「かかわりしろ」としての「遊 び」 入れている�ネクスト・マ�ケ�
のプロジ� FORM ON WORDS ク ト は﹁遊 び﹂を ふ ん だ ん に 取 り どもたちに提示した�
ピ�クア�プし�デザイナ�と子
隈の様々な地名・商品名・店名を
た�︿こ と ば﹀を 媒 介 に 地 域 の 文
響し合いながら創作を進めてい�
し�同じ場に居合わせ�互いに影
グルジムを舞台に﹁フル�ツバス
をしたモデルたちが�巨大ジ�ン
材を色とりどりにコ�デ�ネ�ト
では�その場に展示された服や資
コ�デ�ネ�トはまるで自分の身
ケ � ト﹂を 繰 り 広 げ る の で あ る�
体 を 使 � た﹁着 せ 替 え 遊 び﹂で あ
化と子どもたちの遊びが融け合
われては消える人びとの遊びの振
い�フ��シ�ンブランドという
る舞いは�蓮沼執太の楽曲によ�
シ��プ﹁ネクスタ・デザイン工
こ の﹁か か わ り し ろ﹂と い う 意
て�鮮 や か で 儚 く 描 き 出 さ れ て
商 品 制 作 の た め の 連 続 ワ � ク
味 で の﹁遊 び﹂は�会 場 に も よ く
い�た�
ト﹁ジ � ン グ ル ジ ム 市 場﹂で は�
する﹂﹁混ぜる﹂など︶を読み解き
現れていた�今回の空間構成を担
プロジ�クトのあらゆる場面に
隅田川界隈の人�物�言葉と関係
な が ら 商 品 と な る︿か た ち﹀を 考
当 し た BUGHAUS が制作した ﹁ジ � ン グ ル ジ ム﹂で は�ス ロ �
仕 掛 け ら れ た﹁遊 び﹂は� ﹁制 作﹂
房﹂では�子どもたちがこれらの
え だ し て い く�例 え ば︿星 の 湯﹀
プを登�たりク�シ�ンやハン
を紡ぎ�連想遊びやフ�ジカルな
は�夕 焼 け か ら 夜 に な る 過 程 を 表
モ�クでくつろいだり�また﹁フ
﹁展 覧 会﹂﹁フ � � シ � ン シ � �﹂
を見るだけでなく�会場内にあふ
な�た�来場者はただ静かに商品
生 活 に﹁か か わ り し ろ﹂を 作 り だ
事�消費と生産 …… いたずらに分 断・管理されてしま�た私たちの
り�シ��はお遊戯会のよう�現
﹁遊 び﹂と い う 言 葉 に は�子 ど
現するオレンジと黒が使われ�湯
ラム・ド�ル﹂をモチ�フにした
というような形式を解体し�別の
母体が︿遊び 商 ― 品制作 流 ― 通﹀へ と出来事を運んでゆく�
も た ち の﹁鬼 ご � こ﹂や 大 人 た ち
をほつれさせたものがカバ�とな
気を表現するためにセ�タ�の布
四 輪 自 転 車﹁金 斗 雲 自 転 車﹂は�
新しい構築を展開した�遊びと仕
イ メ � ジ を 取 り 入 れ�膨 ら ま せ�
程﹀︵﹁種 を ま く﹂﹁ク リ � ム 状 に
の﹁飲み会﹂や﹁カラオケ﹂などの
り� ︿種をまく﹀という工程から花
会期中�その動きが止まることが
また� FORM ON WORDS のデ ザ イ ナ � は︿隅 田 川﹀か ら﹁川 を
し�人と物がふわふわと踊るよう
び﹂が�新 し い フ � � シ � ン /
-FAIFAI-」を招待した《Y 時のはなし・イン・児童館》、YouTube などインターネットを活用した子どもたちの情報発
︿こ と ば﹀と そ れ に 付 随 す る︿工
ほ か に� ﹁余 白﹂と い う 意 味 が あ
が装飾され�最終的に﹁お湯に浸
ほとんどないくらい�子どもや大
纏 う﹂と い う コ ン セ プ ト を 抽 出
れる道具や商品と戯れ�会場をよ
に 戯れ�交わる空間としての﹁遊 い�た�
いていく�
て活用するプログラム「アーティスト・イン・児童館」を開始。本事業の企画・運営を担当し、これまでに劇団「快快
遊びを媒介として�新しいコミ�
る� FORM ON WORDS は�生産 /消費�制作/観賞のように分断
か�たような気持ちよさ﹂を味わ
り う る﹁余 白�か か わ り し ろ﹂を
し�そ の 水 を 染 液 に 使 � た ワ ン
り魅力的な遊びの風景に変えて
こうして生まれてい�た遊びの
1987 年東京都生まれ。特定非営利活動法人アーティスト・イン・児童館理事長/プログラムディレクター。慶應義塾
ニケ�シ�ンの空間を編みあげて
されがちなクリエイテ�ブ活動の
うク�シ�ンが生まれてい�た�
プ ロ ジ � ク ト の 根 幹 と な る の
ピ�スやシ�ツを制作し� ︿雷門﹀
り抜いたT シ�ツを制作した�
風景は�会期中に行われたフ��
ア�ト/地域活動の地平を切り開
と い う 遊 び で あ る�今 回 は� ︿隅
いわば連想ゲ�ムのような﹁遊
なる�今回のフ��シ�ンシ��
シ�ンシ��に凝縮されることに
大学総合政策学部卒業。2008 年より練馬区を拠点に、子どもの遊び場である児童館をアーティストのアトリエとし
い�た�
創造的活動に多様な人びとが関わ
中に﹁遊び﹂を取り入れることで�
は�街 か ら︿こ と ば﹀を 集 め�そ
シンボルのプリントのかたちを切
︿東 京 ス カ イ ツ リ �﹀の 代 表 的 な
田 川﹀ ︿雷 門﹀ ︿星 の 湯﹀ ︿東 京 カ
デザイナ�と子どもが方法を共有
び﹂が﹁か か わ り し ろ﹂と な � て�
人にも人気のアトラクシ�ンと
こから連想することで商品を企
リカリ﹀ ︿ヘンシンバル�ン﹀ ︿ス
信事業《放課後メディアラボ》などを手がける。
創出している�
画・製 作 す る﹁こ と ば の か た ち﹂
カイシ�プ﹀とい�た�隅田川界
臼井隆志(うすい・たかし)