LONELY AT CHRISTMAS? LONELY AT CHRISTMAS?
孤独だということはあるのです。孤立感は、自己抑制 によって自ら招いてしまうこともあれば、コミュニ ケーション能力の欠如や身体の障害が元でもたらされ ることもあります。いずれにせよ、一人で閉じこもっ てしまうことは、ストレス、自己肯定感の低下、うつ 病などの原因ともなります。 ポール・マッカートニーは、自身の曲「エレノア・ リグビー」(孤独な人たち、みんなどこから来たんだ ろう)は、少年時代の体験から着想を得たものだと語っ ています。「私は小さい頃、高齢女性が大勢住んでい る団地に住んでいました。第二次大戦について興味深 い話をしてくれるので、一緒にいるのが楽しかったで す。特に一人の女性は外出ができなかったので、そ の人を訪ねて、代わりに買い物をしてあげたものです。 だから、私の頭の中には、その孤独な老婦人の姿が残っ ていました。その後も、何人か同じような境遇の人た ちと知り会ったので、その人たちの孤独感を自分も感 じ取ったのかもしれません。そういうことがあったので、 私は、教会で米を拾っている、自分の人生に夢を持て ない孤独な老婦人についての曲を書いたんです。」 1 マッカートニーの経験談から分かるのは、高齢者は 若者と一緒にいて、自分の話をすることをいかに楽し むかということです。年上の世代には、次の世代に伝 えられることがたくさんあります。そして、若い世代
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は、人生の長い道のりをすでに自分よりも遠くまで進 んだ人たちから多くの恩恵を受けることができます。 私たち家族が日本に住んでいた時、子どもたちやそ の友人たちとで歌のグループを作り、クリスマス・シー ズンには高齢者施設を訪問していました。プログラム のハイライトは、歌を披露した後、子どもたちがお年 寄りに混じって、話をすることです。毎年12月にな ると欠かさず訪問していたので、それを一年中楽しみ にしていると話してくれた人も何人かいました。私た ち以外にそこを訪れる人は、あまり多くなかったよう です。 このクリスマスに、他の人の孤独を和らげるため、 あるいは自分の孤独でさえも和らげるため、私たちに は何ができるでしょうか。そのヒントをいくつか紹介 します。
クリスマス・カードを送ったりなど、あなたが熱心に やってみたいと思う活動を見つけて、参加してみてく ださい。
3. イエスの臨在で心を満たしましょう。社会の営み にあまり気を取られることなく、あなたの救い主をよ り深く知るための時間を作るのです。聖書からイエス の言葉を読み、心を開いて、この時期にあってイエス があなたに何を教えようとしておられるのかを見いだ してください。
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4. 他の人たちのために祈りましょう。誰かが辛い思 いをしていると聞いたなら、立ち止まってその人のた めに祈ることです。また、あなた自身のためにも、必 要とあれば、遠慮なく誰かに祈りを求めましょう。
5. できる時には、家から出ましょう。この時期には、 キャロリングやコンサート、キャンドルライト・サー ビス、クリスマス・ライトショーなど、さまざまなク リスマス・イベントを楽しむことができます。そのよ うな催しに参加して、私たちの救い主の誕生を祝いま しょう。 2
1. ポール・マッカートニー。2018年、GQ(メンズファッション誌)と のインタビューで。 2. このリストの元になった、ビリー・グラハム伝道協会の記事(英語): https://billygraham.org/story/are-you-lonely-this-christmas
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