展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
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「最高の美術館とは何であろう」 美術関係者、建築家にとって 永遠のテーマであろう。私自身ずいぶんと悩まされてきた。展示する作 品自体が多種多様に存在しているのだから当然であろう。しかし、いま まで来館者は十人十色とはとらえられずに、どんな目的を持った人にも 同一の順路で観覧させる事が、美術館設計の大半を占めてきた手法であ る。 昨年度、東京都美術館を訪れた時、普段閉ざされている同じ階同士の 展示室間の扉が開かれており、階をあがっていく行動動線ではなく、横 の展示室間を移動するのが自由な展示会となっていた。展示室がタイル 上に並び、隣り合う展示室への移動が自由であったといえばわかりやす いだろうか。強制的な順路で作品を見させられているのとは異なり、自 分の意志で作品を見て回れた事に、新鮮さを感じた。この、体験の個人 化が最高の美術館へのキーになるのではないかと。しかし、行動選択が 自由な空間配置は、空間把握力を必要とし、結局近い作品から順を追っ てみていく事になり疲れから、フロア全体を見る事に至らなかったし、 入り口付近が込んでいた、という欠点が否めなかった。 そのもやもやが続いていたなか、 西臨海水族館での携帯通信端末を 用いた観覧を分析する機会があり、そこは順路は決まっていたが、行動 選択が自由な空間配置でも、空間把握を携帯通信端末でサポートできる のではと考えた。また、さらに茅野市新市民会館での携帯通信端末導入 に参加させていただいていることで、本研究の重要性も感じ、今回、こ こにこの論をつづっていく事となった。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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はじめに 目次 第1章 序論
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1-1. 研究目的
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1-2. 研究背景
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1-3. 研究概要
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第2章 美術館の現状と展望
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2-1. 美術館の動向
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2-2. 携帯情報端末の採用事例
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2-3. 展示室の繋がり
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2-4. 行動シミュレーション
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第3章 観覧行動の設定と基礎データ算出
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3-1. 観覧行動概要
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3-2. 観覧行動パターンの分析
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3-3. 対象空間の設定
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3-4, シミュレーション環境での観覧行動
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3-5. 観覧行動の満足評価設定
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第4章 観覧シミュレーション
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4-1, 概要
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4-2, インターフェース
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4-3, シミュレーション手順
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第5章 ケーススタディ結果
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5-1, 現状タイプ展示空間結果
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5-2, 休憩スペース算出結果
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5-3, 最適化タイプ展示空間結果
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第6章 観覧行動の満足度評価
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6-1, 対象空間比較
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6-2, ゾーニング別比較
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6-3, 観覧者属性別比較
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第7章 考察
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おわりに 謝辞 参考文献 付録 Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間において、来館者の観覧行動をシミュレーションし、観覧行 動の満足度を算出する事で、動線が多様化する作品の散在配置への可能 性を検証する。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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*+0,-.12
近年展示空間において、観覧者に一様な順路を強制するのではなく、 展示スペース間を往来できる自由な観覧動線を提供する館が増えてきて いる。しかし、観覧するには空間把握が必要で目的の作品にたどり着け ない事がある。また、近年のIT化により、携帯通信端末で順路をナビ ゲーションする館も増えてきた。携帯通信端末をもちいた順路を提供す るナビゲーションが可能にする作品配置をシミュレーションし検証する 必要がある。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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-.%/ 展示空間において、来館者の観覧行動をシミュレーションし、観覧行 動の満足度を算出する事で、作品の散在配置への可能性を検証する。 -.678
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Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
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一般に博物館・美術館・資料館・展示館・記念館と呼ばれる施設があ るが、必ずしも明確な定義があるわけではない。日本では1951年に 定められた博物館法により、展示資料の種類によって博物館分類してい る。博物館とは「博物館とは、自然科学・人文科学に関する調査・研究 を行い、それらの資料を収集・整理保管し、その一部を展示して、教育 的配慮の元に、一般の利用に供し、また館内外に教育活動を行って、教 養・調査研究・レクリエーションなどに資することを目的とする機関で ある。」と、博物館法第2条で定義される。 2 345678$9:;<78$%=> !"#
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美術館とは、美術関係資料を収集・整理・保存・研究して・一般の展 覧に供する博物館をいう。つまり、博物館は、展示する作品により施設 定義が変わる。美術の包括する範囲は広く、絵画・彫刻・書籍など純粋 美術と版画・写真・ポスターなどグラフィック関係、金工・刀剣・陶磁・ 漆工・染識など工芸、それに建築などが含まれる。一般になじみ深い博 物館であるが、その内容・形式・規模は多様である。民間の美術館も多 く、個人の作品を収集したもの、個人の収集によるものなど特色のある ものが多い。
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博物館には、博物館法の中で、その博物館に所在する都道府県の教育 委員会に備える博物館登録原簿に登録したものと、博物館の事業を行う 施設で、文部大臣が、文部省令で定めるところにより、博物館に相当す る施設として指定するものとがある。 このように美術館のより大きな分類の枠組みである博物館は、抽象的 に定義され、また、登録が複雑であるために、全国の総館数が把握され づらく、美術館の動向を一概に述べる事が難しい状況である。 2 343678$@AB%CD? !"#$%
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また、博物館が加盟する協会は多数あり、そのことも全体像をつかむ 障壁となっている。全国的規模である協会は日本博物館協会、美術館協 f ghijklmncopqrs.l mnctuvwxyz{|}op ~.lmnc•€•‚xƒ]^} „w…r}†zr~‡ˆ‰~‡Š w‹‚
会、日本動物園水族館協会、全国科学博物館協議会等がある。 全国の博物館データを得るものとして、日本博物館協会が刊行してい る「全国博物館総覧」がある。それによれば、2000年7月1日現在、 日本全国の美術館・博物館総数は施設も含め3054館ある。しかし、 このデータも一協会が収集したものである。 このような博物館全体の情報不足を解消するために、東海大学社会教 育センターの柴らが作成した「日本の博物館データ」がもっとも多くの 美術館を記載している。各協会の資料をまとめたリストである。そのリ ストによれば、2003年1月31日現在、博物館総数は3515館、 美術博物館(相当施設含む)は593館である。また、美術館数が統計
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できない理由に、一般になじみ深く美術館という冠を付けずに個人的に 公開しているスペースが周りに多々ある事を思い浮かべると容易に想像 がつくであろう。 前述の資料によると、美術館・博物館の新設ペースは一時期に比べ落 ちてきてはいるものの、それでも年に20館前後は開館されている。
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近年、携帯情報端末を博物館内に採用する事例が増えてきている。 年に1件は実験および採用されている(表2-3)。 2 34O6EFGHIJKLMN
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主な機能は、 ・作品の情報を提供する ・美術館の配置を表示する の二つである。自ら、ボタン操作を必要とするものが主流だったが、こ こ1年で通信技術の進歩により、自動的に情報が提供することが可能に なり、実際にそういった機能となっている例もある。その一例が「兵庫 県立歴史博物館」での実験である。 NTTコムウェアと兵庫県立歴史博物館(兵庫・姫路市)が、PDAと Bluetoothを利用して観覧者を展示物へ誘導する「Indoor Navigation シス テム 」の フィ ール ド 実 験 を 1 月 2 8 日 よ り 2 月 2 8 日 の 間 、テス ト 運営する実験である。博物館内に44本のBluetoothアンテナを設置。 このうち3本のアンテナと、観覧者の持つPDAとの間で通信を行い、 電波の強さから観覧者の現在位置を特定する。観覧者が展示室に入ると、 その部屋にある展示物のリストと見取り図が自動的に表示され、さらに 展示物を指定すると、画像・テキスト・音声による解説が提供される。 解説は情報配信サーバーに蓄積されており、観覧者の近くのアクセスポ イントからPDAに配信される。また、観覧者の操作により館内展示物 の検索も可能で、観覧者の現在位置から目的の展示物までの経路を画面 に図で表示させることができる。
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この実験の新規であるところは、経路誘導が自動で行われる点である。 今までのそれはマップを用意し、見せるだけのものであったが、観覧者 のルートを随時設定し、自動的に提供する事はなかった。 建築の形態、作品配置として携帯情報端末が台頭し重要になってくる 事はこの経路誘導である。観覧行動はこれまでの研究から近くの作品か ら見て回る、たとえて言うのであれば、一筆でかける順路をとっていた ものが主流であったが、今後、提供されたルートによって基準の順路を 変更する事があり得る。さらに、来館者が全員携帯情報通信によるナビ ゲーションの恩恵を授かるのであれば、個人個人が別々のルートで歩き 回る事が可能である。 2002年4月にUFJ総研が行った調査によると、携帯情報端末で の順路情報提供へのニーズは確かに存在している(図2-2)。
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「美術館においてナビゲーションシステムに求める機能はどのような ものですか」とアンケートをUFJ総研がアンケートをとったものであ る。この回答項目に着目すると、現在でもキャプションなどにより、ニー ズに応えられる項目と、ナビゲーションを行わないと応えられないニー ズが存在する。このうち観覧順序を変化させる要因となる項目は、 「展 示物の検索システム」、 「 好みによって、観覧すべき展示物を選択してく れる機能」と「観覧順路に関する説明・ナビゲーション」である。 このように携帯情報端末を採用する事は、作品の配置が変わる可能性 があり、ニーズも存在する。
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新建築学大系30によると、 「 博物館の巡回形式というのは、観客が 玄関ホールから展示室を巡り、また玄関ホールに戻ってくる動線計画の 事である。これは展示室相互の結合を定めるもので、-中略-。動線計 画は一筆書きで、逆戻りしたり交差したりしない事が必要である。」と、 巡回形式は提示されている。しかし、前述のナビゲーションへのニーズ に応えるためには、多様な動線を必要とし、逆戻り・交差は否定するの ではなく、肯定しつつ、衝突などの問題が起きないように対処しなけれ ばならない。
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新建築学大系30によると、 「 博物館の巡回形式というのは、観客が 玄関ホールから展示室を巡り、また玄関ホールに戻ってくる動線計画の 事である。これは展示室相互の結合を定めるもので、-中略-。動線計 画は一筆書きで、逆戻りしたり交差したりしない事が必要である。」と、 巡回形式は提示されている。しかし、前述のナビゲーションへのニーズ に応えるためには、多様な動線を必要とし、逆戻り・交差は否定するの ではなく、肯定しつつ、衝突などの問題が起きないように対処しなけれ ばならない。
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図2-4のように展示室の組み合わせが通過型の強制動線であれば、 多様な動線は存在せず、個々の体験を提供することができない。一方リ ターン型の選択動線であれば、展示空間を個人で選択する、多様な動線 がうまれ、個々の体験を提供することができる。しかし、図2-3であ げた展示室の組み合わせは延べ面積2,000㎡以下のような小さな美術 館での展示室の組み合わせから、延べ面積10,000㎡以上のような大き な美術館のものも、童謡のダイアグラムとして示しているものである。 実際は、大きな常設展示室の中に展示室がさらに別れている構造となっ ていることがおおく、入れ子状となっている。つまり、選択した展示室
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の構成が、強制動線型空間ということがあり得る。多様な動線を作り、 個々の体験を第一とするのであれば、展示室の組み合わせをより分類化 しなければならない。 ~•0m
前述の展示空間の組み合わせダイアグラムでは通過型とリターン型の 複合型が定義されていない。この複合型はリターン型の組み合わせであ る選択動線に含まれているからである。しかし、多様で自由な動線を選 択するためには複合型でなければならない。ほんろんでは、通過型とリ ターン型の複合型を、 「自由動線」と定義する。
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また、近年の美術館における、展示室の組合せを文献調査することで、 選択動線型、自由動線型の需要を調べた。美術館の配置計画を年次別に おっていった図面州はなく、本研究では、恣意性をなくし、近年の美術 館が数多く掲載されている、月刊「新建築」を参照した。調査対象とし た新建築の発行年は、建築が経済と密接に関係有り、その経済が激しく 変動したバブル崩壊年1992年から昨年の2002年版まで、計11 年度分である。
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文献調査 ;新建築 1992年から2002年 2 34}6‚ƒA"#$„…?u†‡ˆy î2Žï
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収集した美術館を竣工年数と展示室の組合せごとに分類した。展示室 の組合せごとの11年の推移は図2ー6のようになった。
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1997年度を境に選択動線型の方が強制動線が頼り多く建てられて いることが判明した。また、自由動線型の美術館も年々増えてきている ことが分かる。つまり、観覧者のニーズを反映する美術館に選択型の展 示室のつながりが導入されていることは、来館者が個々の行動を起こし ていることとなる。 Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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さらに、美術館の規模に付いても調査した。調査文献は前述と同じ、 新建築1992年から2002年度で、11年度分、計76館である。 規模の分類は「建築文化9月号別冊 ミュージアム図鑑」により、延べ 面積10,000㎡をハイパーミュージアム、6,000∼10,000㎡ をラージミュージアム、2,000∼6,000㎡をミディアムミュージ アム、2,000㎡以下をスモールミュージアムとした。
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規模が大きいことは多彩なコースを可能にし、また、ナビゲーション の需要も大きくなる。この3年でスモールミュージアムが増えた事がわ かる。同時に、ハイパーミュージアムは順調に竣工されている。一方、 ラージミュージアムは4つの分類の中でもっとも総数が少なく需要は少 ない。つまり、規模が小さいものと大きなものとで、二極化が進んでい る事がわかる。
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行動を個人毎が判断し図面を反映させるには、行動のシミュレーショ ンを行わなければならない。 建築分野における人間行動シミュレーションでは,環境や人間の状態 を関連づけ一つの系とみなすモデルを作成する.そのときの現象のとら え方として次のようなものが挙げられる. 人間モデル 空間モデル 状態モデル 人間のモデル ・個人型(トランザクション) 対象となる人間ひとりひとりを区別して表現する方法.人間の質の 違いを扱う場合,個人の属性がシステム全体に与える影響が大きい場合 に採用される. ・群衆型 人間を量として扱い経路に配分するもので,大量の人間の流動を扱う 場合,流動目的が一様で人間の質に大きな差がないとみなされるとき, ネックが特に系全体に影響を与えず流動の相対的な関係だけが問題とな るとき,空間相互のつながりが流動量に対して十分広いとき,また行動 主体の条件よりも環境条件を優先して考えるときに採用される. 空間のモデル ・座標型 壁,柱,扉などの位置を座標で与え,空間の形状をできるだけ実体に 近いかたちで表現し,人間の位置も座標で与えるもの. ・メッシュ型 対象空間を正方形もしくは長方形,多角形のメッシュに分割し,メッ シュからメッシュへの移動として人間の流動をとらえようとするもので ある.
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・ネットワーク型 建築や都市のそれぞれの空間をいくつかの点(Node)と,それをつ なぐ線(Path)で表す方式(Node-Path方式)と,空間を複数個の領 域(Block)に分割しそれが隣接したものととらえる方式(Block連結 方式)がある.連結された単位空間を通って人間が流動すると考える. 対象とする空間が不特定のいくつかのまとまりで表現できる場合で, あまり詳細な流動を扱う必要のない場合に採用される. 'œ%•“Ž
オートマトンモデルやエージェントモデルにおいては,人間(行動主 体)の生理的,心理的な状態に応じた行動を記述することができる. 入力:人間が環境から受ける刺激,情報 自分の位置,周囲の混雑度,他人の声,部屋の温度など 出力:人間から空間への働きかけ 位置の移動,物の移動,窓の開閉,他人への働きかけなど 状態:人間の生理的,心理的な状態 精神的ストレス,肉体的疲労,欲求など
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"#$:¦§<š0T••›STUVMN 美術館における観覧行動は、個人の判断による要因が大きく、シミュレー ションするには複雑すぎであり、作品の前の混み具合といった、観覧行動の 局地的な行動シミュレーションしか取り組まれていない。 論文1,エージェントによる美術館における人間行動モデル美術館内行動 の調査2 論文2,エージェントとGAを用いた美術館における絵画の最適配置システ ム 共に、日本建築学会大会学術講演
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概集2001年 谷 明勲ら
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それぞれ日本建築学会学術講演
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概集にて発表されたもので、共に、神戸
大学の谷らが論じたものである。図28及び図29は壁面展示作品のス ペースが狭いコーナーを調査し、その行動特性を中実に再現することで、行 動特性を検証しようというものである。しかし、局地的な問題解決であり、 それを美術館全体に反映させることはできない。 後者はエージェントと呼ばれる観覧者に壁などを認識させ障害物を回避さ せるシステムを組み込んだものである。加えて、絵画のタイプごとに最適距 離を与えることで、行動経路を見るものである。これも混雑を問題点として あげているが、館全体の問題解決を行うことはできない。 Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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金沢21世紀美術館での妹島和世+西沢立衛 建築設計事務所が キャッチコピーとして用いたテキストを引用したい。 「展示室の配列について私達が提案したことというのは各展示室のつ ながりを多様化することでした。この廊下スペースがルートを選べたり、 展覧会に応じて美術館というものが出来上がるイメージです。」
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このように空間は均質だが、行動は多様であるという美術館を作ろうと するには、行動のプログラムを考えなくてはならないが、こういう美術 館にこそ、本論文のシミュレーションは使われたい。
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携帯通信端末を用いた順路を提供するナビゲーションが可能にする作 品配置を検証するために、観覧行動パターンを数値化し、現状の展示空間 と可能な限り作品を分散させた展示空間とで観覧行動をシミュレーショ ンする事によって、その行動が来館目的を満たすものであるかどうかを 比較検証する。
89&"#$%:/.;<=1 既往研究や調査データから算出
>?@A&'( 既存の休憩室と作成する休憩室、ゾーニング比較
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休憩室がない対象空間
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休憩室が従来である対象空間
休憩室が最適配置である対象空間
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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23s5"#$%:/.;&tu
Rpq)&"#rA 展示作品毎の観覧時間を定量化する研究は、ほとんど行われていな い。作品自体がもっている魅力によるものが多いととらえられていたか らである。しかし、早稲田大学の田口らが行った研究では、作品タイプ 毎の同時観覧者数と観覧時間の定量かがなされている。田口と共に行っ た2001年度のちひろ美術館での調査により作品を観覧する平均観覧 時間を算出したところ、表3-1のようになった。 !"#
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観覧者数が137人で観覧時間合計が1990秒であることより、平 均をとった14。53秒が一作品の観覧時間となる。 他に、京都大学の川崎の4館調査によると平均の一作品当たり観覧時 間は約15秒、早稲田大学の渡辺の調査によればブリジストン美術館が 15.1秒、出光美術館が24.3秒とのことである。本研究の一作品あ たりの観覧時間は、15秒を採用した。 vwxr"#yz 一つの作品を観覧者が同時に観覧するには限界数がある。早稲田大学 の田口の卒業論文より観覧が不快にならない同時観覧者数は約5人と なっている。本論文では、観覧行動が満足に行えたかどうかを評価する 事で最適な観覧者属性と配置をシミュレーションするものであるため、 作品ごとの許容同時観覧者数を5人と設定する。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
ˆ‰rA‚Š‹Œ 観覧行動において一度に作品を見る量には限界があり、様々な研究に おいて定量化が試みられてきた。横浜国立大学の野村による東京5巻の 調査では平均滞在時間は、20分から60分が6割である。建築設計資 料集成によれば、30分から80分である。千葉大の守谷による東京千 葉12館の調査では、48分である。早稲田大学の渡辺による横浜美術 館調査では、60分から90分が6割で、平均値は68分である。本論 では、これらを元に60分を採用する。 •$Ž•‚Š‹Œ 展示作品を見てまわる行動の基本行動は、作品を見る行動と作品間を 移動する行動とに分けられる。その作品間を移動する行動を歩行と本論 では定義し、一定の速度を算出した。横浜国立大の野村らによる東京都 写真美術館の調査によると、平均総観覧時間は39.4分で展示作品数は 159点、展示作品1点あたりの観覧時間13秒、展示壁面長は143 mであった。細かく行動を分割しその行動毎のデータをとっている事例 は少ない。ここから歩行速度を算出する。ただし、平均総観覧時間が設 定と異なるのは、全体動線長が観覧の限界値より小さいためであり、こ こでは問題とならない。また、作品観覧時間が設定している数値より小 さいのは、展示作品が写真であり特殊である事を特記しておく。さらに 付け加えるならば、作品間の移動が展示作品によるとは考えづらい事で ある。 $%,89:;<
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上記の歩行速度算出より、本論における歩行速度を0.5m/sとする。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
OP$%&/’J;d 建築設計資料集成より、300mにつき一度休憩するものとする。 †‡OPrA 観覧行動を疲れの限界まで行うのであれば、観覧者は休憩行動を行 う。後述する本論のシミュレーション対象地である東京都美術館での 2001年度調査による、平均休憩時間を採用する。調査結果は、休憩 者数合計が112人、総休憩時間が664分であった。故に、平均休憩 時間を6分とした。 調査概要 対象美術館;東京都博物館 調査実施時期;2001年11月 調査方法;調査員が休憩室の近くで1時間おきに休憩室に入室して きた人10人が退出するまで続けた。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
2325>?@A&'(
>?@A 本研究では観覧者が観覧行動を満足する空間を作るために、いくつか のコース設定をもち、かつ、観覧行動を満足する限界の作品数・展示壁 面長以上の展示空間を必要としている。本研究では 実際の美術館に転用できるモデルを考えており、また、構造上、現実的 に自由型動線、選択型動線が描ける必要があるため、普段壁面となって いるが、 「 日展」時など、開口を開き選択動線型となる東京都美術館を 対象空間とした。また、壁面が構造上取り払う事ができる事が決定要因 の一つでもある。 東京都美術館 設計 前川国男建築事務所 横山建築構造設計事務所 施工 大林組 監理 東京都教育庁社会 所在地 東京都台東区上野公園8番36号 敷地面積 16,060.0 建築面積 6,755.94 延床面積 31,943.48 階数 地下3階/地上2階/塔屋1階 構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 工期 着工/1972年12月 竣工/1975年3月
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
OPQ 現状の休憩室の配置を継承する。現状タイプと、休憩室がない状態で シミュレーター上の観覧者が休憩するポイントをプロットした絵から導 き出される最適化タイプとの2タイプ用意し、行動への満足を比較検討 する。
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300m start
Rest プロット
Rest プロット j klk*OP™’;š&RS›’œd•ž
xrOPvw˜z 東京都美術館での調査時に収集した一部屋あたり12人というデータ から、休憩ポイントの同時休憩許容人数を12人とする。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
Rp¢.£z 観覧者をナビゲーションするには、体験の多様化を提供するのであれ ば、展示室内に個々が観覧する作品タイプのコース設定が必要となって くる。本研究では、東京都美術館の展示フロアが通常4面にわかれてい る事から、4コースの作品群を設定した。 ¢.£…&Rp¤z 大型の美術館の場合、作品には作品群があり、その中でも有名な作品、 各観覧者が目的とする作品、興味を持つ作品がある。それらを総合して、 目的作品とする。これは、目的作品数の設定は、江戸東京都博物館のコー ス設定パンフレットに載っている数とルーブル美術館のホームページに 記載されているコース毎の作品数を平均化して算出した。
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Rpz 展示室全体に観覧者が60分で見て回る事のできない数で、かつ、展 示空間の規模に適合した数の作品を配置した。
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RpA&¨© 展示作品を観覧する時、観覧者は2∼4m離れる。観覧者はその距 離で作品を見て回るため、各作品間を、6mと設定した。 6m 2m
2m
2m
2m
観覧距離 歩行空間 観覧距離 j klª*RpA¨©&'(
Rp&XY•‘ 展示作品を分散させ、その分散方法で観覧者が満足いく観覧ができる かどうかをシミュレーションする本研究は、作品間には偏りを作らない よう、前述の作品間距離6mを保つ、正三角形のグリッドで作品を配 置した。
6m 6m
6m
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
b.c;d 目的とする作品をただ分散させるのでは、ナビゲーションの恩恵を受 けない来館者にとって非常に窮屈な観覧行動となる。目的とする作品に たどり着けない事が容易に想像できる。どのゾーニングが観覧者にとっ て適しているのか、を検証するために3パターンのゾーニングを設定す る。
強制動線型
作品群
選択動線型
Aタイプ
Bタイプ
自由動線型
Cタイプ
Dタイプ
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¦§Rp&XY•‘ 目的作品同士、偏りがあってはそこに人が溜まる事になる。本論は如何 に作品を散在させる事ができ、また、どういった観覧者のタイプにとっ て、有効であるかを検証するモデルを作る事を目的としているため、目 的作品は前述の作品配置方法と同様に、正三角形のグリッドで各目的作 品を均等な距離で配置する。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
作品群
Aタイプ
Bタイプ
Cタイプ
Dタイプ
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図3-8のように目的作品ごとの距離は12mとする。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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23³5IJKL.IM;´µ¶&"#$%
"#yBC 本研究は、観覧行動において携帯通信端末を用いたナビゲーションを 行う事で、個々のプログラムにあった観覧行動を提供できる空間作りが 可能なのではないか、そのためにどこまで作品を分散させる事ができる のかを目的としている。 観覧者の属性を、携帯通信端末でナビゲーションを行うスマートユー ザー、パンフレットで行動プログラムを行っているプログラムユーザー、 何の情報もなく美術館を訪れ携帯通信端末もパンフレットももたないノ ンユーザーとで分類する。 £-.š®.¯.&$%°C'( 現在携帯通信端末を利用できる、できた博物館は8館である。どの館 でも携帯通信端末を用いて得られる情報は、作品に関する情報である。 しかしこれは、展示作品の横に作品紹介を書いているキャプションでも 提供できる事である。また逆に近くにいる人と通信ができて、作品の情 報交換ができるといったサービスは、歩行者情報サービスの分野でも特 殊なものであり、設定の中に入れる事はできない。 本論ではナビゲーションの機能を、展示空間内の空間・状況把握を補 助する機能と定義する。 ナビゲーションの定義よりスマートユーザーのメリットは目的作品の場 所がわかることである。そして、観覧行動に障害となる混雑をリアルタ イムに感知し、目的作品が混んでいるのであれば別の目的作品の情報を 得る事ができる事である。これは、休憩行動においても同様に適用され る。 ±²d•ž®.¯.&$%°C スマートユーザーだけでなくパンフレットをもった観覧者も空間の把 握はできる。しかし、パンフレットからは状況把握はできない。目的の 作品に向かう事ができるが、混んでいるかどうかを判断するのは作品近 くに来てからである。これは、休憩行動においても同様に適用される。 Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
·;®.¯.&$%°C ノンユーザーは他の2つの属性と違い情報は、自分の周りだけである。 空間把握を補助するものもなければ、事前の状況把握もできない。観覧 行動は、近くから見て回る事となる。これは、休憩行動においても同様 に適用される。 ¦§Rp¸&$% 本研究において、前述の設定で観覧コース数は4コースであると設 定した。各観覧者属性毎にその4コースいずれかを目的作品としたユー ザーがおり、その割合はユーザー内で同等であるとする。また、4カ所 設置されている入り口からも同等の割合で出てくるものとする。ただし、 ゾーニングが強制動線である時は、各作品コースに近い入り口からだけ そのコース設定の観覧者が出てくるものとする。 ¹º&Rp¸&$% 本論でシミュレーションを行う展示空間は実際の空間では存在しづら いものであり、ただ、広い空間で観覧者がどのように作品を観覧してい くのかは、論議がなされ尽くされていない。そこで本論は、従来の近く から見るとされる行動に、経験則を加え行動の規則を作成した。経験則 とは、普段利用する美術館の展示空間の広さで作品群を見ていき、その 作品群が終わると次の作品群を目指すというものである。 スマートユーザーとプログラムユーザーが目的作品に向かって進んで いく時、近くにある作品も100%見るものとする。ただし、作品同時 観覧者が5人以上と混んでいる時はその作品をとばす。その近くとは作 品への直線から垂直に5mの範囲にある作品である(新建築学大系10 長方形の展示室の設計手法より)。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
5m 目的作品
5m 目的外の作品
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ノンユーザーが作品を見て回る時、壁も何もない状態での空間でただ ひたすら作品を見て回る事がないため、既存の展示空間の広さで、つま り、作り上げてきた経験則で空間を作り出し、その内部の作品を見なが ら観覧行動を行う。その平均展示面積を算出するために、新建築1991 年から2002年まで計11年の美術館に関連する資料を収集した。そ の収集した資料から図面をデジタルデータとして取り込み、最小区画の 展示室の規模として有効であった、計70館の面積を画像解析した。各 美術館で展示室の平均面積を算出し、その平均値を求めると、148. 226㎡であった。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
面積が148.226㎡であることより、半径は整数値として、7メー トルとなる。
7m
j klmm*¼½ g¿ ÀÁ¸&¹ÂÃ$%
OP$% 休憩時間については前述した東京都美術館調査時に収集したデータ、8 休憩室平均13秒を採用する。 スマートユーザーとプログラムユーザーの休憩行動規則については前述 したが、ノンユーザーについてはプログラムユーザーと同様とし、休憩 室についた後、混雑していれば、別の近くの休憩室を探す。 "#ÉÊ 60分たつと全てのユーザーは観覧行動をやめ、出口へ向かうが、60 分たつことなく作品を見終わる事がある。スマートユーザー、プログラ ムユーザー共に、目的の作品を見終わると途中近くの作品を見ながら出 口へと向かう。ノンユーザーは作品を全て見終えるまでが規則であるた め、作品が全てなくなるか、60分たつかが観覧終了となる。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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23¾5"#$%&]^_`'(
観覧行動が多様化した時に観覧行動がどこまで遂行できたかが、本論 の評価指標となる。展示空間に求めるものは多いが、本論では、その観 覧行動をノルマ、プラス因子、マイナス因子として定義づけた。 ノルマ U VWX;目的の作品をすべてみる 来館者は展示室に入る以上、作品を見に来たのである。その作品を見 る機会を与える事がノルマとなる。
Ë klm!·Ì-! ÍU²Iœ\!ÎÏпÑÒ Um\Ó˜ÔÕÖ‚×ÃØŒÙÚ ÛÜÝ(rAÁGÞAÁ‚ßà áâãäåæçèéêëìíîÜ Iïðœñòyóôõ‚ö÷Û øè Uf\ùúŒÜûü‚ýþÙÚÛ
プラス因子;目的外の作品を見る 本論では、動線が多様化し、個々の体験を行う事を目的としている。 その上で目的外の作品を見る事は個々の選択を増やす機会と見なす。
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マイナス因子;休憩が満足にできない、作品が見られない 観覧行動に休憩行動は過去の文献からも明らかで、その休憩行動が適 切にとれない事は体験としてマイナスになる。 目的外の作品でも近くにあるものを見ようとしてみられなかった事 は、選択という個々の体験を行おうとする行為に対してマイナスの因子 となる。 以上、4つを本論で行うシミュレーションの評価因子とする。また、各 因子の重要度は絶対的に、ノルマ、プラス因子、マイナス因子の順に高 いものとする。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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!"#$%&'($)*
Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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本論におけるシミュレーションシステムは観覧者個々のトランザク ションに基づく観覧行動シミュレーターである。開発環境はStarLogo である。本シミュレーションシステムの主な機能を示す。 ・画像による図面の入力 ・観覧者属性毎の観覧規則 ・流動量簡易入力による混雑測定システム ・休憩空間配置の支援 ・観覧状況の視認による動線の確認
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
!"#$%&'& MITのメディアラボで開発された、decentralized systemsの 働 き を 探 求 す る た め の 、プ ロ グ ラム 可 能 な モ デ リ ン グ 環 境 で あ る 。 decentralized systemsとは、 「(行政権・人口などを)分散させる、地 方分権にする」と辞書には記載されるが、ここでは、中央で管理する 存在がない状態で、組織化が行われるシステムである。StarLogoは decentralized systemsを理解する手助けとして開発されている。 プログラミング言語はLOGOをベースしており、与えられたコマン ドに従いturtleが画面に描画を行う。StarLogoでは、turtleは並列に 動作する。加え、Observer( 2002年version-up)という観測者が存 在する。お互いが干渉し合う事により複雑なモデルを形成できる。詳し くはStarLogoのホームページである、 http://education.mit.edu/starlogo/ を参照されたい。 =>?@ABCB 8DE merit ・少ないコード量で複雑なモデルが作成可能 ・各タートルが同じコードを平行して実行 ・outputが整っている demerit ・実行速度が遅い ・スタンドアロン型のアプリケーションが作れない =>?@ABCB FGHI ・図面の距離が反映される ・個々の観覧者が別々に判断して動く事ができる
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
JK8LMNO 空間モデルは対象となる建築空間の状況を表示するものである。表示 は建築物の平面をメッシュ(正方形の格子)に分割し、メッシュ単位に 行う。本システムではPatchと呼ばれる複数のメッシュデータを利用 している。 表示に関しては本シミュレーションの開発環境であるStarLogoと使 用するマシンの制限を受けるが、StarLogoのバージョンアップにより、 mapのメッシュ数制限がなくなり、マシンのスペックが良ければ、シ ミュレーションも複雑化が可能である。 メッシュ一マスの単位は1pixelであり、平面図のスケールを随時適 応させていかなければならない。本シミュレーションでは、歩行速度が 0.5mであり、毎秒の変化が可視化できるように1pixelを0.5mとした。 本シミュレーションでPatchとして採用し、区別しているものをあ げる。 ・展示作品 ・入口 ・出口 ・休憩スペース PQRS 本シミュレーションではコース別の作品群を4つ設定し、それ以外の 作品をさらに設置した。 T 1234RS79UV WBXB@ 8YZ[\
!"#$%&'(!") !"#"$ %#$% )#$% -#$% 4#$% +,-
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
]^_`^ 本シミュレーションにおいて、観覧者を発生させ、規則に従った行動 を行わせた後、消えさせなければならない。入口と出口を設定し、それ ぞれのポイントで発生と消去を行う。 T 12a4]^V`^8 WBXB@ 8YZ[\
!"#"$ %&'()*& .'$(()/
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bc<d(< 1Patchに一定の人数を収容するように設定した。本論において観覧 者の重なりは重要でなく、また、観覧者同士が衝突を避け避ける距離は 極めて小さく無視できると判断したためである。 T 12e4bc<d(<8 WBXB@ 8YZ[\
!"#"$ 123453
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568LMNO Turtle(本シミュレーションでは観覧者を示す)の空間移動は実座標 系で行われ、空間情報(Patch)に記述された情報と他者との設定された 情報を参照し、1Step(シミュレーション上で記述された一連の行動 が終わる単位)ごとに繰り返すことで実行される。本シミュレーション において、Turtleとして採用し、区別しているものは以下のものである。 ・スマートユーザー ・プログラムユーザー ・ノンユーザー
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
"#f8gG 本シミュレーションにおいて、観覧者の属性をTurtleとして区別す ることにより、それぞれの規則を与えている。 T 1214"#f8hiV WBXB@ 8YZ[\
36578595 %:;<=8595
!"#"$ %#&' +'##",
>?8595
$'.
!"#"$* ()* -* *
観覧者の行動特製については、第3章を参照されたい。 ( 参考までに 本シミュレーション turtle発生3turtle/分 4800stepを 完了させるのにかかる時間 約10時間 環境 OS Mac OS 10.1.5 内蔵メモリ 1GB L2キャッシュ 256KB L3キャッシュ 2MB 機種名 Power Mac G4 プロセッサ PowerPC G4 CPU 933 MHz )
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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+jk-9*7(:;(<
シミュレーションの実行や、本論に必要である予条件の設定はイン ターフェース上にて行う。以下にインターフェースの解説を示す。
( ) * + ,
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0 12a49*7(:;(<Vlmnop<q
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
A; 全てのデータを消去する B; Patchの色を整数化し、Patchの情報を記憶する C; スマートユーザー/プログラムユーザー/ノンユーザーの 発生割合を設定する D; 1分間に発生するTurtleの量を設定する ただし、60の因子に限る E; シミュレーションを実行する(もう一度押すと停止) F; 休憩ポイント作成シミュレーションのとき作成されたポイントを map上に可視化する G; Fで可視化されたmapを元に戻す プログラムの解説は付録におさめた。参照されたい。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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+(r-$%&'($)*st
本シミュレーションの使用方法を手順をおって記載する。 1、シミュレーションファイルをファイルを開く 2、mapを読み込む
0 12e4u?v wxyxz{
3、mapを解析する
0 1214u?v l|z{
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
4、Turtleの発生量を設定する
0 12}4~•@>X€ •‚YƒgG
5、観覧者の属性割合を設定する
0 12„4~•@>X€ hiYƒgG
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
6、シミュレーションを実行する
0 12…4$%&'($)*†5z{
7、出力画面を表示する
0 12‡4`ˆz{TQ
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
以上の手順により出力結果を保存する。また休憩スペース作成には、 作成用のファイルを開き、手順6まで行い、下記手順を踏む。
0 123‰4$%&'($)*Š5‹Œz{
○show stampmapボタンを押し、休憩ポイントを可視化する。可視 化した後、そのPatchをクリックすることで、Patch情報を得る。
0 12334•?>WŽ ••‹Œz{
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
以上の手順により得た出力結果より、分析を行う。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
05
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Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
東京都美術館をモチーフとしたmapでシミュレーションを行うため に、観覧者流入量(タートルの発生量)や出入り口(タートルの発生・ 死亡ポイント)の設定は東京都美術館のそれに準じた。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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*+,-./%012345()
まず、現状の東京都美術館の休憩室に合わせた図面でシミュレーショ ンを行う。mapは、強制動線型/選択動線型/自由動線型に合わせ3 種類有り、そのmap全てで、観覧者のタイプ、ノンユーザー/プログ ラムユーザー/スマートユーザーがそれぞれ8割を占める場合でシミュ レーションする。計9回施行する。 ただし、強制動線時は4つのエントランス(タートルの発生ポイント) から観覧者が入ってくるとは考えづらく、各ゾーニングを目的としてい る観覧者はそのゾーニングの前から流入してくると設定した。故に、3 つのmapのなかで一つだけ展示面積が違うものとなっている。なお、 シミュレーションは4800STEP動かし結果を出力している。
6 789:./#;<=>?@AB#?CDEF GHI
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
./%01#;<=PQ> 現状ー強制mapにおいて観覧者属性の割合を、 { スマートユーザー、 プ ロ グ ラム ユ ー ザ ー 、ノ ン ユ ー ザ ー }={ 1 ,1 ,8 }、 { 1 ,8 ,1 }、 {8,1,1}で発生させシミュレーションを行った。 ;< =>
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
./%01#NO=PQ> 現状ー自由mapにおいて観覧者属性の割合を、 { スマートユーザー、 プ ロ グ ラム ユ ー ザ ー 、ノ ン ユ ー ザ ー }={ 1 ,1 ,8 }、 { 1 ,8 ,1 }、 {8,1,1}で発生させシミュレーションを行った。 ;< =>
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
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休憩スペースが観覧行動の休憩タイミングに適合するように配置する ために、観覧者が休憩ととるタイミングに休憩室に向かわずその場で床 にチェックするシミュレーションを動かし、そのチェックポイントが多 く集まっているところに休憩スペースを配置する。この配置したmap が最適化タイプとなる。 mapは、強制動線型/選択動線型/自由動線型に合わせ3種類有り、 そのmap全てで、観覧者のタイプ、ノンユーザー/プログラムユーザー /スマートユーザーがそれぞれ8割を占める場合でシミュレーションす る。計9回施行する。なお、シミュレーションは3000STEP動かし 結果を出力している。 ただし、ゾーニングが強制動線の時は4つのエントランス(タート ルの発生ポイント)からある同一の作品群をめざして観覧者が入ってく るとは考えづらく、各ゾーニングを目的としている観覧者はそのゾーニ ングの前から流入してくると設定した。故に、3つのmapのなかで一 つだけ展示面積が違うものとなっている。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
休憩スペースを作成するシミュレーションにより、下記のデータを得 た。シミュレーション上でのStep数は3千以上である。ポイントされ た座標同士の休憩者数割合により、休憩ポイントの規模を確定する。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
ポイントされた座標同士の休憩者数割合により、休憩ポイントの規模を 確定する。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
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休憩室作成シミュレーションにより得た図面で再度、シミュレーショ ンを行う。mapは、強制動線型/選択動線型/自由動線型に合わせ3 種類有り、そのmap全てで、観覧者のタイプ、ノンユーザー/プログ ラムユーザー/スマートユーザーがそれぞれ8割を占める場合でシミュ レーションする。計9回施行する。 ただし、ゾーニングが強制動線の時は4つのエントランス(タートルの 発生ポイント)からある同一の作品群をめざして観覧者が入ってくると は考えづらく、各ゾーニングを目的としている観覧者はそのゾーニング の前から流入してくると設定した。故に、3つのmapのなかで一つだ け展示面積が違うものとなっている。なお、シミュレーションは4800 STEP動かし結果を出力している。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
z{|%01#;<=PQ> 最適化強制mapにおいて観覧者属性の割合を、 { スマートユーザー、 プ ロ グ ラム ユ ー ザ ー 、ノ ン ユ ー ザ ー }={ 1 ,1 ,8 }、 { 1 ,8 ,1 }、 {8,1,1}で発生させシミュレーションを行った。 ;< =>
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
本論では、観覧者の属性別のシミュレーションをその属性だけで行う のではなく、その属性の割合が多い環境下で行った。現実の空間で、1 つの属性だけという状況があり得ないからである。例え80%の観覧者 にとって良い条件であっても、20%のものにとって悪い条件であれば、 その環境が観覧者を満足させるものとはいいづらい。 本章では、各空間タイプ、ゾーニング、観覧者ごとに比較検証を行っ ていくが、各評価数値を平均値のみではなく、分散を補助的に比較して いくものとする。各パターンのシミュレーションによる出力結果、およ び、基本統計量は付録に記載した。参照されたい。 + ,-./0123452678292:&;<)*=>?#+ !"# $%&'# $%()&'# $%()*&'# +,-./01&'# 2345./016# 237489: 236# ;< !" ##"$ %%# $!&! & "% % % => $ #%'("&" %')%$!$"(!" #&'%&()$&*" & &'")+""*(&! $ &'&%$!$ ?@ !" %)'))"! $$'"%"")"%* (+'$$(()$)# , , , ,
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
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現状タイプの空間での数値を1とし、最適化タイプでのそれを比較す る。 345%XY2Z7D[&;< ・ノンユーザー時 + ,-.S/3452678292[&;<)*+ $%()&'# $%()*&'# +,-./01&'# 2345./016# =>ABCDEFGH !"##$%&#&'# #"()#($&)'! *+,-.'/ ' =>AFGIJKH &"(&#%#0)%0 =>ABCDIJKH 1"01$)!##%!
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最適化タイプの方が目的作品数が増えていることが分かる。分散も 減っていることから、最適化タイプの方が、観覧者の行動満足を満たす ものと判断される。 ・プログラムユーザー時 + ,-@T/3452BCDEF8292[&;<)*+ =>ABCDEFGH =>AFGIJKH =>ABCDIJKH ?@AFGIJKH ?@ABCDIJKH
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目的作品数は平均値、分散共に余り変化が見受けられない。また、目 的外作品数は平均値、分散共に悪化し、観覧者の行動満足を下げる結果 となったが、その現象は微小で、総合して変化がないものと判断される。 ・スマートユーザー時 + ,-@./3452HI2J8292[&;<)*+ $%()&'# $%()*&'# +,-./01&'# 2345./016# =>ABCDEFGH !"##$%&'()$ ("!!'%!*)%# +,-./!0 +,-./!0 =>AFGIJKH &"%!$(1)1!$ =>ABCDIJKH &"$&1111111 ?@AFGIJKH 1"%1(%1'!$
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全ての評価事項において変化が微小で、総合して変化がないものと判 断される。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
LM5%XY2Z7D[&;< ・ノンユーザー時 + ,-@@/LM52678292[&;<)*+ $%()&'# $%()*&'# +,-./01&'# 2345./016# =>ABCDEFGH !"!#$%!!&!' !"!()(%!%'% )"$)&!*+'#% )"%!*(&&$)! =>AFGIJKH %"'%!%&('+( #!"$!+!#*+# )")+'&##(*! !"**%+&*&%$ =>ABCDIJKH %"**%$'%+#! ?@AFGIJKH !$"'*''($+#
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目的作品数、目的外作品数共に数値はあがってはいるが、分散も大き くなっている。見られなかった作品数が減少していることより、最適化 タイプの方が、観覧者の行動満足を満たすものと判断される。 ・プログラムユーザー時 + ,-@G/LM52BCDEF8292[&;<)*+ =>ABCDEFGH =>AFGIJKH =>ABCDIJKH ?@AFGIJKH ?@ABCDIJKH
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目的作品数においては平均値、分散共にほぼ変化がない。しかし、目 的外作品数が増え、分散も減少していることより最適化タイプの方が、 観覧者の行動満足を満たすものと判断される。 ・スマートユーザー時 + ,-@K/LM52HI2J8292[&;<)*+ $%()&'# $%()*&'# +,-./01&'# 2345./016# =>ABCDEFGH !"#$$%&&$%% !"%'$'$&$&& ()*+,#()*+,#=>AFGIJKH ."& =>ABCDIJKH ."'%.'%.'%/
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目的作品数においては平均値、分散共にほぼ変化がない。しかし、目 的外作品数が増え、分散も減少していることより最適化タイプの方が、 観覧者の行動満足を満たすものと判断される。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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目的作品数、目的外作品数共に変化が見られず、込んでいてみられな かった作品数は増えてはいるがもととなっている数値が小さく、変化は 微小である。休憩できなかった回数が、減少していることより、最適化 タイプの方が、観覧者の行動満足を満たすものと判断される。 ・プログラムユーザー時 + ,-@,/PQ52BCDEF8292[&;<)*+ =>ABCDEFGH =>AFGIJKH =>ABCDIJKH ?@AFGIJKH ?@ABCDIJKH
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全ての評価事項において変化が微小で、総合して変化がないものと判 断される。 ・スマートユーザー時 + ,-@O/PQ52HI2J8292[&;<)*+ $%()&'# $%()*&'# +,-./01&'# 2345./016# =>ABCDEFGH !"##$%&##'( )"!!!$!%%** +,-./!0 +,-./!0 =>AFGIJKH ("&1 ')"* ! ! =>ABCDIJKH ("*%**$&')& ?@AFGIJKH $"&(1%##'$#
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全ての評価事項において変化が微小で、総合して変化がないものと判 断される。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
_`ab;<)*[&cd 全ゾーニングタイプにおいて、現状タイプの方が、最適化タイプにく らべ、観覧者の行動満足をより満たしているという結果は出てこなかっ た。故に、これ以降の、ゾーニング別、観覧者別比較評価は最適化タイ プ環境下にておこなうこととする。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
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各ゾーニングにおいて観覧者タイプの評価項目が一番小さいものを1 と設定し、比較評価を行う。 345%XY2Z7D[&;< + ,-@R/UVW2345efgh"#ijkB&;<)*+ $%()&'#
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目的作品数では平均値も分散もほぼ違いが見られない。一方、目的外 作品数においてはノンユーザーが他より3.5倍も高い数値となり、多く の作品を見ていることが分かる。他の評価項目では違いは見受けられな かった。強制型動線においてノンユーザーが観覧の行動満足を満たすも のと判断される。 LM5%XY2Z7D[&;< + ,-@S/UVW2LM5efgh"#ijkB&;<)*+ $%()&'#
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目的作品数においてノンユーザーは他の2属性に対し、低い数値とな り、また、分散も比較大きい。故に、ノンユーザーにとって、他の2属 性より選択型動線ゾーニングは観覧の行動満足を満たすものではない。 また、プログラムユーザーとスマートユーザーにおいて目的作品数で の平均値、分散と目的外作品数の平均値では違いは見られなかった。し かし、目的外作品数において、プログラムユーザーの方がスマートユー ザーに比べ大きく、観覧者全体に観覧行動の満足を提供していないこと になった。よって、選択型動線ゾーニングにおいて、スマートユーザー が最も観覧の行動満足を満たすものと判断される。 Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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目的作品数においてノンユーザーは他の2属性に対し、低い数値とな り、また、分散も比較大きい。故に、ノンユーザーにとって、他の2属 性より選択型動線ゾーニングは観覧の行動満足を満たすものではない。 また、プログラムユーザーとスマートユーザーにおいて差はほとんど見 受けられず、自由型動線ゾーニングにおいて、両者が最も観覧の行動満 足を満たすものと判断される。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
MASTER'S THESIS 2002
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各属性においてゾーニングごとの評価項目が一番小さいものを1と設 定し、比較評価を行う。 678292[&;< + ,-G./UVW2345efgh"#ijkB&;<)*+ $%()&'#
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目的作品数において強制型ゾーニングが他の2つのゾーニングに比 べ、最も多い結果となった。他の2つのゾーニングにおいては、目的作 品数、目的外作品数ともに違いは見られないが、込んでいてみられなかっ た作品数が、自由型の方が多く、選択型の方が自由型よりも観覧の行動 満足を満たすものと判断される。 BCDEF8292[&;< + ,-G@/UVW2LM5efgh"#ijkB&;<)*+ $%()&'#
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目的作品数についてはどのゾーニングでも、違いのほぼない結果と なった。目的外作品数については強制型が低く、最もプログラムユーザー については適していないこととなった。選択型と自由型では、目的外作 品数の分散値にのみ違いが見られ、プログラムユーザーにとって、比較 的、自由型ゾーニングの方が、観覧行動の満足を満たすものと判断され る。
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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目的外作品数においてのみ違いが見られた。強制型が他の選択型、自 由型に比べ低く、スマートユーザーにおいて強制型より、選択型、自由 型の方が観覧行動の満足を見たし、両者の違いはほぼないという結果に いたった。
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
本論では、観覧者の観覧満足を満たすものであるかどうかを評価軸と し、最適な休憩スペースを作成し、各空間においてシミュレーションを 行った。最適化空間作成においては、理想的な結果を得ることとなった が、プログラムユーザーとスマートユーザーの比較において、明確な違 いを得ることができなかった。両者の行動の違いが展示空間の混雑によ るものであり、入場者数の少なさ、混雑をより明確化する経過時間の短 さが原因だと考えられる。 また、本論の分析では全パターンを俯瞰して比較検討する、設計者/ キュレーターのための定性化を行っていないため、本章に記す。
$%&'()*+,-./ 各評価項目において平均値となるものを1と設定し、比較評価を行う。 評価の高いものから順に記載した。 0 1234$%&'()*+,5%0 56789:; RSG OPKQJKLK
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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Satisfactory Evaluation by Viewing Behavioral Simulation in Exhibition Spaces
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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思えば、仁史件の門を叩いて4年。いろいろあった。研究としては、 人が道筋を選択する理由は何だろうからはじまり、環境心理、経路選択、 シークエンス、美術館マネジメント、携帯端末利用方法などなど、ちょ っとかじっては乗り換えてきた。やり遂げたことは少ないがいろいろな 知識が身についた早稲田生活7年だった。その集大成がまさにこの論文 であろう。詰めも甘いし、人に頼らないと完成できない。けど、この現 状を認識することにした。常に、自分も、形として出てくるものも成長 過程であると。研究に限らず、完成形を目指して人生を横臥することと しよう。 私生活でも研究室にはお世話になった。雀荘に通いつめていた自分に、 居場所が見つかった気分だった。けど、泊まり込むのはこれで終わりに しよう。 修論で得たもの ・自分の限界値 ・ドリンク剤の値段と効力の相関関係 ・とにかく買い続けた半端ない数の靴下
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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謝辞 渡辺仁史研究室にお世話になり、4年の月日が流れました。何冊でも論文 が書けるほど、有意義な体験をさせて頂きました。研究室を統べて、的確な 意見をくださり、時には厳しく時には優しくご助言くださいました、渡辺仁 史先生、ありがとうございました。 夏子さん、卒論生の時からずっと、本当にお世話になりました。時には厳 しく、時には厳しく研究を見て頂き、普段はマリア様のように私生活を心配 して頂き、ありがとうございました。 木村さん、お兄さんと呼ばせて頂いておりました。研究室にかかってくる 電話、何度「僕ではなくてですね、」と言った事でしょう。橋の下でふるえて いる子猫のようだった僕を見て頂き、ありがとうございました。 田口さん、どちらが先輩だか本当にわかりません。何でもやります。来年 の田口の修論ではコピーをとりに図書館に行くといったサル作業でも手伝い ます。とりあえず、就活のケツたたきをやります。本当にありがとう。 奈美さん、思えば、奈美さんにシークエンスゼミに引き込まれ、この生活 が始まりました。いまでも心配ばかりおかけしています。奈美ママ、こんご ともよろしくにゃん。 あかねちゃん、俺らで唯一の設計者、がんばってくれ。 けーちゅー、ドリンク剤の差しいれありがとう。今日も一日一本。 金川、心配かけてワリィね、携帯と美術館は難しかったよ。 島、ITSってなに?修論のフィールド間違えちゃった。 千秋、修論提出前のメール、ちょっと心強かったです。さんきゅ。 純子、研究室遊びくるから、ちゃんといてね。 長山、ちょこちょこ差し入れアリガト。ひま? 丹羽、飲んだときだけ研究室にこないように。来年からはお供します。 ほり、ヘルシンキ?がんばってくれ。 深君、また二人で旅行なんてどう? 藍君、元同期が消えて物足りなさを感じてた俺をいじってくれてありがとう。 木曾、レポートやらスクリプトやら諸々助かった、ありがとう。 みかちゃん、ちょこちょこ気遣い、頼もしかったよ、ありがとう。 こもりん、女版ムードメーカ、ありがとう。
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展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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関根、いやー、つかれたね。7年間ありがとう。 森、かげでこっそり、ありがとう。 ともや、ほおばってくれてありがとう。 渋谷、おせわなったね。ありがとう。 小杉、ちっちゃい気遣いありがとう。 齊藤、いやはやありがとう。 沼田、マスコットとしてありがとう。 お手伝い下さった、京極君、小林君、羽生君、長池君、緒方君ありがとう。 研究室生活、修論を通じてわかった事は、一にも二にも、自分が如何に人か ら支えられているかという事です。皆様と共に分かち合った時間を胸に、飛 び立たせて頂きます。 本当にお世話になりました。 また、プライベートでは学部同期を始め様々な人の助けもありました。あり がとうございました。 小澤恵美さん、サポートありがとう。小澤家の方々、サポートのサポートあ りがとうございます。 尚也氏、だめ弟で心配ばかりかけてわりぃ。たまに来るメール、ほろっと来 ちゃいます。 亮太&美佐子様、長らくお待たせいたしました。長らくご心配おかけしまし た。永らくよろしくお願いいたします。
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・新建築学大系30 図書館・博物館の設計 出版;彰国社, 1983 ・建築設計資料集成3 単位空間 Ⅰ 日本建築学会 編 出版;丸善, 1980 ・建築設計資料集成4 単位空間 Ⅱ 日本建築学会 編 出版;丸善, 1980 ・建築設計資料集成7 建築ー文化 日本建築学会 編 出版;丸善, 1981 ・博物館建築ー博物館・美術館・資料館の空間計画ー 著者;半澤重信 出版;鹿島出版会, 1991 ・建築文化9月号別冊 ミュージアム図鑑 ー博物館・美術館・資料館の魅力と吸引力ー 彰国社 編 出版;彰国社, 1996 ・古谷誠章の建築ノート Shuffled 著者;古谷誠章 出版;TOTO出版, 2002 ・建築設計資料13 美術館 建築思潮研究所 編 出版;建築資料研究社, 1986 ・建築設計資料88 拡張型博物館 ー規模と機能の拡張ー 建築思潮研究所・編 出版;建築資料研究社, 2002 ・新建築設計ノート 博物館・美術館 西日本工高建築連盟 編 出版;彰国社, 1989
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・DA 建築図集 美術館 Ⅰ ー広域公共の美術館ー 新日本建築家協会編 出版;彰国社, 1982 ・なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学 著者;パコ・アンダーヒル ;鈴木主税 訳 出版;早川書房, 2001 ・アートマネジメント研究 第1号 2000 日本アートマネジメント学会 編集委員会 出版;美術出版社, 2000 ・アートマネジメント研究 第2号 2001 日本アートマネジメント学会 編集委員会 出版;美術出版社, 2001 ・コトラーの戦略的マーケティング 如何に市場を創造し、攻略し、支配するか 著者;フィリップ・コトラー ;木村達也 訳 出版;ダイヤモンド社, 2000 ・MBAで学べる技術 著者;八ツ井博樹 出版;オーエス出版社 ・別冊宝島694 僕たちの好きなガンダム ー全登場キャラクター徹底解析編ー 著者;横山大ら 出版;宝島社, 2002 ・MoMA観客流動調査レポート 渡辺仁史、長澤夏子、千秋幸司 谷口建築設計研究所、早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室,2000
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・エージェントとGAを用いた美術館における絵画の最適配置システム 谷明勲他3名 日本建築学会大会学術講演
概集(北陸)2001年9月
・エージェントによる美術館における人間行動モデル ー美術館内行動の調査2ー 谷明勲他3名 日本建築学会大会学術講演
概集(北陸)2002年8月
・来館者の観覧時間に関するケーススタディー ー博物館の展示計画に関する研究 その1ー 平野暁臣他6名 日本建築学会大会学術講演
概集(北陸)1992年8月
・博物館・美術館における在館時間の調査 守屋秀夫他1名 日本建築学会大会学術講演
概集(関東)1993年9月
・美術館利用者の館内行動に関する観察調査 木多道宏他4名 日本建築学会大会学術講演
概集(関東)1997年9月
・クラスター分析によるプランタイプの分類 ー美術館・博物館の空間構成に関する研究 その1ー 田島理恵他4名 日本建築学会大会学術講演
概集(関東)1997年9月
・パズルマップ法による樹形型・複数軸線型・中庭型・展示室回遊型の分析 ー美術館・博物館の空間構成に関する研究(その4)ー 佐藤修他5名 日本建築学会大会学術講演
概集(九州)1998年9月
・来館者のマルチメディア展示に対する鑑賞行為について ー博物館におけるマルチメディア展示についての研究 その2ー 本杉省三他3名 日本建築学会大会学術講演
概集(九州)1998年9月
・回遊空間における経路選択に関する研究 西出和彦他2名 日本建築学会大会学術講演
概集(中国)1999年9月
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・美術展示空間における鑑賞行動特性に関する研究 今井康博 早稲田大学大学院理工学研究科渡辺仁史研究室修士論文, 1985 ・施設選択シークエンスからみた美術鑑賞行動の特性に関する研究 樫村奈美 早稲田大学大学院理工学研究科渡辺仁史研究室修士論文, 2000 ・美術館における作品形態別の観覧者数に関する研究 観覧者数と観覧時間の関係 田口想 早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室卒業論文, 2001
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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MASTER'S THESIS 2002
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全消去
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フィルタ後のマップを表示
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スタンプのマップを表示
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画像の分析と全初期化 outputも消去
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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色ずれ直し
MASTER'S THESIS 2002
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5/!D!!$!F!IJ!E!,!'&#!$!IK!2
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5/!D!!$!F!KJ!E!,!'&#!$!KK!2
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5/!D!!$!F!LLJ!E!,!'&#!$!LLK!2
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デフォルトに記憶
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作品、入口、出口、休憩の座標リスト取得
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5/!D!#&-!!F!3&.!E!,
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発生率;スマート:プログラム:ノン=1:1:8
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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MASTER'S THESIS 2002
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発生量の設定
'&#$3&"#&4!!5#&-!D!D!3"+.)-!1&+9#%!&+#415'#!E!N!L!E!&+#415'#
発生場所
'&#:3&&.3"#&!D!3"+.)-!L=!N!L!E 5/&1'&!D!=!Q!:3&&.3"#&!"+.!:3&&.3"#&!QF!'-#3"#&!E,
breedの決定
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ノンユーザー
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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混雑カウンター
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MASTER'S THESIS 2002
3&!&"#!"114+0-!, '&#$)0+#&34#&-!!/!0#!$)0+#(#03#1&'(*5#%!,!*"5#4!!F!S5+0-!2!$)0+#&34#&-! '&#S5+0-!D!S5+0-!(!L!E!2 '&#$)0+#&3415'#!$)0+#&34#&-! &+.
全てを動かす
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カウント
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カメを1ターン動かす
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ステップを1増やす
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発生
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出力ウィンドウを開く
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究 1ターンの行動
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MASTER'S THESIS 2002
5/!D!-8'#&!!UF!IO==!E!,!'&#-).&!@)0#@!
60分で強制退場
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breed別
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観覧 !
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かかった時間を記録
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
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MASTER'S THESIS 2002
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2
&+. #)!-";&4'#&!L /.!L!'&#-8/))#!D!-8/))#!N!L!E
1歩進んで1カウント
&+. #)!%&".4+&6#!)5+# '&#%!#)*"3.'(+)*3"!!/53'#!+&6#!)5+#!1"'#!+&6#!)5+#
すぐ次の目的に向く
&+.
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
#)!'#"3#75&*
観覧開始
'&#'#/!LK
時間15ステップ
'&#6$)3!D!/53'#!+&6#!)5+#!E
正しい位置に
'&#8$)3!D!1"'#!+&6#!)5+#!E '&#!-).&!@75&*@
'&#*"5#4!!D!!)'5#5)+!+&6#!)5+#!"11415'#!E
どこで見ているか
>'&#5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!D!D!5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!E!N!L!E 75&* &+. #)!75&* !
5/&1'&!D!'#/!U!=!E!,!
!
'&#'#/!D!'#/!(!LE!2!,!
>!
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'&#5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!D!D!5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!E!(!L!E
!
!
'&#*"5#4!!=!'&##7+!D!#7+!N!L!E! 終わったらTotal+1にして観覧をやめる
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$"'&!75&*4'*5#$%!,!
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=!,!'&#-).&!@5+5#@!2
!
!
普通に目的のものを見た
!
!
L!,!'&##7)!D!#7)!N!L!E!3&'&#4+&6#!)5+#!'&#75&*4'*5#$%!=!'&#-).&!@-)7&4.@!2 寄り道した R!,!'&##7)!D!#7)!N!L!E!'&#-).&!@5+5#@!2! ノンユーザーが目的外を見ていた
!
!
I!,!'&##7)!D!#7)!N!L!E!3&'&#4+&6#!)5+#!'&#75&*4'*5#$%!=!'&#-).&!@&65#@!2!2!2
帰り道に寄り道していた
&+. #)!'#"3#3&'#
休憩
'&#'#/!IO=
6分
'&#6$)3!D!/53'#!+&6#!)5+#!E '&#8$)3!D!1"'#!+&6#!)5+#!E
ただしい位置に
'&#!-).&!@3&'#@ '&#*"5#4!!D!!)'5#5)+!+&6#!)5+#!"11415'#!E
どこで休憩か
>'&#5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!D!D!5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!E!N!L!E 3&'# &+. #)!3&'# !
5/&1'&!D!'#/!U!=!E!,!
!
'&#'#/!D!'#/!(!LE!2!,!
>!
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'&#5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!D!D!5#&-!*"5#4!!$)0+#&3415'#!E!(!L!E
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!
'&#*"5#4!!=!
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5/&1'&!D!&-!#8W!.&'#4!!E!,!'&#-).&!@5+5#@!2,!3&'&#4+&6#!)5+#!'&#-).&!@-)7&4.@!
次の目標がないとき 次の目標があれば設定をなおす
2!2 &+. #)!3&'&#4+&6#!)5+#
目的の目標に向く
'&#+&6#!)5+#!.&'#4! %&".4+&6#!)5+# &+.
>/5+.!.&'#5+"#5)+!!)5+#!/)3!'-"3#!0'&3!(((((((((((((((((((((((((((( #)!/5+.4+&"3&'#
近くを探す
$"1$4.5'#"+$&!.&'#415'#
距離
$%&$;/011
混雑
&+.
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
#)!$"1$4.5'#"+$&!S!"3"415'#
パラメータ変数、他のところでも使う命令なので
'&#.5'415'#!,2
MASTER'S THESIS 2002
1&#!,!S5!1&+9#%!S!"3"415'#!2 3&!&"#!S5!, 1&#!,!S.468!5#&-!S5!S!"3"415'#!2 '&#.5'415'#!/!0#!D!.5'#"+$&(+)*3"!!/53'#!S.468!1"'#!S.468!E!.5'415'#! '&#S5!D!S5!(!L!E!2 '&#!)'5!D!!)'5#5)+!D!-5+()/(15'#!.5'415'#!E!.5'415'#!E &+.
混雑しているかどうかをチェック
#)!$%&$;/011
5/&1'&!D!D!1&+9#%!.&'#415'#!E!VF!=!E!,!
←ループになっているので抜け出せるように
!
'&#.&'#4!!5#&-!!)'5!.&'#415'#
!
'&#+&6#!)5+#!.&'#4!
!
'&#.&'#415'#!D!3&-)7&!!)'5!.&'#415'#!E
!
!
5人以下なら入る
5/&1'&!D!D!5#&-!D!!)'5#5)+!+&6#!)5+#!"11415'#!E!$)0+#&3415'#!E!QF!K!E!,!
!
!
2!,
!
!
'&#675&*!D!675&*!N!L!E
!
!
$"1$4.5'#"+$&!.&'#415'# $%&$;/011!2!
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!
!
'&#-).&!@-)7&4.@!
!
%&".4+&6#!)5+#
!
2!,!/5+.4&65#!'&#-).&!@&65#@!2
見られなかったとき
&+.
同様に休憩の場合
#)!$%&$;/01143&'#
5/&1'&!D!D!1&+9#%!3'#415'#!E!VF!=!E!,! !
'&#+&6#!)5+#!5#&-!!)'5!3'#415'#
!
'&#3'#415'#!D!3&-)7&!!)'5!3'#415'#!E
!
!
5/&1'&!D!D!5#&-!D!!)'5#5)+!+&6#!)5+#!"11415'#!E!$)0+#&3415'#!E!QF!LR!E!,!
!
!
2!,
!
!
'&#63&'#!D!63&'#!N!L!E
!
!
$"1$4.5'#"+$&!3'#415'# $%&$;/01143&'#!2!
!
!
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'&#-).&!@-)7&43&'#@
!
%&".4+&6#!)5+#
!
2!,!/5+.4&65#!'&#-).&!@&65#@!2
&+.
出口を探す
#)!/5+.4&65# $"1$4.5'#"+$&!&6#415'#
'&#.&'#4!!5#&-!!)'5!&6#415'# '&#+&6#!)5+#!.&'#4! %&".4+&6#!)5+# &+.
休憩を探す
#)!/5+.43&'# $"1$4.5'#"+$&!3'#415'# $%&$;/01143&'# &+.
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
寄り道
#)!'&&;4'5.&
MASTER'S THESIS 2002
5/!D!D!1&+9#%!)#%&3415'#!E!VF!=!E!, !
$"1$4.5'#"+$&!)#%&3415'#
!
!
5m以内
5/&1'&!D!D!-5+()/(15'#!.5'415'#!E!QF!L=!E!,!
!
!
'&#!)'5!D!!)'5#5)+!D!-5+()/(15'#!.5'415'#!E!.5'415'#!E
!
!
'&#.5'4+&6#!'M3#!D!D!D!D!/53'#!.&'#4!!E!(!D!/53'#!D!5#&-!!)'5!)#%&3415'#!E!E!
E!X!R!E!N!D!D!D!1"'#!.&'#4!!E!(!D!1"'#!D!5#&-!!)'5!)#%&3415'#!E!E!E!X!R!E!E !
!
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5/!DD!.5'#"+$&(+)*3"!!/53'#!.&'#4!!1"'#!.&'#4!!E!U!.5'4+&6#!E!,
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'&#+&6#!)5+#4#!5#&-!!)'5!)#%&3415'#
!
!
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!
5/&1'&! D! D! 5#&-! D! !)'5#5)+! +&6#!)5+#4#! "11415'#! E!
$)0+#&3415'#!E!QF!K!E!, !
! ! 混雑チェック
!
'&#+&6#!)5+#!5#&-!!)'5!)#%&3415'#
!
!
!
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'&#)#%&3415'#!D!3&-)7&!!)'5!)#%&3415'#!E
!
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5/&1'&!D!-).&!F!@&65#@!E!,!'&#-).&!@'5.&4&@! '&#-).&!@'5.&@!2
2,! !
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%&".4+&6#!)5+#
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'&#675&*!D!675&*!N!L!E
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'&#)#%&3415'#!D!3&-)7&!!)'5!)#%&3415'#!E '&&;4'5.&!2!
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2!2
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,!!2!
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2
見られなかったとき
&+. >/5+.!.&'#5+"#5)+!!)5+#!/)3!!3)93"-!0'&3!((((((((((((((((((((((((((((
近くを探す
#)!/5+.4+&"3&'#4!3947 $"1$4.5'#"+$&!.&'#415'# !
5/&1'&!D!D!1&+9#%!.&'#415'#!E!VF!=!E!,!
!
'&#.&'#4!!5#&-!!)'5!.&'#415'#
!
'&#+&6#!)5+#!.&'#4!
!
'&#.&'#415'#!D!3&-)7&!!)'5!.&'#415'#!E!
!
'&#-).&!@-)7&4.@!
!
%&".4+&6#!)5+#
!
2!,!/5+.4&65#!'&#-).&!@&65#@!2
&+.
近くの休憩所を探す
#)!/5+.4+&"3&'#4!3943 $"1$4.5'#"+$&!3'#415'# !
5/&1'&!D!D!1&+9#%!3'#415'#!E!VF!=!E!,!
!
'&#+&6#!)5+#!5#&-!!)'5!3'#415'#
!
'&#3'#415'#!D!3&-)7&!!)'5!3'#415'#!E!
!
'&#-).&!@-)7&43&'#@!
!
%&".4+&6#!)5+#
!
2!,!/5+.4&65#!'&#-).&!@&65#@!2
&+. #)!$%&$;/0114%&3&47
その場の混雑を調べる
!
5/&1'&!D!$)0+#(#03#1&'(%&3&!Q!K!E!,!'#"3#75&*!2,!
!
'&#675&*!D!675&*!N!L!E!/5+.4+&"3&'#4!3947!2
&+.
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
#)!$%&$;/0114%&3&43
MASTER'S THESIS 2002
!
5/&1'&!D!$)0+#(#03#1&'(%&3&!Q!LR!E!,!
!
!
5/!D!63&'#4#!VF!=!E!,!
!
!
'&##63&'#4#!1!0#!D!'#&!4#!(!63&'#4#!E!#63&'#4#!
!
!
'&#63&'#4#!=!2
!
'#"3#3&'#!2,!
!
!
5/!D!63&'#4#!F!=!E!,!'&#63&'#4#!'#&!4#!2
!
!
'&#63&'#!D!63&'#!N!L!E!/5+.4+&"3&'#4!3943!2
&+. >/5+.!.&'#5+"#5)+!!)5+#!/)3!+)+(#&$%+5$"1!0'&3!(((((((((((((((((((((((((((( #)!/5+.4+&"3&'#4+)+ !
5/&1'&!D!&-!#8W!'&"3$%415'#!E!,!'&"3$%4"3)0+.!2!,!
!
$"1$4.5'#"+$&!'&"3$%415'#
!
'&#.&'#4!!5#&-!!)'5!'&"3$%415'#
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'&#+&6#!)5+#!.&'#4!
!
'&#'&"3$%415'#!D!3&-)7&!!)'5!'&"3$%415'#!E!
!
'&#-).&!@-)7&4.@
!
%&".4+&6#!)5+#!2
&+.
近く7∼14mをサーチ
#)!'&"3$%4"3)0+. 5/&1'&!D!&-!#8W!*415'#!E!, !
/5+.4&65#!'&#-).&!@&65#@!2!,! 作品がなくなったら出る
!
'&#.5'415'#!,2
!
1&#!,!S5!1&+9#%!*415'#!2
!
3&!&"#!S5!,
!
!
1&#!,!S.468!5#&-!S5!*415'#!2
!
!
'&#S.468!D!.5'#"+$&(+)*3"!!/53'#!S.468!1"'#!S.468!E
!
!
'&#.5'415'#!/!0#!S.468!.5'415'#!
!
!
!
5/!D!S.468!QF!'&"3$%41!E,! 7から14m内にある場合
!
!
!
'&#'&"3$%415'#!/!0#!D!5#&-!S5!*415'#!E!'&"3$%415'# リストに入れる '&#*415'#!D!3&-)7&!S5!*415'#!E!2
!
!
!
!
!
'&#S5!D!S5!(!L!E!2
!
!
!
5/&1'&!D!&-!#8W!'&"3$%415'#!E!,!
!
!
!
!
5/&1'&!D!'&"3$%41!QF!RH!E!,! 近くに見つけられなければ
!
!
!
!
'&#'&"3$%41!D!'&"3$%41!N!R!E! リストの範囲を広げる
!
!
!
!
'&"3$%4"3)0+.!2,!
!
!
!
!
/5+.4+&"3&'#4!3943!2!2!, /5+.4&65#!'&#-).&!@&65#@!2!2!,
>!
!
!
!
!
!
!
/5+.4+&"3&'#4+)+!2 あれば目標にする
2 &+.
混雑チェック
#)!$%&$;/0114%&3&4+)+ !
5/&1'&!D!$)0+#(#03#1&'(%&3&!Q!K!E!,!
!
!
!
'#"3#75&*!2,!
5/!D!-&-:&3W!+&6#!)5+#!)#%&3415'#!E!,!'&#75&*4'*5#$%!R!2
!
'&#675&*!D!675&*!N!L!E!/5+.4+&"3&'#4+)+!2
&+.
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
>'#"-!&3((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((
MASTER'S THESIS 2002
#)!-";&'#"-! 5/&1'&!D!'#"-!-"!!F!=!E!,!'&#'#"-!-"!!)3"+9&!2!,!'&#'#"-!-"!!D!'#"-!-"!!N!L!E!2
スタンプマップにスタンプする
&+.
重なったS+1 >)0#!0#1)9'(((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((((( #)!)0#!0#4-8."#" !
$"'&!:3&&.!,!
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2
出力
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
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早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
hi`j6k_a
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MASTER'S THESIS 2002
展示空間での観覧シミュレーションによる行動満足評価に関する研究
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!!"# $%&'(
!!HG!WX/&'(
設計
)*+,-./-0123456
設計
Y9Z[0123\]6
住所
789:$%/;<=>?=@A BCDC"
住所
WX/^_<`abc "CJ
開館年月日
出典
開館年月日
"EFEGBGHI
敷地面積(㎡)
"EF!B KLMNOPQR
配置タイプ
UV
展示室数
I
延べ面積(㎡)
HJFHEGD"EF!B
出典先縮尺(1/)
H!!!
出典
展示物
ST
配置タイプ
展示室平均面積(㎡)
!"!#$
"EdEG""GB
敷地面積(㎡)
HIFFJ KLMNOPQR ef
展示室数
"B
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!!BG!stu &'(
!!DG!g./&'(
設計
v^w]x
設計
Yh+ij
住所
yX:z{/|}~ HJCH
住所
g./kg<XlmnoXlbcp
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
"EFHG"G"" IDd" KLMNOPQR ef !$
延べ面積(㎡)
"BFEF
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
"D!!
出典
展示物
ST
配置タイプ
展示室平均面積(㎡)
"BIGFF
展示室数
"DIHJ "I!! ST H"dGHI
"E!EGDG"d HDBB" KLMNOPQR UV HB
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
"""BE CCCC ST-qr CCCC
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!!IG!£¤/&'(
!!JG!•q;€&'(
設計
—˜¥¦§¨
設計
•( ‚ ƒ-„ƒ…N†‡ˆ‰Š,‡Y9Z[‡‹ˆŒ•‡Ž( ‚ Y9Z[0123\]6
住所
©9:£¤/ª«~ "!CD
住所
•g.••<‘’bc dCd
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
開館年月日
"EFFGFGJ DDEdGHD KLMNOPQR
配置タイプ
UV
展示室数
D
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
EFdIGF! "H!! ST-qr B!FG!d
!!dG!•hž&'(
pŸ
住所
•g.•hž<¢bc BCH
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
出典
EHFF KLMNOPQR
配置タイプ
ef
展示室数
D
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
%!"$ !$$$ ST-qr "JdGI!
!!FG!“”•–&'(
設計
¡-pŸ
"EIEGJG"!
敷地面積(㎡)
¡0123\]6
KLMNOPQR ef &
—˜™š23\]6
住所
›œ:W}/;~ HCDCB
開館年月日
"EFJGBGB! !%$$$
設計
延べ面積(㎡)
FIddGHd
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
"I!!
出典
展示物
ST
配置タイプ
展示室平均面積(㎡)
HIDGJ!
展示室数
"EFFG""GB !$%"%$ KLMNOPQR ef B
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
d!!dGB" !$$$ ST-qr D"!GEH
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!!EG!}È:q&'(
!"!G!`¬&'(
設計
Y9É[0123\]6
設計
•( ‚ -®o¯3‡°( ‚ ‰±²³´µ¶·¸-¹º»¼j
住所
}È:ÊË/Ì9~ "CDCHd
住所
X}:‰±/^_ "C"C"I
開館年月日
出典
開館年月日
"EdFG""GB
敷地面積(㎡)
IE!!" KLMNOPQR
配置タイプ
UV
展示室数
J
延べ面積(㎡)
JFFBGF!
出典先縮尺(1/)
"H!!
出典
展示物
ST
配置タイプ
展示室平均面積(㎡)
HHFGJJ
"EB!G""G"
敷地面積(㎡)
JEdB KLMNOPQR ef
展示室数
J
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!""G!ÃÄ:q&'(
!"HG!g.•q&'(
設計
•( ‚ ,Å01\]6
設計
•( ‚ ½}•¾‡Ž( ‚ ¿hÀÁ
住所
ÃÄ:¤}/ÆÇp
住所
g./•}<«~ "IHd
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
!%"$#%#!! HB!"GI! KLMNOPQR UV %
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
DBHBGB! &$$ ST-qr "FHGHF
敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
IFIJ !$$$ ST-qr H""GEH
"E!EGBG"H ""JId KLMNOPQR ef Hd
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
I!Fd !!$$ ST-qr "IFGDD
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!"BG!è’:éê&'(-•}ëì(
!"DG!ÍÎÏ–&'(
設計
éê ‚ Ð023w]-íîi‡•} ‚ žï0123456-žï‹ð
設計
Ð023
住所
CCCC
住所
›œ:^<Ñ~ BCH
開館年月日
出典
開館年月日
"EJJG"!G"
敷地面積(㎡)
"HJH! KLMNOPQR
配置タイプ
ef
展示室数
"
延べ面積(㎡)
Dd!E
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
!!$$
出典
展示物 展示室平均面積(㎡)
ST-qr "JdGDB
"EdFG""GB! IBBdGJd KLMNOPQR
配置タイプ
ÒÓ
展示室数
&
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!"IG!àá/q&'(
!"JG!•g.Ôc&'(
設計
âãwäå
設計
ÕpÖp×Øw]Ù01Ú‡ÛÜ23
住所
æç:àá/•~ JFCHI
住所
•g.Ý<Þß• ICH"CE
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
"EFBGD "DEFD KLMNOPQR ef B
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
BJHBGBI &$$ ST H"JIG"d
敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
BEJdGHH "H!! ST-qr "IDGBI
"EFBG" BI!!! KLMNOPQR UV !!
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
H"!! J!! ST IdGID
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!"dG!vÛñi(©)&'(
!"FG!ñiòó&'(
設計
é0123\]6
設計
¹º23-¹º»¼j
住所
*+:,*+%(©)~ IDDC"EE
住所
X}/% HC"CBH
開館年月日
出典
開館年月日
"EF"GIGHB
敷地面積(㎡)
Hd"!GFJ KLMNOPQR
配置タイプ
ef
展示室数
"I
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!&%&#!" J!! ST-qr BHGJH
"EJJG"HGH!
敷地面積(㎡) 出典
HBH!GBH KLMNOPQR
配置タイプ
ef
展示室数
D
延べ面積(㎡)
Jd!G!!
出典先縮尺(1/)
B!!
展示物
ST
展示室平均面積(㎡)
DdG!J
!"EG!þ}&'(
!H!G!•g.•qôõ&
設計
ÿŸ+!
設計
•óö÷Öø•ùú¶·¸ûü‰01456•g\]6
住所
è’:"#$%&£~`'&£ I!EIC"
住所
•g.ýõh<
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
"EIFGDGHH dB""GFH KLMNOPQR ef !
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
JHIGEE H!! qr JDGF"
敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
H!!"GF IIdFGJI Ž01 H!!H!H UV !
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
"DDBEG"H "H!! CCCC Jd"HGH
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!H"G!9LM:;<M&'(
!HHG!èž-./0
設計
#˜=>01456
設計
pŸ
住所
O?:@¦A•BµCƒ³D/
住所
•g.1•<
開館年月日
出典
BEH! Ž01 H!!H!B
配置タイプ
UV
展示室数
J
¡0123\]6
開館年月日
H!!"Gd
敷地面積(㎡)
¡-pŸ
延べ面積(㎡)
HBF!
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
H!!!
出典
展示物 展示室平均面積(㎡)
ST-qr H!ID
H!!!G"H "!EHDGd! Ž01 H!!H!D
CCCC
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
p˜80123\]6
設計
6¥¦3¨\]6
住所
è’:¤9ã
住所
è’:&£~
出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
H!!"GH
Ž01 H!!H!J UV "
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
HI!IG!! I!! ST-qr EDGHF
H!!
展示物
設計
&$$$#!$
HIdGHF
UV
!HDG!234u5
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
配置タイプ
!HBG!#$’7ÍÎ&'(Ž(
開館年月日
延べ面積(㎡)
敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
H!!HGB d"Bdd Ž01 H!!H!d ef B
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
d"HG!! D!! ST "!!GHF
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!HIG!S+T¼j./(
!HJG!¤•/&'(
設計
#˜=>01456
設計
Õ•=è0123\]6
住所
`UË•`U/
住所
è’:¤•/
開館年月日
出典
開館年月日
H!!"G"
敷地面積(㎡)
"!!EGEJ Ž01 H!!H!d
配置タイプ
ef
展示室数
H
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
EEdG!I J!! CCCC "J!GEH
敷地面積(㎡) 出典
H!!HGB "!"FIGEH Ž01 H!!H!F
配置タイプ 展示室数
UV "
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
ddD"GFd !$$$ CCCC B!DGFE
!HdG!OMP&'(
!HFG!•q›œ¬EFGHIJSK./(
設計
Ð023
設計
•óö÷Ö^•ùúLMN¶·¸û)*+,-./-0123456
住所
789:QR~
住所
›œ:^<
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
H!!HGI IJIdHGHD Ž01 H!!H!F UV I
延べ面積(㎡)
FBHHGJd
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
!$$$
出典
展示物
CCCC
配置タイプ 展示室数
展示室平均面積(㎡)
D!JGF
H!!HGB "HH"!!G!!
延べ面積(㎡)
B!!ED!
出典先縮尺(1/)
!$$$
ef
展示物
CCCC
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
Ž01 H!!H!F
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!HEG!ghijk./(l–mnoMP
!B!G!æç:q&'(
設計
ÛÜ23
設計
#˜=>01456 ‚ æç:óLM¸–7V”WN¶·¸
住所
èl:œ¬/
住所
7X/^_<
開館年月日
出典
開館年月日
H!!HGB
敷地面積(㎡)
J!!!! Ž01 H!!H!E
延べ面積(㎡)
IE!BGEJ
H!!"GE
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
H!!!
出典
!%$$$#$$ Ž01 H!!H!E
配置タイプ
UV
展示物
CCCC
配置タイプ
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
展示室数
UV "J
!B"G!`P³aMCbcP:M
!BHG!-Y•Z³C[\(
設計
deŒðOC:f
設計
,9¬]01./456
住所
`°:`°/
住所
}È:^^_%ÞR~
開館年月日
H!!HGd
敷地面積(㎡)
"EFGHB
出典
Ž01 H!!H!E
開館年月日 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
"EHGB! "I!
敷地面積(㎡) 出典
配置タイプ
ÒÓ
展示物
ST
配置タイプ
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
展示室数
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
HdDJ"GdF "I!! CCCC D"FGdF
H!!"GD BHH!! Ž01 H!!H"! CCCC B
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
"!DJGD! &$$ CCCC "D!GH"
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!BBG!}œOMC~Mƒ
!BDG!p¿:&'(
設計
•9€•0145‚
設計
p-q013¨
住所
ƒ„œ:…’~
住所
CCCC
開館年月日
"EEEG"H
敷地面積(㎡)
D"dBGdI
出典
Ž01 H!!"!"
配置タイプ
ef
展示室数
D
開館年月日 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
HHHEGBd J!! qr "FEGDd
H!!I
敷地面積(㎡) 出典
BF!!!! Ž01 H!!"!d
展示物
ST
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
設計
zœKõ{;vq|0123\]6
設計
#˜=>01456
住所
CCCC
住所
u}:WX~
出典
開館年月日
H!!D HdDdd Ž01 H!!"!d
延べ面積(㎡)
"JFE!
H!!!
ÒÓ
!BJG!KLr“”st@?P(
敷地面積(㎡)
"I!!!
出典先縮尺(1/)
配置タイプ
!BIG!ßvwx•y&'(
開館年月日
延べ面積(㎡)
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
!$$$
出典
配置タイプ
ÒÓ
展示物
CCCC
配置タイプ
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
展示室数
H!!!Gd Hd!dGdd Ž01 H!!"!d UV !
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
"!BDGJE D!! CCCC EDG"H
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!BdG!–ÛYbcP:M
!BFG!`ˆËq†}‡ˆ‰(
設計
Ƹ#—0123\]6
設計
#˜=>01456 ‚ `UË01./¸bŠ01‚
住所
˜™:–Û/
住所
`UË`U†}/
開館年月日
H!!"GD
敷地面積(㎡)
HFDGBD
出典
Ž01 H!!"!F
開館年月日 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
"F!GI! !$$
H!!"GB
敷地面積(㎡) 出典
"ID"HG!! Ž01 H!!"""
配置タイプ
ef
展示物
CCCC
配置タイプ
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
展示室数
ef D
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!BEG!•g`Œ¥¦45ˆ‰(‘’9°(
!D!G!Е‹Œ•Ž(
設計
•g`Œ“cµ”D3¨‚{wŒ¸013¨‚
設計
Ð023‡ÛÜ23û23Š•§•r
住所
•g.•g<
住所
•g.1•<
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
開館年月日
H!!"GB BHFI Ž01 H!!""!
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
FJIGd! B!!
敷地面積(㎡) 出典
DEDFGDd D!! CCCC I!Gd"
H!!"GB "EJBJGJI Ž01 H!!H"!
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
D!IFEGdD I!!
配置タイプ
ef
展示物
CCCC
配置タイプ
ÒÓ
展示物
CCCC
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
展示室数
CCCC
展示室平均面積(㎡)
CCCC
Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!"#$!%&'()*+,
!"@$!DEFG,
設計
%&'-./+0123456734-89:;
設計
HIJ3KLMNOHIPQR
住所
%&'<=>
住所
++++
開館年月日
!""#$%
敷地面積(㎡)
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出典
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配置タイプ
BC
展示室数
)
開館年月日 延べ面積(㎡)
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出典先縮尺(1/)
#"""
出典
展示物
++++
配置タイプ 展示室数
展示室平均面積(㎡)
!''$(*
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敷地面積(㎡)
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延べ面積(㎡)
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BC
展示物
++++
++++
展示室平均面積(㎡)
++++
!"A$!nLopFG,qrstG,
!""$!STUVWXYZ[\][^_*+,
設計
uT-8.bPQ;
設計
_`a-8.bRcdefg!h i jk
住所
nLMvnw
住所
lm'STU
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
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出典先縮尺(1/)
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!"•$!nLopFG,•‘,
!"x$!{^*+,
設計
-.’“n”•-.–—˜™2š›-8.b9:;
設計
|P}-8.b9:;
住所
nLMvnw
住所
~•'€•‚
開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
yz
展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
設計
|P}-8M>.b9:;
設計
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住所
~•'‰Š‚
住所
++++
出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
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敷地面積(㎡)
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開館年月日
!"""$( 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!"ƒ$!°±'*+,
!•!$!Ÿ
設計
°±'¬•™²³M>–-8´µ¦7¶-.b
設計
¡¢£¤-8.b9:;
住所
°·'¸¹>
住所
++++
開館年月日
出典
開館年月日
#'',$,
敷地面積(㎡)
(#''$(% ?-8 #ƒƒƒ!@
配置タイプ
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展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ 展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!•#$!N«>*+,
!•@$!nL)+NO
設計
N«>¬•-8™-8¦2-›®¯7-›®¯-8.b9:;
設計
nL)+NO¥.¦7§¨©ª
住所
N«'N«>
住所
++++
開館年月日
#'',$'
敷地面積(㎡)
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出典 配置タイプ 展示室数
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開館年月日 延べ面積(㎡)
'",*$""
敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
#!""
出典
展示物
++++
配置タイプ
展示室平均面積(㎡)
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展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!•A$!nØÙÚFG,
!•"$!º»>p¼½¾¿*+,
設計
Û›ÜÝ7Þ=.b
設計
À_ÁÂ7-ÃÄÅcÆÇÈk
住所
ßà&>
住所
lm'º»>
開館年月日
出典
開館年月日
#'''$%
敷地面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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延べ面積(㎡)
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出典先縮尺(1/)
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出典
展示物
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配置タイプ
展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡)
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展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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!•x$!opɇ*+,
設計
ÌÍÃNOÔuÕÖPQ;
設計
-.’“n”•-.–—˜™2ÊË-8.b9:;
住所
nLM?×w
住所
nLMvnw
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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敷地面積(㎡) 出典
配置タイプ
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展示物
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配置タイプ
展示室数
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展示室平均面積(㎡)
++++
展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!•ˆ$!ºÑ*+,
!•†$!áâãGä{FG,
設計
'(J3.b9:;
設計
åæçèéêë
住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典
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延べ面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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!•ƒ$!ñòójôgjó!!õìöM÷øùúûü,
!x!$!íà'pîïUFG,
設計
ýþÕKå]ÿ!ë"2Z#$%
設計
íà'¬•™-8¦2¶-.b
住所
nLM&nw
住所
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開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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出典先縮尺(1/)
敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
#'')$( &!&%%$'# ?-8 #ƒƒˆ!@ BC %
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
!x#$!š8½Œ9:*+,
!x@$!+M,*+,
設計
-À;-8.b9:;
設計
mÃ?Ñ.b9:;
住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ 展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
!xA$!ËK 2345gf
!x"$!¹T'p-*+,•.4ÒÓ,
設計
|P}-8M>.b9:;
設計
/013•M>•-8.bPQ;
住所
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住所
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開館年月日
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敷地面積(㎡) 出典
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展示物
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展示室数
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展示室数
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
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!xx$!6›>*+,
設計
ñhL3óh!Mgô3NO
設計
=Ë>Ö-8M>.b9:;
住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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配置タイプ
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展示室数
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!x†$!?Ã>*+,
設計
¢GH:C
設計
uT-8.b9:;
住所
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住所
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開館年月日
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敷地面積(㎡)
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出典 配置タイプ 展示室数
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開館年月日 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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!xƒ$!fg>h^*+,
!ˆ!$!ÙÚRäFG,
設計
fg>-.–-.™—˜¦2h i 5 -8PQ;
設計
°·'¬•™-8´µ¦7¶-.b
住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
BC
展示室数
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延べ面積(㎡)
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敷地面積(㎡)
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出典
展示物
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配置タイプ
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展示物
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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設計
][^_Ñ ` -8PQR!Mha
設計
K¸Y-8.b9:;
住所
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住所
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
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開館年月日
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開館年月日
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!ˆA$!åêuêvêwx]yåz
!ˆ"$!i¹>p*+,
設計
ÔuÕÖ•%{yZ|%}
設計
5hñ!-8•M>bjPQ;
住所
K·'~Ø‚
住所
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開館年月日
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敷地面積(㎡)
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出典
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配置タイプ
yz
展示室数
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開館年月日 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ
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展示室数
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!ˆ•$!nLM&snLFG,
!ˆx$!klm,ÒÓno,*+,
設計
¡¢£¤-8.b9:;
設計
N&p-89:;
住所
nLMtÃw
住所
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開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
開館年月日
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延べ面積(㎡)
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敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
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出典
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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配置タイプ
yz
展示物
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配置タイプ
BC
展示物
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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!ˆˆ$!K·'p*+,
!ˆ†$!N•*+,I,€8
設計
¶I.b2Œ•-8.b9:;2¹I<*-8.b9:;
設計
•‚.b
住所
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住所
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開館年月日
出典
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敷地面積(㎡)
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延べ面積(㎡)
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敷地面積(㎡)
出典先縮尺(1/)
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出典
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配置タイプ
yz
展示物
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配置タイプ
展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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展示室数
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設計
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設計
D•`ˆ•-8.b9:;
住所
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住所
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開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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!"#$!%&'()*+, - %&'./0,
!"A$!BC9:.D)*+,EBC9:.FG,
設計
1234567
設計
HIJK;<LMNOPQR
住所
89:%&'
住所
BC9:BC9M
開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ
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展示室数
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!">$!UV*+,
設計
ghi;<jkR
設計
WXYQZ
住所
lm:abM
住所
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開館年月日 敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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MASTER'S THESIS 2002
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!"n$!opL()*+,
設計
š›œ•yš›jkR
設計
qrstu vwx ;<yLMOzjkR
住所
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住所
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開館年月日
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敷地面積(㎡)
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出典
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配置タイプ
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展示室数
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開館年月日 延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/) 展示物 展示室平均面積(㎡)
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敷地面積(㎡) 出典
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延べ面積(㎡)
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展示物
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展示室数
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設計
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設計
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住所
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住所
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開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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出典先縮尺(1/)
敷地面積(㎡) 出典
配置タイプ
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展示物
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配置タイプ
展示室数
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展示室数
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設計
¼½¾¿;<NOPQR
設計
住所
¹I:º»M
住所
開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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展示室数
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敷地面積(㎡)
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設計
²³´;<NOPQR
設計
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住所
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住所
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敷地面積(㎡) 出典 配置タイプ 展示室数
開館年月日
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延べ面積(㎡)
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敷地面積(㎡)
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出典
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展示室数
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開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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!=>$!ÀdFG,
設計
ÕŒ Ö 4•5U×yØŠÙÚÛyÜÝ•UÞ¨764Ûy5•ßÛyà•Š á šBNO
設計
¼¡Á;<NOPQR
住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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展示室数
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展示室数
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設計
4567 ÈÉÊ
住所
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住所
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出典 配置タイプ 展示室数
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開館年月日
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設計
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出典先縮尺(1/)
配置タイプ
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開館年月日
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ
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展示物
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!="$!âãä¦m*+,
設計
vðwñ!òóó!ôNOõö á 4567 #>!
設計
²\;<NOPQR
住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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配置タイプ
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展示室数
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ
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展示室数
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#!!$!%æMc±*+,
設計
ݓ;<NOjkR
設計
HIJK;<LMNOPQR
住所
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住所
%æ:%æM
開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
開館年月日
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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敷地面積(㎡) 出典
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#!#$!./f+d0*+,
#!A$!²¥:.ø¸ùúûü,
設計
12;<PQRy3¸LM45NO•‚ƒ„…
設計
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住所
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住所
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開館年月日
出典
開館年月日
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敷地面積(㎡)
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延べ面積(㎡) 出典先縮尺(1/)
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敷地面積(㎡) 出典
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配置タイプ
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展示物
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配置タイプ
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展示物
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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展示室数
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'*-****
設計
¼¡Á;<NOPQR
設計
****
住所
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住所
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開館年月日 敷地面積(㎡) 出典
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開館年月日
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出典
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配置タイプ
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配置タイプ
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展示物
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展示室数
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
'*-****
'*-****
設計
****
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住所
****
住所
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開館年月日
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敷地面積(㎡)
****
出典
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開館年月日 延べ面積(㎡)
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出典
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配置タイプ
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展示物
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設計
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住所
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住所
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出典
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
'*-****
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設計
****
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住所
****
住所
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開館年月日
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敷地面積(㎡)
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出典
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出典
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配置タイプ
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展示物
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住所
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出典
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展示室数
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
'*-****
'*-****
設計
****
設計
****
住所
****
住所
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出典
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配置タイプ
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設計
****
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住所
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住所
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出典
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展示室数
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文
MASTER'S THESIS 2002
美術館における動線多様化時の設計支援と行動満足度の評価のシミュレーションに関する研究
'*-****
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設計
****
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住所
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展示物
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配置タイプ
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出典
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出典
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展示物
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配置タイプ
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展示物
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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展示室数
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展示室平均面積(㎡)
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Waseda Univ. Hitoshi Watanabe Lab. ,Master's Thesis 2002 早稲田大学渡辺仁史研究室 2002年度修士論文