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し'I,I U9304` 早稲田大学理工学部建築学科事業論文 │
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仁 史 .│ :FI毅 嗅I事 辺 . 、¨¨一 ● .´ 一
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¬ 複合商業施設にお チ る株懇スペースと誘 因面積 に関す る !
中川純平 ´ ヽ1
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1
“ 、 二 ¨ ・ . ヽ
は じ め に 平 日に複合商業施設 に訪 れてみる と、奇妙 な風 景 を見 ることが ある。 施設内 の広場 が、井戸端会議場 になっていて、子供 たちが楽 しげに走 り回 って いる。 まるで、昼下 が りの公園で あ る。 さて、複合商業施設 にお いては滞留性 や回遊性が必要 だ といわれている が、それ を生み出す ものの一 つ として休憩 スペースが挙 げ られる と思 われ る。実際一般 の百貨店 に比 べ てみると圧倒 的 に多 く設置 してある。 しか し なが らそ うな る とある程度 の計画性 が介入 してきても不思議 はな い。配置 の仕方 に何 か方法 はないだろ うか。数式化 はで きない ものだろ うか。今回 の研 究 の発端 はそのようなつ らつ らとした思 いか らである。
早稲田大学渡辺仁 …
平成 5年 度卒業論文
目 次
は じめに 日次 第 1章 1-1
第
第
第
第
序論 研究目的
1-2
研究背景
1-3
研究概要
2章
複合商業施設 にお け る休憩 スペースの利用実態
2-1
調査概 要
2-2
調査対象施設 について
2-3
調査結果
3章
誘引面積 に関 して
3-1
誘引面積 の定義
3-2
誘引面積 の算出結果
3-3
誘引面積 と休憩 スペース利用割合 の相関
4章 休憩 スペース利用割合 の予測
4-1
休憩 スペ ースの形態 と位置
4-2
利用割合 の予測
5章
5-1
今後 の展望 今後 の展望 おわ りに 参考文献
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平成 5年 度卒業論文
弟 1章
1-1
研 究 目的
本研究 の 目的 は、複合商業施設 の休憩 スペースにお いて休憩す る人 の人 数 を調査 す ることによ りその誘引面積 との関係 を明 らかに し、 また他 の要 因 も含 め数式化す ることであ る。
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平成 5年 度卒業論文
1-2
研 究背景
ここ十数年複合商業施設 の進出が 目覚 ましいが、 なぜ 一般百貨店 よ りも 複合商業施設 を建 てるのだろ うか。 一般 に複合商業施設 には次 の 3つ の利 点 が ある と考 えられる。
a
複合化 の魅力 や利便性 による人口誘引 の効果
b c
集積 による土地 の高度利用 と建築 の効率化 都市機能 のスラム化 の防止
従来複合化 のメ リッ トとしては bお よび cが 主に考 えられてきたが、最 近 では aの 理 由がかな り重要な位置 を占めて きているのではないだろ うか ? そ の証拠 に近年 にお いては複合商業施設 の地方都市進出が目立ち、 しか も 規模 もかな り大 きい ものが建 てられ bや cの 理由か ら離 れてい っているよ うに思 われる。 しか しそ うなると、複合商業施設 の在 り方 もい くぶん変 わ って くるのが 自然 だ とい え よう。都心 の百貨店 では地価 が高 いために物価 も安 くはで きず、それゆえに生 き残 って行 くためには情報量 を増 やさな く てはならない。都心下 で情報量 を増やす とい うこ とは、通路 を狭 める こと だつた り、 ビルの高層化 だった り、店舗 の専 門化 だった りす る。例 えば小 田急 ハ ル クがそ うだ し、丸井 の○○館 などはその端 たるもの とい え よう。 しか しそれ とは逆 に地方都 市 は地価が安 く、そ のために広 い敷 地 を使 って 商業施設 を建 てることがで きる。故 に同 じレベ ルでの商業展開 をす るため で きるだけ見通 しを良 くしようとゆ った りとした空間 になる。それが また 魅 力的空間にな り客 を増 やす ことになるのであ る。 と言 うよ りはそ う しな け れば生 き残 っていけな い と思 われる。郊外型複合商業施設 となると当然
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平成 5年 度卒業論文
そ の アクセスは都心 の店 に比べ ると不便 だ といわざるを得 ない し、その活 用 の仕方 も都心 の百貨店 などとは違 うのであ る。一般 に都心 の百貨店 の客 には会社帰 りのOLや 映画や芝居 を見 たあ とのカップルが いた りす るが、郊 外 の商業施設ではそ うい った人 々の来客 はあ ま り期待 で きず、そ の変 わ り に一 日掛 か りで レジ ャー気分 で来 る家族 が ターゲ ッ トになるのだ。 ほ とん どピクニ ック気分 で来 る客 に必要 なものは何 だろ うか ?そ れは、魅力 的 な 空間だ った り、適当な休憩 スペースではないだろ うか。 実際百貨店 などでは休憩 スペ ース とい うのはエ レベー タと一緒 に端 のほ うで 申 し訳程度 にしかないが、複合商業施設 には大概大 きな広 場 が 中心部 に設けてあ ってベ ンチなども多数設置 してある。 いつで もだれで も休憩 が 取 れるようにである。 しか し、その休憩 スペースは計算 されて設け てあ る のだろ うか。既存 の考 え方 では人 の動線 を実際 に計測 してみない と利用割 合 は考 えず らい と思 われて きた。 しか し今回平面図か らある程度 の予測 は つ くのではないか と考 えて この研究 に踏み切 ってみた。
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6
平成 5年 度卒業論文
1-3
研 究概 要
調査対象施設選 出 複合 商業施設 につい ての文献整理 予備 調査
対 象施設 にお い て調査
瞬間滞在 人数量調査
調査結果 の分析
誘引面積
利用割合 の数式化
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平成 5年 度卒業論文
ノ
弟 2章
復合商業施設 にお け る 休憩 スペ ースの本U用 害』 合
2-1
調査 概 要
■調査 日時
'93/9/12(日
)ニ ッケ コル トンプラザ 、 9/19(日 )IMA、
10/24(日 )船橋 ららぽ― とにおいて調査 を行 った。 ■調査内容 休憩 スペ ース において休 んでい る人 をグルー プ別 に区分 け し各 グルー プ 数 と合計人数 を 10:30∼
18:30の
間 30分 ごとに計
17回 数 えた。
それゆえにある休憩 スペ ース において何人 もの人力り頂繰 りに一人ずつ座 ろ う と一人 の人 が何時間 もず っとい よう と利用割合 は同 じになる。
■ グループの区分け ○家族
(父 親 と母親 と子供
。母親 と子供 ・夫婦) 。父親 と祖母)
○母親なし
(父 親 と子供 ・子供 のみ
○ カップル
(未 婚の男女二人組)
○友達同士
(同 性 の二人組 ・異同性 の三人組以上)
○独 り
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9
平成 5年 度卒業論文
2-2
調査対象施設 について
◇ コル トンプラザ ■正式名称 ニ ッケ コル トンプラザ ■施設概要 所在地/千 葉県市川市鬼高 1‐ 1-1 敷 地面積 /142, 200m2 建物延床面積 /93, 000m2 ■交通機 関 総武線本八幡駅 よ リバ ス 5分 ■駐車場
2, 300台 ■ テナ ン ト数
130店 舗 ■商圏
150万 世帯、 370万 人
コル トンプラザ 2F
□座席数
A B
長椅子 9 長椅子 7 机 。椅子 2 机 。椅 子 4
D E F G H 1∼
長椅 子 4 長椅 子 2 ベ ンチ 2 ベ ンチ 2 ベ ンチ 2
P
机 ・椅 子
1
各階平面図
早稲 田大学渡辺仁史研究室
10
コル トンプラザ 3F
平成 5年 度卒業論文
O期 騎喬ららIF― と ■ 名称
TOKYO― BAY
ららIF― と
■施 設概 要 所 在 地 /千 葉 県船橋 市 浜 町 2-1-1 敷 地面 積 /171,
849m2 建 物 延床 面積 /274, 562m2 ・ ら らIF― と 1 194, 113m2 ■交 通機 関 。JR総 武線 船 橋駅 よ リバ ス ・JR京 葉線 南 船橋 駅 よ り徒 歩 3分 。京成 線船橋 競 馬場駅 よ り徒 歩 6分 ■駐 車場
6, 000台 ■ テ ナ ン ト数 3 6 0月 雪舎 甫 ■商圏
188万 世帯 、 463万
人
□座 席 数
A B C D E F G H
長椅 子 1 机 ・椅 子
1
ら らぼ ― と lF
ベ ンチ 5 ベ ンチ 4
1 長椅 子 2 長椅 子
机 ・椅 子 長椅 子
1
I
長椅 子
1
J
長椅 子
1
K
長椅 子
机 。椅 子 1 机 ・椅 子 2
1
ベ ンチ ベ ンチ
平面 図 ベ ンチ
1
1
1
1
早稲 田大学渡辺仁史研究室
平成 5年 度卒業論文
◇ IMA ■名称 光 が丘 ライ フステ ー シ ョンIMA ■施 設概 要 所 在 地 /東 京都練 馬 区光 が丘 5丁 目 1番 1号 他 敷 地面 積 /29,
660m2 建 物延床 面積 /148, 515m2 。中央館 126, 528m2 ■交 通機 関 。都 営 地下鉄
12号 線 光 が丘 駅 よ り 0分 ・地下鉄 有 楽 町線平和 台駅 よ リバ ス 13分 。西武池 袋 線 桜 台駅 よ リバ ス 25分
■駐 車場
1,210台 ■ テ ナ ン ト数 1 2 0月 雪舎 甫
■商圏 半径
5km、 36万 世 帯 、 93万 人
□座 席数
A B C D E F
長椅 子 9 長椅 子 4 長椅 子 2 長椅 子 2 長椅 子 2 長椅 子 4
各 階平面図
早稲 田大学渡辺仁史研究室
12
平成 5年 度卒業論文
□
2-3
調査 結 表 1:コ ル トンプラザ A∼ H A
C
B
1030(人
D
)
E
G
F
H
2
家族
1
母親 な し
1
カ ップル
1
友達 同 士
1
限り
グル ー プ合 計 人数 合 計
6 10
17
1
0
2
0
表2:コ ル トンプラザ A∼ H
A
C
B
2
家族
H
C
1
C
2
G
ЮO(人 )
E
D
F
G
H
4
1
歌親 な し
1
カ ップル
1
友達 同 士
1
11り
グル ー プ合 計 人数 合 計
6
10
1
C
2
C
0
表 3:コ ル トンプ ラザ A∼ H H:30(人 A B C D E 家族
1
2 )
G
F
H
1
母親 な し
1
カ ップル
1
2
1
友達 同 士 11り
グル ー プ合 計 人数 合 計
4
6
S
10
1 1
0
0
1
4
0
0
2
却 :コ ル トンプラザ A∼ H
B
A
C
4
家族
母親 な し
1
1
1
12:00(人 ) D
E
4 6
1
1
1
F
G
H
1
カ ップル
反達 同 士
3
11り
3
1
グル ー プ合 計 人数 合 計
0
1
C
B
A 家族
2
母親 な し
4
カ ップル
3
友達 同士
1
1
1
6
1
12:30(人 ) D
E
G
F
H 1
1
2
1
1
2
1
1
1
グルー プ合 計 人数 合 計
0 0
1
0
表5:コ ル トンプ ラザ A∼ H
独 り
2
29
1
1
0
2
2
0
早稲 田大学渡辺仁史研究室
13
1
平成 5年 度卒業論文
表 6:コ ル トンプ ラザ A∼ H
C
B
A 4
家族
5
1 1
母親 な し
l
カ ップル
1
て達 同 士
1
限 り
13Ю O(人 ) D
E 1
1
2
l
3
36
C
B 9
母親 な し
2
1330(人 D
1
1
独 り
1
l
l
1
表8:コ ル トンプ ラザ A∼ H
B
C
2
グル ー プ合 計
9
1
2
1
3
F
E
G
1
3
H
1
1
1
1
2
1
1
独 り
1
14:00(人 ) D
4
カ ップル 1
1
1
4
4 2
H
1
l
グル ー プ合 計 人数 合 計
友達同士
G
F
1
友達 同 士
け親 な し
)
E
4 2
家族
1
2
カ ップル
A
2
3
1
8
表7:コ ル トンプ ラザ A∼ H 家族
2
l
l
l
A
H
l
1
グル ー プ合計 人数合 計
G
F
1
2 1
4
12
2
1
2
人数 合 計
表9:コ ル トンプ ラザ A∼ H
B
A こ 五
母親 な し 'こ
C
6
F
1
1
3
2
26
7
母親 な し
1
3
1
4
1
l
2
5
1
7
6
1
1
G
F
H
1
2
カップル
グル ー プ合 計 人数 合 計
1
1
1
家族
限り
H 1
1
表 10:コ ル トンプラザA∼ H 1500(人 ) A B C D E
反達 同 士
G 1
1
友達 同 士 グル ー プ合 計 人数 合 計
E
2
カ ップル 独 り
1430(人 ) D
1
1
1 1
2
2
2
1 1
12
1
27
0
2
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
14
0
l
10
平成 5年 度卒業論文
表J:コ ルトンプラザA∼ H 15:30(人 ) A
C
B
家族
D
E 2
カ ップル
1 1
1
2
独 り
グル ー プ合 計 人数合 計
4
24
1
1
30
A
0
0
2
1
0
3
4
C
B
こ【
1
1
表 12:コ ル トンプ ラザ A∼ H
16:00(人 )
D
E
G
F
H
2
1ワ
母親 な し
5
カ ップル 友達 同士 り1り
1
1
l
1
グル ー プ合 計
20
人数合 計
母親 な し
6
1
(
1
0
C
l
C
1
0
C
3
表 13:コ ル トンプ ラザ A∼ H A B C D 2
1630(人
)
E
F
G
H
2
1
カ ップル
1
】
1
友達同士
1
独 り
4
2
グル ー プ合 計 人数 合 計
1
24
1
l
1
1
1
2
1
表 14:コ ル トンプ ラザ A∼ H A な し
1
1
友達 同 士
家族
H 1
母親 な し
家族
G
F
3
C
B 5 4
カ ップル
C
4
17:00(人 )
D
2
2
1
E
G
F
H
1
1
2
1
友達 同 士 独り
1
グル ー プ合 訓 人数 合 計
17;30
4 1
36
4
母親 な し
4
カ ッ プリ レ
l
0
1
1
C
1
0
1
1
F
G
H
1
1
反達 同 士 グル ー プ合 計 人数 合 計
1
l
表 15:コ ル トンプラザA∼ H 17:30(人 ) A B C D E
家族
lllり
1
1 1
1
1
2 9
29
1
20
]
l
2
早稲 田大学渡辺仁史研究室
15
1
1
1
4
平成 5年 度卒業論文
表 16:コ ル トンプ ラザ A∼ H A
C
B
家
1
母親 な し
1
カ ップル 友達 同士
18:00(人 ) E
D
G
F
H
1
1
1
独 り
2
3
1
グルー プ合計
0 0
27
人数合 計
3
表 17:コ ル トン プ ラザ A∼ H
A
B
C
え族
0 0
1
C
1
1
3
0
18:30(人 )
D
E
F
G
H
1
母親 な し
1
カ ップル
1
2
友達 同 士 11り
1
1
4
1
グル ー プ 合 計
12
1
C
〔
人数合 計
17
3
0
C
表 18:コ ル トンプ ラザ A∼ H A
C
B
家族
53
母親 な し
62
カ ップル
5 8
19
37
49
反達 同 士 独り
グル ー プ合 計
167
人数合計
345 表
家族
母親 な し
カップル 反述 同 士
6
2C
C
F
G
0
H
C
5
1
1
3
9 9
0 2
2
27
10
10
4(
12
1
C
2 29 42
47
19:コ ル トンプ ラザ A∼ H
ス ペー ス別 グル ー プ割合 ス ペ ー ス別 グル ー プ利 用 割合
A B 0.3174 0.4225 0.3713 0.1337 0.0299 0.101( 0.0479 0.0802 0.221(
触り
E 2 6
3
1
1
C
一 日延 (人 )
D
79
0
E
D 0.1
0.262
G
F
H 0.63a
0.0741
C
0
0.5
0.5
0.5
1090,
03
0.3
0.090S
(
0
C
0.つ
0.2
0.1818
G
H 0.0412
0.3
0.2222
0.15 0.05
0.037 ().3333
0.35
0.3333
C
表20:コ ル トン グル ー プ別スペース利用割合 A B C D E F
(
0。
母親 な し
0.3118 0.2719
カ ップル
0.0941
0.4647 0.1096 0.3585
Jr
0.1702
0.3191
0.0211
0.191`
0
0
0
限り
0.222S
0.2952
0.0422
0.0542
0.012
0.012
0.012
0.012
グル ー プ合 計 人数 合 言│
0.270,
0.3031
0.0438
0.0162
0.0162
0.0162
0.0178
0.2842
0.3171
0.0324 0.0288
0.037'
0.009C」
0.009S
0.009,
0.0381
家族
反運
l可
0.0176 0.056(
0.0118 0.0263 0.0189
0.056(
0.0219 0.0566
0.0353 0.0219 0.0566
0.0261
C
0.0219
早稲 田大学渡辺仁史研究室
16
0.052( 0.018,
平成 5年 度卒業論文
表 22:コ ル トンプ ラザ I∼ P
l0;30 (A)
K
J
I
M
L
N
0
P
家族
母親 な し
カ ップル :達 同士 独 り
1
グル ー プ合 計 人数合 計
0
1
0
1
C
0
0
C
C
C
0
0
表23:コ ル トンプ ラザ I∼ P
1030(人 )
K
J
I
L
(人 )
M
0
N
P
家族
母親 な し
カップル 友達 同 士
1
1
1
1
1
1
1
0
C
0
l
1
l
2
2
0
C
0
l
l
l
触り
グル ー プ合 計 人数 合 計
表24:コ ル トンプ ラザI∼ P
ll:30 (A) L
K
J
I
M
0
N
P
家族
母親 な し カ ップル
友達 同 士 11り
1
グル ー プ合 計
0
人数合計
0
C
C
C
表25:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
J
I
12:00
0
C
0
C
C
1
(人 )
M
L
1
0
N
P
家
母親 な し カ ップル 友達 同士
1
限り
1
グル ー プ合 言
0 0
1・
人数合計
1
l
0
l
C
1
2
0
1
表26:コ ル トンプラザ I∼ P J
I
1
C
K
12:30(人 ) L
N
M
0
P
:族
母親 な し
1
カ ップル
友達同士 11り
グル ー プ合 計 人数合計
1
0 0
0 0
1
0
早稲 田大学渡辺仁史研究室
17
0
0
1
0
1
平成 5年 度卒業論文
表27:コ ル トンプ ラザ I∼ P 家族
K
J
I
13:00(人 ) L
N
M
P
0
1
母親 な し カ ップル [i髄
!● 1-l■
独 り
l
1
l
グル ー プ合 計
l
C
l
0
l
C
1
『 人数 合 計
3
C
1
0
1
C
l
表28:コ ル トンプラザI∼ P I K L J
13:30(人 ) M
N
0
P
N
0
P
家族
母親 な し カ ップル 友達 同 士
1
虫り
グル ー プ合 計 人数 合 計
1
1
1
1
1
表29:コ ル トンプラザ I∼ P
K
J
1
14:00(人 ) L
M
家及
母親 な し
カ ップル
1
友達 同 士
1
独 り
1
グル ー プ合 計
0
C
1
0
C
1
1
人数 合 計
表30:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
J
I
14:30(人 ) M
L
0
N
P
家族
母親 な し
1
l
カ ップル
友達 同士
1
11り
グル ー プ合 計 人数 合 計
1
0
1
0
2
0
1
0
表31:コ ル トンプラザI∼ P
1
0
0
0
N
M
P
家族
l
母親 な し カ ップル ご達 同 十
り グル ー プ合 計
1 1
1
L賛
人数合 計
3
15:00(人 ) L
K
J
I
0 0
1
1 1
1
1
1
1
1
1
C
l
2
1
2
1
2
C
4
早稲田大学渡辺仁史研究室
18
平成 5年 度卒業論文
表32:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
J
】
15:30(人 ) L
0
N
M
P
家族
母親 な し
1
カ ップル
1
友達 同 士
1
11り
グル ー プ合 計 人数 合 計
1
1
1
l
1
1
1
1
1
3
l
表33:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
J
I
1600(人 L
1
1
1
1
2
1
)
0
N
M
P
家族
母親 な し カ ップル
l
1
友達 同 士 力 たり グル ー プ合 計
1
1
C
l
1
l
人数合 計
1
C
1
2
l
l
1
表34:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
J
I
1
1630(人
1
C C
)
M
L
1
2
0
N
P
家族
母親 な し カ ップル
1
友達 同 士
1
独 り
グル ー プ合 計 人数 合 計
0 0
0 0
C C
C
0
表35:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
J
I
1
C
1
C
2
C
17:00(人 ) L
0
N
M
P
家族
母親 な し カ ップル
友達 同 士
1
独 り
1
グル ー プ合 計 人数合 計
17;30
1
0 表36:コ ル トン プ ラザ I∼ P
l
C
C
0
1
C
0
17:30(人 L
K
J
I
0
)
N
M
0
P
家族
母親 な し
カ ップル 友達 同 士 独 り
グル ー プ合 計
人数合 計
1
0 0
C
l
C
l
0 0
早稲 田大学渡辺仁史研究室
19
C C
0 0
平成 5年 度卒業論文
表37:コ ル トンプ ラザ I∼ P
18:00(人 )
K
I
L
N
M
P
0
家族
母親 な し カ ップル
友達 同 士 独 り
グル ー プ合 言│ 人数 合 計
0 0
0 0
0
C
0
C
表38:コ ル トンプ ラザ I∼ P K
I
0 0
0
C
0
C
(
18:30(人 ) L
N
M
P
0
家族
母親 な し カ ップル
友達 同 Jl 独 り
1
グル ー プ合 計
0 0
人数合 計
0 0
C
0
0
C
1
C
0
0
C
1
表39:コ ルトンプラザI∼ P K
I
友達同士
3
0 0 2 2
独 り
2
2
グル ー プ合 計
7
6
家族
1
母親 な し
1
カ ップル
0
人数合 計
誘じ1面 積 (m2) L
1
5
0.1429 0.1429
0
C
1
l
1
0
C
1
1
0
2
1
1
3
C
1
l
6
4
1
4
9
7
カ ップル
0
0.4286
0.3333 0.3333
ttり
0.2857
0.3333
ス ペ ー ス別 グル ー プ割合
L
N
M
().1667
友達同 士
0.8333
0
0
C
0.25
0.lHl
0
0
0.25
0
0.3338
0.75
0.25
0.lHl
0.1
0
0.25
0,7778
0.1661
0.25
0
0.0044 0.0189 0.0213
0.0044
0.012
0.0118
0.0301
0.00(
グル ー プ合 計
0.0113
0.0353
人数合 計
0.0091
0.0412
0.0044
カ ップ ル
友達 同 士 独 り
0.0118 0.0638
M
κυ ︵υ ハV
0
0.0049
0
C
0.OH
0 0.0044 0 0
0.005S
母親 な し
ハυ ハυ
L
家族
0.0058
0
N
0
(
0.777〔
P 0 0.005' 0 0.0044
0.0377 0.0638
0.0566
0
C
0.00(
0.006
0.0疇 2,
0.0146
0.0097 0.0091
0.0065 0.0058
0.014(
0.006(
0.0213 0.0422
早稲 田大学渡辺仁史研究室
20
0.lHl 0.lHl
グル ー プ別 ス ペー ス割合
K
J
P
Э
C
表41:コ ル トンプ ラザ 1∼ P I
P
0
7
K 町親 な し
0
0
表40:コ ル トンプラザ I∼ P
家族
N
M C
C
0.01 lf
平成 5年 度卒業論文
らiF― とA∼ G10:30(人
表
A `3:らB C
0
母親 な し
C
カ ップル
C
0 0
反達 同 士
C
2 2
:腰
独 り
・合 計 ク'ル ーフ
C
人数合 計
C
)
E
D
F
G C
C
1
0 0
0 0 0
0 0
0 0
1
0
2
0
1
C
1
表44:ら らぽ ― とA∼ GH:00(人 ) B
ヘ
E
D C
カ ップル
0 0 0
C
C
友達 同 士
0
C
C
11り
1
殷親 な し
'ル ー 夕 プ合 計 人数合 計
0 0
C
1
C
1
G
F 0
C
C
1
4
C C
C
1
0
C
l
0
C
l
表45:ら らぽ ― とA∼ GH:30(人 )
C
B
ヘ
D
E 1
1
壁親 な し
2
2
0
カップル
0
1
G
F
0
家族
0
C
1
C
友達 同 士
1
触り
1
C
0
5
0
10
2 4
'ル ー・ 〉 フ合 計
1
人数合 計
5
表46:ら らぽ― とA∼ G1200(人 ) A B D E 1
F
母親 な し
2
1
カップル
1
1
友達 同 士
C
人数合 計
2
(
1
C
0 0
0
1
0
C
3
3
0 0
1
1
0
触り
・ ー・ ル フ イ学言[
1
1
G
0
1
0 0
4
4
6
C
表47:ら らぽ ― とA∼ G1230(人 )
B
A
D
E
F
G
2
1
母親 な し
0
C
カ ップ ル
1
C
0
左澪 同 十
1
C
l
11り
1
1
5
2
家族
・ ・ 夕 ルーフ 合計
1
0
C
4
人数合 計
3
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
21
l
2 2 1
2
平成 5年 度卒業論文
表48:ら らぽ ― とA∼ G13:00(人 ) ヘ B C D E 家族
F
0
C
0
l
1
0 1
0 2
C
0
1
1
4
2
8
4
14
6
母親 な し カ ップル
0
友達 同 士
1
独 り
・ルーフ ・ 夕 合計 人数合計
0
C
l
6
7
C
表49:ら らぽ ― とA∼ G13:30(人 A
C
B
母親 な し
F
0
C
1
0 0
3
1
0 0
カ ップル
友達 同 士 l
・ループ 合 計 ク 人数 合 計
0
1
2
0
1
4
│
G 0 0 0
1
1
狙{り
1
C
)
E
D
家族
1
C
1
0 0
3
表50:ら らぽ ― とA∼ G14Ю O(人 ) B
D
家族
母親 な し カ ップル 友達 同士
1
独 り 1
1
2
1
2
1
3
1可
1
1
1
C
1
0
1
1
3
D
士
独 り C
2 1
1
C
0
0
1
0 6
1
C
D 1
母親 な し l 1
1
l
0
2
2
16
5
3
5
G 0 0
2
1
0 0
0
0
0
0
1
0
0
0
l
S
6
早稲 田大学渡辺仁史研究室
22
C
9
F 2
2
2
1
1
)
E 1
友達 同 士 発 費り
・ルーフ ・ 夕 合計 人数合 計
0
14
1
G
F
2
8
1
B
カ ップル
)
E
表 52:ら らぽ ― とA∼ G15:00(人 家族
5
C
C
A
8
6
1
・ルーフ '合 計 夕 人数合 計
1
C
C
6
家族
反運
1
2
0
B
母親 な し カ ップル
1
2
表 51:ら らぽ ― とA∼ G14:30(人 ヘ
F
0 3
1
・ ク'ル ーフ 合計 人数合計
E
1
︵J
A
平成 5年 度卒業論文
表53:ら らぼ― とA∼ G15:30(人 ) A
B
D
家族
母親 な し カ ップル
C C
C
C
1
1
C
l
1
l
1
1
0
2
2
1
3
3
6
2
4
5
8
C
11り
・ル‐プ 夕 合計 人数 合 計
0 0
表 54:ら らぼ ― とA∼ G
1600(人
A
D
C
B
家族
1
母親 な し
)
E
1
1
0
1
C
1
C
l
1
C
友達 同 士
2
人数合 計
2
1
C
0
1
0
3
0
0
1
7
1
C
1
G
1
カ ップル
・ループ 合 計 ク
F
2 1
独 り
0
0
0
1
[達 同 士
G
F 1
1
12
1
表 55:ら らぽ ― とA∼ G1630(人 )
A
C
B
D
家族
0
母親 な し
0
E 3
C
0
C
1
2
C
C
1
0
C
1
1
7
2
1
C
1
lllり
・ル‐・ フ合計 人数 合 計
1
母親 な し 1
友運 同 士 独 り
・ ・ ク ル‐フ イや言十
1
1
人数 合 計
l
0
9
1
︹υ
家族
1
7
表 56:ら らぽ ― とA∼ G17:00(人 ) A B D E
カ ップル
G 1
カ ップル
こ運 同 士
F
F
C
l
1
l
5
1
1
0 2
1
1
0
0
6
1
9
2
1
1
0 4
C
3
8
4
7
14
表 57:ら らぽ ― とA∼ G17:30(人 )
A 家族
B
母親 な し
E
D l
G
F 0
l
C
0 0
0
0
l
C
1
カ ッ プル
2
1
0
反通 同士
1
1
1
l
独 り
7
2
7
・ ・ルーフ 夕 合計
1
1
人数 合 計
9
10 16
9
早稲 田大学渡辺仁史研究室
23
4
4
平成 5年 度卒業論文
表 58:ら らば ― とA∼ G18Ю O(人 )
B
A
C
D
E
0
家族
母親 な し
1
C
l
1
カ ップル
4
1
C
友達 同 士
1
0
C
5
0
C
独 り
2
・ ・ 夕 ルーフ 合 計 人数 合 計
2
2
10
1
友達 同士 列1り ・ ・ 夕 ルーフ 合計
F
人数合 計
G
0 0
2 0
1
1
1
C
C
0
0
1
9
1
1
1
C
0
2
C
カ ップル
1
C
3
C
母親 な し
4
9
表59:ら らぼ ― とA∼ G18:30(人 ) ヘ B D E 家族
G
F
l
1
1
1
l
4
1
2
1
7
2
0
C
4
C 1
12
表 60:ら らぼ ― とA∼ G一 日延 (人 )
B
A 家族
5
け親 な し
0
カ ップル
2
C
7
20
1
5
1
0
独 り ・ ・ 夕 ルーフ イヽ言十
4
G
日
14
1
友達同士
1
52
2つ
102 162
32 148
1
101 ●′
うι
人数 合 計
E
D
61
6つ
表61:ら らば ― とA∼ Gス ペース別 グル ー プ割合 A :族
B 0.4545
母親 な し カ ップル
て達 同 士 触 り
D 0.0909 0.2727
0
0.1818 0.1818 0.1818
0.2721 C
0.363(
E
G
F
0.3447
0.6812
0.6518
0.`32(
1.0427
0.2348
0.8939 0.5246 4.7292
0.4148 0.4853
0.2861
0.33(
0.8602 0.6132 0.477
0.0769
0.59,
0.1231
0.7004
2.45∝
0.81
0.3233 0.4561
表 62:ら らぽ ― とA∼ Gグ ル ー プ】リス ペ ー ス割合 B
ヘ
家族
母親 な し
0.0361 C
0.058
0.089(
カ ップル
0.01(
友達 同 士
0.0250 0.0053
0.0107
0.24
0.013( 0.0161
0.0136 0.0133
0.1266 0.1134
独 り
・ル‐フ ・ ク 合計 人数 合 計
E
D 0.0072 0.0224 0.024
0.1014 0,1493
F 0.1159 0.097
0.0501 0.0371
0.13(
0.0“
0.04
0.072
0.04〔
0.1139
0.113S
0.1392 0.1387
0.0251
0.07,
0.0127 0.029
0.0968
0.0391
0.045S
0.103(
0.042つ
0.1253 0.1225
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
24
G
0.0797 0,0299
0.0452 0.0469
平成 5年 度卒業論文
表 64:ら らぽ ― とH∼ M 10:30(人 H I J K L
)
M
家族
C
0
母親 な し カ ッ プル 友達 同 士
C
C
0
C
0
触 り
・ ー '合 ルフ 計
0
人数 合 言 │
0 0
C
0
0
(
0
C
0
0
C
0
0
表 65:ら らぽ ― とH∼ M H ЮO(人 ) H J K L
M
I
家族
C
l
母親 な し
0
カ ップル
0
友達 同 士
1
1
0
C
C
(
狙1り
1
・ ・ ク ルーフ 合計
1
人数合 計
(
0
1
C
l
l
0
1
0
2
2
表 66:ら らぽ ― とH∼ M
H:30(人
H
K
J
I
水族
)
L
M 0
1
母親 な し
0
カ ップル
0 0
友達 同 士 狂 より
0
0 0
0
C
0 0
0
0
M
I
0
カ ップル
0
2
I
0
表 67:ら らぽ ― とH∼ M 12:00(人 ) H J K L 0
母親 な し
C
1
・ルー '合 ク フ 計 人数合 計
水族
0
0 1
0
友達 同 士
1
列1り
0
・ルーフ ・ ク 合言 │
4
人数合 計
4
(
0
5 1
表g:ら らぽ―とH∼ M 12:30(人 H
K
I
家族
0
母親 な し
1
カ ップル
1
友達 同 士
C
I
0
)
L
M 1
C
1
l
1
0
11り
・ ・ 夕 ルーフ 合計
4
C
人数合 計
6
C
0
0
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
25
平成 5年 度卒業論 文
表 69:ら らぼ ― とH∼ M
13Ю O(人
H
K
I
)
M
L
家族
0
母親 な し
1
l
カ ップル
0
C
友達 同 士
l
1
l
1
1
l
2
1
2
り ・ルーフ ・ 夕 イ )言 │
l
1
3
人 数合 計
6
L虫
家
l
C 1
(
表70:ら らぽ ― とH∼ M
13:30(人 )
H
K
】
M
L
2
1
C
1
1
C
カ ップル
0
C
友達 同 Jl
0
1
0
l
2
2
7JR
母親 な し
独 り
l
'ル ー・
ク フ合 計 人数 合 言1
0 0
3
0 0
1 1
5
表71:ら らぼ ― とH∼ M
14:00(人 )
H
K
I
M
L
家族
1
0
母親 な し
1
1
1
カ ップル
2
0
C
友達 同士
0
l
1
独 り
0
・ ・ 夕 ルーフイ )言 十
4
l l
0
l
2 4
l
人数 合 計
水 族
表72:ら らぽ ― とH∼ M
14:30(人
H
K
母親 な し
カ ップル
0 0
独 り
・ルーフ ・ ク 合計 人数 合 計
)
M
L 0
1
2
友達 同士
J
I
C
l 1
1
1
C
!
4
C
1
1
4
12
C
2
5
12
表73:ら らぼ ― とH∼ M 15()()(人 L K H J
)
M
I
家族
C
1
l
1
母親 な し
0
カ ップル
C
C
友達 同 士
C
C
独 り
・ ・ 夕 ルーフ 合 計 人数 合 計
C
2
1
1
l
4
1
0
0 0
早稲 田大学渡辺仁史研究室
26
4
平成 5年 度卒業論文
表 74:ら らぼ ― とH∼ M
15:30(人 )
H
K
J
I
須族
1
母親 な し
1
L
M l
1
カ ップル
0
友達 同 士
0
独 り
2
・ ・ ク ルーフ 合計 人数合 計
4
1
1
1
】
1
1
1
1
1
1
2
9
表 75:ら らぼ ― とH∼ M H
1600(人 ) K
J
I
9
L
M
塚でJJ矢
1
母親 な し
1
0
】
友達 同 士
C
1
独 り
・ イヽき
C
│
人数合 計
2
l
2
C
l
表76:ら らぽ― とH∼ M
1630(人 )
H
K
I
L
M
2
母親 な し カ ップル て達 同 士
0 1
1
11り
1
1
6
1
1
10
l
1
1700(人
H
K
I
l
C
0
0
3
4
6
8
l
表 77:ら らぽ ― とH∼ M 家族
)
L
M
C
母親 な し
1
1
1
0 0
カ ップル
友達 同 士 狙1り ・ ・ 夕 ルーフ 合計
4
0
人数合 計
5
0
蓼族
C
l
1
・ ク'ル ーフ 合計 人数 合 計
1
2
2
永族
2
1
カ ップル
1
C
1
C
3
1
2 4 4
6
表78:ら らぼ ― とH∼ M
17:30(人
H
K
J
I
)
L
1
C
M 1
母親 な し
1
カ ップル
(
1
C
友達同士
C
l
C
2
4
触り
1
2
・ ・ ク ルーフ 合 言 I
4
C
人数合 計
C
早稲 田大学渡辺仁史研 究室
27
6
平成 5年 度卒業論文
表79:ら らぼ ― とH∼ M
18Ю O(人 )
H
K
I
L
M
l
0
1
母親 な し
C
1
2
カ ップル
C
家JJA
友達同 士 触り
0 0
1
l
1
1
1
・ルーフ ・ ク 合計 人数 合 計
1
1
C
1
2
C
2
表80:ら らぽ ― とH∼ M
18:30(人 )
H
K
J
1
3
5
M
L
家族
C
0
母親 な し
C
0
2
カ ップル
友達 同 士 l」
()
1
つ
tり
・ルーフ ・ 夕 合計 人数 合 言
l
1・
1
2
1
表81:ら らぽ ― とH∼ M H
0 0 2
家族
母親 な し カ ップル 反達 11り
・ ・ ク ルーフ 合 計 人数 合 言1
C
3
C
3
1
4
26
4
5
105
10
3
4
M
L
0
l
2
1司 l―
l
2 2
一 日延 K
I
2
!
2
7
8
4
4
12
2C
4
うι
ハυ
43
表82:ら らぽ― とH∼ M ス ペース別 グル ー プ害!合 M K L J H I
家
1■
母親 な し
0.366つ
カ ップル
0.H38
友達 同 士 則1り
0.0661
C
0.4
0.4512
0.2
0.1429
0.675 0.3179
0.2641
0.2667 0.3333
0.428(
0.678(
0201S
0928(
1.025つ
0
0.4938
0 0.2857 0.1429 0.5714
0.2
表83:ら らぽ ― とH∼ M H
グル ー プ別 ス ベ ー ス害1合
K
J
I
家 族
01014
0
母親 な し
().0746
1.8431
M
し
0.238〔
0.0()〔
0.0507 0.097 0.032
0.()3〔
0.088(
0.050(
0.00〔
0.032
00533
0.05〔
カ ップ ル
0024
().01(
こ達 llllJ
0.0253 0.0693
0.0127 0.0107
0.0224 0.024 0.050( 0.0133
0.0682 0.0735
0.0()81
0.0186
0.0085
0.0533
0.0707
0.0()7
0.018S
0.Ol)98
0.0581
0.0749
限 り 'ル ー・
フ合 計 人数合 計
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
28
0.03,
平成 5年 度卒業論文
表85:IMA10:30(人 )
A
B
家族
F
D
1
母親 な し カ ップル
友達 同士 独 り
グル ー プ合 計 人数 合 計
0 0
1
0
C
0
C
0 0
表86:IMA H ЮO(人 )
A
C
B
D
E
F
家族
母親 な し カ ップル
1
友達 同 士
2
11り
グル ー プ合計
3
C
人 数 合 言1
6
C
表87:IMA
A
(
1
母親 な し カップル
1
D
E
F
1
1
2 2
友達同士 触り
1
1
グル ー プ合 計 人数合 計
0
C
1
0
C
1
表88:IMA12()0(人
A 家族
0
0
H:30(人 )
B
家族
0
0
B
1
l
)
C
D
E
4
F 1
母親 な し
カ ップル 友達 同士 触 り
グル ー プ合 計 人数 合 計
1
2
1
9
1
C
2C
1
C
表 89:IMA12:30(人 A B
2
(
)
D
E
F
家族
母親 な し カ ップル
友達 同士
2
犯 より グル ー プ合 計
8
人数合 計
1
I
0
20
早稲 田大学渡辺仁史研究室
l l
0 0
平成 5年 度卒業論文
O(人
表90:IMA13Ю
A 家族
)
D
B
F
1
母親 な し カ ップル 友達 同 士
1
限 り
2
グル ー プ合 計
4
l
人数 合 計
l
1
1
1
l
2
l
1
1
l
0
1
表91:IMA13:30(人 )
A
B
D
F
E
2
家族
母親 な し
1
カ ップル
友達 同 士
l
11り
1
グル ー プ合計 人数 合 言
0 0
│
l
0
l
0
1
表92:IMA14:00(人 )
B
A 家族
D
E
F 1
l
母親 な し
1
カ ップル
1
友達同士
2 2
独 り
グル ー プ合 計 「 人数 合 言
l
1
1
0
17
l
表93:IMA14:30(人 )
A
B
家族
2
母親 な し
1
カ ップ ル
1
友達同 士
1
触り
1
グル ー プ合 計 人数 合 計
D
E
F
1
1
1
1
6
1
l
4
1
C
(
C
(
表94:IMA15:00(人 )
A
B
D
2
家族
母親 な し カ ップル
l
F
E 1
1
1
友達同士 11り
グル ー プ合 言 人数 合 言ト 1・
2 2
1
7
4
14
1 l
1
1
3
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
平成 5年 度卒業論文
表96:IMA15:30(人 )
A
C
B
家族
2
母親 な し カ ップル
2
D
E
F
1
友達 同士 独 り
5
グル ー プ合 計 人数合 計
9
l
1
1
1
1
1
l
1
0 0
l l
表97:IMA16:30(人 )
A
B
家族
E
D 3
F
1
母親 な し
カップル
1
友達同 1ト L彙
り
1
2
1
2
2
3
3
グル ー プ合 計 l
人数合計
22 表98:lMA1630(人
A 家族
)
C
B
D
1
母親 な し カップル
E
F
1
1
1
2
1
友述 同 士
1
[1り
3
グル ー プ合 計 人数合 計
6
1
l
1
3
9
表99:IMA17()()(人
A 1
母親 な し カ ップル
C
6
C
)
B
家族
4
D
E
1
1
1
l
F
2 2
1
友達同士
1
2
2
:
4
5
l
限り
グル ー プ合 計
1
│・
24
人数 省 言 「
表 1∞
1
0
2
:IMA17:30(人 )
A
C
B
D
E
家族
F 1
母親 な し
1
カ ップル 友達 同 士
1
l
2
11り
グル ー プ合 計 人数合 計
3
(
1
(
0
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
31
1
1
2
1
1
平成 5年 度卒業論文
表 101:IMA18:()0(人
A
)
B
家族
D
E
F
3
母親 な し
1
カ ップル
1
友達同士
1
限 り
グル ー プ合 計 人数 合 計
9
0
1
1
2
1
C
1
(
0 表 102:IMA18:30(人 A B C
家族
)
D
E
F
1
母親 な し カ ッ プル
!
友達 同 J: 1よ り
1
グル ー プ合 計 人数合 計
0 0
6
(
(
表 13:IMA一 日延 (人 )
A
C
B
D
家族
2
母親 な し
0
カ ップル
l(
44
グル ー プ合計
3
1
5
5
119 227
人数 合 計
F 4 1
(
友達同士 限 り
E
1
2
1
4
10
24
8
7
41
1
表 104:IMAス ペ ー ス別 グル ー プ害J合
A
C
B
D
0.1176
カ ップル
0.OS4
友達同士
0.1511
独 り
0.3691
(
0.125 0.25
F
02105 0.1053
0
′υ
母親 な し
E
012f
0.2773
え
().3331 ().4161
0.142,
0.1053 0.5789
表 105:IMAグ ル ー プ別 スペース害1合 A B D E 家族
0.634(
0.1923
00385
母親 な し カ ップル
0.736S
().1053
0.7141 ヽ
4
, 一
0.555
11り
グル ー プ合 計 人数合 計
0.6(Ml 0.618』
0.1015 0,1226
0.0769
0
C
0.1053
0
0.2148
().()3()3
0.()354
0.5714
0.052(
0.0714
02424
00606
0.126(
0.1392
0.050(
0.1218
0.0964 ()0845
0.0355 0.0272
0.lH
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
32
0.142g
F
0.0571
′0
0.0909 ′0
友達 同 士
0.142S
0.12f
平成 5年 度卒業論文
以上 の結果 を見 てみると同 じ郊外型複合商業施設 といえ ど もまちまちな 結果が 出 ているのがわかる。単純 に休憩人数 をみる とコル トンプラザが多 いのだが、今回 ららぽ― とは一番休憩 スペースの大 きい箇所 を計測 してい ないためそれを考慮 に入 れる とららぽ― とが多 い。調査 して い る ときに感 じたのはららぽ ― とでは休憩 スペースがそ こか しこにあ り、 しか もほ とん ど全範 囲が誘引面積 になって いるためではないか と思 われる。それ に くら べ る とIMAが 少 な いのは誘引面積 が少 ないためだと思 われる。 グルー プ別 にみてみても違 いがかな り出 てい るが これはその地域性 などのためだろ う。 ららぼ ― とはベ イエ リアで もあ り最近 スキー ドームザ ウスがで きたために 若者 の来訪が多 い と思 われる。IMAは ほとんど光 が丘 団地 の人 々の来訪 だ とい って よ く、 そ うなると近所 の婦人同士な どで きやす く、 自然 カップル は少 な くなるであろう。 コル トンプラザ も近 くの団地 の人 々が多 そうだが 総武線沿線 とい うこともあ り典型的 な郊外 型複合商業施設 とみ な してよい のではな いだろ うか ? ほかにはカップルはあま り利用割合 が高 くないスペースに休憩 しやす く 母親 な しは逆 に利用割合 が高 いスペースに多 い。
早稲 田大学渡辺仁史研究室
33
平成 5年 度卒業論文
榮 9章
誘ワ1面 積 に関 して
34
3-1
誘引面積 の定義
休憩 スペースを確認す ることので きる最外 郭 に囲 まれ、 しか もただ一 つ の領域 に しか属 さない範囲 を誘引面積 と定義す る。 つ ま りあ る地点か ら二 つ の休憩 スペースを確認 で きると予想 されるならばよ り近 いほ うの誘引面 積 内 とみなす。 同体憩スペース内の全 ての座席の 中心から任意の半径の円をとる
II ● ▼ 座席の真ん中から壁の角に向かっ て線をワ│く
-
休憩 スペース をみる こ とので きる範囲 二つの休憩スペースが接近 している場合 一番近 い座席 どうしの垂直二等分線 を最 外郭 とする
図 1:誘 引面積
早稲 田大学渡辺仁史研究室
35
平成 5年 度卒業論文
3-2
誘 引 面 積 の算 出結 果
前項 の定義 にのっと り3ヵ 所 の複合商業施設 に関 して、誘引面積 を求 め てみた。半径 5mの ときは各休憩 スペースにごとにあ ま り面積 の差 がみ ら れないのでそれ以上の半径 で算出 してみた。 20m以 上 になる とほとんど の誘引面積 は壁、 もしくは他 の誘引面積 にぶつかって しまうので無限大 と した。以下 にその図面 と数値 を載せる。
図 2: コル トンプラザ 2F 半径
10m
図 3:コ ル トンプラザ 2F 半径
早稲 田大学渡辺仁史研究室
36
10m
平成 5年 度卒業論文
表21:コ ル トンプラザ A∼ H A :住 :4登
i径
10m
15m 20m
半径 ∞
m
B
408.48 516.12 634.8 708.04
図 4:コ ル トンプラザ 2F 半径
C
456.78 229.08 648.6 266.34 732.78 274.62 814.02 274.88
誘引面積
(m
E
D
F
183.54
100.74
213.9
140.76
175.26
165.6
189.0(
192.46
190.04
218.82 221.24
G
H
121.44
110.Z
146.28
133.86 140.7(
154.32
142.6(
図 5:コ ル トンプラザ 3F 半径
15m
早稲 田大学渡辺仁史研究室
37
15m
平成 5年 度卒業論文
ンプラザI∼ P 誘31面 積(mう 表像:コ ルト 半径 半径 半径
10m 15m 20m
手往 ∞
m
38.64
38.64
46.9'
88.32
34.5
42.7〔
99.3(
46.9'
88.32
34.5
42.7〔
99.94
73.14
77.9(
73.14
118.8(
図 6:コ ル トンプラザ 2F 半径 20m
81.42
45.54
46.92
77.2〔
73.14
40.0'
69 97.98 109.02
75.9
77.28
88.32
34.5
34.5
42.78
91.08
図 7:コ ル トンプラザ 2F 半径 20m
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
38
平成 5年 度卒業論文
ぽ―と A∼ G誘 引 63:ら ら 面 積(mち 表 手往
10m
半径 15m 半径 20m 半径 ∞ m
76.44 120.12
32.7(
120.12
32.7(
120.12
32.7(
図 8:ら らぽ ― と lF 半径
32.7(
10m
267.54 267.54 267.54 267.54
74.72
43.68
74.72
43.68
74.72
43.68
74.72
43.68
106.47 106.47 106.47 106.47
41.9( 69.2( 69.2( 69.2(
図9:ら らぽ 一 と lF 半径
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
15m
平成 5年 度卒業論文
表84:ら らぼ― とH∼ M
109.,
16.38 ‘υ
半径 ∞
1().92 ‘υ
半径 10m 半 15m `益 2 0:n 半径
m
目 11:ら らぽ ― と lF 半径
誘引面積
(m
81.9
46.41
103.74
98.28
46.41
103.74
46.41
103.74
46.41
:03.74
92.82 92.82 92.82 92.82
20m
早稲 田大学渡辺仁史研究室
40
平成 5年 度卒業論文
r」
J _L
U百 翻
図12:IMAlF
10m
図
13
:IMA2F
表 106:IMA誘 引面i積 A B 半径 10m 半径 15m 半径 20m 半径 ∞
m
(m D
E
F
175,74
47.41
26.26
72,72
38.38
219.17
47.4ラ
29.2S
86.86
55.55
29.2,
262.6
47.47 47.47
29.2,
86.86
68.68
29.2,
29.2,
86.86
68.68
29.2,
313.1
図14:IMA3F
早稲田大学渡辺仁史研究室 41
平成 5年 度卒業論文
26.2(
図 15:IMAlF
IvA2F‖ 生 径 15m
tsr 7 :IMA3F :lt'(ft 早稲 田大学渡辺仁史研究室
42
平成 5年 度卒業論文
3-3
誘引面積 と休憩 スペ ース利用割合 の相 関
前項 で算出 した誘引面積 と2‐ 3の 調査結果 の延 グルー プ数 とを比較 して み る。 相関関数 の値 の高 さか らみて、誘引面積 と休憩 スペ ースの相関 はかな り 高 い とい ってよいだろ う。 また コル トンプラザ 、 ららぽ― とでは半径
10
mの ときが一番相関が高 く、IMAで は 20m以 上の ときが相関が高 い。 しか しなが らIMAの 場合 は調査 サ ンプルが少 な く、相関 の違 い もそ んなに差 が ないので、 この論文 では半径
10mを 誘引面積 の最適距離 とした い。
ところで、 3章 までず っ と誘引面積 で測定 しようと論文 を展開 して きた が、 デ ー タを別 の角度 か らも検討 してみる と他 の要因 も浮かび上が って く る。それ らの要 因 も一緒 に考慮 に入 れて次章 は進 めてゆきた い。
早稲 田大学渡辺仁 史研究室
43
平成 4年 度卒業論文
200 180 160
2140 120 葉蚕 ヽ loo
180 為
60
40 20 0
A B C D E
F G H I J K 休 憩 ス ペ ー ス位 置
0 0 。 。 。 0 0 0 0 0 9 8 7 6 5
10m □ 半径 15m 圃 半径 20m ■ 半径
ごE︶経日高騰
圏 半径 ∞m
0 。 4 0 0 3
0 0 2 0 。 1 0
A B C D E F G H I J K L M N O P 休 憩 ス ペ ー ス位 置
図
18:
早稲 田大 学渡辺仁史研究室
44
平成 5年 度卒業論文
コル トンプラザ :Om
コル トンプラザ 15m
ソ 31● 15+a424み R曖 .αⅢ ・
麟 引薔薔 《ご )
ロ
日■
菫 グ ル ー プ臓 く人 )
驀 グ ルー プ菫 く人 )
コル トンプラザ 20m
コル トンプラザ∞ m
ソ“40521+6 0005x RA2‐
0610
菫 くご》 “'l口
廷 グ ル ー プ 菫 く人
猛 グ ルー プ菫 く人 )
)
■ 19
早稲田大学渡辺仁史研究室
.401
平成 5年 度卒業論文
120 100
︵ く︶轟ヽ 1へヽ日
80
60 40 20 0
E F G H I 休 憩 ス ペ ー ス位 置 0 0 3 0 5 2
□ 。 。 2
圏 囲
0 5 1 0 0
ごE︶終 日 悪瀧
10m 半径 15m 半径 20m 半径 ∞ m
■ 半径
0 5 0
E F G H I 休憩 ス ペ ー ス位 置
図
201
早稲田大学渡辺仁史研究室
平成 5年 度卒業論文
ららぼ―と lom
ららぼ― と 15m
ソ ・ 46572● 13957x R‐ 2=046o
引口 鐘 “
│:百 餞
)
`ご
“
=グ
く
`)
ループロ 《 人) =グ
ららば―と20m
ソ●44723● :.42嗽
│:● ■
R^2‐
日
ループ臓 く 人)
ららぼ―と∞
0500 .
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ループ麟
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早稲田大学渡辺仁史研究室
平成 5年 度卒業論文
120
100
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40 20 0
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D
休憩 ス ペ ー ス位 置
350
10m □ 半径 15m 圏 半径 20m 国 半径 ∞ m ■ 半径
300 250 ゛
E200
椰
1E150 瀧
100
50 0
c
D
休 憩 ス ペ ー ス位 置
図
22
早稲 田大 学渡 辺仁 史研 究室
4,8
平成 5年 度卒業論文
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00
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70
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■
J劃
平成 5年 度事業論文
■
早稲田大学渡辺仁史研究室
■
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■
弟 4章
休憩 スペ ー ス禾U用 害』 合 の予測』
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4-1
休憩 ス ペ ー ス の形 態 と位 置
休憩 スペースの座席 の形態 は 3つ あ る。ベ ンチ、長椅子、椅子 である。 ここではベ ンチは公 園にあ る ような形態 をさし、長椅子 は背 もたれのある もの、椅子 は一人がけの もの とす る。 また今回調査 した商業施設 では椅子 は必ず机 とセッ トになってい た。 そ して 2-3の 調査結果 を見 てもわかるように一度 にす わるこ とので きる グルー プに差がある。一番多 いのはベ ンチで 4グ ルー プ、次 が長椅子 で 3 グルー プ、椅子 が 1グ ルー プである。 しか し、椅子の場合 テー ブルが移動 した りして椅子 とテ ーブル との関係 があま り意味 を持 たな くな る と lグ ル ー プに限 らな くな る傾向が あ るようだ。 また休憩 スペ ース の利用要因の もう一つ にはその休憩 スペースの位置が 考 えられる。例 えば、休憩 スペースの利用理由 は次 の二 つ だ と思 われる。 ひ とつ は疲 れたための休憩、 もう一 つ は連れ と待 ち合 わせであ る。そうす ると、そ の理由に関係す る場所 が利用割合 の要因の一 つ になる と思 われる。 前者 の疲 れたための休憩 のほ うを考 えて見 る。 まず入 り口付近 はあまり 休憩 しな いのでは ないだろ うか ?例 えば極端な話、来場 した時 と退場す る 時 しか入 り口 を利用 しない とす るな らば、来場 したばか りの時 は疲 れてい ない し、退場す る時 は休憩す る くらいならば さっさと帰 って しまったほう が よい と予想 されるか らである。 この ような理 由で入 り口付近 の休憩 スペ ースは利用割合 が低 い と考 え られる。 次 に後者 の待 ち合 わせの場合 だが、 一つ は目印があ る ところ と考 えられ る。例 えば、町中での待ち合 わせの場合、渋谷 のハ チ公 前、 モ アイ像前、 新宿 アル タ前 などわか りやす い何 かが なければならない。商業施設内の場 合、あ ま り銅像があ った りす ることはないのだが、一番面積 の大 きい休憩 スペースが 自然 に一番分 か りやす い認識 しやす い場所 にな り得 るために待
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51
平成 5年 度卒業論文
ち合 わせ として利用 される場合 が多 い といえよう。 他 には トイ レ付近力弩J用 割合 が高 い と考 えられ る。 グルー プの うちの誰 かが トイ レに行 きた くな った らその近 くで待 たざるを得 ないか らであるの だが 、 またその ときに一月 腱入 れやすいなど前者 的 な理 由 も考 えられる。
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I S2
平成 5年 度事業論文
4-2
利 用 割 合 の予 測
さて、利用割合 のために前項 の要因 を誘引面積 に付加 しなければならな いのだが、 どのような方法 が よいだろ うか。 で きる限 り誘引面積 を活 か し た付加 の仕方 を考 えたい。そ うす ると、要因 を数値化 して融合 させなけれ ばな らない。単純 に椅子 はマ イナス 5だ とか入 り口付近 はマ イナス 10と い ったよ うな方法 もあ るのだが誘引面積 は商業施設 の規模 によ りかな り開 きがあるので、 ここでは掛け ることにす る。 次 に実際 にい くつ の数値 を掛 け合 わせ るかだが、一番相関関係 が高 かっ た半径
10mの 時 の値 をと り次 のような試行錯誤 をしてみた。
椅子 ・ トイ レ付近 ・入 り日付近 以外 のサ ンプルに関 して極端 に値 の違 う ものを排除 して、誘引面積 の平均値 か ら延 グルー プ数 の平均値 を除す る。 また、それぞれのサ ンプルの誘引面積 の平均値 か ら延 グルー プ数 の平均値 を除す る。その値同士 の比が次 の数値 (要 因係数)で あ る。例 えば椅子 の 要因係数 は以下 にして求 める。 (誘 引面積 の平均値
(椅子 の誘引面積 の平均値
=(椅 子 の要因係数
)/(延 グルー プ数 の平均値
)
)/(椅 子付近 の延 グループ数 の平均値
)
実際 に計算 してみた値 を以下 に示 してお く。 ・椅 子
1/1. 50
・入 り口付 近
1/2。 16
。 トイ レ付 近
1. 66
この値 を代入 した数値 で相関 グラフを示 してみる。
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平成 5年 度卒業論文
□ 24:コ ル トン プラ ザ 饉正 200
y8
‐1.8698+5.6669x
●
R^230.910
銹 31面 積 モ要 因 係 致
100
ロ
ロロ
10
20
30
廷 グ ル ー プ致 (人 )
日 25:ら らぼ ― と 修 正
y=20.168+1.9766x R^230.821
ロ
勝 引面積 くば )
100
20
40
60
延 グ ル ー プ 取 (人
100 )
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“
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平成 5年 度卒業論文
弟 5章
今後 の展 望
55
5-1
今後 の展 望
休憩 スペース を利用す る人 の調査 にはいろいろな方法 があると思われる。 今 回の研究 では一つの商業施設 に対 して一 日でデー タを取 らな くてはな ら なかった ことや、 また休 日に調査 しなければならなか ったことな どの理 由 でこ うい う方法 を取 ったのだが第 2章 で述べ たように この方法 では見 るこ とので きない面 も多 々あ る と思 われる。 しか し、今回 の結果 を見 る限 りで は誘引面積 と休憩 スペ ース には相関関係 が あ る とい ってよいだろ う。 さて今後 の展望 なのだが 、 この研究結果 か らい ったい何 がで きるのか。 例 えば、ある商業施設 を計画 しなければならない ときに、休憩 スペース を ど うすべ きか。 もしくは、休憩 スペ ースの面積 がす でに定 められている と きに同配分す るべ きなのか。あ とは、休憩 スペ ースがあ らか じめ設け られ ている ときにそ こにはどの程度 の座席が必要なのか。他 にもさまざまな使 い方 が あ ると思 われる。 うま く活用 して くれ る方 が い らっ しゃった らとて も幸 いであ る。
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平成 5年 度卒業論文
あ とが き 5月 ころは順調 に進 んでるかのようだったのだけれど、理想 ばか り追 っ ていて何 がで きて何がで きないのか とい うことをあま り理解 していなか っ た。夏休み も終 わ りの頃 になって、 とにか く始 めたような研究 だったがそ れな りにやって見 ると充実感 が残 る。なかなか腰 が上が らない とい う自分 の性格 が出 て しまい 10月 の初 め頃 は結構投 げや りになっていたが、 こ う して無事 に終 わることがで きたの もひとえに修士 の佐藤 さん、客員 の林 田 さん、その他渡辺仁史研 の皆 さんのおか げである。 ここに心 よ り感謝 した い。本当 にあ りが とうご ざい ました。 これをもって この研究論文 を締 め く らせていただ く。
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平成 5年 度卒業論文
□
参 考 文 献 ・商空間の設計技法
理工 図書
・ ア トリウムの計画 とデザ イ ン
建築技術
・商業施設 における利用者 の行動 に関す る研究 。地域密着型 の複合商業施設 における利用者 の行動特性 に関す る研究 ・ 上下交通手段 の選択行動 に関す る研究 。環境心理 とは何 か
彰国社
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