OVNI 825

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1er mars 2017

オヴニー・パ リの 新聞

LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT w w w. o v n i n a v i . c o m m o n o v n i @ o v n i n a v i . c o m tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI OVNI_NAVI

Par-ci, par-là

04

親子でビオ・ファッションの時代? Cinéma

05

A table!

06

黒沢清監督のフランス映画。 洋なしのタルトを作ってみよう。 Petites Annonces

暮らしに便利・掲示板。

毎月 1 日・15 日発行

09-11

Gratuit / 無料

ルノワールの家 、 カーニュの町。 地

中海に面したカーニュ・シュル・メー ルは画家ピエール オーギュスト・ ルノワール(1841-1919)が晩年を 過ごした町。町はずれの小高い丘の斜面に建 つ彼の家は、現在ルノワール美術館になって いる。500年以上を経たオリーブの木が伐採 されるのを防ぐために購入した土地だった。 庭には、ルノワールに救われた150本のオリー ブの古樹が今も残っている。

カーニュに移り住んだのは、南仏の温暖な 気候がリューマチに良いからだった。リューマ チのせいで手が不自由だったルノワールは、 それでも描き続け、この地で亡くなった。  すでに大画家になっていた彼のもとに、マ ティスをはじめ、多くのアーティストが出入り した。その中に、フランス留学中の若き梅原 龍 三 郎(1888-1986) もいた。1909年2月、 ルノワールを慕ってわざわざカーニュに会いに

やって来たのだった。二人の交流は、3月29 日まで大阪で開催中の「拝啓ルノワール先生」 展で詳しく紹介されている。  カーニュは、山あり、海ありの風光明媚な、 中世の面影を残した町だ。早春の一日、ルノ ワールの家を訪れた。庭のビターオレンジの 木には、ルノワールが描いた豊満な女性をほ うふつさせる果実が、採る人もなく、たわわ に実っていた。 (羽)


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