N°742
15 mai 2013
オヴニー・パリの新聞 月 2 回発行・無料 LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT www.ovninavi.com ovni@ilyfunet.com tél:+33(0)1 4700 1133 fax:+33(0)1 4700 4428
同性同士の結婚可能に— 2 インクレディビーレ! — 4 アスパラガスのキッシュ — 6 映画の中のパリ特集 — 8,9 3 行広告 — 10,11,12,13
Articles en français—14 日本のフランス関連インタビュー — 15
映画の中の、こんなパリが大好き。
特集は 8 頁、9 頁につづく
映画は虚実が交錯する。 時には「虚」の方が「実」より 実在感があったりする。 ビリー・ワイルダーの傑作喜劇 『あなただけ今晩は』では、 パリの中央市場脇の娼婦街が、 当時の雰囲気をよく伝えているが、 これは『北ホテル』や 『天井桟敷の人々』でも名高い アレクサンドル・トローネルの 手による、ハリウッド撮影所内の セット。
パリはさまざまな映画の名作の舞台になっ
ジャンヌが出会ったシーンに結びつく。今
ている。ベルヴィルの丘の上のパン屋の前
はすっかりきれいになってしまったサンラ
を通ると、ラモリス監督『赤い風船』の主
ザール駅といえばキェシロフスキの『ふた
人公の少年がその店に入り、風船が外で待
りのベロニカ』。駅構内の喧騒が聞こえてく
っていたことが目に浮かぶ。カンパーニュ・
るカフェのシーンが忘れられない。
プルミエール通りでは、ゴダールの『勝手に
ヌーヴェルヴァーグ以来、カメラが撮影所
しやがれ』のミシェルことベルモンドが撃
のセットから町中に出るようになって、映
たれて死んでいく。セーヌ川に架かる 2 階
画のパリ風景が一挙に広がった。そこで、
建ての橋はいつ見ても、ベルトリッチの
スタッフそれぞれが、好きな映画の中の好
『ラストタンゴ・イン・パリ』で、ポールと
きなパリ風景を探ってみた特集です。(真)