130th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG

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入札オークション

下見会<京都市勧業館 みやこめっせ・1F>

2023年5月10日● 水

10:00~17:00

5月11日● 木

10:00~16:00

東京下見会<東京プリンスホテル>11Fピオニー

2023年5月14日● 日  12:00~18:00

15日● 月  10:00~16:00

完全予約制(受付は5/10まで) 詳細はお問い合わせください。

京都予約下見会<古裂會本社>

2023年4月17日~2023年5月6日まで

(日・祝日は除く) 京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176

最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。

<入札締切>

2023年5月18日(木)必着

カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854

e-mail:office@kogire-kai.co.jp

目次

特集 染織 ..........................................................................2~36 特集 漆藝 ........................................................................37~65 公家文華..............................................................................66~85

佛家.......................................................................................86~125

武家 126~171

書畫家 172~223 藝能 香道 茶道 224~275

華道 燈火器 堤物 276~280

凡例

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。 □記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。 □時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。 □時代判別等において、特に出品者の意向に従ったものは、(出)をマークした。 □生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本(国名)の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。 □本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ(ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ)とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。

□家紋の呼称は、『紋之泉』伊藤嘉市.洛東書院.大正十五年によった。 □記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について  子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。

□打掛の表記について  小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について  一対のものを一双とし、片双を一隻とした。風炉先などの場合、一隻のものに ついては特記していない。

□付属箱の表記について  時代箱:古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明(無表記)/古箱:古製の代用 箱/箱:上記に該当しない古箱/共箱:作者によって識字された箱  識箱:何人かによって識字された箱/新箱:新造箱 □生没年の西暦表記について  歴史大辞典等に記載されるものについてはこれを転載し、没年没年齢のみ判明 している場合には西暦年から没年を単純に引いて表記した。

象牙 喫煙具 景道 281~282 陶磁器 人間国宝 明治工藝 283~301 酒器 金工 貴石 宝石 302~308 異国の風 309~310 諸外国骨董 考古 硝子 311~312 西洋骨董 313~318 史料ほか 319~337 中国美術 朝鮮美術 338~363 規約・参加方法 巻末
2 #
#001 厚板 ¥200,000~ 134×147×56 スレ キレ #002 唐織額 ¥50,000~ 34×58 額53×73  入子菱に鶴丸紋 表玄額 #004 金襴錦寄裂御米袋 ¥30000~ 35×35×28
特集
#003 藍白段裂 ¥30,000~ 35×110 ヤケ シミ
染織

#005 英甫 友禅愛染明王幅 ¥80000~ 付木箱(桐)  金軸端 32×137 シミ 虫穴 一軸物

#006 舞楽装束下襲 半臂 ¥80000~ 半臂81×86ほか  ヤケ シミ 舞楽装束の下襲、半臂は刺繍による加飾を常とするが、掲出は染による 加飾をみる。

ヤケ キレ シミ スレ

3 #
#008 古裂コレクション ¥100,000~ 36×24ほか #007 狂言肩衣 ¥80,000~ 66×61

小袖

¥150,000 125×162×63

¥80000~ 112×156×44 五ツ紋(縫紋)

120×147×62 シミ

¥70000~ 126×163×59  蔦五ツ紋 友禅

4 #
#010 灰縮緬地 御所解文様中袖 #011 黒紗綾地 御所解文様中袖 ¥80,000 #012 帷子裾文様小袖 #013 紅紬地草花文様中袖

#014 赤地桜文様振袖 ¥70000~ 124×157×101 紋織 #015 紺地織打掛  ¥50000~116×159×49 穴

小袖裂

¥40,000~ 60×59 ヨゴレ 二巾縫合

¥35,000~ 70×84 二巾縫合 裏面梅鉢紋

黒地桐鳳凰文様布  ¥40000~ 59×194  脆弱化

5 #
#016 加賀友禅小袖改袱紗 #018 #017 紅地御所解文様掛袱紗

#020 薄紫地桜川裾文様小袖 ¥40000~ 124×155×63 丸に蔦五ツ紋 紋織

#021 薄縹地小袖 ¥30000~  128×136×52 シミ 丸に橘五ツ紋

¥30000~ 65×69

#023 寄裂襦袢 ¥40,000~  116×137×53

#024 寄裂襦袢 ¥35,000~  134×163×50

#025 寄裂襦袢 ¥40,000~  104×155×58

#026 寄裂襦袢 ¥30,000~  130×120×52 ヤケ シミ 虫穴

#027 緑地小袖改打敷 ¥40,000~  153×143 大シミ

¥30,000~ 148×156

6 #
#022 鳳凰刺縫裂 #028 白綸子地小袖改布団地

¥150,000~ 39×25×35 剥離 唐仕立

二種 十  ¥50,000~ 51×51

#030 髪飾 一口 ¥70,000~ 付黒塗懸子箱(杉) 総長255ほか 鼈甲櫛4(珊瑚装1 蒔絵1) 木胎蒔絵櫛3 鼈甲笄3(ワレ補修1) 蒔絵笄2(木胎珊瑚装1 象牙胎1) 簪7(鼈甲5、ビラビラ二対) 鼈甲前小僧三種5 根掛2(鼈甲、鍍金珊瑚装) 鹿角櫛笄 鼈甲虫喰方々

#033 袱紗 二 ¥30,000~  付時代識箱(杉) 65×67ほか 「天保十三年寅(1842)七月うちしき」箱識

7 #
#029 金唐革貼器局 #031 刺繍韋帯 ¥30000~ 総長232 #032 偽革紙座布団

#035 丸に剣片喰紋羽織 ¥30000~ 120×85×53  衿脆弱

#036 小紋裃 ¥30000~ 肩衣76×67ほか ヤケ 三つ巴紋

#037 桐紋童素襖 上下 ¥30000~ 上96×55ほか ヨゴレ

#038 小紋羽織 ¥35,000~ 104×74×50  丸に三ツ柏五紋

#039 葛袴 ¥30,000~  袴丈98 裾ホツレ 蹴鞠用か

#040 向鶴丸紋狩衣 ¥30,000~  200×140×74 ヤケ 大シミ

#041 木綿子供着物 ¥30,000~  88×92×51

¥50,000~  114×122×19

8 #
#042 木綿子供着物  二 ¥40,000~ 78×97×52ほか #043 麻地茶染着物

#047 刺繍草花袱紗 ¥30,000~  69×80 牡丹 柘榴 霊芝

#048 刺繍養老袱紗 ¥30,000~

#049 友禅五節供扇面袱紗 ¥30000~ 66×69

#050 深田直城 蛇籠小禽描袱紗 大小 ¥30000~ 大53×56 小31×32 シミ 深田直城(文久元・1861~昭和二十二・1947) は近江国生まれの日本画家。本名政孝、別号秋月。 森川曾文に師事。内国絵画共進会、内国勧業博覧 会等で活躍。文展審査員、日本美術協会会員、大 阪絵画会会員。

9 # #045 刺繍親子鶏袱紗 ¥30000~  付木箱(桐) 65×70 #046 刺繍猩々袱紗 ¥30000~  65×70
71×71
¥30,000~ 付識箱(杉) 79×66  ヤケ シミ キレ 裏脆弱 #052 綴大黒唐子袱紗 ¥30,000~  62×67
#051 芳文下絵富士袱紗
¥50000~  70×75 小虫喰
#044 刺繍貝合袱紗
袱紗

帷子裾文様 振袖

#055

帷子裾文様

#057 縮緬中袖着物 ¥60,000~  118×133×59

#059 小袖裂コレクション

#058 縮緬派手振袖 ¥40,000~  126×144×98 五紋

122×150×95

10 #
五紋
#056 帷子裾文様 振袖 ¥70000~
#054 五紋
¥70000~ 116×150×106  シミ 五紋
振袖 ¥70000~ 128×146×103 ¥100,000~ 31×41ほか  ヤケ キレ シミ

#060 紫縮緬地振袖 ¥30,000~  126×150×105 五紋

#061 紫縮緬地菊文様振袖 ¥30,000~ 110×145×99 五紋

#062 大正浪漫柳燕文様着物 ¥30,000~ 122×143×50

#063 山水描絵絹被衣 ¥30000~  120×127×43 穴 スレ

#064 菊絵中裁 ¥30000~  108×115×55 ヤケ シミ 穴 五紋

#065 紫縮緬地子供着物 ¥30000~ 55×58×27 背守縫

#066 薄紅縮緬地子供着物 ¥40,000~ 86×100×58 背守縫

#067 絽地描絵子供着物 ¥40,000~  付帽子 80×99×59 シミ 五紋 背守縫

#068 絽地描絵子供着物 ¥40,000~ 84×98×58 五紋 背守縫

11 #

#070 麻緑地草花文縫裂 ¥30000~ 30×93 穴

#071 絹地洒落羽織 ¥30000~  126×102×75 世界地図に君が代詞

#072 縮緬子供デンチ 二  ¥40000~ 45×75ほか ヤケ 美人 役者

#073 童背当二 軍旗紋章子供着物 ¥40,000~  背当大33×45ほか 縮緬

#074 戦争文様羽織 二 ¥40,000~ 132×102×47ほか

108×169 絹 蔦紋 三巾

#076 近江八景加賀暖簾 ¥50,000~ 105×184 シミ  絹 三ツ割蔦紋 三巾

12 #
#077 白梅鴛鴦加賀暖簾 ¥30000~ 104×180 絖地 雪輪に蔦紋 三巾 #075 三友鴛鴦加賀暖簾 ¥30000~

#079 縮緬掛袱紗 十 ¥30,000~  付縮緬風呂敷 47×45ほか

#080 縮緬大袱紗 三 ¥30,000~  83×89ほか 松鶴2 翁面扇子1

#078 更紗文様紙子帯 ¥50,000~

400×32

#081 錦龍丸文帯解布 ¥50,000~

420×66

#082 袱紗 三 ¥30,000~  綴(59×60 綴部脆弱化)  友禅源氏絵扇子襲(69×77)  縮緬面子桜花文(36×40)

#083 祝帽子 十一 ¥30,000~  付涎掛 帽子15×17×48ほか  虫喰 ヤケ 小穴

#084 踊衣装内着 二 ¥50,000~  124×152×105 縮緬 平絹

#085 紬地蘭船刺繍飾布 ¥30,000~ 106×84 本紙部縁﨟纈に刺繍 「清」作者印

13 #

鬘コレクション

先笄 割しのぶ 店出し 菊重ね お俊 奴島田 勝山(ケース無) おふく(ケース無)

京嶋原大夫男元禄 吉原花魁 島原大夫横兵庫、島田 横兵庫  ※全ケース無

お梶 燈籠鬢貝髷(ケース無) 燈籠鬢丸髷(ケース無) ばい髷(ケース無)

春信風生締島田 玉川島田 かしまや島田 根下がり兵庫 元禄島田(ケース無)

14 #
#087 鬘コレクション 八十七  ¥2,000,000~

島田二枚櫛 竹の節 武家おさ舟 先笄 鴛鴦(雌雄) 娘島田 割り鹿の子 おしどり(ケース無) 両輪2(ケース無) おまた返し(ケース無) 結綿(ケース無) かけおろし(ケース無)

あげまき 束髪 耳かくし 忌中髷 マガレイト 丸髷 はわせ 夫婦髷 粋書髷 唐人髷 二百三高地髷 新日本髪 京風芸者 桃割 波型

布天神 輪なし天神 銀杏返し

すきがみかくし 姨子 町家三つ髷 武家勝 山 切髪 屋敷十能 高島田(ケース無) 京風芸者島田(ケース無)

円山鬢笄髷 唐輪 勝山 御所風髷  兵庫笄髷(ケース無)

花嫁 花嫁尾長 秋田花嫁 花嫁(角かくし) ※全ケース無  葵髱島田(つぶいち) 片はずし 稚児髷(内親王武家娘) ※全ケース無

高髻 双髻 玉結び 根結び垂髪 浮舟君  おおすべらかし(ケース無) 島田髷(付日陰蔓、ケース無)

15 #
若衆棒茶筅 御家人髷 八枚鬢大名 若衆髷(ケース無)

¥30000~ 120×144×50  シミ 麻楊柳地

#094 筒描家紋富士松原 暖簾 ¥30,000~ 97×182 スレ ヤケ 麻水浅黄地 雪輪に片喰紋  三巾

#095 筒描芦流水暖簾 ¥30,000~ 92×171 スレ ヤケ  麻水浅黄地 三巾

#096 麻暖簾 ¥30,000~ 262×170 ヤケ 井桁に九枚笹紋 九巾

16 #
#089 紅花絞子供着物 ¥60000~ 80×97×53 背守縫 #090 黄地蚊絣着物 ¥50000~ 126×140×47 シミ #091 麻型染夜着 ¥45000~  144×156×54 シミ #092 絣着物
#093 麻型染二巾長布 ¥30000~  720×66 鶴丸唐草文様

#097 近江絣着物 五 ¥30,000~ 114×135×45ほか 穴

#098 近江絣着物 五 ¥30,000~ 116×136×52ほか シミ

#099 近江絣着物 五 ¥30,000~ 112×134×50ほか

#100 麻着物 五 ¥30,000~ 122×134×54ほか

シミ 小穴 繕い 縞4 格子1

中形 四曲 一隻 ¥100,000~ 紙本 176×111 屏風190×126 ヤケ 背面損傷

17 #
#101 綿花栽培屏風

更紗

¥30,000~ 帖13×19×4 「古布の佐都」 127点貼

¥50000~ 130×166 一広巾

¥30000~ 91×151 穴 穴補修 三巾

¥60000~  総長680 柄36種

¥30,000~ 71×86

¥30,000~ 86×77 シミ ヨゴレ

¥30,000~ 128×150 四巾

18 #
#103 更紗裂帖 #104 更紗夜着 ¥70,000~ 142×177×54 #109 堺更紗布 #105 長崎更紗カード文布 #108 長崎更紗棋遊文布 #107 更紗染見本布 #106 牡丹唐草文更紗布 #110 花唐草文更紗布団裂

#111 菊唐草文更紗布 二種  ¥30,000~ 三巾92×143 四巾123×147

#112 男物襦袢 ¥30,000~  124×136×50 木綿

¥35,000~  132×148×50

#114 和更紗座布団 八 ¥30000~ 49×49

#115 型染牡丹唐草文布団地 二  ¥30000~ 120×142 122×142  木綿 各四巾 白抜

#116 型染格子梵字文暖簾 ¥35000~ 95×147 ヤケ 縮緬 三巾

#117 型染見本布 ¥35000~ 総長518 木綿

#118 型染暖簾 ¥30000~ 94×154 ヤケ シミ 木綿 三巾

#119 型染鶴亀文布団裂

二種 ¥30000~  三友:128×155 四巾 熨斗目:66×172 二巾

#120 型染花唐草文布団裂  二種 ¥30000~ 菊:126×161 四巾 牡丹:198×174 六巾

19 #
#113 更紗男物襦袢

#122 格子木綿夜着 ¥30000~  156×155×48

#123 格子木綿布団裂 ¥30000~  144×150 四巾 藍無地裏

#124 格子木綿布団裂 三 ¥30000~ 136×146ほか 三巾1 二巾2

#125 格子木綿布団裂 二 ¥30000~ 126×152ほか 穴 各四巾

縞・格子 絞

#126 縞木綿布団裂 三 ¥30000~  101×170ほか キレ 四巾1 三巾2

#127 縞木綿布団裂 三 ¥30000~  99×152ほか 大穴 五巾 四巾 三巾

#128 絞仕事着 ¥30000~  116×113×11 木綿

#129 絞浴衣 ¥30000~ 124×139×22  木綿 二重輪に松皮菱紋

#130 絞浴衣 ¥30000~ 110×140×43  木綿

20 #

¥80,000~ 147×167

改布団地 紬木綿交織 五巾 袷仕立 丸に梅紋

¥60,000~ 123×164 四巾

21 # #134 灰紬地 筒描家紋 貝覆文幕 ¥50,000 130×147 絹木綿交織 丸に桔梗紋  四巾
#132 筒描桐鳳凰文幕 #131 筒描家紋松鷹文幕
#133 筒描家紋 雪中梅 鴛鴦文幕 ¥55,000 158×173  丸に蔦紋  五巾 #136 筒描三友 扇散文幕 ¥45000~ 120×122  四巾 #135 筒描家紋 竹虎文幕 ¥50,000~  127×138 改布団地 袷仕立 四巾 筒描

#138 筒描宝珠熨斗文幕

¥45000~ 120×148 大シミ 穴補修  木綿 四巾 丸に橘紋 改布団地

#139 筒描茶道具尽文幕

¥45000~ 127×138 木綿 四巾

#140 筒描三友鶴亀文幕

¥35000~ 130×146 木綿 四巾 改布団地

#141 筒描松鶴文幕 ¥35,000~  156×179 木綿 五巾 改布団地

#142 筒描梅鴛鴦文幕 ¥35,000~  146×180 小穴 穴補修

木綿絹紬交織 五巾 上藤に桔梗紋 改布団地

#143 筒描高砂文暖簾 ¥30,000~  105×110 シミ スレ 穴補修 四巾 改舞祝

#144 筒描錨文布 ¥35,000~ 64×106  木綿 二巾縫合

#145 筒描夜着解布団地 ¥30,000~ 150×178 木綿 五巾

#146 雪中筍筒描額 ¥30,000~  86×97 額90×101 木綿 三巾 二十四孝「孟宗」留守絵か

22 #

#147 三友鶴亀筒描額 ¥50000~  86×97 額90×101 ヤケ シミ 木綿 三巾

#148 笹鶴筒描額 ¥50000~ 86×97 額90×101 ヤケ シミ 木綿 三巾

#149 松双鶴筒描額 ¥50000~  86×97 額90×101 シミ 木綿 三巾

#150 梅枝熨斗筒描額 ¥30,000~  63×78 額79×94 木綿 二巾

#151 雪中三友燈籠筒描パネル ¥30,000~ 65×74 パネル79×92 ヤケ  背面穴 木綿 二巾

#152 三友筒描額 ¥30,000~ 86×97  額90×101 シミ 木綿 三巾

#153 三友鶴亀筒描額 ¥30,000~ 66×78 額82×95 木綿 二巾

#154 三友筒描額 ¥30,000~ 86×97  額90×101 ヤケ 木綿 三巾

#155 雪中筍筒描額 ¥30,000~  62×68 額82×88 カビ  木綿 二巾 二十四孝「孟宗」留守絵か

23 #

中形 二曲 一隻 ¥50,000~ 98×120  屏風142×151 シミ 穴 背面損傷 木綿 三巾

一隻 ¥50,000~ 100×102 屏風142×151  シミ 背面損傷 木綿 三巾

中形 二曲 一隻 ¥50,000~ 100×106 屏風142×151 ヤケ シミ 背面穴 木綿  三巾

中形 二曲 一隻 ¥50,000~ 104×106 屏風144×151 ヤケ シミ 穴 木綿 二巾

#161 牡丹唐草筒描裂貼屏風

本間 二曲 一隻 ¥50,000~ 118×182 屏風144×186 ヤケ 背面損傷 木綿 四巾

#162 三友筒描裂貼屏風 中形 二曲  一隻 ¥50,000~ 94×107 屏風142×152  シミ 背面損傷 木綿 三巾

#163 筒描三友文風呂敷改暖簾 ¥40,000~ 130×130 穴補修  木綿 四巾 袷仕立

#164 筒描巾着雑宝文暖簾 ¥35,000~ 98×157 ヤケ 木綿 三巾

#165 筒描梅樹文暖簾 ¥30000~  97×153 スレ ヤケ 木綿 三巾

24 #
#157 三友鶴亀筒描裂貼屏風 #158 三友筒描裂貼屏風 中形 二曲 #159 雪中梅鴛鴦筒描裂貼屏風 #160 三友鶴亀筒描裂貼屏風

#166 紗綾文暖簾 ¥30,000~ 99×160  木綿 三巾

#167 筒描吉祥文暖簾 ¥30,000~  97×160 木綿 三巾 改布団地

#168 筒描唐草木瓜紋暖簾 ¥30000~ 127×131 木綿 四巾

#169 三友鶴亀筒描額

¥30,000~ 66×71 額83×95 木綿 二巾

#170 岩波文暖簾 ¥30000~ 166×147 スレ  ヤケ 五巾 﨟纈

#172 家紋筒描夜着 ¥30000~  143×162×57 穴補修 笹丸に龍胆紋

#173 家紋筒描夜着 ¥40000~  130×144×71 綿ヌキ 丸に剣片喰紋

#171 鍾馗幟 ¥30000~  87×156 シミ 木綿 (部分)

#174 神功皇后幟 ¥30000~ 73×616 シミ 木綿 広一巾

25 #

#176 絣着物 ¥30000~ 120×135×56  木綿

#177 蚊絣着物 五 ¥30000~  122×134×52ほか シミ 麻

#178 絣着物 五 ¥30000~  114×130×50ほか 麻

#179 蚊絣着物 五 ¥30,000~  120×125×49ほか サケ 小穴 麻

#180 蚊絣着物 五 ¥30,000~  118×144×43ほか 麻

#181 着物 五 ¥30,000~  126×140×40ほか ヤケ 縞4 縞絣1

#182 着物 五 ¥30,000~  112×132×40ほか スレ ヨゴレ 縞2 縞絣3

#183 絵絣瓶花布団地 ¥35,000~  130×150 玉堂富貴 木綿 四巾

#184 絵絣唐獅子牡丹布団地 ¥35,000~ 127×180 木綿 横絣 四巾

26 #

#185 三潴幾何絣裂 ¥30,000~  100×160 木綿 三巾

#186 絵絣亀布団地 二 ¥30,000~  142×132 146×130 木綿 各四巾

#187 絵絣唐獅子牡丹布団地 ¥30,000~ 134×148 木綿 横絣 四巾

#188 絵絣波鯉布団地 ¥30,000~  93×165 小穴 木綿 三巾

#189 絵絣波鯉布団地 ¥30,000~  130×145 木綿 四巾

#190 絵絣波鯉布団地 ¥30,000~  123×142 木綿 四巾

#191 絵絣桐布団地 ¥30000~  124×147 木綿 四巾

#192 絵絣花布団地 ¥30000~  125×140 木綿 四巾

#193 絵絣羽子板鞠布団地 ¥30000~ 128×137 シミ 木綿 四巾

27 #
28 #
¥30,000~  115×140 継ぎ 久留米 木綿 四巾
¥30000~  145×187 久留米 木綿 五巾
¥30,000~  131×144 木綿 四巾
¥30,000~  127×140 木綿 四巾
¥40000~  60×122
¥40000~ 53×63
¥40000~ 41×75  木綿
¥40000~ 37×95
#197 幾何絣布団地
#198 乙面絣布団地
#196 絵絣花籠布団地
#195 絵絣達磨布団地
#199 紬垂長デンチ
#202 刺子デンチ
#200 刺子デンチ
#201 刺子デンチ
¥30000~ 41×61  木綿 刺子
#203 刺子デンチ
29 #
#206 刺子デンチ 三 ¥50,000~  51×73ほか スレ #207 刺子デンチ 三 ¥30000~  53×69ほか 穴補修 #204 刺子デンチ ¥30,000~ 47×70  木綿 #208 刺子デンチ 三 ¥30000~  53×74ほか #205 刺子デンチ 二 ¥45,000~  63×85ほか #211 刺子半纏 ¥35000~ 86×85×24  木綿 #210 刺子半纏 ¥40000~  100×87×36 #212 刺子半纏 ¥35000~ 88×88×25 #209 刺子デンチ 三 ¥30000~  51×70ほか
30 #
#214 刺子半纏 ¥35,000~  120×86×15 #215 刺子半纏 ¥35,000~ 92×79×23  穴 #216 刺子半纏 ¥35,000~ 82×90×17 #217 刺子半纏 ¥35,000~ 92×96×24 #218 刺子半纏 ¥35,000~ 86×95×24 #219 刺子半纏 ¥30,000~ 89×94×25 #220 刺子半纏 ¥30000~ 98×91×30 #221 刺子半纏 ¥30000~ 88×91×27 #222 刺子半纏 ¥30000~ 84×86×24
31 #
#223 刺子半纏 ¥30,000~ 89×83×24 #225 刺子半纏 ¥30,000~ 88×84×27 #224 刺子半纏 ¥30,000~ 86×87×26 #226 刺子半纏 ¥30,000~ 87×90×24 #229 刺子半纏 ¥30000~ 89×95×24 #231 刺子半纏 ¥30000~ 90×91×22 #227 刺子半纏 ¥30,000~ 97×94×22 #228 刺子半纏 ¥30,000~ 86×88×19 #230 刺子半纏 ¥30000~ 88×90×20

¥30,000~  122×107×18 袖口ホツレ

¥40,000~  124×117×20 穴補修

二 ¥35,000~  90×91×29ほか

¥60000~  120×143×50 袷仕立 裏薄藍

¥40000~  124×132×18

¥30000~ 124×126×19

32 #
#233 刺子半纏 ¥30000~ 84×88×22  スレ #234 刺子半纏 ¥30000~  104×81×31 #235 刺子半纏 ¥30000~  100×132×27 #236 刺子仕事着 #240 刺子仕事着 #241 木綿絣刺子仕事着 #238 刺子半纏 #239 藍地刺子仕事着 #237 刺子仕事着

¥30000~ 112×125×18

¥30000~

付識箱(桐) 巾39 真綿織 小千谷織物

#245 芹澤銈介 肉筆壺いろは額 ¥80000~ 絹本  32×34 額50×53

#246 芹澤銈介 型紙染額 ¥75000~ 付共シール 47×56  額54×64 「工藝のある静物」原題

芹澤銈介(明治二十八・1895~昭和五十九・1984)は染織工芸作家。静岡市生まれ、東京で没。雑誌『工芸』の表紙装幀を契機に民芸運動に参加。重要無 形文化財「型染絵」保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹澤銈介美術館がある。

¥50000~ 33×58 額37×63

33 #
#242 蚊絣地刺子長仕事着 #243 蚊絣地刺子長仕事着  ¥30000~ 112×115×14 #248 芹澤銈介  型紙染「和」パネル #249 尾崎進 銀帯留 ¥30,000~  付共箱(桐) 45×3 24g 富山県高岡の鋳金家。 #244 倭文幡織反物 #247 芹澤銈介 型染和紙賛額 ¥75000~ 付共シール 54×67 額60×75
34 # #251 毛氈 五 ¥30,000~ 106×194 #252 毛氈 五 ¥30,000~ 106×194 #250 毛氈 五 ¥30,000~ 106×194 #253 毛氈 五 ¥30,000~ 106×194 大シミ #254 毛氈 五 ¥30,000~ 106×194 #255 毛氈 五 ¥30,000~ 96×192 #256 毛氈 五 ¥30000~ 96×192 #257 毛氈 五 ¥30000~ 96×192 #258 毛氈 五 ¥30000~ 96×192 #259 毛氈 五 ¥30,000~ 99×204 #260 毛氈 五 ¥30,000~ 96×192 #261 毛氈 五 ¥30,000~ 96×192 絞毛氈

¥30,000~ 43×42  額69×68 刺繍 スパンコール

35 #
#263 印度更紗礼拝儀礼布 ¥50000~ 68×98 裏布シミ #262 スマトラ更紗布 ¥80000~ 248×102 木綿 #264 ブータン貫頭衣 ¥50,000~  78×173 #265 イカット布 ¥50,000~ 172×99 #266 イカット布 ¥30,000~  128×132 人物、鶏、蜥蜴 二巾 #268 バティック布 ¥30,000~ 182×106 ヤケ #269 樹皮織吊袋 ¥30,000~ 総高70 #267 モール布額

#271 獣文コプト裂額 ¥30000~  33×5 額43×23

#272 草ビロード方布 ¥30000~  49×48 クバ王国

#273 古布パッチワーク敷物 ¥30000~ 158×125

#275 鍋島緞通 ¥50,000~ 122×135 ヨゴレ ホツレ

#276 煎茶斗帳 二   ¥30000~ 大145×170ほか

¥70,000~ 95×178 ヨゴレ ホツレ

36 #
#274 鍋島緞通

特集 漆藝

#301 京風俗研出蒔絵厨子棚 ¥600,000~ 98×39×72

京都の煮炊き用の燃料を供給したのは東山に自生した雑木の柴だった。都市化が進むと東山は洛 中洛外図屏風に見られる情けない山容を呈すようになったと言う。天板は、里山での柴刈りの様子 とみてよいだろう。二段目は、大文字で知られる盆の送り火、厨子の扉には、洛中もしくは洛外に向 かう旅人、扉の裏側には、京都の夜の奇祭で知られる太秦広隆寺の牛祭りの活気を蒔絵し、背面は遠 山で飾る。いずれの場面も、精緻な研ぎ出し蒔絵とする。

37 #

#303 蒔絵平盃コレクション

二十 ¥600000~ 付木箱(桐) ①原羊遊斎「蔦」(105×105×2)ほか ②百羊「六歌仙」  ③調古「鰹」(燕舟斎下絵) ④桃春「新板道中双六」 ⑤桃寿「勝虫」(小ソゲ) ⑥松川玉山斎「諫鼓鶏」 ⑦松花斎正常「旭日掛幅」(ヒビ)  ⑧洛北嶺月「山水」(法眼探索下絵) ⑨松栄「三井越後屋」 ⑩松山「梅雉」(ソゲ) ⑪白井可交斎「花蝶」 ⑫梶川「双鶏」 ⑬梶川「哥留多」  ⑭盈斎成章「屋形舟」 ⑮白井可交斎「六歌仙」 ⑯東斎「四ツ網」 ⑰松茂「山水」 ⑱桃葉「地蔵閻魔」 ⑲梶川「名所」 ⑳無銘「富士」(裏面星条旗)

38 #
#304 山水蒔絵冠卓 ¥50,000~ 55×32×22 足金具一欠  ソゲ #305 三友鶴亀蒔絵三重盃 老松蒔絵盃台 ¥60,000~  付溜塗箱(桐 貼札) 大盃18×18×35ほか

#306 塩山蒔絵硯箱

¥800,000~ 付時代識箱(桐) 銀水滴 硯石 18×23×9 懸子式 内梨子地 蓋裏雅楽器 岩に波が寄せ、千鳥が群れる。

「しほの山さしでの磯にすむ千鳥 きみがみよをば やちよとぞなく」(詠人しらず『古今和歌集』巻第七 賀歌) 付される外箱には「伊勢物語蒔絵」の書付をみる。『伊勢物語』に千鳥を求めると、第九段の東下りの「都鳥」にたどりつくが、「都鳥」は「千鳥」か「ゆ りかもめ」かの論争に至る。蒔絵に戻ると、東下りの隅田川河畔の景よりも、山深い笛吹川の景を感じさせ、塩山蒔絵と仮題した。錯誤にはご指導を願う。

39 #

¥250,000~ 付溜塗識箱(桐) 鍍金水滴  硯石 刀子 筆 22×255×5 隅キレ 内梨子地 蓋裏波千鳥

#308

梨子地薩摩琵琶蒔絵文庫 硯箱 ¥350000~ 付青漆塗箱(桐)2 黄銅水滴 硯石 墨 215×24×5  内梨子地 蓋裏若松

40 #
#309 松鶴蒔絵硯箱

¥150,000~ 付素銅水滴 桜花形硯石 55×36×11

¥100,000~ 付時代識箱(桐) 銀水滴3  硯石 19×35×10 スレ 剥離 小アタリ 内梨子地

¥70,000~ 付識箱(桐) 水滴 硯石 24×27×6 スレ カケ 内梨子地

¥60,000~ 225×7×5 隅キレ  内梨子地

¥50,000~ 付木箱(桐 貼札)  水滴 硯石 筆2 225×24×4 スレ 小アタリ 小剥離 内梨子地

41 #
#310 雲錦文筏形文台 #314 秋草牡丹蒔絵硯箱 #313 熨斗蒔絵文箱 #311 秋草蒔絵硯箱 #312 光琳式蒔絵硯箱
42 #
#316 光琳式蒔絵料紙箱 硯箱 ¥1200000~ 付黒塗識箱(杉)2 銅水滴 硯石 筆2 刀子 硯箱23×27×9ほか 内同塗

#317 光琳式蒔絵文庫 硯箱 ¥800000~ 付木箱(桐)2 銀水滴 硯石 硯箱 21×245×6ほか 文庫隅小キレ 内金溜

43 #
44 #
#319 桐秋草蒔絵火鉢 ¥880000~ 付木箱(杉) 48×48×21 ヒビ アタリ 剥離
45 #
#320 菊桐芒蒔絵大名火鉢 ¥480,000~ 付時代識箱(杉) 44×44×23 「安政二乙卯年(1855) 本院殿」箱識 #321 桐木地鳳凰彩絵火鉢 ¥150000~ 付時代識箱(杉) 48×34×26 小判形

#323 杣田細工六角香合 ¥350,000~ 付木箱(桑) 7×6×25 小剥離 内黒

#324 沃懸地青貝菊蒔絵錫縁香合 ¥200,000~  付識箱(桐) 6×85×35 漆ウキ 内梨子地 断文

#325 光悦蒔絵梅月香合 ¥190,000 付識箱(桐) 仕覆(ヤブレ) 85×85×3 蓋時代補修 メクレ 剥離  内黒

#326 蓬莱蒔絵錫縁香合 ¥150,000  付時代識箱(桐 貼札) 7×7×25 内金銀三巴文

46 #

一口 ¥190,000~ 付時代黒塗箱(杉 文庫・鏡掛) 鏡台28×29×66ほか 鉄線蒔絵文庫(隅キレ)、硯箱(付銅水滴・硯石)、鏡掛、鏡台、櫛洗、鉄漿道具 手拭掛(別柄) 柄鏡

#328 梨子地家紋散蒔絵鏡台 ¥100,000~ 付合箱(桐) 27×28×64 丸に抱沢瀉紋 化粧棗 油桶 円鏡笥 円鏡二

¥50,000~ 33×33×34 スレ アタリ  剥離 内黒 丸に揚羽蝶紋 丸に一文字紋

¥30000~  付竹製手拭止 58×18×44

¥30000~ 28×28×65ほか スレ 溜塗鏡台

¥30000~ 33×27×15 ソゲ

47 #
#327 嫁入道具 #329 鉄線蒔絵行器 #330 朱塗手拭掛 #331 鉄線唐草蒔絵鏡台ほか 二 #332 家紋鶴亀蒔絵耳盥

二 ¥50000~ 付合箱(桐) 125×55ほか  粉溜草花 鼈甲地扇子忍草蒔絵

櫛11×35ほか

48 #
#334 大櫛ほか 一口 ¥280,000~ 付段箱2(蓋無十段) 大135×75ほか #336 玉斎 萩蒔絵櫛笄 ¥50000~ 付合箱(桐) #335 蒔絵櫛

二部式 「天保八年(1837)新調」箱識 『雅びの京』(出雲文化伝承館・2006)所載

49 #
#337 黒塗花車形花台 ¥680,000~ 付時代識箱(杉) 95×50×32 漆補修 #339 窠紋唐草蒔絵御馳走器 ¥30000~ 37×26×13 #338 葡萄蒔絵乱箱 ¥30000~  付時代箱(杉) 36×29×9 隅キレ補修 #340 山本春正 硯蓋 ¥30000~  付時代共箱(杉) 47×31×3 ソゲ アタリ

#342 絵替草花蒔絵吸物盆 十 ¥180000~

付時代識箱(杉) 305×305×3 ヒビ アタリ ユガミ 剥離

#343 勝虫蒔絵茶箱 ¥130000~ 付木箱(杉) 20×14×13

#344 蜘蛛巣紅葉蒔絵菓子重 一対 ¥100000~

付黒塗箱(桐 貼札) 13×14×13ほか 共色補修 内薄梨子地

#345 鉄線蒔絵隅赤手箱 ¥110000~ 付時代箱(杉) 23×29×185 身部隅キレ 内黒

#346 螺鈿鉾杉文箱 ¥150000~ 付木箱(桐) 所載本 10×46×18 スレ メクレ 剥離  ソゲ 『富山県時代漆芸展』(富山 県教育委員会・1964)所載

50 #
内黒

#347 楼閣山水蒔絵隅入香盆

¥30,000~ 21×195×3 小アタリ

#348 松鶴蒔絵菓子箪笥 ¥30,000~  付識箱(桐) 14×14×18 蓋裏キズ  内薄梨子地

#349 鷺草蒔絵飾皿 ¥30,000~  付共箱(桐) 40×40×45  塗師彦洲 蒔絵師九香

#350 菊唐草蒔絵六角五段提重

¥50,000~ 付時代識箱(杉) 195×225×34  内梨子地

#351 蔦蒔絵五段重 ¥35000~

付時代箱(杉) 16×9×235 小アタリ ヒビ  カケ 内黒

#352 勝虫蒔絵四段丸重 ¥30000~ 18×18×28 蓋ヒビ、小アタリ 共色補修  内黒

#353 笹蒔絵隅切脇引 十 ¥50,000

付時代識箱(杉) 38×27×3

#354 光琳梅蒔絵高杯 ¥30,000

付時代識箱(桐) 27×27×24

#355 光琳蒔絵箱 ¥30,000~  20×25×31 剥離

#356 三友蒔絵三宝 ¥30000~  31×31×27 塗補修 剥離

#357 鉄線蒔絵手箱 ¥30000~  付懸子 26×31×23 隅キレ 剥離 接合補修  内朱

#358 南天桐蒔絵 杓子 ¥30,000~  総長30

51 #

茶金石玉緒締

黄楊狼根付 75×25×8

スレ 裏面布袋(右胸小カケ)

内黒(スレ、ヨゴレ)

田付孝則(生没年未詳)

は、江戸時代後期の蒔絵

師。文化頃江戸で活動。 田付隆益と同人とする説 もある。

52 #
蒔絵饅頭根付 6×2×8 裏面桜
#360 常嘉斎 犬筥 蒔絵四段印籠 ¥450,000~ 付合箱(桐) 珊瑚緒締
内梨子地 #361 田付孝則  寿老唐子蒔絵四段 印籠 ¥300,000~ 付合箱(桐)

#362 白井可交斎 金溜藤燕蒔絵隅丸四段印籠

¥200000~ 付識印籠箱(桐) 55×2×8 珊瑚緒締

象牙仙人根付(右足親指カケ) 内梨子地

#364 鳥蒔絵三段

印籠 ¥90000~

付木箱(桐) 9×2×8 小アタリ  石緒締

鏡根付 内黒

#363 東海道五十三次蒔絵四段印籠 ¥110000~ 付合印籠箱(桐) 7×2×65  隅補修 瑪瑙緒締  三ツ葉葵紋鏡根付 内梨子地

#365 小箱 十一  ¥100,000~ 大9×65×55ほか

#366 唐木霊芝蒔絵五段引出印籠 ¥40,000~ 付印籠箱(桐 貼札) 5×2×75

珊瑚緒締 木彫財布形根付 竹細工引出

#367 桐橘蒔絵箱 ¥30,000~

付合箱(杉)懸子 12×14×12 カケ ソゲ  蓋ワレ補修 身隅キレ補修 内黒

#368 牡丹蒔絵香箱 ¥38,000~  7×13×45 隅キレほか時代補修 内梨子地

53 #

#370 六丁子唐草蒔絵聞香炉 ¥33000~ 付木箱(桐) 8×8×75 蓋アタリ

#371 三友鶴亀蒔絵炷空入  ¥30000~ 付木箱(桐) 7×7×8

¥50,000~  付木箱(杉) 33×33×18

#373 三越 青貝平卓 ¥100000~

付共箱(杉) 55×32×18

#375 家紋蒔絵隅赤手箱 ¥50000~ 28×37×22 隅キレ アタリ補修  内黒 丸に揚羽蝶紋

#374 青貝朱塗軸盆 ¥30,000~ 47×195×25  スレ 剥離 カケ

#376 隅赤手箱 ¥30000~ 37×28×25

蓋ワレ 底ヒビ、スレ 唐草蒔絵痕 内黒

#377 色漆塗高杯 ¥30000~  26×26×29 ソゲ 共色補修

54 #
#372 唐草蒔絵中形懸盤

#378 根来 隅切胡桃足膳 五 ¥180,000~ 付時代箱(杉 貼札) 28×275×25  ワレ

#379 根来盃 五 ¥100,000~ 付木箱(桐 貼札) 85×85×3  高台虫喰 ヒビ 口辺補修

#380 根来塗青貝八足台 ¥90,000~ 91×47×39  カケ アタリ 剥離

#381 根来三足大盤 ¥50,000~ 付木箱(杉 蓋ワレ) 54×54×19 スレ 共色補修 脚部接合補修

#382 四方隅丸足付供物台 ¥35,000~ 375×375×9

木地琉球箔絵

瓜栗鼠箱 ¥35,000 12×12×16 剥離

蓋ワレ接合補修 内朱

#385 会津塗蓋付椀 五 ¥30000~

付時代箱(身桐 蓋杉・貼札) 9×9×10 共色補修 「御上洛椀」貼札識

55 #
#383

¥80,000~ 付時代箱(杉) 59×59×4 スレ  ※P302にも掲載あり

¥290,000~ 付木箱(桐) 仕覆 495×495×4 縁接合補修 漆補修

大14×14×85ほか 大字

56 #
#388 独楽塗大盆 #387 秀衡三ツ椀 ¥100,000~ #386 縁金大独楽盆

#389 片身替塗木皿 九 ¥30,000~  105×105×2 小アタリ

#390 根来椿皿 五 ¥30,000~

付溜塗合箱(杉) 135×135×4

#391 永久寺宝光院椿皿 二十  ¥30,000~ 付時代識箱(杉 破損) 13×13×4 ソゲ

#392 佐野長寛 黒塗折敷 五  ¥50,000~ 付共箱(杉) 295×295×2 佐野長寛(寛政六・1794~安政三・1856)は京 都の蒔絵師。長濱屋治兵衛の次男で名は長次、通 称治助。黒漆絵に優れた。

#393 黒塗隅切鉋目盆 五 ¥30,000~ 付識箱(杉) 31×31×2 ユガミ3 ウキ キレ

#394 漆絵片口 ¥30,000~ 30×24×15  アタリ スレ ハクリ

#395 鼓形枕 ¥30000~ 9×9×12

#396 木胎色漆塗沓 ¥30000~  11×29×19

¥30000~ 付時代箱(桐 貼札) 28×275×7 隅キレ

#400 玳瑁塗火薬入

#399 漆絵箱 ¥30,000~ 55×34×35 金具一部欠 スレ 剥離

¥50,000~ 7×3×33  アタリ 銅金物

57 #
#398 黒塗挟箱 ¥30,000~ 72×26×26 #397 春慶塗八角盆

木工芸ほか

#404 時代衝立 ¥50000~  114×24×76

#403 開板 ¥130,000~ 総長68

#407 岸信宏 看板 ¥50000~ 85×42 松甲庵 浄土宗僧。知恩院門跡。愛知県生。号は遊玄。全日本仏教会会長。昭和 54年(1979)寂、90才。

#405 楓谷 欅草花彫長丸盆  ¥50000~ 61×41×6 彫銘

#406 龍眼木文房机 ¥100000~  付時代識箱(杉 ワレ) 93×44×25

#409 文机 三 ¥60,000~ 97×32×26ほか

#408 金銀箔屋看板 ¥50000~ 465×31  菊紋から御所出入を予想させる

#410 時代箱 三 ¥50,000~ 40×34×27ほか  小箱:「天正八年(1580)十月吉日春覚之」墨識

58 #

#411 横山一夢 木彫獅子頭 ¥80,000~  48×29×31 彫銘

横山一夢は富山出身の木芸家。日展作家。故人。

#413 市川銕琅 田楽面タイピン

¥50,000~ 付共箱(桐) 総長5

¥50,000~ 付共箱(桐) 像高17

市川銕琅(明治三十四・1901~昭和六十二・1987)は彫刻家。東京に生まれ、奈良に住した。加納鐡 哉の最後の弟子。初号銕良。銕琅と号してからも六十年に及ぶ作家活動をなし、夥しい作品を残した。 昭和十年に紫斑病から耳が不自由になるも、彫刻に彩色と鉄筆彫りと写実的な丸彫りで独特の世界観 を持った作品を創作した。

一対 ¥65,000~ 付共箱(桐)  雄26×11×35ほか ヒビ 剥離 春日有職一家

#416 長橋阿久於 木彫彩色蕪 ¥50,000~

付ガラスケース 12×12×17 シミ 長橋阿久於(昭和三・1928~平成十二・2000)は、東京の人。東北現代 美術展会員。

#415 西村五雲 馬絵瓢花入

¥50000~ 付共箱(桐 シミ・蓋ユガミ、 ウキ) 35×33×43  指物師(福井豊斎) 内黒(小剥離) 西村五雲(明治十・1877~昭和十三・1938)は 京都生まれの日本画家。本名は源次郎。岸竹堂に 師事、竹堂没後は竹内栖鳳に師事。第一回文展三 等賞ほか受賞多数。明治四十五年(1912)画塾(の ち晨鳥社と命名)開設。京都市立絵画専門学校教 授。帝国美術院会員。動物の瞬時の動きを捉えた。

#417 三村卯右衛門 漆絵三美人額

¥50000~ 28×45 「三村卯右エ門作」背面 銘 銅掛金具付溜塗枠の 中に銀漆で三人の美女 (手前からマリー・アン トワネット、楊貴妃、不 明)を描く。背面に「越 中高岡三村卯右衛門作」 とあり、高岡市美術館所 蔵の「三村卯右衛門(初 代)人物図雲板」と同手 であることを確認する。 三村卯右衛門は幕末明 治にかけての高岡漆器 の名工。勇助塗の石井勇 助とともに双璧をなし た。

59 #
#412 橋本良寿 一刀彫鹿 #414 市川銕琅 木彫彩色福禄寿

新漆芸

#418 二十世堆朱楊成 彫漆枇杷飾盆 ¥950,000~ 付共箱(桐) 28×28×45 漆小ヒビ

堆朱楊成の二十代楊成(明治十三・1880~昭和二十七・1952)は明治工藝の漆藝部門にあって、彫刻を石川光明、蒔絵を白山松哉、絵を佐竹永湖に学び、 彫漆に新工夫を加え、今日の彫漆技術発展の端緒を開いたと評価される。

60 #

#419 玉楮象谷 堆朱菊蝶文香合 ¥800000~ 付識箱(桐) 75×75×25 内茶塗  文綺堂黒斎箱識 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少より父の教えを受け、塗り と彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野菜、鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。また中国、東 南アジアの堆朱、堆黒、蒟醤などの技法研究に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆芸の祖。 #420 玉楮象谷 存星蜀葵形香合 ¥350,000~ 付二重箱(内識桐) 仕覆  85×85×35 内黒 文綺堂黒斎箱識 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少より父の教えを受け、塗りと 彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野菜、鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。また中国、東南 アジアの堆朱、堆黒、蒟醤などの技法研究に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆芸の祖。

61 #

玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少より父の教えを受け、塗りと彫刻の技 術を修得。写実性あふれた花、野菜、鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。また中国、東南アジアの堆朱、堆黒、 蒟醤などの技法研究に力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆芸の祖。

#423 玉楮象谷  四脚酒盆  ¥150,000~ 付時代識箱(杉 破損)

51×51×14

62 # #424 玉楮象谷 木彫椿画賛盆  ¥50000~ 付共箱(杉) 26×26×3  安政己未(1859)画中
¥320,000~ 付共箱(杉) 6×6×3 内黒 「讃岐象谷造」彫銘
#421 玉楮象谷 堆黒香合
#422 玉楮象谷  堆漆芙蓉蝶文香筒 ¥280000~ 付共箱(桐)  総長27

#425 大場松魚 千鳥平文盆 ¥160000~ 付共箱(桐) 30×195×4 大場松魚(大正五・1916~平成二十四・2012)は蒔絵師。本名勝雄。父宗秀、松田権六に学ぶ。日展、 日本伝統工芸展などで活躍し、伊勢神宮式年遷宮の神宝制作や中尊寺金色堂の修理に携わる。平文技 法に優れ、昭和五十七年重要無形文化財「蒔絵」の保持者認定された。

#426 音丸耕堂 木彫雛額 ¥50000~ 付共箱(杉) 11×31 額26×46 音丸耕堂(明治三十一・1898~平成九・1997) は漆芸家。重要無形文化財保持者(彫漆)。香川 県高松市生まれ。本名芳雄。十三歳で石井磬堂に 師事、讃岐彫を学ぶ。昭和七年帝展初入選。十七 年文展特選。二十四年日展特選。日本工芸会参与。 香川の漆芸の伝統を継承、発展させた。

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#427 沃懸地青貝菊花鳥蒔絵錫縁香合 ¥200000~ 付識箱(桐 貼札) 65×85×6 内同塗

#429 音丸耕堂 彫漆麝香連理草文二段色紙箱 ¥2500000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 275×31×11 内黒 音丸耕堂(明治三十一・1898~平成九・1997)は漆芸家。重要無形文化財保持者(彫漆)。香川県高 松市生まれ。本名芳雄。十三歳で石井磬堂に師事、讃岐彫を学ぶ。昭和七年帝展初入選。十七年文展特 選。二十四年日展特選。日本工芸会参与。香川の漆芸の伝統を継承、発展させた。

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#430 音丸耕堂 彫漆鉄線文短冊箱 ¥1200000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 9×39×5 内黒 音丸耕堂(明治三十一・1898~平成九・1997)は漆芸家。重要無形文化財保持者(彫漆)。香川 県高松市生まれ。本名芳雄。十三歳で石井磬堂に師事、讃岐彫を学ぶ。昭和七年帝展初入選。十 七年文展特選。二十四年日展特選。日本工芸会参与。香川の漆芸の伝統を継承、発展させた。

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公家文華

A-001 後醍醐天皇 宸翰和漢朗詠巻物 上下 ¥600,000~ 付二重箱(内時代溜塗貼札) 古筆了雪、朝倉茂入極札 古筆了音折紙 紙本  牙軸端 1442×27 表具1476×27 ヤケ シミ オレ 虫穴 後醍醐天皇(正応元・1288~延元四・暦王二・1339)は後宇多天皇の第二皇子、文保二年(1318)年、三十一歳で即位、親政を敷き王政復古を志した。 倒幕を図ったが失敗して隠岐に流され、鎌倉幕府の滅亡後建武の新政を開始したが公武不和により頓挫し、足利尊氏の強請で光明天皇に神器を渡して後、 吉野に南朝を樹立した。

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A-002 江月和尚宛消息貼交巻物

¥600,000~ 付時代箱(桐 貼札) 是澤恭三極札三(昭和丁未) 紙本 牙軸端  157×17ほか 表具861×21 シミ 近衛信尋(1599~1649)、一条昭良(1605~1672)、高松宮好仁親王(1603~1638)

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A-004 藤原定家 記録巻物 ¥1,300,000~ 付三重箱(内時代溜塗桐 中時代識桐)

小堀遠州消息幅添 紙本 牙軸端 195×95 表具226×95 シミ スレ オレ 虫穴 蓋裏二代畠山牛庵極札貼付 小堀遠州幅(付時代溜塗識桐 蓋裏古筆家極札 47×32 表具60×123 紙本 牙軸端 ヤケ 表具ヤケ、シミ)

藤原定家(1162~1241)は俊成の子で詩歌にすぐれ、若くよりすでに名高く、その学問的業績も多彩で、文学、 歌論、有職故実など現存する著書も多い。

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A-005 藤原定家 詠草幅 ¥650,000~ 付三重箱(内時代黒塗識桐 中溜塗識桐) 折紙3 極札 紙本 骨軸端 37×23 表具54×116  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ 慶長摺箔裂表装 古筆了仲、冷泉為綱、冷泉為茂折紙

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A-007 後西天皇 宸翰幅 ¥400,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 蒔絵軸端(剥離) 41×30  表具49×110 ヤケ オレ 表具シミ 広橋聖瑞箱識(光照院門跡) 後西天皇(寛永十四・1637~貞享二・1685)は第百十一代天皇。在位は承応三(1655)~寛文三(1663)。幼名は 秀宮。諱は良仁。後水尾天皇の第八皇子。後西院と追号された。和歌にすぐれ、歌集に『水日集』がある。

A-008 伝後水尾天皇 和歌懐紙幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 42×30 表具44×122

シミ 巻止貼札 後水尾天皇(文禄五・1596~延宝八・1680)は第百八代天皇(在位:慶長十六・1611~寛永六・1629)。諱政仁。 幼名三宮。

70 A

A-009 後柏原天皇 和歌幅 ¥100000~ 付木箱(桐)  古筆極札巻止貼付 紙本 根来軸端 46×28 表具585×125  ヤケ シミ 後柏原天皇(寛正五・1464~大永六・1526)は第百四代天皇。名勝仁。

A-010 古今和歌集綴本 ¥130000~ 付時代識箱(桐) 紙本 19×26×25 「大覚寺空性親王筆」箱識 空性法親王(天正元・1573~慶安三・1650)は後陽成院の弟、大覚寺門 跡。四天王寺別当。

A-011 銅鍍金橘熨斗押 ¥100000~ 付識箱(杉) 14×19

A-012 御下賜染付小皿 二十 ¥105000~ 付時代識箱(杉) 11×11×2 ヒビカケ1 カケ1 ワレ1 「天保三年辰(1832)十月吉日」箱識

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A-014 稲荷明神画幅 ¥270,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 38×76 表具50×178 ヤケ シミ 稲荷神の御形代は、倉稲魂命の老神の尊形と佛尊と習合した荼枳尼天の二種が知ら れる。前者である掲出は、稲穂を天秤で担いで岩座に立ち、狐を従える。本画は精緻 を極めて、佛画師による画作を想起させる。

A-015 木彫男神像 ¥100,000~ 総高505 虫喰 「守護神佐々木家」背面墨識

A-016 木彫神像 ¥80,000~ 総高31

72 A

¥100000~

付木箱(杉) 絹本 黒塗軸端 27×86

表具31×155 ヤケ シミ 大黒:千家清足画、千家俊 信賛 左右:北島昌孝、重孝

A-018 二葉葵蒔絵硯蓋 ¥70,000~

付時代溜塗箱(桐 貼札) 27×27×35  ソゲ アタリ 青貝ハクリ、ウキ

¥70,000~ 付大工箱 飾台 総長35  伝武藤山治コレクション

73 A
A-017 出雲大社 祭神三幅対 A-019 木彫鳳凰 A-020 木彫女神坐像 ¥50,000~ 総高34 A-021 三折男子人形 ¥50,000~ 総長40 右膝下欠

A-023 梅津長者物語絵巻 ¥500,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 1541×33 表具1636×33 シミ オレ  表具オレ、シミ、スレ 「土佐廣澄筆」箱識 「むかしむかし、山城の国の梅津に、貧しい暮らしの夫婦がいて、あるとき、男は尼さんに道を尋ねられ親切に応じた。尼さんはお礼に一文銭を男に与 え、男はその一文で二つの餅を買って家内と食べようと家路を急いだ。その途中に、弱った老人から餅の一つを所望され、男は老人に一つを与え、夫婦は 残りを二つに分けて感謝した。それ以来、夫婦は利を得たら半分を他人に施した。最初に餅を所望した老人は、夷神の変化であり、その縁もあって七福神 の応援も受け、いよいよ夫婦和して長者となった」。

A-024 中殿御絵図断簡幅 ¥230,000~ 付時代箱(桐) 紙本 骨軸端 58×36 表具71×134 ヤケ オレ 穴 建保六年(1218)宮中清涼殿で行われた和歌管弦の会の様子を似絵の手法で描写する。居並ぶ公家の中、片隅に見えるのが筆者の藤原信実である。原本 は巻物で順徳天皇をはじめ公家三十一人を描くが、本品は後代の摸本と推測される。なお、摸本としては室町時代作の完本(奈良個人蔵)が重要文化財と して知られている。

74 A

A-025 和漢朗詠集巻物 上下 ¥500000~ 付時代溜塗箱(桐 虫喰、身桟一欠) 紙本 唐木軸端

上巻1558×31 表具1624×31ほか 表具シミ、スレ、オレ、虫穴 巻頭古筆家極札貼付 上巻:世尊寺行能(久安五・1149~建長七・1225)は世尊寺流八代。公卿・書家・歌人。世尊寺伊経の子。法名寂能、従三位。世尊寺の三筆の一人。 下巻:転法輪三条公忠(元亨四・1324~永徳三・1384)は公卿、従一位内大臣。日記『後愚昧記』を著す。

A-026 建部賢文 和漢朗詠集巻物 四 ¥180000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 1100×32 表具1138×32ほか  ヤケ シミ 表具ウキ 建部賢文(大永二・1522~天正十八・1590)は佐々木義賢に仕えた武将で、青蓮院流の書家。のち豊臣家に仕えた。

75 A

A-028 三夕和歌切貼交幅 ¥400000~ 付時代識箱(桐 貼札) 藤本了因極札 紙本 骨軸端 15×17ほか  表具68×120 シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 土佐光貞描表具中廻

A-029 近衛信尋 後鳥羽院詠歌幅 ¥100000~

付時代箱(桐 貼札) 古筆了信極札 紙本 黒塗軸端 31×90  表具40×165 ヤケ シミ スレ 近衛信尋(慶長四・1599~慶安二・1649)は後陽成天皇の第四皇子、 近衛信尹の養子、従一位関白左大臣。名信壽、法名大云、法号応山。書を 近衛信尹、茶を古田織部に師事、また沢庵宗彭に参禅す。日記『本源自性 院記』がある。

A-030 柳原淳光 五首和歌色紙幅 ¥90000~  付二重箱(内時代貼札朱塗桐) 紙本 骨軸端 17×26 表具27×136  ヤケ シミ スレ 表具ヨゴレ 柳原淳光(天文十・1541~慶長二・1597)は安土桃山時代の公卿。

76 A

A-031 烏丸光広 二首和歌懐紙幅 ¥190,000~

付木箱(桐) 古筆了仲極札 紙本 牙軸端 40×31 表具52×121 シミ スレ 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は公卿、歌人。 猪熊事件に連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川 幽斎に学び、古今伝授を受け二条派歌人として活躍。書は本 阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知られる。日光東照宮の創建 にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集『黄葉和歌集』。

攀 浅 所 懐

A-032 小野道風 漢詩幅

A-033 近衛信尹 新撰朗詠色紙幅 ¥90,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  黒塗軸端 17×19 表具28×162 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ 堀江知彦内箱識 近衛信尹(永禄八・1565~慶長十九・1614)は 公卿。従一位関白太政大臣近衛前久の子。初名信 基、信輔。号三藐院。天正五年(1577)に元服し 正五位下、天正十二年(1584)左大臣。慶長五 (1600)に赦免、慶長十(1605)関白に叙任。能書 家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦らとと もに寛永の三筆と称される。

A-034 飛鳥井雅康 古今集切幅

¥90000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 17×26 表具32×150 風帯キレ シミ スレ  堀江知彦箱識 飛鳥井雅康(永享八・1436~永正六・1509)は 公家・歌人・能書家。法名宋世、法号二楽軒、正 二位権中納言、書に優れ、その書風は二楽流を称 せられた。

A-035 伝近衛信尹 和歌懐紙幅 ¥90000~ 付識箱(モミ 蓋反り) 紙本  黒塗軸端 42×31 表具52×113 ヤケ シミ  オレ 虫穴 表具シミ、虫穴

A-036 伝近衛信尹 消息幅  ¥90000~ 紙本 黒塗軸端 42×30  表具45×119 シミ スレ

近衛信尹(永禄八・1565~慶長十九・1614)は公卿。従一位関白太政大臣近衛前久の子。初名信基、 信輔。号三藐院。天正五年(1577)に元服し正五位下、天正十二年(1584)左大臣。慶長五(1600)に赦 免、慶長十(1605)関白に叙任。

77 A
澗 底 松 揺 千 尺 雨 庭 前 竹 撼 一 窓 秋
¥100,000~ 付木箱(杉 貼札)  古筆了延極札 紙本 黒塗軸端 4×31 表具26×141 ヤケ スレ  オレ 表具ヤケ、オレ、シミ

A-039 銅柿本人麿坐像

¥80,000~ 付識箱(桐) 26×27×29 「秀明」底銘

A-041 明正院七十賀月次詠歌画巻物 ¥50,000~  付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 645×27 本紙大破 カビ  ヨゴレ 十二図 「元禄五年(1692)九月二十六日  本院七十御賀□歌 仙洞御製」画中

明正天皇(元和九・1624~元禄九・1696)は第百九代天皇(在 位:寛永六・1629~寛永二十・1643)。諱興子。幼名女一宮。後水 尾天皇の第二皇女。

A-040 土佐光文 人麿画幅 ¥50,000 付識箱(桐) 絹本 黒塗軸端(小剥離) 33×100 表具46×186 ヤケ  シミ オレ 表具オレ、ヤケ、 シミ 土佐光文(文化 八・1811~明治十 二・1879)。

A-038 歌仙絵切幅

¥280,000~  付二重箱(内溜塗桐) 紙本  牙軸端 32×47 表具46×131  ヤケ シミ スレ オレ キレ  砂六斎箱識

A-042 堀江治部斎 和漢朗詠巻物 ¥50,000~  紙本 唐木軸端 380×26 表具430×26 シミ 立秋以下 「延寶四年(1676)」跋識 堀江治部斎は江戸前期の書家。名頼直。号幽庵ほか。

78 A

A-043 良純法親王 和歌小色紙幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端  16×19 表具55×118 ヤケ オレ 表具オレ、 ヤケ、大虫穴 八宮良純法親王(慶長八・1603~寛文九・ 1669)は後陽成帝の第八皇子。知恩院門跡の始祖。

A-044 伝近衛信尹 色紙額 ¥50,000~ 紙本 17×21 額35×38  ヤケ スレ

A-045 二条為明 和歌色紙幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 神田延武極札 紙本 黒塗軸端 16×21 表具31×130  ヤケ スレ 二条為明(永仁三・1295~貞治三・1364)は、 鎌倉時代から南北朝時代にかけての公卿・二条 派の歌人。

A-046 烏丸光広 和歌懐紙幅

¥50000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端  41×31 表具55×120 ヤケ オレ

大倉好斎箱識 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は 公卿、歌人。

A-049 伝定為  和歌短冊幅

¥50,000~

付古筆了音極札(大虫喰)

紙本 黒塗軸端 6×36

表具28×133 ヤケ スレ 定為(生歿年未詳、鎌 倉期)、通称一条法印。

A-047 冷泉為恭 業平歌賛幅

¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 黒塗軸端  54×33 表具56×115 ヤケ シミ オレ 表具 大シミ、ヤブレ 冷泉為恭(1823~1863)は伊勢守永泰の子。

A-048 裏松意光 和歌小色紙幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 陶磁軸端 15×17 表具31×161 シミ 堀江知彦箱識 裏松意光(慶安五・1652~宝永四・1717)。

A-050 有栖川宮幟仁 和歌懐紙幅 ¥60000~ 付時代箱(杉 貼札) 紙本 蒔絵軸端 47×35 表具61×124 シミ スレ  表具大シミ

A-051 有栖川宮幟仁  一行書幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 紙本 唐木軸端 30×124 表具45×191 シミ オレ

79 A

A-053

三十六歌仙和歌色紙貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥50,000~ 紙本 16×19 屏風370×174

A-054 源氏物語絵貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥90,000~ 紙本 22×31 屏風322×152 ヤブレ ヤケ スレ 補筆、補彩 十八枚貼

A-055 土佐光信 源氏絵双幅 ¥100000~

付木箱(桐 蓋ワレ) 絖本 牙軸端 28×42 表具39×130  ヤケ シミ ウキ スレ オレ 土佐光信(永享五・1433~大永五・1525)は大和絵の絵師で土佐派の第 一人者。中務丞光弘の子で光長、光起と並び称して土佐三筆とわれ、「清水 寺縁起」「勧修寺縁起」「北野天神絵巻」などを描いた。

A-056 板谷広長 春秋画双幅 ¥100,000~

付時代識箱(杉 貼札) 絹本 骨軸端 37×107 表具50×192  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、虫穴

板谷広長(宝暦十・1760~文化十一・1814)は江戸幕府の御用絵師。

80 A

本間 六曲 一双 ¥190000~  紙本 50×60 屏風358×175 スレ シミ 金地損傷

81 A A-057 源氏物語絵貼交屏風

A-059 貝合貼屏風 中形 二曲 一隻  ¥50,000~ 貝11×8 屏風142×156 貝合八  実物の貝を貼る。

A-060 靖 源氏物語「鈴虫」画幅 ¥50,000~  付共箱(桐) 紙本 潤塗軸端 55×29 表具58×120  オレ 「昭和三十三年(1958)」箱識

年中 行事 正月

A-061 月次風俗屏風

本間 六曲 一隻 ¥80,000~ 紙本 344×130 屏風360×170 ヤケ シミ スレ

A-062 月岡雪斎 根引松屏風 本間 六曲 一隻 ¥150000~ 紙本 354×158 屏風372×177 ヤケ シミ キレ 月岡雪斎(生年未詳~天保十・1839)は大阪の浮世絵師。雪鼎の長男。父と吉村周山に学び、安永七年には法橋、のち法眼に叙される。肉 筆美人画に手腕を発揮したが人物画や花鳥画も得意とした。

82 A

A-063 塩川文麟 曲水宴屏風 本間 六曲 一双 ¥350000~ 紙本 359×155 屏風375×171 ヤケ 大シミ 虫穴 塩川文麟(文化五・1808~明治十・1877)は四条派の画家、京都の人。字子温、子文。号文麟、士温、木仏道人ほか。通称図書。岡本豊彦 に師事。幕末から明治にかけて京都を代表する画家の一人。平安四名家の一人。文人画風を加味した山水画を得意とした。

A-065 大矢米年

A-064 相撲絵馬 二 ¥50000~ 32×45ほか スレ ソゲ 「第十一代横綱不知火光右衛門 慶応二年(1866)三月吉日」墨識

国技画幅 ¥50,000  付共箱(桐) 絹本 骨軸端 40×107 表具53×190 ヤケ シミ 大矢米年(明治十二・ 1879~昭和四十一・1966) は愛知県生まれの画家。奥 村石蘭に四条派を、のち森 川曽文に学び花鳥画を研 究、没後は久保田米僊に師 事。人物や山水を能くした。

83 A
三月 五月

A-067 富岡鉄斎 加茂競馬画賛幅 ¥600,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 水田竹圃書付桐蓋 絹本 牙軸端 42×127 表具61×213 ヤケ 富岡益太郎箱識 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別 号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八 歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五 年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

A-068 狩野永岳 薬玉飾歌賛幅 ¥80000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端  53×31 表具56×132 ヤケ オレ 表具ヤケ  中島広足賛 狩野永岳(寛政二・1790~慶応三・1867)は京 狩野家九代。字公嶺、号山梁、脱庵ほか、通称縫 殿助。

A-069 蹴鞠 ¥60,000~ 付時代蹴鞠箱 (杉) 19×17×18 時代補修

A-070 黒田玉穂 長刀鉾画幅 ¥70,000~

付木箱(桐) 絹本

骨軸端 35×115  表具47×196 ヤケ シミ オレ  表具オレ、虫穴

84 A
七月

A-071 駒曳絵馬 ¥190,000~ 付時代識箱(杉) 73×42 款記:法橋宗進斎 「宗進斎」なる画人については狩野宗心(永禄十一・1568~元和六・1620)などが想定されるものの、付記に留めた。

A-072 銀地菊紋煙草入 ¥100,000~ 19×10×5 WAKO刻印 A-073 梨子地蒔絵ボンボニエール ¥70,000~ 45×6×25  内金溜

85 A

佛教美術 密家

B-001 愛染明王画幅

¥650,000 付二重箱(内桐 外黒塗) 絹本 金軸端 太巻 53×102 表具73×186

大ヤケ キレ 愛染明王の信仰が隆盛す るのは平安期以降のことで、 調伏から敬愛まで様々な修 法に用いられた。本像は三眼 六臂で、五鈷杵や五鈷鈴、弓 矢、月輪、未敷蓮華を執って 蓮台に坐す。特徴的なのはそ の対称性で、円相中の火焔や 宝瓶から零れ落ちた七宝の 配置に至るまで気を配る。ま た宝瓶を支える蓮華が大型 である点も注目される。赤色 忿怒相の像容や裳の彩色文 などについては、伝統的な形 式・表現技法に則るものと見 受ける。

本紙天辺の一部は失わ れたようで、近年の改装によ り、新高野裂を補う。

86 B

B-002 不動明王二童子画幅 ¥385,000~ 付時代合箱(桐)  絹本 金軸端 47×97 表具63×175 大ヤケ オレ キレ 穴

B-003 毘沙門天二脇侍画幅 ¥300,000~

付木箱(桐 蓋桟一欠) 絹本 ガラス軸端 35×72 表具47×157  大ヤケ カビ オレ キレ 表具大シミ

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B-005 龍猛肖像画賛幅

¥300,000~

付二重箱(内桐 外黒塗) 太巻 絹本 金軸端 33×76  表具50×152 粗羽二重組織

龍猛は紀元後二世紀から三世紀頃にかけて活躍した南インドの僧で、 金剛頂経を感得して密教を流布する端緒となった人物とされる。真言密 教においては、龍猛を含む七祖に弘法大師を加えた真言八祖の一として 崇敬される。

B-006 弘法大師尊像画幅 ¥330,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 金軸端 55×93 表具74×174 大ヤケ スレ オレ 表具オレ

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B-007 弘法大師尊像画幅 ¥280,000~ 付溜塗識箱(桐) 寄進状幅  絹本 唐木軸端 89×113 表具99×188 大ヤケ 大シミ

B-009 十三佛画幅 ¥180000~

付合箱(桐) 絹本 黒塗軸端 53×117

表具66×179 大ヤケ オレ キレ 穴  表具大ヤケ、アレ 腰巻裂表装

B-008 弘法大師尊像画幅 ¥70,000~  付合箱(桐) 絹本 金軸端 59×121  表具72×185 ヤケ スレ オレ キレ 穴  表具アレ、ウキ

B-010 真言八祖両界曼荼羅双幅 ¥50000~ 紙本 黒塗軸端 38×91 表具52×143 大ヤケ オレ キレ 表具大アレ  墨摺手彩色

89 B
90 B
B-013 木彫彩色不動明王二童子立像 ¥350,000  像高44 総高76 カケ 剥離 童子腕接合補修 光背欠 玉眼 B-012 木彫彩色毘沙門天立像 ¥450,000~  像高80 総高92 スレ 彩色剥離 戟補修

B-014 木彫神将立像 二 ¥300,000~ 付木箱(桐) 総高38ほか ヒビ 剥離  玉眼 「点眼士 日遂(花押)」裳裾墨識

B-015 木彫菩薩立像  ¥150,000~  像高45 総高65 右前腕欠失 玉眼

B-016 木彫千体地蔵 三 ¥100,000~ 像高11ほか カケ

91 B

B-018 北斗曼荼羅幅 ¥120,000~ 付木箱(桐) 紙本  黒塗軸端 55×87 表具68×160 ヤケ スレ 墨摺手彩色

B-019 種子両界曼荼羅幅 ¥100,000~ 付時代箱(杉) 紙本  金軸端 41×88 表具56×168 オレ 墨摺手彩色

B-020 紺紙金泥種子両界曼荼羅幅 ¥100,000~

付識箱(桑・貼札 破損) 紙本 梅鉢紋金軸端 18×34 表具27×81  表具アレ 「菅公御真筆金泥両界曼荼羅」箱識

92 B

B-021 東大寺二月堂焼経切幅 ¥600,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 85×22 表具33×127  オレ 五行 紺紙銀字

天平時代に東大寺の写経所で写経され、二月堂に納められた紺紙に銀字の華厳経(六十巻)は、寛文七年(1667)の修 二会の行灯から起きた火災で罹災し、業火を潜った焼痕を残して、その残巻の一部を巷間に伝えた。掲出は、それら のなかでも罹災の痕が激しい。

93 B

諸宗

B-023 立花実山 釈迦画幅 ¥350,000~

付二重箱(内時代識桐 外溜塗) 絹本 黒塗軸端 33×65 表具48×139 ヤケ シミ キレ

B-024 釈迦三尊画幅 ¥100,000~ 付合箱(桐) 絹本

金軸端 57×138 表具72×208 ヤケ ウキ スレ オレ キレ  表具大アレ、ヤケ、スレ、ウキ

94 B

B-025 涅槃画幅

¥270,000~ 付識箱(桐) 絹本  金軸端 70×115 表具85×195

ヤケ スレ オレ キレ  表具スレ、ウキ 羽二重組織

B-026

涅槃画紙厨子

¥50,000~ 絹本 55×10  厨子15×25 ヤケ シミ 「洛東東福禅寺兆殿司真筆 護持」墨識

B-027 三十三観音画幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 52×126 表具63×204 大ヤケ スレ オレ キレ  墨摺手彩色

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B-029 中尊寺金銀交書一切経断簡幅 ¥1300000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 金軸端 49×24 表具67×137 表具ヤケ、シミ  相沢春洋(明治29~昭和38)箱識 奥州藤原氏は三代(清衡 基衡 秀衡)にわたって、豊富に産出した砂金をもとに黄金文化を築いた。金銀交書の一切経は、清衡経の異名の通り、初代の清 衡(1056-1128)によって発願され、金銀を一行度に書き分ける写経様式は、造立が五千余巻におよぶ一切経史において、唯一無二の様式を誇っている。平 安中から後期の国風文化の美意識の興隆を眼前させる、まさに記念碑的な遺産である。

96 B

B-030 神護寺紺紙金泥一切経断簡幅

¥300,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 27×25 表具48×159

オレ キレ 表具オレ、ヤケ 銀界 角田文衛箱識

B-031

紺紙金泥銀界経断簡幅 ¥200,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端(剥離) 13×25  表具38×130

B-032

紺紙金泥銀界経断簡幅 ¥150,000~

付二重箱(内時代識桐 外溜塗)

朝倉茂入極札 紙本 骨軸端 10×27 表具47×181

表具オレ、シミ 「東大寺伝来」箱識

B-033

紺紙金泥

銀界経 断簡幅 ¥90,000

付木箱(桐)

紙本 黒塗軸端

9×25

表具30×132

「荒川経」貼札

97 B

B-035 最勝燈王如来経断簡幅 ¥200000~ 付識箱(桐) 紙本 金軸端 51×27 表具65×112 「無畏庵伝来」田山方南箱識 B-036

表具59×112 薄ヤケ 薄シミ 表具オレ 鎌倉時代

B-037 木彫彩色華鬘 ¥130,000~ 付木箱(桐) 31×32  ヒビ 接合補修

B-038 銅造阿弥陀如来坐像掛佛

像高13 総高19 鍍金痕

98 B
佛説雑蔵経 断簡幅
¥200000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 55×25
¥100,000~ 付木製台

¥200000~ 付識箱(杉)  像高27 本体部高35 総高44(台坐含) 円光背接合補修  蓮台、光背箔押

B-040 銅鍍金釈迦如来坐像掛佛 ¥200000~ 付木箱(桐) 305×305

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B-039 銅造阿弥陀如来坐像掛佛 B-042 銅鍍金坐像掛佛 ¥150,000~ 総高155 B-041 銅造菩薩立像掛佛 ¥200,000~ 247×243  両菩薩頸キレ補修

B-044 道悟 紙背消息幅 ¥500000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 45×28 表具58×114 シミ 虫穴 掲出の「道悟」なる人物について、ここでは根来山大傳法院の僧を想定する。名忠俊、字道悟、鎌倉前期の僧で、俗姓や生国は未詳。 高野山に住し、大傳法院学頭となる。

B-045 貞観十六年手印伝法文書幅 ¥400,000~ 紙本 蒔絵軸端 43×32 表具45×119 ヤケ シミ オレ 穴  虫穴 表具オレ、ヤケ 背面に「智証大師……」から始まる極書を貼付けるが、経年の摩耗により難読である。

100 B

B-046 木彫制多加童子 ¥50,000~ 付飾台 像高26 総高35 虫喰

B-047 木彫神将立像 ¥50,000~ 像高275 総高38 「亥」底墨識

B-048 木彫神将立像 ¥50000~ 像高31 総高39 「丑」底墨識

B-049 木彫阿弥陀立像 ¥50000~ 像高31 総高55

B-050 木地截金鬼子母神坐像 ¥50000~ 付黒塗厨子 像高14

厨子22×19×41

¥50000~ 像高28

B-052 銅造誕生佛 ¥50000~ 像高11 総高15  背面孔埋

B-053 銅造飛鳥式化佛 ¥50000~ 付合箱(桐 蓋ワレ)  総高62

¥50000~ 付木箱(桐)  像高7 額16×23

B-055 銅水注 ¥50000~  26×15×27

B-056 宝輪蒔絵説相箱 ¥50000~ 37×30×14 カケ 剥離  アタリ 金具六欠 隅キレ補修

B-057 銅鍍金華籠

¥50000~ 27×27×35 「尊誉妙香」刻銘 切子鈕

101 B
B-054 塼佛額 B-051 木彫閻魔坐像

B-059 毘沙門天図像幅 ¥320,000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 46×28 表具50×117 シミ スレ 虫穴

B-060 聖護大王登于金峰文書貼交幅 ¥50,000~  付識箱(桐) 紙本 骨軸端 69×29ほか 表具80×197  ヤケ シミ スレ 「良山」方印ほか

B-061 鉄香炉 ¥50,000~

付木箱(桐 貼札) 11×11×7 「二月堂奉納」鐫銘

B-062 東大寺関連諸具 五 ¥50000~ 花器14×15×30ほか 花器子供頭欠失 徳利ソゲ 奈良焼柱潜花器、徳利 二月堂松明残欠、古材花入 守谷弘斎墨書板

B-063 二月堂 食堂机 ¥50000~ 56×315×25  天板スレ

B-064 清水公照 鶴画賛幅 ¥80,000

付共箱(桐) 紙本 根来塗軸端 62×136 表具78×207

B-065 清水公照幅 二  ¥60,000~ 付共箱(桐)二 紙本 34×137 表具45×203ほか 一行書:黒塗軸端 シミ オレ 拾得画賛:陶磁軸端 シミ

清水公照(明治四十四・1911~平成十一・1999)は東大寺長老。兵庫県 の人。昭和四十九(1974)年東大寺別当、五十年華厳宗管長、五十六年東大 寺長老。文人画、書、陶芸を能くした。

102 B
東大寺

播磨国分寺 姫路市御国野町国分

103 B B-069 播磨国分寺軒平瓦 ¥70,000~  305×6×23 B-067 播磨国分寺軒平瓦 ¥100,000~ 31×6×18 B-068 播磨国分寺鐙瓦 ¥150,000~  18×18×36 B-066 播磨国分寺鐙瓦 ¥200,000~  17×17×16 B-070 溝口廃寺鐙瓦 ¥100,000~  16×16×12 B-071 溝口廃寺軒平瓦 ¥50,000~  195×55×21
溝口廃寺 兵庫県神崎郡香寺町溝口

野口廃寺 加古川市野口町野口

石守廃寺

西条廃寺

104 B B-075 石守廃寺鐙瓦 ¥120,000~  17×17×10 B-073 野口廃寺鐙瓦 ¥150,000~  18×17×195
¥100,000~  15×14×7 B-076 石守廃寺軒平瓦 ¥50000~  22×45×27 B-074 野口廃寺軒平瓦 ¥50,000~  22×35×16 B-078 西条廃寺軒平瓦 ¥50,000~  27×45×35
B-077 西条廃寺鐙瓦
加古川市神野町石守
加古川市神野町西条

B-079 西条廃寺鐙瓦 ¥100,000~ 15×15×5

実法廃寺

姫路市実法寺

河合廃寺

小野市河合中町

鍋山廃寺

加西郡下里村(現加西市)

B-080 鍋山廃寺鐙瓦・軒平瓦 ¥100,000~ 鐙15×145×16  平24×55×175

貝野廃寺

小野市中谷町

B-081 実法廃寺鐙瓦 ¥70000~  155×15×11

B-082 河合廃寺鐙瓦 ¥65000~  15×13×4

B-083 貝野廃寺鐙瓦 ¥70000~  30×4×23

B-084 古瓦 七 ¥120,000~  平瓦34×34ほか 白鳳行基瓦含む

B-085 古瓦 三 ¥50,000~  東塔20×18ほか 「東塔」墨識 大安寺ほか

B-086 古瓦 九 ¥50,000~  付大工箱 軒平瓦25×9×26ほか カケ ヒビ

105 B

B-088 伝西行法師ほか 写経紙背消息貼交巻物 ¥700,000~ 付二重箱(内黒塗識桐) 紙本 牙軸端 44×29ほか 表具344×30  薄ヤケ シミ スレ 虫穴 冥福を祈念するため、故人の自筆消息の裏に写経或いは摺経する文化が存在した。その文物を俗に「経裏消息」というが、後代に消息文そのものを重要 視するようになると、消息裏の写経・経文を削り取って元の消息に戻すという傾向が見られるようになる。 掲出は伝西行法師(1118~1190)、藤原為家(1198~1275)、二条為氏(1222~1286)の消息を貼交ぜるが、本紙を注視すると、裏面に反転した写経の痕跡 を僅かに確認できる。

106 B

B-089 慈雲 一行書幅 ¥450000~ 付識箱(桐) 紙本

潤塗軸端(剥離) 28×116 表具40×193 シミ オレ  末資戒心箱識(葛城高貴寺) 慈雲(享保三・1718~文化元・1804)は真言宗の僧、名飲光、号葛城山 人、大阪中之島生まれ、十三歳で河内の真言宗法薬寺で出家、また伊藤 東涯に儒学を学んだ。後に長栄寺、桂林寺などを歴任、晩年は大阪南河 内葛城山中の高貴寺に住した。

B-090 豪潮 名号幅

¥150000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本  朱塗軸端 28×122 表具38×199 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 豪潮寛海(寛延二・1749~天保六・1835)は天台宗の僧。諱寛海、号八 萬四千煩悩主人、無所得道人ほか。肥後國玉名郡山下村の人。安養寺塔頭 専光寺第二世貫通の二男として生まれる。寿福寺豪旭に従って出家。十六 歳で比叡山に登り、正覚院探題豪恕に就いて修学。長栄寺を建立。

107 B

B-092 伝解脱上人 巻物切幅 ¥100000~

付二重箱(内識桐) 極札 紙本 黒塗軸端 10×23 表具33×140 シミ スレ 穴

B-093 松花堂昭乗 書状幅 ¥90000~ 紙本

黒塗軸端(一欠) 51×34 表具57×105 ヤケ シミ スレ 松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・1639)は学僧、書画家。堺の 人。俗名中沼式部、号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山岩清 水八幡宮の瀧本坊に住した。

B-095 松花堂昭乗 和歌幅 ¥70,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端  24×30 表具45×143 薄シミ 表具ウキ

108 B
B-094 松花堂昭乗  寿老人画賛幅  ¥90000~ 付識箱(桐・身桟 一欠 貼札) 紙本 ウニコール軸端 25×68 表具38×152 ヤケ スレ オレ 表具ウキ、 虫穴 赧々子賛

蓮家

B-096 日蓮

除魔消息ほか三幅対 ¥1000000~ 付時代識箱(桐) 紙本 水晶軸端 11×21ほか 表具22×68 大ヤケ スレ オレ キレ ウキ  剥離 表具オレ、スレ  日映箱識 日蓮(貞応元・1222~ 弘安五・1282)は鎌倉幕 府中期の僧。千葉県安房 郡小湊生まれ。天福元 (1233)に清澄寺(天台 宗)にて出家。二十一歳で 比叡山に学び、建長五 (1253)には清澄山に戻り、 日蓮宗を開いた。

109 B

B-098 日蓮 紺紙金泥法華曼荼羅幅 ¥90,000~

付時代箱(杉) 紙本 金軸端 24×36 表具29×60  大ヤケ オレ キレ 穴

B-099 木村武山 雲中観音画幅 ¥100000~ 付二重箱(内共桐 外黒塗)  絹本 牙軸端 27×125 表具40×208 木村武山(明治九・1876~昭和十七・1942) は茨城県生まれの日本画家。本名は信太郎。笠 間の南画家桜井華陵に手ほどきを受ける。上京 し川端玉章の画塾天真会で学ぶ。東京美術学校 卒。日本美術院同人。佛像画を得意とした。

B-100 日蓮 題目鬼子母神画幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 紙本 金軸端 11×28 表具21×71  大ヤケ オレ キレ 穴 表具オレ 一乗寺 日蓮(貞応元・1222~弘安五・1282)は鎌倉幕府中期の僧。千葉県安 房郡小湊生まれ。天福元(1233)に清澄寺(天台宗)にて出家。二十一歳 で比叡山に学び、建長五(1253)には清澄山に戻り、日蓮宗を開いた。

110 B

浄家

B-101 空蓮 名号幅 ¥200000~

付時代識箱(桐) 紙本 雑木軸端 61×155  表具75×198 大ヤケ ウキ オレ キレ 穴 表具アレ

B-102 善光寺阿弥陀三尊画幅 ¥150000~ 付識箱(桐) 絹本 金軸端  太巻 31×91 表具46×187 ヤケ シミ  スレ オレ 「四等教員畠山義孝」款記

B-103 常惠

聖徳太子孝養像画幅 ¥150,000~ 付時代識箱(杉) 旧表装軸木、背紙  絹本 金軸端 26×72 表具37×130 大ヤケ シミ キレ 表具ヤケ、虫穴 「宝暦十庚辰(1760)五月 吉日開眼」旧背紙墨識

111 B

B-105 方便法身尊形画幅

¥100000~

付合箱(杉) 絹本 金軸端 16×34  表具27×70 ヤケ スレ キレ

B-106 南無十二光佛画幅

¥100,000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本 金軸端 52×106 表具71×175 ヤケ シミ オレ 虫穴 表具オレ、ヨゴレ、ヤケ、キレ

B-108 粟津右近尉元恒 書状幅

¥90000~ 付木箱(桐) 紙本 蒔絵軸端 53×19 表具67×121 ヤケ シミ オレ 江戸初期の東本願寺奏者番

B-109 遂子 和歌懐紙幅 ¥60,000~

付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本 黒塗軸端 48×36 表具62×126

「本願寺門主ノ妻 湯川信敬(佛光寺)」箱識

B-107 本如 松月画幅

¥100000~  付時代識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 34×109 表具48×200 ヤケ シミ オレ 本如(安永七・1778~文政九・1827)は浄土真 宗の僧、西本願寺十九世宗主。諱は光摂。

B-110 大谷光尊 御文書巻物 ¥50000~ 付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 219×31 表具249×31 シミ オレ 大谷光尊(嘉永三・1850~明治三十六・1903)。 真宗本願寺派(西)本願寺二十一世宗主。

112 B

雲 収

B-111 沢庵宗彭 一行書幅

¥1,000,000 付二重箱(内時代黒塗貼札識杉) 紙本 牙軸端 神田道伴、川勝宗久、古筆家極札 25×111 表具27×185 シミ オレ 沢庵宗彭(天正一・1573~正保 二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出 石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第 百五十三世。寛永六年紫衣事件で 出羽に流されたが後帰洛。品川に 東海寺を開いた。

113 B
禅家
山 嶽

B-113 一休宗純 一行書幅 ¥480,000~

付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 26×127 表具29×205  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、穴 一休宗純(明徳五・1394~文明十三・1481)は室町中期の禅僧。京都 生まれ。別号狂雲子ほか。文明六年大徳寺四十七世となるもすぐに退寺。 没後大徳寺に真珠庵が建てられた。

B-114 寂室元光 三行書幅 ¥200,000~

付時代識箱(桐 貼札) 古筆了仲極札 紙本 骨軸端 43×104  表具45×185 大ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 寂室元光(正応三・1290~貞治六・1367)は臨済宗の僧。現在の岡山県 出身で、十五歳で出家し慧雲、一山一寧らに師事。東近江に永源寺を開山。

114 B

B-115 白隠慧鶴 一行書幅 ¥400000~ 付識箱(桐 身一部欠) 紙本  朱塗軸端 18×96 表具31×174 ヤケ シミ オレ 表具シミ 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の 他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八(1758)年には三島に滝沢寺 を開き開祖となった。

B-116 白隠慧鶴 大黒画賛幅 ¥150,000~ 付識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 48×30 表具63×120 シミ オレ 穴  表具オレ、大シミ

B-117 白隠慧鶴 達磨画賛幅 ¥90,000~ 付木箱(桐)  紙本 黒塗軸端 51×32 表具54×122 ヤケ シミ スレ

115 B

¥350,000~ 付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 53×35 表具62×112  ヤケ シミ スレ 表具大シミ、ヨゴレ、ヤケ 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くして独特の作風を見せ る書画を能くした。宝暦八(1758)年には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B-119 白隠慧鶴 二福神画賛幅

B-120 天室宗竺 細字幅 ¥350,000~ 付時代箱(桐) 紙本 牙軸端 66×31 表具79×120 ヤケ シミ スレ 天室(慶長十・1605~寛文七・1667)は大徳寺百九十世。諱宗竺、号一如子、破笠子、雛道人。尾張生まれ、大徳寺の玉室宗珀の法を嗣 ぎ、承応三(1654)に同寺の住持となった。

116 B

B-121 一渓宗什 置字幅 ¥250,000

付二重箱(内時代識桐 外黒塗) 古筆了意極札 紙本 牙軸端 59×27 表具61×100 スレ オレ 立花大亀箱識 一渓宗什(元和四・1618~貞享元・1684)は臨済宗の僧、大徳寺二百 十一世。山城大徳寺の宗瑋の法を嗣ぎ、寛文七年(1667)同寺の住持とな る。同十二年(1672)武蔵品川の東海寺の輪番を務めた。

B-122 沙門徳光 寒山拾得画大幅 ¥190,000

付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 111×62 表具130×145  ヤケ シミ ウキ 表具ヤブレ、穴

B-124 仙厓義梵

白衣観音画賛幅 ¥160,000~  付木箱(桐) 島根新聞社感謝状

紙本 唐木軸端 32×134

表具46×195 シミ オレ

仙厓義梵(寛延三・1750~天保八・ 1837)は画僧。臨済宗妙心寺派。美濃武 儀郡の人。僧名は義梵。寛政元年筑前聖 福寺第百二十三世住持となる。飄逸な 画風で知られる。

B-123 沢庵宗彭 三首和歌懐紙幅 ¥190,000~

付時代黒塗箱(桐) 大倉好斎、堀江知彦極札 本間美術館出陳票 紙本  牙軸端 42×30 表具56×112 オレ 虫穴 表具虫穴 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石 の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽 に流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。

117 B

B-126 江月宗玩 消息幅 ¥50,000~

付時代合箱(杉) 紙本 牙軸端 42×30  表具44×109 シミ 江月宗玩(天正二・1574~寛永二十・1643)は 禅僧、大徳寺百五十六世。別号欠伸子ほか。津田 宗及の子。笑嶺宗訢のち春屋宗園に師事。方丈再 興等、大徳寺の復興に尽力。また龍光院内に茶室 孤篷庵を開く。墨蹟の鑑定に長じ、『江月和尚墨 蹟手写』がある。

B-127 玉室宗珀 退院偈幅

¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 43×27 表具46×109 ヤケ オレ  虫穴 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 退院法語 玉室宗珀(元亀三・1572~寛永十八・1641)は 臨済宗の僧。春屋宗園の法嗣。大徳寺第百四十七 世。徳川家、前田家の帰依を受け、前田利家(天 文七・1538~慶長四・1599)の正室・まつ(天文 十六・1547~慶長十七・1612)のために大徳寺 境内に芳春院を開いた。

B-128 良寛 書幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 陶磁軸端 25×27  表具29×114 ヤケ シミ オレ 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で 曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、 大愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、脱俗 生活を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評 価された。

B-129 宙宝宗宇 置字幅

¥150,000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 29×114 表具32×190 シミ 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保九・1838)は臨 済宗の僧、大徳寺四百十八世。

B-130 清巌宗渭 一行書幅

¥100000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 28×129 表具31×208 シミ オレ 清巌宗渭(天正十六・1588~寛文元・1661)は 近江生まれの臨済宗の僧。大徳寺百七十世。諱は 宗渭、号は弧陋、自笑。大徳寺百三十世の玉甫紹 琮につき出家、賢谷宗良に法嗣。高桐庵三世。豊 後に祥雲寺、堺の南宗寺内に徳泉、臨江の二庵、 品川東海寺に清光院、肥後の泰雲寺など多くの 寺を創建した。弟子に細川三斎、千宗旦などがい る。

B-131 大綱宗彦 一行書幅

¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×121 表具31×198 シミ オレ  堀内宗完箱書 大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は 大徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四 世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、 和歌や茶の湯をよくし書画に優れた。裏千家の 玄々斎千宗室や表千家の吸江斎千宗左、武者小 路千家の全道宗守らと親交し、茶道界の発展に 尽力した。

118 B

B-132 無学宗衍

一行書幅 ¥100000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 29×108 表具31×188  シミ 無学宗衍(享保六・1721~寛政 三・1791)は大徳寺三百七十八世。 龍門宗禹の法を継ぎ、玉林院に住し、 明和四年(1767)に大徳寺の住職と なり東海寺の輪番を勤めた。

B-133 仙厓義梵

遊戯双童画賛幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 28×130 表具36×187  ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、スレ、ウキ 仙厓義梵(寛延三・1750~天保 八・1837)は画僧。臨済宗妙心寺派。 美濃武儀郡の人。僧名は義梵。

B-134 拙叟宗益 置字幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 29×100 表具32×180 シミ  オレ 表具オレ 拙叟宗益(安永五・1776~安 政六・1859)は美作生まれの臨 済宗の僧。大徳寺四百四十七世。 自号は無用子。

B-135 在周 鬼切画幅

¥50000~ 付木箱(杉) 紙本  唐木軸端 54×133 表具59×188  ヤケ シミ オレ 「明兆四百五十年遠忌記念 東福寺」

B-136 吉山明兆 瀧見観音画幅 ¥70,000~ 付二重箱(内時代識桐)  探幽極札(蓋裏貼付) 紙本 牙軸端 34×91  表具48×171 ヤケ シミ スレ キレ  表具穴 旧蔵寺印裏押捺  伝東福寺(即宗印) 銀モール表装 吉山明兆(正平七・1352~永享三・1431)。

B-137 松雲 いろは貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥100,000~ 紙本 31×131  屏風370×174 松雲は宗般玄芳(嘉永元・1848~大正十一・1922) の室号。紫竹道人。大分県円福寺の住持をへて、明治 四十一(1908)紫野大徳寺第四百八十六代管長となる。 石川県出身。

119 B
巻止識

B-139 良寛 歌切幅

¥500000~ 付識箱(桐 蓋桟一欠) 紙本 雑木軸端 15×23 表具27×131 オレ  表具オレ、スレ 安田靫彦箱識 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。諸国 を行脚した後に帰郷、脱俗生活を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評価された。

120 B

B-140 良寛 二行書幅 ¥450,000~ 付識箱(桐) 紙本  雑木軸端 25×93 表具28×173 シミ オレ 表具虫穴 安田靫彦箱識

B-141 良寛 三行書幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 紙本  牙貼軸端 8×31 表具32×153 シミ スレ

121 B

B-143 良寛 書幅 ¥280000~ 付識箱(桐 蓋桟一欠) 紙本 P軸端 52×40 表具63×106  ヤケ シミ オレ 原田勘平箱識 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。諸国 を行脚した後に帰郷、脱俗生活を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評価された。

B-144 良寛 和歌幅 ¥250000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 骨軸端 44×28 表具66×136  シミ オレ 表具アレ 相馬御風箱識

122 B

福神ほか

B-145 木彫勝軍大黒 ¥190,000~ 付合箱(桐) 総高19  衣裾カケ

B-146 般若純一郎 銅大黒 ¥100,000 38×36×60 背面在銘

般若純一郎(昭和六・1931~平成元・1989)は高岡 市生まれ。米治一に師事し、彫塑技術を修得。高岡市 展、市長賞高嶺賞、日展入選多数。武蔵小杉駅前噴水 (東京)、千葉城鯱(千葉)、金森法印長近公像(高山 市)、大日蓮聖人像(佐渡)などを製作。

B-148 木彫お多福 ¥85000~ 付識箱(桐) 総高35  水島円満堂主人箱識 お福立像の古式であろうか。右手で指呼の所作をみせる。

B-147 銅大黒水滴 ¥50,000~ 付識箱(桐) 6×45×5

B-149 陶製布袋 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 虫喰) 26×20×19 左手団扇脱着

123 B

B-151 狩野元信 布袋画幅 ¥80000~

付時代箱(桐・虫喰、カケ 貼札) 古筆了仲折紙  紙本 骨軸端 42×107 表具55×191 スレ 穴 狩野元信(文明八・1476~永禄二・1599)は正信の息。狩 野派の確立者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ば れた。京都生まれ。

B-152 狩野探幽 寿老画三幅対 ¥60000~ 付時代箱(桐 破損) 絹本  牙軸端 41×97 表具52×182 ヤケ シミ 表具大アレ、虫穴 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を 代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

B-153 趙陶斎  大黒画賛幅 ¥50000~

付識箱(桐 貼札)

紙本 潤塗軸端 25×92 表具28×158  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、虫穴

趙陶斎(正徳三・ 1713~天明六・1786) は書家。長崎の人。名 は養、字を仲頤、別号 は息心居士、枸杞園、 清嘩閣等。

B-154 横山清暉 二福神画双幅 ¥50000~ 付識箱(桐 蓋ワレ) 絹本  唐木軸端 27×94 表具41×178 ヤケ シミ  表具オレ、ヤケ、シミ、小虫穴 「甲寅(1854)」画中 岡島清曠箱識 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は京 都生まれの四条派の画家。平安四大家の一。字成 文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。

B-155 明日庵笹九 布袋歌賛幅 ¥50,000~ 紙本 雑木軸端(一欠) 57×33  表具60×103 ヤケ シミ オレ 虫穴  表具オレ、 大シミ

124 B

B-156 貝原益軒 書幅

¥90000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 45×28 表具57×117 シミ キレ 「八十四翁」書中 貝原益軒(寛永七・1630~正徳四・1714)江戸時代前期の儒学者、本草家、庶民教育家。筑前国福岡藩士。名は篤信、字は子誠、通称ははじめ助三郎、剃 髪して柔斎とし、結婚し蓄髪して藩主から九兵衛を賜る。以後損軒と号し、晩年致仕後に益軒と改めた。

B-157 頼山陽 書幅

¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本  唐木軸端 43×40 表具55×131 ヤケ 虫穴 表具ヤケ、オレ  東山花見詩

頼山陽(安永九・1781~天保三・1832)は儒者。頼春水の息。幼名久太 郎、諱襄、字子成、別号に三十六峯外史。大阪に生まれ、まもなく広島に 移る。江戸に出て尾藤二洲に経学・国史を学ぶ。

B-159 頼山陽 書貼交屏風

125 B
本間 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 49×138 屏風358×175 スレ 底桟一欠失
B-158 水晶二福神 ¥50000~ 像高13ほか

武家

C-001 六十二間小星兜付鉄六枚胴具足 ¥2900000~

兜  鉄錆地六十二間の筋兜鉢は無銘で、一行三十点の小星を打つ。天辺は広    く扁平で、後頭に稍膨らみをもつ。八幡座は鍍金魚々子地菊花彫の丸座    を底に据えて七段重ねる。笠印付鐶は鍍金。眉庇は共鉄当世形で裏朱漆    塗、異形の祓立台を据えて三光鋲で留め、吹返と揃う覆輪を廻らす。

は鉄板札を黒漆塗とし、卯花絲で毛引に威す。裏は金叩塗。肩摺板は啄    木畦目と紅白二段菱縫を飾る。吹返は絵韋貼に金工三ツ柏紋を据え、蛇    腹伏で区切る。

面具 鉄錆地に鑢目をかけた烈勢頬。鍍銀歯を挿し、汗抜孔を大きく取り、耳    に透孔を持たない。四段垂は に似通い、一段目を金、以降を銀塗の板    札とする。

胴  鉄錆地の縦矧板六枚を蝶番で繋ぎ、側部に「春田光定」と鐫る。前正中    には鎬を立て、「武」の一字を漆盛上で描出する。采配付鐶を打ち、総    角付鐶は座金を裏菊とする。金具廻りは胸板のみ金唐革貼とし、肩上は    障子板を鋲留、小鰭を威下げる。合当理は角、待受を具えるが受筒を欠    く。草摺は七間五段の腰革付とし、胴裾に打った金具に掛ける。

袖ほか 鉄切付札六段の当世袖は裏張が三具家地に共通している。畦目を飾る    啄木絲は別種を採用する。三具は共通した仕立で、三本筒籠手、鉄錆地    小篠佩楯、鉄八本篠臑当とする。手甲の金工据紋、鎖脇引は後補が想定    され、佩楯は家地が大破。亀甲金包の立挙は襟廻りに共通する。

附属 黒具足櫃(破損)と杉の時代箱に収まる。

126 C

C-003 総髪向鉢巻兜付本小札丸胴具足 ¥2500000~

兜  薄鉄矧合の頭形鉢に毛植し、木胎箔押の鉢巻飾を被せ、黒漆額金に    打った一本角本に結び目を模した前立を挿して向鉢巻と成す。

は練韋本小札三段で、うち二段を吹返す。威絲は白絲、三段目のみ    紅絲とし、啄木畦目に紅菱縫二段を飾り、枝菊文の風留金物を打つ。

吹返は絵韋を貼り覆輪する。

面具 鉄錆色漆塗目下頬。比較的巾が狭く、汗抜孔も小さく穿つ。垂は板    札三段。総じて漆剥離が進行する。

胴  鉄韋交の本小札を箔押し、前立挙三段、後四、長側五段の丸胴とし    ており、下二段を紅絲、他を白絲で毛引に威す。裏一面黒革張。両    乳鐶、枝菊透座金の総角付鐶を打つ。金具廻りは絵韋に菖蒲韋を伏    縫し、小桜鋲で留め、鍍金素文覆輪を廻らす。肩上も絵韋貼とし、    襟廻りは亀甲金を包むが小破する。草摺も練韋本小札で八間五段

腰革付、内に大きく撓む。

袖  練韋切付札五段で、金銀箔押で月輪を描く。冠板は絵韋貼で菖蒲韋    を蛇腹伏し鍍金唐草彫覆輪を廻す。化粧板は別種の菖蒲韋に紅白    水引を置いて奈良菊鋲で留める。

三具 箔押皺瓢籠手、練韋板佩楯、七本篠臑当は何れも仕立を共通しない。 附属 丸に立梶葉紋を据えた一荷櫃に同紋韋覆が添う。櫃は損傷が激し    い。

128 C

C-005 六十二間筋兜付胸取桶側二枚胴具足

¥2,500,000~

兜  鉄板六十二枚矧合の筋兜鉢は端整な姿形で、黒漆塗とする。四天鋲、    響孔を穿ち、素文の笠印付鐶を少し高く打つ。眉庇は当世形で黒漆素    文、鏃形の尻に先端W字刻の祓立台を置いて三光鋲で留める。覆輪は    赤銅縄目で、吹返にもみる。前立は金工一枚板の三ツ鍬形。 は鉄黒

漆塗板札六段を素懸に威し、啄木打の耳絲と畦目、紅菱縫二段で飾る。

吹返には金工沢瀉紋を据えるが、胴前立挙、手甲にもみる。

面具 鉄錆色漆塗目下頬。糟毛髭を植え、丸汗抜孔と耳六曜を透かす。垂は    切付札五段、菱縫は一段。

胴  胸取桶側二枚胴。板札は梅花鋲留とし、前正中に鎬を立てる。金具廻    りは正平韋貼盛上覆輪で、胸板は左右の縁を蝶番で繋ぎ、外に開く。

裏菊座金の両乳鐶を打ち、背は角合当理と待受を具えるが受筒は付    随しない。肩上には小鰭を繋いだ蝶番の跡をみるが欠失。先端に「春    日大明神」「八幡大菩薩」を蒔絵した杏葉を繋ぐ。襟廻りは亀甲金を    包むが臑当とは一致しない。草摺は練韋六間五段腰革付、全間に前袋    を付す。

袖  鉄切付札七段。啄木耳絲に畦目、二段菱縫を飾る。四段目に唐草透笄

金物を付し、水呑鐶を打つ。

三具 籠手は鉄黒漆塗。上腕の骨牌金に沢瀉紋を、下腕の平瓢に切鉄枝梅を    飾る。比較的大きい輪を繋いだ鎖を用いる。練韋伊予佩楯は踏込式で、    一文字・力韋を蛇腹伏する。三本筒臑当は家地を他と異にする。

附属 黒塗具足櫃に収まる。

130 C
131 C

C-007 鉄錆地六十二間小星兜付紺絲素懸威 桶側二枚胴具足 ¥2,000,000~

兜  六十二間の筋を立て、一行十九点の小星を打つ。八幡座は金銅唐草    彫葵座を底として七段。響孔を中程に穿ち、金銅笠印付鐶は高く打    つ。眉庇は爪菖蒲韋貼として祓立台を立て、奈良菊鋲で留め鍍金覆    輪を廻らす。金工前立は盤陀による修補、部材の欠失をみる。 は    鉄板札六段で日根野形に開き、一段目を大きく吹返す。吹返は眉庇    と同工で金工の「菱に矢筈紋」を据える。同紋は杏葉、手甲、櫃に    みる。

面具 鉄錆地の目下頬。巾狭で、糟毛髭を植え、丸汗抜孔を穿つ。裏朱は    剥離が進行する。垂は練韋板札三段。

胴  山道刻の板札を前立挙三段、後四、長側五段の桶側二枚胴とする。

両乳鐶を打ち、背は角合当理と待受を具えるが受筒を欠く。金具廻    り、障子板は絵韋貼で鍍金覆輪を廻らす。草摺は七間五段威下げ、    裾に毛植する。

袖  鉄板札五段。鞐を水牛角とする。

三具 錆地三本筒籠手、練韋錆漆塗佩楯、錆地九本篠臑当。亀甲金包の立    挙は大破。

附属 黒韋貼の具足櫃が添う。

132 C
133 C

C-009 鉄黒漆塗六十二間筋兜 ¥1000000~ 付鉄黒漆塗烈勢頬 認定書(日本甲冑武具研究保存会)

134 C
135 C C-010 鉄錆地六十二間筋兜 ¥1000000~ 付木箱(桐 抽斗付) 前立 前正中:明珍信富 後正中:天文二年(1533)二月吉日
136 C
C-012 鉄錆地三十二間座星兜 ¥700000~ C-013 鉄錆地二十八間小星兜 ¥400000~ C-014 桶側二枚胴ほか ¥90000~  付櫃 半頬 籠手一双 烏帽子2 C-015 練韋籠手 一双 ¥60000~  付合箱(桐) 家地欠
137 C
C-017 鉄黒漆塗半頬 ¥80,000~  裏朱(漆剥離、ウキ) C-016 鉄錆地烈勢頬 ¥180,000~ C-018 鉄黒漆塗喉輪 ¥150,000~ C-020 練韋黒漆塗喉輪 ¥50,000~  鉄二段垂 C-019 練韋本小札中袖 一双 ¥250,000~ 付合箱(桐) 絵韋ヤケ 入八双金物、笄金物 各一欠失 C-021 鉄黒漆塗桃形兜 ¥100,000~  スレ 剥離 C-022 鉄叩塗頭形兜 ¥70,000~ C-023 畳兜 ¥50,000~ 剥離

C-025 花筏蒔絵鞍 鐙一双 ¥300000~ 漆剥離、ウキ 鞍:「寛永十九年(1642)三月日(花押)」彫銘

C-027 梨子地家紋蒔絵鞍 ¥90000~  付合識箱(杉) 丸に蔦紋

C-026 朱地蘇鉄蒔絵鞍 ¥200000~ 「寛文八年(1668)三月 吉日(花押)」墨識

C-028 青貝鞍 ¥60000~ 剥離 ソゲ  アタリ 南蛮式

C-029 本多家旗印 ¥70,000~ 付時代識箱(桐) 40×71 ヤケ シミ 孔

138 C

¥120,000~ 36×39×32 スレ ハクリ

41×21×40 三本掛 丸に片喰紋

C-032

模範 三  ¥50,000 総長22 「安永八年 (1779) 吉野玄周」墨識

139 C
C-034 筋兜形引出 C-030 黒皺革花クルス紋鞄 二  ¥50,000~ 24×14ほか ヤブレ C-031 家紋蒔絵刀掛 ¥50000~  付木箱(杉) 元服前髪結 C-033 山田紫光 武者絵額  ¥50000~ 絹本 49×38 額72×60 C-035 五月鎧 ¥250,000~ 付桑櫃 櫃57×42×41
140 C

付白鞘 ¥480,000~ 付紫刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ二尺五寸二分  反り九分五厘 目くぎ穴2 切先刃マクレ 差表鎬地鍛キズ方々 差裏鎬地鍛キズ、中腹鍛キズ 刃区際刃コボレ  表銘:備州長船祐定 裏銘:天文二年(1533)八月日 東京都第27264号

付白鞘 ¥500,000~ 付錦刀袋 長さ688 反り17 目くぎ穴3 差表物打から切先にかけて肌アレ  差裏中腹鍛キズ、鎺元チリ鍛キズ 鎺小アタリ 白鞘柄木小アタリ 滋賀県第7532号

141 C
C-037 無銘「千手院・南北朝」 刀 付白鞘 ¥760,000~ 付紫刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保)  長さ714 反り11 目くぎ穴2 差表中腹鍛キズ、刃境鍛ワレ、鎺元肌アレ 差裏鎺元鍛キズ 物打棟切込キズ  三重県第33762号 C-038 長船祐定 刀 C-039 無銘 刀
142 C

C-041 波平安正 刀 付拵 ¥430000~

付錦刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ686 反り16  目くぎ穴2 棟物打付近鍛ワレ 鞘小アタリ、ワレ  表銘:波平安正 埼玉県第82931号 室町時代

C-042 水心翁天秀 刀 付拵 白鞘 ¥400,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 長さ736  反り18 目くぎ穴1 差表切先小サビ 切先松葉先サビ 鎺元棟サビ 刃区カケ 拵鯉口付近小アタリ 表銘:水心翁天秀 裏銘:文政四年(1821)二月日  茨城県第12050号

C-043 丹波守吉道(大阪) 脇差 付拵 白鞘 ¥300,000  付灰色菊紋刀袋 紫刀袋(ヤブレ) 保存刀剣鑑定書(日刀保)  長さ一尺四寸七分 反り三分五厘 目くぎ穴1 差表鎺元地小サビ  差裏鎺元肌アレ 切先小キズ 裏瓦下塗補修 白鞘柄側水牛カケ  鞘側口カケ 柄鳩目カケ 表銘:丹波守吉道 佐賀県第5228号

143 C

C-045 祐定 短刀 付桜革鞘合口拵 ¥500,000~ 付錦刀袋 長さ五寸七分 反りなし 目くぎ穴1 薄サビ 小柄入難 柄糸スレ  表銘:祐定 神奈川県第7644号

C-046 三原正家 短刀 付黒漆塗桜花蒔絵海老鞘合口拵 白鞘 ¥350,000~ 付錦刀袋 白鞘袋欠 長さ293 反り02 目くぎ穴1 切先フクラ刃マクレ 差裏刃中微細キズ 棟中腹小キズ 鎺元微細刃コボレ 拵鞘スレ、小アタリ、ガタツキ 割笄離合不良 表銘:三原住正家  東京都第325246号

144 C
145 C
146 C
C-050 黒漆皺革塗鞘鍵鎌長巻拵 ¥300000~ 付特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 総長187 鞘:小ワレ、剥離 柄:ワレ、剥離 C-048 青貝微塵塗鞘桐紋金物半太刀大小拵 ¥350,000~ 付錦刀袋2 大総長95 小総長72 合せ繋ぎ 拵アタリ、剥離  裏瓦カケ(小のみ) C-049 波千鳥蒔絵鞘打刀拵 ¥400000~ 付朱刀袋(スレ、キレ) 総長96
147 C

付青貝石目地塗鞘拵 ¥250000~ 付錦刀袋 長さ695 反り11 目くぎ穴2 切先刃コボレ、鎬地鍛キズ  差表物打炭ゴモリ 差裏鎬地鍛キズ 鎺元刃コボレ 刃区カケ 鞘アタリ 鐔ガタツキ 表銘:濃刕関住氏房 埼玉県第82930号

付茶塗合口拵 白鞘 ¥165,000~ 付紫花文刀袋 紫刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ198 内反り 目くぎ穴1  差表鍛ワレ 棟小アタリ 拵鞘小アタリ、大キズ 柄頭ウキ 表銘:吉光 東京都第236897号

付白鞘 ¥250,000~ 付紫刀袋(ヨゴレ) 保存刀剣鑑定書(日刀保)  長さ333 反り07 目くぎ穴2 切先カケ、棟サビ 差裏梵字横鍛ワレ、鎺元サビ、鎺元炭ゴモリ  東京都第324092号

148 C
C-052 濃刕関住氏房 刀 C-053 吉光 短刀 C-054 無銘「島田義助」 脇差

¥200000~ 付錦刀袋 総長97  繋ぎ鐔元オレ接合補修

149 C
C-055 黒石目地塗鞘武者文金物打刀拵 ¥280,000~ 付錦刀袋 総長98 C-056 黒蝋色塗鞘菊金物打刀拵 C-057 家紋散鞘肥後拵 ¥220,000~ 付錦刀袋 総長98

刃区上極小刃コボレ 刃区極小カケ 鞘ガタツキ 表銘:伯耆國倉吉住廣賀 岡山県第126722号

付短刀拵 ¥80,000~ 付刀袋 長さ75 スレ 無銘  新潟県第040237号

柄糸一部キレ

150 C
C-059 茶石目地塗鞘素銅金物脇差拵 ¥125000~ 付錦刀袋 総長57 栗形塗剥離 小柄裏ヘコミ C-060 黒塗鞘打刀拵 ¥100000~ 付薄淺葱刀袋(ヤブレ) 総長103 鯉口ワレ 鐺カケ 鞘小アタリ C-065 脇差拵 ¥50,000~ 総長71 鞘ヒビ、剥離、小アタリ C-063 脇差拵 ¥60,000~ 総長69 鞘スレ C-061 伯耆國廣賀 刀 付白鞘 ¥100000~ 付紫刀袋 長さ686 反り14 目くぎ穴2 差裏切先小炭ゴモリ 鎺元鍛キズ C-064 脇差拵 ¥60,000~ 総長50 小アタリ 小剥離 C-062 鏃

C-066 無銘 火縄式銃砲 ¥150000~

付錦袋(ヤブレ) 全長1340 銃身長1000 口径12  尾栓開閉可 目釘欠 千葉県第050574号

C-067 芝辻邦富 火縄式銃砲 ¥120,000~ 全長1340

銃身長1062 口径12 尾栓開閉不可 筒先付近木部ワレ  目釘穴ズレ 右銘:本ト釼巻張  下銘:芝辻長左衛門邦富作 福島県第90014号

C-068

無銘 管打式水平二連銃砲 ¥210,000~ 付木箱(桐) 全長226  銃身長124 内径11 外径15 螺子2欠 木部ワレ 埼玉県第66669号

C-069 無銘 管打式銃砲 ¥100000~  全長222 銃身長150 口径10 京都府第23264号

151 C

C-071 鉄磨地群仙文大小鐔 ¥1200000~ 付木箱(桐)  特別保存刀装具鑑定書(日刀保)  大82×82×10ほか  銘:干英子野村包教 江州彦根住

152 C
153 C
¥500,000~ 付木箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 鐔68×74×03ほか 無銘(京金工)
C-072 赤銅石目地天孫降臨文鐔 縁頭
¥380000~ 付二重鐔箱(内識桐 外黒塗) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 80×83×03  無銘(伝谷伝次) 佐藤寒山箱識
C-073 山銅地四方鐶文鐔

C-075 赤銅魚子地桐紋散大小鐔 ¥300,000~ 付木箱(桐)  大77×78×05ほか

C-076 鉄地透鐔 二  ¥200,000~ 付識箱(桐) 97×97×04ほか 桜花蝶透(古刀匠)  遠見松透(甲冑師)

C-077 鉄地太刀折紙透大小鐔 ¥120,000~ 付木箱(桐) 保存刀装具鑑定書 (日刀保) 大74×76×04ほか 無銘(肥後)

C-078 鉄地桐紋透鐔 ¥230000~ 付 鐔箱(桐) 特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 8×8×05 無銘(京透)

154 C

C-079 鉄地菊葉井桁花菱紋散透鐔 ¥200,000~  付鐔箱(桐) 特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 85×83×03  無銘(早乙女家貞)

C-080 鉄地達磨大師文鐔 ¥185,000~ 付鐔箱(杉)  特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 87×89×04 銘:雲道

C-081 鉄地桐紋轡透鐔 ¥110,000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 85×9×05 無銘(轡師)

C-082 鉄地梅樹文鐔 ¥110,000~

付鐔箱(杉) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 92×94×06 無銘(水戸)

C-083 鉄地家紋散鐔 ¥88,000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 76×82×03 無銘(明珍)

155 C

C-085 鉄地雨中武者透鐔 ¥150,000~

付二重鐔箱(内桐 外溜塗) 81×83×05  銘:江州彦根住 藻柄子入道宗典製

C-086 赤銅魚子地義経文鐔 ¥100,000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 65×7×06  無銘(京金具師)

C-087 鉄地雲龍文鐔 ¥115,000~

付鐔箱(桐) 10×107×06

C-088 鉄地家紋散信玄鐔 ¥105000~ 付鐔箱(桐) 85×85×06  巴紋小アタリ

C-089 鉄地瓢箪透鐔 ¥100,000~  付鐔箱(桐) 87×87×04

C-091 鉄地獅子牡丹文鐔 ¥85000~  付鐔箱(桐) 79×84×05

特別貴重小道具認定書(日刀保) 88×88×05 象嵌剥離 無銘(平安城)

156 C
C-090 鉄地菊花透中鐔 ¥90000~  付識鐔箱(桐) 72×75×06 印銘:敏行 C-092 鉄地鉄線唐草象嵌透鐔 ¥82000~ 付鐔箱(桐)

C-093 鉄地貝尽文鐔 ¥85,000~

付鐔箱(桐) 83×83×04

C-094 鉄地花虫平安城象嵌透鐔 ¥80,000~ 付鐔箱(杉) 84×84×05

C-095 鉄地梅樹文鐔 ¥80,000~

付鐔箱(杉) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 88×91×04 無銘(会津正阿弥)

C-096 鉄地竹文鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 73×77×05

C-097 鉄地波涛文鐔 ¥80000~ 付識鐔箱(桐) 82×83×04  銘:正阿弥景諶作

C-098 鉄地梵字波涛文鐔 ¥75000~  付鐔箱(桐) 73×76×05

C-099 鉄地水車透鐔 ¥70000~

付鐔箱(桐) 79×80×05 耳深サビ

C-100 鉄地雨龍文鐔 ¥70000~  付鐔箱(桐) 72×75×06 花押銘

C-101 鉄地花平安城象嵌透鐔 ¥67000~ 付鐔箱(桐) 81×81×05  象嵌剥離

157 C

C-102 鉄地平安城象嵌鐔  ¥60000~ 付鐔箱(桐) 82×86×03 象嵌剥離 小ヒビ

C-103  鉄地平安城象嵌透鐔 ¥50000~ 付鐔箱(桐) 75×77×03

C-104  鉄地紗綾麻柄象嵌鐔 ¥55000~ 付鐔箱(桐) 75×82×03

C-105 鉄地百猿透鐔 ¥50000~ 付鐔箱(桐) 65×65×05 象嵌剥離

C-106 鉄地武人文鐔 ¥50000~ 付鐔箱(桐) 78×82×07 銘:正阿弥包矩

C-107 鉄地梅花透鐔 ¥50000~ 付鐔箱(桐) 80×81×05

C-108 鉄地農耕風俗文鐔  ¥50000~ 付鐔箱(桐) 80×85×04 深サビ

C-109 鉄地山水文鐔 ¥50000~ 付鐔箱(桐) 82×86×04

C-110 素銅地下藤紋象嵌透鐔 ¥80000~ 付木箱(桐) 74×76×05

¥70,000~  付鐔箱(桐) 81×82×03 スレ

¥50,000~  付鐔箱(桐) 67×71×03 象嵌剥離

C-113 鉄地透鐔 二 ¥50,000~

付鐔箱(桐)1 82×86×06ほか

C-114 鉄地素文大小鐔 ¥50,000~

付木箱(欅) 大88×91×03ほか 銘:國安

C-115 刀装具 三 ¥50,000~

付木箱(桐)3 鐔67×72×02ほか 赤銅磨地獅子文鐔(銘:皆川經故) 赤銅魚子地帆船文縁(銘:吉岡因幡介)  水牛槌目地因果応報文縁(銘:正直)

158 C
C-111 赤銅地葡萄透鐔 C-112 赤銅地秋草虫文鐔

C-116 金無垢枝梅目貫 ¥80000~ 付目貫箱(桐) 50×15  無銘

C-117 赤銅魚子地鈴虫文二所物 ¥60000~ 付木箱(桐) 縁24×40×12ほか 無銘

C-118 二所物 ¥50,000~  付木箱(桐)2 縁23×38×14ほか  四分一地鶏文縁頭(銘:久則)  赤銅地菊文小柄(銘:知守)

C-119 二所物 ¥50,000~ 付木箱(桐)2 縁25×40×13ほか 赤銅地武者文縁頭(銘:水戸住勝重) 鉄地樹花文小柄

C-120 赤銅地蝉文二所物 ¥50,000~  小柄総長97ほか 無銘

C-121 赤銅地二所物 ¥50000~  付縁頭箱(桐) 縁22×40×10ほか

近江八景文縁頭(銘:細野惣左衛門政守)  燕目貫

C-122 四分一地鼠目貫 ¥50000~  付目貫箱(桐) 55×20ほか

際端銘:常直(鼠) 花押(傘)

C-123 目貫 二対 ¥50000~  付目貫箱(桐)2 44×12ほか  素銅地霊芝鹿(無銘)  赤銅地龍(銘:春松軒光武)

C-124

四分一地雨中人物文縁頭

¥75,000~ 付縁頭箱(桐)  縁24×37×15ほか

銘:鳳鳴堂 斎藤正興(花押)

C-125 四分一地梅文縁頭

¥50,000~ 付縁頭箱(桐)  縁20×38×09ほか

銘:安政丁巳若菜□ 指月子光

烈(花押)

C-126 四分一地武者文縁頭 ¥60,000~ 付縁頭箱(桐)  縁25×39×12ほか

銘:湖月斎美明(花押) 石黒美明

C-127 鉄地雲文縁頭 ¥55,000~ 付縁頭箱(桐) 縁24×42×16ほか

銘:兼置(花押)

159 C

C-129

赤銅地酒呑童子文縁頭

¥60000~ 付縁頭箱(桐)

縁24×39×13ほか

銘:保政(花押)

C-130

赤銅魚子地龍虎文縁頭 ¥60000~ 付縁頭箱(桐)

縁24×39×13ほか

銘:大槻光芳(花押)

C-131

赤銅魚子地唐獅子文縁頭

¥60000~ 付縁頭箱(桐)  縁30×38×15ほか 天上金ワレ

無銘

C-132

赤銅魚子地鳥文縁頭

¥60000~ 付縁頭箱(桐) 縁22×38×15ほか  銘:鈴木寛次(花押)

C-133 赤銅地鷹象嵌縁頭

¥50000~ 付識縁頭箱(桐)  縁22×32×14ほか

銘:常直(花押) 寒山箱識

C-134 赤銅地芦雁葛屋文縁頭 ¥50000~ 付縁頭箱(桐) 縁20×38×09ほか

銘:以光興圖秀國鐫之 京金工

C-135 赤銅地波涛文縁頭

¥50000~ 付縁頭箱(桐)  縁24×39×15ほか 小アタリ  銘:徳埜英勝(花押)

C-136 赤銅地波涛文縁頭  ¥50000~ 付縁頭箱(桐)  縁23×38×10ほか 無銘

C-137 赤銅地千石船文小柄 ¥80000~ 付小柄箱(桐)  総長97 際端銘:浜野直随

C-138 赤銅地流水山羊文小柄 ¥60000~ 付小柄箱(桐) 総長97 銘:東翁(花押)

¥50000~ 付小柄箱(桐) 総長97 スレ 銘:吉岡宗次(花押)

C-140 赤銅地蝋燭文三所物 ¥60000~ 笄総長215ほか  無銘

C-141

縁頭 四 ¥65,000~ 付縁頭箱(桐)4 縁23×37×13ほか 四分一地三聖(直随) 四分一地二福神(宗與) 四分一地平忠盛(菊池序光) 赤銅地笹虎文縁(自立軒) 水牛頭

C-142 後藤家刀装具型 三十三 ¥70,000~

雲龍鐔型6×7ほか 目貫20 鐔5 笄2 小柄6

160 C
C-139 赤銅魚子地夜明文小柄

C-143 四分一地提物文小柄 ¥80,000~ 付小柄箱(桐)

総長97 銘:長常嫡 一ノ宮長義(花押)

C-144 四分一地寿老文小柄 ¥70,000~ 付小柄箱(桐)  総長98 銘:北窓翁英一蝶圖 宗珉(花押)

C-145 四分一地鍾馗文小柄 ¥70,000~ 付小柄箱(桐)  総長99 銘:起龍斎宗珉

C-146 四分一地獅子牡丹文小柄 ¥65,000  付小柄箱(桐) 総長97 銘:古川常珍(花押)

¥70000~ 付小柄箱(桐)  総長97 銘:宗珉(花押)

C-148 素銅地牡丹蝶文小柄 ¥50000~ 付小柄箱(桐)  総長98 裏ヘコミ、小キズ 銘:後藤光久(花押)

C-149 継地水呑虎文小柄 ¥65000~ 付小柄箱(桐)  総長96 銘:一寿(花押)

C-150 赤銅地雲龍文小柄 ¥60000~ 付小柄箱(桐)  総長96 銘:遊洛斎赤文(花押)

C-151 赤銅地鞭文小柄 ¥50,000~ 付小柄箱(桐) 総長96  銘:神山致道

C-152 小柄 二 ¥70,000~ 付小柄箱(桐)2 総長97ほか  裏小アタリ 四分一地七賢(銘:古川常珍)  赤銅地三番叟(銘:寿樂翁宗珉)

C-153 黄銅地芦雁文刀装具 ¥100000~ 付木箱(桐) 鐔69×72×05ほか 小柄小アタリ 鐔 縁頭 小柄

161 C
C-147 素銅地豊干文小柄

C-155 河合一舟 四分一地大森彦七文鐔

¥100,000~ 付共鐔箱(桐)

79×78×05

C-157 河合一舟 四分一地千羽鶴文鐔 ¥60,000~

付共鐔箱(桐) 82×82×03

C-158 河合一舟 素銅地二雅文鐔 ¥50,000~ 付共鐔箱(桐) 76×78×03

C-156 河合一舟

銀小刀 四分一ループタイ ¥60000~  付共箱(桐)2 総長195ほか 不動明王(小刀) 十二神将(ループタイ)

C-159 懐中錣 二  ¥100000~ 付時代識箱 (杉 貼札) 総長24ほか  忍具

162 C
C-160 鏃 九 ¥150,000~ 総長24ほか  茎折損1 在銘5 C-161 鏃 十四 ¥100,000~ 付木箱(杉 貼札) 総長21ほか 雁又5 平根ほか9 不読銘
163 C C-162 丸に十字紋太刀金具 一口 ¥500000~ 付木箱(桐) 鐔80×82×04ほか

C-164 源平合戦画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥380,000~  紙本 48×93 屏風349×131 ヤケ シミ スレ

源平合戦画貼交屏風 本間 二曲 一双  ¥200000~ 紙本 48×31ほか 屏風180×174 ヤケ シミ スレ 背面損傷

164 C
C-165

C-166 伝宮本二天 鷹画幅

¥85000~ 付時代箱(桐) 紙本 角軸端 73×143 表具90×201 ヤケ シミ スレ オレ  ヨゴレ 表具穴

C-167 宮本二天 鷹画幅 ¥70,000~  付合箱(桐 シミ) 紙本 骨軸端 52×118  表具65×197 シミ スレ 穴 ヤブレ

宮本武蔵(天正十二・1584~正保二・1645)は兵 法者。二天一流剣法の始祖で巌流島の決闘は有名。 また書画にもすぐれ、減筆体の水墨画を得意とした。

C-169 岡本半助 竹画賛幅

¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 27×125 表具29×200 ヤケ オレ  表具シミ 岡本半助(天正三・1575~明暦三・1657)は江 戸初期の兵法家。武田家配下の小幡信貞に仕え、 武田が滅亡したのちは井伊直政に従い彦根に移 る。上泉常陸介秀胤より兵法を学び軍師となり、 大坂の陣では二代目直孝の元で活躍、家老を勤 める。茶道・和歌に通じ、嵯峨流の書を能くした。

C-170 上杉鷹山 厳子凌画幅

¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 67×50 表具78×133 大ヤケ 大シミ オレ 上杉鷹山(宝暦元・1751~文化三・1806)は日 向高鍋藩主秋月種美の次男。江戸生。幼名直松。 八代目米沢藩主上杉重定の養子となり、治憲と 名のった。明和四年(1767)九代目米沢藩主とな り藩政改革を実行した。大検約令を発し、教育を 進め、養蚕・絹織物などの産業に取り組んだ。

C-168 宮本二天 一字書幅

¥70000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端(剥離) 42×27 表具55×81  ヤケ シミ 大シミ スレ キレ

C-171 勿来関画幅

¥50000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端 71×48 表具83×141 シミ 表具スレ 款記:探瑛守良筆 仔細未詳

165 C

¥60,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 36×46 表具46×134 シミ スレ キレ 穴

C-174 徳川十二将画幅 ¥50,000~  付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 56×122  表具68×204 ヤケ シミ オレ キレ

C-175 武田二十四将画幅 ¥70,000~  紙本 黒塗軸端 59×101 表具74×199 ヤケ 大シミ スレ オレ  表具大シミ、ヤブレ

付識箱(桐) 紙本 骨軸端 410×25 表具466×25

C-177 尾張藩古文書 二 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 紙本  家治62×23ほか 二代光友 家治(尾張中納言宛)

166 C
C-173 弘李 伝足利尊氏肖像画幅 C-176 三ツ葉葵家輿入行列画巻物 ¥50,000~

C-178 豊臣秀吉 書状幅

¥480,000~ 付時代識箱(杉) 紙本

黒塗軸端 26×29 表具41×106  大ヤケ スレ オレ 表具オレ、虫穴 山岡孫太郎宛 豊臣秀吉(天文五・1536~慶長三・ 1598)は武将。尾張中村で生まれ、幼名 を日吉丸、籐吉郎とし、若くして織田信 長に仕えて数々の戦いで功績を挙げた。 また信長が本能寺の変で明智光秀に討 たれると、山崎の戦いでその仇を討ち、 天下統一をなした後は関白、太政大臣 に就いた。秀次に関白を譲ったあと太 閤と称した。

C-179 福島正則 消息幅 ¥250,000~ 付木箱(杉) 紙本  黒塗軸端 39×16 表具42×92 シミ スレ オレ 「二月廿日」書中 福島正則(永禄四・1561~寛永元・1624)は尾張生まれの武将、大名。 賤ヶ岳の七本槍の一。母が豊臣秀吉の叔母であり、幼少から秀吉に仕え る。関ヶ原の戦いでは徳川に付き勝利に貢献、大封を得て安芸広島藩主 となる。大坂の陣においては命令で江戸に留まった。のち信濃国高井野 藩に転封された。

C-180 武田信玄 書状幅

¥140,000~ 紙本 骨軸端  43×17 表具50×113 ヤケ シミ オレ 「十一月十日」書中 武田信玄(大永一・1521~天正一・1573)は甲斐出身の武将。実名晴 信。のち出家して信玄と号す。大膳大夫、信濃守。通称太郎。

167 C

C-182 細川三斎 消息幅

¥300000~ 付時代識箱(桐) 大倉汲水極札 紙本 黒塗軸端 39×33 表具41×117 ヤケ シミ オレ  表具ヨゴレ 「正月十二日」書中 細川三斎〈忠興〉(永禄六・1563~正保二・1645)は安土桃山から江戸前期の武将、茶人。父の細川幽斎と共に信長に仕え、また広く芸道にも通じて茶 湯、能、和歌、連歌などを好み、特に茶湯は利休の高弟として利休流の奥義を極め、利休七哲の一人に数えられる。夫人は明智光秀の娘玉(ガラシャ)。

C-183 細川三斎 消息幅

¥300,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 43×15 表具45×96 シミ スレ 表具ヤケ、スレ 「十月十日 袋屋徳甫」書中 袋屋徳甫は京都の袋物師。前田利常からの縁で加賀藩に奉じ、子の徳恵も後継した。

168 C

C-184 細川幽斎 消息幅 ¥200,000~ 付二重箱(内合識桐 外溜塗) 紙本 梨子地軸端 44×31 表具46×112 「八月十三日」書中 細川幽斎(天文三・1534~慶長十五・1610)、本名藤高、玄旨幽斎と号した。桃山時代の大名、歌人、茶人、肥後細川藩の祖。足利将軍 家、信長、秀吉、家康に仕えた。

C-185 石川丈山 消息幅 ¥100000~ 付時代箱(桐 貼札)  紙本 牙軸端 31×26 表具44×110 シミ オレ 表具虫穴 石川丈山(天正十一・1583~寛文十二・1672)は三河生まれの武士、 文人。諱重之のち凹、字丈山、通称嘉右衛門、号凹凸窠、六六山人。少年 期より家康に仕え、各地に転戦した。大坂夏の陣では抜け駆けして譴責 を受けたため、禄を辞して上洛。洛北一乗寺に一庵を建てて隠居した。 儒学を藤原惺窩に学び、自らも詩書で聞こえた。林羅山、堀杏庵と交わ る。

C-186 酒井忠勝 書状幅 ¥90000~ 紙本 雑木軸端  45×29 表具53×111 ヤケ シミ オレ 虫穴 「霜月四日」書中 酒井忠勝なる大名は複数見受けるが、掲出の花押に鑑み、小浜藩初代藩 主(天正十五・1587~寛文二・1662)を想定する。

169 C

C-188 池田光政 消息幅 ¥60,000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 蒔絵軸端 37×28  表具41×110 シミ スレ オレ  表具オレ、スレ 池田光政(慶長十四・1609~天和二・1682)は 江戸前期の備前岡山藩主。

C-189 木下長嘯子 消息幅 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 紙本 唐木軸端 46×33 表具55×104 虫穴 木下長嘯子(永禄十二・1569~慶安二・1649) 名勝俊、別号挙白堂ほか。秀吉の北政所の兄家定 の長子。小浜城主。和歌を細川幽斎に学ぶ。貞徳と もに歌壇を二分する観があった。

C-191 伊藤博文

漢詩幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絖本 彫漆軸端 27×24  表具41×132 表具オレ 伊藤博文(天保十二・ 1841~明治四十二・1909) は政治家、初代内閣総理大 臣。維新の功臣。公爵。幼 名利助、のち俊輔、維新後 博文。号春畝、滄浪閣主人。

C-190 細川利重 消息幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 52×30  表具65×118 肥後新田藩初代藩主

C-192 佐久間象山  漢詩幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 15×25 表具27×97 ヤケ  オレ 虫穴 表具ヤケ  薪山居士箱識 佐久間象山(文化八・1811 ~元治元・1864)は思想家。 信州松代藩士。名国忠のち啓、 通称修理、字子迪、号象山。

C-193 大久保利通 三行書幅

¥55,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 47×128 表具62×199 ヤケ シミ オレ  頼潔箱識

大久保利通(文政十三・1830~明治十一・ 1878)は薩摩藩士。大蔵卿や内務卿などを歴任。

C-194 三条実美 三行書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 57×129 表具72×201 大シミ オレ  表具オレ、シミ 野村敷明箱識

三条実美(天保八・1837~明治二十四・1891) は京都生まれの公卿、政治家。三条実万の子。

C-195 西郷南洲 四行書幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 67×137 表具81×194 シミ オレ 表具アレ 西郷隆盛(文政十・1827~明治十・1877)は薩 摩藩士。通称を吉之助、号を南洲。

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維新

C-196 西郷南洲 五行書幅 ¥150000~

付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 70×178 表具84×239  ヤケ シミ オレ

西郷隆盛(文政十・1827~明治十・1877)は薩摩藩士。 通称を吉之助、号を南洲。薩長同盟の立役者で、戊辰戦争 では江戸城の無血開城を実現させた。明治十年(1877)新 政府軍に敗れて鹿児島で自刃。後、罪を許され、正三位を 追贈された。

C-197 伊藤博文 三行書幅 ¥100000~ 付二重箱(内識桐) 絹本  ガラス軸端 41×144 表具56×218

ヤケ シミ オレ 杉聴雨箱識 伊藤博文(天保十二・1841~明治四十二・ 1909)は政治家、初代内閣総理大臣。維新の 功臣。公爵。幼名利助、のち俊輔、維新後博 文。号春畝、滄浪閣主人。周防出身。維新後、 藩閥政権の中心となり、憲法制定に参画。四 回組閣し、その間、日清戦争を遂行。枢密院 議長・貴族院議長、立憲政友会総裁などを歴 任。明治三十八年韓国統監。四十二年ハルビ ン駅頭で韓国人安重根に暗殺された。国葬。

C-198 桂太郎 和歌幅 ¥100,000~ 付時代識箱(杉 蓋桟一欠)  絹本 唐木軸端 42×133 表具57×202  ヤケ シミ オレ 韓国併合

C-199 西郷南洲  一行書幅 ¥80000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 33×134 表具41×191 ヤケ シミ  オレ

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書畫家

D-001 金地穂垣卯花屏風 中形 六曲 一隻 ¥850,000~ 紙本 354×123 屏風367×137 ヤケ スレ 背面損傷 満開に咲く白い花をウツギと想定し、表題とした。穂垣は精緻な描線を重ねて構成し、卯花は大胆に配置する。主題を一種の植物に絞って描いた金地屏 風は室町末期から桃山期にかけて流行をみせるが、掲出は桃山後期の作を想定する。

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D-003 周文 訪友山水画双幅 ¥500000~

付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 36×109 表具49×192 シミ 周文(生歿年未詳)は室町中期の画僧。字天章、等慶、号春育、別号 越渓、岳翁、片山翁。相国寺の僧如拙に師事、応永三十(1423)から三 十一(1424)の足利義持が派遣した朝鮮使節に参加、また足利義教の 時代には御用絵師として仕えた。弟子には雪舟、墨渓、岳翁らがいる。

D-004 雪村周継 山水画幅 ¥100000~

付時代箱(桐 貼札) 古筆了信極札 紙本 牙軸端 24×23  表具37×109 ヤケ スレ オレ キレ 表具オレ、ヤケ、シミ 雪村周継(生歿年未詳・1500年頃に生まれ、八十余歳まで)は室町時 代末から戦国時代にかけての画僧。

D-005 秋月等観 文殊鷹画三幅対 ¥350000~ 付二重箱 (内時代識桐) 狩野永真折紙 絹本 牙軸端 41×102 表具58×188 ヤケ シミ スレ 虫穴

秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子 の中では最もその画風を受けつぎ著名である。明応五年(1496)遣明使 に同行し渡明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子を育てたことが知られ ている。

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D-006 周耕 楊柳観音画幅 ¥180000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 47×119 表具59×206 ヤケ シミ スレ  オレ 表具スレ 周耕は和州多武峰に住した僧で、雪舟に学び、 雪舟とともに入明したと記す画伝がある。作風 からみた周耕は雪舟弟子とするに相応しいが、 現存する作品が少なく、伝歴はまだ不明の部分 が多い。

D-007 架鷹画幅 ¥140000~

付時代箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 31×85  表具42×169 大ヤケ シミ スレ オレ  キレ 穴 「覚阿」朱文丸印

D-008 雲谷等恕 孔雀画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 43×92 表具53×170 大ヤケ シミ キレ  表具ウキ

D-009 雲谷等顔 出山釈迦画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 38×92 表具52×188  シミ スレ オレ 穴 雲谷等顔(天文十六・1547~元和四・1618)。

175 D

D-011 狩野永徳 布袋画幅 ¥400000~

付識箱(桐 桟破損) 紙本 骨軸端 55×102 表具71×198  ヤケ シミ スレ オレ キレ 牧谿写 狩野永徳(天文十二・1543~天正十八・1590)は安土桃山時代の画家。 山城国の人。名は州信、通称源四郎。狩野松栄の長男。信長、秀吉に起用 され安土城、大坂城などの障壁画を制作。豪壮華麗な作風で知られる。

D-012 狩野探幽 三夕画三幅対

¥200,000  付二重箱(内溜塗識桐 外黒塗) 狩野友信折紙 絹本 牙軸端 55×32 表具66×113 ヤケ シミ 表具オレ、ヤケ 六十四才画中 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-013 狩野探幽 唐絵縮図三幅対 ¥90,000~

付時代識箱(桐・身桟三欠 貼札) 紙本 牙軸端 13×13  表具36×167 表具オレ、ヤケ、虫穴

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D-014 狩野常信 武志士画三幅対 ¥90000~

付時代識箱(桐) 大倉好斎極札3 絹本 牙軸端 38×91  表具49×163 ヤケ シミ ウキ オレ キレ 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男、京都の人。 木挽町狩野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟 ほか。

D-015 狩野休山 東方朔龍虎画三幅対 ¥50000~

付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 27×86 表具36×164  ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 狩野休山(明暦元・1655~享保九・1724)は麻布一本松狩野家の絵師。 名是信、通称杢之助など。下谷御徒士町狩野家・休伯昌信の次男で、休円 清信の養子となる。

D-016 狩野安信 寿老画三幅対 ¥80000~

付時代識箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 41×104 表具44×188 ヤケ  シミ オレ 表具オレ 「宝暦十二年(1762) 水野和泉守忠任」箱識 狩野安信(慶長十八・1613~貞享二・1685)は狩野家八代、中橋狩野 家初代。徳川幕府の奥絵師。孝信の三男、京都の人。名四郎二郎、号永真、 牧心斎。寛永、承応、寛文、延宝の各造営の内裏襖絵制作に参加。寛文二 年法眼。画論『画道要訣』がある。

D-017 八坂神社嵐山画双幅 ¥50000~ 付時代合箱(桐) 絹本 骨軸端 63×41 表具76×134 ヤケ カビ 落款:法眼探幽

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D-019 狩野探幽 鴛鴦画幅 ¥100,000~  付溜塗箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 49×35 表具63×127  ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ

D-020 狩野探幽 叭々鳥画幅 ¥90,000~  付時代識箱(桐 破損) 紙本 牙軸端 66×37 表具76×122  ヤケ シミ オレ キレ 表具アレ、虫穴

狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

D-021 狩野常信 春駒画幅

¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本  牙軸端 33×39 表具57×155 ヤケ オレ  表具ヤケ、オレ

D-022 狩野常信 山水画幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 39×105 表具52×191 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ

狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。徳川幕府 の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

D-023 狩野友益 猿猴画幅

¥65,000~ 付時代黒塗箱(桐 貼札) 紙本  骨軸端 41×94 表具55×190  薄ヤケ シミ オレ 狩野友益(生歿年未詳)は江戸前期の絵師。江戸 で神田松永町狩野家を興した後、加賀藩に仕えた。

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D-025 河鍋暁斎 大津絵幅

¥350,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙貼軸端 41×103 表具55×193 ヤケ シミ 河鍋暁斎(天保二・1831~明治二十二・1889) は下総国古河生まれ。七歳の時浮世絵を歌川国 芳に、狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。安政 五年(1858)独立して本郷で開業。狂斎と号した が、明治三年(1870)席画がもとで投獄され、以 後暁斎と改めた。

D-024 河鍋暁斎 蟹画幅

¥100,000~

付木箱(杉 蓋欠) 絹本

雑木軸端 48×43 表具62×131  ヤケ シミ キレ  表具オレ、ヤケ

D-026 方祝印 花画幅 ¥190,000  付木箱(桐) 紙本 牙軸端 35×107  表具49×192 ヤケ シミ オレ

D-027 尾形光琳 寿老画幅

¥250,000~ 付二重箱(内時代桐) 更紗帙  紙本 牙軸端 35×89 表具48×177  シミ スレ 穴埋補修 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画 家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に 生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的 大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。

179 D

D-029 宋紫山 竹生島画幅 ¥150,000~ 付識箱(桐)

絹本 雑木軸端 63×51 表具74×140 ヤケ シミ 宋紫山(享保十八・1733~文化二・1805)は沈南蘋派の画家。紫石の 子。名白圭、字君錫、別号苔渓。父に画を学び、花鳥山水を能くした。

D-030 荒木千洲 虎画幅 ¥120,000~

付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本 唐木軸端 太巻 50×121  表具67×198 ヤケ シミ 荒木千洲(文化四・1807~明治九・1876)は長崎派の絵師。名一、字世 万。唐絵目利で、渡辺秀実に学び花鳥人物を能くした。

D-031 楊江 鍾馗画幅

¥80,000~ 付時代箱(杉) 絹本  唐木軸端 36×82 表具48×161

ヤケ シミ 楊江なる画人については片山楊 谷との関連性が指摘され、両者の画 風が酷似することから同一人物な いし後継者とも云うが仔細未詳で ある。

D-032 宋紫岡 花鳥画幅

¥80,000~ 付木箱(桐) 絹本 P軸端 37×95 表具48×181 ヤケ シミ キレ 表具オレ、シミ 宋紫岡(安永九・1780~嘉永三・ 1850)は本姓は楠本氏、名は琳、字 は玉林、雪溪、また聴松堂と号す。 江戸に沈南蘋派の写生的花鳥画を 広めた宋紫石の孫で紫山の息子。

D-033 宋紫石 蘭画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉  貼札) 絹本 黒塗軸端 36×98  表具46×180 ヤケ 薄シミ  虫穴 表具大アレ、オレ、ヤケ、 シミ、虫穴

D-034 宋紫石 花鳥画幅  ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本  骨軸端 40×112 表具54×201  ヤケ シミ 表具シミ

宋紫石(正徳五・1715~天明六・1786)は南蘋派の画家、江戸の人。姓楠 本、名幸八、字君赫、別号雪渓、霞亭。熊斐、宋紫岩に師事。のちに宋紫石と 改名、江戸に南蘋派を広める。花鳥・墨竹をよくする。西洋画法にも関心を もった。

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D-035 土佐光起 孔明画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐)

絹本 黒塗軸端 45×37 表具55×123 ヤケ シミ 表具アレ 土佐光起(元和三・1617~元禄四・1691)は光則の子。土佐派中興の 祖。堺の人。承応三年宮廷の絵所預となり、内裏造営に参加。延宝九年剃 髪、法名常昭、法橋に叙せられた。鶉図をよくした。

D-036 川辺御楯 鶉画幅 ¥100,000~

付時代識箱(桐 貼札 破損) 絹本 牙軸端 41×33 表具55×121  ヤケ 表具オレ、ヤケ、シミ 川辺御楯(天保九・1838~明治三十八・1905)は筑後生れ、号花陵、別 号鷺外、墨流亭、後素堂など。はじめ父に、のち三善真琴、宝田通文、西 原晃樹らに師事、また明治元(1868)には土佐光久に師事して土佐派の 画法をきわめた。また山鹿流の兵学も学び、長州討伐の際には従軍。

D-037 土佐光起 雪中書屋画幅 ¥50000~ 付時代箱(桐 蓋桟補修) 絹本  牙軸端 54×33 表具67×114 ヤケ オレ  表具ヤケ、スレ、シミ、虫穴 土佐光起(元和三・1617~元禄四・1691)は光 則の子。土佐派中興の祖。堺の人。承応三年宮廷 の絵所預となり、内裏造営に参加。延宝九年剃髪、 法名常昭、法橋に叙せられた。鶉図をよくした。

D-038 田中訥言 大黒鼠画幅

¥50000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 65×45 表具68×140 ヤケ 田中訥言(明和四・1767~文政六・1823)は復 古大和絵派の祖。名古屋の人。名痴、字虎頭、別 号に大孝斉、痴翁、痴斎、得中、過不及子。門人 に浮田一蕙、渡辺清など。

D-039 高嵩谷 萬歳画幅 ¥50,000~  付木箱(桐 シミ) 絹本 牙貼軸端 56×36  表具60×128 ヤケ シミ 表具オレ 「行年六十八歳」画中 高嵩谷(享保十五・1730~文化元・1804)は江 戸の人。本姓高久、名一雄、字子盈、別号屠竜翁、 楽只斎ほか。佐脇嵩之に師事。山水画をよくし、 また中年以後は武者絵に新境地を拓いた。

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D-041 田中訥言 菊蝶画幅

¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 26×69 表具36×146 オレ 表具ヤケ 田中訥言(明和四・1767~文政六・1823)は復 古大和絵派の祖。名古屋の人。名痴、字虎頭、別 号に大孝斉、痴翁、痴斎、得中、過不及子。門人 に浮田一蕙、渡辺清など。

D-042 五十嵐浚明 松鶴画幅

¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 35×97 表具47×192 ヤケ シミ 五十嵐浚明〔呉浚明〕(元禄十二・1699~天明 元・1781)は越後新潟生まれ、後京都に出て山崎 闇斎に学び、宇野士新らと交遊す。また江戸で狩 野良信に入門。詩書画をよくす。字方徳・孤峰、 号穆翁。

D-043 渡辺広輝 勿来関画幅

¥70000~ 付木箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 28×82 表具40×168 ヤケ シミ 虫穴 渡辺広輝(安永七・1778~天保十三・1838)は 阿波生まれの住吉派絵師。名は八百次。江戸に出 て住吉広行の門に入り、のち徳島藩御用絵師と なった。

D-044 山沢与平 那智滝画幅

¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本 陶磁軸端 30×98 表具41×171 ヤケ シミ スレ オレ 山沢与平は江戸後期の絵師、和歌山で住吉派を 学ぶ。

D-045 鷹画賛幅 ¥50000~

付木箱(桐) 紙本 牙軸端 45×114  表具59×200

大ヤケ シミ オレ キレ  光起印 前妙心寺覚□賛

D-046 方広寺参詣図団扇幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 24×15 表具51×130 ヤケ スレ オレ  表具オレ

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D-047 伊藤若冲 梅鶴歌賛幅 ¥800000~ 付識箱(桐) 紙本 骨軸端 30×109 表具43×189 シミ スレ 穴  如雲舎紫笛賛 伊藤若冲(享保元・1716~寛政十二・1800) は画家、京都錦小路の青物問屋枡屋に生れる。 名汝鈞、字景和、別号斗米庵、米斗翁ほか。は じめ狩野派、のちに宋元明の中国画を学び、琳 派の画風も取り入れ、写実性に装飾性を加えた 独自の作風を完成。生涯独身、晩年は山城深草 の石峰寺の傍らに閑居した。

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D-049 田能村竹田 菊竹画賛双幅

¥500,000~ 付識箱(桐) 「田能村竹田先生百年祭 展覧会」出品票 絹本 牙軸端 28×114  表具42×193 表具シミ 田能村竹田(安永六・1777~天保 六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。 名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎 児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷 文晁の教育を受けるなど、画や詩も 学ぶ。詩書画三絶の清雅な作風を確 立。頼山陽ほか多くの文人と交流し た。

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D-050 田能村竹田 寿老蓬莱山画賛幅 ¥200000~

付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 67×152 表具86×242 ヤケ  シミ オレ 田中介眉蓋甲識 田能村直入蓋裏識

D-051 田能村竹田 梅樹画賛幅

¥200000~  付二重箱(内桐) 紙本 牙軸端 29×109 表具42×189 シミ

田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷文晁 の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

D-052 山本梅逸 三友鶴亀画双幅 ¥150,000~  付二重箱(内桐) 絹本 牙軸端 40×119 表具54×210 ヤケ シミ 山本梅逸(天明三・1783~安政三・1856)は尾張名古屋藩の御用絵師、 名古屋の人。名親亮、字明卿、別号玉禅居士ほか。神谷天遊に師事。師没 後上京、その後各地を遍歴。艶麗な花鳥画に特色がある。同門の中林竹 洞と親交、名声を競う。安政元年帰郷し藩の御用絵師格となった。

D-053 貫名海屋 山水画賛幅 ¥200,000~

付二重箱(内識桐 外蓋欠) 所載目録 紙本 牙軸端 94×173  表具112×241 ヤケ シミ 表具スレ 杉聴雨箱識 貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒者、書家、文人画家。幕 末三筆の一人。別号菘翁。

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D-055 岡田半江 山水画賛福 ¥130000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 28×132 表具41×210 ヤケ オレ 表具オレ  岡田米山人賛 池田桂仙箱識 岡田半江(天明二・1782~弘化三・1846)は文 人画家、岡田米山人の子。大坂の人。名粛、字子 羽、別号寒山ほか。通称は宇左衛門、父没後彦兵 衛を襲名。

D-056 武沢楊岸 山水画賛幅

¥120000~ 付時代溜塗箱(桐) 絹本 唐木軸端 37×119 表具51×179  ヤケ シミ キレ 武沢楊岸(生歿未詳)は京都で活躍した絵師。 字高奏。揚岸とも。『平安人物誌』により江戸後 期に活躍したと推察される。

D-057 帆足杏雨 訪友山水画幅 ¥180000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 39×145 表具53×226 シミ オレ  表具オレ 「乙未(1835)春三月」画中 「杏雨柊荘主人」箱識 帆足杏雨(文化七・1810~明治十七・1884)は 名遠、字到大、幼名熊太郎のち庸平、別号に半農。

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D-058 伊東稲斎 三聖人画賛幅

¥100000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 48×123 表具62×189 ヤケ シミ オレ  表具オレ、虫穴 玉楮象谷賛 賛文末に捺された落款は銭少虎なる清人から 象谷に贈られた二顆の石印によるもので、高松市 美術館に収蔵される。

D-059 鏑木雲潭 山水画賛幅

¥80000~ 付時代識箱(桐 破損) 絹本  唐木軸端 35×96 表具48×170 ヤケ シミ  表具ヤケ 道博静芳賛 鏑木雲潭(天明二・1782~嘉永五・1853)は南 画家。名祥胤、字三吉。谷文晁に学び、絵師とし て大村藩に仕える。書家の市河米庵は実兄。

D-060 渡辺華山 蓮汀小禽画賛幅 ¥80000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 31×130 表具44×205 シミ オレ  渡辺華石箱識 渡辺華山(寛政五・1793~天保十二・1841)は 田原藩家老、洋学者、画家。田原藩の江戸邸内に 生まれる。名定静、字伯登、子安、通称登。

D-061 貫名海屋

松林山水画賛幅 ¥50,000~  付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 40×116 表具57×191

ヤケ シミ 貫名海屋(安永七・1778~文久 三・1863)は儒者、書家、文人画家。 幕末三筆の一人。別号菘翁。三緘主 人などとも称した。

D-062 田能村竹田

四行書幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 28×108 表具41×185 シミ オレ キレ 表具シミ 田能村竹田(安永六・1777~天保 六・1835)は文人画家。名孝憲、通 称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか。

D-063 田能村直入 秋景舟遊山水画賛幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 31×130 表具47×197 ヤケ シミ オレ 分部五鈴箱識  田能村直入(文化十一・1814~明 治四十・1907)は大分県生まれの南 画家。字は顧絶。初め小虎と号し、 のち直入と称する

D-064 田能村小斎 矢橋帰帆画賛幅

¥50,000~  付木箱(桐) 絹本 角軸端 42×128 表具56×196 ヤケ シミ  田能村直入賛(八十三才) 田能村小斎(弘化二・1845~明治 四十二・1909)は播磨生まれの絵師。 本姓は大野。名は順。字は子慎。通 称は順之助。

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平野五岳(文化六・1809~明治二十六・1893)は

詩画僧。豊後生。名岳、聞慧、別号古竹園、方外仙史、古竹村舎。儒者 広瀬淡窓の咸宜園に入門、詩書画に秀で三絶僧と呼ばれた。

D-067 平野五岳 山水画賛幅

¥200,000~ 付木箱(杉) 絖本 唐木軸端 51×158 表具65×203 ヤケ 薄シミ 「癸未(1883)夏日」画中

D-066 平野五岳 山水画賛双幅

¥120,000~

付二重箱(内貼札識桐) 絹本  牙貼軸端 30×144

表具43×207 薄ヤケ 薄シミ

D-068 平野五岳 秋景山水画賛幅

¥120,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絖本  唐木軸端 25×115 表具41×182 ヤケ オレ 「己丑(1889)夏日 八十一才」画中  清浦奎吾箱識

D-069 平野五岳 山水画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 50×145 表具63×206 表具オレ 「甲戌(1874)秋日」画中 綸子地

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D-070 諸家霊石画賛帖 ¥100,000~

絹本 21×28 帖23×31 薄シミ 「雲根帖」か

D-071 与謝蕪村 炊事画賛色紙幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 18×23 表具29×132 シミ スレ オレ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳 人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。 名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。 俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。

D-072 貫名海屋 草花画賛幅 ¥50,000~ 絖本 雑木軸端 51×56 表具63×124 ヤケ シミ 貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒 者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。 徳島県の人。儒学を中井竹山に学び、京都に須静 堂塾を開く。長崎の日高鉄翁に文人画を学ぶ。名 苞(しげる)。字君茂、子善。通称政三郎、のちに 省吾、泰次郎と改める。号に海仙、海客、海屋、 海叟、摘菘人、摘菘翁、菘翁ほか。別に方竹山人、 須静主人、三緘主人などとも称した。

D-073 諸家書画寄巻物

¥50,000~ 絹本 唐木軸端 110×21ほ か 表具563×24 ヤケ シミ 小田海僊 頼山陽 頼杏坪 吉田公均  浦上春琴 山東京伝 山本梅逸ほか

D-074 中林竹洞 寒山積雪画幅 ¥70000~

付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 51×31

表具64×121 ヤケ シミ 表具ウキ 「甲寅 岩邑教授田邊謄敬記」内箱識 中林竹洞(安永五・1776~嘉永六・1853)は南画家。名 古屋の医家に生まれる。名成昌、字伯明、別号筆樵、東山 隠士、沖澹ほか。

D-075 野呂介石

春景山水画幅 ¥50000~

付時代識箱(桐 貼札 桟破損) 絹本  唐木軸端 36×117 表具46×182  ヤケ シミ 野呂介石(延享四・1747~文政十一・ 1828)は紀州和歌山生まれの南画家。名 を隆年、字を松齢、号を十友、混斎、第 五隆、矮梅など。

D-076 富岡鉄斎 相撲画賛扇面額 ¥80,000~ 紙本 53×15 額65×39 薄シミ 「力くらべ」原題 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は 南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に 鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。

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D-078 富岡鉄斎 親子亀画賛幅 ¥180,000 付木箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 29×131 表具34×191 シミ オレ  大田垣蓮月賛 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・ 1924)は南画家。京都の人。名は百錬、 字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史があ る。帝室技藝員、帝国美術院会員。

D-079 小室翠雲 秋景山水画賛幅 ¥200,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 36×136 表具50×217 ヤケ シミ 小室翠雲(明治十六・1883~昭和二十・1945) は群馬県生まれの南画家。本名貞二郎、別號は長 興山人。父は日本画家の小室桂邨。田崎草雲に学 ぶ。日本美術協会展で受賞を重ね、第二回文展に て二等賞を受賞。以降文展、帝展の審査委員を務 める。また、日本南画院を結成、帝国美術院の会 員となる。

D-080 瀧和亭 柳下鯉画賛幅

¥100,000~  付時代識箱(杉) 絹本 唐木軸端 42×122  表具55×196 シミ オレ 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901)は江戸 生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭田。明治六年 ウィーン万国博覧会出品、内国勧業博覧会受賞ほか。明治 二十六年帝室技藝員。

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D-081 瀧和亭 草花鶏画賛幅 ¥70,000 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 43×126 表具59×204 ヤケ オレ  米山朴庵箱識

D-082 野口小蘋 夏景山水画賛幅 ¥70,000~  付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 34×129 表具49×216 シミ  野口小蕙箱識

D-083 野口小蘋 雪中山水画幅 ¥50,000 付識箱(杉) 紙本 唐木軸端 42×126 表具57×190 シミ

野口小蘋(弘化四・1847~大正六・1917)は大阪生れの南画家。松村春 岱の娘。本名親(ちか)、字を清婉、初号は玉山。明治三十七年帝室技藝員。

水仙画賛幅 ¥55,000 付共箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 32×130 表具46×205 シミ オレ 松林桂月(明治九・1876~昭和三 十八・1963)。本名伊藤篤、字子敬。 別号に香外、玉江漁人。帝室技藝員。

D-085 河辺青蘭 蘭竹画賛双幅 ¥80,000~ 付木箱(桐 貼札) 絖本 陶磁軸端 17×131 表具25×193 ヤケ シミ 河辺青蘭(慶応四・1868~昭和六・1931)は女 流画家。大阪生。名もと子、別号碧玉・蕉雪軒。

D-086 安田半圃 訪友山水画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 50×164 表具67×228 薄ヤケ 薄シミ 安田半圃(明治二十二・1889~昭和二十二・ 1947)は新潟県佐渡出身。本名太郎、別号光見、 鶴伴居。

D-087 幸松春浦 山中童画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 25×33 表具37×117 オレ 幸松春浦(生年未詳~昭和三十七・1962)は大 分県出身の画家。姫島竹外と水田竹圃に師事。

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D-084 松林桂月

牙軸端 43×39 表具50×128 薄シミ 矢野鉄山(1894~1975)大正~昭和時代の日本画家。

D-090 小川芋銭 井守画団扇幅 ¥50,000~

付木箱(桐) 紙本 P軸端 21×23 表具37×145 シミ 小川芋銭(慶応四・1868~昭和十三・1938)は日本画家。茨城県牛久 村に生まれる。彰技堂に洋畫を、抱朴齋に南畫を修め、特に俳畫に長じ た。現日本美術院同人。

D-091 小川芋銭

舟遊句賛扇面・消息双幅

¥55,000~ 付木箱(桐) 紙本

P軸端 扇面48×15ほか 表具59×123  シミ 小川芋銭(慶応四・1868~昭和十三・ 1938)は日本画家。茨城県牛久村に生ま れる。現日本美術院同人。

D-092 小杉放庵 松下採薬画賛幅  ¥480000~

付二重箱(内共桐・シミ 外溜塗)

東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 45×148 表具59×218 小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・1964)は画家。日光出身。本 名国太郎。初号未醒。洋画を五百城文哉に師事。渡欧し帰国後は再興日本 美術院洋画部を主宰。春陽会結成。中年以降は水墨画をはじめ日本画を 描いた。随筆、歌文集の著作も多い。

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D-089 矢野鉄山 農村画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本

D-093 和田満義 錦帯橋画幅 ¥150000~ 付識箱(桐)  絹本 骨軸端 65×43 表具77×131 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 和田満義は江戸後期の絵師。号石英、白峰斎ほか。岩国藩家老今田氏の 家臣で、河野糸白に画を学ぶ。天保七年歿。

D-094 今井天禄 仙人画双幅 ¥150000~ 付二重箱(内桐 外箱蓋欠) 絹本 牙軸端 51×143  表具68×255 ヤケ シミ 郭子儀 林和靖 今井天禄は画僧。国井応文に学ぶ。

D-095

高井豊泉

文殊菩薩 画幅

¥150000~

付合箱(桐)

絹本 唐木軸端

30×80

表具40×145

ヤケ シミ 高井豊泉は京 都の画人。生歿 年未詳。

D-096 雪曙斎了充 紅葉鳥画幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 36×85 表具43×161 ヤケ 薄シミ オレ 虫穴 表具ヤケ、 スレ、虫穴

D-097 梅鶯画幅 ¥50000~ 絹本 骨軸端 42×105 表具50×190 ヤケ  薄シミ オレ 表具ヤケ  款記:保九戊戌中秋二橋戯画

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D-101 駒井源琦 蘭亭曲水画幅

¥150,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 57×134 表具72×201 薄ヤケ 薄シミ

上田耕甫箱識

駒井源琦(寛延二・1749~寛政九・1797)は画 家。姓源、駒井、名琦、字子 、通称幸之助。根付 彫職人の子として京都に生まれる。円山應挙に 師事、應門十哲、應門四天王の一人。唐美人や花 鳥をよくした。

D-099 月僊 雪中葛屋画幅

¥90,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗)  紙本 骨軸端

52×120 表具55×201

ヤケ シミ オレ 表具虫穴 月僊(寛保元・1741~文化六・1809)は画僧。 名を玄瑞、字を玉成、月僊、寂照主人とした。

D-100 長沢芦雪 月下芦雁画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 骨軸端 31×113 表具34×192 ヤケ オレ 表具オレ  国井応陽箱識 長沢芦雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は 京都の人。名は政勝、魚、字は氷計。

D-102 円山四条派寄画幅 ¥80000~  付木箱(杉) 紙本 P軸端 60×112  表具73×208 ヤケ シミ スレ 奥文鳴、柴田義董、村上松堂、松村景文、大原呑 舟、紀広成、小田海僊、長澤蘆洲、八田古秀、木下 応受、山口素絢、村田俊、三谷五雲、矢野夜潮、藤 木公徴、野村玉渓、吉村孝文、福知葛原 ほか

D-103 長澤蘆洲 達磨画幅 ¥70000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 36×96 表具47×177 大シミ  東山御物(伝牧谿筆達磨)の写し 長澤蘆洲(明和三・1766~弘化四・1847)は名 鱗、字呑江、号南曉、長澤盧雪の養子となり長澤 家を嗣ぎ、画法を義父に師事した。

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D-104 松村呉春 山関春景画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 松村景文、岡島清曠折紙  絹本 牙軸端 34×90 表具49×181

薄ヤケ シミ 望月允武箱識 松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・ 1811)は四条派の開祖、京都の人。名豊 昌、字伯望、号月渓ほか。

D-105 長山孔寅

草花画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 30×116 表具43×197

ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、スレ 「八十一翁」画中 長山孔寅(明和二・1765~嘉永 二・1849)は日本画家。字子亮、号 紅園ほか。

D-106 横山清暉 鶴亀画双幅 ¥50,000~ 付識箱(桐)

目録コピー 絹本 牙軸端 36×108 表具48×200 表具ヤケ 『中区田中氏・西区某旧家所蔵品売立』(名古屋美術倶楽部・1931) 所載 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は京都生まれの四条派の 画家。平安四大家の一。字成文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。

D-107 西山芳園 筍画幅

¥50,000~

付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 41×27

表具52×117 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ  吼洲居士箱識

西山芳園(享和三・1803~慶応三・1867)は四 条派の画家。名成章、字子達。松村景文に師事。

D-108 久保田桃水 神域画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 118×35 表具121×140 ヤケ シミ 久保田桃水(天保十二・1841~明治四十四・1911)は京都出身の日本画家。横山清暉、西山芳園に師 事する。

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D-110 合作花籠歌賛幅 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 絹本 牙軸端 42×102 表具55×185 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ 望月玉泉 土佐光文  森寛斎ほか

D-111 岸岱 円窓蓬莱山画幅 ¥50000~ 付木箱(杉 貼札)  絹本 牙軸端 36×98 表具41×180 ヤケ シミ

D-112 岸岱 清遊山水画幅 ¥50000~  付識箱(杉 貼札) 紙本 唐木軸端 57×132 表具74×202 ヤケ シミ  オレ 虫穴 表具ヤケ、スレ、シミ

岸岱(天明五・1785~慶応元・1865)は岸駒の長男。名昌岱、字君鎮、 通称太郎。号岸岱、虎岳、卓堂、紫水、同功館。京都の人。『平安人物志』 の文化十年版から嘉永五年版に登載。

D-113 岸竹堂 双鶴画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本  骨軸端 50×125 表具63×186  ヤケ シミ 岸竹堂(文政九・1826~明治三十・ 1897)は本名昌禄、彦根の人。明治二 十九年帝室技藝員。

D-114 喜田華堂 浅妻舟画双幅

¥60,000~ 付識箱(桐 シミ) 絹本 雑木軸 端 36×98 表具47×181 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ 喜田華堂(享和二・1802~明治十二・1879)美 濃の人。名は景静、字は伯寿、別に竹石居・半舟 翁等と號す。京に出て岸駒・岸岱の門に学ぶ。

D-115 武部白鳳 三長寿画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 目録コピー  絹本 牙軸端 35×107 表具46×198 シミ 『某家所蔵品入札』(大阪美術倶楽部・ 昭和十年)所載

武部白鳳(明治四・1871~昭和二・1927)は日 本画家。本名藤太郎。西山完瑛に師事。

D-116 菅其翠 草虫画幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 牙軸端 51×117  表具66×208 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 菅其翠(天保十・1830~明治二十・1887)は四 条派の画家。茶道、俳句も能くした。

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D-117 竹内栖鳳 峠茶屋画幅 ¥500000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 絹本  牙軸端 35×42 表具49×133 シミ

D-118 竹内栖鳳 玉椿画幅 ¥400000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書  紙本 牙軸端 48×42 表具63×136

竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法などを 意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画塾竹杖会を主宰、西山翠嶂、上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸材を輩出した。 昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技藝員任命。

D-119 竹内栖鳳 富嶽画額 ¥350000~

付溜塗箱(杉 貼札 剥離) 竹内四郎書付桐板 絹本 71×57  額90×76 薄ヤケ シミ

D-120 浜田観 柿小禽画幅 ¥300000~

付二重箱(内共桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 太巻 66×54 表具85×173 シミ

浜田観(明治三十一・1898~昭和六十・1985)は兵庫県出身、本名仙 太郎。竹内栖鳳に師事。

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D-122 土田麦僊 花鳥画幅

¥120,000~ 付共箱(桐) 絹本 唐木軸端 37×123 表具51×217 ヤケ シミ 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936) は日本画家。新潟県佐渡生まれ。本名金二。十六 歳で京都に出て、鈴木松年、竹内栖鳳に師事。明 治四十二年(1909)京都市立絵画専門学校入学。 大正七年(1918)村上華岳らと国画創作協会設立。 昭和九年(1934)帝国美術院会員。

D-123 竹内栖鳳 農婦曳馬画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 41×99 表具53×189 ヤケ シミ オレ 竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は 京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と 号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。昭和十二年 (1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技 藝員任命。

D-124 高倉観崖 武蔵野望富士画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 身部破損) 絹本 牙軸端 36×126 表具50×194 ヤケ シミ 高倉観崖(明治十七・1884~昭和三十七・ 1962)大分県生。名は孫三郎、通称は宏明。京美 校卒。竹内栖鳳・菊池芳文・山元春挙らに師事。 俳句も能くした。

D-125 竹内栖鳳 雨中漁舟画幅 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 24×27 表具37×118 薄ヤケ シミ  表具ヤケ

D-126 広田百豊 萬歳兎画幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 潤塗軸端 43×36 表具56×130 ヤケ シミ  表具オレ、シミ 広田百豊(明治九・1876~昭和三十・1955)は 石川県生。名は才一郎。岸浪柳渓、竹内栖鳳に師 事。

D-127 橋本関雪 菊画扇面幅  ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 53×21 表具75×142 ヤケ シミ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945) は神戸生まれの日本画家。片岡公曠、竹内栖鳳に 師事、四条派を学ぶ。昭和十年帝国美術院会員。 昭和十二年帝国芸術院会員。

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D-128 堂本印象 釣人風景画幅 ¥200000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 42×40 表具57×135  薄シミ 「雨後清風」原題

D-129 堂本印象 芒小禽画幅 ¥100000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 P軸端 26×45 表具36×126  薄ヤケ シミ オレ 「深秋」原題

堂本印象(明治二十四・1891~昭和五十・1975)は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活躍した。昭 和三十六年(1961)文化勲章受章。文化功労者。

D-130 西山翠嶂 梅画幅 ¥120000~

D-131 西山翠嶂 白梅画幅

¥100000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 西山徹鑑定書 紙本 牙軸端 45×38 表具59×130 オレ 表具オレ 「暁薫」原題 西山翠嶂(明治十二・1879~昭和三十三・1958)は京都生まれの日本画家。名は卯三郎。竹内栖鳳の門人。京都絵画専門学校教授。帝展委員、帝国美術 院会員。文化勲章受章。

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 28×87 表具38×175  ヤケ

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D-133 前田青邨  七騎落画幅

¥800000~ 付共箱(桐)

東京美術倶楽部鑑定 証書 絹本 牙軸端 41×118 表具56×206

シミ 石橋山の戦に敗れた源 頼朝一行が箱根山中へ逃 れる。当初主従八騎での敗 走であったものの、海路で 安房へ落ち延びようとし た際、祖父や父の先例から 頼朝は「八」を不吉とし、家 臣の一人・土肥遠平を下船 させ七騎で航行する。遠平 は和田義盛に匿われ、のち 頼朝方と再会し再起する。

前田青邨(明治十八・ 1885~昭和五十二・1977) は近代日本画の巨匠。岐阜 県中津川生まれ、本名廉造、 梶田半古に師事。紅児会に 参加、小林古径・安田靫彦 らと研鑚を積んだ。大正三 年再興第一回院展に出品、 同人。古径・靫彦と院展三 羽烏と謳われた。十一年渡 欧、翌年帰国。帝国芸術院 会員、帝室技藝員、東京芸 大教授。昭和三十年文化勲 章。作域は広いが中でも歴 史人物画を得意とした。

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D-134 前田青邨 寿字色紙額 ¥160,000~ 紙本 24×26 額47×50

D-135 前田青邨 鍾馗画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐)  紙本 骨軸端 31×129 表具43×204 シミ オレ

前田青邨(明治十八・1885~昭和五十二・1977)は近代日本画の巨匠。岐阜県中津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。紅児会に参加、小林古径・安 田靫彦らと研鑚を積んだ。大正三年再興第一回院展に出品、同人。古径・靫彦と院展三羽烏と謳われた。十一年渡欧、翌年帰国。帝国芸術院会員、帝室技 藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。作域は広いが中でも歴史人物画を得意とした。

D-136 奥村土牛 桃画幅 ¥300000~ 付共箱(桐) 紙本  牙軸端 太巻 47×40 表具60×135 シミ 奥村土牛(明治二十二・1889~平成二・1990)は東京生まれの日本画 家。梶田半古、小林古径に師事。昭和二年(1927)院展初入選。日本芸術 院会員。文化勲章受章。

D-137 福田平八郎 小禽画幅 ¥300000~  付二重箱(内識桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本  牙軸端 太巻 41×32 表具55×127 福田宗平箱識 福田平八郎(明治二十五・1892~昭和四十九・1974)は大分生まれ。 京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。初め九州、素僊のち平八郎を雅号 とした。写実を元に簡潔な構図と清澄な色彩で表現し、近代日本画の新 境地を開いた。帝展審査委員。昭和三十六年(1961)文化勲章授章ほか。

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D-139 安田靫彦 菖蒲小禽画幅

¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 43×127 表具57×225 シミ 薄ヤケ 安田靫彦(明治十七・1884~昭和五十三・1978)は、日 本画家。東京生まれ。本名新三郎。明治三十一年(1898) 小堀鞆音に入門。大正七年(1918)ころから良寛の研究に 手を染める。財団法人日本美術院理事長。文化勲章受章。

D-140 山元春挙 寒山孤鹿画幅

¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗)  絹本 牙軸端 36×128 表具51×192  ヤケ シミ 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933) は滋賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、 一徹居士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧 会で受賞を重ねる。京都画壇において竹内栖 鳳とともに活躍。京都市立絵画専門学校教諭、 帝室技藝員、帝国美術院会員。

D-141 山口蓬春

枇杷叭々鳥画幅 ¥150000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 25×122  表具35×195 山口蓬春(明治二十六・1893~昭和四十 六・1971)は北海道に出生し、東京美術学校 西洋画科に入学するが、のち日本画科に再入 学し日本画科を主席で卒業した。帝展を中心 に活動し、戦後は日展で重きを成し、日本芸 術院会員となり、文化勲章を受章した。

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D-142 上村松篁 青楓画幅 ¥350,000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 34×27 表具48×116  薄シミ 上村松篁(明治三十五・1902~平成十三・2001)は京都生。本名は信 太郎。上村松園の長男、子は上村淳之。京都市立絵画専門学校に学び、西 山翠嶂に師事。京都市立芸術大学名誉教授。創画会会員。日本芸術院会 員。文化功労者。

D-143 土田麦僊 素描ルノワール画室額 ¥170,000~  付土田鏡子識シール 紙本 43×32 額57×46 ヨゴレ 額ヤケ 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936)は日本画家。新潟県佐 渡生まれ。本名金二。十六歳で京都に出て、鈴木松年、竹内栖鳳に師事。 明治四十二年(1909)京都市立絵画専門学校入学。大正七年(1918)村上 華岳らと国画創作協会設立。昭和九年(1934)帝国美術院会員。近代的感 覚による清新な様式をつくりあげた。

D-145 今村紫紅

¥100000~ 付共箱(桐) 絹本  牙軸端 49×29 表具63×127 ヤケ シミ 顔料剥落 杉山寧(明治四十二・1909~平成五・1993)東京生れ、東京美術学校 に入学し、山本丘人、高山辰雄等と瑠爽画社を結成、日本画の革新をめ ざす。1974年文化勲章受章。

D-144 杉山寧 烏賊画幅

月下鵜画幅 ¥100,000~ 付共箱(杉) 紙本 黒塗軸端 31×130 表具35×204 シミ オレ 表具虫穴 今村紫紅(1880~1916)は横浜 出身の日本画家。本名寿太郎。江 戸以降の日本画の革新に努め、後 進に大きな影響を与えた。三十五 歳で夭折。

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D-149 鈴木松年 高士観瀑画賛幅

¥120000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 45×129 表具58×209 シミ  小西福年箱識

鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、 百年の息。京都生まれ。名賢、字百僊、本名百太郎。父に 師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活躍。豪放な作風で 今蕭白と称された。

D-147 内海吉堂 松鯉画幅

¥100,000~ 付識箱(杉 貼札) 絹本  唐木軸端 51×130 表具64×212 「乙巳(1905)仲冬」画中 内海吉堂(嘉永二・1849~大正十四・1925)は 福井(京とも)の人。名鹿六。森寛斎、塩川文麟 の門に学び、のち南宗に転じた。

D-148 一樹蘇芳

竹雀画幅 ¥50,000 付木箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 35×115 表具49×197 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ 一樹蘇芳は前川文嶺門下の絵師。明治 二十三年(1890)生。

D-150 池上秀畝 白梅画幅

¥50000~ 付共箱(桐) 紙本  牙軸端 54×39 表具67×143  シミ オレ 表具シミ 池上秀畝(明治七・1874~昭和十九・ 1944)は長野県出身、名は國次郎。帝国 絵画協会会員、讀畫会幹事、日本画会評 議員、日本美術協会委員。

D-151 石垣東山 旭鶴画幅

¥50000~ 付共箱(杉) 絹本 唐木軸端 92×50 表具108×153 ヤケ シミ オレ 表具穴 「明治二己巳(1869)」画中 石垣東山(文化元・1804~明治九・1876)は福 井の画家。通称東平、号角鹿、石東ほか。

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D-154 渡辺省亭 紅葉群鳩画幅 ¥180000~

付識箱(桐 桟破損) 絹本 牙軸端 51×121 表具65×209 ヤケ 渡辺省亭(嘉永四・1851~大正七・1918)は江戸神田の人。菊池容斎 の門人。花鳥画を能くす。明治二十一(1888)にパリ万国博覧会で銅牌を うけ、渡仏後は洋風をいかした花鳥画を描いた。代表作に明治二十六 (1893)のシカゴ万国博覧会に出品した「雪中群鶏図」(東京国立博物館 蔵)などがある。渡辺水巴(俳人)は長男。

D-152 菊池容斎 石山寺画幅 ¥85000~  付識箱(桐) 絹本 牙軸端 39×114 表具54×200 ヤケ 菊池容斎(天明八・1788~明治十 1878)は江戸生まれの日本画家。 名武保、通称量平。狩野派、土佐派 を学び、また有職故実を研究。『前 賢故実』を上梓。第一回内国勧業博 覧会で名誉龍紋賞。

D-153 谷口香嶠

狗子画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 30×113 表具42×201 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 谷口香嶠(元治元年・1864~大正 四・1915)は画家。大阪の人。旧姓 辻、本名は雅秀、通称槌之助、後素 斎とも号す。

D-155 木島柳鴎 写経画大幅

¥190,000~ 絹本 唐木軸端  142×180 表具160×225 ヤケ シミ 表具大アレ、シミ 平家納経の写経図 木島柳鴎は松岡映丘門下の日本画家。

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D-157 大崎晴山 相撲稽古画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  唐木軸端 72×56 表具88×153 ヤケ シミ

D-158 菅楯彦 大原女画幅 ¥55000~  付二重箱(内共桐 外溜塗)

絹本 牙軸端 34×112  表具47×207 ヤケ シミ 菅楯彦(明治十一・1878~昭 和三十八・1963)は鳥取県生ま れの日本画家。号は盛虎、静湖。

D-159 荒井貞 花鳥画幅 ¥50000~ 絹本  唐木軸端 32×87

表具46×181 ヤケ シミ

オレ 荒井貞は幕末頃の画人。字崇 徳、通称小右衛門、号羽民。江戸 住。

D-160 永楽保全 独釣山水画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 31×103 表具44×181 ヤケ シミ オレ 表具シミ 「文化壬申 (1812)」画中 修竹庵 永楽保全(寛政七・1795~安 政元・1854)は千家十職の一、 土風炉師永樂善五郎家の十一代。

D-162 小松均 林檎画額

¥50,000~ 紙本 40×31

¥50000~ 紙本 唐木軸端 57×38 表具69×130 ヤケ シミ  オレ 表具アレ

額61×52 シミ 小松均(明治三十五・1902~平成 元・1989)は山形県生まれ。昭和六 十一年(1986)文化功労者認定。

春雪高原画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 36×31

額50×44 岡村多聞堂製額 西山英雄(明治四十四・1911~平 成元・1989)は京都生れの日本画家。

D-164 沢宏靱 岩礁画額  ¥55,000~ 紙本 73×55  額97×80 背面損傷 沢宏靱(明治三十八・1905~昭和 五十七・1982)は日本画家。

D-165 小早川秋聲 三賢人画賛横額 ¥50000~ 紙本  113×41 額138×50 シミ 小早川秋聲(明治十八・1885~昭和四十九・1974)は鳥取県生まれの日 本画家。本名は盈麿。

D-166 山下関城 錦鯉画額 ¥50000~ 付共シール 紙本 40×32  額57×49 山下関城(明治四十三・1910~平 成三・1991)は香川県出身の画家。

D-167 穐月明 地蔵尊画賛額

¥50000~ 付共シール 紙本 37×45  額54×62 ヤケ シミ 穐月明(昭和四・1929~平成二十 九・2017)は和歌山県高野山生まれ の画家。

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D-161 含山 鴫画賛幅 D-163 西山英雄

D-169 勝川春章 湯上爪切美人画幅 ¥350,000~

付木箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 35×95 表具47×177  ヤケ オレ 表具大アレ 湯上りの美人が爪切鉸を持ち、身をくの字に曲げて静止する。被着を淡 い青に統一し、清楚かつ若々しさを描出する。花押の形状から、天明三~ 四年頃の作を想定する。

勝川春章(享保十一・1726~寛政四・1793)は浮世絵師。本姓未詳、諱 正輝、字千尋。俗称は要助、のち春祐助と改める。画姓は初め宮川、また は勝宮川、後に勝川、勝と称した。号は春章、旭朗井、酉爾、李林、六々庵、 縦画生。

D-168 宮川長春 遊廓画横額

¥100000~ 紙本 83×34 額110×49 ヤケ シミ オレ 宮川長春(天和二・1682~宝暦二・1752)は浮世絵師、宮川派の祖。尾 張宮川村に生まれ、宮川姓を名乗った。通称長左衛門、号春旭堂。初め土 佐派を学び、菱川師宣を慕った。また懐月堂安度に影響をうけ、遊女・ 遊里風景などの江戸庶民の風俗を肉筆で描いた。

D-170 鳥橋斎栄里 桜下美人画賛幅

¥120,000~ 付木箱(杉) 絹本 潤塗軸端 35×97 表具49×186 ヤケ シミ

鳥橋斎栄里(宝暦九・1759~歿 年未詳)は鳥文斎栄之門下の浮 世絵師。姓宇田川、名忠春。洒落 本、黄表紙、絵入狂歌本などの挿 絵を手掛け、「一指」を号として 以降は肉筆画に専念した。

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太田蜀山人賛

D-172 懐月堂派三美人画幅

¥85,000~ 付木箱(桐) 絹本  唐木軸端 49×111 表具61×201

ヤケ シミ スレ  表具ヤケ、シミ

D-173 西川祐信 美人月見画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 42×115 表具55×191 シミ オレ 虫穴

西川祐信(寛文十一・1671~寛延三・1750)は 上方浮世絵師。自得叟、文華堂、自得斎などと号 した。

D-174 三畠上龍 美人画幅 ¥80,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×99 表具56×176 ヤケ シミ  表具スレ、シミ 三畠上龍は京都の人。字真真、別号乗良、乗龍 ほか。岡本豊彦に師事。天保年間に活躍。大坂住。 門人には吉原真龍がいる。

D-175 蘇幹 白拍子画賛幅 ¥70000~ 付時代箱(桐) 絹本 朱塗軸端 28×94 表具33×163 ヤケ シミ オレ  表具アレ 香川景柄賛 香川景柄(延享二・1745~文政四・1821)は歌 人。号黄中。梅月堂四世。香川景樹、景嗣は養子。

D-176 青甫 美人画幅 ¥50000~  付共箱(桐) 絹本 骨軸端 41×126  表具54×208 シミ オレ 不明画人

D-177 大石真虎 柳下美人画幅 ¥50000~ 付合箱(桐 破損) 絹本 骨軸端 54×55 表具61×137 ヤケ シミ ウキ  虫穴 表具大アレ 大石真虎(寛政四・1792~天保四・1833)は尾 張名古屋の浮世絵師。鞆舎、樵谷、真虎と号す。 沼田月斎、張月樵、葛飾北斎に師事。

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D-178 伊東深水 美人画幅

¥400000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗)  東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 太巻 24×27 表具42×127 「早春」原題 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十 七・1972)は東京の人。鏑木清方の門人。此 君亭と号す。昭和三十三(1958)年日本芸術 院会員。昭和四十四(1969)年日展顧問。昭和 四十五(1970)年勲三等旭日中綬章を受章。

D-179 小川雨虹 美人画額 ¥180000~ 付共シール 紙本 61×52 額80×72 「静境」原題 小川雨虹(明治四十四・1911~平成十四・2002)は栃木県出身。三尾 呉石、中村貞以の門下。日本美術院院友。春泥会会員。文楽・時代考証研 究家。

D-180 中村貞以 舞妓画額 ¥100000~ 付共シール 紙本 21×33 額39×52 背面損傷 「春の顔」原題 中村貞以(明治三十三・1900~昭和五十七・1982)は日本を代表する 美人画家。東の鏑木清方、西の中村貞以といわれ、ともに伝統的な浮世 絵を受け継いだ。

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D-182 寛文美人歌賛 色紙幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 17×19 表具36×124 スレ

D-183 劉源 骸骨踊画賛

¥50,000~ 紙本 雑木軸端 32×126 表具45×179  ヤケ シミ オレ 表具アレ 「明治三十三年(1900)」画中

D-184 伊東深水 雪景美人画幅

¥120,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 28×134  表具40×214 「小春」原題

伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972) は東京の人。鏑木清方の門人。此君亭と号す。昭和三 十三(1958)年日本芸術院会員。昭和四十四(1969) 年日展顧問。昭和四十五(1970)年勲三等旭日中綬章 を受章。

付木箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 43×118  表具56×174 ヤケ シミ オレ 七十四才筆

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D-185 幽霊画幅 ¥200,000~

D-189 楊洲周延 平賀眉山肖像画幅 ¥120,000~

付識箱(桐) 絹本 不明軸端(獣骨か) 35×98 表具49×185  ヤケ 楊洲周延(天保九・1838~大正元・1912)は浮世絵師、歌川豊国・豊原 国周門下。

D-186 歌川豊国 男女喫煙画幅 ¥85,000~ 付識箱(桐)

絹本 骨軸端 33×30 表具46×107 ヤケ オレ 表具オレ、シミ 歌川豊国は浮世絵師で初代(明和六・1769~文政八・1825)から四代 (文政六・1823~明治十三・1880)までいる。

D-187 葛飾北斎 版画

¥50,000~ 紙本 38×26 ヤケ ヤブレ 冨嶽三十六景五百羅漢寺 葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永 二・1849)は浮世絵師。江戸生まれ。

D-188 版画 二 ¥50,000~  紙本 国貞38×26ほか ヤブレ シミ 虫穴 広重

D-190 昇亭北寿 版画 ¥50000~ 紙本 38×26  ヤケ ヤブレ 東都御茶之水風景 昇亭北寿は北斎門人、江戸後期の浮世絵師。

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月岡芳年(天保十・1839~明治二十五・1892)は浮世絵師。本名は吉岡米次郎。のちに月岡雪斎の名跡を継ぎ月岡を名乗った。一魁斎芳年、のちに大蘇 芳年と号した。歌川国芳に学び歴史絵や美人画、役者絵を主に手がけたが、のちに血塗絵の作品で異彩を放ち、従来の浮世絵に新風を巻き込んだ。のちに 強度の神経衰弱に陥るが彼の作品の異常さの現れだとされた。その後病気は治り、それ以来、号を大蘇芳年とした。門下に右田年英、山崎年信、水野年方、 稲野年恒などがおり、彼らを芳年門下の四天王という。明治の浮世絵の第一人者。

「田子の浦の夕」版画

川瀬巴水(明治十六・1883~昭和三十三・1957) は木版画家。東京の人。青柳墨川、荒木寛友に学んだ 後、鏑木清方の門を叩くが洋画の道を勧められ、白 馬会に入る。二年後に再度清方に頼み、入門。巴水の 号を与えられる。同門の伊東深水の影響で風景版画 の道に進み、旅先での写生を原画とした抒情的な作 品を数多く発表。新版画の代表作家の一人に数えら れる。

212 D
D-192 月岡芳年 「大日本名将鑑」版画 ¥50000~ 紙本 23×35 シミ 右大将源頼朝 D-193 月岡芳年 「明治小吏年間紀事」 三枚繋 ¥50000~ 紙本 71×36  スレ 裏打 D-194 川瀬巴水 ¥300000~ 紙本 26×39

D-195

源平合戦画貼交屏風

中形 八曲 一隻  ¥300,000~ 紙本 356×125  屏風368×138 ヤケ スレ  背面損傷

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D-196 金地群雁襖 四 ¥330,000~ 紙本 91×168 襖97×174 大ヤケ スレ ヤブレ 裏面花鳥 無款

D-198 石田友汀 金地山水屏風 本間 六曲 一双 ¥350,000~ 紙本 342×155 屏風358×171 スレ 穴補修 石田友汀(宝暦六・1756~文化十二・1815)は鶴澤派の絵師。長く石田幽汀の次男とされたが、近年の研究では養子入りした門人とされる。法橋、禁裏御 用絵師。

D-199 狩野即誉 金地松屏風 本間 六曲 一隻 ¥150000~ 紙本 344×152 屏風362×171 ヤケ シミ キレ補修 時代補修 狩野即誉(生歿年未詳)江戸時代前期~中期の画家。狩野友益の次男。享保(1716~36)の中ごろまで加賀金沢藩につかえ、のち表絵師として幕府につ かえた。芝愛宕下狩野家の祖。名は種信、又は豊信ともいう。

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D-200 金地琴棋書画屏風

本間 六曲 一双 ¥190,000~ 紙本 356×155 屏風372×172 オゼ脆弱

D-201 金地花鳥屏風

本間 六曲 一隻 ¥150000~  紙本 357×155 屏風373×171  ヤケ シミ スレ

D-202 金地松竹鶴屏風

本間

六曲 一隻 ¥150,000~ 紙本 276×176 屏風280×180 スレ ヨゴレ  剥離

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D-204 源氏物語屏風 中形 六曲 一隻 ¥120,000~ 紙本 360×150 屏風380×164 ヤケ  スレ キレ 穴 画面補修

D-205 金地 琴棋書画屏風 本間 六曲 一隻  ¥100,000~ 紙本 365×153 屏風382×170 ヤケ シミ スレ  背面損傷

D-206 楼閣 山水風炉先屏風  ¥90000~ 紙本 175×59 屏風190×74 ヤケ  シミ キレ 穴 ヤブレ 背面損傷

D-207 中島有章

花鳥屏風 中形  六曲 一隻 ¥50,000~  付溜塗箱(杉) 紙本 240×92 屏風254×107 中島有章(天保八・ 1837~明治三十八・ 1905)は来章の子。

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D-208 中井藍江 虎屏風 本間 二曲 一隻

¥150000~ 紙本 156×145 屏風186×172  薄ヤケ 薄シミ 虫穴

中井藍江(明和三年・1766年~天保元年・1830年)大坂の 人。別号に師古、字は伯養・子養・養三、俗称は養清。初め蔀 関月に学び山水人物を能くした。また雪舟・李竜眠・牧谿の 画や四条派の写生を取り入れた。

D-209 大岡春涛 鷹屏風 本間 二曲 一隻

¥100000~ 紙本 166×156 屏風184×173  大ヤケ シミ スレ 虫穴 改襖 大岡春涛なる画人について仔細を得ない。

D-210 松本古村 秋景山容屏風

本間 二曲 一隻 ¥200000~ 172×93

屏風190×173 台紙大シミ 背面損傷 松本古村(明治七・1874~昭和二十一・1946)は大分県 出身の画家。東京美術学校卒業後は郷里で教壇に立ち、福 田平八郎らを育てた。大分県初の美術展覧会の中心に在 り、大正十年には大分県美術会を創設。

D-211 諸画貼交屏風

本間 二曲 一隻 ¥80000~

紙本 扇面50×18ほか 屏風188×170 ヤケ シミ スレ

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D-213 狩野探幽 諸画貼交屏風 本間 六曲 一双

¥50,000~ 紙本 51×127 屏風352×170 ヤケ 大シミ 虫穴 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-214 書画貼交屏風 本間 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本  31×129 屏風389×176 大シミ(内2) 背面小ヤブレ 中村不折書 山本紅雲画

D-215 子別 猫牡丹小禽画貼交屏風  中形 二曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 58×119  屏風164×152 大ヤケ スレ 背面損傷

D-216 友僊 五条大橋決闘屏風

本間 二曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 182×169  屏風186×173 ヤケ シミ 穴 ヨゴレ

D-217 小倉  柘榴屏風

小形 二曲 一隻 ¥50,000~ 絹本 90×99 屏風94×103

D-218 扇面貼交屏風 本間 二曲

一隻 ¥60000~ 紙本 55×21ほか

屏風186×173 スレ 奈良絵6 能扇2

D-219 桐紋唐紙屏風 中形 六曲

一双 ¥50000~ 紙本 288×156  屏風292×160 ヤケ シミ 虫穴 背面損傷

D-220 無地金屏風 中形 二曲 一隻

¥50000~ 絹本 110×135 屏風124×147

218 D

野間仁根(明治三十四・1901~昭和五十九・1979)は愛媛県出身。川端画学校、東京美校卒。

219 D
D-221 野間仁根 油彩薔薇画額 ¥600000~ 付東京美術倶楽部鑑定証書 32×41 額49×58 カンバス

D-223 林武 薔薇画額 ¥500000~ 付東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 24×33 額46×56

林武(明治二十九・1896~昭和五十・1975)は東京生まれの洋画家。本名は武臣。日本美術学校退学。 大正十年二科展に初入選、同年樗牛賞受賞。昭和五年独立美術協会創立会員。昭和九~十年滞欧。二十 七~三十八年東京芸術大学教授。三十四年日本芸術院賞、四十二年文化勲章授章ほか。フォーヴィスム を基調に独自の構成と量感ある作風を展開した。

220 D

D-224 田中繁吉 油彩人物画額 ¥150000~

44×51 額67×74 カンバス 「1976」「飾りの服」原題 田中繁吉(明治三十一・1898~平成六・1994)は福岡県生。東京美術 学校西洋美術科卒。藤島武二に師事。大正十五~昭和三渡仏。帝展で《三 人裸婦》が特選。創元会会員。日展評議員。東京歿。

D-225 田崎広助 秋果画幅 ¥150000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 34×27 表具50×145 オレ 田崎陽之介箱識 田崎広助(明治三十一・1898~昭和五十九・1984)は洋画家。本名広 次。関西美術院に学ぶ。坂本繁二郎に師事。二科展入選。渡仏し、サロ ン・ドートンヌに入選。阿蘇山を好んで描き、東洋的観照を基底に豪快 な造形展開を示した。芸術院会員、文化勲章受章。軽井沢に田崎美術館 がある。

D-226 石川欽一郎 雪山風景画幅 ¥150000~

付木箱(桐 貼札) 絹本 P軸端 49×41 表具66×138 ヤケ 石川欽一郎(明治四・1871~昭和二十・1945)は静岡県出身の洋画家。 水彩による風景画を得意とした。

D-227 須田剋太 「雪の根来寺大師堂」画額 ¥60000~  紙本 23×27 額44×56 須田剋太(明治三十九・1906~平成二・1990)は洋画家。埼玉県生ま れ。昭和十年光風会展に初入選後、文展、帝展等で活躍。四十六年司馬遼 太郎の『街道をゆく』の挿絵を製作。具象抽象両面にわたり、生命感あふ れる作風を展開した。

221 D

D-229 鈴木隆 油彩東大寺大仏殿画額 ¥50000~  44×37 額61×54 カンバス 鈴木隆(明治三十二・1899~平成十一・1999)は洋画家、千葉県出身。 中村不折、理一郎に師事。新世紀創立会員、審査員。

D-230 秦誠 白牡丹画額 ¥80000~ 紙本 59×45 額79×65 秦誠(昭和二十五・1950~)は日本画家。兵庫県出身。

D-231 関根伸夫 抽象「庭」画額 ¥450000~ 22×27 額385×45 関根伸夫(1942~2019)は1968年から70年にかけて「もの派」を牽引した現代美術家。

222 D

竹久夢二(明治十七・1884~ 昭和九・1934)岡山県生まれ。本名は茂次郎(もじろう)。詩画人。独学で絵を習得し、早稲田実業学校在学中より、新聞・ 雑誌にコマ絵を投稿し認められる。明治三十九年画家として活躍し始める。夢二が描く感傷的な趣の女性像は子女を魅了し、大衆の心を捉えた。日本画を はじめ、水彩、油彩、木版画の制作、さらにデザインの分野や装丁、挿絵まで幅広く作品を残した。また、詩や童謡の分野でも才能を発揮し、夢二作詞の 「宵待草」は大流行した。

223 D
D-232 竹久夢二 松林画幅 ¥500000~ 付識箱(杉) 東京美術倶楽部鑑定証書 絹本 牙軸端 59×42 表具70×142 ヤケ

藝能

224 E
E-001 中将 ¥150,000~ 135×20 剥離 ワレ E-003 女面 ¥50000~  14×20 ワレ スレ 剥離 E-002 猩々 ¥70,000~ 13×205 スレ ソゲ 剥離 E-004 臥牛氏郷 孫次郎  ¥50,000~ 付共箱(桐) 面袋 135×215 E-005 臥牛氏郷 小面 ¥50000~ 付共箱(桐) 面袋 135×215 E-008 臥牛氏郷 翁 ¥50000~ 付共箱(桐) 面袋 15×19 E-007 臥牛氏郷 乙 ¥50000~ 付共箱(桐) 14×20 E-006 臥牛氏郷 山姥 ¥50000~ 付共箱(桐) 15×215

E-009 蛇籠芹蒔絵 小鼓 ¥1000000~ 付時代鼓箱(桐)  鼓革二対 10×10×25 「弥左衛門 (花押)」朱漆銘

225 E

E-015 市川銕琅 木彫春日龍神像 ¥100000~ 付共箱(桐) 総高32 髪先カケ  底彫銘

市川銕琅(明治三十四・1901~昭和六十二・ 1987)は彫刻家。東京に生まれ、奈良に住した。 加納鐡哉の最後の弟子。初号銕良。

E-011 竹蒔絵大鼓 ¥200000~  付ケース 鼓革 115×115×29

E-012 岸松 桐窠紋蒔絵太鼓 ¥120000~ 付台 鼓革 26×26×13 裏銘

E-013 籬菊蒔絵鼓 ¥50,000~ 付鼓箱(蓋ワレ)  鼓革 10×10×25

E-014 梅蒔絵鼓 ¥50,000~ 付ケース 鼓革 10×10×255

E-016 野呂天潤 小鍛冶 ¥100,000~  付共箱(桐) 総高42 野呂天潤は京人形師。

E-017 能絵井筒画賛幅 ¥90,000~  付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 35×23  表具47×107 ヤケ シミ 「三井家六曲屏風三枚之内」堀江知彦箱識

226 E

香道

F-001 鉄線蒔絵香箱 ¥100000~ 付時代識箱(桐 虫喰) 17×10×11 重丸香合(内黒)、 炷空入、香盆

F-003 褐釉梟香合 ¥90,000~  付時代溜塗箱(桐) 時代仕覆 5×5×6 ソゲ

F-002 野々村仁清 鏡餅形香合 ¥190,000~

付時代箱(桐 貼札) 95×95×5 磁貫 窯キレ 規方カケ 底印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。

F-006 磁州窯柿形香合 ¥50000~  付識箱(桐 貼札) 4×4×4

F-004 影青菊香合 ¥80,000~

付識箱(桐) 仕覆 7×7×3 規方共色補修  藤岡了一箱識

F-005 野々村仁清 唐獅子香合 ¥50,000~ 付木箱(桐) 6×5×5 磁貫 カケ  接合補修 底銘

F-007 青磁三脚香炉 ¥80000~

付識箱(桐 蓋桟一欠) 20×20×13 ソゲ

F-009 織部小香炉 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 銀火舎 (刻印有) 55×5×25

ヒビ 磁貫

F-008 青磁獅子香炉 ¥50000~ 付木箱(桐) 12×8×12

F-010 沈香 ¥50000~ 付布貼箱  総長18 192g 「寸聞多羅」底貼札

227 F

茶道

G-001 信楽鬼桶水指

¥2,000,000~ 付時代識箱(杉) 黒塗割蓋(補墨) 所載コピー  24×235×175 口縁補修 ヒビ 桂又三郎箱識 『時代別古信楽名品図録』(1974)所載

鬼桶と呼ぶのは、麻緒を蓄えた緒桶に由来するとされるが、これらの雑器を含む信楽が、茶の湯の 水指として重要な位置を占めるのは、利休所持の名物中に六口の信楽水指を数えることに確かであ る。本作では口造りを一重とした堂々の姿と、紹鷗信楽とすべきであろう長石流の焼け溶けた白い 斑点が浮かぶ赤い肌に、瀑布のごとくに薄緑の釉が垂れ流れるを見所とするが、惜しむらくは口辺 から胴にみられる少なからぬ割傷ということになる。しかしながら、傷あとに僅かに残る古い「金繕 い」の痕跡が、本作を惜しんだ茶人の心と美意識とをより鮮烈に伝えてくれる。

本水指は、『時代別古信楽名品図録』に所載され、「鬼桶水指 室町時代中期 胡麻と赤焼きの片 身替りの焼成りで、ことに赤や暉の土味がいい」。(参考『時代別古信楽名品図録』桂又三郎著 昭和四 十九年(所載)『日本の陶磁 第二巻』中央公論社 昭和四十三年)

228 G
229 G

G-003 伊賀水指 ¥1,200,000~ 付木箱(桐 貼札) 共蓋(共色補修) 黒塗蓋 175×16×17 胴内トリアシ 満岡忠成小色紙貼付 満岡忠成(1907~1994)は陶磁器研究家。東京帝大文学部美学美術史科卒。大和文華館に勤め、適翠美術館では館長を勤めた。

230 G

G-004 仁阿弥道八 祥瑞写水指 ¥1,500,000~ 付二重箱(内共桐) 黒塗蓋 175×175×13 九代道八外箱識 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。伊勢亀山藩士出身で初代(元文五・1740~文化元・1804)の時、京へ出て粟田口で開窯。松風亭、空仲、周 平と号し、動物・人物置物、香合・酒器を製作した。二代仁阿弥道八(天明三・1783~安政二・1855)は光時、法螺山人、松風亭、華中亭とも称し、京焼中 興の名工といわれ、歴代で最も有名。青木木米、永樂保全と共に頴川門下の逸材、幕末の三名工として知られ、当時の文人趣味、煎茶趣味に走らず、伝統 的な仁清風、乾山風な雅陶をよくした。

231 G

¥500,000~ 付時代識箱(桐) 黒塗蓋 23×23×16 窯ヒビ金補修

¥200,000~ 付時代合箱(杉) 黒塗蓋 20×19×165 口辺ヒビ

¥150,000~ 付時代箱(杉) 黒塗蓋 20×165×19 彫銘

232 G
G-006 信楽鬼桶水指 G-007 遠州伊賀水指 G-008 祖母懐双耳水指

G-009 野々村仁清 信楽写飾耳水指 ¥350,000~  付時代識箱(杉) 淡々斎書付桐蓋 黒塗蓋 20×175×165 縁金補修  小判印 五代清水六兵衛箱識 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。

G-010 伝野々村仁清 色絵暦水指

¥300,000~  付時代黒塗箱(杉 破損) 黒塗蓋 11×105×19 磁貫 無印

G-011 野々村仁清 振々形飾耳水指

¥150000~

付時代識箱(杉 貼札) 黒塗蓋(小アタリ) 15×15×20 底印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。

G-012 仁阿弥道八 水指

黒塗蓋 145×145×18 岡本豊彦絵付 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。

233 G
¥300000~ 付共箱(桐 貼札)

G-014 備前双耳水指 ¥100000~ 付時代箱(杉) 共蓋  20×18×16

G-015 絵高麗水指 ¥100000~ 付識箱(桐) 黒塗蓋  175×175×20 磁州窯 愈好斎箱書

G-016 備前双耳水指 ¥90,000~ 付識箱(桐) 木地塗蓋  21×20×12 ヒビ 底窯キレ

G-017 三田青磁水指 ¥100,000~ 付木箱(桐 貼札) 黒塗蓋 15×15×15

G-018 銅半月水指 ¥90000~ 付時代識箱(桐 貼札・虫喰)  潤塗蓋(ソゲ) 21×11×19

G-019 坪島土平 伊賀飾耳水指 ¥80000~ 付共箱(桐)  共蓋 22×18×21

坪島土平(昭和四・1929~平成二十五・2013)は大阪市生。川喜田半 泥子に師事。

234 G

G-020 七代中村宗哲 朱桶水指 ¥300,000~ 付共識箱(杉) 255×245×27 即中斎在判、箱書 七代中村宗哲(寛政十一・1799~弘 化三・1846)は五代宗哲(明和三・ 1766~文化八・1811)の子、六代(寛 政六・1794~天保十・1839)の弟。俗 称は得玄宗哲。裏千家玄々斎と親交を 深めた。

G-021 白井半七 八橋絵双耳水指 ¥70,000

付共識箱(桐) 16×20×16 鵬雲斎箱書

白井半七の初代は江戸今戸で開窯し、土風炉、雲華焼などの瓦器を焼 いた。

24×24×15  蓋裏群千鳥 針銘 中村宗哲は千家十職の一、塗師。

G-024 仁阿弥道八

千両絵双耳水指 ¥50000~  付時代黒塗箱(桐 貼札) 帆立貝鈕共蓋 135×11×20

高台ソゲ 彫銘

道八は京都清水焼の陶工、高橋氏 代々の通名。

G-025 小野珀子

釉裏金彩水指 ¥50000~ 付共箱(桐) 共蓋 16×16×17

磁貫

小野珀子(大正四・1915~平成 八・1996)は名古屋生まれの陶芸家。 父が運営する琥山製陶所で学ぶ。佐 賀県指定重要無形文化財。

155×155×14

235 G
¥50000~ 付識箱(桐)
G-023 南蛮縄簾文水指
時代黒塗蓋(小ソゲ) 145×135×155
G-022 中村宗哲 水指 ¥60,000~ 付共箱(杉) G-026 瀬戸一重口水指 ¥50000~ 付合箱(桐) 黒塗蓋

G-028 宗入 赤平茶碗 ¥2,500,000

付二重箱(内識桐) 145×145×7 磁貫 腰部覚々斎在判、直書 内箱:蓋裏吸江斎書付 蓋甲二代住山楊甫書付

側面覚入箱識 外箱:而妙斎書付 追銘「青海波」

宗入(寛文四・1664~享保元・1716)は京都 の陶工。樂五代。尾形光琳の従兄弟で、四代一入 の弟子。初代長次郎への回帰を目指し作陶。「カ セ釉」の技法で知られる。

236 G
237 G

G-030 本阿弥光悦 赤筒茶碗

¥980000~ 付時代識箱(桐) 紫縮緬仕覆 12×12×11 磁貫 高台、口辺金補修 銘「長者柱」 直斎箱書 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。

238 G

G-031 道入 黒茶碗

13×13×7 口縁ヒビ ソゲ漆補修  銘「仙盃」 了々斎内箱書 旦入中箱識 道入(慶長四・1599~明暦二・1656)は樂家三代。常慶の長男として生まれる。別名ノンコウと称され、のち樂歴代随一の名工とされる。道入の作風は、 これまでの長次郎茶碗の装飾性を徹底して省いた黒一色の伝統的世界に装飾的な効果を融合させ、個性表現を捨象した長次郎茶碗の重厚な趣に対して軽 やかな個性表現を加えた。

239 G
¥900000~ 付三重箱(内、中識桐) 紫仕覆(大破)

G-033  啄斎 手捏赤黒茶碗

一双 ¥1,000,000~ 付二重箱(内共杉2) 黒12×12×8 赤125×125×8 初代啄元弥介焼成 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は表千家八代。幼名は与太郎。別に件翁の号がある。川上不白らの援助を受け、叔父一燈宗室の指導を仰ぎ 茶湯に励んだ。十四歳で宗左を名乗り八世家元を継承。利休二百回忌の茶会、宗旦百五十回忌などを催す。

240 G

G-034 玉水一元 赤茶碗 ¥500,000~ 付時代識箱(桐) 14×14×75 磁貫 口縁補修  銘「出来介」 直斎箱書 一元(寛文二・1662~享保七・1722)は樂の脇窯玉水焼の初代。樂家四代一入の子。通称弥兵衛。一入が宗入を養嗣子と したため、一元は樂家の文書や樂銀印を持って母の生地玉水に開窯した。作品には一入をならった茶碗が多く、赤楽の光悦 写しにも優れていた。

G-035 宗入 大黒写黒茶碗 ¥500000~ 付識箱(桐 貼札) 12×12×8 ヒビ 好々斎箱書

宗入(寛文四・1664~享保元・1716)は京都の陶工。樂五代。尾形光琳の従兄弟で、四代一入の弟子。初代長次郎への回 帰を目指し作陶。「カセ釉」の技法で知られる。

241 G

G-037 了入 黒平茶碗 ¥500000~ 付二重箱(内共識桐 外識) 替蓋(即中斎書付 銘「福禄寿」) 15×15×7 磁貫 銘「三光」 堀内宗完内箱書 淡々斎外箱書 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。 紀州御庭焼に従事するなど樂家中興と称えられる。

G-038 旦入 黒富士茶碗 ¥400,000~ 付識箱(桐) 12×115×8 樂直入箱識

旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居し て号を旦入とした。

242 G

G-039 左入 両国写黒筒茶碗 ¥220,000~

付識箱(桐 貼札) 10×10×85 磁貫 旦入箱識 左入(貞享二・1685~元文四・1739)は樂家六代を継いだ陶工。京都の 商家に生まれ、宗入の娘婿となる。覚々斎手捏碗「流芳五十」の焼成、自 身の連作「左入二百」などが殊に知られる。

G-040 慶入 黒筒茶碗 ¥230,000~ 付共箱(桐)

10×10×95 磁貫 慶入(文化十四・1817~明治三十五・1902)は京都府丹波出身の陶工。 樂家十一代。旦入の養子となり跡を継ぐ。紀伊和歌山藩、西本願寺の御庭 焼に従事する。

G-041 了入 赤茶碗

¥250,000~ 付共箱(桐) 125×125×8  磁貫 見込印 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-042 旦入 菊絵赤茶碗 ¥220,000~

付二重箱(内時代識桐) 115×115×9  銘「薫風」 慶入内箱識 即中斎外箱書 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

243 G

G-044 宗全 黒茶碗 ¥250,000~

付二重箱(内時代貼札識桐) 仕覆 10×10×8 直斎箱書

G-045 旦入 黒茶碗 ¥150,000~ 付時代箱(桐) 11×11×75 底印 三ツ葉葵印 清寧印 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-046 了入 赤茶碗 ¥100000~ 付時代共箱(桐)

有隣斎書付蓋 10×10×75 磁貫 銘「て万り」

了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-047 一方堂 梅花絵茶碗 ¥200000~ 付識箱(桐) 14×14×85 淡々斎箱書

「一方堂」を雅号とする角倉玄寧(1800~1873)は京都の幕臣。嵯峨別 邸に築窯し、仁阿弥道八らを招いて作陶している。その際「一方堂」印を 捺したため、それら雅陶を俗に一方堂焼とも呼称する。

244 G

G-048 志野茶碗 ¥450000~ 付識箱(桐) 仕覆 145×145×9 淡々斎箱書 歌銘「松風」

G-049 高麗刷毛目茶碗 ¥250000~  付時代溜塗箱(桐 貼札) 15×135×12 磁貫 口縁補修

G-050 出雲刷毛目茶碗 ¥200000~ 付二重箱(内時代識桐) 125×12×85 磁貫 銘「相生」 鵬雲斎外箱書

245 G

G-052 彫三島茶碗 ¥200000~ 付識箱(桐 貼札)  更紗仕覆 15×15×7 銘「瑞祥」 即中斎箱書

G-053 堀手唐津茶碗 ¥150000~ 付木箱(杉) 13×13×75  ヒビ 口縁金補修

G-054 黒織部茶碗 ¥150,000~ 付木箱(杉) 145×12×9 G-055 初代真清水蔵六 祥瑞写茶碗 ¥150,000~  付共箱(桐 蓋ヤケ) 11×11×65 「保寿」印 初代真清水蔵六(文政五・1822~明治十・1877)は京都の陶工。乙訓 郡久我村出身、初め太三郎、のち保寿、別号に百寿。

246 G

G-056 伝倉橋権兵衛 御山茶碗 ¥100,000~  付二重箱(内識杉) 155×15×8 磁貫 ヒビ

¥100,000~ 付識箱(桐) 135×135×7 磁貫 底鉄絵銘 即中斎箱書

G-058 伝野々村仁清 斗々屋平茶碗 ¥90000~

付識箱(桐 貼札 破損) 145×145×5  無印 銘「真葛野」 無尽斎箱書

¥80000~ 付木箱(桐) 仕覆  14×14×45 ワレ金補修

¥80000~ 付木箱(桐) 145×145×4  磁貫

¥70000~ 付識箱(桐) 145×145×5  磁貫 縁窯キレ 藤岡了一箱識

247 G
G-057 元贇焼織部写茶碗 G-061 高麗青磁茶碗 G-060 井戸平茶碗 G-059 斗々屋平茶碗

14×14×6 口縁金、漆補修 又玅斎箱書 宗入(寛文四・1664~享保元・1716)は京都の陶工。樂五代。尾形光琳 の従兄弟で、四代一入の弟子。

加藤十右衛門(明治二十七・1894~昭和四十九・1974)は瀬戸の陶芸

248 G
G-065 仁阿弥道八  高麗茶碗 ¥70000~ 付共箱(杉) 135×135×6 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。 G-064 二代坂助八 萩茶碗 ¥80,000~  付識箱(桐 桟二欠) 15×135×7 大破銀補修  切高台 九代坂助八箱識 G-066 宗入 斗々屋写茶碗 ¥60000~ 付識箱(桐 貼札) G-067 唐津茶碗 ¥60000~ 付識箱(桐) 12×12×7  口縁ヒビ 鵬雲斎箱書 G-063 紅安南茶碗 ¥80,000~ 付木箱(桐) 15×15×8 磁貫  色絵剥落 G-068 加藤十右衛門 鼠志野茶碗 ¥70000~  付共識箱(桐) 紫縮緬仕覆 14×13×85 銘「松風」 即中斎箱書 家。岐阜県無形文化財保持者。

G-069 十代三輪休雪 萩茶碗 ¥200,000~

付共識箱(桐) 13×13×9 磁貫 鵬雲斎箱書

十代三輪休雪(明治二十八・1895~昭和五十六・1981) は本名邦廣。八代雪山、九代雪堂に学び、昭和二(1927)に 萩藩御用窯である三輪窯第十代休雪を襲名。同三十一 (1956)山口県の指定無形文化財保持者に認定。同四十二 (1967)に弟の節夫に十一代休雪を譲り「休和」と名乗る。

萩焼の伝統技術を研究し「休雪白」と称される独自の美し い白釉を完成。昭和四十五(1970)重要無形文化財「萩焼」 保持者に認定。山口県文化賞受賞。萩市名誉市民。紫綬褒 章受章。

G-071 十二代坂倉新兵衛 萩茶碗

¥135000~ 付共識箱(桐) 13×13×9  即中斎箱書、花押彫 銘「緋袴」

坂倉新兵衛は萩焼の深川窯窯元。朝鮮李朝の陶工で、萩 焼の祖とされる李勺光の子孫。六代藤左衛門の時に坂倉 と改姓。当代は十五代。

G-070 十一代三輪休雪 萩茶碗

¥200,000~ 付共箱(桐) 125×125×9 十一代三輪休雪(明治四十三・1910~平成二十四・ 2012)は萩市生まれ。三輪雪堂の三男。本名節夫、初号休、 隠居号寿雪。兄の十代休雪に師事。一時期川喜田半泥子に 師事。昭和四十二年長兄の十代休雪が隠居して休和と なったため十一代を継ぐ。茶陶酒器を中心に焼き、休雪白 と称さる釉に特徴がある。昭和五十八年重要無形文化財 「萩焼」保持者に認定される。平成十五(2003)年家督を 長男龍作に譲り隠居する。

249 G

G-073 薩摩紫蘇蛇蝎釉茶碗

¥50000~ 付木箱(桐) 10×10×75 口辺銀補修

G-074 高麗茶碗 ¥50000~ 付木箱(桐) 135×135×75 磁貫 窯キレ

G-075 絵萩茶碗 ¥50000~ 付時代箱(桐) 縮緬仕覆 14×14×8

磁貫 口縁補修

富士絵黒茶碗 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 10×10×65  共色補修 底窯印 奥田木白(寛政十二・1800~明治 四・1871)。

G-077 三島平茶碗 ¥50000~ 付木箱(桧 小色紙貼) 155×155×4 磁貫 醍醐冬基和歌小色紙(添古筆了音 極札)

G-078 刷毛目平茶碗 ¥50000~ 付木箱(杉 貼札) 15×15×4 小ソゲ 金補修

G-079 古曽部伊羅保茶碗  ¥50000~ 付合箱(杉) 14×14×6

G-080 小堀正峰 手捏黄釉馬盥茶碗 ¥50000~ 付黒塗箱(桐 貼札) 135×135×6 彫銘

G-081 仁清印 色絵茶碗

¥50,000~ 付合箱(桐) 11×11×7 磁貫

G-083 兼田昌尚 萩茶碗

手捏赤茶碗 ¥50000~

付共箱(桐) 12×12×75 磁貫 川上不白(享保元・1716~文化 四・1807)は茶人、不白流の開祖。

¥50,000~ 付共箱(桐) 13×12×9 磁貫

兼田昌尚(昭和二十八・1953~) は七代兼田三左衛門の長男。七代に 師事。山口県文化功労賞受賞。

G-084 豊場惺也 黄瀬戸茶碗 ¥50000~  付共箱(桐) 14×14×10 豊場惺也(昭和十七・1942~)は 岐阜県出身。刀剣鑑定家豊場重春の 四男。

G-085 二代小川長楽 赤平茶碗 ¥50000~

付共箱(桐) 14×14×6 磁貫  底銘

G-086 大樋長寿 初午馬上杯形茶碗

¥50,000~ 付共箱(杉) 95×95×14

付共箱(桐) 棗 香合 茶筅筒 14×21×14 内黒 目代宗芳は輪島塗師。大正十四年(1925)生。

250 G
G-082 川上不白 G-076 奥田木白 G-087 目代宗芳 扇子散蒔絵茶箱 ¥50000~

G-088 小川長楽 赤茶碗 ¥50000~  付共識箱(桐) 11×11×8 淡々斎箱書 長樂家は樂十一代慶入に仕え、十二代弘入代 に別家した大治郎を初代とする。建仁寺黙雷に 「長樂号」を賜わった。

G-089 古賀大眉 萩茶碗 ¥50000~  付共識箱(桐) 14×14×8 磁貫  銘「松聲」 尋牛斎箱書

G-090 加守田窯茶碗 ¥50000~  付共箱(桐) 125×125×95

G-091 御深井葵葉形茶入 ¥80,000~ 付識箱(杉) 牙蓋  65×7×9 口縁金補修

G-092 織部敷瓦 ¥80,000~ 付識箱(桐) 31×30×4 ソゲ

G-093 天猫宝尽地文繰口釜 ¥80,000~ 付識箱(桐)

銅蓋(新作) 25×25×17 鋳掛 大西浄心箱識(妻烽玉代筆)

G-094 杉木普斎 竹蓋置 ¥90,000~ 付識箱(杉) 55×5×45 ソゲ ヒビ 宗拂箱書 杉木普斎(寛永五・1628~宝永三・1708)は茶匠。千宗旦の弟子で直 入・宗喜・得失庵と号す。

251 G

G-096 瀬戸肩衝茶入 ¥300,000~ 付二重箱(内時代識桐) 仕覆3 牙蓋 65×65×95 口辺共色補修 銘「千年翠」 鵬雲斎外箱書

G-097 瀬戸茶入 ¥220,000~ 付二重箱(内時代貼札識桐)  仕覆3 牙蓋 85×85×65 口辺共色補修 銘「湧泉」  小堀政尹内箱識(古筆了仲極紙貼) 鵬雲斎外箱書

G-098 藤堂伊賀肩衝茶入 ¥150,000~ 付識箱(杉) 仕覆  牙蓋 6×6×105 磁貫

G-099 瀬戸肩衝茶入 ¥100,000~ 付識箱(桐) 挽家  仕覆3 牙蓋 65×65×9 口縁共色補修 鵬雲斎箱書

252 G

G-100 九代中村宗哲 溢梅蒔絵雪吹 大小 ¥300,000~ 付共識箱(桐) 大75×75×75ほか 銘「屯花」 針銘 惺斎在判、箱書 九代中村宗哲(安政三・1856~明治四十四・1911)は八代宗哲の婿養子。美術工芸学校漆工科創設委員。

G-101 伝初代豊平翠仙 山水蒔絵大棗 ¥250000~

付二重箱(内識桐) 仕覆 8×8×75 内梨子地 即中斎箱書、在判

G-102 豊平翠香 金溜源氏車蒔絵棗 ¥200000~

付共箱(桐) 仕覆 75×75×7 内梨子地 豊平翠香(昭和十一・1936~)は東京都出身の蒔絵師。那須で制作を 行う。日本工芸会正会員。

253 G

G-104 一后一兆 遠山蒔絵大棗 ¥150000~

付共識箱(桐) 7×7×7 而妙斎箱書、在判 内梨子地 一后一兆(明治三十七・1904~平成三・1997)は蒔絵師。輪島塗作家。

G-105 西村象彦 籬菊青貝蒔絵大棗 ¥100000~  付共識箱(桐) 仕覆 75×75×75 鵬雲斎箱書、在判 内黒

G-106 花筏蒔絵平棗

¥60,000~ 付合箱(桐) 8×8×6  内黒

G-107 錫胎漆塗茶器

¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 65×65×7 内箔押

G-108 紅葉紋蒔絵棗 ¥50,000~ 付木箱(桐)

7×7×65 内梨子地

G-109 中村宗哲 黒中次  ¥50,000~ 付共箱(桐) 7×7×7 蓋ヒビ  宗精在判、寿字直書

G-110 十三代飛来一閑  溜塗雪吹 ¥50,000  付共識箱(桐) 7×7×7  底朱銘 内黒 「元伯好」即中斎箱書、在判

G-111

菊紋木賊蒔絵面中次

¥50,000~ 付識箱(桐) 65×65×7 内黒

G-112 瀬戸飴釉茶入

¥50000~ 付木箱(桐) 仕覆2  黒漆挽家 牙蓋 5×5×75

G-113 瀬戸瓢形茶入 ¥50000~ 付木箱(桐) 仕覆2  牙蓋 55×55×7 口辺ヒビ

254 G

¥250000~ 付二重箱(内共桐)  共筒 総長185 銘「寒月」

了々斎宗左(安永四・1775~文政 八・1825)は表千家九代。久田家から の婿養子。紀州徳川家に仕えた。

¥250000~ 付二重箱(内共桐)  共筒 総長185 銘「柴舟」

¥200000~ 付二重箱(内共桐)  共筒 総長185 銘「雪空」

吸江斎宗左(文政元・1818~万延 元・1860)は表千家十代。号は安祥軒、 祥翁、省々など。了々斎の弟の久田家 七代皓々斎の子。八歳で

啄斎の養子

となり、代を継いだ。紀州家に仕え、十 九歳で治宝卿から台子真手前の伝授を 受ける。この間の後見人は二代住山楊 甫。隠居後は宗旦と称した。

255 G
G-115 了々斎 竹茶杓 G-114 了々斎 竹茶杓 G-116 吸江斎 竹茶杓

G-118 碌々斎 竹茶杓

¥230000~ 付共箱(桐) 共筒  総長185 銘「菖蒲刀」 「丙申(1896)五月 初節供を祝いて」 箱識 碌々斎(天保八・1837~明治十三・ 1910)は表千家十一代。十代吸江斎の長 男。安政二年に吸江斎が隠居した後、宗 左を継いだ。号瑞翁、碧雲軒など。

G-119 玄々斎 竹茶杓 ¥270000~ 付二重箱(内共桐 外識杉) 共筒 総長18 銘「寒紅梅」

円能斎箱書 玄々斎(文化七・1810~明 治十・1877)は裏千家十一世。 号虚白斎、不忘斎、精中など。 茶箱点前、立礼式を取り入れ た。

¥200000~ 付共箱(桐) 共筒  総長18ほか 櫂先補修  鉄刀木・竹 在判 銘「金鳥玉兎」

256 G
G-120 玄々斎 二本入茶杓

G-121 吸江斎 竹茶杓

¥150,000~ 付共箱(桐) 共筒

総長182 銘「霜柱」

吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・ 1860)は表千家十代。号は安祥軒、祥翁、 省々など。了々斎の弟の久田家七代皓々 斎の子。八歳で 啄斎の養子となり、代 を継いだ。紀州家に仕え、十九歳で治宝 卿から台子真手前の伝授を受ける。この 間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗 旦と称した。

G-122 文叔 竹茶杓

¥150,000~ 付識箱(桐)

一啜斎書付追筒 総長18 櫂先ソゲ  銘「恵比寿」 一啜斎箱書

文叔宗守(万治元・1658~宝永五・ 1708)は武者小路千家五代。一翁の子で 茶法を父に学び、父と同じく讃州高松の 松平侯に仕えた。

G-123 直斎 竹茶杓

¥150,000~ 付識箱(桐) 共筒  総長19 銘「駒」 不徹斎箱書 直斎(享保十・1725~天明二・1782) は武者小路(官休庵)七世で堅叟宗守。官 休庵における新しい茶の湯制度(家元制 度)を確立。また、如心斎らと「千家七事 式」を制定した。

257 G

G-125 大綱宗彦 竹茶杓

¥150000~ 付識箱(桐) 共筒 総長18  銘「氷室」 宗般玄芳箱識 大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は 大徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四 世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称した。

G-126 宙宝宗宇 竹茶杓 ¥150000~  付共箱(桐) 共筒 総長18 銘「好談」 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保九・1838)は臨済 宗の僧、大徳寺四百十八世。塔頭芳春院第十三世住 職。号洛陽人、松月老人、松月叟など。詩偈、書に優 れ、名筆と称された。また、茶の湯を能くし製陶に も長じた。

G-127 惺斎 竹茶杓

¥100000~

付共箱(桐) 共筒 総長185 銘「五月雨」 惺斎宗左(慶応元・1865~昭和十二・1937)は 表千家十二代。十一代碌々斎の長男。幼名は与太 郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。

G-128 碌々斎 古梅枝

茶杓 ¥60000~ 付共箱(桐) 共筒 総長18 五本之内 碌々斎(天保八・1837~明治十 三・1910)は表千家十一代。十代吸 江斎の長男。安政二年に吸江斎が隠 居した後、宗左を継いだ。号瑞翁、 碧雲軒など。

G-129 一指斎 竹茶杓

¥50000~ 付共箱(桐) 共筒  総長18 銘「籬菊」

一指斎宗守(嘉永元・1848~明治 三十一・1898)は武者小路千家十一 世。表千家十代吸江斎宗左の第二子。 十代以心斎の養子となり、宗主を継 いだ。一叟とも称す。

G-130 岡橋三山 微細彫竹茶杓 ¥50000~  付共筒 総長18 大綱宗彦和歌彫  昭和丙戌

G-131 岡橋三山 微細彫竹茶杓 ¥50000~  付共筒 総長185 七十四翁

258 G

G-134 了々斎 竹尺八花入

¥80000~

付共箱(杉) 95×95×33 ワレ  銘「掛流」

了々斎宗左(安永四・1775~文政 八・1825)は表千家九代。久田家か らの婿養子。紀州徳川家に仕えた。

G-132 如心斎 竹置花入 ¥300000~ 付識箱(桐) オトシ

11×11×33 ワレ 銘「蓬莱」 一燈箱書 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・1751)は不審菴の七代。六代 覚々斎(久田宗全)の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺 大龍宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。幼くして茶道に通じる傍ら、画や 俳句にも秀で多くの作品をのこした。

山田宗有(慶応二・1866~昭和三十二・1957)は茶人、実業家。宗 流八 代。本名は寅次郎。沼田藩家老職の家に生まれ、のちに宗 流家元の養子と なる。イスタンブールでも事業を起こし、日本とトルコの交流に深く関 わった。家元を襲名してからも実業界に身を置いたが、三島製紙会長を辞 任後は茶道に専念した。

259 G
竹二重切花入 ¥80000~ 付識箱(杉) 9×9×43 ヒビ  銘「木六駄」 了々斎箱書
竹尺八花入 ¥70000~  付共箱(桐) 5×5×27 ワレ  銘「幽鳥」「西芳寺」焼印 G-136 山田宗有  竹尺八花入 ¥70000~  付共箱(桐) 7×7×265 ワレ 「当麻寺」焼印
G-133 如心斎
G-135 山田宗有

G-138 備前釣舟花入 ¥480,000~ 付時代識箱(杉) 23×11×23 利休在判 坂本周斎箱書

G-139 嵐山鮎籠花入 ¥50,000~

付識箱(杉 貼札) オトシ 14×10×19  口辺竹キレ 即中斎箱書

G-140 遠州信楽花入 ¥50,000~  付木箱(桐) 10×10×22 口辺ヒビ

260 G

G-141 大西浄清 繰口撫肩釜 ¥430,000~ 付識箱(桐) 銅蓋 27×27×17 網地文 「寛文年時代」大西浄中箱識 即中斎箱書 大西浄清(文禄三・1594~天和二・1682)は釜師大西家二代。名は村 長、通称は五郎左衛門。 古田織部、小堀遠州らの愛顧を受けた。後に子 の定林とともに江戸に出て、幕府御用釜師となった。

G-142 笛耳筒釜 唐銅玉縁風炉 ¥320,000~  釜14×14×18ほか  釜:時代識箱(杉) 銅蓋 「織部時代」西村道也箱識 風炉:識箱(杉)「寛永年時代浄林作」大西浄長箱識

G-143 大西定林 梅猿地文羽釜 ¥290,000  付時代黒塗識箱(桐) 大西浄中折紙 銅蓋(カケ) 25×25×21  竹耳 「元禄年時代」折紙 大西定林は江戸時代に活躍した釜師。千家十職大西家二代浄清の子で 江戸大西家の初代。

G-144 芦屋繰口釜 ¥190,000~ 付識箱(杉) 銅蓋  22×21×23 梅竹耳 大西浄寿箱識

261 G

G-146 般若勘渓 雲龍地文釜 ¥50,000~ 付共箱(桐) 共蓋 鐶 17×15×17

般若勘渓は高岡の釜師、金工家。当代は三代目 (昭和八・1933~)。

G-147 西村道爺 万字釜 ¥50,000~  付識箱(杉) 銅蓋 25×24×16 「宝暦年時代」大西浄中箱識 西村道爺は京釜師。西村家四代。名を知義、通 称は弥三右衛門。俗称てて道爺という。京都三条 釜座に住した。

G-148 福禄寿地文釜 ¥50,000~  付木箱(杉) 銅蓋 25×25×20 海老耳

G-149 真形釜 朝鮮風炉 ¥50,000~  付共箱(杉)2 銅蓋 釜22×20×15ほか 角谷沙村釜 金森紹栄風炉

G-150 宇治石茶臼 ¥50,000~  40×40×19

G-151 宇治石茶臼 ¥50,000~  40×40×22

G-152 呂宋四耳茶壺 ¥50,000  付オトシ 35×35×40 肩押印四箇所  胴波文刻

G-153 南蛮褐釉振出 ¥50,000  付識箱(桐) 8×8×10

G-154 旦入 宝珠形香合 ¥50,000  付共箱(桐) 6×6×45 蓋裏押印 「比良山土造」高台内彫字

G-155 加藤俊白 織部敷瓦 ¥50,000~ 付識箱(桐) 30×30×3 底鉄絵銘

G-156 川端近左 菊桐蒔絵炉縁 ¥50,000~ 付共箱(桐) 425×425×7

G-157 永楽和全 金襴手盃 盃台 ¥50,000~ 付共箱(桐) 盃7×7×4 永樂和全(文政六・1823~明治二十九・1892) は永樂家十二代。十一代永樂保全の長男。

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G-158 一入 瓜香合 ¥200000~ 付識箱(桐) 75×10×6 磁貫 了入箱識 一入(寛永十七・1640~元禄九・1696)は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を創 始した。幼名左兵衛、明暦二年(1656)、四代吉左衛門を襲名。元禄四年 (1691)養子宗入に家督を譲る。

G-160 了入 鶴赤香合 ¥100,000~ 付識箱(桐) 11×10×25 蓋羽先端共色補修 淡々斎箱書 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-159 駒澤利斎 五三桐香合 ¥250,000~

付二重箱(内共識桐) 9×6×25 惺斎在判、箱書 「大坂城内豊公手植桒ヲ以テ」箱識 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。

G-161 市原華雲斎 折返炭斗 ¥100,000~ 29×29×10 底彫銘

G-162 松尾忠久 瓢形柄銀火箸 五組 ¥50,000~  付共箱(桐) 総長27

G-163 十一代中川浄益 節々煙管 一双 ¥50,000~  付共箱(桐) 総長40 「吸江斎好」箱識

十一代浄益(大正九・1920~平成二十・2008)は、十代の長男として 生まれ、京都市立第二工業高校金属工芸科卒業。父死去の後、昭和十五 年に十一代清右衛門を襲名。紹真。

263 G

¥80,000~ 29×29×17

G-166 慶入 車軸赤火入 ¥70,000~ 付識箱(桐) 95×9×9 樂直入箱識

慶入(文化十四・1817~明治三十五・1902)は京都府丹波出身の陶工。 樂家十一代。旦入の養子となり跡を継ぐ。紀伊和歌山藩、西本願寺の御庭 焼に従事する。

G-167 伝道入 建水 ¥90000~ 付時代合識箱(桐) 145×145×105 漆補修

一対 ¥60000~  付木箱(杉 貼札) 13×13×10 窯印

G-169 八代中村宗哲 白粉解香合 ¥60000~

付共識箱(桐) 55×55×4 身部変色 内黒 碌々斎箱書、在判 八代中村宗哲(文政十・1827~明治十七・1884)は名は忠一、通称は 八郎兵衛、別号に到斎、聴雨、蜂老。父七代宗哲に師事。玄々斎・碌々斎 及び井伊直弼の好み物をつくり、棚物や懐石家具を制作した。能筆で、 和歌、俳句を能くし、家伝、記録を詳細に残した。門下に釜師の二代下間 庄兵衛がいる。

G-170 中村宗哲 四君子蒔絵炉縁 ¥70000~ 付共識箱(杉) 425×425×7

淡々斎箱書、在判

264 G
G-168 伝大樋宗春 菊花形火入 G-165 宇治石茶臼

G-171 旦入 黒猪口 五 ¥200000~ 付識箱(桐) 5×5×4  磁貫 ヒビ4 窯印 樂直入箱識 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-173 高取肩衝茶入 ¥60,000~

付二重箱(内識桐 外溜塗) 牙蓋 仕覆3 6×6×9 而妙斎箱書 銘「閑居」

G-176 十三代駒澤利斎 木地曲蓋置  ¥50,000~ 付共識箱(杉) 6×6×45  即中斎箱書、在判

G-172 永楽即全 金銀絵替皿

十 ¥120000~ 付共段箱(桐) 165×165×3 磁貫 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永樂善五郎十六代。京都 市生まれ。十五代正全の息。昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山 荘内に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G-174 高取飾耳茶入 ¥60,000~

付識箱(桐) 牙蓋2 6×6×8  口辺カケ接合補修

G-175 須恵器茶入 ¥50,000~

付識箱(桐) 牙蓋 9×9×55 桂又三郎箱識

G-177 駒澤利斎 松木地三友ブリブリ香合 ¥50,000~  付共識箱(桐) 18×8×8 惺斎箱書、在判 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。

G-178 木彫椰子実香合 ¥50,000~  付識箱(桐 貼札) 5×5×35 内黒 吸江斎在判 住山楊甫箱書

265 G
鵬雲斎箱書

G-180 寄木遠州棚 ¥290000~ 付時代識箱(桐) 58×30×48  天板スキ補修 桑、黒柿

G-181 桑遠州棚 ¥190000~

付時代識箱(杉・背面一部欠、天板底小ワレ 貼札) 67×33×49 ヒビ

G-182 遠州棚 ¥100000~ 72×37×48

G-183 丹波四耳茶壺 ¥140000~ 付時代溜塗段箱(桐) 木蓋 仕覆 23×23×27

266 G

G-184 籐組茶箱 ¥300000~ 付識箱(桐 貼札) 縞仕覆 185×135×12

仁清茶碗(底印 窯キレ補修、ヒビ) 黒小棗(覚々斎在判 身ヒビ) 南鐐建水(純銀刻印)  染付振出 桐溜塗香合 浄益南鐐茶巾筒(底銘) 唐木蒔絵茶筅筒 南鐐茶筅立 象牙茶杓 茶筅

¥50,000  付時代箱(桐 貼札) 22×22×6

G-185 橋本陶正山 雲龍文皆具 ¥300,000~

付共識箱(桐) 水指17×17×19ほか 磁貫  而妙斎箱書 橋本陶正山は、薩摩焼の陶芸家。鹿児島市に陶正山窯を開く。 現二代目。

¥50,000~ 付共識箱(桐) 24×24×3  即中斎箱書

267 G
G-187 角谷与兵衛 唐銅青海盆 G-188 呉須赤壁文鉢 ¥50,000~  付黒塗箱(桐 貼札) 17×17×6 G-186 蒟醤菓子器 G-189 大江市郎兵衛 杉刀置 ¥50000~ 付共箱(杉) 34×28×8  指物師 直斎好

G-192 武野紹鴎 消息幅 ¥280,000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 56×13 表具62×116 ヤブレ シミ 武野紹鷗 (文亀二・1502~弘治元・1555)は堺の富商で茶人。通称新五郎、名仲材。歌道を好み三条西実隆の門に入門。天文元年に剃髪して紹鷗と称す。

268 G

G-191 旦入目貫短刀拵 ¥600000~ 付時代溜塗箱(杉) 刀袋 総長43 桜杢目文革包

G-193 古田織部 消息幅 ¥350000~ 付二重箱(内時代識杉 外黒塗) 紙本 潤塗軸端 43×27 表具51×118  スレ オレ 松井康之宛 古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、 のち豊臣秀吉に仕え、九州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に 工夫をこらし、後の茶道に大きな影響を与える。大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。

269 G

G-195 古染付山水人物文六角皿 ¥150,000~ 付合箱(桐) 18×205×5 虫喰 窯キレ

G-196 和蘭陀染付山水人物文深鉢 ¥150000~  付木箱(桐 蓋桟一欠) 21×21×9 縁ヒビ 虫喰

G-197 古染付草花海老文皿 ¥80,000~ 付識箱(桐) 16×10×3 磁貫 小虫喰 口縁銀補修

G-198 呉須赤絵鉢 ¥120,000~ 付時代箱(桐) 21×21×95 磁貫 ヒビ金補修

270 G

G-199 千宗旦 一字書幅

¥280,000~ 付時代識箱(桐 蓋桟一欠) 古筆了仲極札 紙本 黒塗軸端 40×28 表具52×119 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ 「無」 元伯宗旦(天正六・1578~万治元・1658)は千家第三世。千利休の孫で少庵(二世)の子。号を咄々斎、咄斎とし、茶禅同一味 (禅と茶は一つ)を説き侘茶に徹した茶人。

G-200 又玄斎 消息幅

¥150,000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 45×32 表具57×114 鵬雲斎箱書 一燈宗室(享保四・1719~明和八・1771)は裏千家八世、斎号又玄斎。 一燈は表千家からの養子、原叟宗左の三男。今日庵の茶席を修復。兄如 心斎と七事式を制定した。

¥120,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 太巻 51×19 表具62×130 碌々斎(天保八・1837~明治十三・1910)は表千家十一代。十代吸江 斎の長男。安政二年に吸江斎が隠居した後、宗左を継いだ。号瑞翁、碧雲 軒など。

G-201 碌々斎 銀地書扇面幅

271 G

G-203 川上不白 一行書幅 ¥350000~ 付木箱(杉) 紙本 潤塗軸端 28×99 表具31×173 オレ

G-205 川上不白 槌歌賛幅 ¥150000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 30×102  表具41×184 シミ オレ 表具ヤケ、ウキ

G-204 川上不白 置字幅 ¥150000~ 付木箱(杉) 紙本 唐木軸端 28×93 表具31×181 シミ スレ オレ  穴 川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、黙雷庵、 円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称した。

272 G

G-206 川上不白 宝珠画賛幅

¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 27×93 表具30×178 シミ スレ オレ  川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶 人、不白流の開祖。紀伊生。如心斎宗左に入門。

大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、 黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶 頭。江戸千家を称した。

G-207 松平不昧 月歌賛幅

¥190,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 23×72 表具26×140 シミ オレ 表具オレ 松平不昧(宝暦元・1751~文政元・1818)は出 雲松江七代藩主。茶人大名として有名で、自ら不 昧流を創った。また美術品の収集や書道、和歌、 俳句などの諸芸にも力を注いだ。

G-208 吸江斎 釜画賛幅

¥180,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×77 表具31×154 シミ 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は 表千家十代。号は安祥軒、祥翁、省々など。了々 斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎の 養子となり、代を継いだ。紀州家に仕え、十九歳 で治宝卿から台子真手前の伝授を受ける。この 間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦と称 した。

273 G

G-210 小堀遠州 消息幅 ¥90,000~

付黒塗箱(桐) 紙本 唐木軸端 43×34  表具52×115 ヤケ シミ ウキ スレ

G-211 小堀遠州 三首和歌懐紙幅

¥90,000~ 付時代箱(桐 破損) 紙本  骨軸端 42×32 表具53×122 ヤケ シミ  オレ 表具アレ

G-212 小堀遠州 和歌幅 ¥50,000~  付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 27×42  表具36×136 シミ 表具ヤケ、虫穴  古筆了伴箱識

小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優 れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。

G-213 元伯宗旦 書幅 ¥50,000~  付時代箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 52×30 表具55×118 大アレ

元伯宗旦(天正六・1578~万治元・1658)は千 家第三世。千利休の孫で少庵(二世)の子。号を 咄々斎、咄斎とし、茶禅同一味(禅と茶は一つ) を説き侘茶に徹した茶人。

G-214 狩野英信 雪月花歌賛幅

¥60,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端(虫喰手) 28×106 表具29×175 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 松平不昧歌賛 狩野英信(享保二・1717~宝暦十三・1763)江 戸時代中期の画家。

G-215 川上閑雪 一行書幅

¥80,000~ 付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 27×97 表具30×173 シミ オレ 川上閑雪(昭和五・1930~)は茶道家。江戸千 家十代家元。別号に不白、不式庵、蓮華庵。八代 川上不白(一元斎)の次男。昭和四十年十代を継 ぐ。東京出身。

274 G

G-216 売茶翁 一行書幅

¥100,000~ 付時代識箱(杉)

紙本 潤塗軸端 28×131

表具31×204 シミ 柴山元昭(延宝三・1675~宝暦十 三・1763)は煎茶道の始祖。肥前蓮池 生まれ、十一歳の時、黄檗宗龍津寺の 創建者化霖禅師のもとに学び、後に 宇治の黄檗山に入る。僧名月海元昭 禅師、別名高遊外、自称売茶翁。茶の 知識は長崎遊学中に清人から学んだ。 当時の文人たちを自由な形式の煎茶 道で魅了した。著書『梅山種茶譜略』 など。

G-217 青木木米 青磁二段重 ¥90000~

付二重箱(内識桐) 縮緬仕覆 17×17×17 下段割付(金補修)  三世三浦竹泉箱識 青木木米(明和四・1767~天保四・1833)は陶工、南画家。通称木屋佐 兵衛、八十八。号青来、百六散人、聾米ほか。京都の料理茶屋に生まれる。 製陶に従事したのは寛政八年前後、陶器を宝山に、磁器を奥田穎川に学 んだとされる。紀伊の瑞芝焼、加賀の春日山窯等にも関与。多彩な技法 で、名品名器の模造再現に巧みでありながら、独自の作風を見せる。

G-218 大田垣蓮月 和歌彫煎茶碗

65×65×4 磁貫 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。

275 G
五 ¥50,000~ G-220 葡萄地文大鉄瓶 ¥50,000~  31×29×33 G-219 初夢地文大鉄瓶 ¥50,000~  27×24×33 G-221 左馬地文大鉄瓶 ¥50,000~  23×21×32
煎茶

華道

H-001 銅龍耳花入 ¥230,000~ 付時代箱(桐 貼札) 12×12×28

H-004 銅獣耳花入 ¥100,000~

付木箱(桐) 紫仕覆 12×11×27

H-005 銅鳳凰釣舟花入 ¥50000~ 32×12×18

H-002 銅桔梗口双耳花入 ¥80,000~  付時代識箱(桐) 仕覆 15×15×21

H-003 舟形提梁ほか 二 ¥50,000~  付木箱(桐)2 15×16×18ほか キレ

H-006 川喜田半泥子

掛竹花入 ¥50,000~

付識箱(桐) 9×7×33

坪島土平箱識

川喜田半泥子(明治十 1878~昭和三十八・ 1963)は陶芸家、実業家。自

宅に楽窯を築いた後、大登 窯を築窯。晩年には広永の 山中に移窯し弟子を養成。

H-007 生野祥雲斎

手付竹花入

¥50000~ 付共箱(モミ) 13×65×50 「通筒」焼印 生野祥雲斎(明治三十 七・1904~昭和四十九・ 1974)は竹工芸家。大分県 生。本名秋平。一時夢雀斎 楽雲、祥雲斎泰山を号す。 昭和四十二(1967)重要無 形文化財「竹芸」保持者に認 定。勲四等旭日小綬章受章。

276
H

燈火器

一対 ¥100,000~  付時代識箱(杉 蓋虫喰) 27×27×84  銅胎蒔絵芯切壺一対 黄銅芯切一対

一対 ¥50000~ 29×18×42 銅台皿 「元禄四年未(1691)七月吉日」柱彫銘

277
K-001 桐唐草蒔絵燭台 K-002 鉄多燈台 K-003 黄銅雪洞燭台 一対 ¥50,000~ 14×14×65 K-004 銅六角吊燈籠 ¥50,000~  35×35×46 亀甲透 K-005 銅六角吊燈籠 ¥50,000~  35×32×36
K

神田に住み、通称は久米次郎、更山と号する。酒井抱一の下絵による江 戸琳派の印籠・櫛類を工房で多く制作した。谷文晁、大田南畝など当時 一流の文化人との交流が知られる。

278
M-001 象牙粟鶉根付 ¥300000~ 4×2×25 M-002 原羊遊斎 牡丹蒔絵饅頭根付 ¥200000~  付木箱(モミ) 5×5×25 原羊遊斎(明和六・1769~弘化二・1845)は江戸後期の蒔絵師。江戸 M-003 象牙親子獅子根付 ¥250,000~ 5×3×25
提物 M
M-004 象牙金太郎根付 ¥180,000~ 3×2×4

M-005 象牙大工根付 ¥180000~ 4×2×3

M-006 金工保昌弄笛鏡根付 ¥160000~ 付木箱(桐) 5×5×15 白ガラス玉緒締

M-007 木彫狼髑髏根付 ¥110,000~  4×2×35

M-008 正直 木彫草履蝸牛根付 ¥90000~ 4×3×25 在銘

M-009 正直 木彫草履鞋根付 ¥90000~ 45×3×2 在銘

正直と称した根付作家は六人いる。京都、宇治山田(三重)、江戸にそれぞれいるが、本品がいずれ かは未詳。

279
M

M-011 マンモス牙骸骨根付 ¥70000~ 総高6 「松山」彫銘

M-012 象牙太鼓犬根付 ¥60000~  3×2×3 ヒビ

M-013 象牙親子兎根付 ¥50000~  5×3×35 ヒビ 不読銘

M-014 象牙夷根付 ¥50,000~ 45×3×35

M-015 象牙仙人根付

¥50,000~ 総高6  左足先カケ

M-016 象牙仙人根付 ¥50,000~ 付合箱(桐) 総高8  左足先カケ

M-017 象牙寺子屋二童子根付 ¥50,000~ 4×25×35 「凌珉」彫銘

M-018 民谷 木彫玉遊獅子根付 ¥90,000~ 35×3×3 在銘

M-019 金工根付コレクション 八  ¥100,000~ 付木箱(桐) 4×3×3ほか

M-020 ぶら 一口 ¥100000~ 付木箱(桐)3  総長35ほか  象牙2  珊瑚

280
M

象牙

¥330,000~ 付共箱(桐) 5×5×4 吉田文之(大正四・1915~平成十六・2004)は漆芸家。 奈良県出身。正倉院宝物の復元修理に携わっていた父・ 立斎に師事して漆芸を学ぶ。第二次大戦終戦後に独立、撥 鏤の制作、研究に専念。「紅牙撥鏤尺」「紅牙撥鏤撥」の復 元に成功する。昭和六十年(1985)、重要無形文化財「撥 鏤」保持者に認定。

喫煙具

M-024 手付煙草盆

色絵火入(ソゲ) 黄銅火箸 14×14×21

281
M-021 全形象牙 ¥100,000~ 総長77 265kg(票400kg) 登録記号番号第110-000304号 M-022 吉田文之 象牙撥鏤香合 M-023 木彫野晒煙管
¥50,000~ 付ケース 総長12
¥50,000~ 付時代識箱(杉)
M

景道

N-001 小西福年 盆石画賛扇面幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 陶磁軸端  57×27 表具70×126 ヤケ シミ 「伊勢の海波にただよふさざれ石」川喜田半泥子賛 小西福年(明治二十・1887~昭和三十四・1959)は円山派の画家。福井県武生市生まれ。名重熙、 猶之助、別号芝生園。表具師の家に生まれ、明治三十四年(1901)京都に出て鈴木松年に入門し福年 の号を受けた。漢学・英語・能楽・茶道なども学んだ。国内各地で写生を重ね風景画を得意とし、京 都画壇で活躍した。

N-002 橋石 ¥100,000~ 200×67×47 鞍馬石

※この作品は下見会場へは持参しません。詳細お問合せください。(075-254-8851)

N-004 織部灯籠 ¥50,000~ 総高138 ※この作品は下見会場へは持参しません。 詳細お問合せください。(075-254-8851)

N-003 橋石 ¥50000~ 219×31×20

※この作品は下見会場へは持参しません。詳細お問合せください。(075-254-8851)

282
N-005 石製擬宝珠 ¥50000~ 総高64
N

陶磁器

283 O
O-001 丹波大壺 ¥300,000~  35×35×45 底ヒビ  胴剥落(クッツキ) O-002 信楽壺 ¥90000~ 33×33×37 口辺カケ 窯キレ O-003 備前三耳壺 ¥80000~  27×27×41 O-004 備前壺 ¥50000~ 29×29×37 底ヒビ 口縁ソゲ

O-006 備前手付 片口 ¥300000~ 付時代識箱 (杉) 20×175×175  注口補修

O-007 瀬戸四耳壺 ¥100000~ 25×25×33 口辺カケ、 接合補修 耳二欠  高台接合補修

O-008 備前猩々徳利 ¥200000~ 付木箱(桐) 12×12×30  左手補修 頭頂部カケ

O-009

備前布袋童子香炉 ¥50000~ 付木箱(杉) 15×17×16 布袋左手親指欠

O-010 備前布袋香炉 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 16×14×21 袋端欠失

O-011 備前花入 ¥60000~ 付時代識箱(桐  貼札) 緞子仕覆 13×12×23  伊部手

O-012 備前雀口小壺 ¥50000~ 付木箱(桐) 古備前鑑定委員会鑑定書 15×145×145 共色補修

284 O

¥300,000~ 付木箱(モミ) 12×12×14 口縁金補修 クッツキ 初期伊万里

¥250,000~ 付木箱(桐) 16×16×19  磁貫 シミ 高台小キレ 初期伊万里

285 O
O-013 染付葡萄文壺 O-014 染付葡萄文壺 O-015 色絵花鳥文内反鉢 ¥400,000~ 付識箱(桐) 24×24×6 磁貫 古九谷手 O-016 鍋島青磁大香炉 ¥350,000~ 315×315×20  菊紋足飾
286 O O-018 柿右衛門手龍虎文長方皿 五 ¥2,000,000~ 付木箱(桐) 23×125×35 小ヒビ1
287 O

O-020 五彩手魚取文変形皿 ¥250000~ 付識箱(桐) 12×10×3 古九谷手 北大路魯山人箱識

O-021 五彩手木瓜形皿 ¥200000~ 付識箱(桐) 18×12×3  古九谷手

O-022 色絵富士形皿 五  ¥100,000~ 付木箱(桐) 17×10×3ほか

磁貫3 フリモノ 古九谷手

O-023 色絵蘇鉄文皿 五 ¥100,000~

付木箱(桐) 155×155×35 「大明成化年製」染付銘 伊万里

O-024 染付八角鉢 五 ¥85,000~  145×145×4 高台窯キレ

288 O

O-025 柿右衛門手輪花向付 五  ¥100000~ 付割付箱(桐) 125×12×65

O-027 古染付汲出碗 十  ¥120,000~ 付時代箱(桐) 95×95×5  ソゲ 虫喰 ヒビ2

O-029 染付草花文徳利 ¥80,000~ 付木箱(桐) 11×11×215 口縁蒔絵共継補修  初期伊万里

O-030 染付網文徳利 ¥70,000~ 付識箱(桐) 7×7×14 口辺ソゲ 初期伊万里 ※P302にも掲載あり

O-026 柿右衛門手鮑形向付 五  ¥100,000~ 付時代箱(杉) 165×11×3 磁貫 ソゲ2 窯キレ1

O-028 色絵翡翠文葉形皿 ¥80000~ 付木箱(桐) 155×135×3

O-031 染付草花文酒次 ¥50,000~ 12×11×19 口辺釉メクレ 高台ソゲ 伊万里

O-032 初期色絵小壺 ¥50,000~ 付識箱(桐) 45×3×7 伊万里

289 O

O-038 柿右衛門手唐子遊菊形小皿 ¥50,000~ 付合箱(桐) 14×14×25 磁貫

¥200000~ 34×34×70 蓋裏ヒビ、磁貫 伊万里

O-039 錦手尊式花瓶 ¥100000~

20×20×40  釉ハクリ 伊万里

290 O
O-036 色絵蕎麦猪口 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 8×8×6 伊万里 O-034 染付楼閣山水文皿 ¥100,000~ 21×21×2 小ヒビ 初期伊万里 O-035 染付草花文壺 ¥80000~  付木箱(桐) 22×22×26 口辺ソゲ O-037 錦手獅子鈕沈香壺 付彫金台(不離)

15×11×6 磁貫

O-041 真葛長造 交趾写荒磯蓋物 ¥80,000  付共箱(桐) 15×15×9 磁貫 蓋ソゲ 底窯キレ 眞葛長造(寛政七・1796~万延元・1860)は陶工、宮川家十一代。

O-042 仁阿弥道八 仁清写紅刷向付 十八 ¥80,000~  付共箱(モミ) 105×105×55ほか 磁貫 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。

O-043 清水菊形向付 四 ¥90000~

付識箱(桐) 17×165×5  磁貫4 ヒビ1 ソゲ1

O-044 御深井軍配形平皿 ¥90000~

付時代箱(桐) 21×23×4 ワレ接合補修

磁貫

O-045 粟田根引松花入 一対  ¥50000~ 付時代箱(杉) 8×8×18 磁貫

291 O
O-040 京焼編笠向付 五 ¥240000~ 付時代識箱(杉)

付木箱(桐) 10×10×205 口縁銀補修  高台から胴部ヒビ補修

O-050 樂焼織部写蓋物

¥50,000~ 付時代識箱(杉) 205×205×11  磁貫 ソゲ 「天保二辛卯(1831)八千堂主人椿宇」底彫銘

O-051 三田青磁隅入大角鉢  ¥80,000~ 付識箱(杉) 32×34×8 磁貫  ヒビ 窯キレ 桐鳳浮文

O-052 交趾草花文輪花皿 ¥90,000~  付時代識箱(杉) 28×28×6 ヒビ

O-053 松本萩向付 五 ¥50,000~  付識箱(桐 貼札) 11×11×3 ヒビ ソゲ

O-054 松本萩向付 五 ¥50000~

付合箱(杉) 9×9×4 磁貫

O-055 薩摩団扇形皿 ¥90000~ 付時代箱(杉) 21×25×35 磁貫  飾接合補修

O-056 織部火入 ¥50000~  付木箱(桐) 12×9×9

292 O
O-047 高取飴釉瓶 ¥100,000~ O-048 高取瓢形花入 ¥50,000~  付合箱(杉) 15×15×21 O-049 無印萬古色絵壺 ¥50,000~  21×21×25 磁貫 鳳龍文
磁貫

新陶磁

O-057 北大路魯山人 織部寿字隅切鉢

¥350,000~

付識箱(桐) 23×23×4 二代黒田陶々庵箱識

北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次 郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超 高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、 独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染付・赤絵と多岐 にわたった。

O-059 川喜田半泥子 飾耳花入 ¥250000~ 付共箱(杉) 13×11×28

川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・1963)は陶芸家、実業家。 三重県の素封家の十六代、伊勢木綿問屋のほか電力、銀行などの実業に関 係したが、はやくから趣味生活に入る。自宅に楽窯を築いた後、大登窯を 築窯。晩年には広永の山中に移窯し弟子を養成。

O-058 北大路魯山人 絵志野桧垣文猪口 ¥200,000~  付識箱(桐) 6×6×5 高台ソゲ 二代黒田陶々庵箱識 ※P302にも掲載あり

O-060 川喜田半泥子  小盃 ¥60,000~  付識箱(桐) 65×65×3 磁貫  坪島土平箱識 ※P302にも掲 載あり

O-061 清水名家寄盃 五 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 5×5×3ほか 萬殊堂貼札 熊平源蔵箱識 清水六兵衛、高橋道八、諏訪蘇山、三浦竹泉、伊東陶山

293 O

O-063 河井寛次郎 陶板額 ¥500000~

付河井敏孝識シール 16×26 額31×36 磁貫 窯キレ

河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶 芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、 京都市立陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京 都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重 厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭 和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O-064 河井寛次郎  紅彩壺 ¥350,000~

付共箱(桐) 18×18×20

294 O
磁貫

O-065 河井寛次郎 茶碗 ¥250,000~ 付共箱(桐)

12×12×95

河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根 県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所 にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期 より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品を つくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O-066 河井寛次郎 花文隅切角皿 ¥150,000~ 付識箱(桐) 215×20×6 磁貫 河井敏孝箱識

O-067 河井寛次郎 四字書幅 ¥150,000~ 付識箱(桐)

紙本 唐木軸端 47×33 表具56×116 「昭和三十五年(1960)」書中 「心刀彫身」 棟方志功箱識

O-068 河井寛次郎 鉄呉須白筒描合子 ¥120,000~  付識箱(桐) 6×6×6 河井敏孝箱識

O-069 皆川マス 山水土瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐) 25×19×18 磁貫 浜田庄司箱識 皆川マス(明治七・1874~昭和三十五・1960)は益子焼の絵付師。山水 絵の土瓶で知られ、濱田庄司や柳宗悦ら民藝派の称揚を受けた。

295 O

O-071 今泉今右衛門 錦岩菊花瓶

¥50,000~ 付共箱(桐 ワレ) 19×19×23 今泉今右衛門は、肥前有田の窯家。寛文年間 (1661~1673)に始まった赤絵屋十六軒の一つで、 代々赤絵付けを専業としてきた。

O-072 北出星光 色絵金彩木蓮花瓶 ¥65,000~  付共箱(桐) 14×14×29 底銘 北出星光は陶芸家。大正十五年(1926)生。北 出塔次郎に師事。入念の絵付の九谷焼飾壺、飾皿、 酒器を作る。日本工芸会正会員。

O-073 楠部彌弌 黒釉魚文花瓶 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 14×14×26  底銘 楠部彌弌(明治三十・1897~昭和五十九・ 1984)は京都生まれ。大正七年赤土社結成に参加。 昭和二年帝展初入選。日本芸術院会員、文化功労 者、文化勲章。

O-074 坪島土平 伊賀花入

¥50,000~ 付識箱(桐) 135×15×24

窯キレ 窯印

坪島土平(昭和四・1929~平成二十五・2013) は大阪市生まれ。昭和二十一年(1946)十七歳の ときに川喜田半泥子に師事した。昭和三十八年 (1963)師の没後、廣永窯(廣永陶苑)を継承。川

喜田半泥子のただ一人の直弟子として師の技術 を受け継ぐ傍ら、独自の作風の双方を表現した。

O-077 朱北樵

O-075 五代加藤幸兵衛 青磁花入 ¥55,000~ 付二重箱(内共桐) 14×14×25  磁貫 底銘

O-076 九谷素山 温公甕割大花瓶 ¥50,000~ 22×22×35 磁貫 底銘

O-078 須田菁華  三友徳利 一対  ¥50,000 付共箱(桐) 9×9×21

本名松田茂。生歿未詳、東京美術学校卒、明治三十九年渡中し李瑞清に 師事し書を学び南画を研鑽して帰国。関西(奈良)を中心に活動し今鉄齋 と評された。

296 O
ヒビ
染付高杯 ¥50,000~ 付共箱(桐 破損) 30×30×215 銀カケ補修

O-079 加守田章二 灰釉小鉢 五 ¥70,000~ 付共箱(桐) 15×15×6 磁貫

O-080 加守田章二 書額 二 ¥50,000  付加守田昌子識シール 紙本 27×40 額45×54ほか

加守田章二(昭和八・1933~昭和五十八・1983)は大阪生。富本憲吉、近藤悠三に指導を受けた。昭和三十四(1959)益子で独立。昭和四十四年(1969) 岩手県遠野に築窯。創造的な作風で新境地を切り開いた。昭和四十九年(1974)芸術選奨文部大臣賞受賞ほか受賞多数。

O-081 矢野橋村絵付台鉢  ¥50000~ 付共箱(桐) 25×25×8 口辺カケ金補修  赤壁夜游

O-082 清風与平 青磁小香合 ¥50000~ 付共箱(桐) 35×3×25 極小ソゲ 清風与平は、京都の陶工。現在五 代目。

O-083 木村友敬 備前胡瓜形香筒 ¥50000~ 総長30 彫銘

O-084 林正太郎 志野大壺 ¥150000~ 付共箱(桐) 48×37×37 磁貫

297 O

O-086 金重陶陽  三角累坐花入

¥1,000,000~ 付共箱(桐) 135×125×23 金重陶陽(明治二十九・ 1896~昭和四十二・1967)は 備前焼初の重要無形文化財 保持者。備前市伊部に生まれ、 父楳陽に陶技を学び、陶土、 窯詰め、焼成法などの研究に つとめ、現代に桃山風備前を 甦らせた。

298 O
人間
国宝

O-087 十四代酒井田柿右衛門 染錦大瓢瓶 ¥350,000~

付共箱(桐) 19×19×42 十四代酒井田柿右衛門(昭和九・1934~平成二十五・2013)は佐賀県 生まれ。父である十三代に師事。昭和五十七(1982)年に十四代を襲名。

平成十三(2001)年に重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。有田陶芸 協会名誉会長、日本工芸会副理事長ほか。

O-088 荒川豊蔵 粉吹風酒盃 ¥150,000~ 付識箱(桐) 5×5×5 荒川武夫箱識 荒川豊蔵(明治二十七・1894~昭和六十・1985)は岐阜県多治見生ま れ、雅号は斗出庵。昭和三十(1955)に志野・黄瀬戸で重要無形文化財保 持者(人間国宝)に認定された。昭和四十六(1971)文化勲章受章。

O-089 藤本能道 小禽文壺 ¥250000~

O-090 藤本能道 木蓮文瓢形花瓶

付共箱(桐) 15×16×28 藤本能道(大正八・1919~平成四・1992)は東京生まれの陶芸家。東京美術学校卒業後、文部省技術講習所に入所。加藤土師萌に師事。富本憲吉の助手 を務めながら、九谷焼色絵磁器の技法を習得。日本工芸会正会員。日本陶磁協会理事。東京芸術大学学長。昭和六十一(1986)年に重要無形文化財「色絵磁 器」保持者認定。

付二重箱(内共桐 外黒塗) 17×17×21

299 O
¥220000~

O-093 十三代今泉今右衛門

¥80,000~ 付共箱(桐) 22×22×35

十三代今泉今右衛門(大正十五・1926~平成 十三・2001)は佐賀県生まれの陶芸家。十二代の 息子。「薄墨」吹きつけ技法を創始。

O-092 金重陶陽 備前火襷楓形皿 五 ¥250,000~ 付識箱(杉) 16×16×5 窯キレ  接合補修1枚2カ所 金重晃介箱識 金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・1967)は備前焼初の重要無形文化財保持者。備前市伊 部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風備前を甦 らせた。

O-094 井上萬二 染付薔薇文壺 ¥80,000~ 付共箱(モミ) 31×31×28

O-095 井上萬二 菓子鉢 二  ¥60,000~ 付共箱(桐) 青白磁18×18×6ほか 青白磁彫文  白磁牡丹彫文 底彫銘 井上萬二(昭和四・1929~)は佐賀県生まれ。十二代柿右衛門に学び、のち奥川忠右衛門に師事。佐 賀県立窯業試験場に入る。磁器轆轤では日本の第一人者で、昭和四十四年ペンシルバニア州立大の招 きで渡米、作陶を指導。五十四年には「現代の名工」に選ばれる。平成七年には重要無形文化財「白 磁」保持者に認定。日本工芸会参与。有田陶芸協会長。

300 O
吹墨露草文額皿

明治工藝

O-096 錦光山 波千鳥陽刻花瓶 ¥200000~ 付木箱(桐 貼札) 唐木台 12×12×30 底印 錦光山家は京都粟田口を代表する陶家。

O-097 錦光山 菊花文大花瓶 ¥140000~  付共箱(桐) 唐木台 39×39×33 磁貫

O-098 南鐐菊花透虫籠形香炉 ¥350,000~ 付時代識箱(桐) 22×16×22 落款不読

O-099 七宝花鳥文花瓶 一対 ¥100,000~ 7×7×18

301 O

酒器を愉しむ

KR-008 高麗三島手徳利 ¥250,000~ 付溜塗箱(杉)

9×9×15 窯ヒビ補修 ※P360にも掲載あり O-058 北大路魯山人 絵志野桧垣文猪口 ¥200,000~

付識箱(桐) 6×6×5 高台ソゲ 二代黒田陶々庵箱識 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。 ※P293にも掲載あり #423 玉楮象谷 四脚酒盆 ¥150000~

付時代識箱(杉 破損) 51×51×14 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。讃岐漆芸の祖。  ※P62にも掲載あり

Q-015 菊文散燗鍋 一対 ¥50,000~

付時代識箱(桐 蓋桟一欠、虫喰) 波千鳥蒔絵蓋 20×16×15 ※P304にも掲載あり

O-107 永楽和全 金襴手馬上杯 ¥30,000~ 付共箱(桐) 65×65×6 永樂和全(文政六・1823~明治二十九・1892)は永樂家十二代。

G-157 永楽和全 金襴手盃 盃台 ¥50000~  付共箱(桐) 盃7×7×4 ※P262にも掲載あり

O-108 藤田喬平 手吹ぐい呑 ¥30000~ 付共箱(桐) 6×6×4 藤田喬平(大正十・1921~平成十六・2004)はガラス工芸家。日本芸 術院会員。文化功労者。市川市名誉市民。文化勲章授章。宮城県松島町に 藤田喬平ガラス美術館。

#387 縁金大独楽盆 ¥80,000~ 付時代箱(杉) 59×59×4 スレ ※P56にも掲載あり

KR-009 三島姫徳利 ¥250000~

付識箱(桐) 6×6×9 ※P360にも掲載あり O-060 川喜田半泥子 小盃 ¥60,000~

付識箱(桐) 65×65×3 磁貫 坪島土平箱識 川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・1963)は陶芸家、実業 家。※P293にも掲載あり

O-103 唐木小机 ¥30,000~ 45×27×17

O-109 時代瓢 ¥30,000~ 11×11×20

O-030 染付網文徳利 ¥70,000~ 付識箱(桐) 7×7×14  口辺ソゲ 初期伊万里 ※P289にも掲載あり CN-041 南京染付盃 六 ¥50,000~ 付木箱(杉 蓋桐) 75×75×4 めだか文 ※P349にも掲載あり 展示備品 丸盆 33×33×3

KR-005 李朝白磁片口 ¥50,000~ 付木箱(桐) 17×14×10  注口下辺補修 ※P359にも掲載あり O-111 浜田庄司 赤絵盃 ¥40,000~ 付識箱(杉) 6×6×4  浜田晋作箱識 濱田庄司(明治二十七・1894~昭和五十三・1978)は神奈川県生まれ。 本名象二。東京高等学校(現在の東京工業大学)窯業科で板谷波山に師 事した。卒業後京都市立陶磁器試験場で研究を重ね、大正九年(1920) バーナード・リーチと渡英、帰国後は益子に移住して制作に励んだ。柳 宗悦、河井寛次郎、芹沢銈介とともに民芸運動の中心人物として活躍。 昭和三十年(1955)重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。文化勲章 受章。

O-112 黒漆長机 ¥35,000~ 95×40×28 小アタリ

302
O

金工

Q-001 銅狸寝入 ¥110,000~ 付識箱(桐) 27×17×11

Q-002 銅倣製三角縁海獣文円鏡 ¥150,000~ 10×10×1  凸面鏡

Q-003 銅楊香文円鏡 ¥50,000~ 付木箱(桐) 13×13×05 「天下一春重作」銘

Q-004 銅桐鳳凰柄鏡ほか  二 ¥50,000~ 12×205ほか 柄先端カケ 「天下一佐渡」銘ほか

Q-005 赤銅地雉子前金具  ¥50,000~ 付木箱(桐) 5×2 「光長」銘 Q-006 コイン装身具 一口  ¥50,000~ 総長10ほか

Q-007

分銅 二十 ¥100,000~ 付木箱(桐) 5×75×4ほか

Q-008 分銅ほか 八 ¥58,000~  付木箱(桐 蓋ワレ) 65×9×5ほか

五十、二十、五2、四、三、神家錘、中国錘

Q-009 二銭銅貨 十 ¥50,000~  33×33 ※シート保存状態にて撮影

303
Q

Q-011 朝倉文夫 鋳銅獅子 ¥100000~ 付共箱(桐)  像高32 底鋳銘 朝倉文夫(明治十六・1883~昭和三十九・1964)は大分県生まれの彫 刻家。号は紅 。東京美術学校卒。文展では連続上位入賞を果たし、のち に最年少審査員となる。東京美術学校教授。帝国美術院会員。帝国芸術 院会員。昭和十九年(1944)帝室技藝員。文化勲章受章。文化功労者。日 本芸術院第一部長。日展顧問。

Q-015 菊文散燗鍋 一対 ¥50000~  付時代識箱(桐 蓋桟一欠、虫喰) 波千鳥蒔絵蓋 20×16×15 ※P302にも掲載あり

Q-013 山田平安堂己ん典 家紋蒔絵屠蘇器 ¥150,000~  付共箱(桐) 同紋銀銚子・三重盃(純銀刻印) 銚子18×14×17(540g)ほか 丸に抱茗荷紋

Q-014 銀打出小槌 ¥70,000~ 付識箱(桐) ガラスケース  総長21(紐含まず) 405g(紐含む) 小スレ 純銀刻印

304
Q-012 朝倉文夫 銅胸像 ¥100,000~  42×32×58 スレ 鋳銘 1918
Q

R-001 翡翠リング ¥290000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 153×124×84mm 11号 有色樹脂含浸 1454ct 脇石129ct K18

R-002 翡翠リング ¥210000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 118×97×58mm 15号 有色樹脂含浸 572ct 脇石038ct Pt900

貴石・宝石 R

R-003 翡翠リング ¥140,000~  付ケース 宝石鑑別書、分析報告書(CGL) 151×104×45mm 15号 581ct 脇石069ct Pt900

R-004 タンザナイトリング ¥140,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 15号 204ct 脇石060ct Pt900

R-005 オパールリング ¥100,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 119×91×37mm 12号 243ct 脇石060ct Pt850

305

R-007 エメラルドリング

¥110000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)

68×61×51mm 17号 透明剤含浸 143ct

脇石103ct Pt900

R-008 エメラルドリング ¥85,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 13号  透明剤含浸 094ct 脇石056ct Pt900

R-009 翡翠リング ¥80,000~

付ソーディングメモ(CGL) 重量表示なし 10号 Pt900

R-010 ブルーサファイア リング ¥70000~

付ソーディングメモ(CGL) 567ct 脇石118ct 6号  加熱 Pt900

R-011 珊瑚リング

¥75,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL)

138×87×47mm 12号 412ct

脇石026ct Pt900

R-012 南洋真珠リング

¥75,000~ 付ケース

真珠鑑別書(CGL)

直径117-118mm 12号 脇石053ct K18

R-013 マベ真珠リング

¥60,000~ 付ケース

真珠鑑別書(CGL) 13-14号 K18

R-014 オパール ペンダントトップ

¥100,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 17×39 524ct  脇石023ct K18

R-015 南洋真珠 ペンダントトップ

¥50,000~ 付ケース

真珠鑑別書(CGL)

直径120-137mm 総長50 K18

R-016 マルチピアス

¥55,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL、対赤石) 07×29 K18

R-017 真珠ピアス

¥50,000~ 付ケース  真珠鑑別書(CGL) 総長45 K18

306
R

R-018 翡翠ペンダント

¥110,000~ 付ケース

宝石鑑別書、分析報告書(CGL)

トップ15×29 総長42 379ct 脇石075ct トップPt900 他Pt850

R-019 翡翠ペンダント

¥80,000~ 付ケース

宝石鑑別書、分析報告書(CGL) トップ16×36 総長395 129ct 脇石050ct トップPt900 他K18WG

R-020 彫刻翡翠

ペンダント ¥65000~

付ケース 宝石鑑別書、分析報告書 (CGL) トップ11×45 総長42 1056ct 脇石005ct Pt900 Pt850

R-021 翡翠ペンダント

¥65,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ17×25  総長40 他種成分含有 1443ct  脇石019ct K18WG

R-022 アクアマリン

¥100000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ17×25 総長39 308ct 脇石043ct トップPt900 他Pt850

R-023 オパール ペンダント ¥85000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ18×37 総長45 746ct 脇石027ct トップPt900 他Pt850

R-024 ダイヤモンド ペンダント

¥70000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ12×20 総長44 018ct, 019ct K18WG

R-025 ピンクサファイア ペンダント ¥50000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ03×30 総長44 加熱 040刻印 K18WG

R-026 マルチペンダント  ¥50000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL、対薄青石) トップ07×27 総長40 照射 005刻印 K18WG

R-027 南洋真珠 ペンダント ¥50000~

付ケース 真珠鑑別書(CGL)  トップ11×24 総長395 K18

R-028 南洋真珠 ペンダント ¥50000~

付ケース 真珠鑑別書(CGL)

トップ13×21 総長405 K18

R-029 南洋真珠 ペンダント ¥50000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL)  トップ20×43 総長40 K18

307
ペンダント
R

R-031 真珠ブレスレット ¥50000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL)  真珠直径120mm 総長28 K18

R-032 真珠ブレスレット ¥50000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL)  真珠直径75-80mm 総長16-18 K18

R-033 真珠ブレスレット ¥50000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL)  真珠直径75-80mm 総長16-18 K18

R-034 真珠装魚形ブローチ

¥100,000~ 付ケース 45×18 K18

R-035 シェルカメオブローチ

¥55,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 57×43 K18

R-036 彫刻珊瑚帯留 ¥50,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 39×18 K18

R-037 ダイヤモンドブレスレット

¥60000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  総長175 100ct K14WG

R-038 ダイヤモンドピアス

¥50000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 04×04 各019ct Pt900

R-039 ダイヤモンドピアス

¥50,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 04×04 各024ct K18

R-040 ダイヤモンドピアス

¥50000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 06×06 各040ct Pt900

308
R

異国の風 S

「臥槖 真写」の題箋と三枚の単彩素描三点の駱駝絵を貼る。文政四年(1821)に阿 蘭陀船がペルシャ産の一瘤駱駝の雄雌一対を長崎に舶載した。人々は珍獣に驚き、 すぐに幾種もの民画調の駱駝絵を摺版した瓦版が発行され、人々の興味を拡大し た。そのなか、窪田雪鷹(生没不詳)は文政六年(1823)10月、京都の京極金蓮寺で駱駝を 写生して、「遂写其真」と款記し、福井先生(福井春水と推理される)に贈り、現在、神 戸市立博物館に蔵される。掲出の「臥槖 真写」と雪鷹の「(立槖 )遂写其真」、及び 筆致の酷似から見て、掲出も雪鷹が金蓮寺で写生した一連の作品と見て大過ない だろう。これにより、雪鷹筆の槖 の立つと臥せる両姿を見ることになった。

S-001 駱駝画貼交風炉先屏風 ¥50000~ 紙本  36×26ほか 屏風184×73 ヤケ 虫穴

S-002 吉田三郎 銅駱駝 ¥55000~ 付共箱(桐) 10×35×22

S-003 南蛮蒔絵刀掛 ¥70000~ 45×18×26 スレ 剥離  三本掛

S-004 紅毛ガラス瓶ほか 三 ¥60000~ 11×11×29ほか  口辺小カケ 彩絵方瓶 緑ガラス方瓶(時代箱)

309

S-006

銅唐人飾エレキテル本体部  ¥350,000~ 付木箱(桐) 13×13×17 剥離

310

S-007 掛和時計 ¥150,000~  付木箱(桐) 12×12×30

S-008 籟山 アトラス画幅 ¥80000~ 紙本 雑木軸端 40×137  表具53×176 ヤケ シミ オレ  ヤブレ 表具大シミ 「辛丑」画中

S-009 司馬江漢

泥絵山水幅

¥50000~ 付合箱(桐) 絹本 雑木軸端 41×110 表具55×195 ヤケ シミ  オレ キレ 表具シミ 司馬江漢(延享四・1747~文政 元・1818)は洋風画家。

S
311
T-001 エジプト木彫彩色両手 ¥80000~  付木箱(桐) 飾台 手10×9 T-002 ウシャブチ 二  ¥50000~ 付識箱(杉)2 飾台 像高10ほか テラコッタ 青釉 T-003 ギリシャ土製トルソー ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 飾台  像高11 T-004 白檀シヴァ神像 ¥50000~  付識箱(桐) 唐木台 像高29 総高35 T-005 南蛮櫛目壺 ¥90000~  付時代識箱(杉) 19×19×32 T-006 ペルシャ銅柄鏡 ¥70000~  付大工箱(接合補修) 総長17 T-007 南洋蓋付籠 ¥50000~  43×27×18 T-008 笈籠 二 ¥50000~ 31×31×50ほか T-009 籠 二 ¥50000~ 116×26×18ほか 手付籠 担籠
諸外国骨董 T

T-011 ネパール王族消息幅

¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本 潤塗軸端 20×27 表具32×110 シミ オレ  表具オレ、シミ 「チャンドラシタランヂ招待状」巻止識

T-012 木彫神馬 ¥50,000~  34×75×17

T-013 新羅土器 二 ¥50,000~  20×20×31 16×16×25 台脚壺、有蓋高杯(ヒビ)

U-003 硝子簪 七 ¥70,000~  付木箱(桐) 総長155ほか

U-001 瑠璃硝子徳利 ¥100,000~  付木箱(桐) 7×7×24

U-002 硝子絵二美人額 ¥80,000~  33×44 額37×49 極小剥離

U-004 硝子煙管 三 ¥60,000~  付木箱(桐) 総長24ほか

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考古 硝子 T U

西洋骨董

W-001 ガレ エナメル彩リキュールグラス 五 ¥150,000~  55×55×105 底エナメル彩サイン 第一工房期

W-002 サビノ オパルセント女神 ¥100,000~  像高20 底サイン

W-003 ガレ 金蓮花文茶入 ¥80,000~ 付牙蓋 8×8×65 器腹サイン

W-004 ボヘミア鹿文花瓶 ¥50000~ 115×115×26 縁カケ

W-005 ボヘミア金彩花瓶 ¥50000~ 13×13×33 少女彩絵

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W

W-007 オランダ花器 ¥80,000~  付木箱(杉) 21×20×13 磁貫 ソゲ 剥離

W-008 マイセン 花文大皿

¥50,000~ 295×295×45 窯印 1924年以前

W-009 イギリス製

W-012 オルガン ¥50,000~  138×65×111 Mason& Hamlin製 (AutomaticBellowsSell) 73鍵

W-013 リードオルガン ¥50000~  61×116×193 SpringfieldOrganco(1880年頃)製 61鍵

※上記3点(オルガン)は下見会へは持参しません。詳細お問合せください。075-254-8851

三 ¥50,000~  7×5×5ほか 高台極小ソゲ ミントン(1891~1902) コールポート(1891 ~1920) ロイヤルクラウンダービー(1927)

カップ&ソーサー

W-014 オルガン ¥50000~ 付椅子  燭台二 136×49×155 EsteyOrganCo(1890年)製 61鍵

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W-010 掛時計 ¥50000~ 29×11×48
W-011 鉄造聖母子像 ¥70000~ 像高17
W
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¥1000000~ 138×200 シルク 約120万ノット ナイン産 W
W-015 ペルシャ絨毯

W-017 ヘレケ絨毯 ¥750,000~ 124×180 シルク 約100万ノット

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W

W-018 ペルシャ絨毯 ¥600,000~ 198×302 ヤケ  シルク 約100万ノット マラゲ産

W-019 ペルシャ絨毯 ¥600,000~  198×298 シルク 約81万ノット クム産  シラズィ工房

W-020 ペルシャ絨毯 ¥400,000~  98×163 シルク 約120万ノット

クム産 モハマディ工房

W-021 ペルシャ絨毯 ¥280,000~  133×208 シルク 約100万ノット  マラゲ産 ババイ工房

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W

W-023 ペルシャ絨毯 ¥250000~ 74×124  シルク 約100万ノット  クム産 エラミ工房

W-024 ペルシャ絨毯 ¥250000~  78×132 シルク 約120万ノット クム産

W-025 ペルシャ絨毯 ¥200000~  81×128 シルク 約80万ノット クム産

W-026 ヘレケ絨毯 ¥320000~  75×120 シルク 約75万ノット

W-027 ヘレケ絨毯 ¥280,000~ 62×121  シルク 約169万ノット

W-028 ペルシャ絨毯 ¥120000~ 140×140 ウール/シルク ナイン産

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W

史料ほか

「大坂卯年図」とは、元和元年(1615)夏の陣にて落城する大坂城の様子を同年に版本で売出したもので、瓦版の先駆けとされる。掲出は紺紙金泥で描い た落城の様を扉絵的に、仔細を認めた書を跋文的に貼り交ぜて額装する。

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Z-001 大坂卯年図額 ¥900,000~ 紙本 スレ 虫穴 28×45 額114×30
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Z-003 承徳二年難波地図写本 ¥300000~ 付合箱(桐) 紙本 138×91 シミ 虫穴 宝暦五年(1755)

Z-004 生出大壁 朝鮮金剛山実景帖 ¥100,000~ 紙本  29×16 帖36×20 薄シミ ヤブレ 十四画

Z-005 瀬戸内海路図巻物 ¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本  雑木軸端 200×28 表具235×28 大ヤケ シミ 丸亀~豊後

Z-006 津藩領地図 ¥50,000~ 紙本  114×80 ヤケ シミ 虫穴 「寛政八年 城州一郡 和州六領」

Z-007 畿内名所画巻物 ¥50,000~  付木箱(杉) 紙本 角軸端 1690×26  表具1737×26 ヤケ シミ

Z-008 満州皇帝冠図 未装 三  ¥50,000~ 紙本 56×39ほか 大ヤケ ヨゴレ ヤブレ

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Z-009 諸名家書翰貼交巻物 ¥190,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 紙本 骨軸端 67×15ほか 表具1766×20 蒹葭堂ほか27枚貼

Z-010 松村宗悦 書状 未装  ¥50,000~ 紙本 45×33 シミ スレ 虫穴

Z-011 藤木敦直 筆躰抄巻物

¥80,000~ 紙本 唐木軸端 418×29 表具450×29 「寛永十五年(1638)」跋識 藤木敦直(天正十・1582~慶安二・1649)は江戸時代初期の書家。賀 茂の祠官であるため加茂敦直とも。号は正心斎。従五位上甲斐守。大師 流や三蹟の書風を学び藤木流(甲斐流、賀茂流とも)を創始する。後水尾 天皇より書博士に任ぜられた。十九歳まで読み書きができなかったと伝 わる。門人に荒木素白・佐々木志津摩らがいる。

Z-012 近藤貞固 弘法大師書流系図巻物 ¥50,000~  紙本 唐木軸端 280×28 表具328×28 「文化三(1806)」跋識

Z-013 藤木生直 定誠公口訣巻物 ¥50,000~  付合箱(杉) 紙本 骨軸端 72×21 表具162×21 シミ

Z-014 木村道尚 古今和歌集注釈巻物 ¥50,000~ 紙本  唐木軸端 540×28 ヤケ 虫穴 「天和二年(1682)」跋識

Z-015 大谷永庵 消息貼交巻物 ¥50,000~ 紙本  唐木軸端 47×16ほか 表具473×17 原田嘉蔵宛

Z-016 女房奉書ほか 四 ¥50,000~ 紙本 57×45ほか シミ  明和八辛卯(1771)、天明三癸卯(1783)

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Z-019 居合資料巻物 三  ¥50000~ 紙本 449×18  ヤケ シミ 虫穴  寛政四、文久二、文政十三

Z-018 小泉家文書三通貼交巻物 ¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本

唐木軸端 46×16ほか 表具313×28 ヤケ 大シミ Z-021 古文書 三  ¥50000~ 付溜塗合箱(杉) 紙本 35×32ほか ヤケ 大シミ 「天正十(1582)」書中ほか

Z-022 蒲生郡文書 一口 ¥50000~  付黒塗文箱(破損) 37×32ほか

Z-020 一刀流兵法目録ほか 四  ¥50,000~ 紙本 117×15ほか 天和二年(1682)ほか

Z-023 西国三十三所巡礼資料  一口 ¥50000~ 付木箱(杉)  外箱17×35×11 ヤケ 虫穴 「慶応四年(1868)魚沼郡」墨識

Z-025 目録 一口 ¥50,000~ 紙本 15×23×2ほか ヤケ シミ

Z-027 嵯峨面 十六  ¥50,000 付時代合箱 (杉) 般若14×19ほか  スレ 剥離

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Z-024 高札 ¥50,000~ 84×41
木彫坐像 一対  ¥50,000~ 付溜塗合箱(杉) 像高12ほか Z
明和七年(1770)、嘉永二年(1849)追年記 Z-026

Z-028 円山応挙 消息幅 ¥180,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 52×17  表具55×97 「二月二十四日 宮本八五郎宛」書中 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通 称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

Z-029 小沢蘆庵 呉春宛消息幅 ¥50,000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本  雑木軸端 40×17 表具42×94 ヤケ シミ スレ オレ 表具アレ 小沢蘆庵(享保八・1723~享和元・1801)は歌 人、尊王論者。平安和歌四天王の一。

Z-030 織田有楽斎  和歌短冊幅

¥180,000~ 付黒塗箱(杉  貼札) 古筆了意折紙 紙本 黒塗軸端 5×34

表具23×127 シミ 虫穴

表具オレ、シミ

織田有楽(天文十六・ 1547~元和七・1621)は織 田信長の弟で信長の覇業を 助け、本能寺の後は秀吉の 御咄衆として仕えた。利休 七哲の一人。

Z-031 松尾芭蕉 発句短冊幅 ¥140,000~ 付二重箱(内識桐)  大倉好斎極札 紙本  牙貼軸端

6×36 表具36×165 スレ

穴 清水了因箱識 松尾芭蕉(寛永二十一・ 1644~元禄七・1694)は俳諧 師。伊賀上野の人。北村季吟 に師事。やがて蕉風を創始。

主著『野ざらし紀行』『笈の 小文』『奥の細道』等。門人多 数。貞門・談林の句風を止揚 し中世的美意識の「さび」を 俳諧の「かるみ」の中に完成 させた。

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Z-033 萩之坊乗円 和歌巻物

¥90,000~ 付時代箱(桐) 大倉好斎極札 紙本 青貝軸端 414×18 表具437×22  萩之坊乗円(生年未詳~延宝三・1675)は松花 堂昭乗に従い書画を学んだ。別号玄々子、玄々翁 などがある。

Z-034 松永貞徳 発句幅 ¥60,000~

付識箱(桐) 大倉汲水極札 紙本 牙軸端 47×34 表具49×116 ヤケ シミ オレ 松永貞徳(元亀二・1571~承応二・1653)は京 都の俳人・歌人。和歌を細川幽斎に、連歌を里村 紹巴に学んだ。名勝熊、号長頭丸・逍遊軒など。

Z-036 版本経裏消息幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 43×23 表具53×112 カビ オレ ヨゴレ  表具ヨゴレ

Z-035 宝井其角 発句短冊幅

¥50,000~ 付識箱(杉) 紙本 雑木軸端 5×34 表具26×137 シミ オレ 表具大シミ  描表装中廻 大倉好斎箱識 宝井其角(寛文元・1661~宝永二・1705)は俳 人で蕉門十哲の一人。姓は始め榎本、号螺舎・晋 子・麒角など。

Z-037 名家短冊 七 ¥50,000~  付溜塗箱(桐 蓋欠) 紙本 6×37ほか ヤケ 後柏原院、良純法親王、今出川季持、岡田柿衛、 沿徳、鳥飼宗慶、月□

Z-038 池大雅 書貼交屏風 本間 六曲 一隻  ¥50,000~ 紙本 49×134 屏風346×173 スレ 池大雅(享保八・1723~安永五・1776)は画家、書家、 京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の祖」と呼ばれる。 姓は池野、名勤、無名。字公敏、貸成。号大雅堂、霞樵、九 霞山樵ほか。画を祇園南海、柳沢淇園、土佐光芳に学び、 また明・清の筆意を研究し、独自の南画を構築。書、篆刻 もよくした。妻池玉瀾も画家・歌人として著名。

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Z-039 大田垣蓮月 宇治橋歌賛幅

¥150000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 25×81 表具27×159 シミ 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は 女流歌人。名は誠(のぶ)。京都出身。夫の死後、 剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自詠 の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清 新な歌風で知られる。

Z-040 大田垣蓮月 和歌懐紙幅

¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 44×30 表具48×118 シミ

Z-041 大田垣蓮月 和歌短冊幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 6×36 表具28×152

Z-042 大田垣蓮月 桜鮎歌賛幅

¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 31×126 表具34×198 オレ 上田耕圃箱識

Z-043 秋山玉山 三行書幅

¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 53×126 表具67×205 ヤケ シミ オレ 秋山玉山(元禄十五・1702~宝暦十三・1763) 熊本生まれ。叔父で藩医秋山需庵の養子となる。 帰藩後は藩主の侍読となり、細川重賢の信頼が 厚く、藩校時習館の創設、初代教授に就任する。

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Z こ こ を せ と き そ ひ な が れ し も の の ふ の 名 に な が れ た る う ぢ の か わ 水

Z-045 田能村直入 伝辞世漢詩幅 ¥50000~  付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 14×21 表具29×140 スレ 田能村直入(文化十一・1814~ 明治四十・1907)は大分県生まれ の南画家。字は顧絶。初め小虎と 号し、のち直入と称する。

Z-046 会津八一 葉書幅  ¥50000~ 付識箱(杉) 紙本  唐木軸端 29×14 表具38×107

シミ 表具シミ

「坂本竹 (武雄)宛」書中

竹 箱識 会津八一(明治十四・1881~昭和 三十一・1956)は新潟生の美術史家、 歌人、書家。号渾斎、秋艸道人。

Z-047 細川不東 和歌懐紙額 ¥60000~ 付共シール 紙本 58×43 額80×64 細川護熙(昭和十三・1938~)は肥 後熊本藩主細川家の第十八代当主。朝 日新聞社に入社し、後に政界入りした。 第七十九代内閣総理大臣。

Z-048 山本明處 肖像 画賛幅 ¥50000~ 絹本 P軸端 42×102 表具55×179  ヤケ シミ

Z-049 山中信天翁 三行書幅

¥50,000~ 付識箱(桐 ヨゴレ) 絖本 唐木軸端 52×151 表具69×195  シミ

山中静逸(文政四・1821~明治十八・ 1885)は幕末・明治の志士、詩人。名は 献、字は子文、別に信天翁、對嵐山房、 二水、月橋の号あり。

Z-050 日下部鳴鶴

二行書幅 ¥50000~

付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 35×137 表具47×204  ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ 「八十翁」書中

日下部鳴鶴(天保九・1838~ 大正十一・1922)は書家。本名 東作、字は子暘、別号に野鶴・ 鶴廬など。

Z-051 鮫島政教 一行書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本

唐木軸端 59×132 表具74×192  シミ ヤブレ キレ

Z-052 北村西望

福寿二字書幅 ¥50000~  付二重箱(内共桐 外溜塗)  紙本 牙軸端 30×97  表具44×177 シミ 「百三才」書中 北村西望(明治十七・1884~ 昭和六十二・1987)は彫刻家。 昭和四十四年(1911)には紺綬 褒賞を授章。

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Z-053 嘉応三年真言文書幅

¥300,000~ 紙本 黒塗軸端 53×25 表具55×102 ヤケ シミ 虫穴 表具オレ、ヤケ  入道浄海

Z-054 比田井天来 夫妻 二行書双幅 ¥150,000~  付木箱(桐) 紙本 陶磁軸端 33×138  表具39×205  シミ

Z-055 岡田茂吉 月次扇面貼交風炉先屏風 二  ¥200,000~ 紙本 36×13 屏風188×54 両面貼 岡田茂吉(明治十五・1882~昭和三十・1955)は東京生まれの宗教家。 世界救世教教祖。号は大樹・自観。はじめ画家を志し東京美術学校に入 学、後デザイナーや実業家として装身具制作事業で成功を収めた。大本 教に入信するが、大本を離れ大日本観音会を創立し岡田式神霊指圧療法 を始める。社会福祉事業に寄付を続けるなど人々の救済を行い、昭和五 十五(1980)にMOA(MOKICHIOKADA ASSOCIATION)が発足。茂吉の思想 と実践を国内外に知られることとなった。箱根・熱海にMOA美術館を創 設する。

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Z-057 芥川龍之介 俳句短冊額 ¥200,000~ 紙本 6×35 額23×61 芥川龍之介(明治二十五・1892~昭和二・ 1927)は大正期の小説家。号は澄江堂主人、俳号 は我鬼。東京帝国大学英文科卒。在学中に「新思 潮」に発表した『鼻』で文壇デビュー。『今昔物 語』などの古典、近世のキリシタン文学、幕末の 事件、文明開化など多くの歴史題材から、文体や スタイルを使い分けた短編小説を多く残す。「ぼ んやりとした不安」から服毒自殺。享年35歳。代 表作に『蜘蛛の糸』『芋粥』『羅生門』など。

Z-058 尚絅  二行書幅 ¥70000~ 紙本  唐木軸端 31×136 表具38×186 ヤケ シミ オレ  表具アレ

Z-059 琉球沈金雲龍 ¥88,000~ 総長53 スレ

Z-061 アイヌ色漆塗髭篦 ¥50000~  総長34 イクパスイ

Z-060

アイヌマキリ 三  ¥150,000~ 付合箱(桐)  大総長26ほか  朱漆 骨 木彫

Z-062 肉筆秘画幅 ¥50000~ 絹本  骨軸端 35×23 表具43×104 ヤケ  表具オレ、ヤケ

Z-063 肉筆秘画帖 ¥50000~ 絹本  31×24 帖33×26 ヤケ シミ 十二図

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琉球 アイヌ 秘画 Z

市内某料亭売立

Z-064 沈金大鯛 ¥100,000~ 付識箱(杉) 68×40×24  台60×40×23 背鰭ヒビ スレ 小ソゲ メクレ

Z-065 三宅呉暁 蔬菜魚貝画貼交屏風

本間 二曲 一隻

¥80,000~ 絹本 71×142 屏風186×170 ヤケ シミ  スレ オゼギレ 三宅呉暁(元治元・1864~ 大正八・1919)は、四条派画 家。京都に生まれる。名は守 広、通称清三郎。別号に水月 庵、心遠斎など。森川曾文の 門に学ぶ。文展にて褒状を受 けるなど各展覧会にて入選、 京都美術工芸学校で教鞭をと り、花鳥画、動物画を得意と した。

Z-066 大聖寺色絵向付 七 ¥35,000~ 付時代黒塗箱(桐) 14×145×6 スレ トリアシ 磁貫 「大明萬暦年製」銘

Z-067 即中斎 美味色紙額 ¥30,000~ 紙本 17×20 額32×36 薄シミ 即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・1979)は表千家十三代。 十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

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Z-069 三輪良平 金地二人舞妓画額 ¥1,500,000~ 付共シール 紙本 97×121 額142×165 「佳日」原題

三輪良平(昭和四・1929~平成二十三・2011)は京都生まれの日本画家。京都市立美術専門学校卒。山口華楊に師事。新日 展で白寿賞、菊華賞など受賞。日展評議員。京都府文化賞功労賞受賞。

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Z-070 庭山耕園 月次美人画貼交屏風 小形 八曲 一双 ¥200,000~ 絹本 41×63 屏風379×104 ヤケ シミ  明治乙未(1895)画中 庭山耕園(明治二・1869~昭和十七・1942)は、兵庫県生まれの画家。本名慶蔵。上田耕沖に師事し円山派を学ぶ。絵画共進会や勧業博覧 会で褒状。耕沖死後、鈴木松年に師事。巽画会会員、大阪美術会顧問、大阪画学校開設に尽力。花鳥画を得意とする。

Z-071 松島屏風 小形 六曲 一隻 ¥120,000~ 紙本 259×78 屏風274×94 ヤケ キレ 剥離

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Z-073 大和絵絵巻切貼交屏風 中形 二曲 一双

¥100000~ 紙本 34×23 屏風158×156 金砂子地

Z-074 秋草屏風 中形 二曲 一双  ¥100,000~ 紙本 121×137 屏風136×152  ヤケ シミ

Z-075 絽地勝虫屏風 本間 二曲 一双 ¥100000~  60×118 屏風188×172 キレ

本間 二曲 一双 ¥50000~  51×141 屏風182×171

Z-077 夜久臥嶠 竹梅屏風 本間 二曲 一双 ¥50000~  紙本 172×153 屏風184×170 ヤケ シミ 穴 背面損傷 夜久臥嶠は明治大正期の日本画家、谷口香嶠に師事。

Z-078 金地松林屏風 中形 六曲 一双 ¥50,000~ 絹本  258×132 屏風262×136 シミ ヤブレ オゼ弱 背面損傷

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Z-076 明治刺繍貼交屏風

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Z-079 唐子遊画貼交屏風 利休 二曲 一隻 ¥50,000~  紙本 35×30ほか 屏風134×152 ヤケ シミ キレ 剥離 オゼ弱

Z-080 唐子遊画貼交屏風 利休 二曲 一隻 ¥50,000~  紙本 35×31ほか 屏風136×152 ヤケ シミ キレ 剥離

Z-081 諸画貼交屏風 本間 二曲 一隻  ¥35,000~ 絹本、紙本 29×135ほか  屏風188×171 ヤケ シミ スレ 屏風キレ、シミ

Z-082 金地竹屏風 中形 二曲  一隻 ¥30,000~ 紙本 122×133  屏風140×153 ヤケ シミ キレ

Z-084 村瀬雙石 笹風炉先屏風 ¥30000~ 紙本 186×36 屏風188×39 ヤケ スレ

Z-083 秋草鶉屏風 本間 二曲 一隻  ¥30,000~ 紙本 174×174 屏風178×178  ヤケ シミ カビ 穴 ヨゴレ 下地虫喰  背面損傷

Z-085金砂子屏風

小形 六曲 一双  ¥50,000~  付時代箱(杉) 紙本 180×72 屏風183×74

Z-086 銀障子屏風 利休 二曲 一隻  ¥30000~ 紙本 132×147 屏風136×152  剥離

333

Z-088 即中斎 扇子額 ¥50000~ 紙本 52×38 額64×56

即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・ 1979)は表千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和十二 年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

Z-089 徳力富吉郎 宝珠画賛大色紙 ¥50000~ 紙本  32×41 薄ヤケ 鵬雲斎賛

Z-090 徳力富吉郎 版画干支色紙額  ¥30000~ 紙本 23×26 額41×44

徳力富吉郎(明治三十五・1902~平成十二・2000)は京都生まれの版画家。西本願寺絵所十 二代目。京都市立絵画専門学校卒。土田麦僊に師事。国展樗牛賞・国画賞を始め受賞多数。創作 木版画では、平塚運一・棟方志功らと同人誌『版』を発行。版画制作所を設立し、量産も行った。 京都市文化特別功労賞受賞。代表作に版画「京百景」など。

Z-091 納屋宗淡 竹画賛色紙額

¥40,000~ 紙本 24×27 額42×45 ヤケ  鵬雲斎賛 納屋宗淡(1925~2004)は茶人、裏千家淡々斎の 二男。淡交社グループ各社代表など要職を歴任。

Z-092 富岡惣一郎 熊野大杉谷画額  ¥50,000~ 紙本 71×60 額77×65

Z-093 富岡惣一郎 三十三間堂石板画額 ¥30000~ 紙本  40×31 額57×49

富岡惣一郎(1922~1994)は新潟県生の画家。三菱化成工業に勤務する傍ら独学で絵を学ぶ。丹後、 北海道など雪景に取材。1990年故郷にトミオカホワイト美術館開館。

岸田竹史(1906~1997)は京都出身の染織家。日展評議員、参与。

月岡栄貴(1916~1997)は日本画家。東京美術学校卒。前田青邨に師 事し、古典に取材した作品を描く。

334
Z-095 岸田竹史 染織鯉額 ¥30,000 52×45 額71×64
道後駅画額 ¥30,000~ 紙本 41×29 額65×49 ヤケ シミ Z-097 月岡栄貴 相撲画色紙額 ¥30,000  紙本 21×26 額40×455  ヤケ シミ Z-094 岸田竹史 染織川岸額  ¥50000~ 151×59 額155×64
Z-096 月岡栄貴
Z

Z-098 加藤美代三 霞沢岳画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 235×26  額41×44 背面損傷 上高地 加藤美代三(明治四十五・1912~平成二十四・ 2012)は日本画家。中村大三郎、西山翠嶂に師事。

Z-099 池田道夫 樹間画額  ¥30,000~ 紙本 25×35 額37×45 ヤケ

Z-100 今尾景祥 松波画額 ¥35,000~ 絹本 38×29 額55×46  ヤケ シミ 今尾景祥(明治三十四・1902~平成五・1993) は京都生まれ。名を孝則、静観とも号した。今尾 景年の養嗣子で画は景年に学んだ。

Z-101 粛粲寶 伽藍画額 ¥50000~  紙本 40×31 額59×50

Z-102 松平春樹 三友画色紙額 ¥30000~ 紙本 23×26 額47×50

Z-103 圭一 海辺風景画額 ¥30000~ 絹本 50×42 額65×57 背面損傷

Z-104 土谷勝三 油彩花画額 ¥30,000~ 30×40 額51×61 カンバス 「昭和十一(1936)」

Z-105 安藤七宝蘭額 ¥30,000~  23×16 額42×35

Z-107 淳子

布製十二支貼交額 ¥30,000~ 8×8ほか  額50×32

Z-106 杉村尚 ブロンズレリーフ額  ¥30,000~ 8×7 額26×26 杉村尚(大正十二・1923~平成十六・2004)は 奈良県生まれの彫刻家。東京美術学校卒。

Z-108

伏見稲荷楼門和釘額 ¥30,000~ 21×3 額39×26 「天正六年(1578)」

335
Z

¥50000~ 絹本 24×27 ヤケ シミ 神坂雪佳(慶応二・1868~昭和十七・1942)京都生まれ。琳派を継承した日本画家であり工芸作品 の図案家。京都市立美術工芸学校の教師。

Z-111 長谷川玉峰 諸画

¥50000~ 紙本 40×29ほか ヤケ シミ 長谷川玉峰(文政五・1822~明治十二・1879) は四条派の画家。名師盈、字士進。

55×19

110×31 額136×42 ヤケ キレ 背面ヤブレ

135×33 額172×49 ヤケ シミ 背面ヤブレ 関精拙(明治十・1877~昭和二十・1945)は天龍寺二百四十世元管長。

Z-115 金地花鳥画唐木衝立

¥40000~ 紙本 40×81 衝立90×105

ヤケ 顔料剥離

Z-116 朱塗衝立 ¥30000~ 154×139

Z-117 杉草花文開戸 ¥30000~ 80×1765×35

Z-118 欄間 八 ¥100000~ 185×43×3ほか ワレ 六種(一対3)

付櫃(鼠喰) 櫃53×46×40

336
Z-110 神坂雪佳 金地百合画色紙 Z-113 鵬雲斎 書横額 ¥30,000~ 紙本 Z-114 関精拙 書横額 ¥30,000~ 紙本
シミ
未装 十 Z-112 金地扇面 四 ¥50,000~ 紙本
Z
Z-119 端午飾鎧 ¥100000~

床の間遊び

Z-121 床飾巻物

¥35,000~ 付時代合箱(桐) 紙本 硝子軸端 953×27 表具975×27 ヤケ シミ ヤブレ  未生流風光社主静徳斎光甫 大正九年(1920)跋識

Z-122 宮永東山 青磁唐獅子 ¥35000~ 付共箱(桐) 75×15×14 宮永東山は陶芸家。

Z-123 肉筆美人画幅

¥30000~ 付時代箱(桐 貼札 破損)

絹本 牙軸端 16×34 表具23×108 ヤケ シミ

Z-124 三浦乾也 唐子風鎮 一対 ¥35000~ 付共箱(桐)

3×4×7 磁貫 三浦乾也(文政四・1821~明治二十二・1889)は陶芸家。号に天緑堂。

Z-125 白磁徳利 ¥35000~ 18×18×33 伊万里

Z-126 鈴木百年 納涼画扇面幅 ¥30000~ 絹本

雑木軸端 43×16 表具53×114 ヤケ シミ 表具ヤケ 鈴木百年(文政八・1825~明治二十四・1891)は京都生まれの画家。 名は世寿、字は子孝、通称図書。別号大椿翁、大年。大西椿年、岸岱、岸 連山らに師事。明治十三年京都府画学校が開設された際教師となった。 山水、花鳥を得意とし、与謝蕪村などの画風を折衷した画風で鈴木派と 呼ばれる一家を為した。門下に子である鈴木万年ほか、今尾景年、久保 田米僊らがいる。

左から Z-127 木彫夷 ¥30000~ 像高23

Z-128 木彫如来立像 ¥30000~ 付飾台 像高20 台高35

Z-129 木彫夷 ¥30000~ 付飾台 像高21

Z-130 寺子屋机 ¥30000~ 97×35×245

337 Z
虫喰

中国美術

338 CN
CN-001 漢白玉貼金二菩薩立像
¥2,000,000~ 付飾台 29×39 接合補修  カケ 本間正義蔵印貼札
339

CN-004 玉握豚 一対 ¥300,000~ 総長13 ソゲ

CN-003 漢白玉如来トルソー ¥300000~ 付識箱(桐) 飾台 像高25

CN-005 玉龍耳盃 盃台 ¥300000~ 盃95×45×4  台13×75×2

340 CN
CN-006 銅造菩薩坐像 ¥350,000~ 像高31 総高47  三部式 CN-007 黄銅菩薩坐像 ¥250,000~ 総高16 CN-009 銅鍍金北魏佛 ¥100,000~  総高6 CN-010 寿山石観音坐像 ¥120,000  付合箱(桐) 飾台 像高75 総高9
341 CN
CN-008 黄銅釈迦如来坐像  ¥150,000~ 付飾台 像高105 総高12
342 CN
CN-012 青銅大鼎 ¥2,000,000~ 47×42×42  脚部、取手接合補修
343 CN

CN-014 三足青銅器 ¥300,000~ 付合箱(桐) 155×16×20 下半部を鬲とし、上半部を尊形の甑として を志向する。 中に簀部を持たない。

CN-015 青銅双耳有蓋壺 ¥100,000~ 付木箱(杉) 15×13×20

CN-018 銅象嵌虎 ¥50000~  23×55×12

CN-016 鴟 尊 ¥100000~  付時代溜塗合箱(桐) 21×17×29

CN-017 銅鍍金遺物 六 ¥50000~  付唐木箱 帯鈎総長11ほか

CN-019 宣徳銅香炉 ¥50000~  11×11×65 「大明宣徳年製」鋳銘

344 CN

16×155×5

¥250,000~ 36×19×155 鋳銘

CN-020 佐山豊萬 銅長方香炉 CN-021 銅龍耳花入 ¥80,000  付木箱(桐 貼札) 22×19×30 「宣徳年製」鋳銘
345 CN
CN-022 西蔵金剛鉞 ¥500,000~  付合箱(桐)

CN-024 端渓竹林賢人硯 ¥300000~  付唐木ケース 25×18×7

CN-028 端渓板硯 二 ¥50000~

付唐木ケース2 20×13×25ほか

CN-026 端渓大硯 ¥80000~ 付唐木ケース 41×34×11

CN-025 端渓蘭亭硯 ¥100,000~  付唐木ケース 24×15×7

CN-029 巴林石神獣鈕印 ¥50000~  付識箱(材不明) 布飾台 6×2×4 「己未八月白山山人」刻

CN-027 蛙形岫玉硯 ¥50000~ 付唐木ケース 8×65×35

CN-030 琺瑯寿字花文水盂 ¥50000~ 付唐木台 165×165×6

346 CN
347 CN
CN-031 青磁双魚文鉢 ¥700000~ 付時代識箱(杉) 33×33×9 高台、胴共色補修

¥200,000~ 付時代識箱(杉) 10×10×22 虫喰

CN-034 黒釉詩文白抜筆筒 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札) 19×19×16

CN-035 青磁端反鉢 ¥120,000~  付木箱(桐) 175×175×85 磁貫 窯キレ  龍泉窯

¥120,000~ 付木箱(桐) 8×75×6

¥100,000~  付識箱(桐) 8×8×55 口縁共色補修

348 CN
CN-033 祥瑞瓢徳利 CN-037 唐三彩小壺 CN-036 南京染付西湖詩賛香炉

CN-038 天目茶碗 ¥70,000~ 付木箱(桐・蓋スキ 貼札) 12×12×57

CN-039 青磁鼎形香炉 ¥60,000~ 11×11×10

CN-040 唐物瑠璃釉水注 ¥50000~  付木箱(桐) 16×10×105 蓋縁スレ、ソゲ

CN-041 南京染付盃 六 ¥50000~  付木箱(杉 蓋桐) 75×75×4 めだか文  ※p302にも掲載あり

CN-042 南京染付梅小禽文蓋付碗 十 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 12×12×95  キズ6点

CN-043 交趾牡丹文大皿 ¥90,000  付時代箱(杉 蓋ワレ) 47×47×9  磁貫 ソゲ

CN-044 青手呉須皿 ¥50,000  付木箱(杉) 21×21×4 釉メクレ ヒビ  縁共色補修

CN-045 呉須芙蓉手大皿 ¥50,000 36×36×75

349 CN

CN-047 池田秀明 霰銀瓶 ¥250,000~ 付木箱(桐) 18×15×22 蓋裏銘

CN-048 唐物白玉茶壺 ¥150,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 4×4×7

CN-049 宜興朱泥急須 一対 ¥100,000~ 11×7×7  蓋小ソゲ 「煙村四五家孟臣」押印銘

CN-050 宜興朱泥急須 一対 ¥100,000~ 11×7×6 「荊渓恵孟臣製」押印銘 把手裏「洪福」銘

350 CN

CN-051 白泥急須 ¥50,000~ 19×13×12

「宜興松亭自造」押印銘 「紅石」彫銘

CN-054 宜興急須 四 ¥50,000~ 大彫字125×8×7ほか  朱泥 烏泥 彫字2

CN-052 唐物錫茶壺 二 ¥50,000~ 尚玩5×5×9ほか 「尚玩堂製」銘(小エクボ)「乾茂号造」銘

CN-055 黒漆塗芭蕉盆 ¥80000~ 総長86 ヒビ

CN-053 朱泥涼炉 涼火台 ¥50,000~ 涼炉125×125×235 (付時代合識箱・杉)

台17×165×15

牡丹詩文彫涼炉  紫檀斑竹張涼火台

CN-056 茶盆ほか 六 ¥50000~ 大47×35×3ほか  急須台小アタリ

CN-057 器局 三 ¥60,000~ 大39×29×50ほか

351
CN

CN-059 堆朱賢人望月文香合 ¥350,000~ 付時代箱(桐) 仕覆 8×5×2  カケ ヒビ 内黒

CN-060 木彫松下仙人置飾 ¥80,000~ 付唐木台 総高18 黄楊か

CN-061 伝楊茂 堆朱重香合 ¥300000~ 付時代箱(桐)

堆朱楊成折紙(時代桐箱入) 6×6×7 隅キレ 内黒

CN-062

薄鉄胎堆朱美人唐子文蓋付壺 ¥200000~ 28×28×57  蓋剥離 内剥離 内黒

352 CN

CN-063 唐物平卓 ¥100,000~ 付時代識箱(桐) 66×24×16  天板剥離補修

CN-064 唐物八角卓 ¥90,000~ 47×33×13 スレ アタリ  ソゲ 剥離 側面沈金痕

CN-065 象嵌唐子遊興文三曲衝立 ¥100,000~ 101×88 足金具二欠 ソゲ 色石 象牙

CN-066 唐物青貝置立飾 ¥50,000 48×41

CN-067 唐物存星四方盆 ¥50,000~ 34×34×35 スレ ソゲ 補彩

高卓 ¥90000~ 付時代識箱 (杉) 35×35×43 小剥離

¥80,000~ 付識箱(杉) 31×31×25

¥60,000~ 74×41×25

¥50,000~ 73×23×30  天板、側板ワレ

353 CN
CN-068 青貝唐人風俗文 CN-069 唐物丸形卓 CN-070 唐木小机 CN-071 唐木小机

CN-073 鼈甲貼象牙刀子 ¥70,000~ 付木箱(桐) 鶴天  総長265 鼈甲二部欠損 銀金具飾先端欠失

CN-074 唐物拂子 ¥50,000~ 付時代箱(桐) 柄20 総長67

CN-075 扇骨 四組 ¥80000~

総長32ほか 「大生」「世賢」「西鳳」「素白」刻銘

CN-076 雑宝文様帯 ¥50000~  32×392 緑繻子地

CN-077 中国古写真アルバム 三  ¥50000~ アルバム25×29ほか 葉書 古写真

CN-078 古赤絵俑 ¥70,000~

像高125

CN-079 石造如来坐像 ¥60,000~

総高24

CN-080 古瓦断片 十九片 ¥50,000~  大14×12ほか カケ

354 CN

CN-081 鉄崖 岩上観音画賛幅 ¥80000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本  唐木軸端 38×124 表具49×193 シミ オレ  穴

CN-082 江稼圃 山水画賛双幅 ¥50000~ 付時代箱(杉 貼札) 絹本  角軸端 24×103 表具32×152 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 江稼圃(生歿年未詳)は清中後期の画人。臨安 (浙江省)の人、名泰交、字大来、文化元(1804) に来日、伊孚九、張秋谷、費晴湖とともに来舶四 大家とされ、日本の南画の発展に影響を与えた。 菅井梅関、日高鉄翁、木下逸雲らを教えた。

CN-083 西蔵曼荼羅幅 ¥80000~  付木箱(桐 貼札) 絹本 黒塗軸端 33×44 表具47×121 シミ スレ

CN-084 漢中山河堰落成記拓本 ¥70000~ 紙本 454×168 シミ

CN-085 画像石拓本 一口 ¥50,000~  紙本 64×23ほか ヤケ シミ

CN-086 東海郡碑拓本 ¥50,000~  紙本 246×123

CN-087 墓誌銘拓本 二 ¥50,000~ 紙本 131×136ほか  シミ

CN-088 龍門二十品拓本 一口 ¥100,000~ 紙本 123×49ほか ヤケ シミ

355 CN

CN-090 逸然 文殊普賢画賛双幅 ¥400,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 39×101 表具52×197 ヤケ シミ  隠元賛 逸然(慶長六・1601~寛文八・1668)は明の黄檗僧。正保元(1644)、 長崎に来日し、長崎興福寺第三代住持となった。人物画や仏画に秀れた。 浙江の人、字逸然、号浪雲菴。

CN-092 即非如一  達磨画賛幅 ¥50000~  紙本 雑木軸端 43×111  表具54×200 ヤケ シミ オレ 表具オレ、キレ、ウキ 即非如一(明・万暦四十 四・1616~寛文十一・1671) は清から渡来した黄檗宗の 禅僧。即非は字、俗称林氏。 福建省出身。黄檗三筆の一人。 明暦三(1657)年来日、長崎 崇福寺の住職となる。

356 CN

CN-091 独立性易 書巻物 ¥500000~ 付時代溜塗箱(桐・破損 貼札) 紙本 唐木軸端 762×27 表具793×27 オレ 薄シミ  虫穴 表具シミ、オレ 独立性易(万暦二十四・1596~寛文十二・1672)は黄檗宗の渡来僧。浙江省生まれ。承応二(1653)年長崎に来日。翌年来日した隠元に参禅して得度。 隠元とともに摂津普門寺に移り、さらに武蔵平林寺に寓する。書に優れ詩・文・篆刻をはじめ医術に通暁した。独立は道号、法諱は性易、号は荷鈕人・ 天外一間人等。

CN-093 隠元隆琦 置字幅 ¥150,000~

付識箱(桐 貼札) 紙本 竹軸端 56×28 表具63×141  ヤケ オレ 虫穴 表具オレ、虫穴 隠元隆琦(文禄元・1592~寛文十三・1673)は中国福建省の黄檗山萬福 寺の住職で、承応三(1654)年に来朝し、徳川四代家綱から京都宇治の地 を与えられ寛文元(1661)年に黄檗山萬福寺を創建した。木庵性瑫や即非 如一とともに黄檗の三筆といわれ、江戸の文化に大きな影響を与えた。

CN-094 木庵性瑫 置字幅 ¥100,000~ 付時代識箱(桐 貼札 虫喰・蓋一部欠) 紙本 唐木軸端 59×26 表具61×105 シミ オレ 表具ウキ 木庵性瑫(万暦三十九・1611~天和四・1684)は中国、明末清初の禅 僧で、明暦元年(1655)来日、宇治の黄檗山萬福寺に入り、寛文四年 (1664)隠元のあとをうけて黄檗第二代の住持となり、隠元、即非ととも に黄檗の三筆と称される。

357 CN

朝鮮 美術

358 KR KR-001 伝世銅鍍金如来立像 ¥650,000~ 付木箱(杉) 飾台  像高175

¥600000~ 付木箱(桐) 15×15×28

口辺接合補修

¥200000~ 付識箱(桐) 15×15×27 磁貫

KR-004 李朝鉄絵徳利 ¥50000~

付木箱(桐) 11×11×19 口辺補修、カケ

KR-005 李朝白磁片口 ¥50000~

付木箱(桐) 17×14×10 注口下辺補修  ※P302にも掲載あり

KR-006 白磁捻花杯 ¥50000~

付木箱(桐 貼札) 7×7×35

359 KR
KR-002 鶏龍山花入 KR-003 刷毛目徳利

KR-008 高麗三島手徳利 ¥250,000~ 付溜塗箱(杉) 9×9×15 窯ヒビ補修 ※P302にも掲載あり

KR-009 三島姫徳利 ¥250,000~ 付識箱(桐) 6×6×9  ※P302にも掲載あり

KR-010 高麗青磁菊象嵌輪花盃 ¥300000~ 付識箱(桒)  唐木飾台 盃7×7×7 磁貫

KR-011 高麗青磁盃 盃台 ¥250000~ 付木箱(桐)2  盃8×8×6 磁貫 盃:ソゲ、トリアシ共色補修 盃台:窯ワレ

360 KR

KR-012 高麗青磁瓜形水滴 ¥200,000~ 付木箱(桐) 8×6×65 磁貫 蓋金補修

KR-013 李朝龍染付大瓶 ¥100,000~ 18×18×32  大破金補修

KR-014 李朝染付徳利 ¥50,000~  付木箱(桐) 9×9×17 口辺金補修

KR-015 高麗青磁白黒象嵌茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 17×17×6  磁貫

¥50,000~  付識箱(桐) 19×19×8 磁貫 縁カケ補修

361 KR
KR-016 三島深鉢

KR-019 藍紙金泥経断簡幅 ¥150,000~ 付合箱(桐) 紙本  唐木軸端 13×28 表具26×141 スレ オレ  提婆達多品第十二(法華経)断簡

KR-018 親子鶏画幅 ¥180000~  付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 50×115 表具52×202  ヤケ シミ スレ オレ キレ

KR-020 紺布銀彩落雁屏風 中細形 六曲 一隻 ¥100000~ 164×129  屏風172×139 背面損傷

362 KR

KR-021 李朝梅小禽画幅 ¥80,000~  付木箱(桐) 絹本 骨軸端(一欠) 31×90  表具42×165 ヤケ スレ オレ  表具ヤケ、シミ、虫穴

KR-022 李朝民画幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 紙本  雑木軸端 33×83 表具41×166  ヤケ ヤブレ

KR-023 李方子 未装画 五 ¥80,000~  紙本 52×43ほか シミ オレ 李方子(明治三十四・1901~平成元・1989)は、旧大韓 帝国の元皇太子・李王垠の妃。皇族梨本宮守正王の第一 王女。晩年は韓国に帰化し、援護活動に取り組んだ。また 特技の七宝焼を生かしソウル七宝研究所を設立。歿後に、 韓国国民勲章槿賞勲一等を追贈された。

KR-024 李朝蓮華挿花文硯 ¥100000~

付時代識箱(桐 貼札) 仕覆 唐木蓋 145×9×1

363 KR
KR-025 バンダヂ ¥100000~ 109×46×78

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事前に日時と作品をご指定いただきご来社ください。

〔コンディションレポート〕

作品の詳細画像やダメージなどのコンディションレポートを作成しお送りいたします。お申し込み順での対応とな りますので、お早めにお申し込みください。

3)入札

・所定の入札用紙に入札希望の作品番号や入札金額など必要事項を記入し、入札締切日までに郵送・FAX・メールで ご提出ください。

・到着次第、確認書を送付いたします。入札の追加や金額の変更・取消しは入札締切日まで可能です。

4)結果発表

締切翌日より数日間かけて、開札いたします。入札結果は、落札・不落札に拘らず参加者全てに書面で通知いたします。

各作品の一番札(最高額の入札)が落札となり、最高額の入札が複数の場合は、入札の先着順で落札者を決定します。 締切後の遅着入札は、すでに該当作品が落札されている場合は無効、不落札作品の場合は、再販扱いといたします。

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で ご購入いただけます。(別途手数料など)

カタログ発行 下見会 結果発表 お支払い お引渡し
5)再販

6)お支払い

落札価格と、それに応じた手数料をお支払いいただきます。

落札作品1点につき、100万円以内の金額には15%(別途消費税)、

100万円を超えた金額には10%(別途消費税)の手数料をいただきます。

入札締切より14日以内に、現金・郵便振替・銀行振込のいずれかの方法でお支払いください。ご来店いただける場合 のみ、クレジットカードでの決済が可能です。

<振込先> 京都中央信用金庫 西御池支店 当座 1815131 カ)コギレカイ

7)お引渡し

ご入金確認後、作品をお渡しいたします。

原則、弊社にご来社いただいての引き渡しとなります。ご要望がございましたら、梱包の代行・宅配便の手配も承ります。 作品の引き渡し期間は入札締切日より30日間となり、

以降の保管は1作品1日300円の保管料が発生しますので、ご注意ください。

作品1点を120万円で落札した場合 100万円以内の金額にかかる手数料1 :100万円×15%=150,000 100万円を超えた金額にかかる手数料2:20万円0×10%=020,000

手数料1、2合計+手数料消費税(10%)=170,000+17,000=187,000

携 敬恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵

軸雫 宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍

(梱包料含む)

重量物及び離島へのお届けは別途費用が加算されます。

その他オークションに関する詳細は弊社までお問い合わせください。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854

E-mail:office@kogire-kai.co.jp

沖縄 九州 中国・四国 近畿 北陸・東海 関東・信越 東北 北海道 縦+横+高 沖縄 福岡・佐賀・長崎 熊本・大分・宮崎 鹿児島 岡山・広島・鳥取 島根・山口 徳島・香川・愛媛 高知 奈良・滋賀・京都 大阪・兵庫・和歌山 富山・石川・福井 静岡・愛知・岐阜 三重 茨城・栃木・群馬 埼玉・千葉・神奈川 山梨・東京 新潟・長野 青森・岩手・宮城 秋田・山形・福島 北海道 サイズ (cm) ¥2300 ¥1600 ¥1500 ¥1500 ¥1500 ¥1600 ¥2000 ¥2300 1~60 ¥2800 ¥2100 ¥2000 ¥2000 ¥2000 ¥2100 ¥2500 ¥2800 61~100 ¥3,000 ¥2,300 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,300 ¥2,700 ¥3,000 101~140 ¥4,600 ¥4,000 ¥3,700 ¥3,600 ¥3,700 ¥4,000 ¥4,400 ¥4,600 141~170 ¥24,900 ¥8,000 ¥8,000 ¥7,900 ¥7,900 ¥8,000 ¥8,300 ¥8,700 171~200 ¥33,000 ¥11,900 ¥11,900 ¥11,800 ¥11,800 ¥11,900 ¥12,100 ¥12,500 201~220 ¥41500 ¥12000 ¥12000 ¥11900 ¥11900 ¥12000 ¥12200 ¥12600 221~240 ※配送の場合、別途配送保険料をご負担いただく場合がございます。保険料につきましては弊社までお問い合わせください。
─ 例
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参考文献一覧

辞典 基本文献

『国史大辞典』吉川弘文館 平成2

『廣文庫』昭和4(6版)

『国書総目録』岩波書店 昭和42

『国書人名辞典』岩波書店 1996

『大百科事典』平凡社 昭和8

『世界大百科事典』平凡社 1992

『国宝』毎日新聞社 昭和43

『重要文化財』毎日新聞社 昭和48

『原色日本の美術』小学館 昭和48

『現代日本の美術』小学館 昭和55

至文堂版「日本の美術」の表記は(日美)とした。

『近代日本美術事典』講談社 1989

『関東水墨画の200年』栃木県立博物館、神奈川県立歴史博物館                               1998 『円山応挙』京都国立博物館 平成7 『近世の大坂画壇』大阪市立美術館 昭和56 『京都と近代美術』橋本喜三 京都書院 昭和57 『洋画のあけぼの』京都文化博物館 平成11 『京都画壇100年の名作展』京都市美術館 1979

公家

『集古十種』(復刻 名著普及会・1980)

『京都大事典』佐和隆研ほか 淡交社 昭和59

『読史備要』東京帝大史料編纂所 昭和10

『有職故実大辞典』鈴木敬三 吉川弘文館 平成8

『公卿辞典』坂本武雄 七丈書院 昭和19

『皇室辞典』井原頼明 富山房 昭和57

『皇位継承儀式宝典』 新人物往来社 1990

『天皇家系譜総覧』 新人物往来社 1990

『日本風俗史事典』日本風俗史学会 弘文館 昭和54

『源氏絵』(日美119)秋山光和 昭和51

『伊勢物語絵』(日美301)千野香織 1991

『垂迩画』(日美274)関口正之 1989

『参詣曼荼羅』(日美331)下坂守 1993

『望月仏教大辞典』世界聖典刊行協会 昭和47

『日本仏家人名辞典』東京美術 平成4(復刻)

『仏具大事典』岡崎嬢 鎌倉新書 昭和57

『仏像図典』佐和隆研 吉川弘文館 昭和37

『仏教絵画』富山美術館 昭和61

『古写経綜鑒』田中塊堂 昭和17

『虚空蔵菩薩』(日美380) 泉武夫 1998

『浄土教画』(日美43) 岡崎譲治 昭和44

『日本佛塔』石田茂作 講談社 昭和44

『ブッダ釈尊』奈良国立博物館 1984

『日本仏教人名辞典』法蔵館 1992

『密教法具』奈良国立博物館 平成5

『経物遺宝』奈良国立博物館 昭和52

武家 『日本の甲冑武具事典』笹間良彦 柏書房 1994 『日本の合戦武具事典』笹間良彦 柏書房 1999 『日本甲冑図鑑』上中下 笹間良義彦 雄山閣 昭和39 『日本の名兜』上中下 笹間良義彦 雄山閣 昭和47 『刀装金工事典』若山猛 雄山閣 平成8 『金工事典』若山泡沫 刀剣春秋出版社 平成11(改)

『刀工総覧』川口陟 刀剣春秋出版社 平成11

『新甲冑師銘鑑』笹間良彦 里文出版 平成12

書画 『古画総覧』佐々木丞平 正子 国書刊行会 2000

『古画備考』(復刻 吉川弘文館・明治45)

『前賢故実』菊地容斎 天保七

『東洋画題総覧』金井紫雲 平成9(復刻版)

『大日本書画名家大鑑』荒木矩編 第一書房 平成3(復刻)

『日本書画骨董大事典』池田常太郎 聚芳閣 大正15

『書画落款印譜大全』狩野亨吉 岩上方外 1996

『中国書画家印鑑款識』上下 上海博物館 1982

『落款花押大辞典』淡交社 昭和57

『日本南画史』梅沢精一 洛東書院 昭和8

『日本南画史』山内長三 瑠璃書房 昭和56

『近代日本絵画史』河北倫明 南階秀爾 中公 昭和53

『浮世絵事典』吉田暎二 画文堂 昭和46

『版画事典』室伏哲郎 東京書籍 1985

『江戸の狩野派』(日美262) 細野正信 昭和63

『狩野派と福岡展』福岡市美術館 1998

『師宣と初期浮世絵』(日美363) 小林忠 1996

『宋紫石と南蘋派』(日美326) 鶴田武良 1993

『谷文晁』(日美257) 河野元昭 1987

『京の絵師は百花繚乱』 京都文化博物館 1998

『桃山絵画』(日美208) 武田恒夫 昭和58

『初期洋風画』(日美80) 坂本満 至文堂 昭和48

『南蛮美術』(日美19) 岡本良知 平凡社 昭和42

『絵馬』(日美92)河田貞 昭和49

『支那人名辞典』上・中・下 大正15

『書画鑑定法』平渡緒川 大正7

『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社

中華民国69

中国 朝鮮『中国美術家人名辞典』兪剣華編 1987 『中国絵画史事典』王伯敏 雄山閣出版 平成八年 『中国書道史』赤井清美 東京堂出版 昭和54 『中国書道辞典』中西慶爾 木耳社 昭和56 『支那絵画史』内藤湖南 弘文堂 昭和15

『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社 民国69 『韓国絵画史』安輝濬 吉川弘文館 昭和62 『朝鮮古書画総覧』李英介 昭和46 『朝鮮書画人物辞典』呉世昌 国書刊行会 平成4 『韓国絵画大観』劉復烈 文教院 1979 『韓国人名字号辞典』李斗煕ほか 啓明文化社 1988 『韓国書画家人名辞典』韓文影 汎友社 2000

書家 『くずし字解読字典』 東陽出版 昭和63 『日本書流全史』上下 小松茂美 講談社 昭和45 『古筆大辞典』 淡交社 昭和54 『俳諧大辞典』伊地知鐵男ほか 明治書院 昭和32

茶道 『原色茶道大辞典』井口海仙ほか 淡交社 昭和51 『現代煎茶道辞典』主婦の友社 昭和56 『茶碗窯別銘款』黒田和哉 グラフィック社 平成10 『茶湯便利帳』宮帯出版〔改訂版〕 平成24

諸器 『平凡社・陶器全集』全32 昭和41 『中世・近世の鏡』(日美394) 久保智康 1999 『和鏡』(日美42) 中野政樹 昭和44 『和鏡』 保坂三郎 昭和48 『柄鏡大鑑』小林達雄監修 平成6 『現代名工・職人人名辞典』日外アソシエーツ 1990 『日本美術家事典』O&M 1998 『遊戯具』(日美32) 関忠夫 昭和43 『古鏡』樋口隆康 新潮社 昭和54 『原色陶器大辞典』加藤唐九郎編 淡交社 昭和17 『陶器大辞典』小野賢一郎 合資会社冨山房 昭和11 染織 『原色染織大辞典』淡交社 昭和52 『染』(日美7) 山辺知行 昭和41 『原色日本服飾史』井筒雅風 平成10 『祇園祭の染織美術』京都書院アーツコレクション167                         吉田孝次郎 1998 芸道 『能狂言事典』西野春雄・羽田昶 平凡社 1987 「『能楽蘊奥集』の資料性」伊藤正義 平成8 「世襲面打家の概要-出目家の周辺-」 見市泰男 平成13 「能面考」 見市泰男 (『観世』連載/平成12年1、2、3、4、5、6、7、                         9、10、11、12月号) 『能狂言面』(日美108) 金子良運 昭和50

漆芸 『棗』池田巌 淡交社 昭和62

『香合』池田巌 淡交社 平成6 『大和古物散策』 岡本彰夫 ぺりかん社 2000 『大和古物漫遊』 ぺりかん社 2003 『日本の漆芸』全六巻 中央公論社 1991 『朱漆』堺市博物館 1986

諸家 『事物起源辞典』 朝倉治彦ほか 東京堂出版 昭和48 『唐船輸出入品数量一覧』 永積洋子 創文社 昭和62 『日本の意匠事典』 岩崎治子 岩崎美術社 1991 『西洋人名辞典』 岩波書店 昭和31 『守貞言謾稿図版集成』 高橋雅夫 雄山閣 2002 『工芸にみる古典文学意匠』 京都国立博物館 昭和55

新刊紹介(一割引きでお取り次ぎいたします)

閨秀書画家辞典  本体 2,300円

仏家

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骨董品・美術品の「売却」や「整理」をお考えでしたら、まずは弊社に資料をご請求ください。

最低価格の決定 出品受付書発行 カタログ作製 オークション

出品査定 作品預り

1)出品査定

出品の受付は随時おこなっておりますので、まずは電話・FAX・E-mail等でお気軽にご相談ください。 出品査定は無料でおこないます。査定方法は以下のいずれかとなります。会員登録がお済みでない場合は身分証 (運転免許証・健康保険証・パスポートなど)の提示をお願い致します。

現品査定…作品をご持参いただくか宅送でお送りいただき、弊社スタッフが現品を確認いたします。

簡易査定…作品の詳細情報(画像・品名・寸法など)を郵送やE-mailでお送りください。

2)作品預り

作品の移動開始と共に出品契約が始動いたします。出張集荷時には、お預かりの証として手書きの預書を作成しお渡 しいたします。集荷は弊社スタッフか運送業者を派遣いたします。集荷費用(運送費・人件費)は依頼主負担。 査定時に現品をお送り頂いている場合は、正式に作品受付した後に預書を発行いたします。

3)最低価格の決定

最低価格は5万円以上とします。特集については5万円未満の出品も可能ですが、経費の負担率が大きいためお勧めで きません。出品者に希望価格がある場合には、それをもとに合議します。弊社一任の場合は、最低価格を提示いたしま す。

4)カタログ作製

カメラマンによる撮影、作品を分類して編集、その後印刷へと工程を進めます。

最低価格や作品により掲載のカット数や大きさが異なりますが、編集に関しましては弊社一任となります。作品を手 放されたあとでも掲載されたカタログがお手元に残ります。

5)オークション、再販

カタログ発行・下見会・入札受付・入札締切

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で 販売されます。

お支払い

6)お支払い

オークション終了後、所定の出品支払日(入札締切日より約一ヶ月後)に、売上から出品手数料・諸費用を差し引き、 事前に希望された受取方法(現金・銀行振込)でお支払いをいたします。振込を選択された場合は所定日に、現金を 選択された場合は、所定日以降ご来社前にご連絡ください。落札者からの入金が遅延した場合には入金を確認して後 の決済となります。

・不落札作品について

オークションで落札されなかった作品及び辞退品は再出品(一定の期間をおいて再度出品)の場合を除き、出品支払日 より30日以内に引き取りを完了してください。ご来社による引き取りを原則といたしますが、宅配便等の手配も承り ます。梱包料・運送保険料は出品者負担。引き取りが所定の期間を過ぎる場合は必ず事前にご相談ください。

出品諸経費

■出品に伴う基本的な経費について

携敬

恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携 敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携

猿撮影料

猿保険料

必要経費

猿出品手数料

猿出品手数料消費税

猿カタログ掲載料

猿撮影料

猿保険料

■保険料

猿作品宅送料  猿保管資材料(大型・重量品)別途

猿梱包資材料  猿修理代

地震などの自然災害による破損・消滅を除く損害(火災・盗難・破損)を補填します。落札・不落札に関わらず、 出品者の負担となり、料率は最低価格の05%。※作品の移動及び最低価格が未定の作品は対象外。

例)最低価格100万円の場合…5,000円

■掲載写真カット料

1カットにつき1,000円。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。(再出品の場合も同様)

例)①作品 + ②箱書 = 2,000円(2カット使用)

■保管資材料

保管期間中の事故を回避するために、養生箱(紙箱)を個別に作ります。木箱付の場合は不要。  落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。 例)30cm×30cm×30cmの場合…約1,200円/箱  出品作品が、標準的な男性が一人で搬入不可能な作品については、1万円~をご負担いただきます。

不落札の場合 落札の場合
その他 必要に応じて
恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵敬

■カタログ掲載費用

出品手数料

一作品につき、落札価格10万円未満は15%、10万円以上は10%(別途消費税)

■経費の負担例 ■不落札品の管理

手数料 20,000円

消費税 2,000円

掲載料(1/6サイズ) 5000円

カット料(1カット) 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品者受取金額 170,400円

※不落札(仮定)の場合の経費負担

カット料(1カット) 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品精算日より無償保管期間30日を過ぎますと倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/日の有償となります。保管中

のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品 の処分が弊社に一任されます。

※再出品のための滞留は無償。

30,000~50,000円/点 著名物故作家 3,000~5,000円/点 宝石・貴金属類 3,000円/点 刀剣類
サイズ 30,000円 1ページ 15,000円 1/2ページ 10,000円 1/3ページ 7,500円 1/4ページ 5,000円 1/6ページ
1/9ページ
1/10ページ
1/12ページ
1/20ページ
※不落札の場合は免除(無料)。 掲載料
3,500円
3,000円
2,500円
1,500円
一律 500円 写真なし
例)最低価格10万円/落札価格20万円
■鑑定費用  専門機関または専門家による鑑定を行います。

TheBiddingProcess

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Pleasefillinallnecessaryitemsonthebidform(enclosedattheendofthiscataloguewithanentry example)andsubmittoKogirekaibypost,e-mail,fax,orinpersonAllentryformsmustreachusno laterthantheclosingdatefortenders.Pleasespecifyamethodofdeliveryontheform.Ifno specificationsaremade,auctionedarticleswillbeshippedroughly10daysafterpaymenthasbeen confirmed

*Alterationsadditionsandcancelationsofbidsandbiddingpricescanbemadeuntiltheclosingdate

*Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,andcancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationwillnotbeaccepted

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*IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimetoparticipateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakeadeposit of30%ofyourbiddingpriceinadvanceWithoutthisdeposityourbidwillremaininvalidIfyouareunsuccessfulinyourbid youwillbefullyrefunded

*Pleasebesuretoreadthetermsofagreementattheendofthiscatalogue

Pleasenotethatwewillbeunabletoissuenotesofconfirmationregardingbidformsthatarrivelessthanthreedayspriortothe closingdate

Uponreceivingyourform,wewillsendyouanoteofconfirmation

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*Ifyoudonotreceiveanoteofconfirmation,pleasecontactKogirekai,asitispossiblethatyourbidformhasnotreachedus

○Preliminaryinspection

PreliminaryinspectioninKyoto

*Wewillbeacceptingbidsoutsidethepreliminaryinspectionperiodaswell

Businesshours:10:00~17:00Closed:Sundaysandholidays(However,wewillbeopenonthesedaysduringthepreliminary inspection)Weacceptfaxmessagesatallhours

Allarticlesinthiscataloguewillbeexhibitedatthepreliminaryinspection,anopportunitytoexaminetheconditionand colorofarticlesinperson

(Allarticlesshowvaryingdegreesofdamageandwearduetoaging)

Forthosewhoareunabletoparticipateinthepreliminaryinspectionweprovidereportsontheconditionofeacharticlewith imagesofaspecifiedareaofthearticleWewillrespondtorequestsforconditionreportsintheorderoftheirarrival Dependingonthenumberofrequestswereceive,wemaynotbeabletoprovideallthereportsbeforetheclosingdate

○ConditionReport
(1)Makeabid (2)Confirmation (1)Makeabid (2)Confirmation (3)BidOpening (4)Results (5)Payment (6)Delivery ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

Determinationofsuccessfulbidsandbidders

BidswillbeopenedaftertheclosingdateThehighestbidforeacharticlewillbethesuccessfulbidIfmultiplebidderstieforthe highestbid,thearticlewillbesoldtothebidderwhosebidformarrivedatKogirekaiearliestProcessingthebidswilltakeseveral days

ThemostrecentbidformsentinbytheclosingdatewillbethebiddersfinalsubmissionOncethehighestbidshavebeen determinedbidderswillnotbepermittedtochangetheirbiddingprices

*Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid,regardlessofbiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidshavebeensubmittedtothearticle,however,thearticlewillbeputupforaresale(Pleaserefertothe descriptionbelow.)

Theresultsoftheauctionwillbesentbye-mailorfaxtoallbiddersregardlessoftheirsuccess

<Commission>

Inadditiontothehammerprice,thebuyerwillberequiredtopayacommissionatarateof16.5%of eachlotwhenthehammerpriceislessthan1,000,000yen,and165%upto1,000,000yenand11% thereafterofeachlotwhenthenhammerpriceis1,000,000yenormore

Forexample,whenthehammerpriceis1,200,000yen,thecalculationisasbelow.

1,000,000×165%+200,000×11%=187,000

Theabovecalculationsdonotincludeshippingfees

■Resale

Articlesforwhichnobidshavebeenacceptedwillberesoldatreservepricestothefirstpaymentofferwereceive

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a.Cash

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cBankTransfer

*AnyensuingtransferfeeswillbebornebythecustomerPleasedepositnecessaryamountintotheaccountspecifiedinthe results

Articlesmaybeacquiredafterpaymenthasbeenconfirmed

Ifnomethodofdeliveryhasbeenspecifiedonthebidform,wewillarrangeforauctionedarticlestobepackagedandsent(using methodabelow)about10daysafterwehaveconfirmedyourpayment

aPackagingandshippingbycourierservice

*Shippingfeesmustbebornebysuccessfulbidders(Pleaserefertotheshippingfeechartattheendofthiscatalogue)Your shippingbillwillbeenclosedwiththeauctionedarticle

Regardingarticleswhicharedifficulttoship,pleasecontactustoreceiveaquotationoftheshippingcosts

*ShipmentsoutsideJapanwillbemadeafterbiddershaveconfirmedandagreedtothewrittenquotationofshippingfeeswe sendthem.

bRetrieval *Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson

Onthespotexchangesofcashandauctionedarticlesarealsopermitted

Ifyouhavemadeyourpaymentinadvancehoweverpleasebringthereceipt

Thetermofarticledeliveryislimitedto30daysafterthebiddeadline. Afterthisterm,storageofarticleswillcost¥300perdayperarticle

Forfurtherdetailsontheauction,pleasecontactouroffice: Tel:075-254-8851 E-mail:office@kogire-kaicojp

(3)BidOpening (4)Results (5)Payment (6)Delivery

KogirekaiAuctionTermsofAgreement

Pleasenotethatallsuccessfulbiddersareresponsibleforpaying thehammerpriceandwillbecharged30% oftheirhammer priceinthecaseofcancelation

GeneralClause

1AllKogirekaiauctionsandresaleshallbecarriedoutaccording totheJapanesetermsofagreementpublishedinthemostrecent Kogirekaicatalogue

2Uponregisteringarticlesorenteringabid,sellersandbidderswill beviewedashavingacknowledgedthetermsofagreement

3AnydisputeswhichmayarisefromaKogirekaiauctionshallbe subjecttothejurisdictionoftheKyotoDistrictCourt

4AllrightsarereservedbyKogirekaiCo,Ltd

DetailedClause

A.Cataloguesandpreliminaryinspections

1Kogirekaiauctioncataloguescontainingphotos,descriptions andthereservepriceofarticlesputupforauctioncanbeacquired forafeeincludingconsumptiontaxandshipping

2Descriptionsinthecatalogueincludesuchinformationasthe registrationnumbertitlequantityandmeasurementsofarticlesput upforauction

3Alldescriptionsofarticles,aswellasassessmentsregardingthe timeoftheircreationareinterpretationsmadebyKogirekaiatthe timeofregistrationandareforreferentialpurposesonlyTheyare notguaranteedandareinsufficientasadefinitebasisfor judgmentKogirekaiwillnotcompensateorbearresponsibilityfor anyissueswhichmayariseduetoerroneousdescriptionsinthe auctioncatalogueWewillhowevercorrectanynoticeableerrors upondiscoveryIfthereisacleardiscrepancyinopinionbetween usandasellerregardinganarticleandthelatteropinionisapplied inthecataloguedescription,wewillindicatethatitreflectsthe seller’sstanceattheendofthedescription

4Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,and cancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationandcomplaintsaboutdamagedarticleswillnotbe acceptedoncethesuccessfulbiddershavebeendeterminedAlso pleasenotethatKogirekaidoesnotconfirmorguaranteethe mechanicalperformanceofmachinerysuchaswatches

5Itisuponbidderstoconfirmscratches,stainsandotherdamage ofarticlesinpersonatthepreliminaryinspectionAsanauxiliary means,however,werespondtorequestsforconditionreportsby phone

6Weprovideconditionreportsonlyduringthespecifiedperiod

7Publicpreliminaryinspectionswillbeheldduringthespecified period

B.Enteringbids

1Beforeenteringabid,biddersarerequiredtoregistertheirname andaddressandsubmittheirbankcertificatealongwithcopiesof officialidentificationdocuments(suchastheirdriver’slicense, healthinsurancecardorpassport)Pleasebesuretoreadthe biddingrequirementscarefullyKogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofabidderwhoseapplication

Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

2Inordertoenterabid,entertheregistrationnumberofthearticle youwishtopurchaseandyourdesiredbiddingpriceonthe specifiedbidform.Bidsmaybesubmittedbypost(Pleaseusethe specifiedenvelope),faxorinpersonIfthetitleandnumberofan itementeredonabidformdonotcorrespondKogirekaiwilldecide whichtoputthroughwithoutconsultingthebidder

3Bidslowerthanthereservepricewillbeineffective

4IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimeto participateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakea depositof30%ofyourbiddingpricebytheclosingdateWithout thisdeposit,yourbidwillremaininvalidAftertheopeningofthe bids,youwillreceiveafull,promptrefundUponrequest,however, thedepositmayberetainedleavingsuccessfulbidderstobe chargedtheremaining70%oftheirbiddingprice

5Kogirekaidoesnotacceptnegotiationstosellunsoldarticles belowthereservepriceNeitherwillwerespondtorequeststo mediatebetweensellersandsuccessfulbidders

6Biddershavetheoptionoflimitingtheirtotalbiddingpriceby

TheKogirekaiauctiontermsofmanagementconsistofageneral clauseanddetailedclausesA,BandC.

ClausesA,BandCeachconcerncataloguesandpreliminary inspectionsenteringbidsandlistingarticlesrespectively

enteringtheirbudgetintherelevantcolumnonthebidform.Ifno prioritysequenceisclarified(Pleasenumberthearticlesoutsideof theframetoclarifytheprioritysequence)andthetotalpriceof successfulbidsexceedstheenteredlimitKogirekaiwillarbitrarily decidewhichsuccessfulbidstoputthrough

7Lotbiddingamethodofbiddingforsimilaritemscollectively requiresconsultationinadvanceInordertomakealotbid,enter thetotalbiddingpriceontheform.Ifthetotalbiddingpriceofalot bidderisthesameasthetotalofallhighestindividualbidsforthe collectionofitems,thelotbiddershalloverruletheindividual bidders

8Bidswillbeacceptedfromthedatethecatalogueisissueduntil thespecifiedtimeoftheclosingdateBidformssubmittedbypost orfaxwillbeeffectiveonlyiftheyreachKogirekaibythespecified timeoftheclosingdate

9Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbidding pricescanbemadeuntiltheclosingdateThemostrecentbidform sentinbeforetheclosingdatewillbethebidder’sfinalsubmission 10Thebidswillbeopenedimmediatelyaftertheclosingdate,and eacharticlewillbesoldtothehighestbidderAfterthesuccessful biddershavebeendeterminedtheresultsoftheauctionwillbe senttoallbiddersInthecaseofdelayedcontactwiththe successfulbidder,wewillrespondappropriatelyThebidopening processwillnotbeopentothepublic

11Foreachauctionedarticle,successfulbidderswillberequired topayacommissionfeewhichpercentagedependsonthetotalbid price,andconsumptiontaxonthecommissioninadditiontotheir hammerprice

12Hammerpriceswillbesenttoallbiddersandpublishedinthe nextKogirekaiauctioncatalogue

13Ifmultiplebidderstieforthehighestbidthearticlewillbesold tothebidderwhoseformarrivedatKogirekaiearliest 14Nosuccessfulbidmaybecanceledaftertheclosingdate Delayedpaymentsandothersuchproblems,however,willbe resolvedwithinaspecifiedperiodbychargingthebiddera cancelationfeeof30%oftheirhammerprice(50%ofthe cancellationfeewillinturnbepaidtotheseller)Ifagreement cannotbereachedthroughnegotiationthematterwillbesubject tothelegalproceedingsoftheKyotoDistrictCourtAlllegal expensesmustbebornebythebidderKogirekaiwillnotdo businesswithsuchbiddersthereafter

1550%ofthecancellationfeewillbepaidtotheseller,unless Kogirekaiisunabletocollectthefeefromthebidder 16Paymentsmustbemadewithinthedeadlinethroughcashor depositsintoaspecifiedbankaccountUnlessthenecessary cancelationprocedurehasbeencompletedbidderswillberequired topayaninterestrateof01%oftheirtotalpaymentforeveryday theyarelateinmakingtheirpayment

17Weareopentorequestsfrompublicinstitutionssuchasart museumsthatwishtoextendtheirpaymentdeadlinebeforehand 18Ifasuccessfulbiddercancelstheirbid,thearticlewillbesoldto thesecondhighestbidderatthebiddingpricetheysubmitted 19Assoonaspaymentforauctionedarticleshasbeenconfirmed successfulbiddersmaycollecttheirarticlesUponrequestwewill alsotakeontheprocedureofpackagingandshippingauctioned articlesatKogirekaiInthiscase,bidderswillbechargeda packagingfeeandmustbearallshippingfeesandpremiumsthat ensueSimilarly,bidderswhocommissionthepackagingofan article(includingbreakablesandnonstandard-sizeobjects)toa shippingcompanywillberequiredtobearallcostsOnemonth afterthepaymentdeadlinestorageofarticleswillcost¥300per dayperarticle

20AsarulebiddersoutsideofJapanwillberequiredtomake theirpaymentsincashtotheKogirekaioffice,andsection19 abovewillbeappliedtotheshippingofarticlesoutsideJapanas well 21Kogirekaiwillnotrespondtoanycomplaintsoncepayments havebeenmadetotheseller 22Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid

regardlessofthebiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidhasbeenacceptedforthearticle,however, thearticlewillberesoldatthereservepricetothefirstpayment offerwereceiveUnsoldarticleswillbeputupforresaleuntila specifieddateaftertheauction

23Paymentsforresoldarticlesmustbemadewithin10daysafter purchasehasbeendeterminedBidderswhocanceltheirpurchase afteraresaletothemhasbeendeterminedwillbechargeda cancelationfeeof30%ofthereserveprice

24Wewillnotrespondtoinquiriesregardingtheauctionresults forthreedaysaftertheclosingdate

25Articleswithpartsmadeofanimalsprotectedbythe WashingtonConvention(suchasivorycoralcrocodileand alligatorskin)cannotbeshippedoutsideofJapan

26Asarule,werequestthatbiddersarrangefortheshippingof articlesdifficulttoshipthemselves(Forexample,over-sizedor heavyarticles)UponrequestofbidderswhowishKogirekaito packageandshiptheirarticles,Kogirekaiwillprovideawritten quotationofallensuingcosts

C.ListingArticles

1AllitemsthatfollowKogirekaistandardsshallbelistedandput upforauctionWeprovidefreeconsultationThecriteriaassessing thesuitabilityofitemsfortheKogirekaiauctionreflectthecurrent stanceofKogirekaiandareliabletochangebasedonour judgmentfrompastexperiencesandothercircumstancesEven articlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmaynolonger qualify

2Inordertoputanitemupforauctionsellersarerequiredto presentofficialidentificationdocuments(suchasadriverslicense healthinsurancecardorpassport)Kogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofasellerwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

3Thereservepriceofeacharticlemustbenolowerthan¥50,000, andthelistingofcertainarticlesmaybedeniedWeareopento consultationregardingthereserveprice

4Kogirekaimaycancelthelistingofanarticleafterthepublication ofthecatalogueInthiscasethesellermustbearallexpenses exceptforlistingfeeswhichwillbebornebyKogirekai

5Reserveprices(minimumdesiredsellingprices)mustbedecided byKogirekaiandsellersthroughdiscussionandprintedinthe auctioncatalogue

6EvenarticlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmay nolongerqualifyforauctiondependingonthecurrentregulations

7Forfurtherinformationonlistingpricespleaserefertoour separatedocumentonthesubject

8Kogirekaireservesthecopyrightandusagerightsregardingall photostakenbyKogirekaievenaftertheauction

9Ifasellersmakesanyrequestsregardingthephotosoftheir articles(size,thenumberofshotstaken,etc)andKogirekai obliges,theywillbechargedthefulllistingfee,regardlessof whethertheyaresuccessfulinsellingtheirarticleornot

10Thesellerwillberequiredtopayacommissionatarateof 165%ofeachlotwhenthesellingpriceislessthan100000yen and11%ofeachlotwhenthesellingpriceis100000yenormore

11Sellerswillbeinformedoftheauctionresultsbyaninterim report,tobefollowedbyanofficialreportoncebidders’payments havebeenconfirmed

12Sellerswillbepaidwithin30daysafterthesuccessfulbidder hasbeendeterminedIfthebidderislateinmakingtheirpayment, sellerswillreceivepaymentonlyafterthebidder’spaymenthas beenconfirmed

13Ifarticlesaredamagedorlostinaccidentssuchasfireortheft whileunderourcare,thesellerwillcoverthedamagebypayingan insurancepremiumof05%thereservepriceWhileotherdamage willbecoveredbystandardinsurance,Kogirekaiwillbeexempt frompaymentsof¥50,000orless,andnomorethan80%ofthe reservepricewillbeinsuredDamagecausedbyearthquakes, thunderstormsandothernaturaldisasterswillnotbeinsuredAny

issueswillbesettledaccordingtothetermsoftheinsurancepolicy employedKogirekaiwillnotcompensatearticlesdamagedby conditionsforwhichwebearnoresponsibility(changesinweather indoorenvironmenttemperaturehumidityandsoon)unlessthe articleiscompletelydestroyedinwhichcasethesellerwillreceive upto5%ofthereservepriceIfanarticleisdestroyedbeforea reservepricehasbeenagreedupon,thesellerwillreceiveupto ¥50,000incompensation

14Theinsuranceandcompensationinaboveclause13doesnot coverdamageinflictedonunlistedarticlesduringshipping 15Allpackagingmaterials(paper,woodenboxes)andevaluations ofarticlesbyanappraisermustbepaidforbythesellerForfurther informationpleaserefertoourseparatedocumentonpackaging materialsandexpenses

16Unsoldarticleswillbereturnedtosellersafteracertainamount oftimeThesellermustbearallshippingfeestohaveunsold articlesreturned

17Thecontractcomesintoforceafter5daysoflisting confirmationformispublishedAnycancelationsbysellersafter listingconfirmationformispublishedwillbechargedapenalty Sellerswhocancelthelistingofanarticlepriortothepublicationof thecataloguewillbechargedapenaltyof30%thereservepriceIf thelistingofanarticleiscanceledafterpublication,thesellerwill bechargedvariousexpensesincludingthelistingfee,photography fee,insurance,packingmaterialsandpenaltyof30%thereserve price

18ArticlesbeingtransportedinKogirekaivehiclesareuninsured Sellerswhofeeltheneedtoinsuretheirarticlesshouldmake arrangementspersonally

19ArticlesstoredbyKogirekaiareuninsuredwhilebeing transportedbetweenourfacilitiesusingpublicroads

下見会会場風景

古裂會では、随時出品を 受け付けております。

手放された作品は、お送りするカ タログという形で遺していただけ、 整理や終活としてもご好評いただ いております。まずはお気軽にお 問合せください。

TEL:075-254-8851

(10:00~17:00 日祝休み)

今後の開催予定と出品締切日

132回 特集 中国・朝鮮美術 (9月下見会)6月中旬

133回 特集 甲冑・武具 (11月下見会)8月中旬

禁、無断転載 複製 発行日 2023年4月17日 issued; 17th Apr. 2023 http://www.kogire-kai.co.jp e-mail office@kogire-kai.co.jp 〒604-0811 京都市中京区堺町通二条上る亀屋町176 TEL.075-254-8851 FAX.075-254-8854 176, Kameya-cho, Nakagyo-ku, Kyoto, 604-0811 JAPAN.

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