N°
911
1er mars 2021
オヴニー・パ リの 新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT w w w. o v n i n a v i . c o m m o n o v n i @ o v n i n a v i . c o m tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI OVNI_NAVI
Spécial
ソンム湾鉄道に乗りに行こう。
Actualitésア
02-03 04
「イスラム主義擁護左翼」論議沸騰。 A table !
05
鶏の胸肉のフライに野菜のマリナード。 暮らしに便利・掲示板。
毎月 1 日・15 日発行
06-07
Gratuit / 無料
北ー フラ スッ をソ 走る オ ビンュ ン、、 蒸気機関車。 宮 崎 駿 を 織 る 。
Petites Annonces
©️D.Williams
フ
ランス北部、ソンム湾の岸辺を走る
復活させた。数人で活動を始めた協会は50年の
アナトール・フランス、コレットらが詩に詠んだ、
「ソンム湾鉄道」は、1970年代に廃
時を経て、今では職員20人、ボランティアが約
鉄道の通る町サン・ヴァルリーに一泊してソンム
線になったローカル線を数人の鉄道
200人という鉄道を運営する非営利団体として
湾周辺を散策するのも一興だ。冬の間はディー
ファンが復活させようと始めたものだ。廃駅の周
は国内最大規模に成長。ソンム湾鉄道は毎年
ゼルだが、暖かくなれば蒸気機関車もお目見え
りや線路の草むしりから活動を始めた小さな協
20万人の乗客を迎えるようになった。
する。火室の石炭を燃やして少しずつ機関車を
会は、少しずつ古い蒸気やディーゼルの機関車、 子どもたちのバカンスが終わる3月6日まで運
温め、発車までに4時間を要するという、ゆった
客車貨車などを修理して「軌道」に乗せ、3つ
行が続き、その後は4月から本格的に運行が再
りペースの列車に揺られて自然を満喫する休日
の海水浴場を結ぶ、全長27kmの海浜鉄 道を
(六) 開される。時間があるなら、ヴィクトル・ユゴー、 はいかがだろう。