メリダ
*foto de portada:
SÍGANNOS:
issuu.com/tabitabitoyo
/ TabiTabiTOYO / tabitabitoyomx
QUEREMOS SABER DE USTEDES... tabitabitoyo2019@gmail.com
Tabi Tabi TOYO
Mexico City, Mexico
"Tabi Tabi TOYO". Es la guía gratuita de la agencia de viajes "Viajes Toyo Mexicano S.A. de C.V."
La guía de México, sus estados, pueblos, lugares interesantes, su gente, sus tradiciones y costumbres.
Dirigida principalmente a la población japonesa y asiática en México, a los mexicanos amantes de la cultura oriental, sobretodo la japonesa y a su vez al turista japonés y mexicano que quiere viajar por Asia.
TABI significa viaje, TABITABI sería viajar con frecuencia y por último TOYO significa Oriental en japonés.
メキシコや周辺諸国の魅力を紹介するとともに、メキシコでの楽しい ライフスタイルを提案する無料の月刊メキシコ情報&旅行誌です。
06 メリダの愛され大衆食堂「たま食堂」
10 日本人講師によるサルサ教室 〜風と踊れば〜
12 メキシコ人女性を撮影した1冊
「La Belleza en México」内面の美を信じる
24 イベント情報
25 編集後記
26 インスタグラム×「今月の一枚」
14 第7回 TEPPiNGのメルカド・街かど・笑うかど
16 第11回 踊る尼、メキシコを生きる!
18 第37回 セルフケアから始めよう!
20 第38回 メキシコで一日一豆
22 第174回 BOXING 熱病的観戦法
25 第33回 アモールとあや
27 第42回 Japón es Chido
28 第9回 Tatoki Space
Viajes Toyo Mexicano, S.A. de C.V. Campeche 217, Col. Hipódromo Condesa, Del. Cuauhtémoc, C. P. 06100, Ciudad de México Tel. (55) 5564-3180 / 5584-5410
Tabi Tabi TOYO は在墨日系旅行代理店・ビアヘス東洋メヒカーノの出 版部門・東洋マーケティングが、在墨・旅行中の皆様にむけてメキシコ の魅力を紹介する月刊無料旅行情報誌です。日本国大使館や日墨会館、 企業やレストランなど日系各店、ホテルを中心に無料配布しています。
発行人/ 松枝勝利 企画編集・ディレクション/ 行田巻生
編集協力/ 長谷川律佳
2023年9月1日発行 第218号
- 本誌に掲載されている料金、その他の情報については2023年8月25日 現在のもので、予告無く変更される場合があります。
- 本誌掲載の記事、写真、地図の無断掲載を禁じます。
- Tabi Tabi TOYO を送付希望する方は編集部までお問い合わせ下さい。
- Tabi Tabi TOYO は広告内容(サービス、商品、品質、合法性等)を保証 するものではありません。弊誌の広告、記事等により生じた損害、苦情に ついて、弊社は一切の責任を負いません。ただし不 利益を被った旨をご 連絡頂いた場合、事実関係を調査、確認致します。
2020 Alan Morales (arriba), 2011 Graeme Churchard (abajo)メキシコ南東部のユカタン半島。その北部に位置する ユカタン州は、メキシコ湾に面する美しい ビーチ、マヤのピラミッド遺跡群、数々のセノーテにユカテコ伝統料理と多くの魅力に恵まれる。
今月の特集は、そんなユカタン州の州都メリダ。平和でのどかな雰囲気が流れる モダンなコロニ
アルタウンだ。温暖な気候に加え、メキシコおよびラテンアメリカ全土で最も安全な都市の一つと しても知られており、移住先としても人気が高い。ウシュマルやチチェン・イッツァ遺跡、ピンクラ グーンなど周辺の観光名所を周る拠点として訪れる観光客が多いが、今回はメリダの街にフォーカ スを当て、市内観光の見どころやおススメスポットをご紹介!
1. 建築物の多くに石灰岩が使用 され、太陽光に煌くことから「白い 街(Ciudad Blanca)」と称されるメ リダの街かど(由来には諸説あり) 2. メリダ名物のカップルチェア。 サンタルシア公園(Parque Santa Lucia)にて 3. ユカタン伝統舞踊 バケリア(vaquería)のパフォーマ ンス。毎週月曜夜にメリダ市庁舎 前で披露される
Para este mes, visitamos la ciudad de Mérida, capital de Yucatán, famosa por sus ruinas mayas, numerosos cenotes y su cocina tradicional yucateca. Les presentaremos atracciones y lo más destacado del turismo de esta ciudad que, además de su clima templado, también es conocida como una de las ciudades más seguras de México y de toda América Latina.
取材・文/ 行田巻生(編集部) texto: Mai Koda
写真/ 旅たび東洋編集部
fotos: Equipo editorial de Tabi Tabi TOYO
中央広場で堂々の佇まいを見せるメリダのシンボル、大聖堂。1562年 から1598年にかけて元々この敷地にあったマヤ寺院の石を利用して建 設された、アメリカ大陸本土で最古のカテドラル である※。ルネッサン ス様式のファサードにはスペイン王室の紋章をベースにデザインされ た彫刻装飾が中央に見られ、シンプルだが品のある印象だ。
内部の主祭壇には、高さ約7.6mの迫力あるキリスト木製像がある。こ れまた屋内で現存する十字架に貼り付けにされたキリスト像最大のも
のだそう。また、火災の惨事を生き抜いた伝説を持つ、黒い「火ぶくれの キリスト像(El Cristo de las Ampollas)」が祀られていることでも有名。
La Catedral de Mérida es la más antigua en la América continental. También es famosa por albergar una majestuosa escultura de Cristo en madera con una altura de unos 7.6 m y el Cristo de las Ampollas.
中央広場の南側にある「モンテホの家」は、ユカタン征服者お よびメリダ設立者であるフランシスコ・デ・モンテ(Francisco de Montejo)の旧邸宅。1542年の占拠後まもなく建設が開始された、 メリダで最も古い建物だ。時代めく正面玄関のファサードは、国内 で唯一当時のまま保存されたプラテレスコ様式の傑作と言われて いる。建築の華やかなイメージとは一転して、窓部分の彫刻には、 キリスト教のスペイン人が先住民異端者の頭を踏みつける姿があ り、露骨な暴君ぶりも窺える。
現在は銀行と博物館として機能しており、ビクトリア朝時代や ネオルネサンス様式の家具・調度品の豪華コレクションを展示。当 時の征服者たちの優雅な暮らしぶりにタイムスリップできる。
La Casa Montejo, antigua residencia de Francisco de Montejo, conquistador de Yucatán y fundador de Mérida, fue convertida en museo, donde se exhibe una suntuosa colección de muebles y enseres victorianos y neorrenacentistas etc..
対して北側にあるライムグリーンの宮殿が州庁舎だ。ファ サード中央にドローレス・イダルゴの教会の鐘のレプリカが 掲げられているのが特徴。入り口には観光案内所がある。 見どころは、地元メリダの著名な画家、フェルナンド・カス
Castro Pacheco)による 絵画ギャラ リー。ユカタンの歴史や生活史を描いた27枚の壁画と油絵が 2フロアにわたって紹介されている。中でも上階アセンブリー ホールの展示は必見。
※ 離島も含めたアメリカ大陸全体では、ドミニカ共和国のサンタ・マリア・ラ・ メノール大聖堂が最大。© 2023 Travel4Brews, Flickr
ソカロから1kmほど北上すると、メリダで最もアイコ ニックな並木道、モンテホ通り(Paseo de Montejo)に出 る。19世紀末、この地域一帯はエネケンというリュウゼツ ランの一種から抽出される繊維 産業(当時ロープなどの 原料として引っ張りだこに)で爆発的に経済が潤った。そ の富により、パリのシャンゼリゼ通りに倣って 建設され たのがモンテホ通りだ。
この高級通りには、豪邸、ホテルやレストランが立ち並 び、市や州の記念碑や重要建築物も数多く存在する。最も 著名なものは、北側のロータリーにある「 祖国の記念碑 (Monumento a la Patria)」。1956年にコロンビア人の芸 術家、ロムロ・ロソ(Rómulo Rozo)によって設計されたユ ニークな円形の彫刻壁画。直径40mの石壁には、テノチ ティトラン建国からの メキシコ史にまつわる人物300体 以上が手彫りで刻まれており、かなりの見応えだ。
1. 綺麗に整頓された、お洒落なモンテホ通り。左手に見 えるのは、ユカタン人類学博物館となっているカントン宮 殿(※マヤ関連のコレクションは、右ページでご紹介のマ ヤ博物館に移動済み) 2. 祖国の記念碑は、モニュメント 全周に施された手彫り彫刻がお見事
また、当時のエネケンプランテーション所有者の大邸 宅の数々が、現在博物館として公開されている。州知事の 公邸を改築したカントン宮殿(Palacio Cantón)、フランス 様式の鍛鉄細工が見事なツインハウス(Casa Gamelas)、 ヨーロッパのアンティーク家具や装飾品の華麗なコレク ションが保管された キンタ・モンテス・モリーナ博物館 (Quinta Montes Molina)などがその代表。精巧でめずら しい西洋建築美を鑑賞するなら、どれか1、2箇所に絞って じっくり見るのがおススメだ。
El Paseo de Montejo es la avenida más emblemática de Mérida, inspirada en los Campos Elíseos de París. Ahí está el Monumento a la Patria, con un singular relieve mural, así como el Palacio Cantón y la Quinta Montes Molina, que son de los muchos museos que fueran elegantes mansiones de finales del siglo XIX y principios del XX.
1. セイバの木をイメージ した前衛的なデザインが 特徴の外観 2. マヤの古 代都市、エクバラムの初 代王の墓のファサード(漆 喰装飾)の複製。墓から 発掘された副葬品の数々 は、同博物館に収められ ている
モンテホ通りからさらに5kmほど北にあるマヤ世界大博物館(メリダマヤ博物館) は、古代マヤ文明に特化したメリダ最大の博物館。マヤ族が天、地、冥界を繋ぐと信じ ていた聖なるセイバの木をモチーフとした建築デザインが印象的だ。
館内には、自然と文化、民族、スペイン征服時代、古代の4つの常設セクションがあ り、彫刻や絵画作品、歴史的文書、織物、宝石など1,160点を超える幅広いコレクショ ンを収蔵。市バスやレンタル自転車などで簡単にアクセスできる距離なので、メリダ に来たら一見の価値あり。
El Museo del Mundo Maya es el museo más grande de Mérida y alberga una amplia colección de más de 1,160 piezas relacionadas con la antigua civilización maya.
市内からわずか17km! メリダ周辺で最も手軽に足を延 ばせるマヤ遺跡、ジビルチャルトゥン。泳げるセノーテもあ る珍しい遺跡公園だ。
ジビルチャルトゥンは 紀元前500年に起源し、マヤ文明 の中でも初期の部類とされる。約8,400の建造物が発見さ れ、最盛期は4万人が暮らしていた推定だ。海岸近くにある ため製塩産業と農業が盛んで、カタツムリの貝を使った道 具なども作られていた。
遺跡で最も重要な建造物が「7つの人形の神殿(Templo de las Siete Muñecas)」だ(写真左)。その名はこのピラミッ ドの下から7体の泥人形が発見されたことに由来している。 神殿の真ん中に大きな入り口のような窓があるが、天文学 に精通していたマヤ人は、春分と秋分の日にこの窓に太陽 がぴったりくるように設計した。そのことから、「太陽の神 殿」としても知られている。他にも、全長130m×幅19mの細 長い建造物44や、遊歩道の中央にある16世紀末のチャペル
(La Capilla Abierta)など、ユニークな見どころが多い。マヤ の寺院を破壊せず、それらを残した上で教会を建てるのは 希少なケースである。
遺跡をひと通り見終わったら、肝心のセノーテ(Cenote Xlacah)でひと泳ぎ(写真右)。ここから見つかった土器や人 骨などから、セノーテは マヤの人々にとって信仰の場所で あったことがわかっている。透き通った水面にはユリが浮 かび、その周りを遺跡が囲う特別な光景を存分に味わおう。 ユカタン半島にはマヤの遺跡スポットが多く存在する が、移動に時間を取られがち。近場でゆっくり遺跡探索を楽 しむなら、ジビルチャルトゥンに決まり!
Dzibilchaltún es un sitio arqueológico maya a sólo 17 km de la ciudad. El Templo de las Siete Muñecas, donde el sol pasa justo por la ventana central en los equinoccios de primavera y otoño; su capilla abierta en medio del camino y el cenote Xlacah, donde se puede nadar, lo hacen un parque arqueológico poco común.
メリダ旅行でぜひ立ち寄りたいのが、日本のアット ホームな大衆の味を提供する「たま食堂」。テレビ東京の 「世界! ニッポン行きたい人応援団」でも取り上げられ た、各地から日本人がこぞって訪れる人気の大衆食堂を 最後に紹介する。
お店を営むのは、ユカテコ夫妻のペドロさんとアイメ さん。大将のペドロさんは、学生時代に日本人の同居人 がいたことをきっかけに、日本食および日本文化の虜に なっていったという。その同居人やインターネットを参
考に日本食を学びはじめ、さらにアパートの一室を日 本人学生に貸す代わりに調理法を教えてもらいながら 徐々に習得。2018年にたま食堂をオープンした。
たま食堂のコンセプトは、長く広く愛される古き良き
昭和の「大衆食堂」。「日本食ブームで注目を集める寿司 を筆頭に、ユカタン州のリゾート地では和食=高級ダイ ニングが多く見られます。でも、僕が広めたいのは日本 の友人が教えてくれた飾らない日本の家庭の味。メキシ コのフォンダ文化のような、大衆食堂の誰もが寄れる気 軽さと暖かさに惹かれています」と話すペドロさん。そ
んな彼自身が愛情を込めて腕を振るう家庭的な味とお もてなしが同店の人気の理由だ。
メニューには、ご飯にお味噌汁、漬物が付いた定食 セット、丼もの、カレー、そしてラーメンが並ぶ。中でも お店の看板メニューはパーコー定食(写真上)。パーコー とは豚肉ロースの「天ぷら」のことで、前述のTV番組企画 で日本を訪問した際に、岐阜県の老舗食堂「三勝屋」から 伝受した秘伝レシピによるもの。メリダ特産の豚肉を使 用したサクサクジューシーな味わいが絶品! 他にも、特 産の豚肉を使用したカツカレーや生姜焼きが好評だ。 今では日本人も多く立ち寄る人気店へと成長を遂げ た、たま食堂。「少し前に日本人の 年配の お客さんから 『お袋の味を思い出した』と言われ、最高に嬉しかった」 と語るペドロさんの瞳からは、地元メリダの地で「老舗」 と言われるまで挑戦し続けたいという強い意思と日本 食への愛が伝わってくる。メリダを訪れる際は、たま食 堂こだわりの懐かしい家庭の味にぜひ浸ってほしい。
Para comida japonesa en Mérida, ¡este es el lugar! Un comedor popular visitado por japoneses de todas partes es Tama Shokudo. Pedro y Aimé son una pareja yucateca que ama profundamente Japón y sirven sabores japoneses auténticos con sets de comida, curry o ramen, entre otros. Es tan popular que ha sido presentado en la televisión japonesa.
左: メリダ名産の豚ヒレ肉を使った人気のカツカレー。
コクと旨味にこだわったボリューム満点の一品!
右: 多くの日本人客に愛されるたま食堂。大将ペドロ さんと女将アイメさんが笑顔で迎えてくれます
*料金単位はUSドルです。
*料金は2023年 8月現在のものです。
*料金には税金、燃料サーチャージが含まれています。
*料金は航空会社の諸事情等により変更になることがあります。
Precios en dólares americanos, vigentes a la fecha de edición de esta revista ( Agosto 2023), sujetas a cambio por disponibilidad de clase aérea.
経験豊富な日本人講師だから安心! 情熱のサルサレッスン 〜風と踊れば
ラテンアメリカを代表する文化の一つといえば、サルサダンス! ここメキシコ でも、休日の公園やパーティーなどで老若男女問わずサルサを楽しむ人々の陽気 な姿が印象的だ。踊ってみたい、でも現地の人たちの輪には飛び込みづらい……そ んな方のために、今回は日本人女性ダンサー・下田亜友美さんによるサルサレッス ンをご紹介する。
下田さんはダンス歴20年以上のベテランダンサー。サルサの他にもバチャータ やアルゼンチンタンゴをこなし、指導経験も豊富だ。講師以外にも、これまで ダン
スを通して映画出演やモデルなど幅広く活動してきた。下田さんはサルサの共通 言語であるスペイン語を学ぶため、6年前にグアテマラへ移住。コロナ禍を経て、ダ ンスの活動の幅を広げるべく、昨年11月にメキシコシティへとやってきた。 「私がダンスを始めたきっかけは、実はリハビリなんです。20代前半で病気を患
い、一時は自力で首すら動かすのも困難だった。そんな絶望から私を救ってくれた のがダンスでした」と、身体を動かす喜びと奇跡に感謝を示す下田さん。「風と踊れ ば」というダンサーネームには、身体は自分が命令して動くのではなく、サルサと いうペアダンス構造において、その相手や場の空気、インスピレーションによって 身体が動かされていく、という神秘的な意味が込められている。
そんな下田さんのレッスンは、繊細な技術と丁寧な指導で好評。リズムトレーニ ングや、身体を1パーツずつ動かすことに集中するアイソレーションなどの基礎を 徹底している。その上で、ステップや技を一つひとつ習得するプロセスを大事にし ているのだ。未経験でも、楽しみながら確実にスキルアップできるのはやり甲斐が ある。レッスンは他にも、アルゼンチンタンゴやバチャータ、ボディ改造を目指す ラテンエクササイズ、ウェディングやパーティー用の振付・指導も行っている。
「人が踊ることで癒され、新たな自信に繋がっていく。私の役目はそのお手伝い をすること」という下田さんの情熱のサルサレッスンで、ぜひ身体を動かす楽しさ を味わってみてはいかがだろうか。
取材・文・写真/ 行田巻生(編集部) texto y fotos: Mai Koda
左: レオンで披露したルンバと サルサの即興パフォーマンス 右: レッスンは男性も歓迎! ペ アで女性をしっかりリードで きるよう指導している
風と踊れば byAyumiShimoda
(56) 1428-7295
+81 70-8375-1002
@kaze_to_odoreba
※レッスンはサンタ・マリア・ ラ・リベラ地区のキオスコ・モ リスコ付近の専用スタジオ、 もしくはご自宅まで出張も可 能です。ご興味のある方、お気 軽にお問い合わせください!
Con la experiencia y sólida técnica de 20 años, Ayumi es una bailarina japonesa de salsa que actualmente imparte lecciones de salsa privadas y grupales. Por el esmero en su enseñanza y su expresividad arraigada en la modesta cultura japonesa tiene una buena reputación entre sus alummnos mexicanos
メキシコ人女性を撮影した1冊 「LaBellezaenMéxico」で 内面の美を信じる
取材・文/ 長谷川律佳 texto: Ritsuka Hasegawa
写真/ 江指美穂提供 fotos cortesía de Miho Esashi
「あなたにとって美とはなんですか? 」。こう尋ねられ たらなんと答えるだろう?
オアハカ州プエルトエスコンディード在住の江指 美穂さんが撮影・制作した自費写真集「La Belleza en México」には、自分にとっての「美しさ」を語る23人のメ キシコ人女性が紹介されている。モデルや女優は登場し ない。美容師に植物学者と、職業も年齢もさまざまな市 井の人々が登場する写真集だ。フィルター越しに見える 彼女たちのまなざしは力強く、確かに美しい。「あなたに とって美とはなにか、と聞くと、表現は違っても全員が 内面のことを言っていたのが印象的でした」と江指さん は制作時を振り返る。
例えば、Angelaの考えはこうだ。彼女は衣料店に勤め る女性だが、彼女は「美は魂からくるもの」と答えてい る。「私は私自身のことを美しいと思う。だって必要とし ている人を助けるのが好きだから。そういうことが本当 の美だと思う」と答えたAngelaの言葉は、長い間、外見に 囚われていた江指さんの中の「美の概念」を超えたもの だった。
同時に、メキシコ人女性たちの「美」に対する考えは江 指さん自身を救った。「元々、自己肯定感が低く、他人と 比べては落ち込み……を繰り返していましたが、メキシ コ人女性たちの意識に触れることで一人ひとりが唯一 無二で、存在として愛おしいんだと信じられるようにな りました」。
既成概念や、他人と比較することでがんじがらめに なっている女性たちに送る、江指さんからのエールがこ
の1冊に収まっている。「かつての自分と同じように、自 身を抑え込んでしまう女性たちに読んでもらえたら嬉 しい」と話す江指さん。自分を解放して信じることが美 につながっていくのだと、この写真集から感じ取れるの ではないだろうか。
La Belleza en México es un libro fotográfico de Miho Esashi, quien actualmente vive en Puerto Escondido, Oaxaca. En él entrevistó y fotografió a 23 mexicanas que revelaron el concepto sobre la belleza que tiene cada una de ellas.
年齢も職業も、全く異なる23人の共通点、それが 内面の美を信じる強さだった。
@miho.colorfulmexico
購入はインスタのDMで問い合わせを。 メキシコ国内はデジタルブックのみ。150ペソ。 冊子版ご希望の場合は応相談。
ワークショップ/ギャラリー
見学ツアー: Ferrocarril #800, La Purísma, Tarandacuao, Gto.
Lunes a Viernes
11:00 am a 3:00 pm. Sábado
8:00 am a 10:30 am.
ショップ: Lunes a Domingo 10:00 am a 6:00 pm.
2022 - 2023 MEXICO BENRICHO Vol.7
メキシコ
近郊への旅
特集
ビジネスデータ
メキシコの経済・産業データを分析
CHAPTER �
CHAPTER �
CHAPTER �
CHAPTER �
CHAPTER �
メキシコ生活の バイブル
ビジネス 生活基本情報
メキシコシティー
グアナファト・ケレタロ・
サンルイスポトシ
アグアスカリエンテス・
グアダラハラ・モンテレイ
特別インタビュー 亀田和毅選手 プロボクサー
7通目
OKAME8周年イベント開催! Octavo aniversario de OKAME
OKAMEの8周年イベントを開催しました。キャンセ ル待ちが出るほど大盛況でした。日本から持って きた団扇にみんなで絵付けをするワークショップ では、主に日本の題材の絵を描き、最後に日本語を 書いて完成。楽しそうに帰っていくみんなの後ろ 姿が忘れられない一日になりました。
Celebramos ocho años de nuestro OKAME con un taller en el que algunas personas tuvieron que esperar a que otros cancelaran su participación. En él dibujamos sobre todo cosas tradicionales japonesas en abanicos que trajimos desde Japón, y luego les escribimos en japonés. Fue un día inolvidable ya que vi a todos divertirse hasta el final.
イラストレーター・フカザワテツヤ(TEPPiNG)
オアハカ在住10年 目のイラストレーター。主に雑誌、書
籍、広告などで仕事をしています。宣伝広告などのイラ ストやデザインはstudio TEPPiNGまでご相談ください。
texto :TEPPiNG電話:998-887-33-66(店舗)/ 55-5455-8451(日本語対応)
URL: yamamoto-cancun.com
営業時間:月〜土 13:30〜23:00 日 13:30〜20:00
住所:Ave. Uxmal 31, Centro, 77500 Benito Juárez, Q.R. ※ホテルゾーン&ダウンタウンまでお迎えに上がります。
※本誌持参の方は食後のコーヒーをサービスします。
文・写真/ 横尾咲子
texto y fotos: Sakiko Yokoo
9月16日はメキシコの独立記念日。メキシコ国家に とって最も大切な日と言えるでしょう。日本人にとっ
ては馴染みのない「独立記念日」ですが、現在、世界中の 大多数の国がその日を盛大に祝います。つまり、他国に 支配されてきた歴史があるということです。
さて、赤ちゃんが、一人で立ち上がった時の表情を、 子育て経験のある方は深い感慨と共に思い出すでしょ う。足腰はフラフラとおぼつかないのに、何度転んでも 平気でまた立ち上がる勇敢さと揺るぎない自信。そし
てついに独立して、ワンランク上のパノラマを見渡し た時のご満悦の笑み……。成人してからの独立も、国の 独立も、その原点は、赤ちゃんの「ひとり立っち」にある ような気がします。つまり独立には、本能から湧き上が るような熱狂が不可欠で、用意周到で絶対安全な独立 なんてありえないということです。
お釈迦様は「自分自身さえ、己のものではないのだか ら、子を己のものと思うな」と仰いました。この教えに 出会ってから、私の子育て観も随分と変わったように 思います。私は私、この子はこの子、とポジティブに割 り切り、子どもを一つの人格として尊重すること。様々 な困難を乗り越えていく力があると信じた上で、その 都度、解決策を具体的に示すこと。何より、冒険する親 の姿勢(「姿勢」とは、その字の通り姿に勢いがあるこ
母性の光と影をテーマにした作品「PUKUCHU」。 よちよち歩きだった末娘と共演。
と)を見せること。
子育ての最大の目的は、独立させること。そう肝に銘 じて日々子ども達と接しています。「保護者」というよ りも、「ファシリテーター」になること。それぞれの持ち 味を生かせるようサポートするには、ある程度の危険 を覚悟で冒険させて、自らの野性と感性を磨かせるこ とが大切だと思います。親が子を支配する限り、真の独 立はありえないのです。
ズバリ、「かわいい子には旅をさせよ」ですね。メキシ コでは「はじめてのおつかい」なんて冗談じゃない! と いう治安の悪さですが、冒険の機会は様々あるはずで す。そのためには温かく見守り助け合うコミュニティ が必要です。子ども達それぞれの、危なっかしくも輝か しい独立を目指して、支え合ってまいりましょう!
踊る尼が振付・演出に関わった作品「Nadie duerma」が Teatro El Milagroにて、9月7日から上演。2台のピアノ、テ ノール歌手、個性溢れるダンサー陣が舞台を奏でます。
日時: 2023年9月7日(木)〜10月1日(日)
火〜金 20:00〜21:00 土 19:00〜20:00 日 18:00〜19:00
※月曜以外は毎日公演
場所: Teatro El Milagro
Milán 24, Juárez, Cuauhtémoc, CDMX
雨季真っ只中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょう
か? 毎年のことですが、雨が降る前後で気温差が大きいの で、寒さ対策はしっかりとしたいですね!
雨季は気温と気圧の変化による症状を訴えられる方が増
えやすい時期でもあります。その状況で起こりやすいのが 元々お持ちの痛みの増大や身体・手足のだるさなど。雨によ る気圧の変化や冷えの影響で腱鞘炎や関節炎の痛みが強く なる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は腱鞘炎や関節炎での手首や手指の痛み、家事など による腕や手の疲れ、またトレーニングをよくされる方に もおすすめのセルフマッサージをご紹介したいと思いま す。このセルフマッサージは指を使わず肘を使うことで、
マッサージでの手指の疲れを防ぐことができますし、圧の 強さのコントロールもしやすいのでとてもおすすめです! では、方法を見ていきましょう。
1. デスクやキッチンの台などに手の平が天井を向くよう に前腕を置く(写真①)
2. 反対側の肘を前腕に当てる(写真②)
3. ゆっくり肘に体重をのせていく
4. この時、写真③のように手前から3ラインそれぞれ4点ず つくらい押圧していく
※写真④のように、押圧する肘側の手で反対側の肩をつか むと固定されて押圧しやすくなります。
※圧の加え方はゆっくりと心地よいと感じる深度まで体重 をかけて5〜6秒キープし、ゆっくりと圧を抜いていくよう にしましょう。痛みを感じるまで圧を加えたり、圧を加えて ぐりぐり肘を動かしたりしないようにしてください(圧を 加えてぐりぐりすると筋線維を傷める可能性があります)。
このセルフマッサージで対象となる筋肉は巻きこみ肩に も関係するので、姿勢の改善を求める場合には緩めておき
Clínica Acupuntura Japonesa KATSUNO 院長 勝野
Revolución院
Av. Revolucion 723 Int.103, Santa María Nonoalco, CDMX Tel:(55)2711-7925
休診日: 金、祝日、第3土曜
email: c.a.j.katsuno@gmail.com /c.a.j.katsuno
たい筋肉です。また、前腕の筋肉は物を持ったり掴んだり、 字を書いたり、スマートフォンやPCのキーボードを操作し たり、何かと手を使う際に必ずストレスがかかる部位にな ります。特に自覚症状がなくても軽めにセルフマッサージ しておくと予防になりますので、ぜひお試しください。 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました! 前号でもお伝えした通り、7月にナポレス地区のWaviaさ んに分院をオープンいたしました。Revolución院、Nápoles 院どちらにも女性の施術スタッフもおりますので、安心し てご予約くださいませ。また、お身体の健康についてのお悩 みやご質問がございましたら、気軽にご連絡くださいね!
Nápoles院
Maricopa 11-1er piso, Nápoles, Benito Juárez, CDMX Tel:(55)5189-9627
休診日: 月、水、祝日、第3日曜
甘・辛・酸・苦・鹹(塩)の5大味覚のうち、苦みや酸味には顔 をしかめる新生児も「甘み」には微笑むという実験報告もあ るそうで、甘みはヒトにとって本能的に好ましい味覚であ
ることは間違いないようです。
ヒトは、初めて出合った野生の果実から始まり、ナツメヤ シを干した「デーツ」やココナツの「ヤシ砂糖」、蜂蜜、麦芽を 原料とした水あめ、樹液のメープルシロップ、日本古来の麹 を利用した甘酒や白みそなど、古くから甘みを得るために 様々な工夫を重ねてきました。メキシコでも紀元前200年前 よりマゲイの根元から採取したアガベシロップを甘味料と して利用してきました。
現在世界中で最も馴染み深い甘味である砂糖は、紀元前4 世紀頃からインドで製造されました。8世紀頃に日本、15世 紀頃にアメリカ大陸に伝わり、当時はとても高価な香辛料 や医薬品として重宝されていました。その後、南米を中心に 大量生産されたことによって価格が下がり、17-18世紀には ヨーロッパの市民層の間でコーヒー・紅茶・カカオなどと共 に社交場での大切なコミュニケーションツールの役割を果 たすようになりました。が、21世紀になると一転、肥満や虫 歯のもとになる……と多くの人が避けたい食品のひとつに なっています。
宮内千奈美
文・写真/ 宮内千奈美
texto y fotos: Chinami Miyauchi
そんな中、甘いものは食べたいけど太りたくないという ニーズに応えた人工甘味料が発明されました。砂糖の約 200倍の甘さを持つアスパルテームは1974年にFDA(アメ リカ食品医薬品局)、1983年に日本の厚生省(当時)に認可 され、現在も様々な飲料や菓子類、調味料などに使われてい ます。しかし、今年5月15日に世界保健機構(WHO)から人工 甘味料を長期間使い続けることで、2型糖尿病や心血管疾 患、死亡率の増加など好ましくない影響が出る可能性があ ると勧告が出ました。更に、7月14日にもWHO傘下の国際が ん研究機関(IARC)はアスパルテームをグループ2B(ヒトに 対して恐らく発がん性がある可能性がある)に分類したと 発表しました。
上記の勧告は摂りすぎなければ問題ないという条件付き ですが、腸内細菌叢を乱すとも言われる人工甘味料は、使い 方に工夫が必要そうです。
今月は日本の甘味、発酵あんこをご紹介します。小豆 200gは渋抜きし、柔らかくなるまで茹でて煮汁と分けま す。60℃まで冷ました茹で小豆に米麹200gを混ぜ、煮汁を 加えて固さを調節し、炊飯器の保温モード(又はヨーグルト メーカー60℃)にぬれ布巾をかぶせて10時間保温し、完成 です。
管理栄養士・栄養学修士。青年海外協力隊OG。日本では通算20年病院勤務の中で臨床栄養 に携わってきた。2023年、恵光寺勤務を得て独立。
インスタグラムでは、2つのアカウントで情報発信中! 米麹・米麹調味料の販売 @jo_armonia_fermentada_chinami
「発酵×メキシコ食材」の精進料理をベースにしたビーガン和食レシピ @mexican_shojin
◀8月より【ドリンクタイプの甘酒】山本食料品店で販売開始しました! 毎日の腸活にご活用ください。
メキシコ人同士のライバル対決はいつだっ て激しい。1970年代のカルロス・サラテvs.アル フォンソ・サモラ、同じくサラテvs.ルペ・ピン トール。80年代後半には"皇帝"フリオ・セサー ル・チャベスvs.ホセルイス・ラミレス。2000年 代にはマルコ・アントニオ・バレラvs.エリッ ク・モラレス。等々、枚挙に暇がないほどメキシ カン対決は常に激しい戦いを繰り広げてきた。
去る8月18日、これら激闘の歴史に新たなる 激闘史が加わる予定だった……のだが、どうい うわけか、試合はワンサイドゲーム、一方的に 終わってしまった。いや、これも真剣勝負たる ボクシングにありがちなことなのだが……。
階級が近かったかつては、井上尚弥の最大の ライバルと目されていたエマヌエル・バケロ・
ナバレッテ。日本ボクシング界のカリスマ、辰 吉丈一郎に初黒星をなすり付けたラカンドン 族の末裔、ビクトル・ラバナレスを彷彿とさせ るような八方破れのボクシングだ。荒法師。野 性味溢れる超攻撃的なボクシングをする。突拍 子もない角度からパンチを放ったかと思うと 目の覚めるような綺麗なストレートを放つ。そ
のボクシングは変幻自在だ。
一方はアマチュアの元エリート、オスカー・ バルデス。北京、ロンドン、2度のオリンピック 出場経験を持つ。世界選手権ではメダルも獲得 している正統派ボクサーだ。2012年のロンド ンオリンピック後にプロデビュー。デビュー後 は30連勝し、世界のタイトルも2階級にわたり 獲得している。ボクはバルデスの超絶な技術が ナバレッテの破格のパワーを凌駕する、そう睨 んでいた。
メキシカン同士の注目の一戦は米国のアリ ゾナ州で開催され、ESPN放送ではこんな粋な 計らいが行われた。ナバレッテ、バルデスの横 にそれぞれバレラ、モラレスを招待したのだ。 20年前のあの戦いが頭をよぎる。意地と意地が ぶつかり合い、拳を振り続けたあの伝説的戦い が……。ナバレッテ、バルデス、この両者も観て いる、こちらが疲弊するような激しい戦いを繰 り広げてくれるのだろうか。
ゴングが鳴り、果敢に前に出たのはナバレッ テだった。とにかく前に出てパンチを出す。攻 撃もワイルドならそのディフェンスもワイル ドだ。とにかく避ける。そして打つ。そして避け る。飛び込みながら打つこともあれば、バラン スを崩すように避けることもある。とにかく我 流。我流は無型。無型ゆえに誰にも読めない。教 科書に全くないボクシング。これではエリート 街道を突き進んできたバルデスは太刀打ちが できない。6ラウンド以降、右目が塞がったバル デスにこれでもかこれでもか、とパンチを振り 続けるナバレッテ。野性味溢れる攻撃だ。特筆 すべきはそのパンチの数。12ラウンドを通して バルデスの436発に対し、ナバレッテは1038発 のパンチを放ち続けた。実に2.5倍。バルデスが ワンツーを放つとナバレッテの5連打が返って くる計算になる。
試合が終わりボクの予想は見事に外れた。両 者の顔を見れば結果は一目瞭然。ナバレッテの 左を多く受けたバルデスの右目は塞がれてい る。この大一番を制したのはエマヌエル・バケ ロ・ナバレッテ。強豪ひしめくこのSフェザー級 (58.9kg)で更なる高みを目指してもらいたい。
文/ 井出智広Plaza Principal y Teatro del Pueblo, Dolores Hidalgo, Gto. @FeriaFiestasPatriasDoloresHidalgoOficial
さぁ始まった、メキシコの愛国月間! 9月16日の独立記 念日を祝って、全国各地で催し物が開催される。「独立の ゆりかご」、ドローレス・イダルゴではもちろん国内最大 級の独立記念祭を開催。様々なアーティストを招いた音 楽やサーカスのショー、グルメイベントなど盛り沢山の 内容で、2週間以上にわたって盛大に祝われる。
Mextrópoli CDMX 2023
建築と都市のフェスティバル
2023年9月22日(金)〜25日(月)
Palacio de Bellas Artes, Alameda Central etc..
www.mextropoli.mx
@mextropoli
毎回8万人以上を動員する建築の一大イベント。「建築を 通した都市設計」をテーマに、クリエイター、専門家、オ ピニオンリーダー等が集結し、カンファレンス、展示会、 ディスカッション、ワークショップ等を行う。一部のプ ログラムを除き、参加は無料だ。
Festival Huey Atlixcáyotl 2023
伝統舞踊と音楽の祭典「アトリスカヨトル」
2023年9月21日(木)〜24日(日)
Cerro de San Miguel, Atlixco, Pue.
プエブラ州の文化遺産に指定されている、50年以上の伝 統を持つ文化の大祭典。プエブロ・マヒコのアトリスコ を舞台に、州の11の民族グループによる代表団が集まり 各地域伝統の歌や踊りを披露。花の都・アトリスコの町 が、色とりどりの衣装でさらに鮮やかに彩られる!
Ayanorosa(アヤノロサ)
日本で知り合ったメキシコ人と国際結婚し、メキシコ に移住。現在は国際結婚をテーマにしたエッセイ漫画 を執筆中。レオンでカフェ個展なども開催している。
エッセイ漫画「アモールとあや」連載中!
今月の特集はメリダの街をお届け。大人気のユカタン 半島ですが、メリダはノータッチという方も多いので は? ぜひ次の機会に、少しでも市内をのぞいてみる キッカケになれれば幸いです。今回取材した「たま食 堂」のペドロは、7年も前からタビタビをフォローして いてくれたそう。完成した記事に大喜びの彼の姿を見 て、私も編集者としてまた背中を押される思いでした。 新たなご縁に感謝です。 Koda
Palenque, Chiapas
@momokomama1
マヤ遺跡といえばユカタン半島が有名 だが、チアパスも然り。今月の一枚は、チ アパス州の熱帯ジャングルの中に姿を 潜める巨大遺跡、パレンケをご紹介! チチェン・イッツァやティカル遺跡と並 ぶマ ヤ古典期で最も重要な遺跡の一つ として、世界遺産にもなっているパレン ケ。写真は、同遺跡を有名にした「碑文の 神殿(Templo de las Inscripciones)」。こ
こからパカル王の墳墓が発見され、最上 部の壁一面にマヤの碑文が刻まれてい たことから、その名がついた。
texto y fotos: Andrés Camacho @solo_andoresu
www.patreon.com/japoneschido
Doctorando en literatura y cultura popular de Japón, investigador de chismes samurái y entrenador de futbol en Osaka. Creo que México y Japón son indescriptibles, tienen algo evocador que las palabras no pueden contener y como tal, a veces sólo queda decir —¡Qué chido!
El mar japonés
Hace cinco años que vine a Japón por primera vez. En aquella ocasión lo hice participando en el Barco Mundial de la Juventud (SWY, por sus siglas en inglés). Un programa auspiciado por el gobierno japonés en el que reúne a jóvenes de distintos países para discutir, abordar y repensar las problemáticas nacionales y globales desde distintas perspectivas y campos de acción. Invariablemente, reunir a chaviza de diferentes países en Japón, y luego subirla a un barco, conlleva un intercambio cultural que podría ser catalogado como un sueño del que nadie se quiere despertar. Menciono esto no por las añoranzas de un tiempo en el que ya no estoy, sino porque este mes volví al lugar donde comenzó todo y me hizo pensar algunas cosas.
Ante la próxima edición de SWY, la número 35, fui como voluntario al Centro Olímpico de Tokio para ayudar en la preparación de la chaviza japonesa que participará en febrero de 2024, unos cien jóvenes entre veinte y treinta años que son en su mayoría mujeres. La sesión consistió en una charla y actividades prácticas sobre “Intercambio cultural y comunicación asertiva”, un tema que dio Carlos, exparticipante peruano de SWY que estuvo en la misma edición que yo, la 30. Como voluntario, mi tarea consistió en recorrer las mesas de trabajo en las que la chaviza del Japón discutía en inglés sobre los planteamientos que se les iban presentando. En esas dos horas recorrí casi todas las mesas, pero me llamó la atención una en particular. Ahí, una compañera desarrollaba en un perfecto inglés las múltiples figuraciones de la comunicación y las dificultades de escuchar a la Otredad. Es decir, estaba diciendo que nunca se sintió más japonesa que cuando estuvo estudiando fuera de Japón. “¿A qué te refieres con japonesa?”, le pregunté por la emoción de presenciar una buena
discusión sobre la identidad y la nación, un tema que nos atraviesa el cuerpo y determina las cosas más vaporosas de nuestro entorno en las cuales depositamos toda conciencia de verdad. Me refiero a la moral y la nacionalidad, por ejemplo, pero ahí también cabe la historia y la política. Ella dijo que tampoco sabía bien a qué se refería con eso, pero dejó la pregunta en la mesa: “¿Cómo llamarles a las experiencias y a esas otras cosas imaginarias que nos conforman como personas, si no como el lugar donde suceden?”.
No solo me pareció una gran pregunta; creo que explica bien las cosas que suceden en ese programa. Es decir, personas de distintas partes del mundo se juntan en un mismo lugar y pretenden identificarse de acuerdo con un lugar, en este caso, un país. Para ello, se hacen presentaciones nacionales y bailes o espectáculos con trajes típicos, también se consumen alimentos y bebidas regionales y se recalca en cada oportunidad los vínculos que uno solo puede tener con los suyos, los de su patria. Decía un amigo, Walter Benjamin, que todo documento de cultura es también uno de barbarie, por lo que debemos desmontar la fascinación y exotismo que produce en nosotros la Otredad; los Otros. El sombrero charro, una katana, los kimonos, los huipiles, los aztecas, los samuráis, etc., todos son objetos donde muchas veces buscamos dar certeza a las experiencias que nos conforman, pero esos objetos limitan las experiencias a las que se refería la compañera, las cuales son más bien como el rumor del oleaje que siempre está por venir. Me queda claro que el Barco Mundial de la Juventud tiene muchos objetivos que sobrepasan los intereses de sus participantes, pero solo quienes están ahí pueden sumergirse en ese mar al que me refiero. Uno que se desborda por el horizonte, pues no tiene forma ni límites: la posibilidad de un asilo para quien desea extraerse de toda forma sugerida por lo mexicano o lo japonés.
在留届の提出も 忘れずに!
海外からの投票には、事前に在外選挙人名簿登録が必要です。 登録には、3か月程度かかる場合がありますので、ぜひ今手続きを!
登録・投票は 簡単です
❶ 満 18歳以上
在外選挙登録資格
❷ 日本国籍保有者
❸ 海外に3か月以上居住(出国時登録申請者を除く)
選挙人証 用意する物
大使館
電話 又は 葉書
(在留届を提出済の方は 不要です。)
※申請書や選挙人証が海外・国内を往復するため受取までに3か月ほどかかる場合があります ※選挙人証受取は郵送又は窓口での受取が選べます
在外公館投票
直接日本大使館・総領事館 (領事事務所)に出向いて 投票する方法。
投票用紙等を事前に請求して、 記載の上、登録先の選挙管理 委員会へ郵送する方法。
日本国
内 で 投票
一時帰国した方や、帰国直後で 転入届を提出して3か月未満の方は、 日本国内でも投票できます。
申請者の上記書類と署名入り在外選挙人名簿登録申請書と申出書 ※、代理の方の旅券を御用意ください。
※申請書と申出書は領事窓口または総務省のホームページから入手できます。
1.平成22年5月に憲法改正国民投票法が施行されました。在外選挙人証をお持ちの方は国民投票にも投票できます。
2.平成30年6月から出国時登録申請が始まりました。国外転出する際に市区町村の窓口で申請できます。
詳しくは、
TE L:
Mail:
(+52)(55)5211-0028
ryojibu@me.mofa.go.jp
または 外務省 在外選挙 まで。 検索
在レオン日本国総領事館
外務省・旅券 ・申請書 ・居住している事を 証明できる書類