N°760
15 mars 2014
オヴニー・パリの新聞 月 2 回発行・無料 LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT www.ovninavi.com ovni@ilyfunet.com tél:+33(0)1 4700 1133 fax:+33(0)1 4700 4428
混迷のウクライナ̶ 2 「声」ってなあに? ̶ 5 鶏肉の煮込み、チョコレート風味 ̶ 6 パリ・ポエティック ̶ 8,9 3 行広告 ̶ 10,11,12,13
Articles en français—14 日本のフランス関連インタビュー ̶ 15
パリ・ポエティック! Assis sur la fleur
Le bouddha qui nous regarde On dirait qu'il vole 花に座し 見守る仏 空を飛び
ヴィヨン、ランボー、エリュアール。彼らが生きた詩の都、 年間、絶え間なく名詩が響く老舗の店でも、巷(ちまた)のバ パリの町にも春がきた。 『 Printemps des Poètes(詩人の春)』 ーの「スラム」でも、観客たちを前にして、若い詩人は今夜 を筆頭に、詩をメインにしたイベントがあちらこちらで花開 き、みんなの興味をかき立てる。
も、新たな歌をつむぎだす。 寺山修司の『書を捨てよ、町に出よ』ではないけれど、本
言の葉も若葉も萌(も)える季節には、俳句に挑む児童らが、 を読むのはやめにして、今も脈打つ詩人の血、息吹きをもと 詩情の種を探しつつ、博物館を駆けめぐる。 文字で読むのもいいけれど、耳で聞くのも心地よい。50
め町に出た。(康)