垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ はじめに
みなさんは普段、駅や施設で上下方向の移動をする際、〈エレベ ータ〉、〈エスカレータ〉、〈階段〉のどれを利用するかの判断を何を もってしているのか考えたことがあるだろうか。また、エレベータ を待ってはみたが、待てど暮らせど一向に来ないという経験をした ことはないだろうか。 垂直移動手段の数や配置は、建築物の平面計画において最重要事 項の1つであるはずだが、設計者はその辺りをどのように決めてい るのだろう?という疑問を抱いたのが本研究のきっかけである。今 回の研究では研究対象を百貨店とし、客の垂直移動手段の選択行動 の特性とその要因を探ってみた。そのことが百貨店、ひいてはその 他の施設設計の一助となることを願っている。
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
�□ 目次 はじめに 目次
1 章 序論 �
�1
1-1 研究目的�������������������������������������������������������������� �2 1-2 研究背景��������������������������������������������
�3
1-2-1 垂直移動設備の配置計画の現状
�3
1-2-2 過去の関連研究及びそれに対する本研究の位置づけ
�4
����1-2-3 用語の定義
15
1-3 研究概要
16
2 章��研究方法
17
2-1 調査内容
18
2-1-1 調査場所・調査日時
18
2-1-2 調査方法
36
2-2 分析方法
39
3 章 研究結果
41
3-1 結果
42
3-1-0 データ内訳
42
3-1-1 各垂直移動手段選択の割合
44
3-1-2 目的階と垂直移動手段選択
46
3-1-3 年齢と垂直移動手段選択
50
3-1-4 性別と垂直移動手段選択
52
3-1-5 グループ構成人数と垂直移動手段選択
54
3-1-6 入口からの距離と垂直移動手段選択
56�
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-7 視認性と垂直移動手段選択
62
3-2 考察
71
3-2-2 目的階による垂直移動手段選択の差異
71
3-2-3 年齢による垂直移動手段選択の差異
72
3-2-4 性別による垂直移動手段選択の差異
73
3-2-5 グループ構成人数による垂直移動手段選択の差異
74
3-2-6 入口からの距離と垂直移動手段選択の相関
75
3-2-7 視認性と垂直移動手段選択の関係
76
4 章 結論
77
4-1 まとめ
78
4-2 今後の展望
80
おわりに 参考文献 資料編
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
��1章 序論
1-1 研究目的 2 1-2 研究背景 3 1-2-1 垂直移動設備の配置計画の現状 ��3 ��1-2-2 過去の関連研究 �������������及びそれに対する本研究の位置づけ��4 ��1-2-3 用語の定義 �15 1-3 研究概要 �16
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 1-1 研究目的
商業施設 ( 百貨店 ) を対象とし、客の垂直移動手段である < エレ ベータ >、< エスカレータ >、< 階段 > の利用行動を調査し、その選 択のされ方と、客の属性・目的・垂直移動手段の平面配置や空間特 性との関係を明らかにする。これにより、垂直移動手段の選択行動 の特性及びその要因を考慮したシミュレーションを行う際のパラメ ーターとなる指標を提案する。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 1-2 研究背景 1-2-1 垂直移動設備の配置計画の現状
施設計画において、垂直移動設備の数量や配置場所が最重要事項 の1つであることは相違ない。しかし垂直移動手段の選択行動とそ の要因についての研究データが殆ど無いこともあり、その配置計画 は、設置基準マニュアルに機械的に従ったり、設計者の勘や経験に 従ったりしているのが現状だ。
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3
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1-2-2 過去の関連研究及びそれに対する本研究の位置づけ
本研究に関連の深い研究内容グルーピングすると、 a. 垂直移動設備に関するもの b. 商業施設の回遊に関するもの となる。 これらの研究内容と結論を、本研究に関連する部分を中心に以下 にまとめる。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-1.『JR 新札幌駅におけるスロープと階段の利用状況に関する研 究―高齢社会でのバリアフリー計画に関する研究 ( Ⅰ )―』 佐藤 克之 日本建築学会大会学術講演梗概集 1996 年 9 月 内容:JR 新札幌駅における併設されたスロープと階段の利用状況 の実態調査。 結論:1)スロープは多くの人に利用されている。 2)混雑時のスロープでは、幅員が狭いことによる回避がみ られる。
a-2.『新札幌駅 S デパートにおけるスロープと階段の利用状況に関 する研究―高齢社会でのバリアフリー計画に関する研究 ( Ⅱ ) ―』 千里 政文 日本建築学会大会学術講演梗概集 1996 年 9 月 内容:新札幌駅 S デパートにおける併設されたスロープと階段の利 用状況の実態調査。 結論:1)スロープは多くの人に利用されている。 2)スロープは幅を広くすることにより利用者が増加する。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-3.『階段に併設されたスロープの選択行動とその要因に関する定 量的考察』 吉村 英祐 日本建築学会大会学術講演梗概集 2000 年 9 月 内容:階段に併設されたスロープ現場における利用者の選択行動調 査を行い、利用者の選択行動に起因する空間的要因を明らか にし、使われやすいスロープの設計に有用なデータを得る。 結論:1)スロープと階段の経路距離の違いは上り・下りともにス ロープの選択に強く影響し、スロープ経路の方が長くなるほ どスロープの利用率が低くなる。 2)レベル差が大きいほどスロープの利用率が高くなるが、 上りよりも下りの場合により強く影響する。 3)幅の違いによる影響は上り・下りにあまり違いなく、ス ロープ幅が階段幅に対して広いほどスロープ利用率が高くな る。 4)スロープの利用率は、スロープと階段の経路距離差によ る影響がもっとも大きく、次いでレベル差、幅比の順に影響 を受ける。
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6
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-4.『梅田新歩道橋における利用実態―併設された階段とエスカレ ーターに関する研究 その1―』 今井 敦士 日本建築学会大会学術講演梗概集 2001 年 9 月 内容:階段とエスカレーターが併設されている「梅田歩道橋」を事 例に、階段とエスカレーターの利用者の傾向を調査し、実態 を明かにする。 結論:1)併設しているにも関わらず、階段の利用者がエスカレー ターの利用者に比べ、極端に少ない。 2)19:00�~ 20:00 の間でエスカレーターの降りの利用者数 が昇りの利用者数を上回ることが分かった。 3)エスカレーターの利用が最も増加する時間帯は天候に関 係なく 8:00 ~ 9:00 の時間帯であった。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-5.『梅田新歩道橋における利用者の選択理由―併設された階段と エスカレーターに関する研究 その2―』 松井 昭博 日本建築学会大会学術講演梗概集 2001 年 9 月 内容:併設された階段とエスカレーターに関する研究として、梅田 新歩道橋における利用者の選択理由の実態を把握する。 1)階段の選択理由としては、「運動のため」利用している人 が多いという結果になった。さらに「運動のため」利用する 人の数は、年齢が高くなるにつれて、男性より女性というよ うに多くなっていた。 2)ラッシュ時にはエスカレーターが混むので、階段の方が 早いという理由で階段を利用するという意見も多かった。個 人のペースに合わせて利用できる階段が利用されていること が分かる。 3)エスカレーターに関しては、 「楽なので」という選択理由が、 時間・男女にあまり関係なく多かった。また、「階段が危険」 なので、利用するという意見もあり、快適性・安全性を重視 して利用されているという結果になった。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-6.『併設された階段とエスカレータにおける歩行者の選択行動と その要因について』 吉村 英祐 日本建築学会大会学術講演梗概集 2001 年 9 月 内容:併設された階段とエスカレータにおける歩行者の選択行動調 査に基づき、レベル差と選択率の関係を明かにするとともに 経路選択要因を見出す。さらに重回帰分析により、経路選択 要因の重みを推定し、エスカレータと階段を併設する場合の 相互の適切な位置関係のあり方をさぐる。 結論:1)距離差がない場合、上りの場合の階段選択率はレベル差 が大きくなるほど指数関数的に低下し、10m でほぼ 0 になる。 下り階段の場合は上りの場合よりも階段選択率が高く、かつ 直線的に低下する。 2)エスカレータと階段の選択行動はレベル差、幅比、経路 距離差の3要因でよく説明される。実際には上記の3要素以 外にも多数の要因が選択行動に影響を及ぼすと考えられる が、この3要因により高い精度で利用率の予測が可能である。 3)3要因のうちレベル差の影響が最も大きい。幅比と経路 距離差の影響の度合いは、上り・下りによって異なる。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-7.『高低差をもつエントランスにおける経路選択肢の利用に関す る実態調査―名古屋におけるショッピングセンターでの事例 ―』 伊藤 隆祥 日本建築学会大会学術講演梗概集 2002 年 8 月 内容:階段とスロープ(またはエスカレーター)が併設されている エントランスの実測と利用実態調査。各経路の利用者数を性 別、年齢、属性分類毎に記録し、利用状況を観察。 結論:利用率については形態分類毎の一様な傾向はみられなかった。 高低差に伴う長いスロープは敬遠される傾向がある。階段の 降りで高齢者が抵抗を感じ、スロープを選択する傾向があった。 幅員と利用率に関係がみられた。来店者の進行方向に設置され たスロープで利用頻度が高くなり、さらに平行に敷設された階 段とスロープのうち、昇り口(降り口)がそろっている形態で 選択の自由度が高くなる。また店舗前面道路の左右からアプロ ーチする場合は、平行型より左右両方向に敷設されたスロープ 形態が利用頻度が高くなる。この場合選択の自由度は高くはな らないが、多くの人が共同で利用できる移動環境となる。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
a-8.『鉄道駅における旅客流動の研究―ホーム上の階段、エスカレ ーターの配置と旅客乗降位置の関係―』 尾形 直樹 日本建築学会大会学術講演梗概集 1996 年 9 月 内容:階段やエスカレーターの位置が、利用者の乗降位置にどのよ うな影響を与えるかを明かにする。 結論:朝の通勤時間帯では、利用者は明かに降車位置を特定してい て、しかもそれは階段やエスカレーターの位置や容量に深く 関係している。従って電車ホームの設計上、階段やエスカレ ーターの配置はきわめて重要な要素となるといえる。また、 利用者の集中をさけるために、エスカレーターや階段を分散 的に配置することは混雑緩和に有効であると思われる。
b-1.『複合商業施設における回遊状況―複合商業施設計画の利用特 性に関する基礎的研究(その1)―』 江口 浩壽 日本建築学会大会学術講演梗概集 1999 年 9 月 内容:複合商業施設における利用の特性に関する基礎的な知見を得 る。回遊について具体的施設での実態状況を把握する。 結論:複合商業施設の利用において、直接目的としていない2次利 用が重要な意味を持っており、また回遊時間が2次利用店舗 に大きな影響を与えていることが分かった。回遊は店舗の選 択においてきわめて重要であるといえる。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
b-2.『回遊を誘発する計画的仕掛け―複合商業施設計画の利用特性 に関する基礎的研究(その2)―』 佐藤 光徳 日本建築学会大会学術講演梗概集 1999 年 9 月 内容:回遊の起こる状況について考察する。 結論 :・回遊は、「まだ行ってないところを見たい」「楽しそう」「何 かありそう」「ブラブラ探してみたい雰囲気」「客が来ても良 さそうな雰囲気」という5つの抽象的な評価項目により引き 起こされる。そしてこれらの評価を上げることで回遊が計画�� ������的に促せる。 � �・個人により強くひかれる項目はそれぞれ異なるが、殆�� どの人がどれか1つの項目により行くルートを決定している のではなく、「まだ行っていないところを見たい」以外の4 つの評価項目を総合して判断し決定している。 ・実際の施設においては、2次利用店舗も多く利用され、目 的店舗のみを利用するのではなく、回遊や滞留をしながら 時間を費やしている利用者が多い。また、4人に1人は施設 に入り2次利用店舗から利用しており、どのようなルートで 回遊するかがそれぞれの店舗の利用に大きな影響を与えてい る。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
b-3.『商業施設における wayfinding に関する研究―その3.デパ ートの売場構成に関する一般的イメージ―』 高瀬 昭子 日本建築学会大会学術講演梗概集 1999 年 9 月 内容:人がデパートの売場構成に対して何らかの共通するイメージ を形成し、それに基づいて行動していることをアンケート調 査を通して明らかにする。 結論:イメージされるデパートには①特定の階に明確に想起される 売場②どの辺りか推定はされるが特定はされない売場③どの 階にあっても不自然ではない売場があることがわかった。
以上からも分かるが、‘併設された垂直移動設備の利用状況や選 択要因’に関する研究と‘商業施設の回遊要因’に関する研究は少 なくない。しかし、‘商業施設全体の垂直移動手段選択行動とその 要因’に関するものは以下の1例しかない。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
c-1.『上下方向交通手段の選択行動に関する研究』 長島 毅+藤津 則雄 早稲田大学理工学部建築学科卒業論文 1989 年 結論:利用者は上下方向交通手段の選択基準として、現地点から目 的階までの階差を考慮し、目的階へなるべく早く到達するこ とを考える。その結果、階差が大きいほどエレベーターを選 び、階差が小さいほど階段を選ぶ割合が高くなる傾向にある。 しかし各移動手段の視認性や各移動手段までの距離等、各々 の店舗の平面計画によって、選択行動に違いが生じてくる。 つまり、利用者はまず、目的階へできるだけ早く到達するこ とを考え、何通りかの移動手段を想定する。次に、その場か ら視認できる手段に制限し、その中からより近いものを選択 する傾向にある。
この研究では垂直移動手段選択の要因として目的階との階差・視 認性・距離の3つを挙げているが、この結論は十分な分析によるも のとは言い切れない。また、客の属性や人数構成は垂直移動手段選 択の要因とならない、としている点に疑問が残る。 そこで、この研究の再検討をしてみるに至った。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1-2-3 用語の定義
【垂直移動】 階をまたいだ移動のこと。
【垂直移動手段(垂直移動設備)】 階をまたいだ移動に利用する手段(設備)のことで、 〈エレベータ〉 ・ 〈エスカレータ〉・〈階段〉をさす。
【EV】 エレベータの略。
【ESC】 エスカレータの略。
【商業施設】 本研究においては、各階に婦人服・紳士服・化粧品・家庭用品・食 品街・レストラン街等を有する百貨店を対象とする。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 1-3 研究概要
追跡調査 調査内容 百貨店利用客の (1)年齢 (2)性別 (3)グループ構成人数 (4)アクセスした入口 (5)第1移動手段 (6)第1目的階 (7)第1目的売場
調査項目別の分析
平面計画上の観点からの分析
・入口から垂直移動手段までの距離 ・入口からの垂直移動手段視認性の有無
垂直移動手段選択行動の特性およびその要因を抽出
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2章 研究方法
2-1 調査内容 �18 2-1-1 調査場所・調査日時 �����������18 ��2-1-2��調査方法�����������������������������36 2-2 分析方法���������������������������������39
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 2-1 調査内容 2-1-1 調査場所・調査日時�
(1) 調査場所 調査の内容から、調査対象とする百貨店に ・利用客の年齢、性別に極端な偏りがないこと。 ・取り扱い商品に極端な偏りがないこと。 ・平面のタイプが互いに異なること。 という条件を求め、東京都内の以下の4店舗を選定した。
�表 2-1 調査場所 店舗番号
百貨店名
場所
1
京王
新宿
2
タカシマヤタイムズスクエア
新宿
3
三越
日本橋
4
東急本店
渋谷
次頁より上記各店舗の詳細を示す。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
■京王(新宿)
写真 1 京王百貨店外観 31 写真5
入口4
1
2
11
32
3
12
4
5
13
33
6
★31
写真10
7 写真2
写真7
入口1
8
9
11
12
34
★―
14
13
15
写真11
写真6 ★12,22
19
18
17 16
22 21
10
23
21
20
★22,23,32
★21,22,23,33
入口5
24 23
22
写真8
写真3
入口2
写真9
25
入口3 写真4
図 2-1 1F 平面図�1:1000
��○入口階における各垂直移動手段について [ E V ] 11 = MB-RF の EV 12 = 1-8F の EV�������13 = MB-8F の EV [ E S C ] 21 = MB-1F の ESC�����22 = 1-8F の ESC������23 = 1-7F の ESC [ 階 段 ] 31 = 1-RF の階段������32 = 1-RF の階段 ���33 = 1-RF の階段 34 = B-1F の階段
表 2-2 各入口から各垂直移動手段までの距離〔m〕 11
12
13
21
22
23
31
32
33
34
入口1
23
41
68
89
32
80
15
54
85
91
入口2 入口3 入口4
67 95 24
39 77 41
56 51 69
51 22 109
39 67 52
51 22 100
77 111 14
42 68 56
73 43 86
79 49 92
入口5
35
30
57
53
81
53
46
44
75
81
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
���� ���� �������������������� ����������� 写真 2 入口 1 外観 写真 7 入口 1 からの内観
������������������������������ 写真 3 入口 2 外観 �
写真 8�入口 2 からの内観 写真 4 ��������������������������������
写真 4 入口 3 外観
写真 9 入口 3 からの内観
写真 5 入口 4 外観
�������������������������������������� 写真 10 入口 4 からの内観
写真 6 入口 5 外観
写真 11 入口 5 からの内観
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1 2
3
2
入口7
4
5
6
7
8
9
10
12
11
13
14 16
15
1
19 17
23
21
18
22
20
24
26
25
3
28
27
図 2-2 BF 平面図�1:2000����� 図 2-7 5F 平面図�1:2000
2
入口6
1
入口8
3 4
6
5
24
15 1
2
7
8
18
16
9
10
20
19
21
11
13
12
14
22
17
24
23
25
27
26
30
31
29
28
32
33
図 2-3 MBF 平面図�1:2000���� 図 2-8 6F 平面図�1:2000
2
1
1 4
5
6
7
3 12
14
11
19
9
8
15
13
18
9
10
16
17
21
22
11
18
12
21
25
4 5
13
20
3
8
7
6 16
15
2
10
22
23
24
19 20
14
17
26
23
24
図 2-4 2F 平面図�1:2000����� 図 2-9 �7F 平面図�1:2000
1
1
2
3
4
5
7
6
2
8
12
15
11 16
13
17
4
5
9
7
12 10
9
3
6
8
13
14
10
14
18
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17
図 2-5 3F 平面図�1:2000����� 図 2-10 �8F 平面図�1:2000
1
2
3
4
10 8
9
5
6
12 11
15 13
17
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18
19
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20
図 2-6 4F 平面図�1:2000
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
■タカシマヤタイムズスクエア(新宿)
写真 12 タカシマヤタイムズスクエア外観 写真13
入口2 入口1
11
★11,21 ★11,21 1 写真18 写真17 2 �写真19 3
5
4
6
7
9
8
入口4
21
写真15
23 11
12 12
10
31
13 14
15
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17 16
入口5
19
18
写真16
20
13 22 21 写真14
写真21
32
15 写真20
22
入口3★22 �������������������������������������������� ������� 図 2-11 �2F 平面図�1:1000
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
○入口階における各垂直移動手段について [ E V ]11 = B-14F の EV������12 = B-14F の EV 13 = B-14F の EV�� 14 = B-14F の EV������15 = 1-7F の EV [ E S C ]21 = B-14F の ESC�����22 = B-14F の ESC [ 階 段 ]31 = B-14F の階段�����32 = B-14F の階段� �
����表 2-3 各入口から各垂直移動手段までの距離〔m〕 11
12
13
14
15
21
22
31
32
33
74
118
99
129
34
110
82
127
入口2
23
65
109
108
139
34
110
92
137
入口3
130
86
32
98
50
93
28
109
63
入口1
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
���� 写真 13 入口 1・2 外観 写真 17 入口 1 からの内観
写真 18 入口 2 からの内観① 写真 14 入口 3 外観
写真 19 入口 2 からの内観②
写真 15 入口 4 外観
写真 20 入口 3 からの内観
写真 16 入口 5 外観 写真 21 階段(32)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1
2 3
1
2
3
4
5
7
8
4 6
5
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12
8 9
14 10
13
11
1
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13
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28
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26
26
27
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28
30
29
30
2
31
32 31
20
24
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21 25
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18
18
20
27
16
15
12
3
11
33
32
図 2-12 �BF 平面図�1:2000�����図 2-14 �3F 平面図�1:2000��������図 2-16 �5F 平面図�1:2000
1 2 1
5
5
4 5 7
8
7
9 14
10
4
11
12
15
16
9 12 17
1314 18
1920
22 23 24 25 26 28 2930 31 32 33 34 35
36
11
20
22
23
24
16
28
33 37
27
38
29
39 40
35 41 42
46
38
25 30
49
9
10
12
13
14
36 43
16 22
21
17
18 19
23
26 31
32
28
35 36
48
50
27
20
24
25 45
44 47
11 15
32
39 39
8
21
31 34
21
37
27
6
7
17
19
26
15
13
18
8 10
3
2
6
3
2
6
1
4
3
37
29
30
33 38
34
40
図 2-13 �1F 平面図�1:2000�����図 2-15 �4F 平面図�1:2000��������図 2-17 �6F 平面図�1:2000
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
25
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1
3
2
2
1 7
4
9 8
5
6
10
11
14
13
16
6
7
9
10
11
15 14
26
27
24
25
28
19
30
23
29 32
31
33
34
38
39 40
24 25 26 27 28
32
37
39
38
36 37
20 21
41
33 34
40 41
6 8
7
9
10
11 16 12
18 22
35
13
14
29
30
31
35
4
12
17
22
23
2 3
3
13
20
19
5
5
8
15
18
21
4
12
17
1
15
36
16
42
43 44 45 46
48
49 50 51 52
18
17
47
19
54
53 55
42
20
56
43
21
22
図 2-18 �7F 平面図�1:2000�����図 2-20 �9F 平面図�1:2000��������図 2-22 �11F 平面図�1:2000
2
1
3
4
6 9
2
1
5
7
8
10
11
3 12
4 5
13 14
15
19
33
16
17
20 21
22
23 24
25
7
6
18
26 30
4
9 10
28 29
27 31
32
34
35 36
39
40
41
2
8
12
37
1
13 14
15
38
16
42 43 44 45 46 47
5
11
17
18
19
48
50 49
51
52 53
20
21
3
図 2-19 �8F 平面図�1:2000�����図 2-21 �10F 平面図�1:2000�������図 2-23 �12F 平面図�1:2000 �
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
26
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3 1
2
4
図 2-24 �13F 平面図�1:2000
3
1
4
2
図 2-25 �14F 平面図�1:2000
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
27
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
■三越(日本橋)
写真 22 三越外観 写真26
写真27
入口4
写真25 写真30
入口3
入口5
34
1
2
3
★11,33
写真31
33
5
35 7
4
★33
★21,22,33,38
6
写真32
8
9
10
11
12
2113
38
14
15
22
16
11
17 34
18 19
入口2 写真24
21
20
22
23
24 25
★11,32 写真29
26
27
12 ★12,31,36,38
28
32
29
30
31
31
13 37 36
写真28 32
33
入口1 写真23
�������������������������������図 2-26 �1F 平面図�1:1000 ��○入口階における各垂直移動手段について [ E V ]11 = B-RF の EV�12 = 1-7F の EV�13 = 1-RF の EV��� 21 = B-7F の ESC�22 = B-7F の ESC��� [ E S C ]31 = B-RF の階段�32 = B-RF の階段�33 = B-RF の階段�34 = B-RF の階段 [ 階 段 ]35 = B-7F の階段�36 = 1-RF の階段�7 = B-1F の階段�38 = B-2F のメイン階段 表 2-4 各入口から各垂直移動手段までの距離〔m〕 入口1 入口2 入口3 入口4 入口5
11 75 31 28 60 82
12 34 82 117 79 56
13 23 73 116 77 66
21 57 57 45 33 55
22 57 72 83 47 38
31 15 40 83 66 88
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
32 36 18 62 87 110
33 128 39 18 52 73
34 104 68 34 34 55
35 98 93 69 30 19
36 32 68 111 82 70
37 15 63 106 69 77
38 35 55 53 23 36
28
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
写真 23 入口 1 外観
写真 28 入口 1 からの内観
写真 24 入口 2 外観
写真 29 入口 2 からの内観
写真 25 入口 3 外観 写真 30 入口 3 からの内観
写真 26 入口 4 外観
写真 31 入口 4 からの内観
写真 27 入口 5 外観
写真 32 入口 5 からの内観
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
29
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2
5
1
入口7 3
4
2
13
7
8
9
10
11
12
18 6
17
16
26
24
23
15
14
1
19
20
27
21
32
31
30
29 28
25
37
35
入口6
22
33
34
36
38
3
��図 2-27 �BF 平面図�1:2000� 図 2-31 �5F 平面図�1:2000
3 1
6 4
2 7
5
1 9
8 14
15
17
16
19
7
18 4
20
21
3
6
11
12 13
2
10
8
9
5
10
12
14 13
22
11
15
23 18
17
16
20
19
24 30
25
26
27
28
32 33
31 29
22
34
25
24
23
27
30 28 35
36
21
26
31
29
37
32
33
38
34
��図 2-28 �2F 平面図�1:2000��� 図 2-32 �6F 平面図�1:2000
1
2
4 2
3
3 9
10
11 12
6
5
7
8
14
13
15
4
1 21
16
17
18
32
24
23
20
28
27
22
19
25
26
30
31
34
35
33
29
5 36
38
37
39
9
40
6 8
7 11
10
12
��図 2-29 �3F 平面図�1:2000 �図 2-33 �7F 平面図�1:2000
2 1 4 3 6 5
7
11
8
2
9 10
12
13 14
15 3
16
24
17
18
19 20
25
26
2122
27
1
23
28
4
5
��図 2-30 �4F 平面図�1:2000�������������図 2-34 �RF 平面図�1:2000
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
30
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
■東急本店(渋谷)
���������������写真 33 東急本店外観
入口3
入口4 1
32
2
4 3
22 7
6
8
12
11
10
23
17 20
入口2
写真37
21 26
28 29 ★21
14
18 19
24 25
22
写真35
13
15
16
5
9
27
12
30
31
33
32
21
31 34
35
37
36
33 写真36 ★―
11
入口1 写真34
������������������������������図 2-35 �1F 平面図�1:1000
○入口階における各垂直移動手段について [ E V ] 11 = B3-RF の EV������12 = B3-RF の EV������ [ E S C ] 21 = B1-8F の ESC�����22 = B1-8F の ESC [ 階 段 ] 31 = 1-RF の階段�����32 = B1-1F の階段 ���33 = B1-1F の階段
表 2-5 各入口から各垂直移動手段までの距離〔m〕�� 入口1 入口2
11 10 39
12 58 49
21 27 19
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
22 62 54
31 66 57
32 97 90
33 23 46
31
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
写真 34 入口 1 外観��������������� 写真 36 入口 1 からの内観
写真 35 入口 2 外観 写真 37 入口 2 からの内観
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
32
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2
3
5
4
2
1
6
3
4
6
5 7
1
8
7
15
9
10
14
12
16
21
15
11
12
13
17
18
19
14 20
23
22
16
20
19
10
9
13
11
18
17
8
27 25
26
29
30
24
28
21 26
22 23
24
27
31
25
30
29 28
31
32
32
36
34
35
33 37
39
38
図 2-36 �B1F 平面図�1:1500 �図 2-39 �4F 平面図�1:1500
2
3
4
1
3
2
1 6
5
6 7
4
10
8
9
13
14
5
7
10
11 12 16
15
11
8
13
18
17
9
19
15
20
14
21
25
19
26 27
28
16
22
23
24
30
29
12
17
20
18
31
21
22
34 32
33
23
25
24
図 2-37 �2F 平面図�1:1500 �図 2-40 �5F 平面図�1:1500
3
2
1
4
5
2
6
7
12
13
10
21
11
16
18
19
23
20
16
17
20
18
28
32
22
21
23
25
29
26
33
8
19
24
35
13
15
27
31
12
14
9
25
34
5
10 11
17
15
22
30
4 7
6
9
14
3
1
8
24
26
27
38 37
29
36
30
32 39
40
41
42
28
31 36
33
34
35
����������������図 2-38 �3F 平面図�1:1500��������������図 2-41 �6F 平面図�1:1500
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
33
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2
1
3 4
5 6
7
8
12
9
13
10
14
11 16
15
17 19
18
20
21
23 22 24
26
25
図 2-42 �7F 平面図�1:1500
1
2
3
7
4 6
5
21 8 9 10
11 13 14
12 16
15
17 18
19
20
図 2-43 �8F 平面図�1:1500
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
34
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
(2) 調査日時 日時は百貨店における垂直移動手段選択行動に影響を及ぼす要因 とはなり得ないとし、以下のスケジュールで調査を行った。 ��表 2-6 調査日時 百貨店名 京王
調査日時 10/3(金)13:30∼・10/5(日)15:30∼
タカシマヤ 10/9(木)14:00∼・10/23(木)18:30∼ 三越 東急本店
10/12(日)17:00∼・10/13(月)14:30∼・10/14(火)14:30∼ 10/10(金)16:00・10/11(土)14:00∼・ 10/12(日)14:30∼
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
35
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2-1-2 調査方法
各店舗の各入口にアクセスしてくる客を無作為に選び、第1の目 的売場に到達するまでの行動を追跡する。 調査項目は (1) 年齢 (2) 性別 (3) グループ構成人数 (4) アクセスした入口 (5) 第1移動手段 (6) 第1目的階 (7) 第1目的売場 である。これを各入口につき垂直移動をしたグループ数が 20 にな るまで行う。ここでいう各入口とは、 京王(新宿)→入口1~5 タカシマヤタイムズスクエア(新宿)→入口1~3 三越(日本橋)→入口1~5 東急本店(渋谷)→入口1~2 をさす。
以下は調査シートの一部である。 店舗 客番号 年齢 性別
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数 入口 垂直移動手段
手段番号
目的階 目的売場
備考
���������������� 図 2-44 調査シートの一部
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
36
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
調査シート記入においては、以下を定める。 ◇年齢:調査したものが判断したもの。例えば、40代なら40、 10歳未満なら0となる。 ◇性別:男性を0、女性を1とする。 ◇垂直移動手段:2-1-2 店舗平面図中の2ケタの数字の10の位。 1はエレベータ、2はエスカレータ、3は階段を 表す。垂直移動手段の利用がなかった場合には0 とする。 ◇手段番号:2-1-2 店舗平面図中の2ケタの数字の1の位。垂直移 動手段の利用がなかった場合には0とする。 ◇目的階:入口階での通り抜け行為は、0とする。 ◇備考:通り抜け行為の出口はここに記す。 ◇距離:その客のアクセスした入口から選択した垂直移動手段まで の距離〔m〕 ◇視認性:その客のアクセスした入口から選択した垂直移動手段が 見える場合は1、見えない場合は0とする。
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
37
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
以下は調査方法のイメージ図である。
22 18
例:東急本店 40代女性(1人)が 入口2からアクセスし、 垂直移動手段22で 3階の売場18に行った。 3F
2F
入口2
40代女性
1F
図 2-45 調査方法のイメージ 客番号 店舗
年齢 性別
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数 入口 垂直移動手段
手段番号
目的階 目的売場
553
4
50
1
435
1
2
0
0
0 入口3
554 555 556 557
4 4 4 4
20 60 50 60
1 0 1 1
436 437 438 439
1 1 1 1
2 2 2 2
0 0 0 2
0 0 0 1
0 入口3 1 12 0 入口1 6 5
558
4
40
1
440
1
2
2
2
3
18
559 560 561
4 4 4
50 50 20
1 1 1
441 441 442
2 2 1
2 2 2
2 2 2
1 1 1
7 7 4
4 4 13
562
4
60
1
443
1
2
2
1
8
5
備考
������������������ �図 2-46 調査シートの記入例
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
38
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 2-2 分析方法
調査データを各項目別に分析する。分析内容は以下のようになる。
(0) データの内訳 データとなった客を、‘垂直移動手段利用者/入口階で通り抜け をした人/入口階が第1の目的階だった人’に分類する。以下の⑴ ~⑺の分析には‘垂直移動手段利用者’のデータのみを使用する。
⑴各垂直移動手段選択の割合 各垂直移動手段を選択したグループ数の割合を求める。各店舗ご と・全店舗総合で行う。
⑵目的階による垂直移動手段選択の差異 各店舗ごとに目的階との階差別に分け、各垂直移動手段を選択し たグループ数を出す。また、グループ数の割合も求める。
⑶年齢による垂直移動手段選択の差異 各店舗ごと・全店舗総合で、各垂直移動手段別にそれを選択した 人の平均年齢を求める。
⑷性別による垂直移動手段選択の差異 各店舗ごと・全店舗総合で、性別ごとに選択した垂直移動手段の 割合を求める。
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
39
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
⑸グループ構成人数による垂直移動手段選択の差異 各店舗ごと・全店舗総合で、グループ構成人数別に選択した垂直 移動手段の割合を求める。
⑹入口からの距離と垂直移動手段選択の相関 〈EV〉・〈ESC〉・〈階段〉ごとに、各入口から各垂直移動手段の距 離とそれを選択したグループ数をプロットしたグラフを各店舗ごと に出す。また、全店舗総合して〈EV〉・〈ESC〉・〈階段〉の区別なく、 各入口から各垂直移動手段の距離とそれを選択したグループ数をプ ロットしたグラフを出す。但しこのときの距離とは、店舗の規模の 違いを考慮し、各店舗の長手距離をそろえるべく適当な値を乗じた ものである。
⑺視認性と垂直移動手段選択の関係 各入口から各垂直移動手段の視認性の有無ごとに⑹のグラフのプ ロット点を分けたグラフを出す。
これらの結果に対し、個々に適宜考察を加え、最終的に結論を導く。
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
40
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3章��研究結果
3-1 結果�������������������������������������42 ��3-1-0 データ内訳���������������������������42 ��3-1-1 各垂直移動手段選択の割合�������������44 ��3-1-2 目的階と垂直移動手段選択�������������46 ��3-1-3��年齢と垂直移動手段選択���������������50 ��3-1-4 性別と垂直移動手段選択���������������52 ��3-1-5��グループ構成人数と垂直移動手段選択���54 ��3-1-6��入口からの距離と垂直移動手段選択�����56 ��3-1-7��視認性と垂直移動手段選択�������������62 3-2 考察�������������������������������������71 ��3-2-2 目的階による垂直移動手段選択の差異���71 ��3-2-3 年齢による垂直移動手段選択の差異�����72 ��3-2-4��性別による垂直移動手段選択の差異�����73 ��3-2-5��グループ構成人数による 垂直移動手段選択の差異 74 ��3-2-6 入口からの距離と 垂直移動手段選択の相関 75 ��3-2-7��視認性と垂直移動手段選択の関係�������76�
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 3-1 結果 ����������������������������������������������� *集計前の調査シートは資料編に掲載
3-1-0 データ内訳 データ客を、‘垂直移動手段利用者/入口階で通り抜けをした人/入口階が第1の目的だった人’に分類。
データ人数内訳(京王)
計 221 人 163 グループ中 有効分析対象 148 人 100 グループ 34
新宿駅に隣接するため、通り抜け をする人が多い。
垂直移動手段利用 39
入口階通り抜け 148
入口階利用
グラフ 3-1 データ人数内訳(京王)
計 92 人 71 グループ中
データ人数内訳(タカシマヤタイムズスクエア)
有効分析対象 77 人 60 グループ 4 11 垂直移動手段利用
入口階通り抜け
入口階利用 77
グラフ 3-2 データ人数内訳(タカシマヤタイムズスクエア)
データ人数内訳(三越)
計 196 人 173 グループ中 有効分析対象 134 人 100 グループ 45
垂直移動手段利用 入口階通り抜け
17 134
入口階利用
グラフ 3-3 データ人数内訳(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
データ人数内訳(東急本店)
計 113 人 77 グループ中 有効分析対象 64 人 40 グループ Bunkamura へ と つ な が る 入 口 3、
31
入口4への通り抜けが多い。
垂直移動手段利用 64
入口階通り抜け 入口階利用
18
グラフ 3-4 データ人数内訳(東急本店)
データ人数内訳(全店舗総合)
計 622 人 484 グループ中 有効分析対象 423 人 300 グループ 114
百貨店に立ち入った人の1割強が 通り抜け目的である。
垂直移動手段利用
入口階通り抜け
85
入口階利用 423
グラフ 3-5 データ人数内訳(全店舗総合)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-1 各垂直移動手段選択の割合 各垂直移動手段を選択したグループ数の割合を求める。 各垂直移動手段選択グループ数の割合(京王)
6%
35% エレベーター
エスカレーター
階段
59%
グラフ 3-6 各垂直移動手段選択の割合(京王)
階段を利用する客はいな
各垂直移動手段選択グループ数の割合(タカシマヤタイムズスクエア)
かった。 0%
37% エレベーター エスカレーター 階段
63%
グラフ 3-7 各垂直移動手段選択の割合(タカシマヤタイムズスクエア)
各垂直移動手段選択グループ数の割合(三越)
入口階中央のメイン階段 で地下街へ行く客が多いた 21%
め、階段選択率が高い。
エレベーター エスカレーター
53%
階段
26%
グラフ 3-8 各垂直移動手段選択の割合(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各垂直移動手段選択グループ数の割合(東急本店)
8% 25%
エレベーター エスカレーター 階段
67%
グラフ 3-9 各垂直移動手段選択の割合(三越)
半数の客が ESC を利用して
各垂直移動手段選択グループ数の割合(全店舗総 合)
いる。
21% 29% エレベーター
エスカレーター
階段
50%
グラフ 3-10 各垂直移動手段選択の割合(全店舗総合)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-2 目的階と垂直移動手段選択 目的階との階差別に分け、各垂直移動手段を選択したグループ数を出す。また、グループ数の割合も求める。
目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(京王)
16
14
12
10 エレベーター 8
エスカレーター
階段 選択グループ数 6
4
2
0 0.5
1
2
3
4
5
6
7
8
目的階との階差
グラフ 3-11 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(京王)
目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(京王) 0.0
100%
0.0
0.0
0.0
0.0
6.7 16.7
23.1
31.8
80%
40.0
66.7
71.4
60%
80.0 53.8
40%
階段 エスカレーター エレベーター
93.3 83.3
選択グループ数の割合
68.2 60.0
20%
20.0 0.0
0% 0.5
33.3
28.6
23.1
1
0.0 2
3
4
5
6
7
目的階との階差
グラフ 3-12 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(京王)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(タカシマヤタイムズスクエア)
20 18 16 14 12 エレベーター 10
エスカレーター 階段
8 選択グループ数 6 4 2 0 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
目的階との階差
グラフ 3-13 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数 (タカシマヤタイムズスクエア) 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(タカシマヤタイムズスクエア) 0.0
100%
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
20.0 33.3
80% 50.0
60%
80.0
100.0 100.0
階段
100.0
100.0
100.0
100.0 100.0 100.0
40% 選択グループ数の割合
エスカレーター エレベーター
80.0 66.7 50.0
20%
20.0 0.0
0% 1
0.0 2
0.0 3
4
0.0 5
6
7
8
9
10
11
12
目的階との階差
グラフ 3-14 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合 (タカシマヤタイムズスクエア)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
入口階中央のメイン階段で
目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(三越)
地下街へ行く客が多い。 60
50
40 エレベーター 30
エスカレーター
階段 選択グループ数 20
10
0 1
2
3
4
5
6
7
目的階との階差
グラフ 3-15 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(三越) 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(三越) 0.0
100%
0.0
0.0
90%
0.0
0.0
18.2
20.0
80% 70% 62.5 60%
76.8
80.0
階段
50%
エスカレーター
100.0
40% 選択グループ数の割合
エレベーター
81.8
80.0
30% 20% 37.5 10% 0%
20.3
20.0
2.9 1
0.0 2
3
4
5
6
7
目的階との階差
グラフ 3-16 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(東急本店) 9 8 7 6 エレベーター
5
エスカレーター
4
階段
選択グループ数 3 2 1 0 1
2
3
4
5
6
7
8
目的階との階差
グラフ 3-17 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数(東急本店) 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(東急本店) 0.0
100%
80%
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
20.0
27.3
66.7 60% 83.3
階段
85.7
100.0
100.0
100.0
40%
エスカレーター エレベーター
80.0
選択グループ数の割合 72.7
20% 33.3
0%
0.0 1
0.0 2
16.7 3
14.3 4
0.0 5
6
7
8
目的階との階差
グラフ 3-18 目的階との階差別各垂直移動手段選択グループ数の割合(東急本店)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-3 年齢と垂直移動手段選択 各垂直移動手段別にそれを選択した人の平均年齢を求める。 各垂直移動手段別利用者の平均年齢(京王)
EV、ESC は差が無く、 階段利用者が若干低い。
45 40
42.2
35
41.3 36.7
30 25 20 15 利用者の平均年齢 10 5 0 エレベータ
エスカレータ
階段
グラフ 3-19 各垂直移動手段別利用者の平均年齢(京王)
各垂直移動手段別利用者の平均年齢 (タカシマヤタイムズスクエア)
EV、ESC の差は見られない。 35 30
30.0
29.4
エレベータ
エスカレータ
25 20 15 10 利用者の平均年齢 5 0
グラフ 3-20 各垂直移動手段別利用者の平均年齢 (タカシマヤタイムズスクエア) 地下街へ行く人のほとんど
各垂直移動手段別利用者の平均年齢(三越)
が階段を利用しているため か、階段利用者の平均年齢 は他より低くはならなかっ た。
50 45 40 35
45.5
44.6
エスカレータ
階段
41.4
30 25 20 15 利用者の平均年齢 10 5 0 エレベータ
グラフ 3-21 各垂直移動手段別利用者の平均年齢(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
EV、ESC は差が無く、階段
各垂直移動手段別利用者の平均年齢 (東急本店)
利用者が低い。
40 35
37.2
37.1
30 25 20
22.5
15 利用者の平均年齢 10 5 0 エレベータ
エスカレータ
階段
グラフ 3-22 各垂直移動手段別利用者の平均年齢(東急本店)
各垂直移動手段別利用者の平均年齢(全店舗総合)
階段利用者の平均年齢が最 も高くなったが、差は小さ い。
45 42.9
40 38.7
38.4
エレベータ
エスカレータ
35 30 25 20 利用者の平均年齢 15 10 5 0
階段
グラフ 3-23 各垂直移動手段別利用者の平均年齢(全店舗総合)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-4 性別と垂直移動手段選択 性別ごとに選択した垂直移動手段の割合を求める。
性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(京王) 100%
2.0 8.7
90% 80% 70% 60%
50.0
63.4 階段
50%
エスカレータ
エレベータ
40% 選択者の割合 30% 20%
41.3
34.7
10% 0% 男性
女性
グラフ 3-24 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(京王)
性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(タカシマヤタイムズスクエア) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 選択者の割合 30% 20% 10% 0%
0.0
72.0
0.0
55.8 階段 エスカレータ
エレベータ
28.0
男性
44.2
女性
グラフ 3-25 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合 (タカシマヤタイムズスクエア) 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(三越) 100% 80%
55.4
46.8 階段
60%
エスカレータ
40% 選択者の割合 20%
17.9
27.3
26.8
26.0
男性
女性
エレベータ
0%
グラフ 3-26 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(東急本店) 100%
5.0
7.3
75.0
65.9
80% 60%
階段 エスカレータ
40% 選択者の割合 20%
エレベータ
20.0
26.8
男性
女性
0%
グラフ 3-27 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(東急本店)
性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(全店舗総合) 100% 15.1
24.5 80%
60%
52.0 44.9
エレベータ
40% 選択者の割合
20%
階段 エスカレータ
c
30.6
32.8
男性
女性
0%
グラフ 3-28 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(全店舗総合)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-5 グループ構成人数と垂直移動手段 グループ構成人数別に、選択した垂直移動手段の割合を求める。 グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(京王) 100%
0.0
0.0
9.5
90% 80%
42.9
70% 60%
60.0 60.3
階段
50%
エスカレータ エレベータ
40% 30% 選択グループ数の割合 20% 10%
57.1 40.0
30.2
0% 1人
2人
3人以上
グループ構成人数
グラフ 3-29 グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(京王) 性別毎の各垂直移動手段選択者の割合(タカシマヤタイムズスクエア) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 選択者の割合 30% 20% 10% 0%
0.0
0.0
55.8
72.0
階段
エスカレータ エレベータ 44.2
28.0
男性
女性
グラフ 3-30 グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合 (タカシマヤタイムズスクエア) グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(三越) 0.0
100% 80%
55.7
51.9
60% 40%
18.5
30.0 20% 14.3 選択グループ数の割合 0%
29.6
1人
2人
階段 100.0
エスカレータ
エレベータ
3人以上
グループ構成人数
グラフ 3-31 グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(東急本店) 100%
8.7
8.3
0.0
80% 60.0 60%
65.2
75.0
階段
エスカレータ
40%
エレベータ
20% 選択グループ数の割合 26.1 0% 1人
40.0 16.7 2人
3人以上
グループ構成人数
グラフ 3-32 グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(東急本店)
グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合 (全店舗総合) 0.0
100% 90%
23.6
17.4
80%
40.0
70% 60% 50%
階段
47.7 51.8
エスカレータ
40%
エレベータ
30% 選択グループ数の割合 20% 24.6 10%
60.0 34.9
0% 1人
2人
3人以上
グループ構成人数
グラフ 3-33 グループ構成人数別各垂直移動手段選択グループ数の割合(全店舗総合)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-6 入口からの距離と垂直移動手段選択 〈EV〉 ・ 〈ESC〉 ・ 〈階段〉ごとに各入口から各垂直移動手段の距離とそれを選択したグループ数をプロットしたグラフを出す。
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ数(京王) 12 10 8 グループ数
6 距離〔m〕 23 24 30 41 51 56 57 77 95
グループ数〔組〕 3 10 4 4 2 6 2 1 1
指数 (グループ数)
2
R = 0.5509
4 選択グループ数 2 0 0
50
100
入口—エレベータ間距離〔m〕
グラフ・表 3-34 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数(京王)
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グループ数(京王) 14 12 10 8
グループ数 2
R = 0.0723
6 距離〔m〕 22 32 51 52 53 67 81 89 109
グループ数〔組〕 3 10 7.5 2 1 12 13 2 1
指数 (グループ数)
4 選択グループ数 2 0 0
50
100
150
入口—エスカレータ間距離〔m〕
グラフ・表 3-35 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数(京王)
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56
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ 数(タカシマヤタイムズスクエア) 20 15
グループ数
10 5 選択グループ数
指数 (グループ 数)
2
R = 0.3751
0 0 距離〔m〕 23 32 65 129
グループ数〔組〕 15 4 1 2
50
100
150
入口—エレベータ間距離 〔m〕 グラフ・表 3-36 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数 (タカシマヤタイムズスクエア)
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グループ 数(タカシマヤタイムズスクエア) 20 15
グループ数
2
R = 0.589
10
指数 (グループ 数)
5 選択グループ数 0 0 距離〔m〕 28 34 110
グループ数〔組〕 16 6.5 4.5
50
100
150
入口—エスカレータ間距離 〔m〕 グラフ・表 3-37 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数 (タカシマヤタイムズスクエア)
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57
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ数(三越) 8 7 6 5
距離〔m〕 23 28 31 34 60 73 75 79
グループ数〔組〕 1 7 2 3 3 1 3 1
グループ数
R2 = 0.1019
4
指数 (グループ数)
3 選択グループ数 2 1 0 0
50
100
入口—エレベータ間距離〔m〕
グラフ・表 3-38 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数(三越)
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グループ 数(三越)
距離〔m〕 33 45 47 55 57 72 83
グループ数〔組〕 7 5 1 3 2.67 1 1
8 7 6 5 4 3 2 選択グループ数 1 0 0
グループ数 R2 = 0.5684
50
指数 (グループ 数)
100
入口—エスカレータ間距離 〔m〕 グラフ・表 3-39 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各階段までの距離と選択グループ数(三 越)
距離〔m〕 15 18 19 23
グループ数〔組〕 2.5 8 4 7
30 32 34 35 36 39 53 55 88 110
1 1 1 1 8 1 2 1 1 4
9 8 7 6 5 4 2 R = 0.0303 3 選択グループ数 2 1 0 0
50
100
グループ数 指数 (グループ 数)
150
入口—階段間距離〔m〕 グラフ・表 3-40 各入口から各階段までの距離と選択グループ数(三越)
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ数 (東急本店) 7 6 5
グループ数
4
2
R = 0.9658
3
指数 (グループ 数)
2 選択グループ数 1 0 距離〔m〕 10 39 49 58
グループ数〔組〕 6 2 1 1
0
50
100
入口—エレベータ間距離〔m〕 グラフ・表 3-41 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数(東急本店)
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グルー プ数(東急本店) 20 15
グループ数
10
R2 = 0.6355
5 選択グループ数
指数 (グループ 数)
0 0 距離〔m〕 19 23 27 46 54
グループ数〔組〕 15 2 11 1 1
20
40
60
入口—エスカレータ間距離 〔m〕 グラフ・表 3-42 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数(東急本店)
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60
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
〈EV〉・(ESC)・(階段)の区別なく各入口から各垂直移動手段の距離とそれを選択したグループ数をプロットしたグラフを出す。
距離〔m〕 19 23 25.05 28 30.06 31.02 31.73 32 32.43 33.84 34 36.1 38.41 42.3 43.7 45.12 46.76 50.1 51.3
グループ数〔組〕 6 15 2.5 16 8 3 4 4 3 10 6.5 15 4 4 2 10 7 1 11
51.77 53.44 55.11 56.78 57.81 58.45 60.12 65 65.13 71.91 73.32 74.1 74.73 75.15 78.49 78.96 80.37 87.4 88.51 91.85 93.1 94.47 95.19 95.88 100.2 102.6 108.57 110 110.2 114.21 120.24 121.26 121.91 125.25 125.49 129 129.72 131.93 133.95 138.61 146.96 153.69 183.7
2 1 7 2 4 1 8 1 1 5.33 2 2 1 5 1 5 2 1 2 2 1 10 2.67 1 3 1 1 4.5 1 13 1 1 1 3 2 2 3 1 1 1 1 1 4
各入口から各垂直移動手段までの距離と選択グループ数(全店舗総合) 18 16 14 12 10
グループ数
指数 (グループ数)
8 選択グループ数 6 4 R2 = 0.2304
2 0 0
50
100
150
200
入口—垂直移動手段間距離〔m〕
グラフ・表 3-43 各入口から各垂直移動手段までの距離と選択グループ数(全店舗総合)
*但し、このときの距離とは、店舗の規模の違いを考慮し、各店舗の長手距離をそろえ るべく適当な値を乗じたものである。
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61
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-1-7 視認性と垂直移動手段選択 各入口から各垂直移動手段の視認性の有無ごとに 3-1-6 のグラフのプロット点を分けたグラフを出す。
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ数 視認性なし (京王) 12 10 8
R2 = 0.533
6
距離〔m〕 23 24 41 51 56 57 77 95
グループ数〔組〕 3 10 4 1 5 2 1 1
グループ数 指数 (グループ数)
4 選択グループ数 2 0 0
50
100
入口—エレベータ間距離〔m〕 グラフ・表 3-44 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数 視任性なし (京王)
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
62
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グループ数 視認性あり (京王) 16 14 12
2
R = 0.8771
10 グループ数
8
指数 (グループ数)
6 選択グループ数 4 2
距離〔m〕 22 51 67 81
グループ数〔組〕 3 10 10 13
0 0
20
40
60
80
100
入口エスカレータ間距離〔m〕
グラフ・表 3-45 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数 視認性あり (京王)
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グ ループ数 視認性なし (京王) 12 10 8 6 4 2 選択グループ数 0 距離〔m〕 32 51 52 53 89 109
グループ数〔組〕 10 5 2 1 2 1
0
50
グループ数 R2 = 0.4451
100
指数 (グループ 数)
150
入口—エスカレータ間距離 〔m〕 グラフ・表 3-46 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数 視認性なし (京王)
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63
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ数 視認 性なし (タカシマヤタイムズスクエア) 4.5 4 3.5 3 2.5
グループ数
2
指数 (グループ数) 2
1.5 選択グループ数 1
R = 0.1119
0.5 0 距離〔m〕 32 65 129
グループ数〔組〕 4 1 2
0
50
100
150
入口—エレベータ間距離〔m〕 グラフ・表 3-47 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数 視認性なし (タカシマヤタイムズスクエア)
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64
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エレベータまでの距離と選択グ ループ数 視認性あり (三越) 8 6 4 R2 = 0.4392 2 0 選択グループ数 0 20 距離〔m〕 28 31 34
系列1 指数 (系列1)
40
入口—エレベータ間距離 〔m〕
グループ数〔組〕 7 2 3
グラフ・表 3-48 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数 視認性あり (三越)
各入口から各エレベータまでの距離と選択グループ数 視認性なし (三越) 3.5 3 2.5 2
グループ数
R2 = 0.0479
1.5
指数 (グループ数)
1 選択グループ数 0.5 距離〔m〕 23 60 73 75 79
グループ数〔組〕 1 3 1 3 1
0 0
50
100
入口—エレベータ間距離〔m〕
グラフ・表 3-49 各入口から各 EV までの距離と選択グループ数 視認性なし (三越)
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65
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エスカレータまでの距離と選択 グループ数 視認性なし (三越) 6 5 4 3 2 2 1 R = 0.9326 選択グループ数 0 0 距離〔m〕 45 55 57 72 83
グループ数〔組〕 5 3 2.67 1 1
50
グループ数 指数 (グルー プ数)
100
入口—エスカレータ間距 離〔m〕 グラフ・表 3-50 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数 視認性なし (三越)
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66
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各階段までの距離と選択グループ数 視 認性あり (三越) 10 8 グループ数
6
指数 (グループ 数)
4 選択グループ数 2 0 距離〔m〕 15 18 23 32 35
グループ数〔組〕 3 8 7 1 1
2
R = 0.6122 0
20
40
入口—階段間距離〔m〕 グラフ・表 3-51 各入口から各階段までの距離と選択グループ数 視認性あり (三越)
各入口から各階段までの距離と選択グループ数 視認性 なし (三越) 9 8 7 2
R = 9E-05
6
グループ数
5 4
距離〔m〕 15 19 30 34 36 39 53 55 88 110
グループ数〔組〕 2 4 1 1 8 1 2 1 1 4
指数 (グループ 数)
3 選択グループ数 2 1 0 0
50
100
150
入口—階段間距離〔m〕 グラフ・表 3-52 各入口から各階段までの距離と選択グループ数 視認性なし (三越)
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67
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各エスカレータまでの距離と選択グループ数 視認性なし (東急本店) 12 R2 = 0.4858
10 8
グループ数
6
指数 (グループ数)
4 選択グループ数 2 0 0 距離〔m〕 23 27 46 54
グループ数〔組〕 2 11 1 1
20
40
60
入口—エスカレータ間距離 〔m〕 グラフ・表 3-53 各入口から各 ESC までの距離と選択グループ数 視認性なし (東急本店)
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68
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
各入口から各垂直移動手段までの距離と選択グループ数 視認性あり (全店舗総合) 18 距離〔m〕 23 25.05 28 30.06 31.02 34 36.1 38.41 42.3 46.76 51.77 53.44 55.11 56.78 58.45 71.91 78.49 94.47 114.21
グループ数〔組〕 15 3 16 8 3 6.5 15 7 4 7 2 1 7 3 1 10 1 10 13
16 14 12 グループ数
10 8
指数 (グループ数)
R2 = 0.0039
6 選択グループ数 4 2 0 0
50
100
150
入口—垂直移動手段間距離〔m〕 グラフ・表 3-54 各入口から各垂直移動手段までの距離と選択グループ数 視認性あり (全店舗総合)
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69
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
距離〔m〕 19 25.05 31.73 32 32.43 33.84 38.41 43.7 45.12 50.1 51.3 56.78 57.81 60.12 65 65.13 71.91 73.32 74.1
グループ数〔組〕 6 2 4 4 3 10 1 2 10 1 11 1 4 8 1 1 3 2 2
74.73 75.15 78.96 80.37 87.4 88.51 91.85 93.1 95.19 95.88 100.2 102.6 108.57 110 110.2 120.24 121.26 121.91 125.25 125.49 129 129.72 131.93 133.95 138.61 146.96 153.69 183.7
1 5 5 2 1 2 2 1 2.67 1 3 1 1 4.5 1 1 1 1 3 2 2 3 1 1 1 1 1 4
各入口から各垂直移動手段までの距離と選択グループ数 視 認性なし (全店舗総合) 12 10 8 2
グループ数
R = 0.1573
6
指数 (グループ数)
4 選択グループ数 2 0 0
50
100
150
200
入口—垂直移動手段間距離〔m〕
グラフ・表 3-55 各入口から各垂直移動手段までの距離と選択グループ数 視認性なし ��������������������������������(全店舗総合)
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70
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 3-2 考察 3-2-2 目的階による垂直移動手段選択の差異 グラフ 3-11 ~ 3-18 参照
目的階との階差が大きくなるほど EV を選択する客の割合は増え、 それにともなって ESC 及び階段を選択する客の割合は減ることがグ ラフからみてとれる。 階差が7階の場合の EV 利用率は京王、タカシマヤタイムズスク エア、東急本店でそれぞれ 68.2%、66.7%、80.0% であった。階差 が9階以上あるのはタカシマヤタイムズスクエアのみだが、階差が 10 階以上になると EV のみの利用となった。 階段の利用はタカシマヤタイムズスクエアでは一人もいなかっ た。これは階段が売場に対して奥まった位置に設置されていて客の 目につきにくく、客の利用よりも店員の利用を目的に設置されてい るように客が感じていると考えられる。その他の百貨店での階段利 用は、目的階との階差の最高が三越と東急で1階、京王で2階であっ た。階段を選択する人は目的階との階差が2階以下ということにな る。
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71
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-2-3 年齢による垂直移動手段選択の差異 �グラフ 3-19 ~ 3-23 参照
各垂直移動手段利用者の平均年齢は、 ◇京王では EV、ESC がそれぞれ 42.2 歳、41.3 歳でほぼ等しく、階 段が約 36.7 歳で EV・ESC より約 5 歳低かった。 ◇タカシマヤタイムズスクエアでは EV、ESC がそれぞれ 30.0 歳、 29.4 歳でほぼ等しく、階段利用者はいなかった。 ◇三越では ESC、階段がそれぞれ 45.5 歳、44.6 歳でほぼ等しく、 EV が 41.4 歳で ESC・階段より約 4 歳低かった。 ◇東急は EV、ESC がそれぞれ 37.1 歳、37.2 歳でほぼ等しく、階段 が 22.5 歳で EV・ESC より約 15 歳低かった。 ◇全店舗総合では EV・ESC がそれぞれ 38.7 歳、38.4 歳でほぼ等しく、 ��階段が 42.9 歳で EV・ESC より約 4 歳高かった。 以上から、EV 利用者の平均年齢と ESC 利用者のそれとに差があ るとはいえない。また階段利用者の平均年齢は EV・ESC のそれより も低くなったケースと高くなったケースがあった。しかし総合して 考えると、階段利用者の垂直移動はほとんどが1階分、せいぜい2 階分であること、階段の利用者数が他より少ないこともあり、階段 利用者の平均年齢が他と差があるとはいえない。 よって年齢による垂直移動手段選択の差異があるとはいえない。
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72
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-2-4 性別による垂直移動手段選択の差異 グラフ 3-24 ~ 3-28 参照
*差の検定
グラフからも性別による差異はみられないが、差の検定 * を行っ
検定略称名 Z 検定
たところ、やはりどの店舗のどの垂直移動手段においても差がある
公式
集団 1 2
件数 n1 n2
比率 -p 1 -p
2
-p 1 - -p 2
T�=�
とは言えなかった。
��以下は各百貨店・各垂直移動手段の T 値である。
( )
-p(1-��) -p 1 + 1 n1 n2
京王⇒ [EV]0.48 [ESC]1.13 [階段]0.31 但し、
-p =
p2 p 1 + n2 n1n1 + n2
����タカシマヤ⇒ [EV]0.767���[ESC]1.11���� � ����三越⇒ [EV]0.053 �[ESC]0.57 [階段]0.702
T の絶対値が次に示す定数
[EV]0.269���[ESC]0.622���[階段]0.080 より大きければ、母比率に����東急本店⇒ 差があると判断する。 定 数 は 1.96,2.58 の 2 つ
����全店舗総合⇒ [EV]0.26����[ESC]0.96����[階段]1.05����
を用いる。
T ≧ 2.58
→差がある �(結論が間違う確率 1%) 1.96 ≦ T < 2.58 →差がある �(結論が間違う確率 5%) T < 1.96 →差があるとはいえない
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73
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-2-5 グループ構成人数による垂直移動手段選択の差異 グラフ 3-29 ~ 3-33 参照
グループ構成人数が多くなるほど EV を選択する客の割合は増え、 それにともなって ESC および階段を選択する客の割合は減ることが グラフからみてとれる。差の検定を行ったところ、グラフ 3-31 の「2 人」と「3人以上」の間、グラフ 3-33 の「1人」と「3 人以上」の 間に差があることが言えた。差があるとは言えなかったものに関し てもデータ数の不足が原因と考えられるので、一定数以上のデータ 数があれば差があると言えることが予想される。
以下は各百貨店・各垂直移動手段の T 値である。
����京王⇒ [EV 1人-2人]0.05 ������������������ [EV 2人-3人以上]0.60��� �������� [EV 1人-3人以上]1.03 タカシマヤ⇒ [EV 1人-2人]0.67 三越⇒ [EV 1人-2人]0.78 �������������� [EV 2人-3人以上]2.08(差がある) 東急本店⇒ [EV�1 人-2人]�0.27 � �������������� [EV 2人-3人以上]0.52 �������������� [EV 1人-3人以上]0.37��� 全店舗総合⇒ [EV 1人-2人]0.98 �������������� [EV 2人-3人以上]1.36 �������������� [EV 1人-3人以上]2.14(差がある) �������������� [ESC 1人-2人]0.44�� �������������� [ESC�2人-3人以上]0.35 �������������� [ESC 1人-3人以上]0.56 �������������� [階段1人-2人]0.50 � 早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-2-6� 入口からの距離と垂直移動手段選択の相関 グラフ 3-34 ~ 3-43 参照
*R2 値(相関係数)
R2 ≧ 4/(n+2)
まず、相関があるものと仮定してグラフ 3-43 に近似曲線を描く と、“指数関数”で近似したときに最も R2 値 * が大きくなった。こ
→相関がある
のときの相関の有無を検定した結果、相関が認められた。そこで
R2 < 4/(n+2)
グラフ 3-34 からグラフ 3-42 にも同じことを行った結果、グラフ
→相関があるとは いえない 但し、n はデータ数
3-34、3-39、3-41、3-42 においても相関が認められた。
以下は各百貨店・各垂直移動手段の R2 値と 4/(n+2) 値である。
������R2 値 4/(n+2) 値 京王⇒ [EV] 0.5509����0.3636������(相関あり) [ESC]�0.0723����0.4444 ����タカシマヤ⇒ [EV]��0.3751����0.6667 ��������������������[ESC]�0.589�����0.8 ����三越⇒ [EV]��0.1019����0.4��������� ��������������������[ESC]�0.5684����0.4444������(相関あり) ����東急本店⇒ [EV]��0.9658����0.6667������(相関あり) ��������������������[ESC]�0.6355����0.5714������(相関あり) ����全店舗総合⇒ ������0.2304����0.0625������(相関あり) �������
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3-2-7 視認性と垂直移動手段選択の関係 グラフ 3-44 ~ 3-55 参照
グラフ 3-44 から 3-55 のうち、3-2-6 同様に検定によって相関が 認められたのは、グラフ 3-44、3-45、3-50、3-51、3-55 である。 入口からの距離と垂直移動手段選択に相関の認められなかったグラ フ 3-35 及び 3-40 は、視認性を考慮すると相関が認められるように なった。(グラフ 3-45 及びグラフ 3-51) 視認性の有無でプロット点を分けたことによって、入口からの距 離と垂直移動手段選択の相関の強弱にある程度の変化があったなら ば、視認性の有無が垂直移動手段選択に影響を及ぼしているといっ ていいだろう。
以 下 は 各 百 貨 店・ 視 認 性 の 有 無 別 各 垂 直 移 動 手 段 の R2 値 と 4/(n+2) 値である。但し、○は「視認性あり」、×は「視認性なし」 を表す。 ���� R2 値 4/(n+2) 値 京王⇒ [EV ×] 0.533� 0.4������(相関あり) [ESC ○]�0.8771����0.6667���(相関あり) ��������������������[ESC ×]�0.4451����0.5 ����タカシマヤ⇒ [EV ×]��0.1119����0.8 ����三越⇒ [EV ○]��0.4392 0.8 ����������������[EV ×]��0.0479����0.5714 [ESC ×]�0.9326����0.5714���(相関あり)� ��������������������[階段○]0.6122���0.5714����(相関あり) ����東急本店⇒ [ESC ×]�0.4858����0.6667 ����全店舗総合⇒ [○] 0.0039����0.1905 ��������������������[×] ��0.1573����0.0816����(相関あり)
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76
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
4章 結論
4-1 まとめ�����������������������������������78 4-2 今後の展望�������������������������������80��
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 4-1 まとめ
○百貨店の利用に関して 店舗に立ち入った人全てが買い物を目的としていわけではない。 店舗の立地条件にもよるが、平均すると1割強の人がショートカッ トのための通り抜けをしていた。
◎垂直移動手段の選択に関して 平均すると約5割の人が〈エスカレータ〉、約3割が〈エレベータ〉、 約2割が〈階段〉を利用していた。 三越では実に5割強の人が入口階において階段を選択した一方、タ カシマヤタイムズスクエアでは階段利用者はいなかった。どの垂直 移動手段を選択するかは各店舗の平面計画に影響を受ける。 平面計画上の選択要因のパラメータとしてはまず『入口から垂直 移動手段までの距離』があり、 『距離』が長くなるほど選択人数は“指 数関数”的に減少することが分かった。 もうひとつのパラメータとして『入口からの視認性の有無』が挙 げられ、見えるものの方が選択され易いことが証明された。 選択の要因としては客の属性や目的もあり、『目的階との階差』 が大きいほどエレベータ選択率が上がること、『グループ構成人数』 が多いほどエレベータ選択率が上がることが分かった。 また、『年齢』による選択の差異はないこと、『性別』による選択 の差異はないことも分かった。階段選択に年齢による影響がほぼ無 かった理由として、百貨店における階段での垂直移動はほとんどが 1階分多くて2階分であることが考えられる。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
◇垂直移動手段選択のパラメータとなるもの ・目的階との階差 ・グループ構成人数 ・入口から垂直移動手段までの距離 ・入口からの垂直移動手段の視認性
◇垂直移動手段選択のパラメータとならないもの ・年齢 ・性別
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 4-2 今後の展望
本研究は建築の平面計画上の重要な要素の一つである垂直移動設 備に焦点を当て、百貨店での追跡調査を行い分析をすることで、人 が垂直移動手段の選択をする上での要因となるパラメータを洗い出 した。 このような垂直移動手段の選択要因を一つ一つ解き明かしていく ことで、施設の最適な計画を提供し得る指標を作ることにつながる だろう。またそうした指標は、垂直移動手段の選択行動の特性及び その要因を考慮したシミュレーションに応用し、役立てることがで きる。 �� 今回の研究では、調査で客の『目的売場』のデータをとったにも 関わらず、その項目に関する分析にまで及ばなかった。『目的売場』 と垂直移動手段の選択行動の関係性をはじめとした、今回の研究で は明かにできなかったパラメータを抽出することを今後の課題とし たい。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ おわりに
論文において最重要なのは結論かもしれません。その点に関して 言えば、一応結論らしきものはなんとか無事に導き出せたものの、 なにぶん生まれて初めての研究であったこと、勉強不足、読みの甘 さなどから(調査場所はもう少し慎重に選ぶべきだったかも ...)、 (もう少し厳密に分析すべきだったかも ...)など、今後の教訓に すべき反省点は少なくありません。 しかし私にとって最も重要で意義があったと思えるのは研究結果 自体ではなく、この論文を完成させるに至ったすべての過程です。 つまりこの冊子の中に活字として残ったものの裏には、かたちに残 らなかったことがたくさんあって、そのたくさんのことが私をひと 回りもふた回りも成長させてくれたと信じています。(←本当に成 長したのか?成長してこの様か?というようなツッコミは丁重にお 断りします) そして、そのかたちに残らなかったたくさんのことのひとつとし てゼミの皆々様のご協力があるわけです。(冊子中の平面図やアク ソメはしっかりとかたちに残っていますがネ、平岡さん、片倉さん ♪) 片倉さん☆主に私のマック(注:マクドナルドではない)先生でし た。AirMac &メモリを内蔵してくれました。マックを 愛する優しいひとです。 熊倉さん★頼りない卒論生、というか私を心配して、ゼミの中で 卒論相談の時間をいっぱいもうけてくれました。(たい てい私から発表していたせいか時間をくわせ、金山くん には申し訳なかったです。)ありがたいゼミ長です。
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垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
田口さん☆いつもその人柄がゼミの雰囲気を和ませてくれました。 しかしそのイメージとは裏腹な鋭い指摘でたるんでいた 私の気持ちを度々引き締めてくれました。尊敬すべき頭 のキレる癒し系です。 長澤さん★研究室に入る以前からお世話になりっぱなしです。こ んなに頼りない私を見捨てることなく、時には厳しく指 導していただき、感謝感謝です。愛ある指導者です。 羽生さん☆途中から歩行者ゼミに加わって、さらにゼミの空気を 和らげてくれました。中間発表のレジュメのチェックな ど、 笑顔で引き受けてくれました。私と同様イジられ キャラのようです。なので親近感があります。 林田さん★この数カ月「加藤、オマエ卒論の方はだいじょぶか?」 という言葉を何度かけていただいたでしょうか。お弁当、 シュークリーム、ケーキ ...。おいしかったです。 平岡さん☆とにかく、運命の人です。私の担当者が平岡さんにな り、平岡さんの担当卒論生が私になったのは、生まれる 前から決まっていたことのような気がしてなりません。 あらゆる点から考えて、私の担当がつとまったのは平岡 さん以外にはありえなかった!準備・調査・執筆と最初 から最後までおんぶにだっこでした。実質的にこの論文 の共同研究者であり、研究室における私の保護者です。 渡辺先生★9月の終わりに卒論のことでどうにもこうにもならなく て煮詰まっていたときに、ありがた~いアドバイスをく ださいました。あれがなかったら今頃どうなっていたこ とか ... 想像したくないです。
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
研究室で不運にもパソコン中の私の近くにいた方々☆初歩的な質問 ばかりを浴びせ、作業の邪魔をしてしまってすみません。しかし、 そのおかげで私のパソコンテクは日々上達しています。たぶん。 きっと。いや、絶対!
以上だいたい50音順に深く深~くお礼申し上げます。こんなに たくさんの方々に世話を焼かせていた私はかなりの幸せものです。 そして今後とも温かく見守ってくださいませ。
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 参考文献
論文 『JR 新札幌駅におけるスロープと階段の利用状況に関する研究―高 齢社会でのバリアフリー計画に関する研究 ( Ⅰ )―』 佐藤 克之 日本建築学会大会学術講演梗概集 1996 年 9 月
『新札幌駅 S デパートにおけるスロープと階段の利用状況に関する 研究―高齢社会でのバリアフリー計画に関する研究 ( Ⅱ )―』 千里 政文 日本建築学会大会学術講演梗概集 1996 年 9 月
『階段に併設されたスロープの選択行動とその要因に関する定量的 考察』 吉村 英祐 日本建築学会大会学術講演梗概集 2000 年 9 月
『梅田新歩道橋における利用実態―併設された階段とエスカレータ ーに関する研究 その1―』 今井 敦士 日本建築学会大会学術講演梗概集 2001 年 9 月
『梅田新歩道橋における利用者の選択理由―併設された階段とエス カレーターに関する研究 その2―』 松井 昭博 日本建築学会大会学術講演梗概集 2001 年 9 月
『併設された階段とエスカレータにおける歩行者の選択行動とその 要因について』 吉村 英祐 日本建築学会大会学術講演梗概集 2001 年 9 月
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
『高低差をもつエントランスにおける経路選択肢の利用に関する実 態調査―名古屋におけるショッピングセンターでの事例―』 伊藤 隆祥 日本建築学会大会学術講演梗概集 2002 年 8 月
『鉄道駅における旅客流動の研究―ホーム上の階段、エスカレータ ーの配置と旅客乗降位置の関係―』 尾形 直樹 日本建築学会大会学術講演梗概集 1996 年 9 月
『複合商業施設における回遊状況―複合商業施設計画の利用特性に 関する基礎的研究(その1)―』 江口 浩壽 日本建築学会大会学術講演梗概集 1999 年 9 月
『回遊を誘発する計画的仕掛け―複合商業施設計画の利用特性に関 する基礎的研究(その2)―』 佐藤 光徳 日本建築学会大会学術講演梗概集 1999 年 9 月
『商業施設における wayfinding に関する研究―その3.デパートの 売場構成に関する一般的イメージ―』 高瀬 昭子 日本建築学会大会学術講演梗概集 1999 年 9 月
『上下方向交通手段の選択行動に関する研究』 長島 毅+藤津 則雄 早稲田大学理工学部建築学科卒業論文 1989 年
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
出版物 『すべてわかるアンケートデータの分析』 菅 民郎���現代数学社 1998 年
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1
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13 14
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18 19
20 21
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25 26
27 28 29
30 31
32 33 34
35 36
37 38 39
40
店舗
1 2
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
60
50 30 60
50 60
30 50 20
60 60
30 40 20
50 60
30 50 60
50 50
50 40
40 70 60
80 50
20 50 50
60 40
30 60 50
40 30
50 50
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1
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1 0
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1 1
0 1 1
1 1
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1 1
3
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1 1 1
2 1
2 1 2
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1 2
1 1 1
2 1
2 2 2
1 1
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1 2
2 2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
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性別
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1 1
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1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
入口
1
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1 1
垂直移動手段
手段番号
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2 2 2
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入口1
入口3
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32 41
32
23 23
距離
32
乗り継ぎ
入口3
入口3
入口3
乗り継ぎ
入口3
入口3
備考
17
19
19
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19
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視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
□ 資料編
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
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1
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75 76
77 78 79
80
店舗
41 42
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
40
30 30 30
60 60
20 20 40
50 50
30 40 40
40 40
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30 30
50 50
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20 50
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20 30 50
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1 1
1
性別
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2 2
2 2 1
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1 1
2 2
2 1 1
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2 2 1
2 2
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2 2
3 3
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
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5 5
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4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4
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垂直移動手段
手段番号
2
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-0.5 1
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7 7
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15 15
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乗り継ぎ
乗り継ぎ
備考
1
1
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1
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0
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視認性
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24 24
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24 24
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24 24
距離
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
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1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
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1 1
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115 116
117 118 119
120
店舗
81 82
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
20
30 40 40
30 50
30 60 50
20 50
20 30 30
50 40
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30 50
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30 30
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1 1
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特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
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性別
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5 5 5
5 5
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垂直移動手段
手段番号
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19
19 19
1
7
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19 19
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23 23
2 2
目的階 目的売場
入口1
入口1
乗り継ぎ
乗り継ぎ
入口1
入口2 入口2
入口1
備考
51 51
81 51
53 81
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81
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1 1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1 1
1 1
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1 1
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1 1
1 1 1
1 1
1 1
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152 153 154
155 156
157 158 159
160
店舗
121 122
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
40
40 30 0
50 50
50 50 50
60 40
20 60 60
20 20
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1
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1 1
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1 0
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1 1
1 1 1
2 1
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特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
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2 2
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2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 3
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2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2
入口
2
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2 2
3 2
垂直移動手段
手段番号
3
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8 8 8
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1 16 16
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10 10
10 10 10
12 1
1
7
7
19 10
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28 28
2 14
目的階 目的売場
入口6 入口1
入口6
入口1 入口1
入口1 入口1
入口5
入口6 入口6
備考
51
56
51 51
22 51 51
22
51
51
56 56
56 56 56
51
51
51
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56
56 56 56
51 51
73 51
距離
1
0
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1 1 1
1
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1
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0
0
1
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0
0 0 0
1 1
0 1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1
163 164
165 166 167
168 169
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175 176 177
178 179
180 181
182 183 184
185 186
187 188 189
190 191
192 193 194
195 196
197 198 199
200
店舗
161 162
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
20
20 30 20
40 20
20 50 40
50 20
60 40 40
60 60
50 50 40
20 40
60 30
20 30 30
40 50
30 20 50
50 30
20 20 60
50 20
20 40
年齢
1
1 1 1
1 1
1 1 0
0 0
1 1 1
1 1
0 1 1
1 0
1 1
1 1 1
0 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 0
1 0
性別
148
145 146 147
143 144
140 141 142
138 139
135 136 137
135 135
135 135 135
133 134
131 132
129 130 130
127 128
124 125 126
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120 120 121
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2
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
6 1 1
6 6
6 6 6
1 1
1 1
1 2 2
1 1
1 1 1
1 1
2 2 1
1 1
1 1
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
2 3 3
2 2
2 2 2
2 2
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
2 3
入口
2
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2 0
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2 2 2
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2 0 0
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0 0 0
2 2
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垂直移動手段
手段番号
2
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2 0
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3 3
3 3 3
0 3
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2 0
2 0 0
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3 2
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2
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7 7
7 7 7
1 5
4 0
0 8 8
3 0
-1 1 0
1 7
1 1 1
7 4
0 8
入口1
入口1
入口5
入口1
入口1
入口1
入口1
2
2
8 入口1
10 大荷物 入口1
1 6
1
6 20 2
6 6
6 6 6
10 21
1
10 10
1
23
入口7
13 19 和服
8 8 18
19 1
8
目的階 目的売場
備考
67
22
67
22 77
1
1
1
1 0
0
1
67 68
1
1 1
1 1 1
1
1
1 1
1
1
1
1 1
0
視認性
51
51 51
51 51 51
51
67
67 67
67
67
67
22 67
95
距離
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1
2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
204 205
206 207 208
209 210
211 212 213
214 215
216 217 218
219 220
221
222 223
224 225
226 227 228
229 230
231 232 233
234 235
236 237 238
239 240
店舗
201 202 203
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
20 20
20 30 20
20 20
40 20 60
70 70
40 30 50
20 30
40 50
20
60 20
30 40 50
50 50
20 20 20
60 50
20 20 30
20 20
20 60 40
年齢
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0 0 1
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1
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1 1
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性別
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174 175
172 172 173
170 171
167 168 169
166 166
164 165
163
162 163
159 160 161
158 158
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2 2
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1 1
2 2 1
1 1
1 1 1
2 2
1 1
2
1 2
1 1 1
2 2
1 2 2
2 1
2 1 2
1 2
2 1 1
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
1 1
1 2 1
1 2
2 2 1
1 1
1 1 1
1 1
2 2
3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
入口
2 2
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1 1
1 1 2
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2 2
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0 0
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2 2 0
垂直移動手段
手段番号
2 2
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0 0
0 0 0
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2 -1 0
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10
1
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31 31
3 1
23
23
7
19 17
19
10
10
2
目的階 目的売場
入口4
乗り継ぎ 乗り継ぎ
入口3
入口5
入口2 入口5
入口1 入口1
入口1 入口5 入口5
入口1
入口7 入口1
備考
110 110
23 34
129 23
23 23 34
34
34 34 34
34 34
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51
22
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距離
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1
1 1 1
1 1
1 1
0 1
0
1
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視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2
243 244
245 246 247
248 249
250 251 252
253 254
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258 259
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267 268 269
270 271
272 273 274
275 276
277 278 279
280
店舗
241 242
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
50
30 20 20
40 30
20 20 40
20 20
30 30 20
20 30
30 20 20
20 30
20 20
30 30 20
30 30
50 20 20
40 50
10 20 50
70 20
20 60
年齢
0
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1 1
0 1 1
0 1
1 0 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
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0 1
1 0 1
0 0
0 1 0
0 0
1 1
性別
208
206 207 207
205 206
204 204 205
202 203
200 201 201
198 199
197 198 198
195 196
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2
2 2 2
2 2
2 2 2
1 1
1 2 2
2 1
1 1 2
2 1
1 2
2 2 1
1 1
1 2 2
1 1
1 1 1
2 1
1 2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
2
2 2 2
2 2
2 2 2
1 1
1 1 1
1 1
2 2 1
2 2
2 2
1 1 1
1 1
2 1 1
2 2
2 2 2
2 2
1 2
入口
1
2 1 1
1 2
1 1 1
2 2
1 2 2
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1 1
2 1
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2 2
1 2 2
0 0
1 2 2
0 1
2 0
垂直移動手段
手段番号
1
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1 1
1 1 1
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1 1 0
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2 1
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1 2 2
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1 0
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13 5
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7 1 1
2 4
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5 10
3 5
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3 1
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0 0
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1
1 1
1
1 1 1
19 50
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20 1
1 1 20
3
32
12 12 32
32 2
3 32 32
2 32 33
2
32
目的階 目的売場
乗り継ぎ
乗り継ぎ
連絡通路
連絡通路
入口5 入口3
入口3
入口3
備考
23
34 23 23
23 34
23 23 23
34 110
129 110 110
34
23 23
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110 65
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23 110 110
23
34
距離
1
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1 1
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1
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0 0
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1 0 0
1
1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2
3 3
3 3 3
3 3
284 285
286 287 288
289 290
291 292 293
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299 300
301 302
303 304 305
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308 309 310
311 312
313
314 315
316 317 318
319 320
店舗
281 282 283
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
50 30
50 40 50
50 40
20
50 20
30 20 50
20 30
20 40 20
30 40
50 20
30 30 20
40 50
10 10 20
20 50
20 50 20
20 20
50 20 20
年齢
1 1
1 0 0
1 1
1
1 1
0 0 0
0 0
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237 237 238
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234
233 234
231 232 233
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224 225
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217 217 218
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208 209 210
2 1
2 2 2
1 1
2
2 2
1 1 2
1 1
1 1 1
1 1
1 1
1 2 2
2 1
2 2 2
1 1
1 1 1
2 2
2 1 1
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
1 0 0 杖使用
1 1
1 1
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1 1
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1 0
1 0 1
1 1
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性別
1 1
1 1 1
1 1
3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
2 3 3
入口
3 3
0 0 3
2 3
2
1 2
0 0 1
2 2
2 2 2
2 2
2 1
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0 0 2
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2 2 0
2 2
1 2 1
垂直移動手段
手段番号
7 1
0 0 7
1 7
2
3 2
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2 2
2 2 2
2 2
2 3
0 3 3
2 2
0 0 2
2 0
2 2 0
2 2
1 2 3
-1 -1
1 1 -1
-1 -1
1
11 1
2 0 11
1 8
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1 1
-1 9
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-1 6
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4 0
-1 7 0
3 3
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1 1
1
1 1
36
12 36
12
23
39 27
43 39
37
2
16 21 21
1 39
1
50
2 50
32 32
1 2 1
目的階 目的売場
入口1
大荷物
乗り継ぎ
乗り継ぎ
入口1 入口1
入口1
入口1
備考
15 15
15
57 15
28
32 28
32
28 28
28 28 28
28 28
28 32
32 32
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28
28
28 28
28 28
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距離
0 1
0
0 0
1
0 1
0
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1
1
1 1
1 1
1 1 0
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3
323 324
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350 351
352 353 354
355 356
357 358 359
360
店舗
321 322
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
30
70 70 80
0 50
30 30 0
20 60
40 70 50
20 0
60 60 20
30 60
50 30
30 30 30
30 30
40 70 60
70 40
30 70 70
70 30
60 60
年齢
0
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1
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1 1
1 1 1
1
1 1 0
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1 0 0
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ベビーカー
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258 259
258 258 258
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253 254 254
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251 252
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247 248
245 246 246
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241 242
240 241
1
2 1 1
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2 4 4
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1 1
2 2 2
1 2
2 2 2
2 2
1 2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
0 1 妊婦
0 1
性別
1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
入口
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1 0 0
0 1
0 0 0
0 0
1 0 0
1 1
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1 0
1 1
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2 1
3 2
垂直移動手段
手段番号
0
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0 0
1 0 0
1 1
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2 0
2 2
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1
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1 0
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0 4 4
4 0
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1 2
1 -1 -1
1 1
5 7 7
5 5
-1 5
33
34
14
14
28
18 16 28
25 25
25 25
4
11 4
27 1 1
28
15 1 1
15
32 1 1
32
1
目的階 目的売場
入口3
入口4
入口4 入口4 入口4
入口4
入口2
入口2
備考
75
75
75
75 75
75 75
34
34 34
57 35 35
57
15 15
23 34 34
57 23
15 57
距離
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0
0
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0 0
1
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0 1 1
0
1 1
0 1 1
0 0
1 0
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3
363 364
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390 391
392 393 394
395 396
397 398 399
400
店舗
361 362
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
30
60 60 30
30 60
40 80 30
10 10
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30 40
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70 20
30 50
40 50 50
60 40
60 60 20
50 30
70 40 50
30 0
30 50
年齢
0
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1 0
1 1 1
0 0
0 1 1
0 1
1 0
性別
289
287 288 289
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284 285 286
284 284
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2
2 1 2
2 2
3 1 2
3 3
2 2 2
1 2
2 2 2
1 2
1 1
1 2 2
1 1
2 2 1
1 1
1 1 1
2 2
2 2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2 2
2 2 2
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
入口
1
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3 3
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3 3 3
3 3
3 1 1
2 3
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3 3 3
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0 0
垂直移動手段
手段番号
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1 2
0 2
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2 0
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0 0
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1 1
-1 -1 -1
-1 -1
-1 -1 -1
-1 -1
1 -1
-1 -1 -1
1 2
1 1 1
-1 1
2 1 0
1 1
1 1
1
5 1
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28 28
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1 1
1 1
1
1
1 1 1
34 23
34 34 34
1 33
37 24
33 33
26 26
目的階 目的売場
入口6
入口6
入口6
入口6
入口5
備考
31
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18 18
72 18
18 55 55
18 18
18 31 31
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18
18 18 18
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57
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距離
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1
1 1 1
0
0
1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3
403 404
405 406 407
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413 414
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422 423 424
425 426
427 428 429
430 431
432 433 434
435 436
437 438 439
440
店舗
401 402
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
40
30 30 30
30 60
50 40 70
50 50
30 40 30
60 40
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30 50
30 0
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30 60 50
20 20
50 60 30
30 30
30 50
年齢
0
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1 1
1 0 0
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1 1 1
1 0
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0 0
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1
2 2 1
1 1
1 1 1
2 1
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1 2
2 2 1
1 1
3 3
2 2 3
2 1
2 2 2
2 2
1 1 1
1 1
1 1
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
1 杖使用 1
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0 1
1 0 1
0 0
1 0
性別
3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
2 2 2
2 2
2 2
入口
1
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0 1
2 1 3
3 3
0 1 3
2 0
2 2 0
0 3
1 1
1 1 1
2 2
0 0 2
3 3
3 3 3
3 0
2 3
垂直移動手段
手段番号
1
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0 1
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1 0
1 1 0
0 3
1 1
1 1 1
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2 2 3
2 0
1 2
4
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-1 7 -1
-1 -1
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-1 -1
-1 -1 -1
-1 1
2 -1
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10 1
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5 5 1
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33 33 1
1 1
1 1 1
1 33
1
目的階 目的売場
備考
28
18
28
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53 53
28 53
45
45 45
18
28 28
28 28 28
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45
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18 18 39
18
57 18
距離
1
1
1
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0
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1
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0
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1
0 1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3
443 444
445 446 447
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467 468 469
470 471
472 473 474
475 476
477 478 479
480
店舗
441 442
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
60
40 50 60
30 40
50 50 40
40 60
60 40 60
20 30
50 60 60
40 30
70 70
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0 30
20 20 30
60 50
30 50 50
50 20
40 30
年齢
ベビーカー
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1 1
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0 0 0
0 0
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1 0
0 1
0 0 1
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320 321
1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
2 2
2 2
2 1 1
2 2
3 3 2
1 3
1 2 2
2 2
1 1
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
0 1 車椅子
1 1 0
1 1
1 1
性別
4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
3 4 4
3 3
3 3
入口
2
3 1 3
0 2
3 1 0
2 3
0 0 2
3 2
3 3 0
1 1
0 0
0 2 0
2 0
1 1 2
2 1
2 3 3
3 3
1 0
垂直移動手段
手段番号
1
8 1 8
0 1
8 1 0
1 8
0 0 2
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2 2
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1 1
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4 4
1 0
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1 3
-1 7 1
2 -1
1 0 4
-1 4
-1 -1 0
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0 0
1 4 1
4 1
-1 -1 4
-1 -1
-1 -1 -1
-1 -1
3 1
13
1 1 1
25 16
1 1 15
20 1
15
15
1 20
1 1
10 10
3 26 33
10 3
1 1 10
1 1
1 1 1
1 1
9 25
目的階 目的売場
入口3
入口2
入口3 入口3
備考
33
23 60 23
33
23 60
33 23
47
23 33
23 30
79 79
33
33
60 60 33
33 60
45 23 23
34 34
28
距離
1
1 0 1
1
1 0
1 1
1
1 1
1 0
0 0
1
1
0 0 1
1 0
0 1 1
0 0
1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
3 3 3 3
3 3 3 3 3
3 3
4
4 4 4 4 4
4 4 4 4 4
482 483
484 485 486
487 488
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492 493
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497 498
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503 504 505 506 507
508 509
510
511 512 513 514 515
516 517 518 519 520
店舗
481
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
0 40 50 50 20
30 30 50 50 30
20
20 20
20 20 20 60 50
20 20 60 40
30 60
30 50 30
30 60
30 50 20
60 60
50 30 50
30 40
50
年齢
0 1 1 1 1
1 1 0 1 1
1
1 1
1 1 1 1 0
412 413 414 414 415
409 410 411 411 412
408
407 407
403 404 404 405 406
400 400 401 402
398 399
395 396 397
393 394
360 361 362
358 359
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353 354
352
2 1 2 2 1
1 1 2 2 2
1
2 2
1 2 2 1 1
2 2 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
1 1 1 足不自由 1
1 0
1 0 1
0 0
1 1 1
1 1
0 1 0
1 1
1
性別
1 1 1 1 1
1 1 1 1 1
1
5 5
5 5 5 5 5
5 5 5 5
5 5
5 5 5
5 5
5 5 5
5 5
5 5 5
5 5
5
入口
3 0 0 0 3
0 1 2 2 3
0
3 3
2 0 0 3 3
2 2 3 0
0 3
0 3 3
2 0
3 3 3
3 3
3 3 3
3 3
0
垂直移動手段
手段番号
3 0 0 0 3
0 1 1 1 3
0
8 8
1 0 0 8 5
1 1 1 0
0 8
0 8 2
1 0
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2 5
2 8 5
8 2
0
-1 1 0 0 -1
0 7 -1 -1 -1
1
-1 -1
2 0 0 -1 -1
7 7 -1 1
0 -1
1 -1 -1
7 0
-1 -1 -1
-1 -1
-1 -1 -1
-1 -1
1
29 33
21 19 19 29
36
1
12
31
1 1
1
25 1
1
1 1 1
1
1 1
1
15
目的階 目的売場
入口3 入口3
入口2
入口7 入口7
入口7
入口2 入口2
入口6
入口2
入口6
入口2
入口6
入口6
入口6
備考
23
23
10 27 27 23
36 36
36 19
55
55 55 88
36
36 110
55
19 36 36
110 19
110 36 19
36 110
距離
0
0
0 0 0 0
0 0
0 0
0
0 0 0
0
0 0
0
0 0 0
0 0
0 0 0
0 0
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4
523 524
525 526 527
528 529
530 531 532
533 534
535 536 537
538 539
540 541
542 543 544
545 546
547 548 549
550 551
552 553 554
555 556
557 558 559
560
店舗
521 522
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
60
50 60 30
0 10
40 40 0
50 30
30 60 50
30 30
40 50 40
40 50
20 40
20 30 30
50 50
50 50 60
50 20
20 40 20
20 20
30 30
年齢
1
1 0 1
1
1 1
0 0
1 1 1
1 1
1 1 1
1 0
1 1
1 1 0
1 1
1 1 0
1 1
1 0 1
1 1
0 0
性別
440
438 439 440
437 437
436 437 437
435 435
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433 433
430 431 432
429 429
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424 424
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417 418
416 417
2
1 1 2
4 4
1 4 4
3 3
3 1 3
3 3
1 1 1
2 2
1 1
1 2 2
2 2
2 2 1
2 1
2 1 2
2 2
1 2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1
入口
0
0 0 0
1 1
2 1 1
1 1
2 0 1
2 2
0 0 0
0 0
0 2
0 2 2
1 1
1 1 2
0 0
2 1 0
2 2
2 2
垂直移動手段
手段番号
0
0 0 0
1 1
1 1 1
1 1
1 0 1
1 1
0 0 0
0 0
0 1
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1 1
1 1 1
0 0
1 2 0
1 1
1 1
1
1 1 1
5 5
5 5 5
8 8
7 1 8
7 7
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1 1
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1 5 5
8 8
8 8 -1
1 0
-1 7 1
6 -1
5 6
33 34
17 17
9 17 17
22 6
22 22
5
3 3
32
33 17 17
2 2
8 8 1
22
22
1
8 1
25 8
目的階 目的売場
入口3
入口3
入口3
入口3
備考
10 10
27 10 10
0 0
0 0 0
0 0
0
10 10 10
0
0 0
0
0 0
0 0
0 0 0
0 0
0 0
0 0
視認性
27
27 27
27
27 27
10 10
10 10 27
27 58
27 27
27 27
距離
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4 4
4 4 4 4 4
4 4 4 4 4
4 4 4 4 4
4 4 4 4
563 564 565
566 567
568 569 570
571 572
573 574 575
576 577
578 579 580 581
582 583 584 585 586
587 588 589 590 591
592 593 594 595 596
597 598 599 600
店舗
561 562
客番号
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文
20 20 60 40
50 30 30 30 20
20 60 30 30 40
60 50 60 50 50
30 30 50 20
50 30
10 10 40
40 40
50 50 30
50 10
20 20 20
20 20
年齢
1 0 0 0
1 1 1 0 1
1 1 1 1 1
0 1 1 1 1
1 0 1 1
1 1
0 1 1
1 0
1 0 0
1 0
0 1 1
0 1
性別
465 466 467 468
461 462 463 464 465
456 457 458 459 460
452 453 454 455 455
449 449 450 451
448 448
446 446 447
446 446
444 444 445
443 444
442 442 443
441 441
2 1 1 2
1 1 1 1 2
1 1 1 1 1
1 1 1 2 2
2 2 1 1
2 2
4 4 1
4 4
3 3 1
2 3
2 2 2
2 2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
2 2 2 2
2 2 2 2 2
2 2 2 2 2
2 2 2 2 2
2 2 2 2
2 2
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
1 1 1
1 1
入口
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0 0 1 0 0
2 2 2 2 3
0 0 2 2 2
0 0 0 0
2 2
2 2 1
2 2
2 2 0
0 2
0 0 0
0 0
垂直移動手段
手段番号
0 1 1 0
0 0 2 0 0
1 1 1 1 3
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0 0 0 0
1 1
1 1 1
1 1
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0 0
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2 2
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1 1 0
1 1
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33
10 31 32
32
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33
14 14
27 27 21
27 27
25 25
25
35 35
22 22
目的階 目的売場
入口3
入口1
入口3 入口3
入口3
入口3
入口3
備考
19 19
49
19 19 19 19 46
19 19 19
19 19
27 27 10
27 27
27 27
27
距離
1 1
0
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1 1 1
1 1
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0 0
0 0
0
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
4
4 4
4 4 4
4 4
4 4 4 4
4 4 4 4 4
4 4 4 4 4
602 603
604 605 606
607 608
609 610 611 612
613 614 615 616 617
618 619 620 621 622
店舗
601
客番号
20 40 30 30 50
30 40 20 20 20
60 60 60 30
40 0
50 30 50
50 40
40
年齢
1 1 1 1 1
0 1 0 1 0
0 1 0 1
1
1 1 0
0 0
1
性別
480 481 482 483 484
477 478 479 479 480
474 475 475 476
473 473
470 471 472
469 470
468
1
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1 1 2 2 2
1 2 2 1
2 2
2 1 1
1 2
2
特記すべき属性 グループ番号 グループ構成人数
2 2 2 2 2
2 2 2 2 2
2 2 2 2
2 2
2 2 2
2 2
2
入口
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2 2
2 2 2
2 2
0
垂直移動手段
手段番号
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1 1
0
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-1 4 5
4 -1
1
35 22
22 22 35
17 17
8 8
1 32 12
32 1
3
目的階 目的売場
入口3 入口3
入口4
入口3
備考
39
19
39 19 19
19 19
19 19 54
19 19
距離
0
1
0 1 1
1 1
1 1 0
1 1
視認性
垂直移動手段の選択要因からみた商業施設における垂直移動に関する研究
早稲田大学理工学部建築学科渡辺仁史研究室 2003 年度卒業論文