142th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG

入札オークション

下見会＜京都市勧業館 みやこめっせ・1F＞

2025年5月12日● 月

10:00～17:00

5月13日● 火

10:00～16:00

東京下見会＜東京プリンスホテル＞11Fピオニー 2025年5月17日● 土 　12:00～18:00

18日● 日 　10:00～16:00

完全予約制（受付は5/12まで） 詳細はお問い合わせください。

京都予約下見＜古裂會本社＞

2025年4月23日～2025年5月8日まで

（日・祝日は除く）

京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176

最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。

＜入札締切＞

2025年5月22日（木）必着

カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854 e-mail:office@kogire-kai.co.jp

目次

特集　漆藝 ..........................................................................2～27 特集　染織 ........................................................................28～37 神戸某氏CollectionSALE..............................38～78 公家..........................................................................................79～96 佛家 97～131 書畫家 132～196 藝能　香道　茶道 197～236 華道　人形 237 燈火器　文房　提物 238～241

景道　石造美術 242～245

古窯　新陶磁　明治工藝 246～271

金工　貴石・宝石ほか 272～279

紅毛ほか　江戸の科学　硝子 280～281 考古　亞細亞美術ほか 282～283

西洋美術　史料ほか 284～303

武家 304～353

中国美術　朝鮮美術 354～399

規約・参加方法 巻末

凡例

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。

□記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。

□時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本（国名）の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。

□水漏れの表記について

水を溜めて使用する道具類であって、底面ないし器腹に明らかな瑕疵を認める 場合、水が漏れるか事前に確認することがある。確認できた場合はその旨を記 載するが、記載のない作品についての健全性を保証するものではない。

□本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ（ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ）とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。

□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について 　子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。

□打掛の表記について 　小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について 　一対のものを一双とし、片双を一隻とした。特記しない場合もある。

□付属箱の表記について 　時代箱：古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明／箱：上記に該当しない古箱／ 共箱：作者によって識字された箱 　識箱：何人かによって識字された箱／新箱：新造箱 □事象の西暦表記について 　和暦と西暦の併記に努め、西暦表記はグレゴリオ暦を採用した。ながら、和暦 西暦間の変換を行った際、若干の誤差を生じている場合がある。

特集 漆藝

P-001　琉球葡萄栗鼠青貝箔絵硯箱 ¥550000～　付木箱（杉） 27×215×6

被蓋造の硯箱で、花刳形とした蓋鬘は端を朱漆で覆輪し、畳付には飾台を付帯する。総体は黒漆 で地塗しており、蓋裏や飾台ほか意匠のない箇所は経年に伴い褐色を呈す。蓋甲と蓋鬘、身の一面 に施した葡萄栗鼠文は螺鈿と箔絵を交え、青貝で象った栗鼠と葡萄葉は茶漆で描線し、箔絵部分は 割絵として地塗を見せて葉脈を表す。空隙には青貝の葡萄実を鏤め、茶漆の蔓が奔放に伸びる。

P-002　琉球楼閣山水箔絵文庫 ¥500,000～　付木箱（桐） 31×25×15 　ソゲ　ヒビ　内黒

P-003　琉球林和靖箔絵錫縁文箱 ¥150,000～　付木箱（桐） 37×25×11　スレ　ソゲ　補彩　内黒

P-004　琉球堆彩合子 ¥100,000～　付木箱（桐） 11×11×5 　ソゲ　内黒

P-006　唐物青貝宝珠香合 ¥300000～　付時代識箱（桐　貼札） 65×65×3　内茶塗

新発田藩溝口家貼札（「秘」「碧雲山房蓄蔵物品」） 新発田藩溝口家は信長、秀吉に仕えた溝口秀勝を祖とする。同家は五代藩主以降石州流茶道を嗜んだ家柄でもあり、十一 代藩主・直溥（文政二・1819～明治七・1874）の治世に蔵帳が整理され『新発田御道具帳』などに纏められている。帳には 家祖以来収蔵してきた道具類が記録されており、蔵品には掲出のような蔵印が貼られる。なお、印にある碧雲山房とは十代 藩主・直諒（寛政十一・1799～安政五・1858）の書屋であったとされており、「秘」印は同帳にある「御秘蔵」の分類に該当 するものと考えられている。

参考：宮武慶二「新発田御道具帳にみる溝口家旧蔵の茶道具」（『文化情報学』第九巻二号） 　　　宮武慶二「溝口家収蔵の茶道具拾遺（二）」（『文化情報学』第十一巻一号）

P-007　南蛮蒔絵盆 ¥250,000～　43×29×4　隅キレ

P-008　長崎螺鈿岩礁亀文硯箱 ¥200,000～　付時代箱（杉） 銀水滴　硯石　30×40×13　隅キレ補修方々　内梨子地

P-009　梨子地楼閣山水蒔絵硯箱 ¥360,000 　付時代溜塗箱（桐　貼札）　黄銅岩形水滴　硯石　21×22×5 　内、蓋裏梨子地山水蒔絵

P-011　梨子地草花蒔絵野弁当 ¥200,000～

付時代溜塗箱（桐　虫喰、ワレ）　錫徳利一対　31×21×37 　五段隅キレ　内朱　縁：金濃蒔梨子地菊唐草文

P-010　忍草双鹿蒔絵硯箱 ¥180,000 　付時代識箱（桐　蓋破損）　筆　硯石　水滴　11×32×5　隅キレ 　塗補修　蓋裏千鳥

P-012　牡丹唐草蒔絵二段香箱 ¥200,000～　付香木片一口　 125×15×145　小アタリ　蓋隅薄キレ　内黒

P-014　黒柿地春景蒔絵硯屏 ¥250,000～　付木箱（桐　貼札） 365×10×245　一月（福寿草小禽）　二月（梅月）

P-016　菊桐蒔絵乱箱 ¥200,000～　付時代識箱（桐） 37×30×6 　塗補修　錫縁　内叢梨子地

P-015　浜松千鳥蒔絵煙草盆 ¥250,000～　付識箱（桐） 275×19×20　内淡梨子地　銀金物

P-017　彫漆富士絵巻足台 ¥200,000～　70×37×13

P-018　山水蒔絵四段印籠 ¥350000～　付溜塗合箱（桐） 　緑石緒締　牙根付　5×3×95　内梨子地

P-019　菊蒔絵大棗 ¥250000～　付時代識箱（桐）　和更紗仕覆 8×8×8　内梨子地 P-021　粉溜菊蒔絵錫縁香合 ¥200000～　付時代識箱（桐） 縮緬仕覆　85×85×25　内黒　蓋裏蝶 P-020　柳橋金貝蒔絵錫縁香合 ¥200000～

付識箱（桐）　仕覆　65×6×2　内梨子地 初代後藤太平箱識

P-023　菊花蒔絵錫縁香合 ¥200,000～　付識箱（桐）　仕覆　 7×7×3　内同

P-025　菊蒔絵貝桶　一対　¥200,000～　付時代箱（杉）二　 35×35×42　貝藻蒔絵台（足各一欠失）　内紙貼

P-024　三ツ葉葵紋蒔絵櫛　四　¥200,000～　9×5ほか

P-026　根来角高杯 ¥250,000～　付木箱（杉）　所載本　 325×33×30　天板ワレ　ソゲ 『武田家秘宝特別展』（昭和51年　日本民族資料館）所載

P-027　源氏車蒔絵平棗 ¥150000～　付時代識箱（桐）　仕覆 85×85×6　内梨子地三巴

P-029　原羊遊斎　桐蒔絵棗 ¥150,000～　付共箱（桐） 75×75×8　内黒　「行年七十翁」箱識 原羊遊斎（明和六・1769～弘化二・1845）は江戸後期の蒔絵師。江戸 神田に住み、通称は久米次郎、更山と号する。酒井抱一の下絵による江 戸琳派の印籠・櫛類を工房で多く制作した。谷文晁、大田南畝など当時 一流の文化人との交流が知られる。

P-028　松竹鶴亀蒔絵硯箱 ¥130000～ 　付時代黒塗箱（桐・虫喰　貼札）　水滴　硯石　22×24×5 　蓋筋キズ　隅キレ　内梨子地

P-030　中山胡民　花喰鳥蒔絵硯箱 ¥120,000～

付二重箱（内時代桐）　銀水滴　寄硯石　18×19×4　下須板飾カケ 　蓋軽ユガミ　「応需胡民造」蒔絵銘 中山胡民（文化五・1808～明治三・1870）は、柴田是真と並び称され た印籠蒔絵師。原羊遊斎の門人となり、若くして名をなす。夕顔、小倉山、 片輪車手箱、鶴岡手箱など羊遊斎のテーマや作風を継承。胡民斎、泉々、 風観子、観などと号し、後に法橋に叙せられる。

P-032　菊蒔絵四段印籠 ¥150000～　付識箱（桐） 55×25×85　瑪瑙緒締　木彫出前持福助根付　内梨子地 　荒川浩和箱識

P-034　菊蒔絵重貝形錫縁香合 ¥100000～　付木箱（桐）

105×5×2　内淡梨子地菊小禽蒔絵

P-033　梶川　竹蒔絵五段印籠 ¥100000～　付合箱（桐） 5×25×9　一段目規方ソゲ　獣骨緒締　千両蒔絵箱根付　内梨子地 「梶川（花押）」底銘

P-035　銀梨子地雪玉遊蒔絵硯箱 ¥80000～　付時代箱（桐） 　銅鍍金扇形水滴　和硯　19×21×4　蓋隅キレ　ソゲ 　蓋裏梨子地色紙短冊蒔絵（和漢朗詠）

P-036　丸に蝶紋松橘蒔絵箱 ¥100000～　付木箱（桐）　懸子 18×16×14　隅キレ　小アタリ　内梨子地　銅鍍金同紋紐金具

P-038　牡丹唐草蒔絵箱 ¥100,000～　付懸子　19×25×19 　蓋、身部隅キレ　内黒

P-040　三友鴛鴦蒔絵文台 ¥82000～　付木箱（材不詳） 59×355×12　小アタリ　スレ 　青貝剥離　梅花青貝

P-037　梨子地丸紋蒔絵菓子重 ¥80000～

付木箱（桐　貼札） 13×13×12　蓋隅キレ　剥離　内黒 銅鍍金抱茗荷紋紐金具

P-039　三ツ葉葵紋唐草蒔絵櫛台 ¥100,000～

付時代箱（桐） 365×25×40　天板小アタリ　隅キレ 　三ツ葉葵紋銀金具

P-041　広重東海道五十三次 色紙蒔絵二段卓 ¥70,000～ 52×34×20　小ソゲ

P-043　菊桐蒔絵阿古陀香炉 ¥100000～　付合箱（桐）

銅火舎　13×13×7　スレ　剥離

P-045　富士研出蒔絵三段印籠 ¥90000～　付印籠箱（桐） 65×25×75 小ソゲ　内梨子地　白硝子緒締　鹿角龍頭根付

P-044　千鳥蒔絵阿古陀香炉 ¥90000～　付木箱（桐） 　銀火舎（無印） 95×95×85

P-046　萩蒔絵文箱 ¥78,000～　 30×40×14　ヒビ　隅キレ　剥離　スレ 　内叢梨子地

P-048　朱地山水箔絵卓 ¥80000～　49×28×27　剥離

P-047　三友蒔絵饅頭行器　一対　 ¥100000～　付時代溜塗識箱（杉）二 37×37×31　合口小カケ　内朱

P-049　朱地山水箔絵卓 ¥50000～　付木箱（桐） 47×26×20 　隅キレ　剥離　アタリ

P-050　片身替鳳凰蒔絵文箱 ¥65000～　付木箱（桐） 22×7×45　漆補修　内梨子地　五三桐紐金具

P-052　長崎螺鈿花鳥文文箱 ¥50000～　105×40×8　剥離　 補彩　隅キレ補修　内黒

P-054　琉球青貝蒔絵硯屏 ¥70,000～　 46×14×49　ヒビ　剥離　山水　玉取獅子

P-051　琉球箔絵琴形短冊箱 ¥50000～　95×39×35　隅キレ 　底ワレ　内黒

P-053　粉溜貝藻蒔絵櫛笄 ¥60000～　笄総長20ほか　木胎

P-055　刑部梨子地文房具　四　 ¥70,000～　付木箱（桐）　筆総長195ほか 　刀子　錐　筆2

P-056　黒漆塗菊燈　一対　¥100,000～　 29×29×105

P-058　梨子地家紋散錫縁香合 ¥70000～　付黒塗箱（桐） 7×7×55 　内黒　丸に桔梗　丸に三洲浜

P-061　石山寺蒔絵香箱 ¥60,000～

付合箱（杉） 85×85×6　内梨子地

P-064　桐唐草蒔絵楾 ¥70,000～　 26×19×20

P-059　丸に梅花紋散錫縁香合 ¥70000～　7×85×5　蓋甲小アタリ　内梨子地

P-062　菊唐草蒔絵中次 ¥50,000～

付黒塗箱（桐） 8×8×9　蓋ヒビ　剥離 内黒

P-065　桑木地有職蒔絵書見台 ¥70,000～　付木箱（杉　貼札） 40×24×45　ヒビ 破れ小葵と菊花を散らして有職を意識させる

P-060　橘蒔絵錫縁香合 ¥60000～ 　付木箱（桐　貼札） 8×8×4　スレ　内梨子地

P-063　扇面青貝蒔絵鼓箱 ¥60,000～　 23×28×24　隅キレ　ヒビ　剥離　内錦裂貼 蓋隅に入八双金物の意匠を蒔絵する

P-066　菊唐草蒔絵櫛台 ¥60,000～　 30×21×32　内黒

P-067　桐鳳凰青貝蒔絵硯箱 ¥50000～　付時代箱（桐） 水滴　硯石　21×245×45　隅キレ　内梨子地

P-069　四君子蒔絵盃洗　一対　¥50,000～ 　付時代溜塗箱（桐　蓋桟一欠） 155×155×9

P-071　朱地菊水蒔絵引盃　五　¥30000～　付合箱（桐） 115×115×25

P-073　上藤に大字紋蒔絵三重盃

盃台 ¥50000～　付時代箱（桐・虫喰　貼札） 　大盃105×105×4ほか　脚ソゲ 　小田原大久保家

P-068　唐草蒔絵饅頭行器　一対　¥50000～ 　付時代黒塗箱（桐　虫喰大破）二　34×34×27　ソゲ　底ヒビ　内朱

P-070　漆絵六つ葵車紋酒次 ¥50,000～　付識箱（杉） 38×18×17　縁アタリ補修　補彩　「蓬莱酒次」箱識

P-072　朱地五節供蒔絵五重盃 ¥30000～ 　大195×195×4ほか　縁、ヒビ補修　ソゲ

P-074　朱地三節供蒔絵三重盃

¥40000～　付木箱（桐）　大11×11×4ほか 福寿草（正月）　薬玉（五月）　菊（九月・ソゲ）

P-075　朱地蔦蒔絵盃 ¥30000～ 　付木箱（桐） 85×85×3　在銘

P-077　枝垂桜蒔絵香合 ¥50,000 　付木箱（杉） 7×9×55　スレ　ソゲ 　内黒　銅鍍金縁

P-080　菊唐草蒔絵菓子器 ¥30000～ 　付識箱（桐） 175×175×8　蓋小ユガミ 内梨子地　「御拝領品」箱識

P-083　唐草蒔絵掛盤 ¥30000～ 　付木箱（杉　蓋桟一欠） 46×46×26　スレ

P-086　松橘蒔絵双六盤 ¥50,000 付駒　39×28×21　小ソゲ

P-078　吹寄蒔絵隅入香炉 ¥40,000～　 付溜塗箱（杉） 10×10×9　隅キレ補修 小アタリ

P-081　扇散草花蒔絵野弁当 ¥50000～　付時代溜塗箱（桐　破損） 32×19×32　段重隅キレ漆補修　内朱

P-084　松樹光琳式蒔絵五段重 ¥30,000～　付時代溜塗箱（桐）　替蓋 黒掻合塗蓋3　全体245×245×44 スレ　小アタリ　内朱　蓋裏梅蒔絵

P-087　光琳式蒔絵大火鉢 ¥50,000～　 42×42×21　貝剥離

P-079　粉溜菊蒔絵合子 ¥30,000 　付木箱（桐） 65×65×55　剥離　ヒビ 　内黒　蓋裏貝藻

P-082　琉球野弁当 ¥30000～ 付時代箱（杉） 27×135×27 　隅キレ　漆補修　アタリ　塗改

P-085　松樹光琳式蒔絵五段重 ¥30,000～　付時代溜塗箱（桐）　替蓋 黒掻合塗蓋3　全体245×245×44 スレ　小隅キレ補修　内朱　蓋裏梅蒔絵

P-088　流水桐紋蒔絵火鉢 ¥30,000～　 25×25×20　アタリ

P-089　蔦蒔絵茶箱 ¥35,000～　 19×12×13　スレ　剥離　隅キレ補修　内黒

P-092　糸瓜蒔絵四方盆 ¥30,000～ 　付時代箱（桐　虫喰・ワレ大破） 30×30×4 　隅補修

P-090　松鶴蒔絵散米盆 ¥50,000～　 245×245×13　スレ　ソゲ

P-093　唐花木瓜紋唐草蒔絵文箱 ¥30,000～　8×25×6　隅キレ補修　アタリ 　内黒

P-095　吉野塗四ツ椀揃　六客組　¥50,000～　付時代識箱（杉） 14×13×95ほか　ヤケ

P-097　アイヌ丸に三巴紋四重椀 ¥30,000～ 　大125×12×7ほか　カケ　スレ　ソゲ　剥離

P-091　鬘桶蓋炭斗 ¥30,000 　付識箱（桐） 30×30×9　ソゲ　ヒビ　縁補修 　内金箔押　「不朽斎好」箱識

P-094　鉄地黒漆塗青貝題目鐔 ¥35,000～　79×80×05　漆ウキ　剥離　補彩 表：元品無明大利剣切　裏：妙法

P-096　漆工袋形火薬入 ¥50,000～　付合箱（桐） 14×10×17

P-098　鎌倉彫短刀拵 ¥35,000～　総長43　ソゲ　合繋

P-100　東大寺根来塗高杯 ¥50,000～　 付識箱（杉） 33×33×33　ヒビ

P-103　根来椀 ¥30,000～　135×135×55 　漆ヒビ

P-106　根来椀ほか　三　¥30000～　 135×13×8ほか　ヒビ

P-109　根来片口 ¥30,000～　26×36×21 　高台ソゲ共色補修　「五」底朱銘

P-101　根来輪花天目台 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 18×17×9　ソゲ　アタリ

P-104　根来盃 ¥30,000～　付合箱（桐） 9×9×35　剥離

P-107　根来椿皿　五　¥30000～ 　付木箱（桐） 125×125×4

P-110　小型朱塗春日卓 ¥30,000～　 27×21×21　金具後補　塗改　脚1オレ

P-102　朱縁網代茶箱 ¥30,000～　 18×11×12　ヒビ　ウキ　内黒

P-105　縁根来隅切折敷 ¥30,000～　 37×36×3

P-108　根来椿皿　五　¥30000～ 　付時代識箱（杉　貼札） 125×125×4 　拾枚之内

P-111　朱塗卓 ¥30,000～　67×41×34 スレ　ソゲ　剥離　塗補修

新漆藝

P-112　玉楮象谷　堆朱蓮池蟹文香合 ¥300,000～ 　付共箱（杉） 65×65×3　内溜

P-114　玉楮象谷　存星蜀葵形香合 ¥150000～

付二重箱（内識桐）　仕覆　85×85×35　内黒 内箱：玉楮雪堂蓋裏、文綺堂黒斎蓋甲識

P-113　玉楮象谷　堆朱菊蝶文香合 ¥300000～ 　付識箱（桐） 75×75×25　内茶塗　文綺堂黒斎箱識 P-115　玉楮象谷　堆漆蜀葵式盆 ¥300000～　付識箱（桐） 175×175×25　文綺堂黒斎箱識 玉楮象谷（文化三・1806～明治二・1869）は高松出身。本姓藤川。幼 少より父の教えを受け、塗りと彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野菜、鳥、虫、な どを緻密に彫刻で表現した。また中国、東南アジアの堆朱、堆黒、蒟醤などの技法研究 に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆芸の祖。

P-117　玉楮蔵谷　堆朱菊蟹彫大飾盆 ¥3,500,000～　付二重箱（内桐　外溜塗） 475×325×35　印銘 厚い堆朱で縁四辺に窓絵の中に扶桑・百合・水仙・牡丹を配し、鏡板には菊花と蟹を彫る。菊は「華」、蟹は「甲」として、還暦祝いの吉祥「華甲」 を表した注文品を想起させる。

玉楮蔵谷（明治十一・1878～大正元・1912）は讃岐漆藝の祖・象谷の孫。本名倭太。三歳の時に父と死別し、漆藝は叔父の玉楮雪堂より学ぶ。讃岐 彫を得意とするほか、晩年には堆漆の優品も遺した。三十五歳で夭折し、象谷直系の漆藝家は当代で断絶した。

P-119　山下光雪　紅花緑葉瓜虫香合 ¥200000～

付共箱（桐） 8×5×4　内黒 山下光雪（明治二十七・1894～昭和六十二・1987）は漆芸家・京都鷹 峯光悦寺の住職。香川県生まれ。鷹ケ峯塗として茶道具を多く製作した。

P-121　北村昭斎　金溜金貝鳳凰文平棗 ¥200,000～ 　付共箱（桐） 8×8×6　内梨子地 北村昭斎（昭和十三・1938～令和五・2023）は奈良県生まれの漆芸家。 本名は謙一。東京藝術大学卒。父である北村大通にまなぶ。平成十一年 （1999）重要無形文化財「螺鈿」保持者認定。

P-120　高橋静堂　彫漆渡河文香合 ¥120000～

付共箱（桐） 9×9×3　内黒　「雨霽図」か 高橋静道（明治四十一・1908～歿年未詳）は讃岐漆芸の作家。別号に静 堂。音丸耕堂に師事し、磯井如真主宰の「工会」に参加。

P-122　一后一兆　金溜菊桐香合 ¥80,000～　付共箱（桐） 8×8×35　内梨子地 一后一兆（明治三十七・1904～平成三・1997）は蒔絵師。輪島塗作家。

P-123　菊桐唐草蒔絵屠蘇器揃 ¥72,000～　付共箱（樅） 545×365×125　四段重　銚子　箸置　三重盃　盃台　台　銘々盆5 　林漆器店

P-125　初瀬川柳庵　青貝宝珠盆

¥30,000～　付識箱（桐） 26×26×4　小ソゲ 　即中斎箱書、在判 初瀬川柳庵は京都の漆芸家。寛政三年（1791） 創業。本願寺の用度品を制作、明治から箪笥など も製造。先代より即中斎の好み物を制作。当代 （昭和二十三・1948～）は本名を博紀。

P-128　二月堂古材日丸盆 ¥30000～　 付識箱（杉） 42×42×3

P-131　東大寺鼓胴花入 ¥30,000～ 　付識箱（樅）　銅オトシ　155×155×40 「東大寺」胴朱銘

P-124　玉楮象谷　四脚酒盆 ¥50,000～　 付時代識箱（杉　破損） 51×51×14 玉楮象谷（文化三・1806～明治二・1869）は高松出身。讃岐漆芸の祖。

P-126　坂本曲斎　足付日丸盆

¥30,000～　付共箱（桐） 365×365×5 坂本曲斎は奈良の木工芸家。初代（明治十四・ 1881～昭和三十二・1957）、二代（明治四十二・ 1909～昭和五十六・1981）、三代（昭和二十三・ 1948～）。文化財の修復や模作も行い、天平芸術 の粋と云われる木画も制作。

P-129　春慶塗花台　大小　¥30000～

付識箱（桐）　大45×29×65　小35×23×35 「啓純好」池坊専啓箱識

P-132　散華蒔絵給仕箱 ¥30,000～　 175×105×16　ソゲ　アタリ

P-127　象彦　胡桃足丸膳　十客　 ¥30,000～　付共箱（杉） 275×275×4　片木目 象彦は寛文元年（1661）に安居七兵衛が京都市 寺町に唐物道具商を開いたのが始まり。当代は 九代彦兵衛、創業から十四代目。象彦の由来は三 代目彦兵衛が｢白象と普賢菩薩｣の蒔絵額を奉納 し、象牙屋の「象」と彦兵衛「彦」より「象彦の 額」と呼ぶようになったことによる。

P-130　欽子　銀溜菊蒔絵香合 ¥50000～　付共箱（桐　貼札） 5×5×15 内青貝微塵　作者仔細未詳

P-133　開山坐像椅子 ¥30,000～　 49×30×44

P-135　堅木透縁盆 ¥200000～　付識箱（杉） 42×33×3　スキ

P-137　箪笥 ¥200,000～　74×46×455

P-136　両替商看板 ¥100000～　35×67

P-138　車箪笥 ¥150,000～　100×63×97　虫喰

P-139　加納鉄哉　雷神彫香筒 ¥350,000～　付共箱（杉）　総長18 加納鉄哉（弘化二・1845～大正十四・ 1925）は岐阜出身。古典を学び、彫刻､絵 画､工芸の多分野で独自の世界を作り上 げた。奈良、京都で古寺の文化財調査を 実施、東京美術学校の彫刻科設置に関 わった。

P-140　田能村竹田　竹筆筒

¥80,000～　付時代識箱（杉）　黒塗蓋 165×14×21　ヒビ　ワレ　甲斐虎山内絵箱 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835）は 文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字 君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、 谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書 画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの 文人と交流した。

P-142　田中主水　木彫彩色端午飾 ¥72,000～　付共箱（桐）　総高49 P-141　加納鉄哉　木彫彩色福禄寿 ¥90,000～　付共箱（桐）　総高19　剥離　ウキ 　シミ　「大正甲子（1924）八十叟」箱識

田中主水は大坂・四天王寺の佛師職を代々務めた家系。

P-143　田中主水　木彫彩色 萬歳楽 ¥50,000～　付共箱（桐） 総高29

P-145　菊盛上檜兜 ¥60,000～ 　付木地唐櫃（31×24×26　脚三欠） 25×21×23 　ヒビ

P-146　西田正美　有職文様彩絵唐櫃 ¥50,000～　付識箱（杉） 35×28×17

P-148　木彫二福神大掛面 ¥70,000～　 大黒42×45　恵比寿395×51 　恵比寿ワレ接合補修

P-151　竹根彫籠掛花入 ¥50,000～　11×9×32　虫喰

P-149　木彫蓮形如意 ¥68,000～ 　総長36　蓮実絡繰彫

P-152　鳥籠 ¥50000～　 35×35×53

P-147　平野富山　木彫彩色大黒童子 ¥50,000～　付共箱（桐）　像高11 平野富山（明治四十四・1911～平成元・1989） は静岡県生まれの彩色木彫家。本名は富三。池野 哲仙、斎藤素巌、平櫛田中に師事。田中作品の彩 色を多数行った。彫塑にも取り組み日展に出品 した。日展評議員。

P-150　御用郵務箱　二　¥50,000～　 38×27×25ほか 　御用（慶應二・1866）　久居問屋

P-153　東大寺天平古材花入 ¥50,000～　付識箱（樅） 11×8×22

P-154　宇治縣神社 元神楽立札 ¥30000～　 21×65

P-155　木彫松鶴欄間　二　¥50,000～　186×37　黒漆縁

P-157　木偶頭部 ¥50000～ 　付時代箱（杉　貼札） 15×15×19 　スレ　ソゲ

P-161　屋久杉机 ¥50000～ 91×75×28

P-165　黒柿貼箪笥 ¥50,000～　179×45×168　三部式 ※下見会へは持参しません。詳細 お問い合わせください。075-2548851

P-158　孝子彫文佛具台 ¥30000～　17×17×9　接着痕 「一重」彫銘

P-162　丹塗六角古材 ¥35000～　41×35×4

P-166　木地厨子飾棚 ¥70,000～　103×39×113　ヒビ 　カケ　金具ウキ　七宝透銅金具

P-156　木彫富士浜松欄間 ¥30,000～　185×40　黒漆縁

P-159　紅葉鹿彫仁丹入 ¥50000～　付合箱（桐） 25×2×3

P-163　懸魚 ¥50000～　 58×76　ワレ　欠損

P-167　菊絵衝立 ¥30,000～ 102×27×88

P-160

木地鉄筆稲穂雀絵中次 ¥30000～　付黒塗箱（杉） 65×65×65　内箔押

P-164　木彫鍾馗 ¥50000～ 85×108　ワレ　衝立部

P-168　竹組窓飾 ¥50,000～ 　付細煤竹（総長210） 180×145

特集 染織

V-002　紫地友禅三友裾文様振袖 ¥120000～　 124×153×100　梅文綸子　三つ割笹龍胆三ツ紋

V-004　灰青地友禅夏着物 ¥80,000～　118×162×44

絽地刺繍　五つ捻じ扇五ツ紋

V-006　紫地友禅草花文打掛 ¥50,000～　136×155×64

平絹　隅立て四つ目五ツ紋

V-001　泰山経「布」拓本 ¥50,000～　紙本　48×46 板貼　「成堂所得金石書画」印

V-003　薄紅地裾文様振袖 ¥80000～　118×145×91

平絹　五三桐五ツ紋

V-005　薄絹地草花文夏着物 ¥60,000～　124×143×55

羽二重組織

V-007　黒地三友鶴亀文中袖 ¥50,000～　123×159×60

V-008　灰青地 腰高文様着物

¥50,000～ 130×154×61 　縮緬　友禅　刺繍 　蔦五ツ紋

V-011　薄紫地

流水蜻蛉文夏着物 ¥30000～ 122×147×50 三ツ割唐花剣菱一ツ紋

V-014　寄襦袢 ¥40000～ 116×151×52 　異国船、地球儀文

V-009

縹地裾文様着物

¥40,000～ 130×145×57

縮緬 　丸に抱茗荷三ツ紋

V-012

中型染上衣 ¥40000～ 120×80×48

V-015　寄襦袢 ¥30000～ 126×151×54　縮緬 　友禅

V-010

灰青地裾文様 着物 ¥40000～ 128×151×57

縮緬　九枚笹三ツ紋

V-013　芸能衣装 ¥40000～　116×168×39 　紫縮緬

V-016

プロパガンダ 染織子供着物 　三　¥30000～ 124×86×52ほか

V-018　鎧下ほか　¥50000～　 上衣176×75×39ほか

V-021　黄地錦帯 ¥35,000～　32×384

V-024　刺子デンチ ¥35,000～　44×88 　型染布下

V-019　雛振袖衣装 ¥30000～　 24×30×20

V-020　縹地花文帯 ¥40000～　33×416

V-022　香色地錦帯 ¥30,000～　30×384 V-023　羅布旗 ¥30,000～　24×65

V-025　デンチ ¥35,000～　55×89

V-026　竹内栖鳳下絵縮緬帯改幅 ¥30,000～　付木箱（桐） P軸端　27×115 　表具39×177

V-027　麻二十五条袈裟 ¥120000～　242×122　唐袈裟 「光緒元年（1875）冬月　祇園庵置」紐座墨識 「昭和十八年（1943）中国僧円機和尚より　行賢不退」裏識

V-029　改白地小袖打敷 ¥30000～　 176×161　ヤケ　大シミ　綸子　袷仕立

V-032　七条解袈裟 ¥40,000～　付横被 186×100　裏地欠

V-028　獅子牡丹筒描布 ¥100000～　157×190　木綿　五巾 無地藍裏布

V-030　古布打敷裂　四　¥30000～　 35×102ほか

V-033　紅地刺繍小袖裂 ¥30,000～　 83×138　三巾縫合

V-031　紫縮緬地御所解布 ¥30000～ 126×107　四巾、細二巾縫合

V-034　印金裂額 ¥30,000～　8×41 　額26×52

V-036　丸に中字紋馬掛帯 ¥40,000～ 36×530　木綿　藍染

V-039　藍型染寄裂布団地 ¥30000～ 145×198　穴補修　六巾繋

V-042　麻布　二種　¥50,000～　 縞1440×23ほか

V-037　丸に三星紋筒描掛布団 ¥40,000～　128×178　孔　木綿　四巾

V-040　藍型染布　三　¥30000～　 160×191ほか　木綿　三種　五巾2　四巾

V-043　古裂貼交屏風 　中形　二曲　一隻　¥30,000～ 　金襴3×2ほか　屏風128×132

V-038　丸に三引両紋唐草筒描風呂敷 ¥30,000～　121×134　木綿　四巾

V-041　藍型染布　九　¥30000～　 33×145ほか　木綿　七種　各一巾

V-044　古裂帖 ¥30,000～　帖25×18×2

V-045　楽所幕 ¥150000～　乳付850×30ほか

紺麻型染馬掛 ¥60,000～ 65×323

V-048　表具裂　一口　¥55,000～ V-049 『手織縞手本帖　其二』

¥30,000～　裂11×105ほか　本紙225×30 　昭和六年（1931） 101-200頁揃 倉橋藤治郎ほか編 V-047　改髑髏 遊興文羽裏小屏風 　三曲　一隻 ¥50,000～　屏風122×73

V-046

V-051　印度更紗煎茶敷具 ¥50,000～ 　付時代溜塗箱（杉） 117×250　袷仕立

V-054　中国向印度更紗布片額 ¥50,000～　21×28　額35×47　背面損傷

V-057　印度更紗敷布 ¥50000～　 111×109　袷仕立

V-052　印度更紗布 ¥35,000～　 116×256

V-055　印度更紗壁掛 ¥35,000～　 244×234

V-058　赤地木綿更紗長尺布 ¥40,000～　32×744

V-053　印度更紗布 ¥35,000～　 107×178

V-056　印度更紗布 ¥35,000～　 215×262

V-059　印度更紗人物文布 ¥50000～ 176×318　シミ　孔 　国際染織美術館『染織美の展観』（1986）所載 中島純『染織の文化』（1993）所載

V-060　ペルシャ更紗布 ¥50000～　128×266

国際染織美術館『染織美の展観』（1986）所載

V-062　人物文更紗布 ¥35000～　280×57

V-064　ペルシャ象美人文錦布額 ¥35,000～　55×51　額58×54

V-067　インドネシア浮織布　七　 ¥50000～　107×73ほか

V-061　ペルシャ刺繍布 ¥50000～　132×132　シミ　孔

国際染織美術館『染織美の展観』（1986）所載 中島純『染織の文化』（1993）所載

V-063　人物文更紗布 ¥35000～　274×231

国際染織美術館『染織美の展観』（1986）所載 中島純『染織の文化』（1993）所載

V-065　インドパトラ布 ¥30,000～　 83×240　キレ　ヤブレ

V-068　西アジア刺繍布 ¥35,000～　110×222

V-066　モール布 ¥30,000～　70×182

V-069　ジャワ更紗　四　¥30000～　 54×250ほか

V-071　人物文イカット ¥50,000～　 156×257　二巾縫合

V-074　コプト戦士文裂額 ¥30000～ 23×21　額65×52

V-077　インカ裂額 ¥60000～　16×64　額26×72

V-072　縞イカット ¥40,000～　 134×366　二巾縫合

V-075　エジプト文様アップリケ壁掛 　二　¥35000～　102×45ほか　木綿 国際染織美術館『染織美の展観』（1986）所載

V-078　イカット布 ¥30000～　43×131

V-073　洋物刺繍布額 ¥30,000～　 77×57　額102×82

V-076　ナバホブランケット

¥50000～　138×226　羊毛 国際染織美術館『染織美の展観』（1986）所載

V-079　木綿地牡丹文敷物 ¥50000～　100×154

V-080　木綿地草花文敷物 ¥50000～　103×152

V-081　櫛コレクション　十　¥100000～　9×5ほか　鼈甲蒔絵2　鼈甲蒔絵珊瑚玉嵌入1　朱漆彫文1　蒔絵櫛6

V-082　簪コレクション　二十　¥65000～ 　付木箱（桐）　総長17ほか　鼈甲1　銀細工6　金工10 　ガラス玉1　瑪瑙1　真珠装笄1

V-085　金唐革貼箱 ¥30,000～　 35×19×8　李朝式金具

V-083　簪　六　¥30000～ 　総長225ほか

V-086　色絵誰ヶ袖文皿　二十 ¥30000～　付時代箱（杉） 155×155×3 　金補修

V-084　燻韋丸紋刺繍太刀緒 ¥30,000～　総長232

V-087　衣装童人形　二　¥30,000～ 　像高27ほか　硝子眼

神戸某氏 CollectionSALE

某氏の蒐集歴は古く、そして深い。さらに氏の「好み物」は多岐に亘り、また「傷物の美」への関心も強い。

今回の出品は「古面類」「初期伊万里破片」「漢代灰陶彩色俑」そして「永田耕衣」の群のほか、 これらの周辺の作品からなる。Collectionは阪神淡路大震災に遭遇したが、「敷物の上にスチール棚を 載せていたので、右へ左へと棚は激しく移動したが、一つも物は落下せず奇跡的に助かった」と云う。

震災後における棚類転倒対策強化の風潮にも、「なるようにしかならんのに……」と動じる気配は微塵もなかった。

#001　石造佛頭 ¥500000～　付飾台　19×20×285

肉髻を布包した工作が、ガンダーラ式古佛と呼び習わす様式を想起させる。釈迦を「金人」と呼び、釈迦の肉髻を肉でなく髪毛と理解した時代である。 ならば、4世紀、五胡十六国の時代に相当する。故柳孝氏家伝来。

#002　石造地蔵 ¥350000～　総高99

地蔵尊は右手に錫杖を持ち立つのが定形だが、掲出は、珍しく両手を 衣下にする。顔の丸形の造形から、「鎌倉時代を遡る」とは、某氏の意見。

#003　石造五輪塔 ¥70,000～　20×20×55　四部式 ※下見会には持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとな ります。詳細お問合せ下さい。TEL：075-254-8851

#004　石佛 ¥70,000～　地上高32

※下見会には持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せ下さい。TEL：075-254-8851

#005　石佛残欠 ¥50,000～　総高28 #006　一石五輪塔 ¥50,000～　総高47 #007　石門拓本額 ¥30,000～　紙本　 48×93　額63×117

#009　木彫相撲行司神像 ¥250000～ 　総高30 御上神社(滋賀県野洲市)には、鎌倉中期作と 認められる重文指定の力士と行司を彫刻した相 撲神像一組が伝来する。掲出は、その行司の摸 刻。作期不明。

#010　木彫行司像 ¥50,000～ 付大工箱　像高15　総高165　右手先欠失　虫喰 #011　木彫坐神像 ¥50,000～ 　付合箱（杉）　像高14　小虫喰

#012　木彫僧形八幡坐像 ¥50,000～　 付合箱（桐）　像高11　小虫喰

#013　木彫随身 ¥120000～　付木箱（桐　貼札） 像高46　右手指欠損　小虫喰 「文永己巳年（1269）正月□□ 産子中」背面墨識

#014　木彫彩色神像 ¥35000～ 付識箱（杉）　飾台　像高135　総高185

#016　木彫如来立像 ¥135000～　付木箱（桐　貼札）　飾台 　像高50　虫喰

#015　木彫制多加童子 ¥35000～　付飾台　像高26　総高35 　虫喰

#017　銅造十一面観音立像 ¥100000～　付合箱（桐） 　像高10　総高145

#019　木彫多面合掌立像 ¥50,000～　 総高355　虫喰　ヒビ

#022　木彫漆箔誕生佛 ¥30,000～　付飾台　像高17 総高205　両臂欠失

#026　木彫神像 ¥30,000～　付飾台 　像高385　総高42　大破

#020　木彫誕生佛 ¥50,000～ 　付合箱（樅）　総高25　左手先カケ 　右腕接合補修

#023　木彫弘法大師坐像 ¥30,000～　付識箱（桐）　像高105 　総高135　虫喰

#027　木彫地蔵立像 ¥30000～　付合箱（桐） 後補飾台　像高30　総高38 両手先欠失

#021　木彫合掌像 ¥50,000～　総高31 虫喰

#024　木彫神像 ¥30,000～ 　像高23

#028　木彫如来立像 ¥30,000～　像高8　総高12 左手先欠失　漆箔剥離

#025　木彫千体地蔵 ¥30,000～　付飾台 　像高33　総高44

#029　木彫如来立像 ¥30,000～　付合箱（桐） 　像高105　総高205 　台坐虫喰　補木

#030　木彫地蔵立像 ¥30,000～　付合箱（杉） 　像高15　総高21　ヒビ

#031　魚鼓 ¥100,000～　総長69　虫喰

禅宗寺院の食堂の軒先に吊るされる魚形の木魚で、魚梛あるいは飯梛とも呼ばれ、禅僧に食事の時間を報せる 梵音具として用いる。その文化は隠元(1592-1673)に従い、黄檗宗と共に渡来した。魚形の理由について『勅修百 丈清規』に曰く「相伝えて云う、魚は昼夜常に醒む。木に刻して形を象り、是を撃つは昏情を警むる所以なり」と 云う。また、厚板に象ったものを魚版と呼び、浴室で用いる。

#032　木彫閻魔坐像 ¥50,000～　 付時代合箱（杉　虫喰）　像高28　虫喰

#035　古瓦　一口　¥50000～　16×16ほか 　軒丸瓦四　軒平瓦三

#038　大斗 ¥30000～　 38×39×15　穴

#033　素木三階菱紋厨子 ¥30,000～　 21×21×29　四方据紋

#036　古材板　二　¥30000～ 93×14ほか

#039　白土化粧大斗　三　 ¥30000～　15×15×9ほか

#034　銅鍍金華鬘 ¥30,000～　27×26 房飾不足

#037　古材板 ¥30000～　109×40　ヒビ 　接合補修

#040　鋳鉄護摩炉 ¥30000～　48×40×15

#041

大雅　伏見御殿扇面看板 ¥30000～　42×18　ヒビ　虫喰

#043　伝赤鶴吉成　男面 ¥250,000～ 　付木箱（桐）　面袋　15×20　カケ　ヒビ 裏面花押彫

落ち込んだ頬の直線的な表現や、蟀谷に浮き出た血 管表現の巧技が古作を感じさせ、能面の痩男の祖型を 思わせる。また眼球周囲には金具を嵌入した痕跡があ り、その霊性の憑依を如実にする。収集子は、面裏の花 押から「赤鶴吉成作」を強く確信した。『日本の美術5 　能狂言面』(金子良運編)*1を拠所としたのであろう が、赤鶴作は典型例とされる実作(標準作)が伝来して おらず、現況では伝説の域を出ない。そして、その伝来 を持つ古面も巷間に遺るが、客観的に実作を決定させ ることはないというのが現状らしい。左紐孔を穿った 故の破断は修補され、右耳は欠損して紐孔を新たにす るが、ともあれ、掲出の古び具合は、室町時代作の古格 や魅力をそこはかとなく主張している。

#045　木彫異形納曽利 ¥100000～　17×22 *1P97より

#044　木彫土俗面 ¥150000～　付時代溜塗箱（杉） 14×21

#046

木彫蠅払面

¥70000～ 16×24

ヒビ　カケ ※50頁に詳記 掲載

#048

木彫男面

¥80,000～ 付黒塗箱（杉） 145×185

スレ　接合補修

#050

木彫浮立面

¥80000～ 付木箱（桐） 15×25

側面カケ

#047　木彫 崑崙八仙

¥70000～ 13×17　虫喰

#049

木彫女面

¥100,000～ 13×21

側面カケ　虫喰

#051

木彫吽形面

¥70,000 15×205　カケ

#053　木彫赤漆塗鬼面 ¥70000～　17×25　顎髭一欠

金具眼球　金泥歯列　「□□嘉右エ衛門」裏墨識

#055　木彫鬼面 ¥70,000～　付合箱（杉） 14×17　虫喰

#057　木彫彩色鬼面 ¥65,000～　165×21

#054　癋見 ¥70000～　付木箱（桐） 17×25　ヒビ　金泥眼球　 「手力雄尊」裏墨識

#056　木彫彩色鬼面 ¥65,000～　155×205　カケ

#058　木彫吽形面 ¥60,000～　付木箱（桐） 15×18　虫喰 　金具眼球

#059　木彫泣笑面 ¥60000～　付合箱（桐） 135×18　虫喰

#061　木彫笑面 ¥70,000～　付合箱（桐） 165×22 　顎先カケ接合補修

#063　木彫白色鼻高面 ¥60,000～　付合箱（桐） 145×18 　ヒビ　スレ　ワレ接合補修

#060　木彫吽形面 ¥60000～　18×21　鼻先補修　虫喰

#062　木彫赤漆塗鼻高面 ¥65,000～　14×19 「ウク」裏墨識 　金泥眼球

#064　木彫烏天狗掛面 ¥50,000～　付合箱（桐） 15×195

#066　木彫鼻高面 ¥50,000～　175×23 　ヒビ　金泥眼球

#069　木彫小吽形面 ¥30,000～　12×17 　スレ

#072　木彫彩色鬼面 ¥50000～　16×20 　牙一欠

#067　木彫吽形面 ¥50,000～　16×20 　欠損　ワレ接合補修

#070　木彫黒漆塗男面 ¥50,000～ 　付合箱（杉） 155×19　金具眼球

#073　木彫阿形赤面 ¥50000～　 付大工箱　18×23　剥離　虫喰 「御仙面」裏墨識　金具眼球　金泥歯列

#068　木彫吽形面 ¥55,000～　16×22

#071　木彫彩色空吹面 ¥50,000～　 125×20

#074　木彫鬼面 ¥50000～ 　付木箱（桐　貼札） 14×195

#078　木彫女面 ¥50,000～　付大工箱　 14×215　剥離進行

#075　木彫黒漆塗吽形面 ¥50,000～　 165×235　スレ　虫喰　銀紙貼眼球 #081　大泉　木彫箔押男面 ¥50,000～

付合箱（桐） 14×20　裏朱銘

#076　木彫鼻高面 ¥30,000～　14×21 鼻頭欠損

#079　木彫彩色於福面 ¥50000～　 14×20　剥離

#082　木彫彩色髭男面 ¥30,000～　 135×21　剥離　ソゲ

#077　白色尉面 ¥50,000～　15×19 　剥離　「太玉命」裏墨識

#080　木彫於福銜面 ¥30000～　16×20 　スレ　剥離 #083　暁水　乾漆納曽利 ¥30,000～　 20×33　ワレ接合補修　金泥眼球 裏貼札銘

#085　木彫空吹面 ¥50,000～　14×18

#088　木彫於福面 ¥50,000～　 135×195

#086　木彫空吹面 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 125×17

#089　木彫彩色於福面 ¥30,000～ 　付大工箱　14×205　剥離　ソゲ

「蠅払」は行道を構成する一で、髪を逆立てながら先導し、 道の清めを担う。同じく先導を担う獅子に随行することか ら「獅子子(ししこ)」の名もある。その仮面は、若い男の表情 を刻み、額から頭頂の毛植を特徴とする。掲出は、厚めの檜 材を用い、面部と両耳部と頭頂部の四部材を寄せて成形す る。古式の蠅払面としては保延四年(1138)銘の法隆寺面(重文)、 東大寺に伝わる平安後期作の二面(共に重文)のほか、東寺に は建武元年(1334)における塔供養の行道に供されたと伝わる 面が残る。なお本面の黒色は、幾度かの修理に伴うものと観 察される。

蠅払(はえはらい)面

#087　羽生光長　狂言面 ¥50,000～　 付木箱（杉） 15×21　ワレ　剥離　ソゲ 　接合補修　桐材　裏彫銘

#090　鍛鉄面 ¥50,000～　16×19

掲出は、鍛鉄製の仮面で、破邪の機能だけでな く何某かの実用に供す目的を想起させる。思いつ くのは、具足に具備する「面頬」、なかでも「総面」 と呼ぶ仮面状に工作した金工面である。が、甲冑 師の「総面」の完成度というべき工作の精度に較 べ鈍重作が否めず、破邪の木製仮面を手本にした、 甲冑師ではない金工師作の初期総面を想定して みたが確証には至らない。

#046

掛面

ここで云う掛面は、仮面本来の被る機能を廃した面形であり、専ら要所に掛け置いて破邪を念じた。

本朝に於ける「破邪信仰」の一端を担った仮面としては、東北地方に偏在する「黒びかりする竃面」が火防を仮託した好例だが、 本項某氏Collectionの掛面は、いかにも中世的を顕著にして、その信仰史の永きを瞥見させる。

#091　木彫阿吽掛面　一対　¥100000～　吽15×24ほか　ヒビ　虫喰

#093　木彫掛面 ¥50,000～　20×25

#096　木彫吽形面 ¥60,000～

付木箱（桐） 17×22　虫喰

#092　木彫阿形掛面 ¥65000～　18×22　虫喰

#094　木彫鬼掛面 ¥50,000～ 　付合箱（杉） 145×20　スレ

#097　木彫吽形赤掛面 ¥60,000～ 14×21　奉納面

#095　木彫吽形小掛面 ¥30,000～ 　付大工箱　95×13

#098　木彫黒漆塗鼻高掛面 ¥60000～　20×26

#100　木彫阿吽掛面　一対　¥100,000～　付合箱（桐）　吽175×275ほか　虫喰 　阿形顎欠損

面型

#101　木彫阿形掛面 ¥80,000～　175×24

紙面の面型の小ぶりさが、童が被ることを前提にした為と伝える。夜店の紙面がプラスチックにとって代わ られて、随分と時間が過ぎた。

#102　木彫鼻高舌出面型 ¥50,000～　 13×195　スレ

#105　木彫達磨面型 ¥35000～　15×21

#103　木彫男面型 ¥35,000～ 　付合箱（桐） 145×19　虫喰

#106　木彫於福面型 ¥35000～　13×17 　虫喰

#104　木彫鍾馗面型 ¥35,000～ 145×21

#107　鉄砂鷺文断片額 ¥100,000～　9×105　額23×23 　初期伊万里

#109　鉄砂瓢文断片額 ¥50,000～　 95×11　額25×26　初期伊万里

#112　染付草花文断片額 ¥30,000～　 14×17　額265×295　初期伊万里

#108　染付伊勢物語文断片額 ¥80,000～　 125×12　額22×22　初期伊万里

「月やあらぬ春はむかしの春ならぬ　我身ひとつはもとの身にして」 （伊勢物語・在原業平）

#110　染付水面映月文断片額 ¥50,000～　22×20　額35×34　磁貫 　初期伊万里大皿

#113　染付芭蕉文鉢断片額 ¥40,000～ 18×15　額30×28　初期伊万里

#111　染付楼閣文断片 ¥40,000～ 21×19×5　磁貫　初期伊万里大皿 　百間窯

#114　染付鶏文断片額 ¥35,000～ 10×6　額22×22　初期伊万里

#116　染付雲草花文八寸皿額 ¥100,000～　25×25　額32×32 　ヒビ　呼継　接合補修　初期伊万里 黒牟田山辺田窯

#118　鍋島色絵葉皿額 ¥50000～ 　付合箱（桐） 15×12　額22×22　カケ金補修

#121　染付山水文五寸皿額 ¥30000～ 14×14　額26×30　金補修

#117　染付草花文五寸皿 ¥100,000～　付木箱（桐） 14×14×3　ソゲ　初期伊万里

#119　染付草花文五寸皿額 ¥40000～ 15×15　額24×23　ソゲ　ヒビ　物原手 　初期伊万里

#122　染付蝶文皿額 ¥35000～ 12×13　額215×215　金補修

#120　染付縁蝶文皿額 ¥30000～　 13×12　額215×215　カケ金補修　ヒッツキ 　初期伊万里

#123　染付柳鳥文九寸皿 ¥30000～　 27×27×5　輪花縁　伊万里

#124　色絵

古九谷手群鶴文 平皿額 ¥100,000～　18×18 　額32×32

#126　色絵古九谷手木瓜形小皿 ¥50000～　付合箱（桐） 16×14×2　ワレ 　ヒビ　金接合補修

#129　色絵九谷手双鹿文皿額 ¥50,000～　16×12　額22×22

#127　色絵古九谷手小皿額 ¥50,000～ 125×11　額22×22　ヒビ

#130　藍九谷手丸文皿額 ¥30,000～　 14×14　額23×23　ヒビ

#125　色絵古九谷手五寸皿　五 ¥50000～　付時代合箱（桐） 14×14×3 　磁貫　ヒビ　ソゲ　カケ金補修

#128　色絵古九谷手三友丸文皿額 ¥50000～　145×145　額27×27　小ヒビ

#131　染付桐文杯 ¥30,000～　7×6×45 　ソゲ　ヒビ補修　輪花縁　伊万里

信楽大壺 ¥200000～ 40×40×40

頸部欠失

箪笥

¥250,000

付鍵 92×51×79

#134

#135　丹波大壺 ¥150000～　 付木箱（桐　貼札） 35×35×41　口辺カケ

#136　瀬戸四耳壺 ¥50,000～　 25×25×27　口辺欠失　耳一欠、ソゲ 肩櫛描文

#139　越前鉄漿壺 ¥30000～ 　付識箱（杉） 12×12×12

#137　瀬戸灰釉中壺 ¥50,000～　 18×18×20　磁貫　口辺ソゲ補修

#140　越前鉄漿壺 ¥30000～　 12×12×10　口辺カケ　耳二欠失　高台ソゲ

#138　丹波中壺 ¥30,000～　28×28×32 　口辺カケ　底ヒビ

#141　御深井染付印花文瓶 ¥30000～ 15×15×24　磁貫　高台ソゲ

#143　網手小瓶 ¥45000～　 付木箱（桐） 8×8×155　口辺ソゲ 　初期伊万里

#146　染付

草花柳字文瓶 ¥30,000～ 17×17×265 口辺磁貫、ヒビ　高台ソゲ補修

#144　油壺　二　¥40000～　105×105×105ほか 磁貫　口辺補修　伊万里

#147　染付草花文瓶 ¥30,000～　12×12×25 　口辺欠失

#150　絵唐津断片額 ¥50000～　19×20 　額23×28

#145　染付草花文瓶 ¥30000～　16×16×26　磁貫　伊万里

#148　木原染付山水文茶碗 ¥35,000～　付合箱（樅） 11×105×75　磁貫

#149　染付春駒文尺皿 ¥30,000～　29×29×45

#151　無地唐津向付額 ¥30000～　 13×13　額23×28　カケ金補修

#152　絵唐津陶片 ¥30000～　 25×245×8

#153　色漆塗丸文片口 ¥30,000～　30×24×15 　アタリ　スレ　ハクリ

#154　漆絵丸文丸盆 ¥30,000～　 30×32×4　スレ

#156　漆匠仕事板 ¥40000～　63×32×5　剥離

#158　金銀箔屋看板 ¥30000～　23×30　筆屋

#159　大小月看板　二　¥30000～ 　大33×32×25ほか

#162　自在魚横木 ¥30000～　総長37

#155　漆匠深鉢 ¥30,000～　 18×185×11

#157　漆匠多孔板 ¥30000～　90×11

#160　溜塗漆絵家紋覆蓋箱 ¥30000～　55×34×35　金具不足 　スレ　剥離

#163　自在魚横木 ¥30000～　総長40

#161　時代蓋物 ¥30000～　16×14×16 　虫喰

#164　寺子屋机　三　¥50000～　 97×35×245ほか

#166　鋳鉄燭台 ¥30000～　12×12×26

#169　鍋島緞通 ¥50,000～　94×191

#172　村瀬太乙　遊女画賛幅 ¥50000～　付時代識箱（杉　貼札）　紙本 　唐木軸端　52×28　表具55×117　薄ヤケ

#167　鍛鉄燭台 ¥30000～　13×13×37

#168　行燈 ¥30000～　19×19×40　スレ

#170　酒袋　十二　¥30,000～　23×78ほか

#173　妙喜庵陽春　二字書幅 ¥30000～　付識箱（杉　貼札）　紙本　黒塗軸端 39×25　表具43×102　ヤケ　オレ　シミ

#171　木彫女神坐像 ¥30000～　像高195 　左臂、左足欠損

#174　村上翔雲　書額 ¥30,000～ 　紙本　15×11　額27×22

#175　鳥字民画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本 牙貼唐木軸端　28×64 　表具38×139　ヤケ　スレ

#176　宝月　辛棒画賛幅 ¥30,000～　付識箱（桐　貼札）　絹本 唐木軸端　43×106　表具56×160　大ヤケ

#179　三等郵便局看板 ¥30000～　24×106　裏「四等郵便局」

#177　暁烏敏　和歌短冊額 ¥30,000～　紙本　6×36 　額20×56

#178　淡川康一 釜釣画賛幅 ¥30,000～　 付木箱（杉　貼札）　紙本 　黒塗軸端　23×67 　表具26×141　薄シミ

#180　土人形福良雀・福助・武者 ¥30,000～ 　雀9×11×6（付合桐箱）　福助総高105（付時代桐箱） 武者総高255

#181　安藤實　絵志野盃 ¥30,000～　 付共箱（桐） 75×75×5　磁貫 「山口長男絵付」箱識

#183　鉄地銅覆輪波象嵌木瓜形鐔 ¥50000～　付鐔箱（桐） 78×83×05　象嵌剥離　朽込　アタリ

#185　鉄地雁透撫角鐔 ¥30000～　 付鐔箱（桐） 7×73×07

#184　鉄地牛透鐔 ¥30000～　付鐔箱（桐） 77×78×05

#186　鉄地山水文丁字透鐔 ¥30000～ 　付鐔箱（桐） 74×79×03

#188　鉄地鐔　二　¥40000～　付鐔箱（桐）2 二階菱透67×73×05

赤銅覆輪象嵌73×74×05　覆輪小キズ

#187　鉄地木瓜形鐔 ¥30000～ 　付鐔箱（桐） 7×76×05 「山吉兵」銘

#189　鉄地鐔　二　¥40000～　付鐔箱（桐）2

赤銅覆輪78×8×03　鎌透8×8×04

#190　石人文官　 ¥200000～　地上高122 ※下見会には持参しませ ん。ご落札後の搬出も琵琶 湖HOUSEからとなります。

詳細お問合せ下さい。

TEL：075-254-8851

#203　李朝白磁小壺 ¥80000～　付合箱（桐） 65×65×75

#205　李朝白磁小壺 ¥35000～

付合箱（桐） 12×12×9　磁貫　口辺ヒビ

#208　李朝堅手茶碗 ¥30,000

付木箱（桐　貼札）　紫縮緬仕覆　155×15×5

見込ヒビ　縁金補修　磁貫

#204　李朝黒石四方筥 ¥70000～　12×12×10

ソゲ　伝黒田辰秋所蔵

#206　李朝白磁雨漏瓶 ¥40000～　 13×13×19　口辺ワレ接合補修　高台ヒビ

#209　李朝堅手盃 ¥30,000

付識箱（桐） 10×10×4

#207　李朝白磁瓶 ¥30000～　 12×12×195　口辺カケ、ヒビ　頸接合補修 　底ヒビ　磁貫

#210　李朝鉄絵頸欠徳利 ¥35,000～　 付合箱（桐） 14×14×19

#211　李朝白磁瓶 ¥30000～　 12×12×22　磁貫　ヒビ

#214　李朝白磁瓶 ¥30000～　 135×13×25　窯ヒビ　クッツキ

#212　李朝瓶 ¥30000～　105×105×15 　ソゲ　ヒビ　磁貫　口辺銀補修

#215　李朝白磁瓶 ¥30000～　 125×125×21　窯ヒビ　磁貫

#217　木彫彩色雁 ¥40,000～　10×33×18　剥離

#213　高麗青磁扁瓶 ¥30000～　 155×14×26　磁貫　クッツキ

#216　李朝鉄絵頸欠瓶 ¥30000～　 13×13×205

#219　萬暦赤絵隅切四方小皿　五　¥200000～　付識段箱（桐）　仕覆　12×12×25　小ヒビ　金補修　「萬暦」底銘

#220　古染付花鳥文輪花皿 ¥70,000～　 17×17×5　虫喰

#221　磁州窯狛猫 ¥50000～ 　付時代箱（杉）　像高20　左耳ソゲ

#224　陶胎赤絵唐子　三　¥30,000～　 付合板箱　3×2×65ほか

#227　銅造高士立像 ¥50000～ 　付識箱（桐）　飾台　像高14　総高16

#222　磁州窯唐子 ¥30000～ 45×3×7　窯ヒビ

#225　影青仙人 ¥30,000～　像高7 　関帝か

#228　漢緑釉壺 ¥50000～　付木箱（桐） 235×23×32　口辺ソゲ補修

#223　影青唐草文小壺 ¥30000～　 7×7×6　磁貫　鎬刻文

#226　染付花文朱硯 ¥50,000～ 　付合箱（樅） 13×13×4　スレ　「建平」底彫銘

#229　漢緑釉竈 ¥30000～　付木箱（桐） 25×17×13

#240　唐官人俑 ¥70,000～　付木箱（桐） 　唐木飾台　像高27

#241　漢加彩女官俑 ¥50,000～

付合箱（桐）　飾台　像高32

#244　漢加彩女官俑 ¥50,000～

付木箱（桐　貼札）　像高31

#245　漢灰陶加彩舞踊人俑 ¥50,000～ 　付木箱（桐　貼札）　飾台　像高34

#242　漢女官俑 ¥50,000～　付木箱（桐） 　飾台　像高30 #243　漢加彩女官俑 ¥50,000～ 　付飾台　像高38

#247　唐加彩牛 ¥70,000～　付木箱（桐　貼札）　唐木飾台　 9×23×16

#249　漢朱彩馬頭 ¥50,000～　付飾台　 6×17×15

#252　唐鍍金金具　二種四片　¥80000～ 　付木箱（桐）　花文6×4　蝶文4×3

#248　漢加彩牛 ¥70,000～　付木箱（桐　貼札）　唐木飾台　 13×35×12

#250　漢鳥俑 ¥30,000～　10×21×21 頸接合補修

#251　漢灰陶家形 ¥30,000～　11×7×13

#253　漢青銅轡金具 ¥70000～ 5×11×12　二部式

#254　銅鍍金部材 ¥50000～ 　付飾台　総高19

#255　漢加彩女官俑 ¥30000～　像高28 #256　漢加彩官人俑 ¥30000～　付合箱（桐）　像高23

#259　漢加彩女官俑 ¥30,000～　付飾台　像高21

#257　漢女官俑 ¥30000～ 　像高26

#260　唐加彩美人俑 ¥30,000～　付木箱（桐） 　飾台　像高215

#258　漢加彩女官俑 ¥30000～　付木箱（桐）　唐木飾台 　像高25

#261　灰陶双耳小壺 ¥30000～　105×9×105

#263　銅神獣鏡 ¥30,000～ 9×9

#262　銅矢尻型器 ¥30000～　14×11×25

#264　中国古瓦　二　 ¥30,000～　16×145ほか 戦国半瓦当　漢軒丸瓦

#266　灰陶小俑　十七　￥200,000～

漢加彩女官坐俑　付飾台 　像高18

漢坐俑　像高17　ワレ接合補修

漢坐俑　付木箱（桐）　像高165

漢加彩女官坐俑 　像高16

漢加彩女官俑　像高18　ヒビ

漢加彩女官坐俑　付飾台 　像高17

漢坐俑　像高165

加彩官人坐俑 　像高16　頸接合補修

加彩女官坐俑　像高175 　頸接合補修 漢加彩女官俑 　付合箱（桐　蓋欠）　像高175

漢坐俑　付木箱（桐　貼札） 　飾台　像高17

漢加彩女官坐俑 付木箱（桐　貼札）　飾台 　像高165

漢加彩女官坐俑 　像高16

漢加彩坐俑　像高17

漢官人坐俑　付木箱（桐）　飾台 　像高16　ヒビ

漢加彩官人坐俑 像高16

漢女官俑　付飾台 　像高14

永田耕衣

永田耕衣（明治三十三・1900～平成九・1997）は俳人。兵庫県加古川市出身。兵庫県立工業学校に在学中の頃から文藝や演劇 に関心を持つ。三菱製紙に入社後、本格的に句作を開始し、岩木躑躅に学ぶ。「鶴」「天狼」の同人となり、石田波郷や山口誓子の 影響を受け、次第に前衛俳句運動に傾倒。「琴座」の主宰に至る。根源俳句論に根ざした句作で多数の受賞に浴す。また書画も能 くし、棟方志功や河井寛次郎らと親交をもった。

#284　永田耕衣　桃句賛額 ¥50000～　紙本　43×31 　額62×47

#286　永田耕衣　書額 ¥50,000～　紙本　34×25　額48×38

#285　永田耕衣　地蔵詩賛額 ¥50000～　付共シール　紙本 31×24　額45×43

#287　永田耕衣　道元画賛額 ¥40,000～　紙本　25×17 　額41×32

#288　永田耕衣　道元句賛幅 ¥40,000～　付木箱（桐 　貼札）　紙本　陶磁軸端　24×16　表具34×83

#289　永田耕衣　書幅 ¥40,000～　付合箱（杉）　紙本 　雑木軸端　35×34　表具39×123　薄シミ

田 に あ れ ば さ く ら の 花 が み な 見 ゆ る 大 晩 春 泥 ん 泥 泥 ど う 泥 ん

#290　永田耕衣　句短冊額 ¥30000～ 　紙本　6×37　額16×63　シミ

#291　永田耕衣　句短冊額 ¥30000～ 　紙本　6×36　額12×52

竹 の 葉 の さ し ち が ひ 居 る 涅 槃 か な

#292　永田耕衣　句短冊額 ¥30000～ 　紙本　7×36　額22×47　シミ

#295　永田耕衣　道元和歌額 ¥30,000～　紙本　23×31　額37×47

#298　永田耕衣　地蔵句賛額 ¥30000～　紙本　16×12　額29×25

#301　永田耕衣　菩薩句賛額 ¥30000～　紙本　12×16　額24×29

#296　永田耕衣　地蔵句賛額 ¥30,000～　紙本　24×33　額35×43

#299　永田耕衣　菩薩句賛額 ¥30000～　付共シール　紙本 17×12　額29×24

#302　永田耕衣　柿句賛額 ¥30000～ 　紙本　10×8　額28×39

#297　永田耕衣　梅画賛額 ¥30,000～ 　付共シール　紙本　33×48　額45×60

#300　永田耕衣　蕗の薹句賛額 ¥30000～　付共シール　紙本 17×12　額29×24

#303　永田耕衣　如来句賛額 ¥30000～　紙本　17×13　額26×21

公家

A-001　後奈良天皇　宸翰和歌幅 ¥270000～　付識箱（桐）　古筆了悦極札　紙本　菊桐蒔絵軸端 33×15　表具60×118　ヤケ　シミ　堀江知彦箱識 後奈良天皇（明応五・1497～弘治三・1557　在位：大永六・1526～弘治三・1557）は第百五代天皇。

瀟 湘 夜 雨 舟 よ す る 波 に こ ゑ な き 夜 の 雨 を 苫 よ り く ゞ る 雫 に ぞ し る （ 冷 泉 為 相 ） し ら 雲 の 春 は か さ ね て た つ た 山 お ぐ ら の 山 に 花 に ほ ふ ら し

A-002

仁孝天皇　和歌色紙幅 ¥200000～　付木箱（桐）　折紙 紙本　牙軸端　18×20　表具44×146 表具ヤケ、シミ 仁孝天皇（寛政十二・1800～弘化三・ 1846）は第百二十代天皇。光格天皇第六 皇子。朝儀復興に尽力し、皇族公家の教 育機関（後の学習院）設置の志半ばで崩 御。

A-004　大典平胡籙

A-005　諸卿書画貼交巻物 ¥230,000～　紙本　錦包軸端　39×30ほか　表具437×33　ヤケ　シミ　スレ　八名九点 近衛基煕　近衛尚嗣　近衛前久　鷹司兼煕　細川忠利　七條信全　板倉重矩　一乗院尊勢

A-006　良恕法親王　消息幅 ¥90,000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 52×32　表具55×120　ヤケ　シミ　紀伊中納言宛 良恕法親王（天正二・1574～寛永二十・1643）は誠仁天皇第三皇子、後陽成天皇の弟。名は勝輔。 法名覚円のち良恕。曼珠院三十七世、第百七十代天台座主。持明院流の能書家で、書画・和歌を能 くした。

A-008　真敬法親王　辞世幅 ¥90,000～　付二重箱（内識桐）　紙本

黒塗軸端　53×27　表具67×116　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ、スレ 真敬法親王（慶安二・1649～宝永三・～1706）は後水尾天皇の第十六皇子。幼名富宮、諱常淳。法 名信敬のち真敬。興福寺一乗院に入室。清水寺別当も務める。

A-007 良純法親王 和歌短冊幅 ¥60,000～ 付二重箱（内桐 外黒塗） 古筆了栄極札 　紙本　牙軸端 5×36　表具26×132 　ヤケ　オレ 良純法親王（慶長八・ 1603～寛文九・1669）は 後陽成帝の第八皇子。 知恩院門跡の始祖。

A-009　伏見宮邦永親王 瀟湘八景書巻切幅 ¥50,000～ 付識箱（桐）　紙本　牙軸端　46×30 　表具59×124　堀江知彦箱識 邦永親王（延宝四・1676～享保十一・1726）

A-011　木彫箔押狛犬　一対　¥300000～　総高60ほか　ヒビ　剥離　虫喰

A-012　赤黒漆塗獅子頭　一対　¥150000～　35×47×34ほか　ヒビ　剥離

A-013　雪舟等楊　渡唐天神画幅 ¥280,000～　付時代箱（桐　貼札） 　紙本　牙軸端　32×94　表具35×177　ヤケ　シミ　スレ　オレ 　穴補修　表具アレ 雪舟等楊（応永二十七・1420～永正三・1506）は室町時代の禅僧画家。備中国 の人。諱は等楊。幼少で相国寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。応仁元（1467）、 明に渡り大陸の自然と水墨画を学び帰国。代表作に「山水長巻」「秋冬山水図」 「天橋立図」など。

A-014　富岡鉄斎　天神画賛幅 ¥100,000～ 　付木箱（桐　桟一欠）　絖本　牙軸端　42×152　表具54×219 　シミ　オレ 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の 人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室 技藝員、帝国美術院会員。

A-015　土佐光起　天神画幅 ¥80,000～ 付二重箱（内桐　外黒塗）　西山完瑛折紙　太巻　絹本　牙軸端 34×59　表具46×144　ヤケ　シミ 土佐光起（元和三・1617～元禄四・1691）は光則の子。土佐派 中興の祖。堺の人。承応三年宮廷の絵所預となり、内裏造営に参 加。延宝九年剃髪、法名常昭、法橋に叙せられた。

A-018　烏丸光広　草花下絵和歌巻物 ¥400,000～

付時代箱（桐　貼札）　所載目録コピー　紙本　牙軸端 628×29　表具666×29　ヤケ　シミ

『展観入札売立会』（1974年　東京美術倶楽部）所載

A-017　源氏物語屏風　本間　六曲　一隻　¥500,000～　紙本　360×154　屏風376×170　アレ　補筆　「若菜上」「空蝉」 烏丸光広（天正七・1579～寛永十五・1638）は公卿、歌人。猪熊事件に連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授を受け二 条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知られる。日光東照宮の創建にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集『黄葉和歌集』。

A-019　烏丸光広　和歌懐紙幅 ¥350,000～ 　付二重箱（内識桐）　古筆了信極札　紙本　牙軸端　50×36 　表具64×122　シミ　スレ　竹屋町裂中廻　吉澤義則箱識

A-020　烏丸光広　『金葉和歌集』綴本 ¥150,000～

付識箱（桐）　紙本　18×25×2　ヤケ　堀江知彦箱識

A-021　近衛信尹　和歌懐紙幅 ¥150,000～　付時代識箱（桐） 　紙本　骨軸端　50×35　表具62×123　ヤケ　シミ 　表具ヤケ、シミ　詠九月十三夜 近衛信尹（永禄八・1565～慶長十九・1614）は公卿。従一位関白太政 大臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年（1577）に元服 し正五位下、天正十二年（1584）左大臣。慶長五年（1600）に赦免、慶長 十年（1605）関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦 らとともに寛永の三筆と称される。

A-023　源氏物語屏風　小形　八曲　一隻　¥250,000～　付黒塗識箱（桐）　紙本　340×72　屏風356×88　ヤケ　スレ　大シミ 「紅葉賀」「若菜上」

A-024　伝藤原行成　経文断簡幅 ¥200000～　付木箱（桐　貼札）　古筆極札

太巻　紙本　朱塗軸端　9×25　表具35×153　シミ　表具シミ、虫穴 藤原行成（天禄三・972～万寿四・1028）は公卿。藤原伊尹の孫。正二位権大納言。小野道 風・藤原佐理と共に三蹟の一人。世尊寺流の祖。

A-025　近衛忠煕・忠房　和歌短冊双幅 ¥50000～　付木箱（桐　貼札）　紙本　潤塗軸端 6×36　表具35×160　オレ　表具オレ 近衛忠煕（文化五・1808～明治三十一・1898） 近衛忠房（天保九・1838～明治六・1873）

A-027　銅鍍金秋草文御所薬罐 ¥120,000～　付識箱（杉） 17×135×19

A-029　五斗台 ¥80000～　89×505×365　断文　ソゲ

A-026　御所人形 ¥70,000～　像高20　ヒビ　持物欠

A-028　銅鍍金更紗文水桶 ¥80,000～　21×21×22

A-030　籬菊蒔絵冠卓 ¥70000～ 　付木箱（桐） 50×30×28　隅補修

A-032

色漆塗獅子頭 ¥100,000～　24×33×24

鼻翼欠損　虫喰

A-033　稚児宝冠　一対　¥150,000～　付木箱（桐）　全体26×22×32

A-034

軒轅鏡 ¥100000～ 16×16×19

A-035　木彫彩色男神坐像 ¥50,000～ 　像高26　ヒビ　剥離　虫喰

A-036　因果居士　三社神号幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本　金軸端 35×101　表具49×169　ヤケ　シミ　スレ 因果居士（大永五・1525～歿年未詳）は僧。浄 土宗と日蓮宗の論争「安土宗論」の判者の一人。

A-037　前川五嶺 譽田天皇尊像画賛幅 ¥50000～

付時代識箱（桐）　絹本　黒塗軸端　34×97 表具45×180　ヤケ　シミ　オレ 山中静逸後賛 前川五嶺（文化元・1804～明治九・1876）。

A-038　雪山子　 春秋源氏絵屏風

中形　六曲　一双 ¥150000～　紙本 248×92　屏風262×106 　シミ　背面損傷 画人未詳

A-039　伊勢物語屏風　本間　六曲　一双　¥140,000～　紙本　 335×152　屏風353×171　ヤケ　スレ

A-041　板谷廣隆 仲国小督画三幅対 ¥300,000 付時代識箱（桐）　絹本 骨軸端　38×103 表具47×187　ヤケ　シミ

『平家物語』の一場面で、高倉帝の勅命を 受けた源仲国が、月灯かりの中、琴の音を頼 りに小督を探し当てる情景を描く。

板谷廣隆（天明六・1786～天保二・1831） は板谷派三代の幕府御用絵師。号は初代と同 じく桂舟。二代広長の子。奥御用勤務として 東照宮縁起を描く。文政十一年に法眼叙位。

A-042　土佐光起 三輪龍田川画双幅 ¥100,000 付木箱（桐　貼札） 土佐光貞折紙　絹本　骨軸端 35×98　表具47×187 ヤケ　シミ 土佐光起（元和三・1617～ 元禄四・1691）は光則の子。 土佐派中興の祖。堺の人。承 応三年宮廷の絵所預となり、 内裏造営に参加。延宝九年剃 髪、法名常昭、法橋に叙せら れた。

A-043

彩色美人

愛宕硯 ¥50,000 20×105×2

A-044　丸平　御所人形萬歳楽 ¥50,000～　付識箱（桐　貼札）　像高145 　冠部剥離　「昭和三年（1928）」箱識 有職人形司「丸平」は創業安永八年（1779）の 京都の老舗人形店で、当主は代々大木平蔵を名 乗る。現在は七代。

A-045　御所人形童遊 一対　¥185,000～　付木箱（桐） 　犬抱像高165ほか　ヒビ

A-046　長勝　飛鳥井雅章「吉野一覧記」写巻物 ¥100000～　付木箱（桐　貼札）　紙本　素木軸端　341×285　表具369×285　虫穴

A-047　伝清水谷実任　百人一首帳 ¥80000～　紙本　帳18×25 清水谷実任（天正十五・1587～寛文四・1664）は公卿、 権大納言正二位。廃絶していた同家を再興。

A-048　三夕和歌画帖 ¥70000～　付時代識箱（桐　虫喰） 角倉与一折紙　絹本（絵） 紙本（和歌） 19×23　帖255×30 　シミ 寂蓮：三条季晴筆　義董画 西行：園基衡筆　景文画 定家：甘露寺規長筆　東洋画

A-050　絵入本巻物　二　¥500000～　付時代箱（桐）　紙本　牙軸端　509×33　表具574×33ほか　ヤケ　オレ

A-051　壬生忠利　和歌懐紙幅 ¥90,000～　付木箱（桐） 　紙本　黒塗軸端　52×35　表具55×122　ヤケ　ヤブレ 　春日同詠三首和歌 壬生忠利（慶長五・1600～寛文三・1663）は小槻氏壬生家の公卿。

A-053　冷泉為村　消息幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端　31×16 　表具42×95　ヤケ　スレ 冷泉為村（正徳二・1712～安永三・1774）は冷 泉家十五代、和歌をよくし小沢芦庵をはじめ多 くの門弟を輩出し冷泉家中興の祖と崇められる。

A-052　岩山道堅　和歌集切幅 ¥70,000 　付時代合箱（杉　貼札）　古筆家極札　紙本　牙軸端　15×20 　表具35×129　ヤケ　シミ　虫穴 岩山道堅（生年未詳～享禄五・1532）は武将、歌人。名尚宗。奉公衆と して足利義尚に仕える。和歌を飛鳥井雅親に学ぶ。

A-054　近衛前久　和漢朗詠巻物切幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　太巻　紙本 黒塗軸端　60×30　表具73×123　シミ 　堀江知彦箱識 近衛前久（天文四・1535～慶長十七・1612）は 公卿。稙家の子。関白・左大臣。信長と本願寺と の調停をはかり、晩年は徳川家康を頼って慈照 寺に隠棲した。

A-055　伝藤原家隆歌合断簡幅 ¥50,000～　付時代識箱（杉）　紙本　牙軸端 28×30　表具42×115　ヤケ　表具ヤケ、小虫穴 藤原家隆（保元三・1158～嘉禎三・1237）は鎌 倉時代の歌人。壬生中納言藤原光隆の子で和歌 を藤原俊成に学んだ。侍従・宮内卿を歴任、嘉禎 元（1235）に従二位に昇進、世に壬生二位と称さ れ、その歌集を「壬二集」という。

A-056　酒呑童子絵巻断簡貼交屏風　中形　二曲　一隻 ¥60,000～　紙本　46×60　屏風124×98　ヤケ　シミ　スレ

A-058　神前燈籠　二十一　¥100,000～　25×25×28

A-057　御所車絵断簡幅 ¥100,000～　付木箱（桐）　紙本 　牙軸端　22×24　表具52×119　ヤケ　スレ

A-059　嵐景絵絹張屏風　二曲　一隻　¥80,000～ 　付時代識箱（杉）　銀金物　117×54

A-061　歌仙絵源公忠色紙幅 ¥120,000～　付識箱（桐）　紙本　雑木軸端 24×30　表具45×158　ヤケ　シミ　オレ

A-062　伝光悦　歌仙絵紀友則幅 ¥100,000～　付識箱（桐）　紙本　骨軸端 20×32　表具30×107　ヤケ　薄シミ　オレ 　淡川康一箱識

A-064　紫宸殿画幅 ¥50,000～　付識箱（杉）　絹本　朱塗軸端 85×58　表具101×161　山口蘭石か

A-066　板谷弘延　源氏絵幅 ¥50000～　絹本　唐木軸端　55×41 　表具66×127　ヤケ　シミ　根引松 板谷弘延（文政二・1819～安政六・1859）は幕 府御用絵師、板谷家五代。広隆の二男。名広延とも。 号桂舟。兄桂意広寿が早逝し天保八年家督を継い だ。

A-063　源氏物語絵幅 ¥50,000 付木箱（桐）　紙本　骨軸端　48×125 　表具60×210　大アレ　表具オレ、シミ

A-065　西川夜光　皇大神宮御遷座式真図巻物 ¥50000～　絹本　骨軸端　290×165　表具355×17　ヤケ　シミ 「大正拾年（1921）」跋識 西川夜光は大正期の日本画家。岐阜県出身、山元春挙門下。

A-067　清圓寺宛綸旨貼交幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 52×33ほか　表具61×162　ヤケ　スレ　オレ 　表具アレ

A-068　烏丸光広　和歌懐紙幅 ¥50000～　付識箱（桐）　大倉好斎極札　紙本 　黒塗軸端　48×32　表具51×113　ヤケ　シミ 　スレ　オレ　表具アレ 烏丸光広（天正七・1579～寛永十五・1638）は 公卿、歌人。

A-069　天目堂清直　家相図幅 ¥100000～　付木箱（杉）　紙本 　唐木軸端　127×94　表具144×151　ヤケ　シミ　スレ　オレ 「萬延元庚午（18６０）」画中 戦国時代以降、土御門安倍家は陰陽道を司る最高権力にあって、江戸中期 には垂加神道の影響を受け、佛教的思想を排除した独自の神道を形成した。

近世以降在郷に根差した民間の陰陽師は、江戸期には土御門家の支配下に入 り、同家より免状を受けて地鎮や息災を祈念した。

A-070　梨木祐為　鴨川句賛幅 ¥50,000～　付木箱（杉）　紙本　黒塗軸端 55×31　表具58×118　ヤケ　シミ　小澤蘆庵賛 梨木祐為（元文五・1740～享和元・1801）は歌 人、神官。鴨祐之の孫。京都下鴨神社祠官にうま れ、鴨祐為とも。幼少の頃より和歌を好んだ。冷 泉為村の門に学ぶ。早吟で知られ、一生に詠んだ 歌は十万首に達したといわれる。歌集に「祐為県 主集」など。

A-071　佐藤天風　絵巻模写下絵巻物 ¥50,000～　紙本　唐木軸端　370×48 　表具390×48　ウキ 佐藤天風は明治大正期の日本画家、小堀鞆音に師事。

A-073　浮田一蕙 七草画幅 ¥90,000 付木箱（桐　貼札）　絹本 唐木軸端　40×104　表具56×189 　ヤケ　シミ　表具ヤケ、シミ、 オレ　「丙辰（1856）春」画中 浮田一蕙（寛政七年・1795～安 政六年・1859）は復古大和絵派の 画家。京都の人。名は公信、のち可 為、豊臣を称す。別号に昔男精舎。 画を土佐光孚、田中訥言に学ぶ。 勤皇の志士としても活動、安政の 大獄に連座し釈放後、病歿。

A-072　節供蒔絵三重盃・盃台 ¥50,000～　付識箱（桐）2　盃台17×17×145 　大盃125×125×45ほか　金貝ウキ 人日　上巳　端午

A-074　百人一首字歌留多 ¥50,000～ 付時代箱（桐）　絹本（内1枚紙本・後補） 75×10

A-076　伝丸平　雛人形 ¥50000～ 　付木箱（杉）二　無地金雛屏風一双 男像高15ほか　九番

A-077　酒井抱一　立雛画幅 ¥50000～　付木箱（杉　蓋桐）　紙本 牙・骨軸端　48×34　表具61×118　シミ 酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十一・1828） は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生ま れ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子と なる。書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、 『光琳百図』等を出版した。

A-079　冨田渓仙

競馬画幅 ¥50000～　 付識箱（桐）　絹本 蒔絵軸端　48×111

表具65×212　冨田芳子箱識 冨田渓仙（明治十二・ 1879～昭和十一・1936）は 福岡県生まれ。明治二十九 年京都に出て都路華香に師 事。大正元年文展入選し、

大正四年日本美術院同人。

大正十一年駐日仏大使の詩 人ポール・クローデルと詩 画集を合作。昭和十年帝国 美術院会員。京都市で歿。

A-081　大原呑舟　鴨川夕涼画幅 ¥90000～　付識箱（桐）　所載コピー　紙本 　朱塗軸端　30×111　表具33×188　ヤケ 『当市某家所蔵品入札』（昭和十六年三月　大 阪美術倶楽部）所載 大原呑舟（生年未詳～安政四・1857）は日本画 家。大原呑響の息。名鯤、号崑崙、字呑舟。

A-078　無地金雛屏風　六曲　一双　 ¥50000～　付識箱（杉）　絹本　126×57 　屏風129×60　シミ　小スレ 「大正十一年（1922）三月新調」箱識

A-080　織田春暁 金工鍾馗額 ¥50000～ 付共箱（桐） 18×21 額32×44　素銅地色紙形

A-082　猪飼嘯谷　弦召画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　絹本　黒塗軸端 20×101　表具30×183　シミ 猪飼嘯谷（明治十四・1881～昭和十四・1939） は京都生まれの日本画家。京都市立美術工芸学 校を卒業後、教諭として絵画の指導をしながら、 歴史画を中心に活躍した。

A-083　山本紫金　七夕花扇使句賛幅 ¥60000～　付合箱（杉）　紙本　竹軸端 29×100　表具32×189　シミ　オレ 　表具オレ、スレ 近世の宮中行事で、毎年七月七日の朝、七種の 花々を檀紙で包んだ花扇が近衛家より献上され た。

佛家

B-003　葉衣観音図像幅 ¥1,000,000～　付識箱（桐）　紙本　雑木軸端　23×29　表具32×100　シミ　表具ヤケ、シミ

B-004　山本弘慶　善光寺三尊勢至菩薩立像 ¥750,000～　像高35　総高43 本体部と台座を別鋳して鉸留する。台座に以下の造像銘を刻む。

十方法界/奉納/濃州厚見郡/西ノ庄/亀甲山立政寺/現住四十九世/ 　誠空仙意/大和尚代/嘉永五/壬子年/二月 願主/濃州本巣郡/祖父江住/豊田三十良/光平 京都佛工師/山本茂祐弘慶/同鋳物師/鍵屋庄兵衛 像姿から善光寺三尊の脇侍と知れる。五角の宝冠に宝瓶を丁寧に 刻して勢至菩薩を表明し、本来主尊の左側、向かって右脇に侍す。作 調は精緻で厳しい表情に作者の感性をみる。

善光寺式三尊は、聖徳太子の堀江伝説で知られる飛鳥様式の渡来 佛を「本」とするが、開扉されることのない秘佛であり、尊容は、厨子 前の秘佛を写した「御前立」を「範」として模作が続けられた。善光寺 式三尊模作の歴史は鎌倉時代に淵源する。主尊の剣印と呼ぶ印相に しても、脇侍の手印も、飛鳥佛の釈迦か薬師の姿形である。が、鎌倉 時代以降の浄土教の勃興と盛行により一光三尊は変容し、阿弥陀如 来と観音勢至の三尊、すなわち異形の阿弥陀三尊として尊崇をあつ めることになった。

銘文に見られる「京佛師山本茂祐(もさく)弘慶」(以後「弘慶」とす る)の活動については先行研究によって一定の情報を得るが、嘉永五 年(1852)作の掲出によって得られた情報を報告したい。銘文にみられ る「弘慶」の名乗りは慶派の後裔を意識したものであろうが、初出で あり、且つ、岐阜地方(美濃渥美)での弘慶の作佛も初例である。さらに 鋳造の作品も未見。なお、翌年(嘉永六)の千手観音立像(総持寺)の時 点では名乗りを「康慶」に改めている。

佛像の修復では、明治・大正期の美術教育家である今泉雄作(18501877)の知遇と指導を得て、現代の文化財修復(現状保全)の先鞭を為 し、その基礎固めに寄与した。「近世佛師事績データーベース」(長谷 洋一「近世佛像彫刻史の研究」2001)の報告によれば、弘慶が手掛けた 修復の主だったものでは、奈良室生寺十一面観音(1838)、根来寺金剛 力士(1847)、清水寺大日如来(1849)などが挙げられ、複製では、フラン ス・ギメ博物館に収蔵される文殊十六羅漢曼荼羅(1857)、東寺立体曼 荼羅(1878)が代表作と知られる。

『佛を刻む　近世の祈りと造形』(堺市博物館 1997)は、弘慶を「明治 の廃佛毀釈により佛師は衰退の一途をたどったが、その混乱期を乗 り越え、次代が明治に変わってもなお、江戸時代の技術をもって江戸 時代の佛像を作り続けた人物」と紹介する。

なお、鋳物師・鍵屋庄兵衛の情報は得ないが、施主の豊田光平につ いては、岐阜県の神明神社の明治四年の神社改めに際し、神職の光平 が古鏡を奉献して神体を整えたという記録があり、光平の篤志者た るを知る。

B-007　銅鍍金十一面観音坐像掛佛 ¥100,000～

B-008　木彫増長天腕

B-009

愛染明王画幅 ¥250,000～ 付時代箱（桐　虫喰） 絹本　金軸端　37×95 表具52×166　大ヤケ オレ　キレ　ウキ 表具ヤブレ 「若州岩屋山伝来之什物」 貼紙

B-011

不動明王独尊画幅 ¥150,000～ 付溜塗合箱（桐）　太巻 　絹本　金軸端　38×117 　表具58×188　大ヤケ 　オレ　キレ

B-010　版本観想曼荼羅幅 ¥50,000～ 　紙本　唐木軸端　38×108　表具48×170 　大ヤケ　スレ　オレ

B-012　月僊

毘沙門眷属来迎図下絵幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　紙本　雑木軸端　54×113 表具66×188　ヤケ　スレ　オレ 月僊（寛保元・1741～文化六・1809）は画僧。

B-014　胎蔵界曼荼羅幅 ¥1400000～　 絹本　錦包軸端　90×103　表具110×198 　大ヤケ　オレ　穴　風帯欠損

B-015　両界曼荼羅双額 ¥750,000～　紙本 94×111　額121×142　ヤケ　キレ　額縁小アタリ 　墨刷手彩色

B-017　大般若経折本　六百巻揃　¥2800000～　付時代溜塗識箱（杉）12 85×27×3 「萬延元申年（1860）六月」箱識

鉄眼版一切経中の『大般若経六百巻』。鉄眼版一切経は、日本で開版された最初の一切経。鉄眼道光(1630-1682)は、隠元の黄檗宗に帰依し、江戸前期に 活躍した和僧であり、その偉業が達成されるまでの困苦は、『近世畸人』(伴高蹊)、『鉄眼』(片岡薫)、『日本の名僧100人』(中嶋繁雄)などに詳しい。『大般 若経六百巻』の単独は、「大般若会」における「大般若転読」の目的に拠る。

B-018　法隆寺一切経経帙断片額 ¥250,000～　大25×31　小9×31　額62×47 　二片一組 法隆寺一切経史は承徳年間(1097-1099)の 『大般若経』書写にはじまり、これを契機とし て第二期(僧勝賢による永久二年から元永元 年)、第三期(僧林幸による保安三年から大治 六年)に及ぶ大規模な書写が実施され、七千余 巻が形成されたと伝える。経巻を束ねて包む 経帙も併行して作成されたが、現在に遺るの は、建久年間に源頼朝によって寄進された経 帙だけであり、法隆寺に二点、献納宝物一点の 三点の遺存のみ報告される。これらの三点は、 宝永四年の全面的な修理痕を顕著にしている。 当然ながら縁裂も江戸時代の布帛に交換され た。

掲出の縁裂は故態を伝えており、宝永年時 の修理を免れた一点と観察される。僅かでは あるが倭錦の風合いも見せており、頼朝寄進 の往時を伝える経帙の再発見として注目され る。

B-019　大般若波羅蜜多経首部幅 ¥100000～　付木箱（桐） 　紙本　朱塗軸端　52×24　表具64×118　ヤケ　ヤブレ　第三百□四

B-020　大般若波羅蜜多経断簡幅 ¥100000～　付木箱（桐） 　紙本　黒塗軸端　59×24　表具67×117 　ヤケ　スレ　ヤブレ　第三百九十二　鎌倉写経

B-022　高山寺文書帳 ¥60,000～　付合箱（桐）　紙本　20×28 　ヤケ　シミ　オレ　虫穴　「延享三年丙寅（1746）十二月五日」書中

B-024　毘沙門天画幅 ¥150,000～　付時代箱（桐）　絹本 　金軸端　40×102　表具55×177　ヤケ　オレ　表具ヤケ、オレ

B-023　弁財天十五童子画幅 ¥70,000～　付木箱（桐）　絹本 　金軸端　36×70　表具47×143　大ヤケ　キレ　ヤブレ 表具スレ、オレ

B-025　愛染明王画額 ¥60,000～　絹本　20×38　額32×62 　大ヤケ　シミ　オレ

B-026　魚鼓 ¥250000～　総長93　虫喰

禅宗寺院の食堂の軒先に吊るされる魚形の鼓で、魚梛あるいは飯梛とも呼ばれ、禅僧に食事の時間を報せる梵音具とし て用いる。その文化は隠元(1592-1673)に従い、黄檗宗と共に渡来したと云う。魚形の理由について『勅修百丈清規』に曰く 「相伝えて云う、魚は昼夜常に醒む。木に刻して形を象り、是を撃つは昏情を警むる所以なり」と云う。掲出は口腔ではな く下腹を刳って空洞とし、珠を咥えない。

B-027　木彫十二神将立像

B-028　木彫彩色武神立像 ¥100,000～　像高40　総高48

B-030　銅火舎香炉 ¥1800000～　35×35×10

蓋と甑を伴わない大型の火舎香炉。総体を一鋳とせず、底部は別作して鋲留し、力強い脚も同じく鋲留している。以上から『大安寺縁起並流記資財帳』 に記された「単香炉」がこのようなものではなかったかと推理するが如何であろう。作期は鎌倉時代が想定される。重量は約18kgで、重厚な見かけに比し て軽い。

B-031　銅鍍金小五鈷杵 ¥130,000～　付二重箱（内桐　外黒塗）　総長87

B-032　鋳銅伏鉦 ¥50,000～　24×24×9 「室町住出羽大掾宗味作」銘

B-033　銅鍍金 小塔相輪部材 ¥50000～　付飾台 75×75×14

B-034　鋳銅小形雲版 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 10×115×07

B-035　銅法華寺形花入 ¥250,000～ 　付木箱（桐　蓋桟一欠） 14×14×29

B-037　銅六角五層塔舎利器 ¥100,000～　付時代箱（杉） 9×9×31

B-038　宝暦四年銘銅釣鐘 ¥60000～　38×38×65

北勢鈴鹿郡和田庄/當修山華福精舎/願主円□代/時宝暦四甲戌（1754）王 春日

御鋳師/菴藝住/安保常次/殊勝院放円道光/渡邊源左衛門/歓相妙喜法尼 樂法善永信士/恵光妙普信女/別府又左衛門/權律師覚玄/妙昌信女/別府□ 右衛門/心月妙海大姉

願入放清……

B-039　慈母観音画幅 ¥200,000～　付時代識箱（桐　破損） 　絹本　唐木軸端　73×127　表具85×225　ヤケ　オレ　表具シミ

B-040　木彫僧形坐像 ¥190000～　像高68　破損　部材不足

B-041　摺佛十一面観音幅 ¥100,000～　付木箱（桐）　紙本　朱塗軸端　 60×24　表具74×120　大シミ　スレ　オレ　虫穴　表具ヤケ、シミ

B-042　福田古道人　観音応身漢詩巻物 ¥50,000～　紙本　紙貼軸端　648×29　表具682×31　シミ 「明治壬寅（1902）」跋識

B-044

木彫八臂弁財天坐像 ¥50,000～ 付素木厨子（虫喰破損） 像高17　総高31　二臂欠損 　持物破損　光背折損

B-046

写経断簡　未装　 ¥70,000～　紙本 11×15　スレ　欠損

B-045　木彫佛像　三　¥50,000～　付厨子各1 　大：観音（像高8　厨子11×7×24）ほか　中：毘沙門天　小：菩薩

B-047

複弁蓮華文軒丸瓦 ¥50,000～　12×16×3 　川原寺 「観世音寺出土」墨識

B-048　曲 ¥100,000～ 78×42×105 ヒビ　剥離 塗補修 B-049 義亮・清亮 雪山童子画賛幅 ¥50000～

付木箱（桐）　紙本 白石軸端　40×131 表具50×216　ヤケ オレ　表具ヤケ、スレ、

穴　涅槃経の一節 大雅堂二世月峰の子 で、義亮は長男、清亮は 二男。

B-050　国東一石五輪塔 ¥50,000～　 35×35×69　空輪別石 ※下見会には持参しません。詳細お問い合わ せください。TEL:075-254-8851

B-051　石蓮台 ¥50,000～　41×36×18

B-052　町石 ¥50,000～　15×11×52

「二十丁　明治十五年（1882）」刻銘

B-053　石造宝篋印塔 ¥300,000～　47×46×201　小カケ　石壇後補 「寛永十二年（1635）」刻銘　五部式 　※下見会には持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問い合わせく ださい。TEL:075-254-8851

B-054　石造大日如来坐像 ¥180,000～　 付識箱（桐）　像高11　総高205

B-055　鉦鼓 ¥50,000～　付鉦架 　架36×36×83

B-057　慈雲飲光　一行書幅 ¥350000～　付時代識箱（桐）

紙本　潤塗軸端　28×121　表具31×212　シミ　藤村密幢箱識

B-058　慈雲飲光　一行書幅 ¥150000～　付二重箱（内識桐）

紙本　黒塗軸端　29×115　表具33×195　ヤケ　シミ　オレ　ヨゴレ 　表具ヤケ、シミ　末資道円箱識 慈雲（享保三・1718～文化元・1804）は真言宗の僧、名飲光、号葛城山人、大阪中之島生まれ、十三歳で河内の真言宗法薬寺で出家、また伊藤東涯に儒学 を学んだ。後に長栄寺、桂林寺などを歴任、晩年は大阪南河内葛城山中の高貴寺に住した。

B-059　慈雲飲光　名号幅 ¥50,000～ 　付合識箱（桐）　紙本　金軸端　28×103 　表具44×158　ヤケ　シミ

B-061　寂厳　一行書幅 ¥70000～ 付時代箱（桐　貼札）　絹本　骨軸端　35×110 　表具42×187　ヤケ　シミ　表具ヤケ 寂厳（元禄十五・1702～明和八・1771）は真言 宗の僧。備中宝島寺に住す。

蓮家

B-060　版本日蓮帝釈天幅 ¥50000～　付時代識箱（杉）　紙本 　唐木軸端　51×127　表具62×186　ヤケ 　スレ　オレ　表具オレ、スレ、シミ 日輝追識

B-062

木彫法難彫欄間 ¥150000～ 165×72×9　ワレ 両面一木彫 「松葉ヶ谷法難」と呼 ばれる図様。鎌倉・松 葉ヶ谷に草庵を結んだ 日蓮が、敵対する念佛衆 徒の焼討に遭い、白猿に 導かれ猿畠山へ逃れる。

浄家

B-064　法然肖像画賛幅 ¥50,000～　付時代箱（桐）　紙本 　唐木軸端　45×51　表具60×134　ヤケ　オレ 　表具アレ

B-066　浄土七祖画幅 ¥100000～　絹本　金軸端　48×104 　表具74×172　大ヤケ　シミ　オレ

B-065　大紹正宗国師遺影画賛幅 ¥50,000～　付識箱（桐） 絹本　金軸端　49×113　表具59×202　虫穴　表具虫穴 　尊超入道親王賛

B-067　増上寺三師　名号幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本 　金軸端　35×64　表具48×133　ヤケ　シミ　ウキ　スレ　オレ

B-068　親鸞筆紺紙金泥阿弥陀経巻物 ¥1,000,000～　付合箱（桐）　折紙　紙本　唐木軸端　195×24　表具214×24

シミ　スレ　オレ　穴　カビ　ウキ 「仁治子年（1240）正月二十三日愚禿親鸞書写」跋識 奥付により、親鸞六十八歳時の写経と知れる。経巻は水濡れを如実にしており、紺紙は黒色化し、本来の金字と銀界線は輝きを失い、背 紙に施された雲英が本紙に移っている。親鸞（承安三・1173～弘長二・1262）の事績として紺紙写経があったか否かは確認できないが、総 体を鎌倉中期頃の写経の体裁と観察しても許容されよう。

B-070　中尾宗貞　宣徳銅輪燈　一対　¥500,000～

付共箱（杉） 19×19×75 「安政三（丙辰）」箱識 中尾宗貞（生歿年不詳）は、江戸中期から大阪で錺工として佛具を中 心に制作する。

B-071　親鸞往復書簡写本巻物 ¥90000～　紙本 　唐木軸端　364×29　ヤケ　スレ　ヨゴレ

B-072　蓮如　 名号幅 ¥300000～ 付二重箱（内時代識 桐・大虫喰　外溜塗） 　紙本　金軸端 36×80　表具58×161 　ヤケ　シミ　スレ 　オレ　虫穴 表具オレ、ヤケ、 スレ、キレ 蓮如上人（応永二 十二・1415～明応 八・1499）は浄土真 宗中興の祖。本願寺 第七世存如上人の長 男として京都に生まれ、父に教学を学んだ。文明十三年（1481）、山科に 御影堂・阿弥陀堂を建立し、本願寺教団の基盤をなした。本願寺八世。

B-073　達如　方便法身来迎画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本　金軸端　22×48 　表具45×127　ヤケ　オレ　キレ　穴 「達如上人　安政参丙辰（1856）」巻止識 達如（安永九・1780～慶応元・1865）は浄土真 宗の僧。東本願寺第二十代法主。

B-074　親鸞遺骨佛塔画幅 ¥50000～ 　付時代箱（桐）　日野湛盈折紙　絹本 金軸端　19×52　表具34×100 ヤケ　シミ

B-075　大谷光尊　和歌懐紙幅 ¥50000～　付識箱（桐）　紙本　竹軸端　48×36 　表具63×131　薄ヤケ　オレ　正信箱識 大谷光尊（嘉永三・1850～明治三十六・1903） は明治時代の僧侶。真宗本願寺派（西）本願寺二 十一世宗主。

B-076

大谷尊由 一行書幅 ¥50,000～ 付二重箱（内桐） 　絹本　牙軸端 36×119 表具50×210 シミ　オレ 　表具シミ 大谷尊由（明治 十九・1886～昭 和十四・1939） は号は心斎。大谷 光尊の四男。明治 四十三年浄土真 宗本願寺派執行 長、のち管長事務 取扱となる。昭和 三年貴族院議員。 第一次近衛内閣 の拓務相。のち内 閣参議、北支開発 総裁を務めた。

B-077　栗田剛　木彫枕石寺絵伝 ¥100,000～　付台　全体62×46×108　ワレ　彫銘 雪を褥に、石を枕に雪中に就寝する親鸞と弟子とを彫り、寒々しい関東布教の困難を伝える。一行は、 常陸で雪に見舞われ、一夜の暖を日野左衛門尉頼秋に求めるが固辞され、戸外で就寝した。その夜半に 頼秋は観音の霊夢に起こされ、一行に詫び、一同を屋内に招き入れ、永く親鸞に帰依して「枕石寺」の 創建へと連げた。

禅家

B-079　木彫彩色羅漢 ¥80,000～　付台　像高66　総高73 欠損　剥離進行　玉眼

雲 収 山 嶽 青

B-080　沢庵宗彭 一行書幅 ¥400000～ 付二重箱（内時代黒塗貼札識杉） 紙本　牙軸端　神田道伴、川勝宗久、 古筆家極札　25×111　表具27×185 　シミ　オレ 沢庵宗彭（天正一・1573～正保 二・1646）は臨済宗の僧。但馬国出 石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第 百五十三世。寛永六年紫衣事件で出 羽に流されたが後帰洛。品川に東海 寺を開いた。

B-081　天室宗竺　細字幅 ¥120,000～　付時代箱（桐）　紙本　牙軸端　66×31　表具79×120　ヤケ　シミ　スレ 天室（慶長十・1605～寛文七・1667）は大徳寺百九十世。諱宗竺、号一如子、破笠子、雛道人ほか。尾張生まれ、大徳寺の玉室宗珀の法を嗣ぎ、承応三年 （1654）に同寺の住持となった。

B-082　玉舟宗璠　 一行書幅 ¥250,000～ 　付木箱（桐・シミ 　貼札）　紙本　黒塗軸端 27×126　表具30×202 　スレ 玉舟宗璠（慶長五・ 1600～寛文八・1668）は 臨済宗の僧、大徳寺百八 十五世。京都山城の人。名 を春睡、号を善哉とした。 また本山に高林庵を、和 歌山の小泉に慈光院を開 創した。

B-083　宙宝宗宇　 一行書幅 ¥200,000～ 　付合箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　28×109 表具31×196　シミ　オレ 宙宝宗宇（宝暦十・ 1760～天保九・1838）は 臨済宗の僧、大徳寺四百 十八世。塔頭芳春院第十 三世住職。号に洛陽人、松 月老人、松月叟など。則道 宗軌について法を嗣ぐ。 芳春院内に松月庵を営む。 詩偈、書に優れ、名筆と称 された。また、茶の湯を能 くし製陶にも長じた。天 保七年、仁孝天皇より天 光真照禅師の号を賜る。

B-085　仙厓義梵　猪頭和尚画賛幅 ¥50,000～ 　付二重箱（内桐　外溜塗）　太巻　紙本　黒塗軸端　43×35 　表具46×121　ヤケ　シミ　スレ　穴 仙厓義梵（寛延三・1750～天保八・1837）は画僧。臨済宗妙心寺派。美 濃武儀郡の人。僧名は義梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持とな る。飄逸な画風で知られる。

B-087　白隠慧鶴　白衣観音画賛幅 ¥100000～　付時代箱（桐）　紙本　黒塗軸端 30×70　表具34×148　ヤケ　シミ　虫穴

B-086　玉舟宗璠　細字幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　紙本 　雑木軸端（カケ） 44×25　表具46×107　オレ 玉舟宗璠（慶長五・1600～寛文八・1668）は臨済宗の僧、大徳寺百八 十五世。京都山城の人。名を春睡、号を善哉とした。また本山に高林庵を、 和歌山の小泉に慈光院を開創した。

B-088　白隠慧鶴　達磨画賛幅 ¥80000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 25×89　表具31×143　ヤケ　シミ　オレ 　虫穴

白隠慧鶴（貞享二・1685～明和五・1768）は臨済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くして独 特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八年（1758）には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B-089　良寛大愚　三行書幅 ¥100000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 52×130　表具62×206　シミ　スレ　オレ 　安田靫彦巻止識 良寛（宝暦八・1758～天保二・1831）は歌人で 曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、 大愚とも号した。

B-090　沢庵宗彭　消息幅 ¥50000～

付木箱（杉）　紙本　陶磁軸端　38×25 表具50×108　ヤケ　オレ　古筆極札蓋裏貼付 沢庵宗彭（天正一・1573～正保二・1646）は臨 済宗の僧。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。

B-093　伝明兆 高僧画賛幅 ¥50000～ 付二重箱（内時代溜塗識桐）　絹本 　唐木軸端　37×80　表具49×162 　スレ　オレ

B-091　小田雪窓　一字書幅 ¥50000～　付識箱（桐）　紙本 朱塗軸端　48×35　表具51×129　シミ 雪窓宗甫（明治三十四・1901～昭和四十 1966）は大徳寺五百六世住持。鳥取生 まれ。俗姓小田。道号雪窓。諱宗甫。

B-094　尾関本孝　二行書幅 ¥50,000～　付木箱（杉　貼札） 　絹本　唐木軸端　36×115 　表具52×191　ヤケ　シミ 尾関本孝（明治七・1874～昭和十 九・1944）は臨済宗の僧、東福寺派管 長。号行應、鳳林軒。

B-092　佛家書画貼交幅 ¥50000～

付木箱（桐）　紙本　骨軸端　102×56　表具107×143 　ヤケ　シミ　オレ 　伝百拙元養山水　堀南湖四字書　悟心元明後賛

B-095　清巌宗渭 一行書幅 ¥50000～

付時代識箱（桐　貼札）　紙本 牙軸端　28×129　表具31×208 シミ　オレ 清巌宗渭（天正十六・1588～寛 文元・1661）は臨済宗の僧。

B-096　山田真山 達磨画幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　紙本　P軸端 33×134　表具47×195　シミ　オレ 山田真山（明治十八・1885～昭和 五十二・1977）は彫刻家、日本画家。 本名は渡嘉敷兼慎。東京美術学校卒。

B-098　大徳寺 ¥100,000～　73×73×57　二尺

B-100　伝高村光雲

阿弥陀如来坐像 ¥300000～　付識箱（桐） 鋳銅蓮台　像高7　総高15 　岸本清賞軒箱識 高村光雲（嘉永五・1852～昭和 九・1934）は彫刻家、東京美術学 校教授。帝室技藝員。仏師高村東 雲に師事し、皇居造営の装飾彫 刻も担当。子に高村光太郎、高村 豊周。

B-099　大徳寺 ¥50,000～　42×42×34　一尺

B-101　伝吉川政治　石膏伐折羅胸像 ¥100,000～　総高61　ソゲ　等身写　背面貼紙 B-102　清水公照　泥造慈眼童女 ¥50,000～　付共箱（桐）　像高22 清水公照（明治四十四・1911～平成十一・ 1999）は東大寺長老。兵庫県の人。昭和四十九年 （1974）東大寺別当、五十年華厳宗管長、五十六 年東大寺長老。文人画､書、陶芸を能くした。

B-104　木村武山　紺布金泥聖観音画幅 ¥200,000～　付識箱（桐）　絹本　彫漆軸端　42×120 　表具59×201　表具虫穴　亀山弘應箱識 木村武山（明治九・1876～昭和十七・1942）は茨城県 生まれの日本画家。本名は信太郎。笠間の南画家桜井華陵 に手ほどきを受ける。上京し川端玉章の画塾天真会で学 ぶ。東京美術学校卒。日本美術院同人。

B-105　五代清風与平 臨済栽松画賛幅 ¥80,000～　付識箱（桐） 紙本　黒塗軸端　37×94　表具46×171 　シミ　オレ 五代清風与平（大正十・1921～昭和二・1990）

B-103　周三

紺紙金泥白衣観音画幅 ¥50,000～　付二重箱（内桐　外溜塗） 紙本　朱塗軸端　20×66　表具32×153

B-106　大槻伝吉 龍頭観音画幅 ¥50,000～ 付木箱（桐）　紙本　骨軸端　45×120 　表具56×208　オレ 「昭和拾年（1935）」画中 大本教・出口直の三男

B-108　松花堂昭乗　布袋画賛幅 ¥80,000～　付識箱（桐）　紙本 　黒柿軸端　47×27　表具50×112　シミ　オレ 　玉室宗珀賛　堀江知彦箱識

B-110　拝月布袋画幅 ¥150,000～　付合箱（桐） 　絹本　P軸端　37×84　表具49×167　ヤケ　シミ　キレ 　表具ヤケ　無款

B-111　松花堂昭乗 布袋童子画幅 ¥80,000～ 付二重箱（内時代識桐　外黒塗） 林文塘、某古筆極札　紙本　牙軸端 33×72　表具36×150　ヤケ　シミ 松花堂昭乗（天正十二・1584～寛永十 六・1639）は学僧、書画家。俗名中沼式部、 号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。

B-109　竹腰正富

文読布袋画賛幅 ¥50,000～ 付時代識箱（桐）　紙本　黒塗軸端 29×86　表具37×171　オレ 要津義航賛　古筆了仲箱識 今尾藩第九代当主

B-112　大心義統 大黒天画賛幅 ¥50,000～ 付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端　26×46 　表具31×129　スレ 大心義統（明暦三・1657～享保十五・ 1730）は大徳寺二百七十三世。天倫宗忽の 法嗣で、宝永三年（1706）に奉勅入寺。号 を蓮華童子、巨妙子、金剛童などとした。

B-113　狩野探幽　寿老画三幅対 ¥60000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 51×107　表具65×202　ヤケ　シミ　左右立鶴 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵 師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

B-114　高橋道八　福禄寿置物 ¥50,000～　付二重箱（内共桐） 　像高285 「華中亭」印 華中亭は高橋道八家の三代（文化八・ 1811～明治十二・1879）以降の号。

B-115　狩野常信　寿老画三幅対 ¥60000～ 　付時代識箱（桐　大破）　紙本　牙軸端　29×96　表具42×195 　ヤケ　シミ　右：叭々鳥　左：鳩 狩野常信（寛永十三・1636～正徳三・1713）は尚信の長男、京都 の人。木挽町狩野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号 養朴、古川叟ほか。

B-116　木彫挙印大黒天 ¥50,000～

付神厨子（195×14×22）　像高145　総高185　ソゲ 「享保八年癸卯（1723）十月六日壬子之日御来迎也 願主中之坊臺行」底墨識

B-118　三井高祐　二福神画双幅 ¥50,000～

付木箱（桐　貼札）　出陳票　絹本　唐木軸端　31×84 　表具43×166 　ヤケ　シミ　三井高房蛭子大黒写

儒家

B-121　高士画幅 ¥100,000～　付木箱（杉）　絹本　金軸端　 42×85　表具55×161　シミ　表具シミ、虫穴

B-119

華香　江ノ島弁財天画幅 ¥50,000～　付木箱（桐　貼札）　絹本 　唐木軸端　57×130　表具72×210 　シミ　キレ　ヨゴレ

B-120　池上秀畝 雲中寿老画幅 ¥50,000～ 付共箱（桐）　絹本　牙軸端 42×112　表具57×204　ヤケ　オレ 池上秀畝（明治七・1874～昭和十 九・1944）は長野県出身、名は國次 郎。

B-122　頼山陽 二行書幅 ¥50,000～ 付識箱（桐）　紙本 唐木軸端　29×133 表具43×197　オレ 頼潔箱識 頼山陽（安永九・ 1781～天保三・1832） は儒者。頼春水の息。 京都に書斎「山紫水明 処」を構え、文人と交 流。

B-123　頼春水 　二行書幅 ¥50000～ 付識箱（桐）　絹本 唐木軸端　27×123 表具38×196　ヤケ シミ 頼春水（延享二・ 1745～文化十三・ 1816）は儒者。頼山陽 の父、弟に頼春風、頼 杏坪。名惟完、字千 秋・伯栗、別号霞崖・ 和亭など。

B-124　狩野常信　王羲之画三幅対 ¥50,000～　付時代識箱（桐　貼札）　絹本　 牙軸端　43×109　表具57×203　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ、ヤケ、シミ　左右山水 狩野常信（寛永十三・1636～正徳三・1713）は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。 徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

B-126　荻生徂徠　七絶書幅 ¥160,000～　付時代識箱（桐　貼札）　所載頁　紙本 唐木軸端　79×27　表具94×140　ヤケ 『白雲居所蔵品入札』（東美　昭和11年）所載　古筆了悦箱識 荻生徂徠（寛文六・1666～享保十三・1728）は儒学者。綱吉に仕えた医師方庵の子として江戸に生 まれ、名は雙松、字を茂卿、号を徂徠、損庵、赤城翁とし、朱子学を学んだ。伊藤仁斎の古義学を批判 し、のちに『弁道』『弁名』を著して古文辞学を主張。元禄九年（1696）、柳沢吉保に仕えて政治顧問的 役割を果たした。

B-125　伊藤東涯 一行書幅 ¥50,000～ 付時代箱（桐　貼札） 前田香雪極札　紙本 唐木軸端　21×104 表具33×171　スレ　オレ 　表具スレ 伊藤東涯（寛文十・1670～ 元文元・1736）は伊藤仁斎の 長男。名長胤、字源蔵、別号 慥慥斎。幼少の頃より父に家 学を受けた。著書に『制度 通』『用字格』等。京都の人。

B-127　頼山陽　書簡巻物 ¥50000～　付時代識箱（桐） 平木清光折紙　紙本　牙軸端　334×12 　表具382×18　ヤケ　シミ　虫穴 　表具スレ、虫穴

B-128　頼山陽　書巻物 ¥50,000～　付二重箱（内桐）　紙本 　骨軸端　580×27　表具610×27 　ヤケ　シミ 頼山陽（安永九・1781～天保三・ 1832）は儒者。頼春水の息。大阪に生ま れ､まもなく広島に移る。江戸に出て尾 藤二洲に経学・国史を学ぶ。京都に書斎 「山紫水明処」を構え、文人と交流。

B-130　頼山陽　五律書幅 ¥50,000～ 　付識箱（桐）　絹本　唐木軸端　55×28 　表具67×100　ヤケ　シミ　頼支峰箱、巻止識 頼山陽（安永九・1781～天保三・1832）は儒者。 頼春水の息。大阪に生まれ､まもなく広島に移る。 江戸に出て尾藤二洲に経学・国史を学ぶ。博識で詩 文をよく好む。京都に書斎「山紫水明処」を構え、 文人と交流。

道家

B-133　香雪斎伯鱗　虎仙人画幅 ¥120,000～　付識箱（杉　貼札）　絹本　牙軸端 46×100　表具61×186　ヤケ　シミ　スレ 　オレ

B-131　氷室藤里　漢詩幅

¥50,000～　付木箱（杉　貼札）　折紙 紙本　黒塗軸端　54×27　表具57×117 ヤケ　シミ　スレ　オレ　表具オレ 氷室藤里は儒家、細井平洲門下。

B-132　浪花儒者諸家　寄書重陽詩帳 ¥50,000～　付識箱（桐）　紙本　帳15×20×2 ヤケ　虫穴　頼山陽ほか

B-134　如来荒神画幅 ¥50,000～

付時代箱（桐）　紙本　根来塗軸端　40×98 　表具54×168　大ヤケ　大シミ　オレ　キレ

B-135　木彫青面金剛 ¥55,000～

付厨子（18×13×34　扉欠失、屋根補修） 像高17　総高26

B-136

維摩居士遊行画幅 ¥400,000～　付木箱（桐）　絹本 　金軸端　53×117　表具70×193 　ヤケ　オレ　キレ　風帯ヤブレ 　表具アレ、ウキ 荘厳された白象が二人の侍者に 導かれて豪奢な二輪車を引く。向 かって左の侍者は、白蓮枝を右手 に、左手に象使いの棒を持つ。右の 侍者は、右手を白象に添わせ左手 に錫杖を立てる。白象の背には白 蓮台が載せられ、上に経典を納め た玻璃箱を戴く。

白象が曳く二輪車に設える椅子 は龍の天蓋を戴き、雲唐草鳳凰文 の布で加飾し、上部に宝珠を飾る。 老体の維摩居士は左肩に袈裟を結 んで両肩を薄布で覆い、左腕を二 輪車の囲いに渡した長板に載せ、 白毛払子を持した右手を添えて座 す。虚空には六星を配し、椅子の宝 珠もしくは維摩を加えた北斗七星 を寓意する。

維摩は天竺の富豪から在家弟子 になって釈迦の教化を援け、無生 忍の尊格を得、出家することなく 法身の大居士と称えられ、『維摩 経』は大乗佛教の起点をなした。掲 出は格調高く維摩居士を描出して おり、元末明初作を想定させる。

書畫家

D-001　藤原正吉　岩上鷹画幅 ¥160000～

付木箱（桐　貼札）　紙本　牙軸端　43×97　表具55×180　スレ　オレ 「佐渡掾 藤原正吉」の朱文重廓方印と、「御授鷹」の朱文重廓長方印を みる。画題については戦国期における放鷹に伴って隆盛をみたものだが、 筆者藤原正吉については殆ど資料が残っておらず、谷文晁が「佐渡掾 姓 藤原 諱正吉 履歴を知らず 或いは云う土佐光成の二男」と述べるにとど まっている。現在、この印を持つ作品は十点ほど伝わっている。

D-002　周文印　拱橋画幅 ¥120,000～

付黒塗箱（杉・小口一欠　貼札）　紙本　骨軸端　49×37　表具52×125 　ヤケ　シミ　スレ　表具ヤケ、シミ、ウキ 周文（生歿年未詳）は室町中期の禅僧、画僧。周文は字で、道号天章、画 号越渓。相国寺で如拙に画技を学ぶ。その画風は周文様式とも称されるが、 その実態は未だ不明瞭である。

D-003　狩野山楽　楼閣山水画幅 ¥100000～

付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端　47×31　表具61×115 　ヤケ　スレ　オレ　「光頼」香炉印 狩野山楽（永禄二・1559～寛永十二・1635）は京狩野の始祖。名は光頼、 通称修理。秀吉に推薦され永徳の弟子となる。豊臣家歿後は松花堂昭乗の もとに身を隠したが赦免。作品は大覚寺などに多数遺る。

D-004　周耕　楊柳観音画幅 ¥100000～　付時代識箱（桐　貼札）　紙本 牙軸端　47×119　表具59×205　ヤケ　スレ 　オレ　表具スレ 周耕は和州多武峰に住した僧で、雪舟に学び、 雪舟とともに入明したと記す画伝がある。作風 からみた周耕は雪舟弟子とするに相応しいが、 現存する作品が少なく、伝歴はまだ不明の部分 が多い。

D-005　秋月等観　達磨画賛幅

¥100000～　付木箱（桐・身桟一欠　貼札） 紙本　牙軸端　34×75　表具48×201　ヤケ 　シミ　スレ　オレ　表具オレ　舜闇徳昌賛 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津 氏の家臣。雪舟の弟子の中では最もその画風を 受けつぎ著名である。明応五年（1496）遣明使に 同行し渡明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子 を育てたことが知られている。

D-007　蟹画幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　紙本　骨軸端　35×26 　表具48×116　ヤケ　オレ　表具ヤケ、ウキ　無款

D-006　狩野山雪　神農画幅 ¥120000～　付木箱（桐）　紙本　牙軸端 38×94　表具50×180　大ヤケ　スレ　オレ 狩野山雪（天正十五・1587～慶安四・1651）は 本名は千賀光家。別に蛇足軒、桃源子と号す。狩 野山楽の門人で女婿。宋の牧溪等を研究し、山楽 よりも装飾的だといわれた。京都の狩野派の中 心的人物で山水・人物・花鳥獣を能くした。法 橋に叙せられる。

D-008　狩野元信　大根画幅 ¥50,000～　付溜塗識箱（桐） 紙本　牙軸端　44×29　表具57×115　ヤケ　シミ　スレ　オレ 　表具ヤケ 狩野元信（文明八・1476～永禄二・1599）は正信の息。狩野派の確立 者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ばれた。京都生まれ。

D-010　狩野尚信　竹画幅 ¥190000～　付二重箱（内時代識桐 　外溜塗）　絹本　牙軸端　37×100 　表具49×175　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ 狩野尚信（慶長十二・1607～慶安 三・1650）は孝信の次男、京都の人。 木挽町狩野家の祖。号自適斎､通称主 馬。寛永七年（1630）江戸に下り、幕 府の御用絵師となる。

D-011　狩野探幽　寒山拾得画双幅 ¥150,000～

付識箱（桐）　絹本　牙軸端　39×87　表具51×171　ヤケ　オレ 「六十九歳」画中　古香庵宗養箱識 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-012　狩野探幽　高士馬上飲画幅 ¥100,000～ 　付時代識箱（桐）　絹本　牙軸端　66×117　表具72×207　ヤケ　シミ 「六十九歳」画中 狩野探幽（慶長七・1602～延宝二・1674）は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-013

狩野探幽 白衣観音画幅 ¥100000～ 付時代識箱（桐） 紙本　牙軸端 33×86 表具36×166 　シミ　オレ 狩野探幽（慶長 七・1602～延宝二・ 1674）は永徳を祖父 に、孝信を父にもつ 江戸幕府を代表する 御用絵師。諱は守信。 京都の人、狩野派中 興の祖。

D-015　狩野尚信　竹雀画幅 ¥50000～　付時代識箱（桐）　大倉好斎極札 紙本　牙軸端　35×102　表具49×191 　シミ　スレ　オレ　表具オレ、シミ 狩野尚信（慶長十二・1607～慶安三・1650）。 木挽町狩野家の祖。号自適斎､通称主馬。

D-014　狩野惟信・栄信　草鳥画双幅 ¥60,000～

付識箱（桐）　紙本　骨軸端　54×119　表具66×201 　ヤケ　シミ　スレ 双鳩：狩野惟信（宝暦三・1753～文化五・1808）木挽町狩野家七代 芦鷺：狩野栄信（安永四・1775～文政十一・1828）木挽町狩野家八代

D-016　狩野常信　猿猴画幅 ¥50000～　付識箱（桐）　絹本　牙軸端 41×100　表具54×182　ヤケ　大シミ 　表具ヤケ、スレ、虫穴 狩野常信（寛永十三・1636～正徳三・1713）。 木挽町狩野家二代。号養朴、古川叟ほか。

D-017　狩野典信　傀儡師画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本　骨軸端 30×95　表具40×176　ヤケ　大シミ 狩野典信（享保十五・1730～寛政二・1790）は 号栄川、白玉斎。木挽町狩野家六代、江戸の人。

D-019

橋本晴信 架鷹画三幅対 ¥190,000～ 付識箱（桐）　紙本 　唐木軸端　42×105 　表具55×193　ヤケ 　シミ　オレ　虫穴

D-021　高田敬真　龍虎画双幅 ¥60000～　付木箱（桐）　絹本　骨軸端（蓋全欠） 36×89　表具48×178　ヤケ　シミ　オレ 　表具アレ 高田敬真（生歿年未詳）は高田敬輔の弟で、本名 長兵衛。

D-020　曾我蕭白　鍾馗鬼画双幅 ¥100000～

付時代識箱（杉　破損）　紙本　雑木軸端　55×126 　表具67×187　ヤケ　スレ　オレ　鬼苦蛛網、鍾馗嘲笑 曾我蕭白（享保十五・1730～安永十・1781）は本姓三浦、名は暉雄。字 師龍、別号蛇足軒、鬼神斎など。初め高田敬輔に画を学んだとされ、後に 独創の力強い筆致の奇想天外な作風を確立した。

D-022　谷田輔長　双鶴巣籠画双幅 ¥50000～　付木箱（桐　貼札）　絹本　骨軸端 37×104　表具51×195　ヤケ　オレ 谷田輔長（寛延元・1748～文政八・1825）は高田 敬輔の孫。字伯修、号止斎。画は高田敬徳に学ぶ。 郷土・近江蒲生郡の旧跡研究に功がある。

D-023　曾我蕭白 富士清見寺画幅 ¥50,000～ 付時代識箱（桐　虫喰）　絹本　牙軸端 62×50　表具74×144　ヤケ　オレ　キレ　穴 　表具シミ、ウキ

D-025　本阿弥光悦　消息幅 ¥300,000～

D-026　本阿弥光悦　和歌集巻物切幅 ¥230,000～

付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本　黒塗軸端　27×29　表具37×115 　シミ　田山方南箱識　『新古今和歌集　巻第三』前大僧正慈円

付時代溜塗箱（桐　貼札）　紙本　唐木軸端　35×29　表具42×95 　スレ D-024　本阿弥光悦　消息幅 ¥450,000～　付時代識箱（杉　貼札）　紙本　黒塗軸端　45×26　表具47×99　ヤケ　シミ　スレ　オレ 　表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 本阿弥光悦（永禄元・1558～寛永十四・1637）は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。

D-028　尾形乾山　水草画幅 ¥230,000～

付二重箱（内貼札識桐）　紙本　牙軸端　28×73 表具30×157　ヤケ　スレ 「北泉閣」蔵印　下条桂谷箱識 尾形乾山（寛文三・1663～寛保三・1743）は江戸中期 の陶工、画家。光琳の弟。二代伊八、三代呉介といった風 に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑する ような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也 は著名。

D-029　尾形光琳　寿老画幅 ¥100,000～ 　付二重箱（内時代桐）　更紗帙　紙本　牙軸端　35×89 　表具48×177　シミ　スレ　穴 尾形光琳（万治元・1658～正徳六・1716）は画家、工芸 家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、 別号積翠、惟亮、伊亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。乾山 は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携 わった。

D-030　渡辺始興 福禄寿画賛幅 ¥100,000～ 　付木箱（杉）　紙本 黒塗軸端（剥離） 18×105 表具20×172　スレ　オレ 表具オレ、シミ 渡辺始興（天和三・1683～宝暦 五・1755）は京都生まれの絵師。 近衛（予楽院）家煕に随侍。

D-031　酒井抱一　葛画幅 ¥95,000～　付木箱（桐）　紙本 唐木軸端　27×122　表具41×187 　ヤケ

D-032　酒井抱一

東下画幅 ¥70,000～ 付時代黒塗識箱（杉）　絹本 牙軸端　全体52×186　ヤケ 　薄シミ　一軸物

D-033　酒井抱一 秋草画幅 ¥50,000～ 付木箱（桐）　絹本　牙軸端 42×101　表具58×193　ヤケ　オレ 　表具ヤケ、オレ、シミ

D-034　酒井抱一　鶴画幅 ¥50,000～　付識箱（杉）　絹本 牙軸端　24×98　表具28×188 ヤケ　表具大シミ　鈴木守一箱識

酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十一・1828）は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子となる。 書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、『光琳百図』等を出版した。

D-035　尾形光琳　円窓秋草画幅 ¥80,000 付時代識箱（桐　身一部欠）　紙本　雑木軸端　42×28　表具55×113 　ヤケ　シミ　スレ　オレ　表具ヤケ、シミ 尾形光琳（万治元・1658～正徳六・1716）は画家、工芸家。琳派の大成 者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器 の絵付けも携わった。

D-036　尾形乾山　富士画幅 ¥50,000 付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　58×26　表具71×114 ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、オレ　「行年六十八」画中　村田香谷箱識 尾形乾山（寛文三・1663～寛保三・1743）は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

D-038　尾形光琳　果菜画幅 ¥100,000～　付識箱（桐）　絹本 　牙軸端　64×32　表具81×133　ヤケ　シミ　表具ヤケ、シミ 　大倉好斎箱識 尾形光琳（万治元・1658～正徳六・1716）は画家、工芸家。琳派の大成 者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器 の絵付けも携わった。

D-039 金地山水屏風 本間　二曲　一隻 ¥190000～　紙本 168×154　屏風184×171 ヤケ　シミ　スレ ヤブレ　背面損傷

D-040　英一蝶　風俗画貼交屏風

本間　六曲　一双　¥80000～　紙本　535×133 　屏風348×174　ヤケ　シミ　スレ 英一蝶（承応元・1652～享保九・1724）は京都の 人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓翁な ど。

D-041

杉画貼交風炉先 屏風　一隻 ¥70,000～　紙本 78×37　屏風188×73 　大ヤケ　キレ

D-042

英一蝶

樹鳥画双幅

¥90,000～

付時代識箱（桐）

絹本　牙軸端 50×118

表具63×202 ヤケ　シミ 竹雀、柳燕

英一蝶（承応元・ 1652～享保九・ 1724）は京都の人。

本姓藤原、多賀、の ち英。別号朝湖・北 窓翁など。寛文六年

江戸に下り狩野安 信に師事（後に破 門）。元禄十一年、 将軍徳川綱吉を諷 刺した罪で三宅島 に流された。後、大 赦で江戸に帰り、一 蝶と名乗った。

D-043　田中訥言　王昭君画幅 ¥50,000～ 付識箱（桐）　絹本 　牙・骨軸端　33×71　表具48×166　ヤケ　表具ウキ 田中訥言（明和四・1767～文政六・1823）は復古大和絵 派の祖。名古屋の人。名痴、字虎頭、別号に大孝斉、痴翁、 痴斎、得中、過不及子。門人に浮田一蕙、渡辺清など。

D-045　土佐光成　武人画幅

D-046　秋草月兎画幅

¥50,000～　付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端 46×114　表具59×204　ヤケ　シミ　スレ　オレ 　表具オレ、ヤケ、シミ 「藤原」朱文方印　「光範之印」白文方印 D-044　板谷廣長　松画賛幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　黒塗軸端 43×128　表具58×208　ヤケ　シミ　オレ 表具アレ　柳沢保光賛 板谷広長（宝暦十・1760～文化十一・1814）は 江戸幕府の御用絵師。

¥70,000～　付時代識箱（杉）　絹本　牙軸端 59×120　表具72×208　ヤケ　オレ　表具虫穴 土佐光成（正保三・1647～宝永七・1710）は土 佐光起の長子。京都生。幼名藤満丸、法名常山。 若年より名手と称せられ、宮廷の絵所預となっ た。

D-049　円山応挙　旭日松鶴画幅 ¥200,000～

付重箱（内時代杉　貼札）　絹本　牙軸端　50×107　表具65×204 　ヤケ　「天明丙午（1786）」画中

D-048　円山応挙　虎画幅 ¥300,000～　付時代箱（桐　貼札） 　絹本　牙軸端　56×114　表具75×185　ヤケ　シミ 「明和乙酉（1765）」画中 円山応挙（享保十八・1733～寛政七・1795）は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を 学ぶ。

D-050　岸良　牡丹孔雀屏風　本間　六曲　一隻　¥150,000～　紙本　354×154　屏風370×170　大シミ　スレ　オゼ脆弱 岸良（寛政十・1798～嘉永五・1852）は京都の画家。岸駒に学び有栖川宮家に仕える。花鳥画・人物画に優れ、南蘋風の写実画もよくした。

D-051　円山応挙　小獣画双幅 ¥270000～　付識箱（桐） 円山応瑞折紙　紙本　骨軸端　36×112 　表具46×195　スレ　オレ 　表具オレ、ヤケ、シミ 　白龍山人箱識

D-053　円山応挙　牡丹孔雀画幅 ¥150000～

付時代識箱（桐）　大倉好斎折紙　絹本　牙軸端　56×133 　表具70×204　ヤケ　「安永己亥（1779）初冬」画中

D-052　円山応挙　猫蝶画幅 ¥180,000～

付二重箱（内貼札識杉）　紙本　雑木軸端　45×33　表具48×109 　オレ　小津桂窓旧蔵画中印、貼札 旧蔵：小津久足（文化元・1804～安政五・1858）は松坂の豪商。号桂窓。 蔵書は西荘文庫と呼ばれ、善本珍書や名家自筆本を収める。

D-054　円山応挙　敲氷煮茗画幅 ¥140000～　付識箱（桐） 　所載コピー　絹本　牙軸端　38×102　表具50×187　ヤケ 『舊豊後日出藩主子爵木下家並ニ河合家御所蔵品入札』 （東美　大正8年）所載

D-056　岸規　花鳥画双幅 ¥100000～　紙本　雑木軸端　 67×128　表具80×207　ヤケ　シミ　ヨゴレ 岸規（生年未詳～元治元・1864）は江陵岸賢より始まる下関岸家の二 代。通称隣内。父の岸賢に学び、京都で岸岱に師事。帰郷後は長府藩御用 絵師を務めた。

D-058　円山応挙　 瀑布画幅 ¥100,000～　 付二重箱（内識桐　外溜塗） 　森徹山折紙　紙本 牙軸端　57×133 表具61×213　ヤケ　シミ 　オレ　西山完瑛箱識 円山応挙（享保十八・ 1733～寛政七・1795）は諱 は氐、のち応挙。号は一嘯・ 夏雲・仙嶺・僊斎。通称主 水、字仲選。京都に出、石田 幽汀につき狩野派を学ぶ。

D-057　松村呉春　九老画幅 ¥90000～　付識箱（桐）　絹本 　牙軸端　50×128　表具64×224　ヤケ　シミ 「安永己亥（1779）」画中　巌谷一六箱識 松村呉春（宝暦ニ・1752～文化八・1811）は四条派の開祖、京都の人。 名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の古名呉服の里に因み呉 春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。

D-059

舜僊 三猿画幅 ¥100000～　 付木箱 （杉　貼札） 紙本 唐木軸端 42×105 表具54×191 シミ　オレ 森派画人

D-060　円山応挙　海鵜画幅 ¥60,000～　付時代箱（桐・破損　貼札）　絹本 　牙軸端　35×108　表具39×180　ヤケ　スレ 　オレ　「洛陽圓山主水」款記

D-061　円山応挙　虎画幅 ¥50,000～ 　付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本　彫漆軸端 43×98　表具56×187　ヤケ　シミ 　円山応震箱識

円山応挙（享保十八・1733～寛政七・1795）は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通 称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

D-063　月僊 酔仙画双幅 ¥50,000～ 付二重箱（内識桐 　外溜塗）2 絹本　牙軸端 41×104 表具52×192 ヤケ　シミ 奥山眉峰箱識、 外箱描絵 月僊（寛保元・ 1741～文化六・ 1809）は画僧。名 を玄瑞、字を玉成、 月僊、寂照主人と した。

D-062　横山華渓　瀧画幅 ¥50,000～ 　付時代箱（桐）　絹本　竹軸端　全体39×177 　ヤケ　オレ　穴　一軸物 横山華渓（文化十三・1816～元治元・1864）は 華山の子。父に四条派、岸派の画技を学んだ。

D-064　岸駒 龍虎画双幅 ¥50,000～ 付時代識箱（杉）　絹本 　牙軸端　35×98 表具49×190 ヤケ　シミ 岸駒（寛延二・1749 ～天保九・1838）は岸 派の祖。越中または加 賀生まれと伝える。姓 佐伯、岸、初名矩（はじ め）、名駒、昌明、蘭斎、 雅楽助、字賁然、号に華 陽、同功館、可観堂、天 開屈ほか。

DD-066　柳沢淇園　墨竹画賛幅 ¥1500000～ 　付時代識箱（桐　貼札）　所載コピー　絹本　牙軸端 315×825　表具44×160　ヤケ　亀田鵬斎賛 『舊大名御蔵品入札』（昭和13年　東京美術倶楽部）

『将軍吉宗とその時代展』（平成7年 於サントリー美術館・和歌山市立博物館）所載

柳沢淇園（宝永二・1705～宝暦八・1758）は本姓曽根、 字は公美、通称を柳里恭、別号に玉桂、竹溪ほか。大和郡 山の家老の次男に生まれ、藩主の柳沢吉保・吉里に仕え た文武両道の達人。極彩色の着彩画の名品を多く残した。 池大雅の師としても名高い。

賛：亀田鵬斎（宝暦二・1752～文政九・1826）は儒学 者。名を翼、のち長興とし、折衷学者井上金峨に師事し て二十余歳で塾を開いた。また朱子学を批判し、寛政異 学の禁で五鬼の一人とされ、庶民性を兼ね備えた学者、 芸術家として名を残した。著書に『論語撮解』『善身堂詩 鈔』など。

D-067　浦上玉堂

水墨山水画大幅

¥1,350,000～　付二重箱 （内時代貼札識桐　外桟一 欠）　紙本　唐木軸端 98×172　表具113×241 ヤケ　シミ　「山翁嘯咏」

浦上玉堂(1745-1820)は南 画家。本姓紀、名弼、字君 輔、号穆斎のち玉堂琴士。 延享二年備前国に生まれる。 岡山新田藩(鴨方藩)に仕え、 陽明学系の儒学を学ぶ。詩 文に長じて琴を得意とし、 南画は独学で収める。寛政 六年(1749)、愛用の琴を携 え、二児(春琴、秋琴)を連 れて突如脱藩。全国を放浪 した末に晩年を京都で過ご した。脱藩に至った理由は 不明であり、娘・お之の不 義事件などの俗説が付き纏 う。文政三年(1820)九月四 日歿、京都本能寺に眠る。

墓石には頼山陽の詩文が刻 まれる。

玉堂の画は先述の放浪の 中で個性を獲得しており、 奔放な筆致による大きな構 成から、繊細な筆致による 小品に至るまで幅広い。玉 堂の南画の特質として内面 的抒情の表出があり、現代 に通じる詩的感受性が指摘 される。

参考文献『(稿本)浦上玉 堂の研究』(矢田三千男) 「浦上玉堂伝の研究」(『森 銑三著作集 三』所収)

D-069　浦上玉堂　水墨山水画幅 ¥500000～　付二重箱（内識桐）　紙本 唐木軸端　33×113　表具46×194　表具大シミ 　富岡鉄斎箱識 浦上玉堂（延享二・1745～文政三・1820）は 文人画家。名は孝弼、字は君輔、号は玉堂琴士。

備前池田侯の支藩鴨方池田家の藩士。陽明学を 学び詩や琴とともに文人画を好んだ。のち脱藩 し諸国放浪後、京都に定住。

D-070　池大雅　山水画賛幅 ¥200,000～　付二重箱（内鏡識桐）　折紙 　所載目録　紙本　唐木軸端　26×138 表具36×199　薄シミ　オレ　表具オレ、シミ 月峯辰亮折紙、箱識 『書画展観』（昭和十六年　田原壽善堂）所載 池大雅（享保八・1723～安永五・1776）は画家、 書家、京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の 祖」と呼ばれる。姓は池野、名勤、無名。字公敏、 貸成。号大雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。

D-071　田能村竹田　十六羅漢画幅 ¥200,000～　付二重箱（内竹筒・鎹不足　外溜塗） 紙本　牙軸端　29×103　表具43×178 スレ　アレ　「壬申（1812）盂羅盆」画中 「雪城澤俊卿謹題」竹筒刻 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835）は 文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君 彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、 谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。

D-072　岡本秋暉　月下落雁画幅 ¥150,000～　付識箱（桐）　絹本　雑木軸端 42×100　表具56×183　ヤケ　オレ 　表具ヤケ、オレ 岡本秋暉（天明四・1784～文久二・1862）は江 戸生まれの絵師。小田原藩主大久保家に仕えた。 名隆仙、字柏樹、通称祐之丞、晩年の号は秋翁。

D-074　与謝蕪村　俳画幅 ¥200000～

付二重箱（内時代識桐）　添状　紙本　唐木軸端 24×49　表具26×128　シミ　オレ

D-075　与謝蕪村　諸名家俳画幅 ¥100,000～　付時代識箱（桐）　紙本　唐木軸端 58×130　表具69×206　ヤケ　シミ　オレ 与謝蕪村（享保元・1716～天明三・1783）は俳人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字 春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創造。池大雅と並ぶ日本 南画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。

D-076　与謝蕪村 埋火画賛幅 ¥100000～

付時代識箱（桐）　所載コピー 　紙本　朱塗軸端　25×86 表具35×156　ヤケ　シミ 『森両家襲蔵品小坂家愛蔵品図録』 （東美　昭和9年）所載

D-077　池大雅　葡萄画賛幅 ¥120,000～　付時代識箱（杉）　紙本　唐木軸端 24×85　表具37×157　オレ　ヤブレ　穴 池大雅（享保八・1723～安永五・1776）は画家、 書家、京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の 祖」と呼ばれる。姓は池野、名勤、無名。字公敏、 貸成。号大雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。画を祇園 南海、柳沢淇園、土佐光芳に学び、また明・清の 筆意を研究し、独自の南画を構築。書、篆刻もよ くした。妻池玉瀾も画家・歌人として著名。

D-078　青木木米　淡彩山水画幅 ¥100,000～　付識箱（杉）　紙本　牙軸端 25×139　表具37×189　ヤケ　シミ　オレ 　表具ヤケ、シミ、オレ 「甲申（1824）夏」画中　富岡鉄斎箱識 青木木米（明和四・1767～天保四・1833）は陶 工、南画家。通称木屋佐兵衛、八十八。号青来、 百六散人、聾米ほか。製陶に従事したのは寛政八 年前後、陶器を宝山に、磁器を奥田頴川に学んだ とされる。

D-079　飯塚竹斎　唐人月下梅宴画幅 ¥50000～　付識箱（杉）　絹本　骨軸端 56×123　表具67×215　ヤケ　表具ヤケ、キレ、 虫穴　「辛丑（1841）」画中 飯塚竹斎（寛政八・1796～文久元・1861）は津 山藩士。字君鳳、別号に九如ほか。広瀬家から飯塚 家へ養子に入る。幼少から画才があり、広瀬臺山、 谷文晁に師事。

D-080　藤九鸞　花鳥画幅 ¥50000～ 　付木箱（桐）　絹本　骨軸端　35×107 　表具48×186　ヤケ　オレ　キレ 藤九鸞（生歿年未詳）は文人画家。大坂の人。 名は世微、または世徴。字は玄通。俗称陽平。文 政頃に活躍。

D-082　与謝蕪村　竹林山水画幅 ¥100000～　付識箱（桐　貼札）　紙本 　雑木軸端　72×30　表具80×117　薄シミ　表具ヤケ　長尾雨山、木村杏園箱識 与謝蕪村（享保元・1716～天明三・1783）は俳人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧 姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は 幅広く、独自の様式を創造。池大雅と並ぶ日本南画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。

D-083　岡田楊斎　月下梅画双幅 ¥80000～　付木箱（桐） 絹本　唐木軸端　36×100　表具49×183　ヤケ　シミ 「乙卯（1855）」、「七十一翁」画中 岡田楊斎（天明五・1785～元治元・1864）は加賀藩士。通称右八郎、喜 陸。別号成憲など。新番歩組、明倫堂読師に登用される。絵を能くし、専 ら墨梅を描いた。

D-084　韓天寿　楼閣山水画賛双幅 ¥50000～　付識箱（桐）

紙本　唐木軸端　50×133　表具65×200　シミ　スレ 韓天寿（享保十ニ・1727～寛政七・1795）は姓はもとは青木のち中川、 名は天寿、字は大年。別号酔晋斎。通称長四郎。京都に生まれ、松下烏石 に文徴明の書風を学んだ後沢田東江の勧めで王羲之、王献之を研究して 一家を為した。また古篆の研究をし、法帖や墨籍の蒐集を続けた。著作 に『古帖集覧』『古篆彙』など。池大雅、高芙蓉と親交があった。

D-085　柳沢淇園　瓶花画幅 ¥50,000～ 　付時代箱（桐・蓋桟一欠　貼札）　絹本　骨軸端 31×62　表具40×142　ヤケ　オレ　ヨゴレ 　表具アレ

D-086　柳沢淇園　葡萄蝶画幅 ¥50000～　付時代識箱（桐）　絹本 　七宝軸端　35×109　表具50×194 　ヤケ　薄シミ　オレ

柳沢淇園（宝永二・1705～宝暦八・1758）は本姓曽根、字は公美、通称を柳里恭、別号に玉桂、竹溪 ほか。大和郡山の家老の次男に生まれ、藩主の柳沢吉保・吉里に仕えた文武両道の達人。極彩色の着 彩画の名品を多く残した。池大雅の師としても名高い。

D-088　田能村竹田　梅樹画賛幅 ¥60,000～　付二重箱（内桐）　紙本　牙軸端 29×109　表具42×189　シミ 田能村竹田（安永六・1777～天保六・1835）は 文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字 君彜、別号田舎児ほか多数。

D-089　池大雅　忍辱衣画賛幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　紙本　牙軸端　28×55 　表具42×138　ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、 シミ　小川寉斎箱識 池大雅（享保八・1723～安永五・1776）は画家、 書家。無名。字公敏、貸成。号大雅堂、霞樵ほか。

D-087　木村蒹葭堂　雨中高士画賛幅 ¥50000～　付時代識箱（桐　貼札）　紙本 　唐木軸端　40×137　表具50×196　ヤケ　オレ 　表具アレ 木村蒹葭堂（元文元・1736～享和二・1802）は 文人画家、本草学者。名は孔恭。幼名太吉郎。字 は世肅、号は蒹葭堂のほか巽斎、遜斎。

D-090　文人名家合作群卉争芳幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　絹本　唐木軸端 58×129　表具72×204　シミ　オレ 蒋鴻題字　鶴亭浄光ほか

D-092　皆川淇園　赤壁書画双幅 ¥50000～　付二重箱（内合桐）　紙本 　唐木軸端　25×133　表具36×189　シミ　オレ　「享和二年（1802）」書中 皆川淇園（享保十九・1734～文化四・1807）は儒学者、文人画家。京都の人。名愿、字伯恭、 通称文蔵、別号有斐斎ほか。

D-093　岡田半江　山水画賛貼交屏風

本間　六曲　一双　¥50,000～　紙本　55×136　屏風370×173　シミ 岡田半江（天明二・1782～弘化三・1846）は文人画家、岡田米山人の子。大坂の人。名 粛、字子羽、別号寒山ほか。田能村竹田、篠崎小竹ら文人と交友。大坂文人画壇で活躍し た。

D-094　谷文晁　金地山水風炉先屏風 ¥50,000～　紙本　158×32　屏風174×48　ヤケ　シミ 　スレ　穴補修　大縁アレ　オゼ脆弱　背面損傷 谷文晁（宝暦十三・1763～天保十一・1841）は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の子。名正安、 初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

D-095　横井金谷 百姓画幅 ¥50000～　付木箱 （桐　貼札）　紙本　唐木軸端 49×27　表具63×119　ヤケ 　シミ　スレ　表具ヤケ、シミ 横井金谷（宝暦十一・1761～天 保三・1832）は画家、陶芸家。大 津の人。名妙憧、別号蝙蝠道人。

D-096　鼎春嶽　山水画幅 ¥50,000～　付木箱（杉　貼札） 　紙本　唐木軸端　28×130 　表具34×181　シミ　オレ 鼎春嶽（明和三・1766～文化八・ 1811）は南画家。名新、字世宝。福原 五岳に師事。大坂天満に住す。

D-097　鶴亭浄光　雁来紅画幅 ¥500,000～　付識箱（桐）　絹本　牙軸端 35×103　表具48×190　ヤケ　表具虫穴 「丁丑（1775）春」画中 鶴亭（享保七・1722～天明五・1785）は長崎 生まれの画僧。名は浄光、字は惠達・海目、別 号に如是道人・五字庵・白羊山人・南窓翁・ 墨翁・米寿翁など。黄檗僧から還俗、熊斐の門 下となり独自の画風を確立した。名声を得、俳 諧師としても活躍したが、再び黄檗僧に復帰 した。

DD-099　勝野范古　花鳥画幅 ¥100000～ 　付二重箱（内桐　外溜塗）　絹本　骨軸端　55×126 　表具69×189　ヤケ　シミ　スレ　表具ヤケ、ヨゴレ 勝野范古（生歿年未詳）は長崎派の画人。通称二蔵、別 号柳渓。長崎范古或いは瓊浦范古とも。江戸中期頃の人。

D-102　広瀬花隠　八重単桜画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本　雑木軸端 35×103　表具47×191　ヤケ　シミ　表具大シミ 広瀬花隠（生歿年未詳）は江戸時代後期の画家。 京都の人。名は自勝。別号に睡足園。初め狩野派 を学び、のち三熊花顚に師事。

D-100　鶴亭浄光

柳下叭々鳥画幅 ¥50,000～ 　紙本　唐木軸端　32×128 表具47×186　ヤケ　シミ　スレ　オレ 鶴亭（享保七・1722～天明五・1785） は画僧。名は浄光、字は惠達・海目、別 号に如是道人・五字庵・米寿翁など。

D-103　葛布山水画賛幅 ¥50000～

雑木軸端（一欠） 38×134 　表具46×199　虫穴　表具虫穴、シミ 款記未詳

D-101　宋紫石　芭蕉画幅 ¥50000～ 　付識箱（杉）　絹本　唐木軸端　41×115 　表具51×181　ヤケ　オレ　虫穴 　表具オレ、ヤケ、虫穴 宋紫石（正徳五・1715～天明六・1786）は南蘋 派の画家、江戸の人。姓楠本、名幸八、字君赫、 別号雪渓、霞亭。

D-104　富士日本橋風俗画幅 ¥80000～　付時代識箱（桐）　絹本 　骨軸端（蓋欠） 69×44　表具84×138 　ヤケ　虫穴　表具アレ

D-105

遊興屏風

D-108　伝岩佐又兵衛　遊興画幅 ¥150000～ 　付時代箱（桐　貼札）　古筆了意極札　紙本　雑木軸端　56×28 　表具65×104　ヤケ　スレ　オレ　虫穴

D-109　広重　肉筆望富嶽画幅 ¥150,000～　付木箱（桐） 　絹本　雑木軸端　35×56　表具39×145　ヤケ　シミ　スレ　オレ 　表具大アレ

D-110　葛飾北斎　肉筆旅人画　未装　¥250000～　絹本　27×31 　ヤケ　シミ 葛飾北斎（宝暦十・1760～嘉永二・1849）は浮世絵師。

D-111　葛飾北斎　朱鍾馗画幅 ¥150000～ 　付木箱（桐）　絹本　唐木軸端　33×51　表具46×136 　ヤケ　シミ　「亀毛蛇足」朱文印

D-112　奥村政信 納涼風俗画幅 ¥70000～

付木箱（桐）　紙本　朱塗軸端 45×115　表具56×193　ヤケ　シミ 　虫穴 奥村政信（貞享三・1686～宝暦十 四・1764）は浮世絵師、名親妙、通 称源八、号芳月堂、丹鳥斎、文角、 梅翁ほか。

D-113　岩田豊丸 鴨川納涼画幅 ¥50000～

付木箱（杉　貼札）　絹本 黒塗軸端　42×108　表具53×187 　小シミ 岩田豊丸は歌川豊春門下の浮世 絵師。

D-116　広重　屋根船画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本 　彫漆軸端　34×30　表具42×118　ヤケ　シミ

D-114　北斎　萬歳画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本 　陶磁軸端　41×101　表具56×190 　ヤケ　シミ

D-115　載斗　危難画幅 ¥50000～　紙本　骨軸端　29×97 　表具40×163　シミ　オレ 　表具シミ、オレ

D-117　藤原護愚　武人画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本 　牙軸端　56×38　表具60×130　画人未詳

D-119　北斎　肉筆月下美人画賛幅 ¥200000～

付時代箱（桐・破損　貼札）　絹本　朱塗軸端　29×50 　表具41×128　ヤケ　薄シミ　スレ　オレ　表具アレ 姫山（伝二代豊国）賛

D-121　肉筆元禄美人画賛幅 ¥130,000～　付識箱（桐）　絹本 　黒塗軸端　34×50　表具37×121　ヤケ　虫穴　表具ヤケ、シミ 　切嵌表装　落款未詳

D-120　伝岩佐又兵衛　官女画幅 ¥120000～　付木箱（桐） 　紙本　牙軸端　28×56　表具38×136　大ヤケ　スレ　オレ

D-122　月岡雪鼎　美人画双幅 ¥120,000～　付木箱（桐）

絹本　牙軸端　41×101　表具53×180　ヤケ　オレ　小町　楊貴妃 月岡雪鼎（宝永七・1710～天明六・1787）は上方の浮世絵師。京都の 人。月岡派の祖。美人風俗画に秀でた。

D-123　葛飾派二美人画幅 ¥180000～ 　付識箱（桐）　絹本　潤塗軸端 34×104　表具46×185　ヤケ　シミ 　吉川観方箱識 箱識：吉川観方（明治二十七・1894～昭和五 十三・1978）は日本画家・風俗史家。京都生まれ。 肉筆、浮世絵の幽霊・妖怪画を多数描いた。

D-124　月岡雪鼎　立美人画幅 ¥100000～　付時代箱（桐　貼札） 所載コピー　絹本　骨胎金唐草蒔絵軸端　 30×89　表具41×162　ヤケ 『展観入札売立会』（東美　昭和45年）所載 月岡雪鼎（宝永七・1710～天明六・1787）は 上方の浮世絵師。京都の人。月岡派の祖。

D-125　山口素絢　名妓立姿画幅 ¥120000～　付識箱（桐　貼札）　絹本　骨軸端 35×97　表具47×182　ヤケ　オレ　木村東介箱識 山口素絢（宝暦八・1758～文政元・1818）は字 伯陵、通称武次郎、別号山斎。京都に生まれ、円山 應挙に師事、人物花鳥をよくした。應挙十哲の一 人。

D-127　肉筆美人画幅 ¥120,000～　紙本　蒔絵軸端　53×36 表具58×116　大ヤケ　スレ　オレ

D-129　柳鳥八重女　肉筆立美人画幅 ¥100000～　付識箱（桐）　紙本　潤塗軸端 17×93　表具26×168　ヤケ

D-128　肉筆立美人屏風　本間　二曲　一隻　¥50,000～　絹本 116×134　屏風154×176　ヤケ　シミ　ヨゴレ　スレ　落書 　顔料剥離

D-130　大嶽　仙女画幅 ¥80000～

付時代識箱（杉　貼札）　絹本　潤塗軸端 27×85　表具38×161　ヤケ

D-131　如羊斎周栄　浮世絵歌賛幅 ¥60000～　付木箱（杉）　絹本　牙軸端　30×88 　表具37×181　ヤケ　オレ　虫穴　表具ヤケ 　浮世又兵衛重起筆、遊女高尾色紙賛写

D-132　美人猿廻画幅 ¥50000～

付木箱（桐）　絹本　唐木軸端　45×110 　表具60×187　ヤケ　シミ　大オレ　キレ

D-133　太夫道行画幅 ¥50000～

付合箱（桐）　絹本　潤塗軸端　47×110 表具61×194　ヤケ　シミ　スレ　オレ

D-135　豊国　「東海道名所風景」帳 ¥400000～　 付木箱（桐）　紙本　帳24×35×4　ヤケ　スレ　表紙大破

D-134　若衆立美人画幅 ¥50000～

紙本　雑木軸端（一欠） 59×117 　表具71×170　ヤケ　シミ　オレ 表具大アレ

D-136　浮世絵版画　十九　¥300000～　紙本　24×36ほか　ヤケ 　大シミ　スレ 五渡亭国貞　一勇斎国芳　英泉　歌麿　泉晁　豊国　広重ほか

D-138　初代広重　「大はしあたけの夕立」 ¥1900000～　紙本　24×36　ヤケ　スレ　孔埋 初代廣重（寛政九・1797～安政五・1858）は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十 三次」で一躍風景画家として名を高めた。

D-139　初代広重　「両国花火」 ¥600000～　紙本　25×36　ヤケ　裏打

初代廣重（寛政九・1797～安政五・1858）は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十 三次」で一躍風景画家として名を高めた。

D-141　初代広重　「五十三次名所圖會」

四十　¥800,000～　紙本　23×35　ヤケ　シミ　ヨゴレ 初代廣重（寛政九・1797～安政五・1858）は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十 三次」で一躍風景画家として名を高めた。

D-142　大津絵四幅対 ¥170000～　付識箱（桐）　紙本 　竹軸端　22×71　表具32×147 　ヤケ　スレ 瓢鯰　鷹匠　藤娘　提灯釣鐘 不折箱識　本紙二枚継

D-143

閑平堂　大津絵 八幡太郎画賛幅 ¥50,000～　紙本 P軸端　25×87 表具27×195　ヤケ オレ　シミ　ヨゴレ 　表具大シミ 大田蜀山人賛 賛：大田南畝（寛延 二・1749～文政六・ 1823）は江戸中後期の 戯作者・文人。南畝は 号の一つで、ほかに蜀 山人・四方山人・杏花 園・遠櫻山人・四方赤 良・寝惚先生・山手馬 鹿人など合わせて二十 余りの号を持つ。

D-144　大津絵鬼念佛幅 ¥50,000～　付木箱（杉）　紙本 　雑木軸端　28×68　表具40×146 ヤケ　ヨゴレ　款記未詳

D-145　小鬼腕供養画幅 ¥85,000～　付大工箱　紙本 　黒塗軸端　53×43　表具67×136　シミ　オレ

新書畫

D-147　下村観山　寿老画幅 ¥200,000～　付識箱（桐）　絹本 　牙軸端　42×124　表具56×219　シミ　木村武山箱識 下村観山（明治六・1873～昭和五・1930）は名は睛三郎、和歌山に生 れる。狩野芳崖、橋本雅邦に学ぶ。東京美術学校日本画科卒業後、母校で 教鞭をとる。岡倉天心歿後、横山大観らと日本美術院を再興。文部省美 術展覧会の審査員。帝室技藝員。

D-148　柴田是真　翁面画幅 ¥80,000～　付時代識箱（桐） 山名貫義折紙　絹本　牙軸端　36×107　表具50×185　ヤケ　シミ 　オレ　表具ヤケ、虫穴 　柴田是真（文化四・1807～明治二十四・1891）は画家、漆芸家。江戸両 国の人。号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵ははじめ鈴木 南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技藝員。

D-149　河鍋暁斎　狸画色紙幅 ¥50000～　付合箱（桐） 　絹本　骨軸端　25×27　表具36×105　ヤケ　シミ　ウキ 河鍋暁斎（天保二・1831～明治二十二・1889）は下総国古河生まれ。 七歳の時浮世絵を歌川国芳に、狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。安 政五年（1858）独立して本郷で開業。狂斎と号したが、明治三年（1870） 席画がもとで投獄され、以後暁斎と改めた。明治十四年（1881）第二回内 国勧業博覧会において「枯木寒鴉」で受賞。画名を高める。また狂画や諷 刺画も能くした。

D-150　柴田是真 屋水画幅 ¥50000～ 付識箱（桐）　紙本　唐木軸端 29×93　表具41×164　ヤケ　シミ 　オレ　虫穴　表具オレ、虫穴 柴田是真（文化四・1807～明治二 十四・1891）は画家、漆芸家。江戸 両国の人。号は令哉、枕流亭、対柳 居。

D-154　酒井道一 桔梗画幅 ¥50000～ 付時代箱（桐）　紙本　潤塗軸端 26×63　表具31×137　ヤケ　シミ 　オレ　表具ヤケ　中廻描表装 酒井道一（弘化元・1844～大正 二・1913）。

D-151　橋本雅邦

夏山雨後画幅 ¥60000～ 付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本 　牙軸端　43×115　表具59×212 オレ　表具オレ　橋本秀邦識巻絹 　川合玉堂箱識 橋本雅邦（天保六・1835～明治四 十一・1908）は江戸木挽町生まれ。

D-155　酒井抱祝 群狗画幅 ¥50000～ 付共箱（桐）　絹本　骨軸端（1ヒビ） 42×119　表具55×196　ヤケ 酒井唯一（明治十一・1878～歿年 未詳）は雨華庵五世。号抱祝。

D-152　佐々木泉玄 松鶴画幅 ¥50000～　絹本 骨軸端（一欠） 34×100 表具45×173　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、大シミ 佐々木泉玄（文化元・1804～明治 十二・1879）は加賀藩の御抱絵師。 佐々木泉景の長男。名守玄。

D-156　二代海野美盛 菖蒲画幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　絹本　牙軸端 41×99　表具55×186　ヤケ　シミ 二代海野美盛（元治元・1864～大 正八・1919）は彫金家。名は子之吉。

D-153　菊池容斎

養老画幅 ¥50000～

付識箱（桐）　絹本　唐木軸端 34×95　表具47×169　ヤケ 松本楓湖箱識 菊池容斎（天明八・1788～明治十 1878）は江戸生まれの日本画家。 名武保、通称量平。

D-157　稲垣其達 紅白萩画賛幅 ¥60000～ 付識箱（桐　貼札）　絹本　牙軸端 43×115　表具58×227 ヤケ　薄シミ 稲垣其達（生歿年未詳）。号荐々、 以年。

D-159　守住貫魚　童子霞蝶画双幅 ¥180000～

付時代識箱（桐）　絹本　唐木蝶蒔絵軸端　33×96　表具35×181 　シミ　オレ 守住貫魚（文化六・1809～明治二十五・1892）は阿波の人。本姓清原、 名は輝義、字は士斉、通称は徳次郎。住吉広定の門下。帝室技藝員を務め た。

D-161　岡本胤彦 見立高砂画幅 ¥50,000～　絹本 　骨軸端　42×109　表具58×195 ヤケ　シミ　ウキ　表具ヤケ、オレ、 虫穴　「六十八翁」画中

D-162　中島華陽 唐人養蚕画幅 ¥50,000 付識箱（桐　貼札）　絹本 唐木軸端　43×104　表具54×189 ヤケ　シミ　表具ヤケ、シミ、オレ

D-160　巨勢小石　扇面散屏風　本間　四曲　一双 ¥80,000～　付時代識箱（杉）　紙本　220×167　屏風224×171　ヤケ 巨勢小石（天保十四・1843～大正八・1919）は京都生まれの日本画家。 本名は八田金起。巨勢金岡の子孫。代々仏画を業とし、八田久左衛門と 称したが、のち巨勢に復姓した。岸連山、中西耕石に師事。京都府画学校 教諭、東京美術学校教授。

D-163　加藤晨明　二人童子画双幅 ¥50,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　36×122　表具49×206 　シミ　ウキ　オレ　表具オレ、シミ 加藤晨明（明治四十三・1910～平成十・1998）は愛媛県出身の日本画家。 本名清。中村岳陵に師事。

D-164　北野恒富 伊豆蔵人形画幅 ¥400000～　付二重箱

（内共桐　外溜塗） 絹本　牙軸端　71×59 表具89×167 「第一回個展作」箱識 北野恒富（明治十三・ 1880～昭和二十二・ 1947）は石川県生まれの 日本画家。本名は富太郎。

稲野年恒に歌川派の浮世 絵を学ぶ。大正美術会、 大阪美術会を創設し、画 塾白燿社を主宰。文展・ 院展に出品を重ねた。日 本美術院同人。

D-165　加山又造　菖蒲画額 ¥130000～ 付共シール　紙本　31×39　額52×61

加山又造（昭和二・1927～平成十六・2004）は画家・版 画家。京都市に西陣織の図案家の子として生まれる。京都 市立美術工芸学校、東京美術学校を卒業。山本丘人に師事。 平成九年文化功労者に選ばれ、十五年文化勲章を受章。

D-166　横山操　冬景画額 ¥180000～　付加山又造識シール　紙本　 32×21　額49×37

横山操（大正九・1920～昭和四十八・1973）は新潟県生。川端画学校に学んだのち 日本画に転向。敗戦後はシベリアに抑留。青竜社社人のち無所属で活躍。豪快で斬新 な作風を展開。代表作に『炎々桜島』ほか。

D-168　長谷川玉峰 月次花鳥画貼交屏風　本間　六曲　一双 ¥280000～　絹本　53×130　屏風376×172 　ヤケ 長谷川玉峰（文政五・1822～明治十二・ 1879）は四条派の画家。名師盈、字士進。松村 景文に師事。人物花鳥をよくした。

D-169　前田青邨　山上塔画幅 ¥100,000～

付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本　骨軸端　54×40　表具69×135

薄ヤケ　シミ　表具ヤケ、シミ　平山郁夫箱識

前田青邨（明治十八・1885～昭和五十二・1977）は近代日本画の巨匠。岐阜県 中津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。大正十一年渡欧、翌年帰国。帝国芸 術院会員、帝室技藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。

D-170　鈴木松年　旭日松画大幅 ¥100,000～

付合箱（桐）　紙本　軸端両欠　94×176　表具112×253 　シミ　表具大シミ 鈴木松年（嘉永元・1848～大正七・1918）は日本画家、百年の息。 京都生まれ。名賢、字百僊、本名百太郎。父に師事。

D-171　今尾景年　釈迦観音画双幅 ¥200,000～　付共箱（桐）　絹本 　牙軸端　28×100　表具39×181　ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ、シミ 　表装天地：木島桜谷筆寒山拾得留守絵 今尾景年（弘化二・1845～大正十三・1924）は京都の友禅師悉皆業の家に生まれる。 別号聊自楽、養素斎。幼名猪三郎、名永勤、字子裕。 表装絵：木島桜谷（明治十・1877～昭和十三・1938）は京都生まれ。

D-172　塩川文麟　柳堤飛蛍画幅 ¥150,000～　 付識箱（杉　シミ）　絹本　唐木軸端　50×120　表具62×201 　ヤケ　オレ　シミ　表具オレ、シミ 塩川文麟（文化五・1808～明治十・1877）は四条派の画家、 京都の人。字子温、子文。号文麟、士温、木仏道人ほか。通称 図書。岡本豊彦に師事。

D-175　川合玉堂　山村晩帰画幅 ¥120,000～　付共箱（桐） 　東京美術倶楽部鑑定証書　紙本　牙軸端　48×32　表具61×128 川合玉堂（明治五・1873～昭和三十二・1957）は通称芳三郎。初め京 都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝 国美術院会員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受 章。

D-174

橋本関雪

蓬莱山画幅 ¥400000～　付二重箱

（内識桐　外黒塗）

絹本　牙軸端 44×156　表具60×217

山本紅雲箱識

橋本関雪（明治十 六・1883～昭和二十・ 1945）は神戸生まれの 日本画家。片岡公曠、 竹内栖鳳に師事、四条 派を学ぶ。日中の古画 研究により、他派の作 風も吸収、独自の画風 を拓いた。詩文にも長 じ訪中は三十数回に及 ぶ。昭和十年帝国美術 院会員。昭和十二年帝 国芸術院会員。古美術 の収集家としても著名。 D-176　竹内栖鳳　白鶴画幅 ¥120000～

付二重箱（内識桐　外溜塗）　東京美術倶楽部鑑定証書　紙本　牙軸端 46×34　表具61×133　シミ　竹内四郎箱識

竹内栖鳳（元治元・1864～昭和十七・1942）は京都生まれの日本画家。 本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西山翠嶂、 上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸材を輩出した。昭和十二年 （1937）文化勲章受章。大正二年（1913）帝室技藝員任命。

D-177　今井景樹　群鯛遊泳画大幅 ¥350000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端 115×85　表具142×216　シミ 今井景樹（明治二十四・1891～歿年未詳）は三重県生まれの日本画家。名は康。京都美術専門学校卒業後、円山派の今尾 景年に師事、養子となるが後に復籍。

D-178　上村松園　春豆画幅 ¥200,000

付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　30×27　表具43×113 上村松園（明治八・1875～昭和二十四・1949）は京都生まれ、名を恒 子とし、画を鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳に学んだ。美人画に工。閨秀 画家の巨匠。帝室技藝員。

D-179　堂本印象　葡萄画幅 ¥125,000～　付共箱（桐）　紙本 　唐木軸端　29×30　表具42×147

堂本印象（明治二十四・1891～昭和五十・1975）は京都市生まれ、京 都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活 躍した。昭和三十六年（1961）文化勲章受章。文化功労者。

D-181　橋本関雪 幽居習静画賛幅 ¥150,000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 牙軸端　35×155　表具48×218 ヤケ　シミ 橋本関雪（明治十六・1883～昭和二十・ 1945）は神戸生まれの日本画家。昭和十年 帝国美術院会員。昭和十二年帝国芸術院 会員。古美術の収集家としても著名。

D-182　川合玉堂　空林蕭條画幅 ¥130,000～　付共箱（桐　削除痕）　絹本　牙軸端 50×126　表具65×215　ヤケ　オレ 川合玉堂（明治五・1873～昭和三十二・1957）は通称 芳三郎。初め京都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後 東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝国美術院会員、帝室技藝 員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

D-183　山元春挙　秋興画幅 ¥250,000～　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　42×120　表具56×209　シミ 山元春挙（明治四・1871～昭和八・1933）は滋 賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居 士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞を 重ねる。京都画壇において竹内栖鳳とともに活 躍。京都市立絵画専門学校教諭、帝室技藝員、帝 国美術院会員。

D-184　川合玉堂　燕子花画幅 ¥100000～　付二重箱（内共桐）　紙本 潤塗軸端　31×128　表具45×209　シミ 川合玉堂（明治五・1873～昭和三十二・1957） は通称芳三郎。帝国美術院会員、帝室技藝員、東 京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

D-187　塩川文麟　蛍画幅 ¥50,000～　付時代箱（桐）　絹本 　牙胎蒔絵軸端　42×117 　表具56×189　ヤケ　シミ　オレ 「明治庚午（1870）」画中 塩川文麟（文化五・1808～明治 十・1877）。字子温、子文。号文麟、 士温、木仏道人ほか。

D-185　竹内栖鳳　柘榴小禽画幅 ¥100000～　付二重箱（内共桐）　絹本　牙軸端 35×108　表具48×194　ヤケ　シミ 竹内栖鳳（元治元・1864～昭和十七・1942）は 日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。昭和 十二年（1937）文化勲章受章。大正二年（1913） 帝室技藝員任命。

D-188　都路華香 望郷画幅 ¥50,000～ 付二重箱（内共桐）　紙本　牙軸端 33×130　表具44×196　シミ 　オレ　表具オレ、シミ 都路華香（明治三・1870～昭和 六・1931）。幸野楳嶺に師事。

D-186　平井楳仙　秋景人馬画幅 ¥80000～　付木箱（桐）　絹本　牙軸端 42×125　表具55×213　ヤケ 平井楳仙（明治二十二・1889～昭和四十四・ 1969）は京都生まれの日本画家。本名秀三。

D-189　今尾景年

寒牡丹画幅 ¥50,000～ 付二重箱（内共桐）　紙本　牙軸端 31×121　表具42×173　シミ 今尾景年（弘化二・1845～大正十 三・1924）。別号聊自楽、養素斎。字 子裕。梅川東居、鈴木百年に師事。

D-190　加藤松林人 雪景画幅 ¥50,000～ 付識箱（桐）　絹本　骨軸端 36×126　表具50×209　ヤケ　シミ 加藤松林人（明治三十一・1898 昭和五十八・1983）は徳島県出身の 画家。本名倹吉、別号に小林人など。 京城で四条派の清水東雲に学び、朝 鮮画壇で活躍。

DD-192　木島桜谷　秋崖飛瀑画幅 ¥50000～　付二重箱（内共桐　外溜塗） 　絹本　牙軸端　36×111　表具49×198 　シミ

D-193　木島桜谷　小禽画幅 ¥50000～　付木箱（桐　貼札）　紙本　唐木軸端 30×124　表具43×188　ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ

木島桜谷（明治十・1877～昭和十三・1938）は京都生まれ。本名文次郎。十六才で今尾景年門下に 入る。明治四十年（1907）第一回文展で二等賞。文展、帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画 専門学校教授として後進の指導にあたった。

D-195　石渡風古 群雀童子画幅 ¥50,000 付識箱（桐）　絹本　骨軸端 43×129　表具58×207　ヤケ 石渡風古（明治二十四・1891ある いは明治二十八・1895～昭和三十 六・1961）は神奈川県生。名は鼎。

D-196　高谷篁圃 朧月垂桜画幅 ¥50,000 付二重箱（内共桐　外溜塗・蓋欠） 　絹本　牙軸端　41×125 表具55×214　シミ　ウキ　オレ 高谷篁圃（明治三・1870～歿年未 詳）は円山・四条派の画家。

D-194　竹内栖鳳　葱坊主画短冊幅 ¥50000～　付識箱（桐）　紙本　牙軸端　6×36 　表具39×169　表具シミ　竹内逸箱識 竹内栖鳳（元治元・1864～昭和十七・1942）は 京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と 号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。

D-197　福田平八郎 玉蜀黍画幅 ¥60,000

付木箱（桐）　絹本　唐木軸端 33×102　表具47×183　ヤケ　シミ 福田平八郎（明治二十五・1892～ 昭和四十九・1974）は大分生まれ。 初め九州、素僊のち平八郎を雅号と した。

D-198　冨田渓仙 八瀬大原女画幅 ¥50,000～　 付二重箱（内識桐）　絹本　牙軸端 30×124　表具42×184　ヤケ 　シミ　オレ　表具オレ、シミ 　冨田芳子箱識 冨田渓仙（明治十二・1879～昭和 十一・1936）。

D-199　橋本関雪　春景画幅 ¥100000～　付二重箱（内共桐 　外溜塗）　絹本　牙軸端　42×35　表具57×134　ヤケ　シミ 橋本関雪（明治十六・1883～昭和二十・1945）は神戸生まれの日本画 家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、 他派の作風も吸収、独自の画風を拓いた。詩文にも長じ訪中は三十数回 に及ぶ。昭和十年帝国美術院会員。昭和十二年帝国芸術院会員。古美術 の収集家としても著名。

D-201　岸竹堂　鶉画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　絹本 牙軸端　48×49　表具63×139　ヤケ　大シミ　表具ヤケ、シミ 岸竹堂（文政九・1826～明治三十・1897）は本名昌禄、彦根の人。天保 十三年京都に出､はじめ狩野永岳にのち岸連山に入門、その養嗣子とな る。明治二十九年帝室技藝員。

D-203　望月玉成　草花双鳩画幅 ¥50,000～　付二重箱 （内共桐　外溜塗）　絹本　P軸端　57×52　表具73×158　シミ　オレ 望月玉成（明治三十三・1900～昭和二十六・1951）京都生。名は重一。 祖父は望月玉泉、父は玉渓。京都絵画専門学校卒。西山翠嶂、望月玉渓に 師事。帝展、日本美術協会等各展入選。花鳥画を得意とした。

D-200　木島桜谷　薔薇蜜蜂画幅 ¥80000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　51×41　表具65×131 　ヤケ　薄シミ　表具ヤケ、オレ、シミ 木島桜谷（明治十・1877～昭和十三・1938）は京都生まれ。本名文次 郎。十六才で今尾景年門下に入る。明治四十年（1907）第一回文展で二等 賞。文展、帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画専門学校教授と して後進の指導にあたった。

D-202　長谷川玉峰　浜松飛鶴画幅 ¥50000～

付黒塗箱（桐）　絹本　根来塗軸端　85×43　表具99×144　ヤケ　シミ 長谷川玉峰（文政五・1822～明治十二・1879）は四条派の画家。名師 盈、字士進。松村景文に師事。人物花鳥をよくした。

D-204　上村松篁　鶉画幅 ¥50,000～　付共箱（桐）　紙本 　陶磁軸端　53×48　表具68×147　シミ 上村松篁（明治三十五・1902～平成十三・2001）は京都生。本名は信 太郎。上村松園の長男、子は上村淳之。1973年に勲三等瑞宝章、1984年に 文化勲章を受章。

D-206　平福百穂　蛙画幅 ¥50000～　付識箱（桐　身桟一欠）

紙本　牙軸端　51×36　表具64×133　薄シミ　オレ 　舟山三郎箱識 平福百穂（明治十・1877～昭和八・1933）。画家穂菴の子。本名は貞蔵。 東京美術学校卒。川端玉章の門人。結城素明、鏑木清方らと金鈴社を結 成。帝展審査委員、帝國美術院会員。東京美術学校教授。

D-208　堂本印象　柿小禽画幅 ¥50,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　45×39　表具58×134 　シミ　「澄秋」原題 堂本印象（明治二十四・1891～昭和五十・1975）。昭和三十六年 （1961）文化勲章受章。文化功労者。

D-210　池田遥邨　東福寺通天橋画幅 ¥60,000～

付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本　P軸端　32×38　表具56×132

シミ

D-207　川合玉堂　河骨蛍画幅 ¥50000～　付共箱（桐） 　紙本　牙軸端　24×26　表具38×121　シミ 川合玉堂（明治五・1873～昭和三十二・1957）は通称芳三郎。初め京 都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝 国美術院会員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受 章。

D-209　今尾景祥　富士画幅 ¥50,000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　72×58　表具91×176 　シミ

今尾景祥（明治三十四・1902～平成五・1993）は京都生まれ。名を孝 則、静観とも号した。今尾景年の養嗣子で画は景年に学んだ。

D-211　池田遥邨　松島画幅 ¥60,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　42×34　表具57×126

シミ

池田遥邨（明治二十八・1895～昭和六十三・1988）は岡山県生まれ。名は昇一。幼少の頃より画を好み、はじめ大阪に出て松原三五郎の天彩画塾で洋画 を学び、次いで京都にて竹内栖鳳の竹杖会に入塾。京都絵画専門学校卒業後、小野竹喬、鹿子木孟郎らと烏城会を、後に上村松篁、山口華楊らと水明会を 結成。勲三等瑞宝章、文化功労賞、文化勲章受章、帝展推薦。

D-212　小倉遊亀　花菖蒲画扇面幅 ¥80,000

付共箱（桐　シミ）　紙本　牙軸端　45×18　表具58×118 小倉遊亀（明治二十八・1895～平成十二・2000）は滋賀県大津市生ま れ。大正二年（1913）に奈良女子高等師範学校に入学、横山常五郎に指導 を受けた後、高等学校で教鞭をとった。また安田靫彦に師事し、再興日 本美術院展に出品、昭和七年（1932）に同人。日本美術院を代表する画家。

D-214　青木大乗　富士芦ノ湖画幅 ¥70000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　骨軸端　72×63　表具89×177 　大シミ　表具大シミ 青木大乗（明治二十四・1891～昭和五十四・1979）は大阪市生まれ。 本名精一郎、初号は宏峰。

D-216　藤井達吉　秋景画幅 ¥50,000～　付共箱（桐）

紙本　陶磁軸端　全体33×138　一軸物 藤井達吉（明治十四・1881～昭和三十九・1964）は愛知県生まれ。独 学で研究し制作活動を行い、明治四十五年（1912）に国民美術家協会を 創立。また昭和五年（1930）には日本産業協会を創立した。昭和二十年 （1945）に小原村で和紙工芸の指導を始めた。

D-213　川端龍子　百舌鳥画幅

¥80,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　51×42　表具66×137 　ヤケ　「秋晴」原題 川端龍子（明治十八・1885～昭和四十一・1966）は日本画家。和歌山 県出身。本名は昇太郎。白馬会洋画研究所、太平洋画会研究所に学ぶ。文 展・院展で活躍。「ホトトギス」同人の俳人でもあった。

D-215　和田三造　石画幅 ¥65000～　付二重箱（内共桐） 　紙本　牙軸端　47×41　表具60×138　シミ　オレ 和田三造（明治十六・1883～昭和四十二・1967）は兵庫県出身、上京 して黒田清輝邸に住み込み白馬会洋画研究所に学んだ。

D-217

奥田元宋

書幅　二　 ¥50,000～ 付共箱（桐）二 紙本

牙、潤塗軸端 9×14

表具42×123ほか

奥田元宋（明

治四十五・1912

～平成十五・ 2003）は画家。広 島県出身。本名 は厳三。

D-219　山口蓬春　深秋画幅 ¥300,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　東京美術倶楽部鑑定証書　太巻　絹本 　牙軸端　43×125　表具56×220　ヤケ　表具ウキ 山口蓬春（明治二十六・1893～昭和四十六・1971）は北海道に出生し、 東京美術学校西洋画科に入学するが、のち日本画科に再入学し日本画科 を主席で卒業した。帝展を中心に活動し、戦後は日展で重きを成し、日 本芸術院会員となり、文化勲章を受章した。

D-220　冨田渓仙　五老峰画幅 ¥200,000～

付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　21×128　表具31×208 　ヤケ　シミ 冨田渓仙（明治十二・1879～昭和十一・1936）は福岡県生まれ。明治 二十九年京都に出て都路華香に師事。大正元年文展入選し、大正四年日 本美術院同人。大正十一年駐日仏大使の詩人ポール・クローデルと詩画 集を合作。昭和十年帝国美術院会員。京都市で歿。

D-221　池田遥邨　冬景画幅 ¥150000～　付共箱（桐）　絹本　 牙軸端　57×53　表具73×156　シミ 池田遥邨（明治二十八・1895～昭和六十三・1988）は岡山県生まれ。名は 昇一。幼少の頃より画を好み、はじめ大阪に出て松原三五郎の天彩画塾で 洋画を学び、次いで京都にて竹内栖鳳の竹杖会に入塾。京都絵画専門学校 卒業後、小野竹喬、鹿子木孟郎らと烏城会を、後に上村松篁、山口華楊らと 水明会を結成。勲三等瑞宝章、文化功労賞、文化勲章受章、帝展推薦。

D-224　菱田春草　椿画幅 ¥50,000～　付二重箱（内識桐 　外溜塗）　絹本　牙軸端　36×107 　表具51×201　寺崎広業箱識 菱田春草（明治七・1874～明治四十 四・1911）は信州の人。

D-225　広川松五郎 　風景画賛幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　絹本　唐木軸端 32×113　表具42×170　ヤケ　シミ 　吉井勇賛

D-222　中村不折 詩仙望瀑画賛幅 ¥50000～ 付共箱（桐）　絹本　骨軸端 41×129　表具55×201　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ 中村不折（慶応二・1866～昭和十八・1943）は洋画家、書家。小山正太郎、 浅井忠に画を学び、明治三十四年（1901）渡仏して、ジャン＝ポ－ル・ロ－ ランスに師事。三十八年帰国し太平洋画会会員として活躍した後、太平洋 美術学校（太平洋画会研究所の後身）校長となった。

D-223　中村不折 山水画賛幅 ¥50000～ 付共箱（桐）　絹本　牙軸端 41×128　表具55×211 　ヤケ　シミ

D-226　大津晴霞　春秋風景画双幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐　貼札）　絹本　牙軸端　51×120　表具65×202 大津晴霞は京都府出身の日本画家。大正頃。

D-228　富岡鉄斎　富士山頂画賛扇面幅 ¥400000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　大阪美術倶楽部鑑定証書 　正宗得三郎識板　太巻　紙本　牙軸端　53×17　表具74×144　シミ　富岡益太郎箱識 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。 帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大 鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

D-229　小杉放庵　石上独笑画幅 ¥250000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　44×42　表具59×138

D-230　小杉放庵　秋山画幅 ¥120000～　付共箱（桐）　紙本 　牙軸端　32×24　表具47×107 小杉放庵（明治十四・1881～昭和三十九・1964）は画家。日光出身。本名国太郎。洋画を五百城文哉に学ぶ。渡欧帰国後、再興日本美術院洋画部を主宰。 春陽会を結成した。昭和期には、水墨画をはじめ日本画を描いた。随筆、歌文集の著作も多い。

D-231　田能村直入　出山釈迦画幅 ¥350,000～　付識箱（桐）　絖本　牙軸端 52×150　表具68×214　ヤケ 「明治十五（1882）」画中　田中柏陰箱識 田能村直入（文化十一・1814～明治四十・ 1907）は大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め 小虎と号し、のち直入と称する。田能村竹田の門 下に入り、養子となった。

D-232　岸浪柳渓　蘭亭曲水画賛幅 ¥120,000～　付共箱（桐）　絹本　牙貼軸端 65×171　表具81×217　ヤケ　シミ 「大正十三甲子年（1924）」画中 岸浪柳渓（安政二・1855～昭和十・1935）は日 本画家。名静司。仙台藩士の医師の家に生まれる。 福島柳圃、田崎草雲に師事し、金沢で活躍。

D-233　池上秀畝　海辺舞鶴画幅 ¥100,000～　付二重箱（内共桐）　絹本　牙軸端 51×134　表具66×223　シミ 池上秀畝（明治七・1874～昭和十九・1944）は 長野県出身、名は國次郎。荒木寛畝に学び、山水 花鳥画を得意とした。帝国絵画協会会員、讀畫会 幹事、日本画会評議員、日本美術協会委員。

D-235　甲斐虎山　清渓濯足画賛幅 ¥120,000～　付共箱（桐）　紙本　唐木軸端 34×118　表具47×195　シミ　オレ

D-236　甲斐虎山　秋江漁艇画幅

¥85,000～　付共箱（桐）　紙本　唐木軸端 33×138　表具49×215　オレ

D-237　甲斐虎山　枯木竹石画賛幅

¥55,000～　付共箱（桐　貼札）　紙本　牙軸端 28×137　表具44×204　シミ　オレ　表具オレ 甲斐虎山（慶応三・1867～昭和三十六・1961）は南画家、書家。豊後の人。名は簡、字は厚甫、通称駒蔵、別号に梅花道者、玉壺道人ほか。帆足杏雨に師 事。明治三十三年（1900）京都に文中園女学校を創立した。

D-238　甲斐虎山　山景画幅 ¥70,000～　付共箱（桐）　紙本　骨軸端 30×137　表具45×198　シミ　オレ

D-239　甲斐虎山　山景画幅

¥50,000～　付木箱（杉）　紙本　唐木軸端 28×76　表具40×165　シミ　オレ　表具シミ 「大正九（1920）」画中

D-240　甲斐虎山　梅月画賛幅 ¥50,000～　付共箱（桐）　紙本　竹軸端 26×122　表具41×202　シミ

D-241　文人諸家寄書幅 ¥100,000～　付時代箱（桐）　紙本　 牙軸端　95×175　表具111×234　シミ　オレ 田能村直入　江馬天江　頼支峰　富岡鉄斎ほか

D-243　松林桂月 歳寒仙友画幅 ¥50000～ 付共箱（桐）　紙本　牙軸端 33×126　表具47×215　シミ 松林桂月（明治九・1876～昭和三 十八・1963）。

D-244　村田香谷 山水画賛幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　絖本　唐木軸端 51×161　表具71×218　シミ 「明治癸酉（1874）秋日」画中 村田香谷（天保元・1830～大正 元・1912）は南画家。

D-242　富岡鉄斎　清夏潺渓画賛幅 ¥100,000～ 付二重箱（内識桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　43×125　表具56×200 　大ヤケ　シミ　富岡益太郎箱識 富岡鉄斎（天保七・1836～大正十三・1924）は南画家。京都の人。名は 百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。

D-245　横尾深林人 蓬莱山画幅 ¥50000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 　牙軸端　42×97　表具56×190 　シミ 横尾深林人（明治三十一・1898～ 昭和五十四・1979）は新潟県出身の 南画家。本名信二郎、別号南田ほか。 小室翠雲に学ぶ。

D-246　殿村藍田　松画幅 ¥60000～　付木箱（桐）　絖本 　唐木軸端　52×174　表具68×225 　シミ 殿村藍田（大正二・1913～平成十 ニ・2000）は東京生まれ。

DD-248　殿村藍田　老梅画賛幅 ¥80,000～　付木箱（桐）

紙本　唐木軸端　46×26　表具67×121　シミ 殿村藍田（大正二・1913～平成十ニ・2000）は東京生まれ。本名は喜 代松。東京工業専修学校卒。豊道春海に師事。昭和四十二年（1967）日展 内閣総理大臣賞ほか、受賞多。仮名文字にも定評がある。日展参事。

D-250　殿村藍田　柘榴画賛幅 ¥80,000～　付木箱（桐） 　紙本　唐木軸端　39×34　表具57×115 「丙寅（1986）」画中

D-251　殿村藍田　霊岩草花画賛幅 ¥70,000～　付木箱（桐）

紙本　唐木軸端　37×30　表具55×115

D-249　児玉果亭　神功皇后征韓画幅 ¥50000～

付木箱（桐）　絹本　唐木軸端　86×160　表具103×243　ヤケ　シミ 　青柳琴僊巻止識 児玉果亭（天保十二・1841～大正二・1913）は信濃国出身。初号玄山、 果生。二十歳を過ぎ、飯山藩の佐久間雲慈に南蘋派を学ぶ。のち全国を 巡遊、小田原で禅を学ぶ。明治十年（1877）京都の田能村直入に南画を学 び、十三年帰郷。十七年第二回内国絵画共進会で褒状、十九年東洋絵画 共進会で銀賞受賞。その後、郷里で古画の研究、山水画等を制作する傍 ら、後進の指導にあたった。

D-252 児玉果亭 秋塘三真画双幅 ¥60000～ 付識箱（桐）　絹本 　骨軸端　26×97 表具38×175　ヤケ 　シミ　鐶座金一欠 　安田半圃箱識

D-253　田能村直入　山水画賛貼交屏風　本間　六曲　一双　¥70,000～　紙本 48×140　屏風346×167　シミ　虫穴 田能村直入（文化十一・1814～明治四十・1907）は大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と号し、 のち直入と称する。田能村竹田の門下に入り、養子となった。明治元年（1867）京都に移り、同十三年 （1880）京都府画学校設立を建議、開校にあたり校長となる。富岡鐵斎らと日本南画協会を設立する等、南 画の振興に尽力。

仁尾小香（慶応二・1866～昭和二十五・1950）は徳島県 出身の日本画家。

D-254　仁尾小香・小野湖山　書画貼交襖　四

¥50,000～　紙本　33×139　全体98×174　ヤケ　シミ　裏面無地 小野湖山（文化十一・1814～明治四十三・1910）は近江生まれの漢詩人。 名長愿、字懐之、舒公ほか。松堂大岡右仲に経史を学んだ後、梁川星巖に 入門。明治三詩人の一。

D-256

仁尾小香　月下

遊楽画賛襖　二

¥50,000～　紙本 83×168

全体91×177

ヤケ　シミ

裏面玉園正淑三行書

D-255　仁尾小香　独楽園画賛襖　四　¥50,000～　紙本 89×168　全体97×177　ヤケ　大シミ　ヤブレ 裏面玉園正淑二行書 画題の独楽園は北宋の歴史学者・司馬光（1019～1086）の庭園で、北宋 期の書『洛陽名園記』に撰ばれている。

D-257　竹石山人　墨絵襖　四　¥50000～　紙本 89×168　全体97×177　大ヤケ　シミ　スレ　多穴　落書 裏面無地　奥田竹石（明治三十四・1901～昭和五十二・1977）か

D-259　伊東深水　夏美人画幅 ¥180,000～　付木箱（桐） 　絹本　骨軸端　27×116　表具39×192　ヤケ　シミ　表具大シミ

D-260　伊東深水　夏美人画幅 ¥100,000 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　31×116　表具34×194 　ヤケ　シミ　オレ

伊東深水（明治三十一・1898～昭和四十七・1972）は東京の人。鏑木清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三年（1958）日本芸術院会員。昭和四十四年 （1969）日展顧問。昭和四十五年（1970）勲三等旭日中綬章を受章。

D-261　小倉春草　美人画パネル ¥50,000～　絹本　52×41　ヤケ　シミ 小倉春草（生歿年未詳）は東京都出身の日本画 家。川端玉章門下。日本画院会員。

D-262　東郷青児　素描美人画色紙額 ¥50,000～　紙本　23×25　額43×46　大シミ 東郷青児（明治三十・1897～昭和五十三・ 1978）は鹿児島県生まれ。本名は鉄春。

D-263　土田麦僊　素描娘画額 ¥50,000～　付土田鏡子識シール　紙本 36×45　額55×66 土田麦僊（明治二十・1887～昭和十一・1936） は日本画家。新潟県佐渡生まれ。本名金二。

D-264　土田麦僊　舞妓福助画幅 ¥150,000

付二重箱（内識桐　外溜塗）　太巻　絹本　牙軸端 36×32　表具51×126　シミ　土田千代箱識 土田麦僊（明治二十・1887～昭和十一・1936）は日本画家。新潟県佐 渡生まれ。本名金二。十六歳で京都に出て、鈴木松年、竹内栖鳳に師事。

明治四十二年（1909）京都市立絵画専門学校入学。大正七年（1918）村上 華岳らと国画創作協会設立。昭和九年（1934）帝国美術院会員。近代的感 覚による清新な様式をつくりあげた。

D-266　小早川清 静夜聞香画幅 ¥65,000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本 P軸端　41×125　表具55×207 　大シミ　「清夜」原題 小早川清（明治三十二・1899～昭 和二十三・1948）は福岡県生まれの 日本画家。鏑木清方に師事。帝展な どのほか木版画でも活躍した。

D-267　中村貞以

羽根突画幅 ¥50,000～ 付二重箱（内共桐　外溜塗）　紙本 朱塗軸端　24×35　表具35×117 　ヤケ　シミ 中村貞以（明治三十三・1900～昭 和五十七・1982）は日本を代表する 美人画家。東の鏑木清方、西の中村 貞以といわれ、ともに伝統的な浮世 絵を受け継いだ。

D-265　中村貞以　乙女椿画幅 ¥110,000 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　太巻　絹本　牙軸端 57×48　表具74×156　ヤケ　大シミ 中村貞以（明治三十三・1900～昭和五十七・1982）は日本を代表する 美人画家。東の鏑木清方（明治十一・1878～昭和四十七・1972）、西の中 村貞以といわれ、ともに伝統的な浮世絵を受け継いだ。

D-268　入江波光 汐汲美人画幅 ¥50,000～ 付合箱（桐）　紙本　P軸端 50×108　表具59×173 　ヤケ　シミ　スレ　オレ 入江波光（明治二十・1887～昭和 二十三・1948）京都市生。本名幾次 郎。四条派の森本東閣に入門、波光 の号を受ける。

D-269　栗原玉葉 童女画幅 ¥70,000～ 付識箱（杉）　絹本　骨軸端 40×112　表具54×182 　ヤケ　シミ　オレ 栗原玉葉（明治十六・1883～大正 十一・1922）は長崎県出身の閨秀画 家。寺崎広業に学ぶ。

D-272　須田剋太　佛頭画額 ¥120,000～　紙本 26×36　額49×61

D-271　東山魁夷　紅葉画額 ¥400,000 付共シール（大丸美術部シール）　絹本 45×54　額66×74　シミ　大地堂製額 東山魁夷（明治四十一・1908～平成十 一・1999）横浜生。本名は新吉。東京美術学 校日本画科卒、結城素明に師事。在学中に 第十回帝展に初入選。昭和八～10年ドイツ 留学し、ベルリン大学で美術史を学ぶ。帰 国後官展に出品し、昭和二十二年の日展で 『残照』が特選を受賞。昭和三十一年日本芸 術院賞受賞、四十四年毎日芸術大賞受賞、 同年文化勲章受章。国内外をよく旅し、写 生に基づいた詩的情緒あふれる日本画を描 く。代表作は皇居新宮殿壁画（昭和四十三）、 招提寺御影堂障壁画（昭和五十～五十六） 等。

D-273　須田剋太　書色紙額 ¥100,000～　紙本 38×45　額43×60　ヤケ　シミ　1983

須田剋太（明治三十九・1906～平成二・1990）は洋画家。埼玉県生まれ。昭和十年光風会展に初入選後、文展、帝展等で活躍。四十六年司馬遼太郎の『街 道をゆく』の挿絵を製作。具象抽象両面にわたり、生命感あふれる作風を展開した。

D-274　文琳　金地孔雀屏風　本間　六曲　一双　¥100000～　 紙本　360×174　屏風364×178　画人未詳

D-275　名家色紙短冊諸画貼交屏風 　本間　二曲　一双　¥75000～　紙本 27×24ほか　屏風188×172　ヤケ　薄シミ 　背面損傷 堂本印象　伊藤小坡　堀井香坡　菅楯彦　 橋本独山ほか

D-278　金銀屏風　小形　二曲　一双　¥50,000～　紙本 145×40　屏風148×43

D-276　無地金屏風

本間　二曲　一隻　¥50,000～ 　絹本　176×169　屏風180×173 　スレ　ヨゴレ

D-277　無地金屏風

本間　二曲　一隻　¥50,000～ 　紙本　156×157　屏風174×174

D-279　金銀屏風　小形　二曲　二種　¥50,000～　紙本 　金138×49　屏風154×65　銀148×46　屏風160×58

DD-280　松尾松涛　油彩鶏画額 ¥150000～ 58×43　額91×76　カンバス

松尾松涛（明治十六・1883～昭和三十六・1961）は佐賀県生まれの洋 画家。明治から昭和にかけてソ連、西欧、南北アメリカに滞在し、各地で 展覧会を開いた。

D-282　岸田劉生　油彩静物画額 ¥100000～

22×15　額37×31　カンバス 岸田劉生（明治二十四・1891～昭和四・1929）洋画家。東京生。岸田吟 香の四男。白馬会葵橋洋画研究所で学び、弱冠十九歳で文展に入賞。

D-284　三宅輝夫 油彩ウィーン残雪画額 ¥70,000～ 52×44　額68×60　ウキ　ワレ　カンバス 三宅輝夫（大正十二・1923～平成二十・2008）。

D-281　伝松尾松涛　油彩能道具画額 ¥100000～ 79×59　額94×74　カンバス　サインなし

D-283　芹澤銈介　ガラス絵額 ¥100000～ 8×8　額21×21 「京人形」裏共識 芹澤銈介（明治二十八・1895～昭和五十九・1984）は染織工芸作家。 静岡市生まれ、東京で歿。雑誌『工芸』の表紙装幀を契機に民芸運動に参 加。重要無形文化財｢型染絵｣保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹澤銈 介美術館がある。

D-285　藤本東一良　油彩桜島画額 ¥50,000～　付共シール（破損） 32×23　額51×42　カンバス 藤本東一良（大正二・1913～平成十・1998）。

D-286　三輪晁勢　風景画額 ¥50,000～　絹本　53×45　額72×66 三輪晁勢（明治三十四・1901～昭和五十八・ 1983）は新潟出身、京都歿。

D-287　葛西利行　油彩風景画額 ¥50000～ 32×24　額51×42 「ブリュジュー風景」原題　カンバス 葛西利行（昭和十・1935～）は洋画家。

D-289　大久保作次郎　油彩静物画額 ¥70,000～　30×40　額57×66 　額縁破損　カンバス 大久保作次郎（明治二十三・1890～昭和四十 八・1973）は洋画家。日本芸術院会員。

D-292　芹澤銈介　板絵招猫額 ¥50000～　付共シール　12×18　額33×39 芹澤銈介（明治二十八・1895～昭和五十九・ 1984）は染織工芸作家。静岡市生まれ、東京で歿。 雑誌『工芸』の表紙装幀を契機に民芸運動に参加。 重要無形文化財｢型染絵｣保持者。登呂遺跡のな かに静岡県立芹澤銈介美術館がある。

D-288　竹久秀樹　油彩曲馬の星座画額 ¥50000～　 21×14　額34×28　カンバス 竹久秀樹（昭和二十五・1950～）は千葉県出身の洋画家。

D-290　山本貞　油彩少女画額

¥60,000～　31×40　額50×59　カンバス 山本貞（昭和九・1934～）は神奈川県出身の洋 画家。日本芸術院会員。

D-293　吉原英雄 シャワールーム画額 ¥50,000～　紙本　 38×46　額86×99 「一人住い（シャワー）」原題 吉原英雄（昭和六・1931～平成十九・2007）は 画家。旧因島市出身。

D-291　平田ゆたか　油彩海景画額 ¥50,000～　54×53　額71×74　支持体不詳 平田ゆたか（昭和十七・1944～）は画家。イタ リアの陽光を描く。

D-294　青木敏郎　版画額 ¥50000～ 　紙本　56×45　額81×71　シミ 青木敏郎（昭和二十二・1947～）は洋画家、京 都市出身。

DD-296　大野藤三郎　登龍門屏風　本間　二曲　一双　¥300,000～　紙本　182×165　屏風189×172 　大野藤三郎は京都出身の日本画家。大正六年（1917）生。金島桂華に師事。日展で活躍。

D-297　大野藤三郎　抽象林景屏風　本間　二曲　一隻　¥200000～　紙本　182×164 　屏風190×173

D-298　国吉康雄　素描裸婦画額 ¥100000～　付出陳票　紙本　19×22　額39×41 国吉康雄（明治二十二・1889～昭和二十八・1953） は岡山県出身の洋画家。戦前戦後のアメリカで活 躍。

藝能

E-001　法螺貝蒔絵大鼓・小鼓 ¥300000～　 大鼓115×115×29　小鼓10×10×25

E-003

藤蒔絵大鼓 ¥200000～ 12×12×29

E-002　瓜蒔絵太鼓 ¥200000～　付溜塗箱（杉）　撥二組　台　 鼓革　26×26×15

E-004

袋蒔絵大鼓 ¥200000～ 115×115×28

E-006　桜短冊蒔絵小鼓 ¥50,000～ 　付鼓革　10×10×25

E-009　松蒔絵薩摩琵琶 ¥60,000 　付台　総長91　転手破損　象牙装

E-007　菖蒲蒔絵小鼓 ¥50,000～ 　付鼓革　9×9×24

E-008　月下三友蒔絵小鼓 ¥50,000～　 付鼓革　10×10×24

E-010　筑前琵琶 ¥50,000～　付撥 　総長86　象牙装

E-011　木彫蝉丸像 ¥60000～　総高385 　虫喰 E-012　飛出 ¥55000～　16×205

E-013　岡本大更　出雲阿国画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　絹本　骨軸端 36×129　表具49×197　シミ 岡本大更（明治十二・1879～昭和二十・1945） 三重県生。大阪画壇の画家。本名は直道。北野恒 富らと巽画会大阪支部の結成に参加。大正三年 に私塾「更彩画塾」を開く。一方、野田九浦、菅 楯彦らと大阪美術展覧会を興し、さらに大阪市 美術協会の設立に加わり、評議員をつとめた。ま た昭和十六年に結成された大阪日本画報国会で は顧問をつとめた。美人画を得意とし、その作品 は「近代的な浮世絵」と称された。

E-014 紅無飛雲輪宝雲版丸龍文

EE-017　浅葱地霞金銀雪輪文単狩衣 ¥350000～　216×165×82　袖括紐付属せず

E-018　白地金網海松丸文長絹 ¥250000～　157×128×56

E-019

白地立涌火焔太鼓文袷狩衣 ¥250000～　204×169×84 　袖括紐付属せず

E-020　神扇 ¥50000～　紙本　総長345 十松屋福井扇舗製

E-023　負修羅扇 ¥50000～　紙本　 総長35　十松屋福井扇舗製

E-026　刺高数珠 ¥30000～ 　付識箱（桐）

E-021　鬘扇 ¥50000～　紙本　総長35

十松屋福井扇舗製

E-024　鬼扇 ¥50000～　紙本　総長35 十松屋福井扇舗製

E-027　段棒地　八　¥30000～ 　総長456ほか　紅無2　紅入6（内1ヨゴレ）

E-022　善知鳥扇 ¥30,000～　紙本 　総長35　十松屋福井扇舗製

E-025　紅無狂女扇 ¥50,000～　紙本　 総長35　十松屋福井扇舗製

E-028　女幣　花籠 ¥30,000～ 　女幣総長58　花籠25×23×45

E-030　初冠紐 ¥30,000～　総長324 E-031　面紐　三　¥30,000～ 　総長91ほか　橙1　黒2

E-033　烏帽子紐　三　¥30000～ 　総長82ほか

E-036　袈裟頭巾 ¥60,000～　177×78 シミ

E-039　水晶数珠　烏帽子 ¥30000～　数珠（付識桐箱） 　烏帽子25×28ほか

E-034　太刀紐　釣竿紐二　¥30000～　 太刀紐総長366ほか

E-037　梨子地小刀　子方用太刀 ¥30000～　付紫刀袋2　小刀総長76 　子方用太刀総長70

E-040　黒丸玉数珠 　烏帽子 ¥30000～ 　数珠（付識桐箱） 　烏帽子25×29ほか

E-032　面紐　三　¥30,000～ 　総長91ほか　金茶1　黒2

E-035　鬘下掛　五　¥30000～ 　総長152ほか　香色1　白色1　黒色3

E-038　梨子地紺柄太刀　腰簔 ¥30000～　太刀総長94（付紫刀袋） 　腰簔76×66

E-041　黒丸玉数珠 　烏帽子 ¥30000～ 　数珠（付識桐箱） 　烏帽子25×28ほか

E-042　子方用黒丸玉数珠 　烏帽子 ¥30000～ 　数珠（付識桐箱） 　烏帽子25×25ほか

香道

F-001　古染付花鳥文六角香炉 ¥250,000～

付時代溜塗箱（杉　貼札）　鳳凰透銀火舎 13×8×9　虫喰

F-003　初代諏訪蘇山　青磁立瓜香炉 ¥120000～

付二重箱（内共桐）　草花透銀火舎（純銀刻印） 9×9×9 初代諏訪蘇山（嘉永五・1852～大正十一・1922）は本名好武、金沢に 生まれ、明治八年（1875）に東京に出て陶画を学んだのち、金沢にもどっ て製陶場や教職に就いた。その後京都に移り、明治四十一年（1908）五条 坂で独立。青磁、白磁、彩磁のほか釉薬の研鑽につとめた。帝室技藝員。

F-002　銅蓮鷺香炉 ¥180,000～　付木箱（杉　貼札） 20×18×51　在銘

F-004　仁阿弥道八　蝙蝠香合 ¥100000～　付共箱（桐） 85×6×25

二代道八（天明三・1783～安政二・1855）は、初代の次男。名は光時、 松風亭、華中亭、道翁などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」 の一字を賜り、さらに醍醐三宝院より「阿弥」の号を賜り、「土師」の号 を許され、以後法橋仁阿弥と称す。人物、動物などを得意とし、色絵物に 個性を発揮、道八様式を確立した。

F-006　織部弾香合 ¥100,000～　付時代箱（桐　貼札）　仕覆　 45×45×4

F-008　奥田木白　奈良人形香合 ¥50,000～　付共箱（杉） 35×35×6 奥田木白（寛政十一・1799～明治四・1871）は奈良赤膚焼の陶工。大 和郡山に生まれ、名を武兵衛、屋号を柏屋といい、柏にちなんで木白と した。仁清風・高取風・萩風な茶陶から楽焼におよぶ写し物などが多い が、奈良にちなんで能人形の佳作が知られ、型物、細工物をよくした。

F-010　香木 ¥150,000 15×28×11 267g

F-007　緑交趾牡丹文香合 ¥100,000～　付識箱（桐） 7×7×4

磁貫　藤岡了一箱識

F-009　銅臥獅子香炉 ¥70,000～　付合箱（樅） 18×13×18

茶道

G-001　大井戸茶碗 ¥500000～　付時代箱（桐　貼札）　仕覆　18×18×9　ヒビ、口縁ソゲ金補修

G-002　萩茶碗 ¥400000～　付二重箱（内時代桐） 15×15×9　磁貫　銘「武蔵野」　川上閑雪箱書 箱書：川上閑雪（昭和五・1930～）は茶道家。江戸千家十代家元。別号に不白、不式庵、蓮華庵。八代川上不白（一 元斎）の次男。昭和四十年十代を継ぐ。東京出身。

G-003　熊川茶碗

¥400,000～　付時代識箱（桐）　仕覆　13×125×75　ヒビ　磁貫　口縁金補修 　銘「岩波」　了々斎箱書 箱書：了々斎宗左（安永四・1775～文政八・1825）は表千家九代。久田家からの婿養子。紀州徳川家に仕えた。

G-005　祥瑞茶碗 ¥280,000～

付時代箱（桐　貼札） 11×105×75 　クッツキ　「祥瑞造之」印銘

G-007　萩茶碗 ¥120000～　付二重箱（内時代桐）　仕覆

即中斎書付添箱（桐） 135×13×95　磁貫　窯ヒビ　銘「緑蔭」 書付添箱：即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和五十四・1979）は表 千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無 尽・清友軒。

G-006　斗々屋茶碗 ¥150,000～　付二重箱（内黒塗桐） 和更紗仕覆　15×15×5　ワレ金補修

G-008　御本手クルス高台茶碗 ¥120000～　付識箱（桐） 145×145×10　対州窯　初代黒田陶々庵箱識 箱識：初代黒田陶々庵（明治三十八・1905～昭和六十二・1987）は茶陶 研究家。愛知県生れ。本名は領治。昭和十年黒田陶苑を創業。経営の傍ら 茶陶研究に勤しむ。日本陶磁協会常任理事。

G-009　本阿弥光悦　赤茶碗 ¥480,000～　付時代識箱（桐・蓋鼠害　貼札）　和更紗仕覆　 105×105×105　磁貫　朱漆補修　如心斎在判　 啄斎箱書　銘「帰雁」

本阿弥光悦（永禄元・1558～寛永十四・1637）は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家 に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸 では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと推測される。

G-010　野々村仁清　茶碗 ¥350,000 　付時代識箱（杉　貼札）　仕覆　16×125×65　口縁小ヒビ　高台内印 　切高台　「霊水庵（益田英作）」蔵印

G-011　野々村仁清　瀬戸天目茶碗 ¥300,000 　付時代箱（桐　貼札） 12×12×65　口縁金補修 野々村仁清（慶長元・1596～万治三・1660）は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風の ものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

G-013　不見斎　手捏黒茶碗 ¥480,000～　付共箱（桐　鼠害） 12×12×8

石翁玄室（延享三・1746～享和元・1801）は、裏千家九世。不見斎、寒翁などと号す。天明八年の京都大火に罹災、茶室 を修復再建。利休二百回忌追善茶会を営む。

G-014　直斎　織部写黒茶碗 ¥400,000～　付共箱（杉） 12×12×7　口縁極小漆補修　銘「蟠龍」

直斎（享保十・1725～天明二・1782）は武者小路（官休庵）七世で堅叟宗守。官休庵における新しい茶の湯制度（家元 制度）を確立。また、如心斎らと「千家七事式」を制定した。

G-015　旦入　黒茶碗 ¥280000～　付共箱（桐　箱改） 12×105×8　磁貫 旦入（寛政七・1795～嘉永七・1854）は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-017　惺入　織部釉茶碗 ¥200,000～　付二重箱（内共桐）

鵬雲斎書付添箱（桐） 12×12×75　磁貫　ヒビ補修 惺入（明治三・1887～昭和十九・1944）は樂家十三代。十二代弘入の 長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三 代樂吉左衛門を襲名した。

書付添箱：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五世。先代淡々 斎の長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心 の斎号を受けた。平成十四年、十六代・坐忘斎宗之に家元を譲る。

G-016　仁阿弥道八　長次郎写黒茶碗 ¥200000～

付共箱（桐） 13×125×7　ヒビ

二代道八（天明三・1783～安政二・1855）は、初代の次男。名は光時、 松風亭、華中亭、道翁などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」 の一字を賜り、さらに醍醐三宝院より「阿弥」の号を賜り、「土師」の号 を許され、以後法橋仁阿弥と称す。人物、動物などを得意とし、色絵物に 個性を発揮、道八様式を確立した。

G-018　慶入　菊紋黒茶碗 ¥200,000～　付共識箱（桐）　仕覆 12×12×85　磁貫　碌々斎箱書　切高台 慶入（文化十四・1817～明治三十五・1902）は樂家十一代。十代旦入 （1795～1854）の婿養子。弘化二年（1845）に十一代樂吉左衛門を襲名。 明治四年（1871）に剃髪隠居して慶入と号した。

箱書：碌々斎（天保八・1837～明治十三・1910）は表千家十一代。十 代吸江斎の長男。安政二年に吸江斎が隠居した後、宗左を継いだ。号瑞 翁、碧雲軒など。

G-020　二代住山楊甫　手捏黒茶碗 ¥200000～　 付共箱（杉）　仕覆　12×12×75　銘「翁」 二代住山楊甫（天明二・1782～安政二・1855）は茶匠、表千家の縁戚 に連なる茶家を形成。紀州徳川家に仕えた。一世楊甫の養嗣子。名宗仙 のち楊甫、号吽々斎、汲清庵ほか。了々斎宗左に師事、宗左歿後、吸江斎 宗左の後見の任にあたる。鴻池家にも出入りした。

G-022　十一代三輪休雪　萩茶碗 ¥150000～　 付共識箱（桐）　仕覆　125×125×9　銘「東雲」　有隣斎箱書 十一代三輪休雪（明治四十三・1910～平成二十四・2012）は萩市生まれ。 兄の十代休雪に、一時期川喜田半泥子に師事。重要無形文化財「萩焼」保 持者。隠居後は壽雪を名乗る。

箱書：有隣斎（大正二・1913～平成十一・1999）は武者小路千家十三世。

G-021　了入　黒平茶碗 ¥200000～　付二重箱（内共桐） 135×135×6　底ヒビ　銘「三光」　淡々斎外箱書 了入（宝暦六・1756～天保五・1834）は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-023　永楽善五郎　鴛鴦絵茶碗 ¥120000～　付識箱（桐） 125×125×8　磁貫　河濱支流印　惺斎箱書

箱書：惺斎宗左（慶応元・1865～昭和十二・1937）は表千家十二代。十 一代碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。 明治三十九年に失火焼失した不審菴を大正二年再興、十年松風楼を増築。 十職以外の工芸家や各地方の国焼の育成にも尽力する。

G-024　新御本茶碗 ¥100,000～　付識箱（桐）　仕覆　14×12×9 　ヒビ　銘「淡雪」　愈好斎箱書 箱書：愈好斎宗守（明治二十二・1889～昭和二十八・1953）は武者小路 千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗悦の次男。十一世一指斎の養子。

G-026　安南染付茶碗 ¥100000～　付木箱（桐）　仕覆　 13×13×9　磁貫

G-028　黒織部茶碗 ¥70000～　付木箱（杉） 145×12×9

G-025　神楽焼黒茶碗 ¥70,000～　付識箱（桐） 12×12×85 磁貫　銘「夜烏」　即中斎箱書　高台内印 箱書：即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和五十四・1979）は表千家十 三代。十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清 友軒。

G-027　御本茶碗 ¥80000～　付木箱（桐　ヨゴレ） 13×125×85　口縁金地青海波蒔絵補修

G-029　瀬戸皮鯨茶碗 ¥80000～　付時代識箱（桐　貼札） 13×13×5　口縁補修　磁貫

G-031　荒川豊蔵　志野茶碗 ¥1250000～　付共箱（桐）　仕覆　12×12×9

荒川豊蔵（明治二十七・1894～昭和六十・1985）は岐阜県多治見生まれ、雅号は斗出庵。京都に移り宮永東山（1868～1941）に作陶を学んだ。昭和五年 （1930）に美濃大萱の古窯跡で桃山時代の志野の陶片を発見、これまで志野・瀬戸黒・黄瀬戸が愛知県瀬戸市で焼かれていたという通説を覆した。またそ の陶片を手がかりに桃山陶器の再現に尽力し、昭和三十年（1955）に志野・黄瀬戸で重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定された。昭和四十六年 （1971）文化勲章受章。

G-032　矢口永寿　菱文茶碗 ¥60,000 　付共識箱（桐） 105×105×85　ヒビ　磁貫 　而妙斎箱書

G-033　矢口永寿 金彩色絵文字入茶碗 ¥80,000 付溜塗共箱（桐　貼札） 125×125×8　磁貫 「夢自筆」即中斎書付色紙貼付

初代永寿が明治三十七年（1904）に滝口加全を迎え開窯。染付・赤絵・祥瑞・乾山・仁清などを写し、独自の 世界を切り開く。当代は四代。

G-034　荒川豊蔵　鼠志野茶碗 ¥100,000～　付識箱（桐）

13×13×7　荒川達箱識　即中斎文字入、箱書 荒川豊蔵（明治二十七・1894～昭和六十・1985）は岐阜県多治見生まれ、 雅号は斗出庵。桃山陶器の再現に尽力し、昭和三十年に志野・黄瀬戸で重 要無形文化財保持者に認定。

箱書：即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和五十四・1979）は表千家十 三代、十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。

G-036　野々村仁清　鶴絵茶碗 ¥50000～　付時代識箱（桐） 12×12×75　磁貫 　ヒビ金補修 野々村仁清（慶長元・1596～万治三・1660）は 陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清 右衛門。色絵陶器の創始者。

G-035　十四代亀井味楽　高取筒茶碗 ¥50,000

付共識箱（桐） 95×95×9　鵬雲斎箱書 十四代亀井味楽（昭和六・1931～平成二十六・2014）は、十三代の孫 にあたる。福岡生。日本工芸会正会員。文化連盟理事。福岡市無形文化財 保持者。

箱書：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千家十五世。先代淡々斎の 長男。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心の斎号 を受けた。

G-037　矢口永寿　扇散絵茶碗 ¥50000～　付共箱（桐） 13×13×75　磁貫 初代永寿が明治三十七年（1904）に滝口加全を 迎え開窯。染付・赤絵・祥瑞・乾山・仁清など を写し、独自の世界を切り開く。当代は四代。

G-038　永楽即全　色絵窓茶碗 ¥50000～　付共箱（桐） 11×11×85　磁貫 永樂即全（大正六・1917～平成十・1998）は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G-040　奥田木白　富士絵茶碗 ¥50000～　付木箱（桐） 仕覆（大破） 12×12×75　底印

G-041　奥田木白　織部写茶碗 ¥50000～　付木箱（杉） 　仕覆　115×115×55　磁貫　底印

奥田木白（寛政十一・1799～明治四・1871）は奈良赤膚焼の陶工。大和郡山に生まれ、名を武兵衛、屋号を柏屋といい、柏にちなんで木白とした。仁清 風・高取風・萩風な茶陶から楽焼におよぶ写し物などが多いが、奈良にちなんで能人形の佳作が知られ、型物、細工物をよくした。

G-042　小川長楽　千鳥絵赤茶碗 ¥50,000～　付共箱（桐） 12×12×8　銘「雪」　白峰絵付 長樂家は樂十一代慶入に仕え、十二代弘入代に別家した大治郎を初代 とする。建仁寺黙雷に「長樂号」を賜わった。

G-044　加藤五郎八　御本茶碗 ¥50,000～　付識箱（桐） 13×13×85　磁貫 　初代加藤春鼎箱識 加藤五郎八（生年未詳～明治三十三・1900）は 尾張品野窯の陶工。春袋の弟子で雅作の妙手。

G-043　中村道年　黒茶碗 ¥50,000～　付共箱（桐） 12×12×8 中村道年は陶工。京都出身の初代が名古屋八事に窯を開いた。当代は 五代目。

G-045　朝日焼平茶碗 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 15×15×4　淡々斎箱書 箱書：淡々斎宗室（明治二十六・1893～昭和 三十九・1964）は裏千家十四世。号碩叟。

G-046　宋白磁茶碗 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 16×16×7　縁極小カケ 　小山冨士夫箱識 箱識：小山冨士夫（明治三十三・1900～昭和 五十・1975）は岡山県生。

G-047　三島茶碗 ¥50000～　 付合箱（桐） 13×125×65　ヒビ　磁貫 ワレ補修

G-050　粉引雨漏手塩笥茶碗 ¥50,000～　付識箱（桐） 14×14×8 　磁貫　ヒビ　ソゲ　切高台

G-053　絵瀬戸瓔珞文茶碗 ¥50,000～ 　付黒塗箱（桐　貼札）　仕覆　12×125×7 　磁貫

G-048　黄伊羅保茶碗 ¥50000～　 付識箱（杉） 165×165×6

G-051　萩茶碗 ¥50000～　 付合識箱（桐　身杉） 15×14×8 　ヒビ、カケ、ワレ金補修

G-054　薩摩磁製色絵小服茶碗 ¥50,000～　付時代合識箱（桐） 105×105×65　磁貫

G-049　伊羅保茶碗 ¥50000～

付時代識箱（桐　貼札）　仕覆 145×14×7

G-055　仁清印掛分茶碗 ¥50,000～ 　付時代箱（桐　補材）　仕覆　115×115×75 G-052　木原唐草文茶碗 ¥50000～ 　付木箱（桐　貼札）　仕覆　12×12×85 　磁貫　口縁金補修

G-057　備前緋襷水指 ¥800,000～　付二重箱（内時代識桐）　仕覆　黒塗蓋　15×14×16　ヒビ補修　覚々斎底在判　如心斎箱書 在判：覚々斎宗左（延宝六・1678～享保十五・1730）は表千家六代。号は原叟、流芳軒。久田宗全の子で、五代随流斎の養子となって六代を継承。紀州 徳川家、頼方に仕えた。

箱書：如心斎宗左（宝永二・1705～寛延四・1751）は不審菴の七代。六代覚々斎（久田宗全）の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺大龍宗 丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。幼くして茶道に通じる傍ら、画や俳句にも秀で多くの作品をのこした。

G-058　一入　黒四方水指 ¥250,000～　付識箱（桐）

黒塗蓋　潤塗蓋　125×125×19　漆補修方々　了入箱識 一入（寛永十七・1640～元禄九・1696）は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年（1656）、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年（1691）養子宗入に家督を譲る。

G-060　備前種壺水指 ¥50000～ 　付二重箱（内識桐）　溜塗蓋　16×16×17 　ヒビ　口辺ソゲ　桂又三郎箱識

G-059　美濃伊賀耳付水指 ¥200,000～　付木箱（杉）　黒塗蓋 20×19×17　口辺スレ

G-061　宗石　信楽芋頭水指 ¥50000～　付識箱（桐）　共蓋　175×175×16 　底彫銘

G-062　萬古色絵高士文水指 ¥50000～　付木箱（杉）　黒塗蓋 13×13×15　底印

G-064　安部安人　備前耳付水指 ¥100000～　付共箱（桐） 　黒塗蓋　23×18×19 安部安人（昭和十三・1938～）は初め宮本三郎に洋画を学んだ後、昭 和四十七年（1972）に愛媛県東予市に地下穴窯を築いた。また岡山県牛 窓にも新窯を開設。

G-066　七代中村宗哲　朱手桶水指 ¥120,000～　 付共識箱（杉）　共割蓋　255×245×27　即中斎在判、箱書 七代中村宗哲（寛政十一・1799～弘化三・1846）は五代宗哲（明和三・ 1766～文化八・1811）の子、六代の弟。俗称は得玄宗哲。

G-068　飛騨春慶釣瓶水指 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 215×215×20　即中斎箱書

G-065　信楽鬼桶水指 ¥100000～　付識箱（桐）　黒塗蓋　 215×21×175　桂又三郎箱識

G-067　南鐐砂金袋水指 ¥100,000～　付識箱（桐）　溜塗蓋　 28×28×13　愈好斎箱書　「元寶堂」箱底印 箱書：愈好斎宗守（明治二十二・1889～昭和二十八・1953）は武者小路 千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗悦の次男。十一世一指斎の養子。

G-069　祥園　溜塗水指棚 ¥50,000～ 　付共箱（杉） 33×29×47

G-070　駒澤利斎　旅箪笥 ¥50,000～ 　付共箱（杉） 37×27×44　シミ 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。

G-071　道入　黒鶴首茶入 ¥290000～　付二重箱（内識桐） 仕覆2　牙蓋　6×6×7 　宗旦在判　仙叟内箱裏、認得斎内箱甲書付 道入（慶長四・1599～明暦二・1656）は樂家三代。常慶の長男として 生まれる。別名ノンコウと称され、のち樂歴代随一の名工とされる。道 入の作風は、これまでの長次郎茶碗の装飾性を徹底して省いた黒一色の 伝統的世界に装飾的な効果を融合させ、個性表現を捨象した長次郎茶碗 の重厚な趣に対して軽やかな個性表現を加えた。

G-073

瀬戸茶入 ¥140000～ 付時代溜塗箱（桐） 　素木挽家 仕覆　牙蓋 6×6×75 　口辺共色補修

G-072　瀬戸耳付茶入 ¥270000～　付時代識箱（桐）　仕覆2 牙蓋　6×6×10　銘「飛雲」　如心斎朱書、在判　 啄斎箱書 在判：如心斎宗左（宝永二・1705～寛延四・1751）は表千家七代。六代 覚々斎（久田宗全）の長男。大徳寺大龍宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。 幼くして茶道に通じる傍ら、画や俳句にも秀で多くの作品をのこした。 箱書： 啄斎宗左（延享元・1744～文化五・1808）は表千家八代。幼名 は与太郎。別に件翁の号がある。川上不白らの援助を受け、叔父一燈宗室 の指導を仰ぎ茶湯に励んだ。十四歳で宗左を名乗り八世家元を継承。

G-074　高取肩衝茶入 ¥120,000～ 　付木箱（桐　貼札）　挽家（春慶銘） 　仕覆　牙蓋　65×65×8 　口辺補修

G-076　宗旦在判黒大棗 ¥350,000～　付二重箱（内識桐）

仕覆3 7×7×73　了々斎箱書 在判：元伯宗旦（天正六・1578～万治元・1658）は千家第三世。千利 休の孫で少庵（二世）の子。号を咄々斎、咄斎とし、茶禅同一味（禅と茶 は一つ）を説き侘茶に徹した茶人。 箱書：了々斎宗左（安永四・1775～文政八・1825）は表千家九代。久 田家からの婿養子。紀州徳川家に仕えた。

G-078　随流斎在判黒大棗 ¥120,000 　付時代識箱（桐）　仕覆　75×75×7 蓋ヒビ　身ヒビ補修　如心斎箱書 随流斎（元禄十四・1701歿）表千家五代 如心斎（寛延四・1751歿）表千家七代

G-077　九代中村宗哲　曙棗 ¥200,000～　付共識箱（桐） 65×65×8　内黒　針銘　円能斎在判、箱書　玄々斎好 九代宗哲（安政元・1854～明治十四・1911）は名は喜三郎、号を英斎、 俳号は一畝。八代四女の婿養子で元教育者。

在判、箱書：円能斎宗室（明治五・1872～大正十三・1924）は裏千家十 三世。又玅斎の長男。別号に対流軒、寒雲、鉄中など。幼名は駒吉。十五歳 で家督を継ぐ。

G-079　山水研出蒔絵平棗 ¥100,000 　付溜塗箱（桐）　仕覆（大破） 85×85×55 　内梨子地

G-080　青磁手桶形茶器 ¥70,000 付時代識箱（桐）　唐木割蓋　75×75×11　磁貫

G-081　六代中村宗哲　溜塗松葉茶器 ¥50,000～　付共箱（桐） 7×7×7

内同　吸江斎在判　針銘

G-082　六代中村宗哲　尻張黒棗 ¥50,000～　付共箱（桐）　仕覆　6×6×7 啄斎在判　針銘

六代中村宗哲（寛政六・1794年～天保十・1839）は五代の長男。号を楪斎、名を八郎兵衛為一。後 に弟に家督を譲り分家して「八郎兵衛宗哲」を名乗った。

G-084　駒沢春斎　黒茶器 ¥50,000～ 　付共箱（桐）　縞仕覆　7×7×65 駒沢春斎（明和七・1770～安政二・1855）は指 物師の七代駒沢利斎。漆工としてもすぐれ｢春斎 ｣の号で了々斎や不識斎好みを制作した。

G-087　朱金平棗 ¥50,000～ 付識箱（桐） 9×9×6　内銀溜 即中斎箱書、在判 箱書、在判：即中斎宗左（明治三十四・1901～ 昭和五十四・1979）は表千家十三代。幼名は覚二 郎、号に無尽・清友軒。

G-085　初代不白在判黒中棗 ¥50000～　付黒塗箱（杉　貼札） 6×6×7 　銘「随流」 在判：初代川上不白（享保元・1716～文化四・ 1807）は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左 に入門。江戸千家を称した。

G-088　萩芒蒔絵棗 ¥50,000～ 　付溜塗合箱（桐）　仕覆　65×65×7　内黒

G-083　中村宗哲　黒中次 ¥50,000～ 　付共箱（桐）　仕覆（大破） 7×7×7　針銘 中村宗哲は千家十職の一、塗師。初代（元和 三・1617～・元禄八・1695）は一翁宗守の息女 と家業を迎えて塗師となる。当代は十三代。

G-086　青貝千鳥平棗 ¥50,000～ 　付時代識箱（桐　桟一欠） 85×85×55 　吉村観阿箱書 箱書：吉村観阿（明和二・1765～嘉永元・1848） は茶人。目利きとして道具取次を生業にした。

G-089　加藤春岱　瀬戸梅文棗 ¥50,000～　付識箱（桐）　仕覆　75×75×7 　底印　透月斎箱書 加藤春岱（享和二・1802年～明治十・1877年） は愛知県生まれ。仁兵衛家十六代、弥曽右衛門景 典春山の子で通称は宗四郎。

G-091　千道安　竹花入 ¥350,000～　付識箱（桐） 10×10×33

ワレ　縁黒漆剥離　如心斎在判　円能斎箱書 千道安（天文十五・1546～慶長十二・1607）は茶人。初名紹安のちに 道安。号眠翁、可休斎、一咄家斎。千利休の長男。利休とともに豊臣秀吉 の茶頭をつとめる。利休自刃後は京都をはなれ流寓の身となった。道安 囲い、道安風炉などすぐれた創意を遺した。

G-092　東陽坊長盛 竹茶杓 ¥480000～

付二重箱（内時代識桐）　共筒 　仕覆　大倉好斎極札　総長179 　乾山箱識

長盛（永正十二・1515～慶長三・ 1598）は真如堂東陽坊住職。利休 門下の茶人。

G-093　吸江斎　竹茶杓 ¥80000～ 　付二重箱（内共桐）　共筒　総長185 　銘「雪空」 吸江斎宗左（文政元・1818～万延元・1860）は 表千家十代。号は安祥軒、祥翁、省々など。了々 斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎の 養子となり、代を継いだ。隠居後は宗旦と称した。

G-096　淡々斎　竹茶杓 ¥80,000～　付木箱（桐　正玄印） 　共筒　総長185　櫂先小ソゲ 　銘「出雲」 淡々斎宗室（明治二十六・1893 昭和三十九・1964）は裏千家十四世。 十三世円能斎の長男。幼名政之輔。 号碩叟。大徳寺円山伝衣老師につい て得度、無限斎の号を授与。

G-094　又玅斎　竹茶杓 ¥70000～ 　付共箱（桐）　共筒　総長185　銘「若葉」

G-095　又玅斎　竹茶杓 ¥70000～ 　付共箱（桐）　共筒　総長185　銘「五月雨」

又玅斎（嘉永六・1853～大正六・1917）は裏千家十二世。号直叟・幽軒。京都の名家角倉家に生ま れ十一世玄々斎の娘婿の養子となる。明治四年に家元を継承。明治十八年に家督を長男駒吉（円能斎） に譲った。門下に三宅宗保・大村日栄・桑原宗慶・稲田高月らがいる。

G-097　宙宝宗宇　竹茶杓

¥50,000～　付共箱（桐）　共筒 　総長18　銘「好談」

宙宝宗宇（宝暦十・1760～天保 九・1838）は臨済宗の僧、大徳寺四 百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。 号に洛陽人、松月老人、松月叟など。

G-098　一燈 竹置筒花入 ¥50000～　 105×105×425　ワレ　銘不読 一燈宗室（享保四・1719～明和八・ 1771）は裏千家八世。斎号は又玄斎。 表千家原叟宗左の三男。兄である如 心斎と七事式を制定。宗旦百年忌の 茶会を催した。

G-099 啄斎 竹二重切花入 ¥50000～ 　付共箱（桐） 95×9×405 　鎹補修　銘「独楽」 啄斎宗左（延享元・1744～文化 五・1808）は表千家八代。幼名は与 太郎。別に件翁の号がある。

G-101　交趾吊舟花入 ¥350,000～　付時代識箱（桐　貼札） 215×11×12　共色補修　銘「朝日丸」　三代三谷宗鎮箱書 箱書：不易斎良允（生年未詳～文政三・1820）は茶人。覚々斎四天王の一・初代宗鎮に発端する三谷流茶道の三代目。

G-102　永楽保全　交趾花入 ¥50,000～　付共箱（桐） 11×11×215 永樂保全（寛政七・1795～安政元・1854）は千 家十職の一、土風炉師永樂善五郎家の十一代。文 化十四年（1817）襲名。文政十年（1827）紀州家 十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱 支流」金印、「永樂」の銀印を拝領した。

G-103　永楽正全　染付花瓶 ¥50,000～　付共識箱（桐） 19×17×39 「大日本永楽造」染付銘 永樂正全（明治十二・1879～昭和七・1932）は 永樂善五郎十五代。京都生。本名山本治三郎。妙 全の甥。伊賀・信楽の写しを得意とした。

G-104　永楽即全　黄交趾瓢花入 ¥50,000～　付共識箱（桐） 10×10×26 　即中斎箱書 永樂即全（大正六・1917～平成十・1998）は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G-105　古染付山水文鞠挟鉢 ¥250,000～　付識箱（桐） 165×17×6　ソゲ　虫喰　窯キレ

G-107　古染付釉裏紅皿 ¥130000～　付識箱（杉） 215×215×3　窯キレ

G-106　呉須赤絵鉢 ¥200,000～　付時代溜塗箱（桐　貼札） 20×20×9　虫喰　口縁金補修

G-108　古染付馬文皿 ¥100000～　付木箱（桐） 21×21×4 ヒビ　虫喰　「大明成化年製」染付銘

G-110　永楽得全　青交趾鳳凰風炉 ¥280,000 　付共箱（杉）　大西浄雪擂座富士釜（付共識杉箱　銅蓋　28×28×20 「天保年時代」当代大西清右衛門箱識）　風炉37×37×19 永樂得全（嘉永六・1853～明治四十二・1909）は明治の陶工。永樂十 四代。早世した十三代の後を継いだ。

G-112　大西定林　唐銅面取風炉 ¥220000～　付識箱（杉） 　休々斎書付添蓋　34×30×20 「元禄歳時代」大西浄雪箱識

G-113　大西定林　車軸霰釜 ¥150000～　付識箱（杉）　銅蓋 19×19×19 「元禄年時代」大西浄中箱識 G-111　大西浄雪　法華堂釜 ¥200,000 付時代識箱（杉　貼札）　斑銅蓋　「天保年時代」大西浄中折紙 25×25×15 大西浄雪（安永五・1776～嘉永五・1852）は釜師、京都大西家十代。著 書に『名物釜由緒聞書伝』『名物釜記』『釜の図録』など。

大西定林は江戸時代に活躍した釜師。千家十職大西家二代浄清の子で江戸大西家の初代。

G-114　大西浄雪　累坐釜 ¥100,000～　付共識箱（桐）　銅蓋　釜環　27×25×15 大西浄雪（安永五・1776～嘉永五・1852）は釜師、京都大西家十代。著書に『名物釜由緒聞書伝』『名 物釜記』『釜の図録』など。

G-116　橋口表哲　唐松蒔絵炉縁 ¥60,000～　付共箱（杉）　鵬雲斎書付中板 425×425×7　在判 橋口表哲は京都の塗師。福井県丸岡城お抱え 塗師であった初代が、明治のころ京都に出て木 村表斎の一番弟子となり、表哲を名乗る。のちに 藪内流の門弟となり宗榮の名をいただいた。当 代は四代。

書付中板：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は 裏千家十五世。

G-119　海野宗泰　修二会松明竹炉縁 ¥50000～　付共識箱（桐） 425×425×65 　上野道善箱識、在判

G-117　川端近左　桐蒔絵炉縁

¥50,000～　付共識箱（杉） 425×425×67 　淡々斎箱書、在判 川端家は千家塗師。もとは近江の出で初代近 左は幕末期に京都で油屋を営み、屋号を近江屋、 名が佐兵衛だった為、雅号を「近左」とした。

箱書、在判：淡々斎宗室（明治二十六・1893～ 昭和三十九・1964）は裏千家十四世。幼名政之輔。 号碩叟。

G-120　梅木組炉縁 ¥50000～ 付識箱（杉） 425×425×65　黒塗極小剥離 　森本□源箱識

G-115　十代中川浄益　釜釣道具 ¥50000～　付共箱（桐）　釻径125ほか 十代中川浄益（明治十三・1880～昭和十五・ 1940）は千家十職の金物師。九代の子。名を紹心、 通称を淳三郎、鎚鋳軒と号し、近代の名工と謳わ れた。

G-118　駒澤利斎　観音寺古材炉縁 ¥50,000～　付共識箱（桐） 425×425×66 　鵬雲斎箱書、在判 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。 箱書、在判：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は 裏千家十五世。先代淡々斎の長男。鵬雲斎玄秀宗 興居士、また妙心寺管長梶原逸外老師より虚心 の斎号を受けた。

G-121　自在鎖 ¥50000～　付木箱（桐） 　総長110

G-123　桑木地茶箱　一式　¥80,000～　21×14×14　蓋隅キレ 　唐津米計小服茶碗（ヒビ、カケ補修）　唐津呼継小碗 七宝繋蒔絵小棗　京焼茶巾筒　竹茶杓　茶筅筒　茶筅 木地香合　羽箒

G-125　竹影堂栄真　南鐐茶巾筒 ¥50,000～　付共箱（桐）　網　25×25×55 竹影堂栄真は錺匠。初代（天保十五年歿）より 京都で彫金を生業とし、四代目が有栖川宮より 当号を賜る。現在は七代目。

G-128　織部耳付振出 ¥50000～ 　付木箱（桐） 6×6×8　口辺ワレ補修　栓欠

G-124　飛来一閑　茶箱　一式　¥60,000～　付木箱（桐） 22×14×14　底朱銘 京唐津米計茶碗（磁貫）　朝鮮平碗（磁貫、窯キレ） 高取茶入（付牙蓋、大ヒビ）　菊蒔絵黒棗（ヒビ） 黒柿張香合（合口不具合）　南京染付茶巾筒　牙茶杓　茶筅筒 一閑張の飛来一閑は千家十職の一。現在は十六代。

G-126　永楽和全　金襴手盃

¥50,000～　付共箱（桐）　仕覆　7×7×35

G-127　永楽和全　金襴手鉢

¥50,000～　付共箱（桐） 255×255×10 　雨龍鳳凰唐草浮彫

永樂和全（文政六・1823～明治二十九・1896）は永樂家十二代。十一代永樂保全の長男。仁清の窯 跡を再興し「おむろ」名を使用、慶応年間には加賀山代窯に滞在、また明治六年は愛知県岡崎で作陶 した。晩年は京都下河原にて菊渓窯を築窯。

G-129　七代中川浄益

利休形腰黒薬罐 ¥50000～

付共箱（桐・紐キレ　貼札） 22×16×24 七代中川浄益（寛政八・1796～安政六・1859） は千家十職の金物師。六代の長男。諱は頼実。通 称を吉右衛門。書付にいがみの特徴があり｢いが み浄益｣とも呼ばれた。砂張打物の名人で、中興 の祖といわれる。

G-130　五代大樋　飴釉三友文燗鍋 ¥50000～　付識箱（桐） 155×12×12 　カケ　ヒビ　金補修　注口ほかワレ接合補修 　九代箱識 五代大樋長左衛門（寛政十一・1799～安政三・ 1856）は四代長左衛門の子、名勘兵衛。大樋焼の 中興の祖。

G-131　紫檀茶箱 ¥50,000～　22×14×21　隅キレ 古清水粟絵茶碗（ヒビ金補修　磁貫）　銅建水

G-133　慶入　白手焙　一双　¥60000～　付共箱（杉　ワレ） 16×16×26　磁貫

G-132　籐編夕顔炭斗 ¥50,000～　付木箱（桐） 31×30×8

G-134　慶入　青燭台　一対　¥50000～　付識箱（杉） 11×11×22　小ソゲ　磁貫　弘入箱識 慶入（文化十四・1817～明治三十五・1902）は樂家十一代。十代旦入（1795～1854）の婿養子。丹波国（現在京都府亀岡市）の酒造家小川直八の子。弘化 二年（1845）に十一代樂吉左衛門を襲名。明治四年（1871）に剃髪隠居して慶入と号した。

G-135　伊賀旅枕掛花入 ¥50,000～ 　付識箱（桐） 10×10×16　磁貫　即中斎箱書 箱書：即中斎宗左（明治三十四・1901～昭和 五十四・1979）は表千家十三代。昭和十二年襲名。 幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

G-136　平田宗幸　鶴首花入 ¥80,000～　付共識箱（桐） 7×7×29 　鵬雲斎箱書 箱書：鵬雲斎玄室（大正十二・1923～）は裏千 家十五世。鵬雲斎玄秀宗興居士、また妙心寺管長 梶原逸外老師より虚心の斎号を受けた。

G-137　銅鑼 ¥50,000～　付架、撥 33×33×5　架54×27×66

G-139　呉須冠手火入 ¥300,000～　付識箱（材不詳） 　類品所載目録コピー　11×10×8 『関戸松下軒所蔵品入札並売立』（昭和八年　名古屋美術倶楽部） 類品所載

G-141　砂張建水 ¥150000～　付溜塗箱（桐　貼札） 13×13×9

G-140　赤絵遊魚文盃 ¥150,000～　付黒塗箱（桐　貼札） 7×7×3　縁虫喰　「大明成化年製」染付銘

G-142　銅桐紋貼建水 ¥130000～　付識箱（桐） 16×16×8 「豊大閣遺物」箱識

G-143　永楽保全　青磁亀甲香合 ¥120,000～

付共識箱（杉）　仕覆　75×9×2　金森得水箱書 永樂保全（寛政七・1795～安政元・1854）は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年（1817）襲名。文政十年（1827）紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。

箱書：金森得水（天明六・1786～慶応元・1865）は茶匠。吸江斎宗左 の門弟、伊勢田丸城主久野家の老職。琴屋叟のち得水と称し、号を玄甲 舎とした。

G-145　長入　青捏蓋置 ¥120,000～　付識箱（桐） 45×45×45　覚入箱識　淡々斎箱書 長入（正徳四・1714～明和七・1770）は樂家七代、六代左入の長男。亨 保十三年七代吉左衛門を襲名。宝暦十二年隠居して長入と号した。

箱識：覚入（大正七・1918～昭和五十五・1980）は樂家十四代。

箱書：淡々斎宗室（明治二十六・1893～昭和三十九・1964）は裏千家 十四世。十三世円能斎の長男。幼名政之輔。号碩叟。

G-144　駒澤利斎　五三桐香合 ¥100,000～ 　付二重箱（内共識桐） 9×6×25　惺斎箱書、在判 「大坂城内豊公手植桒ヲ以テ」箱識 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。

箱書、在判：惺斎宗左（慶応元・1865～昭和十二・1937）は表千家十 二代。十一代碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、 敬翁。明治三十九年に失火焼失した不審菴を大正二年再興、十年松風楼 を増築。好みの茶道具は歴代中最多。十職以外の工芸家や各地方の国焼 の育成にも尽力する。

G-146　旦入　火舎香炉赤蓋置 ¥75,000～　付共箱（桐） 55×55×6

旦入（寛政七・1795～嘉永七・1854）は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-148　岡長兵衛　諸道具之日記 ¥260,000～　紙本　22×27 「慶長拾年（1605）六月廿四日」書中

喜 多 従 郎 右 エ 門 様 藪 内 紹 智 用 事 御 報

已 上

御 申 可 被 下 候 、 次 第 二 寒 冷 御 用 心 可 被 成 候

十 月 十 二 日 尚 々 御 母 儀 様 へ 宜 敷 御 心 得

倒 共 く れ く 忝 萬 々 期 御 面 上 候 、 以 上

忝 存 候 、 貳 月 五 三 月 五 迄 之 處 に て 候 は 差 合 申 間 敷 候 得 は 御 断 申 入 事 御 停 志 （ 止 ） 可 被 下 候 、 御 繁 用 中 御 面

旨 趣 御 細 章 致 承 知 彼 是 御 世 話 共

卒 之 事

々 寒 冷 相 催 候 處 、 御 健 ニ 御 務 珍 重 不 過 之 候 、 然 ハ 竹 之 儀 委 細 ニ 被 仰 下

喜 入 候 、 誠 先 日 ハ 御 尋 来 被 下 辱 候 、 い つ も な か ら

御 坐 候 、

御 細 書 被 下 忝 候 、 弥 以 無 御 障 珍 重

G-149　比老斎　消息幅 ¥120,000～　付識箱（桐） 　紙本　潤塗軸端　33×15 　表具34×94　ヤケ　シミ　オレ 　藤井誡堂箱識 竹陰紹智（享保十二・1727～寛 政十二・1800）は藪内家六代。名 は宗賢、字は子冰。竹陰と称し、比 老斎、雲脚子、雲疇道人などの別 号あり。北尾春倫の甥で竹心の養 子となり、六代を嗣ぐ。風雅を好 み、漢籍に通じ、和歌、書画を能く した。大雅堂、柳里恭、應挙などと も交遊があった。

G-150　針屋宗春　俳句短冊幅 ¥90,000～　付時代識箱（桐　貼札）　紙本 　牙軸端　5×35　表具27×138　ヤケ　シミ 　オレ　表具オレ、スレ、シミ 針屋宗春（生歿年未詳）は京都の町人、茶人。 号半隠斎。利休門下。

G-151　川上不白　槌歌賛幅

¥60,000～　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端 30×102　表具41×184　シミ　オレ 　表具ヤケ、ウキ

G-152　川上不白　置字幅 ¥60,000～ 　付木箱（杉）　紙本　唐木軸端　28×93 　表具31×181　シミ　スレ　オレ　穴

川上不白（享保元・1716～文化四・1807）は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。大徳 寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江 戸千家を称した。

G-153　城宗信　消息幅 ¥60,000～　付木箱（杉）　紙本 　黒塗軸端　50×31　表具53×108　ヤケ　スレ　オレ　穴 　表具オレ、ヤケ　紙屋新助宛　「霜月十四日」書中 城宗信（生年未詳～正徳元・1711）は茶人。大坂に住し、土岐豫州候に 仕える。

G-154　惺入　句色紙幅 ¥50,000～　付木箱（杉　貼札） 　紙本　朱塗軸端　22×20　表具38×138　ヤケ　オレ　表具オレ、シミ 惺入（明治三・1887～昭和十九・1944）は樂家十三代。十二代弘入の 長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三 代樂吉左衛門を襲名した。

G-156　織部百箇条写巻物 ¥90000～　紙本　唐木軸端　 393×18　表具409×18　ヤケ　シミ　スレ 「延宝七年（1679）夏六月」巻止識

G-158　桂隠斎 一行書幅 ¥50,000～ 付時代識箱（桐） 紙本　黒塗軸端 19×86　表具27×152 　ヤケ　オレ 　表具オレ、スレ 藪内桂隠斎（安永 二・1773～弘化三・ 1846）は藪内家七代 竹翁紹智。名は宗逸、 字は公翰・西洞。も と大和郡山の武士、 六代竹陰紹智に茶法 を受け、家業を継承 した。

G-157　透月斎　馬画幅 ¥50000～　付共箱（桐）　紙本 　雑木軸端　53×39　表具55×125　シミ　オレ 竹窓紹智（元治元・1864～昭和十七・1942）は、藪内家十一代。名は宗 梁、字は世純、常把、竹窓と称し、透月斎、輝翁と号した。九代竹露の子、 茶法を十代竹翠に受けた。岡山曹源寺の沈流軒老師に参禅、また森寛斎に 絵を学んだ。

煎茶

G-159　砂張大盆 ¥120,000～　付木箱（桐） 33×33×3

G-160　高橋道八　染付煎茶碗　五　¥50,000～　付識箱（桐）　更紗仕覆　 65×65×4　磁貫1　香谷箱識

華道

H-001　豊陽斎　竹編花入 ¥120,000～　28×28×32 　内底破損　底彫銘

H-003　信楽旅枕掛花入 ¥100,000～　 付時代黒塗箱（桐　貼札） 10×75×18 　口辺補修

i-003

竹田人形

女浦島 ¥50,000～ 付時代合箱

（杉） 総高40

H-002　金屋五郎三郎　枇杷銅薄端 ¥80000～　付共箱（桐）

唐木台　24×24×20　二部式　波千鳥文 金谷家は鋳金家。屋号金屋、通称五郎三郎。初代道円は寛永年間、京都 で銅器製造に従事。三代目即円は緋色銅を発明、秘伝とする。明治初年、 金屋を金谷に改姓。

人形

i-004

幸右衛門 伏見人形

狆抱於福 ¥50000～ 像高28 　スレ　底印

i-001

福助　三　 ¥75,000～ 　大像高51ほか 　小剥離

土人形　三　 ¥80,000～

饅頭喰像高17ほか 福助　招猫

傘持花魁 ¥50,000～ 　像高50 　スレ 　底ソゲ i-002

i-005

土人形

燈火器

K-001　銅鍍金六角吊燈籠 ¥150,000～　47×47×49　孝行透文 K-002 銅三ツ葉葵紋透丸吊燈籠 ¥50,000～　21×21×36

文房

K-003

銅唐獅子牡丹透六角置燈籠 ¥50,000～　33×27×27

K-004　与次郎銘 小形鉄燈籠 ¥50,000～　 45×45×32

L-003　飾鈕銅印　三　¥80,000～　付合箱（桐） 75×25×6ほか　玉取獅子　騎牛孔子　騎驢人物

L-005　飾鈕銅印　三　¥70000～　付合箱（桐）

25×25×55ほか　駱駝　山羊　騎馬

L-007　黄銅雨龍把手水注 ¥90,000～　 75×55×8

L-004　飾鈕銅印　三　¥80,000～　付合箱（桐2・樅1） 55×35×7ほか　騎牛孔子　騎象唐子　騎馬人物

L-006　桑五重硯箱 ¥50,000～　付時代箱（杉　貼札）　硯石各一 　全体11×19×13

L-008　銅朝顔雀水注 ¥90,000～ 　付合箱（桐） 7×3×65　印銘

L-009　素銅水注 ¥70,000～　85×7×8

L-011　銅水禽形水盂 ¥70000～ 　付合箱（桐）　匙　65×45×45 「乾隆年製」銘

L-014　黄銅龍首水注 ¥70000～　 8×45×6

M-002　象牙女官獅子遊根付 ¥50000～　3×2×4　スレ

L-012　銅舟形手付水盂 ¥70000～　 付唐木蓋　銀竹節匙（有印） 13×5×5

L-015　素銅鶏首水注 ¥60000～ 　付合箱（桐） 7×4×4

M-003　象牙布袋根付 ¥60000～　 42×2×48

L-013　龍雲堂　銅水滴 ¥50000～　 55×4×2　底刻銘

提物

M-001　素銅桐紋象嵌海無鞍根付 ¥50,000～　25×25×2　象嵌小剥離

M-004　諸国絵革貼交腰差煙草入 ¥50000～　12×9×3　石目地塗煙管筒 　素銅花鳥文前金具　象牙布袋緒締（「竹山」銘）

M-005

象牙根付ほか　四十　 ¥1400000～ 付四段箱（桐） 35×3×3ほか

鼠大黒右指欠損 鹿角4　材未詳1　象牙35

景道

N-001　染付雲中双龍文長方植木鉢 ¥300000～　付木箱（桐　貼札） 415×24×11 　見込窯キレ　「自在庵」貼札白文印

N-002　呂均窯隅入長方植木鉢 ¥150,000～ 　付木箱（桐　貼札）　所載コピー　24×14×9 『福井良次　盆栽コレクション』（平成7　福井良次）所載

N-003　銅平水盤 ¥85,000～　付時代箱（桐　貼札） 39×24×45 　波地文

石造美術

※石造品は下見会へ持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSE からとなります。詳細お問い合わせください。TEL:075-254-8851

N-007　石造五重塔 ¥200000～　 76×76×372　十三部式

※石造品は下見会へ持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSE からとなります。詳細お問い合わせください。TEL:075-254-8851

N-008　石造七重塔 ¥180000～　 73×73×293　十一部式　四方梵字

N-010　草屋燈籠 ¥50000～　54×44×59　三部式

N-009　六角石燈籠 ¥200000～　 83×74×240　江州石　六部式

N-011　獅子彫蹲 ¥50000～　93×95×30　改六角石燈籠中台

※石造品は下見会へ持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSE からとなります。詳細お問い合わせください。TEL:075-254-8851

N-012　六角石燈籠 ¥150000～　 102×86×240　小カケ　ソゲ　関東系　六部式

N-013　六角石燈籠 ¥100000～　 95×82×240　六部式

N-015　石造槌乗二福神 ¥50000～　87×27×62

N-014　六角石燈籠 ¥100000～　 85×68×183　六部式

N-016　石造布袋 ¥70000～　像高50

古窯

O-002

備前緋襷徳利 ¥480,000～　付識箱（桐） 115×115×17

桂又三郎箱識

O-007　備前三耳壺 ¥400,000～　付識箱（桐）　京都国立博物館預証　藤岡了一名刺　23×23×27 　耳二欠　底窯ワレ

O-009　信楽大壺 ¥250000～　38×38×50 　口辺カケ　胴ヒビ補修

O-011　越前三耳壺 ¥200000～　 34×34×44　口辺カケ　耳全欠

O-010　常滑三耳大壺 ¥180000～　付木箱（杉　蓋不具合） 41×41×47　縁ソゲ　石ハゼ　耳一欠

O-012　備丹大壺 ¥200000～　 33×33×45　口辺共色補修

O-013　丹波中壺 ¥180000～　付木箱（桐） 21×21×27 　口辺共色補修

O-014　丹波大壺 ¥150000～　35×35×45　底ヒビ　胴剥落

O-016　備丹壺 ¥50,000～　33×32×43 O-015　信楽大壺 ¥90,000～　39×39×49 　口辺カケ

O-017　信楽中壺 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 22×22×26　大ヒビ　カケ

O-019　仁阿弥道八　狸香炉

¥1,200,000～　付時代箱（杉）　類品所載本コピー　 36×36×41　火炉ヒビ、スレ　『天才陶工　仁阿弥道八』（2014年　サントリー美術館）類品所載 掲出は香を焚く共の炉を具えるため表題を香炉としたが、「炉蓋」として紹介される所載作 品とは底面の寸法を同じくし、同様の使用を可能とする。裏を返せば、所載品にも本来火炉が 伴っていた可能性を指摘できる。

二代道八（天明三・1783～安政二・1855）は、初代の次男。名は光時、松風亭、華中亭、道翁 などと号す。仁和寺宮より法橋に叙せられ、「仁」の一字を賜り、さらに醍醐三宝院より「阿弥」 の号を賜り、「土師」の号を許され、以後法橋仁阿弥と称す。人物、動物などを得意とし、色絵 物に個性を発揮、道八様式を確立した。

O-020　尾形乾山　杉木文小皿　五　 ¥500000～　付時代識箱（桐） 75×75×13

磁貫　金補修、縁共色補修1　鉄絵銘 尾形乾山（寛文三・1663～寛保三・1743）は江 戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふ れる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、 三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、 弟子師匠というより、私淑するような形が多 かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著 名。

O-021　野々村仁清　色絵芦雁文皿　十　¥150,000～ 　付時代溜塗箱（杉） 155×155×3　磁貫　口辺ヒビ　底印

O-022　野々村仁清　透鉢 ¥150,000～　付時代識箱（桐） 24×24×9　極小ヒビ　底印 野々村仁清（慶長元・1596～万治三・1660）は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風の ものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

O-024　尾形乾山　獅子絵水指 ¥250000～ 　付時代黒塗朱面取識箱（桐　貼札）　仕覆（大破） 15×15×18　シミ 尾形乾山（寛文三・1663～寛保三・1743）は江戸中期の陶 工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の 影響が窺える。二代伊八、三代呉介といった風に代々乾山を 名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多 かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O-025　奥田頴川　赤絵挿花文鉢 ¥100000～

付時代箱（杉） 28×27×7　磁貫　赤絵銘 奥田頴川（宝暦三・1753～文化八・1811）は京都の陶工、京焼の磁祖。 名庸徳、別号陸方山、通称茂右衛門。大質商丸屋で育ち、趣味の作陶が高 じて磁器の焼造に成功した。染付・赤絵の技法を学び、明末の天啓古染 付、古赤絵、呉須赤絵の写を試み、染付磁器に伝世品が多い。門下には木 米・道八・嘉介・亀祐などの名工がいる。

O-026　水越与三兵衛　芙蓉手大皿 ¥100000～ 　付木箱（桐） 40×40×10　釉メクレ　磁貫　底銘 水越与三兵衛（生年未詳～弘化二・1845）は京都の陶工。三条の豪商 杉浦家に生まれる。五条坂で作陶する。屋号伊勢屋。調和軒は号。

O-027　青織部舟形向付　五　¥200000～

付時代識箱（桐　貼札）　資料コピー　15×11×45 全点縁共色補修　『大織部展』（岐阜県陶磁資料館　平成7年）同手所載

O-029　信楽中壺 ¥50000～　25×25×27 　頸欠

O-032　越中瀬戸窯褐釉鉄漿小壺 ¥50,000～　付木箱（桐）　出陳票2　牙蓋 9×9×9　口辺共色補修

O-028　薩摩鼈甲釉八角香炉 ¥120000～　付八角箱（桐） 10×10×11　蓋ヒビ　磁貫

O-030　越前鉄漿壺　二　¥50000～　 14×14×13ほか

O-033　偕楽園紫交趾寿字文菓子鉢 ¥60,000～　付時代識箱（杉） 21×21×8 「明治十八年（1885）」箱識

O-031　薩摩宋胡録写分銅形花瓶 ¥50000～　18×18×285　磁貫

O-034　真葛長造　模交趾荒磯文蓋物 ¥50,000～　付共箱（桐） 15×15×8 眞葛長造（寛政七・1796～万延元・1860）は陶 工、宮川家十一代。

O-036　源内焼菊絵小皿　五　¥50000～　付識箱（桐） 15×15×15

O-038 源内焼扇面手付鉢

¥90,000～　付木箱（桐） 28×15×8　小ソゲ 　小釉メクレ　小窯キレ

O-040　源内焼花文菓子皿 ¥50,000～　付時代識箱（桐　虫喰） 25×25×4　剥離

O-037　清水輪花銘々皿　五　¥50,000～　付合箱（桐） 105×105×25　磁貫　ソゲ1

O-039 三田青磁牡丹浮文角皿

¥50,000～　付木箱（桐　貼札） 205×205×4　磁貫

O-041　松本萩手付鉢 ¥60,000～　付時代識箱（桐） 23×15×15

O-042　藍九谷桐文河骨葉形皿　五　¥170000～　 付合箱（桐） 17×13×25

O-044　色絵丸文瓶　一対　¥200,000～　付時代溜塗箱（杉） 95×95×205　磁貫　頸元共色補修　古九谷手

O-043　柿右衛門　草花文向付　十　¥150000～　 付時代合箱（杉） 155×155×45

O-045　五彩丸文瓶 ¥150,000～　付時代溜塗箱（杉） 　西村善友作銀飾蓋　14×14×28　磁貫　古九谷手

O-047　染付花卉文七寸皿 ¥180,000～　付木箱（桐） 205×205×3　初期伊万里

O-050　吉田屋色絵丸三段重 ¥120000～　付時代識箱（杉）

黒塗蓋　15×15×19　蓋欠　ヒビ　磁貫　小カケ金補修

O-048　能茶山 染付草花文皿　五 ¥100000～ 付木箱（桐） 14×14×35 トリアシ1　高台灰降1

O-049　染付 芭蕉文輪花皿　五 ¥70,000～ 17×17×3

O-051　染付芙蓉手膾皿　二種十　¥60,000 165×165×55ほか

O-052　染付鹿文皿 ¥50,000～

付木箱（桐） 21×21×3　見込窯キズ 「大明成化年製」銘

O-054　錦手輪花皿 ¥50,000～　付木箱（桐） 28×28×5 　伊万里

O-056　後期鍋島草花文向付 ¥70000～　付木箱（桐） 10×10×65

O-053　珉平系茸文大鉢

¥50,000～　付識箱（杉　桟一欠） 28×28×4

O-055　金彩色絵小皿　三十三　¥50,000～　付時代箱（杉）2 12×12×25　磁貫　カケ1

O-057　染付面取沈香大壺 ¥50,000～ 40×40×62　大ヒビ　カケ

O-058　錦手沈香壺 ¥50,000～　 29×29×41　口辺ワレ補修

O 新陶磁

O-060　北大路魯山人　川海老文鉢 ¥350,000～　 付共箱（桐） 215×215×9 北大路魯山人（明治十六・1883～昭和三十四・1959）は陶芸家。本名 房次郎。京都上賀茂の社家に生まれる。書画、篆刻、漆芸にもすぐれた。

大正十四年（1925）超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。

北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野、織部、備前、信 楽から染付、赤絵と多岐にわたった。北鎌倉で歿。

O-062　楠部彌弌　磁胎釉裏彩蝶文花器 ¥250,000～　 付合箱（桐） 195×195×30　底染付銘 楠部彌弌（明治三十・1897～昭和五十九・1984）は京都生まれ。大正 七年赤土社結成に参加。昭和二年帝展初入選。日本芸術院会員、文化功 労者、文化勲章。

O-061　浜田庄司　柿釉丸文方壺 ¥250,000～　付共箱（桐） 15×15×22 濱田庄司（明治二十七・1894～昭和五十三・1978）は神奈川県生まれ。 本名象二。東京高等学校（現在の東京工業大学）窯業科で板谷波山に師 事した。卒業後京都市立陶磁器試験場で研究を重ね、大正九年（1920） バーナード・リーチと渡英、帰国後は益子に移住して制作に励んだ。柳 宗悦、河井寛次郎、芹沢銈介とともに民芸運動の中心人物として活躍。 昭和三十年（1955）重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。文化勲章 受章。

O-063　真葛香山　伊賀意花入 ¥150,000～　付共箱（桐） 22×22×22　磁貫 初代真葛香山（天保十三・1842～大正五・1916）は、横浜の陶家。始め 虫明焼に従事したが、後に横浜で窯を開く。作品の多くは海外に輸出さ れ、高い評価を得た。息子半之助が大正六年に二代目を襲名。

O-064　初代諏訪蘇山　青磁観音 ¥250000～　付共箱（桐）

像高36　磁貫 初代諏訪蘇山（嘉永五・1852～大正十一・1922）は本名好武、金沢に 生まれ、明治八年（1875）に東京に出て陶画を学んだのち、金沢にもどっ て製陶場や教職に就いた。その後京都に移り、明治四十一年（1908）五条 坂で独立。青磁、白磁、彩磁のほか釉薬の研鑽につとめた。帝室技藝員。

O-066　北大路魯山人　黄瀬戸大平鉢 ¥100,000～　 付識箱（桐） 34×34×45　星ヶ岡窯印　黒田陶々庵箱識 北大路魯山人（明治十六・1883～昭和三十四・1959）は陶芸家。本名 房次郎。京都上賀茂の社家に生まれる。書画、篆刻、漆芸にもすぐれた。

大正十四年（1925）超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。 北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野、織部、備前、信 楽から染付、赤絵と多岐にわたった。北鎌倉で歿。

O-065　金重陶陽　備前大皿 ¥150000～　付識箱（桐）

36×36×65　金重道明箱識　黒住宗和「大栄」彫字、箱識 金重陶陽（明治二十九・1896～昭和四十二・1967）は備前焼初の重要 無形文化財保持者。備前市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風備前を甦らせた。

O-067　浜田庄司　海鼠釉鉄絵角皿 ¥100,000～　 付識箱（桐） 29×29×6　磁貫　浜田晋作箱識 濱田庄司（明治二十七・1894～昭和五十三・1978）は神奈川県生まれ。 本名象二。大正九年（1920）バーナード・リーチと渡英、帰国後は益子に 移住して制作に励んだ。柳宗悦、河井寛次郎、芹沢銈介とともに民芸運 動の中心人物として活躍。昭和三十年（1955）重要無形文化財「民芸陶 器」保持者に認定。文化勲章受章。

O-069　北大路魯山人　織部ぐい呑 ¥100,000

付識箱（桐） 7×7×45　黒田陶々庵箱識 北大路魯山人（明治十六・1883～昭和三十四・1959）は陶芸家。本名 房次郎。京都上賀茂の社家に生まれる。書画、篆刻、漆芸にもすぐれた。

大正十四年（1925）超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。 北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野、織部、備前、信 楽から染付、赤絵と多岐にわたった。北鎌倉で歿。

O-071　金重陶陽　備前四方花入 ¥120000～　付共識箱（桐） 65×65×24 　即中斎箱書 金重陶陽（明治二十九・1896～昭和四十二・ 1967）は備前焼初の重要無形文化財保持者。備前 市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風 備前を甦らせた。

O-070　河井寛次郎　呉須筒描花杯 ¥100,000 　付識箱（桐） 5×5×55　磁貫　河井紅葩箱識

河井寛次郎（明治二十三・1890～昭和四十一・1966）は陶芸家。島根 県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所 にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期 より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品を つくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O-072　楠部彌弌　慶夏花瓶 ¥110000～　付共箱（桐） 22×23×28

磁貫　共色補修　桃果彫文

O-073　楠部彌弌　白磁虫文花瓶 ¥98000～　付共箱（桐） 145×145×35

楠部彌弌（明治三十・1897～昭和五十九・1984）は京都生まれ。大正七年赤土社結成に参加。昭和 二年帝展初入選。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章。

O-074　富本憲吉　染付湯呑

¥50,000～　付共箱（桐） 8×8×75　磁貫 富本憲吉（明治十九・1886～昭和三十八・ 1963）は陶芸家。奈良県出身。東京美術学校図案 科卒。昭和三十年（1955）重要無形文化財｢色絵 磁器｣保持者認定。三十六年（1961）文化勲章受 章。

O-077　三浦乾也　鉄絵筒向付 ¥55000～　付識箱（桐） 8×8×75

小剥離　磁貫 三浦乾也（文政四・1821～明治二十二・1889） は陶芸家。号に天緑堂。尾形乾山の技法を継承す る陶工。また、わが国最初の西洋型軍艦開成丸を 建造した多才にして異能な経歴が知られる。

O-075　十一代三輪休雪　萩湯呑

¥50,000～　付共箱（桐） 95×95×10　磁貫 十一代休雪（明治四十三・1910～平成二十四・ 2012）は三輪雪堂の三男。本名節夫、初号休、隠居 号壽雪。茶陶酒器を中心に焼き、休雪白と称さる 釉に特徴がある。昭和五十八年重要無形文化財 「萩焼」保持者に認定される。

O-078　近藤悠三　穀倉書鎮 ¥60000～　付共箱（桐） 7×25×4 「茨木初窯」箱識 近藤悠三（明治三十五・1902～昭和六十・ 1985）は京都市生まれの陶芸家。本名は雄三。京 都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸 会発足と同時に参加した。昭和五十二年（1977） 染付技法の重要無形文化財保持者に認定された。

O-080　十四代辻常陸　花瓶　二　¥50000～ 　付共箱（桐、杉） 23×23×28ほか 十四代辻常陸（明治四十二・1909～平成十九・2007）は陶芸家。佐賀県 有田の禁裏御用窯元・辻家に生まれる。戦後すぐに十四代を襲名し、宮内 庁御用達として皇室に関わる。

O-076　吉田美統　金襴手ぐい呑 ¥50,000～　付共箱（桐） 65×65×5 吉田美統（昭和七・1932～）は陶芸家、錦山窯 三代。重要無形文化財「釉裏金彩」保持者。石川県 文化功労者、紫綬褒章、旭日小綬章など受章多数。

O-079　復興九谷吉田屋盃 ¥50000～ 　付識箱（桐　シミ） 65×65×25

O-081　今泉今右衛門　花瓶ほか　三　¥50000～ 　付共箱（桐）3 15×15×26ほか　花瓶2　酒器1 今泉今右衛門は、肥前有田の窯家。寛文年間（1661～1673）に始まった 赤絵屋十六軒の一つで、代々赤絵付けを専業としてきた。

O-083　十五代中里茂右衛門 　平戸白磁菊彫香合 ¥50,000～ 　付共箱（桐） 7×7×45 十五代茂右衛門（昭和十八・1943～）は十四代 の二男、1972年襲名。

O-086　楠部彌弌　白釉花瓶 ¥50,000～　付共箱（桐） 85×85×21　磁貫 楠部彌弌（明治三十・1897～昭和五十九・ 1984）は京都生まれ。大正七年赤土社結成に参加。 昭和二年帝展初入選。

O-089　清水保孝　三彩扁壺 ¥50000～　付共箱（桐） 22×21×21 清水保孝（昭和二十二・1947～）は、京都市五 条坂に生れる。龍谷大学卒。父清水卯一に師事す る。日本工芸会正会員。日本伝統工芸展、日本陶 芸展などで入選。

O-084　楠部彌弌　白磁双耳香炉 ¥50,000～　付共箱（桐） 105×9×65 楠部彌弌（明治三十・1897～昭和五十九・ 1984）は京都生まれ。日本芸術院会員、文化功労 者、文化勲章。

O-087　熊倉順吉　黒釉壺 ¥50000～ 　付共箱（樅） 11×12×29 熊倉順吉（大正九・1920～昭和六十・1985）は 陶芸家、走泥社同人。

O-090　新開寛山　暁花瓶 ¥50000～ 　付共箱（杉） 26×26×52 新開寛山（明治四十五・1912～平成二十三・ 2011）は京都生まれの陶芸家。本名は邦太郎。祖 父は三代清風与平。清水六兵衛に師事。日展参事 ほか。京都市文化功労者、日本芸術院賞ほか受賞 多数。

O-085　三代徳田八十吉　碧明釉香炉 ¥50,000～　付共箱（桐） 13×11×16

三代徳田八十吉（昭和八・1933～平成二十一・ 2009）。平成九年に重要無形文化財「彩釉磁器」 の保持者に認定される。

O-088　加藤善治　瓶掛 ¥50000～　 21×21×22　磁貫　「弘法善治造之」底刻銘 加藤善治は瀬戸の陶家。初代（天明五・1785～ 明治六・1873）は弘法善治とも云い、古陶に倣い 茶道具を制作。二代以降は製磁へ舵を切り、三代 まで続いた。

O-091　柿右衛門窯　錦花瓶 ¥55000～　付共箱（桐） 21×21×34 柿右衛門窯は十七世紀に初代柿右衛門が赤絵 を創始し、柿右衛門様式と呼ばれる磁器の作風 を確立した。その製陶技術は、昭和四十六年 （1971）に重要無形文化財「柿右衛門（濁手）」と して総合指定を受けた。当代は十五代。

O-092　大田垣蓮月　和歌彫葉皿 ¥50000～

付木箱（杉　貼札） 19×14×45　磁貫

大田垣蓮月（寛政三・1791～明治八・1875）は女流歌人。名は誠（の ぶ）。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。

O-094　藤原雄　備前壺 ¥85000～　付共箱（桐） 30×30×32 藤原雄（昭和七・1932～平成十三・2001）は岡山県生まれの陶芸家。 藤原啓の長男。明治大学卒。昭和五十五年（1980）岡山県重要無形文化財 保持者、平成八年（1996）重要無形文化財「備前焼」保持者に認定。

O-096　鈴木藏　志野陶板額 ¥50000～　28×20　額44×36 仁科一蕙堂額 鈴木藏（昭和九・1934～）は岐阜県生まれの陶芸家。釉薬技師である 父に技術を学び、加藤幸兵衛に師事する。日本伝統工芸展鑑査委員等を 歴任。日本工芸会理事。平成六年（1994）重要無形文化財「志野」保持者 に認定。

O-093　塚本快示　白磁刻文鉢 ¥70000～　付共箱（桐） 195×195×75　磁貫

塚本快示（大正元・1912～平成二・1990）は、岐阜県生まれの陶芸家。 本名快児。江戸時代から美濃焼を造り続ける「快山窯」の十一代目。重要 無形文化財「青磁・青白磁」保持者。

O-095　十二代中里太郎右衛門　絵粉引徳利　一対　 ¥50000～　付共箱（樅） 65×65×11ほか　磁貫 十二代中里太郎右衛門（明治二十八・1895～昭和六十・1985）は佐賀 県生まれの陶芸家。十一代の次男。本名は重雄。号は無庵。昭和五十一年 （1976）重要無形文化財「唐津焼」保持者認定。

O-097　富本憲吉　酒器画賛額 ¥50000～　紙本　50×37 額63×47　大ヤケ 富本憲吉（明治十九・1886～昭和三十八・1963）は陶芸家。奈良県出 身。昭和元年（1926）、東京祖師谷に移窯。昭和三十年（1955）重要無形文 化財｢色絵磁器｣保持者認定。三十六年（1961）文化勲章受章。

O 明治 工藝

O-099

色薩摩武将尽文大花瓶 ¥700000～　40×40×93

磁貫　ヒビ

O-100

色薩摩玄宗楊貴妃群臣文 大花瓶 ¥660,000～　 36×36×91　磁貫　ヒビ

O-102　鋳銅龍仙女飾壺 ¥1500000～　付唐木台　78×43×168 　六部式　「政義鋳」壺器腹銘

O-104　加賀金工 桐鳳凰文双耳花入 ¥890000～　32×23×47

O-105　薩摩虫籠香炉 ¥225,000～　付時代溜塗箱（桐） 9×9×10

O-106　薩摩高士遊興文花瓶 ¥50,000～ 　付時代合箱（杉） 19×19×34　磁貫

烏天狗洋犬文双耳花入 ¥590,000～　付木箱（桐） 22×15×34

O-108　七宝金銀象嵌香炉 ¥150,000～　付共箱（桐） 11×11×55 　作者未詳

O-109　薩摩四方花入 ¥83,000～　7×7×215

O-107　加賀金工

金工

Q-001　香取秀真　龍文鎮 ¥170,000～　付共箱（桐）　総長46 「古稀記念」箱識 香取秀真（明治七・1874～昭和二十九・1954）は千葉県生まれの鋳金作家。本名は秀治郎。東京美術学校卒。日本美術協会展、パリ万博などで活躍。大 正三年青壺会、十四年工芸済々会結成。文化勲章受章。

Q-002　銅大蛇退治飾 ¥160000～　27×19×29　三部式

Q-003　香取秀真　銅双耳花瓶 ¥68000～　付木箱（桐） 10×10×32 「秀真」底鋳銘

Q-004　銅饕餮文大壺 ¥80000～　 38×38×60 「平安亀鶴堂」底鋳銘

Q-007　ブロンズ海豚噴水 ¥80,000～ 　総高77

Q-005　唐銅獣飾花入

¥50,000～　18×18×24 「百楚」底鋳銘

Q-008　新海竹太郎原型　銅造 聖徳太子立像 ¥50,000～　総高60　刻銘 新海竹太郎（慶応四・1868～昭和二・1927）は 山形県出身の彫刻家。

Q-010　尼婆羅鉄海老錠 ¥50,000～　付鍵　総長28　ネパール

Q-006　鍛鉄掛花入 ¥60000～ 　付合箱（杉　蓋桟一欠） 37×37×14　底孔埋

Q-009　ブロンズ女神 ¥50,000～ 　総高92

Q-011　金工球　一対　¥120,000～　付木箱（桐）　直径12

R-001　大澤幸勝　牡丹文銀花瓶 ¥390,000～　付共箱（桐） 　唐木台　13×13×245　刻印　564g 大澤幸勝（昭和十六・1941～令和五・2023）は鋳金家。号光民。重要無 形文化財「鋳金」保持者。

R-003　江崎栄造　鼈甲宝船 ¥100000～　付共箱（杉）　ガラスケース 23×21×30

R-002　天賞堂　槌目銀瓶 ¥380,000～　付木箱（桐） 18×155×19　刻印　423ｇ（含籐巻）

R-004　水晶玉 ¥50000～　付木箱（桐）　唐木台　直径5

R-005　ルビーリング ¥320000～　付ケース

宝石鑑別書（CGL） 109×88×59mm 10-11号　加熱　充填 5346ct　脇石083ct Pt900

R-007　ルビーリング ¥200,000～　付ケース

ソーティングメモ（CGL） 113×77×54mm 12号　加熱

鉛ガラス含浸　4435ct　脇石134ct Pt900

R-006　翡翠リング ¥240000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 153×124×84mm 11号　有色樹脂含浸　1454ct　脇石129ct K18

R-008　珊瑚リング ¥170,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 　直径117-118mm 11号　脇石057ct 18K刻印

R-010　トパーズリング ¥150,000～

付ケース　ソーティングメモ（CGL） 10-11号

照射　1477ct　脇石016ct K18WG

R-013　血赤珊瑚リング ¥130,000～

付ケース　ソーティングメモ（CGL） 　直径約135mm 13号　脇石重量表示なし Pt850

R-016　マベ真珠リング ¥100000～　 付ケース　ソーティングメモ（CGL） 　直径約217mm 13号　K18

R-011　珊瑚リング

¥140,000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL）　直径153mm 16号　充填　脇石006ct Pt900

R-014　ブルーサファイアリング

¥110,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 104×82×50mm 12号　3753ct　脇石032ct Pt900

R-017　ダイヤモンドリング

¥95000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 7号　D050刻印　K18WG

R-012　翡翠リング

¥130,000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） 154×126×76mm 14-15号　有色樹脂含浸 1335ct　脇石036ct Pt900

R-015　ブルーサファイアリング

¥100,000～　付ケース 　ソーティングメモ（CGL） 128×102×40mm 11-12号　476ct　脇石041ct Pt850

R-018　ブラックオパールリング

¥95000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 17号 118ct　脇石050ct Pt900

R-019　オパールリング ¥85,000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL、NGL） 91×70×50mm 14号　180ct　脇石048ct Pt900

R-022　エメラルドリング ¥80,000～ 　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 59×48×40mm 14号　透明剤含浸　089ct　脇石038ct Pt900

R-025　彫刻珊瑚装翡翠リング

¥70000～　付ケース

ソーティングメモ（CGL、対腕部） 260×259×120mm 20号　他種鉱物含有

重量表示なし　750刻印

R-020　南洋真珠リング ¥85,000～ 　付ケース　ソーティングメモ（CGL） 　直径138-138mm 8号　脇石重量表示なし Pt900

R-023　エメラルドリング ¥75,000～ 　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 67×59×41mm 10-11号　透明剤含浸　100ct　脇石050ct Pt900

R-026　オパールリング ¥65000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） 123×87×33mm 16号　重量表示なし　Pm

R-021　アメシストリング ¥85,000～ 　付ケース　ソーティングメモ（CGL） 12-13号 794ct　脇石039ct Pt900

R-024　珊瑚リング ¥75,000～ 　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 99×78×31mm 15号　192ct　脇石017ct Pt900

R-027　珊瑚リング ¥65000～

付ケース　宝石鑑別書（CGL） 100×81×37mm 13号　脇石009ct Pt900

R-029　ダイヤモンドペンダント

¥100,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） トップ18×22　最長44 086ct　トップPt900 　他Pt850

R-032　オパールペンダント

¥95000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 113×91×32mm　総長39 185ct　脇石055ct 　トップPt900　他Pm850

R-030　オパールペンダント

¥95,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 　トップ14×30　総長38 835ct　脇石027ct 　トップK18WG　他Pt850

R-033　ダイヤモンドペンダント

¥75000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 　トップ16×21　最長44　単一または複数処理 046ct K18WG

R-031　ブラックオパールペンダント

¥95,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 122×111×37mm　総長40 317ct　脇石034ct 　トップPt900　他Pt850

R-034　ダイヤモンドペンダント

¥70000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） トップ08×08　最長48 041ct　トップPt900 　他Pt850

R-035

花珠真珠 ネックレス

¥180000～ 付ソーティングメモ （CGL）

宝石鑑別書（NGL）

直径8-85mm　総長46 SILVERTOP

R-039　黒蝶真珠リング ¥60,000～ 　付ケース　真珠鑑別書（CGL）　直径94-95mm 10号　Pt900

R-036　淡水真珠装帯留 ¥180000～　付TASAKIケース　ソーティングメモ（CGL） 　真珠径50mm　全体399×198mm　脇石017ct K18

R-037　珊瑚ネックレス ¥95,000～ 付ケース　宝石鑑別書（CGL）　直径112-113mm 　総長47　色素残留　充填　重量表示なし SILVER

R-040　瑪瑙カメオブローチ

¥55,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 41×51　着色　K18WG

R-038　花珠真珠ネックレス

¥70000～　付真珠鑑別書（CGL、GGS） 直径75-80mm　総長43 SILVERTOP 　ペア珠75mm

R-041　珊瑚ペンダントトップ

¥90,000～　付ケース　宝石鑑別書（CGL） 20×38　脇石01、008ct K18WG

紅毛ほか

S-001　和装洋婦人画幅 ¥200,000～　付合箱（桐）　絹本 　唐木軸端　50×107　表具64×191　ヤケ　オレ　無款

S-003

真敬　紅毛人画幅 ¥80000～　付木箱（桐） 　紙本　雑木軸端　48×111 　表具61×173　ヤケ　シミ 　オレ　画人未詳

S-002

『日本誌』三　¥150,000～　 10×17×3　ヤケ　ヤブレ　仏語版 『日本誌』はケンペル（1651～1716）に よる草稿を元に出版され、欧州各国の 言語に翻訳された。結果19世紀ジャポ ニズムの潮流を生む契機の一つとなっ た。

S-004　異国人気球遠望画幅 ¥50000～　付木箱（桐）　紙本 　唐木軸端　38×24　表具46×75　ヤケ　大オレ　表具ヤケ、大オレ

江戸の科学

S-006　針口天秤 ¥70,000～　付錘十四　73×25×75

硝子

U-001　吊ガラスランプ　三　¥90,000～ 33×33×51ほか

S-005　英国来舶画巻物 ¥50000～　紙本　唐木軸端　314×31 　表具339×31　シミ　オレ　虫穴　表具オレ、シミ、虫穴

S-007　龍吐水 ¥50,000～　総長158 「極改　本家　本町通下龍吐水師　山口久兵衛」彫銘

U-002　乳白ガラスランプ ¥50,000～　付木箱（杉）　総高46

U-003　型ガラス馬上杯　二　 ¥50,000～　付識箱（杉） 7×7×125

考古

T-001　縄文注口土器 ¥200000～　付時代合箱（杉） 17×15×8

カケ　注口接合補修

T-003　瑪瑙勾玉　金環五　¥60,000～　勾玉総長4ほか

T-005　蜻蛉玉　十　¥50,000～　付識箱（雑木） 15×15×1ほか

T-002　縄文土器 ¥100,000～　付木箱（桐） 33×32×42　補修　 「大田原湯沢遺跡」貼札 T-004　勾玉　三　¥130,000～　付黒塗合箱（杉）　総長25ほか 　硝子ほか

T-006　金環　四　¥50000～　大3×25ほか T-007　行基焼合子 ¥50000～　 15×15×9　内黒漆塗

亞細亞美術ほか

T-008　須恵長頸壺 ¥50000～　 15×15×23

T-011　南蛮海揚四耳壺 ¥50000～　 47×47×57 T-009　アンデス銅仮面額 ¥80000～　 26×26　額38×37　鼻頭破損

T-012 ガンダーラ欄楯女神 ¥50,000～　付飾台　総高22

T-010　南蛮掛花入 ¥50000～ 　付木箱（桐） 11×11×205　頸部欠失

T-014　塑像頭部 ¥50000～ 　付飾台　総高17 T-013 ガンダーラ欄楯女神 ¥50,000～　付飾台　総高16

T-015　暹羅菩薩細密画額 ¥50,000～　絹本　26×41 　額44×59

西洋美術

W-002　ガレ　マグノリア文花瓶 ¥250,000～　14×14×33 器腹縦サイン

W-005　彫金装色絵花入 ¥90000～　 付木箱（杉） 20×20×22　磁貫　カケ 　マジョリカ風

W-003　ダービー窯　伊万里写皿 ¥80,000～　付下絵コピー　225×225×25 　高台内1887年窯印 ダービー窯は、現在「ロイヤル」と「クラウン」2つの 称号を冠する陶磁器メーカーである。然し掲出の作品 群はいずれも「ロイヤル」の称号を得る前のものであ るため、作品名は「ダービー」と表記した。

W-004　ダービー　伊万里写カップ＆ソーサー ¥50000～　カップ9×75×4ほか　窯印　1863～1866年

W-006　聖画額 ¥58000～　33×48 　額40×44　虫喰　ワレ　剥離

W-007　掛時計 ¥80000～　32×49×12

W-009　オールドノリタケ　百老文コーヒーセット

¥70000～　カップ75×55×6　カップ極小ソゲ　主税町窯印 1924-1935年　ポット　シュガー　クリーマー　カップ＆ソーサー 11客

W-011　ロイヤルウースター ジャポニズムカップ＆ソーサー　一対

¥50,000～　カップ8×55×55　ヒビ　窯印 1877、1878年 ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器 メーカーにして、英国陶磁器業界において初の ロイヤルの称号を得た名窯である。

W-014

蔓草刻文ガラスリキュールセット

¥50,000～　デカンタ95×95×185 グラス35×35×85　グラス6客

W-017　銀製マッチホルダー ¥50000～　35×1×45　小ヘコミ 刻印：バーミンガム　1899年 　商標：JosephGloster

W-010　オールドノリタケ　黒地白梅文皿　五　¥50000～ 20×20×2　金縁小スレ　M-NIPPONグリーン窯印　1911-1921年

W-012　オールドノリタケ 果物文割付鉢 ¥50,000～　付彩絵箱 中央鉢11×11×2　全体25×25×2　主税町窯印 1924-1935年

W-013　ミントン　遊魚絵皿　一対

¥60,000～　22×22×2　窯印　1891 1901年 DavisCollamore社印 ミントンは1793年創業のイギリス陶磁器メー カー。ボーンチャイナの素地に豪華な金彩を施 した食器を制作。戦後には作風が一変し、「ハド ンホール」など定番品を発表した。

W-015　ヴィクトリアン銀製携帯用 フルーツナイフ ¥55,000～　総長14 19世紀末　イギリス

W-018　semca コンヴァーティブルクロック ¥50000～　付ケース　閉扉時105×3×65　作動

W-016　トム・ライス オブジェ「眠る鶏」 ¥50,000～　付飾台　 10×5×75　サイン

W-019　オペラグラス ¥50000～　 10×65×35　商品名「La Mignonne」 フランス製　1900年頃 　ニューヨークの眼鏡店扱い

史料 ほか

Z-001　石川丈山　名家詩巻物 ¥400000～　付時代識箱（桐）　古筆了意極札　断簡3　紙本　唐木軸端　652×29　表具705×29　ヤケ　キレ 　　大倉好斎箱識 石川丈山（天正十一・1583～寛文十二・1672）は三河生まれの武士、文人。諱重之のち凹、字丈山、通称嘉右衛門、号凹凸窼、六六山人。少年期より家康 に仕え、各地に転戦した。大坂夏の陣では抜け駆けして譴責を受けたため、禄を辞して上洛。洛北一乗寺に一庵を建てて隠居した。儒学を藤原惺窩に学び、 自らも詩書で聞こえた。林羅山、堀杏庵と交わる。

Z-002　松尾芭蕉　消息幅 ¥90,000～　付二重箱（内桐・桟欠）　紙本 　黒塗軸端　45×15　表具47×93　ヤケ　オレ　虫穴　表具アレ、ウキ 「五月七日」書中 松尾芭蕉（寛永二十一・1644～元禄七・1694）は俳諧師。伊賀上野の人。北村季吟に師 事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の細道』等。門人多数。貞 門・談林の句風を止揚し中世的美意識の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。

Z-003　諸家合作秋題画賛幅 ¥50,000～ 　付時代識箱（桐　蓋桟両欠）　絹本　牙軸端　29×79 　表具34×162　ヤケ　シミ　オレ　穴　表具ヤケ 谷文晁、文一、酒井抱一画　千蔭短冊合装 歌：加藤千蔭（享保二十・1735～文化五・1808） 画：谷文晁（宝暦十三・1763～天保十一・1841） 　　谷文一（天明六・1786～文化十五・1818） 　　酒井抱一（宝暦十一・1761～文政十一・1828）

Z-004　伝角倉素庵　消息幅 ¥200000～　付木箱（桐）　紙本　黒塗軸端 38×27　表具39×85　シミ　オレ　表具オレ、穴　度巌宛 角倉素庵（元亀二・1571～寛永九・1632）は豪商・了以の長子。藤原惺窩門下、本阿弥光悦に書 を学ぶ。

Z-005　丹羽高寛　漢詩幅 ¥60000～　付木箱（桐）　絹本 　骨軸端　51×39　表具62×119　ヤケ　シミ　オレ　秋夜即事 丹羽高寛（生年未詳～明和六・1769）は二本松藩五代藩主。好学家で書 画詩作を能くした。

Z-006　豊蔵坊信海　狂歌発句幅 ¥50000～　付合箱（桐） 紙本　黒塗軸端　41×30　表具43×106　ヤケ　シミ　オレ 豊蔵坊信海（生年未詳～元禄元・1688）は石清水八幡宮の社僧。名は 孝雄、号は信海、別号に覚花洞など。

Z-008　里村昌叱ほか　連歌　未装　¥100,000～ 　紙本　411×18　大ヤケ　キレ　ヤブレ 「慶長六年（1601）」序識

Z-010　松尾芭蕉ほか　消息三通貼交巻物 ¥50000～　付二重箱（内識桐）　紙本　牙軸端　60×17ほか 　表具218×22　スレ

Z-012　浄阿 　和歌短冊幅 ¥50,000～ 付識箱（桐）　極札 　紙本　黒塗軸端 5×35 表具25×142 スレ　オレ 表具オレ、スレ、 シミ

Z-009　江川坦庵　書巻物 ¥50,000～　付識箱（桐） 　紙本　骨軸端　581×29　表具612×29　ヤケ　シミ　穴 江川坦庵（享和元・1801～安政二・1855）は伊豆韮山代官。砲術 家。名英龍、通称太郎左衛門。幕命を受け高島秋帆に学び、高島流 砲術を改良した西洋砲術の普及に努め、全国の藩士に教育した。

Z-013　牡丹花肖柏 和歌短冊幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　紙本 牙軸端　6×35 表具27×153　ヤケ　シミ 表具ヤケ、オレ、シミ 牡丹花肖柏（嘉吉二・ 1442～大永七・1527）は連 歌師。中院通淳の子。号は 夢庵・牡丹花・弄花老人な ど。宗祇の弟子。泉州堺に 住した。

Z-011　人相奥義巻物 ¥50,000～　紙本　雑木軸端　 368×18　表具380×18　ヤケ　シミ　オレ　一図 「文化八歳（1811）中條一得齊」跋識

Z-014　上田秋成　和歌色紙幅 ¥50000～ 　付識箱（桐）　紙本　黒塗軸端　16×17 　表具27×153 上田秋成（享保十九・1734～文化六・1809）は国学 者で読本作者。実名東作。

Z-015　惟寅　アイヌ風俗画幅 ¥450,000～　付識箱（桐）

絹本　唐木軸端　37×102　表具51×175　ヤケ　ウキ　オレ 画人未詳

Z-016　全魁　五絶書幅 ¥180000～　付木箱（桐）　紙本 　唐木軸端　37×50　表具47×135　ヤケ　シミ　オレ 全魁（1725～1791）は清朝の政治家。通称穆斎。琉球王国冊封正使。

Z-017　全魁　書幅 ¥150,000～　紙本　錦包軸端　41×97 表具52×153　ヤケ　シミ　スレ　オレ　キレ　表具アレ 「丙子（1756）」書中

Z-019　益田鈍翁　二字書額 ¥200,000～　紙本 49×31　額68×49

Z-020　益田鈍翁　二字書幅 ¥100,000～　付木箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　21×32　表具33×122　ヤケ

益田鈍翁（嘉永元・1848～昭和十三・1938）は三井物産を創始し大実業家として活躍するかたわら、茶湯を好み野崎幻庵や松永耳庵とともに小田原の 三茶人として近代茶湯復興に力を尽くした。

Z-021　三島由紀夫　色紙 ¥150,000～　紙本　24×27 　薄ヤケ　薄シミ 三島由紀夫（大正十四・1925～昭和四十五・1970）は東京生まれの作 家。本名は平岡公威。東京大学卒。戦後の日本文学を代表する作家の一 人で、ノーベル文学賞候補になるなど、海外でも広く認められた。晩年 は政治的な傾向を強め「楯の会」を結成。自衛隊市ヶ谷駐屯地で決起を 促す演説をした後、割腹自殺を遂げた。

Z-022　双葉山定次　一字書幅 ¥120,000～　付木箱（桐） 　絹本　骨軸端　66×44　表具80×121　ヤケ　シミ 　表具シミ、ヤブレ 双葉山定次（明治四十五・1912～昭和四十三・1968）は大分県出身の力 士。第35代横綱。日本相撲協会理事長。角界初の紫綬褒章を受章。

Z-023　会津八一　二行書幅 ¥150,000～　付二重箱（内識桐　外溜塗）　紙本 P軸端　34×137　表具48×211　シミ 　宮川寅雄箱識 会津八一（明治十四・1881～昭和三十一・ 1956）は新潟生の美術史家、歌人、書家。号渾斎、 秋艸道人。

Z-024　手島右卿　二行書幅 ¥100,000～　付二重箱（内桐　外溜塗）　紙本 　唐木軸端　32×134　表具47×198　シミ 手島右卿（明治三十四・1901～昭和六十二・ 1987）は高知県生まれの書家。本名は南海巍。川 谷尚亭・比田井天来に師事。

Z-025　徳富蘇峰　一行書幅 ¥50000～　付二重箱（内共桐　外蓋桟一欠） 出陳票　紙本　牙軸端　31×172　表具42×217 　ヤケ　シミ　「昭和己巳（1929）」書中 　徳富蘇峰（文久三・1863～昭和三十二・1957） は肥後国水俣出身のジャーナリスト、政治家。

Z-026　松永耳庵　一行書幅 ¥50,000～　付共箱（桐）　紙本　骨軸端 33×130　表具46×197　シミ　オレ 　表具シミ、オレ 松永耳庵・松永安左ェ門（明治八・1875～昭 和四十六・1971）は電力事業家、数寄者。

Z-028　九条武子　俳句幅 ¥100,000～　付木箱（桐）　紙本 潤塗軸端　31×128　表具45×189　シミ

Z-029　森鷗外　短冊額 ¥100,000～　紙本　 7×34　額40×74 森鷗外（文久二・1862～大正十一・1922）は石見国に 津和野藩典医の家系に生れる。本名は林太郎、諱は高湛、 別に鷗外漁史、千朶山房主人、観潮楼主人、ゆめみるひ となどと号す。明治・大正時代の代表的な小説家であり、 劇作家、評論家、翻訳家、軍医、衛生学者でもあった。東 京大学医学部を十九歳で卒業し、明治十七年から五年間 ドイツに留学。その知識活動は幅広く、深く、近代日本 の代表的知識人。

Z-031　田山方南　書幅　二　¥50000～ 付共箱（桐）2　紙本　黒塗軸端 29×93　表具31×170ほか

田山方南（明治三十六・1903～昭和五十五・1980）は 書道史家。松永美術館館長。三重県生まれ、名は信郎。 著書に『禅林墨蹟』ほか。美濃、備前、越前で作陶をした。

Z-030　奥村土牛　書幅 ¥50,000～ 　付共箱（桐）　紙本　黒塗軸端　30×79 　表具43×164　小シミ　「九十一翁」書中 奥村土牛（明治二十二・1889～平成二・1990） は東京生まれの日本画家。梶田半古、小林古径に 師事。昭和二年（1927）院展初入選。日本芸術院 会員。文化勲章受章。

Z-032　栄山寺梵鐘拓本幅 ¥50000～　 付識箱（桐）　紙本　潤塗軸端　60×192 　表具72×225　シミ　オレ　表具オレ 　山本正周箱識

Z-033　川喜田半泥子　書幅 ¥70,000～　付識箱（桐）　紙本 　雑木軸端　53×34　表具58×122　坪島土平箱識

Z-034　川喜田半泥子　月下芒句賛額 ¥60,000～　紙本　 42×31　額57×49　坪島土平識シール

川喜田半泥子（明治十一・1878～昭和三十八・1963）は陶芸家、実業家。三重県の素封家の十六代、伊勢木綿問屋のほか電力、銀行などの実業に関係し たが、はやくから趣味生活に入る。自宅に楽窯を築いた後、大登窯を築窯。晩年には広永の山中に移窯し弟子を養成。

Z-035　日比野光鳳　和歌扇面幅 ¥70,000～　付木箱（桐）

紙本　一閑塗軸端　47×21　表具68×139 日比野光鳳（昭和三・1928～令和五・2023）は書家。京都市出身。本名 尚。日比野五鳳に師事。

Z-037　ニールス・ブック　書幅 ¥50000～　付木箱（桐）

絹本　唐木軸端　42×27　表具54×98　ヤケ　シミ ニールス・ブック（NielsBukh 1880-1950）は体操家。ストックホルム 五輪にてデンマーク代表団を指揮。玉川学園に招聘され1931年来日、そ の手法は海軍や国鉄、ラジオ体操などに波及した。

Z-036　伊達邦宗　書状　未装　¥50,000～　紙本　135×18 伊達邦宗（明治三・1870～大正十二・1923）は華族、伊達宗家第31代当 主。著書に『伊達家史叢談』。

Z-038　日光連山画巻物 ¥50000～　絹本　錦包軸端　190×37 　ヤケ　シミ　不読印

Z-043　空伸

楊柳観音画賛幅 ¥50,000～　 絹本　牙軸端　42×115 表具59×205　ヤケ　シミ 　頭山満賛

Z-040　南嶺 広島戦災画 未装仮巻　二 ¥50000～　絹本 42×133ほか ヤケ　シミ

Z-041　南嶺ほか　諸画　未装　六　¥50000～　絹本 45×138ほか　ヤケ　シミ

Z-044　松坂帰庵　三行書貼交屏風 本間　二曲　一隻　¥50,000～　紙本　61×129 　屏風181×171　ヤケ　シミ　背面ヤブレ 松坂帰庵（明治二十五・1892～昭和三十四・1959）は 真言宗の僧。岡山市法界院三十三世。字旭信。

Z-042　石橋二洲　二字書大幅 ¥50000～　 紙本　雑木軸端　169×115　表具190×199　ヤケ　シミ 　スレ　穴　表具キレ　「癸丑年（1913）春日」書中 石橋二洲（弘化二・1845～歿年未詳）は秋田の書家。 名毅、字弘孝。佐藤拙堂に学ぶ。

Z-045　珍品　御丸 ¥30,000～　29×53×48 　戦前昭和

金隠し部を折り畳んで収納機能を備えた木製御丸。便 座と持ち手に濃緑羅紗を鋲留し、便器内部に銅板を廻ら せて腐食損壊をしのぎ後世に残った。

Z-046　丸石柱 ¥200000～　40×40×250

江洲石　「豊ヶ丘　開墾昭和七年（1932）」 ※下見会には持参しません。ご落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとな ります。詳細お問合せください。TEL:075-254-8851

Z-047 『芥子園画傳初集』五冊揃　¥50,000～　付帙　17×265 ヤケ　シミ

Z-048　菓子型　十三組 ¥50000～　付片双十枚 24×11×4ほか

Z-049　井戸瓦 　十五　¥50000～ 26×31×3 ※下見会には持参しま せん。詳細お問合せくだ さい。TEL:075-254-8851

頭山満は安政二年(1855)、開国から二年という激動の中、福岡藩士筒井亀策の三男として生まれる。明治九年 (1876)に萩の乱に連座して投獄され、翌年の西南戦争、福岡の変を獄中で知るという苦渋を味わい、二年後に武力決起を 期待して板垣退助を訪ねる。ここで自由民権運動に目覚め、福岡で向陽社(後の玄洋社)設立に参画。以降、大アジア主義 の立場から活動し、在野にありながら国士として奔走。昭和十九年(1944)、終戦をみることなく生涯を閉じた。

頭山は夥しい量の書を遺しているが、彼の峻烈な生き様は必ずしも書に反映されるわけではなく、中には泰然とした 静かな心の有りようを映すものもあるようだ。書家としての頭山満は殆ど検証されていないようだが、本項で彼の書の 魅力を再確認したい。右傾した思想だけではない、文人としての気韻が頭山の紙上にはある。

Z-051　頭山満 いろは歌貼交屏風 　本間　六曲　一双 ¥150000～　紙本 45×132　屏風349×173 　ヤケ　シミ　スレ 　小穴

Z-052　頭山満　神託三幅対 ¥100,000～ 　付木箱（桐）　紙本　唐木軸端　32×133　表具45×197　ヤケ　シミ

Z-054　頭山満　書額 ¥50,000～　紙本　170×54　額230×84 　ヤケ　シミ　スレ

Z-053　頭山満　三字書大幅 ¥50000～　紙本　黒塗軸端 110×32　表具121×111　ヤケ　シミ

Z-055　頭山満　扁額 ¥50000～　75×31

Z-056　伝伊東深水

旭日画賛幅 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　紙本 流水蒔絵軸端　42×135 表具57×202　ヤケ　シミ スレ　オレ　頭山満賛

Z-061　頭山満

一行書幅 ¥30,000～　 紙本　潤塗軸端　32×125 表具34×195　ヤケ　シミ 　オレ

Z-057　□堂山人

六瓢画賛幅 ¥50,000～ 紙本　骨軸端　32×135 表具45×222　ヤケ　シミ オレ　「寿」頭山満賛

Z-062　頭山満

一行書幅 ¥30,000～

付木箱（桐）　紙本 唐木軸端　33×133 表具43×196　ヤケ　シミ

Z-058　頭山満

二行書幅 ¥50,000～　絹本 　黒塗軸端　48×124 表具63×187　ヤケ　シミ 　スレ

Z-063　頭山満

一行書幅 ¥30,000～

付識箱（桐）　紙本　骨軸端 33×133　表具46×181 　オレ

Z-059　頭山満

一行書幅 ¥30,000～　 付木箱（桐）　紙本 桜花蒔絵軸端　35×138 表具48×207　ヤケ　シミ

Z-064　頭山満

一行書幅 ¥30,000～　 付木箱（桐）　紙本　骨軸端 33×125　表具47×192 　オレ

Z-060　頭山満

一行書幅 ¥30,000～

紙本　唐木軸端　34×132 　表具47×203　ヤケ 　シミ　スレ

Z-065　頭山満

一行書幅 ¥30,000～　 紙本　雑木軸端　30×135 表具41×198　ヤケ　シミ 　スレ　オレ

秘画・裸婦

Z-067　月岡雪鼎　肉筆秘画巻物 ¥350,000～　付黒塗箱（桐　貼札）　紙本　潤塗軸端　560×28　表具600×28　ヤケ　オレ　十二図 月岡雪鼎（宝永七・1710～天明六・1787）は上方の浮世絵師。京都の人。月岡派の祖。美人風俗画に秀でた。

Z-068　伝長沢芦雪　肉筆秘画巻物 ¥150000～　付時代識箱（桐）　絹本　唐木軸端　437×34　表具491×36　ヤケ　シミ　九図

Z-069　肉筆秘画幅 ¥50,000～　付木箱（桐）　絹本　朱塗軸端 33×26　表具46×107

Z-070　秘画染襦袢 ¥50,000～　152×153×51　シミ

Z-071　版本秘画巻物 ¥150000～　付木箱（桐）　紙本　錦包軸端　363×23　表具390×23　ヤケ　シミ　スレ　穴　十図

Z-072　肉筆秘画巻物 ¥50000～　付合箱（桐）　紙本　 陶磁軸端　365×26　表具413×31 「暁斎画」貼札

Z-074　肉筆秘画帖 ¥120000～　付木箱（桐）　絹本　27×21 　帖30×23×3　ヤケ　シミ　十三図

Z-073　肉筆秘画巻物 ¥50000～　絹本 　骨軸端　235×13　表具270×17　ヤケ　シミ 　表具オレ、ウキ、小ヤブレ　十二図

Z-075　伊藤清永 油彩裸婦画額 ¥300000～ 付名古屋画廊シール　36×44 　額59×66　カンバス 伊藤清永（明治四十四・1911～平成 十三・2001）は兵庫県生まれの洋画家。

武家

C-001　鉄錆地三十二間小星兜付箔押本小札二枚胴具足 ¥2800000～　付一荷櫃　重要文化資料認定書（日本甲冑武具研究保存会） 兜　　錆地の鉄矧板を三十二枚重ね、底面を卵形に、前後に稍膨らみを持た 　　　せ成形する。銘はない。各筋と腰巻は覆輪し、前正中に二行、他各間は 　　　中央に一行、厘劣りの座金付小星を十三点ずつ打ち並べる。八幡座は 　　　鍍金唐草彫の丸座を底として素銅菊透、裏菊、小刻、抱花に玉縁を重 　　　ねる。四天鋲と響孔はなく、菊鋲頭の笠印付鐶を高めに打つ。腰巻際 　　　に魚子地菊彫の鍬形台を据え、金銅鍬形を挿し、練韋箔押の「（火焔宝 　　　珠）愛宕山大権現守護所」を黒漆書した神符前立を迎える。同前立は 　　　片倉家の所用を知るが、掲出は断文をみせて古格を示す。眉庇は当世 　　　形、小縁を伏縫した絵韋を貼って菊鋲三と小桜鋲九で留め、縄目覆輪 　　　を廻らす。吹返は一段で眉庇と同仕立とし、金工「丸に中字紋」を据え 　　　る。同紋は杏葉と一荷櫃にもみる。

は五段、両面箔押の鉄切付板を 　　　紺絲で毛引に威して当世形に開く。肩摺板は啄木畦目と紅絲菱縫一段 　　　を飾る。

面具　鉄黒漆塗の目下頬は豊かな髭を蓄え、耳に六曜を透かし、丸汗抜孔を 　　　穿つ。総体に剥離補彩をみる。練韋四段垂は と同工。

胴　　前立挙四段、後五段、長側四段という特異な構成で、箔押本小札を紺 　　　絲毛引威した二枚胴とする。金具廻りは一様に箔押雁木篠で、胸板・ 　　　背板は唐草透の入八双金物各三を座金付五弁花鋲で繋留める。裏菊座 　　　金の両乳鐶は前二段目に打ち、背は角合当理と待受、枕を具えるが受 　　　筒を欠く。肩上は三段小鰭を蝶番繋とし、襟廻りは亀甲金を草色羅紗 　　　で包んで浅葱絲で菱綴する。吹返と同工の杏葉が備わる。草摺は練韋 　　　七間五段威下げ、裾は啄木畦目に紅菱綴二段を飾る。

袖　　練韋箔押七段の当世袖で、冠板は箔押素文とし、銀襴裏張を五段目ま 　　　で充てる。

三具　籠手は香色地六角唐花文の家地で、上膊に片喰紋を透かした切鉄五を 　　　散らし、下膊は五本板を蝶番で留めて筒籠手とする。鉄箔押小篠佩楯 　　　は紺地銀襴の家地で、正平韋の一文字・力韋を蛇腹伏する。踏込はな 　　　く、鞭差孔を具える。七本篠臑当は家地を籠手と共通し、勝虫文の鉸 　　　具摺を蛇腹伏する。三ツ割の立挙は襟廻りと仕立を異にする。

附属　紙采配、毛沓が添い、青漆叩塗の一荷櫃に収まる。

CC-003　唐冠形兜付張良黄石蒔絵佛胴具足 ¥2,500,000～

付溜塗具足櫃　具足立

兜　　鉄板黒漆塗。受張により矧板の構成を窺い知れないが、頭形の 　　　鉢金に鉄板を張懸けて唐冠とする。巾子前部には片喰紋が透か 　　　される。腰巻付近に角本を計三本具え、前正中に木胎箔押利剣 　　　前立、左右に同じく木胎箔押の平纓脇立を挿す。眉庇は黒漆素 　　　文、折損修補の痕跡をみる。裏朱。 は鉄切付板札五段を両面　 　　　黒漆塗とし、縹絲で毛引に威し、当世形に開く。肩摺板に桔梗 　　　紋五を蒔絵する。一段目を小さく吹返し、同紋を蒔絵する。兜 　　　は方々に漆ヒビ、補修をみる。

面具　鉄地に赤茶色寄りの肉色漆をかけた烈勢頬。銀塗歯、糟毛の髭 　　　を植える。耳に透かしはなく、丸い汗抜孔を穿つ。裏朱。垂は 　　　と同じくした板札で四段、裾の桔梗紋は三点蒔絵する。

胴　　鉄黒漆塗の二枚佛胴で、前に沓を捧げ持つ張良、後に騎馬黄石 　　　公を蒔絵する。この画題は『史記』に典拠するもので、橋下に投 　　　げた沓を張良に拾わせ履かせた黄石が兵法書を授ける説話に由 　　　来しており、武芸軍学の練達を事寄せる意匠として相応しい。

腰取としており、縹・紅・白絲で色々に威す。金具廻りは黒漆 　　　素文で金泥覆輪とする。背には角合当理、待受を具えるが受筒 　　　を欠く。襟廻り、小鰭は亀甲金を紺羅紗で包み、紅絲菱綴、萌葱 　　　這糸に素文韋覆輪とする。草摺は練韋六間五段の腰革付、 と 　　　同じく仕立て、裾板に桔梗紋を各二蒔絵する。胴部の漆にもヒ 　　　ビ、ウキを方々にみる。

袖　　七段当世袖。鉄切付板札を上から縹、紅、白、縹、紅、縹の順に 　　　色々に毛引に威す。耳絲は啄木、裾に桔梗紋二を蒔絵する。六 　　　段目までを裏張する。

三具　籠手は紺麻の家地に格子鎖を綴付けただけの簡素なもの。全長 　　　は短いが、袖六段目裏の鞐に仕付けることで全腕を覆う。練韋 　　　板佩楯は絵韋一文字を付す。踏込はない。箔押六本篠臑当は立 　　　挙を襟廻りに通底する。

附属　溜塗太鼓形具足櫃に「丸に剣花菱紋」を箔押した韋覆を具える。 　　　具足立が添う。

C-005　鉄錆地六十二間筋兜付縦矧二枚胴具足 ¥1200000～　付具足櫃

兜　　鍛えの良い鉄矧板を錆地とし、六十二間の筋兜とする。前方に伸 　　　びる長丸の姿形で、広い天辺には金銅裏菊を底として表菊、小刻、 　　　玉縁を重ねた八幡座を置く。四天鋲と響孔は稍低く、笠印付鐶は 　　　高く打つ。眉庇は共鉄当世形で裏を朱漆塗とし、祓立台を置いて 　　　三光鋲で留め、鍍金覆輪を廻らす。立物は木胎箔押で、有翼の龍 　　　頭とする。

は六段、両面黒漆塗の鉄切付札を紫絲で毛引に威す。 　　　耳絲と畦目は啄木、肩摺に紅絲の菱綴二段を飾る。吹返は一段を 　　　裾広に大きく取り、正平韋を貼って外周を紅絲で菱縫し、鍍金覆 　　　輪を廻らす。裏面は小桜韋貼。据金物は後補か。

面具　鉄錆色漆塗烈勢頬。鍍金歯を具え、糟毛髭（左半欠失）を植える。 　　　耳に六曜を透かし、丸い汗抜孔を穿つ。方々に漆剥離、頬に折釘 　　　の痕跡を見る。五段垂は鉄切付札を紫絲で毛引に威す。

胴　　鉄錆漆塗の縦矧二枚胴。前正中には鎬を立て、各矧板は鍍銀丸鋲 　　　で打留め、鋲は鍍金方形で囲っており、「桝形に月」紋を推察さ 　　　せる。同紋は杏葉の据金物にも見る。三板は白韋に菖蒲韋小縁を 　　　伏縫して小桜鋲で留め、縄目覆輪を廻らし、紺絲毛引威で胴に繋 　　　ぐ。肩上は蝶番付、鉄切付札三段小鰭は畦目と一段菱綴を飾り、 　　　襟廻りは亀甲韋を紫羅紗で包む。胴前には五弁花座金の両乳鐶を 　　　打ち、後は精緻な木瓜座金の総角付鐶を付す。合当理はその痕跡 　　　のみを残す。草摺は練韋七間五段の腰革付、裾板に毛植する。

袖　　練韋七段の大袖。切付札で紫絲毛引威とし、啄木の耳絲と畦目、 　　　紅菱綴二段を飾る。鉄の冠板は絵韋貼して鍍金覆輪、化粧板は菖 　　　蒲韋のみ置いて、精緻な金銅魚子地唐草毛彫の入八双金物三点で 　　　留める。笄金物に水呑鐶を打つ。

三具　籠手は錆地十一本篠で、上膊に筏金物を散らす。練韋板佩楯は一 　　　文字・力韋を小桜とし、鞭差孔を具える。踏込はない。臑当は錆 　　　地十一本篠（片方篠一欠）で、立挙は亀甲韋を包むが紺羅紗を使 　　　うなど襟廻りと仕立を異にする。

附属　方形の具足櫃に収まる。通底した家地に鎖を綴付けた装具は、そ 　　　の使途を明らかにしない。

C-007　鉄黒漆塗筋兜付紺絲威二枚胴具足 ¥1,100,000～　付具足櫃

兜　　六十二枚の鉄矧板を一行四点で留め、筋を立てて黒漆塗とす 　　　る。姿形は長丸で稍前方に伸び、肩をなだらかにする。八幡 　　　座は六段、金銅裏菊を底として素銅菊透、裏菊、素銅小刻、抱 　　　花に玉縁を重ねる。四天鋲と響孔、笠印付鐶は付さず、前正 　　　中際に入八双座金を置いて一本角本を立てる。前立は木胎黒 　　　漆地の鍬形台に金銅倶利伽羅龍を飾り、練韋朱漆塗の鍬形を 　　　挿す。裏朱の当世眉庇は三光鋲で留めて黒漆素文とする。

は両面黒漆塗の鉄切付札六段を紺絲で毛引に威して当世形に 　　　開き、一段目を小さく吹返す。

面具　鉄錆色漆塗の烈勢頬。金銅歯、糟毛髭を具え、耳金物に古様 　　　な六曜を透かし、丸い汗抜孔を穿つ。垂は四段、切付札を紺 　　　絲毛引。

胴　　鉄切付札を黒漆塗し、前立挙三段、後四段、長側五段の二枚 　　　胴とする。胴裏は一面黒革張。三板は黒漆雁木篠とし、鍍金 　　　素文覆輪を廻らす。前後立挙には金銅唐草透の入八双金物各 　　　三で抑え留める。肩上も雁木篠とし、襟廻りは亀甲金を紺地 　　　金襴で包むが大破する。胴前は二段目に金銅裏菊座金の采配 　　　付鐶を打ち、背は角合当理、待受に枕を具えるが受筒を欠く。 　　　草摺は練韋七間五段威下げ、裾板に黒毛を植える。

袖　　七段当世袖。胴などと同様の板札で紺絲毛引威とする。六段 　　　目までを裏張する。

三具　家地を紺地金襴とし、凡そ仕立を通底する。籠手は鉄黒漆塗 　　　皺瓢。小篠佩楯は踏込式、一文字と力韋を付さず、上方のみ 　　　家地を後補する。七本篠臑当は立挙を襟廻りと同じくするが 　　　大破。

附属　方形の具足櫃に収まる。

鉄錆地六十二間筋兜付 二枚胴具足 ¥500000～

付溜塗具足櫃　威絲、家地ほか大破 「藤原家久」鉢裏銘 C-012　梵字吹返

C-010

C-014　黒漆叩塗具足 ¥400,000～ 　付具足櫃（蓋部損傷）

C-015　鉄錆地六十二間筋兜 ¥350000～　「明珍宗之」鐫銘

C-016　鉄三十二間筋兜付二枚胴具足 ¥350,000～　付溜塗太鼓櫃

鉄錆地二十八間小星兜 ¥350000～

C-017

CC-019　鉄金箔押頭形兜 ¥150,000～　付所載本　眉庇先剥離　 『日本の甲冑・武器武具の世界』（2018年　日本甲冑武具研究保存会） 所載

C-021　練韋本小札喉輪 ¥150,000～　ワレ

C-020　母衣 ¥150,000～　100×134　キレ　脆弱化

C-022　鉄黒漆塗半頬 ¥150,000～　「信家作」銘

C-023　鉄地十二間筋兜 ¥100,000～　漆剥落

C-025　綸子地陣羽織 ¥50,000～　 68×69×47　ヤケ　シミ　孔

C-028　鉄地黒漆塗突 形兜 ¥60,000～　剥離　六枚張

C-024　練韋黒漆塗目下頬 ¥100,000～　漆塗補修

C-026　伊予札胴 ¥50,000～　付溜塗笈櫃

C-029　練韋黒漆塗三十二間筋兜鉢 ¥50,000～　内金箔押　「明珍紀宗介」朱漆銘

C-027　漆皮黒漆家紋蒔絵笈櫃 ¥70000～　48×41×73

C-030　骨牌繋頭巾 ¥50,000～

C-032　柳橋蒔絵鞍 ¥450,000～　金貝ウキ　「寛永十八年（1641）九月吉日（花押）」居木裏墨識

C-033　六角花菱紋蒔絵鞍・鐙一双　¥250000～ 　付根来塗挟箱　ソゲ　漆ヒビ、ウキ　黄銅覆輪　居木裏花押彫銘

C-034　黄銅象嵌鐙　一双　¥120000～　象嵌剥離

C-035　板札装火鉢 ¥100,000～　付火箸　38×31×25 　鐶一欠　漆剥離　ヒビ

C-037　水軍用軍配 ¥50,000～ 　総長63　漆剥離

C-036　黄銅魚子地唐草毛彫四方手 ¥90,000～　6×6

C-039　窠形轡 ¥50,000～　総長60 C-038　轡　二　¥70,000～　総長43ほか 「阿波住吉利作」、「市口宗久」銘

C-040　鉄扇 ¥50,000～　総長33　紙部破損　 キレ　十間　黄銅骨

C-041　鎖鎌 ¥50,000～　柄総長42 鎖総長175

三ツ葉葵

C-043　徳川綱條　紺紙金泥普門品　一巻　 ¥300,000～　付時代識箱（桐）　紙本　牙軸端 203×16　表具213×16 徳川綱條（明暦二・1656～享保三・1718）は常陸水戸 藩第三代藩主。高松藩主・松平頼重の二男で、徳川光圀 の養子となる。藩主を継いでからは財政面の改革を推 進したが失敗、登用していた松波勘十郎を投獄した。七 男三女をもうけたが全員に先立たれ、高松藩主・松平頼 豊の長子を養嗣子に迎えた。

C-044　伝徳川秀忠　和歌色紙幅 ¥190000～ 　付時代識箱（桐）　紙本　骨軸端　14×18　表具39×133

ヤケ　表具オレ　金泥秋草絵料紙 『千載集』所収・藤原俊成詠歌 徳川秀忠（天正七・1579～寛永九・1632）江戸幕府二代 目征夷大将軍。徳川家康の三男。家康の後を継いで幕藩体 制の確立に努めた。未だ戦国の気風抜けやらぬ時期に政 情の安定に努め、生まれながらの将軍家光へと引き継い だ功績は大きく、以降徳川の平和と呼ばれる政治体制が 確立していくこととなった。

C-045　三ツ葉葵紋千鳥蒔絵刀掛 ¥180,000～ 　付時代黒塗識箱（杉　剥離） 45×17×28 「御納戸方用人中」箱識

C-046　三ツ葉葵御座船画断簡幅 ¥80000～　付木箱（桐）　紙本　陶磁軸端　40×15　表具53×106　シミ　虫穴

C-047　三ツ葉葵紋蒔絵平卓 ¥50000～　付時代黒塗箱（杉） 59×36×17　天板塗補修　剥離

C-048　伝加藤民吉　尾張焼台鉢 ¥58000～　付識箱（杉） 18×18×8 「文化年製」染付銘　「尾張」小判印 初代加藤民吉は瀬戸の陶工。九州に遊歴して磁製を学び、文化四年帰郷 して瀬戸で染付焼を興し「磁祖」と称された。

C-050　梨子地家紋散鞘糸巻太刀拵 ¥800,000～　付錦刀袋　総長106　鞘極小アタリ

C-051　青貝微塵腰印籠刻鞘肥後打刀拵 ¥600,000～　付錦刀袋

特別保存刀装具鑑定書（日刀保）　総長91　鐔象嵌小剥離

C-054　長船則光　短刀　付印籠刻鞘合口拵

白鞘　¥600000～　付錦刀袋　紫刀袋　保存刀剣鑑定書（日刀保） 　特別貴重小道具認定書（日刀保）　長さ196　反り03（筍反）　目くぎ穴2（1埋）　棟総体サビ　差表切先、返し付近、鎺元棟寄サビ痕、鎺下刃先スレ

差裏鎺元刃先サビ痕　表銘：備州長船則光　裏銘：文明十年（1478）八月日　大分県第2514号

C-053　長船則光　刀　付糸巻太刀拵　白鞘　¥600,000 　付紫刀袋（拵袋欠）　長さ二尺二寸五分　反り七分　目くぎ穴一 　棟中程誉れキズ 　表銘：備州長船則光　裏銘：文明十二年（1480）ニ月日 　鹿児島県第1822号

C-056　三原住正則　太刀　付白鞘　¥320,000～　付紫刀袋　長さ736　反り21　目くぎ穴2　総体小キズ　棟薄サビ　中程刃先カケ 　佩表刃区小サビ　佩裏物打下刃境シナエ　中程刃先刃ガラミ　白鞘ワレ　表銘：備州三原住正則作　東京都第12377号

C-057　無銘「金剛兵衛」　刀

付白鞘　¥370000～　付紫刀袋　保存刀剣鑑定書（日刀保）　長さ792　反り14　目くぎ穴1　差表中程肌アレ　 差裏物打平地鍛キズ、中程小キズ　大阪府第80118号

C-058　色漆桜蒔絵鞘打刀拵 ¥250000～　付錦刀袋（内布ヤブレ）　鐔：付保存刀装具鑑定書（日刀保　無銘「正阿弥」）　総長104　鞘スレ

C-060　無銘　脇差　付青貝笛巻塗鞘拵 ¥250,000～　付海松文刀袋　長さ390 反り10　目くぎ穴1　差表フクラサビ痕、切先平地小サビ 　差裏中程刃先サビ、鎺元平地薄サビ　鞘極小アタリ　栗形鳩目一欠　柄糸脆弱 　岐阜県第015758号

C-061　備前祐定　脇差 付黒塗千段刻鞘拵 ¥230,000～　付錦刀袋　長さ460 　反り12　目くぎ穴2（内1埋）　総体薄サビ　刃区付近刃マクレ　鐺小アタリ　鞘小補修　 柄糸脆弱（一部スレ、ヨゴレ）　表銘：備前国長船住祐定　東京都第318993号

C-064　氷心子秀世　短刀　付白鞘　¥380000～　付納戸色刀袋　特別保存刀剣鑑定書（日刀保）　長さ260 　反りなし　目くぎ穴1　表銘：氷心子秀世入道　裏銘：嘉永七年（1854）三月日　東京都第18290号

C-065　肥前国住人忠吉　短刀 付黒石目地塗印籠刻鞘拵 ¥200000～　付紫刀袋　長さ284　反りなし　目くぎ穴2 　差表中程から鎺元平地スレ　差裏中程平地小キズ　表銘：肥前国住人忠吉　中心棟銘：信國光昌門人下村信八政明 之　鹿児島県第37941号

C-066　芸州冬廣　刀　付白鞘　¥150,000～　付紺刀袋　鑑定書（銃砲刀剣研究会） 長さ二尺九分五厘　反り四分　目くぎ穴一　フクラ微細刃コボレ 　差表鎬地方々鍛ワレ、物打平地小鍛キズ、研ぎ減り 　差裏中程鎬地小鍛キズ、鎺元刃先小薄サビ　表銘：芸州住冬廣　京都府第7078号

C-067　武蔵住兼□□　十文字槍

付白鞘　¥150,000～　付槍鞘着布　長さ202　反りなし　目くぎ穴生2

裏穂先鎬スレ、十文字交差部スレ　螻蛄首付近スレ、小サビ　銘：武蔵住藤原兼□□　鹿児島県第36549号

C-068　大和守元平　三角槍　付白鞘　¥130,000～　付槍鞘袋　長さ108　反りなし　目くぎ穴2　中程極小刃コボレ　螻蛄首付近小刃コボレ　 銘：奥大和守平朝臣元平　福岡県第103513号

C-069　和泉守國貞　脇差　付白鞘　¥130,000～　付紫刀袋　長さ450　反り09　目くぎ穴1　差裏鎺元平地横ヒケキズ 　表銘：和泉守國貞　裏銘：寛文六年（1666）八月日　神奈川県第63158号

C-070　無銘「伝善定兼吉」　脇差　付白鞘　¥80,000～　付灰色刀袋　鑑定書（日本刀剣保存会）　長さ545　反り13　目くぎ穴2 　差裏中程鍛キズ、下小鍛キズ　東京都第246014号

C-072　備前国住（以下切）　刀　付白鞘　¥95000～　付紫刀袋　長さ635　反り14　目くぎ穴2　差表中程小鍛キズ 　差裏物打刃先小サビ、刃中鍛キズ　差裏鎺元鍛キズ　表銘：備前国住（以下切）　神奈川県第66531号

C-073　無銘　短刀　付黒塗鞘拵 ¥56000～　付紫刀袋　長さ288　反りなし 目くぎ穴2　フクラ微細刃コボレ 　差表裏帽子小キズ　鞘小ガタツキ　栗形補修 　広島県第11582号

C-074　山城大掾國重　脇差 付卵殻微塵研出鞘拵　白鞘　¥50000～

付錦刀袋　臙脂刀袋　長さ447　反り06　目くぎ穴2　棟鎺元サビ、鍛キズ　松葉先薄サビ　差表横手下小鍛キズ 　差裏横手下鎬筋小鍛キズ、鎺付近炭ゴモリ　鞘ヤケ　縁サビ　柄糸一部欠損　柄頭サビ　繋ぎ先オレ 　表銘：山城大掾源國重　大阪府第97242号

C-075　伊勢大掾下坂光廣　槍　付仮柄・革鞘　¥50000～　長さ215 目くぎ穴1　総体微細刃コボレ、薄サビ　表鎬深サビ　裏樋中サビ 　表銘：伊勢大掾下坂光廣　兵庫県第113981号

C-076

軍刀拵　二

¥60,000 付紫刀袋2

陸戦隊用海軍刀： 付刀緒　総長99 九四式：総長101

C-077　大師堂正家　象嵌火縄式銃砲 ¥200,000～　全長1363　銃身長1003　口径24　目くぎ三欠　尾栓開閉確認不可　絡繰可動 　表銘：段巻張大師堂勘三衛門作正家（花押）　山形県第45494号

C-078　國朝正輝　火縄式銃砲 ¥120000～　全長1423　銃身長1072　口径外25、内1　尾栓開閉可　銃床象嵌脱落　台尻金具欠

表銘：三重巻國朝正輝　裏銘：慶應三年（1867）七月吉日　群馬県第38536号

C-079　國友重富　火縄式銃砲 ¥100000～　全長1000　銃身長693　口径17　尾栓開閉確認不可　銃腔奥詰マリ　絡繰不具合 　台木ワレ、目くぎ一欠　銘：江刕國友住七兵衛重富　埼玉県第26095号

C-081　無銘　火縄式銃砲 ¥100,000～　長さ547　口径09　木部カケ、後補　釘欠2 　静岡教第32630号

C-082　無銘　火縄式銃砲 ¥50000～　全長885　銃身長542　口径外24、内14　絡繰不具合　目くぎ不抜　台木補修、木部ワレ 　群馬県第38518号

C-083　尻鞘　二　¥50000～　総長65ほか

C-084　鉄地象嵌鐺改掛花入 ¥50000～　付識箱（桐　貼札）　総長15 「明治六年（1873）正月尼子氏ヨリ賜ル」箱識

C-085　桐刀箪笥 ¥50,000～　 115×37×48

C-086　赤銅地十二支文三所物 ¥950,000～　付木箱（桐）　特別保存刀装具鑑定書（日刀保） 　所載コピー　笄総長21ほか　無銘（古後藤） 『鏨の魔術　金工の名門・後藤家と刀装の美』（平成23　福井市立郷土歴史博物館）所載

C-088　鳳凰文四所物 ¥400,000～　付木箱（桐）　鐔85×85×05ほか 鐔：付保存刀装具鑑定書（日刀保　無銘「肥前」） 小柄口小アレ、尻スレ

C-089　鉄地合戦透大小鐔 ¥500,000～　付木箱（桐）　大79×82×05　小74×76×05 「江州彦根住　藻柄子入道宗典製」銘 喜多川宗典（生歿年未詳）は江戸中期の刀装金工師で、彦根中藪に住す。号藻柄子。作柄、鐫銘は変化に富み、 数代続いた可能性も指摘される。

C-090　鉄地鉄線花揚羽蝶透大小鐔 ¥380,000～ 　付木箱（桐）　特別保存刀装具鑑定書（日刀保）　大73×75×04ほか 「後藤清乗（花押）」銘

C-091　赤銅魚子地家紋散大小鐔 ¥230,000～　付木箱（桐） 　大74×75×04ほか　縄目覆輪

C-092　鉄地楼閣山水文鐔

¥230000～　付鐔箱（桐）

特別保存刀装具鑑定書（日刀保） 8×85×05　無銘（肥前）

C-093　鉄地芒蝶文木瓜形鐔 ¥220000～　付鐔箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保） 85×9×04 「在川真正（花押）」銘

C-095　鉄地騎馬山水文鐔 ¥185,000～　付鐔箱（桐）

保存刀装具鑑定書（日刀保） 76×79×04　象嵌剥離 「長州萩住中井善助作」銘

C-097

赤銅磨地樹鳥文木瓜形鐔 ¥150000～　付識鐔箱（桐） 62×7×05 「壽玉齋石黒一美（花押）」銘 石黒一美は幕末明治期の刀装金工師。本 姓尾崎、石黒政美門人。

C-096　鉄地獅子牡丹文鐔 ¥160,000～　付鐔箱（桐）

保存刀装具鑑定書（日刀保） 8×85×04　無銘（水戸）

C-098　赤銅地猿蟹合戦文鐔 ¥150,000～　付鐔箱（桐） 57×62×05 「岩本良寛（花押）」銘 岩本良寛は江戸麴町に住した刀装金工 師。初代は宗乙の門人で、宝暦年間の作を 知る。二代は江戸後期、初代の門人にして、 初代に引けを取らない良工と知られる。

C-099　鉄地家紋散椀鐔 ¥150,000～　付鐔箱（桐） 9×9×1

C-101　鉄地龍田川透鐔

¥120,000～　付鐔箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保） 72×77×05　無銘（長州）

C-100　黄銅地笹猪文鐔 ¥150,000～　付鐔箱（桐） 68×7×04 　露象嵌剥離　「遊洛斎赤文」銘

C-102　鉄地大薙刀透鐔

¥120,000～　付二重鐔箱（内桐　外溜塗） 　保存刀装具鑑定書（日刀保） 71×74×04 「武州住正房」銘

C-104　鉄地雲形透鐔 ¥105000～　付識鐔箱（桐）

特別貴重小道具認定書（日刀保） 70×73×06　黄銅透覆輪（回転） 　佐藤寒山箱識

C-106　鉄地七夕文透鐔 ¥90000～　付鐔箱（桐） 83×83×04 　象嵌剥離　「長州萩住清友作」銘

C-105　鉄磨地芭蕉鈴虫文鐔 ¥100000～　付鐔箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保） 78×78×05　無銘（会津正阿弥）

C-107　鉄地瓢箪尽象嵌鐔 ¥80000～　付鐔箱（桐） 72×72×05

C-108　四分一地二福神文小柄 ¥150,000～　付小柄箱（桐）　総長97 「長常（花押）」銘

長常（享保六・1721～天明六・1786）は刀装金工師。本姓一宮、号含章子など。京都の保井高長に入門し、絵を石田幽汀らに学ぶ。越前大掾の ち越前守。

C-109　銀赤銅削継磨地葛文小柄 ¥120,000～　付小柄箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保）　総長8 「信盧」印銘

C-114　銀容彫龍目貫 ¥50,000～　付目貫箱（桐）　総長40

C-110　赤銅地遠見松文小柄 ¥80,000～　付小柄箱（桐） 　総長97 「後藤光信（花押）」銘

C-111　赤銅魚子地鬼退治文小柄 ¥80000～　付小柄箱（桐） 　総長96　尻小アタリ　「悦乗（花押）」銘

C-112　赤銅魚子地胴乱火薬入散笄 ¥90000～　付笄箱（桐） 　保存刀装具鑑定書（日刀保）　総長215　スレ 　無銘（古金工）

C-113　銅鍍金目貫　三組　¥50,000～　付木箱（桐） 　総長45ほか　宝尽　馬具　枝菊

C-115　赤銅地牛目貫 ¥50,000～　付目貫箱（桐　蓋桟カケ） 総長3

C-117　鉄地葵透鐔 ¥75000～ 　付鐔箱（桐）　鑑定書（日本刀装具研究会） 75×77×04　象嵌剥離　耳深サビ　切羽台スレ 「越前住明珍吉久」銘

C-120　鉄地板目文鐔 ¥60,000～

付鐔箱（桐） 72×75×04 「江府住正利」銘

C-123　鉄地龍象嵌鐔 ¥50,000～

付鐔箱（桐） 73×80×05　象嵌剥離

C-118　鉄地古銭桜花文鐔 ¥70000～ 　付鐔箱（杉） 84×86×04　鍍金覆輪（スレ）

C-121　鉄地雷雲透鐔 ¥50,000～

付鐔箱（桐）　特別貴重認定書（日刀保） 83×83×04　無銘（正阿弥）

C-124　銅魚子地桐紋散鐔 ¥50,000～ 　付鐔箱（桐） 67×76×04

C-119　鉄地結文透鐔 ¥65000～

付鐔箱（桐）　特別貴重小道具認定書（日刀保） 80×82×02 「南蛮鉄作埋忠宮内」銘

C-122　鉄地阿弥陀鑢鐔 ¥50,000～ 　付鐔箱（桐） 85×88×04 「加州住明珍紀宗幸作」銘

C-125　鉄鐔　六　¥50,000～　付合箱（桐） 7×75×03ほか　在銘二

C-128

鉄竹節形鳶口 ¥70,000～　総長43

C-126　赤銅地 源氏物語文二所物 ¥150,000～　付木箱（桐）

保存刀装具鑑定書（日刀保）

小柄総長95ほか

小柄口ユガミ 無銘（京金工）

C-127　粟穂目貫 ¥150000～　付目貫箱（桐） 45×18×06 「吟松亭」「東明」銘

町方番太十手 ¥50,000～ 　総長37 C-131　鐔付鳶口 ¥50,000～　総長54 C-129　武家鳶口 ¥50,000 　総長31

C-134　鉄鳶口ほか　四　¥50000～ 　総長755ほか

C-137　照準付八角吹矢 ¥50,000～ 　総長234　貼紙欠損

C-135　女房火事装束兜 ¥50000～　 88×124

C-138　弓　三　¥50,000～　総長224ほか　 鈴山　猪飼秀重（付弓巻袋）　黒漆弓

C-140　ホルスター・刀帯類 ¥50000～ 1南部14年式拳銃ホルスター　付斜革　2刀緒3（革製2　黒玉1） 3尉官正刀帯83cm 4刀帯の剣吊革　付金具　4 5刀帯の剣吊革（長）5 6軍刀関係金具部品（鐔、吊環など）

C-136　袖絡 ¥50000～　総長267

C-139　金箔入瓦断片 ¥60,000～　 16×11×35

C-141　徽章類 ¥50000～　A.陸軍正衣肩章（軍医） 　総長15 B.陸軍中尉肩章　C.射撃徽章・下士勤功章・赤十字章　 D.兵科襟章　E襟章用連隊番号　F金属徽章類　G.軍服用ボタン H.襟章部品の銀星章

C-142

佐久間将監肖像画賛 摸写幅 ¥980000～ 付時代識箱（杉）　紙本 黒塗軸端　24×54　表具31×131 　ヤケ　シミ　オレ　表具ヤケ 佐久間将監の肖像は現在数種 を知るが、そのうち狩野探幽筆 で江月宗玩と林道春が着賛する 一点は重要文化財に指定されて おり、掲出はその摸本。模写時期 は定かでないが、円窓の肖像か ら賛文まで、落款を除いて忠実 に摸される。

佐久間将監（元亀元・1570～寛 永十九・1642）は武人・茶人。名 実勝・直勝、号寸松庵。古田織部 に茶を学んだといわれる。初め 秀吉に、後に徳川家康・秀忠・家 光の三代に仕えた。従五位下伊 予守。晩年は大徳寺龍光院内に 寸松庵を創建した。

□ の 波 の あ は れ 世 中

申 遣 し け る 玄 旨 立 か く る な ら ひ も き か す わ た り 河

夜 更 て □ 気 □ き た り し に つ と め て □ □ の 方 ま て と ふ ら ひ て

□ 河 の 水 俄 い つ る に 老 の 浪 さ へ た ち そ ひ て た ゝ よ は れ け る に や つ い に む な し く 見 な し □ □ り よ し

都 入 長 楊 作 雨 聲 為 一 人 長 五 月 五 日 □ 波 □ □ 写 見 物 の た め に 雨 を し の き て 行 む か は れ け る に

朝 元 閣 上 西 風 急 秋 未 □

行 尽 江 南 数 十 程 □ 子 楼 中 暁 風 残 月 入 華 清 霜 月 夜

嶋 か く れ 行 人 を こ そ き れ ほ の く と あ か し ら さ や の 太 刀 ぬ き て

C-144　細川幽斎　詩入消息幅 ¥350,000～　付二重箱（内桐　外黒塗）　小松茂美手紙　紙本　牙軸端 49×31　表具61×115　大ヤケ　シミ　スレ　穴 細川幽斎（天文三・1534～慶長十五・1610）、本名藤高、玄旨幽斎と号した。桃山時代の大名、歌人、茶人、肥後細川藩の祖。足 利将軍家、信長、秀吉、家康に仕えた。

於 越 久 田 所 金 之 取 適 ニ 仕 候 者 は 金 一 両 付 而 鳥 目 十 銭 宛 自 双 方 為 懸 賃 可 取 之 候 銀 子 之 儀 は 一 枚 ニ 付 而 必 右 之 但 於 両 嶋 町 中 自 余 之 者 売 買 懸 取 不 可 仕 者 也 。 以 状 如 件 天 正 十 六 六 月 十 九 日 （ 花 押 ） 越 久 田

C-145　蜂須賀家政　書状幅 ¥700000～　紙本　骨軸端　73×14　表具82×108　ヤケ　シミ　虫穴 蜂須賀家政（永禄元・1558～寛永十五・1639）は武将、阿波徳島藩初代藩主。信長、秀吉、家康の下で武功をあげた。

C-146　上杉謙信肖像画賛幅 ¥260000～　付木箱（桐）　絹本　金軸端 27×41　表具40×122　ヤケ　シミ　オレ　表具アレ 掲出は款記を詳らかにしないが、林泉寺（上越市）に伝存するものと像容・賛文を同じくす る。林泉寺本は上野厩橋陣中で描かれたという由緒を伝える。

C-147　正覚坊重盛　消息幅 ¥150000～　付時代箱（杉）　紙本 　骨軸端　36×23　表具45×89　ヤケ　シミ　オレ　虫穴　表具アレ 正覚坊重盛は比叡山の僧。「上杉家文書」に謙信宛の書状などが伝わる。

C-148　井伊直弼　一行書幅 ¥180,000～　付溜塗箱（桐）　紙本 　骨軸端　28×124　表具40×190 ヤケ　オレ　表具ヤケ、小虫穴 井伊直弼（文化十二・1815～万延 元・1860）は幕末大老。彦根藩主。

C-150　細川忠利　和歌懐紙幅 ¥90,000～　付木箱（桐） 　紙本　黒塗軸端　52×35　表具54×123　シミ　オレ　虫穴 「寛永七（1630）十月十三日」書中 細川忠利（天正十四・1586～寛永十八・1641）は細川忠興の三男。母は 明智光秀の娘・細川ガラシャ。豊前小倉藩の第二代藩主・肥後国熊本藩 初代藩主。

C-152　柳澤吉里　山水画幅 ¥80000～

付時代箱（杉）　紙本　骨軸端　58×42　表具73×135 　ヤケ　オレ　表具大アレ　大和郡山藩初代藩主

C-151　池田綱政　和歌幅 ¥50,000～　付識箱（桐）　紙本 　黒塗軸端　42×17　表具64×116　ヤケ　シミ　オレ　表具オレ、スレ 　平川弥太右衛門箱識

池田綱政（寛永十五・1638～正徳四・1714）は備前岡山藩主。児島湾干 拓や治水工事により藩財政を再建。後楽園造営でも知られる。

C-153　大砲指南巻物断簡貼交幅 ¥50000～ 　紙本　黒塗軸端　54×19ほか　表具65×122 　ヤケ　シミ　オレ　虫穴　表具大アレ

C-154　白描後三年役絵詞巻物 ¥50,000～　付木箱（桐） 　紙本　牙軸端　1608×49　表具1643×49　ヤケ　シミ ウキ　欠損

C-155　朝鮮出兵文書 ¥60,000～　紙本　196×32　ヤケ　シミ 　オレ　「慶長二年（1597）」書中　熊谷内蔵助宛

C-156　藤本鉄石　山水画賛双幅 ¥100,000～　付時代識箱（桐　虫喰）　絖本 　唐木軸端　31×152　表具47×191 　ヤケ　シミ　オレ 藤本鉄石（文化十三・1816～文久三・1863） は、名は眞金、字は鑄公、通称は津之助、別に 鐵寒士、吉備男子、鐵門などの号あり。備前岡 山藩士。天保十四年に東北、江戸､中国そして 九州を遊歴して各地の名士や豪傑らと交わり 和歌、書画、漢詩の力を身につけた。文久三年 吉村寅太郎､松本奎堂らと共に中山忠光を奉 じて義兵を大和に挙げ､天誅組と称して総裁 となったが、のちに鷲家口（奈良県吉野村）で 和歌山藩兵に囲まれて戦死した。明治二十四 年従四位を贈られる。

C-158　浮田一蕙　桜井決別画賛幅 ¥60,000～　付時代識箱（桐）　絹本　牙軸端 44×114　表具57×198　ヤケ　大国隆正賛 浮田一蕙（寛政七年・1795～安政六年・1859） は復古大和絵派の画家。

C-159　渡辺華山 大久保彦左衛門肖像画幅 ¥50,000～ 付木箱（桐）　渡辺華石識板 　紙本　骨軸端45×124　表具59×200 　ヤケ　シミ　オレ 渡辺華山（寛政五・1793～天保十二・1841）は 田原藩家老、洋学者、画家。はじめ華山のちに崋 山と号す。

C-157　伝前田中納言　二行書幅 ¥50000～　付時代識箱（桐）　紙本 梅鉢紋彫雑木軸端　60×122　表具72×218 　ヤケ　シミ　オレ　「庚午」書中 箱甲墨書と梅鉢紋の軸端から表題を決したが、 確証を得るものではない。書は「一目上がり」の 一節で、落款は朱熹の詩を採る。

C-160　松峰　加藤清正画幅 ¥50,000～　付識箱（杉）　絹本　唐木軸端 34×88　表具47×173　ヤケ　表具シミ

維新

C-162　吉田松陰　四行書幅 ¥350000～　付木箱（杉）　紙本 　雑木軸端　30×117　表具41×172　オレ　表具オレ、小シミ 　吉田松陰（文政十三・1830～安政六・1859）は思想家、教育者。長州藩 士、萩の生まれ。名矩方、字義卿、本姓藤原寅次郎、別号二十一回猛士。 江

C-163　高杉晋作　書幅

¥280,000～　付識箱（桐）　絹本 　黒塗軸端　29×29　表具36×112　表具シミ 高杉晋作（天保十・1839～慶応三・1867）は幕末の長州藩尊攘派の志 士。号は東行。吉田松陰の松下村塾に入門、久坂玄瑞とともに松門の双 璧と称された。文久二年（1862）、藩命により上海へ渡航、帰国後、尊王 攘夷運動に参加。また馬関攘夷戦後は奇兵隊を組織して下関防御の任に ついた。元治元（1864）、四国連合艦隊の下関砲撃後は講和条約の正節と なる。

C-164　横井小楠　書幅 ¥150,000～　付時代識箱（桐）　紙本 　唐木軸端　59×31　表具65×131　ヤケ　大シミ　スレ　オレ 　表具ヤケ、スレ　「丙子（1876）孟春」書中 横井小楠（文化六・1809～明治二・1869）は幕末の政治家、思想家。肥 後藩士横井時直の次男として熊本市坪井に生まれ、名時存、号小楠、沼 山、通称平四郎とした。

C-165　西郷南洲　三行書幅 ¥150,000～ 付二重箱（内桐　外溜塗）　紙本　牙軸端　60×128　表具77×208　シミ 西郷隆盛（文政十・1827～明治十・1877）は薩摩藩士。通称を吉之助、 号を南洲。薩長同盟の立役者で、戊辰戦争では江戸城の無血開城を実現 させた。明治十年（1877）新政府軍に敗れて鹿児島で自刃。後、罪を許さ れ、正三位を追贈された。

C-166　木戸孝允 書聯双幅 ¥60,000～ 付木箱（桐）　紙本　牙軸端　9×97 　表具19×164　ヤケ　シミ

C-167　木戸孝允 二行書幅 ¥50,000～ 付合箱（桐）　絹本　唐木軸端 42×147　表具59×195　ヤケ　シミ

木戸孝允（天保四・1833～明治十・1877）は長州藩士、政治家。長州（萩） 藩医和田昌景の次男。天保十一年（1840）、桂九郎兵衛の養子となり桂小五 郎を名乗った。嘉永二年（1849）、吉田松陰に入門。号は松菊。

C-168　伊藤博文 三行書幅 ¥50000～ 付識箱（桐）　紙本　牙軸端 58×135　表具73×215　シミ　スレ 　鴻斎箱識

C-169　伊藤博文

二行書幅 ¥50000～

付識箱（桐）　紙本　牙軸端 31×144　表具44×218　シミ　オレ 　伊藤博邦箱識

伊藤博文（天保十二・1841～明治四十二・1909）は政治家、初代内閣総 理大臣。維新の功臣。公爵。幼名利助、のち俊輔、維新後博文。号春畝、滄浪 閣主人。

CC-171　東皐斎雪周　曽我物語屏風　本間　六曲　一双　¥500,000～　紙本　349×164　屏風364×179　シミ

C-172　大久保利通　四行書幅 ¥50,000～　紙本　唐木軸端　57×131 　表具74×202　ヤケ　シミ 大久保利通（文政十三・1830～明治十 1878）は薩摩藩士。

C-173　渋沢栄一 二行書幅 ¥50000～　絖本 唐木軸端　39×147　表具53×196 ヤケ　シミ　オレ　表具オレ、シミ 渋沢栄一（天保十一・1840～昭和 六・1931）は実業家。

C-174　吉田茂 一行書幅 ¥50000～ 付木箱（桐）　紙本　骨軸端 32×127　表具43×200　シミ オレ　「辛卯（1951）」書中 吉田茂（明治十一・1878～昭和 四十二・1967）は政治家。外交官。

C-175　尾形月山 刀鍛冶画幅 ¥50000～　 付共箱（桐）　紙本　骨軸端 30×129　表具43×217　ヤケ 　薄シミ　オレ　表具アレ 尾形月山（明治二十・1887 ～昭和四十二・1967）。

C-176　西郷南洲 和歌短冊幅 ¥50,000～ 付識箱（桐）　紙本　牙軸端 65×36　表具26×134　シミ 表具ヤケ、シミ　竹屋町裂表装 　関玄洲箱識 西郷隆盛（文政十・1827～明治 十・1877）。

C-177　抜天　 飛行機遊画幅 ¥50,000～ 　付合箱（桐）　絹本　骨軸端 33×129　表具46×200 　ヤケ　オレ　表具オレ、ウキ 画人未詳

C-178　書簡貼交巻物 ¥50,000～　紙本　骨軸端（蓋一欠） 29×20ほか　表具507×25　シミ　オレ　表具オレ 　榎本武揚　大山巌ほか

C-179　祭礼陣笠　三　¥50,000～　大32×34×10ほか 　漆剥離　小カケ

中国美術

CN-003　銅造如来坐像 ¥250,000～　像高21　明代

CN-005　七宝香炉 ¥300,000～　 22×20×34 「乾隆年製」銘

CN-004　唐白灰陶獅子 ¥300,000～　付木箱（桐） 10×95×15

CN-006

三彩菩薩俑 ¥150,000

像高87 鳥、水瓶別作

CN-008　銅香炉

¥500,000～　付唐木台 　玉鈕唐木蓋　17×13×19 「金在五蔵珍」底鋳銘

CN-009

銅アラビア 文字香炉 ¥150000～ 付木箱（桐） 12×12×16

「崇禎庚辰□符主 人識」底鋳銘

CN-010　銅鼎形算木香炉 ¥150000～ 25×22×32

CN-013　砧青磁算木手香炉 ¥300,000～　付識箱（桐）

秦蔵六製銀火舎　11×11×7

CN-015　翠玉遊環飾香炉 ¥200,000～　付木箱（桐） 11×8×19

CN-014　徳化窯双耳香炉 ¥150,000～　付木箱（桐） 21×16×9 「宣徳年制」底銘

CN-016　瑪瑙獅子鈕遊環飾香炉 ¥150,000～

付木箱（桐　貼札）　唐木台　12×9×16

CN-017　銅鍍金三足香炉 ¥120000～　10×10×8 「大清乾隆年製」底刻銘

CN-019　祥瑞宝珠香合 ¥350,000～　付識箱（桐）　仕覆　 5×5×55　窯キレ

CN-018　薄青磁双耳小香炉 ¥100000～ 　付黒塗箱（桐　貼札）　菊蝶透火舎（純銀刻印） 85×7×7　磁貫

CN-020　堆朱唐美人文香合 ¥300,000～　付時代識箱（桐） 仕覆　85×85×3　ヒビ　内黒

CN-022　唐物堆朱菱形香合 ¥400,000～　付時代箱（桐）　仕覆（大破） 8×65×2 内黒

CN-023　堆黒倶利宝珠香合 ¥400,000～　付時代識箱（桐　貼札）　仕覆　7×7×6

CN-024　古染付扇形香合 ¥80,000～　 付識箱（桐） 75×65×3　合口小カケ

CN-025　銅三足香炉 ¥80000～ 　付木箱（桐）　銀火舎（「古市造」刻銘） 13×13×9

CN-026　銅獣耳香炉 ¥50000～ 　付黒塗合箱（桐） 13×12×12 足オレ接合補修　ヘコミ

CN-027　亀形澄泥硯 ¥300000～ 　付木箱（樅） 21×16×7

¥380,000～　22×9×175

CN-029　獣鈕水晶印材　三　¥250,000～　付識箱（桐） 35×35×12ほか

CN-028　玉璧装唐木硯屏

CN-031　板硯 ¥150,000～　付木箱（桐） 185×125×35　坑子岩

CN-033　歙州大硯 ¥100,000～　 35×24×9

CN-032　端渓竹林賢人硯 ¥120,000～　付唐木蓋、台　 25×18×7

CN-034　獅子鈕琥珀印材　一対　 ¥130,000～　24×23×57

CN-035　玉印材　四　¥50000～ 3×2×7ほか

CN-038　端渓双蟹硯 ¥50,000～　 23×21×7　梅花坑

CN-041　歙州板硯 ¥70,000～　 付唐木ケース（スレ） 25×16×5

CN-044　端渓硯　二　¥50,000～ 　付唐木ケース各一　25×17×2ほか

CN-036　銅印 ¥80000～　付溜塗箱（杉） 45×8×7 「咸豊壬子　星沙盧綬鐫」側刻銘

CN-039　端渓長方硯 ¥60,000～　 24×15×8

CN-042　端渓双龍硯 ¥70,000～　 付唐木蓋、台　27×20×45

CN-045　端渓硯　二　¥50,000～ 　付素木蓋、台　27×13×5ほか

CN-037　端渓花鳥長方硯 ¥80000～　 付唐木ケース（ヒビ） 19×13×2　カケ

CN-040　端渓硯 ¥50,000～ 　付蓋、台　21×30×45

CN-043　龍文硯　二　¥50,000～ 　付唐木ケース1 21×14×3ほか

CN-046　端渓硯　二　¥50,000～　 27×18×55ほか

CN-048　青銅 ¥300000～　16×16×20

CN-051　銅金象嵌蝉形帯鉤 ¥150000～　付木箱（桐　貼札） 　総長16

CN-049　銅剣　三　¥150,000～　総長33ほか

CN-050　鍍金獣面金物　一対　¥50000～　45×4

CN-052　銅銀象嵌帯鉤 ¥50000～　付合箱（桐）　総長12

CN-053　鉄 ¥50000～　総長605

CN-054　銅麒麟飾 ¥50,000～　9×4×11

CN-057　春霞堂　蝙蝠浮文鉄瓶 ¥50,000～　付銅蓋　17×15×20（把手含） 器腹印銘

CN-060　七宝双耳大花瓶 ¥50,000～　30×30×46

CN-055　虎峰　色銅鹿乗寿老 ¥50,000～　47×28×53 小キズ　二部式　在銘

CN-058　染付水注 ¥50000～ 　付合箱（桐） 125×85×9　注口水切工作

CN-061　銅神獣耳花瓶 ¥50,000～　13×10×25

CN-056　七宝香炉 ¥50,000～ 　付木箱（桐） 13×10×17

CN-059　中国孔銭　一口　¥50000～　 2×2ほか　方足布　元祐通宝　元豊通宝 　聖宋元宝　乾隆通宝ほか

CN-062　鉄佛 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　総高12

CN-063　西夏木牘 ¥50,000～ 　付アクリルカバー 5×26

CN-065

白地赤被硝子花鳥文瓶　一対

¥300,000～　　付木箱（杉　貼札） 10×10×22

CN-067　翡翠置飾 ¥250,000～　付唐木飾台　22×8×14

CN-066　錫大茶壺 ¥350000～　 26×26×36 「林亭瑞製」銘

CN-068　玉璧 ¥150,000～　10×10×2

CN-069　七宝合子

¥300,000～　115×115×6　内鍍金 「景泰年製」底印銘

白玉稜花管 ¥80000～ 55×55×4

CN-071

CN-074　南宋天目茶碗 ¥550,000～　付時代合箱（桐） 12×12×6　鍍金覆輪

CN-075　梅花天目茶碗　付白檀装根来天目台 ¥400,000～　付時代合箱（杉）2　碗125×125×65　台15×15×9 　口縁小ソゲ　漆ヒビ

CN-076　五彩貴人行列文大壺 ¥400,000～

付識箱（桐） 33×33×41

CN-077　龍泉窯青磁双魚文盤 ¥300000～　付識箱（桐） 215×215×55　縁スレ

CN-078　白磁牡丹刻文盤 ¥200000～　付合箱（桐） 325×325×65　縁補修

CN-084　呉須赤絵赤玉大皿 ¥250000～　付時代箱（杉） 38×38×9　磁貫

CN-085　南京赤絵五寸皿　五　¥200000～ 　付朱塗合箱（杉） 145×14×15　極小ソゲ1　底窯キレ2 　十二角

CN-089　白磁水注 ¥300,000～　付木箱（桐） 17×13×24 　肩部トリアシ

CN-091

磁州窯鉄絵花文四耳扁壺 ¥150000～　付木箱（桐） 23×11×26 　耳一補修

CN-090　磁州窯蓮文陶枕 ¥250,000 　付時代合箱（杉　蓋桟欠） 27×24×11　ソゲ

CN-092　磁州窯鉄絵壺 ¥120000～　付合箱（桐） 19×19×22

口辺研磨

CN-093　青磁辰砂紙筒 ¥120,000～　付時代合箱（杉） 195×195×17　ソゲ　「玉堂佳器」染付銘

CN-095

吉州窯玳皮天目茶碗

¥120,000～　付識箱（桐） 16×16×6　磁貫

CN-094　辰砂武人絵大筆筒 ¥100,000～　付溜塗合箱（杉） 20×20×17 「大清康煕年製」染付銘

CN-096　染付壺 ¥100000～　16×16×20 　口辺補修

CN

CN-098　龍泉窯青磁鉢 ¥100000～　付木箱（桐） 155×155×8

CN-100　青白磁丸底茶入 ¥100000～　付木箱（桐　貼札） 牙蓋　7×7×4

CN-102　金魚染付外柿釉茶碗 ¥60000～　125×125×7

CN-099　龍泉窯青磁唐草浮文大盤 ¥100000～ 　付木箱（桐） 36×36×8　口辺ヒビ

CN-101　河南天目茶入 ¥100000～　付合箱（桐） P蓋　 6×6×25

CN-103　呉須赤絵皿 ¥50000～　付木箱（杉） 25×25×45　底窯キレ　スレ 　縁共色補修

CN-104　青磁輪花鉢 ¥80000～　付合識箱（桐） 18×17×6 磁貫　ヒビ

CN-108　黒釉双耳茶入 ¥50,000～ 　付木箱（桐）　牙蓋　6×6×4　口辺金補修

CN-111　南京染付蓋物 ¥50,000～　 155×12×11　ソゲ　カケ

CN-106

黄地粉彩

花鳥文壺

¥50,000

付木箱（桐）

唐木蓋 23×23×185 　スレ

CN-107 白磁唐子

香炉

¥50,000

付木箱（桐） 34×15×31

CN-110　禾目天目茶碗 ¥60,000～ 　付木箱（桐） 12×12×7

CN-105　南京染付皿　七　¥50000～　20×20×3　窯キレ2 　金補修1　カケ、ヒビ、朱補修1 CN-109　天目小盃 ¥50,000～　 付合箱（桐　蓋欠） 5×5×35

CN-115

顔輝　玉堂富貴画幅 ¥1,000,000～ 付時代識箱（桐）　絹本 唐木軸端　96×165 表具112×204　大ヤケ　スレ 　オレ　穴 顔輝（生歿年未詳）は宋末元 初の画家。浙江省または江西 省の人。字秋月。元代前半期最 大の道釈画家。

CN-116　魯脩　加官昇禄画幅 ¥250000～　付木箱（桐）

絹本　牙軸端　35×99　表具49×175　ヤケ　シミ　オレ 　表具アレ　画人未詳

CN-117　琴渓　福禄封候画幅 ¥150000～　付合箱（桐）

絹本　P軸端　29×100　表具38×175　ヤケ　大シミ　カビ 画人未詳

CN-120　三国志画　未装　二　¥100000～　付合箱（杉）　木綿　35×43 　ヤケ　スレ

CN-119　唐絵羅漢貼交屏風　中形　六曲　一隻 ¥300000～　紙本　34×31ほか　屏風279×123　ヤケ　シミ　スレ

CN-121　方 　十六羅漢画幅 ¥100,000～ 　付二重箱（内共桐　外溜塗）　絹本　牙軸端　40×26 　表具53×119　シミ 方 は清朝後期の文人。字子易、安徽省桐城の人。桐城派の 文人・方苞から数えて七代目の子孫で、詩書画を能くした。

CN-122　陸恢　霊石山水画賛双幅 ¥800000～　付時代識箱（桐）　紙本　角軸端　44×38　表具53×121　オレ　佐野岱石箱識 陸恢（咸豊一・1851～民国九・1920）は清末から民国初頭の画家。江蘇省呉江の人。字廉夫、号狷 、井南旧客ほか。山水画は南宗画を、花卉画は華嵒を 学んだ作風を見せる。

CN-124　独立性易　書巻物 ¥750,000～　付木箱（桐）　紙本　牙軸端　126×27　表具297×29　ヤケ　「甲辰（1664）」跋識 独立性易（万暦二十四・1596～寛文十二・1672）は黄檗宗の渡来僧。浙江省生まれ。承応二年（1653）長崎に来日。翌年来日した隠元に参禅して得度。 隠元とともに摂津普門寺に移り、さらに武蔵平林寺に寓する。書に優れ詩・文・篆刻をはじめ医術に通暁した。独立は道号、法諱は性易、号は荷鈕人・天 外一間人等。

CN-125　陳元贇　漢詩幅 ¥150000～　付二重箱（内貼札識桐）　紙本　牙軸端　52×23　表具63×106　オレ　表具スレ、虫穴　元政上人朱点 陳元贇（万暦十五・1587～寛文十一・1671）は中国明末の文人。日本に渡来し、寛永四年（1627）に尾張徳川義直に拝謁。名古屋に歿す。書道・作陶・ 柔術と才能をもち、日本の文人らと交流し文化を伝えた。

CN-126　諸家名筆寄書幅 ¥200,000～　付黒塗箱（杉）　絹本　骨軸端　53×19　表具64×121　ヤケ　表具虫穴 　汪揖　王喆ほか

CN-127　黄檗三筆　一行書三幅対 ¥150000～　付木箱（桐）　紙本 　唐木軸端　29×120　表具33×198　ヤケ　シミ　オレ　ヨゴレ

CN-128

木庵性瑫

雪持竹画幅 ¥50000～　 紙本　雑木軸端 （一欠） 45×120

表具59×183 ヤケ　シミ オレ　表具ヤケ

木庵性瑫（万 暦三十九・ 1611～天和四・ 1684）は中国、 明末清初の禅僧 で、明暦元年 （1655）来日、 宇治の黄檗山萬 福寺に入り、寛 文四年（1664） 隠元のあとをう けて黄檗第二代 の住持となり、 隠元、即非とと もに黄檗の三筆 と称される。

CN

CN-130　高泉性

一行書幅 ¥100000～　付時代識箱（桐　貼札） 紙本　黒塗軸端　29×131　表具33×194　ヤケ　オレ　表具虫穴 高泉性 （崇禎六・1633～元禄八・1695）中国福建省の人。寛文元（1661）来日。 黄檗山萬福寺五代住持。

CN-131　黄檗證宗　書幅 ¥50,000～　紙本　黒塗軸端　54×28　表具56×108　ヤケ 　スレ　虫穴

CN-132　白描三十六高士画巻物 ¥50,000～　紙本　雑木軸端 230×27　表具284×31　シミ　虫穴　住之江文庫印

CN-133

沈南蘋　菊蜂画色紙幅 ¥50,000～　付木箱（桐　貼札）　絹本 牙軸端　19×24　表具32×146 ヤケ　シミ 沈南蘋（康煕二十一・1682～歿年未 詳）は清朝、十八世紀前半の画家で長崎 派の祖。名銓、字衡之、号南蘋、衡斎。享 保十六年（1731）に弟子を伴って長崎に 来航、同十八年帰国。彼の西洋画風を交 えた写生画法は、南蘋派を形成させると ともに、円山應挙など当時の画壇全般に 大きな影響を与えた。乾隆二十五年 （1760）、七十九歳で存命だったことが 知られる。浙江省呉興の人。

CN-134　張士保　山水画幅

¥50,000～　紙本　唐木軸端　51×125

表具65×194　ヤケ　シミ 「庚午年（1870）春」画中 張士保（嘉慶十・1805～光諸五・1879）は字鞠 如、山東掖県人。

CN-135　方 　秋景山水画賛幅

¥50,000～　付共箱（桐）　紙本　唐木軸端 34×137　表具46×207 「秋林晩眺」原題

CN-136　方 　高士観瀑画賛幅

¥50,000～　付共箱（桐）　紙本　唐木軸端 34×137　表具46×207　シミ　オレ

方 は清朝後期の文人。字子易、安徽省桐城の人。桐城派の文人・方苞から数えて七代目の子孫で、 詩書画を能くした。

CN-137

高泉性 　寒山拾得 留守画賛双幅 ¥50000～ 付時代識箱（杉）　紙本 朱塗軸端　28×104 表具41×189　ヤケ　シミ 　オレ 高泉性 （崇禎六・ 1633～元禄八・1695）中 国福建省の人。寛文元 （1661）来日。黄檗山萬福 寺五代伝将。

CN-138　省斎　蘭花画賛幅

¥50,000～　絖本　P軸端　42×43 　表具47×122　ヤケ　シミ　表具ヤケ

朝鮮美術

KR-001　伝高麗恭愍王　銀字大般若経折本 ¥2500000～　付帙　紙本　125×31　シミ　虫穴 恭愍王（1330～1374）は第三十一代高麗王。衰退する元 を見限り親明政策に移行、親元派を排除し、元から領地を 奪還。しかし紅巾軍や倭寇の侵攻を許し、親元派の宦官に 暗殺された。

KR-003　薬師如来従者画幅 ¥500000～　 絹本　唐木軸端　32×81　表具44×166 　大アレ　大ヤケ　スレ　オレ 　表具アレ

KR-004　観音善財童子画幅 ¥250000～　紙本 　唐木軸端（一欠） 69×113　表具87×198　ウキ　スレ　オレ　キレ 　表具大アレ

KR-005

釈迦如来画幅 ¥100000～　木綿 　唐木軸端 全体90×189　ヤケ 　大シミ　スレ 　一軸物　三布縫合 　二供養者

KR-006　李朝諸画貼交屏風　小形　六曲　一隻　¥600,000～　付溜塗箱（杉） 　紙本　27×32　屏風227×59　ヤブレ　スレ　シミ

KR-007　民画松下虎画幅 ¥300,000～

絹本　骨軸端（一欠） 57×117　表具59×197

大ヤケ　オレ　キレ　シミ　表具大アレ

KR-008

李朝農耕画　未装　六　 ¥100000～　付合箱（桐） 　紙本　34×108ほか　シミ 　オレ　キレ

KR-010　名家合作扇面貼交幅 ¥400000～

付時代識箱（杉）　紙本　唐木軸端　49×15 　表具63×131　ヤケ　表具ヤケ 趙錫晋　金応元　安中植ほか

KR-012　朝鮮関係文書　十五　¥300,000～　紙本　75×35ほか 　ヤケ　大シミ　スレ　キレ　虫穴

KR-011　英一蜂　南柯夢画幅 ¥250,000

付時代箱（桐　貼札）　絹本　唐木軸端　69×40　表具83×127 　ヤケ　スレ

床几に臥す垂髪の男は顔を団扇で覆って目を閉じ、周囲には異国人や 烏帽子姿の和人が中空に漂う。掲出は中国の故事「南柯夢」に取材する が、唐代の物語の雰囲気は朝鮮通信使の衣装に仮託して表現されており、 通信使に対する当時の印象を窺い知れる。

英一蜂（元禄四・1691～宝暦十・1760）は英一蝶の門人。江戸の人。別 号一嶂、春窓翁、春窓斎。作品に『画本図編』、小川破笠との合作で手掛 けた初代市川団十郎二十七回忌追善句集『父の恩』をのこす。

KR-013　閔泳綺　扁額 ¥150,000～

57×29　虫穴　スレ　剥離　背面損傷 閔泳綺（1858～1927）は朝鮮の政治家。号満庵、蒲庵。 総督府中枢院顧問、李王職長官などを歴任。

KR-014　諸家寄画帳 ¥250000～　紙本　帳24×33×25　シミ　「翰墨因縁」観山題

KR-015　朝鮮諸氏画帳 ¥200,000～　付帙　紙本　帳15×21×25　シミ　大院君　丁鶴喬ほか

KR-016　青丘　書　未装　九　¥50,000～　紙本　57×134　ヤケ　虫穴 青丘は黄 （宣祖三十七・1604～孝宗七・1656）の別号。字子由、号漫浪。仁宗十四年（1636）の通信使従事官として日本に赴き、『東槎録』に見聞を記 した。

KR-018　大院君　蘭画幅 ¥200000～　付合箱（桐）　絖本　 唐木軸端　31×131　表具45×199　大ヤケ　シミ　オレ 　表具オレ、ヤケ、小穴 李是応（1820～1898）は李氏朝鮮英祖の玄孫、南延君球の四男。高宗の 父。全州の人。字は時白、号は石坡。海東居士・老石という大院君（正一 位）に叙せられ、幼少の王を摂政して国政を担った。李朝末期に政治家 として手腕を振るう傍ら墨蘭の名手として世に聞こえた。画風は李朝南 宗画の新境地を開いた金正喜（1786～1856）の影響を強く受けていたが、 後に独自の画境を開き、閔泳翊と双璧をなす存在となった。

KR-019　金応元　蘭画賛双幅 ¥150000～　付木箱（桐）　絹本 　唐木軸端　38×128　表具52×193　シミ　表具シミ、オレ 　画面に山県伊三郎の款記を認める 金応元（1855～1921）は号を小湖といい、墨蘭に秀でていた。また書にお いては隷書をよくした。

KR-020　雲庵　梅鷹画幅 ¥50000～　紙本　雑木軸端 28×100　表具41×158　シミ　オレ 　表具オレ、穴

KR-021　山水画幅 ¥50000～　木綿　雑木軸端 30×65　表具40×149　大ヤケ 　スレ　オレ　表具アレ 款記未詳

KR-022　李樹廷　三行書幅 ¥150000～　紙本 　唐木軸端　33×137　表具50×191　ヤケ　オレ　シミ 　表具アレ 李樹廷（1842～1886）は李氏朝鮮の官僚、教育者。プロテスタ ント派基督教徒として聖書の朝鮮語訳に携わる。

KR-023　鄭丙朝　二行書幅

¥50,000～　紙本　骨軸端　30×125 　表具43×193　オレ

KR-025

諸家合作画賛幅 ¥80,000～　絹本 　雑木軸端　26×167 　表具34×224　ヤケ 　シミ　スレ　オレ

KR-024　尹用求　一行書双幅

¥60,000～　付木箱（桐）　紙本　骨軸端 30×135　表具43×207　シミ　オレ

KR-026　李堂　花鳥画幅

¥50,000～　紙本　雑木軸端　29×130 　表具42×186　ヤケ　シミ　スレ　オレ 「庚午」画中

KR-028　西村青歸　満鮮画帳 ¥50,000～　紙本

帳18×24×25　シミ　「大正九年（1920）」跋識 西村青歸（明治十六・1883～昭和二十・1945）は大阪生まれ。本名喜 三郎。東京美術学校日本画科卒、寺崎広業に師事。日本美術院院友とな り再興院展で入選、第一、二回聖徳太子奉讃美術展に入選ほか。

KR-030　海客　山水画幅 ¥50000～　小葵文絹本　唐木軸端 33×29　表具36×133　ヤケ

KR-032　李朝銅燭台 ¥50,000～　13×10×49

赤青ガラス嵌入　二部式

KR-033　李朝木製燭台 ¥50,000～　95×95×39

KR-029 『孔夫子聖蹟図』乾坤 ¥50,000～　紙本　28×37×2

KR-034　李朝木製燈火器 ¥50,000～　15×22×55

KR-031

李朝白磁燭台 ¥50000～ 付識箱（桐） 11×11×19　接合補修

KR-035　李朝木製燈火器 ¥50,000～　23×23×85

KR-036　伝世銅鍍金如来立像 ¥300000～　付木箱（杉）　飾台　像高175

KR-037　李朝粧刀 ¥100,000～　付木箱（桐）　総長165

KR-041

高麗青磁象嵌銘文入梅瓶

¥800,000～　20×20×39　磁貫

KR-044　高麗青磁象嵌香炉 ¥350,000～　付識箱（桐） 　海野清製火舎　11×11×11　磁貫

KR-046　高麗青磁象嵌鉢 ¥250,000～　付木箱（桐） 19×19×8　磁貫

KR-045　高麗青磁蓋物 ¥300,000～　付木箱（杉） 21×20×14 　底ヒビ　共色補修　ユガミ

KR-047　李朝白磁大深鉢 ¥250,000～　付木箱（杉　貼札） 365×365×16

KR-048　李朝白磁瓜形硯 ¥200,000～　付木箱（桐）

同手掲載本コピー　16×12×11　天部窯キレ　蓋部水滴 『高麗李朝の陶磁文具』（1983年　木耳社）同手品掲載

KR-050　彫三島平茶碗 ¥150000～　付溜塗識箱（桐）　仕覆　 14×14×45　銘「礼濱」

KR-049　李朝白磁蓋付壺 ¥120,000～　付木箱（桐） 12×12×13　底窯キレ

KR-051　李朝白磁香炉 ¥100000～　付木箱（桐　貼札） 165×155×17　ヒビ　ソゲ　磁貫

KR-053　高麗三島手徳利 ¥100,000～　付溜塗箱（杉） 9×9×15　窯ヒビ補修

KR-055　高麗青磁輪花平茶碗 ¥50,000～　付木箱（樅） 175×175×4　草花彫文

KR-057　李朝飴釉面取蓋付壺 ¥50,000～　21×21×24　釉ムラ

KR-054　高麗青磁輪花盃 ¥60000～　付木箱（桐） 8×8×5 口縁補修　ヒビ

KR-056　卵手平鉢 ¥50,000～　185×185×5　磁貫　縁ソゲ

KR-058　青磁雲鶴象嵌鉢 ¥50,000～　 17×17×6　磁貫　縁金補修

KR-059　高麗鉄絵盤口瓶 ¥50,000～　 付木箱（桐） 105×105×20　口辺金補修 　高台銀補修

KR-060　李朝青貝棚 ¥120000～　36×27×24　剥離補修 　三方青貝装

KR-061　李朝八角台脚盤 ¥100000～　59×59×29

KR-062　李朝木製厨子 ¥100,000～　58×22×44

KR-063　李朝机 ¥100,000～　97×67×52　脚部折畳式

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油彩風景画額

茶杓

信楽双耳水指

￥180000 ￥60000

2016年1月1日

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古裂　太郎

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参考文献一覧

至文堂版「日本の美術」の表記は（日美）とした。

辞典 基本文献

『国史大辞典』吉川弘文館　平成2 『廣文庫』昭和4（6版） 『国書総目録』岩波書店　昭和42 『国書人名辞典』岩波書店　1996 『大百科事典』平凡社　昭和8 『世界大百科事典』平凡社　1992 『国宝』毎日新聞社　昭和43 『重要文化財』毎日新聞社　昭和48 『原色日本の美術』小学館　昭和48 『現代日本の美術』小学館　昭和55 『集古十種』（復刻　名著普及会・1980） 『京都大事典』佐和隆研ほか　淡交社　昭和59 『読史備要』東京帝大史料編纂所　昭和10

公家 『有職故実大辞典』鈴木敬三　吉川弘文館　平成8 『公卿辞典』坂本武雄　七丈書院　昭和19 『皇室辞典』井原頼明　富山房　昭和57 『皇位継承儀式宝典』　新人物往来社　1990 『天皇家系譜総覧』　新人物往来社　1990 『日本風俗史事典』日本風俗史学会　弘文館　昭和54 『源氏絵』（日美119）秋山光和　昭和51 『伊勢物語絵』（日美301）千野香織　1991 『垂迩画』（日美274）関口正之　1989 『参詣曼荼羅』（日美331）下坂守　1993 仏家 『望月仏教大辞典』世界聖典刊行協会　昭和47 『日本仏家人名辞典』東京美術　平成4（復刻） 『仏具大事典』岡崎嬢　鎌倉新書　昭和57 『仏像図典』佐和隆研　吉川弘文館　昭和37 『仏教絵画』富山美術館　昭和61 『古写経綜鑒』田中塊堂　昭和17 『虚空蔵菩薩』（日美380）　泉武夫　1998 『浄土教画』（日美43）　岡崎譲治　昭和44 『日本佛塔』石田茂作　講談社　昭和44 『ブッダ釈尊』奈良国立博物館　1984 『日本仏教人名辞典』法蔵館　1992 『密教法具』奈良国立博物館　平成5 『経物遺宝』奈良国立博物館　昭和52

武家 『日本の甲冑武具事典』笹間良彦　柏書房　1994 『日本の合戦武具事典』笹間良彦　柏書房　1999 『日本甲冑図鑑』上中下　笹間良義彦　雄山閣　昭和39 『日本の名兜』上中下　笹間良義彦　雄山閣　昭和47 『刀装金工事典』若山猛　雄山閣　平成8 『金工事典』若山泡沫　刀剣春秋出版社　平成11（改） 『刀工総覧』川口陟　刀剣春秋出版社　平成11 『新甲冑師銘鑑』笹間良彦　里文出版　平成12

書画 『古画総覧』佐々木丞平　正子　国書刊行会　2000 『古画備考』（復刻　吉川弘文館・明治45） 『前賢故実』菊地容斎　天保七 『東洋画題総覧』金井紫雲　平成9（復刻版） 『大日本書画名家大鑑』荒木矩編　第一書房　平成3（復刻） 『日本書画骨董大事典』池田常太郎　聚芳閣　大正15 『書画落款印譜大全』狩野亨吉　岩上方外　1996 『中国書画家印鑑款識』上下　上海博物館　1982 『落款花押大辞典』淡交社　昭和57 『日本南画史』梅沢精一　洛東書院　昭和8 『日本南画史』山内長三　瑠璃書房　昭和56 『近代日本絵画史』河北倫明　南階秀爾　中公　昭和53 『浮世絵事典』吉田暎二　画文堂　昭和46 『版画事典』室伏哲郎　東京書籍　1985 『江戸の狩野派』（日美262）　細野正信　昭和63 『狩野派と福岡展』福岡市美術館　1998 『師宣と初期浮世絵』（日美363）　小林忠　1996 『宋紫石と南蘋派』（日美326）　鶴田武良　1993 『谷文晁』（日美257）　河野元昭　1987 『京の絵師は百花繚乱』　京都文化博物館　1998 『桃山絵画』（日美208）　武田恒夫　昭和58 『初期洋風画』（日美80）　坂本満　至文堂　昭和48 『南蛮美術』（日美19）　岡本良知　平凡社　昭和42 『絵馬』（日美92）河田貞　昭和49 『支那人名辞典』上・中・下　大正15 『書画鑑定法』平渡緒川　大正7 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中華民国69

『近代日本美術事典』講談社　1989 『関東水墨画の200年』栃木県立博物館、神奈川県立歴史博物館 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1998 『円山応挙』京都国立博物館　平成7 『近世の大坂画壇』大阪市立美術館　昭和56 『京都と近代美術』橋本喜三　京都書院　昭和57 『洋画のあけぼの』京都文化博物館　平成11 『京都画壇100年の名作展』京都市美術館　1979

中国　朝鮮『中国美術家人名辞典』兪剣華編　1987 『中国絵画史事典』王伯敏　雄山閣出版　平成八年 『中国書道史』赤井清美　東京堂出版　昭和54 『中国書道辞典』中西慶爾　木耳社　昭和56 『支那絵画史』内藤湖南　弘文堂　昭和15 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社　民国69 『韓国絵画史』安輝濬　吉川弘文館　昭和62 『朝鮮古書画総覧』李英介　昭和46 『朝鮮書画人物辞典』呉世昌　国書刊行会　平成4 『韓国絵画大観』劉復烈　文教院　1979 『韓国人名字号辞典』李斗煕ほか　啓明文化社　1988 『韓国書画家人名辞典』韓文影　汎友社　2000

書家 『くずし字解読字典』　東陽出版　昭和63 『日本書流全史』上下　小松茂美　講談社　昭和45 『古筆大辞典』　淡交社　昭和54 『俳諧大辞典』伊地知鐵男ほか　明治書院　昭和32

茶道 『原色茶道大辞典』井口海仙ほか　淡交社　昭和51 『現代煎茶道辞典』主婦の友社　昭和56 『茶碗窯別銘款』黒田和哉　グラフィック社　平成10 『茶湯便利帳』宮帯出版〔改訂版〕　平成24

諸器 『平凡社・陶器全集』全32　昭和41 『中世・近世の鏡』（日美394）　久保智康　1999 『和鏡』（日美42）　中野政樹　昭和44 『和鏡』　保坂三郎　昭和48 『柄鏡大鑑』小林達雄監修　平成6 『現代名工・職人人名辞典』日外アソシエーツ　1990 『日本美術家事典』O&M　1998 『遊戯具』（日美32）　関忠夫　昭和43 『古鏡』樋口隆康　新潮社　昭和54 『原色陶器大辞典』加藤唐九郎編　淡交社　昭和17 『陶器大辞典』小野賢一郎　合資会社冨山房　昭和11 染織 『原色染織大辞典』淡交社　昭和52 『染』（日美7）　山辺知行　昭和41 『原色日本服飾史』井筒雅風　平成10 『祇園祭の染織美術』京都書院アーツコレクション167 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田孝次郎　1998 芸道 『能狂言事典』西野春雄・羽田昶　平凡社　1987 「『能楽蘊奥集』の資料性」伊藤正義　平成8 「世襲面打家の概要－出目家の周辺－」　見市泰男　平成13 「能面考」　見市泰男　（『観世』連載／平成12年1、2、3、4、5、6、7、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　9、10、11、12月号） 『能狂言面』（日美108）　金子良運　昭和50

漆芸 『棗』池田巌　淡交社　昭和62 『香合』池田巌　淡交社　平成6 『大和古物散策』　岡本彰夫　ぺりかん社　2000 『大和古物漫遊』　ぺりかん社　2003 『日本の漆芸』全六巻　中央公論社　1991 『朱漆』堺市博物館　1986

諸家 『事物起源辞典』　朝倉治彦ほか　東京堂出版　昭和48 『唐船輸出入品数量一覧』　永積洋子　創文社　昭和62 『日本の意匠事典』　岩崎治子　岩崎美術社　1991 『西洋人名辞典』　岩波書店　昭和31 『守貞言謾稿図版集成』　高橋雅夫　雄山閣　2002 『工芸にみる古典文学意匠』　京都国立博物館　昭和55 新刊紹介（一割引きでお取り次ぎいたします） 閨秀書画家辞典　　本体　2,300円

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骨董品・美術品の「売却」や「整理」をお考えでしたら、まずは弊社に資料をご請求ください。

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出品の受付は随時おこなっておりますので、まずは電話・FAX・E-mail等でお気軽にご相談ください。

出品査定は無料でおこないます。査定方法は以下のいずれかとなります。会員登録がお済みでない場合は身分証 （運転免許証・健康保険証・パスポートなど）の提示をお願い致します。

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作品の移動開始と共に出品契約が始動いたします。出張集荷時には、お預かりの証として手書きの預書を作成しお渡 しいたします。集荷は弊社スタッフか運送業者を派遣いたします。集荷費用（運送費・人件費）は依頼主負担。

査定時に現品をお送り頂いている場合は、正式に作品受付した後に預書を発行いたします。

3)最低価格の決定

最低価格は5万円以上とします。特集については5万円未満の出品も可能ですが、経費の負担率が大きいためお勧めで きません。出品者に希望価格がある場合には、それをもとに合議します。弊社一任の場合は、最低価格を提示いたしま す。

4)カタログ作製

カメラマンによる撮影、作品を分類して編集、その後印刷へと工程を進めます。

最低価格や作品により掲載のカット数や大きさが異なりますが、編集に関しましては弊社一任となります。作品を手 放されたあとでも掲載されたカタログがお手元に残ります。

5)オークション、再販

カタログ発行・下見会・入札受付・入札締切

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で 販売されます。

6)お支払い

オークション終了後、所定の出品支払日（入札締切日より約一ヶ月後）に、売上から出品手数料・諸費用を差し引き、 事前に希望された受取方法（現金・銀行振込）でお支払いをいたします。振込を選択された場合は所定日に、現金を 選択された場合は、所定日以降ご来社前にご連絡ください。落札者からの入金が遅延した場合には入金を確認して後 の決済となります。

・不落札作品について

オークションで落札されなかった作品及び辞退品は再出品（一定の期間をおいて再度出品）の場合を除き、出品支払日 より30日以内に引き取りを完了してください。ご来社による引き取りを原則といたしますが、宅配便等の手配も承り ます。梱包料・運送保険料は出品者負担。引き取りが所定の期間を過ぎる場合は必ず事前にご相談ください。

出品諸経費

■出品に伴う基本的な経費について

落札の場合

不落札の場合

携敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携 敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵敬

猿撮影料

猿保険料

必要経費

その他 必要に応じて

■保険料

猿出品手数料

猿出品手数料消費税

猿カタログ掲載料

猿撮影料 猿保険料

猿作品宅送料　　猿保管資材料（大型・重量品）別途

猿梱包資材料　　猿修理代

地震などの自然災害による破損・消滅を除く損害（火災・盗難・破損）を補填します。落札・不落札に関わらず、 出品者の負担となり、料率は最低価格の05％。※作品の移動及び最低価格が未定の作品は対象外。

例）最低価格100万円の場合…5,000円

■掲載写真カット料

1カットにつき1,000円。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。（再出品の場合も同様） 　例）①作品 ＋ ②箱書 ＝ 2,000円（2カット使用）

■保管資材料

保管期間中の事故を回避するために、養生箱（紙箱）を個別に作ります。木箱付の場合は不要。

落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。 例）30cm×30cm×30cmの場合…約1,200円/箱 　出品作品が、標準的な男性が一人で搬入不可能な作品については、1万円～をご負担いただきます。

■カタログ掲載費用

掲載料 サイズ

30,000円 1ページ

15,000円 1/2ページ

10,000円 1/3ページ

7,500円 1/4ページ

5,000円 1/6ページ

3,500円 1/9ページ

3,000円 1/10ページ

2,500円 1/12ページ

1,500円 1/20ページ 一律 500円 写真なし

※不落札の場合は免除（無料）。

出品手数料

■鑑定費用

専門機関または専門家による鑑定を行います。

著名物故作家 3,000～5,000円/点

30,000～50,000円/点

宝石・貴金属類 3,000円/点 刀剣類

一作品につき、落札価格10万円未満は15％、10万円以上は10％（別途消費税）

■経費の負担例

■不落札品の管理

例）最低価格10万円/落札価格20万円

手数料 20,000円

消費税 2,000円

掲載料（1/6サイズ） 5000円

カット料（1カット） 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品者受取金額 170,400円

※不落札（仮定）の場合の経費負担 　　カット料（1カット） 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品精算日より無償保管期間30日を過ぎますと倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/日の有償となります。保管中 のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品 の処分が弊社に一任されます。

※再出品のための滞留は無償。

TheBiddingProcess

Ifyouwishtoputinabid: Makingabidinvolvesthefollowingprocedure

Pleasefillinallnecessaryitemsonthebidform(enclosedattheendofthiscataloguewithanentry example)andsubmittoKogirekaibypost,e-mail,fax,orinpersonAllentryformsmustreachusno laterthantheclosingdatefortenders.Pleasespecifyamethodofdeliveryontheform.Ifno specificationsaremade,auctionedarticleswillbeshippedroughly10daysafterpaymenthasbeen confirmed

*Alterationsadditionsandcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate

*Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,andcancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationwillnotbeaccepted

*Thespecifiedreturnenvelopestake3to4dayslongerthanordinarypostKeepingthisinmindpleasemailyourbidformin assoonaspossible

*IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimetoparticipateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakeadeposit of30%ofyourbiddingpriceinadvanceWithoutthisdeposityourbidwillremaininvalidIfyouareunsuccessfulinyourbid youwillbefullyrefunded

*Pleasebesuretoreadthetermsofagreementattheendofthiscatalogue

Pleasenotethatwewillbeunabletoissuenotesofconfirmationregardingbidformsthatarrivelessthanthreedayspriortothe closingdate

Uponreceivingyourform,wewillsendyouanoteofconfirmation

Pleasereadyournoteofconfirmationcarefully

Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate

*Ifyoudonotreceiveanoteofconfirmation,pleasecontactKogirekai,asitispossiblethatyourbidformhasnotreachedus

○Preliminaryinspection

PreliminaryinspectioninKyoto

*Wewillbeacceptingbidsoutsidethepreliminaryinspectionperiodaswell Businesshours:10:00～17:00Closed:Sundaysandholidays(However,wewillbeopenonthesedaysduringthepreliminary inspection)Weacceptfaxmessagesatallhours Allarticlesinthiscataloguewillbeexhibitedatthepreliminaryinspection,anopportunitytoexaminetheconditionand colorofarticlesinperson (Allarticlesshowvaryingdegreesofdamageandwearduetoaging)

○ConditionReport

Forthosewhoareunabletoparticipateinthepreliminaryinspectionweprovidereportsontheconditionofeacharticlewith imagesofaspecifiedareaofthearticleWewillrespondtorequestsforconditionreportsintheorderoftheirarrival Dependingonthenumberofrequestswereceive,wemaynotbeabletoprovideallthereportsbeforetheclosingdate

Determinationofsuccessfulbidsandbidders

BidswillbeopenedaftertheclosingdateThehighestbidforeacharticlewillbethesuccessfulbidIfmultiplebidderstieforthe highestbid,thearticlewillbesoldtothebidderwhosebidformarrivedatKogirekaiearliestProcessingthebidswilltakeseveral days

ThemostrecentbidformsentinbytheclosingdatewillbethebiddersfinalsubmissionOncethehighestbidshavebeen determinedbidderswillnotbepermittedtochangetheirbiddingprices

*Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid,regardlessofbiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidshavebeensubmittedtothearticle,however,thearticlewillbeputupforaresale(Pleaserefertothe descriptionbelow.)

Theresultsoftheauctionwillbesentbye-mailorfaxtoallbiddersregardlessoftheirsuccess

＜Commission＞

Inadditiontothehammerprice,thebuyerwillberequiredtopayacommissionatarateof16.5%of eachlotwhenthehammerpriceislessthan1,000,000yen,and165%upto1,000,000yenand11% thereafterofeachlotwhenthenhammerpriceis1,000,000yenormore

Forexample,whenthehammerpriceis1,200,000yen,thecalculationisasbelow.

1,000,000×165%＋200,000×11%=187,000

Theabovecalculationsdonotincludeshippingfees

■Resale

Articlesforwhichnobidshavebeenacceptedwillberesoldatreservepricestothefirstpaymentofferwereceive

(5)Payment

MethodsofpaymentincludethefollowingPleasebesuretomakeyourpaymentbythedeadline

a.Cash

*Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson

b.PostalTransfer

*ApostaltransferformwillbeenclosedintheresultsAlltransferfeeswillbebornebyus(Confirmingpaymentstakesabout4 daysIfyouwishtoreceiveyourarticlesooner,pleasefaxusareceiptconfirmingyourpayment)

cBankTransfer

*AnyensuingtransferfeeswillbebornebythecustomerPleasedepositnecessaryamountintotheaccountspecifiedinthe results

(6)Delivery

Articlesmaybeacquiredafterpaymenthasbeenconfirmed

Ifnomethodofdeliveryhasbeenspecifiedonthebidform,wewillarrangeforauctionedarticlestobepackagedandsent(using methodabelow)about10daysafterwehaveconfirmedyourpayment

aPackagingandshippingbycourierservice

*Shippingfeesmustbebornebysuccessfulbidders(Pleaserefertotheshippingfeechartattheendofthiscatalogue)Your shippingbillwillbeenclosedwiththeauctionedarticle Regardingarticleswhicharedifficulttoship,pleasecontactustoreceiveaquotationoftheshippingcosts

*ShipmentsoutsideJapanwillbemadeafterbiddershaveconfirmedandagreedtothewrittenquotationofshippingfeeswe sendthem.

bRetrieval *Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson Onthespotexchangesofcashandauctionedarticlesarealsopermitted Ifyouhavemadeyourpaymentinadvancehoweverpleasebringthereceipt

Thetermofarticledeliveryislimitedto30daysafterthebiddeadline. Afterthisterm,storageofarticleswillcost¥300perdayperarticle

Forfurtherdetailsontheauction,pleasecontactouroffice: Tel:075-254-8851 E-mail:office@kogire-kaicojp

KogirekaiAuctionTermsofAgreement

Pleasenotethatallsuccessfulbiddersareresponsibleforpaying thehammerpriceandwillbecharged30% oftheirhammer priceinthecaseofcancelation

GeneralClause

1AllKogirekaiauctionsandresaleshallbecarriedoutaccording totheJapanesetermsofagreementpublishedinthemostrecent Kogirekaicatalogue

2Uponregisteringarticlesorenteringabid,sellersandbidderswill beviewedashavingacknowledgedthetermsofagreement

3AnydisputeswhichmayarisefromaKogirekaiauctionshallbe subjecttothejurisdictionoftheKyotoDistrictCourt

4AllrightsarereservedbyKogirekaiCo,Ltd

DetailedClause

A.Cataloguesandpreliminaryinspections

1Kogirekaiauctioncataloguescontainingphotos,descriptions andthereservepriceofarticlesputupforauctioncanbeacquired forafeeincludingconsumptiontaxandshipping

2Descriptionsinthecatalogueincludesuchinformationasthe registrationnumbertitlequantityandmeasurementsofarticlesput upforauction

3Alldescriptionsofarticles,aswellasassessmentsregardingthe timeoftheircreationareinterpretationsmadebyKogirekaiatthe timeofregistrationandareforreferentialpurposesonlyTheyare notguaranteedandareinsufficientasadefinitebasisfor judgmentKogirekaiwillnotcompensateorbearresponsibilityfor anyissueswhichmayariseduetoerroneousdescriptionsinthe auctioncatalogueWewillhowevercorrectanynoticeableerrors upondiscoveryIfthereisacleardiscrepancyinopinionbetween usandasellerregardinganarticleandthelatteropinionisapplied inthecataloguedescription,wewillindicatethatitreflectsthe seller’sstanceattheendofthedescription

4Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,and cancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationandcomplaintsaboutdamagedarticleswillnotbe acceptedoncethesuccessfulbiddershavebeendeterminedAlso pleasenotethatKogirekaidoesnotconfirmorguaranteethe mechanicalperformanceofmachinerysuchaswatches

5Itisuponbidderstoconfirmscratches,stainsandotherdamage ofarticlesinpersonatthepreliminaryinspectionAsanauxiliary means,however,werespondtorequestsforconditionreportsby phone

6Weprovideconditionreportsonlyduringthespecifiedperiod

7Publicpreliminaryinspectionswillbeheldduringthespecified period

B.Enteringbids

1Beforeenteringabid,biddersarerequiredtoregistertheirname andaddressandsubmittheirbankcertificatealongwithcopiesof officialidentificationdocuments(suchastheirdriver’slicense, healthinsurancecardorpassport)Pleasebesuretoreadthe biddingrequirementscarefullyKogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofabidderwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

2Inordertoenterabid,entertheregistrationnumberofthearticle youwishtopurchaseandyourdesiredbiddingpriceonthe specifiedbidform.Bidsmaybesubmittedbypost(Pleaseusethe specifiedenvelope),faxorinpersonIfthetitleandnumberofan itementeredonabidformdonotcorrespondKogirekaiwilldecide whichtoputthroughwithoutconsultingthebidder 3Bidslowerthanthereservepricewillbeineffective

4IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimeto participateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakea depositof30%ofyourbiddingpricebytheclosingdateWithout thisdeposit,yourbidwillremaininvalidAftertheopeningofthe bids,youwillreceiveafull,promptrefundUponrequest,however, thedepositmayberetainedleavingsuccessfulbidderstobe chargedtheremaining70%oftheirbiddingprice

5Kogirekaidoesnotacceptnegotiationstosellunsoldarticles belowthereservepriceNeitherwillwerespondtorequeststo mediatebetweensellersandsuccessfulbidders

6Biddershavetheoptionoflimitingtheirtotalbiddingpriceby

TheKogirekaiauctiontermsofmanagementconsistofageneral clauseanddetailedclausesA,BandC. ClausesA,BandCeachconcerncataloguesandpreliminary inspectionsenteringbidsandlistingarticlesrespectively

enteringtheirbudgetintherelevantcolumnonthebidform.Ifno prioritysequenceisclarified(Pleasenumberthearticlesoutsideof theframetoclarifytheprioritysequence)andthetotalpriceof successfulbidsexceedstheenteredlimitKogirekaiwillarbitrarily decidewhichsuccessfulbidstoputthrough

7Lotbiddingamethodofbiddingforsimilaritemscollectively requiresconsultationinadvanceInordertomakealotbid,enter thetotalbiddingpriceontheform.Ifthetotalbiddingpriceofalot bidderisthesameasthetotalofallhighestindividualbidsforthe collectionofitems,thelotbiddershalloverruletheindividual bidders

8Bidswillbeacceptedfromthedatethecatalogueisissueduntil thespecifiedtimeoftheclosingdateBidformssubmittedbypost orfaxwillbeeffectiveonlyiftheyreachKogirekaibythespecified timeoftheclosingdate

9Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbidding pricescanbemadeuntiltheclosingdateThemostrecentbidform sentinbeforetheclosingdatewillbethebidder’sfinalsubmission

10Thebidswillbeopenedimmediatelyaftertheclosingdate,and eacharticlewillbesoldtothehighestbidderAfterthesuccessful biddershavebeendeterminedtheresultsoftheauctionwillbe senttoallbiddersInthecaseofdelayedcontactwiththe successfulbidder,wewillrespondappropriatelyThebidopening processwillnotbeopentothepublic

11Foreachauctionedarticle,successfulbidderswillberequired topayacommissionfeewhichpercentagedependsonthetotalbid price,andconsumptiontaxonthecommissioninadditiontotheir hammerprice

12Hammerpriceswillbesenttoallbiddersandpublishedinthe nextKogirekaiauctioncatalogue 13Ifmultiplebidderstieforthehighestbidthearticlewillbesold tothebidderwhoseformarrivedatKogirekaiearliest 14Nosuccessfulbidmaybecanceledaftertheclosingdate Delayedpaymentsandothersuchproblems,however,willbe resolvedwithinaspecifiedperiodbychargingthebiddera cancelationfeeof30%oftheirhammerprice(50%ofthe cancellationfeewillinturnbepaidtotheseller)Ifagreement cannotbereachedthroughnegotiationthematterwillbesubject tothelegalproceedingsoftheKyotoDistrictCourtAlllegal expensesmustbebornebythebidderKogirekaiwillnotdo businesswithsuchbiddersthereafter

1550%ofthecancellationfeewillbepaidtotheseller,unless Kogirekaiisunabletocollectthefeefromthebidder 16Paymentsmustbemadewithinthedeadlinethroughcashor depositsintoaspecifiedbankaccountUnlessthenecessary cancelationprocedurehasbeencompletedbidderswillberequired topayaninterestrateof01%oftheirtotalpaymentforeveryday theyarelateinmakingtheirpayment

17Weareopentorequestsfrompublicinstitutionssuchasart museumsthatwishtoextendtheirpaymentdeadlinebeforehand 18Ifasuccessfulbiddercancelstheirbid,thearticlewillbesoldto thesecondhighestbidderatthebiddingpricetheysubmitted 19Assoonaspaymentforauctionedarticleshasbeenconfirmed successfulbiddersmaycollecttheirarticlesUponrequestwewill alsotakeontheprocedureofpackagingandshippingauctioned articlesatKogirekaiInthiscase,bidderswillbechargeda packagingfeeandmustbearallshippingfeesandpremiumsthat ensueSimilarly,bidderswhocommissionthepackagingofan article(includingbreakablesandnonstandard-sizeobjects)toa shippingcompanywillberequiredtobearallcostsOnemonth afterthepaymentdeadlinestorageofarticleswillcost¥300per dayperarticle

20AsarulebiddersoutsideofJapanwillberequiredtomake theirpaymentsincashtotheKogirekaioffice,andsection19 abovewillbeappliedtotheshippingofarticlesoutsideJapanas well

21Kogirekaiwillnotrespondtoanycomplaintsoncepayments havebeenmadetotheseller

22Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid

regardlessofthebiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidhasbeenacceptedforthearticle,however, thearticlewillberesoldatthereservepricetothefirstpayment offerwereceiveUnsoldarticleswillbeputupforresaleuntila specifieddateaftertheauction

23Paymentsforresoldarticlesmustbemadewithin10daysafter purchasehasbeendeterminedBidderswhocanceltheirpurchase afteraresaletothemhasbeendeterminedwillbechargeda cancelationfeeof30%ofthereserveprice

24Wewillnotrespondtoinquiriesregardingtheauctionresults forthreedaysaftertheclosingdate

25Articleswithpartsmadeofanimalsprotectedbythe WashingtonConvention(suchasivorycoralcrocodileand alligatorskin)cannotbeshippedoutsideofJapan

26Asarule,werequestthatbiddersarrangefortheshippingof articlesdifficulttoshipthemselves(Forexample,over-sizedor heavyarticles)UponrequestofbidderswhowishKogirekaito packageandshiptheirarticles,Kogirekaiwillprovideawritten quotationofallensuingcosts

C.ListingArticles

1AllitemsthatfollowKogirekaistandardsshallbelistedandput upforauctionWeprovidefreeconsultationThecriteriaassessing thesuitabilityofitemsfortheKogirekaiauctionreflectthecurrent stanceofKogirekaiandareliabletochangebasedonour judgmentfrompastexperiencesandothercircumstancesEven articlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmaynolonger qualify

2Inordertoputanitemupforauctionsellersarerequiredto presentofficialidentificationdocuments(suchasadriverslicense healthinsurancecardorpassport)Kogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofasellerwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

3Thereservepriceofeacharticlemustbenolowerthan¥50,000, andthelistingofcertainarticlesmaybedeniedWeareopento consultationregardingthereserveprice

4Kogirekaimaycancelthelistingofanarticleafterthepublication ofthecatalogueInthiscasethesellermustbearallexpenses exceptforlistingfeeswhichwillbebornebyKogirekai

5Reserveprices(minimumdesiredsellingprices)mustbedecided byKogirekaiandsellersthroughdiscussionandprintedinthe auctioncatalogue

6EvenarticlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmay nolongerqualifyforauctiondependingonthecurrentregulations

7Forfurtherinformationonlistingpricespleaserefertoour separatedocumentonthesubject

8Kogirekaireservesthecopyrightandusagerightsregardingall photostakenbyKogirekaievenaftertheauction

9Ifasellersmakesanyrequestsregardingthephotosoftheir articles(size,thenumberofshotstaken,etc)andKogirekai obliges,theywillbechargedthefulllistingfee,regardlessof whethertheyaresuccessfulinsellingtheirarticleornot

10Thesellerwillberequiredtopayacommissionatarateof 165%ofeachlotwhenthesellingpriceislessthan100000yen and11%ofeachlotwhenthesellingpriceis100000yenormore

11Sellerswillbeinformedoftheauctionresultsbyaninterim report,tobefollowedbyanofficialreportoncebidders’payments havebeenconfirmed

12Sellerswillbepaidwithin30daysafterthesuccessfulbidder hasbeendeterminedIfthebidderislateinmakingtheirpayment, sellerswillreceivepaymentonlyafterthebidder’spaymenthas beenconfirmed

13Ifarticlesaredamagedorlostinaccidentssuchasfireortheft whileunderourcare,thesellerwillcoverthedamagebypayingan insurancepremiumof05%thereservepriceWhileotherdamage willbecoveredbystandardinsurance,Kogirekaiwillbeexempt frompaymentsof¥50,000orless,andnomorethan80%ofthe reservepricewillbeinsuredDamagecausedbyearthquakes, thunderstormsandothernaturaldisasterswillnotbeinsuredAny

issueswillbesettledaccordingtothetermsoftheinsurancepolicy employedKogirekaiwillnotcompensatearticlesdamagedby conditionsforwhichwebearnoresponsibility(changesinweather indoorenvironmenttemperaturehumidityandsoon)unlessthe articleiscompletelydestroyedinwhichcasethesellerwillreceive upto5%ofthereservepriceIfanarticleisdestroyedbeforea reservepricehasbeenagreedupon,thesellerwillreceiveupto ¥50,000incompensation

14Theinsuranceandcompensationinaboveclause13doesnot coverdamageinflictedonunlistedarticlesduringshipping 15Allpackagingmaterials(paper,woodenboxes)andevaluations ofarticlesbyanappraisermustbepaidforbythesellerForfurther informationpleaserefertoourseparatedocumentonpackaging materialsandexpenses

16Unsoldarticleswillbereturnedtosellersafteracertainamount oftimeThesellermustbearallshippingfeestohaveunsold articlesreturned

17Thecontractcomesintoforceafter5daysoflisting confirmationformispublishedAnycancelationsbysellersafter listingconfirmationformispublishedwillbechargedapenalty Sellerswhocancelthelistingofanarticlepriortothepublicationof thecataloguewillbechargedapenaltyof30%thereservepriceIf thelistingofanarticleiscanceledafterpublication,thesellerwill bechargedvariousexpensesincludingthelistingfee,photography fee,insurance,packingmaterialsandpenaltyof30%thereserve price

18ArticlesbeingtransportedinKogirekaivehiclesareuninsured Sellerswhofeeltheneedtoinsuretheirarticlesshouldmake arrangementspersonally

19ArticlesstoredbyKogirekaiareuninsuredwhilebeing transportedbetweenourfacilitiesusingpublicroads

古裂會では、随時出品を 受け付けております。

手放された作品は、お送りするカ タログという形で遺していただけ、 整理や終活としてもご好評いただ いております。まずはお気軽にお 問合せください。

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