ネック箇所における群集歩行の圧縮解放モデルの構築
はじめに
建築って人のために造られているのに デザイン、デザ イン ってなんか違う気がしていた。 違う観点からいろいろ建築を考えたいと思い、この研究 室へ足を向けた。
そこでこんなにも群集の研究ってやられているのか、と 感動を覚えると同時に 自らもこの研究の一つに加わっ てやる という決意を胸に研究の第一歩を踏み出し始め た。
この半年間毎日の様に人の行動を目で追い続けた。 ふと群集の動きにある規則性を見つけた。
ぎゅっ となって、 ぼんっ となって、また ぎゅっ となって、、、、、 おもしろいリズムが存在していた。
このリズムに動いている群集の特性を明らかにしたい。 いつの間にか私はずっとこのリズムの虜になっていった。
2008 年度 早稲田大学理工学部建築学科 渡辺仁史研究室 卒業論文
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