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THE WILL TO LIVE ে岷峲岰峒峃峵ਔಂ アイリス・リチャード
昨年、貧困地区で支援プロジェクトを行っ ていた時、フリーのジャーナリストをしてい るベンソンという名前の若者に出会ったので すが、彼は私たちのウェブサイトのために、 プロフェッショナルな写真を撮ってあげよう と申し出てくれました。また別の時には、彼 が人生の大半で味わってきた苦難が今でもマ イナスの影響を与えているので、祈って欲し いと言ってきました。彼が話してくれたのは、 次のような内容です。 ベンソンは、ビクトリア湖のケニア側の湖 畔にある小さな村に住んでいた若い夫婦に とって、初めての子どもでした。気の毒な ことに、母親がマラリアで死亡した時、一 家の素朴で幸せな暮らしは悲しいものへと 一変します。父親は、二人の子持ちの女性と 再婚し、さらに、いくつかのアフリカの集落 ではよくあるように、二人目の妻も迎えま した。ベンソンはまだ 6 歳だったのです が、父親の最初の子であることから、義 母たちから妬まれ、恨まれて、ネズミ と呼ばれるほど嫌われました。 農作物が不作になった時、一家は 首都へ引っ越し、キベラというスラ ム街の小さな小屋に住みました。 父親はほとんど外にいて、必 死に仕事を探しており、家 では、ベンソンの食事や世 話が いつも後回しにされ ました。また、義母たち からよく叩かれ、学校にも 行かせてもらえず、家事を させられたそうです。そこ で 10 歳の時、家から逃げ出 しました。