N°
899
1er juillet 2020
オヴニー・パ リの 新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT w w w. o v n i n a v i . c o m m o n o v n i @ o v n i n a v i . c o m tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI OVNI_NAVI
Spécial Sud
南フランスの夏やすみ。
01-03, 11-12
Cinéma
05
世界初の女性映画監督、なぜ無名?。 Cuisine
南フランスの野菜オーブン焼き。 Petites Annonces
暮らしに便利・掲示板。
06
毎月 1 日・15 日発行
09-10
Gratuit / 無料
南フランスの 夏やすみ。
久
しぶりに聞く蝉の声。坂道を登り つめると、さらに細い小路がのびて いる。ひなげしや夾竹桃が咲き乱 れる石段をのぼると、眺めがひらけた。ここ ローヴの丘の上からは、セザンヌが何十回も 描いたサント・ヴィクトワール山が、澄んだ空 の下にくっきりと見える。丸いシルエットのオ リーブの木、細長い糸杉、斜めに伸びた松の
大木が織りなす南フランスの自然の造形美。 この風景に心を動かされた画家と、時を超え て何かを共有したような気分に浸るひとときだ。 今回は、エクサン・プロヴァンスを拠点に 日帰りの小さな旅をして、そこに暮らし、文 化の種を蒔いた人たちの家を訪れた。日本 の人なら小学校の図書室などで一度は手に したことがあるだろう『ファーブル昆虫記』
のジャン=アンリ・ファーブルが観察や実験を 行った家と庭。 『木を植えた男』など、マノス クやその周辺の自然や村が舞台の小説を書い たジャン・ジオノの家。生まれ育ったプロヴァ ンスを愛し描いたセザンヌのアトリエ。コロ ナ後、まだ全てはオープンしていないけれど、 その分、人も少なめの南の町を楽しんだ。 (p.2−3、p.11-12に掲載しています) 。 (六)