132th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOGⅡ

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入札オークション

下見会<京都市勧業館 みやこめっせ・B1F>

2023年9月12日● 火

10:00~17:00

9月13日● 水

10:00~16:00

東京下見会<東京プリンスホテル>11Fピオニー

2023年9月16日● 土  12:00~18:00

17日● 日  10:00~16:00

完全予約制(受付は9/12まで) 詳細はお問い合わせください。

京都予約下見<古裂會本社>

2023年8月7日~2023年9月8日まで

(日・祝日・夏季休業中は除く) 京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176

最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。

<入札締切>

2023年9月21日(木)必着

カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854

e-mail:office@kogire-kai.co.jp

8月10日(木)~16日(水)の間、休業いたします。17日(木)より通常営業いたします。

〈夏季休業について〉

目次

書畫家......................................................................................2~84

藝能 香道 ........................................................................85~89

茶道.......................................................................................90~129

華道 人形 燈火器............................................130~132

文房 堤物 象牙ほか 133~137

石造美術 景道

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。 □記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。 □時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本(国名)の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。

□水漏れの表記について  水を溜めて使用する道具類であって、底面ないし器腹に明らかな瑕疵を認める 場合、水が漏れるか事前に確認することがある。確認できた場合はその旨を記 載するが、記載のない作品についての健全性を保証するものではない。 □本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ(ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ)とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。

□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について  子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。

□打掛の表記について  小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について  一対のものを一双とし、片双を一隻とした。特記しない場合もある。

□付属箱の表記について  時代箱:古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明/箱:上記に該当しない古箱/ 共箱:作者によって識字された箱  識箱:何人かによって識字された箱/新箱:新造箱 □事象の西暦表記について  和暦と西暦の併記に努め、西暦表記はグレゴリオ暦を採用した。ながら、和暦 西暦間の変換を行った際、若干の誤差を生じている場合がある。

凡例
138~144 陶磁器 人間国宝 145~174 明治工藝 175 酒器を愉しむ 176~177 漆藝 木工 金工 178~190 貴石 宝石 191~194 江戸の科学 195~196 考古 亞細亞ほか 硝子 196~201 染織 西洋骨董 史料ほか 202~224 小特集 湖国点描 225~227 床の間遊び 228~233 規約・参加方法 巻末

書畫家

D-001 伝周文越渓 岩上観音画幅

¥500,000~ 付黒塗識箱(桐) 狩野永真、益信極札 所載コピー 紙本 牙軸端 37×73 表具56×165  ヤケ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 『展観入札売立会』(東京美術倶楽部・昭和44)所載

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D-002 伝周文越渓 抱膝僧画賛幅 ¥400000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙貼軸端 55×30 表具66×128 シミ スレ オレ 穴  竺雲等連賛 賛:竺雲等連(永徳三・1383~文明三・1471)は臨済宗の僧。渡明の後、相国寺を経て南禅寺住持。

D-003 芸阿弥 秋景山水画幅 ¥250,000~

付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 41×72 表具54×165 ヤケ  スレ オレ 表具ヤケ、スレ、虫穴 古香宗 箱識 芸阿弥(永享三・1431~文明十七・1485)は絵師、連歌師、表具師、鑑 定家。名は真芸、号は学叟。父である能阿弥の跡を継ぎ、足利義政に同朋 衆として仕えた。水墨画にすぐれ、連歌も能くした。

D-004 相阿弥 牧童画幅 ¥280,000~

付時代識箱(桐 貼札・身桟破損) 紙本 牙軸端 33×22 表具44×98  薄シミ スレ 表具オレ、スレ 相阿弥(生年未詳~大永五・1525)は芸阿弥の子、能阿弥の孫。足利義 政の同朋衆。名は眞相、別に松雪斎、鑑岳と號す。父に画を習い、周文、 牧溪の画を慕った。また詩画や茶道にも造詣が深く、鑑識に精通してい た。阿弥派の集大成というべき『君台観左右帳記』『御飾記』を完成させ、 伝承作品は多いが実体は不明な点が少なくない。

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D-006 雪村周継 双鳥画幅 ¥180,000~ 付合箱(杉)

D-007 秋月等観 訪友楼閣山水画幅 ¥150,000~

紙本 牙軸端 48×39 表具60×125 大ヤケ シミ カビ スレ  オレ 表具オレ、カビ、ヤケ、スレ、シミ 雪村周継(生歿年未詳・1500年頃に生まれ、八十余歳まで)は室町時 代末から戦国時代にかけての画僧。名は周継、如圭、鶴船翁、検龠齋等の 別號あり。田村平蔵と称す。常陸国の人。はじめ周文の筆意を学ぶ。雪舟 に私淑、また中国画にも学び独自の様式を確立。

D-008 伝周耕 山水画幅 ¥150,000~

付時代識箱(杉 蓋桟両欠) 絹本 牙軸端 28×56 表具38×132  大ヤケ シミ 表具オレ、スレ

D-009 周耕 楊柳観音画幅 ¥130,000~

付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 47×119 表具59×206  ヤケ シミ スレ オレ 表具スレ

付時代溜塗識箱(桐・虫喰 貼札) 紙本 牙軸端 41×88  表具51×172 ヤケ シミ スレ オレ 表具シミ 秋月は諱を等観、俗姓を高城氏、もと薩摩島津氏の家臣。雪舟の弟子 の中では最もその画風を受けつぎ著名である。明応五年(1496)遣明使 に同行し渡明、晩年は薩摩に帰り数人の画の弟子を育てたことが知られ ている。 周耕は和州多武峰に住した僧で、雪舟に学び、雪舟とともに入明したと記す画伝がある。作風からみた周耕は雪舟弟子とするに相応しいが、現存する作 品が少なく、伝歴はまだ不明の部分が多い。

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D-010 雪村周継 波龍画幅 ¥130,000~  付時代溜塗識箱(桐) 大倉好斎極札 紙本 牙貼軸端 57×115 表具70×208 シミ スレ 穴

D-011 雪舟等楊 達磨画幅 ¥80,000~  付二重箱(内時代溜塗貼札桐) 小堀遠州添幅 紙本 牙軸端 28×81 表具40×165 大ヤケ シミ スレ(紙継) オレ 穴

D-012 伝雲谷派 芦双鴨画幅

¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 41×98 表具55×187 大ヤケ シミ スレ  オレ 表具ヤケ、スレ、シミ

D-013 啓書記 水月一葉観音画幅 ¥100000~ 付識箱(桐 貼札) 古筆了意極札  紙本 牙軸端 38×107 表具54×197 ヤケ  シミ オレ 表具ヤケ、オレ、ウキ 祥啓(生歿年未詳)は室町後期の画僧。号を貧 楽斎といい、鎌倉建長寺で書記役を勤めたので 啓書記といわれた。芸阿弥について画を学び、山 水人物花鳥などを手がけ、鎌倉を中心とした関 東画壇の画家たちに大きな影響を与えた。

D-014 雪舟等楊 拈華微笑釈迦画幅  ¥70000~ 付木箱(モミ) 紙本 唐木軸端 37×84 表具45×177 ヤケ シミ オレ  キレ 穴

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D-016 狩野元信印 馬画幅 ¥190000~

付時代識箱(桐 身一部欠) 紙本 牙軸端 42×99 表具55×188  ヤケ スレ オレ キレ 穴 剥離 表具オレ

D-017 狩野元信印 布袋画三幅対 ¥190000~  付時代識箱(桐・蓋欠 貼札) 紙本 牙軸端 布袋32×65  表具54×164ほか ヤケ シミ スレ オレ 表具大アレ  張果老 李白

狩野元信(文明八・1476~永禄二・1599)は正信の息。狩野派の確立者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ばれた。京都生まれ。

D-019

狩野宗信 鯰画幅 ¥120,000~ 付識箱(桐)  紙本 骨軸端 46×98  表具58×191 ヤケ シミ

スレ オレ キレ ヨゴレ

狩野宗信(生年未詳~天文十 四・1545)は絵師。狩野元信の 長男。号は祐雪。通称は四郎次 郎。京都妙心寺霊雲院の障壁画 制作に関わったともいわれる。

47×113 表具61×195 ヤケ シミ カビ スレ  オレ キレ 虫穴  表具カビ、シミ

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D-018 狩野元信 龍虎画双幅 ¥100000~ 付二重箱(内 桐 外黒塗) 大倉好斎極札 紙本 骨軸端

D-020 狩野探幽 龍虎画双幅 ¥100,000~

付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 54×132 表具71×224 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、スレ、シミ 「七十二歳筆」画中 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-021 狩野探幽

龍虎画双幅 ¥100000~ 付識箱(桐 虫喰) 絹本 黒塗軸端 53×105 表具67×193 ヤケ シミ  穴 「六十七歳筆」画中 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・ 1674)は永徳を祖父に、孝信を父にも つ江戸幕府を代表する御用絵師。諱 は守信。京都の人、狩野派中興の祖。

D-022 伝尾形守義 唐子年中行事絵貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥180,000~

付狩野祐正忠信折紙 紙本 324×130 屏風340×146 ヤケ シミ スレ 落款抹消 本紙一部欠損

尾形守義(寛永二十・1643~天和二・1682)は福岡藩御用絵師。尾形仲由の長男。名牛之助のち仁兵 衛、号柳園。狩野探幽の門人。久隅守景、桃田柳栄、神足守周と並び、探幽門下四天王の一人。寛文九年 尾形家二代を継ぐ。

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D-024 狩野山楽 蔬菜画扇面幅 ¥100,000~ 付木箱(桐)

紙本 骨軸端 太巻 56×19 表具66×111 ヤケ スレ 狩野山楽(永禄二・1559~寛永十二・1635)は京狩野の始祖。名は光 頼、通称修理。秀吉に推薦され永徳の弟子となる。

D-025 狩野常信 円窓花籠画幅 ¥80,000~ 付木箱(杉 貼札 蓋桟一欠) 紙本 P軸端 30×30 表具44×116  ヤケ 薄シミ 虫穴 表具ヤケ、シミ 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男。木挽町狩 野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

D-026 狩野元信印 鵯画幅 ¥70,000

付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 27×34 表具51×167

ヤケ スレ オレ 穴 剥離 表具オレ、ヤケ、スレ 狩野元信(文明八・1476~永禄二・1599)は正信の息。狩野派の確立 者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ばれた。京都生まれ。

D-027 狩野探幽 諸葛孔明画幅 ¥90,000

付時代溜塗箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 54×39 表具68×131  ヤケ シミ 表具シミ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。

D-028 狩野養信 梅画賛幅 ¥50,000~

付時代識箱(杉 貼札) 紙本 雑木軸端 51×33 表具53×116  薄ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ、虫穴 宙宝宗宇賛 狩野養信(寛政八・1796~弘化三・1846)は木挽町狩野九代。栄信の 長男。号晴川院、会心斎ほか。通称庄三郎。天保四年法印。

狩野貞信(慶長二・1597~元和九・1623)は狩野派の絵師。号は梅春。 狩野梅栄の子。幕府に仕え、法眼に叙せられた。

8 D D-029 狩野貞信 老爺酒宴画賛幅 ¥100000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 55×59 表具66×144 薄シミ

D-030 狩野探幽 龍乗観音画幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐 貼札) 所載コピー 絹本 牙軸端 37×110 表具50×198 ヤケ シミ 表具虫穴 『吉田楓軒入札目録』(東京美術倶楽部・ 大正十三)ほか所載 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永 徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表す る御用絵師。諱は守信。狩野派中興の祖。

D-033

久隅守景

宝珠画賛幅

¥90,000~

付時代識箱(桐)

紙本 黒塗軸端

20×83

表具30×161 スレ  江雪宗立賛

久隅守景(生歿

年未詳)は通称半

兵衛、無礙斎、無

下斎、号一陳翁。

京都に生まれ、探

幽に画を師事した。

探幽四天王の一人。

D-031 英一蝶 張果老画賛幅 ¥80000~ 付木箱(杉 桟破損) 絹本  骨軸端 63×121 表具80×212 ヤケ シミ  穴 表具ヤケ 英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都 の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓 翁など。

D-032 狩野章信 秋鹿画幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐) 絹本 彫文角軸端 45×95 表具51×179 ヤケ シミ  表具ヨゴレ、穴 狩野章信(明和二・1765~文政九・1826)は浅 草猿屋町代地狩野家の絵師。名彰信のち章信、号 大玄斎、素川。粉本に囚われず、浮世絵にも学んだ 洒脱な作風で知られる。

D-034 狩野典信  高峰山水画三幅対

¥70,000~  付時代識箱(桐)  絹本 牙軸端 47×113 表具62×209 カビ ヨゴレ 大アレ 狩野典信(享保十四・ 1729~寛政二・1790)は木 挽町狩野六代、榮川古信の 子、榮川院と称し、号白玉 斎。宝暦十二年に法眼・中 務卿に叙せられた。

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D-036 狩野察信 天神従神画双幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 太巻 21×90 表具32×176 ヤケ シミ 虫穴 「六十一歳」画中 狩野察信(生歿年未詳)狩野家周信に学び、狩野姓 をゆるされる。長門府中藩御用絵師。号は如運。

D-037 狩野探幽

竹雀画幅 ¥50,000 付二重箱(内時代貼札桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 34×82 表具43×160 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ、虫穴 狩野探幽(慶長七・1602~ 延宝二・1674)。諱は守信。狩 野派中興の祖。

D-038 狩野周信

松汀画賛幅 ¥50,000~  付合箱(杉) 絹本 唐木軸端 28×83 表具37×159 ヤケ  シミ オレ 中院通躬賛 狩野周信(万治三・1660~ 享保十三・1728)は木挽町狩 野家三代。通称右近、号如川、 泰寓堂ほか。

D-039 狩野憲信

竹虎画幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐 蓋ワレ) 絹本 牙軸端 48×108 表具62×199  ヤケ シミ 狩野憲信(元禄五・1692~享保 十六・1731)は奥絵師。中橋狩野 家十代。狩野主信の長男。初名は 季信、通称は四郎次郎、号は永 信・永真・祐盛。

D-040 狩野真笑 金地牡丹画嵌簾屏風 中形 二曲 一隻 ¥450000~ 紙本 242×157 屏風246×161 ヤケ スレ 狩野真笑は寛政年間(1789~1801)頃の絵師。名は意信。徳川家斉に謁見した。

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D-041 橋本雅邦 布袋瀧山水画三幅対 ¥500,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 絹本 牙軸端 33×103  表具47×192 ヤケ シミ 「行年六十三歳筆」画中 「大正七年(1918)十月」橋本秀邦箱識 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十一・1908)は江戸木挽町生まれ。狩野雅信に師事、狩野派の伝統を守りつつ、フェノロサ、岡倉天心らの鑑画会で日 本画の革新に努めた。また東京美術学校教授として後進の育成に注力、門下に横山大観、菱田春草らがいる。明治画壇の巨匠。

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本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。

12 D
D-043 本阿弥光悦 和歌幅 ¥1000000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 28×24 表具42×113 シミ 表具ヤケ、スレ、シミ

D-044 伊年印 黄蜀葵画幅 ¥150000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 49×126 表具63×213 ヤケ シミ  オレ 伊年は俵屋宗達が主宰した工房の商標印。宗達 以降の画人による使用も確認されている。

D-045 酒井抱一 秋草画幅 ¥100000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 28×83 表具39×172 ヤケ  表具ヤケ、スレ、穴 酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・1828) は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生ま れ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子と なる。書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、 『光琳百図』等を出版した。

D-046 尾形光琳 杜若画幅

¥120000~ 付二重箱(内黒塗識杉) 香雪極札  絹本 牙軸端 32×98 表具41×185 ヤケ  シミ オレ 表具ヤケ、シミ 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画 家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に 生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的 大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。

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D-048 酒井抱一 白椿画幅 ¥60,000~

付木箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 41×20 表具52×96  ヤケ シミ 表具ヤケ、スレ、シミ 酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・1828)は琳派の画 家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本 願寺の文如上人の弟子となる。書、俳諧も能くした。尾形光琳 に私淑し、『光琳百図』等を出版した。

D-049 尾形光琳 猫画幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端

太巻 25×37 表具36×116 ヤケ 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716) は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商 雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、 伊亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。 独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付 けも携わった。

D-050 鈴木其一 秋草鶉画幅  ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本  牙軸端 31×95 表具45×194 ヤケ シミ 鈴木其一(寛政八・1796~安政五・ 1858)は琳派の画家。名は元長、字は子 淵、別号必庵、為三堂、噌々、菁々など。 通称為三郎。江戸の人。酒井抱一の内弟 子として絵を学んだ。同門の鈴木蠣潭の 養子となり鈴木家を継ぎ、酒井家家臣と なり抱一の付人を務めた。大胆な装飾的 画風が特色。俳諧・諸芸にも通じた。

D-051 金地水墨群馬屏風 本間 六曲 一双 ¥90,000~ 紙本 362×157 屏風374×171 シミ スレ 穴 背面損傷

14 D

D-052 伊藤若冲 芭蕉鶏画幅 ¥5,000,000~  付識箱(桐) 紙本 骨軸端 42×106 表具54×184  シミ スレ 穴 補墨 伊藤若冲(享保元・1716~寛 政十二・1800)は画家、京都錦 小路の青物問屋枡屋に生れる。 名汝鈞、字景和、別号斗米庵、 米斗翁ほか。はじめ狩野派、の ちに宋元明の中国画を学び、琳 派の画風も取り入れ、写実性に 装飾性を加えた独自の作風を 完成。生涯独身、晩年は山城深 草の石峰寺の傍らに閑居した。

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D-054

伊藤若冲 登龍門画幅 ¥8,000,000~ 付時代箱(杉)  所載本 紙本 黒塗軸端 43×109 表具57×203 スレ キレ  穴 表具ヤケ 『生誕300年 若冲の京都 KYOTOの 若冲』(京都市美術館・2016)所載 伊藤若冲(享保元・1716~寛政十 二・1800)は画家、京都錦小路の青 物問屋枡屋に生れる。名汝鈞、字景 和、別号斗米庵、米斗翁ほか。はじめ 狩野派、のちに宋元明の中国画を学 び、琳派の画風も取り入れ、写実性 に装飾性を加えた独自の作風を完成。 生涯独身、晩年は山城深草の石峰寺 の傍らに閑居した。

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D-055 伊藤若冲 粟鶏画幅 ¥7000000~ 付木箱(杉) 所載本  紙本 牙軸端 27×103 表具40×187  穴 『東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展』 (福島県立美術館・2019)所載

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D-057 円山応挙 夏冬山水画双幅 ¥800,000~ 付二重箱(内識桐) 川端玉章折紙 絹本 牙軸端 34×96 表具48×191 ヤケ シミ 表具大シミ 村瀬玉田箱識 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、 石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

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D-058 円山応挙 薔薇下鯉画幅

¥250,000~ 付二重箱(内桐) 川端茂章書付蓋(杉) 絹本 牙軸端 36×113  表具51×204 ヤケ シミ スレ 「庚戌(1790)初春」画中

D-059 円山応挙 仙人画双幅

¥150,000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本  牙軸端 43×108 表具56×190 シミ オレ  張果老 太公望 「明和乙酉(1765)夏」画中

円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通 称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。

D-060 西山完瑛 瀑布画幅

¥250,000~ 付二重箱(内識桐) 須磨対水書付蓋 絹本 牙軸端 57×132 表具71×206 ヤケ シミ 武部白鳳箱識 西山完瑛(天保四・1833~明治三十・1897)は 大坂生まれ。四条派の画家西山芳園の子。名は謙、 字は子受。幼少の頃より画を学び、人物花鳥を能 くした一方、儒学を後藤松陰に学んだ。

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D-062 円山応挙 遊亀画幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐)

絹本 牙軸端 56×34 表具67×121 ヤケ 薄シミ 表具シミ 「壬辰(1772)初冬」画中 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は 一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき 狩野派を学ぶ。

D-063 松村呉春 胡瓜画幅 ¥100000~

付時代箱(桐 貼札) 国井応陽折紙 所載コピー 絹本 牙軸端 36×21 表具48×102 ヤケ シミ 表具ヤケ 『塚本家所蔵品入札』(京都美術倶楽部)所載 松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四条派の開祖、京都の人。 名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の古名呉服の里に因み呉 春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。軽妙洒脱な新様式 を作りだした。

D-064 森祖仙 月下孤鹿画幅

¥100,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 31×118 表具43×214 薄ヤケ シミ オレ 森狙仙(延享四・1747~文政四・1821)は画家。 名守象、字叙牙、号祖仙、六十歳ころより狙仙、 別号霊明庵。初め山本如春斎につき狩野派を学 んだ。

D-065 上田公長 四季山水画四幅対 ¥100,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本  黒塗軸端 37×104 表具49×187 薄ヤケ オレ 表具キレ スレ 「戊戌(1838)」画中 上田公長(生歿年未詳)は嘉永年間頃活躍した画家。字有秋、別号應州。大阪の人、呉春に師事。紀 州徳川家十一代藩主斉順に召され、御用絵師となる。

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D-066 松村呉春 雪中帰棹画幅

¥80000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 41×114 表具54×205 シミ 今尾景年箱識

D-067 松村呉春 葛屋画幅 ¥50000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 35×100 表具49×185 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、シミ、オレ

松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓ほか、 通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の古名呉服 の里に因み呉春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。軽妙洒脱な新様式を作りだした。

D-068 原在中 浦島画幅 ¥50,000~  付識箱(桐) 絹本 牙軸端 42×108  表具57×202 シミ 川端玉章箱識 原在中(寛延三・1750~天保八・1837)は京都 生まれの絵師。名は致遠。字は子重。別号に臥遊。 京都の酒造家に生まれる。師は円山應挙、または 石田幽汀の二説がある。原派の祖。

D-069 田中日華 山水画双幅

¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 35×98 表具49×197 ヤケ 大シミ

田中日華(生年未詳~弘化二・1845)は四条派の 画家。通称弁二、別号月渚、九峯堂。岡本豊彦の門下。 山水花鳥を能くす。京都の人。

D-070 田中日華 雪中韃靼狩猟画幅

¥50,000~ 付二重箱(内桐)  西山完瑛書付蓋 絹本 牙軸端 55×117  表具71×211 ヤケ 大シミ キレ オレ  表具ヤケ 「明治二十八年(1895)四月於廣島 大本營恭奉供 天覧候也」極紙

D-071 円山四条派寄画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本 P軸端 60×112 表具73×208 ヤケ シミ スレ 奥文鳴 柴田義董 村上松堂 松村景文  大原呑舟 紀広成 小田海僊 長澤蘆洲 八田古秀 木下応受 山口素絢 村田俊 三谷五雲 矢野夜潮 藤木公徴 野村玉渓  吉村孝文 福知葛原ほか

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D-073 岸岱・岸良 諸画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥200,000~ 絹本 52×140 屏風367×168 薄ヤケ シミ 虫穴 屏風虫穴 岸岱(天明五・1785~慶応元・1865)は岸駒の長男。名昌岱、字君鎮、通称太郎。号岸岱、虎岳、卓堂、紫水、同功館。 岸良(寛政十・1798~嘉永五・1852)は京都の画家。岸駒に学び有栖川宮家に仕える。花鳥画・人物画に優れ、南蘋風の写実画もよくした。

D-074 岸礼 山水人物画三幅対

¥65,000~ 付黒塗識箱(杉) 絹本 牙軸端 34×94 表具44×180 ヤケ シミ  表具ヤケ、虫穴 左右龍鯉 岸礼(文化十三・1816~明治十六・1883)は日 本画家。岸岱の次男で、岸派を学びつつも画域に 幅をみせる。

D-075 岸岱 龍虎画双幅 ¥50,000~  付木箱(杉 貼札) 絹本 黒塗軸端 36×93  表具48×155 ヤケ シミ 表具虫穴

D-076 岸岱 雪中梅雀画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 潤塗軸端 41×100 表具53×186 薄ヤケ  薄シミ 表具ヤケ スレ シミ 岸岱(天明五・1785~慶応元・1865)は岸駒の長男。名昌岱、字君鎮、通称太郎。号岸岱、虎岳、卓 堂、紫水、同功館。京都の人。『平安人物志』の文化十年版から嘉永五年版に登載。

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D-077 岸駒 竹画賛幅 ¥60,000~  絹本 骨軸端 37×99 表具49×183  ヤケ シミ 大綱宗彦賛

岸駒(寛延二・1749~天保九・1838)は岸派の 祖。越中または加賀生まれと伝える。姓佐伯、岸、 初名矩(はじめ)、名駒、昌明、蘭斎、雅楽助、字 賁然、号に華陽、同功館、可観堂、天開屈ほか。

D-078 喜田華堂 月下擣衣画幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 目録コピー 紙本  黒塗軸端 48×35 表具61×123 薄ヤケ  薄シミ 表具オレ、ヤケ、シミ 『天埜家所蔵品入札並売立目録』(名古屋美術 倶楽部・大正15)所載 喜田華堂(享和二・1802~明治十二・1879)は 尾張藩御用絵師。名景静、字伯壽、華堂、号半舟 翁。若くして京都に出て画を岸駒、岸良に学んだ。

D-079 松村景文 蛍画幅 ¥50,000~  付木箱(松 貼札) 絹本 骨軸端 37×23  表具45×97 ヤケ 松村景文(安永八・1779~天保十四・1843)は 四条派の画家、京都の人。字士藻、号華渓、通称 要人。呉春の異母弟で、呉春に師事。写生画の花 鳥をよくした。軽妙さが特色。兄とともに四条派 の隆盛に尽力。

D-080 長澤蘆雪 諸画 未装 十一 ¥55,000~ 紙本 30×126 ヤケ シミ オレ 長澤蘆雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は京都の人。名は政勝、魚、字は氷計。円山應挙に入 門、写生画法を学ぶ。機知に富んだ題材の扱いや奔放な筆墨による個性的作風で著名。紀州の無量 寺・草堂寺などに大作あり。

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D-082 宋紫石 松下双鶴画幅 ¥50,000 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 33×94 表具45×181 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、シミ 宋紫石(正徳五・1715~天明六・ 1786)は南蘋派の画家、江戸の人。 姓楠本、名幸八、字君赫、別号雪渓、 霞亭。熊斐、宋紫岩に師事。のちに 宋紫石と改名。

D-083 宋紫岡

芙蓉鴛鴦画幅 ¥50,000~  付合箱(桐) 絹本 雑木軸端 31×87 表具40×177  ヤケ シミ オレ 宋紫岡(安永九・1780~嘉永 三・1850)は本姓は楠本氏、名は 琳、字は玉林、雪溪、また聴松堂 と号す。江戸に沈南蘋派の写生的 花鳥画を広めた宋紫石の孫で紫山 の息子。

D-084 鉄翁祖門 岩笹画賛幅 ¥50,000 綾織絹本 骨軸端(蓋一欠) 48×128  表具62×179 ヤケ シミ オレ  表具オレ、スレ、キレ 鉄翁祖門(寛政三・1791~明治四・ 1872)は長崎派の画僧。俗姓日高。号 妙言、鉄道人ほか。長崎春徳寺十四代 住職。石崎融思、江稼圃に師事。木下 逸雲、三浦梧門らと長崎の三大南画 家と称される。

D-085 長崎派合作草花画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(杉 桟一欠)  絹本 唐木軸端 47×153 表具62×207 ヤケ シミ 表具虫穴 鉄翁祖門(蘭)  守山湘帆(蓮) 木下逸雲(葡萄)

楊江なる画人については片山楊谷(宝暦 十・1760~享和元・1801)との関連性が指摘 される。両者の画風は酷似しており、同一人 物あるいは後継者とする向きもある中、近年 それに否定的な論も出るなど、今後の研究に 期待したい画人である。作例は虎、菊慈童、鯉 の絵が確認されている。

D-086 楊江 鍾馗画幅

¥70000~

付時代箱(杉) 絹本 唐木軸端 36×82 表具48×161 ヤケ シミ

D-087 楊江 虎画幅

¥70000~  付時代合箱(杉) 絹本 骨軸端 29×83  表具40×165 ヤケ 薄シミ オレ キレ

表具オレ 穴補修

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D-088 渡辺秀詮 虎画双幅 ¥380,000~ 付木箱(桐)

紙本 骨軸端 28×134 表具41×201 ヤケ シミ オレ キレ 渡辺秀詮(元文元・1736~文政七・1824)は長崎御用絵師。秀彩の子、 字元瑜、号自適斎。虎画をよくす。

D-089 野呂介石 松渓聴泉画賛幅 ¥200000~

付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 43×132 表具61×201  ヤケ シミ スレ 蘇堂主人箱識 野呂介石(延享四・1747~文政十一・1828)は紀州和歌山生まれの南 画家。名を隆年、字を松齢、号を十友、混斎、第五隆、矮梅など。桑山玉 洲、池大雅に師事、のち紀州藩の儒者、伊藤蘭嵎に儒学を学ぶ。長崎派の 画家、黄檗鶴亭に画を学び、寛政五年(1793)から紀州藩に仕出し、御用 絵師として仕えた。

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D-091 与謝蕪村 寒山拾得画双幅 ¥800,000~

付二重箱(内時代識桐) 絹本 牙軸端 40×105 表具55×193  ヤケ シミ 表具ヤケ 「己卯(1759)」画中 横山清暉箱識 本間美術館旧蔵 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂津国東成郡毛 馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。俳号 宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創造。池大雅と並ぶ日本南 画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。

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D-092 谷文晁 三聖日月画三幅対 ¥500000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 絹本 牙軸端 57×152 表具73×231 ヤケ シミ オレ  佐竹永陵箱識 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1840)は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、 無二、一恕。法眼に叙された。加藤文麗、渡辺玄対、鈴木芙蓉に画を学んだ。和漢の古典絵画や文人画、南蘋派、西洋画などを学び写生的な風景画、また肖 像画にも優れた作品を残した。諸国巡歴し古文化財を調査し『集古十種』編集に参加した。

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D-094 伊孚九 山水画賛幅 ¥100,000~ 付二重箱(内桐)

不明書付識板 紙本 牙軸端 27×30 表具40×129 シミ 虫穴 伊孚九(康煕三十七・1698~歿年未詳)は浙江省湖州生まれ。清代の 画家・船主。名は海、号に莘野・匯川・也堂・雲水伊人等、孚九は字。享 保五年(1720)に長崎に来舶し、二十余年間往来した。山水画に長じ、清 の文人画を伝え、日本文人画壇に大きな影響を与えた。池大雅も孚九に 私淑し南画を究めた。また書も巧みである。来舶清人四大家の一人。

D-095 谷文晁 青緑赤壁画幅 ¥100,000~

付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 56×36 表具70×125 薄シミ  表具シミ 「滑川市立博物館出陳」添紙 「癸卯(1903)十二月」佐川華谷箱識 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1840)は画家、江戸の人。田安家 の家臣で漢詩人の谷麓谷の子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、 画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。加藤文麗、渡辺玄対、鈴木芙蓉に 画を学んだ。和漢の古典絵画や文人画、南蘋派、西洋画などを学び写生 的な風景画、また肖像画にも優れた作品を残した。諸国巡歴し古文化財 を調査し『集古十種』編集に参加した。

D-096 谷文晁 前漢武人画三幅対 ¥190,000~ 付二重箱(内時代識桐 外黒塗)  小森彦次鑑定書 絹本 骨軸端 36×98 表具48×177 ヤケ シミ 表具オレ、ヤケ、シミ

大倉好斎箱識

谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1840)は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の 子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。加藤文麗、渡辺玄 対、鈴木芙蓉に画を学んだ。和漢の古典絵画や文人画、南蘋派、西洋画などを学び写生的な風景画、ま た肖像画にも優れた作品を残した。諸国巡歴し古文化財を調査し『集古十種』編集に参加した。

D-097 貫名海屋 山水画賛幅 ¥150,000~ 付二重箱(内識桐 外蓋欠)  所載目録 紙本 牙軸端 94×173 表具112×241 ヤケ シミ 表具スレ  杉聴雨箱識

貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒 者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。

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D-098 与謝蕪村 人物画賛幅 ¥90000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 20×86 表具30×178 表具ウキ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳 人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。 名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。 俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。

D-099 浦上玉堂 山水画幅 ¥90000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 28×101 表具41×178 シミ オレ

高森碎巌箱識

D-100 浦上玉堂 山水画貼交幅 ¥75000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本  唐木軸端 38×25 表具43×124  ヤケ シミ オレ 虫穴 表具シミ

浦上玉堂(延享二・1745~文政三・1820)は文人画家。名は孝弼、字は君輔、号は玉堂琴士。備前池 田侯の支藩鴨方池田家の藩士。陽明学を学び詩や琴とともに文人画を好んだ。のち脱藩し諸国放浪後、 京都に定住。

D-101 貫名海屋 山水画賛幅 ¥70000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 45×128 表具61×207 シミ 戸田葆堂箱識

D-102 貫名海屋 山水画賛幅 ¥60000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 49×129 表具64×217 宮原節菴箱識

D-103 貫名海屋 一行書幅 ¥60000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 28×108 表具41×178 ヤケ オレ 虫穴  表具ヤケ、シミ

貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。徳島県の人。儒学を中井竹山に学び、京都に須静堂塾を 開く。長崎の日高鉄翁に文人画を学ぶ。名苞(しげる)。字君茂、子善。通称政三郎、のちに省吾、泰次郎と改める。号に海仙、海客、海屋、海叟、摘菘人、摘 菘翁、菘翁ほか。別に方竹山人、須静主人、三緘主人などとも称した。

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D-105 青木木米 秋景山水画幅 ¥250,000~ 付三重箱(内鏡識桐  外溜塗) 真清水蔵六書付蓋 紙本 牙軸端 25×81 表具40×187 シミ 「文化庚午七年(1810)」画中 村田香谷内箱識 池田蘭径中箱識 青木木米(明和四・1767~天保四・1833)は陶工、南画家。通称木屋佐兵衛、八 十八。号青来、百六散人、聾米ほか。京都の料理茶屋に生まれる。製陶に従事した のは寛政八年前後、陶器を宝山に、磁器を奥田穎川に学んだとされる。紀伊の瑞 芝焼、加賀の春日山窯等にも関与。多彩な技法で、名品名器の模造再現に巧みで ありながら、独自の作風を見せる。

D-106 青木木米 山水画賛幅

¥100,000~

付二重箱(内識桐

外溜塗) 絹本

唐木軸端 34×127

表具49×206 ヤケ

D-107 青木木米 菊画色紙幅 ¥70000~

付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 17×20 表具46×135  シミ オレ 表具ヤケ

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D-108 池大雅 一行書幅  ¥90,000~ 付二重箱(内識桐)  紙本 牙軸端 27×120 表具30×198 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、オレ 補墨 「乙卯」山本梅荘箱識

D-109 池大雅 竹林画幅 ¥60,000~ 付二重箱(内桐 外蓋欠) 紙本 牙軸端 65×153 表具81×222  ヤケ シミ スレ オレ

D-110 池大雅 葡萄画賛幅 ¥50000~ 付時代合識箱(桐) 絹本 牙軸端 33×120 表具50×188  ヤケ シミ オレ

D-111 池大雅

貼交幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 33×88ほか 表具37×193  ヤケ シミ オレ

池大雅(享保八・1723~安永五・1776)は画家、書家、京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の祖」と呼ばれる。姓は池野、名勤、無名。字公敏、貸成。 号大雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。画を祇園南海、柳沢淇園、土佐光芳に学び、また明・清の筆意を研究し、独自の南画を構築。書、篆刻もよくした。妻池玉 瀾も画家・歌人として著名。

D-112 鏑木雲潭 蓬莱山水画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 55×124 表具70×209 シミ オレ 表具スレ、シミ 「天辺高翔 乙酉(1825)」画中

D-113 鏑木雲潭 山水画賛幅

¥50000~ 付時代識箱(桐 破損) 絹本  唐木軸端 35×96 表具48×170 ヤケ シミ  表具ヤケ 道博静芳賛

鏑木雲潭(天明二・1782~嘉永五・1853)は南画家。名祥胤、字三吉。谷文晁に学び、絵師として大 村藩に仕える。書家の市河米庵は実兄。

D-114 谷文晁 歌賛双幅 ¥50000~  絹本 陶磁軸端 13×86 表具21×155  ヤケ シミ オレ ウキ 表具ヤケ、スレ  大田蜀山人賛 男山八幡、紅葉鹿 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1840)は 画家。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、 画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

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D-116 渡辺華山 菊画賛幅 ¥80,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 40×27 表具47×146 オレ 表具オレ 「八十才」山下青崖箱識 渡辺華山(寛政五・1793~天保十二・1841)は洋学者、画家。田原藩士 の長男、江戸藩邸内に生まれる。名定静、字伯登、子安、通称登。初号華 山、三十代以降は崋山、別に全楽堂、寓絵堂。画は内職としてはじめ、白 川芝山、金子金陵に師事、文化六年谷文晁門下に入る。天保三年家老。天 保十年蛮社の獄で逮捕され、国もとに蟄居、自刃した。

D-117 椿椿山 野薔薇画幅 ¥60,000~ 付識箱(桐 貼札)  紙本 牙軸端 31×28 表具41×135 小オレ 「八十才」山下青崖箱識 椿椿山(享和元・1801~嘉永七・1854)は文人画家、江戸の人。名弼、 字篤甫、通称忠太、別号琢華堂ほか。金子金陵、渡辺崋山に師事。肖像 画・花鳥画をよくした。蛮社の獄の際は、崋山赦免運動を展開。

D-118 渡辺華山

菊画賛幅 ¥60000~

付時代箱(桐 蓋桟欠) 絹本

唐木軸端 41×112 表具58×197  ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、オレ、スレ、キレ

D-119 渡辺華山

芦乗達磨画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 渡辺華石箱識 渡辺華石折紙 46×132 表具62×224 薄ヤケ  シミ オレ 「甲子(1804)」画中

D-120 渡辺小華

風雪飛鴉画幅 ¥65000~

付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 33×133 表具47×205 シミ オレ 渡辺小華(天保六・1835~明治二 十・1887)は渡辺崋山の次男、江戸 生まれ、名は諧。七歳で父崋山と死 別の後、崋山の弟子椿椿山に画を学 んだ。

D-121 山下青厓 竹雀画幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 40×129 表具54×193 薄ヤケ 薄シミ オレ 「戊午(1918)」画中 山下青城箱識 山下青厓(安政五・1858~昭和十 七・1942)は浜松生、名伊太郎、字孝雄、 初号龍渓、号に聖崖、青崖、青厓、梧竹 園、碧雲書屋ほか。

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D-122 大倉笠山 山水画幅 ¥150000~  付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 51×131 表具65×195  ヤケ シミ 「倣黄大癡山法」画中 大倉笠山(天明四・1784~嘉永三・1850)は日本画家。 名穀、字国寳、通称周之助ほか、別号に笠生、笠山、義邨 ほか。

D-123 山本梅逸 高士喫茶画幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 43×133 表具56×203 ヤケ シミ ヨゴレ  表具シミ 「乙巳(1845)秋八月」画中 山本梅逸(天明三・1783~安政三・1856)は 尾張名古屋藩の御用絵師、名古屋の人。名親亮、 字明卿、別号玉禅居士ほか。神谷天遊に師事。 師没後上京、その後各地を遍歴。

D-124 中林竹洞 山水画幅 ¥60000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 40×119 表具55×187  ヤケ シミ ウキ 中林竹洞(安永五・1776~嘉永六・ 1853)は南画家。名古屋の医家に生まれる。 名成昌、字伯明、別号筆樵、東山隠士、沖 澹ほか。

D-125 山本梅逸 竹譜画巻物 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 776×275 表具794×275  シミ オレ 虫穴

D-126 毛利梅友 天橋立画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 53×37 表具55×123  表具シミ 毛利梅友(明治四・1871~昭和二十八・ 1953)は名古屋生まれの日本画家。名は卓、 字は士熙、別号に半窓・竹影草堂主人。

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D-128 藤堂凌雲 花鳥画双幅 ¥50,000~  付識箱(桐)2 紙本 唐木軸端 48×173 表具62×250 シミ 「癸酉(1873)」画中

藤堂凌雲(文化五・1808~明治二十・1887)は日本画家。名は 良驥、字は千里。津藩士。梅花の息、山本逸雲の弟子。

D-129 中林竹渓 百合蝶画幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 27×128 表具41×196 ヤケ オレ 「大正八(1919)」田近竹邨箱識

中林竹渓(文化十二・1815~慶応三・1867) は京都生れ、竹洞の子。父に画を学んだ後、山 本梅逸に師事。名成業、字紹文、号臥河居士。

D-130 山田訥斎

花鳥画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  唐木軸端 57×143 表具69×207  ヤケ シミ 山田訥斎(文化十一・1814~明治 六・1873)は南画家。名惟孝、字子友。 山本梅逸の高弟。

D-131 中林竹渓 円窓梅樹唐美人画幅

¥150000~

付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 40×40 表具58×135 薄ヤケ  田近竹邨箱識

中林竹渓(文化十二・1815~慶応三・1867)は京都生れ、竹洞の子。父 に画を学んだ後、山本梅逸に師事。名成業、字紹文、号臥河居士。

D-132 与謝蕪村 俳画 三十六 ¥200000~

付時代識箱(桐) 紙本 18×215 シミ スレ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂津国東成 郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほ か。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。俳諧では蕉風復興を提唱。

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D-133 高橋草坪 楊妃笛吹画賛幅 ¥250,000  付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 28×122 表具42×204  薄シミ 表具スレ 「戊子(1828)」画中  高森砕巌、水田竹圃、小室翠雲箱識 高橋草坪(天明元・1801~天保五・1834)は豊後杵築生まれ、名は雨 あるいは高雨とされる。字元吉。初め長谷部柳園に、後田能村竹田が杵 築を訪れた際に竹田に弟子入した。また竹田のすすめで大坂に遊学、浦 上春琴などの文人と交友を深めたが、大坂天王寺の修学中に病没した。

D-134 石川瓊洲 山水画双幅 ¥150,000  付合箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 32×103 表具44×185 ヤケ  ウキ 表具オレ、大シミ、ヤケ、スレ 「戊午(1858)夏日」画中 石川瓊洲(文化七・1810~安政・1858)は南画家。名復、字子礼。林百 非、田能村竹田の下で学び、長門萩で南画をひろめた。

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¥70000~ 付木箱(桐) 絖本 唐木軸端  52×116 表具67×192 ヤケ シミ

賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内貼札識桐)  紙本 牙軸端 28×130 表具45×187  薄ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ、ヤケ、 虫穴 田能村直入箱識

田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字 君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩 書画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

D-138 田能村直入 晴江帆影画賛幅 ¥75000~ 付二重箱(内貼札識桐 外朱塗) 紙本 P軸端 58×29 表具73×119 「丙辰(1856)」画中  田中柏陰、平尾竹霞箱識 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は 大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と号し、 のち直入と称する。田能村竹田の門下に入り、養子と なった。

D-139 田能村直入 山水画賛双幅 ¥100000~  付時代箱(桐 貼札) 絖本 牙軸端 44×121 表具56×190

D-140 田能村直入 白衣観音画賛幅 ¥70000~

付二重箱(内識桐) 絹本 唐木軸端 30×118 表具37×190 薄ヤケ シミ 「弘化戊申(1848)孟春」画中  森琴石箱識

D-141 田能村直入 山水画幅 ¥60000~ 付時代識箱(桐) 絹本  唐木軸端 73×126 表具93×201

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D-136 田能村竹田 山水画賛幅 D-137 田能村竹田 白衣観音画
ヤケ シミ

D-142 平野五岳 山水画賛幅

¥120,000~ 付木箱(桐) 絖本 牙軸端 50×151 表具65×200  ヤケ シミ 平野五岳(文化六・1809~明治二十六・ 1893)は詩画僧。豊後生。名岳、聞慧、別 号古竹園、方外仙史、古竹村舎。儒者広瀬 淡窓の咸宜園に入門、詩書画に秀で三絶 僧と呼ばれた。

D-143 帆足杏雨 春秋山水画賛双幅 ¥150000~ 付二重箱(内桐・蓋シミ) 絹本 牙軸端 58×124 表具74×202 シミ 「明治己巳(1869)春」画中 帆足杏雨(文化七・1810~明治十七・1884)は名遠、字到大、 幼名熊太郎のち庸平、別号に半農。豊後生。庄屋帆足統度の四 男。父や兄の影響で俳諧や書画に幼少の頃から親しみ、また 帆足家は南画家、田能村竹田とも交流があり、文政七年 (1824)に竹田に入門した。明治六年(1873)にはオーストリ アの万国博覧会に出品し、大分に南画を広める重要な役割を 果たした。

D-144 甲斐虎山 松林山水画幅  ¥150000~ 付共箱(桐 桟破損) 紙本  唐木軸端 13×130 表具30×209 シミ 甲斐虎山(慶応三・1867~昭和三十六・ 1961)は南画家、書家。豊後の人。名は簡、 字は厚甫、通称駒蔵、別号に梅花道者、玉壺 道人ほか。帆足杏雨に師事。明治三十三年 (1900)京都に文中園女学校を創立した。

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D-146 平野五岳 画賛帖 ¥150000~

付識箱(桐) 帖15×24×3 矢野橋村、五稜箱識 「五岳上人生誕二百年祭特別展」 天領日田文人書画展出品 平野五岳(文化六・1809~明治二十六・1893)は詩画僧。豊 後生。名岳、聞慧、別号古竹園、方外仙史、古竹村舎。儒者広瀬 淡窓の咸宜園に入門、詩書画に秀で三絶僧と呼ばれた。

D-147 中西耕石 山水画三幅対 ¥80,000~ 付共箱(桐)  絹本 唐木軸端 50×142 表具66×190 ヤケ シミ 中西耕石(文化四・1807~明治十七・1884)は筑前生まれの日本画家。 名寿、字亀年、号耕石、別号筌岡、竹叟。小田海僊(小田百谷)に師事。日 根野対山と南画の双璧と称せられた。京都府画学校設立には教員として 出仕。山水花鳥を得意とす。京都住。

D-148 横井金谷 騎牛童子画幅

¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本 黒塗軸端 555×405 表具58×107 ヤケ シミ オレ 横井金谷(宝暦十一・1761~天保三・1832) は画家、陶芸家。大津の人。名妙憧、別号蝙蝠 道人。初め僧となるが京都に出て修験者とな り諸国を行脚。画は与謝蕪村に学ぶ。

D-149 釧雲泉 山水画幅

D-150 平野五岳 桃林山水画賛扇

¥50,000~

付時代識箱(桐・身一部欠 貼札) 紙本 唐木軸端 71×53 表具88×168

薄ヤケ オレ 「乙丑(1805)冬十月」画中 釧雲泉(宝暦九・1759~文化八・1811)は通 称文平、名を就、字を仲孚、別号を岱岳、六石、 磊落居士とす。

¥70,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 47×32 平野五岳(文化六・1809~明治二十六・1893)は詩 画僧。豊後生。名岳、聞慧、別号古竹園、方外仙史、古 竹村舎。儒者広瀬淡窓の咸宜園に入門、詩書画に秀で 三絶僧と呼ばれた。

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D-151 浮田一蕙 月下秋草画賛幅 ¥150000~

付識箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端(剥離) 28×121 表具41×182  ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 月照賛 内海吉堂箱識 浮田一蕙(寛政七年・1795~安政六年・1859)は復古大和絵派の画家。 京都の人。名は公信、のち可為、豊臣を称す。別号に昔男精舎。画を土佐 光孚、田中訥言に学ぶ。勤皇の志士としても活動、安政の大獄に連座し 釈放後、病没。

D-152 土佐光芳 養老画幅 ¥50000~

付時代識箱(桐 貼札) 添土佐光貞筆吉野山画幅 絹本 牙軸端 34×94 表具48×183 ヤケ シミ オレ 表具シミ 三幅中ノ秋を欠く 土佐光芳(元禄十三・1700~安永元・1772)は光祐の息、絵所預。元文 三年大嘗会悠紀主基屏風を制作。のち剃髪し常覺と号した。

D-153 土佐光貞 梅画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本  牙軸端 54×34 表具56×120 ヤケ シミ  表具ヤケ、虫穴、ヤブレ 本居宣長賛 土佐光貞(元文三・1738~文化三・1806)は土佐派の画家。光芳の二 男。分家して一家をたて、兄光淳とともに宮廷の絵所預となった。従四 位下、土佐守。

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D-155 墨江武禅 山水画幅 ¥150000~ 付識箱(桐)

絹本 骨軸端 50×31 表具65×125 ヤケ シミ 園翁箱識 墨江武禅(享保十九・1734~文化三・1806)は大坂の出身、姓は長田、 名は道寛、通称は荘蔵、字は子全、朦朧斎、心月居士などと号す。月岡雪 鼎に師事。

D-156 葛飾北斎 蜀三傑画幅 ¥300000~ 付鏡識箱(桐)

絹本 牙軸端 52×37 表具64×129 ヤケ 大シミ 川端玉章箱識 葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永二・1849)は浮世絵師。江戸生まれ。勝 川春章に学び、役者絵と相撲絵で頭角を現した。狩野派を勉学。頻繁に 画号と住居を変えつつ、洋風画を含む諸派を摂取。

D-158 国芳 「関羽義心曹操釋図」 三枚繋  ¥50000~ 紙本 74×37 ヤケ 裏打

D-157 宮川長春

乞巧奠画幅 ¥70,000~

付二重箱(内識桐) 絹本 黒塗軸端 33×100 表具46×180 ヤケ シミ

表具ヤケ 楽真斎晴山、松本楓湖箱識 宮川長春(天和二・1682~宝 暦二・1752)は浮世絵師、宮川 派の祖。尾張宮川村に生まれ、 宮川姓を名乗った。通称長左衛 門、号春旭堂。初め土佐派を学 び、菱川師宣を慕った。また懐 月堂安度に影響をうけ、遊女・ 遊里風景などの江戸庶民の風 俗を肉筆で描いた。

D-159

額 ¥50,000~

40 D
国芳 「見立てうち ん蔵四段目」
紙本 22×34  額49×61  ヤケ シミ

D-160 幕末風刺版画コレクション

『幕末の風刺画 戊辰戦争を中心に』(町田市立博物館・1995)が収録 する160点の内57点(重複有)と、未揃14点、図録外作品14点で構成される。

41 D
¥500000~ 紙本  損傷区々

D-162 群仙遊群鶴画大幅 ¥150,000~ 紙本  金軸端 82×169 表具105×242 シミ オレ キレ  表具オレ、スレ

D-163 五十嵐浚明 関羽画幅 ¥80000~ 絹本 朱塗軸端 35×93  表具47×172 ヤケ シミ スレ 虫穴 五十嵐浚明〔呉浚明〕(元禄十二・1699~

天明元・1781)は越後新潟生まれ、後京都に 出て山崎闇斎に学び、宇野士新らと交遊す。

また江戸で狩野良信に入門。詩書画をよくす。

字方徳・孤峰、号穆翁。

D-164 紅蓮遊魚画幅 ¥50,000~  付時代識箱(桐 貼札) 絹本 雑木軸端 51×99 表具66×186 ヤケ 薄シミ  オレ 表具オレ ヤケ スレ シミ

42 D
付識箱(桐) 紙本
キレ 穴
D-166 唐人風俗画幅 ¥90,000~ 旧象軸端 44×32 表具56×115 スレ
木村東介箱識
D-165 洗心 錦帯橋画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐)  絹本 P軸端 56×39 表具68×134 ヤケ シミ
無款

D-167 下村観山 寿老画幅

¥200000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 52×125 表具68×222 シミ 下村観山(明治六・1873~昭和五・1930)は名 は睛三郎、和歌山に生れる。狩野芳崖、橋本雅邦 に学ぶ。東京美術学校日本画科卒業後、母校で教 鞭をとる。大正二年横山大観と日本美術院を再 興する。文部省美術展覧会の審査員。帝室技藝員。

D-168 安田靫彦 大伴旅人画賛幅

¥250000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 36×23 表具48×118 シミ 安田靫彦(明治十七・1884~昭和五十三・1978)は、日本画家。東京生まれ。本名新三郎。明治三十 一年(1898)小堀鞆音に入門。大正七年(1918)ころから良寛の研究に手を染める。財団法人日本美術 院理事長。文化勲章受章。

D-169 前田青邨 鍾馗画幅 ¥100000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 31×129 表具43×204 シミ オレ

D-170 前田青邨 公卿画色紙幅 ¥60000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 18×21 表具29×125 薄ヤケ オレ

前田青邨(明治十八・1885~昭和五十二・1977)は近代日本画の巨匠。岐阜県中津川生まれ、本名 廉造、梶田半古に師事。紅児会に参加、小林古径・安田靫彦らと研鑚を積んだ。大正三年再興第一回 院展に出品、同人。古径・靫彦と院展三羽烏と謳われた。十一年渡欧、翌年帰国。帝国芸術院会員、帝 室技藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。作域は広いが中でも歴史人物画を得意とした。

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D-172 鈴木松年 松樹小禽画賛双幅 ¥800,000~

付識箱(桐 桟破損) 絹本 骨軸端 51×128 表具65×216 ヤケ シミ 鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、百年の息。京都生まれ。名賢、 字百僊、本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活躍。豪放な作風で今 蕭白と称された。

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D-174 今尾景年 雪中松下鹿画幅

¥65,000 付二重箱(内共桐)  絹本 牙軸端 42×124 表具57×211 薄ヤケ 薄シミ 今尾景年(弘化 二・1845~大正十 三・1924)は京都の 友禅師悉皆業の家に 生まれる。別号聊自 楽、養素斎。幼名猪 三郎、名永勤、字子 裕。梅川東居、鈴木 百年に師事。帝室技 藝員、文展審査員、 帝国美術院会員。緻 密な写生を土台とし た華麗で情緒豊かな 世界を描いた。

D-175 木島桜谷 鶯画幅

¥50,000~ 付共箱(桐 貼札)  紙本 P軸端 31×133 表具44×198  薄ヤケ 薄シミ オレ

D-176 木島桜谷 冬狩猟画幅

¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 30×123 表具35×196 薄シミ  オレ 表具ヤケ、シミ 木島桜谷(明治十・1877~昭和十三・1938)は京都生まれ。本名文次郎。 十六才で今尾景年門下に入る。明治四十年(1907)第一回文展で二等賞。文 展、帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画専門学校教授として後進 の指導にあたった。

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D-173 鈴木松年 月下曳杖画幅 ¥150,000~ 付識箱(桐)  絖本 牙軸端 51×135 表具66×213 ヤケ シミ 小西福年箱識

D-178 竹内栖鳳 破笠狗子画幅 ¥120,000~ 付共箱(桐)  絹本 牙軸端 41×103 表具53×194 シミ オレ 竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。 本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法 などを意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画 塾竹杖会を主宰、西山翠嶂、上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸 材を輩出した。昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室 技藝員任命。

D-179 西村五雲 金地花鳥画大幅 ¥120,000~  付木箱(桐) 太巻 絹本 牙軸端 89×62 表具108×172  スレ オレ 西村五雲(明治十・1877~昭和十三・1938)は京都生まれの日本画家。 本名は源次郎。岸竹堂に師事、竹堂没後は竹内栖鳳に師事。第一回文展 三等賞ほか受賞多数。明治四十五年(1912)画塾(のち晨鳥社と命名)開 設。京都市立絵画専門学校教授。帝国美術院会員。動物の瞬時の動きを 捉えた。

D-180 竹内栖鳳

枯木小禽画幅 ¥60,000 付木箱(桐) 絹本 牙軸端

31×125 表具42×199 ヤケ

大シミ オレ

D-181 竹内栖鳳

砧打画幅 ¥50,000

付識箱(桐) 絹本 唐木軸端

41×112 表具55×201 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ

D-182 竹内栖鳳 鶴画幅  ¥50,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 29×121 表具41×206  薄ヤケ オレ

D-183 橋本関雪

富貴画賛幅 ¥50,000 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 37×145 表具53×204 シミ オレ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和 二十・1945)は神戸生の日本画家。

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D-184 竹内栖鳳 戯画賛幅 ¥70,000~ 付識箱(桐) 紙本  牙軸端 62×33 表具65×123 ヤケ 「庚子(1900)」画中 山本紅雲箱識

D-185 竹内栖鳳 稲穂画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本  牙軸端 23×25 表具32×111 薄ヤケ 薄シミ

竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法などを 意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画塾竹杖会を主宰、西山翠嶂、上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸材を輩出した。 昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技藝員任命。

D-186 徳岡神泉 梅小禽画幅 ¥65000~

付木箱(桐 ヨゴレ) 絹本 P軸端 35×35 表具48×118 シミ 徳岡神泉(明治二十九・1896~昭和四十七・1972)は京都生まれ、明 治四十二年(1909)に竹内栖鳳の画塾竹杖会に、翌年京都市立美術工芸 学校に入学した。昭和三十二年(1957)に日本芸術院会員。昭和四十一年 (1966)には文化勲章受賞。

D-187 小野竹喬 山波画幅 ¥50000~ 紙本 骨軸端  41×30 表具56×131 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ 画帖改 小野竹喬(明治二十二・1889~昭和五十四・1979)は岡山県生まれ。 本名英吉。はじめ竹橋のちに竹喬と号した。竹内栖鳳に師事。京都市立 絵画専門学校卒。大正七年(1918)に同期生の村上華岳、土田麦僊らと国 画創作協会を結成。西洋美術に傾倒し、特にセザンヌに影響を受け、同 十年麦僊らと渡欧し翌年帰国。帰国後は東洋に回帰し、日本の風景を独 自の画境で描いた。日本芸術院会員。昭和四十三年文化功労賞、同五十 一文化勲章受章。

D-188 金島桂華 干柿画幅 ¥50000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙貼軸端 45×37 表具60×134  薄シミ オレ 金島桂華(明治二十五・1892~昭和四十九・1974)は広島県生まれの 日本画家。本名政太。平井直水、竹内栖鳳に師事。京都市立美術工芸学校 教諭、画塾衣笠会主宰。日展運営会参事。日本芸術院会員。

D-189 山口華楊 観劇所見画幅 ¥50000~ 付共箱(桐)  紙本 糸目潤塗軸端 33×19 表具36×106 シミ 表具シミ 山口華楊(明治三十二・1899~昭和五十九・1984)は、本名米次郎。山 口玲熙の弟。西村五雲に学ぶ。帝展特選となった「鹿」「猿」で動物画家 として定評を得る。画塾晨鳥社を主宰。芸術院会員。文化勲章。

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D-193 金島桂華 椿一輪画幅

¥70000~ 付共箱(桐) 太巻 紙本 牙軸端 30×66 表具45×157 シミ 金島桂華(明治二十五・1892~昭和四十九・ 1974)は広島県生まれの日本画家。本名政太。

¥100000~ 付共箱(桐)  紙本 唐木軸端 35×138 表具48×193 シミ オレ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945)は神戸生まれの日本画家。片岡公 曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、他派の作風も吸収、 独自の画風を拓いた。詩文にも長じ訪中は三十数回に及ぶ。昭和十年帝国美術院 会員。昭和十二年帝国芸術院会員。古美術の収集家としても著名。

D-191 橋本関雪 漁樵問答画賛双幅

D-192 橋本関雪 書横額 ¥50,000~ 絹本 62×30 額94×41  ヤケ 薄シミ スレ

D-194 大村広陽 花菖蒲画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 牙貼軸端 36×114 表具49×200 シミ 大村広陽(明治二十四・1888~昭和五十八・ 1983)は日本画家。竹内栖鳳に師事。

D-195 福本古葉 牛尾山画幅 ¥50000~ 付共箱(杉) 絹本 骨軸端 36×95 表具39×178 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ 福本古葉(明治三十五・1902~歿年未詳)は四 条派の画家。竹内栖鳳に師事。

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D-196 池田遥邨 岩清水観桜画幅 ¥1,000,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗)  絹本 牙軸端 35×127 表具49×193 シミ 池田遥邨(明治二十八・1898~昭和六十三・ 1988)は岡山県生まれ。名は昇一。幼少の頃より 画を好み、はじめ大阪に出て松原三五郎の天彩画 塾で洋画を学び、次いで京都にて竹内栖鳳の竹杖 会に入塾。京都絵画専門学校卒業後、小野竹喬、 鹿子木孟郎らと烏城会を、後に上村松篁、山口華 楊らと水明会を結成。勲三等瑞宝章、文化功労賞、 文化勲章受章、帝展推薦。

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D-198 川合玉堂 秋景画幅 ¥800,000~ 付二重箱(内共桐 外黒塗) 太巻 絹本 牙軸端 73×60 表具91×165 ヤケ シミ 表具ヤケ 「山懐」原題 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957)は通称芳三郎。初め京都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝国美術院会 員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

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D-199 川合玉堂 南瓜写生画賛幅 ¥100,000~  付識箱(桐) 紙本 雑木軸端 24×17 表具35×106 シミ 削除痕  川合修二箱識 軸棒裏川合玉堂記念館割印、番号書付 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957)は通称芳三郎。初め京 都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝 国美術院会員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受 章。

D-200 堂本印象 花鳥画幅 ¥200,000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 57×45 表具72×145  大シミ 堂本印象(明治二十四・1891~昭和五十・1975)は京都市生まれ、京 都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活 躍した。昭和三十六年(1961)文化勲章受章。文化功労者。

D-201 山元春挙 雪中老松画幅 ¥150000~

D-202 山元春挙 深山暮雪画幅 ¥150000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 41×121 表具56×216  ヤケ シミ 表具ヤケ 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞を重ねる。 京都画壇において竹内栖鳳とともに活躍。京都市立絵画専門学校教諭、帝室技藝員、帝国美術院会員。

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 51×143 表具67×223  ヤケ シミ オレ

51 D

D-204 川端玉章

清水寺鹿雉画三幅対 ¥150,000~ 付識箱(桐 貼札)三 極紙  絹本 牙軸端 49×115  表具63×214  薄シミ 表具薄シミ 「玉章遺墨展覧会出品」極紙 川端茂章箱識

川端玉章(天保十三・ 1842~大正二・1913)は日 本画家。京都生まれ。円山派 の中島来章に師事後、江戸 に移り高橋由一に洋画を学 ぶ。東京美術学校創設時、円 山派系写生画を担当。明治 二十九年(1896)帝室技藝員。

同四十二年(1909)川端画学 校を創立。

D-205 川端玉章  蓬莱山水画幅

¥50000~

付二重箱(内識桐

外蓋カケ) 絹本 唐木軸端(小ソゲ) 49×128 表具63×220

シミ 川端茂章箱識

稲穂小判画幅 ¥50000~ 付共箱(桐)  絹本 牙軸端 39×114  表具53×189 ヤケ シミ 「福禄」原題

D-207 岩崎巴人  鍾馗画賛幅

¥50000~

付共箱(桐 蓋桟欠)  紙本 P軸端 34×133  表具47×222 ヤケ シミ  オレ 「平成元年(1989)」画中 岩崎巴人(大正六・1917 ~平成二十二・2010)は東 京生まれの日本画家、禅林 寺派僧。名は弥寿彦。小林 古径に師事。

D-208 武田鼓葉  花鳥画幅 ¥50000~  付共箱(桐) 絹本 牙貼軸端 41×123  表具53×195 シミ

武田鼓葉(明治二十七・ 1894~昭和三十九・1964) は京都生まれの日本画家。

本名は音次郎。山元春挙に 師事。帝展推薦。新文展無 鑑査。耕人社結成に参加。

D-209 伊藤渓水

花鳥画幅 ¥50000~  付共箱(桐) 紙本 骨軸端 47×135 表具60×196  薄シミ オレ 伊藤渓水(明治十四・ 1881~昭和四十二・1967) は愛媛県生まれ。平井直水、 山元春挙に師事し、帝展、 文展で活躍した。

52 D
D-206 川端玉章

D-210 伊東深水 紫陽花画賛幅 ¥280,000  付二重箱(内桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 34×133 表具46×215 吉井勇賛 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972)は東京の人。鏑木 清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三年(1958)日本芸術院会員。昭和 四十四年(1969)日展顧問。昭和四十五年(1970)勲三等旭日中綬章を受 章。

D-211 福田平八郎 牡丹画幅 ¥200,000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 35×125 表具50×214  ヤケ シミ 表具ヤケ 福田平八郎(明治二十五・1892~昭和四十九・1974)は大分生まれ。 京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。初め九州、素僊のち平八郎を雅号 とした。写実を元に簡潔な構図と清澄な色彩で表現し、近代日本画の新 境地を開いた。帝展審査委員。昭和三十六年(1961)文化勲章授章ほか。

D-212 福田平八郎 竹小禽画色紙幅 ¥130000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙貼軸端(蓋一欠) 23×27 表具65×138

53 D
ヤケ シミ

D-214 伊藤寛城 春秋山水画双幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本  骨軸端(一欠) 41×125 表具55×207  ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ、オレ 伊藤寛城は三重県の画人。明治十八年(1885)生、 鈴木赤城の門人。

D-215 川端龍子 熱河離宮画幅

¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 28×22 表具55×130 ヤケ

川端龍子(明治十八・1885~昭和四十一・ 1966)は日本画家。和歌山県出身。本名は昇太郎。 白馬会洋画研究所、太平洋画会研究所に学ぶ。 「ホトトギス」同人の俳人でもあった。

D-216 仲芳暁 占領下市街画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 桟破損) 絹本 陶磁軸端 42×35 表具48×111 ヤケ シミ  日清戦争 仲芳暁は京都の画人。三宅呉暁の高弟ながら、 明治末期に夭折した。

D-217 高橋史光 海辺光景画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 42×127 表具56×220 シミ  表具シミ 第11回帝展出品 「冨久浦の絵」原題 高橋史光(明治三十・1897 ~昭和四十五・1970)。

D-218 倉田松濤 象画大幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 97×204 表具114×236 シミ オレ 「帝展出品作」箱識 倉田松濤(慶応元・1865~昭和三・1928)は秋 田の画人。平福穂庵に師事、帝展に出品。巽画会、 日本美術協会会員。

D-219 池上秀畝 虎画幅

¥60,000~ 付共箱(桐) 絹本  牙軸端 41×123 表具55×192  ヤケ シミ オレ 表具シミ 池上秀畝(明治七・1874~昭和十

九・1944)は長野県出身、名は國次 郎。帝国絵画協会会員、讀畫会幹事、 日本画会評議員、日本美術協会委員。

D-220 松堂

跳鯉画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 絹本 骨軸端 42×102 表具53×184 ヤケ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ

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「熱河寺観」原題

D-221 宇田荻邨 静物画幅

¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 陶磁軸端 43×34 表具57×125 大シミ

D-222 宇田荻邨 菊画色紙幅

¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 太巻 27×26 表具51×148 ヤケ シミ

宇田荻邨(明治二十九・1896~昭和五十五・1980)は三重県松阪生まれ、本名善次郎。はじめ中村 左洲に学んだ後、大正二年(1913)に京都に出て菊池芳文、菊池契月に師事した。大正六年(1917)京 都市立絵画専門学校別科卒業し、大正八年(1919)帝展で初入選。大正十五年(1926)帝展で特選・帝 国美術院賞受賞。昭和十一年(1936)京都市立絵画専門学校教授。戦後は日展で主に活動し、昭和三十 六年(1961)日本美術院会員。翌年、日展理事。昭和四十五年(1970)には京都市文化功労者受章。

D-223 諸家画帖崩 ¥60000~

付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 36×30  帖40×33×4(各頁分離) シミ 菊池契月ほか

梅小禽画幅

¥50,000~

付二重箱(内共桐  外溜塗) 紙本 牙軸端

33×120 表具46×207  シミ オレ

D-225 宇田荻邨

萩小禽画幅

¥50,000~ 付共箱(桐)

紙本 牙軸端 35×129  表具48×212 オレ  表具シミ、オレ

D-226 臥室真龍

龍画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 雑木軸端 32×121

表具41×174 ヤケ 大シミ

オレ 表具ヤケ、シミ、

D-227 山田真山 秋景山水画幅 ¥50,000~

付木箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 51×134 表具65×213

薄ヤケ 薄シミ オレ 山田真山(明治十八・1885~

昭和五十二・1977)は沖縄県生 まれの彫刻家、日本画家。本名 は渡嘉敷兼慎。

D-228 花鳥画幅

¥80,000~ 付木箱(杉)  絹本 骨軸端 43×106 表具56×182 ヤケ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ、小穴  不明画人

55 D
D-224 宇田荻邨
スレ、オレ、虫穴

渡辺省亭

渡辺省亭(嘉永四・1851~大正七・1918)は江戸神田の人。菊池容斎の門人。花鳥画を能く す。明治二十一年(1888)にパリ万国博覧会で銅牌をうけ、渡仏後は洋風をいかした花鳥画を 描いた。代表作に明治二十六年(1893)のシカゴ万国博覧会に出品した「雪中群鶏図」(東京国 立博物館蔵)などがある。渡辺水巴(俳人)は長男。

D-229 渡辺省亭 柳白鷺画幅 ¥400,000~ 付二重箱(内識桐)  絹本 牙軸端 42×115 表具55×203 シミ オレ

D-230 渡辺省亭 群鳩画幅

¥150,000~  付識箱(杉) 絹本 P軸端 40×102 表具57×181  ヤケ シミ オレ

56 D

D-231 渡辺省亭 雪中牡丹小禽画幅 ¥100,000  付共箱(桐) 絹本 牙軸端 50×121 表具63×207  薄ヤケ シミ オレ

D-232 渡辺省亭 花鳥画幅 ¥100,000  付木箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 35×99 表具40×186  薄ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ

D-233 渡辺省亭 竹小禽画幅

¥60000~

付識箱(桐) 絹本 牙軸端 41×119 表具53×202 シミ

渡辺水巴箱識

D-234 渡辺省亭 秋草花鳥画幅

¥50000~

付木箱(桐 桟一欠) 絹本 牙軸端 40×102 表具51×186

シミ オレ 虫穴  表具ヤケ、シミ、虫穴

D-235 渡辺省亭  甲虫画幅 ¥50000~ 紙本  雑木軸端 17×74 表具22×149  ヤケ 薄シミ オレ  表具ヤケ、シミ、オレ

D-236 四家合筆幅

¥70,000~ 付識箱(桐) 絹本 P軸端 40×112 表具54×176  シミ オレ 橋本雅邦 瀧和亭 渡辺省亭 松本楓湖  白井烟巌箱識

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渡辺省亭(嘉永四・1851~大正七・1918)は江戸神田の人。菊池容斎の門人。花鳥画を能くす。明治二十一年(1888)にパリ万国博覧会で銅牌をうけ、 渡仏後は洋風をいかした花鳥画を描いた。代表作に明治二十六年(1893)のシカゴ万国博覧会に出品した「雪中群鶏図」(東京国立博物館蔵)などがある。 渡辺水巴(俳人)は長男。

¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端  50×129 表具67×230 薄ヤケ 薄シミ 鈴木華邨(安政七・1860~大正八・1919)は本名惣太郎。華村、忍青とも号す。中島亨斎に師事。 菊池容斎の画風を学び、明治十年第一回内国勧業博覧会で花紋賞碑を受賞。以後博覧会や絵画共進 会で受賞を重ねる。花鳥山水画で一家を成し、図案や挿絵でもその画才を発揮した。

D-241 館霞舫  河景画幅 ¥50000~  紙本 唐木軸端 91×56 表具105×153  ヤケ 大シミ オレ  表具アレ 舘霞舫は江戸の画人、 舘柳庵の子。名儁、字昆陽。 嘉永六年(1853)歿。

D-242 井上白楊 柘榴画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙貼軸端(蓋一欠) 57×48 表具73×142 シミ 「秋趣」原題 井上白楊(明治二十六・1893~昭和四十四・1969)東京生まれ。本名は豊次郎、白楊、十余 二と号す。梶田半古の門下生。院展、帝展で活躍する。

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D-239 渡辺省亭 鶴画扇面幅 ¥50000~ 付木箱(桐)  紙本 P軸端 46×14 表具51×125 表具シミ、オレ D-238 渡辺省亭 扇面幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 P軸端 47×14 表具61×131 ヤケ 薄シミ 表具シミ、オレ  水桴箱識 D-240 鈴木華邨 双鶴画幅

D-243 吉川霊華 楊柳観音画幅 ¥200000~ 付二重箱 (内識桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 42×117 表具57×202 シミ 「昭和辛」方慶主人箱識 「大正辛酉」画中

D-244 松岡映丘 砧打画幅

¥80000~

付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 30×121 表具45×210  ヤケ シミ オレ 松岡映丘(明治十四・1881~昭和 十三・1938)は兵庫県生まれの日本 画家。本名は輝夫。初め狩野派の橋 本雅邦に、後に住吉派の山名貫義に 学んだ。東京美術学校卒。帝国芸術 院会員。

D-245 結城素明

松汀風景画幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 不明軸端 51×146 表具65×207 ヤケ シミ 結城素明(明治八・1875~昭和三 十二・1957)は東京生まれ。東京美 術学校卒業、師は川端玉章。早くか ら日本画に洋画の手法を導入し注 目をあつめた。名は貞松。日本芸術 院会員ほか。

D-246 吉川霊華 人物画幅 ¥60000~ 付木箱(桐 貼札)  紙本 牙軸端 52×48 表具66×137 薄シミ オレ

吉川霊華(明治八・1875~昭和四・1929)は日本画家。東京生まれ。本名を準、通称三郎、別号を瑞香堂・延景。 初め浮世絵師揚州周延に学び、のち狩 野良信、山名貫義に師事。復古大和絵の冷泉為恭に私淑する。烏合会、歴史風俗画会に参加。帝展審査員ほか。

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D-248 松林桂月 秋景山水画賛幅 ¥600,000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 51×171 表具66×222 ヤケ シミ 「戊午(1918)十一月」画中 松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963)は萩 市生まれ。本名は伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉江 漁人。文晁派の野口幽谷に師事、小室翠雲とともに日 本南画界の双璧とされる。帝室技藝員、日展顧問、芸 術院会員、南画院長など。弟子には西野新川らがいる。

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D-249 瀧和亭 竹里館画幅 ¥350,000~

D-250 瀧和亭 芙蓉白鷺画幅 ¥350,000~

付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 52×137 表具69×205  ヤケ シミ 「丁酉(1897)秋日」画中 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901)は江戸生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭田。明治六年ウィーン万国博覧会出品、内国勧業博覧会受 賞ほか。明治二十六年帝室技藝員。

付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 50×128 表具64×199  ヤケ シミ 「己亥(1899)」画中

61 D

D-252 田中柏陰 山水画賛幅

¥250,000~ 付二重箱(内共桐 外蓋一部欠)  絹本 牙軸端 52×158 表具68×223 シミ 「大正八己未(1919)春日」画中 田中柏陰(慶應二・1866~昭和九・1934)は南 宗画家。静岡県に生まれ、本名を啓三郎、別名を 馨、字を叔明、別号に静麓、孤立、柏舎主人、空 相居士など。田能村直入に師事、のちに京都住し た。関西南画壇の巨匠。

D-253 白井烟嵓 山水画幅

¥200,000~ 絹本 骨軸端 36×143  表具51×217 シミ 「昭和癸酉(1933)」画中 白井烟嵓(明治二十七・1894~昭和五十一・ 1976)は愛知県生まれの日本画家。名は龍。字は 瀧司。号ははじめ静古、後烟巌、さらに烟嵓とし た。一時外海家に養子となっており、外海烟巖と 名乗った。従兄弟の白井永川に南画を学び、のち 松林桂月に師事。大正九年(1920)第二回帝展に 入選、以後帝展、新文展、日展で入選を重ねた。 日本南画院理事。著書『東三河画人伝』を遺して いる。

D-254 吉嗣拝山 山水画賛幅 ¥200,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絖本  牙軸端 52×141 表具64×215 ヤケ シミ  拝山裂表装 吉嗣拝山(弘化三・1846~大正四・1915)は南 画家。大宰府の町絵師の家に生まれた。本名は達 太郎、別名を士辞、蘇道人、古香、獨臂翁、獨掌 居士、左手拝山。京都の中西耕石に学んだ。震災 で右腕を失い左手で揮毫。号を左手拝山・独掌 庵とする。信州の児玉果亭・愛知の山本梅荘と 共に地方南画家の三傑と称される。

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D-255 小室翠雲 秋景山水画賛幅

¥180,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 36×136 表具50×217 ヤケ シミ 小室翠雲(明治十六・1883~昭和二十・1945) は群馬県生まれの南画家。本名貞二郎、別號は長 興山人。父は日本画家の小室桂邨。田崎草雲に学 ぶ。日本美術協会展で受賞を重ね、第二回文展に て二等賞を受賞。以降文展、帝展の審査委員を務 める。また、日本南画院を結成、帝国美術院の会 員となる。代表作は『寒林幽居』。風景画の秀作 を遺し、近代南画の頂点を築いた。

D-256 松林桂月 山水画賛幅

¥100,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本

牙軸端 40×167 表具56×213 薄ヤケ 薄シミ  オレ 表具オレ 松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963)は萩 市生まれ。本名は伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉 江漁人。文晁派の野口幽谷に師事、小室翠雲とともに 日本南画界の双璧とされる。帝室技藝員、日展顧問、 芸術院会員、南画院長など。弟子には西野新川らがい る。

D-257 野口幽谷 一笑画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗)  紙本 牙軸端 31×134 表具45×210  シミ 松林桂月箱識 野口幽谷(文政十・1827~明治三十一・ 1898)は名續、通称巳之助、別に和楽堂と号 し、椿椿山に花鳥画を、大黒梅隠に典籍を学 んだ。明治五年(1872)にウィーン万国博覧 会、明治十年(1877)には第一回内国勧業博 覧会に出展し名声を得て、明治二十六年 (1893)に帝室技藝員となった。江戸の人。

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D-259 富岡鉄斎 朱鍾馗画賛扇面額 ¥140000~ 付清澄寺鑑定書  紙本 52×16 額70×39 シミ 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は 無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢 学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社 の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という 理想を実践した。

D-260 幕田青坡 四季山水画四幅対 ¥80000~  付共箱(桐) 絹本 唐木軸端 36×123 表具48×194  薄ヤケ シミ 「辛未(1937)晩秋」画中 幕田青坡は栃木県の南画家。父青雲(1864~1937)と共に小室翠 雲に学ぶ。

D-261 吉嗣拝山 画帖

¥100000~ 紙本 14×12×3 吉嗣拝山(弘化三・1846~大正四・1915)は南画家。大宰府の町絵師 の家に生まれた。本名は達太郎、別名を士辞、蘇道人、古香、獨臂翁、獨 掌居士、左手拝山。京都の中西耕石に学んだ。震災で右腕を失い左手で 揮毫。号を左手拝山・独掌庵とする。信州の児玉果亭・愛知の山本梅荘 と共に地方南画家の三傑と称される。

D-262 水田竹圃 山水画賛四幅対 ¥75000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 43×40 表具58×130  ヤケ シミ 水田竹圃(明治十六・1883~昭和二十八・1953)は大阪生まれ。通称 忠治、姫島竹外の門人、山水画を得意とす。日本南画院同人、帝展委員、 京都市住。

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D-263 松林桂月 枯枝烏画賛幅

¥50,000~

付識箱(桐) 絹本 牙軸端 28×88 表具40×170 オレ

西野新川箱識 松林桂月(明治九・1876~昭和三 十八・1963)は萩市生まれ。本名は 伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉 江漁人。

D-264 瀧和亭

蘭石画賛幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 34×131 表具45×188 シミ  表具シミ 瀧和亭(文政十三・1830~明治三 十四・1901)は江戸生まれ。名謙、 字子直、号水山、翠山、蘭田。

D-265 野口小蘋

笹梅画幅 ¥50,000~ 絖本

骨軸端 35×118 表具46×201  ヤケ シミ オレ

野口小蘋(弘化四・1847~大正 六・1917)は大阪生れの南画家。松 村春岱の娘。本名親(ちか)、字を清 婉、初号は玉山。

D-266 田近竹邨

山水画賛幅 ¥50,000~

付共箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 30×135 表具42×197 シミ 田近竹邨(文久三・1863~大正十 1922)は関西南画界の巨匠。豊 後竹田に生まれ、京都住。名逸、字 無逸、士静。

D-267 石川柳城 山水画賛幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絖本 牙軸端 37×144 表具53×206 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 「辛酉(1921)春初」画中  落款表装 石川柳城(弘化四・1847~昭和二・1927)は名 を才足、吉田稼雲の門人。尾張の人。

D-268 冨田渓仙 花画幅 ¥50000~  付共箱(桐 蓋ワレ) 紙本 牙軸端 36×145  表具49×189 ヤケ オレ

冨田渓仙(明治十二・1879~昭和十一・1936) は福岡県生まれ。明治二十九年京都に出て都路 華香に師事。昭和十年帝国美術院会員。

D-269 内海吉堂 旭日鶴画双幅 ¥68000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 41×128 表具56×218 ヤケ シミ 「庚戌(1910)」画中

内海吉堂(嘉永二・1849~大正十四・1925)は 福井(京とも)の人。名鹿六。森寛斎、塩川文麟 の門に学び、のち南宗に転じた。

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D-271 幸松春浦

水辺翡翠画幅 ¥50000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 37×141 表具51×211  薄シミ

D-272 幸松春浦 蛙画幅  ¥55,000~ 付共箱(桐) 絹本 P軸端 18×109 表具25×192  シミ

幸松春浦(生年未詳~昭和三十七・1962)は大分県出身の画家。姫島竹外 と水田竹圃に師事した。

D-273 入江之介 青緑山水画賛幅 ¥60000~

付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×115 表具61×205 ヤケ シミ  表具大シミ

D-274 入江之介 山水画賛幅 ¥65000~ 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 34×135 表具46×200

入江之介(生年未詳~昭和十頃)は福岡県嘉穂出身の日本画家。号馬渓、 竹田に私淑し南画をよくす。

D-275 近藤浩一路

冬乃京画幅 ¥50000~

付識箱(桐) 紙本 P軸端 30×124 表具42×218 ヤケ オレ  表具ヤケ 寸一郎箱識

D-276 近藤浩一路

蓬莱仙山画幅 ¥50000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 30×133 表具43×200  薄ヤケ シミ

D-277 近藤浩一路 高浜虚子肖像画賛幅

¥60,000~ 付木箱(桐) 紙本  骨軸端 26×126 表具29×193  シミ オレ

近藤浩一路(明治十七・1884~昭和三十七・1962)は、東京美術学校西洋画科に在学中の明治四十年(1907)、第 十一回白馬会展に初入選した。その後も第四回文展、第七回文展に入選。大正四年(1915)から珊瑚会に参加、次 第に日本画に転じた。また同十一年(1922)のフランス留学を機に水墨画の世界へと入る。京都へ移居後は「洛北 十題」「犬山夜漁」などの代表作を生みだした。

D-278 甲斐虎山 富岳瑞雲画賛幅

¥50000~  付共箱(桐) 絹本 骨軸端 43×139 表具57×211 シミ 「昭和三(1928)」画中 甲斐虎山(慶応三・1867~昭和三 十六・1961)は南画家、書家。豊後 の人。名は簡、字は厚甫、通称駒蔵、 別号に梅花道者、玉壺道人ほか。

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D-279 松林桂月 葡萄画賛幅 ¥50000~

付木箱(桐 破損) 紙本 唐木軸端 38×33 表具54×107 シミ

D-280 松林桂月 梅渓画賛幅 ¥50000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 51×46 表具66×138 シミ

松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963)は萩市生まれ。本名は伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉江漁人。文晁派の野口幽谷に師事、小室翠雲とと もに日本南画界の双璧とされる。帝室技藝員、日展顧問、芸術院会員、南画院長など。弟子には西野新川らがいる。

D-281 白倉嘉入 秋景画幅 ¥50,000  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 50×46 表具65×144  シミ 「秋野」原題

D-282 白倉嘉入 山水画幅 ¥50,000  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 P軸端 50×45 表具64×143  シミ 表具シミ 「静水」原題

白倉二峰(明治二十九・1896~歿年未詳)は新潟県柴發田町出身、名欣郎、太平洋画会研究所出身、田近竹邨の門、日本南画院同人。

D-283 田中以知庵 浅間山望遠画幅 ¥50,000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 31×31 表具42×175 田中以知庵(明治二十六・1893~昭和三十三・1958)は東京生。名兼次 郎、別号咄哉州、一庵等。上原古年、松本楓湖に師事。巽画会、紅児会で活 躍。また釈宗活について禅を学んだ。春陽会会友、日本南画院同人、日展 審査員。

D-284 西野新川 雨後牡丹画幅 ¥50,000~  付二重箱(内共桐・シミ 外溜塗) 絹本 牙軸端 57×48 表具74×156 シミ 表具ヤケ 西野新川(大正元・1912~平成二十・2008)日本画家、山口県生まれ、 世田谷区在住。日展会友、国画水墨員名誉会長、日展委嘱特選、日中水墨 交流会老師大臣賞。

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D-286 山田介堂 喫茶清遊画賛幅 ¥50,000~  付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 37×141 表具50×201  ヤケ 大シミ 表具シミ 山田介堂(明治二・1869~大正十 四・1924)は福井の人。通称巳三郎。 細谷立斎のち京の富岡鐵斎に学ぶ。 田近竹邨と並び称される。

D-287 横尾深林人

花鳥画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 32×132 表具46×211

ヤケ シミ オレ 表具オレ 横尾深林人(明治三十一・1898~ 昭和五十四・1979)は新潟県出身の 南画家。小坂芝田、小室翠雲門下。

D-288 富岡鉄斎 崇徳神画賛額 ¥50000~ 紙本 73×36 額118×46 シミ 穴 描印 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百 錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会 員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。 維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻 の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

D-289 諸家書画帖

¥50,000~ 付識箱(桐) 31×27×5 帖大破  絹本 絖本 「還暦記念書畫合璧」呼鵞題箋、箱識 日根対山ほか

D-290 諸家寄書巻物 二 ¥190,000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 523×30 表具540×30ほか ヤケ シミ ヨゴレ

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D-291 諸家書画帖 ¥300,000~ 付識箱(桐) 絖本 帖30×33×8 中西耕石、熊坂適山、貫名菘翁、葭陽顯ほか 八十八枚

D-292 横井金谷 山水画賛屏風 中形 六曲 一隻 ¥250,000~ 紙本 324×143 屏風347×160 ヤケ シミ スレ キレ 横井金谷(宝暦十一・1761~天保三・1832)は画家、陶芸家。大津の人。名妙憧、別号蝙蝠道人。初め僧となるが京都に出て修験者となり 諸国を行脚。画は与謝蕪村に学ぶ。山水・人物を能くした。中年の頃名古屋に居住、時折瀬戸に赴き焼物を製作、金谷焼と呼ばれる。

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D-294 織田杏斎 虎画幅 ¥150,000~ 付識箱(桐) 絹本  骨軸端 52×124 表具67×214 ヤケ シミ 石川有粼箱識 織田杏斎(弘化二・1845~大正元・1912)は名古屋生まれの画家。名 は啓、字は子道、別号に緑天館。父である共樵と張晋斎に師事。南北合法 の一家を成す。

D-295 川上仙秀 舌切雀画双幅 ¥90000~ 付木箱(桐)  絹本 雑木軸端 26×96 表具38×179 ヤケ シミ  表具オレ、ヤケ、シミ 川上仙秀なる画人については田中有美(1840~1933)に師事して復古大 和絵を学んだらしいこと以外の仔細は未詳。

D-296 加納夏雄 富士歌賛幅 ¥70000~ 付識箱(桐)  紙本 潤塗軸端 49×30 表具57×107 ヤケ オレ 表具シミ  川蔭賛 加納夏雄(文政十一・1828~明治三十一・1898)は彫金家。京都の人。 大月派の池田孝寿に入門。安政元年(1854)江戸に移る。精緻な刀装具他 を製作。明治二年(1869)から十年(1877)新貨幣の原型を製作。帝室技 藝員、東京美術学校教授。

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D-297 榎本遊谷 和歌祭画幅 ¥50000~  付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 33×111 表具44×180

ヤケ シミ

上島鳳山

上島鳳山(明治八・1875~大正 九・1920)は木村貫山、渡辺祥益に 師事して、伝統芸能である能や狂 言を題材にした作品を多く描いた。 岡山県出身。円山派美人画を得意 とした。

D-298 中川巴 戻橋画幅 ¥50000~ 紙本 骨軸端 26×28  表具35×101 ヤケ シミ 表具ヤケ

D-299 上島鳳山 旭日双鶴画幅 ¥50000~ 付共箱(桐)  絹本 陶磁軸端 60×33 表具64×130 ヤケ シミ

D-300 上島鳳山 松上鶴画幅

¥40,000~

付木箱(桐) 絹本 牙軸端 40×118 表具54×213

D-301 上島鳳山 山桜画賛幅 ¥40,000~

付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 29×133 表具39×190 ヤケ

D-302 上島鳳山

芦雁画幅 ¥40,000~

付識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 41×117 表具55×204 ヤケ シミ  表具ヨゴレ

D-303 上島鳳山

蕗鳥画幅 ¥40,000~

付識箱(桐) 絹本 骨軸端 31×99 表具44×179 ヤケ シミ  表具ヤケ

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D-305 美人風俗画額 ¥100,000~ 紙本 28×16 額46×34 ヤケ シミ スレ

D-306 雪中

美人画幅

¥80,000~

付識箱(桐) 紙本

朱塗軸端(小剥離)

11×70 表具21×148

ヤケ シミ スレ  オレ

D-307 肉筆遊興画幅 ¥80000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 40×30 表具53×116 ヤケ シミ オレ 表具シミ、顔料剥落

D-308 菊川英山

紙屋美人画幅 ¥50000~

付識箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 27×90 表具39×172 ヤケ シミ スレ オレ 穴 義山箱識

菊川英山(天明七・1787~慶応 三・1867)は江戸の人。本名大宮万 五郎。狩野派絵師の父英二に学んだ。 浮世絵美人画を手がけた絵師。

D-309 猫三美人画幅

¥50,000~ 付時代合識箱(桐)  絹本 牙軸端 42×108  表具53×191 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ

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D-310 伊東深水 羽根突美人画幅 ¥250000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 33×107 表具44×185  シミ オレ 表具シミ 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972)は東京の人。鏑木 清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三年(1958)日本芸術院会員。昭和 四十四年(1969)日展顧問。昭和四十五年(1970)勲三等旭日中綬章を受 章。

D-311 梶原緋佐子 舞妓画額 ¥150,000~ 付共シール 紙本 37×52 額57×72

梶原緋佐子(明治二十九・1896~ 昭和六十三・1988)は京都生まれの日 本画家。本名は久。菊池契月に師事。木谷千種、和気春光とともに契月塾の 三閨秀と称された。また宇田荻邨の白申社結成に参加した。日展参与。京都 市文化功労者。

D-312 伊藤小坡

美人画幅 ¥70,000~

付共箱(桐) 紙本 牙軸端 30×132 表具43×198 薄シミ

オレ 「月の夜」原題

D-313 伊藤小坡

美人画幅 ¥60,000~

付共箱(桐 桟破損) 絹本 黒塗軸端 36×57 表具49×139 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ 「涼宵」原題

伊藤小坡(明治十・1877~昭和四十三・1968)は名を佐登、旧姓宇治土公、 伊勢の猿田彦神社の宮司の長女。風俗画を得意とし、文展や院展で活躍。画 家伊藤鷺城の妻。

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D-315 松村梅叟  美人画幅 ¥55,000~  付木箱(桐) 絹本 牙軸端 42×134 表具57×204  薄ヤケ シミ オレ 松村梅叟(明治十八・1885~ 昭和九・1934)円山派の今尾景 年に学び、京都市立絵画専門学 校を卒業。文展でたびたび褒状 をうける。のち日本自由画壇の 同人。本名は仁一郎。

D-318 中村大三郎 楽人画幅  ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 42×44 表具56×142 ヤケ 薄シミ オレ  表具ヤケ、シミ、オレ 中村大三郎(明治三十一・1898~昭和 二十二・1947)は京都生まれの日本画家。

D-316 鳳水 美人画幅

¥50000~ 絹本 雑木軸端 21×113 表具25×194 ヤケ  大シミ オレ  表具ヤブレ、ヤケ、シミ

D-317 杉谷

捕縄女人画賛幅 ¥50000~  絹本 潤塗軸端 32×129  表具43×211 ヤケ シミ

D-319 海老名正夫 舞妓画額 ¥55,000~ 付共シール 紙本 40×51 額60×73

海老名正夫(大正二・1913~昭和五十五・ 1980)は京都生まれの日本画家。京都市立絵 画専門学校卒。菊池契月、宇田荻邨に師事。 日展、京展などで活躍。京都御所の小御所襖 絵を制作した。

D-320 志村立美 萩美人画額 ¥50,000~  付共シール 紙本 52×45 額67×58 「舞」原題 志村立美(明治四十・1907~昭和五十五・1980)は群馬県 生まれ。大正一三年山川秀峰に入門、美人画を修める。『婦人 界』などの雑誌口絵でその名を知られるようになり、「丹下左 膳」の挿絵などで人気画家となる。出版美術家連盟会長など をつとめ、昭和五一年作品集『美人百態』で日本作家クラブ賞 を受賞する。

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D-322 土佐光孚 金地春秋草花屏風 本間 六曲 一双 ¥300000~ 紙本  363×158 屏風379×175 シミ スレ 虫穴 土佐光孚(安永九・1780~嘉永五・1852)は土佐家の分家光貞の子。幼名虎若丸、字子正、号鶴皐。 従四位上、土佐守に任ぜられ、宮廷の絵所預となる。寛政二年・十歳の時、父光貞と共に内裏造営時 の障壁画制作に参加。

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D-321 源氏絵屏風 本間 六曲 一隻 ¥430,000~ 紙本  360×155 屏風376×173 ヤケ シミ スレ 剥離 表具大アレ  背面大シミ

堀索道(生年未詳~享和二・1802)は狩野派の絵師。名守保。鶴澤探山に師事。法橋。

D-326 金地花鳥屏風

D-324 狩野安信 唐人風俗屏風  本間 六曲 一双 ¥180000~ 紙本 352×152  屏風370×168 シミ ヨゴレ 大アレ 狩野安信(慶長十八・1613~貞享二・1685)は狩野家 八代、中橋狩野家初代。徳川幕府の奥絵師。孝信の三男、 京都の人。名四郎二郎、号永真、牧心斎。寛永、承応、寛 文、延宝の各造営の内裏襖絵制作に参加。寛文二年法眼。 画論『画道要訣』がある。

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本間 六曲 一双
背面補修
¥170000~ 紙本 372×168 屏風376×172
D-325 堀索道 唐子風俗屏風 本間  六曲 一双 ¥100,000~  紙本 358×155  屏風373×170 シミ  スレ キレ 穴 虫穴

D-327 自牧斎潜蘆 金地花鳥屏風 本間 六曲 一隻 ¥250000~ 紙本 363×160 屏風380×175 屏風シミ 画面右下に「法印自牧斎潜蘆筆」なる款記をみるが、仔細未詳である。落款も難読。

D-329 諸書画貼交屏風

本間 六曲 一双 ¥50000~  付木箱(杉) 51×28ほか  屏風370×173 ヤケ シミ スレ 虫穴 屏風スレ、虫穴

D-328 雲谷等周 龍画貼交屏風 本間 六曲 一隻

¥50,000~ 紙本 44×133 屏風370×170 ヤケ シミ スレ 穴  ヨゴレ 背面損傷 雲谷等周は等叔の男。画法を父に習う。文政頃。

¥90000~ 紙本 54×128 屏風376×171 ヤケ シミ スレ

52×91 屏風252×122 ヤケ シミ スレ 屏風シミ

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D-330 喜田萬年 架鷹画貼交屏風 本間 六曲 一隻 D-331 鷹画貼交屏風 中形 四曲 一隻 ¥80,000~ 紙本

D-333 松汀群馬屏風 小形 六曲 一隻 ¥90000~ 紙本

353×81 屏風367×96 薄ヤケ スレ キレ

D-337 泥谷文景 柳江独釣屏風 中形 二曲 一隻 ¥60,000~ 紙本 148×148 屏風152×152 シミ 背面損傷  オゼ弱り 泥谷文景(明治三十二・1899~昭和二十六・ 1951)は香川県生の南画家。晩年は五鐘洞と号す る。

D-335 中島来章 鯉鳩画貼交屏風 本間 二曲 一隻 ¥50,000~ 絹本 61×139  屏風188×174 ヤケ シミ 背面損傷 「嘉永(1848)戊申」画中

中島来章(寛政八・1796~明治四・1871)は近 江大津の人。渡邊南岳、円山應瑞に学ぶ。平安四 名家で知られる。

D-336 金銀屏風 中形 六曲 一隻  ¥60,000~ 紙本 330×136 屏風334×140  シミ スレ 背面損傷

D-338 白無地屏風 中形 二曲 一双  ¥50,000~ 紙本 124×146 屏風128×150

D-340 風炉先屏風 二 ¥50,000~

紙本 169×39 172×42 小スレ  無地金 無地白

D-341 風炉先屏風 二 ¥50,000~

紙本 170×39 172×41 無地銀 無地金銀

D-339 鉄線燕蒔絵屏風押 六  ¥60,000~ 付時代識箱(桐 シミ) 総長30  ヒビ1

D-342 風炉先屏風 二 ¥50,000~  紙本 18×21ほか 屏風148×44 ヤケ  無地金 色紙短冊貼交

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D-334 山水画賛貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥50000~ 紙本 29×107 屏風270×141  シミ

D-343 岸田劉生 立葵画幅

¥100000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 25×128 表具40×197 薄ヤケ シミ

オレ 表具オレ 木村荘八箱識 岸田劉生(明治二十四・1891~昭和四・1929) 洋画家。東京生。岸田吟香の四男。静物画、自分 の娘をモデルとした『麗子像』など、多くの秀作 を遺す。作風は次第に東洋的な性格を強め、大正 十一年春陽会の創立に参加。京都に移転してか らは、肉筆浮世絵や宋元画に傾倒し、多数の日本 画制作を行う。

D-344 岸田劉生 果物籠画幅

¥100,000~ 付共箱(杉 貼札) 絹本 陶磁軸端 27×58 表具38×145 シミ オレ 表具オレ 岸田劉生(明治二十四・1891~昭和四・1929)洋 画家。東京生。岸田吟香の四男。白馬会葵橋洋画研究

所で学び、弱冠十九歳で文展に入賞。その後白樺派 の作家との交流により後期印象派を知り、大正元年 に反自然派の会を興すも、北方ルネッサンス様式に 感化され写実に転じる。静物画、自分の娘をモデル とした『麗子像』など、多くの秀作を遺す。作風は次 第に東洋的な性格を強め、大正十一年春陽会の創立 に参加。京都に移転してからは、肉筆浮世絵や宋元 画に傾倒し、多数の日本画制作を行う。

D-345 中村不折 肖像画賛幅

¥80,000~ 付木箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 36×122 表具50×214 シミ  梁川星巌詠大楠公詩賛

51×140 表具67×212  シミ オレ 中村不折(慶応二・1866~昭和十八・1943)は洋画家、書家。小山正太郎、浅井忠に画を学び、明治 三十四年(1901)渡仏して、ジャン=ポ-ル・ロ-ランスに師事。三十八年帰国し太平洋画会会員と して活躍した後、太平洋美術学校(太平洋画会研究所の後身)校長となった。書家としても有名で、六 朝風の書法を学び、独特の個性的な書を書く傍ら、書道に関する資料も収集し、東京根岸の自邸に書 道博物館を設立した。

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D-346 中村不折 黄初平画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本  唐木軸端(一欠)

リードに滞在。帰国後は教鞭をとりながら制作を続け、四十一歳で画壇デビューを果たす。独立美術協会会員。芸術院会員。

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D-348 須田国太郎 油彩静物画額 ¥800000~ 付東京美術倶楽部鑑定証書 40×31 額62×54 カンバス 須田国太郎(明治二十四・1891~昭和三十六・1961)は京都市中京に生まれ、京都帝大、また同大学院で美学美術史を学び、大正八~十二年渡欧、マド

D-349 伊藤清永 油彩裸婦画額 ¥400,000~

付名古屋画廊シール 36×44 額59×66 カンバス 伊藤清永(明治四十四・1911~平成十三・2001)は兵庫県生まれの洋 画家。

D-350 南薫造 油彩婦人画額 ¥200000~  付高島屋シール 64×52 額87×74 カンバス 南薫造(明治十六・1883~昭和二十五・1950)は洋画家。広島県生。東 京美術学校西洋画科で岡田三郎助に学ぶ。明治四十年渡英しボロー・ ジョンソンに師事。明治四十三年白馬会会員。また日本水彩画会に参加。 大正七年光風会会員。昭和四年帝国美術院会員。文展・帝展審査員。帝 室技芸員。

D-351 中畑艸人 油彩群馬画額 ¥300000~

付東京美術倶楽部鑑定証書 44×37 額60×53 カンバス 「黎明」原題 中畑艸人(明治四十五・1912~平成十一・1999)は和歌山県生まれの 画家。本名は幸夫。初め独学で、上京し硲伊之助に師事。馬の絵を得意と した。一水会常任委員。日本中央競馬会馬事文化賞選考委員。

D-352 鈴木信太郎 油彩静物画額 ¥200000~  付梅田画廊シール 32×23 額51×42 カンバス 鈴木信太郎(明治二十八・1895~平成元・1989)は東京生まれの画家。 黒田清輝に師事。文展・二科展に入選。日本芸術院会員。

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D-354 齋藤真成 油彩埠頭画額 ¥150,000~ 44×25 額71×52 カンバス 齋藤真成(大正六・1917~令和元・2019)は僧であり洋画家。愛知県出 身。龍谷大学在籍中に須田国太郎から洋画を学ぶ。真正極楽寺貫主、京都 教育大学教授を務める傍ら作品を遺した。

D-355 有島生馬 油彩海景画額 ¥100,000~ 88×64 額114×86 カンバス 「台風のあと」原題 有島生馬(明治十五・1882~昭和四十九・1974)は洋画家・文学者。 名は壬生馬、別号に十月亭。師藤島武二。里見弴は兄、有島武郎は弟。

D-356 伝浅井忠 水彩上賀茂風景画額 ¥100,000~

付梅田画廊シール 紙本 48×30 額72×57 無款 浅井忠(安政三・1856~明治四十・1907)は佐倉藩生の洋画家。浅井常 明の長男として生まれる。画塾彰技堂で油彩を学び、のちにフォンタネー ジに師事。明治二十二年(1889)に我が国初の洋画団体「明治美術会」を 設立。

D-357 平松礼二 水彩青銅器館画額 ¥100,000~ 紙本  52×40 額70×58

平松礼二(昭和十六・1941~)は日本画家。本名邦夫。多摩美術大学教 授、了徳寺大学学長などを歴任。愛知大学名誉博士、フランス芸術文化勲 章シュヴァリエ受章など国内外での評価も高い。

D-358 中川力

油彩南紀大島夜景画額

¥80,000~ 41×32 額67×58 カンバス 裏サイン 中川力(大正七・1918~平成六・1994)は洋画家。 中之島洋画研究所で学び、有島生馬に師事。一水会 会員。

D-359 大歳克衛 油彩風景画額 ¥70000~ 15×21 額32×39 カンバス 大歳克衛(昭和四・1929~平成二十六・2014) は広島県出身の洋画家。東京藝術大学油絵科 卒、梅原龍三郎に師事。

D-360 尾田龍 油彩風景画額 ¥60000~ 44×37 額69×62 カンバス 「佐柳島の朝」原題 尾田龍(1906~1992)は画家、姫路市に生まれる。 国画会、兵庫県文化賞。

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¥80000~ 紙本 21×27 額41×47  ガッシュ 安藤義茂(明治二十一・1888~昭和四十・1967)

D-362 齋藤正治 油彩道化画額

¥70000~ 32×45 額55×67 カンバス  裏サイン 齋藤正治(大正八・1919~平成十・1998)

D-363 原精一 素描婦人画額 ¥50000~ 紙本 35×50 額56×71 「冬の緑」原題 原精一(明治四十一・1908~昭和六十一・ 1986)は洋画家。神奈川県生まれ。川端画学校に 通う。萬鉄五郎に師事。春陽会会員。国画会会員。 女子美大教授。

D-364 高野三三男 油彩静物画額 ¥70,000~ 付日動画廊シール カンバス 30×40 額52×62 「白い芍薬」原題

D-365 青山義雄 油彩アネモネ画額  ¥60000~ 26×21 額42×37 背面損傷  カンバス 青山義雄(明治四十四・1894~平成八・1996)。

D-366 麻田鷹司 海辺風景画額 ¥60000~ 紙本 68×38 額87×58 麻田鷹司(昭和三・1928~昭和六十二・1987) は京都市生れ。本名昂。父は画家の麻田辨次。

D-367 下保昭 海辺風景画額 ¥50000~ 付共シール 紙本 33×22  額52×39 「望」原題 下保昭(昭和二・1927~平成三十・2018)。

D-370 山口長男  静物画額 ¥50000~

紙本 23×27

額43×46 シミ

山口長男(明

治三十五・1902

~昭和五十八・ 1983)は韓国ソ ウル生まれ。

D-368 織田広喜 油彩風景画額

¥50000~ 付共シール 39×30 額61×52  カンバス 「トレド」原題 織田廣喜(大正三・1914~平成二十四・2012)。

D-369 Michito 抽象画額  ¥50000~ 紙本 60×72 額77×89  右下サイン 本紙裏、額裏無款 不明画人

D-371 川上澄生 遠眼鏡 画額 ¥70000~

紙本 19×14

額46×41

薄シミ

川上澄生(明治二十八・1895~昭和四十七・1972)

D-372 小林和作 色紙額 ¥50,000 紙本 23×26

額47×53 小林和作 (明治二十

1888~昭 和四十九・ 1974)。

83 D
D-361 安藤義茂 婦人画額

D-374 穐月明 野の佛画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 21×26  額40×45

D-375 穐月明 如来画額  ¥50000~ 紙本 25×29  額39×43 ヤケ シミ

穐月明(昭和四・1929~平成二十九・2017)は和歌山県高野山生まれの 画家。京都市立美術大学卒。水墨画を独習し、個展を中心に発表。平成二十 八年(2016)青山讃頌舎・美術館を開館した。

D-376 難波田龍起 水彩「詩」画額 ¥80,000~  紙本 23×26 額43×46 薄シミ 難波田龍起(明治三十八・1905~ 平成九・1997)は旭川出身の洋画家。

D-377 河股幸和 犬画額  ¥50000~ 紙本 59×48  額80×69 河股幸和は京都の画人。昭和三十 五年(1960)生。

D-378 関根伸夫 素描集

¥500,000~ 紙本 24×34ほか 布箱39×54 23点 1960 1976 関根伸夫(昭和十七・1942~令和元・2019)は現代美術家。「もの派」と呼ばれる美術論を牽引した。

84 D

藝能 E

E-002 釜戸面 ¥75,000~  付合箱(モミ) 18×28

E-006 力士面 ¥50,000~ 16×23 剥離

E-007 加納鉄哉 翁面 ¥100,000~ 付時代識箱(杉)

共飾板 13×18 加納鉄哉(弘化二・1845~大正十四・1925)は岐阜出身。明治十四年 (1881)、第二回内国勧業博覧会で妙技三等賞を、第十次、第十一次奈良 博覧会では一等賞を受賞している。その後奈良、京都で古寺の文化財調 査を実施、東京美術学校の彫刻科設置に関わった。

E-008 柴田是真 三番叟面掛 ¥60,000~ 付木箱(桐) 57×35×3 縁剥離

柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、漆芸家。江戸両 国の人。字は 然、号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵は はじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技 藝員。

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E-005 般若 ¥50,000~ 15×30 スレ  剥離 E-004 般若 ¥70,000~  付合箱(桐 貼札) 20×25 虫喰 E-001 釜戸面空吹 ¥85,000~ 24×25 E-003 土製釜戸面 ¥70,000~ 27×29

E-010 出目家面根付

45×65×25ほか 出目如誠(尉)、天下一出目右満(男)、出目泰満(乙)、天下一出目右満(尉)、 天下一出目満(般若・左耳先欠)、出目上満(般若)

E-011 原在明 船弁慶画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 32×86 表具46×177 ヤケ シミ 「静舞」貼札識 能装束表具  原在明(安永六・1777~天保十五・1844)は原 在中の二男。名近義、字子徳、号在明・寫照。父 に画を学び、禁裡絵所に仕えた。京都の人。

86
E-014 粟鳴子蒔絵小鼓 ¥80,000~  付鼓箱(桐・貼札) 鼓革 10×10×25  スレ アタリ E-015 鳳凰蒔絵大鼓 ¥50,000~  付鼓革 12×12×28 E-016 光芒文銅鑼 ¥70,000~  付架、撥 46×46×10 ワレ補修 六 ¥180000~ 付木箱(杉) E-013 筑前四弦琵琶 ¥90,000~  総長88 象牙装(一部品欠)
E
E-012 筑前四弦琵琶 ¥90,000~  総長85 象牙装

香道 F

F-001 野々村仁清 翡翠香合 ¥180000~

付時代識箱(桐) 4×4×9 磁貫 ヒビ 底仁清印 仁阿弥道八箱識

野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。

F-002 本阿弥光悦 向獅子香炉 ¥150000~  付二重箱(内時代識桐) 胴9×105×10 頭6×75×4 「光悦(花押)」彫銘 「頭補」慶入箱識 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。 号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひと り。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上 げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導 的役割を果たしたと推測される。

F-003 古染付扇形香合 ¥100000~ 付識箱(桐) 8×7×3

87 F-004 梨子地 笹蒔絵小香炉 ¥100,000 付時代溜塗箱(桐)  純銀火舎(刻印有) 5×5×4 ヒビ
虫喰

¥80000~

付識箱(桐) 55×7×25  内梨子地 宗心箱書、在判

F-007 御室烏帽子形香合 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 5×10×5  松平鎮信箱識

F-008 祥瑞香合 ¥60000~  付合箱(桐) 5×5×45

F-009 備前南瓜形香合 ¥50000~  付識箱(桐) 6×6×6 桂又三郎箱識

F-010 信楽香合 ¥50000~  付識箱(桐) 6×6×45 小山冨士夫箱識

F-011 信楽鳥形香合 ¥70000~  付識箱(桐) 75×4×5 窯キレ  宗悦在判、歌銘書付

¥50000~ 付共箱(桐) 5×5×8 十四代坂倉新兵衛(大正六・1917~昭和五十 年・1975)。昭和三十五年父の死で十四代を襲名。 翌三十六年日本伝統工芸展初入選。昭和四十七 年(1972)、山口県指定無形文化財保持者。

赤絵福禄寿三足香炉

¥50000~ 付共箱(桐) 銀火舎(青松堂造彫銘) 85×85×7 磁貫 底銘

伊東陶山家は初代(慶応三年没)が、東白川洛 東白川畔において陶山と号し開業した事に始ま る。三代続き昭和四十五年、三代伊東陶山が交通 事故でなくなり、以降、家系が途絶えた。

F-014 古材菊形香合 ¥50000~

付識箱(桐) 11×9×4 虫喰 「洛南宇治平塔院唐門」箱識

88
F-012 十四代坂倉新兵衛 諫鼓鶏香合 F-013 伊東陶山 F-006 源氏蒔絵香合
F
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F-015 沈香 ¥500000~ 付識箱(桐) 5×25×16 沈水 約245g
F
F-016 香木 ¥100000~ 付時代識箱(杉) 485×13×2 228g F-017 香木 三 ¥80000~ 付大工箱 23×95×45ほか 100g 53g 44g

茶道

G-001 半使茶碗 ¥1,100,000~ 付二重箱(内時代溜塗識桐 外識)  仕覆 135×135×8 口縁共色補修 高台剥離 縁極小ソゲ  銘「多福」 追銘「雲井」 鵬雲斎外箱書

90 G
91 G
G-002 御本三島茶碗 ¥800,000~ 付時代箱(桐) 仕覆  14×135×9 磁貫 高台ソゲ

磁貫 割高台 溝口虎彦(福岡東洋陶磁美術館館長)箱識

92 G
G-004 上野斑白釉沓茶碗 ¥480,000~ 付識箱(桐 貼札) 15×12×8 口縁金補修 高台共色補修 G-005 影青刻文平茶碗 ¥250,000~ 付識箱(桐) 17×17×65 鵬雲斎箱書

G-006 鶏龍山茶碗 ¥300000~ 付時代識箱(桐) 175×175×65 釉剥離

G-007 伊羅保茶碗 ¥200000~ 付時代箱(桐) 紫縮緬仕覆 15×15×65

G-008 金海堅手茶碗 ¥250,000~ 付時代黒塗識箱(杉)  仕覆 135×135×9 ヒビ補修 銘「西王母」

G-009 高麗堅手茶碗 ¥150,000~ 付黒塗箱(杉 貼札)  木綿片身替仕覆 14×135×65 「みよしの」貼札識

93 G

G-011 直斎 手捏黒茶碗

¥900,000~ 付二重箱(内識桐) 13×125×8

見込ヒビ 銘「徳介」 一啜斎内箱書 不徹斎外箱書 直斎(享保十・1725~天明二・1782)は武者小路(官休庵)七世で堅叟宗守。官休庵に おける新しい茶の湯制度(家元制度)を確立。また、如心斎らと「千家七事式」を制定し た。

94 G

G-012 杉木普斎 手捏赤筒茶碗 ¥450,000~ 付二重箱(内時代識桐) 即中斎書付桐蓋 11×105×11 「霜夜」底漆銘 伊藤宗慎箱書 杉木普斎(寛永五・1628~宝永三・1706)は茶人。伊勢外宮御師の家に生まれ、千宗旦の門に入る。名光敬、通称吉太夫。 別号に宗喜、直入庵など。

G-013 清寧軒 小服黒茶碗 ¥350,000~ 付識箱(桐)

仕覆 10×10×7 磁貫 銘「八千代」 惺斎箱書

G-014 旦入 赤茶碗 ¥200,000~ 付三重箱(内共識桐 中識桐 外溜塗) 115×115×75  銘「若緑」 一燈内箱書 淡々斎中箱書 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

95 G

G-016 直斎 手捏赤茶碗 ¥450,000~ 付二重箱(内共桐) 11×11×7 銘「朝霞」 不徹斎外箱書  直斎(享保十・1725~天明二・1782)は武者小路(官休庵)七世で堅叟宗守。官休庵における新しい茶の湯制度 (家元制度)を確立。また、如心斎らと「千家七事式」を制定した。

G-017 左入 黒茶碗 ¥380000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 仕覆 115×11×9  樂直入箱識 鵬雲斎箱書 銘「南山寿」

左入(貞享二・1685~元文四・1739)は樂家六代。本姓田中、名嘉顕。京都大和屋嘉兵衛の次男。宗入の養子とな り、樂家六代を継ぐ。左の一字は千家如心斎から拝領したとされ、光悦模などを得意とし、左入釉の語を残した。

96 G

G-018 了入 黒茶碗 ¥350,000~ 付共箱(桐 損傷) 125×125×8

G-019 了入 木守写赤茶碗 ¥280,000~ 付識箱(桐) 125×125×8 而妙斎箱書 箱底に共箱蓋

了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家 中興と称えられる。

G-020 惺入 白釉二見ヶ浦絵茶碗 ¥280,000~  付識箱(桐) 11×11×8 磁貫 鵬雲斎箱書 樂直入箱識 惺入(明治三・1887~昭和十九・1944)は樂家十三代。十二代弘入の 長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三 代樂吉左衛門を襲名した。

12×12×8 銘「磯辺」 即中斎箱書

九代大樋長左衛門(明治三十四・1901~昭和六十一・1986)は父であ る八代長左衛門に師事。昭和十一年大阪阪急百貨店にて茶碗十二ヶ月展 で注目され、京都の樂家に次いで茶陶の名工と称されるようになった。 戦後は日本伝統工芸展にて入選を重ね、日本工芸会正会員としても活躍 する。裏千家より淡々斎茶道文化賞を受賞、昭和五十二年裏千家十五世 鵬雲斎家元より陶土斎の号を贈られる。

97 G
G-021 九代大樋長左衛門 数印黒茶碗 ¥250,000~  付二重箱(内共識桐)

G-023 天祐紹杲 手捏文字入赤茶碗

¥280,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 仕覆 11×11×85 ヒビ 窯キレ 口辺共色補修  浙江宗潮箱識 一味令難喫 天祐紹杲(天正十三・1585~寛文六・1666)は近 江に生まれ、諱を紹杲、号を夢伴子、実夢叟、柔兆 子などとし、萬江宗程の法嗣で大徳寺百六十九世と なった。本山に梅岩庵、大和宇多に徳源寺を創始し た。また明暦二年(1656)に後西天皇より佛海祖燈 禅師の号を賜った。

G-024 田安玄黙

黒茶碗 ¥250,000~  付識箱(桐) 13×13×10  口縁補修 銘「幽玄」  鵬雲斎箱書 田安玄黙とは徳川慶頼 (文政十一・1828~明治九・ 1876)のこと。

G-025 野々村仁清 御本茶碗

¥250000~ 付二重箱(内貼札唐木) 12×12×95  口縁ソゲ 磁貫 切高台 高台内印  蓋裏和歌小色紙貼 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。

丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色 絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風のものが ある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もあ る。

98 G

G-028 白天目茶碗 ¥150,000~ 付黒塗箱(杉 貼札) 仕覆 12×12×8 磁貫

G-029 黒織部筒茶碗 ¥150,000~ 付時代合識箱(杉) 11×105×8

99 G
G-026 青磁茶碗 ¥150,000~ 145×145×6 磁貫 G-027 粉引平茶碗 ¥150,000~ 付木箱(桐) 165×165×4 縁カケ補修

G-031 粉引平茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 紫縮緬仕覆  185×185×5 銘「山雲」 鵬雲斎箱書

G-032 唐津小服茶碗 ¥150000~ 付識箱(桐) 仕覆  11×11×7 磁貫 銘「清露」 即中斎箱書

G-033 了入 赤茶碗 ¥150,000~ 付共箱(桐) 11×11×85  口縁ソゲ補修 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

125×125×75 磁貫

弘入(安政四・1857~昭和七・1932)は樂家十二代。十一代慶入の長 男。幼名を小三郎のち惣次郎。諱喜長、別号に翫土軒、雪鳥。十五歳で家 督を継ぐ。明治四年襲名。大正八年に剃髪し弘入と号し、石山に隠居。

100 G
G-034 弘入 織部写茶碗 ¥100000~ 付共箱(桐)

G-035 永楽保全 絵御本写茶碗 ¥150,000~ 付共箱(杉) 115×115×10 切高台 永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1927)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。

G-036 十三代中里太郎右衛門 唐津平茶碗 ¥100000~  付共箱(桐) 15×15×55 磁貫 十三代中里太郎右衛門(大正十二・1923~平成二十一・2009)は唐津 市生まれ。本名は忠夫、号は逢庵。中里無庵(十二代)の長男。昭和四十 四年襲名。大壺の叩き造形の評価が高い。

G-037 平澤九朗 志野写茶碗 ¥200,000~ 付共識箱(桐)  仕覆 13×125×8 銘「羅漢」 即中斎箱書 平澤九朗(安永元・1772~天保十一・1840)は尾張名古屋藩士。病で退 隠後は清水坂で茶の湯と作陶に励み、瀬戸や織部、志野の茶道具を焼いた。 二男(松柏)も九朗を名乗り作陶する。

G-038 十一代三輪休雪 萩茶碗 ¥200,000~ 付共箱(桐) 13×13×95 磁貫

十一代三輪休雪(明治四十三・1910~平成二十四・2012)は萩市生ま れ。三輪雪堂の三男。本名節夫、初号休、隠居号寿雪。昭和四十二年長兄 の十代休雪が隠居して休和となったため十一代を継ぐ。昭和五十八年重 要無形文化財「萩焼」保持者に認定。平成十五(2003)家督を長男龍作に 譲り隠居する。

101 G

楠部彌弌(明治三十・1897~昭和五十九・1984)は京都生まれ。大正七年赤土社結成に参加。昭和二年帝展初入選。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲 章。

G-042 岡本英山 虫明文字入茶碗 一双 ¥80,000~

付識箱(桐) 115×115×8 12×115×8 切高台

松坂帰庵筆 有隣斎箱書

岡本英山(明治十五・1882~昭和三十七・1962)は虫明焼の陶工。森 香洲に引き継がれた虫明焼の伝統を、横山香宝らとともに発展させた。

G-043 小山冨士夫 文字入絵唐津茶碗 ¥70,000~

付識箱(桐) 14×14×65 「唐津小十窯ニテ焼く」荒川豊蔵箱識、染筆 小山冨士夫(明治三十三・1900~昭和五十・1975)は岡山県生まれ、 瀬戸や京都で作陶を学んだのち大正十四年(1925)京都で独立。昭和五 年(1930)東洋陶磁研究所所員となり、中国古窯趾調査など古陶磁の研 究に専念。また昭和二十二年(1947)東京国立博物館、文化財保護委員会 で技官の任に就いた。著書に「東洋古陶磁」など。

G-044 十二代田原陶兵衛 萩茶碗

¥70000~ 付共識箱(桐) 135×135×8  鵬雲斎箱書

十二代田原陶兵衛(大正十四・1925~平成三・ 1991)は山口県生まれの陶芸家。父である十代と 兄である十一代に師事。日本工芸会正会員。山口 県無形文化財保持者認定。

G-045 亀井味楽 高取茶碗

¥65000~ 付識箱(桐 貼札) 共箱板(桐) 11×11×75 淡々斎箱書

亀井味楽は高取焼の陶芸家。現在は十五代。

G-046 久世久宝 竹絵茶碗

¥55000~ 付共識箱(桐) 13×13×75  淡々斎箱書 銘「窓ノ呉竹」

久世久宝は京焼の陶芸家。初代は大田垣連月 らと深く親しみ、作陶を趣味とした。裏千家圓能 斎より技量を認められ、久宝の号を受け、代々襲 名する。当代は五代。

102 G
G-040 楠部彌弌 御題茶碗 ¥100,000~ 付共箱(桐)  仕覆 115×115×8 御題「泉」 G-041 楠部彌弌 鈞窯写茶碗 ¥100,000~ 付共箱(桐) 135×13×75 高台内印

G-047 出口王仁三郎 耀碗 ¥600,000~ 付識箱(桐) 12×12×75 磁貫 銘「星嵐」

出口王仁三郎(明治四・1871~昭和二十三・1948)新宗教「大本」の教祖。聖師と呼ばれる。

103 G

G-049 岡田華渓 紫陽花色絵茶碗

¥50000~ 付共識箱(桐) 12×12×8 磁貫  鵬雲斎箱書 岡田華渓は女流陶芸家。大正十年生。井上正晴 に日本画を学び、七代岡田暁山に嫁ぎ、茜窯を開 く。

G-050 松林豊斎 朝日茶碗

¥50000~ 付共識箱(桐) 15×15×7  鵬雲斎箱書 銘「浮葉」

十四代松林豊斎(大正十・1921~平成十六・ 2004)は朝日焼の陶工。本名豊彦、号猶香庵。

G-051 長岡空権 出雲茶碗 ¥50000~ 付共識箱(桐) 14×14×8  鵬雲斎箱書 長岡空権は出雲樂山焼の十一代目。昭和四年 (1929)生まれ。祖父空味、父空所に学び、坂高麗 左衛門に師事。

G-052 加藤光右衛門 志野茶碗 ¥55,000~ 付共識箱(桐) 13×12×8 磁貫 鵬雲斎箱書

加藤光右衛門(1937~2018)は美濃の陶芸家。 名は光男。父である加藤十右衛門に師事。笠原に 山十窯を開く。

G-053 豊場惺也 志野茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 12×12×9 豊場惺也(昭和十七・1942~)は岐阜県出身。 刀剣鑑定家豊場重春の四男。名古屋市立工芸高 等学校卒業後、荒川豊蔵に師事。昭和四十九年 (1974)には大萱に窯下窯を築いて独立し、国内 外で個展を開き活動している。

¥50,000~ 付共箱(桐) 14×14×75  鯉江良二(昭和十三・1938~令和二・2020)は 愛知県常滑市出身の陶芸家。前衛作家。昭和四十 七年(1972)、フランス・バロリス国際陶芸展グ ランプリ受賞。

付識箱(桐) 13×13×75 磁貫 釉ハクリ

満岡忠成箱識

松永耳庵・松永安左ェ門(明治八・1875~昭 和四十六・1971)は電力事業家、数寄者。壱岐島 生まれ。東邦電力社長。政財界に活躍。還暦以後 茶の湯に傾倒、号を耳庵とし、益田鈍翁、原三渓 らと交流。昭和三四年、小田原市に松永記念館を 開設。

G-056 李方子 井戸茶碗

¥50,000~  付共箱(桐) 135×135×8 磁貫

李方子(明治三十四・1901~平成元・1989)は、 旧大韓帝国の元皇太子・李王垠の妃。皇族梨本 宮守正王の第一王女。晩年は韓国に帰化し、援護 活動に取り組んだ。また特技の七宝焼を生かし ソウル七宝研究所を設立。歿後に、韓国国民勲章 槿賞勲一等を追贈された。

G-057 藤井誡堂 黒茶碗 ¥50,000~  付共箱(桐) 13×13×9 銘「福寿」

藤井誡堂(明治三十一・1898~昭和五十九・ 1984)は大徳寺五百十五世管長。大徳芳春院二十 二世。大徳寺塔頭三玄院住職。戦後より大徳寺の 復興に尽力。また、茶陶に造詣が深く、茶碗や茶 杓なども自作した。

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G-054 鯉江良二 灰釉茶碗 G-055 松永耳庵 沓茶碗 ¥50,000~

G-058 伝玄悦御本茶碗 ¥60000~  付黒塗箱(桐) 12×11×85 磁貫

14×135×95 磁貫 切高台

G-061 伊羅保茶碗 ¥50,000~

付黒塗識箱(桐) 仕覆 145×14×65

G-062 刷毛目茶碗 ¥50,000~  付時代識箱(杉) 175×175×65 スレ ヒビ  ソゲ銀補修

G-063 堅手茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐) 12×12×55 窯キレ

G-064 斗々屋茶碗 ¥50000~

付時代合箱(桐 蓋桟一欠) 15×15×7 ヒビ

¥50000~ 付識箱(桐) 155×145×85

G-066 吉向一朗 馬上茶碗 ¥50,000~

付識箱(桐 貼札) 11×11×8

磁貫 金補修

「一朗」彫銘 「吉向」小判印

G-067 春碍 鉄絵茶碗 ¥60000~ 付識箱(モミ) 14×14×7 磁貫 美濃

G-070 麦藁手茶碗

¥50000~ 付木箱(桐) 紫縮緬仕覆 12×12×65  不読在判 黄銅覆輪

¥50000~ 付時代溜塗箱(桐 貼札) 15×14×10 磁貫 窯キレ 「肥前名古屋城作之」彫銘

¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 115×115×6

G-071 行基焼茶碗 ¥50000~ 付時代箱(桐) 15×13×6 大破接合補修

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付木箱(桐 貼札)
付木箱(桐)
G-060 対州御本茶碗 ¥50000~
14×14×10 磁貫 G-059 対州御本茶碗 ¥50000~
G-069 上野大茶碗 G-065 朝鮮茶碗 G-068 天目茶碗

G-073 丹波茶入 ¥500,000~

付四重箱(内時代識杉 中識桐 外識桐) 仕覆3  牙蓋 7×7×95 銘「花柏」 (内)玄々斎箱書 (中)淡々斎箱書 (外)鵬雲斎箱書

G-074 備前茶入 ¥230000~ 付二重箱(内時代貼札識桐)  仕覆3 牙蓋 65×65×9 口辺極小ソゲ 銘「清閑」 鵬雲斎箱書

G-075 備前緋襷茶入 ¥200000~  付二重箱(内識桐 外黒塗) 仕覆2 牙蓋 8×8×75 口縁補修  小ホツ 桂又三郎箱識

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¥100,000~ 付識箱(桐) 牙蓋 素木挽家  仕覆3 55×55×9 銘「常盤」 即中斎箱書

¥50000~ 付黒塗識箱(桐)  仕覆(虫喰) 牙蓋 6×55×8  底押印(不読)

G-079 瀬戸芋子茶入 ¥50000~ 付木箱(桐) 仕覆  牙蓋 5×5×7

G-080 瀬戸肩衝茶入 ¥50000~ 付古仕覆 牙蓋 6×6×85

G-081 瀬戸茶入 ¥50000~ 付黒塗箱(桐 貼札)   仕覆 牙蓋 6×6×7

G-082 越州青磁茶入

¥50000~ 付識箱(桐)  縮緬仕覆 牙蓋 55×55×3 ソゲ

¥50000~ 付木箱(桐 鼠害)  牙蓋 6×6×8

G-084 鉄釉双耳茶入 ¥60000~ 付時代識箱(桐 桟一欠) 仕覆(紐キレ) 牙蓋 7×7×5 「糸目耳付内海茶入」箱識

手吹金彩茶器 ¥50000~ 付共箱(桐) 7×7×8 藤田喬平(大正十・1921~平成十 六・2004)は東京生まれのガラス工 芸家。東京美術学校卒。国内外で高 い評価を受ける。日本芸術院会員。 文化功労者。市川市名誉市民。文化 勲章授章。宮城県松島町に藤田喬平 ガラス美術館。

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G-076 三島大茶入 ¥150,000~ 付識箱(桐 貼札) 牙蓋  14×14×85 口辺銀補修 銘「四季の寿」 淡々斎箱識 G-077 瀬戸茶入 G-078 瀬戸腰面取茶入 G-083 高取肩衝茶入 G-085 藤田喬平

G-087 盛阿弥 大棗 ¥250,000~ 付二重箱(内時代識桐) 金地ビロード裂仕覆 替仕覆 8×8×8 小アタリ  又玅斎内箱書 鵬雲斎外箱書

盛阿弥は桃山時代の漆工、京都に住した。利休の塗師、秀吉から天下 一の号を受ける。棗は盛阿弥夏目と称される。三代続いたとされる。

G-088 六代中村宗哲 蔦茶桶 ¥200,000~ 付共識箱(桐)  仕覆 所載コピー 65×65×65 『展観品図録集』(大阪官休会、平成七)所載 内梨子地  以心斎全道宗守在判 大綱宗彦箱識 六代中村宗哲(寛政六・1794年~天保十・1839)は五代の長男。号を 楪斎、名を八郎兵衛為一。後に弟に家督を譲り分家して「八郎兵衛宗哲」 を名乗った。

G-089 七代駒澤利斎 秋草蒔絵大棗 ¥200,000~ 付二重箱(内共識桐 外溜塗) 75×75×75 即中斎箱書、在判 内黒

G-090 七代駒沢利斎 秋草蒔絵大棗 ¥120,000~  付共箱(桐) 仕覆 8×8×8 内黒 了々斎在判 銘「むかし」

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G-091 飛来一閑 溜塗茶桶

¥100,000~ 付共識箱(桐) 65×65×7

内黒 愈好斎箱書、在判

一閑張の飛来一閑は千家十職の一。初代は中 国明代の人で寛永年間に来日帰化して京都に住 した。千宗旦が作品を賞したことから知られる ようになった。現在は十六代。

G-092 八代中村宗哲 曙棗 ¥90,000~ 付共箱(桐) 6×6×75

内黒 針銘ナシ

八代中村宗哲(文政十・1827~明治十七・ 1884)は名は忠一、通称は八郎兵衛、別号に到斎、 聴雨、蜂老。父七代宗哲に師事。玄々斎・碌々斎 及び井伊直弼の好み物をつくり、棚物や懐石家 具を制作した。能筆で、和歌、俳句を能くし、家 伝、記録を詳細に残した。門下に釜師の二代下間 庄兵衛がいる。

G-093 十代中村宗哲 楓蒔絵大棗 ¥80,000~ 付識箱(桐) 75×75×75 内黒 蓋裏金溜 十二代箱識 十代中村宗哲(文久二・1862~大正十五・ 1926)は八代の四女。名は真。夫である九代の没 後、家業を継ぎ十代となる。表千家十二代惺斎の 命で多数制作を行った。

G-094 粉溜菊桐蒔絵平棗 ¥80000~  付時代識箱(桐) 8×8×4 小アタリ 内同塗

G-095 桐蒔絵中次 ¥80000~

付時代箱(桐) 加茂裂仕覆 75×75×75  スレ 内黒

G-096 春二 扇蒔絵小棗 ¥80000~  付共箱(桐) 65×65×65 内溜塗

G-097 一瓢斎 四季七宝 蒔絵棗

¥65,000~

付共識箱(桐) 75×75×75

内銀溜 鵬雲斎箱書、在判 一瓢斎は江戸後期から続く京都 の蒔絵師。当代は七代。

G-098 平野玉鳳 金溜住吉蒔絵棗 ¥50,000~  付共箱(桐) 8×8×75 内梨子地

G-099 高木玉栄 秋草虫青貝蒔絵平棗

¥55,000~ 付二重箱(内共識桐  外溜塗) 85×85×6

内黒 鵬雲斎箱書、在判

G-100 前端欣斎 杜鵑蒔絵大棗

¥50,000~  付共識箱(桐) 7×7×7 内黒  尋牛斎箱書

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G-102 片桐石州 竹茶杓 ¥650000~ 付三重箱(内識桐2 林津南、大口如慶両 箱書 中貼札杉 外本庄宗慶書付) 共筒 総長18 極札欠失 銘「外の濱」 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・ 1672)は大和小泉藩二代藩主。片桐且元 の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌 とす。小堀遠州の跡を継ぎ、将軍家茶道 師範となり武家流茶道を完成させた。石 州流茶道の祖。

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G-103 小堀政優 竹茶杓 一対

¥350,000~ 付二重箱(内共桐) 共筒 総長17 ほか 銘「伏見」「淀」

小堀政優(天明六・1786~慶応三・1867)は遠 州流八代家元。改易となっていた小堀家の再興を 果たす。

G-104 一啜斎 竹茶杓

¥320,000~ 付二重箱(内共桐)  共筒 総長185 銘「白龍」  不徹斎外箱書

一啜斎(宝暦十三・1763~天保 九・1838)は武者小路千家八世休 翁宗守。号円明、溪澗。川越兵庫頭 の子、七代堅叟宗守の養子。讃岐高 松藩主松平侯の茶頭。一方庵の復 興にあたり、四畳半に改め半方庵 と名付けた。茶通箱点の新手順を 考案。

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G-106 好々斎 竹茶杓

¥300,000~

付共箱(桐) 共筒 総長19 櫂先小ソゲ  銘「仙友」

好々斎宗守(寛政七・1795~天保六・1835)は 武者小路千家九世。裏千家九世石翁玄室の第三 子。茶法を父に学び、のち一啜斎の養子となり官 休庵九世となる、また高松侯の茶頭を引き継ぐ。

別号に宗什、仁翁。

G-107 古田織部 竹茶杓

¥280,000~ 付識箱(桐) 清水道竿筒 総長18 古田織部(天文十三・1544~元和元・1615)は 豊臣秀吉の同朋衆。古田重定の子。千利休七哲の 一人。初め中川秀成、のち豊臣秀吉に仕え、九州 の役、小田原の役に従軍。秀吉の御伽家に列す。 関ヶ原の役で東軍に属し、徳川将軍家の茶道師 範となる。大阪夏の陣で大阪方に通じたとして 伏見邸に幽閉され、子の重広とともに自刃する。

G-108 金森宗和 竹茶杓

¥180,000~ 付時代共箱(桐 蓋ヒビ) 共筒  総長175 櫂先ワレ 金森宗和(天正十二・1584~明暦二・1657)は 茶匠、宗和流祖。高山城主可重の長男で名を重近。 大徳寺紹印伝双に参禅し剃髪、宗和と号した。公 武貴紳と親交し、その茶風は姫宗和といわれ、公 家の茶湯に貢献した。陶工野々村仁清を指導し たことでも知られる。

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G-111 伝小堀遠州 双竹花入 ¥100,000~ 付時代箱(桐) 13×7×36 ヒビ  ソゲ 虫穴 漆補修 銘「閏月」

¥250000~ 付二重箱(内共桐) 8×7×32 ワレ 十本之内 銘「芝草」 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は表千家十代。号は安祥軒、祥 翁、省々など。了々斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎の養子とな り、代を継いだ。紀州家に仕え、十九歳で治宝卿から台子真手前の伝授を受け る。この間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦と称した。

G-109 吸江斎 置竹花入

G-110 認得斎 竹吊舟花入 ¥120,000~ 付識箱(桐) 25×10×10 ヒビ 銘「妻むかへ」直書、在判 又玅斎箱書 認得斎宗室(明和七・1770~文政九・1826)は裏千家十世。不見斎の 長男。 幼名与三郎のち粂三郎、号栢叟。加賀前田家、伊予久松家に仕え た。次代の玄々斎の育成に尽力した。

G-112 小堀遠州 竹一重切花入 ¥90,000~ 付時代識箱(桐 貼札 蓋桟一部欠  身虫喰) 12×11×29 ヒビ 虫喰 金補修  銘「朝霜」

小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。 古田織部のもとで茶の湯を学んだ。

G-113 清水道簡 竹一重切花入 ¥80,000~ 付時代識箱(杉) 10×10×27  ヒビワレ鎹補修 清水道関箱書、在判 清水道簡(享保元・1716~天明三・1783)は石 州流清水派の茶人。名直玄、別号一樹庵。

113 G

G-115 如心斎 竹二重切花入

¥50,000~ 付木箱(桐) 12×105×45 ワレ  朱銘「ナルト」 在判

如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・1751)は 不審菴の七代。六代覚々斎(久田宗全)の長男、 別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。

G-116

啄斎 竹一重切花入

¥60,000~ 付共箱(桐) 13×11×39 ヒビ  ワレ補修 朱銘「霙」

啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は 表千家八代。幼名は与太郎。別に件翁の号がある。

G-117 川喜田半泥子 竹花入 ¥65,000~ 付識箱(桐) 11×7×28  ワレ鎹補修 坪島土平箱識 川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・ 1963)は陶芸家、実業家。

G-118 小堀遠州 竹掛花入 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) オトシ 14×14×23 ワレ 鎹補修

銘「玉すだれ」「呴月座主」箱識 小堀遠州(天正七・1579~正保 四・1647)は茶人、武将。本名政一。 号狐篷庵・宗甫。

¥50,000~ 付時代識箱(杉 蓋桟両欠) 8×85×13 小虫喰 小ヒビ  如心斎在判

G-120 備前置花入

¥50,000~ 付識箱(桐) 10×95×27 口辺釉剥離 惺斎箱書

G-121 交趾四方杓立 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 8×8×19

台坐(剥離) 像高26 シミ

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G-119 根竹掛花入
紹鴎好溜水指棚 ¥50000~  付共箱(モミ) 32×30×47 G-122 飛来一閑 木屋町棚 ¥70000~  付共箱(モミ) 38×21×47 G-124 木彫利休立像 ¥50000~ 付飾台 像高32 G-125 聲中倬 木彫彩色利休坐像 ¥80000~ 付二重箱(内共桐)
G-123 中村宗哲

G-126 信楽水指 ¥880,000~ 付識箱(杉) 黒塗蓋 住山江甫折紙 19×18×17 ヒビ 利休在判

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G-128 美濃伊賀水指 ¥680,000~ 付識箱(桐) 共蓋 黒塗蓋 20×20×20 耳補修 窯キレ 「片耳欠損ニ付焼造補修」加藤十右衛門箱識

G-129 備前袋形水指 ¥500,000~ 付時代箱(桐) 仕覆 黒塗蓋二種(小ソゲ) 18×18×18

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G-130 仁阿弥道八 雲鶴水指 ¥500,000~ 付共箱(桐)

黒塗蓋 165×155×16  磁貫 二代道八(天明三・1783 ~安政二・1855)は、初代 の次男。名は光時、松風亭、 華中亭、道翁などと号す。

仁和寺宮より法橋に叙せら れ、「仁」の一字を賜り、さ らに醍醐三宝院より「阿弥」 の号を賜り、「土師」の号を 許され、以後法橋仁阿弥と 称す。人物、動物などを得 意とし、色絵物に個性を発 揮、道八様式を確立した。

G-131 野々村仁清 安南芋頭水指 ¥290,000~

G-132 野々村仁清 狂言袴水指 ¥190,000~

付時代箱(桐) 黒塗蓋 165×16×135 底印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風の ものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

付時代識箱(杉 貼札) 黒塗蓋 18×18×15 磁貫 口辺共色補修  小堀政房箱書(古筆了任極貼付)

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G-135 大田垣蓮月 歌彫水指 ¥280000~

付時代合識箱(桐 大破虫喰) 共蓋(ソゲ) 17×17×17 共色補修  銘「松風」

大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。

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G-137 上野水指 ¥150,000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋  カピタン縞仕覆 17×165×16 窯キレ G-136 備前水指 ¥200,000~ 付識箱(桐) 黒塗蓋  18×16×15 即中斎箱書、在判
15×15×20
G-134 七宝遊環水指 ¥350000~ 付時代識箱(桐) 共蓋

¥80000~  付黒塗箱(桐) 共蓋(共色補修) 17×13×21 磁貫 底印 虫明(むしあげ)焼は岡山県邑久町の陶土に恵まれた虫明地区で生ま れた。森香洲(生年未詳~大正十・1921)は虫明焼の伝統をすぐれた技 法で守り受け継ぎ、その技法は後の横山香宝や岡本英山(岡山県重要無 形文化財保持者)などに伝わった。

G-139 備前水指 ¥100,000~ 付時代識箱(桐) 黒塗蓋  20×18×16 ヒビ 小カケ ソゲ

G-141 十三代亀井味楽 高取双耳水指 ¥80000~  付識箱(桐) 鈴木表朔黒塗蓋 18×15×15  十四代亀井味楽、鈴木表朔箱識 鵬雲斎箱書 十三代亀井味楽(明治十六・1883~昭和三十一・1956)は、本名・弥 太郎。市会議員を務めた後に茶陶に専念し、味楽と号して遠州七窯の一 つである高取焼の向上に努めた。昭和十九年には農商務省から技術保存 資格の認定を受ける。

G-143 宮川香雲 染付菱馬写水指

¥65000~

付共識箱(桐) 共蓋 19×17×16 鵬雲斎箱書 底銘 宮川香雲(昭和十三・1938~)は陶芸家。京都の人。宮川香斎家の別家 で先代香斎の甥にあたる。六世清水六兵衛に師事。竜谷窯。

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G-142 唐津双耳水指 ¥80000~ 付黒塗箱(杉 貼札)  黒塗蓋 21×17×16 磁貫 ヒビ G-138 備前縄耳水指 ¥130,000~ 付時代箱(杉 蓋後補)  共蓋(ソゲ) 19×16×19 G-140 森香洲 虫明月下梅絵水指

G-145 十三代中里太郎右衛門 朝鮮唐津水指 ¥50,000~ 付共識箱(桐)

共蓋 黒塗蓋 17×17×18 山田宗囲箱書 十三代中里太郎右衛門(大正十二・1923~平 成二十一・2009)は唐津市生まれ。本名は忠夫、 号は逢庵。昭和四十四年襲名。

G-146 白井半七 扇散水指

¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 共蓋 17×17×15 鵬雲斎箱書

白井半七の初代は江戸今戸で開窯し、土風炉、 雲華焼などの瓦器を焼いた。七代のとき関東大 震災に遭い兵庫伊丹に移窯。昭和十四年に宝塚 に再移窯し現在にいたる。

G-147 初瀬川柳庵 金筋末広水指 ¥50,000~ 付識箱(桐) 黒共蓋 16×16×18  内黒 即中斎箱書、在判 初瀬川柳庵は京都の漆芸家。寛政三年(1791) 創業。本願寺の用度品を制作、明治から箪笥など も製造。先代より即中斎の好み物を制作。当代 (昭和二十三・昭和1948~)は本名を博紀。

G-149 唐津片口水指 ¥50,000~  付識箱(桐) 黒塗割蓋(ソゲ) 29×25×14

縁ヒビ 底トリアシ 磁貫

G-152 旦入 焙烙 ¥50,000~  付共箱(杉) 19×19×7

旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十 代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。 弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-150 備前双耳水指 ¥50,000~  付時代箱(杉 貼札・ヤブレ) 黒塗蓋(剥離) 21×18×16 カケ

G-153 九代中川浄益 飯銅火鉢 ¥100000~ 付共箱(杉) 44×40×25 九代中川浄益(嘉永二・1849~明治四十四・ 1911)は千家十職の金物師。名を紹芳、通称を益 之助。

G-151 瀬戸双耳水指 ¥50000~

付時代箱(杉 貼札) 黒塗蓋 20×16×16  小ソゲ

G-154 久須来郎 遠州好木地煙草盆 二対  ¥50,000~ 付共箱(杉) 25×15×9

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G-148 京焼龍田川文水指 ¥50,000~  付識箱(桐) 黒塗蓋 17×17×19

G-155 大西浄長 富士釜 鳳凰文風炉 ¥1,000,000~ 付共識箱(桐)2 銅蓋 所載本 釜27×27×16 風炉38×37×21

『歴代家元道具』(主婦の友社・1973)所載 惺斎箱書 傳来累坐富士釜写(如心斎好) 傳来鳳凰風炉写  大西浄長(慶応元・1865~昭和十八・1943)は十三代大西清右衛門。浄典の長男。幼名清三郎、諱孝信。十一代浄寿、玉村徳兵衛に師事。惺斎宗左より浄 長の号を受ける。

山元春挙や橋本関雪の下絵を釜に鋳込み新しい京釜の展開を試みた。

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G-157 三代下間庄兵衛 尻張釜 ¥300000~

付時代共識箱(杉 貼札) 銅蓋 26×24×18  銘「龍峰」 宙宝宗宇箱識

唐銅朝鮮風炉 ¥350,000~  付識箱(杉) 切合霰釜(銅蓋) 30×30×20 「天保年時代」大西浄中箱識

G-158 西村道也 雲龍釜

¥200000~ 付時代共識箱(杉) 共蓋 20×17×22 「享保年時代」大西浄中箱識 西村家は京都三条釜座に栄えた京釜師の家。道仁にはじまり、代々道 弥 (道也、道爺) と号した。二代道弥(生年未詳~寛文十二・1672) のころから千家出入りの釜師となる。

G-160 大西浄清 唐銅阿古陀風炉

¥160,000~ 付識箱(杉) 29×25×19 「寛文年時代」大西浄長箱識 大西浄清(文禄三・1594~天和二・ 1682) は釜師大西家二代。名は村長、通称 は五郎左衛門。 後に子の定林とともに江 戸に出て、幕府御用釜師となった。

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G-159 三代下間庄兵衛

G-161 名越弥五郎 乙御前釜 ¥150000~

付時代共箱(桐) 唐銅蓋(共蓋欠) 26×26×18 御物写 文政年製 名越弥五郎は京都の釜師。名越家十一代善正の二男弥五郎家昌が幕府 に召され江戸へ行き、小堀遠州、片桐石州などの好みものを作った。家

昌に始まる家系を江戸名越家といい、代々弥五郎を通称とする。

G-162 古天猫手取釜 ¥64000~ 付時代箱(杉)  大西浄中折紙 共蓋 25×21×31

G-163 山田道安 風炉 勝虫耳釜 ¥50,000~ 付時代識箱(杉 大破)  銅蓋 35×30×30 「文化九申(1812)」箱識

G-164 繰口丸釜 ¥80,000~ 付時代箱(杉 貼札) 銅蓋 26×26×17 「正法」鋳銘

G-165 唐銅黒面取風炉 ¥50,000~  付識箱(杉) 34×34×21 小スレ 底補修か  即中斎箱書

G-166 志野敷板 ¥80,000~ 付木箱(杉 貼札) 31×31×35  窯キレ

G-167 川瀬竹志 蓋置 三 ¥60,000~ 付共箱(桐)3 45×45×45ほか 銀地麦藁文 色絵茄子文2 川瀬竹志は二代川瀬竹春の二男。湯河原に築窯。

123 G

G-169 古染付松下八仙文皿 ¥200000~ 付木箱(桐) 215×215×3 虫喰

G-170 古染付山水人物文六角皿 ¥100000~ 付合箱(桐) 18×205×5 虫喰 窯キレ

G-171 永楽保全 交趾写三重丼鉢 ¥250,000~

付共箱(杉) 大195×195×95ほか 黄縁共色補修 永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1927)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。

G-172 永楽和全 手付鉢 ¥120,000~ 付共箱(桐) 23×20×10 磁貫 把手後補か 仁清写 永樂和全(文政六・1823~明治二十九・1892)は永樂家十二代。十一 代永樂保全の長男。仁清の窯跡を再興し「おむろ」名を使用、慶応年間に は加賀山代窯に滞在、また明治六年は愛知県岡崎で作陶した。晩年は京 都下河原にて菊渓窯を築窯。

124 G

G-174 中川浄益・中村宗哲 南鐐内張糸目盃洗 四

¥150,000~ 付共箱(桐)2 14×14×8

G-173 ガラス縁金四方鉢 ¥300,000~ 付木箱(桐) 19×19×10 G-175 モール 宝相華文菓子盆 ¥100000~ 付時代識箱(桐 貼札)  仕覆 21×21×3

125 G

G-177 永楽保全 黄菓子皿 八 ¥100,000~ 付共箱(桐) 145×145×15 磁貫 ヒビ1

永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。

G-178 萩手付鉢 ¥100,000~  付識箱(桐) 23×15×15

G-179 青樂菓子器 ¥80,000~

付唐木蓋 19×13×11 無印

G-180 永楽即全 染付捻文酒盃  二十 ¥60,000~ 付共箱(桐) 55×55×3  底銘 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。

G-181 呉須中皿 五 ¥50,000~  付時代箱(杉 貼札) 155×155×3  接合補修 漳州窯

G-182 菊置上蛤香合 ¥50,000~  付識箱(桐) 紫縮緬仕覆 95×8×5 小剥離  内梅樹絵 惺斎箱書

¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 7×45×25  内箔押 箱書、在判未詳

¥50,000~  付識箱(桐 貼札) 65×55×3 ヒビ 小剥離 惺斎箱書、在判

G-185 伝ノンコウ

赤布袋香合 ¥80000~

付時代黒塗識箱(杉) 6×6×3

カケ金補修 無学宗衍在判

G-186 永楽保全

染付香合 ¥50000~

付識箱(桐) 6×5×45

河濱支流印

G-187 四代中村宗哲 白粉解香合 ¥50000~

付二重箱(内共識桐) 55×55×35

身ヒビ 内黒 銘「汲流」

無学宗衍在判 川上不白箱書

四代中村宗哲(享保十一・1726~ 寛政三・1791)は三代婿養子。

G-188 前端春斎 乾漆柚香合 ¥50000~  付共箱(桐) 5×5×3 内黒

126 G
G-184 台湾大蜆香合 G-183 簾貝香合

G-189 玄々斎 富士画賛幅 ¥350000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 54×31 表具57×118 シミ オレ 表具ヤケ、シミ 又玅斎箱書 玄々斎(文化七・1810~明治十・1877)は裏千家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中な ど。茶箱点前、立礼式を取り入れた。

G-190 小堀遠州 和歌小色紙幅 ¥180000~  付識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 14×18 表具30×151  ヤケ シミ スレ 小堀宗明箱書 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。 本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで 茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優れ、その茶風は洗練され 「綺麗さび」と言われる。

G-191 片桐石州 消息幅

¥150,000~ 付時代箱(杉) 紙本  雑木軸端 43×29 表具48×109 シミ スレ オレ 表具大アレ  片桐石州(元和元・1605~寛文十二・1672)は大和小泉藩二代藩主。

片桐且元の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を 継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。石州流茶道の祖。

G-192 山田宗徧 和歌幅 ¥100,000~ 付木箱(桐 破損) 紙本 黒塗軸端 41×22 表具52×109 シミ スレ 「伏見院御製」書中 山田宗徧(寛永四・1627~宝永五・1708)は茶人。宗徧流流祖。茶号は 四方庵、不審庵、今日庵。著書に『茶道便蒙抄』『茶道要録』ほか。

127 G

G-194 如心斎 一行書幅

¥90,000~ 付識箱(桐 貼札)  紙本 黒塗軸端 24×84  表具26×158 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、 風帯イタミ 孤峯庵箱識 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延 四・1751)は不審菴の七代。

G-195 比老斎 一行書幅

¥80,000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 30×104 表具32×182  ヤケ シミ オレ

竹翠紹智巻止識 藪内節庵箱書 比老斎(享保十二・1727~寛政十 二・1800)は藪内家六代。竹陰紹智。

G-196 宙宝宗宇 一行書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 30×122 表具33×196 ヤケ シミ  オレ 即中斎箱書 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保 九・1838)は臨済宗の僧、大徳寺四 百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。 号に洛陽人、松月老人、松月叟など。

G-197 山田紫光

芙蓉画賛幅 ¥70,000~ 付共識箱(桐) 紙本 牙軸端 24×42 表具29×120 久田宗也賛

G-200

岡田雪台 達磨詠色紙幅

¥50000~

G-198 小堀篷雪 三字書幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉)

紙本 黒塗軸端 56×21 表具61×109 シミ ヤブレ 「水浮元」 小堀権十郎(寛永元・1625~元録七・1694)は茶道家。名を政尹、篷雪 と号す。流祖宗甫の二男で、二代宗慶の弟。

付木箱(桐 貼札)

紙本 黒塗軸端

18×19 表具28×142 ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 岡田雪台(寛政十一・1799~明治元・1868)は旗本、茶人。伊勢守。初 名は善功。隠居して松林寺住職。

G-201 即中斎 二字書額

G-199 吸江斎 二字書幅 ¥60,000~

付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 黒塗軸端 太巻 48×27  表具50×116 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は表千家十代。

¥50000~ 紙本 23×26 額42×45 即中斎宗左(明治三 十四・1901~昭和五十 四・1979)は表千家十 三代。十二代惺斎の次 男。昭和十二年襲名。 幼名は覚二郎、号に無 尽・清友軒。

128 G

G-202 売茶翁 細字幅 ¥180,000~ 付木箱(桐) 紙本  牙軸端 44×30 表具46×106 ヤケ オレ 表具オレ 「丙子(1756) 八十二翁」書中

¥150,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 大倉好斎極札 紙本 黒塗軸端 25×28 表具46×110  薄シミ 表具オレ、スレ

柴山元昭(延宝三・1675~宝暦十三・1763)は煎茶道の始祖。肥前蓮池生まれ、十一歳の時、黄檗宗龍津寺の創建者化霖禅師のもとに学び、後に宇治の 黄檗山に入る。僧名月海元昭禅師、別名高遊外、自称売茶翁。茶の知識は長崎遊学中に清人から学んだ。当時の文人たちを自由な形式の煎茶道で魅了した。 著書『梅山種茶譜略』など。

G-204 今橋春斎 炉屏 ¥50,000~ 付共箱(杉) 紙本  48×10×29 シミ 岡島友仙書画 今橋春斎は、戦前から大阪で煎茶道具を主に指物師として活躍した。

G-206 煎茶棚 ¥50,000~ 42×26×56 ヒビ 天板剥離

129 G
G-205 刺繍煎茶斗帳 ¥50,000~ 付識箱(桐) 73×97 G-203 売茶翁 書幅
煎茶

華道

H-001 備前花入 ¥200,000~  付時代箱(杉) カピタン縞仕覆 105×10×23 口辺ワレ接合補修

H-002 銅龍頭吊花入 ¥100,000~ 29×14×17

H-003 田辺竹雲斎 蝉時雨掛花籠 ¥50,000  付共箱(桐) 23×10×16 田辺竹雲斎は竹工芸家。

H-004 銅水盤 ¥50,000 60×60×31

H-005 勝水 鍛銅花壺 ¥70,000~ 付時代箱(杉) 21×21×31 底刻銘

H-006 南蛮花入  ¥60,000~ 付曲物箱 9×9×21  口辺小カケ  底補修(ユガミ補正)

H-007 肥原康甫 未生流華術巻物 二 ¥50,000~  付木箱(桐 シミ) 紙本 骨軸端 1063×26 表具1095×30ほか  シミ 表具シミ 「昭和十一年(1936)十月、昭和十二年(1937)六月」跋識

130
H

i-001 鹿児島寿蔵 紙塑童人形 ¥200,000~

付二重箱(内共桐・損傷 外識) 像高11 鹿児島成恵箱識 「微風」原題 鹿児島寿蔵(明治三十一・1898~昭和三十六・1961)は紙塑人形作家・歌人。 福岡市生。博多人形師有岡米次郎に師事。紙塑人形を独創し、昭和三十二年重要 無形文化財「紙塑人形」の保持者に認定された。またアララギ派の歌人としても 知られ、歌誌「潮汐」を創刊、宮中歌会始の選者もつとめた。歌集に「故郷の灯」 がある。

i-002 持弓矢若衆人形 ¥80,000~

付識箱(桐 貼札・虫喰) 彩絵台 像高17 「第4回人形一品会」箱識 うなゐ荘旧蔵

131
K-001 無尽燈 ¥100,000~  付時代識箱(杉) 15×15×57 K-002 別府細工梯子燭台 三 ¥100,000~  付芯切鋏 芯入 大20×20×60ほか  火皿後補 K-003 鉄燈籠 ¥100,000~ 総高153  屋根カケ 「天正十四年(1586) 与次郎」鋳銘
燈火器 i K
人形

K-005 切子形灯籠 ¥90,000~  付識箱(杉)二 絹房絵画絹 25×25×56 「昭和四年(1929)」箱識

K-006 黄銅旅持燭台 ¥70000~  付木箱(桐) 5×5×15 「民乗(花押)」底彫銘 絡繰根付

K-007 鉄胎家紋唐草蒔絵手燭 一対  ¥70000~ 付木箱(桐) 総長27 小ヒビ  共色補修 平四ツ目紋を共通し、丸に三ツ柏紋と桜花紋を据 える。

K-008 鋳銅草花透吊燈籠 一対  ¥90,000~ 29×29×37

K-009 鉄多燈台 二 ¥50,000~  62×10×13ほか

K-010 黒漆塗菊燭台 一対  ¥50000~ 21×21×85

K-011 銅鍍金燭台 一対  ¥50000~ 23×23×61

K-012 黒漆塗燭台 一対  ¥50000~ 付木箱(杉 貼札) 17×17×66 硝子火舎 「明治四十一年(1908)」貼札識

K-013

木胎黒漆塗電気行燈 ¥58,000~  総高75(フードを除く)

132
K

L-001 備前硯

¥150,000~  付識箱(桐 着色) 更紗仕覆 22×17×25 ソゲ 不明方印  桂又三郎箱識

M-001 豊庵 金地獅子牡丹蒔絵四段印籠

¥300000~ 付印籠箱(桐) 6×2×85 内梨子地 「豊庵作」銘  珊瑚緒締 木彫獅子根付

L-002 銅桃双猿筆架 ¥50,000~ 14×75×7

M-002 金溜初音蒔絵五段印籠 ¥300,000~  付印籠箱(桐 貼札) 75×2×105 紐脆弱 内梨子地 瑪瑙緒締  木彫丸龍根付 金工鶯

133
L M
文房 提物

M-004 秋草鹿蒔絵四段印籠 ¥230,000~ 5×3×10  底縁、紐通補修 天板小アタリ 内梨子地 彫漆緒締 象牙地鏡根付 (「秀」銘)

M-005 梶川

金溜二福神留守蒔絵

四段印籠 ¥150000~ 付印籠箱(桐) 金工緒締 象牙寿老根付 5×2×65 小アタリ 内梨子地 「梶川作(花押)」底銘

M-006 金唐革腰差煙草入 ¥80,000~ 12×75×2  銀牡丹前金具 珊瑚緒締 七福神彫竹煙管筒(加納鉄哉銘)

M-007 一ツ提煙草入 ¥60,000  付木箱(桐) 象牙緒締  象牙虎根付(「鈴木」銘) 11×2×7

M-008 菊寿蒔絵四段印籠  ¥55,000~ 付印籠箱(桐) 硝子緒締 ウニコール根付 55×3×9 内潤塗 天部に寿字

総長17ほか ①金工河豚形墨壺 ②唐木(付緒締、象牙素文根付)

134
M-009 鹿角松渓独釣彫煙管筒 ¥60000~ 付木箱(モミ)
銀煙管 総長20
M-010 矢立 二 ¥50000~
M

M-011 緒締 三十九 ¥280,000~ 付仕切箱(桐) 大3×3×3ほか

M-012 緒締 十四 ¥150,000~ 15×15×2ほか 含象牙四点

M-013 木彫犬根付 ¥150,000~ 4×3×3 「一光正克」彫銘

M-014 提物コレクション ¥150,000~ 煙管長22ほか

M-015 瓢形小物 九 ¥80000~  付木箱(桐)5 25×25×45ほか

M-016 裏座 二十九 ¥60000~  付木箱(桐) 4×2ほか

M-017 玩具極小煙草入 三  ¥60000~ 付木箱(桐)3 4×35ほか

135
M

象牙ほか

136
M-019 象牙天球 ¥150,000~ 付ガラスケース 唐木台  13×13×13 M-022 全形象牙 ¥300,000~ 総長94 10kg 登録記号番号第150-001547号 M-020 象牙竹蝸牛蒔絵掛花入 ¥120,000~ 75×6×17 蒔絵剥離 在銘
M-021 象牙 観音立像 ¥100000~  付識箱(桐)  総高30 M

M-027

象牙猪 ¥70,000~ 付合箱(桐) 25×8×10

M-024 象牙金装オペラグラス ¥70000~ 付ケース  12×45×55

M-026 牙軸端 二十八組 ¥70000~ 25×25×3ほか

M-028

玉章 象牙射手 ¥60000~

付共箱(桐) 像高12

底朱銘

M-029 ウニコール・鹿角箸 二組

¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 総長19ほか

137
M-023 象牙獅子鈕香炉 ¥100000~ 付硬木箱 唐木台  16×11×14 M-025 鼈甲眼鏡 ¥60000~ 付ケース
M

石造 美術

N-001 寄石燈籠 ¥1,800,000~  90×80×240 笠、基礎カケ 火袋ヒビ  擬宝珠ワレ接合補修 奈良石 「天文五年(1536)」火袋刻銘 六部式  鎌倉時代宝塔笠

138
N

※これらの石造品は下見会へは持参いたしません。 詳細お問合せください。075-254-8851

139
N-003 石造燈台 ¥350000~ 地上80×31×198 本鞍馬石 N-002 六角石燈籠 ¥400000~ 83×74×240 江州 六部式
N
140
N-005 六角石燈籠 ¥350000~ 102×86×240 小カケ ソゲ  六部式 関東系
N
N-006 活込石燈籠 ¥350000~ 地上75×68×182 太閤石  五部式

¥250,000~  85×68×183 六部式

※これらの石造品は下見会へは持参いたしません。 詳細お問合せください。075-254-8851

¥50000~ 82×82×21 済州島

¥250,000  地上55×55×152 「愛宕山大権現」竿刻銘 「明和五(1768)年二月」刻銘 五部式

二 ¥70000~  大62×62×22 小53×53×17 飛鳥石

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N-007 六角石燈籠 N-009 葛屋形石燈籠 ¥120,000~  66×52×111 四部式 N-011 臼石 N-012 臼石 二 ¥60000~  大63×63×29 小55×55×20(カケ) 御影石 N-010 臼石 N-008 活込石燈籠
N
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N-014 石橋 ¥280000~ 233×94×52 庵治石 N-016 紅加茂自然石 ¥120000~ 94×90×45
N
N-015 鞍馬石水鉢 ¥150000~ 地上高90×93×133

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N-018 六角六地蔵二層石塔 ¥700,000~ 83×78×230 カケ ソゲ  基礎ワレ 七部式 N-017 天龍川石標 ¥800000~  地上26×24×213 「天正十二年甲申年(1584)三月□祥□之」 刻銘
N

N-020 高麗五重層塔 ¥1,000,000~ 120×120×220 下台後補

二層、三層、屋根石接合補修 獅子彫一層目と層塔部は別石

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景道

N-021 石柱改水鉢 ¥70,000~ 48×48×88  御影石

N-022 東福寺天目釉盆栽鉢 一対 ¥100000~  付識箱(桐) 18×14×5 満岡忠成箱識

N-023 香玉堂 銅長方水盤 ¥80,000~  付共箱(杉) 45×24×6

N-024 諸家寄盆石画賛帖 ¥100,000~ 付帙 紙本 35×20 帖39×25×3 シミ 貫名海屋、中沢雪城ほか

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N

陶磁器

O-002 中世古窯大壺

常滑大壺として出品されたが、常滑とするには口造りに違和感があり、 総体的には越前系を想起した。が、越前の丸縁とも相違がみられる。肩の 押印を含め加賀古窯も視野に入れたが、個人的にしっくりしない……と いう逡巡の中、『中世のやきもの』に極めて似た大壺を見出した。土色を 除けば兄弟のような大壺である。ともに肩口に沈線を刻し菊印文を押し、 掲出は三条沈線の線間に菊印文を施している。浅学を忘れ、常滑以外に産 地をもとめるべきではないかと愚考し、敢えて中世古窯とした。

『中世のやきもの』(МIHO МUSEUМ,2010年,P130No56)

145 O
O-001 信楽大壺 ¥320,000~ 39×39×49 ソゲ ¥300,000~ 46×46×51 口辺ソゲ O-003 備前大壺 ¥300,000~ 付木箱(杉) 桂又三郎書付木札 33×33×40 O-004 常滑大壺 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札) 39×39×44  三耳欠失 口縁カケ 辻清明旧蔵貼札

O-006 細工備前孔雀 ¥300000~ 付木箱(桐) 所載本  総高31 鶏冠補修 『古備前のすべて』(岡田宗叡・1988)所載

O-007 細工備前文殊菩薩伏香炉 ¥220000~  付時代識箱(杉 桟一欠) 26×16×23 窯キレ

O-008 備前中壺 ¥150000~ 付時代識箱(杉) 黒塗蓋  21×21×22

¥150000~ 付識箱(桐) 30×30×43

146 O
O-009 備前波状文壺

O-010 信楽掛花入 ¥150,000~ 付時代合箱(補材) 10×10×20 縁ワレ接合補修

¥100,000~  付古備前鑑定委員会鑑定書(備前焼陶友会) 25×25×32

O-012 備前三耳壺 ¥100000~  29×29×40 耳一欠 底ヒビ

O-013 信楽中壺 ¥96000~  付木箱(モミ 貼札) 27×27×36 口辺カケ

¥80000~ 38×38×49

147 O
O-011 備前波状文壺 O-014 備丹壺 口辺ソゲ

O-016 備前鳶口蹲 ¥80000~

付識箱(桐 貼札) 16×16×16  窯キレ 口辺共色補修

O-017 伊賀内反鉢 ¥50000~  付識箱(桐) 20×18×8 窯キレ

O-018 備前小鉢 五 ¥50000~

付時代識箱(桐) 13×13×3 ワレ接合補修 「からつさら」箱識

O-019 備前細口瓶 ¥70000~

付識箱(桐) 11×11×215

O-020 信楽壺 ¥50000~ 33×33×36 胴ヒビ

O-021 信楽匣 ¥50000~ 18×17×21 底部補修

O-022 備前三耳壺 ¥50000~ 付識箱(桐) 26×26×315 口辺共色補修

O-023 備前波状文壺 ¥50000~ 29×29×37

O-024 備前壺 ¥50000~ 30×30×43 口辺カケ

O-025 備丹壺  ¥50000~ 30×30×43  口辺カケ 腹打

148 O

O-026 瀬戸瓶子 ¥190000~ 付木箱(桐) 16×16×27  口辺共色補修

O-028 絵瀬戸玉絵皿 ¥150,000~ 付木箱(桐) 21×19×2

O-027 瀬戸飴釉四耳壺 ¥100000~ 22×22×29 口辺ソゲ

O-029 笹鯛絵油皿 ¥80000~ 22×22×4 磁貫 ソゲ

O-030 加藤春舟 四方食籠 ¥100000~  付時代箱(杉 貼札 大破) 18×18×15 底印  三ツ葉葵紋

149 O
ヒビ

十 ¥200,000~ 21×13×2   共色補修1 小剥離

¥50,000~ 付時代箱(杉) 27×27×3 ヒビ 小ソゲ

源内焼は宝暦年間(1751 1763)に讃岐国大川郡にて、平賀源内が長崎を訪れた際に得た交趾焼の技法を倣い、讃岐豊岡村の土を用いて茶器を製作した ことに始まる。郷里の人々に伝わり、舜民焼となり、源内焼といわれた。

¥60,000~ 付識箱(桐) 総高16

O-035 三田青磁亀形小皿 七  ¥70,000~ 付合箱(桐) 11×9×3

十 ¥50000~  付割付箱(杉) 22×10×2  ヒビ 磁貫 釉剥離 接合補修

O-038

¥70,000~ 付木箱(杉) 35×35×20 縁カケ 磁貫

O-039 黄瀬戸向附 ¥50,000~ 付木箱(桐) 16×16×6 磁貫 口辺小ソゲ

¥50,000~ 付時代箱(杉 貼札) 19×18×3 磁貫 窯キレ

O-040 黄瀬戸堀手水注 ¥50,000~ 付識箱(桐) 14×11×11 口辺金補修 蓋カケ  注口呼継 加藤景秋箱識

150 O
O-032 源内焼娥眉山長皿 O-033 源内焼呂洞賓文皿 O-034 三田青磁寒山拾得 O-036 絵替鉄絵長皿 O-037 美濃安南鉄絵擂鉢 瀬戸草花文四方菓子皿
金補修

O-041 朝鮮唐津曲首徳利

¥250,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 105×105×21 頸補修

O-042 平戸鍾馗 ¥100,000  付木箱(杉) 総高29 磁貫 ソゲ

O-043 高取飴釉瓶 ¥70,000~

付木箱(桐) 10×10×205 口縁銀補修

高台から胴部ヒビ補修

O-044 高取徳利 ¥50,000~

付木箱(杉) 9×9×14 窯キレ

O-045 小代片口 ¥50,000~

付溜塗時代箱(杉) 23×20×9 磁貫 ソゲ  釉剥離

O-046 武雄唐津松絵甕 ¥50000~  32×32×32 ヒビ 磁貫 弓野

151 O
152 O
O-048 五彩花鳥文隅切四方皿 ¥800000~ 付時代箱(桐) 20×20×25 縁、高台ソゲ 古九谷手

O-049 柿右衛門手草花文中皿 五 ¥800000~ 付木箱(モミ)

153 O
19×19×3 磁貫2 縁紅

O-051 後期鍋島水車文大鉢 ¥200,000~ 付木箱(桐) 305×305×95 青磁染付

O-053 藍鍋島桃七寸皿 ¥100,000~  付木箱(桐) 20×20×55 金補修

O-054 染付鶉文皿 ¥100,000~

付木箱(桐) 195×195×2

O-055 網手染付壺 ¥100,000~

付木箱(桐 貼札) 105×105×13 金補修  初期伊万里

154 O
O-052 鍋島青磁大香炉 ¥200,000~ 315×315×20 菊紋足飾

O-056 九谷松山四段重 ¥150000~ 付時代識箱(杉) 15×15×25  窯ヒビ 磁貫 ヒビ ソゲ 剥離補修 底銘

O-057 錦手沈香壺 ¥100000~ 25×25×54  磁貫 蓋裏ソゲ、ヒビ

O-058 色絵富士形皿 五 ¥70000~ 付木箱(桐) 17×10×3ほか 磁貫3 灰降 古九谷手

O-059 錦手鷺輪花縁皿 二十 ¥70000~ 付識箱(杉) 215×215×35

O-060 錦手蓋付煮物碗 二十  ¥60,000~ 付時代箱(杉) 12×12×85  蓋カケ1

O-061 錦手風俗文大皿 ¥60,000~  54×54×75 「祥瑞山雷華製」底赤絵銘

O-062 赤絵鍾馗文三重鉢 ¥50,000~ 付木箱(杉) 大21×21×65 小15×15×55ほか

30×30×60

155 O
O-063 錦手八角小鉢 十五 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 145×145×45  磁貫1 O-064 錦手捻小皿 二十 ¥50,000~  11×11×2 高台ソゲ2 金補修5 O-065 扇面色絵杖立 ¥60,000~

O-067 染付草花文徳利 ¥70,000~ 付木箱(桐) 11×11×24 口辺アタリキズ 磁貫  初期伊万里

O-068 染付網文徳利 ¥50,000~ 付識箱(桐) 7×7×14  口辺ソゲ 初期伊万里 ※P176にも掲載あり

O-069 染付草花文徳利 ¥50,000~ 付木箱(桐) 11×11×215 口縁蒔絵補修  初期伊万里

O-070 色絵捻徳利 ¥50,000~ 付木箱(桐) 11×11×23 伊万里

O-071 染付桐折松葉文皿 ¥50,000  付木箱(桐) 185×185×3 輪花縁紅

O-072 染付山水文七寸皿 ¥50,000  付識箱(桐) 20×20×45 磁貫 ヒビ  初期伊万里

O-073 登龍賢人望瀑文皿 ¥50,000  付合箱(杉) 31×31×5 灰降

O-074 染付微塵唐草文三段丸重  ¥50,000~ 付合箱(杉) 18×18×21 磁貫

O-075 染付大鉢 ¥60,000~  38×38×13 伊万里

O-077

染付花唐草

文向付 五  ¥70000~  付木箱(桐) 11×11×55

O-076 青磁牡丹刻大皿 ¥60,000~  付木箱(杉 貼札) 36×36×8 初期伊万里

O-078 染付八角鉢 五 ¥50000~ 145×145×4 高台窯キレ

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O-079 尾形乾山 鉄絵長方皿 五 ¥1,500,000~ 付木箱(杉) 235×10×2 ソゲ 磁貫 窯キレ 絵替草花画賛 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉 介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

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O-081 尾形乾山 百合絵皿 五 ¥300,000~  付時代識箱(桐 蓋反り) 15×15×15 磁貫 窯キレ

O-082 尾形乾山 松林色絵茶碗 ¥250,000~  付時代黒塗箱(桐) 14×14×9 高台内鉄絵銘

尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉 介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O-083 仁阿弥道八 龍田川色絵鉢 ¥80,000~ 付共箱(桐) 145×14×10  乾山写

O-084 仁阿弥道八 刷毛目茗瓶 ¥60,000~ 付共箱(杉 火傷) 10×7×7

道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。伊勢亀山藩士出身で初代(元文五・1740~文化元・ 1804)の時、京へ出て粟田口で開窯。松風亭、空仲、周平と号し、動物・人物置物、香合・酒器を製作 した。二代仁阿弥道八(天明三・1783~安政二・1855)は光時、法螺山人、松風亭、華中亭とも称し、 京焼中興の名工といわれ、歴代で最も有名。青木木米、永樂保全と共に頴川門下の逸材、幕末の三名 工として知られ、当時の文人趣味、煎茶趣味に走らず、伝統的な仁清風、乾山風な雅陶をよくした。

O-085 三浦乾也 七宝文火鉢 ¥50,000~ 28×28×17 ヒビ 鉄絵銘 三浦乾也(文政四・1821~明治二十二・1889) は陶芸家。号に天緑堂。尾形乾山の技法を継承す る陶工。また、わが国最初の西洋型軍艦開成丸を 建造した多才にして異能な経歴が知られる。

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¥50000~  付木箱(杉) 17×16×19  脚共色補修 ヒビ 磁貫

16×16×37 磁貫 高台ソゲ 無印 偕楽園焼は紀州藩の御庭焼。藩主治寶が文政二年(1819)に開窯し、嘉 永五年(1852)に廃窯となる。楽了入、旦入、慶入、仁阿弥道八、永樂保 全らが携わった。

五 ¥50000~ 付識箱(桐) 9×9×10 ソゲ 底印 眞葛長造(寛政七・1796~万延元・1860)は陶 工、宮川家十一代。名蝶三郎、号延寿軒、九代茶 碗屋長兵衛、楽長造と称した。青木木米に陶技を 学び、のちに東山真葛原に移窯し作陶する。

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O-089 湊焼木魚形手焙 ¥50000~  付時代識箱(杉) 20×16×21 丸印 O-091 青磁牡丹透香炉 ¥50000~  24×23×18 窯キレ O-088 古清水葛屋香炉 O-087 伝偕楽園筒形花入 ¥55,000~ 付木箱(杉 蓋欠) O-086 古清水鶴首花入 ¥80,000~ 付木箱(桐) 12×12×29  磁貫 O-092 竹色絵徳利 ¥50000~  21×21×30 窯ヒビ O-093 珉平黄三重鉢 ¥50000~  付木箱(杉) 大16×16×5 小13×13×5ほか O-090 真葛長造 蓋向付

新陶磁

O-095 河井寛次郎 草花文壺 ¥250000~ 付共箱(桐) 15×15×22

O-096 河井寛次郎 黄釉高杯 ¥200000~ 付共箱(桐) 19×19×10 磁貫

河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と 制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八 年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

160 O
O-097 河井寛次郎 鉄絵茶碗 ¥150000~
付共箱(桐 着色) 16×16×55 磁貫
O-098 河井寛次郎 鉢 ¥250000~ 付共箱(桐) 21×21×8  磁貫

O-099 河井寛次郎 呉須筒描線文碗 ¥200,000~

付識箱(桐) 155×155×7 河井紅葩箱識

O-100 河井寛次郎 呉須湯呑 ¥50,000~ 付識箱(桐) 9×9×65 河井武一箱識

河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と 制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八 年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O-101 バーナード・リーチ 草文壺画額 ¥60000~ 紙本 19×28 額44×56 薄シミ 「1963」 浜田晋作識シール

O-102 バーナード・リーチ 巡礼画額 ¥60000~ 紙本 20×30

額51×61 薄シミ カタカナリーチ署名  浜田晋作識シール バーナード・リーチ (明治二十・1887~昭和五十四・1979)はイギリスの陶芸家。香港生まれ。ロンドン美術学校でエッチングを学んだ後、明治四十 二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、柳宗悦、濱田庄司らと交流。大正九年帰国、セント・アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイギリスの技法を適 用、独自の作風を展開した。

O-103 バーナード・リーチ 山松画額 ¥50000~ 紙本 29×31 額57×69 薄シミ 「1961」 浜田晋作識シール

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O-105 北大路魯山人 織部網手角鉢 ¥250,000~

付識箱(桐) 22×22×3 黒田陶々庵箱識 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名 房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正 十四年超高級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星 岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染 付・赤絵と多岐にわたった。

O-106 中川一政 黒織部面取茶碗 ¥250,000~  付木箱(桐) 所載本 15×14×75 『中川一政新作展』(1988)所載 中川一政(明治二十六・1893~平成三・1991)は東京生まれ。大正三 年巽画会に油絵初入選。翌年巽画会最高賞受賞、大正四年(1915)草土社 を岸田劉生・木村荘八らと組織、同人となる。新文展審査員、春陽会会 員。昭和五十年文化勲章受賞

O-108 十三代酒井田柿右衛門 錦花鳥文壺 ¥100,000~  付共箱(桐) 21×21×18

O-109 三浦竹軒 赤絵金彩盃

二十  ¥50000~ 付共箱(桐)2 6×6×5

O-110 三浦竹軒 赤絵金彩徳利 五  ¥50000~ 付共箱(桐) 6×6×115

三浦竹軒(明治三十三・1900~平成二・1990)は初代三浦竹泉の三男。三代竹泉を継ぐ。昭和九年 竹軒と改号。政府認定技術保存資格者。主に金襴手が得意で、茶道具、花器等を作る。

O-111 永楽妙全  芙蓉手染付徳利 十 ¥60000~  付共割付箱(桐) 7×7×14

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O-107 十三代酒井田柿右衛門 錦牡丹鳥文壺 ¥100000~ 付共箱(桐) 16×16×21

O-112 初代徳田八十吉 古九谷紋意大花瓶 ¥600,000~ 付共箱(桐) 24×24×45 徳田八十吉は九谷焼の陶 工。初代八十吉(明治六・ 1873~昭和三十一・1956) は号鬼仏。昭和二十八年、 九谷焼の無形文化財に認定 される。

163 O

O-115 河井誓徳 白磁大壺 ¥200000~

付二重箱(内共桐) 所載本 39×39×40 「白象」原題 「昭和四十八年日展出品作」箱識

『河井誓徳展』(大分県立芸術会館 平成十四)所載

O-114 中塚善次 友楽園陶胎野菜

¥380000~ 付共箱(桐)5  林檎9×9×8ほか  ソゲ、接合補修 中塚善次(明治二十五・1892~ 昭和五十五・1980)は大阪の陶工。 自宅裏庭に築窯し、成形から本 焼成までを一貫して自作した。

O-117 辻清明 信楽丸壺 ¥100000~ 付共箱(桐) 24×24×18 窯キレ 辻清明(昭和二・1927~平成二十・2008)は東京都出身。信楽、伊賀、 無釉、焼きしめに取り組んだ。多摩丘陵に築窯。

O-116 加藤十右衛門 志野橋絵茶碗 ¥100000~  付共箱(桐) 135×125×9

加藤十右衛門(明治二十七・1894~昭和四十九・1974)は瀬戸の陶芸 家。美濃大平の陶祖、加藤景豊の流れをくむ。昭和十五年(1940)に大菅 に八坂窯を開窯し、作陶に従事した。岐阜県無形文化財保持者。

164 O
O-118 船木研児 緑釉押文楕円鉢 ¥90000~  付共箱(桐) 34×30×75

22×7×27

O-120 竹中浩 白磁

三 ¥70,000~  付共箱(桐)2

蓋付小壺(底銘)11×11×10ほか

竹中浩(昭和十六・1941~)は福井県生まれの 陶芸家。近藤悠三に師事。昭和四十五年(1970) に山科に築窯した。日本陶磁協会賞受賞。ヴィク トリア&アルバート美術館・東京国立近代美術 館買上。京都工芸美術作家協会副理事長。日本工 芸会正会員。平成七年京都府無形文化財保持者 指定。

O-121 十四代辻常陸 染付蓋付湯呑  五 ¥50,000~ 付共箱(桐) 95×95×7  宮内庁御用達

O-122 真葛香山

青磁柘榴小禽灰器

¥50,000~ 付共箱(桐) 16×15×11

初代真葛香山(天保十三・1842~ 大正五・1916)は、横浜の陶家。息 子半之助が大正六年に二代目を襲 名。

O-123 井上良斎 片口

¥50,000~ 付共箱(桐) 175×16×6 磁貫 底ヒビ 口縁カケ、共色補修 柴田是真絵付 初代井上良斎(1828~1899)は瀬 戸出身の陶工。

O-124 十二代坂倉新兵衛  手焙 ¥50000~

付共箱(杉) 17×17×29 磁貫 十二代坂倉新兵衛(明治十四・ 1881~昭和三十五・1960)は萩焼中 興の祖。昭和三十二年(1957)「萩 焼」の選択無形文化財に認定。

O-125 大田垣蓮月 釣瓶歌賛花入

¥50000~ 付合箱(桐) 16×15×14 磁貫 窯キレ 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治 八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。夫の死後、剃髪して法名蓮月 と号す。手作りの陶器に自詠の歌を つけて生活の糧とした。

O-127 森陶岳 花入

¥60,000~ 付共箱(桐) 18×18×41

森陶岳(昭和十二・1937~)は岡山県生まれの陶芸家。本名才蔵。岡山県 指定重要無形文化財保持者。

O-128 八木一夫

ジョッキ ¥60,000~  付共箱(杉) 11×95×13 八木一夫(大正七・1918~昭和五 十四・1979)は京都生まれの陶芸家。

O-129 隠崎隆一

緋襷花入 ¥50,000~  付共箱(桐) 12×12×23 隠崎隆一(昭和二十五・1950~) は長崎県福江市出身の陶芸家。大阪 芸術大学卒。伊勢崎淳に師事し、後 独立。日本陶磁協会賞など受賞多数。

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O-119 川口淳 ゾエア ¥80,000~  付共箱(杉)『陶 Vol31』(1992) O-126 森陶岳 花入 ¥80,000~ 付共箱(桐 蓋桟一欠) 16×16×27

O-131 辻村史朗 自然釉大壺 ¥800000~ 付共箱(杉) 41×41×43 信楽

辻村史朗(昭和二十二・1947~)は奈良県生まれの陶芸家。初め画家を志し、のち師を持たず作陶を始める。同五十二年(1977)の初個展以降、国内外で 発表を行う。息子二人も陶芸家。

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O-132 今泉今右衛門 錦花絵花瓶 二 ¥50000~ 十二代(付共箱・杉) 十三代(付共箱・桐) 17×17×21ほか 底染付銘 今泉今右衛門は、肥前有田の窯家。寛文年 間(1661 1673)に始まった赤絵屋十六軒の 一つで、代々赤絵付けを専業としてきた。

鯉江良二

O-133 瑞雲 偕楽園花生 ¥50,000~ 付共箱(桐) 14×14×24 「南紀瑞雲」銘

O-134 織部三段重

¥50,000~ 21×21×21

窯ヒビ 磁貫

O-135 北大路魯山人 呉須赤絵飯碗 ¥50000~  付識箱(桐) 12×12×6  口辺共色補修 黒田陶々庵箱識

O-136 吉向絵替皿 五 ¥50000~  付木箱(モミ) 22×22×25 磁貫  絵替(和堂、道八2、大虞、龍光) 窯印

染錦揃物 ¥50000~ 付共箱(桐)  徳利6×6×13ほか

鯉江良二(昭和十三・1938~令和二・2020)は愛知県常滑市出身の陶芸家。前衛作家。昭和四十七年(1972)、フランス・バロ リス国際陶芸展グランプリ受賞。同五十八年のスイス・ジュネーブの「日本の夏展」で反響を呼ぶ。無所属。

O-138 鯉江良二 備前自然釉器 ¥120000~ 付共箱(杉) 12×12×30

O-139 鯉江良二 灰釉皿 ¥50000~  付共箱(杉) 26×26×35

O-140 鯉江良二 三足四方皿 ¥50,000~ 付共箱(桐) 375×36×3 英国作

O-141 伝鯉江良二 灰釉茶碗 ¥100000~  付識箱(桐 識削除痕) 14×14×8

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O-137 十二代酒井田柿右衛門

小林東五

小林東五(昭和十・1935~)は陶芸家。京都生まれ。小林全鼎の長男。昭和四十八年渡韓し高麗陶 磁、三島手の研究をした。

O-143 小林東五 井戸茶碗 ¥180000~ 付共箱(桐) 14×14×7 磁貫 「鬼童」原題

O-144 小林東五 井戸茶碗 ¥180000~ 付共箱(桐) 16×16×8 磁貫

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O-146 小林東五 刷毛目文字入銘々皿 五 ¥100,000  付共箱(桐) 175×175×45 O-145 小林東五 井戸徳利 ¥100,000~ 付共箱(桐) 11×11×15 口辺金補修 磁貫

人間国宝

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O-147 十三代酒井田柿右衛門 濁手山吹文花瓶 ¥500000~ 付共箱(桐) 共折紙 21×21×26 「伝統工芸秀作展出品物姉妹品」箱識

O-149 鈴木藏 志野茶碗

¥350,000~

付二重箱(内共桐 外黒塗) 14×13×95 鈴木藏(昭和九・1934~平成十三・2001)は岐阜県生まれの陶芸家。 釉薬技師である父に技術を学び、加藤幸兵衛に師事する。日本伝統工芸 展鑑査委員等を歴任。日本工芸会理事。平成六年(1994)重要無形文化財 保持者「志野」に認定。

O-150 富本憲吉 染付柳樹文陶板 ¥230,000  付識箱(桐) 255×255 近藤悠三箱識

富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県の 人。明治四十二年東京美術学校図案科卒業後、英国に留学、工芸に対す る知見を広める。帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で楽 焼を試みて大正四年本窯を築く。昭和元年、東京祖師谷に窯を移し、国 画会に入会。同十九年東京美術学校教授。戦後は官職を辞し、京都に移 り制作に専念。三十年重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。三十六年 文化勲章受賞。色絵に金銀彩を加えた華麗な作風で知られる。

O-151 加藤卓男 ラスター彩花鳥文双耳花瓶

¥250,000~ 付共箱(桐) 16×16×21 加藤卓男(大正六・1916~平成十七・2005)は陶芸家。岐阜県多治見 の幸兵衛窯、丸幸陶苑の家に生まれる。日展特選北斗賞、紫綬褒章など 受賞。多治見市無形文化財、岐阜県無形文化財保持者。平成七年(1995) 重要無形文化財保持者認定。

O-152 金重陶陽 備前緋襷双耳花入 ¥230000~

付共箱(桐) 95×8×22 寿福 金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・1967)は備前焼初の重要 無形文化財保持者。備前市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風備前を甦らせた。

170 O

¥180000~ 付共箱(桐 ヨゴレ) 16×16×30 十三代今泉今右衛門(大正十五・1926~平成十三・2001)は佐賀県生 まれの陶芸家。十二代の息子。「薄墨」吹きつけ技法を創始。

O-154 井上萬二 薄青磁彫文花瓶 ¥120000~  付共箱(桐) 16×16×23 井上萬二(昭和四・1929~)は佐賀県生まれ。十二代柿右衛門に学び、 のち奥川忠右衛門に師事。佐賀県立窯業試験場に入る。磁器轆轤では日 本の第一人者で、昭和四十四年ペンシルバニア州立大の招きで渡米、作 陶を指導。五十四年には「現代の名工」に選ばれる。平成七年には重要無 形文化財「白磁」保持者に認定。日本工芸会参与。有田陶芸協会長。

¥120,000~ 付共箱(桐) 19×15×22 十四代酒井田柿右衛門(昭和九・1934~平成二十五・2013)は佐賀県 生まれ。多摩美術大学卒。父である十三代に師事。昭和五十七年(1982) に十四代を襲名。平成十三(2001)に重要無形文化財「色絵磁器」保持者 認定。有田陶芸協会名誉会長、日本工芸会副理事長ほか。

O-156 富本憲吉 五角香合

¥150000~ 付識箱(桐) 6×6×4 釉メクレ 近藤悠三箱識 富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県の 人。明治四十二年東京美術学校図案科卒業後、英国に留学、工芸に対す る知見を広める。帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で楽 焼を試みて大正四年本窯を築く。昭和元年、東京祖師谷に窯を移し、国 画会に入会。同十九年東京美術学校教授。戦後は官職を辞し、京都に移 り制作に専念。三十年重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。三十六年 文化勲章受賞。色絵に金銀彩を加えた華麗な作風で知られる。

171 O
O-153 十三代今泉今右衛門 色絵緑地草花更紗瓶 O-155 十四代酒井田柿右衛門 白磁玉取獅子

O-158 近藤悠三 柳金彩徳利 ¥100000~ 付共箱(桐)

7×7×14 底染付銘

近藤悠三(明治三十五・1902~昭和六十・1985)は京都市生まれの陶 芸家。本名は雄三。京都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸会 発足と同時に参加した。京都市立芸術大学学長、名誉教授。京都市文化 功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年(1977)染付技法の重要無形文化 財保持者に認定された。

O-159 富本憲吉 染付色絵飾皿 ¥100000~

付共箱(モミ) 24×24×35

富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県の 人。明治四十二年東京美術学校図案科卒業後、英国に留学、工芸に対す る知見を広める。帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で楽 焼を試みて大正四年本窯を築く。昭和元年、東京祖師谷に窯を移し、国 画会に入会。同十九年東京美術学校教授。戦後は官職を辞し、京都に移 り制作に専念。三十年重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。三十六年 文化勲章受賞。色絵に金銀彩を加えた華麗な作風で知られる。

O-160 黒田辰秋 白平茶碗  ¥70000~ 付二重箱(内共桐) 16×16×6

O-161 黒田辰秋 文字入茶碗

¥65000~ 付共箱(桐) 仕覆 12×12×8  磁貫 「山華亭」

O-162 黒田辰秋 運根鈍書額 ¥65000~ 紙本 23×26 額42×45 シミ

黒田辰秋(明治三十七・1904~昭和五十七・1982)は木工・漆芸作家。京都生まれ。父亀吉に師事。昭和四年上賀茂民芸協団を組織。九年志賀直哉の推 薦で初個展。重厚な作風を確立。昭和四十五年(1970)重要無形文化財(木工芸)保持者。

172 O
ヒビ 㐂印

O-163 金城次郎 魚海老文徳利 ¥50,000~ 付共箱(桐) 85×85×13

O-164 金城次郎 魚海老文カラカラ  ¥50,000~ 付共箱(桐) 15×13×105

一対 ¥50,000~ 付共箱(桐) 7×7×4ほか

金城次郎(大正元・1912~平成十六・2004)は沖縄県生まれの陶芸家。壺屋に築窯。濱田庄司・柳宗悦らの支持を得て、戦後数々の陶芸展に出展。昭和 六十年重要無形文化財「琉球陶器」保持者に認定。勲六等瑞宝章。

O-166 近藤悠三 瓢徳利 ¥50,000~

付木箱(桐) 75×75×125 底鉄絵銘 近藤悠三(明治三十五・1902~昭和六十・ 1985)は京都市生まれの陶芸家。本名は雄三。京 都市文化功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年 (1977)染付技法の重要無形文化財保持者に認定。

※P176にも掲載あり

O-169 三浦小平二 青磁ぐい呑 ¥70,000~ 付木箱(桐) 7×7×4 底印 三浦小平二(昭和八・1933~平成十八・2006) は新潟県生まれの陶芸家。小平窯を継承。1997年 重要無形文化財「青磁」保持者に認定。

O-167 富本憲吉 土焼花入 ¥50000~ 付識箱(桐) 11×11×21

増田三男箱識

O-168 富本憲吉 染付湯呑 ¥50000~ 付共箱(杉 貼札) 75×75×8  磁貫

富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県の人。昭和三十年重要無形文化 財「色絵磁器」保持者認定。三十六年文化勲章受賞。色絵に金銀彩を加えた華麗な作風で知られる。

O-170 浜田庄司 縁黒鉄絵鉢 ¥60,000~ 付共箱(桐) 20×20×11 濱田庄司(明治二十七・1894~昭和五十三・ 1978)は神奈川県生まれ。本名象二。昭和三十年 (1955)重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認 定。文化勲章受章。

O-171 石黒宗麿 粉引鉄絵小服茶碗  ¥50,000~ 付識箱(桐) 105×105×7  原清箱識 石黒宗麿(明治二十六・1893~昭和四十三・ 1968)は富山県出身の陶芸家。昭和三十年「鉄釉 陶器」で重要無形文化財保持者認定。

173 O
O-165 金城次郎 魚海老文猪口

O-173 金重陶陽 緋襷八寸皿

¥50,000~ 付共箱(杉) 255×25×6

金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・ 1967)は備前焼初の重要無形文化財保持者。備前 市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風 備前を甦らせた。

O-174 吉田美統 金彩紅葉文飾皿 ¥50,000~ 付共箱(桐) 26×26×35 底銘

吉田美統(昭和七・1932~)は錦山窯三代。昭 和二十六年(1951)錦山窯を継ぐ。平成十三 (2001)紫綬褒章受章、重要無形文化財釉裏金彩 保持者、石川県文化功労者、平成十八(2006)旭 日小綬章受章。

O-175 近藤悠三 染付梅文九寸飾皿  ¥50,000~ 付共箱(桐) 275×275×4 近藤悠三(明治三十五・1902~昭和六十・ 1985)は京都市生まれの陶芸家。本名は雄三。京 都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸 会発足と同時に参加した。京都市立芸術大学学 長、名誉教授。京都市文化功労者。京都市名誉市 民。昭和五十二年(1977)染付技法の重要無形文 化財保持者に認定された。

O-176 浜田庄司 柿釉抜絵花瓶

¥80000~ 付共識箱(桐) 13×13×28

浜田晋作箱識

濱田庄司(明治二十七・1894~昭和五十三・ 1978)は神奈川県生まれ。本名象二。東京高等学 校(現在の東京工業大学)窯業科で板谷波山に師 事した。卒業後京都市立陶磁器試験場で研究を 重ね、大正九年(1920)バーナード・リーチと渡 英、帰国後は益子に移住して制作に励んだ。柳宗 悦、河井寛次郎、芹沢銈介とともに民芸運動の中 心人物として活躍。昭和三十年(1955)重要無形 文化財「民芸陶器」保持者に認定。文化勲章受章。

O-177 十四代酒井田柿右衛門 香炉  ¥50000~ 付共箱(桐) 火舎 10×10×7

O-178 近藤悠三 染付笹文蓋物 ¥50000~ 付共箱(桐) 7×7×35

O-179 十二代中里太郎右衛門 唐津皮鯨茶碗 ¥50000~ 付共箱(桐) 14×13×8

O-180 近藤悠三 天目釉柘榴文扁壺  ¥60000~ 付共箱(桐) 19×19×21

174 O

明治工藝

O-181 金沢金工花瓶 一対 ¥250,000~ 25×25×37

O-182 九谷清閑 三重大皿 ¥150,000~  付識箱(杉 虫喰) 大46×46×10 小40×40×8ほか  磁貫

O-183 薩摩色絵徳利 一対  ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 6×6×21  磁貫 口辺ソゲ金補修 静遊庵銘

O-184 薩摩花瓶 ¥50,000~ 6×6×26 小ソゲ 磁貫 高台共色補修  底印

O-185 九谷色絵金彩蓋物 二 ¥50,000~  ①付共箱(桐 九谷美山) 18×18×10 蓋トリアシ  ②付合識箱(桐) 19×19×11

O-186 錦光山 大名行列文瓶 ¥60,000~ 付木箱(桐) 11×11×13

磁貫 底銘

錦光山家は京都粟田口を代表す る陶家。

O-187 銅金箔押花瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐) 14×11×15 錫杖頭把手

175 O

酒器を愉しむ

O-068 染付網文徳利 ¥50000~ 付識箱(桐) 7×7×14  口辺ソゲ 初期伊万里 ※P156にも掲載あり O-200 李朝白磁盃 ¥30000~ 6×6×3

O-201 縁ワレ景色葉形盆 ¥30000~ 40×20×3

O-202 褐釉四方瓶 ¥30000~ 5×55×10

O-203 褐釉平盃 ¥30000~ 8×8×2

O-204 縁ワレ景色長方盆 ¥30000~ 45×29×5 鎹止

O-205 鉄地秋草文銚子 ¥30000~ 21×155×18

草虫文蒔絵蓋 銀象嵌把手

O-206 京祭礼三組盃 ¥35,000~ 付木箱(桐)

大11×11×4ほか 大高台小ソゲ 祇園祭 葵祭 今宮やすらい祭 O-207 欅隅丸長方盆 ¥30,000~ 40×30×3

O-208 永楽 鉄砂金襴手徳利 一対 ¥30000~  付共箱(桐) 7×7×14 磁貫 O-209 淡路染付盃 十三 ¥40,000~ 付木箱(桐) 6×6×3 磁貫 窯キレ 小ソゲ O-210 磨哲 蘭花彫長丸盆 ¥30,000~ 61×45×4

O-211 色絵越乃魁徳利 ¥30,000~ 付木箱(桐) 9×9×22 「大日本越後國川口辰太郎造」銘 O-212 南京染付盃 二 ¥30,000~ 6×6×4 O-213 松隅丸長方盆 ¥30,000~ 46×32×3

O-166 近藤悠三 瓢徳利 ¥50,000~ 付木箱(桐) 75×75×125 ※P173にも掲載あり 近藤悠三(明治三十五・1902~昭和六十・1985)は京都市生まれの陶 芸家。本名は雄三。京都市文化功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年 (1977)染付技法の重要無形文化財保持者に認定された。 O-214 永楽 金襴手大小盃 ¥30000~ 付合箱(杉) 盃台  盃大75×75×4ほか 高台内銘

O-215 松隅丸長方盆 ¥30000~ 39×25×3

176 O

O-216 備前四方徳利 ¥30000~ 付識箱(桐) 8×7×10  口縁金補修 O-217 染付胴紐盃 ¥30000~ 6×6×4 O-218 丸刳盆 ¥30000~ 付合箱(杉) 34×34×5

O-219 李朝滲徳利 ¥45000~ 付木箱(桐) 9×9×14 O-220 安南染付盃 ¥30,000~ 付木箱(桐 貼札) 8×8×5 金補修 O-221 松長丸盆 ¥30000~ 37×23×3

提げ重箱は、戸外での使用を本来の目的に持つが、床に紅葉狩りの幅を掛け、座敷には緋 毛氈をひろげ、錫の徳利に美酒を満たし、重箱には飛び切りの御馳走を盛れば、座敷でのお 洒落な「紅葉狩り」の出来上がり。道具を楽しむ醍醐味でもある。「道具は使ってなんぼや で」、老爺の言葉を思い出す。

O-222 市原寿一 紅葉美人画幅 ¥30,000~ 絹本 朱塗軸端 51×45 表具54×134  ヤケ シミ ウキ オレ O-223 鳳凰唐草蒔絵野弁当 ¥60,000~ 付錫徳利一対 28×17×27 スレ 小ソゲ 補彩  内朱 O-224 三友蒔絵三重盃 ¥30000~ 大10×10×5ほか 小ソゲ共色補修 O-225 染付杏葉形金彩皿 五 ¥30,000~ 21×17×25 O-226 欅隅丸四方大盆 ¥40,000~ 64×46×3

O-223

177 O

漆藝

P-001 尾形光琳 蒔絵硯箱 ¥680,000~

付二重箱(内時代黒塗貼札杉 破損) 銅水滴 硯石 22×25×55  隅キレ 小アタリ 内蒔絵銘 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、工芸家。琳派の大成 者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の 絵付けも携わった。

178
P

P-002 百虫青貝蒔絵絡繰小箪笥 ¥450,000~ 39×28×32 四面蒔絵

¥300,000  付時代溜塗箱(桐) 63×36×14  小アタリ 極小ソゲ

P-004 上藤紋源氏香蒔絵角盥  ¥300000~ 64×46×24 アタリ  口縁塗改

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P-003 名所色紙蒔絵文机
P

P-006 二代古満寛哉 五節句盃 ¥350000~ 付黒塗箱(桐 ワレ) 11×11×25 「寛哉(花押)」銘

P-008 草花貝藻絵替蒔絵蛤形四段重 ¥150,000~ 付時代識箱(桐) 18×14×28 縁補修 内朱

180
P-007 岡田表寛  絵替吸物膳 五 ¥250000~ 付黒塗共箱 (桐) 30×30×5  スレ P

¥150000~ 付時代溜塗箱(桐 虫喰) 24×13×23 スレ 内梨子地

¥250000~ 付時代識箱(桐) 42×13×23

P-011 家紋散蒔絵厨子棚 ¥200,000~ 付時代箱(杉) 99×39×74 ヒビ 小アタリ  五七桐、丸に抱角、双雀九枚笹(吉田笹)紋

P-012 黒漆塗遠州棚 ¥200,000~ 付時代識箱(桐) 65×34×36

181
P-009 将棋駒蒔絵提重 P-010 若松蒔絵脇息
P

P-014 山水千鳥蒔絵硯箱 ¥100000~ 付時代箱(桐 貼札

蓋ワレ・虫喰) 水滴 硯石 22×24×4  隅キレ 内叢梨子地

黄銅水滴 内黒

P-015 家紋散蒔絵硯箱 ¥70000~ 付鍍銀水滴 硯石  215×235×7 内外梨子地

P-017 氷裂吹寄蒔絵硯箱 ¥80000~ 付赤間硯 素銅水滴 22×25×5 小アタリ、スレ 内叢梨子地

P-018 青貝吉野山文机 ¥100,000~ 60×35×15  スレ ソゲ 剥離

P-019

七宝唐花紗綾蒔絵違雪輪紋形花台 ¥80,000~ 付時代識箱(桐 虫喰、蓋反) 51×32×11

182
P
P-016 青貝水仙文硯箱 ¥85000~ 付木箱(桐) 20×26×5  瓢形硯(「正徳四甲午(1714)仲春於東武彫之」彫銘)

P-020 松藤銀蒔絵手箱 ¥100,000~ 付木箱(桐) 懸子  36×25×27 隅キレ アタリ

P-021 菓子提重 ¥100,000~ 付時代識箱(杉) 23×23×27 スレ 小アタリ

P-022 三ツ葉葵紋蒔絵高杯 ¥100,000~ 33×33×32  ソゲ 剥離 天板ヒビ

P-023 芳斎 瓢蟷螂蒔絵文庫 ¥100,000~  付時代識箱(桐 蓋ワレ、虫喰) 32×42×12 蓋反り  蓋、身隅ワレ、瓢箪葉剥離  内梨子地月下雁秋草 蓋裏在銘 「天保二卯年(1831)」箱識

P-024 中山胡民 吉祥蒔絵三ツ組盃

¥70,000~ 付共箱(桐 貼札)

大11×11×4ほか

中山胡民(文化五・1808~明治三・1870)は、 柴田是真と並び称された印籠蒔絵師。原羊遊斎 の門人となり、若くして名をなす。夕顔、小倉山、 片輪車手箱、鶴岡手箱など羊遊斎のテーマや作 風を継承。胡民斎、泉々、風観子、観などと号し、 後に法橋に叙せられる。

P-025 琉球漆絵丸盆

九 ¥80,000~  付時代箱(杉) 28×28×25 ソゲ8 ワレ

P-026 琉球螺鈿絵替丸盆 六

¥50000~ 付時代箱(杉) 21×21×12  梅2 菊2 牡丹 椿

183
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P-028 菊桐蒔絵食籠 ¥55000~

付時代識箱(桐) 17×17×8  内忍草 「高台寺蒔絵」箱識

P-029 本膳 脇膳 一組 ¥50000~  付木箱(桐)大小2 本膳36×36×195ほか  竹雀紋 雪輪散

P-030 祥窓 名物裂蒔絵煮物椀  十客 ¥50000~ 付共箱(桐) 135×135×9

P-031 松橘蒔絵錫縁香合 ¥70000~ 8×7×5 内梨子地

P-032 牡丹蒔絵大香炉 ¥70000~  付識箱(桐) 火舎 23×18×15  漆絵補修、隅キレ、補修

P-033 桐沢瀉紋蒔絵行器 一対  ¥50000~ 付時代黒塗箱(杉) 38×38×38 スレ 小アタリ 内黒

P-034 根来盃 五 ¥60000~  付木箱(桐 貼札) 85×85×3  高台虫喰 ヒビ 口辺補修

P-035 根来隅切折敷 五 ¥50000~  付合箱(モミ) 24×24×15 隅アタリ2

P-036 野酒燗器 一対 ¥80000~  44×27×45 小アタリ 小剥離

P-038 根来丸合子 ¥50,000~  付木箱(杉 貼札) 105×105×5  蓋ソゲ、共色補修

P-037 漆匠大鉢 ¥100000~ 30×30×15 底ヒビ ソゲ

P-039 根来隅切脚付膳 ¥50000~  355×355×6 隅アタリ ソゲ  天板ヒビ

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P

新漆藝

P-040 正光 立雛織目蒔絵硯箱 ¥300,000~ 付識箱(桐)  銀帆船水滴 硯石 刀子 筆2 22×27×5  内梨子地重色紙蒔絵 蓋裏在銘

P-041 倣武藤山治旧蔵硯台 ¥100,000~  付識箱(桐) 銅鍍金水滴 赤膚陶硯(松田正柏) 20×27×5

P-042 静山仙史 堆黄福寿海香合 ¥120,000~  付共箱(桐) 8×8×3 内黒

¥100,000~ 付火舎 9×9×12

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P-043 金溜春日野蒔絵香炉
P

P-045 根来塗薬壺 ¥50,000~ 付識箱(桐) 75×75×7

P-046 象道人 存星蓋物  ¥50,000~ 付共箱(桐  身一部欠) 18×18×11 ユガミ  スレ 規方補修 内黒 底銘

P-049 宏幸

正倉院 青貝八

稜形平卓

¥60000~ 付共箱(桐) 40×40×10

P-051 三珎園道正  漆絵膳 五  ¥50,000 付共箱(杉) 275×275×4 隅スキ  田中柏陰絵付

P-047 河面冬山 漆絵菓子盆 ¥50,000~ 付共箱(桐) 31×31×4 1882-1955

P-048 漆塗傘形酒次 ¥50,000~ 総長76

P-050 正法寺風 蓋付小椀 十 ¥50,000~ 付識箱(桐) 8×8×8

P-052 青貝天平文 手箱ほか 四  ¥50000~ 付識箱(桐)2 23×27×6ほか 手箱  硯箱 小形硯箱  長方盆

P-054 孔雀杢総黒柿茶棚 ¥500,000~  付飾板 72×27×83

P-053 高村光雲 木彫飛鳥菩薩

立像 ¥300,000~

付木地厨子

像高17 総高27

厨子25×23×40

台坐裏刻銘 高村光雲(嘉永

五・1852~昭和九・ 1934)は仏師高村東 雲に師事。皇居造営 の装飾彫刻も担当。 東京美術学校教授。 帝室技藝員。東西の 彫刻芸表現の融合を 試みた。子は高村光 太郎、高村豊周。

186
P

P-055 木彫自在横木鯉 ¥90,000~  付木箱(桐) 総長41

P-056 葉盆 ¥50,000~ 75×19×15

P-057 木彫金太郎 ¥50,000~ 31×37×31 足指先カケ 柱飾か

P-058 文机 ¥50,000~ 122×44×35

¥50,000~ 61×46×21

三 ¥50,000~ 96×36×27ほか 直脚机(虫喰 ユルミ)

¥50000~ 付黒塗箱(桐)  仕覆 25×25×3 小ソゲ

P-063 車箪笥 ¥80,000~  88×51×84 スレ ヒビ

P-064 舟金庫 ¥70,000~  39×49×45 「備前国藤屋」底墨識

P-065 箱根細工箪笥 ¥70000~ 61×23×61 四面細工

P-066 帳場箪笥 ¥50000~ 73×37×76

P-067 座敷膳棚 ¥50000~ 91×44×172

P-068 近江水屋 ¥50000~ 191×47×181  引手一欠 二部式

※この2点は下見会場へは持参いたしません。 詳細お問合せ下さい。075-254-8851

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P-059 古材机 P-060 文机 P-061 木彫牡丹彫菓子盆 P-062 木彫鷹レリーフ ¥50000~ 67×67
P

金工

Q-001 円鏡 五 ¥400,000~ 付二重箱(内段桐) 115×115ほか 破損1

Q-002 草花波兎文柄鏡

¥70,000~ 付鏡笥(剥離、塗改) 18×29 「藤原光長」銘

Q-003 黄銅地煮色三ツ葉葵 唐草文薬罐 ¥50000~ 26×21×23(把手含む)「昌晴」鋳銘

Q-004 鉄牡丹地文銚子 一対 ¥50000~ 付木箱(杉) 蒔絵蓋 18×13×15(把手含む) 把手銀象嵌

Q-005 鉄秋草兎地文銚子 一対  ¥100,000~ 付時代識箱(杉 蓋ワレ) 蒔絵蓋 23×17×21(把手含む) 把手銀杏銀象嵌 「文政二年(1819)三月吉日」箱底識

Q-006 鉄秋草地文銚子 一対 ¥50,000~ 付時代箱(杉 貼札) 24×18×21(把手含む) 銀象嵌把手  秋草蒔絵蓋(ソゲ)

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Q

Q-007 鉄錠 四 ¥70000~ 17×5×11ほか

Q-008 安芸鉄錠 ¥70000~ 16×8×11

Q-009 錠前 二 ¥50000~ 付木箱(桐) 4×3ほか 鉄地銀象嵌 真鍮

Q-010 動物前金具 十五 ¥70000~  付合箱(桐) 総長4ほか

Q-011 前金具 十七 ¥70000~  付漆絵箱 総長4ほか

Q-012 盛良 金工絵替茶托 五  ¥50000~ 付共段箱(桐) 145×145×2  四分一地覆輪

Q-013 双雀円鏡 ¥50,000~ 105×105×09

Q-014 銅菊桐紋手焙 ¥50,000~  19×19×23

Q-015 銅打出臥美人 ¥50,000~ 90×31×5 KenjiT□□beサイン

Q-017 秦蔵六 鶴首花入 ¥50000~ 付共箱(桐) 5×5×29  口辺赤銅補修 文久年間(1861~64)に初代蔵六が鉄 瓶を製作する龍文堂に鋳金技術を学ん だ後、独立。中国の青銅器を写した鋳造 法による鋳造を手がけ、以後代々「蔵 六」の名で伝統技法を継承する。

Q-016 金工扇重手拭掛ほか 三  ¥70000~ 大33×15×25 21×15×34ほか

189
Q

Q-019 京栄堂 純銀雲鶴吊香炉 ¥500000~ 付共箱(桐) 16×16×14 1800g

Q-020 佐藤助雄 ブロンズ石橋 ¥80000~ 付飾台 総高68 在銘

Q-021 篠崎明雄 ブロンズ女人立像  ¥50000~ 付共箱(桐) 総高40 篠崎明雄(1934~1993)は栃木県出身の彫刻家。 東京芸術大学卒。木彫とブロンズによる作品を 中心に制作。

Q-022 銅狸手焙 ¥56,000~  16×17×22

Q-023 籔内佐斗司 銅鼠 ¥50,000~  付共箱(桐) 35×45×6 「ね吉」原題 20/50

190
Q

貴石・宝石

R-002 宝石箪笥  ¥150,000~ 付鍵 50×41×100

R-001 水晶玉 ¥200000~ 付専用ケース 径93

R-003 翡翠リング ¥130000~ 付ケース  宝石鑑別書、分析報告書(CGL) 151×97×47mm 12号 628ct  脇石015ct Pt900

R-004 珊瑚リング ¥95000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 17-18号 523ct 脇石028、023ct K18

191
R

R-006

ホワイトオパールリング

¥90000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 103×80×28mm 12号 159ct

脇石095ct Pt900

R-007 ボルダーオパールリング

¥85000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 83×68×31mm 15号 125ct 脇石038ct Pm900

R-008 オパールリング

¥85000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 125×85×40mm 12-13号 240ct

脇石031ct Pt900

R-009

キャッツアイリング

¥85000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 14号 227ct  脇石053ct Pt900

R-010 オパールリング

¥75000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 123×88×38mm 10-11号

脇石0560、0247ct Pt900

R-011 オパールリング

¥75000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 123×87×38mm 16号

重量表示なし Pm

R-012 ダイヤモンドリング

¥70000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 10号 100ct Pt950

R-013 彫刻珊瑚リング

¥50000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 11号 充填  脇石004ct K18WG

R-014

オパールペンダント

¥120,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) トップ14×30  総長38 835ct 脇石027ct  トップK18WG 他Pt850

R-015 アクアマリンペンダント

¥115,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ15×60

総長40 228ct 脇石011ct トップK18WG 他Pt850

R-016 パライバトル マリンペンダント ¥100,000~ 付ケース

宝石鑑別書、分析報告書(CGL) トップ09×17 総長39 0926ct 脇石028ct トップPt900 他Pt850

R-017 タンザナイト ペンダント ¥70000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 80×60×32mm 総長40 112ct  脇石045ct トップK18 他Pt850

192
R

R-018 ダイヤモンド ペンダント ¥85,000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ16×21 最長44 単一または複数処理 046ct K18WG

R-019 ダイヤモンド ペンダント ¥85,000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ09×31 総長445 075ct K18WG

R-020 ダイヤモンド ペンダント ¥75,000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ06×22 総長40 050ct  トップPt900 他Pt850

R-021 エメラルド ペンダント ¥50,000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ04×22 総長395  透明剤含浸 107ct 脇石008ct K18WG

R-025 南洋真珠 ペンダント

¥50,000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径116-117mm 総長395 脇石014ct K18

R-022 オパール ペンダント ¥50,000~

付ケース トップ15×35 総長40 085刻印 K18  鑑定書なし

R-023 真珠ペンダント

¥50000~ 付ケース

真珠鑑別書(CGL) 直径108-113mm 総長40  脇石004ct K18WG

R-024 真珠ペンダント

¥50000~ 付ケース

真珠鑑別書(CGL) トップ15×57  総長40 K18

R-026 真珠装魚形ブローチ

¥80000~ 付ケース 45×18 K18

R-027 サファイア

枝花ブローチ ¥60,000  付保証書 28×35 132ct  脇石042ct K18

R-028 シェルカメオブローチ ¥50,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 28×37 K18

R-029 琥珀ブローチ

¥50000~ 付保証書 165×5×2

193
R

R

R-031 珊瑚イヤリング

¥50,000~ 付ケース 保証書 16×16 Pt850

R-032 真珠イヤリング

¥50,000~ 付ケース 11×18  刻印なし

R-033 真珠イヤリング

¥50,000~ 付ケース 保証書 09×09 Pt850

R-034 ダイヤモンドブレスレット  ¥75,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 総長18 100ct K18WG

R-035 エメラルドピアス

¥50,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 総長14mm 透明剤含浸 各014ct  脇石各009ct Pt900

R-036

ダイヤモンドピアス

¥50,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 総長17mm  各025ct Pt900

R-037

ダイヤモンドピアス

¥50,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL) 各3×3mm  各0155ct K18

R-038

彫刻珊瑚ペンダントトップ  ¥60,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 23×36  色素残留 重量表示なし K18

R-039 珊瑚ネックレス ¥50000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 総長54  重量表示なし SILVERTOP

R-040 黒蝶真珠ネックレス

¥50000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 大直径137-138mm 総長43 SILVERTOP

R-041 真珠ネックレス ¥50000~  付ケース 保証書 総長41 K18

194

江戸の科学

S-002 針口天秤 ¥120000~ 付分銅11 皿(中堀与七郎銘) 73×27×75 スレ アタリ

195
S-001 量程器 ¥300000~ 付木箱(桐) 16×15×1  平賀源内発明 S-003 掛和時計 ¥300,000~ 15×15×40 S-004 尺時計 ¥200,000~ 付木箱(杉) 7×7×48  時刻指標後補
S

S-007 司馬江漢 長崎風景画 未装 ¥100,000 付合箱(杉) 絹本 39×67 大アレ 「天明二(1782)」画中 司馬江漢(延享四・ 1747~文政元・1818) は洋風画家。江戸の人。 本名安藤峻、字君嶽、 号不言道人、春波楼ほ か。狩野派、南蘋派を 学んだ後、平賀源内、 小田野直武の影響を受 け安永年間に洋風画に 転向。日本初のエッチ ングの製作に成功、油 絵も製作した。天明八 年には長崎に遊学した。

196
S-006 遠眼鏡 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 蓋桟両欠)  総長143 ソゲ 剥離 「安政四年」箱識 接眼部鼈甲
T-001 埴輪頭部 ¥500000~ 付合箱(桐)  飾台 総高25 考古 S T

T-002 須恵長頸壺 ¥250,000~ 付時代識箱(桐) 18×18×23  口辺カケ

T-003 須恵大壺 ¥250,000~ 44×44×50 胴穴補修

T-004 勾玉入 ¥150000~ 付識箱(桐 貼札) 8×8×5 蓋大破接合補修 「奈良県磯城郡三輪出土」箱識

T-005 鉄鐔 ¥120000~ 付木箱(桐) 9×75×04 ワレ

T-006 黒色研磨土器 ¥50,000~  付時代箱(杉 貼札) 33×18×16 接合補修 嘴形注口

T-007 縄文土器片ほか 七 ¥50,000~ 付木箱(桐 蓋欠) 7×5ほか

T-008 銅剣 ¥50,000~ 付木箱(桐) 総長66 オレ

197
T

亞細亞ほか T

T-010 ガンダーラ出城釈迦 ¥1000000~

付木箱(桐) 飾台 像高35

198

T-011 ストッコ男性頭部 ¥140000~ 付飾台 市川清識額  総高85(台含まず)

T-012 伝ニューギニア環状連貝貨 三 ¥150000~  付木箱(桐) 総長83ほか

T-013 印度布 六 ¥60,000~ 93×180ほか

T-014 コプト裂断片 一口 ¥50,000~ 9×9ほか

T-015 ミニアチュール額 ¥50,000~  紙本 4×7 額205×235 ヤケ シミ

199
T
200
T-017 紺硝子ほか首飾 五  ¥50000~ 付時代箱(桐) 総長29ほか T-019 銅造南伝佛手 ¥60,000~  付飾台 17×8×15 T-022 ペルシャ銀狩猟文壺  ¥50000~ 28×28×24 T-020 ペルシャ水注 ¥50,000~  25×14×38 T-021 ペルシャ狩猟文水盤  ¥50000~ 305×305×13 U-001 紫宙吹硝子盃 ¥100,000~ 6×6×35 U-002 紫型吹硝子盃 ¥100,000~ 6×6×4
T U
T-018 銅箔押菩薩立像 ¥50,000~  像高205 総高235
硝子

U-004 彩絵型吹硝子盃 三 ¥80,000~  付時代溜塗箱(桐 蓋一部欠) 桐箱二 宝珠8×8×15ほか  鶴ソゲ 鯉 宝珠 鶴

U-003 透明型吹硝子三重盃  ¥100,000~ 大55×55×4ほか

U-006 硝子盃いろいろ 八 ¥50000~ 白型吹65×65×3ほか  エナメル 白型吹

U-005 安藤七宝煙草盆 ¥50,000~ 付木箱(桐) 11×11×8 盆39×17×1

U-009 由水常雄 白瑠璃碗

¥50000~ 付共箱(桐) 125×125×85 由水常雄(昭和十一・1936~)は、歴史研究者、 ガラス工芸家。徳島県生まれ。正倉院伝来のガラ ス器を、復元し研究した。のち世界の出土ガラス 器の製作技法を復元し、研究に尽力。

U-007 透明硝子盃 三 ¥50000~  型吹4×4×35ほか

U-008 青色硝子盃 三 ¥50000~  8×8×35ほか ソゲ

¥50000~  13×13×52 無色素地に白硝子を被せ、切子で 文様を透かし出す。

付木箱(杉) 21×21×77

201
U-011 硝子玉吊燈籠 ¥50000~ U-010 乳白硝子ランプ
U
202 V-001 紅白段秋草文唐織 ¥550,000~ 124×151×49 脆弱
V
染織

V-002

緑地長生殿小袖

¥250000~ 116×154×42

V-003 薩摩友禅小袖

¥100,000~ 118×138×45  向蝶五ツ紋

V-004 竹屋町双鶴鯉双幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 蓋・身一部欠 蓋ワレ) 雑木軸端 35×146 シミ スレ 一軸物 「尾張大納言様より拝領 天保十(1839)」箱識

V-005 友禅紅葉白鹿幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本  彫漆軸端 31×98 表具44×180

ヤケ

V-006 友禅竹双鶴幅

¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本  黒塗軸端 42×158 ヤケ シミ  ウキ スレ オレ 虫穴  表具穴 一軸物

203
V

¥200,000~ 付芹沢長介識シール 132×154×45 仮縫

芹沢銈介(明治二十八・1895~昭和五十九・1984)は工芸作家。静岡市生まれ、東京で没。雑誌『工芸』の表紙装幀を契機に民芸運動に参加。重要無形文 化財(型染絵)保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹沢銈介美術館がある。

204
V-009 芹沢銈介 いろは歌貼交風炉先屏風 ¥180000~  付共シール 34×59 屏風174×73 V-008 芹沢銈介 型絵染いろは文字縮緬地着物 V-010 久留米城絣布団地 ¥60000~ 133×160  木綿 四巾 V-012 赤穂緞通 五  ¥50000~ 94×193ほか V-013 志村ふくみ参考品 三十九  ¥50000~ 31×37ほか シミ 残裂か V-011 加山又造原画飾裂 二 ¥50000~ 45×48
V

V-014 大島紬音符着物 ¥100,000~  123×160×49 未使用

V-015 大島紬着物 ¥80,000~  126×163×49

V-016 紬着物 ¥50,000~ 124×163×49

V-017 総紋着物 ¥60000~  124×161×49

V-018 白大島着物 ¥50000~  122×163×49

V-019 縮緬着物 ¥50000~  124×163×48

¥50,000~ 126×166×49

¥50,000~ 126×163×50 未使用

¥50,000~ 125×155×48 未使用

205
V-020 縮緬地白黒縞着物 V-023 友禅着物 V-022 芒文暈着物
V
V-021 縮緬地縞着物 ¥50,000~ 126×157×48

V-025 着物 二  ¥50,000~ 124×165×50ほか  大島袷  格子洒落

V-026 着物 二 ¥50,000~  124×153×48ほか 暈無地 地文

V-027 紬着物 三 ¥60,000~  125×161×48ほか シミ 更紗 描絵 萌黄

V-028 横山大観下絵帯

¥80,000~ 付識箱(桐) 31×444

V-029

源氏物語織絵巻帯

¥50,000~ 31×430

石山寺西陣美術織工房

V-030 月帯 ¥50,000~ 31×436

未使用

V-031 パピルス帯  ¥50,000~ 31×416 未使用

V-032 池口定男 佐波理金茶帯

¥50,000~ 31×424

V-033 錦帯 ¥50000~  31×446 未使用

V-034 帯 三 ¥50000~  31×450ほか 夏用茶地よろけ  青貝色 綴

V-035 法隆寺伝来蜀江錦  ¥80000~ 94×183  龍村平蔵製

V-036 花鳥梅花文錦 ¥80000~ 92×181 龍村平蔵製

206
V

西洋骨董

W-001 ガレ エナメル彩リキュールグラス 五 ¥100,000~  55×55×105 底エナメル彩サイン 第一工房期

W-002 ガレ 金蓮花文小壺 ¥80,000~  65×65×65 器腹サイン

W-003 ドルトン ランベス窯 アイスペール  ¥100000~ 15×13×20 底銘 1878

W-004 果物絵鉢 ¥50000~  付木箱(モミ 貼札) 215×215×10 「昭和十二年」貼札識 イギリス

W-005 金彩硝子葡萄文 デキャンタ ¥50,000~  付識箱(桐) 12×12×22  市川清箱識

W-006 ドイツ髭徳利 ¥60,000~ 付識箱(桐) 15×15×20 口辺小ソゲ

W-007 阿蘭陀黒ガラス方瓶 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 10×10×26

W-008 エナメル彩置時計  ¥80,000~ 7×7×24

207
W

五  ¥50,000~ 8×6×6 窯印

208
W-011 象牙彫豆柴 ¥60000~  付六角ガラスケース 5×6×85 「鈴」彫銘 W-010 マイセン 陶製人形「猿の楽隊」五 ¥100000~  像高17ほか 窯印 JJケンドラー作 W-013 リチャードジノリ カップ&ソーサー 五  ¥50000~ 75×75×5 窯印 W-012 リチャードジノリ カップ&ソーサー W-014 マイセン カップ&ソーサー 四 ¥50,000~  11×9×6 窯印 W-016 マイセン ティーセット ¥50,000~ 85×85×5 ポット C&S二客 窯印 W-017 マイセン ティーセット ¥50,000~ 8×85×4 木製把手ポット C&S五客 窯印 W-015 マイセン 絵替カップ&ソーサー 六  ¥50,000~ 11×9×65 窯印
W
W-018 ウェッジウッド カップ&ソーサー 六  ¥50,000~ 付蓋物 小皿 75×75×55 窯印

W-019 アルベール・マルケ 油彩風景画額 ¥500,000~ 68×54 額93×78 額縁剥離 カンバス

アルベール・マルケ(AlbertMarquet,1875-1947)はフランスの画家。エコール・デ・ボザールでギュスターヴ・モローに学ぶ。そこでアンリ・マティス やジョルジュ・ルオーらと知り合ったことで、後に「野獣派」と評されるグループに属する。当初こそ野獣派らしい非現実的な色調やデフォルメ化を含む 絵を描いたが、「水の画家」との評にもある通り、マルケは野獣らしからぬ穏健な画風を確立しており、世界各地を旅する中でも生涯変わることはなかっ た。

209
W

スリップウェア

表面を化粧土で装飾するスリップウェアは、産業革命以降衰退の一途を辿り、顧みられることはなかった。然しながら、富本憲 吉やバーナード・リーチなどの民藝作家により17世紀イギリスにおけるスリップウェアが見出されたことで、濱田庄司や河井寛 次郎など日本の民藝家に多大なる影響を及ぼすことになる。

W-021 スリップウェア皿 ¥80,000~ 24×24×45  縁小ソゲ 18世紀末  イギリス南西部

W-022 スリップウェア平皿 ¥60000~ 25×25×45 ワレ接合補修 18世紀末 イギリス南西部

W-023 スリップウェア鉢 ¥50000~ 20×20×85 19世紀末  イギリス・ヨーク地方

W-024 スリップウェア植物文平鉢 ¥45,000~ 275×275×6 ヒビ ソゲ  イギリス

W-025 スリップウェア 幾何学文深鉢 ¥45000~ 24×24×95  ソゲ 南ドイツ

W-026 スリップウェア平鉢 二  ¥40,000~ 20×20×45ほか ヒビ補修 カケ  ソゲ イギリス 赤茶色釉

W-027 スリップウェア平鉢 二  ¥40,000~ 18×18×4ほか ヒビ 口縁小ソゲ  イギリス 焦茶色釉

W-028 スリップウェア陶片 一口  ¥30,000~ 6×35×1ほか イギリス運河地方に産出するものは赤土では なく白色胎土を使用し、「カナルウェア」とも呼 ばれる。

210
W

W-029 ペルシャ絨毯 ¥380,000~ 105×165  ウール/シルク イスファハン産 カティブ工房 約100万ノット

W-031 ペルシャ絨毯 ¥70,000~ 138×199 シミ スレ  シルク 約81万ノット

W-032 ペルシャ絨毯 ¥50,000~ 100×146 シルク

W-030 ペルシャ絨毯 ¥320,000~ 122×186  シルク 約81万ノット マラゲ産

W-033 ヘレケ絨毯 ¥50,000~ 44×60 シミ  シルク 約81万ノット

W-034 ペルシャ絨毯 ¥50,000~ 57×83 ヤケ シルク  工房サイン

211
W

W-036 ペルシャ絨毯 ¥200000~ 211×335 ウール/シルク  ナイン産 サイン有

W-037 ペルシャ絨毯 ¥200,000~ 79×118 シルク 約100万ノット

W-038 ペルシャ絨毯 ¥200000~ 79×119 ヤケ  シルク 約81万ノット  マラゲ産

W-039 ヘレケ絨毯 ¥200000~ 78×135 シルク  約81万ノット

212
マラゲ産
W

W-040 ヘレケ絨毯 ¥200,000~ 76×126 シルク  約144万ノット

W-041 ペルシャ絨毯 ¥150,000~ 212×206 シミ ウール  カシマル産

W-042 ペルシャ絨毯 ¥100000~  101×148 ヤケ シルク 約90万ノット  マラゲ産

W-043 ヘレケ絨毯 ¥80000~ 62×89 シルク 約100万ノット  改タペストリー

213
W

史料ほか

Z-001 鳥山巽甫 書状幅 ¥250000~ 付識箱(桐) 所載本  紙本 牙軸端 45×31 表具59×119 ヤケ シミ スレ 『日本書蹟大鑑 第十八巻』(小松茂美・1979)所載 鳥山巽甫(生年未詳~延宝七・1679)は書家。名輔忠、字巽甫。号鶴仙、 入斎。通称孫兵衛。大師流、晋唐の行草を能くした。

Z-002 曽呂利新左衛門 消息幅 ¥190000~ 付木箱(桐)  前田香雪極札 紙本 竹胎蒔絵軸端 37×26 表具40×104  ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ、ヤケ  慶長二十年閏(1615)六月六日 松倉重政宛 曽呂利新左衛門(生歿年未詳)は豊臣秀吉の寵臣。堺に住んだ。はじめ 鞘師として仕えたが、頓智に富み、御伽衆に加えられた。和歌・狂歌・ 茶の湯に優れていたと伝えられる。

Z-003 本居宣長 書簡幅 ¥100000~

付時代識箱(杉 貼札) 所載目録 紙本 黒塗軸端 43×15  表具46×96 薄シミ 表具スレ、シミ 四月十六日 鈴木眞實宛 『郷土関係古事記及日本書紀展覧会出品目録』(市立名古屋図書館・ 昭和十五年)所載 本居宣長(享保十五・1730~享和元・1801)は国学者、語学者。伊勢松 坂の人。号鈴屋、通称彌四郎。

Z-004 吉田兼好 歌切幅 ¥150000~ 付識箱(桐) 極札  紙本 牙軸端 13×23 表具40×133 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 「昭和四十年(1965)」鈴木梅渓箱識 「続古今集巻十一」 吉田兼好(弘安六・1283~正平七・1352)は吉田神社の神官卜部兼顕 の子。朝廷に出仕し佐兵衛佐、従五位下に叙せられるが、後二条天皇の 没後、比叡山横川にて出家。有職故実に通じ、二条為世に和歌を学び、頓 阿・浄弁・慶雲とともに和歌四天王と称される。

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尊 書 忝 拝 見 仕 候 、 茶 碗 二 ツ 御 ミ せ 被 成 候 、 瀬 戸 ハ 新 敷 御 座 候 、 今 ツ ハ さ つ ま や き と 相 見 へ 申 候 、 此 中 者 め つ ら 敷 道 具 、 見 あ た り 不 申 候 、 も し 御 座 候 ハ ゝ 可 掛 御 目 候 、 昨 晩 ハ 播 磨 殿 御 出 被 成 、 ゆ る と 御 座 被 成 、 忝 奉 存 候 、 茶 碗 者 御 使 へ 返 上 仕 候 、 恐 惶 謹 言 閏 六 月 六 日 宗 拾 ( 花 押 ) 豊 後 守 様 □ □ 尊 返 Z

Z-005 蜷川新右衛門 和歌短冊幅

¥190,000~ 付二重箱(内時代識桐) 古筆了意折紙、極札 朝倉茂入、大倉好斎、 汲斎極札 紙本 牙軸端 5×35 表具23×146  清水了因箱識

蜷川家は室町期より続く家系。当主は代々新右衛 門と名乗る。

Z-006 松尾芭蕉 句短冊幅 ¥150,000~ 付時代箱(杉) 大倉好斎極札 紙本 牙軸端 6×36 表具26×152 オレ 表具オレ、スレ、 ヤブレ 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄 七・1694)は俳諧師。

Z-007 大塩平八郎 三行書幅

¥150,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 60×136 表具74×182 ヤケ シミ 穴 ヨゴレ  表具ヤケ 富岡鉄斎箱識 大塩平八郎(寛政五・1793~天保八・1837)は大阪 奉行所与力。儒学者。諱は後素、字は子起。陽明学を 修め、「小陽明」と称される。

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Z-009 本阿弥光悦 消息幅 ¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本  竹軸端 30×28 表具34×106 シミ オレ 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。 号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひと り。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上 げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導 的役割を果たしたと推測される。

Z-011 吉田兼亮 覚書幅 ¥60,000~

付時代識箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 37×18 表具39×93

薄シミ スレ 表具ヤケ、スレ、虫穴 大倉好斎箱識

吉田兼亮(寛永十七・1640~元禄十六・1703)は武士、赤穂浪士の一。 通称忠左衛門。

Z-013 伊達慶邦・宗城 消息巻物 ¥50000~

付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 232×18 表具408×20

シミ 虫穴 表具虫穴、シミ

¥60,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 40×15 表具55×109 シミ オレ 表具大アレ  竹内卯左衛門宛 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の 人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小 文』『奥の細道』等。門人多数。貞門・談林の句風を止揚し中世的美意識 の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。

Z-010 松尾芭蕉 書状幅

Z-012 松下烏石 詩文巻物 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 129×35 表具175×35 オレ 虫穴 表具オレ、虫穴

Z-014 荒木流巻物 四 ¥50000~ 付合箱(桐)

516×18 表具530×18ほか 虫穴 「文政九年(1826)含玉」 巻頭欠失一巻

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Z-015 肖像画賛幅 ¥80000~ 絹本  P軸端 31×53 表具45×133 大ヤケ スレ 穴

Z-016 栗原信充 芭蕉像画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 絹本 竹軸端 30×85 表具39×150 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 高梨一具賛 成竹軒均雨箱識 栗原信充(寛政六・1794~明治三・1870)。字 は伯任。通称は孫之丞。号は柳庵。

Z-017 是深居士肖像画賛幅  ¥50,000~ 絹本 骨軸端(蓋一欠) 30×71  表具42×171 ヤケ シミ オレ 吉田玄瑞賛

Z-018 松尾芭蕉 句短冊幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐 貼札)

Z-019 松尾芭蕉 句短冊幅 ¥60000~

付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 5×35 表具29×122 スレ  表具オレ、スレ

大倉汲水極札 紙本 牙軸端 6×36 表具26×142 スレ 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の人。 北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。

Z-020 市河米庵 三行書幅 ¥50000~ 付識箱(杉 貼札) 絹本 骨軸端 41×110 表具53×173  大ヤケ シミ オレ 市河米庵(安永八・1779~安政 五・1858)は書家、漢詩人。

Z-021 京都画壇合作 源典厩四天王画賛幅

¥50000~ 付共識箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 55×123 表具65×194 薄シミ オレ 岸竹堂・長谷川 玉峰・鈴木百年 頼立斎賛

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Z-022 松平春嶽 書巻物 二 ¥280,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙・唐木軸端(各一) 136×32 272×34ほか シミ オレ

「明治辛亥(1911)夏」犬養毅跋識 「丁巳(1917)之夏日庫山」頼潔箱識 松平春嶽(文政十一・1828~明治二十三・1890)は十六代越前福井藩主。名は慶永、春嶽は号。有能な人材を門閥にとらわれず登用、開明的 な政策をとり名君と称された。明治新政府の議定、大蔵卿など要職を担った。

Z-023 太閤御葬式行列記巻物 ¥150,000~ 付木箱(桐)  紙本 錦包軸端 16×772 表具16×800 シミ スレ オレ キレ  虫穴

Z-024 鮫島白鶴

一行書幅 ¥50,000~

付時代箱(桐) 紙本 骨軸端 34×127 表具47×197 ヤケ シミ  オレ 「七十八才」書中 鮫島白鶴(安永三・1774~安政 六・1859)は書家。鹿児島藩士。名 黄裳。字元吉。通称吉左衛門。別号 鼓川。頼山陽らと親交があった。

Z-025 亀田窮楽

¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 雑木軸端 27×113 表具29×183 薄ヤケ 薄シミ オレ キレ 表具オレ、シミ 亀田窮楽(生年未詳~宝暦八・ 1758)は京都の書家。名曳尾、別号 無悶子。初め鍛刀をしていたが、後 に書を能くして一家を成した。また 画も工。高遊外売茶翁と交友す。

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一行書幅
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Z-026 内藤湖南 三行書幅 ¥200,000~ 付二重箱(内貼札識桐 外溜塗)  絖本 骨軸端 34×123 表具50×195 ヤケ  スレ 表具ヤケ 「丁巳(1917)九月」書中 内藤湖南(慶応二・1866~昭和九・1934)は東 洋史学者、名は虎次郎。陸奥国鹿角郡毛馬内村生 まれ。大阪朝日新聞などの記者を経て京大教授。 著作『支那絵画史』『支那論』ほか。詩文にも長 じ、書をよくした。

Z-027 金子鴎亭 二行書幅

¥55000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 34×138 表具49×199 金子鴎亭(明治三十九・1906~平成十三・ 2001)は北海道生まれの書家。本名は賢藏。別号 に琴城、薊谷。比田井天来に師事。日本芸術院賞 ほか受賞。文化功労者。文化勲章受章。

Z-028 高浜虚子 俳句幅 ¥50,000~  紙本 P軸端 33×130 表具44×179 大シミ 高浜虚子(明治七・1874~昭和三十四・1959) は愛媛県生まれの俳人、小説家。本名は清。正岡 子規に師事。「ホトトギス」を主宰。客観写生、 「花鳥諷詠」論を説いた。文化勲章受章。

Z-029 山下清 一行書幅 ¥80,000~  紙本 唐木軸端 34×132 表具46×191 オレ

「法水斯径(法水蔵書)」巻止印 山下清(大正十一・1922~昭和四十六・1971) は東京生まれの画家。「裸の大将」として親しま れた。

Z-030 岡田茂吉 一行書幅 ¥80,000~ 付合箱(桐) 紙本 潤塗軸端 42×126 表具61×200 シミ 岡田茂吉(明治十五・1882~昭和三十・1955) は東京生まれの宗教家。世界救世教教祖。号は大 樹・自観。箱根・熱海にMOA美術館を創設する。

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Z-032 松井康成 一字書幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本

唐木軸端 64×33 表具75×130 オレ

Z松井康成(昭和二・1927~平成十五・2003)は長野県生まれの陶芸家。 本名は美明。義父の後を継ぎ月崇寺住職となり、築窯して月崇寺焼を復 興。練上手と象嵌の研究に着手。練上嘯裂文、堆瓷など技法を新たに創 案した。日本工芸会常任理事。平成五年(1993)に「練上手」で重要無形 文化財保持者に認定。

Z-033 榊莫山 一字書幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 54×45 表具68×134 「心」 榊莫山(大正十五・1926~平成二十二・2010)は書家、作家。三重県伊 賀生まれ。本名榊齊。京都大学文学部卒。

Z-034 安部栄四郎 一字書幅 二 ¥60,000~

付共箱(桐)1 紙本 潤塗軸端、雑木軸端 52×39  表具65×131ほか 薄ヤケ 薄シミ オレ 表具薄ヤケ 安部栄四郎(明治三十五・1902~昭和五十九・1984)は出雲和紙の製 作家。島根県出身。雁皮紙の特色を生かした出雲民芸紙を創作。昭和四 十三年「雁皮紙」で重要無形文化財保持者に認定。

Z-035 休花斎寸松 置字幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 彫漆軸端 54×39 表具65×127 ヤケ 薄シミ オレ  表具オレ、虫穴、ヤケ

Z-036 田山方南 俳句幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本

雑木軸端 31×23 表具33×102 薄シミ 小オレ 田山方南(明治三十六・1903~昭和五十五・1980)は書道史家。松永 美術館館長。三重県生まれ、名は信郎。著書に『禅林墨蹟』ほか。美濃、 備前、越前で作陶をした。

Z-037 益田鈍翁 消息幅

¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本  黒塗軸端 47×17 表具51×104 シミ 益田鈍翁(嘉永元・1848~昭和十三・1938)は三井物産を創始し大実 業家として活躍するかたわら、茶湯を好み野崎幻庵や松永耳庵とともに 小田原の三茶人として近代茶湯復興に力を尽くした。

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Z-041 会津八一 如来歌賛額 ¥50000~ 紙本 26×23 額41×38  ヤケ 大シミ

Z-038 森田茂吉宛書簡

十 ¥150000~ 紙本 22×17ほか シミ キレ カビ 虫穴  益田鈍翁ほか 益田鈍翁(嘉永元・1848~昭和十三・1938)は三井物産を創始し大実業家として活躍するかたわら、 茶湯を好み野崎幻庵や松永耳庵とともに小田原の三茶人として近代茶湯復興に力を尽くした。

Z-042 村上三島 書扇面額

¥50,000~ 紙本 37×16 額50×50 薄ヤケ 村上三島(大正元・1912~平成十七・2005)は 愛媛県生まれの書家。本名は正一。片山萬年、辻 本史邑に師事。上海美術館特別顧問・特別研究 員。文化功労者。文化勲章受賞。全日本書道連盟 名誉顧問ほか。

Z-039 坪内逍遥 短冊幅 ¥50,000~  付識箱(桐) 紙本 骨軸端 6×36  表具20×144 表具オレ 坪内逍遥(安政六・1859~昭和十・1935)は美 濃太田村出身の小説家、劇作家、評論家、翻訳家。 本名勇蔵のち雄蔵。別号春の屋おぼろ。

Z-040 山本竟山 一行書双幅 ¥50,000~ 付共箱(杉) 紙本 唐木軸端 22×136 表具29×190 オレ

¥50,000~  17×22 額35×42 背面サイン

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Z-043 緒形拳 板書額

Z-045 建武元年拓本屏風  小形 二曲 一隻 ¥50,000~  紙本 100×34 屏風125×39

Z-046 薬看板 ¥50,000~  121×45 縁補彩

Z-047 後藤真慶 木彫人物坐像 ¥50,000~ 像高5 総高8 太刀、持物欠 「鎌倉住運慶二十一世□後藤真慶作 (花押)」底銘 「丹波守」台坐底銘

Z-048 日本風俗写真アルバム 三  ¥50,000~ 象牙彫飾表紙36×28×6ほか

Z-049 戦争関係写真アルバム 六冊  ¥50,000~ 24×29ほか

Z-051 水木しげる 河童千一夜画額 ¥90,000~  付共シール 紙本 44×52 額63×70

Z-050 東海道五十三次漫画絵巻物

33×245 表具952×245ほか ヤケ オレ キレ 五十五図 近藤浩一路箱識

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二 ¥120,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端
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アイヌ

Z-052 蝦夷関連書籍 一口  ¥700,000~ 15×22ほか

二 ¥300000~ 付時代溜塗合箱(桐) 紙本 唐木軸端 蝦夷85×50 表具94×128ほか ヤケ シミ ウキ オレ  表具ヤケ 「園林文庫」印

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Z-053 蝦夷・朝鮮地図幅
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Z-055 アイヌ腰差煙草入 ¥120,000~ 付木箱(桐) 七宝緒締 銀煙管 8×5×8

Z-056 アイヌ玉 八 ¥100,000~ 大4×4×4ほか

Z-057 琉球籃胎薄茶器 ¥50,000~ 付識箱(杉) 6×6×6  共色補修 内黒

Z-058 向国鼎 一行書  未装仮巻 ¥50,000~ 紙本 26×62 シミ スレ オレ 琉球

Z-059 伝川又常正 肉筆秘画帖 ¥120000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 39×26 帖42×29×35 シミ 虫穴  十二図

Z-060 肉筆秘画 未装 八 ¥50000~ 絹本 33×28  ヤケ シミ 虫穴

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琉球 秘画 Z

小特集 湖国点描

Z-061 上田公長 芦白鷺屏風 本間 六曲 一隻 ¥70,000~ 紙本 348×154  屏風364×173 ヤケ シミ オレ 虫穴  上田公長(生歿年未詳)は嘉永年間頃活躍した画家。字有秋、別号應州。大阪の人、呉春に師事。紀州徳 川家十一代藩主斉順に召され、御用絵師となる。

Z-062 萬里 木賊大鷭画幅 ¥30,000~ 絹本 42×126  表具54×190 ヤケ シミ 軸端欠

Z-066 近江八景 加賀暖簾 ¥30,000~  105×184 シミ 絹  三ツ割蔦紋 三巾 本来五巾か

Z-063 櫂

¥30,000~ 47×193

Z-064 岡島清曠  近江八景画幅 ¥30000~ 付二重箱(内

識桐 外合溜塗) 紙本

骨軸端 30×133

表具42×222 ヤケ  雲山人箱識

岡島清曠(文政六・1823 ~明治十・1877)は近世末 期の四条派の画家。字を素 竹、号を士顔、清曠は名。 横山清曠の門人、『平安人 物志』慶応三年版に登載。

Z-065 紀楳亭 山水画幅 ¥50000~  付木箱(桐) 紙本  唐木軸端 40×128 表具57×208 ヤケ

Z-067 宮尾しげを 竹生島の天女画幅 ¥30,000  付木箱(杉) 紙本 P軸端 42×30  表具55×125 シミ オレ 表具シミ

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Z-068 希世霊彦 詩文幅 ¥250000~ 付時代箱(桐 貼札)  紙本 雑木軸端 23×26 表具55×116 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ

Z-069 近江八景蒔絵二段印籠 ¥150000~ 付木箱(杉) 硝子緒締 饅頭根付 6×3×55 ソゲ 隅キレ 内梨子地

Z-070 旦入 宝珠形香合 ¥80000~ 付共箱(桐) 6×6×45 蓋裏押印 「比良山土造」高台内彫字 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

¥50000~ 付時代識箱(桐) 15×13×10 磁貫 ヒビ、口辺金補修

Z-072 近江八景染付鉢 ¥30,000~  31×31×8

Z-073 丸瓦 ¥30,000~ 16×30×8 「丙享保元年 江州蒲生郡八幡山本町元  申八月吉日 前原氏垣内六兵衛」刻字

Z-074 鋳鉄涼炉 ¥30,000~ 13×13×13  家戌日本琵琶湖在東

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Z-071 唐津姥ヶ餅絵茶碗
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付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 51×40 表具67×127 沢宏靱(明治三十八・1905~昭和五十七・1982)は滋賀県生まれ。西山 翠嶂に師事する。創画会会員、日展特選帝展・文展入選。

Z-077 山元春挙 古巌新松扇面幅

¥30,000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 56×18 表具67×122 シミ 川村曼舟箱識 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀 県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居士。野 村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞を重ねる。京

都画壇において竹内栖鳳とともに活躍。京都市立絵 画専門学校教諭、帝室技藝員、帝国美術院会員。

Z-078 和気金詩子 「琵琶湖暮色」画額

Z-079 狩野探泉 近江八景画巻物

¥30,000~ 付時代識箱(杉) 紙本  唐木軸端 300×20 表具320×20 ヤケ 狩野探泉(生年未詳~文化十三・1816)は名守之。 探索の男。法眼。鍛冶橋狩野家の一員。

Z-080 二代久楽弥介 陶製猿  ¥30,000~ 付時代共箱(杉) 9×9×185 窯ヒビ  享和年間(1716-36)

Z-081 巌谷一六 三行書幅 ¥30,000~ 紙本 唐木軸端 50×129  表具64×195 ヤケ シミ スレ 穴  ヨゴレ 巌谷一六(天保五・1834~明治三十 八・1905)は近江出身の書家、官僚。能 書家として知られ、日下部鳴鶴、中林梧 竹とともに「明治の三筆」に数えられる。

227 Z-076 大津絵 友禅襦袢 ¥50,000~ 124×124×43  シミ
Z-075 沢宏靱 湖畔画幅 ¥50000~
¥30000~ 紙本 40×31 額56×48  額裏サイン
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床の間遊び

Z-100 中尊寺迦陵頻伽拓本幅 ¥30,000~ 付合箱(桐)

紙本 金軸端 38×33 表具47×121 表具ヤケ Z-101 獅子口系面 ¥40000~ 付合箱(桐) 16×21  大ワレ スレ

Z-102 狩野常信 牡丹花肖柏画幅 ¥30,000~

付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 30×97 表具42×176  シミ オレ 虫穴

狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男。木挽町狩 野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。 Z-103 信楽蛙耳花入 ¥30000~ 11×10×23

Z-104 古材飾台 ¥30000~ 67×51×9

Z-105 横井也有 名月画賛幅 ¥30,000~ 付時代識箱(桐)

絹本 潤塗軸端(剥離) 32×100 表具35×172 薄ヤケ オレ 穴  表具スレ 横井也有(元禄十五・1702~天明三1783)は武士、国学者、俳人。名は 時般、字は伯懐。別号に野有・順寧・知雨亭・半掃庵など。歌名は暮永、 漢詩名は蘿隠、狂歌名は螻丸。

Z-106 黒漆四方高杯 ¥30000~ 33×33×29 ヒビ ソゲ

Z-107 庄司竹真 草花鶴画三幅対 ¥35,000~  付共箱(杉) 紙本 竹軸端 20×128 表具26×200 ヤケ 小シミ  表具オレ、スレ  糸櫻 鶴 秋草 「昭和四年初秋」箱識 「七十六翁」画中 庄司竹真(嘉永七・1854~昭和十一・1936)は日本画家。

Z-108 銅芋頭形掛花入 ¥40000~ 付時代識箱(杉) 95×95×23

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Z-109 英一蝶 職人絵合幅 ¥40000~ 絹本 骨軸端  47×60 表具61×144 ヤケ オレ 表具ヤケ 袴・足袋職人 英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都の人。本姓藤原、多賀、 のち英。別号朝湖・北窓翁など。

Z-110 銅籠編式花入 ¥30,000~ 付合箱(モミ) 12×8×18 Z-111 黒塗春日卓 ¥35,000~ 36×27×24 スレ 小アタリ

Z-112 藤井達吉 山水画幅 ¥30000~ 付共箱(桐) 紙本  陶磁軸端 47×32 表具62×127 シミ 藤井達吉(明治十四・1881~昭和三十九・1964)は愛知県生まれ。独 学で研究し制作活動を行い、明治四十五年(1912)に国民美術家協会を 創立。また昭和五年(1930)には日本産業協会を創立した。昭和二十年 (1945)に小原村で和紙工芸の指導を始めた。

Z-113 黒塗秋草彩絵菓子器 ¥40,000~ 22×22×20  内金地萩彩絵

Z-114 富岡鉄斎 聯 ¥30,000~ 13×190 鉄道人 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。名は百錬、字は無 僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技芸員、帝国美術院会員。

Z-115 大田垣蓮月 和歌彫糸瓜花入 ¥30,000~ 9×9×48

磁貫 ソゲ 大ヒビ金補修

大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠。京都 出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。

Z-116 心田 雪中美人画幅 ¥30,000~ 付共箱(杉) 紙本  陶磁軸端 15×93 表具18×173 シミ オレ 虫穴 表具ヤケ Z-117 銅布袋 ¥30,000~ 像高155 総高165 持物欠

朱塗台(備品)

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ゆ く 末 の 長 き の た め し の い と う り に め て た き ふ し を い く む す ひ せ ん と し 八 十 五 蓮 月

Z-119 原三渓 笠置山画幅 ¥30,000~ 付共箱(桐 貼札)  紙本 唐木軸端 31×126 表具43×195 ヤケ シミ オレ  表具スレ 原三渓(慶応四・1868~昭和十四・1939)は実業家・茶人。本名は富 太郎、号は三渓。

Z-120 木製春日吊燈籠 ¥30000~ 付大工箱 31×26×31

Z-121 別府細工掛花入 ¥30000~ 65×65×17

Z-122 別府細工燭台 ¥30,000~ 11×11×14 垂撥(備品)

Z-123 空海版役行者墨摺幅 ¥30,000~ 紙本

黒塗軸端(剥離) 60×128 表具70×190 ヤケ 薄シミ オレ 表具大シミ、スレ、ウキ、虫穴 「大正十四年(1925)七月七日」背面墨識 Z-124 木彫鬼 ¥30,000~ 像高85 右足先欠

掛置(備品)

Z-125 御鷹目利之覚幅 ¥30,000~ 紙本 骨軸端 49×33 表具60×122 ヤケ シミ オレ 表具スレ、ヨゴレ、穴 Z-126 瓢掛花入 ¥30,000~ 総長15

230 Z

Z-127 油彩天使額 ¥30,000~ 31×40 額43×53 ワレ Z-128 船木倭帆 硝子花器 ¥45,000~ 16×13×21 Shizu彫銘 船木倭帆(1935~2013)は、スタジオガラス第一人者。

Z-129 黒田辰秋 書色紙額 ¥50,000~ 紙本 23×26 額42×45 ヤケ 黒田辰秋(明治三十七・1904~昭和五十七・1982)は木工・漆芸作家。 京都生まれ。父亀吉に師事。昭和四年上賀茂民芸協団を組織。九年志賀 直哉の推薦で初個展。重厚な作風を確立。昭和四十五年(1970)重要無形 文化財(木工芸)保持者。

Z-130 湯桶 ¥30000~ 26×19×18(取手含まず)

Z-131 和蘭陀船画額 ¥30,000~ 紙本 53×40 額66×48  ヤケ シミ スレ 穴 ヨゴレ 表具大アレ、大ヤケ、ヤブレ Z-132 真清水蔵六 琉球南蛮切溜花入 ¥30,000~

付共箱(桐) 17×14×27 「昭和十一年(1936)」箱識

Z-133 HAYASHI HOUSE 1977額 ¥30,000~  60×60 「metalgalleryAOKI」額装

Z-134 洋燈 ¥30,000~ 総高48

231 Z

Z-136 前田暢堂 山水画賛幅 ¥30,000~

付木箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 44×123 表具57×185  ヤケ シミ オレ 前田暢堂(文化十四・1817~明治十一・1878)は、名は碩、字は青牛、 通称碩太郎。阿波半田の人故に半田とも号す。医師前田養拙の子。

Z-137 水石 ¥35000~ 付飾台 45×24×13

Z-138 石川有粼 高士観瀑画幅 ¥35,000~ 付共箱(桐)  絹本 骨軸端 41×134 表具57×199 薄ヤケ 薄シミ 表具オレ、 ヤケ、シミ 「乙丑春日」石川有粼箱識 Z-139 鉄線唐草蒔絵手拭掛 ¥30000~ 65×21×57 ソゲ  剥離

232 Z
Z-101Z-103Z-106Z-108 Z-110Z-113Z-115Z-117
233 Z
Z-105 Z-102 Z-109 Z-116 Z-120Z-121 Z-136Z-138 Z-125 Z-124 Z-122

入札する    オークションご利用ガイド

はじめての方でも安心してご参加いただけるシステムです。海外からの入札にも対応いたします。

1)カタログ発行

カタログがお手元に届きますと、オークション開始です。下見会までの期間でも入札することが出来ます。

2)下見会

・カタログに掲載された作品すべてを展示いたします。すべての作品に多少の経年損傷がございますので、作品のコ ンディションや色味など実見にてご確認ください。

〔予約下見会〕

事前に日時と作品をご指定いただきご来社ください。

〔コンディションレポート〕

作品の詳細画像やダメージなどのコンディションレポートを作成しお送りいたします。お申し込み順での対応とな りますので、お早めにお申し込みください。

3)入札

・所定の入札用紙に入札希望の作品番号や入札金額など必要事項を記入し、入札締切日までに郵送・FAX・メールで ご提出ください。

・到着次第、確認書を送付いたします。入札の追加や金額の変更・取消しは入札締切日まで可能です。

4)結果発表

締切翌日より数日間かけて、開札いたします。入札結果は、落札・不落札に拘らず参加者全てに書面で通知いたします。

各作品の一番札(最高額の入札)が落札となり、最高額の入札が複数の場合は、入札の先着順で落札者を決定します。 締切後の遅着入札は、すでに該当作品が落札されている場合は無効、不落札作品の場合は、再販扱いといたします。

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で ご購入いただけます。(別途手数料など)

カタログ発行 下見会 結果発表 お支払い お引渡し
5)再販

6)お支払い

落札価格と、それに応じた手数料をお支払いいただきます。

落札作品1点につき、100万円以内の金額には15%(別途消費税)、

100万円を超えた金額には10%(別途消費税)の手数料をいただきます。

入札締切より14日以内に、現金・郵便振替・銀行振込のいずれかの方法でお支払いください。ご来店いただける場合 のみ、クレジットカードでの決済が可能です。

<振込先> 京都中央信用金庫 西御池支店 当座 1815131 カ)コギレカイ

7)お引渡し

ご入金確認後、作品をお渡しいたします。

原則、弊社にご来社いただいての引き渡しとなります。ご要望がございましたら、梱包の代行・宅配便の手配も承ります。 作品の引き渡し期間は入札締切日より30日間となり、

以降の保管は1作品1日300円の保管料が発生しますので、ご注意ください。

作品1点を120万円で落札した場合 100万円以内の金額にかかる手数料1 :100万円×15%=150,000 100万円を超えた金額にかかる手数料2:20万円0×10%=020,000

手数料1、2合計+手数料消費税(10%)=170,000+17,000=187,000

携 敬恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵

軸雫 宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍宍

(梱包料含む)

重量物及び離島へのお届けは別途費用が加算されます。

その他オークションに関する詳細は弊社までお問い合わせください。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854

E-mail:office@kogire-kai.co.jp

沖縄 九州 中国・四国 近畿 北陸・東海 関東・信越 東北 北海道 縦+横+高 沖縄 福岡・佐賀・長崎 熊本・大分・宮崎 鹿児島 岡山・広島・鳥取 島根・山口 徳島・香川・愛媛 高知 奈良・滋賀・京都 大阪・兵庫・和歌山 富山・石川・福井 静岡・愛知・岐阜 三重 茨城・栃木・群馬 埼玉・千葉・神奈川 山梨・東京 新潟・長野 青森・岩手・宮城 秋田・山形・福島 北海道 サイズ (cm) ¥2300 ¥1600 ¥1500 ¥1500 ¥1500 ¥1600 ¥2000 ¥2300 1~60 ¥2800 ¥2100 ¥2000 ¥2000 ¥2000 ¥2100 ¥2500 ¥2800 61~100 ¥3,000 ¥2,300 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,200 ¥2,300 ¥2,700 ¥3,000 101~140 ¥4,600 ¥4,000 ¥3,700 ¥3,600 ¥3,700 ¥4,000 ¥4,400 ¥4,600 141~170 ¥24,900 ¥8,000 ¥8,000 ¥7,900 ¥7,900 ¥8,000 ¥8,300 ¥8,700 171~200 ¥33,000 ¥11,900 ¥11,900 ¥11,800 ¥11,800 ¥11,900 ¥12,100 ¥12,500 201~220 ¥41500 ¥12000 ¥12000 ¥11900 ¥11900 ¥12000 ¥12200 ¥12600 221~240 ※配送の場合、別途配送保険料をご負担いただく場合がございます。保険料につきましては弊社までお問い合わせください。
─ 例
配送料 ■費用について
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参考文献一覧

辞典 基本文献

『国史大辞典』吉川弘文館 平成2

『廣文庫』昭和4(6版)

『国書総目録』岩波書店 昭和42

『国書人名辞典』岩波書店 1996

『大百科事典』平凡社 昭和8

『世界大百科事典』平凡社 1992

『国宝』毎日新聞社 昭和43

『重要文化財』毎日新聞社 昭和48

『原色日本の美術』小学館 昭和48

『現代日本の美術』小学館 昭和55

至文堂版「日本の美術」の表記は(日美)とした。

『近代日本美術事典』講談社 1989

『関東水墨画の200年』栃木県立博物館、神奈川県立歴史博物館                               1998 『円山応挙』京都国立博物館 平成7 『近世の大坂画壇』大阪市立美術館 昭和56 『京都と近代美術』橋本喜三 京都書院 昭和57 『洋画のあけぼの』京都文化博物館 平成11 『京都画壇100年の名作展』京都市美術館 1979

公家

『集古十種』(復刻 名著普及会・1980)

『京都大事典』佐和隆研ほか 淡交社 昭和59

『読史備要』東京帝大史料編纂所 昭和10

『有職故実大辞典』鈴木敬三 吉川弘文館 平成8

『公卿辞典』坂本武雄 七丈書院 昭和19

『皇室辞典』井原頼明 富山房 昭和57

『皇位継承儀式宝典』 新人物往来社 1990

『天皇家系譜総覧』 新人物往来社 1990

『日本風俗史事典』日本風俗史学会 弘文館 昭和54

『源氏絵』(日美119)秋山光和 昭和51

『伊勢物語絵』(日美301)千野香織 1991

『垂迩画』(日美274)関口正之 1989

『参詣曼荼羅』(日美331)下坂守 1993

『望月仏教大辞典』世界聖典刊行協会 昭和47

『日本仏家人名辞典』東京美術 平成4(復刻)

『仏具大事典』岡崎嬢 鎌倉新書 昭和57

『仏像図典』佐和隆研 吉川弘文館 昭和37

『仏教絵画』富山美術館 昭和61

『古写経綜鑒』田中塊堂 昭和17

『虚空蔵菩薩』(日美380) 泉武夫 1998

『浄土教画』(日美43) 岡崎譲治 昭和44

『日本佛塔』石田茂作 講談社 昭和44

『ブッダ釈尊』奈良国立博物館 1984

『日本仏教人名辞典』法蔵館 1992

『密教法具』奈良国立博物館 平成5

『経物遺宝』奈良国立博物館 昭和52

武家 『日本の甲冑武具事典』笹間良彦 柏書房 1994 『日本の合戦武具事典』笹間良彦 柏書房 1999 『日本甲冑図鑑』上中下 笹間良義彦 雄山閣 昭和39 『日本の名兜』上中下 笹間良義彦 雄山閣 昭和47 『刀装金工事典』若山猛 雄山閣 平成8 『金工事典』若山泡沫 刀剣春秋出版社 平成11(改)

『刀工総覧』川口陟 刀剣春秋出版社 平成11

『新甲冑師銘鑑』笹間良彦 里文出版 平成12

書画 『古画総覧』佐々木丞平 正子 国書刊行会 2000

『古画備考』(復刻 吉川弘文館・明治45)

『前賢故実』菊地容斎 天保七

『東洋画題総覧』金井紫雲 平成9(復刻版)

『大日本書画名家大鑑』荒木矩編 第一書房 平成3(復刻)

『日本書画骨董大事典』池田常太郎 聚芳閣 大正15

『書画落款印譜大全』狩野亨吉 岩上方外 1996

『中国書画家印鑑款識』上下 上海博物館 1982

『落款花押大辞典』淡交社 昭和57

『日本南画史』梅沢精一 洛東書院 昭和8

『日本南画史』山内長三 瑠璃書房 昭和56

『近代日本絵画史』河北倫明 南階秀爾 中公 昭和53

『浮世絵事典』吉田暎二 画文堂 昭和46

『版画事典』室伏哲郎 東京書籍 1985

『江戸の狩野派』(日美262) 細野正信 昭和63

『狩野派と福岡展』福岡市美術館 1998

『師宣と初期浮世絵』(日美363) 小林忠 1996

『宋紫石と南蘋派』(日美326) 鶴田武良 1993

『谷文晁』(日美257) 河野元昭 1987

『京の絵師は百花繚乱』 京都文化博物館 1998

『桃山絵画』(日美208) 武田恒夫 昭和58

『初期洋風画』(日美80) 坂本満 至文堂 昭和48

『南蛮美術』(日美19) 岡本良知 平凡社 昭和42

『絵馬』(日美92)河田貞 昭和49

『支那人名辞典』上・中・下 大正15

『書画鑑定法』平渡緒川 大正7

『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社

中華民国69

中国 朝鮮『中国美術家人名辞典』兪剣華編 1987 『中国絵画史事典』王伯敏 雄山閣出版 平成八年 『中国書道史』赤井清美 東京堂出版 昭和54 『中国書道辞典』中西慶爾 木耳社 昭和56 『支那絵画史』内藤湖南 弘文堂 昭和15

『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社 民国69 『韓国絵画史』安輝濬 吉川弘文館 昭和62 『朝鮮古書画総覧』李英介 昭和46 『朝鮮書画人物辞典』呉世昌 国書刊行会 平成4 『韓国絵画大観』劉復烈 文教院 1979 『韓国人名字号辞典』李斗煕ほか 啓明文化社 1988 『韓国書画家人名辞典』韓文影 汎友社 2000

書家 『くずし字解読字典』 東陽出版 昭和63 『日本書流全史』上下 小松茂美 講談社 昭和45 『古筆大辞典』 淡交社 昭和54 『俳諧大辞典』伊地知鐵男ほか 明治書院 昭和32

茶道 『原色茶道大辞典』井口海仙ほか 淡交社 昭和51 『現代煎茶道辞典』主婦の友社 昭和56 『茶碗窯別銘款』黒田和哉 グラフィック社 平成10 『茶湯便利帳』宮帯出版〔改訂版〕 平成24

諸器 『平凡社・陶器全集』全32 昭和41 『中世・近世の鏡』(日美394) 久保智康 1999 『和鏡』(日美42) 中野政樹 昭和44 『和鏡』 保坂三郎 昭和48 『柄鏡大鑑』小林達雄監修 平成6 『現代名工・職人人名辞典』日外アソシエーツ 1990 『日本美術家事典』O&M 1998 『遊戯具』(日美32) 関忠夫 昭和43 『古鏡』樋口隆康 新潮社 昭和54 『原色陶器大辞典』加藤唐九郎編 淡交社 昭和17 『陶器大辞典』小野賢一郎 合資会社冨山房 昭和11 染織 『原色染織大辞典』淡交社 昭和52 『染』(日美7) 山辺知行 昭和41 『原色日本服飾史』井筒雅風 平成10 『祇園祭の染織美術』京都書院アーツコレクション167                         吉田孝次郎 1998 芸道 『能狂言事典』西野春雄・羽田昶 平凡社 1987 「『能楽蘊奥集』の資料性」伊藤正義 平成8 「世襲面打家の概要-出目家の周辺-」 見市泰男 平成13 「能面考」 見市泰男 (『観世』連載/平成12年1、2、3、4、5、6、7、                         9、10、11、12月号) 『能狂言面』(日美108) 金子良運 昭和50

漆芸 『棗』池田巌 淡交社 昭和62

『香合』池田巌 淡交社 平成6 『大和古物散策』 岡本彰夫 ぺりかん社 2000 『大和古物漫遊』 ぺりかん社 2003 『日本の漆芸』全六巻 中央公論社 1991 『朱漆』堺市博物館 1986

諸家 『事物起源辞典』 朝倉治彦ほか 東京堂出版 昭和48 『唐船輸出入品数量一覧』 永積洋子 創文社 昭和62 『日本の意匠事典』 岩崎治子 岩崎美術社 1991 『西洋人名辞典』 岩波書店 昭和31 『守貞言謾稿図版集成』 高橋雅夫 雄山閣 2002 『工芸にみる古典文学意匠』 京都国立博物館 昭和55

新刊紹介(一割引きでお取り次ぎいたします)

閨秀書画家辞典  本体 2,300円

仏家

出品する    オークションご利用ガイド

骨董品・美術品の「売却」や「整理」をお考えでしたら、まずは弊社に資料をご請求ください。

最低価格の決定 出品受付書発行 カタログ作製 オークション

出品査定 作品預り

1)出品査定

出品の受付は随時おこなっておりますので、まずは電話・FAX・E-mail等でお気軽にご相談ください。 出品査定は無料でおこないます。査定方法は以下のいずれかとなります。会員登録がお済みでない場合は身分証 (運転免許証・健康保険証・パスポートなど)の提示をお願い致します。

現品査定…作品をご持参いただくか宅送でお送りいただき、弊社スタッフが現品を確認いたします。

簡易査定…作品の詳細情報(画像・品名・寸法など)を郵送やE-mailでお送りください。

2)作品預り

作品の移動開始と共に出品契約が始動いたします。出張集荷時には、お預かりの証として手書きの預書を作成しお渡 しいたします。集荷は弊社スタッフか運送業者を派遣いたします。集荷費用(運送費・人件費)は依頼主負担。 査定時に現品をお送り頂いている場合は、正式に作品受付した後に預書を発行いたします。

3)最低価格の決定

最低価格は5万円以上とします。特集については5万円未満の出品も可能ですが、経費の負担率が大きいためお勧めで きません。出品者に希望価格がある場合には、それをもとに合議します。弊社一任の場合は、最低価格を提示いたしま す。

4)カタログ作製

カメラマンによる撮影、作品を分類して編集、その後印刷へと工程を進めます。

最低価格や作品により掲載のカット数や大きさが異なりますが、編集に関しましては弊社一任となります。作品を手 放されたあとでも掲載されたカタログがお手元に残ります。

5)オークション、再販

カタログ発行・下見会・入札受付・入札締切

入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で 販売されます。

お支払い

6)お支払い

オークション終了後、所定の出品支払日(入札締切日より約一ヶ月後)に、売上から出品手数料・諸費用を差し引き、 事前に希望された受取方法(現金・銀行振込)でお支払いをいたします。振込を選択された場合は所定日に、現金を 選択された場合は、所定日以降ご来社前にご連絡ください。落札者からの入金が遅延した場合には入金を確認して後 の決済となります。

・不落札作品について

オークションで落札されなかった作品及び辞退品は再出品(一定の期間をおいて再度出品)の場合を除き、出品支払日 より30日以内に引き取りを完了してください。ご来社による引き取りを原則といたしますが、宅配便等の手配も承り ます。梱包料・運送保険料は出品者負担。引き取りが所定の期間を過ぎる場合は必ず事前にご相談ください。

出品諸経費

■出品に伴う基本的な経費について

携敬

恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携 敬 恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵携

猿撮影料

猿保険料

必要経費

猿出品手数料

猿出品手数料消費税

猿カタログ掲載料

猿撮影料

猿保険料

■保険料

猿作品宅送料  猿保管資材料(大型・重量品)別途

猿梱包資材料  猿修理代

地震などの自然災害による破損・消滅を除く損害(火災・盗難・破損)を補填します。落札・不落札に関わらず、 出品者の負担となり、料率は最低価格の05%。※作品の移動及び最低価格が未定の作品は対象外。

例)最低価格100万円の場合…5,000円

■掲載写真カット料

1カットにつき1,000円。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。(再出品の場合も同様)

例)①作品 + ②箱書 = 2,000円(2カット使用)

■保管資材料

保管期間中の事故を回避するために、養生箱(紙箱)を個別に作ります。木箱付の場合は不要。  落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。 例)30cm×30cm×30cmの場合…約1,200円/箱  出品作品が、標準的な男性が一人で搬入不可能な作品については、1万円~をご負担いただきます。

不落札の場合 落札の場合
その他 必要に応じて
恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵恵敬

■カタログ掲載費用

出品手数料

一作品につき、落札価格10万円未満は15%、10万円以上は10%(別途消費税)

■経費の負担例 ■不落札品の管理

手数料 20,000円

消費税 2,000円

掲載料(1/6サイズ) 5000円

カット料(1カット) 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品者受取金額 170,400円

※不落札(仮定)の場合の経費負担

カット料(1カット) 1,000円

保険料 500円

保管資材料 1100円

出品精算日より無償保管期間30日を過ぎますと倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/日の有償となります。保管中

のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品 の処分が弊社に一任されます。

※再出品のための滞留は無償。

30,000~50,000円/点 著名物故作家 3,000~5,000円/点 宝石・貴金属類 3,000円/点 刀剣類
サイズ 30,000円 1ページ 15,000円 1/2ページ 10,000円 1/3ページ 7,500円 1/4ページ 5,000円 1/6ページ
1/9ページ
1/10ページ
1/12ページ
1/20ページ
※不落札の場合は免除(無料)。 掲載料
3,500円
3,000円
2,500円
1,500円
一律 500円 写真なし
例)最低価格10万円/落札価格20万円
■鑑定費用  専門機関または専門家による鑑定を行います。

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○Preliminaryinspection

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Forthosewhoareunabletoparticipateinthepreliminaryinspectionweprovidereportsontheconditionofeacharticlewith imagesofaspecifiedareaofthearticleWewillrespondtorequestsforconditionreportsintheorderoftheirarrival Dependingonthenumberofrequestswereceive,wemaynotbeabletoprovideallthereportsbeforetheclosingdate

○ConditionReport
(1)Makeabid (2)Confirmation (1)Makeabid (2)Confirmation (3)BidOpening (4)Results (5)Payment (6)Delivery ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

Determinationofsuccessfulbidsandbidders

BidswillbeopenedaftertheclosingdateThehighestbidforeacharticlewillbethesuccessfulbidIfmultiplebidderstieforthe highestbid,thearticlewillbesoldtothebidderwhosebidformarrivedatKogirekaiearliestProcessingthebidswilltakeseveral days

ThemostrecentbidformsentinbytheclosingdatewillbethebiddersfinalsubmissionOncethehighestbidshavebeen determinedbidderswillnotbepermittedtochangetheirbiddingprices

*Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid,regardlessofbiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidshavebeensubmittedtothearticle,however,thearticlewillbeputupforaresale(Pleaserefertothe descriptionbelow.)

Theresultsoftheauctionwillbesentbye-mailorfaxtoallbiddersregardlessoftheirsuccess

<Commission>

Inadditiontothehammerprice,thebuyerwillberequiredtopayacommissionatarateof16.5%of eachlotwhenthehammerpriceislessthan1,000,000yen,and165%upto1,000,000yenand11% thereafterofeachlotwhenthenhammerpriceis1,000,000yenormore

Forexample,whenthehammerpriceis1,200,000yen,thecalculationisasbelow.

1,000,000×165%+200,000×11%=187,000

Theabovecalculationsdonotincludeshippingfees

■Resale

Articlesforwhichnobidshavebeenacceptedwillberesoldatreservepricestothefirstpaymentofferwereceive

MethodsofpaymentincludethefollowingPleasebesuretomakeyourpaymentbythedeadline

a.Cash

*Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson

b.PostalTransfer

*ApostaltransferformwillbeenclosedintheresultsAlltransferfeeswillbebornebyus(Confirmingpaymentstakesabout4 daysIfyouwishtoreceiveyourarticlesooner,pleasefaxusareceiptconfirmingyourpayment)

cBankTransfer

*AnyensuingtransferfeeswillbebornebythecustomerPleasedepositnecessaryamountintotheaccountspecifiedinthe results

Articlesmaybeacquiredafterpaymenthasbeenconfirmed

Ifnomethodofdeliveryhasbeenspecifiedonthebidform,wewillarrangeforauctionedarticlestobepackagedandsent(using methodabelow)about10daysafterwehaveconfirmedyourpayment

aPackagingandshippingbycourierservice

*Shippingfeesmustbebornebysuccessfulbidders(Pleaserefertotheshippingfeechartattheendofthiscatalogue)Your shippingbillwillbeenclosedwiththeauctionedarticle

Regardingarticleswhicharedifficulttoship,pleasecontactustoreceiveaquotationoftheshippingcosts

*ShipmentsoutsideJapanwillbemadeafterbiddershaveconfirmedandagreedtothewrittenquotationofshippingfeeswe sendthem.

bRetrieval *Pleasenotifyusinadvancebeforevisitingusinperson

Onthespotexchangesofcashandauctionedarticlesarealsopermitted

Ifyouhavemadeyourpaymentinadvancehoweverpleasebringthereceipt

Thetermofarticledeliveryislimitedto30daysafterthebiddeadline. Afterthisterm,storageofarticleswillcost¥300perdayperarticle

Forfurtherdetailsontheauction,pleasecontactouroffice: Tel:075-254-8851 E-mail:office@kogire-kaicojp

(3)BidOpening (4)Results (5)Payment (6)Delivery

KogirekaiAuctionTermsofAgreement

Pleasenotethatallsuccessfulbiddersareresponsibleforpaying thehammerpriceandwillbecharged30% oftheirhammer priceinthecaseofcancelation

GeneralClause

1AllKogirekaiauctionsandresaleshallbecarriedoutaccording totheJapanesetermsofagreementpublishedinthemostrecent Kogirekaicatalogue

2Uponregisteringarticlesorenteringabid,sellersandbidderswill beviewedashavingacknowledgedthetermsofagreement

3AnydisputeswhichmayarisefromaKogirekaiauctionshallbe subjecttothejurisdictionoftheKyotoDistrictCourt

4AllrightsarereservedbyKogirekaiCo,Ltd

DetailedClause

A.Cataloguesandpreliminaryinspections

1Kogirekaiauctioncataloguescontainingphotos,descriptions andthereservepriceofarticlesputupforauctioncanbeacquired forafeeincludingconsumptiontaxandshipping

2Descriptionsinthecatalogueincludesuchinformationasthe registrationnumbertitlequantityandmeasurementsofarticlesput upforauction

3Alldescriptionsofarticles,aswellasassessmentsregardingthe timeoftheircreationareinterpretationsmadebyKogirekaiatthe timeofregistrationandareforreferentialpurposesonlyTheyare notguaranteedandareinsufficientasadefinitebasisfor judgmentKogirekaiwillnotcompensateorbearresponsibilityfor anyissueswhichmayariseduetoerroneousdescriptionsinthe auctioncatalogueWewillhowevercorrectanynoticeableerrors upondiscoveryIfthereisacleardiscrepancyinopinionbetween usandasellerregardinganarticleandthelatteropinionisapplied inthecataloguedescription,wewillindicatethatitreflectsthe seller’sstanceattheendofthedescription

4Thedatainthiscatalogueisforreferentialpurposesonly,and cancelationsofbidsduetomisinformationorinsufficient informationandcomplaintsaboutdamagedarticleswillnotbe acceptedoncethesuccessfulbiddershavebeendeterminedAlso pleasenotethatKogirekaidoesnotconfirmorguaranteethe mechanicalperformanceofmachinerysuchaswatches

5Itisuponbidderstoconfirmscratches,stainsandotherdamage ofarticlesinpersonatthepreliminaryinspectionAsanauxiliary means,however,werespondtorequestsforconditionreportsby phone

6Weprovideconditionreportsonlyduringthespecifiedperiod

7Publicpreliminaryinspectionswillbeheldduringthespecified period

B.Enteringbids

1Beforeenteringabid,biddersarerequiredtoregistertheirname andaddressandsubmittheirbankcertificatealongwithcopiesof officialidentificationdocuments(suchastheirdriver’slicense, healthinsurancecardorpassport)Pleasebesuretoreadthe biddingrequirementscarefullyKogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofabidderwhoseapplication

Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

2Inordertoenterabid,entertheregistrationnumberofthearticle youwishtopurchaseandyourdesiredbiddingpriceonthe specifiedbidform.Bidsmaybesubmittedbypost(Pleaseusethe specifiedenvelope),faxorinpersonIfthetitleandnumberofan itementeredonabidformdonotcorrespondKogirekaiwilldecide whichtoputthroughwithoutconsultingthebidder

3Bidslowerthanthereservepricewillbeineffective

4IfyouareforeigntoJapanandthisisyourfirsttimeto participateinaKogirekaiauction,youarerequiredtomakea depositof30%ofyourbiddingpricebytheclosingdateWithout thisdeposit,yourbidwillremaininvalidAftertheopeningofthe bids,youwillreceiveafull,promptrefundUponrequest,however, thedepositmayberetainedleavingsuccessfulbidderstobe chargedtheremaining70%oftheirbiddingprice

5Kogirekaidoesnotacceptnegotiationstosellunsoldarticles belowthereservepriceNeitherwillwerespondtorequeststo mediatebetweensellersandsuccessfulbidders

6Biddershavetheoptionoflimitingtheirtotalbiddingpriceby

TheKogirekaiauctiontermsofmanagementconsistofageneral clauseanddetailedclausesA,BandC.

ClausesA,BandCeachconcerncataloguesandpreliminary inspectionsenteringbidsandlistingarticlesrespectively

enteringtheirbudgetintherelevantcolumnonthebidform.Ifno prioritysequenceisclarified(Pleasenumberthearticlesoutsideof theframetoclarifytheprioritysequence)andthetotalpriceof successfulbidsexceedstheenteredlimitKogirekaiwillarbitrarily decidewhichsuccessfulbidstoputthrough

7Lotbiddingamethodofbiddingforsimilaritemscollectively requiresconsultationinadvanceInordertomakealotbid,enter thetotalbiddingpriceontheform.Ifthetotalbiddingpriceofalot bidderisthesameasthetotalofallhighestindividualbidsforthe collectionofitems,thelotbiddershalloverruletheindividual bidders

8Bidswillbeacceptedfromthedatethecatalogueisissueduntil thespecifiedtimeoftheclosingdateBidformssubmittedbypost orfaxwillbeeffectiveonlyiftheyreachKogirekaibythespecified timeoftheclosingdate

9Alterations,additions,andcancelationsofbidsandbidding pricescanbemadeuntiltheclosingdateThemostrecentbidform sentinbeforetheclosingdatewillbethebidder’sfinalsubmission 10Thebidswillbeopenedimmediatelyaftertheclosingdate,and eacharticlewillbesoldtothehighestbidderAfterthesuccessful biddershavebeendeterminedtheresultsoftheauctionwillbe senttoallbiddersInthecaseofdelayedcontactwiththe successfulbidder,wewillrespondappropriatelyThebidopening processwillnotbeopentothepublic

11Foreachauctionedarticle,successfulbidderswillberequired topayacommissionfeewhichpercentagedependsonthetotalbid price,andconsumptiontaxonthecommissioninadditiontotheir hammerprice

12Hammerpriceswillbesenttoallbiddersandpublishedinthe nextKogirekaiauctioncatalogue

13Ifmultiplebidderstieforthehighestbidthearticlewillbesold tothebidderwhoseformarrivedatKogirekaiearliest 14Nosuccessfulbidmaybecanceledaftertheclosingdate Delayedpaymentsandothersuchproblems,however,willbe resolvedwithinaspecifiedperiodbychargingthebiddera cancelationfeeof30%oftheirhammerprice(50%ofthe cancellationfeewillinturnbepaidtotheseller)Ifagreement cannotbereachedthroughnegotiationthematterwillbesubject tothelegalproceedingsoftheKyotoDistrictCourtAlllegal expensesmustbebornebythebidderKogirekaiwillnotdo businesswithsuchbiddersthereafter

1550%ofthecancellationfeewillbepaidtotheseller,unless Kogirekaiisunabletocollectthefeefromthebidder 16Paymentsmustbemadewithinthedeadlinethroughcashor depositsintoaspecifiedbankaccountUnlessthenecessary cancelationprocedurehasbeencompletedbidderswillberequired topayaninterestrateof01%oftheirtotalpaymentforeveryday theyarelateinmakingtheirpayment

17Weareopentorequestsfrompublicinstitutionssuchasart museumsthatwishtoextendtheirpaymentdeadlinebeforehand 18Ifasuccessfulbiddercancelstheirbid,thearticlewillbesoldto thesecondhighestbidderatthebiddingpricetheysubmitted 19Assoonaspaymentforauctionedarticleshasbeenconfirmed successfulbiddersmaycollecttheirarticlesUponrequestwewill alsotakeontheprocedureofpackagingandshippingauctioned articlesatKogirekaiInthiscase,bidderswillbechargeda packagingfeeandmustbearallshippingfeesandpremiumsthat ensueSimilarly,bidderswhocommissionthepackagingofan article(includingbreakablesandnonstandard-sizeobjects)toa shippingcompanywillberequiredtobearallcostsOnemonth afterthepaymentdeadlinestorageofarticleswillcost¥300per dayperarticle

20AsarulebiddersoutsideofJapanwillberequiredtomake theirpaymentsincashtotheKogirekaioffice,andsection19 abovewillbeappliedtotheshippingofarticlesoutsideJapanas well 21Kogirekaiwillnotrespondtoanycomplaintsoncepayments havebeenmadetotheseller 22Bidsreceivedaftertheclosingdatewillbeconsideredinvalid

regardlessofthebiddingprice,ifabidforthearticlehasalready beenacceptedIfnobidhasbeenacceptedforthearticle,however, thearticlewillberesoldatthereservepricetothefirstpayment offerwereceiveUnsoldarticleswillbeputupforresaleuntila specifieddateaftertheauction

23Paymentsforresoldarticlesmustbemadewithin10daysafter purchasehasbeendeterminedBidderswhocanceltheirpurchase afteraresaletothemhasbeendeterminedwillbechargeda cancelationfeeof30%ofthereserveprice

24Wewillnotrespondtoinquiriesregardingtheauctionresults forthreedaysaftertheclosingdate

25Articleswithpartsmadeofanimalsprotectedbythe WashingtonConvention(suchasivorycoralcrocodileand alligatorskin)cannotbeshippedoutsideofJapan

26Asarule,werequestthatbiddersarrangefortheshippingof articlesdifficulttoshipthemselves(Forexample,over-sizedor heavyarticles)UponrequestofbidderswhowishKogirekaito packageandshiptheirarticles,Kogirekaiwillprovideawritten quotationofallensuingcosts

C.ListingArticles

1AllitemsthatfollowKogirekaistandardsshallbelistedandput upforauctionWeprovidefreeconsultationThecriteriaassessing thesuitabilityofitemsfortheKogirekaiauctionreflectthecurrent stanceofKogirekaiandareliabletochangebasedonour judgmentfrompastexperiencesandothercircumstancesEven articlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmaynolonger qualify

2Inordertoputanitemupforauctionsellersarerequiredto presentofficialidentificationdocuments(suchasadriverslicense healthinsurancecardorpassport)Kogirekaireservestherightto refuseorcanceltheregistrationofasellerwhoseapplication Kogirekaibelievesmayobstructtheoperationoftheauction

3Thereservepriceofeacharticlemustbenolowerthan¥50,000, andthelistingofcertainarticlesmaybedeniedWeareopento consultationregardingthereserveprice

4Kogirekaimaycancelthelistingofanarticleafterthepublication ofthecatalogueInthiscasethesellermustbearallexpenses exceptforlistingfeeswhichwillbebornebyKogirekai

5Reserveprices(minimumdesiredsellingprices)mustbedecided byKogirekaiandsellersthroughdiscussionandprintedinthe auctioncatalogue

6EvenarticlesthatweresoldinpreviousKogirekaiauctionsmay nolongerqualifyforauctiondependingonthecurrentregulations

7Forfurtherinformationonlistingpricespleaserefertoour separatedocumentonthesubject

8Kogirekaireservesthecopyrightandusagerightsregardingall photostakenbyKogirekaievenaftertheauction

9Ifasellersmakesanyrequestsregardingthephotosoftheir articles(size,thenumberofshotstaken,etc)andKogirekai obliges,theywillbechargedthefulllistingfee,regardlessof whethertheyaresuccessfulinsellingtheirarticleornot

10Thesellerwillberequiredtopayacommissionatarateof 165%ofeachlotwhenthesellingpriceislessthan100000yen and11%ofeachlotwhenthesellingpriceis100000yenormore

11Sellerswillbeinformedoftheauctionresultsbyaninterim report,tobefollowedbyanofficialreportoncebidders’payments havebeenconfirmed

12Sellerswillbepaidwithin30daysafterthesuccessfulbidder hasbeendeterminedIfthebidderislateinmakingtheirpayment, sellerswillreceivepaymentonlyafterthebidder’spaymenthas beenconfirmed

13Ifarticlesaredamagedorlostinaccidentssuchasfireortheft whileunderourcare,thesellerwillcoverthedamagebypayingan insurancepremiumof05%thereservepriceWhileotherdamage willbecoveredbystandardinsurance,Kogirekaiwillbeexempt frompaymentsof¥50,000orless,andnomorethan80%ofthe reservepricewillbeinsuredDamagecausedbyearthquakes, thunderstormsandothernaturaldisasterswillnotbeinsuredAny

issueswillbesettledaccordingtothetermsoftheinsurancepolicy employedKogirekaiwillnotcompensatearticlesdamagedby conditionsforwhichwebearnoresponsibility(changesinweather indoorenvironmenttemperaturehumidityandsoon)unlessthe articleiscompletelydestroyedinwhichcasethesellerwillreceive upto5%ofthereservepriceIfanarticleisdestroyedbeforea reservepricehasbeenagreedupon,thesellerwillreceiveupto ¥50,000incompensation

14Theinsuranceandcompensationinaboveclause13doesnot coverdamageinflictedonunlistedarticlesduringshipping 15Allpackagingmaterials(paper,woodenboxes)andevaluations ofarticlesbyanappraisermustbepaidforbythesellerForfurther informationpleaserefertoourseparatedocumentonpackaging materialsandexpenses

16Unsoldarticleswillbereturnedtosellersafteracertainamount oftimeThesellermustbearallshippingfeestohaveunsold articlesreturned

17Thecontractcomesintoforceafter5daysoflisting confirmationformispublishedAnycancelationsbysellersafter listingconfirmationformispublishedwillbechargedapenalty Sellerswhocancelthelistingofanarticlepriortothepublicationof thecataloguewillbechargedapenaltyof30%thereservepriceIf thelistingofanarticleiscanceledafterpublication,thesellerwill bechargedvariousexpensesincludingthelistingfee,photography fee,insurance,packingmaterialsandpenaltyof30%thereserve price

18ArticlesbeingtransportedinKogirekaivehiclesareuninsured Sellerswhofeeltheneedtoinsuretheirarticlesshouldmake arrangementspersonally

19ArticlesstoredbyKogirekaiareuninsuredwhilebeing transportedbetweenourfacilitiesusingpublicroads

下見会会場風景

古裂會では、随時出品を 受け付けております。

手放された作品は、お送りするカ タログという形で遺していただけ、 整理や終活としてもご好評いただ いております。まずはお気軽にお 問合せください。

TEL:075-254-8851

(10:00~17:00 日祝休み)

今後の開催予定と出品締切日 134回 特集 有職・公家文華・清華譜 (1月下見会)10月中旬 135回 特集 佛教美術 (3月下見会)12月中旬
禁、無断転載 複製 発行日 2023年8月18日 issued; 18th Aug. 2023 http://www.kogire-kai.co.jp e-mail office@kogire-kai.co.jp 〒604-0811 京都市中京区堺町通二条上る亀屋町176 TEL.075-254-8851 FAX.075-254-8854 176, Kameya-cho, Nakagyo-ku, Kyoto, 604-0811 JAPAN.

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