N°
957
1er février 2024
オヴニー・パリの新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS MENSUEL GRATUIT www.ovninavi.com monovni@ovninavi.com tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI OVNI_NAVI
Exposition
04
ヴィクトル・ユゴーの孫の絵画展。 05
A table!
うさぎ肉をスモモと煮込んでみよう。 Actualité
08
Petites Annonces
暮らしに便利・掲示板。
10 -11
冬が熱い︑
ダンケルク︒
農業従事者、トラクターで抗議。
毎月 1 日発行
Gratuit / 無料
フ
ランス北端の都市ダ ンケルクは冬のカー ニバルで有名だ。
1月から3月までダンケルクとそ の周辺の町で次々と祭が開か れる。かつてアイスランドまで 6 ヵ月間のタラ漁に出る漁師た ちが陸を離れる前に宴をした のが起源だというが、荒海で の漁は死と隣り合わせだったと いうから、最後になるかもしれ ない祭には全身全霊で臨んだ に違いない。ここでは結婚の 契約に、祭りの期間中は好き なことをやっていいという「カー ニバル条項」が記されるとい う伝説もある。そのカーニバ ルが最高潮を迎えるのがこの2 月。ダンケルクと、ふたつの隣 接した地区で祭が続く「楽し き3日間」には、休暇をとって 専念する人たちもいるほどだ。 今回は近くの村の小規模カー ニバルを体験し、"本番"に備 えることにした。 20世紀初頭、海水浴ブーム にのって開かれたマロ=レ=バ ンの砂浜とエレガントな遊歩道、 そこが舞台になった第二次大 戦中の「ダイナモ作戦」に関す る博物館も必見だ。19世紀の 巨大な砂糖倉庫が市民の文化 活動の場として甦えった「アー ル・オ・シュークル」 、造船所 を改築したアートセンターに行 けば、フランス第3の商業港の 歴史の厚みと、今日の町の鼓 動が感じられるだろう。 (六) ダンケルク特集はP1 〜 4に掲載。