早稲田大学違土学載造築学科奉業論雙 指導教授 i渡 辺仁史
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平成三年度
卒業論文
水族館 の属性 による入館者数 の変化 に関す る研究
早稲 田大学理工学部建築学科 渡辺仁史研究室
G8D186
森口 憲一
9101031
目次
は じめに 目次 第 1章
序論
1-1 1-2
・………………………。 研究 目的………・
1-3
研究方法 ……・・・・……………………・・。 3
第 2章
・…。 2 ・・ ・・……・ 研究背景 ………………・・
研究結果
2-1 2-2 第 3章
1
水族館 の属性 ―……・・………・・………。 4 入館者数 の変化 …………………………。 9
考察
3-1 3-2
・…………………………。35 考察 …………・ 今後 の展望 ………………………………。41
おわ りに……・・…・・……………………………………'42 参考文献 付録
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
は じめ に
近年、国民 のライフスタイルやそれに伴 う価値観 の多様化、 また、余暇 の増大 などの社会的変化 のなかで水族館 の様 なアカデミックな施設が注目を あびている。 この 10年 間 に全国に 11館 以上が新設 されたと言 うその数 も さることなが ら、水族館 の内容の様変 わ り、 さらには最近 の"エ コロジー" と言 う言葉 の流行 にも現 われるように来館者 の意識、利用目的自体 に も変化 があるのではないだろうか。 しかし、そのような社会的変化 を受けやすい施設 である水族館 の施設計画 の算定 を行 なう際 に必要 な、入館者数 の季節、曜日、時刻 による変動 の基礎 的資料 の調査結果や知識 も、そのままでは通用 しな くなって きている。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
第 1章
序論
1-1
研究 目的
本研究 の目的は、展示施設 の規模計画 に有効 な資料 を提供するため、全国 の水族館 の特徴 と入館者数の変化 を把握 し、互 いの関係 を明 らかにす ること である。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 1‐
l-2
研究背景
美術館等 の展示空間における入館者 の行動特性 についての研究 は過去 に 多 く行 なわれてきたが、その中で水族館一般 についてのものは非常 に少 ない。 そ こで、過去 に渡辺仁史研究室でまとめられた、東京都葛西臨海水族園 における来園者の行動特性 に関す る研究結果 をさらに発展 させ、全国の水族 館水族園一般 に通用 す る資料 を得 る必要がある。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
1-3
研究方法
●調査対象及 び調査方法 社 団法人 日本動物園水族館協会発行 の「 日本動物園水族館要覧」 に掲載 さ れた全 国 71の 水族館 にア ンケ ー トを郵送 し、その回答 を回収 し、集計 した。
●調査 内容
1.基 本 デー タ 基本 デ ー タとして以下の内容 につい て調査 した。
(1)水 族館 の概要
[所 在 地、設置者、開館年度、施設規模 (水 槽含
む)、 施設構成、入館料等]
(2)入 館者 について
[年 度別入館者数、年間の毎 日の入館者数、時
刻別入館者数、館 内滞在時間、利用者層 ]
2.催 し物、 その他 一般的事項 について、施設関係者 に 日頃感 じているこ とを自由 に書 いて もらった。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
第 2章
研究結果
2-1
水族館 の属性
●ア ンケー トは全 国 71の 水族館 に郵送 したが、その うち、回答 のあっ たものは 30館 であった。
(回 収率42.3%)
●表 1に つい て 表 1は 回答 のあった 30の 水族館 の所在地、開館年度、及 び主な交通 手段等 のデー タを示 したものである。 また、その分類方法 の一つ として、 タイプ 1:立 地が、観光地 に位置 している。 (観 光 地型) タイプ 2:近 年 のウオー ターフロン ト開発 に付随 して建設 された水 族館
(ウ
オー ターフロン ト型)
タイプ 3:地 方公共団体似 よ り教育施設 の一環 として建設 された も の (教 育施設型) タイプ 4:そ の他、都市型、遊園地複合型 の水族館
(そ
の他 )
とい うように、 4タ イプに分類 をしてみた。 タイプ 2に 関 しては、大阪 府 の天保 山、東京都 の葛西臨海水族園、福 岡県 の海 の中道海洋科学博物 館等 の例 が あ るが、今 回のア ンケー ト調査 には、海 の中道海洋科学博物 館 のみのデ ー タしか集 まらなかった。
早稲 田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
4
●表 2に ついて 表 2は 各水族館 に利用者 の構成 を、多 い順 に番号 をつけて もらった結 果である。ただし、 タイプ 2の 葛西臨海水族園 に関 しては過去 の論文 の データを利用 し集計 に加えた。
●図 1に ついて 各年代 における
(ア
ンケー トに回答 のあ った)水 族館 の総数 とその内
レクチャールームのある水族館数、及 びその%を 表 した ものが 図 1で あ る。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
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図1
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レクチャールームのある水族館
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宮津 エ ネルギー研究所 須坂市水族館
4
青森県浅 虫水族館 マ リ ンピア松 島 京都大学 白浜水族館 志摩 マ リ ンラ ン ド 蒲郡市竹 島水族館 境 ケ浜 マ リ ンパー ク 庄 内浜加茂水族館 国営沖縄 記念公 園 葛西臨海水族 園 海 の 中道海洋生態科学館 市 立下関水藤餌 井 の頭 自然文化 園 市立室蘭水族館 さい たま水族館 和 歌 山県立 自然博 物館 碧南海浜水族館 雄 赫
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マ リ ンピア松 島 名護 自然動植物公 園 京都大学白浜水族館 志摩 マ リ ンラ ン ド 蒲郡市竹島水 族館 境 ケ浜 マ リ ンパ ー ク 庄 内浜加茂水族館 国営沖縄記念公 園 青森県浅虫水族館
5
タイプ
4
4 5
1
利用者の構成
(多 い順) ‐
8‐
2-2 ●年度別変動
入館者数 の変化
(図
2∼ 4)
開館 10年 以上 の水族館 の過去 20年 間の
(開 館
20年 未満の ものに
ついては開館以来 の)個 人及 び団体入館者数 を図 2に 、 また団体入館者 数 についてのデー タがない ものについては総入館者数 のみを図 3に 示す。
●その他 の入館者数 の時間的変化 を変化 を月別変動 (図
6∼ 7)、 時刻変動
(図
(図
5)、 曜日変動
8∼ 9)に 分けて示す。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度事業論文
図2-1
大洗 水族館
900000 800000 700000 600000 500000 400000 300000 200000 100000
0
図2-2
マ リンピア松島水族館
900X10 800000 700000 600000 500000 (人 )
400000 300000 200000 100000 0
口 団似 館者数 ■ 個人建 者数
図2
年度別個人及 び団体入館者数 ‐10‐
図2-3
京都 大学 白浜水族館
450000 400000 350000 300000 250000
…
150000 100000 50000 0
図2-4
志摩 マ リンラン ド
450000 400000 350000 300000 250000 200000 150000 100000 50000
0
口 団関
図2
者数 ■個題
教
年度別個 人及 び団体入場者数 ‐
11‐
図2-5
市立 室蘭水 族館
図2-6
姫路市立水族館
口 団ほ 館者数 ■ 個腱
図2
者数
年度別個 人及 び団体入館者数 ‐12‐
図2-7
町立宮島水族館
800m0 700000 600000 500000
4000m 300000
200000 100000
0 ' 71 ' 72 ' 73 ' 74 ' 75 ' 76 ' 77 ' 78 ' 79 ' 80 ' 81 ' 82 ' 83 ' 84 ' 85 ' 86 ' 87 ' 88 ' 89 ' 90
'81Jヽ 月開館
図2-8
青森県営浅虫水族館
8帥 7囲 m 500000 400000
300m 200000
100000
0
' 71 ' 72 ' 73 ' 74 ' 75 ' 76 ' 77 ' 78 ' 79 ' 80 ' 81 ' 82 ' 83 ' 84 ' 85 ' 86 ' 87 ' 88 ' 89 ' 90
'83竹 月開館
□団体入館者数 ■個人入館者数
図2
年度別個人及 び団体入館者数 ‐
13-
図2-9
さ い た ま櫛
300000
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200000
150000
100000
5m
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' 71 ' 72 ' 73 ' 74 ' 75 ' 76 ' 77 ' 78 ' 79 ' 80 ' 81 ' 82 ' 83 ' 84 ' 85 ' 86 ' 87 ' 88 ' 89 ' 90
'83年
図2-10
10月 開館
碧南海浜水族館
300000
4X100
200000
15(X】 〕 0
100000
50000
0 ' 71 ' 72 ' 73 ' 74 ' 75 ' 76 ' 77 ' 78 ' 79
' 80 ' 81 0 82 ' 83 ' 34 ' 85 ' 86 ' 87 ' 88 ' 89 ' 90 82年 明 開館
口 日麻入館者数 ■ 個人建 者数
図2
年度別個 人及 び団体入館者数
-14-
図2-H
須坂市水族館
160m0 140000 120000
loomo
8m00 60000 40000 20000 0
' 71 ' 72 ' 73 ' 74 ' 75 ' 76 ' 77 ' 78 ' 79 ' 80 ' 81 ' 82 ' 83 ' 84 ' 85 ' 86 ' 87 ' 38 ' 89 ' 90
'81年 5月 新設
図2-12
サンピアザ水族館
400000 350000
300000
250m0 人 210alo 150000
100000
50000 0
'8メ ロ月開館
□酬移甜者数 ■個人輸緒数 図2
年度別個人及 び団体入館者数
‐
15‐
図3-1
み さ き公 園 自然 動物 園水族館
800000 700000 600000
500000 400000 300000 200000 100000
0
図3-2市 立下 関水族館 700000
600000
500000
400000
300000
200000
1000m
0
図3
年度別総入館者数 ‐16‐
図 3-3
串本 海 中公 園 セ ン タ ー
500000 450000 400000 350000 300000 25∞ ∞
200000 150000
lomo 50000 0 ' 71 ' 72 ' 73 ' 74 ' 75 ' 76 ' 77 ' 78 ' 79 ' 80 ' 81 ' 82 ' 83 ' 34 ' 85 ' 86 ' 87 ' 88 ' 89 ' 90
図3-4
秋 田県男鹿水族館
500000 450000
40m00 350000 300000
250000
200m0 150000 100000
50000 0
図3
年度別総入館者数 ‐
17‐
図3-5
蒲郡市竹 島水族館
200000
人
150000
100000
50000
0
図 3-6
庄 内浜 加茂水族館
300000
250000
200000
人
150000
100000
50000
0
図3
年度別総入館者数 ‐18‐
図 3-7
国営 沖縄 記念公 園水族館
1000000
900000 800000 700000 600000 500000 400000 300000 200000 100000
0
図3
年度別総入館者数
” ∞ 80 口 さい た ま水族鑓 ロ サ ン ピアザ水族館
60
■ 市 立室 蘭
40
20
0 ' 82 ' 83 ' 34 ' 85 ' 86 ' 87 ' 38 ' 89 ' 90 さい た ま水族館 は' 83に 、サ ン ピアザ水族館 は '82に それぞれ 開館
' 81
図4
-団 体の平均構成人数 ‐19‐
―
図5-1
マ リ ン ピア松 島水 族 館
140000
120000 100000
800CXl
60000 40000 20000
0 3月
4月
5月
図 5-2
6月
7月
8月
9月
10月
H月
12月
宮 津 エ ネルギ ー研 究所水 族館
70000 60000 50000 40000
(わ 30000 20000 10000
0 1月
2月
4月
5月
図5
6月
7月
8月
9月
10月
11月
月別入館者数 -20‐
12月
図5-3
さ い た ま水 族 館
45000 40000 35000 30000 25000 (人 )
20000 15000 10000
5m O
名護 自然動植物公 園
45000 4CD000
35000 30000
25m cA) 20000 15000 10000
5000 0
図5
月別入館者数 ‐21¨
図5-5
京都大学 白浜水族館
30000
25000
20000
(人
)
15000
10000
5000
0
図 5-6
和 歌 山県 立 自然博 物館
14000 12000
10000
8000 6000 4000 2000 0
図5
月別入館者数 ‐
22‐
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︵ 限叙さ ︱キヘ κH世伸︶黒榊堰くミ辟 C m饗や ︼10図
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図 ︵ 堰ヽK 悩製3和︶覇榊媛く質計Cm響や ベーっ
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-24‐
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︵ 媛ヽく黙 価朴K緯長︶懇榊堰くミ計C m響や め10図
駅N
駅︼
‐25‐
図
7-1
官 津 エ ネ ル ギ ー研 究 所 水 族 館
3500 3000 25∞ 2000 ■500 ■000
5∞ 0
図 7-2
さ い た ま水 族 館
3000 25∞ 2000 ■500 ■000
5∞ 0
図
7-3
京 都 大 学 白浜 水 族 館
800 700 600 500 人
400 3∞ 200 ■∞
0
図7
各曜 日の平均入館者数
(年 間)
‐26‐
図
8-1-1
さ い た ま水 族 館
(平 日 )
図
8-1-2
さ い た ま水 族 館
(土 曜 )
450 400 350 300 250 人
200 150 1∞
50
0
700 600 500 400 人
300 200 1∞
0
日 8-1-3
さ い た ま水 族 館
(日 曜 )
1800 1600 1400 1200 ■000 人
8∞ 600 400 200 0
―-10
:00 -■ 1 :∞ ∼■2 : 00 -■ 3:00 -14 :00 -‐ 15 :00 -■ 6 :00 -17 : 00 ‐―■8 :00 ∼ 19
9:30開
`入
図8
、 17: 00ロ ロ餐 '富
=退 館 者 数
館看数 ・
凸 滞留 人 数
時刻別総入退館者数 と滞留人数
‐27‐
図 8-2-1
ロ (平 日 ) み さ き公 ロ
400 350 300 250 人
“
150 100
50 0
-14: 00 -‐ 15 :00
∼ 16:00
図 8-2-2
み さ き公 園
8-2-3
み さ き公 園 (日 曜 )
∼ 17
:00 -18 :00
∼ 19
(土 曜 )
700 600 500 400 人
300 知
1∞
0
図
35∞ 3000
25∞ 2000 人
1500 1000
500 0
-10:∞ 10:∞ 開館 、 18:∞ 閉任 ‐ 帝留 人数 ‐ 入館 者数 。 X・ 退館 者 数
図8
時刻別総入退館者数 と滞留人数
‐28‐
:00
図
8-3-1
名 護 自然 動 植 物 公 園 (平 日 )
600 500 400 300 200 1∞
0 ∼ 15
図
8-3-2
:00
∼
16:00
名 護 自 然 動 オ直物 園
∼ 17
:00
‐‐18
:00
∼ 19
(土 曜 )
800
700 600 500 400 300 200 100
0
図 8-3-3
名 護 自然 動植 物 園
(日
曜)
1000
900 800 700
600 人
500 400 300
200 100 0 ∼ 10:00 ∼ 11
9:00開 館 、 18:∞ 閉館 ‐ 入館者 数 ・ 退館者数 ユ 滞留人数 =・
図8
時刻別総入退館者数 と滞留人数 ‐29‐
図
8-4-1
(平 日)
姫 路 市 立 水族 館
450 400 350 300 250 200 150 100
50 0
-10 :00 -11 : 00 -12:
:00 -14 :00 -‐ 15 :00
∼ 13
∞
図 8-4-2
―-16:00
姫路 市 立 水 族 館
∼ 17
:00 --18 : 00
∼ 19
(土 曜 )
5∞ 450 400 350 300 人
250 200 150 1∞
50 0
∼ 10:∞
∼ 11:∞
∼
12:∞
∼
13:∞
図8-4-3
∼ 14:∞
∼
15:∞
∼
16:∞
∼ 17
:00
∼ 18
姫路市 立水族館 (日 曜 )
1400 1200 1000 8∞ 人
600 400 200 0
∼ 10:∞ ∼ 11:∞ ∼ 12:∞ ∼13:∞ ∼ 14:∞ ∼ 15:00∼ 16:00∼
17:00∼ 18:00∼ 19:∞
9:∞ 開館 、 17:∞ 閉館 X・ 退館 者 数 二 滞 留 人 数 ‐ 入館 者 数 。
図8
時刻別総入退館者数 と滞留人数
-30-
図
8-5-1
マ リ ン ピ ア松 島
0
-10:∞
― ■
:∞ -12:∞
-13:∞
∼
図 8-5-2
14:∞ -15:∞
(平 日 )
-16 :00 -17 :00
∼
18:00
∼ 19
マ リ ン ピア松 島 (土 曜 )
45∞ 4000 35∞ 3000 25∞ 人
2000 1500 1000
500 0
∼ 10:∞ ∼ H:∞
∼ 12:∞ ∼ 13:∞ ∼14:∞ ∼ 15:∞ ∼ 16:∞ ∼ 17:∞ ∼ 18:∞ ∼19
8:30開 館 、 18:00閉 J睡 ‐ 入館 者 数
図8
'X・
退館 者 数 ユ 滞 留人 数
時刻別総入退館者数 と滞留人数
‐
31‐
酌
-1
さいたま水族館
350
300
250
200 ヽ ヽ も 、
150
︲ 、 ︲ 、
100
、
ン
、
´ ′
11
︲
ヽ
50
0
剛
-2
みさき公園
2000 1800 1600 1400
1知 1000
800 600 400 200 0
・土曜 ‐ 日曜 曽 平日 ■
図9
各曜 日の滞留人数の変化 ‐32‐
酌
-3
名護自然動植物公園
250
200
111)
1∞
50
0
酌
-4
姫路市立水族館
250
200
150
100
50
0
・ 平日 ‐ 土曜・● ・ 日曜 =・
各曜 日の滞留人数の変化 ‐33‐
図9-5
マリンピア松島 ■ ■
2000
、
′
、
/
1800
、 ︲ ヽ
1600
、
1400 1200 人 1000 800 600 400 200
′ ′ ′ ′ ′ ′
〆 /1
0
・ 日 奮 土曜 =`平
図9
各曜 日の滞留人数の変化
‐34‐
第 3章
結論
3-1
考察
●水族館 の概要 について 表 1よ り、主な交通手段が、 ほとんどが、自家用車であることが分 か る。特 に観光地型 の場合、 13館 中、 10館 までが自家用車 と答 えてい る。 この事実は近年 の日本 の、観光 におけるマイカー利用率 の増加 の実 体 を明 らかにしている。すなわち、 これからの観光地タイプの水族館施 設 における駐車場設備 の重要性 を表 しているのではないだろ うか。 食堂、喫茶店の有無 については、 タイプ別にはあまり差 はみ られない。 また図 1か ら、 レチャールームを有す る水族館 の増加ぶ りがよく分 か る。 これは水族館 がよ リアカデミックな施設へ と変遷 してきた現 われと 言える。
●利用者 の構成 について 表 2-1で まず目を引 くのは、 ウオーターフロン ト型 において、男女 の二人ずれが、他 のタイプに較べ多 くなっていることである。 これは、 サ ンプル数が少 ないので言 いきる事 は出来ないが、 この様 なタイプの水 族館がそのまわ りの施設
(例
えば葛西臨海水族園では東京 デイズニーラ
ン ドやお台場公園等)と の関係 で、 デー トスポットとなっているためで あろうと予想 される。また、教育施設型で、団体 の順位が多少高 くなっ ている。全体 をとしてみると、やは り家族ずれが群 を抜 いて多 く、男女 とグルー プ、そ して団体 は、 ほぼ同 じくらいで、一人で来 る人 は、やは りほとんどいない と言う結果がでている。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 35‐
利用者層 については、 タイプ別 には特 にこれと行 つた傾向はみ られな いが、全体 としていえることは、社会人 と小学生が多 く、やは り老人は 少 ない とい うことである。
●図 2∼ 3の 年度別変動 について、そ の変動 に特徴 のある水族館 を個別 に分析す ると、 図 2-1大 洗水族館
:1981年 、 1982年
の入館者数 の増加 は、
1981年 に規模 を拡大 したことによる ものではなかろ うか。 図 2-2マ リンピア松島水族館 :1974年 、 1980年 の施設規 模拡大 によ り確実 に入館者が増加 し、そ して、 1980年 代前半 の東北新幹線 の開通 によ り、松 島地区全体 の観光客 の動員能力 が 増加 し、入館者が急激 に増加 した と思 われる。 図 2-3京 都大学 白浜水族館
:1977年
までの入館者数 の落ち込
みは、 白浜地区全体 の観光 地 としての能力低下 のため と思 われる。
1978年 に南紀 白浜 ア ドベ ンチ ャーワール ドの開園 によ り、観 光 地 としては再 び注 目を集 めは じめたのでそ の低下 は上 ったが、 ア ドベ ンチャー ワール ド自体 が、水族館的 な要素 を含 んだ施設 で あるため、入館者数 の増加 にまではいたっていない。 また 198
1年 の大幅 な落ち込 みは、観光客 の主要在住 地 である と思 われる 大阪近辺 のと市 である神戸 にお いて、 ポー トビア'81が 開催 さ れたためではな いか と思 われる。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 36
図 2-4志 摩 マ リンラン ド:総 入館者数 の増減 はあるが、個人入 館者数 の変化 はあまりみられない。 この、団体入館者数 の変化 は、 1976年 の、古代水族館 の一新等 を、水族館 がわが積極 的 にアピール したためではないだろうか。 図 2-5市 立室蘭水族館
:1980年 代前半か らの入館者数の低
下 は、重工業 の町である室蘭市が、鉄工、造船 の 不況がた た り人口低下 したためではないかと予想 できる。 図 2-6姫 路市立水族館
:1980年 の大幅な伸びは、同年 に、
この水族館 のある手柄山中央公園内に、温室植物園が完成 した ため、公園 を訪れる人の数が増えたためではないかと思 われる。 また、 1985年 には、同市内 に、動物園の要素 を持 つ姫路 セ ン トラルパークが完成 したため、その年以降多少入館者が減少 したのではないだろうか。 図 2-9さ いたま水族館 :都心の地下口頭 による埼玉県全体 の人 口増加 の影響が、 1988年 以降多少現 われているのではない だろ うか。 図 3-3串 本海中公園センター :1986年 以降の増加 は、同年 のサメ、エイの水中 トンネル式大水槽 の新設 によりその内容が 一新 された ことによるのであろ う。
早稲 田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 37‐
●年度別変動 についてのまとめ。 入館者数 の変化 のパ ターン としては、 オープ ン、 または、新装、改築 して 2∼ 3年 は、入館者が多 くその後減少 してあ る一定数 となるとい う 基本的変化 があ り、そ の うえでさらに、各水族館 のタイプによ り影響 を 受け るそれぞれの要素 によ り変化す る と言える。そ の要素 とは、 観光 地型 :そ の観光地 自体 の観光客 の動員能力、 これは、交通機関、 大型 な レジ ャー施設 の存在 に大 きな影響 を受け る。 また この事 は、 近県 の別 の地域 の大型施設 にも影響 を受けやす い とい うことで も ある。 教育施設型、その他 :そ の地域 の住人 の生活 と密接 なつ なが りを持 つ教育施設型 は、近隣 の地域 の人口の増減や、水族館周辺 の関連 施設 の存在 が影響 を与える要素 とい うことがいえる。 ウオー ター フロン ト型 については、開館
10年 をへ た水族館 のデー
タがないため、 ここでは削除す る。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 38‐
●月別変動 について :全 体 を通 してい え ることは、 やは り夏休み の 8月 とゴールデ ンウイー クの 5月 に大 きな偏 りをみせる ことである。 タイプ 別 では、観光地型 は、 その地域 の観光 の特色 によるが、 8月 と 5月 にか な り大 きな偏 りをみせ 、それ以外 のタイプでは、無論 8月 や 5月 にもか な りの入館者数 はあ る ものの、全体的 にその偏 りの小 さいグラフが得 ら れる。 この ことか ら、観光 地型 はシーズ ン集中、教育施設型 は分散 の入 館者数変化 をするとい える。 ただ し図 5-4名 護 自然動植物公 園 につい ては、沖縄県 とい う季節感 の少 ない観光 地 の、特色 か ら一般的 には入館 者 の少 ない冬気 にも入館者がかな り見 られ、月別 の変化 のほとん どない グラフが得 られた。
●曜 日変動 について :図
7、
8を みると、京都大学白浜水族館 の平 日、
土曜 日の割合が、年間 を通 じて、他 の二館 に比べ て高 いがわかる。また、 他 の二館 は、 8月 を除 くとほとんどが休 日の入館者で占められている。 この傾向の違 いは、京都大学白浜水族館 が観光地型であるためであろう。 この事 は、表 2で 得 られた ように、水族館 の主要な入館者である社会人 のライフスタイルが、週休二 日制の導入 により観光地へ、土日及 び平 日 (特
に月曜 日)を 利用 してい くとい う傾向があることが分 かる。
早稲 田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 39‐
●時刻変動 について :特 にはっきりとした傾向はつかめないが、滞留人 数 のビーク
(最 大滞留人数 )に 達すると退館者数が急激 に増えはじめる
という傾向があると思われる。 これは館内 にいる人間の数が多 いのであ るから当然 であるが、館内 の混雑 を嫌 つた人の心理的影響 も多少 はある のではないだろ うか。
早稲 田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
3-1
今後 の展望
今回の研究のベースとなったのは各水族館 に郵送 したアンケー トである が、質問内容が余 りにも膨大で回答のあった項目にかな りのばらつ きがあ り クロス集計 はかな り困難な状態で、各項目別 の考察 しか出来なかった。 また、水族館 の属性 との関わ りについても今回は、その立地条件等から の分析 をしてみたが、その内容 はまだまだ不十分であり、 さらに他 の条件 な どとの関わ りも明 らかにする必要がある。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
おわ りに
卒論 を進めるにあた り、指導 して くださった渡辺仁史先生、研究室の諸 先輩方 に感謝 を申し上 げ ます。また特 に、今回私 の担当 とな り半年間お忙 し いなか時間 を削 つていただいた鄭 裕静 さん、そ してかな り面倒なアンケー ト調査 にも関わらず回答 していただいた水族館 の方 々に重ねてお礼 を述べて 終わ りたい と思 う。
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
‐ 42‐
参考文献 。「 日本動物園水族館協会要覧」 社団法人
日本動物園水族館協会
1991年 版」 東洋経済新報社 「建築計画学 12 施設規模」 丸善
。「都市データパ ック ・ 岡田光正
。日本建築学会 「建築 。都市計画 のための調査 ・分析方法」 井上書院 。平成 2年 度 卒業論文 「水族園における来園者 の行動特性 に関する 研究
東京都葛西臨海水族園」
。昭和 62年 9月
G6D212
渡辺享久
「東京都臨海水族 園 観客動線計画報告書」 渡辺仁史研究室
早稲田大学渡辺仁史研究室 1991年 度卒業論文
「水族館の利用者」に関するアンケー ト調査協力のお願い
早稲 田大学渡辺仁史研究室 では、施設 の使 われかたの研究の一環 として、 「展示空間 における入場者数 の時間的変化」 をテーマ に、調査研究 を続けてお ります。 近年、人々の ライ フスタイルの変化 によ リレジ ャーが多様化す る中で、水族館等 の ア カデ ミックな展示施設 が注 目を集 めてい ますが、今年度当研究室 では、施設 の利用者 で ある観客 の流動状況 の時系列的 な変化 を明かにす ることによって、展示施設 の最適 な規 模計画 の方法 を研究 し学会 などで発表すべ く研究計画 を立案 しました。 そ こで誠 に勝手 なお願 い とは存 じますが、同封 のアンケ ー ト調査 にご協力 を頂 きた く お願 い申 し上げます。 集計 の都合上、 7月 末 日までにご回答 をいただければ幸 いです。
なお、ア ンケー ト内容 に関す るご質問が ご ざい ましたら、下記 まで ご連絡 ください。 なにとぞ よろし くお願 い致 します。
〒169 東京都新宿 区大久保3-4-1 早稲 田大学理工学部建築学科51-1705 渡辺仁 史研 究室 Tel: 03-3203-4141
担当 :鄭
(ち
ヽあ 泉〕73-3257 フ 〔
よん), 森口
(も
りぐち)
■施設の概要につい てお尋ね します。
ふ りがな
1.名
称
2.所
在地
3.主
な交通手段
;
;
,
1.自
4.設
置者
※該当す る もの一つに○印を して下 さい。 家用車 2.電 車 3.路 線 バス 4.観 光バス 5。 その他
開館
6。
入場料
′
;
※該当す るもの一 つ に○印を して下 さい。 1,国 2.都 道府県 3.市 町村 4.財 団法人 5。 学校法人 6.特 殊法人 7.組 合 8。 会社 9。 その他
;
5。
7.施
;
年
;
無料
1
月
、
有料 (大 入
(
m2)
人 円 ガヽ
円 団体
円
設 について a。
設計者名
b.
敷地面積
;
建築面積
(
m2)
面積 (m2)
施設構成 観覧区域 設備 区域 飼育 。 研究区域 一般管理 区域 陳列 ・ 集会 区域 休憩 区域
交通その他 区域 総面積 ※ 1.展 示水槽 を観覧するに必要 な場所 と展示水糟 の占有す る場所 との合計 2.飼 育 に必要 な作業場所及び浄化供給等 の設備 ・機械室 を含 めた場所
1
3.水 族 の研究を行 なうに必要な諸室 4.水 族館の管理運営 を司るに必要な諸室 5。
6。
水産 に関する標本 。模型・その他を陳列 し観覧 に供する場所および集会室等 売店 。喫茶室等 を含む休憩場所
c.屋 外展 示 ; 喫茶 ; d。 e。
有
無 有 ー レ クチ ャー ル ム ; 有 無 ・ ー ビス 施設 そ の他 の教育 情 報 サ
水族館 アンケー ト1991 ‐1
展示室数
無
食堂
(
;
;
有
無
)
)
8.水
槽 について 全 ての水槽 につい て、 わかる範囲 でお答え ください。 (水 槽形式 ;A壁 面水槽 、B卓 上水槽、C回 遊水槽、Dプ ール、E特 殊水槽 など)
水槽名
水族館 ア ンケー ト1991 ‐ 2
水槽形式
巾 ×奥行 X深 (m)
昆示 窓 の長 さ (m)
備 考 (魚 の種類等 )
■次に施設の利用者の統計につい てお尋ね します。
9。
年度
年度別利用者数 について a過 去 20年 間の年度別利用者 数 につい て記入 して下 さい。 既 に統計資料 がある場合 には、 コピー を添付 して くだされば幸 いです。
総入館 者 数 (内 団体入場者数 ,団 体 数 )
1971
年度 1981
(
)
)
1982
(
)
(
1972
総入館 者数 (内 団体 入場者数 ,団 体数 )
1973
(
)
1983
(
)
1974
(
)
1984
(
)
)
1985
(
)
1975 1976
(
)
1986
(
)
1977
(
)
1987
(
)
1978
(
1988
(
)
1979
(
1989
(
)
1980
(
1990
b。
)
1990年 7月 よ り1991年 6月 までの1年 間の各月毎 の、毎 日の入館者数 のデー ターがあ
れば添付 して くだ さい。
10。
利用者層
; 多 い順に番号 を振ってください。あるいは、利用者層別、年令別 に入場者数の 統計がある場合には、資料 を添付 してください。
a。
( ) 一人 ( )男 女 ( ) グルー プ ( )家 族連 れ ( ) 団体
水 族館 ア ンケー ト1991 ‐ 3
b。
( ) ( )小 ( ) ( )社 ( ) ( )
幼児 中学生 学生 会人 夫人 老人
■大変 ご面倒 ですが、本研究 の最 も重要なデ ー タですので、下 記 の項目につ き実測 をお願 い します 。
H。
1時 間 ご との入 ・ 退館者数 を計 測 して下 さい。 開館 時刻
;(
平日
閉館時刻
(
入館者 数
時刻
月
土曜 日
日)
退館者数
(
入館者数
月
;( 日)
日際 日
退館 者数
(
月
日)
入館者数 退館者数
9:00-10:∞ 10:00∼ H:00 H:∞ ∼ 12:00 12:00-13 :00
13:00-14:00 14:00‐ -15 :00
15:00∼ 16:00
16:00-17:00 17:00-18 :00
18:00-19:00
12.
利用者 の館内滞在時間 ※晴天 の 日の、入館 時刻 から退館時刻 までの実測 をお願 い致 します。 で きれば 15入 以上 の滞在時間が分 かると有 り難 いのですが。 調査 日時
曜日
;
)
(
)
(
)
(
)
水族館 アンケー ト1991
( ( ( ( (
)分 )分 )分 )分 )分
天気 ;(
( ( (
) ) )
(
)
(
)
分分 分分 分
)
(
分分 分分 分
(
,
■最後に、一般 的な事項 をお聞き します。
13.催 し物 について a。
最近、講演会 な どの開催 があ りましたら、 1.内 容 ための施設 についてご記入下 さい。 対象
内容
2.対 象
3。 人数 4。 その
人数
施設
1
2 つつ
b。
14。
15。
以前 に比 べ て これ らの開催 回数 は増えてい ますか、減 ってい ますか。 また現在 1年 に どの くらい開催 されてい ますか。
その他、水族館 の施設利用 について、 日頃お感 じになってい ることがあつた ら、 自由にお書 きく ださい。
見学順路 ;※ 水族館 の見取 り図 (敷 地を含 めたもので縮尺が分 かるもの)を 御用意 ください。 そ して、以下 の要領 で現在 の水族館 の様子 を記入 して ください。 ・順路が指定 されてい る場合 は見取 り図 に見学路 を失印で記入 して ください。 ・具体的 な展示壁面 を∼∼∼で示 して ください。
御協力 どうも有難 うございま した。 本調査 の結果は、 日本建築学会 の論文 として発表 したいと思 います。 差 しつ かえなければ、 この回答 にお答 え くださつた方 のお名前 を教え て ください。 担当 水族館 ア ンケー ト1991‐
5
:
,1
・