居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究
Collection - Distribution Effect and Arrangement of Home Electronics in Habitation Space
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文
1
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
Introduction
序文 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 序文
2
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
はじめに 近年、携帯電話やインターネットの普及により生活の情報化が進み、 社会を見回してもライフスタイルの変化を感じない日はない。街を歩 く子供たちが携帯電話を片手にしている姿を、同じ年代の自分たちが 想像しただろうか。ウェブの掲示板で言葉を交わす姿も知らなければ 声も知らない友人達との出会いは、インターネットがなければあり得 なかったことだ。
携帯電話の次にライフスタイルに変化を与えるのではないかと考えら れているのが「家電」である。家電同士をネットワークで結んで、そ れらを家庭の内部や外部からコントロールしようという構想である。
その根元的な発送は「ユビキタス・コンピューティング」という概念 に由来している。身の回りの至るところ、あらゆる物にコンピュータ が組みこまれ、それらが互いに協調・妥協しあいながら、人間の生活 をサポートするという社会イメージである。その最も初期の段階とし て、世界中のコンピュータがネットワークで繋がりインターネットが でき、その次の段階として家庭内の家電のネットワーク化が構想され ている。
家電それ自体のネットワーク化はまだ構想の域を出ないところも多 く、実際の製品としての反映もまだ始まったばかりである。しかし、 それらが果たして実際の生活に影響を及ぼすのかどうかを見極めるこ とも含めて、現段階から調査を進めてゆくことは、社会やライフスタ イルを考える者にとってひとつのテーマとなるだろう。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 序文
3
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
Index
目次 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 目次
4
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
本論文の構成
2
序文
5
目次
第一部 論文編 7
1 研究目的
8
1ー1 研究目的
9
1ー2 用語の定義
10
1ー3 研究の流れ
11
2 研究背景
12
2ー1 研究背景
13
2ー2 家電製品の歴史
26
2ー3 インターネットに関する意識変化調査
29
2ー4 予備調査のまとめ
30
3 事例集作成方法
31
3ー1 家電製品の収集方法
32
3ー2 家電製品の評価項目
45
3ー3 家電製品データベースの作成方法
48
4 集計・分類結果
49
4ー1 機能による評価
57
4ー2 設置空間による評価
65
4ー3 誘発行動による評価
73
4ー4 集散効果とのクロス集計
80
5 まとめ
81
5ー1 まとめ
84
5ー2 展望
85
謝辞
88
参考文献
第二部 資料編 3
1 統計資料集成 1ー1 統計データ 1ー2 アンケート資料
63
2 家電資料集成 2ー1 サンプル家電 データベース 2ー2 サンプル家電 集計一覧表
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 目次
5
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
Main Chapter
Chapter One
論文編
第一部
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 6
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
研究目的 Purpose
One
1 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究目的
7
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー1 研究目的
近年登場した家電製品やこれから登場する事が予想される家電製品 を、人を集める効果のある家電と分散させる効果のある家電とに評価・ 分類し、居住空間の中でそれらの配置方法を考えることで、生活者の 集散を調整する方法を考察する。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究目的
8
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2 用語の定義
本論文中で用いる用語の定義を行う。 「家電」「家電製品」 家庭内で用いられる全ての電子電気応用製品を指すものとする。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究目的
9
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー3 研究の流れ
本研究の研究手順を以下に示す。 (1)予備調査
歴史調査 戦後以来の家電製品の歴史を調査し、社会背景や住宅事情との関わり を調査する。 資料調査 パーソナルコンピュータや携帯電話の普及によって、日本人の生活や 行動、意識がどのように変化したかについて、既存のアンケート調査 や統計より調査する。
(2)本調査
事例収集 国内で発売、あるいは開発が行われている家電製品で、尚かつそれま での製品にはない新しい機能をもつものを収集する。 Figure:1−3ー1 研究フロー図
評価・分析 サンプリングした各家電製品について、機能・利用空間・人間の行為 との関係・大きさ・移動性能・通信機能・記録機能・集散効果、の各 項目について評価・分析し、データベースとして編集する。 解析・考察 集計結果より、家電製品の特性による集散効果の解析を行い、居住空 間における配置方法との関係について考察を行う。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究目的
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
研究背景 Background
Two
2 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
2ー1 研究背景
日本の現代住宅は、「居間」という半公共な空間を中心にして、生活 者が互いに協調しあって生活を営んできた。ところが近年、携帯電話 やパーソナルコンピュータが普及し、テレビが「個電化」したことで、 個室が「居間」と同じかそれ以上の機能を持ち始め、結果として「居間」 が持っていた生活者同士を結びつける力が弱くなってしまった。生活 者の分散化は生活者同士の関係を疎遠なものとし、家庭環境の悪化に 繋がるものとして近年特に問題視されている。
既往研究では、特定の家電に対する設置方法や環境学的なアプローチ による研究は行われているが、生活行動の見地からの研究は成されて いない。よって、居住空間における行動計画の観点から、家電と生活 者との関係を見直し、この問題の解決に取り組むことが必要であると 考えられる。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
2ー2 家電製品の歴史
研究に先立ち、家電製品の変遷とそれを取り巻く社会背景、一般住宅 の変遷に関して予備調査を行った。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
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1954
昭和29年
昭和28年
街頭テレビ バカヤロー解散
テレビ放送開始 角形噴流式洗濯機
第五福竜丸被爆事件
スーパーマーケットの登場
「家電元年」
ルームエアコン
増沢洵自邸(増沢順)
1953
血のメーデー
家庭用小型90リットル冷蔵庫
日本住宅協会設立
昭和27年
日米安保条約締結
1952
サンフランシスコ平和条約締結
白黒テレビ
朝鮮動乱
DKスタイルの導入
1951
ドラム式洗濯機
住宅金融公庫法公布
ドッジライン
冷戦のはじまり
公営住宅法公布
昭和25年
1950
真空管ポータブルラジオ
浜口美穂「日本住宅の封建制」
「高輪台都営アパート」 (前川国男)
新建築「12坪木造国民住宅」コンペ
建設省設置
労働基準法公布
昭和24年
1949
LPレコード発売
第一次ベビーブーム
西山卯三「これからの住まい」
昭和26年
昭和23年
1948
人間天皇宣言
「クラケンC型組み立て住宅」 (浦辺鎮太郎ほか)
金融措置令・日本銀行預入令
臨時建築制限例
「プレモス7型1号」 (前川国男ほか)
特需景気
昭和22年
1947
闇市
朝鮮戦争勃発
昭和21年
1946
太平洋戦争終結
住宅緊急措置法
社会背景
被災都市応急簡易住宅30万戸建設要項
家電史
「立体最小限住宅」 (池辺陽)
昭和20年
1945
一般住宅史
建築基準法公布
年号
西暦
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
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研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1)昭和20年代
戦後の復興とラジオ 戦後の復興の中でもっとも日本人に愛された家電はやはり「ラジオ」 をおいて他にはない(Figure:2−2−1)。当時のラジオ番組は敗 戦後の状況を色濃く残しており、「あなたはどうやって食べています か?」という質問を街頭インタビューで行った「街頭録音」が好評を 博した(Figure:2−2−2)。この番組の好評は、当時「言論の自由」 が叫ばれ始めたことが背景にあるといえる。音楽では「リンゴの歌」 「東 京ブギウギ」「憧れのハワイ航路」「青い山脈」などがヒットする。戦 中は戦況情報入手の手段であったラジオが改めて娯楽の中心に返り咲 いたのは、当時のこうしたコンテンツがあったからである。ラジオは Figure:2−2−1
テレビの登場まで、常に家庭の中心にあり続けた家電であった。
組み立て式ラジオ
テレビ放送の開始と「家電元年」 そして昭和28年、いよいよテレビ放送が開始される(Figure:2− 2−3)。この頃はまだ超高級品であったテレビは、街頭テレビに群 がる人たちの様子として、当時の世相と共に象徴的に語られることが 多い。遠くの映像が映し出される魔法の箱であるテレビに、日本国民 はその技術と感動に大いに勇気づけられた。漫才やドラマ、そして力 道山の活躍が好評だったプロレス中継が放映され、30年代のテレビ Figure:2−2−2
ブームを加速させるコンテンツが整い始める。
「街頭録音」の風景
昭和28年が「家電元年」と呼ばれるのは、この年にテレビ放送が始 まるだけではなく、電気掃除機、電気洗濯機といった、後に「三種の 神器」と呼ばれる家電ブームの兆しが現れ始めた年に当たるからであ る。この年の出荷台数を前年の昭和27年と比較すると、洗濯機の約 600%増や冷蔵庫の約110%増という驚異的な数字が30年代の 飛躍を予感させる事となった。 乏しい情報資源 戦中の戦況情報の収集や戦後のラジオ・テレビの発達により、家電の みならず情報というものへの関心が高まり始めるのも昭和20年代か Figure:2−2−3
らである。当時の一般加入電話の普及率は10%前後であり、まだま
国産初の白黒テレビ
だ個人レベルでの情報親和率は低い時代である。逆にいうと、社会生 活において必要な情報は遠くから届けられるものではなく、生活地域 周辺のものだけで事足りていた時代だと言うことが出来る。
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15
年号
昭和30年
昭和31年
昭和32年
昭和33年
昭和34年
昭和35年
昭和36年
昭和37年
昭和38年
昭和39年
西暦
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
自動保温式電気釜 カラーテレビ
「セキスイハウスA型」
ポリウレタン断熱材冷蔵庫
量産型電子レンジ
オープンリールデッキ
新住宅市街地開発法
電子レンジ
太陽電池搭載トランジスタラジオ
「セキスイハウスB型」 (積水ハウス)
「セキスイハウス2B型」
スプリット型エアコン
「ミサワホーム規格型」
全自動洗濯機
筑波研究学園都市
「松下1号住宅」 (ナショナル住宅)
「電建エコン住宅」
遠心脱水機付二槽式洗濯機
住宅地区改良法公布
キッチンロースター
単糟手絞り機付き洗濯機
自動反転渦巻方式洗濯機
高さを三段階に調節できる扇風機
「三井ハウスal」
「ミゼットハウス」 (大和ハウス)
「スカイハウス」 (菊竹清訓)
千里ニュータウン
「晴海高層アパート」 (前川国男)
自動式電気釜
「大和式組立パイプハウス」 (大和ハウス)
ロータリー圧縮機搭載冷蔵庫
家庭電化時代の始まり 「三種の神器(白黒テレビ・電気冷蔵庫・電気掃除機) 」
日本住宅公団設立
家電史
「団地族」の登場
一般住宅史
東京オリンピック
スーパーマーケットの急増
キューバ危機
「プライバシー」
レジャー時代
東西ベルリン分断
ダッコちゃん
クレジットカードの登場
インスタント時代
所得倍増計画
岩戸景気
フラフープ
団地族
なべ底不況
ゲタバキ住宅
太陽族
「もはや戦後ではない」
神武景気
55年体制
社会背景
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
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研究背景
16
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(2)昭和30年代
家電ブームの到来 昭和30年代は家電の時代であるといってよい。昭和28年のテレビ 放送の開始以来、掃除機、洗濯機(Figure:2−2−4)と共にいわ ゆる「三種の神器」の家庭への登場である。そしてこの時代、日本人 は皆そろって物質的充足を求めた時代であった。 新しい食生活や流行の登場 当時の景気はイノベーション(技術革新:新製品の開発、新生産方式 の導入、新販路の開拓、新原料の獲得、新組織の実現)による、生産 設備への投資が新しい消費需要を喚起し、またそれが投資を呼ぶとい うサイクルを生み出し、プラスチック製品などの合成樹脂品、テレビ・ 冷蔵庫・洗濯機などの耐久消費財(Figure:2−2−5)、インスタ Figure:2−2−4
ントラーメンなどの新しい食文化と、消費革命といわれるほど変化し
国産初の噴流式洗濯機
ていった。「フラフープ」や「ダッコちゃん」などが、普及し始めた テレビを通じて日本中に広まっていき、消費社会特有の「ブーム(流 行現象)」を生むようになった。
特に食生活に大きな影響を与えた日清食品のチキンラーメンが昭和 33年に登場した(Figure:2−2−6)。当時35円という高価な 品物であったにもかかわらず爆発的に売れた。即席食品の功罪は単に 食生活を冒すという事に限らず、食事という文化において新たな局面 を切り開き、生活習慣において食事の時間帯や方法というものが旧来 の因習にとらわれず、各個人の価値観に委ねられるようになったとい う面において大きな意味を持っていると考えられる。 子供とテレビの関係が社会問題化
Figure:2−2−5 三洋 電気冷蔵庫
テレビに関しては大人から子供まで幅広く好まれた。特に子供に関し ては「テレビジプシー」という言葉を生むに至るほど人気が高かった。 「テレビジプシー」とは、テレビの無い家庭の子供たちがある家庭を 訪ねて鑑賞するのだが、毎日同じ家に通うにははばかるのでまるでジ プシーのように違う家を渡り歩く様子から生まれた言葉である。テレ ビのない家庭では子供たちは夜も落ち着かず、逆にある家庭では夜の 団欒を乱されるというちょっとした社会問題となった。 レジャーブームの到来 30年代中盤には、それまで日本では罪悪視されていた「遊び」へ の志向を求め、若い世代を中心として積極的にレジャーを生活に取 り入れようとし始めた。昭和36年の日航国内線乗客数ははじめて 100万人の大台を超えて105万7000人、前年の6割り増しと
Figure:2−2−6 日清 チキンラーメン
なった。海、山のレジャー客も軒並み増加し、爆発的なレジャー人口 の増加によって日本にも本格的なレジャー時代が訪れた。
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17
年号
昭和40年
昭和41年
昭和42年
昭和43年
昭和44年
昭和45年
昭和46年
昭和47年
昭和48年
昭和49年
西暦
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
「枠組み壁工法に関する技術基準」制定
「ペア住宅」
「ナショナル住宅R2N−900(R2A)型住宅」 (ナショナル住宅)
自動ダンパ採用節電冷蔵庫
液晶表示電卓
二層式洗濯機
第二次ベビーブーム
順応型住宅の登場
デニーズ開店
第一次オイルショック
浅間山荘事件
日本列島改造論
マクドナルド来日
「三田綱町パークマンション」
ニクソンショック
電子制御冷蔵庫
コイン式全自動洗濯機
ケンタッキーフライドチキン来日
ステレオ(セパレートタイプ)
「セキスイハイム」 (セキスイハイム)
「ウーマンリブ運動」
ロータリーコンプレッサ搭載スプリット型エアコン
大阪万国博覧会開催
東名高速道路全線開通
大学闘争
「桜台コートビレッジ」 (内井昭蔵)
ウィンドファン
カセット集塵式掃除機
洵トランジスタ白黒テレビ
社会背景
「鉄筋コンクリート造工業化住宅パルコン」 (大成建設)
「NSU(SNSU)多層ユニット住宅」 (ナショナル住宅)
「代官山ヒルサイドテラス」 (槇文彦)
「千駄ヶ谷コーポラティブハウス」
「塔の家」 (東孝光)
新・三種の神器「3C(カー・クーラー・カラーテレビ) 」
エレキギターブーム
「ナショナル住宅R2N型住宅」 (ナショナル住宅)
いざなぎ景気
明治村開設
家電史
「コープオリンピア」 (清水建設)
一般住宅史
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
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研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(3)昭和40年代
「3C」の登場 この時代の家電の流行を最も端的に表す言葉は新・三種の神器「3C」 以外にはない。カー・クーラー・カラーテレビである(Figure:2− 2−7、8)。乗用車もオーナー・ドライバーの時代が本格的に始まり、 国内での大衆化と共に輸出面でも急速に花形産業にのし上がっていっ た。
昭和40年代を代表する家電といえばやはり「カラーテレビ」をお いて他にはない。登場してからおよそ10年のあいだに、白黒テレビ Figure:2−2−7
も含めほぼ全ての世帯に普及した。昭和41年のNHKの朝の連続ド
松下電器 カラーテレビ
ラマ「おはなはん」の開始やクレージーキャッツの「シャボン玉ホリ デー」、藤田まことの「てなもんや三度笠」、アニメの「鉄腕アトム」 「オ 、 バケのQ太郎」など、視聴者の世代が偏らないコンテンツの充実がテ レビ普及の基盤となった(Figure:2−2−9)。 若者文化と家電製品の繋がり テレビ以外にカセット式レコーダーやステレオ、冷凍庫付冷蔵庫、 クー
Figure:2−2−8
ラーなどが家電メーカーの量産体制の整備によって低価格で販売さ
日立 ルームエアコン
れ、その結果また需要が拡大するという「大量生産・大量販売」を産 み出していった。カセットレコーダーは前述のラジオ放送の「エア チェック」には欠かせない商品で、若い世代の圧倒的な支持を受けた (Figure:2−2−10)。
40年代は団塊の世代が台頭し始め、彼らの行動が社会的な現象とし て現れ始めた時代である。40年のエレキギターブーム、44年の東 大安田講堂事件、47年の日本赤軍「浅間山荘事件」などの社会現象 や事件は、団塊の世代が旧来の日本人の価値観とぶつかり合ったり、 新しい価値観で行動することによって出てきたものと考えられる。 Figure:2−2−9 鉄腕アトム
家電製品の多様化 団塊の世代が消費の主役になるにつれ、商品の価格や品質に敏感にな り、従来のような必要最低限の物を何でもそろえるという購買概念か ら、自分の趣味や志向にあった製品を購入するという購買概念へと変 化した。産業もそういった志向の変化に呼応して、よりこだわりのあ るマニア向けの製品開発や販売に取り組みはじめ、専門ブランドが登 場した。このような流れの中、家電市場はますます活性化していった。
Figure:2−2−10 パイオニア ステレオ
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
19
昭和51年
昭和52年
昭和53年
昭和54年
昭和55年
昭和56年
昭和57年
昭和58年
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
昭和59年
昭和50年
1975
1984
年号
西暦
「サンフェリカ」 (ナショナル住宅)
「ナソナルハウス55」 (ナショナル住宅)
「セキスイツーユーホームA型」 (積水化学)
HOPE計画
「ミサワホーム55」 (ミサワホーム)
芦屋浜高層集合住宅
「ソラーナ」 (ナショナル住宅)
「パナタウン」 (ナショナル住宅)
家庭内暴力
竹の子族
ビデオカメラ・レコーダ
両面レコード自動演奏ステレオ
研究背景
ファミリーコンピュータ
ワードプロセッサー
ポストモダン
氷温貯蔵室付き冷蔵庫
男女雇用機会均等法
ファミコン
東京ディズニーランド
宅配便の登場 「軽薄短小」
CDプレーヤ
「ニューメディア」
校内暴力
テクノポリス構想 「熟年」
システムキッチン専用冷蔵庫
ヘッドホン族
イラン・イラク戦争 「ぼけ老人」
洗濯機・乾燥機・専用台セット
リモコン付きカラーテレビ
OA化の進行(ワープロ・パソコン・FAX)
省エネルック 「ウサギ小屋」住宅
「ウォークマン」
嫌煙権
成田空港開港
ミル付きコーヒーメーカー
立ち食いファッション
ロッキード事件
第二次オイルショック
インベーダーゲーム流行
ワイヤレスリモコン式エアコン発売
ふとん乾燥機
三室独立設計冷蔵庫
パイロットハウス「p1」 (ナショナル住宅)
家庭用カセットビデオ(VHS方式)
「セキスイハウス2BK型」 (積水ハウス)
家庭用カセットビデオ(ベータ方式)
家電史
「ミサワO型」 (ミサワホーム)
宅地開発公団発足
一般住宅史
社会背景
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文
20
年号
昭和60年
昭和61年
昭和62年
昭和63年
西暦
1985
1986
1987
1988
時短
大型400リットル5ドア冷凍冷蔵庫 IH炊飯器
「チンする」
ミニ四駆
フリーター
コードレスホン
プリペイドカード
消費税
ウォーターフロント
左右両開き冷蔵庫
「ヴィンテージ・ヴィラ」
朝シャン
電子システム手帳
DINKS
ハイビジョン
フレックスタイム
CD−ROM
新人類
団塊ジュニア
夫婦別姓
バブル
コンパクト蛍光灯スタンド
レンジ加熱・トースター加熱両用電子レンジ
社会背景
「ピーターパン・シンドローム」
クアハウス
パソコン通信
人材派遣
インバーター制御冷蔵庫
Apple 「Macintosh」
家電史
「サンビレッジ」 (ナショナル住宅)
「つくば・さくら団地(規模可変型住宅) 」
一般住宅史
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文
研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(4)昭和50・60年代
省エネ時代の到来 昭和50年代は40年代に経験した2度のオイルショックによるエネ ルギー危機と、公害や森林破壊などの環境問題とにより、省エネ・省 資源を意識し始めたエコロジーの時代であった。 ホームシアターを可能にしたビデオの登場 50年代最初に登場した家電は「ビデオデッキ」であった。家庭で手 Figure:2−2−11
軽にテレビの映像を録画でき、またレンタルビデオ産業の登場によっ
Victor VHS 一号機
て映画を自宅で楽しめるということで、瞬く間に普及率を伸ばして いった(Figure:2−2−11)。ところが録画方式でVHS方式とβ 方式が競合するという問題も抱えていた。結局VTRに関してはVH S方式が勝利した形になったが、記録メディアの不統一はこれから先 もたびたび生じる問題となった。 新しいライフスタイルを生んだ「ウォークマン」の誕生 50年代に登場した画期的な家電といえば「ウォークマン」をおいて 他にはないだろう(Figure:2−2−12)。発売当初は売れ行きも 芳しくなかったウォークマンも、地道な広報活動により爆発的な売れ 筋商品へと変貌する。音楽を外へ持ち出すというスタイルを確立した ウォークマンの功績は大きい。その後も小型化・長時間再生などの改 良が加えられ、後のCD、MDの登場にも対応し、今や若年層だけで
Figure:2−2−12
なく老若男女問わないユーザー層を獲得した。
SONY ウォークマン
ゲーム産業の興隆 昭和50年代はまた「ゲーム産業」の時代でもある。1978年に 日本中で大ブームとなった「インベーダーゲーム」の登場、そして 1983年の「ファミリーコンピュータ」の登場である(Figure:2 −2−13)。家庭用ゲーム機はそれ以前にもあったが、 「ファミコン」 が圧倒的な支持を得たのは、二人対戦が可能、コンテンツの充実、簡 単な操作性、などの理由がある。小学生だけでなく大人まで夢中にな り社会問題にまでなった。 ハイテク製品へと変貌する家電製品 昭和60年代にはいるとエレクトロニクス産業やソフト産業が台頭し 始める。半導体技術の進歩や加工精度の向上により、この時代の家電 Figure:2−2−13
製品はおしなべて高級化と高度化を図られた。テレビは大画面テレビ
任天堂 ファミリーコンピュータ
へ、電話機はコードレスや留守番電話機能付きへ、ビデオカメラもカ メラ部とテープ部とが一体化されたものが登場、そしてパーソナルコ ンピュータ洗練されはじめ、現在のハイテク家電のもととなる製品が 次々と登場した。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
22
平成04年
平成05年
平成06年
1992
1993
1994
平成08年
平成03年
1991
1996
平成02年
1990
平成07年
平成01年
1989
1995
年号
西暦
研究背景
「ソルビオス−3」 (ナショナル住宅 )
「恵比寿ガーデンプレイス」
「グランベルデ」 (ナショナル住宅 )
「サンバァリェ」 (ナショナル住宅)
「熊本県営保田窪団地」 (山本理顕)
「シアトル村・バンクーバー村」 (神戸市住宅供給公社)
一般住宅史
エアバッグ
社会背景
育児休業法 清潔シンドローム
デジタル音声S−VHSビデオ 洗剤量表示洗濯機
低公害車 RV
圧力IH炊飯器 ハイビジョンテレビ
情報スーパーハイウェイ
PDA
就職氷河期
家庭用バイオごみ処理機
電子マネー 母性保護法
液晶ナビゲーション付き電子レンジ
オウム事件
PHS端末
カラー液晶PDA
阪神大震災
WWWブラウザ「InternetExplorer」
ヤンママ
価格破壊
WWWブラウザ「Netscape」
ポケベル
コギャル
インターネット
規制緩和
WWWブラウザ「Mosaic」
カラオケボックス
インナーシティ
超大型560リットル6ドア表音冷蔵庫発売
ブランチ
茶髪
湾岸戦争
携帯電話(二つ折り方式)
オタク
ボランティア
ウェルネス(たばこ離れ・機能食ブーム・アフター5スポーツ)
バブル経済
生活演出照明
帰宅拒否症候群
大画面テレビ
ロータリーシェーバー
ツーショット
ビデオカメラ(パスポートサイズ)
家電史
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文
23
年号
平成09年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年
平成14年
西暦
1997
1998
1999
2000
2001
2002
都市基盤整備公団設立
「ゼロ・エネルギー住宅」 (ミサワホーム )
一般住宅史
ネットワーク家電(冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機)
チャンネルサーバー
超音波洗浄洗濯機
PlayStation2
DV(家庭内暴力)
IT革命
i−mode
カメラ付き携帯電話
学級崩壊
カラー液晶携帯電話
ガーデニング
レシピ情報検索機能付き電子レンジ
失楽園
PAM制御冷蔵庫
オーガニック
コーナーエアコン
電子メール送受信可能PHS端末
家電史
社会背景
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文
研究背景
24
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(5)平成元年代以降
パソコンブームの到来 バブルの崩壊と共に、「失われた10年」と呼ばれる空前の不況に日 本が襲われるのが平成元年代である。家電産業は不況の煽りを受け一 時期低迷したが、いわゆる「マルチメディア」を合言葉に新製品・新 技術の開発が行われた。そしてその象徴とも言えるのが1995年の 「Windows95」の発売と、パソコンブームの到来である(Figure:2 −2−14)。パソコンブームはその後、インターネットの登場と「I T革命」を標榜した世界的な情報化のうねりとによる追い風が加わり、 今日に至る空前の情報化ブームの先駆けとなった。 Figure:2−2−14 Microsoft Windows95
携帯電話の爆発的な普及 この時代でパソコンと並んで日本中を席巻したものといえば携帯電話 である。もともと自動車電話への技術だったものが、小型化と低料金 化、そして何よりその便利さとで、今や国民の半数以上が所持してい るといわれるほどの家電へと成長した。携帯電話の普及を後押しした ものはやはりインターネットと電子メールの存在であった。 家電の「デジタル化」と「情報化」 平成年代を通じて、家電は「デジタル化」という大きなムーブメント のもとに変化してきた。1983年に登場したCDプレーヤがラジカ セやミニコンポへ標準搭載され始めたのも平成に入ってからである。 デジタルカメラやデジタルビデオカメラなど、あらゆる製品や情報が
Figure:2−2−15
デジタル化されはじめた(Figure:2−2−15)。2000年には
SHARP 液晶ビューカム
BSデジタル放送が開始され、2011年には全地上波放送がデジタ ル化されることになっている。情報劣化のないデジタル技術の進歩で、 著作権の保護が世界的に問題になってきている。音楽データの不正交 換が問題となった「Napster」は記憶に新しく、類似の交換サービス や手段は後を絶たない。 これから先の家電へ 「デジタル化」と「情報化」の二つの波を受けて、家電同士をネットワー ク化させる構想が登場した。家電同士を電子的に結び、それを外部か ら制御しようというものである。家の外から自宅のエアコンあてに携 帯電話でメールを送ることで、スイッチから温度管理まで制御できて しまう製品もすでに登場している。インターネットからレシピを取り 寄せて調理できる電子レンジや、庫内の在庫を管理できる冷蔵庫も登 場した(Figure:2−2−16)。
Figure:2−2−16 東芝 フェミニティ IT冷蔵庫
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
25
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
2ー3 インターネットに関する意識変化調査
本調査に先立ち、インターネットの利用によって生活に対する意識が どのように変化したかを探るために予備調査を行った。日進月歩で進 む高度な情報化の動きのなかで、インターネットや電子メールの登場 はその初期の段階であると捉えることができる。このような情報化に よって、我々の生活習慣や意識は変化するのだろうか。
予備調査は統計と文献からの資料調査という形式で行った。以下にそ の結果を記す。
なお、調査により収集したデータを巻末の「第二部 データ編」に掲 載した。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
26
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
24時以降のインターネット閲覧状況
100.0
時間利用・意識の変化
95.7
90.0 81.7
インターネットの登場で情報収集やコミュ
80.0
ニケーションの方法が容易になったが、イ
67.6
70.0
(%)
60.0
ンターネット、中でもウェブサイトの閲覧
50.0 43.9 40.2
40.0
36.4 31.4
が強く、特に首都圏の若年層ユーザは24
28.9
30.0
(ブラウジング)に関しては夜に行う傾向
時以降に利用する傾向が顕著である。また、
20.0
首都圏のユーザは利用歴が長くなるにつれ
10.0
て一日の利用時間が増える傾向にあるが、
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
地方ユーザは減少傾向にある。
Figure:2−3−1 24時以降のインターネット閲覧状況
インターネットは都会・田舎という意識を弱めていく (YES)
空間利用・意識の変化
100.0
(%)
90.0
80.0
インターネットは「都会と田舎」という
70.0
意識を弱めるのではないかと思われがち
60.0
だが、アンケート結果からはそのような結
50.0 42.5 40.0
果は読みとれない。むしろ、利用歴が長く
41.0 36.3
39.4 35.1
33.8
30.0 22.5
なるにつれて「都会と田舎」という意識は 強まっていると言える。都会田舎関係なく
22.5
20.0
情報がふんだんに手にはいるようになって
10.0
も、実際の生活空間では歴然とその差は存 0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
在している。生活者が実感できるレベルで、 情報化が物流や就労を変えるにはまだ至っ
Figure:2−3−2 インターネットは都会・田舎という意識を薄めてゆく(YES)
ていない。
旅先でも気軽にインターネットが使えると良い
インターネット利用方法の変化
100.0 90.6 90.0
86.6 82.5
80.0
83.8
82.6
81.3
78.8
ユーザの側からも友人との交流の深まりを 認識できているようだ。しかし、やりとり
70.0
(%)
65.0 60.0
する相手が増えたことでコミュニケーショ
50.0
ンの拡大を認知しているのではなく、少
40.0
数の相手との交流がより身近で深いものに
30.0
なったという点において認知しているよう
20.0
だ。インターネットへの潜在的な期待は高
10.0
く、自宅や勤務先からの利用だけではなく、 0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
Figure:2−3−3 旅先でも気軽にインターネットが使えると良い
旅先などの自宅以外の場所からの利用が求 められている。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
27
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
メールの普及によって友人との交際範囲が広がった
電子メール利用方法の変化
100.0
90.0
80.0
電子メールの利用方法は都会型と地方型に
70.0
分かれるようだ。都会型は友人と直接会う ための連絡の手段としてメールを使う傾向
60.0
(%)
51.3
49.4
50.0
にあるのに対し、地方ではお互いの近況を
44.7 40.0 40.0
37.5
報告する程度の利用法でしかないようだ。
30.0 25.0
23.2
21.3
20.0
地方ユーザは手紙感覚での利用、都市ユー ザは用件連絡としての利用、と読みとるこ
10.0
とができる。 0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
Figure:2−3−4 メールの普及によって友人との交際範囲が広がった
インターネットは電機や水道に並ぶような新しい生活インフラだと思う� (YES)
インターネットに対する意識変化
100.0
90.0
80.0
かせないものだという認識が浸透してきて
60.0
60.0
(%)
インターネットはもはや日本人にとって欠
75.6 67.8
70.0
51.3
50.7
50.0
50.0
いる。一方でいまだに雑誌などの方が便利 だという認識の方が強く、インターネット
43.8 40.0
は便利ではあるが、他の全ての手段に替わ
31.3 30.0
るほどには至っていないという認識のよう 20.0
だ。オンラインショッピングに対しては、
10.0
その信頼性に対していまだに不安に思うと
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
Figure:2−3−5 インターネットは電気や水道に並ぶような新しい生活インフラだと思う(YES)
ころが多く、定着しているとはまだ言えな いようだ。
離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっている安心感がある
電子メールに対する意識変化
100.0
(%)
90.0
80.0
電子メールは気の置けない友人同士の交際
70.0
には欠かせない道具になったが、一方で微
60.0
妙な関係を維持することが望まれる親戚関
50.0
係においては、電子メールによる関係の変
40.0
化はのぞめないようだ。
30.0 21.3 20.0
20.0
18.8
17.5 13.8
12.5
11.3
10.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
Figure:2−3−6 離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっている安心感がある
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
2ー4 予備調査のまとめ
20世紀の終わり頃から始まった「デジタル化」と「情報化」の動き の中で、家電製品はその役割を労働補助や娯楽、空調、事務処理など、 それ本来の機能にとどめず、高度に知能化された情報処理機器として の役割を求められはじめている。それは単にパソコンや携帯電話だけ ではなく、テレビや洗濯機、冷蔵庫といった物にまで及びはじめてい る。
インターネットや携帯電話の登場がもたらしたコミュニケーションス タイルの変化は、確実にユーザーの意識も変化させていた。アンケー ト資料の調査から、生活時間の変化や友人関係に対する意識の変化を 読みとることができた。
家電が情報化するということは、単なる付加価値の増大のためだけの ものなのか、それとも建築や生活習慣を変える機会になり得るのか?。 少なくともインターネットや電子メールの登場は日本人の意識に変化 を与えるだけの力を持っていた。家電の変化にそれほどの力があるの かを判断するには、まだ判断材料に乏しく時期尚早であると思われる。
しかし、これらの家電の特徴を調べ、これまでの家電製品との違いを 把握しておくことで、その知識は今後の居住空間内における動線計画 や平面計画に活かすことができると思われる。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 研究背景
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
事例集作成方法 Method
Three
3 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
30
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
3ー1 家電製品の収集方法
(1)サンプル対象
本研究でサンプル対象となる家電は、定義(1−2節参照)に従い、 家庭内で用いられる全ての電子電気応用製品とする。
(2)サンプル方法
収集方法は以下の通りである。
Figure:3−1−1 「CEATEC JAPAN 2002」 (シーテック ジャパン)
1:店頭カタログからの収集 2:「CEATEC JAPAN 2002」における展示品 3:ウェブサイトや文献からの収集
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
31
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
3ー2 家電製品の評価項目
サンプルとして用いる家電の評価項目と、評価基準について以下に示 す。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
32
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1)種類
家電の特性ごとにグループ化する。特記事項のあるものは以下に掲載 する。 アクセスポイント 家庭内でLANを構築したり、家電同士の通信ネットワークのベース ステーションとなる新しい家電。「情報分電盤」という呼ばれ方をさ れることもある(Figure:3−2−1)。 Figure:3−2−1 東芝 フェミニティ ITアクセスポイント
ウェアラブル 「ウェアラブル(Wearable)」、つまり着用して使用する機器を分類す る。古くは腕時計や「ウォークマン」が分類されるが、ここでは近年 登場してきたいわゆる「ウェアラブルコンピュータ」や「ウェアラブ ルディスプレイ」を分類した。 家電コントローラ 「家電コントローラ」とは、家電同士を電子的に連結しネットワーク を構築した環境において、家庭の内部あるいは外部からの指示によっ てそれら家電を操作するための端末である(Figure:3−2−3) 。ネッ トワークを構成する家電は、いわゆる白物家電(冷蔵庫・洗濯機・エ アコン・電子レンジなど)が中心になるとされている。 カメラ
Figure:3−2−2 ウェアラブル ディスプレイ
ここでは、AFカメラ、インスタントカメラ、デジタルカメラに加え、 レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)も分類した。 給湯器 都市ガスやプロパンガスの火力により湯を沸かして給湯する「給湯器」 や、夜間の安価な電力で湯を沸かし貯蔵しておく「電気温水器」を分 類した。 空調器具 空調器具には、扇風機・エアコン・温風器・電気カーペット・電気ス トーブ・温風ヒーターを分類した。
Figure:3−2−3
ゲーム機
東芝 フェミニティ ITホーム端末
家庭用に開発されたゲーム機を分類した。ゲーム機の機能としてCD やDVDから音楽や映像を再生できる場合、それはAV機能を持つと 評価した。 調理器具 調理器具には、炊飯器(電子ジャー)、ホットプレート、電子レンジ、 電気ポットを分類した。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
テレビ・モニター テレビ・モニターにはブラウン管、液晶、PDP、有機ELによる表 示機能を持つものを分類した。 電子計算機 電子計算機には、電卓、電子手帳、ワープロ、PCなどの、MPUを 搭載し電子的に演算処理を行うものを分類した。 電話 家庭用の固定電話、携帯電話・PHS、ポケットベル(ページャー) を分類した。 ビデオ VTR、DVDレコーダー、HDDレコーダーを分類した。また、 「チャ ンネルサーバー」と呼ばれる新しい録画用の家電もここに分類した。 理美容健康器具 ドライヤー、マッサージ器、ふとん乾燥機、電気シェーバー、リムー バー(脱毛機)を分類した。
それ以外の項目は下記の通りである。 照明 洗濯機 掃除機 複写機 ラジオ 冷蔵庫
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34
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(2)機能
家電そのものが持つ機能について評価を行う。評価項目は以下の通り である。 AV 音響、あるいは映像表示機能を持つものを評価した。 娯楽 家庭用ゲーム機などの電子的なゲーム機能を持つものを評価した。 家事 炊事、洗濯、掃除などの家事全般を補助する機能のあるものを評価し た。ただし調理は除いた。 調理 家事の中でも特に調理作業を補助するものを評価した。 事務 学習行為やいわゆるデスクワークを補助、あるいは肩代わりするもの を評価した。 記録 内蔵あるいは取り出し可能なメディアに、デジタルもしくはアナログ 形式でデータを記録でき、尚かつそれらのデータを外部の機器によっ て参照できるものを評価した。
それ以外の項目は下記の通りである。 空調 照明 通信 理美容健康
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(3)利用空間
家電を設置する空間について評価を行う。
「トイレ」「風呂」「玄関」「台所」は、特にその場所での利用が前提と なっているものを分類した。
評価項目は以下の通りである。 居室 共有空間であるリビングとプライベートな個室の両方を指す。 風呂 「洗濯機」は風呂に分類した。 屋外 内蔵した電源によって屋外で使用できるものは「屋外」を評価した。
それ以外の項目は下記の通りである。 トイレ 玄関 台所
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(4)関係する行為
家電製品が誘発する利用者の行為について評価を行う。特記事項のあ る項目は以下の通りである。 話す 電話などによる音声通話だけでなく、電子メールによるやりとりもこ れに分類した。コミュニケーション全般という意味で用いている。 録る カメラによる写真撮影やビデオカメラ・ビデオデッキによる静止画撮 影・映像録画を指す。 快適 空調機器により空気環境を改善しようとする行為を指す。 休む マッサージ器具により体の疲れを癒そうとする行為を指す。 身嗜 シェーバーやドライヤーを使い、身嗜みを整えようとする行為を指す。
それ以外の項目は下記の通りである。 見る 聴く 遊ぶ 食べる 事務 家事
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(5)発売年・時代分類
家電製品の発売された年と年度区分について分類する。 昭和20年代 昭和20年代に発売されたものの他、それ以前に発売され得たものも これに分類した。 未発売 展示品や未発売の物に関しては「未発売」に分類した。
それ以外の項目は下記の通りである。 昭和30年代 昭和40年代 昭和50・60年代 平成元年代 平成10年代
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(6)開発段階
サンプルの開発段階について評価を行う。 研究開発 展示会やプレスリリースにおいて発表された技術・製品の内、いまだ 研究段階の域を超えていないものを「研究開発」として評価を行った。 実用化 製品として完成してはいるがまだ販売されていないものを「実用化」 として評価を行った。 販売 すでに製品として販売されているものを「販売」として評価を行った。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(7)容量
サンプルの容積サイズについて評価を行う。
家電製品は居住空間に設置されるので、平面的な大小ではなく、空間 の占有度合である容積について評価する。 極小 ポケットに収まり携行できる大きさのものを分類した。携帯電話や小 型の電卓が該当する。 小 手提げでの携行が可能な大きさの製品を分類した。掃除機やノートパ ソコンが該当する。 中 携行することを目的としない製品で、容易に場所の移動を行うことが 出来る重量・大きさの物を分類した。ビデオデッキや小型のテレビが 該当する。 大 場所を固定して利用することが前提で、なおかつ重量が大きく容易に 移動できず、置き場所を選ぶ製品を分類した。冷蔵庫や洗濯機が該当 する。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(8)モバイル性能
サンプルの外部持ちだし性能について評価する。 モバイルあり バッテリー(電池)を内蔵あるいは取り付ける事で電力を供給し、製 品本来の機能を発揮できるものは「モバイルあり」として評価を行っ た。 モバイルなし 電源を外部電源のみに依存するものは「モバイルなし」として評価を 行った。 不明 現段階で開発中のもので、特に明記のないものは不明とした。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(9)通信機能
サンプルの通信機能について評価を行う。 受信のみ テレビやラジオのような放送電場を受信する機能があるもの、またポ ケットベル(ページャー)のような呼び出し専用の移動体通信は「受 信のみ」として評価を行った。 送信のみ 発信機能のみ持つものを「送信のみ」として評価を行った。 送受信 送信、受信両方の機能を兼ね備えているものを「送受信」として評価 を行った。 なし これらの機能を持たないものを分類した。 不明 現段階で開発中のもので、特に通信可能であると明記されていないも のは不明とした。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(10)記録機能
サンプルの記録機能について評価を行う。 記録可能 内蔵のRAMや取り外し可能な外部記録メディアを搭載し、外部の情 報をアナログあるいはデジタルで記録することができ、なおかつ記録 されたデータを他の外部の機器から読みとることができる物を「記録 可能」として評価を行った。 記録不可 時刻表示や予約タイマーなどの情報で、外部の機器から参照できない ものは「記録不可」として評価を行った。 不明 現段階で開発中のもので、特に記録可能であると明記されていないも のは不明とした。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(11)集散効果
サンプルの集散効果について評価を行う。
サンプルの機能や設置空間の特性を評価し、居住空間の中で設置され た場合に、生活者同士を結びつけ集める効果のある物と、生活者同士 を分散させる効果のある物とに分類する。集散効果についての評価方 法は、以下の評価項目各々についてYES/NO評価を行い、その合 計得点数によって分類する。 1:複数人が一緒に使う使い方がある 2:個人的な情報を扱わない 3:場所を取る・特別な設備がいる 4:家事労働に使わない 5:個人が占有する使い方がない 6:その時代的にみて高価な製品だ 7:個電化していない
総得点が7∼5点の物を「集合効果あり」、5∼3点の物を「どちら とも言えない」、3∼1点の物を「分散効果あり」とする。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
3ー3 家電製品データベースの作成方法
サンプルとして収集した家電に対し、各評価項目(3−2節参照)に 対して評価を行う。予め表計算ソフトウェアにて集計をした後、その 結果を基にテンプレートに従って作成する。以下にその手順を記す、
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
45
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1) 各項目に対する評価
各チェック項目に対し、評価を行う。 理
評価の基準は「家電製品の評価項目」(3−2項)に従うものとする。
美 容 娯 家
調
事
空 健
照
通 記
AV 楽 事
理
務
調 康
明
信 録
以下 Figure:3−3−1、3−3−2、3−3−3、3−3−4、
*
3−3−5、3−3−6は全て、「SHARP(白川電機) 国産第一号
*
*
鉱石ラジオ受信機」の例である。
Figure:3−3−1 データベース チェック項目 「機能」
居
便 風
玄
台
屋
室
所 呂
関
所
外
* Figure:3−3−2 データベース チェック項目 「設置空間」
食 見
聴
話 遊
録
休
快
身
家 事
べ
る
く
す ぶ
る
む
適
嗜
事 務
る
* Figure:3−3−3 データベース チェック項目 「誘発行為」
研 究
実
開
用
販
極
発
化
売
小
*
小
中
大
モ
モ
バ
バ
イ
イ
受
送
ル
ル
信
信
送
あ
な
不
な
の
の
受
り
し
明
し
み
み
信
*
*
*
記
記
録
録
不
あ
な
不
明
り
し
明
*
Figure:3−3−4 データベース チェック項目 「その他の項目」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
46
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(2) 集散効果に対する評価
複
No
名称
種類
1 SHARP 国産第一号鉱石ラジオ受信機
ラジオ
数
場
人
所
個
そ の
が
を
人
時
一
個
取
が
代
緒
人
る
占
的
に
的
/
家
有
に
使
な
特
事
す
み
個
ち
う
情
別
労
る
て
電
ら
使
報
な
働
使
高
化
と
い
を
設
に
い
価
し
も
方
扱
備
使
方
な
て
言
が
わ
が
わ
が
製
い
あ
な
い
な
な
品
な
評
集
な
分
る
い
る
い
い
だ
い
価
合
い
散
*
*
*
*
*
*
6
*
ど
え
Figure:3−3−5 データベース 集散効果に対する評価項目
各チェック項目に対し、評価を行う。 評価の基準は「家電製品の評価項目」(3−2項)に従うものとする。
(3)チェックシート記入
製品名:SHARP(白川電機) 国産第一号鉱石ラジオ受信機 データ番号: 種類: 1 ラジオ 発 売 年: 年代: 1925 戦前 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:大正14年発売の国産第一号鉱石ラジオ。3 円50銭
Figure:3−3−6 データベース テンプレート(記入例)
各項目の評価をチェックシートへ記入し、種類・年代ごとに分類して データベースを作成する。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 事例集作成方法
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
集計・分析結果 Result
Four
4 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
48
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
4ー1 機能による集計結果
サンプルから集計したデータを用いて、家電の種類ごとにその機能の 評価を行った。以下にその結果を記す。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
49
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1)アクセスポイント
理 美
アクセスポイント
通信
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
アクセスポイントの機能や大きさは、目的とするネット
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
ワークの形態によって異なる。現在の傾向では、家庭内
昭和20年代
LANを目的とした場合、ルータとしての機能やファイ
昭和30年代
ヤーウォールとしての機能を持たせ、家電同士のネット
昭和40年代
ワーク構築の場合は操作端末からの通信を各種家電へ振
昭和50・60年代 平成元年代
*
り分ける役割をする。ネットワークは無線方式が主流で
平成10年代
*
あり、そのため設置には見通しのよい場所が望まれる。
未発売
*
一方、有線による配線はHIIなどによる先行配線方式 で行うものと考えられる。
Figure:4−1−1 機能別評価 年代別推移「アクセスポイント」
(2)ウェアラブル
理 美
ウェアラブル
AV・娯楽
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
平成元年代には家庭用のヘッドマウントディスプレイが
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
登場。仮想画面サイズが30インチの表示機能をもち、
昭和20年代
少ないスペースで大画面表示を楽しめることが売りで、
昭和30年代
大画面のモニターを設置できない空間に最適である。
昭和40年代 昭和50・60年代 平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
*
Figure:4−1−2 機能別評価 年代別推移「ウェアラブル」
(3)オーディオ
理 美
オーディオ
AV・娯楽
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
DVDの容量に対し音楽情報だけではあまりにも少なす
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
ぎる。テレビなどのモニター機器とセットになってゆく
昭和20年代
可能性も当然考えられる。
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
記録メディアの縮小化と大容量化とで、音楽を載せる媒
平成10年代
*
*
体を選ばなくなってきている。最近の携帯電話では音楽
未発売
*
*
再生機能の付いている物もある。むしろ、「音楽を鑑賞
*
記録
Figure:4−1−3
する」という行為はオーディオなどの機器にとらわれな
機能別評価 年代別推移「オーディオ」
い行為として定着しつつある。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
50
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(4)家電コントローラ
理 美
家電コントローラ
家事
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
現段階で販売段階まで進んでいるものは、冷蔵庫・電子
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
レンジ・洗濯機のみのネットワークとそのコントローラ
昭和20年代
である。
昭和30年代 昭和40年代
通信
昭和50・60年代
家電業界は家電のネットワーク化に対して積極的で、今
平成元年代 平成10年代
*
*
後はネットワーク機能を持つ家電も増えてくると予想さ
未発売
*
*
れる。各家電メーカー間のネットワークとしての互換性
Figure:4−1−4
の問題を速やかに克服できれば、今後数年というスパン
機能別評価 年代別推移「家電コントローラ」
での普及は見込めるであろう。
(5)カメラ
理 美
カメラ
記録
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
2000年に小型デジカメ付きの携帯電話が発売され
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
た。デジカメで気軽に撮影をすることに慣れたユーザー
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
や若年層の携帯電話買い換え需要などによって着々と ユーザー数を増やしていった。
*
平成元年代
*
*
通信
平成10年代
*
*
PCと繋ぐだけで保存や印刷ができるようになったこと
未発売
*
*
で、ランニングコストを気にしない撮影が可能になった。
Figure:4−1−5
これにより、写真を撮るということが一層身近な行為に
機能別評価 年代別推移「カメラ」
なった。
(6)給湯器
理 美
給湯器
家事
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
そもそもの利用法が限定的であることと、家電らしい電
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
化が進まなかったことで、「家事」以外の機能的発展が
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
見られない。給湯器(瞬間湯沸器)自体がキッチンの正 面から消え、屋外やダクトスペースへ移されてしまった ことで、家庭の中でその存在が希薄になっている。
未発売 Figure:4−1−6 機能別評価 年代別推移「給湯器」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
51
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(7)空調器具
理 美
空調器具
空調
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
空調などの住環境を改善するための家電製品は、四季が
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
ある日本ならではの多様な発展を遂げてきた。特にエア
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
コンは冷暖房だけではなく、除湿・除菌・乾燥・空気清 浄機能を兼備して発展してきており、一家に一台から一 部屋に一台の割合で普及した。 通信 *
2000年には電子メールを受信することによって外部 から遠隔操作のできるエアコンが販売された。
Figure:4−1−7 機能別評価 年代別推移「空調器具」
(8)ゲーム機
理 美
ゲーム機
記録
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
初期はバッテリーバックアップ方式、現在はメモリー
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
カード方式が主流である。
昭和20年代
通信
昭和30年代
ネットワークゲーム上では、他ユーザとチャット形式で
昭和40年代 昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
*
*
平成10年代
*
*
*
*
の対話が可能であり、ゲーム機は単なる娯楽の道具から コミュニケーションの道具へと変化した。
未発売
AV・娯楽
Figure:4−1−8
2000年にDVD再生が可能な機種が登場して以来、
機能別評価 年代別推移「ゲーム機」
後続機種もDVD再生に対応した。
(9)照明
理 美
照明
通信
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
照明器具は、これからの家電ネットワークのひとつとし
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
て「通信」機能が付加されることが見込まれている。前
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
述の「家電コントローラ」や携帯電話などの機器により、 ネットワークを介して操作を行うことができるようにな る。また、「ECHONET(電灯線ネットワーク)」の実用 化が進めば、家庭内の家電機器の使用状況を一元管理す ることができ、不要な電力の削減に繋がるといわれ、環 *
境対策の一環として注目されている。
Figure:4−1−9 機能別評価 年代別推移「照明」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
52
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(10)洗濯機
理 美
洗濯機
家事
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
省エネと高効率洗浄、そして省水、消音へと工夫が進み、
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
最近ではイオン式や超音波式、電解水洗浄まで登場た。
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
*
の「家電コントローラ」によって遠隔操作が可能で、洗
未発売
*
*
濯終了時には報告する機能が付いている。また、洗濯物
通信 家電ネットワークの中のひとつとして、2000年に 「通 信」機能を付加されたものが発売されている。家庭内
Figure:4−1−10
の素材によって、洗濯コースや選択方法に関する情報を
機能別評価 年代別推移「洗濯機」
ネットワークを介して配信される。
(11)掃除機
理 美
掃除機
理美容健康
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
バブル期にオプションでマッサージ機能をつけることが
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
できるものが登場したが、それ以後同様なものを発見す
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
最新の掃除機では、コードレスで尚かつ自動操縦による
平成10年代
*
自動掃除機能の付いたものが登場した。ごみパックのい
ることはできなかった。 家事
*
未発売
らないサイクロン方式、排気される空気の清浄機能が付
Figure:4−1−11
いたもの、廃棄循環型掃除機など、バラエティーに富ん
機能別評価 年代別推移「掃除機」
だ製品が数多く登場している。
(12)調理器具
理 美
調理器具
通信・記録
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
電子レンジは家電ネットワークを構成する家電のひとつ
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
として注目されている。総合調理機器として一人暮らし
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
の食生活から一般家庭の食生活までを支える電子レンジ に、通信機能を付加することで、レシピ配信による調理 と栄養管理を行うことができると考えられている。通信 機能は今後、電子レンジだけではなく炊飯器などの他の 調理器具にも付加されることになると考えられる。 *
Figure:4−1−12 機能別評価 年代別推移「調理器具」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
53
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(13)テレビ・モニター
理 美
テレビ・モニター
AV・娯楽・通信
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
こ れ ま で の ブ ラ ウ ン 管 方 式 か ら、 液 晶・ P D P( プ
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
ラ ズ マ デ ィ ス プ レ イ パ ネ ル )・ 有 機 E L(Electro
昭和20年代
*
*
*
昭和30年代
*
*
*
昭和40年代
*
*
*
昭和50・60年代
*
*
*
平成元年代
*
*
*
視されている。2011年9月の全地上波放送のデジタ
平成10年代
*
*
*
ル化に向けて、映像品質の向上だけではなく多チャンネ
未発売
*
*
*
ル化も進んでゆく。
Luminessence /電界発光)などの大画面でも薄型、あ るいは薄くて小型化可能な方式へと推移してきている。 特にPDPはブラウン管テレビに替わる存在として有力
Figure:4−1−13 機能別評価 年代別推移「テレビ・モニター」
(14)電子計算機
理 美
電子計算機
AV・娯楽
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
コンピュータ業界の進歩は、 「Dog year(ドッグイヤー) 」
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
と呼ばれる早さで進んでいる。マシンの性能も飛躍的に
昭和20年代
向上し、それに伴いコンピュータは音楽や映像を再生・
昭和30年代 昭和40年代
編集するための道具としても使われるようになった。
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
*
*
*
通信
平成10年代
*
*
*
*
*
1993年のインターネットの開始によりその規模を世
未発売
*
*
*
*
*
界的な大きさに広げ、ユーザーの爆発的な増加と多様化
Figure:4−1−14
により、コミュニケーションの枠を取り去るまでに至っ
機能別評価 年代別推移「電子計算機」
た。
(15)電話
理 美
電話
通信
容 娯
家
調
事
空
健
照
通
記
携帯電話の小型化と軽量化、競合他社の参入による低料
AV 楽
事
理
務
調
康
明
信
録
金化とがすすむことで、現在に至る爆発的な普及を見せ
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
る。 AV・娯楽
*
*
表示画質、音響性能の向上、写真や動画などのマルチメ
平成10年代
*
*
*
*
ディア対応、テレビとの融合による娯楽機器としての進
未発売
*
*
*
*
化など、携帯電話というひとつのツールへ機能の集約が
平成元年代
Figure:4−1−15
進んでゆく。
機能別評価 年代別推移「電話」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
54
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(16)ビデオ
理 美
ビデオ
記録
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
D V D(Digital Versatile Disc) や H D D(Hard Disc
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
Drive)への記録する方式のビデオが登場。最新型のビ
昭和20年代
デオでは、HDDに録りだめておいた動画をそのままレ
昭和30年代
コーダー上で編集し、DVDへ書き出すことができる。
昭和40年代 昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
* *
通信
平成10年代
*
*
*
*
2002年11月に販売が開始された「ホームサーバー」
未発売
*
*
*
*
としてのビデオは、ビデオをネットワークに繋ぎ、外部
Figure:4−1−16
から予約録画ができるだけでなく、ユーザーの好みを学
機能別評価 年代別推移「ビデオ」
習し自動的にテレビ番組を予約・録画する。
(17)複写機
理 美
複写機
事務
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
家庭用のコピー機は昭和40年代に登場しているが、高
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
価であるが故に普及率を伸ばせず、そのうえコンビニエ
昭和20年代
ンスストアに安価な料金で利用できるコピー機が設置さ
昭和30年代 昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
れたことを受けさらに需要をなくし、近年のPC需要の 増加に伴ったプリンタ・スキャナの普及率増加もあり、 今やその存在感はないに等しい。
平成10年代 未発売 Figure:4−1−17 機能別評価 年代別推移「複写機」
(18)ラジオ
理 美
ラジオ
通信
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
インターネットでは、ブロードキャスト型のいわゆる 「イ
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
ンターネットラジオ」のサービスを行っている企業が登
昭和20年代
*
*
*
昭和30年代
*
*
*
昭和40年代
*
*
*
昭和50・60年代
*
*
*
平成元年代
*
*
*
平成10年代
*
*
*
未発売
*
*
*
場している。インターネット経由でリアルタイムにデー タを受信し、文字通りラジオのように音楽を楽しむ、と いうものである。LANの無線化にも伴い、専用の端末 も販売される。
Figure:4−1−19 機能別評価 年代別推移「ラジオ」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
55
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(19)理美容健康器具
理 美
理美容健康器具
理美容健康
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
1977年に国産初のふとん乾燥機が登場したが、その
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
後ダニ退治機能や抗菌効果のある新型機種が登場し、近
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
年では40%近い世帯普及率を示している。
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
通信・記録 毎朝の排尿を分析し管理することで健康状態を管理する ことができるトイレや、体重、体脂肪を定期計測し記録 *
*
する便座などの開発が行われている。これらの情報は外
Figure:4−1−19
部の医療機関に提出でき、医療情報の提供を受けること
機能別評価 年代別推移「理美容健康器具」
ができる。
(20)冷蔵庫
理 美
冷蔵庫
通信
容 娯
家
調 事
空
健
照 通
記
庫内の食品を冷蔵庫が管理し、それを携帯電話で外部か
AV 楽
事
理 務
調
康
明 信
録
ら参照することができ、残り少なくなった食品は冷蔵庫
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
*
*
われていた経緯もあり、家庭の中でも数少ない家族全員
未発売
*
*
*
が注目する場所である。そこを有効に活用し、モニター
が自動的に知らせる機能をもつものが登場している。 記録 冷蔵庫の扉部分は古くからメモや伝言を掲示するのに使
Figure:4−1−20
を設置することで、家庭内の新たなコミュニケーション
機能別評価 年代別推移「冷蔵庫」
ツールとして利用することも考えられる。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
56
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
4ー2 設置空間による集計結果
サンプルから集計したデータを用いて、家電の種類ごとにその設置空 間の評価を行った。以下にその結果を記す。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
57
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1)アクセスポイント
アクセスポイント
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
アクセスポイント登場当初は有線による配線が主であっ
室
レ
呂
所
関
外
たが、現在は IEEE802.11b や Bluetooth といった無線
昭和20年代
でのネットワーク化に移行しており、工事が不要なこと
昭和30年代
や場所にとらわれない配置を可能にするので、今後も無
昭和40年代
線での普及が見込まれる。ただし、無線通信の関係上見
昭和50・60年代
通しのよいところに設置する必要がある。
平成元年代 平成10年代
*
未発売 Figure:4−2−1 設置空間別評価 年代別推移「アクセスポイント」
(2)ウェアラブル
ウェアラブル
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
ウェアラブルディスプレイは両手が空いたままの状態
室
レ
呂
所
関
外
で目前のモニターを見ながら作業をすることができるの
昭和20年代
で、家庭だけではなく工場やビジネスの現場でも応用で
昭和30年代
きると考えられている。
昭和40年代 昭和50・60年代 平成元年代
*
屋外
平成10年代
*
ヘッドマウントディスプレイなど、有機ELや液晶によ
未発売
*
*
る表示画面を持つものは、携帯電話の液晶画面に替わる 表示デバイスとして注目されている。
Figure:4−2−2 設置空間別評価 年代別推移「ウェアラブル」
(3)オーディオ
オーディオ
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
オーディオ機器は比較的早い段階から個電化していた経
室
レ
呂
所
関
外
緯もあり、居室空間の中でも特に各個人室での利用が多
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
1979年の「ウォークマン」の登場により、日本人に
平成10年代
*
*
は音楽を持ち出すというスタイルが定着した。加えて、
未発売
*
*
最近では携帯電話でも配信、あるいは記録メディアに記
Figure:4−2−3
い。 屋外
録された音楽データを視聴できるものが増えてきた。
設置空間別評価 年代別推移「オーディオ」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
58
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(4)家電コントローラ
家電コントローラ
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
エアコンの壁面パネルのように壁面に固定して使う小型
室
レ
呂
所
関
外
のものや、小型の液晶テレビ程度の大きさで持ち運びの
昭和20年代
できるものが提案されている。壁面パネルのものは家族
昭和30年代
全員が利用することを前提に設置するのが好ましいと考
昭和40年代
えられる。なお、屋外からのコントロールには携帯電話
昭和50・60年代
からの操作が提案されている。
平成元年代 平成10年代
*
未発売
*
Figure:4−2−4 機能別評価 年代別推移「家電コントローラ」
(5)カメラ
カメラ
屋外
ト 居
イ
風
台
玄
屋
携帯電話にカメラが付いたことで、ますます場所を選ば
室
レ
呂
所
関
外
ない道具へと変化した。デジタルカメラで撮影したもの
昭和20年代
は、そのままPCやテレビに接続してその映像を鑑賞す
昭和30年代 昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
ることができる。一眼レフのように本格的なものではな いが、デジタルカメラの普及やカメラ付き携帯電話の普 及により個電となりつつある。
Figure:4−2−5 設置空間別評価 年代別推移「カメラ」
(6)給湯器
給湯器
屋外
ト 居
イ
風
台
玄
屋
近年では給湯器は屋外に設置されることが多くなった。
室
レ
呂
所
関
外
その原因として、屋内での設置はガスの不完全燃焼など
昭和20年代
*
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
による事故が起きたことが挙げられる。そもそも、湯を 沸かすという行為自体が日本人にとって縁の薄い行為に なってしまった。
未発売 Figure:4−2−6 設置空間別評価 年代別推移「給湯器」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
59
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(7)空調器具
アクセスポイント
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
家電のネットワーク化という新しい使い方が提案されて
室
レ
呂
所
関
外
いる中で、空調機器、特にエアコンの存在は重要な位置
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
を占めている。また、一部屋に一台という普及状況から みても、エアコンはもはや個電と言ってよい。こたつの ある家も減り、かつてのようにこたつを囲んで家族が集 まるというライフスタイルは望めなくなってきている。
Figure:4−2−7 設置空間別評価 年代別推移「空調器具」
(8)ゲーム機
ゲーム機
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
家庭用ゲーム機はテレビをモニターとして利用してきた
室
レ
呂
所
関
外
経緯もあり、その設置場所はテレビと同じ空間というこ
昭和20年代
とになる。しかし、テレビ自体が個電化しているので、
昭和30年代
ここでいう居室はほぼ「個室」であるといってよい。
昭和40年代 昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
屋外
平成10年代
*
*
1980年に発売された「GAME&WATCH」以後、
未発売
任天堂の「GAMEBOY」を筆頭に、各社が携帯用ゲー
Figure:4−2−8
ム機を開発し、「iAPPLI」などの登場で携帯電話
設置空間別評価 年代別推移「ゲーム機」
でもゲームができるようになった。
(9)照明
照明
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
もはや電気のない生活は考えられない。空間演出の手段
室
レ
呂
所
関
外
として特殊な効果を持つ照明器具が販売されているが、
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
これをリビングなどに設置することで、家族が集まる数 少ない機会を演出することができるだろう。
未発売 Figure:4−2−9 設置空間別評価 年代別推移「照明」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
60
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(10)洗濯機
洗濯機
風呂
ト 居
イ
風
台
玄
屋
風呂(脱衣所)に設置するのは、そのまま衣類を洗濯機
室
レ
呂
所
関
外
へ投入できるからであるが、このスタイルが変わらない
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
限り風呂に置かれ続けることになるであろう。
Figure:4−2−10 設置空間別評価 年代別推移「洗濯機」
(11)掃除機
掃除機
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
最新の掃除機では、自動操縦によって室内を清掃するも
室
レ
呂
所
関
外
のが登場している。これが今後ネットワーク化されたり
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
*
屋外
平成10年代
*
*
家庭用の掃除機でも近年バッテリーを搭載し、コードレ
高知能化されれば、外出時や就寝時に自動で清掃してく れるものになるだろう。
未発売
ス利用できるものが登場している。
Figure:4−2−11 設置空間別評価 年代別推移「掃除機」
(12)調理器具
調理器具
台所
ト 居
イ
風
台
玄
屋
電気釜はその後、マイコン制御によるいわゆる「電気炊
室
レ
呂
所
関
外
飯器」が登場し、IH(Inducation Heating /電磁誘導
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
加熱)による強火力炊飯器へと進化した。
*
居室
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
ジャー式電気ポットが登場したことで湯を沸かす程度の
平成10年代
*
*
労働は居ながらにしてできるようになった。また、小型
未発売 Figure:4−2−12
の冷蔵庫(クーラーボックス)で、老人室や離れなどに 設置できるものも登場している。
設置空間別評価 年代別推移「調理器具」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
61
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(13)テレビ・モニター
テレビ・モニター
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
近年の個電化にともない、テレビが各部屋にあるのも珍
室
レ
呂
所
関
外
しくなくなり、家族全員でひとつのテレビを見るという
昭和20年代
*
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
スタイルは崩壊しつつある。ところが大型液晶画面やP DPの登場で、居間という空間を「ホームシアター」と いう形で再び家庭の中心へと引き戻すことになるかも知 れない。 屋外
Figure:4−2−13
小型化と軽量化が進み、最近では携帯電話の液晶画面で
設置空間別評価 年代別推移「テレビ・モニター」
も見ることができるように開発が進められている。
(14)電子計算機
電子計算機
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
コンピュータは誕生当初、そのものの大きさが非常に大
室
レ
呂
所
関
外
きく、さらに高価でとても家庭で扱えるものではなかっ
昭和20年代
た。その後、コンピュータは小型化がすすめられ、家庭
昭和30年代
用の大きさへ進化したのは1970年代になってからで
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
屋外
平成10年代
*
*
1980年代にはワープロは手提げで持ち運べる大きさ
未発売
ある。
へと小型化が進み、PCもラップトップ型からノート型
Figure:4−2−14
へと小型化が進んだ。手のひらサイズのPDAも普及率
設置空間別評価 年代別推移「電子計算機」
を伸ばしている。
(15)電話
電話
居室・屋外
ト 居
イ
風
台
玄
屋
いうまでもなく一家に一台から一人一台へと進化した電
室
レ
呂
所
関
外
話。元々電話が置かれていた場所は居間あるいは玄関と
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
*
ケーションの道具ではなくなり、家族がお互いの交友関
平成10年代
*
*
係を把握する数少ない機会が失われることになった。
未発売
いう共有空間で、家族はお互いにある程度誰と何を話し ているのか把握できていた。ところが携帯電話の登場に より電話が個電となった今、固定電話は重要なコミュニ
*
Figure:4−2−15 設置空間別評価 年代別推移「電話」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
62
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(16)ビデオ
ビデオ
居室
ト 居
イ
風
台
玄
屋
ビデオの登場とその後のレンタルビデオ産業の登場と
室
レ
呂
所
関
外
で、ビデオは瞬く間に家庭の団らんには欠かせない家電
昭和20年代
になった。ところが小型のテレビがビデオを内蔵したも
昭和30年代
のを主流としたことで、テレビの個電化と共にビデオも
昭和40年代 昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
個電として定着してしまった。
Figure:4−2−16 設置空間別評価 年代別推移「ビデオ」
(17)複写機
複写機
居室
ト 居
イ
風
台 玄
屋
今後、SOHO(Small Offics & Home Office /ソーホー)
室
レ
呂
所 関
外
のような就労スタイルが定着すれば、家庭用のコピー機
昭和20年代
は普及する可能性がある。しかしペーパーレス化が進む
昭和30年代 昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
ことで、紙へ出力する機会すら減りつつある。
平成10年代 未発売 Figure:4−2−17 設置空間別評価 年代別推移「複写機」
(18)ラジオ
ラジオ
屋外
ト 居
イ
風
台
玄
屋
テレビの登場で家庭の中心から逐われることとなったラ
レ
呂
所
関
外 *
ジオは、その後携帯用の情報メディアとして重用される
昭和20年代
室 *
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代 *
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
ことになる。ラジオは家電としてのみでなく、車載用や 緊急用に用いられ、特に緊急用のラジオは発電機能を備 えているものもある。
未発売 Figure:4−2−19 設置空間別評価 年代別推移「ラジオ」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
63
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(19)理美容健康器具
理美容健康器具
トイレ
ト 居
イ
風
台
玄
屋
便座に体重・体脂肪・血圧計を内蔵したものが開発さ
室
レ
呂
所
関
外
れ、便器にも排尿検査機能がついたものが開発されてい
昭和20年代
*
*
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
る。家庭内でも容易に健康診断ができるようになりつつ ある、トイレは家族全員が日常通う空間であり、もとも と健康状態と非常に関係の深い場所でもあるので、健康 管理をするには都合のよい場所といえる。
* *
*
*
Figure:4−2−19 設置空間別評価 年代別推移「理美容健康器具」
(20)冷蔵庫
冷蔵庫
台所
ト 居
イ
風
台 玄
屋
現在販売されている「家電コントローラ」には、冷蔵庫
室
レ
呂
所 関
外
の扉の面にこれを設置するものがある。冷蔵庫の扉の面
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
その設置位置の有効な使い方を考えるときが来ているよ
平成10年代
*
うに思われる。
はメモや伝言を掲示するのに使われていたことや、日常 目にする箇所として、有効に利用する方法が考えられて いる。台所の隅に置かれるのではなく、動線計画の中で
未発売 Figure:4−2−20 設置空間別評価 年代別推移「冷蔵庫」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
64
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
4ー3 誘発行動による集計結果
サンプルから集計したデータを用いて、家電の種類ごとにその誘発行 動の評価を行った。以下にその結果を記す。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
65
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1)アクセスポイント
アクセスポイント
家事
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
アクセスポイントそれ自体は家電同士のネットワーク
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
ルータとして機能するだけだが、家電全体をネットワー
昭和20年代
ク化し作業を効率化するために、このような役割をする
昭和30年代
家電は今後不可欠になると思われる。
昭和40年代 昭和50・60年代 平成元年代 平成10年代
*
未発売
*
Figure:4−3−1 誘発行為別評価 年代別推移「アクセスポイント」
(2)ウェアラブル
ウェアラブル
話す
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
薄膜型のモニターを衣類に組みこんだものが提案されて
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
いる。携帯電話へ届いたメールの閲覧やテレビ電話のモ
昭和20年代
ニターなどの使い方が提案されている。
昭和30年代 昭和40年代
見る
昭和50・60年代 平成元年代
*
小型のモニターを搭載したヘッドマウントディスプレイ
平成10年代
*
が提案されている。両手が自由なままモニターに映し出
未発売
*
*
*
された情報を参照できる。
Figure:4−3−2 誘発行為別評価 年代別推移「ウェアラブル」
(3)オーディオ
オーディオ
聴く
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
携帯電話やデジタルカメラに音楽再生機能が付加されて
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
きたことで、音楽を聴くということがオーディオ機器に
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
依存しない状況になってきている。
Figure:4−3−3 誘発行為別評価 年代別推移「オーディオ」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
66
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(4)家電コントローラ
家電コントローラ
話す
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
現在販売されている家電コントローラは、インターネッ
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
トを利用することができ、ブラウジングや電子メールの
昭和20年代
チェックをすることができる。
昭和30年代 昭和40年代
家事
昭和50・60年代
家電コントローラにより、ネットワーク内の洗濯機の進
平成元年代 平成10年代
*
*
行状況を確認したり、電子レンジの調理レシピの参照な
*
未発売
どをすることができる。
Figure:4−3−4 誘発行為別評価 年代別推移「家電コントローラ」
(5)カメラ
カメラ 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
デジタルカメラの登場と、カメラ付き携帯電話の登場で
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
写真を撮るということが身近になってきている。写真を
昭和20年代
撮るということが「カメラ」に依らない行為になりつつ
昭和30年代 昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代 平成10年代
録る
食
*
*
未発売
ある。
*
聴く
*
記録メディアが大容量になるにつれ、デジタルカメラの
*
なかには音楽データを再生できるものが登場している。
Figure:4−3−5 誘発行為別評価 年代別推移「カメラ」
(6)給湯器
給湯器
家事
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
そもそもの利用法が限定的であることと、家電らしい電
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
化が進まなかったことで、「家事」以外の機能的発展が
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
見られない。給湯器(瞬間湯沸器)自体がキッチンの正 面から消え、屋外やダクトスペースへ移されてしまった ことで、家庭の中でその存在が希薄になっている。
未発売 Figure:4−3−6 誘発行為別評価 年代別推移「給湯器」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
67
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(7)空調器具
空調器具
快適
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
家電のネットワーク化という新しい使い方が提案されて
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
いる中で、空調機器、特にエアコンの存在は重要な位置
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
行う空調器具が実験的に作られているが、今後一般の家
平成10年代
*
庭においてもこのような設備が普及することが考えられ
未発売
*
る。
を占めている。2000年には電子メールを受信するこ とで屋外からも操作できる機種が登場した。 外気温や湿度等から自動的に窓の開閉や空調の設定を
Figure:4−3−7 誘発行為別評価 年代別推移「家電コントローラ」
(8)ゲーム機
ゲーム機
遊ぶ
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
家庭用ゲーム機は通信機能を備えたことでネットワー
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
クゲームという新しい領域を開拓した。VR(Virtual
昭和20年代
Reality)技術の発達により、仮想三次元空間を用いた
昭和30年代
ゲームが登場する日も遠くはないと考えられる。そのよ
昭和40年代 昭和50・60年代
うなゲームが登場した際には、ゲームに対して必要な空
*
平成元年代
間量が求められるようになると考えられる。
*
平成10年代
*
*
未発売 Figure:4−3−8 誘発行為別評価 年代別推移「ゲーム機」
(9)照明
照明
見る
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
夜間の生活を確立したという意味で、生活習慣に及ぼし
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
た影響は計り知れない。ライトアップ効果で生活環境を
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
演出する効果のある照明が販売されており、家庭内の調 光設備として利用することができる。 外部の気象や季節などを判断し、自動的に調光する機能 *
を持った照明はすでに存在しているが、このような照明 はまだ一般的ではない。今後は省エネ対策の一環として このような照明が一般に普及することも考えられる。
Figure:4−3−9 誘発行為別評価 年代別推移「照明」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
68
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(10)洗濯機
洗濯機
家事
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
ネットワーク化により洗濯コースのダウンロードや遠隔
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
監視などの新しい機能の提案がなされており、洗濯から
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
で高齢者や身体障害者の社会生活をより円滑にし社会参
平成10年代
*
加を助けることになると考えられる。
未発売
*
乾燥までの一連の労働を全て自動で行うようになる。こ のような遠隔からの管理と操作は、家事の活動そのもの から人を遠ざけてしまうが、重労働から解放されること
Figure:4−3−10 誘発行為別評価 年代別推移「洗濯機」
(11)掃除機
掃除機
家事
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
人の手を必要としない自動操縦の掃除機が登場してきて
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
いるが、機能そのものの拡大は見られない。掃除機はそ
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
れ自体の役割故に、あらゆる場所に移動するということ がその特性として求められる。その高機動性と環境認知 能力が拡大すれば、掃除機が屋内監視装置としてセキュ リティのための道具に変わることも考えられる。
未発売 Figure:4−3−11 誘発行為別評価 年代別推移「掃除機」
(12)調理器具
調理器具
家事
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
それまでの炊事に不可欠だった「土間」という空間から
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
生活を切り離すことで、近代的な居住スタイルが可能に
昭和20年代
*
*
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
なった。家電の存在はこの変化を作り出す原動力であっ たことはいうまでもない。食生活や家事労働のスタイル の変化は、今後もおこりうる変化であり、それらの建築 空間への影響は少なからずあり得ると見てよいだろう。
Figure:4−3−12 誘発行為別評価 年代別推移「調理器具」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
69
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(13)テレビ・モニター
テレビ・モニター
見る
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
大画面テレビやハイビジョンテレビの登場で、家族がそ
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
ろってホームシアターを楽しめる空間が必要になると考
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
えられる。迫力感のある音響効果を活かすためにも、音 響設計や防音設計を取り入れた空間が求められると考え られる。
*
Figure:4−3−13 誘発行為別評価 年代別推移「テレビ・モニター」
(14)電子計算機
電子計算機
見る・聴く・話す・遊ぶ・録る
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
これらの行為は最新の携帯電話によっても誘発される物
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
である。汎用機であったPCにとって替わるほどの高性
昭和20年代
能化が進んだ携帯電話の登場で、PCは携帯電話とは違
昭和30年代 昭和40年代
う進化を求められるようになると考えられる。
*
昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
*
* *
*
平成10年代
*
*
*
* *
*
Figure:4−3−14 誘発行為別評価 年代別推移「電子計算機」
(15)電話
電話
話す
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
インターネットとの融合で「電子メール」の送受信やウェ
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
ブサイトの閲覧が可能になった。オーディオの項やカメ
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
ラの項でも述べたように、音響・記録機器としての機能 を兼ね備えるようになり、携帯電話は一気に汎用機並み の機能に至った。
平成元年代
*
平成10年代
*
*
* *
* *
*
*
未発売
*
*
*
* *
*
*
Figure:4−3−15 誘発行為別評価 年代別推移「電話」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
70
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(16)ビデオ
ビデオ
見る・録る
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
ビデオの登場とその後のレンタルビデオ産業の登場と
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
で、ビデオは瞬く間に家庭の団らんには欠かせない家電
昭和20年代
になった。居間をホームシアターとして使う機会ができ
昭和30年代
たのである。ところが小型のテレビがビデオを内蔵した
昭和40年代 昭和50・60年代
*
*
平成元年代
*
*
平成10年代
*
*
未発売
*
*
ものを主流としたことで、テレビの個電化と共にビデオ も個電として定着してしまった。
Figure:4−3−16 誘発行為別評価 年代別推移「ビデオ」
(17)複写機
複写機
事務
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
事務的な機能に限られ、一般家庭ではあまり見られない
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
が、近年ではその代用としての機能が他の機器に備わっ
昭和20年代
てきている。それらは完全な代用には至っていないが、
昭和30年代 昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
ペーパーレス化に伴い複写機の在り方は変化の必要に迫 られている。
平成10年代 未発売 Figure:4−3−17 誘発行為別評価 年代別推「複写機」
(18)ラジオ
ラジオ
ラジオ
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
ラジオはリスナーと制作側とが古くから双方向で繋がれ
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
ていたメディアであった。それは電話というメディアが
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
*
平成10年代
*
未発売
*
成り立たせた関係であった。インターネットの登場で電 子メールによる投稿の機会も増えたが、旧来の方法と大 差はなく、よりインターネットの即時性を活かせる機器 へ進化する可能性がある。
Figure:4−3−18 誘発行為別評価 年代別推移「ラジオ」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
71
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(19)理美容健康器具
理美容健康器具
食 見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
休む 健康ブームの高まりで次々と新しい健康器具が登場して きた。高齢者人口が増え、健康意識が世代を問わず高まっ
昭和20年代
*
*
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
し」という精神的な安楽を求める機会も増えてきており、
昭和50・60年代
*
* *
音楽や映像、空間演出といった側面から「癒す」機能を
平成元年代
*
* *
持った家電も登場してくると考えられる。
平成10年代
*
* *
てゆく中で、健康器具の需要は高まるばかりである。 「癒
未発売 Figure:4−3−19 誘発行為別評価 年代別推移「理美容健康器具」
(20)冷蔵庫
冷蔵庫
食
見る
見
聴
話
遊 録
休
快
身 家
事
べ
る
く
す
ぶ る
む
適
嗜 事
務
る
冷蔵庫の扉の広い面に設置する家電コントローラや薄型 のモニターを使って在庫の管理、さらにはそれを携帯電
昭和20年代
*
*
昭和30年代
*
*
昭和40年代
*
*
昭和50・60年代
*
*
情報を発信する家電として、今後も利用価値が高まって
平成元年代
*
*
ゆくことが考えられる。
平成10年代
*
*
*
*
未発売
*
話から参照できるものが登場した。これにより冷蔵庫は 「見る」という行為を誘発するようになった。冷蔵庫は
Figure:4−3−20 誘発行為別評価 年代別推移「冷蔵庫」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
72
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
4−4 集散評価とのクロス集計
集散効果の評価値と各評価項目からクロス集計を行った。以下にその 結果を記す。
なお、クロス集計を行った項目は以下に掲げる6項目である。 1:種類 2:機能 3:誘発行為 4:ボリューム(容量) 5:モバイル性能 6:通信性能
グラフ(1)∼(3)中、各項目の幅はサンプルの評価値の分散を表 し、濃淡はサンプル数の密度を表すものである。
併記表中のサンプルは、2000年以降に発売あるいは現在開発中で あることが調査により分かっている家電を掲載した。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
73
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(1)種類別 集散評価クロス集計
1
2
3
4
ビデオ
5
6
7
SONY CoCoon チャンネルサーバ
テレビ・モニター 照明
日立 水晶玉型ディスプレイ
ラジオ
三菱 コンパクト蛍光灯スタンド
冷蔵庫 オーディオ 空調器具 給湯器
Victor Blu-rayディスクレコーダ
洗濯機
日立 家電コントローラー
三菱 生活演出照明器具「シーン」ZLIT
アクセスポイント ゲーム機
第三世代携帯電話 家電コントローラ 調理器具
東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ ITホーム端末
電話 カメラ
SHARP 高速ファクシミリ FO-2000
NEC 携帯電話 TZ-804
複写機
SHARP 日本語ワープロ 書院
布団乾燥機 理美容器具
東芝 音声認識 ハンズフリーヘッドセット
電子計算機
SHARP 超薄型ノートパソコン メビウスノートPJ PC-PJ1
掃除機 ウェアラブル
Figure:4−4−1 種類別 集散評価クロス集計
集合効果のある家電の種類 サンプル
種類
評価
東芝 ネットワーク家電端末 IT アクセスポイント
アクセスポイント
5
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
ウェアラブル
2
三洋 ウェアラブルディスプレイ
ウェアラブル
2
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi
オーディオ
5
SONY 音楽再生機能付きチョロ Q
オーディオ
3
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホーム端末
家電コントローラ
3
日立 家電コントローラー
家電コントローラ
5
三洋 ネットデジカメ
カメラ
4
SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機
空調器具
5
SONY PlayStation2
ゲーム機
4
Microsoft XBox
ゲーム機
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機
洗濯機
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホームランドリー
洗濯機
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT レンジ
調理器具
4
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS
テレビ・モニター
4
SHARP 1ビットシアターシステム Auvi
テレビ・モニター
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
テレビ・モニター
5
日立 水晶玉型ディスプレイ
テレビ・モニター
3
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
テレビ・モニター
7
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス
電子計算機
3
SHARP メビウスノート MURAMASA
電子計算機
3
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
電話
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
電話
1
SONY CoCoon チャンネルサーバ
ビデオ
5
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
ビデオ
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
ビデオ
6
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
ビデオ
7
ブロードバンドラジオ
ラジオ
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT 冷蔵庫
冷蔵庫
5
Figure:4−4−2 サンプル家電と集散効果の評価
予想に反することなく「テレビ・モニター」「ビデオ」が高い評価を 示した。ただし、「テレビ・モニター」は評価のばらつきが多く、高 い評価を示したものは「大画面」「3D 表示」「シアターシステム」な どの高付加価値を持つものであり、逆に低い評価を示したものは「持 ち運び可能」「小型」というタイプの製品であった。後者は個電とし て扱われるタイプのテレビであるといえる。 照明のなかで非常に評価が高かったのは、「生活演出」と呼ばれる機 能を持った製品であった。いわゆるライトアップの機能を持ったもの で、家族パーティーなどのムード演出につかわれるものである。 「空調器具」もやや高めの評価だが、単なる冷暖房だけのものは個電 になっているので評価は低い。 分散効果のある家電の種類 新しいタイプの家電である「ウェアラブル」は全体的に非常に低い評 価を示した。そもそも個人が身につけるものなので、他人と共有しな い分集合する要素を持たないのである。 第三世代携帯電話も評価は低い。第三世代携帯電話は音楽再生や動画 の録画編集まで行える多機能電話になる見通しで、あらゆる家電的な 要素を詰め込んだパーソナルツールとなるだろう。 PCは個人情報を扱うことや、すでに一人一台持つべきだという意識 も芽生えていることから、低い評価を示している。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
74
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(2)機能別 集散評価クロス集計
1
2
3
4
5
6
7
快適
三菱 コンパクト蛍光灯スタンド 見る
京セラ 携帯型テレビ電話 ビジュアルホン VP-110
日立 ルームエアコン
松下寿 赤外線コタツ
録る
聴く
家事
ビクター VTR・HR3300 VHS1号機)
東芝 音声認識 ハンズフリーヘッドセット
SONY CoCoon チャンネルサーバ
第三世代携帯電話
事務
食べる
遊ぶ
身嗜
Microsoft XBox SHARP 超薄型ノートパソコン メビウスノートPJ PC-PJ1
話す
休む
Figure:4−4−3 機能別 集散評価クロス集計
集合効果のある機能 サンプル
種類
評価
東芝 ネットワーク家電端末 IT アクセスポイント
通信
5
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
AV、通信
2
三洋 ウェアラブルディスプレイ
AV,娯楽
2
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi
AV,記録
5
SONY 音楽再生機能付きチョロ Q
AV、娯楽
3
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホーム端末
通信
3
日立 家電コントローラー
通信、空調
5
三洋 ネットデジカメ
AV、通信、記録
4
SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機
空調
5
SONY PlayStation2
娯楽
4
Microsoft XBox
娯楽
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機
家事
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホームランドリー
家事
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT レンジ
調理
4
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS
AV、通信
4
SHARP 1ビットシアターシステム Auvi
AV、通信
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
AV、通信
5
日立 水晶玉型ディスプレイ
AV
3
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
AV、通信
7
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス
AV, 娯 , 事 , 通 , 記
3
SHARP メビウスノート MURAMASA
AV, 娯 , 事 , 通 , 記
3
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
通信、記録
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
AV, 娯 , 通 , 記
1
SONY CoCoon チャンネルサーバ
AV、通信、記録
5
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
AV、記録
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
AV、記録
6
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
AV、記録
7
ブロードバンドラジオ
AV、通信
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT 冷蔵庫
家事、通信
5
機能別で見た場合、「AV」「空調」「記録」「娯楽」と言ったものは評 価の幅が最低値から最高値まで分散している。これは、このような機 能を持った機器がすでに「個電」になっていることを示している。 「通 信」でいえば「携帯電話」、 「AV」でいえば「テレビ」「ビデオ」 、 「娯 楽」でいえば「ゲーム機」が該当する。 つまり、現代の「個室」をこれまでの「居間」のような空間に変えて いるのは、このような機能を持つ家電が原因であると考えられる。 「個 室」からこのような家電を取り除けば、残りはほぼ全て、強い分散効 果を持つものは無くなってしまう。 分散効果のある機能 前述の通り、「AV」「通信」「記録」「娯楽」といった機能を持つ家電 は強い集合効果があると共に、強い分散効果があると考えられる。つ まり、「居間」と「個室」両方に同じ機能を持った機器がある場合、 どちらの空間で利用するかの判断はユーザーの意志ひとつで決まる。 例えば、ある一定の年齢に達した子供ならばまず間違いなく「個室」 での利用を選択するだろう。子供が個室に引きこもることを敬遠する ならば、 「個室」と「居間」の両方に同じ機能を持った家電を設置しな い方が賢明であると考えられる。
Figure:4−4−4 サンプル家電と集散効果の評価
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
75
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(3)誘発行為別 集散評価クロス集計
1
2
3
4
5
6
7
空調
YASHICA エレクトロ35
SHARP ハイビジョンテレビ 36C-SE1
照明
通信
東芝 音声認識 ハンズフリーヘッドセット 記録
AV
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05 家事
松下 ポータブルラジオ TR 505A 第三世代携帯電話
娯楽
Apple Macintosh SHARP カラーザウルス MI-10DC
調理
SHARP 日本語ワープロ 書院
事務
理美容健康
Figure:4−4−5 誘発行為別 集散評価クロス集計
このグラフによると、誘発行為はその性質によって3種類に分類でき サンプル
誘発行為
評価
東芝 ネットワーク家電端末 IT アクセスポイント
家事
5
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
聴く、話す
2
三洋 ウェアラブルディスプレイ
見る
2
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi
聴く
5
SONY 音楽再生機能付きチョロ Q
聴く、遊ぶ
3
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホーム端末
家事
3
日立 家電コントローラー
見る、家事
5
三洋 ネットデジカメ
見る、録る
4
SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機
快適
5
SONY PlayStation2
遊ぶ
4
Microsoft XBox
遊ぶ
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機
家事
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホームランドリー
家事
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT レンジ
家事、食べる
4
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS
見る
4
SHARP 1ビットシアターシステム Auvi
見る
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
見る
5
日立 水晶玉型ディスプレイ
見る
3
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
見る
7
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス
見、聴、話、事務
3
SHARP メビウスノート MURAMASA
見、聴、話、事務
3
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
話す、録る
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
見,聴,話,録,遊
1
SONY CoCoon チャンネルサーバ
見る
5
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
見る、録る
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
見る、録る
6
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
見る、録る
7
ブロードバンドラジオ
聴く
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT 冷蔵庫
見る、家事、食る
5
ることが分かる。まず第一の分類は「集合・分散の両方の効果がある 行為」で、 「快適」「見る」「録る」「聴く」の4つが該当する。つまり、 これらの行為に関係する家電は、「個電」になったもの、あるいはな りつつあるものである。第二の分類は「分散効果のある行為」である。 「身嗜み」「話す」「休む」「遊ぶ」の4つで、プライベートな場面での 行為が中心となっている。第三の分類は「どちらとも言えない行為」 である。 集合効果のある行為 「録る・見る・聴く」に関係するAV機器、テレビ。モニターに集合 効果があると考えられるが、これらは同時に「個電」でもあるので配 置には注意が必要である。 分散効果のある行為 前述の通り、プライバシーを強く意識する行為に関係する家電は分散 効果を持っていると言える。例えば「携帯電話」 「パソコン」等の他に、 音楽を視聴する「オーディオ」や「テレビ」も、聴く音楽や見る内容 に個人の趣味が反映する家電であるといえる。
Figure:4−4−6 サンプル家電と集散効果の評価
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
76
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(4)家電ボリューム別 集散評価クロス集計
0%
20%
40%
5
80%
100%
7
7 0
6
60%
1
18
5
3
2
14
46
13
4
8
3
26
12
6
7
2
1
2
27
4
1
7
6
0
7
極小
小
中
0
0
大
Figure:4−4−7 誘発行為別 集散評価クロス集計
集散効果評価値ごとに、サンプルとして収集した家電のうち家電の占 サンプル
ボリューム
評価
東芝 ネットワーク家電端末 IT アクセスポイント
小
5
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
極小
2
三洋 ウェアラブルディスプレイ
極小
2
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi
中
5
SONY 音楽再生機能付きチョロ Q
小
3
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホーム端末
小
3
日立 家電コントローラー
大
5
三洋 ネットデジカメ
極小
4
SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機
小
5
SONY PlayStation2
中
4
Microsoft XBox
中
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機
中
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホームランドリー
大
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT レンジ
中
4
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS
小
4
SHARP 1ビットシアターシステム Auvi
中
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
小
5
日立 水晶玉型ディスプレイ
小
3
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
大
7
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス
極小
3
SHARP メビウスノート MURAMASA
小
3
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
極小
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
極小
1
SONY CoCoon チャンネルサーバ
中
5
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
中
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
中
6
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
中
7
ブロードバンドラジオ
小
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT 冷蔵庫
大
5
有空間量(ボリューム)別構成比をグラフ化した。 中規模で高付加価値の家電は集合効果が高い グラフによると、高い評価を得ているのは中規模から大規模の家電製 品である。これらに該当するのは「テレビ・モニター」 「ビデオ」 「オー ディオ」などのAV機器、つまり現代の「居間」のイメージを構成し ている家電製品である。また、これらのAV機器は常に高画質・高音 質や大容量・大画面などの高付加価値をつけられた新製品が登場して いる分野である。「居間」という空間の存在感を高めるには、これら の家電を導入する意義は大きいと考えられる。 固定的な家電の集合効果 大規模で固定的な家電は、家庭内に少量しか設置せず、尚かつ「個電」 にはならないものが該当する。「冷蔵庫」や「洗濯機」などの白物家 電、大画面やハイビジョン対応などのテレビである。これらの家電は 家庭内にせいぜい1つしか設置されないため、そのぶん生活者はそれ を必要とするときに設置場所へ移動しなければならない。つまり、 「A V」や「娯楽」といったエンターテインメント性のある機能がなくて も、これらの家電には動線をうむ要素があるといえる。
Figure:4−4−8 サンプル家電と集散効果の評価
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
77
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(5)モバイル性能別 集散評価クロス集計
0%
20%
40%
60%
80%
100%
9
7
0
36
6
2
80
5
9
20
4
8
22
3
14
5
2
6
1 0
モバイルなし
モバイルあり
Figure:4−4−9 モバイル性能別 集散評価クロス集計
集散効果評価値ごとに、サンプルとして収集した家電のうちモバイル サンプル
モバイル性能
評価
東芝 ネットワーク家電端末 IT アクセスポイント
なし
5
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
あり
2
三洋 ウェアラブルディスプレイ
あり
2
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi
なし
5
SONY 音楽再生機能付きチョロ Q
あり
3
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホーム端末
なし
3
日立 家電コントローラー
なし
5
三洋 ネットデジカメ
あり
4
SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機
なし
5
SONY PlayStation2
なし
4
Microsoft XBox
なし
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機
なし
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホームランドリー
なし
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT レンジ
なし
4
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS
なし
4
SHARP 1ビットシアターシステム Auvi
なし
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
なし
5
日立 水晶玉型ディスプレイ
なし
3
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
なし
7
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス
あり
3
SHARP メビウスノート MURAMASA
あり
3
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
あり
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
あり
1
SONY CoCoon チャンネルサーバ
なし
5
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
なし
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
なし
6
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
なし
7
ブロードバンドラジオ
なし
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT 冷蔵庫
なし
5
性能を持つ家電と非モバイル家電との構成比をグラフ化した。 モバイル性は分散効果を高める 評価値が増加するにつれて、非モバイル家電の構成比が増加している。 このことより、家電のモバイル性能が集散効果に関係していることは 明らかである。無線技術やバッテリー技術の向上によって今後さらに モバイル性能をもつ家電が増えると考えると、これから登場する家電 は潜在的に分散型に指向しているということができる。
Figure:4−4−10 サンプル家電と集散効果の評価
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
78
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(6)通信性能別 集散評価クロス集計
0%
20%
40%
60%
80%
5
7
1
24
6
100%
1
22
2
72
5
7
22
4
2
28
3
4
7
4
2
8
5
1
8
なし
受信のみ
送受信
Figure:4−4−11 通信性能別 集散評価クロス集計
集散効果評価値ごとに、サンプルとして収集した家電のうち通信性能 サンプル
通信性能
評価
東芝 ネットワーク家電端末 IT アクセスポイント
送受信
5
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
送受信
2
三洋 ウェアラブルディスプレイ
送受信
2
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi
なし
5
SONY 音楽再生機能付きチョロ Q
なし
3
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホーム端末
送受信
3
日立 家電コントローラー
送受信
5
三洋 ネットデジカメ
送受信
4
SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機
なし
5
SONY PlayStation2
送受信
4
Microsoft XBox
送受信
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機
送受信
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT ホームランドリー
送受信
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT レンジ
送受信
4
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS
受信のみ
4
SHARP 1ビットシアターシステム Auvi
なし
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
なし
5
日立 水晶玉型ディスプレイ
なし
3
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
受信のみ
7
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス
送受信
3
SHARP メビウスノート MURAMASA
送受信
3
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
送受信
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
送受信
1
SONY CoCoon チャンネルサーバ
送受信
5
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
なし
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
なし
6
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
なし
7
ブロードバンドラジオ
受信のみ
5
東芝 ネットワーク家電端末 IT 冷蔵庫
送受信
5
の差異による構成比をグラフ化した。 高度な通信性能は分散効果を高める グラフ中、評価6において「受信のみ」の構成比が大きいのは、これ が「テレビ・モニター」に該当するからである。集散効果評価値が小 さくなるにつれて、「送受信」の割合が増えるが、これは「電話(携 帯電話)」や「電子計算機(PC)」などの分散効果の高い家電がこれ に該当するからである。このグラフからは、通信性能が高まるにつれ て分散効果が顕著になってくることを読みとることができる。
Figure:4−4−12 サンプル家電と集散効果の評価
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 集計・分析結果
79
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
まとめ Conclusion
Five
5 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 まとめ
80
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
5ー1 まとめ
評
製品名
(1)家電製品の集散効果
価
三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ
7
SONY Blu-ray ディスクレコーダ
7
Victor Blu-ray ディスクレコーダ
7
SHARP デジタルハイビジョンレコーダ
6
SONY CoCoon ディスクレコーダ
6
Philips Small Form Factor Technology
6
Victor デジタルハイビジョンムービー
6
中心的存在になった。その後、テレビが手頃な価格になり一層身近な
SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi SD-NX1
5
物になったことで、一人一台におよぶ普及率を示すようになった。い
三洋 洗濯機 ASW-ZR800
5
SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機 えりピカそでピカ ES-U80C/U70C SHARP 1ビットシアターシステム Auvi SD-ST100 東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT アクセスポ イント SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機 FU-M40CX Microsoft XBox
5 5 5 5
集散効果と歴史的背景 戦後、街頭テレビが登場すると日本人は挙ってそれに群がった。家庭 にテレビが普及しはじめると、「居間」は娯楽と団欒の場として家の
わゆるテレビの「個電」化である。テレビが家電から「個電」となっ たことで、それまでの「ひとつのテレビを家族全員で居間で鑑賞する」 というスタイルが崩れ、「一人で個室(=自室)で鑑賞する」という スタイルに変化していった。今やテレビは身の回りに溢れ、一人の人 間が一日に参照するテレビの数は計り知れない。
5
東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT ホームラン ドリー
5
テレビの価値や形態が変化したことにより、その視聴スタイルも変化
SONY CoCoon チャンネルサーバ
5
東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT 冷蔵庫
5
してきた。これはテレビのみに限らず、コンピュータを例にとっても
日立 家電コントローラー
5
三洋 有機 EL ディスプレイ
5
同じことが言える。価値や形態の変化が、その家電製品に群がる人の
三洋 ワイヤレス有機 EL ディスプレイ
5
三洋 有機 EL15 型ディスプレイ
5
ブロードバンドラジオ
5
SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS LC-20C1
4
SHARP 高精細 TFT 液晶 ワンダーピクス
4
SONY PlayStation2 内蔵ハードディスク
4
東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT レンジ
4
三洋 ネットデジカメ
4
SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス MI-E1
3
SHARP メビウスノート MURAMASA PC-MT1-H1/H1S
3
1:家電の種類
東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT ホーム端末
3
2:家電の機能
SONY メモリースティック搭載 音楽再生機能付きチョロ Q 3
数を変える要因になりうることは明らかである。 集散効果に影響する要素 本研究では、家電の特性を調査し下記の6種類の要素で分類すること で、各特性ごとの集散効果に対する影響の考察を行った。
日立 水晶玉型ディスプレイ
3
3:家電が誘発する行為
東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット
2
ウェアラブルインターネットアプライアンス
2
4:家電の空間容量(ボリューム)
三洋 ウェアラブルディスプレイ
2
三洋 3D モバイルヘッドマウントディスプレイ
2
SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05
1
三洋 3G(第 3 世代)携帯電話
1
5:家電のモバイル性能 6:家電の通信性能
Figure:5−1−1
集合効果のある要素と分散効果のある要素は、下表のようにまとめら
2000年以降発売・未発売製品の集散評価
れる(Figure: 5−1−2)。特筆すべきなのは、要素2、3におい て同じ項目が含まれることである。
要素 1 2 3 4 5 6
集合効果
分散効果
ビデオ、テレビ・モニター、照明、ラジオ、オーディオ、 理美容健康器具、電子計算機、掃除機、ウェアラブル 空調器具 空調、照明、通信、記録、AV 快適、見る、録る、聴く 大 モバイルなし なし、受信のみ
照明、通信、記録、AV、娯楽、理美容健康 快適、見る、録る、聴く、遊ぶ、身嗜み、話す、休む 極小、小 モバイルあり 送受信
Figure:5−1−2 集散効果に影響する要素
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 まとめ
81
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
家電製品の汎用機化 このようになる原因には、家電製品それ自体が多機能化し、一度に多 くの情報を取り扱えるほどに高性能化したことにある。これまで専業・
電話 娯
通
記
役割分担されていた家電同士が、これにより機能と誘発行為とを他の
AV 楽
信
録
家電と重複するようになった。例えば、電話にカメラが搭載され撮影
昭和20年代
*
昭和30年代
*
昭和40年代
*
昭和50・60年代
*
平成元年代
という行為が電話でも行えるようになった。PCに音楽再生機能が搭 載され音楽鑑賞という行為がPCでも可能になった。さらにデジタル カメラにも音楽再生機能が搭載されるようにもなった。
*
*
平成10年代
*
*
*
*
このような家電の汎用機化により、これまで空間や機器にとらわれて
未発売
*
*
*
*
いた行為がシームレスに繋がるようになった。ここに新しい家電の発 展型を見ることができる。
Figure:5−1−3 電話の機能の経年変化
新出家電の特性評価 サンプル家電の集計評価値を家電の種類別に集計したグラフが Figure:5−1−5である。本図表によると、同一種類の家電において、
テレビ・モニター 娯
通
記
製品の集散効果の違いを把握することができる。例えば「家電コント
録
ローラ」において、 「日立 家電コントローラ」と「東芝 フェミニティ」
AV 楽
信
昭和20年代
*
*
*
昭和30年代
*
*
*
昭和40年代
*
*
*
昭和50・60年代
*
*
*
平成元年代
*
*
*
新出家電の評価を表中にプロットすることで、新旧の家電の特性の違
平成10年代
*
*
*
いを比較することが可能である。
未発売
*
*
*
とではその集散効果の違いから、前者は個室に向いていることがわか り、後者は共有室に向いていることが分かる。あるいは、前者の設置 空間は個室向き、後者の設置空間は共有室向きであるといえる。また、
Figure:5−1−4 テレビ・モニターの機能の経年変化
1
2
3
4
ビデオ
5
6
7
SONY CoCoon チャンネルサーバ
テレビ・モニター 照明
日立 水晶玉型ディスプレイ
ラジオ
三菱 コンパクト蛍光灯スタンド
冷蔵庫 オーディオ 空調器具 給湯器
Victor Blu-rayディスクレコーダ
洗濯機
日立 家電コントローラー
三菱 生活演出照明器具「シーン」ZLIT
アクセスポイント ゲーム機
第三世代携帯電話 家電コントローラ 調理器具
東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ ITホーム端末
電話 カメラ 複写機
SHARP 日本語ワープロ 書院
布団乾燥機 理美容器具
SHARP 高速ファクシミリ FO-2000
NEC 携帯電話 TZ-804
東芝 音声認識 ハンズフリーヘッドセット
電子計算機 掃除機
SHARP 超薄型ノートパソコン メビウスノートPJ PC-PJ1
ウェアラブル
Figure:5−1−5 種類別 集散評価クロス集計
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 まとめ
82
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
(2)集散効果を利用した家電の配置方法の提案
家電の集散効果を利用して、居室空間における生活者の集合と分散を 調整する方法について考察を行った。 居間と個室の平衡状態 テレビの例に見ることができるように、最近では「居間」という空間 の魅力が薄れ、逆に個室が居間と同じかそれ以上に便利で快適な空間 へと変化してきている。これを「居間と個室の平衡状態」と呼ぶとす ると、居間により集散評価の高い家電を設置するか、個室から撤去(あ るいは設置しない)することでこの平衡状態を崩すことができると考 えられる。 家電の種類からのアプローチ 最新のテレビではハイビジョン放送対応型や大画面のPDPなど、付 加価値の高いものが販売されている。ビデオに関しても長時間録画や DVD再生など、既存の製品に比べて付加価値が高い。このような新 製品を導入することで、居間への関心を惹きつけることが可能である。 家電の機能からのアプローチ 個室にあって居間にはない機能を引き込むことで、機能的な平衡を求 めることができる。娯楽や通信という機能はゲームや携帯電話・イン ターネットという形で個室へと移っていたが、これを居間でも利用で きるようにすることで、改善を試みることができる。
このような思考とは逆の考え方で積極的な分散を図ることも可能であ る。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 83
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
5ー2 展望
今、コンピュータ・サイエンスの最先端で注目されている概念が「ユ ビキタス・コンピューティング(UC)」である。「ユビキタス」とは、 近代ラテン語で「遍在=どこにでも存在する」という意味を持つ言葉 である。つまり、UCとは「どこにでもコンピュータが存在する」と いう考え方である。 このような環境はあと数年という範囲での実現は難しい。もっとも、 UC環境を実現するために必要な技術の大部分が、まだ実験段階を脱 していない。しかし、UC環境に向かう流れを考えたときに、20世 紀末のインターネットと携帯電話の爆発的な普及、そして家電のネッ トワーク化といった出来事は、そのごく初期の現象として捉えること が出来るだろう。 ほぼ全ての家電製品はマイクロコンピュータを搭載しており、その意 味でUC環境の実現に対し負うべき役割は大きい。特に家電のネット ワーク化への動きは、UC環境実現への第一歩である。本研究はUC 環境の到来を見据え、過去から現在、そしてこれから登場してくる家 電製品を取りあげ、それらが建築や生活環境に及ぼす変化を観測しよ うと試みたものである。そのひとつの方法として家電製品の集散効果 に着目し、建築、特に住宅の中での在り方の分析を試みたものである。
本研究を終え、その意義を再認識すると共に、今後の研究方法におけ る課題も出てきた。 第一点に、集散効果を評価する際の評価基準の再検討が必要であると 思われる。今回の研究で用いた基準では大まかな分類はできたものの、 より厳密で緻密な評価基準を追求する余地はまだ残っていると思われ る。 第二点に、実際の住宅の中での家電の配置や家族の集散に関してケー ススタディを行ったほうが、より塩密な評価や具体的な提案を試みる ことができたと思われる。 家電製品やUCを扱った既往研究や類似研究、さらには具体的な研究 事例に乏しく、論文として結論を提案することが困難なテーマである。 本研究はその意味でまだ突き詰めるべき箇所を多く残しているが、こ れらを突き詰める意味においても、今後も継続的な研究と研鑽を行っ てゆきたい。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 まとめ
84
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
Gratitude
謝辞 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 謝辞
85
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
謝辞 本論文の制作にあたり、ご指導下さった渡辺仁史先生と、かたちづく りゼミの諸先輩方に感謝いたします。
10月21日の八王子合宿では、鋭い指摘でそれまでの研究の弱点を 突き、軌道修正を促してくださった山口さん、長沢さん、小松さん、 木村謙さん、ありがとうございました。 特に木村さんにはその後も多くのアドバイスを頂きました。
最後の追い込みの時期に、具体的な提案や作業の手伝いをしてくれた 福西君と、我が兄順氏にも感謝の言葉を贈らせて頂きます。
そして、 挫折と絶望の淵からこの論文を共に書き上げて下さった担当の小杉さ んには感謝の言葉もありません。 ありがとうございました、 よりも、申し訳ありませんでした、の方が相応しいかも知れません。
最後に、辛く長い道のりを共に歩み、励まし合った同級の仲間たちに も感謝の言葉を贈ります。
2002年11月
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 謝辞
86
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
おわりに 私の大学生活は、これまでの学生生活の中で最も「不真面目」な態度 だった。建築学科に入学したこと、それ自体を悔やんだことはないが、 建築を積極的に学ぼうとしたり、授業をまじめに聞いたりということ はほとんどなかった。
高校まで真面目な学生を演じていた私をそんな風に変えてしまったの は、全てインターネットとの出会いからだった。
インターネットと出会ってからの生活は大学生だったからできたよう なもので、朝の7時に寝て昼の2時に起きることが「ふつう」の生活 習慣になってしまった。その上起きている間はPCの前にくっついて 離れず、やっていることはといえばウェブのブラウジングかサイトの 制作かのどちらかだった。私にとってウェブこそ人生だった。ウェブ で生きていこうとも思った。
そんな私を変えたのは2001年の建築展への参加だった。ここでそ の熱い思い出を語るのはやめにするが、建築とウェブの中間でものを 考えるというスタイルを確立しようと思い立った。私にとって純粋に 建築だけの世界は、あまりにも厳格すぎて疲れる世界だったのだ。
いつしか、私にとってのウェブへの興味は、単なるコンテンツだけに 留まらず、それを閲覧するためのPCやプログラムそれ自体へも向け られるようになった。もともとコンピュータとか機械が好きだったこ とも関係しているだろう。自分のマシンをパーツから組み立てる、い わゆる「自作」に嵌りはじめ、家電の聖地、秋葉原へ思い出したよう に通い出した。 私にとってネットというものは、そのコンテンツやコミュニケーショ ンだけではなく、それを取り巻く全てになった。そして丁度同じ頃、 「ユ ビキタス」という概念と出会った。それはまさしく未来の世界だった。 こんな世界を想像し、しかもそれを実際にかたちにすることに最も近 い分野は何かと言うことを考えた時、自分が建築という世界の中にい たことをどれほど幸いと思ったことか。建築という茫漠な世界の中で、 自分の居場所を見つけられたと思った。「僕にはまだ帰れるところが あるんだ、こんなにうれしいことはない」とさえ思わず口を滑らした。 論文制作の途中で何度も挫折しそうになったり、実際何度か挫折した けれども、やはり私にはこの分野が一番似合っていると思う。実際、 自分の興味で始めたことでもあるわけで。 いい年しても夢みたいなことをひたすら考えている人間がいたって良 いと思う。馬鹿げていると言われても、常にラディカルな自分であり 続けたい。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 謝辞
87
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
Bibliography
参考文献 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 参考文献
88
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
書籍
インターネットは平成の神器か (博報堂総合研究所/NTT出版/2000年)
インターネット白書2001 (インターネット協会監修/インプレス/2001年)
インターネット白書2002 (インターネット協会監修/インプレス/2002年)
現代用語の基礎知識付録 現代用語20世紀辞典 (自由国民社/1998年)
図解 デジタル家電が産業のトップになる (日向直明/中継出版/1999年)
図説・近代日本住宅史 幕末から現代まで (内田青三、大川三雄 編著/鹿島出版会/2001年)
ユビキタス・コンピュータ革命 −次世代社会の世界標準 (坂村健/角川oneテーマ21/2002年)
ウェブサイト
秋葉原の歴史 (http://www.akiba.or.jp/history/)
国立科学博物館 産業技術の歴史 産業技術資料データベース (http://stsdb.kahaku.go.jp/index.html)
SANYO 洗濯機事業50年の歴史 (http://www.sanyo.co.jp/cc/sw50th/history/)
ASCII24. com (http://ascii24.com/)
半世紀 recollection (http://www.edu.ipc.hiroshima-cu.ac.jp/~f23048/recollection/ index.html)
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 参考文献
89
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
Data Base
Chapter Two
資料編
第二部
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
1
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
データ編 索引
3
1 統計資料集成 1ー1 統計データ 1ー2 アンケート資料
63
2 家電資料集成
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
2
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
統計資料集成
Statistics Data Collection
One
1 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
3
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー1 統計データ
1 国内インターネット利用者数
2 接続場所・利用機器別 国内インターネット利用者数推移
3 インターネット利用世帯の接続場所+利用機器別構成比
4 国内インターネット世帯浸透率
5 インターネット利用世帯における利用機器
6 利用機器別インターネット世帯普及率
7 地域別 インターネットの世帯普及率
8 地域別 携帯電話・PHS 所有世帯における携帯電話・PHS によるインターネット利用率比較
9 地域別 インターネット利用形態別世帯普及率
10 インターネット利用世帯におけるブロードバンド・ナローバン ド構成比
11 地域別 インターネット利用世帯におけるブロードバンド・ナ ローバンド構成比
12 インターネット利用者の性別構成比
13 年代別 インターネット利用者の性別構成比推移
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
4
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
14 インターネット利用者の年代別構成比推移
15 インターネット利用者の性別構成比推移
16 ブロードバンドになって変わったこと
17 ブロードバンド型サービス利用経験
18 年齢別 家族と回線を共用している人
19 家庭での回線共用状況
20 ブロードバンドにして良かったこと
21 ネットワーク利用の進化として望むかたち
22 家電製品を選ぶ時の一番重要なポイント
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
5
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
国内インターネット利用者数
1
国内インターネット利用者数 (12月は推測値)
6000.0 5430.0
分類:
5000.0 4619.6
統計資料
4383.0
4000.0
所見:
(万人)
3263.6 3040.0 3000.0
国内のインターネット利用者数は2002 2000.0 1430.0
年度末で5000万人を超えており、4 年
1937.7
1830.0 1508.5
間で 5 倍以上に増加した。
1009.7 1000.0
0.0 1998.02
1998.12
1999.02
1999.12
2000.02
2000.12
2001.02
2001.12
2002.02
2002.12
利用者数
タイトル:
データ番号:
接続場所・利用機器別 国内インターネット利用者数推移
2
接続場所・利用機器別 国内インターネット利用者数推移
6000
720.0
5000
677.4
990
分類: 統計資料
673.0
4000
819.9
所見:
(万人)
785 3000
652.5
1690
498.0
2000
635 580
589.8
565.6
873.5
893.1
携帯電話からのインターネット利用ユー
1336.7 1260
ザーが大半を占め、意外にも自宅機器から の利用ユーザーが少ない。
746.8
1000
415 548.9 209.9
0
543 3.0 366.4
280
287.5
570
631.2
1998.12
1999.02
780
821.5
1999.12
2000.02
1125.5
1152.4
2000.12
2001.02
1665
1785.6
2001.12
2002.02
2030
251 1998.02
自宅機器から
タイトル:
自宅・勤務先・学校の両方から
勤務先・学校の機器から
2002.12
携帯電話・PHSのみ
インターネット利用世帯の接続場所+利用機器別構成比
データ番号: 3
インターネット利用者の接続場所+利用機器別構成比
14.7
分類: 統計資料 38.7
所見:
17.7
自宅機器からのインターネット利用ユー ザーの割合が最も多い。
28.9
自宅機器から
自宅、勤務先・学校の機器両方から
勤務先・学校の機器
携帯電話・PHSのみ
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
6
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
国内インターネット世帯浸透率
4
国内インターネット世帯浸透率
分類: 統計資料 37.6
所見: 今でも尚、インターネットは全体の4割の 世帯で導入されていない現実が分かる。
62.4
利用あり
タイトル:
利用なし
データ番号:
インターネット利用世帯における利用機器
5
インターネット利用世帯における利用機器
分類:
63.9
統計資料 66.1
所見: 携帯電話によるインターネット利用者が、
45.1
70%近くにものぼることは、特筆するに 値する。
2.5
0
10
20
30
40
自宅からその他の機器
タイトル:
50 (%)
60
勤務先・学校の機器
携帯電話
70
80
90
100
自宅パソコン
データ番号:
利用機器別インターネット世帯普及率 インターネット利用世帯の接続場所+利用機器別構成比
6
11.8
分類: 統計資料
11.7 37.6
所見: 9.9
0.2
9.1
1.5 4.0 6.6
携帯電話PHSのみ 自宅PC、勤務先・学校の機器 TVゲーム機その他
自宅PC、携帯電話・PHS 勤務先・学校の機器、携帯電話・PHS インターネット利用なし
7.6
自宅PC、勤務先・学校の機器、携帯電話・PHS 勤務先・学校の機器
自宅PCのみ TVゲーム機その他、自宅PC
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
7
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
地域別 インターネットの世帯普及率
7
地域別普及率
100.0
90.0
分類:
80.0
統計資料
70.0
67.4 62.4
63.3
61.4
60.0
(%)
57.4
55.0
53.2
57.0
所見:
50.0
地方圏での普及率は、関東・中部・近畿等 40.0
の大都市圏に比べて低くなっている。 30.0
20.0
10.0
0.0 全国
タイトル:
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州
地域別 携帯電話・PHS 所有世帯における携帯電話・PHS
データ番号:
によるインターネット利用率比較
8
地域別 携帯電話・����Ę PHS所有世帯における携帯電話・PHSによるインターネット利用率比較
100.0
90.0
分類: 80.0
統計資料
70.0
60.0
58.5
56.4
55.9
57.4
55.8
(%)
51.8
40.8
所見:
46.0
45.4
43.3
52.7
51.5
50.0
全体的に見て、携帯電話でのインターネッ
42.2
40.1
38.7
40.0
37.8
ト利用率の伸びが顕著である。
30.0
20.0
10.0
0.0 全国
北海道
東北
関東
中部 2001
タイトル:
近畿
中国・四国
九州
2002
データ番号:
地域別 インターネット利用形態別世帯普及率 地域別 インターネット利用形態別世帯普及率
9
100.0
90.0
分類:
80.0
統計資料
70.0
(%)
60.0
50.0 44.5 41.2
所見:
42.7 40.5
39.3
40.0
36.9
都市圏では、携帯電話によるインターネッ
36.2
35.3
30.0
20.0
ト利用形態の割合が、全体に比べて高く 39.9
41.8
40.1
39.7
40.0
39.1
37.1
なっている。
36.2
10.0 1.5
1.2
1.8
1.0
1.5
1.5
1.4
1.4
0.0 全国
北海道
東北
関東 携帯電話・PHS
中部
PC
近畿
中国・四国
九州
ゲーム機その他
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
8
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
インターネット利用世帯におけるブロードバンド・ナローバン
データ番号:
ド構成比
10
インターネット利用世帯におけるブロードバンド・ナローバンド構成比
18.5
分類: 統計資料 所見: ブロードバンド利用世帯は、未だに全体の 20%程度にしか過ぎない。 81.5
ブロードバンド
タイトル:
ナローバンド
地域別 インターネット利用世帯におけるブロードバンド・ナ
データ番号:
ローバンド構成比
11
地域別 イン����� ターネット利用世帯におけるブロードバンド・ナローバンド構成比
100%
90%
18.5
18.2
18.0
19.8
15.6
19.2
15.0
分類: 80%
統計資料
70%
60%
所見:
50%
40%
81.5
81.8
82.0
80.2
84.4
80.8
85.0
全体的に見て大差はないが、ブロードバン
30%
ドの普及率は、関東・近畿等大都市圏でや
20%
や高く、九州・四国地方等でやや低い。
10%
0% 北海道
東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州
ブロードバンド ナローバンド ブロードバンド ブロードバンド
タイトル:
データ番号:
インターネット利用者の性別構成比
12
インターネット利用者の性別構成比
分類: 統計資料 43.9
所見: 56.1
現時点では、女性よりも男性のユーザーの 利用率が高い。
男性
女性
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
9
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
年代別 インターネット利用者の性別構成比推移
13
インターネット利用者の性別構成比推移
100%
90%
分類:
38.8
80%
43.9
統計資料
70%
60%
所見:
50%
女性ユーザー率が増加している。これは、
40%
当初、男性ユーザーだけのものであったイ
61.2
30%
56.1
ンターネットが性別に関係なく受け入れら
20%
れるようになったことを示している。
10%
0% 2001
2002 女性
男性
タイトル:
データ番号:
インターネット利用者の年代別構成比推移 インターネット利用者の年代別構成比推移
14 分類:
12.5
2002
23.1
23.7
19.2
12.9
6.8
1.9
統計資料 所見: 高齢層の利用者が増加している。これは、 当初、若年層だけのものであったインター
2001
13.4
24.8
24.1
19.3
11.2
5.7
1.6
ネットが年齢層に関係なく受け入れられる ようになったことを示している。
0%
10%
20%
30%
40% 10代
タイトル:
20代
50%
30代
60%
50代
40代
60代
70%
80%
90%
100%
70代以上
データ番号:
インターネット利用者の性別構成比推移 年代別 イン����� ターネット利用者の性別構成比推移
15
100%
90% 30.3
26.5
36.6
80%
分類:
42.1 48.5
49.3
46.8
統計資料
70%
60%
所見:
50%
若年層では、男女の区別なくインターネッ
40% 69.7
73.5
トが利用されているが、高齢層になるほど
63.4
30%
57.9 51.5
50.7
53.2
男性ユーザーの占める割合が多くなってい
20%
る。
10%
0% 10代
20代
30代
40代 男性
50代
60代
70代以上
女性
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
10
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
ブロードバンドになって変わったこと
16
ブロードバンドになって変わったこと
(%) 0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0
90.0
100.0
分類:
70.0
66.6
統計資料
55.1
47.7
所見:
44.9
ブロードバンドの普及により、インター
44.1
43.5
ネットの辞書的な利用方法が定着し、ネッ
41.1
トでの滞留時間が増加したことが分かる。
37.9
31.2
動画や音声コンテンツを楽しむようになった
知りたいことを気軽にインターネットで検索
サイトを見る時間が長くなった
旅行やレジャーの事前にインターネットで調べる
ソフトのダウンロードが多くなった
部屋にいるあいだパソコンをつけっぱなしにする
インターネットを使って検証やクイズ、アンケートに応募
趣味などをより深く楽しむことが出来る
興味を持った事はすぐにインターネットで調べる
買い物の情報検索をインターネットでする
タイトル:
データ番号:
ブロードバンド型サービス利用経験
17
ブロードバンド型サービス利用経験
(%) 0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0
90.0
100.0
分類:
43.5
43.3
統計資料
37.2
23.6
所見:
22.6
ユーザーの半数以上が経験したことのある
20.3
サービスは一つもなかったが、ブロードバ
18.1
ンドによるコミュニケーションツールの利
17.1
16.7
用が、次第に定着しつつあることがうかが
16.0
える。
インスタントメッセンジャー
映画予告編
インターネットラジオ
インターネット放送局
フォトアルバムサービス
オンラインストレージサービス
短編ドラマ(ショートフィルム)
CMサイト
音楽ダウンロードサービス
ブロードバンド番組表
タイトル:
データ番号:
年齢別 家族と回線を共用している人
18
年齢別 家族と回線を共用してい����� る人
100.0
90.0
分類:
80.0
76.5 71.8
70.0
66.2
64.1
63.6
統計資料
74.1
60.0
56.0
(%) 50.0
所見: どの年齢の人とも回線を共用している様子
40.0
から、家族ぐるみでのインターネット利用
30.0
形態が定着していることがうかがえる。
20.0
10.0
0.0 24歳以下
25~29歳
30~34歳
35~39歳
40~49歳
50~59歳
60歳以上
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
11
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
家庭での回線共用状況
19
家庭での回線共用状況(%)
0.0
分類: 31.0
統計資料
33.0
所見: 回線の共用方法はユーザーごとに様々で、 一つに定まっているとは言えない。今後、 PCの自己専有化傾向の強まりとともに、 その使用回線も共用から自己専有化へと変 36.0
一台のパソコンで回線を家族で共用
タイトル:
化していくことが予想される。
複数台のパソコンで回線を家族で共用
回線は自分専用
その他
データ番号:
ブロードバンドにして良かったこと ブロードバンドに変更して良かったこと
20
(%) 0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
82.1
72.5
100
分類: 統計資料
56.7
所見: 50.1
ユーザーが、ブロードバンドに感じる一番 38.5
の魅力が、低料金で使い放題にできること であることが分かる。また、それと同時に、
37.3
接続時間の短縮による使用感の向上も、大
22.7
定額料金で使い放題
常時接続で繋ぎっぱなしにする
ソフトウェアのダウンロード時間が短時間になる
ウェブサイトを待たずに閲覧できる
接続料金が安い
動画、ストリーミング映像を見られる
きな魅力となっている。
大量のメールが受信しやすくなり待たずに閲読できる
タイトル:
ネットワーク利用の進化として望むかたち (A:自分専用の端末で B:いたるところにある端末で) ネットワーク利用の進化として望むかたち
「A:自分の所有する端末をいつも持ち歩く」「B:いたるところに設置された端末を必要に応じて利用する」
データ番号: 21 分類:
9
統計資料 35
所見:
31
全体の60%以上のユーザーが、自分専用 の端末を利用するのが好ましいと答えてい る。PC の自己占有化の傾向が強まってい ると言える。 36
Aに近い
どちらかというとA
どちらかというとB
Bに近い
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
12
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
あなたにとって家電製品を選ぶ時の一番重要なポイントは? 家電を選ぶ時の重要なポイント
22
2 3 4
データ番号:
6
32
分類:
32
統計資料 所見: 92 259
家電製品の購入ポイントをその機能に置く ユーザーが、全体の 6 割にものぼる。家 電は、その機能で利用者に選択されるとい う現実が見える。
機能
値段
メーカー
デザイン
サイズ
商品名
CM
その他
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
13
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2 アンケート資料
1ー2ー1 時間利用・意識の変化 1ー2ー2 空間利用・意識の変化 1ー2ー3 インターネット利用方法の変化 1ー2ー4 電子メール利用方法の変化 1ー2ー5 その他の利用方法の変化 1ー2ー6 インターネットに対する意識変化 1ー2ー7 電子メールに対する意識変化 1ー2ー8 その他の意識変化
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
14
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー1 時間利用・意識の変化
1−1 インターネット接続時間
1−2 24時以降のインターネット閲覧状況
1−3 子供がインターネットを使用している その時間数(時間/週)
1−4 首都圏の休日のインターネット閲覧平均時間(分)
1−5 年齢別 インターネット閲覧時間(首都圏)9時∼12時
1−6 年齢別 インターネット閲覧時間(首都圏)24時以降
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
15
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
インターネット接続時間
1−1
インターネット接続時間
60.0
53.5
分類:
50.2 50.0 46.8
時間利用・意識の変化
(分/日)
40.0
所見:
30.0
地方圏のユーザーと比較して、首都圏の 19.3
20.0
ユーザーの閲覧時間上昇率が顕著である。
16.5 13.6 11.3
11.0
10.0
逆に、地方圏のユーザーは、徐々にではあ るが、閲覧時間が減少している。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
24時以降のインターネット閲覧状況
1−2
24時以降のインターネット閲覧状況
100.0
95.7
90.0
分類:
81.7 80.0
時間利用・意識の変化
67.6
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0 43.9 40.2
40.0
36.4 31.4
30.0
全体的に見て、ある程度のユーザーは深夜 時間帯にネットを利用している。特に、首
28.9
20.0
都圏のユーザーの深夜利用化傾向が顕著で
10.0
ある。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
子供がインターネットを使用している時間数 その時間数 (時間/週)
1−3
14.0 13.1
11.9
12.0
分類:
10.7
時間利用・意識の変化
10.0 8.8
(%)
8.0
所見:
6.6
地方圏のユーザーの子供の方が、首都圏の
6.0 5.1
ユーザーの子供と比べて、インターネット
4.3 4.0 3.3
の利用時間が常に長い。導入後の時間とと
2.0
もに、首都圏の子供がネットを利用しなく
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
なってくる様子が分かる。
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
16
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
首都圏の休日のインターネット閲覧平均時間
1−4
[首都圏] 休日のイ���Ę� ンターネット閲覧平均時間 (分)
100.0
90.0
分類:
84.8 80.4 80.0
75.9 69.1
70.0
(%)
60.0
時間利用・意識の変化
57.5
所見:
50.0
45.9
40.0
男性ユーザーの場合、使い始めは熱狂的だ
30.0
が微減していき、女性ユーザーの場合、使
20.0
用開始当初は慎重だが徐々に増加していく 様子が見てとれる。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
インターネット閲覧時間[年齢別(首都圏)午前9時∼12時] インターネット閲覧時間� [年齢別]� 9時~12時� (AM) [首都圏]�
データ番号: 1−5
80.0 75.0 68.8
70.0
62.5
分類: 時間利用・意識の変化
60.0 53.8 50.0
(分)
44.4
所見:
40.0 34.5
35.0
午前中のインターネット閲覧時間は、若年
30.0 25.0
層と比較して、高齢層ユーザーの方が圧倒
20.0
的に多い。しかし、その割合は導入後の経
10.0
過時間とともに互いに拮抗してくる。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
タイトル:
導入18ヶ月
40~59歳
データ番号:
インターネット閲覧時間[年齢別(首都圏)24時以降
1−6
インターネット閲覧時間[年齢別](首都圏)24時以降
140.0
132.7
分類:
120.0 110.1
時間利用・意識の変化
100.0 87.5 80.0 (分)
所見: 58.8
60.0
53.2
若年層ユーザーのインターネットを閲覧す
47.5 40.0
る時間帯は夜に偏り、その時間は利用歴が
35.0
増すにつれて増加していく。
27.5 20.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
導入18ヶ月
40~59歳
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
17
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー2 空間利用・意識の変化
2−1 パソコンの置き場所 [ リビング ]
2−2 パソコンの置き場所 [ 自分の部屋 ]
2−3 パソコンの置き場所 [ その他 ]
2−4 インターネットは都会・田舎という意識を弱めていく(YES)
2−5 現在住んでいる町の情報への関心は高いほうだ(YES)
2−6 地域の情報に関する関心は高いほう (YES)
2−7 パソコンの置き場所 [ リビング ]
2−8 パソコンの置き場所 [ 自分の部屋 ]
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
18
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
パソコンの置き場所 [ リビング ]
2−1
パソコンの置き場所 [リビング]
100.0
90.0
分類: 80.0
空間利用・意識の変化
70.0
60.0
所見:
(%)
51.3 50.0 44.7 40.0
39.5
首都圏・地方圏の双方のユーザーで割合が
38.1
30.0
減少していることから、PCはリビングか
28.8
27.3
24.4 20.0 20.0
ら他の部屋に移されていくことが分かる。 特に首都圏では、先ずはじめにPCがリビ
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
ングに置かれている。
地方
データ番号:
パソコンの置き場所 [ 自分の部屋 ]
2−2
パソコンの置き場所 [自分の部屋]
100.0
90.0
分類: 80.0
空間利用・意識の変化
70.0 61.3 60.0
57.6
(%)
53.8 48.5
50.0
40.0
30.0
首都圏のユーザーの割合は微増だが、地
40.0
38.2
36.3
所見:
方圏のユーザーの割合は微減する傾向にあ
27.9
る。地方圏のユーザーでは、はじめから自
20.0
室での利用が多いことが分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
パソコンの置き場所 [ その他 ]
2−3
パソコンの置き場所 [その他]
100.0
90.0
分類: 80.0
空間利用・意識の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
導入後 6 ヶ月程度で一旦は減少するが、
40.0 32.5 30.0
26.3
24.3 21.9 20.0
17.3
18.2
首都圏・地方圏ともに微増している。「そ の他」は、遊び部屋等を示す。
12.6 10.1 10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
19
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
インターネットは都会・田舎という意識を弱めていく(YES) インターネットは都会・田舎という意識を弱めていく (YES)
データ番号: 2−4
100.0
90.0
分類:
80.0
空間利用・意識の変化
70.0
(%)
60.0
50.0 42.5 40.0
所見:
41.0 36.3
39.4 35.1
33.8
30.0 22.5
インターネットが普及したものの、それが 人々の都市・地方の意識を弱めるまでには
22.5
20.0
依然として至っていないという現実が見て
10.0
とれる。 0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
現在住んでいる町の情報への関心は高いほう(YES) 現在住んでいる町の情報への関心は高いほう (YES)
2−5
100.0
90.0
分類:
80.0
空間利用・意識の変化
70.0
60.0
57.5
(%)
52.5 50.0
40.0
所見:
47.5
38.5
37.5
37.5
36.9
36.3
30.0
首都圏のユーザーの方が、地方圏のユー ザーよりも、自分の住む街に関心が高いこ
20.0
とが分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
地域の情報に関する関心は高いほうだ(YES) 地域の情報に関する関心は高いほう (YES)
2−6
100.0
90.0
分類:
80.0
空間利用・意識の変化
70.0
(%)
60.0
48.8
50.0
所見:
45.1 41.3
41.3
40.0 33.8
31.9
30.0
33.8
30.0
首都圏のユーザーの方が、地方圏のユー ザーよりも、自分の住む街に関心が高いこ
20.0
とがうかがえる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
20
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
パソコンの置き場所 [ リビング ] パソコンの置き場所 [リビング]
2−7
100.0
90.0
分類: 80.0
空間利用・意識の変化
70.0
60.0 60.0
(%)
54.0 50.0
48.0
46.2
所見: 女性のユーザーの方がリビングでの利用率
42.5 40.0 35.0 30.0
29.4
が多いのは、日常的にリビング滞留時間が
27.5
長いからであろう。女性の場合、PC の自
20.0
己占有意識は、男性ほど高くはないと言え
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
る。
女性
データ番号:
パソコンの置き場所 [ 自分の部屋 ]
2−8
パソコンの置き場所 [自分の部屋]
100.0
90.0
分類: 80.0
空間利用・意識の変化
70.0
60.0 60.0
56.3
所見:
(%)
52.5 50.0
男性ユーザーの場合、書斎等の自室での利
41.2 40.0
用がメインとなっている。つまり、男性の
30.0
19.2
20.0
20.0
20.0
20.0
方が PC の自己占有意識が高いと言える。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
導入18ヶ月
女性
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
21
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー3 インターネット利用方法の変化
3−1 メールやネットの普及で友人との交際はより深まると思う
3−2 インターネットによる友人数の変化(増えた)
3−3 主にやりとりする人数
3−4 旅先でも気軽にインターネットが使えると良い
3−5 天気情報・道路情報などを得るためにインターネットを利用し た経験がある
3−6 観光地のリアル画像を閲覧した経験がある
3−7 宿泊施設の予約利用経験
3−8 カーナビ画面でもインターネットが見られれば利用したい
3−9 インターネットによる情報が入手できればレジャー参加頻度が 増える(YES)
3−10 よく見るホームページ [ 趣味情報 ]
3−11 インターネットで始めた趣味や勉強活動がある(YES)
3−12 インターネットで始めた趣味や勉強活動がある(YES)
3−13 インターネットそのものが趣味になってしまう(YES)
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
22
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
3−14 オンラインショッピング商品購入経験
3−15 インターネットでのカタログなどの請求経験
3−16 子供がインターネットを使用している(YES)
3−17 子供の宿題などを手伝うのにインターネットは便利だと思う
3−18 インターネットそのものが趣味になってしまう [ 男女別(YES) ]
3−19 子供がインターネットを使っている(首都圏)
3−20 子供がインターネットを使っている(地方)
3−21 オンラインショッピングの商品購入経験
3−22 大学の公開講座のようなウェブサイトがあれば利用したい
3−23 大学の公開講座のようなウェブサイトがあれば利用したい [年齢別](首都圏)
3−24 インターネットがあれば図書館などの利用機械が減る(YES)
3−25 オンラインショッピング商品購入経験[年齢別](首都圏)
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
23
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
メールやネットの普及で友人との交際はより深まると思う
データ番号: 3−1
メールやネットの普及で友人との交際はより深まると思う
100.0
90.0
分類:
80.0 72.5 70.0
65.0
70.7
70.0
66.3
68.8
インターネット利用方法の変化
62.5
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
地方圏のユーザーにとっては、メールや
37.5
ネットを介する友人との交際の意識がはじ
30.0
20.0
めから高いが、首都圏のユーザーの場合は、
10.0
次第に高まっていく傾向がある。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
データ番号:
インターネットによる友人数の変化(増えた)
3−2
インターネットによる友人数の変化(増えた)
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
インターネットを活用することにより、友
40.0
30.0
27.5
26.1
25.0
23.2
20.0
16.3
16.3
人の数自体はそれほど増加していない。む しろ、以前からの友人と、メールやネット
18.8 16.3
でやり取りする場合が殆どである。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
主にやりとりする人数
3−3
主にやりとりする人数
12.0
10.3
分類:
10.0
インターネット利用方法の変化
8.1 8.0
7.5 6.6
所見:
(人)
6.3 5.9
6.0 5.4
利用歴の増加に伴って、やり取りする人数
5.0
が徐々に増えていく様子が分かる。特に、
4.0
首都圏のユーザーで、その増加率が高い。 2.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
24
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
旅先でも気軽にインターネットが使えると良い
3−4
旅先でも気軽にインターネットが使えると良い
100.0 90.6 90.0
86.6 83.8
82.5 80.0
82.6
81.3
78.8
分類: インターネット利用方法の変化
70.0 65.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
首都圏・地方圏の違いに関わらず、いつで
30.0
もどこでも、インターネットを利用したい
20.0
という意識がユーザーにはあることが分か る。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
天気情報・道路情報などを得るためにインターネットを利用し 天気情報・道路情報などを得るためにインターネットを利用した経験がある
データ番号: 3−5
た経験がある 100.0
90.0
87.5
分類:
80.0 75.7
インターネット利用方法の変化
70.0 65.0
63.8
61.9 58.8
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
インターネットを情報源とする利用方法が
30.0
定着している様子が分かる。特に、首都圏
20.0
のユーザーの方が、地方圏のユーザーと比 較して、利用頻度が高い。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
観光地のリアル画像を閲覧した経験がある
3−6
観光地のリアル画像を閲覧した経験がある
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0 42.5 38.8
40.0
37.6
36.3 32.5
観光地の風景を下見するためにインター ネットを活用するというような、ネットの
30.0 22.5
即時的な利用方法が浸透している様子がう
20.0
かがえる。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
25
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
宿泊施設の予約利用経験
3−7
宿泊施設の予約利用経験
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
60.0
所見:
(%)
50.6 50.0
40.0
宿泊施設の予約のためにインターネット
36.6
30.0
30.0
28.2
26.3 22.5
を活用するというような、ネットの即時的 な利用方法が浸透している様子がうかがえ
20.0
る。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
カーナビ画面でもインターネットが見られれば利用したい
データ番号: 3−8
カーナビ画面でもインターネットが見られれば利用したい
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
58.1
60.0 55.0
所見:
(%)
52.8 50.0
48.8
47.5
48.2
47.5
40.0
予想に反して、首都圏・地方圏の双方のユー
30.0
ザーとも、カーナビ画面上でのインター
20.0
ネット利用に対する欲求の伸びが悪いこと
41.3
が分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
インターネットによる情報が入手できればレジャー参加頻度が
データ番号:
増える(YES)
3−9
インターネットによる情報が入手できればレジャー参加頻度が増える(YES)
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0 62.5
61.0
59.4
60.0
所見:
(%)
52.5 50.0
48.2
46.3
43.8 38.8
40.0
首都圏・地方圏の双方のユーザーとも、レ
30.0
ジャーへのモチベーションを高めるために
20.0
インターネットを活用したいとの認識を示 している。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
26
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
よく見るホームページ [ 趣味情報 ]
3−10
よく見るホームページ [趣味情報]
100.0
90.0
分類: 80.0
70.0 70.0
68.8
67.5
インターネット利用方法の変化
67.5
65.0 60.0
(%)
55.0
53.2
51.3
50.0
所見:
40.0
インターネットで閲覧する情報は、ユー
30.0
ザーの趣味を反映していると思われるが、
20.0
地方圏のユーザーが、趣味情報の入手方法 として、インターネットを活用しきれてい
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
ないのが現実である。
地方
データ番号:
インターネットで始めた趣味や勉強活動がある(YES)
3−11
インターネットで始めた趣味や勉強活動がある (YES)
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
全くないということはないが、皆が全員
40.0
という程度ではない。首都圏のユーザーの
31.3 28.2
30.0 25.0
方が、積極的に趣味や勉強活動にインター
20.0 12.5
12.5
12.5
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
ネットを活用しようとしている様子が見て とれる。
地方
インターネットで入会したクラブ・サークルなどがある(YES) インターネットで入会したクラブ・サークルなどがある (YES)
データ番号: 3−12
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
3−11とともに、 地方圏のユーザーよりも首都圏のユーザー
30.0 21.3
20.7
の方が、インターネットを介したクラブ・
20.0
20.0
10.0
8.2
7.5 0.0
8.8
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
サークル活動に対する参加意識も機会もあ ることが分かる。
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
27
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
インターネットそのものが趣味になってしまう(YES)
3−13
インターネットそのものが趣味になってしまう (YES)
100.0
90.0
分類: 80.0 75.6
74.7
73.8
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
50.0
48.8
48.8
所見:
46.3 43.8
40.0
インターネットをすること自体が趣味と
30.0
なっているユーザーは、地方圏よりも首都
20.0
圏の方が多い。首都圏のユーザーにとって、
40.0
インターネットは不可欠なツールとなって
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
いることが分かる。
地方
データ番号:
オンラインショッピング商品購入経験
3−14
オンラインショッピング商品購入経験
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
60.0
(%)
60.0
50.0
所見:
46.9
地方圏のユーザーよりも首都圏のユーザー
40.0 33.8
の方が、EC経験率が圧倒的に高いことが
30.0 23.8 20.7 20.0
17.5
うかがえる。またその経験率は、導入後、 時間が経つにつれ増加していく。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
インターネットでのカタログなどの請求経験
3−15
インターネットでのカタログなどの請求経験
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
60.0
57.5
所見:
(%)
52.5 50.0
47.5
情報の収集だけではなく、実際にカタログ
40.0
30.0 24.4
22.5
26.3
類を取り寄せるというアクションが発生し ているが、その割合は、圧倒的に首都圏の
20.0
ユーザーの方が多い。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
28
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
子供がインターネットを使用している(YES)
3−16
子供がインターネットを使用している (YES)
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
50.0
45.5
44.1 41.3
40.9
38.5
40.0
首都圏・地方圏の双方とも、導入以後、利 用率が急に高まるが、親よりも先に利用し
30.0
ているケースもある。
20.3 20.0
17.5
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
子供の宿題などを手伝うのにインターネットは便利だと思う
データ番号: 3−17
子供の宿題などを手伝うのにインターネットは便利だと思う
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0 61.9 60.0
56.6
所見:
(%)
51.3 50.0 42.5
40.5
38.5
40.0 33.8
32.5
首都圏のユーザーの場合、子供の勉強を手
30.0
伝うためにインターネットが一役買ってい
20.0
るとの認識を示している。一方、地方圏の ユーザーの場合、利便性に疑問視するユー
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
インターネットそのものが趣味になってしまう [ 男女別 ] (YES)
ザーが増えていく。
地方
データ番号: 3−18
インターネットそのものが趣味になってしまう�[ 男女別]� (YES)
100.0
90.0 80.0
80.0
75.0
76.3 73.2
72.5
71.3
70.0
分類: インターネット利用方法の変化
(%)
60.0
50.0
所見:
50.0 47.0
40.0
インターネットをすること自体が趣味であ
30.0
ると答える比率に、男女とも大差は無く、
20.0
導入後、時間の経過とともに微増していく
10.0
様子が分かる。インターネットの趣味化が
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
導入18ヶ月
進行していると言える。
女性
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
29
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
子供がインターネットを使っている(首都圏)
3−19
子供がインターネットを使っている (����� 首都圏)
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
50.0
50.0
所見:
50.0 44.5
46.2 42.3 39.0
40.0
首都圏のユーザーの場合、導入直後の増加 は顕著であるが、時間が経つにつれて徐々
30.0 24.2
に減少していく傾向が見てとれる。
20.0 15.4 10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
データ番号:
子供がインターネットを使っている(地方) 子供がインターネットを使っている (����� 地方)
3−20
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
57.9
(%)
60.0
所見:
50.4 50.0 42.9
地方圏のユーザーの場合、男性ユーザー
40.0 33.3
は徐々に減少していく傾向があるが、女
30.0 30.0
27.8
26.7
性ユーザーの場合は微増していく傾向にあ
20.0
10.0
る。
9.1
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
データ番号:
オンラインショッピングの商品購入経験 オンラインショッピングの商品購入経験
3−21
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネット利用方法の変化
70.0 63.8 60.0
56.3
(%)
54.4
所見:
50.0 45.0
首都圏・地方圏の双方のユーザーとも、導
39.2
40.0
入後 6 ヶ月を過ぎた頃から、オンライン
30.0 22.0
によるショッピングに挑戦するユーザーが
20.0
急激に増加している。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
導入18ヶ月
女性
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
30
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
大学の公開講座のようなウェブサイトがあれば利用したい
データ番号: 3−22
大学の公開講座のようなウェブサイトがあれば利用したい
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネット利用方法の変化
69.4
70.0
66.6 63.8
60.0
58.3
(%)
55.0
53.2
51.3 50.0
所見:
40.0
地方圏よりも首都圏のユーザーの方が、イ
30.0
ンターネットを利用したスキルアップに対
41.3
する欲求が高い。
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
大学の公開講座のようなウェブサイトがあれば利用したい[年
データ番号:
齢別] (首都圏)
3−23
大学の公開講座のようなウェブサイトがあれば利用したい[年齢別](首都圏)
100.0
90.0
分類: 80.0
75.0 70.0
70.0
67.5
65.7
インターネット利用方法の変化 63.8
60.0
60.0
(%)
67.5
所見:
50.0 42.5 40.0
全体的にスキルアップに対する欲求は高い
30.0
ものの、高齢ユーザーの場合、導入後、徐々
20.0
に微減していく。一方、若年ユーザーの場
10.0
合は、常に増加していく傾向がある。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
タイトル:
導入18ヶ月
40~59歳
インターネットがあれば図書館などの利用機械が減る(YES)
データ番号: 3−24
インターネットがあれば図書館などの利用機械が減る(YES)
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
50.0
40.0
30.0
所見:
46.9 38.8
42.9
41.3
首都圏のユーザーほど、スキルアップに対
35.7 28.8
30.0
27.5
する欲求は高くないが、若年ユーザーの欲
20.0
求が、常に増加していく傾向には変わりが
10.0
ない。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
31
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
オンラインショッピング商品購入経験[年齢別](首都圏) オンラインショッピング商品購入経験[年齢別](首都圏)
データ番号: 3−25
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネット利用方法の変化
70.0
58.8
(%)
60.0
61.3
所見:
50.7 50.0 43.2
導入直後は、殆どのユーザーが未経験であ
40.0
40.0
30.0
るが、6 ヶ月を過ぎたあたりからインター
27.5
ネットを利用したショッピングを経験する
20.0
ユーザーが急激に増加していく。
10.0
0.0
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
導入18ヶ月
40~59歳
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
32
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー4 電子メール利用方法の変化
4−1 メールの週あたりの受信本数
4−2 メールの週あたりの送信本数
4−3 メールの普及によって友人との交際範囲が広がった
4−4 メールの内容 [ 手紙感覚 ]
4−5 メールの内容 [ 用件連絡のみ ]
4−6 週あたりメール送信回数[年齢別](首都圏)
4−7 週あたりメール受信回数[年齢別](首都圏)
4−8 メールの内容 [ 用件連絡のみ ][年齢別](首都圏)
4−9 メールの内容 [ 手紙感覚な内容 ][年齢別](首都圏)
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
33
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
メールの週あたりの受信本数 メールの週あたりの受信本数
4−1
160.0
140.0 140.0
分類: 電子メール利用方法の変化
120.0 105.2
(通)
100.0
所見:
80.0 70.3
首都圏のユーザーは、導入後時間が経つに
60.0
つれて、メール受信本数が急激な伸びを示 40.0 28.0
26.6
25.1
9.6
6.9
すが、地方圏の場合、その数は殆ど増加す ることなく、逆に減少傾向にある。
20.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
メールの週あたりの送信本数
4−2
メールの週あたりの送信本数
30.0
25.0
分類:
23.9
電子メール利用方法の変化 20.0
(通)
18.1
所見:
15.0
メール受信本数と同様に、首都圏のユー
12.3
10.0
9.2
9.0
9.0
9.0
ザーの場合、導入後時間が経つにつれて急 激に増加していく。一方、地方圏のユーザー
6.0 5.0
は、増加することなく減少する傾向にある。 0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
メールの普及によって友人との交際範囲が広がった メールの普及によって友人との交際範囲が広がった
4−3
100.0
90.0
分類: 80.0
電子メール利用方法の変化
70.0
60.0
(%)
51.3
所見:
49.4
50.0 44.7
導入直後は、メールによる交際に積極的で
40.0 40.0
37.5
あった地方圏ユーザーも、時間が経つにつ
30.0 25.0
23.2
21.3
20.0
れ、次第に消極的な態度に変化していく。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
34
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
メールの内容 [ 手紙感覚 ] メールの内容 [手紙感覚]
4−4
100.0
90.0
分類:
80.0 80.0
77.5 75.0
70.0
電子メール利用方法の変化
65.0
(%)
60.0
50.0
所見:
47.5
地方圏ユーザーの場合、メールを交際範囲
42.5 40.0
37.8 33.0
30.0
拡大のための手紙的ツールとして捉え活用
20.0
しているのに対して、首都圏ユーザーは、 メールを用件のみを端的に伝える電話的
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
ツールとして捉えている。
女性
データ番号:
メールの内容 [ 用件連絡のみ ]
4−5
メールの内容 [用件連絡のみ]
100.0
90.0
分類: 80.0
電子メール利用方法の変化
70.0 62.5 60.0
(%)
55.0 50.0
所見:
47.5
首都圏ユーザーの場合、メールを用件のみ
40.0 32.5
を端的に伝える電話的ツールとして捉え活
30.0
20.0
17.5
17.5
17.5
17.5
用しているのに対して、地方圏ユーザーは、 メールを交際範囲拡大のための手紙的ツー
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
ルとして捉えている。
女性
データ番号:
週あたりメール送信回数[年齢別](首都圏)
4−6
週あたりメール送信回数[年齢別] (首都圏)�����
35.0
30.6
分類:
30.0
電子メール利用方法の変化
25.0 22.0
(回)
20.0 16.3 15.0
11.3
ミュニケーションツールとして利用してい
10.0 7.8
く傾向があるものの、高齢ユーザーの場合
4.7
5.0
所見: 若年ユーザーの場合、積極的にメールをコ
13.8
13.4
は、その傾向の伸びが鈍化していく。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
導入18ヶ月
40~59歳
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
35
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
週あたりメール受信回数[年齢別](首都圏)
4−7
週あたりメール受信回数[年齢別](首都圏)
180.0 162.7 160.0
分類:
140.0
電子メール利用方法の変化 120.2
120.0
117.4
100.0
所見:
(回)
90.2 77.7
80.0
メール送信回数の傾向と同様、若年ユー
63.0 60.0
ザーの方が高齢ユーザーよりも伸び率が大
40.0
きい。しかし、各年齢層も送信回数よりも 受信回数の方が圧倒的に多い傾向がある。
20.0 8.2
4.3
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
タイトル:
導入18ヶ月
40~59歳
データ番号:
メールの内容 [ 用件連絡のみ ][年齢別](首都圏)
4−8
メールの内容[用件連絡のみ][年齢別] (����� 首都圏)
100.0
90.0
分類:
80.0
電子メール利用方法の変化
70.0
60.0
(%)
51.3 50.0
46.9 42.5
高齢ユーザーは、若年ユーザーと比較し
40.0
30.0
て、メールを用件のみを端的に伝える電話
28.8
27.5 22.5
所見:
25.7 22.5
的ツールとして使用している傾向がある。
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
タイトル:
導入18ヶ月
40~59歳
データ番号:
メールの内容 [ 手紙感覚な内容 ][年齢別](首都圏)
4−9
メールの内容[手紙感覚な内容][年齢別](首都圏)
100.0
90.0
分類:
80.0
電子メール利用方法の変化
72.5 70.0
67.5 62.5
62.5
(%)
60.0 50.0
50.0
所見:
50.0 46.9 43.8
40.0
若年ユーザーは、高齢ユーザーと比較して、
30.0
メールを交際範囲拡大のための手紙的ツー ルとして使用している傾向がある。
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
導入18ヶ月
40~59歳
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
36
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー5 その他の利用方法の変化
5−1 親しい友人と会ったり電話で話す回数(週4∼5回以上の高頻 度なものの集計)
5−2 離れている親戚・家族と実際にあったり電話で話す頻度は月に 一回以上だ
5−3 メインはノート型
5−4 メイン機の使用比率(自分)
5−5 メイン機の使用比率(配偶者)
5−6 メイン機の使用比率(その他)
5−7 パソコン所有台数
5−8 子供専用のパソコンがある
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
37
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
親しい友人と会ったり電話で話す回数(週4∼5回以上の高頻 親しい友人と会ったり電話で話す回数(週4~5回以上の高頻度なものの集計)
データ番号: 5−1
度なものの集計) 30.0
分類:
25.0 25.0 22.6
その他の利用方法の変化
21.4 20.1 20.0
所見:
(回)
15.1 15.0
首都圏のユーザーの場合、導入後、メー ルを電話的ツールとして活用することによ
10.0 7.6
り、電話を使用する回数が急激に減少する。
5.7 5.0
3.8
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
離れている親戚・家族と実際にあったり電話で話す頻度は月に
データ番号:
一回以上だ
5−2
離れている親戚・家族と実際にあったり電話で話す頻度は月に一回以上だ
100.0
90.0
分類: 80.0 75.1
73.9
72.7 70.2 67.9
70.0
その他の利用方法の変化
65.6
59.9
60.0
(%)
66.3
所見:
50.0
40.0
親戚・家族のような近親者との連絡には、
30.0
メールが普及したにも関わらず、依然とし
20.0
て電話を利用したり、直接会ったりする傾 向が強い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
メインはノート型 メインはノート型
5−3
100.0
90.0
分類:
80.0
その他の利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0 45.5
全体的に地方圏ユーザーの方が、メイン
40.0
30.0
32.5
31.3
30.0
30.0 25.3
23.3
PC としてノート型を志向する傾向が強い。
20.6 20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
38
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
メイン機の使用比率(自分) メイン機の使用比率 (自分)
5−4
100.0
90.0
79.0
80.0
79.0 75.0
77.0
79.0
79.0
分類: その他の利用方法の変化
70.0 63.0
(%)
60.0
所見:
50.0 43.0 40.0
導入直後、地方圏ユーザーの方が首都圏
30.0
ユーザーに比べて、メイン機を自分の使
20.0
用目的のために購入しようとする意識が強 い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
メイン機の使用比率(配偶者) メイン機の使用比率 (配偶者)
5−5
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
導入直後、首都圏ユーザーの方が地方圏
30.0
ユーザーに比べて、メイン機を配偶者と共
28.0
有して使用するために購入しようとする意
20.0 13.0
14.0
13.5
14.0
14.0
14.0
識が強いが、時間が経過するにつれ、その
10.0 10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
意識は薄らいでいく。
地方
データ番号:
メイン機の使用比率(その他) メイン機の使用比率 (その他)
5−6
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
上記 2 つのデータを考慮すると、導入後、
40.0
時間が経過するほど、メイン機はあくまで
30.0 30.0
26.0
購入者が使用するための PC となっていく
20.0
8.0
10.0
11.0
10.5
10.0 7.5
7.0
傾向がある。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
39
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
パソコン所有台数 パソコン所有台数
5−7
1.8 1.6 1.6
分類:
1.4 1.4
1.4 1.2
1.2
1.2
その他の利用方法の変化
1.1
所見:
(台)
1.0
首都圏・地方圏ユーザーともに、導入後、
0.8 0.7
時間が経つにつれて PC 所有台数は、常に
0.6 0.5
増加していく傾向がある。
0.4
0.2
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
子供専用のパソコンがある
5−8
子供専用のパソコンがある
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の利用方法の変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
子供専用の PC の普及率は、首都圏よりも
40.0
30.0
26.5 22.2
20.0
18.3
17.9
16.9
15.0
地方圏の方が大きく、導入後、時間が経つ につれてその伸び率も大きくなっていく。
14.4 10.4
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
40
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー6 電子メール利用方法の変化
6−1 メールやネットの普及でいつでも繋がっている楽しさがある
6−2 インターネットによって趣味や研究、勉強などに関して海外の 資料を入手したい
6−3 インターネットによる海外の同好の仲間と交流を持ちたい
6−4 インターネットを上手に使いこなすために英語力高めたい
6−5 インターネットは電気や水道に並ぶような新しい生活インフラ だと思う(YES)
6−6 よく見るホームページ [ レジャー情報 ]
6−7 行政機関などが観光情報をインターネットで提供して欲しい
6−8 旅行雑誌よりもインターネットの方が便利
6−9 趣味を始める切っ掛けとしてのインターネットは役に立ちそう
6−10 インターネットによる同好の仲間と交流を持ちたい(YES)
6−11 オンラインショッピングは個人情報が漏れるので信用できない
6−12 オンラインショッピングは商品を詳しく知るだけの情報が不足 していて不安だ
6−13 インターネットは子供に対する悪影響のほうが多い
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
41
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
6−14 学校教育の中にもっとインターネットを盛り込むべきだ(YES)
6−15 子供には早いうちからインターネットを使わせるべきだ
6−16 子供がインターネットを始めるのに適した年
6−17 子供の教育に便利なページがあれば利用したい
6−18 インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信 がある
6−19 インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信 がある(首都圏)
6−20 インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信 がある(地方)
6−21 個人ウェブサイトの作成意向・経験
6−22 なくなったら困るメディアはインターネットだと思う(YES)
6−23 子供がインターネットを利用するのは親の監督が必要(YES)
6−24 最も役立つメディアはインターネットだと思う(YES)
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
42
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
メールやネットの普及でいつでも繋がっている楽しさがある メールやネットの普及でいつでも繋がっている楽しさがある
データ番号: 6−1
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネットに対する意識変化
70.0 70.0
66.9
65.0
63.8
62.5
(%)
60.0
57.5
所見:
50.0
50.0 42.5 40.0
首都圏ユーザーの場合、導入後、時間が
30.0
経過しても堅実に増加していく傾向がある が、地方圏ユーザーは、導入12ヶ月を過
20.0
ぎたあたりから微減している。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
インターネットによって趣味や研究、勉強などに関して海外の
データ番号:
資料を入手したい
6−2
インターネットによって趣味や研究、勉強などに関して海外の資料を入手したい
100.0
分類:
90.0
インターネットに対する意識変化
80.0
70.0 63.8 58.8
60.0
所見:
(%)
53.8 50.0
46.3
46.3 42.6
38.8
40.0
38.8
導入直後、インターネットを利用して海外 の情報を入手しようとする意識が非常に高
30.0
20.0
いが、時間が経過するにつれて、その意識
10.0
は急激に減少してしまう。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
インターネットによる海外の同好の仲間と交流を持ちたい
データ番号: 6−3
インターネットによる海外の同好の仲間と交流を持ちたい
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
上記のデータと同様に、導入直後、インター 37.5
36.3
ネットを利用して海外交流をしようとする
30.0
意識は非常に高いが、時間が経過するにつ
22.5 20.0
15.7 8.8
10.0
10.1
8.8
11.3
れて、その意識が急激に減少してしまう。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
43
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
インターネットを上手に使いこなすために英語力高めたい
データ番号: 6−4
インターネットを上手に使いこなすために英語力高めたい
100.0
90.0
分類:
80.0 80.0 75.0
インターネットに対する意識変化
70.0 70.0
66.3 63.8
63.8 61.3
(%)
60.0
56.3
所見:
50.0
40.0
海外の情報を入手したり、海外と交流を持
30.0
とうとした場合、言語の隔たりという壁に
20.0
対する認識は、導入後、常に増加していく。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
インターネットは電気や水道に並ぶような新しい生活インフラ
データ番号:
だと思う(YES)
6−5
インターネットは電機や水道に並ぶような新しい生活インフラだと思う� (YES)
100.0
90.0
分類:
80.0
75.6
60.0
60.0
(%)
インターネットに対する意識変化
67.8
70.0
51.3
50.7
50.0
50.0 43.8
所見: 首都圏・地方圏ユーザーとも、インターネッ
40.0
トを新たなインフラとして認識しており、
31.3 30.0
20.0
日常生活には必要不可欠なものであると感
10.0
じている。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
よく見るホームページ [ レジャー情報 ]
6−6
よく見るホームページ[レジャー情報]
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネットに対する意識変化
71.3 70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
首都圏ユーザーの場合、導入直後、インター
42.5 40.0
39.4
37.9
36.3 32.5
30.7
30.0
28.8
ネットを用いて、余暇のレジャー情報を入 手しようとする意識が非常に高い。
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
44
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
行政機関などが観光情報をインターネットで提供して欲しい 行政機関などが観光情報をインターネットで提供して欲しい
データ番号: 6−7
100.0 93.8
92.5
94.4
93.5 88.2
90.0 82.5
82.5
分類:
80.0 75.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
大部分のユーザーが、レジャー情報を入
30.0
手するために、公共機関がもっとインター
20.0
ネットを活用して情報発信をすべきだとの 認識を持っている。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
旅行雑誌よりもインターネットの方が便利
6−8
旅行雑誌よりもインターネットの方が便利
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
49.4
50.0 45.4
インターネットが普及してきたにも関わ
41.3 40.0
36.3
35.0
35.0
33.8
32.5
30.0
らず、依然として、レジャー情報を入手す
20.0
る手段として旅行雑誌を活用する割合が多 い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
趣味を始める切っ掛けとしてのインターネットは役に立ちそう
データ番号: 6−9
趣味を始める切っ掛けとしてのインターネットは役に立ちそう
100.0
90.0
87.5
分類:
85.0 82.5 80.0 80.0 73.8 70.0
67.5 65.0
インターネットに対する意識変化
65.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
導入後、時間が経過すると、地方圏ユー
30.0
ザーは、趣味の情報を入手する手段として
20.0
のインターネットに魅力を感じなくなって いく。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
45
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
インターネットによる同好の仲間と交流を持ちたい(YES)
データ番号: 6−10
インターネットによる同好の仲間と交流を持ちたい (YES)
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
51.3
50.0
所見:
49.4
インターネットを活用して同好の仲間と
40.4 40.0
交流することに対する意識は、地方圏ユー
31.3 30.0 22.5
20.7
18.8
20.0
ザーよりも首都圏ユーザーの方が高い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
オンラインショッピングは個人情報が漏れるので信用できない
データ番号: 6−11
オンラインショッピングは個人情報が漏れるので信用できない
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
50.0
49.4
47.5
46.3
48.8 45.0
導入後、時間が経過するにつれ、インター
40.0 40.0
所見:
36.3
30.0
ネット上での情報漏洩に対する危機意識が
20.0
芽生え、インターネットに対する信頼性が 失われていくことが分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
オンラインショッピングは商品を詳しく知るだけの情報が不足
データ番号:
していて不安だ
6−12
オンラインショッピングは商品を詳しく知るだけの情報が不足していて不安だ
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
48.8
50.0 45.0 40.0
44.7
45.7
44.4
42.5
37.5 33.8
ユーザーがオンラインショッピングを行う
30.0
際、商品に対する情報に不足があるという
20.0
意識は、それほど持っていない。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
46
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
インターネットは子供に対する悪影響のほうが多い インターネットは子供に対する悪影響のほうが多い
6−13
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
地方圏ユーザーの方が、子供がインター
30.0 25.0
23.8
22.5
21.9
12.5
12.2
ネットを利用することに対して、慎重な姿 勢であることが分かる。
18.8
20.0
11.9
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
学校教育の中にもっとインターネットを盛り込むべきだ(YES)
データ番号: 6−14
学校教育の中にもっとインターネットを盛り込むべきだ (YES)
100.0
90.0
分類: 80.0
76.3 72.5
75.7
75.0
インターネットに対する意識変化
72.5 68.2
70.0
63.8 60.0
所見:
(%)
52.5 50.0
40.0
地方圏ユーザーよりも首都圏ユーザーの方
30.0
が、学校教育の中でインターネットを利用
20.0
すべきだとの意識が強い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
子供には早いうちからインターネットを使わせるべきだ
6−15
子供には早いうちからインターネットを使わせるべきだ
100.0
90.0
分類: 80.0
インターネットに対する意識変化
70.0 61.3
63.1
62.2
61.3
60.0
(%)
55.0
53.2
51.3
50.0
所見:
40.0
地方圏ユーザーよりも首都圏ユーザーの方
30.0
が、子供の教育にインターネットを積極的
20.0
に取り入れようとする意識が強い。
41.3
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
47
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
子供がインターネットを始めるのに適した年 子供がインターネットを始めるのに適した年
6−16
14.0 12.8
12.0
分類:
11.5 10.8
10.0
10.7
10.5
インターネットに対する意識変化
9.4 9.1 8.7
8.0 (%)
所見: 地方圏ユーザーよりも首都圏ユーザーの方
6.0
が、自分の子供が若年でインターネットを
4.0
始めることに肯定的な意識を有している。 2.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
子供の教育に便利なページがあれば利用したい
6−17
子供の教育に便利なページがあれば利用したい
100.0
90.0
分類:
81.3
80.7
80.0 80.0
77.5
インターネットに対する意識変化
72.5 69.4
70.0 61.3
61.3
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
首都圏ユーザーよりも地方圏ユーザーの方
30.0
が、子供の教育にインターネットを利用す
20.0
ることに慎重な態度を取っていることが分 かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信 がある
インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信がある
データ番号: 6−18
100.0
89.2
90.0
分類:
83.2 80.0
77.1
70.0
67.7
59.5
60.0
50.0
所見:
40.0
地方圏ユーザーよりも首都圏ユーザーの方
51.3 (%)
インターネットに対する意識変化
が、自分自身のインターネットや PC に対
30.0 23.7
する知識に対して自信を持っていることが
20.0 12.5
分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
48
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信 インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信がある(男)
がある(男)
データ番号: 6−19
100.0
97.6 93.3
91.3 90.0 85.0
分類:
80.0 74.5
インターネットに対する意識変化
70.0
60.0
(%)
55.6
所見:
50.0
導入後、男女ともに急激に自分自身のイン
40.0 34.6
ターネットや PC に対する知識に対して自
30.0
信を持っていくが、女性よりも男性の方が、
20.0 13.6
自信を持つまでの時間がより短い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信
データ番号:
がある(女)
6−20
インターネットやパソコンについて基本的な指導ができる自信がある(女)
100.0
90.0
分類: 80.0
70.0
インターネットに対する意識変化
67.7
59.5
60.0
(%)
51.3 50.0
47.6
47.5
47.4
所見:
40.0
導入後、男性は次第に自分自身のインター
30.0
ネットや PC に対する知識に対して自信を 持っていくが、女性の場合、時間が経過す
20.0 12.5
るにつれ、その自信を失っていく傾向が見
11.1
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
える。
地方
データ番号:
個人ウェブサイトの作成意向・経験 個人ウェブサイトの作成意向・経験
6−21
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
首都圏ユーザーの場合、導入後、時間の経
40.0 33.1 30.0
過とともに、個人ウェブサイトの作成意欲
26.0 22.5
が徐々に強まるが、地方圏ユーザーの場合、
18.8
20.0
16.3 8.8
10.0
6.9
5.0
次第にその意識を減少させる傾向がある。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
49
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
なくなったら困るメディアはインターネットだと思う(YES)
データ番号: 6−22
なくなったら困るメディアはインターネットだと思う� (YES)
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
必要不可欠なメディアとしてインターネッ
40.0
30.0
28.8
26.9
25.0
20.0
26.3
性の方が短い。
15.7
10.0
トを認識するまでの時間は、女性よりも男
5.0
2.5
0.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
子供がインターネットを利用するのは親の監督が必要(YES)
データ番号: 6−23
[首都圏] 子供がイ���Ę� ンターネットを利用するのは親の監督が必要 (YES)
100.0
分類:
90.0
80.0 75.0 72.5
72.5
72.5
インターネットに対する意識変化
70.0 65.0
(%)
60.0
65.0
65.0
57.5
所見:
50.0
首都圏ユーザーよりも地方圏ユーザーの方
40.0
30.0
が、親の監督が必要だとの認識が強いこと
20.0
からも、地方圏ユーザーがインターネット
10.0
を子供が使用することに対して慎重な態度
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
であることが分かる。
女性
データ番号:
最も役立つメディアはインターネットだと思う(YES)
6−24
最も役立つメディアはインターネットだと思う (YES)
100.0
90.0
分類:
80.0
インターネットに対する意識変化
70.0
(%)
60.0 51.3
50.7
50.0
50.0
48.8
所見: インターネットがメディアとして発信する
40.0
36.9
情報の重要性に対して、女性よりも男性の
30.0 25.0
方が、認識するまでの時間が短い。
20.0 20.0 15.0 10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
導入18ヶ月
女性
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
50
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー7 電子メール利用方法の変化
7−1 メールの普及によって友人と変な気を遣わずに交流できること が増えると思う
7−2 メールやネットの普及によって友人との交際はより深まると 思う
7−3 電子メールやネットが普及することで、離れている親戚・家族 と変な気を遣わずに交流することが増えると思う
7−4 メールの普及によって離れている親戚と直接会わなくても良い 機会が増える
7−5 離れている親戚・家族との交流は、電子メールなどの普及で つながりはより深まる
7−6 離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっ ている安心感がある
7−7 友人との交際について、メールはいつでも繋がっている楽しさ がある[年齢別](首都圏)
7−8 離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっ ている楽しさがある
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
51
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
メールの普及によって友人と変な気を遣わずに交流できること
データ番号:
が増えると思う
7−1
メールの普及によって友人と変な気を遣わずに交流できることが増えると思う
100.0
90.0
分類: 80.0
電子メールに対する意識変化
70.0 65.0 61.9 58.8
(%)
60.0
50.0
所見: 46.3
40.0
37.5
30.0
導入後、首都圏・地方圏双方の増加率が鈍
36.3
35.0
化していることから、インターネットを利
26.3
用する際のエチケット(ネチケット)への
20.0
意識が強まっていくことが分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
メールやネットの普及によって友人との交際はより深まると思
データ番号:
う
7−2
メールやネットの普及によって友人との交際はより深まると思う
100.0
90.0
分類: 80.0
70.0
電子メールに対する意識変化
69.4
68.5
67.5 61.3
60.0 53.8
所見:
(%)
51.3 50.0
46.3
40.0
導入後、首都圏・地方圏双方の増加率が鈍
30.0
化していることから、メールやネットはあ
20.0
くまでもツールであり、それ自体によって
40.0
人間関係が深まるとの見解を持ってはいな
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
いことが分かる。
地方
電子メールやネットが普及することで、離れている親戚・家族 電子メールやネットが普及することで、 離れている親戚・家族と変な気を遣わずに交流することが増えると思う
と変な気を遣わずに交流することが増えると思う
データ番号: 7−3
100.0
90.0
分類:
80.0
電子メールに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見: 50.0
導入後、首都圏・地方圏どちらのユーザー
40.0
からも、親戚や家族との連絡にはできるだ
30.0 21.3 20.0
18.2
16.3
けメールやネットを使用したくないとの意
20.0
11.3
10.0
8.8
10.0
6.3
識が感じられる。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
52
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
メールの普及によって離れている親戚と直接会わなくても良い メールの普及によって離れている親戚と直接会わなくても良い機会が増える
機会が増える
データ番号: 7−4
100.0
90.0
分類: 80.0
電子メールに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
首都圏・地方圏それぞれのユーザーとも、
30.0
メールを利用して連絡を取ることと、直接
27.5 25.3 23.1
20.0
20.0
18.8
17.5 15.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
会って話をすることとの間には、決定的な 相違があるという認識を持っていることが
10.0
導入18ヶ月
分かる。
地方
離れている親戚・家族との交流は、電子メールなどの普及でつ 離れている親戚・家族との交流は、電子メールなどの普及でつながりはより深まる
データ番号: 7−5
ながりはより深まる 100.0
90.0
分類: 80.0
電子メールに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
首都圏・地方圏それぞれのユーザーとも、
41.3 38.4
40.0
35.5
35.0
メールを利用して連絡を取ることによっ
31.3 30.0
27.5
20.0
て、親戚や家族との繋がりが深まることは
16.3
15.0
認めているものの、それで全てが満足され
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
るわけではないとの認識を持っていること が分かる。
地方
離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっ
データ番号:
ている安心感がある
7−6
離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっている安心感がある
100.0
90.0
分類: 80.0
電子メールに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
メールを利用して連絡を取ることと、直接
40.0
会って話をすることとの間にある決定的な
30.0 21.3 20.0
17.5 13.8
12.5
相違が、繋がっていることに対する安心感
20.0
18.8 11.3
10.0
10.0
の相違であることがうかがえる。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
53
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
友人との交際について、メールはいつでも繋がっている楽しさ
データ番号:
がある[年齢別] (首都圏)
7−7
友人との交際について、メールはいつでも繋がっている楽しさがある[年齢別](首都圏)
100.0
90.0
分類:
80.0
70.0
電子メールに対する意識変化
70.0
68.8
67.5 62.5
58.8
60.0
55.7
所見:
(%)
52.5 50.0 42.5
年齢層に関係なく、友人との交際の場合、
40.0
“メールを介して繋がっていること”自体
30.0
20.0
が大切であるとの認識を持っていることが
10.0
分かる。
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 20~39歳
タイトル:
導入18ヶ月
40~59歳
離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっ
データ番号:
ている楽しさがある
7−8
離れている親戚・家族との交流は、電子メールの普及で繋がっている楽しさがある
100.0
90.0
分類: 80.0
電子メールに対する意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
年齢層に関係なく、親戚や家族との交流の 場合、“メールを介して繋がっていること
30.0 21.3 20.0
17.5
18.8
17.2
16.3
18.2
18.1
17.5
により得られる安心感”が大切であるとの 認識を持っていることが分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
タイトル:
データ番号:
分類:
所見:
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
54
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
1ー2ー8 その他の意識変化
8−1 ほとんど国内の情報しか利用していないのが実情だ
8−2 言葉の問題が無くなれば、ネットで海外の(宿泊施設などの) 予約をしてみたい
8−3 住まいの環境を便利にすることについて積極的なほうだ
8−4 配線などのコード類が邪魔だと思う
8−5 もっとスペースを取らないインターネット機器がほしい
8−6 家の中にこれ以上電子機器が増えるのは困る
8−7 パソコンのデザインでおしゃれなものがあるといい
8−8 一家に一台パソコンがあるべきだ or 一人一台だと思う
8−9 一人一台だと思う
8−10 買い物をするときの情報収集に積極的だ
8−11 買い物をするときの価値観 ( 基準) 「ピンと来る」
8−12 買い物をするときの価値観 ( 基準) 「良い悪い判断」
8−13 買い物をするときの価値観 ( 基準) 「好き嫌い判断」
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
55
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
8−14 地域活動には積極的なほうだ(YES)
8−15 より多くの人が地域活動に参加するようになるべきだ
8−16 おしゃれなデザインのパソコンがほしい
8−17 オンラインショッピングに向いている商品は? [ 電化製品 ]
8−18 オンラインショッピングに向いている商品は? [ 食品 ]
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
56
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
ほとんど国内の情報しか利用していないのが実情だ
8−1
ほとんど国内の情報しか利用していないのが実情だ
100.0
90.0
分類: 80.0 75.0
73.8 70.0
75.0
75.0
71.0
68.8
68.1
その他の意識変化
(%)
60.0
所見:
50.0
50.0
40.0
首都圏・地方圏ともに国内情報のみを利
30.0
用しているユーザーが半数以上を占めてい
20.0
る。しかし、地方圏ユーザーの方が、海外 情報を積極的に活用しようとする姿勢を見
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
せているのは興味深い。
地方
言葉の問題が無くなれば、ネットで海外の(宿泊施設など) 言葉の問題が無くなれば、ネットで海外の(宿泊施設などの)予約をしてみたい
データ番号: 8−2
予約をしてみたい 100.0
90.0
分類:
80.0
76.9
76.0
75.0
その他の意識変化
68.8
70.0
64.4 60.0
60.0
(%)
60.0
50.0
所見:
50.0
40.0
首都圏のユーザーは、ネットを活用し積極
30.0
的に海外情報を得るためには、言葉の問題
20.0
さえ解決すれば良いと考えていることがう かがえる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
住まいの環境を便利にすることについて積極的なほうだ
8−3
住まいの環境を便利にすることについて積極的なほうだ
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0 70.0
66.9 63.8
(%)
60.0
57.5
40.0
56.3
55.0
48.8
50.0
所見: 地方圏のユーザーよりも、首都圏のユー
38.8
30.0
ザーの方が、自分自身の住まう場所の環境
20.0
について敏感であり、積極的に現状を打破 しようとする意識を有している。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
57
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
配線などのコード類が邪魔だと思う
8−4
配線などのコード類が邪魔だと思う
100.0 95.0
93.2
91.3
90.0 90.0
87.5
分類:
83.8 80.0
77.5
その他の意識変化
70.0 70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
全体的に見て殆ど全てのユーザーが、配線
30.0
等のコード類に対して不満を持っている。
20.0
特に、スペースに対する問題意識の高い首 都圏のユーザーの方が、その不満度は大き
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
い。
地方
データ番号:
もっとスペースを取らないインターネット機器がほしい
8−5
もっとスペースを取らないインターネット機器がほしい
100.0
90.0
80.0
分類:
78.8 73.8
73.8
71.3
71.0
73.8 70.6
70.0
その他の意識変化
60.0
(%)
55.0
所見:
50.0
40.0
地方圏のユーザーが、導入直後、スペース
30.0
に対してあまり強い意識を持っていないも
20.0
のの、時間が経過するにつれ、首都圏のユー ザー以上にスペースに対して不満を持つよ
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
うになることは興味深い。
地方
データ番号:
家の中にこれ以上電子機器が増えるのは困る 家の中にこれ以上電子機器が増えるのは困る
8−6
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
全体的に見て、家の中にこれ以上電子機器
30.0
が増えては困ると感じているユーザーは少 ない。
20.0 11.3 10.0
8.8
12.5
11.0
10.0
11.3
12.5 9.4
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
58
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
パソコンのデザインでおしゃれなものがあるといい パソコンのデザインでおしゃれなものがあるといい
8−7
100.0
90.0 81.3
80.0
79.1
78.8
80.0
76.9
分類:
78.1 75.0
72.5 70.0
その他の意識変化
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
PC のデザインに対する問題意識は、首都
30.0
圏・地方圏双方のユーザーともに高い。た だ、導入後、時間の経過とともに、意識が
20.0
低下していく様子が分かる。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
一家に一台パソコンがあるべきだ or 一人一台だと思う 一家に一台パソコンがあるべきだor一人一台だと思う
8−8
100.0
90.0
80.0
分類:
80.0
78.2
76.3
その他の意識変化
73.8 70.0
67.6
67.5
61.3 58.8
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
地方圏のユーザーよりも、首都圏のユー
30.0
ザーの方が、導入直後より一貫して、PC
20.0
の個人所有化に対して肯定的な意識を有し 続けている。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
一人一台だと思う
8−9
一人一台だと思う
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
49.4
50.0
PC は個人で所有すべきものであるとの認
41.6 40.0 33.8
35.0
33.8
32.5
30.0
識は、地方圏よりも首都圏の方が根強い。
20.0 20.0 15.0 10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
59
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
買い物をするときの情報収集に積極的だ 買い物をするときの情報収集に積極的だ
8−10
100.0
90.0
分類:
80.0 71.3
70.0
その他の意識変化
72.5
70.0
60.0
(%)
52.5 50.0
50.0
48.8
47.5
所見: 地方圏のユーザーと比較して、首都圏の
40.0
ユーザーの方が、買い物をする際の情報収
28.8
30.0
集のために、インターネットを活用する割
20.0
合が圧倒的に多い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
買い物をするときの価値観 ( 基準 ) 「ピンと来る」
8−11
買い物をするときの価値観(基準) 「���Ę� ピンと来る」
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
30.0
26.3 23.5
21.3
20.6
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
買い物をするときの価値観 ( 基準 ) 「良い悪い判断」 買い物をするときの価値観(基準) 「���Ę� 良い悪い判断」
データ番号: 8−12
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
36.3
35.7
33.8
37.5
30.0
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
60
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
買い物をするときの価値観 ( 基準 ) 「好き嫌い判断」 買い物をするときの価値観(基準) 「���Ę� 好き嫌い判断」
8−13
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0 42.5
41.9
41.0
40.0 40.0
30.0
20.0
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
地域活動には積極的なほうだ(YES) 地域活動には積極的なほうだ (YES)
8−14
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
40.0
地域活動へ積極的に参加する度合いは、首 都圏・地方圏の双方のユーザーとも、あま
30.0
20.0
17.5
16.3
18.8
17.5 15.1
16.3
15.0
り高いとは言いがたい。
11.3 10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
タイトル:
導入18ヶ月
地方
データ番号:
より多くの人が地域活動に参加するようになるべきだ より多くの人が地域活動に参加するようになるべきだ
8−15
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
50.0
所見:
48.8 42.5
42.5
45.0
43.8
42.5
40.7
40.0
38.8
地域活動へ参加することの意義について
30.0
は、首都圏・地方圏の双方のユーザーとも、
20.0
その必要性を認識している度合いが高い。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 首都圏
導入18ヶ月
地方
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
61
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
タイトル:
データ番号:
おしゃれなデザインのパソコンがほしい
8−16
おしゃれなデザインのパソコンがほしい
100.0
90.0 90.0
85.7 81.3
80.0
分類:
80.0 75.0
その他の意識変化
72.5 70.0 70.0 65.0
(%)
60.0
所見:
50.0
40.0
PC のデザインに対する関心は、首都圏の
30.0
ユーザーよりも、地方圏のユーザーの方が
20.0
高いといえる。ただ、首都圏のユーザーも、 導入後、時間の経過とともに、徐々に関心
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
が高まっていく様子が分かる。
女性
オンラインショッピングに向いている商品は? [ 電化製品 ] オンラインショッピングに向いている商品は? [電化製品]
データ番号: 8−17
100.0
90.0
分類:
80.0
その他の意識変化
70.0
60.0
所見:
(%)
51.3 50.0
46.9
電化製品がオンラインショッピングに向い
42.5 40.0 35.0
ていると考えるのは、首都圏のユーザーに
30.0 30.0
20.0
17.5
17.5
17.5
限られている。逆に、地方圏のユーザーは、 向いているとはあまり思っていない。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
タイトル:
導入18ヶ月
女性
データ番号:
オンラインショッピングに向いている商品は? [ 食品 ] オンラインショッピングに向いている商品は? [食品]
8−18
100.0
90.0
分類: 80.0
その他の意識変化
70.0
(%)
60.0
所見:
50.0 42.5 40.0
37.5 32.5
30.0
27.5
26.9
25.0
28.8
地方圏のユーザーは、食品がオンライン ショッピングに向いていると考えている。 逆に、首都圏のユーザーは、地方圏のユー
20.0 15.0
ザーほど、向いているとは感じていない。
10.0
0.0 導入前
導入6ヶ月
導入12ヶ月 男性
導入18ヶ月
女性
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 統計資料集成
62
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
家電資料集成
Home Electronics Appliances
Two
2 早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 家電資料集成
63
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
サンプル家電 データベース
本研究でサンプルとして用いた家電製品のデータベースを以下に掲載 する。
早稲田大学 理工学部 建築学科 渡辺仁史研究室 2002年度 卒業論文 家電資料集成
64
「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ ITアクセスポイント データ番号: 種類: 4 アクセスポイント 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:通信 空間:居室 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 送受信 なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:家の中なら、どこに設置しても利用可能。しかも、壁面 にも取り付けられるので、家のつくりや部屋のレイアウト を気にすることなく、ネットワークが構築できる。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:ウェアラブルインターネットアプライアンス データ番号: 種類: 43 ウェアラブル 発 売 年: 年代: 機能:AV、通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階:実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:
製品名:東芝 音声認識ハンズフリーヘッドセット データ番号: 種類: 44 ウェアラブル 発 売 年: 年代: 機能:AV、通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く、話す 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 なし 集散効果:分散 備考:
製品名:三洋 ウェアラブルディスプレイ データ番号: 種類: 208 ウェアラブル 発 売 年: 年代: 機能:AV 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る 開発段階 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 不明 不明 集散効果:分散 備考:
製品名:三洋 3D モバイルヘッドマウントディスプレイ データ番号: 種類:ウェアラブル 発 売 年: 年代: 機能:AV 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る 開発段階 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 不明 不明 集散効果:分散 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:アカイ オープンデッキ M-7 データ番号: 種類: 11 オーディオ 発 売 年: 年代: 1962 昭和30年代 機能:AV、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:集合 備考:
製品名:アイワ カセットレコーダー TP-707 データ番号: 種類: 13 オーディオ 発 売 年: 年代: 1964 昭和30年代 機能:AV、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし あり 集散効果:集合 備考:
製品名:パイオニア ステレオ S-88( セパレートタイプ ) データ番号: 種類: 20 オーディオ 発 売 年: 年代: 1970 昭和40年代 機能:AV 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP 一発選曲装置付ラジカセ GT-123MT データ番号: 種類: 199 オーディオ 発 売 年: 年代: 1976 昭和50・60年代 機能:AV、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:録音した曲と曲の間の無音部分をサーチし,一発で頭出しができる。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 ミニステレオカセットレコーダー MR-U4 データ番号: 種類: 26 オーディオ 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:AV、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:SONY ウォークマン TPS-L2 データ番号: 種類: 27 オーディオ 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:AV、 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:“‘いつでも’ ‘どこでも’ 手軽に音楽を楽しむ”をコンセプトに1979年7月1日に発売。以来“外に音楽を持ち出す” というライフスタイルの変革を起こし、そのコンセプトはCDやMDなどのメディアに受け継がれている。 製品名:パイオニア システムコンポ プロジェクト A7 データ番号: 種類: 29 オーディオ 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:AV、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ あり 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP ダブルカセット式ステレオラジカセ ザ・サーチャー W GF-808 データ番号: 種類: 201 オーディオ 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:AV、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:2台のカセットデッキを1つのボディに搭載した独創のダブルカセット方式。2台のカセットデッキを搭載したので テープ編集が容易に。 「一発編集」 「二重再生」「多重録音」等のテープオーディオのニュースタイルが広がった。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 両面レコード自動演奏ステレオ オートディスク V3 VZ-V3 データ番号: 種類: 90 オーディオ 発 売 年: 年代: 1981 昭和50・60年代 機能:AV 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP 超高音質 1ビットアンプ SM-SX100 データ番号: 種類: 102 オーディオ 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:AV 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:集合 備考:2. 8MHz(1秒間に282万2千4百回)という超高速でサンプリングした1ビット信号を増幅することにより、 自然界の音源を忠実に再生できる5Hz∼100kHz(+1dB/−3dB)の再生帯域を確保。 製品名:SHARP 1ビットデジタルオーディオ Auvi SD-NX1 データ番号: 種類: 107 オーディオ 発 売 年: 年代: 2000 平成10年代 機能:AV 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ あり 集散効果:集合 備考:1ビットデジタルアンプは、CDの64倍に相当する1秒間約280万回の超高速サンプリングとΔΣ(デルタシグ マ)変調方式により、限りなく原音を忠実に再生する次世代アンプ技術として高い評価を得ている。 製品名:SONY メモリースティック搭載 音楽再生機能付きチョロ Q データ番号: 種類: 218 オーディオ 発 売 年: 年代: 機能:AV 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く、遊ぶ 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ ITホーム端末 データ番号: 種類: 39 家電コントローラ 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:通信 空間:居室、台所 行為: 開発段階: 見る、話す、家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果: 備考:Bluetoothによるワイヤレス通信で壁の向こうからでも東芝ネットワーク家電のコントロールや、インター ネットの利用などが可能。B5ファイルサイズで1.4kgと軽量。キャリングハンドル付き。 製品名:日立 家電コントローラー データ番号: 種類: 41 家電コントローラー 発 売 年: 年代: 機能:家事、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 家事 開発段階 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし 送受信 不明 集散効果:どちらとも言えない 備考:部屋の天井にカメラとプロジェクターを設置し、そのカメラがレーザーポインターの光を認識して、それぞれの家電 製品をネットワーク経由で制御する。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:YASHICA エレクトロ35(35mm世界初の電子シャッターカメラ) データ番号: 種類: 195 カメラ 発 売 年: 年代: 1966 昭和40年代 機能:記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり なし あり 集散効果:分散 備考:世界初の電子シャター搭載の35mmレンズシャターカメラ。電子カメラの先駆けとなったヒット商品でその後のシ リーズ含め1000万台が世に出た。カラーフィルムの普及と共に話題となる。 製品名:三洋 ネットデジカメ データ番号: 種類: 211 カメラ 発 売 年: 年代: 機能:AV、通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三菱 電気温水器 B-3501 データ番号: 種類: 144 給湯器 発 売 年: 年代: 1964 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:1964年11月には余剰電力を深夜の定められた 8 時間に限り割安な料金で供給する特別深夜電力料金制度が制 定され、家庭用温水器が登場する。深夜電力利用温水器の1号機。 製品名:三洋 ガス瞬間湯沸器「ひまわり」 GB-63 データ番号: 種類: 133 給湯器 発 売 年: 年代: 1969 昭和40年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:流れる水量の調節によって湯温をコントロールし、湯かげんが一目でわかる湯温ダイヤル採用。「あつい」「ぬるい」 を正面にスライド式で表示。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三菱 三菱扇風機 D-10B データ番号: 種類: 146 空調器具 発 売 年: 年代: 1952 昭和20年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:1952年業界初のプラスチック羽根を採用した三菱扇風機を発表。金属羽根からの変更でモータの磁気音を吸収し 音の静かな扇風機が誕生した。 製品名:日立 ルームエアコン EW-50 データ番号: 種類: 172 空調器具 発 売 年: 年代: 1952 昭和20年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:日本初のウインド形エアコンを発売。第一号機は、京都の都ホテルに納入された。冷房能力850/ 1000kca l/h、冷媒はフロン−12、製品重量は100kg、価格は240,000円。 製品名:三洋 高さを3段階に調節できる扇風機「キリン」EF-122 データ番号: 種類: 128 空調器具 発 売 年: 年代: 1957 昭和30年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:業界に先駆けて開発した羽根の高さの 3 段階調節機構。
製品名:松下寿 赤外線コタツ DW-H5L データ番号: 種類: 149 空調器具 発 売 年: 年代: 1960 昭和30年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:集合 備考:従来の電気コタツはニクロム線方式のシーズヒーターを発熱体としていたが、この分野で初めて熱源として、速熱性 に優れ、医療効果安全性、そして赤い光による視覚効果が得られる赤外線ランプを採用した赤外線コタツ。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 スプリット型エアコン SAP-200 E データ番号: 種類: 130 空調器具 発 売 年: 年代: 1961 昭和30年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:業界で初めて室内機と室外機を分離したスプリット型エアコン。以後、ウインド型は徐々に減り、エアコンは分離型 の時代となった。 製品名:日立 ルームエアコン RW-600H データ番号: 種類: 170 空調器具 発 売 年: 年代: 1961 昭和30年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:ヒートポンプ式の冷暖房兼用エアコンの2機種を発売。また、スイッチ操作のわずらわしさをなくすため、リモコン の取付を可能にした。さらに、価格面でもIHPで業界初の20万円を割る価格を実現。価格は185,000円。 製品名:日立 ルームエアコン RA-228D データ番号: 種類: 171 空調器具 発 売 年: 年代: 1967 昭和40年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:世界初、再熱器を使った本格ドライ機能搭載のエアコンを発売。「梅雨どきは冷房しないで除湿だけ、カンカン照っ たら自動冷房」という使用期間が延びたという宣伝を消費者にアピールし支持を得た。価格は159,000円。 製品名:三菱 ウインドファン WL-907 データ番号: 種類: 142 空調器具 発 売 年: 年代: 1969 昭和40年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:1969年国産一号機が〈換気冷風〉扇として広島県にてテスト販売 を行った。手軽な冷風扇は、エアコンの一般 普及前の時代に各社が競って参入し、一市場を形成した。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 ロータリーコンプレッサ搭載スプリット型エアコン SAP-R221EC データ番号: 種類: 134 空調器具 発 売 年: 年代: 1970 昭和40年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:業界初のロータリーコンプレッサ搭載。高性能、省エネ、低騒音および軽量を実現。室内機はテレビ型、室外機は本 格ルーバーデザインを採用している。 製品名:三菱 エアコン MS-22RE 霧ヶ峰 データ番号: 種類: 22 空調器具 発 売 年: 年代: 1971 昭和40年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:
製品名:三洋 ロータリーガス化バーナー採用石油温風暖房機 「クリーンライフ」 CFF-4000 データ番号: 種類: 135 空調器具 発 売 年: 年代: 1973 昭和40年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:業界初のロータリーガス化バーナーを搭載したFF式(強制給排気式)石油温風暖房機。バーナーを回転させ石油を 霧状にして燃焼させるため、従来の芯上下式、ポット式に比べ高効率。 製品名:三菱 ウインドファン WF-90 クルピシャ データ番号: 種類: 15 空調器具 発 売 年: 年代: 1974 昭和40年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立 ルームエアコン RAS-2203SI データ番号: 種類: 169 空調器具 発 売 年: 年代: 1977 昭和50・60年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:世界初、IC制御のルームエアコン。現在のマイコン制御タイプの原形を提示した。ICプリセット方式の採用によ り、運転モード、風量、温度、おやすみタイマーの手間をなくした。価格は215,000円。 製品名:三菱 石油ファンヒーター KD-32AT データ番号: 種類: 143 空調器具 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:国産初の石油ガス化燃焼方式の石油ファンヒーター。灯油を空気圧送によってミクロン単位に微粒化し、最適温度に 保たれた気化室に送り込んで気化し、空気との理想的な混合ガスにして完全燃焼させる。 製品名:日立 ルームエアコン RAS-2201WSL データ番号: 種類: 168 空調器具 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:マイコン制御エアコン。省エネを目的とした自動化にコンピュタを応用するという考え方を業界に定着させた。睡眠 後も一晩中、室内の快適性を自動コントロールする「おやすみ回路」は、その代表として大ヒットした。 製品名:日立 ルームエアコン RAS-2207WLL データ番号: 種類: 167 空調器具 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:日本初、温・湿度リモートセンサー付き冷・暖・ドライモード搭載。梅雨など湿度の高い季節には湿度センサーによ るドライ回路が働き、 経済性の高い除湿運転を実行。おさえめ暖房や急速冷房ができる「自動能力可変」も実現した。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立 ルームエアコン RAS-2223H データ番号: 種類: 166 空調器具 発 売 年: 年代: 1983 昭和50・60年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:世界初、高効率ブラシレス直流モーター採用の直流インバーターエアコン。回転子にフェライト永久磁石を用いるこ とによって直流モーターの問題点を克服し、省エネ直流モーター方式のルーツとなった。価格は310,000円。 製品名:日立 ルームエアコン RAS-2222WR データ番号: 種類: 174 空調器具 発 売 年: 年代: 1983 昭和50・60年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:光センサー搭載のエアコン。エアコンのマイコン制御をより快適にするため、光センサーを加え室内の光の量を測定 して自動的に室温を制御する。マイコン採用のものより制御の幅が広くなり、夏冬とも経済的な運転が可能に。 製品名:松下 冷暖インバーターエアコン「ちいサイズ」 CS-G25V データ番号: 種類: 190 空調器具 発 売 年: 年代: 1992 平成元年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:住宅の外観と調和することを狙って業界最小の室内機及び室外機を実現した冷暖セパレート型インバータエアコン。 (愛称「ちいサイズ」 )室外機は縦横54cm、シンメトリー正四角形のデザイン。 製品名:日立 ルームエアコン RAS-259EX データ番号: 種類: 173 空調器具 発 売 年: 年代: 1994 平成元年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:インバータータイプのサイクル再熱方式による本格除湿エアコン。到達湿度が約50%とこれまでにない低湿度の世 界を実現し、冷房に代わる健康空調や湿害対応ができる機能として注目を浴びた。価格は220,000円。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 冷暖インバーターエアコン AY-H28FX,AY-H25FX データ番号: 種類: 127 空調器具 発 売 年: 年代: 1996 平成元年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:従来の「冷房・暖房・除湿」に加え、業界で初めて「加湿」と「換気」機能を搭載。5 つの空調機能をトータルにコ ントロールできるエアコンを開発。 製品名:日立 ルームエアコン RAS-2510HX データ番号: 種類: 175 空調器具 発 売 年: 年代: 1997 平成元年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:世界初、パルス電圧振幅波形制御方式のPAMエアコン。インバータタイプの力率90%を PAM エアコンは99% にし、モーター回転数を約1. 5倍に高め省エネと高暖力を実現した。価格は220,000円。 製品名:松下 新住宅融合エアコン「コーナーエアコン」 CS-PG28Y,CS-PG32Y, CS-PG40Y2 データ番号: 種類: 191 空調器具 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:業界初の住宅のリビングルーム用として天井コーナーに据え付けできる新形態(扇形)のエアコン。部屋の天井コー ナーから部屋の中央に向けて包みこむような暖房気流を送り出すことで、快適な本格リビング空調を実現。 製品名:日立多賀テクノロジー 空気清浄機 EP-3000K データ番号: 種類: 182 空調器具 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:集中 備考:PAM制御&脱臭HEPAの空気清浄機。脱臭HEPAとイオニック脱臭フィルターで高脱臭率99.9%。イオニッ ク脱臭フィルターは臭い成分をイオンレベルで分解、吸着。水につけ天日干しするだけで再生する。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立多賀テクノロジー ダクト用換気扇 DS-10BW データ番号: 種類: 183 空調器具 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:空調 空間:風呂 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:新環流同時給排タイプ。 ワンボディで排気と同時に浴室内の天井面に沿って給気する同時給排タイプ。高効率サーキュ レーション換気により、浴室の乾燥時間を短縮、カビの発生を抑制。 製品名:SHARP プラズマクラスターイオン技術搭載空気清浄機 FU-M40CX データ番号: 種類: 106 空調器具 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:空調 空間:居室 行為: 開発段階: 快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:「除菌イオン」こと、プラズマクラスターイオンが、冬や夏の季節ごとに部屋に飛び交うウイルスを撃退。「除菌イオ ン」は健康的な暮らしに欠かせない空調機能として価値が高まっている。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:Microsoft XBox データ番号: 種類: 38 ゲーム機 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:AV、娯楽、通信、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 遊ぶ 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 送受信 あり 集散効果:どちらとの言えない 備考:Microsoft の家庭用ゲーム機「Xbox」 。Pentium III ベースの CPU 搭載。FSB は 133MHz で、内蔵 2 次キャッシュは 128KB と Pentium III の半分。メモリは SAMSUNG 製の 128Mbit DDR SDRAM。 製品名:SONY PlayStation2 内蔵ハードディスク データ番号: 種類: 40 ゲーム機 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:娯楽、通信、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 遊ぶ 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 送受信 あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:PS2専用HDDユニット。オンラインゲームという新しいゲーム世界を家庭で楽しむことが可能になった。同時期 に発売された RPG の「FinalFantasyXI」によって、ゲームは新たな可能性を獲得した。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三菱 コンパクト蛍光灯スタンド BB GIRAFFEBS3001 データ番号: 種類: 141 照明 発 売 年: 年代: 1985 昭和50・60年代 機能:照明 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:一般白熱電球100W とはぼ同サイズで明るさが同等・消費電力が1/3・寿命6倍と従来にない光源であるコン パクト蛍光ランプFDL27を搭載した最初の照明器具。 製品名:三菱 生活演出照明器具「シーン」 ZLIT データ番号: 種類: 140 照明 発 売 年: 年代: 1990 平成元年代 機能:照明 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、快適 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:集合 備考:蛍光ランプと白熱ランプを各2種類づつ計14個使用し、調光や回転機能・点灯の切替をリモコンにより操作し、明 るさ・光色・配光を変える照明器具。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 電気洗濯機 データ番号: 種類: 148 洗濯機 発 売 年: 年代: 1930 昭和20年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:1921年米国ソール社製を輸入販売したのが我が国最初の電気洗濯機。その後ソール社から技術導入し、1930 年国産第一号を完成。攪拌式で紋機の付いた大型と付かない小形の 2 種類。 製品名:三洋 洗濯機 噴流式 1 号機 SW-53 データ番号: 種類: 3 洗濯機 発 売 年: 年代: 1953 昭和20年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:我が国初の噴流式を採用。従来のかくはん式の半額に近い低価格を実現し、使いやすさとあいまって家庭への普及に 先鞭をつけた。噴流式電気洗濯機の発売は、家庭電化ブームのスタートでもあった。 製品名:三洋 洗濯機 SW-56 データ番号: 種類: 49 洗濯機 発 売 年: 年代: 1955 昭和30年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:常に一定の水量を必要とする噴流式と違い、洗濯物の量に合わせて水を節約できるうず巻式水流は、洗浄力が高く、 洗濯時間が短くてすむという特徴がある。 製品名:三洋 洗濯機 SW-2000 データ番号: 種類: 50 洗濯機 発 売 年: 年代: 1956 昭和30年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:デリケートな合成繊維衣料が増えるにつれ、洗濯機には「衣類を傷めない」という要望が強くなってくる。それに応 えたのが、内蔵ポンプによる噴射水流で洗う「ジェット水流」だった。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 洗濯機 SW-36 データ番号: 種類: 51 洗濯機 発 売 年: 年代: 1958 昭和30年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:マジックターン(自動反転うず巻)方式は布傷みや汚れ落ちのムラをより少なくし、現在も洗濯機のほとんどがこの 方式を採用している。 製品名:NEC 洗濯機 NW-100(単槽・手絞り機付) データ番号: 種類: 6 洗濯機 発 売 年: 年代: 1959 昭和30年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:三洋 洗濯機 二槽式脱水乾燥洗濯機 SW-400 データ番号: 種類: 52 洗濯機 発 売 年: 年代: 1960 昭和30年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:1台の洗濯機に遠心脱水装置、熱風乾燥装置を組みこんだ一体型。「日本で初めて誕生、物干のいらない洗濯機とし て話題を呼んだ。 製品名:日立 洗濯機 SC-AT1 スキャット(全自動1号機) データ番号: 種類: 9 洗濯機 発 売 年: 年代: 1961 昭和30年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 洗濯機 SW-500 ホームランドリー ( 一層式全自動 ) データ番号: 種類: 17 洗濯機 発 売 年: 年代: 1966 昭和40年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:三洋 洗濯機 全自動洗濯乾燥装置 SW-500,CD-300 データ番号: 種類: 53 洗濯機 発 売 年: 年代: 1966 昭和40年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:全自動洗濯機と全自動ガス乾燥機を組み合わせたもので、わが国初。ホームランドリー時代の先駆けとなった。今ま での家事労働の解放を実現した商品、として宣伝された。 製品名:三洋 洗濯機 SW-763 データ番号: 種類: 54 洗濯機 発 売 年: 年代: 1969 昭和40年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:洗濯の手間を省いても、 乾いた洗濯物に点々と付く糸くずは悩みの種。その糸くずを洗いながら回収する画期的なフィ ルターを開発。よりキレイな仕上りを実現。 製品名:三洋 洗濯機 SW-5100C データ番号: 種類: 55 洗濯機 発 売 年: 年代: 1971 昭和40年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:1971年のコイン式全自動洗濯機発売に続き、翌年にはコイン式衣類乾燥機も投入。人件費のかからないセルフサー ビスのクリーニングビジネスを成長させたと言える。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 洗濯機 SW-6202 データ番号: 種類: 56 洗濯機 発 売 年: 年代: 1972 昭和40年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:ニ槽式洗濯機は自分好みの洗濯ができる反面、給水やすすぎ時に「うっかり、水の止め忘れ」を起こしやすい。そん なユーザの「知らせて欲しい」の声から生まれたのが、音で知らせる「満水ブザー」という考え方だった。 製品名:三洋 洗濯機 SW-7005 データ番号: 種類: 57 洗濯機 発 売 年: 年代: 1974 昭和40年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:オイルショック後の節約世相を受けて、「できるだけ水や洗剤のムダを少なく」というコンセプトで開発。内槽と外 槽の間の水を吸い上げて、水を有効に使う節水ポンプアップ方式。従来品と比べ、水約 4 割、洗剤約 2 割を節約。 製品名:三洋 洗濯機 SW-8000 データ番号: 種類: 58 洗濯機 発 売 年: 年代: 1975 昭和50・60年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:洗濯槽上部の外周部分は、脱水で高速回転する時バランスを取りやすいよう重くなっている。従来製品のコンクリー トの代りに「液体」を入れる事によりバランス性能を上げ、騒音や振動を抑え製品の大幅な軽量化を実現。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-555 データ番号: 種類: 59 洗濯機 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:パルセーター裏羽根のポンプアップ効果によって起された循環水を、糸くずフィルターに通すことで約 8 割もの糸 くずを回収。フィルターは着脱式でメンテナンスも容易に。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 洗濯機・乾燥機・専用台セット SD-200N ・ ED-700N ・ DS-60N データ番号: 種類: 31 洗濯機 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:三洋 洗濯機 SW-003 データ番号: 種類: 60 洗濯機 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:2つの槽を使用し1台で同時に洗い分けができるので洗濯時間の短縮につながり、また右槽から左槽へ水を移せるの で、洗濯液やすすぎの水を有効に活用できる。キメ細かいニ槽式の利点と手間を省ける全自動の利点を併せ持つ。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-L360 データ番号: 種類: 61 洗濯機 発 売 年: 年代: 1981 昭和50・60年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:生活習慣の洋風化でカーテンや毛布、ベッドカバーなどの大物素材が増加。手洗いのつらさや清潔感、クリーニング 代節約などを理由に、 「毛布を洗濯機で洗いたい」という声に応えて開発。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-L333 データ番号: 種類: 62 洗濯機 発 売 年: 年代: 1983 昭和50・60年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:洗いあとの洗濯液や、2 回目のきれいなすすぎ水を、排水せず洗濯槽横の「Lプール」に貯めておくことで、次の洗 濯に再利用できるというシステム。商品寸法も従来のニ槽式洗濯機と同等と、買替え需要のヒット商品となりました。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 洗濯機 ASW-450M データ番号: 種類: 63 洗濯機 発 売 年: 年代: 1988 平成元年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:共働きの増加や核家族化が一層進み、夜に洗濯する機会が増えたこの時代、脱水時のガタガタという振動は何より気 がかり。 「ゆれんどりー」は、脚部に振動を吸収する新素材ブチルゴムを採用し、揺れによる騒音を軽減。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-451T データ番号: 種類: 64 洗濯機 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:洗濯機の底をふさぐ「サイレントパン」で、足元からの音もれをなくし、音や振動への不安を軽減。騒音が気になる マンションなどにオススメな都市型洗濯機。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-60V3 データ番号: 種類: 67 洗濯機 発 売 年: 年代: 1991 平成元年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:今では常識になっている「洗剤量目安サイン」機能を初搭載。洗濯物を入れるだけで、おまかせサインが最適の洗剤 量と水量も表示。ムダなく、洗剤の効果を十分に引き出す。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-50A1 データ番号: 種類: 68 洗濯機 発 売 年: 年代: 1994 平成元年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:従来のすすぎは 2 度も洗濯物が浸かるよう水をためてすすいでいたが、この機種より洗濯槽を回しながら少量の水 をかけてすすぐ「シャワーすすぎ」を開発。水道代約 30%カットを実現し、後に各社もこの方式を採用。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 洗濯機 ASW-60Z1 データ番号: 種類: 69 洗濯機 発 売 年: 年代: 1995 平成元年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:「風呂水を使いたいけど衛生的かしら?」の不安を払拭。浄水器システムを応用した4重構造フィルターで、30ミ クロンのアカやホコリもキャッチ。水道水はすすぎ仕上げに「バケツ一杯分」使うだけで、衛生的に水を節約できる。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-EP80A データ番号: 種類: 65 洗濯機 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:毎分5000万個作り出されるミクロの気泡が、砕けるときに超音波領域を含んだ衝撃波を発生し洗剤を良く溶かし 汚れをはがす。軽い汚れなら今までの約半分の洗剤でもスッキリと落とせる省洗剤効果も。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-EP800 データ番号: 種類: 66 洗濯機 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:洗濯槽を10度傾けた「ななめドラム」。洗濯槽をななめにした事で、衣類の上下入れ代りが良くなり、約10%少 ない水量でも高洗浄を実現。洗濯槽が手前に傾いているので槽の中がよく見え、楽に衣類が取り出せる。 製品名:三洋 洗濯機 ASW-ZR800 データ番号: 種類: 70 洗濯機 発 売 年: 年代: 2001 平成10年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:“洗剤を使わなくても汚れが落ちる”そんな夢のようなことを可能にしたのは、水道水を電気分解して作る「電解水 パワー」 。 「電解水」は着たから洗う程度の軽い汚れの衣類なら、洗剤なしでキレイに洗って除菌・消臭までこなす。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 真空超音波洗浄 全自動洗濯機 えりピカそでピカ ES-U80C/U70C データ番号: 種類: 112 洗濯機 発 売 年: 年代: 2001 平成10年代 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:従来の全自動洗濯機の約100倍の洗浄力を持つ振動子を使った真空超音波洗浄装置を世界で初めて搭載し、襟や袖 などの落ちにくい汚れも、驚くほどきれいに洗える。 製品名:東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ ITホームランドリー データ番号: 種類: 205 洗濯機 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:家事、通信 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:いままで洗い方がわからなかった、オシャレ着や新素材の衣類の洗濯方法をレシピ風に配信。ITホーム端末がそれ ぞれの衣類に最適な洗濯方法の前準備から仕上げまでをお知らせ。設定はレシピにあわせて自動設定。 製品名: データ番号: 種類:洗濯機 発 売 年: 年代: 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名: データ番号: 種類:洗濯機 発 売 年: 年代: 機能:家事 空間:風呂 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 カセット集じん方式掃除機「太郎」 SC-3000 データ番号: 種類: 132 掃除機 発 売 年: 年代: 1968 昭和40年代 機能:家事 空間:居室 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:吸いこんだゴミを圧縮してカセットにゴミの缶詰をつくるので、カセットをはずせば簡単にチリ箱にゴミが捨てられ、 手が汚れないしホコリもたたない。カセット式の発想が、その後の「ダストボックス着脱式」の原点に。 製品名:東芝 クリーナー VC-60EK データ番号: 種類: 21 掃除機 発 売 年: 年代: 1969 昭和40年代 機能:家事 空間:居室 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 自動式電気釜 ER-4 データ番号: 種類: 145 調理器具 発 売 年: 年代: 1955 昭和30年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:1955年12月10日我国初めて発売。700台の限定生産がヒット商品となり、台所に電化革命をもたらした。 自動的にご飯が炊ける電気釜。 製品名:SHARP キッチンロースター KF-650 データ番号: 種類: 72 調理器具 発 売 年: 年代: 1959 昭和30年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:ヒーターを上面に取り付け煙がでないように工夫した製品。
製品名:SHARP 電子レンジ R-10 データ番号: 種類: 75 調理器具 発 売 年: 年代: 1962 昭和30年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:国内量産第1号機の電子レンジ。国内における電子レンジの量産としては、第1号機として登場。しかも、高周波出 力は、1000W とハイパワー仕様なので、料理のあたためや再加熱をすばやく、効率よくおこなう。 製品名:松下 電子レンジ NE-100F データ番号: 種類: 119 調理器具 発 売 年: 年代: 1963 昭和30年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:食堂での利用など主に業務用として使用され、その後の電子レンジの普及の先駆けとなる。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP ターンテーブル式電子レンジ R-600 データ番号: 種類: 76 調理器具 発 売 年: 年代: 1966 昭和40年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:世界初のターンテーブル式電子レンジ。198,000円。その後の電子レンジ市場の基盤を作った。
製品名:日立ホームテック 電子レンジ MR-6000 データ番号: 種類: 186 調理器具 発 売 年: 年代: 1976 昭和50・60年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:世界で初めて食品の温度を加熱室からの排気される空気の温度変化で検知する新しい排気温度検知システムを開発。 これにより、よく使われるご飯やおかずの暖めを自動化しただけでなく、使い勝手を大幅に改善した。 製品名:三洋 ガスコンビネーションレンジ GMO-8500 データ番号: 種類: 137 調理器具 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:業界で初めて、電子レンジとガス高速オーブンを複合化した同時加熱の調理機能。素材や調理に合わせ、4通りの加 熱方法がある。 製品名:日立ホームテック ミル付コーヒーメーカー CS-40M データ番号: 種類: 187 調理器具 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:分散 備考:国内初のコーヒーミルとコーヒー沸かし器を一体化したコーヒーメーカー。回転刃方式のミルとドリップ式のコー ヒーメーカーを同一本体に収納し、挽き終えた粉ですぐに抽出でき、そのまま保温もできる。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立ホームテック 日立ジャー式電気ポット JP-800 データ番号: 種類: 188 調理器具 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:家事 空間:居室、台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:「水を入れると、自動的に沸かして、そのまま保温してくれる」電気ポットと魔法びんの両機能を持ったジャー式電 気ポットとして開発。その後、他社の参入を迎えてジャーポットという新しいマーケットが創造された。 製品名:三洋 赤外線センサーオーブンレンジ EM-32 データ番号: 種類: 138 調理器具 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:食品の温度を敏感にキャッチする赤外線センサーとマイコンの連動で、家庭でよく作られる料理の代表的なもの80 種類以上のメニューが、32コースのメニューキーを押すだけでおいしく自動調理できる。 製品名:SHARP 電子レンジ R-6500 データ番号: 種類: 123 調理器具 発 売 年: 年代: 1983 昭和50・60年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:世界初、 重量センサーで生もの解凍するセンサー . オーブンレンジ。むずかしい生もの解凍が「重量センサー」と「マ イコン」の組み合わせで、食品の重さを計り、重さに応じた火加減を自動的にコントロール。 製品名:日立 コンパクトサイズのミニ保温釜 RZ-440 データ番号: 種類: 189 調理器具 発 売 年: 年代: 1986 昭和50・60年代 機能:調理 空間:居室、台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:業界初の少量炊飯専用のジャー炊飯器。単身者、小家族向けとして0.09L(0.5合)∼0.36L(2合)まで の炊飯を0. 5合単位で炊飯できる。手のひらサイズのジャー炊飯器のネーミングを「こがま」くんとして採用。
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製品名:SHARP トースターレンジ(電子レンジ) RE-102 データ番号: 種類: 125 調理器具 発 売 年: 年代: 1986 昭和50・60年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:世界初、ごはんのあたためや、トーストがこれ一台でつくれるオーブントースターレンジ。レンジ加熱とトースター 加熱を組み合わせれば焦げ目のいる冷凍食品もスピーディーに仕上がる。 製品名:SHARP カプセルレンジ(電子レンジ) RE-1 データ番号: 種類: 126 調理器具 発 売 年: 年代: 1986 昭和50・60年代 機能:調理 空間:居室、台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:食卓やサイドテーブル、リビングなど、部屋から部屋へ生活シーンに合わせて持ち運べるコンパクトなカプセルレン ジ。 製品名:三洋 圧力 IH 炊飯器 ECJ-IH18 データ番号: 種類: 139 調理器具 発 売 年: 年代: 1992 平成元年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:分散 備考:圧力釜は、釜の内部を密閉し1. 1気圧に保ち、水を約103度で沸騰させて芯まで浸透させ、おいしさの条件であ るデンプンのアルファ化を促す。IH方式は電磁誘導で釜自体が発熱。ガス並の強い火力でお米を一気に炊く。 製品名:日立多賀テクノロジー 家庭用バイオ式生ごみ処理機 BGD10,BGD12 データ番号: 種類: 181 調理器具 発 売 年: 年代: 1994 平成元年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:家庭用バイオ生ごみ処理機の草分け的製品。平成 6 年 6 月発売。バチルス系の好気性常温菌 5 種類とおが屑、コーヒー 殻等を菌床として生ごみを発酵分解する方式。価格148,000円
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立ホームテック 電子レンジ MRD-GT1 データ番号: 種類: 184 調理器具 発 売 年: 年代: 1994 平成元年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:業界で初めてドアを開けると自動的にターンテーブルが手前に出てくる機能を備えた電子レンジ。熱い庫内に手を入 れなくても食品が取り出せるので火傷の心配がなく、熱風 2 段オーブンの採用と合わせ一層の使いやすさを実現。 製品名:SHARP 液晶ナビゲーションレンジ(電子レンジ) RE-CM5 データ番号: 種類: 124 調理器具 発 売 年: 年代: 1996 平成元年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:お料理ナビゲーション&火加減自動で117メニューがカンタンに作れる液晶ナビゲーションレンジ。液晶画面が材 料 1 分量からコツまで知らせる。表示される手順にそって料理すればおいしく仕上がる。 製品名:日立ホームテック 電子レンジ MRO-N800 データ番号: 種類: 185 調理器具 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:業界で初めて、 食品に付けるコロモや網及び加熱方式の工夫により、油で揚げる方法に比べて20∼50%のカロリー カットができる健康ダイエットメニューキーを搭載。 製品名:SHARP 献立情報レンジ インターネット DE これつくろ !(RE-M210) データ番号: 種類: 103 調理器具 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:調理、通信 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:インターネットを利用して料理レシピを取り込めるオーブンレンジ。“シャープスペースタウン”上に掲載されてい るレシピを、オーブンレンジにダウンロードし、下ごしらえから仕上げ加熱までを自動的に行なうというもの。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT レンジ データ番号: 種類: 204 調理器具 発 売 年: 年代: 2002 平成10年度 機能:調理、通信 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:一人ひとりの健康状態にあわせたメニューを配信。用意できる食材や、人数にあわせたレシピ配信。設定がレシピに あわせてITホーム端末から送られるので、調節を気にすることなく、画面 を見ながら料理できる。 製品名: データ番号: 種類:調理器具 発 売 年: 年代: 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名: データ番号: 種類:調理器具 発 売 年: 年代: 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名: データ番号: 種類:調理器具 発 売 年: 年代: 機能:調理 空間:台所 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 白黒テレビ TV3-14T データ番号: 種類: 2 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1953 昭和20年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:1953年1月15日 、 日本初のシャープテレビ〈TV3‐14 T〉が販売開始。価格は175,000円。当時の公 務員の初任給は高卒で5, 400円。2月、NHKが1日4時間のテレビ放送を開始。 製品名:三洋 白黒テレビ 14-E1 データ番号: 種類: 5 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1958 昭和30年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SONY 白黒テレビ TV-8 301 データ番号: 種類: 7 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1960 昭和30年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
製品名:松下 カラーテレビ K21-10(21 インチ) データ番号: 種類: 8 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1960 昭和30年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP カラーテレビ CV-2101 データ番号: 種類: 73 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1960 昭和30年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:販売価格500, 000円。当時の公務員初任給が10,800円
製品名:SONY 白黒テレビ TV5-303 データ番号: 種類: 10 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1962 昭和30年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP 白黒テレビ 12T-P3 純トラ(国産初の純トランジスタテレビ) データ番号: 種類: 19 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1967 昭和40年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SONY カラーテレビ KV 1310 トリニトロン1号機 データ番号: 種類:テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:映画の「アカデミー賞」と並んで、テレビ界では最高の栄誉とされる「エミー賞」にトリニトロンが選ばれた。テレ ビ受像器が受賞したのはトリニトロンが初めて。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP カラーテレビ ちびでか データ番号: 種類: 83 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1976 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:「二台目のテレビはある程度画面が大きく、しかも場所を取らない物」という消費者調査のもとに考案された。
製品名:SHARP EL テレビ データ番号: 種類: 84 テレビ・モニター 発 売 年: 年代:昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:世界初のパネルテレビとしてマスコミに注目された。厚さはわずか3センチ。
製品名:松下 カラーテレビ TH-20-B8 パナカラー1号機 データ番号: 種類: 25 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP 3 型カラー液晶テレビ データ番号: 種類: 92 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1987 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三菱 大画面テレビ CZ CLUB 37C-CZ303 データ番号: 種類: 33 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP ハイビジョンテレビ 36C-SE1 データ番号: 種類: 96 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 1992 平成元年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:家庭へのハイビジョン普及の口火を切った100万円ハイビジョン。
製品名:SHARP 高精細 TFT 液晶 ワンダーピクス データ番号: 種類: 105 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 2000 平成10年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:従来の液晶ディスプレイがもつ表現力を一段と高め、ありのままの質感をより忠実に表現することが可能な、高精細 ディスプレイ。 製品名:SHARP 液晶カラーテレビ AQUOS LC-20C1 データ番号: 種類: 109 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 2000 平成10年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:薄型/軽量/省スペースの特長を生かし、部屋から部屋へ手軽に持ち運んで、好みの場所でテレビが楽しめる「ホー ムモバイル視聴」や、壁掛け、天吊りなど様々な取付け方を可能にする「アドレスフリーセッティング」を実現。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 1ビットシアターシステム Auvi SD-ST100 データ番号: 種類: 110 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 2001 平成10年代 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:「1ビットデジタルの高音質でシアターを楽しみたい」というユーザの声に応え、省スペース特性を活かした薄型ボ ディに5. 1チャンネルの1ビットデジタルアンプとDVDビデオプレーヤーを搭載。 製品名:三洋 50 型多視点方式 3D ディスプレイ データ番号: 種類: 79 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 開発 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし 不明 不明 集散効果:集合 備考:
製品名:三洋 有機 EL ディスプレイ データ番号: 種類: 206 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽、、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 開発 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし 不明 不明 集散効果:集合 備考:
製品名:三洋 ワイヤレス有機 EL ディスプレイ データ番号: 種類: 210 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 不明 不明 集散効果:分散 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 有機 EL15 型ディスプレイ データ番号: 種類: 212 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:集合 備考:
製品名:日立 水晶玉型ディスプレイ データ番号: 種類: 42 テレビ・モニター 発 売 年: 年代: 機能:AV 空間:居室 行為: 開発段階: 見る 開発 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 不明 不明 集散効果:分散 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 世界初液晶表示電卓 エルシーメイト データ番号: 種類: 80 電子計算機 発 売 年: 年代: 1973 昭和40年代 機能:事務 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:分散 備考:世界ではじめて表示部に液晶を搭載した電卓。
製品名:SHARP 液晶コンパクト型電卓 EL-8006 データ番号: 種類: 81 電子計算機 発 売 年: 年代: 1975 昭和50・60年代 機能:事務 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:分散 備考:コンパクトのサイズにまで小型化を進めた電卓。
製品名:NEC TK-80 データ番号: 種類: 117 電子計算機 発 売 年: 年代: 1976 昭和50・60年代 機能:娯楽 空間:居室 行為: 開発段階: 遊ぶ 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:日本で最初のマイコン。1976年に日本電気から8万8500円で発売。マイコンブームを生むきっかけとなった マシン、組立説明書に従って組み立てていくトレーニングキット。ディスプレイは8桁のLED。 製品名:SHARP MZ-80K データ番号: 種類: 118 電子計算機 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:Z−80(2MHz) 搭載、20KB RAM 標準搭載 ( 増設最大 48KB)、10 型白黒モニタ標準搭載、1200bps データレコー ダ標準搭載、キーボードが碁盤の目状、完成品ではなくセミキット、価格198,000円
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 日本語ワープロ 書院 データ番号: 種類: 86 電子計算機 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:日本語ワープロ第一号。
製品名:SHARP 電子式翻訳機 IQ-3000 データ番号: 種類: 202 電子計算機 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:事務 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す、事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:分散 備考:英単語約 2500 語,英熟語約 300 語,日本語約 5000 語を内蔵。入力した英語(日本語)をワンタッチで和訳(英訳) する,初めてのポケット型翻訳機。 製品名:SHARP 音声電卓 CS-6500 データ番号: 種類: 88 電子計算機 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:事務 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:結果を読み上げる音声 電卓。
製品名:SHARP パソコン MZ-80B データ番号: 種類: 89 電子計算機 発 売 年: 年代: 1981 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:独自のクリーン設計によるパソコン。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP ワードプロセッサー WD500 データ番号: 種類: 28 電子計算機 発 売 年: 年代: 1984 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:
製品名:Apple Macintosh データ番号: 種類: 113 電子計算機 発 売 年: 年代: 1984 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:Macの原点。OSも付属のアプリケーションも現在のGUI環境のソフトに影響を与えているのは間違いない。
製品名:Apple Macintosh-Plus データ番号: 種類: 114 電子計算機 発 売 年: 年代: 1986 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:難点だったメモリー搭載量を標準で1MB(後に2MB)、最大4MBと大幅に改善。SCSIインターフェイス内 蔵でハードディスクなども増設しやすくなった。日本語についても漢字TALK1.0が搭載され日本語対応。 製品名:SHARP 電子システム手帳 PA-7000 データ番号: 種類: 91 電子計算機 発 売 年: 年代: 1987 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし あり 集散効果:分散 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP DST 型液晶ワープロ データ番号: 種類: 93 電子計算機 発 売 年: 年代: 1987 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:目に優しいペーパーホワイト画面のDST液晶搭載ワープロ。
製品名:Apple Macintosh II データ番号: 種類: 115 電子計算機 発 売 年: 年代: 1987 昭和50・60年代 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし あり 集散効果:分散 備考:MPU として68020を積み、メモリーも最大8MBとなり当時のワークステーション並みの性能を誇る。NuBus を搭載し拡張性も非常に高くなった。 製品名:NEC 文豪 MINI 7R データ番号: 種類: 32 電子計算機 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:事務、通信、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 話す、事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 送受信 あり 集散効果:分散 備考:オプションでモデムがついており、パソコン通信が出来た。
製品名:東芝 DYNABOOK J-3100SS データ番号: 種類: 36 電子計算機 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:事務、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり なし あり 集散効果:分散 備考:「みんなこれを、目指してきた。 」のキャッチコピーでセンセーショナルにデビューした元祖 DynaBook。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 液晶ペンコム ザウルス PI-3000 データ番号: 種類: 98 電子計算機 発 売 年: 年代: 1993 平成元年代 機能:事務、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:Pi2T(パーソナル・インフォメーション&インテリジェント・ツール)構想に基づき、 “コミュニケーションのツー ル、仕事の仕組みを変えるツール”として開発したのが、新・携帯情報ツール“液晶ペンコム「ザウルス」”。 製品名:SHARP カラーザウルス MI-10DC データ番号: 種類: 99 電子計算機 発 売 年: 年代: 1996 平成元年代 機能:AV、事務、通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、聴く、話す、録る、事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:約65, 000色表示の鮮やかな“5型カラーTFT液晶”を採用し、個人情報管理機能はもとより、インターネッ トへのアクセス、デジタルカメラでの 写真撮影や音声の取込みなど、ネットワークとマルチ メディアに対応した、 製品名:SHARP 超薄型ノートパソコン メビウスノート PJ PC-PJ1 データ番号: 種類: 100 電子計算機 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:AV、娯楽、事務、通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、聴く、話す、遊ぶ、事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:薄型、軽量設計のスタイリッシュデザイン、スマートに使えるジャストフィットノートパソコン。B5ファイルサイ ズのコンパクトボディーに、クラス最大級の11.3型TFT液晶を搭載。約8.5時間駆動。 製品名:SHARP パーソナルモバイルツール ザウルス MI-E1 データ番号: 種類: 104 電子計算機 発 売 年: 年代: 2000 平成10年代 機能:AV、事務、通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、聴く、話す、事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:モバイルでビデオ・音楽などを楽しめるようエンターテイメント性を飛躍的に高め、さらにメールの入力操作や送受 信などのコミュニケーション性をより簡単・快適にした。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP メビウスノート MURAMASA PC-MT1-H1/H1S データ番号: 種類: 111 電子計算機 発 売 年: 年代: 2001 平成10年代 機能:AV、娯楽、事務、通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、聴く、話す、遊ぶ、事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:キャビネット一体型表示ユニット、新開発のポップアップ式キーボードなどにより、このクラスで世界最薄・最軽量 のボディーを実現。軽薄短小を極めた圧倒的なモビリティー性能により、従来品を凌ぐモバイルユースを可能に。 製品名: データ番号: 種類:電子計算機 発 売 年: 年代: 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:
製品名: データ番号: 種類:電子計算機 発 売 年: 年代: 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:
製品名: データ番号: 種類:電子計算機 発 売 年: 年代: 機能:事務、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日本電信電話公社 電話機 プッシュホン 600-P データ番号: 種類: 37 電話 発 売 年: 年代: 1969 昭和40年代 機能:通信 空間:居室 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 送受信 なし 集散効果:分散 備考:呼び出し音が電子音ではなく、金属製のベルをハンマーで叩くタイプ。
製品名:SHARP 高速ファクシミリ FO-2000 データ番号: 種類: 87 電話 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:通信 空間:居室 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 送受信 なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:SHARP 小電力コードレス留守番電話 CJ-A300 データ番号: 種類: 34 電話 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:通信、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 送受信 なし 集散効果:分散 備考:小電力タイプのコードレス電話機と多機能留守番電話機を一体化した、業界初の小電力タイプコードレス留守番電話 機。子機から親機の留守番電話の多彩な機能を操作できる「内線リモート」機能搭載。 製品名:NEC 携帯電話 TZ-804 データ番号: 種類: 45 電話 発 売 年: 年代: 1991 平成元年代 機能:通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 なし 集散効果:分散 備考:小型軽量な折りたたみ式。100人分のメモリダイヤル、ヘルプ機能など、大幅に進化。現在の携帯電話のベースと なったムーバ一号機。
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製品名:SHARP 世界最薄家庭用ファクシミリ イラストーク UX-1 データ番号: 種類: 95 電話 発 売 年: 年代: 1991 平成元年代 機能:通信 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 送受信 なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:一般家庭におけるファクシミリ本格導入を目指した商品。厚さ55mmの超薄型、極力突出部を押さえたフラットサー フェイスフォルム等、従来のビジネスユース的な冷たさ・堅さを排除することで、ファックスイメージを刷新。 製品名:京セラ PHS 端末,PHS 公衆基地局,およびチップセット データ番号: 種類: 196 電話 発 売 年: 年代: 1995 平成元年代 機能:通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 なし 集散効果:分散 備考:PHSはサービス開始後、8カ月足らずで加入者は100万人を越える勢いで伸びており、電話端末が1人1台の時 代がスタートしたと言っても過言ではない。 製品名:NEC 携帯電話 N202 データ番号: 種類: 46 電話 発 売 年: 年代: 1996 平成元年代 機能:通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 なし 集散効果:分散 備考:電池をボディに内蔵することで小型軽量化を実現。音声メモなど機能も充実。
製品名:京セラ 電子メールの送受信可能な PHS 端末 データスコープ DS-110 データ番号: 種類: 197 電話 発 売 年: 年代: 1997 平成元年代 機能:通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 なし 送受信 なし 集散効果:分散 備考:データ伝送可能な PHS 電話機・PHS 電話機でありながら,これ 1 台で電子メールの送受信ができる。PCMCIA(TypeII) インタフェースに対応している。 ・ノートパソコンに直接つないで,PHS 無線モデムとしても利用できる。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:NEC 携帯電話 N206s,N207s データ番号: 種類: 47 電話 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:N206sでは、 内側にマグネシウム素材が使えるようになり、従来のプラスチック素材では不可能だった薄さ(27 →22mm)を実現。N207sでは重量も100gを切り、連続ヒット商品となった。 製品名:京セラ 携帯型テレビ電話 ビジュアルホン VP-110 データ番号: 種類: 198 電話 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:携帯型のテレビ電話。 リアルタイムモードで,お互いの顔を見ながら会話をしたり,カメラモードで撮影した映像を, 離れたパソコンに送信したりすることが可能な、世界初の商品である。 製品名:NEC 携帯電話 502i,502it データ番号: 種類: 48 電話 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:折りたたみタイプのカラー i モード。256色カラー液晶大画面に、“i ナビリンク”、ゲームなどを搭載。
製品名:SHARP 携帯電話 J-SH04,J-SH05 データ番号: 種類: 108 電話 発 売 年: 年代: 2000 平成10年代 機能:通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 話す、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:J - PHONE初のカメラ付き携帯電話。カメラ付き携帯電話はその後他社も追随し、爆発的に普及する。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 3G(第 3 世代)携帯電話 データ番号: 種類: 213 電話 発 売 年: 年代: 機能:AV,娯楽、通信、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、聴く、話す、遊ぶ、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり 送受信 あり 集散効果:分散 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SONY ビデオデッキ・ベータマックス SL-7300(テレビチューナ付) データ番号: 種類: 23 ビデオ 発 売 年: 年代: 1975 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし あり あり 集散効果:集合 備考:
製品名:ビクター VTR・HR3300(VHS 1号機) データ番号: 種類: 24 ビデオ 発 売 年: 年代: 1976 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし あり 集散効果:集合 備考:
製品名:SHARP マイビデオ V3 データ番号: 種類: 85 ビデオ 発 売 年: 年代: 1979 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし あり 集散効果:集合 備考:ユーザーのニーズを周到にキャッチし、APSS(一発頭出し)やフロントローディング(前面操作)などの特長に 加え、初めて15万円台を実現。 製品名:松下 VTR・NV-3000 VZ-C650N(カメラ) データ番号: 種類: 30 ビデオ 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 あり なし あり 集散効果:集合 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SONY パスポートサイズハンディカム CCD-TR-55 データ番号: 種類: 35 ビデオ 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり なし あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:SHARP 液晶ビューカム VL-HL1 データ番号: 種類: 97 ビデオ 発 売 年: 年代: 1992 平成元年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり なし あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:世界初、薄型/高視認性 4 型カラー液晶モニターを内蔵し、独創的な回転投影機構を採用した液晶ビデオカメラ。 従来の 「 撮る 」 だけのビデオカメラから 「 撮って見る 」 の完結型へ進化した新しい『撮る、見る、遊ぶ』の提案。 製品名:SHARP インターネットビューカム VN-EZ1 データ番号: 種類: 101 ビデオ 発 売 年: 年代: 1999 平成10年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり あり あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:ハードウェアとして、デジタル動画の圧縮に世界で初めて「MPEG−4方式」を採用、少ないデータ量での長時間 撮影やスマートメディアによるパソコンへの簡単入力を実現。 製品名:SHARP デジタルハイビジョンレコーダ データ番号: 種類: 220 ビデオ 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし あり 集散効果:集合 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SONY CoCoon チャンネルサーバ データ番号: 種類: 77 ビデオ 発 売 年: 年代:平成10年代 機能:AV,娯楽、通信、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 送受信 あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:機器自らがユーザの好みを学習しテレビ番組などを自動的に選択・記録する「パーソナライズ」性、常時接続により 外出先などから携帯電話やパソコンを使っていつでも即座に番組予約などを可能にする「ユビキタス」性など。 製品名:Victor Blu-ray ディスクレコーダ データ番号: 種類: 214 ビデオ 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 不明 あり 集散効果:集合 備考:
製品名:Victor デジタルハイビジョンムービー データ番号: 種類: 215 ビデオ 発 売 年: 年代: 機能:AV、記録 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 見る、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 不明 あり 集散効果:集合 備考:
製品名:SONY CoCoon ディスクレコーダ データ番号: 種類: 217 ビデオ 発 売 年: 年代: 機能:AV、娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 不明 あり 集散効果:集合 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SONY Blu-ray ディスクレコーダ データ番号: 種類: 217 ビデオ 発 売 年: 年代: 機能:AV,娯楽、記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし 不明 あり 集散効果:集合 備考:
製品名:Philips Small Form Factor Technology データ番号: 種類: 207 ビデオ 発 売 年: 年代: 機能:AV,記録 空間:居室 行為: 開発段階: 見る、録る 開発 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 不明 不明 あり 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 湿式複写機 データ番号: 種類: 78 複写機 発 売 年: 年代: 1972 昭和40年代 機能:事務 空間:居室 行為: 開発段階: 事務 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 中 なし なし なし 集散効果:分散 備考:小型コピー機。価格は335, 000円と非常に高価。
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 国産第一号鉱石ラジオ受信機 データ番号: 種類: 1 ラジオ 発 売 年: 年代: 1925 昭和20年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:大正14年発売の国産第一号鉱石ラジオ。3 円50銭。
製品名:SHARP 真空管ポータブルラジオ データ番号: 種類: 71 ラジオ 発 売 年: 年代: 1949 昭和20年代 機能:AV、通信 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ なし 集散効果:集合 備考:トランジスタラジオに移行する前の真空管ラジオ。
製品名:SHARP 太陽電池搭載トランジスタラジオ データ番号: 種類: 74 ラジオ 発 売 年: 年代: 1961 昭和30年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:民生機器としてはじめて太陽電池が搭載された製品。
製品名:松下 ポータブルラジオ TR 505A データ番号: 種類: 16 ラジオ 発 売 年: 年代: 1972 昭和40年代 機能:AV、通信 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:松下 ラジオ RF-888 吠えろ、クーガ データ番号: 種類: 18 ラジオ 発 売 年: 年代: 1973 昭和40年代 機能:AV 空間:居室、屋外 行為: 開発段階: 聴く 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 あり 受信のみ なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:ブロードバンドラジオ データ番号: 種類: 219 ラジオ 発 売 年: 年代: 機能:AV 空間:居室 行為: 開発段階: 聴く、録る 実用化 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 送受信 不明 集散効果:分散 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:松下 マーツバイブレーター #3950 データ番号: 種類: 121 理美容健康 発 売 年: 年代: 1935 昭和20年代 機能:理美容健康 空間:居室 行為: 開発段階: 休む 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:松下電器製作所として、電磁振動式のホームバイブレーター「マーツバイブレーター#3950」が開発され、昭和 10年11月に業界で初めて発売された。 製品名:松下 ホームドライヤー #3930 データ番号: 種類: 122 理美容健康 発 売 年: 年代: 1937 昭和20年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:昭和12年5月、小形軽量の家庭用ヘアードライヤー「ホームドライヤー#3930」が発売。4枚 プロペラのファ ンをもった100V・3Aの容量のもので、冷風時30W、熱風時300W の切り替えができる。 製品名:松下 ナショナル電気カミソリ MS-10 データ番号: 種類: 120 理美容健康 発 売 年: 年代: 1955 昭和30年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:昭和29年に電気カミソリ開発チームが編成され、松下電工独自のバイブレーター電動振動技術を生かした第1号機、 長さ32mm往復刃小形電磁振動式 「ナショナル電気カミソリ・MS−10」を開発。昭和30年12月に発売された。 製品名:九州日立マクセル 充電・交流式両用電気かみそり RM-520 データ番号: 種類: 177 理美容健康 発 売 年: 年代: 1972 昭和40年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:当時この商品が発売されるまでは、乾電池式、交流式、充電式の 3 タイプであったが業界で先がけて充電池の容量 がなくなってもすぐコードを接続して交流式で使用できる方式を開発し発売を行った。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:九州日立マクセル 2.5 ウェイ方式電気かみそり RM-525/526/527 データ番号: 種類: 180 理美容健康 発 売 年: 年代: 1988 平成元年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:携帯時においてACアダプターやACコードを忘れた場合、使用できない欠点が有った。これを解決するため、本体 内部へ隠しプラグを内蔵し、アダプター、コードがなくてもプラグを出し充電し使える方式を開発した。 製品名:九州日立マクセル ハンズフリーヘアードライヤー HD-1310F データ番号: 種類: 176 理美容健康 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし なし 集散効果:分散 備考:ロングへアーの増加、モーニングシャンプーの流行等、新しいライフスタイルに呼応し、業界に先駆けて、両手が自 由に使え壁に掛けてもテーブルに置いても使えるハンズフリードライヤーを開発。 製品名:九州日立マクセル 音声合成電気かみそり RM-554 データ番号: 種類: 179 理美容健康 発 売 年: 年代: 1989 平成元年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:「シェーバーが進化したら、言葉を覚えてしまった」をキャッチフレーズとして、「充電をはじめます」、「パワーOK です」 、 「充電してください。お掃除もお願いします」を音声で知らせるシェーバーが開発。 製品名:九州日立マクセル ロータリーシェーバー RM-X1/X2 データ番号: 種類: 178 理美容健康 発 売 年: 年代: 1990 平成元年代 機能:理美容健康 空間:風呂 行為: 開発段階: 身嗜 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 極小 あり なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:回転式と往復式を合体させ、早く、深く、シャープに、滑らかに、低振動低騒音のロータリーカッティングシステム を開発し世界初として発売した。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三菱 ふとん乾燥機 AD-600 形 データ番号: 種類: 194 理美容健康 発 売 年: 年代: 1977 昭和50・60年代 機能:家事 空間:居室 行為: 開発段階: 家事 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 小 なし なし 集散効果: 備考:1977年に、ふとん乾燥機の国産第一号機として、三菱電機株式会社群馬製作所から発売されたAD−600形の 量産初品である。近年は、ふとんのダニ退治機能が評価されて安定した市場を形成し、現在に至っている。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 電気冷蔵機 7580M データ番号: 種類: 147 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1930 昭和20年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:1927年GE社製を輸入販売を手がけ、以来国産化に努力し1930年国産第一号の全密閉式電機冷蔵庫を完成。 冷蔵函と冷凍器から成り温度調節 4 ∼ 7 度、消費電力220W、重量157kg。 製品名:日立 純国産技術による冷蔵庫 1 号機 K-40 データ番号: 種類: 150 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1932 昭和20年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:自社技術での開発を目指して大正14年に研究に着手、昭和7年に第1号機を完成。外国メーカーの技術協力なしの 製品化では国産初。価格は450円。有効内容積:112L、重量:191kg。 製品名:日立 駐留軍向冷蔵庫 CR-49 データ番号: 種類: 151 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1949 昭和20年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:戦後の冷蔵庫の生産は駐留軍向けから再開した。当初は木製キャビネットでスタート。その後の改良の積み重ねで、 1949年には外観・構造とも外国製品と比べて遜色のないものとなった。価格は145,000円。 製品名:日立 戦後初家庭用小形冷蔵庫 EA-33 データ番号: 種類: 152 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1952 昭和20年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:一般家庭を対象とした初の小形冷蔵庫で、密閉型圧縮機開発により小形化および従来品比約半値の価格で、冷蔵庫普 及の導入商品となった。価格:85, 000円。有効内容積:94L。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立 国内初のロータリー圧縮機搭載冷蔵庫 JA-22 データ番号: 種類: 153 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1956 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:密閉式レシプロ圧縮機の本格的量産を開始した1952年直後に次世代圧縮機としてロータリー圧縮機の開発に着 手。1956年に小形冷蔵庫に搭載し量産化した。価格:56,000円。 製品名:三洋 初めて扉棚を採用した冷蔵庫SR -350 データ番号: 種類: 129 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1957 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:日本で初めて、ドアの裏側の本格的利用を発想し扉柵を採用した。
製品名:日立 日本初のキュービックタイプデザイン冷蔵庫 N-95B データ番号: 種類: 154 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1960 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:数々の新技術の採用で、我が国の冷蔵庫の革新に顕著な役割を果たした。新機能/技術 2 極モーター採用圧縮機、 塩ビ製ドアパッキング、プラスチック内箱、ワンタッチボタン(ドア開閉用)。価格:53,000円。 製品名:日立 世界初のアウトコントロールパネル形冷蔵庫 R-102BS データ番号: 種類: 155 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1961 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:温度調節、霜とり装置などを庫内から前面上部に集約した世界初のアウトコントロールパネル式の冷蔵庫。1963 年には、日本を代表する冷蔵庫としてパリ、ルーブル宮殿の国際デザイン展に出品。価格:51,000円。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 冷蔵庫 GR-80T データ番号: 種類: 12 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1962 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:
製品名:日立 ポリウレタン断熱材採用冷蔵庫 R-154P データ番号: 種類: 156 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1964 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:従来のグラスウール断熱材に代わり、国内で初めて硬質ウレタンフォームを生産ラインで発泡した薄壁冷蔵庫。より 生産性の高い構造へと大きく転換し、さらにその後の大容量化へ応える省スペース、省エネ技術の発展に貢献。 製品名:日立 電子制御冷蔵庫 R-5150S データ番号: 種類: 157 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1970 昭和40年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:運転制御部品の無接点化による信頼性、安全性向上のため、トランジスタ利用電子制御冷蔵庫を開発。温度制御・霜 とり制御・圧縮機モータ保護装置などを電子部品で構成。価格:75,000円 有効内容積:125L。 製品名:日立 自動製氷機付き冷蔵庫 R-458 BI データ番号: 種類: 158 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1973 昭和30年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:冷蔵室に設けた給水ボトルからの給水方式とし、給水栓に左右されず設置場所が選べ据付け工事も不要など、わが国 の住宅、流通事情に応え、わが国では全て本方式を採用することとなる。価格:334,000円、405L。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:三洋 自動ダンパ採用節電冷蔵庫 SR-521F データ番号: 種類: 136 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1974 昭和40年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:冷蔵室の冷気を的確に管理する自動ダンパの採用。露つき防止に放熱板の余熱を再利用しヒーターを廃止、などによっ て従来のものに比べ38%も節電。 製品名:SHARP 冷蔵庫 三室独立設計 SJ-6400X アラスカ データ番号: 種類: 82 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1976 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:サラダをおいしく食べたい人に」という提案のもとに生まれたニューライフ商品。野菜専用室を設置し、適冷保存を 考えている。 製品名:日立 冷凍冷蔵切替え室付き冷蔵庫 R-463SFR データ番号: 種類: 159 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1978 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:大形冷蔵庫の普及途上期、季節や暮らしによる冷凍室の活用度の変動に対応して開発した新機能。その後、1990 年代後半には、主流機種の重要な生活提案機能として定着する。価格:288,000円。411L。 製品名:日立 背面密着形自然放熱式冷蔵庫 R-526 TFB データ番号: 種類: 160 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1980 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:従来は背面に露出の凝縮器を下部機械室内に設置。放熱は背面に設けた放熱ダクトによるドラフト効果でダクト上部 へ自然放熱する新放熱方式を開発。背面密着形は住宅事情に恵まれぬわが国の基本的省スペース技術として定着。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:日立 フレンチドア式冷蔵庫 R-643 TSB データ番号: 種類: 161 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1981 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:冷蔵室の扉を左右観音開きに2分割し、扉同士で冷気を密閉する構造を採用。以後、我が国のワイドタイプの扉開閉 方式として広く定着する。価格:258,000円 有効内容積:439L。 製品名:日立 国内初システムキッチン専用冷蔵庫 R-2601SK データ番号: 種類: 162 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1981 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:JISで定められたシステムキッチンの奥行き寸法(600mm) を採用し、他のユニットと一体組込みが可能な他、 扉に他のユニットと同じ化粧板の差し込みが可能な国内初の専用冷蔵庫。価格:240,000円、260L。 製品名:三洋 B139 氷温貯蔵室付の冷蔵庫 SR-430VH データ番号: 種類: 193 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1983 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:業界で初めて、ー 1 度の氷温で食品を保存する「おさしみルーム」が付いた冷蔵庫 。「おさしみルーム」は2重構造 の密閉式。生ものに直接冷気がふれず、乾燥も少ないので魚や肉、果実などの鮮度が長く維持できる。 製品名:日立 インバーター制御冷蔵庫 R-326JIK データ番号: 種類: 163 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1983 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:国内外で初めて、インバーター制御により圧縮機の回転数制御を行ったプロトタイプ。インバーター制御はその後マ イコン等電子部品の低価格化により、省エネとハイパワーの両立に不可欠な技術となる。価格:260,000円。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:SHARP 左右両開き冷蔵庫 SJ-38WB データ番号: 種類: 94 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1987 昭和50・60年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:右又は左のみの開閉しかできないと言う常識を打ち破った冷蔵庫として“不思議ドア”付き冷蔵庫として大きな反響 を与えた。 製品名:日立 中段野菜室形冷蔵庫 R-S43MVP データ番号: 種類: 164 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1996 平成元年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:人間工学の面から各室を使用頻度の順に、上から冷蔵→野菜→冷凍室として、使い勝手の格段の向上と省スペース化 とを両立、 業界初の新形態冷蔵庫。野菜室の中段化は操作性と収納性を飛躍的に向上させた。価格:270,000円。 製品名:日立 世界初の PAM 制御冷蔵庫 R-S44PAM データ番号: 種類: 165 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:省エネルギーとハイパワーとを両立させるため、PAM制御により圧縮機の回転制御を行う、世界初のPAM制御冷 蔵庫。従来のインバーター制御に比べ回転数の幅を約2倍に拡大し、省エネ化とハイパワー化の両立を図った。 製品名:松下 W 冷却方式インバーター冷凍冷蔵庫 NR-W500 データ番号: 種類: 192 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 1998 平成元年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:業界初の冷蔵・冷凍専用の冷却器をバルブで適正制御し、インバーターコンプレッサーで省エネ・静音・パワフル運 転を実現。サービス性を向上させるマイコン運転記録や音声メッセージによるお知らせ機能も搭載。
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名:東芝 ネットワーク家電端末 フェミニティ IT 冷蔵庫 データ番号: 種類: 203 冷蔵庫 発 売 年: 年代: 2002 平成10年代 機能:家事 空間:台所 行為: 開発段階: 家事、食べる 販売 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 大 なし なし なし 集散効果:どちらとも言えない 備考:食品名・賞味期限の目安・量 の目安から、家族が使うペットボトルなどまで、庫内の在庫を管理。在庫状況は、買 い物の時に携帯電話で確認可能。食材のムダが減り、新鮮でおいしい食材が使える上に、買い忘れることもなくなる。 製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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「居住空間における家電製品の集散効果と配置に関する研究」
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
製品名: データ番号: 種類: 発 売 年: 年代: 機能: 空間: 行為: 開発段階: 容量: モバイル: 通信機能: 記録機能: 集散効果: 備考:
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