情報ネットワークによるスキー場情報の閲覧効果に関する研究

Page 1

情報ネットワークによるスキー場情報の閲覧効果に関する研究 A Study on the Effects of Ski Resort Information Exchanged on the Information Communication Network

平成 13 年度 修士論文

指導:渡辺仁史 教授 早稲田大学大学院理工学研究科 建築工学専攻建築学専門分野 600E083 丹羽 洋一


本論文は経営上重要なデータを含んでおり,転載及び対外発表の際には データの扱いに充分に考慮する必要がある


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

はじめに  「スキーにタダで行けるぞ」  「ハイ,行きます」  こんな甘いきっかけで始まった僕とスキー研究の関係も,もはや3年になる.そ もそも, 雪国ニューヨークで毎週末スキーをしていた僕にとって, スキーと関わっ ていくことは不自然なことではなかった.しかし,卒論修論とスキーというテー マを追い続けるとは思ってもみなかった.それも建築計画のなかで.  しかし,追えど追えど興味は尽きることはなかった.  なぜなら,日本のスキーを取り巻く環境は一行によくなる気配がないからであ る.やばいやばい.次から次へと見える問題点.  板と雪さえあれば手に入れられるあのスピードとスリル.  これを日本からなくしてはならない.  ガンバレニッポン!


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

目次 1. 研究背景

1

2. 研究目的

5

3. 研究方法

6 9 10 13 13 15 20 28 31 37

4. スキー場ホームページの特性分析 4.1 ホームページ用語解説 4.2 特性分析     4.2.1 ホームページ所持    4.2.2 運営管理             4.2.3 コンテンツ             4.2.4 情報更新             4.2.5 携帯対応              4.2.6 まとめ

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性         39 5.1 浅貝スキー場概要          40       5.2 ホームページ構成・用語解説    41 5.3 特性分析                 48 5.3.1 トレンド       48 5.3.2 閲覧時間        63 5.3.3 コンテンツ       70 5.3.4 まとめ       82 6. 閲覧特性による来場予測    6.1 分析手法         6.2 相関関係         6.3 重回帰分析          6.3.1 クラスター分析    6.3.2 予測式                 6.4 既予測式との比較       6.4.1 既予測式概要        6.4.2 比較考察                6.5 早見表           6.6 予測式の発展性          7. 考察 7.1 展望      7.2 媒体としての活用法 おわりに・謝辞 参考文献 資料編

84 85 86 102 102 105 121 121 123 127 128

129    130    131


序 論

!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

1. 研究背景

1. 研究背景

本研究の背景として,まず日本のスキー業界の本日までに至る成り立ちについ てふれさせていただきます.  地域社会や経済との関係をもとに国内のスキー場を分けると大きく以下の様に 分類できる. 第一グループ:   温泉地のオフシーズン対策や,冬に仕事のなくなる農家の出稼ぎ対策として開 発されたスキー場.古くからの大規模スキー場のほとんどが,このタイプで,主 として地元の旅館や民宿に利用客が泊まることにより地域への経済効果が発揮さ れた.スキー場供給が足りない時代に出来,問題なく伸びてきた所が多いため,

「雪が降れば利用客はくる」と考えがちであることや, 「オフシーズン対策」 「出稼 ぎにでるよりはスキー場で働くほうがマシ」という消極的な意識があるため, 「顧 客指向経営」に転換しにくいという問題点を抱えている.すでにその地域にとっ てスキー関連産業が主産業になっているケースがほとんどだが,交通の便や方法 の変化,都会の生活水準の上昇についていけないために,宿泊客が減りスキー場 利用者も減るという大きな問題が発生している. 第二グループ:   主として80年代以降になって,もともと人の住んでいなかった地域に開発され たリゾート.過疎化に対して,新しく開設されたリゾートによる雇用創出効果や 大型投資に伴う固定資産税の増収が期待された.豊富な外部資本を投入した「顧 客指向経営」によって市場にインパクトを与え,スキー場産業にも高度成長をも たらした.大きな投資負担を,経営の減量化によって少しでも小さくしようとし ているが,地域での雇用創出などの経済効果はある程度維持されている.ただし, 経営が不安定な企業のなかには,存続性が不安なケースも出始めた. 第三グループ:  90 年代になって,それまでのスキー場空白地帯にあまり大きくない規模でス キー場を開設し,近隣エリアでそれなりの市場を形成するケースがみられるよう になった.基本的には雇用創出などによる過疎化の歯止めや,地域の経済活性化 を狙いとしているが,結果的には, 「地域のイメージの上昇,アイデンティティの 創出」といった効果が最も評価されている.

9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

1. 研究背景

また,現在のスキー場産業の現状を *1)劔持氏は以下のように説明している“90

年代後半からは, 「本来必要なメンテナンス・リニューアル」を行う資金が不足し, 施設の陳腐化が進んでしまった. バブル崩壊後も, 消費者の生活レベルは年々着々 と向上していて, いまや一般家庭でもシャワー式トイレが当たり前なのに, スキー 場や宿泊施設のトイレはそうではないという 「リゾートと通常生活の逆転現象」 が 発生している.お客さまの生活の向上にずっと気づかずに,同業者間での相対比 較による傷のなめあいや,低レベルな競争に目を奪われた結果が,今日のスキー 場産業の「壊滅的危機」を呼んだといえるだろう. ”  21世紀に入り,経営の見直しや情報化への取り組みを初めているスキー場もい くつか見られるようになってきたが,それでも *2)全国 626 あるスキー場の大半は 依然,現場の「カン」による経営・運営を続けている.  顧客とのコミュニケーションを図る必要性のあるスキー場における媒体を用い た取り組みに注目してみる.媒体と言っても,テレビ・ラジオの CM,新聞・雑誌 の広告掲載は,コストゆえ財務体力の弱い現在のスキー場にとって頻繁に利用す ることは難しく,一部の大型スキー場に限られている.情報先進国であるアメリ カでは,メディアに対する姿勢は日本のそれに比べものにならないほどしっかり している.常にその年の *3)プレスリリースを作成しており,問い合わせに対し迅 速に対応している.またホームページ上にもプレス関係資料を掲載し,いつでも 取材等に必要な情報を提供できる体制にある.  日本においては, スキー場に限らず, 観光地そして大手観光企業ですらそういっ たものの制作そして対応がままになっていない.日本のスキー場において,資料 請求を行うと,大多数は簡単なゲレンデマップや宿泊情報・料金情報を載せたゲ レンデに設置してあるような簡単なA4数枚のパンフレットを郵送で送ってくる. 資料として不足なのはもちろんのこと,お客さまに対してですら満足なものでは ない.また,利用者の情報収集の仕方の変化にあわせて最近ようやくホームペー ジの整備が進んできてはいるが,既存のパンフレットの情報をホームページとい う形で再編したに過ぎないものが多く見受けられる. *1) 劔持 勝:雪国経済フォーラム代表 *2) 全国 626 スキー場:丹羽洋一 調べ

*3) プレスリリース:[press release]官庁・企業・団体などが広報のために  報道関係者に向けてする発表.また,そのために配布する印刷物

:


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

1. 研究背景

スキー場の話しではないが,東大の *1)片平秀貴教授が有力企業62社の日本語サ イトを評価する*2)研究を行ったところ, 「ホームページの巧拙が企業のブランド価 値を大きく左右し始めた」と判断した.それ程までにホームページという媒体の 価値はあがっており,また利用者の *3)メディアリテラシーも向上している.  「スキー」という遊びは,もはや冬季レジャー唯一の選択しではなく,数ある遊 びの中の一つにしか過ぎないということを自覚し,適切な情報の発信と収集を行 い,利用者とのコミュニケーションを図る必要が,スキー場経営に必要であると 思われる.

*1) 片平秀貴:東京大学経済学部教授

主要な著書「新版パワー・ブランドの本質」 (ダイヤモンド)       「マーケティング・サイエンス」(東京大学出版会)

*2) 研究:評価対象は消費財メーカーや有力小売業を中心にした 62 サイト.  評価は 1- ホームページが現実のブランドを強化できているか,

2-双方向で楽しめるような工夫ができているか,などの 4つの基準で8人の  メンバーが 5 月末時点で各サイトを評価した.この結果,サントリーやナイ

キなど 14 社が 4 つ星,東芝やキリンビールなど 14 社が 3 つ星となった.松  下電器産業やインテルなど 21 社は 2 つ星,富士通や NEC など 9 社が 1 つ星.

NTT だけが星がつかなかった. *3) メディアリテラシー:[media literacy]メディアを利用する技術や,  伝えられた内容を分析する能力のこと.

;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

2. 研究目的

2. 研究目的

本研究の目的はスキー場の宣伝媒体におけるホームページの特性を理解し,経 営的視点からの媒体価値を明らかにすることである.  一般的に成功しているホームページには二つの要素がある.一つは E- ブラン ディング.見た目の出来の良さや楽しさ,閲覧のしやすさ,*1)コンテンツの充実. もう一つはE- マーケティング.時間帯別,地域別などの *2)アクセスの分布の分析

などを始め,ユーザー・プロフィール別の分析などを行い戦略的に顧客情報・特 性を活用していくこと.  本研究においては後者の E- マーケティングに重点を置き分析を行っている.

*1) コンテンツ:[contents]情報の内容.放送やネットワークで提供される動

画・音声・テキストなどの情報の内容. *2) アクセス:[access]パソコンや携帯端末のウェブ機能を通して,情報に接続  を行うこと.

<


3. 研究方法

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

3. 研究方法

本研究は三段階に分けて調査分析を行っている. 1- 全国スキー場ホームページ調査 2- 浅貝スキー場ホームページ調査 3- 浅貝スキー場 閲覧特性と来場数の相関分析

1- 全国スキー場ホームページ調査  全国 626 スキー場のうちホームページを所有しているものを選別し,それらを 対象に以下の項目を調査した . 対象:321 箇所 日時:2001/11/1 >?@ABC:D!E CFGHI

JK*5LM

fghgi*5LM

“”mn*5LM

NO A W(XYZ W(X bcd jB@kld qrs wxg&yz W(X}~Sg •€ ƒ„ ‡‡ˆ •Žfghgi “”a"# ƒ„ wxg&yz

P(QR(S0TUVW(X[Y0YZ \]^_`a0TUVJK0ec klmn0"#op0YZ qtrsuv0YZ -.(/0wxg&{|0YZ W(X*+,"#op0YZ •€•‚0YZ …Vg†ƒ„0"#0YZ 12‰a0Š‹Œ0YZ •Ž•a]•‘’0YZ “”a"#op0YZ …Vg†ƒ„0"#0YZ -.(/0wxg&{|0YZ

また以上のスキー場うち,問い合わせ用のメールアドレスが判明した箇所に対 しインターネットのメールを通じてアンケートを行った. 対象:238 箇所 日時:2001/12/20 >?@ABC:D9E CTg-(&HI

JK*5LM

•b‰ ›œ‰ P(QR(S*5LM •žŸ £¤ ¦§ ¨©ª¢ W(X}~Sg “”mn*5LM “”aŸ £¤ ¦§ ¨©ª¢ =

•b•–—•˜™š "#›œ•–—M],˜™š P(QR(S•¡ŸL•l¢ £¤012‰¥ ¦§012‰¥ op"#0¨©ª¢ "#0«¬ª¢ “”a"#•¡ŸL•l¢ £¤012‰¥ ¦§012‰¥ "#0¨©ª¢


3. 研究方法

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

2- 浅貝スキー場ホームページ調査  新潟県の *1)浅貝スキー場のホームページに関し以下の各コンテンツに対する *2)

アクセスログをとり,閲覧の特性を分析した.

ログ内容:日付時間・使用プロバイダー・ブラウザー・直前にみたページ      ・閲覧したページ 調査期間:2000/1/7 ~ 2001/4/17 >?@ABC:D:E Cfghgi

¯°±²

³´µB¶ ·O ?¸B ¹º¸B A³¼B ¸?½ ¸?³´>B ¾>?·· @@¾ >O ³ ¿À ³´·ºO ¸?>³º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À

¯»±²

3- 浅貝スキー場 閲覧特性と来場数の相関分析  同スキー場に関し,来場した顧客に関するデータを入手し,特性を分析すると ともに,上コンテンツとの間で相関分析,クラスター分析,重回帰分析による解 析を行った. データ期間:1997-1998 営業期間       1998-1999 営業期間       1999-2000 営業期間       2000-2001 営業期間 データ内容:次項 table3.4 参照

*1) 浅貝スキー場:新潟県南魚沼郡湯沢町三国 202 0257-89-2211

*2) アクセスログ:[access log]パソコンや携帯端末のウェブ機能を通して,情  報に接続を行った際の記録.日付時間・プロバイダー・ブラウザー・直前に  みたページ・閲覧したページ等に関する情報が記録される.

®


3. 研究方法

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

>?@ABC:D;E C†(Ñ

Â/¥

-.(à -Ä(Å(Uà ÆÇ/ÈaÉ¥ V-&Êg ÎÏÍ ÎÐÍ °¤Í -.(Ò%& Å(UÒ%&

ËÌ&Í

VgÑX

Á


第4章 スキー場ホームページの特性分析

Ó


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

4 スキー場ホームページの特性分析 4.1 ホームページ用語解説

本研究を理解する上で必要であろうと思われるホームページ関連用語を以下に 掲載し解説いたします. アクセス [access]  電話回線などを使ってインターネットに接続し,ホームページを見に行ったり,新 しいメールが届いていないかチェックしたりすること. アクセスログ [accesss log]  ログとは,通信記録の意味.アクセスログは,ホームページの訪問者のプロフィー ルを記録したもの. アクセスポイント [access point]  一般のユーザーがインターネットに接続するために,プロバイダが各地に用意して いる基地.ここの電話番号にパソコンから電話をかけて,ユーザー名,パスワードが 認証されると,ホームページを見たり,メールを送受信したりできるようになる.

BBS (電子掲示板) [Bulletin Board System]  「電子掲示板」の略.コンピュータを利用したメッセージ交換システム.パソコンか ら各種のメッセージを読み書きできる,不特定多数への連絡,情報提供などを目的と している. ブラウザ [browser]  インターネットのホームページを閲覧するためのソフト.主に Internet Explorer (略して IE)と Netscape Navigator(略して NN)の 2 種類がある. クッキー [cookie]  Webサイトの提供者が,Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的に情 報ファイルを送り保存できるしくみのこと.Cookieにはユーザに関する情報や最後に サイトを訪れた日時,そのサイトの訪問回数などを記録しておくことができる.


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

ドメイン [domain]  インターネット上にあるコンピュータが持っている名前で,所属している組織を表 します.ドメイン名は,必ず,インターネットでたった1つに決まるようにつけられ ています.http://www.waseda.ac.jp では,waseda がドメイン名となる. 電子メール [E-mail]  インターネットを中心にパソコン通信や LAN 等のネットワークに備わっている機 能.ネット上で指定した相手に文章や画像を送ることができる. 電子メールアドレス [E-mail address]  電子メールを利用する上での住所に相当するものです.送り先,送り主を特定する ために使います. 電子メールアドレスはユーザ名,@マーク,ドメイン名の3つから 成り立っている. ホームページ [home page];ウェブページ、サイト  Internet Explorer などのウェブブラウザで表示される情報のこと.HTML という言 語で書かれた文書で,文字や画像,音声をインターネット上で見ることができる.HP と書かれることもある. アイコン [icon]  アプリケーションの種類などを区別できるようにしたマークのような絵柄のこと. 管理者 [web master]  コンピュータやネットワークの管理をする人.コンピュータのソフトやハードの設 定を行ったり,トラブルを処理したりする. メールマガジン [mail magazine]  電子メールを使って創刊する雑誌です.ホームページから購読申込(メールアドレ スの登録)をすると定期的または不定期に,メールマガジンが購読者宛に電子メール で送られてきます.ネットサーフィンをしなくても必要な情報が自動的に送られてく る仕組みで,電子メールを受信できる人なら誰でも読むことが出来ます.メールマガ ジンは,企業が運営しているものもあれば,個人で発行しているものもあり,有料の

!!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

メールマガジンもありますが,現在のところ無料のメールマガジンがほとんどです. ジャンルも多彩で,ニュースやエンターテイメント系の情報,ビジネス情報など,あ りとあらゆるメールマガジンが創刊されている. モバイル [mobile]  外出先に携帯可能なパソコンや携帯端末などの情報機器を持ち歩いて,メールの送 受信やホームページの閲覧などを自由に行なうこと.

OS (オペレーティングシステム) [Operating System]  キーボード入力や画面出力といった入出力機能やディスクやメモリの管理など,多 くのアプリケーションソフトウェアから共通して利用される基本的な機能を提供し, コンピュータシステム全体を管理するソフトウェア. プロバイダ [provider];ISP(インターネットサービスプロバイダ)  インターネットへの接続サービスを提供する業者.一般のユーザーは,プロバイダ と契約し,パソコンのモデム(ISDN なら TA)を使用してプロバイダのアクセスポイ ントに電話をかけることで,インターネットが利用できるようになる. リンク [link]  ブラウザの画面上に下線付きで表示される文字で,クリックすると次のページに移 動したりファイルをダウンロード出来る. サーバー [server]  ホームページを構成している情報が保存されている倉庫.ファイルが保存されてい るコンピューター.

URL [Uniform Resource Locater]  インターネット上に存在する文書や画像などの場所を指し示す記述方式.インター ネットにおける情報の「住所」にあたる.「http://」や「ftp://」で始める文字列が URL. 例えば,早稲田大学の URL は,http://www.waseda.ac.jp .http:// www.xxx.co.jp では,jp は日本を示し,co は会社という意味. 「∼ .ne.jp」は日本のプ ロバイダを示し, 「∼ .com」はアメリカの会社を意味する.しかし最近では,日本の 企業でも「.co.jp」より「.com」のアドレスを取る企業が多くなってきている.

!9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

4.2 特性分析

4.2.1 ホームページ所持

本研究において全国 626 スキー場を調査したところ,*1)調査時点で公式もしく は関係者により設置されたホームページを持つスキー場は 321 カ所(51%)あり ,*2)関東を集客圏にもつ一定規模以上のスキー場(以降,甲種スキー場とする)に

関しては 74%(155 カ所)の割合ホームページを所有していた.また,連絡用の メールアドレスに関しては甲種スキー場が 54%(114 カ所) ,全国では 38%(237 カ所)が公開をしている. >?@ABC;D!E CP(QR(S[Y

ÕÖ !<< ®;Ù !!; <;Ù

¹º¸B½?ØB BÚ ¸?³ A

J× :9! <!Ù 9:® :ÁÙ

戦略的経営を考えるべき甲種スキー場においても所持率が74%であることは若 干不十分のように思える.また連絡用のメールアドレス所持が甲種54%,全国38% というのは,非常に率が低く,メールを介した顧客とのやりとりにあまり積極的 に取り組んでいないようである.

*1) 全国ホームページ調査:2001/11/1 実施 *2) 対象:関越・上信越・中央・長野・東北自動車道に隣接し,  コース数4本以上のスキー場

!:


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

地域別に所有の状況をみてみると,一番所有率が高いのは関東・甲信越地方. 元々スキー場が多いことによる競争原理と商圏の広さが理由の一つと考えられる. 関西地方は, 母数こそ小さいものの情報への取り組みは関東甲信越に続いている. 北海道の所有率が低いことの要因の一つに, 地域経営のスキー場が多いことから, 経営的に情報公開に積極的に投資していくことが難しい状況が考えられる. >?@ABC;D9E Cèéê[Y

ÛÜÝ ¹º¸B½?ØB BÚ ¸?³ A â¥

5ã ¹º¸B½?ØB BÚ ¸?³ A â¥

ÞÛ

9= 9!Ù !; !9Ù !9!

9< ==Ù !Ó <ÔÙ :Á

<< ;®Ù ;9 :=Ù !!= ä×ßå× 9: ;:Ù 9! ;ÔÙ <:

!;

5ÞßÕ¬à !<Ô ®ÔÙ !Ô® <ÔÙ 9!< æç : ;:Ù ! !;Ù ®

ÞÜßÛá :Ó <!Ù :: ;:Ù ®=


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

4.2.2 運営管理

ここでは,ホームページの制作設置から更新管理までの運営に関する項目に関 して,アンケート結果を元に検証していく

・制作 管理  ホームページの制作を中心になって担当したのはどの部署か,という質問に関 しては,以下の table4.3 のような結果を得た.比較して高いのは全国スキー場の 制作における外部委託の割合である.外部委託の場合,現場の状況やコンセプト, 集客のコアターゲットを明確に依頼先に伝えることができなければならない.実 際多くのホームページが結果として,企画の不備により,単純かつ同一構成のも のになっている.また管理面では自社で取り扱う率が増加するが,ホームページ メンテナンスの複雑性を考えると,現状では外部委託による管理のほうが質的時 間的に経済的であるといえる.

>?@A BC;D:E C•bß›œ

ÕÖ •b

ëì íîïð ñ ò

›œ

ëì íîïð ñ ò

!<

9Ó =;Ù Á !ÁÙ : ®Ù < !!Ù :Ô =ÁÙ ; ÓÙ : ®Ù < !!Ù

J× ;Ó =ÔÙ 9Ô 9<Ù ; <Ù Á !ÔÙ << =ÁÙ Á !ÔÙ < =Ù !Ô !9Ù


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・ホームページ開設時期  ホームページの開設時期に関しての回答に触れる前に現在の情報通信に関する 背景についてふれる.  *1)政府の調査によると 2000 年の時点でパソコンを所有している世帯は 44.7% に達しており,また携帯電話に至っては75.4% のも世帯が所有しているとの結果 が得られた.携帯電話の機能向上と利用拡大・パソコンの普及により現在イン ターネットに接続可能な環境にいる人口が大幅に増えている. >?@A BC;D;E C"#k¬u*0ÿ”+Y,

lûü

“”ùú

!ÓÓ= !ÓÓ® !ÓÓÁ !ÓÓÓ 9ÔÔÔ

9;DÓ ;=DÔ <®D® =;D9 ®<D;

ž•ˆ

*2)

®DÁ !<D: !:D! !!D< !:DÔ

'(!" #$fg

ž÷ø Ú :D: :D: ;DÓ !ÔD:

;!D® <ÔDÔ ;=DÓ ;;D9 ;;D®

óôõ %ø&

99D: 9ÁDÁ :9D= :®D® <ÔD<

9ÔD® 9=D; :!DÓ :;D9 ;ÔD;

ÁÔ

'(() :D: ®DÔ ÓD: !!D= !=DÔ

ýþ ÿ”¥ ;ö !<Ó ;ö ;;: ;ö ÔÓÁ :ö =<® ;ö 9®Á

“”ùú

®Ô

ž •ˆ

½BO ¿B´>?ØB

=Ô “”"# -§

<Ô

'(!"

;Ô :Ô

#$fg

Ì.)/ 0Ë

'(()

Ô !ÓÓ=

!ÓÓ®

!ÓÓÁ

!ÓÓÓ

9ÔÔÔ

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;D<E"#k¬u*0ÿ”+Y, C *1) 総務省情報通信政策局 「通信利用動向調査」   *2) PDA:[personal digital assistance];携帯情報端末

住所録,スケジュール管理などの個人情報管理やデータ通信に用いる  小型の情報機器.

!=


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

!ÁÙ !=Ù !;Ù

½BO ¿B´>?ØB

!9Ù !ÔÙ

Èa‰

ÁÙ =Ù ;Ù

9ÔÔÔ

!ÓÓÓ

!ÓÓÁ

!ÓÓ®

!ÓÓ=

!ÓÓ<

!ÓÓ;

!ÓÓ:

ÔÙ

Ú !ÓÓ:

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;D=EwgÑ($%&Èa¡345 C

1 !2

9<Ù

½BO ¿B´>?ØB

9ÔÙ

!<Ù ÕÖ J×

!ÔÙ

<Ù

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;D®E-.(/P(QR(S¡Ÿ45 C *1) 日経ネットビジネス

「第12回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」  2001/5/22~6/4 有効回答数 14108

http://nnb.nikkeibp.co.jp において 1995 年 12 月より半年おきに実施

9ÔÔ!

9ÔÔÔ

!ÓÓÓ

!ÓÓÁ

!ÓÓ®

!ÓÓ=

!ÓÓ<

!ÓÓ;

!ÓÓ:

ÔÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

!ÔÔÙ ÓÔÙ ÁÔÙ

½BO ¿B´>?ØB

®ÔÙ =ÔÙ <ÔÙ

Èa‰

;ÔÙ :ÔÙ 9ÔÙ

9ÔÔÔ

!ÓÓÓ

!ÓÓÁ

!ÓÓ®

!ÓÓ=

!ÓÓ<

!ÓÓ:

Ú !ÓÓ:

ÔÙ

!ÓÓ;

!ÔÙ

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;DÁEwgÑ($%&Èa¡345ó67õ C

1 !2

!ÔÔÙ ÓÔÙ ÁÔÙ

½BO ¿B´>?ØB

®ÔÙ =ÔÙ ÕÖ

<ÔÙ

;ÔÙ :ÔÙ 9ÔÙ !ÔÙ

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;DÓE-.(/P(QR(S¡Ÿ45ó67õ C *1) 日経ネットビジネス

「第12回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」  2001/5/22~6/4 有効回答数 14108

http://nnb.nikkeibp.co.jp において 1995 年 12 月より半年おきに実施

9ÔÔ!

9ÔÔÔ

!ÓÓÓ

!ÓÓÁ

!ÓÓ®

!ÓÓ=

!ÓÓ<

!ÓÓ;

!ÓÓ:

ÔÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

* 1 )

日経ネットビジネスのウェブ調査によるインターネット利用開始時期

figure4.6,4.8,table4.10と本調査によって明らかになったスキー場ホームページ の開設時期figure4.7,4.9,table4.11について見ていくと,傾向として増加の割合 に大差はないが,時期としては1995年に利用者の増加があったにも関わらず,対 応するスキー場側は一年後の 1996 に増加を示しているのが分かる.

>?@A BC;D!ÔE CwgÑ($%&Èa¡345

1 !2

Ú !ÓÓ: !ÓÓ: !ÓÓ; !ÓÓ< !ÓÓ= !ÓÓ® !ÓÓÁ !ÓÓÓ

Èa‰ ó67õ !Ô:Á ®Ù ®Ù ;®< :Ù !!Ù !Ô9< ®Ù !ÁÙ 999! !=Ù :;Ù !Á!9 !:Ù ;®Ù !<=< !!Ù <ÁÙ 9Ô<Ô !<Ù 9Ô;< !<Ù

!=ÓÁ !9Ù 8 !:Ó:Ó9

®:Ù ÁÁÙ

>?@A BC;D!!E C-.(/P(QR(S¡Ÿ45

ÕÖ !ÓÓ: !ÓÓ; !ÓÓ< !ÓÓ= !ÓÓ® !ÓÓÁ !ÓÓÓ 9ÔÔÔ

9ÔÔÔ

!ÔÔÙ

9ÔÔ!

! 9Ù Ô ÔÙ 9 <Ù Á !ÓÙ !Ô 9:Ù Ó 9!Ù Ó 9!Ù : ®Ù ! 9Ù

ó67õ 9Ù 9Ù ®Ù 9=Ù ;ÓÙ ®ÔÙ Ó!Ù ÓÁÙ !ÔÔÙ

*1) 日経ネットビジネス

「第12回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」  2001/5/22~6/4 有効回答数 14108

http://nnb.nikkeibp.co.jp において 1995 年 12 月より半年おきに実施

J× ! !Ù Ô ÔÙ ; <Ù !; !ÁÙ !Á 9:Ù !; !ÁÙ !® 9!Ù !Ô !:Ù 9 :Ù

ó67õ !Ù !Ù =Ù 9;Ù ;=Ù =;Ù Á<Ù ÓÁÙ !ÔÔÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4.2.3 コンテンツ

ここでは, スキー場が開設したホームページの掲載情報に関して検証していく. 以下は,調査した項目及び統計データである.

・作成型  全体の構成(スキー場情報中心型/地域情報型/未完成) ・web 通年型  提供している情報が通年対応しているか ・宿予約  ホームページを通して宿泊の予約が可能か ・会員  会員の募集を行っているか ・イベント告知  スキー場のイベント案内を掲載しているか ・現状  ゲレンデ現状の情報が掲載されているか ・メールマガジン  メールによる情報提供をおこなっているか ・動画コンテンツ  動画を用いた紹介等をおこなっているか ・BBS  閲覧者用の掲示板を設置しているか ・携帯用情報  携帯用の情報提供をおこなっているか

>?@A BC;D!9E C-.(/fghgi

ÕÖ jB@kld qrs •€ wxg&yz ƒ„ W(X}~Sg •Ž ‡‡ˆ “”a"#

J× ÁÔ ;< 9Á !!® 9Ó !Á Ô !! !9

<9Ù 9ÓÙ !ÁÙ ®<Ù !ÓÙ !9Ù ÔÙ ®Ù ÁÙ

!=Á ®: << 9!Ô ;= :® ! 99 9Á

<9Ù 9:Ù !®Ù =<Ù !;Ù !9Ù ÔÙ ®Ù ÓÙ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

*1)政府の調査によると2000年時点でのパソコンを通したインターネット利用に おいて「趣味や旅行などの身近な情報の入手」に利用する人は全体の67%に達し, 経年変化的にも増加傾向にあることが分かった. *1)

>?@A BC;D!:E C#$fgk¬^()-ßwgÑ($%&Èa|_ê`,

HI û:;0<=˜0W(X0>?¬ û@ABC–DE0FGD"#0Â= û)S$-"#ßHI0Â= ûJgÊwg/K%LgM û$Ì&NOT0Â= û…(QPQ]DE0RS û)wTBUV0n• ûTg-(&0ýþ û•ž•bcLW9XD"#Y¬ ûJgÊwgZg.gM ûwgÑ($%&ßùú ûˆ[•[ ûýþÿ”ó\¥õ

!9l ®<DÁ ==DÓ <<D® 99D; !=DÓ !=D: ]C C C !<D; !ÔD= =D! :D< 9D< !ö =9=

óôõ !!l £c!Ôl <=D9 <®D! <ÓDÔ <9DÓ <!D< <ÓD! !<D9 !<D< !<DÁ !=D9 !<D9 !;D9 !!D® ÓDÓ <DÁ <D9 ÁDÓ !!D< <D< ;DÁ <D! ÁDÔ :D® Ú !ö !<; !ö !9=

かつてはスキー場の情報といえば,旅行代理店のバスツアーパンフレットで あったり,スキーの専門誌であったが,時代の流れとともに利用者の情報収集の 仕方も変化しており,それに対応したコンテンツ作りが求められてきている.

*1) 総務省情報通信政策局 「通信利用動向調査」

9!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

・作成型  まず全体の構成を見ていくと,大まかに二通りに分類される.一つはスキー場 を中心とした構成,もう一つは地域の情報を中心とした構成.前者はスキー場の 情報を中心として,ゲレンデの解説や料金の説明,イベントの情報等を掲載して いる.後者の地域型は,地域の見所を中心に温泉や宿の情報を掲載し,冬季の一 レジャーとしてスキー場の案内を行っている. >?@A BC;D!;E Cbcd

ÛÜÝ -.(/d

ÞÛ 9! Á!Ù ; !<Ù ! ;Ù 9=

èéd abc ⥠5ã -.(/d èéd abc â¥

;® Á<Ù ® !:Ù ! 9Ù << ä×ßå×

!= =;Ù Ó :=Ù Ô ÔÙ 9<

9! Ó!Ù 9 ÓÙ Ô ÔÙ 9:

5ÞßÕ¬à !ÔÓ ®:Ù :® 9<Ù ; :Ù !<Ô æç : !ÔÔÙ Ô ÔÙ Ô ÔÙ :

ÞÜßÛá 9Ó ®;Ù Ó 9:Ù ! :Ù :Ó J× 9;= ®®Ù =Á 9!Ù ® 9Ù :9!

全国規模でみるとスキー場型 77%・地域型 21% であるが,地方によってその偏 りは異なるようである.平均よりスキー場型が低い地方の内,関東・甲信越 東海・ 北陸には,温泉等を中心とした町をベースとしているものも多く,それに付随す る形でのスキー場の存在がみうけられる.関西においては,気候的に夏期利用が 他地域よりも行いやすいことから他レジャーと併記する形での紹介が見受けられ る.

99


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・web 通年型  スキー場の営業は冬季の約 100 日間に限られるが,秋季より予定を立てる人に よる早い段階での閲覧や同地域の夏期利用に関する興味を持つ人などにより,閲 覧は年間を通して行われている.table4.15 より全国のスキー場の 52% が通年対 応したホームページを所有していることが分かる. >?@A BC;D!<E Cj B@kld

ÕÖ jB@kld

J× ÁÔ

<9Ù

!=Á

<9Ù

半数のスキー場しか通年対応していないことは,問題であり年間を通した顧客 とのリレーションシップを築きあげていく必要性を感じる.

・宿予約  一般的に最近では,インターネットを通しての書籍購入やオークション参加, ウェブ上に口座を持つ人などの,インターネット上での金銭やりとりの機会が増 加し,商品の多様化,送金方法の確立,個人情報保護の安全性向上が進んできて いる.  ホームページの開設維持が容易になってきている今, 各種レジャー施設や旅館・ ホテル等が宿泊・施設予約機能を取り入れるケースが増加している.ホームペー ジ上に現在の空室状況等を掲載し,諸条件(人数や日程,料金)をページ上で記 入させ,クレジットカード番号による決済で予約を受け付けている.このシステ ムにより,顧客がホームページの情報によって好印象を受けたその場で簡易な手 順によって予約に結びつけることにより,顧客の流失を防ぐことが可能である. 予約機能に加えインターネット上だけの特典や割引を実施し,ウェブ予約の顧客 増加をねらう所も増加している.  スキー場においては現在29%のホームページしかこの機能を備えておらず,顧 客確保の機会を見逃している形になっている. >?@A BC;D!=E Cqrs

ÕÖ qrs

J× ;<

9ÓÙ

9:

®:

9:Ù


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・会員  現在宿泊業に限らず,顧客情報の経営戦略的な取り扱い方が非常に重用視され てきている.単なる顧客情報のデータベース作りではなく,様々なサービス・手 法を通した顧客との関係作りを行っている.そのための入り口として一般的なも のに会員を募る仕組みがある.会員として登録する際に個人情報を預かり,その 見返りとして特別割引やイベント情報の提供を行う. >?@A BC;D!®E C•€

ÕÖ •€

J× 9Á

!ÁÙ

<<

!®Ù

スキー場ホームページにおいてそのような仕組みを設置している個所は若干 18% にしか満たなかった.会員情報は戦略的に有効であると同時に,その扱いが 近年重要視されている.情報の不正二次利用や泥漏がないように配慮しつつ,積 極的に取り組んでいくことが必要である.

・イベント告知  スキー場においては通常の営業の他に,お祭りやショー,季節のもの,または 特別割引の日などがあることがある.これら情報は宿泊客にとって大きな誘因に なる可能性があり,事前に告知することが望まれる.スキー場全体で見ると 65% とまだまだ取り組み数が低いが,甲種になると 75% に達する.しかし,重要な項 目なだけに,この数字は依然低いと言えよう. >?@A BC;D!ÁE Cwxg&yz

ÕÖ wxg&yz

J× !!®

®<Ù

9;

9!Ô

=<Ù


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・現状  インターネット接続料金の値下げや常時接続サービス,学校や職場での環境整 備により,利用者のインターネット利用機会は増えており,コンテンツを閲覧す る回数も増えてきている.そのことによる情報の新規性の必要,また接続箇所の 増加により,外出前に気軽にスキー場の現状情報を探すといった行為もでてきて いる.こういった状況に対する取り組みとして,現場の現状が分かる *1)

Live Camera の設置やゲレンデの最新天気予報・積雪情報・整備状況の掲載が

ある. >?@A BC;D!ÓE Cƒ„

ÕÖ ƒ„

J× 9Ó

!ÓÙ

;=

!;Ù

コンテンツの効果としては高いが設置の仕組みが容易ではないこともあり, 19% しか普及していないの現状である.自社開発せずに外部業者に設置管理をま かせることにより,比較的楽に導入できる可能性もある. ・メールマガジン  会員登録やメールアドレスの登録を行った閲覧者に対してメールによる情報提 供を行うサービス.雑誌のような感覚で定期的に送られてくるものが多い.一度 興味をもってもらった顧客に対して定期的に能動的にアプローチすることにより 興味を持続させることが可能. >?@A BC;D9ÔE CW(X}~Sg

ÕÖ W(X}~Sg

J× !Á

!9Ù

!9Ù

12% のスキー場しか現在メールマガジンを設けていない点に,顧客と長い目で 付き合っていくこと(顧客の *2)ライフタイムバリュー)をあまり重要視していな い姿勢がうかがえる. *1)Live Camera:ホームページ上に現場の写真・動画を定期的に更新し掲載

もしくわアクセスした際の現場画像を掲載.  当研究室のLiveCameraはhttp://www.watanabe.arch.waseda.ac.jp/

peephole_l.html *2)ライフタイムバリュー: [life time value];ライフタイムシェア ,LTS,LTV,

長期的に 1 人の顧客から得られる利益を指標化したもの.生涯価値,寿命  価値ともよばれ,1 回の購入額に一生涯での購入回数を乗じたりして得る.  この値が大きいほど優良顧客となる.

9<


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・動画コンテンツ  ネットワークの *1)ブロードバンド化にともない,現在動画の *2)ストリーミング 等を行っているホームページも増えてきている.携帯の最新機種においても同様 のサービスを受けることができる.動画コンテンツは静止画の何倍もの情報量を 含んでおり,現場の雰囲気を伝える手段として非常に有効である. >?@A BC;D9!E C•Žfghgi

ÕÖ •Ž

J× Ô

ÔÙ

!

ÔÙ

スキー場にて活用される場合も,静止画以上に雰囲気を確実にビジュアルに訴 える可能性を持っている.しかしながらサーバー自体の仕組みがやや複雑化する ために,スキー場においては現状ではほとんど活用が見られない.

・BBS  現在ネット上には様々なテーマ,参加形態の掲示板が存在する.*3)“2ch”や “Yahoo!掲示板”に代表されるようなテーマ型のものや出会い系サイトなどのよ うな同じ目的を持った人同士のための掲示板が存在する. >?@A BC;D99E C‡‡ˆ

ÕÖ ‡‡ˆ

J× !!

®Ù

99

®Ù

スキー場掲示板において多くみられるやりとりは, 「行ったことのある人,感想 教えて」のようなホームページ上の一方的な情報を補うための情報収集や,「ト リックの仕方教えてください」等の技術的相談ごとである.中には,掲示板上に

*1)ブロードバンド:[broad band]

データ伝送の分野において,広帯域のこと.近年は,単に高速度で大容量の  データ転送のことを指すことが多い.動画の伝送など,ネットワーク上の高  度なサービスを実現する. *2)ストリーミング: [streaming]

通信回線で送受信される音声や動画のデータをリアル-タイムで再生する技  術.インターネット放送などの分野に用いられる.再生装置側でデータを保  持する必要がなく,データの受信待ちの必要もない. *3) 2ch: http://www.2ch.net   Yahoo!掲示板: http://messages.yahoo.co.jp

9=


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

スタッフが登場し,質問や問い合わせに答えるケースもある.一般的にスノー ボードを好む若者はこのようなコミュニーティーの形式を好み,重要な情報源と して位置づけていると言われている.そういった現状を踏まえると,7%の所持率 は非常に低いと考えられる.

・携帯用情報  携帯用情報に関しては 4.2.5 章にて解説する. >?@A BC;D9:E C“”a"#

ÕÖ “”a"#

J× !9

ÁÙ

ÓÙ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

4.2.4 情報更新

前章までに掲載情報の内容についてふれてきたが,ここでは情報の更新頻度に ついてふれる.種々要因による利用者のインターネット接続機会の増加によりコ ンテンツを閲覧する回数も増えてきている.そのことによる情報の新規性が重要 になってきている.*1)日経ネットビジネスのウェブ調査によると,現在家庭での インターネット利用時間は「月に 30 時間以上」としている世帯が 42% にも達し ており,職場や学校での接触時間を考慮すると相当の時間数の接続を行っている 実体が伺える. >?@A BC;D9;E Cghi0wgÑ($%&Èa4c

1 !2

!4caj !4ckl<4caj <4ckl!Ô4caj !Ô4ckl!<4caj !<4ckl9Ô4caj 9Ô4ckl9<4caj 9<4ckl:Ô4caj :Ô4ckl 8

=Ù !:Ù !!Ù ÁÙ ÁÙ ®Ù =Ù ;9Ù

ÁÔ! !®ÁÓ !;=; !!;9 !Ô=: Ó=® Á<Ô <Á;Á !:Ó9;

そういった現在の利用者の環境に対してスキー場側の対応はどのようになって いるのであろうか.以下の図を見てみると,ホームページ上の情報の更新頻度を 「数時間ごと・一日ごと」と返答したスキー場は計 85% になった.比較的情報の 新規性に対して取り組んでいるようである.しかしながら,全国規模で見てみる と更新頻度を「一ヶ月・一シーズン」と答えているスキー場が計 1 割にも上るこ とが指摘される. >?@A BC;D9<E CP(QR(S¨©ª¢

¨©ª¢ ¥4cd˜ °¤ ¥¤ °¦c ¥¦c °ef °/(Tg

ÕÖ = :: : Ô 9 Ô 9

!:Ù ®9Ù ®Ù ÔÙ ;Ù ÔÙ ;Ù

J× != ;® Ó Ô : ; ;

*1) 日経ネットビジネス

「第12回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」  2001/5/22~6/4 有効回答数 14108

http://nnb.nikkeibp.co.jp において 1995 年 12 月より半年おきに実施

!ÓÙ <®Ù !!Ù ÔÙ ;Ù <Ù <Ù


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

・メールマガジン配信頻度  メールマガジンの配信頻度についてふれる.*1)日経ネットビジネスのウェブ調 査によると,現在なんらかのメールマガジンに登録している人は86%にも達して おりそのうち 85% の人が今後ともサービスを受け続けたいとしている. >?@A BC;D9=E C{|*+,W(X«¬^()-0Èa„}

1 !2

mnLMopPqÐrmnLst•] mnLM],uPqÐvmnL•wD] mnLMoxyPqÐrmnL•wD] mnLM]D]uPqÐvmnLMz•]

®:Ù !:Ù ÓÙ ;Ù 8

Ó;ÓÁ !®Ô® !!ÓÓ <®! !9Ó®<

メールの配信を希望する理由としては,情報収集の手間が省ける 48%・ウェブ サイトよりもいち早く情報が配信される 17% と , 新鮮かつ適切な情報を求めてい ることが伺える. >?@A BC;D9®E CW(X«¬^()-*mn6,œ”

1 !2

~L]"#••B@^w&ië€i•6=cu‚t, •B@^w&+p"#u]ƒ„wop…†, •B@^w&+pù‡W(X•ˆ,ª¢0‰uŠ] ‹ŒD"#•op6,•B@^w&•0Ëg)uŽ•†M]M•È ù‡W(Xv•B@^w&*`‘MT)Ò-*4cu••xD] ’0“ 8

;ÁÙ !®Ù !;Ù !:Ù ®Ù 9Ù

;®;® !=Á: !;!! !9<< ®!Á !=® ÓÓÁ!

大手メールマガジンサイトの *2)melma!によると 2002 年 1 月 16 日時点での自 サイトの総メールマガジン数は 39,925 誌,総ユーザー数 18,950,074 ,人気のあ るメールマガジンだと40万部を越える配信を行っているものもあるという.いま やメールマガジンもインターネットの情報入手手段としての位置を大きく確立し ようとしている. *1) 日経ネットビジネス  「第12回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」

2001/5/22~6/4 有効回答数 14108  http://nnb.nikkeibp.co.jp において 1995 年 12 月より半年おきに実施 *2) melma!  http://www.melma.com/

(株)オン・ザ・エッヂ、(株)サイバーエージェント


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

現在スキー場のホームページにおいてメーリングマガジンを所有・配信登録し ている箇所は全国 37 カ所存在する.これは若干 12% にしか過ぎない. >?@A BC;D9ÁE CW(X}~Sg

ÕÖ W(X}~Sg

J× !Á

!9Ù

!9Ù

配信頻度についてみていくと.甲種スキー場においては半数が配信頻度を「一 週間」と答えたが,全体的に見てみると配信頻度は低く,利用者が求める情報の 新規性に答えていない現状がみてとれる. >?@A BC;D9ÓE CW(X}~Sg«¬ª¢

«¬ª¢ ¥4cd˜ °¤ ¥¤ °¦c ¥¦c °ef °/(Tg

ÕÖ

J× Ô Ô Ô ; ! : Ô

ÔÙ ÔÙ ÔÙ <ÔÙ !:Ù :ÁÙ ÔÙ

Ô Ô Ô < = ; Ô

ÔÙ ÔÙ ÔÙ ::Ù ;ÔÙ 9®Ù ÔÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4.2.5 携帯対応

続いて, スキー場が開設した携帯電話用の情報サービスに関して検証していく.

・携帯用情報設置  現在,各携帯通信会社はそれぞれ独自に携帯でのインターネット利用サービス を展開しており普及させている.*1)日経ネットビジネスのウェブ調査によると利 用者がモバイル通信に利用している端末は以下の通りである.NTT ドコモの i モードを筆頭に計47%の回答者が何らかのウェブコンテンツが閲覧可能な携帯電 話を所持している. >?@A BC;D:ÔE C—ZwXk¬*¤—M],-§

1 !2

•––Uf—0³—(Umn0“”ùúó˜ ?¼ ?P™T!Ëšmnõ Ä(&ß#$fgB0›Ä(&ß#$fgóœ-%&ž•DEõ ˜ Ú Ìžg0˜ Ú -'wmn0“”ùú ?N0Ÿ jB@mn0“”ùú •––Uf—0³—(Umn0“”ùúó˜ ?¼ ?P™T!Ëmnõ ’0“0-§ Rg¡d0“”"#-§ó#(QDEõ .(Å(U¢£0“”"#-§óœ-%&Å(UDEõ ¤aLM]D]

:!=Á !:Ó; !::Ô !ÔÁÔ Ó:9 <!Ó 9:< !Ô= <!!:

99DÁÔÙ !ÔDÔÔÙ ÓD=ÔÙ ®DÁÔÙ =D®ÔÙ :D®ÔÙ !D®ÔÙ ÔDÁÔÙ :=DÓÔÙ

一方情報を提供する側のスキー場はというと,全体で携帯用情報を発信してい るのは9%にしか満たない. 利用者の現状にサービスが追いついていないのが現状 である. >?@A BC;D:!E C“”a"#

ÕÖ “”a"#

J× !9

ÁÙ

*1) 日経ネットビジネス

「第12回インターネット・アクティブ・ユーザー調査」  2001/5/22~6/4 有効回答数 14108

http://nnb.nikkeibp.co.jp において 1995 年 12 月より半年おきに実施

:!

ÓÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

ÁÔ ®Ô

“”ùú

½BO ¿B´>?ØB

=Ô ž •ˆ

<Ô ;Ô :Ô

“”"# -§

#$fg

9ÔÔÔ

!ÓÓÓ

!ÓÓÁ

!ÓÓ®

!ÓÓ=

Ô

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;D:9E"#k¬u*0ÿ”+Y, C

1 !2

!ÔÔÙ ÓÔÙ ÁÔÙ

½BO ¿B´>?ØB

®ÔÙ =ÔÙ

ÕÖ

<ÔÙ

;ÔÙ :ÔÙ 9ÔÙ !ÔÙ

¾B?¾º´

·³ ØNO BC;D::E“”a"#Ÿ C

*1) 総務省情報通信政策局 「通信利用動向調査」

:9

45

9ÔÔ!

9ÔÔÔ

!ÓÓÓ

!ÓÓÁ

!ÓÓ®

!ÓÓ=

ÔÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

*1)政府の調査による情報通信端末の世帯保有率figure 4.3の変移を見てみると, 携帯電話の所有が他の端末を抜かし圧倒的であり,かつその伸び率も大きいこと が分かる.1999 年以降に伸びが上昇していることの要因の一つに NTT ドコモに よる*2)iモードのサービス開始があげられます.本調査によって明らかになったス キー場の携帯用情報設置時期 figure 4.33 をみてみると,1999 年以降に携帯への 情報発信に取り組んでいる様子が分かります.甲種スキー場のほうが対応におい て早いことが見えますが,以前述べたように,全国スキー場でこのサービスを展 開しているのが調査時9%にしか満たないことを考慮すると, 現状は依然供給不足 であるといえる. ・更新頻度  情報の更新頻度に関してみてみると,6 割以上のスキー場が一日に一回以上の 割合で情報を更新していることが分かる.どこでもネットにアクセスできるとい う携帯の特長を考えるとこの結果は妥当であるといえる. >?@A BC;D:;E C“”a"#C¨©ª¢

¨©ª¢ ¥4cd˜ °¤ ¥¤ °¦c ¥¦c °ef °/(Tg

ÕÖ

J× ! ; Ô Ô Ô Ô !

*1) 総務省情報通信政策局 「通信利用動向調査」 *2) i モードサービス開始:1999/2/22

::

!®Ù =®Ù ÔÙ ÔÙ ÔÙ ÔÙ !®Ù

9 = ! Ô Ô Ô !

9ÔÙ =ÔÙ !ÔÙ ÔÙ ÔÙ ÔÙ !ÔÙ


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・スキー場利用客アンケート  ここでは,*1)2001年冬季に本研究室にて行われた調査時に採取したアンケート 結果を参考に利用者の携帯用情報に関する意識をみる. 携帯電話の所持  スキーエリア・ゲレンデにどれだけの割合の利用者が携帯電話を持参してくる かという項目に関しては,figure 4.35をみるとゲレンデ自体に持ち込む人は「と きどき」と答えた人を含めて 57% に達する.またスキーエリア自体に持ち込む人 は79%に達している.このことから大多数の人がスキー滞在に携帯電話を持参し ていることが分かる.

…Vg†

:ÓÙ

!ÁÙ

-.(¦ËT

;;Ù

=ÓÙ

ÔÙ

9ÔÙ

!ÔÙ

;ÔÙ

=ÔÙ

ÁÔÙ

9!Ù

!ÔÔÙ

½BO ¿B´>?ØB ]§r[¥

˜£E£

¥•D]

·³ ØNO BC;D:<E“”ùú0[¥ C

1 !2

>?@A BC;D:=E C“”ùú0[¥

1 !2

]§r[¥ ˜£E£ ¥•D]

-.(¦ËT =ÓÙ !ÔÙ 9!Ù

¨9õ

Ó; !; 9Ó

*1)妙高パインバレースキー場調査

…Vg† :ÓÙ !ÁÙ ;;Ù

第一回調査:2001/1/19~1/21  合計三回調査を行い,ゲレンデ内の利用者行動を RF-ID タグを使用し  追跡,行動の分析把握を行った.

:;

¨9õ

<: 9; =Ô


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

滑走中の所持  滑走中に携帯を所持するかどうかという質問に対しては,計59%の人が滑走中 に携帯電話を持っていることが判明した.利用の内訳をみると, 「ときどき」と答 えた人を合わせて40%の人が通話に利用していることが分かる.それ以外でも時 計機能としての利用や受信のみの利用といったふうに,電源を落とさずに携帯を 所持している割合は非常に高い.

ÔÙ

:<Ù

ÓÙ

9ÔÙ

ÁÙ

;ÔÙ

;!Ù

=ÔÙ

ÁÔÙ

!ÔÔÙ

½BO ¿B´>?ØB ]§rÈa

˜£E£

48uvÈa

[¥0z

?¬0z

[¥LD]

·³ ØNO BC;D:®E©ª40“”ùú C

1 !2

>?@A BC;D:ÁE C©ª40“”ùú

1 !2

]§rÈa ˜£E£ 48uvÈa [¥0z ?¬0z [¥LD]

:Ù :<Ù ÓÙ ÁÙ ;Ù ;!Ù

; ;® !9 !! = <=

以上の結果より,全体的にスキー場利用者の携帯所持率は高く,パソコンに接 する機会が少なくなるスキー滞在中においては,携帯用情報の発信は非常に有効 であると分かる.

:<


4. スキー場ホームページの特性分析

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

情報への期待  多くの利用者が携帯電話を持参していることは判明したが,果たして利用者側 はスキー場が発信する情報に対して,どの程度期待を寄せているのであろうか. もし携帯電話によるスキー場情報あれば利用するかとの質問に対しては,55%の 人が利用したいと答えた.本データには携帯電話不所持者も含まれているため, 需要はより高いと思われる. ·³ ØNO BC;D:ÓE"#ÈaC«¬ C

1 !2

<<Ù

ÔÙ

;<Ù

9ÔÙ

;ÔÙ

=ÔÙ

Èa6,

ÁÔÙ

LD]

>?@A BC;D;ÔE C"#ÈaC«¬

1 !2

Èa6, LD]

<<Ù ;<Ù

:=

®® =9

!ÔÔÙ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

4.2.6 まとめ

以上の分析より,スキー場ホームページの特性をまとめると,  調査事実として

・74% のスキー場がなんらかのホームページを持っている     (全国ベースでは 321 カ所 51%)    ・大きく分けてスキー型(77%)地域型(21%)に分けられる

また問題点として    ・時代の流れに対し,対応が一年程遅れている    ・有効にコンテンツを設置活用していない

といった点があげられる.  以下に掲載したのは,ホームページのコンテンツを所有率の順位で並べたもの である.これら全ての項目は優良なホームページを構成する上で不可欠なもので ある.しかし現状をみるに,50% 以上の所有を示しているのは「イベント告知」 と「web 通年型」のみであり,非常に多くの集客機会を逸していると思われる.

>?@A BC;D;!E CP(QR(Sfghgi

ÕÖ wxg&yz jB@kld qrs ƒ„ •€ W(X}~Sg “”a"# ‡‡ˆ •Ž

J× !!® ÁÔ ;< 9Ó 9Á !Á !9 !! Ô

®<Ù <9Ù 9ÓÙ !ÓÙ !ÁÙ !9Ù ÁÙ ®Ù ÔÙ

9!Ô !=Á ®: ;= << :® 9Á 99 !

=<Ù <9Ù 9:Ù !;Ù !®Ù !9Ù ÓÙ ®Ù ÔÙ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

4. スキー場ホームページの特性分析

コンテンツ不足により多くの集客機会を逸している原因として,

・経営的,財源的問題    ・制作管理面での不慣れな作業

以上の問題点が指摘できる.後者の問題点の解決法としては,6割以上のスキー 場が自社にて行っているホームページの制作管理を社外の*1)アウトソーシングを 友好的に活用することで質的時間的に節約をすることがあげられる.しっかりと したホームページの構築により顧客離れをくい止めることができれば確実に経営 的問題も解決すると思われる. >?@A BC;D;9E C•bß›œ

•b ›œ

ëì íîïð ëì íîïð

*1)アウトソーシング:[outsourcing]

ÕÖ =;Ù !ÁÙ =ÁÙ ÓÙ

J× =ÔÙ 9<Ù =ÁÙ !ÔÙ

業務を外注すること.特に,情報通信システムの設計・運用・保守を企業外  の専門業者に全面的に委託すること.資源の有効活用,費用の削減をめざし  て行われる.


第5章 浅貝スキー場ホームページにみる閲覧特性


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5 浅貝スキー場ホームページにみる閲覧特性 5.1 浅貝スキー場概要

この章では,浅貝スキー場が所有するホームページに対して行われたアクセス のログを元に,閲覧の特性を分析していく.

・浅貝スキー場概要  浅貝スキー場は,苗場スキー場のサブゲレンデとして 1999 年 12 月にオープン し,それ以降スノーボーダーを中心とした施設作りを心がけ,積極的な顧客との リレーションシップを通じて,顧客満足をはかっている.現在では苗場スキー場 来場者の 35% のシェアを持つ.リフト数は二本しかないが,ゲレンデの *1)アトラ クション整備が充実しているため集客の面において問題はない.以下は,母体と なる苗場スキー場の *2)索道運輸成績である.2000 年時点で 1989 年の半分の集客 数しかないが,バブル期以降の急激な業界冷え込みによりスキー場は概ね,三 四 分の一の集客に落ち込んでおり,苗場のこの実績は非常に良いと思われる.

ÁÓ-

ÓÔ-

Ó!-

Ó9-

Ó:-

Ó;-

Ó<-

Ó=-

Ó®-

ÓÁ-

ÓÓ-

·³ØNO BC<D!E®Ý¯°c±0²³ C

*1) アトラクション: [attraction]  この場合ゲレンデ内に設置される滑走利用する遊び場をさす.

ハーフパイプのような半円状のものや,ワンメークジャンプ等の飛び台状のもの *2) 索道運輸成績:索道輸送実績とは、索道(ロープウェイ、ゴンドラリフト、スキー

リフト等の総称) によって輸送された延べ人数を示す。索道輸送実績を使用するの  は、 各スキー場ごとの入場者数の算定方法がまちまちであるため、変化を確実に調  査するためである。

ÔÔ-


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

5.2 ホームページ構成

本スキー場が所有するホームページの構成は以下の通りである.

A³¼ B ¸?½ ¸?³´>B ¾>?·· ·O ?¸B

@@¾

³´µB¶ ¹º¸B

>O ³¿À ³´·ºO ¸?>³º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A³´À

·³ØNO BC<D9EP(QR(S´µ¶ C

導入部分である“index” “frame” “home”以降のページは並列しており,ペー ジ位置による優劣はない.今回の調査では各ページに関して,各閲覧者のアクセ スした日付時間・使用プロバイダー・ブラウザー・直前にみたページをログを用 いて記録した.

;!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

各ページの概要は以下の通り. ・index

浅貝スキー場の導入ページ.自パソコンにて使用のブラウザー環境により“フ レーム表示” “非フレーム表示”を選択. ・frame

"index" にて“フレーム表示”を選択すると,上部に各コンテンツへのリンクを 並べた案内のついた構成になる.後のコンテンツは黒部に表示される. ・home

各コンテンツへのリンクがアイコンによって表示されている. 左下部に"topics" 欄があり最新情報を掲載.

;9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・live 「浅貝ゲレンデのライブ映像をお届けします」

スキーセンター2階よりゲレンデのライブ映像を届けている。映像は 30 分に 1 回,自動で撮影し更新〈夜間・早朝は休止〉 .ユーザーは映像により,雪質・天候・ 混雑状況等を自ら判断することが可能. ・map 「ゲレンデ全体のマップ.いろんなアトラクションをさがせます」

ゲレンデ全体の鳥瞰図と各アトラクションのアイコンにより構成.各アイコン はそれぞれのアトラクションの説明にリンク. 全体のイメージおよびアトラクショ ンの概要をつかむことができる.

;:


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・mainte 「各アトラクションの整備状況をリアルタイムに Check!」

各アトラクションの整備状況を午前午後それぞれ二回更新し,掲載.アトラク ションのアイコンは説明にリンクしている.天候と気温もあわせて掲載.スタッ フのコメントもありアトラクションの状態を事前に確認することが可能. ・staff 「ディガーをはじめ,浅貝ゲレンデのスタッフをご紹介します」

役職とスタッフ名・コメントを記載し経歴・写真等にもリンク.スタッフの充 実と親密さを感じさせるのに役立っている.

;;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・bbs 「誰でも参加できる掲示板です.ぜひ書き込んでいってください」

閲覧者が自由に利用できる掲示板. 質問に対しスタッフが答えることもある. 話 の中心は“行った人の感想”や“技術指導”など.コミュニティーを形成するこ とを好むスノーボーダーや詳しい現地の状況を知りたい人に好評. ・trick  「スノーボードのトリックをわかりやすく解説します」

動画(Quicktime 形式)にて初∼中上級までの技術を掲載.技術面での参考にな る他,ゲレンデの雰囲気や技術レベルの確認にも利用可能.

;<


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・information 「リフト券・レンタル・スクールの各種料金等をご覧いただけます」

各種料金の説明や宿泊パック等の案内を掲載.滞在に必要な金銭的情報を得ら れるページ. ・access  「浅貝ゲレンデまでのアクセス方法,交通状況のご紹介です」

浅貝ゲレンデまでの各種交通機関の案内に加え,道路交通情報やチェーン規制 情報,電車時刻表も掲載.浅貝に向けて出発直前の人には欠かせない重要な情報 が多数掲載.

;=


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・present 「アンケートに答えると抽選で素敵な商品をプレゼント」

期間限定でアンケートに答えた人の中から抽選でプレゼント贈呈(一日券等) . 懸賞ページからリンクをはっていることもある.集客効果及びユーザー情報を獲 得するねらいがある. ・link   「便利なスノーボード関連のリンク集」

自社系列の旅行会社・スノーボードパーク・宿泊施設,および交通機関・天気 情報へのリンク.自施設の紹介が中心だが交通機関のページへのリンクは使い勝 手がよい.


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5.3 特性分析

5.3.1 トレンド

浅貝スキー場が所有するホームページに対して行われたアクセスの日別分布を みてみる.

・1999-2000 シーズン !ÁÔ !=Ô !;Ô

³ ´µB¶

!9Ô !ÔÔ

ÓÓÚ ÔÔ

ÁÔ =Ô ;Ô 9Ô

9ÔÔÔD:D:!

9ÔÔÔD:D9;

9ÔÔÔD:D!®

9ÔÔÔD:D!Ô

9ÔÔÔD:D:

9ÔÔÔD9D9<

9ÔÔÔD9D!Á

9ÔÔÔD9D!!

9ÔÔÔD9D;

9ÔÔÔD!D9Á

9ÔÔÔD!D9!

9ÔÔÔD!D!;

9ÔÔÔD!D®

Ô

µ?¹

·³ØNO BC<D:E·ÓÓÚ C ÔÔ¸/(Tg¤êT)Ò-¥

浅貝スキー場のホームページ開設は 1999 年 12 月であるが,アクセスログを正 確に採取し始めたのは 2000 年 1 月 7 日である.まず 1999-2000 シーズンに関し てトレンドをみていく.アクセスログの数は *1)指数化してある.全体的にシーズ ン後半にいくに連れて,アクセス数が減少しているのが分かるが,曜日による変 動が大きいため傾向が読みにくい.  そこで本章においては,日別のアクセス数をセンサス局法を用いて,期間によ る変動と曜日による変動に分解する.センサス局法の説明詳細については次ペー ジにおいて解説する.

*1) アクセスログの指数化:2000-2001 シーズンの平均アクセス数を  基準(100)に指数化した.


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・センサス局法とは  米国商務省センサス局により12ヶ月移動平均法を改良した季節調整法として開

発され,さらに改良のたびにセンサス局法 II に X 文字と番号を付して発表されて きた.1965 年に発表されたセンサス局法 II(X-11)が今も使用されている.この最 も特徴的なことは,季節変動は年を追って変わるとする変動季節指数の考え方で ある.一方その変動調整法に関する理論的裏付けに対する批判もあるが,日本銀 行統計局などで数多くの実績をあげている.

・日別変動データの基準化  祭日(振替休日を含む)のアクセス数をそのまま分析すると, 分解した変動を歪め てしまう可能性があるため,あらかじめ *1)修正したものを原系列としている.な お,年末年始の処理であるが,変動としては特殊であるものの重要な要因である ことや,約1週間続くため曜日変動に与える影響は少ないことから,原系列とし て扱うこととする. ・センサス局法の適用  まず,スキー場ホームページのアクセス数を次ページの乗法型モデルとして仮 定し,このデータに関してセンサス局法 II(X-11)を用いて各時系列の分解を行っ た。これは,日別アクセス数は期間変動と曜日変動によって構成されていると考 えたためである.  figure5.4 は,本来月次系列に対応しているセンサス局法 II(X-11)を,日別の データに適応すべく変更したフローチャートである.各シーズンの日別アクセス 数変動を,このフローに従い投入することで期間変動,曜日変動,不規則変動に 分解することができる .

*1)修正: センサス局法の修正と同様、当該曜日の日別入場者数とそれ

に近い前後各2項の日別入場者数計5項の加重平均値で置き換え、    端2週間にあるときは当該曜日の日別入場者とそれに近い3項の日  別入場者数、計4項の加重平均値で置き換えた。


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・アクセス数の乗法型モデル

O(t)=S(t)·D(t)·I'(t)  O :日別アクセス数  S :期間変動  D :曜日変動  I'

:不規則変動

t

:営業初日からの日数

期間変動…気候、 社会慣習などの影響により年々繰り返される季節的な変動要因の      大きさを表し、 これによって原計数がどれ位割り増しまたは割引きされ      ているかという比率示している。 曜日変動…曜日構成の相違によってひき起こされる諸変動の要因の大きさを総合的      なかたちでとらえたもので、 原計数が曜日変動によってどの程度増加ま      たは減少しているかという比率を示している。 不規則変動…期間変動、曜日変動によっては説明できない要因で、天候やストライ      キなどである。その他の変動と同様に、原計数が不規則変動によってど      の程度増加または減少しているかという比率を示している。

<Ô


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

¤êÂ/‰¥

[ !ˆ÷¾Ã ¤êÂ/‰¥0®H³•£Å*+pƤFÇȲ•0ÉÊ

ˆ!Â[!Äó®õ ƤßÎÏв•0ÉÊ

÷¾ ÃÂ[!͈!

÷¾ÃÂ[!͈9 Ƥ²•0ÉÊ

÷ÂË÷¾ ÃÌÔó:Õ:õ

÷ÂË÷¾ ÃÌÔó:Õ<õ

÷!Â÷Í÷ Äó®õ

÷9Â÷Í÷ Äó®õ

ƤFÇÈ8¥0ÉÊ

ˆ¾ÃÂ[!Í÷!

ˆ¾ÃÂ[!Í÷9

5cßf²•0ÉÊ

ˆ9Âˈ¾ÃÌÄ•D• ÎÏв•0ÉÊ

¾ Ã!ˆ¾Ã͈9 :ÑHÒÓNOw&˜:ÑHÒÓÎÏв•0ÉÊ

• !˜¾• !08É [C ˆC ÷C ¾Ã C

Ö¤êÂ/‰¥ ¾• C Ö:ÑHÒÓÎÏв• Ö5cßf²• •C Ö:ÑHÒÓNOw& ÖƤ²• ˆ¾C ÖƤFÇȲ• ÖÎÏв•ó:ÑHÚÛõ

øÄó¸õC Öø´×0¸H³•£Å øÔó¸Õ´õ Öø´×•Æ¤d˜*¸H³•£ÅL…x*´H³•£Å

øÄ•D•C

Öø´×0ØgÙ($gßNOw&*+,³•£Å

Òg^-º»¾¾ó&¿!!õ0^ÀßX(¼gžøÁ–

[Ö¤êÂ/‰¥

žøÁ–

Ü;:ÑH ÒÓNOw& DE08É

žøÁ–

ÝÞ:ÑH ÒÓNOw& DE08É

žøÁ–

ÝÞƤ²• DE08É

ˆÖ5cßf²• ÷ÖƤ²• ¾ÖÎÏв•

Òg^-º»¾¾ó&¿!!õ0K´

·³ØNO BC<D;EÒg^-º»0Ì"(¼½(& C <!


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

figure5.5はセンサス局法を用いて日別アクセス数より期間変動をとりだしたも のである.このデータには曜日による影響はなく,期間の影響による変動をみる ことができる. !9Ô !ÔÔ

ÔÔÚ ÓÓß>O B´µ

=Ô ;Ô 9Ô

9ÔÔÔD:D:!

9ÔÔÔD:D9;

9ÔÔÔD:D!®

9ÔÔÔD:D!Ô

9ÔÔÔD:D:

9ÔÔÔD9D9<

9ÔÔÔD9D!Á

9ÔÔÔD9D!!

9ÔÔÔD9D;

9ÔÔÔD!D9Á

9ÔÔÔD!D9!

9ÔÔÔD!D!;

Ô

9ÔÔÔD!D®

³ ´µB¶

ÁÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<E CC ·ÓÓÚ ÔÔ¸/(Tg¤êT)Ò-¥ó5c²•õ

学生の春休みや建国記念日を含む三連休等に伴い,一端二月に情報へのアクセ ス数が増加するが,全体的にはシーズンが進むに連れアクセス数のトレンドは下 がっている.

<9


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

figure5.6はセンサス局法を用いて,日別アクセス数より曜日変動をとりだした ものである.このデータには期間による影響はなく,曜日の影響による変動をみ ることができる. !D=Ô !D;Ô !D9Ô

ÔÔÚ ÓÓß>O B´µ

ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔÔD:D:!

9ÔÔÔD:D9;

9ÔÔÔD:D!®

9ÔÔÔD:D!Ô

9ÔÔÔD:D:

9ÔÔÔD9D9<

9ÔÔÔD9D!Á

9ÔÔÔD9D!!

9ÔÔÔD9D;

9ÔÔÔD!D9Á

9ÔÔÔD!D9!

9ÔÔÔD!D!;

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!D®

³ ´µB¶

!DÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D=E CC ·ÓÓÚ ÔÔ¸/(Tg¤êT)Ò-¥óƤ²•õ

全体的に後半にグラフの振動が少なくなるのは,トップシーズンになるにつれ 平日週末関係なくアクセスするようになることに加え,学生が春休みになること で平日週末の格差が少なくなることに関係していると思われる.  また,波長は一週間を単位に同じ形をとっていることが伺える.底部のピーク はそのほとんどが日曜日である.次ページにおいて曜日変動値の上位及び下位1 0日を掲載する.

<:


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

以下に曜日変動値の上位及び下位10日を掲載する.明らかに上位と下位の特長 が分かれている.下位変動値は9 位までを日曜日が締めている.また,上位は,木 曜日か金曜日のどちらかである. >?@ABC<D®E CC·ÓÓÚ ÔÔ¸/(TgCàáƤ²•â

worst No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10

2000年1月23日 2000年1月16日 2000年1月30日 2000年1月9日 2000年2月6日 2000年2月13日 2000年2月20日 2000年2月27日 2000年3月5日 2000年2月5日

曜日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 土

曜日 0.62 0.63 0.63 0.64 0.65 0.68 0.71 0.74 0.75 0.77

変動値 期間 86.61 97.50 69.97 72.38 61.10 82.23 71.31 57.19 60.50 59.57

不規則 1.00 1.00 0.94 1.15 0.93 0.95 1.08 1.02 1.12 1.00

>?@ABC<DÁE CC·ÓÓÚ ÔÔ¸/(TgCláƤ²•â

best No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10

2000年1月7日 2000年2月3日 2000年2月10日 2000年2月17日 2000年1月14日 2000年1月27日 2000年1月21日 2000年2月24日 2000年1月20日 2000年1月28日

曜日 金 木 木 木 金 木 金 木 木 金

曜日 1.34 1.30 1.28 1.26 1.26 1.23 1.22 1.21 1.18 1.17

変動値 期間 30.03 60.74 80.31 70.88 107.00 75.36 87.63 62.61 87.26 73.20

不規則 1.43 0.92 1.55 0.88 0.74 0.96 1.16 0.88 0.91 0.91

日曜日のアクセス数が少ない理由として考えられるのは,まず接続環境.アク セスに必要なパソコンに接する機会が多いのは平日の学校や職場等.そうしたこ とに加え,日曜日等には実際に現場に足を運んでいるということもあり,情報に 対する要求が減ることがあげられる.その逆で,木曜日金曜日にアクセスが増え るのは,接続環境の便と週末にスキーにでかける人による直前の情報収集による ところが大きいと推測される.

<;


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

次は,2000 年のスキー営業期間外のアクセスを見てみる.ホームページは年中 設置されており,夏場でもある程度のアクセス数を保っている. ・2000 シーズンオフ  9/1 を中心に前半後半に分けグラフ化及び分析を行った. != !; !9

³ ´µB¶

!Ô ÔÔߺ··ß>O B´µ

Á = ; 9

ÔÔDÁD9!

ÔÔDÁD®

ÔÔD®D9;

ÔÔD®D!Ô

ÔÔD=D9=

ÔÔD=D!9

ÔÔD<D9Ó

ÔÔD<D!<

ÔÔD<D!

ÔÔD;D!®

ÔÔD;D:

Ô

µ?¹

·³ØNO BC<DÓE CC ·9ÔÔÔ¸/(TgJ̤êT)Ò-¥ó5c²•ÖÏãõ !=Ô !;Ô !9Ô

ÔÔߺ··ß>O B´µ

ÁÔ =Ô ;Ô 9Ô

ÔÔD!9D99

ÔÔD!9DÁ

ÔÔD!!D9;

ÔÔD!!D!Ô

ÔÔD!ÔD9®

ÔÔD!ÔD!:

ÔÔDÓD9Ó

ÔÔDÓD!<

Ô

ÔÔDÓD!

³ ´µB¶

!ÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D!ÔE CC ·9ÔÔÔ¸/(TgJ̤êT)Ò-¥ó5c²•ÖÐãõ

<<


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

table5.9 に見られるようにシーズン後のアクセス数は急激に減少し,営業停止 の一ヶ月後には底をうち,その後横這いになる.特筆すべきなのは後半の table5.10である.シーズン後の急激な変動と違い,シーズン前のアクセス数の伸 びは営業開始の二ヶ月前からすでに始まっている.これは,新シーズン用の告知 や情報の更新を考える上で非常に重要な要素である.  次に曜日変動について見てみる. !DÁÔ !D=Ô !D;Ô

³ ´µB¶

!D9Ô !DÔÔ

ÔÔߺ··ß>O B´µ

ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

ÔÔDÁD9!

ÔÔDÁD®

ÔÔD®D9;

ÔÔD®D!Ô

ÔÔD=D9=

ÔÔD=D!9

ÔÔD<D9Ó

ÔÔD<D!<

ÔÔD<D!

ÔÔD;D!®

ÔÔD;D:

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D!!E CC ·9ÔÔÔ¸/(TgJ̤êT)Ò-¥óƤ²•ÖÏãõ !D=Ô !D;Ô !D9Ô

ÔÔߺ··ß>O B´µ

ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

ÔÔD!9D99

ÔÔD!9DÁ

ÔÔD!!D9;

ÔÔD!!D!Ô

ÔÔD!ÔD9®

ÔÔD!ÔD!:

ÔÔDÓD9Ó

ÔÔDÓD!<

ÔDÔÔ

ÔÔDÓD!

³ ´µB¶

!DÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D!9E CC ·9ÔÔÔ¸/(TgJ̤êT)Ò-¥óƤ²•ÖÐãõ

<=


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

一週間単位でみられる波は1999-2000シーズンより低いが,形はほぼ同じよう である.平日に高く週末に低いのは,シーズンオフの場合単に接続環境によるも のが多い.幅がシーズン前に少し小さくなるのは,情報収集が平日週末ともに活 発になるためであると思われる.

>?@ABC<D!:E C·9ÔÔÔ¸/(TgJÌCàáƤ²•â

worst No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10

曜日 土 土 土 土 日 土 土 土 土 日

2000年5月27日 2000年5月20日 2000年6月3日 2000年5月13日 2000年4月9日 2000年8月26日 2000年6月10日 2000年9月2日 2000年5月6日 2000年7月23日

曜日 0.46 0.46 0.47 0.50 0.54 0.56 0.56 0.57 0.58 0.58

変動値 期間 2.19 1.42 1.48 2.88 10.69 2.16 2.57 2.51 2.73 1.65

不規則 0.90 1.16 0.83 1.15 1.15 0.27 0.53 1.02 0.44 0.66

>?@ABC<D!;E C·9ÔÔÔ¸/(TgJÌCláƤ²•â

best No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10

2000年5月23日 2000年5月16日 2000年5月30日 2000年12月25日 2000年6月6日 2000年6月5日 2000年5月9日 2000年4月21日 2000年8月24日 2000年8月17日

<®

曜日 火 火 火 月 火 月 火 金 木 木

曜日 1.58 1.58 1.55 1.45 1.44 1.43 1.43 1.43 1.42 1.42

変動値 期間 2.21 1.34 1.21 60.57 2.53 2.19 2.95 6.60 2.24 2.55

不規則 1.68 1.18 0.89 1.91 0.90 1.20 0.79 1.04 1.06 0.71


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

同様に 2000-2001 年におけるアクセス状況をみていく ・2000-2001 シーズン  2000-2001 シーズンに関してトレンドをみていく.1999-2000 シーズン同様 に,シーズン後半に行くにつれトレンドは下がっていく.二月に見えるピークは, 連休や学生の休みによるスキー場への需要が高まるためのものであると判断され る.

!ÁÔ !=Ô !;Ô

!ÔÔ

ÔÔÚ Ô!ß>O B´µ

ÁÔ =Ô ;Ô 9Ô

Ô!D;D!®

Ô!D;D!Ô

Ô!D;D:

Ô!D:D9®

Ô!D:D9Ô

Ô!D:D!:

Ô!D:D=

Ô!D9D9®

Ô!D9D9Ô

Ô!D9D!:

Ô!D9D=

Ô!D!D:Ô

Ô!D!D9:

Ô!D!D!=

Ô!D!DÓ

Ô!D!D9

Ô

ÔÔD!9D9=

³ ´µB¶

!9Ô

µ?¹

·³ØNO BC<D!<E CC ·ÔÔÚ Ô!¸/(Tg¤êT)Ò-¥ó5c²•õ

<Á


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

続いて2000-2001シーズンの曜日変動をみてみる.曜日変動のパターンはほぼ 一定であり,かつ前シーズンのように大きく前半後半で波の大きさが変わること はない.その一要因として考えれらるのは,アクセス環境の整備である.自宅へ のパソコン普及により学校や職場以外にも接続機会を持つようになったため,春 休みであっても,シーズンを通して自宅からアクセスが可能になり,曜日変動の 変動幅を一定にしていると考えられる.

!D;Ô !D9Ô

ÔDÁÔ

ÔÔÚ Ô!ß>O B´µ

ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

Ô!D;D!®

Ô!D;D!Ô

Ô!D;D:

Ô!D:D9®

Ô!D:D9Ô

Ô!D:D!:

Ô!D:D=

Ô!D9D9®

Ô!D9D9Ô

Ô!D9D!:

Ô!D9D=

Ô!D!D:Ô

Ô!D!D9:

Ô!D!D!=

Ô!D!DÓ

Ô!D!D9

ÔDÔÔ

ÔÔD!9D9=

³ ´µB¶

!DÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D!=E CC ·ÔÔÚ Ô!¸/(Tg¤êT)Ò-¥óƤ²•õ

<Ó


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

以下に曜日変動値の上位及び下位 10日を掲載する.前シーズン同様,日曜日の 曜日値変動が圧倒的に低い.金曜日の変動値も前シーズン同様に高いが前回数回 見られた木曜日は今回登場しない. >?@ABC<D!®E C·ÔÔÚ Ô!¸/(TgCàáƤ²•â

worst No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10

曜日 2000年12月31日 日 2001年1月7日 日 2001年2月18日 日 2001年1月14日 日 2001年2月11日 日 2001年2月25日 日 2001年2月4日 日 2001年3月4日 日 2001年3月18日 日 2001年1月28日 日

曜日 0.66 0.67 0.69 0.69 0.69 0.70 0.70 0.71 0.71 0.71

変動値 期間 114.49 138.40 157.38 137.25 129.19 118.19 116.19 108.35 71.19 115.72

不規則 1.14 0.90 0.92 1.02 0.99 0.90 1.12 1.04 1.15 1.00

変わって今回上位には月・火曜日が現れてきている.変動値が高いものの11 位 ∼ 20 位をみてみると,金曜日が 6 回と火曜日が 4 回登場する.休み前の木・金曜 日にアクセスが集中していたものが,平日前半にも広がってきていることが伺え る. >?@ABC<D!ÁE C·ÔÔÚ Ô!¸/(TgCláƤ²•â

best No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10

2001年3月16日 2001年3月23日 2001年3月9日 2001年3月2日 2001年4月16日 2001年3月30日 2000年12月29日 2001年1月5日 2001年2月20日 2001年4月6日

曜日 金 金 金 金 月 金 金 金 火 金

No.11 No.12 No.13 No.14 No.15 No.16 No.17 No.18 No.19 No.20

2001年2月13日 2001年2月27日 2001年2月23日 2001年1月12日 2001年4月13日 2001年3月6日 2001年1月19日 2001年2月6日 2001年2月16日 2001年1月26日

火 火 金 金 金 火 金 火 金 金

曜日 1.28 1.26 1.26 1.25 1.23 1.23 1.22 1.22 1.21 1.20

変動値 期間 74.69 66.65 78.52 117.45 9.01 47.27 148.44 125.91 157.07 53.70

不規則 0.95 1.04 1.15 0.90 1.42 1.10 0.74 1.22 1.20 1.04

1.20 1.19 1.19 1.19 1.18 1.18 1.18 1.17 1.16 1.15

127.78 115.58 133.64 128.68 17.69 93.51 133.70 127.54 145.58 119.59

1.01 1.12 1.04 1.01 0.87 0.80 1.07 0.90 1.01 1.05


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・シーズン比較  ここでは 1999-2000 シーズンと 2000-2001 シーズンを比較し,アクセスの傾 向がどのように変化しているかを探る.  figure5.19 は 1999-2000 シーズンと 2000-2001 シーズンにおいて,同期間の トレンドを比較したグラフである. !ÁÔDÔÔ !=ÔDÔÔ !;ÔDÔÔ

³ ´µB¶

!9ÔDÔÔ ÔÔÚ Ô!ß>O B´µ

!ÔÔDÔÔ

ÓÓÚ ÔÔß>O B´µ

ÁÔDÔÔ =ÔDÔÔ ;ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ ÔDÔÔ µ?¹

·³ØNO BC<D!ÓE¤êT)Ò-¥ó5c²•õ

まず分かるのは,その値の大きさの違いである.ホームページによる情報収集 がもの凄いスピードで普及していることを反映するかのように,2000-2001シー ズンが全体的に約 1.5 倍の変動値を示している.シーズンを通してのトレンドは, 右下がりのほぼ同一の傾向を示している.2000-2001シーズンが中盤において一 部上昇しているのは,*1)“present”ページへのアクセス増による一時的なもので あると思われる.

*1) figure5.56 にて記載

=!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

同様に,曜日変動に関しても同期間・同曜日を重ねて比較してみる.両シーズ ンともに,ある固有の形を示している.両シーズンともに変動値が低いのは,日 土曜日の週末である. !D<Ô !D;Ô !D:Ô !D9Ô

³ ´µB¶

!D!Ô

ÔÔÚ Ô!ß>O B´µ ÓÓÚ ÔÔß>O B´µ

!DÔÔ ÔDÓÔ ÔDÁÔ ÔD®Ô ÔD=Ô ÔD<Ô µ?¹

·³ØNO BC<D9ÔE¤êT)Ò-¥óƤ²•õ

しかしながら,上位の変動値に関しては,1999-2000 シーズンの曜日変動が金 曜日に一つしかピークを持っていなかったのに対し,2000-2001シーズンは二つ のピークを持っている.平日のアクセスが一年で平準化していることが伺える.

=9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

5.3.2 閲覧時間

ここでは2000-2001シーズンにおいて,一週間単位での時間帯別アクセス状況 を分析してみる.

・12 月アクセス状況 :<Ô :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

!9ßj <

!ÔÔ <Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹ 9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D9!E C9ÔÔÔä !9C ¯ < ¦T)Ò-²•

本章においてアクセス数は,2000-2001 シーズンの平均アクセス数で *1)指数化 してある.  この表はテレビで言うところの視聴率変移を表しているととらえることもでき る.一番アクセス数が多いのは 12 時であり,次いで 5 時 23 時と順に続く.職場 や学校からアクセスしやすい時間帯と自宅での接続がしやすい夜間の時間帯が, 非 常によく反映された形になっている.

*1) アクセスログの指数化:2000-2001 シーズンの平均アクセス数を  基準(100)に指数化した.

=:


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・1 月アクセス状況  以下は,1月各週のアクセス状況である.第一のピークが12時に来ているのは, 各週とも,12 月と同様だが , その後の午後の動きに若干違いがでてきている. 9ÔÔ !<Ô !ÔÔ !ßj !

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹ !9¹ !;¹

!=¹ !Á¹

9Ô¹ 99¹

·³ØNO BC<D99E C9ÔÔ!ä !C ¯ ! ¦T)Ò-²• :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ !<Ô !ÔÔ

!ßj 9

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D9:E C9ÔÔ!ä !C ¯ 9 ¦T)Ò-²• ;ÔÔ :ÔÔ 9ÔÔ !ßj :

!ÔÔ Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D9;E C9ÔÔ!ä !C ¯ : ¦T)Ò-²• :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ !<Ô !ÔÔ

!ßj ;

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹ !9¹

!;¹ !=¹ !Á¹

9Ô¹ 99¹

·³ØNO BC<D9<E C9ÔÔ!ä !C ¯ ; ¦T)Ò-²•

=;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

figure5.26 は12,1 月のアクセス平均と 1 月第 1 週目のアクセス状況を比較した ものである.12 時のピーク及び 17 時前後のピークが正月においてはなだらかに なっているのが分かる.職場や学校の休みによる,アクセス環境の変移が鋭く影 響した形になっていると思われる. :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ !<Ô !9Ú !¨?¼ BD2

!ÔÔ

!ßj !

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹ !9¹ !;¹ !=¹ !Á¹ 9Ô¹ 99¹

·³ØNO BC<D9=ET)Ò-²•

=<


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・2 月アクセス状況  下図は, 2月各週のアクセス状況にシーズンを通した平均アクセス状況を重ねた ものである.ピークの出現する時間帯は同様に12時である.23時もそれに続き大 きなピークを示しているが,17 時前後の動きは不規則になってきている. 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

9ßj !

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D9®E C9ÔÔ!ä 9C ¯ ! ¦T)Ò-²• :<Ô :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ !<Ô !ÔÔ

9ßj 9 >º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D9ÁE C9ÔÔ!ä 9C ¯ 9 ¦T)Ò-²• :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ

9ßj :

!<Ô

>º>?A

!ÔÔ <Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D9ÓE C9ÔÔ!ä 9C ¯ : ¦T)Ò-²• :<Ô :ÔÔ 9<Ô 9ÔÔ !<Ô !ÔÔ

9ßj ; >º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

·³ØNO BC<D:ÔE C9ÔÔ!ä 9C ¯ ; ¦T)Ò-²•

==

99¹


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・3 月アクセス状況  下図は,3 月各週のアクセス状況である.ピークの出現する時間帯は同様に 12 時であるが,2 週目以降全体のアクセス数が落ちてきているのが分かる.また第 3 週目以降は,14 時以降の変動が不規則かつ,なだらかになっていっている. 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

:ßj !

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹ !;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D:!E C9ÔÔ!ä :C ¯ ! ¦T)Ò-²• 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

:ßj 9

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹ !;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D:9E C9ÔÔ!ä :C ¯ 9 ¦T)Ò-²• 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

:ßj :

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹ !;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D::E C9ÔÔ!ä :C ¯ : ¦T)Ò-²• 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

:ßj ;

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹ !;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

·³ØNO BC<D:;E C9ÔÔ!ä :C ¯ ; ¦T)Ò-²•

99¹


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

9<Ô 9ÔÔ !<Ô

:ßj <

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹ !;¹

!=¹

!Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D:<E C9ÔÔ!ä :C ¯ < ¦T)Ò-²•

・4 月アクセス状況  3 月の第 5 週以降はアクセス数が相当に落ち込み,12 時のピークを残しつつも 全体的になだらかになっていく.

9<Ô 9ÔÔ !<Ô

;ßj !

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹ !Á¹

9Ô¹

99¹

·³ØNO BC<D:=E C9ÔÔ!ä ;C ¯ ! ¦T)Ò-²• 9<Ô 9ÔÔ !<Ô

;ßj 9

!ÔÔ

>º>?A

<Ô Ô Ô¹

Á¹

!Ô¹

!9¹

!;¹

!=¹ !Á¹

·³ØNO BC<D:®E C9ÔÔ!ä ;C ¯ 9 ¦T)Ò-²•

9Ô¹

99¹


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・アクセス状況比較  下図にて各月に平均アクセス状況を重ね合わしてみる. :ÔÔ

9<Ô

9ÔÔ

!<Ô

!ÔÔ

<Ô

Ô Ô¹ >º>?A

!9Ú !¨?¼ BD2

Á¹

!Ô¹ 9¨?¼ BD2

!9¹

!;¹

!=¹

:¨?¼ BD2

!Á¹

;¨?¼ BD2

9Ô¹

99¹

!ßj !

·³ØNO BC<D:ÁE C9ÔÔ!/(TgCT)Ò-²•

2 月を最大に,3 月 4 月と減少している様が分かる.全体的な変動の形も同じで あり,一番アクセス数が多いのが 12 時,次いで 5 時 23 時と順に続く.職場や学 校からアクセスしやすい時間帯と自宅での接続がしやすい夜間の時間帯がそのま ま現れている.1 月は,正月休みの影響で若干他の月と違い全体の型が異なる.


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5.3.3 コンテンツ

ここでは,コンテンツごとに,シーズンを通したアクセスの変動をみていく.な お,アクセス変動の原因を探るため,センサス局法を用いて変動を曜日変動と期 間変動,不規則変動に分けた.

・home “home”はホームページの第一階層にあたるため,大部分の利用者がアクセス の際に通過する.しかしながら予想と違い,2 月後半に一部期間変動値が大きく なっている以外は,アクセス総合のトレンドと違い,終始横這いのアクセス数を ¹º¸Bß>O B´µ

!D;Ô !D9Ô

>O B´µ

!DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D:ÓE·¹º¸B¸ C CƤ²• ¹º¸Bß>O B´µ

9<ÔÔDÔÔ

!<ÔÔDÔÔ !ÔÔÔDÔÔ <ÔÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;ÔE·¹º¸B¸ C C5c²•

®Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

9ÔÔÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

示している.これは一度ホームページを利用した閲覧者が,次回閲覧時には “home”を通らずに直接必要なページに進むためであると思われる.すなわち, この図は初回接続者の変動を表しているともいえる. ・live  曜日変動において,シーズン最盛期中の金曜日の変動値が高いのは,実際に来 場する利用者が出かける直前の金曜日に現地状況を確認していることによると思 われる.また期間変動においては,シーズン前半の情報量が少ない時期に対する アクセスが多く,後は右下がりに減少していく.実際にライブ映像を通して,自 分の目で,不足しているそのシーズンの情報を集めている行動といえる. A ³ ¼ Bß>O B´µ

!D;Ô !D9Ô

>O B´µ

!DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;!E·A³¼ C B¸CƤ²• A ³ ¼ Bß>O B´µ

:<ÔDÔÔ :ÔÔDÔÔ

9ÔÔDÔÔ !<ÔDÔÔ !ÔÔDÔÔ <ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;9E·A³¼ C B¸C5c²•

®!

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

9<ÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・map  曜日変動がシーズン中盤においてやや平準化しているのは,春休み等でアクセ スの環境及び,スキー場利用者数が平日週末関係なく,均等になってきているか らと推測される.また期間変動に関しては 2 月後半の異常値を除けば,全体的に なだらかに減少している.

¸?½ß>O B´µ

!D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;:E·¸?½¸ C CƤ²• ¸?½ß>O B´µ

!ÁÔDÔÔ !=ÔDÔÔ !;ÔDÔÔ !ÔÔDÔÔ ÁÔDÔÔ =ÔDÔÔ ;ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;;E·¸?½¸ C C5c²•

®9

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

!9ÔDÔÔ


®:

µ?¹

·³ØNO BC<D;=E·A¸?³´>B¸ C C5c²•

9ÔÔ!D;D!®

!9ÔDÔÔ

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ !D=Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78 5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・mainte  金曜日に曜日変動値が高いのは,直前のメンテナンス状況を利用者が出かけ前

に確認するためであると思われる.期間変動はシーズンを通して需要があり,春

になり急激に減少をみせる.

¸?³ ´>Bß>O B´µ

!D;Ô

!D9Ô

!DÔÔ

ÔDÁÔ

ÔD=Ô

ÔD;Ô

ÔD9Ô

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;<E·¸?³´>B¸ C CƤ²•

¸?³ ´>Bß>O B´µ

!ÔÔDÔÔ

ÁÔDÔÔ

=ÔDÔÔ

;ÔDÔÔ

9ÔDÔÔ

ÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・staff  全体的にアクセス数があまり多くないため,figure5.48 後半の変動値減少部分 において振幅が凸凹する図になってしまっている.シーズンを通しての曜日変動 の決まった型はなく,また期間変動においても法則性なく減少している.

¾>?··ß>O B´µ

!D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;®E·¾>?··¸ C CƤ²•

¾>?··ß>O B´µ

:<DÔÔ :ÔDÔÔ

9ÔDÔÔ !<DÔÔ !ÔDÔÔ <DÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;ÁE·¾>?··¸ C C5c²•

®;

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

9<DÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・trick  他コンテンツのように金曜日の曜日変動値が特に高いわけではなく, “trick”は 平日が全般的に週末より高い.コンテンツの内容から,特に出かける前に必要な 情報ではないために平日に平準化している.期間変動は,コンテンツの更新等の 際に変化を見せるが,2 月後半からは急激に減少する.

>O ³ ¿Àß>O B´µ

!D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D;ÓE·>O C ³¿À¸CƤ²•

>O ³ ¿Àß>O B´µ

ÓÔDÔÔ ÁÔDÔÔ ®ÔDÔÔ <ÔDÔÔ ;ÔDÔÔ :ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ !ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<ÔE·>O C ³¿À¸C5c²•

®<

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

=ÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・info  期間変動が減少し始める2 月後半より,曜日変動も変化している.2月後半以降 の曜日変動は,金曜日の変動値が以前よりも高くなってきている.宿泊の予定を 立てたり,金銭的事柄を確認するコンテンツであり,実際の宿泊者や利用者のア クセスが大きく反映しているものと思われるため,全体のアクセスが減る後半に おいて,出かける直前の金曜日にアクセスするユーザーの変動が大きく現れてい るものと思われる. ³ ´·ºß>O B´µ

!D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<!E·³´·º¸ C CƤ²•

³ ´·ºß>O B´µ

ÓÔDÔÔ ÁÔDÔÔ ®ÔDÔÔ =ÔDÔÔ <ÔDÔÔ ;ÔDÔÔ :ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ !ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<9E·³´·º¸ C C5c²•

®=

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

!ÔÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・access  “access”の情報は重要な交通情報も含んでおり,これからスキー場に向かう人 の注目率は高いと思われる.シーズン中盤においては,春休み等で平日に出かけ る人も多く,その結果,曜日変動値がシーズン中盤で平準化されているものと思 われる.期間変動においては,需要は長く,天候等を気にしなくて済む 3 月より 減少をみせる.

?¿¿B¾¾ß>O B´µ

!D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<:E·?¿¿B¾¾¸ C CƤ²•

?¿¿B¾¾ß>O B´µ

®ÔDÔÔ =ÔDÔÔ

;ÔDÔÔ :ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ !ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<;E·?¿¿B¾¾¸ C C5c²•

®®

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

<ÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・present  曜日変動・期間変動ともに,2 月中に大きく変動しているのが分かる.これは, 同ページ内にて行われたキャンペーンに深く関係していると思われる.アンケート に答えた方から抽選にてリフト券をプレゼントをしている期間限定のキャンペー ンである.また懸賞の総合サイトにて,同ページが紹介されたことにより,通常 はアクセスしてこないユーザーも懸賞目当てに閲覧しており,急増に結びついて いる.急増部分を除いた部分に関しては,期間変動の傾向は平準であり,入場者 変移との関係はあまりみられない.

½O B¾B´>ß>O B´µ

9DÔÔ !DÁÔ !D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

!D Ó 9Ô Ô! D! D! = 9Ô Ô! D! D9 : 9Ô Ô! D! D: Ô 9Ô Ô! D9 D= 9Ô Ô! D9 D! : 9Ô Ô! D9 D9 Ô 9Ô Ô! D9 D9 ® 9Ô Ô! D: D= 9Ô Ô! D: D! : 9Ô Ô! D: D9 Ô 9Ô Ô! D: D9 ® 9Ô Ô! D; D: 9Ô Ô! D; D! Ô 9Ô Ô! D; D! ®

!D 9

9Ô Ô! D

9Ô Ô! D

9Ô ÔÔ D

!9 D9 =

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<<E·½O C B¾B´>¸CƤ²• ½O B¾B´>ß>O B´µ

!;ÔDÔÔ !9ÔDÔÔ

ÁÔDÔÔ =ÔDÔÔ ;ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<=E·½O C B¾B´>¸C5c²•

®Á

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

!ÔÔDÔÔ


5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・link  “link”に関しては,アクセス数が少ないので,若干 figure5.58 において変移が 読みとりにくい.後半の曜日変動には典型的な型はないようである.期間変動は 2 月後半まではあまり変化はないが,その後下降を示す.

A ³ ´Àß>O B´µ

!D=Ô !D;Ô

>O B´µ

!D9Ô !DÔÔ ÔDÁÔ ÔD=Ô ÔD;Ô ÔD9Ô

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<®E·A³´À¸ C CƤ²• A ³ ´Àß>O B´µ

;ÔDÔÔ :<DÔÔ 9<DÔÔ 9ÔDÔÔ !<DÔÔ !ÔDÔÔ <DÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<ÁE·A³´À¸ C C5c²•

®Ó

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

:ÔDÔÔ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・コンテンツ比較 A ³ ¼ Bß>O B´µ ¸?½ß>O B´µ

:<ÔDÔÔ

¸?³ ´>Bß>O B´µ

:ÔÔDÔÔ

>O ³ ¿Àß>O B´µ ³ ´·ºß>O B´µ

>O B´µ

9<ÔDÔÔ 9ÔÔDÔÔ !<ÔDÔÔ !ÔÔDÔÔ <ÔDÔÔ

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D<ÓEfghgi`åóláõ C ¸?³ ´>Bß>O B´µ ¾>?··ß>O B´µ

!;ÔDÔÔ

>O ³ ¿Àß>O B´µ

!9ÔDÔÔ

³ ´·ºß>O B´µ ?¿¿B¾¾ß>O B´µ ½O B¾B´>ß>O B´µ A ³ ´Àß>O B´µ

ÁÔDÔÔ =ÔDÔÔ ;ÔDÔÔ 9ÔDÔÔ

µ?¹

·³ØNO BC<D=ÔEfghgi`åóàáõ C

ÁÔ

9ÔÔ!D;D!®

9ÔÔ!D;D!Ô

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

ÔDÔÔ

9ÔÔÔD!9D9=

>O B´µ

!ÔÔDÔÔ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

各コンテンツの期間変動を重ねて比較してみる.なお,最大値に差があるため 上位のものと,下位のものに分けて図化した.  上位のコンテンツが比較的なだらかに減少しているのに対し,下位コンテンツ は様々な要因を受け,荒い変動を示している.上位コンテンツに関しても期間変 動のトレンドは似ていても完全に動向が一致しているわけではない.また曜日変 動をも考慮すると,それぞれ各コンテンツの内容により必要とされる時期が全く 異なることが分かる.このことは,コンテンツの更新時期や更新頻度をそれぞれ 個別に考慮する必要がるということを示している.

Á!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

5.3.4 まとめ

以上の分析より,浅貝スキー場ホームページの閲覧特性をまとめると,

・トレンド  調査事実として

・大型の休み前中のアクセス数は増加する    ・シーズン開始 2ヶ月前からアクセスが伸び始める    ・日曜日のアクセス数は非常に少ない    ・平日のアクセスは金曜日をピークにしつつ,平準化してきている  といった点があげられる.  閲覧における期間変動・曜日変動の概要が判明した.全般的にユーザーの閲覧 環境による影響を強く受けていることが分かった.1999-2000シーズンと比較し 2000-2001 シーズンの全体が 1.5 倍程度に増加していることや,シーズンオフの 閲覧開始が予想外に早いことから,ますますの情報管理が重要になってくる. ・閲覧時間  調査事実として

・各週とも,12 時に閲覧のピークがくる    ・次いで,17 時 23 時と閲覧数が多い  といった点があげられる.  職場や学校からアクセスしやすい時間帯と自宅での接続がしやすい夜間の時間 帯が,非常によく反映された形になっている.

Á9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

5. 浅貝スキー場ホームページに見る閲覧特性

・コンテンツ  調査により明らかになった特徴 >?@ABC<D=!E Cfghgi0T)Ò-²•

Ƥ²• ¹º¸B ûæßçƤ*L() A³¼B ûÝé50æƤ12ê] ¸?½ û²•è ¸?³´>B ûæƤ*L() ¾>?·· ûðñZL >O ³ ¿À ûðñZL ³´·º û9fkôëæƤL()Š] ?¿¿B¾¾ û²•è ½O B¾B´> ûðñZL A ³ ´À ûðñZL

5c²• û²•è û/(TgÏã*L() û9fL()ëÐ*ìí û/(TgkLMîïYp ûðñZL û/(TgäòóiŠ] û9fL()ëÐ*í û/(TgäòóiŠ] û.½gR(g4Š] û9fkô*í

曜日変動・期間変動の両者をあわせた特徴は,各コンテンツの内容と情報への 需要を受け,全く異なることが分かる.コンテンツの更新時期や更新頻度を考慮 する上で重要な要素である.

Á:


第6章 閲覧特性による来場予測

Á;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

6. 閲覧特性による来場予測 6.1 分析手法

本章においては,浅貝スキー場ホームページの2000-2001シーズンのアクセス 傾向と,浅貝スキー場の来場データの動向との関連性を相関分析・クラスター分 析・重回帰分析を用いて明らかにしていく.  今回使用する来場データは以下の通りである.

・入場者数  浅貝スキー場来場者に関して属性をスキーヤー・スノーボーダーにわけ,日別 に採取したもの. ・駐車台数  スキー場付属の駐車場を利用している一般車両の数を日別に採取. ・リフト券  リフト券の販売状況を,午前券・午後券・一日券に分け数量を日別に採取. ・レンタル  スキー場管轄のレンタルショップにおける,単品のレンタルも含んだ日別の利 用者数. ・レストラン  付属のレストランにおける,食券の発券枚数を日別に採取.

Á<


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6.2 相関分析

・アクセスログ相関  現場動向とアクセス数の関係を見る前に,まずアクセスログ内での相関関係を みてみる.日別のデータを元に相関をとっている.灰色部分は相関が高い所を表 している. >?@ABC=D!E CT)Ò-"M<5

^8 ¹º¸B A³¼B ¸?½ ¸?³ ´>B ¾>?·· @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·º ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À

^8 !DÔÔ ÔD;Ó ÔDÁ9 ÔDÓ: ÔDÁ9 ÔD®Á ÔD9! ÔDÁÓ ÔDÁÓ ÔDÁÓ ÔD;; ÔDÁ=

¹º¸B

A³¼B

¸?½

¸?³ ´>B

¾>?··

@@¾

>O ³ ¿À

³ ´·º

!DÔÔ ÔD9; ÔD;9 ÔD:9 ÔD9Á ÔD!! ÔD;9 ÔD;; ÔD;< ÔD;Ó ÔD:;

!DÔÔ ÔD®! ÔD®Á ÔD®9 ÔD!9 ÔD== ÔD=! ÔD=: ÔDÔÓ ÔD®;

!DÔÔ ÔD®Á ÔDÁÔ ÔD!® ÔDÓÔ ÔDÓ; ÔDÓ: ÔD9: ÔDÁ=

!DÔÔ ÔD®Ó ÔD!= ÔD®= ÔD®: ÔD®: ÔD!9 ÔD®=

!DÔÔ ÔD!= ÔD®= ÔD®® ÔD®: ÔDÔÁ ÔDÁÔ

!DÔÔ ÔD99 ÔD9! ÔD9Ô ÔDÔÁ ÔD!®

!DÔÔ ÔDÁÁ ÔDÁ= ÔD:! ÔDÁ9

!DÔÔ ÔDÓ9 ÔD9= ÔDÁ9

?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

!DÔÔ ÔD9Ó ÔDÁÔ

!DÔÔ ÔD9:

A ³ ´À

!DÔÔ

全体的に項目間の相関が非常に高い. “present”の相関が低い理由として考え られるのは,懸賞期間にアクセスが急増したことや,元々のアクセス数が少ない ことがあげれる. “bbs”はログの取り方が他項目と異なり,サンプルが少ないこ とにより,相関が低くなっている.また“home”の相関が低い理由として,リ ピーターと *1)ブックマークの関係があげられる.よく参照するコンテンツをブッ クマークしておくことで“home”を通過しなくなる.一方初めて閲覧するユー ザーは,home を必ず通るため,両者の違いが相関を低くしている.

*1) ブックマーク:[bookmark] しおりの意.インターネット  のブラウザーで,頻繁にアクセスするデータのある場所と  その形式を登録すること,およびその機能。

Á=


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・来場データ相関  アクセスログ同様に,来場データ内での相関関係も見てみる.灰色部分は相関 が高い所を表し,枠線のついているものは table6.2 に比べ相関係数が高くなって いるものである. >?@ABC=D9E C÷/†(Ñ<5 Å(UÂ/ -.(Â/

Å(UÂ/ -.(Â/ Â/8 ÆÇÉ¥ ÎÏÍ ÎÐÍ õ¤Í öL-.( öLÅ(U öL8 V-&Êg

!DÔÔ ÔDÁ< ÔDÓ® ÔD;= ÔDÁ! ÔD=® ÔDÁÔ ÔD®Ô ÔD®Ó ÔDÁ! ÔDÁ=

!DÔÔ ÔDÓ< ÔD:® ÔDÁ9 ÔDÁ: ÔDÁ= ÔDÁ< ÔDÁÔ ÔDÓ! ÔDÓ9

Â/8

!DÔÔ ÔD;; ÔDÁ< ÔD®= ÔDÁ< ÔD®Ó ÔDÁ: ÔDÁÓ ÔDÓ9

ÆÇÉ¥

!DÔÔ ÔD:= ÔD:: ÔD;: ÔD:! ÔD:Ó ÔD:Á ÔD;:

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

!DÔÔ ÔD<! ÔD=® ÔD<Ó ÔD=Ó ÔD=Ó ÔD®!

!DÔÔ ÔD®9 ÔD®Ó ÔD=Á ÔDÁ9 ÔDÁÓ

!DÔÔ ÔD®Á ÔD®; ÔDÁ; ÔDÁ:

öL-.( öLÅ(U

!DÔÔ ÔD=; ÔDÓ; ÔDÁ!

!DÔÔ ÔDÁ® ÔDÁ:

öL8

V-&Êg

!DÔÔ ÔDÓÔ

!DÔÔ

öL8

V-&Êg

>?@ABC=D:E C÷/†(Ñ<5óø¤õ Å(UÂ/ -.(Â/

Å(UÂ/ -.(Â/ Â/8 ÆÇÉ¥ ÎÏÍ ÎÐÍ õ¤Í öL-.( öLÅ(U öL8 V-&Êg

!DÔÔ ÔD®Á ÔDÓ< Ú ÔDÔ= ÔD®9 ÔD9® ÔD== ÔD<9 ÔD<< ÔD=; ÔD=9

!DÔÔ ÔDÓ; Ú ÔDÔ< ÔD=: ÔD=Ó ÔDÁÁ ÔD®< ÔD<< ÔDÁ9 ÔDÁ:

Â/8

ÆÇÉ¥

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

!DÔÔ Ú ÔDÔ= ÔD®9 ÔD<Ô ÔDÁ! ÔD=® ÔD<Á ÔD®® ÔD®=

!DÔÔ Ú ÔDÔ9 Ú ÔDÔ< ÔDÔ; Ú ÔDÔ9 Ú ÔDÔ< Ú ÔDÔ: Ú ÔDÔ=

!DÔÔ ÔDÔ! ÔD<; ÔD9: ÔD;9 ÔD:< ÔD:;

!DÔÔ ÔD<Ó ÔD=Ó ÔD!Ó ÔD=: ÔD®®

!DÔÔ ÔDÁ: ÔD;< ÔDÁ< ÔD=Ó

öL-.( öLÅ(U

!DÔÔ ÔD:! ÔDÓ9 ÔD=<

!DÔÔ ÔD== ÔD<:

!DÔÔ ÔD®;

!DÔÔ

>?@ABC=D;E C÷/†(Ñ<5ó£¤õ Å(UÂ/ -.(Â/

Å(UÂ/ -.(Â/ Â/8 ÆÇÉ¥ ÎÏÍ ÎÐÍ õ¤Í öL-.( öLÅ(U öL8 V-&Êg

!DÔÔ ÔDÁÔ ÔDÓ= ÔDÁ: ÔD®Á ÔD=Ó ÔD®9 ÔD®= ÔD®9 ÔD®Ó ÔDÁ9

!DÔÔ ÔDÓ: ÔD=® ÔDÁ= ÔDÁ; ÔD®® ÔDÁÓ ÔDÁ: ÔDÓ9 ÔDÓ:

Â/8

!DÔÔ ÔDÁÔ ÔDÁ= ÔD®Ó ÔD®Á ÔDÁ< ÔDÁ! ÔDÁÓ ÔDÓ!

ÆÇÉ¥

!DÔÔ ÔD=® ÔD=Ô ÔD®! ÔD=Á ÔD<Á ÔD=Á ÔD®:

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

!DÔÔ ÔD=< ÔD<= ÔDÁÔ ÔD=® ÔD®Ó ÔD®Ó

!DÔÔ ÔD== ÔDÁ9 ÔD®Ó ÔDÁ= ÔDÓ:

!DÔÔ ÔD®Ô ÔD®! ÔD®< ÔD®®

Á®

öL-.( öLÅ(U

!DÔÔ ÔD®= ÔDÓ= ÔDÓ!

!DÔÔ ÔDÓ! ÔDÁ:

öL8

V-&Êg

!DÔÔ ÔDÓ:

!DÔÔ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

table6.3 の土日に限った相関を見てみると, “一日券”に関する相関の内, “ス キー入場者数” “貸しスキー” “貸し計”が伸びている.3 項目間の相関もそれぞれ 高いことから, 土日に一日券を購入しているスキーヤーが多いことが想像される.  駐車台数の相関が平日のみ高い理由として,駐車場の容量の問題がある.現在 の駐車場の容量だと,来場者が集中する週末は満車になりやすい.かつホテルよ り送迎バスを利用してゲレンデに来場するケースも土日に増えるため,満車にな りにくい平日にしか相関が得られない.  土日の午前券の相関の低さと平日の一日券の相関が低くなっている傾向は,両 者とも来場者の属性によるものであると思われる.

ÁÁ


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・データ相関  table6.5 はアクセスログとその当日の来場データとの相関をみたものである. すなわち,情報への需要と現場の入り人数の関連性をみたものである.しかしな がら,table6.5 においては,全ての項目において有効な相関は得られなかった.

>?@ABC=D<E C<5 ß! Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

Ú ÔD:;

Ú ÔD!Á

Ú ÔD9Ó

Ú ÔD;9

¹º¸B

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD9Ô

A³¼B

Ú ÔD9<

ÔDÔ:

Ú ÔD!;

Ú ÔD:Ô

¸?½

Ú ÔD9Ó

Ú ÔD!Á

Ú ÔD9<

Ú ÔD:Ó

¸?³ ´>B

Ú ÔD;Á

Ú ÔD9;

Ú ÔD;Ô

Ú ÔD;;

¾>?··

Ú ÔD:!

Ú ÔD!!

Ú ÔD9;

Ú ÔD:!

@@¾

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!;

>O ³ ¿À

Ú ÔD;!

Ú ÔD:Ô

Ú ÔD:Á

Ú ÔD:Á

³ ´·ºO ¸?>³

Ú ÔD9=

Ú ÔD!®

Ú ÔD9:

Ú ÔD:=

?¿¿B¾¾

Ú ÔD!®

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!9

Ú ÔD:<

½O B¾B´>

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!;

Ú ÔD!!

Ú ÔD!:

A ³ ´À

Ú ÔD9®

Ú ÔD!:

Ú ÔD99

Ú ÔD:<

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

Ú ÔD9Á

Ú ÔD!:

Ú ÔD9:

Ú ÔD!<

Ú ÔD9;

Ú ÔD9!

Ú ÔD9:

¹º¸B

Ú ÔD!9

Ú ÔD!!

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!9

A³¼B

Ú ÔD!:

ÔD!Ô

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ:

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ!

¸?½

Ú ÔD9<

Ú ÔD!<

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!;

Ú ÔD9:

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD9!

¸?³ ´>B

Ú ÔD:®

Ú ÔD!9

Ú ÔD9Ó

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD9Á

Ú ÔD9=

Ú ÔD:Ô

¾>?··

Ú ÔD9:

Ú ÔD!!

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!9

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD!®

Ú ÔD9!

@@¾

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ:

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!9

>O ³ ¿À

Ú ÔD:<

Ú ÔD9;

Ú ÔD:!

Ú ÔD99

Ú ÔD:<

Ú ÔD:!

Ú ÔD:;

³ ´·ºO ¸?>³

Ú ÔD9=

Ú ÔD!;

Ú ÔD99

Ú ÔD!:

Ú ÔD99

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD9Ô

?¿¿B¾¾

Ú ÔD!Á

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!;

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔÓ

½O B¾B´>

Ú ÔD!!

Ú ÔD!<

Ú ÔD!9

Ú ÔD!;

Ú ÔD!<

Ú ÔD!=

Ú ÔD!;

A ³ ´À

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!!

Ú ÔD!=

Ú ÔD!9

Ú ÔD9!

Ú ÔD!®

Ú ÔD!®

ÁÓ


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

情報への需要と実際の来場のギャップを調べるため,同様の相関分析を日にち を 1 ∼ 7 日ずらすことにより,高い相関関係を探したが,同方法では日別アクセ ス数と来場データの間に相関関係はみられなかった.

>?@ABC=D=E C<5 ß9 ?A A ä ?A A ¨!2

?A A ä ?A A ¨92 Å(UÂ/

T)Ò-8

Ú ÔDÔ®

-.(Â/

Â/8

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ:

ÆÇÉ¥

Ú ÔD9;

T)Ò-8

Å(UÂ/

-.(Â/

ÔD9!

ÔD:!

Â/8

ÔD9=

ÆÇÉ¥

Ú ÔDÔ®

¹º¸B

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!9

¹º¸B

ÔDÔ®

ÔD!:

ÔD!Ô

Ú ÔDÔ®

A³¼B

Ú ÔDÔ!

ÔD9!

ÔDÔÁ

Ú ÔD!9

A³¼B

ÔD!<

ÔD:9

ÔD9:

Ú ÔDÔ:

¸?½

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD9;

¸?½

ÔD9!

ÔD:Ô

ÔD9=

Ú ÔDÔÓ

¸?³ ´>B

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD!Ó

¸?³ ´>B

ÔD:Ô

ÔD:Á

ÔD:;

ÔD!!

¾>?··

Ú ÔD!Ô

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD9Ô

¾>?··

ÔD!=

ÔD9Á

ÔD99

ÔDÔÔ

@@¾

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!Ô

@@¾

ÔD9Ô

ÔD!<

ÔD!Á

ÔDÔ!

>O ³ ¿À

Ú ÔD!Á

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!<

Ú ÔD9Á

>O ³ ¿À

ÔD!Ó

ÔD9;

ÔD99

Ú ÔDÔ= Ú ÔDÔ:

³ ´·º

ÔDÔ<

ÔDÔÓ

ÔDÔ®

Ú ÔD!®

³ ´·º

ÔD:9

ÔD:=

ÔD:;

?¿¿B¾¾

ÔDÔÁ

ÔD!<

ÔD!!

Ú ÔD!Á

?¿¿B¾¾

ÔD:<

ÔD:Ó

ÔD:Á

ÔDÔ!

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!:

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD!9

A ³ ´À

Ú ÔDÔ=

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD9!

A ³ ´À

ÔD9!

ÔD9=

ÔD9;

Ú ÔDÔÓ

öL-.(

öLÅ(U

öL-.(

öLÅ(U

T)Ò-8

ÎÏÍ

Ú ÔD!:

ÎÐÍ

ÔDÔ=

õ¤Í

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ9

ÔDÔ;

öL8

ÔDÔ:

V-&Êg

ÔDÔ®

T)Ò-8

ÎÏÍ

ÔD9Á

ÎÐÍ

ÔD!Ó

õ¤Í

ÔD!=

ÔD!®

ÔD9!

öL8

ÔD9!

V-&Êg

ÔD9®

¹º¸B

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ:

ÔDÔÔ

ÔDÔ;

ÔDÔ9

ÔDÔ9

¹º¸B

ÔD9Ô

ÔDÔ!

ÔDÔ<

ÔDÔ=

ÔD!=

ÔD!!

ÔD!!

A³¼B

ÔDÔ;

ÔD99

ÔD!:

ÔD!9

ÔD!Á

ÔD!=

ÔD9!

A³¼B

ÔD9®

ÔD9®

ÔD9:

ÔD!Ó

ÔD99

ÔD99

ÔD9Á

¸?½

Ú ÔD!9

ÔDÔ=

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ<

ÔDÔ9

ÔDÔ;

ÔDÔ=

¸?½

ÔD9Á

ÔD!®

ÔD!®

ÔD9!

ÔD9Ô

ÔD99

ÔD9®

¸?³ ´>B

Ú ÔD!=

ÔD!9

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ9

ÔD!:

ÔDÔ®

ÔD!!

¸?³ ´>B

ÔD;Ô

ÔD9®

ÔD9=

ÔD!Ó

ÔD:!

ÔD9=

ÔD:=

¾>?··

Ú ÔD!!

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ:

ÔDÔ®

ÔDÔ;

ÔDÔ=

ÔDÔ=

¾>?··

ÔD9Á

ÔD9!

ÔD!®

ÔD!Á

ÔD9Ô

ÔD9Ô

ÔD9<

@@¾

ÔD!®

ÔDÔ;

ÔD!=

ÔD!Ô

ÔD!!

ÔD!9

ÔDÔÓ

>O ³ ¿À

ÔD9;

ÔD!;

ÔD!9

ÔD!:

ÔD!Á

ÔD!®

ÔD99

@@¾

Ú ÔDÔ=

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ®

ÔDÔÁ

ÔDÔÔ

ÔDÔ<

ÔDÔÓ

>O ³ ¿À

Ú ÔD9!

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ<

³ ´·º

Ú ÔDÔ®

ÔD!!

ÔDÔ!

ÔD!!

ÔDÔÓ

ÔD!!

ÔD!<

³ ´·º

ÔD:®

ÔD!Ó

ÔD9:

ÔD9<

ÔD9<

ÔD9®

ÔD:!

?¿¿B¾¾

Ú ÔDÔ<

ÔD!Á

ÔDÔÁ

ÔD!;

ÔD!:

ÔD!<

ÔD9Ô

?¿¿B¾¾

ÔD:®

ÔD9=

ÔD9Ó

ÔD9Á

ÔD:!

ÔD:9

ÔD:®

½O B¾B´>

Ú ÔD!:

Ú ÔD!:

Ú ÔD!=

Ú ÔD!:

Ú ÔD!;

Ú ÔD!<

Ú ÔD!!

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!9

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ®

A ³ ´À

Ú ÔDÔÓ

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ!

ÔDÔ;

ÔD99

ÔD!Ó

ÔD!Á

ÔD9Ô

ÔD9Ô

ÔD99

ÔD9<

?A A ä ?A A ¨:2

A ³ ´À

?A A ä ?A A ¨;2 Å(UÂ/

-.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

Å(UÂ/

-.(Â/

T)Ò-8

ÔD!<

ÔD9=

ÔD9Ô

Ú ÔD!Ô

T)Ò-8

ÔD!Ó

ÔD9Á

Â/8

ÔD9;

ÆÇÉ¥

¹º¸B

ÔDÔ<

ÔDÔ=

ÔDÔ=

Ú ÔDÔÓ

¹º¸B

ÔDÔ<

ÔDÔ;

ÔDÔ<

Ú ÔDÔÁ

A³¼B

ÔD!Ô

ÔD9®

ÔD!®

Ú ÔDÔ:

A³¼B

ÔDÔÁ

ÔD9®

ÔD!=

Ú ÔDÔ®

¸?½

ÔD!Á

ÔD9=

ÔD99

Ú ÔDÔÁ

¸?½

ÔD99

ÔD9=

ÔD9;

Ú ÔDÔÓ

¸?³ ´>B

ÔDÔÓ

ÔD9=

ÔD!®

ÔDÔ!

¸?³ ´>B

ÔD!!

ÔD9:

ÔD!®

Ú ÔDÔ9

¾>?··

ÔD!Ô

ÔD9:

ÔD!=

Ú ÔDÔ!

¾>?··

ÔD99

ÔD:Ô

ÔD9=

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ®

@@¾

ÔD!:

ÔD!;

ÔD!;

ÔDÔ9

@@¾

ÔD!Ô

ÔDÔ;

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ®

>O ³ ¿À

ÔD!®

ÔD9<

ÔD9!

Ú ÔD!Ô

>O ³ ¿À

ÔD!<

ÔD!Ó

ÔD!®

Ú ÔDÔ®

³ ´·º

ÔD!Ó

ÔD9;

ÔD9!

Ú ÔD!9

³ ´·º

ÔD!=

ÔD9Ô

ÔD!Á

Ú ÔD!;

?¿¿B¾¾

ÔD9;

ÔD9Ó

ÔD9®

Ú ÔD!Ô

?¿¿B¾¾

ÔD!Ó

ÔD99

ÔD9!

Ú ÔD!Ô

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔÓ

½O B¾B´>

ÔD!:

ÔD!Ô

ÔD!9

ÔDÔ9

ÔD!;

ÔD9®

ÔD9Ô

Ú ÔD!Ô

A ³ ´À

ÔD!9

ÔD9!

ÔD!®

Ú ÔD!9

A ³ ´À

öL-.(

öLÅ(U

öL-.(

öLÅ(U

T)Ò-8

ÎÏÍ

ÔD9!

ÎÐÍ

ÔD9Ô

õ¤Í

ÔD!<

ÔD9:

ÔD!Ó

öL8

ÔD9:

V-&Êg

ÔD9!

T)Ò-8

ÎÏÍ

ÔD!Ó

ÎÐÍ

ÔD9;

õ¤Í

ÔD:!

ÔD9=

ÔD99

öL8

ÔD9®

V-&Êg

ÔD9Á

¹º¸B

ÔD!9

ÔDÔ9

ÔDÔ!

ÔDÔÔ

ÔD9Ô

ÔDÔÓ

ÔDÔ<

¹º¸B

ÔDÔ9

ÔDÔ9

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ9

ÔD!=

ÔDÔ=

ÔDÔ<

A³¼B

ÔD!Ó

ÔD9Ó

ÔD9:

ÔD9<

ÔD!=

ÔD9;

ÔD9:

A³¼B

ÔD!<

ÔD:9

ÔD:Ô

ÔD9®

ÔD!:

ÔD9:

ÔD99

¸?½

ÔD99

ÔD!Ó

ÔD!®

ÔD9;

ÔD!;

ÔD99

ÔD9:

¸?½

ÔD!Á

ÔD9!

ÔD9®

ÔD9:

ÔD!=

ÔD99

ÔD9;

¸?³ ´>B

ÔD9:

ÔD9<

ÔD!=

ÔD9;

ÔD!;

ÔD99

ÔD!Ó

¸?³ ´>B

ÔDÔÁ

ÔD9=

ÔD:9

ÔD9;

ÔD!<

ÔD99

ÔD9Ô

¾>?··

ÔD!<

ÔD9=

ÔD!;

ÔD99

ÔD!:

ÔD9Ô

ÔD9!

¾>?··

ÔD!®

ÔD:Ô

ÔD:!

ÔD9Ó

ÔD!Á

ÔD9®

ÔD9=

@@¾

ÔDÔÁ

ÔD!:

ÔDÔ9

ÔD!Ô

ÔD!®

ÔD!;

ÔDÔÓ

@@¾

ÔDÔ=

Ú ÔDÔ®

ÔD!=

ÔDÔ<

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ!

>O ³ ¿À

ÔD9<

ÔD!=

ÔD!;

ÔD9;

ÔD!;

ÔD9!

ÔD9Ô

>O ³ ¿À

ÔD!9

ÔD!<

ÔD9!

ÔD9:

ÔDÔÓ

ÔD!Ó

ÔD!Á

³ ´·º

ÔD9!

ÔD!;

ÔD!<

ÔD9:

ÔD!:

ÔD9Ô

ÔD!Á

³ ´·º

ÔDÔÓ

ÔD!;

ÔD9Ô

ÔD!Ó

ÔDÔÓ

ÔD!=

ÔD!=

?¿¿B¾¾

ÔD9;

ÔD9!

ÔD9Ô

ÔD9Ó

ÔD!Ó

ÔD9®

ÔD9<

?¿¿B¾¾

ÔD!=

ÔD!=

ÔD9Ô

ÔD!®

ÔD!<

ÔD!Á

ÔD!Ó

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ<

ÔDÔÁ

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ9

½O B¾B´>

ÔD!9

ÔDÔ:

ÔD!!

ÔDÔ®

ÔD9Ó

ÔD!Á

ÔD!Á

ÔD9!

ÔD9<

ÔD!®

ÔD9<

ÔD!;

ÔD99

ÔD9!

A ³ ´À

ÔD!!

ÔD9:

ÔD9Ô

ÔD!Ó

ÔD!<

ÔD!Ó

ÔD!Á

A ³ ´À

ÓÔ


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

>?@ABC=D®E C<5 ß: ?A A ä ?A A ¨=2

?A A ä ?A A ¨<2 Â/8

Å(UÂ/

-.(Â/

ÔDÔ;

ÔD!=

ÔDÔÓ

Ú ÔD!=

¹º¸B

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!:

Å(UÂ/

-.(Â/

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD9<

ÔD:;

ÔD9Ó

Ú ÔDÔ9

T)Ò-8

¹º¸B

ÔDÔ=

ÔDÔ=

ÔDÔ=

Ú ÔDÔ®

Â/8

ÆÇÉ¥

A³¼B

ÔD!Ô

ÔD9Á

ÔD!Á

Ú ÔDÔ;

A³¼B

ÔDÔ;

ÔD9:

ÔD!9

Ú ÔD!9

¸?½

ÔD9!

ÔD9=

ÔD9;

Ú ÔDÔ=

¸?½

ÔDÔ<

ÔD!;

ÔDÔÓ

Ú ÔD9!

¸?³ ´>B

ÔD99

ÔD::

ÔD9®

ÔDÔ=

¸?³ ´>B

ÔDÔ;

ÔD!Á

ÔD!Ô

Ú ÔDÔ<

¾>?··

ÔD!®

ÔD9®

ÔD99

ÔDÔ<

¾>?··

Ú ÔDÔ=

ÔDÔ=

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!9

@@¾

ÔDÔÔ

ÔDÔ9

ÔDÔ!

Ú ÔD!:

@@¾

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ<

>O ³ ¿À

ÔD!Ó

ÔD9:

ÔD9!

Ú ÔDÔ9

>O ³ ¿À

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ=

ÔDÔÔ

Ú ÔD!® Ú ÔD9!

³ ´·º

ÔD9Ô

ÔD9;

ÔD99

Ú ÔDÔÓ

³ ´·º

ÔDÔ=

ÔD!;

ÔD!Ô

?¿¿B¾¾

ÔD!Á

ÔD9:

ÔD9Ô

Ú ÔDÔÁ

?¿¿B¾¾

ÔDÔÓ

ÔD!=

ÔD!9

Ú ÔD!=

½O B¾B´>

ÔD!Á

ÔD!=

ÔD!Á

Ú ÔDÔ!

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ=

A ³ ´À

ÔD99

ÔD9=

ÔD9;

ÔDÔÔ

ÔD!:

ÔD!Á

ÔD!<

Ú ÔD!!

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

A ³ ´À öL8

ÎÏÍ

V-&Êg

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.(

öLÅ(U

öL8

V-&Êg

öL-.(

öLÅ(U

T)Ò-8

ÔD:!

ÔD:9

ÔD:Ô

ÔD9®

ÔD9;

ÔD9Á

ÔD:;

T)Ò-8

ÔD!®

ÔD9Ô

ÔD!:

ÔD!Á

ÔDÔ:

ÔD!:

ÔD!9

¹º¸B

ÔDÔÁ

ÔDÔ9

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ<

ÔDÔ!

ÔDÔ:

¹º¸B

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ=

A³¼B

ÔD!<

ÔD;9

ÔD9Á

ÔD9Ó

ÔD!=

ÔD9=

ÔD9Á

A³¼B

ÔD!;

ÔD:Á

ÔD9!

ÔD9=

ÔD!9

ÔD99

ÔD99

¸?½

ÔD9Ô

ÔD99

ÔD9;

ÔD9<

ÔD!<

ÔD9:

ÔD9<

¸?½

ÔD!;

ÔD!;

ÔD!Ô

ÔD!Ó

Ú ÔDÔ:

ÔD!!

ÔDÔÓ

¸?³ ´>B

ÔD9Ô

ÔD;!

ÔD:<

ÔD9®

ÔD9:

ÔD9Á

ÔD:<

¸?³ ´>B

ÔD9Ô

ÔD9;

ÔD!Á

ÔD9Ô

ÔDÔ<

ÔD!<

ÔD!9

¾>?··

ÔD9:

ÔD9<

ÔD9®

ÔD9<

ÔD!:

ÔD99

ÔD9:

¾>?··

ÔDÔ=

ÔDÔÓ

ÔDÔÁ

ÔD!;

Ú ÔDÔ9

ÔDÔÁ

ÔDÔ<

@@¾

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ®

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ!

@@¾

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!!

>O ³ ¿À

ÔD9:

ÔD!Á

ÔD99

ÔD!Á

ÔD!<

ÔD!Ó

ÔD99

>O ³ ¿À

ÔDÔÁ

ÔDÔ®

ÔDÔ=

ÔDÔÓ

Ú ÔD!Ô

ÔDÔ!

ÔDÔÔ

³ ´·º

ÔD!®

ÔD!Ó

ÔD9!

ÔD9:

ÔD!:

ÔD9!

ÔD9;

³ ´·º

ÔD9Ô

ÔDÔ=

ÔDÔ®

ÔD!<

ÔDÔ;

ÔD!!

ÔDÔ®

?¿¿B¾¾

ÔD!:

ÔD9Ô

ÔD!Ó

ÔD!Á

ÔD!:

ÔD!Á

ÔD99

?¿¿B¾¾

ÔD!=

ÔD!!

ÔDÔÓ

ÔD!®

ÔDÔ9

ÔD!!

ÔD!Ô

½O B¾B´>

ÔD:Ó

ÔDÔ:

ÔD!Ô

ÔDÔ9

ÔD!=

ÔDÔÓ

ÔD!<

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ9

A ³ ´À

ÔD9Ô

ÔD:!

ÔD9Á

ÔD9<

ÔD9!

ÔD9<

ÔD:!

A ³ ´À

ÔD9!

ÔD9!

ÔD!:

ÔD9®

ÔDÔ;

ÔD!Ó

ÔD!Á

Å(UÂ/

-.(Â/

?A A ä ?A A ¨®2 Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!9

Ú ÔD:!

¹º¸B

Ú ÔD!9

Ú ÔD!!

Ú ÔD!9

Ú ÔD!=

A³¼B

Ú ÔDÔ!

ÔD!;

ÔDÔ<

¸?½

Ú ÔD!:

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD:!

¸?³ ´>B

Ú ÔD9Á

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD9!

Ú ÔD:;

¾>?··

Ú ÔD9;

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD:!

@@¾

Ú ÔD9:

Ú ÔD9!

Ú ÔD9:

Ú ÔD!9

>O ³ ¿À

Ú ÔD9;

Ú ÔD!=

Ú ÔD99

Ú ÔD:;

³ ´·º

Ú ÔD!=

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!;

Ú ÔD:Ô

?¿¿B¾¾

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!!

Ú ÔD:Ô

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ9

Ú ÔD!:

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ=

A ³ ´À

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD:Ô

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

Ú ÔD!®

öL-.(

öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

Ú ÔD!!

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ®

ÔDÔ®

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ®

¹º¸B

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!:

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!!

A³¼B

ÔDÔ=

ÔD9Ó

ÔD!!

ÔD99

ÔDÔÁ

ÔD!Á

ÔD!<

¸?½

Ú ÔD!Ô

ÔDÔ9

Ú ÔD!!

ÔD!Ô

Ú ÔD!!

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ<

¸?³ ´>B

Ú ÔD!<

ÔDÔ:

Ú ÔD!<

ÔDÔ:

Ú ÔD!®

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!:

¾>?··

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD!=

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!:

@@¾

Ú ÔD!Á

Ú ÔD9!

Ú ÔD9=

Ú ÔD!=

Ú ÔD9:

Ú ÔD9!

Ú ÔD99

>O ³ ¿À

Ú ÔD!Á

Ú ÔD!:

Ú ÔD!Ó

Ú ÔDÔ9

Ú ÔD99

Ú ÔD!9

Ú ÔD9!

³ ´·º

Ú ÔD!:

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!=

ÔDÔ!

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!Ô

?¿¿B¾¾

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!®

ÔDÔÁ

Ú ÔD!Ô

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔÓ

½O B¾B´>

Ú ÔD!!

Ú ÔD!=

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!!

Ú ÔD!!

Ú ÔD!:

A ³ ´À

Ú ÔDÔ:

ÔDÔ=

Ú ÔDÔÓ

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ®

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ9

Ó!


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

前章において,2000-2001 シーズンの曜日変動のパターンとして,火曜日と金 曜日にピークがくる場合が多いことが判明した.それを受け,table6.8 において 火曜日と金曜日の各アクセス数合計とその週末の来場データの計との相関をみた. 薄灰色のものは相関のあるものを指し, 特に相関が高いものは灰色で表してある.  ログデータにおいて高相関を示したのは, “map” “info” “access”続いて“ア クセス合計” “home” “bbs”であり,来場データにおいて高相関だったものは“午 前券” “スキー入場者数” “入場合計”次いで“ボード入場” “貸しボード” “レス トラン”である.アクセス側において情報を含む項目が相関が高いのは,土曜日 日曜日に来場する人が,火曜日金曜日に情報を収集している可能性が高いことを 指している. “ボード入場”と“スキー入場”において“bbs”の相関に差がある のは, “bbs”内で形成されているコミュニティーがボーダー中心のものであるこ とが大きな要因になっていると思われる. >?@ABC=DÁE C<5óçæ"Mßø¤÷/õ Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD:=

ÔD<®

ÔD<Ô

Ú ÔD;!

¹º¸B

ÔD!;

ÔD99

ÔD!Ó

Ú ÔD9=

A³¼B

ÔD!9

ÔD;Ó

ÔD:;

Ú ÔD9®

¸?½

ÔD<:

ÔD=!

ÔD=Ô

Ú ÔD;;

¸?³ ´>B

ÔDÔ<

ÔD::

ÔD9!

Ú ÔD:Ó

Ú ÔDÔ!

ÔD!Ó

ÔD!Ô

Ú ÔD:Ô

@@¾

¾>?··

ÔD<:

ÔD;!

ÔD<Ô

Ú ÔD9;

>O ³ ¿À

ÔD9=

ÔD:<

ÔD::

Ú ÔD;Ô

³ ´·º

ÔD<9

ÔD<Á

ÔD<Ó

Ú ÔD;<

?¿¿B¾¾

ÔD<=

ÔD=:

ÔD=:

Ú ÔD:9

½O B¾B´>

ÔD!Ô

ÔD!:

ÔD!:

Ú ÔD9Ô

A ³ ´À

ÔD9;

ÔD;Ô

ÔD:;

Ú ÔD;9

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

ÔD®Ó

ÔD;9

ÔD;Ó

ÔD;:

ÔD<<

ÔD<:

ÔD<:

¹º¸B

ÔD=;

ÔDÔÔ

ÔD!;

ÔDÔ=

ÔD=:

ÔD9Á

ÔD9;

A³¼B

ÔD;Ô

ÔD<Ó

ÔD<Ô

ÔD;9

ÔD99

ÔD;Ô

ÔD:Ó

¸?½

ÔD=!

ÔD<9

ÔD<Ô

ÔD<!

ÔD:=

ÔD<9

ÔD<;

¸?³ ´>B

ÔD:!

ÔD:;

ÔD:;

ÔD9;

ÔDÔÓ

ÔD99

ÔD9=

¾>?··

ÔD9<

ÔD9<

ÔD!®

ÔD9Ô

Ú ÔD!!

ÔD!!

ÔD!!

@@¾

ÔD=<

ÔD!=

ÔD9®

ÔD9;

ÔD;Á

ÔD:=

ÔD;;

>O ³ ¿À

ÔD=Ô

ÔD9=

ÔD9=

ÔD:9

ÔD9!

ÔD:9

ÔD:<

³ ´·º

ÔD=Ó

ÔD;:

ÔD<Ô

ÔD<Ô

ÔD;:

ÔD<;

ÔD<=

?¿¿B¾¾

ÔD®!

ÔD;Ó

ÔD<<

ÔD;Á

ÔD<;

ÔD<®

ÔD=!

½O B¾B´>

ÔD=:

Ú ÔD!!

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ9

ÔD<Á

ÔD9Ô

ÔD9Ô

A ³ ´À

ÔD;:

ÔD;Ô

ÔD:<

ÔD:<

ÔD!<

ÔD:9

ÔD:;

Ó9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

金曜日単独の影響をみるため,table6.9 においては金曜日の各アクセス数合計 とその週末の来場データの計との相関をみた.火曜日と金曜日の合計データとの 相関よりも相関が全般的に上がっている. “live”の相関値が特に上昇しているこ とに“live”を直前に参照する人が多いことが伺える.

>?@ABC=DÓE C<5óæ"Mßø¤÷/õ T)Ò-8 ¹º¸B A³¼B ¸?½ ¸?³ ´>B ¾>?·· @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À

T)Ò-8 ¹º¸B A³¼B ¸?½ ¸?³ ´>B ¾>?·· @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À

Å(UÂ/ -.(Â/ ÔD<; ÔD== ÔD99 ÔD9Ó ÔD;; ÔD=9 ÔD=; ÔD=; ÔD:: ÔD:Á ÔDÔ< ÔD9Ô ÔD<® ÔD<< ÔD;9 ÔD;® ÔD<Á ÔD=! ÔD=; ÔD== ÔD9< ÔD9Ô ÔD:: ÔD;= ÎÏÍ ÔD®= ÔD®Á ÔD<; ÔD=® ÔD;= ÔD:Ó ÔD®; ÔD=; ÔDÁÔ ÔD®Ó ÔD=! ÔD;!

ÎÐÍ ÔD<! ÔDÔ9 ÔD=< ÔD<: ÔD:9 ÔD:Ô ÔD:® ÔD:Á ÔD;: ÔD<! Ú ÔDÔ9 ÔD;Á

Â/8 ÔD=; ÔD9® ÔD<® ÔD=Á ÔD:Á ÔD!; ÔD<Ó ÔD;Á ÔD=: ÔD=Ó ÔD9; ÔD;9 õ¤Í ÔD<Á ÔD!® ÔD<Ó ÔD<9 ÔD:Ô ÔD!: ÔD;9 ÔD;9 ÔD<: ÔD<® ÔD!Ô ÔD;9

Ó:

ÆÇÉ¥ Ú ÔD;Ô Ú ÔD!Á Ú ÔD9; Ú ÔD;= Ú ÔD:< Ú ÔD:® Ú ÔD!: Ú ÔD:< Ú ÔD;< Ú ÔD:Ô Ú ÔD:: Ú ÔD;< öL-.( öLÅ(U ÔD;< ÔD=9 ÔD!Ó ÔD<: ÔD:Ó ÔD;Á ÔD;Á ÔD;® ÔD!; ÔD:! ÔD!: Ú ÔDÔ: ÔD:; ÔD=! ÔD:® ÔD:: ÔD;< ÔD<9 ÔD;= ÔD=Ô Ú ÔDÔ; ÔD=< ÔD:= ÔD!:

öL8 ÔD<® ÔD:; ÔD;Á ÔD<; ÔD99 ÔDÔÁ ÔD;Ó ÔD;Ô ÔD<; ÔD<Á ÔD9! ÔD:9

V-&Êg ÔD=; ÔD:: ÔD=9 ÔD=: ÔD;9 ÔD9: ÔD=; ÔD<: ÔD=< ÔD®! ÔD9® ÔD;!


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

スキー場においては土曜日に到着する客が多いため,table6.10において金曜日 の各アクセス数合計とその翌日の土曜日の現場データの計との相関をみた.結果 としては全般的に相関が下がってしまった.これは,土曜日であっても,午後に 到着する割合が比較的高いことによると思われる.逆に“live”の相関値は上昇し ており,コンテンツの特徴があらわれている. >?@ABC=D!ÔE C<5óæ"Mßø÷/õ

Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD:;

ÔD<<

ÔD<:

Ú ÔD9=

¹º¸B

ÔDÔ9

ÔD9:

ÔD!®

ÔDÔ:

A³¼B

ÔD:=

ÔD=®

ÔD=9

Ú ÔDÔÁ

¸?½

ÔD;9

ÔD;Ó

ÔD<:

Ú ÔD:<

¸?³ ´>B

ÔD:Á

ÔD;Ô

ÔD;<

Ú ÔD9Ô

Ú ÔDÔ9

ÔD9!

ÔD!:

Ú ÔD;<

@@¾

ÔD;9

ÔD<9

ÔD<<

ÔD!<

>O ³ ¿À

ÔD!=

ÔD:9

ÔD9Ó

Ú ÔD:=

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD9®

ÔD;!

ÔD;!

Ú ÔD9Ó

?¿¿B¾¾

ÔD;Ô

ÔD<<

ÔD<=

Ú ÔD!<

½O B¾B´>

ÔD9Ô

ÔDÔ<

ÔD!:

Ú ÔDÔ=

A ³ ´À

ÔD99

ÔD:Ó

ÔD:®

Ú ÔD;9

¾>?··

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

ÔD;<

ÔD<9

ÔD:;

ÔD:<

ÔD:Á

ÔD<!

ÔD=9

¹º¸B

ÔD9=

ÔDÔ9

ÔD9=

ÔD:Á

ÔD:9

ÔD;Á

ÔD:®

A³¼B

ÔD<Á

ÔD®:

ÔD;;

ÔD:9

ÔD:9

ÔD;;

ÔD==

¸?½

ÔD:Á

ÔD<9

ÔD9!

ÔD9=

ÔD!<

ÔD9Á

ÔD<=

¸?³ ´>B

ÔD<®

ÔD:=

ÔD!Á

ÔD9<

ÔD9®

ÔD:=

ÔD;<

¾>?··

ÔD<<

ÔD9Ó

ÔD!Á

ÔD9Ô

Ú ÔDÔ<

ÔD!Ô

ÔD9:

@@¾

ÔD;9

ÔD;!

ÔD9;

ÔD:<

ÔD:!

ÔD;=

ÔD=Á

>O ³ ¿À

ÔD;!

ÔD:;

ÔD!<

ÔD!=

ÔD!!

ÔD!Ó

ÔD;=

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD:!

ÔD;Ô

ÔD9<

ÔD9Á

ÔD!®

ÔD:!

ÔD<Á

?¿¿B¾¾

ÔD:Ó

ÔD<®

ÔD:9

ÔD:;

ÔD9<

ÔD;!

ÔD®Ô

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ<

ÔD=!

ÔD;Ô

ÔD9Ó

ÔD=9

ÔD:=

ÔD9;

ÔD!<

ÔDÔ!

ÔD!!

ÔD:9

A ³ ´À

Ó;


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

平日の集客数とアクセス数の関係を探るため,table6.11においては,月曜日か ら金曜日までの各アクセス数と月曜日から金曜日までの来場データとの相関をみ た.table6.5 同様に相関はいっさい見られなかった.また,情報への需要と実際 の来場のギャップを調べるため,同様の相関分析を日にちを 1 ∼ 7 日ずらし高い 相関関係を探したが, 日別アクセス数と来場データの間に相関関係はみられなかっ た.

>?@ABC=D!!E C<5ó£¤"Mߣ¤÷/õ Å(UÂ/ -.(Â/ T)Ò-8

Â/8

ÆÇÉ¥

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!!

Ú ÔD:<

¹º¸B

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ<

ÔDÔÔ

Ú ÔD!Á

A³¼B

Ú ÔD!<

ÔD!Á

Ú ÔDÔ9

Ú ÔD9Á

¸?½

Ú ÔD!;

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!:

Ú ÔD:;

¸?³ ´>B

Ú ÔD9:

ÔDÔ9

Ú ÔD!:

Ú ÔD:Ó

¾>?··

Ú ÔD9Ô

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!;

Ú ÔD9Á

@@¾

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ!

ÔDÔÔ

Ú ÔD!<

>O ³ ¿À

Ú ÔD9:

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD99

Ú ÔD;Ô

³ ´·º

Ú ÔD!:

Ú ÔD!:

Ú ÔD!;

Ú ÔD::

?¿¿B¾¾

ÔDÔÔ

ÔDÔ9

ÔDÔ!

Ú ÔD9:

½O B¾B´>

ÔDÔ;

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!9

Ú ÔD9®

A ³ ´À

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ<

¹º¸B

Ú ÔD!<

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔÓ

A³¼B

ÔDÔ9

ÔD!®

ÔDÔÓ

ÔD!:

ÔD!=

ÔD!<

ÔD!<

¸?½

Ú ÔD!=

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!Ô

¸?³ ´>B

Ú ÔD!<

ÔDÔ=

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ=

ÔDÔÁ

ÔDÔÔ

ÔDÔÔ

¾>?··

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ®

ÔDÔ®

Ú ÔD!9

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ®

ÔDÔ<

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ9

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ!

ÔDÔÔ

>O ³ ¿À

Ú ÔD9:

Ú ÔD!Á

Ú ÔD!=

Ú ÔD9!

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD99

Ú ÔD!Ó

³ ´·º

Ú ÔD!Á

Ú ÔD!:

Ú ÔD!9

Ú ÔD!;

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!:

Ú ÔD!:

?¿¿B¾¾

Ú ÔDÔ®

ÔDÔ:

ÔDÔ:

ÔDÔ!

ÔDÔ9

ÔDÔ9

ÔDÔ;

½O B¾B´>

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!:

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔÁ

A ³ ´À

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ<

@@¾

Ó<


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

>?@ABC=D!9E C<5ó£¤"Mߣ¤÷/õ

Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD:9

T)Ò-8

Ú ÔDÔ®

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ;

¹º¸B

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD9!

¹º¸B

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD9<

A³¼B

Ú ÔD!9

ÔD!=

ÔDÔÔ

Ú ÔD9:

A³¼B

Ú ÔDÔ®

ÔD!;

ÔDÔ9

Ú ÔD!;

¸?½

Ú ÔD!;

Ú ÔD!:

Ú ÔD!;

Ú ÔD::

¸?½

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD9Ó

¸?³ ´>B

Ú ÔD!;

ÔDÔ<

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD9!

¸?³ ´>B

Ú ÔDÔÓ

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!Á

¾>?··

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ<

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD9!

@@¾

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!Á

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!<

Ú ÔD:Ó Ú ÔD!®

¾>?··

Ú ÔD!9

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD9;

@@¾

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ:

>O ³ ¿À

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!=

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD:=

>O ³ ¿À

³ ´·º

Ú ÔD9®

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD9;

³ ´·º

ÔDÔ;

ÔDÔ;

ÔDÔ;

?¿¿B¾¾

ÔDÔ<

ÔDÔ<

ÔDÔ<

Ú ÔD!<

?¿¿B¾¾

ÔD!Ô

ÔD!!

ÔD!!

Ú ÔD!9

½O B¾B´>

ÔDÔ!

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD!;

½O B¾B´>

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD9:

A ³ ´À

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!Ó

A ³ ´À

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

Ú ÔD!:

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ<

T)Ò-8

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ!

Ú ÔD!=

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ!

¹º¸B

Ú ÔD!;

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!9

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!9

Ú ÔD!!

¹º¸B

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔÁ

A³¼B

ÔDÔ:

ÔDÔÓ

ÔDÔÓ

ÔDÔ<

ÔD!<

ÔDÔÓ

ÔD!9

A³¼B

ÔD!9

ÔD!:

ÔDÔ!

ÔDÔ;

ÔDÔ<

ÔDÔ<

ÔD!;

¸?½

Ú ÔD!=

Ú ÔD!:

Ú ÔD!<

Ú ÔD!<

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!:

Ú ÔD!!

¸?½

Ú ÔDÔ:

¸?³ ´>B

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ:

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ;

ÔDÔÁ

ÔDÔ!

ÔDÔ:

¾>?··

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ9

@@¾

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!Á

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!Ô

¸?³ ´>B

ÔDÔ<

ÔDÔ=

Ú ÔD!:

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ<

ÔDÔ<

Ú ÔDÔ!

¾>?··

ÔDÔ<

ÔDÔ!

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ9

ÔDÔ9

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ;

ÔDÔÁ

Ú ÔD!Ô

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ!

@@¾

Ú ÔD!;

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!Ô

>O ³ ¿À

Ú ÔD9!

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!;

Ú ÔD!Ó

Ú ÔD!®

>O ³ ¿À

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!9

Ú ÔD9<

Ú ÔD9Ô

Ú ÔD!:

Ú ÔD!Á

Ú ÔD!;

³ ´·º

Ú ÔD!;

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!;

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ=

³ ´·º

ÔDÔ=

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ:

ÔDÔ9

?¿¿B¾¾

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ;

ÔDÔ!

ÔDÔ:

ÔDÔ;

ÔDÔ;

ÔDÔÁ

?¿¿B¾¾

ÔD!9

ÔDÔ=

ÔDÔÔ

ÔDÔ=

ÔDÔÓ

ÔDÔÁ

ÔD!:

½O B¾B´>

Ú ÔD!!

Ú ÔD!9

Ú ÔD!;

Ú ÔD!;

Ú ÔD!Á

Ú ÔD!®

Ú ÔDÔÓ

½O B¾B´>

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!;

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!Ô

A ³ ´À

Ú ÔD!!

Ú ÔD!!

Ú ÔD!!

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔD!Ô

Ú ÔDÔ=

A ³ ´À

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!<

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ9

Å(UÂ/ -.(Â/ T)Ò-8

Â/8

ÔD!Á

ÔD!Á

ÔD!9

ÔDÔÁ

¹º¸B

ÔDÔ:

ÔDÔÔ

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ=

ÔDÔ®

Ú ÔDÔÁ

A³¼B

ÔD!:

ÔD9Á

ÔD9Ô

ÔD!<

ÔDÔ;

ÔDÔ!

¸?½

ÔD!Á

ÔD!=

ÔD!Á

ÔD!!

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔÁ

¸?³ ´>B

ÔD!®

ÔD9<

ÔD9!

ÔD9: ÔD!Ó

Ú ÔD!Á

ÔDÔ<

ÔD!Ó

ÔD!!

A³¼B

ÔDÔ<

ÔDÔÓ

¸?½

Ú ÔDÔ9

ÔD!:

¸?³ ´>B

Ú ÔDÔ=

ÔDÔ®

@@¾ >O ³ ¿À

ÆÇÉ¥

ÔD!=

Ú ÔDÔ;

¾>?··

Â/8

T)Ò-8

Ú ÔDÔ9

¹º¸B

Å(UÂ/ -.(Â/

ÆÇÉ¥

Ú ÔDÔ<

ÔDÔ<

ÔDÔ®

ÔDÔ=

ÔDÔÔ

¾>?··

ÔD9Ô

ÔD9Á

ÔD9;

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!Ó

@@¾

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ!

ÔDÔÁ

ÔD!Ô

ÔDÔÓ

ÔD!Ô

Ú ÔDÔÁ

>O ³ ¿À

ÔD!!

ÔD!:

ÔD!9

ÔD!9 ÔD!Ô

ÔD!:

ÔD!;

ÔD!;

Ú ÔDÔ9

³ ´·º

ÔD!Á

ÔD!:

ÔD!®

?¿¿B¾¾

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ;

Ú ÔD!:

?¿¿B¾¾

ÔD99

ÔD!Á

ÔD9!

ÔD!:

½O B¾B´>

ÔDÔ;

ÔD!!

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ®

½O B¾B´>

ÔDÔ9

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ9

A ³ ´À

ÔD!;

ÔD9®

ÔD9Ô

Ú ÔD!Ô

A ³ ´À

ÔD9!

ÔD9Á

ÔD9<

ÔD!;

³ ´·º

ÎÏÍ T)Ò-8 ¹º¸B A³¼B

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

ÎÏÍ

ÔDÔ®

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ:

ÔDÔÓ

ÔDÔÁ

ÔDÔÓ

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ<

ÔDÔ<

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ:

¹º¸B

ÔD9!

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

ÔD!Ô

ÔD!=

ÔD9®

ÔD!Á

ÔD!9

ÔD!=

ÔD!Ó

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ!

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ<

ÔDÔ!

ÔDÔÔ

ÔD:9

ÔD:<

ÔD!;

ÔD!Ó

ÔD!=

ÔD!Á

ÔD9!

A³¼B

ÔD9®

ÔD9!

ÔD9=

ÔD9Ó

¸?½

ÔDÔ®

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ®

ÔDÔ;

ÔDÔ=

ÔDÔ=

¸?½

ÔD!Ô

ÔD!9

ÔD9:

ÔD!;

ÔD!9

ÔD!;

ÔD!®

¸?³ ´>B

ÔD!9

ÔD!<

Ú ÔDÔ!

ÔD!<

ÔDÔÓ

ÔD!:

ÔD!!

¸?³ ´>B

ÔD!9

ÔD9:

ÔD;Ô

ÔD99

ÔD9!

ÔD99

ÔD9;

Ú ÔDÔ:

ÔD!;

Ú ÔDÔ9

ÔDÔ®

ÔDÔ:

ÔDÔ=

ÔDÔÁ

¾>?··

ÔD!;

ÔD9®

ÔD9Á

ÔD9:

ÔD!=

ÔD9!

ÔD9<

¾>?··

ÔD!=

T)Ò-8

@@¾

ÔD!9

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ®

ÔDÔÁ

ÔD!:

ÔD!!

ÔDÔ!

>O ³ ¿À

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ:

Ú ÔD!Ô

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ<

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ:

³ ´·º

ÔDÔ®

ÔDÔ9

ÔDÔ9

ÔDÔÓ

ÔDÔ;

ÔDÔÁ

?¿¿B¾¾

ÔD!;

ÔDÔÓ

ÔDÔ<

ÔD!=

ÔD!!

½O B¾B´>

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔ=

Ú ÔD!;

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔ:

ÔD!=

ÔDÔ!

ÔD!:

A ³ ´À

@@¾

ÔD!®

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ®

ÔD!®

Ú ÔDÔ9

Ú ÔD!;

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ9

>O ³ ¿À

ÔDÔ®

ÔDÔ®

ÔD!®

ÔD!!

ÔDÔ:

ÔDÔÓ

ÔD!!

ÔDÔ=

³ ´·º

ÔDÔ:

ÔDÔ®

ÔD!Ó

ÔD!9

ÔDÔ®

ÔD!Ô

ÔD!:

ÔD!<

ÔD!;

?¿¿B¾¾

ÔD!9

ÔD!:

ÔD9:

ÔD!®

ÔD!;

ÔD!®

ÔD!Á

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔÁ

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ=

ÔD!Ô

ÔD!:

ÔD!9

ÔD!<

ÔD9Á

ÔD9Á

ÔD99

ÔD99

ÔD9:

ÔD9=

A ³ ´À

Ó=


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

>?@ABC=D!:E C<5ó£¤"Mߣ¤÷/õ

Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

Å(UÂ/ -.(Â/

ÆÇÉ¥

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD9;

ÔD:Ô

ÔD9®

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ<

¹º¸B

ÔDÔ9

ÔDÔÔ

ÔDÔ!

Ú ÔD!9

ÔD9Ó

ÔD!Á

A³¼B

ÔD9Á

ÔD;®

ÔD:®

ÔD!Ó

ÔD9;

ÔD!=

¸?½

ÔD9<

ÔD9:

ÔD9<

ÔDÔ<

ÔD;Ô

ÔD:=

ÔD:!

¸?³ ´>B

ÔD9Ó

ÔD;<

ÔD:®

ÔD9!

ÔD9Ó

ÔD:=

ÔD::

ÔD9:

¾>?··

ÔDÔ®

ÔD!9

ÔD!Ô

ÔDÔÁ

@@¾

>O ³ ¿À

ÔD9!

ÔD!Á

ÔD9!

ÔD!Ó

³ ´·º

ÔD9Á

ÔD!Ó

ÔD9<

ÔD!<

?¿¿B¾¾

ÔD9Ô

ÔD!9

ÔD!®

½O B¾B´>

ÔDÔ!

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ:

A ³ ´À

ÔD:9

ÔD:9

ÔD:;

ÔD!Ó

T)Ò-8

ÔD9<

ÔD9®

ÔD9®

ÔD!®

¹º¸B

ÔDÔ=

ÔDÔ!

ÔDÔ;

A³¼B

ÔD9!

ÔD:Á

¸?½

ÔD9<

ÔD9!

¸?³ ´>B

ÔD:!

¾>?·· @@¾

ÎÏÍ T)Ò-8

ÎÐÍ

õ¤Í

ÔD9:

ÔD9Ó

ÔD9=

ÔD!:

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ<

Ú ÔD!=

>O ³ ¿À

ÔD!9

ÔD!Ô

ÔD!9

ÔDÔ!

³ ´·º

ÔD!Ó

ÔD!=

ÔD!Á

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ®

?¿¿B¾¾

ÔD!=

ÔD!Ô

ÔD!;

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ9

½O B¾B´>

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ<

A ³ ´À

ÔD9Á

ÔD9Á

ÔD9Ó

ÔD!Ô

öL-.( öLÅ(U

öL8

ÎÏÍ

V-&Êg

T)Ò-8

ÔD!Ó

ÔD:Ô

ÔD:Ô

ÔD9;

ÔD9;

ÔD9<

ÔD:!

¹º¸B

Ú ÔDÔ!

ÔDÔÔ

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ!

¹º¸B

A³¼B

ÔD9;

ÔD;Á

ÔD;Ô

ÔD:<

ÔD:;

ÔD:®

ÔD;9

A³¼B

ÔD9!

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

ÔD;Ô

ÔD9Á

ÔD:9

ÔD9=

ÔD:!

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ:

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ;

ÔDÔ!

ÔD:Ô

ÔD=:

ÔD;:

ÔD;Ó

ÔD;:

ÔD;Ó

ÔD<<

ÔD:=

ÔD9Ó

¸?½

ÔD!®

ÔD!Ó

ÔD9;

ÔD9!

ÔD!=

ÔD9Ô

ÔD9:

¸?½

ÔD!Á

ÔD9®

ÔD99

ÔD9=

ÔD!=

ÔD9:

¸?³ ´>B

ÔD9Á

ÔD;;

ÔD;9

ÔD:9

ÔD:;

ÔD:<

ÔD;9

¸?³ ´>B

ÔD:;

ÔD<9

ÔD;9

ÔD;=

ÔD:Á

ÔD;<

ÔD;Á

¾>?··

ÔD9Á

ÔD::

ÔD:<

ÔD:9

ÔD9<

ÔD:!

ÔD:<

¾>?··

ÔD9<

ÔD:Ô

ÔD:!

ÔD:=

ÔD9:

ÔD::

ÔD:=

@@¾

ÔD!=

ÔDÔ®

ÔDÔÔ

ÔDÔ=

ÔDÔÁ

ÔDÔ®

ÔD!Ô

@@¾

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!Ô

ÔDÔ<

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ=

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ;

>O ³ ¿À

ÔD!®

ÔD!9

ÔD9<

ÔD!;

ÔD!;

ÔD!<

ÔD9Ô

>O ³ ¿À

ÔDÔÁ

ÔD!Ó

ÔD!<

ÔD!9

ÔDÔ<

ÔDÔÓ

ÔD!Ó

³ ´·º

ÔD!=

ÔD!;

ÔD9!

ÔD!<

ÔD!:

ÔD!<

ÔD9Ô

³ ´·º

ÔD!;

ÔD!:

ÔD!:

ÔD!®

ÔD!;

ÔD!®

ÔD!Ó

?¿¿B¾¾

ÔDÔ<

ÔD!!

ÔD!®

ÔDÔÓ

ÔD!!

ÔD!!

ÔD!<

?¿¿B¾¾

ÔD!Ô

ÔD!;

ÔDÔ®

ÔD!!

ÔDÔ<

ÔDÔÓ

ÔD!=

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ®

Ú ÔDÔ;

½O B¾B´>

Ú ÔDÔ<

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ<

Ú ÔDÔ=

ÔDÔ;

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ!

ÔD9=

ÔD:<

ÔD:Á

ÔD:Ô

ÔD:;

ÔD::

ÔD:Á

ÔD9;

ÔD:=

ÔD9:

ÔD:®

ÔD9!

ÔD:9

ÔD:®

A ³ ´À

Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-^8

ÔD9=

ÔD9®

ÔD9Á

ÔDÔ;

¹º¸B

ÔDÔ9

Ú ÔDÔ9

ÔDÔÔ

Ú ÔDÔ=

A³¼B

ÔD:9

ÔD;Á

ÔD;Ô

ÔD!<

¸?½

ÔD99

ÔD9:

ÔD9:

Ú ÔDÔ9

¸?³ ´>B

ÔD9Ô

ÔD:Ó

ÔD9Á

ÔDÔ9

¾>?··

ÔDÔ;

ÔD!®

ÔD!Ô

Ú ÔD!9

@@¾

Ú ÔD!9

Ú ÔD!!

Ú ÔD!9

Ú ÔD!=

>O ³ ¿À

ÔD!<

ÔD!<

ÔD!=

Ú ÔDÔ;

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD!:

ÔD!!

ÔD!:

Ú ÔD!!

?¿¿B¾¾

ÔD!!

ÔD!!

ÔD!!

Ú ÔD!9

½O B¾B´>

ÔD!!

Ú ÔDÔÓ

ÔDÔ:

ÔD!9

A ³ ´À

ÔD9<

ÔD9=

ÔD9=

ÔDÔÁ

ÎÏÍ T)Ò-^8

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

ÔD9!

ÔD:;

ÔD9<

ÔD:=

ÔD9;

ÔD::

¹º¸B

Ú ÔDÔ:

ÔDÔ!

Ú ÔDÔ;

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ!

ÔDÔÔ

ÔDÔ!

A³¼B

ÔD:Á

ÔD=!

ÔD;!

ÔD<;

ÔD;9

ÔD<:

ÔD<<

ÔD:<

ÔD9Ó

¸?½

ÔD!®

ÔD9=

ÔD!9

ÔD9Ó

ÔD9!

ÔD9®

¸?³ ´>B

ÔD9Ó

ÔD<:

ÔD9®

ÔD;;

ÔD:;

ÔD;:

ÔD;;

¾>?··

ÔD!!

ÔD:Ô

ÔD!!

ÔD9!

ÔD!®

ÔD9!

ÔD9<

@@¾

Ú ÔD!9

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!®

Ú ÔDÔ®

Ú ÔD!!

Ú ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ;

>O ³ ¿À

ÔD!!

ÔD!Á

ÔDÔÁ

ÔD9!

ÔD!!

ÔD!Á

ÔD9Ô

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔDÔÓ

ÔD!<

ÔDÔ9

ÔD!<

ÔD!;

ÔD!=

ÔD!Á

?¿¿B¾¾

ÔDÔÁ

ÔD!:

Ú ÔDÔ<

ÔD!Ó

ÔD!Ô

ÔD!®

ÔD!<

½O B¾B´>

Ú ÔD!Ô

Ú ÔD!!

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ!

Ú ÔDÔ:

Ú ÔDÔ9

Ú ÔDÔ®

ÔD9Ô

ÔD:;

ÔD!<

ÔD:9

ÔD9;

ÔD:!

ÔD::

A ³ ´À

A ³ ´À

Ó®


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

平日のアクセスがいかに週末の来場と関係しているかを探るために,前週の土 曜日からその週の金曜日までの平日のアクセス数合計と週末の来場データとの相 関をみた.金曜日のアクセスログと土曜日の現場データを比較したものに比べる と相関が若干低いが,平日同士の相関を比較したものに比べると,格段に高い相 関が得られる.金曜日のアクセスログと土曜日の現場データを比較したもの同様 に相関が高いのは“map”“info” “access”である.

>?@ABC=D!;E C<5óÏøùæ"M8ߦ§÷/8õ Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD;:

ÔD<!

ÔD<Ô

Ú ÔD;9

¹º¸B

ÔD!:

ÔD!<

ÔD!<

Ú ÔD9®

A³¼B

ÔD!<

ÔD;:

ÔD:!

Ú ÔD:®

¸?½

ÔD<:

ÔD<:

ÔD<=

Ú ÔD;Ô

¸?³ ´>B

ÔD!=

ÔD:=

ÔD9Ó

Ú ÔD:Ó

¾>?··

ÔD!<

ÔD:Ô

ÔD9;

Ú ÔD:!

@@¾

ÔD:Á

ÔD!!

ÔD9<

Ú ÔD9<

>O ³ ¿À

ÔD:<

ÔD:=

ÔD:®

Ú ÔD:Ó

³ ´·º

ÔD<:

ÔD<!

ÔD<<

Ú ÔD;Ô

?¿¿B¾¾

ÔD=:

ÔD<®

ÔD=;

Ú ÔD:9

½O B¾B´>

ÔD9!

ÔD!:

ÔD!Á

Ú ÔD9Ô

A ³ ´À

ÔD:=

ÔD;9

ÔD;9

Ú ÔD<Ô

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

ÔDÁ!

ÔD:<

ÔD;:

ÔD:;

ÔD<9

ÔD;=

ÔD<<

¹º¸B

ÔD<9

Ú ÔDÔ;

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ;

ÔD=!

ÔD9Ô

ÔD!Ó

A³¼B

ÔD;Á

ÔD<Ô

ÔD;9

ÔD:!

ÔD9;

ÔD:9

ÔD;Ô

¸?½

ÔD®!

ÔD:Á

ÔD;:

ÔD;9

ÔD;Ô

ÔD;®

ÔD<=

¸?³ ´>B

ÔD<;

ÔD:<

ÔD:;

ÔD9:

ÔD9®

ÔD9Á

ÔD:Ó

¾>?··

ÔD<9

ÔD9<

ÔD9®

ÔD9®

ÔD!=

ÔD9=

ÔD:!

@@¾

ÔD9=

Ú ÔD!;

Ú ÔDÔ<

ÔDÔ:

ÔD!<

ÔDÔÁ

ÔDÔ9

>O ³ ¿À

ÔD<Ó

ÔD9;

ÔD9Ó

ÔD:9

ÔD9®

ÔD:<

ÔD:Ó

³ ´·º

ÔD®<

ÔD:!

ÔD;Ô

ÔD;!

ÔD;Á

ÔD;Ó

ÔD<;

?¿¿B¾¾

ÔD®®

ÔD:®

ÔD;<

ÔD:Ó

ÔD<=

ÔD<!

ÔD=!

½O B¾B´>

ÔD=:

Ú ÔD!;

ÔDÔ;

Ú ÔD!Ô

ÔD<Ó

ÔD!;

ÔD9=

A ³ ´À

ÔD==

ÔD:9

ÔD:9

ÔD:<

ÔD9Á

ÔD:®

ÔD;;

ÓÁ


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

参考に正月前後の値の影響を除外するために,1月の第1週のデータ以外で相関 をとったが,係数の上昇は若干でしかなかった.

>?@ABC=D!<E C<5óÏøùæ"M8ߦ§÷/8ë! f¯ ! ¦ú£õ

Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD;:

ÔD<;

ÔD<Ô

Ú ÔD;:

¹º¸B

ÔD!9

ÔD!Ó

ÔD!=

Ú ÔD9Á

A³¼B

ÔD99

ÔD:=

ÔD:Ô

Ú ÔD:®

¸?½

ÔD<9

ÔD<®

ÔD<®

Ú ÔD;!

¸?³ ´>B

ÔD!Ó

ÔD::

ÔD9Á

Ú ÔD:Á

¾>?··

ÔD!=

ÔD:Ô

ÔD9;

Ú ÔD:!

@@¾

ÔD:<

ÔD99

ÔD:Ô

Ú ÔD9Ó

>O ³ ¿À

ÔD::

ÔD;9

ÔD:Ó

Ú ÔD;!

³ ´·º

ÔD<9

ÔD<Ó

ÔD<Á

Ú ÔD;9

?¿¿B¾¾

ÔD=9

ÔD=®

ÔD=®

Ú ÔD:;

½O B¾B´>

ÔD!Ó

ÔD!Á

ÔD!Ó

Ú ÔD99

A ³ ´À

ÔD:Á

ÔD;9

ÔD;9

Ú ÔD;Ó

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

ÔDÁ!

ÔD:Ó

ÔD;=

ÔD:Á

ÔD<9

ÔD;Á

ÔD<=

¹º¸B

ÔD<9

ÔDÔ!

ÔD!:

ÔDÔÔ

ÔD=!

ÔD9:

ÔD9Ô

A³¼B

ÔD<9

ÔD;!

ÔD:<

ÔD9Ô

ÔD9Á

ÔD9<

ÔD:Ó

¸?½

ÔD®!

ÔD;=

ÔD;Á

ÔD;Ó

ÔD;Ô

ÔD<!

ÔD<®

¸?³ ´>B

ÔD<;

ÔD:Ô

ÔD:!

ÔD!Á

ÔD9Ó

ÔD9;

ÔD:Á

¾>?··

ÔD<9

ÔD9;

ÔD9®

ÔD9=

ÔD!=

ÔD9=

ÔD:Ô

@@¾

ÔD9Á

Ú ÔDÔ!

ÔDÔ=

ÔD!®

ÔD!;

ÔD!Á

ÔDÔ<

>O ³ ¿À

ÔD=Ô

ÔD:;

ÔD:=

ÔD;!

ÔD9=

ÔD;!

ÔD;!

³ ´·º

ÔD®®

ÔD;9

ÔD;Ó

ÔD<!

ÔD;®

ÔD<=

ÔD<®

?¿¿B¾¾

ÔD®Ó

ÔD<!

ÔD<<

ÔD<!

ÔD<=

ÔD<Ó

ÔD=;

½O B¾B´>

ÔD=:

Ú ÔDÔÓ

ÔDÔÓ

Ú ÔDÔ<

ÔD<Ó

ÔD!Á

ÔD9Á

A ³ ´À

ÔD==

ÔD:9

ÔD:9

ÔD:<

ÔD9Á

ÔD:=

ÔD;:

ÓÓ


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

平日のアクセスがいかに週末の来場と関係しているかを探るため,table6.16に おいて月曜日から金曜日までの平日のアクセス数合計と週末の来場データとの相 関をみた.さらに table6.17 において,正月前後の値の影響を除去するために,1 月の第 1 週のデータ以外で相関をとった.table6.16,6.17 両方ともに,前週の土 日アクセスログを含む 6.14,6.15 よりも高い相関関係がみえる. “info”が金曜日 のアクセスログと土曜日の現場データを比較したものに比べ高いことに,“info” のコンテンツが平日を通して需要がある情報だということが分かる.

>?@ABC=D!=E C<5ó£¤"M8ߦ§÷/8õ Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD;9

ÔD<9

ÔD;Ó

Ú ÔD;:

¹º¸B

ÔD!9

ÔD9!

ÔD!®

Ú ÔD9Á

A³¼B

ÔD9<

ÔD:Á

ÔD::

Ú ÔD:<

¸?½

ÔD<!

ÔD<=

ÔD<=

Ú ÔD;:

¸?³ ´>B

ÔD!Á

ÔD:!

ÔD9<

Ú ÔD:®

¾>?··

ÔD!Ô

ÔD9<

ÔD!Á

Ú ÔD:!

@@¾

ÔD;!

ÔD9Ó

ÔD:=

Ú ÔD;Ô

>O ³ ¿À

ÔD::

ÔD;Ô

ÔD:Á

Ú ÔD;;

³ ´·º

ÔD<!

ÔD<Á

ÔD<®

Ú ÔD;<

?¿¿B¾¾

ÔD=!

ÔD=<

ÔD==

Ú ÔD:=

½O B¾B´>

ÔD!;

ÔD!®

ÔD!=

Ú ÔD9:

A ³ ´À

ÔD:9

ÔD:®

ÔD:=

Ú ÔD;®

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

ÔDÁÔ

ÔD:Á

ÔD;<

ÔD:Á

ÔD<9

ÔD;Á

ÔD<<

¹º¸B

ÔD<Á

ÔDÔÔ

ÔD!;

ÔDÔ:

ÔD=9

ÔD9=

ÔD99

A³¼B

ÔD<Ô

ÔD;;

ÔD:®

ÔD99

ÔD9Ó

ÔD9®

ÔD;9

¸?½

ÔD=Ó

ÔD;=

ÔD;Á

ÔD;Á

ÔD:Á

ÔD<Ô

ÔD<®

¸?³ ´>B

ÔD<Ô

ÔD9Ó

ÔD:Ô

ÔD!®

ÔD9;

ÔD99

ÔD:=

¾>?··

ÔD;:

ÔD9®

ÔD99

ÔD9<

ÔDÔ<

ÔD9Ô

ÔD9<

@@¾

ÔD:;

ÔD!Ô

ÔD!<

ÔD9:

ÔD!=

ÔD9:

ÔD!®

>O ³ ¿À

ÔD<Ó

ÔD::

ÔD::

ÔD;Ô

ÔD9;

ÔD:Ó

ÔD;Ô

³ ´·º

ÔD®;

ÔD;;

ÔD;Ó

ÔD<:

ÔD;:

ÔD<<

ÔD<®

?¿¿B¾¾

ÔD®;

ÔD<:

ÔD<<

ÔD<Ô

ÔD<9

ÔD<®

ÔD=:

½O B¾B´>

ÔD=:

Ú ÔDÔÁ

ÔDÔÁ

Ú ÔDÔ:

ÔD=Ô

ÔD9Ô

ÔD9;

A ³ ´À

ÔD<Ó

ÔD:Ô

ÔD9Ó

ÔD:9

ÔD9;

ÔD::

ÔD:Ó

!ÔÔ


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

>?@ABC=D!®E C<5ó£¤"M8ߦ§÷/8ë! f¯ ! ¦ú£õ Å(UÂ/ -.(Â/

Â/8

ÆÇÉ¥

T)Ò-8

ÔD;;

ÔD<®

ÔD<:

Ú ÔD;:

¹º¸B

ÔD!Á

ÔD9Á

ÔD9<

Ú ÔD9Á

A³¼B

ÔD!!

ÔD9;

ÔD!Ó

Ú ÔD;Ô

¸?½

ÔD<Á

ÔD=<

ÔD=<

Ú ÔD;:

¸?³ ´>B

ÔDÔ=

ÔD9Ô

ÔD!;

Ú ÔD;Ô

¾>?··

ÔD!9

ÔD9Ó

ÔD99

Ú ÔD:!

@@¾

ÔD:®

ÔD9:

ÔD:!

Ú ÔD;9

>O ³ ¿À

ÔD;<

ÔD<<

ÔD<:

Ú ÔD;;

³ ´·º

ÔD=!

ÔD®9

ÔD®Ô

Ú ÔD;<

?¿¿B¾¾

ÔD=9

ÔD=Á

ÔD=Á

Ú ÔD:®

½O B¾B´>

ÔD99

ÔD9=

ÔD9<

Ú ÔD9:

A ³ ´À

ÔD:®

ÔD;<

ÔD;:

Ú ÔD;®

ÎÏÍ

ÎÐÍ

õ¤Í

öL-.( öLÅ(U

öL8

V-&Êg

T)Ò-8

ÔDÁ!

ÔD;9

ÔD;Á

ÔD:Á

ÔD<Ó

ÔD<Ô

ÔD<Ó

¹º¸B

ÔD=9

ÔDÔ=

ÔD9Ô

ÔDÔ<

ÔD®Á

ÔD:!

ÔD:Ô

A³¼B

ÔD;®

ÔD:Ô

ÔD9<

ÔD!<

ÔD!!

ÔD!<

ÔD:Ô

¸?½

ÔD®9

ÔD<=

ÔD<<

ÔD<Ô

ÔD;®

ÔD<<

ÔD=<

¸?³ ´>B

ÔD;®

ÔD!®

ÔD!Ó

ÔD!!

ÔD!!

ÔD!9

ÔD9=

¾>?··

ÔD;<

ÔD::

ÔD9=

ÔD9=

ÔDÔÁ

ÔD9:

ÔD:Ô

@@¾

ÔD:!

ÔDÔÔ

ÔDÔÁ

ÔD9Ô

ÔDÔ®

ÔD!Á

ÔD!Ô

>O ³ ¿À

ÔD==

ÔD<Ô

ÔD;<

ÔD;=

ÔD;Ô

ÔD;Ó

ÔD<;

³ ´·º

ÔD®Ó

ÔD<Á

ÔD=Ô

ÔD<=

ÔD<Á

ÔD=;

ÔD®Ô

?¿¿B¾¾

ÔD®;

ÔD<<

ÔD<=

ÔD<Ô

ÔD<;

ÔD<®

ÔD=<

½O B¾B´>

ÔD=Á

Ú ÔDÔ9

ÔD!<

Ú ÔDÔ!

ÔD®Á

ÔD9®

ÔD:;

A ³ ´À

ÔD=9

ÔD:Á

ÔD:<

ÔD:;

ÔD:!

ÔD:®

ÔD;=

!Ô!


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6.3 重回帰分析

6.3.1 クラスター分析

本章においては,*1)クラスター分析を用いることで,各コンテンツをアクセス状 況の傾向によってグループ化する. 本分析においてはデータを正規化せず, ウォー ド法を用いて分析した.

・平日アクセスログ計 >?@ABC=D!ÁE C)Ê-Ñ(€!ó£¤T)Ò-"Mõ

-(-¥

!9

²¥0W¥

!:

Y3-(-¥

!9

û†(Ѥa

Nž(U»

-h%!

£‰üý

üý

Cÿ^)Ê-Ñ(

!

=:;®

®ÓD==ÁÔ=

=

!9

9

9;Ó;Ô

!<®DÓ9;

Á

Ó

:

!<=9=Á

:Ó<D:Ô®<

<

Á

;

!Ó=9Ó!D®

;;:DÔ;Á9

=

<

:Ó;!Ô;DÁ

=9®D®®®®

=

®

=

;!=:!9

=;<D999;

:

;

®

=Ó9<!ÁD!

Á:9D!®=®

=

!!

Á

9!Ô=Ó!<

!;<!D<99

<

=

Ó

ÁÓ!®=;®

9ÓÁ=D9;:

:

<

9DÔÓŸþÔÁ

!;;=9D;9

9

:

!!

!DÁ®ŸþÔÓ

;:9Á!D;9

!

9

¹½ß>º>?A ¹º¸B A³¼ B ¸?½ ¸?³´>B >O ³¿À ³´·º ?¿¿B¾¾ ¾>?·· A³´À ½O B¾B´> @@¾ Ô

;ÔÔ

ÁÔÔ

µ³¾>?´¿B ·³ØNO BC=D!ÓEhgU"MÊQó£¤T)Ò-"Mõ C *1) クラスター分析:多変量解析の手法のひとつ。  データをある基準に基づいて集団に分けて解析する。

!Ô9

!9ÔÔ ¨¶ !Ô2


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・金曜日アクセスログ >?@ABC=D9ÔE C)Ê-Ñ(€!óæƤT)Ò-"Mõ

-(-¥

!9

²¥0W¥

!<

Y3-(-¥

!9

û†(Ѥa

Nž(U»

-h%!

£‰üý

üý

Cÿ^)Ê-Ñ(

!

ÁÔ:

9ÁD::®9<

=

!9

9

:!<

<=D!=Ó:Ó

Á

Ó

:

=<!ÁD:::

ÁÔD®:=9

=

!!

;

!Ô<®;D::

!Ô9DÁ:!=

Á

<

!:®<9D!®

!!®D9=Ó=

=

®

=

9®!;ÁD=®

!=;D®=Á<

<

Á

®

=:9Ó<

9<!D<Á<

:

;

Á

!<<==;DÁ

:Ó;D<;:®

<

=

Ó

=:Ó<;<D9

®ÓÓD®!<®

:

<

!D<!ŸþÔ®

:ÁÁ:DÁ;=

9

:

!!

!DÔ®ŸþÔÁ

!Ô:<<D;Ó

!

9

¹½ß>º>?A ¹º¸B A³¼ B ¸?½ ¸?³´>B >O ³¿À ³´·º ¾>?·· A³´À ?¿¿B¾¾ @@¾ ½O B¾B´> Ô

!ÔÔÔ

9ÔÔÔ

:ÔÔÔ

µ³¾>?´¿B ·³ØNO BC=D9!EhgU"MÊQóæƤT)Ò-"Mõ C

!Ô:

;ÔÔÔ

¨¶ !Ô2


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

table6.18,figure6.19は平日アクセスログの週計に関してクラスター分析を行っ たものである.クラスター分析によって,要素にいくつかのグループがあること が分かった. “home”以外は大まかに分けて 3 グループにまとまっている.また, table6.20,figure6.21は金曜日のアクセスログに関してクラスター分析を行ったも のであるが,同様に 3 グループに分かれた. “access”の位置が違うのは,金曜日 の“access ”に対する需要の大きさから,若干変動の仕方が異なるためであると 思われる.それ以外の項目に関しては類似性の高さは異なるが,結びつきの傾向 は同じである.

!Ô;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

6.3.2 予測式

本章では,アクセスの傾向を説明変量とし,来場データの値を重回帰分析によ り予測を試みる.  説明変量としては以下の項目を用いる.   1. 金曜日アクセスログ・平日アクセスログ計の両方の値を使用する.   2. 来場データとの相関が 0.5 以上のものを選ぶ.  目的変量は   1. 土日の来場データ計を用いる.   2. 相関が見られなかった“駐車台数”以外の項目を設定する.  金曜日のアクセスログを用いて分析したものを“回帰分析 A”とし,平日のア

クセスログ計を用いたものを“回帰分析B”とした.この方法によって,選ばれた 説明変量ならびに相関,また重回帰分析した結果を Table6.22~6.29 に掲載する.

!Ô<


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D99E Cý"€! øóIX²#ÖÅ(UÂ/ß-.(Â/ßÂ/8õ

Å(UÂ/ T)Ò-^8 ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

-.(Â/ T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

Â/8 T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD<; ÔD=; ÔD<® ÔD<Á ÔD=;

T)Ò-^8 ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔD=; ÁD<® Á<D:Ô ;D=Ó Ú ÔDÁ9 !=9ÓDÁ:

T)Ò-^8 ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔDÔÔ ÔD9! ÔD9= ÔD!® ÔD=: ÔDÓ®

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔD!= 9D;; ÔD!Á :;D<! ÁD=: Ú ÔD®Ó 9<D=:

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔDÁ; ÔD<9 ÔDÓÁ ÔD=< ÔD=Ô ÔDÓÁ ÔDÓ=

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔD®; 9DÔ! ÁDÓ; !!ÓDÔÔ !9D!; Ú ÔD=Ô !=;®D!;

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD<= ÔD®< ÔD<Á ÔD:= ÔD== ÔDÓÓ ÔDÔ®

ÔD®<

<5$¥ ÔD== ÔD=9 ÔD=; ÔD<< ÔD=! ÔD==

ÔD®Ô

<5$¥ ÔD=; ÔD<® ÔD=Á ÔD<Ó ÔD=: ÔD=Ó

ÔD®;

!Ô=

> Ú !D:= !D9! !D<Ô ÔD;Ó Ú ÔDÔ; ;D<=

Y(C% ÔD!;

> Ú ÔD9! ÔD=® ÔDÔ9 ÔD;® ÔD<< Ú ÔDÔ: ÔDÔ=

Y(C% ÔD:<

> Ú ÔD=Ô ÔD:: ÔD<Á ÔDÓ= ÔD;< Ú ÔDÔ! 9D!!

Y(C% ÔD9®


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9:E Cý"€! øóIX²#ÖÎÏÍßÎÐÍõ ÎÏÍ T)Ò-^8 ¹º¸B A³¼B ¸?½ @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

'<5C Á

ÎÐÍ T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ ?¿¿B¾¾

<5$¥ ÔD®= ÔD®Á ÔD<; ÔD=® ÔD®; ÔD=; ÔDÁÔ ÔD®Ó ÔD=!

T)Ò-^8 ¹º¸B A³¼B ¸?½ @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

$¥ Ú ÔDÔ; ÔDÔ9 ÔD9: Ú ÔD9® <D<9 Ú ÔDÁ9 9DÔ; ÔD9; ÔD9! 9®D:<

T)Ò-^8 ¹º¸B A³¼B ¸?½ @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔD99 ÔD!® ÔD!= ÔD;Á ÔDÔÓ ÔD!® ÔDÔ9 ÔDÁ9 ÔD<= ÔD!:

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ ?¿¿B¾¾

$¥ Ú ÔDÔ; ÔD®! ÔD== Ú ÔD<!

ÔDÓÁ

<5$¥ ÔD<! ÔD=< ÔD<: ÔD<!

%& '<5C Á

ÔD=® T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ ?¿¿B¾¾ %&

!Ô®

> Ú !D;Ô !D=Ô !D=® Ú ÔD®= 9D!Ô Ú !D=Ô :D<: ÔD9; ÔD=9 !D®Á

Y(C% ÔDÔ!

> Ú ÔD;Á !D=Á ÔD<: Ú ÔD!<

;ÔD=;

ÔD=<

žÚ â ÔD=; ÔD!9 ÔD=! ÔDÁÁ ÔD<:

Y(C% ÔD!®


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9;E Cý"€! øóIX²#Ö°¤ÍßöLÅ(UßöL8õ °¤Í T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

öLÅ(U T)Ò-^8 ¹º¸B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

'<5C Á

öL8 T)Ò-^8 ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD<Á ÔD<Ó ÔD<9 ÔD<: ÔD<®

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔDÔ! ÔD<; Ú ÔDÁ! !D== ÔD<< =ÔD:Ó

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔDÓ9 ÔD:9 ÔD<: ÔD;= ÔDÁ® ÔD:9

ÔD=<

<5$¥ ÔD=9 ÔD<: ÔD=! ÔD<9 ÔD=Ô ÔD=<

Ú ÔD!Ô !DÔ< Ú ÔD=< ÔD®® ÔD!= !DÔ<

Y(C% ÔD::

>

T)Ò-^8 ¹º¸B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

ÔDÔÔ ÔDÔÔ ÔD;Ô Ú ÔD!Ô ÔD9Ô ÔD!Ó =D<=

ÔD!= Ú ÔDÔÁ ÔD;® Ú ÔD®< ÔDÁÓ !D®Á !D;!

T)Ò-^8 ¹º¸B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔDÁÁ ÔDÓ; ÔD=< ÔD;® ÔD;Ô ÔD!! ÔD9Ô

Y(C% ÔD!:

ÔDÁÔ

<5$¥ ÔD<® ÔD<; ÔD<; ÔD<Á

>

>

T)Ò-^8 ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

ÔDÔ! Ú ÔDÔÁ ÔDÔ® ÔD;Ô !DÁÁ

ÔD;; Ú ÔD9® ÔD!= ÔD<9 ÔD!:

T)Ò-^8 ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD=® ÔDÁÔ ÔDÁ® ÔD=9 ÔDÓÔ

Y(C% ÔD:9

ÔD<Ó

!ÔÁ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9<E Cý"€! øóIX²#ÖV-&Êgõ V-&Êg T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD=; ÔD=9 ÔD=: ÔD=; ÔD<: ÔD=< ÔD®!

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔDÓ9 ;D=; !D=Ô ÓÓD9! Ú 9ÔDÓ< :ÔD!< <D=; =;ÓD;=

T)Ò-^8 A³¼B ¸?½ @@¾ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD!Á ÔD!® ÔDÁ< ÔD!< ÔD!: ÔDÔ® ÔDÁÔ ÔD!;

ÔDÁ=

!ÔÓ

> Ú !D<! !D<; ÔD9Ô !D=: Ú !D®! 9D!Ô ÔD9= !D=Á

Y(C% ÔDÔÓ


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9=E Cý"€! ‡óIX²#ÖÅ(UÂ/ß-.(Â/ßÂ/8õ Å(UÂ/ ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

-.(Â/ T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

Â/8 T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD<Á ÔD=! ÔD=9

¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

$¥ Ú :D9! !D<® ÓD<®

%&

!:Á<D®<

;DÁ9

¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD:! ÔD®! ÔDÔÁ ÔDÔÔ

Y(C% ÔDÔÁ

T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔDÔ; Ú !DÔ; Ú <D<® <D;; =D:Á ;;ÔD<!

T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD®: ÔDÁ! ÔD9Á ÔD9; ÔD:® ÔD:Ô

T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

$¥ Ú ÔD!® Ú ÔDÁÁ Ú !ÔD<Á ÓDÔÓ !:D<Á 9:9®D=Ó

T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD;® ÔDÓ! ÔD9; ÔD9< ÔD9Á ÔDÔ!

ÔD=Ó

<5$¥ ÔD<® ÔD=< ÔD<< ÔD®9 ÔD=Á

ÔDÁÔ

<5$¥ ÔD<: ÔD=< ÔD<: ÔD®Ô ÔD=Á

ÔDÁ:

!!Ô

> Ú !DÔ= ÔD:Ó !DÓÁ

> Ú ÔD:< Ú ÔD9; Ú !D!< !D9® ÔDÓ; !D!!

Y(C% ÔDÔÓ

> Ú ÔD®® Ú ÔD!9 Ú !D9® !D9: !D!® :D;!

Y(C% ÔDÔ=


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9®E Cý"€! ‡óIX²#ÖÎÏÍßÎÐÍß°¤Íõ

ÎÏÍ T)Ò-^8 ¹º¸B ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À

'<5C Á

ÎÐÍ ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

°¤Í ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

<5$¥ ÔDÁ! ÔD=9 ÔD®9 ÔD== ÔD®Ó ÔD®; ÔD=Á ÔD=9

$¥ ÔDÔ9 Ú ÔDÔ; Ú ÔD<! Ú ÔD9< ÔD=9 ÔD;< ÔD:Ô ÔD!: 9D=;

9D®: Ú :D:< Ú !DÓ; Ú ÔDÁ< 9D:9 !D:Ó 9DÁÓ ÔD9: ÔD!:

T)Ò-^8 ¹º¸B ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À %&

žÚ â ÔDÔ; ÔDÔ9 ÔD!! ÔD;; ÔDÔ® ÔD99 ÔDÔ: ÔDÁ9 ÔDÓÔ

Y(C% ÔDÔ!

ÔDÓÁ

<5$¥ ÔD<= ÔD<Ô ÔD<Á ÔD<<

$¥ ÔD9< Ú ÔD®; ÔDÔÓ ÔD<9

ÔD:! Ú ÔDÁ® ÔD!! ÔD;<

%&

®:D<Ô

ÔDÓÓ

¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD®= ÔD;! ÔDÓ9 ÔD=® ÔD:<

Y(C% ÔD:;

¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

$¥ Ú ÔD;; ÔD:® !DÔÁ

%& '<5C Á

>

¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

ÔD=Ô

<5$¥ ÔD<< ÔD=Ô ÔD<=

>

T)Ò-^8 ¹º¸B ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> A ³ ´À %&

ÔD<Ó ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

!!!

> Ú ÔDÁ< ÔD<; !D:9

®ÓD;<

!D=:

žÚ â ÔD;! ÔD=Ô ÔD99 ÔD!:

Y(C% ÔD9!


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9ÁE Cý"€! ‡óIX²#ÖöL-.(öLÅ(UßöL8õ öL-.( ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

<5$¥ ÔD<Ô ÔD<= ÔD<Ô

¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

'<5C Á

ÔD<Á ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

öLÅ(U T)Ò-^8 ¹º¸B ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

'<5C Á

öL8 T)Ò-^8 ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD<Ó ÔD®Á ÔD<Á ÔD<; ÔD®Á

> Ú ÔDÓ® !D!: ÔD®;

Ú 9DÔÁ

Ú ÔD9:

žÚ â ÔD:< ÔD9Á ÔD;Á ÔDÁ9

Y(C% ÔD9:

>

T)Ò-^8 ¹º¸B ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

ÔDÔÔ ÔDÔÔ Ú ÔDÔ; ÔD!Ô ÔDÔ9 ÓD=Ô

Ú ÔD:9 ÔD!= Ú ÔDÓ! !D<; ÔD<9 !D®!

T)Ò-^8 ¹º¸B ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔD®< ÔDÁ® ÔD:Ó ÔD!= ÔD=9 ÔD!:

Y(C% ÔD!Ó

ÔD®;

<5$¥ ÔD<Ô ÔD<< ÔD=; ÔD<®

$¥ Ú ÔDÔÓ ÔD!; ÔD!!

>

T)Ò-^8 ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

ÔDÔÔ Ú ÔD9Ô ÔD9Á ÔD:;

Ú ÔD®Á Ú !D®9 !D®; !DÁÔ

%&

!:D:Ô

!DÔÔ

žÚ â ÔD;< ÔD!9 ÔD!9 ÔD!Ô ÔD:;

Y(C% ÔD!9

ÔD®: T)Ò-^8 ¸?½ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

!!9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D9ÓE Cý"€! ‡óIX²#ÖV-&Êgõ V-&Êg T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD<Ó ÔD=< ÔD<; ÔD®Ô ÔD=<

>

T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

ÔDÔ= :D9Á Ú ÓDÓ! :DÔ< ÔD!9 Á<ÓD®=

ÔD:Ó ÔD=; Ú !D®! ÔD<Ó ÔDÔ9 !DÁ!

T)Ò-^8 ¸?½ >O ³ ¿À ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD®! ÔD<; ÔD!: ÔD<® ÔDÓÓ ÔD!!

Y(C% ÔD!;

ÔD®®

!!:


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

全体的に非常に重相関係数の高い式が多く,予測の有効性を伺わせる.  しかしながら, いくつかの項目の係数が負になっており,*1)抑圧が生じているこ とが分かる.そこで以下の基準を参照し,説明変量を取り除き再び重回帰分析を 行う   1. 回帰係数が負のもの   2. クラスター分析の結果,同グループとみなせるもの   3.P- 値が高いもの  この方法によって,選ばれた説明変量ならびに相関,また重回帰分析した結果 を Table6.30~6.34 に掲載する.

*1) 抑圧:変数間の複雑な関係によって,独立変数の分散の一部  がいわば圧しつぶされて,その変数と従属変数との関係が歪  められることである.この場合であれば,相関係数と符号が  違うということである.

!!;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D:ÔE Cý"€! øóIX²#ÖÅ(UÂ/ß-.(Â/ßÂ/8õ Å(UÂ/ ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´

'<5C Á

-.(Â/ A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´

'<5C Á

Â/8

<5$¥ ÔD=; ÔD<® ÔD<Á

$¥ ¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

;DÔ: ;<D;9 ÔD9: !:=®D<9

ÔDÁ; !DÔ® ÔDÔ: ;D®:

¸?½ @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

žÚ â ÔD;9 ÔD:! ÔDÓÁ ÔDÔÔ

Y(C% ÔDÔ®

ÔD=Á

<5$¥ ÔD=9 ÔD<< ÔD=!

>

A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

!DÓ: 9®D®! =D:= Ú 9:D9=

!DÔ: ÔD<< !D9< Ú ÔDÔ®

A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

žÚ â ÔD:: ÔD=Ô ÔD9; ÔDÓ;

Y(C% ÔDÔ<

ÔD®Ô

<5$¥

¸?½

ÔD=Á

¸?½

@@¾

ÔD<Ó

@@¾

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD=:

³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

'<5C Á

>

> ®D9<

ÔDÁÔ

ÁÓD=Á

!D!!

:D=Á

ÔD9:

!;9ÔD:Á

9D<Ó

žÚ â

ÔD®9 ¸?½

ÔD;;

@@¾

ÔD9Ó

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔDÁ9

%&

ÔDÔ9

!!<

Y(C% ÔDÔ;


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D:!E Cý"€! øóIX²#ÖÎÏÍßÎÐÍ°¤ÍßöLÅ(Uõ

ÎÏÍ

<5$¥

>

¹º¸B

ÔD®Á

¹º¸B

ÔDÔ:

9D:Ó

A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ½O B¾B´>

ÔD<; ÔD®; ÔDÁÔ ÔD=!

A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ½O B¾B´> %&

ÔDÔ= 9DÁ= ÔD== ÔD!= !<DÁ;

ÔD=! ÔDÓÓ 9D;= ÔD;< !DÔ=

'<5C Á

ÔDÓ; ¹º¸B A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔDÔ; ÔD<= ÔD:< ÔDÔ; ÔD== ÔD:9

Y(C% ÔDÔÔ

ÎÐÍ A³¼B ¸?½

'<5C Á

°¤Í

<5$¥ ÔD=< ÔD<:

'<5C Á

ÔD=:

'<5C Á

!D®: ÔD9:

%&

99D<Ó

ÔD;=

A³¼B ¸?½ %&

žÚ â ÔD!! ÔDÁ9 ÔD==

Y(C% ÔDÔ;

<5$¥ ÔD<Ó ÔD<:

<5$¥ ÔD=! ÔD=Ô ÔD=<

> ÔD=Ô ÔD!:

ÔD=<

A³¼B ³ ´·ºO ¸?>³ º´

öLÅ(U @@¾ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

$¥ A³¼B ¸?½

>

A³¼B ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

ÔD:® ÔD®9 =!D<<

!D<9 ÔDÓÓ !D:!

A³¼B ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

žÚ â ÔD!< ÔD:; ÔD99

Y(C% ÔDÔ<

>

@@¾ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

ÔD=Ô ÔDÔÁ ÔD!= =D=Á

!DÔ: ÔDÓ! 9D9: !DÁ9

@@¾ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔD:9 ÔD:Á ÔDÔ< ÔD!Ô

Y(C% ÔDÔ!

ÔD®Á

!!=


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D:9E Cý"€! øóIX²#ÖöL8ßV-&Êgõ öL8 T)Ò-^8 ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

ÔD<® ÔD<; ÔD<Á

'<5C Á

ÔD<Ó

V-&Êg

<5$¥ T)Ò-^8 ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

ÔDÔ! ÔDÔ: ÔD9Ó 9D<<

ÔD:Ó ÔDÔÁ ÔD;= ÔD!Ó

T)Ò-^8 ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔD®Ô ÔDÓ: ÔD=< ÔDÁ<

Y(C% ÔD!Á

<5$¥

A³¼B

ÔD=9

A³¼B

@@¾

ÔD=;

@@¾

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD=<

³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

'<5C Á

>

ÔD®< A³¼B @@¾ ³ ´·ºO ¸?>³ º´ %&

!!®

> !D9Ó

ÔD=Á

=!DÔ<

!D!Ó

®D:Á

!D;;

::;DÓ:

!DÔ!

žÚ â ÔD<! ÔD9= ÔD!Á ÔD:;

Y(C% ÔDÔ9


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D::E Cý"€! ‡óIX²#ÖÅ(UÂ/ß-.(Â/ßÂ/8ßÎÏÍõ Å(UÂ/ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

-.(Â/ ?¿¿B¾¾

<5$¥ ÔD=9

?¿¿B¾¾

:D:Á

9D=Ó

%&

!:<9D!;

;D®®

?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔDÔ9 ÔDÔÔ

Y(C% ÔDÔ9

ÔD=!

<5$¥ ÔD=Á

?¿¿B¾¾

ÔD=< ?¿¿B¾¾ %&

Â/8

ÔD=Á

'<5C Á

ÔD==

ÎÏÍ

ÔD®Ó ÔD®; ÔD=Á

'<5C Á

ÔDÁ;

žÚ â ÔDÔÔ (

ÓD:< (

Y(C% ÔDÔ!

>

?¿¿B¾¾ %&

®D:9 !:<:D:=

:DÔ; 9D;Ó

?¿¿B¾¾ %&

žÚ â ÔDÔ! ÔDÔ:

Y(C% ÔDÔ!

<5$¥

³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

Ô

<5$¥

?¿¿B¾¾

> :DÓ;

%& '<5C Á

>

>

³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

ÔDÔ! ÔD:9 ÔD!Ô !ÓD:<

ÔDÔ< !D!< 9D!® ÔDÓ!

³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔDÓ= ÔD9Á ÔDÔ= ÔD:Ó

Y(C% ÔDÔ!

!!Á


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D:;E Cý"€! ‡óIX²#ÖöL-.(ßöLÅ(&ßöL8ßV-&Êgõ öL-.( ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

<5$¥ ÔD<= ÔD<Ô

³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

'<5C Á

ÔD<: ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

öLÅ(U ?¿¿B¾¾ ½O B¾B´>

'<5C Á

öL8 ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

'<5C Á

<5$¥ ÔD<; ÔD®Á

Ú 9DÓ:

Ú ÔD::

žÚ â ÔD<® ÔDÓÔ ÔD®<

Y(C% ÔD!®

> ÔDÔ: ÔDÔ9 ÁD;!

!D;Ó 9DÔ! 9D!:

?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

žÚ â ÔD!= ÔDÔ® ÔDÔ=

Y(C% ÔDÔ:

<5$¥

>

³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾

ÔDÔ9 ÔDÔÓ

ÔD99 ÔD=Ô

%&

<D;:

ÔD;®

žÚ â ÔDÁ: ÔD<= ÔD=<

Y(C% ÔD!!

ÔD<® ³ ´·ºO ¸?>³ º´ ?¿¿B¾¾ %&

V-&Êg

ÔD<Ó ÔD!:

?¿¿B¾¾ ½O B¾B´> %&

ÔD=Á

ÔD=; ÔD<®

> ÔDÔ; ÔDÔ9

<5$¥

>

¸?½

ÔD=<

¸?½

ÔD=9

ÔD9Ô

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD®Ô

³ ´·ºO ¸?>³ º´

!D;;

ÔD9®

;Ó;D:9

!D:9

%& '<5C Á

žÚ â

ÔD<® ¸?½

ÔDÁ;

³ ´·ºO ¸?>³ º´

ÔD®Ó

%&

ÔD9!

!!Ó

Y(C% ÔD!!


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

補正を行うことにより,説明要素が少なくなり,重相関系数も少々低下するが, 個々の予測式は経営上の判断・分析をしていく上で,十分に有効であるといえる.  下図は今回明らかになったアクセスの傾向と現場データの相関関係,及び予測 式に必要な項目を掲載したものである.

>?@ABC=D:<E Cr+HIß<5, > º > ? A

Å(UÂ/

¹ º ¸ B

A ³ ¼ B

æƤT)Ò-"M ³ @ ¸ ´ @ ? · ¾ ½ º

) ÔD<;

-.(Â/

) ÔD==

Â/8

) ÔD=;

ÎÏÍ

)

*

ÔD®= ÔD®Á ÎÐÍ

) ÔD<!

°¤Í

) ÔD<Á

? ¿ ¿ B ¾ ¾

½ O B ¾ B ´ >

)

*

*

*

)

)

)

*

ÔD<®

ÔD<Á

ÔD=;

ÔD<Á

ÔD=!

ÔD=9

*

)

*

*

)

)

)

*

ÔD=;

ÔD<<

ÔD=!

ÔD==

ÔD=<

ÔD®9

ÔD=Á

)

*

*

*

)

)

)

*

ÔD<®

ÔD=Á

ÔD<Ó

ÔD=:

ÔD=Ó

ÔD=<

ÔD®Ô

ÔD=Á

*

)

*

*

)

*

)

*

*

*

ÔD<;

ÔD=®

ÔD®;

ÔDÁÔ

ÔD®Ó

ÔD=!

ÔD®9

ÔD®Ó

ÔD®;

ÔD=Á

*

*

)

)

)

)

ÔD=<

ÔD<:

ÔD<!

ÔD<=

ÔD<Á

ÔD<<

*

)

*

)

)

)

)

ÔD<Ó

ÔD<9

ÔD<:

ÔD<®

ÔD<<

ÔD=Ô

ÔD<=

)

*

*

ÔD<Ô

ÔD<=

ÔD<Ô

)

* ÔD<®

V-&Êg

) ÔD=;

½ O B ¾ B ´ >

ÔD=9

ÔD=9 ÔD<: O B´>8

£¤T)Ò-"M8 ? ³ ¿ ´ ¿ · B º ¾ ¾

ÔD=;

O B´>-.( O B´>Å(U

¸ ? ½

*

)

*

*

)

*

*

ÔD=!

ÔD<9

ÔD=Ô

ÔD=<

ÔD<Á

ÔD<;

ÔD®Á

)

*

*

)

*

*

ÔD<;

ÔD<;

ÔD<Á

ÔD<<

ÔD=;

ÔD<®

*

)

*

*

)

*

*

)

ÔD=9

ÔD=:

ÔD=;

ÔD=<

ÔD®!

ÔD=<

ÔD®Ô

ÔD=<

r+*5_,HIÖ*û<50Š]HIÖ)û<5$¥ÖÔD¶ ¶

!9Ô


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6.4 日別入場者予測式との比較 6.4.1 予測式概要

スキー場における既存の予測式としては,平成10年度の馬場義徳氏の *1)修士論

文において提案された,「日別入場者予測」がある.  馬場氏予測式は,スキー場の日別の入場者数変動をセンサス局法を用いて,期 間変動・曜日変動・天候変動・不規則変動に分解することで,その特徴を抽出し 変動を予測したものである.また不規則変動を説明する要素として天候・積雪・気 温を入力し,重回帰分析を行っている.そして,これらを過去の変動を加味した 上で合成し予測を行っている(次頁 figure6.36). センサス局法を用いた分解

日別入場者数(O),期間変動(S),曜日変動(D),天候変動(We),不規則変動(I*)

O(t)=S(t)·D(t)·We(t)+I*(t) 過去変動の影響加味

期間変動(過去3年間の季節変動の傾向を反映する) 例)S 99 =

S 98 +

S 98 ! S 97 S 97 ! S 96 + 2 4

曜日変動(同週同曜日のデータを期間変動と同様に処理) 例) D99 =

D98 +

D98 ! D97 D97 ! D96 + 2 4

天候による変動 天気 晴 曇 雪 雨

天気変動 103.62 99.46 99.17 65.16

*1) 「スキー場における利用者予測に関する研究」   馬場義徳   早稲田大学大学院理工学研究科   建設工学専攻建築学専門分野   平成 10 年度 修士論文

!9!


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

600 S 500

400

300

200

100

0

-100 月日

400 D

350 300 250 200 150 100 50 0

月日 110

We 105 100 95 90

85 80 75 70 65 60

月日

↓合成 800

実際 理論値

700 600 500 400 300 200 100 0

月日

·³ØNO BC=D:=E¤êÂ/‰¥²•0^c*+,r+ C

!99


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6.4.2 比較考察

本研究によって算出された予測式と馬場氏による「日別入場者予測」との特徴 の相違をみるために,両方法を用いて2000-2001 シーズンを疑似的に予想し,実

データと比較した. ・馬場氏「日別入場者予測」 9ÔÔÔÚ 9ÔÔ!

·³ØNO BC=D:®E-¤êÂ/‰r+.*+,r+ C >?@ABC=D:ÁE C<5$¥ \†(Ñ //0

\†(Ñ !DÔÔ ÔD®<

//0 !DÔÔ

!9:

9ÔÔ!D;D:

9ÔÔ!D:D9®

9ÔÔ!D:D9Ô

9ÔÔ!D:D!:

9ÔÔ!D:D=

9ÔÔ!D9D9®

9ÔÔ!D9D9Ô

9ÔÔ!D9D!:

9ÔÔ!D9D=

9ÔÔ!D!D:Ô

9ÔÔ!D!D9:

9ÔÔ!D!D!=

9ÔÔ!D!DÓ

9ÔÔ!D!D9

9ÔÔÔD!9D9=

//0


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

・アクセスログを用いた予測 ·³ØNO BC=D:ÓET)Ò-"M•a]•r+óÅ(UÂ/ß-.(Â/õ C @º?O µ9ÔÔÔÚ 9ÔÔ! @º?O µ¨æ2

<ÔÔÔ ;<ÔÔ

@º?O µ¨£¤2

;ÔÔÔ :<ÔÔ :ÔÔÔ 9<ÔÔ 9ÔÔÔ !<ÔÔ !ÔÔÔ <ÔÔ

12Å(U !DÔÔ ÔD=Á ÔD<Ó

12Å(U Å(U¨æ2 Å(U¨£¤2

Å(U¨æ2

•ºD!<

•ºD!;

•ºD!:

•ºD!9

•ºD!!

•ºD!Ô

•ºDÓ

•ºDÁ

•ºD®

•ºD=

•ºD<

•ºD;

•ºD:

•ºD9

•ºD!

Ô

Å(U¨£¤2

!DÔÔ ÔDÁ<

!DÔÔ

¾À³ 9ÔÔÔÚ 9ÔÔ! ¾À³ ¨æ2

<ÔÔÔ ;<ÔÔ

¾À³ ¨£¤2

;ÔÔÔ :<ÔÔ :ÔÔÔ 9<ÔÔ 9ÔÔÔ !<ÔÔ !ÔÔÔ <ÔÔ

12-.( -.(¨æ2 -.(¨£¤2

12-.( !DÔÔ ÔD®Ô ÔD==

-.(¨æ2 !DÔÔ ÔDÁ=

!9;

-.(¨£¤2

!DÔÔ

•ºD!<

•ºD!;

•ºD!:

•ºD!9

•ºD!!

•ºD!Ô

•ºDÓ

•ºDÁ

•ºD®

•ºD=

•ºD<

•ºD;

•ºD:

•ºD9

•ºD!

Ô


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

·³ØNO BC=D;ÔET)Ò-"M•a]•r+óÂ/8õ C <ÔÔÔ

>º>?A 9ÔÔÔÚ 9ÔÔ! >º>?A ¨æ2

;<ÔÔ

>º>?A ¨£¤2 >º>?A ¨æ82

;ÔÔÔ :<ÔÔ :ÔÔÔ 9<ÔÔ 9ÔÔÔ !<ÔÔ !ÔÔÔ <ÔÔ

128 8¨æ2 8 8¨£¤2

128 !DÔÔ ÔD®9 ÔD®! ÔD==

8¨æ2 !DÔÔ ÔDÓÓ ÔDÁ®

8

•ºD!<

•ºD!;

•ºD!:

•ºD!9

•ºD!!

•ºD!Ô

•ºDÓ

•ºDÁ

•ºD®

•ºD=

•ºD<

•ºD;

•ºD:

•ºD9

•ºD!

Ô

8¨£¤2

!DÔÔ ÔDÁ=

!DÔÔ

結果として,2000-2001 シーズンの入場者予測に関して,両予測式とも 0.7 前 後の相関を得ることが出来た. 同じ程度の相関であっても, 各予測式ともに実デー タとのズレが生じている箇所は全く異なっている.  馬場氏による「日別入場者予測」は,予測に過去の傾向を使用しているために, 近年にない突然の傾向や変動に弱い.いつもより遅い正月休みの客足動向や連休 の配置により,正月前後そして建国記念日周辺の予測にズレが生じている.  アクセスログを用いた本予測式は,若干ユーザーの接続環境に影響を受ける. 休み明けに接続環境が良く 1/8~14周辺の予測値が実データを上回っているのは, なったためであると思われる.また,反面 2/5~11 の予測値が実データを下回っ ているのは,スキーシーズンがピークを向かえたことにより,入場者数が増え,相 対的に,ホームページ閲覧により情報収集する割合が,一時的に低下したことに よると思われる.  次頁 table6.41 に,両予測式の特徴を掲載する.

!9<


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

>?@ABC=D;!Er+0:C

¤êÂ/‰r+ 3[ ß/(TgJK0&VgUu§•4, ߤê0r+u5v

T)Ò-"Mr+ ß’0/(Tg:Y0•ñ*rmn ß67†(Ñ08ïDL ßÉÊb|u9•

:[ ß’0/(Tg:YD•ñ*mnLD]

ß45*+,T)Ò-;<0²³*=>…†,

ßwxg&?0ÎÏв•0=>•@ALD] ߣ¤0r+uAL] ß67Bl€0†(Ñ8ï

両者ともその特徴を活かしつつ,使い分ける必要があると思われる.    本研究で行ったアクセスログを用いた予測では,以上のような入場者予測に関 わるもの以外にも様々な目的変量を設定しており,それぞれ有意性が実証されて いる.  今後接続環境がさらに普及整備され,情報収集ツールとしてのホームページ利 用が進むことにより,本予測は精度を増すと思われる.

!9=


6. 閲覧特性による来場予測

"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6.5 早見表  本予測式をより簡易に使用するための早見表を,資料編に掲載する.使用法は 以下の通りである. 例:週末スノーボーダー来場予測

@º?O µ

¸ ? ½

!Ô 9Ô :Ô ;Ô <Ô =Ô ®Ô ÁÔ ÓÔ !ÔÔ !!Ô !9Ô !:Ô !;Ô !<Ô !=Ô !®Ô !ÁÔ !ÓÔ 9ÔÔ

!Ô !Á=; !ÓÔ< !Ó;< !ÓÁ< 9Ô9= 9Ô== 9!Ô= 9!;= 9!Á® 999® 99=® 9:ÔÁ 9:;Á 9:ÁÁ 9;9Ó 9;=Ó 9<ÔÓ 9<;Ó 9<ÓÔ 9=:Ô @@¾

9Ô !Á=® !ÓÔ® !Ó;® !ÓÁÁ 9Ô9Á 9Ô=Á 9!ÔÁ 9!;Ó 9!ÁÓ 999Ó 99®Ô 9:!Ô 9:<Ô 9:Ó! 9;:! 9;®! 9<!! 9<<9 9<Ó9 9=:9

:Ô !Á=Ó !ÓÔÓ !Ó<Ô !ÓÓÔ 9Ô:Ô 9Ô®Ô 9!!! 9!<! 9!Ó! 99:9 99®9 9:!9 9:<: 9:Ó: 9;:: 9;®: 9<!; 9<<; 9<Ó; 9=:<

;Ô !Á®! !Ó!9 !Ó<9 !ÓÓ9 9Ô:9 9Ô®: 9!!: 9!<: 9!Ó; 99:; 99®; 9:!< 9:<< 9:Ó< 9;:< 9;®= 9<!= 9<<= 9<Ó® 9=:®

<Ô !Á®; !Ó!; !Ó<; !ÓÓ; 9Ô:< 9Ô®< 9!!< 9!<= 9!Ó= 99:= 99®® 9:!® 9:<® 9:Ó® 9;:Á 9;®Á 9<!Á 9<<Ó 9<ÓÓ 9=:Ó

=Ô !Á®= !Ó!= !Ó<= !ÓÓ® 9Ô:® 9Ô®® 9!!Á 9!<Á 9!ÓÁ 99:Ó 99®Ó 9:!Ó 9:<Ó 9;ÔÔ 9;;Ô 9;ÁÔ 9<9! 9<=! 9=Ô! 9=;9

®Ô !Á®Á !Ó!Á !Ó<Ó !ÓÓÓ 9Ô:Ó 9ÔÁÔ 9!9Ô 9!=Ô 99Ô! 99;! 99Á! 9:9! 9:=9 9;Ô9 9;;9 9;Á: 9<9: 9<=: 9=Ô; 9=;;

³ ´·º ÁÔ !ÁÁÔ !Ó9! !Ó=! 9ÔÔ! 9Ô;9 9ÔÁ9 9!99 9!=: 99Ô: 99;: 99Á: 9:9; 9:=; 9;Ô; 9;;< 9;Á< 9<9< 9<== 9=Ô= 9=;=

ÓÔ !ÁÁ: !Ó9: !Ó=: 9ÔÔ; 9Ô;; 9ÔÁ; 9!9< 9!=< 99Ô< 99;< 99Á= 9:9= 9:== 9;Ô® 9;;® 9;Á® 9<9Á 9<=Á 9=ÔÁ 9=;Á

!ÔÔ !ÁÁ< !Ó9< !Ó== 9ÔÔ= 9Ô;= 9ÔÁ® 9!9® 9!=® 99Ô® 99;Á 99ÁÁ 9:9Á 9:=Ó 9;ÔÓ 9;;Ó 9;ÓÔ 9<:Ô 9<®Ô 9=!Ô 9=<!

!!Ô !ÁÁ® !Ó9Á !Ó=Á 9ÔÔÁ 9Ô;Ó 9ÔÁÓ 9!9Ó 9!=Ó 99!Ô 99<Ô 99ÓÔ 9::! 9:®! 9;!! 9;<9 9;Ó9 9<:9 9<®9 9=!: 9=<:

!9Ô !ÁÓÔ !Ó:Ô !Ó®Ô 9Ô!! 9Ô<! 9ÔÓ! 9!:! 9!®9 99!9 99<9 99Ó: 9::: 9:®: 9;!; 9;<; 9;Ó; 9<:; 9<®< 9=!< 9=<<

!:Ô !ÁÓ9 !Ó:9 !Ó®: 9Ô!: 9Ô<: 9ÔÓ: 9!:; 9!®; 99!; 99<< 99Ó< 9::< 9:®= 9;!= 9;<= 9;Ó= 9<:® 9<®® 9=!® 9=<Á

!;Ô !ÁÓ; !Ó:< !Ó®< 9Ô!< 9Ô<< 9ÔÓ= 9!:= 9!®= 99!® 99<® 99Ó® 9::Á 9:®Á 9;!Á 9;<Á 9;ÓÓ 9<:Ó 9<®Ó 9=9Ô 9==Ô

!<Ô !ÁÓ® !Ó:® !Ó®® 9Ô!® 9Ô<Á 9ÔÓÁ 9!:Á 9!®Ó 99!Ó 99<Ó 9:ÔÔ 9:;Ô 9:ÁÔ 9;9Ô 9;=! 9<Ô! 9<;! 9<Á9 9=99 9==9

!Ô ¨?¿¿B¾¾C¿ºN´>2

·³ØNO BC=D;9E„ˆ,DE C

①:金曜日の“bbs”アクセス数に該当する表を選ぶ ②:金曜日の“map”アクセス数に該当する行を選ぶ ③:金曜日の“info”アクセス数に該当する列を選ぶ ④:行と列が交わる所の数値が“週末スノーボーダー来場予測”である

!9®


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

6. 閲覧特性による来場予測

6.6 予測式の発展性  今回の調査において,徴収したアクセスに関するデータは,閲覧者が接続した 日付時間・使用しているプロバイダー・使用パソコンのOS・ブラウザーの種類と バージョン・直前にみたページ・閲覧したページであり,それらデータにより各 個人の判別や趣向を分析し,閲覧軌跡を追っている.これらは *1)スクリプトを利 用し,サーバーに記録されたものである.  現在のインターネットには *2)クッキーや *3)CGI を用いた,よりアクティブな顧 客情報管理技術が存在する.そういった技術を利用しないまでも,現在スキー場 ホームページのコンテンツとして存在する「アンケートページ」 「宿予約」 「メー リングマガジン登録」を利用する際に閲覧者が記入する,個人情報・属性・趣向 などを積極的に収集管理そして活用することは容易に可能である.  ホームページにアクセスしている人の細かな属性・趣向がアクセスログとリン クすることにより,本予測式はより効果的なものになる.現状では「何人ホーム ページを見たから何人来る」といったことが分かるが,さらに情報とのリンクに より「何々が好きなAさんが何々のページを見ている」といったことが分かる.単 なるアクセスログがより顔の見えるデータになることにより,提供すべきサービ スを的確に準備提供することが可能になる.

*1) スクリプト: [script]

コンピューターに対する一連の命令などを記述したもの.  コンパイルを必要とするプログラミング言語によるものに  対し,より簡易な言語で記述されたものをいう. *2) クッキー: [cookie]

インターネットの WWW サーバーが利用者を管理・識別する  ための文字列情報,または管理する仕組み. *3) CGI: [common gateway interface]  ネットワークで,ブラウザから要求されたプログラムをサー

バー側で実行し,その実行結果を返す仕組み.ウェブ-サイト  の来訪者数の表示や,データベースとの連携処理などに利用  される.

!9Á


第7章 考 察

!9Ó


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

7. 考察

7. 考察

7.1 展望

*1)馬場氏修論や *2)林田氏博士論文においても,入場者予測等の指標を通し,い かに来場者の利用特性を知ることが,規模計画や運営計画において重要かが論じ られてきた.本論も同様にホームページ上の閲覧特性を様々な指標を通し,解析 することで,規模計画・運営計画の指針を得た.  閲覧者と情報の関係が分かった今,この結果をどう活かしていくことが必要と されていくのであろうか.  本研究で取り扱ったアクセスログは顔の見えるデータとして非常に利用価値の

高いものである.顧客情報と閲覧傾向をどのように活用していくことが必要なの か.単なる顧客データベースの構築では,この価値を台無しにしているようなも のである.顧客データを営業の評価に利用するのではなく,将来の需要動向を見 るため,さらには顧客のロイヤリティーを高めるために利用するといった視点を持 たなければならない.  前章の 6.6 において,先端の IT 技術を使わずとも,簡単な仕組みで閲覧特性と 顧客情報を結びつけることによって,提供すべきサービスを的確に準備提供する ことが可能になると述べた.さらにはクッキーや CGI を用いた,よりアクティブ な技術を活かし,ユーザーによってコンテンツを組みなおしていくことも可能で ある.閲覧者に働きかけることにより,ただの「閲覧者」を「顧客」に変え,か つ「顧客」をライフタイムバリューの高い「お得意さま」にするべくコミュニケー ションを充実させていくことが望まれる.

*1) スキー場における利用者予測に関する研究 馬場義徳 1998

*2) 観覧会場の施設規模・配置計画に関する研究 林田和人 1996

!:Ô


"#$%&'()*+,-.(/"#01234*56,78

7. 考察

7.2 媒体としての活用法

本研究を通して明らかになったスキー場ホームページの閲覧特性をもとに媒体 としての価値・将来性について考える. <携帯へ> 天候に左右され,かつ遠方に出かけるという点が類似しているサー フィングの情報化をみてみると,即時性の情報への需要や,パソコンによる接続 ができない環境から, 「*1)imode波伝説」のような携帯用のサービスの利用率が非 常に高い.浅貝ホームページのアクセスの状況をみてみると,金曜日の出かけ直 前のアクセスが多いことから,同様にそういった情報サービスへの需要は非常に 高いものと思われる.パソコンと携帯そして現場でのサービスを使い分け・連動 させた体制(クリック&モルタル)を構築することが望まれる . <媒体価値> 本論文においてあらゆるアクセスの状況を解析したが , 章 5.3.1

「トレンド」5.3.2「閲覧時間」の結果をみてわかるように,スキーホームページの 閲覧特性は独特かつ説明しやすい.また,閲覧者の属性が判別しやすいことは,広 告や情報発信を企画する上で非常に戦略が建てやすい.すなわち使い勝手のよい 媒体なのである.クッキーや CGI などの活用による個人別・趣向別の広告・情報 配信も容易であると思われる.以下はテレビにおける *2)タイムランクと,今回明 Ô ! 9 : ; < = ® Á Ó !Ô !! !9 !: !; !< != !® !Á !Ó 9Ô 9! 99 9: 9;

:C ‡ ‡

ø

Ô ! 9 : ; < = ® Á Ó !Ô !! !9 !: !; !< != !® !Á !Ó 9Ô 9! 99 9: 9;

らかになったホームページの視聴時間より構築し た本ホームページのタイムランクである.左がテ レビ,右がホームページである.両者の A ランク の時間帯は全く重ならず,逆に連続していること がわかった.スキーのコンテンツをテレビそして インターネットと連続して使用したり,テレビ視 聴者を何らかの方法で自ページに誘導することも 可能である.非常に媒体の利用価値が高かく, 様々な企画が可能であると思われる.

·³ØNO BC®D!EÑwQÊg) C

*1)imode波伝説: 1日3回更新される内容凝縮のサーフリ  ポート(月額 300 円)  ドコモ imode マイメニューより

*2) タイムランク: 一日の放送枠を視聴率を基準に, 「A・  特B・B・C」の4つに分けてランク付けしたもの.放  送料金がもっとも高いAランクから, 最も低いCランク

まであり,スポット時間取りの料金計算の根拠となる.

!:!


おわりに


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

おわりに  *1) 私をスキーに連れてって! そんな声,最近聞いたことありますか?  ないですよね. 確実にスキー人口は減ってきている. 新たにスキーにエントリー する人も現在 *2)5% を割っているそうである.  何が日本のスキーを変えてしまったのか.  景気か,  経営か,  はたまたメディアか.

*1)私をスキーに連れてって 1987 年製作 監督・・・・・馬場康夫

原作・・・・・ホイチョイ・プロダクション キャスト・・・原田知世

三上博史 *2)日本ケーブル SNOW BUSINESS 2001 春号より


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

謝辞

本論文及び僕の修士研究生活は以下の人達のサポートなしでは,到底なしえなかっ た.この場を借りて感謝します. 渡辺先生,大学一年生のCAD班より六年間にわたる御指導ありがとうございます.衝 動的な僕の考え方にロジックの軸を付け加えてくださったことに感謝致します. 中村先生,プロジェクトプロデュースというキーワードはいつまでも忘れません.研 究の進行でいつもご心配をかけて申し訳ございませんでした. 馬場さん,本研究をはじめ修士生活のスーパーバイザーとして学生時代より本当にお 世話になりました.育英会奨学金の使い方は先輩を参考にさせていただきました. 山口先生,レジャーのプロとしてのリアルな意見ありがとうございます. 林田先生,CAD班時代よりのご指導ありがとうございます.プロジェクト室をこんな に汚くしてしまってごめんなさい. 高柳さん,研究・就職・遊び・音楽 ... 影響を受けた領域は数知れません. 木村さん,テクニカルアドバイザーそして良きお兄ちゃんとしてCAD室時代よりのサ ポートありがとうございます. 横尾さん,笛木さん,そして苗場プリンスホテルのみなさん,こんな騒がしい修論生 の話しや研究におつきあいさせてしまい申し訳ございません. 今井さん,論文の詳細チェックおねがいします. 織田さん,交渉術しっかりと学びました.ありがとうございます. 葛島,こんなに一緒に夜をともにした人はいません.ありがとー. 福永,CAD 班時代からのおつきあいサンキューです.ちゃんと,後輩の育成にはげん でください. 小森,山本,森,の九階ムツゴロウ軍団の方々,騒がしい研究室をありがとう. 千代田ビル FM チームのみなさん,朝の掃除のときいつも寝ててごめんなさい,その 箒さばきは完璧です. 後藤研究室のみなさん,隣でさわいでごめんなさい.でも僕らが先住民ですので. 今は無き CAD 室,椅子を使った寝方を習得させていただきありがとうございます. トラットリア マツモトのおばちゃん, スパゲッティーがちょっと塩辛いときもござい ますが,A セット B セットありがとうございます. 家族,忙しくなると全く帰らなくなってしまい,心配かけて申し訳ございません.しっ かりとその分研究しておきました.ありがとうございます. ニューヨーク,こんな自遊人に育ったのはあなたのその寛容さがあったからです.同 時多発テロで亡くなられた方々のご冥福をお祈りします.


参考文献


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

参考文献     文献タイトル

著者    出典

1) 観覧会場の施設規模・配置計画に関する研究   林田和人   - 博覧会場における人間行動の予測 -

発行年

早稲田大学博士論文

1996

2) 博覧会における日別入場者数変動に関する研究

林田和人ほか

日本建築学会計画系論文集 No.467 pp.81-88

1995.1

3) 博覧会における日別入場者数変動に関する研究

林田和人ほか

日本建築学会計画系論文集 No.467

1995.1

4) 博覧会における日別入場者数の期間変動について 林田和人ほか   - 博覧会における人間行動に関する研究 その 1-

日本建築学会大会学術講演梗概集

pp.779-780   1992.8

5) 博覧会における入場者数の曜日変動について   - 博覧会における人間行動に関する研究 -

林田和人ほか

日本建築学会大会学術講演梗概集

pp.675-676

1993.9

6) 都市施設における利用人員の曜日変動(1)

岡田光正ほか

日本建築学会近畿支部研究報告集

pp.101-104

1969.5

7) 都市施設における利用人員の曜日変動(2)

岡田光正ほか

日本建築学会近畿支部研究報告集

pp.105-108

1969.5

8) 天候および気温による利用人員の変動   - 都市施設の利用性に関する計画学的研究 -

岡田光正ほか

日本建築学会近畿支部研究報告集

pp.5-8

1970

岡田光正ほか

日本建築学会論文報告集号外

pp.500

1965.9

10) 時間幅指定型の施設における時刻変動 岡田光正ほか   - 都市施設における利用人員の変動に関する研究(5)-

9) 公共施設における利用者数の季節変動

日本建築学会論文報告集第 168 号

pp.93-100

1970.2

11) 時間幅指定型の施設における集中率 岡田光正ほか   - 都市施設における利用人員の変動に関する研究(6)-

日本建築学会論文報告集第 168 号 pp.79-86

1970.3

12)スキー場における利用者予測に関する研究

馬場義徳

早稲田大学修士論文

13) スキー場における利用者予測に関する研究

馬場義徳ほか

日本建築学会大会学術講演梗概集

pp.477-478

1999.8

馬場義徳ほか

日本建築学会大会学術講演梗概集

pp.477-478

1999.8

馬場義徳ほか

日本建築学会大会学術講演梗概集

pp.477-478

1999.8

葛島知佳ほか

日本建築学会大会学術講演梗概集

pp.1049-1050

1999.8

1998

- その 1 総入場者数 14) スキー場における利用者予測に関する研究   - その 2 日別入場者数変動 15) スキー場における利用者予測に関する研究   - その 3 時刻別利用者数変動 16) 携帯電話が変化させる空間に関する研究    - 待ち合わせについての研究 17) アクセスログに基づく検索語のシソーラス化

木村謙

2001

- 建築データベースの自己組織化に関する研究 その 1山口有次

早稲田大学博士論文

19) 経済時系列分析入門

溝口敏行ほか

日本経済新聞社

1983

20) 経済時系列の分析

溝口敏行ほか

勁草書房

1969

18)利用者行動からみたレジャー施設に関する

2000

建築計画学的研究

21) 経済観測基礎統計 センサス局法 II.X-11 による季節調整 22) 経済時系列の分析とその季節変動の調整、統計

黒川恒雄

23) やさしい統計学の本

長尾昭哉他

日本銀行統計局

1968

1979

同文館

1997

24) すぐわかる統計解析

石村貞夫

東京図書

1993

25) すぐわかる多変量解析

石村貞夫

東京図書

1992

26) 待ち行列必勝作戦

雨宮幸雄

オ - ム社

1995

27) 確率・統計と待ち行列理論

北岡正敏

産業図書

1994

28) 統計処理の手法がよくわかる本

伊藤政志他

技術評論社

1985

29) 経済時系列分析

廣松毅他

朝倉書店

1990

30) 回帰分析のはなし

蓑谷千凰彦

東京図書

1985

31) 多変量解析ガイド

古谷野亘

川島書店

1988

32) 統計デ - タの見方・使い方

上田尚一

朝倉書店

1981

33) パソコン統計解析ハンドブック I 基礎統計編

田中豊ほか

共立出版

1984

34) パソコン統計解析ハンドブック II 多変量解析編

田中豊ほか

共立出版

1984

35) エクセルによる多変量解析

内田治

東京図書

1996


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

文献タイトル          36) 宣伝会議(No.614,624)

37) 月刊レジャー産業 No.422    38) スノービジネス(50 号∼ 87 号) 39) スキ - マップル’

著者    出典          宣伝会議

発行年    2001

総合ユニコム                    2001     日本ケーブル株式会社

1992-2001

三浦雄一郎   昭文社

1998

40) スキ - マップル                       http://www.mapple.co.jp             2001 41) Yahoo!スポーツ - スキー&スノー               http://outdoor.yahoo.co.jp/snow         2001 42) プリンスホテル                       http://www.princehotels.co.jp           2001 43) 浅貝スキー場                        http://www.princehotels.co.jp/snowboard/asagai 2001 44) 日経ネットビジネス                      http://nnb.nikkeibp.co.jp             2001 45) 総務省 統計局 統計センター                  http://www.stat.go.jp               2001 46) melma!

http://www.melma.com

2001


資料編


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

来場予測 早見表 W I N M R S I X YG I J J K G G L J ;M 9 N

T KKU K9S V 8 G 8 N ;R L I P ;M 9 N

NIFZKLD[<\ L]'^_.`a b=< F;IR S

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= <DB@ <E=A <E@A <EDA >=>B >=BB ><=B ><@B ><DC >>>C >>BC >?=D >?@D >?DD >@>E >@BE >A=E >A@E >AE= >B?= FFG

>= <DBC <E=C <E@C <EDD >=>D >=BD ><=D ><@E ><DE >>>E >>C= >?<= >?A= >?E< >@?< >@C< >A<< >AA> >AE> >B?>

?= <DBE <E=E <EA= <EE= >=?= >=C= ><<< ><A< ><E< >>?> >>C> >?<> >?A? >?E? >@?? >@C? >A<@ >AA@ >AE@ >B?A

@= <DC< <E<> <EA> <EE> >=?> >=C? ><<? ><A? ><E@ >>?@ >>C@ >?<A >?AA >?EA >@?A >@CB >A<B >AAB >AEC >B?C

A= <DC@ <E<@ <EA@ <EE@ >=?A >=CA ><<A ><AB ><EB >>?B >>CC >?<C >?AC >?EC >@?D >@CD >A<D >AAE >AEE >B?E

B= <DCB <E<B <EAB <EEC >=?C >=CC ><<D ><AD ><ED >>?E >>CE >?<E >?AE >@== >@@= >@D= >A>< >AB< >B=< >B@>

C= <DCD <E<D <EAE <EEE >=?E >=D= ><>= ><B= >>=< >>@< >>D< >?>< >?B> >@=> >@@> >@D? >A>? >AB? >B=@ >B@@

8 9:; D= <DD= <E>< <EB< >==< >=@> >=D> ><>> ><B? >>=? >>@? >>D? >?>@ >?B@ >@=@ >@@A >@DA >A>A >ABB >B=B >B@B

E= <DD? <E>? <EB? >==@ >=@@ >=D@ ><>A ><BA >>=A >>@A >>DB >?>B >?BB >@=C >@@C >@DC >A>D >ABD >B=D >B@D

<== <DDA <E>A <EBB >==B >=@B >=DC ><>C ><BC >>=C >>@D >>DD >?>D >?BE >@=E >@@E >@E= >A?= >AC= >B<= >BA<

<<= <DDC <E>D <EBD >==D >=@E >=DE ><>E ><BE >><= >>A= >>E= >??< >?C< >@<< >@A> >@E> >A?> >AC> >B<? >BA?

<>= <DE= <E?= <EC= >=<< >=A< >=E< ><?< ><C> >><> >>A> >>E? >??? >?C? >@<@ >@A@ >@E@ >A?@ >ACA >B<A >BAA

<?= <DE> <E?> <EC? >=<? >=A? >=E? ><?@ ><C@ >><@ >>AA >>EA >??A >?CB >@<B >@AB >@EB >A?C >ACC >B<C >BAD

<@= <DE@ <E?A <ECA >=<A >=AA >=EB ><?B ><CB >><C >>AC >>EC >??D >?CD >@<D >@AD >@EE >A?E >ACE >B>= >BB=

<A= <DEC <E?C <ECC >=<C >=AD >=ED ><?D ><CE >><E >>AE >?== >?@= >?D= >@>= >@B< >A=< >A@< >AD> >B>> >BB>

<<= ><<@ ><AA ><EA >>?A >>CB >?<B >?AB >?EC >@?C >@CC >A<C >AAD >AED >B?D >BCE >C<E >CAE >D== >D@= >DD=

<>= ><<C ><AC ><EC >>?D >>CD >?<D >?AE >?EE >@?E >@CE >A>= >AB= >B== >B@< >BD< >C>< >CB> >D=> >D@> >DD>

<?= ><<E ><AE >>== >>@= >>D= >?>< >?B< >@=< >@@< >@D> >A>> >AB> >B=? >B@? >BD? >C>@ >CB@ >D=@ >D@@ >DDA

<@= ><>< ><B> >>=> >>@> >>D? >?>? >?B? >@=? >@@@ >@D@ >A>@ >ABA >B=A >B@A >BDB >C>B >CBB >D=B >D@C >DDC

<A= ><>@ ><B@ >>=@ >>@A >>DA >?>A >?BA >@=B >@@B >@DB >A>C >ABC >B=C >B@D >BDD >C>D >CBD >D=E >D@E >DDE

<= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[>\ L]'^_.`a b=> F;IR S

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= >=E< ><?> ><C> >><> >>A? >>E? >??? >?C@ >@<@ >@A@ >@E@ >A?A >ACA >B<A >BAB >BEB >C?B >CCC >D<C >DAC FFG

>= >=E@ ><?@ ><C@ >><A >>AA >>EA >??B >?CB >@<B >@AB >@EC >A?C >ACC >B<D >BAD >BED >C?E >CCE >D<E >DAE

?= >=EB ><?B ><CC >><C >>AC >>ED >??D >?CD >@<D >@AE >@EE >A?E >AD= >B>= >BB= >C=< >C@< >CD< >D>< >DB>

@= >=ED ><?E ><CE >><E >>B= >?== >?@= >?D= >@>< >@B< >A=< >A@> >AD> >B>> >BB? >C=? >C@? >CD? >D>@ >DB@

<A HIJJKGGLJ;M9NO

A= ><=< ><@< ><D< >>>> >>B> >?=> >?@> >?D? >@>? >@B? >A=@ >A@@ >AD@ >B>A >BBA >C=A >C@A >CDB >D>B >DBB

B= ><=? ><@? ><D@ >>>@ >>B@ >?=@ >?@A >?DA >@>A >@BB >A=B >A@B >ADC >B>C >BBC >C=C >C@D >CDD >D>D >DBE

C= ><=A ><@B ><DB >>>B >>BB >?=C >?@C >?DC >@>D >@BD >A=D >A@E >ADE >B>E >BBE >C<= >CA= >CE= >D?< >DC<

8 9:; D= ><=D ><@D ><DD >>>D >>BE >?=E >?@E >?E= >@?= >@C= >A<< >AA< >AE< >B?< >BC> >C<> >CA> >CE? >D?? >DC?

E= ><<= ><A= ><E= >>?< >>C< >?<< >?A> >?E> >@?> >@C? >A<? >AA? >AE? >B?@ >BC@ >C<@ >CAA >CEA >D?A >DCB

<== ><<> ><A> ><E? >>?? >>C? >?<@ >?A@ >?E@ >@?A >@CA >A<A >AAA >AEB >B?B >BCB >C<C >CAC >CEC >D?D >DCD


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[?\ L]'^_.`a b=? F;IR S

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= >?<E >?AE >?EE >@?E >@D= >A>= >AB= >B=< >B@< >BD< >C>> >CB> >D=> >D@> >DD? >E>? >EB? ?==@ ?=@@ ?=D@ FFG

>= >?>< >?B< >@=< >@@> >@D> >A>> >AB? >B=? >B@? >BD@ >C>@ >CB@ >D=@ >D@A >DDA >E>A >EBB ?==B ?=@B ?=DC

?= >?>? >?B? >@=@ >@@@ >@D@ >A>A >ABA >B=A >B@B >BDB >C>B >CBB >D=C >D@C >DDC >E>D >EBD ?==D ?=@E ?=DE

@= >?>A >?BB >@=B >@@B >@DC >A>C >ABC >B=D >B@D >BDD >C>D >CBE >D=E >D@E >DE= >E?= >EC= ?=<< ?=A< ?=E<

A= >?>D >?BD >@=D >@@E >@DE >A>E >AC= >B<= >BA= >BE= >C?< >CC< >D<< >DA> >DE> >E?> >EC? ?=<? ?=A? ?=E?

B= >??= >?C= >@<< >@A< >@E< >A?> >AC> >B<> >BA> >BE? >C?? >CC? >D<@ >DA@ >DE@ >E?A >ECA ?=<A ?=AA ?=EB

C= >??> >?C? >@<? >@A? >@E@ >A?@ >AC@ >B<@ >BAA >BEA >C?A >CCB >D<B >DAB >DEC >E?C >ECC ?=<C ?=AD ?=ED

8 9:; D= >??A >?CA >@<A >@AB >@EB >A?B >ACB >B<C >BAC >BEC >C?D >CCD >D<D >DAE >DEE >E?E >ECE ?=>= ?=B= ?<==

E= >??C >?CC >@<D >@AD >@ED >A?D >ACE >B<E >BAE >C== >C@= >CD= >D>< >DB< >E=< >E@< >ED> ?=>> ?=B> ?<=?

<== >??E >?D= >@>= >@B= >A== >A@< >AD< >B>< >BB> >C=> >C@> >CD? >D>? >DB? >E=? >E@@ >ED@ ?=>@ ?=BA ?<=A

<<= >?@> >?D> >@>> >@B> >A=? >A@? >AD? >B>@ >BB@ >C=@ >C@A >CDA >D>A >DBA >E=B >E@B >EDB ?=>C ?=BC ?<=C

<>= >?@@ >?D@ >@>@ >@BA >A=A >A@A >ADB >B>B >BBB >C=C >C@C >CDC >D>C >DBD >E=D >E@D >EDE ?=>E ?=BE ?<<=

<?= >?@B >?DB >@>C >@BC >A=C >A@D >ADD >B>D >BBE >C=E >C@E >CDE >D?= >DC= >E<= >EA< >EE< ?=?< ?=C> ?<<>

<@= >?@D >?DE >@>E >@BE >A<= >AA= >AE= >B?< >BC< >C<< >CA< >CE> >D?> >DC> >E<? >EA? >EE? ?=?@ ?=C@ ?<<@

<A= >?A< >?E< >@?< >@C> >A<> >AA> >AE? >B?? >BC? >C<? >CA@ >CE@ >D?@ >DCA >E<A >EAA >EEB ?=?B ?=CB ?<<B

<<= >ABE >B=E >B@E >BE= >C?= >CC= >D<= >DA< >DE< >E?< >EC> ?=<> ?=A> ?=E? ?<?? ?<C? ?><? ?>A@ ?>E@ ???@

<>= >AC< >B<< >BA> >BE> >C?> >CC> >D<? >DA? >DE? >E?@ >EC@ ?=<@ ?=AA ?=EA ?<?A ?<CA ?><B ?>AB ?>EB ???C

<?= >AC? >B<@ >BA@ >BE@ >C?@ >CCA >D<A >DAA >DEB >E?B >ECB ?=<C ?=AC ?=EC ?<?C ?<CD ?><D ?>AD ?>EE ???E

<@= >ACB >B<B >BAB >BEB >C?C >CCC >D<C >DAD >DED >E?D >ECE ?=<E ?=AE ?=EE ?<@= ?<D= ?>>= ?>B< ??=< ??@<

<A= >ACD >B<D >BAD >BEE >C?E >CCE >D>= >DB= >E== >E@< >ED< ?=>< ?=B< ?<=> ?<@> ?<D> ?>>? ?>B? ??=? ??@@

>= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[@\ L]'^_.`a b=@ F;IR S

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= >A@B >ADB >B>B >BBC >C=C >C@C >CDC >D>D >DBD >E=D >E@E >EDE ?=>E ?=C= ?<<= ?<A= ?<E= ?>?< ?>C< ??<< FFG

>= >A@D >ADD >B>E >BBE >C=E >C@E >CE= >D?= >DC= >E<< >EA< >EE< ?=?> ?=C> ?<<> ?<A> ?<E? ?>?? ?>C? ??<@

?= >AA= >AE< >B?< >BC< >C<< >CA> >CE> >D?> >DC? >E<? >EA? >EE@ ?=?@ ?=C@ ?<<@ ?<AA ?<EA ?>?A ?>CB ??<B

@= >AA? >AE? >B?? >BC? >C<@ >CA@ >CE@ >D?A >DCA >E<A >EAB >EEB ?=?B ?=CB ?<<C ?<AC ?<EC ?>?D ?>CD ??<D

>A HIJJKGGLJ;M9NO

A= >AAA >AEA >B?A >BCB >C<B >CAB >CEC >D?C >DCC >E<D >EAD >EED ?=?D ?=CE ?<<E ?<AE ?>== ?>@= ?>D= ??><

B= >AAC >AEC >B?D >BCD >C<D >CAE >CEE >D?E >DD= >E>= >EB= ?=== ?=@< ?=D< ?<>< ?<B> ?>=> ?>@> ?>D? ??>?

C= >AAE >B== >B@= >BD= >C>< >CB< >D=< >D@> >DD> >E>> >EB> ?==? ?=@? ?=D? ?<>@ ?<B@ ?>=@ ?>@A ?>DA ??>A

8 9:; D= >AB> >B=> >B@> >BD? >C>? >CB? >D=@ >D@@ >DD@ >E>@ >EBA ?==A ?=@A ?=DB ?<>B ?<BB ?>=C ?>@C ?>DC ??>C

E= >AB@ >B=@ >B@A >BDA >C>A >CBB >D=B >D@B >DDB >E>C >EBC ?==C ?=@D ?=DD ?<>D ?<BE ?>=E ?>@E ?>DE ???=

<== >ABB >B=C >B@C >BDC >C>D >CBD >D=D >D@D >DDE >E>E >EBE ?=<= ?=A= ?=E= ?<?< ?<C< ?><< ?>A< ?>E> ???>


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[A\ L,-'_.`a b=< G U8

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= ?AB ?EA @?? @C> A<= A@E ADD B>B BBA C=? C@> CD< D<E DAD DEB E?A EC@ <=<> <=A< <=DE <<>D <<BC <>=A <>@@ <>D> FFG

>= @>= @AD @EC A?A AC@ B<? BA< BE= C>D CBC D=B D@@ DD? E>< EB= EEE <=?C <=CB <<<@ <<A? <<E> <>?= <>BE <?=C <?@B

?= @D? A>> AB= AEE B?D BCB C<A CA? CE> D?< DBE E=D E@B EDA <=>@ <=B> <<=< <<?E <<CD <><C <>AA <>E@ <??> <?C< <@<=

@= A@C ADA B>@ BB? C=< C@= CCD D<C DAB DE@ E?? EC< <=<= <=@E <=DC <<>B <<B@ <>=? <>@> <>D= <?<E <?AC <?EB <@?A <@C?

A= B<= B@E BDD C>B CBA D=? D@> DD< E<E EAD EEB <=?A <=C@ <<<> <<A< <<DE <>>D <>BC <?=A <?@@ <?D> <@>< <@B= <@ED <A?C

B= BC@ C<? CA< CE= D>D DBC E=B E@@ ED? <=>< <=B= <=EE <<?C <<CB <><@ <>A? <>E> <??= <?BE <@=C <@@B <@DA <A>? <AB> <B==

C= C?D CCB D<A DA? DE> E?< EBE <==D <=@B <=DA <<>@ <<B> <>=< <>?E <>CD <?<C <?AA <?E@ <@?> <@C< <A<= <A@D <ADC <B>A <BB@

8 9:; D= D=< D@= DCD E<C EAB EE@ <=?? <=C< <<<= <<@E <<DC <>>B <>B@ <?=? <?@> <?D= <@<E <@AC <@EB <A?A <AC? <B<> <BA= <BDE <C>D

E= DBA E=? E@> ED< <=<E <=AD <=EB <<?A <<C@ <><> <>A< <>DE <?>D <?BC <@=A <@@@ <@D> <A>< <AB= <AED <B?C <BCA <C<@ <CA? <CE<

<== E>D EBC <==B <=@@ <=D? <<>< <<B= <<EE <>?C <>CB <?<@ <?A? <?E> <@?= <@BE <A=C <A@B <ADA <B>? <BB> <C== <C?E <CCD <D<B <DAA

<<= EE> <=?< <=BE <<=D <<@B <<DA <>>@ <>B> <?=< <??E <?CD <@<C <@AA <@E@ <A?> <AC< <B<= <B@D <BDC <C>A <CB@ <D=? <D@< <DD= <E<D

<>= <=AB <=E@ <<?? <<C< <><= <>@E <>DC <?>B <?B@ <@=? <@@> <@D= <A<E <AAC <AEB <B?A <BC? <C<> <CA= <CDE <D>D <DBB <E=A <E@? <ED>

<?= <<<E <<AD <<EB <>?A <>C@ <?<> <?A< <?DE <@>D <@BC <A=A <A@@ <AD> <B>< <BB= <BED <C?C <CCA <D<@ <DA? <DE< <E?= <EBD >==C >=@B

<@= <<D? <>>< <>B= <>EE <??C <?CB <@<@ <@A? <@E> <A?= <ABE <B=C <B@B <BDA <C>? <CB> <D== <D?E <DCD <E<B <EAA <EE? >=?> >=C< ><=E

<A= <>@B <>DA <?>@ <?B> <@=< <@?E <@CD <A<C <AAA <AE@ <B?> <BC< <C<= <C@D <CDC <D>A <DB@ <E=? <E@< <ED= >=<D >=AC >=EB ><?@ ><C?

<<= <<?< <<BE <>=D <>@B <>DA <?>@ <?B> <@=< <@?E <@CD <A<C <AAA <AE@ <B?> <BC< <C<= <C@D <CDC <D>A <DB@ <E=? <E@< <ED= >=<D >=AC

<>= <<E@ <>?? <>C< <?<= <?@E <?DC <@>B <@B@ <A=? <A@> <AD= <B<E <BAC <BEB <C?A <CC? <D<> <DA= <DDE <E>D <EBB >==A >=@? >=D> ><><

<?= <>AD <>EB <??A <?C@ <@<> <@A< <@DE <A>D <ABC <B=A <B@@ <BD> <C>< <CB= <CED <D?C <DCA <E<@ <EA? <EE< >=?= >=BD ><=C ><@B ><D@

<@= <?>< <?B= <?EE <@?C <@CB <A<@ <AA? <AE> <B?= <BBE <C=C <C@B <CDA <D>? <DB> <E== <E?E <ECD >=<B >=AA >=E? ><?> ><C< >>=E >>@D

<A= <?DA <@>@ <@B> <A=< <A?E <ACD <B<C <BAA <BE@ <C?> <CC< <D<= <D@D <DDC <E>A <EB@ >==? >=@< >=D= ><<D ><AC ><EB >>?@ >>C? >?<<

<= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[B\ L,-'_.`a b=> G U8

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= @EA A?? AC> B<= B@E BDD C>B CBA D=? D@> DD< E<E EAD EEB <=?A <=C@ <<<> <<A< <<DE <>>D <>BC <?=A <?@@ <?D> <@>< FFG

>= AAD AEC B?A BC@ C<? CA< CE= D>D DBC E=B E@@ ED? <=>< <=B= <=EE <<?C <<CB <><@ <>A? <>E> <??= <?BE <@=C <@@B <@DA

?= B>> BB= BEE C?D CCB D<A DA? DE> E?< EBE <==D <=@B <=DA <<>@ <<B> <>=< <>?E <>CD <?<C <?AA <?E@ <@?> <@C< <A<= <A@D

@= BDA C>@ CB? D=< D@= DCD E<C EAB EE@ <=?? <=C< <<<= <<@E <<DC <>>B <>B@ <?=? <?@> <?D= <@<E <@AC <@EB <A?A <AC? <B<>

<A HIJJKGGLJ;M9NO

A= C@E CDD D>B DBA E=? E@> ED< <=<E <=AD <=EB <<?A <<C@ <><> <>A< <>DE <?>D <?BC <@=A <@@@ <@D> <A>< <AB= <AED <B?C <BCA

B= D<? DA< DE= E>D EBC <==B <=@@ <=D? <<>< <<B= <<EE <>?C <>CB <?<@ <?A? <?E> <@?= <@BE <A=C <A@B <ADA <B>? <BB> <C== <C?E

C= DCB E<A EA? EE> <=?< <=BE <<=D <<@B <<DA <>>@ <>B> <?=< <??E <?CD <@<C <@AA <@E@ <A?> <AC< <B<= <B@D <BDC <C>A <CB@ <D=?

8 9:; D= E@= ECD <=<C <=AB <=E@ <<?? <<C< <><= <>@E <>DC <?>B <?B@ <@=? <@@> <@D= <A<E <AAC <AEB <B?A <BC? <C<> <CA= <CDE <D>D <DBB

E= <==? <=@> <=D< <<<E <<AD <<EB <>?A <>C@ <?<> <?A< <?DE <@>D <@BC <A=A <A@@ <AD> <B>< <BB= <BED <C?C <CCA <D<@ <DA? <DE< <E?=

<== <=BC <<=B <<@@ <<D? <>>< <>B= <>EE <??C <?CB <@<@ <@A? <@E> <A?= <ABE <B=C <B@B <BDA <C>? <CB> <D== <D?E <DCD <E<B <EAA <EE?


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[C\ L,-'_.`a b=? G U8

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= B?? BC> C<= C@E CDD D>B DBA E=? E@> ED< <=<E <=AD <=EB <<?A <<C@ <><> <>A< <>DE <?>D <?BC <@=A <@@@ <@D> <A>< <AB= FFG

>= BEC C?A CC@ D<? DA< DE= E>D EBC <==B <=@@ <=D? <<>< <<B= <<EE <>?C <>CB <?<@ <?A? <?E> <@?= <@BE <A=C <A@B <ADA <B>?

?= CB= CEE D?D DCB E<A EA? EE> <=?< <=BE <<=D <<@B <<DA <>>@ <>B> <?=< <??E <?CD <@<C <@AA <@E@ <A?> <AC< <B<= <B@D <BDC

@= D>@ DB? E=< E@= ECD <=<C <=AB <=E@ <<?? <<C< <><= <>@E <>DC <?>B <?B@ <@=? <@@> <@D= <A<E <AAC <AEB <B?A <BC? <C<> <CA=

A= DDD E>B EBA <==? <=@> <=D< <<<E <<AD <<EB <>?A <>C@ <?<> <?A< <?DE <@>D <@BC <A=A <A@@ <AD> <B>< <BB= <BED <C?C <CCA <D<@

B= EA< EE= <=>D <=BC <<=B <<@@ <<D? <>>< <>B= <>EE <??C <?CB <@<@ <@A? <@E> <A?= <ABE <B=C <B@B <BDA <C>? <CB> <D== <D?E <DCD

C= <=<A <=A? <=E> <<?< <<BE <>=D <>@B <>DA <?>@ <?B> <@=< <@?E <@CD <A<C <AAA <AE@ <B?> <BC< <C<= <C@D <CDC <D>A <DB@ <E=? <E@<

8 9:; D= <=CD <<<C <<AB <<E@ <>?? <>C< <?<= <?@E <?DC <@>B <@B@ <A=? <A@> <AD= <B<E <BAC <BEB <C?A <CC? <D<> <DA= <DDE <E>D <EBB >==A

E= <<@> <<D< <><E <>AD <>EB <??A <?C@ <@<> <@A< <@DE <A>D <ABC <B=A <B@@ <BD> <C>< <CB= <CED <D?C <DCA <E<@ <EA? <EE< >=?= >=BD

<== <>=B <>@@ <>D? <?>< <?B= <?EE <@?C <@CB <A<@ <AA? <AE> <B?= <BBE <C=C <C@B <CDA <D>? <DB> <E== <E?E <ECD >=<B >=AA >=E? ><?>

<<= <>BE <?=D <?@B <?DA <@>@ <@B> <A=< <A?E <ACD <B<C <BAA <BE@ <C?> <CC< <D<= <D@D <DDC <E>A <EB@ >==? >=@< >=D= ><<D ><AC ><EB

<>= <??? <?C< <@<= <@@E <@DC <A>B <AB@ <B=? <B@> <BD= <C<E <CAC <CEB <D?A <DC? <E<> <EA= <EDE >=>D >=BB ><=A ><@? ><D> >>>< >>AE

<?= <?EB <@?A <@C@ <A<> <AA< <ADE <B>D <BBC <C=A <C@@ <CD> <D>< <DB= <DED <E?C <ECA >=<@ >=A? >=E< ><?= ><BD >>=C >>@B >>D@ >?>?

<@= <@B= <@EE <A?C <ACB <B<@ <BA? <BE> <C?= <CBE <D=C <D@B <DDA <E>? <EB> >=== >=?E >=CD ><<B ><AA ><E? >>?> >>C< >?=E >?@D >?DB

<A= <A>@ <AB> <B=< <B?E <BCD <C<C <CAA <CE@ <D?> <DC< <E<= <E@D <EDC >=>A >=B@ ><=? ><@< ><D= >><D >>AC >>EB >??@ >?C? >@<< >@A=

<<= <@=D <@@B <@DA <A>? <AB> <B=< <B?E <BCD <C<B <CAA <CE@ <D?> <DC< <E=E <E@D <EDC >=>A >=B@ ><=> ><@< ><D= >><D >>AC >>EA >??@

<>= <@C< <A<= <A@D <ADC <B>B <BB@ <C=? <C@< <CD= <D<E <DAC <DEB <E?@ <EC? >=<> >=A= >=DE ><>C ><BB >>=A >>@? >>D> >?>= >?AE >?ED

<?= <A?A <AC? <B<> <BA< <BDE <C>D <CBB <D=A <D@@ <DD> <E>< <EAE <EED >=?C >=CA ><<@ ><A> ><E< >>?= >>BD >?=C >?@A >?D@ >@>? >@B<

<@= <AED <B?C <BCB <C<@ <CA? <CE< <D?= <DBE <E=C <E@B <ED@ >=>? >=B> ><== ><?E ><CC >><B >>AA >>E? >??> >?C= >@=E >@@D >@DB >A>A

<A= <BB> <C=< <C?E <CCD <D<B <DAA <DE@ <E?> <EC< >==E >=@D >=DC ><>A ><B@ >>=> >>@< >>D= >?<D >?AC >?EA >@?@ >@C? >A<< >AA= >ADD

>= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[D\ L,-'_.`a b=@ G U8

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= CC> D<= D@E DDC E>B EBA <==? <=@> <=D= <<<E <<AD <<EB <>?A <>C? <?<> <?A< <?DE <@>D <@BB <A=A <A@@ <AD> <B>< <BAE <BED FFG

>= D?A DC@ E<> EA< EE= <=>D <=BC <<=A <<@@ <<D? <>>< <>B= <>ED <??C <?CB <@<@ <@A? <@E< <A?= <ABE <B=C <B@B <BD@ <C>? <CB>

?= DEE E?C ECB <=<A <=A? <=E> <<?= <<BE <>=D <>@B <>DA <?>? <?B> <@=< <@?E <@CD <A<B <AAA <AE@ <B?> <BC< <C=E <C@D <CDC <D>A

@= EB> <==< <=@= <=CD <<<C <<AA <<E@ <>?? <>C< <?<= <?@D <?DC <@>B <@B@ <A=? <A@< <AD= <B<E <BAC <BEB <C?@ <CC? <D<> <DA= <DDE

>A HIJJKGGLJ;M9NO

A= <=>B <=BA <<=? <<@> <<D= <><E <>AD <>EB <??A <?C? <@<> <@A< <@DE <A>D <ABB <B=A <B@@ <BD> <C>< <CAE <CED <D?C <DCA <E<@ <EA>

B= <=E= <<>D <<BC <>=A <>@@ <>D? <?>< <?B= <?ED <@?C <@CB <A<@ <AA? <AE< <B?= <BBE <C=C <C@B <CD@ <D>? <DB> <E== <E?E <ECC >=<B

C= <<A? <<E> <>?= <>BE <?=D <?@B <?DA <@>? <@B> <A=< <A?E <ACD <B<B <BAA <BE@ <C?> <CC< <D=E <D@D <DDC <E>A <EB@ >==> >=@< >=D=

8 9:; D= <><C <>AA <>E@ <??? <?C< <@<= <@@D <@DC <A>B <AB@ <B=? <B@< <BD= <C<E <CAC <CEB <D?@ <DC? <E<> <EA= <EDE >=>C >=BB ><=A ><@?

E= <>D= <?<E <?AD <?EB <@?A <@C? <A<> <AA< <ADE <B>D <BBB <C=A <C@@ <CD> <D>< <DAE <DED <E?C <ECA >=<@ >=A> >=E< ><?= ><BD >>=C

<== <?@@ <?D? <@>< <@B= <@ED <A?C <ACB <B<@ <BA? <BE< <C?= <CBE <D=C <D@B <DD@ <E>? <EB> >=== >=?E >=CC ><<B ><AA ><E? >>?> >>C=


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[E\ L_.c`a b=< N;NIZ

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= >@>B >@EE >AC< >B@@ >C<B >CDE >DB< >E?@ ?==B ?=CE ?<A< ?>>@ ?>EB ??BE ?@@< ?A<@ ?ADB ?BAE ?C?< ?D=@ FFG

>= >@B? >A?B >B=D >BD< >CA? >D>B >DED >EC< ?=@? ?<<B ?<DD ?>B< ???? ?@=B ?@CD ?AA< ?B>? ?BEB ?CBD ?D@<

?= >A== >AC? >B@A >C<D >CE= >DB? >E?A ?==D ?=D= ?<A? ?>>A ?>ED ??C= ?@@? ?A<A ?ADD ?BB= ?C?? ?D=A ?DCD

@= >A?C >B=E >BD> >CA@ >D>C >DEE >EC> ?=@@ ?<<C ?<DE ?>B> ???@ ?@=C ?@CE ?AA> ?B>@ ?BEC ?CBE ?D@> ?E<@

A= >AC@ >B@B >C<E >CE< >DB@ >E?B ?==E ?=D< ?<A@ ?>>B ?>EE ??C< ?@@@ ?A<B ?ADE ?BB< ?C?@ ?D=B ?DCE ?EA<

B= >B<= >BD? >CAA >D>D >E== >EC? ?=@A ?<<D ?<E= ?>B? ???A ?@=D ?@D= ?AA? ?B>A ?BED ?CC= ?D@? ?E<A ?EDD

C= >B@C >C>= >CE> >DBA >E?C ?=<= ?=D> ?<AA ?>>C ??== ??C> ?@@A ?A<C ?AE= ?BB> ?C?A ?D=C ?DD= ?EA> @=>A

8 9:; D= >BD@ >CAC >D>E >E=> >EC@ ?=@C ?<<E ?<E> ?>B@ ???C ?@=E ?@D> ?AA@ ?B>C ?BEE ?CC> ?D@@ ?E<C ?EDE @=B>

E= >C>< >CE? >DBB >E?D ?=<< ?=D? ?<AB ?>>D ??=< ??C? ?@@B ?A<D ?AE< ?BB? ?C?B ?D=D ?DD< ?EA? @=>B @=ED

<== >CAD >D?= >E=? >ECA ?=@D ?<>= ?<E? ?>BA ???D ?@<= ?@D? ?AAA ?B>D ?C== ?CC? ?D@A ?E<D ?EE= @=B? @<?A

<<= >CE@ >DBC >E?E ?=<> ?=D@ ?<AC ?>>E ??=> ??C@ ?@@C ?A<E ?AE> ?BB@ ?C?C ?D=E ?DD> ?EA@ @=>C @=EE @<C>

<>= >D?< >E=@ >ECB ?=@E ?<>< ?<E@ ?>BB ???E ?@<< ?@D@ ?AAB ?B>E ?C=< ?CC@ ?D@B ?E<E ?EE< @=B@ @<?B @>=E

<?= >DBD >E@< ?=<? ?=DB ?<AD ?>?< ??=? ??CB ?@@D ?A>< ?AE? ?BBB ?C?D ?D<< ?DD? ?EAB @=>D @<=< @<C? @>@B

<@= >E=A >ECC ?=A= ?<>> ?<EA ?>BC ??@= ?@<> ?@DA ?AAC ?B?= ?C=> ?CCA ?D@C ?E>= ?EE> @=BA @<?C @><= @>D>

<A= >E@> ?=<@ ?=DC ?<AE ?>?> ??=@ ??CC ?@@E ?A>> ?AE@ ?BBC ?C?E ?D<> ?DD@ ?EAC @=>E @<=> @<C@ @>@C @?<E

<== ?>=B ?>CE ??A< ?@>@ ?@EB ?ABE ?B@< ?C<@ ?CDB ?DAE ?E?< @==@ @=CB @<@E @>>< @>E@ @?BB @@?E @A<< @AD@

<<= ?>@? ??<A ??DD ?@B= ?A?? ?B=A ?BCD ?CA= ?D>? ?DEA ?EBD @=@= @<<? @<DA @>AD @??= @@=? @@CA @A@D @B>=

<>= ?>D= ??A> ?@>A ?@EC ?AC= ?B@> ?C<A ?CDC ?DB= ?E?> @==A @=CC @<A= @>>> @>EA @?BC @@@= @A<> @ADA @BAC

<?= ??<B ??DE ?@B< ?A?@ ?B=B ?BCE ?CA< ?D>@ ?DEB ?EBE @=@< @<<@ @<DB @>AE @??< @@=@ @@CB @A@E @B>< @BE@

<@= ??A? ?@>B ?@ED ?AC< ?B@? ?C<B ?CDD ?DB< ?E?? @==B @=CD @<A< @>>? @>EB @?BD @@@< @A<? @ADB @BAD @C?<

<A= ??E= ?@B? ?A?A ?B=D ?BD= ?CA? ?D>A ?DED ?EC= @=@? @<<A @<DD @>B= @??? @@=A @@CD @AA= @B>? @BEA @CBD

<= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[<=\ L_.c`a b=> N;NIZ

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= >DCA >E@C ?=>= ?=E> ?<BA ?>?C ??<= ??D> ?@AA ?A>C ?B== ?BC> ?C@A ?D<C ?DE= ?EB> @=?A @<=C @<D= @>A> FFG

>= >E<> >ED@ ?=AC ?<>E ?>=> ?>C@ ??@C ?@<E ?@E> ?AB@ ?B?C ?C=E ?CD> ?DA@ ?E>C ?EEE @=C> @<@@ @><C @>DE

?= >E@D ?=>< ?=E? ?<BB ?>?D ??<< ??D? ?@AB ?A>D ?B=< ?BC? ?C@B ?D<D ?DE< ?EB? @=?B @<=D @<D< @>A? @?>B

@= >EDA ?=AD ?<?= ?>=? ?>CA ??@D ?@>= ?@E? ?ABA ?B?D ?C<= ?CD? ?DAA ?E>D @=== @=C? @<@A @><D @>E= @?B?

<A HIJJKGGLJ;M9NO

A= ?=>> ?=EA ?<BC ?>@= ??<> ??DA ?@AC ?A?= ?B=> ?BCA ?C@C ?D>= ?DE> ?EBA @=?C @<<= @<D> @>AA @?>C @@==

B= ?=AE ?<?< ?>=@ ?>CB ??@E ?@>< ?@E@ ?ABB ?B?E ?C<< ?CD@ ?DAB ?E>E @==< @=C@ @<@B @><E @>E< @?B@ @@?B

C= ?=EB ?<BD ?>@< ??<? ??DB ?@AD ?A?< ?B=? ?BCB ?C@D ?D>< ?DE? ?EBB @=?D @<<< @<D? @>AB @?>D @@=< @@C?

8 9:; D= ?<?> ?>=A ?>CC ??A= ?@>> ?@EA ?ABC ?B@= ?C<> ?CDA ?DAC ?E?= @==> @=CA @<@C @>>= @>E> @?BA @@?C @A<=

E= ?<BE ?>@> ??<@ ??DC ?@AE ?A?> ?B=@ ?BCC ?C@E ?D>> ?DE@ ?EBC @=?E @<<> @<D@ @>AC @?>E @@=> @@C@ @A@C


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[<<\ L_.c`a b=? N;NIZ

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= ??>? ??EB ?@BD ?A@< ?B<? ?BDB ?CAD ?D?< ?E=? ?ECB @=@D @<>< @<E? @>BB @??D @@<< @@D? @AAB @B>D @C=< FFG

>= ??B= ?@?? ?A=A ?ACD ?BA= ?C>? ?CEA ?DBD ?E@= @=<? @=DA @<AD @>?= @?=? @?CA @@@D @A>= @AE? @BBA @C?D

?= ??EC ?@BE ?A@> ?B<@ ?BDC ?CAE ?D?> ?E=@ ?ECC @=@E @<>> @<E@ @>BC @??E @@<> @@D@ @AAC @B>E @C=> @CC@

@= ?@?@ ?A=B ?ACE ?BA< ?C>@ ?CEB ?DBE ?E@< @=<@ @=DB @<AE @>?< @?=@ @?CB @@@E @A>< @AE@ @BBB @C?E @D<<

A= ?@C= ?A@? ?B<A ?BDD ?CB= ?D?? ?E=A ?ECD @=A= @<>? @<EA @>BD @?@= @@<? @@DA @AAD @B?= @C=? @CCA @D@D

B= ?A=C ?AD= ?BA> ?C>A ?CEC ?DC= ?E@> @=<A @=DC @<B= @>?> @?=A @?CC @@A= @A>> @AEA @BBC @C@= @D<> @DDA

C= ?A@@ ?B<C ?BDE ?CB> ?D?@ ?E=C ?ECE @=A> @<>@ @<EC @>BE @?@> @@<@ @@DC @AAE @B?> @C=@ @CCC @D@E @E>>

8 9:; D= ?AD< ?BA? ?C>B ?CED ?DC< ?E@? @=<B @=DD @<B< @>?? @?=B @?CD @@A< @A>? @AEB @BBD @C@< @D<? @DDB @EAD

E= ?B<D ?BE= ?CB? ?D?A ?E=D ?ED= @=A? @<>A @<ED @>C= @?@? @@<A @@DD @AB= @B?? @C=A @CCD @DA= @E>? @EEA

<== ?BA@ ?C>C ?CEE ?DC> ?E@@ @=<C @=DE @<B> @>?@ @?=C @?CE @@A> @A>@ @AEC @BBE @C@> @D<@ @DDC @EAE A=?>

<<= ?BE< ?CB@ ?D?B ?E=E ?ED< @=A@ @<>B @<EE @>C< @?@@ @@<B @@DE @AB< @B?@ @C=B @CCE @DA< @E>@ @EEB A=BE

<>= ?C>D ?D=< ?DC? ?E@B @=<D @=E< @<B? @>?B @?=D @?D< @@A? @A>B @AED @BC< @C@? @D<B @DDD @EB< A=?? A<=B

<?= ?CBA ?D?C ?E<= ?ED> @=AA @<>C @>== @>C> @?@A @@<C @@E= @AB> @B?A @C=C @CD= @DA> @E>A @EEC A=C= A<@>

<@= ?D=> ?DC@ ?E@C @=<E @=E> @<B@ @>?C @?=E @?D> @@A@ @A>C @AEE @BC> @C@@ @D<C @DDE @EB> A=?@ A<=C A<CE

<A= ?D?D ?E<< ?ED? @=AB @<>D @>=< @>C? @?@B @@<D @@E< @AB? @B?B @C=D @CD< @DA? @E>B @EED A=C< A<@? A><B

<== @<=? @<CA @>@D @?>= @?E? @@BA @A?D @B<= @BD? @CAA @D>D @E== @EC? A=@A A<<D A<E= A>B? A??A A@=D A@D=

<<= @<@= @><> @>DA @?AC @@?= @A=> @ACA @B@C @C>= @CE> @DBA @E?C A=<= A=D> A<AA A>>C A?== A?C> A@@A AA<C

<>= @<CB @>@E @?>< @?E@ @@BB @A?E @B<< @BD@ @CAB @D>E @E=< @EC@ A=@B A<<E A<E< A>B@ A??B A@=E A@D< AAA@

<?= @><? @>DB @?AD @@?< @A=? @ACB @B@D @C>< @CE? @DBB @E?D A=<< A=D? A<AB A>>D A?=< A?C? A@@B AA<D AAE<

<@= @>A= @?>? @?EA @@BD @A@= @B<? @BDA @CAD @D?= @E=? @ECA A=@D A<>= A<E? A>BA A??D A@<= A@D? AAAA AB>D

<A= @>DC @?AE @@?> @A=@ @ACC @B@E @C>> @CE@ @DBC @E?E A=<> A=D@ A<AC A>>E A?=> A?C@ A@@C AA<E AAE> ABB@

>= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[<>\ L_.c`a b=@ N;NIZ

P I Q

<= >= ?= @= A= B= C= D= E= <== <<= <>= <?= <@= <A= <B= <C= <D= <E= >==

<= ?CC> ?D@@ ?E<C ?EDE @=B> @<?@ @>=C @>CE @?A> @@>@ @@EC @ABE @B@> @C<@ @CDC @DAE @E?> A==@ A=CC A<@E FFG

>= ?D=D ?DD< ?EA? @=>B @=ED @<C< @>@? @?<B @?DD @@B< @A?? @B=B @BCD @CA< @D>? @DEB @EBD A=@< A<<? A<DB

?= ?D@A ?E<D ?EE= @=B? @<?A @>=D @>D= @?A? @@>A @@ED @AC= @B@? @C<A @CDD @DB= @E?? A==A A=CD A<A= A>>?

@= ?DD> ?EAA @=>C @<== @<C> @>@A @?<C @?E= @@B> @A?A @B=C @BD= @CA> @D>A @DEC @EC= A=@> A<<A A<DC A>B=

>A HIJJKGGLJ;M9NO

A= ?E<E ?EE< @=B@ @<?B @>=E @>D< @?A@ @@>B @@EE @AC< @B@@ @C<B @CDE @DB< @E?@ A==B A=CE A<A< A>>@ A>EB

B= ?EAB @=>D @<=< @<C? @>@B @?<D @?E< @@B? @A?B @B=D @BD< @CA? @D>B @DED @EC< A=@? A<<B A<DD A>B< A???

C= ?EE> @=BA @<?C @><= @>D> @?AA @@>C @A== @AC> @B@A @C<C @CE= @DB> @E?A A==C A=D= A<A> A>>A A>EC A?C=

8 9:; D= @=>E @<=> @<C@ @>@C @?<E @?E> @@B@ @A?C @B=E @BD> @CA@ @D>C @DEE @EC> A=@@ A<<C A<DE A>B> A??@ A@=C

E= @=BB @<?E @><< @>D@ @?AB @@>E @A=< @AC@ @B@B @C<E @CE< @DB@ @E?B A==E A=D< A<A@ A>>B A>EE A?C< A@@@


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[<?\ Ld,%ef`a b=< R KGNIMR I9N

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= <=@A <=C< <=EC <<>> <<@D <<C@ <>== <>>B <>A< <>CC <?=? <?>E <?AA <?D= <@=B <@?> <@AD <@D@ <A=E <A?A <AB< <ADC <B<? <B?D <BB@ FFG

>= <<<E <<@A <<C= <<EB <>>> <>@D <>C@ <>EE <?>A <?A< <?CC <@=? <@>D <@A@ <@D= <A=B <A?> <AAC <AD? <B=E <B?A <BB< <BDB <C<> <C?D

?= <<E? <><D <>@@ <>C= <>EB <?>> <?@C <?C? <?EE <@>A <@A< <@CB <A=> <A>D <AA@ <AD= <B=A <B?< <BAC <BD? <C=E <C?@ <CB= <CDB <D<>

@= <>BB <>E> <?<D <?@@ <?C= <?EA <@>< <@@C <@C? <@EE <A>@ <AA= <ACB <B=> <B>D <BA? <BCE <C=A <C?< <CAC <CD> <D=D <D?@ <DB= <DDB

A= <?@= <?BB <?E> <@<D <@@? <@BE <@EA <A>< <A@C <AC> <AED <B>@ <BA= <BCB <C=< <C>C <CA? <CCE <D=A <D?= <DAB <DD> <E=D <E?@ <EAE

B= <@<@ <@@= <@BB <@E< <A<C <A@? <ABE <AEA <B>= <B@B <BC> <BED <C>@ <C@E <CCA <D=< <D>C <DA? <DCD <E=@ <E?= <EAB <ED> >==C >=??

C= <@DD <A<@ <A?E <ABA <AE< <B<C <B@? <BBD <BE@ <C>= <C@B <CC> <CEC <D>? <D@E <DCA <E=< <E>B <EA> <ECD >==@ >=?= >=AA >=D< ><=C

8 9:; D= <AB> <ADC <B<? <B?E <BBA <BE< <C<B <C@> <CBD <CE@ <D>= <D@A <DC< <DEC <E>? <E@E <EC@ >=== >=>B >=A> >=CD ><=? ><>E ><AA ><D<

E= <B?A <BB< <BDC <C<? <C?E <CB@ <CE= <D<B <D@> <DBD <DE? <E<E <E@A <EC< <EEC >=>> >=@D >=C@ ><== ><>B ><A< ><CC >>=? >>>E >>AA

<== <C=E <C?A <CB< <CDC <D<> <D?D <DB@ <DE= <E<B <E@< <EBC <EE? >=<E >=@A >=C= >=EB ><>> ><@D ><C@ ><EE >>>A >>A< >>CC >?=? >?>D

<<= <CD? <D=E <D?A <DB= <DDB <E<> <E?D <EB@ <EDE >=<A >=@< >=BC >=E? ><<D ><@@ ><C= ><EB >>>> >>@C >>C? >>EE >?>A >?A< >?CB >@=>

<>= <DAC <DD? <E=D <E?@ <EB= <EDB >=<> >=?C >=B? >=DE ><<A ><@< ><BB ><E> >><D >>@@ >>C= >>EA >?>< >?@C >?C? >?EE >@>@ >@A= >@CB

<?= <E?< <EAB <ED> >==D >=?@ >=B= >=DA ><<< ><?C ><B? ><DE >><@ >>@= >>BB >>E> >?<D >?@? >?BE >?EA >@>< >@@C >@C> >@ED >A>@ >AA=

<@= >==@ >=?= >=AB >=D> ><=D ><?? ><AE ><DA >><< >>?C >>B> >>DD >?<@ >?@= >?BB >?E< >@<C >@@? >@BE >@EA >A>= >A@B >AC> >AED >B>@

<A= >=CD ><=@ ><?= ><AB ><D< >>=C >>?? >>AE >>DA >?<= >??B >?B> >?DD >@<@ >@?E >@BA >@E< >A<C >A@? >ABD >AE@ >B>= >B@B >BC> >BEC

<<= >=DD ><<@ ><@= ><BB ><E< >><C >>@? >>BE >>EA >?>= >?@B >?C> >?ED >@>@ >@@E >@CA >A=< >A>C >AA? >ACD >B=@ >B?= >BAB >BD> >C=C

<>= ><B> ><DD >><@ >>?E >>BA >>E< >?<C >?@? >?BD >?E@ >@>= >@@B >@C> >@EC >A>? >A@E >ACA >B=< >B>B >BA> >BCD >C=@ >C?= >CAA >CD<

<?= >>?B >>B> >>DC >?<? >??E >?BA >?E< >@<B >@@> >@BD >@E@ >A>= >A@A >AC< >AEC >B>? >B@E >BC@ >C== >C>B >CA> >CCD >D=? >D>E >DAA

<@= >?<= >??A >?B< >?DC >@<? >@?E >@B@ >@E= >A<B >A@> >ABD >AE? >B<E >B@A >BC< >BEC >C>> >C@D >CC@ >D== >D>B >DA< >DCC >E=? >E>E

<A= >?D? >@=E >@?A >@B< >@DC >A<> >A?D >AB@ >AE= >B<B >B@< >BBC >BE? >C<E >C@A >CC= >CEB >D>> >D@D >DC@ >DEE >E>A >EA< >ECC ?==?

<= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[<@\ Ld,%ef`a b=> R KGNIMR I9N

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= <?A= <?CB <@=> <@>D <@A? <@CE <A=A <A?< <AAC <AD> <B=D <B?@ <BB= <BDB <C<< <C?C <CB? <CDE <D<A <D@= <DBB <DE> <E<D <E@@ <EBE FFG

>= <@>@ <@A= <@CB <A=< <A>C <AA? <ACE <B=A <B?= <BAB <BD> <C=D <C?@ <CAE <CDA <D<< <D?C <DB? <DDD <E<@ <E@= <EBB <EE> >=<C >=@?

?= <@ED <A>@ <A@E <ACA <B=< <B>C <BA? <BCD <C=@ <C?= <CAB <CD> <D=C <D?? <DAE <DDA <E<< <E?B <EB> <EDD >=<@ >=@= >=BA >=E< ><<C

@= <AC> <AEC <B>? <B@E <BCA <C=< <C>B <CA> <CCD <D=@ <D?= <DAA <DD< <E=C <E?? <EAE <ED@ >=<= >=?B >=B> >=DD ><<? ><?E ><BA ><E<

<A HIJJKGGLJ;M9NO

A= <B@A <BC< <BEC <C>? <C@E <CC@ <D== <D>B <DA> <DCD <E=? <E>E <EAA <ED< >==C >=?> >=AD >=D@ ><<= ><?B ><B< ><DC >><? >>?E >>BA

B= <C<E <C@A <CC< <CEC <D>> <D@D <DC@ <E== <E>B <EA< <ECC >==? >=>E >=AA >=D= ><=B ><?> ><AD ><D@ >>=E >>?A >>B< >>DC >?<? >??D

C= <CE? <D<E <D@A <DC= <DEB <E>> <E@D <EC@ <EEE >=>A >=A< >=CC ><=? ><>D ><A@ ><D= >>=B >>?> >>AC >>D? >?=E >??A >?B< >?DB >@<>

8 9:; D= <DBC <DE? <E<D <E@@ <EC= <EEB >=>> >=@C >=C? >=EE ><>A ><A< ><CB >>=> >>>D >>A@ >>D= >?=A >??< >?AC >?D? >@=E >@?@ >@B= >@DB

E= <E@< <EBB <EE> >=<D >=@@ >=C= >=EA ><>< ><@C ><C? ><EE >>>@ >>A= >>CB >?=> >?>D >?A? >?CE >@=A >@?< >@AC >@D> >A=D >A?@ >AB=

<== >=<@ >=@= >=BB >=E> ><<D ><@? ><BE ><EA >>>< >>@C >>C> >>ED >?>@ >?A= >?CB >@=< >@>C >@A? >@CE >A=A >A?= >AAB >AD> >B=D >B?@


!"#$%&'()*+,-'.!"/0123)45+67

NIFZKLD[<A\ Ld,%ef`a b=? R KGNIMR I9N

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= <BAB <BD< <C=C <C?? <CAE <CDA <D<= <D?B <DB> <DDD <E<@ <E?E <EBA <EE< >=<C >=@? >=BD >=E@ ><>= ><@B ><C> ><EC >>>? >>@E >>CA FFG

>= <C>E <CAA <CD< <D=C <D?? <DAD <DD@ <E<= <E?B <EB> <EDC >=<? >=?E >=BA >=E< ><<B ><@> ><BD ><E@ >>>= >>@A >>C< >>EC >?>? >?@E

?= <D=? <D>E <DAA <DD< <E=B <E?> <EAD <ED@ >=<= >=?A >=B< >=DC ><<? ><?E ><B@ ><E= >><B >>@> >>BD >>E? >?<E >?@A >?C< >?EC >@>>

@= <DCC <E=? <E>E <EA@ <ED= >==B >=?> >=AD >=D? ><=E ><?A ><B< ><DC >><> >>?D >>B@ >>E= >?<B >?@< >?BC >?E? >@<E >@@A >@C= >@EB

A= <EA< <ECC >==> >=>D >=A@ >=D= ><=B ><?< ><AC ><D? >>=E >>?A >>B= >>DB >?<> >??D >?B@ >?DE >@<A >@@< >@BC >@E? >A<D >A@@ >AC=

B= >=>A >=A= >=CB ><=> ><>D ><A@ ><CE >>=A >>?< >>AC >>D? >?=D >??@ >?B= >?DB >@<> >@?C >@B? >@DE >A<A >A@< >ABB >AE> >B<D >B@@

C= >=ED ><>@ ><A= ><CB >>=> >>>C >>A? >>CE >?=A >??< >?AB >?D> >@=D >@?@ >@B= >@DA >A<< >A?C >AB? >ADE >B<@ >B@= >BBB >BE> >C<D

8 9:; D= ><C> ><ED >>>@ >>A= >>CA >?=< >?>C >?A? >?CE >@=@ >@?= >@AB >@D> >A=D >A?? >AAE >ADA >B<< >B?C >BB> >BDD >C<@ >C@= >CBB >CE<

E= >>@B >>C> >>ED >?>? >?@E >?CA >@=< >@>C >@A> >@CD >A=@ >A?= >AAB >AD< >B=C >B?? >BAE >BDA >C<= >C?B >CB> >CDD >D<@ >D?E >DBA

<== >?>= >?@B >?C< >?EC >@>? >@@E >@CA >A== >A>B >AA> >ACD >B=@ >B>E >BAA >BD< >C=C >C?? >CAD >CD@ >D<= >D?B >DB> >DDC >E<? >E?E

<<= >?E@ >@<E >@@A >@C< >@EC >A>? >A@D >AC@ >B== >B>B >BA> >BCC >C=? >C>E >CAA >CD< >D=B >D?> >DAD >DD@ >E<= >E?A >EB< >EDC ?=<?

<>= >@BC >@E? >A<E >A@A >AC< >AEB >B>> >B@D >BC@ >C== >C>A >CA< >CCC >D=? >D>E >DA@ >DD= >E=B >E?> >EAD >ED? ?==E ?=?A ?=B< ?=DC

<?= >A@< >ABC >AE? >B<E >B@@ >BC= >BEB >C>> >C@D >CC? >CEE >D>A >DA< >DCC >E=> >E>D >EA@ >ED= ?==B ?=?< ?=AC ?=D? ?<=E ?<?A ?<B=

<@= >B<A >B@< >BBC >BE> >C<D >C@@ >CC= >CEB >D>< >D@C >DC? >DEE >E>A >EA= >ECB ?==> ?=>D ?=A@ ?=CE ?<=A ?<?< ?<AC ?<D? ?>=D ?>?@

<A= >BDE >C<A >C@= >CBB >CE> >D<D >D@@ >DBE >DEA >E>< >E@C >EC? >EED ?=>@ ?=A= ?=CB ?<=> ?<>C ?<A? ?<CE ?>=A ?>?< ?>AB ?>D> ??=D

<<= >BEE >C>A >CA= >CCB >D=> >D>D >DA@ >DCE >E=A >E?< >EAC >ED? ?==D ?=?@ ?=B= ?=DB ?<<> ?<?C ?<B? ?<DE ?><A ?>@< ?>BB ?>E> ??<D

<>= >CC? >CED >D>@ >DA= >DCB >E=> >E>C >EA? >ECE ?==A ?=?< ?=AB ?=D> ?<=D ?<?@ ?<B= ?<DA ?><< ?>?C ?>B? ?>DE ??<@ ??@= ??BB ??E>

<?= >D@B >DC> >DED >E>@ >EA= >ECA ?==< ?=>C ?=A? ?=CE ?<=@ ?<?= ?<AB ?<D> ?>=D ?>?? ?>AE ?>DA ??<< ???C ??B> ??DD ?@<@ ?@@= ?@BB

<@= >E>= >E@B >EC> >EED ?=>? ?=@E ?=CA ?<=< ?<>C ?<A> ?<CD ?>=@ ?>?= ?>AB ?>D< ??=C ???? ??AE ??DA ?@<= ?@?B ?@B> ?@DD ?A<@ ?A?E

<A= >EE@ ?=>= ?=@B ?=C< ?=EC ?<>? ?<@E ?<CA ?>== ?>>B ?>A> ?>CD ??=@ ??>E ??AA ??D< ?@=C ?@?? ?@AD ?@D@ ?A<= ?A?B ?AB> ?ADC ?B<?

>= HIJJKGGLJ;M9NO

NIFZKLD[<B\ Ld,%ef`a b=@ R KGNIMR I9N

Z 8 V K

>= @= B= D= <== <>= <@= <B= <D= >== >>= >@= >B= >D= ?== ?>= ?@= ?B= ?D= @== @>= @@= @B= @D= A==

<= <EB< <EDC >=<> >=?D >=B@ >=E= ><<B ><@< ><BC ><E? >><E >>@A >>C= >>EB >?>> >?@D >?C@ >?EE >@>A >@A< >@CC >A=? >A>D >AA@ >AD= FFG

>= >=?A >=B= >=DB ><<> ><?D ><B@ ><DE >><A >>@< >>BC >>E? >?<D >?@@ >?C= >?EB >@>> >@@C >@C? >@EE >A>A >AA< >ACB >B=> >B>D >BA@

?= ><=D ><?@ ><B= ><DB >><> >>?C >>B? >>DE >?<A >?@< >?BB >?E> >@<D >@@@ >@C= >@EA >A>< >A@C >AC? >AEE >B>@ >BA= >BCB >C=> >C>D

@= ><D> >>=D >>?@ >>B= >>DA >?<< >??C >?B? >?DE >@<@ >@@= >@BB >@E> >A<D >A@? >ABE >AEA >B>< >B@C >BC> >BED >C>@ >CA= >CCB >D=<

>A HIJJKGGLJ;M9NO

A= >>AB >>D> >?=D >??? >?AE >?DA >@<< >@?C >@B> >@DD >A<@ >A@= >ABB >AE< >B<C >B@? >BBE >BEA >C>= >C@B >CC> >CED >D>@ >D@E >DCA

B= >??= >?AB >?D< >@=C >@?? >@AE >@DA >A<= >A?B >AB> >ADD >B<@ >B?E >BBA >BE< >C<C >C@? >CBD >CE@ >D>= >D@B >DC> >DEC >E>? >E@E

C= >@=@ >@>E >@AA >@D< >A=C >A?? >AAD >AD@ >B<= >B?B >BB> >BDC >C<? >C?E >CBA >CE< >D<B >D@> >DBD >DE@ >E>= >E@A >EC< >EEC ?=>?

8 9:; D= >@CC >A=? >A>E >AAA >AD< >B=B >B?> >BAD >BD@ >C<= >C?A >CB< >CDC >D<? >D?E >DB@ >DE= >E<B >E@> >EBD >EE? ?=<E ?=@A ?=C< ?=EC

E= >AA< >ACC >B=? >B>E >BA@ >BD= >C=B >C?> >CAD >CD? >D=E >D?A >DB< >DDC >E<> >E?D >EB@ >EE= ?=<B ?=@< ?=BC ?=E? ?<<E ?<@A ?<C=

<== >B>A >BA< >BCC >C=> >C>D >CA@ >CD= >D=B >D?< >DAC >DD? >E=E >E?A >EB= >EDB ?=<> ?=?D ?=B@ ?=DE ?<<A ?<@< ?<BC ?<E? ?><D ?>@@


Turn static files into dynamic content formats.

Create a flipbook
Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.