時刻変化から見た夜景景観の記述照明効果の明度分析

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■時刻変化 か ら見 た夜間景観の記述 す ヽ │ヽ

二熊明効果 あ明度 分析 ‐

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Dlploma 1997 Marlko Yokogi

目次 1 2

は じめに

研究 目的 研 究背景 既存 の都市景観 の研究 既存 の夜間景観 の研究 昼間 と夜間の景観 の相違点及び本研究 の位置づ け 景観 の差分解析

研究方法

7

調査 分析

研究結果

10

構 図か ら見たオ ブジェク トとその変化 による記述 全 体 と部 分 の明度変化 差 分 による変化 画像

考察

30

実験結果 か ら 考察 反射 につ いて 都市 で見 られ る反射 設計 へ の応用

今後 の展望 参考文献 おわ りに

39 40 42

HrrosH wATANABE LAB. WASEDA UNⅣ ERSΠY


Diplorna 1997 Mariko Yokogi

は じめに 夕方、 日が暮れて空がだ んだん暗 くなって くる と、街 にポ ツポツ と照明が灯 さ れ、気が つ けばそ こには昼間 とは違 う、様 々な照明で満た された夜 の世界が広 が つ て いる。照明は夜間景観 の印象 の大部分 を占め、人間の活動 の様子 を表 して いる。 夜間景観 は照明 とい う人工的な要素で構成 されて いるが、結果的 に創 り出された 自 然景観 と考 え られ る。その人工的な「操作可能な 自然景観」の現状 につ いて 知 る こ 研究 を進 める ことに とで、今後 の夜間景観 を変 えて い くきつか けになれ ばと思 い、 した。

HrosHI Ⅵ「ハ」ANttE LAB. WASEDA UNⅣ ERSHY


Dlploma 1997 M“ ko Yokogi

研究 目的 都市空間 では、私達 の活動が景観 の リズム として あ らわれ、そ の リズム を 「体 感」する ことで 、景観 の変化 として認識 して いる。そ こで本研究 では夜間景観 の 時 視覚的 に区別 し易 い明度 とい うパ ラメー ター によ っ 間 の経過 に伴 う変化 の様子 を、 て記述 し、現状 の夜間景観 の印象 を決定づ けて いる要 因を探 る ことを 目的 とす る。

HrrosHI wノⅥ〕NttE LAB. WASEDA UNⅣ ERSrIY

2


Diploma 1997 Mariko Yokogi

研究背景 ■既存 の都市景観 の研 究 昼 と夜 の景観 は同一 の構造 上 にあ り、時間的 には繋が って いる二つだが 、これ ま では昼 間 の景観 の研究が主 になされてきた。扱 う内容 としては以下 のよ うに挙 げら れる。 1.都 市 の景観構造 参考文献 篠原修 、 他 :街 路 景観 の まとま りに及 ぼす沿道 建物 の効果 に関す る計量心 理学的研究、土 木学 会論文集、No.353,Ⅳ -2,pp.131-138,1985 建物 の輪郭線 を線描 した街並 みパース を対象 に して、 沿道 建物 の セ ッ トバ ック量・間 口幅 0建 物高 さ等 を変化 させ 、それ らの変化量 と統合感な どの評価 との関係 を求める実験 を行 つて いる。 奥俊信 :都 市 スカ イ ライ ンの視覚形態的な複雑 さにつ いて、日本建築学会 計画系論文報告集 、No.412,pp61-71,1990 スカイ ライ ンとい う単純 な景観要素 を対象 に して、視覚形態的な 複雑 さにつ いての評価実験 を行 つた。

2.景 観 の色彩構成・ 分析 参考文献 稲垣卓造 :景 観整備 を目的 とした都 市 の色彩評価 に関す る実験 的研 究、日 本建築学会計画系論文報告集 、No451,pp29-39,1993 広告塔 の色彩 の評価 に関す る実 模型実験 によ り街路景観 中の建築、 験 を し、色彩で景観 を分析 して い くと、彩度 と明度が大 き く関与 し て いる ことがわか った。 稲垣卓造 :都 市 の構 図 と構成要素がそ の色彩評価 に与 える影響 、日本建築 学会計画系論文報告集 、No462,pp9-19,1994 建築 の外 部色彩 につ いては、彩度 に重みがあるが、明度 につ いて も 多様な シー ンに適用 できる重 要性 を述 べ て い る。

HrosHI wATANABE LAB. ミヽ EDA UNIVEttFIY 3


Diploma 1997 Ⅳ〔 ariko Yokogi

山本早里、他 :光 環境 を考慮 した景観構成色 に関す る研 究 、 日本建築学 会計画系論文報告集 、No485,pp9-15,1996 輝度 景観 を眺 める際 に見 られる色彩 を景観構成色 として取 り上げ、 色度値 を測定 し、これ をスク リー ンの物体色 で表す ことを提案 し た。しか し景観構成色 と物 体 色 とは明 らか に違 いが あ り、景観構成 色は対象物 と太 陽 との位置関 係 、表面特性 、立体構 成 が影響 して い る。 小柳佳久、他 :都 市景観画像 の色彩特性 に関す る研究、 1990年 度第 25 回 日本都市計画学 会学術研究論文集 、pp271-276 都市景観画像 における物理的特性 を色彩の面か ら、色彩 出現頻度 図 や明度 と彩度 による色 彩分布 図等で分析 して いる。

3.心 理的評価 1と 2で 挙 げた例 の 中に は、景観 の特性が ,い 理的 にどう関わ つて くるか

をまとめた もの もある。これ に関連す る文献 は次頁 で挙 げた い と思 う。 特 に色彩につ い 以 上が今 まで昼間の景観でお こなわれてきた研究 の大 まかな例で、 て は関連研究が多 い ことがわか って い る。

■既存 の夜 間景観 の研究 夜間景観 の研究は昼間の景観 の研究 に比べ て歴史が浅 く、昼間の景観研究 の手法 を応用す る場合が多 い。しか し夜間 の場合、 構成要素 として昼 間 に気 にな らな い照 明 の存在 が非常 に大 き くなるため、必ず しも同 じ手法が良 い とは言 えな い。既存 の 研 究 を分類す ると以下 のよ うになる。 1.近 景―照明デザイ ン、 ライ トア ップ 参考文献 山本公夫 :都 市公共空間 にお ける照明デザイ ンの考 え方 と効果 、照明学会 誌、Vol.74,No.3,1990,pp137-142 照明デザイ ンにつ いて 夜間景観 の快適性 の評価 をお こな って いる。

WATANABE LAB. WASEDA UNⅣ ERSΠY HΠ OSHI

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E)ipbma 1997 Ma亘 ko Yokogi

中村芳樹 :都 市景観照明 の 印象評価 、照明学会誌、Vo174,No.3.1990_pp

143-148 ライ トア ップ =都 市景観照明 としてその印象 と要因について述 べ て いる。 館林史子、他 :都 市 にお けるライ トア ップ事 業 の景観的効果 に関す る考 察 、 1990年 度第 25回 日本都市計画学会学術研究論文集 、pp65卜 660 視点場 と対象物 の位置関係 による対象物 の「見 えの大 きさ」に着 目 し、ライ トア ップ の景観的効果 につ いて示 して いる。 岡村敦 、他 :建 築物 の景観照明 にお ける視点場 の研究、日本建築学会大会 学術講演梗概集 (近 畿 )1996年 9月 、pp891-892 視点場 に注 目し、対象物 の見 え方、景観的特性 を考察 し、景観照明 デザイ ンの基礎 的知見 を得 る。 山下葉 :夜 間 の公共空 間 の快適性評価実験 につ いて、 1988年 度第 23回 日本都市計画学会学術研 究論文集 、pp445-450 歩行者 を主 体 に快適性 を説明す る因子 を抽 出 し、評価 の特徴 を得 る。 2.遠 景―構 図 羽生冬佳、他 :夜 景 の構 図 とイメー ジに関す る基礎的研究、1990年 度第

25回 日本都市計画学会学術研究論文集、pp661-666 遠夜景 を操作論的 に把握 し記述す るために光の状態 と質で尺度 を 設定 し、イ メー ジの 因子軸 を明 らか に して い る。 「イメー ジ」を心理 以 上が今 まで行 われて きた夜間景観 の研究で 、主に「見 え方」、 的評価 しているのがほとん どである。昼間 の景観 の心理的評価 もほぼ同 じ形 式であ る。

HrosHI Ⅷぃ」ANttE LAB. 5 WASEDA UNⅣ ERSⅡ Y


E)iploma 1997

Manko Yokogi

■昼間 と夜 間 の景観 の相違 点及び本研究 の位置づ け 先にも述 べ たように、景観 として二 つ は同一 の構造 上 にあるが、時間帯 による主 な光源 の違 いによって区別 されて いる。昼間 の場合、太陽が 主光源で、その強 い光 に照 らされ る ことで都市 空 間 の構造 、様相が浮 き彫 りにな る。一方夜 間 の場合 は 視覚 に強 く訴えて くるのは昼 間 様 々な 目的を持 った照明 と い う人工光源が灯 され、 とは違 い、建築物等 の 同一 の構造 に付随 して い る照明 自体 の存在 である。二つ を比 較 してみる と、景観 に色 彩 が 占めるウエ イ トが大 き い ことはわかって いるが、夜 間 夜間景観 は景観のテ クスチュアが持 つ色 と照明の輝 きを帯びた色が混在す るため、 の研究 にお いて色彩面で昼 間 の景観 の場合 と全 く同 じ手 法 を用 いる ことはで きな い。ここで 問題 になって い るのは色彩 の三要素 (色 相 、彩 度 、明度 )の 中の彩度 で ある。先 の、 景観 の色彩構 成 0分 析 の参考文献 か ら色彩分析 の彩度 の重 要性がわ か って いるが、同時 に彩度 と明度 の相 関性 と、明度 のポテ ンシ ャルの高 さが述 べ ら れて いる。この ことか ら夜 間景観 を色彩 で分析す る際、明度 の有効性が伺 われ る。 「見 え方」やイメー ジの心理的評価 とい う、 次 にこれ までの夜間景観 の研究で は、 夜間景観 を抽象化 して扱 う場合が多 い。これは夜間景観 を瞬 間的な二 次元で見 て い る ことに原 因があ り、景観 の 中で眺 める とい う行為 か らは、かけ離れて いる。景観 を具体化 す る ことは抽象的 な「見え方」やイメー ジの原 因 を探 る ことであ り、本研 究 は夜間景観 を都市空間 の 中で眺め、具体化す る ことに位 置 づ け られ る。

■景観 の差分解析 時間経過 に従 つて変化 の 様子 を見 るには、時 の前後 で起 こつた状態 の「差」が変 化 として表れ る為、差分解 析 が有効である。景観 の場合、動画像間の視覚的な差 を とる ことで景観 の変化 を捉 え る ことが 可能である。

HDOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIVEttFIY


Diplorna 1997

Mariko Yokogi

研究方 法 ■調査 都市 の夜間景観 を代表す る場所で、デジタル ビデオカメラによる定点撮影 を行 う。撮影方法 は、研究内容が場所間の差異 の分析や比較ではな いので、撮影 にあ たっては歩道 に立って視点をアイ レベルに置き、カメラの向きはその景観 を眺める のに自然な方向 と角度 にする。 露出は肉眼で見 た場合に最も近 い夜景モー ドに設定 する。

HΠ て)SHI

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E LAB.

WASEDA UNIVERS】 TY


E)iploma 1997 Ⅳ〔 ariko Yokogi

■分析 撮影 した映像か ら、人が 日常景観 を眺め るのに長過 ぎず短過 ぎな い 1分 間 を抽 出 す る。

B。

ム ー ビー作成 1

時間 による変化 の様子 をよ り分か り易 く端的に理解する為 に 1秒 1コ マで 各 映像 を編集す る。以後 、明度で分析 して い く為 グ レー スケール に変換す る。

C.定 量化 1

Bの 画面全体 の明度変化 をヒス トグラム のムー ビーで表現す る。 D.定 量化 2 Bの 画面内で照明部分 のみ の明度変化 をヒス トグラムのムー ビーで表現す る。

HFOSHI Ⅶ「ATANABE LAB. WASEDA UNIVERSHY

8


Diploma 1997 Mariko Yokogi

平均化画像作成モデル

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Absolute Difference

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HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIVERSΠY

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Dip10ma 1997 Manko Yokogi

研究結果 ■構 図か ら見たオブジェク トとそ の 変化 による記述 夜間景観 の画像 を見て、オブジェク トとそ の変化が画面 上の どこに位置す るか を 簡略化 して示す ことでそ の景観 の変化 を構図上でパ ター ン化す る。夜間景観 にお い て 1分 間 という微少な時 間 での変化 を、以下 のよ うに分類 した。

点滅一照明が つ いた り消えた りする変化 点灯―照明が つ いて いる状態 移動― オブジェク トの位置 の変化 反照一光源が映 つた り、眩 しさを帯びた状態

景観 の 中で起きる変化 は もっと多 岐 に渡 って い ると考 え られ るが 、 本論 では照明 を主体 に考えているため、以 上の 4種 類 に分類 できる。また、夜 間 における光 を、 景観 を構成す るオブジェク トとして簡 略化 し、以下に提示す る。 ネオ ン広告 看板照明 内部光 建物壁面 街灯 信号 人 車

など

これ ら以外 に、例え ば 自動販売機や電話ボ ックスな どの照明は、画面内で明 らか にその存在が孤立 している場合はオブ ジェク トの一つ として扱 うが 、 そ うでなけれ ば内部光 な ど、位置的 に近 いものに含 める ことにす る。また、照明 でな く照 らされ る側 の ものは、都市の構造 体 に含 め る ことにす る。

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNⅣ ERSⅡ Y 10


E)iploma 1997 Mariko Yokogi

ハ V一一

O

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taet)lEto)*ih.fifi 他 の オ ブ ジェク トか らの影 響 によ る変化・ 状態 点灯 点減 移動

… 反照

新宿東 H「 OSHI WmABE LAB.

WASEDA UNIVERSⅡ Y

11


E)iploma 1997 Mariko Yokogi

00・ ・ 層

オ ブ ジ ェ ク ト自身の変化・ 状菫 他 の オ ブ ジェ ク トか らの影 響 によ る変化・ 状態 点灯 点減 移動

銀座

反照

HΠて)SHI

WmttE LAB. WASEDA UNIVERSHY

12


Diploma 1997 NIariko Yokogi

ffllx照 明 1内

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オ ブ ジェク ト自身の変 化・ 状態 他 の オブ ジェク トか らの影 響 によ る変化・ 状態 点灯 点減 移動

秋葉原

反照

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIVERSnヽ ア

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E)iploma 1997 NIariko Yokogi

00・ ・・

オ ブ ジェ ク ト自身 の変化・ 状態 他 の オ ブ ジェク トか らの影 響 によ る変 化 ・ 状態 点灯 点減 移動

新宿西

反照

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNrVERSHY

14


E)iploma 1997 卜lariko Yokogi

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オ ブ ジエク ト自身 の知 卜 粘

他 のオ ブ ジェク トか らの影 響 によ る変化・ 状態

点灯

点滅

移動

反照

秋葉原

(21時

)

H∬OSHIヽVATANABE LAB.

WASEDA UNLア ERSHY

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Dlplom 1997 Marlko Yokogl

■全体 と部分 の明度変化 景観 の変化 の様子を、明度 のヒス トグラムのムー ビーで見 てい く。ヒス トグラム の形はそ の景観 の画面内 の明度 の形を、ヒス トグラムの動 きは変化 の仕方を示 して いる。また全体 に対 して、照明だけの変化 の様子を見 るため、同様 にヒス トグラム ムー ビーで表 した。ここで 、5ヶ 所全てにお いて照明部分 の明度 はほぼ同じ範囲で ある ことがわか つた。 本論 ではムー ビーの一部 を景観 の明度 の形の一例 として載せ る。

IIrrosHI WATANABE LAB. WASEDA UNIVttHY

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

新宿 東

分析 画 像

照明 部 分

全体 明度

照 明 明度

HITOSHI Wzげ z姻 2毬 EL毬 WASEDA UNIVERS11■

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17


Diplolna 1997 Mariko Yokogi

銀座

分析画像

照明部分

ピクセル 致 llllLIIL

全体 明度

HITOSHI WATANABE LAB。

WASEDA UNⅣ ERSHY

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

秋葉原

分析画像

照明部分

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ピク セ ル 致

全 体 明度

照明明度

H「OSHI WATANABE LAB.

WASEDA UNⅣ ERSHY

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

新宿西

分析画像

照明部分

全体 明度

照明明度

HITOSHI WmABE LAB. WASEDA UNⅣ ERSHY

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E)iploma 1997 Mariko Yokogi

秋葉原

(21時 )

分析画像

照明部分

ピクセル数 l﹂ E L E E 霊 彊

照明明度

LAB. WASEDA UNⅣ ERSHY HITOSHI

Ⅵ「ハ」ANABE

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E)iploma 1997

Mariko Yokogi

■差分 による変化画像 絶対値差ムー ビー とは、 連続する二 つのコマ にお いて画像内 の 同一 ピクセルで 明 度が異なる場合、その絶対 値差 の値 を 同 ピクセル に与え、統合 した画像 を連続 して 繋 げた ものである。このムー ビー か らは、画像内で変化が起 こった位置 とその変化 の強 弱 を動的に理解 できる。

平均化画像 とは、上記の絶対値差ム ー ビーの各 コマの画像 内 の 同一 ピクセル の明 度 の値 を平均 して新た に画像 と した ものである。その結果 、画像 は 0∼ 255の 256 階調 で表 されるが、 視覚的 に分か り易 くす るため、そ の画像 を1∼ 8の 8階 調カ ラー 表示 に編集 した。この画像か らは、一 定 の時間内で の結果 として 、画像内 にお ける 変化 量 の違 いを踏 まえた上でのオブ ジェク トの特定 がで きる。

二 値化画像 は、 そ の しきい値 を変えて い く過 程 で 画像内 のオ ブ ジェク トを認識で きる。言 い換えれ ば、オブジェク トの変化 の強弱 と他オブジェク トとの関係がわか る。

HITOSHI WATANABE LAB. EDA UNⅣ EttΠ Y

ミ潟

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

新 宿東

変化平均化画像

編集 画像

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

銀座

変化 平 均化 画 像

編集画像

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

秋葉原

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HⅡOSHI WATANABE LAB。

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WASEDA UNⅣ ERSHY

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変化平均化画像

編集画像


Diploma 1997 Mttko Yokogi

新宿西

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LAB。

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WASEDA UNⅣ ERSHY

「ハ」ANttE Ⅵ

HITOSHI

化 少                           変                           多

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変化平均化画像


Diplorna 1997 Marlko Yokogi

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化 少                              変                               多

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変化平均化 画像

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編集画像

WATANABE LAB.

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WASEDA UNIVERSHY

HΠ て)SHI


Dip10ma 1997 Marlko Yokogi

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OSIII WATANABE LAB.

WASEDA UNⅣ ERSΠY


E)iploma 1997

Mariko Yokogi

二 値化画像

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HmosHI wATANABE LAB. WASEDA UNIVERSrIY 29


Diplollla 1997

Mariko Yokogi

考察 ■実験 結果 か ら 研究方法にお いて、夜間景観 の微少な時間内で の変化 を点滅、点灯 、移 動 、反照 の 4種 類 に分類 したが、「構 図か ら見 たオブジェク トとその変 化」で まとめた表か らは 目立 つ変化が各場所 ごとに違 って い る。これは構 図 の 問題 もあるが 、夜 間景観 の雰囲気が賑やかな所 と静かな所 では、変化 の量、複雑 さが 明 らか に違 い 、賑やか な所 の方が変化 の量が多 く、複雑 で ある。 この複雑 さは、 1.点 滅す るオブジェク トの画面内で 占める面積 2.複 数 の オブジェク トが重な り合 うことで各 々の本来 の変化 とは違 う変 化が起

こって いる ことに原 因が ある と考 え られ る。雰 囲気が静かな所では、照明 の変化か ら見 たオブ ジェク トの量が少な いため、非常 に単純 にな った と考 え られ る。 先 の「複数 の オブジェク トが重な り合 うことで各 々の本来 の変化 とは違 う変化が 起 こっている」例 を挙 げる と、 1.点 灯 十移動 =点 滅 (点 灯 して いるオブジェク トの 手前 に移動す るオブジェク

トがある場合) 2.点 灯 → 反照 (発 光 しな いオブジェク トに照明が当たって いる場合 ) となる。 次 に「全体 と部分の明度変化」か ら画像 中 の照明部分 について、各場所 ほぼ明度 値 0∼ 145で 独立 して残す ことがで きる ことか ら、照明 自体、場所 による 明度 の違 い はほ とん どな い ことがわか る。 そ して「差分 による変化 画像」で上記 にあるよ うに、一 オブジ ェ ク トまた は 画面 内 の一 範囲 に対 して複数 の変化 がある場合、よ りその度合 いが強 くなる。 ここまではあ くまで 4種 類 の変化 を前提 に述 べ てきたが、 それ らだ けで説明でき な い、起 因 しな い変化・状態が多 々 ある。移動や反照 はそ もそ も照明 の反射 の結果 、 私達 の 目に入 って くる現象で、「差分 による変化画像」にお いて画像 内 の 全て の ビ クセル に変化があった とい うことは、 景観 内 の照明 か らの反射 の影響 が表われてい

HⅡ OSHI WATANABE LAB. ミヽ

EDA UNIVERSITY

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Diploma 1997 Manko Yokogl

る とい う ことである。二値化画像 にお いて 、しき い値 を変 えて い く際、照明 の雰囲 気 の似 て いる所 では確認 で きるオブジェク トの範囲がほぼ同 じで ある ことも、反射 の影 響 と考 え られ る。

llrrosHI wATANABE LAB.

WASEDA UNⅣ ERSFIY

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Diplorrla 1997 ⅣIariko Yokogi

■考察 初め に被験者 とし 以上の結果 か ら本研究 における画像処理デー タか らの結果 は、 て訪れた対象場所 のイメー ジとは大幅に違 いを見せた。 これをそれぞれについて考察す る。

◎ 一 イ メー ジの要 因 と して 大 ○ ― イ メー ジの要 因 と して 中 △ 一 イ メー ジの要 因 と して 小

新宿東 の場合

点灯

点滅

移動

反照

実地調査

画像解析

新宿西 の場合

反照

点灯

点滅

移動

実地調 査

画像解析

点灯

点滅

移動

実地調査

画像解析

銀座 の場合

反照

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Diploma 1997 Mariko Yokoei

秋葉原 の場合

点灯

点滅

移動

反照

実地調査

画像解析

秋葉原 (21時 )の 場合

移動

反照

点灯

点滅

実地調査

画像解析

以 上のように人間が肉眼 で捉 え、考察 した夜間景観構成要素 と、本研究 の 画像処 理 によつて得 られた景観構成要素 は著 しい差違が 生 じて いる。 人が通常、認識す る夜間景観 のイ メー ジとい うものは、光 を発 して い るもの、また そ の 量的な条件 に依存 して いるもの と考 えて いたが 、本研究 を進 めるうち、人間は 無意識 のうちに夜 間景観 を変化 の仕方 、ある いはそ の 量、そ の推移 によって捉 えて い る ことがわか った。人間が歩 いて いく都市 とは不連続体 の連続 で、人間がそ こに 居 る ときに感 じるイ メー ジは、連続性 を伴 つた ものでな くてはな らな い。そ うい つ 夜間都市 にお け る漠然 と た意 味で本研究 が行 つた連続性 を持 つた明度 の変化量 は、 それが夜間景観 を知覚 させて る要因であると断定 でき したイメー ジ の源泉 とな り、 る。 また、実験結果 よ り考察 された"反 射 "と い う一つの現象 は、これ まで夜間景観 光が不定期 に増減 を の主 要 な構成要素 として取 り上げ られなかったエ レメ ン トで、 ガラスや タイルある いはスチー ルな どの反射性 の高 いテクスチュアを保 繰 り返 し、 持す る現代都市 に置 いて、夜間景観 に著 しい変化 をあたえて いる。

HⅡOSHI WATANABE LAB.

WASEDA UNIVERSFIY

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Diploma 1997 Mariko Yokogl

そ して、都市 レベルで このよ うな反射率 の違 いや同率化 を利用す る ことで、地域 都 の イメー ジある いは街 のイ メー ジが形成 されて い く可能性 も十分 に考 え られ る。 市 レベルで の計画 を照明 という尺度か ら考 え る場合、この反射 とい う現象 を踏 まえ た計画が、 都市 の形式化 につながる可能性 も多分 に残 されて いる と考 え られ るので ある。

HITOSHI WATANABE LAB.

WASEDA UNⅣ ERSΠ Y

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Diploma 1997 Mb」 Ю Yokogi

■反射 について 私達 が 日にする光景 のす べては、単純に分解する と直射光 と反射光 のいずれか で、または両者 の混成 によって創 られて いる。直射光 は物 の当たって 明確な陰影 を 作 り出すが、拡散光 は陰影 を曖味 にした り消滅 させた りする性質 にある。拡散光は そ の生成過程で、反射拡散光 と透過拡散光に分け られる。直射光 が拡散反射面に照 射 された り、拡散材を透過す ることによって拡散光 に変質するのである。

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反射の仕組み

HrrosHI wATANABE LAB.

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E)iploma 1997 ヽlariko Yokogi

■都市 で見 られる反射 昼 間、太陽 の光が建築物 に強 く反射 して い る光景はよ く見受 け られ るが、夜間 に お いて も照明 による反射がはつき りと確認 できる。

sample l.車 と道路 反射 を受 け、同時 に他 を反射 させ るオブジェク トとして車 が ある。単 に光 の量 を 増 やすのではな く、動 くことで明度 に大 きな変 化 を与え、夜間景観 の重 要 な要素 に な って いる。

sample 2.人 と道路 人は車 と違 い、発光 は しな いが鈍 い反射 を し、影 とな って、夜間景観 を構成 して いる。看板照明や街灯 の光 を多 く受 ける道路 上 に存在 し、路面 を隠 しなが ら動 いて いる。

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIVERSΠ Wr

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Diploma 1997 Mariko Yokogi

sample 3.建 築物壁面 鏡面性 を持 っている ものは 都市 のイ ンフラス トラクチ ュアの材質 は多種 あるが、 少な くな い。それ らが照明 の光 をはじめ景観の他 の要素 を反射 させ る ことで二 次的 な光源 となって いる。

HITOSHI WATANABE LAB.

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E)iploma 1997 NIariko Yokogi

■設計へ の応用 考察 を続けてきて、反射 とい う光 の作用 が景観 に大きく影響 して いることがわ かったが、そ の反射 を設計に活かす ことを考え る。

建築物 のフ ァサー ドや屋根など、反射光 を考 えてデザイ ンする。例えばライ ト 光量 を増やす ので アップの現状 は新たに光源を加えて演出 して いる場合が多 いが、 はな く、反対 に過剰な光 を減 らし、反射 を利用 して演出して いく必要がある。

建築物 の外装材で最 も大 きな反射 の対象 となるのはガラス素材 と金属パ ネル類 である。これ らが建物内部へ の外光 の入射 を妨げる ことで都市空間 に反射光が溢れ て いる。これ ら外光 の有効利用 をもっと考える ことによ り、設計・デザイ ンの幅が 広がつて くるはずである。

HITOSHI WATANABE LAB.

WASEDA UNIVERSITY

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Diploma 1997 Mariko Yokogl

今後 の展望 夜間景観 を記述す る ことで 反射 の景観 へ 及 ぼす影響 の 強 さが 分 本研究 にお いて 、 か った。これは景観 の色彩 の 明度 による分析 の結果得 られた ことである。今後 の課 題 としては、景観 の色彩で最 も影響 の大 き い彩度 か らの分析 によって、今 回得 られ た成果以外 の ことが分か る可能性が ある。そ の 際、照明 の色彩 は輝 きを帯 びて いる ため、輝度性 を考慮 に入れて研究 を進 める必要がある。

HmosHI Ⅶ「ハ」ANABE LAB. WASEDA UNⅣ ERSrIY

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E)iploma 1997 Mariko Yokogi

参考文献 ■参考 論文 ・篠原修 、他 :街 路景観 のま とま りに及 ぼす沿道建物 の効果 に関す る計量心理学的 研究 、土木学会論文集 、No.353,Ⅳ -2,pp.131-138,1985 ・奥俊信 :都 市 スカイ ライ ンの視覚形態的な複雑 さにつ いて 、日本建築学会計画系 論文報告集、No.412,pp61-71,1990 0稲 垣卓造 :景 観整備 を目的 とした都市の色彩評価 に関す る実験 的研究、日本建築 学会計画系論文報告集、No451,pp29-39,1993 0稲 垣卓造 :都 市 の構図 と構 成要素がそ の色彩評価 に与 える影 響 、日本建築学 会計

画系論文報告集 、No462,pp9-19,1994 0山 本早 里、他 :光 環境 を考 慮 した景観構成色 に関す る研究、日本建築学会計画系

論文報告集 、No485,pp9-15,1996 0小 柳佳久、他 :都 市景観画像 の色彩特性 に関す る研究、1990年 度第 25回 日本都 市計画学会学術研究論文集 、pp271-276

0山 本公夫 :都 市公共空間 にお ける照明デザ イ ンの考 え方 と効 果 、照明学会 誌 、 Vol.74,No.3,1990,pp137-142 0中 村芳樹 :都 市景観照明 の 印象評価 、照明学会誌 、 VcD174,No_3.1990。

pp143-148

・館林史子、他 :都 市 にお けるライ トア ップ事業 の景観的効果 に関す る考察 、1990 年度第 25回 日本都市計画学会学術研 究論文集、pp655-660 ・ 岡村敦 、他 :建 築物 の景観 照明 にお ける視点場 の研究、日本建築学会大会学術講 演梗概集 (近 畿 )1996年 9月 、pp891-892 0山 下葉 :夜 間 の公共空間 の快適性評価実験 につ いて、1988年 度第 23回 日本都市 計画学会学術研究論文集、pp45-450

0羽 生冬 佳 、他 :夜 景 の構 図 とイメー ジに関す る基 礎的研究 、1990年 度第 25回 日 本都市計画学 会学術研究論文集、pp661-666 ・ 長沢夏子 :変 化 のパター ンによる景観の記述方法、1994年 度 早稲 田大学理工学 部建築学科渡辺仁史研究 室卒 業論文

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Diploma 1997 闘 ko Yokogi

■参考 図書 環境照明 のデザイ ン :石 井幹子 (鹿 島出版会 ) 都市 の夜間景観 の演出 :都 市 の夜間景観研究会 (大 成 出版社 ) 景観 の色 とイメー ジ :小 林 重順 (ダ ヴィ ッ ド社 )

SD別 冊

照明探偵団 :面 出薫 十 LPA(鹿 島出版会 )

景観 の構造 :樋 口忠彦 (技 報堂 ) 光 と照 明

:H.ヘ ンシェリレ (日 本理工出版会 )

HrrosHI wATANABE LAB.

WASEDA UNⅣ ERSrIY

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Diploma 1997 MaHko Yokogl

おわ りに 沢 山のネオ ンに溢れた夜 の街 に興味 があつて、研 究テーマ にしましたが、実際 と りかかってみて、 とて も難 しいものを選 んで しまった と後悔 した ことが何度 も あ りました。 内容 の満足度 は 自分 としては高 くはな いのですが、卒論 をこうして 何 とか終わ らせ る ことがで きて ほっとして います。 ここまで至 るのに多 くの方か らア ドバ イス を頂き、 同時 に沢 山の迷惑 をか けて き ま した。何 も知 らな い、覚 え の悪 い私 にコ ンピュー ターの使 い方 を 0か ら教えて くれ、要領が悪 く、なかなか 進 まなかった状況で も支 えて くれた担 当の星山さん をは じめ、佐野 さん、長沢 さ んな ど研 究 室 の諸先輩方 、そ してお忙 しいの に、行 き詰 まった状況の私 にかな り の時間を割 いて見て くだ さった渡辺先生 に深 く感謝 の辞 を述 べ た い と思 い ます。 本 当に有 り難 うござい ま した。

1997年 11月

横木

真理子

HITOSHI Wノ ⅥりさいBE LAB.

WASEDA UNⅣ ERSⅡY

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