駅階段におけるサイン注視行動に関する研 究

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駅階段におけるサイン注視行動に関する研究

はじめに

はじめに

駅というのは、どうしてこんなにも分かりにくいのだろうか。 卒論のテーマを決める春、就職活動中だった私は毎日慣れない駅を走り回っ ていた。約束の時間まで一秒一刻を争っているというのに、複雑な駅構造や不 親切なサインに振り回される事が多く、これが非常にストレスが溜まるのであ る。車両から降りてパッと進行方向が分かり、スムーズに目的出口及び目的物 に辿り着ける、そんな駅にはできないものか。この思いが、本研究を始めたき っかけである。 駅そのものの問題もさることながら、そもそも時間ぎりぎりにならないと動 けない自らの性格の問題もあるのは間違いないのであるが・・・。

2005年度 早稲田大学 渡辺仁史研究室 卒業論文


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駅階段におけるサイン注視行動に関する研 究 by hitoshi watanabe - Issuu