をみる。

「大同二年丁亥 東大寺 四聖坊 海雲 八却ノ内」

銘文により、大同二年(807)、東大寺僧海雲によって四聖坊に寄進された八却の経机の一と知れる。四聖坊は正倉院に附属した支院で、東大寺の異称で ある「四聖建立の寺」を象徴した。創建は大佛開眼から余り時間を隔てないと想定されるが詳細は不明で、大佛殿の焼亡と共に再建の歴史を繰り返した。 掲出を大同二年の作とするには類例も見当たらず確証を得ないが、掲出が示す古態は東大寺史における空白を埋めうる史料として注目されよう。

B-026 五大菩薩画幅 ¥170,000~ 付二重箱(内合桐 外蓋欠) 絹本 金軸端 71×124 表具91×207 シミ ウキ 虫穴 表具ウキ、虫穴 「止風雨経本尊 神護寺什物」巻止識

B-027 釈迦三尊十六善神画幅 ¥80,000~ 付時代識箱(杉) 紙本 金軸端 39×94 表具54×169

B-028 涅槃画幅 ¥80,000~ 紙本  朱塗軸端 72×117 表具87×188 ヤケ ウキ  オレ 虫穴 表具大アレ

B-029 檀像薬師如来坐像 ¥50000~  総高37 虫喰 一木彫成

B-032 木彫毘沙門天立像 ¥50,000~ 付黒塗厨子(21×22×30)  像高10 総高195 光背欠損

B-030 木彫如来坐像 ¥50000~ 付台  光背 像高21 総高46

B-033 木彫毘沙門天立像 ¥50,000~ 付黒塗厨子(215×13×435)  像高17 総高25 ヒビ

B-035 宝暦九年銘銅鰐口 ¥50,000~ 25×22×5

B-031 木彫十一面観音立像 ¥50000~ 付黒塗厨子 像高21  総高36 厨子18×13×41  剝離 ヒビ

B-034 木彫厨子佛 四 ¥70,000

愛染明王(朱塗厨子 像高4 指手先欠) 馬頭観音(黒塗厨子 像高45) 荼枳尼天(朱塗厨子 像高55) 観音菩薩(黒塗厨子 像高55)

B-036 木彫鬼 二 ¥50,000~  付飾台 像高28ほか 欠損 役行者の脇侍で知られる前鬼・後鬼 に見紛うが、脚を高く挙げた疾駆の姿 勢が、節分会や二月堂の鬼走りの鬼を 連想させる。極めて珍しい彫像の出現 であり、脇侍として造立されたものな らば本尊は何であろうか。教えを願う。

B-038 木彫彩色円鏡飾 ¥50000~  35×4×58 全体35×17×69 カケ 接合補修

上部木彫彩色 台部銅製

B-041 三尊石佛 ¥100000~ 総高57

B-044 桃隠 摩利支天画幅 ¥70000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 37×89 表具54×175 大ヤケ 「壬寅仲春」画中 画人未詳

B-039 銅孔雀文磬 ¥50000~

付架 撥 磬25×16×2 架66×40×66

B-042 一石五輪塔

ほか ¥50000~ 一石五輪塔15×13×36(地上) 石佛21×14×43 ※下見会へは持参しません。詳細お問合せ下 さい。Tel:075-254-8851

B-045 出山釈迦画賛幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本  雑木軸端 50×108 表具65×195 オレ  表具シミ、虫穴 千種有功賛 画人款記未詳

B-040 黒漆厨子 ¥50000~  32×20×56 底部補修 普賢文殊彩絵

B-043

青石小形板碑 ¥50,000~  総高26

B-046 石造狛犬 ¥50000~ 総高34  右前足ヒビワレ

B-047 木彫阿弥陀如来立像 ¥250,000  付黒塗厨子(55×45×108 スレ、剥離) 像高46 総高66  剥離 接合補修

B-049 還愚 浄土二祖対面画幅 ¥180,000~ 付時代識箱(杉) 絹本 金軸端 24×56 表具38×128

B-048 木彫漆箔阿弥陀如来立像 ¥150,000  付黒塗厨子(34×26×84) 像高32 総高67 玉眼

B-050 親鸞 名号幅 ¥100,000  付三重箱(内・中黒塗 外溜塗)  法音、今小路覚尊色紙 絹本 金軸端 10×27 表具23×61 大ヤケ オレ 表具ヤケ

B-051 木彫阿弥陀如来立像 ¥100,000~ 像高29 総高55 玉眼

B-053 浄土七祖画幅 ¥90000~ 付時代箱(桐 蓋ワレ) 絹本 金軸端 50×107 表具74×173  大ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、スレ、シミ

B-054 方便法身尊形画幅 ¥50000~ 付木箱(杉 貼札) 絹本 金軸端 27×61 表具44×133 ヤケ スレ オレ  虫穴 表具虫穴

B-057 木彫彩色前机

¥50,000~ 付時代識箱(杉) 61×17×19

蓮家

B-060 日聞 三字書幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 64×25 表具70×111

B-055

親鸞肖像名号賛幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 絹本 金軸端 40×76 表具56×167 ヤケ スレ オレ

B-058 佛壇吊燈籠 六組十二

¥50,000~ 13×13×17ほか 1点吊金具欠

B-061 木彫鬼子母神立像 ¥50,000~  付黒塗厨子 像高20 総高32 厨子16×12×38 スレ 補材

B-056 大谷句佛 白衣観音画賛幅 ¥50000~  付共箱(桐) 絹本 牙軸端 27×119 表具30×198 シミ 大谷句佛(明治八・1875~昭和 十八・1943)。

B-059 東本願寺佛具 一口 ¥100,000~ 平香合(内金箔 85×75×15 小ソゲ) 蓮彫高杯一対(14×14×21) 朱塗香炉台(55×30×27 アタリ) 金箔押高卓一対(27×27×43 スレ 三部式) 写経机(53×38×62) 椅子(46×36×37 ヒビ) 五帖入(26×30×25)

B-062 厨子入木彫像 四 ¥50000~ 日蓮坐像(黒塗厨子・前金具不具合 像高9) 日蓮坐像(朱塗厨子 像高65 笏欠失 左手 接合補修) 鬼子母神立像(黒塗厨子 像高14 小ソゲ) 常富明神(素木厨子 像高9)

台家ほか

B-063 豪潮寛海 愛宕神画幅 ¥200,000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 38×90 表具53×161 シミ スレ オレ 穴

B-065 豪潮寛海 読経画賛幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 紙本 朱塗軸端 27×56 表具38×141 ヤケ シミ  スレ オレ

豪潮寛海(寛延二・1749~天保六・1835)は天台宗の僧。諱寛海、号八萬四千煩悩主人、無所得道人ほか。肥後國 玉名郡山下村の人。安養寺塔頭専光寺第二世貫通の二男として生まれる。宝暦五年寿福寺豪旭に従って出家。十六 歳で比叡山に登り、正覚院探題豪恕に就いて修学。文政六年長栄寺を建立。

B-064 豪潮寛海 釈迦三尊画幅 ¥200,000~  付時代識箱(杉) 絹本 骨軸端 40×59 表具48×161  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ 「文化八年(1811)」画中 B-066 行者善道 名号幅 ¥50,000~ 付二重箱(内・外溜塗)  紙本 金軸端 21×64 表具35×148 大ヤケ オレ  表具オレ、スレ、キレ

B-068 修験笈櫃 ¥80000~ 33×21×71

鎹補修 ヒビ 金具欠

B-069 法螺貝 二 ¥60,000~ 総長38ほか 吹口共色補修1

B-070 木喰五行 置字幅

¥350,000~ 付時代識箱(杉) 紙本  骨軸端 45×32 表具54×118 「八十一才」書中

木喰五行(享保三・1718~文化七・1810)は微笑佛と呼ばれる像でも知られ る遊行僧。終生守った木喰戒は45歳で受戒。56歳で全国回国の大願を立て日本 全土を遊行し、61歳頃から作佛をはじめ、80歳のとき「千体佛」の大願を立てた。 出自の良さもあり、教養人でもあった。民藝運動を主導した柳宗悦に発見され、 世に知られる契機を得た。

B-071 松花堂昭乗 百人一首奥書幅 ¥150,000~

付二重箱(内識桐 外溜塗) 藤井隆極札 紙本 蒔絵軸端 36×31

表具51×122 薄シミ 伝木俣守安家伝来 藤井隆箱識

松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・1639)は学僧、書画家。堺の 人。俗名中沼式部、号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山岩清 水八幡宮の瀧本坊に住した。

東大寺ほか

B-072 二月堂修法小形法螺貝

¥50,000~ 付網 総長21 「初春」朱識

B-073 吉川政治 石膏誕生佛 ¥50000~ 像高47 右第二指ソゲ 補修方々 先号(139回)でも紹介した吉川政治による東大寺誕生会本尊の石膏像と伝える。東大寺は昭和九年 に灌佛盤を、翌年に模像を鋳造して奈良国立博物館へ贈ったが、掲出はその過程で型取ったとみられ る。

B-075 清水公照 韃靼妙法画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 根来軸端 33×68 表具41×153 シミ

B-076 清水公照 童子画賛幅

¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 56×51 表具58×146 シミ

B-074 白檀截金菩薩坐像 ¥50000~  像高11 総高23

B-077 清水公照 画賛幅 二

¥50,000~ 付共箱(桐)二 紙本 陶磁、P軸端 33×132 表具46×192ほか スレ オレ

清水公照(明治四十四・1911~平成十一・1999)は東大寺長老。兵庫県の人。昭和四十九年(1974)東大寺別当、五十年華厳宗管長、五十六年東大寺長 老。文人画、書、陶芸を能くした。

B-078 清水公照 額 二 ¥50,000~ 紙本 37×44 額55×63ほか 薄シミ 背面損傷

B-079 清水公照 書幅 三  ¥50,000~ 付共箱(桐)三 紙本 黒塗軸端2 骨軸端 48×34 表具50×129ほか  シミ 表具シミ

B-081

関山慧玄 達磨画賛幅 ¥500,000~ 付時代箱(桐・虫喰 貼札) 紙本 牙軸端 28×58 表具36×136 ヤケ  シミ スレ  表具ヤケ、シミ、スレ、オレ

B-082 墨斎紹等 水上雲山画賛幅 ¥200,000~ 付識箱(桐) 真珠庵宗玄添幅 紙本 牙軸端 40×117 表具42×198 ヤケ シミ  オレ キレ 穴 表具ヤケ  一休宗純賛 牧宗宗寿箱識 墨斎(生年未詳~明応元・1492)は禅僧。号 紹等など。一休の法を嗣いで酬恩庵住持とな り、のち真珠庵塔主。

B-083 沢庵宗彭 一行書幅 ¥190,000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 30×130 表具33×201 ヤケ オレ

沢庵宗彭(天正一・1573~正 保二・1646)は臨済宗の僧。但馬 国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大 徳寺第百五十三世。

B-084 江雪宗立 置字幅 ¥150,000~ 付識箱(桐) 古筆了信極札 紙本 黒塗軸端 27×102 表具31×177 シミ オレ 江雪宗立(文禄四・1595~寛 文六・1666)は大徳寺百八十一 世。自号は不如無、破鞋子、枯髏 子。

B-085 大綱宗彦 一行書幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 29×98 表具32×177 シミ 大綱宗彦(安永元・1772~安 政七年・1860)は大徳寺第四百 三十五世。同寺塔頭黄梅院第十 四世。昨夢、空華室と号したのち、 向春庵と称した。

B-087 白隠慧鶴 名号幅 ¥120,000~ 付木箱(桐 貼札)  紙本 雑木軸端 15×56 表具25×118 シミ オレ  表具オレ 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和 五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の 人。多数の著作の他、若くして独特 の作風を見せる書画を能くした。宝 暦八年(1758)には三島に滝沢寺を 開き開祖となった。

B-088 伝外宗左 一行書幅 ¥100,000~

付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 28×123 表具30×201 シミ 虫穴 伝外宗左(慶長十三・1608~延宝 三・1675)は大徳寺百九十六世。自 号は凍雲子。山城大徳寺の紹杲の法 を嗣ぎ、伏見の清泉寺に住した。万 治元年(1658)大徳寺に昇住し、清 泉寺を大徳寺山内に移した。

B-089 寂厳 一行書幅 ¥100,000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本 唐木軸端 16×100 表具26×173 ヤケ シミ スレ  穴 寂厳(元禄十五・1702~明和八・ 1771)は備中足守藩士の子として生 まれ、字を諦乗、九歳で吉備津宮の 社僧普賢院の超染真浄に弟子入り し、十一歳で寂厳を名乗った。

B-090 剛堂宗健 一行書幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 雑木軸端 29×123 表具31×203 ヤケ オレ 表具ヤケ、スレ、虫穴 剛堂宗健(宝暦十・1760~天保 六・1835)は大徳寺四百二十七世住 持。要道宗三の法を嗣ぐ。

B-091 原致遠 楊柳観音画賛幅 ¥50,000~

付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 49×126 表具64×209 薄シミ  心瑛宗悦賛

B-092 白隠慧鶴 大黒画賛幅 ¥500,000~ 付時代箱(桐) 紙本 牙軸端 53×32 表具67×126  シミ 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くして独特の作 風を見せる書画を能くした。宝暦八年(1758)には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B-093 鉄眼道光 五字書幅 ¥500,000~ 付時代識箱(桐)  野田亀喜鑑定書 紙本 骨軸端 52×44 表具65×133 大ヤケ スレ  オレ キレ 表具オレ、ヤケ 鉄眼道光(寛永七・1630~天和二・ 1682)は禅僧。はじめ浄土真宗を学び、 のち黄檗派隠元隆琦に参禅。宝蔵院に 納めた明版覆刻の大蔵経は「鉄眼経」 と称される。

B-095 沢庵宗彭 置字幅 ¥250,000~ 付二重箱(内識杉) 田山方南折紙 紙本 牙軸端 67×37 表具81×132 シミ オレ 表具シミ 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に流された が後帰洛。品川に東海寺を開いた。

B-096 玉室宗珀 細字幅 ¥250,000~ 付時代箱(桐) 紙本  牙軸端 88×26 表具92×118 ヤケ シミ 玉室宗珀(元亀三・1572~寛永十八・1641)は臨済宗の僧。春屋宗園の法嗣。

大徳寺第百四十七世。徳川家、前田家の帰依を受け、前田利家(天文七・1538 ~慶長四・1599)の正室・まつ(天文十六・1547~慶長十七・1612)のために 大徳寺境内に芳春院を開いた。

B-097 大典顕常 書幅 ¥150,000~ 付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 73×31 表具76×122 ヤケ シミ オレ 大典顕常(享保四・1719~享和元・1801)の文人僧。俗姓今堀、通称太一郎、 号大典、梅荘、東湖山人、不生主人など。始め黄檗に、のち相国寺に転じて僧と なった。儒学を宇野士新に、詩文を大潮に学んだ。近江の人。

B-098 良寛大愚 書双幅 ¥200,000~  付木箱(桐) 紙本 骨軸端 31×20ほか  表具42×116 シミ オレ 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で 曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、 大愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、脱俗 生活を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評 価された。

B-099 白隠慧鶴 大黒画賛幅 ¥100,000~ 付識箱(桐)

紙本 潤塗軸端 48×29 表具64×120 スレ 穴 表具大シミ  細合喝堂箱識 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の人。

多数の著作の他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八 年(1758)には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B-101 良寛大愚 書額 ¥80000~ 紙本 29×17 額40×30

B-100 沢庵宗彭 頌幅 ¥100,000~ 付時代識箱(桐 貼札)  清水了因折紙 紙本 牙軸端 57×30 表具59×115 ヤケ スレ  オレ キレ 表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 春澤宗晃箱識 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石 の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽 に流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。

B-102 良寛大愚 書幅 ¥80000~ 付時代識箱(杉 身一部欠) 紙本 雑木軸端 20×36  表具31×110 ヤケ シミ オレ 表具キレ、オレ、ヤケ、 シミ 玉木礼吉巻止識 相馬御風箱識 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、脱俗生活 を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評価された。

B-104 雪窓宗甫 一字書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 45×30 表具48×123 ヤケ シミ 雪窓宗甫(明治三十四・1901~昭和四十一・1966)は大徳寺五百六世 住持。鳥取県生まれ。俗姓小田。道号雪窓。諱宗甫。室号蔵暉。

B-106 迦理迦尊者画幅 ¥150000~ 付時代箱(桐) 絹本 金軸端 37×96 表具52×188 大ヤケ スレ オレ 第七尊者

B-105

達磨画賛幅 ¥50,000 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 37×90 表具49×180 大ヤケ シミ オレ 剥離 表具オレ、ヤケ  款記未詳

B-107 伝秋月等観 朱衣達磨画幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐 虫喰・ワレ) 紙本  牙軸端 53×88 表具67×189 スレ オレ  キレ 穴 表具虫穴 秋月(永正頃:1504~1521)は室町後期の画僧。 名等観、俗姓高木。薩州に仕えた。雪舟の高弟で水 墨画をよくした。

B-108 可翁 達磨画幅 ¥80000~

付黒塗識箱(桐) 紙本 骨軸端 65×100  表具67×208 大ヤケ シミ スレ オレ 穴 可翁(生歿年未詳)は日本における初期水墨画 を代表する画人。託磨派絵師或いは禅僧である という二説をみる。

B-109 橋本雅邦 十六羅漢画幅 ¥150000~

付二重箱(内識桐 外黒塗) 絹本  牙軸端 69×140 表具93×247 ヤケ  シミ 勝田蕉琴箱識

木村武山中板書付 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十 1908)は江戸木挽町生まれ。狩野雅 信に師事、狩野派の伝統を守りつつ、 フェノロサ、岡倉天心らの鑑画会で日本 画の革新に努めた。また東京美術学校教 授として後進の育成に注力、門下に横山 大観、菱田春草らがいる。明治画壇の巨 匠。

曹洞ほか

B-110 有馬頼底  一行書幅 ¥50,000~

付共箱(桐) 紙本 雑木軸端 29×112 表具32×181 シミ

有馬頼底(昭和八・1933 ~)は華族の家系に生まれ、 二十二歳で京都相國寺へ入 堂、その後、禅僧として修 行を積んだ。また美術工芸 品などにも造詣が深く研究 者としても著書多数。臨済 宗相國寺派七代管長、鹿苑 寺金閣、慈照寺銀閣住職、 京都仏教会理事長、日本文 化芸術財団理事。

B-111 風外本高 山水画幅 ¥55,000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 23×129 表具31×190 ヤケ 風外本高(安永八・1779~弘化 四・1847)、名本高、俗姓平氏。

B-112 丹羽廉芳 一行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 31×130 表具40×188 シミ オレ 丹羽廉芳(明治三十八・1905~平成五・ 1993)は曹洞宗の僧。永平寺第七十七世貫主、 曹洞宗管長。

B-113 泰雲覚明 達磨大師画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 35×136 表具47×165 シミ  智源寺四十七世

B-115 木彫拳印大黒天 ¥350000~ 付飾台 像高71  総高89 七俵台坐

B-116 円山応挙 紺紙金泥分銅大黒画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 陶磁軸端 24×66 表具35×144 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 「天明戊申(1788)」画中 円山応挙(享保十八・1733~寛政 七・1795)は諱は氐、のち応挙。

B-117 冨田渓仙 大黒画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 29×135 表具41×201 シミ 「昭和二年(1927)」箱識 冨田渓仙(明治十二・1879~昭和 十一・1936)は福岡県生まれ。

B-118 小西福年 雲上大黒画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 18×114 表具22×198 シミ オレ 小西福年(明治二十・1887~昭和 三十四・1959)は円山派の画家。名 重熙、猶之助、別号芝生園。

B-119 足立芦月 七福神画幅 ¥50,000~

付木箱(杉) 紙本 雑木軸端 38×99 表具49×192 ヤケ スレ  オレ 表具虫穴 足立芦月(寛政五・1793~嘉永四・ 1851)長沢芦洲門下。

B-120 雪舟等楊 布袋山水画三幅対 ¥200,000~ 付二重箱(内時代溜塗識桐) 紙本  唐木軸端 48×115 表具51×205  シミ スレ オレ 雪舟(応永二十七・1420~永正 三・1506)は室町時代の禅僧画家。 備中国の人。諱は等楊。幼少で相国 寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。 応仁元(1467)、明に渡り大陸の自 然と水墨画を学び帰国。代表作に 「山水長巻」「秋冬山水図」「天橋立 図」など。

B-121 布袋画賛幅 ¥200000~

付木箱(桐) 大倉汲水極札 紙本 牙軸端 37×92 表具46×175 ヤケ オレ  表具ヤケ、シミ、オレ 玉仲宗琇賛 玉仲宗琇(大永二・1522~慶長九・1602)は禅僧、 大徳寺112世。小早川隆景の帰依を受け、入寺した 黄梅院を整備。

B-123 奥谷秋石 寿老鶴鹿画三幅対 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐  外蓋欠) 絹本 牙軸端 52×138 表具67×231 ヤケ シミ 奥谷秋石(明治四・1871~昭和十一・1936)は日本画家。大阪の人。号洗耳洞、曲水園。 重春塘、森寛斎に師事、円山派を学ぶ。明治四十四年(1911)日月会展で日月賞。昭和五年 (1930)第二回聖徳太子奉讃美術展で入選。山水をよくした。また、早くから橋本雅邦・ 川端玉章を主領とした青年絵画協会や日本絵画協会等に出品し受賞を重ねた。

B-125 横山清暉 寿老鶴亀画三幅対 ¥100,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 所載コピー 絹本  牙軸端 35×99 表具49×185 ヤケ 庭山耕園箱識 『当市舩場江原簪艸庵氏及某家 所蔵品入札』(東京美術倶楽部・1938)所載 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は 京都生まれの四条派の画家。平安四大家の一。 字成文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。呉春、松村 景文に師事。

B-124 蘭渓若芝 布袋画賛幅 ¥100,000~ 付時代識箱(桐・虫喰 貼札)  紙本 雑木軸端 31×83 表具42×157  シミ 南禅寺雪叟賛

B-126 寺崎広業 寿老画幅 ¥80000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗)  鳥谷幡山折紙 絹本 牙軸端 56×133  表具71×236 ヤケ シミ 表具シミ 寺崎広業(慶応二・1866~大正八・1919) は秋田県生まれの日本画家。大正六年 (1917)帝室技藝員。

B-127 秋月等観 寿老画大幅 ¥65000~ 付識箱(桐)  紙本 牙軸端 83×43 表具100×140 ヤケ シミ スレ オレ 穴  南岳箱識 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子 の中では最もその画風を受けつぎ著名である。明応五年(1496)遣明使 に同行し渡明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子を育てたことが知られ ている。

B-129 鈴木其一 騎鹿寿老画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 潤塗軸端 33×98 表具44×177 ヤケ シミ 鈴木其一(寛政八・1796~安政五・1858)は琳 派の画家。名は元長、字は子淵、別号必庵など。

B-128 狩野探信 布袋唐子遊画大幅 ¥50,000~  付時代識箱(杉 貼札) 絹本 骨軸端 81×50 表具97×168  ヤケ オレ 虫穴 表具ヤケ、スレ、虫穴 狩野探信(承応二・1653~享保三・1718)は探幽の長男。名守政、幼名 仙千代。通称図書、忠洲。父の後をついで幕府御用絵師となった。

B-130 狩野尚信 福禄寿画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 絹本 牙軸端 43×105 表具56×192 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、スレ、シミ、虫穴 狩野尚信(慶長十二・1607~慶安三・1650)は 孝信の次男、京都の人。木挽町狩野家の祖。

B-131 笑福画賛幅 ¥50,000~  付合箱(桐) 紙本 朱塗軸端 35×73 表具47×168 ヤケ シミ オレ 穴 表具シミ  上島鬼貫賛 賛:上島鬼貫(万治四・1661~元文三・1738) は伊丹市出身の俳諧師。「東の芭蕉・西の鬼貫」 と称えられた。

B-133 頼山陽

三行書幅 ¥100000~  付識箱(桐)

添幅(唐木軸端) 紙本  牙軸端 29×135  表具42×206 オレ  頼潔箱識

頼山陽(安永九・1781 ~天保三・1832)は儒者。 頼春水の息。大阪に生ま れ、まもなく広島に移る。 江戸に出て尾藤二洲に経 学・国史を学ぶ。博識で 詩文をよく好む。京都に 書斎「山紫水明処」を構 え、文人と交流。

B-134 浅田宗伯 消息貼交衝立 ¥150,000~ 紙本 全体95×28×107 裏面牡丹小禽画 浅田宗伯(文化十二・1815~明治二十七・1894)は信濃出身の儒学者、 国医。名惟常、号栗園。頼山陽らから儒学や漢方医学を学び、本康宗円よ り一字賜り宗伯を名乗る。幕府お目見え医師となり法眼に叙せられる。 「浅田飴」の根源となる処方の考案者。

B-135 頼聿庵 二行書貼交屏風 本間 二曲 一隻

¥50000~ 紙本 62×135 屏風188×174 ヤケ スレ 頼聿庵(享和元・1801~安政三・1856)は儒者、広島藩士。名元協、字 承緒、通称餘一、別号春嶂、鶴年。山陽の長男。祖父春水の跡を嗣ぎ、の ち学問所儒員となる。また山陽の遺書を弟支峰や三樹三郎らと謀り開版 を行った。

道教

B-136 木彫十王 三体 ¥100,000~ 付飾台 像高30ほか ヒビ 剥離 欠損 玉眼

B-137 銅造三尊 ¥50,000~ 総高15  台脚部欠損

B-138 三宝荒神画額 ¥55,000~ 絹本 35×86 額47×124

B-139 中山高陽 鬼谷子画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 身蓋一部欠) 絹本 牙軸端 38×83 表具48×166 ヤケ シミ スレ  オレ 表具ヤケ、スレ、シミ 「戊戌(1778)夏日」画中  諸子百家の一 中山高陽(享保二・1717~安永 九・1780)は南画家、儒者。土佐の 人。土佐仲延沖、中山清左衛門と称 す。名象先、字延沖、子和、高陽山 人と号した。土佐山内氏の儒臣。江 戸住。彭百川に画を学び、沈南蘋の 筆意を慕った。

C-001 六十二間筋兜付二枚胴具足 ¥500000~ 付一荷櫃 損傷、修補方々

C-005 鉄錆地八間筋兜付二枚胴具足

C-010 散ら藤巴紋象嵌鐙 一双 ¥150000~ 13×29×25 踏込損傷

C-012 盛徳吉久 轡 一双 ¥50,000~  付識箱(桐 貼札) 在銘 一翠箱識

C-015 三ツ葉葵紋鍍金錠金具 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札)  接続時6×45×8

C-011 蜻蛉蒔絵箙 ¥100000~ 付弦巻  17×12×37 蜂須賀家

C-013 塗弓 四 ¥50,000~ 総長216ほか  スレ 補彩

C-016 三ツ葉葵紋松唐草蒔絵食籠 ¥50000~ 付溜塗箱(桐) 19×19×13 小ソゲ  内朱

C-014 三ツ葉葵紋空穂 ¥60,000~  付征矢7 総長102 スレ カケ

C-017 三ツ葉葵紋菊唐草蒔絵雛冠卓 ¥80000~ 付時代溜塗箱(桐 貼札) 185×13×12

C-018 三ツ葉葵桐紋蒔絵香箱 ¥500,000~ 付木箱(桐) 懸子 仕覆 14×9×9 蓋隅キレ 内梨子地 桐鈕金具

C-019 三ツ葉葵紋花器 ¥60,000~  付識箱(桐) 飾台 16×16×25 線刻

C-020 朱漆三ツ葉葵紋台脚皿 十  ¥50000~ 付識箱(桐) 13×13×7 補修9  紀州家

C-021 三ツ葉葵紋唐草蒔絵火鉢 ¥50000~ 36×36×19 ソゲ ヒビ 共色補修

C-023 無銘「同田貫正国」 刀 付白鞘 ¥600,000~ 付鶯色刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ703  反り24 目くぎ穴1 差裏物打刃中炭ゴモリ、中程平地鎬筋付近小鍛キズ、鎺元付近平地炭ゴモリ 群馬県第31758号

C-024 無銘「兼延」 刀 付白鞘 ¥600000~ 付紺刀袋 付保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ704 反り25 目くぎ穴4 中程刃先刃ガラミ 差表刃中・平地・鎬地鍛キズ 差裏物打鎬筋上鍛キズ、中程鎬地鍛キズ 白鞘柄木ワレ  東京都第216099号

C-025 濃州赤坂住兼元 刀 付白鞘 ¥560000~ 付茶縞刀袋 長さ694 反り18 目くぎ穴3 差表裏フクラ小サビ 白鞘ワレ、鳩目水牛ワレ

表銘:濃州赤坂住兼元作 裏銘:大永八年(1528)八月日 石川県第22400号 「濃州赤坂住兼元作 大永八年八月紀有之 孫六弐代互の目乱出来 地刃健全典型作也」佐藤寒山鞘識

C-027 肥後國直友 刀 付潤塗鞘拵 白鞘 ¥650,000~ 付錦刀袋 臙脂色刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ721 反り18

目くぎ穴1 差表物打刃中小鍛ワレ、鎺元付近刃中小鍛キズ 鞘小アタリ、スレ 柄糸ホツレ 裏鳩目欠  表銘:肥後國直友 裏銘:嘉永元年(1848)五月一日 福岡県第45847号

C-028 山城守歳長 刀

付黒蝋色塗鞘拵 白鞘 ¥530,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ693 反り14

目くぎ穴1 差表帽子平地小鍛キズ、鎺元棟小サビ、鎺元鎬筋上小キズ 白鞘ワレ、ヨゴレ  表銘:山城守藤原歳長 大阪府第40972号 「武州住守随」鐔銘

付白鞘 ¥380,000~ 付紫刀袋 藤代松雄鑑定書 長さ二尺三寸四分五厘 反り七分 目くぎ穴1 差表鎺元付近小刃コボレ、平地・鎬地肌アレ 差裏中程平地・鎬地肌アレ 白鞘ワレ  表銘:備州長船祐定作 裏銘:天正四年(1576)二月日 徳島県第4467号

C-031 相州助広 刀

付白鞘 ¥350,000~ 付紫刀袋 長さ二尺三寸 反り七分五厘 目くぎ穴三埋一 棟総体薄サビ

差裏鎺元・付近鎬地鍛キズ 表銘:相州住助広 兵庫県第7325号

付白鞘 ¥350,000~ 付紫刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ715 反り20  目くぎ穴3 刃区カケ 佩表銘:肥前住藤原國廣 兵庫県第86308号 C-030 備州祐定 刀

C-032 肥前住國廣 刀

C-035 谷山義純 刀

付白鞘 ¥300000~ 付紺縞刀袋 長さ709 反り08 目くぎ穴生1 松葉先薄サビ 物打刃コボレ2 刃区薄サビ  差表鎬地薄サビ 差裏切先小サビ 表銘:日都住谷山義純入道龍純 裏銘:□□月日以眞意鍜之(登録証原文ママ。「鍛」か)  鹿児島県第4921号

C-036 源行秀 刀

付黒塗白鞘 ¥250,000~ 付紫刀袋 長さ665 反り18 目くぎ穴2 差表横手筋付近平地・鎬筋鍛キズ、中程鎬地鍛キズ

鞘小アタリ、スレ 表銘:源行秀作之 裏銘:元治甲子年(1864)二月吉日 山梨県第12109号

C-034 水田住国重 刀 付黒塗鞘拵 ¥250,000~ 付錦刀袋(房一欠) 長さ700  反り08 目くぎ穴2 横手筋下刃コボレ 棟総体サビ 差表中程平地肌アレ  差裏鎺元付近鎬地鍛ワレ 鞘小アタリ 柄黒鮫親粒欠、付近剥離  表銘:備中國水田住国重 岡山県第127675号 黒塗木製鐺

C-038 備州則光 脇差

付黒塗鞘拵 白鞘 ¥350,000~ 付錦刀袋 紫刀袋  長さ320 反り03 目くぎ穴1 刃区刃コボレ  表銘:備州長舩則光 裏銘:文明三年(1471)八月日 神奈川県第79680号

C-039 備州住友行 脇差

付青貝鞘拵 白鞘 ¥250000~ 付錦刀袋 紫刀袋  長さ一尺六寸五分 反り五分 目くぎ穴一 差表中程平地鍛キズ  差裏中程平地鍛キズ、鎺寄刃境小鍛キズ 白鞘ワレ  表銘:備州住友行 神奈川県第674号

C-040 近江守継平 脇差 付白鞘 ¥250,000~ 付縞刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ573 反り10  目くぎ穴1 差表横手下刃中鍛キズ、物打刃先鍛キズ、鎺元付近鎬地鍛キズ 差裏物打鎬地鍛キズ 白鞘ワレ 表銘:近江守藤原継平 裏銘:以南蠻鉄下坂作之 大阪府第122762号 「昭和壬辰(1952)本阿弥光遜(花押)」鞘識

C-042 同田貫源左衛門 長刀 付朱塗拵 ¥350000~ 付紫袋 黄銅岩石鐔 切羽2 長さ504 反り21 目くぎ穴2 フクラサビ

中程刃コボレ、棟受けキズ 刃区付近刃コボレ 棟区鎬地シナエ 鞘小ガタツキ 表銘:九州肥後同田貫源左ェ門 東京都第216080号

C-043 梨子地菊桐紋散糸巻太刀拵 ¥150000~ 付香色刀袋 模造刀身(刃先ヨゴレ) 総長104

C-046 越前国兼□ 短刀 付白鞘 ¥290000~ 付紫刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ242 反りなし 目くぎ穴2

差表裏切先付近刃先薄サビ、中程刃先小サビ、刃区小サビ、鎺元付近棟小サビ 差表切先小サビ、切先付近平地小サビ 白鞘ワレ、ヨゴレ

表銘:越前国□庄住兼□(鑑定書は「兼植」) 東京都第230373号

C-047 兼則 脇差

付総黒塗拵 白鞘 ¥150,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 長さ321 反り06 目くぎ穴1  差表中程地棟付近小鍛キズ、棟区付近薄サビ 柄側切羽入難 拵:鞘ガタツキ・小剥離、栗形後補、小柄ヘコミ 白鞘ワレ  表銘:兼則 石川県第147号

C-048 寿命 短刀 付総朱塗合口拵 ¥135,000~ 付紫刀袋 長さ186 反り01 目くぎ穴1 鐺、鯉口、柄頭塗剥離 鞘アタリ  表銘:寿命 東京都第225129号 真目貫

C-049 金房正真 脇差 付黒塗鞘拵 ¥130,000~ 付紗綾文刀袋 長さ一尺四寸八分 反り四分 目くぎ穴二 差表物打鎬地小鍛キズ

差裏鎺元鎬地小鍛キズ 表銘:金房隼人正真 広島県第9131号

C-050 國宗 脇差

付白鞘 ¥150000~ 付紫刀袋 長さ471 反り11 目くぎ穴1 差表鎺元付近鎬地鍛キズ 差裏鎺元付近平地小鍛キズ

表銘:國宗(折返し銘) 宮崎県第34839号

C-051 兼道(関) 短刀 付白鞘 ¥120,000~ 付紫刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ285 反り02 目くぎ穴1 フクラ小刃コボレ  差裏中程下刃先小鍛ワレ 表銘:兼道 福岡県第108016号

C-053 扇散蒔絵合口短刀拵 ¥90,000~ 付錦刀袋 総長28 鞘極小アタリ

C-054 藤原正真 短刀 付黒塗白鞘 ¥75000~ 付紫刀袋 長さ282 反り03 目くぎ穴1 差表物打刃中・平地鍛キズ  表銘:藤原正真作 長野県第91386号

C-055 無銘 脇差 付黒石目地鞘拵 白鞘 ¥55,000~ 付臙脂刀袋  長さ304 反り06 目くぎ穴1 棟総体薄サビ 差表フクラ小刃コボレ、中程鎬地鍛キズ、刃区カケ 差裏中程鎬地小鍛キズ 拵:鞘入難(約1cm)、ヒビ、剥離、小柄櫃ワレ、鎺銀着メクレ 白鞘ワレ  愛知県第36645号 拵袋欠

C-057 長刀 手槍 茶刀 ¥60,000~  茶刀総長52ほか 茶刀カケ

C-056 杖 木刀 ¥50,000~ 杖総長1385 木刀総長83  木刀先カケ 伝神道無双流

C-058 鉄刀木太刀掛 ¥250,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 27×36×66 ヒビ  台坐ワレ

C-059 梨子地菊蒔絵太刀掛 ¥50000~ 22×29×65 接合補修 青貝剥離  ヒビ 小アタリ

C-060 毛植槍鞘 ¥70,000~ 16×16×23 抜毛

C-061 武者蒔絵刀掛 ¥100000~ 53×19×41 スレ  極小ソゲ 二本掛

C-063 田中安兵衛□重 火縄式銃砲 ¥300,000~ 全長1370 銃身長1064 口径13 尾栓開閉確認不可 台木小カケ 台尻金具補修  銘:地鍛鉄惣巻張摂州住田中安兵衛□重(花押) 岡山県第103676号

C-064 江州國友知忠 火縄式銃砲 ¥220,000~ 全長1314 銃身長998 口径13 尾栓開閉確認不可  銘:江州國友彦右衛門知忠 岡山県第105143号 「松本多賀次直綱作」台木墨識

C-065 榎並屋佐兵衛 火縄式銃砲 ¥200,000~ 付錦袋 全長1305 銃身長1005 口径12 目くぎ穴4 尾栓開閉確認不可 煙返し後補  銘:巻張摂州住榎並屋佐兵衛作 東京都第317853号

C-069

鈴木鉄蔵令成 指火式銃砲 ¥200,000

全長770 銃身長393 口径40 尾栓開閉可 銘:江州膳所藩鈴木鉄蔵 令成作 滋賀県第13823号

C-067 松本宇兵衛 火縄式銃砲 ¥150000~ 全長1325 銃身長1022 口径13 尾栓開閉確認不可 台木ワレ

槊杖欠 銘:□泉界松本宇兵衛作 長野県第93430号

C-068 國友藤兵衛重恭 火縄式銃砲 ¥150,000~ 全長1246 銃身長997 口径11 尾栓開閉可 火挟深サビ  銘:江州國友藤兵衛重恭 滋賀県第19814号

C-070 水牛角大煙硝入 ¥100,000~ 総長46

C-071 火縄式銃砲 ¥60,000~ 長さ1085(総長1356) 口径12  尾栓開閉確認不可 槊杖欠 絡繰不具合  台木筒先カケ、火蓋部カケ補修、引金付近鋲欠 雨覆い欠  煙返し欠 長野県第33564号

C-072 溜塗長吹矢 ¥50000~ 総長305

C-074 秋草文刀装具 ¥400,000~ 付木箱(桐) 銅鐔73×79×05ほか 小柄口金剥離 赤銅縁頭、目貫、小柄

C-075 四分一地梅鉢紋散揃金具 ¥250,000~

付木箱(桐) 鐔61×66×05ほか

磨地鐔 魚子地小柄、栗形、裏瓦、鯉口、縁頭

C-076 鉄地雪持笹透大小鐔 ¥200,000~ 付木箱(桐)

特別貴重小道具認定書(日刀保) 大8×82×04ほか 無銘(記内)

C-077 赤銅魚子地梅樹龍文大小鐔

¥450,000~ 付木箱(桐) 大72×79×08ほか 「玉川美久(花押)」銘 玉川美久は刀装金工師の名跡。江戸中期に活躍した初代は水戸藩の抱工となり、三代は藩御用彫物師を務めた。 幕末明治期に活躍した五代まで続いた。

C-078 銅地合戦透大小鐔

¥400,000~ 付木箱(桐) 大71×77×07ほか 「藻柄子入道宗典製」銘

喜多川宗典は近江の刀装金工師。はじめ秀典を名乗る。号藻柄子。

C-080 四分一地和田胤長文鐔 ¥250000~ 付鐔箱(桐) 77×84×03 高肉象嵌 洞窟で松明を掲げる武将を表に、富士松原を裏に象る。『吾妻鏡』に曰く、 将軍頼家が伊東での狩の際に洞窟を発見、探索を命じられた和田胤長は 中に棲む大蛇を斬ったと云う。

C-082 四分一地金覆輪馬具透鐔 ¥150,000~ 付鐔箱(桐) 67×71×05 「礒野正博(花押)」銘

C-081 鉄槌目地九曜紋透鐔 ¥240000~ 付識鐔箱(桐)  保存刀装具鑑定書(日刀保) 9×9×04 無銘(応仁)

C-083 鉄地源氏物語透鐔 ¥150,000~ 付鐔箱(桐)  特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 70×74×06 無銘(正阿弥)

C-084 鉄地珠追双龍唐草透鐔 ¥145000~ 付鐔箱(桐)

特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 71×75×05 無銘(南蛮)

C-086 鉄地勝虫文鐔 ¥140,000~ 付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 78×84×04 無銘(水戸)

C-085 鉄地竹透鐔 ¥145000~ 付鐔箱(桐) 特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 73×76×06 無銘(明珍)

C-087 鉄地八橋象嵌鐔 ¥135,000~ 付鐔箱(桐) 61×67×04 耳象嵌剥離 不明花押象嵌銘

C-089 鉄地鉄線浮文鐔 ¥130,000~ 付鐔箱(桐)

特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 77×82×04 耳象嵌剥離  無銘(武州)

C-091 鉄地八角透打返耳鐔 ¥120,000~ 付鐔箱(桐) 105×105×04 甲冑師

C-090 黄銅地河岸千鳥文鐔 ¥110000~ 付鐔箱(桐) 62×66×07

C-092 鉄地紋透鐔 ¥120,000~ 付鐔箱(桐) 8×8×06 尾張

C-093 鉄地斜算木透鐔 ¥110000~

付鐔箱(桐) 8×8×05 尾張

C-096 鉄地瓢箪透鐔 ¥90,000~

付鐔箱(桐) 類品掲載本 72×72×05 参考資料:『刀剣金工名作集 肥後金工』

C-099 銅魚子地宇治川先陣文鐔 ¥85000~ 付鐔箱(桐) 63×66×05 赤銅仕上

C-094 鉄地桜梅花透鐔 ¥90000~  付鐔箱(桐) 92×92×03 刀匠

C-097 鉄地芦彫文雁透鐔 ¥90,000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 72×76×03 耳小アタリ、サビ 「江府住正義」銘

C-100 鉄地巴透鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 78×78×05 耳鍛ワレ 無銘(甲冑師)

C-095 素銅地花小紋鐔 ¥100000~  付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 67×71×04 無銘(庄内)

C-098 鉄地古木空蝉文鐔 ¥85,000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 73×8×05 無銘(薩摩)

C-101 鉄地籠目象嵌透鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 貴重小道具認定書(日刀保) 69×76×04 象嵌剥離 「埋忠作」銘

C-103 鉄地紅葉透鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 特別貴重小道具認定書(日刀保) 73×74×04 無銘(因州駿河)

C-106 鉄地雁文透鐔 ¥70,000~

付鐔箱(桐) 貴重小道具認定書(日刀保) 75×75×06

C-109 鉄地変透鐔 ¥70,000~  付鐔箱(桐) 74×75×04 「継平慰造之」銘

C-104 鉄地桐象嵌鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 74×83×03

C-107 鉄地下藤透鐔 ¥70,000~

付鐔箱(桐) 特別貴重小道具認定書(日刀保) 87×87×03 無銘(甲胄師)

C-110 鉄地平安城象嵌鐔 ¥70,000~  付鐔箱(桐) 81×87×04 象嵌剥離補修  鉛充填

C-105 鉄地巴透鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 7×7×06 金山

C-108 鉄地騎馬道中文鐔 ¥70,000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 89×90×10 無銘(会津正阿弥)

C-111 鉄地唐草象嵌三ツ巴透鐔 ¥70,000~ 付鐔箱(桐) 81×82×05  象嵌剥離 平安城

C-112 銅地傘人物文鐔 ¥60000~

付鐔箱(桐) 7×75×05

高肉象嵌(小剥離、小アタリ)  赤銅覆輪(イタミ)

C-115 鉄地菊尽文鐔 ¥60,000~

付鐔箱(桐) 72×75×03

C-118 鉄地象嵌菊透鐔 ¥60,000~  付鐔箱(桐) 83×85×06 火肌 象嵌剥離 平安城

C-113 鉄地山水人物透鐔 ¥60000~

付鐔箱(桐) 67×72×05 「江州彦根住 藻柄子入道宗典製」銘

C-116 鉄地黄銅覆輪秋草蝶文鐔 ¥60000~ 付鐔箱(桐) 84×87×04  覆輪小アタリ 平安城

C-119 鉄地阿弥陀鑢木瓜鐔 ¥55,000~ 付鐔箱(桐) 75×82×03  深サビ 「山吉」銘

C-114 鉄地糸巻透鐔 ¥60000~

付鐔箱(桐) 77×77×05

C-117 鉄地梅樹透鐔 ¥60,000~  付鐔箱(桐) 特別貴重小道具認定書(日刀保) 82×84×03 「鉄仁」銘

C-120 鉄地三角花菱透鐔 ¥50,000~  付識鐔箱(桐) 75×75×04 サビ

C-122 鉄地菊流水文鐔 縁頭 ¥130,000~

鐔(付桐鐔箱 72×79×03 深サビ、象嵌剥離)  縁頭(付桐縁頭箱 スレ、象嵌小剥離)

C-124 鉄鐔 十二 ¥60000~ 付鐔箱(桐)12 9×99×04ほか

C-126 銅地小柄 縁頭 ¥50000~

海老文小柄(付桐小柄箱 総長98 小アタリ)  宇治川先陣文縁頭(付桐縁頭箱 縁22×38×13ほか)

C-123 鉄地直実敦盛文大小鐔 ¥120,000~ 付識箱(桐)  大75×8×04ほか 「坂田郡國友村住 臨川堂充昌」大鐔銘 「江州 臨川堂充昌」小鐔銘

C-125 鉄鐔 十九 ¥50000~ 72×75×03ほか

C-127 柄前 四 ¥50000~ 総長28ほか

C-128 赤銅魚子地葵紋縁 二  ¥100000~ 付木箱(桐)  大:22×37×15 スレ  小:22×36×15 スレ、小キズ 「岩本寛利(花押)」銘

C-129 赤銅地老松梟文縁頭 ¥80000~ 付縁頭箱(桐)

保存刀装具鑑定書(日刀保)  縁21×37×12ほか 無銘(庄内)

C-130 赤銅磨地祭礼文縁頭 ¥80000~ 付縁頭箱(桐)  保存刀装具鑑定書(日刀保)  縁22×37×12ほか 無銘(水戸)

C-131 赤銅地三番叟目貫 ¥70000~  付目貫箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 24×20 無銘(京金具師)

C-132 金被馬目貫 ¥50000~ 付合箱(桐)  総長35

C-133 縁頭 目貫三 ¥68000~  付木箱(桐)4 目貫総長45ほか  縁頭:赤銅地梅 目貫:獅子、馬、花

C-134 鉄地宝珠透八角鐔 ¥50000~  付鐔箱(桐) 80×80×08

C-135 黄銅地瓢箪文小柄 ¥50000~ 付小柄箱(桐) 総長97  象嵌小剥離

C-137 黄銅唐草彫同心十手 ¥180000~ 付朱房 総長28 小アタリ 下藤紋

C-138 練韋黒漆塗火事兜 ¥60,000~

C-139 侍鳶口 ¥50000~ 総長50

C-140 サーベル鳶口 ¥50,000~ 付帯革 総長62

C-141 町火消長鳶口 ¥50000~  総長150

C-142 鉄長鳶口 ¥60000~ 総長160 刃先カケ

C-143 鎖うばい ¥80000~ 総長115

C-144 長谷川等益 宇治川先陣画幅 ¥300,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 78×47 表具92×144 ヤケ スレ

C-145 鶴澤探龍 屋島合戦画双幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 絹本  陶磁軸端 51×113 表具63×203 ヤケ シミ  狩野探美箱識 鶴澤探龍(生年未詳~ 安政二・1855)は鶴澤派 の絵師。探索の子。名は 守照。法眼に叙せられた。

C-146

塩川文麟 源義家画幅 ¥50000~ 付木箱(杉 貼札)  絹本 骨軸端 41×109 表具53×189 ヤケ  シミ オレ 表具ヤケ、スレ、 虫穴 塩川文麟(文化 五・1808~明治十・ 1877)は四条派の画 家、京都の人。字子 温、子文。号文麟、 士温、木仏道人ほか。

C-148 伊達政宗十五将画双幅 ¥80000~ 絹本、紙本各1 金軸端 74×141 表具90×223 シミ オレ 虫穴 表具オレ、スレ、シミ

C-151 耕京 常磐御前画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 37×125 表具49×190 ヤケ シミ

C-152 宮本二天肖像画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本  牙軸端 37×82 表具49×191  ヤケ シミ 本阿弥常政箱識 宮本武蔵(天正十二・1584~正保 二・1645)は江戸前期の兵法者。

C-149 徳川二十将画幅 ¥70000~ 付木箱(桐)  絹本 牙軸端 42×108  表具51×176 シミ オレ  表具シミ 「文化甲戌(1814)」画中

C-150 源頼政画幅 ¥60000~ 付時代識箱(桐)  絹本 牙軸端 38×98  表具50×181 ヤケ

C-153 街道城郭画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥50,000~  紙本 56×130 屏風384×176

C-154 落合左平次背旗画賛幅 ¥200000~ 紙本  錦包軸端(スレ) 79×80 表具84×114 ヤケ シミ オレ 虫穴  表具アレ 「文政九年(1826)」書中

C-156 大坂夏之陣図 ¥90,000~ 紙本 103×91 ヤケ シミ  スレ オレ 穴

C-155 木彫武人坐像 ¥130000~ 像高46 剥離 玉眼

C-157 大坂夏之陣配陣図 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本  108×126 薄シミ 小穴

C-159 伊達政宗 書状幅 ¥650000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 45×31 表具55×119 ヤケ シミ スレ 伊達政宗(永禄十・1567~寛永十三・1636)は独眼竜の異名で知られる奥羽の武将。十八歳で家督を継ぎ、はじめ豊臣秀吉に仕えて小田原攻めに参陣し、 関ヶ原の戦いでは徳川家康につき伊達六十二万石を確定させ大名となった。また初の欧州派遣使節として支倉常長を送るなど世界に視野を広げ国際的な 活動にも努めた。

C-160 池田光政 八代集秀歌巻物

¥200000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 745×26 表具762×26 シミ 表具シミ 「延宝五(1677)」跋識 池田光政(慶長十四・1609~天和二・1682)は江戸前期の備前岡山藩主。通称新太郎、諡は芳烈公。輝政の孫。熊沢蕃山、市浦毅斎などについて儒学を 究めて仁政理念を藩政に体現した。一方、「花畠教場」を設置するなど士庶の教育にも力を注いだ。寺院淘汰など宗教政策も断行。

八代集とは平安中期から鎌倉初期にかけて編纂された八作の勅撰和歌集で、『古今和歌集』から『新古今和歌集』までの総称。

C-161 武田信玄 消息額 ¥150,000~ 紙本

35×17 額44×29 大ヤケ スレ

武田信玄(大永一・1521~天正一・1573)は甲斐出身の武将。実名晴 信。のち出家して信玄と号す。大膳大夫、信濃守。通称太郎。

C-162 伝淀君 書状幅 ¥150,000  付時代識箱(杉 木口一欠) 紙本 黒塗軸端 50×34 表具53×120  ヤケ シミ スレ オレ 表具オレ、ヤケ

C-164 細川三斎 書状幅 ¥180000~ 付時代箱(桐) 紙本  牙軸端 45×28 表具54×108 ヤケ スレ 表具ヤケ、大シミ

C-166 細川頼之 書状幅 ¥160000~ 付木箱(杉) 紙本  黒塗軸端 44×28 表具55×110 ヤケ シミ スレ 表具アレ 「応安四年(1369)」書中 細川頼之(元徳元・1329~明徳三・1392)は守護大名、管領。

C-165 伝細川三斎 和歌幅

¥240000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 35×30 表具48×120 ヤケ シミ オレ 表具虫穴 C-167 豊臣秀次 詩歌幅 ¥120000~ 付識箱(桐 貼札) 古筆極札(箱裏貼付) 紙本 骨軸端 27×28 表具37×98 オレ  表具オレ、シミ、穴 豊臣秀次(永禄十一・1568~文禄四・1595)は武将、秀吉の甥。宮部継 潤の人質となり、そのまま宮部姓を名乗る。のち羽柴姓に復帰し、秀吉か ら関白を譲位されるが、秀頼誕生を機に切腹を命じられたとされる。 細川三斎〈忠興〉(永禄六・1563~正保二・1645)は安土桃山から江戸前期の武将、茶人。父の細川幽斎と共に信長に仕え、また広く芸道にも通じて茶 湯、能、和歌、連歌などを好み、特に茶湯は利休の高弟として利休流の奥義を極め、利休七哲の一人に数えられる。夫人は明智光秀の娘玉(ガラシャ)。

C-168 藤堂高兌 花鳥画幅 ¥130000~  付木箱(桐) 絹本 骨軸端 35×91 表具45×174  ヤケ シミ 第十代津藩主

C-169 岡本宣就 書状巻物 ¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端  82×15 表具157×23 ヤケ シミ 穴 表具虫穴 五月八日付岡本喜安他三名宛 岡本宣就(天正三・1575~明暦三・1657)は兵法家、茶人。近江彦根藩主井伊直孝 の軍師。名宣就、号安分子ほか、通称半助。兵法を上泉秀胤に、茶道を小堀遠州に師 事。初め武田氏に、のち井伊直孝に仕えた。書画・和歌もよくした。

C-170 岡本宣就 消息幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 43×15  表具47×107 大ヤケ シミ スレ

C-171 松平定信 消息幅

¥80000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本  雑木軸端 47×17 表具50×100 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ  持明院少将宛

松平定信(宝暦八・1758~文政十二・1829)は、陸奥白川藩松平家三代当主。天明 七年老中首座につき、寛政の改革を断行。農政中心主義を唱え、風俗矯正に力を入れ た。隠居後は楽翁と号し、『集古十種』を編んだ。著書は百七十種を数える。

C-173 加藤清正 消息巻物 ¥100000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 81×20 表具130×25 シミ オレ 穴

加藤清正(永禄五・1562~万暦十一・1611年)は安土桃山時代の武将、豊臣秀吉の家臣で賤ケ嶽七本槍の一人。関ヶ原の戦いでは家康方につき、戦後肥 後七十四万石の領主となり築城・治水・干拓に力を注いだ。尾張の人。

C-174 伊達秀宗 和歌小色紙幅 ¥50,000~ 付木箱(桐)

川勝宗久極札 紙本 雑木軸端 15×18 表具35×130 ヤケ 伊達秀宗(天正十九・1591~万治四・1658)は伊予宇和島藩初代藩主。 伊達政宗の長男。

C-176 井伊直亮 書状幅 ¥70,000~  付木箱(杉) 紙本  黒塗軸端 50×18 表具53×115 シミ  表具シミ 井伊直亮(寛政六・ 1794~嘉永三・1850)は 大老、彦根藩十五代藩主。

C-175 蜂須賀斎裕 和歌短冊幅 ¥50,000~  付時代合箱(桐) 紙本 唐木軸端 6×36 表具26×136  オレ  表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 阿波蜂須賀家十二代

C-177 井伊直滋 書状幅 ¥50,000~  付木箱(桐 貼札)  紙本 雑木軸端  47×18 表具55×107 井伊直滋は彦根藩二 代藩主・直孝の長子。万 治元年に廃嫡され出家。

維 新

C-178 亭斎子 吉田松陰肖像画賛幅 ¥50000~ 絹本 骨軸端 41×109  表具51×187 ヤケ スレ 大島長和賛

C-181 西郷南洲 三行書幅 ¥60000~ 付識箱(杉) 紙本 雑木軸端 43×125 表具55×185 シミ オレ  ヨゴレ 表具オレ

C-179 藤本鉄石 虎画幅 ¥50,000~  紙本 唐木軸端 54×113 表具68×195 ヤケ  シミ スレ オレ 穴 表具ヤケ 藤本鉄石(文化十三・1816~文久三・1863)は、 名は眞金、字は鑄公、通称は津之助、別に鐵寒士、 吉備男子、鐵門などの号あり。

C-182 西郷南洲 四行書大幅 ¥50000~ 付木箱(桐 蓋ワレ、身桟二欠) 紙本  唐木軸端 80×146 表具99×224  シミ オレ キレ

西郷隆盛(文政十・1827~明治十・1877)は薩摩藩士。通称を吉之助、号を南 洲。薩長同盟の立役者で、戊辰戦争では江戸城の無血開城を実現させた。

C-180 佐久間象山 四行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 高井鴻山家札  紙本 翠玉軸端 52×119 表具67×190 シミ  スレ オレ 「癸丑(1853)夏日」書中 佐久間象山(文化八・1811~元治元・1864)は 思想家。信州松代藩士。名国忠のち啓、通称修理、 字子迪、号象山。

C-183 高橋泥舟 二行書幅 ¥50000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 雑木軸端 29×110 表具41×186 スレ

C-184 高橋泥舟 二行書幅 ¥50000~ 付二重箱 (内桐 外溜塗) 紙本 雑木軸端 61×132 表具77×213 シミ

高橋泥舟(天保六・1835~明治三十六・1903)は幕臣、槍術家。山岡 正業の二男、髙橋家の養子。名は政晃、通称は謙三郎、精一。号忍歳、 晩年に泥舟を用いた。勝海舟、山岡銕舟と幕末の三舟として有名。

C-186 佐久間象山 藤沢南岳 合装書額 ¥50000~

紙本 90×30 額115×43 薄ヤケ シミ 表具スレ、シミ 佐久間象山(文化八・1811~元治元・1864)は思想家。信州松代藩士。 名国忠のち啓、通称修理、字子迪、号象山。佐藤一斎に師事するも、師が 陽明学を奉ずる点が不満であったという。蘭学・砲術に通じ、「海防八 策」と呼ばれる説を主張。京都で尊攘派に暗殺された。

C-188 西郷南洲 消息巻物 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本  骨軸端 73×18 表具128×26 ヤケ オレ 西郷隆盛(文政十・1827~明治十・1877)は薩摩藩士。通称を吉之助、 号を南洲。薩長同盟の立役者で、戊辰戦争では江戸城の無血開城を実現 させた。明治十年(1877)新政府軍に敗れて鹿児島で自刃。後、罪を許さ れ、正三位を追贈された。

C-190 高杉晋作 松画幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 絹本  唐木軸端 29×31 表具39×109 大ヤケ 薄シミ オレ 高杉晋作(天保十・1839~慶応三・1867)は幕末の長州藩尊攘派の志 士。号は東行。吉田松陰の松下村塾に入門、久坂玄瑞とともに松門の双 璧と称された。文久二年(1862)、藩命により上海へ渡航、帰国後、尊王 攘夷運動に参加。また馬関攘夷戦後は奇兵隊を組織して下関防御の任に ついた。元治元(1864)、四国連合艦隊の下関砲撃後は講和条約の正節と なる。

C-187 高山彦九郎 四字書額 ¥50000~ 紙本 121×33 額139×43 大ヤケ 高山彦九郎(延享四・1747~寛政五・1793)は勤皇家。名正之、字仲縄、 通称彦九郎。上野国に生まれる。蒲生君平、林子平と共に寛政の三奇人 と称される。久留米で自刃。歌集『高山朽葉集』。

C-189 山岡鉄舟 二僧画賛幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 54×30 表具65×119 ヤケ シミ 山岡銕舟(天保七・1836~明治二十一・1888)は剣客、政治家。無刀流 の創始者。江戸生まれ。通称鉄太郎、諱高歩、字曠野ほか、号銕舟、一楽 斎。書を能くした。維新時には、西郷隆盛と会見し、勝海舟との会談を周 旋するなど尽力した。県知事ののち、明治天皇の侍従となる。幕末の三 舟のひとり。

C-191 渋沢栄一 消息幅

¥50000~ 付木箱(杉) 紙本

唐木軸端 59×17 表具64×131 オレ 曽和嘉一郎宛 渋沢栄一(天保十一・1840~昭和六・1931)は近代日本を代表する実 業家。十五代将軍徳川慶喜に仕え、実弟の水戸藩主徳川昭武に随行して 渡欧。帰国後は明治新政府の大蔵省に仕え、第一国立銀行創立をはじめ 多くの社会公共事業に関わった。

C-192 高山彦九郎 三行書幅 ¥65,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 29×129 表具42×219 ヤケ オレ 高山彦九郎(延享四・1747~寛政五・1793)は 勤皇家。名正之、字仲縄、通称彦九郎。

C-195 三好重臣 三行書幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絖本 牙軸端 52×160 表具68×234 シミ オレ 三好重臣(天保十一・1840~明治三十三・1900) は陸軍軍人。最終階級中将。号秋畝。

C-193 山内容堂 五行書幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 55×133 表具72×203 シミ オレ ヨゴレ 山内容堂(文政十・1827~明治五・1872)は土 佐藩主、公武合体論者。名豊信、号容堂、別号鯨 海酔侯・九十九洋外史・酔擁美人楼など。

C-196 浅野長勲 二行書幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 絹本 牙軸端 36×128 表具50×203 ヤケ シミ 天野雨石箱識 坤山公遺墨展出陳 浅野長勲(天保十三・1842~昭和十二・1937) は安芸広島藩十二代藩主。

C-194 渋沢栄一 二行書幅

¥90,000~ 付合箱(桐) 所載コピー 紙本 P軸端 57×128 表具70×208 ヤケ シミ  スレ オレ 『渋沢栄一の書』所載 渋沢栄一(天保十一・1840~昭和六・1931)は 近代日本を代表する実業家。

C-197 東郷平八郎 一行書幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本 牙軸端 33×134 表具46×204 シミ オレ 表具オレ 「大正五年(1916)三月」書中 東郷平八郎(弘化四・1848~昭和九・1934)は 鹿児島藩士、東郷吉佐衛門の四男。

書畫家

D-001 雪舟等楊 白衣観音画幅 ¥250,000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本  骨軸端 34×101 表具50×182 シミ スレ オレ キレ 表具虫穴 「勝海舟愛蔵愛玩」箱識 雪舟(応永二十七・1420~永正三・1506)は室 町時代の禅僧画家。備中国の人。諱は等楊。幼少 で相国寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。応仁元 (1467)、明に渡り大陸の自然と水墨画を学び帰 国。

D-002 祥啓 文殊菩薩画幅 ¥200,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 29×98 表具41×182 シミ オレ キレ  表具大アレ、オレ 祥啓は、室町中期の画家。名は賢江、字は祥啓。 雪渓と称し、貧樂斎と号す。野州宇都宮の画師丸 良氏の息子。鎌倉建長寺に入りて書記となる。因 て啓書記と呼ばれる。文明十年上洛後芸阿弥(真 芸)に画を学び、幕府の画庫で唐絵を学ぶ。室町 中期水墨画の名人として世人の賞賛を博した。

D-003 周耕 楊柳観音画幅

¥150,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 47×119 表具59×205 ヤケ スレ  オレ 表具スレ 周耕は和州多武峰に住した僧で、雪舟に学び、 雪舟とともに入明したと記す画伝がある。作風 からみた周耕は雪舟弟子とするに相応しいが、 現存する作品が少なく、伝歴はまだ不明の部分 が多い。

D-004 相阿弥 群雀画幅 ¥200000~ 付二重箱(内時代貼札識桐 外溜塗) 狩野栄信折紙(虫喰) 絹本 牙軸端  34×19 表具46×106 ヤケ オレ 表具ヤケ 相阿弥(生年未詳~大永五・1525)は藝阿弥の子、能阿弥の孫。足利義政の同朋衆。名は眞相、別に松雪斎、鑑岳と號す。父に 画を習い、周文、牧溪の画を慕った。また詩画や茶道にも造詣が深く、鑑識に精通していた。阿弥派の集大成というべき『君台観 左右帳記』『御飾記』を完成させ、伝承作品は多いが実体は不明な点が少なくない。

D-005 相阿弥 春秋山水画双幅 ¥120000~ 付識箱(桐) 紙本  骨軸端 24×94 表具34×175 ヤケ シミ オレ 香炉印 D-006 樹下繋馬画幅 ¥85000~

付時代箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 47×100  表具61×187 シミ スレ オレ 落款不読

D-008 松花堂昭乗 寿老枝花画三幅対 ¥150000~ 付二重箱(内時代貼札識桐)  大倉好斎折紙 紙本 牙軸端 29×99 表具32×178 オレ 表具ヤケ 大田蜀山人箱識 松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・1639)は学僧、書画家。堺の人。俗名中沼式部、号に惺々 翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山岩清水八幡宮の瀧本坊に住した。

D-010 伝相阿弥 富士群鶴画幅 ¥50,000 付木箱(桐 貼札) 前田香雪折紙 紙本 骨軸端(一欠) 81×53  表具93×145 薄シミ スレ オレ 表具ヤケ、スレ、虫穴

D-009 小栗宗丹 花鳥画幅 ¥50,000~ 付溜塗箱(雑木 貼札) 紙本 牙軸端 50×113 表具64×199 シミ スレ  オレ 穴 表具ヤケ 小栗宗丹(応永二十・1413~文明十三・ 1481)は室町幕府の御用絵師。出家後は宗湛。 別号に自牧。京都相国寺に入り周文に師事、 また牧渓らに私淑し独自の画風を成した。

D-011 狩野元信 月下山水画幅 ¥80,000

付二重箱(内時代貼札識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 61×26  表具73×113 シミ スレ オレ 表具スレ 狩野元信(文明八・1476~永禄二・1599)は正信の息。狩野派の確立 者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ばれた。京都生まれ。

D-012 狩野山雪 神農画幅 ¥185,000~  付木箱(桐) 紙本 牙軸端 38×94 表具50×180 大ヤケ スレ オレ 狩野山雪(天正十五・1587~慶安四・1651)は本名は千賀光 家。別に蛇足軒、桃源子と号す。狩野山楽の門人で女婿。宋の 牧溪等を研究し、山楽よりも装飾的だといわれた。京都の狩野 派の中心的人物で山水・人物・花鳥獣を能くした。法橋に叙 せられる。

D-013 菊田伊洲 探幽画羅漢写大幅 ¥150,000~

付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 83×40 表具95×130  シミ オレ 表具シミ、オレ 菊田伊洲(寛政三・1791~嘉永五・1853)は狩野派の絵師、仙台四大画家の一。

D-014 狩野常信一門 三幅対 ¥130000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本  牙軸端 40×95 表具53×185 ヤケ シミ オレ 常信:成道吹笛 周信:桜 峯信:楓 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713) は尚信の長男。木挽町狩野家二代。徳川幕府の 奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。 狩野周信(万治三・1660~享保十三・1728) は木挽町狩野家三代。常信の長男。通称右近、 号如川、泰寓堂ほか。享保四年(1719)法眼に叙 せられた。

狩野岑信(寛文二・1662~宝永五・1709)は 画家、浜町狩野家の祖。常信の次男。号随川、覚 柳斎。

D-016 吉村周山 檜林屏風 中形 二曲 一双 ¥200000~ 紙本 180×138 屏風188×146 ヤケ スレ 改襖 吉村周山(元禄十三・1700~安永二・1773)は大坂の人、名充興、探仙叟などと号した。狩野派画人牲川充信に学び一家をなし、 法眼に叙せられた。大岡春トと並び称せられる画人ながら、根付師としても華麗なる彩色で名をなした。

D-017 狩野安信 円窓画三幅対 ¥130000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 37×35  表具49×116 薄シミ 狩野安信(慶長十八・1613~貞享二・1685)は狩野家八代、中橋狩野家初代。徳川幕府の奥絵師。孝信の三男、京 都の人。名四郎二郎、号永真、牧心斎。寛永、承応、寛文、延宝の各造営の内裏襖絵制作に参加。寛文二年法眼。画 論『画道要訣』がある。

D-018 狩野永徳 達磨画幅 ¥50000~ 付時代箱(桐・破損、虫喰 貼札)  紙本 牙軸端 60×103 表具75×208 大ヤケ シミ オレ  キレ 表具ヤケ、シミ、ウキ 狩野永徳(天文十二・1543~天正 十八・1590)は安土桃山時代の画家。 山城国の人。名は州信、通称源四郎。

D-019 狩野探幽 夏冬山水画双幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 50×126 表具61×223 ヤケ シミ 虫穴  表具オレ、ヤケ、シミ 「七十一歳」画中

狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖 父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱 は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

D-021 狩野永雲 牡丹孔雀桐鳳画双幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 49×127 表具62×210 ヤケ シミ オレ キレ  表具ヤケ、シミ

D-020 狩野常信一門 三幅対 ¥50000~ 付時代識箱(桐 蓋大破)  絹本 牙軸端 39×98 表具53×194 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ、スレ 常信:陶淵明 周信:夏景山水 岑信:雪景山水 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。

徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

狩野周信(万治三・1660~享保十三・1728)は木挽町狩野家三代。常信の長男、江戸生ま れ。通称右近、号如川、泰寓堂ほか。徳川幕府の奥絵師、江戸城障壁画を描く。享保四年 (1719)法眼に叙せられ、朝鮮国王へ贈る屏風を手がけた。

狩野岑信(寛文二・1662~宝永五・1709)は画家、浜町狩野家の祖。常信の次男。号随川、 覚柳斎。

D-022 狩野洞春 富士日月画三幅対 ¥50,000~ 付時代識箱(桐・破損 貼札) 絹本 牙軸端 44×97 表具57×185  薄ヤケ 狩野洞春美信(延享四・1747~寛政九・1797)は式部卿法眼、明和元(1764)に朝 鮮御用屏風を描き、天明五年(1785)法眼。駿河台狩野派四代(宝暦五・1755相続)。

D-024 鈴木鄰松 龍虎画双幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐) 湯浅了雅折紙 絹本 牙軸端 52×119  表具65×203 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ウキ、虫穴  湯浅了雅箱識

D-026 狩野探幽 文珠菩薩画幅 ¥90,000 付時代識箱(杉 貼札) 絹本 牙軸端 32×86 表具44×169 ヤケ シミ ウキ オレ  表具アレ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝 二・1674)。

D-025 狩野尚信 寿老画三幅対 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札)  紙本 牙軸端 39×113 表具51×198 シミ オレ 左右白鷺 狩野尚信(慶長十二・1607~慶安三・1650)は孝信の次男、京都の人。木挽町狩 野家の祖。号自適斎、通称主馬。寛永七年(1630)江戸に下り、幕府の御用絵師と なる。

D-027 久隅守景 孔明画幅 ¥65,000 付時代識箱(桐 貼札) 汲斎極札 紙本 角軸端 29×93  表具31×170 オレ 表具オレ 久隅守景(生歿年未詳)は通称 半兵衛、無礙斎、無下斎、号一陳 翁。

D-028 狩野探幽 東方朔画三幅対 ¥50,000~ 付時代識箱(杉)  紙本 骨軸端 38×108 表具46×182 ヤケ シミ スレ オレ 穴  表具オレ、ヤケ、キレ 脇上下龍 香炉印

D-029 狩野探幽 海龍画大幅 ¥50,000~ 付木箱(桐)  紙本 唐木軸端 118×55 表具133×165 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ、虫穴 風帯イタミ

D-030 狩野探幽 富士昇龍画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×32 表具53×116 ヤケ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ

狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

D-031 狩野山楽 牡丹眠猫画大幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐・蓋ワレ、身桟一欠 貼札) 絹本 牙軸端 75×50 表具89×148 ヤケ スレ 表具ヤケ、虫穴 狩野山楽(永禄二・1559~寛永十二・1635)は京狩野の始祖。名は光 頼、通称修理。秀吉に推薦され永徳の弟子となる。大坂城内千畳敷大広 間障壁画に関与したとみられる。

D-032 伝狩野探雪 山水画稿巻物 ¥50,000~ 付木箱(桐)  紙本 雑木軸端 635×30 表具656×30 ヤケ シミ 穴

D-033 狩野三碩俊光 花車屏風 中形 六曲 一隻 ¥150,000~ 紙本 344×134 屏風361×150 スレ キレ 虫穴 背面損傷 井上三碩は狩野安信門下の絵師、貞享年頃に活躍。はじめ古斎と号す。

D-035 松汀群馬屏風 中形 六曲 一双 ¥600000~ 付時代合箱(杉) 紙本 290×127 屏風304×141 ヤケ スレ 補彩 背面損傷

D-036 富士三保松原屏風 本間 六曲 一双 ¥390,000~ 紙本 358×154 屏風376×172 ヤケ スレ

D-038 行寿 山水屏風 本間 六曲 一双 ¥160000~ 紙本 356×156  屏風370×170 ヤケ シミ スレ 大縁大破 背面損傷 画人未詳

D-039 金地鶴亀屏風 中形 六曲 一双 ¥100000~ 紙本 273×105 屏風277×109 ヤケ  大シミ スレ キレ

D-040 杉画貼交風炉先屏風

D-041 志度寺縁起画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥160,000~ 付木箱(杉) 紙本 40×105 屏風283×136 ヤケ シミ スレ

D-042 金地花鳥屏風 本間 六曲 一隻 ¥160,000~ 紙本 360×157 屏風376×173 ヤケ スレ

D-043 山本探斎 琴棋書画屏風 本間 六曲 一双 ¥120000~ 紙本 352×156  屏風367×170 穴 虫穴 山本探斎(生歿未詳)は江戸 時代後期、京都の画家。名は昌 盛。字は士慎。壮園と号す。探 淵の子。

D-045 渡辺守貫 金地帝鑑図屏風 本間 六曲 一双 ¥200,000~ 紙本 362×158 屏風376×172 ヤケ 補筆 画人未詳

D-046 金地琴棋書画屏風 本間 六曲 一双 ¥150,000~ 紙本 357×153 屏風370×166 ヤケ スレ ヨゴレ 小縁、桟剥離

D-047 尾形乾山 水草画幅 ¥380000~ 付二重箱(内貼札識桐) 紙本  牙軸端 28×73 表具30×157 ヤケ スレ 「北泉閣」蔵印 下条桂谷箱識 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江 戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふ れる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。

D-048 中村芳中 雁来紅画幅 ¥350000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 33×107 表具37×196 シミ オレ 中村芳中(生年未詳~文政二・1819)は江戸後 期の琳派の画家。号温知堂ほか。京都の人。光琳 に私淑、温和かつ装飾的な画風で知られる。著 『光琳画譜』。

D-049 渡辺始興 河畔花卉画幅 ¥130000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 35×94 表具48×182 ヤケ シミ 渡辺始興(天和三・1683~宝暦五・1755)は京 都生まれの絵師。近衛(予楽院)家煕に随侍。初 め狩野派に、後に尾形光琳に学ぶ。大和絵の画法 も研究し、多様な様式で描いた。

D-051 酒井抱一 仁徳天皇歌賛幅 ¥250000~ 付木箱(桐) 肉筆立美人画幅 絹本 牙軸端 15×38 表具31×151  双幅 酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・1828)は琳派の画家。姫路藩 主酒井忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟 子となる。書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、『光琳百図』等を出 版した。

D-052 鈴木其一 孤釣画双幅 ¥250000~

付二重箱(内識桐) 絹本 ガラス軸端 35×98 表具49×190  ヤケ シミ 鈴木其一(寛政八・1796~安政五・1858)は琳派の画家。名は元長、字 は子淵、別号必庵、為三堂、噌々、菁々など。通称為三郎。江戸の人。酒 井抱一の内弟子として絵を学んだ。同門の鈴木蠣潭の養子となり鈴木家 を継ぎ、酒井家家臣となり抱一の付人を務めた。大胆な装飾的画風が特 色。俳諧・諸芸にも通じた。

D-053 酒井抱一 白梅福寿草画幅 ¥80,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 33×93 表具48×177 ヤケ 宇佐美直八箱識

D-054 酒井抱一 秋草兎画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本  牙軸端 28×99 表具42×190 ヤケ  大シミ 表具ヤケ、スレ、虫穴

D-055 酒井抱一 扇面貼込双幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 潤塗軸端 28×98 表具38×187  シミ オレ 旭日(画人未詳) 空山和歌賛

酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・1828)は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子となる。 書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、『光琳百図』等を出版した。

D-056 伝俵屋宗達 歌仙絵藤原家隆小色紙幅 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本 牙軸端 19×20  表具47×140 スレ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴

D-057 尾形光琳 寿老画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内桐・蓋一部欠)  安田靫彦鑑定書 絹本 牙軸端 36×96  表具49×187 ヤケ 薄シミ 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)。

D-058 山田抱玉 糸瓜棚歌賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 32×86 表具42×167 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ 初代山田抱玉は抱一門人の絵師で、字子師、号 青帰ほか。子が二代目を継ぐ。

D-060 田中訥言 二見ヶ浦和歌浦画双幅 ¥100,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗)  絹本 骨軸端 43×110 表具55×191 ヤケ シミ 田中訥言(明和四・1767~文政六・1823)は復古大和絵派の祖。名古屋の人。名痴、字虎頭、別号に 大孝斉、痴翁、痴斎、得中、過不及子。門人に浮田一蕙、渡辺清など。

D-061 淳信 涅槃画幅 ¥80,000~  付時代識箱(杉) 絹本 唐木軸端 28×88  表具42×176 ヤケ シミ

D-062 土佐光孚 金地雪中曳舟風炉先屏風 ¥100,000~ 付時代識箱(杉) 紙本 186×69 屏風190×73  ヤブレ補修

土佐光孚(安永九・1780~嘉永五・1852)は土佐家の分家光貞の子。幼名虎若丸、字子正、号鶴皐。従四位上、土佐守に任ぜられ、 宮廷の絵所預となる。寛政二年・十歳の時、父光貞と共に内裏造営時の障壁画制作に参加。

D-063 英一蝶 富士越龍画幅 ¥50,000~ 付時代溜塗箱(桐 貼札)  大倉好斎極札 絹本 牙軸端 37×102  表具46×188 ヤケ シミ 表具シミ

D-064 英一蝶 猿猴望月画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 P軸端 37×104  表具47×189 ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ

英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓翁な ど。

D-066 曾我蕭白 仙人画賛幅 ¥50000~ 付時代溜塗箱(桐 貼札) 絹本  陶磁軸端 30×95 表具41×172 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴

D-067 曾我蕭白 鉄拐蝦蟇仙人画大幅 ¥60000~

付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 75×147  表具93×242 ヤケ スレ オレ キレ

曾我蕭白(享保十五・1730~安永十・1781)は本姓三浦、名は暉雄。字師龍、別号蛇足軒、鬼神斎な ど。

D-065 浮田一蕙 一蓮観音画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 24×105 表具37×185 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ 浮田一蕙(寛政七年・1795~安政六年・1859) は復古大和絵派の画家。名は公信、のち可為、豊 臣を称す。別号に昔男精舎。

D-068 鶏画幅 ¥50000~

付木箱(桐 桟破損) 紙本 黒塗軸端 44×99  表具56×187 ヤケ 大シミ スレ 穴 若冲の画風を思わせるが、落款は現在判明して いる弟子には該当せず、私淑したものと見受ける。

D-070 円山応挙 山水画幅 ¥400,000~  付二重箱(内桐 外溜塗) 前田香雪極札 絹本 骨軸端 46×107  表具57×194 ヤケ シミ 「天明丙午(1786)初夏」画中

D-071 円山応挙 瀧山水画幅 ¥300,000~ 付木箱(桐)  絹本 牙軸端 65×146 表具83×220 シミ 「天明丁未(1787)」画中 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を 学ぶ。

D-072 円山応挙 祇園御旅四明竹画幅 ¥250000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗合) 所載コピー 紙本 牙軸端 29×110 表具32×192 オレ 表具オレ 『古画総覧 円山四条派系1』 (国書刊行会・2000)所載 中島来章箱識、表装一文字画

D-073 円山応挙 墨竹画賛大幅 ¥150000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 川端茂章折紙 紙本 朱塗三ツ葉葵紋蒔絵軸端 70×141 表具88×246 シミ オレ 表具オレ、シミ 皆川淇園賛 川端玉章箱識

D-074 円山応挙 登龍門画幅 ¥120000~ 付二重箱(内識桐) 絹本  牙軸端 40×107 表具55×194 ヤケ  シミ 表具ヤケ、シミ 「天明戊申(1788)」画中 円山応立箱識

D-076 松村呉春 九老画幅 ¥140,000~ 付識箱(桐) 絹本  牙軸端 50×128 表具64×224 ヤケ シミ 「安永己亥(1779)」画中 巌谷一六箱識 松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四条派の開祖、京都の人。 名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の古名呉服の里に因み呉 春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。軽妙洒脱な新様式 を作りだした。

D-078 円山応挙 狗子画幅 ¥100000~  付時代合箱(桐 破損) 絹本 唐木軸端 55×39 表具65×127 ヤケ シミ オレ 「戊申暮春」画中 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は 氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、 字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

D-077 舜僊 猿画幅 ¥150,000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本  唐木軸端 42×105 表具54×191 シミ オレ 画人未詳

D-079 松村景文 金地芦雁屏風 本間 六曲 一隻 ¥50000~ 紙本  366×157 屏風381×172 シミ スレ 大縁アレ 松村景文(安永八・1779~天保十四・1843)は四条派の画家、京都の人。字士藻、号華渓、 通称要人。呉春の異母弟で、呉春に師事。写生画の花鳥をよくした。軽妙さが特色。兄とと もに四条派の隆盛に尽力。

D-080 岸良 龍虎画双幅 ¥50,000~ 付識箱(杉 貼札)  絹本 骨軸端 35×99 表具47×170 ヤケ シミ  表具ヤケ、スレ、虫穴 岸良(寛政十・1798~嘉永五・1852)は京都の画家。

D-082 岸駒 水上書屋画幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 59×125  表具72×190 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 岸駒(寛延二・1749~天保九・1838)。

D-081 岸連山 龍虎画双幅 ¥80000~  付識箱(桐・蓋一部欠 貼札) 絹本 骨軸端 36×102 表具51×192  シミ オレ 表具オレ、シミ 岸連山(享和三・1803~安政六・1859)は京都生まれの画家。

D-083 円山応挙 竹画幅 ¥50000~  付識箱(杉) 紙本 牙軸端 28×100  表具43×183 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ  国井応陽箱識 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)。

D-084 横山清暉 虎画幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 46×116  表具57×204 薄シミ オレ 表具オレ、スレ 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)。

D-086 長沢芦雪 寿老画幅 ¥80,000~  付時代識箱(杉) 絹本 唐木軸端 28×73  表具34×145 ヤケ シミ 虫穴 長沢芦雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は京都 の人。名は政勝、魚、字は氷計。円山應挙に入門、写 生画法を学ぶ。

D-087 松村呉春 徒然草画賛幅 ¥50,000~ 紙本 牙軸端 71×140  表具86×216 第六十七段

松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四 条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓 ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。

D-089 長沢芦雪 龍虎画貼交屏風 中形 二曲 一隻  ¥80,000~ 付木箱(杉 蓋破損) 紙本 55×132 屏風158×162  ヤケ シミ スレ

D-088 四条派諸家合作画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 32×99 表具45×186 ヤケ シミ  表具オレ、ヤケ、シミ 河村文鳳 八田古秀 岡本豊彦 渡辺南岳 河村埼鳳

D-090 原在照 岩礁双鶴屏風 本間 二曲 一隻 ¥50000~ 絹本 186×168 屏風190×172  ヤケ シミ ヨゴレ 「安政戊午(1858)仲冬」画中 原在照(文化十・1813~明治四・1871)は原在明の婿養子、原派三代、 禁裏御用絵師。京都生まれ。字子写、号観瀾、南荊、夕鸞。和宮の婚儀の 際に屏風を、また慶応三年明治天皇の即位式に曲水宴の屏風を描いた。

D-092 熊斐 松下独鶴画幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 56×128 表具72×197 ヤケ スレ 熊斐(正徳二・1712~安永元・1772)は長 崎生。姓神代のち熊代、名斐、字淇瞻、別号繍 江。字は贍、通称は甚右衛門。姓を縮めて中国 人風に熊斐と称した。

D-093 鶴亭浄光 梅画賛幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 紙本  唐木軸端 28×126 表具41×191  ヤケ シミ スレ 穴 鶴亭(享保七・1722~天明五・1785) 名は浄博、のち浄光。字は恵達、のち海 眼。鶴亭、如是、五字庵、南窓翁などと 号した。

D-091 鶴亭浄光 梅画幅 ¥180000~ 付時代箱(杉) 紙本  牙軸端 33×118 表具46×184 ヤケ スレ オレ 鶴亭(享保七・1722~天明五・1785)は長崎生まれの画僧。名は浄光、 字は惠達・海目、別号に如是道人・五字庵・白羊山人・南窓翁・墨翁・ 米寿翁など。黄檗僧から還俗、熊斐の門下となり独自の画風を確立した。 名声を得、俳諧師としても活躍したが、再び黄檗僧に復帰した。

D-094 宋紫岡 芥子鶏画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札)  絹本 牙軸端 33×99  表具46×188 ヤケ シミ 宋紫岡(安永九・1780~嘉永三・ 1850)。

D-095 今宮太室 松下鶴画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 雑木軸端 34×112 表具46×190 ヤケ シミ 「文化丁丑(1817)秋九月」画中

D-096 谷文晁 富士蝶画三幅対 ¥180,000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端  32×103 表具39×189 ヤケ シミ 「拝領 万延庚申(1860)従対洲公」箱識 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1841)は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の 子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

D-097 柳沢淇園 睡童山水画三幅対 ¥150000~  付木箱(桐) 不明折紙 絹本 骨軸端 32×93 表具45×177 ヤケ シミ 柳沢淇園(宝永二・1705~宝暦八・ 1758)は本姓曽根、字は公美、通称を柳里 恭、別号に玉桂、竹溪ほか。

D-098 岡田米山人 清遊山水画賛幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 41×114 表具55×197 薄ヤケ 薄シミ  表具オレ 岡田米山人(延享元・1744~文政三・1820)は 文人画家。大阪出身。名を国、字は士彦、別号に 米翁。俗に岡田彦兵衛、米屋彦兵衛と称した。

D-099 帆足杏雨 緑池遊魚画賛幅 ¥100,000~ 付二重箱(内識桐) 所載コピー 紙本 牙軸端 50×130 表具65×206 シミ 穴 田中柏陰箱識 『當市天満某家所蔵品入札』所載 帆足杏雨(文化七・1810~明治十七・1884)

D-102 渡辺華山 竹石画賛幅 ¥100,000~ 付二重箱(内鏡識桐) 紙本  牙軸端 53×128 表具70×222 シミ スレ  南岳ほか箱識 渡辺華山(寛政五・1793~天保十二・1841)は 田原藩家老、洋学者、画家。

D-100 田能村竹田 楊柳観音画幅 ¥80,000~ 付鏡識箱(桐) 紙本 根来塗軸端 30×103 表具46×185 シミ 田中柏陰箱識

D-101 田能村竹田 山中葛屋画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内溜塗桐) 絖本 牙軸端 36×87 表具54×171 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、オレ 銭少虎賛

田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、 別号田舎児ほか多数。

D-103 山本梅逸 秋渓画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 28×135 表具43×209 薄シミ 表具シミ 大窪詩佛賛 山本梅逸(天明三・1783~安政三・1856)は尾 張名古屋藩の御用絵師、名古屋の人。

D-104 中林竹洞 花鳥画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 50×123 表具66×205 ヤケ 中林竹洞(安永五・1776~嘉永六・1853)は南 画家。名古屋の医家に生まれる。名成昌、字伯明、 別号筆樵、東山隠士、沖澹ほか。

D-106 谷文晁 柳叭々鳥画幅

¥60,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 32×97  表具51×204 シミ オレ 柳外箱、巻止識

D-107 谷文晁 大根鼠画幅 ¥50,000~ 紙本 黒塗軸端 52×127  表具65×195 ヤケ オレ 表具アレ 「天保十一年(1840)」画中

谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1841)は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の 子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

D-109 池大雅・玉瀾 竹画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐)  紙本 牙軸端 50×123 表具67×195 シミ オレ 池大雅(享保八・1723~安永五・ 1776)は画家、書家、京都の人。与 謝蕪村とともに「日本南画の祖」と 呼ばれる。

D-110 池玉瀾 草花画幅 ¥50000~ 紙本 蒔絵軸端 30×119 表具32×195 ヤケ シミ  オレ 表具大アレ 風袋一欠 池玉瀾(享保十三・1727~天明四・ 1784)は女流画家。京都の人。池大雅 の妻。

D-108 貫名海屋 葛屋山水画賛幅

¥70,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 42×119 表具57×206 ヤケ シミ  渡辺華石箱識 貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒 者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。

D-111 青木木米 雨中山水画幅 ¥70,000  付合箱(桐) 紙本 潤塗軸端 28×117 表具37×167 ヤケ オレ  虫穴 「甲戌初夏写於霊芝楼中 為葛城峯下伯亀雅生」画中 青木木米(明和四・1767~天保 四・1833)は陶工、南画家。

D-112 桑山玉洲 秋景山水画幅 ¥50,000 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 47×133 表具62×200  薄ヤケ シミ 桑山玉洲(延享年間~寛政十一・ 1799)。

D-113 横井金谷 農耕画賛大幅 ¥70000~

付時代箱(杉 貼札) 紙本  彫漆軸端(カケ) 86×163  表具102×227 シミ スレ  オレ 表具キレ 横井金谷(宝暦十一・1761~天保三・ 1832)は画家、陶芸家。

D-114 貫名海屋 高士渡河画賛幅 ¥50000~

付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 52×107 表具65×174 ヤケ シミ 貫名海屋(安永七・1778~文久 三・1863)は儒者、書家、文人画家。

D-117 野呂介石 山水扇面画幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 陶磁軸端 57×33 表具66×125 薄シミ  表具シミ 野呂介石(延享四・1747~文政十一・1828) は紀州和歌山生まれの南画家。名を隆年、字を 松齢、号を十友、混斎、第五隆、矮梅など。

D-115 草場佩川 三友鶴亀画賛大幅 ¥50000~  付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 86×149 表具104×249  ヤケ シミ スレ 草場佩川(天明七・1787~慶応 三・1867)は備前生まれの儒学者、 漢詩人。

D-116 遠坂文雍 花鳥句賛幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 絹本  唐木軸端 46×98 表具58×182 ヤケ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 遠坂文雍(天明二・1782~ 嘉永五・1852)は画家。

D-118 小田海僊 花鳥賢人諸画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥100000~ 付識箱(杉)  紙本 50×124 屏風370×173 スレ シミ 穴 大縁スレ 小田海僊(天明五・1785~文久二・1862)は周防生まれの南画家。名は瀛、字を巨海、通称は良平、別 号に百谷、百穀。

D-120 小泉斐 鮎画幅 ¥90,000~ 付識箱(桐) 絹本  骨軸端 60×42 表具71×132 ヤケ オレ  川喜田半泥子ほか箱識 小泉斐(明和七・1770~嘉永七・1854)は画人。下野国の人。本姓は木 村。幼名勝、諱光定、字桑甫、子章。別号に檀山、青鸞、檀森斎、非文道人 など。島崎雲圃に画をまなび、とくに鮎図で知られる。

D-122 雨中虎画幅 ¥50,000~ 絹本 骨軸端 44×108  表具56×191 ヤケ シミ オレ  虫穴 表具ヤケ、オレ、シミ  不読印

D-123 藤原雲仲 竹虎画幅 ¥50,000~ 紙本 朱塗軸端(剥離) 61×129 表具67×233 ヤケ オレ 表具大アレ 画人未詳

D-121 長谷川雪旦 旭日富士画大幅 ¥50,000~ 絹本  骨軸端 86×54 表具101×149 ヤケ シミ  表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 長谷川雪旦(安永七・1778~天保十四・1843)は絵師。江戸の人。長谷 川雪嶺の子。名は宗秀、号に巌岳斎・一陽庵、通称は後藤右衛門。天保五 年から七年、「江戸名所図絵」で挿絵を担当。晩年法橋に叙せらる。

D-124 宗紀 蓮池遊鯉画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 身桟一欠) 絹本 唐木軸端 55×124 表具68×208  ヤケ 表具虫穴 画人未詳

D-125 河上連屋画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 絹本  骨軸端 33×142 表具43×220  ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ、 スレ、小穴 画人、賛者未詳

D-126

北斎 関羽周倉画幅 ¥400,000~ 付木箱(桐) 紙本  骨軸端(蓋一欠) 29×102  表具43×183 ヤケ シミ  スレ オレ 表具ウキ

D-127 北斎 大黒天画幅 ¥120000~

付木箱(桐) 紬地絹本 牙軸端 29×59  表具34×118 ヤケ シミ オレ 表具アレ

D-128 北斎 お多福画幅 ¥70,000~  付合箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 27×82  表具40×160 ヤケ スレ

D-130 北斎 人物画貼交幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 絹本 牙軸端 16×24 表具30×168 ヤケ

D-131 撤外 富士昇龍画賛幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本 骨軸端 37×105 表具52×186 薄シミ オレ  表具オレ、シミ、虫穴 大田南畝賛

D-133 伝岩佐又兵衛 遊興画幅 ¥180,000~  付時代箱(桐 貼札) 古筆了意極札 紙本 雑木軸端 56×28  表具65×104 ヤケ スレ オレ 虫穴

D-132 墨絵踊二美人幅 ¥50,000~  綸子 竹軸端 32×43 表具46×147  シミ スレ 表具キレ、シミ、穴

D-134 宮川長春 花見遊興画幅 ¥180,000~ 付識箱(杉)  絹本 骨軸端 59×38 表具72×126 ヤケ シミ オレ 宮川長春(天和二・1682~宝暦二・1752)は浮世絵師、宮川派の祖。尾 張宮川村に生まれ、宮川姓を名乗った。通称長左衛門、号春旭堂。初め土 佐派を学び、菱川師宣を慕った。また懐月堂安度に影響をうけ、遊女・ 遊里風景などの江戸庶民の風俗を肉筆で描いた。

D-135 懐月堂度辰 立美人画幅 ¥650000~ 付二重箱(内時代識桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 45×118 表具61×206  ヤケ シミ

肥瘦の激しい描線に鮮明な色調で彩ら れた立姿の女性は比較的堂々とした体躯 であり、当時の新吉原などで人気を博した 遊女を特徴する。作者は懐月堂度辰、懐月 堂安度の門人で正徳から享保頃に活躍。現 在、同派において名前の判明している数少 ない一人である。安度の組織する工房の構 成員であり、肉筆美人画を専業にする者が 多い懐月堂派にあって、木版画も発表して いる。掲出には「日本戯畫 懐月末葉度辰」 の款記を認める。

D-137 葛飾派二美人画幅 ¥270,000~  付識箱(桐) 絹本 潤塗軸端 34×104  表具46×185 ヤケ シミ 吉川観方箱識 箱識:吉川観方(明治二十七・1894~昭和五十 四・1979)は日本画家、版画家。浮世絵研究、美術 品蒐集でも知られる。

D-138 月岡雪鼎 樹下美人画幅 ¥230,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 33×96 表具45×185 ヤケ シミ 表具ヤケ  加賀友禅表装 月岡雪鼎(宝永七・1710~天明六・1787)は上 方の浮世絵師。京都の人。月岡派の祖。美人風俗 画に秀でた。

D-139 義守 美人画幅 ¥200,000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 朱塗軸端 21×58  表具30×138 シミ オレ

D-140 伝岩佐又兵衛 官女画幅 ¥180000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 28×56 表具38×136 大ヤケ スレ オレ 岩佐勝以(天正六・1578~慶安三・1650)は画 家。父は信長の家臣荒木村重。俗称又兵衛。信長の 子である信雄に仕え、絵を狩野内膳に学び詩や画 で生計をたてた。土佐派・狩野派・雲谷派・海北 派などの影響を受けながらも、独自の境地を開い た。

D-141 歌川豊広 肉筆雨傘美人画幅 ¥200000~ 紙本 黒塗軸端 29×89  表具41×170 ヤケ シミ スレ 穴 歌川豊広(安永三・1774~文政十二・1830)は 浮世絵師、豊春門人。

D-142 喜多川歌麿 美人画幅 ¥200000~ 付黒塗箱(桐) 紙本 黒塗軸端 10×58 表具18×123 ヤケ オレ ウキ  表具ヤケ、オレ、ウキ 二枚繋 小袖裂表装 喜多川歌麿(宝暦三・1753~文化三・1806)は 江戸の浮世絵師。俗称勇助、市太郎、号豊章とし、 石燕の門人。美人画家として大首絵を発表し姿 態美、衣装美の描写が特に優れた。歌麿の人気は 版下絵を求めた出版元が四十数軒に及んだこと でも知られる。

D-146 楽央 桜下花魁画幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 39×106 表具50×182 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ

D-144 伝岩佐又兵衛 花見風俗画双幅 ¥150000~

付識箱(桐) 紙本 蒔絵軸端 52×99 表具64×196 ヤケ シミ スレ オレ 穴 表具大シミ 岩佐勝以(天正六・1578~慶安三・1650)は画家。俗称又兵衛。土 佐派・狩野派・雲谷派・海北派などの影響を受けながらも、独自の 境地を開いた。

D-145 風俗画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥80000~  紙本 34×81 屏風280×108 ヤケ シミ スレ  台紙シミ、スレ

D-147 泊洲 唐美人画幅 ¥50000~

付合箱(桐) 絹本 唐木軸端 50×112  表具61×188 シミ 表具キレ、オレ、シミ

D-148 天野平岸 月下花魁画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 34×96 表具48×191 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、スレ、シミ 名眞映、菊池容斎門人

D-149 蛍月堂志計 花魁舟玩具遊画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 骨軸端 13×97 表具22×160 ヤケ オレ  表具大アレ

D-152 伝菱川師宣 輪踊画幅 ¥70,000~ 付識箱(桐) 絹本 彫漆軸端 53×36 表具67×131 ヤケ シミ 穴  表具シミ

D-150 谷文晁 女仙画幅 ¥50000~  紙本 唐木軸端 49×119 表具64×192  ヤケ シミ スレ オレ ラクガキ 表具穴  小袖裂表装 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1841)は 画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷 の子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、 画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

D-153 諸版画帖

D-151 平山行蔵 髑髏画賛幅 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 紙本 唐木軸端 50×116 表具64×181 シミ オレ  表具オレ、シミ 平山行蔵(宝暦九・1759~文政十一・1828)は 兵法家。名潜、字子龍、号兵原。

¥150,000~ 紙本 帖24×36×5 ヤケ スレ 虫穴 欠損 計28枚(三枚繋七組、二枚繋三組、不足一枚)

D-155 初代広重 「武陽金澤八勝夜景」三枚繋 ¥600000~ 紙本 73×36 大ヤケ 穴埋 裏打 初代廣重(寛政九・1797~安政五・1858)は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十 三次」で一躍風景画家として名を高めた。

D-156 京名所絵貼交屏風 本間 六曲 一隻 ¥100000~ 紙本 42×36 屏風367×169 ヤケ スレ 背面損傷

D-157 初代広重 江戸名所百景「堀切の花菖蒲」

¥500,000~ 紙本 22×335 初代廣重(寛政九・1797~安政五・1858)は歌川豊広の門人。号は一 遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東 海道五十三次」で一躍風景画家として名を高めた。

D-158 北斎  芸妓版画額 ¥50,000~ 紙本 54×20 額71×36  ヤケ スレ

D-159 競馬戸袋 四 ¥50000~ 紙本 43×31 戸袋47×34 シミ スレ 剝離 背面損傷 款記未詳

D-161 三代豊国 「児雷也豪傑譚話」  三枚繋 ¥50000~ 紙本 64×36 シミ

D-164 五渡亭国貞 「五大力比翼三紋」 三枚繋 ¥50000~  紙本 75×37 シミ 虫穴裏打

D-167 歌川豊宣 「新撰太閤記」 二枚組三 ¥50,000~ 紙本 47×35 スレ

D-168 錦絵帖 ¥50,000~  紙本 帖21×30×6 スレ 計84図

D-162 三代豊国 「三長寿人」 三枚繋 ¥50000~ 紙本 74×36 シミ 穴

D-165 五渡亭国貞 「新薄雪物語」 三枚繋 ¥50,000~ 紙本 75×37 シミ  虫穴裏打

D-169 大津絵天神幅 ¥80000~ 紙本  唐木軸端 30×86 シミ スレ オレ  一軸物

D-163 三代豊国 「五大力恋緘」 三枚繋 ¥50000~ 紙本 73×36 シミ キレ

D-166 豊原国周 「春遊巽全盛」  三枚繋 ¥50,000~ 紙本 73×36  シミ オレ 虫穴 豊原国周(天保六・1835~明治三十三・1900) は浮世絵師。本名は荒川八十八、別号一鶯斎。

D-170 大津絵座頭幅 ¥75000~  付識箱(桐) 太巻 紙本 骨軸端 24×71 表具39×144

新書畫

D-171 諸名家画帖 ¥600000~ 付二重箱(内共桐) 帙 絹本 20×35 帖29×45×4 「龍鳳一楽帖」 山元春挙箱識 正木直彦前文 竹内栖鳳、山元春挙、川合玉堂、小室翠雲、吉川霊華、荒木十畝、山口蓬春、西山翠嶂、菊池契月、結城素明、平福百穂、松林桂月

D-172 柴田是真 金地漆絵豆帖 ¥650000~ 付合箱(桐) 紙本 4×6 帖5×7×2  十四点 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、漆芸家。江戸両国の人。蒔絵を古満寛哉に、 絵ははじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技藝員。

D-174 柴田是真 円窓鍾馗画幅 ¥180000~  付木箱(杉) 絹本 彫漆軸端 全体41×155 ヤケ  シミ オレ 一軸物 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、 漆芸家。江戸両国の人。明治二十三年帝室技藝員。

D-175 河鍋暁斎 旭日鴉画幅 ¥280000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 27×91 表具37×173 河鍋暁斎(天保二・1831~明治二十二・1889) は下総国古河生まれ。七歳の時浮世絵を歌川国 芳に、狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。

D-176 橋本雅邦 李白観瀑画幅 ¥150000~

付二重箱(内識桐 外溜塗) 橋本秀邦添状 紙本 牙軸端 30×97 表具44×200 シミ 川合玉堂箱識 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十 1908)は江戸木挽町生まれ。明治画 壇の巨匠。

D-177 河鍋暁斎 高砂画幅 ¥150000~ 付識箱(杉) 紙本 骨軸端 80×47  表具92×139 ヤケ シミ スレ オレ 表具ヤケ、オレ 河鍋暁斎(天保二・1831~明治二十二・1889)は下総国古河生まれ。七歳の時浮世絵を歌川国芳に、 狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。安政五年(1858)独立して本郷で開業。狂斎と号したが、明治三 年(1870)席画がもとで投獄され、以後暁斎と改めた。明治十四年(1881)第二回内国勧業博覧会にお いて「枯木寒鴉」で受賞。画名を高める。また狂画や諷刺画も能くした。

D-179 守住貫魚 日月画双幅 ¥100000~ 付二重箱(内黒塗桐) 絹本  牙軸端 50×114 表具65×199 ヤケ シミ 守住貫魚(文化六・1809~明治二十五・1892)。本姓清原、名は輝義、字は士斉、通称 は徳次郎。住吉広定の門下。帝室技藝員を務めた。

D-178 真野暁亭 双鶴画大幅 ¥70000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 86×155 表具104×234 ヤケ 真野暁亭(明治七・1874~昭和九・1934)は浮 世絵絵師、日本画家。名は八十五郎。

D-180 竹本石亭 樹花画賛幅 ¥100000~  紙本 唐木軸端 92×180 表具110×211 ヤケ  シミ オレ 表具穴 相沢石湖師事、明治二十一年歿。

D-182 塩川文麟

三友山水画三幅対 ¥200,000~

付時代識箱(桐) 所載目録 所載コピー 絹本 骨軸端 35×99 表具47×179 ヤケ シミ 『兵庫県和田聴松庵氏及某家所蔵品並ニ某家 所蔵古金銀古銭類入札』(京美、昭和四年)、 『古畫総覧 円山四条派系6』(国書刊行会) P190所載

塩川文麟(文化五・1808~明治十・1877)は 四条派の画家、京都の人。字子温、子文。号文 麟、士温、木仏道人ほか。通称図書。岡本豊彦 に師事。幕末から明治にかけて京都を代表する 画家の一人。平安四名家の一人。文人画風を加 味した山水画を得意とした。

D-183 塩川文麟 唐人屏風 本間 六曲 一双 ¥200000~  紙本 348×156 屏風364×172 ヤケ シミ スレ 虫穴 「慶応丙寅(1866)新冬」画中

D-186 中島来章 豊作珠巳画幅 ¥50000~

付木箱(桐 貼札) 紙本 潤塗軸端 28×104 表具30×189 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、シミ 中島来章(寛政八・1796~明治四・ 1871)は近江大津の人。渡邊南岳、円山應 瑞に学び、山水・人物・花鳥を得意とし た。また幸野楳嶺、川端玉章らの門人を 輩出。

D-184 池田九華 文王太公望画双幅 ¥80000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 27×101  表具37×171 ヤケ シミ 池田九華(文化六・1809~明治 十四・1881)は現・石川県津幡町 出身の画家、医師。別名に周平、貞 勝。四条派の絵師・田中日華に師 事し、師の遺志を継いで『九峰堂 画譜』を刊行。

D-185 長谷川玉峰 唐美人画幅 ¥70,000~ 付識箱(桐 桟破損) 絹本 牙軸端 33×102 表具47×195 ヤケ シミ 表具シミ 長谷川玉峰(文政五・1822~明 治十二・1879)は四条派の画家。 名師盈、字士進。松村景文に師事。 人物花鳥をよくした。

D-187 八木奇峰 春景画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 31×102 表具33×186  シミ 表具シミ 八木奇峰(文化三・1806~明治九・ 1876)は、名は致恭、字は子謙。近江東浅 井郡の人。京都に住す。松村景文の門に 学び、人物花鳥をよくす。 初め山県岐鳳 に学び後出京して新町三条南に住し松村 景文の門に入った。

D-189 鈴木松年 金地松林屏風 本間 六曲 一双 ¥300,000~ 紙本 372×166 屏風376×170 鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、百年の息。京都生まれ。字百僊、本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵 画共進会で活躍。豪放な作風で今蕭白と称された。

D-190 柴田是真 金地朝顔挿花画賛額 ¥100,000~ 紙本 72×28 額108×45

ヤケ 虫穴 朝湖圖、芭蕉句賛 「倣両翁作意」画中 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、漆芸家。江戸両国の人。字は 然、号は令哉、 枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵ははじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十 三年帝室技藝員。

D-191 鈴木松年 三英傑画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 42×115 表具56×200 薄ヤケ 薄シミ 表具ヤケ、シミ 蜀三傑

D-192 菊池容斎 巨勢金岡感得画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 48×105  表具62×193 シミ オレ 表具シミ 「明治八年乙亥(1875)」画中 原口照親賛 菊池容斎(天明八・1788~明治十一・ 1878)は江戸生まれの日本画家。名武保、通 称量平。

D-193 鈴木華邨

雨中山水画幅 ¥50,000~

付共箱(桐) 絹本 P軸端 36×107 表具47×187 鈴木華邨(安政七・1860~大正 八・1919)は本名惣太郎。華村、忍 青とも号す。中島亨斎に師事。

D-194 長井一禾 春冬鴉画双幅 ¥50,000~

付識箱(桐) 絹本 骨軸端 42×127 表具56×212  ヤケ シミ 長井一禾(明治二・1869~昭和十五・1940)は浮世絵師。初め鈴 木松年らに師事して円山派を学び、のち菊池容斎の門人。鴉の絵を 能くした。

D-196 寺崎広業 唐美人画三幅対 ¥300,000~ 付二重箱(内共桐各一 外溜塗) 絹本 牙軸端 40×123 表具55×221 シミ 寺崎広業(慶応二・1866~大正八・1919)は秋田県生まれの日本画家。字は徳卿、別号に宗山・騰龍軒・天籟山人など。狩野派を小室秀俊、四条派を平 福穂庵、のち南画家菅原白龍にも学ぶ。日本美術院の創設に参加。文展審査員。東京美術学校教授。日本美術協会会員。大正六年(1917)帝室技藝員。

D-198 寺崎広業 画幅 二 ¥50000~

付共箱(桐 貼札)二 月:紙本 竹軸端 30×120 表具33×200 「大正甲寅(1914)」画中 シミ オレ 表具シミ、オレ  浦島:絹本 牙軸端 18×30 表具30×153 「壬辰(1892)冬日」画中 D-197 森寛斎 七難画巻 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本  牙軸端 273×31 表具309×32 ヤケ シミ オレ 森寛斎(文化十一・1814~明治二十七・1894)は萩生まれの画家。森 徹山の養子。名公粛、字子容、別号桃渓など。幕末には国事に関係。維新 後は円山派の重鎮として活躍。京都府画学校創設に尽力。明治二十三年 帝室技藝員。

D-199 今尾景年 釈迦観音画双幅 ¥300,000~ 付共箱(桐) 絹本  牙軸端 28×100 表具39×181 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ  表装天地:木島桜谷筆寒山拾得留守絵 今尾景年(弘化二・1845~大正十三・1924)は京都の友禅師悉皆業の家に生まれ る。別号聊自楽、養素斎。幼名猪三郎、名永勤、字子裕。梅川東居、鈴木百年に師事。 帝室技藝員、文展審査員、帝国美術院会員。緻密な写生を土台とした華麗で情緒豊か な世界を描いた。

D-200 今尾景祥 千歳松画幅 ¥120,000  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 P軸端 57×150 表具73×219 シミ 今尾景祥(明治三十四・1902~平成五・1993)は京都生ま れ。名を孝則、静観とも号した。今尾景年の養嗣子で画は景年 に学んだ。

木島桜谷(明治十・1877~昭和十三・1938)は京都生まれ。本名文次郎。十六才で今尾景年門下に入る。明治四 十年(1907)第一回文展で二等賞。文展、帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画専門学校教授として後進の指導にあたっ た。

D-202 木島桜谷 蓬莱山画幅 ¥130000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 50×151 表具64×237 シミ オレ

D-203 木島桜谷 上田萬秋 寿老双鹿画双幅 ¥180000~ 付識箱(桐) 絹本  牙軸端 43×122 表具57×193 薄ヤケ 薄シミ 表具シミ 上田萬秋(明治二・1869~昭和二十七・1952)は京都の画家。今尾景年門下で、桜谷の弟弟子。

D-204 木島桜谷 雪景画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 36×123 表具50×211 シミ

D-207 木島桜谷 海辺画幅 ¥60000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 42×127 表具55×210  ヤケ 大シミ

D-205 木島桜谷 海辺画幅 ¥70,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 38×119 表具51×207 ヤケ シミ

D-208 木島桜谷 白鷺画幅 ¥55000~

付合箱(桐) 絹本 骨軸端 42×118 表具54×184 ヤケ シミ  オレ 表具オレ

D-206 木島桜谷 蓬莱山画幅 ¥70,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 42×123 表具56×213 ヤケ 大シミ

D-209 木島桜谷 花鳥画幅 ¥50000~

付共箱(桐) 絹本 骨軸端 42×107 表具54×188 ヤケ シミ  表具大シミ

D-210 木島桜谷 木菟画幅 ¥50000~

付木箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 31×134 表具34×172  ヤケ シミ オレ

D-212 竹内栖鳳 瓦画幅 ¥150,000 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 46×36 表具60×131 「荒園春色」原題 竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。 本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法 などを意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画 塾竹杖会を主宰。昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝 室技藝員任命。

D-214 土田麦僊 鴛鴦画幅 ¥120000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 43×39 表具57×133 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936)は日本画家。新潟県佐 渡生まれ。本名金二。十六歳で京都に出て、鈴木松年、竹内栖鳳に師事。 明治四十二年(1909)京都市立絵画専門学校入学。大正七年(1918)村上 華岳らと国画創作協会設立。昭和九年(1934)帝国美術院会員。

D-213 橋本関雪 春景画幅 ¥150,000

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 42×35 表具57×134  ヤケ シミ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945)は神戸生まれの日本画 家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、 他派の作風も吸収、独自の画風を拓いた。詩文にも長じ訪中は三十数回 に及ぶ。昭和十年帝国美術院会員。昭和十二年帝国芸術院会員。古美術 の収集家としても著名。

D-215 冨田渓仙 蓬莱仙境画幅 ¥120000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 50×44 表具65×142  薄ヤケ シミ 冨田渓仙(明治十二・1879~昭和十一・1936)は福岡県生まれ。明治 二十九年京都に出て都路華香に師事。大正元年文展入選し、大正四年日 本美術院同人。昭和十年帝国美術院会員。京都市で歿。

D-216 橋本関雪 春江帰帆画賛幅 ¥120,000~ 付共箱(桐 身桟一欠) 絹本 牙軸端 51×146 表具66×224 薄ヤケ 薄シミ オレ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945)は 神戸生まれの日本画家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、 四条派を学ぶ。昭和十年帝国美術院会員。昭和十二年 帝国芸術院会員。

D-217 小村大雲 孔雀画幅 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗)  紙本 牙軸端 29×109 表具41×193  シミ 小村大雲(明治十六・1883~昭和十三・ 1938)は日本画家。島根県平田市生まれ。都路 華香、山元春挙の弟子、京都に住した。帝展委 員。

D-218 山元春挙 蓬莱豊雪画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 36×117 表具49×199 シミ 表具オレ 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋 賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居 士。京都市立絵画専門学校教諭、帝室技藝員、帝 国美術院会員。

D-220 川合玉堂 白衣観音画幅 ¥150000~ 付共箱(桐)  東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 31×105 表具34×190  シミ 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957)は通称芳三郎。初め京 都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝 国美術院会員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受 章。

D-221 川合玉堂 芦雁画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内共桐  外溜塗) 絹本 牙軸端 40×111 表具55×201 ヤケ シミ

D-222 小野竹喬 泊舟山水画幅 ¥80000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 34×127 表具50×198  ヤケ シミ 「於宇治白川村」画中 小野竹喬(明治二十二・1889~昭和五十四・1979)は岡山県生まれ。 本名英吉。はじめ竹橋のちに竹喬と号した。竹内栖鳳に師事。京都市立 絵画専門学校卒。大正七年(1918)に同期生の村上華岳、土田麦僊らと国 画創作協会を結成。西洋美術に傾倒し、特にセザンヌに影響を受け、同 十年麦僊らと渡欧し翌年帰国。帰国後は東洋に回帰し、日本の風景を独 自の画境で描いた。日本芸術院会員。昭和四十三年文化功労賞、同五十 一文化勲章受章。

D-223 山元春挙 霊石若松画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 28×128 表具40×208 「千老万年」原題 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀 県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居士。

D-226 菊池芳文  秋汀鴫画幅 ¥50,000~  付二重箱(内桐) 絹本 牙軸端 42×114 表具56×205 薄シミ 表具ヤケ、シミ 深田直城箱識 菊池芳文(文久二・1862 ~大正七・1918)。

D-224 徳田隣斎

富士冬景画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 42×129 表具57×200  シミ

D-227 橋本関雪  果菜画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱 (内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 27×142  表具39×181 大シミ 橋本関雪(明治十六・ 1883~昭和二十・1945)。

竹内栖鳳門下、昭和二十二年歿

D-228 倉田松濤 楽天地画賛幅 ¥55,000~ 付共箱(桐)  紙本 牙貼軸端 47×136 表具63×209 倉田松濤(慶応元・1865~ 昭和三・1928)は秋田の画人。

D-225 菊池芳文 双幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 42×104 表具55×192 ヤケ オレ 菊池芳文(文久二・1862~大正七・1918)は大阪生れの画 家。名は常次郎、字は広紀、旧姓は三原、のち菊池家の養子 となった。幸野楳嶺の門下。京都絵専教授、帝室技藝員ほか。

D-229 山田敬中  西王母画幅 ¥70,000~ 付共箱(桐)  絹本 牙軸端 42×130  表具56×225 薄シミ  小オレ

D-230 幸野楳嶺 沖縄婦人画幅 ¥50,000~  付木箱(桐・シミ 貼札) 紙本  骨軸端 55×125 表具66×193 薄ヤケ シミ  オレ 幸野楳嶺(弘化元・1844~明治 二十八・1895)。

D-232 堂本印象 青楓双鹿画幅 ¥400,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 陶磁軸端 51×41 表具65×138 シミ 堂本印象(明治二十四・1891~昭和五十・1975)は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、 主に帝展で活躍した。昭和三十六年(1961)文化勲章受章。文化功労者。

D-233 前田青邨 紅梅画幅 ¥350000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 太巻 紙本 牙軸端 40×19 表具55×115 シミ 前田青邨(明治十八・1885~昭和五十二・1977)は近代日本画の巨匠。 岐阜県中津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。帝国芸術院会員、帝室 技藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。

D-234 池田栄廣 草花洋犬屏風  本間 二曲 一隻 ¥200000~ 紙本 172×155 屏風188×172 シミ 池田栄廣(明治三十四・1901~平成四・1992)は広島生。 本名栄。堂本印象の東丘社に入塾、戦後は安田靫彦に師事。 昭和三十六年(1961)日本美術院特待。京都で歿。

D-235 菅楯彦 兼好法師画賛幅 ¥200,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  黒塗軸端 32×129 表具34×212 ヤケ シミ  表具シミ 菅楯彦(明治十一・1878~昭和三十八・1963) は鳥取県生まれの日本画家。号は盛虎、静湖。独 学で絵画を研究。歴史画や大阪風俗を手がける。 日展に出品。日本画家として初の日本芸術院賞 恩賜賞。大阪市名誉市民。伝統雅楽の保存にも尽 力。

D-236 小林古径 椿画幅 ¥280,000  付二重箱(内共桐 外溜塗) 太巻  東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 31×94 表具46×186 シミ 表具シミ 小林古径(明治十六・1883~昭和三十二・ 1957)は新潟県生まれの日本画家。本名茂。梶田 半古に師事。紅児会に参加。日本美術院同人。大 正十二年渡欧。新古典的作風を確立。帝室技藝員、 文化勲章ほか。

D-237 二代海野美盛 菖蒲画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 41×99 表具55×186 ヤケ シミ 二代海野美盛(元治元・1864~大正八・1919) は彫金家。名は子之吉。日美協会員、東京美術学 校教授。動物を得意とした。彫金のほか日本画も 手掛けた。

D-239 川端龍子 遊鯉画額 ¥700,000~ 付東京美術倶楽部鑑定証書 絹本 57×47 額81×71 「昭和丁酉(1957)春」共蓋識 川端龍子(明治十八・1885~昭和四十一・1966)は日本画家。和歌山県出身。本名は昇太郎。白馬会洋画研究所、太平洋画会研究所に学ぶ。文展・院展 で活躍。戦前戦後を通じて独創的な作品を描いた。「ホトトギス」同人の俳人でもあった。

D-240 池田遥邨 松島画幅 ¥120,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 42×34 表具57×126  シミ

D-241 池田遥邨 東福寺通天橋画幅 ¥120,000~  付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本 P軸端 32×38 表具56×132  シミ

池田遥邨(明治二十八・1895~昭和六十三・1988)は岡山県生まれ。名は昇一。幼少の頃より画を好み、はじめ大阪に出て松原三五郎の天彩画塾で洋画 を学び、次いで京都にて竹内栖鳳の竹杖会に入塾。京都絵画専門学校卒業後、小野竹喬、鹿子木孟郎らと烏城会を、後に上村松篁、山口華楊らと水明会を 結成。勲三等瑞宝章、文化功労賞、文化勲章受章、帝展推薦。

D-242 伊東深水 静物画幅 ¥100000~ 付共箱(桐) 太巻  紙本 牙軸端 51×46 表具66×142 薄シミ 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972)は東京の人。鏑木 清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三年(1958)日本芸術院会員。昭和 四十四年(1969)日展顧問。昭和四十五年(1970)勲三等旭日中綬章を受 章。

D-243 島崎柳塢 金地梅鶯屏風 本間 二曲 一隻  ¥100,000~ 紙本 152×160 屏風166×177 「辛未秋日」画中 島崎柳塢(慶応元・1865~昭和十二・1937)は東京生まれの日本画家。 名は又輔、通称は友輔、字は子文、別号に黒水漁史・栩々山人など。初め 桜井謙吉に洋画を、日本画に転じて松本楓湖・川端玉章らに学んだ。川 端画学校教授。

D-245 堂本印象 湖畔清趣画幅 ¥70,000~ 付二重箱(内共桐) 紙本 牙軸端 39×31 表具52×129 シミ

D-246 堂本印象 蛙画幅 ¥50,000  付識箱(桐) 絹本 骨軸端 35×28  表具49×115 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 妹背平三箱識

堂本印象(明治二十四・1891~昭和五十・1975)は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に学び、 西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活躍した。昭和三十六年(1961)文化勲章受章。文化功労者。

D-248 川崎小虎 昿野画幅 ¥60,000~ 付共箱(桐) 太巻 紙本 牙軸端 59×45 表具75×143 川崎小虎(明治十九・1886~昭和五十二・ 1977)日本画家。旧姓中野、本名隆一。祖国土会 を結成、日展評議員を務める。

D-249 菅楯彦 雨江倭泊画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 48×43 表具62×138 ヤケ 大シミ 菅楯彦(明治十一・1878~昭和三十八・1963) は日本画家。号は盛虎、静湖。

D-247 福田平八郎 枇杷小禽画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内鏡共桐) 紙本 牙軸端 41×35 表具55×124 ヤケ シミ 福田平八郎(明治二十五・1892~昭和四十九・ 1974)。初め九州、素僊のち平八郎を雅号とした。 帝展審査委員。文化勲章授章ほか。

D-250 堅山南風 菖蒲燕画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 57×48  表具72×173 シミ キレ 「玉川畔」画中 堅山南風(明治二十・1887~昭和五十五・ 1980)熊本県生。名は熊次。日本芸術院会員。日 本美術院常務理事。文化功労者。文化勲章受章。

D-251 児玉希望 山樵山水画幅 ¥100000~ 付木箱(桐)  絹本 陶磁軸端 38×44 表具47×107 ヤケ 児玉希望(明治三十一・1898~昭和四十六・1971)は広島県生まれ。 川合玉堂に師事。

D-253 岸田劉生 塘芽庵主人画賛幅 ¥80,000~  付木箱(桐) 紙本 牙軸端 15×21 表具33×160 シミ 岸田劉生(明治二十四・1891~昭 和四・1929)洋画家。東京生。

D-254 速水御舟 波千鳥画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 36×60 表具51×153 シミ オレ  表具シミ 「大正十二年(1923)八月」画中 速水御舟(明治二十七・1894~昭 和十・1935)は東京浅草生。

D-252 今井景樹 波上旭日画幅 ¥100,000~ 付共箱(桐)  絹本 牙軸端 42×129 表具56×209 ヤケ シミ 今井景樹(明治二十四・1891~昭和四十二・1967)は三重県生まれの 日本画家。名は康。京都美術専門学校卒業後、円山派の今尾景年に師事、 養子となるが後に復籍。

D-255 山口蓬春 猫画額 ¥60,000~ 付二重箱(内共桐  外溜塗) 絹本 牙軸端 36×120  表具50×196 薄ヤケ 薄シミ 山口蓬春(明治二十六・1893~昭 和四十六・1971)。日本芸術院会員、 文化勲章受章。

D-256 石井柏亭 中国港画幅 ¥50,000~ 付識箱(杉 貼札) 絹本 唐木軸端 41×126 表具55×206 シミ 「庚申(1920)冬日」画中 石井柏亭(明治十五・1882~昭和 三十三・1958)は東京生まれの画家。

D-258 堂本印象 清暁速帆画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐・シミ 外溜塗)  絹本 牙軸端 35×116 表具49×203 シミ  表具シミ

D-259 堂本印象 桃太郎画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 42×126 表具56×218 ヤケ シミ

D-260 堂本印象 水草鴨画短冊幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外黒塗) 紙本 P軸端 55×36 表具27×148 シミ 「清汀」原題

堂本印象(明治二十四・1891~昭和五十・1975)は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活躍した。昭 和三十六年(1961)文化勲章受章。文化功労者。

D-261 川崎小虎 柘榴鳩画幅 ¥80000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 42×125 表具55×213 シミ 川崎小虎(明治十九・1886~昭和五十二・ 1977)日本画家。岐阜県生。日本芸術院賞恩賜賞 を受賞、武蔵野美術大学名誉教授、日展顧問など。

D-262 須磨対水 桜画幅 ¥50000~  付共箱(桐) 絹本 牙軸端 21×117  表具24×195 シミ 須磨對水(明治元・1868~昭和三十・1955)は 大阪船場生。本名は箙鹿太郎。

D-263 小川千甕 文殊菩薩画幅 ¥50000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 35×126 表具49×207 薄シミ 表具シミ 小川千甕(明治十九・1886~昭和四十六・ 1971)は京都生まれ。名は多三郎。

D-264 富岡鉄斎 漁樵問答画賛幅 ¥350000~

D-265 富岡鉄斎 秋山幽居画賛幅 ¥350000~

付二重箱(内識桐 外黒塗) 大阪美術倶楽部鑑定証書 絹本  牙軸端 41×132 表具56×205 シミ 富岡益太郎箱識 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。 幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を 読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

付二重箱(内桐 外溜塗) 大阪美術倶楽部鑑定証書 絹本 牙軸端 34×131 表具47×211 ヤケ シミ

D-267 富岡鉄斎 酒船石画賛幅 ¥150000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 48×24 表具61×113 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。 幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を 読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

D-268 富岡鉄斎 一字福禄寿額 ¥85,000~ 紙本 61×32 額82×48 シミ

D-269 富岡鉄斎 四字書額 ¥60,000~ 絹本 115×35 額145×50 ヤケ シミ 「大正六年(1917)」画中

D-270 富岡鉄斎 書幅 ¥50,000  付木箱(桐 貼札) 紙本 陶磁軸端 27×19  表具39×147 ヤケ シミ 表具ヤケ

D-271 書画貼交屏風 本間 二曲 一双 ¥120000~ 紙本 62×137 屏風174×184 ヤケ シミ スレ  富岡鉄斎 板倉槐堂 江馬天江 神山鳳陽

D-272 富岡鉄斎 松霊芝画賛幅 ¥200,000~  付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 唐木軸端 53×132 表具70×206  シミ オレ ヨゴレ 富岡益太郎箱識

D-273 帆足杏雨 茶話山水画賛幅 ¥120,000~

付木箱(杉) 絖本 唐木軸端 50×124 表具64×202  ヤケ オレ

帆足杏雨(文化七・1810~明治十七・1884)は名遠、字到大、幼名熊太 郎のち庸平、別号に半農。豊後生。庄屋帆足統度の四男。父や兄の影響で 俳諧や書画に幼少の頃から親しみ、また帆足家は南画家、田能村竹田と も交流があり、文政七年(1824)に竹田に入門した。明治六年(1873)に はオーストリアの万国博覧会に出品し、大分に南画を広める重要な役割 を果たした。

D-275 小杉放庵 秋山画幅 ¥150000~ 付共箱(桐) 紙本  牙軸端 32×24 表具47×107

D-276 小杉放庵 鶏頭花画幅 ¥100000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 42×35 表具56×126 小オレ 「大正十二(1923)初秋」画中

小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・1964)は画家。日光出身。本名国太郎。洋画を五百城文哉に学ぶ。渡欧帰国後、再興日本美術院洋画部を主宰。 春陽会を結成した。昭和期には、水墨画をはじめ日本画を描いた。随筆、歌文集の著作も多い。

D-277 田能村直入 竹林茶話画賛幅 ¥80000~ 付識箱(桐) 絖本 唐木軸端 51×135 表具69×202 ヤケ 虫穴  姫島竹外箱識

D-278 田能村直入 山水画賛幅 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 紙本 唐木軸端 54×177 表具60×208 ヤケ シミ オレ

D-279 田能村直入 山水画賛幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐・破損 貼札)  絹本 牙軸端 41×131 表具55×199 ヤケ  オレ 薄シミ 「明治二十七年(1894)」画中  田近竹邨箱識 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と号し、のち直入と称する。田能村竹田の門下に入り、 養子となった。明治元年(1867)京都に移り、同十三年(1880)京都府画学校設立を建議、開校にあたり校長となる。富岡鐵斎らと日本南画協会を設立する 等、南画の振興に尽力。

D-280 山中信天翁 山水画賛幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絖本 唐木軸端 52×141 表具65×177 ヤケ シミ 表具アレ

D-281 山中信天翁 山水画賛幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絖本 唐木軸端 52×167 表具68×202 ヤケ 大シミ 表具アレ

D-282 山中信天翁 長年富貴画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絖本 唐木軸端 50×161 表具65×208 ヤケ シミ オレ

山中静逸(文政四・1821~明治十八・1885)は幕末・明治の志士、詩人。名は献、字は子文、別に信天翁、對嵐山房、二水、月橋の号あり。三河の人。篠 崎小竹・斎藤拙堂の門に学び、詩文をよくし、書画に巧みであった。石巻県知事、登米県知事等つとめる。晩年は京都嵐山に隠棲した。

D-283 小野桜山 書画貼交屏風 本間 二曲 一双 ¥50000~ 紙本 65×135  屏風188×171 ヤケ シミ 穴

D-284 長田雲堂 草花画賛貼交屏風 小形 六曲 一双 ¥50000~ 付木箱(杉)  紙本 35×45 屏風268×77 大シミ 長田雲堂 (嘉永二・1849~大正十一・1922)日本画家。京都で日根対山や中西耕石、のち長崎で鉄 翁祖門に学ぶ。明治三年清に渡り、名画旧跡をたずねる。

D-286 三井飯山 山水画賛幅

¥80000~ 付木箱(杉) 絹本 唐木軸端 44×178 表具61×213 シミ オレ 三井飯山(明治十三・1880~昭和九・1934)は 香川県生まれ、南宗画の田能村直入門人。山水花 卉を得意とす。

D-287 五島耕畝 木立小禽画幅

¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 骨軸端 42×129 表具56×208 シミ 五島耕畝(明治十五・1882~昭和三十三・1958) は茨城県出身の日本画家。本名貞雄。はじめ南画 家の松平雪江に、のち荒木寛畝に入門。帝展で活 躍。

D-289 福田眉仙 竹生島画賛幅 ¥50,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 50×45 表具65×133  シミ 福田眉仙(明治八・1875~昭和三十八・1963)は日本画家。兵庫県生 まれ。本名周太郎、字有慶、号麦僊、菱僊ほか。

D-288 小杉放庵 八栗山和歌幅 ¥60000~ 付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 19×120 表具29×197 オレ 小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・ 1964)は画家。日光出身。本名国太郎。洋画を五 百城文哉に学ぶ。渡欧帰国後、再興日本美術院洋 画部を主宰。春陽会を結成した。

D-290 帆足杏雨 霜林夕眺画賛幅 ¥50,000~  付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 30×26 表具44×122 オレ  甲斐虎山箱識 帆足杏雨(文化七・1810~明治十七・1884)は名遠、字到大、幼名熊太 郎のち庸平、別号に半農。豊後生。庄屋帆足統度の四男。文政七年 (1824)田能村竹田に入門。

D-291 瀧和亭 松下鯉画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 角軸端 48×117 表具64×198 ヤケ 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901) は江戸生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭 田。明治六年ウィーン万国博覧会出品、内国勧業 博覧会受賞ほか。明治二十六年帝室技藝員。

D-294 甲斐虎山 梅花粥鉢画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐) 紙本 骨軸端 18×33 表具30×167 シミ 甲斐虎山(慶応三・1867~昭和三十六・1961) は南画家、書家。豊後の人。名は簡、字は厚甫、 通称駒蔵、別号に梅花道者、玉壺道人ほか。

D-292 小室翠雲 花鳥画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 36×130 表具49×199 ヤケ シミ 「壬申(1932)秋日」画中 小室翠雲(明治十六・1883~昭和二十・1945) は群馬県生まれの南画家。本名貞二郎、別號は長 興山人。

D-295 織田旦斎 胡蝶蘭画幅

¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 72×54 表具89×168 シミ オレ  表具オレ、シミ 洋更紗表具 「昭和丁卯(1927)」箱識 織田旦斎(明治十二・1879~昭和四十一・ 1966)は名古屋生れ。本名は鐘吉、字は子到。

D-296 如龍斎 蛙画賛幅 ¥50,000  紙本 黒塗軸端 44×32 表具48×121 シミ D-293 山田介堂 秋景山水画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 32×138 表具43×209 シミ オレ 山崎宏堂箱識 山田介堂(明治二・1869~大正十四・1924)は 福井の人。通称巳三郎。細谷立斎のち京の富岡鐵 斎に学ぶ。田近竹邨と並び称される。

D-298 三浦景生 三大画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 銀塗軸端 32×63 表具48×141 梅原猛賛 三浦景生(大正五・1916~平成二十六・2015) は日展で特選・北斗賞受賞。平成十一年(1999)、 芸術選奨文部大臣賞受賞。

D-299 秦テルヲ 兎画幅 ¥50,000~  付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 33×133  表具45×180 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、キレ 秦テルヲ(明治二十・1887~昭和二十・1945) は日本画家。京都生まれ。本名輝男。別号に濤峰。

D-301 石川晴彦 阿弥陀三尊画幅 ¥150,000~

付二重箱(内共桐 外黒塗) 紙本 金軸端 57×82 表具76×181  シミ 石川晴彦(明治三十四・1901~昭和五十五・1980)は京都府加悦町出 身、大正八年(1919)に入江波光に師事、大正十四年(1925)に生涯の師 とした村上華岳のアトリエに移住、宗教画を中心に人物花鳥画を多く残 した。

D-300 穐月明 地蔵菩薩画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外黒塗) 太巻  紙本 陶磁軸端 34×90 表具48×168  ヤケ 大シミ 穐月明(昭和四・1929~平成二十九・2017)は 和歌山県高野山生まれの画家。

D-302 岑楓 童遊画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 50×126 表具65×198 シミ 表具オレ、虫穴 画人未詳

D-303 春浦 仁王参詣画幅 ¥50,000~

付木箱(桐) 絹本 骨軸端 42×112 表具58×197 薄シミ  オレ 表具オレ、シミ 画人未詳

D-304 越堂・秋声 合作蝶画幅 ¥50000~ 絹本 P軸端 57×35 表具61×133  ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 尾竹越堂(明治元・1868~昭和七・1932)は新 潟の人。二人の弟、竹波、国観共々、明治末から 大正にかけて画名を謳われた日本画家。

D-305 高橋都哉 馬込風景画幅

¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 ガラス軸端 68×49 表具85×158 シミ 表具シミ  黒田陶々庵箱識 高橋都哉(明治二十六・1893~昭和四十・1965) は山形県長井市出身の日本画家。小林古径に師事。

D-307 大野藤三郎 黒部幻想屏風 本間 二曲 一双 ¥250,000~ 紙本 183×165 屏風190×172 大野藤三郎は京都出身の日本画家。大正六年(1917)生。 金島桂華に師事。日展で活躍。

D-306 名士諸画帳 ¥60000~ 付帙  紙本 帳24×54×3 大シミ 橋本関雪 伊東深水 木村武山

D-308 諸名家画帖 ¥50000~  付二重箱(内桐 外黒塗) 紙本 28×20 帖31×24 シミ

D-309 立石秀春 金地富士屏風  本間 二曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 185×170 屏風189×174 スレ 市川市の日本画家、伊東深水に師事。

D-311 池田輝方 潮干狩二美人画幅 ¥150,000~ 付合箱(桐) 所載コピー 紙本  黒塗軸端 41×126 表具54×212 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、シミ、オレ 『大正ロマン・昭和モダン展』(平成14年)図 録所載 池田輝方(明治十六・1883~大正十・1921)は 東京生まれの日本画家。本名は正四郎。

D-312 伊藤小坡 井戸脇美人画幅 ¥150,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙貼軸端 42×129 表具55×213 シミ オレ 表具シミ 「夏乃朝」原題 伊藤小坡(明治十・1877~昭和四十三・1968) は名を佐登、旧姓宇治土公、伊勢の猿田彦神社の 宮司の長女。森川曽文、谷口香嶠、竹内栖鳳に師 事。画家伊藤鷺城の妻。

D-313 三井高徳 二人唐美人画幅 ¥120,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 62×145 表具75×230 ヤケ 「昭和甲戌(1934)」画中 三井高徳(明治七・1874~昭和十二・1937)は 男爵、実業家。三井南家九代。通称は寿太郎。三 井物産社長。円山応挙に私淑。

D-314 白陵 美人髑髏画賛幅 ¥130000~ 付共識箱(桐 貼札) 絹本  唐木軸端 35×83 表具41×159 ヤケ シミ  表具シミ 画人、賛者未詳

D-315 岡本更園 蛍遊美人画幅 ¥88000~ 付木箱(杉) 絹本 陶磁軸端 42×125 表具55×213 ヤケ シミ 岡本更園(明治二十八・1895~歿年未詳)は美 人画家。岡本大更の義妹。

D-317 門井掬水 縫物美人画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 潤塗軸端 40×41 表具51×126 ヤケ シミ 門井掬水(明治十九・1886~昭和五十一・1976)は日本画家。鏑木清 方に師事。本名は英。

D-316 栗原玉葉 童女画幅

¥100000~ 付識箱(杉) 絹本 骨軸端 40×112 表具54×182 ヤケ シミ オレ 栗原玉葉(明治十六・1883~大正十一・1922) は長崎県出身の閨秀画家。寺崎広業に学ぶ。

D-318 春芳 行水画幅 ¥50,000~ 絹本 唐木軸端 50×40  表具62×106 シミ オレ 表具キレ 画人未詳

D-320 佐藤光華

美人画幅 ¥90,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 51×140 表具66×238  ヤケ シミ

D-321 佐藤光華

花魁踏絵画幅 ¥50,000~  付合箱(桐) 絹本 骨軸端 36×114 表具51×201  ヤケ シミ

佐藤光華(明治三十・1897~昭和十九・1944)は、名は長三郎、明治三 十年京都に生まれる。京都美術工芸学校及び、京都絵画専門学校を卒業 する。菊池契月門下。

D-324 鈴木大年  桜下美人屏風 本間  二曲 一双 ¥50000~  紙本 144×156  屏風164×173 大シミ  背面損傷

D-322 桃庵 夕涼画幅

¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本  蒔絵軸端 42×130 表具56×203  ヤケ 薄シミ オレ 表具ヤケ 画人未詳

D-323 吉嗣拝山

お福立姿画賛幅 ¥50,000~

付識箱(桐) 紙本 陶磁軸端 54×145 表具66×193 シミ 吉嗣拝山(弘化三・1846~大正四・ 1915)は南画家。大宰府の町絵師の家 に生まれた。本名は達太郎、別名を士 辞、蘇道人、古香、獨臂翁、獨掌居士、 左手拝山。

D-325 佐藤光園 美人画額 ¥50,000~ 絹本 48×47 額69×67 薄ヤケ  シミ 額縁弱り、アタリ 佐藤光園は閨秀画家。明治三十六年(1903)生、 上村松園に師事。

D-326 土田麦僊 素描妓生画額 ¥80,000~ 付土田鏡子シール 紙本 38×48  額60×70 ヤケ 薄シミ 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936) は日本画家。本名金二。

D-327 高畠華宵 正月美人画額 ¥250000~  付所載コピー 紙本 23×26 額45×48 シミ 「正月羽根」原題 『大正ロマン・昭和モダン展』(平成14年)図録所載

D-328 高畠華宵 花吹雪舞妓画額 ¥250000~  付所載コピー 紙本 35×24 額58×46 薄シミ 『大正ロマン・昭和モダン展』(平成14年)図録所載

高畠華宵(明治二十一・1888~昭和四十一・1966)は宇和島出身の画家。本名幸吉。大坂、京都で絵を学び上京。挿絵の執筆で人気を博し、挿絵画家とし て初の叙勲を受けた。

D-329 大川朝勢 大正美人屏風 本間 二曲 一隻  ¥150,000~ 紙本 176×173 屏風180×177 シミ ヨゴレ 縁イタミ  背面損傷 「昭和丁丑(1937)」画中 大川朝勢(大正三・1914~平成十三・2001)は茨城県出身の日本画家、 伊東深水に師事。

D-330 須田剋太 道成寺画額 ¥100,000~

付須田剋太鑑定委員会鑑定書 紙本 22×31 額32×42 シミ  ガッシュ 「執心鐘入」原題 須田剋太(明治三十九・1906~平成二・1990)は洋画家。昭和四十六 年司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵を製作。

D-332 川瀬巴水 「大和初瀬寺」 ¥400,000~ 紙本 27×40 川瀬巴水(明治十六・1883~昭和三十三・1957)は木版画家。東京の人。青柳墨川、荒木寛友 に学んだ後、鏑木清方の門を叩くが洋画の道を勧められ、白馬会に入る。二年後に再度清方に頼 み、入門。巴水の号を与えられる。同門の伊東深水の影響で風景版画の道に進み、旅先での写生 を原画とした抒情的な作品を数多く発表。

D-333 川瀬巴水 「赤穂新浜正福寺」 ¥200000~ 紙本 26×39

D-334 吉田博 「猿沢池」 ¥100,000~  紙本 27×40 ヤケ 薄シミ 吉田博(明治九・1876~昭和二十五・1950)は福 岡県生まれの画家。画塾不同舎で学ぶ。

D-335

大井川渡風俗画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥55,000~ 絹本 28×88 屏風258×122

D-338 武者小路実篤 薔薇画賛額 ¥50,000~  付共シール 紙本 32×44 額56×68 シミ 武者小路実篤(明治十八・1885~昭和五十一・1976)は作 家。

D-336 棟方志功 伍円窓妃図額 ¥180000~

付棟方巴里爾鑑題シール 紙本 20×61 額31×73 「昭和三十八年(1963)六月」画中

棟方志功(明治三十六・1903~昭和五十・1975)は版画家。青森市 生まれ。大正十三年上京。柳宗悦ら民芸運動家に評価される。板画 と称した木版画は世界的に知られる。昭和四十五年文化勲章受章。 郷里に棟方志功記念館がある。

D-337 香月泰男 素描鰹画額

¥200,000~ 紙本 42×25 額65×40 シミ

香月泰男(明治四十四・1911~昭和四十九・1974)は洋画家。山口県生まれ。川端画学 校、東京美術学卒業後は、藤島武二に学ぶ。昭和十八年に応召し、満州へ配属、敗戦後は シベリアに抑留される。この体験をもとにしたシベリア・シリーズを発表。昭和四十四年 第一回芸術大賞受賞。四十九年の歿後には勲三等瑞宝章受章。

D-339 西田眞人 布引瀧画額 ¥50,000~ 付共シール 絹本 27×52  額44×70 シミ 西田眞人(昭和二十七・1956~)日展会員。

D-340 岩原良仁 秋景画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 24×58  額30×65 シミ 「秋果」原題 昭和十二年生、豊川市出身。

D-342 平城繁雄 軍鶏画額 ¥50000~ 紙本 95×80 額119×104  ヤケ シミ スレ 穴 山下繁雄(明治十六・1883~昭和三十三・ 1958)は東京生まれの画家。太平洋画会研究所に 学んだ。昭和七年(1932)帝展で「軍鶏」が特選。 日展出品依嘱。奈良県文化功労者。

D-345 四田観水 牛童画額

¥50,000~ 紙本 51×44 額72×65 シミ 四田観水(明治二十五・1892~昭和五十八・ 1983)は愛媛県生まれの日本画家。横山大観門下、 大智勝観に師事。日本美術院特待。

D-347 無地金屏風 本間 四曲 一隻  ¥50,000~ 紙本 363×171 屏風367×175  背面損傷

D-343 穐月明 子守地蔵画額 ¥50000~ 付共シール 紙本 31×37  額53×60 穐月明(昭和四・1929~平成二十九・2017)は 和歌山県高野山生まれの画家。京都市立美術大 学卒。水墨画を独習し、個展を中心に発表。平成 二十八年(2016)青山讃頌舎・美術館を開館した。

D-344 奥村土牛 二字書額 ¥60000~ 付共シール 紙本 23×26  額46×49 「九十一翁」書中 奥村土牛(明治二十二・1889~平成二・1990) は東京生まれの日本画家。梶田半古、小林古径に 師事。昭和二年(1927)院展初入選。日本芸術院 会員。文化勲章受章。

D-346 無地金屏風

小形 六曲 一双 ¥80000~ 付識箱(杉) 絹本 126×57

屏風129×60 シミ 小スレ 「大正十一年(1922)三月新調」箱識

D-348 無地金屏風 本間 二曲 一隻

¥50,000~ 紙本 163×159 屏風180×176

D-349 無地金屏風 本間 二曲 一隻  ¥50,000~ 紙本 170×171 屏風174×175  薄シミ スレ

D-350 野間仁根  油彩瀬戸内風景画額 ¥700,000~ 付東京美術倶楽部鑑定証書 73×605 額94×84  カンバス

野間仁根(明治三十四・ 1901~昭和五十九・1979) は愛媛県出身。川端画学校、 東京美校卒。

D-351 野間仁根  油彩薔薇画額 ¥600000~ 付東京美術倶楽部鑑定証書 32×41 額49×57  カンバス

D-353 長谷川利行 風景画額 ¥120,000~ 付矢野文夫識シール(本紙裏) 紙本 19×14 額32×26 長谷川利行(明治二十四・1891~昭和十五・1940)は洋画家。京都山 科出身。中学時代より詩・短歌に親しみ大正八年歌集『木葦集』を自家 出版。十年上京、小説を書きながら絵画制作に没頭。昭和二年二科展で 樗牛賞、三年一九三〇年協会賞。七年頃から放浪生活に拍車がかかり、 最後は窮民として東京市養育院板橋本院で死去。激しい色調と筆致で、 独自の詩情豊かな作品を描いた。

D-355 岡田三郎助 油彩薔薇画額 ¥100000~ 14×20 額29×36 カンバス

岡田三郎助(明治二・1869~昭和十四・1939) は黒田清輝、久米桂一郎に師事。明治二十九年 (1896)、東京美術学校の新設にともなって助教 授に抜擢、翌年には初の文部省留学生として渡 仏した。昭和十二年(1937)、文化勲章授章。佐賀 県出身。

D-354 西村功 油彩街頭画額 ¥100,000~ 63×50 額80×68 カンバス

西村功(大正十二・1923~平成十五・2003)は大阪生まれの画家。三 歳で聴覚を失う。帝国美術学校卒。二紀会委員。安井賞、文部大臣賞、神 戸市文化賞、兵庫県文化賞ほか受賞。

D-356 鯨津政男 油彩瓶花画額 ¥100000~ 69×88 額103×120 カンバス 鯨津政男(明治三十・1897~昭和五十七・1982) は長崎県出身の画家。東京美術学校卒。鹿児島で 教壇に立つ傍らで制作を続け、1952年から画業に 専念。

D-357 小磯良平 油彩フランス人形画額 ¥100,000~ 付三岸節子シール 23×32 額45×55 カンバス 小磯良平(明治三十六・1903~昭和六十三・ 1988)は神戸市生れ。大正十四年帝展に初入選。 十五年「T嬢の像」が特選。昭和二年東京美術学 校西洋画科卒。上杜会を結成。二十八年~四十六 年東京芸術大学教授、のち名誉教授。赤坂迎賓館 の壁画を製作。五十四年文化功労者、五十八年文 化勲章。

D-358 塗師祥一郎 油彩冬の川辺画額 ¥100000~ 40×31 額58×49  カンバス

塗師祥一郎(昭和七・1932~平成二十九・2016)は石川県生の画家、日本芸術院会員。 旭日中綬章を受章。

D-360 山本鼎 油彩白菜画額 ¥80000~

51×44 額66×59 カンバス

山本鼎(明治十五・1882~昭和二十一・1946)は画家。

愛知県岡崎市に生まれ、のち長野県上田市へ移住。東京美 術学校卒業。黒田清輝に師事。自由画教育運動、農民美術 運動を牽引した。代表作に「漁夫」。

D-363 永田松蔵 油彩田園風景画額 ¥50000~ 40×31 額57×48 カンバス 永田松蔵(大正六・1917~令和二・2020)は宇 部市出身の洋画家。

D-359 矢野喜久男 バイオリン少女画額 ¥100000~ 紙本 31×53 額56×75 パステル

D-361 伊藤一路

油彩炉端画額 ¥50000~ 23×32 額39×48 カンバス 伊藤一路(昭和三・1928~平成七・ 1995)は医師、洋画家。千葉県生。日本 実在派会員。

D-364 智内兄助 挿絵額 ¥50,000~  紙本 22×16 額47×40 シミ  宮尾登美子『蔵』挿絵 智内兄助(昭和二十三・1948~)愛媛県今治 市出身の洋画家。 愛媛県立今治西高等学校、東 京芸術大学大学院油画科修了。六人兄弟の末子。

D-362 塚本聡 油彩婦人画額

¥50000~ 44×36 額63×56 カンバス 塚本聡(昭和三十三・1958~)は福岡県出身の 画家。多摩美術大学大学院修了。独立美術協会会 員。

D-365 池田一憲 油彩画額 三  ¥100000~ ①ネパールの人(37×45 額43×50 板絵 1978)  ②秋日和(32×44 額37×48 カンバス) ③ナーランダの佛(75×115 額105×145 板絵 1978)

D-367 鈴木信太郎 水彩薔薇画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 23×26 額44×47 ヤケ 薄シミ 鈴木信太郎(明治二十八・1895~平成元・ 1989)は東京生まれの画家。黒田清輝に師事。文 展・二科展に入選。日本芸術院会員。

D-368 児島善三郎 水彩岩礁画額 ¥50,000~ 紙本 27×22 額62×47  ヤケ オレ キレ 改画帳 児島善三郎(明治二十六・1893~昭和三十七・ 1962)は洋画家。福岡市生まれ。

D-370 伊藤清永 素描裸婦画額 ¥100000~ 紙本 63×46  額89×74

伊藤清永(明治四十四・1911~平成十三・2001)は兵庫県生まれの洋画家。

D-372 絹谷幸二 水彩裸婦画額 ¥50000~ 紙本 44×33 額56×44 絹谷幸二(昭和十八・1943~)は奈良県生れ。日本芸術院会員となる。

D-369 佐藤敬 素描婦人画額 ¥80000~ 紙本 26×35 額51×64 ヤケ  シミ 佐藤敬(明治三十九・1906~昭和五十三・1978) は大分県出身の洋画家。東京美術学校で学んだの ち渡仏。鳥海青児、海老原喜之助らと交友。パリを 拠点に制作する中で作風は具象から抽象へ転調。

D-371 伊藤清永 素描裸婦画扇面額 ¥50000~ 紙本  46×16 額57×34

D-373 野村清六 パステル裸婦画額 ¥50000~  付共シール 紙本 23×16 額42×35 「裸女」原題 野村清六(大正五・1916~平成七・1995)は山梨県生。元日本表現派 会員、新興美術理事。

D-374 馬樹茂 素描裸婦画額

¥50,000~ 紙本 56×77 額65×85  ヤケ スレ オレ 馬樹茂は天津出身の画家。

D-375 黒川雅子 素描裸婦画額

¥50,000~ 紙本 53×78 額69×90 黒川雅子(昭和二十四・1949~)は大阪府 出身の日本画家。

D-376 児島善三郎 素描裸婦画額

¥50,000~ 付俊郎識シール 紙本 29×20 額51×40 児島善三郎(明治二十六・1893~昭和三十七・1962) は洋画家。

D-377 今西中通 水彩裸婦画額 ¥50000~ 紙本 11×21 額30×40 今西中通(明治四十一・1908~昭和二十二・ 1947)は高知県出身の洋画家。本名忠通。

D-380 平沢喜之助 油彩裸婦画額

¥50,000~ 15×23 額27×35 1972 カンバス 平沢喜之助(大正八・1919~平成六・1994)は 長野県生まれの画家。

D-378 平澤熊一 油彩裸婦画額 ¥50000~ 31×40 額39×49 カンバス 平澤熊一(明治四十一・1908~平成元・1989) は新潟県出身の画家。川端画学校洋画科で学ぶ。

D-381 宇佐川良 油彩裸婦画額 ¥50,000~ 9×14 額21×25 カンバス 1981 大調和会会員 宇佐川良は1931年広島県廿日市市生まれの画 家。紺綬褒章受章。

D-379 小原かず子 油彩裸婦画額 ¥50000~ 595×72 額68×80 ヤケ スレ カンバス 額裏サイン 画人未詳

D-382 荻太郎 素描裸婦画額 ¥50,000~ 紙本 26×36 額46×57 額スレ 荻太郎(大正四・1915~平成二十一・2009)は 画家、絵本作家。愛知県出身。

D-384 篠田桃紅 抽象画額 ¥400000~ 紙本  32×55 額47×77 シミ 額小ソゲ 篠田桃紅(大正二・1913~令和三・2021)は美術家。前衛書道 家、随筆家。本名篠田満洲子。

D-385 白髪一雄 油彩抽象画額 ¥400,000~ 紙本 24×27 額45×56 シミ 裏サイン 白髪一雄(大正十三・1924~平成二十・2008)は兵庫出身の抽象画家。京都市 立絵画専門学校卒。吉原治郎に師事。具体美術協会に参加した。アクションペイ ンティングで知られる。叡山延暦寺で得度し、白髪素道と号した。

D-386 関根伸夫 抽象「庭」画額 ¥100,000~  付円形共シール 22×27 額385×45 関根伸夫(昭和十七・1942~令和元・2019)は現代美術家。埼玉 県大宮市出身。「もの派」を牽引。

E-006 月下芦雁蒔絵三味線 ¥220000~ 付黒塗挟箱(三味線革ケース 象牙撥3 鼈甲撥2 駒:象牙3 鼈甲6  木1) 総長96

E-007 色紙短冊蒔絵小鼓 ¥150000~ 10×10×25  縁小アタリ

E-008 筑前琵琶 ¥100000~ 付琵琶立て 撥  総長97 象牙装(剝離  カケ) E-009 延管尺八 ¥50000~ 総長52  管尻象牙装  銘「孤童」

E-010 尺八 二  ¥50000~ 総長54ほか 「松下深水」銘

E-011 尺八 三  ¥50000~ 総長56 「中山東作」銘2 「雨昌」銘1

E-012 佐竹永海 尾張浜主画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 41×103 表具56×196 ヤケ シミ 表具オレ 承和十二年(845)正月尾張連浜主故事 「文久甲子(1864)正月」画中 田村豪湖箱識 「慶応丙寅」(1866)巻起賛 佐竹永海(享和二・1802~明治七・1874)。号 雪村、別号愛雪樓、九成堂、天水。

E-015 橋本雅邦 草紙洗画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 22×26  表具32×126 ヤケ オレ 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十一・1908) は江戸木挽町生まれ。

E-013 田中主水 木彫太平楽 ¥120000~ 付共箱(桐) 像高35 三十三世 田中主水は大坂・四天王寺の佛師職を代々務めた家系。

E-016 鍛鉄銅鑼 ¥50000~ 付鉄架(台部木造) 撥 銅鑼44×44×14  架57×37×82

E-014 豌豆蒔絵大鼓 ¥50,000~ 付黒塗箱(杉 蓋欠) 鼓革 調緒 115×115×29 スレ 剥離

E-017 銅鑼 ¥30000~   付架(55×28×64) 撥 34×11×34

E-019 高津紘一 釈迦 釈迦下 ¥250000~

付共箱(桐) 面袋 釈迦18×24 釈迦下15×21 スレ  大会組 面裏彫印

E-021 高津紘一 中将 ¥100000~

E-022 高津紘一 頼政 ¥100000~

E-020 高津紘一 東江 ¥150,000~  付共箱(桐) 面袋 15×20 スレ シミ  面裏彫印

E-023 高津紘一 俊寛 ¥100000~  付共箱(桐) 面袋 15×20 スレ 面裏彫印 「氷見宗忠ノ写」貼札 高津紘一(昭和十六・1941~)、神奈川平塚出生、独学で能面師となる。丹波篠山能楽資料館研究員、著書に『能面の 彩色』(玉川大学出版部)、『能面の風姿』(東方出版社)など。

付識箱(桐 貼札) 面袋 12×20 小スレ  面裏彫印

付共箱(桐) 面袋 14×20 スレ 剥離  面裏彫印

E-024 高津紘一 蝉丸 ¥100,000~  付共箱(桐) 面袋 12×20 スレ 面裏彫印

E-027 高津紘一 小牛尉 ¥50000~ 付共箱(桐) 面袋 14×24 スレ 面裏花押彫印

E-031 高津紘一 平太 ¥45,000~ 付共箱(桐) 面袋 14×20 スレ

E-025 高津紘一 孫次郎 ¥50,000~  付共箱(桐) 面袋 13×21 スレ 極小シミ  面裏彫印

E-028 高津紘一 若女 ¥45000~ 付共箱(桐) 面袋 13×21 スレ

E-032 高津紘一 顰 ¥40,000~ 付共箱(桐) 面袋 16×21 スレ

E-026 高津紘一 阿古父尉 ¥50,000~ 付共箱(桐) 面袋 16×25 スレ  剥離 面裏彫印

E-029 高津紘一 小面 ¥45000~ 付共箱(桐) 面袋 13×21 スレ

E-033 照井富治 大顰 ¥50,000~ 付共箱(桐) 面袋 16×21 スレ

E-030 高津紘一 泥眼 ¥50000~ 付共箱(桐) 面袋 13×21 スレ 小シミ 面裏彫印

E-034 照井富治 三光尉

¥40,000~ 付共箱(桐) 面袋 15×21

E-036

紅白段替枝垂桜 御所車文唐織 ¥750,000~ 155×178×56

E-037

段替雲版輪宝文厚板 ¥700,000~ 1595×174×55  シミ

E-038

茶地蒲公英蔦文縫箔 ¥650,000~ 157×179×56  シミ スレ

E-041 紺地桐鳳凰文狩衣 ¥290000~ 211×176×81 シミ

E-042 紺地菊菱文法被 ¥250000~ 198×126×84

E-043 紺地段熨斗目 ¥230000~ 160×175×58

E-044 紺縮地熨斗目 ¥180000~ 154×180×58

E-045 紫地花菱鳳凰文長絹 ¥190,000~ 224×123×83

E-047 緋水衣 ¥90000~ 174×128×81 小スレ

E-049 濃浅葱水衣 ¥80,000~ 162×131×81 スレ

E-046 金七宝文織箔着付 ¥90,000~ 148×128×54

E-048 茶水衣 ¥80000~ 166×130×81 スレ

E-050 薄墨水衣 ¥80,000~ 168×127×82 シミ スレ

E-052 袈裟 ¥120,000~ 51×76

E-054 緋羅紗羽織 ¥60000~ 122×111×37 虫穴 キレ  芸能衣装

E-056 金地七宝文胸箔 ¥50,000~  66×83

E-053 浅葱地肩衣 長裃 ¥130000~ 肩衣80×89  長裃63×178 下り藤紋

E-055 芸能衣装 ¥50000~ 付木箱(桐) 紫110×75×25ほか  蝦夷錦 紫地雲龍上衣

E-057 銀地七宝文胸箔 ¥50,000~  65×96 シミ

E-058 茶地熨斗目胸箔 ¥30,000~  66×81 スレ

E-059 紺地鱗丸龍文半切 ¥250000~ 815×1245

E-060 赤地稲妻鯱飛雲文半切 ¥250,000~ 82×124

E-061 紅地金銀七宝文半切 ¥250,000~ 815×124 小スレ

E-062 浅黄地流水楓文色箔半切 ¥250,000~ 83×125

E-063 白地五色飛雲文半切 ¥250,000~ 83×125

E-064 白地金浅黄青海波文半切 ¥200,000~ 82×1235 シミ

E-066 初冠 ¥190000~ 付木箱(杉 貼札) 19×50×15

E-068 唐冠 ¥130,000~ 付木箱(桐 貼札) 42×16×19

E-067 透冠 ¥120000~ 付木箱(桐 貼札) 45×16×17

E-069 鳥兜 ¥120000~ 55×48

E-070 白地大口 ¥90000~  78×121 シミ E-071 紺地丸文側次 ¥50000~ 付角帽子(35×90) 64×107 子方用 E-072 金風折烏帽子 ¥40000~  付木箱(桐 貼札) 22×9×13 井筒製

E-073

胴箔松皮菱文鬘帯 ¥70000~ 総長240 スレ

E-074

胴箔松皮菱菊文鬘帯 ¥70000~ 総長237 スレ

E-075

金地七宝文鬘帯 ¥60000~ 総長237 スレ

E-078 鉢巻 三 ¥30,000~ 総長205ほか シミ

E-076

胴箔枝垂桜文鬘帯 ¥60000~ 総長253

E-077

花色地観世水芦文鬘帯 ¥70000~ 総長239

E-079 萌黄襷 鉢巻 ¥30,000~ 襷総長241ほか シミ

E-081 胴箔黒鱗文腰帯 ¥70,000~ 総長275 スレ

E-085 白地五三桐紋腰帯 ¥40,000~ 総長276

E-089

紺地金唐花文角帽子 ¥40000~ 47×131 小スレ

E-082 黒地金雲版文腰帯 ¥60,000~ 総長273

E-086 白地瓦巴紋腰帯 ¥40,000~ 総長277

E-090 紺地緞子角帽子 ¥30000~ 44×108

E-083 黒地紗綾文腰帯 ¥60,000~ 総長270

E-087 白地対浪紋腰帯 ¥40,000~ 総長282

E-091 杖 六 ¥30000~  総長120ほか

E-084 紺地金襴緞子腰帯 ¥30,000~ 総長281

E-088 浅葱緞子流水文腰帯 ¥30,000~ 総長275

E-092 鹿背杖 二 ¥30000~ 総長125ほか

E-093 玄宗楊貴妃絵鬘扇 ¥50,000~  紙本 46×35 花車絵

E-094 神扇 ¥50,000~ 紙本 51×35

E-096 牡丹絵鬼扇 ¥50,000~ 紙本  51×35 E-097 負修羅扇 ¥50,000~ 紙本  47×34

E-099 月叢絵扇 ¥40,000~ 紙本  51×34 シミ スレ

E-100 群鮎絵扇 ¥30,000~ 紙本  49×34

E-095 敦盛扇 ¥50,000~ 紙本 50×35

E-098 紅無鬘扇 ¥50,000~ 紙本  47×34 流水秋草絵

E-101 無地金扇 ¥30,000~ 紙本  50×34

E-102 扇 二 ¥50000~ 紙本 50×34ほか 金地三引両 尉扇 E-103 子方用扇 二 ¥50000~ 紙本 45×30ほか  童扇(小スレ) 神扇

E-105 太刀 ¥140,000~ 付刀袋 総長93

E-106 太刀 ¥130000~ 付刀袋 総長92

E-107 長刀 ¥150,000~ 総長200 剥離 三部式

E-108 長刀 ¥140,000~ 総長202 二部式

E-109

金地桐鳳凰絵唐団扇 ¥150000~ 付大工箱 25×47

E-111 田子 一対 ¥70000~  付木箱(桐 貼札) 紐 22×22×20  融、玄象用

E-113 数珠 経巻 ¥30,000~  数珠:付木箱(桐 貼札) 総長46  経巻104×26

E-110 花色地桐唐草

鳳凰絵唐団扇 ¥150000~  付大工箱 24×48

E-112 能小道具 二 ¥30000~ 大兜巾17×17×13ほか 大兜巾(鞍馬天狗など)  木胎宝珠(合浦など) 井筒製

E-114 木綿襷 経巻 ¥30,000~ 襷総長76  経巻104×26

E-115

黒塗鞘小刀 ¥30,000~ 付紫刀袋  総長45

E-116 面袋 二 ¥30000~ 21×26ほか

E-117 面袋 二 ¥30000~ 20×24ほか

E-118 面袋 二 ¥30,000~ 18×24ほか

E-119 面袋 二 ¥30,000~ 18×24ほか

E-120 面袋 二 ¥30,000~ 21×25ほか

F-001 初代賀集珉平 於福香合 ¥500000~ 付共箱(桐) 兵庫県陶芸館出品票コピー 35×4×65 賀集珉平(寛政八・1796~明治四・1871)は陶芸家。名惟一、号勝瑞。京都の尾形周平に師事し、文政年間に淡路島で開窯。釉薬と多様性を特徴とし、淡 路焼あるいは珉平焼の名で継承された。

F-002

初代賀集珉平 秋草文四方香合 ¥300000~  付共箱(桐) 兵庫県陶芸館出品票 55×55×2

F-003 織部飾耳六角香合 ¥680,000~ 付二重箱(内時代識桐 外溜塗) 5×45×4 窯キレ

F-004 古染付臥象香合 ¥250000~ 付時代識箱(桐) 55×4×4 蓋虫喰、ソゲ 金補修

F-005 古染付冠文香合 ¥150000~ 付時代黒塗箱(桐 貼札)  仕覆 45×45×5

F-007 仁阿弥道八 乙御前香合 ¥200,000  付二重箱(内共桐) 5×55×6 底銘 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。

F-009 源内焼黄釉獅子香合 ¥130,000~ 付識箱(杉)  同手所載コピー 9×7×6 磁貫 『源内焼』(五島美術館・2003)同手所載

F-008 織部弾香合 ¥150,000~ 付識箱(杉) 6×5×45  規方金補修

F-010 永楽保全 染付扇形香合 ¥100,000~ 付共箱(桐) 7×6×35 縁スレ補修、小ソゲ 永樂保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。

F-011 薩摩宝珠香合 ¥70000~  付識箱(桐) 7×7×45 磁貫

F-014 奥田木白 笠香合 ¥60000~  付木箱(桐 貼札) 8×8×45 窯印 奥田木白(寛政十二・1800~明治四・1871)は 江戸末期から明治初期の陶工。赤膚焼の中興の 祖として知られる。

F-017 色絵鶏籠香炉 ¥50,000~  付識箱(桐) 75×75×9 「柿右衛門」箱識

F-012 志野香合 ¥50000~  付時代識箱(桐) 7×7×3 ヒビ 磁貫  縁共色補修

F-015 加藤孝造 志野香合

¥50,000~ 付二重箱(内共桐) 7×7×4 加藤孝造(昭和十・1935~令和五・2023)は陶 芸家。岐阜県瑞浪市生まれ、荒川豊蔵に私淑して 指導を受けた。昭和五十九年(1984)中日国際陶芸 展審査員、平成七年(1995)には岐阜県重要無形文 化財認定。平成二十二年(2010)「瀬戸黒」で重要 無形文化財保持者(人間国宝)認定。

F-018 絵瀬戸菊花燕文香炉 ¥50,000~ 付木箱(桐) 牙蓋 75×75×7  磁貫

F-013 木米印獅子香炉 ¥50000~  付識箱(杉) 12×13×17 窯キズ

F-016 木地文字入鏡餅香合 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 9×9×4  小スレ 内黒 銘「鏡山」

F-019 三ツ巴紋丁字風炉 ¥90,000~  付時代識箱(杉) 黄銅蓋 225×20×24

F-021 梨子地秋草扇子蒔絵香炉 ¥150000~

付時代箱(桐) 共蓋 純銀火舎(有印) 95×95×85

F-023 梨子地桐蒔絵錫縁香合 ¥80,000~ 付識箱(桐) 65×9×35 内梨子地

F-025

葛屋山水蒔絵香箱 ¥70,000~  付木箱(桐) 57×73×2 内梨子地

F-022 唐物青貝虫文香合 ¥150000~ 付時代識箱(桐) 8×8×35 内黒

F-024 菊矢来蒔絵香箱 ¥80,000~ 11×13×9 内黒

F-026

牡丹蒔絵隅切香箱 ¥50,000~ 付合箱(桐) 65×13×45

研出蒔絵 内梨子地

F-027 香木 ¥350,000~ 17×13×27 1164g

F-028 香木 二 ¥80000~ 12×25×2ほか 13g 5g

F-029 香割道具 一式 ¥250000~ 付黒塗箱(破損) 鋸総長30ほか 箱32×21×9 「埋忠大和大掾」銘

茶道

G-001 井戸平茶碗 ¥850,000~ 付溜塗識箱(桐 貼札) 仕覆 17×17×45 磁貫 極小ソゲ 銘「黒瀧」

G-002 御本茶碗 ¥800,000~ 付二重箱(内黒柿) 淡々斎書付添蓋(桐、追銘「雲錦」) 14×14×7 磁貫 金泥銘「住吉」 淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三十九・1964)は裏千家十四世。十三世円能斎の長男。幼 名政之輔。号碩叟。大徳寺円山伝衣老師について得度、無限斎の号を授与。三十歳で家元継承。各 宮殿下に茶湯を進める。淡交会、国際文化茶道協会設立。紺綬、紫綬褒章。勲三等旭日中綬章。ま た、ブラジル国の文化勲章を受けている。

G-004 御本茶碗 ¥600000~ 付時代黒塗識箱(桐 破損) 仕覆 135×135×85 口縁ヒビ 磁貫  銘「山乃詣」

G-006 高麗茶碗

¥600,000~ 付二重箱(内桐)

仕覆 14×135×75 磁貫 口縁共色補修 高台内窯キレ 「玉子手」貼札

G-007 粉引茶碗

¥500,000~ 付二重箱(内桐)  仕覆 14×14×6 ヒビ メクレ

G-009 呉器茶碗

¥500,000~ 付木箱(桐) 仕覆  135×135×95 切高台

G-010 祥瑞三友文茶碗 ¥450,000~ 付時代箱(桐 貼札)  仕覆 10×95×85 口辺小ソゲ

G-011 熊川茶碗

¥450000~ 付溜塗識箱(桐) 135×135×8 ヒビ 銘「初花」

藪内透月斎箱書 箱書:竹窓紹智(元治元・1864~ 昭和十七・1942)は藪内家十一代。名 は宗梁、字は世純、常把、竹窓と称し、 透月斎、輝翁と号した。九代竹露の子、 茶法を十代竹翠に受けた。

G-012 井戸茶碗

¥400,000~ 付朱塗識箱 15×15×85 ヒビ 高台黒漆補修

G-014 雨漏粉引茶碗 ¥290000~ 付時代溜塗箱(桐) 襦袢更紗仕覆 18×18×8 ヒビ

G-016 斗々屋茶碗 ¥250000~ 付時代識箱(桐) 16×16×6 ヒビ 共色補修

G-015 無地刷毛目茶碗 ¥250000~ 付木箱(桐 貼札)  仕覆 18×18×65 口縁補修

G-017 伊羅保茶碗 ¥200000~ 付黒塗識箱(ヒビ ソゲ) 15×15×65 口辺共色補修 銘「女郎花」

G-018 御本茶碗 ¥150000~ 付時代識箱(桐) 14×14×85 ヒビ 磁貫 銘「万里」

G-020 御本雲鶴茶碗 ¥150000~ 付識箱(桐 貼札) 13×12×9 磁貫

G-019 御本茶碗 ¥150000~ 付時代溜塗箱(桐) 14×13×9 磁貫 ヒビ 金補修 一文字染付

G-021 御本三島茶碗 ¥150000~ 付時代識箱(桐) 仕覆  13×12×9 ヒビ補修 口縁金補修 底窯キレ 伝清水道閑箱書

G-023 瀬戸唐津茶碗 ¥250000~ 付識箱(桐) 13×13×5

磁貫 歌銘「水月」 大綱宗彦箱識 箱識:大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は大徳寺第四百三十 五世。同寺塔頭黄梅院第十四世。裏千家の玄々斎千宗室や表千家の吸江斎 千宗左、武者小路千家の全道宗守らと親交し、茶道界の発展に尽力した。

G-025 青磁茶碗 ¥250,000~ 付時代箱(桐) 14×14×8

G-024 唐津茶碗 ¥200000~ 付識箱(桐) 125×12×8

愈好斎箱書 箱書:愈好斎宗守(明治二十二・1889~昭和二十八・1953)は武者小路 千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗悦の次男。十一世一指斎の養子。大 正十五年(1926)官休庵改築、昭和十五年(1940)弘道庵再建。

G-026 唐津茶碗 ¥140,000~ 付二重箱(内識桐) 115×11×7

金補修 銘「荒浪」 円能斎内箱書 満岡忠成極紙外箱貼附

G-027 本阿弥光悦 赤茶碗 ¥750,000~ 付二重箱(内時代識杉) 105×105×8 金補修 追銘「初雪」 白鳳庵外箱書

本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。

G-029 ノンコウ 黄釉茶碗 ¥800000~ 付時代合箱(杉 蓋桐) 仕覆 類品所載コピー 13×12×10 金補修 胴、高台内在判

『某大家蔵品入札』(東京美術倶楽部 昭和14)類品所載 道入(慶長四・1599~明暦二・1656)は樂家三代。常慶の長男として生まれる。別名ノンコウと称され、のち、樂歴代随一の名工とされる。道入の作風 は、これまでの長次郎茶碗の装飾性を徹底して省いた黒一色の伝統的世界に装飾的な効果を融合させ、個性表現を捨象した長次郎茶碗の重厚な趣に対し て軽やかな個性表現を加えた。

G-030 弘入 黒茶碗 ¥600000~ 付共識箱(桐) 12×12×8 磁貫 銘「百和」 円能斎箱書 弘入(安政四・1857~昭和七・1932)は樂家十二代。十一代慶入の長男。幼名を小三郎のち惣次郎。諱喜長、別号に翫土軒、雪鳥。十五歳で家督を継ぐ。 明治四年襲名。大正八年に剃髪し弘入と号し、石山に隠居。

箱書:円能斎宗室(明治五・1872~大正十三・1924)は裏千家十三世。又玅斎の長男。別号に対流軒、寒雲、鉄中など。幼名は駒吉。十五歳で家督を継ぐ。

元伯宗旦二百五十回忌大法要茶会を営み、記念事業として『今日庵月報』を創刊、夏期講習会を創始した。三友式、濃茶各服点を考案、流し点、大円真草を 復興した。

G-032 玄々斎 手捏黒茶碗 ¥500,000~ 付共箱(桐) 115×115×8 磁貫 銘「末須鏡」

玄々斎(文化七・1810~明治十・1877)は裏千家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中など。茶箱点前、立礼式を取り 入れた。

G-033 愈好斎 手捏赤茶碗 ¥350000~ 付共箱(桐) 12×12×7 磁貫 銘「花雫」 覚入焼成

愈好斎宗守(明治二十二・1889~昭和二十八・1953)は武者小路千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗悦の次男。 十一世一指斎の養子。大正十五年(1926)官休庵改築、昭和十五年(1940)弘道庵再建。著作多数、また月刊誌「武 者小路」主宰者。

G-034 一入 黒筒茶碗 ¥400,000~ 付二重箱(内時代識桐)  惺斎書付添箱(桐 追銘「初日影」) 10×10×9 薄ヒビ 了入内箱識 一入(寛永十七・1640~元禄九・1696)は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年(1656)、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年(1691)養子宗入に家督を譲る。

G-036 長入 赤茶碗 ¥300,000~ 付時代識箱(桐) 12×12×8 口縁ホツレ補修 了入箱識 長入(正徳四・1714~明和七・1770)は樂家七代、六代左入の長男。亨 保十三年七代吉左衛門を襲名。宝暦十二年隠居して長入と号した。

G-035 了入 黒筒茶碗 ¥300,000~ 付二重箱(内共桐)  即中斎書付替蓋(桐) 95×95×105 銘「福寿草」 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-037 旦入 黒茶碗 ¥380,000~ 付共箱(桐) 13×13×8 ヒビ

G-039 仁阿弥道八 黒茶碗 ¥400,000~ 付二重箱(内共桐) 12×12×75 ヒビ 九代道八外箱識 二代道八(天明三・1783~安政二・1855)は、初代の次男。名は光時、 松風亭、華中亭、道翁などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」の 一字を賜り、さらに醍醐三宝院より「阿弥」の号を賜り、「土師」の号を許 され、以後法橋仁阿弥と称す。色絵物に個性を発揮、道八様式を確立した。

G-041 了入 黄染茶碗 ¥280000~  付共箱(桐 蓋補修、身虫喰) 15×15×65 磁貫

高台花押彫(一燈手捏か) 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-040 覚入 赤茶碗 ¥300,000~ 付共識箱(桐) 12×12×9  磁貫 銘「雪峰」 即中斎箱書 覚入(大正七・1918~昭和五十五・1980)は樂家十四代。十三代惺入 の長男。昭和十五年東京美術学校彫刻科卒。二十年、十四代吉左衛門を 襲名。樂美術館を設立。

G-042 宗入 黒筒茶碗 ¥250000~ 付時代識箱(杉) 95×95×85 ワレ漆補修 銘「三番叟」 直斎箱書 宗入(寛文四・1664~享保元・1716)は樂家五代。四代一入の養子。初 代長次郎の風を慕った。雁金屋三右衛門の子。名平四郎・惣吉。元禄四年 五代吉左衛門を襲名。尾形光琳、乾山とは従兄弟。

G-043 了入 塩笥黒茶碗 ¥200,000~ 付共箱(桐) 11×11×8 ヒビ 切高台

G-044 了入 赤茶碗 ¥180,000~ 付共箱(桐) 仕覆  12×12×75 磁貫 小ヒビ

了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家中 興と称えられる。

G-045 三代高橋道八 摸青井戸茶碗 ¥200000~

付二重箱(内共桐) 15×15×6 九代道八外箱識 三代道八(文化八・1811~明治十二・1879)は二代の長男。幼名道三、 名光英。号華中亭、道翁。嘉永三年、高松藩に招かれ讃岐窯を開窯。明治二 年、佐賀藩の招聘により有田焼技術指導。仁和寺宮より法橋に任じられ る。晩年は祖父の桃山窯に引退。

G-046 野々村仁清 御本茶碗 ¥250000~

付二重箱(内時代貼札桑) 12×12×9 ソゲ ヒビ 磁貫  切高台 高台内印

野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。

GG-048 一入 黒茶碗 ¥180,000~ 付識箱(桐) 12×12×7 旦入箱識 一入(寛永十七・1640~元禄九・1696)は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年(1656)、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年(1691)養子宗入に家督を譲る。

G-050 長入 若山写赤茶碗 ¥190,000~ 付識箱(桐) 12×12×8 磁貫 ヒビ 愈好斎箱書 了入箱識 長入(正徳四・1714~明和七・1770)は樂家七代、六代左入の長男。亨 保十三年七代吉左衛門を襲名。宝暦十二年隠居して長入と号した。

G-049 了入 黒茶碗 ¥180,000~ 付共箱(桐) 11×11×8 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-051 了入 検校写赤茶碗 ¥140000~ 付共箱(桐) 14×14×75 磁貫 口辺ソゲ補修

G-052 了入 黒茶碗 ¥190,000~ 付共箱(桐 貼札) 115×115×7 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-054 九代大樋長左衛門 黒茶碗 ¥180,000~  付二重箱(内共識桐 外溜塗) 125×125×8

銘「朝潮」 愈好斎箱書

九代大樋長左衛門(明治三十四・1901~昭和六十一・1986)は金沢生 まれ。号は陶土斎。父である八代長左衛門に師事し、昭和二年(1927)の 八代歿後に九代を襲名した。

G-053 伝二代尾形乾山 黒茶碗 ¥180000~  付二重箱(内紙貼杉) 12×12×7 見込ヒビ 五角窯印 伊八(或いは猪八)は、初代尾形乾山を継いだとされる陶工。出自は野々 村仁清の子とも孫ともされるが、諸説あり判然としない。江戸に出て武家 に仕え、雅陶を焼いたとされる。

G-055 藪内真々斎 手捏白釉茶碗 ¥190,000~  付共箱(桐) 11×11×8 磁貫 銘「朝霧」 竹猗紹智(寛政四・1792~明治二・1869)は藪内家八代。通玄斎参翁の 子で、桂隠斎の養子となり、八代を継ぐ。真々斎竹猗と号した。元治の兵 火で家屋は焼失したが、武田儀右衛門の燕庵写しの茶席が藪内家に移築、 本願寺御門主の力添えも得て旧態に復した。

G-057 弘入 織部写茶碗 ¥100000~ 付共箱(桐) 12×12×75 磁貫

G-058 弘入 村雨写赤茶碗 ¥90000~ 付共箱(桐) 105×105×9 磁貫

弘入(安政四・1857~昭和七・1932)は樂家十二代。十一代慶入の長男。幼名を小三郎のち惣次郎。諱喜長、別号に翫土軒、雪鳥。十五歳で家督を継ぐ。 明治四年襲名。大正八年に剃髪し弘入と号し、石山に隠居。

G-059 旦入 黒茶碗 ¥100,000~  付識箱(桐) 11×11×7 口辺ヒビ補修  銘「吉慶」 愈好斎箱書 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十 代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。 弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-062 山中了寿 手捏黒茶碗

¥80,000~ 付識箱(桐) 11×11×75  久田皓々斎箱書 箱書:皓々斎(明和四・1767~文政二・1819) は江戸後期の茶人、高倉久田家七代。表千家九代 了々斎は兄、十代吸江斎は実子。

G-060 任土斎 木守写赤茶碗

¥140,000~ 付共箱(桐) 12×12×7  ヒビ窯キレ 磁貫 任土斎(生歿年未詳、江戸中期頃)は樂家脇窯・ 玉水焼三代、或いは二代。玉水初代・一元の二男。

G-063 九代大樋長左衛門  富士絵黒茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 125×125×75 銘「天下第一」 即中斎箱書 九代大樋長左衛門(明治三十四・1901~昭和 六十一・1986)は金沢生まれ。号は陶土斎。父で ある八代長左衛門に師事し、昭和二年(1927)の 八代歿後に九代を襲名した。

G-061 陳元贇 御深井釉鉄絵三ツ葉葵紋茶碗 ¥100,000~ 付木箱(桐 貼札) 12×12×7  磁貫 釉たまり剝離 陳元贇(明神万暦十五・1587~寛文十一・ 1671)は中国明末の文人。日本に渡来し、寛永四 年(1627)に尾張徳川義直に拝謁。名古屋に歿す。

G-064 紀太理平 龍文茶碗

¥70,000~ 付識箱(桐) 13×13×8 磁貫  小堀宗慶箱書 紀太理平は理平焼窯元当主が代々受け継ぐ名 跡で、初代高松藩藩主・松平頼重が京都より陶 工を招聘したことに始発する。現在は十四代目。

G-065 加藤重高 志野茶碗 ¥100,000~

付二重箱(内共桐 外黒塗) 紫仕覆 115×11×9 加藤重高(昭和二・1927~平成二十五・2013)は愛知県生まれの陶芸 家。加藤唐九郎の次男。瀬戸窯業校卒のち父に師事。「刻文方壺」で日展 特選北斗賞、日本陶磁協会賞受賞ほか。伝統的な茶陶を中心とした作品 を発表する。

G-067 伊羅保茶碗 ¥100,000~ 付時代識箱(桐・虫喰 貼札) 14×14×8 ヒビ

G-070 黄瀬戸茶碗 ¥80,000~  付時代黒塗識箱(桐) 仕覆 14×14×7  磁貫 ヒビ

G-068 御本刷毛目茶碗 ¥90,000~  付木箱(桐) 135×13×8

G-069 御本立鶴茶碗 ¥80,000~  付識箱(桐) 仕覆(大破) 12×12×9 割高台  銘「和歌浦」 大綱宗彦箱識 G-066 加藤唐九郎 白庵手茶碗 ¥100,000~ 付識箱(桐) 175×17×8 磁貫 窯キレ金補修 松尾不染斎箱書 加藤唐九郎(明治三十・1897~昭和六十・1985)は陶芸家、陶磁史研 究家。瀬戸周辺の古窯を調査、発掘し、織部、黄瀬戸、志野の再現・復興 に努め、独自の作品を制作した。織部焼で国重要無形文化財の指定を受 けるも、永仁の壺事件によってその資格を剥奪される。しかしその後も 昭和における桃山復興の旗手として精力的な活動を続け、評価を揺ぎ無 いものとした。愛知県文化功労者。名古屋市内翠松園陶芸記念館内に加 藤唐九郎記念館をみる。

G-071 朝鮮堅手茶碗 ¥75,000~  付木箱(桐) 13×125×85 シミ  高台・口辺ヒビ、カケ、ワレ金補修

G-072 美濃伊賀沓茶碗 ¥60,000~  付木箱(桐) 仕覆 16×11×8 磁貫  御深井調

G-074 絵萩茶碗 ¥50,000~

付時代識箱(桐) カピタン縞仕覆 125×125×11 磁貫 銘「雨菊」

G-077 瀬戸椿手天目茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐) 115×11×7 口辺共色補修

G-080 十四代坂倉新兵衛 萩茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 16×16×55 磁貫  高台釉剥離 銘「白砂」 而妙斎箱書

G-075 萩筆洗形鉢 ¥50,000~  付時代識箱(桐 貼札) 20×15×9  磁貫 ヒビ

G-078 瀬戸皮鯨茶碗 ¥50,000~  付合箱(桐) 155×155×55

G-081 十四代坂倉新兵衛 萩茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 10×10×8 磁貫  切高台 銘「松風」 即中斎箱書

十四代坂倉新兵衛(大正六・1917~昭和五十年・1975)は山口県深川村出身。昭和三十四年(1959) に朝日新聞社主催の日本現代陶芸展に入選、三十五年(1960)に父の死で十四代を襲名した。翌三十 六年(1961)に日本伝統工芸展初入選を果たす。四十二年(1962)に山口県芸術文化振興奨励賞を受賞。 昭和四十七年(1972)には、山口県指定無形文化財保持者となった。

G-083 佐々木松楽 黒茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 12×12×8 磁貫  銘「無ー物」 高橋悦道箱識 佐々木松楽は、京都府亀岡市の松楽窯にて作 陶を行う。当代(昭和十九・1944~)は三代目で 父二代目松楽に師事。赤楽、黒楽を中心に伝統を 守りながら、茶陶としての雅味のある作品づく りに力を注ぐ。

G-084 大田垣蓮月 和歌彫茶碗 ¥50,000~ 付黒塗合箱(杉) 仕覆 12×125×65 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は 女流歌人。名は誠(のぶ)。京都出身。夫の死後、 剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自詠 の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清 新な歌風で知られる。

G-076 清水花文茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐) 115×115×6 磁貫 切高台

G-079 古曽部茶碗 ¥50,000~

付合箱(杉) 14×14×6 底印

G-082 永楽即全 紫交趾茶碗

¥50,000~ 付共箱(桐) 14×14×8 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G-085 出口尚江 三彩茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 15×145×55 磁貫 出口尚江(大正四・1915~昭和五十二・1977) は京都生まれの陶芸家。出口王仁三郎の五女。石 黒宗麿、金重陶陽らにまなび、東白窯を築窯。日 本伝統工芸会正会員。大本教祭教院斎司。

G-086 ノンコウ 桶形水指 ¥900,000~ 付時代識箱(桐) 黒塗蓋 18×17×165 ソゲ 口辺補修  啄斎底在判

道入(慶長四・1599~明暦二・1656)は樂家三代。常慶の長男として生まれる。別名ノンコウと称され、のち、樂歴代随一の名工とされる。道入の作風 は、これまでの長次郎茶碗の装飾性を徹底して省いた黒一色の伝統的世界に装飾的な効果を融合させ、個性表現を捨象した長次郎茶碗の重厚な趣に対し て軽やかな個性表現を加えた。

G-088 伊賀水指 ¥900000~ 付木箱(桐 貼札) 共蓋 潤塗蓋 17×16×17 蓋共色補修 満岡忠成極色紙貼附

G-089 阿蘭陀染付水指 ¥700000~ 付識箱(桐) 黒塗蓋 15×15×17 小アタリ 小ソゲ

G-090 伊賀双耳水指 ¥500,000~ 付識箱(杉) 共蓋(ワレ) 黒塗蓋 20×20×19 窯キレ 愈好斎箱書 箱書:愈好斎宗守(明治二十二・ 1889~昭和二十八・1953)は武者小路 千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗 悦の次男。十一世一指斎の養子。大正 十五年(1926)官休庵改築、昭和十五 年(1940)弘道庵再建。

G-092 野々村仁清 染付葡萄文水指 ¥450,000~ 付二重箱(内時代桐 外黒塗) 黒塗蓋  22×22×11 磁貫 胴部大ワレ共色補修 彫銘 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶 器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

G-093 備前双耳水指 ¥290,000~ 付時代識箱(杉)

古筆了伴極札 共蓋(不具合) 黒塗蓋 渡木綿仕覆 23×22×15  口辺カケ、共色補修 杉木普斎箱書

G-094 古染付馬文飾脚水指 ¥250,000~

付溜塗箱(桐 貼札) 仕覆 黒塗蓋 16×16×13 小ヒビ

G-095 南京柿釉梅絵水指 ¥190,000~ 付時代識箱(杉)  黒塗蓋(スレ) 17×17×19 鉄絵

G-097 仁阿弥道八 黒釉鼓形水指 ¥140000~

付共箱(桐) 共蓋(共色補修) 13×13×14 二代道八(天明三・1783~安政二・1855)は、初代の次男。名は光時、 松風亭、華中亭、道翁などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」の 一字を賜り、さらに醍醐三宝院より「阿弥」の号を賜り、「土師」の号を許 され、以後法橋仁阿弥と称す。人物、動物などを得意とし、色絵物に個性 を発揮、道八様式を確立した。

G-096 遠州伊賀飾耳水指 ¥150,000~ 付時代黒塗箱(桐) 黒塗蓋 20×18×18 磁貫

G-098 三浦竹軒 金襴手八角大鉢改水指 ¥100000~  付二重箱(内共桐) 黒塗割蓋(裏波蒔絵) 28×28×15 三浦竹軒(明治三十三・1900~平成二・1990)は初代三浦竹泉の三男。 三代竹泉を継ぐ。昭和九年竹軒と改号。政府認定技術保存資格者。主に 金襴手が得意で、茶道具、花器等を作る。

G-100 備前飾耳水指 ¥100,000~ 付黒塗箱(桐)  黒塗蓋(塗改) 仕覆 17×17×17 口辺補修

G-102 備前飾耳種壺水指 ¥90,000~ 付時代箱(杉) 黒塗蓋(イタミ補修) 15×15×18

G-104 備前芋頭水指 ¥50000~

付木箱(桐) 黒塗蓋 16×16×19  天保備前

G-101 備前緋襷水指 ¥100,000~ 付時代合箱(桐 貼札)  黒塗蓋 17×17×18 ヒビ補修

G-103 備前水指 ¥80,000~ 付識箱(桐) 茶塗蓋(ソゲ) 17×17×10 口辺共色補修 桂又三郎箱識

G-105 五兵衛 備前矢筈口水指 ¥50,000~ 付時代箱(桐・虫喰 貼札) 潤塗蓋 16×15×14 「五」底彫銘

G-106 青磁松絵彫瓢水指 ¥50000~

付時代合識箱(桐) 黒塗蓋 17×17×15  窯キレ

G-107 信楽飾耳水指 ¥50,000~  付時代黒塗箱(桐 貼札) 共蓋 17×16×19  窯キレ

G-110 利休形木地釣瓶水指

¥90,000~ 付時代識箱(桐) 割蓋2 22×22×21 覚々斎底在判 閑事庵宗信箱書 在判:覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・ 1730)は表千家六代。号は原叟、流芳軒。久田宗全 の子で、五代随流斎の養子となって六代を継承。 紀州徳川家、頼方に仕えた。

G-113 清水六兵衛 染付土筆文水指 ¥50000~ 付共箱(杉) 共蓋 14×14×21 清水六兵衛は京都清水焼陶工の名跡。当代は 八代。

G-108 松本萩一重口水指 ¥50,000~  付時代識箱(桐 貼札) 共蓋 黒塗蓋 13×13×18 磁貫

G-111 長岡空味 南蛮縄簾写水指 ¥50,000~ 付共箱(桐) 黒塗蓋 19×17×15 長岡空味(明治七・1874~昭和三十五・1960) は島根県楽山焼の陶工。初代倉崎権兵衛から数 えて九代目にして、松平不昧に招聘され楽山焼 を再興した長岡住右衛門の五代目。

G-114 楠部彌弌 染付水指 ¥50000~ 付共箱(桐 シミ) 共蓋 155×155×16 波鶴 楠部彌弌(明治三十・1897~昭和五十九・ 1984)は京都生まれ。大正七年赤土社結成に参加。 昭和二年帝展初入選。日本芸術院会員、文化功労 者、文化勲章。

G-109 安南染付水指 ¥50,000~

付木箱(桐) 共蓋(金補修) 黒塗蓋 17×17×19 高台ヒビ

G-112 佐久間勝山 紅毛水指 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 黒塗蓋 16×16×15  即中斎箱書、在判 佐久間勝山(明治三十九・1906~平成十・ 1998)は伊勢松坂萬古松古窯四代。父である芳嶙 から教えを受け、淡々斎より松菱の松古印を賜 わる。

G-115 藤原啓 備前平水指 ¥80000~ 付共識箱(桐) 黒塗蓋(極小剝離) 27×24×12 即中斎箱書、在判 藤原啓(明治三十二・1899~昭和五十八・ 1983)は備前市出身。本名敬二。昭和四十五年 (1970)重要無形文化財「備前焼」保持者に認定 され、翌四十六年(1970)勲四等旭日小綬章を授 章した。

G-117 唐物茶入 ¥800,000~ 付二重箱(内時代溜塗識桐) 二重挽家 仕覆4 牙蓋 55×55×65 銘「初音」 小堀宗慶外箱書(和歌追銘) 外箱書:小堀宗慶(大正十二・1923~)は遠州茶道宗家十一世小堀宗明の長男として生まれる。昭和二十五年音羽護国寺に於いて、遠州公嫡子大膳宗慶 公の号を襲名し、以来茶道界発展に尽力。同三十七年に十二世を継承。

G-120 瀬戸渋紙手茶入 ¥300,000~

付二重箱(内識桐 外黒塗) 紺地仕覆 6×6×8  口辺共色補修 初代川上不白箱書

G-119 唐津茶入 ¥390,000~ 付時代箱(杉)  仕覆2(内1ペルシャ錦) 牙蓋 45×45×11  丸に十字底印 藤の川内窯

G-121 唐津飾耳茶入 ¥290,000~ 付時代識箱(桐) 仕覆2 牙蓋 6×6×10 口辺補修 銘「案山子」 初代川上不白箱書  藤の川内窯

G-118 高取茶入 ¥480,000~ 付時代箱(桐 蓋ワレ) 仕覆  牙蓋 5×5×11 口辺共色補修 箱書:初代川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華 庵、黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称した。

G-123 青磁酒会壺茶器 ¥150000~ 付識箱(桐) 仕覆2  共蓋 牙蓋 7×7×7 「元時代」箱識

G-125 織部肩衝茶入 ¥190,000~ 付木箱(桐) 仕覆 牙蓋  55×55×11 口辺共色補修

G-124 青磁手桶茶器 ¥150000~ 付識箱(桐) 仕覆 牙割蓋 75×75×11 磁貫 古筆了仲箱識 G-126 金重陶陽 備前茶入 ¥250,000~

付二重箱(内共識桐) 仕覆三 牙蓋 6×6×85 淡々斎箱書

金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・1967)は備前焼初の重要 無形文化財保持者。

箱書:淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三十九・1964)裏千家十四 世

G-127 十一代中村宗哲 波車蒔絵平棗 ¥550000~ 付共識箱(桐) 8×8×5 内黒

愈好斎箱書、在判 十一代宗哲(明治三十二・1899~平成五・1993)は名忠蔵。号元斎、叩城、九土。九代宗哲の次男。戦中戦後の 多難な時期に多数の名作を製作。京都府文化功労者。

箱書、在判:愈好斎宗守(明治二十二・1889~昭和二十八・1953)武者小路千家十二世

G-128 金溜岩波蒔絵平棗 ¥350000~ 付朱掻合塗箱(桐) 7×7×4 内梨子地 青貝

G-129 三ツ葉葵紋蒔絵平棗 ¥200000~ 付黒塗箱(桐)  仕覆 85×85×6 内外梨子地

GG-131 七代中村宗哲 双松樹蒔絵茶器 ¥200,000~

付共箱(桐) 7×7×7 土佐光貞下絵 内黒 七代中村宗哲(寛政十一・1799~弘化三・1846)は五代宗哲(明和三・ 1766~文化八・1811)の子、六代(寛政六・1794~天保十・1839)の弟。 俗称は得玄宗哲。裏千家玄々斎と親交を深めた。

G-133 三代中村宗哲 黒棗 ¥100000~ 付共箱(桐) 仕覆 6×6×6 針銘  啄斎在判 鷲棗写

G-134 三代中村宗哲 溜塗岩礁梅蒔絵茶器 ¥90,000~  付共箱(桐) 8×8×8 内黒 「十牛棗」箱識 返本還源

G-132 紹鴎形黒大棗 ¥140,000~ 付時代識箱(桐) 仕覆  8×8×75 直斎在判 有隣斎箱書 在判:直斎(享保十・1725~天明二・1782)武者小路千家七世 箱書:有隣斎(大正二・1913~平成十一・1999)武者小路千家十三世 三代宗哲(元禄十二・1699~安永五・1776)は千家十職の塗師塗師。二代宗哲の子。 在判: 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)表千家八代

G-135 一后一兆 貴寿福雪吹 ¥85,000~ 付共箱(桐) 7×7×75 内黒 針銘 一后一兆(明治三十七・1904~平成三・1997)は蒔絵師。輪島塗作家。

G-137 明秀 溜塗春秋蒔絵棗 ¥120,000~ 付共箱(杉) 65×65×65 規方楓葉蒔絵 内黒

G-139 桐蒔絵大棗 ¥90000~ 付時代識箱(桐) 仕覆  7×7×7 内黒 覚々斎在判 在判:覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・1730)表千家六代

G-136 一后一兆 貴寿福平棗 ¥70,000~ 付共箱(桐) 85×85×6 内金溜 針銘 一后一兆(明治三十七・1904~平成三・1997)は蒔絵師。輪島塗作家。

G-138 菊花蒔絵大棗 ¥100,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 8×8×8 極小スレ 内黒

G-140 梨子地菊蒔絵平棗 ¥70000~ 付木箱(桐 補黒柿) 8×8×5 内梨子地

G-142 嶋物広口茶入 ¥80000~ 付識箱(桐) 仕覆 牙蓋  10×10×85 小堀宗中、円能斎箱書 箱書:小堀宗中(天明六・1786~明治元・1868)遠州流八世 箱書:圓能斎宗室(明治五・1872~大正十三・1924)裏千家十三世

G-144 瀬戸茶入 ¥50,000~ 付識箱(桐) 仕覆 牙蓋

6×6×7 銘「松籟」 井口海仙箱書 箱書:井口海仙(明治三十三・1900~昭和五十七・1982)裏千家十三代 圓能斎の三男。今日庵理事。淡交社社長。京都市文化功労者。

G-146 姫路城古材黒雪吹 ¥50,000

付識箱(桐) 65×65×65 「白鷺城」底銘  而妙斎箱書、在判 箱書、在判:而妙斎宗左(昭和十三・1938~) 表千家十四代

G-143 青木木米 双耳茶器 ¥80000~

付時代識箱(桐 破損) 牙蓋 7×65×7 愛竹斎箱識 青木木米(明和四・1767~天保四・1833)は陶工、南画家。通称木屋佐 兵衛、八十八。号青来、百六散人、聾米ほか。京都の料理茶屋に生まれる。 製陶に従事したのは寛政八年前後、陶器を宝山に、磁器を奥田穎川に学 んだとされる。

G-145 菊桐青貝蒔絵雪吹 ¥70,000~ 付識箱(桐)

75×75×8 青貝ウキ、剥落 惺斎箱書 箱書:惺斎宗左(慶応元・1865~昭和十二・1937)表千家十二代

G-147 金輪寺茶器 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 7×7×75 ワレ

G-148 秋草蒔絵丸面取中次 ¥50,000~ 付溜塗識箱(桐 貼札) 仕覆 55×55×85 唐木胎 内素地

箱書:初代川上不白(享保元・1716~文化四・1807)江戸千家流祖 G-149 瀬田掃部 竹茶杓 ¥480000~ 付二重箱(内識桐) 共筒 総長175 吸江斎内箱書 即中斎外箱書 瀬田掃部(天文十七・1548~文禄四・1595)は武士、茶人。名は正忠、 伊繁。豊臣秀吉に仕え、関白就任に伴い従五位下掃部頭に叙任。千利休 の高弟で、利休七哲の一。

内箱:吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)表千家十代 外箱:即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・1979)表千家十三代

G-150 如心斎 竹茶杓 ¥500000~ 付時代識箱(桐) 共筒  総長18 銘「熨斗」 初代川上不白箱書 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・1751)は不審菴の七代。六代 覚々斎(久田宗全)の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺 大龍宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。

G-152 了々斎 竹茶杓 ¥350000~  付二重箱(内識桐) 共筒 総長19  銘「むら雲」 惺斎箱書 了々斎宗左(安永四・1775~文政八・1825)は 表千家九代。

箱書:惺斎宗左(慶応元・1865~昭和十二・1937) 表千家十二代

G-153 江岑 竹茶杓 ¥300000~  付二重箱(内識桐) 共筒 総長18 櫂先スレ  銘「万歳」 円能斎内箱、淡々斎外箱書 江岑宗左(慶長十八・1612~寛文十二・1672) 表千家四代

内箱:圓能斎宗室(明治五・1872~大正十三・ 1924)裏千家十三世

外箱:淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三 十九・1964)裏千家十四世

G-154 甫竹 竹茶杓 ¥300000~  付木箱(桐 貼札) 共筒 更紗仕覆 総長19 甫竹は江戸時代前期の茶杓師。大阪の人で千 利休に茶杓削りを学ぶ。徳川秀忠に茶杓を献上 し、以後四代にわたり甫竹を名乗った。

G-155 佐久間不干斎 虫喰竹茶杓 ¥280000~ 付黒塗識箱(杉 身桟一欠) 追筒  総長175 佐久間不干斎(弘治二・1556~寛永八・1632) は武将。織田氏重臣の佐久間信盛の長子。諱は信 栄あるいは正勝と伝わる。

G-156 玄々斎 竹茶杓 ¥280000~  付二重箱(内共桐) 共筒 総長175  銘「寒紅梅」 円能斎外箱書 外箱:圓能斎宗室(明治五・1872~大正十三・ 1924)裏千家十三世

G-157 玄々斎 竹茶杓 ¥250000~  付二重箱(内共桐) 共筒 総長19 銘「歳寒」  淡々斎外箱書 外箱:淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三 十九・1964)裏千家十四世

玄々斎(文化七・1810~明治十・1877)は裏千家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中など。

GG-159 一啜斎 二本入竹茶杓 ¥80,000~ 付共箱(桐) 共筒 総長18ほか  銘「尉姥」 一啜斎(宝暦十三・1763~天保九・1838)は武 者小路千家八世休翁宗守。号円明、溪澗。川越兵 庫頭の子、七代堅叟宗守の養子。讃岐高松藩主松 平侯の茶頭。一方庵の復興にあたり、四畳半に改 め半方庵と名付けた。茶通箱点の新手順を考案。

G-160 狩野安信 竹茶杓 ¥50,000~  付時代黒塗箱(杉 貼札) 共筒 総長17  銘「舞鶴」 狩野安信(慶長十八・1613~貞享二・1685)は 狩野家八代、中橋狩野家初代。徳川幕府の奥絵師。 孝信の三男、京都の人。名四郎二郎、号永真、牧 心斎。寛永、承応、寛文、延宝の各造営の内裏襖 絵制作に参加。寛文二年法眼。画論『画道要訣』 がある。

G-162 即中斎 三本組茶杓 ¥150000~ 付共箱(桐) 共筒各一 総長165ほか  銘「利写桜ノ木」「楓ノ木珠徳形」「巧地山」 即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・1979)は表千家十三代。 十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

G-161 中田疎軒 竹茶杓 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 共筒 総長17 スレ 中田疎軒(明和九・1772~安政四・1857)は庸 軒流比喜多宗積派五代。

G-163 永楽即全 金襴手福禄寿文花入 ¥200000~  付共識箱(桐) 16×16×29 「大日本永楽造」染付銘 城山窯 三井高棟箱書、福寿文字 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永樂善五郎十六代。十一年 三井高棟の大磯城山荘内に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。 三井高棟(安政四・1857~昭和二十三・1948)表千家碌々斎門下

G-164 古田織部 一重切花入 ¥880,000~ 付時代識箱(桐 蓋ワレ) 12×9×27 ヒビワレ金銀鎹補修

古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、のち豊臣秀吉に仕え、九 州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に工夫をこらし、後の茶道に大きな影響を与える。 大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。

G-166 金森宗和 竹掛花入 ¥480000~ 付時代識箱(桐) 11×11×31 鎹補修 国軒箱書 金森宗和(天正十二・1584~明暦二・1657)は茶匠、宗和流祖。高山城 主可重の長男で名を重近。大徳寺紹印伝双に参禅し剃髪、宗和と号した。 公武貴紳と親交し、その茶風は姫宗和といわれ、公家の茶湯に貢献した。 陶工野々村仁清を指導したことでも知られる。

G-168 大口樵翁 竹二重切花入 ¥190,000~ 付共箱(桐) 12×12×45 鎹補修 大口樵翁(元禄二・1689~明和元・1764)は茶人。名は保為。別号に養 浩斎、芳林庵、如心軒、含翠庵。石州流を大西閑斎に学び、その娘婿とな る。後に破門され、大口派を開く。

G-167 了々斎 置竹花入

¥200000~ 付二重箱(内共桐) 13×13×38 加茂竹 銘「雪獅子」 了々斎宗左(安永四・1775~文政八・1825)は表千家九代。久田家か らの婿養子。紀州徳川家に仕えた。

G-169 蜂須賀清純 竹花入 ¥90,000~ 付溜塗識箱(桐) 所載コピー 11×11×27 ワレ鎹補修 彫銘「浦之苫屋」 『男爵宇佐川家 某大家御蔵品入札』(大正八年 東京美術倶楽部)所載 蜂須賀宗純(享保元・1716~元文四・1739)か

G-170 外山光実 竹一重切花入 ¥130,000~ 付識箱(杉) 11×11×33 銘「寿」「天保九年書付」蓋裏貼付 外山光実(宝暦五・1755~文政四・1821)は公 卿、歌人。烏丸光胤の子、外山光任の養嗣子。権 中納言・正二位。名資幹。

G-173 比老斎 竹置筒花入 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 10×10×33 鎹補修 虫穴 竹陰紹智(享保十・1727~・寛政十二・1800) 藪内家六代

G-171 野田酔翁 竹二重切花入 ¥130,000~ 付時代識箱(桐 大破) 10×10×40 在判 宗無箱書 野田酔翁(慶安五/承応元・1652~享保十六・ 1731)石州流野田派祖

G-174 村田耕閑 砂張鶴首花入 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 9×9×25  底銘 透月斎箱書

G-172 一瀬小兵衛 瓢掛花入 ¥100,000~ 付共識箱(桐) 10×10×17  銘「私語」 野村得庵箱書 一瀬小兵衛は京都の指物師。

箱書:野村得庵(明治十一・1878~昭和二十・ 1945)藪内節庵師事

G-175 南蛮粽掛花入 ¥80000~ 付識箱(桐) 11×11×19 即中斎箱書 箱書:即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・ 1979)表千家十三代

G-178 龍浮文四耳茶壺 ¥480,000~ 付木箱(桐) 24×24×30 口辺ソゲ

G-179

京焼色絵月梅文茶壺 ¥120,000~ 付木箱(桐) 26×26×29 仁清印

G-180 備前四耳茶壺 ¥50,000~  付木箱(桐) 31×31×27 底窯キレ

GG-182 名越浄味 利休桧垣文釜 ¥290000~  付時代識箱(杉) 銅蓋 釜環 24×22×20 池西言水箱識 名越浄味は京釜師。名越善正の子が京都名越と江戸名越とに分家した 後、京都名越初代の名越三昌が「浄味」と号し、俗に「古浄味」と称され る。

G-184 初代宮崎寒雉 霰釜 ¥280,000~ 付識箱(桐) 銅蓋  大西浄長折紙 27×24×18 惺斎箱書 箱書:惺斎宗左(慶応元・1865~昭和十二・1937)表千家十二代 折紙:大西浄長(慶応元・1865~昭和十八・1943)十三代清右衛門

G-183 彦六釜 ¥280000~ 付二重箱(内時代識杉)

二代長野垤志折紙 共蓋 銅蓋 25×25×25 口辺ワレ 折紙:二代長野垤志(昭和十六・1941~)初代の二男。

G-185 大西浄久 撫肩釜 ¥270,000~ 付識箱(桐) 銅蓋  28×28×18 草花地文(春蘭、蒲公英)「寛文年時代」当代清右衛門箱識 大西浄久(生年未詳~貞享三・1686)は京都の釜師。大西家二代浄清 の弟。名は記壽。浄久は号。名手といわれた。

G-186 天明富士釜 ¥190000~ 付時代識箱(桐) 銅蓋2 24×24×17 碌々斎箱書 今井宗久伝来か 箱書:碌々斎(天保八・1837~明治十三・1910)表千家十一代

G-188 名越弥五郎 市女笠釜 ¥150,000~

付時代識箱(桐 虫喰) 銅蓋 「宝暦年時代」大西浄長折紙 27×27×19 五七桐地文 名越弥五郎は京都の釜師。名越家十一代善正の二男弥五郎家昌が幕府 に召され江戸へ行き、小堀遠州、片桐石州などの好みものを作った。家 昌に始まる家系を江戸名越家といい、代々弥五郎を通称とする。

G-187 大西定林 宝珠形霰釜 ¥150000~

付時代箱(杉 貼札)「享保年時代」大西浄長折紙  銅蓋 釜鐶 19×19×15 大西定林は江戸時代に活躍した釜師。千家十職大西家二代浄清の子で 江戸大西家の初代。

G-189 下間庄兵衛 松鶴地文小丸釜 ¥150,000~  付共箱(桐) 銅蓋 23×20×18 土佐光芳下絵 下間家は京名越家の四代三典浄味を師とする初代庄兵衛から続く釜師 の家。

下絵:土佐光芳(元禄十三・1700~安永元・1772)は光祐の息、絵所預。 元文三年大嘗会悠紀主基屏風を制作。

G-191 宮本貞治 黒柿炉縁 ¥350,000~ 付共箱(モミ) 425×425×65

宮本貞治(昭和二十八・1953~)。2004年滋賀県指定無形文化財保持者、2013年紫 綬褒章受章。2023年重要無形文化財「木工芸」の保持者に認定。

G-192 西村了全 金彩鳳凰文土風炉 ¥280,000~

付共箱(杉 底イタミ) 鉄五徳 35×35×20

西村了全(明和七・1770~天保十二・1841)は千家十職の一である善五郎の十代。 九代までは西村姓で、主に土風炉を製作。十代以降は永樂姓を名乗り、土風炉に加え て茶陶を制作している。

G-193 大西浄雪 紫野釜 ¥100,000  付共箱(杉) 銅蓋 27×24×20 大西浄雪(安永五・1776~嘉永五・1852)は釜師、京都大西 家十代。著書に『名物釜由緒聞書伝』『名物釜記』『釜の図録』 など。

G-194 大西浄長 丸釜 ¥100000~ 付共箱(杉) 銅蓋 26×24×16 「延清軒(碌々斎花押)」鋳込 大西浄長(慶応元・1865~昭和十八・1943)は十三代大西 清右衛門。浄典の長男。幼名清三郎、諱孝信。十一代浄寿、玉 村徳兵衛に師事。惺斎宗左より浄長の号を受ける。

鋳字:碌々斎(天保八・1837~明治十三・1910)表千家十一 代

G-195 金谷浄運 累坐釜 ¥100,000~  付共識箱(桐) 大西浄雪折紙(大破) 銅蓋 釜環 27×25×15 金谷浄運(昭和八・1933~)富山県出身、般若勘渓に師事。

G-196 中村宗哲 松唐草蒔絵炉縁 ¥70,000~

付共識箱(杉) 43×43×7 淡々斎箱書、在判 中村宗哲は千家十職の一、塗師。初代(元和三・1617~・元禄八・ 1695)は一翁宗守の息女と家業を迎えて塗師となる。当代は十三代。 箱書、在判:淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三十九・1964)裏千 家十四世

G-198 大西定林 肩衝覆垂釜 ¥90,000~ 付時代識箱(杉) 銅蓋 31×31×13 大西定林は江戸時代に活躍した釜師。千家十 職大西家二代浄清の子で江戸大西家の初代。

G-201 鶴丸地文平丸釜 ¥90000~  付時代識箱(杉) 銅蓋 27×27×15

G-204 瓢炭斗 ¥60,000~ 付時代識箱(杉) 30×30×18 虫穴埋 墨書痕  内金地 透月斎箱書 箱書:竹窓紹智(慶応元・1865~昭和十七・1942) 藪内家十一代

G-197 満田道志 黒石目塗炉縁 ¥60,000~ 付共箱(杉) 43×43×7 隅キレ 満田道志は江戸時代に始まる塗師の家系。石州好などを手掛け明治十 九年まで続いた。

G-199 大西浄林 芦屋写富士釜 ¥50,000~ 付識箱(杉) 銅蓋 43×43×25 「寛永年時代」大西浄長箱識 大西浄林(天正十八・1590~寛文三・1663)は 釜師大西家初代。

箱識:大西浄長(慶応元・1865~昭和十八・1943) 十三代清右衛門

G-202 四方口釜 ¥50000~

付時代合箱(杉) 共蓋 鐶 19×16×19

G-205 菜籠炭斗 ¥50,000~

付時代識箱(杉 貼札) 25×25×13

G-200 金盛徳元 釜釣 ¥50,000~  付合箱(杉) 総長43 在銘 銀唐草象嵌 金盛徳元は安土桃山期の甲冑師。乱世の収束に 即し釜道具を能くした。

G-203 山崎宗元 面取風炉 ¥50000~ 付共箱(桐) 34×34×20 縁ソゲ 山崎宗元は代々加賀の風炉師。

G-206 和組大炭斗 ¥50,000~

付時代識箱(杉 貼札) 34×34×17

GG-208 佐久間不干斎 竹蓋置 ¥480,000~ 付識箱(桐) 65×4×5 小ソゲ 銘「巻絹」 在判 佐久間不干斎(弘治二・1556~寛永八・1632)は武将。織田氏重臣の 佐久間信盛の長子。諱は信栄あるいは正勝と伝わる。利休に学んで茶事 をよくし、御咄衆も務めた。

G-210 長入 交趾写亀香合 ¥90,000~ 付識箱(桐) 9×7×65 磁貫  身部ソゲ共色補修 桑原宗宜箱書 長入(正徳四・1714~明和七・1770)は樂家七 代、六代左入の長男。

箱書:桑原宗宜(文政六・1823~明治三十八・ 1905)裏千家玄々斎直弟子

G-209 堆黒笹蟹文香合 ¥300,000  付識箱(桐) 85×85×3 内黒 即中斎箱書、在判 箱書、在判:即中斎宗左(明治三十四・1901~ 昭和五十四・1979)表千家十三代

G-211 駒澤利斎 住吉松古材香合 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札)  古筆了伴極札(箱蓋裏貼付) 9×7×2 近衛家凞歌入、箱識 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。

近衛家凞(寛文七・1667~元文元・1736)

G-212 妙喜庵松木地亀香合 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 9×7×6  久田耕甫箱書、在判 箱書、在判:久田耕甫は両替町久田家八代家元。 別号春斎。筑田家から養子入りし、焼失した両替 町屋敷を再建。文政三年(1820)歿。

G-213 竹炉風炉蓋置 二 ¥90000~  付時代溜塗箱(桐・大虫喰 貼札) 47×43×53ほか ヒビ 久田宗悦・杉木普斎 杉木普斎(寛永五・1628~宝永三・1706)千宗 旦門下 久田宗悦(安政五・1858~明治二十八・1897) 高倉久田家十代

G-216 松木地煙草盆 ¥60,000~  付識箱(杉) 33×19×7 ワレ 遠州好 好:小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647) は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は 通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、 造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言 われる。

G-219 今戸焼灰器 ¥50,000~

付木箱(杉 貼札) 19×19×6 「隅田川」「楽半」窯印

G-214 鍛鉄象嵌蓋置 ¥90000~  付木箱(桐) 5×5×45

G-215 唐物煙草盆 ¥90000~ 付時代合箱(杉) 21×21×85 補彩 共色補修 胡桃足

G-217 潤塗手付煙草盆 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 28×21×23 隅キレ 宗和好

G-218 桑木地葵透手付煙草盆 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 29×22×24  隅キレ 宗和好

好:金森宗和(天正十二・1584~明暦二・1657)は茶匠、宗和流祖。高山城主可重の長男で名を重近。 大徳寺紹印伝双に参禅し剃髪、宗和と号した。公武貴紳と親交し、その茶風は姫宗和といわれ、公家の 茶湯に貢献した。陶工野々村仁清を指導したことでも知られる。

G-220 奥田頴川 赤絵火入 ¥50000~ 付木箱(杉・蓋欠 貼札) 12×12×85 底朱銘 奥田頴川(宝暦三・1753~文化八・1811)は京 都の陶工、京焼の磁祖。名庸徳、別号陸方山、通称 茂右衛門。

G-221 伝長入 灰器 ¥50,000~ 付識箱(杉) 21×21×7 小堀宗本箱書 無印 箱書:小堀宗本(文化十・1813~元治元・1864) 遠州流九世

G-223 座箒 一双 ¥180,000~ 付木箱(杉) 総長67

G-225 三代中村宗哲 青漆爪紅台子 ¥70,000~ 付共箱(杉) 73×39×575 ヒビ ヒケキズ 三代宗哲(元禄十二・1699~安永五・1776)は千家十 職の塗師塗師。二代宗哲の子。

G-224 光芒文銅鑼 ¥120000~ 付時代箱(杉 貼札) 架  網代柄撥 銅鑼45×45×9

G-227 中村宗哲 壺壺棚 ¥60,000~  付共箱(杉) 39×32×44

G-226 中村宗哲 小袋棚 ¥50000~  付共箱(モミ シミ) 83×37×24 中村宗哲は千家十職 の一、塗師。

G-228 中村宗哲 寿棚 ¥50,000~ 付共箱(杉) 33×34×44

G-229 呉須赤絵深鉢 ¥350000~  付時代識箱(杉 貼札) 215×215×95 縁共色補修

G-231 染付向付 五 ¥200000~ 付時代識段箱(桐)

G-233 朝鮮堅手鉢 ¥80,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 19×19×9 磁貫 大破金補修

G-235 九代中村宗哲 吸物椀 十 ¥100,000~

付共箱(杉) 8×8×95 松葉文 碌々斎好 九代宗哲(安政元・1854~明治十四・1911)は名は喜三郎、号を英斎、 俳号は一畝。八代四女の婿養子で元教育者。明治の復興期に家業経営、 技術練達に苦心した。

好:碌々斎(天保八・1837~明治十三・1910)表千家十一代

G-237 古染付釉裏紅五寸皿 九

¥50,000~ 15×15×25 全点キズ

G-234 永楽即全 羅漢絵平鉢 ¥80,000~ 付共箱(桐) 28×29×5 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永樂善五郎十六代。京都 市生まれ。十五代正全の息。昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山 荘内に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G-236 奥田木白 縁白鉢 ¥65,000~ 付識箱(杉) 195×195×7 「赤膚山木白」印 玄々斎箱書 奥田木白(寛政十二・1800~明治四・1871)は江戸末期から明治初期 の陶工。赤膚焼の中興の祖として知られる。別号に木々斎、五行庵があ る。

箱書:玄々斎(文化七・1810~明治十・1877)裏千家十一世

G-238 南京色絵五寸皿 六

¥50,000~ 付時代箱(杉) 15×15×3

G-239 信楽手付鉢 ¥80000~

付識箱(杉) 21×20×14 安達宗香箱書 安達宗香(嘉永五・1852~昭和三・1928)宗和 流十一代

G-242 野弁当 ¥90,000~  付溜塗識箱(杉) 25×15×35  了入印織部写三段重(三段補作)

G-245 六代中川浄益 蓋付菓子器 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 17×17×6 六代中川浄益(明和三・1766~天保四・1833 年)は五代の長男。名を頼方。 啄斎の機嫌を損 ね、一時表千家出入りを禁じられ、その後は裏千 家の御用を務めたが、了々斎の代になって許さ れた。茶人としては歴代中随一であり、「宗清」 の茶名を持った。

G-240 祥瑞手鉢 ¥90000~  付木箱(桐) 21×21×45 ヒビ

G-243 藤左衛門 山道形燗鍋

¥50000~ 付識箱(杉) 黒塗蓋(不具合) 17×13×18 「享保年時代」大西浄長箱識 箱識:大西浄長(慶応二・1866~昭和十八・1943) 清右衛門十三代

G-246 永楽正全 赤絵徳利 ¥50000~ 付共箱(桐) 85×85×16

G-241 古染付花蝶詩文皿 ¥50000~ 21×21×35 虫喰

G-244 十三代駒沢利斎 鱗鶴蒔絵四方盆 ¥50,000~ 付共識箱(杉) 22×22×3 極小ソゲ 即中斎箱書、在判 箱書、在判:即中斎宗左(明治三十四・1901~ 昭和五十四・1979)表千家十三代

G-247 永楽正全 寿老

¥90000~ 付共箱(桐) 像高16 杖接合補修  二部式(杖)

永樂正全(明治十二・1879~昭和七・1932)は永樂善五郎十五代。京都生。本名山本治三郎。妙全の 甥。伊賀・信楽の写しを得意とした。

G-249 古田織部 消息幅 ¥880,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 58×15 表具61×97 大ヤケ スレ シミ  小松茂美箱識 古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、のち豊臣 秀吉に仕え、九州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に工夫をこらし、後の 茶道に大きな影響を与える。大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。

G-250 片桐石州 書状幅 ¥350,000~ 付木箱(桐) 紙本  骨軸端 44×32 表具47×109 シミ オレ 穴 表具ヤケ、虫穴 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・1672)は大和小泉藩二代藩主。 片桐且元の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を 継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。石州流茶道の祖。

G-252 千家短冊色紙合装幅 ¥480000~ 付時代識箱(桐 身一部欠) 紙本 潤塗軸端 27×30 表具29×105  ヤケ シミ オレ 虫穴 表具ヤケ、スレ、シミ、虫穴

宗旦短冊(欠損) 覚々斎鳥絵色紙 元伯宗旦(天正六・1578~万治元・1658)千家第三世 覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・1730)表千家六代

G-251 千利休 消息幅 ¥300,000~ 付二重箱(内時代識桐) 紙本 唐木軸端 38×25  表具49×106 ヤケ スレ シミ オレ 表具オレ、シミ、穴

石翁玄室箱書

宛名の圓乗房は、本能寺の僧で、のちに利休の女婿となった圓乗房宗 円。閏八月とあることから、天正13年(1585)の書状であることがわかる。

千利休(大永二・1522~天正十九・1591)は茶人、侘び茶の完成者。和 泉堺の魚問屋に生れる。幼名与四郎、法名宗易、別号抛筌斎。大徳寺の大 林宗套に法嗣を受け、武野紹鴎に茶の湯を学ぶ。

箱書:石翁玄室(延享三・1746~享和元・1801)裏千家九世

G-253 川上不白 三字書幅 ¥300000~ 付時代識箱(杉) 絹本 黒塗軸端 75×107 シミ 一軸物 初代川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。 紀伊生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮 華庵、黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称 した。

G-255 古田織部 茶壺文幅 ¥290000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 43×28 表具46×109 シミ 十三日付 覚甫宛

G-256 古田織部 消息幅 ¥200000~

付二重箱(内時代識杉 外黒塗) 紙本 潤塗軸端 43×27 表具51×118 シミ

古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、のち豊臣秀吉に仕え、九 州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に工夫をこらし、後の茶道に大きな影響を与える。 大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。

G-257 玄々斎 富士画賛幅 ¥250,000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 54×32 表具58×119 オレ 又玅斎箱書 玄々斎(文化七・1810~明治十・1877)は裏千家十一世。号虚白斎、不 忘斎、精中など。茶箱点前、立礼式を取り入れた。

箱書:又玅斎(嘉永六・1853~大正六・1917)裏千家十二世

御 卦 紙 被 下 落 手 い た し 光 悦 墨 跡 并 丿 貫 作 茶 杓 為 持 被 □ 覧 申 候 茶 杓 之 分 我 等 目 利 に て は 丿 貫 に て は 無 也 墨 跡 光 悦 に 粉 無 也 是 □ 御 納 可 被 成 候 茶 杓 之 分 は 御 止 め 可 被 成 候 □ 又 何 奇 之 御 菓 子 贈 被 下 前 御 賞 翫 い た し 候 何 分 不 遠 期 も 面 申 候 伸 不 昧 一 瓢 庵 と の へ

G-258 松平不昧 消息幅 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札)

紙本 黒塗軸端 42×17 表具45×79 大シミ オレ 一瓢庵宛 松平不昧(宝暦元・1751~文政元・1818)は出雲松江七代藩主。茶人 大名として有名で、自ら不昧流を創った。また美術品の収集や書道、和 歌、俳句などの諸芸にも力を注いだ。

G-259 千利休 消息幅 ¥150000~ 付識箱(桐) 紙本  雑木軸端 38×27 表具41×113 ヤケ 小松茂美箱識

G-261 片桐石州 消息幅 ¥100000~ 付木箱(桐 桟破損)  紙本 牙軸端 43×28 表具45×110 ヤケ スレ オレ 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・1672)は大和小泉藩二代藩主。 片桐且元の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を 継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。石州流茶道の祖。

G-260 千利休 書幅 ¥180000~ 付黒塗箱(桐) 紙本  黒塗軸端 15×31 表具25×91 ヤケ スレ オレ

G-262 小堀遠州 和歌小色紙幅 ¥100000~  付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 15×16 表具33×133  表具オレ、ヤケ、シミ

小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号 狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、 造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。 千利休(大永二・1522~天正十九・1591)は茶人、侘び茶の完成者。和泉堺の魚問屋に生れる。幼名与四郎、法名宗易、別号抛筌斎。大徳寺の大林宗套に 法嗣を受け、武野紹鴎に茶の湯を学ぶ。織田信長・豊臣秀吉に仕えた。秀吉の北野大茶会の茶頭(茶の湯の師匠)として尽力。

G-265 川上不白 置字幅 ¥250000~  付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 28×82 表具31×163 ヤケ

G-264 川上不白 鶴画賛幅 ¥300000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 26×96 表具28×169 ヤケ シミ スレ オレ 初代川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。 大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。 江戸千家を称した。

G-266 狩野永叔 柳鷺句賛幅 ¥180000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 17×93 表具29×171 ヤケ スレ  オレ 表具虫穴 覚々斎賛 狩野永叔(延宝三・1675~享保九・1724)は中 橋狩野第九代。

賛:覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・1730) 表千家六代

G-267 松窓

西行法師与銀猫画賛幅 ¥190000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 25×87  表具27×159 シミ オレ 表具シミ 初代川上不白賛 賛:初代川上不白(享保元・1716~文化四・1807) 不白流開祖

G-268 如心斎 梅画賛幅 ¥150000~  付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×92  表具31×177 薄シミ オレ 表具シミ 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・1751)は 不審菴の七代。六代覚々斎(久田宗全)の長男、 別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺大龍 宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。幼くして茶道に 通じる傍ら、画や俳句にも秀で多くの作品をの こした。

G-269 即中斎 一行書幅 ¥70,000  付共箱(桐) 紙本 潤塗軸端 27×112 表具30×191 シミ オレ 表具シミ  即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・ 1979)は表千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和 十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

G-270 尋牛斎 一行書幅 ¥50,000~

付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 22×106  表具31×182 シミ 尋牛斎(大正十四・1925~平成二十二・2010) は久田家十二代家元。無適斎の長子。

GG-272 小堀遠州 茶入画賛幅 ¥50000~ 紙本 黒塗軸端 27×88  表具30×157 ヤケ 薄シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ、虫穴 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647) は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。 遠州は通称。

G-273 望月玉成

青柳翡翠画賛幅 ¥60000~  付共箱(桐) 紙本 牙貼軸端 20×131 表具23×203 薄シミ  オレ 即中斎賛、箱書 望月玉成(明治三十三・1900~昭 和二十六・1951)京都生。名は重一。 賛、箱書:即中斎宗左(明治三十 四・1901~昭和五十四・1979)表千 家十三代

G-276 小堀蓬雪 日記巻物 ¥300000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本  牙軸端 811×15 表具852×15 シミ  オレ 表具オレ 「延宝六年(1678)」書中 蓬雪は、小堀遠州の号。

G-274 松永耳庵 一行書幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 紙本 P軸端 22×114 表具32×195 シミ オレ 「八十八才」書中 松永耳庵・松永安左ェ門(明 治八・1875~昭和四十六・ 1971)は電力事業家、数寄者。

G-275 淡々斎 一行書幅 ¥50000~ 付共箱(モミ) 紙本 P軸端 29×106 表具32×181 シミ 淡々斎宗室(明治二十六・ 1893~昭和三十九・1964)は裏 千家十四世。幼名政之輔。号碩 叟。

G-277 伝小堀宗延 詠歌大概綴本 ¥100,000~  付合箱(桐) 紙本 185×17 薄シミ 小堀宗延(享保十九・1734~文化元・1804)は遠州流六世。小堀惟明の 二男で、五世宗香の養嗣子となる。

G-278 川上不白 消息幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本

朱塗軸端 21×15 表具41×120 大シミ 川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊 生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、 黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称した。

G-280 松平不昧  洞庭秋月画賛幅 ¥50000~ 付旧識箱(杉)  紙本 雑木軸端 29×23 表具51×119 シミ オレ キレ 虫穴 松平不昧(宝暦元・ 1751~文政元・1818)は 出雲松江七代藩主。

G-279 小堀宗本 月画賛幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 紙本  角軸端 80×35 表具84×131 小堀宗中賛 小堀宗本(文化十・1813~元治元・1864)は茶人、遠州流九世。孤篷庵 にて生まれる。茶法及び書などは父・小堀宗中に学んだ。狩野派を修め、 また遠州の書風も能くした。

G-281

佐久間信盛 和歌短冊幅 ¥90,000~ 付時代識箱 (桐・身一部欠 貼札) 紙本 黒塗軸端 5×35 表具28×162 表具オレ、 ヤケ、虫穴 天正十(1582)歿

G-283 久田宗也 短冊 十 ¥50,000~ 紙本  6×36ほか シミ3 十一代久田宗也(明治十七・1884~昭和二十一・1946) は号は守一、宗也 、斎号無適斎。

G-282 即中斎 短冊 ¥50000~  付蒔絵短冊箱(雪佳筆) 紙本 6×36 即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・ 1979)は表千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和 十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

G-284 小堀宗中 消息幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端  71×15 表具73×91 大シミ 小堀宗中(天明六・1786~明治元・1868)は武家、遠州茶道宗家八世。幼名梅之助、 名正保、正広その後政優と改めた。小堀家の再興者、幕末を代表する茶の名手。

煎茶

G-286 青木木米 青磁燭台 ¥250000~  付三角共箱(桐) 9×8×17 倣秘色 青木木米(明和四・1767~天保四・1833)は陶工、南画家。 通称木屋佐兵衛、八十八。号青来、百六散人、聾米ほか。京都の 料理茶屋に生まれる。製陶に従事したのは寛政八年前後、陶器 を宝山に、磁器を奥田頴川に学んだとされる。紀伊の瑞芝焼、 加賀の春日山窯等にも関与。多彩な技法で、名品名器の模造再 現に巧みでありながら、独自の作風を見せる。

¥350,000~ 付木箱(杉)

G-287 四世清水六兵衛 煎茶揃 ¥80000~  付識箱(桐) 碗8×8×45 急須1 碗6  谷口香嶠絵付、箱識 五世箱識 四世六兵衛(嘉永元・1848~大正九・1920) 絵付:谷口香嶠(元治元年・1864~大正四・1915)は画 家。大阪の人。幸野楳嶺に師事、四条派を学ぶ。

G-288 金彩草花文煎茶碗 五 ¥50,000~  付識箱(桐) 7×7×4 磁貫 口縁カケ1 伊万里

G-289 鉄線蒔絵茶櫃 ¥50000~ 付木箱(桐) 30×30×10 アタリ 塗補修

極小ヒビ

華道

H-001 備前双耳砧形掛花入 ¥500000~ 付黒塗箱(桐 貼札) 仕覆 17×12×25 穴埋

H-003 孤松庵 文政年製信楽瓢花入 ¥130000~  付時代識箱(桐) 10×10×13 ヒビワレ金補修 底彫字

H-005 銅寸胴一ツ帯花入 ¥83000~  付時代箱(桐 貼札) 13×13×23

H-004 未生流中傳體用相應之記巻物 ¥50000~ 紙本  雑木軸端 911×26 表具928×26 ヤケ シミ 「家元香林堂白露庵桂甫」跋識

H-006 蜀江家紋蒔絵竹一重切花入 ¥50000~ 付識箱(杉 蓋桟一欠) 15×13×25 ヒビ 剥離

H-007 二代前田竹房斎 竹籠花入 ¥90000~ 付共箱(桐) 21×21×24 底銘 二代前田竹房斎(大正六・ 1917~平成十五・2003)は竹 工芸家。本名は房次。平成七 年(1995)重要無形文化財「竹 工芸」の保持者に認定。

H-008 鋳銅鷁首船形吊花入 ¥50000~  32×11×16

H-009 銅立鼓形花入 ¥50,000~ 14×14×26  小エクボ

i-003 竹田愛玩博多人形 一対 ¥60000~  付時代識箱(桐) 像高9ほか  田能村竹田、直入、富岡鉄斎箱識

i-001 十二世伊東久重 木彫御所人形 ¥130,000~  付共ガラスケース(桐) 像高34 十二世伊東久重(昭和十九・1944~)は有職人形司。1978年継承。

i-002 四世面竹  御所人形這子 ¥50000~ 付共箱(桐) 165×85×12 面相シミ、剥離 「のどか」原題 岡本正太郎は京人形師・ 面竹の四世。1980年歿。

i-004 賀茂人形 ¥50,000~ 像高4  虫喰 両手先欠

燈火器

K-002 銅金箔焼付秋草文燭台 一対 ¥75,000~ 付時代箱(杉 貼札) 総高40

K-003 銅鍍金菊燈 一対 ¥50000~  総高57 K-001 朱塗行燈 一対 ¥150000~ 29×29×69

K-004 鉄自在燭台 ¥50,000~  26×25×57 雪輪受台 K-005 鉄蔵行燈 ¥50,000~ 付鉄鎖  14×14×34(鎖含まず) 台板付替

K-006 燈火器 三 ¥50,000~  18×12×42ほか 蔵行燈2 掛燭台

文房

L-001 銅鍍金登龍門水滴 ¥180,000~ 14×7×6

L-003 銅大黒水滴 ¥70000~  付合箱(桐) 11×5×9

L-006 銅鹿水滴 ¥50,000~ 75×4×65  角オレ補修

L-002 黄銅玉取獅子水滴 ¥100,000~ 9×5×5

L-004 銅高士水滴 ¥60000~  付合箱(桐) 8×5×10

L-007 金工根菜筆架 ¥50,000~ 13×8×3 在銘

L-005 黄銅象書鎮 ¥60000~ 11×5×7

L-008 瀬戸竹虎水滴 ¥50,000~  9×65×25 ソゲ 磁貫

提物

M-001 堆朱松下人物文四段印籠 ¥350000~ 付合箱(桐)

所載コピー 65×25×8 ヒビ 内梨子地 象牙寿老緒締  白磁獅子根付 『美術撰集第八巻 彫漆』(荒川浩和・1974)所載

M-003 緒締 二十 ¥150000~ 付木箱(桐) 2×1×1ほか

金工17(内鉄3) 蜻蛉玉2 水晶1

M-002 群馬蒔絵四段印籠 ¥250000~ 付時代識箱(桐) 55×3×95 緒通補修 ソゲ 内梨子地 ガラス玉緒締  漆工根付(在銘)

M-004 古染付墨壺印籠形矢立 ¥120000~ 筆総長16

墨壺6×4×5

墨壺口辺修理 金泥鳳凰唐草蒔絵唐物筆

霊芝鈕唐木蓋

M-005 黒鮫革腰差煙草入 ¥70,000~ 筒総長225 袋損傷

富士見西行前金具(「□方」銘) 瑪瑙緒締 彫漆松竹孔雀文筒(「豊山」銘 ヒビ) 「光美」銘煙管(金吸口、銀雁首、竹羅宇)

M-007 洗濯老爺蒔絵四段印籠 ¥50,000~ 付印籠箱(杉) 55×25×8 カケ  ソゲ アタリ 内梨子地 青硝子緒締  鹿角根付

M-006 島雪斎 木彫田作根付 ¥70,000~ 総長7 彫銘

島雪斎(文政三・1820~明治十二・1879)は福井県生まれの木彫師。 名は只直、字は士節。志摩乗時の高弟。松平慶永(春獄)にまねかれて福 井藩の彫工となり、将軍の手箪笥、宮中の紫檀書棚を彫製し法橋となっ た。維新後は東京に住んでウィーン万国博覧会一等を獲得した。子は島 雪洞、雪舸。

M-008 法隆寺玉繋瓢形根付 ¥90,000~ 付合箱(杉) 2×2×45

M-009 木実老爺彫根付 ¥50000~  35×3×5

M-010 象牙盆栽 四 ¥100,000~ 付木箱(桐) 11×9×16ほか 菫葉2欠 百合葉5欠 ※下見会場へは持参しません。詳細お問合せください。Tel:075-254-8851

M-011 光司 象牙小鳥 ¥50,000~  付木箱(杉) 9×3×5 在銘 象牙

M-013 牙彫松鹿置物 ¥350000~ 付唐木飾台 14×14×28 ※下見会場へは持参しません。詳細お問合せください。 Tel:075-254-8851

M-014 象牙黒田節 ¥120000~ 付合箱(桐) 像高24 二部式

M-017 象牙唐人物像 ¥50,000~

景道

N-001 銅波千鳥水盤 ¥110,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 47×31×175

N-002 銅小判形砂鉢 ¥50,000~ 30×195×2

N-004 細石 ¥50000~ 付識箱(桐) 16×12×13 銘「旭日」 小森勝文箱識

N-003 村田整珉 銅水盤 ¥50,000~ 40×235×11 「大日本整珉」鋳銘

N-005 盆石 ¥50000~ 付唐木飾台  30×10×13

N-006 唐物植木鉢 ¥50000~  14×14×135 小ソゲ

石造 美術

N-008 嘉兵衛燈籠 ¥800000~  83×77×248 七部式 アテ石

※石造品は下見会場へは持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。 詳細お問合せください。Tel:075-254-8851

N-009 元文年銘春日燈籠 ¥450,000~ 93×88×258

竿ヒビ、カケ 蕨手カケ2 宝珠受花カケ 六部式 本御影石 「元文五年庚申(1740)」刻銘

N-010 春日燈籠 ¥280,000~ 77×67×216 蕨手一欠  笠接合補修 六部式 本御影石

N-011 奥ノ院形燈籠 ¥220,000~ 80×77×244

竿ワレ接合補修 十部式 十二支彫  奈良石

N-013 石造十三層塔 ¥300000~ 60×60×347 江州石 十六部式

N-014 大形二層塔 ¥300000~ 86×86×228 笠カケ 六部式 奈良石

N-015 礎石 ¥250,000~ 106×94×50 太閤石 長方柱痕

※石造品は下見会場へは持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。

詳細お問合せください。Tel:075-254-8851

N-016 大形春日燈籠 ¥150,000~  92×80×270 六部式

N-017 大形春日燈籠 ¥100,000~  83×76×231 六部式

N-020 春日燈籠 ¥70000~  70×63×190 六部式 N-019 春日燈籠 ¥100000~  78×70×207 竿カケ補修 六部式

N-018 大形春日燈籠 ¥100,000~  80×73×220 六部式

N-021 善導寺形燈籠 ¥80000~  74×72×210 六部式

※石造品は下見会場へは持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。 詳細お問合せください。Tel:075-254-8851

N-023 石造欄干 ¥150,000~  27×27×121(地上)

N-024 春日燈籠 ¥50000~

68×63×198 蕨手一欠 基台、蓮弁カケ  六部式

N-026 六角雪見燈籠 ¥70,000~  86×75×105 五部式 白川石

N-025 春日燈籠 ¥50000~

70×66×205 基台、蓮弁補修 火袋ヒビ  竿ソゲ 六部式

N-027 天下茶屋形燈籠 ¥60,000~  50×50×57 三部式 真壁石 四角屋根

古窯

O-001 備前小徳利 二  ¥500,000~ 付木箱(桐) 7×7×11ほか

O-002 備前火襷阿古陀徳利 ¥200000~  付時代識箱(桐) 17×17×23 窯キレ 桂又三郎箱識

O-003 備前蕪徳利 ¥150000~ 付木箱(杉)

古備前鑑定委員会鑑定書 26×26×32 共色補修

O-005 越前大壺 ¥400000~ 付木箱(桐 貼札) 375×375×42 胴ヒビ  口辺補修 窯印

O-007 備前三耳壺

O-008 天文年銘備前木瓜形水指 ¥150000~

付時代溜塗識箱(桐) 黒塗蓋 21×18×15 ヒビ補修 『古備前名品図譜』類品(応永年銘)所載

O-009 備前波状文壺 ¥100000~ 付古備前鑑定委員会鑑定書 25×25×33

O-013 備前徳利 ¥80,000~  付時代箱(桐) 13×13×27

O-016 備前芋頭水指 ¥90000~  付木箱(桐 貼札) 黒塗蓋 19×19×17  口辺カケ共色補修

O-019 備前三耳壺 ¥50,000~  20×20×26 ソゲ 口辺カケ

O-014 備前献上徳利 ¥80,000~  付黒塗箱(桐) 105×105×21 口先極小スレ

O-017 備前団子耳種壺 ¥80000~  付古備前鑑定委員会鑑定書 26×25×24  片耳補修

O-020 信楽中壺 ¥50,000  付木箱(桐) 265×26×305 口縁カケ

O-015 丹波辣韭徳利 ¥80,000~  14×14×27 窯ヒビ

O-018 細工備前布袋 ¥50000~  像高22

O-021 備前波状文壺 ¥50,000~  29×29×37

O-022 唐津壺 ¥85,000~ 15×15×12 武雄系

O-024 常滑不識壺 ¥70,000~  25×25×21 縁カケ、接合補修

O-027 海鼠釉徳利 ¥50000~  10×10×17 磁貫 美濃とも

O-023 丹波珍徳利 ¥78,000~ 付時代識箱(桐)  寝姿29×22×13 イッチン

O-025 越前鉄漿壺 ¥50,000~  12×12×11

O-028 加藤宗右衛門 菓子器 ¥50000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 仕覆 22×21×8 蒔絵補修  瀬戸古陶磁品評会内箱識 加藤春仙外箱識

O-026 古曽部双耳瓶掛 ¥50,000~  付時代識箱(杉) 26×26×20 磁貫 窯キレ 底印

O-029 瀬戸水次 ¥50000~

付時代箱(桐 虫喰) 唐木蓋 11×7×9 口辺、注口補修

O-031 尾形乾山 鉄絵菊文四方皿 ¥300000~  付時代識箱(桐) 21×21×45 縁、脚共色補修

O-032 尾形乾山 四方香炉 ¥300000~  付二重箱(内識桐) 紅縞仕覆 銅地透彫火舎 11×11×115

尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉 介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O-033 尾形乾山 四神文手焙 ¥180000~ 付時代箱(杉) 28×28×21 磁貫

O-034 古清水月粟芒文向付 十 ¥100000~  付時代溜塗箱(桐) 15×15×3 小ソゲ5 小ヒビ2 カケ2

O-035 源内焼唐草文小皿 五 ¥150000~  付合箱(杉 貼札) 145×145×2 「民」印

O-037 沈寿官 秋草文大皿 ¥180000~ 付時代箱(杉) 335×335×7 シミ 磁貫 「薩摩寿官製」金彩銘

O-036 源内焼水注 ¥120,000~ 付木箱(桐) 14×8×15

O-038 青織部狛犬 ¥150000~ 付識箱(桐) 11×15×25 耳ほか補修 荒川豊蔵箱識

O-040 尾形乾山 鉄絵角皿 ¥120,000~ 付時代識箱(杉) 205×205×3 見込・縁補修 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O-042 永楽保全 染付くらわんか盃 五 ¥80000~ 付共箱(桐) 8×8×35 「淀川雑盃模五 己酉初秋保全戯造」箱識 永樂保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。

O-044 清水猫床飾 ¥90000~ 付識箱(桐)

O-041 古清水手桶

¥100,000~ 付時代溜塗箱(杉 桟一補) 24×23×19 磁貫

O-043 絵型替向付 十 ¥56000~ 付木箱(桐)  扇形21×13×4ほか 磁貫 足欠1 カケ1 継補修2 小ヒビ1

O-045 尾形乾山 鉄絵草花長角皿 ¥50000~ 付木箱(桐) 175×13×3 磁貫 底鉄絵銘

O-046 錦光山 白釉花入 ¥50000~ 付共箱(杉 ヨゴレ) 12×12×18 磁貫 錦光山家は京都粟田口を代表する 陶家。

O-047 色絵沢瀉小禽文皿   五 ¥400000~ 付時代箱(杉・虫喰 貼札) 205×205×35 磁貫 ソゲ  古九谷手

O-048 色絵花鳥文内反鉢 ¥350000~  付時代箱(桐 貼札) 23×23×55 磁貫 ヒビ 古九谷手

O-049 色絵花鳥文平皿 ¥280000~ 付識箱(桐) 205×205×2 磁貫 古九谷手

O-051 染付羅漢文七寸皿 ¥300,000~ 付木箱(桐) 21×21×3 灰降 初期伊万里

O-053 染付太公望文輪花小皿 五 ¥180000~  付合箱(桐) 14×135×25 初期伊万里

O-052 鍋島水仙文五寸皿 ¥300,000~ 付木箱(桐) 15×15×4 再窯接合

O-054 色絵芙蓉手大皿 ¥150000~ 付木箱(杉) 31×31×6  剥離補修

O-055 染付魚形平皿 五 ¥150,000~  付木箱(桐) 26×135×5 伊万里

O-056 十二種染錦手通物 各二十 ¥200000~ 付時代識箱(杉)15 平皿大24×24×45ほか  計240点(小皿大中小、平皿大中小、向付、酢猪口、飯碗、煮物碗、膾大小) 江戸後期、本膳料理(会席)が本格的に様式化する中で、同じ図柄で統一された組食器が生み出された。これを「通りもの」と呼称する。通りものの多く は時代の変遷と共にその組成を解体され四散し、市中に漂うこととなった。掲出は箱墨書に曰く十二通として作られ、各二十客全てが揃う。

O-057 染付花鳥文長皿 十五  ¥50000~ 付時代箱(杉) 18×12×2

O-059 肥後網田染付山水文 手付壺 ¥100000~ 付識箱(杉) 共蓋 16×16×20 シミ 無銘

O-058 染付いげ皿 ¥50000~  付木箱(桐) 18×18×2 ソゲ 「成化年製」銘 伊万里

O-060 偕楽園獅子鈕耳香炉 ¥80,000~ 付時代箱(杉) 17×9×19  蓋ソゲ 「偕楽園製」印銘

O-061 錦手草花文鍋形蓋物 ¥98000~  付黒塗箱(桐 貼札) 215×20×95 伊万里

O-063 色絵松梅文細口瓶 ¥70000~ 16×16×32 底窯キレ補修 伊万里

O-064 蛸唐草文瓶 ¥50000~ 21×21×35 磁貫

O-067 錦手牡丹文九寸皿 ¥60,000~ 27×27×4 伊万里

O-068 色絵幾何文盃洗 ¥50,000~ 18×18×13 伊万里

O-071 染付矢来菊蝶文碗 五 ¥50000~ 付木箱(桐) 6×6×35

O-065 平戸色絵銚子 ¥50,000~  22×17×165

O-066 後期鍋島三ツ葉葵紋皿 ¥50,000~ 付識箱(杉) 21×21×65

O-069 染付六角盃洗 ¥50,000~ 付合箱(桐 着色) 18×16×15 見込水草文

O-070 錦手鉢 ¥50000~  付木箱(桐) 20×20×8 伊万里

O-072

豆皿 二種各五  ¥50,000~ 6×6×15ほか

新陶磁

O-073 北大路魯山人 伊賀大皿 ¥500000~ 付共箱(桐) 31×31×8 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次郎。京都上賀茂の社家に生まれる。書画、篆刻、漆芸にもすぐれた。大正十四年 (1925)超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野、織部、備前、信楽から染付、赤絵と 多岐にわたった。北鎌倉で歿。

O-074 北大路魯山人 染付鉢 ¥350,000~ 付共箱(桐) 195×195×7

O-075 北大路魯山人 刷毛目鉢 ¥120,000~ 付共箱(桐) 19×19×75 「星岡窯」箱識

河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科 卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚 な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O-077 河井寛次郎 青磁牡丹浮文花入

¥750,000~ 付識箱(桐) 11×11×24 磁貫

鐘谿窯印 河井つね箱識

O-078 河井寛次郎

草花絵壺 ¥600,000~

付共箱(桐) 11×11×23 磁貫

O-079 河井寛次郎

黄縞鉢 ¥500,000

付識箱(桐) 32×32×6 磁貫  河井つね箱識

O-081 河井寛次郎 紋描皿 六 ¥450,000~ 付共箱(桐) 15×15×2 河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・ 1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学 校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と制 作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正 末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴 な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に 河井寛次郎記念館が開設された。

O-084 河井寛次郎 流薬鉢 ¥300,000~ 付共箱(桐) 215×215×5 磁貫

O-086 河井寛次郎 花文碗 ¥180,000~ 付識箱(桐) 105×105×85 磁貫 河井紅葩箱識

O-085 河井寛次郎 呉須花碗 ¥200,000~ 付共箱(桐) 9×9×8 磁貫

O-087 河井寛次郎 草絵筥 ¥190,000~ 付共箱(桐) 95×95×10 磁貫

O-089 北大路魯山人 灰釉汁注 ¥100000~ 付識箱(桐) 9×7×85 磁貫 二代黒田陶々庵箱識

O-090 北大路魯山人 灰釉盃 ¥80000~ 付識箱(桐) 65×65×25 初代黒田陶々庵箱識

北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次郎。京都上賀茂の社家に生まれる。書画、篆刻、漆芸にもすぐれた。大正十四年 (1925)超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野、織部、備前、信楽から染付、赤絵と 多岐にわたった。北鎌倉で歿。

O-091 バーナード・リーチ 天目ぐい呑 ¥80,000~

付共箱(桐) 75×75×4 「1964」箱識

O-092 バーナード・リーチ 鹿絵盃 ¥70,000  付識箱(桐) 6×6×45 浜田晋作箱識

バーナード・リーチ (明治二十・1887~昭和五十四・1979)はイギリスの陶芸家。香港生まれ。ロンドン美術学校でエッチングを学んだ後、明治四十 二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、柳宗悦、濱田庄司らと交流。大正九年帰国、セント・アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイギリスの技法を適 用、独自の作風を展開した。

O-093 バーナード・リーチ 茶器 ¥85000~

付識箱(桐) 仕覆 牙蓋 9×9×5 底印

O-094 河井寛次郎 海鼠釉面取蓋物 ¥80000~  付識箱(桐) 115×115×11 河井紅葩箱識 河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。

O-095 棟方志功 いろは女人絵茶碗 ¥500000~ 付共箱(桐) 135×13×8 磁貫

棟方志功(明治三十六・1903~昭和五十・1975)は版画家。青森市生まれ。大正十三年上京。柳宗悦ら民芸運動家に評価される。板画と称した木版画は 世界的に知られる。昭和四十五年文化勲章受章。郷里に棟方志功記念館がある。

O-097 真葛香山 青磁玉取獅子香炉 ¥280,000  付共箱(桐) 13×13×145

初代真葛香山(天保十三・1842~大正五・1916)は、横浜の陶家。始め 虫明焼に従事したが、後に横浜で窯を開く。作品の多くは海外に輸出さ れ、高い評価を得た。息子半之助が大正六年に二代目を襲名。

O-099 加守田章二 灰釉皿 ¥100,000~ 付識箱(桐) 235×235×4 加守田昌子箱識 加守田章二(昭和八・1933~昭和五十八・1983)は大阪生。富本憲吉、 近藤悠三に指導を受けた。昭和三十四年(1959)益子で独立。昭和四十四 年(1969)岩手県遠野に築窯。創造的な作風で新境地を切り開いた。昭和 四十九年(1974)芸術選奨文部大臣賞受賞ほか受賞多数。

O-098 三浦竹泉 萬暦写大花瓶 ¥150,000~ 付共箱(桐) 22×22×40

三浦竹泉は京焼の名跡。初代が明治十六年に独立し五条坂に開窯して 以降、五代(昭和九・1934~令和三・2021)まで続いた。

O-100 番浦史郎 萩絵半月盆 六 ¥80,000~ 付共箱(杉) 36×21×3 窯キレ 底印銘 番浦史郎(昭和十六・1941~平成十三・2001)は京都生まれの陶芸家。 京都美高卒。河村熹太朗に師事し、伊賀上野の音羽山房に築窯。琳派風 装飾技法などを取り入れ作陶。

O-101 坪島土平 古風流釉隅入鉢 ¥50,000~  付共箱(杉) 32×32×8 坪島土平(昭和四・1929~平成二十五・2013)は大阪市生まれ。川喜 田半泥子に師事。昭和三十八年(1963)師の歿後、廣永窯(廣永陶苑)を 継承。

O-103 九代大樋長左衛門 湯呑

¥50000~ 付共箱(桐) 8×8×85 九代大樋長左衛門(明治三十四・1901~ 昭和六十一・1986)。号は陶土斎。

O-102 八事窯 絵替春日土器皿 二十五 ¥55,000~

付時代識箱(杉) 235×235×5 磁貫 「壬寅」箱識

O-104 永楽和全 金襴手盃 ¥50000~ 付共箱(桐) 65×65×6

永樂和全(文政六・1823~明治二十九・ 1896)は永樂家十二代。

O-106 川喜田半泥子 刷毛目徳利 ¥60,000~ 付共識箱(桐) 9×9×14

坪島土平箱識 川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・ 1963)は陶芸家、実業家。

O-105 乾月谷 黄瀬戸火入 一双 ¥50000~  付合識箱(杉・身桐 貼札) 105×105×65 底印 乾月谷(明治二・1869~昭和二十・1945)は女流陶工。 本名はつ。真葛香山らに師事。

O-107 伊東陶山 金彩花入 ¥50,000~ 付共箱(桐) 24×24×36

伊東陶山家は初代(慶応三年歿)が、東白川洛 東白川畔において陶山と号し開業した事に始ま る。

O-108 津塩吉右衛門 湊焼二彩花入 ¥50,000~ 付共箱(杉) 16×16×365  口辺カケ共色補修 津塩吉右衛門は大坂湊焼の窯元。

O-110

金重陶陽 備前緋襷紅葉形皿 十  ¥650,000~ 付識箱(杉) 15×16×5

共色補修2 金重晃介箱識 金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・ 1967)は備前焼初の重要無形文化財保持者。備前 市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風 備前を甦らせた。

O-111 加藤卓男 藍彩貼花文双耳花入 ¥250,000~  付共箱(桐) 13×13×26 磁貫

加藤卓男(大正六・1917~平成十七・2005)は陶芸家。岐阜県多治見 の幸兵衛窯、丸幸陶苑の家に生まれる。ペルシャ古窯発掘調査に参加、 多年の古代オリエント研究の成果を実らせ、ラスター彩、三彩などの復 元に成功する。日展特選北斗賞、紫綬褒章など受賞。多治見市無形文化 財、岐阜県無形文化財保持者。平成七年(1995)重要無形文化財保持者認 定。

O-112 富本憲吉 染付柳文皿 ¥140,000~ 付共箱(桐) 21×21×4 「清水窯にて」箱識 富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県出 身。東京美術学校図案科卒。英国に留学し工芸に対する知見を広める。 帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で樂焼を試み大正四年 (1925)本窯を築く。昭和元年(1926)、東京祖師谷に移窯。昭和三十年 (1955)重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。三十六年(1961)文化勲 章受章。

O-113 浜田庄司 酒器揃 ¥100,000~ 付共箱(桐)  徳利8×8×135ほか 徳利2 盃5 濱田庄司(明治二十七・1894~昭和五十三・1978)は神奈川県生まれ。 本名象二。昭和三十年(1955)重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。 文化勲章受章。

O-115 加藤卓男 鼠志野双耳花入 ¥70,000~ 付共箱(桐) 15×12×26 加藤卓男(大正六・1917~平成十七・2005)は 陶芸家。平成七年(1995)重要無形文化財保持者 認定。

O-118 藤原雄 備前花入 ¥50,000~

付共箱(桐) 12×12×24

藤原雄(昭和七・1932~平成十三・2001)は岡 山県生まれの陶芸家。平成八年(1996)「備前焼」 重要無形文化財保持者に認定。

O-114 富本憲吉 金彩赤絵皿額 ¥80,000~

付近藤悠三識シール 23×23 額48×48 富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。昭和三十 年(1955)重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。

O-116 三代徳田八十吉 花入

¥50,000~ 付共箱(桐) 12×12×18

三代徳田八十吉(昭和八・1933~平成二十一・ 2009)は石川県小松市生まれ。平成九年重要無形 文化財「彩釉磁器」の保持者に認定。

O-119 伊勢崎淳 備前徳利 二  ¥50,000~ 付共箱(桐)二 10×10×15ほか 伊勢崎淳(昭和十一・1936~)は岡山県生まれ の陶芸家。平成十六(2004)「備前焼」重要無形 文化財保持者認定。

O-117 十三代今泉今右衛門 色鍋島吹墨草花文花瓶 ¥50,000~  付共箱(桐) 135×135×24 底銘欠 十三代今泉今右衛門(大正十五・1926~平成 十三・2001)。

O-120 富本憲吉 富貴字軸端 二対 ¥50,000~ 25×25×3

O-122 七宝花瓶 一対 ¥250,000~ 付時代識箱(桐) 17×17×37

O-123 薩摩楼閣山水文花瓶 ¥180,000~ 付木箱(杉) 27×27×60 磁貫

O-125 沈寿官 薩摩切子形香炉 ¥120000~ 付木箱(桐)  銅火舎 7×7×7 「薩摩寿官造」赤絵銘

漆藝

P-001 根来足付盥 ¥600,000~ 付木箱(桐) 所載本 335×325×16 ワレ補修 「大福院」裏朱漆銘 『朱漆「根来」中世に咲いた華』(201391 1215 MIHO MUSEUM P226)所載

P-003 平等院銘根来隅入高杯 ¥300000~ 付識箱(杉) 335×335×23 ヒビ

「平等院 天文四年乙未(1535)六月廿四日」底朱識

P-005 葡萄漆絵四ツ椀 五組 ¥150,000~ 付時代合箱(杉)  大14×13×8ほか

P-004 根来隅入高杯 ¥250000~ 付識箱(杉) 34×34×33 継手ヒビ 漆剥離 ソゲ スレ アタリ

P-006 南蛮独楽大盆 ¥100,000~ 付時代合識箱(杉) 50×50×3 小剥離

P-007 流水片輪車蒔絵手箱 ¥700,000~ 付識箱(桐) 36×28×20 蓋裏梨子地三ツ巴紋散 内錦貼 錫縁 銀車輪鈕金具

P-008 紅葉山蒔絵硯箱 ¥600,000~ 付識箱(桐)  紅葉形水滴 硯石 23×25×5  内紅葉散蒔絵

P-010 光琳蒔絵女郎花双鹿文硯箱 ¥400000~ 付木箱(桐 貼札) 水滴 硯石 筆2 23×25×9 内金溜月下女郎花

P-011 光琳蒔絵渡河文文庫 ¥350,000~ 付時代溜塗箱(桐) 33×40×20 ヒビ 内同

P-012

漆皮胎柴垣松蒔絵硯箱 ¥290,000 付二重箱(内識桐 外溜塗) 黄銅水滴 硯石 23×24×4 断文  蓋裏誰ヶ袖蒔絵

P-013 秋草蒔絵色紙重形香箱 ¥250,000~ 付木箱(桐) 16×165×7 内梨子地

P-014 秋草蒔絵小平箱 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札) 13×15×4 蓋裏梨子地萩鹿 「法橋光琳」蒔絵銘

P-016 鱗文蒔絵野弁当 ¥180000~ 付木箱(桐) 315×185×31

段重隅キレ 内朱

P-018 鉄線蒔絵野弁当 ¥100,000~ 付木箱(杉) 34×22×35  小アタリ 隅キレ補修 錫徳利一対(エクボ1) 内朱

P-020 遊春盃 ¥70,000~ 付時代箱(杉 貼札) 10×10×35 酒席での掟五箇条を記した高札に因み「掟之盃」とも云 う。高札を見上げる男性は大石内蔵助で、意匠自体が同人 の考案と云う。赤穂・大石神社などに類品をみる。

P-017 桜燕蒔絵隅赤手箱 ¥125,000~  付識箱(杉) 懸子 22×27×19 内黒

P-019 撫子蝶扇子蒔絵野弁当 ¥95,000~  付時代黒塗箱(桐) 28×18×26 アタリ 隅小キレ 塗補修  内黒 断文

P-021 朱地東海道蒔絵三重盃 ¥60,000~ 付識箱(桐) 大10×10×3ほか

P-022 手焙形弁当箱 ¥50,000~ 付木箱(杉) 18×18×17  塗補修 盃ワレ補修

P-023 隅赤手箱 ¥50,000~ 付懸子 39×32×24 隅欠損

P-025 色漆塗湯桶 ¥50000~

付木箱(杉) 割蓋 27×19×19 塗補修  断文

P-028 龍胆唐草蒔絵行器 一対  ¥50000~ 34×34×43 内黒

P-024 色漆塗指樽 一対 ¥50,000~ 44×13×45  アタリ ソゲ

P-026 春日根来菓子器 ¥60000~

付識箱(桐) 23×23×95 身部ソゲ 内同塗

P-029 家紋蒔絵四方行器 ¥50000~  36×36×33 スレ 内黒

P-027 唐草蒔絵飯器 ¥50000~

付時代黒塗箱(杉 蓋ワレ) 37×37×26  スレ ソゲ 塗補修 内朱

P-030 桐唐草蒔絵丸行器 ¥50000~  付時代黒塗箱(杉 大虫喰) 50×50×45 スレ  剥離 共色補修 内黒 P

P-032 氷裂吹寄蒔絵硯箱 ¥70,000~ 付赤間硯 素銅水滴  22×25×5 小アタリ、スレ 内叢梨子地

P-034 蒔絵盃 三 ¥50,000~ 付木箱(桐)三 105×105×35ほか 表斎銘桜花 無銘若松 光芳下絵旭日鴉

P-036 七宝繋蒔絵衣桁 ¥100000~ 185×42×160

P-033 桐鳳凰蒔絵文庫・硯箱 ¥50,000~  文庫31×39×15ほか アタリ 隅キレ 剥離 スレ 内黒

P-035 □玉堂 蕪村画写一閑張菓子皿 四十一 ¥50,000~  付共箱(杉) 14×135×2

P-037 梶葉蒔絵衣桁 ¥50000~ 188×40×164 アタリ スレ

P-038 玉楮象谷 堆黒芦乗達磨文香合 ¥200,000~  付共箱(桐) 8×8×35 内黒 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少 より父の教えを受け、塗りと彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野 菜、鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。また中国、東南アジアの堆朱、 堆黒、蒟醤などの技法研究に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆 芸の祖。

P-040 大角裕二 山水蒔絵衝立 ¥150000~ 付共木札  130×39×111 大角裕二は輪島塗師。昭和三十六年(1961)生。

P-039 大場松魚 平文三友蒔絵丸香合 ¥180,000~  付共箱(桐) 8×8×25 内黒 大場松魚(大正五・1916~平成二十四・2012)は蒔絵師。本名勝雄。父 宗秀、松田権六に学ぶ。日展、日本伝統工芸展などで活躍し、伊勢神宮式 年遷宮の神宝制作や中尊寺金色堂の修理に携わる。平文技法に優れ、昭 和五十七年重要無形文化財「蒔絵」の保持者認定された。

P-041 室瀬和美 蒔絵小箱 ¥70000~ 付共箱(桐) 17×17×8 内黒

室瀬和美(昭和二十五・1950~)は漆藝家。東京都出身で、父春二も同 じく漆藝家。東京藝術大学工芸科卒。日本工芸展や個展で作品を発表し、 国宝模造にも従事。2008年重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定。紫綬褒 章、旭日小綬章を受章。

P-043 音丸耕堂 絵替彫花文膳 五 ¥100000~

付共箱(杉) 33×33×25 音丸耕堂(明治三十一・1898~平成九・1997)は漆芸家。重要無形文 化財保持者(彫漆)。香川県高松市生まれ。本名芳雄。十三歳で石井磬堂 に師事、讃岐彫を学ぶ。昭和七年帝展初入選。十七年文展特選。二十四年 日展特選。日本工芸会参与。香川の漆芸の伝統を継承、発展させた。

P-045 平安清昌堂 印度更紗文文庫・硯箱 ¥80,000~  付共箱(桐)各一 銀溜筆2 刀子 錐 水滴 硯石 文庫27×38×12(アタリ) 硯箱16×25×4(蓋裏蝶紋)

P-047 室瀬和美 平棗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 85×85×6  内黒 底掻銘

P-044 磯井如真 独楽塗吸物膳 五 ¥100000~

付共箱(杉) 32×32×1

磯井如真(明治十六・1883~昭和三十九・1964)は香川県生まれの漆 芸家。本名は雪衛・雪枝。大阪山中商会で勤め、高松に戻り、研究を重ね て香川漆器を復興した。讃岐漆芸の中興の祖とされる。岡山大学教授。 昭和三十一年(1956)に重要無形文化財「蒟醤」保持者認定。

P-046 青貝菊蒔絵文庫・硯箱 ¥80,000~ 付溜塗識箱(杉)  蝶形水滴 硯石 文庫33×42×13 硯箱22×24×4 隅キレ 小アタリ 蓋裏叢梨子地蝶(腐食、剥離)

P-048 室瀬和美 蔦拭漆香合 ¥50,000~ 付共箱(桐) 65×55×25 内金箔押 底掻銘

室瀬和美(昭和二十五・1950~)は漆藝家。東京都出身で、父春二も同じく漆藝家。東京藝術大学工芸科卒。日本工芸展や個展で作品を発表し、国宝模 造にも従事。2008年重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。

P-049 杜若漆絵盆 ¥100000~ 365×26×4 縁・足銀覆輪

P-051 轡桜蒔絵貝形皿 二十 ¥50000~ 付木箱(桐) 185×13×2 輪島塗

P-053 石楠花盛上風炉先屏風 ¥50,000~ 170×62 シミ

木工

P-050 朱漆天黒卓 ¥70000~ 93×50×30 ソゲ ヒビ  共色補修

P-054 倣辻ヶ花裂貼文机 ¥50,000~  116×49×26 スレ ソゲ 輪染

P-055 波龍彫部材 ¥60,000~ 150×26 虫喰

P-052 宝槌蒔絵蓋付椀 二十 ¥55000~ 付木箱(桐)二  13×13×75 P-056 木地煙草盆 ¥50,000~  付木箱(桐) 萬古青磁火入(有印 付杉箱) 22×20×25

P-058 上り框台 ¥400000~ 386×68×44 左端継補修 ※下見会へは持参いたしません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。 詳細お問合せ下さい。Tel:075-254-8851

P-059 松鷹透長欄間 ¥50000~ 3685×30 ※下見会へは持参いたしません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せ下さい。Tel:075-254-8851

P-060 三友高士透彫飾戸 ¥50,000~  81×40 ワレ 虫喰

P-061 欅舟箪笥 ¥80000~ 55×37×285 隠引出

P-062 化粧箪笥 ¥50,000~ 52×27×31

P-063 樵山 細字心経刻香筒 ¥50,000~  付共箱(杉) 総長31

Q-001 柴田是真 金工懐中化粧道具 ¥400000~ 紅板25×3×05ほか 在銘 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、漆芸家。江戸両国の人。字は

然、号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵 ははじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技藝員。

Q-002 加納晴雲 金工鶺鴒飾置物 ¥170,000~ 付共箱(桐) 黒塗敷板   箱59×35×165

Q-003 池田隆雄 素銅獅子鉸 ¥100,000~ 付共箱(桐) 25×15 「八十翁隆雄」彫銘

Q-005 佐藤忠良

鋳銅裸婦 ¥800000~ 付木箱(桐) 像高44

基底部サイン

佐藤忠良(明治四十五・1912~平成 二十三・2011)は彫刻家。宮城県黒川 郡に生まれる。幼少期に父を亡くし、 母の実家を頼り北海道夕張に移住。

上京して川端画学校で学ぶが、生命 主義の彫刻に感銘を受け、東京美術 学校彫刻家塑像部に入学。卒業後、本 郷新や舟越保武らと新制作派協会を 創立。高村光太郎賞、中原悌二郎賞な ど受賞多数。東京造形大学名誉教授 も務める。

Q-006 モール六花形鐔盤 ¥125000~ 付木箱(モミ) 41×36×115

Q-008 銅薬罐 ¥80000~ 付木箱(杉) 共蓋 21×18×21

Q-010 大島如雲 銅唐子 ¥90000~ 205×17×17 「如雲」鋳印銘 大島如雲(安政五・1858~昭和十五・1940)は 鋳金家。江戸生。父に就いて蝋型、鋳浚を学ぶ。

Q-007 銅唐子支座 一対 ¥130000~ 像高43 「市正」在銘

Q-009 モール尾長鳥文盤 ¥74000~ 付時代識箱(杉) 31×30×115

Q-011 銅兎床飾 ¥50000~ 9×4×6

Q-012 百人一首懐中鏡 二 ¥50000~ 9×6ほか

Q-014 帖佐美行 彫金羊小禽打出額 ¥50,000~ 付共シール 34×24 額52×42 「郊外の緑園」原題 帖佐美行(大正四・1915~平成十四・2002)は 金工家。鹿児島県生まれ。本名は良行。小林照雲、 海野清に師事。文展・日展で受賞を重ねる。昭和 六十一年(1986)勲三等旭日中授章、文化勲章授 章。日本芸術院会員。日展顧問ほか。

Q-017 弘美 金工自在海老 ¥50000~ 付木箱(桐) 総長14 在銘

Q-015 銅饕餮文双耳花瓶 ¥50000~ 20×19×33 「守□」銘

Q-016 金箔焼付粟鶉文火鉢 ¥50,000~ 43×38×30

Q-018

銀細工玩具自在 ¥50000~ 付木箱(桐) 総長24

Q-019 二銭銅貨 四 ¥100000~ 3×3

Q-021 銀工矢立 ¥50,000~ 付合箱(桐) 筆総長12  墨壺5×2×4 根付 緒締 銀筆 銀象嵌墨壺

Q-020 吉祥文大形柄鏡 ¥50000~  付黒塗鏡掛、鏡笥(スレ) 32×45 「田中伊賀守藤原吉次」銘

Q-022 純銀打出小槌 ¥50,000~ 付識箱(桐) ガラスケース 総長21(紐含まず) 405g(紐含む) 小スレ 純銀刻印

貴石・宝石

R-001 ピンクダイヤモンドリング ¥200000~

付ケース ソーティングメモ(CGL) 304-306×183mm 12号 I-1 0104ct 脇石030ct Pt900

R-003 エメラルドリング ¥185000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 86×85×54mm 12号 透明剤含浸 308ct  脇石062ct Pt900

R-002 ブラックオパールリング ¥200000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 132×78×35mm 16号 220ct  脇石069 029ct Pt900

R-004 スターサファイアリング ¥140,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 12号 566ct 脇石122ct Pt900

R-006 パパラチアサファイアリング ¥135,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL、DGL) 573-379×215mm

11号 加熱 0370ct 脇石074ct Pt950

R-009 キャッツアイリング

¥100,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 12号 174ct 脇石064ct Pt900

R-012 タンザナイトリング

¥90,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 72×52×33mm 10-11号 100ct 脇石075ct Pt900

R-007 南洋真珠リング ¥115000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径136-137mm 14号 脇石061ct Pt900

R-010 アクアマリンリング

¥105,000~ 付ケース ソーティングメモ(CGL) 117×111×74mm 13号 673ct 脇石015ct Pt900

R-008 珊瑚リング ¥110000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 164×118×61mm 18号 1002ct 脇石018ct Pt900

R-011 ホワイトオパールリング

¥55,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 92×70×25mm 12号 099ct 脇石043ct Pt900

R-013 エメラルドリング ¥85000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 57×51×44mm 14号 透明剤含浸 082ct 脇石0422ct Pt900

R-014 南洋真珠リング ¥90000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL、真珠総合研究所)  直径128-129mm 11号 脇石043ct Pt900

R-015 ダイヤモンドペンダント ¥225,000~ 付ケース ソーティングメモ(CGL) 680-686×410mm  最長44 I-1 1182ct 脇石034ct K18

R-017 マルチサファイアペンダント

¥120,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL、対薄青石) トップ09×45  総長395 加熱 273、0688刻印 K18

R-016 ダイヤモンドペンダント ¥145,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) トップ06×06 最長44 1006ct トップPt900  他Pt850

R-018 エメラルドペンダント

¥85,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 44×39×28mm 総長395 透明剤含浸 036ct  脇石076ct Pt900

R-019 エメラルドペンダント

¥65,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ12×19 総長40 透明剤含浸 085ct  脇石026ct K18WG

R-021 ホワイトオパールペンダント

¥65,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 91×70×21mm 最長44 081、037刻印  トップPt900 他Pt850

R-022 ダイヤモンドブレスレット

¥80,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  総長17 100ct K18WG

R-023 アコヤ真珠ピアス ¥50,000  付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径80-85mm  総長65 K18

R-024 ダイヤモンドピアス

¥85000~ 付ケース  宝石鑑別書、ソーティングメモ(CGL) 6×5mm 0356ct 0351ct Pt900

R-027 南洋真珠ピアス ¥50,000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL)  直径130-132mm K18

R-025 ダイヤモンドピアス

¥50000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 4×4mm 各015ct K18

R-026 ダイヤモンドピアス

¥50000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 5×4mm 各019ct Pt900

R-028 水晶玉 ¥80,000~ 付飾台  直径21

紅毛

S-001 司馬江漢 吉野瀧画幅 ¥150,000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 42×109 表具54×198  シミ スレ 司馬江漢(延享四・1747~文政元・1818)は洋風画家。江戸の人。本名 安藤峻、字君嶽、号不言道人、春波楼ほか。狩野派、南蘋派を学んだ後、 平賀源内、小田野直武の影響を受け安永年間に洋風画に転向。日本初の エッチングの製作に成功、油絵も製作した。天明八年には長崎に遊学し た。

S-002 司馬江漢 山峡画幅 ¥80,000~

付時代識箱(桐・身桟一欠 貼札) 紙本 唐木軸端 53×123 表具70×192 ヤケ シミ スレ オレ 表具シミ

S-003 司馬江漢 樹下唐美人画幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 52×129 表具55×235 薄ヤケ オレ 穴 「寛政丙辰(1796)夏」画中

S-004 司馬江漢 双海女画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本  骨軸端 50×113 表具64×196 シミ  表具ヤケ

S-006 浮絵三井商店画幅 ¥50,000~ 絹本 雑木軸端  59×51 表具65×129 ヤケ シミ 表具大アレ 不読印

S-008 湯寵 宣徳銅紅毛人浮文瓶掛 ¥67,000~  付共箱(桐) 32×27×20 「御鋳物師 湯寵造」箱識

S-007 浮絵御殿幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 50×38 表具61×127 スレ オレ 表具オレ

江戸の科学

S-009 遠眼鏡 ¥50,000~  付紫韋肩紐(キレ) 総長61

S-010 小形無尽燈 ¥50,000~ 9×9×29 火舎カケ

亞細亞美術ほか

T-001 ガンダーラ欄楯飾 ¥600,000~ 付飾台 32×5×23

T-003 白玻璃碗 ¥700000~ 付二重箱(内桐 外黒塗) 105×105×75 口辺補修

本項では「白玻璃」としたが、正倉院に収蔵される同手の碗は「白瑠璃」と呼称される。器腹を規則的に円く刳り抜いた 形状はカスピ海南西のギラーン州(イラン)出土の切子碗を彷彿とさせ、大阪府安閑陵出土の玉碗(六世紀、東博蔵)とも 類似性を見出せる。

T-004 スバス・チャンドラ・ボース 梵字幅 ¥350,000~ 付識箱(桐 蓋桟欠)  絖本 骨軸端 34×27 表具43×142 ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ スバス・チャンドラ・ボース(1897 1945)はインドの政治家、独立運動家。イギリスに対抗する ため日本と手を組む。飛行機事故により歿。東京蓮台寺で葬儀が執り行われ、現在も胸像と碑文が同 地に立つ。

T-005 インカ裂額 ¥100,000~ 16×64 額26×72

T-006 波斯青釉彩絵手付壺 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 20×20×32  共色補修

T-009 鋳鉄鐘鈕 ¥50000~ 24×40  タイ・クメール

T-007 波斯染付鉢 ¥50,000~  25×25×10 大ヒビ ワレ接合補修

T-010 カイセリキリム ¥50,000~  99×166

T-008 銅パールヴァティー額 ¥50,000~ 像高65 額20×20

T-011 伝蛮族首飾 ¥50000~  付合箱(杉) 総長60 T-012 ミニアチュールほか額 二  ¥50,000~ 紙本 43×73 額47×77ほか 穴 T-013 ミニアチュール 三 ¥50,000~  絹本、紙本 21×33ほか シミ

T-014 南伝経文 九十七 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 26×12ほか  シミ スレ 虫穴

T-016 勾玉ほか 一口 ¥400000~ 付木箱(桐 貼札)  勾玉大3×4ほか 勾玉14ほか

T-017 銅小剣・装身具 九 ¥100,000~ 付木箱(桐) 剣総長14ほか

T-018 須恵器俵壺 ¥200,000~ 付識箱(桐) 29×21×27

T-019 勾玉・垂玉 ¥50,000~ 勾玉3×5ほか

T-020 青石棒 二 ¥50,000~ 総長27ほか

T-021 縄文石棒 ¥100,000~ 総長100 「岐阜県高山市旧大野郡丹生川広殿出土(飛騨 民族考古館旧蔵)」貼札

T-022 菅原梅麿 神武陵遺品画賛幅 ¥50,000~ 紙本 雑木軸端 46×133  表具54×188 ヤケ シミ 虫穴

T-023 須恵器丸底大形提瓶 ¥50000~ 付識箱(桐) 22×22×23  口辺小ソゲ

T-024 須恵器平底小壺 ¥50,000~  付木箱(杉) 13×13×9

染織

V-001 金更紗印材敷布 ¥400,000~ 付識箱(桐) 17×195 松本松蔵箱識

V-003 白雪姫文バティック布 ¥150000~ 210×102

V-002 インドパトラ ¥300,000~ 84×114

V-004 裂織敷物 ¥150000~ 160×171 木綿 五巾縫合 曰「神宿布」

V-005 藝能衣装 ¥50,000~ 124×119×51 シミ

V-007 コプト裂額 ¥100000~ 15×15 額45×40

V-009 芭蕉布染 タペストリー

¥80,000~ 140×155  四巾

V-006 墨染修験衣 ¥50,000~ 106×133×49 小孔 スレ

V-008

辻ヶ花裂 四  ¥100,000~ 付額 裂一片総長15ほか  額26×33

V-010

藍花鳥舟文バティック布

¥70,000~ 184×108

V-011

有栖川鹿文錦卓掛 ¥50000~ 付識箱(桐 蓋ワレ) 121×121  小孔 脆弱

VV-013 芹澤銈介 型絵染梵字幅 ¥80000~ 付識箱(桐) 紙本 P軸端 50×62 表具62×141 シミ 芹沢長介箱識

V-015 芹澤銈介 描絵農家画幅 ¥80,000~ 付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 29×32  表具42×125 シミ インド更紗表装

V-014 芹澤銈介 型絵染名古屋帯 ¥130,000~ 巾315 参考:芹澤銈介全集『着物』

V-019 名物裂 七 ¥50,000~ 21×32ほか 仕覆裂 芹澤銈介(明治二十八・1895~昭和五十九・1984)は染織工芸作家。静岡市生まれ、東京で歿。雑誌『工芸』 の表紙装幀を契機に民芸運動に参加。重要無形文化財「型染絵」保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹澤銈介 美術館がある。

V-016 芹澤銈介 描絵風景画額 ¥85000~ 付共シール 紙本 29×35  額50×59 シミ

V-017 友禅花鳥幅 ¥50000~ 黒塗軸端 52×198  ヤケ シミ オレ 一軸物

V-018 古裂帖 二 ¥90,000~ 小形帖18×17×3ほか  金襴ほか

V-020

花鳥貼交屏風 中形 二曲 一隻 ¥70000~ 51×126

屏風138×143 背面損傷  左扇刺繍 右扇彩絵

V-022 撥鏤帯留 ¥50,000  付木箱(桐) 45×2 「とき」銘

V-025 金工帯留 二 ¥70,000~  吊燈籠(付識箱・桐 4×2)  福良雀(付木箱・桐)

V-021 玉峯 象牙童三番叟帯留 ¥190000~ 付木箱(桐) 55×55

V-023 金工松島帯留 ¥67,000  付木箱(桐) 55×2

V-026 髪飾 四 ¥70,000~ 付識箱(桐)  玳瑁大櫛16×8ほか 玳瑁櫛2、笄1 象牙櫛1

V-024 㐂好 金工椿帯留 ¥55,000  付共箱(桐) 7×4

V-027 髪飾 一口 ¥60,000~  大櫛11×65ほか 櫛19 笄13 髪飾6

西洋美術

印刷技術の進歩、欧州・米大陸での宗教 復興運動を受け、19世紀には家庭用の 大型聖書や個人用の携帯型祈祷書が人 気を博した。本項掲出作品(W-005~ 011)はいずれも英国プロテスタントの 祈祷書(TheBookofCommonPrayer)で、 象牙の表装に鍍金覆輪を廻らすなどの 荘厳を見る。

W-005 象牙装祈祷書 ¥50000~  9×13×5 1800年代中頃  アイルランド国教会合同期

W-007 象牙装祈祷書 ¥50000~  9×13×4 1800年代中頃  アイルランド国協会合同期

W-010 象牙装祈祷書 ¥50000~  付革ケース 9×13×4 金具欠失 黒赤二色刷

W-008 象牙装祈祷書 ¥50000~  85×13×4 1800年代中頃  アイルランド国協会合同期 H&C.TREACHER社印

W-006 象牙装祈祷書 ¥50000~  85×13×35 表紙覆輪欠失

W-009 象牙装祈祷書 ¥50000~  85×13×4 表紙キレ 賛歌併記

W-011 象牙装祈祷書 三 ¥55000~  大8×105×35ほか 金具欠失

W-013 矢筈十文字紋鉄線蒔絵文箱 ¥120,000~

付木箱(桐) 9×25×7 蓋隅キレ補修

W-015 クルス染付五寸五分皿 ¥50,000~  付木箱(桐 シミ) 165×165×3

W-017 鉄クルス透鐔 三 ¥50000~ 付鐔箱(桐)各一  菊形8×8×03ほか

W-014 徳化窯マリア観音半跏像 ¥100,000~ 付木箱(桐) 10×7×18 左手小指、左足親指先欠 衣紋端小カケ

W-016 赤絵花クルス紋油壺 ¥50,000~ 付合箱(桐 シミ) 75×75×6 口辺補修

W-018

花クルス紋柄鏡 ¥50,000~ 15×26 「天下一佐渡守」銘

W-019 マイセン 置時計 ¥350,000~ 付巻鍵 27×185×37

W-023 真珠貝巻銀製デザートフォーク 六 ¥70,000~  付共袋 総長16 ブロック&カンパニー 銀925ベルギー刻印 20世紀前半

W-025 オールドノリタケ 風景文コーヒーセット ¥50000~ カップ9×7×7 カップ窯キズ1 ポット C&S五客  主税町窯印 1928年頃

W-027 オールドノリタケ 風車風景文鉢 大小六  ¥50000~ 大16×16×5 小75×75×3 磁貫1 M-NIPPONグリーン窯印 1911-1921年

W-029 ハイダ アールデコ 青被ガラス花入

一対 ¥50000~ 75×75×145 1915年頃  オーストリア

W-024 切子金縁鉢 ¥50,000~ 付木箱(桐) 18×95×75

W-026 オールドノリタケ カップ&ソーサー 五客  ¥50000~ カップ105×85×45 M-JAPANグリーン窯印

W-028 セーブル 緑釉花器 ¥50,000~ 205×125×10  窯印 1930年頃 ポール・ミレーデザイン

W-030 ボヘミア赤被 ガラスゴブレット

一対 ¥50,000~ 8×8×10 古楽器文 20世紀初頭

W-031 アメリカンブリリアントカットガラス皿 四  ¥50000~ 13×13×15 20世紀初頭

W-032 スタヴァンゲルフリント 花文鉢 六 ¥50000~  165×165×5 磁貫2 底トリアシ1 窯印 インゲル・ヴォーゲデザイン

W-035 マイセン ベーシックフラワープレート 六  ¥50000~ 18×18×2 窯印

W-038 バロア 油彩裸婦画額 ¥80,000~ 21×26 額44×49 カンバス Barraud,ClaudeEvelyne(1939-) フランス

W-033 KPM 花瓶

¥50,000~ 9×9×11 窯印 1953年頃 トゥルード・ペトリ型、 シャルロット・ルイーゼ・コッホ 装飾デザイン

W-036 デルフト薄瑠璃小瓶 ¥50,000~ 6×6×15 口辺小ソゲ

W-039 蓄音機 ¥70,000~  ラッパ52×52×50 台33×33×20

W-034 オールドノリタケ  山桜文花瓶 ¥50,000~  14×14×25 口辺ヒビ 底トリアシ M-NIPPONグリーン窯印 1911-1921年

W-037 ゼネシア窯 黒釉双耳瓶 ¥60,000~ 付識箱(杉) 95×85×23 大破接合補修 ソゲ 「南イタリア BC4世紀」箱識

W-040 オルガン ¥70,000~ 138×65×111  鍵盤象牙 Mason&Hamlin製 (AutomaticBellowsSell) 73鍵 ※下見会に持参しません。落札後の搬出も琵琶湖 HOUSEからとなります。詳細お問合せください。 Tel:075-254-8851

史料ほか

Z-001 松尾芭蕉 句断簡幅 ¥170000~ 付識箱(桐) 紙本  骨軸端 32×25 表具45×105 ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ

松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の 細道』等。門人多数。貞門・談林の句風を止揚し中世的美意識の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。

Z-002 松尾芭蕉・藤堂良長 連作俳句幅 ¥150000~  付時代溜塗識箱(杉) 所載本 紙本 唐木軸端 8×29  表具17×131 ヤケ 藤堂良長公(伊賀上野城主) Z-003 与謝蕪村 句稿幅 ¥120,000~ 付木箱(桐) 紙本  黒塗軸端(内一剝離) 33×23 表具47×103 ヤケ スレ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂津国東成 郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほ か。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。

Z-004 近松門左衛門 月雁画賛幅 ¥100,000 付識箱(桐) 所載コピー 紙本  牙軸端 27×60 表具29×142  ヤケ 薄シミ オレ 『展観入札売立会』(東京美術倶楽 部・昭和50年)所載 近松門左衛門は人形浄瑠璃・歌 舞伎狂言作者。元禄から享保にかけ て活躍。「曽根崎心中」などの名作 を世に送り出した。井原西鶴(浮世 草子)、松尾芭蕉(俳諧)とともに元 禄三大文豪と称される。

Z-005 月樵 肖像画賛三幅対 ¥60,000~ 付時代識箱(杉) 絹本 緑染骨軸端 33×69 表具39×95  シミ 直入・寿栄・宗休 黄泉無著賛

Z-007 貫名海屋 三行書三幅対 ¥50000~

付識箱(桐 破損) 紙本 唐木軸端 57×134 表具69×204  ヤケ オレ 表具虫穴 貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒者、書家、文人画家。幕末 三筆の一人。別号菘翁。徳島県の人。儒学を中井竹山に学び、京都に須静堂 塾を開く。長崎の日高鉄翁に文人画を学ぶ。名苞(しげる)。字君茂、子善。 通称政三郎、のちに省吾、泰次郎と改める。号に海仙、海客、海屋、海叟、摘 菘人、摘菘翁、菘翁ほか。別に方竹山人、須静主人、三緘主人などとも称し た。

Z-008 高島秋帆  二行書幅 ¥50,000~  紙本 唐木軸端 50×133  表具64×189 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、シミ、 オレ 高島秋帆(寛政十・1798 ~慶応二・1866)は江戸後 期の砲術家。我が国近代砲 術の祖。長崎町年寄、講武 所砲術師範役。高島流砲術 の創始者。諱茂敦、字舜臣、 通称四郎太夫、号秋帆。幕 府の軍事の近代化に寄与。

Z-006 秋水 利休肖像画幅 ¥50,000~

付識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 28×75 表具38×158 ヤケ シミ 「以薩摩探元図」画中  岡倉秋水か

Z-009 唐招提寺拓本幅 ¥100,000~ 紙本 雑木軸端 66×105  表具78×160 オレ 表具オレ Z

Z-011 中村不折 一行書幅 ¥150000~ 付識箱(桐) 絹本  唐木軸端 36×108 表具50×191 ヤケ シミ 中村不折(慶応二・1866~昭和十八・1943)は洋画家、書家。小山正太 郎、浅井忠に画を学び、明治三十四年(1901)渡仏して、ジャン=ポ- ル・ロ-ランスに師事。三十八年帰国し太平洋画会会員として活躍した 後、太平洋美術学校(太平洋画会研究所の後身)校長となった。書家とし ても有名で、六朝風の書法を学び、独特の個性的な書を書く傍ら、書道 に関する資料も収集し、東京根岸の自邸に書道博物館を設立した。

Z-012 日比野光鳳 和歌扇面幅 ¥150,000~ 付木箱(桐)  紙本 一閑塗軸端 47×21 表具68×139 日比野光鳳(昭和三・1928~令和五・2023)は書家。京都市出身。本名 尚。日比野五鳳に師事。

Z-013 二代中村蘭台 書幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 紙本  骨軸端 45×34 表具58×101 シミ 表具シミ 二世中村蘭台(明治二十五・1892~昭和四十四・1969)は、近代の篆刻 家。初世中村蘭台の次男。名は秋作。号ははじめ蘭石といったが、初世を 継いで蘭台とした。 初世の拓いた木印の技術を習得し優れた作品を遺し た。篆刻家としては初めて芸術院賞を受賞した。東京都の出身。

Z-014 宗康 置字貼交屏風 本間 二曲 一隻 ¥80000~ 紙本 55×133 屏風158×166 ヤケ シミ スレ  屏風ヤケ、シミ、 スレ

Z-015 比田井天来 二行書貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥150,000  紙本 53×139 屏風346×174 シミ 背面損傷

比田井天来(明治五・1872~昭和十四・1939)は書道家。長野県生まれ。明治三 十年上京し、日下部鳴鶴に師事。古典の研究を元に俯仰法等の技術を解明する。門 下に上田桑鳩ら現代書に指導的役割を担った作家を輩出している。昭和十二年帝 室芸術院会員に就任。

Z-016 金澤翔子 書額 ¥100000~ 紙本 35×103  額48×123 額カケ 金澤翔子(昭和六十・1985~)書家。 母も同じく書家の金澤泰子。

Z-017 細川護熙 四行書額 ¥80,000~ 紙本  60×86 額85×114 シミ 「丁丑(1997)」書中 細川護熙(昭和十三・1938~)は肥後熊本藩主細川家の 第十八代当主。上智大学卒。朝日新聞社に入社し、後に政 界入りした。第七十九代内閣総理大臣。政界引退後は工房 と茶室「不東庵」を建て、主に茶人、陶芸家として活動。

Z-018 高浜虚子 俳句双幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 33×135 表具47×203 シミ オレ 高浜虚子(明治七・1874~昭和三十四・1959) は愛媛県生まれの俳人、小説家。本名は清。正岡 子規に師事。「ホトトギス」を主宰。客観写生、 「花鳥諷詠」論を説いた。句集『五百句』、小説 『俳諧師』など。文化勲章受章。

Z-020 十返舎一九 酒宴画賛風炉先屏風 ¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本 160×44 屏風172×57 ヤケ 大シミ スレ 穴 十返舎一九(明和二・1765~天保二・1831)は戯作家。駿府生。本名は重田貞一、別名は駿河屋藤兵衛、近松与七、別に酔斎などと号した。初め小田切土 佐守に仕えたが、致仕し義太夫作者となった。のち江戸の蔦屋重三郎の食客となり、戯作の道に入る。代表作は滑稽本の『東海道中膝栗毛』。十返舎一九と 名乗る人物は複数いる。

Z-022 河合曾良 扇面額 ¥50000~ 紙本 47×16 額62×33 ヤケ スレ

Z-023 夏目漱石 二字書額 ¥50,000~ 紙本 63×31 額92×41 夏目漱石(慶応三・1867~大正五・1916)は、小説家、英文学者。東京朝日新聞社に専属作家とし て迎えられ、近代日本の知識人の自我をめぐる葛藤を描いた作品を著す。正岡子規とまじわり、俳 句や漢詩にしたしむ。代表作に『坊ちゃん』『草枕』など。

Z-021 会津八一

木彫四字扁額 ¥50,000~ 51×185

会津八一(明治十四・1881~昭和三十 1956)は新潟生まれの美術史家、歌人、 書家。号渾斎、秋艸道人。明治三十九年 (1906)早稲田大学文学部卒業後、坪内逍 遥に師事。中学校教師等を歴任後、昭和六 年(1931)早稲田大学教授として東洋美術 史を講義。昭和二十年(1945)戦災に遭い 郷里に帰る。浪漫的な和歌を残し、書は清 冽な風で知られた。

Z-024 清水比庵 四行書幅 ¥50000~ 紙本 P軸端 60×130 表具74×193  ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ 「八十五」書中 清水比庵(明治十六・1883~昭和五十・1975) は歌人、書画家。昭和二年短歌誌『ニ荒』創刊、主 宰。昭和五~十四年日光町長。日光市名誉市民。

Z-025 茂丸鳩石 倣山水萬里景観画巻物 ¥150,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 751×27 表具811×36 ヤケ シミ オレ 一雨荘

Z-026 小笠原流文書 一口 ¥50,000~  紙本 98×21ほか ヤケ 虫穴

Z-027 西川春洞 書簡貼交巻物 ¥50,000~ 紙本 ガラス軸端 82×18ほか 表具481×30 シミ オレ 表具オレ、シミ  野田英三宛 西川春洞(弘化四・1847~大正四・1915)は書 家。名元譲、字子謙、号春洞ほか。各体に秀で、 明治漢書界において日下部鳴鶴と並ぶ門人を育 てた。

Z-029 漁絵 未装 七 ¥50,000~ 木綿地 裏打 45×35 落款不読 鯖釣舟(夜釣)、若狭鰈網、予州 大洲石伏(鮴)、鮪冬網、鰆流網、鰤立網、伊勢鮑

Z-028 『奥州仙台女仇討 次第』綴本 ¥50,000~ 17×24 大ヤケ シミ

Z-030 小形切手帖 二 ¥50,000~  付時代箱(桐) 帖65×95ほか  外国、日本各一

Z-031 手描絵葉書帖 ¥50,000~ 帖13×20×3

Z-033 消防龍吐水 ¥50,000  総長97(収納状態) 「美作津山龍吐水師 竹内勇製」焼印

Z-034 櫂 ¥50,000~ 総長142

Z-036 切支丹高札 ¥50000~ 104×41 ワレ補修 「享保七壬寅(1722)霜月」書中

Z-038 石膏神将頭部 ¥50000~  付溜塗箱(杉) 20×27 「中村画室倶楽部(中村彝)所蔵」貼札識

Z-039 酒器セット ¥50000~ 木地半月盆33×32×3ほか 鉄桐地文四方銚子(素銅菊流水蓋 唐草 銀象嵌把手) 上出喜山酒盃(付共箱・桐)

Z-035 鯨鈷 ¥60,000~ 総長84

Z-037 芳由 釣瓶形煎茶揃 ¥50000~  付通園絵馬(款記未詳) 湯呑7×7×5ほか  全点キズ 「芳由造」底銘

Z-040 『大正名器鑑』九巻全十冊揃  ¥50000~ 23×305 昭和50-51年発行

Z-041 唐木彫手長足長 ¥200,000~ 付合箱(桐) 像高18 玉眼

Z-043 長嶋茂雄 一字書幅 ¥120,000~ 紙本 P軸端  61×60 表具71×149 シミ オレ

Z-042 網代郵便挟箱 ¥100,000~ 42×22×34 金具一欠

Z-044 アイヌ首飾 ¥150,000~ 総長34 タマサイ

Z-046 鄭嘉訓 一行書幅 ¥250,000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×117 表具30×195 ヤケ 鄭嘉訓(明和四・1767~天保三・1832)は近世琉球を代表する書家。呼名は古波蔵親方。 号泰橋・松崎山人。清国に遊学す。

Z-047 表裏琉球漆絵四曲衝立 ¥100,000~ 198×89 剝離 スレ

Z-048 尚賢 春蘭画幅 ¥50000~ 紙本 雑木軸端 26×96  表具35×170 シミ オレ

Z-049 毛廷柱 二字書 未装 仮巻  ¥50000~ 紙本 29×59 シミ オレ 虫穴 ヤブレ 毛廷柱(1745~1801)は琉球の儀衛正

Z-050 琉球沈金二段重 一対 ¥300,000~ 36×36×45 小アタリ 内黒

Z-051 琉球青貝四方杯 五 ¥150000~ 付木箱(桐) 55×55×4

Z-052 籃胎朱漆花鳥絵大盆 ¥100000~  付識箱(杉 蓋ワレ) 47×46×55 剥離 補彩 「四房記序明」背面朱識

Z-054 琉球箔絵長丸盆 ¥50000~  付木箱(桐) 23×18×3 女人と犬

Z-057 琉球花鳥漆絵隅丸大盆 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 48×48×25  スレ ソゲ 共色補修

Z-060 琉球神厨子 ¥76000~  31×26×43

Z-055 琉球朱塗八角酒次 ¥50000~  26×23×28 内唐物錫酒入(ヘコミ)

Z-058 琉球青貝平卓 ¥50,000~  56×36×15 カケ 剝離 ソゲ

Z-061 琉球沈金鷹虎文花入 ¥50000~ 165×165×31 飾耳欠失  胴部木胎 口辺部竹

Z-056 琉球箔絵三脚卓 ¥50000~  付木箱(桐) 28×25×32 ソゲ アタリ

Z-059 琉球硯屏 ¥50,000~ 46×13×47  キレ 塗補修 剥離

Z-062 琉球焼締三耳壺 ¥50000~  36×36×32 大ヒビ

Z-063 菱川師宣 肉筆秘画巻物 ¥300,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 364×30 表具434×30 菱川師宣(元和四・1618~元禄七・1694)は浮世絵師、安房(千葉県)平群郡生まれ、名吉兵衛、号友竹。挿絵本の分野に登場、その数百五十種以上と言 われる。また版本から絵を独立させて浮世絵版画の創始者と伝えられる。諸画風を摂取、独自の美人風俗画様式を確立。代表作「見返り美人図」「吉原の 躰」ほか。

Z-064 肉筆秘画帖 ¥85,000~ 付木箱(桐) 絹本 21×18 帖245×23 薄ヤケ 薄シミ 十二図

Z-065 肉筆秘画 未装 ¥85,000~ 付合箱(杉) 紙本  324×35 大アレ 十二図

Z-067 雅信 肉筆秘画巻物 ¥75000~ 付時代識箱(杉)  紙本 牙軸端 529×28 表具564×28 ヤケ シミ スレ オレ  穴虫喰補修 十二図

Z-069 肉筆秘画巻物 ¥50000~  付合箱(桐) 絹本 唐木軸端 262×20  表具292×24 薄ヤケ 薄シミ 十二図

Z-068 婦国強兵画巻物 ¥55000~ 付木箱(杉) 絹本  牙軸端 307×21 表具363×25 薄ヤケ  淫水亭開好(歌川国盛)

Z-070 肉筆秘画帖 二 ¥50000~ 絹本 32×25 帖40×31ほか ヤケ シミ 十図

Z-071 肉筆秘画帖 ¥50000~ 絹本  30×27 帖34×31 ヤケ シミ 十二図

Z-072 秘画 四 ¥85,000~ 巻物:絹本 錦包軸端 21×19 表具326×24ほか 帳三点:紙本

Z-073 秘画 一口 ¥50,000~  巻物:紙本 黒塗軸端 25×17 表具438×23ほか 版本帳 絹本肉筆未装12 シミ スレ

備後某家 売立

Z-074 雲龍彫水鉢 ¥100000~ 45×44×54 ※下見会へは持参いたしません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。 詳細お問合せください。Tel:075-254-8851

Z-076 銅火舎香炉 ¥50000~ 付台 455×455×18

Z-077 帳場箪笥 ¥40000~ 76×42×52

Z-078 茶席円座 五 ¥30000~ 35×35×3

Z-079 龍虎透欄間 二 ¥30,000~  虎総長75 龍総長81 虎左眼欠失

Z-075 唐木四方高卓 ¥50,000~ 45×45×775

Z-080 李朝小形バンダヂ ¥30,000~ 49×27×21 大虫喰補修

Z-082 紅葉双鹿蒔絵硯箱 ¥70,000~  付識箱(桐) 水滴 硯石 215×25×5 蓋裏梨子地秋草

Z-085 漆絵隅切台膳 ¥30,000~ 61×42×15

Z-087 籐編手提茶籠 ¥50000~ 24×15×24  内麻布貼

Z-090 遼黄釉皮袋形瓶 ¥50,000~  11×105×27 口辺小ソゲ

Z-083 紫檀埋木細工盆 ¥50,000~  付識箱(杉) 385×61×35  側木牙埋細工

Z-084 唐物籃胎細工手提段箱 ¥50000~ 31×21×35

Z-086 家紋花唐草蒔絵台卓 ¥30,000~ 54×36×11

Z-088 仙人染付手焙 ¥30000~ 18×18×20

Z-091 漢緑釉狩猟浮文壺 ¥50,000~  29×29×36

Z-089 茶杓 三 ¥30,000~  総長182ほか 象牙1 古材2(桐箱2・内1錦帯橋古材

Z-092 新羅高脚壺 ¥30,000~  15×15×22

Z-093 染付雪竹鶏文尺皿 ¥30000~  29×29×45 裏白

Z-096 染付深鉢 ¥30,000~  26×26×105

Z-094 呉須鉢 ¥30000~ 29×285×6 磁貫 ヒビ

Z-097 白磁菊花形小鉢 五 ¥30,000 14×14×5

Z-099 山水染付分銅形皿 五 ¥30,000~ 14×115×3 灰降

Z-101 平戸鮑形鉢 ¥30000~ 23×19×9

Z-095 牡丹唐草文蓋物 ¥30000~  25×25×15 蓋裏ソゲ

Z-098 捻染付食器 一口 ¥30,000~  蓋碗11×11×8ほか 蓋付飯碗5 小盃5  向付大小5(大2 小3)

Z-100 蛸唐草窓絵鉢 五 ¥30,000~  15×15×5 伊万里

Z-102 鉄板目地文太鼓形銚子 一対 ¥50000~ 付黒漆親子鶏蒔絵蓋 18×14×18  銀象嵌把手

Z-103 扇子蒔絵銚子 一対 ¥35,000~ 19×15×17

中国 美術

CN-002 西蔵銅鍍金抱合佛 ¥300,000~ 像高17 総高21

CN-004 銅造観音二従者像 ¥100,000~ 総高18

CN-003 青銅佛舎利塔 ¥150,000~ 19×19×48

CN-005 木彫彩色合掌菩薩立像 ¥120,000~ 像高96  スレ 剥落 補修 玉眼

CN-007 石造如来頭部 ¥100,000~ 付木製飾台 像高23

CN-009 木彫羅漢 ¥100000~ 付台坐 像高19 総高22 杖先カケ

CN-011 黄銅釈迦如来坐像 ¥50000~ 像高32

CN-008 銅塗金菩薩坐像 ¥90,000~ 像高18

CN-010 唐木羅漢 ¥90000~ 像高61 CN-012 徳化窯観音坐像 ¥50000~

CN-013 木彫龍乗観音立像 ¥50000~ 総高26 ヒビ 左手先欠損

CN-014 銅博山炉 ¥130,000~ 75×75×15

CN-015 銅八稜鏡 ¥100,000~ 付識箱(桐) 155×155×05

CN-016 円柱柄銅剣 ¥100,000~ 総長52 銘文 剣先接合か

CN-017 銅龍文象嵌剣 ¥80,000~ 付木箱(杉) 総長54

CN-019 青銅方鼎 ¥100,000~  付木箱(桐) 12×12×20

CN-018 漢銅双耳壺 ¥80,000~ 付唐木台  23×21×32

CN-020 青銅鬲 ¥50,000~ 19×19×26

CN-021 銅鍍金臥霊獣 ¥50,000~  95×7×45

CN-023 遼緑釉瓶 ¥150000~ 付木箱(桐) 125×125×31 剥離補彩  口辺小剥離

CN-024

漢緑釉井戸俑

¥80,000~ 付木箱(桐) 20×20×40  接合補修

CN-025 漢緑釉浮文壺 ¥50000~  付識箱(桐) 13×13×19 小ソゲ

CN-026 アンダーソン双耳壺 ¥80000~  付合箱(杉) 38×33×36

CN-027 アンダーソン双耳壺 ¥80,000~ 44×40×45 口辺カケ

CN-028 小形玉琮 ¥100000~ 付唐木飾台 6×55×35 カケ

CN-030 玉剛卯 六 ¥60000~  12×12×25ほか

CN-029 玉明器 十一 ¥100000~ 付唐木合箱 15×15×3ほか

CN-031 小形玉俑 三 ¥60000~  虎45×2×15ほか

CN-032 玉飾 三 ¥50000~ 5×3×04ほか CN-033 小形玉琮 ¥50,000~  35×35×65

CN-037 白玉印 ¥200000~ 5×5×4

CN-039 羅漢鈕印 ¥180000~  付合箱(杉) 7×45×85

CN-038 梅舒適 印 三 ¥200000~ 25×25×5ほか

CN-040 寿山獅子鈕印 ¥160000~ 65×3×4  金 道士彫

CN-041 銅鍍金獅子鎮子 ¥200000~ 付木箱(桐) 45×7×7

CN-043 伝陳師會 獅子鈕印 ¥50000~ 付木箱(桐) 唐木台 3×3×125 「白日當天三月半萬人如海一身蔵 蘇堪仁兄雅正仁先贈 民國九年槐堂刻」 「盡中自有黄金屋」印文

CN-042 黄易 四方印 ¥100000~ 付資料 3×3×35

「乙未五月 過桐華館訪楚生不値 留此請正 用訂石交 杭人黄易」 「茶熟香温且自看」印文 黄易(乾隆九・1744~嘉慶七・1802)は字大易、大業、号小松、秋 、 別号秋景庵主、散花灘人、蓮宗弟子、銭塘(浙江省杭州)の人。篆刻の師 である丁敬とともに西冷八家の一人に数えられる。丁敬(康煕三十四・ 1695~乾隆三十・1765)を頂点とする浙派印人の一派は、西冷印人と称 して「西冷四家」「西冷八家」と称した。

CN-044 董洵 獅子鈕印 ¥50,000~  付溜塗箱(貼札) 布貼飾台 53×53×45

CN-045 寿山石印材 ¥50,000~  45×3×5

CN-047 獅子鈕印材ほか 四 ¥80,000~ 付合箱(桐) 印5×45×15ほか 印3

CN-049 唐木筆架 二 ¥50,000~ 12×4×3ほか

CN-051 端渓壺硯 ¥70,000~ 付唐木ケース 32×22×3  カケ接合補修

CN-053 端渓硯 ¥50,000~ 26×19×6

CN-048 翠玉駱駝筆架 ¥50,000~ 付識箱(桐) 6×2×3

CN-050 端渓太史硯 ¥50,000~ 付唐木ケース 19×14×6

CN-052 端渓硯 ¥70,000~ 付唐木ケース 32×34×4 ヒビ

CN-054 端渓硯 ¥50,000~ 付唐木ケース 30×20×25

CN-055

唐物青貝八角食籠

¥450000~ 付時代箱(杉) 23×23×17 隅キレ補修 内朱 琉球か

CN-056 松寿堂 青貝楼閣山水文卓 ¥250,000~ 付共箱(杉) 63×42×25

CN-057 唐物箔絵小盆 五 ¥130,000~  付時代合箱(桐) 115×115×15 小ヒビ ウキ

CN-059 青貝布袋文香合 ¥100000~ 付識箱(桐) 65×65×2 スレ 断文 内黒

CN-061 海松茄子置物 二 ¥60,000~ 3×3×175 5×5×13

CN-060 木彫琴棋書画文如意 ¥80000~  付時代箱(桐 蓋欠) 総長34 極小ソゲ

CN-062 青貝家鴨 ¥50,000~  付木箱(桐) 115×6×9 嘴、蹼足象牙

CN-064 龍眼木臥蝦蟇仙人 ¥50,000~  付朱塗箱(杉 貼札) 33×14×14 ヒビ 指欠損

CN-063 玉装唐木硯屏 ¥50,000~  付木箱(桐) 10×4×11

CN-065 竹根彫羅漢 ¥80,000~ 像高135 ヒビ

CN-066 白檀 ¥50,000~  直径10 総長36

CN-067 赤漆倶利文瓶 ¥100000~ 付木箱(桐 貼札) 唐木台 8×8×10 「大清乾隆年製」刻銘

CN-069 松下高士

彫文香筒 ¥100000~ 付木箱(桐)  総長34

CN-068 青貝棚 ¥98,000~ 119×39×114  ソゲ ワレ 補彩 接合補修

CN-070 石井磨哲 香筒 ¥50000~ 付識箱(桐) 総長29 在銘 象牙栓 螺子二部式

CN-071 倶利彫花台 ¥50,000~  付識箱(杉) 32×32×42

CN-072 唐物朱茶棚 ¥50,000~ 付識箱(杉・蓋桐 貼札) 31×25×47  足元脆弱 州浜形

CN-074 英石 ¥250,000~ 付識箱(桐 貼札) 雲谷彫唐木台 9×4×275 銘「武陵源」

CN-075 平安永寿斎 霰銀瓶 ¥200000~ 付共箱(桐) 17×14×22 底純銀刻印

CN-076 銅霊獣飾三脚水次 ¥150000~ 付識箱(桐) 18×12×16

CN-077 青玉杖頭 ¥100,000~ 付飾台 総長21

CN-079 龍文堂 松枝地文鉄瓶 ¥70000~ 付龍文堂刻銘銅蓋 19×17×21 龍文堂は京都の鋳造家。

CN-078 中国古銭 一口 ¥60000~ 大清銅幣27×27ほか 紹熙元宝5 皇宗元宝6 嘉定通宝14  淳祐元宝12 嘉熙通宝4 咸淳元宝8 紹定通宝6 淳熙元宝12 開禧通宝3 景定元宝5 嘉泰通宝1 嘉定通宝1 端平元宝1 慶元通宝1 穴銭143 絵銭1  布銭1 大清銅幣2

CN-080 秋草雁銀象嵌鉄瓶 ¥50000~ 付銅蓋 18×175×20 不読鋳印

CN-082 唐木茶托五 墨床二 ¥50000~ 付合箱(桐)  茶托9×9×09ほか

CN-081 銅獣耳四方花入 ¥80000~  13×85×24

CN-083 急須 三 ¥50000~ 付合箱(桐) 布箱2 115×75×7ほか 在銘朱泥(玉珍斎、孟臣)ほか

CN-085 顧景舟 宜興朱泥急須 ¥300,000~ 17×11×9 「顧景洲」印銘

CN-087 朱泥急須 二 ¥50000~ 付木箱(桐)二 105×75×8ほか 蓋裏ソゲ 「乂記」「茗記」印銘

CN-089 墨縁斎意堂 朱泥急須 ¥50,000~ 付木箱(桐) 10×7×7

底印銘 「景記」把手銘

CN-086 咸晴 宜興白泥竹根形急須 ¥160,000~  16×9×13 咸仲英詩文彫

CN-088 朱泥急須 二 ¥50000~ 付木箱(桐)二 105×75×5ほか 印銘

CN-090 墨縁斎意堂 朱泥急須 ¥50,000~ 14×9×75 印銘

CN-091 友蘭 宜興色絵朱泥急須 ¥50,000~ 付木箱(桐) 18×10×11

蓋裏ソゲ 印銘

CN-092 徳化窯煎茶碗 五 ¥100,000~ 付合箱(桐) 5×5×45

CN-094 徳化窯面取煎茶碗 五 ¥100,000~ 7×65×45

CN-096 粉彩煎茶碗 五 ¥50,000~ 65×65×5

CN-093 徳化窯彫字煎茶碗 五 ¥100,000~ 付識箱(桐) 55×55×4

CN-095 粉彩急須 ¥50,000~ 17×13×12

CN-097 磁胎三彩煎茶碗 五 ¥50,000~ 7×7×5

CN-101 萬暦染付龍鳳文蓋物

CN-102 祥瑞針木鉢

CN-104 青磁鎬文茶碗 ¥200000~ 付木箱(桐 貼札) 紫仕覆 16×16×65 口辺金補修

CN-105 建盞天目茶碗 一双 ¥160000~ 10×10×45 磁貫

CN-106 南京祥瑞捻文鉢 ¥150000~ 付識箱(桐) 22×22×85 ワレ金補修

CN-107 粉彩色替碗 五 ¥250000~ 付時代合箱(杉) 14×14×6 ヒビ2 「大清乾隆年製」染付印銘

CN-108 青磁三脚香炉 ¥200000~ 付溜塗合箱(杉) 19×19×155

CN-110 鉄絵草花文甕 ¥80,000~  46×46×63 スレ カケ

CN-109 徳化窯獅子耳香炉 ¥100000~

付珊瑚鈕唐木蓋 唐木飾台 105×9×4

CN-111 黒釉地花鳥文花瓶 ¥50,000 15×16×51 「大清康煕年製」染付銘

CN-112 河南天目花入 ¥50,000  付時代識箱(桐 貼札) 95×95×23  スレ 共色補修

CN-114 龍泉窯青磁輪線刻香炉 ¥70000~

付木箱(桐) 木蓋 6×55×6 磁貫

CN-116 南京染付花籠文香合 ¥70000~ 付識箱(桐) 7×7×25

CN-119 南京染付龍文輪花皿 ¥50,000~ 付合箱(桐) 29×29×5 トリアシ  窯キレ補修

CN-115 青白磁輪花小鉢 ¥50000~ 付時代箱(杉) 17×17×75 磁貫

CN-117 南京染付獅子文六角香合 ¥70000~ 付木箱(桐 貼札) 65×5×3 「大清乾隆年製」銘

CN-120 南京染付唐子遊文皿 ¥60,000~ 付合箱(桐) 195×195×3

CN-118 海鼠釉水注 ¥50000~  22×15×10 「葛明祥造」陽刻印

CN-121 漳州赤絵鉢 ¥50,000~  付木箱(桐) 315×315×7 ヒビ補修 磁貫  呉須赤絵

CN-122 西方無量徳佛画幅

¥350,000~ 付識箱(杉) 絹本 朱塗軸端 44×118 表具62×199 ヤケ オレ キレ

CN-123 葡萄栗鼠画幅 ¥200000~ 付時代溜塗識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 28×44 表具31×121 ヤケ オレ キレ 穴  表具大アレ 落款不読

CN-124 明画寒山拾得幅 ¥180,000~ 付合箱(桐) 絹本  牙軸端 63×98 表具76×182 ヤケ スレ オレ キレ

CN-126 馬元欽 親子虎画幅 ¥100000~ 付時代識箱(杉)

絹本 唐木軸端 71×46 表具82×136 ヤケ シミ 表具穴 馬元欽〔清〕は字典欽、号三峯。山水画や白描の人物画で一家をなした。

CN-128 呉照 芦雁画賛双幅 ¥100,000~ 紙本  雑木軸端 35×97 表具48×172 ヤケ シミ オレ  虫穴 表具大アレ 政權賛

CN-127 鄭板橋 朱竹画賛幅 ¥100000~ 付木箱(桐)

絹本 黒塗軸端 41×60 表具45×148 ヤケ 鄭板橋は鄭燮(康煕三十二・1693~乾隆三十・1765)の号。清中期の 画家、揚州八怪のひとり。字克柔、号板橋。江蘇省興化の人。乾隆元 (1736)の進士。官吏であったが、乾隆十七年(1752)退官。書は奇古体 を、画は墨蘭・墨竹をよくした。

CN-129 唐絵帝鑑図三幅対 ¥80,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端(内一欠) 48×113 表具61×204 ヤケ シミ スレ オレ 虫穴  表具大アレ

CN-130 狩野探幽 三教画賛幅 ¥350,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 92×48 表具110×152 ヤケ シミ 隠元隆琦賛 画:狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674) 賛:隠元隆琦(萬暦二十・1592~寛文十三・1673)

CN-132 独湛性瑩 一行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 27×129 表具33×201 ヤケ 薄シミ 独湛性瑩(崇禎元・1628~宝永三・1706)は明 国福建省興化出身の臨済宗の僧。俗姓陳氏。承応 三年(1654)隠元隆琦に従って来日。遠州に初山 宝林寺を造営、隠元を開山とし、独湛が初代住持 となった。黄檗山万福寺四代住持。禅のみならず 浄の兼修を実践して「念仏独湛」と称された。

CN-133 鄭孝胥 四行書幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 37×120  表具50×188 シミ オレ 鄭孝胥(1860~1938)は字太夷、号蘇龕・海蔵 楼主人・蘇勘・蘇堪。明治二十四年(1891)に駐 日大使館書記官、翌年神戸・大阪総領事となる。 帰国後、光緒二十三年(1897)には安徽按察使と 広東按察使をつとめた。また北京に入ってから は鉄道国有策を建議、京漢鉄路南段総辮、湖南布 政使などを歴任。福建省閩県の人。

CN-131 隼人 福禄寿画賛幅 ¥60,000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 40×100 表具48×178 ヤケ シミ 穴  即非如一賛 賛:即非如一(明・万暦四十四・1616~寛文十 1671)は黄檗宗の禅僧。即非は字、俗称林氏。

CN-134 金憲立 二行書幅 ¥50000~ 紙本 唐木軸端(一欠) 34×138  表具44×193 シミ オレ 表具オレ、虫穴 金憲立は愛新覚羅粛親王の第十四男。川島芳子 の兄にあたる。

CN-137 和合神画幅 ¥50,000~ 紙本  唐木軸端 58×118 表具73×190 シミ  スレ オレ 穴

CN-139 方  芭蕉画賛幅

¥80000~ 付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 47×177 表具60×219 シミ

CN-140 方  陶淵明採菊画幅

¥80000~ 付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 48×175 表具60×222 シミ

CN-136 高士遊興画幅 ¥80,000~  付合箱(桐) 絹本 牙軸端 53×115  表具65×199 ヤケ シミ スレ オレ キレ  表具大アレ 方 は清朝後期の文人。字子易、安徽省桐城の人。桐城派の文人・方苞から数えて七代目の子孫で、詩書画を能くした。

CN-138 虎画幅 ¥50,000~ 紙本  雑木軸端 57×117 表具68×191 シミ オレ  穴 表具オレ、ヤケ、シミ 画人未詳

CN-141 方  秋塘野趣画幅

¥80000~ 付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 47×177 表具60×220 シミ

CN-142 呉昌碩 三行書

未装 ¥200000~ 紙本 34×135  小ヤブレ シミ 呉昌碩(道光二十四・1844~民国十六・1927)は清末の画家。浙江省安吉の人。 初名俊卿、字倉石、昌碩、号缶廬、苦鉄ほか。書画、篆刻ともによくした。四十代ま では刻印により生活、画は花卉画を得意とした。

CN-143 張大千 水仙画賛幅 ¥300,000~ 付木箱(桐) 絹本  黒塗軸端(剝離) 40×31 表具45×109 ヤケ オレ  表具オレ、虫穴、ヤケ、スレ、シミ 張大千(1899~1983)は現代中国の画家。名爰、号大千、斎号大風堂。四川省内江県の 人。李瑞清らに師事。1941~43年敦煌の壁画を模写。日本・ブラジル・アメリカに仮寓 後、晩年は台湾に移住。伝統的文人画に表現主義的な筆致を加え、独自の画風を確立。

CN-144 劉銘義 五言絶句幅 ¥350000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端  58×37 表具71×154 良寛詩 劉銘義(1960~)は北京出身の書畫家。京都精華大学大学院美術研究科(日本画)修了。 1996年「創画展」に入選、翌年には「京展」で紅賞。2000年「京都日本画家協会新鋭選抜 展」では『民家』が同協会賞を受賞、京都文化博物館に収蔵される。2021年には同博物館 にて個展「劉銘義書画展」が開催された。

CN-146 啓功 書 未装 ¥100000~ 紙本 46×88

啓功は民国元年(1912)に生まれ、長く北京師範大学にて詩書画を教 授した。号を堅浄翁。書道界の重鎮、中国書法家協会名誉理事。

CN-147 韋江凡 風俗画幅 ¥100000~ 紙本 雑木軸端  69×137 表具83×214 オレ 表具オレ 韋江凡は現代の画家。陝西省澄城県の人で、徐悲鴻の弟子。

CN-148 唐美人民画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥150000~ 紙本 46×62 屏風340×157 スレ シミ

CN-149 孫菊生 双猫画幅 ¥100000~ 付木箱(桐) 紙本 陶磁軸端 33×135  表具44×191 シミ オレ 表具オレ 孫菊生(1913~2018)は北京の画家。字は暁湖、浙江省余姚市の生まれ。特に猫の絵を能く し、「猫王」とも称される。

CN-150 潘聯桂 水墨山水画幅 ¥70000~ 絹本 錦包軸端  36×31 表具44×98 ヤケ シミ 表具ヨゴレ 潘聯桂は清朝末期の画人、現在の河北省出身。

CN-151 裁縫美人画額 ¥50,000~ 紙本 131×65 額169×87 楊紡青

CN-152 水墨画巻物 ¥50000~ 紙本 錦包軸端 165×75 表具224×82 ヤケ シミ オレ

朝鮮美術

KR-001 申師任堂 藻魚画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐)  紙本 牙軸端 36×54 表具54×115 薄シミ スレ 穴 「思妊堂」款記 申師任堂(1504~1551)は李氏朝鮮期の女流書画人。江陵出身。号に師 妊堂、思妊堂など。詩文絵画を能くし、また儒教孝心高く良妻賢母の鑑と して尊崇される。

KR-002 孫子昌 画幅 ¥100,000~ 絹本 骨軸端 32×45 表具49×164 ヤケ シミ スレ 表具ヤケ、シミ、オレ、虫穴 画人未詳

KR-003 英一蜂 南柯夢画幅 ¥300,000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 69×40 表具83×127 ヤケ スレ 英一蜂(元禄四・1691~宝暦十・1760)は英一蝶の門人。江戸の人。別号一嶂、春窓翁、春窓斎。作品に『画本図編』、小川破笠との合作で手掛けた初代 市川団十郎二十七回忌追善句集『父の恩』をのこす。

KR-004 陳玄和 松下虎画幅 ¥200000~  付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 60×123 表具77×217  ヤケ スレ オレ 虫穴 表具大アレ 画人未詳

KR-005 金正喜 蘭画賛幅 ¥190,000~ 紙本 P軸端 33×103  表具45×169 大シミ ウキ オレ 金正喜(1786~1856)は李朝の官吏、書 家。慶州生。字元春、号秋史、阮堂、礼堂等 ほか。書画を能くし、蘭竹、山水、仏画な どを描き、特に蘭に巧みであった。また聖 書と仰がれる。

KR-006 安中植 高官祈念画幅 ¥120000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 33×119  表具47×200 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、オレ 安中植(1861 1919)は李朝末期の 画家、号を心田、晩年は不不翁とした。 若くして中国天津に官費生として留 学、のちに書画美術会で後進の育成 に力を注いだ。晩年には書画協会を 設立し会長をつとめた。

KR-008 大院君 蘭画賛双幅 ¥600000~  付二重箱(内識桐) 絹本  唐木軸端 32×101 表具46×192 シミ オレ 李是応(1820-1898)は李 氏朝鮮英祖の玄孫、南延君 球の四男。高宗の父。全州の 人。字は時白、号は石坡。海 東居士・老石という大院君 (正一位)に叙せられ、幼少 の王を摂政して国政を担っ た。李朝末期に政治家とし て手腕を振るう傍ら墨蘭の 名手として世に聞こえた。 画風は李朝南宗画の新境地 を開いた金正喜(1786-1856) の影響を強く受けていたが、 後に独自の画境を開き、閔 泳翊と双璧をなす存在と なった。

KR-009 宋秉畯 三行書幅 ¥60,000~  付時代識箱(杉) 絖本 骨軸端 43×139  表具56×216 シミ 表具シミ、ウキ 「癸亥(1923)仲夏」書中 宋秉畯(1857~1925)は韓国の政治家。親日団体 を組織し、日韓併合に協力。

KR-010 雨中虎画幅 ¥50,000~  紙本 雑木軸端 515×100 表具61×165  ヤケ シミ オレ

KR-012 李朝青貝長机 ¥240,000~ 121×45×32 剥離 ヒビ

KR-011 松下双鹿画額 ¥50,000~ 紙本  33×54 額58×76 ヤケ シミ スレ 穴

KR-013 李朝四方突起大石鍋 ¥200,000~ 41×41×30

KR-015 李朝鉄砂蘭文筒瓶 ¥500000~ 付識箱(桐) 115×115×19 磁貫

KR-016 李朝白磁水注 ¥250000~ 付木箱(杉) 155×10×95 磁貫

KR-017 李朝染付瓶 ¥500,000~  付木箱(桐) 16×16×32 磁貫

口辺金補修

KR-018 高麗青磁象嵌花入 ¥400000~ 付溜塗箱(桐) 16×16×29

口辺金補修 窯キレ補修

KR-020 高麗青磁牡丹文鉢 ¥250000~ 付識箱(桐) 19×18×75

KR-022 三島茶碗 ¥150,000~ 付二重箱(内識桐) 165×165×75 ヒビ カケ 口縁金補修

KR-021 絵高麗梅瓶 ¥200000~ 付時代箱(桐) 14×14×26  口辺金補修

KR-023 刷毛滲盃 ¥100,000~ 付木箱(桐) 10×10×5  ヒビ金補修

KR-024 李朝染付壺 ¥150000~ 付木箱(桐) 15×15×16 ヒビ ソゲ

KR-025 李朝染付壺 ¥100000~ 付識箱(桐) 14×14×13 ヒビ 縁金補修 トリアシ

KR-026 李朝染付瓢形小瓶 ¥120,000~ 付木箱(桐) 6×6×75 金補修

KR-027 李朝白磁香炉 ¥120,000~ 付木箱(桐) 14×13×19  磁貫 ヒビ ソゲ

KR-029 李朝染付竹鶴文花入 ¥80000~ 付木箱(桐) 16×16×27

磁貫 金補修

KR-030 李朝飴釉徳利 ¥70000~  付木箱(桐) 12×12×16 口辺補修

KR-032 李朝隅切小形ソバン ¥50000~ 33×30×15  ソゲ 虫喰 隅キレ 裏面に白文方印面を朱描する

KR-034 枇杷小禽画額 ¥50000~ 紙本 95×41 額115×62 1988年 画人未詳

KR-031 三島鉢 ¥50000~ 付木箱(桐) 19×19×8 ヒビ 高台、口縁補修

KR-033 李朝青貝机 ¥50000~ 74×74×36 隅キレ

KR-035 木彫臥豚 ¥50000~ 36×78×19 虫喰 二部式

KR-036 李朝木彫鳥 ¥100,000~ 25×7×20 二部式 デコイ

KR-038 摺絵朝鮮毛綴 ¥100,000~ 144×193 ヤケ シミ  大穴

KR-037 李朝ソバン ¥100,000~ 35×26×22 虫喰

KR-039 李朝斜格子扉 一対 ¥100,000~ 58×133×5

入札する    オークションご利用ガイド

はじめての方でも安心してご参加いただけるシステムです。海外からの入札にも対応いたします。

下見会

1)カタログ発行

結果発表 お支払い お引渡し

カタログがお手元に届きますと、オークション開始です。下見会までの期間でも入札することが出来ます。

2)下見会

・カタログに掲載された作品すべてを展示いたします。すべての作品に多少の経年損傷がございますので、作品のコ ンディションや色味など実見にてご確認ください。

〔予約下見会〕

事前に日時と作品をご指定いただきご来社ください。

〔コンディションレポート〕

作品の詳細画像やダメージなどのコンディションレポートを作成しお送りいたします。

お申し込み順での対応となりますので、お早めにお申し込みください。

3)入札

・所定の入札用紙に入札希望の作品番号や入札金額など必要事項を記入し、入札締切日までに郵送・FAX・メールで ご提出ください。

・到着次第、確認書を送付いたします。入札の追加や金額の変更・取消しは入札締切日まで可能です。

4)結果発表

締切翌日より数日間かけて、開札いたします。入札結果は、落札・不落札に拘らず参加者全てに書面で通知いたします。

各作品の一番札(最高額の入札)が落札となり、最高額の入札が複数の場合は、入札の先着順で落札者を決定します。

締切後の遅着入札は、すでに該当作品が落札されている場合は無効、不落札作品の場合は、再販扱いといたします。

5)再販

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で ご購入いただけます。(別途手数料など)

6)お支払い

落札価格と、それに応じた手数料をお支払いいただきます。

落札作品1点につき、100万円以内の金額には15%(別途消費税)、

100万円を超えた金額には10%(別途消費税)の手数料をいただきます。

入札締切より14日以内に、現金・郵便振替・銀行振込のいずれかの方法でお支払いください。

ご来店いただける場合のみ、クレジットカードでの決済が可能です。

<振込先> 京都中央信用金庫 西御池支店 当座 1815131 カ)コギレカイ

7)お引渡し

ご入金確認後、作品をお渡しいたします。

原則、弊社にご来社いただいての引き渡しとなります。ご要望がございましたら、梱包の代行・宅配便の手配も承ります。 作品の引き渡し期間は入札締切日より30日間となり、以降の保管は1作品1日300円の保管料が発生しますので、 ご注意ください。

■費用について

作品1点を120万円で落札した場合

100万円以内の金額にかかる手数料1 :100万円×15%=150,000 100万円を超えた金額にかかる手数料2:20万円0×10%=020,000   手数料1、2合計+手数料消費税(10%)=170,000+17,000=187,000 携 敬恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵 ↓

お支払い合計=1,387,000円(税込) 軸雫 宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍

その他、必要に応じて 猿宅送料(梱包料、送料、保険料) 猿保管料

配送料

縦+横+高

(梱包料含む)

東北 北海道

関東・信越

茨城・栃木・群馬

埼玉・千葉・神奈川 山梨・東京 新潟・長野

北陸・東海

富山・石川・福井

静岡・愛知・岐阜 三重

沖縄 九州 中国・四国 近畿

奈良・滋賀・京都 大阪・兵庫・和歌山

岡山・広島・鳥取 島根・山口 徳島・香川・愛媛 高知

福岡・佐賀・長崎 熊本・大分・宮崎 鹿児島

青森・岩手・宮城 秋田・山形・福島 北海道 サイズ (cm) ¥2300 ¥1600 ¥1500 ¥1500 ¥1500 ¥1600 ¥2000 ¥2300 1~60 ¥2800 ¥2100 ¥2000 ¥2000 ¥2000 ¥2100 ¥2500 ¥2800 61~100 ¥3,000 ¥2,300 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,300 ¥2,700 ¥3,000 101~140

沖縄

¥4,600 ¥4,000 ¥3,700 ¥3,600

※配送の場合、別途配送保険料をご負担いただく場合がございます。保険料につきましては弊社までお問い合わせください。

重量物及び離島へのお届けは別途費用が加算されます。

その他オークションに関する詳細は弊社までお問い合わせください。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854

E-mail:office@kogire-kai.co.jp

Turn static files into dynamic content formats.

Create a flipbook
Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.